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安価とコンマでダンジョンタワー攻略 R-18

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677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 20:50:38.38 ID:kPQSDNW00
人間牧場の主
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 20:50:54.75 ID:OGj5elfTO
パリピ
679 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 20:58:47.75 ID:lEDc+kot0

>>676
コンマ79
毒使いのウェルが出現します

いきなり新規キャラですか…!
680 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 21:34:51.71 ID:lEDc+kot0

・毒使いのウェル
黒いのローヴを身に纏った10代後半ぐらいの見た目の少女、紫髪のロングで紅眼、可愛い系の顔立ちで背が低い、見た目はロリ巨乳
淫魔との混血であり、以前タワーに囚われた女性冒険者と男性型の淫魔との間に作られた子供
多彩な毒を操る事ができ、毒液や毒触手などを利用した戦闘や、毒を利用した調教を行い捕らえて調教した冒険者を奴隷として売りさばく
一番好きなのは『寸止め薬』を使った寸止め調教だが、気分によって変える

――――――――――――


?「ああ〜、女の子だぁ。かわいいかわいい女の子だぁ〜♥」

通路の向こうから歩いてきたのは黒いローヴを身に纏った背の低い美少女。

紫色のロングヘアと赤い瞳が特徴的だ。

ミルキィ「…!? なにこの娘…同業者…?」

クチナ「待ってミルキィ。この気配は普通の人間のモノじゃないわ…」

悪意あるオーラを振りまきながら、紅い瞳を細めてニタリと笑みをつくる謎の少女。

?「あれあれぇ。そんなに警戒しなくてもいいのにぃ。私はただぁ、あなたたちを―」

ざわっ。

少女の背後から無数の触手が蠢いているのが見えた。

?「『おこづかい』にしたいだけなのよぉ?」

ミルキィ(ひぃっ!? しょしょ触手う!?)

?「私は毒使いのウェル。かわいい女の子たちを『どれい』に育てるのがお仕事なの。この子たちは私のお手伝いさんよ。ステキでしょう?」

ミルキィ「しょくしゅしょくしゅあわわわあわわわ」

アリス「ミルキィが やばいかおしてる」

クチナ「こ、これは撤退したほうがいいかも…」

ウェル「だめよぉおねえさん♥ 私は目をつけた女の子は…決して逃がさないの。ふふっ♥」

触手を引き連れた魔少女は可愛らしく宣戦布告するのだった。



毒使いのウェルと戦闘に入ります!
681 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 21:43:44.47 ID:lEDc+kot0

 毒使いのウェル が現れた!

ミルキィ「よよよよううし!やややるわよみんな!」

アリス「めっちゃ こしひけてる」

クチナ「オーガの時よりピンチなのでは…」

※注意!ミルキィが触手に恐怖してます
コンマ-10となります

※ウェルの手足となり触手が戦闘を行ないます
敵の最大コンマは50とし、
51以上は全て50として扱います

※ウェルは毒で触手を支援します
全ターン触手のコンマに+10されます

戦闘用アイテム所持数

『全員攻撃コンマ+20』0
『敵攻撃コンマ半減』  0

攻撃順はコンマ高い順に決まります
(1〜3コンマで決定)
 ↓1ミルキィ 疲労度 05
 ↓2アリス  疲労度 05
 ↓3クチナ  疲労度 05
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:45:05.54 ID:IB8+o1aM0
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:48:45.09 ID:ZTQNSsbb0
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 21:52:11.65 ID:nVmyueBJ0
685 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 21:57:40.50 ID:lEDc+kot0
安定の先鋒クチナ

クチナ > ミルキィ > アリス
の順番で攻撃します!

3本勝負1本目!

現在 0勝0敗

クチナのターン!

戦闘コンマ判定

↓1クチナ 疲労度05
↓2敵
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:02:36.51 ID:ZTQNSsbb0
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:04:04.36 ID:IB8+o1aM0
688 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 22:16:08.92 ID:lEDc+kot0
あら!引き分けだと!

クチナ 疲労度 05
コンマ51 - 疲労度05 = 46

敵コンマ 
コンマ36 + 支援10 = 46

ウェル「しびれさせちゃって!触手さぁん!」

ウェルは毒触手でクチナを襲う!

クチナ「わ、私だって! えいっ!えいっ!」

クチナは手製の毒消薬を振りまいた!

触手はまごまごしている!

アリス「そういえば クチナは くすりしだった…」

ウェル「あらら。なかなかしぶといのね♥」

引き分けました!

3本勝負 2本目!

現在  0勝 0敗

ミルキィのターン!

戦闘コンマ判定
↓1ミルキィ 疲労度 05
↓2敵
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:17:13.74 ID:kPQSDNW00
ほい
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:22:24.27 ID:nVmyueBJ0
691 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 22:37:46.41 ID:lEDc+kot0
ミルキィ 疲労度 05
コンマ74 - 疲労度05 - 触手恐怖10 = 59

敵コンマ 
コンマ27 + 支援10 = 37

ウェル「ならそっちのへっぴり腰の金髪ちゃんを狙うわッ!」

ミルキィ「うにゃぁっ!?きたぁ〜〜!!」

ミルキィは『電神(デンジン)の刃』を引き抜いてトリガーを引いた!

魔法音声『電神ノ慈愛ト慈悲ヲ受ケ取ルベシ!』

『電神(デンジン)の刃』は魔石をセットしなくても人間が失神するくらいの電気ショックは起こせるのだ!

ミルキィ「わーん!くるなぁぁ〜〜っ!!」

ミルキィはバチバチと火花を散らす刃をやたらめったら振り回した!

ミルキィに殺到した触手の数本が返り討ちにあい切り裂かれた!

ウェル「あ、あらら〜…油断しちゃったわ…」

一本取りました!

3本勝負 3本目!

現在  1勝 0敗

アリスのターン!

戦闘コンマ判定
↓1アリス 疲労度 05
↓2敵
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:40:33.37 ID:ZTQNSsbb0
引き分けたらどうなるん?
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:45:11.48 ID:nVmyueBJ0
694 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 22:49:57.29 ID:lEDc+kot0
アリス 疲労度 05
コンマ37 - 疲労度05 - = 22

敵コンマ 
コンマ48 + 支援10 = 58

敵側に一本取られました!

現在 1勝1敗

うわぁ引き分けてしまった!

>>692
いや実は全く考えてませんでした!
コンマ補正でこんなことになるとは。
どうしようかなコレ

ちょっと考えよう
695 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/20(火) 22:54:18.23 ID:lEDc+kot0
うん
とりあえず風呂はいってくる
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 22:56:59.17 ID:uw9Ij3h70
引き分けの場合は補正無しで考えたらどうかな?
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 23:13:05.09 ID:IB8+o1aM0
直下でコンマ判定とかどうだろうか
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 23:19:10.95 ID:nO3OKBWe0
引き分けなら補正なし(味方疲れ補正なし 敵上限50もなし)コンマ勝負で決着つけりゃいいんじゃない?
それかコンマ一個で奇数か偶数かで決着
699 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/21(水) 00:05:15.57 ID:I08CWQ+G0
>>696
今後は引き分けの場合これでいこうかな…
補正なしの素のコンマでの判定で決着ということで。

で、次回からはそうするとして
今回はどうするかというと…

風呂入りながら考えた結果
アリスとウェル両方にエッチな目にあってもらおうかなと思いました!
アリス淫乱LVも魔力球ゲージもアップさせます。

今回限りの措置です。
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/21(水) 00:08:25.89 ID:odLMJZrSo
ええやん
701 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/21(水) 00:47:59.84 ID:I08CWQ+G0
今晩はここまでにしておきます。

明日にはこの戦闘を終わらせてエッチシーン安価募集までいきたいとおもいます
702 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 01:38:16.54 ID:oT+Yq1R80
すまぬ今晩できなかった…
新しいエディタ試してたらこんな時間になってしまった
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 11:51:42.34 ID:xIpglLeE0
おつ、エデイタってなに?
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 17:41:30.41 ID:q119Ri640
テキストエディタは宗教

待ってる
705 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 22:56:34.41 ID:oT+Yq1R80
>>703
>>704
いやあ文書かくならメモ帳でもいいんですけどね。
なんかテンプレとか管理しやすそうな文書作成ツール探してました
706 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 22:58:07.85 ID:oT+Yq1R80
というわけでアリスとウイル戦闘の顛末です
707 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 23:01:28.93 ID:oT+Yq1R80
アリス 疲労度 05
コンマ37 - 疲労度05 = 22

敵コンマ 
コンマ48 + 支援10 = 58

敵側に一本取られました!

