【安価・コンマ】吹雪「レズウイルスが蔓延した?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 19:44:24.86 ID:Fk2bLMOQO
※独自設定とかあります、レズ注意


ぴんぽんぱんぽーん

吹雪「ん、放送だ。何だろう?」

冬のある日、いきなり放送が鳴った。

吹雪「こんな遅くに何だろうね?」

白雪「うーん、でも、自室にまで流すってことは結構重要なことなのかも」

時刻は22時、私は同室の白雪ちゃんと歯を磨き、寝る準備をしていた。

提督「夜遅くに申し訳ない。突然だが、君達には1週間程度の休暇を与える」

放送から司令官の声が聞こえ、突然のお知らせで頭がぐらぐら混乱する。

白雪「1週間程度の休暇…?」

1週間の休暇。もちろんうれしいが、なんでこんな時間に放送を流してまで伝えたのか。そこまで急を要する用事とは思えない。

さらに引っかかるのが1週間程度と期間が曖昧なことだ。

吹雪「急に何だろう?」

疑問を投げかけるが、司令官の放送にかき消される。

提督「ちなみに…食料などは、備蓄されているので心配はいらないが、この1週間程度鎮守府は完全閉鎖されるため鎮守府外には出られない、いや、外出してはならない」

吹雪「外出できない…? どうしてだろう」

白雪「私に聞かれても…」

提督「一体なぜこのタイミングで、さらになぜ外出できないのか等、疑問はたくさんあるだろうが、必要事項だけ簡潔に伝える」


提督「現在、この鎮守府にはレズウイルスが蔓延している」


吹雪「レズウイルス…」

レズウイルスって一体何だろう。それが、鎮守府を一週間閉鎖することと関係あるのだろうか。
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 19:49:11.95 ID:C9AbM2v00
提督「恐らく聞き覚えの無い言葉であろうから、今から説明する」

提督「まず、レズウイルスに感染するのは女性のみ…もちろん艦娘もである」

提督「そして、レズウイルスに感染した者は同性を性の対象としてみる。さらに、性欲も爆発的に向上しレズウイルスに感染していない者を襲い始める」

同性を性の対象としてみる? 感染していないものを襲い始める? いったいどういう事だろう。

提督「ちなみに襲われたものは、気絶するまでレズレイプされ、凌辱の限りを尽くされ気絶から起きた後にはレズウイルスに感染している」


提督「少し重々しい雰囲気を出して伝えたが…要するに、感染していない者はレズレイプされたくなければ感染者から逃げろってことだ」

いきなり、司令官の声色が軽くなるが、まだ事態を把握しきれていない。

提督「そんなわけで、レズレイプされたくない感染していない艦娘は頑張って逃げることだな」

提督「ちなみに、なんで1週間程度かというとウイルスに対する治療薬を現在製造中でそれの完成が約1週間後だからだ」

提督「というわけで、私は別の鎮守府に避難するから、1週間後にまた会おう」


ぴんぽんぱんぽーん


最初のチャイムと少し違うチャイムが流れた後に静寂が流れる。私も白雪ちゃんも声を発せずに固まっている。

吹雪「えっと…つまり1週間休めるって事だよね?」

静寂をかき消すようにして口を突いて出たのは、素っ頓狂な言葉だった。

白雪「そ、そうだね!」

的外れの発言にもかかわらず、白雪ちゃんも大きい声で反応をする。白雪ちゃんも混乱しているのだろう。

吹雪「そ、それじゃ、今日は夜更かしできるね!」

白雪「そ、そうだね…」

無理をした会話が続くはずもなく、その後静寂が流れる。静寂を破ったのは白雪ちゃんだった。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 19:51:23.38 ID:C9AbM2v00

