あなたの目の前に、ひとりの少女が座り込んでいます。

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1 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/17(日) 23:53:38.99 ID:SzOrq7oho
 どうしますか?
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 23:56:22.14 ID:s/gyuHZxO
様子を見る
3 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/17(日) 23:58:39.35 ID:SzOrq7oho
>>2
 ではあなたは、少女の様子をじっくりと観察してみます。
 あなたが少女を見つめていると、少女もまた、感情の灯らない瞳でじっとあなたを見つめ返します。
 もしあなたが少女に対して何らかのアクションを取らなければ、少女もまた、あなたに対してこれ以上何らかのアクションを起こす事もありません。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:00:26.21 ID:frhIHB540
少女の鼻をつまむ
5 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 00:04:01.20 ID:nLEoUH19o
>>4
 ではあなたは少女に目線を合わせ、少女の鼻をつまんでみます。
 少女はあなたに手を近づけられ、鼻に指をあてがわれても、何の反応を表す事もありません。
 あなたが少女の鼻をつまもうとするならば、その企みは何の障害もなく成功します。
 少女はあなたに鼻をつままれたまま、昏い瞳でじっとあなたを見つめ続けます。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:11:43.88 ID:w9hJUGGso
少女の容姿を詳しくとまわりがどうなっているか確認する
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:11:56.48 ID:UD2cbbzMO
周囲の観察
8 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 00:24:30.50 ID:nLEoUH19o
>>6
 ではあなたは、少女の容貌について詳しく観察します。
 少女は見たところ、歳のほどはかなり幼く見えます。少なくとも、二次性徴がまだ迎えきっているようには思えないでしょう。
 少女の外見で最も目を引くのは、床に無造作に伸び散らばっている白銀色の長髪と、その奥から覗く感情の読み取れない紅の双眸です。
 身を隠しているのは純白の病衣で、至る所がほつれ、また所々に赤褐色の染みが広がっています。

 病衣から伸びる四肢は細く、同年代の平均と比べてやや華奢めに感じられます。
 その肌は雪のようにきめ細やかで、そして不健康なほどに色白です。傷などは後述の大きな痕と右脚を除けば全くと言っていいほど見当たりません。
 病衣の下には何も着込んでいないようで、薄い布から見えるのはほんの僅か膨らみ始めた胸と、その中央やや左を縦に走る大きな切開痕です。
 少女の右脚には無骨な足枷がつながれており、足枷と少女の脚の接触部からは赤い液体が垂れ、足元に小さな水たまりを作っています。
 足枷からは太い鎖が伸び、それは少女の背後にある壁へと続いていきます。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:29:43.70 ID:trJdj2bKo
少女を舐めて味を確かめる
あと会話を試みる
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:31:30.72 ID:1/1EwXkrO
あるもので出来る分での応急手当
11 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 00:33:56.57 ID:nLEoUH19o
>>6-7
 次にあなたは周囲の様子を見渡します。
 あなたが立っているのは、48畳程度の広さはある大きな灰色の部屋です。
 床や壁、天井といった外壁は石材で出来ており、それらは全て塗りムラ無く灰色に塗りつぶされています。
 天井は高く、等間隔に昼光色の蛍光灯が設置され、中央には監視カメラらしきものが吊り下げられています。
 床には白いチョークで巨大な絵が描かれており、それは真上から見れば、少女の繋がれた壁を北にした方位磁石の絵だとわかるでしょう。

 部屋の北側には少女が繋がれた壁が存在しています。
 部屋の西側にはたくさんの金庫群が、壁に埋め込まれています。
 部屋の東側には大きな本棚が設置されています。
 部屋の南側には鉄でできた扉が存在します。
 部屋の中央には硝子の丸テーブルと、それを囲むようにして硝子の椅子が幾つか置かれています。
 これらのオブジェクトについてより詳しく知りたい場合は、これらに近づいて観察する必要があります。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:38:22.05 ID:nZMciCiTO
近づいて調べる
13 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 00:40:40.54 ID:nLEoUH19o
>>9
 ではあなたは少女の眼前に近づき、その舌でもって少女を蹂躙します。
 あなたに顔を近づけられても、少女は嫌な顔もせずじっとあなたを見つめ続けています。
 あなたの舌先がその柔肌に振れた際、生理的な反応として少女の身体が震えますが、それ以上の反応はありません。
 少女の皮膚からは特筆すべき味は感じられません。それはただ皮膚の味がするというだけでなく、汗などの代謝により発生する老廃物の味もしない、ということです。

