王馬「Death end re:Quest」

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83 :>>1 [saga]:2018/04/28(土) 16:57:00.38 ID:Qz3+j8920

>>82 11.22.88 すごーい!君はゾロ目なフレンズなんだね!…え、ネタが古い?まぁいいじゃないですか、使いやすいネタは使っていきましょう……ね?というわけで黒シューマイ召喚の儀


王馬「とりあえずここ入ればいいんじゃない?よく見たらこのクローゼットの上の天井だけ動いてないし」

春川「本当だ……じゃ、早く入ろうか」

王馬「…その槍入る?」

春川「斜めにすればなんとか」

入間【流石に暗いな……よし、ちょっと待ってろ】

【…カタ、カタカタ】そんな音が少し響いて、クローゼットの中に小さなランプが表れた。片手で持ち歩けるサイズで、明かりも申し分のない物だ。その頃にはクローゼットの扉の先はすっかり何もなくなっていた。いや、何もなくなっていたと言うより、ただの壁になったとでも言うべきだろう。王馬はそれを見てクローゼットの扉を閉めた。

照らし出されたクローゼットの中には何もなかった。横巾は狭いが奥行ははあるため、二人と一匹がいるのには丁度いいとも言えよう。少し余裕があるため、これなら座れそうではある。

王馬「え、こういうことできんの?」

入間【アイテム作製とオブジェクト設置の合わせ技ってとこだな。出すことは出来ても消すことはできねえから使い勝手は良くねーし、そもそも出すこと自体が手間かかるからあんまりやりたくねー…】

春川「まぁ、いらなくなったら何処かに置いていけばいいよ。使う内は持ち歩けばいいだけ」

王馬「なるほどー、お荷物製産機ってことだね!いやぁ、無能なんだか有能なんだかわからないね!」

バグゥ・スコルピオ「誉めてるのか貶してるのか……」

王馬「……んっ?」

春川「え…?」

バグゥ・リザード「…グッ!!?バグッ、バグググッ!!」

バグゥ・スコルピオ「…あ」

バグゥ・スコルピオ「キッ、キギギッ!キッヒヒヒッ!!」

入間【おい…今この球体喋ったぞ……】

84 :>>1 [saga]:2018/04/28(土) 16:58:10.06 ID:Qz3+j8920

──ガタンッ!

─やべっ…気づかれる……

三人「「【!】」」

王馬「…やっぱり、この壁の向こうに部屋があるみたいだね」

─ガタッ!ガンッ、ガタン!

春川「…なら、やることは一つだね」

王馬「ま、そーなるよね…」

王馬春川「「この壁を壊す……!!」」

─ガンッ、ガタッ、ガサッ、ドターーンッ!!

王馬「ねぇちょっと焦りすぎじゃない?」

─悪かったなトカゲ野郎!!!

王馬「!?」

春川「ふんっ……!!」

─あっ、おいやめろっ!せめてもう少し待ってくれ!!

春川「待たない」

─やめてくれえええええええええええ!!!!!

壁の向こうから響く誰かの声が制止するも空しく、春川はそんなの知るかとばかりに壁に向かってタックルを繰り出す。ダンッ、ダンッ、ダンッ!と、何回目かわからないタックルを壁に叩き込んだとき、その壁はガンッ!と外れ、そのまま斜め後ろに倒れ込んだ。

?「ぐふえっ」

…既に下敷きになっていた者を更に苦しめるという結果になったが。

85 :>>1 [saga]:2018/04/28(土) 16:59:27.46 ID:Qz3+j8920

◆洋室D

春川「ここ…物置?」

王馬「へー、この物置ってさっきの洋室と繋がってたんだね」

入間【…で、誰だお前?】

?「クソッ、こんな姿見られたくなかった…」

王馬「…ん?あれ、この声さっき聞いたような…」

雪崩が起きた物置の中には、崩れた物達の下敷きとなった一人の男がいた。黒髪に白のメッシュが入った褐色の肌をした男だ。その緑色の目で二人と一匹を睨むかのように見つつ、左手で首に巻いたマフラーを引っ張り口元を隠している。床に延びる右手は人ではない形をしており、一見ザリガニなどのハサミを連想するが知っている者が見ればそれはサソリのハサミにそっくりだと言うだろう。そしてそのハサミの先に、一つの額縁が落ちていた。その額縁を春川が拾い上げる。

?「あっ、ちょっ……」

春川「…なにこれ、公園の写真?っていうか、この黒い影…」

?「…心霊写真だよ、バーカ」

王馬「心霊写真?」

入間【……ん?…ああっ!?それ、八伏(ヤツフサ)公園じゃねーか!?】

王馬「八伏公園………八伏?何処かで見たような…」

春川「待って…その八伏公園って?」

?「…八伏公園。…我楽庭(ガラクテイ)っていうカフェの前にある小さい公園だよ」

王馬「ああ、あそこね。オレの部下がよく行ってるカフェじゃん。…で、その前にある公園がどうかしたの?」

入間【…今年の7月頃、お前らが起きなくなってから2ヶ月ぐらいした時だな。その頃から、ある所から写真を撮ると心霊写真が撮れるって一時期有名になったんだよ】

86 :>>1 [saga]:2018/04/28(土) 17:00:39.45 ID:Qz3+j8920

?「…何かあるかもナァ?」

王馬「…なるほどね」

バグゥ・スコルピオ「…キキキッ」

バグゥ・リザード「…バッグゥー」

?「…えーっと、なんだったかな。ミウ、だったか?行って来たらいいんじゃないか?」

入間【ハァッ!?なんで俺様が行かなきゃならねえんだよ!?】

春川「…私達は行きたくても行けないから、必然的にアンタが行くしかないと思うんだけど?」

?「そーゆーこっタァ……ま、精々頑張るんだな」

入間【ふええ…?わ、わかったよ…行けばいいんだろぉ…?】

?「…………」

?「あ、待ってくれ。行く前にこの山どうにかしてくれないか!?マキのせいで余計に重くなって自力じゃどうにも出来ねえんだよ!!」

春川「………」

春川「マキ?」

?「ああそうだよ!お前がそこの板を無理矢理倒したせいでこうなってんだよ!」

春川「なんで私の名前を知ってるの?」

?「ッ!」

王馬「ああ…そういえば、確かにそうだね。っていうかまだ名前聞いてないし」

?「………俺の知っていることで答えられることなら3つまで答えてやる。それで手を打つのはどうだ?」

春川「つまり3つまでならどんな質問でも答えるってこと?」

?「…流石にどんなことでも…ってわけにはいかないナァ。黙秘するところは黙秘するぞ」

王馬「ふうん……」

王馬「─じゃあ1つ、君の名前は?」

?「………」
87 :>>1 [saga]:2018/04/28(土) 17:01:38.55 ID:Qz3+j8920






囚「Syuuardo。修羅道のシュウアード、だ。他の奴からは囚(シュウ)と呼ばれてる」






三人「「【!】」」

囚「續(ツヅ)……ツヅエノからは黒シューマイって言われるけどナァ。……で、あと二つ…何が聞きたい?」


↓1↓2辺りで聞きたいことを一つずつ
なお、答えてくれない可能性がありますが、コンマ次第で答えてくれるかもしれないです、とだけ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 20:30:11.97 ID:gCeoEfKvO
何聞けばいいかさっぱり分からん
おまかせ
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 02:47:37.00 ID:xP9/8GECO
他の面子の居場所
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/04/30(月) 11:52:55.49 ID:CPHAJOvA0
新キャラの所属等について 敵なのか味方なのかよくわからない
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