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【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】

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604 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:25:22.74 ID:0favKdSio
掲示板ーー


クロエ「さてと……」ペトッ


『【闇の魔法使い】【闇の魔法に詳しい人】がもし知り合いにいましたら、1年クロエ・アートルムまでご連絡ください』


ローラ「貼れた?」


クロエ「ええ。助っ人同好会はよくここから依頼を受けるのよね」


ローラ「そうだよ。私なんかはまだ依頼をもらえるほど知名度もないから、自分から依頼を受けにいかないと何もすることがないんだ」


クロエ「ふーん……」チラッ

クロエ「いろいろあるわねえ……」


『倉庫の大掃除手伝い募集』

『求む!マッサージ師!』

『マホリオ特訓』


クロエ「ふむふむ。この辺とかなら私でもできそうね」


ローラ「多分やってあげたら喜んでくれると思うよ」


クロエ「もし機会があればやってみるのもいいかも。さてと……助っ人さん、よろしく頼むわね」


ローラ「うんっ、ここからが私達の力の見せ所!」


ーーーーー

ーーー

605 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:26:01.78 ID:0favKdSio
図書室ーー


クロエ「闇の魔法に関する本をありったけちょうだい」


司書「かしこまりました。検索魔法【モニター】!」バララララッ


ひゅん! ひゅんひゅん!

どさどさどさっ


司書「……はい、さしあたってタイトルに「闇」と付く書籍です。後で魔法大全や歴史書なんかも持っていきますね」


クロエ「ありがとう。それじゃあ助っ人同好会のみんな、闇の試練に関係のありそうな情報があったら教えて。あとは……この本に似たものがあればそれも」


ローラ「あ、それ……クロエちゃんしか読めないやつだよね?」


クロエ「ええ。他にももしかしたら同じように魔力を注ぎ込めば読めるかもしれないわ」


ローラ「よーし……クロエちゃんのためにも頑張るぞ! 先輩達もお願いしますね!」


クロエ(その間に私はこの本に魔力を注いでみましょうか)


調査の結果↓コンマ
01〜50 成果なし
51〜80 歴史書に記述を発見
81〜98 現役の闇の魔法使いが執筆した本を発見
ゾロ目 クロエが今持っている本が読みやすく翻訳された本を発見
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 22:28:30.59 ID:nL1WIlqA0
607 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:39:23.62 ID:0favKdSio
ローラ「クロエちゃん、これ……」


クロエ「?」


ローラ「歴史の本なんだけど、このページだけなんか雰囲気が……」


クロエ「……『空覆い尽くす暗闇、全てを飲み込む。一人の少女空に飲み込まれ、世は晴れ渡る』……」

クロエ「これが……闇の試練……?」

クロエ(この挿絵は夜の風景……なんてものじゃない。もっと暗く黒く、見つめているだけで飲み込まれそうな……)

クロエ(闇そのもの……)


ローラ「クロエちゃん……?」


クロエ「っ」ハッ

クロエ「よ、よくやったわローラ! これは闇の試練に間違いない! これで対策ができるわ!」


ローラ「そ、そう?」


クロエ「ええ。ほんとにお手柄よ」


最後の闇の試練の情報を手に入れました。
608 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:39:54.74 ID:0favKdSio
中庭ーー


クロエ「マホリオの練習も久しぶりね」


凜華「夏休みはほとんど部活だったからね」


モミジ「次はどんな練習をするんですか?」


クロエ「くるくまさんに負けたのは「油断」よ。だから、咄嗟の時に自分の身を守れるように練習するわ」

クロエ「具体的には1vs1vs1で、自分の方にきた攻撃は絶対に避けること。いつ自分が狙われるか分からない状況でもちゃんと防御や回避をできるようになれば……」


凜華「少なくとも前回みたいなミスは少なくなるかもね」


モミジ「うん、やるよ!」


クロエ「いい返事。じゃあスタートよ!」フワッ


ーーーーー

ーーー

609 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:40:24.49 ID:0favKdSio
食堂ーー


ナミネ「あら、皆さんお揃いで」


クロエ「マホリオの練習してて……疲れたわ……」


モミジ「私飲み物取ってくるね」


凜華「私も行くよ」


アルシェ「ティア」アー


ヒカリ「闇の試練の方はどう?」


ティア「……」スッ


アルシェ「あむっ」パクッ

アルシェ「……えへへ」


クロエ「……後で部屋で話すわ」


楓「闇の試練ってあれだろ? この間の黒いクモ!」


クロエ「そうそう」


アルシェ「アルシェも食べさせてあげる」スッ


ヒカリ「あの時は校長先生が助けてくれて……」


ティア「あー……む」

ティア【おいしいです】


晶「大変だなあ。アタシが近くにいたらすぐぶっ飛ばしてやったのに」


アルシェ「えへへ」


ティア「……///」テレテレ


クロエ「…………」
610 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:41:02.33 ID:0favKdSio
クロエ「なんか……ティアとアルシェ、近くないかしら」


レナ「そうね。この間まではもう少し離れてた気がするわ」


アルシェ「当然」

アルシェ「アルシェとティアは恋人同士。一番大切」フンス


しーーーーん……


全員「……ええええええええええええ!!?」


モミジ「あああっ、驚きすぎて持ってきた飲み物こぼしちゃった……っ」ガシャン!


