【安価】モノクマ「ドロドロした修羅場が見たいかー!」【短編集】

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1 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2019/04/29(月) 01:11:25.04 ID:JClpgg4g0
このssはダンガンロンパ二次SSです。
エロ描写ありのドロドロした三角関係修羅場物。
某氏のSSの影響を受けています。
安価で三人の登場人物(奪い合われる人物と奪い合う2人)と見てみたいシチュを決めて作者が適当に書いてみる小話形式。
登場人物はダンガンロンパ1・2・V3からでお願いします。
シチュは作者の力不足でうまく書けないかもしれませんので注意願います。適当にお任せとかもありっす。

例:
奪い合われる人物:苗木
奪い合う人物一人目:霧切
奪い合う人物二人目;舞園
シチュ(※長文可):育成時空 ダブルブッキング 陰湿 

各安価で一人ずつ求める形にしようか迷いましたが、カオスになりそうなんで一つの安価で全て決める形にしようと思います。3p奪い合いとかもありっす。
出来れば一人の男を奪い合う二人の女ってのが望ましい(作者が書きたい)ですが、全員女・全員男とかも一応あり。
それではお願いします。

お題 ↓1
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/29(月) 01:22:52.86 ID:aMe+2FUk0
奪い合われる人物:最原
奪い合う人物一人目:赤松
奪い合う人物二人目;春川
シチュ(※長文可):最原と春川は同じ孤児院の出身の幼馴染で同じ学校。春川→最原で春川はツンデレ(最原は春川のことは大切だと思っている)
赤松は最原のクラスメイトで仲が良く、赤松は最原に恋心を抱いている(最原は赤松のことは大切な友達)
最原にいつか告白しようと悩んでいる赤松であったが、最原が幼馴染である春川と仲良くしている場面を見て「最原くんにとって春川さんは大切な人」だと思った赤松さんは焦るあまり最原に迫って……
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/04/29(月) 01:23:49.15 ID:aMe+2FUk0
こんな感じでいいですか?
あと最後あたりは迫ってというか押し倒す感じで……
4 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2019/04/29(月) 01:30:32.73 ID:JClpgg4g0
丁寧な安価ありがとうございます。早速書いてみますね。
5 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2019/04/29(月) 12:07:40.29 ID:Ca2JadPq0
※【仮題 幼馴染VSクラスメート】 モブ時空 最原×赤松×春川

赤松視点

赤松「最原君、今良いかな?」

十二時のチャイムが鳴り、皆が昼食に行こうと席を移動し始めた時に私はそう切り出した。
言った瞬間、教室がざわついたのが分かる。視界の隅ではクラスメート達が驚いた顔で此方を見ていた。別に自意識過剰でも何でもないだろう。誰に告白されても袖にしてきた女が自分から異性に声をかけたのだ。
そして、声をかけた相手が最原終一なら尚更だ。

最原「え、良いけど何?」

席に座ったままこちらを見上げてくる彼と目が合えば、それだけで頬が熱くなる。いつ見ても奇麗な顔だ。学ランを着ているのに女と言われてしまえば納得する程に整った顔立ち。室内なのに帽子を被っているのは、その女顔がコンプレックスになっているからとは本人の弁。勿論、役に立っていない。何時もゲームばかりしている彼は知らないだろうが、彼に憧れる女子達は遠巻きに眺めてはうっとりとため息をついている。
話が長くなったが、要するに彼もまたモテる。だが、一度も告白を受けていないせいか単純に鈍いのか、異性の想いには気付いてもいない。

―――――――――あるいは、たった一人にしか目が向いていないのが原因か。

違うクラスに居る幼馴染さんの顔を思い浮かべたら、握った拳に力が入った。

最原「赤松さん?」

きょとんとしている彼の顔には警戒のケの字も見当たらない。これほど露骨に注目されているというのにこんな反応だ。いっつも傍にいる怖くて可愛いツンデレな幼馴染さんのお陰でそういうイベントとは無縁だったに違いない。私のことも単純に仲の良いクラスメート程度の認識。精々が同じ委員会どまり。拙いピアノを褒めてくれた時だって下心なんて抱いてなかったと判ってしまう。それが無謀な戦いに挑ませる原因になっただなんて気付きもしていないのだろう。

だから、奇襲だ。鬼の居ぬ間に何とやら。敵とも思われていないうちに、掻っ攫う。

赤松「私と……」

ごくりと生唾を飲む音が聞こえた。自分か、それともクラスメート達のものかは分からない。
恐らく噂になる。尾ひれも付く。彼女の耳に入れば警戒されるだろう。

赤松「運びたい資料があるから音楽室まで来てくれないかな?」

それでも私は言い切った。
6 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2019/04/29(月) 12:08:46.97 ID:Ca2JadPq0
春川視点

