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ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]:2018/03/19(月) 03:25:52.21 ID:VUHSzbKi0
…舞踏会…
ドロシー「おーおー…綺麗な会場だ……しかも壁に入れこみやカーテンのかかった場所もたくさんあるな」
プリンセス「とっさの隠れ場所には困らないわね?」
ドロシー「ご名答…もっとも、相手側にとってもそうなるけどな」
アンジェ「大丈夫、入れこみに隠れている人間はいないわ」
ドロシー「どうしてわかる」
アンジェ「人が潜んでいたらカーテンのドレープ(ひだ)にムラが出来る…でも、ここのカーテンはどれも綺麗なものよ」
ドロシー「そうだな…それじゃああたしは一杯もらってくるかな♪」
アンジェ「タダだからって飲みすぎないでよ」
ドロシー「…ばか言え、それを口実に化粧室に入るんだよ」
アンジェ「知ってるわ」
ドロシー「相変わらず食えない女だな…それじゃあ、あたしはワインでももらってくる」
プリンセス「行ってらっしゃい♪」
貴族女性「あら、これはこれは王女様…お目にかかれて光栄でございますわ!」
プリンセス「まぁ、ムーンウォーク卿の奥さま……わたくしこそ、お会いできてうれしいですわ」
貴族女性B「まぁまぁ、王女様のお召し物はいつにもましてお綺麗ですこと…!」
プリンセス「ふふ…お褒めの言葉はありがたく頂戴いたしますわ、レディ・スマイリー」
アンジェ「……ベアトリス、プリンセスをお願い。私は先に受け渡し場所を確認してくるわ」
ベアトリス「…はい」
貴族女性C「おほほほ、王女様はお上手ですわねぇ」
プリンセス「いえいえ、わたくしなどミス・チャーミングの足元にもおよびません♪」
…数十分後…
プリンセス「あら、どうかなさいましたの?」
ドロシー「ええ、わたくし少々頭が痛むんですの…」
プリンセス「まぁ、それはいけません……さ、一緒にお化粧室に参りましょう?」
ドロシー「……お願いいたしますわ」
…化粧室…
ドロシー「あぁ、頭が痛いですわ…っと、メールドロップはここだよな……」
プリンセス「ええ…左から二番目の化粧台の、化粧筆の柄の中に……どう?」
ドロシー「あー…よし、あった」
プリンセス「よかったわ…それじゃあ後はドロシーさんの頭痛がひどくなって……」
ドロシー「アンジェたちがあたしを連れ出す…と」
アンジェ「……そう言う話だったけど事情が変わったわ」
ドロシー「どうした、アンジェ?」
アンジェ「王国防諜部が来たわ……どうも海軍省の裏切り者が捕まって歌った(白状した)みたいね」
ドロシー「ちっ…それでカットアウトの所にまでたどり着いたってわけか。手が早いな」
アンジェ「そうね……そこで計画を変更するわ」
ドロシー「ああ、どうする?」
アンジェ「ドロシーは予定通り早めに出ていくことになるわ……当然、彼らからすれば「防諜部が来ていたらどんなスパイでも真っ先に出ようとする」と、考える……」
ドロシー「が、そうじゃない…と♪」
アンジェ「ええ……私とプリンセスはコードブックを持ったまま最後まで残って、パーティを楽しむわ」
ドロシー「了解、それじゃああたしはさっさと出て行くことにするよ」
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