レナ「お、落ち着いて。み、みんな、冷静に……」オタオタ


嵐「付き合ってるのか……」


楓「ひゅーひゅー!」


クロエ「ティアとアルシェが!? あの無口で恋愛なんか興味ないみたいな顔してた二人が!?」


ティア【〜ζ、゛∂〆ξ(】ブルブル


ナミネ「ティアさんも落ち着いてください! 何も書けてません!」


ティア「あ、あ、あ……!///」カアアアッ

ティア「〜〜〜〜っ//////」ガシッ


アルシェ「?」


ぴゅーーーっ


晶「逃げた……」


ヒカリ「連れて逃げたね」


クロエ「……とんでもない藪をつついてしまったわ」
611 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:41:42.50 ID:0favKdSio
レナ「本当……なの?」


ナミネ「……はい。夏祭りの時に、お二人は……」


嵐「まだ出会って半年も経ってないのに……進んでんなあ」


楓「でもあの二人めちゃくちゃお似合いだよ!」


ローラ「おめでたい……よね」


ヒカリ「うん。幸せになってほしいね」


モミジ「あまり言いふらさない方がいい……よね?」


ナミネ「そうですね。できれば内緒の方が……面白半分に野次られても可哀想ですし」


クロエ「この話はここまで! 本人達もいないんだし、これ以上は野暮よ!」


楓「ちぇー、クロエがアルシェに振るから話始まったのになあ」


ーーーーー


百合江「かふっ……! 無口ロリコンビ……言葉数は少なくとも内に秘めたる想いは熱く……! てえてえ……! てえてえですわ……!」ビクッビクンッ

百合江「あ、鼻血が……」ツツー


ーーーーー
612 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:42:49.46 ID:0favKdSio
掲示板ーー


デン「…………」


ーーーーー

ーーー

613 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:43:16.13 ID:0favKdSio
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

9月第3週
3/16回目の行動です
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 23:23:31.64 ID:l/3mCklTo
>>604の掲示板に貼り出されていた依頼って、指名したら受けられるのかな?
できるならやってみたいな
とりあえず「求む!マッサージ師」をやりたい
駄目だったら安価下
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 23:59:35.09 ID:jsu2H6qSO
デンに巨乳化してもらっている楓を見てきた嵐、自分もデンに頼んで身長を伸ばしてもらう(楓をやや見下ろすくらい)。
互いに見下ろす側と見上げる側が逆になって新鮮な感じだが、旅行のあれや最近無口組がくっついたこともあって変に意識して気恥ずかしくなってくる(なお嵐の身長は割とすぐに戻った)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:03:11.52 ID:fQTVvzOnO
>>612だとデンに何かあるのか……

季節の変わり目&休み明けという油断からか風邪を引いてしまったクロエ。
同室のよしみでヒカリにお世話される羽目に。
(ローラをはじめとした友人組もお見舞いに)
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:08:58.06 ID:CSd7GPiRO
闇の悪夢再び。辺り一面暗闇に覆われた空間に一人取り残されたクロエ。
しかし以前校長から受け取った星光の羅針盤が夢の中に出現、その光の指し示す方向から脱出に成功し悪夢から覚める。
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:09:38.09 ID:3OwwbVDA0
夏休みにお願い(ラピスと戦う)を実現してくれたお礼がしたいとローラや竜親子とウィンの部屋に招かれることに
甘いお菓子等をご馳走になりおしゃべりしながらも何度かキスを目撃したりお城(意味深)に行ったことも知ってるので、やることはやっててここが2人の愛の巣かとよからぬことも考えてしまうクロエ
ラピスはウィン&ナナが正体を知っているので隠れずに居られる場所としてしばしばその後も遊びに行くようになったとか
619 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 07:06:43.27 ID:PrPaaXu/o
>>614
もちろん受けられます

「あまりに常軌を逸していない行動」「脈絡がなさすぎる行動」でなければできる限り採用するつもりです
また「食堂に行く」等短い安価だった場合や、イベントを発展させられそうだと>>1が判断した場合については、ティアとアルシェの時のようにこちらでさらに進めていく場合もあります
620 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:11:04.72 ID:PrPaaXu/o
部室棟ーー


クロエ「待ち合わせはここ……」キョロキョロ


アリサ「あ、君がマッサージしてくれる子?」


クロエ「ええ……」

クロエ(えーっと……)


アリサ「……んー」


クロエアリサ「あ! オリエンテーションの時の人!」


クロエ「見覚えあると思ったわ」


アリサ「久しぶりだねー。まさか覚えててくれてるとは思わなかったな」


クロエ「こっちこそ。下級生なんかたくさん入ってきたでしょう」


アリサ「へへ、なんだかんだ最初に会った一年生だったからね」


クロエ「それで、マッサージっていうのは?」


アリサ「そうそう。もうあたしは部活引退しちゃったんだけど、たまには先輩らしく練習見てあげようかなって思ってて。で、その時にただ見るだけじゃもったいないから、誰かに手伝ってもらってクールダウンとかもしてあげようかなって」


クロエ「後輩思いなのね」


アリサ「お褒めにあずかり光栄だね。さ、行こうか」


クロエ「ええ」


ーーーーー
621 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:12:53.99 ID:PrPaaXu/o
アリサ「遊びに来たよー」


きゃあああああっ!