白雪「…レズウイルスって何だろうね?」

白雪ちゃんの一声が私を現実に引き戻す。

そうだ。この時間にいきなり放送を流してまで伝えるという事はそれほど切迫した事態だという事なのだから、現実逃避をしている場合ではない。

吹雪「レズレイプって…そ、そういうことだよ、ね?」

少し口ごもらせながらも、白雪ちゃんに疑問をぶつける。

白雪「う、うん…。多分そういう事だと思う」


吹雪「えっと…私たち、これからどうすればいいのかな?」

少しの静寂の後に、言葉を紡ぐ。

白雪「とにかく、とりあえずはこの部屋に居れば安全だと思うから、ここで明日からどうしようか考えようよ」

吹雪「そうだね。司令官は確か、レズウイルスに感染した人は性欲が向上して…れ、レズレイプをしてくるって言っていたけど…」

白雪「それも気絶するまでって言ってたよ」

吹雪「…レズレイプはされたくないし、その後に他の人をレズレイプしちゃうって言うのも嫌だよね」

白雪「しかも、凌辱の限りを尽くされるって言ってたし…掴まっちゃったら何されるか分からないよね…」


何をされるか分からない。


その言葉を聞いて、いきなり恐怖を感じる。

吹雪「…なるべく、この部屋に居るようにしようね」

この部屋にいる限りは、恐らく安全であろう。…まさか、ドアをぶち破ってまで侵入してくるとは思えない…いや、思いたくない。

白雪「でも…1週間、部屋に籠りっぱなしってわけにもいかないよね。お手洗いにも行かなきゃいけないし、ご飯も食べないといけないよね」

吹雪「そうだよね…」

白雪「…ねぇ、吹雪ちゃん。身勝手だとは思うけど、絶対に緊急事態だと思うし、今のうちに食料と…お手洗い代わりになるものをこの部屋に持ってこない?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 19:58:09.84 ID:C9AbM2v00

白雪ちゃんから驚きの提案があり、耳を傾ける。

白雪「1週間位なら、お風呂は入らなくても大丈夫だと思うし、なるべく安全に過ごすなら、この部屋に籠城するのが一番だと思うんだ」

白雪「それに、感染するって言っていたから、動くならなるべく感染者が少ないはずの早い方がいいと思うんだ」

確かに白雪ちゃんの言うとおりだ。動くなら今なのかもしれない。

食料をどこから持ってくるかとか、どうしようかと考える前に少し、この鎮守府の簡単な見取り図を思い出そう。


本来は艦娘には寮などがあるはずなのだが、敷地面積や鎮守府の規模の関係(この鎮守府の規模は中規模である。)上、この鎮守府は一つの巨大な建物で出来ており、6階建てである。

6階は戦艦、空母の皆さん、4階は駆逐艦、5階はそれ以外の軽巡や重巡、潜水艦などの居住区域である。例外もあるが、基本的にはこの通りである。

基本的に1部屋に2人から5人が居住している。潜水艦に至っては全員同部屋である。

3階には教室や会議室などがあるだけだ。

2階は提督の私室、執務室に加え間宮、居酒屋、食堂、食糧庫、資料室などがある。

そして、1階は入渠施設/お風呂や工廠施設、資材の保管庫などがある。

各階の端には階段があり、各階のほとんど中央をエレベーターが通っている。

他にも各階にトイレがあったり、空き部屋があったり、倉庫があったりするが、とりあえず大まかな施設としてはこの位であろうか。

6階:戦艦、空母
5階:戦艦、空母、駆逐以外の艦娘
4階:駆逐艦
3階:教室、会議室
2階:提督の私室、執務室、間宮、居酒屋、食堂、食糧庫、資料室
1階:入渠施設/お風呂、工廠施設、資材の保管庫

エレベーター、階段…他にも部屋はあるが、とりあえずこんなものであろうか。


さて、とりあえず、ある程度鎮守府の施設を思い出したが、やはり、今から、2階の食糧庫に行って、食料を確保すべきか。それとも、とりあえず今日は寝て、また明日、動くべきか。


現在の疲労度 10%

↓1
1、食糧確保に向かうか
2、とりあえず寝るか
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 19:58:49.50 ID:5AlrO3nZo
1
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 20:28:31.29 ID:C9AbM2v00
吹雪「そうだね…なるべく早く動いた方がいいよね」

