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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】

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1 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:40:14.04 ID:rJE6iKGU0
艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。
2 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:49:56.61 ID:rJE6iKGU0
前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422605769/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」鈴谷「その2♪」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423328344/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」朝潮「その3です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424020032/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」瑞鶴「その4!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424941947/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」島風「その5だよ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425654691/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」如月「その6♪」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426169857/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」川内「その7!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426944703/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」球磨「その8クマ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427730734/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」間宮「その9です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428746777/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」多摩「その10にゃ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429547143/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」榛名「その11です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430823836/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」白露「その12!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432282465/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」浜風「その13です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433770380/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」曙「その14!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435504865/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」衣笠「その15♪」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437665162/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」龍驤「その16や!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440082227/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」伊401「その17!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445175707/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」夕張「その18!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449994217/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」秋月「その19です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452778265/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455092615/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458467515/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」天津風「その22!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462545598/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」磯風「その23だ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466169972/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」北上「その24だね」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469871357/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」妙高「その25です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472915106/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」春雨「その26です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477148904/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」響「その27だよ」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481986283/
3 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:52:04.80 ID:rJE6iKGU0
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」葛城「その28!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488208324/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」雷「その29よ!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492952563/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リットリオ「その30です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505053897/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」五月雨「その31です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521566862/

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」瑞鳳「その32!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535367799/

※SS速報VIPが開けなかった時期に↓のスレで、復旧後に↑のスレで進行していました。

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」瑞鳳「32……出張版?」【安価・コンマ】
http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1536744110/l10
4 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:53:37.57 ID:rJE6iKGU0
★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END

★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END

★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END

★4周目:虐待を受けた少年
川内

呂500
扶桑

川内END

★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END

★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END

★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END

★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END

★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END
5 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:54:10.68 ID:rJE6iKGU0
★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END

★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END

★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END

★14周目:捻くれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END

★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END

★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END

★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END

★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND

★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END
6 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:54:44.46 ID:rJE6iKGU0
★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END

★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END

★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END

★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END

★25周目:感情を抑え込んだ少年
雲龍
大和
伊勢


暁END

★26周目:めんどくさがりだけど要領が良い22歳
那珂
那智

卯月

嵐END

★27周目:何でも出来るツンデレ超能力者
能代
荒潮
吹雪
長良

吹雪END

★28周目:大好きな兄を目指すブラコン少年
足柄
酒匂
夕立


酒匂・電END

★29周目:フリーター&浪人し続けた弟想いの25歳
U-511
ビスマルク
長門
加賀

長門END

★30周目:平行世界へ自由に移動出来る少年
ポーラ

ヴェールヌイ
アイオワ

ヴェールヌイEND
7 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:55:12.84 ID:rJE6iKGU0
★31周目:深海棲艦が派遣した子供スパイ
鬼怒
ローマ
名取
阿賀野

阿賀野・鬼怒END

★32周目:艦娘達の幼馴染20歳
親潮
比叡
三隈
朝雲

三隈END

★33周目:深海棲艦の心臓を移植した少年
ビスマルク
山雲
利根
グラーフ・ツェッペリン

山雲END

★34周目:無口で引っ込み思案な人見知り
摩耶
ウォースパイト

加賀

朧END

★35周目:妻を亡くした寡男24歳
大井
ビスマルク
木曾
望月

大井END

★36周目:前世の記憶を持つ中身は50歳の転生者25歳
Z3
朝雲
大和
夕立

大和END

★37周目:やたらポジティブな馬鹿少年
天龍
風雲
加賀
山風

山風END

★38周目:何でもこなすけどマッチョに憧れる同性愛者21歳
神通
皐月
木曾
卯月

皐月END

★39周目:先祖代々伝わる少年忍者
加賀
夕立
秋雲
朝雲

朝雲・夕立END

★40周目:艦娘達の記憶の化身
龍田
木曾
文月
ビスマルク

ビスマルク・木曾END
8 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:55:46.72 ID:rJE6iKGU0
★41周目:料理の天才20歳
三日月
松輪
卯月
神風

松輪END

★42周目:ギャグ補正が強すぎるトラブルメーカー
狭霧
羽黒
速吸


潮・羽黒END

★43周目:心を閉ざした艦娘達の救世主
加賀
愛宕
由良
コマンダン・テスト

愛宕・加賀END

★44周目:自我や感情を得たアンドロイド
鹿島
あきつ丸
夕雲
伊400

鹿島END

★45周目:表は気弱で引っ込み思案、裏は気性が荒い二重人格持ち
浜波
巻雲
天霧
隼鷹

巻雲END

★46周目:???
鳥海
那智
名取
武蔵
9 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:56:14.58 ID:rJE6iKGU0
システムについて
※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAXヒロインがいる状態で好感度40超えヒロインが登場した場合について

好感度40以上のヒロインの告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別のヒロインも好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAXヒロインが増えるほど難易度がUPしていきます。


※R-18安価・信頼度に関わる安価について

R-18安価は全て安価下にします。ただし小ネタ安価時は例外とします。R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

信頼度に関わる安価の場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです。

1度信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

★前後の展開と比べてあまりにも飛躍し過ぎた内容の安価や、脈略が無さすぎる内容の安価は安価下とさせていただきます。

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬・中旬・下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低〜特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

ショタ提督or艦娘の行動安価や、ヒロインを決める際の艦娘安価での連取りは基本的にNGです。好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


※小ネタ安価について

本編終了時に小ネタ安価を取ることがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような内容の小ネタor前回と同一周での連続エロ小ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)

また、似た内容の小ネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている小ネタの反転コンマのみ判定対象とさせていただきます。

エロ小ネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

尚、エロ小ネタは別板の小ネタ専用スレにて投下いたします。他の小ネタにつきましては、従来通りこの板のスレで投下いたします。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、小ネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。
10 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:56:41.57 ID:rJE6iKGU0
http://ss.vip2ch.com/jmp/1422605769

読者の方々がWikiを作成して下さいました。
こちらもご参照下さい。
11 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 00:57:57.42 ID:rJE6iKGU0
次回の更新からは、こちらのスレに投下していく予定です。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 01:20:57.59 ID:clZEoo9Xo
おつー
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 08:35:27.46 ID:PB5WjtuO0
14 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:41:19.82 ID:rJE6iKGU0
エピローグ、投下します。
15 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:43:30.79 ID:rJE6iKGU0
巻雲「〜♪」ルンルン

夕雲「今日は随分とご機嫌ね。何か良いことがあったの?」

浜波「………」

巻雲「えっへへ〜♪実は今日、司令官様のご両親の所へ挨拶に行くんですっ!」

浜波「……!?」

夕雲「まぁ、そうなの?それで朝起きた時からずっと笑顔だったのね」クスッ

浜波「……っ」

巻雲「はいっ!朝ご飯を食べたら出発する予定なんです!身支度は整えましたし、後は司令官様が準備を終えれば……」

コンコン…

巻雲「あ、は〜い!開けて良いですよ〜?」

ガチャ…

ショタ提督「し、失礼します……えっと、巻雲お姉ちゃん……準備、出来ました……!」

裏ショタ提督『巻雲。こっちの準備は終えたぞ』

浜波「ぁ……」

巻雲「分かりました!では夕雲姉さん!行って来ますね!」

夕雲「えぇ。行ってらっしゃい。提督のご両親に失礼の無いようにね?提督、巻雲さんのこと、よろしくお願いします」

ショタ提督「は、はいっ……!」

巻雲「大丈夫ですよ〜!秋雲じゃないんですから〜!」

パタン…

浜波「………」

夕雲「ふふっ。巻雲さんたら、あんなに喜んじゃって……」クスクス

浜波「……っ」ギリッ…

夕雲「……浜波さん?」

浜波「………」
16 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:44:18.25 ID:rJE6iKGU0
・・・÷

巻雲「司令官様のお家って、どんな感じですか?」トコトコ

裏ショタ提督『別に普通の一軒家……よりは多少大きいな。でも、豪邸っつーほどでも無いぞ?』

ショタ提督「………」コクリ

巻雲「そうなんですか。ご両親が海軍関係者だと聞いていたので、てっきり鎮守府に住んでいるのかと」

裏ショタ提督『確かに、父ちゃんが提督だったらそうだったかもしれないな』

ショタ提督「えっと……お父さんとお母さんが、働いてるのは……上層部、です……」

巻雲「上層部……なるほど」

巻雲(どちらにしても、私達艦娘とも無関係では無い職業ですね……何だか親近感が湧いてきちゃいました!)

裏ショタ提督『お、そんなこと話してる内に着いたぞ』

巻雲「え?あ……」

巻雲(本当だ。普通の一軒家よりは大きいけど、豪邸よりは小さいかも)

ショタ提督「……数年ぶり」

裏ショタ提督『そうだな。特別学校に入ってからは、ずっと実家に帰って無かったもんな』

巻雲「………」ドキドキ

巻雲(うっ、ちょっと緊張してきちゃった……でも、司令官様とお付き合いする以上、これは避けて通れません……!)

ショタ提督「……んしょ」つインターホン ピンポーン!

タタタ…

母「……提督」ガチャ

ショタ提督「お、お母さん……た、ただいま……!」

裏ショタ提督『ただいま、母ちゃん』

巻雲(この人が司令官様のお母様……わぁ、美人です……!)チラッ

母「………」ジー

母(少し怯えた表情……良かった。今は落ち着いてるみたい……)

母「……お帰り。立ちっぱなしも何だし、中に入って?そこの巻雲ちゃんも」

巻雲「え?あ、はい!お邪魔します!」

巻雲(やっぱり、私達のことも知ってるんだ……流石は海軍関係者……!)

裏ショタ提督『………』
17 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:45:20.03 ID:rJE6iKGU0
45周目提督実家・リビング

巻雲「………」キョロキョロ

巻雲(家の中も片付いてる……綺麗……!)

母「……どうぞ」つお茶 コトッ

巻雲「あ、いえ!お構いなく!」アセアセ

ショタ提督「……あの時と、変わってないね」キョロキョロ

裏ショタ提督『みたいだな。多少家具が増えたりしてるけど、ほとんど一緒か』

母「………」ジー

巻雲「……?」

巻雲(お母様、さっきから司令官様の顔を度々凝視してるみたいだけど……)

スタスタ…

巻雲「……?」

父「……お帰り、提督。しばらく見ない内に、また身長が伸びたんじゃないか?」

ショタ提督「あ……お、お父さん……ただいま……!」

巻雲(この人が司令官様のお父様……お母様と同じで、整った顔立ち……)

父「………」ジー

巻雲「……!」

父(どうやら、大人しい方の性格らしい。これなら比較的落ち着いて話せそうだな……)

巻雲(お父様も、司令官様の顔を凝視して……)

裏ショタ提督『………』
18 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:45:55.41 ID:rJE6iKGU0
父「……巻雲ちゃん」

巻雲「は、はいっ!」

母「提督から、話は聞いてるけど……本当に、この子と……?」

巻雲「……はい。私は司令官様とお付き合いしています。今日はそのご挨拶に伺いました」

ショタ提督「……///」

父「そうか……あの提督に、彼女が……」

母「友達を通り越して、まさか恋人だなんてね……」

ショタ提督「………」

巻雲「……あの」

父「あ、ごめんごめん。その、巻雲ちゃん……君は、提督が二重人格だということを知った上で……だったね?」

巻雲「はい」

母「本当なら、親がこんなことを言うのは良くないけれど……どうして、この子と付き合おうと考えたの?」

ショタ提督「……!」

裏ショタ提督『………』

巻雲「それはもちろん、司令官様の……45周目提督君の、“2人”の人柄に惹かれたからです。」

父母「えっ!?」

ショタ提督(……巻雲お姉ちゃん)

裏ショタ提督『……巻雲』
19 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:46:36.92 ID:rJE6iKGU0
父(大人しい方の性格ならまだしも……)

母(もう1つの、気性が荒い性格の方も……!?)

巻雲「………」

父「……巻雲ちゃん」

巻雲「はい」

母「怖い方の性格の提督のことも、その……本当に?」

巻雲「………」コクリ

父「……そうか」

母「………」

ショタ提督(……裏の僕)

裏ショタ提督『……あぁ、分かってる――』カッ

父母「っ!?」ビクッ

巻雲「あ……」

裏ショタ提督「……父ちゃん、母ちゃん」

父(あ、荒い方の性格に……!)

母(今の話のせいで、怒らせちゃった……?)

裏ショタ提督「……今まで、迷惑ばかりかけてごめん」ペコッ

巻雲「……!」

父母「……え?」
20 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:49:22.55 ID:rJE6iKGU0
裏ショタ提督「父ちゃんと母ちゃんは、もしかしなくても……俺のことを、怖がってるよな?」

父「い、いや、そんなことは……」

母「そ、そうよ。どっちも同じ私達の子供だもの……」

裏ショタ提督「無理しなくて良い。実際、俺は父ちゃん達に……表絡みのことで、かなり迷惑をかけたと自覚してる」

巻雲「……どういうこと、ですか?」

裏ショタ提督「あぁ。巻雲には、まだ話していなかったな。俺達は3歳頃から、明確に2つの人格があることを自覚した」

裏ショタ提督「その時から、俺は引っ込み思案の表を守ろうと決めたんだ。だけど……」

ショタ提督『……僕のせいで、裏の僕や……お父さんとお母さんに、心配ばかりかけちゃって……』

巻雲「……!」

父「………」

母「………」

裏ショタ提督「……お互いの記憶を共有してるせいか、今でもはっきり覚えてる。最初は幼稚園に通い始めた時……」

――

幼稚園・砂場

ショタ提督(3)『………』ザクッザクッ

いじめっ子A『あ〜!年少組が勝手に入ってるぞー!』

いじめっ子B『おい!ここは俺達の砂場だぞー!』

ショタ提督『ふえっ!?あ、う……』

いじめっ子A『おい!出ていけよ!』

いじめっ子B『俺達は年長組だぞ!』

ショタ提督『あ、あぅ……』ビクビク

いじめっ子A『出ていけって言ってるだろ!』ポカッ

ショタ提督『っ!?』パタッ

いじめっ子B『大人しく言うこと聞かないとこうだー!』ポカッ

ショタ提督『や、やめ……て……!やぁ……――』カッ

裏ショタ提督『……おい!』

いじめっ子AB『何だよ?』

裏ショタ提督『よくも表の俺を虐めたな!この糞野郎共が!』バキッ!

いじめっ子AB『あぐっ!?』
21 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:50:18.97 ID:rJE6iKGU0
・・・÷

いじめっ子AB(ボロボロ)『うええええええええん!』

先生『こら!45周目提督君!どうしてそんなことをしたの!』

ショタ提督『そ、その……』オロオロ

先生『お兄ちゃん達を殴るなんてダメじゃない!』

ショタ提督『うぅ……――』カッ

裏ショタ提督『……は?何言ってんだお前』

先生『えっ……』

裏ショタ提督『表の俺が大人しく遊んでいた時所に、年上だからどけと言いながら先に殴ってきたのはこいつらだぞ?』

裏ショタ提督『俺はやり返しただけだ。何も知らない癖に表を責めるんじゃねえよ』ギロリ

先生『ヒッ……!?』ビクッ!

先生(な、何この子……!?急に態度が……それに、怖い……!)ビクビク

・・・÷

自宅

父『……何があったんだ?』

裏ショタ提督『………』

母『幼稚園からお電話があったのよ?提督が、年上のお兄ちゃんと大喧嘩したって』

裏ショタ提督『………』

父『うつむいていたら分からないじゃないか。僕達は何も、提督を頭ごなしに叱ろうとしている訳じゃない。ただ、何があったかを……』

裏ショタ提督『……その年上のお兄ちゃんとやらが、先に喧嘩を売ってきただけだ』

父母『っ!?』ビクッ

裏ショタ提督『表の俺が大人しく砂場で遊んでただけなのに……それを殴って追い出そうとしたんだぞ?だからとっちめてやったんだ』

父『………』

母『………』

父(い、今の表情……提督とは、思えない……!)

母(昨日まで、どちらかと言うとおどおどしてる感じだったのに……!)
22 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:50:53.01 ID:rJE6iKGU0
――

裏ショタ提督「……思えば、俺が表を助けたのはあの時が初めてだったな」

ショタ提督『……うん』

巻雲「それより前はどうしてたんですか?」

裏ショタ提督「家で遊んでたから、俺が出てくる理由が無かった。基本は表と話してるだけだったな」

父「……最初は、提督が本気で怒っていたのかと思ったけど、後から気づいたんだ」

母「もしかして、この子は……二重人格じゃないかって」

巻雲(……実際には、人格どころか魂が2つ宿っているんですけどね)

裏ショタ提督「それ以来、俺は表を虐めようとしてくる奴は徹底的に叩き潰してやったんだ」

裏ショタ提督「もちろん、こっちから喧嘩を売った訳じゃない。普通に接してくれる相手には、ちゃんと常識的な対応を取った」

父「でも、そんな生活が続けば……いつしか提督には周りの子供達が近づかなくなっていったんだ」

巻雲「……!」

母「いつ提督に殴られるか分からない……そう考えると、怖くて近づけなかったのかもしれないわね」

裏ショタ提督「……それについては、表に悪いことをしたと思ってる。本当にすまなかった」

ショタ提督『う、ううん!そんなこと……ない、よ?むしろ……守ってもらえて、嬉しかったから……!』アセアセ

巻雲「………」

ショタ提督『そ、それに……僕、元々1人でいることが好きだったから……全然、気にしてないからね……?』

裏ショタ提督(……ありがとう。そう言ってもらえると、少し気が楽になった)
23 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:51:32.01 ID:rJE6iKGU0
裏ショタ提督「俺が表を虐めた奴にやり返す度に、父ちゃん達は幼稚園から連絡が入ったんだ」

父「はは……あの時は本当に大変だったよ。1週間に1度のペースで、幼稚園から電話がかかってきたからなぁ」

母「この子を注意しようにも、二重人格となると……どう接して良いか、分からなかったから……」

裏ショタ提督「……ごめん」

父「……いや、構わないさ。提督が、大人しい方の提督の為にやっていたことは、ちゃんと理解している」

母「ただ、私達も……自分の子供ながら、怒らせたら怖いと思って……今の貴方には、あまり話しかけてあげられなくて……」

父母(病院に連れて行こうかとも考えたけど、こっちの提督が怒って暴れたらと思うと不安で……)

裏ショタ提督「それは仕方ないさ。俺だって、父ちゃん達から微妙に距離を取られてることは分かってたからな」

裏ショタ提督「だけど、2人共……表の俺のことは、以前と変わらずしっかり世話してくれたじゃないか」

裏ショタ提督「俺のせいで、表が父ちゃん達に嫌われたらどうしようと、後から気づいたが……その心配は杞憂だった」

裏ショタ提督「父ちゃん達には凄く感謝してるくらいだ。俺は表が幸せでいられるなら、それだけで嬉しかったからな」

父「……!」

母「あ……」

ショタ提督『……裏の僕』

巻雲「………」

巻雲(司令官様にそんなことが……でも、昔からどちらの司令官様も変わっていなかったんですね……何だか、安心しました)クスッ
24 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:52:44.55 ID:rJE6iKGU0
父「それで小学校でも……提督には、友達と呼べるような相手はいなかったんだ」

裏ショタ提督「案の定虐めようとしてくる奴は俺が返り討ちにしたからな。それでいて、普段から筋トレばかりしていたせいで……」

母「……同級生はもちろん、上級生や下級生……果ては先生からも問題児扱い。教室で孤立するのが当たり前になっちゃったのよね?」

裏ショタ提督「あぁ。ただ、今思えば、その状況を表が気にしていなかったのが救いだったけどな」

ショタ提督『……うんっ。だって、僕は……裏の僕と話しているだけで、楽しかったから……』

ショタ提督『だけど、このままじゃダメ……裏の僕に頼ってばかりなのは、申し訳無いと思って……』

裏ショタ提督「……いきなり“提督”になると言い出した時は、本当にびっくりしたな」

巻雲「……!」

ショタ提督『う、うん……ちょうどその時、お父さんの仕事が……気になってて……』

父「僕も驚いたよ。でも、自分の仕事に興味を持ってくれるのは嬉しかったから、あの時は色々と熱心に教えたなぁ」

母「それで提督、子供でもなれる“提督”を目指そうとしたのよね?」

裏ショタ提督「あぁ。艦娘は“大半は”話が分かる奴だと聞いたし、幸い俺達は両親譲りでその手のことについては適正があったんだ」

ショタ提督『それで、裏の僕と一緒に勉強したら……入試に、あっさり合格しちゃって……』

巻雲「ふふっ、司令官様は記憶の共有が出来ますもんね。片方がド忘れしても、もう片方が思い出させてくれますし、お互いが別々の勉強をすれば効率も2倍です!」

裏ショタ提督「お、よく分かったな。流石は巻雲だ!」

父「き、記憶の共有!?」

母「初耳なんだけど!?」

裏ショタ提督「あれ?言って無かったか?俺達はお互いに見たり覚えたりしたことを共有出来るから、それぞれで勉強して得意を伸ばしつつ苦手を潰していったんだ」

ショタ提督『それでも、裏の僕の方が頭良いから……僕、裏の僕によく勉強を教えてもらったっけ……』

裏ショタ提督「いやいやそんなことは無いだろ。表にも得意分野があったし、その分野について俺も表から学ぶことも多かったからな」

ショタ提督『裏の僕……えへへ///』

巻雲「………」クスッ

巻雲(勉強でも、2人でお互いに助け合ってたんですね……)
25 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:53:30.44 ID:rJE6iKGU0
父「だけど、そんな提督がこうして彼女を連れて来るとは……」

母「最初に提督から電話を貰った時は、人生初の友達が出来たのかと思ったけど……まさかのまさかだったわ」

巻雲「……///」

裏ショタ提督「……巻雲は、表はもちろん、俺のこともしっかり見てくれたんだ。だからこそ、表も俺も……巻雲を心から信頼しようと決めた」

ショタ提督『……うん。巻雲お姉ちゃんは……いつも、僕達を支えて……くれたから……!』

父「……そう、か」

母「こっちの提督がそこまで惚れ込んだとはね……ふふっ」

巻雲「……私も、表の45周目提督君の芯が強いところ……そして、裏の45周目提督君の、大切な人のことを考えて行動出来る強さに……惹かれました」

父「……提督。いや、提督“達”」

裏ショタ提督「……!」

ショタ提督『……!』

母「この子は……巻雲ちゃんは、きっと……私達よりも、貴方のことを……大切にしてくれる。だから……貴方も、巻雲ちゃんのことを……大切にしてあげること」

裏ショタ提督「……当然だ。表が、そして俺が本気で信頼した存在だからな」

ショタ提督『……う、うんっ!絶対、大切にする……!』

巻雲「司令官様……!」

父母「そして……」クルッ

巻雲「あ……」

父「どうか、息子“達”のことを……よろしくお願いします」

母「この子“達”のことを、好きになってくれて……ありがとうございます」

巻雲「……こちらこそ、ありがとうございます!任せて下さい!どんな時でも、45周目提督君の傍にいます!そして、隣で支えてみせます!」

裏ショタ提督「巻雲……」

ショタ提督『巻雲、お姉ちゃん……!』
26 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:54:28.77 ID:rJE6iKGU0
父「……よし。今日は久々に家族全員が集まって……そして、息子の彼女までいらしてくれたんだ」チラッ

母「……そうね。今夜は腕によりをかけてご馳走を作らなきゃ!」

巻雲「えっ!?いえいえ、そんな悪いですよ!」アセアセ

父「いや、息子のことを受け入れてくれたのは君が初めてなんだ。こんなことしか出来ないけれど、どうか僕達に祝わせてほしい」

母「この子に信頼出来る人が出来たことは、私達にとって……本当に嬉しいの。もちろん、迷惑ならやめるけど……」

巻雲「……!」

巻雲(そうか……お父様もお母様も、司令官様のことを……ずっと心配して……)

巻雲「……分かりました。そういうことなら、お言葉に甘えさせていただきます」ニコッ

父「……ありがとう。じゃあ、僕達は材料を買って来るから、その間は息子と2人で……いや、“3人”で待っていてもらえるかい?」

巻雲「はいっ!」

母「それじゃ、30分くらいで戻るから……貴方、車庫から車引っ張り出して!」

父「言われなくても!でも、最近仕事ばかりで乗って無かったからな……ガソリン切れてないといいけど……」

ガチャ バタン…

巻雲「……仲の良いご両親ですね」ニコッ

裏ショタ提督「あぁ。俺のせいで家庭崩壊にならなくて良かったよ……本当に、表のことになると頭に血が昇るからさ……」

巻雲「ふふっ、そこが裏の司令官様の良いところですよ?それだけ表の司令官様を大事に思っている証拠ですから」ナデナデ

ショタ提督『あ……えへへ……♪』

裏ショタ提督「……おい。頭を撫でるのは表が喜んでるから止めないけど、一応今は俺が体の主導権を握ってるんだが」

巻雲「たまには良いじゃないですか。鎮守府ではいつも気を張っていますし、こういう時くらい……リラックスして下さい。何より司令官様の実家ですし、ね?」

裏ショタ提督「……そう、だな。たまには、こういうのも良いか……ははっ」

巻雲「はいっ……ふふっ♪」ナデナデ
27 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:55:04.64 ID:rJE6iKGU0
裏ショタ提督「……巻雲」

ショタ提督『……巻雲お姉ちゃん』

巻雲「……何ですか?」ナデナデ

裏ショタ提督「改めて、表の俺を……そして、俺のことを好きになってくれて……ありがとう」

ショタ提督『ぼ、僕も……巻雲お姉ちゃん、ありがとう……ございます……!』

巻雲「……こちらこそ。私のことを、心から信じて下さって……ありがとうございます」

巻雲「あの時……司令官様2人が、私のことを信頼してくれたと分かった時、凄く嬉しかったんですよ?」

巻雲「私は……大好きになった人の、信頼に値する存在になれたんだって」ニコッ

裏ショタ提督「……!」

ショタ提督『……!』

巻雲「………」

裏ショタ提督「………」

ショタ提督『……///』

裏ショタ提督「……そんなことを言ってもらえたのは、巻雲が初めてだよ」

ショタ提督『……うん///』

巻雲「そうなんですか?なら、彼女だけじゃなくて……今の言葉も、私が一番乗りですっ♪」

裏ショタ提督「何だよそれ……ははっ」

ショタ提督『ふふっ……///』








巻雲「……司令官様」

裏ショタ提督「……巻雲」

ショタ提督『……巻雲お姉ちゃんっ』
28 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:55:45.62 ID:rJE6iKGU0

























「これからも末永く、よろしくお願いしますね?」


「……こちらこそ。表共々、よろしくな?」


『……こ、こちらこそ!よろしく、お願いしますっ……!』
























29 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:57:15.44 ID:rJE6iKGU0
――

浜波「………」

夕雲「……本当にどうしたの?最近、様子がおかし……っ!?」ビクッ

浜波「………」ハイライトオフ

夕雲(は、浜波さんの目に……光が失われて……)

浜波「……夕雲、姉さん」

夕雲「……っ!」ゾクッ

夕雲(お、恐ろしく低い声……)

浜波「……司令、行っちゃった」

夕雲「え、えぇ……巻雲さんと、ご自宅に……」

浜波「ううん、違う……もっと、遠くに……」

夕雲「……?えっと、何を言って……」

浜波「……私でも、追いつけないほど……遠い、ところに……」ジワッ

夕雲「っ!?」

浜波「………」ポロポロ

夕雲(ま、まさか……浜波さん、貴女も……)

浜波「……普通は、姉妹の幸せを……願わないと、ダメ……」ポロポロ

浜波「だけど……私は……わたし、は……っ!」ポロポロ

浜波(その、幸せを……妬ましく、思ってしまう……悔しく、辛く思ってしまう……それじゃ、いけないのに……!)ポロポロ

夕雲「……!」ダキッ…

浜波「あ……」
30 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:57:50.98 ID:rJE6iKGU0
夕雲「……ごめんなさい。私からは……何も、言えないわ……」ギュウッ

浜波「………」ポロポロ

夕雲「貴女は私の妹で、巻雲さんも私の妹……姉として、どう言葉をかければ良いか……」

浜波「………」ポロポロ

夕雲「だから……こうして、胸を貸してあげることしか……出来ない」ナデ…

浜波「………」

夕雲「……ここには、私以外に誰もいないわ。このことは、誰にも言わないから……もちろん、巻雲さんにも……」ナデナデ…

夕雲「……今だけは、貴女の胸の内を曝け出して?全部、受け止めてあげるから……」ナデナデ…

浜波「……っ!」

浜波(限界、だった……夕雲姉さんの、今の言葉で……抑え込んでいた、負の感情が……涙と言葉で、溢れ出していく……)

浜波「……ズルい。ズルいよ……!巻雲姉さん……自分だけ、幸せになって……っ!」ポロポロ

夕雲「………」ナデナデ

浜波「どうして……?どうして、私は……こんな思い、しないといけないの……!どうして、なの……!?」ポロポロ

浜波「酷いよ……私の気持ちを、これっぽっちも考えないで……!いつもいつも、司令の話をして……!」ポロポロ

浜波「その話を聞かされている間……私が、どんな気持ちでいたか……分からないの……!?」ポロポロ

夕雲「………」ナデナデ

浜波「悔しい……妬ましい……苦しい……辛い……!だけど、それは……何も出来なかった、私が悪い……!」ポロポロ

浜波「でも……だとしても、嫉妬しちゃって……!この、やり場の無い怒りに……狂いそうになって……!」ポロポロ

浜波「もう、何が何だか……自分が、自分で無くなるような気がして……それで……それ、でぇ……っ!」ポロポロ

夕雲「……っ」ナデナデ
31 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:58:45.18 ID:rJE6iKGU0

























「私だって、司令のこと……好き、なのに……どうして……どうして、巻雲姉さんだけ……うっ、うぅっ……うううううっ、ぁ、うわあああああ……っ!」
























巻雲 HAPPY END!
32 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/27(土) 19:59:21.25 ID:rJE6iKGU0
オープニングはもうしばらくお待ち下さい。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:18:54.08 ID:JJzpxc4Uo
乙乙
いつにも増して抉る…
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:50:27.81 ID:s4ewrPxsO
狙ったかのように溜め込みそうな娘が失恋していく
長女が夕雲だったのが今回の救いだな
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:48:35.44 ID:sozMViTcO
きっついな…速吸みたいに大喜びしてたら笑い話で済んだのに
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 08:35:18.79 ID:fp17wzKw0
速吸の失恋に関してはぶっちゃけあの提督だったら失恋が大正解とかあまりにも特殊なシチュエーションだったと思う
羽黒と潮みたいに提督のギャグに巻き込まれない対処出来て逃げられるし、狭霧みたくゴミ扱いされないし
それにしても姉妹艦同士の失恋は凄いキツいね
37 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 19:56:38.17 ID:5uYw6rsO0
オープニング、投下します。
38 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 19:58:01.30 ID:5uYw6rsO0
「………」トテトテ

父「……はぁ」トボトボ…

母「……あぁ」トボトボ…

父「やらかしたな……」

母「えぇ……」

「……お父さん、お母さん?」

父母「あ、いやいや!何でもない何でもない!」アセアセ

「……?」

父「……どうする?」

母「……恥を忍んで頼むしかないよ」

父「だよなぁ……」

母「はぁ……」

父母(過去の自分達に説教したい……)

「……?」

(お父さんとお母さん、どうしちゃったんだろう……?)
39 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 19:58:54.59 ID:5uYw6rsO0
・・・÷

父「……とか何とか言ってる間に着いてしまった」

母「……うん」




46周目鎮守府「」ドーン




「……ここが、46周目鎮守府?」

父「あぁ。今日から提督が住む場所だ」

「寮の次は鎮守府かぁ……大きい……」

母「今までは同い年のお友達と過ごしてたけど、ここには……」

「うん。艦娘の人達がいるんだよね?お勉強したから覚えてる」

父「………」

母「………」

父(そう。提督は勉強した……嫌な顔1つせず、俺達と一緒に頑張ってくれたんだ……)

母(だけど、そのせいで……あぁ、私達の馬鹿ぁ……!)

「……入らないの?」

父「へ?あ、そ、そうだな……」

母(向こうにいるのは大淀さんか。特別学校から連絡は入ってるはずだけど、ちゃんと説明しなきゃね……)
40 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:00:07.32 ID:5uYw6rsO0
46周目鎮守府・正門前

大淀「………」

大淀(学校からの連絡によれば、そろそろ新しい提督が来るはずですけど……)

父母「あの〜……」

大淀「え?あ、はい。何でしょうか?」

大淀(わぁ……凄く美形なカップルですね。ですがどうしてカップルの方が私に声を……?)

「……こんにちは。貴女が大淀さんですか?」

大淀(カップルの下からも声が……)チラッ

大淀「」

父「えっと、特別学校からご連絡があったと思いますが……」

母「この度は息子がこの鎮守府に……」

大淀「」

父母「……あの、大淀さん?」

「……大淀さん?」

大淀「………」














大淀「くぁwせdrftgyふじこlp;@:///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!

父母「ファッ!?」

「……!?」
41 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:01:17.01 ID:5uYw6rsO0
同時刻・執務室

那智「……そろそろか」チラッ

武蔵「少しは落ち着いたらどうだ?」

那智「いえ、そういう訳にはいきませんよ。何せ新しい提督がこの地にやって来るのですから」

鳥海「でも、昼食を終えて毎分時計を見るのは流石に……」

那智「む?何かおかしいか?」

名取「……もしかして、新しい提督が楽しみなんですか?」

那智「……否定はしない。私達をしっかり引っ張ってくれる、頼れる男なら良いという期待はあるな」

武蔵「高望みは良くないだろう。そう思って待ち続けた結果、何年も提督が来なかった鎮守府もあるくらいだ」

武蔵「そのような例を考えれば、最低でもまともな考え方の提督であるならそれで良い。多くは望まん」

那智「……武蔵さん」

鳥海「確かにそうですね……仮に指揮や戦果が素晴らしくても、私達を酷使する方はちょっと……」

名取「ひうっ……や、やめて下さい……想像しちゃいますからぁ……!」

鳥海「あ、ごめんね?脅かすつもりは無かったんだけど……」

那智「………」

那智(そう、だな。武蔵さんや鳥海の言う通りだ。とにかく、常識を持っている提督が来ることが1番だな)

「だ、大丈夫ですか?」

「うぇ、うぇへへへぇ……提督くぅん、お姉ちゃんって呼んでぇ……?///」

「お姉ちゃん、ですか?」

「どうしてこうなった……」

46周目ヒロイン「……?」

46周目ヒロイン(執務室の外から声が……もしかして……!)
42 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:02:44.02 ID:5uYw6rsO0
ガチャ…

大淀「ねぇねぇ〜?お姉ちゃんって呼んで下さいよぉ〜///」スリスリ

「ん……」

母「ちょ、ちょっと大淀さん……」

父「息子に頬ずりはやめて下さいって」

父(おかしいな……ウチの大淀はこんな性格では無かったはずだが……)

46周目ヒロイン「」

父「……あ、すみません。今日から息子がここでお世話になります」

母「大淀さんが何故かこんなになっちゃいまして……」

46周目ヒロイン「」

大淀「提督くぅ〜ん♪///」スリスリスリスリ

「あっ……」

46周目ヒロイン「………」














46周目ヒロイン「ごばぁっ!?///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!

父母「ちょっ!?」

「……!?」
43 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:04:10.37 ID:5uYw6rsO0
鳥海(なっ、なななななななななんて可愛さなのぉっ!?鼻血が……止まらない……っ///)ガクッガクッ

那智(だ、ダメだ!直視したら目の奥と脳が溶けて……あああああああああああっ!?///)ガクッガクッ

名取(え、えへっ、えへへへへぇ……こんな可愛い男の子、初めて見たよぉ……///)ジュルリ

武蔵(っく……!この超弩級戦艦武蔵とあろうものが、可愛い少年を見ただけで正気を失うことなど……ダメだ可愛過ぎる……ッ!///)ガクッガクッ

「……あの」

46周目ヒロイン「こ、声も耳がとろけるゥッ!?///」ビクンビクンッ!

大淀「あ、い、イぃっ……う、あ……っあああああああ!///」ビクンビクンッ!

父「」

母「」

「……どうしよう、お父さん、お母さん」

46周目ヒロイン大淀(首をかしげながら上目遣い!?あーもう萌え死ぬッ!!///)バターンッ!

父「……ひ、一先ず大淀さん達が落ち着くまで待つしか無いか」

母「……そうだね」

・・・÷

鳥海「お見苦しいところをお見せしました」←鼻の穴両方に血で真っ赤に染まったティッシュ詰めている

那智「どうもすみませんでした」←同上

名取「ちょっとこの子を性的な意味で食べて良いですか?///」←同上

武蔵「申し訳ございません」←同上

大淀「」ピクピク… ←まだヘヴン状態

父「い、いえ……」

母「落ち着いたみたいで何よりです……」

父母(この娘達どうなってるの!?ウチの鎮守府の娘達とびっくりするくらい違うんだけど!?)
44 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:06:11.60 ID:5uYw6rsO0
ショタ提督「えっと……今日からここで提督として働く46周目提督です。昨日8歳になりました。よろしくお願いします」ペコッ

名取「そうなんだぁ〜?46周目提督君かぁ〜……名前まで可愛いね!ところでちょっとお姉ちゃんとお風呂でお話しよっか?///」ハァハァ

那智「良いなそれ!よし後で私も混ざろう混ぜろ混ぜて下さいお願いします!(自重しろ変態)」

武蔵「おい本音と建前が逆だぞしかし名案だな私も参加しよう」

鳥海「武蔵さん……なら私もご一緒させてくれますよね?」

ショタ提督「あ、あの……」

父「いい加減話が進まないので正気に戻って下さい」

母「というか、こうして私達がエピローグでは無くオープニングで登場したのは貴女達にお願いがあって」

46周目ヒロイン「お願いですか!?何でも聞きます!その代わり息子さんを私に下さいッ!」ズイッ

ショタ提督(皆、何を言ってるのかな……?)

父「………」アタマカカエ

母「………」アタマカカエ

父母(もしかすると、ここは提督の貞操が危ういかもしれない……でも今更鎮守府を変えることも出来ないし……)

父「息子はあげられませんが、1つだけオナ芸があるんです」

46周目ヒロイン「ナニですか!?」ズイッ

母「顔近いです。その、私達は息子に一生懸命勉強を教えていたんですけど……」

46周目ヒロイン「ふむふむ!」

父「実は、その……幼い頃から英才教育を行っていたせいで、その他の思い出を作ってあげることが出来なかったんです」

46周目ヒロイン「分かりました!つまり私達で4年間で46周目提督きゅんに色々な体験をさせてあげれば良いんですね!!」

父母「理解早っ!?」
45 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:08:35.64 ID:5uYw6rsO0
父「え、えっと、確かにそうなんですが、それと並行して提督に関する能力も鍛えてあげて欲しいんです」

46周目ヒロイン「分かりました!特別学校でも中々伸びなかった成績や能力の分を私達が鎮守府で実践を兼ねて提督きゅんに手取り足取り(意味深)教えてあげれば良いんですね!!」

母「だから理解早すぎません!?」

46周目ヒロイン「愛の力です」キリッ

父母「えぇ……(困惑)」

父母(この娘達に息子を任せて本当に大丈夫だろうか……?すっごい不安……)

46周目ヒロイン(任せて下さい!)b グッ

父母(直接脳内に!?)

鳥海(これはつまり要約すると……)

那智(私達が提督きゅんを……)

名取(自分好みに……)ペロッ

武蔵(育てることが出来るということか……)

46周目ヒロイン(こんなに可愛い男の子を自分色に染め上げることが……辛抱堪らんッ!!///)ティッシュポーン! 鼻血ブッシュウウウウウウッ!

ショタ提督「……?」

ショタ提督(また鼻から血を出してる……大丈夫かな……?)

父「………」

母「………」

父母(勉強ばかりさせず、あちこちに行って遊んだり色々させてあげれば良かった……やっぱりマジで過去の自分達を殴りたい……)














こうして、提督としての知識以外真っ白で純粋無垢な超絶可愛いガチショタ提督とショタコンを拗らせた艦娘達の鎮守府生活が――

46周目ヒロイン「いーや違う!今回はこうだ!」

46周目ヒロイン『【艦これ】艦娘「ショタ提督を自分好みに育てたい!」【安価】がスタートしました!』バーン!

ショタ提督「……?」キョトン

父母「………」

父母(もはや逆光源氏計画……大丈夫かなぁ……)
46 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 20:11:00.97 ID:5uYw6rsO0
32周目以来ですが、久々に原点に立ち戻りました。ヒロイン達や他の艦娘達が重度のショタコンになっています。
ですが今回は単なる原点回帰というだけでなく、今までとは違った要素を試験的に取り入れてみました。

46周目提督はオープニングで説明した通り、提督に関する基本的な知識以外はほとんど皆無です。無個性で世間知らずな状態です。
その為、提督の性格や言動はヒロイン達と何をして遊んだり行動するかで変化していきます。
現時点で説明出来るシステムとして、いつもの好感度上昇に加えて3つのパラメータが上昇していきます。

基本的にパラメータは『アウトドアorインドア』、『内向的or外交的』、『活発or冷静』の3つです。
それに加えて隠しパラメータに、ヒロイン達が起こした行動に即した独自のパラメータが存在します。
(独自のパラメータの例:提督に女装させれば『男の娘』ポイントが上昇、ゲームで遊べば『ゲーマー』ポイントが上昇etc)
もちろん、あくまで提督の性格や言動が変わるだけなので、今周ヒロインが他周と比べて不利になることはありません。

『アウトドアorインドア』は室内か室外の行動で、『内向的or外交的』は少人数か多人数か、『活発or冷静』は遊びの種類(例:サッカーと読書)で変動します。
また、物語の性質上、混浴する等といったいつもより踏み込んだ行動安価も実現可能です(ただ、自慰行為や性行為等の露骨なR-18安価は流石に安価下とさせていただきます)。

ややこしい説明で申し訳ございません。次回更新時もシステムについて解説を挟みながら進行したいと思います。
ちなみにヒロイン達が4年間と言っていますが、今回は時系列が本編開始4年前になっています。
よって出演出来る歴代提督は5周目提督、36周目提督のみとなります。
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 20:48:53.30 ID:EwJLElV3O
>父「息子はあげられませんが、1つだけオナ芸があるんです」
お父さんオナ芸はまずいですよ!
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 22:24:32.44 ID:S/i7J5GIO
本当にんぼのコメディ路線てことですね

……前回もそんな感じで、結末は……あっ(察し)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 23:04:16.23 ID:EehA7YDi0
時系列を完全無視できるアイツは出してええんか?
50 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/04/29(月) 23:37:10.32 ID:5uYw6rsO0
>>47
また誤字……『オナ芸→お願い』です。度々申し訳ありません。

>>49
確かに時系列をガン無視して登場しても違和感ありませんね。増してほのぼの路線なので雰囲気が壊れることもありませんし……
分かりました、42周目提督も出演可能にします。

スランプや小ネタのリハビリを兼ねて前スレで埋めネタを書こうと思います。
23:45前後から安価を募集する予定です。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 02:13:37.53 ID:Yz/7esk+O
今回提督は8歳なのか。ロボット提督がいなければ最年少だな
ところでNTRが露骨に提督を狙ってて怖いんだが?
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 14:12:39.61 ID:qJPrSH0O0
コネ提督もでてくんのかな、
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 14:15:23.88 ID:ML4REWJm0
コネ提督もでてくんのかな、
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 14:41:31.98 ID:bVAVB2AuO
ガイジは書き込むなっつってんだろうがゴミクズ
しかもID変わってる時点でお察しだしな
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 15:09:58.10 ID:ype+BouMo
Wikiの編集してくれてる方いつもありがとうございます
毎回楽しみです
56 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:46:15.91 ID:cPj3L7UP0
長らくお待たせして申し訳ございませんでした!小ネタを投下します。
57 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:47:42.75 ID:cPj3L7UP0
『儚く散り逝く夢物語』
※本編とは無関係です。














「ねぇ、提督、ビスマルク姉さま。今日も良い天気ですよ?」




――うん。雲1つ無い快晴だね。




――えぇ。こんな日は、皆でピクニックにでも行きたい気分ね。




「ダメですよ?ビスマルク姉さまはまだ休んでないと。本調子に戻ってからにしましょう!」




――僕もそう思う。ビスマルク姉さん、今はゆっくり休んで?




――そんな心配しなくても平気なのに。




「油断大敵です。私、あの時はビスマルク姉さまが死んじゃうかと思って……それで……」




――あ……ごめんなさい。




「……いえ、こうして無事に目を覚ましてくれて良かったです。それも提督のお陰で……!」




――プリンツ姉さん……




「えへへ……提督も、ビスマルク姉さまも……絶対、ぜ〜ったい!離しませんからねっ!」














58 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:48:51.21 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 深層意識世界 --≫ 崩壊しかけの鎮守府


ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」


ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、ビスマルク姉さん達は……自分が艦娘としての記憶すら、失っていて……)

ショタ提督(いや、それだけじゃない……僕のことも、忘れていて……)

ショタ提督「………」


明石姉さんと夕張姉さんの手によって、ビスマルク姉さん達の心の奥の世界にやって来ることが出来た。

けれど、そこは……色と音を失った世界で、周りの空間さえ……所々に、虚無が広がっている。

それはすなわち、姉さん達の状態が非常に危険であることを示していると言えるだろう。

そして僕も、自らの体を電気信号に変換し……この不安定な場所に存在している。


ショタ提督(……僕の行動が、姉さん達に状態に強く影響する。それが姉さん達の回復に繋がるか、死に近づいてしまうかは……僕次第、なのか)


一瞬の油断も許されない。僕がここで何か行動を起こせば……それだけで、姉さん達の精神状態に変化が現れる。

ただでさえ、現実世界の姉さん達は昏睡状態で……いつ、命の灯火が消えてしまうかも分からない。

どの選択が正解かも分からない。一歩間違えば、僕が姉さん達の命を奪うことになってしまいかねない……


ショタ提督(……それでも、やるしかない。皆を救うことが出来る可能性を秘めているのは……僕しかいないのだから)

ショタ提督(ビスマルク姉さん、木曾姉さん、龍田姉さん、文月姉さん……僕が必ず、皆を目覚めさせてみえるから……!)
59 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:50:12.83 ID:cPj3L7UP0
――――

ビスマルク「……綺麗ね」

〈はい!いかにも春って感じがします!〉


ショタ提督「………」

ショタ提督(ビスマルク姉さんは、虚空を見つめながら……見えない誰かと話している)


自身の記憶さえ曖昧な状態でも、ビスマルク姉さんが親しげに会話する相手と言えば……プリンツ姉さんしか思い浮かばない。

しかし、僕にはビスマルク姉さんが認識しているであろうプリンツ姉さんが……全く見えないのだ。

だからといって、ビスマルク姉さん“だけ”と会話をすれば……恐らくビスマルク姉さんは、僕のことを不審に思ってしまう。

それが原因で、現実で眠るビスマルク姉さん達に悪い影響を及ぼすことに繋がってしまう危険性が高い。


ショタ提督(……大丈夫。慎重に話しかければ……隣にプリンツ姉さんがいることを前提に会話すれば……!)

ショタ提督「……ビスマルク姉さん、“プリンツ姉さん”」

ビスマルク「……あら?貴方は確か……40周目提督?」

〈あ、40周目提督君!〉

ショタ提督「部屋の前を通りがかったから、挨拶しようと思って」

ビスマルク「そう……まだ小さいのに大変ね」

〈偉いなぁ〜〉

ショタ提督「いえ……」
60 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:50:54.82 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督(……よし、いける。この調子なら……!)

ビスマルク「ところで、40周目提督も綺麗だと思わない?」

ショタ提督「……え?」

〈窓の外に見える桜!ほら!風で花びらが部屋の中に入って来てるでしょ!〉

ショタ提督「………」


ど、どうしよう……何を言っているのかが、全く分からない……!

いや、落ち着け……こんな所で動揺している場合じゃない。“綺麗”という言葉から連想出来る話を考えろ……!


ショタ提督「……そう、だね。いつ見ても、ここの海は綺麗……」

ビスマルク「……え?」

〈……?〉

ショタ提督「……っ!」

ビスマルク「海……?一体、何の話をしているの?」

〈桜が綺麗って言いましたよね?どうして海が……〉

ショタ提督「あ……」ゾクッ

ショタ提督(し、しまった……!いきなり失敗してしまうなんて……!)

ビスマルク「……私達の話、聞いてた?」

〈………〉

ショタ提督「……ご、ごめんなさい、その……」


う、狼狽えるな、僕……!1度の失敗でめげていたら、この世界でやっていくことは出来ない……!

それに、僕が焦れば……間接的に、姉さん達に悪い影響を与えてしまいかねない……!


ビスマルク「………」

〈………〉

ショタ提督「う……」
61 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 02:51:35.05 ID:cPj3L7UP0















ゴゴ……








ゴゴ……














62 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:54:13.11 ID:cPj3L7UP0
――――

木曾「……暑いな」

〈うん……汗が止まらないクマ……〉


ショタ提督「………」

ショタ提督(もはや部屋とは言い難い空間で、フワフワと浮かんでいる……)


あれからビスマルク姉さんとは、何とか会話の軌道を修正した。何度も失敗しながらも、姉さんが桜の話をしていることに気がついた。

でも、この世界の周りには……桜どころか、虫の1匹さえいない。でも、姉さんには……綺麗な桜が見えているのだろう。

ビスマルク姉さんの時ような……いや、同じ失敗は許されない。小さな失敗だとしても、それが積み重なれば……


ショタ提督「……!」グッ…!

ショタ提督(大丈夫、落ち着け……失敗から学ぶことがあったとしても、それを引きずるな……!僕が負の感情に飲まれれば、現実世界の姉さん達が……!)

ショタ提督「……あっ」

ショタ提督(そういえば、木曾姉さんと話しているのは……一体、誰なんだ……?)


木曾姉さんは球磨型の末っ子。となると、想定しうる会話相手は……4人もいる。

木曾姉さんが相手の名前を言ってくれれば簡単に判別がつくが……そうでなければ、4分の1の中から正解を引き当てる運が求められてしまう。

ただでさえ、ビスマルク姉さんの時に失敗してしまっているのだ。これ以上の失敗が続いてしまうようなことがあれば……!


ショタ提督「………」

ショタ提督(……それでも、やるしかない。ここで立ち止まっていたら、姉さん達の容態は悪化していくばかりなんだ……!)
63 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:54:50.84 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……こんにちは」

木曾「……ん?あぁ、40周目提督か……どうした?」

〈こんにちはクマ。何か用クマ?〉

ショタ提督「いや、鎮守府の見回りを兼ねて、木曾姉さん達の様子を確認しようと思って」

木曾「そうか……従業員は大変だな」

〈この暑い中に仕事なんて大丈夫クマ?せめて水分補給はしっかり……〉

ショタ提督「………」

ショタ提督(ダメだ……一向に木曾姉さんから姉妹の名前が出てこない……)

木曾「……40周目提督?」

ショタ提督「あ、そ、その……」

〈……まさか、暑さでフラついてる?〉

木曾「何だってっ!?熱中症は洒落にならないぞ!?大丈夫か!?」

ショタ提督(えっ……ね、熱中症……?)

〈ちょっと熱を測ってみるクマ!〉

ショタ提督「………」

〈……うん。少なくとも、熱は無いみたいクマ〉

木曾「そ、そうか……良かった、とりあえずは安心だな……」

ショタ提督「……えっ?あの……今、何を……」

木曾「……!?」

〈……!〉

ショタ提督「あ……」


し、しまった……!また、迂闊な発言を……!恐らく、木曾姉さんの“姉妹”が僕に対して、何かをしたんだ……!

でも、僕はそれを認識出来ない……!どうする!?ここからどう会話を繋げる!?いや、落ち着け僕!慌てればそれだけ、姉さん達が……!


木曾「……本当に、大丈夫か?」

〈まさか……熱は無いけど、もう……〉

ショタ提督「……大丈夫。僕なら大丈夫だから……」


くっ……!あれだけ同じ失敗はダメだと、自分に言い聞かせていたのに……!僕は、どうしてこうも……!

……いや、だから動揺しちゃいけない。僕の心の迷いが、そのまま姉さん達の精神に作用するんだ。僕は……僕だけは冷静でいないと……!
64 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 02:55:42.80 ID:cPj3L7UP0















ゴゴ……





ゴゴ……





ゴゴ……














65 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:57:01.42 ID:cPj3L7UP0
龍田「秋だねぇ……」

「………(あぁ。落ち葉もすっかり色が変わったな)」


ショタ提督「……っ」

ショタ提督(……だから落ち着け、僕。大丈夫……大丈夫なんだ……少なくとも、僕はここに存在出来ている……)


2度も失敗をしてしまい、既に僕は焦りを感じ始めていた。しかし、そんなことを考えていれば……姉さん達の命が危ない。

僕はこの世界で、常に正気を保ち続けなければならない。僕が発狂してしまうようなことがあれば……


ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(馬鹿か!僕は……!最悪の事態を想像してどうするんだ!僕が不安に潰されているようじゃ、皆が……!)


何があっても……それこそ、どのような状況になってしまったとしても……僕は冷静に行動しなければならない。

こんな、常人なら取り乱してしまいそうな世界でも……僕だけは、心を強く持たなければならない。

例え、自分以外に信用出来る存在がいない……孤独とも言える、辛い世界だったとしても……


ショタ提督(……やるしか、ないんだ。ビスマルク姉さん達はもちろん……明石姉さんや夕張姉さん、プリンツ姉さんだって……待っているんだから……!)

ショタ提督(覚悟はしてきたじゃないか……今更、弱音を吐いている場合じゃない……!今まさに、姉さん達が頑張ってくれているのに……!)
66 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:57:30.30 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……龍田姉さん、“天龍姉さん”」

龍田「あら?40周目提督君〜。いつも見回りありがとうね〜?」

「………(40周目提督か。いつもお前ばかりに負担をかけて悪いな)」

ショタ提督「ううん、それが僕の仕事だから」

「………(それにしても、お前も物好きだよなぁ。こんな俺達以外に誰もいない場所に働きに来るなんてな)」

ショタ提督「………」

「………(……40周目提督?)」

龍田「……40周目提督君?」

ショタ提督「……え?」

「………(おいおい、大丈夫か?やっぱり仕事の疲れが溜まってるんじゃないのか?)」

ショタ提督「………」

「………(……おーい、40周目提督ー?)」

龍田「……本当に大丈夫?天龍ちゃんの声、聞こえてないみたいだけど……」

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(あ……そ、そうか……!“天龍姉さん”は、今まさに……僕に、話しかけて……!)


ビスマルク姉さん達の傍にいる“プリンツ姉さん達”が何をしているかは、ビスマルク姉さん達の会話からでしか……僕は把握することが出来ない。

だから、今のように……“天龍姉さんだけ”が僕に話しかけてくれているような状況は……龍田姉さんのフォロー無しには、全く分からない。

……いや、それは言い訳だ。僕が自分から何を話しているかを上手く確認しようとすれば、龍田姉さんに不審に思われるようなことは無かったはずだ!


ショタ提督「……っ」ギリッ

ショタ提督(僕は、また……何度、失敗を繰り返せば……っ!)


龍田「……よ、40周目提督君?」

「………(……これは本格的に不味いかもしれねぇ。おい、40周目提督。しばらく仕事は休んだ方が良いぞ?)」

ショタ提督「………」

龍田(……どうしちゃったのかしら)
67 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 02:58:16.60 ID:cPj3L7UP0















ゴゴ……






ゴゴ……






ゴゴ……






ゴゴ……














68 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:58:58.84 ID:cPj3L7UP0
文月「うぅ……寒いよぉ……」

「………(マジで寒すぎて死ぬ……)」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……最初の失敗から、どれくらいの時間が経ったんだろう)


この世界は体感時間が早いらしく、気がつくと1年が過ぎている。しかし、年末になると必ず……世界が“再構成”され、時が巻き戻るのだ。

それだけじゃない。ビスマルク姉さん達の記憶も、その都度リセットされてしまう。つまり、この世界のビスマルク姉さん達との交流が無かったこととなり……

ビスマルク姉さん達の反応も元に戻ってしまう為、現実世界のビスマルク姉さん達がどのような状況であるかも、全く把握することが出来ない。


ショタ提督「………」

ショタ提督(あれから僕は、失敗ばかり……)


どれだけ気をつけていても、どれほど気を張っていても……何らかのミスばかりしてしまう。

その度に、僕は何度も取り乱してしまった。僕が混乱すればするほど、現実のビスマルク姉さん達が危機に晒されると分かっているのに……

……それでも、諦める訳にはいかない。この世界が滅びさえしなければ、姉さん達を救うことが出来る可能性は残されているのだ。


ショタ提督「……っ!」キッ

ショタ提督(狼狽えるな……僕が弱り切っているようじゃ、ダメなんだ……!本当に苦しいのは、姉さん達なんだから……!)
69 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 02:59:51.59 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……文月姉さん、“望月姉さん”」

ショタ提督(文月姉さんと話しているのは“望月姉さん”……これは今までの失敗の経験で覚えている)

文月「あ〜、40周目提督君だ〜!どうしたの〜?」

「………(んぁ?40周目提督?こんな寒い日も仕事とか大変だね)」

「……皆が風邪をひいていないか、見回りしてるんだ」

文月「そうなんだ〜!偉いね〜?」

「………(相変わらず真面目なんだから……面倒なら無理しないで休んで良いんだよ?)」

ショタ提督「ううん、そんなことないよ」

ショタ提督(この後に続く話は、外の雪景色……)

文月「見て?窓の外……凄いことになってるでしょ〜……?」

ショタ提督「……うん。雪だるまが作れそうだよね」

「………(確かに。ま、私は室内でゴロゴロしてる方が好きだけど)」

ショタ提督「………」


ここまでは上手く会話を繋げられた。問題は次からだ。ここから先は、僕の記憶には無い……

既に何度も失敗してしまっている。これ以上のミスは許されない……!気を抜くな、僕……!


文月「……でも、ここも寒いよ?」

「………(そうなんだよね……この部屋をあったかくする方法は無いの〜?従業員なんだから、何とか出来ない?)」

ショタ提督「………」


“望月姉さん”が何を言っているかさえ分かれば、スムーズに会話を繋げられるのに……いや、姉さん達のせいにするな。

今の会話から、どんな話題かを推測するんだ。『ここも寒い』……つまり、室内の寒さを訴えかけている。

そして目線は“望月姉さん”に向けられている……ここから辿りつく内容は……!
70 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:00:38.42 ID:cPj3L7UP0
ショタ提督「……大丈夫。万が一姉さん達が風邪をひいても、僕が責任を持って看病するから」

文月「……?」

「………(……違う、そうじゃないって)」

ショタ提督「……え?」

文月「あ、た、確かに40周目提督君に看病してもらえたら、酷い風邪もすぐに治っちゃいそうだけど……」

「………(40周目提督、話聞いてた?病気になってからじゃ遅いでしょ。その前にこの部屋をあったかくしてほしいんだけど)」

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(また、やってしまった……!)


僕の頭は、どうしてこうも悪いんだ……!この手の失敗は、これで何度目だと思っているんだ……!

毎回毎回、もう失敗は出来ないと考えておきながら……この体たらくじゃ……ッ!

あぁ、自分が憎い……!姉さん達を助けたいと思っていても、それすら出来ない、自分の無能さが――



――グニャリ……ッ!



ショタ提督「――!?」

ショタ提督(あ、あれ!?いつもならもっと後に起こるはずなのに……!?)



グニャ……ググッ……!



ショタ提督「……っ」ゾクリ

ショタ提督(これって……まさか……っ!)ガクガク



グググ……ググッ……!



ショタ提督(ぼ、僕のせいで……この世界の崩壊が、始まって……現実世界の、ビスマルク姉さん達が――)







――グニャアアアアアアアアアアアアアアアアッ!






71 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:01:36.39 ID:cPj3L7UP0















ゴゴゴ……ッ!







                        ゴゴゴ……ッ!







ゴゴゴ……ッ!







                        ゴゴゴ……ッ!







ゴゴゴ……ッ!







                        ゴゴゴ……ッ!





ゴゴゴ……ッ!














72 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:02:37.30 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 現実世界 --≫ 40周目鎮守府・医務室

ピッ… ピッ…

ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」

プリンツ・オイゲン(……ビスマルク姉さま)

球磨(木曾……)

天龍(龍田……)

睦月(……文月ちゃん)


明石「………」

夕張「………」

明石(提督が“向こう”に行った日から、ビスマルクさん達の脳波が徐々に弱っていって……)

夕張(これじゃ、まるで……ゆっくりと死に近づいていっているみたいで……)


ビーッ! ビーッ!


明石「っ!?」

夕張「こ、これは……まさか!?」

プリンツ・オイゲン「な、何の音!?」

明石「いけない!ビスマルクさん達の脳波が……心拍数が低下して……!」

球磨「そ、それって……!?」

夕張「……っ!」カチャカチャ

天龍「お、おい!?明石!夕張!」

明石「待って下さい!今、万が一の為に心肺蘇生の準備を……!」カチャカチャ

睦月「心肺蘇生って……文月ちゃん達、死んじゃうの……!?」

夕張「……提督を、信じるしかありません……!」

夕張以外「……っ!」

明石(提督……お願いです!どうか……どうか、ビスマルクさん達を救って……!)

プリンツ・オイゲン(提督……ビスマルク、姉さま……っ!)
73 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:03:25.26 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 深層意識世界 --≫ 鎮守府

ショタ提督「う……」ムクリ


ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」


ショタ提督「………」

ショタ提督(また、ここからなのか……いや、それだけで済んでいるはずが、無い……)


世界の崩壊と再構成が、いつもよりも早い段階で……これは間違いなく、現実のビスマルク姉さん達の容態が悪化している……!

その原因は、間違いなく……僕、だ……!僕のせいで、ビスマルク姉さん達は……襲撃された、あの日よりも……!


ショタ提督「……あ、あはっ……あはははっ……」


僕が姉さん達を救おうとすればするほど……何もかもが、裏目に出て……失敗やミスに繋がってしまう。

その結果、姉さん達をより苦しめてしまうことになるなんて……僕、何の為にこの世界に来たんだろう……

いっそ、僕なんか……ここにいない方が、ビスマルク姉さん達は余計な苦しみを味わうことなく……安らかに――


ショタ提督「――ッ!」バキッ!

ショタ提督(い、今……僕は、何を考えて……!)ガクガク


この世界の崩壊と共に、僕の存在……僕の思考にまで、悪影響が出始めているのか……!?

ビスマルク姉さん達の苦しみによる、負の感情が……僕の精神を、支配し始めて……!?


ショタ提督「……!」ギリッ…!

ショタ提督(ダメだ……!少しでも気を緩めれば、僕までこの世界に取り込まれてしまう……!)

ショタ提督(絶対に、正気を失っちゃダメだ……!何が何でも、姉さん達を救わないと……!)
74 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:04:47.38 ID:cPj3L7UP0















――だけど、僕はその後も……失敗し続けた。


ビスマルク「……貴方、一体何の話をしているの?」


――姉さん達を救おうとすればするほど、どうしてもミスを繰り返してしまう。


木曾「球磨姉さんじゃなくて多摩姉さんだぞ?本当に大丈夫か……?」


――助けようと足掻けば足掻くほど、全てが裏目に出てしまう……


龍田「も〜!天龍ちゃんの話を聞いてよ〜!」


――僕は、何をやっても……ダメ、なのか……?


文月「え、えっと……40周目提督君、疲れてない……?」


――僕が失敗すれば、その分だけ……姉さん達の死が、近づくというのに……


ビスマルク「………」


――どうして……どうして、僕は……


木曾「………」


――こんなに必死に頑張っても……


龍田「………」


――ビスマルク姉さんを……木曾姉さんを、龍田姉さんを、文月姉さんを……


文月「………」


――目覚めさせることすら、出来ないんだ……!














75 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:05:56.64 ID:cPj3L7UP0















ビスマルク「……そんなの、貴女が私達を助ける気が無いからに決まってるじゃない」


――え……?


木曾「いつも俺達との会話で変なことを言ってばかり……こっちは今も苦しんでいるってのに」


――な、何を……


龍田「貴方……もしかして、助けるフリをして……私達を殺そうとしてないかしら?」


――そんな訳ない!僕は姉さん達を救う為に……!


文月「でも〜、いつも睦月お姉ちゃん達の話を無視して……私に対する嫌がらせなの〜?」


――それ、は……いや、待った。今のビスマルク姉さん達が、僕に対して……そんなことを言える状態じゃ……


ビスマルク「……人殺し」


――っ!?ま、まさか……この世界の浸食が、僕の心の奥まで……


木曾「……人殺シ」


――や、やめて……


龍田「……人ゴロシ」


――ううっ……!


文月「……ヒトゴロシ」


――う、ぁ……!














76 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:07:08.61 ID:cPj3L7UP0
〜〜
        ヒトゴロシ ※5回改行









                                    ヒトゴロシ




            ヒトゴロシ




                         ヒトゴロシ




                                  ヒトゴロシ




      ヒトゴロシ




ショタ提督「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」




                   ヒトゴロシ




                              ヒトゴロシ




           ヒトゴロシ




                                 ヒトゴロシ




            ヒトゴロシ




                        ヒトゴロシ




77 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:09:11.16 ID:cPj3L7UP0
ヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシヒトゴrおsひtgおssytadfkjodjamldkvnaaeofjaiowwef;;kladk――――
78 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:10:21.98 ID:cPj3L7UP0
――――

ショタ提督「……っ」フラフラ


彼の精神は、既に限界を超えていた。現実のビスマルク達がどうなっているか分からない不安と、誰も頼ることが出来ない孤独な世界……

それらが同時に、彼の心を強く締め付け……僅かに残っていた正気すら、容赦無く奪っていき……彼は憔悴し切っていた。

もはやビスマルク達を救いたい一心のみが、彼の正常な思考を支えていたと言っても過言では無いだろう。

だが、彼が何度も繰り返した失敗の影響により……現実世界で眠るビスマルク達の精神にも、非常に負荷がかかってしまっていたのだ。


ショタ提督「………」


それにより、現実のビスマルク達の脳も限界を迎え……その余波が、彼に牙を剥いた。否、彼の精神に牙を剥いた。

彼の心の中に潜む、不安と孤独感……それらを、これでもかとばかりに押し広げ……彼の精神を、悪夢のような絶望で覆い尽くした。

それが、彼が僅かに残し持っていた正気を奪い去る……最後の決め手となった。彼は、もう……人間とは、呼べなくなってしまった。


ショタ提督「……あはっ」


涙は出ない。しかし、その瞳には……光が灯されていない。代わりに、全ての希望を失った……闇が支配している。

彼は、もはや死者とでも言うべき……どこを見つめているかも分からない、真っ黒に濁り、澱んだ目で……

周囲に広がる、虚無の空間を眺めながら……笑っていた。声高らかに……ただひたすら、声を上げて笑っていた。


ショタ提督「あはは……あはっ、あはははっ……あははははははっ!あ〜っはっはっはっ!」

ショタ提督「何もかも無駄だったんだ!精神をすり減らしながらやってきたことは、結局ビスマルク姉さん達に追い打ちをかけただけ!」

ショタ提督「馬鹿みたい!僕は姉さん達を救えてなんかいない!逆に殺しちゃってたんだ!とどめを刺そうとしていたんだ!」

ショタ提督「その証拠に、どこを見ても真っ黒な空間だらけ!ビスマルク姉さん達の姿さえ見えなくなった!」

ショタ提督「もう、僕なんかいらないんだ!こんな……大切な人さえ助けることも出来やしない、無能のクズなんて……存在すること自体が罪なんだ!」

ショタ提督「あはははっ!何かもうどうでも良いや!どうせ、姉さん達を殺してしまったのなら、僕の居場所なんてあるはずがない!」

ショタ提督「この世界ごと、僕なんて消えちゃう!跡形も無く消えて無くなっちゃうんだ!それで姉さん達と同じように[ピーーー]ば良い!」

ショタ提督「あはははははははははっ!あ〜っはっはっはっはっは!あはははっ……ははっ、はっ……」

ショタ提督「……あっ」
79 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:11:07.20 ID:cPj3L7UP0
彼は……気づいた。気づいてしまった……心を絶望に飲まれたと同時に……自身の肉体が、薄く消えてゆくことを。


ショタ提督「………」


しかし、口を開くことは無い。命乞いをすることも無ければ、先程のように開き直る素振りも見せない。

当然だ。彼には、もう……言葉を発するだけの気力さえ、残っていない。あらゆる希望を……見失ったのだ。

そんな人間が、今更……自分自身の死、否、自己の消滅を目の前にしても……動揺などするものか。

そのような、人間らしい感情は……全て、絶望が黒く塗りつぶしてしまったのだから。全てを破壊し尽くしてしまったのだから。


ショタ提督「………」

ショタ提督(せめて、涙くらい流せれば……僕は、最期の瞬間まで……人間と呼べる、存在だったのかな……)


彼の肉体が、足から順に……崩れ去っていく。同時に、彼が立っていた……場所とすら呼べるかさえ怪しい空間も、虚無に飲まれていく。

そうして、彼の下半身が消え去った。この世界も、既に辺り一面が無に戻っている。彼はその意味を理解している。それはすなわち……


ショタ提督「………」

ショタ提督(首から下の感覚が無くなった……いよいよ、か……)


彼の消失は、ついに顔にまで蝕んでいく。意識の、自我の……最後の砦とも言える、頭が……徐々に薄れていく。

そうして、彼は心の中で呟いた……絶望の闇に支配されてしまった、彼の……最期の、思い……
80 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:11:39.30 ID:cPj3L7UP0

























(……もう1度だけでも、元気なビスマルク姉さん達の姿を……見たかっ――――
























81 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:12:25.59 ID:cPj3L7UP0
――――

≪-- 現実世界 --≫ 40周目鎮守府・医務室

ビーッ! ビーッ!

ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」

プリンツ・オイゲン「ビスマルク姉さま!ビスマルク姉さまぁっ!」

球磨「木曾……木曾ぉ……っ!」

天龍「お、おい!提督はまだ帰って来ないのか!?」

睦月「このままじゃ文月ちゃんが……文月ちゃんがぁ……!」

明石「私達に言われても……あっ!」

夕張「……ま、不味い!」

明石夕張(ビスマルクさん達の脳波が……もう、限界まで……!このままじゃ……!)ゾクッ

プリンツ・オイゲン「お願いです、ビスマルク姉さま……目を開けて……!」ギュッ

ビスマルク「………」

球磨「木曾!お姉ちゃんはここにいるクマ!だから……早く、目を覚ましてよぉ……!」ギュッ

木曾「………」

天龍「……おい!龍田!頼むから……頼むから、目を開けてくれ……!」ギュッ

龍田「………」

睦月「文月ちゃん……!如月ちゃんも、皆も……待ってるんだよ?だから、お願い……目を覚まして……!」ギュッ

文月「………」

明石「……っ!」カチャカチャ

夕張「……っ!」カチャカチャ

明石夕張(蘇生の電気信号を与えても、状況が良くならない……!提督、お願い……!ビスマルクさん達を、助け――)
82 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:13:11.14 ID:cPj3L7UP0
ピーーーーーーーーー…

明石「あ……」

夕張「う、そ……」

プリンツ・オイゲン「あ、明石さん、夕張さん!?」

天龍「ど、どうした!?今度は何の音だ!?」

明石「………」

夕張「………」

球磨「また脳波が悪くなったの!?」

睦月「黙ってちゃ分からないですよ!?」

明石「……っ」ジワッ

夕張「……っ」ジワッ

プリンツ・オイゲン達「……明石(さん)、夕張(さん)?」

明石「……間に合いません、でした」ポロポロ

夕張「そんな……うぅっ……!」ポロポロ

プリンツ・オイゲン達「……っ!」ゾクッ

プリンツ・オイゲン(ま、まさか……まさかまさか、まさか……!)ガクガク


機械から鳴り続ける、不快な電子音……それでいて、その場で涙を流しながら崩れ落ちる明石と夕張……

ビスマルク達の目覚めを待つ者達……その中でも、プリンツ・オイゲンだけが……最悪の可能性に、いち早く気がついてしまった。


ビスマルク「」

木曾「」

龍田「」

文月「」

プリンツ・オイゲン「あ……!」ガクガク


……そう。ビスマルク達の……死。彼女達が最も恐れていた可能性……同時に、最も実現してほしくなかった可能性。

彼は……提督は、間に合わなかったのだ。ビスマルク達の意識を覚醒させる前に……絶望に染まり、その身も消えてしまった。

ビスマルク達の夢の中で、儚く……散ってしまったのだ。もう、彼もビスマルクも……戻って来ない。永遠に……
83 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:14:15.50 ID:cPj3L7UP0
プリンツ・オイゲン「……ビス、マルク……姉さま……」スッ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「ひっ……!?」

プリンツ・オイゲン(つ、冷たい……!さっきまで、僅かながらも……体温を、感じたのに……!)

天龍「……ま、まさか」

明石「………」コクリ

夕張「……ビスマルクさん、達は……もう……」

球磨「そん、な……」

睦月「……う、嘘」


現実を受け入れられない彼女達。しかし、明石と夕張……そして、プリンツ・オイゲンの様子を見れば……それが真実だと分かる。分かってしまう。

プリンツ・オイゲンに続き、残りの彼女達も……ビスマルク達の亡骸の元へ歩み寄る。そして……恐る恐る、その肌に触れる。


球磨「つ、冷た……っ!?」

木曾「」

天龍「お、おい……どういうことだよ、これ……!?」

龍田「」

睦月「こんな……こんなことって……!」

文月「」


既に命を落としたビスマルク達からは、血の気が引いており……青白い顔をしている。それでいて、肌も氷のように冷たい。

それは、ビスマルク達が“生きている人間”から“死体”へと変わり果てた事実を……彼女達に突きつけるには、十分過ぎるほどの証だった。
84 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:14:58.13 ID:cPj3L7UP0
プリンツ・オイゲン「……ビスマルク、姉さま……タチの悪い冗談はやめて下さいよ……」

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「私、ずっと待ってたんですよ……?提督が、ビスマルク姉さまを眠りから覚まさせて……」

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「今までみたいに、提督とビスマルク姉さまの3人で……一緒に遊んだり、楽しい日々を過ごしたり……」ジワッ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「それで……出撃を終えた、時も……ビスマルク姉さまと、一緒に……提督に、褒めて……もらって……」ポロポロ

ビスマルク「」


既に命亡き者となったビスマルクに、涙声で語りかけるプリンツ・オイゲン。彼女の目から涙が流れ落ち、ビスマルクの顔にポタリと落ちる。

しかし、ビスマルクは何の反応も示さない。閉じた瞼を上げることも……2度と無い。落ちた涙は、そのままビスマルクの頬に流れていく。


球磨「木曾……ねぇ、木曾ってば……ぐすっ……」ポロポロ

木曾「」

天龍「……龍田。いつもみたいに『天龍ちゃん』って言ってくれよ。おい……龍田……うぐっ……!」ポロポロ

龍田「」

睦月「文月ちゃん……嫌……嫌ぁ……!目を開けてよ……今までのように、明るい笑顔を見せてよぉ……!」ポロポロ

文月「」

明石(……ビスマルクさん達が、亡くなったということは……提督、も……!)ポロポロ

夕張(私達のせいだ……!私達のせいで、ビスマルクさん達だけでなく……提督の、命まで……!)ポロポロ


彼女達は、大切な人を失った悲しみと同時に……自分は、ただ待つことしか出来なかったという、無念の思いが込み上がってくる。

彼やビスマルク達だけでなく、彼女達も、また……待ち続ける者の辛さや苦しみに、ずっと苛まれてきたのだ。

しかし、彼女達は……その辛さを、『いつか目覚めてくれる』という希望だけで耐えていた。その時点で、彼女達の心も……限界まで、追い込まれていた。

そして、待ち続けた結果が……この仕打ちである。抱いていた希望は、最悪の形で打ち砕かれた。絶望となって、無残に散ってしまったのだ。
85 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:15:35.62 ID:cPj3L7UP0
プリンツ・オイゲン「ぐしゅ……うぅっ……提督……ビスマルク、姉さまぁ……!」ポロポロ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「そんな……そんなぁっ……!嘘、嘘だよ……!こんなことが、現実な訳が無い……!」ポロポロ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「提督がビスマルク姉さまを目覚めさせて……他の皆も、目覚めさせて……」ポロポロ

プリンツ・オイゲン「それで、全員が笑って過ごす日々に戻る……そう、願っていたのに……!」ポロポロ

ビスマルク「」

プリンツ・オイゲン「あ、ぐぅっ……!嫌……こんなの、耐えられない……!嫌だよぉ……!」ポロポロ

ビスマルク「」


彼女達の中でも、最も彼と大切な者……提督の帰りと、ビスマルクの目覚めを望んでいたプリンツ・オイゲン。

彼女の心にとどめを刺した、その絶望の大きさは……はかり知れない。並大抵のものでは無いだろう。

常人なら、間違いなく精神崩壊を引き起こしてしまうほど……彼女の、艦娘の強靭な精神とて、例外では無い。

このままでは、文字通り生きたまま死に続ける廃人となってしまう。だが、人間は無意識の内に……心の痛みから逃れようとする、防衛本能を働かせる。

再会を望んでいた者を、同時に2人も失ってしまった……その果てしない絶望から、自身の精神を守る為……彼女は……


プリンツ・オイゲン「………」

プリンツ・オイゲン「……そう、だ。提督と、ビスマルク姉さまは……死んでなんか、いない……」ブツブツ

明石夕張「……プリンツ、さん……?」ポロポロ

プリンツ・オイゲン「これは何かの間違いだ……そう、こんなの……あり得ない……」ブツブツ

明石夕張(……っ、ま、まさか!)ポロポロ

プリンツ・オイゲン「………」ブツブツ

明石「ダメです!プリンツさん!」

夕張「心をしっかり持って!でないと……!」

プリンツ・オイゲン「……――!」

明石夕張「っ!!」ゾクッ
86 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:16:32.04 ID:cPj3L7UP0
――――数日後

父「……本当、なのか?」

母「息子が……亡くなったって……」

明石「……はい」

夕張「事情は、既に話した通りです……」

父「そん、な……」ヘナヘナ

母「嘘……」フラッ

明石「………」

夕張「………」


明石と夕張は、彼の両親に連絡した。そして……全てを伝えた。彼がビスマルク達の精神の中へ入り込んだこと。

そして……そこで力尽き、電子の海に消えてしまったこと。同時に、ビスマルク達が死亡したことで……彼を救う手だては、無くなったことを。


父「……息子を、返せ……!」ガシッ

明石「う……!」

母「提督を……提督を、返してよ……!」ガシッ

夕張「っぐ……!」

父「息子を返せ……!返せよ……!お前達のせいで、提督は……提督はぁ……っ!」ポロポロ

明石「………」ポロポロ

母「どうして……どうしてこんなことをしたのよ……!こんなことで、大事な息子を失うだなんて……!」ポロポロ

夕張「………」ポロポロ


彼の両親は、最愛の息子を失った悲しみと、やり場の無い怒りを……明石と夕張にぶつける。

明石と夕張も、彼の両親の悲痛な叫びに何も言い返せない。彼の承諾を得たとはいえ、彼を電脳世界に送り届けたのは……紛れもなく、明石と夕張なのだ。


明石「……ごめんなさい」ポロポロ

夕張「ごめん、なさい……」ポロポロ

父「謝ったって、提督は帰って来ないんだぞ……!おい!聞いてるのか……!?」ポロポロ

母「返して……私達の息子を……提督を、返してよぉ……!」ポロポロ

明石「ごめんなさい……ごめんなさい……」ポロポロ

夕張「私達のせいで……取り返しのつかないことになって……ごめんなさい……」ポロポロ


明石と夕張は、謝罪することしか出来なかった。自身も提督とビスマルク達……仲間を失っている悲しみにより、どうすれば良いか分からなかった。

もはや、壊れた機械のように……謝罪し続けることしか、出来なかった。2人も、また……自責の念にかられ、限界だったのだ。
87 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:17:19.38 ID:cPj3L7UP0
その裏で、大切な人を亡くした者達も……心に深い傷を負っていた。一生をかけても治らないほどの、深刻な傷を……


睦月「………」

如月「……っ」ジワッ

如月(睦月ちゃん……)ポロポロ


睦月は、提督と文月を失ったショックにより……笑顔を忘れてしまった。それどころか、姉妹が呼びかけても……声を出すことさえ、ままならなくなってしまった。


天龍「……っはぁ!?」ガバッ

天龍「はぁっはぁっ……毎晩、龍田の死に顔が……くそっ……龍田……龍田ぁ……っ!」ジワッ


天龍は、あの日以来……眠る度に、龍田の死が悪夢という形でフラッシュバックするようになってしまった。


球磨「………」ポロポロ

多摩「……お姉ちゃん」

球磨「………」ポロポロ

多摩「……ご飯、ここに置いとくね?」

球磨「………」ポロポロ

多摩「………」ガチャ バタン…

北上『……どう?』

多摩『ダメ……多摩が呼びかけても、部屋から出ようとしなくて……』

大井『……私達だって、悲しいけど……球磨姉さんは、1番……木曾の傍に、ついていたから……』

球磨『………』ポロポロ

球磨(提督……木曾……どうして……どうしてぇ……)ポロポロ


球磨は、提督と木曾が亡くなった悲しみを乗り越えられず……出撃する気力も無くなり、自室に引き籠るようになってしまった。

多摩達がご飯を持って行かないと、自主的に食事を取ることさえままならないほど……弱り切ってしまっていた。

そして……最も提督の生還を望み、大切な人との再会に希望を抱いていた……プリンツ・オイゲンはと言うと……
88 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:18:12.54 ID:cPj3L7UP0















プリンツ・オイゲン「ねぇ、提督、ビスマルク姉さま。今日も良い天気ですよ?」


彼女は1人、部屋にいた。かつてはビスマルクと共に過ごしていた部屋で……1人微笑み、楽しげに呟いていた。

しかし、彼女の傍には誰もいない。正確には、時折他のドイツ艦の者が様子を見に来ているが……今は彼女しかいない。


プリンツ・オイゲン「ダメですよ?ビスマルク姉さまはまだ休んでないと。本調子に戻ってからにしましょう!」


まるで“彼ら”と会話しているかのようだが……彼女の目には、光が宿っていない。最期の彼と同じく、真っ黒に濁り切っている。

しかし、その表情は……見る者全てが引いてしまうほどに、眩しい笑顔である。まるで“彼ら”が生きているかのような……


プリンツ・オイゲン「油断大敵です。私、あの時はビスマルク姉さまが死んじゃうかと思って……それで……」


そう。彼女は、自身の精神が絶望に破壊され尽くす前に……“逃避”したのだ。

それはまるで、全てが上手くいった世界……彼がビスマルク達を救い、今でも楽しげに暮らしている世界。

そんな“夢のような物語”が現実となっている……優しくて、理想のような……しかし、偽物の世界に……心を逃げ込ませた。


プリンツ・オイゲン「……いえ、こうして無事に目を覚ましてくれて良かったです。それも提督のお陰で……!」


だが、それは所詮……現実逃避に過ぎない。妄想に逃げ込んだところで、彼もビスマルクも……戻って来ないのだから。

しかし……こうでもしないと、彼女は現実を受け止めることが出来ず……心が亡き者と化した、廃人になっていただろう。

そう考えれば……彼女が妄想の世界に囚われる決断を下したことを、誰が『間違っている』と責めることが出来るだろうか。














89 : ◆0I2Ir6M9cc [!red_res]:2019/05/02(木) 03:19:03.39 ID:cPj3L7UP0

























「えへへ……提督も、ビスマルク姉さまも……絶対、ぜ〜ったい!離しませんからねっ!」


彼は帰って来ない。大切な者も戻って来ない。しかし……彼女の“夢の世界”では、彼も大切な者も……永遠に生き続けるのだ。
























END
90 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 03:19:52.97 ID:cPj3L7UP0
前回の小ネタ安価から、ほぼきっかり1年かかってしまい……お待たせして本当にすみませんでした。
長い間スランプで書きづらい状態が続いていましたが、何とか完成させることが出来ました。
次回の小ネタ安価についてですが、しばらく休止するか、埋めネタのように1〜2レスで終わりそうな内容に限定して小出しにするか、しばらく考えてみます。
こちらが至らず申し訳ございません。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 04:18:42.18 ID:qsuZlnfK0

小ネタは続けるとしても数レスで終わるようにして募集頻度を上げてほしい 小ネタが>>1の負担になるようならずっとなしでいい
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 06:30:03.75 ID:BhK7koaxO

久々に大ボリュームの鬱小ネタ君で>>1の本気を見た・・・42週目助けてくれー!
小ネタ安価は>>1がやりやすいように決めてくれていいのよ?
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 13:06:43.22 ID:Xb0kbjqXo
おつです
失恋や鬱小ネタはガチで心折設計な>>1好きです
本編がやはり一番優なので小ネタは余裕がある時に負担にならない量で良いかと思います
94 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 17:30:06.70 ID:cPj3L7UP0
22:30〜23:30頃開始予定です。
95 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:24:32.74 ID:cPj3L7UP0
始めます。
96 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:26:45.98 ID:cPj3L7UP0
1ターン目

ショタ提督「……今日からよろしくおねがいします」ペコリ

全艦娘「エンッ!!///」鼻血ブッシュウウウウウウウッ!

46周目ヒロイン(やっぱりこうなったか)鼻血ダラダラ

ショタ提督「……あの」

長門「あっ……あっ、ああぁぁぁっ……///」ガクガク

ガングート「ひっ……ひっ……!///」ピクピク

鳥海(提督きゅん……じゃなくて、司令官さんの可愛さで過呼吸を起こしてます……)鼻血ダラダラ

加賀「こ、これは……破壊力が強すぎます……!///」

グラーフ・ツェッペリン「ほ、本当にこの子を……私達の手で愛でて良いのか……?///」

那智「あぁ。両親から許可は得ている」鼻血ダラダラ

秋雲「じゃあ同人誌いや個人的な趣味であんなことやこんなことして良いわけ!?///」ハァハァ

松輪「ゆ、夢が広がります……!///」

名取「その時は私も混ぜてね?///」鼻血ダラダラ

間宮(餌付けして私の弟みたいに育てたい……///)

鳳翔「あ、あのっ!お姉ちゃんって言ってくれませんか!?///」

武蔵「おい鳳翔自分だけズルいぞ!こういうのは全員が平等にだな……///」鼻血ダラダラ

ショタ提督「……お姉ちゃん?」

全艦娘「」

ショタ提督「………」











全艦娘「」ブシャアアアアアアアアアッ!!

全艦娘「」バタバタバターンッ!

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(皆、体中から血をいっぱい出して倒れちゃった……部屋が血だらけ……)


提督の現在の性格傾向『純粋無垢。無個性とも言う。その真っ白なキャンパスを貴女色に染め上げましょう』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:0/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:0/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:0/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:27:18.23 ID:qsuZlnfK0
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:28:14.83 ID:CRwly3uDO
はい
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:28:23.19 ID:lLhsHuT60
a
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:30:42.19 ID:XiX7/13a0
はい
101 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:33:35.11 ID:cPj3L7UP0
名取「……提督は渡しませんよ?呪われたくありませんし」

武蔵「それは私の台詞だ。寝取られたらたまったものでは無いからな」

という訳で同数なのでもう1度

↓1名取のコンマ
↓2武蔵のコンマ

反転コンマが高い方が行動します
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:34:29.95 ID:CRwly3uDO
はい
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:34:35.41 ID:qsuZlnfK0
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:34:45.07 ID:lLhsHuT60
105 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/02(木) 23:49:08.24 ID:cPj3L7UP0
名取「どうしようかな〜?ナニしてあげようかな〜?///」

五十鈴「あんな可愛い男の子を好きに育てられるなんて夢のようだわ!///」

名取「初めて見た瞬間、胸の奥がキュ〜ってなっちゃったもん!///」

五十鈴「分かるわ!私もいきなり理性が飛びかけたもの!///」

名取「えへへ……えへへへぇ……///」ジュルリ

名取(何して遊ぼうかな?何してあげようかな?///)

名取(“外に出て遊んでも良いし、室内で出来ることで遊んでも良い“かも……///)

『遊ぶ場所によってパラメータが“インドア”か“アウトドア”にシフトします』

名取(遊ぶ内容もどうしようかな〜?“一緒にゲームや運動しても良いし、お勉強を教えたり本を読んだりして静かに過ごす”のも……)

『子供らしく遊ばせるか、執務能力を鍛えたり大人しく静かに遊ばせるかでパタメータが“活発(やんちゃ)”か“冷静(真面目)”にシフトします』

名取(人数もどうしよう……“私達姉妹を呼んだり艦娘の皆を誘って遊んでも良いし、私と提督きゅん2人で遊ぶ”のも捨てがたい……!///)

『大人数か少人数かで、パラメータが“外交的”か“内向的”にシフトします』



名取「提督きゅ〜ん!今行くからね〜!///」

直下

※今周は艦娘の行動を指定します。遊ぶ場所や内容、人数や遊ばせ方等の状況を指定して下さい

『例:執務室でゲーム。長良型全員を誘って』
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:49:27.92 ID:lLhsHuT60
2人で読書
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:50:55.25 ID:lLhsHuT60
場所は室内で2人で読書
108 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:07:40.60 ID:dBRHh2jh0
名取(う〜ん、最初からグイグイ飛ばしていくと、提督きゅんに引かれちゃうかもしれないし……)

名取(ここはまず提督きゅんと仲良くなる為にも、まずは2人で出来ることをしようかな……?)

名取(そうと決まったら、まずは提督きゅんが興味を引きそうなものを……)ゴソゴソ

・・・÷

名取「〜♪」

名取(提督きゅんと遊ぶ為に必要になりそうな物を、鎮守府総出で片っ端から用意しておいて正解だったよ〜!///)

名取(お金も余裕があるし、“あらゆる状況を想定して行動出来る”もん!抜かりは無いよ!///)

名取(さて、提督きゅんは何をしてるかな〜?///)ソーッ

ショタ提督「………」カキカキ…

名取(お仕事してる。あぁ、その姿も可愛い……///)ジュルッ

名取(だけど、その顔はまるで何も考えてなさそう……これ育てがいがありそう……///)

名取「提督〜!」

ショタ提督「……名取さん?」

名取「遊びに来ました!」

ショタ提督「……遊びに?」

名取「はい!提督、これ!一緒に読みませんか?じゃじゃーん!」つ本 スッ

ショタ提督「本……ですか?」

名取「はいっ!児童向けの小説を持って来ました!いきなり活字は厳しいと思いますので、まずは文庫本から!」

ショタ提督「………」

名取「……もしかして、読書はお嫌いでしたか?」

ショタ提督「あ、いえ……今まで、提督になる為の勉強の本以外は……ほとんど読んだことが無かったので」

名取「そうなんですか?なら私が読み聞かせてあげます!ここに座って下さい!///」スッ ポンポン

ショタ提督「……急に座って、足を叩いてどうしたんですか?」

名取「読み聞かせと言えばお姉ちゃんの足に座りながらと決まっているんです!さぁ!さぁさぁ!///」ポンポンポンポンポン

ショタ提督「……分かりました」

名取(よしっ!これで合法的に提督きゅんの柔らかい体を堪能出来る!私って天才かも!///)ハァハァ


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:あまり興味を示さず
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+5
50〜98:思ったより面白い
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+10
ゾロ目:興味津々!話に引き込まれる!
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+15

更に奇数で隠しパラメータが+5上昇 奇数ゾロ目なら+10

直下

※勉強ポイント:執務を教えたり読書する等の遊びで上昇。頭が良くなり、提督業の能力や成績がアップ(して物語の描写が変化)!

※ポイントは10溜まるごとに性格や言動に影響が出ていきます
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:08:37.17 ID:Ba+ux3sy0
はい
110 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:19:34.89 ID:dBRHh2jh0
17→71:本の世界は不思議がいっぱい

〈インドア・冷静・内向的・勉強ポイント+10上昇〉
〈更に奇数なので隠しパラメータが+5上昇〉

名取「ゾロリ達は地球のピンチを食い止める為、かつての仲間達を集めることにしました」

ショタ提督「………」

名取「地球滅亡まで後1日もありません。博士の力を借り、おならで隕石を押し返す作戦に決めました」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(かいけつゾロリ、か……初めて読んだけど、面白いかも……)

名取「ふふっ……提督、どうですか?」スリスリ

ショタ提督「……うん。面白いです」

名取「良かった〜!つまらないと思われたらショックで死んじゃうところでしたよ〜!」スリスリ

ショタ提督「………」

ショタ提督(本は面白いけど、名取さん……さっきから僕の背中にスリスリしてくる……)

ショタ提督(僕の背中に何かついてるのかな……?)

名取「えへへ……♪続きを読みますね?すると妖怪学校の仲間達も、ゾロリのピンチを聞いて駆けつけてくれました!」

名取(あ〜幸せ〜♪こうして提督きゅんのフワッフワであったかい感触に包まれながら、こうして2人だけの時間を過ごせるなんて……!///)

名取(……こっそり耳たぶくらい舐めてもバレなかったりして///)ジュルッ

ショタ提督「………」ワクワク

名取(おっと、今は雑念を捨てないとね。提督きゅん、お話の続きが気になってるみたいだし……)


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:20:35.70 ID:fWQfzjbDO
はい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:23:01.41 ID:SPyyQt4FO
いきなり15上昇とか流石NTR本気でモノにしようとしてやがる
113 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:31:11.66 ID:dBRHh2jh0
10×1.5=15/50


名取「イシシとノシシのミスで機械が壊れてしまい、まさに絶体絶命のピンチでしたが……」

ショタ提督「………」ドキドキ

名取「何と!ゾロリ達のおならで地球の方が動いたことで……隕石がぶつからず、そのまま地球の上を通り過ぎていったのです!」

ショタ提督「……!」パァッ

名取「こうして、ゾロリ達はおならパワーで地球の危機を救ったのでした。めでたしめでたし!」

ショタ提督「………」キラキラ

名取「どうでしたか?」つ本 パタリ

ショタ提督「……面白かった、です……!」

名取「ふふっ、楽しんでもらえて良かったです!私も役得でしたし♪///」

ショタ提督「やくとく?」

名取「あ、いえいえ!何でもありません!///」

ショタ提督「……?」

名取(小一時間、提督きゅんの温もりを感じることが出来ちゃいました……!///)キラキラ

名取(今の私なら装備無しでも深海棲艦を単独で撃破出来ちゃいそうです!///)キラキラ

ショタ提督「……?」キョトン

ショタ提督(名取さん、嬉しそう……何となく、キラキラしてるような……)

名取「はぐっ!?///」ズキューン!

名取(あああああっ!その可愛くて綺麗で可憐でプリティーでキュアキュアなお饅頭みたいな頬に思う存分吸い付きたいよぉっ!///)キュンキュン
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:44:16.45 ID:sRVyVPg3o
スタートダッシュ決めたな名取
115 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 00:46:13.29 ID:dBRHh2jh0
2ターン目

早朝

ショタ提督「すぅ……」

目覚まし時計「ジリリリリーン!」

ショタ提督「……ん」ピッ

ショタ提督「起きなきゃ……」モゾモゾ

ショタ提督(今日もお仕事……まずは顔を洗って、歯を磨いて……)トテトテ


川内「………」ジー ←天井裏から覗いてる

長門「………」ジー ←ベッドの下から覗いてる

アークロイヤル「………」ジー ←観葉植物の陰から覗いてる

翔鶴「………」ジー ←窓から覗いてる

川内(……最近、起きる時間が15分早くなってる)チラッ

長門(あぁ。それだけじゃない。初めて出会った時と比べて、部屋で過ごすことが増えてきた)チラッ

アークロイヤル(その影響か、かなり拙かった指揮も……少しずつ慣れ始めてきたようだ)チラッ

翔鶴(今のところ、“物静かで真面目”な性格になり始めていますね……)チラッ

川内長門(……でも)

アークロイヤル翔鶴(そんなことより……)

4人(提督きゅん〈admiral〉の寝顔と寝起き顔可愛過ぎいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!///)鼻血ダバダバ

川内(今すぐむしゃぶりつきたいぃぃぃぃぃぃっ!///)

長門(全身をくまなく舐め回したいッ!!///)

アークロイヤル(いや待て!ここはむしろ女装させてだな!///)

翔鶴(むしろ正装させて……いえコスプレさせましょう!そうすれば色々な提督きゅんの姿を写真を脳内フォルダに永久保存出来ますッ!!///)

川内長門アークロイヤル(それだあああああああああああああああああああああッ!!///)鼻血ダバダバダバ


ショタ提督「……?」シャコシャコ

ショタ提督(誰かに見られてるような気がする……)シャコシャコ

4人(あっ、後であの歯ブラシ回収して新品と取り替えよう。持ち出した方は……にゅふふ……♪///)ジュルリ


提督の現在の性格傾向『僅かに引っ込み思案で真面目な性格に傾きつつあります。まだまだやんちゃな男の子に出来ますよ?』
現在のパラメータ『インドア+10 冷静+10 内向的+10』
独自パラメータ『勉強+10』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:0/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:0/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:47:18.51 ID:fWQfzjbDO
はい
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:50:05.81 ID:njDxQcrA0
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:50:12.90 ID:xKGuvR1f0
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:53:56.06 ID:ShBANhxS0
たけぞう
120 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 01:04:33.04 ID:dBRHh2jh0
武蔵「いくら大和相手でも譲れん……!」グググッ

大和「それは私の台詞……!」グググッ

武蔵「提督きゅんと戯れるのは私だあああああああっ!(伊19や伊8くらい甲高い声で)」グググッ

大和「私だって提督きゅんを頭を撫でる×無限ループしたりラブチュッチュしたりしたいのおおおおおおおっ!」グググッ

武蔵「えぇい融通の利かない姉めぇっ!」グググッ

大和「そっちこそ融通の利かない妹ねぇっ!」グググッ

武蔵(くっ、このままではらちが明かない……そうだ!)ピーン!

武蔵「おや?広場に提督がいるぞ?」

山尾「嘘!?どこどこ!?」バッ

武蔵(今だッ!)ダッ シュタタタタッ!

大和「……いないじゃない!貴女の目は節穴か何か……」

モヌケノカラーン…

大和「」プチッ

大和(だ、騙したわねええええええええええええええええええええええええッ!?)ウガーッ!



武蔵「フッ……騙される方が悪い。さて、提督と何をしようか……」

直下

※詳しくは>>105のシステムをご参照下さい
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 01:04:44.50 ID:njDxQcrA0
よし、島風くんにさせよう
122 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/03(金) 01:12:20.42 ID:dBRHh2jh0
今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!安価指定のルールがややこしくてすみません。
後、既に女装安価を取っていただきましたが、今回の提督は歴代でも屈指の美少年(女装すれば美少女)という設定ですので、基本的にどんな服装も似合います。
小ネタ安価についてですが、しばらくは余力がある時や時間が空いている時に、数レスで終わりそうな軽い内容の小ネタを募集していく形にしたいと思います。
ご意見を下さった方々、ありがとうございます。こちらの都合でご迷惑をおかけして申し訳ございません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 01:14:45.91 ID:pbX7iXPIO
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 01:31:01.70 ID:sRVyVPg3o
おつおつ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 19:34:54.12 ID:YfpfFyjrO
ふと思ったんだがこれって提督に鞭と蝋燭持たせてドSに調教する事もできるん?
ドMに調教するのは提督に嫌われそうだからアレだが
126 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 17:42:23.47 ID:PnbTyA+B0
18:30〜19:30頃開始予定です。
時間があるので小ネタ安価を行いたいと思います。

1〜45周目の提督やヒロイン、本編の世界観を踏まえた上で、1〜2レスで終わりそうな内容の埋めネタ
※R-18やR-18Gは安価下。R-15くらいならOKです。ほのぼのや鬱等のジャンルは問いません

直下

それに加えて>>121のパラメータ判定を行います
↓2のコンマ一の位が奇数なら外で、偶数なら室内でコスプレさせます
↓3のコンマ一の位が奇数なら武蔵以外の艦娘も呼んで、偶数なら武蔵と2人きりの状況でコスプレさせます

>>125
その発想はありませんでした。S方向なら調きょ……開は……目覚めさせることは可能ということにします(ゲス顔)
M方向は……本当に軽いソフトなものなら可能とします。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 17:43:25.27 ID:n7jP3t6t0
普通のショタになった42周目提督
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 17:44:58.64 ID:YK/a4guDO
はい
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 17:45:28.02 ID:n7jP3t6t0
>>127のジャンルはほのぼの系でお願いします
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 17:46:29.29 ID:n3qZY4aX0
131 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 18:08:20.37 ID:PnbTyA+B0
ショタ提督「……ふむ」つスマホ ジー

潮「初っ端から私達のテンションが下がる小ネタ安価がきましたね」

羽黒「司令官さんが普通の男の子になるだなんて、世界がひっくり返ってもあり得ないと思いますけど」

ショタ提督「俺が普通のショタねぇ……それ1周目提督とキャラ被らないか?ま、安価なら仕方ない。見せてやるぜ!俺のすんばらすぃ〜演技力をッ!」カッ!

潮羽黒「はぁ……」

・・・÷

ショタ提督(お目々キラッキラ&純粋無垢な顔)「おはよう潮お姉ちゃん!羽黒お姉ちゃんっ!」ニパー

潮(うわぁ気持ち悪過ぎて口から魂が出そうです)

羽黒(思わずそのSAN値が直葬されそうなゲテモノ顔を砲撃で吹っ飛ばしてやりたくなりました)

速吸「……何か悪い物でも食べました?」

ショタ提督「え〜?そんなこと無いよ〜?今日もいつもみたいに頑張るね〜!」

潮羽黒(……これ、私達の精神耐えられるでしょうか)

・・・÷

ショタ提督「それじゃ、皆はこの海域に出撃してね?駆逐艦のお姉ちゃん達は遠征をお願い!」

全艦娘「」

狭霧「」

曙(クソ提督が狂ったあああああああああああああああああ!?何コイツ!?何で普通の男の子みたいに振る舞ってるの!?)

狭霧「」ブクブクブクブク

漣「あぁっ!?狭霧ちゃんがこの世のものとは思えないエグいものを見たような楳図かずお先生が描く驚き顔で泡吹いて失神してる!?)

潮「うるさいのが1人減って清々しました」

朧「辛辣ッ!!」

・・・÷

ショタ提督「いっただっきま〜す!はむっ、モグモグ……おいひ〜!やっぱり鳳翔お姉ちゃんと間宮お姉ちゃんが作るご飯は最高だよ〜!」ニコニコ

鳳翔「」

間宮「」

潮(吐きそう)

羽黒(今すぐ殺っちゃいましょうか)

速吸(手伝います)

狭霧「うえええええええええええ」ゲロゲロブシャアアアアアッ

綾波「あぁっ!?狭霧ちゃんがアニメ版あいまいみーのアバンの吐きながら耳から血を出している麻衣ちゃんみたいになってます!」

天霧「提督の真人間化の衝撃に耐えられなかったか……」

敷波「うわぁ……」ドンビキ
132 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 18:10:12.67 ID:PnbTyA+B0
・・・÷

ショタ提督「どーよ」ドヤァ

潮「生まれてきたことを後悔しながら死んで下さい」

羽黒「今すぐ読者の皆さんに全裸土下座で謝罪してから溶鉱炉に飛び込んで下さい」

ショタ提督「お前ら相変わらず容赦ねーなwwwwこちとら安価通りに行動しただけだぞwwww」

潮「草を生やさないで下さい」

羽黒「不愉快です」

ショタ提督「おっ、中の人ネタか?」

羽黒「間違いました。心が穢れそうです」

ショタ提督「より辛辣になってやがるwwwwww」


ゴゴゴゴゴッ


潮「?」

羽黒「何の音ですか?」

ショタ提督「あ、俺が普通のショタになったことでこの世の節理が耐えられなくなったみたいだな。もうすぐ世界全体が消滅するぞ」

潮羽黒「は?」

ショタ提督「31スレ目の>>20で俺が言ったじゃねえか。俺が超好青年演じたらこの世が崩壊するって」

潮羽黒「いやいやいや!?そんな地味過ぎて誰もが忘れてるような伏線今更回収しないd――」










カッ!
133 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 18:12:14.15 ID:PnbTyA+B0




                 || || ||                     || || ||
               || || ||                           || ..|| ||
             || .|| .||                               || .|| .||
         __.|| || ――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――|| ||__
  _―― ̄ ̄ .|| ||                                        || || ̄ ̄――_
_ ̄       .|| ||                                           || ||       ̄
  ―_    .|| ||                                            || ||   _― ̄
      ―||||                                                |||―
      ..|||                                                 |||
      |||                                                  |||
      |||                                                   |||
    .. ||||           .゛      、  ′     、 " .     ,  ′  .   ´ ,   、 |||
    ...|||  .`  .  、 ´ ,  ′ . 、 " .   ´ ,   .   i   、. .`  ゛.   i ,  . . " .、. |||
    ...||| , 、   " .    i    ´   .   ii      .゛.. ii||..     i i   、 ´ ii  ..  " .li   .|||
     ||| .|i  ´   i ' ||  ii   ii | iilll||ii | i     .ill|!!i l   ...|ll iii i   i l|l. |li   li||li |il||||
      ||il||li .|i ii||il lil|| ||lili  ||ii l|il| |llii||| li|iii|lli || ..iil|||lll.|ll   llll||illli  iiil|iii|||l|i |l|l!liil||lll.|l||
     .. ||!|i||ill ..| ||lll|||ii|||lliiiill|lliiilll|||lll||!!lilllii!!!||ll||ill|ll lll|||lll||!!lillliil.l| |lll||!!lillliill| !!||lll|||lll||!!lilllli||||!lll||
       |||ll|||ill|i||ll||lll!!llll||illll||||||lll||||llll|iill|||||llll|l|l|lll!!llll||illll||||||lll||||lll||!!lillliilillliill||!!!||ll||!!llll||illl||
    ..   .||l||lll|||i||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||!!ll||!!!ll||!!|||lll||!!!!llll!!|||ll!!!!!|ll!!ll||||i||lll||!|ll!!ll||||!!ll||!!!l||!||


↑この世界




『ショタ提督に好かれたい』 〜完〜 >>1先生の次回作にご期待下さい!










































27周目提督「まだ終わってねーよ!」シュパアアアアッ!

明石(3周目)「いい加減にして下さい!」つタイムふろしき ファサッ

夕張(3周目)「何度地球を……いや銀河を壊せば気が済むんですか!」つビッグライト ペカー

ショタ提督「wwwwwwwwwwwwwwww」

潮羽黒(安定の爆発オチ……)
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 18:17:32.82 ID:bzWqxkK0O
やっぱこの週はカオスだな
てか狭霧の扱いが酷すぎてワロタ
135 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 18:52:59.11 ID:PnbTyA+B0
始めます。
136 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 18:55:27.53 ID:PnbTyA+B0
武蔵「ふむ……」シュタタタタッ!

武蔵(あの見る者全員を魅了する犯罪的な可愛さだ。女装させればさぞ似合うだろうな……///)ジュルリ

武蔵(よし。確か長門が駆逐艦の服を持っていたな。こっそり拝借するとしよう!///)

武蔵(絶対にバレないように……!私だけでこっそり楽しみたいからな……!///)

・・・÷

武蔵「……くひゅっ///」

武蔵(運良く長門や陸奥が不在で助かった!これで心置きなく提督きゅんの女装姿を楽しめるッ!!///)

武蔵「提督ーっ!///」バーン!

ショタ提督「っ!?あ、武蔵……さん?」つ児童文庫

武蔵「良かった!秘書艦もいないな!さぁ提督!今すぐこれを着てくれないか!?///」つ島風の服 ハァハァ

武蔵(駆逐艦の中でも、かなりエロいやつを選んで来た!これを提督きゅんが着ると想像しただけで……あぁ脳が興奮で焼けるッ!!///)

ショタ提督「……島風さんの、服?」

武蔵「そうだ!いつも白い服ばかり着ていては飽きてしまうだろう!だからこうして気分転換も必要だ!///」ハァハァ

ショタ提督「……気分転換」

武蔵「そして何より!艦娘の気持ちを理解するなら、まずは形から入ることが重要だ!///」ハァハァハァ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そう、なのかな?)

ショタ提督「……うん、分かった。着てみる」

武蔵「ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおっ!提督きゅんの女装うううううううううううううう!!///」ハァハァハァハァ

ショタ提督「え?」

武蔵「ゲフンゲフン!とにかく、いきなり着ろと言われても難しいだろう。私が着せてやるから、こっちに来い!///」

ショタ提督「……うん」

武蔵(合法的に提督きゅんと至近距離で触れ合うチャンス!こんな素晴らしい機会は逃せんッ!!///)


01〜49:提督、あまりしっくりこない
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・活発・内向的・男の娘』ポイント+5
50〜98:提督、ちょっと良いかもと思ってしまう
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・活発・内向的・男の娘』ポイント+10
ゾロ目:提督、武蔵に褒められて似合ってると思い込んでしまう
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・活発・内向的・男の娘』ポイント+15

反転したコンマが奇数で隠しパラメータが+5上昇 奇数ゾロ目なら+10

直下

※男の娘ポイント:主に女装させたり女の子として扱う等すれば上昇。この傾向が強くなると女装が当たり前になったり、振る舞い等も女の子らしくなっていく
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 18:57:11.52 ID:zWfvVRIJ0
ゾロ
138 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 19:08:25.77 ID:PnbTyA+B0
52→25:提督的にはイマイチだった様子

〈インドア・活発・内向的・男の娘ポイント+5上昇〉
〈更に奇数なので隠しパラメータが+5上昇〉
〈活発ポイント上昇により、冷静ポイントが+10→+5に〉

武蔵「ここはこうして……」スリスリ

ショタ提督「………」

ショタ提督(武蔵さん、引っ付いてくる……)

武蔵「ほら、足を上げろ///」ハァハァ

ショタ提督「ん……」スッ…

武蔵(あぁっ、提督きゅんの可憐で細い足……今すぐペロペロ舐めて頬ずりしたいが、ここは我慢だ!///)

ショタ提督「………」

武蔵「よし、次は上着だ!///」スリスリ ムニュッ

ショタ提督「……!」

武蔵「腕を通すぞ。そら……///」ムニムニ

ショタ提督「………」

ショタ提督(何か、柔らかいものが当たってるような……)

武蔵「よし、出来た!///」

ショタ提督(島風姿)「………」

武蔵「おおおおおっ!これは良い!これは良いぞぉっ!コピーして永久保存だあああああっ!///」つカメラ パシャシャシャシャ

ショタ提督「………」

ショタ提督(武蔵さん、何枚も写真撮ってる……でも、そんなに似合ってるかな……)

ショタ提督(女の子の服は……少し、違和感が……)モジッ

武蔵「がっふ!?///」吐血

ショタ提督「わっ……だ、大丈夫……?」

武蔵「あ、あぁ……だが、今の破壊力は中々……!///」ガクガク

武蔵(その姿でモジモジはダメだろう!?私を殺しにかかってるのか!?///)


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:15:03.06 ID:YK/a4guDO
はい
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:15:19.71 ID:lU9hZ65o0
141 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 19:22:06.89 ID:PnbTyA+B0
6×1.0=6/50


武蔵「くひゅっ……くひゅひゅひゅっ///」つカメラ マジマジ

武蔵(あぁ、どの写真も素晴らしい……特にこのローアングルなんて最高だ……!///)ジュルッ

ショタ提督「……あの」

武蔵「ん?おぉそうだ!試しにこの台詞を言ってみてくれないか?///」つ紙 スッ

ショタ提督「……?」

ショタ提督(島風さんが普段から言っている台詞が沢山……)

武蔵「さぁ!さぁさぁさぁっ!///」

ショタ提督「えっと……“私には誰も追いつけないよ”」

武蔵「グフッ!次!///」

ショタ提督「……“おっそーい”」

武蔵「フゴッ!?よし続けてくれ!///」

ショタ提督「……“お手紙が届いてるクマ”」

武蔵「しまった間違えた!だが悪くない!もっとだ!///」

ショタ提督「……“だって速いもん”」

武蔵「ハッフン!///」鼻血ブシュッ!

ショタ提督「わっ……だ、大丈夫……?」

武蔵「問題無い」キリッ ダバダバ

ショタ提督「………」

ショタ提督(でも、たまになら……こういう服を着るのも、楽しいかも……)
142 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 19:32:58.76 ID:PnbTyA+B0
3ターン目

掲示板前

ワイワイ ガヤガヤ

提督の女装写真×大量「」ババーン!

全艦娘「キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!」

島風「て、提督が私の恰好を……これってそういうこと!?そういうことだよね!?ふわっ、ああああああぁぁぁぁぁぁっ!///」ビクンビクンッ!

武蔵「」

ショタ提督「あ……僕の写真……」

青葉「頑張りました!だって司令官の女装写真ですよ!?全員で共有してこそでしょう!///」

武蔵「青葉、お前……!」ピクピク

青葉「こんな素晴らしい物を独り占めだなんて、させると思いますか?」ニヤリ

武蔵「どうやって写真を盗んだんだ!私が大和にさえ勘付かれないよう厳重に保管しておいたはずなのに!」

青葉「個々人のPCからデータを抜き取るだなんて、私にかかればお茶の子さいさいですよ?」

武蔵「クソッ!」

大和「む〜さ〜しぃ〜?こんな見るだけで心が溶けるような宝物を、貴女は1人で楽しもうとしてたの〜?」ゴゴゴゴゴ

武蔵「……あぁそうだ!だって他の奴らに提督きゅんのあられもない姿を見せるだなんて悔しいじゃないか!」

大和「開き直るなッ!!でも女装写真を撮ったのはGJよ!!」b グッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ちょっと、恥ずかしいかも)モジッ


提督の現在の性格傾向『あまり外には出ず、特定の人と狭く深い付き合いをする性格に傾きつつあります。まだまだやんちゃな男の子に出来ますよ?』
現在のパラメータ『インドア+15 冷静+5 内向的+15』
独自パラメータ『勉強+10 男の娘+5』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:0/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:0/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:39:45.99 ID:zWfvVRIJ0
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:39:55.11 ID:4IZALAc50
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:42:27.13 ID:YK/a4guDO
はい
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:45:15.51 ID:Gbu/rB4d0
147 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 19:54:58.11 ID:PnbTyA+B0
孝子「」ビクンビクンッ

愛宕「」ガクッガクッ

摩耶「」ピクッピクッ

鳥海「………」

鳥海(さっきの、司令官さんの女装写真を見てから高雄姉さん達は血だまりで大惨事……)

鳥海「………」ニヤリ

鳥海(つまり寸前のところで萌え死ぬことなく耐え切った私の独擅場ということです!)眼鏡クイッ

鳥海(こんなところで姉妹喧嘩を勃発させている場合じゃない!今すぐにでも司令官さんをペロペロチュッチュ……///)

鳥海(……じゃなくて、全身をくまなくもふもふしたいです!///)

鳥海(ですが司令官さんとナニをするかが重要!折角ご両親の方々から自由に育てて良いという許可をいただいたんです!///)

鳥海「という訳で司令官さんの所に行ってきますね!摩耶達はそのまま死んでで下さい♪///」ダッ

高雄「うぐっ……///」

愛宕「ちょ、鳥海……///」

摩耶「自分だけズルいぞ……ガクッ///」




鳥海(さ〜て、司令官さんとどんなことをしようかなぁ……ふふ……///)ジュルリ

直下

※詳しくは>>105のシステムをご覧下さい
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:56:32.75 ID:Gbu/rB4d0
仕事に疲れた提督の体を触りまくる
…ではなくマッサージ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:58:32.47 ID:YK/a4guDO
室内で二人一緒に料理を作って食べさせあう
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:00:14.26 ID:NeL5CvEcO
せんせー流石に高翌雄が孝子の誤植はアレだと思います
151 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 20:04:31.66 ID:PnbTyA+B0
少し休憩します。21:00〜22:00頃再開予定です。著しく遅れそうな場合は再度連絡します。

>>150
また恥ずかしい誤字を……『孝子→高雄』です。度々申し訳ありません。
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:07:11.61 ID:Gbu/rB4d0
一旦乙
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:07:30.95 ID:Rpk+wdsfo
たんおつ
154 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 22:03:36.78 ID:PnbTyA+B0
再開します。
155 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 22:06:41.34 ID:PnbTyA+B0
鳥海「う〜ん……」

鳥海(部屋を飛び出したは良いけれど、考えがまとまらないわね……)

鳥海(今の提督きゅんなら何をしてもそれなりに喜んでくれそうではあるけど……)

鳥海「……!」ピーン

鳥海(そうだ!お疲れの提督きゅんにマッサージをしてあげようかしら!)

鳥海(ずっとデスクワークだと肩がこるだろうし、マッサージにかこつけて提督きゅんの体のあちこちを……ぐへへ///)ジュルッ

・・・÷

ショタ提督「………」カキカキ

鳥海「司令官さぁ〜ん!」バタン!

ショタ提督「っ!?鳥海、さん……?」

鳥海「ずっとお仕事ばかりでお疲れではありませんか?///」

ショタ提督「え?いや、そうでもないけど……」

鳥海「無理をなさらなくて良いんです!座りっぱなしで手を動かしているだけだと、手やお尻が痛くなりますし肩だってこるはずです!///」ズイッ

ショタ提督「あ、あの……」

鳥海「ですから私が司令官さんの体をマッサージしてあげます!///」ハァハァ

ショタ提督「……マッサージ?」

鳥海「はいっ!私が全身全霊をこめて司令官さんの体を触りまく……ゲフンッ!疲れを癒してさしあげます!///」ハァハァハァ

鳥海「そこのベッドに横になって下さい!さぁ!さぁさぁっ!///」ハァハァハァハァ

ショタ提督「……う、うん」

ショタ提督(凄く必死だけど……僕のことを、心配してくれてるのかな……?)

鳥海(いやっほおおおおおおおおおおう!これで提督きゅんの体を触り放題ーーーーーーーーーーーーーー!///)ガッツポーズ


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:そこそこ
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的』ポイント+5
50〜98:心地良い
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的』ポイント+10
ゾロ目:気持ち良すぎて眠ってしまう。ただし奇数ゾロ目の場合は……
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的』ポイント+15

直下

反転したコンマが奇数で隠しパラメータが+5上昇 奇数ゾロ目なら+10
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:10:54.58 ID:CxYMBj150
157 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 22:20:20.20 ID:PnbTyA+B0
58→85:意外にマッサージが上手い鳥海って呼ばれてます

〈インドア・冷静・内向的ポイント+10上昇〉
〈更に奇数なので隠しパラメータが+5上昇〉

鳥海「服も脱い……いえ、そのまま楽にしていて下さい///」

ショタ提督「……うん」ゴロン

鳥海(流石に服を脱がせるのはダメですよね……私の方が我慢出来ずに襲っちゃいそうですし///)ゴクッ

鳥海「ではゆっくり初めてイきますね〜?んっ……」グッグッ

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(背中を押されてる……)

鳥海(ふわああああああっ!提督きゅんの体柔らかああああああいっ!これは癖になりゅうううううううっ!///)ビクンビクン

鳥海「ど、どうですか〜?///」

ショタ提督「……気持ち良い、かも」

鳥海「良かった〜!このまま続けていきますね〜?よいしょよいしょ……!///」グッグッ

ショタ提督「……♪」

鳥海(どうせならもっと密着して……ぐへへへ///)グイッ

ショタ提督「……!」

鳥海「少し加える力を増やしますね〜?///」ググッ ムニュッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(まただ……柔らかい何かがあたって……)

鳥海「んっんっ……!///」ググッ ムニムニ

ショタ提督「………」

鳥海(はぁぁ……♪提督きゅんの体温が伝わってきましゅぅ……♪///)ウットリ

ショタ提督(……だけど、やっぱり気持ち良い。僕、疲れが溜まってたのかな……?)


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:23:28.40 ID:yIlJcbTxo
あー
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:23:37.67 ID:M4P/y2ayO
g
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:23:56.51 ID:yIlJcbTxo
君達必死すぎない?
161 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 22:32:33.96 ID:PnbTyA+B0
10×1.5=15/50


鳥海「……ふぅ、どうでしたか?///」キラキラ

ショタ提督「………」

ショタ提督(さっきよりも、体が軽くなったような気がする……)

ショタ提督「……疲れが、取れました」

鳥海「本当ですか?一生懸命やった甲斐がありました!///」

鳥海(それどころか役得でした!ごちそうさまですっ!///)キラキラ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そっか。お部屋で過ごしていれば……こうして、鳥海さん達が……遊びに来てくれるんだ……)

鳥海「……司令官さん?」キラキラ

ショタ提督「あ……ううん、何でも……」

ショタ提督(……これからも、お部屋で真面目にお仕事しよう。うん……)

鳥海「……?」キラキラ

鳥海(提督きゅん、どうしたんでしょうか……?何だか考え事してるみたいですけど……)

鳥海(それはともかく!また機会があればマッサージしてさしあげましょう!///)

鳥海(こうすれば堂々と提督きゅんの体を……上手くいけば格納庫もまさぐれちゃうかも……ふひひ☆///)ゴクッ

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(……えへ)
162 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 22:33:27.02 ID:PnbTyA+B0
※すみません、言い忘れました。今回はターン形式で進行していますので、基本的にリザルト表示はありません。
163 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 22:46:33.79 ID:PnbTyA+B0
4ターン目

5周目提督(まだ20代)「へ〜、8歳の提督か」

5周目提督(近くに新しい提督が着任したから挨拶に来たけど、ここまで小さいとは予想外だったな)

ショタ提督「……はい」

5周目提督「かつて12歳で提督になった友人ならいるけど、まさか一桁の男の子でも提督になる時代が来るとはなぁ……」

ショタ提督「………」

5周目提督「どうだ?慣れないことが多くて辛かったりはしないか?」

ショタ提督「……いえ。その……皆、優しいから……」

5周目提督「そうか、なら良かった!噂だと艦娘達が提督に信頼を失った鎮守府もあるらしいからな……君の所は普通の鎮守府で良かったよ」

5周目提督「俺は先輩というには頼りないかもしれないけど、何か困ったことがあればいつでも相談してくれ。同業者の好だし、力になるからな!」ナデナデ

ショタ提督「ん……ありがとうございます……」

5周目提督「………」

5周目提督(それにしてもだ……)チラッ


加賀「はぁはぁ……///」←机の陰から覗いてる

鹿島「……じゅるっ///」←ドアから覗いてる

アタゴン(誤字に非ず)「……(野獣の眼光)」←床から首だけ出して覗いてる

エロトフ(誤字に非ず)(おねショタプレイしたいです……///)←小柄な体格を活かして提督の椅子の背もたれに身を潜めている


5周目提督「………」

ショタ提督「……?」

5周目提督(この鎮守府の艦娘達もある意味ヤバいんじゃないのか!?憲兵の世話になったら笑えないぞ!?)


提督の現在の性格傾向『同年代の子と比べると物静かで、室内で過ごすことを好むようです』
現在のパラメータ『インドア+25 冷静+15 内向的+25』
独自パラメータ『勉強+10 男の娘+5』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:15/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:0/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:47:27.72 ID:M4P/y2ayO
s
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:48:17.99 ID:l7k86uMy0
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:48:44.77 ID:YK/a4guDO
はい
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:51:54.08 ID:LzJbsk2cO
4回で全員という平和な世界
しかしこいつら8歳児相手に本気で迫るとか怖すぎない?
開幕で2人も15上昇引いてるし今も2連チャンで高コンマゾロ目だし
168 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:02:33.89 ID:PnbTyA+B0
足柄「提督きゅんは渡さないわよ!?飢えた狼アターック!」ドタバタ

羽黒「それは私の台詞ですっ!武勲艦バリヤー!」ドタバタ

妙高「2人とも!こういうのは長女に譲るべきですよ!秘儀・妙高飛び!」ドタバタ

那智「………」

那智(争え……もっと争え……良いぞ、そのまま私の存在を忘れて3人で潰し合ってろ……)ソーッ

足柄「うにゃーっ!?わき腹は反則でしょー!?」ドタバタ

妙高「戦いに卑怯も何もありません!」ドタバタ

羽黒「背中がお留守ですよっ!」ドタバタ

那智(よし今だッ!)ダッ

羽黒「……あ゛っ!那智姉さんが逃げました!」

妙高「コラ!待ちなさい!貴女だけに抜け駆けは許しません!」

足柄「それを言ったら姉さんと羽黒もでしょ!2人とも過去にEND迎えてる癖して!」

妙高羽黒「失恋した負け犬は黙ってて!」

足柄「にゃんだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」ブッチーン!

ワーワー ギャーギャー ドッタンバッタン






那智「HAHAHA!醜い争いなど馬鹿のすることだ!私はこうしてスマートな頭脳で困難を潜り抜ける!」

那智「そして目指すは提督きゅんの所!いっそげええええええええええええええええええ!///」シュタタタタタッ!

那智(さ〜てと♪提督きゅんと何しよっかな〜?何してあげよっかな〜?ふへへ、夢が広がる……!///)ハァハァ

直下
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:03:44.85 ID:M4P/y2ayO
一緒に運動
170 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:06:25.92 ID:PnbTyA+B0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
最後にまた小ネタ安価を投げて終了したいと思います。
条件等は>>126をご参照下さい

直下
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:06:51.29 ID:4IZALAc50
40週目を救済する42
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:07:43.02 ID:M4P/y2ayO
おつー
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:08:28.82 ID:4IZALAc50

この前の小ネタのBad40週目でお願いします
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:10:57.31 ID:Rpk+wdsfo
おつおつ
仲良く行動するなら最後まで頼むぜ…複数失恋は勘弁な?
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:13:22.98 ID:YK/a4guDO
乙です
176 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:49:53.33 ID:PnbTyA+B0
ショタ提督「おっ、また小ネタ安価が来てる」つスマホ

潮「嫌な予感しかしないんですが」

羽黒「まーた私達が巻き添えを食らうんですかね」

ショタ提督「いや、今回は違うらしい。>>57で書かれた小ネタの結末を変えてほしいんだとさ」

潮「あ、それなら遠慮なくやっちゃって下さい」ゴロゴロ

羽黒「その間、私達はつかの間の休息を満喫してますんで」ダラダラ

ショタ提督「こいつら姿がクレヨンで書かれた雑い絵になるほどだらけてやがる……んじゃちょっくら行って来るわ!」スッ… ←ケツワープの構え

潮羽黒「勢い余って地球ぶっ壊したりしないで下さいよー」

ショタ提督「わーってるよ!せーのっ……ヤッフー!ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤッフゥーーーーーーーーーッ!」シュンッ

潮羽黒(お尻を壁に擦り付けながら何度も後ろにジャンプし続けて次元を飛び越えるその姿はまごうことなき変態)

・・・÷

『儚く散り逝く夢物語』世界・40周目鎮守府

ビーッ! ビーッ!

明石(40周目・以下全員)「っ!?」

夕張「こ、これは……まさか!?」

プリンツ・オイゲン「な、何の音!?」

明石「いけない!ビスマルクさん達の脳波が……心拍数が低下して……!」

球磨「そ、それって……!?」

夕張「……っ!」カチャカチャ

天龍「お、おい!?明石!夕張!」

明石「待って下さい!今、万が一の為に心肺蘇生の準備を……!」カチャカチャ

睦月「心肺蘇生って……文月ちゃん達、死んじゃうの……!?」

夕張「……提督を、信じるしかありません……!」

夕張以外「……っ!」

明石(提督……お願いです!どうか……どうか、ビスマルクさん達を救って……!)

プリンツ・オイゲン(提督……ビスマルク、姉さま……っ!)

ショタ提督「……ャャヤヤヤヤヤヤヤヤッフーーーーーーーー!」ドガァッ!

明石夕張「ごはぁっ!?」

プリンツ・オイゲン達「!?」
177 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:51:36.94 ID:PnbTyA+B0
ショタ提督「おっ、ちょうど明石姉ちゃんと夕張姉ちゃんいたのか。すまんすまん!」

明石夕張「いっつぅ〜!?な、何なんですか君は!?」ズキズキ ←でっかいタンコブ2つ

ショタ提督「鬱展開を壊す救世主 by某読者」

明石夕張「は?」

プリンツ・オイゲン「え、えっと……どうやってこの部屋に……」

ショタ提督「うるさい黙れ。今まさに死にかけてるこいつらの中に40周目提督がいるんだな?」チラッ

ビスマルク「………」

木曾「………」

龍田「………」

文月「………」

球磨「っ!?どうしてそんなことを知って……」

ショタ提督「説明すんのめんどいから本編42周目を見てくれ!んじゃちょっくら発狂してる40周目提督と寝坊助のビス子達を叩き起こしてきますわ」スッ

天龍「お、おい、何を……」

ショタ提督「よっこらせっと」

文月「き、消えた……!?」

ショタ提督「いやよく見ろよ。夢って言えば寝てる奴の上にモコモコ出てくる吹き出しみたいな奴だろ?今だってこいつらの上に出てるじゃん」

夢「」モコモコ ←ビスマルク達の頭上に漫画でよく見るわたあめみたいなやつの中に夢の世界が描かれてる光景をご想像下さい

ショタ提督「ナイス注釈!」

プリンツ・オイゲン「は?」

ショタ提督「うっわ。もう既に夢自体が潰れかけてるな……鬱の臭いがプンプンするぜ!ま、俺様が来たからにゃそんなことさせねーけどな!うおおおおおおっ!」ズダダダダダ!

プリンツ・オイゲン達「」ポカーン

明石夕張「」ポカーン

全員(え、えっと……何が起きてるのか理解出来ない……)
178 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:52:51.57 ID:PnbTyA+B0
≪-- 深層意識世界 --≫ 鎮守府

40周目提督「あはは……あはっ、あはははっ……あははははははっ!あ〜っはっはっはっ!」

40周目提督「何もかも無駄だったんだ!精神をすり減らしながらやってきたことは、結局ビスマルク姉さん達に追い打ちをかけただけ!」

40周目提督「馬鹿みたい!僕は姉さん達を救えてなんかいない!逆に殺しちゃってたんだ!とどめを刺そうとしていたんだ!」

40周目提督「その証拠に、どこを見ても真っ黒な空間だらけ!ビスマルク姉さん達の姿さえ見えなくなった!」

40周目提督「もう、僕なんかいらないんだ!こんな……大切な人さえ助けることも出来やしない、無能のクズなんて……存在すること自体が罪なんだ!」

40周目提督「あはははっ!何かもうどうでも良いや!どうせ、姉さん達を殺してしまったのなら、僕の居場所なんてあるはずがない!」

40周目提督「この世界ごと、僕なんて消えちゃう!跡形も無く消えて無くなっちゃうんだ!それで姉さん達と同じように死n――」

ショタ提督「その程度のことで発狂してんじゃねーよ馬鹿野郎!ばっちゃ直伝後頭部殴って強制リセット技」バッキィッ!

40周目提督「ごっふぇっ!?い、痛い!?えっ、嘘!?何で!?この世界の僕は痛みを感じないはずじゃ!?」

ショタ提督「ギャグなら以前の設定なんざガン無視でやりたい放題なんざ日常茶飯事だろ」ハナホジ

40周目提督「ぎゃ、ギャグ……って君は誰!?どうやってここに!?」

ショタ提督「んなことより現実のビス丸(誤字に非ず)達がガチで死にかけてるぞ。お前こそ発狂してる場合かよ!それでも主人公かてめぇ!」

40周目提督「えっ!?ビスマルク姉さん達が!?」

ショタ提督「お前はもう俺が強引に正気に戻してやった!だから手伝え!死にたくなかったらビスコ達を無理矢理にでも叩き起こせ!」

40周目提督「えっ、でも、どうやって……」

ショタ提督「あいつらはまだ生きてる!だからその辺に……ほらいた!」ゴソゴソ グイッ

ビスマルク「」プラーン

40周目提督「ビスマルク姉さん!?」

ショタ提督「キソー達もその辺に死にかけで転がってるはずだ!とっとと探せ!返事ィ!」

40周目提督「は、はいぃ!」
179 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:53:58.20 ID:PnbTyA+B0
・・・÷

ビスマルク「」

木曾「」

龍田「」

文月「」

ショタ提督「という訳で全員見つかったから今から叩き起こしていくぞ!」

ショタ提督(SSって便利だよな。何かしてる描写も『という訳で』って書いときゃカット出来るし)

40周目提督「は?」

ショタ提督「よし、寝てる奴を起こすってんならやっぱこれだろ!」つ目覚まし時計 スッ

40周目提督「い、今、どこからそんな物を出して」

ショタ提督「聞こえませ〜ん!んじゃいつまでも爆睡してないでととっと起きろやああああああああっ!」カチッ

目覚まし時計『ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリッ!』

ビスマルク達「――!?」

40周目提督(う、うるさっ!?耳が潰れ……)

・・・÷

≪-- 現実世界 --≫ 医務室

ビスマルク「うるさあああああああああい!」ガバァッ!

木曾「耳元で目覚まし鳴らすんじゃねええええええ!」ガバァッ!

龍田「これじゃ眠れないじゃないのおおおおおおお!」ガバァッ!

文月「耳が割れるよおおおおおおおおおお!」ガバァッ!

明石夕張「ふえっ!?」

プリンツ・オイゲン達「ファッ!?」

ビスマルク達「……え、あれ?」

プリンツ・オイゲン達「ビスマルク姉さま(木曾)(龍田)(文月ちゃん)が起きたあああああああああああああっ!?」

ビスマルク達「いやちょっと待って(待て)どういう状況(だ)これ!?何で私(俺)達ベッドで寝かされてるの(寝かされてんだ)!?」
180 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:55:29.28 ID:PnbTyA+B0
・・・÷

ショタ提督「一々深層意識世界だとか書くのもめんどいし省くぞ」

40周目提督「は?」

ショタ提督「よし、ビスマルク達は目が覚めたみたいだな。次はお前だ!」ガシッ

40周目提督「うぐっ!?どうして胸を掴んで……」

ショタ提督「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!」グルグルグルグル

40周目提督「あああああああ目が回るうううううううううっ!?」

ショタ提督「唐〜揚げ食べ〜るwwwwww」ブゥンッ!

40周目提督「ひゃあああああああああああああああっ!?」ヒュウウウゥゥゥッ

・・・÷ 

ズバァッ!

ビスマルク達「えっ!?」

40周目提督「ああああああああああゴフェッ!?」ズドーン!

ビスマルク達(て、提督が得体の知れない所から飛び出して地面に突き刺さったあああああああああああっ!?)

ショタ提督「おっ、よしよし!ちゃんと元の世界に届いたみたいだな!」

40周目提督「痛……顔が潰れる……」

ビスマルク「あ、貴方は一体……」

ショタ提督「鬱展開を壊す救世主 by某読者」

プリンツ・オイゲン「それさっき聞いたよ!」

ショタ提督「ガハハハハ!とにかく、これでお前達は全員揃って生還出来た訳だ!」

プリンツ・オイゲン達「あ……」

40周目提督(そういえば……って頭抜けない……)グググッ
181 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/05(日) 23:56:12.01 ID:PnbTyA+B0
ビスマルク達「は?生還?どういうこと?」

ショタ提督「その辺はこいつらから事情聞け。ただでさえ小ネタで40周目の話をおさらいしてたら何レスかかるかわかんねーからな」

ショタ提督「おいプリン(誤字に非ず)!40周目提督とビス子が帰って来たんだから、>>88みたいに精神崩壊すんじゃねーぞ!」

プリンツ・オイゲン「精神崩壊!?何の話!?」

ショタ提督「じゃ、そゆことで〜!ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ!」シュンッ

ビスマルク達「き、消えた……」

プリンツ・オイゲン達(今の子は一体……で、でも……でもっ……!)

プリンツ・オイゲン達「ビスマルク姉さま(木曾)(龍田)(文月ちゃん)が目覚めてくれて良かったああああああああああああっ!」ダキッ!

ビスマルク達「きゃっ(うわっ)!?いや、だから目覚めてってどういうこと……」

明石「んぎぎぎ……!」グググッ

夕張「こ、これ、どんだけ奥まで突き刺さってるんですか!?」グググッ

40周目提督「あ、頭に血が昇って……クラクラする……」

・・・÷

ショタ提督「たでーま」シュンッ

潮「帰って来るのが早過ぎます」

羽黒「もっと向こうで長時間暴れてて下さい」

ショタ提督「辛辣wwww折角不幸な結末を救ってきたってのにwwww」
















ショタ提督「……というかこれ、明らかに1〜2レスで済む小ネタじゃないよな」

潮羽黒「それは提督(司令官さん)の要領が悪いだけです」

ショタ提督「くっ!図星過ぎて言い返せねぇ!」

おしり
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:29:21.72 ID:W/Xd1iLRO
おつおつ
こういう時の42週目は頼もしいな
普段は迷惑ばかりかける危険人物だがwwww
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:33:32.60 ID:O9SY+ZvaO
挟霧の命と引き換えに
全てを破壊する連中
それが42週目トリオ・ザ・オチ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 01:31:19.94 ID:lNYwE0ov0

ワロタwwwwww
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 11:59:51.44 ID:2DoZnahc0
そーいや今週提督今は8歳だけどストーリーが終わる頃には12歳になるんだな、ギャグ提督の一つ年上じゃん
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 14:09:27.57 ID:ytwbmqT6O
だから句読点も使えないクソガキは書き込むなっつってんだろうがゴミクズ
しかも42週目提督が宇宙誕生の瞬間まで飛ばされたのを読んでないのか?文盲かよこいつ
187 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/06(月) 18:31:55.97 ID:BNC4isSE0
22:30〜23:30頃開始予定です。
188 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/06(月) 22:54:50.22 ID:BNC4isSE0
始めます。まずは>>169のパラメータ判定を行います

↓1のコンマ一の位が奇数なら外で、偶数なら室内で運動します
↓2のコンマ一の位が奇数なら那智以外の艦娘も呼んで、偶数なら那智と2人きりで運動します
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:56:43.96 ID:teSyXsXDO
はい
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:56:49.51 ID:JgLQWMvC0
191 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/06(月) 23:15:14.83 ID:BNC4isSE0
那智(そういえば提督きゅんはいつ見ても仕事ばかりしてるよな……運動不足で体が弱らないか心配だが……)シュタタタタッ

那智「……!」ピーン!

那智(閃いた!それなら一緒に運動すれば良いんだ!欲を言えば提督きゅんと2人きりで運動〈意味深〉したいが……///)ジュルリ

那智(……コホン。冗談はさておき、提督きゅんには運動の楽しさを感じて欲しいからな。癪だが他の奴らも呼んで……!)ダッ

・・・÷

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(この前の鳥海さんのマッサージ、気持ち良かった……また、やってもらおうかな……)

那智「提督ーっ!///」バターン!

長良鬼怒速吸「司令官(提督)ーーーーー!///」

ショタ提督「っ!?」ビクッ

ショタ提督(え、えっと……那智さんに、長良さんと……速吸さんまで……)

那智(足柄は絶賛喧嘩中だし、武蔵さんや長門さんは提督きゅんへの視線が危険過ぎる!比較的安全なメンバーに限定した!///)

那智「ずっと座り仕事ばかりしていたら体が鈍ってしまうぞ!///」ハァハァ

長良「うんうん!だから私達と一緒に運動しよ!///」ハァハァ

ショタ提督「……運動?」

鬼怒「もちろん無理に外に連れ出したりはしないよ!室内で出来る運動もあるしね!///」ハァハァ

速吸「手取り足取りじっくりねっとり教えてあげますから!///」ハァハァ

那智長良鬼怒速吸「さぁ一緒に運動しよう!疲れたなら途中で休憩させてあげるから!///」ズイズイッ

ショタ提督「う……」

ショタ提督(こ、断りづらい……でも、運動不足はその通りかも……)

ショタ提督(……たまには、運動した方が良いよね……)

ショタ提督「………」コクッ

那智長良鬼怒速吸「イヤッッホォォォオオォオウ!(AA略)」キラキラ

那智(よし!提督きゅんから運動の承諾を得てしまえばこちらのものだ!後は……ぐふふふ///)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:体力不足でバタンキュー
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・活発・外向的・運動』ポイント+5
50〜98:そこそこ楽しむ
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・活発・外向的・運動』ポイント+10
ゾロ目:運動ってかなり楽しいかも……!
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・活発・外向的・運動』ポイント+15

直下

反転したコンマが奇数で隠しパラメータが+5 奇数ゾロ目なら+10
ただし偶数で隠しパラメータが -5 偶数ゾロ目なら -10

※運動ポイント:主に運動やトレーニング等で上昇。ポイントが溜まれば溜まるほど運動神経が良くなり、身体能力等がアップ
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:17:51.55 ID:iQGT2+CO0
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:22:31.35 ID:UIOE9YMTO
やりおる喃
194 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/06(月) 23:31:38.62 ID:BNC4isSE0
55:体を動かすと気分爽快!