陸上部員1「アリサ先輩! 来てくれたんですか!」


アリサ「久しぶりにね。ちゃんと練習してるか?」


陸上部員2「し、してます!」


アリサ「えらいえらい」ナデナデ


陸上部員2「ほぁ……っ///」


アリサ「さ、今日のメニューは何?」


陸上部員3「これです」


アリサ「ふむふむ。じゃあ短距離の子のフォームから見てあげよっかな」


ーーーーー

ーーー




アリサ「お疲れ様、みんな。今日はクールダウンにマッサージもあるよー」


クロエ「よろしくお願いするわ」


1年陸上部員1「あ、クロエさんだ」

1年陸上部員2「本物だー」


クロエ「?」


1年陸上部員3「最近人気なんだよ。優しくてマホリオも強い1年って」


クロエ「ふふん、流石私ね。まさか他の部活にまで名前が響いてるなんて」


1年陸上部員4「普通他の部活の子にマッサージはしないもんねえ」


クロエ「マッサージには覚えがあるのよ。さ、そこに寝て」


ーーーーー
622 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:13:30.74 ID:PrPaaXu/o
陸上部員1「ーーーぁっ! や、あぁんっ!」ビクンッ


1年陸上部員1「んんっ、らめ、こえ、でちゃ……ふあああっ!」ビクッビクンッ


1年陸上部員2「あぁ、ん……! そこ、ふぁ、ああっ!」ビクンビクンッ


クロエ「ふっ……」


アリサ「……」アングリ

アリサ「す、すごいね……将来マッサージ屋でも開いたら?」グイッグイッ


陸上部員2「んんっ、アリサ先輩のマッサージ……♡」


クロエ「一考しておくわ」


ーーーーー


1年陸上部員4「気持ちよくしてもらったお礼……とは違うかな。気になることがあってさ。教えてあげる」


クロエ「何かしら」


1年陸上部員4「同じクラスのデン・ハザードさんがさ、掲示板の前で難しい顔してるのみたんだよ。確かデンさんとも友達だったよね?」


クロエ「ふーん。何か面白い依頼でも見つけたのかしらね。話聞いてみるのもいいかも」


ーーーーー

ーーー

623 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:14:07.21 ID:PrPaaXu/o
ウィンとナナの部屋ーー


ウィン「いらっしゃ〜い」


クロエ「おお……!」


ローラ「すごい量のお菓子ですね……」


ナナ「戦わせてくれたお礼、だそうです」


ウィン「んっふふ〜、実はボクは甘いものが好きでね〜。おすすめを集めてみたんだ」


ラピス「こ、これ……いただいても?」


ウィン「どうぞどうぞ〜」


ラピス「こ、これは……! 毎日限定100個だけ販売すると噂のプリンアラモードでは!?」


ウィン「そうそう。専門店ラブ・ドルチェの素材からこだわった一品だよ〜」


ラピス「いただきます……」スッ


ローラ「こんなに姿勢良いラピスさん初めて見たかも……」


ラピス「こんな大切なものぞんざいにはいただけませんから」シズシズ


クリア「クリアも食べたーい!」


ナナ「はい、どうぞ。このドーナツも美味しいですよ」


クリア「はぐっ……! ……おいしー!」キャッキャ
624 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:15:51.16 ID:PrPaaXu/o
クロエ(この二人は付き合ってるのよね……)

クロエ(結婚式もしてるし、多分そういうこと……も///)


ウィン「クロエさん、顔赤いけど……大丈夫?」


クロエ「え、ええ、大丈夫よ///」


ローラ「……クロエちゃん、ちょっとじっとしてて」スッ


クロエ「な、なに……」


ローラ「……クロエちゃんおでこ熱いよ! 風邪引いてる!」


クロエ「へぇ……?」


ローラ「お部屋戻ろう! 最近頑張りすぎたんだよ……!」


クロエ「そうね……そう言われたらそんな気がしてきたわ……」


ラピス「え、あの……」


ローラ「ラピスさんとクリアはここにいていいですから。ね?」


クロエ「お部屋に戻るの……?」


ナナ「ラピスさんはぜひお菓子食べてってください。クロエさんはちゃんと休んでね」


ローラ「それじゃあ失礼しますね」


クロエ「ラピスさんとクリアはいていいと思うわよ……」


ナナ(返事がワンテンポ遅れてる……)


ーーーーー

ーーー

625 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:16:18.49 ID:PrPaaXu/o
自室ーー


ヒカリ「はい、おかゆ」


クロエ「ありがと……けほっ」


ヒカリ「ローラさんが薬を保健室から貰ってきてくれるって」


クロエ「助かるわ……」パクッ

クロエ「……おいしい」


コンコンッ


ヒカリ「はーい」ガチャッ


レナ「風邪引いたんだって? ローラから聞いたわよ」

レナ「とりあえずこれ、フルーツ持ってきたわ」


凜華「クロエさん、大丈夫?」


モミジ「風邪って本当?」


楓「クロエ来たぞー」


嵐「相手病人なんだから静かに」


アルシェ「お見舞い……」ジュル


ティア【だめですよ】


ローラ「お薬……と、お見舞いのイオさんと演劇部の人達が……」


わらわら


ヒカリ「わわ、たくさん来ちゃったね」


クロエ「ありがとう皆……」


ヒカリ「えっと……少し寝かせてあげたいから静かに……」


ーーーーー

ーーー

626 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:16:50.98 ID:PrPaaXu/o
夜ーー


