早坂「白銀御行は手懐けたい」

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16 :そういえばハーサカ表記にしてたの忘れてたわ… [saga]:2019/04/19(金) 16:25:43.56 ID:jttWd5eDO
白銀「ゾウやラクダのメリーゴーランドか…これまた趣があるな」

ハーサカ「魔法の絨毯もありますね…」<乗りたい

白銀「四宮は何に乗りたいんだ?」

かぐやちゃん「じーにー!」

白銀「爺…兄……?」<どっち?

ハーサカ「アラジンに出てくるランプの魔人ですよ」

白銀「ああ、アレか、山ちゃんか」ガチャリ

ハーサカ「あ、私達の番ですよ」

白銀「よし、じゃあ乗るか」スタスタ…

スタッフ「あ、すみません…小さなお子様には保護者と同乗してもらう事になっておりますので…」

白銀「ん…?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 16:47:59.08 ID:jttWd5eDO
♪〜

白銀「お、おい四宮…狭かったりしないか?大丈夫か?」

かぐやちゃん「うん」

かぐやちゃん「かいちょのからだあったかい…」

白銀「///」

ハーサカ(絵面が卑猥に感じるのは私だけだろうか)

白銀(いくら正当な理由があるとはいえ四宮に抱きつくのは流石に抵抗が…///)

白銀(しかも微妙にその…股間が…四宮の…)

かぐやちゃん「♪」

その頃かぐや裁判所…

氷かぐや「」ブフォッ

サイバンチョ「誰か!誰かタンカヲ持ってきて!興奮しすぎて弁護人ぶっ倒れたわよ!」ドサッ

かぐや「い、一々大袈裟なのよ!ただわ、私のおおおおお尻にか、きか会長のおおおおおおおおおおちん

かぐやちゃん(今の内に投げよ)

18 :あまりにもミスってるからVIPで修正版出すかもしれない [saga]:2019/04/19(金) 17:53:13.24 ID:jttWd5eDO
白銀「すっかり暗くなったな…今7時半くらいか?」

ハーサカ「パレードまで後1時間はありますね」

白銀「折角だし何か軽く食べたりお店でお土産買ったりするか」

ハーサカ「お土産買ったって渡せる状況では無いのでは?」

白銀「お前らのせいでもう既に身内にバレてんだよなぁ」

ハーサカ「あ…」

かぐやちゃん「ポテト!チェロス!ジュース!」

白銀「四宮まだ腹減ってるのか…」

ハーサカ「チェロスか…私も食べたいな」

白銀「どこに売ってるんだ?」

ハーサカ「えーっとチェロスは…あ、ここですね」

白銀「あ、結構遠い…」

ハーサカ「早く行きましょう。この時間帯ですから売り切れになっちゃってる可能性も高いですからね」

白銀「仮にそうだとしたらどうするんだ?」

ハーサカ「他の所に行くしかないですけど…どこにあったっけ…」

かぐやちゃん「ポテト…」ギュルル

白銀「やばいぐずり始めた!」ダッ

ハーサカ「とにかく行ってみないと!」ダッ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 19:10:37.09 ID:jttWd5eDO
白銀「はぁはぁ…間に合った…」

白銀「しかし調子に乗って買い過ぎてしまった…これ食い切れるのか…」

かぐやちゃん「」ボリボリガツガツ…

白銀「なんというか…いつも以上にがっつくな、四宮」

ハーサカ「かぐやちゃんは体力の消耗が激しいので食事を取ってもすぐにお腹が空きますからね…」モグモグ…

ハーサカ「後戻った時に反動で痩せてしまう恐れもありますから食べ過ぎ位が丁度いいんですよ」

白銀「いやそれなら良いんだけどさ…」

白銀「大体今日俺から頼んだにも関わらず出費は全部ハーサカだからあまり奢らせたくは無かったし…悪い事したなって」

ハーサカ「今更怖気付いてどうするんですか…」

ハーサカ「構わないんですよ、これ位。日頃からかぐや様がお世話になっているお礼も兼ねてなんですから遠慮なさらずとも」

ハーサカ「ま、お世話になってるっていうのは私も同じですけど」ボソッ

白銀「?今なんて言ったんだ?」

ハーサカ「なんでもありません」

白銀(お世話になった?ハーサカが?俺に?いつ?)<図書館での話か?