最近、終一がクラスメートの話をするようになった。ギャルっぽいのにピアノが上手い人らしい。同じ孤児院出身の兄弟分が人見知りを治したのは良いことだが、柔らかい笑みを見ていたら苛立ってしまう。理由は分かっている。そのクラスメートとやらが大変可愛い女の子だからだ。あと、胸も大きい。

春川「………?」

一緒に昼食を取ろうと終一の教室に向かったが、アイツは席を外していた。トイレにでも行ったんだろうから、それは不思議でもない。不思議だったのは終一のクラスメート達が驚いた顔でこっちを見てきたからだ。まあ、半分不良みたいな扱いを受けているのは自覚しているから、怯えられても不思議ではない。不思議だったのは怯えるというよりも興味津々といった目をしていたことだ。勿論、目を向ければ視線を外されてしまうが、それでも様子を窺うようにちらちらとこちらを眺めている。
まあ、とりあえず待っていれば戻ってくるだろう。裕福でないこともあり、終一も私も弁当派だ。アイツの隣の席に座り、適当に時間を潰すことにした。だが、視線を相変わらず感じる。ここまで来ると不愉快になっても仕方ないだろう。

「あ?ハルマキじゃねえか」

と、思っていたらこの席の主が戻ってきた。不良っぽいが、意外と良い人とは終一の弁。
まあ毎回勝手に席に座られているのに怒らないあたり、確かに度量はあるのだろう。私も嫌いじゃない。話し相手ぐらいにはなる。

「終一ならさっき赤松に誘われて音楽室の方に行ったぞ。委員会絡みじゃねえの?」

聞いた瞬間、頭が真っ白になった。
7 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2019/04/29(月) 12:12:59.25 ID:Ca2JadPq0
最原視点

最原「あ、あかま、んむっ!?」

気が付いたら同級生の女の子に押し倒されて、キスされた。何を言っているか分からないが、僕もよくわからない。唇がとっても美味しい。匂いも最高。いや、そうじゃない。跳ねのけないと危ない。服越しだというのにボリュームたっぷりのおっぱいが重くてやばい。腿を押し付けられた股間がとってもやばい。何がやばいっていうか色々やばい。

最原「んんっ!!?」

そう思って動かそうとした体がビクンと跳ね上がる。電流みたいな快感。ぬめっとしたものが舌に絡んでいる。赤松さんのベロだ。驚いた眼で見上げるが、同級生の目は笑うだけ。蕩けているように見えるのは気のせいか。

最原「んむっ!?ふぁっ!?んんんんんんんんんんんんんんっ!!?」

唾液でたっぷりと濡れたベロが僕の口腔をかき回す。まるでマーキング。頬裏の粘膜をざらざらした舌が舐め上げる度に彼女の唾液が塗り込まれ、喉奥に流し込まれる。おとがいを反らした自分の喉がごくごくと動いているのが良くわかる。ひんやりとした唾液が異常なまでに美味しい。吸盤のように吸い付いてきた唇の感触にのめりこむ。まるでお酒だ。頭が上手く回らない。じゅりゅじゅりゅとイヤらしい音がどこか他人事で味と匂いと気持ちよさの事しか考えられない。
もっと飲みたい。もっと味わいたい。ごく自然にそう考え、自分から舌を伸ばそうとする。

だけど、そうする前に唇が離れた。ちゅぽんと気持ち良い音が鳴って、唇が引っ張られたのがやけに気持ち良かった。

赤松「ぷはっ!はぁ……はぁ……っ……。ふふ、気持ちよかった?」

自分の口周りをぺろりと舐め上げる彼女の表情はなんというかとてつもなくエロかった。
唾液でテカテカに光る唇も潤んだ瞳もほんのりと色づいた肌も潤んだ瞳も全てが蠱惑的。自分と同い年の子のモノだとはとてもじゃないが思えない。

最原「……ぁ……」

自分がどういう表情を浮かべているのかよくわからない。息を整えるので精いっぱい。震えている自覚はある。多分、目も潤んでいる。仮にも男子が舌を間抜けに垂らしてビクビクと震えるなんてみっともない。いや、女の子に馬乗りになられている時点で男らしさなんて皆無だけど。

赤松「……女の子みたい」

最原「っ〜〜〜〜!!?」

ぼそりと言われ、無性に恥ずかしくなった。顔を見られまいと首を回そうとするが、手のひらに頬を抑えつけられた。大した力じゃないはずなのに逃げられない。肌の感触がやはり気持ちいい。見上げた瞳は熱病に浮かされたように蕩けていた。何を欲しがっているかなんて流石にわかる。

赤松「……キミからもしてくれないかな?」

ブツンっと何かが切れる音がした。嬉しそうに笑う彼女の肩を掴んだ瞬間、音楽室の扉が大きな音を立てて開けられた。
8 : ◆1SKn6znVT2 [saga]:2019/04/29(月) 12:13:35.52 ID:Ca2JadPq0
春川「なにやってんの!?」