〈インドア・活発・外向的・運動ポイント+15〉
〈更に奇数ゾロ目なので隠しパラメータが+10〉
〈活発ポイント上昇により、冷静ポイントが+15→±0に〉
〈外向的ポイント上昇により、内向的ポイントが+25→+10に〉

<〜♪ ←エアロビクスで流れてそうなBGM

那智「はいはいはいっ!」

長良「はいはいはいっ!」

鬼怒「はいはいはいっ!」

速吸「はいはいはいっ!」

ショタ提督「……!」←体操服

那智長良鬼怒速吸(あああああああ提督きゅんの体操服姿きゃんわいいいいぃぃぃいぃぃいいいぃぃぃいぃぃぃいいぃっ!!///)キュンキュン

那智長良鬼怒速吸(って違う違う!確かに提督きゅんを眺めるのも格別だけど、今はダンスに集中!///)

那智「……どうだ?音楽に合わせてダンスするのも中々楽しいだろう!///」

ショタ提督「……!」コクコク

長良「その中でも、特にノリノリで体が動いちゃう曲を選んだからね〜!」

鬼怒「脂肪なんて燃やし尽くしちゃえ!」

速吸「あっ、曲が変わります!ペースが速くなりますから、しっかりついてきて下さいね!」

ショタ提督「……うん!」

<〜♪〜♪

那智長良「はいはいはいはいっ!」

鬼怒速吸「はいはいはいはいっ!」

ショタ提督「………」ジー

ショタ提督(それにしても、那智さんと鬼怒さんと、速吸さんの胸……)

那智「ふっふっふっふっ!」ポヨンポヨン

鬼怒「はっはっはっはっ!」タプンタプン

速吸「えいっえいっえいっえいっ!」プルンプルン

ショタ提督「……///」

ショタ提督(凄く激しく、揺れてる……何だろう、眺めてると……変な気分に……///)

ショタ提督(……だけど、それ以上に……ダンスって、こんなに楽しいんだ……!)パァッ

長良「……?」

長良(あれ?今、私だけ何かにハブられたような……それに何故か悲しい……えぇい!こういう時は体を動かして発散!)


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:33:17.15 ID:JgLQWMvC0
196 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/06(月) 23:43:05.49 ID:BNC4isSE0
5×2.0=10/50

長良「はい、しゅーりょー!」

ショタ提督「ふぅ……///」パタパタ

那智長良鬼怒速吸「ぐはぁっ!?///」吐血

那智長良(か、顔を赤らめてハァハァ言いながら服をパタパタさせるだなんて……っ!///)ビクッビクッ

鬼怒速吸(も、萌え過ぎて死にそう……っ!///)ピクッピクッ

那智(……おっと!こんなところでやられている場合じゃない!まだやるべきことがある!)ゴソゴソ

ショタ提督「……♪///」

ショタ提督(何だか変な気分になったけど、それ以上に……スッキリしたかも……♪///)

那智「……お疲れ様、提督」つスポーツドリンク スッ

長良鬼怒速吸(……え?あぁーっ!?)

ショタ提督「あ……」

那智「運動した後は水分補給。夏はもちろん、それ以外の季節でも鉄則だ」ニコッ

ショタ提督「……ありがとう」ニコ…

那智「はぐっ!?///」鼻血ブシャッ!

長良鬼怒速吸(うぐぐ……!それは私がやろうと思ってたのにぃ〜!)

那智(HAHAHA!油断大敵だ!お陰で提督きゅんの笑顔は私が独り占めだ!///)

ショタ提督「……いただきます」キュポン

ショタ提督「んく……んぐっ……ぷはっ、ふぅ……美味しい……♪///」←笑顔で目を細めて顔を赤らめて汗がしたたる子役顔負けの色っぽい顔つき

那智長良鬼怒速吸「」












那智長良鬼怒速吸「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!?///」鼻血ブッシャアアアアアアアッ!

那智長良鬼怒速吸(我が生涯に一片の悔い無しッ!!///)バターンッ! キュン死★

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(また、鼻血を出しながら気絶しちゃってる……)
197 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/06(月) 23:56:28.65 ID:BNC4isSE0
5ターン目


ショタ提督「………」カキカキ

大井「……♪///」ジー ←秘書艦

北上「……♪///」ジー ←提督を眺める為だけに執務室にいる

大井(あぁ、仕事に打ち込む提督も可愛い……♪///)ウットリ

北上(後ろから抱き締めて頬ずりしてチュッチュしたい……♪///)ウットリ

ショタ提督「………」カキカキ

大井(……でも、ずっと部屋で仕事して、つまらなくないんでしょうか?)

北上(この歳の男の子なら、外で活発に遊んでるイメージだけど……)

ショタ提督「………」カキカキ

大井「……提督」

ショタ提督「あ、うん。どうしたの?」

北上「たまには外で遊ぼうと思わないの?いや、好きで部屋にいるなら別に良いんだけど……」

ショタ提督「……僕、どちからというと、お部屋の中で過ごす方が好きなんだ。こうしているだけで、皆が遊びに来てくれるから……♪」

大井「っく!?///」

北上「お、おぉぅ……///」

大井北上(今の提督の笑顔……すっごく可愛い……今すぐペロペロして吸い付きたい……っ!///)ハァハァ

ショタ提督「……♪」カキカキ


提督の現在の性格傾向『極僅かに人見知りで、基本的に用が無ければ外に出ませんが、それ以外は割と普通の子です』
現在のパラメータ『インドア+40 内向的+10』
独自パラメータ『勉強+10 男の娘+5 運動+15』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:15/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:10/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:57:26.35 ID:JgLQWMvC0
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:57:50.87 ID:teSyXsXDO
はい
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:58:42.23 ID:PJSxWDbIO
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:00:17.23 ID:0qD1/QRB0
202 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/07(火) 00:12:06.16 ID:CgGfNlKf0
那智「……///」ニタニタ

那智(提督きゅんの体操服姿、えがったぁ……どうせなら汗の染みついた体操服を洗濯すると言いながら持ち帰れば良かったな……フヒッ///)

足柄「……ねぇ、那智姉さんどうしちゃったの?さっきからニヤけてて気持ち悪いんだけど」ヒソヒソ

羽黒「分かりません……でも、十中八九提督きゅんのことですよ」ヒソヒソ

足柄「そうよね。それ以外あり得ないわよね……那智姉さん」

那智「ん?何だ?」

羽黒「ニタニタしちゃって、提督きゅんと何かあったんですか?」

那智「……………………何も無かった。無かったぞ」

足柄「不自然な間ぁッ!!」

羽黒「絶対何かありましたね!?」

那智「あったとしてもお前らには話さんッ!」ダッ

足柄羽黒「あっ!また逃げた!」

妙高「そうは問屋が卸しまs」バッ

那智「邪魔だネタ枠!」バシッ!

妙高「ぶへっ!?」中破

足柄「妙高姉さんが死んだ!?」

羽黒「この人でなし!」

妙高「まだ死んでません!」





那智(こんなこと話したら追及されるに決まってるからな!私の脳内フォルダに永久保存だ!)

那智(それはそれとして、提督きゅ〜ん!今行くからなぁ〜♪///)ダダダッ!

直下
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:12:57.92 ID:CNG3trvDO
二人で色々なジャンルの本を取り扱う図書館に行ってみる
204 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/07(火) 00:14:13.63 ID:CgGfNlKf0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:15:39.25 ID:0qD1/QRB0
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:16:51.79 ID:cyGelmboo
おつお
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:25:50.32 ID:bbrdgRDGO
おつつ
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:29:08.29 ID:CNG3trvDO
乙です
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 19:52:38.17 ID:Od9gKfnp0
過去の物語だから出せないけど、ここの那智と、17週目の那智って、気が合いそうだよな、
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:22:08.84 ID:oR3Duak9O
だからクソガキは書き込むなっつってんだろうがゴミクズ
一生ROMってろ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:03:12.60 ID:6yrK8m4LO
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 16:04:45.40 ID:efPdHvyT0
↑よりはマシだろ、
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 16:44:46.30 ID:yZkDIoLAO
どっちも同レベルのゴミだから安心しろ
しかも何度指摘されても謝罪すらせず開き直るとか頭の終わり具合がヤバイ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 17:20:09.62 ID:ty7YbHJr0
文体を変えればバレないのにわざわざバレるような書き方をするところが香ばしい
前まで湧いてたsage謎空白の荒らしも同じミスばっかりで丸分かりだったし
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 01:26:57.51 ID:LrJIIxoxO
この前の鬱小ネタも良かったけどエロ系とかグロ系の小ネタも見たい・・・見たくない?
ここの>>1はカニバリズムすら書いてくれたからもっとやべー小ネタリクエストしてみたいぜ(ゲス顔
216 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 19:30:06.74 ID:JyRlweev0
22:30〜23:30頃開始予定です。

時間があるので小ネタ安価を取ろうと思います。条件等は>>126をご参照下さい。

直下
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 19:44:03.40 ID:umg9PtBsO
コネ提督のその後
無理なら安価下
218 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 20:15:03.83 ID:JyRlweev0
大和(36周目)「……提督」

ショタ提督「……どうしたの?大和姉さん」

大和「奴は……コネ提督は、どうなったんでしょうか。あれから1度も姿を見せていませんけど……」

ショタ提督「……分からない。でも、多分……どこかで生きているとは思う」

ショタ提督「あれだけ向こうの皆を苦しめても、ふんぞり返って過ごしていたくらいだし……」

大和「……それもそうですね。まぁ、仮に死んでいたとしても、私としては『いい気味だ』としか思えませんけど」

ショタ提督「………」



某所

コネ提督「………」ゴシゴシ

コネ提督(この便器、中々汚れが落ちないな……)

コネ提督「………」フキフキ

コネ提督(36周目提督に命を助けられた数日後、俺はもちろん……親父やお袋も首を切られることになった)

コネ提督(当然だよな……あの騒ぎを元帥に見られたとなれば、いくら親父達の力でもどうしようもない)

コネ提督「……はぁ」フキフキ

コネ提督(まぁ、仮に揉み消されたとしても……もう、提督になる度胸も気力も残ってないけどな……)

コネ提督(あの時、本当に死ぬかと思ったんだ……その恐怖が、今でも時々……フラッシュバックする)

コネ提督(とてもじゃないが、艦娘と顔を合わせることなんて……出来るはずがない)

コネ提督(いや、それだけじゃない。実際に『2度と顔を見せない』と約束したからには、俺はもう提督になる資格なんて無いんだ……)

コネ提督「………」

コネ提督(親父達からは『俺達が築き上げてきた地位をぶっ壊しやがって!お前なんて勘当だ!』と言われ、俺は家から叩き出された)

コネ提督(実際、俺のせいだから言い返せなかった。いや、仮にそんなことにならなかったとしても……あいつらと約束した以上、俺はコネ鎮守府の傍にはいられない)

コネ提督(俺はコネ鎮守府や36周目鎮守府から離れた……所謂地方に引っ越し、そこで生活費を稼ぐ為に必死に仕事を探し……何とか清掃会社に非正規で雇われることになった)

コネ提督(プライドなんてものは捨て去った。今はただ、先が見えない状況で……目先のことだけを考えて生活している)

コネ提督(非正規故に収入も少なく、給料も家賃と生活費でほとんどが消えていく。貯金なんて出来やしない……)

コネ提督「……これも、俺がしでかしたことの罰か」ボソリ

コネ提督(俺は今日も、自分が犯した罪に後悔しながら……生きる為のギリギリの生活を続けていく)

先輩「ちょっと!向こうの掃除はまだ終わってないの?」

コネ提督「す、すみません!ただいま!」

コネ提督(……もし時を遡れるなら、調子に乗っている俺に言ってやりたい)

コネ提督(嫉妬と憎しみに駆られて馬鹿なことを続けていたら……取り返しのつかないことになって、必ず後悔するぞ、って……)
219 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 22:36:38.85 ID:JyRlweev0
始めます。
220 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 22:38:42.15 ID:JyRlweev0
那智(この前みたいに体操服を着せて……いや、待てよ?)

那智(思えば提督きゅんはあまり外出していないな。演習の指示等、執務に関わる事柄や生活に必要な行動以外では部屋から出ていないんじゃないか?)

那智(それではダメだ!いや、部屋で提督きゅんを私好みに育てるのも乙なものではあるが、この年頃の男の子が部屋に引きこもりがちというのは少し……)

那智(とはいえ、嫌がる提督きゅんを無理やり外に出すのは論外だ!どこか提督きゅんが楽しめそうな場所や施設は……)

那智「……!」ピーン!

那智(そうだ!『あそこ』が良い!)

・・・÷

ショタ提督「………」つ児童文庫

ショタ提督(この本を読むのも、これで3回目……そろそろ新しい本を貸してもらおうかな……?)

那智「提督ううううううううううううっ!」バーン!

ショタ提督「わっ!あ、那智さん……」

那智「突然で悪いが仕事は終わってるか?」

ショタ提督「え?う、うん。今日の分は終えたけど……」

那智「なら話は早い!早速出かけるぞ!」

ショタ提督「うっ……で、出かけるの……?どこに……?」

那智「提督が喜びそうな場所だ!部屋から出るのは億劫かもしれんが、ずっと部屋に閉じこもっているのも健康に良くないぞ!」

那智「無理強いはしないが、出来れば外出してほしい。ダメか?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……本当は部屋で本を読みたいけど、折角那智さんが誘ってくれたし……)

ショタ提督「……うん、分かった。行く」

那智「本当か!?そうこなくてはな!」

那智(提督きゅんが素直な良い子で良かった!これで提督きゅんと楽しくお出かけが出来るぞ!///)

・・・÷

近所の図書館

ショタ提督「……!」

ショタ提督(本がいっぱい……!)

那智「どうだ?時折本を読んでいる姿を見かけたから、ここなら提督も楽しめると思ったんだが」

ショタ提督「……うん。面白そうな本がありそう……!」

那智「そうか。夕食まではまだ時間があるし、好きなだけ読むと良い。ジャンルも多彩だから、きっと提督好みの本が見つかるはずだ」

ショタ提督「……ありがとう、那智さん」ニコ…

那智「はぐあっ!?うっ……!///」プルプル

那智(こ、公共の場で鼻血噴出は不味い!いやしかし今の提督きゅんの笑顔は反則じゃないかッ!こんな即死攻撃を食らえば誰であろうと一撃だろう!?///)プルプル

ショタ提督「……?」

ショタ提督(那智さん、顔を抑えてどうしたんだろう……?)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:難解なSF小説を手に取ってしまい、案の定頭を悩ませる
仲良し度上昇:小 ×1.0 『アウトドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+5
50〜98:新しい児童文庫を楽しげに読む
仲良し度上昇:中 ×1.5 『アウトドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+10
ゾロ目:難解なSF小説を手に取ってしまうが……
仲良し度上昇:大 ×2.0 『アウトドア・冷静・内向的・勉強』ポイント+15

反転したコンマが偶数で隠しパラメータが -5 偶数ゾロ目なら -10

直下
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:40:12.97 ID:gzBXiKcw0
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:40:14.16 ID:BlHrDLzDO
はい
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:41:13.29 ID:felLRpwq0
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:43:16.04 ID:ItkQmmUPO
理想的な結果じゃねこれ
225 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 22:58:41.87 ID:JyRlweev0
97→79:本を見るなら図書館

〈アウトドア・冷静・内向的・勉強ポイント+10〉
〈アウトポイント上昇により、インドアポイントが +40 → +30 に〉

ショタ提督「あ……!」

ショタ提督(この本、さっきの本の続編だ……!)パァッ

那智「……読みたい本が見つかったのか?」

ショタ提督「……!」コクッ

那智(あぁ^〜提督きゅんの嬉しそうな顔に萌えるんじゃあ^〜)

・・・÷

ショタ提督「……!」マジマジ

那智「………」ジー

那智(熱心に読んでるな……よっぽど気に入ったらしい)

那智(え?私は本を読まないのかって?あのなぁ、提督きゅんの横顔を眺める以上に熱中出来る本などこの世に無いだろうッ!!///)

ショタ提督「……!」マジマジ

ショタ提督(前の本では分からなかった謎が……どんどん明らかになっていく……!)

那智「……グフフ♪///」

那智(あ〜かわええなぁ提督きゅんはぁ〜///)ジュルッ

ショタ提督「……那智さん」

那智「へ!?あ、な、何だ!?///」

ショタ提督「この本、借りることって……出来るかな?」

那智「……!」

那智(そこまで面白かったのか……提督なら買った方が早いとは思うが、財布を握ってる大淀のことだ……)

大淀『提督きゅんが望むなら本でも土地でも惑星でも何でも手配しますよ!!///』ハァハァ

那智(等と言い出しかねないからな……私も同感だが、提督の金銭感覚を狂わせない為には、ここは借りた方が良いかもしれない)

那智「……大丈夫だ。ただ、期限は1週間だから、それまでに読むんだぞ?」

ショタ提督「……うんっ」ニコ…

那智「ホワァッ!?っぐ……!///」プルプル

那智(本を愛しそうに抱えながら微笑むだなんて、どこでそんな技を……!あっ、ちょっと出た……///)鼻血ブッ


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:02:02.67 ID:BlHrDLzDO
はい
227 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 23:10:07.62 ID:JyRlweev0
7×1.5=10.5
10+10.5=20.5/50


ショタ提督「………」つ児童文庫

那智「………」

那智(帰ってからもずっと本に夢中か……)

ショタ提督「……♪」

那智「……ふむ」

那智(こうしていれば、自ずと普通の勉強では身に付かなかった知識も頭に入ってくることだろう)

那智(両親と同じミスをする訳にはいかないが、このまま提督きゅんを眼鏡が似合う天才美少年に育て上げるのも……///)

那智(いやしかし!ひざこぞうや絆創膏だらけになるほどはしゃぐ腕白な男の子というのも捨てがたい……っ!///)

ショタ提督「……ふぅ。そろそろ、夜ご飯の時間……」パタン

那智「お、ちゃんと時間を守るのか。まだ幼いのに偉いな」ナデナデ

ショタ提督「ん……だって、我儘言うと、間宮さんや鳳翔さんに迷惑がかかるから……」

那智「はぁ……っ!///」ナデナデナデ

那智(提督きゅんマジ天使!こんな良い子を私達に託してくれて感謝するぞご両親!///)ナデナデナデナデ

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(頭を撫でられるの……気持ち良い、かも……♪)
228 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 23:23:34.81 ID:JyRlweev0
6ターン目


テレビ『大人気アトラクションが大混雑で……』

ショタ提督「………」ジー

伊168(提督きゅんがテレビ見てる……珍しい。この時間なら仕事が本読んでることが多いのに)

伊168「司令官。何見てるの?」

ショタ提督「あ、イムヤさん……これ……」スッ…

伊168「……遊園地?」

ショタ提督「うん。部屋に戻る時にニュースが流れてたから、ちょっと見てたんだけど……凄い人気だなと思って」

伊168「あはは、まぁね。この前から連休だったでしょ?その間に、普段は仕事ばかりしてた人がこういう場所に駆け込むのよね」

伊168「だからどこに行っても混み混み!幸いまだ夏じゃないから、私達が遊んでる海は静かだけどね」

ショタ提督「……夏は騒がしいの?」

伊168「そりゃ〜もう!浜辺に近づけば人だらけ!場合によっては私達に声をかけてくるダイビングの人もいるくらいよ!」

ショタ提督「そう、なんだ……」

伊168「あ、折角なら司令官も一緒に泳ぐ?水着は私達で何とかするから!///」

伊168(提督きゅんの水着姿……あっダメ想像しただけで鼻血が///)ブシュッ

ショタ提督「………」

伊168「ふひ、ふひひひっ……提督きゅんの水着……こっそり脱がせて、小さな象さんを拝んじゃったり……///」ジュルルッ

ショタ提督(……でも、僕……部屋にいる方が落ち着くし……何より、泳げないから……)

ショタ提督(……教えてもらえれば、泳げるようになるのかな?だけど……う〜ん……)










伊58「提督きゅんの水着姿と聞いて///」ハァハァ

伊19「飛んで来たの///」ハァハァ

伊8「さぁ提督きゅん!私達にその可憐な裸体を晒して!///」ハァハァ

伊168「きゃっ!?ゴーヤ達、どこから湧いて……気持ちは分かるけどちょっと話題に出ただけよ!大体、まだ泳ぐような季節じゃないし!」


提督の現在の性格傾向『あまり外に出ることはなく、どちらかと言うと親しい人だけでじっくり遊ぶのが好みのようです。それでいて文武両道に近づきつつあります』
現在のパラメータ『インドア+30 冷静+10 内向的+20』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+5 運動+15』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:15/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:20.5/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:23:51.12 ID:felLRpwq0
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:24:23.00 ID:jfQOHq9E0
そい
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:24:34.04 ID:gzBXiKcw0
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:24:35.95 ID:BlHrDLzDO
はい
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:27:46.71 ID:9/ZlBW5nO
なっちゃんがっつきすぎで怖い
流石は飢えた狼の姉
234 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 23:37:12.91 ID:JyRlweev0
那智「……提督きゅんの水着姿、か」

妙高「えっ!?」

足柄「今!?」

羽黒「何て!?」

那智「だから提督きゅんの水着姿だ。さっき潜水艦達の間でそんな話題が上がっていた」

妙高「………」

那智「………」

足柄「………」

羽黒「………」

ホワンホワンホワン…







ショタ提督(可愛い水着)「えへへ〜♪那智(妙高)(足柄)(羽黒)お姉ちゃ〜ん♪冷たくて気持ち良いよ〜!」パシャパシャ







妙高「おっふ///」鼻血ブッシャアアアアアアッ!!

那智「オゴォッ!?///」吐血

足柄「ぐっふ///」鼻血ブッシャアアアアアアッ!!

羽黒「がっふ///」鼻血ブッシャアアアアアアッ!!

バターンッ!

妙高「」ピクピク 大破

足柄「」ピクピク 大破

羽黒「」ピクピク 大破





那智「……っ///」ガクガク 小破

那智(お、思わず想像してしまったが……何とか致命傷で済んだ!提督きゅんに会う為には、こんなところで死んでいる場合じゃない!///)

那智「増して他の姉妹が死んだ今がチャンスだ!提督きゅん……今行くぞぉ……っ!///」ヨロヨロ

直下
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:37:20.89 ID:p2pvCwH40
甘えに行くか
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:37:29.80 ID:gzBXiKcw0
姉妹達と共にブティックへ
提督に色々な服を着せ替えて女装の興味を深めてもらう
237 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 23:54:48.92 ID:JyRlweev0
那智「……くふっ///」ガクガク

那智(思った以上に精神ダメージが大きかったようだ……まさかこれほどの破壊力とは……っ!///)

那智「はぁはぁ……て、提督きゅん……///」ヨロヨロ

那智(……私はこんなに弱っている。弱っているなら誰かを頼るのは何もおかしくない)

那智(つまり、提督きゅんに全力で甘えても問題無いということだ……うおおおおおおたぎってきたあああああああッ!!///)

那智(これぞ私の天才的な閃き!他の奴らなら誰も思いつかないような発想!///)

那智(よし、そうと決まれば何としてでも提督きゅんの元へ……!///)

・・・÷

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(奥が深い話……今度、同じシリーズの新作を借りようかな……♪)

那智「て、てぇとくぅ……///」カチャ…

ショタ提督「あ、那智さ……ど、どうしたの?顔が赤いよ……?」

那智「ちょっと、心に重大なダメージを負ってしまってな……ぐふっ///」

ショタ提督「え、えぇっ!?だ、大丈夫……?」

那智「あぁ……提督、頼みがある……///」

ショタ提督「う、うん!何……?」






那智「私を甘やかしてくれ。存分に甘えさせてくれ」






ショタ提督「……え?」
238 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/09(木) 23:57:05.69 ID:JyRlweev0
那智「頼む!一生のお願いだ!///」

ショタ提督「え、えっと……甘やかすって、どういうこと……?」

那智「提督に甘えれば、心のダメージが全て回復するんだ!こんなこと、提督にしか頼めない……提督にしか出来ないことなんだ!///」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(僕にしか出来ない……那智さん、そこまで……)

ショタ提督「……ど、どうすれば良いの?」

那智「ktkr!!///」

ショタ提督「え?」

那智「ゲフンゲフン!よ、よし、そのまま正座してくれ……!///」

ショタ提督「……こう?」

那智(おぉっ……て、提督きゅんの柔らかそうな膝が……膝がぁ……!///)ガバァッ!

ショタ提督「わっ……!」

那智「んふぅ〜♪提督ぅ〜♪」スリスリスリスリ

ショタ提督「あ、あの……」

那智「頭ナデナデシテー///」

ショタ提督「う、うん……こう?」ナデナデ…

那智「おうふっ!?そ、そのまま……出来れば、母親のように優しい言葉をかけてほしい……///」

ショタ提督(母親……お母さんみたいに……えっと、この前読んだ本では……)

ショタ提督「……いつも頑張ってて偉いね。お母さん、ちゃ〜んと分かってるからね?」ナデナデ

那智「あ……ぁ……///」

那智(こ、これ……は……///)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:提督、少しぎこちないけど母親を演じる&那智がフワフワに
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的・男の娘』ポイント+5
50〜98:提督、本の知識を活かして母親を演じる&那智がフニャフニャに
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的・男の娘』ポイント+10
ゾロ目:提督、本の知識を最大限活かして母親になりきる&那智がトロトロに
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的・男の娘』ポイント+15

反転したコンマが偶数で隠しパラメータが -5 偶数ゾロ目なら -10

直下

※独自パラメータは母性ポイントや母親ポイント等にしようと思いましたが、便宜上男の娘ポイントとします
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:57:33.00 ID:BlHrDLzDO
はい
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:58:02.55 ID:jfQOHq9E0
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:59:33.66 ID:i6I4bG32O
那智さん本気すぎ
つか今週ペースはええな
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:59:48.17 ID:gzBXiKcw0
ゾロ目に愛されてますね
243 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 00:08:44.34 ID:3mJgCssm0
00:ロリお艦ならぬショタおかん。提督ママぁーッ!!

〈インドア・冷静・内向的・男の娘ポイント +15〉
〈更に偶数ゾロ目なので隠しパラメータが -10〉

ショタ提督「………」ナデナデ

那智「んうぅ……///」

那智(し、幸せ過ぎる……!むしろダメージが増大しそうだ……!///)ハァハァ

ショタ提督(お母さんのような演技なんて、したことが無いけど……本の中の母親キャラになりきって……)

ショタ提督(頑張れ、僕……ううん、私……那智さんの、ううん、なっちゃんの為……!)

ショタ提督「……あまり1人で抱え込んじゃダメよ?なっちゃん」ナデナデ

那智「……!///」

ショタ提督「なっちゃんがいつも一生懸命なのは、ずっと傍にいた私がよく分かってるもの」ナデナデ

那智「………」

ショタ提督「でも、ずっと気を張り詰めていたら……疲れちゃうもんね?」ナデナデ

ショタ提督「だから……今だけは、楽にして良いの。周りには、お母さんしかいないんだから……ね?」ナデナデ

那智「………」

那智(あっ……アッ……提督……テイトクママ……アッアッ……)

那智「……ママ」スリスリ

ショタ提督「ふふっ……良い子ね♪」ナデナデ

那智「ママぁ……もっと、頭撫でてぇ……♪」スリスリ

ショタ提督「はいはい。これで良い?」ナデナデ

那智「ふわぁ……ママ……ママぁ……♪」

那智(んふぅ……なっちゃん、しあわせ……♪)スリスリ

ショタ提督「………」ナデナデ

ショタ提督(……これ、良いかも///)ゾクッ


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:09:34.58 ID:rgIykrWO0
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:12:14.19 ID:iGwJrEG5O
だから高えよwwww
246 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 00:16:04.82 ID:3mJgCssm0
『8×2.0=16 20.5+16=36.5/50』

鳥海「!?」

名取「!?」

武蔵「!?」

那智「えへへ〜♪なっちゃんが1番だよ、ママ♪(※五月雨ボイス)」スリスリ

ショタ提督「よしよし、偉いね〜?」ナデナデ

鳥海(こ、こんなことって……!)ガクガク

名取「寝取らなきゃ……提督きゅんをあいつから寝取らなきゃ……」ブツブツ

武蔵「おい那智!1人だけ先に進む奴があるか!呪い直撃させるぞ!」ズオォォォォッ!


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
え、えっと、オカシイナー。本来ならまだ3ヶ月目のはずナンダケドナー……那智さんが大爆走していてこちらとしても困惑中です。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:20:17.94 ID:O1DGJzSA0

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:31:35.19 ID:dfPMbsueo
今更だがこの周なんか色々ヤバい
おつおつ
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:33:22.93 ID:rgIykrWO0
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:53:03.99 ID:aZE3yFIyO

那智飛ばしまくりでワロタ
ここの艦娘と32週目の艦娘ならどっちが手遅れだろうかww
251 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 17:21:33.52 ID:3mJgCssm0
22:30〜23:30頃開始予定です。
時間がそこそこ空いたので小ネタ安価を行いたいと思います。
今回はいつもの条件ではなく、少し長くなりそうな小ネタやR-18(G)の小ネタでもOKです。
ただ、長さによっては本編終了後に投下することになるかもしれません。

↓1〜↓3で反転コンマが最大の小ネタを採用
252 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 17:24:10.51 ID:3mJgCssm0
すみません、言い忘れました。17:40までに安価が埋まらなかった場合は、それまでで反転コンマが最大の小ネタを採用させていただきます。
このレスは安価下でお願いします。
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 17:31:27.97 ID:lNhllm+SO
42週目の138億2000万年の旅
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 17:32:21.32 ID:w145oMv40
45周目の提督を逆レイプする浜波
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 17:33:01.68 ID:94x33B0QO
23周目提督と舞風のイチャラブエッチ
256 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:03:53.20 ID:3mJgCssm0
始めます。小ネタは半分以上書きあがりましたが、完全に仕上げるのはまだ時間がかかりそうなので、本編終了後に投下する予定です。
257 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:06:41.51 ID:3mJgCssm0
8×2.0=16 20.5+16=36.5/50

那智「ママ……んぅ〜♪」グリグリ

ショタ提督「あらあら、頭をすりつけるだなんて、甘えん坊さんなんだから♪」ナデナデ

那智「だってぇ……ママのおひざ、きもちいいんだもん……♪」

ショタ提督「そう?なら、子守唄も歌ってあげようか?」

那智「うんっ!」

ショタ提督「良い返事♪今だけは艦娘のお仕事は忘れて、ゆっくりお休み……」ナデナデ

ショタ提督「ね〜んね〜ん♪ころ〜り〜よ〜♪おこ〜ろ〜り〜よ〜♪」ナデナデ

那智「………」ウトウト

那智(ママになでなでされて……おうたをうたってもらって……もう、なにもかんがえられない……)

那智「……すぅ」

ショタ提督「ふふ……いつもお疲れ様、なっちゃん」ナデナデ

那智「ん……♪」











妙高「」←瀕死から復活して那智を追いかけて来た

足柄「」←同上

羽黒「」←同上

妙高足柄羽黒(えっ何これどういう状況?)

妙高足柄羽黒(いやそんなことより提督きゅんに甘えてるってどういうこと!?那智〈姉さん〉ばっかりズルい!!)

※その後、妙高達によって提督ママの情報が伝わり、46周目鎮守府で第一次『提督きゅんに甘えるのは私だ』戦争が勃発したとかしなかったとか
258 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:13:32.41 ID:3mJgCssm0
7ターン目


ショタ提督「よしよし……♪」ナデナデ

雷「あ〜ダメになるわぁ〜……」トローン

夕雲「こ、これは……提督ママぁ……」トローン

如月「テイトクママ……アッアッ……」トローン

霞「ばぶ〜♪まんま、まんま〜♪」トローン

曙「ママぁ……おっぱいちょうだぁい……」トローン

満潮「やぁだやぁだ!ママのおひざでねるのぉ〜!」トローン

父「」

母「」

父母(気になって様子を見に来てみれば……これはひどい)

那智「提督きゅんが真の力に目覚めた結果です」キリッ

父「お前が元凶か!」

母「何をどうやったら提督があそこまで人をダメにする子になるの!?」

ショタ提督「良い子でちゅね〜♪」ナデナデ

摩耶「んう〜♪ママ、だっこ〜♪」トローン

叢雲「なでて!もっとなでてぇ……♪」トローン

父「しかも何故に割烹着!?」

母「まさか提督をニューハーフにする気!?」

那智「そうではなく、提督きゅんが『この服の方がお母さんっぽい』と言って自主的に着ただけですよ?」

父母「尚悪い!!」

全艦娘「ママぁ……てーとくママぁ……」トローン

ショタ提督「良い子良い子……♪」ナデナデ

父母「提督もやるならせめて普段着にして!」


提督の現在の性格傾向『基本的に鎮守府からは出ず、親しい人と狭く深い付き合いを好みます。そして女装に抵抗が無くなりつつあり、艦娘を甘えさせてトロけさせるのが非常に上手いです』
現在のパラメータ『インドア+45 冷静+25 内向的+35』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+20 運動+15』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:15/50
↓2那智のコンマ 仲良し度:36.5/50
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:14:11.44 ID:BifjI15ko
はい
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:14:20.98 ID:Ca+cTGcn0
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:14:32.81 ID:dIzLMaqb0
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:14:37.54 ID:utSKfP9DO
はい
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:18:04.88 ID:B+Z1TExrO
この独走は13週目青葉や25週目暁を超えたんじゃないか?
まさか次で好感度50いったりしないよな・・・?
264 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:26:13.61 ID:3mJgCssm0
妙高(E:おしゃぶり)「ばぶぅ……♪」チュパチュパ

足柄(E:チャイルドスモッグ)「ママぁ……♪」

羽黒「てーとくママ〜♪」つガラガラ カラカラ♪

那智「………」

那智(提督きゅんの母性に姉と妹が壊れてしまった……提督きゅん、恐ろしい子……!)ビシャーン!

那智(やはり並の人間が提督きゅんの魔の手にかかるとこうなってしまうのか……!)チラッ

妙高「あぶあぶ……♪」

足柄「びえー!マ゛マ゛ぁ゛ーっ!」ジタバタ

羽黒「うえぇぇん……ママ、どこぉ……?」ウルウル

那智(その点私は鍛え方が違うもん。ある程度提督きゅんの母性を貰えば逆に精神が回復しちゃう!)

那智(なっちゃん、提督ママの為に頑張らなきゃいけないもん!それでまた褒めてもらうの!えっへへ〜♪)←既に末期






那智「……ハッ!?いやいやこんなところで幼児退行を起こしている場合じゃない!」フルフル

那智「どうせ退行するなら提督きゅんの所に行ってからでないとな!という訳で執務室へGO!」

直下
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:26:51.05 ID:dIzLMaqb0
提督ママの服を買いに行こう
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:26:51.31 ID:Ca+cTGcn0
動物の着ぐるみを提督に着せてもふる
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:26:53.79 ID:utSKfP9DO
提督や姉妹と海で一緒に遊ぶ
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:29:01.41 ID:uPoWXT340
もう駄目だこの鎮守府一番手遅れだよ(42週目は言うまでもないけど)
269 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:31:12.73 ID:3mJgCssm0
>>265のパラメータ判定

↓1のコンマ一の位が奇数なら妙高達も一緒に、偶数なら那智と2人きりの状況で服を選びに行きます
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:32:05.65 ID:utSKfP9DO
はい
271 :またまた長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:50:39.64 ID:3mJgCssm0
那智「そうだ!どうせなら提督ママが似合うような服を見繕ってあげようかな?」

那智「今の恰好でも癒されるけど、どうせならもっとママに合った服を」

妙高「へぇ……?」

足柄「また自分だけ……」

羽黒「抜け駆けしようとしてますねぇ……?」

那智「」

妙高「私達がいつも!」

足柄「ぶっ倒れてフェードアウトしてるだけだと思ったら!」

羽黒「大間違いですよ!」

那智「……っ!」ダッ

妙高足柄羽黒「あっコラ!逃げるなああああああああああああああああッ!!」ダッ

・・・÷

妙高「という訳で提督!」

足柄「今から私達と一緒に!」

羽黒「洋服屋さんに行きませんか?」

那智「………」ズーン

那智(ニゲキレナカッタ……)

ショタ提督「……えっと、どういうこと……?」

妙高「提督は私達を甘えさせてくれるじゃないですか!」ズイッ

足柄「だったら見た目から入るのがベストだと思うの!」ズイッ

羽黒「司令官さんは私達をより癒せる!私達は司令官さんにより甘えられる!正にwin-winです!」ズイッ

瑞鶴「呼んだ?」ヒョコッ

瑞鳳「呼びました?」ヒョコッ

瑞穂「呼びましたか?」ヒョコッ

瑞鶴瑞鳳瑞穂「チッ」ヒュッ

妙高足柄羽黒「呼んでません!というか瑞穂さんは“ズイ”では無く“ミズ”でしょうが!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(本当は部屋にいる方が落ち着くけど……那智さん達は僕のことを思って提案してくれた訳だし……)

ショタ提督「……うん、分かったよ」

妙高足柄羽黒「シャアッ!!」ガッツポ

那智「………」

那智(こんなことなら、もっと足腰を鍛えておけば良かった……)
272 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/10(金) 23:51:51.93 ID:3mJgCssm0
・・・÷

ブティック『女装魂』

ショタ提督「……!」キョロキョロ

ショタ提督(お、女の人の服がいっぱい……!)

那智「さぁ提督!試着室で待っていてくれ!///」ハァハァ

妙高「私達が全力で提督に似合う服を選んで差し上げます!///」ハァハァ

ショタ提督「……お願いします」ペコッ

足柄(良い感じに女装への抵抗が無くなってきてるわね!Goodよ!///)ハァハァ

羽黒(これは責任重大……!下手に変な服を選べば提督きゅんの機嫌を損ねるだけでなく、提督きゅんの良さを潰しちゃう!だからこそ真剣に……!///)ハァハァ

店員「………」

店員(こいつら何かヤバくね?通報した方が……いややめとこう。関わると俺まで厄介ごとに巻き込まれそうだ)


反転コンマ判定:那智達が選んだ最も似合う服装&提督の反応は?

01〜49:無難(?)にリボン付き黒髪ロングのかつら&エプロン&女子用服。提督は普通に嬉しそう
仲良し度上昇:小 ×1.0 『アウトドア・活発・外向的・男の娘』ポイント +5
50〜98:↑のかつら&鳳翔さんが着ているような着物。提督も結構良いんじゃないかと感じる
仲良し度上昇:中 ×1.5 『アウトドア・活発・外向的・男の娘』ポイント +10
ゾロ目:まさかの↑のかつら&裸エプロン。提督はかなり目覚めてしまう
仲良し度上昇:大 ×2.0 『アウトドア・活発・外向的・男の娘』ポイント +15

直下
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:52:40.86 ID:dIzLMaqb0
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:52:46.72 ID:QJOpXaGVO
えい
275 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/11(土) 00:08:43.44 ID:kszakz820
86→68:男の娘への扉が開いて……

〈アウトドア・活発・外向的・男の娘ポイント +10〉
〈アウトドアポイント上昇により、インドアポイントが +45 → +35 に〉
〈活発ポイント上昇により、冷静ポイントが +25 → +15 に〉
〈外向的ポイント上昇により、内向的ポイントが +35 → +25 に〉

那智「……やはりこれだろうな」

妙高「えぇ。同感です」

足柄「無難に子供向けの服にしようかと思ったけど……」

羽黒「やっぱりお母さんと言えばこの服ですよね!」




ショタ提督(リボン付き黒髪ロングかつら&鳳翔さんのような着物系の服)「………」シャランラー




那智「提督、着心地はどうだ?///」つカメラ パシャパシャ

ショタ提督「……うん、良いかも」クルリン

妙高「提督!こっち向いて下さい!出来れば小さな子をあやすような笑顔で!///」つカメラ パシャパシャ

ショタ提督「……こう?ふふっ……♪」

足柄「おおおおおっ!その顔いただきっ!///」つカメラ パシャパシャ

羽黒「司令官さん司令官さん!試しに鳳翔さんの台詞を言ってみて下さい!///」つカメラ パシャパシャ

ショタ提督「え?う〜んと……お疲れ様です。お風呂にしますか?ご飯にしますか?それとも……ふふっ、冗談ですよ」ニコッ

ショタ提督(……女の人の服でも、着てみると案外……ふふっ♪これからは時々、女の子の服を着てお仕事しようかな♪)

那智「おっふ!///」グッ…!

那智(い、今のは危なかった……!咄嗟に構えなければあの世に旅立ってたところだ……っ!///)ガクガク

妙高「――っ!!///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!!

足柄「――っ!!///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!!

羽黒「――っ!!///」鼻血ブッシュウウウウウウッ!!

バターンッ!

店員「あの〜、他のお客様のご迷惑となりますので、もう少しお静かに……ヒィッ!?」ビクッ

ショタ提督「え?」ドロドロ ←妙高達の鼻血を浴びて返り血を浴びたような状態

那智「ん?」ドロドロ ←同上

店員「う、うわあああああああっ!命だけはお助けをおおおおおおおおっ!」ドビューン!

那智「あっ、おい!?まだ会計が……行ってしまった」

ショタ提督「……どうしましょうか?」

那智「仕方ない。店長を呼んで代わりにお金を受け取ってもらうか……後、鳳翔さんの口調と声色はやめてくれ。理性が持たにゃい(※にゃいは誤字に非ず)///」ビクンビクンッ

ショタ提督「……?」


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:09:00.68 ID:Q5r84onq0
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:09:00.86 ID:+dE5me630
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:09:27.07 ID:W8pbQBwDO
はい
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:13:33.52 ID:CwkZR2Vko
爆走!
280 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/11(土) 00:20:25.18 ID:kszakz820
8×1.5=12 36.5+12=48.5/50 <リーチ!>


ショタ提督(元の服に着替えた)「……那智さん」

那智「ん?」

妙高「」ズルズル ←那智に引き摺られてる

足柄「」ズルズル ←同上

羽黒「」ズルズル ←同上

ショタ提督「えっと……いつも私の為に……あ、今は着替えたんだっけ……いつも僕の為に、ありがとう……///」モジモジ

那智「ふわあああああっ!提督きゅんの赤らめた顔に恥ずかしそうな仕草とか萌え死ぬッ!!(気にするな。私と提督の仲だろう?)///」

ショタ提督「え?」

那智「ゴホンッ!いや、気にすることは無いさ。私がしたくてしていることだからな!///」

那智(提督きゅんのこの顔だけで後3000000000年は生きられるっ!///)

ショタ提督「……えへへ///」

ショタ提督(那智さん……思えば、僕がここに来た時から……いつも一緒にいてくれたっけ……///)

ショタ提督「……?///」ドキッ…

ショタ提督(あ、あれ?おかしいな……胸がドキドキする……///)

那智「……どうした?」

ショタ提督「それが……胸が苦しくて///」

那智「何ィーーーーーーーーーーーッ!?急いで病院に行くぞ!?大丈夫だ!病気なんかじゃない!仮に病気だとしても絶対に治る!だから心配することは」

ショタ提督「ううん、そうじゃなくて……那智さんと一緒にいると、何だか胸がドキドキする……///」

那智「……へっ?」

ショタ提督「僕、どうしちゃったのかな……///」ドキドキ

那智「………」

那智(……おい。おいおいおいおいおい。これってアレか?アレなのか?提督きゅんが私に……こ、ここっ、恋を……っ!///)

那智(いいいいいいいやいや待て待て落ち着けなっちゃん。これはあれだ。もしかすると憧れのお姉さんみたいな気持ちを恋と勘違いしている可能性も……)

那智(ってどっちにしろ私大勝利じゃないかヒャッホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!///)

ショタ提督「……///」ドキドキ

ショタ提督(病気……?でも、胸が痛い訳じゃないし……///)ドキドキ
281 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/11(土) 00:33:16.34 ID:kszakz820
8ターン目

ロリ提督(=女装時)「……暑いね」つアイス ペロペロ

大鯨「あぁっ提督きゅんが舐めているアイスになりたいっ!!(そうですね……もう夏ですから)///」

ロリ提督「え?」

大鯨「コホンッ!それより、提督は海で泳がないんですか?泳げないなら私が手取り足取り(意味深)教えますよ?///」ハァハァ

大鯨(そして女の子用の水着を着せて、常に密着して提督きゅん……いえ提督ちゃんに泳ぎを教えて……ふへっ、ふへへへへへっ///)ジュルッ

ロリ提督「えっと……私、やっぱり部屋にいる方が落ち着くから……」

大鯨「あっ、すみません!無理強いするつもりは無いんです!」

大鯨(でも、それだと提督ちゃんの水着が……)

ロリ提督「……はむっ」ペロペロ

大鯨(あああああっ!アイス咥えないでえええええっ!いかがわし過ぎて理性があああああっ!///)ビクンビクンッ

ロリ提督「………」

ロリ提督(那智さん……)

ロリ提督「……///」ドキッ

ロリ提督(あ……また、胸がドキドキして……///)ドキドキ

ロリ提督「……///」ギュッ

ロリ提督(私……どうしちゃったのかな……///)













那智「ハァハァハァハァ///」ジー

那智(あぁ^〜女装してる提督ちゃんが可愛過ぎて下半身が疼くんじゃぁ^〜///)キュンキュン


提督の現在の性格傾向『定期的に女装するようになっています。女装時は口調等も女の子寄りになります』
現在のパラメータ『インドア+35 冷静+15 内向的+25』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+30 運動+15』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:15/50
↓2那智のコンマ 好感度:48.5/50 <リーチ!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:34:00.26 ID:Q5r84onq0
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:34:12.24 ID:W8pbQBwDO
はい
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:34:18.45 ID:48Xa0vGU0
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:34:59.71 ID:2o5DKZe10
はい
286 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/11(土) 00:39:05.92 ID:kszakz820
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!小ネタは完成次第、専用スレにて投下予定です。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:40:52.62 ID:CwkZR2Vko
おつおつ
今周は失恋はなさそうですね(ゲッソリ)
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:40:55.81 ID:+dE5me630
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 01:57:45.11 ID:xJbYC0AtO
ああ那智さんの「次は直撃させる」ってそういう……
っていうかたけぞうさんオイ
290 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 17:30:27.71 ID:c9nPi2Zi0
18:30〜19:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。
時間があるので小ネタ安価を取ろうと思います。条件等は>>126をご参照下さい。

直下
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 17:33:43.46 ID:p5k/eENaO
パイ子、ボクカワウソの着ぐるみを着て提督に話しかける
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 17:34:02.59 ID:O3i1cwDb0
奇跡()の逆転勝利をした42周目狭霧IF
293 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 17:59:29.20 ID:c9nPi2Zi0
ショタ提督「………」つPC カタカタ

ショタ提督「……?」ピタッ

『ボクカワウソ、まさかの着ぐるみ化!』

ショタ提督「………」

ショタ提督(ボクカワウソ……?)

ショタ提督「………」カタカタ

『ボクカワウソとは、ウォースパイト役でお馴染みの内田秀さんが生み出した……』

ショタ提督「………」

ショタ提督(えっと、どういうこと……?)

ガチャ

ショタ提督「……!」チラッ






ボクカワウソ「………」ドーン






ショタ提督「っ!?」ビクゥッ!

ボクカワウソ「………」ジー

ショタ提督「……っ」⊃⊃⊃

ボクカワウソ「………」ジー

ショタ提督「……っ」⊃⊃⊃⊃⊃
294 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 18:01:39.63 ID:c9nPi2Zi0
ボクカワウソ「………」スタスタ

ショタ提督「っ!?」

ボクカワウソ「………」スタスタ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

ボクカワウソ「………」ピタッ ←提督の眼前で停止

ショタ提督「……っ」⊃⊃⊃ 

ボクカワウソ「……ボクカワウソ」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ボクカワウソ「……何てね。どうかしら?」

ショタ提督「……?」

ボクカワウソ「あら、まだ分からない?私よ、私」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ボクカワウソ「よいしょっと」カポッ

ウォースパイト「ふふっ、どう?巷でトレンドになっていたから、ちょっと便乗してみたの♪」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(うぉ、ウォースパイトお姉ちゃん……だったんだ……びっくりしたぁ……)

ウォースパイト「ん……」カポッ

ボクカワウソ「この着ぐるみは3周目鎮守府から着せ替えカメラを借りて作ったんだけど、どこからどう見ても本物でしょ?」クルッ

ショタ提督「………」コクコク

ボクカワウソ「そうだ!試しにadmiralも着てみt」

朧「提督に近づくな化け物おおおおおおおおおおおッ!!」バキッ!

ボクカワウソ「うぐっ!?」バタッ

ショタ提督「……!」

朧「提督!?大丈夫!?遠征に出ていたら、まさかこんなことになってたなんて……!不審者なら気絶させたから、今の内に憲兵に通報を!」

ボクカワウソ「あ゛……」ピクピク

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ













※この後滅茶苦茶誤解を解いた

朧「……蹴り飛ばしたことは謝ります、ごめんなさい。ですが急にこんな着ぐるみが提督の傍にいたら驚きますよ」

ボクカワウソ「い、いえ……こちらこそ、ソーリー……うぅ、背中が痛い……」ズキズキ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ アセアセ
295 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 18:31:26.89 ID:c9nPi2Zi0
始めます。
296 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 18:33:49.45 ID:c9nPi2Zi0
高雄「……!」つ大型カメラ ワクワク

愛宕「……!」つ大型ビデオカメラ ワクワク

摩耶「……!」つテレビ局が使うような業務用ビデオカメラ ワクワク

高雄「ついにこの季節がやって来たわね……!///」

愛宕「えぇ!やっと……やっと……っ!///」

摩耶「提督きゅんの可愛くてプリティーでペロペロしたくなっちゃうような……!///」

高雄愛宕摩耶「水着姿を拝めるッ!!///」

高雄「あぁっ!出来ることなら今すぐにでも提督きゅんを脱がしたい!///」ハァハァ

愛宕「そして水着をゆっくりじっとりねっとり着せてあげたい!///」ハァハァ

摩耶「何なら日焼け止めを余すところなく塗ってあげてぇ!///」ハァハァ

高雄愛宕摩耶「ハァハァハァハァ///」ジュルリ








鳥海「………」

鳥海(変態犯罪者集団は放っておいて提督きゅんに会いに行こっと)スッ

鳥海(そして私が1人で服を脱がせて水着を着せてあげて……ぎゅふふ///)ジュルッ ←こっちも変態犯罪者

鳥海(……とはいえ、嫌がる提督きゅんを無理に連れ出すのは論外だし、どうしようかな)


直下
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 18:33:58.52 ID:+4ytclaK0
提督が絵本を書いたということで見てみることに
298 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 18:50:33.68 ID:c9nPi2Zi0
鳥海「………」

鳥海(結局悩んでる間に執務室前に着いちゃった……提督きゅんは何してるかな?)チラッ

ロリ提督(まだ女装中)「………」カキカキ

鳥海(仕事……では無さそうね。あれは……絵本?)

ロリ提督「……ふふっ、完成」ニコッ

鳥海(あぁその女の子のような笑顔も食べちゃいたい……じゃなくて!提督きゅん、絵本を自作して……)

ロリ提督「……あれ?鳥海さん?」

鳥海「っ!」ピクッ

鳥海(見つかった!?い、いや、別にやましいことはしてないんだから、ここは堂々と……)

鳥海「あ、はい。ちょうど部屋の前を通りがかったら司令官さんがいたので、何をしてるのかな〜と思いまして」

ロリ提督「あぁ、それで……えっとね、絵本書いてたの」

鳥海「絵本……」チラッ

鳥海(ご丁寧に表紙まで……色鉛筆で頑張ったんですね……提督きゅんが書いた絵ってだけでご飯10杯はイけちゃいそうっ!///)

ロリ提督「その、良かったら私の書いた本……読んでくれる?///」モジモジ

鳥海「ぐはっ!?///」吐血

ロリ提督「あっ、だ、大丈夫……?」

鳥海(その格好で顔を赤らめてモジモジはやめて!理性切れて襲っちゃいそうになるからぁっ!///)

鳥海(あ〜でもそんな提督きゅん……じゃなくて提督ちゃんもがわ゛い゛い゛な゛ぁ゛///)ジュルッ

ロリ提督「えっと……」

鳥海「はぁはぁ……わ、分かりました。そういうことなら、全力で読ませていただきますっ!///」

ロリ提督「本当?ありがとう……えへ♪」ニコッ

鳥海「ぐふっ……///」鼻血ポタポタ

鳥海(あ、歩く最終兵器……///)


反転コンマ判定:提督が書いた絵本の出来栄えは?

01〜49:子供らしいほのぼのとした内容。絵も可愛らしい
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的・工作』ポイント +5
50〜98:意外と作り込まれたストーリー。絵は少しリアルだがやっぱり可愛らしい
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的・工作』ポイント +10
ゾロ目:大人顔負けの重いテーマを扱った話。絵はかなりリアル
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的・工作』ポイント +15

直下

※工作ポイント:絵を描いたり何か物を作ることで上昇。ポイントが高くなると絵や工作の腕が上達していく
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 18:55:19.89 ID:d3KfVb8DO
はい
300 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 19:07:23.57 ID:c9nPi2Zi0
89→98:子供の頃はサラッと読み流していた絵本の怖い描写

〈インドア・冷静・内向的・工作ポイント +10〉

鳥海「………」パラパラ

ロリ提督「……どう、かな?」

鳥海(……提督ちゃん、本当に初めて描いたのでしょうか?)

鳥海(最初はほのぼのとした話でしたけど、進むにつれてシリアスになっていって……)

鳥海(それでいて、読んでいて辛い話ではなく……読む側に色々なことを訴えかけてくるような……)

鳥海(それだけじゃない。キャラクターや風景の絵も、多少デフォルメしながらも影や色彩はちゃんと整えられていて……)

ロリ提督「………」

鳥海「……司令官さん」

ロリ提督「う、うん」

鳥海「面白いです。すっごく!」

ロリ提督「ほ、本当?」

鳥海「ストーリーを通じて話のテーマを読者に訴えかけ、尚且つ押し付けがましくなく自らが何か正解かを考える……」

鳥海「ほのぼのとシリアスの匙加減も上手く、読者を飽きさせません!」

鳥海「どちらかと言うと、絵本というより小学生が読む道徳教材に近いですが、かなり良い出来だと思います!」

ロリ提督「え、えへへ……そう、かな……?///」テレテレ

鳥海「はっふんっ!///」鼻血プシャッ!

ロリ提督「あ……絵本に血が……」

鳥海「え?ああああああああっ!?ご、ごめんなさいごめんなさい!私のせいで司令官さんの会心の出来がぁ!?」

鳥海(こんなことが姉さん達に知れたら殺されますっ!あぁどうすればぁっ!?)

ロリ提督「……♪」クスッ

ロリ提督(やっぱり、部屋に来てくれる人と遊ぶのは……楽しい……ふふ……♪)


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:07:54.04 ID:aWvpgfrYO
やだこの人たち本気すぎて怖い
302 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 19:20:35.10 ID:c9nPi2Zi0
4×1.5=6 15+6=21/50

鳥海「こ、こうなったら私が全く同じ本を複製しますっ!」

ロリ提督「えっ?」

鳥海「安心して下さい司令官さん!この責任はしっかり取りますので!という訳で色鉛筆と紙を貸して下さいませんか!?」

ロリ提督「あ、う、うん……はい」スッ

鳥海「ありがとうございます!では40秒で仕上げますので!」

鳥海(私はコピー機……人間立体コピー機……いやここは印刷機……見たままベレーと自動24色筆……さっき見た絵を紙にそのまま出力させるつもりで……)ブツブツ

鳥海「いきますっ!はああああああああっ!」シュババババババッ!

ロリ提督「……!?」

ロリ提督(す、凄い……!鳥海さんの手が、早すぎて見えないよ……!)

鳥海「出来ましたぁっ!」つ絵本 バーン!

ロリ提督「嘘っ!?」

鳥海「読んでみて下さい!細部まで完璧にコピーしましたから!」

ロリ提督「え、えっと……ほ、本当……!さっき私が描いた本と、全部同じ……!」パァッ

鳥海「………」ホッ

鳥海(あ、危なかったぁ……!これで姉さん達に殺される未来だけは回避出来ました……!)

ロリ提督「……ありがとう、鳥海さん。私の為に……」

鳥海「いえ、元は私のせいですし……」

ロリ提督(鳥海さん、私なんかよりよっぽど凄いと思う……1回見ただけで、ここまで再現出来るなんて……!)

鳥海(提督ちゃんの絵本が神作だったお陰で記憶に強烈に残ったのが幸いでした。これが市販の絵本だと流石に無理だったし……)
303 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 19:32:52.15 ID:c9nPi2Zi0
9ターン目

エアコン「」ブィーン

ショタ提督(今は普通の服装で薄着)「……♪」つアイス ペロペロ

ショタ提督(やっぱり、涼しい部屋でアイスを食べるのが1番かも……♪)

36周目提督(21)「………」

36周目提督(5周目提督さんから『たまには気分転換も必要だ』と言われて、遊びに来てみたけど……)

36周目提督(どうやらここは、“あいつ”や深海棲艦達の被害を受けていない平和な鎮守府で良かった……少し安心したよ)

ショタ提督「……部屋、暑くないですか?」

36周目提督「あ、ううん。大丈夫だよ?気を遣ってくれてありがとう」

ショタ提督「それなら良かったです……」

36周目提督「………」

36周目提督(……流石に、まだ8歳の男の子に協力を申し出る訳にはいかない。けど……)

36周目提督「……46周目提督君」

ショタ提督「あ、はい……何ですか?」

36周目提督「深海棲艦の動きには、十分注意してね?危ないと思ったら、どんな時でも撤退の指示を出して艦娘の皆を避難させてあげてね?」

36周目提督(せめて、忠告だけはしておきたい……余計な歴史改変は避けるべきだけど、でも……!)

ショタ提督「それは分かってます。お父さんやお母さんからも何度も言われました」

36周目提督「……そっか」

36周目提督(……46周目提督君。ここの皆を、絶対に守ってあげて。そして……僕も大和姉さん達を、必ず守ってみせる……!)









那智「………」ジー

那智(ふむ、薄着の提督きゅんも可愛過ぎて今すぐハグして体中の汗を舐め回したいが……///)ハァハァ

那智(提督きゅんと話している36周目提督君も、中々可愛いじゃないか……おっといかん!浮気は良くないぞ浮気はっ!///)フルフル


提督の現在の性格傾向『もはや基本は部屋に籠りきりで少数の親しい人と交流するタイプです。ついでに女装癖も』
現在のパラメータ『インドア+45 冷静+25 内向的+35』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+30 運動+15 工作+10』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:21/50
↓2那智のコンマ 好感度:48.5/50 <リーチ!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:6/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:33:48.83 ID:d3KfVb8DO
はい
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:33:50.51 ID:+4ytclaK0
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:35:09.13 ID:ChtC97470
さて
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:37:21.99 ID:PRQMJ5pw0
逆襲のたけぞう
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:37:25.37 ID:D+zC7DTjO
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:38:19.07 ID:D+zC7DTjO
これは大和型戦艦武蔵
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:38:44.32 ID:DOjT/egUO
(あっこれ那智が慢心してる間に呪い直撃して失恋するパターンだ)
311 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 19:47:00.71 ID:c9nPi2Zi0
大和「………」ゴゴゴゴゴ

武蔵「………」

大和「今度は行かせないわよ……!」ゴゴゴゴゴ

武蔵「フッ、それはどうかな?」ゴソゴソ

大和「ディーフェンス!ディーフェンス!」

武蔵「提督きゅんが描いた絵本〜!(ドラえもん風)」テッテテー♪

大和「ディーフェ……えっ!?提督きゅんが描いた絵本!?あの鎮守府内でプレミアがついたやつ!?」

武蔵「絵本を窓の外にシュウウウゥゥゥゥゥッ!」ビシュッ!

大和「あぁ待って!その絵本は私のものだああああああああああああああッ!!」ダッ

武蔵「………」






武蔵「この絵本を使うと、提督きゅんに会いに行くのを邪魔する姉を追い払うことが出来るんだ!(ドラえもん風)」

武蔵「さて、面倒な奴は追い払ったことだし、これで安心して提督きゅんの所に行けるッ!!///」ダッ

武蔵(ちなみに絵本は鳥海を間宮券で買収して特別にコピーを2冊作って貰って入手した!さっき投げたのは囮用で、永久保存版は無事だ!HAHAHA!)

直下
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:49:15.15 ID:wGDCKjofo
一緒にツイスターをする
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:49:43.55 ID:D+zC7DTjO
大鳳や長良といったトレーニング組の
指導を受けながら基礎体力を付けるために運動していた
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:51:58.50 ID:D+zC7DTjO
おっと今回のシステムをすっかり失念しているアホが一人登場〜
安価踏まずに済んだとはいえすんませんでした
315 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 20:04:47.81 ID:c9nPi2Zi0
>>314
いえいえ、こちらこそ分かりづらいシステムで申し訳ございません。

武蔵(さて、問題は提督きゅんとナニをするかだが……)シュタタタタッ

武蔵「……!」ピーン!

武蔵(そういえば、提督きゅんは部屋にいることが多いから運動不足気味だよな……うんそうだきっとそうに違いない!///)ハァハァ

武蔵(なら室内で出来る運動をすべきだな!ようしそうと決まればアレを用意するか!///)ハァハァ

武蔵(待ってろよ提督きゅん!ア〜ッハッハッハッハ!///)ドビューン!

・・・÷

風鈴「」チリンチリン…♪

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(ふふ……音を聞いているだけで、涼しい気分になれるなぁ……♪)

武蔵「提督ううううううううううっ!」バーン!

風鈴「」ピシッ ←ヒビ入った

ショタ提督「っ!?む、武蔵さん……?」

武蔵「部屋に籠ってばかりでは体が鈍ってしまうぞ!///」

ショタ提督(それ、前にも聞いたような……)

武蔵「という訳で私とこれをしようじゃあないか!///」バッ!

ショタ提督「……えっと、これは?」

武蔵「ツイスターゲームと言って、マットの上で体を動かして遊ぶゲームだ!///」

武蔵(一般的に売り出されているゲームだからやましいことはナニも無い!決して提督きゅんの柔らかい感触を堪能しようという目論見では無いぞ!///)ハァハァ

ショタ提督「う〜ん……」

ショタ提督(……運動不足なのはその通りだよね。それに、武蔵さんの頼みを断るのも……僕のことを思ってくれてるみたいだし……)

武蔵「ハァハァハァハァ///」

ショタ提督「……うん。やってみるね?」

武蔵「うっしゃああああああオラアアアアアアアアアッ!!///」ガッツポ

武蔵(これで提督きゅんの体に密着出来るッ!私って天才かもしれんな!///)

ショタ提督「………」

ショタ提督(武蔵さん、ゲームする前から楽しそう……)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:体が硬くて苦戦し、何度も転んでしまう。
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・活発・内向的・運動・隠し』ポイント +5
50〜98:意外と体が柔らかくすんなり楽しむ。それと同時に……
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・活発・内向的・運動・隠し』ポイント +10
ゾロ目:余程無茶な態勢でなければ楽々こなす。しかしその分……
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・活発・内向的・運動・隠し』ポイント +15

直下
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 20:08:18.56 ID:TYuNJWFY0
はい
317 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 20:17:16.23 ID:c9nPi2Zi0
56→65:子供は体が柔らかい(偏見)

〈インドア・活発・内向的・運動・隠しポイント +10〉
〈活発ポイント上昇により、冷静ポイントが +25 → +15 に〉

武蔵「……つ、次は右足だ」プルプル

ショタ提督「じゃあ……色は青で……」

武蔵「……おっふ///」

武蔵(ふおおおおおおおおっ!提督きゅんの体が!体の感触がああああああああっ!///)

ショタ提督「んっ……!」

ショタ提督(何とか届いた……!で、でも……///)

武蔵「な、中々しぶといな……!///」ムニムニ

ショタ提督「……///」

ショタ提督(武蔵さんの体が……胸が……当たって……///)ドキドキ

ショタ提督「……つ、次は左手で///」

武蔵「っ!そうきたか……!なら色は黄色だ……!///」

武蔵(ありがとう提督きゅん!そこで左手を指定くれたお陰で、私が色を指定すれば……!///)

ショタ提督「んぅ……!」プルプル

武蔵(ほら来た!私と提督きゅんの体がより密着する形に!イヤッッホォォォオオォオウ!///)

ショタ提督「はぁっ……!///」

武蔵「すうううううううぅぅぅぅぅぅっ!///」

武蔵(色っぽい吐息も最高だ!今すぐ吸い込んで私の肺を提督きゅんの酸素と二酸化炭素と窒素とその他諸々で満たす!///)

ショタ提督「……///」

武蔵「はぁぁ……♪ほらほらどうした?ギブアップか?///」ムニュムニュ

ショタ提督「あぅ……///」

ショタ提督(態勢より、武蔵さんの柔らかさが……気になっちゃって……///)ドキドキ


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 20:18:07.23 ID:KZE0d2t3o
あい
319 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 20:19:16.36 ID:c9nPi2Zi0
少し休憩します。21:00〜22:30頃再開予定です。著しく遅れそうな場合は再度連絡致します。
320 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 22:17:28.42 ID:c9nPi2Zi0
再開します。
321 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 22:19:14.95 ID:c9nPi2Zi0
3×1.5=4.5 6+4.5=10.5/50

ショタ提督「うぅ……も、もうダメ……!」コテッ

武蔵「か、勝った……!」プルプル

武蔵(正直、もう少し提督きゅんの感触を味わっていたかったが、私の体も悲鳴を上げていたからな……!)プルプル

ショタ提督「はぁはぁ……///」

武蔵「おっふ///」鼻血ブピュッ

武蔵(赤面させながらハァハァする提督きゅん可愛過ぎて死にそう///)

ショタ提督「……流石武蔵さん」

武蔵「ははっ、伊達に鍛えていないからな」

武蔵(本音言うとワザと転んで提督きゅんを押し倒そうかとも考えていたがな///)

武蔵「だが、これだけの時間を持ちこたえられた提督も中々凄いと思うぞ?」

ショタ提督「え……?」

武蔵「体の柔らかさもさることながら、無理な態勢でもバランスを維持する力と感覚……恐らく同じ8歳男子の平均よりは高いだろう」

ショタ提督「そう、なのかな……?」

武蔵「あぁ。私が保証する」

ショタ提督「武蔵さん……えへへ……♪」ニコッ

武蔵「っぐ……!///」鼻血ポタポタ

武蔵(相変わらず笑顔が天使過ぎる……!これだから提督きゅんは侮れない……!///)ガクガク

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(運動不足なら、室内で運動すれば良いんだ……わざわざ外に出ることは無いもんね……?)
322 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 22:21:26.16 ID:c9nPi2Zi0
10ターン目

扇風機「」ブィーン…

ロリ提督(女装)「……♪」つ児童文庫 ペラッ…

秋津洲「………」ジー

秋津洲(提督きゅん、本当に仕事以外は部屋から動かないなぁ……これじゃあ提督きゅんに女の子用のスクール水着着せられないよぉ……)

秋津洲「……提督」

ロリ提督「……なぁに?」

秋津洲「お外で遊ばないの?」

ロリ提督「暑いもん……」

秋津洲「いや、それはそうだけど……この歳頃の子なら、蝉取りとか海で泳いだり……」

ロリ提督「部屋で涼むのが1番だもん……」

秋津洲「あー……」

秋津洲(完全にインドアかも。一体、誰のせいで……あっ、私達のせいか)

秋津洲(だったら外に出るのは諦めて、せめて簡易プールで提督きゅんを水着にすれば……!///)

秋津洲(底が浅いから泳げなくても大丈夫だし、部屋から出ないからインドアの提督きゅんでも楽しめるはず!///)

秋津洲(そして私達は合法的に提督きゅんの裸を……可憐な体を……かもぉぉぉぉぉぉっ!///)鼻血ブシュウウウウッ!

秋津洲「」バタッ

ロリ提督「……♪」つ児童文庫

ロリ提督(お部屋最高……♪)

秋津洲「っ///」ビクンビクン









那智「………」鼻血ダクダク

那智(フッ……提督きゅんの裸を妄想しただけで気絶するとは、まだまだ修行が足りないな///)←ただし提督きゅんへの愛しさは鼻から出る


提督の現在の性格傾向『がっつりインドア。室内から出たがりません。ついでに親しい人以外の人間と話すのが苦手です』
現在のパラメータ『インドア+55 冷静+15 内向的+45』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+30 運動+25 工作+10』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:21/50
↓2那智のコンマ 好感度:48.5/50 <リーチ!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:10.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:22:13.79 ID:+L9oiXih0
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:22:35.11 ID:d3KfVb8DO
はい
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:24:11.76 ID:M6gsQmUN0
那智さん慢心しすぎ…
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:27:17.72 ID:I2zMdm8J0
327 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 22:35:24.19 ID:c9nPi2Zi0
高雄「この水着が1番よ!」つフリフリの女の子用水着

愛宕「いーやっ!こっちこそ提督きゅんに似合うわ!」つリットリオが着てるようなパレオ

摩耶「んな訳ないだろ!提督きゅんと言えばこれだ!」つ貝殻

高雄「変態よ!ここに変態がいるわッ!!」

愛宕「通報しなきゃ!憲兵さんに通報しなきゃッ!!」

摩耶「お前らだって人のこと言えないだろうがッ!!」

高雄「摩耶よりはマシでーす」

愛宕「貝殻付けさせようとするやべー妹よりはマシでーす」

摩耶「言ってろ!いざ提督きゅんにこれ着てもらう時は2人とも呼ばねーかんなっ!」

高雄「待ちなさい」ガシッ

愛宕「私達は姉妹でしょ?ケチなこと言わないで?」ガシッ

摩耶「うわ露骨に加担する気満々だこいつら。決めた、意地でも1人でやってやる!」

高雄愛宕「させるかぁッ!!」







鳥海「………」

鳥海(うわぁ……8歳の男の子に変な水着を着させようとしているだなんて、我が姉達ながら失望しちゃいますね……)

鳥海(その点私は提督きゅんに水着を着せるとしても、ちゃんとビキニにしますけどね♪)←人のふり見てわがふり直せ

直下
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:35:49.59 ID:I2zMdm8J0
水着着せに行くか
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:35:56.95 ID:JzfCT6h2O
気の強そうな艦娘を何人か連れて来る
そして提督にムチとロウソクを持たせて自分たちを叩いてもらいながらドSに開発
330 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 22:39:56.64 ID:c9nPi2Zi0
>>328のパラメータ判定

↓1のコンマ一の位が奇数なら前回のブティックで、偶数なら室内で水着を着せます
↓2のコンマ一の位が奇数なら鳥海以外の姉妹も呼んで、偶数なら鳥海と2人きりの状況で水着を着せます
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:40:33.11 ID:d3KfVb8DO
はい
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:40:34.51 ID:+L9oiXih0
333 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 23:01:15.82 ID:c9nPi2Zi0
鳥海(さて、早速提督きゅんに水着を……)

摩耶「おい」ガシッ

鳥海「ヘアッ!?」ビクッ

高雄「まーた1人で抜け駆けしようとしてるわねぇ……?」

鳥海「ちょっ、さっきまで姉妹喧嘩してませんでしたか!?」

愛宕「確かにそうだけど、鳥海がこっそり提督きゅんの所に行く姿が見えたもの……」

高雄愛宕摩耶「いつもいつも貴女(お前)ばかり美味しい思いをさせると思ったら大間違いよ(だ)」ゴゴゴゴゴ

鳥海(´・ω・`)ソンナー

・・・÷

高雄「という訳で提督〜♪///」

愛宕「一緒に水着選びに行きましょ〜♪///」

摩耶「あたし達で提督に似合う水着をしっかり選んでやるからさ♪///」

ロリ提督「………」

ロリ提督(何だか、前にもこんなことがあったような……)

ロリ提督「………」チラッ


 \     |       /
         \/ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
         /   、 ,    X
       ―i i;ノハノ)ハ)V l  -+―
          ,!,,_i ●  ●  i |  |
         || I(_)-(_) i | | 
         |,,_ ゝ  ー   .ノノ | 
         | >,ー-----<,,  ノ   
         レ| T’-=¥=-‘T |レレ    
          | | ‘√レ’  | |


ロリ提督(それに何故か鳥海さんが真っ白で変な顔になってる……)

高雄「いきましょうよ〜♪///」

愛宕「提督ぅ〜♪///」

摩耶「頼むよ〜♪///」

ロリ提督「………」

ロリ提督(この暑い中に出かけるのは気が進まないけど……う〜ん……)

ロリ提督「………」コクリ

高雄愛宕摩耶「っしゃ!///」グッ

とりうみさん「………」ブツブツ

とりうみさん(本当は私1人で提督きゅん……いえ、提督ちゃんを着せ替えてあげようと思ってたのに……)ブツブツ
334 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 23:03:38.32 ID:c9nPi2Zi0
・・・÷

ブティック『女装魂』

ロリ提督「………」

ロリ提督(お店の中は涼しいけど、外はやっぱり暑い……)

店員(ん?あれはあの時の美少年!?ヤバい!俺また命狙われてるのか!?)ガクガク

高雄「ねぇねぇ、これなんてどうかしら?」ワイワイ

愛宕「それよりこっちの方が良いんじゃない?」キャッキャ

摩耶「いやいや、ここはあえてこの水着をだな!」ウフフ

鳥海「………」ブツブツ

鳥海(提督ちゃんの良さを潰さず、それでいて提督ちゃんの魅力を引き立たせる水着は……!)ギラギラ ←真剣過ぎて睨んでるようにしか見えない眼差し

ロリ提督「………」キョロキョロ

ロリ提督(だけど、ここって本当に色々な洋服があるなぁ……私が今持っている服以上に、沢山……)

店員「………」

店員(……一応、いつでも逃げ出せる準備だけは整えておこう。まだ死にたくないし!)


