男「過去に戻って処女を頂きたい」幼馴染「絶対に行かせない、てか生かさない」

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33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 21:30:36.05 ID:KLei6nVH0
男「マジかよ・・・俺は昔から騙されて踊らされていたってのか」テクテク

男「たしかにそれじゃあ過去に戻っても無理じゃねえか」ガクッ

男「な、なんのために俺はタイムマシンを作ったんだ」ウッウッ

男「これじゃあただの童貞捨てそびれた阿呆じゃねえか」

男「うわあああああああ――」

幼「家の前で騒ぐな」ガチャッ!!

男「ぎひぃ!?」メキメキ

男「ちょっ・・・いくらなんでも[ピーーー]気かよ・・・」ピクピク

幼「いや、ドアの真正面で項垂れてるとは思わなかったから」

幼「つーかこんなところで騒ぐアンタが悪い」

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:21:08.85 ID:XvJ12lRK0
男「もう俺はどうしたらいいかわかんねえよ」

幼「そんなの私が知るか」

男「・・・だよな」

幼「おっ、素直じゃん」

男「自[ピーーー]るわ」

幼「さすがに大げさでしょ」

男「だって生きてる意味ないし」

幼「死ぬ意味はあるの?」

男「これから先の人生、金を返すだけなんて嫌だ」

幼「自分の責任でしょうが」

男「・・・だよな」

幼「だからしっかり返しなよ」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:25:09.45 ID:XvJ12lRK0
それからしばらくして

男「よう、帰ってきたぞ」

幼「アンタの家は隣なんですけど」

男「何言ってるんだ、俺の帰るところはお前の隣だけだ」

幼「あ、そう」

男「つれない奴だなぁ、そこも可愛いんだけど」

幼「ちょっと前まで死にたいって言ってたくせにずいぶんと元気じゃん」

男「ハハッ、人は成長するんだよ」

男「まあそれはともかく、今の俺はどうだ?」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:29:07.22 ID:XvJ12lRK0
幼「何を言いたいのかわからないんだけど」

男「困ったちゃんだなぁ、今の俺はお前にふさわしいかって聞いてるんだ」

男「もう知っているかもしれないが俺は世界的に有名な科学者となった」

男「借金どころか地位と名誉と大金まで持っているわけだ」

男「つまり今の俺は誰もから尊敬される男になったんだよ!」

男「なら・・・あとは分かるだろ?」

幼「まったくわからん」

男「ふぅ〜子猫ちゃんめ」

幼「後さっきからキモイ」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:36:40.32 ID:XvJ12lRK0
男「照れてるのか、仕方ない奴め」バッ

幼「急に手を広げて頭でもおかしくなった?」

男「いつでも俺の胸に飛び込んでもええんやで?」

幼「私、用があるからそろそろいい?」

男「この俺とラブラブする以外に大事なようがあるってのか?」

幼「あるよ」

男「ああっ! もしかして両親に挨拶か? そんなのいつだって――」

幼「妊婦検診があるから」

男「・・・・・・・・・・・・ふぇ?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:43:48.84 ID:XvJ12lRK0
男「おおおお、おいおいおいおいじょじょじょーだんきつうーぜ?」ガクガクガクガクガクガクガクガク

幼「いや、マジだから」

男「何言ってんだよ、借金を返したら付き合うって話だったじゃないか」

幼「そんな話した覚えはないんですけど」

男「嘘つけ! 借金まみれで過去に戻ろうと考えなければ付き合ってもいいって言ってた!」

幼「それをどう曲解したら付き合うなんてなるんですかね」

男「またしても俺をたばかったのか!? しかも処女だけでなく子宮まで穢れていただと!」

幼「その発言はマジで不快だからやめて」

男「もう絶対許さねえ! 絶対、今度こそ、過去に戻ってお前の処女を奪ってついでに孕ませてやる!」

男「うわああああああああああああああああんっ!」ダダダダダッ!
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 14:52:39.45 ID:XvJ12lRK0
幼「大声でなんちゅーことを叫んでやがるんだ・・・」

?「まったくだ、あんな恥ずかしい奴にはお前はふさわしくないな」

幼「そっか、つまりあれの未来であるアンタにもふさわしくない訳だ」

先男「おおお俺は成長したからもーまんたいなんだ!」

幼「どーだか・・・結局昔も、さっきも、未来のアンタも然して変わってない気がする」

先男「変わったもん! ちゃんとお前の処女をもらったもん!」

幼「・・・そういうところが変わってないって言ってんだよ」ハァ

幼「まあ、とりあえずさっきのあいつに言えることは」


「――今度はちゃんと告白しろよ、バカ男」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/04/29(日) 14:53:46.19 ID:XvJ12lRK0
今度こそ完!
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 16:52:48.32 ID:+TWmkvy90
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/05/10(木) 09:42:40.84 ID:q6oifoJLo
いいぞいいぞ
さあ過去に戻った編をやるんだ!
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