ヒカリ「すこし顔色良くなったね」


クロエ「薬のおかげかしら。魔力が落ち着いてきた感じがするわ」


ヒカリ「風邪の時の魔力がぞわぞわする感じボク苦手」


クロエ「私もよ。苦手じゃない人いないと思うわ」


ヒカリ「ふふ、元気出てきたみたいで良かった。とりあえず今日は寝ようか」


クロエ「ええ。明日には治ってればいいけど……」


ヒカリ「おやすみ、クロエ」パチン


クロエ「おやすみなさい……」


ーーーーー

ーーー

627 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:17:18.09 ID:PrPaaXu/o
クロエ「……っ」ムクッ

クロエ「え……あれ?」


しん……


クロエ(部屋で寝てたはず……よね)

クロエ「暗い……」キョロキョロ

クロエ「誰か……」


お マ え は ヒ と リ ダ


クロエ「!?」バッ


ダ れ モ タ す け ハ し ナ イ


クロエ「なに……この声……頭の中に……」


ロ ー ラ … …


クロエ「ローラ!? なんでその名前が……」


リ ン カ … … モ ミ ジ … …


クロエ「だから何よ!」


レ ナ … … ヒ カ リ … …


クロエ「…………」


ヤ つ ラ ハ だ レ モ た す ケ ハ シ な イ


クロエ「そんなことない!! 皆私の大切な友達なのよ!」キンッ!

クロエ「っ!? 光……?」ポゥ…

クロエ「! 星光の羅針盤! この光の先に行けば……!」キイイイ…!


ーーーーー

ーーー

628 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:17:46.27 ID:PrPaaXu/o
ヒカリ「クロエ! クロエ!」


クロエ「!!」ガバアッ!


ヒカリ「うわっ!」ビクッ


クロエ「あー……朝ね」


ヒカリ「びっくりしたぁ……またうなされてたよ」

ヒカリ「体調はどう? まだ辛い?」


クロエ「あ……そういえば楽になったわ。もう大丈夫みたい」


ヒカリ「よかった。でも油断大敵だからね。最近涼しくなってきたからって油断してたらまたぶり返しちゃうよ」


クロエ「気をつけるわ」

クロエ「……ねえヒカリ」


ヒカリ「ん?」


クロエ「ヒカリはその……私のこと助けてくれる……わよね?」


ヒカリ「当然!」

ヒカリ「……また夢で何か見たんだね」ギュッ


クロエ「……!」


ヒカリ「いつものお返しじゃないけど……不安になったらいつでも頼ってくれていいから」


クロエ「……ありがと」ギュッ
629 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:18:35.60 ID:PrPaaXu/o
ー幕間
  楓と嵐、身長が逆転するー


嵐「……」ドヤ


楓「嵐? だよね……?」ミアゲ


嵐「いつも楓が胸を大きくしてもらってるデンに頼んで、背を大きくしてもらったんだ」


楓「なるほどー」

楓「あはは、嵐のこと見上げてるのなんか変な感じ」


嵐「こっちも新鮮だよ」


楓(嵐って目つき鋭いから、見下されるとなんかゾクってきちゃうな……)ドキドキ


嵐(楓に見上げられると病弱なのも相まって守ってあげたい欲が……)ドキドキ


楓「あ、あははっ、なんか変だよやっぱり。嵐はいつもの方がいいって」ドキドキ


嵐「そ、そうだな、あはは」ドキドキ


現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

9月最終週
4/16回目の行動です
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:21:00.45 ID:RxIPUtXNO
デンに話を聞きに行こう
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:28:47.31 ID:Ag0HvWr+o
イオの修練にて、爆発魔法に似た系統の使い手である炎魔法の晶と高火力魔法のアルシェ(+付き添いのティア)を助っ人に呼び、コツなどを教えてもらう
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:38:03.84 ID:Xox0C43rO
悪夢の件で少しナーバスになっていたクロエ。
見かねたヒカリが休みの日に外に連れ出し気分転換。
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:39:45.66 ID:XXApCDue0
今度はローラが体調を崩し、見舞う
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:03:16.15 ID:0wvBuVMrO
無口コンビがくっついてからの恋愛への興味で集中力が散漫になっているナミネ。
ふと出会ったリリィ先生に話を聞いてもらう。
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:11:58.29 ID:S1pYsw+cO
むぅ、出遅れた。
安価の流れ見る感じだと、今のところクロエの相手はローラ派かヒカリ派かで割れてるのかな
(レナの可能性もあったけど、旅行以降デンの存在が大きくなってきてる)
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:28:35.08 ID:Ag0HvWr+0
楓の相手も晶派と嵐派で割れてそう。でも最近は嵐が優勢かな?
しかしティアルシェペアの一直線ぶりは見事だった
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 17:58:32.38 ID:/pb8xb6eO
俺としては楓には是非とも三角関係になってほしい

ハーレムじゃなくてドロドロな方
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:54:20.36 ID:uMcLcb4bO
ドロドロとか修羅場って感じだと、実は割と危ういのが凜華。
他校に>>126のヤンデレに発展しそうな娘がいるから、仮に誰かとくっついたら暗示でNTRに走る可能性が有り得る。
639 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 21:59:57.15 ID:I7R8GRTCo
ローラ「けほっ、けほっ……うう……」