反転コンマ判定:提督に着せた水着&提督の反応は?

01〜49:女子用のスクール水着&提督、思ってたより普通で内心しょんぼり
仲良し度上昇:小 ×1.0 『アウトドア・活発・外向的・男の娘』ポイント +5
50〜98:フリフリの女子用ビキニ&提督、気に入る
仲良し度上昇:中 ×1.5 『アウトドア・活発・外向的・男の娘』ポイント +10
ゾロ目:まさかの貝殻&提督、一層ナニかに目覚める
仲良し度上昇:大 ×2.0 『アウトドア・活発・外向的・男の娘』ポイント +15

直下
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:03:55.49 ID:+L9oiXih0
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:08:14.35 ID:3n62vLcD0
雷の息子の所辺りとは違うベクトルで
鎮守府がやべー艦娘の集まりと化してる
337 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 23:20:37.90 ID:c9nPi2Zi0
49→94:可愛い(可愛い)

〈アウトドア・活発・外向的・男の娘ポイント +10〉
〈アウトドアポイント上昇により、インドアポイントが +55 → +45 に〉
〈活発ポイント上昇により、冷静ポイントが +15 → +5 に〉
〈外向的ポイント上昇により、内向的ポイントが +45 → +35 に〉

ロリ提督(フリフリの女子用ビキニ)「わぁ……♪」

高雄「」つカメラ パシャシャシャシャ

愛宕「」つカメラ パシャシャシャシャ

摩耶「」つカメラ パシャシャシャシャ

鳥海「すっごく似合ってますよ!司令官さんっ!」つカメラ パシャシャシャシャ

高雄型(これは永久保存版!この写真だけでご飯30杯……いやむしろ断食でも耐えられるッ!!///)ムッハー!

ロリ提督「……♪」マジマジ

ロリ提督(こんな可愛い水着があったんだ……♪)

ロリ提督「……えへへっ、どう?」クルリン

鳥海「ごはぁっ!?///」吐血

高雄愛宕摩耶「アッファ〜〜ン!///」鼻血ブッシャアアアアアアッ!!

鳥海(こ、これは……っ!ただでさえ歩く核兵器なのに、可愛く1回転しながら笑顔でポーズを決めるだなんて……ッ!///)ガクッガクッ

店員(……も、もうあいつら服買って帰ったよな?)チラッ

ロリ提督「あ……水着が汚れちゃった……」←鼻血を浴びて返り血塗れ

鳥海「す、すみません……ですが洗濯すれば汚れは取れますから……」←同上

店員「」

店員(う、うわあああああああっ!やっぱり俺を殺す気だああああああああああああああッ!)ドビューンッ!

ロリ提督「……うふふ♪」

ロリ提督(こんな可愛い水着だったら、他の男の子に女の子と間違われることもあったりして……♪)

高雄愛宕摩耶「やあよ……やあよゆうたのに///」ビクンビクンッ

鳥海「………」

鳥海(この残姉達は何しに来たんですか……周囲に血ぃまき散らしただけじゃないですか)←人のこと言えません


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:21:35.91 ID:M6gsQmUN0
はい
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:22:00.43 ID:Lb96Ibexo
おおおお
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:25:08.09 ID:dKN+Yd9hO
せっかくの1.5倍が…それはそれとしてエビオス嬢wwww
341 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 23:32:09.29 ID:c9nPi2Zi0
1×1.5-1.5 21+1.5=22.5/50

ロリ提督「〜♪」トテトテ

鳥海「……気に入っていただけましたか?///」グイグイ

高雄「」ズルズル ←鳥海に引き摺られてる

愛宕「」ズルズル ←同上

摩耶「」ズルズル ←同上

ロリ提督「うんっ!ありがとう、鳥海さん!」ニパッ

鳥海「はうっ///」

鳥海(あぁ、天使の微笑み……///)

ロリ提督「……ふふっ♪」

ロリ提督(何だか、女装してる方が……今までにない自分を皆に見せてるみたいで、良いかも……♪///)ゾクゾクッ

ロリ提督「……今度」

鳥海「え?」

ロリ提督「今度……この水着、海で着てみようかな……」

鳥海「本当ですかッ!?///」ズイッ

ロリ提督「うん。ただ、そんな毎回は着ないけど……やっぱり、部屋にいる方が落ち着くから……」

鳥海「いえいえ!無理強いはしませんよ!ですが着る時は言って下さいね!全部余すところ無く撮影……じゃなくて!一緒に水遊びしましょう!///」ハァハァ

鳥海(ついに提督ちゃんの水着を海やプールで見られる時が来るのっ!?///)ドキドキ

ロリ提督(……えへ♪)
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:41:16.78 ID:aWvpgfrYO
これ逆に男の子寄りに戻すにはどうすればいいんだろう
特撮でも見せればいいのか
343 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 23:46:56.91 ID:c9nPi2Zi0
>>342
……独自パラメータを増やすことまでは考えていましたが、減らすことが頭から抜け落ちていました。
えっと、そんな感じでいかにも男の子らしい遊びや行動等で男の娘ポイントを減少させることも可能にします。
ご指摘ありがとうございます。そしてこちらが至らず申し訳ございません。

11ターン目

ロリ提督「あ、5周目提督さん。こんにちは」ニコッ

5周目提督「………」

5周目提督(あ、あれ?最初に会った時は割と普通の男の子だった気がするんだけど……)

ロリ提督「……どうしたんですか?」

5周目提督(何で女の子の服を着てるんだ!?しかも滅茶苦茶似合っててどこからどう見ても美少女にしか見えないし!)

ロリ提督「……5周目提督さん?」

5周目提督(おまけ元々可愛い声してるせいで初見じゃ絶対男だと気づかないレベルだぞこれ!?)

5周目提督「い、いや、その……君、46周目提督君だよな?」

ロリ提督「はい、そうですけど……」

5周目提督「深い意味は無いんだけどさ……何で女の子の服を着てるのかな〜って」

ロリ提督「……何となく、こっちの方が楽しいんです」

5周目提督「落ち着く……?」

ロリ提督「いつもの私とはまた違った、新しい私を見てもらえてるような気分で……♪」ウットリ

5周目提督(一人称まで“私”ときたか……)

5周目提督「………」キョロキョロ



那智「」つカメラ パシャシャシャシャ

松輪「」つカメラ パシャシャシャシャ

ネルソン「」つカメラ パシャシャシャシャ

ガングート「」つカメラ パシャシャシャシャ

ルイージ・トレッリ「」つカメラ パシャシャシャシャ



5周目提督「………」アタマカカエ

5周目提督(そして当たり前のように46周目提督君を盗撮するなよ……これってどう考えてもここの艦娘達の仕業だよな……)

ロリ提督「えっと……どうしたんですか?」

5周目提督(当の本人は女装癖を付けられた自覚が無さそうだし……これはもうあれか?成り行きを見守るしか無いのか……?)

ロリ提督「……?」

提督の現在の性格傾向『もはや女装がデフォルトです。それでいて外には出ず、狭く深い交友を好みます』
現在のパラメータ『インドア+45 冷静+5 内向的+35』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+40 運動+25 工作+10』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:22.5/50
↓2那智のコンマ 好感度:48.5/50 <リーチ!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:10.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:47:35.92 ID:3iVqWF3Z0
はい
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:47:52.33 ID:I2zMdm8J0
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:48:29.82 ID:eWTmGxido
はい
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:48:33.13 ID:d3KfVb8DO
はい
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:49:17.05 ID:3iVqWF3Z0
那智…だと…
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:49:31.65 ID:Lb96Ibexo
那智「遊びは終わりだ」
350 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/12(日) 23:59:08.65 ID:c9nPi2Zi0
妙高「やっぱりツインテールでしょう!」

足柄「いやいやショートボブこそが正義!」

羽黒「それこそ素人です。通ならポニーテール一択に決まってるじゃないですか!」

那智「……ふむ」

那智(そろそろ私の提督ちゃんへの愛が限界突破してしまいそうだ……///)

那智(ここ最近は提督ちゃんのことを考えるだけで……おふっ///)鼻血ピュッ

那智(ハッ!?いかんいかん!こんなことで流血していては提督ちゃんと一緒にいるだけで昇天してしまう!///)フキフキ

妙高「ツインテールぅ〜!」グググッ

足柄「ショートボブぅ〜!」グググッ

羽黒「ポニーテールぅ〜!」グググッ

那智「………」

那智(しかし、冷静になって考えてみれば……提督ちゃんはまだ良い。年上のお姉さんに憧れや恋愛感情を持つことは何らおかしくないだろう)

那智(それに対し私は、実年齢はともかく外見が20代前半でありながら8歳の超絶可愛い美少女少年にガチで恋愛関係になるということか……)

那智「………」

那智(どう考えても犯罪じゃないか?むしろ犯罪以外の何物でも無くないか?男女逆なら……いや逆じゃなくても通報からの逮捕まっしぐらじゃないか?)

那智(これは困ったぞ。流石に憲兵の世話にはなりたくない。だが提督ちゃんへの愛は増すばかりだ……うぅむ……)




特殊多数決

1.知るか馬鹿!提督ちゃんと結ばれるのは私だ!提督ちゃあああああああああああああああああああああん♪
好感度50確定 END開放……提督逃げて超逃げて!

2.流石に犯罪は不味いな、うん。もう少し我慢した方が良さそうだ……
好感度上昇コンマ判定へ 

↓1〜↓5
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:59:57.46 ID:XDQGe9a3o
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:00:11.58 ID:b4XbDalf0
2
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:00:19.97 ID:sNWo2upWO
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:00:24.77 ID:cV36NV7U0
2
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:05:58.27 ID:lcMr/lsMo
2
356 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 00:10:39.85 ID:sX73JWL+0
那智「………」

那智(落ち着け私。流石に8歳はヤバいだろう。せめて4年後の12歳まで待つべきだ)

那智(いや12歳でもまだ幼いが、8歳に比べればまだマシだろう。後1年で中学生に相当する年齢だからな)

那智(だがしかし、私の胸に溜まりに溜まった提督ちゃんへの愛は本当に限界だ……!///)ハァハァ

那智(もし可能ならば今すぐ服を脱がして全身を舐め回して合意を得た上で提督ちゃんの貞操を美味しくいただきたいくらいだ!///)ハァハァ

那智(そしてヤった後はなっちゃんとして提督ママに甘えたい……えへ、えへへへ……///)ジュルッ

妙高「この分からず屋ぁ……!」グググッ

足柄「それはこっちの台詞よ……!」グググッ

羽黒「やっぱり年増はダメですね……!」グググッ

妙高足柄「何ですってこの青二才!?」グググッ

羽黒「おっ、やりますか?」グググッ

妙高足柄「上等!」

那智(……ハッ!?だからそーゆーことは“まだ”早いと言っているだろう私!捕まりたいのか!?///)フルフル

那智(いやしかし、後少しで私の提督ちゃんprprクンカクンカ愛情ダムは決壊してしまう……そんな予感がするんだ……!///)ハァハァ

那智(具体的には、90%の確率で私のダムが崩壊して提督ちゃんの元へ走り去ってしまう気がする……!///)

那智(私が理性を保つには、残りの10%を引かないといけない……くっ、神は残酷な仕打ちを私に与えたということか……!///)

那智(だがどちらに転んでもそれが運命!その時はしかとそれを受け止めようじゃないか!)

那智(……まぁぶっちゃけ、私は提督ちゃんとイチャイチャチュッチュ出来たら何でも良いしな///)


好感度上昇 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

※1以外はEND開放が確定します
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:11:10.55 ID:6Vdvn3bv0
はい
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:13:17.31 ID:b4XbDalf0
那智さん強すぎワロタ
359 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 00:18:39.29 ID:sX73JWL+0
那智「は〜っはっはっは!私はどこぞの慢心戦艦と違って慢心などしない!さ〜提督ちゃん!お姉ちゃんと一緒にイイコト(意味深)シよったぁ……///」ハァハァジュルリ

鳥海「くっ……まだまだこれから巻き返します!いやそれより提督きゅん逃げてー!出来れば私の所に逃げてー!」











名取「………」ズォォォォッ

武蔵「………」ズゴゴゴゴッ

名取(このままで……!)

武蔵(終わらせてたまるものか……!)


今回はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました!
これで妙高型は残すところ足柄さんだけになりましたね。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:19:20.90 ID:8lJluPt+o
おつおつ
まだまだ頑張れみんな
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:21:29.88 ID:pnv/UWdUO
おつ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:40:04.92 ID:5vWb4qu6O

かつてこれほど艦娘が変態を拗らせた鎮守府があっただろうか
しかも提督の両親にとっては息子が女装男子に開発されてるわけで・・・
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 12:53:36.45 ID:E0BOIBSA0
作品としては面白いしもっとやって欲しいが
ウチの鎮守府の那智さん達がこんなんだったら嫌だなあww
364 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 17:04:52.93 ID:sX73JWL+0
22:00〜23:00頃開始予定です。
365 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:05:01.34 ID:sX73JWL+0
始めます。まずは告白パートからです。
366 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:08:03.40 ID:sX73JWL+0
5×1.0=5 48.5+5=53.5→50/50 <END開放!>

那智「」プツン

那智(あっダメだ。私の中の理性が……ダムが決壊してしまった)

那智(どうやら私は90%の方を引いてしまったらしい。さようなら、私の理性と常識と自制心……)

那智(そしてウェルカム本能っ!もう犯罪とか憲兵とかどーでも良いや!障害があるなら真正面からぶっ壊すのみ!///)

那智(なっちゃん提督ママに甘える!そして愛の告白してガチの恋愛関係になるんだもんっ!///)スクッ

妙高「このぉっ!」ドカッ

足柄「てやぁっ!」バキッ

羽黒「はぁっ!」ボコッ

ドッタンバッタン ボカボカ

那智(こいつらが見苦しい争いをしている内に決めるッ!///)ダッ

妙高「え?あっ!また那智が逃げたわ!?」ボロボロ

足柄「私達が言い争ってる間に……って動けない!?」ボロボロ

羽黒「喧嘩してる最中にお互いの手足が絡まってしまったんですよ!」ボロボロ

妙高足柄羽黒「うおおおぉぉぉぉぉ……っ!」ジタバタ

那智「………」ピタッ

妙高足柄羽黒「……?」

那智「馬鹿2人と負け組に出る幕は無い」ニタァッ

妙高足柄羽黒「」プチッ

那智「は〜っはっはっは!お前達はそうやって無様に転げまわっていろ!その間に私は提督ちゃんと……ふおおおおおおおおおっ!みwなwぎwっwてwきwたwww!///」シュタタタタッ

妙高足柄羽黒「ご、殺ず!後でごろ゛じでや゛る゛ぅ゛っ゛!!」ジタバタジタバタ
367 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:09:38.59 ID:sX73JWL+0
・・・÷

ロリ提督(こんな時でも女装。しかもかつらまで着用)「………」カキカキ

ロリ提督(最近、那智さんと話してないなぁ……こうしてお部屋にいるのに、会いに来てくれない……)

ロリ提督「……?///」ドキッ

ロリ提督(あ、あれ?また……胸がキュウッて……///)ドキドキ

ロリ提督(那智さんのことを考えると……ドキドキする……///)

ロリ提督(病気、じゃないとは思うけど……私、どうしちゃったのかな……?///)

バァーンッ!

ロリ提督「ひゃっ……!?」ビクッ

那智「ハァハァハァハァハァ///」

ロリ提督「あ……那智さん……!///」パァッ

那智(おっ今私を見て露骨に嬉しそうな顔したぞこれは確定だな確定で良いよな提督ちゃんは私に恋してるってことで良いよな!?///)ハァハァ

ロリ提督「えへへ……最近、あまりお話出来てなかったから……嬉しい……///」モジモジ

那智「」

那智(マ・ジ・で・天・使・かあああああああああああっ!!///)鼻血ブシュッ!!

ロリ提督「……那智さん?」

那智「」ガバッ

ロリ提督「ひゃっ……!///」

ロリ提督(那智さんが、抱き着いてきてくれた……///)ドキドキ

那智「……提督」

ロリ提督「う、うん……///」
368 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:11:11.64 ID:sX73JWL+0

























「好きだ。愛してる。年齢差とか犯罪とか憲兵とかは関係無い。私と結婚を前提に付き合ってほしい。何なら今から結婚(を前提としたカップルがヤる)初夜でも良いぞ。むしろヤろう今すぐヤろうヤらせて下さいお願いします何でもしますから」鼻血ドクドクドクドク
























369 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:12:29.58 ID:sX73JWL+0
ロリ提督「……え?」

那智「そしてあわよくば今すぐ提督ママに甘えて……いやその前にいっそ子作りするのも///」鼻血ダクダク

ロリ提督「えっ、えぇ〜っ!?け、結婚……!?///」ドキドキ

那智「あぁ。もう私の中の提督への愛が抑えられないんだ!///」

ロリ提督「……あ、愛?///」

那智「そうだ。これは運命なんだ!どうか私を提督の彼女に……いやお嫁さんにしてほしい!///」

ロリ提督「え、えっと……///」ドキドキ

ロリ提督(お、お嫁さん……結婚……それって、お父さんとお母さんがしてるやつ、だよね……?///)ドキドキ

那智「それはそうとして提督!今、私の告白を聞いて胸がドキドキしていないか?///」

ロリ提督「あ……う、うん……さっきから、ずっと……それに、今の好きとか、結婚って聞いたら……余計に……///」モジモジ

那智(いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!これは間違いなく確定だあああああああああああああああああああッ!!///)ガッツポ

那智「それはだなぁ……提督も私のことが好きってことだ!///」ハァハァ

ロリ提督「好き……それはもちろんだよ?私、艦娘の皆のことが好きだもん」

那智「い〜や違う!その好きより更に上の好きだ!男と女がヌチョヌチョとまぐわう感じの好きだ!///」ハァハァ

ロリ提督「……?」

那智「ごめん分かりにくかったな!つまりアレだ!私と結婚して子供を持って家族で過ごしたいって感じの好きだ!///」ハァハァ

ロリ提督「こ、子供……!?私、まだ8歳だよ……?///」ドキドキ

那智「将来的にはそうなるということだ!どうだ提督?胸のドキドキは治まったか?それとももっと強くなったか?///」ハァハァ

ロリ提督「……強く、なったかも///」ドキドキドキドキ

那智「なら間違い無い!提督は私のことが好きなんだ!世界の誰よりも……子供を作って家族になるほどの!///」ハァハァ

ロリ提督「……///」ドキドキドキドキ
370 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:13:19.94 ID:sX73JWL+0

























「……うん。私……ううん、僕……那智さんのこと、好き……なんだ……!そうだったんだ……!///」


(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!上手いこと誘導して提督ちゃん、いや提督きゅんの気持ちをそっち方向に持ってけたああああああああッ!!///)
























371 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:14:46.75 ID:sX73JWL+0
那智(というかかつらを取っただとっ!?いや〜やはりいつもの提督きゅんも可愛い!食べちゃいたい!///)ジュルッ

ショタ提督「……このドキドキは、那智さんのことが好きで……結婚したいと思うほどの気持ち、だったんだね……///」ドキドキ

那智「そうだ!その通りだ!という訳で今から早速子作りしようか?大丈夫、優しく全身を嬲り回すだけだから///」ハァハァ

ショタ提督「子作り?それって、赤ちゃん作るってこと?」

那智「そうだ!この際精通してるか等関係無い!2人で熱く肌を重ね合わせることが重要……」

ショタ提督「赤ちゃんって、コウノトリさんが運んでくるんじゃないの?」

那智「」

ショタ提督「……?」

那智「あぁ^〜」ガバッ

ショタ提督「ひゃっ///」

那智「んもおおおおお純粋な提督きゅんきゃんわいいいいいいいいペロペロチュッチュ///」スリスリペロペロ

ショタ提督「ふわっ……な、那智さん……///」

那智「あ、すまない。嫌だったか?///」

ショタ提督「……ううん、ちょっとくすぐったかっただけ。えへへ……///」

那智(守りたい、この笑顔///)チュウウウウッ

ショタ提督「んぅ……ほっぺたにチュー……///」

那智「はぁはぁはぁはぁはぁ……提督……///」スリスリスリスリ

ショタ提督「んふぅ……那智さん……///」ドキドキドキドキ
372 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:16:27.25 ID:sX73JWL+0

























「これから私と提督はカップルだ。恋人同士だ!将来のお婿さんとお嫁さんだ!///」


「……うんっ!///」
























――好感度50/5……

妙高「この犯罪者!妹がそんな人だったなんて!お姉ちゃん悲しくて死にそうっ!」←絡まった手足をほどいて那智を追いかけて来たら一部始終を目撃した

足柄「憲兵さーーーーーーーーーん!ここに性犯罪未遂のガチでヤバい異常者がいますよおおおおおおおおおっ!」←同上

羽黒「今すぐ豚箱にブチ込むか解体して追放して下さい!でないと提督きゅゴホンゴホン!司令官さんの貞操と将来がああああああああっ!」←同上

那智「人が折角最愛の男の子と結ばれたのにラブラブな雰囲気を壊すなああああああああああッ!!」

ショタ提督「……?」キョトン

……好感度50/50
373 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:20:19.47 ID:sX73JWL+0
12ターン目


那智「んぅ〜♪提督〜♪///」チュッチュ

ロリ提督(女装モード)「ひゃっ……那智さん……///」

※提督はまだ8歳です

那智「私の可愛い可愛い提督ぅ〜♪///」ペロペロ

ロリ提督「あんっ……ほっぺ舐め舐め……///」

※提督はまだ8歳です

那智「このまま食べちゃいたいくらいだ……はむっ、んぅ〜♪///」

ロリ提督「んひゃう……吸い付かれるの、初めて……///」

※提督はまだ8歳です

全艦娘「憲兵ーーーーー!今すぐ来てぇーーーーー!ここにマジモンの変態兼犯罪者がぁーーーーーッ!」

那智「変態とは心外だな!愛する者とラブラブイチャイチャペロペロスキンシップしてナニが悪いんだ!///」

※提督はまだ8歳です

全艦娘「うるさいペド女ッ!!」

那智「美少女少年が好きで何が悪いッ!!///」

全艦娘「開き直るなぁっ!!」

ロリ提督「え、えっと……私、那智さんのことが大好きだから……気にしてないよ?///」

那智「ほら見ろ!提督からの合意を得た上での行為だ!///」

※提督はまだ8歳です

全艦娘「手を出してる時点でアウトだよ馬鹿野郎!」

那智「ならお前らは私と同じ立場だったら欲望に耐えて健全なお付き合いが出来る自信があるか!?」

全艦娘「………」メソラシ

那智「ほら見たことかぁ!!」

ロリ提督「……?」

ロリ提督(皆、どうしたのかな……?それにしても、那智さんの手や唇……あったかぁい……えへへ……♪///)


提督の現在の性格傾向『那智大好き!しかし無知なのを良いことにあんなことやこんなことをされているようです。流石に一線は超えていませんが』
現在のパラメータ『インドア+45 冷静+5 内向的+35』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+40 運動+25 工作+10』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:22.5/50
↓2那智のコンマ 好感度:50/50 <END開放!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:10.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし那智が最大値の場合は即ENDです
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:20:51.59 ID:ak0i4yPDO
はい
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:21:00.09 ID:pXHIQP910
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:21:00.45 ID:cV36NV7U0
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:24:51.41 ID:cV36NV7U0
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:31:22.85 ID:8lJluPt+o
いまだかつてこんなにひどいプロポーズの台詞があっぢろうか
379 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 22:32:15.63 ID:sX73JWL+0
高雄「………」ギリギリ

愛宕「………」ギリギリ

摩耶「………」ギリギリ

高雄「キィィィィィィッ!悔しぃぃぃぃぃぃっ!」つハンカチグイーッ

愛宕「抜け駆けどころの騒ぎじゃないわよぉ!」

摩耶「まさか那智が提督きゅんをたらしこんじまうなんて……!」

高雄「私達が総出で訴えても気持ち悪いニヤけ顔でスルーされるだけだし!」

愛宕「しかもさっきは図星を突かれて私達の方が黙っちゃったし!」

摩耶「何とかして提督きゅんをあいつの魔の手から引っ張り出せねえかな……」

高雄愛宕摩耶「はぁ……」







鳥海「………」

鳥海(そうやって落ち込んだままでは所詮敗者のままですよ?)クルッ

鳥海(本気で提督きゅんをモノにしたいなら諦めずに行動あるのみです!)ダッ

直下
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:32:37.96 ID:eplIqqurO
気の強そうな艦娘を何人か連れて来る
そして提督にムチとロウソクを持たせて自分たちを叩いてもらいながらドSに開発
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:32:43.69 ID:pXHIQP910
絵のモデルになってほしいと頼まれたので文字通り一肌脱ぐ(ヌードになる)
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:34:30.30 ID:ak0i4yPDO
>>380は荒らしか
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:38:52.46 ID:jqXlotcI0
本人は受けると思ってるんだよ
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:44:19.47 ID:cV36NV7U0
これどうさばくんやろ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:44:55.81 ID:r47YkdesO
前の周で逸脱した安価ははねるって
明言してくれてるからね
その辺は安心だ
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:49:28.32 ID:cV36NV7U0
42周目出番だ
387 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 23:11:13.09 ID:sX73JWL+0
SMについては>>126で触れていますが、いきなり鞭と蝋燭はハード過ぎますし、前後の脈略もありませんので、今回は安価下とさせていただきます。

鳥海「………」

鳥海(とはいえ、実際に提督きゅんを那智さんからぶん取るにしてもどうすれば良いでしょうか……?)

鳥海(何も思いつかないまま執務室まで来てしまいましたが……)

ロリ提督「……う〜ん」つ筆&絵の具

鳥海「……?」

鳥海(あれは……筆?提督きゅん、また絵本を……?)

ロリ提督「難しいなぁ……絵本の時はサッと描けたんだけど……」

鳥海「……!」ピーン!

鳥海(なるほど!今度は絵本ではなく、実際に絵を描いてるんですね!)

ロリ提督「……あれ?鳥海さん?」

鳥海「あ、司令官さん。またまた部屋を通りがかったんですけど……絵のお勉強ですか?」

ロリ提督「うん。絵本じゃなくて、リアルな絵も描いてみようかなって……でも、難しくて……」

鳥海「確かに、絵本ならではのタッチと風景画や人物画は求められる技量が違いますからね」

ロリ提督「……あの、もし迷惑じゃなかったら……絵のモデル、してもらっても良いかな……?」

鳥海「絵のモデル……ハッ!///」

鳥海(これってつまり提督きゅんが私の裸を描きたいということ!?それなら大歓迎ですっ!///)ハァハァ

鳥海「分かりました!司令官さんの為に人肌脱ぎましょう!///」ヌギヌギ

ロリ提督「ありがとう!人の絵はまだ描いたことが……あの、鳥海さん……?」

鳥海「何ですか?///」つ衣服 ポイッ

ロリ提督「どうして全部脱いだの?」

鳥海「昔から人の絵を描く時は裸と決まっているんです!実際、昔の有名画でも裸の人の絵が意外と多いんですよ!///」

鳥海(口から出まかせですけど♪///)

ロリ提督「そ、そうなの?なら……おかしくないのかな……?」

鳥海「おかしくありません!是非私を描いて下さい!///」ハァハァ

鳥海(そして見て下さい!余すところなく!///)ハァハァハァハァ

ロリ提督「………」

ロリ提督(何となく、那智さんにもモデルをお願いしたら……服を脱いでくれる気がする……)


反転コンマ判定:提督の反応&絵の出来栄えは?

01〜49:偶数なら冷静に描き、奇数なら意識しすぎてまともに描けない。絵はイマイチ
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的・工作』ポイント +5
50〜98:偶数なら鳥海の裸体に感心しながら、奇数なら意識しながらも一生懸命描く。絵は良い出来栄え
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的・工作』ポイント +10
ゾロ目:偶数なら本当の画家のように真剣に描き、奇数なら……絵は完璧
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的・工作』ポイント +15

反転したコンマが奇数で隠しパラメータが+5 奇数ゾロ目なら+10

直下
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:12:40.92 ID:OFuvpQJSO
o
389 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 23:19:51.50 ID:sX73JWL+0
92→29:男の娘と言っても男だからね、意識しちゃってもちかたないね

〈インドア・冷静・内向的・工作ポイント +5〉
〈更に奇数なので隠しパラメータが +5〉

ロリ提督「……///」カキカキ

鳥海「……///」ハァハァ

鳥海(あぁっ……提督ちゃんに見られてる……全身を舐め回すように視姦されてるぅ……♪///)ゾクゾク

ロリ提督「……///」カキカキ

ロリ提督(うぅ……鳥海さんは私の為に人肌……いや、服を脱いでくれたのに……///)

鳥海「ハァハァハァハァ///」

ロリ提督(……は、恥ずかしくてあまり見られないよ///)フイッ

ロリ提督(で、でも……絵はちゃんと完成させないと……///)ヌリヌリ

ロリ提督(……お、女の人の体って、あんな風になってるんだ……胸もおっきい……///)

ロリ提督「……っ!///」フルフル

ロリ提督(だ、ダメっ!何考えてるの、私……!ちゃんと描かないと……真面目に……!///)ヌリヌリ

鳥海「はぁ……っ♪///」ゾクゾク

鳥海(こ、これ……癖になりそう……っ!///)

ロリ提督「……うぅ///」ヌリヌリ

ロリ提督(私は女の子……女の子……だから鳥海さんの体を見て変な気分にならない……あぁダメっ!やっぱり無理……!///)ドキドキ


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:21:18.45 ID:8lJluPt+o
は)
391 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 23:28:34.48 ID:sX73JWL+0
5×1.0=5 22.5+5=27.5/50


ロリ提督「……///」

鳥海「………」つ絵

ロリ提督「ど、どうですか……?///」モジモジ

ロリ提督(うぅ……結局、ほとんど集中して描けなかったよ……///)

妖怪「………」

鳥海(こ、これは……辛うじて私だと分かりますが、顔や体の線がグニャグニャで……)

鳥海(色の塗り方も決して丁寧とは言えません……ですがっ!///)

鳥海「……あの、この絵……貰っても良いですか?///」

ロリ提督「え?う、うん……」

鳥海「ありがとうございますっ!家宝にしますねっ!///」ギュッ

鳥海(提督ちゃんが絵のお勉強とはいえ、私のことを描いて下さったんですよ!?///)

鳥海(だったら!絵のクオリティなんて関係なく!私にとってはどんな物よりも価値あるものですっ!///)

ロリ提督「………」

ロリ提督(自分でも分かる……私が描いた絵は、お世辞にも上手いとは言えない……)

ロリ提督(でも、鳥海さんは……こんなに喜んでくれた。何だか、凄く嬉しいなぁ……えへへ……♪///)

ロリ提督(那智さんも、喜んでくれるかな……?出来れば、裸はやめてほしいけど……///)モジモジ

鳥海「……ふひっ///」

鳥海(今夜からはこれを眺めながら毎日ご飯を食べましょう!そして……ぎゅふふ……♪///)
392 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 23:38:18.38 ID:sX73JWL+0
13ターン目


ロリ提督「……///」

那智(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

神通(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

山城(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

ローマ(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

ゴトランド(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

不知火(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

長門(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙

全艦娘(全裸)「ハァハァハァハァ///」つ画用紙 ズラーッ

ロリ提督(ど、どうなってるの……これぇ……!?///)

那智(全裸)「さぁ提督!私達の生まれたままの姿を描いてくれ!///」ハァハァ

千代田(全裸)「絵のお勉強にもなって、私達は宝物が手に入って一石二鳥!///」ハァハァ

響(全裸)「遠慮しなくて良いんだよ?///」ハァハァ

比叡(全裸)「気合!入れて!脱ぎましたっ!///」ハァハァ

全艦娘「ほら!ほらほらほらほらぁっ!///」ズイズイッ

ロリ提督「あ、あうぅ……///」

ロリ提督(や、やめてぇ……那智さん達の方を見られないからぁ……///)

ロリ提督(……あ、でも、周りに大きな胸の人がいっぱい……///)チラチラ

ロリ提督(って!何考えてるの私っ!///)フルフル








※この後滅茶苦茶皆の絵(裸体)を描いた。艦娘全員がキラキラ状態になった!

提督の現在の性格傾向『そろそろ引きこもりの素質が見え始めています。知らない人との会話が苦手で、最早か弱い女の子状態です』
現在のパラメータ『インドア+50 冷静+10 内向的+40』
独自パラメータ『勉強+20 男の娘+40 運動+25 工作+15』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:22.5/50
↓2那智のコンマ 好感度:50/50 <END開放!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:10.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし那智が最大値の場合は即ENDです
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:39:14.33 ID:lcMr/lsMo
えい
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:39:45.53 ID:7BJisUOa0
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:40:04.57 ID:ak0i4yPDO
はい
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:48:23.28 ID:0x47ARoj0
ぽい
397 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 23:56:42.87 ID:sX73JWL+0
長良「えへへ……///」つ提督が描いた自分の絵 ウットリ

五十鈴「一生の宝物ね……///」つ提督が描いた自分の絵 ウットリ

由良「同感……///」つ提督が描いた自分の絵 ウットリ

阿武隈「はぁ……提督が描いてくれた絵……///」つ提督が描いた自分の絵 ウットリ

鬼怒「これを見たら水分補給無しでフルマラソンでも全力疾走出来そう……///」つ提督が描いた自分の絵 ウットリ

名取「………」ギリギリギリ

名取(おかしい。どうしてこんなことに……?提督きゅんのことを最初から狙ってたのは私なのに……!)

名取(まさか那智さんに盗られちゃうなんて……!あの泥棒猫……!)

名取「……///」ハァハァ

名取(でも大丈夫!提督きゅんはちょっと那智さんに洗脳されちゃっただけ!///)

名取(私が正気に戻してあげれば良いだけだよね!えへへへ……///)ジュルリ






名取「………」チラッ

長良型「……♪///」つ絵 マジマジ

名取(姉さん達が絵に夢中になってる隙に……!)ソロリソロリ

名取(いざ!提督きゅんの所へ〜♪///)ダッ

直下
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:57:16.63 ID:MwO+y0NP0
(性)教育のお勉強
399 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/13(月) 23:57:27.98 ID:sX73JWL+0
すみません間違いました!武蔵の行動でした!↑のレスは無効です!度々申し訳ございません!
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:57:35.18 ID:ak0i4yPDO
映画を見に行こう
男の娘ポイント下げるなら特撮系?
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:59:18.64 ID:8lJluPt+o
名取、ついに出番までNTRに走る
402 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 00:00:48.88 ID:KfTUg11s0
何度もすみません。>>398が安価を取っていただいているので、武蔵の行動前パートの後は>>398の安価で進行させていただきます。
403 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 00:07:09.64 ID:KfTUg11s0
大和「……♪///」つ提督が描いた自分の絵 ウットリ

大和(提督きゅんが描いてくれた絵……うぇへへ……♪///)

武蔵「………」つ提督が描いた自分の絵 

武蔵(確かにこの絵は私にとっての宝物ではあるが……肝心の提督きゅんが那智に盗られてしまっては意味が無い)

武蔵(あいつ、私達の淑女協定を破って抜け駆けするとは……え?そんな協定は無い?今作ったからな)キリッ

武蔵(どうせあいつのことだ。提督きゅんにあること無いこと吹き込んで、提督きゅんが抱いている憧れの感情を利用したのだろう)

武蔵(なんて羨まし……いやけしからんことを!何としてでも私が提督きゅんを正気に戻してやらなければ!)

武蔵(そしてあわよくば私が提督きゅんと……ぎゅふふふふ♪///)ジュルッ







武蔵「………」チラッ

大和「ふひひ……♪///」ウットリ

武蔵(大和は提督が描いた絵に夢中だな……よし、今の内に……)ソーッ

武蔵(よし!部屋の外に出ればこちらのものだ!今行くぞ!提督きゅうううううううううんっ!///)ダッ

※ここからは>>398に沿って進めていきます。
404 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 00:20:16.32 ID:KfTUg11s0
武蔵(とは言ったものの、どうやって提督きゅんを那智から引き離そうか……)

武蔵(提督きゅんが悲しむ顔は見たくない。そんなことになれば私の胃と心臓と脳と内臓と魂が罪悪感で死に至る)

武蔵(そんなことを考えている内に執務室についてしまった。さて、どうするか……提督きゅんは何をしているかな……)チラッ

ロリ提督「……赤ちゃん、か」

武蔵「っ!?///」鼻血ブッ

武蔵(あ、ああああああ赤ちゃんだとぉ!?まさか提督ちゃん、私と子作りしてくれる気に……///)ハァハァハァハァ

ロリ提督「お父さんとお母さんは、コウノトリが運んで来てくれるって言ってたけど……」

武蔵(……は?)

ロリ提督「那智さんも『違う』とは言って無かったし……それなら、私と那智さんの所にも……///」モジモジ

武蔵「……///」鼻血ドクドク

武蔵(むふ、むひゅひゅひゅひゅ……♪そうか、そうかそうかそうかぁ!提督ちゃんは子供の作り方を知らないのかぁ///)ハァハァ

武蔵(確かに8歳なら知らなくてもおかしくない……だが!そのままではいずれどこかで恥をかいてしまうかもしれない!///)

武蔵(純粋な美少女少年の心を汚すのは気が引けるが、ここは私がじっくりねっとりと性教育してあげないとなぁ……よしっ!///)

武蔵「提督っ!///」バーン!

ロリ提督「ひうっ!?あ、武蔵さん……」

武蔵「聞いたぞ?子供はコウノトリが運んでくると思っているそうじゃないか!///」

ロリ提督「う、うん……もしかして、違うの?」

武蔵「当然だ!今から私が、子供とはどうやって作るのかをみっちり教えてやろう!///」つ保健体育の教科書 バッ

ロリ提督「本当……?」

武蔵「あぁ!女に二言は無い!ただ、かなり深くまで説明するからな?覚悟して聞くように!///」

ロリ提督「……うんっ!」

ロリ提督(那智さんは将来、私と子供を持つって言ってたし……私もちゃんと、お勉強しておかないと……!)

武蔵(ヤる気があるのは良いことだ。その方が私も教え甲斐がある……しかし、純粋無垢な提督ちゃんに性教育か……まずい興奮してきた///)鼻血ブッ


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:8歳にはまだ早かった
仲良し度上昇:小 ×1.0 『インドア・冷静・内向的・勉強・隠し』ポイント +5
50〜98:そこそこ分かったが、8歳には少々……いや、かなり恥ずかしかった
仲良し度上昇:中 ×1.5 『インドア・冷静・内向的・勉強・隠し』ポイント +10
ゾロ目:しっかり理解出来たが、8歳には刺激が強すぎた
仲良し度上昇:大 ×2.0 『インドア・冷静・内向的・勉強・隠し』ポイント +15

直下
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:21:30.01 ID:LNloRyfDO
はい
406 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 00:29:46.34 ID:KfTUg11s0
01→10:惜しい!

〈インドア・冷静・内向的・勉強・隠しポイント +5〉

武蔵「つまりだな、睾丸によって作られる精子を、男性のペニスを通じて女性の膣に……///」ハァハァ

武蔵(何だか変なプレイをしているみたいで興奮するな!///)ハァハァ

ロリ提督「……?」キョトン

武蔵「……提督?」

ロリ提督「あ、ごめんなさい……」

武蔵「……もしかして、理解出来ないか?」

ロリ提督「………」コクリ

武蔵「……そうか。じゃあ、ペニスは分かるか?」

ロリ提督「えっと……おちんちん、だよね?」

武蔵「ごっはっ!?///」吐血

武蔵(あ、あの可憐で超絶美少女少年である提督ちゃんの口からそんな卑猥な単語が……これが無知シチュというやつか!色々と捗るな!///)ガクガク

ロリ提督「あの……」

武蔵「む?すまんすまん。じゃあ膣は分かるか?///」

ロリ提督「……実は、そこからが分からなくて。後、精子や卵子って何かな……?難しい言葉が多くて……」

武蔵「………」

武蔵(……前言撤回だ。やはり提督ちゃんは純粋無垢なままで良い)

武蔵(何せその方が無知であることを良いことに、卑猥な言葉や性知識がある奴なら絶対に言わなそうなことを言ってもらうことも出来るからな!///)ハァハァハァハァ

ロリ提督「……?」キョトン


ショタ提督の仲良し度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:38:28.66 ID:GobWtwN70
ほい
408 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 00:48:05.30 ID:KfTUg11s0
6×1.0=6 10.5+6=16.5/50

ロリ提督「音読するだけで良いの?」

武蔵「あぁ。声に出して読むことで脳が記憶しやすくなる。今はまだ意味が分からなくても、いずれは理解出来る日が来るさ///」ハァハァ

ロリ提督「そうなんだ……じゃあ、自分で性器を刺激して快感を得ることをマスターベーションと言います」

武蔵「おうふ///」ビクン

ロリ提督「別名オナニーとも言って、これは恥ずかしいことではありませんのでご安心下さい」

武蔵「うごっ!///」ビクンッ

ロリ提督「コンドームとは、ペニスに被せることで精液が膣内に漏れないようにし、妊娠の可能性を下げる為に使われるものです」

武蔵「はうっ!///」ビクンビクン

ロリ提督「万が一膣内に射精してしまった場合に備え、アフターピルという飲み薬もあります」

武蔵「ふみゅっ!///」鼻血ブシュッ

ロリ提督「……武蔵さん、大丈夫?」

武蔵「あ、あぁ……次はこっちの本を読んでくれないか……?///」

ロリ提督「う、うん……えっと、出して〜。子宮の奥深くに出して〜。あぁ、俺もイく……金玉の精子をありったけ注いでやる……???」

武蔵「ハァハァハァハァ///」鼻血ダクダク

武蔵(こ、これだけで軽くご飯100杯はイけそうだ……っ!やはり無知こそが至高……!///)ビクンビクンッ!

ロリ提督「……?」

ロリ提督(どういう意味なのかな……?今度、那智さんに聞いてみよ……)
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:52:14.91 ID:QMTvSYnTO
憲兵さんこっちです
410 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 00:57:27.90 ID:KfTUg11s0
14ターン目


ロリ提督「……那智さん」

那智「何だ!?ベッドの上での夜戦のお誘いか!?///」ハァハァ

ロリ提督「マスターベーションって」

那智「」ピシッ

ロリ提督「……?」

那智「お、おまっ……ど、どどどどどこでどんな言葉を……!?」ガクガク

ロリ提督「えっと、武蔵さんから……」

那智(武蔵さああああああああああんッ!?一体何をしてくれやがったんですかあああああああああああッ!?)

那智(無知にかこつけて色々な単語を言ってもらおうと企んでいたのに!先を越されるなんてええええええええええッ!!)

那智(くっそぉ……!まさかこんな所で私の密かな計画が邪魔されるだなんてぇ……!屈辱……ッ!)ズーン

ロリ提督「あ、あの……大丈夫……?」

那智「……平気だ。で、何だって……?」ゲッソリ

ロリ提督「いや、顔が白いけど……その、マスターベーションって……何かなと思って……」

那智「……ん?提督、知らないのか?」

ロリ提督「う、うん……」

那智「………」



















*     +     巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!提督に無知シチュで卑猥な単語を言ってもらう夢が守られたぁぁぁぁっ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |
        /    ! +    。     +    +     *
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――

※↑那智

ロリ提督「……?」

ロリ提督(急に立ち上がって喜んでる……どういうこと……?)キョトン


提督の現在の性格傾向『そろそろ引きこもりの素質が見え始めています。知らない人との会話が苦手で、最早か弱い女の子状態です』
現在のパラメータ『インドア+55 冷静+15 内向的+45』
独自パラメータ『勉強+25 男の娘+40 運動+25 工作+15』

↓1鳥海のコンマ 仲良し度:27.5/50
↓2那智のコンマ 好感度:50/50 <END開放!>
↓3名取のコンマ 仲良し度:15/50
↓4武蔵のコンマ 仲良し度:16.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
ただし那智が最大値の場合は即ENDです
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:58:24.44 ID:wF6lJTLH0
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:00:16.48 ID:QMTvSYnTO
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:01:41.65 ID:NdRjZeQT0
はい
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:04:25.85 ID:Y20u0bElO
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:04:30.63 ID:ujeDYfoIO
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:07:21.99 ID:WwZtxt4Eo
いやー那智さん強かったっすね
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:08:19.97 ID:QMTvSYnTO
取っておきながらなんだけどもう少し男の娘素質薄めておきたかった…
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:10:10.59 ID:IBaN/g0Fo
どんなエンディングになるんだろ
419 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 01:18:01.05 ID:KfTUg11s0
那智「完★全★勝★利ぃぃぃぃぃぃぃぃ!これで心置きなく提督きゅんをペロペロチュッチュ出来るッ!そして提督ママに甘えられるうううううううッ!!///」

鳥海「追いつけず、ですか……仕方ありません。非常に悔しいですが、次に期待しましょう」

武蔵「チッ……」

武蔵(失恋しなかっただけマシかもしれんが、中途半端なままで終わったな……次こそは名誉挽回してみせる……!)

















名取「」ガクガクガクガク

名取(あ、あれ……?3回目なのに……私、今回で3回目なのに……!これじゃ、私が寝取り〈誤字に非ず〉の呪い扱いされちゃう……!)ガタガタガタガタ


という訳で、何かもう色々とヒロインや艦娘達が酷くぶっ壊れている中、那智さんが大爆走した46周目が幕を降ろしました。
続いて艦娘安価……と言いたいところですが、時間が時間なので今回はここまでとさせていただきます。
遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!艦娘安価は本日の夜に行う予定です。よろしければご参加いただけると幸いです。

46周目提督の最終ステータスですが、見事に男の娘に染まりきってしまいました。これが最終的な46周目提督の(1番分かりやすい)個性となります。
それに加えてインドアや内向的な性格が加えられます。歴代提督で例えれば女装にノリノリな12周目提督が最も近い感じでしょうか?
そして隠しパラメータですが、実は何かしらエッチな思いをすると上昇するむっつりポイントでした。
最終的な数値はこちらで計っていたところ、『+35』となりました。
19周目提督ほど露骨ではありませんし、3周目提督と違って性知識が無い為にむっつりと呼べるかは微妙ですが、胸の大きな人にドキドキするくらいにはむっつりです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:19:25.03 ID:QMTvSYnTO
おつ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 01:23:50.09 ID:WwZtxt4Eo
おつおつ
名取、世の中には二回失恋やもっと多くの周で結ばれなかった子もいるんだ、次頑張れよ…
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 02:22:06.55 ID:hVphHWpVO

この鎮守府の艦娘はアレだ。32週目の艦娘すらドン引きするレベルだwwww
特にここまでヒドイ(褒め言葉)キャラしてる那智とかはこのスレくらいだろうなwwww
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 12:50:48.33 ID:/+vK34QX0
何の因果か42週目の嫁艦が羽黒だし
暴走しても止められる人がいるから安心だね(適当)

案外表向きは那智に限らず割ときっちりしそうではある
原動力はともかく
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 17:03:09.35 ID:fTIUQE0c0
うろ覚えで申し訳ないが確か失恋した艦娘は2周分間隔開けないと採用されないんだっけ?
次の艦娘安価で選ばれないのENDを迎えた艦娘以外では今周の鳥海、名取、武蔵と前周で失恋した浜波でいいのかな?
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 17:18:46.94 ID:bWuv/6i9O
失恋にそんな理不尽な制限はないはずだが。単に二回連続で登場させるのがアカンだけで
426 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 18:25:58.25 ID:KfTUg11s0
22:00〜23:00頃に艦娘安価を行う予定です。

>>424
>>425の方が仰った通り、失恋した艦娘も他の艦娘と同様の条件で、連続して登場させることは出来ませんが、最低でも1周分のブランクを空ければ登場可能です。
なので今回の艦娘安価で浜波を書いていただいても大丈夫です。
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 21:28:09.16 ID:naDUb8UA0
安価で那智を抜擢したワイ、週全編通して困惑しっぱなし
しかし作者がやたらと生き生きしながらノリノリで書いてた気がする
結果的にスレがR板に立ったのは正解だったのかしらね
428 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 22:34:50.33 ID:KfTUg11s0
始めます。

※このレスではまだ安価を取りません。
429 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 22:36:46.83 ID:KfTUg11s0
恒例の注意事項です。

※今回ENDを迎えた艦娘(那智)はNGです。

※今回登場した艦娘(鳥海、名取、武蔵)はNGです。

※今までにENDを迎えた艦娘(>>4-8をご参照下さい)もNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風・日進は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。

次の>>1のレスからスタートです。
430 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 22:38:17.98 ID:KfTUg11s0
1人目

↓1〜↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※22:42までに安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:38:21.43 ID:i948NzLHO
伊168
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:38:24.01 ID:IBaN/g0Fo
神風
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:38:44.73 ID:WOWYdpXm0
霧島
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:38:48.09 ID:0KC9yqId0
浜波
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:38:51.71 ID:LNloRyfDO
神通
436 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 22:40:18.14 ID:KfTUg11s0
1人目:浜波
2人目

↓1〜↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※22:44までに安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:40:30.82 ID:9XOWF6uq0
春風
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:40:33.69 ID:WOWYdpXm0
霧島
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:40:33.88 ID:LNloRyfDO
神通
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:40:38.65 ID:i948NzLHO
伊168
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:40:40.15 ID:IBaN/g0Fo
神風
442 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 22:42:37.32 ID:KfTUg11s0
2人目:霧島(69→96) ※すみません。先程は浜波の数値(09→90)を記述し忘れていました。
3人目

↓1〜↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※22:46までに安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:42:40.46 ID:IBaN/g0Fo
神風
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:42:42.68 ID:i948NzLHO
伊168
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:42:43.10 ID:Vq7md15Mo
ゴトランド
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:42:44.37 ID:9XOWF6uq0
春風
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:42:47.13 ID:LNloRyfDO
神通
448 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 22:44:09.21 ID:KfTUg11s0
3人目:伊168(68→86)
ラスト4人目!

↓1〜↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※22:48までに安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:44:12.03 ID:Ga7VOALZO
まるゆ
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:44:15.40 ID:a+RNqMKjO
弥生
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:44:17.65 ID:IBaN/g0Fo
神風
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:44:18.09 ID:9XOWF6uq0
春風
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:44:19.50 ID:LNloRyfDO
神通
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:44:44.40 ID:CDl5gMG7O
松風
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:49:29.98 ID:tt7L0Y8oO
浜波ちゃんまさかの失恋直後にリベンジとはたまげたなあ
でも一人だけリベンジ組で失恋経験ありで由良さんと中の人が同じ・・・もう既に嫌な予感しかしない
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:51:39.23 ID:WwZtxt4Eo
フラグが立ちまくるとまとめてへし折れる…はず(朝雲見つつ)
457 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/14(火) 23:02:06.49 ID:KfTUg11s0
4人目:春風(09→90)

という訳で、47周目ヒロインは
浜波(45周目より再登場)、霧島、伊168、春風となります。

金剛型はこれで全員登場したことになりますね。
そして既にご指摘がありましたが、失恋したばかりの浜波が再び抜擢されるとは……!
浜波は前々周の屈辱を晴らすことが出来るのか、霧島と伊168と春風は初登場で輝かしい結果を残せるのか……!
こちらとしてもどんなヒロインレースを見せてくれるかが楽しみです。

それでは今回はここまでです。後はエピローグとオープニングを完成させる作業に移りたいと思います。
エピローグはそれほど時間がかからないと思いますが、オープニングについては、実は既にある程度の構想は練っているんですが……
とにもかくにも、まずは完成させることを目標にします。それまで少しばかりお待ちいただけると幸いです。

それではまた次回の行進でお会いしましょう。
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:04:45.51 ID:9XOWF6uq0
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:09:11.54 ID:LNloRyfDO
乙です
楽しみにしてます
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:09:43.67 ID:IBaN/g0Fo
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 23:13:11.39 ID:WwZtxt4Eo
おつ
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 02:52:59.02 ID:CbWwo0yeO
>>427見て思ったが>>1的にはほのぼの(ギャグ)とシリアスどっちが好きってか書きやすいんだろうか
ギャグの時はハッチャけてるけど鬱の時は俺らのハートをガチで抉ってくるし
小ネタ安価見てると住民は住民でほのぼの派とガチ鬱派に別れてそうだが
463 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:09:22.93 ID:u0DZFdC70
エピローグ、投下します。
464 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:11:52.04 ID:u0DZFdC70
47周目提督実家

父「あの日から4年……早かったな」

母「……えぇ」

父「……わざわざここを訪ねて来る時点で嫌な予感しかしない」

母「……同感」

父「あのぶっ壊れた艦娘達に任せたのは失敗だったか……?」

母「私達が働く鎮守府の艦娘は、皆まともなのに……」

父「はぁ……だが、元はと言えば子供らしいことをさせてやれなかった俺達の責任だ……」

母「そこを突かれると痛いのよね。だからこそ、余程変なことになっていない限りは、私達に文句を言える立場じゃないし……」

父母(どうか……どうか、まともな子に育ってますように……!)

ピンポーン!

父母(来たっ!)

父「……覚悟を決めるか」

母「そうね……もう、どんなことになっても驚かないつもりで……」

父「………」スタスタ

母「………」スタスタ

父母「……お帰り、提とk――」ガチャ























ロリ提督(※どこからどう見ても絶世の美少女&服装)「お父さん、お母さん……ただいま……!」ニパッ

那智「どうもご無沙汰してます提督のお義父様、お義母様。この度は息子さんと結婚を前提としたお付き合いをすることになりましたぐへへじゅるり///」ハァハァハァハァ

父母「――突っ込みどころしか無いッ!!」
465 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:13:50.90 ID:u0DZFdC70
父「いや貴女どちら様?いやどこの娘さん?」

那智「いくら何でも酷過ぎませんか!?貴方達に息子さんを自分色に染めろと頼まれたんですよ!?」クワッ!

母「そっちじゃない!というかそこまで言った覚えは無いんだけど!?私達が言いたいのはそこの女の子!」

ロリ提督「……?」

父「まさかこの娘が息子だと言ったりしないよな!?」

那智「えっ自分の子供の顔を忘れたんですか!?流石に引きますよそれは……」

母「……冗談よね?」

ロリ提督「えっと、私……お父さんとお母さんの、子供だよ……?」

父母「一人称まで『私』だと!?嘘だと言ってよ、バーニィ」

那智「ところがどっこい……夢じゃありません……!現実です……!」

父母「顎尖らせて言うなッ!!」

ロリ提督「あの……」

父「あぁっ、まさか息子がニューハーフになってしまうなんて……!」ガクッ

母「そういう人達を差別するつもりは無いけど、よりによって息子が……!」ガクッ

父母「予想外と言うか衝撃が大きすぎて脳の理解が追いつかない……っ!」ガクガク

那智「いや別に性転換手術はしてませんけど。服装を女の子らしくしただけですが」

父母「……は?」

ロリ提督「う、うん。私、髪を伸ばして服を変えただけだよ……?」

那智「男の娘の象徴である象さんときんのたまだってしっかり付いてます!」

父母「下ネタやめい!というかそれだけでここまでの美少女になるの!?テレビに出てる子役が霞むレベルなんだけど!?」

那智「いや息子さんは8歳の時から天使と言いたくなるほどの美少年だったじゃないですか。まさか、お二方は気がついていなかったんですか?」

父「いや、その……」

母「確かに我が子を可愛いと思ったことは何度もあるけど、てっきり親馬鹿的なアレかと思ってて……」
466 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:16:15.96 ID:u0DZFdC70
父「いや気になるところはそれだけじゃない!結婚を前提としたお付き合いって何だ!?」

那智「そのままの意味ですが」

母「貴女犯罪者って自覚ある?」

那智「何を言いますか!今時少年とケッコンカッコカリする艦娘は珍しくも無いでしょう!」

父(……そういえばそうだった)

母(その手の情報はよく耳にするんだった……)

父母(……いや、でも!)

父「……交際し始めたのはいつだ?」

那智「4年前です」キリッ

母「さて、憲兵に連絡して……いや、ここは警察かな……?」つスマホ ピッピッ

那智「ちょっ!?何通報しようとしてんですか!?」グイッ!

母「あっ!ちょっと!私のスマホ返して!?」

那智「返しませんよ!じゃないと通報されるじゃないですか!?」

父「当たり前だろう!?12歳の今なら100歩譲ってまだ納得出来たが、8歳はガチで犯罪じゃないか!」

那智「提督きゅんが頭おかしくなるくらい可愛いのがいけないんですよっ!」

父母「娘……じゃない!息子のせいにするなっ!!」

ロリ提督「………」

ロリ提督(那智さんやお父さん、お母さん……テンション高いなぁ……)
467 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:17:16.34 ID:u0DZFdC70
父「というか俺達は玄関先で何を言い合ってるんだ!」

母「ハッ!そうだった!このままじゃご近所から変態一家扱いされちゃう!」

那智「人の目を気にしているようでは、自分らしく生きることは出来ませんよ?」ニッコリ

父「うるさいっ!」

母「とにかく!提督は早く家の中に入りましょうね?今からじゃ遅いかもしれないけど、今日からたっぷり愛情を注いであげるから!」

ロリ提督「う、うん……?」

那智「あの、私は?」

父母「帰れ」

那智「そんな殺生な!私も中に……いえそれより提督きゅんとの交際を認めt」

父母「通報するぞ」

那智「すいません許してください!何でもしますから!」

父母「ん? 今何でもするって言ったよね?」

那智「はい!」キラキラ

父母「じゃあ息子と交際はやめt」

那智「それだけは勘弁して下さい!後生ですから!」ガバッ ←全裸土下座



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ヽ!          /、:/:::::;イ::_,、-'´ノ:l し u    l:!';:l ';::::/:l', ';::::::l';::::::';:::::::::::::';::::::
   ___l___   /、`二//-‐''"´::l|::l       l! ';!u ';/:::l ', ';::::::l ';:::::i::::::l:::::::';:::::
   ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l::::::l::::::::i::::
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   月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l::::l:::::::::::::
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     |      ``‐-、._::::::::::` ‐ 、     ',/       , -'´`'´ ,-'´
     |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /     し
   | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
   | | | |      \/  l:::/ ノ  ';::/ ';::::l l::l リ l::l l::/ヽ /   し
   .・. ・ ・. ・     ヽ \ リ    レ  ヽ! り  レノ  `y

            

                      ↑提督の両親                                 
468 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:18:44.66 ID:u0DZFdC70
那智「今更じゃないですか!それに変態じゃありません!仮に変態だとしても変態と言う名の淑女です!」

父母「うっさい!あーもう分かったから中に入って!でないと俺(私)達の近所からの評判が終わる!」

那智「良いですか!?」パァッ

父母「良いから入れッ!!」

那智「ありがとうございまああああああああああああす!」

那智(……ふふっ)



                 _,... ------- 、__
               _, イ//r‐‐<テ三三三`ヽ、
              ,∠,rこ二二二、 ̄\:ヽ二二:.:.:ミト、            ニ_|_
             /://(Tト、:.:.:.:.:. ̄≧、ヽヽ \ミト、ミト、           ニ   !
           /://:.:./ハヘ:.ヽTト、:.:.:..:ヽ¬Eヘこヘ:.ヽ:ミト、         □  |
           _////:.:.:.:l:.!:.:.ヾ:.:..:.:ヽ:.「:.ヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.「カレヘ、:.:.:.ト、          ―┬―
     ,....''´::::://,イ7!:.:.:.:.:!:l:.:.!:.:ト、:.:.:.:l:ト、:.:.ヽ:.:ヽ:.ヽヽ:.⌒!ヽ、:!厂!      | |二|二| |
      l:::::::::::::l l:':.:ハi:.:.:.:.:.N:.:.!:.:.い:.:.:.:!ト、:.、:.:.\:ヽ:.:',:',:.:.:.ト、 V /´\   | |_|_| |
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      l:::::::::::::l |:.:.!个ハト、:.:.!:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヽリ:.:.ヽ:.:.ヽヽ:.:.l:!:!:.:l:.:.:!:.|:! l::::::::::::::::|  フ |二|二|
      l:::::::::::::l |:.:.!:.l:.!:.:い:.:l:ト、:.:ヽ:.:.:.:.:\:.:.:ヽ:.:.',:.',:.:九:.:!:.:.l:.:!:!  !::::::::::::::::! ) !‐‐!‐┤
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       \::::::::ヽ:.:.:い:l:.:.「`tふト、:ヽヽ「ヽ,ィ,さ:ァー示::!:.:.:l:レ':.:l:.ノ ト、::::::/r、   レ'   |
        \:::::::ヽ:.:い:.:.ト--- '`~ヽヽ`く `ー '´ l |:l:.!:.l:!/:/!「こ_ノ::,ノ;;;.く       ノ
         ヽ:::::::ヽヽト{ト、     `ーヘ       l:lノ!:./:/:./_____/;;;;;;/     ̄
         / ̄`トい `               リ l//!レ'ヽ /;;;;;;;/
          /:::::::::::l:.トい                    /イ!:::::::ヽン;..<_
           !:::::::::::::ヽ:::::ヾ.  (_ ヽ ノ´      ,イ!T!:::::::/,イ  `ー‐‐、_____
    ,、__,ノ⌒l::::::::::::::::::::::::::::ト、  Tニー‐‐‐,‐''   //l|:://::::「 ̄`ー〜ーr‐‐ 、こヽ、
        l:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ、 `二二´   /  !」」イ//:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ヽ
    r-‐‐‐‐┤:::::::::::::::::::::::::::' ,   ヽ __   ,∠ィオエ「二ソ´::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{  ヽ
   :ヽ::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::',  /::::ヽイ_,==ン7T7::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::L |
   ::::::ヽ:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !::::: ル '´  ,' / !:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::!:::::::::::::::!  !
   ::::::::::ヽ::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー ‐<    ノ⊥ノ:, ---、:::::::::::::::::::r:ゝ::::::::::::::::::::::::::::}  |



                         ↑那智
              


ロリ提督「………」

ロリ提督(お父さんとお母さん、那智さんと楽しそうにお喋りしてる……ふふっ♪)
469 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:20:26.27 ID:u0DZFdC70
・・・÷

那智「ほう。ここが提督の実家か……ふむ、提督の匂いがする///」スーハースーハークンカクンカ ※服は着ました

ロリ提督「うふふっ、懐かしいなぁ……♪ここに来るの、何年振りだっけ……♪」

父「………」ズーン

母「………」ズーン

父(あぁ……変態を家の中に入れてしまった……)

母(不審者が裸足で逃げるレベルのやべー人を入れてしまった……)

那智「という訳で改めて挨拶します。この度は息子さんと結婚を前提としたお付き合いをさせていただいている那智です」キリッ

ロリ提督「えへへ……///」モジモジ

那智(はぅあっ!提督ちゃんの赤らめ顔可愛過ぎりゅううううううっ!ハッ!?おっと待った!仮にも提督ちゃんの実家で鼻血を出すのは不味いっ!)つティッシュ丸めて両穴ギュッ

父「………」アタマカカエ

母「………」アタマカカエ

父(この那智をウチの那智に見せたらどんな反応するだろう……)ボソッ

母(下手したら発狂して自殺するレベルじゃないかな……)ボソボソッ

那智「んぅぅぅぅぅぅっ♪提督ぅ〜♪ちゅううぅぅぅぅぅぅっ♪///」チュウウウウッ

ロリ提督「んにゃう……♪那智さん、また……♪///」

父「おいコラてめぇ待てやゴルァ」

母「何堂々と息子に手ぇ出そうとしてんだアァン?」

那智「へ?こんなの日常的なスキンシップですよ?それにお二方、さっきとキャラが違うような」

父「お前にだけは言われたくないわっ!!」

母「というか日常的なスキンシップ!?今のが!?」

那智「もちろんです」キリッ
470 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:21:56.74 ID:u0DZFdC70
父「……さて、急いで警察に駆け込まないと」スクッ

母「そうだね。これは社会に放り出していて良い人間じゃないよ」スクッ

那智「MA☆TTE!!」ガシィッ!

父母「HA☆NA☆SE!!」グググッ!

那智「離したら『艦娘人生の終わり』になっちゃうじゃないですか!」テレレー♪テレレー♪テレレレー♪

父母「それのどこに問題が?」キョトン

那智「本気だ!この人達本気だ!?提督ぅ〜!助けてくれぇぇぇぇぇぇっ!」

ロリ提督「え、えっと……お父さん、お母さん。私は、その……那智さんのこと、大好きだから……」アセアセ

父母「騙されるな提督!こいつは性犯罪者なんだッ!提督はストックホルム症候群的な何かで正常な判断が出来ないだけだ!」

那智「酷いッ!?」ガビーン!

父母「むしろ自分のことをまともで善良な艦娘とでも考えていたのか!?」

那智「当たり前じゃないですか」キリッ

父「そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな」グッ!

母「殺してでも(那智から提督を)うばいとる」グッ!

那智「目がマジだ!?提督ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」ジタバタ

ロリ提督「な、那智さん……艦娘だから、力で振り払えば……!」

那智「あ、そっか。流石は提督。天才のそれに近いな」グイィッ!

父母「うわぁぁぁぁっ!?」バターン!
471 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:23:44.68 ID:u0DZFdC70
父「くっそ!こいつが慌ててる間に刑務所まで連行するつもりだったのに!」

母「て、提督……どうしてこんな変態を庇うの……?」

ロリ提督「だ、だって……好き、だもん……///」モジモジ

那智「ぬっはああああああああああああああああああああッ!!///」ティッシュシュポーン! 鼻血ブシャアアアアッ!

父「うおおおおいっ!?家の中で鼻血まき散らすなぁっ!」

那智「だから手で抑えたじゃないですか!///」鼻血ダクダク

母「いやいや抑え切れて無いから!手の横から思いっきり飛び散ってるから!」

ロリ提督「大丈夫……?」←鼻血浴びて血だらけ

父「ヒッ……!?」

母「て、提督……血が……!」

ロリ提督「あ、これ?いつものことだから……えへへ……♪」

父(今のどこに微笑む要素があったというのだろうか)

母(女装癖もアレだけど、何だか別の意味で逞しくなってない?)

那智「ほら!私と提督きゅんはこうして愛と絆と肉欲で結ばれているんですよ!///」ダキッ

ロリ提督「んっ……♪///」

父「………」ガクッ

母「………」ガクッ

父(何かもう突っ込む気力すら無くなった)

母(もう色々と手遅れなのかぁ……あぁ、タイムマシンがあったら今すぐ過去の私達をぶっ飛ばしに行くのに……」

那智「タイムマシンなら貸しませんよ!提督きゅんと私の幸せな歴史を捻じ曲げられてなるものですか!///」ハァハァ

母「声に出てた!?っていうかあるのタイムマシン!?」

ロリ提督(持ってるのは那智さんじゃなくて、16周目提督君だけど……)
472 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:25:44.95 ID:u0DZFdC70
父「……はぁ。分かった、提督と君の交際を認めるよ」

那智「マジですか!?」

母「どうせ止めても無駄だし……」

那智「やったぜ」

ロリ提督「ありがとう……!お父さん、お母さん……!」

父「本当に……非っ常〜〜〜〜〜に!不本意だが、今から提督達の交際記念にささやかながらパーティをしようと思う」

那智「あぁ!エピローグ恒例のアレですね!」

母(ついにメタ発言までブッ込んで来たわね。今は42周目じゃなくて46周目なんだけど……いやそんなことより)

母「そういうこと。嫌々ご馳走を作る準備をする為に、今からお父さんと2人で買い出しに行って来るね」

那智「……!」ピーン!