現在 1勝1敗1引き分け

――――――――――――――

アリス「しゃぁぁぁぁあっっっ!!」

アリスの攻撃! アリスはナイフで連続攻撃を繰り出しウイルに迫る!

対するウイルは次々に触手を呼び出す。触手たちは悍ましい身体を鞭の如くしならせてアリスを迎え撃つ。

アリス「はぁぁぁぁっ…!」

迫りくる触手を切り裂きながらアリスはじわじわと距離を詰める。

切り裂いた際の触手の返り血も気に留めることなく、アリスの前進は続く。

ウイル「きゃははっ!すごいすごい!がんばるわね銀髪ちゃん!」

アリス(そう。いまはわたしが がんばらないと…)

クチナは毒触手の対応に手いっぱいだし、ミルキィはパニック状態で短剣を振り回すだけ。

まともにウイルの相手ができるのはアリスしかいない状況だった。

ウイル(う〜ん、これはちょっとまずいかしら?)

アリスは精密機械のごとく、襲い来る触手を冷静に切り裂きながらじわじわと距離を詰めてくる。

劣勢に陥りつつある状況にウイルは内心あせりを感じていた。

ウイル「でもあなた、よくそんなすまし顔で戦えるわね。ほんとに機械か人形みたいだわ」

アリス「…」

ウイルの挑発めいた言葉も意に介さず、触手を切り裂く作業を続けるアリス。

あと数手でアリスの切っ先はウイルの身体に届くだろう。

ウイル「あぁ、ちがうわね…そんなのじゃない。だって」

あと半歩。踏み込めばアリスの勝利だ。

ウイル「人形なら、『効く』ハズないものねっ♥」

「―っ」

がくり。

突如としてアリスの足元から急激に力が失せ、膝から崩れ落ちる。

(な…に…?)

視界がぼやける。冷や汗が噴き出す。

手から短剣がすり抜け、床に金属音を立てて衝突する。

ウイル「触手の返り血を気にしなかったのはまずかったわね。あれも『毒』よ。皮膚から浸透すれば身体の自由を奪えるわっ」

アリス(しまっ…た…)

アリスは膝をつき、呼吸を荒げたまま動けない。

ウイル「ふふっ!やーっと捕まえたっ!ほんとうに効かない相手だったらどうしようかと思っちゃったわっ♥」

アリス「…っ…く…」

触手がアリスの首根っこに巻き付き、持ち上げる。

ウイル「ふふふっ、あなたみたいにキュートでクールでちっちゃい子ってマニアな人たちに大人気なんですって!たぁっぷり調教してステキな奴隷にしてあげる♥」

そう言うとウイルはアリスを触手に吊り下げたまま、クチナとミルキィのほうに向きなおる。

ウイル「おっぱいのおねえさん、さっきは油断しちゃったけど単にパニックになってるだけなのね。だったら簡単に捕まえられるわ。もう一人は…目が見えないのね。なぁんだ楽勝じゃない!」
708 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 23:04:52.82 ID:oT+Yq1R80
アリス「…!?」

ウイル「ふふっ、あなたもお友達が一緒のほうが嬉しいでしょう?さぁ触手ちゃんたち。あの人たちも捕まえちゃいなさいっ」



だめだ。まただれかが。

なかまがひどいめにあってしまう。



アリス「や…やめ…」



げんきなミルキィ。やさしくしてくれるクチナ。

たすけなきゃ。たすけなきゃ。



アリス「 や め ろ ッ ッ ッ ! !」

アリスはほぼ無意識のうちにウェストポーチから 銀の鍵 を引き抜いていた。

ウイル「!? な、なによそれは…何かのマジックアイテム…なの?」

アリス「 うあああアアアッッッ!!! 」

渾身の力をこめるかのように、鍵を持つ手を振りかぶると―

ズゴンッ!

何もないハズの空間に…『銀の鍵』を突き立てた。

アリスはそのまま、手首をひねりカギを回す。

ガッシャァァァン…!

何かが開錠されたような音がダンジョン内に反響した。

続いて重い扉が開くかのような轟音が轟き。

カギの突き刺さった空間からは眩い光が溢れだした。

それは奇怪な虹色の光だ。

ウイル「な…なに…これ…」

目の前で起こった不可思議な現象を前に茫然とするウイル。

(魔力…でもこれは私たちの使う類のモノじゃない。根源からして違う…なんなの…!)

ウイル「やばい…やばい…! 何かわからないけど離れなきゃ!」

ウイルはワープホールを開くための術を唱え始める。

「オープン・ザ・ワープホ…」

だが…術を唱え終わることはできなかった。

ワープホールを開こうと印を結んだウイルの手を、支配下にあったはずの触手が絡めとったのだ。

ウイル「あ、あああ…わ、私の力が逆流している…触手のコントロールが…利かない!」

触手たちは腕どころか、ウイルの身体を雁字搦めにするように巻き付いていく。

まるで今度はアリスに従うかのように。

ウイル「なんなの!?あなた一体なんなのよぉ〜ッ!」

アリス「りーだー…つばき…たすけるよ…みんなを…」

もがくウイルの身体にアリスが抱擁するようにしがみついた。

その二人をさらに触手たちが絡めとり…二人の身体は虹色の光の渦に飲み込まれていく。

「きゃ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ・・・」

やがて光の渦は小さくなり…空間の振動とともに消えてなくなった。

アリスとウイルを飲み込んだままで。
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 23:06:51.79 ID:xIpglLeE0
なぶられるなら一人より二人の方がいいってことですね!
710 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 23:09:43.15 ID:oT+Yq1R80

あとに残されたのは茫然と佇むミルキィとクチナだけ。

クチナ「何が…起こったんですか?」

ミルキィ「アリスが…何かやったの?どこにいったの…?」



塔のどこかで。

(う…)

アリスは微かに意識を取り戻した。

毒がまだ体にのこっているせいか動くことはできない。

すぐそばに、まだ数本の触手が絡みついているウイルが倒れているのがわかった。

彼女も触手も、ぴくりとも動かない。

おそらく意識を失っているのだろう。

自分が一体何をしたのか、今自分がどこにいるのかすら把握できないが…

(かったのかな…まけたのかな。でも すくなくとも ミルキィもクチナもぶじだよね…)

アリスは安堵すると…再び意識を手放した。



自分とウイル…ふたりに迫る新たな危機にも気づかないままに。

――――――――――

戦闘は引き分けに終わりました!

戦闘コンマが一番低かった仲間は…

アリス 37(負け

アリスがエッチな目にあいます
さらに毒使いのウェルもエッチな目にあいます
711 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 23:16:36.27 ID:oT+Yq1R80
投稿している途中で気づきましたが毒使いの『ウェル』の名前が途中『ウイル』になってました!ホントすいません!
712 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/22(木) 23:51:44.43 ID:oT+Yq1R80

つーか>>706からずっとウイルになってた…チクショウ

というわけで今回は前日言ってたとおり、特別措置として引き分けということにさせていただきました。

御覧の通り、アリスがただの女の子でないということはお分かりいただけたでしょうか。


彼女が一体なにものなのか、それは今はおいといて…

アリス1回目のエッチシーンwith毒使いのウェルです!