クロエ「ローラ……」ナデナデ


ティア「えと、氷のうと、氷枕と、冷却陣と……」


クリア「ローラ、大丈夫?」アセアセ


クロエ「ティア、流石にそれはローラが凍えるわ」


ティア「でもでも……!」


ラピス「大丈夫ですよ。私も診てますから」


クロエ「私の風邪がうつったのよね……ごめんね、ローラ……」ナデナデ


ローラ「クロエちゃんのせいじゃないよぉ……」


クロエ「でも……」


ローラ「じゃあ……寝るまででいいから一緒にいてほしいな」


クロエ「ええ、喜んで。……手、握ってるわね」キュッ


ローラ「うん……安心する……」ウト…


ラピス(全く、ローラさんが大変だというのにルクさんはまた寝てるんですかね)プンスコ
640 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:00:24.63 ID:I7R8GRTCo
ローラ「くぅ……すぅ……」


クロエ「寝た……」


ラピス「今日のところは私達で診ておきますから、クロエさんは自分のお部屋に戻ってください」


クロエ「ええ。苦労かけるわね」


クリア「一緒にお布団入っていい?」


ラピス「いいわよ、竜はそうそう風邪引かないし、一緒に寝たら温かくて気持ちよく寝てくれるはず」


クリア「わーいっ」モゾモゾ


クロエ「クリア、ローラのことお願いね。しっかり温めて、悪いやつ吹き飛ばしてあげて」


クリア「うんっ」


クロエ「じゃあ、失礼するわね」


パタン


クロエ「はあ……」

クロエ(まさか風邪をうつすなんて……。本当に悪いことしたわ)


ーーーーー

ーーー

641 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:01:09.50 ID:I7R8GRTCo
修練場ーー


クロエ「さ、今日も練習練習!」


イオ「風邪はもう大丈夫なの……?」


クロエ「ええ。少しやな事もあったし、私も体動かして発散したいのよ」


イオ「それで、えと……」


晶「今日はよろしくな、イオ」


アルシェ「コーチしにきた……」


ティア【付きそいです】


イオ「わ、わわわっ。私なんかの練習にコーチなんて……!」


晶「気にすんなって。知らない仲じゃないんだしさ」


クロエ「この二人は魔法のタイプが似てるんじゃないかと思って呼んだの。話聞くだけでも損はないわよ」


イオ「じ、じゃあ……よろしく……お願いします」ペコリ


晶「おう。まずアタシの魔法はこれ」ボウッ

晶「炎魔法だ。魔法を撃つと、狙った場所を中心にして燃える」


イオ「狙った場所……」
642 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:01:37.25 ID:I7R8GRTCo
晶「大きさのコントロールは魔力量もそうだけど、イメージが大切だな」

晶「アタシなんかはテンションに左右されがちなんだけど、心の底から炎をイメージしてるときはすごい威力の魔法になることもあるし」


イオ「イメージ……はい、ありがとうございます」


アルシェ「アルシェのは魔力を圧縮して魔法を撃ってる」


イオ「魔力の圧縮……聞いたことないです」


アルシェ「うちの魔力家系で受け継がれてる。一般的な魔法じゃない」

アルシェ「昔修行を始めたときは魔力の絞り方が上手くいかなくて、弱々しいシュートになったりした」


イオ「弱々しいシュート……わざと弱く撃てるかもしれないってことですね」


アルシェ「魔力を絞るコツは、魔力の出口を抑えること。蛇口を手で抑えたら水の勢いが増すのと似てる……かも」


イオ「イメージして、魔力の出口を抑えて、力をコントロールする……」ブツブツ
643 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:02:07.92 ID:I7R8GRTCo
イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドウゥンッッ!!


晶「うおっ……! すげえ威力……」


イオ「少し弱くなった……かな?」


晶「これでか……すごい魔法だな」


アルシェ「絞るのはもっとこう……」キュウウ…

アルシェ「魔弾【シュート】」バシュッ!


ゴウッ!


クロエ「ただのシュートの威力じゃないわね……!」


ティア(か、かっこいい……)キュンキュン


イオ「ううう……!」グググ…

イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドンッッ!


アルシェ「そう、いい感じ」


ーーーーー


クロエ「私も闇と魔力を混ぜる練習をしないとね」


晶「混ぜる、ねえ……自然と撃てないのか?」


クロエ「私は闇の力と魔力とが別々に存在してるから、片方ずつしか撃てないのよね……」ビシュッ ズオオ…


晶「難儀だなあ」


ーーーーー

ーーー

644 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:02:34.51 ID:I7R8GRTCo
修練場の外ーー


クロエ「だめね……中々上手くいかないわ」


晶「別々のままじゃだめなのか?」


クロエ「このままだとマホリオで不利なのよね。闇の弾が撃てれば、相手のシールドを誘発しつつ目くらましができたりするじゃない」


晶「確かに。一年生大会の時も闇の中でシールド張ってたら勝っちゃったしな」


クロエ「そう。あの時も闇の弾を牽制で使えてたら違ったかもしれないじゃない」


アルシェ「お腹空いた……」


クロエ「あ、ごめんなさい。食堂でも寄っていきましょうか。ローラにも体に良いもの持ってってあげたいしね」テクテク


ーーーーー


ナミネ「あれは……」

ナミネ(クロエさんとイオさんと晶さん。あとティアさんとアルシェさん……///)ポッ

ナミネ(魔法の練習でしょうか。あの二人、練習中に変なことしてないでしょうか)