那智(ということは提督ちゃんと2人きり……これは……ぎゅふっ、ぎゅふふふふふふふふふっ♪///)

父「………」ジー

母「………」ジー

父「……さて、車を出して来るか」スタスタ…

母「出来るだけ早く帰らないとね……」スタスタ…

那智(……行ったな?///)ジュルリ

ロリ提督「……那智さん?」

那智「ふふっ、きゅふふふふふっ……提督ぅ……今からお姉さんとイイことしようじゃないかぁ……?///」ワキワキ

ロリ提督「良いこと……?」キョトン

那智(この日を待っていた!ずっと待っていた!あえて性的な本やゲームから提督ちゃんを遠ざけていて正解だった!///)

那智(これで無知シチュをしながら提督ちゃんに未知の快感を教え込ませることが出来る!あぁ滾ってきたあああああああっ!///)

ロリ提督「え、えっと……」
473 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:27:19.05 ID:u0DZFdC70

























「提督!好きだ!愛してる!だから私と1つになろうじゃないかああああああああああああああああああッ!!///」ピョーン!


「ひゃあ……!?」










那智 HAPPY EN……
























父母「持ってて良かった対艦娘用スタンガン」バチィッ!

那智「ほぐわぁっ!?」

ロリ提督「お、お父さん……お母さん……!?お買い物に出かけたんじゃ……」

父「あぁアレ?嘘だよ。卯月風に言うとうっそぴょ〜ん」

母「むしろこの状況で私達が提督をこの野獣と2人きりにすると思う?」

父「わざと油断させるようなこと言いつつ陰から覗いてたらコレだよ」

母「この野獣も少し考えれば『私達の対応が都合良すぎる』と気づきそうなものだけど……」

父母「性欲を持て余してて気づかなかったらしい。マヌケは見つかったようだな」ニヤリ

那智「あ……あへぇ……///」ピクピク

ロリ提督(な、那智さん……大丈夫かな……?)

……那智 HAPPY END?
474 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 20:28:12.35 ID:u0DZFdC70
最後くらいまともにしようと思いましたが無理でした。那智ファンの皆様ごめんなさい。
オープニングはもうしばらくお待ち下さい。
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:37:39.58 ID:ysO9q8tZo
この周もなかなかのギャグ周だった…w
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 20:44:40.31 ID:LrX//NbvO
むしろここで綺麗にまとめられても困るよ!?
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:32:40.57 ID:wtQVfVFP0
この鎮守府、4年の間に鼻血による出血多量で何人か轟沈してそう
そして深海棲艦になって見守る会の創設者になってそう
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 21:36:14.36 ID:dJEnSah5O
クソワロタwwww
>>477
見守る会の創設者は深海棲艦の組織から追い出されたレ級とヲ級じゃなかったか?
479 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:23:44.89 ID:u0DZFdC70
オープニング、投下します。
480 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:25:32.66 ID:u0DZFdC70
オープニング


47周目鎮守府・執務室

ショタ提督「………」カキカキ

浜波「……あの、司令」

ショタ提督「……どうしたの?」

霧島「やっぱり、少しお休みになった方が……」

ショタ提督「……心配してくれてありがとう。でも……大丈夫。皆に迷惑をかける訳にはいかないから」

伊168「でも、司令官……今まで以上に……」

ショタ提督「……公私混同はダメだからね」

春風「司令官様……」

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(僕にとっては、むしろ……ここで皆と働いている方が、気が休ま――)

ショタ提督「――っ!」フルフル

47周目ヒロイン「……!」

ショタ提督(いけない……!そんなことを考えるなんて……!僕は、何て最低な奴なんだ……!)

ショタ提督(僕は……何があっても、“あの人”を愛さなきゃいけないのに……!)

47周目ヒロイン「………」

浜波(……どう見ても、無理してる)

霧島(ですが、普段から……私達には、愚痴をほとんどこぼすことなく……)

伊168(やつれた顔で仕事をするばかり……)

春風(何とかしてあげたいと思っていても……私達の立場からでは……)

47周目ヒロイン「……っ」ギリッ…
481 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:27:36.43 ID:u0DZFdC70
――

ショタ提督「………」チラッ

ショタ提督(もうすぐ4時か……今日の分の仕事は終わったけど、定時にはまだ時間がある……)

ショタ提督(……よし。いつも通り、追加で明日以降の仕事を仕上げよう。溜めるのは良くないから……)カキカキ

コンコンコン

ショタ提督「……?どうぞ」

ガチャ…

「……お父さん」

「……ただいま」

ショタ提督「あ、息子に娘。遊びに来たの?」

息子(8歳)「……うんっ」

娘(8歳)「今日は、お友達と遊ぶ約束しなかったから……」

ショタ提督「そっか。相変わらず、この部屋には2人が喜びそうな物は無いけど……艦娘の皆と遊んでおいで?」

息子「あの、お父さん……何か手伝えることは無い?」

ショタ提督「え?う〜ん……もう片付けちゃったからなぁ」

娘「何でも良いのっ!書類を運ぶのでも良いし、お茶を入れるのでも……」

ショタ提督「あはは、ありがとう。でも、僕なら大丈夫だから……」

息子「………」

娘「………」

息子娘(お父さん……)
482 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:28:28.97 ID:u0DZFdC70
――

娘「………」トボトボ

息子「………」トボトボ

娘「……お兄ちゃん」

息子「……うん。お父さん、やっぱり……辛そうだよね」

娘「だけど、私達じゃ……何もしてあげられない……」

息子「……っ」

娘「ねぇ、お兄ちゃん……やっぱり、“あぁ”するしかないよ……」

娘「お父さんや、私達が……辛い生活から、抜け出す為には……!」

息子「……そう、だよね。悪いこと、かもしれないけど……お父さんを、助ける為だもんね……!」

娘「うん……!だって、ここのお姉ちゃん達は……!」

浜波「……あれ?」

息子娘「……!」

霧島「息子君に、娘ちゃん?」

伊168「今日も遊びに来たの?」

息子「……うん」

娘「………」コクリ

春風「そうですか……じゃ、いつもみたいに、駆逐艦の皆を集めてゲームを……」

息子娘「……あ、あのっ!ちょっと、相談……しても、良い……?」

47周目ヒロイン「……相談?」

息子娘「……実は――」
483 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:30:05.00 ID:u0DZFdC70
――

自宅

ショタ提督「……ただいま」

息子娘「ただいま……」

「遅い!帰宅予定時刻から15分も過ぎてるじゃないの!」

息子娘「……っ!」

ショタ提督「ご、ごめんなさい……嫁ちゃん」

嫁「全く!こっちは朝から晩まで家事に追われてるってのに!」

息子「お、お母さん!その……」

娘「私達が無理言って、艦娘のお姉ちゃん達と遊んでたから……」

嫁「子供は黙ってなさい!アンタは良いわよね!ただ机に座って書類書いてりゃ良いんだから!」

ショタ提督「………」

嫁「私なんて、ご飯作ったり洗い物したり掃除したり買い物したり!アンタよりよっぽど苦労してるのよ!?」

嫁「アンタがのうのうと仕事してる裏で、私がどれだけ辛い思いしてるのか知らないんでしょ!?何か言ったらどうなのよ!?」

ショタ提督「………」

息子「お母さん!」

娘「お父さんにそんなこと言わないで!」

嫁「だから子供は黙ってなさいって言ってるでしょ!親の言うことが聞けないの!?」ギロッ

息子「う……」ビクッ

娘「……っ」ビクッ
484 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:31:34.97 ID:u0DZFdC70
ショタ提督「……本当にごめんなさい。僕が代わりに家事を……」

嫁「アンタに皿の完璧な洗い方が分かる!?ご飯の作り方が分かる!?掃除の仕方が分かる!?」

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(ここで『寮で暮らしていたから、ある程度は分かる』と言っちゃダメ……余計に怒らせてしまうだけだから……)

嫁「……はぁ。本当にどうしようもないわね。私がいないと、アンタは何も出来やしないんだから」ジロッ

ショタ提督「………」

息子(……そんなこと、ない)

娘(お父さんは……いつも、頑張って……)

嫁「……いつまで突っ立ってんのよ。本当に悪いと思ってるなら、お風呂の1つでも沸かしたらどうなの?」

ショタ提督「……うん」

スタスタ…

嫁「ったく!私の辛さを何1つ分かってないんだから……」ズカズカ

息子「………」

娘「……お兄ちゃん、もう……限界だよ……」ジワッ

息子「……分かってる。それに、限界なのは僕達だけじゃない……お父さんだって……いや、お父さんの方が……よっぽど……!」グッ…!







ショタ提督「………」ピッ

『お湯張りをします』

ジャー…

ショタ提督「……これで良し、と。後は湧くまで待つだけだね……」

ショタ提督「………」

ショタ提督「……っ」グシグシ

ショタ提督(……僕に、悲しむ資格なんて無い。僕が悪いんだ……だからこそ、ちゃんとしないと……!)
485 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:32:58.46 ID:u0DZFdC70
――

翌朝

嫁「……今日も定時で帰りなさいよ?どこかに寄り道でもしたらぶっ飛ばすから」ギロッ

ショタ提督「……うん。行って来ます……」カチャ

パタン…

嫁「……ふぅ。さ、アンタ達も用意なさい。遅刻なんてしたらただじゃおかないわよ!」

息子「……うん」

娘「………」コクリ

嫁「あー忙しい!この辛さをあいつに押し付けてやりたいくらいだわ……」ブツブツ…

スタスタ…

息子「……行ったみたい」

娘「……本当に、上手くいくのかな」

息子「分からないけど……お姉ちゃん達だって、お父さんのことを……すっごく心配してくれてるし……」

息子「何年も一緒に働いてるから……多分、いや、絶対……お父さんに、少しくらいは好きって感情があると思う」

息子「だから……僕達が考えてることが分かっていなくても、お父さんにはいつも以上に優しくしてくれるはずだよ」

娘「だと良いけど……」

息子「……それに、僕達もお父さんを励ましてあげないと」

娘「あ……!」

息子「……頑張ろう、娘」

娘「……うん、お兄ちゃん」
486 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:34:48.94 ID:u0DZFdC70
――

47周目鎮守府

ショタ提督「……おはよう。って、まだ誰もいないか……」ガチャ

浜波「あ、司令……おはよう……!」ペコッ

ショタ提督「……え?」

霧島「お部屋なら、最大限綺麗にしておきました!」

伊168「昨日の書類も整理して、そこに置いておいたわ!」

ショタ提督「……どうして?」

春風「どうして、とは?」

ショタ提督「いや、だって……まだ始業時間の1時間前だよ?皆はまだ、ゆっくり休んでていいのに……」

春風「……司令官様ばかりに、お仕事をさせる訳にはいきませんから」

ショタ提督「……!」

浜波「……司令は、無理しすぎ……!」

霧島「もう少し、我々を頼っていただいても良いんですよ?」

ショタ提督「………」

伊168「最近、全然休んでないでしょ?私達だって、色々お手伝い出来ることもあるし!」

春風「ですから司令官様。この機会に、もう少しお仕事を減らして……ごゆっくりなさっては?」

47周目ヒロイン「(お)仕事より、司令(司令官)(司令官様)のご健康が1番大事だから(ですから)……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(皆……)
487 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:35:39.37 ID:u0DZFdC70
ショタ提督「………」ジワッ

47周目ヒロイン「……!」

ショタ提督「……ありがとう。でも、本当に大丈夫だから……」ツー…

浜波「……司令、泣いてるの?」

ショタ提督「え?そんなことは……あ、あれ……?」ポロポロ

ショタ提督(どうして……別に、悲しくも無いのに……)ポロポロ

霧島(……やはり、心の疲れが限界だったようですね)

ショタ提督「……ご、ごめんね?こんなところ見せちゃって……おかしいな……」グシグシ

伊168(司令官……分かってはいたけど、今まで……ずっと……)

春風「……これを」つハンカチ スッ

ショタ提督「ありがとう……」フキフキ

47周目ヒロイン「………」

ショタ提督「……よし、涙も止まった。心配かけてごめんね?早速仕事に取り掛かるよ。まずは今日の出撃についてだけど……」

47周目ヒロイン「………」

浜波(昨日の夕方……)

霧島(息子君と娘ちゃんが……)

伊168(私達に相談してくれたことを……)

春風(しっかりと心に刻まなければ……!)
488 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:37:19.46 ID:u0DZFdC70
――

前日

47周目ヒロイン『……司令(司令官)(司令官様)を支えて、心を癒してあげてほしい?』

息子娘『………』コクリ

浜波『……やっぱり、司令……無理、してるんだよね……?』

息子『……うん。最近、夜もあまり眠れていないみたいで……』

霧島『そうなの!?』

伊168『初耳なんだけど!?』

娘『お父さん、家でもお仕事の話はあまりしないから……もしかして、お姉ちゃん達の所でも……?』

霧島伊168『………』コクリ

春風『……徹底して公私混同しないタイプ、ですね?司令官様本人も、そう言ってましたから……』

息子娘『こうしこんどう……?』

春風『あ、すみません。公私混同と言うのは、簡単に言うと……家ではお仕事の話をせず、職場では家庭の話をしない人のことです』

息子『……それなら、お父さんはこうしこんどうの人かも』

浜波『それで、眠れないって言うのは……やっぱり、嫁さん(※一般的な『嫁さん』ではなく『嫁(よめ)』という人物に対する『さん』付け)のこと……?』

娘『……うん。毎日、酷いことを言われてばかりで……』

息子『僕達がお母さんを止めようとしても、話を聞いてくれなくて……』

霧島『……鬼嫁っていうのは、本当に厄介なのよね』

伊168『うん。悪意があるならまだしも、善意でやってると尚更タチ悪いんだよね……』

春風『地獄への道は善意で舗装されている、という言葉もあるくらいですし……』
489 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:39:16.53 ID:u0DZFdC70
息子『……そこで、お姉ちゃん達には……お父さんを、助けてあげてほしいんです』

娘『このままだと、お父さんは……鬱病になって、死んじゃったらどうしようって……それで……』ウルウル

浜波『あ……泣かないで?大丈夫だから……』ナデナデ

娘『ぐすっ……うん……』グシグシ

霧島『……事情は分かったわ。私達に出来ることなら、何でも力になるから!』

伊168『それに、私達から見ても……司令官は、ここ最近ずっとやつれた顔のままで……』

春風『初めてここを訪れた時と比べても、明らかに精神的に参っているのが分かってしまうほどですし……』

息子『……ありがとう、お姉ちゃん』

娘『お父さんを……助けてあげて……!』

浜波『……うん。でも、どうして……私達に……?』

春風『そういえば……司令官様の心を癒すというなら、私達艦娘全員に話した方が……』

息子『うん。それは分かってる……というより、こうしてお姉ちゃん達に話したら……自然と皆に伝わるだろうし……』

娘『……でも、私とお兄ちゃんが、お姉ちゃん達に先に話したのはね……?』

息子娘『お父さんが最初にここに来てから、お父さんや僕(私)達と……一緒に過ごすことが、多かったから……』

47周目ヒロイン『……!』

47周目ヒロイン(そうか……この子達は、私達を……誰よりも信頼してくれて……!)
490 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:42:41.80 ID:u0DZFdC70
息子『……お父さんは、いつも夕方には家に帰るから……せめて、ここにいる間だけでも……!』

娘『でも、お母さんにはバレないように……!私達は、その……』

浜波『……大丈夫。嫁さんには、悟られないようにするから……』

霧島『何より、いつも私達の為に頑張ってくれている司令の為だもの!』

伊168『その司令官の子供である息子君と娘ちゃんに頼まれたというなら、全力で臨まないとね!』

春風『司令官様の心の疲れを……必ず癒して差し上げます!』

息子娘『……お願いします』ペコリ

47周目ヒロイン『任せて!』

娘『………』

息子『………』

娘(……これで、良いんだよね……?)

息子(多分……大丈夫だと思う)

娘(……まさか、秋雲お姉ちゃんが描いた本〈※全年齢版〉を読ませて貰った時に……こんなことを、思いつくなんて……)

息子(だって……娘も、あんなお母さんより……お姉ちゃん達がお母さんだった方が、良いでしょ?)

娘『………』コクリ

息子(それに……僕達のこと以上に、お父さんには……再婚して、もっと良い人と一緒になってもらいたい……!)

娘(……そう、だよね。お兄ちゃんの言う通り……私も、お父さんには……笑顔でいてほしいから……!)
491 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:44:52.97 ID:u0DZFdC70

























47周目ヒロイン(息子君と娘ちゃんは、藁をも掴む思いで私達に相談してくれた。だからこそ、絶対に何とかしないと……!これまで以上に、司令〈司令官〉〈司令官様〉を支えてあげないと……!))


息子(……お父さん。お願い……あんなお母さんじゃなくて……!)


娘(優しい、お姉ちゃん達と……再婚して……!そして、お姉ちゃん達も……)


息子娘(お父さんのことを、本当の意味で……救ってあげて……!)
























――こうして、鬼嫁の横暴で辛辣な振る舞いに心をすり減らした合法ショタ提督を救う為……艦娘達が彼の心の疲れを癒すことを決意し、子供達が艦娘達と父を再婚させる決心をすることになりました。
492 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/16(木) 23:45:50.04 ID:u0DZFdC70
少し前に47周目提督の設定に悩んでいた時、歴代提督の設定と安価ショタ提督でリクエストされた設定を眺めていたら……いつの間にか、こんな設定が出来上がってしまいました。
今回は小ネタではなく本編ですので、シリアス路線ではありますが修羅場等の展開にするつもりはありません。あくまでも提督が浮気するのではなく、ヒロイン達が提督を救うのが目的です。
ただ、生々しい設定だということは理解していますので、どうしても無理だという方が多くいらっしゃれば設定を練り直します。度々申し訳ございません。
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:46:57.67 ID:ysO9q8tZo
まさかのNTR推奨回とはたまげたなぁ
きたいしてる
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:02:09.56 ID:8clSnmDq0

これはヒロインら頑張れ
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:07:30.57 ID:GQtUvvu2O
たまにはこういうのもいいよね(白目)
まあこれだけ長くやってればネタが切れる事もあるし変わり種もね
どんな感じになるか期待
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:59:04.90 ID:5suuP8tRO

エピローグとの温度差しゅごい
44週目からほのぼのが続いてたけど久々にシリアス週で楽しみ
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 20:52:51.94 ID:vcgyBt/J0
シリアス回はどうしても複雑に話が展開するせいで
何より作者の筆が進みづらくなりそうなのが心配

設定およびそこからの話自体は何も心配してないです
期待
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 03:16:59.08 ID:ivEsngAkO
だいぶ前の週で誰かがネタで4人で提督NTRレースwwwwww的な事を言ってたがまさか現実になるとはなあ
499 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 15:09:42.71 ID:d0LY1y4h0
18:00〜19:00頃開始予定です。
途中で休憩を挟むと思います。
500 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 18:25:09.90 ID:d0LY1y4h0
始めます。
501 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 18:26:58.39 ID:d0LY1y4h0
1ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」カキカキ

スマホ「」ティロリン♪

ショタ提督「………」チラッ

嫁『今日はいつ帰るの?ねぇ、早く返事しなさいよ。まさか無視する気!?』

大淀「……奥様からですか?」※秘書艦

ショタ提督「………」コクリ

大淀「これでもう30回目ですね……」

ショタ提督「……僕が浮気しないか心配なんだと思う」

大淀(それにしても1日に何度も連絡してくるのは束縛が強すぎます……既読スルーすれば悪化するみたいですし……)

ショタ提督「“いつも通り定時で帰るよ”……っと」スッスッ

大淀「……大丈夫ですか?」

ショタ提督「え?」

大淀「これではず〜っと奥様に監視されているような状態です。提督、気を休める暇が……」

ショタ提督「……大丈夫だよ。絶対に仕事に支障が出ないようにするから。心配かけてごめんね?」

大淀「あ……」

ショタ提督「………」カキカキ

大淀「………」

大淀(どう見ても疲れ切った顔なのに、私達のことを考えて……でも、それが一層提督に負担がかかって…………)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(公私混同はしてはいけない。僕はこの鎮守府の『提督』なんだ。すべきことは、しっかりやらないと……)カキカキ


↓1浜波のコンマ 好感度:50/100
↓2霧島のコンマ 好感度:50/100
↓3伊168のコンマ 好感度:50/100
↓4春風のコンマ 好感度:50/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します

※ヒロイン達への好感度の数値が50からスタートなのは演出です。
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:28:10.93 ID:MqibwXMO0
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:28:24.52 ID:QFdWyKnDO
はい
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:30:19.27 ID:67UISj1I0
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:31:27.38 ID:Sbj9FR690
はい
506 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 18:38:33.48 ID:d0LY1y4h0
神風「司令官、絶対無理してるよね……」

春風「……はい。日々、奥様からのストレスを感じて……」

神風「ずっと不思議に思ってたのよ。どうして司令官が、あんな人に……」

春風「………」

神風「例え、原因が司令官だとしても……」

春風「………」

春風(その、原因というのが……どうも引っかかります)

春風(司令官様の性格を考えれば、とても……私達だって、伊達に司令官様と時を重ねていませんから)

神風「何とかしてあげたいのは山々だけど……」

春風「………」

春風(息子君と娘ちゃんからご相談をいただいた以上、せめて……奥様からの負荷を、私が和らげて差し上げないと……!)



ショタ提督は……

直下
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:45:02.13 ID:Sbj9FR690
疲れてうたた寝してしまっていた
508 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 18:55:30.37 ID:d0LY1y4h0
ショタ提督「………」

春風「……?」

春風(司令官様、目をつぶってます……何か重大な考え事を……)

ショタ提督「………」コックリコックリ

春風「……!」

春風(あ……もしかして……)

ショタ提督「……すぅ」

春風「………」

春風(……そういうこと、でしたか)

ショタ提督「ん……」

春風(この前、息子君達が『司令官様は最近眠れていない』と言っていましたし……)

春風(きっと、今も……その眠気が限界になって……)

春風「………」チラッ

書類「」パサッ

春風(それでも、仕事をきっちり終わらせているところは……相変わらずですね……)

ショタ提督「んにゅ……」コックリコックリ

春風「………」

春風(ですが、本来なら職場での疲れを自宅で癒すものなのに……司令官様は、自宅での疲れを職場で癒すという本末転倒な状況に陥っているんですよね……)

春風(……何か、私に出来ることは……)



春風の行動

直下
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:11:53.41 ID:QFdWyKnDO
提督が目が覚めた後に肩揉みをしてあげる
510 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 19:22:11.37 ID:d0LY1y4h0
ショタ提督「……ん」グシグシ

春風「……!」

ショタ提督「あ、れ……僕、いつの間にか……眠っちゃってた……」

ショタ提督「仕事を放りだしてうたた寝なんて……皆に迷惑がかかっちゃうのに……!」頬パンパン

春風「………」

ショタ提督「……幸い、今日の分の仕事は終わらせておいて良かった。まだ帰るまで時間があるし、明日の分の仕事を……」カキカキ

春風「………」

春風(……司令官様は、仮眠も……無意識の内に、良くないことだと考えていそうです)

春風(このままでは、本当に倒れてしまってもおかしくありません……それだけは避けないと……!)

春風「……司令官様」ガチャ

ショタ提督「あ、春風ちゃん……どうかした?」

春風「その、今……うたた寝、していましたよね?」

ショタ提督「うっ……ごめんなさい。提督である僕が、こんなことでは……」

春風「いえ、責めている訳では無いんです。むしろ逆で……」スタスタ

ショタ提督「……あの、春風ちゃん?」

春風「……無理をなさってはいけません」スッ…

ショタ提督「……!」

春風「こんなことを言うのは、差し出がましいことかもしれませんが……家で辛い思いをなさっているのに、鎮守府にいる時まで……心を締め付けることはありません」モミモミ…

ショタ提督「………」

春風「私には、こうして司令官様を労わることしか出来ませんが……お疲れの時は、いつでもお休みなさって良いんですよ?」モミモミ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(春風ちゃん……こんな僕のことを、心配してくれて……ううん、違う。心配させてしまったんだ……)

春風(……咄嗟に肩をお揉みしてしまいましたが、これで少しでも司令官様の疲れが取れれば……!)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:それなりに疲れが取れた
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:かなり疲れが取れた
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:元気100倍!春風は肩揉みマスターとなった!
好感度上昇:大 ×2.0

直下
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:23:56.75 ID:e6Copi6jO
512 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 19:31:25.56 ID:d0LY1y4h0
75→57:肩揉みが上手な春風おばあちゃん


春風「んっ、んっ……」モミモミ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(春風ちゃんの手を通じて、強張っていた肩の力が抜けていくみたい……)

春風「……どうですか?」モミモミ…

ショタ提督「……うん。凄く気持ち良いよ」

ショタ提督(僕……いつの間にか、こんなに肩がこって……いや、こっているというより……)

ショタ提督(……疲れが、溜まっていたのかもしれない。心の底から、安心して休んだ記憶が無いし……)

ショタ提督「……っ!」フルフル

春風「っ!?す、すみません!痛かったですか!?」アセアセ

ショタ提督「あ、えっと、ごめんね?そうじゃなくて……」

ショタ提督(……自分が情けない。僕に……そんなことを考える資格は、無いというのに……)

春風「……つ、続けますね?んしょ、んしょ……」モミモミ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……だけど、今は……今だけは……家でのことを……忘れて……)

ショタ提督(少しだけ……ほんの少しだけ、心を落ち着かせることにしよう……)

春風「………」モミモミ…

春風(司令官様……先程より、表情が柔らかくなってくれましたが……)

春風(それを踏まえたとしても、やはり……完全にリラックスしているようには見えませんね……)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:31:49.40 ID:uZAqM8GFO
えい
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:32:10.19 ID:Sbj9FR690
はい
515 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 19:38:51.41 ID:d0LY1y4h0
10×1.5=15 50+15=65/50


ショタ提督「………」腕クイクイ

春風「……どうでしたか?」

ショタ提督「……ありがとう。お陰で疲れが取れたよ」ニコッ

春風「……それなら良かったです」ニコッ

ショタ提督(これで仕事に集中出来そう……肩はもちろん、体も少し軽くなった感じがする……)

春風「……司令官様」

ショタ提督「何かな?」

春風「その……奥様は、こういったことを……なさってくれたことは……」

ショタ提督「………」

春風「……すみません。こんな時に、デリカシーの無いことを聞いてしまって……」

ショタ提督「……ううん、大丈夫。そういえば、あまりしてもらったことは無いかな……あはは……」

ショタ提督(むしろ『私の方がよっぽど辛いのよ!何甘えたこと言ってんの!?アンタが労わりなさい!』って言われちゃいそう……)

春風「……!」

春風(司令官様、今……明らかに、悲しそうな顔を……)

ショタ提督「……さて、帰るまでの残り時間、追加で仕事を片付けないと!」カキカキ

春風「………」

春風(息子君や娘ちゃんから話は伺っていましたけど……やはり奥様は、司令官様のことを気遣うことなど……皆無、なのですね……)

春風(それに対し、司令官様は奥様を大事にしようと努力なさっているのに……!)
516 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 19:50:05.25 ID:d0LY1y4h0
1ヶ月目:中旬


居酒屋鳳翔

鳳翔「……どうぞ」

ショタ提督「……ありがとうございます、鳳翔さん」

鳳翔「いえいえ、提督にはいつもお世話になっていますから……ごゆっくりなさって下さいね?」

ショタ提督「気を遣わせてしまってすみません。では、いただきます……ん……」コクッ

鳳翔「………」

鳳翔(提督はこうして、2〜3週間に1度、私が趣味でやっているお店に……飲みに来て下さいます)

鳳翔(普段はどんなことに対しても文句1つ言わず、私達の為に頑張って下さる提督が……この時だけは……)

ショタ提督「……ふぅ///」

鳳翔「……提督?」

ショタ提督「……自業自得とはいえ、少し……ほんの少しだけ、辛いんです……///」

鳳翔「……!」

ショタ提督「僕は……嫁ちゃんを愛しないといけない。絶対に……何があっても……///」

ショタ提督「だけど……それでも、家に帰ると……嫁ちゃんに辛辣な対応に、泣きたくなる時もあるんです……///」

鳳翔「………」

ショタ提督「でも、僕にそんなことを言える資格は無い……こんなことを、考える資格さえ……///」

鳳翔「提督……」

ショタ提督「……すみません。もし、僕が泥酔してしまったら……僕のことを、容赦なく殴ってでも……」

鳳翔「そんなことするはず無いじゃないですか!提督はこれまで、1度も……!」

ショタ提督「それでも……不安なんです。でも、そうだと分かっていても……こうして、たまにお酒を飲んで……憂さ晴らしをしてしまう……」

ショタ提督「あははっ……僕、どうしようも無いクズですよね……」

鳳翔「………」

鳳翔(……少し飲むだけで、顔が赤くなるほど酔いが回って……それでいて、落ち着いている……)

鳳翔(そんな提督が、あんなことを……するようには、思えません……そんな人だとは、思えません……!例え、提督自身がそう仰っていたとしても……!)


↓1浜波のコンマ 好感度:50/100
↓2霧島のコンマ 好感度:50/100
↓3伊168のコンマ 好感度:50/100
↓4春風のコンマ 好感度:65/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:51:49.70 ID:Sbj9FR690
はい
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:53:00.57 ID:jleXu+ZRO
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:53:09.25 ID:mlLPWrwb0
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:53:12.32 ID:ple1sgYGO
ぽい
521 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 20:03:15.78 ID:d0LY1y4h0
金剛「あの女はいったい何を考えているんDeath(※誤字に非ず)カー!」

霧島「お姉様、落ち着いて……」

金剛「これが落ち着いていられますカ!あんなに良い人なのに、あの女はテートクの悪口ばかり……!」

霧島「らしいですね……少なくとも、息子君と娘ちゃんの話を聞く分には……」

金剛「うぬぅ〜!許されるなら私が1発ぶっ飛ばしてやりたいデース……!」

霧島「同感ですがそれはダメです。それだけはダメです……!」

金剛「……分かってますヨ。そんなことをすれば、テートクが……」

霧島「………」

霧島(私だって、お姉様と同じことを何度考えたか……)

霧島(でも、仮に私達がそれをしてしまうと……ほぼ確実に、司令に迷惑が……いえ、迷惑では済まないほどの事態に……)

霧島「……っ」ギリッ

霧島(だから、私達は……こうして、司令を支えることしか……!)



ショタ提督は……

直下
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:24:57.04 ID:/fJkUJUOO
息子と娘と遊んでる
何をして遊んでるかはお任せで
523 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 20:26:24.67 ID:d0LY1y4h0
夜ご飯食べてきます。21:30〜22:30頃再開予定です。著しく遅れそうな場合は再度連絡致します。
524 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 21:30:16.87 ID:d0LY1y4h0
再開します。
525 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 21:33:38.26 ID:d0LY1y4h0
ショタ提督「………」つつジョイコン ピコピコ

息子「………」つジョイコン ピコピコ

娘「………」つジョイコン ピコピコ

霧島「……!」

霧島(あれは息子君と娘ちゃん?今日も遊びに来てたのね……)

息子「……お父さん」

ショタ提督「どうしたの?」

娘「遊んでくれるのは嬉しいけど……お仕事、大丈夫……?」

ショタ提督「うん。後は少し仕上げするだけだからね」

息子「……ごめんなさい。僕達、お父さんのお手伝いをするつもりだったのに……」

ショタ提督「良いんだよ。それに、2人のその気持ちだけでも……凄く嬉しいから」ナデナデ

息子「ん……」

娘「……ありがとう」

ショタ提督「ほら、そんなことを言っている間に、ボスの前までやって来たよ?」

息子「あ……!」

娘「本当だ……!」

霧島「………」

霧島(いつも思うことだけど、司令と息子君達は凄く仲良しなのに……)

霧島(嫁さんは、ずっと司令に厳しく当たって……そのせいで、息子君達も怖い思いをしているのに……)

ショタ提督「わっ!危なかった……もう少しでやられちゃうところだったよ」

息子「………」

娘「………」

息子(こうして、お父さんと一緒に遊ぶのは……)

娘(お父さんにとって、迷惑……じゃないよね……?)

霧島「………」


霧島の行動

直下
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:36:11.68 ID:QFdWyKnDO
提督&息子対霧島&娘で対戦する
527 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 21:47:57.96 ID:d0LY1y4h0
霧島「………」

霧島(司令には、少しでも執務を忘れて休暇を取っていただきたいですし……ここは私も息子君達に便乗して……!)ダッ


息子「あ……やった!」

娘「クリアだ〜!」

ショタ提督「……凄いなぁ、2人共。僕、2人の動きについてこられなかったよ」

息子「娘とたっぷりやりこんでるからね!」

娘「でもお兄ちゃん、たまに油断してやられてない?」

息子「うぐっ」

ショタ提督「あはは……これは僕も負けてられないかも」クスッ

霧島「でしたら次は対戦ゲームで遊ぶのはどうでしょう?」ガチャ

ショタ提督「あれ?霧島さん?」

息子娘「霧島お姉ちゃん!」

霧島「一部始終を見ていましたが、親子3人仲睦まじく遊んでいて微笑ましかったですよ?」

ショタ提督「あはは……そうかな?」

霧島「そして、それを見ていたら私も混ざりたくなっちゃったんです。どうです?マリオカートのチーム戦で盛り上がりませんか?)チラッ

息子娘「……!」

ショタ提督「う〜ん……時間的にはまだ余裕があるけど……」

息子「……お父さん!僕、やりたい!」

娘「私も!」

息子娘(霧島お姉ちゃんの考えが分かったよ……!お父さんに、少しでも休んでもらう為に……!)

ショタ提督「……そっか。それじゃ、今度はマリオカートで遊ぼう」ニコッ

息子娘「やったー!」

霧島「では、モードはあつめてコイン、チーム分けは司令と息子君、私と娘ちゃんでどうですか?」

息子「良いよ!」

娘「負けないよ、お父さん!」

ショタ提督「ふふっ……僕も息子と頑張らないとね」

霧島「………」

霧島(上手くいきました。これで司令にはしばらく執務を忘れて休憩に専念してもらえます)


反転コンマ判定:勝敗の行方は?

01〜49:提督&息子チームの勝利
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:霧島&娘チームの勝利
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:両チーム拮抗状態!
好感度上昇:大 ×2.0

直下
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:50:27.98 ID:QFdWyKnDO
はい
529 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 22:01:22.92 ID:d0LY1y4h0
98→89:惜しい!


息子「食らえ!ゲッソー!」つジョイコン ピコピコ

霧島「くっ!ですが目くらまし程度では点差は縮まりませんよ!」つジョイコン ピコピコ

娘「あっ、ボムへいだ!えいっ!」つジョイコン ピコピコ

ショタ提督「うあっ!?モロに当たっちゃった!?」つジョイコン ピコピコ

息子「あっ!?テレサにアイテム取られちゃった!?」

娘「ひゃあっ!?キノコでコインを奪おうとしたら、逆にバナナに当たってコイン落としちゃった!?」

ショタ提督(スター……温存するか、すぐに使ってしまうか……)

霧島「油断すると足元をすくわれますよ、司令!」

ショタ提督「おっと!?」

霧島「あぁっ!?そうでした!司令はスターを……!」

息子「ナイスお父さん!」

娘「お兄ちゃん、覚悟〜!」

息子「うぎゃっ!?ここでアカこうら!?」

霧島「娘ちゃん!このままコインを拾いつつ逃げ切りますよ!」

娘「うんっ!」

息子「させない!」

ショタ提督「まだまだ……!」








霧島「勝ちました♪」

娘「逃げ切っちゃった♪」

息子「うぅ〜っ!悔しい〜!」

ショタ提督「あちゃ〜……強いなぁ、娘に霧島さん……」

霧島「………」チラッ

息子娘「………」チラッ

ショタ提督「……♪」ニコニコ

霧島(……作戦成功ですね)チラッ

息子娘(うん!お父さん、楽しんでくれてる……!)コクッ


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:01:42.06 ID:6PSxWHD00
531 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 22:10:00.99 ID:d0LY1y4h0
6×1.5=9 50+9=59/100


※今度は提督&霧島VS息子&娘で『パックン&スパイ』プレイ中

娘「お兄ちゃん!そっち行ったよ!」※パックン側

息子「分かってる!えーいっ!」※パックン側

霧島「きゃあっ!?司令、ごめんなさい……!」※スパイ側

ショタ提督(これで残ったのは僕だけか……2人の隙を突いて霧島さんを助けに行くか、1人で逃げ切るか……)※スパイ側

ショタ提督(残り時間はまだ沢山残ってるし、ここは何とか助けに向かわないと……!)

息子「あ、お父さん発見!」

娘「捕まえろ〜!」

ショタ提督「うわっ!?向こうから息子と娘が!?アイテムアイテム……よし、キノコ3つ!」

息子「あっ!逃げられた!」

娘「急いで牢屋の鍵まで戻らないと!」

霧島「司令〜!」

ショタ提督「今行くからね、霧島さん……!」

ショタ提督(……ゲームでこんなに白熱したのは、いつ振りだったかな……ふふっ)ニコッ

霧島「……!」

息子娘「……!」

霧島(司令……笑いました……!)

息子娘(ずっと、辛そうだったお父さんが笑ってくれた……!)

霧島(この調子で、司令の心を癒して差し上げれば……!)

息子娘(このままお父さんを元気づけて、後は霧島お姉ちゃんが……いや、慌てちゃダメ。それより先に、お父さんが……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ありがとう、息子、娘、霧島さん。3人のお陰で……少し、リフレッシュ出来たよ)

ショタ提督(だけど……家に帰る時は、また気を引き締めないとね……怒らせちゃったら、大変だから……)
532 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 22:21:06.02 ID:d0LY1y4h0
1ヶ月目:下旬


前夜・自宅

嫁『ごくごくっ!ぷはぁっ!』つグラス ダンッ!

ショタ提督『の、飲み過ぎだよ……』

嫁『うるさい!』バキッ!

ショタ提督『うぐっ……』バタッ

息子娘『お、お父さん……!?』

嫁『アンタには分からないでしょうね!?私がいつもどれだけ苦労しているか!』

嫁『朝から晩まで家事家事家事……!全部私1人に押し付けて!』

ショタ提督『………』

ショタ提督(だからいつも、鎮守府から帰った後や休日は僕が率先して……)

嫁『ん?何よその顔。私が悪いって言うの!?』バシッ!

ショタ提督『うぁっ……!』

息子『や、やめて!』

娘『お父さんを叩かないで!』

嫁『子供は黙ってなさい!』ギロッ

息子娘『……っ』ビクッ

嫁『あっ、もしかして私のことが嫌になって浮気でもしてるの!?だったら殺す!今すぐ殺すから!』

ショタ提督『そ、そんなことしてないよ!僕は嫁ちゃんのことが……!』

嫁『だったらどうして私に辛い目ばかり遭わせるのよ!?あーもう嫌になるわ!どうせ仕事の方が大事なんでしょ!?』

嫁『私のLINEだってすぐに返さないことあるじゃん!何!?私のことなんてもう飽きたの!?これだけ尽くしてやってるのに!?』

ショタ提督『………』

嫁『この糞亭主!恥知らずが!アンタ達!こんなダメな奴なんかになるんじゃないわよ!』

息子(……ダメなのは、お母さんでしょ……!)

娘(いつもいつも……お父さんを虐めて……!)

ショタ提督『………』


――

ショタ提督「………」カキカキ

雷「……司令官、そのあざ……」※秘書艦

ショタ提督「……ここに来る途中、足を滑らせて転んじゃったんだ。大丈夫、大した怪我じゃないよ」カキカキ

雷「………」

雷(絶対嘘ね……息子君達の話通りだとしたら、間違いなく嫁さんに……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(実際、僕は酷い奴なんだ……だから、何も言い返せない……)カキカキ

雷「………」

雷(だけど、DVだという証拠が無いし……仮にあったとしても……)


↓1浜波のコンマ 好感度:50/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:50/100
↓4春風のコンマ 好感度:65/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:22:37.83 ID:QFdWyKnDO
はい
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:22:50.84 ID:6PSxWHD00
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:23:15.99 ID:YPDUkN0xo
&
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:24:48.13 ID:0hFrNcNCo
うん
537 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 22:32:12.63 ID:d0LY1y4h0
伊58「ねぇ、あのあざって……」

伊168「……十中八九、嫁さんの仕業ね」

伊58「……やっぱり、そうだよね」

伊168「だけど、証拠が無いから……私達には、どうすることも出来ない……」

伊58「……っ」

伊168「………」

伊168(あんなに真面目で一生懸命な司令官を殴るだなんて、本当にどういう神経してるの!?)

伊168(さっきだって、あざをさすりながらも弱音1つ吐かずに仕事してたくらいなのに……!)

伊58「提督、大丈夫かな……」

伊168「………」

伊168(……だけど、私達は……そんな司令官を、支えることしか出来ない)

伊168(8年も一緒に過ごして来たのに……その間も、ずっと司令官のお世話になってきたのに……)

伊168(こんなことしかしてあげられない自分の無力さに、腹が立って……!)



ショタ提督は……

直下
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:35:33.64 ID:y0QfkPsNO
書類仕事をこなしていたが
痛みと記憶が邪魔してミスを連発していた
539 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 22:47:06.71 ID:d0LY1y4h0
ショタ提督「………」カキカキ

伊168「………」

伊168(まだ仕事続けてる……今までのことを考えたら、仮眠室で丸1日休んでも良いくらいなのに……)

ショタ提督「……っ」ズキッ

ショタ提督(痛い……昨夜、嫁ちゃんに殴られたところが、まだ……)

ショタ提督「……あっ、しまった!」

伊168「……!」

ショタ提督「ここはサインするところじゃないのに……後で謝罪して、同じ書類を貰わないと……」カキカキ

ショタ提督「……っ」ズキズキ

伊168「………」

伊168(今のミスって……明らかに、そのあざのせいよね……今でも左手で抑えるくらい、痛んで……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(いや、痛みに気を散らしている場合じゃない。仕事に集中しないと……)

ショタ提督「……!」フッ

『この糞亭主!恥知らずが!アンタ達!こんなダメな奴なんかになるんじゃないわよ!』

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(だ、だから仕事に集中……あっ)コツン…

書類「」バサァッ!

ショタ提督「あぁっ!?片付けた書類が……!?順番も考えて置いておいたのに……!急いで元に戻さないと……!」

ショタ提督「ちょ、ちょっと待って!今のでこっちの書類は……うわっ!?書いちゃダメなところに黒い線が!?」

ショタ提督「この書類も後で謝罪してから同じ物を貰わないと……うぐっ!」ズキズキ

ショタ提督(痛い……どこも、かしこも……でも、そんなこと言っていられない……!)

ショタ提督「……っ」つ書類 ヒョイヒョイ

伊168「………」

伊168(もう、見てられない……!いつもの司令官なら、ここまでミスをしないのに……)

伊168(これも全部、あいつの……嫁さんのせいで……いや、あいつに怒ってる場合じゃない!)

伊168(まずは辛そうな司令官を何とかしてあげないと……!でも、私に出来ることって……)



伊168の行動

直下
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:48:35.22 ID:6PSxWHD00
ぎゅっと抱きしめて頭なでなで
541 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/18(土) 22:51:25.64 ID:d0LY1y4h0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:52:43.19 ID:4ei6BREwO
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:55:07.41 ID:YPDUkN0xo
おつー
544 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 16:11:22.53 ID:elDk4CzC0
18:00〜19:00頃開始予定です。途中で休憩を挟むと思います。
545 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 18:28:46.22 ID:elDk4CzC0
始めます。
546 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 18:30:16.46 ID:elDk4CzC0
伊168「………」

伊168(……息子君と娘ちゃんが言ってたじゃない。司令官の心を癒してほしいって)

伊168(だったら……私がすべきことは、決まってるよね……!)


ショタ提督「………」つ書類 トントン

ショタ提督(ようやく元に戻せた……僕がこんな失敗をしているようじゃ、ダメなのに……)

ショタ提督「う……」ズキズキ

ショタ提督(……大丈夫。これくらいなら、今日で痛みが引くはず……今まで、ずっとそうだったし……)

ショタ提督(だから、もうしばらく我慢すれば……)

伊168「………」ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ

ショタ提督(イムヤちゃん……?)

伊168「………」スタスタ

ショタ提督「……あの」

伊168「………」ダキッ

ショタ提督「……!」

伊168「……無理しなくても、良いんだよ?」ギュウッ

ショタ提督「………」

伊168「朝からずっと見てたけど……頬の痛みに耐えながら、仕事ばかりして……」

ショタ提督「………」

伊168「そのあざのことは、深くは聞かない……でも、辛い時は……休んでも良いんだよ?」ナデ…

ショタ提督「……!」

伊168「ここには、貴方を咎める人なんて……いなんだから、ね……?」ナデナデ

ショタ提督「……イムヤ、ちゃん」

伊168「私の我儘だけど……苦しそうな顔をしている司令官は、見たくないの……」ナデナデ

伊168「だからこそ、1人で抱え込まないで……私達を頼って?出来ることなら、何でもしてあげるから……」ナデナデ

ショタ提督「………」

伊168(……私には、こうして抱きしめながら撫でてあげることしか出来ない)

伊168(でも……これで司令官に、少しでも安らぎを与えられれば……!)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:感謝より罪悪感が……
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:申し訳無く思いつつ感謝
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:無意識の内に涙がこぼれて……
好感度上昇:大 ×2.0

直下
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 18:31:36.98 ID:YQBKltzQ0
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 18:31:48.81 ID:VthGlGzeo
549 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 18:42:26.61 ID:elDk4CzC0
98→89:人の温もり


伊168「………」ナデナデ

ショタ提督「………」

ショタ提督(息子や娘を抱き締めたことは何度もあるけど……人に抱き締められたのは、いつだったっけ……)

ショタ提督(随分前に嫁ちゃんと繋がった時も、こんな温もりを感じたことは……)

ショタ提督(背中と頭に伝わる、イムヤちゃんの体温が心地良い……さっきまでの辛さが、消えていくような……)

伊168「………」ナデナデ

ショタ提督「……ごめんね、イムヤちゃん」

伊168「……!」

ショタ提督「また、心配かけちゃって……提督である僕が、皆を不安にさせているようじゃダメなのに……」

伊168「……そんなことないよ」

ショタ提督「……でも、ね?」クルッ

伊168「あ……!」

ショタ提督「イムヤちゃんに抱き締められて、頭を撫でられて……少し、いや、かなり……落ち着いたんだ」

ショタ提督(さっきのフラッシュバックによる恐怖も……かなり薄れて……)

ショタ提督「……ありがとう、イムヤちゃん。お陰で元気が湧いたよ」ニコッ

伊168「……司令官」

伊168(……そう。私は、司令官の……この笑顔を守りたいと思って……それで……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……皆の為にも、僕が頑張らないと。そして……息子や娘、嫁ちゃんを養わないと……!)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 18:44:08.25 ID:4cAk5ZTDO
はい
551 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 19:02:41.66 ID:elDk4CzC0
5×1.5=7.5 50+7.5=57.5/100


自宅

嫁「ちゃんと汚れは取った?」

ショタ提督「……うん」

嫁「本当に?」ジトッ

ショタ提督「だ、大丈夫だよ……」

嫁「どうだか。普段から家事をしてる私と、たまにやってるだけのアンタじゃ、どっちが上手くこなせるかなんて明らかだけどね」

ショタ提督「………」

嫁「とにかく、私はもう寝るから。うるさくしたら殺すわよ」バタン

ショタ提督「……はぁ」

息子「……お疲れ様、お父さん」

娘「はい、お茶……」コトッ

ショタ提督「……ありがとう、2人共」

息子「お母さん、相変わらず酷いよね……お父さんの方が、お皿だって綺麗に洗ってるのに……」

娘「お掃除も、お父さんの方が上手なのに……何であんなに威張って……」

ショタ提督「ダメだよ。お母さんの悪口は……」ナデナデ

息子「ん……ごめん」

娘「ごめんなさい……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(いや、本当は僕が悪いんだ。子供に、こんなことを言わせてしまうような親だから……)

息子「……ねぇ、お父さん」

ショタ提督「何?」

娘「その……お姉ちゃん達とは、どんな感じ?」

ショタ提督「どんなって……いつも通りだけど」

息子娘「もっと!こう……何か変わったこと考えたりしてない?浜波お姉ちゃんとか、霧島お姉ちゃんとか、イムヤお姉ちゃんとか、春風お姉ちゃんのこととか!」

ショタ提督「ず、随分と具体的だね……う〜んと、浜波ちゃん(50/100)とはいつも通りだけど、霧島さん(59/100)とは……この前、一緒にゲームで盛り上がって楽しかったよね?」

息子娘「うんっ!」

ショタ提督(イムヤちゃん(57.5/100)は、抱き締めながら慰めてくれて……おっと!家で何を考えてるんだ、僕は!)フルフル

ショタ提督「春風ちゃん(65/100)は……肩揉みしてもらったくらいかな。でも、これが上手くて……」

息子「へぇ……そうなんだ」ニコニコ

娘「良かったね、お父さんっ」ニコニコ

ショタ提督「……?」

息子(まだ、お姉ちゃん達を普通の艦娘としか考えてないみたいだけど……)

娘(お父さんの、この言い方だと……嫌がってはいないみたいだね)

息子娘(まだまだ時間がかかりそうだけど……その内、きっと……!)


――『1ヶ月目』時点では、提督はまだヒロイン達にLike以上の好意は抱いていないようです。
552 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 19:16:52.54 ID:elDk4CzC0
2ヶ月目:上旬


繁華街

ショタ提督「………」スタスタ

ショタ提督(早く、この前失敗した書類を持って行かないと……!郵送より、直接駐屯地に持って行った方が早く処理してもらえるから……!)

息子「……あ、お父さーん!」ノシ

嫁「……ん?」

ショタ提督(……?聞き覚えのある声が……?)キョロキョロ

娘「こっちこっちー!」ノシ

ショタ提督「あっ……嫁ちゃん!それに息子と娘も……!」タタタッ

嫁「……何してんの?サボり?」ジロッ

ショタ提督「違うよ。この書類を、駐屯地に届けようと思って……」

嫁「ふ〜ん……」

ショタ提督「嫁ちゃん達は?」

嫁「ただの買い物よ。アンタは荷物持ちにさえなってくれないみたいだけど」

ショタ提督「………」



通行人A「ん?お母さんが子供3人連れてお出かけか?」ヒソヒソ

通行人B「いや、あれはお姉ちゃんと、その兄弟姉妹3人じゃないか?」ヒソヒソ

通行人C「もしくは3人の子供を育てるシングルマザーか……」ヒソヒソ

通行人D「幼い子供を誑かす変態という可能性も……」ヒソヒソ

通行人E「いくら何でも失礼だろ、それは……」ヒソヒソ



嫁「………」イラッ

ショタ提督「……嫁ちゃん?」

嫁「アンタさぁ、もう少し背を伸ばしたり出来ない訳?」

ショタ提督「そ、そんなこと言われても……」

嫁「アンタのその見た目や声のせいで、誰1人アンタを私の旦那とみなさない」

嫁「それどころか、私が変な目で見られてるじゃない!何でそんな幼児体型なのよ!」

ショタ提督「……っ」

嫁「アンタが普通の背丈なら、私がこんな嫌な思いしなくて済んだのに!」

息子(……だったら、どうしてお父さんと結婚したの)

娘(お母さんこそ、美人なだけで他に何のとりえも無い癖に……)


通行人ABCDE「……!?」

通行人ABCDE(あ、あれ?何か喧嘩してないか?もしかして俺達のせい!?)アセアセ


↓1浜波のコンマ 好感度:50/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:65/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:17:58.69 ID:YQBKltzQ0
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:18:20.19 ID:4cAk5ZTDO
そろそろ浜波頑張れ
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:18:53.54 ID:D2QZeBJY0
えい
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:20:51.00 ID:ZiNZDeGZ0
よっと
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:21:37.83 ID:VthGlGzeo
頑張ったな
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:23:43.06 ID:uoruMztfO
>>556
浜波「絶対に許さない」
559 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 19:31:07.92 ID:elDk4CzC0
朝風「司令官、鎮守府に帰って来てから妙に落ち込んでたわね……」

春風「……また嫁様のせいです」

朝風「えっ、じゃあ……よりによって、書類持って行ってる途中で鉢合わせしたの?」

春風「ちょうど外出中だった方の話によれば、そうらしいですね……」

朝風「………」

春風「詳細は分かりませんが、嫁様に何かを言われたらしくて……」

朝風「……へぇ」

春風「……お気持ちは分かりますけど、暴力は……」

朝風「分かってるってば。そんなことをして司令官を悲しませたくないもの」

朝風「だけど、腹わたが煮えたぎるくらいにはムカつくわね……」

春風「………」

春風(司令官様……大丈夫でしょうか……?)



ショタ提督は……

直下
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 19:39:53.59 ID:VthGlGzeo
ぶら下がり健康機で身長のばしチャレンジ
561 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 19:53:24.76 ID:elDk4CzC0
ショタ提督「うぐぐ……!」ググッ

春風「……?」

春風(あの、司令官様?一体何をなさって……)

ショタ提督「う、腕が……でも、ここでやめる訳には……!」ググッ

春風(それに、あれは懐かしのぶら下がり健康器……最近、あまり目にすることは少なくなりましたけど……)

ショタ提督「……嫁ちゃんの為」

春風「……!」

ショタ提督「嫁ちゃんに恥ずかしい思いをさせない為に……身長を伸ばさないと……!」ググッ

春風「………」

ショタ提督「うぅっ……!」プルプル

春風「………」

春風(……司令官様の意図を理解しました。そして、嫁様と何があったかも……ある程度、把握してしまいました)

春風(恐らく、嫁様は司令官様の身体的特徴を馬鹿にするような発言をして……それで司令官様は、また傷ついて……)

春風(それなのに、嫁様に対して悪態をつくことなく……)

ショタ提督「僕のせいで、嫁ちゃんに辛い思いをさせるのはダメ……!」プルプル

春風「……っ」ギリッ…

春風(むしろ、嫁様の希望を叶える為の行動を……貴方は、どうして……)

春風(……いえ、理由は分かっています。ですが、それでも……そこまでしなければいけないことでは無いはず……!)



春風の行動

直下
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:04:48.75 ID:4cAk5ZTDO
身長を伸ばす為の栄養ジュース(実際は疲労を回復する為の栄養ジュース)を作り、提督に差し入れする
563 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 20:22:00.17 ID:elDk4CzC0
春風「………」

春風(実際に身長を伸ばすようなことは不可能……いえ、一部の方の存在を考えると不可能とは言えませんね……)

春風(だとしても、私に出来る形で司令官様を癒して差し上げたいですが……どうすれば……)

春風「……!」ピーン

春風(良い方法を思いつきました!まずは厨房へ……!)ダッ


ショタ提督「……っはぁ!」スタッ

ショタ提督「はぁはぁ……や、やっぱりキツいかも……」

ショタ提督(だけど、嫁ちゃんの為……何としてでも、背を伸ばさないと……)

春風「……司令官様」カチャ

ショタ提督「あ、春風ちゃん……」

春風「その、通りすがりに司令官様の声が聞こえてしまいまして……身長を伸ばそうとしていらっしゃるんですね?」

ショタ提督「……うん。長身とは言わないまでも、せめてもう少し伸ばせたら良いなと思って……」

春風「………」

春風(やはり、ここでも嫁様の名前は出しませんか……いえ、それよりも……)

春風「……でしたら、これをどうぞ」スッ

ショタ提督「……ジュース?」

春風「身長が伸びやすくなりそうな成分を多分に含んだ材料を使って、栄養ドリンクを作ってみました」

春風(本当は、身長よりも疲労回復を重視して作りましたけど……司令官様には、やはり体と心の休息が必要ですし……)

ショタ提督「……気を遣わせちゃってごめんね?」

春風「いえ、そんなことは……!」アセアセ

ショタ提督「じゃあ……いただいても、良いかな?」

春風「……はい、どうぞ」ニコッ

ショタ提督「ありがとう。いただきます……んっ」

春風「………」

春風(念には念を入れて、味見もしましたし……流石に比叡さんや磯風さんのような事態にはならないと思いますが……)


反転コンマ判定:提督の反応もといドリンクの効き目や味は?

01〜09:春風さんの味覚はかなり独特なようです。比叡・磯風が作ったかのように不味い上に逆効果。提督、昇天
10〜49:普通に美味しいジュース。味も普通。効果も普通。提督、普通に飲みきる
どちらも好感度上昇:小 ×1.0

50〜98:材料の組み合わせが良く、かなり美味しい。それでいて心と体の疲れも結構取れた
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:実は41周目提督に監修してもらっていました。この世のものとは思えないほどの素晴らしい味で、心も体も元気100倍!
好感度上昇:大 ×2.0

直下
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:22:35.24 ID:vAUpqe2ro
はい
565 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 20:33:20.95 ID:elDk4CzC0
24→42:普通が1番


ショタ提督「んくっ、んくっ……」

春風「………」ドキドキ

ショタ提督(この味は……久しぶりに飲んだかも……)

ショタ提督「……ぷはっ」

春風「……どうですか?」ドキドキ

ショタ提督「うん、美味しかったよ」ニコッ

春風「あ……!」パァッ

ショタ提督「これ、ミックスジュースだよね?」

春風「はい!背を伸ばすにはやはり牛乳で、それに果物の栄養を組み合わせるのが1番だと思いました!」

春風(実際には牛乳を飲んで背が伸びるというのは嘘という話もありますが、重視したのは疲労回復ですから……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(美味しいジュースを飲んだお陰か、さっきの腕の疲れが少し取れた気がする)

ショタ提督(それに、落ち込んでいた心も……少しだけ、軽くなったような……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(だけど、やっぱり申し訳無いよ……僕の勝手な行動に、春風ちゃんを巻き込んじゃったみたいで……)

春風「……司令官様?」

ショタ提督「……ううん、何でもないよ。美味しいジュースをありがとう」

春風「……はい」ニコッ

春風(司令官様に喜んでいただけたみたいで何よりです。ただ、表情がまだ少し暗いのは……嫁様から言われたことを、まだ心のどこかで気にしているのでしょうか……)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:34:06.35 ID:kiMYTKs40
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 20:35:00.15 ID:VthGlGzeo
伸びろ!
568 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 20:47:55.57 ID:elDk4CzC0
5×1.0=5 65+5=70/50


ショタ提督「……春風ちゃん」

春風「……はい、何ですか?」

ショタ提督「どうして……そこまでしてくれるの?」

春風「え……?」

ショタ提督「いや、その……最近、僕のことを気にかけてくれているような気がして……」

春風「………」

ショタ提督「……ごめんなさい。僕、気持ち悪いことを言ったよね……」

春風「……いいえ、そんなことはありません」

ショタ提督「……!」

春風「司令官様は、いつも私達の為に頑張って下さっています。それなら私達も同じように、司令官様を気遣い……労わるのは当然のことです」

ショタ提督「………」

春風(ただ、司令官様の言う通り……ここ最近は、特に注意して司令官様のことを見ています。息子君と娘ちゃんから相談された以上、2人の気持ちを疎かに出来ません)

春風(そして何より、目に見えてやつれていく司令官様を……私達が、何とか癒してあげたいと考えて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(春風ちゃん……)

ショタ提督「……ありがとう。そう言ってもらえるだけでも……本当に、嬉しいよ」ニコッ

春風「……!」

ショタ提督(……励ましてもらえるだけで、人間って……こんなに胸がじんわりと温かくなるんだ)

ショタ提督(……いや、ダメ!僕が他の人に労わってもらっているようじゃ……その優しさに甘えているようじゃ、いけない……!)フルフル

春風「……司令官様?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そう……僕には嫁ちゃんがいる。少しでも裏切るようなことは……許されるはずが無い……!)

ショタ提督(確かに春風ちゃん達も、8年間共に過ごしてきた大事な部下ではあるけど……そう、あくまでも部下に過ぎない。それだけは忘れないようにしないと……!)


――提督が春風を少し意識し始めたようです。
569 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 21:14:27.05 ID:elDk4CzC0
2ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

15周目提督「……なるほど、そんなことが」

20周目提督「だとしても、そんな人……別れた方が良いですよ」

ショタ提督「ううん、そういう訳にはいかないよ。悪いのは、僕なんだから……」

20周目提督「ですが……女性というのは、時に恐ろしい存在なんです。例えそれが身近な人だったとしても……」

20周目提督(もちろん、五月雨ちゃんは例外だけどね……でも、やっぱり女の人を無条件で信頼するのは……無理……)

11周目提督「……なぁ。お前、本当にそんなことをしたのか?」

ショタ提督「間違いないよ。あの状況だと、そうとしか考えられないから……」

11周目提督「でもなぁ……お前、いかにも真面目な優等生だったじゃんか。それに酒にも弱いし……」

15周目提督「………」

27周目提督「………」

42周目提督「うっしゃ!要するにその女をボコボコにして来たら良いんだな?俺に任せ」

27周目提督「お前はもう少し自重と言うものを覚えような?」ギロッ

42周目提督「わーってるって。冗談だよ冗談。流石にシリアス路線の周ではアホなことしねーよ。雰囲気ぶっ壊れるし」

27周目提督「どうだか……」

ショタ提督「あ、あはは……」

35周目提督「………」

35周目提督(……何も、言えない。僕からすると、奥さんが生きているだけでもありがたいと思うけど……)

35周目提督(世の中には、逆に酷い奥さんに苦しめられている人もいるから……)

11周目提督「………」

15周目提督「………」

27周目提督「………」

11周目提督(あいつとは同じタイミングで海軍学校に入学し、同じタイミングに卒業した。だからこそ、あいつが嫁と付き合うことになった経緯も知ってる)

11周目提督(でも、どうしてもあいつがそんなことをやらかす奴とは思えないんだよな……あいつ超がつくほど真面目だし)

15周目提督(47周目提督はどうも、こやつ自身が話していたような人物とは思えん……)

27周目提督(……何となく、キナ臭い感じがするんだよな。こう……強いて言えば……)

42周目提督「勘だな」キリッ

27周目提督「人の心を読むなよ」ジトー

42周目提督「すまんすまん。だが、俺も同感だぜ?こういう時の悪い勘って大体当たるんだよなwwww良い予感は当たった試しがねえwwww」

15周目提督「……どうするのじゃ?」

11周目提督「……47周目提督に迷惑がかからない程度に、少し探りを入れてみた方が良いかもしれない。まずは……」


↓1浜波のコンマ 好感度:50/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:70/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:16:36.97 ID:4cAk5ZTDO
今度こそ浜波
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:18:11.76 ID:kiMYTKs40
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:18:15.93 ID:eNMi+lea0
4ヒロインゴールインできればいいのに…
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:19:34.08 ID:+YGp5+7v0
はい
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:21:13.57 ID:HiP5Nb5e0
またw
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:22:59.31 ID:ZYPlU8aoO
おう春風さん手加減したってーや
このままやと浜波がはまなってまう
576 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 21:26:27.74 ID:elDk4CzC0
夜ご飯食べてきます。22:00〜23:00頃再開予定です。
>>569の11周目提督が47周目提督と同期設定はよく考えると矛盾していました。
11周目提督ではなく『5周目提督が47周目提督とは以前からの友人で、話に聞いていたから47周目提督が嫁と交際する理由を知っていた』という感じに脳内変換していただけると幸いです。
577 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 22:30:24.47 ID:elDk4CzC0
再開します。
578 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 22:32:42.18 ID:elDk4CzC0
旗風「……本当に、司令の不始末なんでしょうか?」

春風「……少なくとも、司令官様はご自身でそう仰っています」

旗風「でも、やっぱり信じられないんです……司令は、凄く真面目で……」

春風「私も同感です。ただ、こればかりは……結局のところ、私達の憶測に過ぎません」

旗風「………」

春風「………」

春風(司令官様は、そのような失態をしてしまう方ではありません。これは自信を持って言えます)

春風(ですが、司令官様が『自分のせいだ』と仰る以上……理由も無く、それを撤回させることは出来ません)

春風(確固たる証明が無ければ……私達のエゴに過ぎないんです)

春風「………」グッ

春風(それでも……私は信じます。司令官様は、そのような失敗をしてしまうような……だらしない方では無いと……!)



ショタ提督は……

直下
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:39:19.05 ID:hcl/6StoO
昼食をとるために食堂に向かう途中
580 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 22:50:48.31 ID:elDk4CzC0
春風「………」スタスタ

春風(部屋で悩んでいる場合ではありません。司令官様がまた無理をしていないか、様子を見に行かないと……)

春風(息子君と娘ちゃんの信頼を裏切るような真似は出来ません。司令官様の笑顔の為にも、私達がしっかりしなければ……!)

ガチャ

春風「……?」

ショタ提督「………」スタスタ

春風(あれは司令官様?執務室から出ていらっしゃったみたいですけど……)

ショタ提督「お昼ご飯を食べた後は、あれとあれを処理して……」ブツブツ…

春風「……!」

春風(なるほど……そういえば、今はお昼時でしたし……食堂に向かっているんですね?)

ショタ提督「………」スタスタ

春風(司令官様は、鳳翔さんや間宮さんのお食事をいただいている時だけは……少し、安らかな表情になっています)

春風(きっと、美味しいご飯を食べている時だけは……嫁様との辛い日々を、忘れることが出来るのでしょう……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(絶対に口に出せないけど……食堂のご飯は、美味しくて安心する……だって、嫁ちゃんのご飯は……)

ショタ提督(決して食べられないことは無いけど、あまり……それでも、昔よりは上達しているけど……)

春風「……?」

春風(あら?一瞬、司令官様の表情が曇ったような……)



春風の行動

直下
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:57:10.31 ID:4cAk5ZTDO
一緒に昼食を食べる
その際に好きな食べ物や嫌いな食べ物を聞き、提督の為にお弁当を作ることを約束する
582 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 23:16:42.67 ID:elDk4CzC0
ショタ提督「………」スタスタ…

春風「………」

春風(食堂に入っていきましたね……丁度良い機会ですし、司令官様の様子を伺いつつ……ふふっ♪)


ショタ提督「………」つ味噌ラーメン スタスタ

ショタ提督(空いている席は……うん、今日はここにしようかな)コトッ

春風「……お隣、よろしいですか?」

ショタ提督「その声は……春風ちゃんか。うん、大丈夫だよ」

ショタ提督(隣に誰かが座るのは、別に珍しいことじゃない。8年間、ここでご飯を食べていれば……むしろ誰も座らない方が珍しいと言えるからね)

春風「ありがとうございます。では……」スッ…

ショタ提督「とんかつ定食にしたんだ。相変わらず和食が好きなんだね」

春風「はい。司令官様は……ラーメンですか?」

ショタ提督「うん。昨日は炒飯だったから、今日は麺類にしようと思って」

春風「そういえばそうでしたね。では、いただきます……」

ショタ提督「……いただきます」

春風「ふー、ふー……はむっ、んぅ……♪」

春風(サクサクの衣、中から肉汁が溢れ出すジューシーなお肉、それでいてかつの美味しさを引き立たせるソース……♪)

ショタ提督「はふっ、ずるるるるるっ、もぐもぐ……♪」

ショタ提督(シャキシャキのキャベツ、甘い人参、トロけるバター……それでいて、シコシコの麺……♪)

ショタ提督(極めつけは、そんな麺を包み込む……味噌の風味が効いた、極上のスープ……♪)

ショタ提督(やっぱり、鎮守府のお昼ご飯は手が止まらなくなる美味しさだよ……♪)

春風「んくっ……そういえば、司令官様は食べ物の好き嫌いはありますか?」

ショタ提督「ごくんっ……え?う〜ん……特に無いかな。食べられる物なら、何でも大丈夫だよ」

ショタ提督(少なくとも、結婚したばかりの時の嫁ちゃんの料理に比べれば……)

春風「そう、ですか……なら、献立に迷うことは無さそうです」ニコッ

ショタ提督「献立?」

春風「はい。もしよろしければ、司令官様にお弁当を作って差し上げようかと思いまして……」

浜波霧島伊168「!?」ガタッ

ショタ提督「えっ!?そ、そんな……申し訳無いよ……」

春風「いえいえ、普段からお世話になっているお礼です!それとも……ご迷惑でしたか?」

ショタ提督「いや、そういう訳じゃ無いけど……」

春風(……少し強引だったでしょうか?いえ、出来ることなら、私自身の手で司令官様を癒して差し上げたい……)

春風(それなら、こうして手作りのお弁当を作って差し上げれば……!)


反転コンマ判定:この後どうなる?

01〜49:他の艦娘まで名乗り出して大騒ぎからの有耶無耶に
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:嫁のことを考えて断る
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、申し訳ないと思いつつ……作ってもらう
好感度上昇:大 ×2.0

直下
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:17:30.73 ID:zXsMfarc0
はい
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:17:50.33 ID:eNMi+lea0
せぃや
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:19:24.93 ID:zXsMfarc0
自分コンマ取るべきではなかったか……
586 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 23:26:07.88 ID:elDk4CzC0
73→37:そりゃ浜波と霧島とイムヤは黙ってないよね。もちろん他の艦娘も


ショタ提督「う〜ん……」

春風「………」ドキドキ

浜波「……わ、私もっ」

ショタ提督春風「え?」

浜波「それなら……私だって、司令に……お弁当、作ってあげたい……!」ガタッ

霧島「同感です。お世話になっているお礼とあらば、私も司令に昼食をご提供させていただこうかと」ガタッ

伊168「わ、私だって!普段はカレーしか作れないけど、頑張ったらお弁当くらい!」ガタッ

ショタ提督「え、えっと……?」

春風「……っ!」

春風(そ、そうでした!ここは食堂……当然、他の皆さんも……!)

