【安価】銀河の冒険者

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 21:28:40.01 ID:ZVyCy12d0
男「今度こそ...!」


宇宙船を惑星に停め、降り立つ
男が探しているのは『流星の欠片』という石である
この石は宇宙でごくごく稀に発見される
この石の特筆すべき特徴は、石を砕いた者にその石に宿る能力が乗り移ることである
売れば大金になるため、それを求める者も多く、男もまたその一人である

男は過去に一つ欠片を砕き、能力を獲得している


>>3...その能力とは
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 21:31:38.24 ID:7jbWTtYZ0
異性を誘惑する能力

Rスレだからエロみたいです!(欲望丸出し)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 21:32:42.74 ID:2M7bYGX3o
心理掌握術
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2018/12/19(水) 21:34:33.45 ID:hgfTaEq60
[たぬき]のひみつ道具を使えるようになる
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 21:44:52.38 ID:ZVyCy12d0
男(俺の能力は心理掌握術)

男(おかげでジャンケンでは負けた事がない)

男「ここが件の洞窟か」


目の前にある洞窟の奥底に流星の欠片が眠っているらしい
深さはそこそこだが迷わなければどうという事はない
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 21:50:59.01 ID:ZVyCy12d0
暗い中をひたすら進み続ける
着実に、少しずつ下っていく
特に生き物のいない惑星だったので、脅威となる生き物にも遭遇しなかった


男「運がいいぞ...!」

男「!!」


洞窟の奥。淡い光の漏れる場所がある
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 21:56:30.57 ID:ZVyCy12d0
〜洞窟最奥部〜


男「あった...」


蒼く発光するその石
それこそが流星の欠片である
手のひらサイズの欠片が一つ落ちている


男「これで大儲けだ」

???「待て」

男「...おいおい、マジかよ。人の居なさそうな場所に来たつもりだったんだが」


同業者、ライバルのようだ
流星の欠片は多くの場合奪い合いになってしまう


>>8...ライバルはどんなやつ?
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 21:58:44.95 ID:7jbWTtYZ0
女。男とは幼馴染。そして実は男のことが好き
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:09:15.20 ID:ZVyCy12d0
女「それは私のものだ」

男「女か...相変わらず女っ気のないやつだ」

女「...っ!」

男「勿論俺も渡すつもりはない」

女「残念だ」ガチャン

男「最新モデルの光線銃か!」

女「眠っていてもらおう」バシュバシュ

男「俺に当てられる訳ないだろう」


男の能力は五感のうち視覚或いは触覚でお互いを認識している場合に発動できる
能力を使えば光線銃等は外れるようにできる
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:22:29.02 ID:ZVyCy12d0
男「俺は銃が好きじゃないんだ」

男「暴発するし、弾は詰まるし、光線銃はすぐエネルギー切れするし」

男「でも、刀は愛した分応えてくれる」


男は刀を抜く


男「やられる覚悟は出来ていたんだろうな」

女「くっ...!」

男「...」ガスッ

男「峰打ちに決まってるだろうが...知り合いを殺そうとは思わないからな」

男「欠片を持って帰ろう」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:32:35.84 ID:ZVyCy12d0
〜繁華街・鑑定屋〜


男(めちゃくちゃヤバい能力の欠片かもしれないから一応鑑定してもらう)

男(余程のものじゃなければ売って金にしよう)

男「どうです?鑑定師さん」

男(能力で嘘はつけないようにしてある)

鑑定師「これは...>>13の能力が込められた欠片ですね」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:34:02.49 ID:ZVyCy12d0
〜繁華街・鑑定屋〜


男(めちゃくちゃヤバい能力の欠片かもしれないから一応鑑定してもらう)

男(余程のものじゃなければ売って金にしよう)

男「どうです?鑑定師さん」

男(能力で嘘はつけないようにしてある)

鑑定師「これは...>>13の能力が込められた欠片ですね」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:34:47.85 ID:ZVyCy12d0
やべっ、>>15にします
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 22:37:37.99 ID:7jbWTtYZ0
瞬間移動
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 22:37:53.32 ID:FixbU3jv0
瞬間移動
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/12/19(水) 22:38:07.06 ID:GACsyyEv0
どんな人間でも交尾しか考えられなくする
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 22:58:53.00 ID:ZVyCy12d0
鑑定師「瞬間移動の能力が込められた欠片ですね」

男「んん...瞬間移動か...」

男「でも使わないかなー」

女「男っ!」

男「...敵意は無いようだな。どうした?」

女「その欠片を買いたい」

男「一応聞くが、金はあるんだろうな」

女「ああ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/19(水) 23:08:57.67 ID:ZVyCy12d0
男「よし。相場八万ゴールドの所七万五千ゴールドにまけてやる」

女「ありがとう」

男「いいんだ。大金であることには変わりないからな」

女「これで、色んな事が...ウェヒヒ」

男「...!?お前今変な声出さなかったか?」

女「き、気のせいだ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/19(水) 23:11:59.08 ID:DFZiuz/kO
キアラはつまりロリきょぬー……?
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 21:15:52.49 ID:PToSHzgI0
男「くくく」

