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いーちゃん「人狼ゲーム?」
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1 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/01(土) 23:49:13.00 ID:ULJrPkKP0
【諸注意】
・純戯言SS
・書き溜めあり。最後まで一気に書いていく予定
・亀更新
・死んだ人生き返ってますが気にしないでください。
・人狼ゲーム中級くらい?意見があったら、どんどん書いてください
2 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/01(土) 23:56:58.49 ID:ULJrPkKP0
いーちゃん「って、学校内で王様から送られてくる内容に従わないと死ぬやつだっけ?」
玖渚「それは王様ゲームだよ、いーちゃん」
3 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/01(土) 23:57:30.54 ID:ULJrPkKP0
玖渚「いーちゃんは本当に流行りものとかにうといねー」
いーちゃん「まぁ、確かに流行モノとかいちいちチェックするタイプじゃないけど……」
いーちゃん「それ、今流行ってる物なの?」
玖渚「そうでもないかなー。多分一番盛り上がってたのは2013年にTVで「人狼」っていう番組がやってたんだけど、その時が一番流行ってたかな」
いーちゃん「じゃあ、もうブームとか去ってるじゃないか……」
玖渚「うにー。でも、まだ根強く人狼ゲームは人気あるし、PCゲームでも【Deceit】という人狼ゲームとPUBGを混ぜ込んだものが流行ってるから、あながち流行り物って言っても間違ってないんだよ」
いーちゃん「ふーん。そうなんだ」
玖渚「でね、今回はいーちゃんとか、いろんな人を呼んで皆でその人狼ゲームをやろうって言ってたんだよ」
いーちゃん「言ってたんだよ、って誰が言ってたんだよ……」
玖渚「>>1が」
いーちゃん「一発目からメタ発言すぎるだろ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いーちゃん「―――というわけで人狼ゲームすることになった」
人識「ふざけんな」
4 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:05:58.63 ID:UXrKcg580
人識「わざわざ三つ編みデニム使ってまで呼び出したかと思ったらゲームだあ? 寝言は寝て言えよ。いや、お前の場合戯言か?」
出夢「ぎゃはは、いいじゃねーかぜろりん。僕はこういうの好きだぜ」ガバァ
人識「っだーっ! うぜぇくっつくな! つーか、何でてめえがここにいんだよ? 内臓ぶちまけて死んだんじゃねーのかよ!」
出夢「細けーこたぁいいんだよ。僕と再会できてうれしいのは分るが、そうはしゃぐなって。ぎゃははは」コキコキッ
人識「笑いながら関節技かけてんじゃねーよ! 痛ーーーーーっ! ちょっと待て! その関節はそっちには曲がrあnjfい」
出夢「んで、おにーさん。やるって言ってもメンバーは揃ってんのか? おにーさんと僕とぜろりん入れてもまだ3人だけだぜ」
いーちゃん「うん。とりあえず、呼べるだけ呼んでみたから。時期来ると思うよ」
スタスタ
みいこ「いの字、待たせたか」
5 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:23:54.92 ID:UXrKcg580
いーちゃん「みいこさん、わざわざ呼び出してすみません。……えっと、お一人ですか?」
みいこ「萌と崩は遅れてやってくるよ。何でも痴女の仕度に手間取ってるらしい」
いーちゃん「痴女って……。というか春日井さん来てくれるんですね。声を掛けといてなんですが少し意外です」
みいこ「ああ。ゲームには参加しないみたいだが」
いーちゃん「何で来るんだよ、あいつ!」
みいこ「面白そうだからと言っていたな」
6 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:24:48.21 ID:UXrKcg580
出夢「おにーさん。そのおねーさんは?」
いーちゃん「この人はぼくと同じアパートに住んでる、浅野みいこさん。そしてみいこさん、こちらは匂宮出夢くん。性格には難がありますが、シスコンです」
出夢「ぎゃははは! よろしくな、おねーさん!」
みいこ「うむ。よろしく」
いーちゃん「萌太くんと崩子ちゃんは参加するとして、あと3人かな?」
出夢「人狼ゲームって9人でやんのか?」
いーちゃん「人数には色々あるけど、今回は9人でやるって友が言ってた」
出夢「はーん」
みいこ「私たち以外には呼んでないのか?」
いーちゃん「なりふり構わず呼んだんで、まだ来ると思いますよ」
タッタッタッ
一姫「師匠ーー!」
7 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:52:06.61 ID:UXrKcg580