金剛「だったら私もテートクに愛を込めてランチを作りマース!」ガタッ

榛名「榛名も大丈夫です!」ガタッ

龍鳳「そういうことでしたら私も!」ガタッ

瑞鳳「美味しい玉子焼き、作ってあげるからっ!」ガタッ

鳳翔「ちょっと待って下さい!」

間宮「それなら私達だって、提督に向けたお料理を……!」ガタッ

ワーワー ワタシガー イヤワタシガー ボクガー オレガー

春風「あ、ああぁぁぁ……」

春風(私の一言で、食堂中が大騒ぎに……失敗でした。司令官様と2人きりの状況で言えば良かったです……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(こ、これ……どうすれば良いんだろう……)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:27:17.01 ID:kgsaM47Z0
588 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 23:39:15.03 ID:elDk4CzC0
1×1.0=1 70+1=71/100


ショタ提督「………」カキカキ

霞「司令官。お昼ご飯を作ってほしかったらいつでも言ってよね。全身全霊をかけて作るから」※秘書艦

ショタ提督「う、うん……ありがとう。でも、申し訳無いから……」

ショタ提督(あれから、食堂はてんやわんやの大騒ぎで……僕が『とりあえず落ち着いて!まずはご飯を食べてから!』と言ったことで治まったけど……)

ショタ提督(その代わり、皆が秘書艦になる度に『ご飯を作ろうか?』と聞いてくるようになっちゃって……)

霞「本当に?遠慮しなくて良いのよ?貴方の頑張りは、私達全員が知ってるもの。伊達に8年一緒に過ごしてないわ」

ショタ提督「本当に、大丈夫だから……」

ショタ提督(……他の女の人にお弁当を作ってもらうのは、流石に嫁ちゃんに申し訳無いよ)

ショタ提督(と言っても、嫁ちゃんがお弁当を作ってくれたことは1度も無いけど……当たり前だよね。食堂があるし)

ショタ提督「………」カキカキ




神風「あのね?司令官を労わる気持ちは分かるし同感だけど、あの場であんなことを言ったら騒ぎになるに決まってるでしょ?」

春風「……はい」

朝風「あれは軽率な一言だったわね〜。私までヒートアップして名乗り出ちゃったもん」

松風「次からは、周りの状況を考えてから発言した方が良いね」

春風「……はい」

旗風「あ、あの……春姉さんを責めるのは……」

神風「いや、別に責めてる訳じゃないわ。ただ、さっきのような発言は注意した方が良いってことを伝えなきゃと思って」

春風「………」

春風(今回は失敗でした。いずれ、改めて司令官様にお弁当の話を持ちかけましょう……)
589 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/19(日) 23:55:30.80 ID:elDk4CzC0
2ヶ月目:下旬


ショタ提督「学校の宿題?」

息子娘「……うん」

雪風「それでここに遊びに来たんだ。それで、どんな宿題なの?」※秘書艦

息子「……えっと」

娘「……怒らない?」

ショタ提督「怒る訳ないよ。子供が親に宿題を手伝ってと頼まれたら、力になってあげてこそだからね」ニコッ

雪風「流石司令!子供思いですっ!」

息子「その、実は……お父さんとお母さんが……」

娘「……結婚した時のエピソードを聞いてみて下さいって」

雪風「え゛っ」

ショタ提督「うっ……」

雪風(し、司令!?どうするんですか!?まさか、そのまま話すんですか!?)ヒソヒソ

ショタ提督(い、いや、流石にそれは……でも、2人に『言えない』と答えるのも……)ヒソヒソ

息子「………」

娘「………」

雪風(だからって『お酒で泥酔している時に嫁さんを襲ってしまった』と正直に言うんですか!?)ヒソヒソ

ショタ提督(そ、それも不味いよね……僕の失敗を隠したい訳じゃないけど、まだ8歳の2人にこの話をするのは……)ヒソヒソ

ショタ提督「……えっと、どう話せば良いかな……お母さんと初めて出会ったのは、僕がまだ海軍学校でお勉強していた時なんだ」

息子娘「………」つメモ カキカキ

ショタ提督「それで、その時にお母さんと出会ったんだけど……僕、お母さんに一目惚れしちゃって……すぐに告白したんだ」

ショタ提督「するとお母さんも一目惚れだったみたいで、OKしてくれて……後はそのまま付き合って、結婚……かな?」

ショタ提督(うぅ……ごめんね?嘘をついて……だけど、いずれは本当のことを話すから……!)

息子娘「……そうなんだ」

雪風「………」

雪風(これ、明らかに疑ってるよね……無理も無いか。明らかに嘘っぽいし……)

息子「………」

娘「………」

息子(……多分、嘘だと思う)ヒソヒソ

娘(だね……どうせ、お母さんが何かしでかしたんだと思うけど……)

息子娘(……お父さんが、悪いことをするとは思えないもん)

雪風「………」

雪風(だけど、私は……いえ、私達は……司令がそんなことをしたとは、誰も思っていません)

雪風(きっと、何かの間違いのはず……!だって、司令は……泥酔するほどお酒を飲まないし、酔ってもフラフラになるタイプじゃありません……!)


↓1浜波のコンマ 好感度:50/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:58:03.08 ID:vAUpqe2ro
そぉい
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:58:41.42 ID:zXsMfarc0
はい
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:58:43.96 ID:4cAk5ZTDO
はい
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 23:59:22.57 ID:ojGEsSHYO
浜波
決してコンマは低くないんだよな
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 00:00:16.43 ID:O79LHSTLo
勝ったな。
595 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/20(月) 00:03:10.14 ID:fJMmRyV90
今回はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました!
ここからは日常パートのリクエストを募集したいと思います。可能な限り反映させます!
ただ、場合によってはリクエストの内容をこちらの設定に合わせて若干改変して書くかもしれません。
安価を取っていただいている方には申し訳ございませんが、ご理解いただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 00:20:11.08 ID:N0IRjB9FO

嫁からショタ提督への暴力がいずれ子供たちにも向かないか危惧する4週目提督
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 07:24:25.21 ID:Ey8i8oSg0
あまりの暴君振りに妻が深海疑惑ではという疑いを持つ者に対し
真っ向から否定する見守る回や深海が身内にいる面子
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 19:27:43.94 ID:iXzSkPg50
嫌な想い出が思い浮かぶ20週目提督
妻が改心した自分の両親より酷いと思う25週目提督
複雑な心境な35週目提督


599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 19:49:44.84 ID:O79LHSTLo
良妻艦にホロって来ちゃう提督
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 20:59:48.25 ID:9aP+YoqR0
17週目提督+その家族たちに慰められる今周提督
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 05:01:44.60 ID:zUFmX4O70
妻と今周提督の仲が良い世界を見てしまう30周目
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 05:31:10.69 ID:Sq9YX+HqO
嫁が飯マズっぽいし41周目提督の料理を食べて
あまりの美味さに嫁にも指導してほしいと考える提督
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:33:07.12 ID:7+U0q3sf0
提督の子供らを見て自分の親とあの嫁を比較してしまう提督ら
604 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 17:04:50.22 ID:rPsjn6XB0
22:30〜23:30頃開始予定です。
605 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:12:49.97 ID:rPsjn6XB0
数々のリクエスト、ありがとうございます!始めます。
606 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:15:03.75 ID:rPsjn6XB0
浜波「……はぁ」

巻雲「……どうしたの?」

浜波「さっき、息子君と娘ちゃんが遊びに来てたのを見たんだけど……司令に、嫁さんと結婚した経緯を聞いてて……」

巻雲「……!」

浜波「……司令、辛そうだった」

巻雲「………」

浜波「……やっぱり、司令が嫁さんに尽くそうとしてるのって……」

巻雲「……うん。間違いなく、責任を感じているからだと思う。それに加えて、息子君達もいるから……」

浜波「でも、司令がそんなこと……」

巻雲「私だって……いや、多分、私達皆がそう思ってるよ。司令官様は、そんなだらしない人じゃない」

巻雲「だけど……何かの間違いだったとしても、仮に本当のことだったとしても……」

浜波「……司令が、可哀相。あそこまで、言われること……無い、のに……」

巻雲「全くです!あの人には夫を大切にするという気持ちは無いんでしょうか!」

浜波「………」

浜波(それでも、司令は嫁さんに尽くして……このままじゃ、ストレスで司令が倒れちゃう……)



ショタ提督は……

直下
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:17:26.53 ID:GILyvL9DO
たまたま近くを通りかかったという理由で嫁に呼び出されていた
608 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:36:17.62 ID:rPsjn6XB0
浜波「……?」

浜波(あれ?司令、いない……どこ行ったんだろう……あっ、もしかして……)

白露「提督ならさっき外に行ったよ?電話してたけど、相手は多分……」

浜波「……やっぱり」


鎮守府前

浜波「………」スタスタ

浜波(電話で司令を呼び出す相手なんて、決まってる……嫁さんしか、いない……)

嫁「――!」

ショタ提督「――っ」

浜波(ほら、いた……嫁さん、また司令を呼びつけて……)ソーッ

嫁「全く。アンタは頼りないから、こうやって私が確認しないと安心出来ないのよ」ジトー

ショタ提督「………」

ショタ提督(『近くを通りかかったから、顔を見せなさい』……きっと、9割は建前だと思う。嫁ちゃんが僕を呼び出す理由は……)

嫁「ちょっと!聞いてるの!?」

ショタ提督「……うん」

嫁「そんなんでよく提督なんて勤まるわね。首にでもなったりしたら承知しないわよ?」ギロッ

ショタ提督「……うん」

浜波「………」

浜波(うわっ、司令の悪口ばっかり……息子君と、娘ちゃんの言った通りだ……)

浜波(……仮にも奥さんなのに、司令を労わろうと思わないの?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……『僕が浮気しないか、自分から離れないかを監視する為』だと思う。でないと、こんな頻繁に鎮守府を訪れることは……)

嫁「……何?その顔。何か私に不満がある訳?」ギロッ

ショタ提督「う、ううん……そんなことは……」

嫁「どうだか。言っとくけど、私がこうやってここに来てあげてるのは、全部アンタの為だからね」

嫁「アンタの妻として、私はアンタのことを“全て知る義務”がある。そしてアンタも、“何もかもを私に話す義務”がある」

嫁「だから……私に隠し事なんてしたら、その時は冗談抜きでぶっ飛ばすから。分かってるわね?」

ショタ提督「………」コクリ

浜波「………」イラッ

浜波(何だか、私までムカムカしてきちゃった……どうして司令が、そこまで……)

浜波(文句を言うくらいなら、最初からここに来なければ良いのに……)


浜波の行動

直下
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:40:17.90 ID:olt0P9HMo
緊急の電話が来てますと提督を連れ戻す
610 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/23(木) 23:56:15.09 ID:rPsjn6XB0
浜波「………」

浜波(このままじゃ、司令がまたストレスを溜めちゃう……何とか、司令を嫁さんから引き離さないと……)

浜波(だけど、無理に引き離すと……私が覗き見してたことが、嫁さんにバレちゃう……出来るだけ自然な方法で……)

浜波(……そういえば、司令はさっき……電話で嫁さんに呼び出されたんだよね……)

浜波「……!」ピーン


嫁「で、どうしてLINEの返事をよこさなかったのよ」

ショタ提督「それはちょうど演習中で、スマホを見るどころじゃなかったから……」アセアセ

嫁「言い訳するなッ!妻の連絡1つにも返事を返さないような奴が、仕事なんて出来ると思ってる訳!?」

ショタ提督「うぅ……」

浜波「……司令」

嫁「っ!?」

ショタ提督「え、あ……浜波ちゃん?」

浜波「……大本営から、緊急の電話……来てるよ?」

浜波(向こうが電話で呼び出したなら……こっちも電話を利用して、連れ戻せば良い……)

ショタ提督「……?」

嫁「ちょ、ちょっと……」

浜波「……こんにちは、嫁さん。御取り込中のところ……すみません」

嫁「……いえ、こちらこそ申し訳ありませんわ。夫の仕事の邪魔をする訳にはいきませんものね」

嫁「あなた。無理を言ってしまってすみません。私のことは気にせず、緊急連絡を優先して下さい」

嫁(チッ……こんなところで邪魔が入るなんて。この小娘、私の旦那を仕事の為の道具か何かと勘違いしてんじゃないかしら)

ショタ提督「………」

浜波「……っ」ギリッ

浜波(やっぱり、私達の前では……あからさまに、理想の妻を演じて……!)

浜波(息子君と娘ちゃんからの話を聞いていなかったら、私達はきっと……この人のことを、勘違いしたまま……)

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:この後どうなる?

01〜49:提督「え?さっき大本営に連絡したけど、そんな連絡は……」浜波「しーっ!」
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:嫁、浜波の焦りに疑問を抱く
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、浜波の真意に気づく
好感度上昇:大 ×2.0

直下
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:57:14.44 ID:HYszr8U2O
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 23:58:23.94 ID:olt0P9HMo
浜波の決意を感じるゾロ!
613 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 00:10:33.40 ID:C2xcKFY20
44:提督は鋭かった


浜波「急いで……!」グイグイ

ショタ提督「………」

ショタ提督(おかしい。さっき連絡した時には、しばらく急ぎの仕事は無いと言っていたはず……ほんの数十分前のことだから鮮明に覚えてる)

ショタ提督(だけど浜波ちゃんは、僕を必死に執務室に連れ戻そうとしている……緊急の連絡があると、嘘をついてまで……)

ショタ提督「……!」ハッ

ショタ提督(もしかして……自惚れじゃなければ、浜波ちゃんは……僕のことを、心配してくれて……?)

ショタ提督「……分かった。すぐに戻るよ」

浜波「……!」コクコク

ショタ提督「ごめんね、嫁ちゃん。しばらく仕事につきっきりになりそうだから、続きは家で話そう?」

嫁「……分かりました」

ショタ提督「ありがとう。それじゃ行こう、浜波ちゃん」

浜波「……うんっ」

タタタ…!

嫁「……っ」ギリッ

嫁(私より仕事を優先、ね……家に帰ったら、覚えてなさいよ……)



鎮守府内

浜波(……ここまで来れば、もう大丈夫かな)ピタッ…

ショタ提督「……ありがとう、浜波ちゃん」

浜波「……え?」

ショタ提督「嫁ちゃんに叱られている僕のことを、気遣ってくれたんだよね?」

浜波「……!司令、気づいて……」

ショタ提督(……やっぱり、そうだったんだ)

浜波「……だって、嫁さん……司令に、罵倒してばかりで……司令、辛そうだったから……)

ショタ提督「………」フルフル

浜波「……!」

ショタ提督「僕は、嫁ちゃんに何を言われても言い返せない。実際、酷いことをしてしまったから……」

ショタ提督「それに、僕こそごめんね?公私混同しないと言っておきながら、こんな体たらくで……」

浜波「………」

ショタ提督「……だけど、浜波ちゃんの気持ちは嬉しかったよ。お陰で、少しだけ心が軽くなったかも」ニコッ

浜波「……!」

ショタ提督「……ありがとう、浜波ちゃん。こんな僕の為に」

浜波「………」

浜波(司令……)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:11:50.98 ID:mVLuWYwS0
高い
615 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 00:31:35.07 ID:C2xcKFY20
8×2.0=16 50+16=66/100


自宅

嫁「アンタは私より仕事の方が大事なの!?」

ショタ提督「だ、だから……そういうことじゃなくて……」

嫁「うるさい!そんなに仕事がいいなら仕事と結婚すれば良いじゃないのッ!!」バキィッ!

ショタ提督「うぐっ……」バタッ

嫁「もう知らない!ご飯も洗濯も全部自分で何とかしろ!この糞野郎!!」バタンッ!

ショタ提督「………」ヨロヨロ

息子「お父さんっ!」

娘「大丈夫!?」

ショタ提督「う、うん……何とか……」

息子「……酷いよ、お母さん……!毎日、お仕事を頑張ってるお父さんに……あんなこと……!」

ショタ提督「……ううん、悪いのは僕だよ」

娘「そんなことない!お父さんは、私達の為に……そして、お姉ちゃん達の為に……いつだって……!」

ショタ提督「……ありがとう、息子、娘。その気持ちだけでも、凄く嬉しい」ニコッ

ショタ提督「……そして、ごめんなさい。僕のせいで……家を居心地の悪い空間にしてしまって……」

息子「……っ」

娘「………」

ショタ提督「……今日は平日だけど、僕がご飯を作るよ。きっと、嫁ちゃんもしばらくすれば……落ち着くと思うから……」ヨロヨロ…

息子「………」

娘「……お兄ちゃん」ギュッ

息子「……分かってる。お父さんは……絶対に悪くない。悪いのは……お母さんなんだ……!」

ショタ提督「………」つ包丁&野菜 トントン…

ショタ提督(僕がこんなことでどうするんだ……!嫁ちゃんや息子と娘、艦娘の皆の為にも……僕がしっかりしないといけないのに……!)

ショタ提督(僕がダメだから、浜波ちゃん(66/100)に嘘をつかせてしまうんだ……!あの時、感謝と同時に……申し訳なさで、一杯だったんだ……)

ショタ提督(それだけじゃない。僕が情けないから、霧島さん(59/100)やイムヤちゃん(57.5/100)に気を遣わせてしまうことに……)

ショタ提督「………」ピタッ

ショタ提督(それに春風ちゃん(71/100)は、あろうことか……僕にお弁当を作ろうとしてくれて……)

ショタ提督(身長に悩む僕の為に、特製ミックスジュースまで作ってくれて……)

ショタ提督「……春風ちゃん」ボソッ

息子娘「……!」

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(い、家で何を考えてるんだ、僕は……!こんなことだから、嫁ちゃんに怒られるんじゃないか……!)

ショタ提督(今は目の前の料理に集中しよう。大丈夫……少なくとも、嫁ちゃんよりはまともに……だから、その考え方が……!)フルフル

娘「……今の、聞いた?」

息子「……バッチリ」

息子娘(お父さん……今、『春風ちゃん』って呟いて……もしかして、少しずつ春風お姉ちゃんのことが……!)


――『2ヶ月目』時点では、提督は春風を少し意識しているようですが、やはり彼はまだヒロイン達を恋愛対象とは見ていないようです。
616 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 00:50:11.68 ID:C2xcKFY20
3ヶ月目:上旬


4周目鎮守府

息子(……4周目提督お兄ちゃん、お父さんとほとんど同じ背だ)ジー

4周目提督「え、えっと……見つめられると、その……///」モジモジ

娘「こっちの川内お姉ちゃんとは別のお姉ちゃん、なんだっけ」ジー

川内(4周目)「そうそう。私達は同じ見た目の人が沢山いるんだよね」

ショタ提督「無理を言ってごめんね?息子と娘が、どうしても他の提督……僕と同じ仕事をしている友人に会いたいと聞かなくて」

4周目提督「い、いえ……大丈夫、です……!」アセアセ

川内「いつでも遊びに来て良いよ!提督の友達なら大歓迎!」

ショタ提督「……ありがとう」

息子「ねぇ、こっちの春風お姉ちゃん達に会いに行こっか!」

娘「うんっ!」

タタタ…!

ショタ提督「あっ、ダメだよ?あまり人の鎮守府を走り回るのは……!」

タッタッタ…

4周目提督「………」

川内「……47周目提督さん、顔にあざがあったよね」

4周目提督「……はい」

川内「あれって、やっぱり……?」

4周目提督「………」コクリ

川内「……本当に最低だね、47周目提督さんの奥さんって」

4周目提督「………」

4周目提督(今のところ……息子君と、娘ちゃんは……虐待、されていないみたいだけど……)

4周目提督(このまま、47周目提督さんだけじゃなく……あの2人にまで、虐待されちゃったら……)

4周目提督「……っ」ゾクッ

川内「………」ナデ…

4周目提督「……!」

川内「大丈夫。提督のことは、何があっても私が守るから」ナデナデ

4周目提督「……川内、さん」ギュッ

川内「………」ナデナデ

川内(提督は、47周目提督さんのあざを見て……虐待を受けていた頃のことを、思い出しちゃったのかな……)

川内(でも、実際にあのあざは酷い。第三者の私達が見ても、すぐに気がつくくらいだし……)


↓1浜波のコンマ 好感度:66/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:51:13.79 ID:+G7feLTTo
今周こそは捲って刺し切れよ浜波
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:52:55.04 ID:yuK6O7bDO
はい
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:53:58.98 ID:eKp+CRvzO
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:54:28.77 ID:4Yx8XeIcO
えい
621 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 01:00:54.06 ID:C2xcKFY20
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
執筆速度が遅くて申し訳ありません。頭が回る時はすぐに展開を思いつくのですが、頭が回らない時は本当に時間がかかってしまいます……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 01:01:27.85 ID:+G7feLTTo
おつおつ
自分の速度でいいのよ
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 01:09:53.33 ID:T9MsmprhO
乙やで
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 01:18:46.15 ID:hsVgwQpHO

普通はこんな感じでバランス良く伸びていくよな。序盤から誰か1人が突出したりしないよな(前週から目をそらしつつ
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:34:47.25 ID:f1Ib2mEb0
遅くまで乙
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 07:45:19.17 ID:Oyhive3oO
ただ今回のパターンはできれば早めに
決着つくべきではあるんだよな
嫁がレッドゾーン越えるような振る舞い
やりだす可能性もあるし(ネタパターン的に)
何よりこの週で万が一失恋とかマジでどうなってしまうのか
627 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 16:58:00.98 ID:C2xcKFY20
22:00〜23:00頃開始予定です。
628 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 22:35:34.45 ID:C2xcKFY20
始めます。
629 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 22:37:10.22 ID:C2xcKFY20
夕雲「提督、今日も顔にあざが……」

浜波「……また、嫁さんに……?」

夕雲「恐らく、いえ、確実に。ただ、それでも……提督は、嫁さんにやられたとは言わないのよね……」

浜波「……やっぱり、脅されてる……のかな……」

夕雲「その可能性もあるけど、提督の普段の言動を考えると……彼自身が、嫁さんを庇っているようにも思えるわ」

浜波「………」

夕雲「私達から見ても、提督は凄く責任感が強い人。だからこそ、どれだけ酷い扱いを受けても……」

浜波「……嫁さんを、愛そうとして……」

夕雲「……本音を言えば、今すぐでも離婚してほしいけど。このままだと、提督はいつか……心労で倒れてしまうわ」

浜波「………」

浜波(夕雲姉さんの、言う通り……司令、あんな人のことなんて……見捨てても、良いのに……)

浜波(……でも、そう簡単に出来ないのも……事実。だからこそ、司令は苦労して……)



ショタ提督は……

直下
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 22:47:55.63 ID:IABToDi6O
書類の山に押しつぶされそうになっている
631 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:03:23.47 ID:C2xcKFY20
浜波「………」スタスタ…

浜波(司令は、良い人……だからこそ、あんな人に……引っかかったのかもしれない……)

浜波(それに加えて、司令は……26歳とは思えないほど、幼い外見……)

浜波(だからこそ、あの人から舐められて……虐げられて……)

ズデッ!

バサバサァッ!

『痛っ!?あっ、しまっ……!?』

浜波「……?」

浜波(今の声、司令……?執務室から聞こえたけど……)ソーッ

ショタ提督「うぐぐ……」

ショタ提督(折角、順番通りに並べておいたのに……僕が転んだせいで、辺り一面に……)

ショタ提督(しかも、その拍子に机に整理しておいた書類まで……)

ショタ提督(お陰で書類の山に押し潰される形に……うぅ……)

浜波「………」

浜波(司令……書類に埋もれてる……これ、もしかしなくても……あの、あざのせい……だよね……)

浜波(きっと、殴られた箇所が痛くて……運んでいる書類を、床に落としちゃって……)

ショタ提督「……っ!」ズキッ

ショタ提督(転んで打ったところと、嫁ちゃんに殴られたところが……いや、痛みに悶えている場合じゃない……)ムクリ…

ショタ提督(早く書類を整理し直して、早く処理しないと……僕のせいで、皆に迷惑をかける訳には……)ヨロヨロ…

ショタ提督「………」つ書類 ヒョイ…ヒョイ…

浜波「………」

浜波(……それでも、書類に八つ当たりもしないどころか……嫁さんへの文句も言わずに……黙々と、書類を片付けて……)



浜波の行動

直下
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:07:50.18 ID:aNbcAB/4O
動ける姉妹を呼んで
協力して片付けと応急処置
633 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:33:27.42 ID:C2xcKFY20
浜波(何とかしなきゃ……でも、ここで私1人が……司令に手を貸したとしても……やっぱり、時間がかかるよね……)

浜波(……他の姉妹を呼んで、手伝ってもらわないと……!確か、さっき話した夕雲姉さんはもちろん……他にも、非番の人が……)ダッ

――

夕雲「まぁ、そんなことが……?」

浜波「………」コクリ

高波「じゃ、じゃあ……早く、助けなきゃ……!」アセアセ

岸波「それに、あざと転倒による怪我も治療しないと……」

清霜「え、え〜っと、救急箱ってどこだったっけ……」アセアセ

浜波「………」

浜波(他の皆は遠征……でも、せめて今動ける人に来てもらわないと……!)

――

ショタ提督「……っ」ズキズキ

ショタ提督(頬と足が痛い……でも、そんな弱音を吐くのはダメなんだ……)

ショタ提督(元はと言えば、嫁ちゃんに嫌な思いをさせてしまった……僕のせいなんだから……)

浜波「し、司令……!」

ショタ提督「……え?」

夕雲「お手伝いに参りました」

高波「だ、大丈夫……ですか……?」

岸波(床一面が書類だらけ……これは私達が駆け付けて正解だったかも)

ショタ提督「浜波ちゃん……それに皆も……」

ショタ提督(どうして……あっ、そういえば、さっき派手に音を立てたから……それで、この状況に気づいて……)

清霜「司令官!書類は私達で集めるから、まずは怪我の手当てをしないと!」つ救急箱 スッ

ショタ提督「いや、でも……僕の失敗なのに、皆を巻き込む訳には……」

浜波「良いから、司令は手当て受けて……!」グイッ

ショタ提督「……!」

夕雲「ただでさえ疲れている提督に無理をさせる訳にはいきません!」

岸波「書類は私と夕姉、清ちゃんで何とかします。その間に、提督は浜姉の治療を受けて下さい」

清霜「浜波姉様も、治療が終わり次第書類集めに回ってね!」

浜波「……分かってる。司令……今、お薬を塗るから……ズボン、少しだけまくって……?」

ショタ提督「……うん」


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:申し訳なくて謝り続ける
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:申し訳ないと思いつつ、しっかりお礼を言う
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:浜波達の優しさに……
好感度上昇:大 ×2.0

直下
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:35:07.26 ID:aVia+wMhO
635 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:46:50.64 ID:C2xcKFY20
26→62:ありがたや〜


浜波「……ちょっと、擦り剥いてる」

ショタ提督(……さっき転んだ時の傷、か。道理で痛い訳だよ……)

浜波「ちょっと、染みるよ……?」ヌリヌリ

ショタ提督「うっ……!」ズキッ

浜波「あっ、ご、ごめんなさい……」アセアセ

ショタ提督「い、いや……大丈夫だから……」

浜波「後、頬にはこれを……」

ショタ提督「……氷袋?」

浜波「あざが出来るほどの傷なら、冷やしておいた方が……良いと思って……」

ショタ提督「………」チラッ

夕雲「既に終えてる書類と、まだ片付いてない書類は分けて回収して下さい!」つ書類 ヒョイヒョイ

岸波「はい!」つ書類 ヒョイヒョイ

清霜「もちろん!」つ書類 ヒョイヒョイ

ショタ提督「………」

ショタ提督(皆、僕の為に……それに、僕の失敗のせいなのに……手伝ってくれたり、怪我を治療してくれるなんて……)

浜波「……どう?楽に……なった?」

ショタ提督「……うん。ありがとう、浜波ちゃん」

浜波「……ううん。司令には、いつも……お世話になってるから……」

ショタ提督「……夕雲ちゃんと岸波ちゃん、清霜ちゃんも……ありがとう」

夕雲「いえいえ。お役に立てて何よりです」

岸波「むしろ提督は1人で抱え込み過ぎですよ」

清霜「そうそう!困った時は、いつでも私達を頼ってね!」

ショタ提督「皆……」

浜波(司令はこれで良し……私も、書類集めに加わらないと……)スッ

ショタ提督「あ、僕も書類を……」

浜波達「司令(提督)(司令官)は安静に!」

ショタ提督「……はい」


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:48:38.31 ID:yuK6O7bDO
はい
637 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/24(金) 23:57:46.62 ID:C2xcKFY20
1×1.5=1.5 66+1.5=67.5/100


浜波「えっと……この書類は……」

夕雲「こっちは集め終わったわ!」

岸波「こちらも粗方は!」

清霜「も、もうちょっと待って!」

高波「後少しかも、です……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(ここの皆は……何か失敗をしたとしても、すぐにフォローしてくれる。それだけでなく、優しい言葉をかけてくれる……)

ショタ提督(特に浜波ちゃんは……あざの理由を聞かず、静かに……治療してくれた。転倒で擦り剥いた傷も……)

ショタ提督(……どうして皆は、僕の為に……ううん、僕のような、情けない奴の為に……)

浜波「……司令」

ショタ提督「……!」

夕雲「書類、集め終えました」

岸波「処理済みのものと、未処理のものもしっかり分別しておきました」

高波「1枚残らず、全て回収しました……!」

ショタ提督「……ありがとう。そして、ごめんなさい。皆に、迷惑をかけちゃって……」

清霜「だから気にしなくて良いんだってば!」

ショタ提督「でも……」

浜波「………」

浜波(司令は、頑張り過ぎ……本当は、もっと……休んでほしいのに……)

浜波(あの人から、DVに近いことをされていても……私達に、相談することもなく……)

浜波(……司令。お願い……無理だけは、しないで……?私達は……ううん、私達と、息子君や娘ちゃんは……司令の味方、だから……!)
638 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/25(土) 00:16:17.25 ID:wYBoQhR20
3ヶ月目:中旬


息子「お父さん!あのね、今日は体育のドッジボールで大活躍したんだ!」

ショタ提督「そうなんだ。凄いなぁ」ナデナデ

息子「えへへ……♪」ニコニコ

娘「お父さん!私も、漢字テストで100点だったよ!」

ショタ提督「100点!?頑張って勉強したんだね?よしよし……」ナデナデ

娘「んふぅ……♪」ニコニコ

香取「………」※秘書艦

香取(息子君と娘ちゃんは、この鎮守府に……頻繁に遊びに来ます)

香取(学校から鎮守府が近いこともありますが……理由は大きく分けて2つ。1つは……)

娘「……どうしても、鎮守府に泊まっちゃダメなの?」

息子「……我儘はダメだってば、娘」

ショタ提督「うん。ここはあくまでも、お父さんの仕事場だからね。それに、家でお母さんが待ってるから……」

娘「……うん、分かった」シュン

ショタ提督「……ごめんね?」ナデナデ

娘「ん……」

香取(極力、嫁さんと同じ空間に居たくない……だからこそ、ここでギリギリまで時間を潰したいのでしょう。そしてもう1つは……)

息子「……一生懸命お仕事してるお父さん、凄くカッコ良いよ」

ショタ提督「急にどうしたの?」

息子「だって、お母さんはお父さんを悪く言うけど……お父さんは、お姉ちゃん達の為に……ずっと机でお仕事して……」

息子「それに、お休みの日はお母さんの為にお掃除したりご飯を作ってくれるし……」

ショタ提督「……息子」

息子「だから、その……僕と娘は、お父さんのこと……カッコ良いって、思ってるから!」

娘「私も!お母さんより、お父さんの方が好きだもん!」

ショタ提督「……ありがとう、2人共」ナデナデ

息子「えへ……♪」

娘「ふわぁ……♪」

香取「………」ニコッ

香取(息子君も娘ちゃんも、明らかに嫁さんより提督に懐いていて……出来る限り、一緒に過ごしたいのかもしれません)

香取(実際、話に聞く分には……嫁さんは、かなり乱暴で優しさの欠片も無い方みたいですし……)

香取(そんな状態なら、必然的に……父親である提督に、家族としての……親としての愛を、求めることになってもおかしくありません)

香取(増して、提督が普段から真面目に執務に取り組む姿を見ていれば……好感を抱くのも当然と言えます)


↓1浜波のコンマ 好感度:67.5/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:16:39.29 ID:3IJigERKO
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:19:57.14 ID:uquDz/BxO
こい
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:20:40.22 ID:2W1CyDJq0
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:20:45.23 ID:aJE48xeyO
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:21:22.44 ID:JwB0sgS00
644 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/25(土) 00:27:16.16 ID:wYBoQhR20
浜波「今まで出番が無かった分、ここで稼がないと……!」

春風「1位の座は譲りません!」


霧島(……ちょっと待って下さい。私達、もしかして……)←現在、出番が1回のみ

伊168(浜波ちゃんと春風ちゃんに、置いてかれてる……?)←同上


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:38:26.09 ID:XUha63zDO
乙です
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 01:16:39.65 ID:dAUQNde/o
おつです
皆がんばって
647 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 16:00:51.28 ID:94G5rUWj0
17:30〜18:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むと思います。
648 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:01:20.41 ID:94G5rUWj0
始めます。
649 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:03:12.84 ID:94G5rUWj0
浜波「……息子君と娘ちゃん、司令と嬉しそうに……お喋り、してた……」

早霜「それはそうでしょう。私だって、横暴な母親と心優しい父親なら……後者と一緒に過ごすと思います」

浜波「……だよね」

早霜「それに、息子君達は司令官だけでなく……嬉しいことに、私達にも懐いてくれています」

浜波「うん……私にとっても、弟と妹みたいな感じ……」

早霜「……皮肉ですね」

浜波「……え?」

早霜「本来、親である嫁さんが息子君達に温もりを与えないといけないのに……」

早霜「艦娘である私達が、嫁さんの代わり……とまでは言いませんが……」

早霜「……それに近い温もりを与えてあげているのが現状、と言えるでしょう」

浜波「……!」

早霜「実際、息子君達は平日の多くをここで過ごしていますし……司令官と一緒に家に帰る時も、悲しげにしています」

浜波「………」

浜波(それって……あの子達にとっては、それだけ……嫁さんのことを、母親と思えないってことだよね……)

浜波「………」



ショタ提督は……

直下
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 18:06:30.27 ID:1MyGGHpv0
息子と娘と一緒に釣りをしている
651 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:22:49.02 ID:94G5rUWj0
浜波「………」

浜波(執務室にいない……まさか、また嫁さんに呼び出されたんじゃ……)

由良「提督さんなら、息子君達と一緒に釣りに行ったわよ?」

浜波「……釣り?」


浜辺

息子「どんなお魚さんが連れるかな〜?」ワクワク

娘「楽しみ〜!」ワクワク

ショタ提督「あ、釣竿は無暗に動かしちゃダメ。落ち着いて、ゆっくり待つんだよ?」

息子娘「は〜い!」

浜波「………」

浜波(そういえば、司令はたまに……息子君達にせがまれて、こうして……釣りをすることも、あったっけ……)

息子「……♪」ワクワク

娘「……♪」ワクワク

ショタ提督「……ふぅ」

浜波「………」

浜波(静かに時間が過ぎていく……司令、きっと……こうして、息子君達と遊ぶことで……家での辛さを忘れようとして……)

息子「………」

娘「………」

浜波(……あ、息子君と娘ちゃんの表情が、どんどん曇ってきてる……)

息子「……お父さん」

ショタ提督「どうしたの?」

娘「いつになったら釣れるの?」

ショタ提督「あー……それは分からないんだ。運次第なところもあるからね。だから、もう少し待ってみて?」

息子娘「……は〜い」

ショタ提督(のんびり待つのも釣りの醍醐味……と言っても、2人にとってはバンバン釣れないと面白くない、か……)

ショタ提督(こればかりは、僕が何とかしてあげることも出来ないし……運良く、いっぱい釣れることを祈るしかないな……)

浜波「………」

浜波(確かに、釣りは運が強く関わる遊び……出来ることなら、司令達には……沢山の魚を釣って欲しいけど……う〜ん……)


浜波の行動

直下
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 18:40:43.66 ID:FocYBAxDO
釣れやすい場所や釣竿の動かしかたや魚が引っ掛かった時の対処などをアドバイスしてみる
653 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 18:54:14.05 ID:94G5rUWj0
浜波「………」つスマホ スッ

浜波(こういう時は、経験者に相談するしかない……)ポチッ

浜波「………」トゥルルルル… 

5周目提督『もしもし。こちら5周目鎮守府です』

浜波「ご、5周目提督さん……えっと、47周目鎮守府の浜波です……」

5周目提督『お、浜波か。どうしたんだ?』

浜波「実は……その、聞きたいことがあって……」


息子「……んぁ〜!全然釣れないよ〜!」

娘「うぅ、私も……ねぇ、お父さん。ここって、お魚さんがいないんじゃない?」

ショタ提督「う〜ん……この前はそこそこ釣れたから、いないってことは無いはずなんだけど……」

浜波「……し、司令」

ショタ提督「……あれ、浜波ちゃん?」

息子娘「あっ!浜波お姉ちゃん!」

ショタ提督「どうしたの?もしかして、何か僕に急用が……」

浜波「う、ううん。そうじゃなくて……その、釣り……」

ショタ提督「あ、これ?時間があったから、子供と釣りをしてたんだけど……」

浜波「……苦戦してるみたい、だったから……5周目提督さんに、コツを聞いてきたの……」

ショタ提督「……!」

浜波「司令に息子君や、娘ちゃんが……ずっと待ちぼうけなのは、いたたまれなかったから……」

ショタ提督「あー……気を遣わせちゃったみたいで、ごめんね?」

浜波「う、ううん……じゃあ、5周目提督さんの受け売りだけど……アドバイス、します……!」

ショタ提督「ありがとう。息子、娘。もしかしたら、お魚が釣れるかも」

息子娘「本当!?やったぁ!」

浜波「………」

浜波(ちょっと、プレッシャーだけど……経験者からのアドバイスだから……何とかなる、はず……!)


反転コンマ判定:浜波からの助言を聞いた提督達の釣りの成果は?

01〜49:坊主……ではなく、ちょびっとだけ釣れた
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:そこそこ釣れた!
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:腰を抜かすくらいの量と大物が釣れた!!
好感度上昇:大 ×2.0

直下
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 18:54:55.35 ID:1MyGGHpv0
655 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:06:12.80 ID:94G5rUWj0
35→53:5周目提督球磨多摩「伊達に小ネタで釣りしてない(クマ)(にゃ)!」


浜波「まずは海面を見て……そこに、魚が見える……?」

ショタ提督「えっと……あっ、そこそこいるみたいだね」

浜波「ただ釣竿を海に落とすだけじゃダメ……最初は浅いところを探ってみて、反応が無かったら……深いところまで沈めてみて……?」

息子「え〜っと、こう?」

浜波「うん。後は……魚が餌におびき出されるのを待つだけ……」

娘「さっきとやってることがあんまり変わってないような……」

浜波「……結局は、魚が餌に引っかかるかだから。あ、でも……魚が餌に引っかかっても、慌てないで……」

浜波「落ち着いてリールを巻いて、水面まで見えたら……釣竿をヒョイって持ち上げて……!」

息子「あっ!僕の釣竿、何かクイクイされてる!」

ショタ提督「もしかして、魚が……!」

浜波「すぐに釣竿を持ち上げちゃダメ……!今言った通り、リールを巻いて……!」

息子「こ、こう?」キュリキュリキュリ

娘「頑張って!お兄ちゃん!」

ショタ提督「あっ、見えてきた!息子!釣竿を上げて!」

息子「え、えいっ!」

ザバァッ!

魚「」ピチピチ

息子娘「やったぁ!」

ショタ提督「やっと1匹釣れた……!ありがとう浜波ちゃん!君のお陰だよ!」

息子娘「お姉ちゃん!ありがとう!」

浜波「……うんっ」

浜波(良かった……アドバイスが、役に立って……後で5周目提督さんにも、改めてお礼を言っておかないと……)








――この後そこそこ魚を釣った


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:07:56.27 ID:dIZDgu08O
657 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:20:12.10 ID:94G5rUWj0
7×1.5=10.5 67.5+10.5=78/100


息子「えへへ〜♪」

娘「結構釣れたね〜♪」

ショタ提督「ふふっ。帰ったらお母さんに焼いてもらおっか?」

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「……やっぱり、お休みの日に僕が焼こうか?」

息子娘「うんっ!」

浜波「………」

浜波(今、一瞬だけ息子君と娘ちゃんが嫌そうな顔に……やっぱり、嫁さんとは一緒にご飯も食べたくないのかな……)

息子娘(お母さんだったら、折角釣ったお魚を焦がして食べられなくしちゃいそうだし……)

ショタ提督「……ふふっ」

浜波「……司令?」

ショタ提督「……浜波ちゃん。本当にありがとう」ニコッ

浜波「……!」

ショタ提督「君のお陰で、息子と娘にも……喜んでもらえたよ」

浜波「いや、その……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……この前だって、僕が自分でしでかしてしまったミスなのに……浜波ちゃんは、夕雲ちゃん達を連れて駆け付けてくれた)

ショタ提督(それだけじゃない。嫁ちゃんに殴られた時と転んだ時の傷も、出来る限りの手当をしてくれた……)

ショタ提督(……そう。嫁ちゃんよりも、優しく……僕のことを労わってくれて……)

ショタ提督「……っ!」フルフル

浜波「……!」

ショタ提督(い、いけない……僕は今、何を考えて……!春風ちゃんと同じように、浜波ちゃんだって……信頼してる部下に過ぎないのに……!)

浜波「………」

浜波(司令、今……一瞬、私の方を見て……でも、顔を振って……どうしたのかな……?)


――提督が浜波を少し意識し始めたようです。
658 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:45:03.71 ID:94G5rUWj0
3ヶ月目:下旬


居酒屋鳳翔

ショタ提督「……ふぅ」

瑞鳳「……お疲れ様、提督」つ玉子焼き コトッ

ショタ提督「あ……瑞鳳さん」

瑞鳳「提督、ちゃんと休んでる?家に帰るのが辛かったら、鎮守府に泊まり込んでも……」

ショタ提督「………」フルフル

鳳翔「……そういう訳にはいかないんですね?」

ショタ提督「はい。嫁ちゃんに帰って来いと言われていまして……」

瑞鳳「……っ」

龍鳳「……提督」ナデ…

ショタ提督「……!」

龍鳳「こういう時くらいは、公私混同しても……良いんですよ?」

ショタ提督「……龍鳳さん」

鳳翔「……はい。お酒のせいというと聞こえが悪いですが……この場では、辛い気持ちを吐き出して下さいませんか?」

瑞鳳「私達は、提督が色々と追い詰められないか心配で……」

龍鳳「……私達は、貴方の味方です。愚痴でも何でも受け止めますから、ね?」ナデナデ

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(鳳翔さん、瑞鳳さん……龍鳳さんも……)ウルウル

ショタ提督「……!」グシグシ

鳳翔「あ……」

ショタ提督「……ありがとうございます。でも、僕なら……大丈夫ですから」

瑞鳳「……提督」

龍鳳(……無理、してるよね。でも……私達の立場からじゃ、こうして……支えてあげることしか……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……温かい。家では絶対に味わえない、この感覚……でも、僕はこの温もりを与えられる資格は無い)

ショタ提督(元はと言えば、僕のせいで……あの時、辛い思いをしたのは……嫁ちゃんなんだ……!)グッ…


↓1浜波のコンマ 好感度:78/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:57.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:46:06.34 ID:1MyGGHpv0
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:46:26.21 ID:FocYBAxDO
はい
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:47:03.38 ID:8dShgi/y0
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 19:48:16.46 ID:UzUNxmqC0
はい
663 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 19:56:16.69 ID:94G5rUWj0
夜ご飯食べてきます。21:00〜22:00頃再開予定です。著しく遅れそうな場合は再度連絡致します。
664 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:01:51.50 ID:94G5rUWj0
再開します。
665 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:04:36.99 ID:94G5rUWj0
伊19「……提督、鳳翔さんのお店で涙目になってたの」

伊168「……え、どういうこと?」

伊19「分からないけど、多分……鳳翔さん達に、優しい言葉をかけてもらって……」

伊168「あー……」

伊19「……でもこれって、本来は奥さんの役目なのね」

伊168「そうよね……尤も、嫁さんは司令官に優しくするつもりは全く無いみたいだけど」

伊19「息子君や娘ちゃんからのお話はもちろん、浜波の証言から裏は取れてるしね!」

伊168「はぁ……それでも、司令官はお酒を飲んだ時しか……何というか、弱さを見せないのよね」

伊19「イク達に心配をかけたくないんだろうけど……はっきり言って、いつも顔に出てるの」

伊168「………」

伊168(司令官が一言言ってくれれば、いつでも甘えてもらう準備は出来てるんだけど……)



ショタ提督は……

直下
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:07:59.38 ID:BaQW6LfHO
鬼嫁からの鬼lineに仕事の邪魔されている
667 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:20:02.16 ID:94G5rUWj0
ショタ提督「………」つスマホ スッスッ

伊168「………」

伊168(書きかけの書類……急いでスマホを弄る司令官……もう大体予想出来たわ)

ショタ提督「……ふぅ」カキカキ

スマホ「」ティロリン♪

ショタ提督「っ!」ビクッ

ショタ提督(さ、さっきから嫁ちゃんからの連絡が止まらない……)つスマホ スッスッ

伊168「………」

ショタ提督「……よし。これでやっと仕事に集中……」

スマホ「」ティロリン♪

ショタ提督「………」

伊168(普通なら、司令官に『今はLINEより仕事に専念したら?』と言えば良いんだけど……生憎、司令官の奥さんは……)

ショタ提督「……ごめんね、嫁ちゃん。先に書類を片付けて……」カキカキ

スマホ「」ティロリン♪

ショタ提督「………」カキカキ

スマホ「」ティロリンティロリンティロリンティロリン♪

ショタ提督「………」カキカキ

スマホ「」ティロリンティロリンティロリンティロリンティロリンティロリンティロリンティロリン♪

ショタ提督「……っ」つスマホ スッスッ

ショタ提督(マナーモードや電源OFFにしたら、後で大暴れするし……また、息子と娘に辛い思いをさせちゃう……)

ショタ提督(だけど、仕事も疎かに出来ない……何とか、LINEを続けながら書類を片付けるしか……厳しいけど、やるしかない……)カキカキ

伊168(こんな風に、LINEを無視したら返事が来るまで嵐のように通知が入ってくるのよね……)

伊168(かといって、それを無視すれば帰宅してからが悲惨なことに……)

伊168(それでも、定時までに仕事を終わらせているということは……司令官、かなり無理をして……)



伊168の行動

直下
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:25:49.79 ID:COel86RuO
イムヤ特製自動返信ツールを作ってあげる
669 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 21:44:21.35 ID:94G5rUWj0
伊168(いっそbotにでも任せられれば、司令官も仕事に集中出来るのに……)

伊168(……ん?ちょっと待って。bot……そうか。その手があったわ!)ダッ

――

伊168(これをあぁして、文面を自動的に読み取る機能を付けて、後は司令官の文体を再現する機能を……)つPC カタカタカタカタ

伊19「突然部屋に戻って来たと思ったら何してるの?」

伊168「アプリ作りよ!」カタカタカタカタ

伊19「あ、アプリ?でも、そーゆーのって専門知識や技術が無いと……」

伊168「伊達にいつもスマホ弄ってないわ!これくらい私にかかれば……!」カタカタカタカタ

伊168(何より、いつも辛そうな司令官の為だと思えば……多少分からない所があったって、強引にプログラムを組めちゃう……!)

――

ショタ提督「………」カキカキ

スマホ「」ティロリンティロインティロリンティロリン♪

ショタ提督「……」つスマホ スッスッ

ショタ提督(これじゃ、効率が悪すぎて……書類1枚を終わらせるだけでも、かなりの時間が……)

伊168「司令官!」バタン!

ショタ提督「……イムヤちゃん」

伊168「今すぐこのアプリをダウンロードして!」つスマホ スッ

ショタ提督「え?えっと……“LINE自動返信bot”?」

伊168「私が作ったの!このアプリを使えば、送られてくるLINEに自動で返信してくれるわ!」

伊168「それだけじゃない。返信するLINEに違和感が無いよう、スマホを使ってる人が過去に送ったLINEの文体や文の内容も分析して、本人さながらのLINEを返信してくれるの!」

ショタ提督「そ、そんな凄いアプリを作ったの!?いつの間に……」

伊168「司令官、いつも嫁さんからのLINEに時間を取られてるみたいだったから……何とかしてあげたいと思って」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(……イムヤちゃん。僕の為にそこまで……)

ショタ提督「……ありがとう。じゃ、早速ダウンロードするね?えっと、ダウンロードページは……」つスマホ スッスッ

伊168「………」

伊168(ただ、私もアプリなんて初めて作ったから……もしかすると、嫁さんのLINEの送る速度と量が凄まじかったりしたら……)

伊168(流石に急ごしらえのアプリだと、返信が追いつかないかもしれない……こればかりは、やってみないと分からないけど……)


反転コンマ判定:アプリの性能は?

01〜49:多少のLINEならすぐに返信出来るが、次第に嫁が送って来るLINEに返信が追いつかなくなっていく
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:ほとんどのLINEを迅速に処理。しかし嫁のLINEが頻繁過ぎるせいで、時折返信しきれないことも
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:どれほど頻繁なLINEでも瞬時に処理。嫁からのお邪魔攻撃を完全シャットアウト!
好感度上昇:大 ×2.0

直下
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:48:45.44 ID:FocYBAxDO
はい
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:49:36.06 ID:BaQW6LfHO
ゾロ
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:51:07.18 ID:x9nLcUvo0
168追い上げなるか
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:55:40.55 ID:HnyNfh6jo
今週やるなぁみんな
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 21:57:36.07 ID:l2yyqowS0
しおいを思い出すな
これを機にアプリ開発の天才に…?
675 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:05:27.63 ID:94G5rUWj0
44:アプリ職人伊168


ショタ提督「……じゃあ、お願いします」

伊168「任せて。私がアプリの動作を確認しておくから、司令官は書類をお願い」

ショタ提督「うん。今の内に、残りの書類を終わらせるよ。ようし……!」カキカキ

伊168「………」チラッ

スマホ「」シーン…

伊168(スマホはあえてマナーモードにしておいた。これで司令官はLINE通知を気にすることなく仕事に集中出来る)

伊168(後はアプリがちゃんと返信してくれるかどうかだけど……)

スマホ「」ヴヴヴヴヴ

伊168「……!」

伊168(早速来たわね。どれどれ……おっ、早速来た通知に返信してる)

スマホ「」ヴヴヴヴヴ

伊168(かと思ったら、また嫁さんからの通知が……あ、でもアプリも負けじとすぐに返信してる……)

ショタ提督「……大丈夫?」

伊168「バッチリよ!嫁さんから通知が来たら、すかさずアプリが司令官になり切って返信してくれてるわ!」

ショタ提督「……分かった。なら、もっと書類処理のペースを上げて……!」カキカキカキカキ

伊168「……ふふん♪」

伊168(どうやら、向こうの鬼LINEよりアプリの方が遥かに優秀だったみたいね♪私、アプリ作りの才能あるんじゃないかしら♪)

伊168「………」チラッ

ショタ提督「……!」カキカキ

伊168(……司令官、安心して。これからは、アプリが全部返信してくれるから……あんな奴からのLINEに怯える心配は無いからね?)ニコッ


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:06:24.36 ID:CPwqoUa3O
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:06:34.80 ID:x9nLcUvo0
さてどうなる
678 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:22:41.03 ID:94G5rUWj0
6×2.0=12 57.5+12=69.5/100


自宅

嫁「……今日はちゃんと返信してくれたわね」

ショタ提督「う、うん……仕事に余裕があったからね」

嫁「はぁ……いつもこうだったら、私も怒らなくて済むのに」ジトッ

ショタ提督「あはは……」

嫁「この調子で明日からも返信しなさいよ?少しでも遅れたら……」ギロッ

ショタ提督「も、もちろんだよ……」

嫁「ったく……」バタン…

ショタ提督「……ふぅ」

ショタ提督(イムヤちゃんのアプリ、本当に凄いなぁ……後で確認してみたら、あれだけのLINEを完璧に裁いてたから……)

ショタ提督(お陰で嫁ちゃんに怒られずに済んだよ。改めて、イムヤちゃんにはお礼しないと……!)

息子「………」

娘「………」

息子(お父さん、今日はお母さんに怒られなくて良かった……)ホッ

娘(お父さんがお母さんに叩かれてるところを見ると、凄く悲しくなっちゃうから……)ホッ

ショタ提督「……情けないところを見せてごめんね?息子、娘……」

息子「……そんなこと、ないよ」

娘「お父さんは、情けなくなんかないよ……」

ショタ提督「……ありがとう」

ショタ提督(その言葉だけでも、凄く救われる……)

息子「ところで、ずっとスマホ握りしめてどうしたの?」

ショタ提督「え?あ、これ?イムヤちゃんが……」

息子娘「イムヤお姉ちゃん?」

ショタ提督(……いや、ここで話すのはやめておいた方が良いかも。嫁ちゃんにバレると、何を言われるか……)

ショタ提督(って、これじゃ嫁ちゃんにやましいことがあるみたいじゃないか。でも……う〜ん……)

息子「……あっ!もしかして、イムヤお姉ちゃんにメールで愛の告白をされちゃったとか?」

娘「なるほど〜!お父さん、お姉ちゃん達と仲良しだもんね!」

ショタ提督「えっ!?い、いや、違うよ!」アセアセ

息子娘「な〜んだ」

ショタ提督「第一、僕にはお母さんがいるんだよ?冗談でもそういうことは言っちゃダメだからね?」

息子娘「はーい」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……愛の告白云々はともかく、確かにイムヤ(69.5/100)ちゃんには……凄く感謝している)

ショタ提督(そして、霧島さん(59/100)も……普段から僕のことを気遣ってくれているみたいで、ありがたいと思ってる)

ショタ提督(だけど……それ以上に、浜波ちゃんと春風(71/100)には……かなりお世話になっている気がする……)

ショタ提督(特に浜波ちゃん(78/100)は、この前の釣りのこともあるし……僕なんかの為に、そこまでしてくれるのは……)

ショタ提督(……本当に、申し訳無いよ。本来なら、僕が浜波ちゃん達のことを労わらないといけない立場なのに……)

息子娘「………」

息子娘(慌てて否定するところが怪しい……お父さん、段々とお姉ちゃん達を好きになってくれてるのかな……?)


――『3ヶ月目』時点では、浜波と春風をやや意識しているようですが、やはり基本的にはヒロイン達にLike以上の感情を抱いてはいないようです
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:29:43.36 ID:BaQW6LfHO
イムヤのbotアプリ返信の一文字めを続けて読むと
嫁ちゃんへの皮肉とか仕込まれててほしいw
680 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:43:06.86 ID:94G5rUWj0
4ヶ月目:上旬


嫁「そうなんですか。ウチの夫がご迷惑をおかけして申し訳ございません」ペコリ

大淀「……いえ」

大淀(私達にとって、何より提督にとって1番迷惑なのは、貴女の存在ですけどね……)ジトッ

嫁「ですが貴方。これからも艦娘の皆様の為に、頑張って下さいね?」

ショタ提督「……うん、もちろんだよ」

大淀(私達の前では猫を被っているつもりでしょうけど、既に貴女の本性は分かっているんですよ……?)

大淀(どうせ今日ここに来たのも、提督を監視する為に……!提督は、貴方の奴隷じゃないのに……!)


大潮「………」

朝潮「………」

大潮「……あいつ、気持ち悪いくらい演技してるね」

朝潮「……えぇ。息子君達からの愚痴が無ければ、彼女の本当の性格が分からないほどにね」

大潮「悔しいなぁ……もしあいつが単なる一般人なら、横からでも『今すぐ司令官と離婚しろー!』って言えるんだけど……」

朝潮「………」

朝潮(彼女……嫁さんのご両親は、私達にとっては不幸なことに……海軍でも、かなり偉い立場にいるのよね……)

朝潮(詳しくは分からないけど……かつて36周目提督さんを陥れようとした、コネ提督の両親と同等の地位……)

朝潮(だからこそ、私達は迂闊に彼女を刺激することが出来ない……本当に、悔しくてたまらないけど……)ギリッ

朝潮(それだけじゃない。司令官も、そのことは理解している……そのせいで……)

朝潮「……っ」

朝潮(いや、司令官のことだから……仮に彼女がそのような立場にいなかったとしても、責任を取ろうとするはず……)

朝潮(そう考えると、今の司令官は……彼女からの重圧に、心が押し潰されそうになって……!)


ショタ提督「………」

ショタ提督(本当に、嫁ちゃんは礼儀正しい振る舞いが上手いな……これも両親から学んで……)

ショタ提督(いや、でも……嫁ちゃん自身は、かなり溺愛されて育てられたみたいだし……じゃあ、才能……?)

嫁「……あなた?」

ショタ提督「っ!」ビクッ

嫁「これからも、“私や”艦娘の皆様のことを……頼みますよ?」ニッコリ

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督(……この笑顔はダメだ。下手なことを言うと、後で怒られちゃう……余計なことを考えないようにしないと……)

ショタ提督(幸い、嫁ちゃんは堪忍袋の緒が切れない限りは、艦娘の皆に両親の権力を振りかざすようなことはしない……と思う)

ショタ提督(だけど、僕のせいで皆に迷惑がかかるようなことは……絶対にあっちゃいけない。僕がしっかりしないと……!)


↓1浜波のコンマ 好感度:78/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:71/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:43:59.40 ID:x9nLcUvo0
さて
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:44:19.54 ID:FocYBAxDO
はい
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:44:55.93 ID:vxjxTB3L0
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:47:54.48 ID:Tdb4Yb9B0
685 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/26(日) 22:58:40.18 ID:94G5rUWj0
今回はここまでです。長い時間お付き合いいただきありがとうございました!
少し余裕がありますので、小ネタ安価を取って終了したいと思います。今回は少し長めの内容でも大丈夫です。
ただ、今回はR-18(正確には提督とヒロインの性行為)系の安価は申し訳ありませんが安価下とさせていただきます。R-18G、R-15くらい(その手の描写はカット、あるいは簡略化など)の内容はOKです。

小ネタ安価
↓1〜↓5で反転コンマが最大の安価採用
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:02:19.21 ID:qlcfjkZuO
42週目の138億2000万年の旅
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:03:18.88 ID:hoR+QJCV0
>>686
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:07:50.68 ID:HdKCkTLoO
R 18が駄目←わかる
R-15ならOK←まあわかる
R-18GもOK←ファッ!?

複数回登場した艦娘達のやり取りとか
特に由良さんとか名取とか凄そう
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:12:32.47 ID:29b/FV130
なとりのねとり
31週目
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:17:07.31 ID:eVk3sDAsO
作者が書きたい周のIFBADEND的な
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:21:21.65 ID:FocYBAxDO
全ショタ提督女装選手権(コーディネートは各ヒロインが行う)
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:24:36.92 ID:h4eg+qta0
那智さんが憲兵のお世話になる
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:26:34.19 ID:DfB+hYtTO
これは>>688か?
>>9で同じ小ネタが指定さてれる時はスルーって書いてあるし
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:30:32.46 ID:xpkJzhmbO
そうだな ちゃんとよんでから小ネタ安価しろよ
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:34:25.46 ID:3O46HUFx0
たまに沸くアレな人か?
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:52:36.22 ID:O8PnxhRXO
例の末尾0の文盲だろ
>>569で20週提督と35週提督出てるのにわざわざ
>>598で20週提督と35週提督指定してるくらいだしな
今までも本編をまともに読んでないだろと
突っ込みたくなる事いろいろ書いてた気がするが
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 12:24:50.01 ID:u2JLysIZ0
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:53:12.93 ID:l1YMnmwf0
これは、恐妻家ならぬ“凶”妻家ですわ、
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:58:39.23 ID:779XVKNpO
だから文盲は黙ってろっつってんだろうがゴミクズ
テンプレすら読まない上に句読点すらまともに使えないゲェジが書き込んでんじゃねえぞカス野郎
今まで何度も叩かれて小ネタ安価でも批判されてるのに平然と書き込むとか頭煮えてんじゃねえのか
700 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 16:50:52.05 ID:Zu1YRlEF0
22:00〜23:00頃開始予定です。

>>693の方が指摘して下さったように、今回は>>688を採用させていただきます。
複数回登場のヒロインを調べていたら、合計人数がとんでもないことに……これは想定していた以上に分量が多くなりそうです。
701 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 22:21:23.79 ID:Zu1YRlEF0
始めます。
702 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 22:23:37.34 ID:Zu1YRlEF0
春風「嫁さんのバックにいる両親が厄介なんですよね……」

神風「えぇ。単なる一般人なら、今すぐにでも司令官に『離婚を考えたことは?』と促すことが出来るんだけど……」

春風「ただ、その両親がどんな人かは分かりません。実際にお会いしたことはありませんし……」

神風「高確率で傲慢な人でしょうね……でないと、子供があんな性格になる訳がないもの」

春風「はぁ……」

神風「世の中上手くいかないものね……どうして司令官のような真面目な人が、嫁さんのような人と……」

神風「いや、そうなった経緯は分かってるけど……もう少し、マシな人だったら……」

春風「………」

春風(司令官様は、そのことに責任を感じ続けて……今でも、我慢に我慢を重ねて……)

春風(それどころか、息子君や娘ちゃんも……嫁さんのヒステリックな振る舞いで、辛い思いをして……)

春風「……っ」ギリッ



ショタ提督は……

直下
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 22:24:20.75 ID:ieGhsPUMo
指輪を見ながら物思い
704 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 22:39:40.30 ID:Zu1YRlEF0
ショタ提督「………」

春風「……?」

春風(お仕事は終えているようですが……手を眺めているように見えますね。まさか、お仕事のし過ぎで腱鞘炎に……?)

ショタ提督「……はぁ」

春風「……!」

春風(いえ、違います。あれは……指輪を眺めて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(あの出来事が起こってから、僕は責任を取る為に結婚した。当然、指輪も……お互いに付けたんだ)

ショタ提督(僕と嫁ちゃんの、結婚指輪……今も薬指にはめられている……あの時、嫁ちゃんは笑顔を浮かべていた)

ショタ提督(少なくとも、僕にはそう見えたんだ。だから……少しだけ、救われた気がした。あんな出来事の後だったから……)

春風「………」

春風(私達からすれば、見るのも嫌な代物ですが……やはり司令官様にとっては、大事な物なのでしょうか……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(この指輪は、ある意味……僕の決意とも言えるかもしれない。この指輪を見れば……)

ショタ提督(自分がしでかしたことを、鮮明に思い出す。僕が責任を取らなければならない事実を……思い出させられる)

ショタ提督「……っ」

春風「……!」

ショタ提督(例え、それが僕にとって辛い……いや、そんなことを考える資格すら無い……)

ショタ提督(この指輪がある限り、僕は……嫁ちゃんを愛さないといけない。何があっても……)

春風「………」

春風(司令官様、今……明らかに、辛そうな表情を……意識してのことか、無意識かは分かりませんが……)

春風「……っ」

春風(私にとって、あの指輪は……司令官様を、あの方から逃れられないようにする……呪いとしか、思えません……!)


春風の行動

直下
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 22:52:50.15 ID:HoEch9RQO
忌まわしき指輪を壊しちゃえ
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:00:14.21 ID:Vl9KZpmuO
信頼度下がりそうな安価きたな
それとも飛躍してる内容扱いで安価下か?
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:09:52.49 ID:jhMU5HkJ0
一応
草花で使った手作りの指輪をプレゼントする
708 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 23:28:50.73 ID:Zu1YRlEF0
※指輪を壊すのは流石にやり過ぎということで、今回は安価下とさせていただきます。

春風「………」

春風(出来ることなら『そのような指輪は今すぐ外すべきです!』と言いたいですが……)

春風(流石に、第三者の私達がそのようなことを言うのは……恐らく、司令官様をより締め付けてしまうことに……)

春風「………」スタスタ…

春風(ですが、せめて……その辛さを、少しでも和らげて差し上げる為に……!あの指輪に対抗出来そうな物を……!)


ショタ提督「………」

ショタ提督(あの日から1度も、この指輪を外したことは無い……万が一、外そうとしようものなら……)

ショタ提督(嫁ちゃんが、どれほどの怒りを爆発させるかは……想像に難くない)

ショタ提督(だからこそ、この指輪をずっと付けているしかない。そう、僕があの時しでかしてしまった『失敗』が……事実として残るように……)

春風「……司令官様」

ショタ提督「……春風ちゃん?」

春風「その指輪……今も付けていらっしゃるんですね」

ショタ提督「……うん。僕と嫁ちゃんを繋ぐ物だから」

春風「……っ」

春風(司令官様……それは『繋ぐ』とは言いません。『束縛』と言うんです……)

春風「……それで、あの……実は、これを……」スッ

ショタ提督「……?花と草で綺麗に作られた輪っかだけど……」

春風「……春風お手製の指輪です」

ショタ提督「……っ!?」

春風「深い意味は無いのですが……司令官様と私達は、もう8年のお付き合いになりますよね?」

ショタ提督「……うん」

春風「ですから、その記念にと考えまして……是非とも、司令官様に付けていただきたいなぁ、と……」

春風(……何だか、逆プロポーズをしているような気が……いえ!これはあくまでも、司令官様の辛い気持ちを……)

春風(あの方に締め付けられてる心を、少しでも癒す為……!決してそのような下心は……!)フルフル

ショタ提督「……それで、指輪を?」

春風「はい……すみません。お引きになりましたか?」

ショタ提督「いや、そんなことは……」

春風「………」

春風(……や、やはり、指輪に対抗して指輪は不味かったでしょうか?もっと無難な物をお作りした方が……うぅ……)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:嫁に申し訳無いので丁重にお断りする
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:指には付けられないが、大切に取っておく
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:流石に家の中では付けられないので、鎮守府にいる時だけ付ける
好感度上昇:大 ×2.0

直下
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:30:59.55 ID:6lEcsi1DO
はい
710 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 23:45:24.54 ID:Zu1YRlEF0
55:告白やプロポーズじゃないからセーフ!


ショタ提督「………」

ショタ提督(本当は、嫁ちゃんの為にも……断った方が良いのかもしれない。けど……)

春風「………」ドキドキ

ショタ提督「………」

ショタ提督(実際、春風ちゃんの言う通り、僕と皆は今年で8年間の付き合い……)

ショタ提督(そのことを、特に意識したことは無かったけど……言われてみれば、何か記念となる物があってもおかしくないかもしれない)

ショタ提督(春風ちゃんは、きっとそう考えて……手と和服を汚しながらも、僕の為に……お手製の指輪を作ってくれた)

ショタ提督(だとしたら……その思いを、無下にすることは出来ない。鎮守府の提督として、その考えを尊重しないと……!)

ショタ提督「……ありがとう、春風ちゃん」スッ…

春風「あ……」

春風(指輪を、受け取って……)

ショタ提督「凄く……嬉しいよ。流石に家の中では付けられないけど……鎮守府の中で付けるなら、大丈夫だと思う」

春風「で、では……!」

ショタ提督「……ありがたく、付けさせてもらうね?」ニコッ

春風「……ありがとうございますっ!」パァッ

春風(良かった、受け取ってもらえて……!引かれるかと思いましたけど、そんな心配は杞憂でした……!)

ショタ提督「よっと……どうかな?」スッ…

春風「凄くお似合いです!」

春風(右手の薬指に……いつか、この指輪が左手の薬指にはめていただける日が来るのでしょうか……)

春風(あの方の束縛から解放されて、司令官様が自由になった時に……)

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(……少し、くすぐったい感じがするけど……春風ちゃんお手製の指輪、か……何だか、温かい気持ちになってくる……)ギュッ


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/28(火) 23:46:36.02 ID:jhMU5HkJ0
712 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/28(火) 23:56:22.84 ID:Zu1YRlEF0
2×2.0=4 71+4=75/100


息子「あれ?お父さん、右手に何付けてるの?」

ショタ提督「あ、これはね……春風ちゃんが記念にくれたんだ」

娘「記念?」

春風「はい。司令官様と私達は、もう8年のお付き合いになりますし……何か記念の品をお贈りしようかと思いまして」ニコッ

娘「それでお花の指輪を……」

息子「お父さん、モテモテだね〜」ニヤニヤ

ショタ提督「コラコラ、そういうことじゃないよ」

春風「ふふっ……はい。あくまでも記念品ですから」

息子「………」

娘「………」

息子(だけど……普通、記念品に指輪を渡すかな?)ヒソヒソ

娘(分からないけど、春風お姉ちゃんは『お父さんが好き!』って感じには見えないよ……)

息子(そうなんだよね……じゃあ、やっぱり……本当に記念かな……?)

娘(でも、良い感じかも!これならお父さんも、お姉ちゃんのことが好きになっちゃったりして!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(だけど、嫁ちゃんにバレたら……いや、決してやましい物じゃないけど、絶対に怒るよね……)

ショタ提督(後で息子と娘には、嫁ちゃんには内緒にしていてもらうように頼んだ方が良いかな……う〜ん……)

春風「………」

春風(これで少しでも、司令官様の心の負担が軽くなれば良いのですが……司令官様。貴方は1人ではありません)

春風(その右手の指輪のように、私達がいつも傍にいます。そして、全員で貴方を支えますから……!)
713 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:10:01.45 ID:eJc213De0
4ヶ月目:中旬


とあるパラレルワールド

30周目提督「………」シュパッ

30周目提督(パラレルワールドの可能性は無限大。それだけじゃなく、47周目提督さん達が住んでいる世界も……一種のパラレルワールド)

30周目提督(だからこそ、色々なパラレルワールドを覗いていると……こんな世界に辿り着くことがある)

30周目提督「………」チラッ


息子(平行世界)「わ〜い!」タタタッ

娘(平行世界)「お兄ちゃ〜ん!待って〜!」タタタッ

ショタ提督(平行世界)「あははっ、相変わらず2人は元気の塊だね」ニコッ

嫁(平行世界)「えぇ。貴方と私、どっちに似たのかしらね」クスッ

ショタ提督「……こんな穏やかな日常こそが、幸せっていうのかな」

嫁「うん、きっとね。私は貴方と出会えたことこそが、1番の幸せだと思ってるけど」ギュッ

ショタ提督「嫁ちゃん……僕も同感だよ。嫁ちゃんと出会えなかったら、こんな幸せを感じることは出来なかったと思うから」

嫁「……♪」スリスリ

ショタ提督「………」ナデナデ


30周目提督「………」

30周目提督(47周目提督さんと嫁さんが、仲良く暮らしている世界……僕が知る47周目提督さん達が住んでいる世界とは、違う歴史を歩んだ世界……)

30周目提督「……っ」ズキッ

30周目提督(だからこそ……元の世界よりも、幸福な未来を進んでいる世界だって……沢山ある)

30周目提督(元の世界が、辛い現実だと実感してしまうほど……幸せな、世界が……)


息子「あ〜!お父さんとお母さん、またイチャイチャしてる〜!」

ショタ提督「うっ!?///」

嫁「ふぇっ!?///」

娘「熱々だね〜!私達が赤ちゃんの時から変わってないんだから〜!」

ショタ提督「……あ、あはは///」

嫁「も、もうっ……えへへ///」


30周目提督「………」

30周目提督(この世界のことは、47周目提督さんに……話さない方が良いかもしれない)

30周目提督(もちろん、元の世界よりも悲惨な世界だって……数えきれないくらい存在するけど……)

30周目提督(言い換えれば、元の世界よりも幸福な世界も……星の数よりある、ということだから……)


↓1浜波のコンマ 好感度:78/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:10:42.00 ID:onczEKB1o
はい
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:11:18.40 ID:VE9rhric0
ここで00はある意味勿体ない
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:11:40.97 ID:RolepaKDO
はい
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:12:06.66 ID:SR+aXmUxO
718 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:19:53.76 ID:eJc213De0
長波「パラレルワールド、かぁ」

浜波「……?」

長波「いやほら、30周目提督って色々なパラレルワールドに行けるだろ?」

浜波「……うん」

長波「だったら、嫁さんをどっかの世界の嫁さんと取り替えてくんね〜かなと思ってさ」

浜波「………」

長波「でも、そう上手くはいかないんだよな。だって、そんなことしたら……こっちの提督は幸せになれるかもしれないけど……」

浜波「……別世界の司令が、不幸に……?」

長波「そういうこと。かと言って提督を飛ばすのは論外だ。あたし達だって、見た目が同じだけの別人と付き合っていくのは辛い」

長波「あたし達が知っている提督は、この世界の提督だからな……例えほとんど同じ存在でも、やっぱり違う」

浜波「………」

浜波(でも、それ以前に……司令なら、それを提案されても……拒否、しそう……)

浜波(あんな人でも、司令は……心をすり減らしながらも、尽くそうとしてるから……)



ショタ提督は……

直下
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:22:52.11 ID:RolepaKDO
うたた寝中
嫁とラブラブになっている幸せな、ある意味では悪夢な夢を見ている
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:24:19.58 ID:yRsekm2P0
演習見てたが立ちくらみして気絶
721 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:34:59.19 ID:eJc213De0
ショタ提督「……んぅ」

浜波「………」

浜波(司令、机に突っ伏してる……やっぱり、疲れてたのかな……)

ショタ提督「んんっ……」

浜波「………」チラッ

浜波(でも、仕事がほとんど終わってる……また、無理して……)

ショタ提督「っはぁ……」

浜波「………」

浜波(それに、何だか熟睡出来てないみたい……もしかして、悪夢に魘されて……?)