私と白雪ちゃんは食料とトイレに必要な紙とその入れ物を探しに行くことにした。

白雪「えぇっと…お手洗いの紙は私たちの階にあるお手洗いから取ってくるとして…」

吹雪「問題は、食料だけど…でもよく考えると、食糧庫は二階で、艦娘の居住区域は4階から上だから、危険はなさそうじゃないかな?」

白雪「でも、感染者だってさっきの放送を聞いていたはずだよね?」

白雪「感染者がゾンビみたいに思考をなくしているとは限らないから、食糧庫の前で待ち伏せ…とかの可能性もあるかも」

吹雪「そっか…確かに、そうだよね」

吹雪「そもそも、感染者とそうじゃない人って何か違いがあるのかな?」

白雪「うーん…分からないけど、性欲が爆発するってことは無理やりにでも襲おうとしてきたら感染者って考えていいんじゃないかな?」

吹雪「そうだね…それじゃあ、外に出て、もし人に会ったらどう動く?」

白雪「とりあえず、距離を取りながら『お互い、不干渉でいるのが一番いいと思います。』って説得するのはどうかな?」

吹雪「なるほど…確かに、危険を冒してまで干渉する必要ないよね。もし、そのことを話して、様子がおかしいようだったら、すぐに逃げよう」

白雪「そうだね…」

吹雪「それじゃあ、行く…?」

白雪「あ、ちょっと待ってね…えぇっと、これビニール袋とリュックサック持っていこ」

吹雪「確かに、必要だね。緊張しちゃって考えが回らなかったよ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 20:29:34.73 ID:C9AbM2v00

白雪「ふふ、一回落ち着こう?」

吹雪「そうだね、すぅ〜はぁ〜…よし! 行こう!」

白雪「うん!」




〜4階廊下〜

私達は、静かにドアを開け、部屋の外に出た。私たちの部屋は階の真ん中にあるエレベーターの少し左手の方にある。

警戒しながら開けたため、外に誰もいないのは確認した。

吹雪「…誰もいないね」

白雪「そうだね…こんな事態だし、やっぱり部屋にいるのが正解なのかな?」

吹雪「うーん…でも、逆に考えると誰も居ないって言うのはチャンスだよ! さっと行っちゃおう!」

白雪「そ、そうだね! えっと、エレベーターは…待ち伏せされてたら逃げ場がなくなっちゃうし階段で行くんだよね?」

吹雪「そうだね!」

白雪「じゃあ、左手の階段から…」

4階脱出時、イベント発生の有無

↓1 コンマ
00〜49 何事もなく4階脱出
50〜99 イベント発生
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 20:32:40.19 ID:qLgu89rVo
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 21:16:00.83 ID:C9AbM2v00


〜3階、階段の踊り場〜

4階には本当に人っ子一人おらず、私たちは簡単に下へと続く階段にたどり着いた。

吹雪「…ねぇ、白雪ちゃん? あまりにも静かすぎないかな?」

現在時刻22:30分。あまりにも静かすぎる。やはり、静かに待っているのが正解だったのか。

白雪「確かにそうかも…でも、せっかく人っ子一人いないんだから、2階の様子を見るだけでも見てみよう?」

吹雪「うん、そうだね…」

そうつぶやいた瞬間

ききぃー…

上の階のすぐ近くから扉の開く音が響いた。

吹雪「…駆逐艦の誰かが扉を開けたみたいだね」

白雪「そうだね…どうしようか」

小声で話し合う。

白雪「私たちの階段の方から扉が開く音がしたから、ここで待っていたらきっと鉢合わせちゃうよね」

吹雪「一部屋分の扉が開く音しかしなかったし…情報共有もしておきたいような…」


かつかつ…


その時、下の2階の方からも足音が聞こえてきた。

白雪「…どうしよう」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 21:18:30.77 ID:C9AbM2v00