ナミネ「うう……っ、この間からあの二人を見ると変な妄想をしてしまいます……!」

ナミネ「チームメイトなのにこのままでは……マホリオにまで影響が出てしまうかも」ゴクリ

ナミネ「うう……どうしたら……」フラフラ
645 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:03:01.42 ID:I7R8GRTCo
どんっ


ナミネ「す、すみません! よそ見を……!」


リリィ「はい、メガネ落ちたわよ。壊れてはいないと思うわ」ハイ


ナミネ「り、リリィ先生……」

ナミネ「あの! ご相談が……!」


リリィ「?」


ーーーーー


リリィ「なるほど……友達が付き合ってから恋愛のことばかり考えてしまう、と」


ナミネ「はい……いけないことだと分かってはいるのですが」


リリィ「あら、恋愛はいけないことなんかじゃないわよ」

リリィ「ただ、ナミネさんは知識が人より豊富だから考えすぎてるのかも。何事も経験よ」


ナミネ「経験……私が恋愛を……」


リリィ「ふふ、青春ね。甘酸っぱいわ」


ーーーーー

ーーー

646 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:03:27.89 ID:I7R8GRTCo
自室ーー


クロエ「……」ボフッ


ヒカリ「クロエお疲れだね」


クロエ「ん……」モソ…

クロエ「嫌な夢は見るし、ローラに風邪はうつすし、魔法の練習は上手くいかないし……少し落ち込むわ」


ヒカリ「クロエがそんなに落ち込んでるの初めて見たよ」

ヒカリ「んー……」フム

ヒカリ「そうだ。たまには学校の外に出かけてみない?」


クロエ「いつ闇の魔獣が来るか……」


ヒカリ「そういうのは言いっこなし! このままだったらクロエ落ち込んだままだよ」


クロエ「……分かったわ。行ってみる」


ヒカリ「そうこなくちゃ」


ーーーーー

ーーー

647 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:04:14.31 ID:I7R8GRTCo
本屋ーー


クロエ(闇の本……歴史書……)キョロキョロ

クロエ(あ……『今知るべき魔法使い100人』……。マホリオのトッププロ、医療魔術の第一人者、特殊な魔法の使い手の活躍が書かれてるって……。もしかしたら闇の魔法使いも……)スッ


ヒカリ「だめだよクロエ」パタン

ヒカリ「今日は闇の魔法について調べるのはなし。とことん楽しんでもらうから」


クロエ「……ええ」


カラオケーー


ヒカリ「〜♪ ……ふう」


クロエ「上手ね」


ヒカリ「腹式呼吸の練習の成果かも。お腹から声が出るようになってきたしね」


クロエ「次は私ね! 〜♪」


ーーーーー


アパレルショップーー


クロエ「あ、新作のローブね」


ヒカリ「あ、可愛い。すそにレースが付いてるんだ」


クロエ「どう、似合うかしら」クルン


ヒカリ「うん、すごく似合ってるよ」


ーーーーー

ーーー

648 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:04:40.98 ID:I7R8GRTCo
学校ーー


クロエ「楽しかったわ。たまにはもてなされるのもいいものね」


ヒカリ「クロエ他の人のお世話しすぎだもん。ボク達だってクロエにお返ししたいと思ってるんだよ」


クロエ「ふふ、ありがとう……あ」


デン「……」テクテク


クロエ「デン!」


デン「あ、く、クロエさん。外出てたの?」


クロエ「ええ。それより聞きたいことがあるの。掲示板の前にいたのを見たっていう子がいたんだけど、何かやりたい依頼でもあったの?」


デン「あ、ああ。クロエさんが貼り紙してたから……。ごめんね、私なんかが見てても迷惑だよね」


クロエ「私の? まさか闇の試練について何か知ってるの!?」


デン「え、それはその……言っても信じてもらえないし……私なんかのこと気にするより他のあてを当たったほうがいいよ。じ、じゃあ私は視界から消えるから。ばいばい」ソソクサ

デン「……今月の最後にヘビがくる」ボソッ


クロエ「ちょ、デン! ……何よもう! 思わせぶりな……!」


ヒカリ「今月の最後にヘビがくるって……闇の魔獣ってこと?」


クロエ「分からないわ。用心していて損はないことだけは確かだけどね」


ヒカリ「……うん」


ーーーーー

ーーー

649 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:05:07.65 ID:I7R8GRTCo
九月末日、夜ーー


クロエ「デンの言ったことが本当なら、今日闇の魔獣が来るのよね」


樹「なんでデンさんがそんなことを言ったのかは置いておくわ。それより……」


ウィン「校舎は壊しませんよ〜。黒いヘビだけ倒すんですよね」


ラピス「ウィンさんと共闘ですか。胸が踊りますね」


樹「すでに寮には不可視結界や防音結界を張ってるわ。ラピスさんがどんなに暴れても誰にも気づかれません」


ラピス「助かります」


クロエ(ウィンさん、ラピスさん、校長先生、時雨さん、ナナさん、アルシェ、ティア、レナ。そしてローラとヒカリ……)

クロエ(ラピスさんの正体を知ってる人だけで構成した、可能な限りの最強メンバー。頼もしい、いえ、頼もしすぎるわ)


ズ……


クロエ「っ」ゾクッ


樹「やっぱり学校の結界は抜けられるのね……。入ってきたわ」


ウィン「……」スウッ
650 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:05:33.79 ID:I7R8GRTCo
黒いヘビ「ギュバアアアアァァァァァアアア!!!」


ヒカリ「で……でかいね」


樹「ちょっとそれは想定外……」


クロエ(ほぼ校舎と同じ大きさ……50メートル近いんじゃないかしら)


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオッ!