 次にあなたは少女に対して、言葉をかけてみようと考えます。
 さて、具体的にどんな言葉をかけましょうか。

>>10
 ではあなたは所持しているもので、少女の傷を手当しようと考えます。
 しかし今のあなたは少女に手当するべき道具も、手段も所持してはいません。
 もしこの部屋にあるものを使用する場合、具体的にどの道具を使用するのか考える必要があるでしょう。
14 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 00:41:40.06 ID:nLEoUH19o
>>12
 ではあなたは部屋にあるものに近づき、それらについてより詳しく知りたいと考えます。
 さて、具体的に何に近づきましょうか。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:48:47.34 ID:nZMciCiTO
本棚
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 00:50:35.04 ID:trJdj2bKo
舐めてスマンと声をかける



安価というかレスは基本全部処理する感じか
17 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 01:04:34.89 ID:nLEoUH19o
>>15
 ではあなたは部屋の東側に設置された本棚に近づきます。
 本棚は2mほどの高さで、素材は石材で出来ています。本棚の表面は全て灰色の塗料で塗りつぶしがされています。
 本棚は等間隔に硝子の板で仕切られており、6つの行と、2つの列、計12の空間に分断されています。
 そのうちほとんどの空間には物は一切置かれていません。

 最も左上、1行目1列の空間には、とても大きく分厚い古書が置かれています。
 古書の表紙には「Document;A」の記述が見られます。。
 3行目1列の空間には、2つの小さな硝子の板が、重なるようにして置かれています。
 3行目2列の空間には、1辺が60cm程度の、黒い立方体が置かれています。
 6行目2列の空間には、文庫本サイズの本が置かれています。
 本の表紙は灰色の塗料で塗りつぶされており、表題や表紙絵は確認できません。

>>16
 ではあなたは、少女に対して行った行為を謝罪します。
 あなたの言葉に対して、少女が何らかのアクションを起こす様子はありません。
 あなたを見つめる眼は変わらず、その口が何らかの言葉を紡ぐ気配はないのです。
 それが彼女が言葉を理解できないからか、それとも言葉を紡げない理由があるのかはわかりませんが。
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 08:36:59.91 ID:r+VjvEGDO
これ前にも見たな
リセットして第二段?
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 08:56:23.64 ID:w9hJUGGso
金庫と扉の周囲を観察
20 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 11:42:58.08 ID:nLEoUH19o
>>19
 ではあなたは部屋の西側に設置された金庫に近づき、その周辺を隈なく探索します。
 壁には横に5列、縦に5列で計25個の金庫が存在しており、左上を1、右下を25として左から右へ番号が振られています。
 それぞれの金庫は扉に番号が刻まれている事を除けば全て同一のものであり、外見による違いは見受けられません。
 金庫群の隣には小さなコンソールが壁に埋め込まれています。
 コンソールは上部と下部の2つのパーツで形作られており、下部にはwindowsの標準104キーボードが設置されています。
 上部には横幅のディスプレイが設置されており、下部の入力装置と連動しています。
 ディスプレイには黒い背景に白色のTahomaフォントで「◆」の文字が左端に入力され、入力待ちのカーソルが規則的に点滅を繰り返しています。

 次にあなたは部屋の南側に設置された扉に近づき、それについてよく観察します。
 扉は片開きの1枚扉で、右手側に取っ手が備え付けられています。取っ手には、鍵穴が開けられています。
 扉には硝子でできた透明なネームプレートが打ち込まれており、ネームプレートには「#808080」の文字が刻まれています。
 それ以外に、この扉に目を引くような特徴は見受けられません。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 12:02:36.12 ID:kFnfX5ynO
…使い回し
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 14:50:48.04 ID:w9hJUGGso
Document;Aに書かれている事と丸テーブルを確認
23 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 20:05:14.03 ID:nLEoUH19o
>>22
 ではあなたは、「Document;A」と書かれた古書の中身を確認します。
 「Document;A」を構成している用紙は古びた羊皮紙で、時間による劣化のためか内側が僅かに曲がっています。
 この古書の頁はほとんどが何も書かれておらず、羊皮紙にはインクのひとつも落とされてはいません。
 唯一最初の頁には、小さく几帳面そうな手描きの黒文字で、次のような事が記載されています。