上下の階どちらの足音もこちらに近づいてくる。

吹雪「よし…はさまれるのはまずいから、一旦上に行こう」

この時間に2階にいる…別に怪しくはないが、4階にいるのは駆逐艦のみ。逆に2階からはどの艦種が来るか分からない。

白雪「そ、そうだね」

吹雪「いや、ちょっと待って…!」

いや…逆に考えると、私たちの素早さを生かすべきなのであろうか? 駆逐艦以外で私たちに追いつける艦種はあまりいないだろう。

かつかつ…

上の階からも下の階からもどんどん足音が近づいてくる。どうするべきか…と考えた瞬間白雪ちゃんがつぶやいた。


白雪「…司令官は、感染者は感染してない人を襲うって言ってたけどどうやって感染しているか感染していないかを判別するんだろう」

急にどうしたんだろう

白雪「ちょっとバカみたいだけど…もし、私が吹雪ちゃんに、れ、レズレイプしてたら、相手はどう動くんだろう?」

だから…何を言っているんだろう、白雪ちゃんは

白雪「ねぇ、吹雪ちゃん。レズレイプの形だけでもしてみない…?」

…いよいよ、意味が分からない

白雪「レズレイプの真似事をしてたら、感染者はどう動くか分からないけど、感染してない人が来たら逃げるか助けに来るかの二択だよね?」

…そうか!

吹雪「そっか、レズレイプの真似事をしていれば、感染者か感染者じゃないか判別できる可能性が生まれるかもしれないんだね…」

感染者じゃなかったら、逃げるか助けに来るか。反応で分かるかもしれない。

でも、もし、上から来る艦娘と下から来る艦娘、どちらも感染者の場合、はさまれて逃げ場は無くなる。

どうするべきか…


↓1
1、レズレイプの真似事をする
2、上の階(4階)に行く
3、下の階(2階)に行く
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 21:19:03.17 ID:Td4vomqLO
1
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 22:46:08.38 ID:C9AbM2v00

時間がない…覚悟を決めよう!

吹雪「分かった、白雪ちゃん…私をレズレイプして」

白雪「そ、その言い方だと…で、でも時間がないし、吹雪ちゃん寝転んで!」

白雪ちゃんは少し顔を赤らめながら私に言った。

私は階段の上も下も見えるように横向きに寝た。その上に白雪ちゃんが覆いかぶさり私を押し倒すような形になる。

白雪「吹雪ちゃん、口を抑えてないと今までどうして助けを呼ばなかったのかって怪しまれるから、口は手で塞ぐよ!」

吹雪「うん!」

小声で話し合う。

白雪「感染者が知能を持ってたら、下手な芝居をするとばれて厄介なことになるかもしれないからある程度本気でやるね」

吹雪「う、うんっ」

こちらもある程度、真面目に逃げるようなそぶりを見せよう。

白雪「行くよっ」

そう声をかけた瞬間に白雪ちゃんは左手で私の口を塞ぎ、顔を私の顔に近づけ、右手は私のスカートの中に入れ、擦るようなそぶりをする。

少し恥ずかしくて顔が赤くなる。

白雪ちゃんが演技に入る。

白雪「はぁ…はぁっ…! 吹雪ちゃ、吹雪ちゃんっ…」

精一杯のレズレイプの真似事をする。私も必死で逃げるそぶりをする。慣れない口を無理矢理塞がれる感覚に不快感を感じる。

吹雪「んぅぅっ、むぅっ…!!」ジタバタ

ちらちらと横目で階段の上と下を確認する。


…来た! 階段の上に人影が見える。

その後に続いて階段の下からも人影が見える。もう逃げ場はない。もしも上の人も下の人も感染者なら私たちはどうなってしまうのだろう…

私達は、上の人たちと下の人たちの反応を見た。


↓1 
階段の上から現れた艦娘(駆逐艦限定)二人まで
そのレスのコンマ 01〜30 感染していない
         31〜00 感染者

↓3
階段の下から現れた艦娘二人まで
そのレスのコンマ 01〜30 感染していない
         31〜00 感染者
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 22:48:06.50 ID:0q7sUvMoO
綾波 敷波
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 22:52:23.77 ID:tEmjo7is0
矢矧
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 22:52:27.88 ID:qLgu89rVo
雪風、初霜
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 22:52:40.21 ID:ohe01r4JO
大和武蔵
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 22:54:00.25 ID:AgY4ocCjo
如月 弥生
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/20(土) 23:03:52.32 ID:TLH5L3b0o
パンデミックじゃないか(呆れ)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/20(土) 23:59:09.36 ID:C9AbM2v00
綾波「うふふ、やってますねぇ」