―――――――――――
毒使いのウェル
黒いのローヴを身に纏った10代後半ぐらいの見た目の少女、紫髪のロングで紅眼、可愛い系の顔立ちで背が低い、見た目はロリ巨乳
淫魔との混血であり、以前タワーに囚われた女性冒険者と男性型の淫魔との間に作られた子供
多彩な毒を操る事ができ、毒液や毒触手などを利用した戦闘や、毒を利用した調教を行い捕らえて調教した冒険者を奴隷として売りさばく
一番好きなのは『寸止め薬』を使った寸止め調教だが、気分によって変える
――――――――――


それではエロ安価指定をしたいと思います



謎の力で塔のどこかへ移動し共に意識を失ったアリスとウェル。

彼女らの身にいったいどんなエロいことが降りかかるのか募集いたします。

人間とか他のモンスターとかを絡ませてもらってもかまいません。

ただ今回は引き分けということなので、アリスとウェルのどちらかが優位に立つ感じではなく、できるだけ平等にエロい目にあうようなシチュエーションをお願いしたいと思っております。

(作者としてはただの女の子でないアリスが、人間と男淫魔のハーフという、やはりただの女の子ではないウェルと出会ったことでなんかドラマが生まれないかなー、と期待してるけど上手くいくかはわからない…まぁ気にせず安価しちゃってください)


今回は 2/23 17:00を締め切りとします
締め切り時間以降に>>1の出したレスのコンマにもっとも近い安価を採用させていただきます。
※内容は作者が書きやすいよう改変する可能性がありますのでご了承ください。
↓それでは募集開始
713 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/02/22(木) 23:52:30.64 ID:oT+Yq1R80

つーか>>706からずっとウイルになってた…チクショウ

というわけで今回は前日言ってたとおり、特別措置として引き分けということにさせていただきました。

御覧の通り、アリスがただの女の子でないということはお分かりいただけたでしょうか。


彼女が一体なにものなのか、それは今はおいといて…

アリス1回目のエッチシーンwith毒使いのウェルです!

―――――――――――
毒使いのウェル
黒いのローヴを身に纏った10代後半ぐらいの見た目の少女、紫髪のロングで紅眼、可愛い系の顔立ちで背が低い、見た目はロリ巨乳
淫魔との混血であり、以前タワーに囚われた女性冒険者と男性型の淫魔との間に作られた子供
多彩な毒を操る事ができ、毒液や毒触手などを利用した戦闘や、毒を利用した調教を行い捕らえて調教した冒険者を奴隷として売りさばく
一番好きなのは『寸止め薬』を使った寸止め調教だが、気分によって変える
――――――――――


それではエロ安価指定をしたいと思います



謎の力で塔のどこかへ移動し共に意識を失ったアリスとウェル。

彼女らの身にいったいどんなエロいことが降りかかるのか募集いたします。

人間とか他のモンスターとかを絡ませてもらってもかまいません。

ただ今回は引き分けということなので、アリスとウェルのどちらかが優位に立つ感じではなく、できるだけ平等にエロい目にあうようなシチュエーションをお願いしたいと思っております。

(作者としてはただの女の子でないアリスが、人間と男淫魔のハーフという、やはりただの女の子ではないウェルと出会うことでなんかドラマが生まれないかなー、と期待してるけど上手くいくかはわからない…まぁ気にせず安価しちゃってください)


今回は 2/23 17:00を締め切りとします
締め切り時間以降に>>1の出したレスのコンマにもっとも近い安価を採用させていただきます。
※内容は作者が書きやすいよう改変する可能性がありますのでご了承ください。
↓それでは募集開始
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/22(木) 23:57:16.80 ID:Xogb9tIn0


安価は「ふたりまとめてドラゴンに犯される」
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 00:37:25.63 ID:D2VOoHjA0
突然虚空から無数の触手が現れ、二人を犯し始める。
穴という穴を犯される激しい凌辱の中で二人の記憶が流れ込むように共有され、奇妙な友情を育む、同時に二人の性感も共有され激しい快楽に狂う。
最後は二人は重なりあうようにキスをしたり胸を揉み合ったりなどして快感を貪るように連続絶頂、触手に二人同時で犯される事に幸福を感じることとなる。
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 00:42:03.85 ID:sS0RuDvw0
お疲れ様です
…ちなみに下二桁はどちらの方ですかね?

安価は「九尾商人と吸血商人」
互いに余力がなく、脱出するにも場所が分からない2人の下に2人の商人(柚とセウェルス)が現れる
セウェルスは回復薬を格安で売ってくれるが、二人合わせても持ち合わせが足りない(売れる物もない)
それを聞いた柚が「あなたたちのどちらかが私に買われれば、十分な金を出す」と提案した結果、商人2人で口論に
身売りが嫌なアリスとウェルは回復薬とそれっぽい媚薬を盗んで逃げだすが、すぐに捕まってしまう…

エロ内容は「強力な魅了をかけての本番」と「盗まれた媚薬を使ってのレズ」
1人に片方、ダブりなしでお願いします
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 00:46:45.06 ID:tKzr4qFHo
移動の衝撃で寸止め薬と強力な媚薬を二人してあびてしまう
ウェルでは解毒することは出来ず薬ですまともに動けないところを人間牧場の主に回収される
主に母乳が出るようにする毒を出すよう言われるが反抗するものの三角木馬や鞭で調教され従ってしまう(アリスも巻き添えを食らう)
最終的には毒は解除されないままいくこともできず機械に穴という穴を四六時中無慈悲に犯されながら二人して搾乳家畜へとなりさがってしまう
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 02:24:36.48 ID:ZlEPh9UQo
移動の衝撃で倒れているところを男冒険者二人組に出会う
断る理由もないので、黙って助けられるが、アリスは直感的に人ではないと気が付き、問い詰めると正体を現した
その正体は冒険者達に化けた童貞トロル達であり、助けてやる代わりに一発やらせてくれと土下座してくる
そんな二人を見て、アリス達は憐れに思い、本当に助けてくれることを条件に一度だけ性行為を許可してくれる
が、童貞ながらもテクニシャンもあり持久力もあるハイパー童貞に何度もイかされてしまい、帰る頃にはヘトヘトになる
尚、ウェルはトロルの一人にお持ち帰りされ、アリスも無意識ながらに性を求めるようになる
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/02/23(金) 07:11:19.32 ID:DvmezE5JO
移動の際の衝撃で媚薬やら幻覚を起こす毒やらが散乱して二人ともガッツリ浴びてしまい、前後不覚のまま二人でセックスしてしまう。十数回身体を重ねていくうちにお互いの事を理解し会う。
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 11:09:12.87 ID:P9S9XMf5O
二人とも寸止め薬を誤って食らった状態でスティッキーガストに引っ掛かってしまう
絶頂することが出来ないため解放される手段がなく元敵同士のため仲良くなれるはずもなくイクことも出来ぬままどんどん締め付けられるのだった
同時絶頂をしない二人に業を煮やしたステイッキーガストは穴という穴や胸を責めるが寸止め薬でいけないのでステイッキーガストが諦めるまで長時間おかされ続けてやっと解放された
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 13:06:50.51 ID:y551o8Ql0
ジェネラルオークに二人とも連れてかれる
よりよくご奉仕出来た方を見逃すといいダブルフェラチオさせる、二人とも嫌々やるがカウパー媚薬とウェルは淫魔の血の本能で独り占めし自分で止められないほどのドスケベフェラテクをみせ射精させ精飲、いつまでもしゃぶり続けるウェルを引き剥がし余韻に浸ってるウェルとの約束を破りセックス

ウェルとのケダモノセックスを見せつけ発情したアリスの体にぶっかけ全身に媚薬を塗りたくり流されまいとするアリスに寸止め薬を打ちアリスともセックス
寸止め薬のせいで体が疼ききが狂いそうになったところをオネダリしたらイカせてやるといわれマングリでオネダリ懇願、種付けプレスで蹂躙され中だし絶頂
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 13:31:28.20 ID:bSuSByuGO
他のモンスター絡めていいとはいうものの女モンスターが負けた場合はぷりうさは手をだせないからいいとして主人公側が負けたときはあまり要らない気がする
女モンスターに負けたのにオークに犯されるとかその逆も出来てしまうから原則負かしたモンスターだけのほうがよいきがする
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 15:21:40.14 ID:xOzAoqhwO
ウェルの触手がコントロールを失いウェルとアリスを犯す
触手は強力な媚薬と寸止め薬を分泌しており、気が狂う程の快楽に苛まれながらも絶頂できず延々と犯される
偶然通りかかった腕利きの男冒険者に助けられるも体の疼きが押さえられず逆レイプする
最終的に男に主導権を握られ二人同時に犯されて大絶頂
724 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/23(金) 17:58:04.53 ID:A7lqtpXB0