「DEC 17th ; birth」
「DEC 17th ; You came to M**y* Room 」

 次にあなたは部屋の中央に鎮座する、硝子の丸テーブルに近づいていきます。
 それはやや低めの座高に合わせられた、大きな硝子の丸テーブルです。テーブルは脚まですべての素材が硝子で出来ており、底面と床は固定され動きません。
 テーブルの上には、2つの厚底コップと、1つの大きな丸皿が置かれています。これらはともに硝子の素材で出来ています。
 厚底コップには、それぞれに赤い液体がなみなみと注がれています。液体はどろりと半液体的で、そして甘酸っぱい匂いを漂わせ、湯気を発しています。
 丸皿には2つのバターロールが置かれています。バターロールはまるで今作りたてが出てきたばかりかのようで、仄かな小麦粉と牛酪の薫りが辺りに立ち込めています。
 テーブルの周囲には、やはり低めの座高で作られた硝子の椅子が合計で4つ、テーブルを囲むように置かれています。椅子もまた脚が床に固定されており、動かすことはできません。
 テーブルや椅子に、これ以上目を引く特徴は見受けられません。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 20:35:43.64 ID:w9hJUGGso
コンソールに46cmv7iLrMと入力
扉が開くか確認
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 20:59:19.12 ID:xkIbLF5i0
バターロールを自分で少し食べて毒見した後少女に食べさせる
26 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 21:15:57.11 ID:nLEoUH19o
>>24
 ではあなたは金庫の横に設置されたコンソールに、「46cmv7iLrM」と文字を入力します。
 あなたがもしそのままエンターキーを押すならば、ディスプレイは数秒の沈黙の後、次のような文字を出力します。
「...O.K. Authenticated. Now connecting, please wait. ...Conpleted.」
 これらの文字が出力されたと同時、あなたの隣にある25個の金庫群から一斉に解錠音が聞こえます。

 次にあなたは南側に設置された扉へと近づき、それが開くかを確認します。
 あなたが扉に手をかけ開こうとしても、扉はまるで開く様子がありません。
 どうやら鍵で固定されているようです。

>>25
 ではあなたは2つあるバターロールを1つだけ取って少しだけ口に含み、毒味を行います。
 あなたがバターロールに口をつけると、仄かな甘味と小麦粉特有の芳醇な薫りが口の中に広がります。
 生地は未だ柔らかく、やや温かみを保ったままでいます。それを食べたことにより、あなたの健康状態に悪影響を及ぼしている様子はありません。

 次にあなたは少しだけ喪失されたバターロールを少女に差し出します。
 少女は差し出されたバターロールをじっと見つめると、数秒の後にその小さな両手であなたのバターロールを受け取ります。
 少女は受け取ったバターロールを口には運ばず、緩慢な動作で左右に引っ張り、引きちぎります。
 左右に分断されたバターロールからはいくつかのパン屑と、そして掌に収まる程度の大きさの、金属製の何かがこぼれ落ちます。
 それは鍵です。見る方向によって様々に色を変える不思議な虹色の鍵が、パン屑とともに床に散らばっています。
 少女は落ちたそれをじっと見つめた後、興味を失ったかのように引きちぎったバターロールに視線を戻し、幼い口で少しずつ咀嚼していきます。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 21:22:55.65 ID:T3TG6weoO
懐かしいな


少女の頭を撫でる
28 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 21:32:04.01 ID:nLEoUH19o
>>27
 ではあなたは少女の頭に手を伸ばし、左右へと動かします。
 少女の白銀色の髪は柔らかく、長い毛はあなたの指に絡みつき、すっと通っていきます。
 少女はあなたの行為に抵抗することなく、無言でその行為を享受しているように見えます。
 両の紅い瞳は、自身の頭を撫でているあなたを、ただじっと無感情に見つめ続けています。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 21:42:57.98 ID:xkIbLF5i0
液体を少女に見せて反応を見る
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 21:47:26.74 ID:w9hJUGGso
7番のロッカーを開ける
31 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 21:58:26.80 ID:nLEoUH19o
>>29
 ではあなたは液体が入った厚底カップを取り出し、それを少女に見せてみます。
 少女は差し出されたそれを一見し、あなたを一瞥し、再度液体に視線を戻します。
 その後少女から、何らかの特別な反応が見られることはありません。
 ただじっと、あなたの手にある液体を見つめ続けるばかりです。

>>30
 ではあなたは7番のロッカーに手をかけ、扉を開きます。
 あなたが扉を引くと、同時に他の全てのロッカーから駆動音が発され、再び扉が固定されます。

 あなたが開いたロッカーの中には、1つの鍵が収納されていました。
 鍵は先程あなたが見た虹色の鍵に形状はよく似ています。
 鍵全体はピンク色の塗料で塗りつぶされており、キーチェーンと小さなハートの金属アクセサリーが取り付けられています。
 取り付けられたアクセサリーもまた、ピンク色の塗料で塗りつぶされています。
 それ以外に、このロッカーにめぼしいものは見当たりません。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 22:06:10.29 ID:w9hJUGGso
前とロッカーの中身は変わってるか