♪〜

かぐやちゃん「あ、始まった!」モグモグ…

ハーサカ「お」

白銀「おぉ…」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 22:43:37.43 ID:jttWd5eDO
ザワザワ…

白銀「綺麗なイルミネーションだな…」♪〜

ハーサカ「そうですね」

かぐやちゃん「かいちょかいちょ、はなびはなび!」

白銀「まぁまぁもうちょっと待て、もうすぐ来るから」

かぐやちゃん「うん」

白銀「……なぁ四宮」

かぐやちゃん「?」

白銀「今日のディズニー楽しかったか?」

かぐやちゃん「うん!」コクッ

白銀「そっか…」

白銀「また3人で来れるといいな」

かぐやちゃん「」コクコクッ

ハーサカ「…」

ハーサカ「ほら2人共、デカイの来ますよ!」ヒュゥゥ…

白銀「おっ」

パンッパンッ…

かぐやちゃん「わぁぁ…きれい…」

白銀「まぁ…花火大会の花火とはちょっと本質がちょっと違ってるかもしれんが…」

かぐやちゃん「///」ジ-ン

ハーサカ「海上での花火を真近で見る機会なんてそうそう無いですし…」

ハーサカ「本人も喜んでるからこれでいいんじゃないんですかね」

白銀「…そうだな」

パンパンッ…

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 23:18:08.24 ID:jttWd5eDO
かぐやちゃん「おしっこおしっこ…」ダダッ

白銀「ったく、あんだけガブ飲みすりゃそうなるだろ」

白銀「…ハーサカは行かなくて良いのか?」

ハーサカ「えぇ、大丈夫です」

白銀「そう…」

ハーサカ「………」

白銀「………」

白銀「…今日は色々すまないなハーサカ」

白銀「1日休日潰してまで俺のわがまま付き合わせて」

ハーサカ「気にしなくていいんですって、私も久しぶりに行きたい気分でしたし」

ハーサカ「第一毎日の雑用・労働に比べれば寧ろ楽しい位です」

白銀「そうかい、そりゃどうも」

ハーサカ「あの…御行くん」

白銀「ん」

ハーサカ「さっき疑問に思ってたんですけど、さっきまた3人で来ようって言ってたじゃないですか」

白銀「ああ、言ったな」

ハーサカ「なんであんな事言ったんですか?」

白銀「なんでって…いやそりゃ単純に楽しかったからまた来ようって話だけど…」

ハーサカ「あ〜、言い方が悪かったですね」ポリポリ…

ハーサカ「ムッツリドスケベの御行くんなら、【今度は2人でこっそり来ような】とか【今度は2人で夢の国を作ろうね】とか言い出すんじゃないかと思ってたのであの台詞は意外だったんです」

白銀「今ものすっごい失礼な事言ってるの分かってる?」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 00:39:10.85 ID:s7ABUGEOO
ハーサカ「お気持ちは嬉しいんですけど…その…」

ハーサカ「気軽に近場でショッピングとは訳が違うので多分かぐや様は自分と一緒に私も誘ってこられたら少なからず不満は残ると思いますし…」

ハーサカ「御行くんもそっちの方が楽しくなると思いますし…」

白銀「い、いや…別に俺はそんなお前を邪魔者だなんて…」

ハーサカ「分かってます!わかってますし…それはとっても嬉しいんですけど…」

ハーサカ「なんというか…2人の心境を考えるとその間に割り込みにくいと思ってしまうというか…その…」

ハーサカ「…えっと…」

白銀「………」

白銀「いや別に俺はお前と楽しみたいとは一言も言ってないからな?」

ハーサカ「えぇ…」ガ-ン

白銀「…この間さ、カラオケでの話も聞いてて思ったけど…」

白銀「やっぱり皆四宮の周りにいるだけで四宮自身の事を詳しく知っている訳じゃないんだなって思ってな」

ハーサカ「…と言いますと?」

白銀「今はかなり丸くなったからそうでもないけど、四宮って元々外見やその場の素振りだけ見れば初対面の人からすればよく居る性格のキツイお嬢様って感じがするだろ?」<俺もその1人