ショタ提督「ぅ……」

――

嫁『ほ〜ら!腕によりをかけて作ったんだから!』

不味そうな食事『しかも真っ黒焦げ』ズラーッ

ショタ提督『え、えっと……これは……』

嫁『普段頑張ってくれてるでしょ?だからこそ!こうしてアンタを支えようと思って♪』

ショタ提督『………』

ショタ提督(ど、どう見ても……食べられそうには……)

嫁『ねぇねぇ!食べさせてあげるから、あーんして?』スッ…

ショタ提督『う、うん……あ、あ〜ん』

嫁『はぁい、召し上がれ〜♪』

ショタ提督『……うぐっ!?』

ショタ提督(お、思った以上に不味……いやいや!折角嫁ちゃんが作ってくれたんだ!何とか完食しないと……)

嫁『お代わりなら沢山あるわよ?いっぱい食べてよね♪ほら、あーん!』

ショタ提督『あ〜ん……う、うえぇ……』

ショタ提督(け、結婚当初と同じくらい……ゆ、油断すると吐いちゃう……っ!)プルプル

――

ショタ提督「はぁ、ぁ……っ!」ピクピク

浜波「………」

浜波(……うん。どう見ても魘されてる……きっと、夢の中でも、嫁さんに酷い目に遭わされて……)

浜波(起こしてあげた方が、良いよね……?それとも、別の方法で……司令をリラックスさせて……)

ショタ提督「ぅ……ぁっ……」ピクピク


浜波の行動

直下
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:38:04.26 ID:wbbF7mPPO
起こす
723 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 00:38:57.98 ID:eJc213De0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 00:56:19.05 ID:RLpB7i4po
おつです
ゾロよく出るな今回…よく出てない?
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 01:02:16.39 ID:G3+5kYSHO
>>717で獣の数字出てたしな
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 01:10:23.07 ID:Hck+nZMwO
おつ
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 05:14:58.78 ID:yvzNFhsA0
今回行動結果の倍率判定が高めな反面
上昇判定がおとなしめなんだよね
728 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 16:55:14.87 ID:eJc213De0
22:00〜23:00頃開始予定です。
729 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:03:57.65 ID:eJc213De0
始めます。
730 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:05:57.63 ID:eJc213De0
浜波「………」

浜波(……うん。やっぱり、魘されてるなら……起こした方が良い、よね……よしっ……!)


ショタ提督「はぁっ……!」プルプル

浜波「……司令?」カチャ…

ショタ提督「うぅ……!」プルプル

浜波「………」

浜波(私がドアを開けて入っても、気づかないなんて……よっぽど、魘されて……)

浜波「………」スタスタ

ショタ提督「ぁ、ぐっ……!」ピクピク

浜波「……司令、大丈夫?」

ショタ提督「……っ」ピクピク

浜波(まだ起きない……ちょっと強引になるけど、体を揺すって……)

浜波「……起きて、司令」ユサユサ

ショタ提督「……!」ピクピク

浜波「大丈夫……?」ユサユサ

ショタ提督「………」

浜波「これは夢、だから……!」ユサユサ

ショタ提督「………」

浜波「………」ユサユサ

浜波(夢の中にまで現れて、司令を苦しめるなんて……嫁さん、貴女は……っ!)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:飛び起きて浜波と頭をぶつけてしまう
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:何とか目を覚ます
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:実は少し前から……
好感度上昇:大 ×2.0

直下
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:06:41.02 ID:RolepaKDO
はい
732 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:18:31.39 ID:eJc213De0
02→20:一歩間違えば精神が入れ替わってた……かも?


ショタ提督「……っ!?」ガバッ

浜波(あっ、起き――)

ガツンッ!

ショタ提督「うぐっ!?」

浜波「うあっ!?」

ショタ提督(いっつぅ……!な、何かに頭をぶつけ……)ズキズキ

浜波「……っ」プルプル

浜波(し、司令が、急に起きたから……頭が、思いっきり……!)ズキズキ

ショタ提督「……?」チラッ

ショタ提督(……あ、あれ?浜波ちゃん……ハッ!まさか、僕が頭をぶつけたのって……!)

ショタ提督「ご、ごめんなさいっ!その、目の前に浜波ちゃんがいるとは思わなくて……!」

浜波「う、ううん……大丈夫……うぅ……!」プルプル

ショタ提督「……でも、どうしてここに?」

浜波「……司令、魘されてたから……起こそうと思って……」

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(そうか……僕はいつの間にか、またうたた寝しちゃって……それで……)

ショタ提督「……ありがとう、浜波ちゃん。頭をぶつけたことは、本当にごめんなさい。でも……お陰で、目が覚めたよ」

浜波「それなら良かった……うっ」ズキッ

ショタ提督「あ、だ、大丈夫……っく!」ズキッ

ショタ提督浜波(あ、頭が……まだズキズキする……)ズキズキ


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:19:21.43 ID:RkGeOHcw0
734 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:32:40.29 ID:eJc213De0
3×1.0=3 78+3=81/100


浜波「……やっと、痛みが引いた」

ショタ提督「……僕も」

浜波「……ごめんなさい。もっと、優しく起こせば……」

ショタ提督「そんな!さっきのは明らかに僕が……」

浜波「ううん。だって……辛い夢を見てたんだよね?」

ショタ提督「……!」

浜波「どんな夢かは、聞かないけど……辛そうだった、から……」

ショタ提督「………」

浜波「だから、早く起こしてあげようと思って……それで……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(浜波ちゃん……仕事を疎かに居眠りしてしまった僕が悪いのに、そこまで考えてくれて……)

ショタ提督(本当に、申し訳ないよ……それと同時に、自分の不甲斐無さが嫌になる……!)ギリッ

ショタ提督「……浜波ちゃん」

浜波「……?」

ショタ提督「どうして……そこまで、僕のことを気にかけてくれるの……?」

浜波「……!」

ショタ提督「だって、魘されていたとはいえ……結局は、仕事中なのに居眠りした僕に非が……」

浜波「……心配、だったから」

ショタ提督「……!」

浜波「司令……最近、いや、ずっと前から……辛そうだったから……それで、少しでも……司令に、元気になってもらいたくて……」

浜波(息子君や娘ちゃんに相談されたこともあるけど……それ以上に、司令が辛そうで……見ていられなかったから……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(浜波ちゃん……そうか。ストレスが、顔に出ていて……でも、浜波ちゃんは……僕を元気づけようとしてくれて……)

ショタ提督(今回のことだけじゃない。今までも、浜波ちゃんは……僕のことを心配してくれて……)

ショタ提督「………」


――提督が以前より浜波を意識するようになっています。
735 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 22:49:05.39 ID:eJc213De0
4ヶ月目:下旬


3周目鎮守府

16周目提督「……どうだった?」

3周目提督「はい。明石さんと夕張さんに用意してもらった○×占いによると、47周目提督さんは――」

※ ○×占い:どんな質問にも○か×で明確に答えを出してくれる。的中率は100%。

27周目提督「……なるほど。それなら堂々と調査出来るな」

3周目提督「問題は方法ですね。どうやって調査しますか?」

16周目提督「僕が持ってる道具を使っても良いけど……」

27周目提督「千里眼やアカシックレコードに接続して調べるという手もあるが、これは“事実の確認”だけじゃダメだ。明確な“証拠”が必要だからな……」

16周目提督「うん。となると、やっぱり――」

3周目提督「……そう、ですね。それが1番だと思います」

27周目提督「人のプライベートを覗き見るのは良くないことだと分かっていても、こればかりはな……」

3周目提督「47周目提督さんへの報告は?」

16周目提督「まだやめておいた方が良いと思う。いくら○×占いが答えを出してくれたとはいえ、完全な証拠を用意出来るまでは……」

27周目提督「あぁ。よし、ここは俺達の力を組み合わせてやろう。“誰か1人”じゃなく、“複数人が事実を知っている”ことも重要だ」

3周目提督「……はい」

16周目提督「じゃあ、役割分担だけど――」


↓1浜波のコンマ 好感度:81/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:51:16.96 ID:onczEKB1o
へい
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:51:45.41 ID:RkGeOHcw0
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:51:46.32 ID:GuET4CfOO
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:52:14.25 ID:RolepaKDO
はい
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:52:15.22 ID:IZfYiIJiO
そい
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:53:51.01 ID:pxrx3Q6qO
浜波ちゃん差しにかかってる?
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:02:34.95 ID:RLpB7i4po
流石に失恋経験者は違うぜ(別人)
743 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 23:05:03.70 ID:eJc213De0
沖波「浜波姉さん、頭の痛み……もう大丈夫ですか?」

浜波「……うん、何とか」

沖波「良かった……いくら私達が艦娘とはいえ、頭へのダメージは危険ですから……」

浜波「……本当に痛いのは、司令」

沖波「え、司令官もまだ痛がってるんですか!?それって重病なんじゃ……!?」

浜波「……心の痛み」

沖波「あ……」

浜波「……嫁さんからの束縛を、何とかしない限り……司令は、ずっと……」

沖波「……っ」ギュッ

浜波「………」

浜波(司令は、夢にも嫁さんが出て暴れるほど追い詰められてる……何とか、しなくちゃ……!)



ショタ提督は……

直下
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:09:29.00 ID:RLpB7i4po
電話出ながらペコペコ謝ってる
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:09:42.92 ID:pxrx3Q6qO
演習先の鎮守府で顔色悪いことを指摘される
746 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 23:24:19.78 ID:eJc213De0
ショタ提督「この度は本当に申し訳ございません!」つ電話 ペコペコ

浜波「………」

浜波(司令、電話しながら謝ってる……これだけで、もう嫌な予感が……)

『まさか君が報告書類を忘れるとは珍しいな……念の為に確認して良かったよ』

ショタ提督「はい……」

『私個人としては、君を責めるつもりは無いのだが……本部に提出する書類である以上、期限が遅れたことに対するペナルティは避けられないんだ』

ショタ提督「はい、それは分かっています……」

浜波「………」

浜波(電話の内容は分からないけど……司令が何か失敗して、大本営に怒られてるのかな……)

『次回の資材補充は少々減らさざるを得ない。尤も、君の鎮守府はそこそこ優秀だから、大した痛手にはならないだろう』

ショタ提督「いえ、そんな……寛大な処置、感謝します」

『いやいや。ただ、流石にこのようなミスが何度も続くようなら……流石にこちらとしてもフォロー出来なくなってくる。それは理解しておいてほしい』

ショタ提督「はい。申し訳ございません……!」ペコペコ

『では、一刻も早く書類を提出するように』

ショタ提督「分かりました……」ガチャッ

ショタ提督「はぁ……よりによって、あの書類を提出し忘れるなんて……」

ショタ提督(普段の僕なら、絶対にしなかったであろうミス……どうして……)

ショタ提督「……っ」グッ…

ショタ提督(いや、そんなの……僕がしっかりしていなかっただけじゃないか……!)

ショタ提督(言い訳なんて、出来るはずが無い……僕のせいで、皆に迷惑が……)

ショタ提督「……ごめんね、嫁ちゃん、皆……僕がこんなことじゃ、いけないのに……ごめんね……!」

浜波「………」

浜波(司令、また、追い詰められて……確かに、傍から見れば……これは司令の失敗、かもしれないけど……)

浜波(本当は、違う……嫁さんが、司令を苦しめるせいで……!そのストレスで、司令は……!)


浜波の行動

直下
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:35:51.37 ID:epUtpz+u0
一緒に書類を提出しにいく
748 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/29(水) 23:56:33.46 ID:eJc213De0
ショタ提督「……っ!」カキカキカキ

ショタ提督(書類自体は、時間がかかるものじゃない……!だから、急げばすぐに……!)カキカキカキ

浜波「………」

浜波(司令……やっぱり、自分を責めて……)

ショタ提督「……出来た!後は封筒に入れて……これでよし!郵送している場合じゃない!直接届けないと……!」ガチャ

浜波「きゃっ!?」ビクッ

ショタ提督「っ!?え、は、浜波ちゃん?」

浜波「う、あぅ……」オロオロ

浜波(ど、どうしよう……まさか、司令がすぐに書類を終わらせて……部屋から出てくるなんて……)

浜波(これじゃ、私……部屋を覗き見してたみたいに……いや、みたいじゃなくて、実際に覗き見……うぅ、何て言えば……)

ショタ提督「……あはは、見られちゃってたんだね」

浜波「……え?」

ショタ提督「ごめんなさい。何か用があって来てくれたんだよね?それなのに、こんな情けない所を見せちゃって……」

浜波「あ……」

ショタ提督「うっかり大切な書類を提出し忘れていたせいで、大本営の人から怒られちゃって……提督である僕が、こんなことじゃいけないのに……」

浜波「………」

ショタ提督「しかも、そのせいで毎月追加される資材が、来月分だけが減少しちゃって……本当にごめんなさい……!」

浜波「……ううん。少なくとも、私は……気にしないよ」

ショタ提督「……!」

浜波「むしろ司令は……頑張り過ぎ。本当は、もっと休んでも良いのに……これくらいのミスで済んだことの方が、驚いたかも……」

ショタ提督「………」

浜波「だから、減少分は……私達が遠征で補えば良いから……司令は、あまり思い詰めないで……?」

ショタ提督「……浜波ちゃん」

ショタ提督(……部下にこんなことを言わせてしまうようじゃ、提督として失格だ。本当に、僕という奴は……!)

浜波「……ほら。書類……出しに、行こう……?」

ショタ提督「……え?いや、大丈夫だよ。1人で……」

浜波「だって、今の司令……凄く顔色悪いから……書類、落としちゃったり……しない?」

浜波(というのは建前……本当は、落ち込んでる司令を慰める為にも……傍についててあげたいから、だけど……)

ショタ提督「う……」

ショタ提督(確かに、浜波ちゃんの言う通りかもしれない……実際、書類を提出し忘れたから……浜波ちゃんが心配するのも、無理はないよ……)

ショタ提督「……申し訳無いけど、一緒に……来てくれないかな?」

浜波「……うんっ」

浜波(もしかしたら、駐屯地で憲兵に怒られるかもしれない……でも、その時は……私が、何とかしなきゃ……)


反転コンマ判定:この後どうなる?

01〜49:むしろ憲兵からも心配された
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:何事も無く書類を渡して終わり
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:少し受付から叱責される。すかさず浜波が慰めて……
好感度上昇:大 ×2.0

直下
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:57:03.83 ID:epUtpz+u0
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:57:30.66 ID:RolepaKDO
はい
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:02:34.47 ID:PEeOxpsQ0
ゾロ目惜しかった
752 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 00:10:19.60 ID:LVUOkooo0
83→38:憲兵さん優しい


駐屯地

ショタ提督(ふぅ……何事も無く辿り着けた。今は自分自身が信用出来ないから……)スタスタ

浜波「………」スタスタ

浜波(ここまでは良いんだけど……問題は、この後……書類を渡す時に、怒られないと良いけど……)

ショタ提督「あの、47周目鎮守府の47周目提督です。この度は、書類の提出期限が過ぎてしまい申し訳ございませんでした!」つ書類 スッ

憲兵「おや、貴方は47周目提督さん……はい、確かに受理しました。にしても……」

ショタ提督「……っ」ビクッ

浜波「………」

浜波(うっ……司令、やっぱり……怒られちゃうのかな……)

憲兵「……大丈夫ですか?顔色が悪いですよ?」

ショタ提督「……え?」

浜波「……!」

憲兵「あまりこういうことを話題に出すのは良くないのですが……やはり奥様からのストレスですか?」

浜波(えっ、まさか憲兵まで……嫁さんの横暴さを、知ってるの……!?)

ショタ提督「い、いえ!そんなことは……!」アセアセ

憲兵「おや、そうでしたか。何せ、あの方の娘さんが奥様となれば、色々と重圧を感じているのかと思いまして……」

浜波「………」

浜波(何だ、両親の方だったんだ……そう、だよね……あの人、周りに隠すのは上手いもん……)

浜波(でも、私は……もう、あの人の本性を見ちゃってるけど……)

憲兵「とにかく、提督や憲兵に限らず、体が資本ですからね。無理はなさらないようにして下さい」

ショタ提督「……ありがとうございます。そちらも、お体に気を付けて……」ペコッ

浜波「………」

浜波(とりあえず、司令が怒られなくて良かった……それだけでも、安心……)ホッ


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:11:27.87 ID:PEeOxpsQ0
えい
754 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 00:17:08.78 ID:LVUOkooo0
霧島「………」

霧島(私、未だに59から数値が動いていないのですが……おかしい、こんなはずでは……!)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
小ネタの複数回登場ヒロインの多さに少し苦戦しています。1グループ1レスとしても、軽く30レスは超えてしまう計算に……
まだ時間がかかると思いますが、近日中には投下予定です。もうしばらくお待ちいただけると幸いです。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:47:51.95 ID:k2SYOfQUo
おつおつ
ご無理はなさらぬよう
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:51:56.99 ID:ojh5j+xDO
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 06:11:17.03 ID:fno4kClTO

最近更新多くて嬉しい
このペースなら今年中に50週目までいけるか?
758 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 19:31:32.96 ID:LVUOkooo0
22:30〜23:30頃開始予定です。ただ、もしかすると今回は少し早めに切り上げるかもしれません。
759 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 22:41:37.77 ID:LVUOkooo0
始めます。まずはリザルトからです。
760 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 22:43:15.05 ID:LVUOkooo0
7×1.0=7 81+7=88/100


自宅

ショタ提督「はぁ……」

息子「………」

娘「………」

息子(お父さん、すっごく落ち込んでる……)ヒソヒソ

娘(今日は珍しくお母さんに怒られてないから、鎮守府で何かあったのかな……?)ヒソヒソ

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕のせいで、皆に……浜波ちゃん達に、迷惑をかけてしまうことになるなんて……“提督”がそんなことじゃ、ダメなのに……)

ショタ提督(本来、浜波ちゃん達は余分に頑張る必要は無かったんだ。それを、僕の失敗のせいで……)

息子「……お父さん、大丈夫?」

ショタ提督「え……?」

娘「家に帰って来てから、その……頭を抱えてるから……」

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(そう、だよ……公私混同してはいけないんじゃなかったのか、僕……)

ショタ提督(家にまで、仕事のことを持ち出して……2人に心配をかけるようじゃ、親として……!)

ショタ提督「……大丈夫。ちょっと、疲れただけだから」ニコ…

息子「………」

娘「………」

ショタ提督(子供に情けない姿を見せる訳には……部下だけでなく、家族にまで迷惑をかけるのはいけない……!)

ショタ提督(……こんな僕のことでも、イムヤちゃん(69.5/100)や霧島さん(59/100)は……提督として扱ってくれる)

ショタ提督(それだけじゃない。春風ちゃん(75/100)だって……記念として、指輪を作ってくれた。そして……)

ショタ提督「……浜波ちゃん」ポツリ…

息子娘「……!」

ショタ提督(浜波ちゃん(88/100)は……失敗した僕を責めず、励ましてくれた……)

ショタ提督(いや、それどころか……僕の失敗をフォローするとまで、言ってくれた……!)

ショタ提督(こんな自分が情けなくて、たまらない……でも、それ以上に……)

ショタ提督「……っ」グッ…

ショタ提督(浜波ちゃんの優しさに……僕は、温もりを感じてしまっている。そんなことじゃ、ダメなのに……)

ショタ提督(嫁ちゃんがいることはもちろんだけど、何よりも……浜波ちゃん達に、そこまで気を遣わせてしまったことが……っ!)

息子「………」

娘「………」

息子(……もうすぐ、かな)ボソッ

娘(うん。でも、浜波お姉ちゃんが……お父さんのことを、どう思ってるかも……)ボソッ


――『4ヶ月目』時点では、浜波にかなりの信頼を置いており、もう少しで彼の心に火が灯ることでしょう。
761 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 22:47:11.57 ID:LVUOkooo0
5ヶ月目:上旬


自宅

嫁「……何よこれ」

ショタ提督「いや、いつもお世話になってるから……」つショートケーキ スッ

嫁「いらないわ。子供に食べさせてやったら?」

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(嫁ちゃん、自分のことより……息子と娘のことを優先して……)

嫁「だって私、この前買い物帰りに喫茶店で食べたもの」

ショタ提督「……!」

嫁「アンタねぇ、私と結婚して何年も経つのに、未だに私の生活サイクルすら把握出来てない訳?」ジロッ

ショタ提督「そ、そんなこと言われても……」

嫁「言い訳するな!大体、普通に考えたら私が店でそれなりの頻度でケーキを食べてることくらい分かるものじゃないの!?」

ショタ提督「………」

嫁「こんなことで私を労わった気になってるの!?だったら掃除も洗濯も子育ても全部アンタがやりなさいよ!」

嫁「こんな食べ飽きた物で私を釣ろうだなんて馬鹿じゃないの!?お陰でこうして怒る羽目になって余計に疲れたじゃない!!」

ショタ提督「……ごめんなさい」

嫁「全く……本ッ当に使えない旦那ね!!こんなんじゃ子供の将来も真っ暗だわ!!」バタンッ

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(僕は、そんなつもりじゃ……嫁ちゃんに、喜んでもらおうと……)ウルウル

ショタ提督「………」

ショタ提督(……浜波ちゃんなら、きっと……喜んでく――)

ショタ提督「――っ!」フルフル

ショタ提督(ぼ、僕は今……何を考えて……!嫁ちゃんがいるのに、こんな……!)ガクガク

ショタ提督「………」

ショタ提督(だけど……実際、嫁ちゃんより……浜波ちゃんの方が、優しくて……いつも、気にかけてくれて……)

ショタ提督「……!」フルフル

ショタ提督(いや、だから……そんなことを考えちゃダメ……!しっかりしろ、僕……!)






息子「………」

娘「………」

息子(お母さん……本当に……!)プルプル

娘(最低、だよ……!お父さんの気持ちを、考えもせずに……!)プルプル


↓1浜波のコンマ 好感度:88/100
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:48:11.39 ID:UPaQ8hh90
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:49:12.21 ID:ojh5j+xDO
はい
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:51:43.11 ID:ENiChZMno
やむい
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:51:53.01 ID:/jK5vcZKO
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:52:32.58 ID:poJ3AwJ+O
浜波ガチすぎる
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:54:09.35 ID:zuYH09gEO
これでまた失恋したら笑う
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:02:07.45 ID:BMc9f2cqO
春風ちゃん捲くれ捲くれ!
769 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:04:38.09 ID:LVUOkooo0
浜波「司令、大丈夫かな……また、1人で抱え込んでないかな……」ブツブツ

高波「………」

浜波「この前だって、日頃の疲れでミスを……それどころか、顔にあざがついてる時だってあるし……」ブツブツ

高波「………」

高波(浜波ちゃん……最近、ずっと司令官のことばかり考えてる……)

浜波「だとしたら、救急箱は手元に置いておいて……司令の、日々の仕事も出来る限り把握しておいて……」ブツブツ

高波「……浜波ちゃん」

浜波「……何?高波姉さん」

高波「やっぱり、司令官のこと……心配?」

浜波「うん。だって、司令は……目を離すと、何でも自分だけで背負い込もうとするから……」

浜波「だから、私の方から……声をかけてあげないと……」

高波「………」

高波(……これって、もしかして……いや、でも……司令官、奥さんがいるし……)



ショタ提督は……

直下
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:08:55.49 ID:7uZMVQ050
嫁さんが喜びそうな話題を探すため様々な女性誌を読み漁っている
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:09:17.26 ID:BMc9f2cqO
つい、浜波ちゃんとの生活を夢想して落ち込んでいる
772 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:21:38.27 ID:LVUOkooo0
※女性誌はほとんど読んだことが無いので、間違った描写があればすみません。

ショタ提督「………」つ女性誌 パラパラ

浜波「……?」

浜波(あれって、本屋さんで見かける……女性誌?でも、どうして司令が……)

ショタ提督「……はぁ」パラパラ

浜波「……!」

浜波(あっ、もしかして……)

ショタ提督「嫁ちゃんが喜んでくれそうな話題や、女性は何をすれば喜ぶかを調べようと思ったけど……」パラパラ

浜波(やっぱり……そんなことだろうと思った……)

ショタ提督「……どうしよう。よく分からない……普段、お仕事ばかりしてるから……」パラパラ

ショタ提督「服の記事を読んでも、話題についていけない……いや、そもそも……」

ショタ提督「フワッとした知識だけじゃ……きっと、嫁ちゃんを怒らせちゃいそうで……」

浜波「………」

ショタ提督「正確に把握しなくちゃいけないと分かっていても……全部、理解出来る自信が無い……情けない話だけど……」

浜波「………」

浜波(あんな奴の為に……そんなこと、しなくても良いのに……)

ショタ提督「………」パラパラ

ショタ提督(……でも、どうせ……僕が一生懸命考えたところで、文句言われちゃうんだろうな……さっきみたいに……)ジワッ

浜波「……!?」

ショタ提督(あっ、ダメ……!そういう風に考えちゃ……!僕には、嫁ちゃんを幸せにする責任があるんだから……!)グシグシ

浜波「………」

浜波(司令、今……明らかに、涙を堪えて……これ、絶対……また、あいつに何か……!)キッ


浜波の行動

直下
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:26:23.77 ID:an0fVfwDO
男性が悲しそうな様子では
どんなエスコートを受けても女性は
喜びませんよと諭してあげる
774 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:41:06.40 ID:LVUOkooo0
浜波「……っ」ギュッ

浜波(ここで、女性の気持ちや心情を教えるのは簡単だけど……でも、それじゃ……)

浜波(結果的に、あいつの司令への束縛を……強めちゃうだけ……)

浜波(だけど……司令は、女性誌を買って来るほど……真剣に考えて……)

浜波「………」


ショタ提督「………」パラリ…

ショタ提督(結局、よく分からないままだった……また、別の本を買って読まないと……)

ショタ提督(そうしないと、嫁ちゃんを喜ばせることが出来ない……幸せに、することが……)

浜波「……司令」ガチャ…

ショタ提督「あ……浜波ちゃん……」

浜波「……その本、もしかして……奥さんの為に……」

ショタ提督「……うん。どうすれば、嫁ちゃんが喜んでくれるか……勉強しようと思って」

浜波「………」

浜波(司令……)

浜波「……でも、本を読んでる時……悲しそうだった」

ショタ提督「……っ!」

浜波「司令が一生懸命なのは分かるけど……今みたいに、辛そうな感じだったら……」

浜波「嫁さんは……ううん、女の子は……どんな風にエスコートしてもらっても……あまり、喜ばないと思う……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(耳に痛い言葉が突き刺さる。浜波ちゃんの言う通りだ……僕に少しでも“負の感情”がある限り……嫁ちゃんに、それを見抜かれ――)

浜波「……だけど、それ以上に……っ!」ダキッ

ショタ提督「――え?」

浜波「……っ!」ギュウッ

ショタ提督「は、浜波ちゃん……?」

浜波「……あんな奴のことなんか、考えなくて……良いのに……!」

ショタ提督「……!?」

浜波「司令……私、見たの……この前、あいつに……鎮守府の前で、司令が罵倒されてるところを……」

ショタ提督「………」

浜波「あんな酷いことを言う奴の為に……そこまでしなくて、良いの……!」

浜波「お願いだから、無理をするのはやめて……!じゃないと、司令が……ストレスで、壊れちゃう……!」ギュウッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(浜波、ちゃん……)


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:浜波をここまで心配させてしまったことに罪悪感を抱く
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:戸惑いつつも、浜波の温もりに癒される
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ドクン……と、抱いてはいけない気持ちが湧き上がってくる……
好感度上昇:大 ×2.0

直下
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:43:50.92 ID:BMc9f2cqO
こい!
776 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/30(木) 23:51:03.03 ID:LVUOkooo0
92→29:胸が痛い


浜波「……っ!」ギュッ

ショタ提督「……っ」ズキッ…

ショタ提督(あぁ、僕は……本当に、ダメな奴だ……情けない奴だ……!)

ショタ提督(この前だって、浜波ちゃんに心配かけてしまったばかりなのに……!)

ショタ提督(また、こうやって……心配をかけさせてしまうなんて……)

ショタ提督(しかも、今度は私生活のことで……!どうして僕は、こうも……!)ギリッ

ショタ提督「……ごめんね、浜波ちゃん」スッ…

浜波「あ……」

ショタ提督「いつもいつも、心配ばかりかけちゃって……」

浜波「そ、そんなことない!司令は何も悪く……」

ショタ提督「………」フルフル

浜波「……!」

ショタ提督「私生活のことを職場に持ち込む時点で、僕は責められても文句を言えない……」

浜波「………」

ショタ提督「むしろ、ありがとう……こんな、僕の悩みを……真剣に、考えてくれて……」

浜波「……司令」

ショタ提督「……っ」ズキッ

ショタ提督(……こんな言葉しかかけられない自分が、嫌になる……浜波ちゃんは、僕を心配してくれたのに……)

ショタ提督(僕なんかの為に、気を遣ってくれているのに……僕は、こんな状態で……っ!)

浜波「………」

浜波(司令、やっぱり……追い詰められて……)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:52:23.29 ID:ojh5j+xDO
はい
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:02:34.33 ID:ODlYGW64o
来たな
779 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 00:07:55.15 ID:/T8gMgRW0
9×1.0=9 88+9=97/100 《-- リーチ --》


ショタ提督「……っ」ドクンッ…!

ショタ提督(いけない……!この感情は……!)

ショタ提督「はぁっ、はぁっ……!」

ショタ提督(……気づかないフリを、していたのに……絶対、間違いだと思っていたのに……!)

ショタ提督(ただでさえ最低なことをしてしまっているのに……それで、嫁ちゃんを愛すると決意したのに……!)

ショタ提督「うぅっ……嫁、ちゃん……僕は……!」

ショタ提督(……浜波ちゃんに、特別な気持ちを抱こうとしてしまっている……僕が、いて……)

ショタ提督(でも、それは……許されることでは、無くて……!)

ショタ提督(頭では、分かっていても……心が、それを拒んで……っ!)

ショタ提督「く……っ!」ギリィ…ッ!

ショタ提督(やめろ、僕……!これ以上、人として……落ちるつもり、なのか……!)プルプル

嫁『本当にアンタは無能ね!』ギロッ

ショタ提督「……っ」ズキッ

浜波『司令……私が、ついてるから……』ニコ…

ショタ提督「あ、ぅ……!」

ショタ提督(ダメだ……!僕には、嫁ちゃんが……っ!)




浜波「………」

浜波(……司令。最初は、息子君や娘ちゃんに言われて……積極的に、司令を支えようと思ってた……)

浜波(だけど、それは……“艦娘”として。“部下”として……)

浜波「………」ギュッ

浜波(でも、ね……?私……もう、そんな関係じゃ……我慢、出来なくなってきて……)

浜波「……司令」

浜波(8年間、貴方を傍で見てきて……そして、一緒に日々を過ごして……)

浜波(……私は、貴方に……“上司”として以上の、好意を……抱いちゃった……)

浜波「……私じゃ、ダメ……?」

浜波(あんな奴は、どうせ……司令のことを大事になんか、思って無い……!)

浜波(でも、私は違う……司令のことを、誰よりも大切に考えていて……ずっと、支えたいと思って……)

浜波(“艦娘”としてじゃなく……“恋人”として……!)

浜波「……司令、お願い……あんな奴なんか、捨てて……」

浜波(私を、見て……私を、選んで……っ!)ギュッ


――提督が浜波に、異性としての好意を抱きかけています。
780 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 00:14:36.41 ID:/T8gMgRW0
5ヶ月目:中旬


浜波「………」コソッ

浜波(司令……)


ショタ提督「……っ」

ショタ提督(僕には嫁ちゃんがいる……彼女を裏切ってはいけない……)ブツブツ

息子「……お父さん?」

ショタ提督「えっ……ど、どうしたの?」

娘「どうしたの?何だか、上の空だけど……」

ショタ提督「う、ううん!大丈夫だよ!浜波ちゃんのことは考えて……」

息子娘「浜波お姉ちゃん?」


浜波「……!」


ショタ提督「あっ、いや、その……」オロオロ

ショタ提督(ぼ、僕の馬鹿……!子供の前で、こんなことで動揺するなんて……!)

ショタ提督「……な、何でもないから!うん!」

息子「……!」

娘「……!」

ショタ提督(落ち着くんだ、僕……!僕は嫁ちゃんを愛さないといけない……)

ショタ提督(だから、決して……こんな、浮気とも取れるようなことを……考えちゃ、いけない……!)フルフル

息子(お父さん、もしかして……!)パァッ

娘(浜波お姉ちゃんのことを……!)パァッ


浜波「……っ」ギュッ

浜波(司令も、私のことを考えて……?それって……!)


↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:69.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:15:06.03 ID:sk+1I1zY0
決められるか浜波
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:15:25.61 ID:Hnezg06/0
さてどうなるか
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:15:33.55 ID:WVRdNRsDO
はい
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:16:08.11 ID:R6awtHe40
さてさて
785 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 00:17:50.22 ID:/T8gMgRW0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:32:51.65 ID:ODlYGW64o
おつつ
どうまとめるかきになる!
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:48:20.46 ID:o17UCFUkO
おつ
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 00:54:57.95 ID:WVRdNRsDO
乙です
浜波逃げ切れるかと
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 13:10:27.88 ID:3QB+w9xA0
乙です
今回妻ってポジションだから際立ってるけど
結構作者さんてこういう突き抜けた悪役や憎まれ役を描くの本当上手いよな
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 13:13:28.15 ID:2oXIWXUf0
もし浜波がゴールしてから中々エンディングを迎えないみたいなことになれば
恐ろしいレベルの昼ドラが展開され続けるんだよな……正直期待
791 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 16:55:45.10 ID:/T8gMgRW0
22:00〜23:00頃開始予定です。
792 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:07:39.41 ID:/T8gMgRW0
始めます。
793 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:09:22.76 ID:/T8gMgRW0
伊401「最近、いつにも増して提督が頭を抱えてることが多くなってる気がする……」

伊168「うん……それだけ、嫁さんからの束縛にストレスを……」

伊401「いや、それが違うみたいで……」

伊168「え?」

伊401「この前秘書艦だった時、ボソボソと呟いてて……『僕には嫁ちゃんがいるのに』って」

伊168「……?」

伊401「最初はまた嫁さんに虐められたのかと思ったけど……それなら“いるのに”なんて言い方はしないよね?」

伊168「………」

伊401「他にも『嫁ちゃんを裏切ることはダメ』とも言ってたっけ……」

伊168「………」

伊168(それって、まさか……いや、そう決定づけるのは早計よね)

伊168(だけど、私の予想通りだとしたら……もしかして、司令官……)



ショタ提督は……

直下
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:10:55.75 ID:2tfI3C+7O
子どもと遊んでる
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:11:41.89 ID:2oXIWXUf0
二人の子供が留守番中に楽しめそうな娯楽が無いか調べていた
796 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:25:34.43 ID:/T8gMgRW0
息子「娘!早くアイアイパラソルして!」つジョイコン ピコピコ

娘「え、えっと、こう!?」つジョイコン ピコピコ

キュルルル…!

息子「それはパラソルドリル!」

娘「あわわわっ!?」

ショタ提督「………」つジョイコン ピコピコ

伊168「………」

伊168(あ、息子君達とゲームしてる……ちょっと安心。司令官にとって、数少ないリラックスタイムだし……)

娘「お兄ちゃん!あれやって!ブンナゲフレンズ!」ピコピコ

息子「分かってる!えいっ!」ピコピコ

ズドドドドドッ!

娘「それはもうれつストンピングでしょ〜!?」

息子「あっ、ごめん!」

ショタ提督「………」ピコピコ

伊168「……?」

伊168(あれ?でも、司令官……どことなく、上の空のような……)

ショタ提督「………」ピコピコ

ショタ提督(僕は嫁ちゃんの夫……浜波ちゃんは、あくまでも部下……そう、嫁ちゃん以外の人を好きになるなんて……)

息子「お父さん!前!前!」

ショタ提督「……え?」

ドカドカドカッ! チャララララララッ♪ パタッ

ショタ提督「あっ!?」

娘「お父さん!先に死んじゃダメでしょ〜!」

ショタ提督「ご、ごめんっ!」

ショタ提督(しまった!子供と遊んでる時に、全然違うことを考えて……今はゲームに集中しなきゃいけないのに……!)

伊168「………」

伊168(もしかして……さっき、シオイが言ってたことを……私が予想してることを考えて……)

伊168(これって、どうすれば……息子君達とゲームしてる状況で『悩み事について話して?』は流石にどうかと思うし……)

伊168(やっぱり、無難にゲームに混ざった方が良いかな?それとも、他のことで司令官を元気づけるべきか……)


伊168の行動

直下
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:41:16.59 ID:Bp69COZb0
ゲームに混ざる
798 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 22:57:27.07 ID:/T8gMgRW0
伊168「………」

伊168(……息子君と娘ちゃんの楽しそうな雰囲気を壊す訳にもいかないし、ここは私も混ざって……よしっ!)


テッテレッテテッテーテテッ テッ♪

息子「あちゃ〜……」

娘「全員死んじゃった……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕の馬鹿……折角2人が遊ぼうと誘ってくれたのに、僕がこんな調子じゃ……)

伊168「司令か〜ん!」ガチャ

息子娘「あっ!イムヤお姉ちゃん!」パァッ

伊168「息子君に娘ちゃんもこんにちは!」

ショタ提督「……イムヤちゃん?」

伊168「司令官達、楽しそうにゲームやってたからさ。私も混ぜてもらおうかなって」つジョイコン スッ

息子「お〜!仲間が1人増えた!」

娘「これならさっきはやられちゃったボスも勝てそう!」

伊168「あ、お邪魔だったら無理にとは言わないけど……」

ショタ提督「……ううん、大歓迎だよ。ありがとう、息子と娘の為に……」

伊168「気にしないで。私がしたくてしてることだもの。よーうし!4人で力を合わせてラスボスまで突き進むわよ!」

息子娘「おー!」

伊168「………」チラッ

ショタ提督「………」

伊168(やっぱり、まだモヤモヤしてるみたいね……ここは私が盛り上げて、司令官の気持ちを少しでも明るくしてあげないと)グッ…!


反転コンマ判定:提督達はどこまで進めた?

01〜49:四天王途中で全滅
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:STGで力尽きる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ラスボスを めっした!
好感度上昇:大 ×2.0

直下
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 22:59:15.72 ID:UefkmrPBO
ほいさ
800 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:15:30.57 ID:/T8gMgRW0
72→27:究極勝利までの道のりは長い……


伊168「ちょっ!?こいつ仲間を振り回してる!?」

息子「そうだよ!ハイネスは気絶してる三魔官を武器にするんだ!」

娘「あうっ!?」

ショタ提督「あっ、娘にキッスが直撃して……!」

息子「やっぱりストーンにしとけば良かった〜!」

伊168「諦めちゃダメ!頑張って攻撃を避ければ、その内チャンスが……きゃっ!?」

娘「イムヤお姉ちゃん!」

ショタ提督「あちこちに動くから攻撃が当てづらい……!」

娘「え、え〜いっ!」

伊168「よし!これで半分削っ……えっ、何これ!?」

息子「フレンズころがり!避けて〜!」

伊168「そ、そんなの聞いて……あぁっ!?」

娘「あっ!イムヤお姉ちゃんが死んじゃった!」

息子「待ってて!今助けに……うあっ!?」

娘「お兄ちゃ〜ん!?」

ショタ提督(緊急回避でかわすのが精一杯……このままじゃ、まともに動けない……)

娘「お、お兄ちゃんとイムヤお姉ちゃんを復活させなきゃ……ひうぅ!?」

ショタ提督「あっ、娘が……えっ、僕1人……!?」

息子娘「お父さ〜ん!」

伊168「司令官!何とか隙を見つけて助けて!」

ショタ提督「う、うん!分かってる……あっ」ドガッ

テッテレッテテッテーテテッ テッ♪

伊168「………」

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「……ごめんなさい」

伊168「……その、どんまい?」

ショタ提督「うぅ……」

ショタ提督(せめて、ゲームでは2人やイムヤちゃんの役に立とうと思ったのに……)ガクッ

伊168「………」

伊168(……盛り上げるつもりが、返って司令官が落ち込んじゃった)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:16:26.41 ID:gk14zvIp0
802 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:29:23.87 ID:/T8gMgRW0
1×1.0=1 69.5+1=70.5/100


ショタ提督「………」シュン

息子「お父さん……あまり気にしないで?」

娘「さっきのは仕方ないよ。不意打ちだし……」

ショタ提督「……うん」

伊168「……ごめんなさい。私達が先にやられちゃったせいで、何だか司令官のせいみたいな感じになっちゃって」

ショタ提督「いや、2人やイムヤちゃんは悪くないよ……はぁ……」

伊168「………」

伊168(これは重症ね……いや、それを言ったら普段から重症だけど)

伊168「………」ナデ…

ショタ提督「あ……」

息子娘「……!」

伊168「あまり自分を責めないで?さっきのは本当に仕方なかったもの」ナデナデ

ショタ提督「……え、えっと、イムヤちゃん?」

伊168「こういう言い方はあまり良くないけど、たかがゲームで落ち込まなくても良いの」ナデナデ

伊168「何度でも再挑戦出来るんだし、少し休んだらもう1回チャレンジしてみよっか?」ナデナデ チラッ

息子娘「あ……うん!もちろんだよ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(イムヤちゃんの手、温かい……そっか。息子や娘が頭を撫でられてる時に……目を細める気持ちが、ちょっと分かったかも……)

ショタ提督(……でも、僕には浜波ちゃん……じゃなくて!嫁ちゃんがいるんだ!他の人に気持ちを動かしちゃいけない……いけない、のに……)

伊168(……ゲームでここまで落ち込むということは、かなり精神的に追い込まれてる証拠よね。これは今まで以上に司令官を注意深く見てあげないと……!)ナデナデ

息子娘「………」ジー

息子娘(……イムヤお姉ちゃん、お母さんみたい。あっ、ウチのお母さんじゃなくて、他のお家のお母さんみたいな感じ……)


――提督が伊168を少し意識し始めたようです。
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:36:08.30 ID:lwVq1gBdO
コンマ運ェ…
804 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:39:22.77 ID:/T8gMgRW0
5ヶ月目:下旬


浜波「………」

浜波(配偶者がいる人のことを好きになるなんて、物語の中だけの話だと思ってたけど……)

浜波「……っ」ギュッ…

浜波(まさか、私が……そんなことになっちゃうなんて……でも、今なら……その男の人と、関係を持とうとする人の気持ちが……分かるかも……)

浜波(あんな奴より、私の方が……司令のことを、大切に考えてるし……それに……)

息子「……浜波お姉ちゃん?」

浜波「っ!」ビクッ

娘「お父さんの部屋に入らないの?」

浜波「い、いや……その……」

息子娘「……?」

浜波「……息子君、娘ちゃん」

息子娘「なぁに?」

浜波「2人は……新しいお母さんが欲しいって、考えたことは……」

息子娘「……え?」

浜波「……っ!?ご、ごめんなさい……!」ダッ

息子娘「あっ、浜波お姉ちゃん……!」

浜波(わ、私……何を言って……!しかも、よりによって……息子君と、娘ちゃんに……!)タタタッ

浜波(……だけど、あんな奴よりは……息子君達のことだって、大事に育てる自信があるもん……!)

浜波(だって、昔から……弟や妹みたいに、仲良くしてきたから……!)

息子「………」

娘「………」

息子(新しいお母さん……これって……)

娘(……浜波お姉ちゃんも、お父さんのことを……?)


↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:59/100
↓3伊168のコンマ 好感度:70.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:40:47.67 ID:WVRdNRsDO
はい
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:40:59.08 ID:gk14zvIp0
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:41:58.93 ID:LuX3GuZk0
えい
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:43:07.51 ID:KBNqNgdy0
はい
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:43:33.99 ID:3ArGAqC2o
漢霧島、浜波のゴールを見事ブロック
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:45:14.72 ID:ODlYGW64o
乙女だぞ
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:49:21.86 ID:KBNqNgdy0
たけぞうの呪い
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:50:55.69 ID:KBNqNgdy0
途中送信
たけぞうの呪いと由良の呪いのダブルパンチもありうるか
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:52:09.18 ID:UefkmrPBO
流石にまだ2番手のリーチさえ見えていない状況で
たけぞうの呪い扱いは短絡的すぎないかねえ
これで次に浜波がゴールしたらどうすんねん
814 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/05/31(金) 23:56:09.47 ID:/T8gMgRW0
霧島「司令が目に見えて落ち込んでいる……?」

榛名「うん。今までも嫁さんのことで悩んでたみたいだけど、この1ヶ月は特に酷くて……」

霧島「……まぁ、私も気づいてたけどね。最近、声をかけても反応しないほどに悩んでるみたいだから」

榛名「提督、大丈夫かしら……あの人、昔から自分を責めるタイプだから……」

霧島「私達で何とか出来ることだったら、今すぐにでも解決に動くのだけれど……」

榛名「………」

霧島「何?その目」

榛名「いや、霧島は時々、計算を重視する割には強引に押し切ろうとするところがあるでしょ?」

榛名「だから、提督から無理矢理悩みを聞き出すようなことをしないか心配で……」

霧島「あのねぇ……いくら何でも、人の心に土足で踏み込むような真似はしないわよ。こういうことは慎重にいかないと……」

霧島(司令をより傷つけてしまうことになってしまえば、本末転倒だもの……)



ショタ提督は……

直下
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:57:17.15 ID:3dV53IYU0
一人で黄昏ている
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/05/31(金) 23:57:26.73 ID:ODlYGW64o
資材のやりくりに頭をひねっている
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:00:19.14 ID:VHhqUw+z0
また変な奴とすぐ煽る奴が湧いてる
818 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 00:11:27.09 ID:nk1R2QiT0
ショタ提督「………」

霧島「………」

霧島(夕陽を眺めて黄昏ていますね……やはり1人で悩みを抱えて……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

霧島「っ!?」

ショタ提督(嫁ちゃんのことを考えれば考えるほど……それ以上に、浜波ちゃんが頭に思い浮かんできて……)ウルウル

ショタ提督(辛かった出来事を、優しく包み込んでくれるように……締め付けられた心を、癒してくれるように……)

ショタ提督「……くっ!」グシグシ

ショタ提督(でも、それは……男として、人として……最低なことだ……絶対に、してはいけないことなんだ……!)

ショタ提督(嫁ちゃんは、恋人どころか……奥さんなんだ。それなのに、他の女性に気持ちがなびいてしまうようなことは……)

ショタ提督(あっちゃ、いけないんだ……許されることじゃないんだ……!でも……でもっ……!)ジワッ

ショタ提督「……っ!」グシグシグシ

ショタ提督(嫁ちゃんを愛しようと思えば、目の前に浜波ちゃんの顔が浮かんで……!)

ショタ提督(僕は既に、2度とも嫁ちゃんを苦しめてしまっているのに……くそっ……!)

霧島「………」

霧島(まさか、涙を流すほどに思い詰めていただなんて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(誰か……僕の腐った根性を、叩き直して……このままじゃ、僕は……僕はぁっ……!)

ショタ提督(後戻り出来ないほどの……最低な、クズになっちゃう……いや、それだけならまだマシだ……!)

ショタ提督(また、嫁ちゃんを傷つけてしまう……!それどころか、息子や娘にも……苦しい思いをさせてしまう……!)

ショタ提督「うぅっ……!」ジワッ

霧島「………」

霧島(……これは慎重に行動しないといけません。下手なことを言って、司令の心を抉ってしまうようなことだけは避けなければ……!)


霧島の行動

直下
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:13:12.02 ID:LNvXa7hVo
マイクチェックと称して歌わせて気分転換させる
820 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 00:32:04.06 ID:nk1R2QiT0
霧島「………」

霧島(何か、司令を元気付けられる方法は……でも、私に出来ることといえば、戦闘での指示やマイクチェックくらいしか……)

霧島(……マイクチェック?マイク……気分転換……)

霧島「……!」ピーン!

霧島(我ながら良い案が浮かびました!早速必要な物を取ってこないと!)ダッ


ショタ提督「……っ」ウルッ

ショタ提督(自分で自分が、嫌になる……僕は、これほどまでに最低な奴だったなんて……)

コンコンコン…

ショタ提督「あっ……!」グシグシ

ショタ提督「……ど、どうぞ」

霧島「失礼します」

ショタ提督「霧島さん……あの、その機械は?」

霧島「カラオケセットです」

ショタ提督「か、カラオケ……?」

霧島「司令、ここ最近……何か、悩みがあるのでしょう?話しかけても、上の空であることが多いですし……」

ショタ提督「……っ」ズキッ

ショタ提督(そう、だ……僕は、自分で勝手に苦しみながら、また……皆に、迷惑をかけて……)

霧島「あ、いえ、それを追及するつもりは無いんです。ただ、こういう時こそ気分転換です!」つマイク スッ

ショタ提督「え、えっと……」

霧島「私が普段行うマイクチェックではありませんが、こういう時こそ!思いっきり歌えば……ストレスを声と共に体から出せると思いまして」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……また、気を遣わせちゃった。本当は、僕が皆のコンディションを確認しないといけないくらいなのに……)

霧島「……もしかして、カラオケはお嫌いでしたか?でしたら他の気分転換を……あ、それとも、私がいると歌いづらいですか?」

ショタ提督「え?あ、う、ううん!大丈夫……ありがとう、霧島さん……」つマイク スッ…

ショタ提督(霧島さんの心遣いを、無駄には出来ない……何か1曲くらいは歌わないと……)

霧島「明石さんと夕張さんが開発した物なので、現存する曲なら全て入っています。なので、必ず司令が歌える曲が見つかるかと」

ショタ提督「……えっと、じゃあ……」

霧島「………」

霧島(これで断られれば、榛名に相談しに戻るつもりでしたが……どうやら、私の考えに間違いは無かったようですね)


反転コンマ判定:提督の歌唱力は?

01〜09:………
10〜49:一般人レベル
どちらも好感度上昇:小 ×1.0

50〜98:玄人レベル
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:世界トップレベル
好感度上昇:大 ×2.0

直下
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:34:13.33 ID:DfE2uvYoO
わんつー
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:35:28.22 ID:DfE2uvYoO
ファーwwwwww
823 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 00:49:49.86 ID:nk1R2QiT0
33:涙ふけよ那珂ちゃん


※曲はご想像にお任せします。イメージとしては鬱アニメで流れていそうな悲しい曲です

ショタ提督「〜♪」

霧島「……!」

霧島(こ、これは……!司令の歌声は、今まで聞いたことがありませんでしたが……)

ショタ提督「〜♪〜♪」

ショタ提督(この曲が、今の僕の心の中を表してる……霧島さんの言う通り、全てを出す気で……!)

霧島「………」

霧島(まさか、これほどに……透き通るような声に、完璧な音程……)

霧島(絶妙なタイミングと長さのビブラート……聞いているこちらの心が揺さぶられるような……)

ショタ提督「――♪」グッ…

霧島「……っ」ジワッ

霧島(悲しげな曲と、それを極限まで引き立てた素晴らしい歌声が響いてきて……)ウルウル

霧島(あっ……歌を聞いているだけなのに、私の方が……うぅっ……!)ウルウル

ショタ提督「――♪――♪」

霧島「……っ!」ポロポロ

ショタ提督「……ふぅ」

ショタ提督(何となくだけど、少しスッキリしたかも……さっきよりは、自分の頭の中を整理出来た気がする……)

ショタ提督「ありがとう、霧島さん……えっ!?」

霧島「ぐすっ……」ポロポロ

ショタ提督「ど、どうしたの!?ひょっとして、僕の歌が下手過ぎて……!?」オロオロ

霧島「い、いえ……違うんです……!むしろ、司令の歌声に惹きこまれて……ぐしゅっ、あぁ、ダメです……涙が止まりません……!」ポロポロ

ショタ提督「………」

霧島「えぐっ……こんなに魅力的な歌を聞かせて下さって……ありがとう、ございます……うぅっ……!」ポロポロ

ショタ提督(ぼ、僕……上手く歌うことより、気持ちをぶつけることを意識して歌ったんだけど……それで、こんなに……?)

ショタ提督(……だけど、さっきの辛い気持ちは……和らいだかも。これも霧島さんが、僕の為にカラオケセットを持って来てくれたお陰で……!)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:50:12.55 ID:LNvXa7hVo
マイクチェックの時間だオラァ!
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:51:14.58 ID:LNvXa7hVo
(え、何このゾロ率こわい)
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 00:54:36.09 ID:BctHqbTo0
やっぱり浜波呪われかけてるじゃん
827 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 01:05:16.35 ID:nk1R2QiT0
5×2.0=10 59+10=69/100


自宅

ショタ提督「〜♪」

息子「わぁ……!」キラキラ

娘「……♪」ウットリ

息子(お父さん、こんなに歌が上手だったなんて……!)

娘(聞いているだけで、耳が幸せだよぉ……♪)

ショタ提督「……どうだった?」

息子「凄い!上手過ぎてびっくりしちゃった!お父さん、今からでも歌手になれるよ!」パチパチ

娘「うん!お歌の大会に出場したら、絶対に1位間違い無しだよ!」パチパチ

ショタ提督「あ、あはは……ありがとう、2人共」

息子「でも、今の曲って……好きな人に歌う感じの曲だよね?」

ショタ提督「うん。ちょっと古い曲だけどね」

娘「それって、お母さんに向けての咏?それとも……浜波お姉ちゃんとか?」

ショタ提督「それはもちろんお母さ…………ッ!」

息子「………」

娘「………」

ショタ提督「……っ」ガクガク

ショタ提督(い、今……言われて、初めて気がついた……僕は、今の歌を……嫁ちゃんに向けてではなく……)

ショタ提督(浜波ちゃん(97/100)に、向けていた……向けてしまっていた……!嫁ちゃんのことは、頭から抜け落ちていて……!)

ショタ提督「……お、お母さん……だよ。うん……結婚した時のことを、思い出して……」

息子娘「……そう、なんだ」

ショタ提督(は、春風ちゃん(75/100)や、イムヤちゃん(70.5/100)や霧島さん(69/100)、それに他の皆のことは思い浮かばなかったのに……)

ショタ提督(歌っている時は、完全に浜波ちゃんのことばかり考えて……僕には、嫁ちゃんが……嫁ちゃんが、いるのに……!)

ショタ提督「……っ」ガクガク

息子「………」

娘「………」

息子(あの時、浜波お姉ちゃんは僕達に……『新しいお母さんが欲しい?』と言った)

娘(そして、お父さんも……浜波お姉ちゃんを、好きになってきていて……)

息子娘(……後少し。後少しで……お父さんは、幸せに……幸せに、なれるんだ……!)


――『5ヶ月目』時点では、彼の心が浜波への気持ちで覆い尽くされようとしています。
828 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 01:17:34.87 ID:nk1R2QiT0
6ヶ月目:上旬


自宅

ショタ提督「………」ガチャ

嫁「はぁ?何戻って来てんのよ。まさか仕事をサボるつもり?」ギロリ

ショタ提督「ご、ごめんなさい……えっと、忘れ物を……」

嫁「アンタ今までそんなことほとんど無かったのに、この歳でボケたんじゃないでしょうね!?」

ショタ提督「だ、大丈夫だよ……本当に、ただのうっかりだから……」

嫁「そのうっかりがボケの兆候だって言ってんでしょうが!頭大丈夫なのアンタ!?」

ショタ提督「……ごめんなさい」

嫁「ったく!とっととその忘れ物とやらを持ったら仕事行きなさいよ!首にでもなったりしたら殺すからね!!」

ショタ提督「うん……」

嫁「チッ……」

ショタ提督(え、えっと……昨日仕上げた書類は……)

『貴方……!』

『ま、待ってくれ!』

ショタ提督(……え?)

女『うるさい!私がいるのに、そ、そこの泥棒猫と不倫して……!』

男『ち、違う!これは違うんだ……!』

女『キィィィッ!殺す!絶対に殺してやるぅぅぅぅっ!』バッ

グサァッ!

男『ごはぁっ!?』バタッ

女『次はお前よ!よくも私の夫を……!』

浮気相手『ヒッ……だ、誰か助けてぇ!』

女『逃がすかぁっ!』

グサァッ!

不倫相手『かはっ……!』バタッ

嫁「ハッ、この糞野郎ってば馬鹿よね〜。奥さんを愛していれば、こんなことにはならなかったのに……」

ショタ提督「……っ!」ゾクッ

ショタ提督(こ、これって……所謂、昼ドラ……だよね……?)

ショタ提督(しかも……この状況って、今の僕の……いや、違う!僕はまだ不倫なんて……!)

ショタ提督(……“まだ”?今、僕は……“まだ”って……う、うぅっ……!)ガクガク

ショタ提督(僕は嫁ちゃんを愛さなきゃいけないんだ……!浜波ちゃんのことを、好きになっちゃいけない……!)ガクガク

ショタ提督(いや、そもそも好きじゃなくて、上司と部下で……でも、そう思えなくなってきた自分がいて……!)ガクガク


↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:70.5/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:18:22.34 ID:BKHgZhvDO
浜波ゴールしてほしいけどどうなるかな?
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:18:26.80 ID:/gAGwUhm0
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:19:34.49 ID:+Y/yjfkP0
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:20:10.62 ID:ocV6iSnsO
こい!
833 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/01(土) 01:23:20.82 ID:nk1R2QiT0
浜波「後少しで、ゴールなのに……!呪いは嫌……2回連続失恋は嫌……!」

春風「貴女だけに……」ユラリ…

伊168「先へは……」ユラリ…

霧島「行かせませんよ……?」ユラリ…

浜波「ひぅっ……!」


今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 01:38:30.17 ID:LNvXa7hVo
おつおつ
前回の初登場から(盤外戦で)辛い展開ばっかりの浜波ちゃん
あと少し…あと少しなんだが…
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 04:24:25.60 ID:q7Mvu81SO
この週小ネタで弄るのすげー楽しそうwwww
本編からしてドロッとしてるしwwww
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 07:44:12.97 ID:iLkFJXm50

浜波独走かと思ったら結構みんな追い上げてきてるな
いっそ4人全員攻略のハーレムでもいい
837 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 17:03:13.50 ID:ZUZcJllf0
18:30〜19:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。
838 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:16:07.29 ID:ZUZcJllf0
始めます。
839 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:18:14.31 ID:ZUZcJllf0
伊168「司令官、また落ち込んでたわ……」

伊8「うん。ほぼ間違いなく嫁さん関係なんだろうけど……」

伊168「………」

伊168(だけど、あのやつれ具合は……今までよりも明らかに酷くなってる)

伊168(まるで、嫁さん以外のことで苦しんでいるような……それに、最近は浜波が司令官を見つめてることが増えて……)

伊168「………」

伊8「……イムヤちゃん?」

伊168「……ううん。何とか、司令官を嫁さんから解放出来ないかなって」

伊8「出来るならそうしてるけど……」

伊168「………」

伊168(……もう少し、様子を見てみないと。勝手な判断で行動するのはダメ……慎重に、慎重に……!)



ショタ提督は……

直下
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:23:51.00 ID:/VmuvECAo
雑念を払うため座禅組んでる
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:24:11.62 ID:e8vgtgumO
機能不全家族の特集がテレビで流れていた
842 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:31:37.55 ID:ZUZcJllf0
ショタ提督「………」

伊168「……?」

伊168(座りながら眠って……いや、あれは座禅?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(余計なことは考えちゃダメだ……心を平穏に保たなきゃ……)

ショタ提督(こんなことになってしまったのは、僕の精神が弱いせいだ……だからこそ、雑念を払わなきゃ……)

ショタ提督「………」

伊168「………」

伊168(司令官、最近ずっと頭を抱えてたから……それで、心を落ち着かせようとしてるのかな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(無心……無心でいなきゃ……)

浜波『……司令』ニコッ

ショタ提督(う……む、無心……)

浜波『私がいるから……』

ショタ提督「……っ」ピクッ

伊168(あっ、ちょっと動いた……)

ショタ提督(だ、ダメダメっ!余計なことを考えちゃ……!無心、無心……!)

浜波『嫁さんとは別れて、私と……』

ショタ提督(うぅ……頭が、勝手に……考えちゃ、ダメなのに……!)

伊168「………」

伊168(やっぱり、嫁さんの恐怖に心を乱されて……それとも、浜波を意識して……?)


伊168の行動

直下
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:34:03.44 ID:CmpmH1v40
自分も座禅
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:44:27.38 ID:e8vgtgumO
ゾロ目が多いな、一波乱あるのか?
845 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:48:43.41 ID:ZUZcJllf0
伊168「………」

伊168(これは1人じゃ無理そうね……よしっ)


ショタ提督「……はぁ」

ショタ提督(座禅も満足に出来ないのか、僕は……いや、それとも……座禅すらまともにこなせないほど、心が乱れて……)

ショタ提督(僕がそんなことじゃ、ダメなのに……嫁ちゃんや、浜波ちゃん達に迷惑をかける訳には……)

伊168「……司令官」カチャ

ショタ提督「……イムヤちゃん」

伊168「見てたわよ。座禅してたみたいだけど……失敗しちゃった?」

ショタ提督「……うん。無心を意識しようとすると、返って余計なことを考えちゃって……」

伊168「う〜ん……それじゃ、私と一緒にやってみましょ?」

ショタ提督「え……?」

伊168「1人だと色々考え込んじゃうけど……同じように座禅する人が隣にいれば、もしかすると意識が隣の人に向いて……」

伊168「って、これじゃ結局無心でいられないか……う〜ん……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(きっと、僕はまたイムヤちゃんに気を遣わせてしまったんだ……座禅すら満足に出来なかったせいで……)

ショタ提督「……分かった。やってみるね?」

伊168「……!」

ショタ提督「確かに、1人の時とは違う環境になるから……何かが変わるかもしれない」

ショタ提督「何より、イムヤちゃんがこうして『一緒にやろう』と言ってくれたなら……断る理由が無いよ」

伊168「司令官……うん。じゃあ早速、試してみましょ!」

ショタ提督(イムヤちゃんの気遣いを無駄には出来ない。次こそは成功させないと……!)


反転コンマ判定:提督の様子は?

01〜49:浜波『ふかし〜ぎ〜な〜♪もお〜そおは〜♪』
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:多少は雑念が入るが、イムヤが隣にいることを考えて振り払う
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:無心
好感度上昇:大 ×2.0

直下
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:50:45.86 ID:/VmuvECAo
心頭滅却
847 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 19:56:49.95 ID:ZUZcJllf0
86→68:浜波『あんまり、邪魔出来なかった……』シュン


ショタ提督「………」

伊168「………」チラッ

伊168(今のところは普通みたいだけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(無心……無心……)

浜波『……司令』

ショタ提督(うっ……まただ。落ち着け、僕……無心に……)

伊168「……!」

伊168(司令官、また……)

浜波『嫁さんと、一緒にいるなんて……辛い、だけだよ……?』

ショタ提督(ダメだ、頭が勝手に……いや、隣にはイムヤちゃんがいるんだ……僕の為に、座禅に付き合ってくれてるんだ……!)

ショタ提督(ここで思考に囚われていたら、イムヤちゃんの気遣いを水の泡にしてしまう……!)

ショタ提督(無心だ……心の中を空っぽにするんだ……)

ショタ提督「………」

伊168(あ……さっきまでの、落ち着いた表情になって……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(無心……無心……)

ショタ提督「………」

伊168「………」

伊168(良かった。さっきよりは集中……いや、雑念を払うことが出来てるみたい……)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 19:58:53.97 ID:CmpmH1v40
849 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 20:09:31.67 ID:ZUZcJllf0
7×1.5=10.5 70.5+10.5=81/100


ショタ提督「……ふぅ」

伊168「……終わった?」

ショタ提督「……うん。ありがとう、イムヤちゃん。お陰でさっきよりやりやすかったよ」

伊168「どういたしまして。それで司令官、悩みは晴れた?」

ショタ提督「流石に完璧には無理だけど……少しマシにはなったかな」

伊168「そっか……」

伊168(やっぱり、嫁さんの存在が……もしくは、浜波が……?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(イムヤちゃん……僕の為に、LINEの返信アプリを作ってくれたり……)

ショタ提督(今日みたいに、僕の座禅に付き合ってくれたり……思えば、イムヤちゃんにはお世話になりっぱなしな気がする)

ショタ提督(……ダメだな、僕。本当は、僕が皆をサポートしなきゃいけない立場なのに)

ショタ提督(いつも浜波ちゃんやイムヤちゃん、他の皆から支えて貰ってばかりで……)

伊168「……司令官?」

ショタ提督「……いつもありがとう。そして、ごめんなさい……迷惑ばかりかけて」

伊168「そんなことないわ!司令官がいつも私達の為に頑張ってくれてるのは知ってるもの!」

伊168「お願いだから無理はしないで?司令官が倒れちゃったらどうしようって……私達、いつも心配で……」

ショタ提督「……イムヤちゃん」

ショタ提督(……やっぱり、僕はダメな奴だ。こうして今も、イムヤちゃんに心配をかけてしまっている)

ショタ提督(でも、イムヤちゃんのその言葉を聞いて、嬉しく思う自分がいて……)

伊168「………」

伊168(司令官、やっぱり思い詰めて……)


――提督が以前より伊168を意識するようになっています。
850 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 20:35:00.39 ID:ZUZcJllf0
6ヶ月目:中旬


21周目鎮守府

鳥海(21周目)「最近、こんな噂が広まっているんですけど……」

21周目提督「噂って?」

瑞鳳(21周目)「47周目提督さんの奥さんが、実は深海棲艦なんじゃないかって……」

ヲ級レ級カ級(見守る会)「……!」

21周目提督「えっ、そうなの!?」

戦艦棲姫(※提督の母の方)「初耳なんだけど……」

木曾(21周目)「あぁ。夫である47周目提督さんに対する、あまりにも理不尽な態度が……」

那珂(21周目)「まるで、鎮守府内部から組織を破壊しようと企む深海棲艦側のスパイかもしれない、って……」

ヲ級「いや、それは無いはずだけど……」

鳥海「もちろん、見守る会の皆さんを疑っている訳ではありません」

瑞鳳「あくまでも、普通の深海棲艦や例の残虐な深海棲艦の一味の可能性があるという噂がね……」

レ級「だとしても、やっぱりそれは無いはずだよ。普通の深海棲艦達は人間を味方に付ける発想なんて無いはずだし……」

カ級「……例の奴らは、私達や21周目提督君にボロボロにされて、今は比較的大人しくなってる」

木曾「じゃあ、47周目提督さんの奥さんは……正真正銘、ただの人間ということか?」

ヲ級「間違いなく、ね」

21周目提督「でも、話を聞いてると……本当に酷いよ。どうしてお婿さんのことを、悪く言ったりするんだろう?」

那珂「同感。私なら、絶対に大切にするのに……」チラッ

21周目提督「……?」

戦艦棲姫「同じく結婚した身として、許せない態度ね……増して47周目提督さんは真面目な人なんでしょ?」

レ級「うん。あの幼気な顔は絶対に悪い人じゃない!///」ハァハァ

ヲ級「その通り!///」ハァハァ

カ級「いつまで眺めても飽きない……!///」ハァハァ

瑞鳳「あ、また始まった……」

21周目提督「………」

21周目提督(そういえば、27周目提督君達が『証拠を集める』って言ってたけど……もう終わったのかな?)


↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:81/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:35:22.22 ID:0RRX0w6R0
決めろ浜波
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:35:31.32 ID:yMkrjIfDO
はい
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:36:11.89 ID:Nt2bSzYyo
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:36:23.61 ID:TMwviOPM0
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:36:28.13 ID:+Ka5VtyMO
てー
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:39:13.23 ID:T0NY6baPO
忍び寄るたけぞうの呪い
浜波早いとこ決めんとヤバイぞ!
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:41:20.33 ID:/VmuvECAo
まだあわあわあわあわてる時間じゃない
858 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 20:44:10.27 ID:ZUZcJllf0
夜ご飯食べてきます。21:30〜22:30頃再開予定です。
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:44:28.59 ID:fFSv4hm6O
えるしってるか
潜水艦は駆逐を狩るのが得意なんだ
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 20:44:45.98 ID:e8vgtgumO
ダブルゾロ目なのに浜波
861 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 21:32:49.01 ID:ZUZcJllf0
再開します。
862 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 21:34:26.99 ID:ZUZcJllf0
伊168「……そんな噂が」

伊58「見守る会の深海棲艦達が否定してるから、あくまでもガセだとは思うけど……」

伊168「……あいつの行いを考えると、あり得そうな話なのが怖いわね」

伊58「だね……提督、大丈夫かな……」

伊168「………」

伊168(この前も、司令官は自分を追い詰めて……その多くは、恐らく嫁さんからのストレス……)

伊168(しかも、その横暴さは余所の鎮守府で『深海棲艦じゃないか?』という疑いをかけられるほど……)

伊168(いきなり座禅をしたことだって、改めて考えてみれば……不自然よね。そこまでしないといけないほど、心が……)

伊168「……司令官の様子、見て来るね」スクッ

伊58「うん。お願い……」

伊168(これからは、今まで以上に司令官の様子を見ておかないと……何かあってからじゃ、遅いから……!)