南側の扉が開けるか確認、開けるなら開いて外の様子を見る
33 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 22:15:46.08 ID:nLEoUH19o
>>32
 ではあなたは所有している2つの鍵を用いて、南側の扉を開ける事ができるか確認します。
 あなたが虹色の鍵を扉に差し込むならば、鍵は鍵穴にしっかりと嵌ります。
 しかしあなたが鍵を回して錠を開けようとしても、鍵は全く回る様子はありません。あなたが鍵を抜こうとするならば、それは容易く成功します。
 次にもしあなたが桃色の鍵を差し込むならば、鍵は鍵穴にしっかりと嵌ります。
 しかしあなたが鍵を回して錠を開けようとしても、鍵は全く回る様子はありません。あなたが鍵を抜こうとするならば、それは容易く成功します。
 勿論これらの要素によって、扉が開くことはありません。変わらず、扉は冷たい静寂を保っています。
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 22:25:02.00 ID:w9hJUGGso
塗りつぶされた本を確認
35 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 22:28:37.63 ID:nLEoUH19o
>>34
 ではあなたは本棚に収納されている、表紙が灰色に塗りつぶされた本を開いてみます。
 本の頁に使われているのは、質の悪い藁半紙です。それらもまた全て、灰色に塗りつぶされています。
 どの頁もそのようになっているために、内容を確認することはできません。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 22:37:09.03 ID:w9hJUGGso
もう一つのパンにも何か入ってないか確認
北の壁に何かあるか確認
37 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 22:42:43.27 ID:nLEoUH19o
>>36
 ではあなたは丸皿に置かれたもうひとつのバターロールをちぎり、中身を確認します。
 あなたがバターロールを左右に裂くと、パン屑とともに何かが地面へと落下し、硬い音を鳴り響かせます。
 それは鍵です。先程少女がバターロールを引きちぎったときと同じように、パンの中には鍵が入っていました。
 それは先程あなたが見つけた桃色や虹色の鍵に、形状はよく似ています。色だけは異なり、この鍵は全ての面が灰色の塗料で塗りつぶされています。
 それ以外に、バターロールに変わった点は見受けられません。

 次にあなたは北側の壁へと戻り、そこに何があるのかを確かめます。
 北の壁には深々と鎖が突き刺さっており、それは2mほど床を這った後、少女の右脚にある足枷へとつながっています。
 それら以外に、この壁に特筆すべきものは見受けられません。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 22:46:41.48 ID:xkIbLF5i0
鎖を解く方法を確認
39 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 22:54:07.27 ID:nLEoUH19o
>>38
 ではあなたは鎖を観察し、それを解く方法がないか模索します。
 鎖は北側の壁に深々と呑み込まれており、軽く引っ張った程度ではびくともしません。
 鎖そのものも非常に重厚にできており、やはり簡単には壊せそうにありません。加えて少しでも鎖を無理に動かせば、鎖の振動が少女の右脚へと伝わり、少女から微かに苦悶の吐息が漏れます。

 そんな少女の右脚には、ぴったりと足首に嵌まるように足枷が取り付けられています。
 足枷の内側には大小様々な無数の針が仕込まれており、それらは少女の右脚を容易に貫き、その接合面からは絶えず赤色の液体が流れ続け、その足元に小さな水たまりを作っています。
 少女自身は普段はそれらに対して痛みを感じているような表情を見せませんが、鎖や足枷によって柔肉が抉られると、ほんの僅か表情を崩します。
 少女が普段の苦痛を顔に出さないのは、本当に痛みを感じていないのか、それともただ我慢しているのか、それ以外の理由があるのかは不明です。

 足枷には小さな鍵穴が存在し、足枷はそれによって脚に固定されているように見えます。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 23:20:35.98 ID:w9hJUGGso
灰色の鍵で扉が開けられないか確認
バターロールの欠片を赤い液体に浸してみる
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 23:42:22.31 ID:qx90mmlSO
少女の容姿をほめる
42 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/18(月) 23:52:28.40 ID:nLEoUH19o
>>40
 ではあなたは所持していた灰色の鍵を南側の扉に挿し込んでみます。
 鍵はこれまでと同様鍵穴にピタリと嵌り、それだけでなく鍵穴を回すことへの確かな手応えを感じます。
 もしあなたがこのまま鍵を回せば、この扉を解錠する事ができるでしょう。
 そして鍵を差し込むと同時、扉の中から複数の微かな駆動音が発されます。