ハーサカ「ああまぁ…確かに」

白銀「けど、根はめちゃくちゃ優しい奴だったり本当は結構ドジっ子だったり…」

白銀「やっぱりあの子も周りと変わらない、【普通】の女の子なんだなって、四宮と居る度そう感じるよ」

白銀「でもな、なんというか四宮とハーサカの話を聞いていると、1番傍にいる筈のお前らは逆に四宮の事をよく知らないんだなと」

ハーサカ「私は兎も角く、あの人達は知ろうとしないだけだと思いますよ」

ハーサカ「まぁ知ったところでどうもならないとは思いますけど」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:15:40.02 ID:Y9amuQMf0
白銀「お前は知ろうとしてるのか?」

ハーサカ「え…」

白銀「『私は兎も角』って言ったろ?って事はお前は四宮の事を十分よく理解しているのか?」

ハーサカ「それは…まぁ」

白銀「なんでそんな事言えるんだ?」

ハーサカ「なんでってそれは…まぁ、その…」

白銀「あいつがいつ、どこで、何を、どう思って行動しているのかお前は解ってるのかよ」

白銀「お前が1番身に染みている筈だろ?人前でへらへらと減らず口を叩くだけで良いなら誰にだってできる」

白銀「お前は四宮が『楽しい』って言ったら【楽しかったんだな】って納得しちゃうのかよ」

白銀「あいつが笑えば【楽しいんだな】って思っちゃうのかよ!」

ハーサカ「分かりません…解りません…!」

ハーサカ「ああっもう!」

ハーサカ「さっきから愚痴愚痴愚痴愚痴…何が言いたいんですか御行くんは!」

白銀「お前が傍に居て【それ】を共有すべきだろ!」

ハーサカ「…?」

白銀「別に四六時中付きまとえって言ってんじゃないんだぞ、けどな…けどな!」

白銀「もう第三者の視点から観測するのはやめようぜ、ハーサカ」



24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:16:10.36 ID:Y9amuQMf0
白銀「遠くから見守るでもなく、噂や話で耳にするでもなく」

白銀「その瞬間を、その場で四宮と一緒に体験しようぜ」

白銀「お前は周りばっか気にしてるからそこまで踏み出せないと思うけど、それは自分を塞ぎこみ過ぎだ」

白銀「それに、他の家の人が過保護なのに対して逆にお前は放置し過ぎ」

白銀「花火大会の時とか、どうせお前協力してたんだろ?一緒に付いて行ってやれば良かったろ」

ハーサカ「あ、あれは…誤魔化しとか時間稼ぎとか諸々の事情がありましたし…」

ハーサカ(それに書記ちゃんも居たし…)

白銀「どうせすぐバレるから変わらねぇって」

白銀「祭りの後に花火綺麗だったって言われるのとも自分も綺麗な花火を見て、綺麗だなって感じて、そこで初めて【綺麗だね】って他の人から言われるのでは感じ方が大分違うだろ?」

ハーサカ「そう…ですかね」

白銀「ああ」

白銀「ま、要するに四宮の思い出話じゃなくて四宮と自身の思い出を作ってくれって事を言いたかった訳だよ」

白銀「絶対そっちの方が四宮もお前も楽しめると思うし」

白銀「それに…その、男友達が欲しいって言ってたしな」

ハーサカ「!?」

白銀「それ聞いておいて四宮や生徒会の奴らとばかり遊び惚けるのもなんだか…」

白銀「だからその…なるべく今度から一緒に行けそうな時はお前も誘うから、な」

ハーサカ「……ふふ」

ハーサカ「…やーっぱりよく分かりませんね御行くんは」

白銀「ええ…」

ハーサカ「なんか良さそうな事言おうとして大分滑ってますし」

ハーサカ「最後のなんて明らかに遊び女の勧誘じゃないですか」

ハーサカ「完全にセフレみたいな扱いでしたよ私」

白銀「酷くない?」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:24:49.50 ID:Y9amuQMf0
ハーサカ「ま、でもかぐや様が丸くなったのはどうしてか…」

