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ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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1 :
◆b0M46H9tf98h
[sage saga]:2018/03/14(水) 00:28:26.58 ID:ZglLaJqo0
L「今さらながらプリンセス・プリンシパルのssだ…注意事項があるので任務開始前に読んでおけ」
7「…注意事項はこれです」
…注意事項…
主要な登場人物は百合・レズのみ(ユリ・アイズ・オンリー)
投下遅い
キャラ崩壊あり
シリアス少なめ
L「…以上だ。この内容を理解してから任務を開始しろ」
………
2 :
◆b0M46H9tf98h
[sage saga]:2018/03/14(水) 01:01:06.24 ID:ZglLaJqo0
…case・ドロシー×プリンセス…
ドロシー「…は?」
L「聞こえたはずだ、『D』」
ドロシー「いや、聞こえたけど……プリンセスにハニートラップを仕掛けろ…って」
L「そうだ。今の所「チェンジリング作戦」は上手く行っている……が、この世界に『シロ』の者などいない、いるのは黒か灰色だけだ」
ドロシー「ましてや自分からこっちに加わってきたプリンセスとあらば、なおの事信用できない…か?」
L「そうだ。そこで『D』、お前がプリンセスに甘い顔を見せて本音を聞き出せ…どんな手段を使っても構わん」
ドロシー「…了解」
…部室…
プリンセス「美味しい紅茶ね…ドロシーさんもいかが?」
ドロシー「そうだなぁ、あたしは酒の方がいいけど…ま、頂くよ」
ベアトリス「珍しいですね、ドロシーさんがそんなに素直に」
ドロシー「なんだとぅ?」むにぃ…!
ベアトリス「い、いふぁいれすぅ…もう、ほっぺたがちぎれるかと思ったじゃないですか」
ドロシー「ふふ、そういう生意気な口をきくからだろ……っと、あちっ!」パチャ…!
ベアトリス「ほら、そうやってふざけているからですよ!」
ドロシー「あちゃー…なぁベアトリス、悪いけどあたしの部屋から代わりの服を取って来てくれないか?」
ベアトリス「えぇー?私はドロシーさんのメイドじゃないんですよ?」
ドロシー「仕方ないだろ…まさかこの濡れた服で帰るわけにはいかないし、ここに置いてある着替えって言ったら『活動用』の服だけなんだよ」
プリンセス「…ベアト、ドロシーさんの着替えを取って来てあげて?」
ベアトリス「姫様がおっしゃるなら……じゃあ取ってきますね」
ドロシー「頼んだぞ…クローゼットの中の服を見て鼻血を噴くなよ♪」
ベアトリス「誰がですか!…まったくもう……」
プリンセス「くすくすっ…表向きはああ言ってはいるけれど、ベアトはドロシーさんが嫌いじゃないのよ♪」
ドロシー「分かってるさ…何しろスパイだもんな?」
プリンセス「ふふ、スパイにしてはベアトは正直だけど♪」
ドロシー「かもな…って、冷たいな」
プリンセス「ティーカップ一杯分を浴びてしまったものね…ハンカチを貸してあげるわね?」
ドロシー「いや、胸元だけだし着替えも取って来てもらってるからな……よいしょ…」するっ…
プリンセス「…」
ドロシー「……ところで、プリンセス」
プリンセス「何かしら?」
ドロシー「ベアトリスもいないから言うけどさ……あたしの事、どう思ってるか…教えて欲しいんだ///」
プリンセス「それはもう、大事なお友達で『チーム白鳩』の頼れるメンバーよ?」
ドロシー「そうじゃなくて……あたしはさ、プリンセスの事が…」ずいっ…
ベアトリス「はい、取ってきましたよ……って、なんでそんな格好をして姫様に迫ってるんですか///」
ドロシー「お、悪いねぇ…って、真っ赤になってるってことはあたしに気があるのかー?」
ベアトリス「な、何いってるんですか…とにかく着替えて下さいっ!」
ドロシー「はいはい」
プリンセス「…ふふふ」
3 :
◆b0M46H9tf98h
[sage saga]:2018/03/14(水) 01:33:08.43 ID:ZglLaJqo0
…夜・寝室…
ドロシー「それにしても…昼間は上手くかわされちゃったし、これからどう聞き出すか……はーい?」
プリンセス「…こんばんは、ドロシーさん♪」
ドロシー「うぇっ、プリンセス…!?」
プリンセス「ふふ…お茶の時はお答えできずじまいだったでしょう?きっと答えを早く聞きたいだろうと思って…♪」