 次にあなたはバターロールの欠片に手を伸ばし、それを赤い液体に浸してみます。
 どろりとやや粘性のある液体はバターロールの破片を沈殿させず、破片は液体の表面に浮かび上がっています。
 液体からは変わらず酸味がかった香りが発され、何らかの変化は見受けられません。

>>41
 ではあなたは少女のもとまで戻ると、言葉巧みに少女の外見を褒めようとします。
 白銀色の美しい髪や紅玉にも似た双眸、雪のように白い肌。少女の外見は、嘘偽りの必要がない程度には整ってみえます。
 しかしそれらをどのような言葉で褒めても、少女から何らかのアクションが帰ってくる様子はありません。
 ただじっと、虚ろな瞳はあなたを見つめ続けています。
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/18(月) 23:54:17.31 ID:trJdj2bKo
少女を抱き締めて撫でる
辺りを注意深く眺める
44 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 00:11:50.76 ID:2crP8fnAo
>>43
 ではあなたは少女を抱きしめ、その頭に手を置きます。
 少女の身体は軽く、その体温はとても低いものです。抱きしめた身体は華奢で、身体からはほんの僅かにミルクのような甘い香りがします。
 このまま強く抱きしめてしまえば、少女の身体はまるで小枝のようにぽっきりと折れてしまいそうです。
 あなたの行為に対して、少女から何らかのアクションを引き出すことはできません。
 ただあなたの抱擁をされるがままにされ、抵抗する様子も、喜ぶ様子も見られないままです。

 次にあなたは、この部屋について再びじっくりと観察します。
 この部屋は床、天井、壁すらもが灰色に塗りつぶされた、48畳程度の極めて大きな灰色の部屋です。
 部屋の外壁は石材で出来ており、天井には等間隔に蛍光灯と中央に監視カメラが、床には大きな方位磁石の絵が描かれています。

 この部屋にはいくつかのオブジェクトが存在します。
 部屋の北側にあるのは、この少女を繋ぎ止めている、或いは縛り付けている鎖と足枷、そして足枷から流れた紅の水たまりと、鎖を飲み込む壁だけです。
 部屋の西側には縦横ともに5個ずつ、25個の埋め込まれたロッカーがあります。そのうち、既に1つのロッカーはあなたによって開けられました。
 ロッカーの隣にはキーボード―ディスプレイにより入出力を行えるコンソールが存在し、現在は「◆」だけが表記された状態で入力待ちのカーソルが点滅しています。
 部屋の東側にあるのは大きな本棚です。本棚は計12の棚に分けられており、幾つかの棚には別のオブジェクトが収納されています。
 1行目1列の棚には、「Document;A」と銘打たれた本があります。3行目1列の棚には、2枚の硝子の板が置かれています。3行目2列の棚には、黒い立方体が置かれています。6行目2列の空間には、灰色の本が置かれています。
 部屋の南側には、鉄でできた扉が存在します。扉には鍵がかけられ、「#808080」と刻まれたネームプレートがかけられています。
 部屋の中央には硝子の丸机と、それを囲むようにして4つの椅子が置かれています。丸机の上にはバターロールの破片を乗せた丸皿と、赤い液体が入った厚底カップが置かれています。
 それぞれについてより詳しいことが知りたい場合は、それぞれのオブジェクトに近づいて下さい。
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 00:14:58.91 ID:ntb1wdb8o
硝子の板と黒い立方体の確認
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 00:27:17.75 ID:G1jkHUP/0
赤い液体の中を確認
47 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 00:27:55.24 ID:2crP8fnAo
>>45
 ではあなたは本棚に収納された、硝子の板を手にとって見ます。
 板は裏面には何の細工もされておらず、ただ平面のみが続いています。一方表面は、まるで額縁のように内側に段差が存在しています。
 段差の内側では更にいくつかの線が刻まれており、それにより縦に5列、横に5列、計25片分の部屋に仕切られています。
 それは即ち、25ピース分のジグソーパズルであるように見えます。
 ピースの形状は全て同じものが使われており、そのために最も外周の部分も直線ではありません。ここにピースをはめ込もうとするなら、位置に関係なくどこでも嵌めることができます。