様々なシチュエーション案ありがとうございます。

このスレのコンマに最も近いコンマを採用します。
725 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/23(金) 18:01:27.93 ID:A7lqtpXB0
>>724のコンマ53に近いのは>>721のコンマ51ですね

こちらを採用させていただきます
726 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/23(金) 18:06:57.30 ID:A7lqtpXB0
>>722
それもわかるのですが、負かしたモンスター単体よりも他のモンスターを絡めて考える方がシチュエーションを想像しやすいかなとも思うのです
選択肢が増えるといいますか…

とりあえずエッチシーン考えていくのでまたお時間をいただきます
727 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/23(金) 18:12:07.87 ID:A7lqtpXB0
いつまでもしゃぶり続けるウェルを引き剥がし余韻に浸ってるウェルとの約束を破りセックス

あれ?
ひょっとしてこの部分ウェルとアリスで名前間違えてます?
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/23(金) 19:10:17.65 ID:cteN+QmmO
約束はアリスとウェルとの約束
搾ったウェルの勝ちだったんですがジェネラルオークが我慢できずウェルから犯したって流れですね

わかりずらくてすみません
729 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/24(土) 01:23:50.16 ID:nrqsAbkc0
>>728
ご説明ありがとうです

今文章考えてます

今晩は更新ないよ
730 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/02/28(水) 11:14:39.20 ID:cJ1P2yv40
今アリスとウェルの会話を書いている

うまいことアリスのキャラを掘り下げられるといいのだが
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/02/28(水) 15:21:49.15 ID:HE5Lbsy90
期待
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/05(月) 10:06:08.67 ID:gONDXrEpO
今回は結構難産かな?
応援してます
733 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/05(月) 17:07:35.06 ID:uxWy6IBu0
おまたせしてすまない。
1レスだけ投稿させていただく。
序盤の序盤だが
734 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/05(月) 17:09:09.21 ID:uxWy6IBu0
「―ちょっとぉ!あなた!起きなさいよ!」

「んー…」

耳元できゃんきゃんと騒ぐ甲高い声でアリスは目覚めた。

「ふんっ。こんな硬い床でよくぐーすか寝られるわねっ。無神経なんてもんじゃないわっ」

イライラしているのか、棘のある口調で声の主は毒づいた。

「おはよー…って」

うとうとした瞼をこすりながら起き上がるアリス。

ぼやけた視界の中でどこかで見たような紫髪の少女がこちらを見下ろしている。

「あれ…だれだっけ」

起き抜けでボーっとしているのかいつもどおりなのか、小首をかしげてみせるアリス。

「さっき戦ったばかりの相手の顔くらい覚えてなさいな。ウェル…毒使いのウェルよ」

「あ、おもいだした。さっきのしょくしゅのひとだ」

ぱんぱんと黒装束のほこりをはらいながらアリスも立ち上がる…が、少し足元がふらついている。

まだ身体に毒の効果が残っているようでまともに戦える状態ではない…が、目の前の少女も今は戦う意思はないようだ。

ウェルもまた、戦いのダメージが残っているのかもしれない。

「ところで、クチナと、ミルキィは…」

「あなたの仲間? ここにはいないわ。元の場所に置き去りよ」

「おきざり…え、ここってどこ?」

「こっちが聞きたいわよ!貴方がヘンなアイテムを使ったせいでこんなとこに跳ばされたんじゃない!」

アリスのマイペースぶりにウェルはイライラしっぱなしだ。

そんな彼女のイライラに気づいているのかいないのか、やはり小首をかしげてアリスは言う。

「…わたしにもわかんない。あのときみんなをたすけなきゃっておもったけど…それだけ。なにをしたかはぜんぜんおぼえてない」

「はぁ?覚えてないって無責任な…そのカギを使って何かやってたじゃない」

「カギ? あ、これ…」

言われてやっと、アリスはウェストポーチにしまっていたはずの銀の鍵が自分の手に握られていることに気が付いた。

普段は奇怪な光を放つ銀の鍵だが、宝箱などを開いて力を使った際にはその光はしばらく薄れてしまう。

今のカギの状態はまさしく力を使ったあとのようだ。しばらくは使用不可能だろう。

「はん。結局元の場所に戻るのに貴方の力はアテにならないってことね」

アリスが頼りにならないとわかるとウェルは頭上で指をならし、

「…『オープンザワープホール』」

と呟いた。しかし何も起こらない。

「はぁ…」

ウェルはがくりと肩を落として深いため息をついた。

(やっぱりワープホールも使えないかぁ。というか魔力のコントロールすらできないし。あぁ、今日は厄日だぁ)

「はぁ…しょうがない。自力で帰り道を探すわ」

「いっちゃうの?」

とぼとぼと、頼りない足取りで去っていこうとするウェルに声をかけるアリス。

「なによ。まさか戦う気ぃ? 貴方だってまだそんなコンディションじゃないでしょう」

「うん、わたしも なかまをさがさなきゃ」

「そ。じゃあねぇ」
735 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/05(月) 17:10:10.84 ID:uxWy6IBu0
「…」

てくてく。

「…」

てくてく。

「…んもぉ!なんでついてくるのよぉ!」

後ろから迷い犬のようについてくるアリスに耐えきれず振り返ってしまうウェル。

しかし、アリスは。

「あなたもわたしも、ひとりだとおそわれたらたいへんだとおもう。だからしばらくいっしょにいたほうがおたがいのため」

さらっと自分の考えを言ってのけた。

「共同作戦ってこと?…意外と考えてるじゃない」

ウェルも見た目はか弱い少女だ。

だからこそ普段獲物を探してダンジョンを歩く際は触手や毒で武装して自衛しているのだが、いまの彼女には毒薬はあっても触手を操ることはできない。

「協力するって言っても、襲われたら逃げるくらいしかできないでしょうし…片方が捕まってるうちに自分だけ逃げる、みたいな感じになるわよ?」

「うん。おたがいそういうかんじでいいよ」

「ドライね。いい性格してるわ」

こうして、二人はしばし行動を共にすることを決めた。
736 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/05(月) 17:11:20.94 ID:uxWy6IBu0
2レスになってしまった

続きはまだ書いてるのでもうしばらくおまちいただきたい
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/05(月) 17:36:59.54 ID:GCIK7bur0
乙乙
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/05(月) 21:34:54.54 ID:YYCyaZvmO
おつ
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/03/08(木) 00:43:58.66 ID:r6lFbgrA0
a
740 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:39:31.33 ID:R/EdiaWy0
またちょいとだけ更新するよ
741 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:41:13.40 ID:R/EdiaWy0
「―それにしても」

迷宮を歩きながら、ウェルが語り掛ける。

「仲間たちがピンチだから秘められた力が解き放たれました―って、どこの英雄譚よ。貴方そんなにあの連中が大切なの?」

「よくわからないけど たいせつだとおもう」

「『だと思う』?ふふん、ハッキリ言えないってことは自信ないんだ」

からかうように鼻で笑うウェル。

アリスは応えず、ただ後ろを歩くだけ。

「実は疎外感あるんじゃない?自分とあの人たちは違うんだー、みたいな」

「みんなとはちがうけど、そがいかんはないよ」

「どうだか。…というか、貴方本当に何者?」

「…」

ウェルはずっと気になっていた。

アリスが使っていた銀の鍵と、それにより開かれた虹色の光を放つ空間。

通常の魔術とは根源の違う別次元の魔力。

あのカギはただのマジックアイテムではない。人知を超えた神器クラスの代物だ。

「アレは人間が扱えるような力じゃない。でも貴方は使えた。覚えてはいなくてもね」

ウェルはそこまで言うと立ち止まり。アリスの方に向きなおった。

「はっきり聞くけど…貴方人間じゃないでしょう?」

しばし、2人は無言で見つめあう。

「―おとうさんは」

先に口を開いたのはアリスの方だった。



「…おとうさんは、『ホムンクルス』って いってた」



「ちょっ―」

ウェルは驚愕していた。

人造生命<ホムンクルス>。

それは偽りの生体組織に偽りの魂を宿らせて生み出す禁断の疑似生命体。

「ちょっとまってよ…そんなの人間じゃないどころか…生き物かどうかすら怪しいじゃない。あなた、まさか、ホントに!?」

ウェルが疑うのも無理はない。

ホムンクルスの創造は困難を極めると言われており、誕生してから数秒で死亡するというケースが殆どらしい…が。

「しかも、『さいこうけっさく』っていってた。えへん」

「えへん、て…貴方…胸張って言われても…」

目の前で薄い胸を張っている少女は、とてもそんな儚い存在のようには見えない。
742 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:43:53.40 ID:R/EdiaWy0
(けど―この娘の言っていることは本当だわ)