敷波「ん、でもまだ二人とも感染してないのに、おっぱじめてるよ」

綾波「きっとそういう間柄なんですよ♪ お二人とも、顔を真っ赤にして可愛いですね。敷波、綾波たちも交ぜてもらいましょう♪」

上から現れたのは綾波ちゃんと敷波ちゃんだった。

二人の顔はだらしなく蕩けきっており、発情している獣のような顔をしていた。

さらに、二人は下着姿で、その下着は…べったりと濡れていて膝が少しカクカクと震えていた。

間違いない、二人はつい今まで事をしていたようだ。


雪風「初霜ちゃん! 2人でするのもとっても気持ちよかったけど、4人でやったらもっと楽しいし気持ちいいと思いますっ!」

初霜「そうね、上から物音が聞こえてきたからきてみたけど、ラッキーね!」


下から現れたのは初霜ちゃんと雪風ちゃんだった。

二人は制服を着ており、ニヤニヤと普段の二人から想像もできないようないやらしい笑顔を浮かべていた。

そして、この四人の様子と言葉を見て聞いて、私たちは絶望した。

四人とも、しっかりと考えて行動しており、さらに上から来た敷波ちゃんの『二人とも感染してないのに』という発言。
つまり、感染者は相手が感染しているか感染していないか分かるようだ。


さて、どうする…。とにかく上か下かどちらかに逃げないとダメだけど、どちらに逃げるか。

上の綾波ちゃんと敷波ちゃんは恐らくつい今さっきまで、エッチをしていたからか、膝が震えている。多分、下に逃げるよりは逃げられる確率は高いであろうが、食糧庫からは離れてしまい、さらに、上の階は艦娘の居住地域なので、感染の可能性は高まる。

逆に初霜ちゃんと雪風ちゃんのいる下に逃げれば、今、逃げられる可能性は少ないが、食糧庫には近づける。

どうする…

そういえば、司令官は『ちなみに襲われたものは、気絶するまでレズレイプされ、凌辱の限りを尽くされ気絶から起きた後にはレズウイルスに感染している』という発言をしていた。

という事は、気絶さえしなければ感染しないのか。

真偽は分からないが…なぜか、少し余裕ができる。気絶さえしなければ逃げられるチャンスは増えるのだ。それに一人掴まっても、その子が気絶する前に助ければ助かる可能性があるのだ。

上に逃げるか下に逃げるか…


↓1 上(綾波、敷波)に逃げるか、下(初霜、雪風)に逃げるか

そのスレのコンマ
上を選んだ場合➝00〜69で二人とも逃げられる
        70〜99で一人掴まる(偶数なら吹雪が、奇数なら白雪が掴まる) 
下を選んだ場合➝00〜49で二人とも逃げられる
        50〜99で一人掴まる(偶数なら吹雪が、奇数なら白雪が掴まる)

安価とって今日は終わり。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 00:02:13.97 ID:nR7pauEkO
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 10:36:43.67 ID:nxWBMcvSO
白雪…
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/21(日) 21:31:48.21 ID:N5GPzctV0
ダメだ、もう考えている暇はない。上に行ったら逃げられるかもしれないけど、感染者のいる可能性の多いところに逃げ込むことになる。

逃げたところで、後々厳しくなるくらいなら今が勝負どころだ。下に逃げよう!

吹雪「白雪ちゃん、下に全速力で逃げるよ」

白雪ちゃんにしか聞こえないくらいの声で私は言う。

白雪「うん…!」

吹雪「それで、階段の下から5段目位からジャンプして二人の上を越えようっ!」

初霜ちゃんと雪風ちゃんは二人固まって階段の少し左側あたりに構えている。階段は鎮守府の端にあるため、右側に逃げることはできない。

つまり、一番二人を突破できるスペースが多いのは二人の上の部分だ。

時間がない、私は白雪ちゃんに声をかける。

吹雪「行くよっ…!」ダダダッ

2人そろって一斉に下に向かって走り始める。

敷波「あっ、下にっ…!」

上の階から、声が聞こえるが、構っている場合はない。

雪風「こっちに来てくれました! 吹雪ちゃん、白雪ちゃん、一緒に遊びましょうっ!」

初霜「4人でたくさん気持ちよくなれるわね!」

初霜ちゃんの、独特な少しだけ鼻にかかる声が聞こえる。



大丈夫、きっと逃げられる。


そろそろ、下から五段目だ…


・・・・・・・
・・・・
・・


今だっ!