 2枚あるパズルのうち、1つのパズルには何のピースも嵌められていません。
 2枚あるパズルのうち、もう1つのパズルには全てピースが埋められており、完成した絵は灰色の部屋と、そこで座り込む少女が描かれています。
 こちらのパズルのピースは1つを除いて全てが板に固定されており、取り外すことはできません。唯一絵が全て灰色のピースだけは、このパズルから抜き出す事が可能です。

 次にあなたは黒い立方体を手に取ります。
 それは金属で作られた、1辺60cm程度の黒い箱です。蓋やそれに準ずるものは一切存在しませんが、降るとカラカラと音が鳴ります。
 金属であることを垣間見てもこの箱は異常な冷気を発しており、振れているだけで急激に手の体温が奪われていきます。
 箱の底面には窪みが出来ており、そこには先程あなたが見たものと同じ、ジグソーパズル用のピースが4つ嵌められるようです。
48 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 00:31:37.76 ID:2crP8fnAo
>>46
 ではあなたは、赤い液体の中身を確認しようとします。
 液体はどろりとしており、かつ不透明であるために硝子のカップ越しに中身を判別することは極めて困難に思えます。
 もしこの液体を地面に落としてしまえば、その中身を確認することも可能でしょう。
 ただ液体をつぶさに観察すれば、液体の所々に赤い皮らしきものや黄白の小さな種が浮いているのが確認できます。
 それはまるで、内容物が溶け切らずに残っているようです。
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 00:39:10.74 ID:ntb1wdb8o
灰色の鍵で扉を開錠する
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 01:24:02.88 ID:Leq/GZzSO
少女の手と自分の手を重ねる
51 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 01:53:07.57 ID:2crP8fnAo
>>49
 ではあなたは灰色の鍵を用いて、南側の扉の解錠を試みます
 あなたが鍵を鍵穴に差し込めば、扉の内部からは幾つかの駆動音が聞こえます。
 やがてあなたが鍵を回すと、ガチャリと音がして灰色の扉が開きます。
 それと同時、差し込まれた灰色の鍵の周辺からいくつもの駆動音が継続して鳴り、同時に鍵が扉から抜けなくなってしまいます。

 扉の奥は、縦横ともに2m程度の広さがある廊下になっています。壁や床、天井は無骨な石材で作られていて、何色にも塗色されていません。
 通路は真っ直ぐ奥へ奥へと続いており、あなたの位置からは出口が確認できません。

>>50
 ではあなたは少女の手に自分の手を重ねてみます。
 少女の手は柔らかく、そして同年代の少女と比べても明らかに華奢です。色白な肌には傷一つなく、すべすべとした感触があなたの掌を楽しませます。
 少女の手から感じる体温は低く、そこに震えや怯え、その他の感情は感じられません。
 突然手を重ねられた少女自身もやはりあなたを拒絶する様子はなく、ただじっとあなたを見つめています。
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 06:12:28.21 ID:ntb1wdb80
通路の奥へ進む
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 08:48:36.34 ID:Leq/GZzSO
少女の隣に座る
54 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 14:16:25.52 ID:2crP8fnAo
>>52
 ではあなたは扉を抜け、通路を奥へと進んでいきます。
 通路は薄暗く、足元の壁に等間隔に設置されている足元灯が唯一の光源となっています。
 あなたが通路を歩く度、あなたの足音が通路に反響に、不気味な音を立てます。
 あなたが暫く通路を歩いていると、左右それぞれの道に分岐するT字路にたどり着きます。
 右の道は少し歩いた後、上向きの階段で登っていくようにみえます。
 左の道は少し歩いた後、下向きの階段で降っていくようにみえます。
 あなたの正面、分岐路の壁には硝子で出来た透明なネームプレートが貼り付けられています。
 ネームプレートには次のような記述が確認できます。
「←#0000FF  →#87CEEB」

>>53
 ではあなたは、少女の隣に腰掛けます。
 灰色の床はひんやりと冷たく、あなたの下半身から熱を奪い取っています。
 あなたが隣りに座ると、少女は隣にすわったあなたを感情の見えない瞳でじっと見つめています。
 特に少女があなたを拒絶する様子もなければ、あなたを歓迎する様子もありません。
 隣に座っている少女からは微かに、ミルクのような甘い香りが漂っています。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 17:05:08.07 ID:ntb1wdb8o
下向きの階段を降る
56 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 17:51:06.41 ID:2crP8fnAo
>>55
 ではあなたは左手の道を進み、階段を降っていきます。
 階段を進んでいると、やがてどこからともなく小波の音が聞こえてくるようになります。
 周囲はより一層肌寒くなり、気のせいか足元の灯りも少しずつ暗くなっているように見えます。