ウェルはアリスの言葉が真実であると確信していた。

普通の人間には使えない、次元の違う魔力を操る『鍵』の力。

もし、あの力を自在に行使したいと思う者がいたとしたら。



人間に使えないなら『使えるモノ』を作ってしまえばいい―と考える者がいたとしたら。



ウェルのその推測は既に裏付けられている。

今ホムンクルスを自称したアリスは実際に鍵の力を引き出してみせたではないか。

(あの『鍵』…この娘はあの『鍵』の力を引き出すために作られた…なるほど。結構不憫な境遇じゃない)

それならば何故アリス自身はそのことを知らないのか、創造主であろう『おとうさん』なる人物は彼女に何をさせようとしていたのか、そもそもあの鍵はなんなのか―。

(あんな力を使わせるためにホムンクルスを作ったんだとしたら、相当ロクでもない企みがあるに決まってるわ)

色々と興味は尽きないが、そのあたりのことはあまり踏み込まない方がいいのだろうとウェルは思った。

「あなたは どうなの?」

「え?」

「あなたには たいせつなひと、いないの?」

しばし沈黙のあと、ウェルは応えた。

「…いないわ。小さいころに親にも見放されて、それからずっとひとり」

話しながらウェルはまた歩き始める。アリスもまたとてとてと後ろについていく。

「…私、ハーフなの。人間と淫魔の」

振り返らずに、ぼそりと呟く。

種族としての『インキュバス』は人間の女性と交配し子を成す。

生まれた子は女なら人間として、男ならインキュバスとして成長する。

この場合ウェルは前者、以前ミルキィたちと遭遇したインキュバスは後者である。

ただ人間として生まれた場合でも魔法の才能に恵まれていたり、

成長するにつれて淫猥な性質が肉体にも精神にも反映されるなど、淫魔としての性質が完全に失われるわけではない。

ウェルは特に『淫魔』としての性質が強く現れた『人間』の女の子であった。

「まぁ困るわよねー。人間でも淫魔でもない中途半端な私の扱いなんて。そういう奴はこういうダンジョンでヤクザな商売やって生きてくしかないわけよ」

(あぁ…でもこの娘も生き物かどうかよくわからない半端モノよね…)

アリスの方を振り返ってちらりと視線をおくる。

「そ、そういえば、貴方の仲間たちは貴方がホムンクルスだって知ってるの?」

「ギルドにはいるとき はなしてる。…あ ミルキィには いうのわすれてた」

まるで大したことのない話題であるかのように話すアリス。

「受け入れられてるんだ…物好きな人たちもいるのね」

(でもこの子があんな鍵の力を奮えることがわかっちゃったら。それでもこの娘は見放されずにいられるのかしら)

ウェルは知っている。

最初は不憫だ、可愛そうだと手を差し伸べてくれた人たち。

そんな彼らが彼女の淫魔の血ゆえの力と才能に恐怖と疎ましさを露わにしていく様を。
743 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:46:10.23 ID:R/EdiaWy0
「…ふん。ま、そういう連中もいつ手のひら返すかわかったもんじゃないわよ。貴方もいつ見放されてもいいように身の振り方はしっかり考えておくことねっ」

どこか自嘲めいた笑みを浮かべながら皮肉を口にするが。

「うん。しんぱいしてくれて ありがとう」

そんな皮肉はものともせずにアリスは素直なお礼を口にする。

いつもの無機質な口調の中に、ほんの少しの嬉しさのようなものを混じえながら。

「…〜っ!あ、あなたねぇ!」

あまりの無垢なアリスの受け答えについに我慢が限界に達したのか、思わずウェルは大声を出してしまう。

「ひょっとして私のこと『実はいい人』みたいに思ってない!? 私こうみえても奴隷調教師よ!これまでに何人もの女の子たちを奴隷に仕上げて出荷してるの。貴方たちだって、そうなってたところなのよ?」

「うん、あなたが わるいこだってことは わかる。でもなんていうか」

アリスはちょっと言葉に詰まってから、自分の心情を表現する言葉を口にする。

「そう。 シンパシー? みたいな」

いつも無表情なアリスではあるが、今の彼女の唇は小さく微笑みの形を作っているように見えた。

アリスもまたウェルに親近感を覚えていたのかもしれない。

「何がシンパシーよ…ほんっっと調子狂うわっ」

ウェルにとって他人との会話でこんなにも心をかき乱されるのは久しぶりのことだ。

なんだか顔が熱いし、気持ちがもやもやする。

(あーもう! なんだか私までおかしくなっちゃう。はやく部屋に帰って休みたい…)

などと考えていたその時だった。

「…っ!」

通路の前方に気配を察して壁の影に身を隠すウェル。

「…またオークだわ」

ウェルの言う通り、通路の先にいる気配の正体はオークだ。

(さっきから…オークの姿ばかり見かけるけれど)

気のせいではなく。アリスとともに行動を開始してからオークの気配を感じては隠れる、の繰り返しであった。

(巣が近くにあるのかしら…でもこれは…まさか)

「…ねぇアリス。さっきの転移…本当にワケもわからずにやったのよね? 狙ってここに跳んだわけじゃないわよね?」

口調に深刻な雰囲気を滲ませつつ、ウェルが問いかける。

「? うん…どうしたの?」

「まずいわ…ここ、たぶん…『第四層』よ…」

ウェルの言葉がかすかにふるえていた。表情も心なしか青ざめている。「なんで よんそうだってわかるの?」

「タワーの第四層はオークの群れが支配してるって聞いたことがあるのよ…ここに跳んでから、実際オークの姿を何匹見かけたと思う?…まず間違いないわ…」

「したのかいそうには おりられないのかな」

「無理よ。本来タワーの階層を行き来するには、それぞれの階層で移動用の魔法陣を起動させるしか方法はない。私は…4層の魔法陣を起動させる魔力球は持っていないわ。残念ながら」

言いながらウェルは改めて鍵の力の脅威を痛感していた。

(まさか魔力球なしで第一層から四層へ転移することになるとはね…つくづくとんでもないのと関わっちゃったわ…)

「…ワープホールの術を使えば階層を超えて一層へ戻れるだろうけど、今はまだ魔力のコントロールができないし」

「じゃあ まりょくがつかえるようになれば もどれるんだね」

「簡単に言えばそうなるわね。もっともいつ回復するかわからないのが問題だけど…ああ、問題と言えばもう一つ」

744 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:48:31.17 ID:R/EdiaWy0
深刻な表情がさらに険しくなる。むしろこっちの方が大きな問題だと言いたげに。

「この第4階層の支配者『ジェネラルオーク』。そいつにだけは見つかりたくないわね」

「つよいの?」

「私もウワサでしか聞いたことはないけど…通常のオークより一回り二回り大きい上に、人間並みに賢くて魔法も使えるって話よ。今の状態で見つかったら…私たち終わりだわ」

そう言うとウェルはぶるりと身体を震わせた。

魔力も触手もない今の状態はあまりにも心細い。

「なんとか…魔力が使えるようになるまで見つからずにいるしかない。ああ〜…ほんとうに厄日だわぁ…」

へたへたと脱力して座り込んでしまうウェル。

「そっかー。 …じゃあ」

へたりこんだウェルの隣りに、ちょこんとアリスも座り込む。

「みつかったら、わたしが ウェルをまもるね」

「…はぁ?」

思わず間抜けな声を出してしまうウェル。

「まりょくがつかえなくなったのは わたしのせいだし。それに」

しかしアリスはいつもの無表情のまま。

「ウェルはわるいこだけど それでも」

隣りに座り込む淫魔ハーフの女の子の瞳を見つめながら、ホムンクルスの少女は言葉を続ける。


「ともだちになれると おもうから」


ウェルは一瞬ぽかんとしていた。

が、すぐに小馬鹿にしたような表情と口調で言う。

「…はん。貴方やっぱり、私のこと勘違いしてるわっ」

「してない」

「してるわよ。世間知らずのお馬鹿さん」

苦笑しながら言うも、不思議と悪い気はしていない。

(―ともだち、かぁ)