女「そういえば男」

男「何だ?」

女「キミはその金をどう使うつもりなんだい?」

男「ん...>>21
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 21:17:06.40 ID:tzbh127Z0
将来のために貯金だな。結婚するときに金がないと困るからな
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 21:22:56.86 ID:PToSHzgI0
男「将来のために貯金だな」

女「なんで?」

男「結婚するときに金がないと困るからな」

女「へ?」

男「なんだその顔は」

女「その、結婚相手とかもう決まってたり?」

男「なんだいつものお前らしくないな。相手はまだいない」

女「へ、へぇ〜っ...」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 21:30:48.50 ID:PToSHzgI0
男「じゃあ俺はまた流星の欠片を探しに行ってくる」

女「ああ」

男「...一つ忠告」

男「能力を手に入れたからと言ってライバルの集まる所には行かない方がいい」

女「何故?」

男「口にするのもはばかられるようなおぞましい能力者がいるかもしれないからだ」

男「俺はお前に死なれたり物言わぬ人形になって欲しい訳じゃないんだ」

女「...」

男「あぁ、もう一つある」

男「お前、俺の宇宙船漁るなよ?」

女「え」

男「幼馴染だから許してもらえると思うんじゃないぞ」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 21:41:37.55 ID:PToSHzgI0
〜宇宙船〜


男「さて、どこかに流星の欠片はあるかな」


男は宇宙船搭載のレーダーを使い、流星の欠片を探そうとする
なかなかに高性能なレーダーだが、たまに変な物を観測する


男「お、在りかが表示された」

男「どれどれ...流星の欠片の在りかは>>26か」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/20(木) 21:43:26.13 ID:tzbh127Z0
エルフ星
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/20(木) 21:48:09.92 ID:6/nR5KK60
溶岩の星
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 21:40:18.95 ID:E8XquKdA0
〜溶岩の星〜


男「クッソ暑い。というか熱い」


地表の殆どはこの星にあまねく火口より噴出する煮えたぎったマグマに溶かされている


男「こんな星のどこに流星の欠片があるんだ!?」

男「...!」

男「こんな時に人の気配かよ...!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 21:41:18.65 ID:E8XquKdA0
>>29...何が居る?
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 21:45:14.08 ID:9l7p2p26O
アミ(固有名詞無理なら「委員長」か「眼鏡女」)
男と女と同じように欠片を探しているハンター。真面目で義理固い
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 21:49:13.62 ID:+cS3XSFH0
できたら男と知り合いで
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 21:52:23.98 ID:eJHZZsU/0
二刀流止めろカス 安価独占するつもりか
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 21:53:07.25 ID:E8XquKdA0
アミ「あれ?男くん?」

男「あ、委員長だ」

アミ「もう学生ではないのだけど」


この女性はアミ
まだ俺が学生だったころ委員長をやってた
余程視力が悪いのか何なのか絶対眼鏡を外そうとしない


男「すまんすまん」

アミ「どうしてこんな星に居るの?」

男「流星の欠片を探して」

アミ「レーダー持ってるのね」

男「バカンスに来たようには見えないだろう」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 21:58:03.84 ID:E8XquKdA0
アミ「それもそうね」

男「欠片、どこにあると思う?」

アミ「あれ意外とあっさり砕けるらしいのよね」

男「ああ。だから耐久性的にマグマの中はないんじゃないかと思う」

男「考えても埒が開かないので、あの一番高い丘にでも登ろう」

アミ「確かに、あそこは安全そうね」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 21:58:07.55 ID:f0n5vwbB0
本当この自己中懲りねえな
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 22:00:41.12 ID:BJFF6WFco
普通にやってたら二刀流バレないのに、何故わざわざ変えたのか
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 22:06:05.45 ID:E8XquKdA0
〜丘〜


男「どこを見てもないな」

アミ「...うーん」

男「...?」

男「なあ、なんか変な音しないか?」

アミ「そういえば確かに何かが空を切るような...!っ、危ない!」ドンッ

男「えっ!?」


アミは俺を突き飛ばす
その瞬間、飛来した何かがアミに直撃する


男「大丈夫か!?」

アミ「うっ...」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/12/21(金) 22:15:21.98 ID:E8XquKdA0
目の前に広がる青いもや
これは流星の欠片を砕いた時に発生するもやである
つまり委員...アミに直撃したのは流星の欠片であると分かる
恐らく流星の欠片の持つ星の性質により、この星の周りを周期的に回っていたのだろう
そして最もこの星で高い丘がそのルートスレスレだったと思われる


男「...おめでとう」

アミ「え?これが流星の欠片?」

男「どうだ?どんな能力か分かるか?」

アミ「うーん...>>39かな」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/12/21(金) 22:17:51.40 ID:ZrWHBX3mO
>>16
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名前: E-mail(省略可)

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