吹雪「今だよっ!」

掛け声と同時に私と白雪ちゃんは高く跳ぶ。

初霜「と、跳んだわっ!」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/21(日) 21:36:56.75 ID:N5GPzctV0

空中にいる間に初霜ちゃんの驚いた声が聞こえる。

とさっ‥‥

よし、うまく二人の後ろ側に着地出来た! 白雪ちゃんも無事に着地出来ているみたい!

…だが、ここで誤算が生まれる。

私は、白雪ちゃんの左側にいたからすぐに左側に逃げられたが、右側にいた白雪ちゃんは左側に逃げ出すのが少し遅れる。

その少しの差で…

白雪「きゃぁっ…!?」

吹雪「白雪ちゃんっ!」

白雪ちゃんが初霜ちゃんに捕まる。

白雪「吹雪ちゃん、私はいいから先に行って!」

ドラマでしか聞かないようなセリフを聞く。

初霜「捕まえたわっ!」

白雪ちゃんを助けるため、逃げようとした足を止め、振り返ると…

ジャンプした後、バランスが崩れた状態の白雪ちゃんを捕まえた初霜ちゃんが白雪ちゃんを抱き寄せて、キスをしていた。


初霜「んちゅっ…んふ……」

白雪「むぅっ…!?」

初霜「あむっ…ん、じゅるっ…」

初霜ちゃんは白雪ちゃんに深い深いキスをしている。私はその淫靡な光景に少しの間見惚れてしまう。

初霜ちゃんは白雪ちゃんの口を丸ごと覆うようにして、白雪ちゃんの口元に自分の唾液を擦り付けているように見える。

白雪「い、やっ…! んむっ!?」ジタバタ

白雪ちゃんは必死に抵抗をしているがしっかりホールドされていて抜け出すことはできないだろう。

初霜「ぷはっ! 白雪さんの唇ってすっごくぷにぷになんですね、ふふっ」

白雪「なっ…///」

深いキスを終え、二人の口と口に唾液の橋が架かる。

…なぜだろう。少し初霜ちゃんに嫉妬をしてしまう。それに白雪ちゃんはどうして少し顔を赤らめているのだろうか。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/01/21(日) 21:39:29.03 ID:N5GPzctV0
しかし、白雪ちゃんは、すぐに大声で私に叫ぶ。

白雪「吹雪ちゃん、早く逃げてっ! もう私は捕まっちゃったから吹雪ちゃんだけでもっ!」

初霜ちゃんと白雪ちゃんのキスに見とれ、自分の中に膨らんだ疑問を解決しようとしていた私ははっとする。

私だけでも逃げて。そんな事を言われても逃げられるわけはない、すぐに助けに行こうとする。

それに、白雪ちゃんが初霜ちゃんや雪風ちゃんに好きにされてしまうのは…何だか嫌だ。


しかし、初霜ちゃんに向かって走り出そうとした瞬間ある考えが頭に浮かびすぐに足を止める。


艤装だ。


一階に行き艤装を装備して、感染者の人には悪いけど中破状態にさせれば助けられる確率は上がるのではないのか。

気絶しない限り感染しないという私の仮説を信じるならば、一旦退いてすぐに助けに行っても十分間に合うはずだ。その方が賢いのではないか。

どうする…無理にでも今助けるか、それとも1階にある艤装を取りに行くか。

私は…


↓1 どうする?
1、今すぐ助ける
2、1階にある艤装を装備してから改めて助けに行く
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 21:41:37.98 ID:xD4wYI90o
2
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/01/21(日) 22:44:36.05 ID:7sRF8Y+w0
間に合うといいが…
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