ドロシー「いや、それは嬉しいけどさ……ネグリジェだけで来たのかよ///」
プリンセス「ええ」
ドロシー「と、とにかく中に入ってくれないか……寮監だのに見つかるとうるさいからさ」
プリンセス「そうだったわね。それでは、お邪魔します♪」
ドロシー「あー…えーと……飲み物でもだそうか?」
プリンセス「お気遣いなく♪…ベッドの上に座ってもいいかしら?」
ドロシー「あぁ、どうぞ…あたしもベッドに座るから、隣にかけなよ」
プリンセス「ありがとう♪…そういえば、ベアトはアンジェたちと一緒に監視任務に就いているのよね」
ドロシー「ああ…何でも王国側のスパイが入り浸っている部屋があるとかで……」
プリンセス「と言うことは…お昼みたいにお話が途中で止まることもないわけね♪」
ドロシー「お、おい…プリンセス……その、近いって///」
プリンセス「だって、私の事を好きって言ってくれたのはドロシーさんでしょう?」
ドロシー「いや、まぁ…それはそうだけどさ……だいたいプリンセスにはアンジェもベアトリスもい…」
プリンセス「二人きりの時に他の女の子の名前を出すのはいけないわ…♪」
ドロシー「いや、プリンセスもアンジェとベアトリスの名前を言ってたろ…」
プリンセス「だって…私はプリンセスだもの♪」
ドロシー「……横暴だな、おい」
プリンセス「ところで…私がドロシーさんの事をどう思っているか……だったわね?」
ドロシー「あ、あぁ…正直、プリンセスはあたしたちの…いや、あたしの事……どう思う///」
プリンセス「そうねぇ……食べちゃいたいわ♪」
ドロシー「…は?」
プリンセス「だって…あんな美味しそうな胸元を見せつけられたら……我慢できる人はいないんじゃないかしら///」ぐいっ…!
ドロシー「おわっ…ち、ちょっと待った!」
プリンセス「何かしら?」
ドロシー「いや、こういう物ってもう少し…その……なんか準備とかいるんじゃないか?…たとえば、ロウソクで照らされたステキなディナーとか……星空の下で告白とか……///」
プリンセス「ふふ、そうね…それじゃあ♪」
ドロシー「いや、カーテンを開けてどうするんだ…?」
プリンセス「ドロシーさん…好きよ///」
ドロシー「うえぇぇっ…!?」
プリンセス「はい「星空の下での告白」完了…では改めて♪」
ドロシー「うわっ、ちょ……待って…アンジェ、助けてくれぇ……ああぁぁっ!」
………
…
…翌朝…
プリンセス「ふふ、楽しかったわ…それじゃあ、また♪」
ドロシー「…ぜぇ、はぁ……死ぬかと思った…今までのケースの中で一番あの世に近づいたな……」
4 :
◆b0M46H9tf98h
[sage saga]:2018/03/14(水) 01:49:35.84 ID:ZglLaJqo0
…図書館…
7「それで…?」
ドロシー「あー…プリンセスがダブル・クロスって言う可能性はない」
7「その根拠は?」
ドロシー「…プリンセスが『チーム白鳩』のメンバーを気に入っているから///」
7「それだけ?…理由にしては弱いわね」
ドロシー「いや、あたしが直接ハニートラップを仕掛けて聞き出したんだから間違いない…って、なんてこと言わせるのさ///」
7「スパイとはそういう物よ……で、どうだった?」
ドロシー「…何が」
7「夜のプリンセスよ…聞かせてちょうだい、そのためにこの作戦を『L』に提案したんだから」
ドロシー「おい」
7「こほん…いえ、今後プリンセスの寝返りを防ぐための予防線、あるいは弱点として記録しておかないと……」
ドロシー「…正直、あの状態のプリンセスは極めて危険だと思う」
7「なるほど」
ドロシー「正直、チームの全員をぶつけても勝てるかどうか……あたしは無理だと思う」
7「…つまり、プリンセスはタチ、と……とりあえずよくやってくれたわ」
ドロシー「ああ…あと、今回の件で」
7「なにかしら」
ドロシー「危険手当と傷病手当を加えておいてくれ…」
…寮の一室…
プリンセス「ふふふっ…♪」
ベアトリス「なんだか今日の姫様はとても肌艶がいいですね?」
プリンセス「そう?」
ベアトリス「はい、なんだかウキウキしていらっしゃいますし…何かいいことでもあったんですか?」
プリンセス「…かもね♪」
ベアトリス「?」
………
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2018/03/14(水) 02:32:25.26 ID:B/IhVWy3O
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