自分を助けると言ってくれた、自分と同じような中途半端な存在。

もしもそんな娘と一緒にいられたら。

自分はもしかしたら―。

「ねぇ、アリス。私は…」



その時。

空間が、震えた。

745 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:49:22.73 ID:R/EdiaWy0


『 ブモオォォォォオオオオーーーーーー!!!!! 』



ケダモノの如き雄叫びが、第4階層全体に轟く。

「…っ」

アリスとウェルは硬直していた。

ただ雄叫びの凄まじさに驚愕したわけではない。

その雄たけびを放った何かが。

ズシン、ズシンと石床を踏みしめながら近づいてくるのが判ったからだ。

「あ…ああ…み…みつ…かった…」

ウェルはガタガタと恐怖に震えていた。

アリスもまた、動けなかった。

蛇ににらまれたカエルのように、強烈な重圧感がその小さな体を強張らせていた。



第4階層の支配者、ジェネラルオーク。

絶望を否応なく感じさせる足音とともに そいつは姿を現した―

746 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/10(土) 07:53:43.96 ID:R/EdiaWy0
なかなかエッチシーンいかない。

でも
もうちょっとだけつづくんじゃ…

ちなみにウェルやインキュバスの使ってたワープホールですが、

ワープホールの出口は一度行ったことのある場所にしか開かないという設定だと思ってくださいな

では、また。
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 12:37:12.09 ID:qumloNGSO
おつー

ウェルちゃん仲間になりそう。でもいつも通りの流れならアリスだけ救出になんのかな?

エロシーン楽しみにしてます
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 14:50:29.61 ID:ALOTvLRjO
乙乙、ウェルちゃん仲間になってもいいのよ?

…て思ったけど変に前例作っちゃうと後々面倒な事になっちゃうからダメなのかなぁ

個人的には折角の引き分けエロ+シンパシー感じるアリスと会合が重なったレアケースっぽいし仲間になってほしいな
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 21:15:44.76 ID:q08nsB1ro
おつおつ
ウェルちゃん、もしかしてツンデレの気がある?
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 23:11:07.40 ID:CU2bsO+vo
751 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/03/19(月) 11:06:51.22 ID:ZWPBDPNO0
まるで直立した象のような威容だった。

その肉体は人間ではどんな鍛錬を施しても決して手に入れることができないであろう強固な筋肉のかたまり。

オーク特有のでっぷりとしたシルエットではあるが、ただの大きめのオークというだけではないと一目でわかった。

貫禄が違う。威圧感が違う。

圧倒的な支配者のオーラが全身からにじみ出ているようだった。

「―この階層にも ちらほらと人間どもがうろつき始めたのかと思えば ―小娘ふたりか。そんな小さななりでよくここまでこれたものよ」

腹に響くような重低音。それでいて流暢な、人間のような発音。

普通のオークとは段違いの高い知性を感じさせる口調だった。

そいつは2人の少女を見定めるかのようにじっと見下ろしていた。

「将軍さま…こいつらです! オレが見た虹色の光が消えたあとに出てきた女どもは!」

良く見れば巨大なオークは十数体の通常サイズのオークを引き連れている。

ジェネラルオークの存在感があまりに強すぎてアリスもウェルも取り巻きが目に入らなかったようだ。

「虹色の…か。ふん」

オークの報告に何か思うところがあるのか、少し考えるそぶりを見せて鼻を鳴らす。

「どうやってここまで来れたかなど問題ではない。小さくてもなかなかの上玉だ…気に入った」

そう言うと、まわりのオークたちにじろりと視線をおくりさらに一言命じた。

「今日の俺の相手はそいつらにさせる。捕らえろ」

『へいっ!』

威勢の良い返事が上がり、周りのオークたちがアリスたちのほうに近寄ってくる。

「へへへ…よかったなぁちびっこども。将軍さまじきじきに犯してもらえるなんて、メスとしてこれほど光栄なことは無いぜぇ」

「あんまし抵抗しねぇことだな。大人しくしていりゃ将軍さまもそれなりに可愛がってくれるだろうよ」

「お前らのちっちぇえマンコがどこまでもつかは知らねぇがなぁ。ブヒヒ…」

下衆な言葉を口にしながら数体のオークがにじり寄る。

「アリス…ここは大人しく従うほうがいいわよ。殺されるよりは…犯されるほうがまだマシだわ…」

肩を震わせながらウェルが言う。

確かに2人がろくに戦えない状況で、これだけのオークを相手にするには絶望的。

しかも後ろにはジェネラルオークが控えているのだ。

しかし、アリスは…

「…ん」

カタカタと震えるウェルをかばうようにオークの前に立ちふさがった。

いつものクールな表情のままで。

「ちょっ…貴方まさか」

「…ウェルはにげるじゅんびを しておいて」

信じられないという顔をするウェルに、小声でアリスは伝える。

「わたしがオークたちをひきつける。ウェルはそのあいだににげればいい」

「正気なの…? 貴方まだ戦えるような身体じゃないでしょう!?」

「だいじょうぶ。わたしはすばやいからつかまらない」

アリスの考えは―。

まず自分がオークの群れに切り込み、攪乱する。

群れが混乱し、注意が全て自分に向いている間にウェルが逃走。

頃合いを見てアリスも戦線を離脱して難を逃れる作戦だ。
752 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/19(月) 11:08:16.41 ID:ZWPBDPNO0
アリスは自暴自棄になっているわけではない。

実際二人の逃亡の成功率が高まる手段はこれしかないと判断したのだ。

「いちにのさん、でわたしがとびかかる。ウェルもそのタイミングでうごいて」

こちらに掴みかかろうとするオークの手は既に眼前にまで迫っていた。

「くっ…どうなっても知らないわよ!」

「あん?お前ら何ぼそぼそ言ってんだ…」

2人の様子を怪しむオークたちの動きが一瞬止まる。

「いち…」

「にの…」

「「さんっ!」」

合図とともに、二人は真逆の方向に飛び出した。

アリスはオークたちに向かって。

ウェルはオークに立ち向かうアリスを背にして。

「…しゃあぁっ!」

シュパッ―

油断していたオークの太い腹に一筋の赤い線が走った。

「うぉっ!こいつら!?」

怯えているとばかり思っていた相手からの不意打ちに狼狽えるオークたち。

「こ、このガキっ!」

それは腹の薄皮一枚を浅く切り裂く程度の切り口であったが、オークの怒りを買うには十分な一撃だった。

「逆らう気だぞコイツっ!」

「やっちまえぇーーっ!」

激昂したオークたちがアリスに襲い掛かる。

乱戦が始まった。

襲い来るオークの腕をかいくぐりながら、アリスは素早さを生かして果敢に反撃を行なう。

とはいえ、まともに敵を倒す必要はない。

今のアリスの目的はオークの注意をひきつけ、時間を稼ぐことだ。

「く、くそ!こいつちょろちょろしやがって!」

小さな戦闘マシーンが鈍重なオークの群れの中を疾風の如く駆け抜け、翻弄した。

ナイフが閃くたびに鮮血が飛び散り、怒りに燃えるオークの眼窩にナイフが突き立てられ、無様な悲鳴が上がる。

いける。

この調子ならウェルが逃げ延びたあと、自分もこの場から無事に離脱できる。

ジェネラルオークにしてもオークたちより戦闘能力は高いのだろうが、あんな身体で自分の逃げ足に追いつけるはずがない。

アリスが作戦の成功を確信したその時。

不甲斐ない部下に業を煮やしたか、ジェネラルオークが戦うアリスたちに接近していた。

「ふん。なかなかに活きのいい小娘だ。俺の目にかなっただけのことはある」

「―っ」

アリスはジェネラルオークの巨体を見上げた。

鈍重そうに見えても流石にこんな巨大な相手に接近するのは無謀極まりない。

いったん距離を置こうと、アリスが背後に飛びのいた刹那。
753 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/19(月) 11:09:32.79 ID:ZWPBDPNO0


「遅い」

ずどん!!