 10分程度、長い階段を降りていると、やがて道は再び直線の廊下に変わります。
 廊下は床がほんの少しだけ浸水しており、歩く度に水を踏む音が反響します。
 小波の音は変わらず響き、いつの間にか周囲の灯りは昼光色のそれから、青く暗いブルーライトにと変わっています。
 廊下を進むと、程なく廊下は行き止まりにたどり着きます。
 行き止まりには鉄でできた扉があります。それの形状は、灰色の部屋にあったものと全く同一です。
 扉には硝子のネームプレートが掛かっており、「#0000FF」と文字が刻まれています。
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 17:57:33.43 ID:ntb1wdb8o
下の階段の先の扉が開くか確認
上の階段の先を確認
58 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 18:05:28.81 ID:2crP8fnAo
>>57
 ではあなたは青い廊下の階段に手をかけ、扉を引いてみます。
 しかし扉は開く様子もなく、その場に静止したままです。
 どうやらこの扉を開くには、鍵を開く必要があるようです。

 次にあなたは扉に背を向け、反対側の道へ歩いていきます。
 青い通路と階段を抜けていると、再び周囲からは音が聞こえなくなり、足元の灯りも昼光色へと戻っていきます。
 やがてあなたは元のT字路へとたどり着くはずです。

 あなたはそのまま今度は昇り階段がある廊下へと進んでいきます。
 階段を登っていると、やがてどこからともなく風切り音が聞こえてくるようになります。
 周囲はよりいっそう肌寒くなり、気のせいか空気も澄み渡っているように感じます。

 10分程度、長い階段を登っていると、やがて道は再び直線の廊下に変わります。
 廊下の先からは微風が流れており、少しだけ肌寒く感じるでしょう。
 風切り音は変わらず鳴り響き、いつの間にか周囲の灯りは昼光色のそれから、水色の明るいスカイブルーライトに変わっています。
 廊下を進むと、程なく廊下は行き止まりにたどり着きます。
 行き止まりには鉄でできた扉があります。それの形状は、灰色の部屋にあったものと全く同一です。
 扉には硝子のネームプレートが掛かっており、「#87CEEB」と文字が刻まれています。
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 18:07:55.88 ID:80Pr2IQK0
とりあえず父親に連絡を要請しロケランを用意してもらいドアを破壊
そして謎の場所から脱出
携帯は転がっていた物を使用
幼女はその後お嬢様として成長する
60 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 18:11:58.81 ID:2crP8fnAo
>>59
 ではあなたは周囲に転がっていた携帯電話で父親への連絡を試みます。
 しかし残念なことに、あなたが知る限りの周囲において、携帯電話やそれに準ずるものが見つかりそうな様子はありません。
 それでもあなたが諦めきれないのであれば、あなたの妄想の中において、それを叶えることは可能でしょう。
 あなたは頭の中でご都合主義の展開を想像し、少女の救世主となった自分に酔いしれています。
 それはとても幸せなことです。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 18:19:44.25 ID:80Pr2IQK0
ナカーマ「鍵探すンゴwwwww」
62 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 18:26:29.31 ID:2crP8fnAo
>>61
 ではあなたは仲間と一緒に、扉に合う鍵を探そうと考えます。
 しかし残念ながらあなたが居る灰色の部屋において、あなたは仲間と言える存在と出会えてはいません。
 今あなたが辛うじて意思疎通が取れそうなのは、灰色の部屋にいる少女一人のみです。
 彼女に鍵を探してもらうのは、鎖の行動範囲内であれば可能でしょう。
 或いは、あなたが望むであれば、あなたの妄想の中でそれを実行することは可能です。
 ただその虚しい幻が、現実に影響を及ぼすことはないでしょうが。