ズドォン!!


ヘビ「ギシャァァァァアアアアア!!!」


時雨「堅い! ウィンのシュートを受けて平気なのか!?」


ズ……ッ


樹「! 魔弾【シュート】!」ズゴオッ!


黒いヘビ2「ロオオオオオオォォォォ!!!」


ナナ「二匹……」


クロエ「前回のクモとはレベルが違いすぎじゃないかしら……!」


ラピス「私も早いところ手助けしましょうか……」ゴゴゴゴ…


ヘビ「ギシャアアアアアア!!」


ラピス「ガアアアアアアアアア!!!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴウウッ!!


ヘビ「ギャウウウウン!!」


ウィン「無視するな。お前はボクが相手になる」


ヘビ「ギシャアアアアアアアアアア!!!」
651 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:06:05.41 ID:I7R8GRTCo
ヒカリ「クロエ、ボク達も」


クロエ「ええ!」


クロエヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


ヘビ2「ルアアアアアアアアアアアア!!」


ローラ「エアロ! 融合【シンクロ】!」キンッ

ローラ「おりゃああああああ!」ヒュバッ!


時雨「私も負けていられないな」フワ…

時雨「剣戟・飛燕!」ズバアッ!


アルシェ「ティア、前に出ちゃだめだよ」


ティア「はい。サポートに徹しますねっ」ギュッ


ナナ(おや)


レナ「ティアさんはこっちに。とりあえず盾は私に任せて」


ティア「お願いします!」


ナナ「ティアさん、もしかして今の子のこと……」


ティア「あ、はい……っ///」テレテレ


ナナ「やる時はやるタイプな感じですか!? いいですよね、そういうの!」キャー


ティア「///」


レナ(この状況でなんて話してるのよ……///)
652 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:06:36.90 ID:I7R8GRTCo
レナ「! 魔障壁【ガーディアン】!」ブオン


ヘビ2「フシュルルルルル……!!」ギギギ…


レナ「クロエ、よそ見してたら喰われるわよ」


クロエ「助かったわ、レナ。さすがの防御力ね」


レナ「……ふん」


アルシェ「そのままそこにいて」ヒュンッ

アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ゴオッッ!


ヘビ2「ルオオオオオオオオオオオッッッ!!」


ナナ「……」ジ…ッ

ナナ「皆さん! ヘビは攻撃を加えるたびに小さくなってます! そのまま攻撃していればいつかは……」


クロエ「消えるってことね!」


樹「なら出し惜しみはなし! 模倣・破壊魔砲【キャノン】!! 模倣・爆発魔法【エクスプロージョン】!!」ゴッッッ


ヘビ「ギュシャアアアアアアアアアアア!!!」

ヘビ2「ルオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


ラピス「すぅ……グルオオオオオッ!!」カッ!


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオッ!


クロエ「ちょっ……遠慮なさすぎ!」
653 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:07:04.00 ID:I7R8GRTCo
ヘビ「キシャアアアアア!」

ヘビ2「ルオオオオッ!」


ヒカリ「だいぶちっちゃくなったね……」


クロエ「でもまだまだ丸呑みされそうな大きさよ」


レナ「油断はしないで」


クロエ「ええ、分かってる」


ヘビ「シュアアッ!」シュン

ヘビ「ロアアアッ!」ヒュン


クロエ「へ……っ!?」


レナ(速い……! 防御が間に合わな……)


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「魔弾【シュート】」ゴッッッ


ヘビ「ギュシャアアアア!」シュウウウ…

ヘビ2「ルオオ、ルオオオオッ……!」シュウウウ…


クロエ「……」バクバクバク

クロエ「た、食べられたかと思ったわ……」


ナナ「体格が小さくなるほどスピードが上がるとは……危なかったですね」


ウィン「……ふへえ」プシュウ

ウィン「疲れたー……けど楽しかったー」


ラピス「よっ」ズウウウン

ラピス「なかなか過激な戦いでしたねえ」シュウウウ…


樹「皆無事でなにより。特別に食堂をすふから、夜食でも食べてからゆっくり休むこと。いいわね?」


はーいっ
654 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:07:33.62 ID:I7R8GRTCo
ーーーーー


デン「……み、みんなすごいな……ドラゴンまで友達にして、やっぱり私なんかいなくてもよかったんだ……はあ、死にたい」


ヘビ「フシュー……! フシュー……!」ジタジタ


デン「う、うわっ!」ビクッ

デン「まだ消滅しきってなかったんだ……」

デン「魔弾【シュート】」ゴウッ!


ーーーーー


クロエ「? 外で何か光った?」パクッ


ヒカリ「さあ……ボクには見えなかったけど」モグモグ


レナ(……デン、あなた陰で見て何がしたかったの?)