「―うごっ」

ジェネラルオークの掌底がアリスの顔面を的確にとらえ直撃した。



意識が消し飛ぶ寸前。

アリスはジェネラルオークの強さを見誤っていたことを悟った。

他のオークより一回り大きな体躯でありながら異常なまでの踏み込みの速さ。

素早く動く小さな標的を正確に捕らえる精密な動作。

それは鈍重などという言葉からはかけ離れた身体能力だ。



不吉な衝撃音にウェルは一瞬振り返ると…

アリスの小さな体がブン!と勢いよく吹き飛んで壁にたたきつけられ、どさりと床に墜落するのを見た。

「あ、アリスっ!?」

逃げる最中にも関わらず、思わず立ち止まってしまうウェル。

「っ…あ…がっ…」

ジェネラルは床に横たわって呻くアリスの頭を掴むと、そのまま小さな体を吊り上げるように持ち上げた。

「ふん。だらしない部下どもだ。羽虫一匹にてこずりよって」

「あ…ああっ…」

ぐったりしたまま吊り下げられたアリスの姿を見て、ウェルはその場にへたりこんでしまう。

自分が逃げるために戦ってくれた女の子。

生まれてはじめて自分のために戦ってくれた女の子。

けどその子は今ぼろぼろになって力尽きてしまった。

「あ…アリスっ…バカっ…だから…おとなしくしておけば…よかったのにっ…」

ぽろぽろと涙をこぼすウェルを朦朧とする意識のなかで見つめながら…アリスはツバキのことを思い出していた。

昨晩凌辱の果てに無様な姿で帰ってきたツバキのことを。

(―おかされるって、ああいうことだよね。ウェルがあんなふうになるところ みたくなかったから。でも…ごめんね)

悲しいかな、その言葉は腫れあがった唇からは出てこない。

そんな互いを想いあう二人をよそに、ジェネラルオークは満足げな笑みを浮かべていた。

「久しぶりに犯しがいのありそうなメスどもだ。楽しませてもらうぞ…せいぜい俺の腹の下でも威勢よく暴れるがいい」



ズタボロにされたアリスと意気消沈したウェルを担ぎ上げ、オークたちは巣穴へと引き上げていく。

アリスとウェルの受難はこれからが本番を迎えるのだ。
754 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/19(月) 11:11:46.10 ID:ZWPBDPNO0
というわけでやっとこさ次からエッチシーンです

なかなか更新できなくてもうしわけない

ランス10が時間泥棒すぎるんや…
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 11:32:51.07 ID:sqPjH5BM0
乙乙
待ってますぜ
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 14:07:30.94 ID:f9AR7+2no
乙ー
ランス10、面白いから仕方ないね
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/19(月) 20:47:43.29 ID:yrDSUAMc0

ああランス10は仕方ない
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/30(金) 00:50:53.55 ID:jhuzca5/o
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/31(土) 20:55:10.67 ID:94YbeJtz0
ランスで忙しいんかな?
760 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/03/31(土) 22:59:42.88 ID:BbdFxgmt0
すいません

ちょこちょこと書いてます
まだ時間かかりそう
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/04/09(月) 02:10:34.09 ID:t9S2dcqX0
a
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 10:43:52.38 ID:LIwW9mEOO
>>761
来たかとおもった
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 11:48:48.23 ID:Hi4z3cGD0
待ってますぜ
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 20:30:11.33 ID:CvRFNMG00
もしかしてエタッた?
765 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/04/24(火) 18:47:00.14 ID:AoLN2HTK0
長いことお待たせしすぎてすまない
ちょっとだけですが投稿します

なかなか安価内容どおりに内容が構築できなくて悩みながらやってます
766 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/04/24(火) 18:50:39.29 ID:AoLN2HTK0
ジェネラルオークの拠点はまるで長いこと使われていない宮殿のような雰囲気が漂っていた。

その広々とした部屋の中央にある豪奢なベッドの上で。

「んんっ…あむっ…れろぉっ…」

「んん…ちゅむ…」

ぴちゃぴちゃという淫らな粘着質な音と、年端もいかない少女たちの吐息が響いていた。

「ククク。なかなか良い舐めっぷりだがまだ物足りんなぁ。ほれ、もっと心を込めて奉仕するがいい」

ジェネラルオークは囚われの身となった二人の少女―アリスとウェルに命令する。

2人は装備も衣服も剥ぎとられ、身に着けているのは鎖付きの首輪だけ。

首輪に全裸という屈辱的な姿の少女たちは巨大なベッドの上にどっしりと腰を下ろすジェネラルオークの股間に顔を埋め、その巨大なペニスに懸命な奉仕を続けていた。

圧倒的な力の前に敗北し、戦う力を奪われた二人はただ大人しく従うほかは無い。

「さぁどうした。もっとしっかり舐めんと頭を握りつぶすぞ?」

「ちゅっ…んんっ…はぁっ…」

「れろぉ…れろっ、ちゅぱぁっ…」

オークペニスの臭気は凄まじく、2人の少女は可愛らしい顔をしかめながら必死に舌を這わせ続ける。

そんな必死な二人の姿をジェネラルオークはイヤらしい目で見比べていた。

かたや余分な脂肪分が胸と尻に集中したトランジスタグラマー体形のウェルと、少女然とした未成熟なつるぺたボディのアリス。

(背丈はそんなに変わらんが、肉付きはまるで違うな。これは楽しめそうだ)

オークペニスは時折ビクビクと脈動する。まるで彼の内心の楽しみを現すかのように。

(なんて、モノっ…こんなの入れられたら、私もアリスも壊されちゃう…)

ウェルは今自分が舌を這わせているソレをまじまじと見つめながら戦慄する。

ジェネラルオークのペニスは勃起すると馬や牛よりも長くそそり立つ。どんな動物の膣奥までも届かせるために。

遠目に見れば意外と長細い印象を与えるがそれでも亀頭のサイズはアリスの握りこぶしくらいの大きさはあった。

これを自分たちの性器に挿入されるなど質の悪い冗談としか思えない…。

だが、しかし。

「はぁっ…ちゅぶぅっ、れろっ、むちゅうっ…♥」

いつの間にか二人の少女のペニスへの奉仕は熱のこもったものになりつつある。

常人の精液を上回る強烈な臭気を放つカウパー腺液。

トクトクと鈴口から溢れだしているそれを嫌々ながらも舐めとっているうちに、彼女らの身体は少しづつ変化をもたらされていた。

身体の芯が熱を帯び、意識が揺らめいてくる。

乳房の先端が充血し、硬く屹立する。

おなかの奥がキュンキュン疼くのを感じる。

「どうだ、どんなメスでも子種をねだらずにはいられなくなる我慢汁の味は。極上の交尾が味わえるぞ?」

(これがっ…オーク体液の媚薬効果っ…これは…ほんとうに、やばい…)

調教師であるウェルにはこのカウパーの危険性がイヤというほど理解できてしまう。

実際アリスはすでに滴る液体をぴちゃぴちゃと音を立てながら夢中になって吸い付いている。

(ああ…アリス…ダメよ…それ以上口にしたら元に戻れなくなるわ…!)

そう危惧するウェルも、その長大なペニスから口を離せない。

臭気と臭みを発する悍ましい液体は麻薬のように二人の少女を虜にしていた。

「あむっ、ちゅっ、れろぉっ…はぷっ、むううっ、んちゅうう…」

「はふっ…あむぁっ、ぺろぉっ…れろぉ…」

滴るカウパーを夢中になって舐め上げ、嚥下していく。

767 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/04/24(火) 18:54:47.75 ID:AoLN2HTK0
「んっ…んんっ…♥」

「はぁっ…ああっ…おぃ、しぃっ… くさいのにっ、鼻が曲がりそうなのにぃっ…♥」

先にカウパーの魅力に屈服したのはウェルの方だった。

「んんんんっ…!じゅるっ、じゅるるっ!」

音を立てて、肉の幹にむしゃぶりつく。

渇ききった砂漠の旅人がやっとたどり着いたオアシスで水を求めるかのように。

(ああっ…だめっ…止めないと…やばいのにっ…!)