ハーサカ「改めて解った気はしますね」

白銀「?」

かぐやちゃん「かいちょ、はさか、ただいま!」テクテク

白銀「お、やっと来た」

ハーサカ「さ、そろそろ閉園の時間ですし、さっさとトンズラしましょう」<トンズラ…

かぐやちゃん「はさか!はさか!」

ハーサカ「?」

かぐやちゃん「楽しかった、また来よーね」

ハーサカ「……そうですか、そうですね」

ハーサカ「まぁ、考えてはみますか…」スタスタ…






26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:33:43.28 ID:Y9amuQMf0
白銀「で、なんで俺は今四宮ん家の四宮のベッドで四宮とハーサカと横になってるんだ?」

ハーサカ「仕方ないじゃないですか、おんぶしてたら着く直前に寝はじめちゃって手と足剥がれなくなったんですから」

ハーサカ「ほらもっと喜んで下さい。かぐや様と添い寝するのこれで2度目でしょ?」

白銀「るせーバーロー!アレはノーカンだし、今回もかぐやちゃんモードだから無し!」

白銀「ってかなんでお前まで寝ようとしてんだよ!」

ハーサカ「いえ、流石にかぐやちゃんを丸々一夜放置する訳には行きませんし…」

ハーサカ「それにさっきも言ったじゃないんですか〜2人だけの思い出じゃなくてこれからは3人の思い出も作ろうって」スリスリ…

白銀「だーっ!そういうつもりで行ったんじゃねぇよ畜生!」

白銀「せ、せめて圭ちゃんにLINEだけでも…」

クラッ

白銀「やばい…昨日興奮して寝付けなかったのが今になって……」

かぐやちゃん「zzz…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:52:02.28 ID:Y9amuQMf0


かぐやちゃん「ん…」ゴシゴシ

かぐやちゃん「……あ、かいちょのけいたいだ…」ピッピッピッ…
<パスワ-ドヲカイジョシマシタ

かぐやちゃん「けいちゃのライン貯まってる…返してあげなきゃ」

かぐやちゃん「あ、そうだ」パシャ




圭「だーーっ!あのクソ兄貴ムカつく!」

圭「私の知らぬ間にハーサカなんてエロい女と付き合って挙句隠し子まで使ってるとかホント最っ低!」

圭「マジで警察案件っしょ!!」

父「まぁまぁそう乱すなよ圭」

父「御行がそんな事するような奴だと本気で思ってるのか?」

父「第一俺の推しは銀かくなんだよ!!!」

圭「ごめん何言ってんのか分かんない」ピロン

圭「あ、あの野郎今更返信しやがって…マジでぶっ頃………」

父「…?おい、どうした圭?なんか固まってね?」

圭「」

<けいちゃん
<ちょっときょうおそくなるから
<しのみやのおうちにおとまりします
(〜白銀と早坂が手を繋いで寝ているのをバックにして自撮りした写真を添えて〜)


本日の勝敗〜白銀圭の負け〜
・兄がNTRれた為
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:56:16.91 ID:Y9amuQMf0
終わった
誤字多かったし最後ら辺滅茶苦茶になったし後肝心なデートパートが中身すっからかんなクソSSを見てくれてありがとう
本当は石上とつばめ辺りに尾行させつつイチャイチャさせたかったけど途中でやめた
ただ単に早坂かわいいねって言いたかっただけなのよ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 00:20:57.46 ID:0m8vCUZpo
乙です
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 00:49:54.71 ID:I6i56kFDo
おつー
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 14:11:18.70 ID:SPaSEGdx0
乙!
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 20:36:52.85 ID:sOAvV7iD0
乙でした
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