 現在あなたが所有しているのは、見る角度によって色の変わる不思議な鍵だけです。
 或いは既に使用した灰色の鍵をどうにかして再利用する手段もあるかもしれません。
 それ以外に鍵を探すのであれば、まずは具体的に探したいオブジェクトに近づく必要があるでしょう。
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 18:29:55.55 ID:ntb1wdb8o
灰色の部屋のコンソールにJD.VwwZJF6と入力
64 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 18:38:09.64 ID:2crP8fnAo
>>63
 ではあなたは灰色の部屋に設置されたコンソールに、「JD.VwwZJF6」と文字を入力します。
 あなたがもしそのままエンターキーを押すならば、ディスプレイは数秒の沈黙の後、次のような文字を出力します。
「...ERROR_ACCESS_DENIED. Please try again.」
 その後、コンソールは再び入力待ちの状態へと戻ってしまいます。
 それ以外に、この操作によって何らかの変化は確認できません。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 18:50:49.72 ID:ntb1wdb8o
虹色の鍵で上の部屋の扉が開くか試す
66 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 18:53:46.72 ID:2crP8fnAo
>>65
 ではあなたは虹色の鍵を空色の通路の扉に挿し込み、扉が開くか検証します。
 鍵は扉に過不足なく差し込まれ、同時に内部から駆動音がします。そこまでの動作は、灰色の部屋の扉のそれと全く同じものです。
 もしあなたがそのまま鍵をひねれば、扉は何の障害もなく開くことでしょう。
 同時に鍵が扉に固定され、抜き出せなくなくなるのも、容易に想像がつく事態です。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2017/12/19(火) 19:20:00.44 ID:ntb1wdb8o
虹色の鍵で上の部屋の扉を開ける
68 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 19:37:11.00 ID:2crP8fnAo
>>67
 ではあなたは虹色の鍵を用い、空色の通路の扉を開きます。
 扉は軋んだ音を立てて、ゆっくりと開いていきます。
 同時に鍵穴の内部から複数の駆動音が継続して鳴り、虹色の鍵は扉に固定され動かなくなります。

 扉の奥にあったのは、縦に長い円柱状の大部屋です。
 部屋の外周は綺麗な真円で出来ており、部屋の中央にもまた綺麗な真円の柱が立てられています。
 この部屋を真上から眺めれば、この部屋は2つの真円で区切られた、ドーナツ状の部屋であることがわかります。
 部屋の床と壁は全て石材で出来ていて、空色の塗料でむら無く着色されています。天井は見上げても果てが見えず、真っ暗な闇が続く限りです。
 室内は相変わらず風切り音が鳴り響き、天井からの微風があなたの頬をなでつけます。

 この部屋にはあなたが確認する限り、いくつかのオブジェクトが存在しています。
 まず部屋の東側には、あなたが今出てきた鉄の扉が存在しています。
 部屋の西側にもまた、同じような形状の鉄の扉があるのが見て取れます。
 部屋の北側には、壁に沿って歪曲する硝子のテーブルが置かれています。
 柱の西側、あなたからみて真正面には、既に何度か見覚えのある鉄の扉がもう一つ存在します。
 柱の東側からは螺旋状に硝子の階段が巻かれ、それは柱に沿って果ての見えない天井へと向かっています。
 部屋の外周壁には等間隔に計6枚の大きな絵画がかけられています。

 それぞれのオブジェクトについて知りたい場合は、それらに近づく必要があるでしょう。
69 : ◆ALICE2/HGg [saga]:2017/12/19(火) 19:41:07.45 ID:2crP8fnAo
>>68 訂正

>>67
 ではあなたは虹色の鍵を用い、空色の通路の扉を開きます。
 扉は軋んだ音を立てて、ゆっくりと開いていきます。
 同時に鍵穴の内部から複数の駆動音が継続して鳴り、虹色の鍵は扉に固定され動かなくなります。

 扉の奥にあったのは、縦に長い円柱状の大部屋です。
 部屋の外周は綺麗な真円で出来ており、部屋の中央にもまた綺麗な真円の柱が立てられています。
 この部屋を真上から眺めれば、この部屋は2つの真円で区切られた、ドーナツ状の部屋であることがわかります。
 部屋の床と壁は全て石材で出来ていて、空色の塗料でむら無く着色されています。天井は見上げても果てが見えず、真っ暗な闇が続く限りです。
 室内は相変わらず風切り音が鳴り響き、天井からの微風があなたの頬をなでつけます。

 この部屋にはあなたが確認する限り、いくつかのオブジェクトが存在しています。
 まず部屋の東側には、あなたが今出てきた鉄の扉が存在しています。
 部屋の西側にもまた、同じような形状の鉄の扉があるのが見て取れます。
 部屋の北側には、壁に沿って歪曲する硝子のテーブルが置かれています。
 柱の東側、あなたからみて真正面には、既に何度か見覚えのある鉄の扉がもう一つ存在します。
 柱の西側からは螺旋状に硝子の階段が巻かれ、それは柱に沿って果ての見えない天井へと向かっています。
 部屋の外周壁には等間隔に計6枚の大きな絵画がかけられています。

 それぞれのオブジェクトについて知りたい場合は、それらに近づく必要があるでしょう。

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