ウェルの意思に反して、肉体は積極的にオークの雄の象徴を求めていく。

小柄な背丈の割に豊満なバストで長いペニスを挟んでしごきながら、ウェルは舌先での愛撫を続行する。

「お、おおっ…なかなか熱がこもってきたではないか。流石は淫魔の娘といったところか」

(くっ…!うるさいっ…だまれっ…!))

「んんん!じゅるっ!」

亀頭の先端をほおばり、口内でしごきながら舌先を鈴口に滑り込ませる。

「ぬうっ…!」

敏感な部分に強烈な刺激を受けて流石のジェネラルも呻き声をあげる。

(っ…き、基本は他の男と同じでしょっ!ちょっとサイズがでかいだけよっ!)

「んん〜っ!!じゅるっ!じゅばっ!」

顎が外れそうなほど大口をあけて口内奉仕を続けるウェル。

巨大な肉槍にぷりぷりしたボディをを擦り付けるような愛撫をしながら、全身でもってペニスを奉仕する。

ウェルのトランジスタグラマーボディにヌルヌルのカウパー液がまとわりつき、上気した肌がローションで塗りたくられているような光沢をたたえていた。

(うっ…臭いがっ…また濃くなって…!で…出るのね…射精が、近いのね…!)

自らも快楽に身を昂らせながらも、射精が近いことを悟るとウェルは更に奉仕にスパートをかけた。

(あああっ…ほ、ほしいっ…♥!ジェネラルオークのっ…ぷりぷりのせいえきっ…!のみ、たいっ…におい、かぎたいっ…♥!)

肉欲に突き動かされる自分に恐怖を感じながらもウェルの身体はとまらない。

(ただでさえカウパーの味と臭いだけで気持ちよくなってるのにぃっ…これで精液まで飲まされたらっ…私ホントにっ…戻れなくなるぅっ…!)

「じゅるるっ!じゅるうっ!んんんっ♥ぶはぁっ…はぁっ、はぁっ…♥」

「ククク、物欲しそうな顔をしおって!いいだろう、ならばお前の欲しかったもの…盛大にくれてやるわ!」

768 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/04/24(火) 18:56:04.38 ID:AoLN2HTK0
とりあえずここまで

本当に最初のほうだけですが…
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 19:24:02.89 ID:4peK4HkFo
お疲れ様です
ご自身のペースで更新を行ってることを祈ってます
いつまでも待ってるので
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/04/24(火) 19:38:13.49 ID:3LjRYo8f0
相変わらずエロいな
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 22:41:25.18 ID:BONuZs4aO
最高です!

次回も期待してます
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/23(水) 19:53:15.64 ID:OwKmy2/Z0
まだ待てる!
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/05/28(月) 00:33:45.92 ID:zqJ+HKLY0
まだかな
774 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [sage saga]:2018/05/28(月) 19:20:23.08 ID:O6v5v0/O0
ちょ、ちょっとだけ…ね
775 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/05/28(月) 19:22:49.97 ID:O6v5v0/O0
ジェネラルオークはゴシゴシとガチガチのペニスを擦りあげる。

「ぬっ…ふうう…そら、いくぞ、いくぞ…!」

そのペニスの先端の前には、ぽかんと口を開けてハァハァと息を荒げているウェルの顔。

その姿はさながらご褒美を待ち受けている飼い犬のようであった。

(あ…ああ…くるっ…とんでもないモノが、きちゃうっ…♥)

はぁっ♥ はぁっ♥ はぁっ♥

もはや発情している様を隠そうともしないウェルはとろんとした瞳を湛えながらその瞬間を待ち受ける。

(は、はやくっ…♥ はやくっ、はやくぅ…♥)

そして、ついに。

「受け…とれっ…!ぬ、ぬおおおおっ…!!」

どびゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっっっ!!!!

「んぶっ…ぶぇぇぇえっ…!?」

土石流のごとく溢れ出した『それ』は液体というよりも半固体のゼリーのようだった。

通常とはけた違いの味と臭いの濃度を誇るザーメンはウェルの口の中を一瞬にして満たし、溢れさせる。

「おっ、おぼぉぉぉっ!?ひ、ぐっ、げぶぅ!」

精液の濁流は当然開いた口だけには収まらず、喉を、食道を通り抜け、胃袋の中は醜悪なオスの臭いが充満する。

口の中にも腹にも収まらない精液は口元から溢れ出し、ぼたぼたと豊かな胸元へとこぼれておちた。

(なによ…これっ…ば…ばけものっ…チンポの、バケモノよっ…!)

生きるために、男を受け入れることはあった。

油断と隙を突かれ、魔物に犯された経験もあった。

だがしかし、精液を飲まされ、ぶっかけられるだけで。

これほどの絶頂を味わうという経験はウェルにとっては初めてのことだった。

(う…うそっ…わたし…イってるっ…こんな…ことでぇっ…♥)

未だ続くザーメンゼリーのシャワーを浴びながら、ウェルは絶頂の歓びに身を浸していた。

秘裂からは愛液がとめどなく溢れだし、小便のごとく流れ落ちていく。

(あ…あじと…におい、がっ…からだじゅうに、しみこんでいくぅっ…♥しゅ、しゅごいぃっ…このバケモノちんぽっ…いっしょうわすれられなくなっちゃうぅぅ…♥)

肉体にメスの歓びが浸透していく。

これまでに感じたことのない悦楽を、ウェルは享受する。
776 :塔の主 ◆B2ErFCUzdE [saga]:2018/05/28(月) 19:24:12.14 ID:O6v5v0/O0
挿入される前から、彼女はオークチンポに屈服していた。

「どうやら墜ちたようだな。淫魔の娘よ」

ザーメンに塗れてゆるやかに絶頂を繰り返す少女を見下ろし、オークはニタリと唇の端を吊り上げた。

ウェルは熱に浮かされたような表情で目の前のチンポを見つめながら…

「おかされ、たい…」

ウェルはそのまま、自分の中の渇望を言葉にしていた。

「…このものすごいバケモノちんぽっ…おまんこに、ぶちこんでほしい…♥」

もうウェルの目にはグロテスクな肉の尖塔しか目に入っていない。

今、傍らにいるはずのアリスが自分をどんな目で見ているのかすらも気付いていないようだった。

「いいだろう。ならばケツを向けろ…欲ボケマンコが丸見えになるようになぁ」

「あ…♥」

言われるがままに、四つん這いになったウェルはぷりんとした尻をジェネラルに向かって突き出す。

とろとろと愛液の溢れるメス穴を見せつけるように。

(ああっ…♥ おかされる、おかされちゃう…♥)

はぁっ、はぁっ、と興奮した様子を隠すこともなく、ウェルはその瞬間を待ちわびていた。

「よぉし、いい子だ。さぁ我も楽しませてもらうぞ…」

ジェネラルが長大なペニスの先端を秘裂にあてがうと同時にウェルの身体がビクンと震えた。

「あ…♥」

ごくん、とウェルの喉が鳴る。

恐怖はとうに消え失せ、残るはチンポへの限りない欲望のみ。

(ああ…きてぇ…♥ はやくチンポきてぇ…!)



「ウェル…」

かぼそい声が。

犯される寸前のウェルの耳に届いた。

時間が凍り付く。

声のしたほうにウェルが顔を上げるとそこには―。

いつもクールで、表情を崩すことのないアリスが…泣きそうな顔でウェルを見つめていた。

(…なによアリス。あなた…そんなキャラじゃないでしょう)

それを見たウェルの意識にほんの少しの理性が戻る。

「あり、す…」

例え虚勢でも、大丈夫…と言いたかった。その時は。

でも、それはほんの一瞬。

「ありす…わたしっ」



その理性は次の瞬間消し飛んでいた。


ず ぶ ん ッ ッ ッ ! !

「おっ」

無慈悲に。

ジェネラルオークのペニスはあまりにも無慈悲にウェルの肉穴を貫いていた。
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