怒鳴られた体がビクリと跳ね上がる。先ほどまでの興奮が嘘のよう。弾ける様に顔を向ければ、入り口には僕の幼馴染が居た。走りでもしたのか、汗をかいている。肩を怒らせ、犬のようにこちらを睨んでいる。

最原「魔、魔姫?」

思わず名前を呟いたら、上に乗った体がぴくりと反応した。名前呼びの所為だと気付けたのは随分と後になってからだった。と、ずっしりとしたおっぱいの感触がなくなっていく。見上げれば赤松さんが立ち上がっていた。顔を見たら、ぞくりと背筋が震えた。赤松さんは笑っていた。それだけなのに何故か怖い。目の奥が笑っていないせいか。

赤松「なにしてようが、春川さんには関係ないと思うんだけど」

春川「……はぁ?」

対する魔姫は冷え切った表情。こちらもとてつもなく怖い。向かい合う二人の間で静電気染みた火花が散ったように見えたのは果たして錯覚なのだろうか。

春川「人の幼馴染襲っといて言う事がそれ?」

赤松「恋人でもない幼馴染さんに言う必要もないって言ってるんだけど?」

赤松さんの反応が気に入らなかったのか、魔姫はつかつかとこちらに歩いてくる。赤松さんも赤松さんで逃げようとせずに待ち構えていた。まずい。喧嘩になる。

最原「魔姫!落ち着い、んむっ!?」

慌てて立ち上がり、二人の間に入り込むが、頭を掴まれて言葉をなくす。抱き寄せられた先にあったのは魔姫の顔。目を閉じてもいない。密着したのは唇と唇。

最原「んんんんんんんんんんんんんっ!!?」

本日二回目のキスに驚く間もなく、舌が滑り込んできた。まるで捕食。もがこうとする僕の舌に苦も無く絡みつき、生き物のように滑らかな動きで蹂躙し始める。

赤松「なっ!?」

クラスメートの声がひどく遠い。気持ち良さはさっきと同じくらいだが、感触も体温も動きも明らかに違っていて、別種の生き物としか思えない。ねちっこく舌に絡みつき、じゅぽじゅぽと水音を立てながら唾液を搾り取っていく。ここは自分の縄張りだと、先ほどまでこびりついていた唾液を薄める様に舐め上げてくる。顎先を伝う唾液の生暖かさが妙に気持ちいい。息苦しさでさえも同じだ。鼻から無理やり酸素を取り込めば、魔姫の匂いが脳を蕩かす。

知らなかった。色んな意味で上手い。ぼおっとし始めた頭を動かし、見つめてみると魔姫の目も蕩けていた。視界には他の何も入らない。いつも見て来たはずなのに全然見たことのない貌だ。舌を動かそうと思ったのが自分の意志によるものだったかも自信が持てない。

春川「ぷはっ………っ…………ははっ。そんなに、気持ち良かったんだ」

顔が遠ざかったことに気付いたのは魔姫が自分の口周りをぺろりと舐め上げてからだった。それで僕達の顔を繋いでいた唾液の橋がぷっつりと切れた。顎先に掛かった唾液が誰のモノかよくわからない。自分がどんな表情をしているかよくわからない。

春川「女の子みたい」

最原「っ!!?」

くすりと微笑まれて、ボンっと顔が茹で上がる。セリフに反応したのか、妖艶に笑う幼馴染の女としての顔に反応したのかよくわからない。分からないことだらけな状況が分からなくて混乱する。

赤松「……………へえ。春川さんって意外に手馴れてるんだね」

ただ、そんな興奮も一瞬でかき消えた。特に悪いこともしてないはずなのに叱られたように感じるのは錯覚か。ブリキのように首を回せば、赤松さんが魔姫を見ていた。微笑んでいるはずなのに睨みつけているように思うのは気の所為ではないのだろう。

春川「……………そういうそっちこそ随分と手が早いよね」

魔姫も魔姫で笑っていた。喧嘩を売られた時はいつも不機嫌そうに顔を歪めているのに何故か笑っていた。でも、いつもよりも怖い。待て。喧嘩を売られた?喧嘩って何?

春川「改めて言うよ。終一は私のモノなんだから単なるクラスメートは手を出さないでくれない?」

赤松「こっちのセリフだよ。最原君は私が貰うんだから、ただの幼馴染さんは引っ込んでてよ」

二人とも相手のことを見つめていた。二人とも唇から顎先までべっとりと濡れている。どっちも原因は僕にある。
僕の唾液で濡れた向かい合う二つの唇が同時に動いた。

春川・赤松「「私とのキスの方が気持ち良かったみたいだけど?」」

ごくり。

思わず飲み込んだ唾液がどちらのモノだったのか僕自身にだって分からない。
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とりあえずここまで。
求められてるのがこんなんなのか自信ないですが、とりあえず終わり。

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