いーちゃん「おー。姫ちゃん……と子荻ちゃん? あとそのずたずたな服の娘は、確か……」
一姫「師匠ができるだけ人集めてきてって言ったんで、萩原さんと西条さんを呼んでみたんですよ。偉いですか?」フンス
子荻「……どうも、お久しぶりです」ペコッ
玉藻「あー、ひしとき君だー。何やってんのー?」ポキポキッ
出夢「あ、馬鹿! むやみやたら触んな! 今こいつ微妙なバランスで成り立ってんだから」
人識「」プラプラ
いーちゃん「えーっと。玉藻ちゃ―――。二人も今回ゲームに参加するの?」
子荻「心配しなくても、今回は玉藻は観戦のみですよ? 本当はお留守番させておこうかと思っていたのですけど、一姫がどうしても3人で行きたいというので仕方なく連れてきただけですので」
いーちゃん「あ、そうなんだ。じゃあ、子荻ちゃんは参加するんだ」
子荻「何かご不満でも?」
いーちゃん「いや、こういう心理ゲームで子荻ちゃんを相手するのはかなり厄介そうだなって思って」
子荻「本当に厄介に思わなければいけない相手は他にいると思いますが……。しかし随分弱い気なのですね」
いーちゃん「まぁ、以前澄百合で酷くやられたからね……」
子荻「あは。いいじゃないですか。またあの時の続きをここでやるのも。今度は、負けませんよ?」
いーちゃん(今度は。ってあの時はぼくの完敗だった気がするけど)
一姫「師匠ー。盛り上がってるところに釘を刺すようで悪いんですが、人数足りなくないですかー?」
いーちゃん「釘じゃなくて水を差してくれると助かるかな。もうちょっとしたら、萌太くんと崩子ちゃんが来るはずだよ」
スタスタスタ
崩子「お待たせしました。不肖闇口崩子、戯言遣いのお兄ちゃんの力になるべく参上いたしました」
8 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:52:36.70 ID:UXrKcg580
萌太「遅れてすみません。準備に手間取ってしまいまして」
いーちゃん「いいよいいよ。まだ人数揃ってないし、こうして2人が参加してくれるだけでも十分ありがたいんだからさ」
春日井「そーそー。むしろ遅れてでもやってきたことに感謝されるべきだよ」
いーちゃん「お前は黙れ」
人識「あと一人ってとこか?」
出夢「お、復活した。大丈夫か?」
人識「誰のせいだ、誰の」
出夢「止めさしたのは、そこのガキだぞ?」
玉藻「ゆらぁ?」
人識「そういう問題じゃねーんだよ」
出夢「で、あと一人は誰なんだよ。おにーさん」
人識「聞けよ!」
いーちゃん「うーん。あと一人は向こうから参加したいって連絡が来たんだよね」
出夢「おにーさんの携帯にか?」
いーちゃん「いや、そこの人間失格の携帯に」スッ
人識「はぁ!? お前何で俺の携帯持ってんだよ!?」
出夢「ぜろりんに電話してくる友達いたんだな」
人識「どういう意味だよ」
いーちゃん「もうすぐ来ると思うんだけど」
伊織「すみませーん、遅くなりましたー」タタタッ
人識「………」
9 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:53:04.93 ID:UXrKcg580
伊織「いやー、すみません。研究所の入口で黒ずくめの人たちに捕まってしまって遅くなってしまいました」
人識「何でお前が来てんだよ!」
伊織「えー。いいじゃないですかー。人狼ゲームとか高校生の時流行ってて、昔ブイブイ言われてたんですよ?」
人識「ブイブイ言われてるって、思いっきり怪しまれまくってたんじゃねーか……」
伊織「とにかく。人狼ゲームに関しては人識くんよりも経験が豊富ですから、分からないことがあったらどんどん聞いてくださいね」
人識「分からないことがあっても、まずお前にだけは聞かねぇよ。一緒に怪しまれそうだし」
伊織「酷いっ!?」
出夢「つか、人狼で分からないこと聞いて素直に答えるかどうか分かんねぇもんな」
いーちゃん「とりあえず、これで人数は揃ったね」
10 :
◆SIJX2KryAg
[saga]:2018/12/02(日) 00:53:41.36 ID:UXrKcg580
玖渚「おーい、いーちゃん。こっちこっち!」
いーちゃん「友。とりあえず9人揃ったけど、どこでやんだ?」
玖渚「こっちだよ、この部屋にある建物に人狼用のセットを作ったんだよ」
出夢「おー。部屋の中にでっけぇ建物が建ってる」
伊織「何か、いかにも殺人事件が起きそうな洋館ですね」
一姫「昔、音楽で戦ってくる人とあった場所に似てるですー」
みいこ「すごいな。本当に外にいるみたいだ」
玖渚「ここの2階に人狼のゲームを行う部屋を用意してあるんだよ」
いーちゃん「ふーん」
玖渚「じゃあ、後は案内役の人に従って行動してね」
いーちゃん「案内役?」
鵜鷺「どうも。案内役を勤めます。鵜鷺と申します」ペコリッ
いーちゃん「あ、どうも」ペコリッ
人識(メイド服を着た少女が案内役か。この部屋の雰囲気と相まって少し不気味に感じるな……)
一姫「あー、鵜鷺ちゃん! やっはろー!」ブンブンッ!
鵜鷺「あ、一姫ちゃん。やっはろー」ブンブンッ!
人識「いや、もうちょい案内役のキャラ作ることに努めろよ。雰囲気台無しだろ」
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