ショタ提督は……

直下
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:36:37.54 ID:1oWNuMI00
>>841
864 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 21:51:04.98 ID:ZUZcJllf0
ショタ提督「………」

伊168「……?」

伊168(珍しい。テレビを見てるなんて……でも、テレビを見るのも立派な休息だし、これでストレスを少しでも軽減出来れば……)

『今回の特集はは機能不全家族についてです。○○さん、機能不全家族というのは……』

『はい。簡単に言えば、子供が親から虐待を受けていたり、十分な愛情を注いでもらうことが出来ず……』

『非行に走ったり、あるいは引きこもったり……心の成長に何らかの悪影響を及ぼすような状態となっている家庭のことです』

ショタ提督「………」

伊168「……っ!」

伊168(よ、よりによって……こんな内容の番組が放送されてるなんて……!)

『尤も、これはほんの一例で、子供に直接的な虐待を行っていなかったとしても、夫婦間が不仲であったり……』

『夫から妻へ、あるいは妻から夫へのDVにより、子供が窮屈な思いをしたり……』

『両親の仲を繋ぎ止める為に、無理に大人として振る舞わざるを得ないような状況も、ある種の機能不全家族と言えるでしょう』

ショタ提督「………」

ショタ提督(ふと、テレビをつけてみたら……この『機能不全家族』って、どう考えても……)

『なるほど。近年、このような家庭が増えていることが問題視されていますよね?』

『えぇ。特に子供への悪影響は深刻な問題です。十分な愛情を受けられなかった子供は、自己肯定感が低い為に社会で生きていくことが難しかったり……』

『あるいは、溜め込んだストレスを家庭内で爆発させてしまったり……自分の身を守る為、引きこもりになってしまうことも考えられます』

ショタ提督「……っ」ズキッ

ショタ提督(……僕達の家庭だ。僕が嫁ちゃんを、怒らせてばかりだから……息子や娘に、辛い思いをさせてしまって……)

『逃げたいけれど逃げられない。それにより、子供への悪影響が強まっていき……こうした悪循環も問題ですね』

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(僕のせいだ……僕のせいで、2人にとって家の中を辛い環境にしてしまっているんだ……!)

ショタ提督(ごめんね……こんな、ダメな父親で……ごめんね……!)

伊168「………」

伊168(ど、どうしよう……明らかに、司令官の顔色が悪くなっていってる……!何とか、司令官の気持ちを落ち着けなきゃ……!)



伊168の行動

直下
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:52:48.87 ID:fFSv4hm6O
子供からの預り物を渡して
司令のおかげで子供達はこれだけ
良い子になってるんだよとフォロー
番組は変える
866 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:07:32.14 ID:ZUZcJllf0
伊168「………」

伊168(そういえば、前に息子君と娘ちゃんが……よし、あれを持って来なきゃ……!)ダッ


ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(父親である僕が、こんな状態じゃ……息子や娘も、肩身の狭い思いをして……!)ウルウル

ショタ提督(僕がダメな奴だから……僕が家庭環境を悪くしてしまっているから……!)ウルウル

伊168「司令官っ!」ガチャ

ショタ提督「っ!?」グシグシ

ショタ提督「……い、イムヤちゃん。どうしたの……?」

伊168「こんな番組の言うことを真に受けちゃダメ!」カチッ

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(チャンネルが変わって……)

伊168「それより司令官!これっ!」スッ

ショタ提督「……紙?」

伊168「めくってみて?」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(僕の、似顔絵……色鉛筆で、子供ながらに一生懸命書いたのが伝わってきて……)

伊168「……司令官。貴方は、今の番組を見て……『自分はダメな父親』だとか『自分のせいで家庭環境が悪くなった』と思ったでしょ?」

ショタ提督「……そこまで、見抜かれちゃうんだね」

伊168「伊達に8年一緒に過ごしてきてないからね。だからこそ、その絵を見てほしかったの」

伊168「ほら、絵の下に……息子君と娘ちゃんからの、司令官に向けたメッセージも書かれてるでしょ?」

ショタ提督「え?あっ……」

息子『お父さん!いつもお仕事お疲れ様!お姉ちゃん達と一緒に頑張るお父さんがカッコ良くて大好き!』

娘『お父さん!いつも私やお兄ちゃん、お母さんの為に頑張ってくれてありがとう!私もお父さんみたいな立派な人になりたい!』

ショタ提督「………」

伊168「覚えてる?1年くらい前に、2人が絵を描いてたでしょ?ちゃんと捨てずに取っておいたんだから」

伊168「司令官……貴方はダメな人なんかじゃない。息子君や娘ちゃんにとって、そして……私達にとっても……」

伊168「自分のことよりも、私達を優先してくれる……ちょっと心配になるけど、優しくて、頼りになる……素晴らしい人よ」

伊168「だから……そんなに自分を責めないで?息子君や娘ちゃん、そして私達は……いつだって、貴方の味方だから……!」

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:提督の反応は?

01〜49:感謝はすれども、やはり自分を責める
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:堪え切れずに泣いてしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:泣きながら微笑む
好感度上昇:大 ×2.0

直下
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:07:59.31 ID:ayCiBUWSo
せい
868 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:19:24.76 ID:ZUZcJllf0
31→13:嬉しい気持ち以上に……


ショタ提督「………」グッ…

ショタ提督(あぁ、まただ……僕はまた、イムヤちゃんに心配をかけて……)

ショタ提督(こんなことだから、僕は嫁ちゃんを怒らせてばかりで……息子達にも、怖い思いをさせてしまって……)

ショタ提督(慰めてもらっているようじゃ、ダメなのに……僕が皆を、支えなきゃいけないのに……!)

ショタ提督「……イムヤちゃん」

伊168「……うん」

ショタ提督「ありがとう……僕“なんか”のことを、励ましてくれて……」

伊168「……っ!」

ショタ提督「だけど、やっぱり……僕がしっかりしていないから、嫁ちゃんにも叱られるんだよね……」

ショタ提督「それだけじゃない。イムヤちゃんにだって、いつも迷惑をかけてしまっていて……」

伊168「だから、自分を責めるのは……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(良いんだ、イムヤちゃん……実際に、僕がダメな奴なのは事実だから……)

伊168「………」

伊168(……テレビの言う通りね。司令官、あいつから散々罵られたり、殴られたせいで……自己肯定感が無くなってる)

伊168(だから私達が慰めても、余計に自分を責めてしまう……それもこれも全部、あいつのせいで……!)

伊168「……っ!」ギリッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(ごめんなさい……イムヤちゃん、息子、娘……嫁ちゃん……本当に、ごめんなさい……!)


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:19:51.17 ID:DY1l67diO
ほい
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:20:04.50 ID:yMkrjIfDO
はい
871 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:30:36.06 ID:ZUZcJllf0
7×1.0=7 81+7=88/100


ショタ提督「………」

ショタ提督(僕の似顔絵……息子と娘が、描いてくれた……)

ショタ提督「……っ!」ハッ

ショタ提督(だけど、この絵……息子と娘はともかく、嫁ちゃんは……描かれていない……)

ショタ提督「……っ」ズキッ…

伊168「……司令官?」

ショタ提督(2人が嫁ちゃんと不仲なのも、僕のせいだ……僕がしっかりしていれば、こんなことには……)

ショタ提督(……いや、仮にしっかりしていたら……僕が嫁ちゃんにあんなことをしてしまわなければ……)

ショタ提督(それだけじゃない……あの時、僕が避妊に失敗していなければ……2人は、生まれて……)

ショタ提督「………」フルフル

ショタ提督(……いけない。これだと、2人が望まぬ形で生まれてきたみたいじゃないか……!)

ショタ提督(確かにあれは僕のミスが原因だけど……息子と娘は、僕にとって……一生の宝物と言えるほど、大切な家族なんだ……!)

ショタ提督(……でも、その2人を……僕が、苦しめてしまっている。僕のせいで、2人に辛い思いをさせてしまっている)

ショタ提督「……っ」ジワッ

伊168「……っ!?」

ショタ提督(ごめんなさい……僕が、こんなダメな奴で……ごめんなさい……!)ウルウル

伊168「………」

伊168(……出来ることなら、今すぐにでも……あいつを殴り飛ばしてやりたい。これ以上、司令官を傷つけたら……許さない、って……!」ギリッ…!
872 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:41:14.28 ID:ZUZcJllf0
6ヶ月目:下旬


自宅

ショタ提督「………」フラフラ

息子「……大丈夫?」

ショタ提督「……え?」

娘「凄く、顔色悪いよ……?」

ショタ提督「大丈夫だよ。ちょっと疲れただけだから……ちょっと部屋で休めば、すぐに……」

息子「……無理、しちゃダメだよ?」

娘「ご飯を作ったりは出来ないけど……お掃除とお洗濯なら、私達が……」

ショタ提督「ありがとう……でも、少し休憩したら、僕がするから……ね?」

ショタ提督「2人は家のことは気にせず、ゆっくり遊んで良いから。いつも学校で頑張ってるんだし、家ではのんびりしないと」ガチャ

パタン…

息子娘「………」



ショタ提督「………」フラフラ…

ショタ提督「………」ポスッ ※ベッドに倒れ込んだ

ショタ提督「……ぐすっ、うぅっ……!」ジワッ

ショタ提督「うわぁぁぁ……っ!僕は……僕はぁ……っ!」ポロポロ

ショタ提督「嫁ちゃんを……愛さなきゃ……でも、浜波ちゃんを思う気持ちも……」ポロポロ

ショタ提督「最低だ、僕って……!そのせいで、こんな……えぐっ……!」ポロポロ

ショタ提督「うぐっ……ごめん……あぁっ……ごめんっ……!ひっく、ううぅぅぅっ……!」ポロポロ



息子「………」

娘「………」

息子「お父さん、部屋で泣いて……」

娘「……っ」ジワッ

息子(これも、全部……お母さんのせいだ……!)ギリッ…!

娘(お母さん……酷いよ……!どうして、お父さんを虐めるの……!)ウルウル


↓1浜波のコンマ 好感度:97/100 《-- リーチ --》
↓2霧島のコンマ 好感度:69/100
↓3伊168のコンマ 好感度:81/100
↓4春風のコンマ 好感度:75/100

反転コンマが最大の艦娘が行動します
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:42:41.00 ID:UnOQ3LJRO
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:06.98 ID:+CszXXrH0
浜波決まった!
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:15.10 ID:gHrSjqFAO
ほい
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:36.61 ID:HFpChTtdO
ファーwwwwww浜波さん本気すぎるwwwwww
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:39.98 ID:Nt2bSzYyo
ここで00か
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:43:44.63 ID:QPVDTvDy0
執念凄い
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:44:14.02 ID:e8vgtgumO
いけ!
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:45:31.96 ID:e8vgtgumO
極めたな!浜波
881 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 22:57:42.30 ID:ZUZcJllf0
ショタ提督「………」

ショタ提督(この気持ちは、許されることじゃない……だって、僕には……嫁ちゃんがいるのに……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(だけど……浜波ちゃんは、いつも……僕のことを、支えてくれて……)ウルウル

ショタ提督(悩んでいる時には、励ましてくれて……辛い時には、慰めてくれて……!)ウルウル

ショタ提督(優しさと温もりを与えてくれて……家でのストレスを、癒してくれて……!)ウルウル

ショタ提督「……!」フルフル

ショタ提督(でも、ダメ……ダメなんだ……!僕は、何があっても……嫁ちゃんを愛さないといけない責任があるんだ……!)グシグシ

ショタ提督(それなのに……僕は、他の女の子に……浜波ちゃんに……うぅっ……!)ジワッ


――


浜波「………」

浜波(ずっと、司令を支えようとしてきたけど……もう、無理かも……)

浜波(司令と一緒に過ごしていく内に……司令とは、『提督』と『艦娘』の関係じゃ……満足出来なくなっていって……)

浜波(辛そうな司令を見ていると、胸が痛くなる……まるで、自分のことのように……)

浜波(そして、気がついちゃった……私は、司令を……好きになってしまったんだ、って……)

浜波(あんな奴なんかより……私の方が、司令を愛している……司令を、大切に出来るって……!)

浜波「……っ」ギュッ

浜波(でも……そんなの、社会的に……認められる訳が無い……だって、司令は……)

浜波(あんな奴でも、法的には配偶者……そして、息子君と娘ちゃんも……)

浜波「………」




特殊多数決

――1.真実の愛を持つ者同士が結ばれる

――好感度50確定 END開放


――2.社会的倫理に背いてはならない

――好感度上昇コンマ判定へ

↓1〜↓5
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:57:51.53 ID:Nt2bSzYyo
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:58:01.51 ID:3IQ1NYtbO
2
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:58:22.89 ID:NDtBuonwO
曇らせなきゃ(使命感)
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:59:03.64 ID:e8vgtgumO
1
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:59:37.59 ID:+CszXXrH0
1
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:59:45.56 ID:yMkrjIfDO
1
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:00:36.61 ID:1LfspNbfO
2でも残り3で50なんだよなあ
普通に考えたら1じゃないのか
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:02:30.42 ID:I2vj2n3r0
飛行機ポチポチが暴れてるとしか思えないんだが
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:04:41.51 ID:Nt2bSzYyo
那智のときは満場一致で2だったのに凄い言われようだな
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:05:56.27 ID:1LfspNbfO
>>883は再度書き込みできるかな
できるならば2でもまあしゃーないか
892 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 23:05:59.48 ID:ZUZcJllf0
ショタ提督「………」

浜波「………」

ショタ提督(僕は……)

浜波(私は……)

ショタ提督(嫁ちゃんを愛さないといけない……のに……)

浜波(例え、奥さんが……あいつが、いたとしても……)

ショタ提督(……浜波ちゃんへの気持ちが、どんどん大きくなって……)

浜波(……司令のことが、好き……!)

ショタ提督(でも、それは……っ!)

浜波(法律なんて、関係無い……!だって……!)

ショタ提督(許されない、こと……!法的な意味だけじゃない……!)

浜波(あいつは、司令を……大切に、してあげられないのに……!)

ショタ提督(僕は……何があっても、嫁ちゃんを愛する……“責任”が……!)

浜波(だったら、そんな奴なんて……捨ててでも、私を……見てほしい……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

浜波(私を、選んでほしい……!)



――好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

――直下

※コンマ3以上でEND開放が確定します
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:06:48.84 ID:c+pQTjcDO
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:07:07.82 ID:+CszXXrH0
3以上
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:08:23.03 ID:+CszXXrH0
>>893
ありがとう……!
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:08:25.50 ID:xXGRqa2A0
いずれにせよ決定か
良かった良かった
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:09:40.69 ID:e8vgtgumO
愛情オーバーフローw
このまま提督くんと息子娘ちゃんを愛情たっぷり包み込むんだなぁ
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:12:48.79 ID:I2vj2n3r0
こうなるとイムヤが失恋しないか心配だが
ゴールしない限り浜波による浸食が延々続くんやな

つかイムヤ失恋した場合
元嫁に「お前のせいで……!」と良いボート的な展開になりそうなんですが
899 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/02(日) 23:15:02.22 ID:ZUZcJllf0
浜波「勝った……!これで司令と、相思相愛の関係に……!」

伊168「ま、まだ終わった訳じゃないわ!」

春風「はい!諦めたらそこで試合終了です!」

霧島「ここから巻き返していくわよ!」

息子「やっと新しいお母さんが出来るんだね〜!」

娘「待ちくたびれちゃったよ〜!」









浜波(45周目)「………」

浜波(45)(失恋の無念を晴らしてくれたのは嬉しいけど……色々と大丈夫かな、これ……)


今回はここまでです。長時間お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:17:44.55 ID:/VmuvECAo
おつおつ
もうイチ抜け確定したから言えるけど最速二回失恋とかありえない呪いにならなくて本当によかった……
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:21:16.15 ID:xXGRqa2A0
作者のプロットの範疇とはいえ
NTRされても全然可哀想と思えない現妻だったな

正直提督の心が離れていって狼狽する様子なんかは見てみたいぞ
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:25:25.33 ID:Nt2bSzYyo
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:29:42.29 ID:yMkrjIfDO
乙です
浜波おめでとう
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:40:00.12 ID:e8vgtgumO
今嫁NTRバッサリ切り捨てか幸せ家族を見せつけられ倒すのかどっちがより心抉るのだろうか?
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 23:57:15.35 ID:I2vj2n3r0
今嫁のベースは大分前にシリーズ完結した某ゲームの
荒井一族なんかも元ネタの一部になってたりするのかね
悪あがきで同意が無ければ離婚はできないとか言ってきそうだし
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:09:05.74 ID:XHB/uqfEO
>>905
保険金目当てで主人公を潰しにかかってくる畜生女を許すな
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:20:41.99 ID:WAOApk5NO
正史だとあれはただの事故だから…(震え声)
まあそんな女がシリーズ第一作目の正史彼女になってる時点でアレなんだが
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:26:53.85 ID:uvvzaPhq0
2の時点では過労死させてその保険金で裕福に暮らしながら次の生け贄を探していたのを
3で事故死にマイルド修正する程度にはスタッフが当初ガチで振り切れてたんだよなあ
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:41:44.52 ID:nROmmJSNO
このスレも一部の提督とか一部の週のぶっ飛び具合とか某ゲームっぽい気がする
小ネタの救いがないガチ鬱展開も含めて
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 07:51:22.23 ID:lLNpHsiA0
しかし霧島辺りを差し置いて
気の弱そうな駆逐艦の浜波に真っ先にNTRされる展開ってのも業が深いよな
それだけ提督が病んでたってことにもなるし

エンディング後のifとかも今回は色々できそうでそちらも気が早いが楽しみになってくる
例のあいつがルドマンと化して世界観変えたりとか
息子くんを11の主人公にして自分はランプの魔人になって…書いててなにがなんだか
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 15:01:53.88 ID:TrCTbfWoO
これ絶対小ネタで元妻に提督か浜波が刺されるやつやん
BGMはもちろんカーナーシーミノー
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 15:02:44.05 ID:IXyFMl4tO
提督にそこまで愛情あるのだろうかこの元妻って
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 15:10:02.78 ID:hvkHHjVf0
実は托卵で息子と娘は本当の提督の子供ではないという可能性も
もしそうなったらあまりに子供たちが不憫だが
914 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 17:38:40.39 ID:aCfZkRwR0
22:00〜23:00頃開始予定です。
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:08:29.29 ID:79RjLNczO
>>913
托卵となると相手の男が必要になるからな
流石にここからポッと現れて現嫁共々敵役にするのは
唐突すぎる気が
ただ托卵だとしたら娘ちゃんに無限の可能性が生まれ出すんだよな
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:15:43.59 ID:lLNpHsiA0
托卵で艦娘適正持ってたりした場合
満潮か山風が凄くしっくりくるんだが
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:22:07.83 ID:fIfoxsW6O
(艦娘適正ってこのスレで人間が艦娘になった例とかあったか・・・?)
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 19:26:39.37 ID:lLNpHsiA0
無いなら作れば
良いじゃない(次週イギリス艦登場祈願)
919 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:10:25.99 ID:aCfZkRwR0
始めます。告白&シリアスパートからですが、今回も長くなりそうです。
920 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:11:38.35 ID:aCfZkRwR0
――自宅


息子「………」

娘「………」

息子(お父さん、もう限界なんだ……さっきだって、部屋で泣いて……)

娘(ずっと、お母さんから酷いことを言われ続けて……殴られたりもして……)

息子(これ以上、傷ついていくお父さんを……見たくないよ……!)

娘(それに、もう……お母さんのことなんて、どうでも良い……!)

息子「……娘」

娘「……お兄ちゃん?」

息子「お父さん、確か……前に、浜波お姉ちゃんの名前を呟いてたよね」

娘「……うん。それに、浜波お姉ちゃんも……『新しいお母さんが欲しい?』って……」

息子「………」

娘「………」

息子「……今すぐ、確かめに行こう!」スクッ

娘「……うんっ!」スクッ

息子「もしかすると、お父さんを……お母さんから、引き離せるかもしれない……!」ダッ

娘「あっ、待って……!」タタタッ

息子娘(お父さんを助けなきゃ……!お母さんから、守らなきゃ……!このままじゃ、お父さんが……っ!)
921 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:20:58.30 ID:aCfZkRwR0
――47周目鎮守府・執務室前


浜波「………」

浜波(結局、部屋の前に来ちゃった……いてもたってもいられなくて……)

浜波「……っ」

浜波(でも、どう言えば良いの……?まさか『奥さんを捨てて私を選んで』って……直球で……?)

浜波(いや、ダメ……!そんなことを言えば、司令を……一層、苦しめてしまうことに……!)

浜波(だけど……もう、気持ちに火が付いちゃった……好きに、なっちゃった……)

浜波(今更、この想いを抑え込むなんて……出来ないよ……!だって……だってぇ……っ!)ギュッ…!

浜波(司令を愛してあげたい……!あいつの恐怖から解放してあげたい……!傍でずっと、支えてあげたい……!)

浜波(日に日に、その想いが強くなっていって……!こんなこと、許されるはずが無いのに……!)

浜波(法律や社会の倫理なんて、関係無い……!私は、司令のことが……でも……でもぉっ……!)

浜波「……っ」プルプル…

浜波(手が……足が、動かない……!目の前に、司令がいるのに……いつでも、気持ちを伝えられるのに……!)

浜波(常識と、司令を苦しめてしまうかもしれない恐怖が……体を、縛り付けて……!)




「……あれ?浜波ちゃん?」




浜波「っ!?」ビクッ!

「あ、ごめんね?驚かせるつもりは無かったんだけど……」

浜波「……あ、貴方は……36周目提督、さん……?」

36周目提督「うん。少し、47周目提督さんに……重要な話があってね」
922 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:36:50.59 ID:aCfZkRwR0
36周目提督「どうしてそこに立っているの?用があるなら、部屋の中に……」

浜波「そ、それは……」

36周目提督「……?」

浜波「……っ」プルプル…

36周目提督「……!」

36周目提督(浜波ちゃん……体が震えていて、汗を垂らして……それでいて、何かを堪えようとしている……)

36周目提督(風邪や体調不良?いや、もしそうだとしたら、わざわざ執務室に来る理由が無い。自室で安静にしているはず)

36周目提督(それなら、部屋の前で……こんなに、体を震えさせるようなことは……僕が思いつく結論は、1つしか無い)

36周目提督「……浜波ちゃん。もしかして……47周目提督さんのことが……?」

浜波「っ!?」ビクッ!

36周目提督「………」

36周目提督(図星、みたいだね。僕だって、伊達に半世紀を生きて来た訳じゃない。これくらいのことなら、見破れる自信がある)

36周目提督(なるほど……ここで佇む理由が分かったよ。浜波ちゃんの立場からすれば……悩まない人間の方が、珍しいと言える)

36周目提督「……浜波ちゃん」

浜波「………」

36周目提督「落ち着いて?君の気持ちを知ったとして、僕にそれを止める権利は無い……いや、それよりも……」

36周目提督「……もしかすると、浜波ちゃんの気持ちを伝える……手伝いが出来るかもしれない」

浜波「……え?ど、どういう……こと……?」

36周目提督「僕がここに来た理由は、47周目提督さんに重要な話をする為……その重要な話の内容というのが、これなんだ」スッ…

浜波「……ビデオカメラ?」

36周目提督「浜波ちゃん。もう1度、改めて聞くよ。君は……本当に、47周目提督さんのことが……好きなんだね?」

浜波「……うん。好き……大好き……!あいつに、嫁さんに苦しめられてる司令を……私がずっと隣で、癒したいと思う程に……!」

36周目提督「……ありがとう。そして、ごめんなさい。言いづらいことを聞いてしまって。だけど……それなら、この映像を見せても……大丈夫かな」

浜波「映像……?」

36周目提督「この映像には……47周目提督さんの、今までの人生を覆しかねないほどに……重大な出来事が映っているんだ」

36周目提督「本当は、まず本人に見てもらいたかったんだけど……浜波ちゃんの覚悟が本物だというなら、見てもらった方が……良いかもしれない」

36周目提督(恐らく、47周目提督さんがこの映像を見たら……きっと、とてつもないショックを受けてしまう)

36周目提督(けど、47周目提督さんのことを本気で好きだと言う浜波ちゃんなら……47周目提督さんを、支えることが出来ると思うから……!)

浜波「……!」

36周目提督「その気持ちが生半可なものじゃない……僕は友人達を代表して、ここに来たんだ。浜波ちゃんの気持ちを……言葉を、信じるよ?」

浜波「……うん。お願い……それを、見せて……!」

36周目提督「……分かった。じゃあ、いくよ……?」ピッ

浜波「――!」
923 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 22:47:53.58 ID:aCfZkRwR0
――執務室


ショタ提督「……っ」フルフル…

ショタ提督(ダメなんだ……僕は嫁ちゃんを、愛さなければならないんだ……愛する“責任”があるんだ……)

ショタ提督(だから、他の女の子に気持ちを寄せるだなんて……そんなこと、あってはいけないんだ……!)

ショタ提督(僕は既に、嫁ちゃんを2度も傷つけてしまっている……ただでさえ最低な僕が、他の女の子に……)

ショタ提督「……うっ、ぁ……!」

ショタ提督(この気持ちは……浜波ちゃんへの、想いは……きっと、僕が彼女の優しさに……甘えてしまっているだけなんだ……!)

ショタ提督(嫁ちゃんがいるのに……本当なら、そんなことを……考えるだけでも、いけないことなのに……!)

ショタ提督(でも……日を追うごとに、浜波ちゃんへの気持ちは……強くなっていって……!)

ショタ提督(鎮守府にいる時だけじゃない……家にいる時でも、脳裏に浜波ちゃんの顔が浮かび上がってきて……)

ショタ提督「……っ!」フルフルフルフル!

ショタ提督(くっ……!忘れるんだ、僕……この気持ちは、何かの間違いなんだ……!)

ショタ提督(例え、そうじゃなかったとしても……封印しなきゃ、いけないんだ……!)

ショタ提督(だって、そうしないと……僕は、嫁ちゃんを……また、傷つけてしまう……いや、それどころじゃない……!)

ショタ提督(嫁ちゃんを、裏切ることに……でも……でもっ!そう考えていても……浜波ちゃんのことばかり、考えて……!)

ショタ提督「ううっ……ぐぅっ……!」ギリギリ…!




ガチャ…

ショタ提督「っ!?」ビクッ

浜波「……司令」

ショタ提督「は、浜波……ちゃん……」

ショタ提督(な、何でこのタイミングで……いけない!僕には嫁ちゃんがいるんだ……!だから、浜波ちゃんをそういう目で見るのは……!)

36周目提督「……こんにちは、47周目提督さん」

ショタ提督「……え?36周目、提督さん……?」
924 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 23:08:14.58 ID:aCfZkRwR0
36周目提督「突然お邪魔してごめんなさい。今日は……重要な話をしに来たんだ」

ショタ提督「重要な、話……?」

浜波「………」

ショタ提督「あ、あの……」

ショタ提督(浜波ちゃん……何だか、様子がおかしいような……今にも泣きそうな、それでいて怒りに満ちた表情で……)

ショタ提督(ま、まさか!僕が何かとてつもない失敗を……!?それで、36周目鎮守府にも被害が……)

36周目提督「貴方に見てもらいたい物があって……」スッ…

ショタ提督「……えっと、これは?」

浜波「3周目鎮守府製の……性能を極限まで引き上げた、超高性能ビデオカメラ……」

ショタ提督「ビデオカメラ?あの、話が見えないんですけど……」

浜波「……司令」

ショタ提督「……う、うん」

浜波「今から見てもらう映像には、あいつの……嫁さんの、信じられないほどに……醜くて、汚らわしい真実が映ってる……!」ギリッ…!

ショタ提督「み、醜い……?」

36周目提督「きっと、いや、確実に……貴方に衝撃を与えることになると思う。けど……こうして証拠が出揃った以上、友人達と相談して……貴方に伝えておくべきだと、判断したんだ」

ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督(何だか、背中に嫌な悪寒が……まるで、この映像を見ると……後戻りが、出来なくなるかのような……)

浜波「……言いたいことは、後で全部聞くから……お願い。どうか、見て……!」

36周目提督「僕からも、お願いします……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(浜波ちゃんと、36周目提督さんの険しい表情……きっと、それほどに重大な映像なんだ……)

ショタ提督(……でも、2人の表情は真剣そのもので……きっと、僕以上に……何か、覚悟を決めて……!)

ショタ提督「……うん、分かった」

浜波「……!」

36周目提督「……本当に?」

ショタ提督「はい。お願いします……」

36周目提督「……ありがとう。それじゃ、今から再生するけど……どうか、落ち着いて……出来る限り、心を落ち着けて……見てほしいんだ」

浜波「………」

ショタ提督「……はい」

浜波「……いくよ、司令」カチッ

ブゥン…

ショタ提督「……!」






ビデオカメラが映し出す立体映像……そこには、彼の……47周目提督の、嫁への気持ちを全て打ち砕く“事実”が露わとなった。

これは、今から10年前……まだ彼が海軍学校に通い始めたばかりの頃まで遡る。彼と“彼女”の出会いの日――
925 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 23:29:37.72 ID:aCfZkRwR0
47周目提督はとある一般家庭に生まれ、両親の元でごく普通に育てられてきた。

そのお陰か、彼は真面目で責任感のある人物へ育ち……何気なくテレビに映っていた艦娘の映像を見たことで、提督になることを決意した。

そして彼は中学生時代から海軍学校に入学する為の勉強をし続け……見事に合格した。今から10年前の出来事である。

しかし、その裏で……彼の人生の歯車を狂わせる、歪んだ影が這い寄ろうとしていた……


――海軍学校

嫁(14)「え〜?どうせパパとママの仕事を継ぐんだから、わざわざここで勉強なんてしなくて良いでしょ〜?」

嫁父「こらこら、そういう訳にはいかないよ。お前には、いずれどんな仕事をするかきっちり学んでもらわないとな」

嫁母「そうよ?留年してもお金ならいくらでも出すから、ここで最低限のノウハウは身に付けてね?」

嫁「めんどくさいなぁ〜」


その歪んだ影こそが、彼を散々苦しめた嫁である。彼女の両親はかつてのコネ提督の両親と同等の地位を築いており、海軍でも顔が利く人物である。

しかし、彼女の両親は……初めて生まれた娘を溺愛してしまった。ある意味、彼が苦しむことになった最大の要因と言えるだろう。

溺愛されて育てられてきた嫁は……案の定歪んでしまった。その整った顔立ちとは裏腹に……

全てが自分の思い通りにならなければ、すぐに怒りを露わにする我儘な性格となってしまったのだ。


嫁(あ〜あ、勉強なんてやだなぁ。周りはムサい男ばっかだし、話し相手になりそうな女の子もほとんどいない……)スタスタ

嫁(いたとしても、どいつもこいつもクズばっかり。すぐに怒ったり、叩こうとしてきたり……どうせそんな奴らは育てられてきた環境が悪かったんでしょうけど)

嫁(誰か“私よりも弱そうで、何があっても私に逆らわなくて、私を養ってくれるほどにクソ真面目で有能な奴”なんかいないかしら……)


溺愛されて育った彼女は、同性や異性に求める理想が信じられないほど高かった。それなのに、自身に非があるとは絶対に認めないのだ。

これでは彼女と友人となれる人物なんていない。いるはずが無い……

しかし、彼女は“運良く”見つけてしまった。そして彼は“運悪く”見つけられてしまった。


嫁「……ん?」

ショタ提督(16)「……♪」トコトコ

ショタ提督(わぁ……立派な建物だな〜……!今日からここで提督になる為の勉強か……よしっ、頑張るぞー!)

嫁「……ふ〜ん♪」ジュルリ

嫁(背が小さくて弱そうだし、無理矢理にでも言うことを聞かせそう……しかも、提督なら将来有望だし……見た目も真面目そうね……)

嫁(それに幼児体型だけど、あどけない顔も悪くないし……あいつ、良いかも♪)

嫁(よし、絶対モノにする!この私をその気にさせたこと、光栄に思いなさいよ?フフフ……♪)


彼は彼女にターゲットとされてしまった。この瞬間こそが……彼にとって、10年に及ぶ地獄の始まりだったのだ……
926 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/03(月) 23:47:25.44 ID:aCfZkRwR0
ショタ提督「ふぅ……」トコトコ

ショタ提督(今日も宿題が沢山出たなぁ……早く寮に帰って片付けないと)

嫁「……ねぇ、そこのアンタ」

ショタ提督「……僕ですか?」クルッ

嫁「一緒に遊ばない?私、アンタのこと……気にいっちゃったかも♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(えっ、何この人……もしかして、逆ナンパ……?でも、こんな幼児体型の僕をナンパする人なんて……)

ショタ提督(じゃあ……やっぱり、危ない感じの……きっと、詐欺か何かで……?)

ショタ提督「……え、えっと、すみません。忙しいので……」スタスタ

嫁「あっ、コラ!待ちなさい!ちょっと!ねぇってば!」

ショタ提督「………」スタスタスタ…

嫁「……チッ」

嫁(何よアイツ……小学校や中学校なら、私の美貌にデレデレする奴ばっかだったのに……!)

嫁(これはやり方を変えた方が良いわね……警戒心が強いってことは、男の癖に身持ちも固いんでしょうし……)


一度は彼女の脅威から逃れた彼だが……厄介なことに、彼女は狙った獲物を逃さないタイプだったのだ。

自力では難しいと理解した彼女が、次に取る行動と言えば……恐らく察しがつくだろう。


――数日後

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(何だったんだろう、あの人……昨日も一昨日も現れなかったから、やっぱり“そういう”……?)

嫁「……待ちなさい」

ショタ提督「っ!?」ビクッ

ショタ提督(あっ……あ、あの時の……)

嫁「そう怯えないでよ。あの時は少〜し焦り過ぎただけだから」

ショタ提督「………」

嫁「アンタのことを話したら、パパとママがアンタを気に入ったのよ。真面目な優等生だから、一度会ってみたいって」

ショタ提督「え、えっと……」

嫁「まだ怪しんでる?だったら調べてみなさいよ。私の名前は嫁。パパは嫁父、ママは嫁母」

嫁「2人とも、大本営では有名な海軍関係者。それもかなり上位に属する人って分かるから」

ショタ提督「………」つスマホ スッスッ

ショタ提督(あ……確かに情報が載ってる……それに、この嫁さんという人のことも……じゃあ、本当に……?)チラッ

嫁「………」ニヤリ


そう、“両親の地位”を利用することである。今の彼女の台詞に“嘘は一切含まれていない”ことと、“彼の真面目な性格”……

この両者が掛け合わさった結果が、後の……彼にとっての、最大の悲劇に繋がることになってしまう。
927 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:03:05.29 ID:y8/PSk+V0
――嫁自宅

嫁父「そうかそうか、君が47周目提督君か」

ショタ提督「は、初めまして!この度はお招きいただき、ありがとうございます!」

嫁母「そう緊張しないで?娘から話は聞いたわよ?良い人そうで友達になりたいって」

嫁父「入試成績も調べてみたら優秀だし、日頃の素行も良好。娘が気に入るのも無理は無い」

ショタ提督「い、いえ!そんな……」

嫁「でしょー?」


彼は嫁に誘われ、そのまま嫁家に招待……否、“誘い込まれた”。更に、彼女の両親にも興味を抱かれてしまった。

このことが、彼をより苦しめ……嫁と縛り付ける一因となる。尤も、この後に更なる悲劇が待ち受けているのだが。


嫁父「娘はどうも友人を作るのが苦手で、昔から喧嘩してばかりでね……」

ショタ提督「そうなんですか?」

嫁「ぱ、パパ!悪いのは相手だって言ってるでしょ!」

嫁母「そんな気難しい娘が、こうして友人を連れて来るのは本当に珍しいことなの。今日は来てくれて本当にありがとう」ニコッ

嫁「ママまで……」

ショタ提督「……いえ、こちらこそありがとうございます」

嫁父「寮には私から連絡を入れておく。ウチで夕飯を食べて行ってはくれないか?」

ショタ提督「えっ、良いんですか?」

嫁母「えぇ。だって、娘はまだ一緒にいたいみたいだし」チラッ

嫁「………」

ショタ提督「……じゃあ、お言葉に甘えて……」

嫁(よしよし、ここまでは上手くいったわね……?)


それから彼は、嫁家での夕食をご馳走になった。ここまでなら、彼女が少し強引に彼を自宅に招いただけの話で済んだのだ。

だが、彼女はここで本性を現す。そして、その刃を向けられた彼が……犠牲になってしまう。
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:11:23.40 ID:wlcWjPSAO
両親は普通にいい人っぽいのかな…
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 00:17:14.87 ID:xweNIxWv0
自分を守る権力に胡座かいて傍若無人かました挙げ句
因果応報で報いを受けた奴が過去の週にもいたんだよな
そっちは最終的には改心して許されたが今回のこいつはちょっと厳しいんじゃないかこれだと
930 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:23:53.97 ID:y8/PSk+V0
――数日後・嫁自宅


嫁「………」ゴソゴソ

嫁(しばらくの間、一緒に話してみて分かった。あいつはガードが固い。多分、私が迫ったところで……断られるのがオチね)

嫁(だったら、あいつをその気にさせるしか無いんだけど……それも無理ね。あいつ、真面目だから理性も強そうだし……)

嫁「……あった」スッ

嫁(残っている選択肢は……私が既成事実をゲットすること。でも、まともな方法じゃ無理ね……だから……)

嫁「………」トポトポ…

嫁(幸い、今日はパパもママも仕事で朝帰りになるはずだから……ふふっ♪)ニヤリ

嫁「……お待たせ」

ショタ提督「わぁ……美味しそう!」

嫁「ウチの中でも、かなり高いぶどうジュースよ?心して飲んでよね?」

ショタ提督(うっ、そう言われると飲みづらいかも……い、いやいや!折角嫁さんが僕の為に出してくれたんだ!味わって飲まなきゃ……!9

ショタ提督「……いただきます。ん……んんっ!?///」

嫁「何よ。まさか不味いなんて言う気?」

ショタ提督「い、いや、そうじゃないんだけど……何か、喉が火傷するくらい熱くて……///」

嫁「あー、このジュースは温めた方が美味しいのよ。ほら、気にせず飲んで。お代わりもあるから」

ショタ提督「う、うん……こくっ……///」

嫁(……馬鹿ね。パパの大好物、アルコール度数が凄く高いワインだとも知らずに……)クスッ


彼女は溺愛されて育ったが故に常識というものを知らない。更に、自身の行為に罪悪感を抱くことも無い。

それでいて、自分の我儘を押し通す為には手段を選ばない性格。その結果……彼女はあろうことか、彼を泥酔させる作戦に出たのだ。

当然、何も知らず、そして何も疑っていなかった彼は、彼女の策略に嵌ってしまい……


ショタ提督「う……///」フラフラ

ショタ提督(何だか、頭がクラクラする……それに、眩暈が……///)

嫁「どうしたの?顔色悪いわよ?」

ショタ提督「だ、大丈夫……うぅっ……///」

嫁「なんならそこのベッドで休む?来客用だから、眩暈が収まるまで眠ってて良いわよ」

ショタ提督「……あ、ありがとう。じゃあ、少しだけ……///」フラフラ

嫁「………」ジー

ショタ提督「ん……///」ポフッ

ショタ提督(あっ……フワフワで、柔らかい……これじゃ、そのまま……眠っちゃいそう……///)

ショタ提督「……すぅ///」

嫁「……提督?」

ショタ提督「んぅ……///」

嫁(……完全に眠ったわね。それじゃ……ふふっ……♪)ヌギッ…


彼女は服を脱ぎ、そのまま彼の服も脱がしていく。人間の体というのは不思議なもので、例え本人が眠っていたとしても……

体に刺激を与えられれば、生き物である以上は何らかの反応を示してしまうのだ。それはこのような状況でも例外では無く……


嫁(ちょっとするだけで見事に……さて、アンタは私が気に入った相手。絶対に離れられなくしてやるんだから……んっ……!///)

ショタ提督「ふぅ……くぅ……///」
931 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:52:50.39 ID:y8/PSk+V0
――数時間後


ショタ提督「……ん」グシグシ

ショタ提督(あ、あれ……?僕、いつの間に寝ちゃって……それに、ここは……)キョロキョロ

嫁「……今頃起きたの?」

ショタ提督「……え?」

ショタ提督(よ、嫁さん?何で……それに服を着て……ま、待って!そういえば、僕も体がスースーするような……)ゴソゴソ

ショタ提督「……っ!?」

ショタ提督(下半身に違和感……そして、この状況……ま、まさか……!)ガクガク

嫁「……最低」ギロッ

ショタ提督「うっ……!よ、嫁さん……これって、僕が……?」


全裸の男女がベッドで横たわっている状態。ともすれば、性知識の無い者以外は……一線を越えてしまったと考えるのが自然だろう。

尤も、彼の場合は彼女に泥酔させられた挙句、強姦されてしまったのだが……この事実を知る者は、彼女以外にいない。

だからこそ、傍から見れば……誰もが彼女の味方をし、彼は悪人として裁かれる立場となる。それだけに、彼の脳は予想外の出来事で真っ白だった。


嫁「………」

嫁(さっきまでのことを覚えてないのね……ま、それを見越して沢山飲ませたんだけど)

嫁(仮に覚えてたら『私が間違って出したお酒で理性を失って襲った』ということにしたけど、記憶が無いなら好都合ね)ニヤッ

嫁「……アンタ、昨日……人の家のお酒を間違って飲んだ上に……嫌だって言ったのに、私を……無理矢理……」

ショタ提督「う、嘘……」

嫁「まさか『覚えてない』なんて言うつもりじゃないでしょうね?これは強姦よ?立派な犯罪でしょうが!!」

ショタ提督「あ……ぁ……!」ガクガク

ショタ提督(ど、どうしよう……!僕、覚えてない……!でも、お酒を間違って飲んだって……)

ショタ提督(そ、そういえば……さっきから、頭がズキズキ痛むような……じゃあ、やっぱり……!)

ショタ提督「………」サァッ

嫁「………」ニヤッ

嫁(真っ青になってる……『私のせい』じゃなく、『自分がやった』と思い込ませれば……強烈な罪悪感を植え付けることが出来る)

嫁(こうすれば、提督を私から離れられないようにすることが出来るって訳。既成事実もばっちりゲットしたし……それに……)

ショタ提督「ご、ごめんなさいっ!」ガバッ!

嫁「……土下座如きで許しを乞うつもり?」」

ショタ提督「あ、謝って済む問題じゃないけど……ごめんなさいっ!本当にごめんなさいっ!せ、責任は取りますから!」

嫁「……!今、何て?」

ショタ提督「せ、責任を取ります!あ、あのっ、こんなことで許してもらおうと思っては……うぅ……」

嫁「……ふ〜ん。そこまで言うなら、許してあげないことも無いかしら。あはっ……♪」ゾクゾク

嫁(言質は取ったわ。後は逃げようとしたら、今の言質と……未成年飲酒と強姦罪で脅せば、間違いなく……ふふっ)ニヤリ


こうして、彼は嫁の罠に嵌り……以後、彼女との結婚を前提とした交際をすることになってしまった。

尤も、仮に彼がここで自分の無罪を主張したとしても……実際に体内からアルコール反応が検知される上に、この状況で彼の言葉を信じる者は皆無だろう。

更に、彼女が両親に報告すれば……彼は罪人となり、まず間違いなく海軍学校から永遠に追放されることになってしまう。

この積み重なった“彼女の策略”により、彼は……彼女に手綱を握られている状態となってしまった。これこそが、彼の……悲劇の“始まり”だったのだ。
932 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 00:56:24.78 ID:y8/PSk+V0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!これで全体の半分くらいです。
実は初期プロットでは『提督と嫁が居酒屋にいき、提督を泥酔させて嫁がお持ち帰りからの既成事実』という展開だったのですが……
よく考えると提督も嫁も未成年だったので、急遽プロットを組み直し、このような形となりました。
若干不自然な展開になってしまったことをお詫び申し上げます。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:00:04.48 ID:wlcWjPSAO
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:01:24.40 ID:k5pysI7uo
おつおつ
さあー浜波はこの悪女とどう対峙するのか
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 01:17:09.29 ID:cjIoKsrjO

提督みたいな善人から糞嫁みたいな屑まで色んなキャラを書きわけてるなあ
この糞嫁と20週目提督から金をむしり取った糞女ならどっちのが終わってるだろうか
936 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 18:26:00.85 ID:y8/PSk+V0
22:00〜23:00頃開始予定です。
937 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:00:29.27 ID:y8/PSk+V0
始めます。
938 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:03:08.03 ID:y8/PSk+V0
嫁父「ま、まだ出会って1ヶ月も経っていないのに交際とは……」

嫁母「しかも『結婚を前提としたお付き合いをさせてほしい』だなんて……近頃の娘はこれが普通なのかしら……」

嫁「提督ってば、私に心底惚れちゃったみたいで〜♪」

ショタ提督「……はい」

ショタ提督(今の僕に、断れる資格なんて……あるはずが無い。むしろ、許してくれたことを感謝してもしきれないよ……)

嫁(アンタから貰った既成事実のことは伏せてあるけど、アンタが変なことをしたら……すぐにでも、パパとママに……)


嫁による泥酔事件から1週間も経たない内に、彼女は両親に彼と交際することを告げていた。

無論、彼を自分から逃れられないよう……退路を断つ為である。そして追い打ちをかけるように、彼にも両親に挨拶させた。

彼は自責の念に駆られ、彼女の真意に気づくことなど……出来るはずが無い。しかし、彼女の行動はこれだけに留まらず……


――47周目提督・実家

父「け、結婚を前提とした……!?」

母「提督、それ、本当なの……!?」

ショタ提督「………」コクリ

嫁「この度は47周目提督君とお付き合いをさせていただいている嫁と申します。初めまして、お義父様、お義母様」ペコリ


彼を更なる鎖で自身と繋ぎ止めておく為に……彼の両親にまで、彼女は強引に挨拶にやって来たのだ。

そして、自身の両親に告げたことと同じ内容の話を彼らに伝えた。彼らは当然のことだが驚愕した。

まさか、今まで女性に縁が無かった息子が……このような容姿端麗な彼女を連れて来たというのだから。


ショタ提督「……っ」

ショタ提督(ごめんなさい……嫁さん……本当に、ごめんなさい……!)

父「………」

母「………」

父(だけど、それにしては……)

母(提督、あまり嬉しそうには見えないけど……)
939 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:07:36.36 ID:y8/PSk+V0
それからと言うものの、彼お互いの両親に認められた恋人関係となったことで……彼女は、彼から離れなくなった。

無論、彼女の束縛は彼にとって……非常に負担となる。しかし、彼はずっと自身が犯したと思い込んだ罪の意識に苛まれている。

それに加え、彼女に弱み……否、捏造された弱みを握られている彼は、もはや奴隷同然と言っても良いほどだろう。


嫁(15)「今週末は講義が無いんでしょ?だったら一緒に出掛けましょうよ!駅前に新しいショッピングモールが出来たのよ!」

ショタ提督(17)「で、でも……来週は試験だし、宿題も……」

嫁「……私に逆らう訳?」ギロッ

ショタ提督「……っ!」ビクッ

嫁「あんなことをしておいて?それなのに恋人より勉強を取るんだ……へぇ……」

ショタ提督「……ご、ごめん、なさい。一緒に……行くから……」

嫁「最初からそう言えば良いのよ。そうと決まれば、朝からあの施設に行って、次は……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そう、だ……僕は、あんなことをしてしまったクズなんだ……だから、せめて……)

ショタ提督(嫁ちゃんを、幸せにしなければならない……責任を、取らなきゃいけないんだ……)


こんなことが毎日のように続き、彼の精神は消耗していった。しかし、彼は我慢し続けたのだ。

自分の責任だから、自分が悪いから……彼女の策略に嵌められたことに気づかないまま、彼女の鎖に縛り付けられていった。

だが、彼女は我儘で傲慢ではあるが……彼への好意は、確かにあった。彼女がここまで必死なのは、彼に一目惚れに近い感情を抱いていたからなのだ。

しかし、その愛情は酷く歪んでおり……到底、まともな恋愛感情と呼べるものでは無かった。

その上、彼女は相手を思いやることが出来ず……好きだからこそ、相手に自分というものをぶつけ、異常なまでに独占しようとした。

それがまた、彼の心を圧迫してしまった。彼、否、多くの者から見れば……彼女の好意を抱く者に対する行動は、正気の沙汰では無かった。

そんな状況でも、彼は空いている時間を利用して勉強し……留年することは無く、何とか2年で海軍学校を卒業することが出来た。
940 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:12:33.07 ID:y8/PSk+V0
そして、卒業式を迎えてすぐに……彼女は両親に“必死に”頼み込み、結婚式をひらいて貰った。それはもう、盛大に……

しかし、新郎である提督は……やはり疲れ切った目をしていた。しかし、彼は必死にそれを心の内側に押し込めた。

心にあるのは、常に彼女からの辛辣な言葉と……自分を責め続ける言葉だ。彼からすれば、この状況で不安を言う等、出来るはずが無かった。


――結婚式場

神父「それでは、夫婦で誓いのキスを」

嫁(16)「はいっ!」

ショタ提督(18)「……はい」

嫁「………」チュッ

嫁(ふふっ、結婚かぁ……これでますます、提督と一緒にいられる……私から、離れられないように出来る……!)

嫁(だけど、ここを卒業してしまうと……最悪、離婚される可能性もあるのよね……だったら、絶対に私から逃れられない“物”で……!)

ショタ提督「………」チュッ

ショタ提督(これで僕が夫、嫁ちゃんが妻になるのか……夫として、絶対に嫁ちゃんを幸せにしないと……)

ショタ提督(例え時が経とうとも、僕がしてしまった罪は消えない……一生をかけて、嫁ちゃんを養うという責任を取らないといけないんだ……!)

嫁父「ぐすっ……うぅっ、娘が……少し前まで赤ん坊だった娘が、あんな立派に……!」グスグス

嫁母「もう、貴方……さっきから泣き過ぎですよ……」ウルッ

父「………」

母「………」

父(やっぱり、あまり嬉しそうじゃないな……)

母(あの子は隠しているつもりなんだろうけど、私達には分かる……)

父母(提督は……この結婚を、心のどこかで……望んでいないのかも……)


そしてケーキカットやブーケトスを済ませた後……彼と彼女の、2人だけになれる時が訪れた。所謂、結婚初夜である。

尤も、これが彼にとって……再び、大きな鎖で縛り付けられる……不幸な出来事が引き起こされてしまうのだが……
941 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:21:23.57 ID:y8/PSk+V0
――高級ホテル最上階・スイートルーム


嫁「……これで全部、と」プスッ

嫁(どうせ提督のことだから、子供を作ろうと言っても……間違いなく反対されるでしょうね)

嫁(でも、こうして……用意しておいたゴムに、穴をあけておけば……もちろん、これだけではダメ)

嫁(わざわざ急いで結婚式を挙げてもらったのは……ふふっ……)

嫁「……穴があいたゴムに、私の“危険日”……この2つが重なれば、間違いなく……!」

ガチャ…

嫁「……!」

ショタ提督「……お風呂、上がったよ」ホカホカ…

嫁「……っ」ゴクッ…

嫁(ば、バスローブ姿だなんて……アンタ、誘ってる訳……?い、いやいや!こいつのペースに流されちゃダメ!)

嫁「ふぅ……じゃ、早速シましょうか」

ショタ提督「……嫁ちゃんが、そう言うのなら。あっ、でも……嫁ちゃん、今日は……大丈夫な日?」

ショタ提督(今まで、嫁ちゃんと性行為をすることは何度もあったけど……避妊だけは、しっかりやってきた)

ショタ提督(僕が責任を取れるかじゃなく、嫁ちゃんを妊娠させてしまうなんて……これ以上、彼女に負担をかけるようなことは……!)

嫁「……えぇ、もちろん。そんなに不安ならゴムも付ける?」スッ…

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督(良かった……ゴム、持って来てくれたんだ……これなら、大丈夫……)

嫁(引っかかったわね?さて、後は思う存分……熱い夜を過ごせば……♪)ペロッ


彼は再び、彼女の罠に嵌められてしまった。更に、今回は……“彼女の言葉を信じた”からこそ起きた悲劇である。

穴があいた避妊具に、彼女の危険日……この2つが重なった結果が、どうなってしまったかは……想像に難くないだろう。
942 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:34:43.86 ID:y8/PSk+V0
――約1ヶ月後・自宅


ショタ提督「う、そ……」

嫁「嘘も何も、これが証拠よ」スッ


彼女が彼に差し出した妊娠検査薬。そこには、はっきりと2本の線が現れている。そう……陽性である。

すなわち、彼女が妊娠しているという証である。しかし、彼にとっては……予想だにしない事実だったのだ。


ショタ提督「ど、どうして……確かに、避妊していたはずなのに……!」

嫁「あのねぇ。例え安全日でゴムしてようが、避妊確率は100%じゃないのよ?それくらい常識でしょうが」

ショタ提督「あ……っ」ガクガク

ショタ提督(ど、どうしよう……!どうしようどうしようどうしよう……!?僕は、また……!)

ショタ提督(嫁ちゃんに……負担を、かけてしまっただなんて……!あぁっ、僕があの時、念の為にピルを買って来ていたら……っ!)

嫁「………」ニヤッ

嫁(狼狽えてる狼狽えてる……♪提督のことだから、間違いなく自分を責めているでしょうね……)

嫁(だからこそ、そこにつけ込めば……提督に、更なる罪の意識を刷り込ませれば……)

嫁(私のことを、絶対に捨てたりしない……私から、離れられないように……!)

嫁(その為の“子供”だもの……♪こいつさえいれば、提督は私の思うが儘に……!)


そう。彼女は彼の性格を既に熟知していた。だからこそ、彼が『嫁が妊娠したのは自分のせいだ』と考えることは予想済だったのだ。

故に、彼女の策略は……正に効果覿面であった。彼に『自分のせいで嫁を妊娠させてしまった』という重圧をかけることで……

泥酔事件以来の、彼の『責任を取らないといけない』という自責の念を……より一層強めることが出来る。


ショタ提督「ご、ごめんなさい……あぁっ、ぼ、僕のせいで……ごめんなさい……!」

嫁「……妊娠しちゃったものは仕方ないわ。私……産むから。まさか、中絶しろだなんて言わないでしょうね?」ギロッ

ショタ提督「言う訳ないよッ!!むしろ……僕のせい、なのに……怒らないの……?」

嫁「だって、私は子供欲しかったもん。流石に未成年で母親になるのは予想外だったけど」

嫁「それに子供は、提督を私と結びつける……最強の鎖だし」ボソッ

ショタ提督「……え?」

嫁「ううん、何でもない。孕ませた以上、アンタだって父親だからね?仕事ばっか明け暮れず、子育てにもちゃんと協力しなさいよ」

ショタ提督「……もちろんだよ。絶対に……“責任を持って”、嫁ちゃんと一緒に……お世話するから……!」

嫁「………」ニヤリ


彼女は、子供を“提督の足かせ代わり”としか考えていなかった。彼を騙してまで妊娠したのも、彼を束縛する為に過ぎない。

そんな彼女が、子供に愛情を注ぐことなど……出来るはずが無い。後に妊娠した子供は男女の二卵性双生児と発覚するが……

彼が『双子で嬉しい』という気持ちを抱いたのに対し、彼女は……『鎖代わりなのに2人とか勘弁してよ』である。

そして、彼は彼女の目論見通り……自分を責め続け、責任を取る為に……必死に仕事に取り組むようになった。

しかし、これが……彼女の不満を溜め込む要因となってしまった。そう、彼が鎮守府にいることが多くなったことをきっかけに……
943 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 22:53:23.11 ID:y8/PSk+V0
――3年後・自宅


嫁(19)「アンタねぇ!私より鎮守府の奴らが大事な訳!?」

ショタ提督(21)「そ、そういう訳じゃ……」

嫁「約束したでしょ!仕事ばかり明け暮れず、子育てを手伝いなさいって!」

ショタ提督「……っ」

息子(3)「………」ビクビク

娘(3)「………」ビクビク


彼女は、自分がしたことなど棚に上げ……彼をひたすら責め続けた。自分達より仕事を優先していると罵った。

かつてはほぼ毎日共に過ごしていた彼が……平日は、ほぼ夜までいない。これが彼女の我儘な性格と独占心を刺激し、彼への罵倒に繋がった。


ショタ提督「だ、だけど……帰ってからは、ちゃんと息子と娘のお世話もしてるし……家事だって……」

ショタ提督(というより、家事は……洗濯や掃除は、休みの日に僕がほとんど……)


そう。彼女は溺愛されて育ったが故に……家事をまともにこなすことが出来なかったのだ。

それだけなら、まだ努力で何とかなる。しかし彼女は、自身の能力不足を努力で補おうとしないばかりか……


嫁「言い訳するなっ!アンタがいないからこんなことになってんでしょうが!」バキッ!

ショタ提督「うっ……!」バタッ

ショタ提督(……ごめん、なさい……ごめんなさい……!僕のせいで、ごめんなさい……っ!)

娘(お、おかあさん……こわいよぉ……)ビクビク

息子(おとうさん……かわいそう……なんで、たたかれてるの……?)ビクビク


絶対に自分の非を認めず、全てを彼のせいだと決め付け……言い訳にすらならない罵倒を繰り返していた。時には暴力さえ……

このような状況が8年間続き、彼の心は徐々に……ストレスと疲労、そして……重く圧し掛かる自責の念により、すり減っていった。

息子と娘も、自分達の世話をロクにせず……常に父親に当り散らしてばかりの母親に、愛想を尽かせていった。

そして2人は、母親からのストレスや恐怖を……父親が注いでくれる愛情で和らげていた。だからこそ、父親である彼を心から慕い……

浜波達に……彼の心を助けるよう、願ったのだ。そして浜波も、彼と共に過ごしている内に……彼を支えたいと、心から思うようになった。

それが例え、社会的倫理に背くことだとしても……それでも、彼を……提督を、彼女の束縛から救う為に……!
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 22:58:05.10 ID:dZin+Pd+O
嫁のほうは嫁のほうで一応提督に対して情は抱いていたというのがなんとも
945 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:14:11.16 ID:y8/PSk+V0
――――――――

――――


ブゥン…

ショタ提督「………」

浜波「……これで、全部」

36周目提督「………」

ショタ提督「……この、映像……どうやって……」

36周目提督「……3周目提督君が用意したビデオカメラはもちろん、16周目提督君が持つタイムマシンと……27周目提督君の、姿や存在を消し去る能力を併用したらしいんだ」

ショタ提督「………」

36周目提督「それだけじゃない。この映像に映っていた事実は、僕を含めて……一部の友人達が把握している」

36周目提督「事実を知る者が多いほど……相手の罪を指摘する際に、有利になるからね」

36周目提督「そして、嫁さんのご両親による権力も心配いらない。いざと言う時は、僕が元帥に連絡して……47周目提督さんのことを守ってもらう」

36周目提督「だから、もう……嫁さんの言いなりになる必要は無いんだ。浜波ちゃんや、僕達が……絶対に、貴方を守るから」

ショタ提督「………」

36周目提督「そして……貴方の過去を覗き見るようなことをしてしまって、ごめんなさい」

36周目提督「だけど、3周目提督君が言うには……最初に嫁さんのことを調べたら、すぐに黒だと発覚したらしいんだ」

36周目提督「そこで嫁さんが貴方に取った行動を調べていく内に……これらの事実が明らかとなったんだ」

ショタ提督「………」

浜波「司令……」

ショタ提督「………」ヘナヘナ…

浜波「あっ……!」

36周目提督「………」

ショタ提督「そん、な……全部、全部……嫁ちゃんが、仕組んだこと……だったの……?」ジワッ…

ショタ提督「ずっと、自分のせいだって……自分が悪いと思って、頑張って来たのに……耐えて、きたのに……」ウルウル

ショタ提督「それが、全部……嫁ちゃんの、罠だったなんて……そんな、ことって……っ!」ポロポロ

浜波「……っ」

36周目提督「………」

ショタ提督「僕の、苦労は……なんだったの……!?今までの我慢は、全部……無駄だったの……!?」ポロポロ

ショタ提督「僕が必死に嫁ちゃんを愛そうとしたのも……全部、無駄だったの……!?僕はずっと騙されていたの!?ずっと耐えていた僕が馬鹿だったの!?」ポロポロ

ショタ提督「息子と娘が生まれたのも、僕の失敗じゃなくて……全部、嫁ちゃんが仕組んで……!しかも、逃げられない足かせの為だったなんて……そんなの……っ!」ポロポロ

ショタ提督「酷い……酷過ぎるよ……!嫁ちゃんにとって、息子と娘は……単なる、道具に過ぎなかったの……!?」ポロポロ














息子「僕達、が……」

娘「道、具……?」

ショタ提督「……っ!?」

浜波「え……?」

36周目提督「……!」
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:14:51.70 ID:pSmtX+Im0
浜波ちゃんの告白に期待するぇ
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:21:49.62 ID:Yv7o3Z4A0
これ子供らが知ったら投身しかねない案件だよなぁ…と思ってた矢先にぃィィ!?
948 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:29:15.32 ID:y8/PSk+V0
ショタ提督「息子……娘……?」ポロポロ

浜波「い、いつからそこに……」

息子「い、今……お父さんが……言ってた、よね……?」ガクガク

娘「お母さんにとって……私達は、お父さんの足かせって……」ガクガク

ショタ提督「いや、違うんだ!これは……!」ポロポロ

36周目提督「……息子君、娘ちゃん。今のは……」

息子「じゃ、じゃあ……僕達は……」ジワッ

娘「お父さんにとって……邪魔、だったの……?」ジワッ

ショタ提督「なっ!?」

浜波「息子君!娘ちゃん!それは違うよ!司令は、2人のことを……そんな風には……!」

息子「う、ううん……それは、分かってる……」ポロポロ

娘「でも……私達がいたから、お父さんは……お母さんから、逃げられなくて……!」ポロポロ

浜波「違うの!話を聞いて!」

息子「お母さん、だけじゃない……僕達も、お父さんのことを……」ポロポロ

娘「苦しめてたんだ……私達のせいで、辛い思いをさせちゃってたんだ……」ポロポロ

息子(お父さん達が、部屋で真剣な話をしてたから……ちょっと、耳をすましてたら……)ポロポロ

娘(お母さんが、お父さんに酷いことをしてて……それで、私達を産んだのも……お父さんを、逃がさないようにする為で……)ポロポロ

息子(僕達がいたから……僕達なんかが、生まれてきちゃったから……)ポロポロ

娘(お父さんは……ずっと、私達の為に……我慢し続けて……)ポロポロ

36周目提督(……息子君、娘ちゃん)

浜波「……っ」

ショタ提督「………」

息子「……お父さん、ごめんね……?」ポロポロ

娘「私達も、お母さんと一緒で……お父さんの心を、傷つけてたんだよね……?」ポロポロ

ショタ提督「……違う」

息子「ぐすっ……僕達……」ポロポロ

ショタ提督「違うんだ、2人とも……」

娘「生まれない方が……ひっく……良かった、のかな……」ポロポロ

36周目提督「……っ!」

浜波「そ、そんなこと……」

ショタ提督「――っ!!」ダッ

















ショタ提督「そんなこと無いよッ!!」ガバッ! ギュウッ!

息子「……え?」ポロポロ

娘「あ……」ポロポロ
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:31:05.31 ID:LAu84Bqw0
不謹慎かもだけど
映像が完全にドキュメンタリー番組風に脳内再生されてしまった
950 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:43:11.57 ID:y8/PSk+V0
息子娘「お、お父、さん……?」ポロポロ

ショタ提督「生まれてこない方が良かっただなんて……そんなこと、1度も考えたことが無いよ!」ギュウッ!

ショタ提督「息子と娘が僕の足かせ?道具?確かに、嫁ちゃんはそう考えていたかもしれないけど……」

息子「……っ」ズキッ…

娘「うぅ……」

ショタ提督「僕は違う!2人を迷惑と思ったことなんて1度も無い!息子も娘も……僕の、人生の宝物と言えるほどに……大切な家族なんだ!」

息子「……!」

娘「……!」

ショタ提督「息子、娘……さっき、言ったよね?自分達が僕のことを苦しめてしまっていた、って……」

息子「……うん」

娘「………」コクリ

ショタ提督「じゃあ、僕の口からはっきり言う。2人は、僕のことを苦しめてなんかいない」

ショタ提督「むしろその逆で……嫁ちゃんから受けたストレスも、2人と一緒に過ごしたり……楽しく笑い合ったりして……」

ショタ提督「僕にとって、安らぎだった……ううん、そんなレベルじゃない……2人がいてくれたお陰で、僕は……」

ショタ提督「この8年間……ずっと、頑張ることが出来たんだ。息子と娘が、傍で励ましてくれたから……!」

息子「……お父、さん……!」ジワッ

娘「……っ!」ジワッ

ショタ提督「……だから、嫁ちゃんの言うことなんか……吹き飛ばすほどに、僕から……感謝の気持ちを、伝えるね……?」

















ショタ提督「……“生まれてきてくれて、ありがとう”……!僕の家族でいてくれて、本当にありがとう……!」ギュウッ

ショタ提督「こんなに優しい息子と娘が、ずっと一緒にいてくれて……僕は、最高に……幸せ者だよ……!」ナデナデ

息子「……お、お父さん……うぅっ……ぐすっ、うああぁぁぁっ……!」ポロポロ

娘「お父さん……ひっく……うええぇぇぇぇん!お父さぁぁぁぁぁんっ!うわあああああああんっ!」ポロポロ
951 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:46:25.09 ID:y8/PSk+V0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
後は浜波の決意(告白)を提督に伝えてシリアスパートは終了です。半分と言っておきながら、予想以上に長くなってしまいました……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
952 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/04(火) 23:47:02.97 ID:y8/PSk+V0
すみません。>>950を超えたみたいですので、少し早いですが次スレを立ててきます。
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/04(火) 23:48:34.72 ID:k5pysI7uo
おつおつ
子はかすがいを呪詛にする嫁ェ…
954 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/05(水) 00:03:05.53 ID:TExqIUD50
立ててきました!

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リベッチオ「その34!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/

先にこちらを使い切ってから次スレに移行する予定です。
それでは今度こそ!次回の更新でお会いしましょう。
955 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2019/06/05(水) 00:03:59.27 ID:TExqIUD50
何度もすみません!URLを間違いました!↓が正しい次スレURLです!

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1559659821/
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 00:23:42.67 ID:WxFXIpMKO

提督はもちろん息子くんと娘ちゃんがとにかく不憫でならんわこれ
なんというかこの糞嫁はヤンデレとメンヘラが混ざったような奴だな
そして設定思いつかないという割にこんな話作る>>1の引き出しも凄い
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 00:25:23.48 ID:sve8g4OG0
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 09:08:51.09 ID:emQLh7fA0
乙です
嫁は究極の自己中って表現したらしっくりくる感じだなあ

……以前から粘着して文句言い続けてた奴を女にして権力持たせたらと考えたら
妙にイメージに合ってしまったんだが(言うべきじゃなかったか?これ)
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 10:06:56.48 ID:WkBNRw1A0
言うべきじゃなかったか?とか思いながら言ってる時点で、お前もモラルより自分の欲優先させた自己中だと思うぞ
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 12:51:13.36 ID:bANS6J2bO
どうせ小ネタ安価の時に叩かれてた文盲だろそいつ
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 12:56:56.71 ID:y2vWX2it0
>>958から>>960見てもぶっちゃけ自分が正しい、気に入らなければどんな暴言はいても許されるといった糞嫁みたいなメンタルうじゃうじゃいるよな艦これスレ関係なく
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 13:20:43.55 ID:emQLh7fA0
すまんね
皆少なからず内心腹立ててただろうし
今回こういう形で意趣返しがなされていたと思うと痛快で痛快でね

牛乳でも飲んで続き待とうぜ
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:10:45.02 ID:Ho84UzBTO
>>961
自己紹介かな?
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:15:12.57 ID:5hgtkvIz0
まあ作者の意図は知らんが
こういう形で散々粘着してきた奴が制裁受けると思うと正直スカッとするわ
嫁へのヘイトも薄れるしな
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:22:21.88 ID:5q9gxtumO
制裁とか気持ち悪すぎて草
やっぱこいついつものゲェジだわ
この前もID変えて連投してたしどうせ自演してんだろ
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:32:54.39 ID:yEl3jrBV0
この単発末尾Oいつも暴言吐いてるな
リアルで提督嫁みたいな奴だ
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:36:20.95 ID:gnQAD2Rk0
とりあえず不人気と文盲と言ってれば論破した気になれるとてもおめでたい頭してるのはある意味羨ましい
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:39:52.84 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:40:20.42 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:40:47.91 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:41:19.48 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:41:48.21 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:42:19.09 ID:79dAxVb70
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974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:42:46.27 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:43:18.21 ID:79dAxVb70
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976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:43:45.16 ID:79dAxVb70
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977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:44:15.67 ID:79dAxVb70
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978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:44:48.87 ID:79dAxVb70
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979 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:45:21.42 ID:79dAxVb70
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980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:46:19.95 ID:79dAxVb70
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981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:46:47.65 ID:79dAxVb70
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982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:47:26.67 ID:79dAxVb70
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983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:47:58.68 ID:79dAxVb70
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984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:48:26.40 ID:79dAxVb70
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985 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:49:03.30 ID:79dAxVb70
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986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:49:30.30 ID:79dAxVb70
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987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:49:57.05 ID:79dAxVb70
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988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:50:29.92 ID:79dAxVb70
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989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:50:59.54 ID:79dAxVb70
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/389
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:51:29.65 ID:79dAxVb70
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」大鳳「その33です!」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1556293213/389
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:52:02.41 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:52:29.60 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:53:03.03 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:53:30.16 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:53:59.15 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:54:28.54 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:54:57.51 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:55:26.65 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:55:54.39 ID:79dAxVb70
あれな単発湧いてるしリセット埋め
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/05(水) 14:55:56.59 ID:A36KfagDO
次スレは全年齢版だがR版にはいなかった変改行荒らしも参加する地獄
1001 :1001 :Over 1000 Thread
               | ///////i!、\ \ ヽ
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  、 ァ .つ | 十    |///| { ,,;;;;i :: |.|ii ii、 i  !    i  i
  ┐用 .う  .レ.cト、   |シ从|.|,,,;;;" ̄~"|.|.ii ヾ、、 ヽ    i  i|
  ~ー‐ 、、    、、  |//i、.|| ii!' ,,, -‐.|.| 乂 \  \   i
  ┼ __  -|―|‐    |i i.i|. r| li!く  ゚ |ト /  i;; \  \  i
  ノ 、__   !_    | ii ||/"| l!`ミニ=ニ||'  /;;;;;: \  `、、_
              { |、{{..(| ll! i!;;;;;;; /|  '、:::...:  \  `ー-
   |-    /       | i!|1ト、|lili! !;;;;;;;/ .!  ii|il= il!   .` ー
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