ーーーーー


デン「次はいつだっけ……。そうだ、二ヶ月後だった。それで、最後に……」ブルッ

デン「はあ……」

デン「……死にたくないなあ」
655 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:08:00.73 ID:I7R8GRTCo
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第1週
5/16回目の行動です
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:17:46.96 ID:PxJf4GA30
演劇練習後にレナと反省会、2人でお互いの良かった点や至らぬ点を話し合う
何だかんだ沢山褒めてくれそうなレナさん...ついでに最近のデンの様子について聞いてみる
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/28(月) 22:18:10.06 ID:PQc/YHv4O
戦闘力数値で最大値引いたこともあってか、デンが超重要キャラになっておられる。


改めてウィンの強さを目の当たりにし、レベルアップに励む一年生組。手始めに模擬戦を見学してウィンの固有魔法の謎を探ることに。
全員が何が起きているかも分からない(最初に映像で何かに気付いたクロエや実際に対峙した楓チームが僅かに見えるか見えないか程度)中、デンだけがふと糸口になりそうなことをぽろっと呟く。
それを聞いて全員から詰め寄られるも当の本人は『あああやっぱり私なんかの意見なんか何の参考にもならないよね死にたい』といつもの。

なおウィンはそれをちらりと聞いて驚きつつも凄く楽しそうな顔(本気モード)でデンを見ていたとか
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:25:18.44 ID:P15lkRbA0
イオの頑張りに触発されアルシェや晶も特訓、どちらも前回の大会で思う所があったため、アルシェはもっと強くなって倒れず恋人になったティアを守れるように、晶も楓のために無我夢中で出せた力をものにするため以前打ち合った時雨に稽古を頼む
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:26:42.69 ID:B70hYs27O
食欲の秋、ということでついつい秋の味覚を楽しんでしまうも当然体重が増えてそこかしこから阿鼻叫喚。
クロエやヒカリも被害に遭い協力してシェイプアップに励む(ちなみにクロエは主に腰回り、ヒカリは胸に付いた)。
なお余談だが、アルシェは普段以上に食欲が増したのに全く体重が増えなかったらしい。
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:29:05.47 ID:+eoPsa8Y0
ローラの発案で皆で病気の時にも食べやすい創作料理を作ることに
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:31:20.29 ID:yTLdl50RO
なんとなく演劇部に遊びに来た楓チーム、百合江がビビっと来て三人に男装させてみたら三人ともめっちゃ似合った。
(胸の無い楓、ボーイッシュな晶、俺っ娘な嵐)
歓声が上がる中、三人ともチームメイトの思わぬかっこよさにドキドキ
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:03:44.48 ID:P15lkRbA0
ところで10月予定の学外対抗戦ってみんな出番あるの?ウィンはじめ代表みたいな人が出る感じ?
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:23:45.60 ID:MvhxlgYw0
百合と青春とファンタジーとスポ根とバトルが超融合してて凄い
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:42:57.87 ID:CXZeyG7wO
冷静に考えて[ピーーー]か殺されるかの戦いなのに『楽しかった』って感想が出てくる辺りウィンがマジでバーサーカー
665 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 23:46:54.22 ID:I7R8GRTCo
>>662
代表を決めて戦います
ただし代表はほぼ全て三年生で、一、二年生はあまり選ばれることはありません

学外対抗戦について詳しく説明します
10校×10チームの全100チームによる大会で、学校被りなしの10ブロックに分けたリーグ戦の後、各成績上位1チームによる決勝トーナメントを行います
似たような大会は全国各地で行われており、こういった大会で良い成績を残すとプロにも直結することから、非常に白熱した試合が毎年繰り広げられます
666 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 23:52:54.81 ID:I7R8GRTCo
設定整えて思いましたが、これの優勝準優勝チームはまたさらに全国大会に進むなどあってもいいかもしれませんね
各地区の大会だけで競うより、全国から猛者を集めた方がより強い魔法使いも分かりそうですし

ということで冬(12月〜2月?)のどこかでさらに強い魔法使いが集まる大会の設定を考えておきます
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:56:54.88 ID:PWYsLUMmO
炎のゴブレットの三校対抗戦ぐらいかと思ったら予想以上に規模がでかかった>>全100チーム
とりあえずそれぐらいの強者が揃うなら、ウィンレベルのチート魔法持ちも出てきそうだなぁ
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 11:04:54.91 ID:JajkVTn7O
パルプンテで裸にされた姿見て鼻血噴いて死にかける

パルプンテで裸にされて裸隠すために魔法使ったら周りにもお願いされて全員分は魔翌力足りなくてそこにH ERO見参

裸見て理性ぶっ飛んでレッツレイプしちゃって飼い主とペットの関係に



どれかあると期待してた
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 11:46:02.58 ID:wlmkQ/jvO
黒魔術部が、普段はオープンになってないだけで実はエミール総受けサークルってことが>>555で判明したから部員達×エミールで行けそう
670 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:16:26.35 ID:m9p9gT8Wo
食堂ーー


ローラ「ということで、最近風邪が流行ってるので……」

ローラ「創作料理で風邪を吹き飛ばしましょー!」


パチパチパチパチ


レナ「意外ね。ローラさんからの発案なんて」


クロエ「ローラは優しいもの。見過ごせない問題はほっとけないのよ」


ローラ「キッチンの使用許可はもらってるから、皆で自由に、体にいい料理をつくってね」


はーい


ーーーーー

ーーー




晶「できた!」ドンッ


楓「はやっ!」


嵐「晶これ……どす黒い液体になってるぞ」ウヘエ


晶「とりあえず体に良さそうなもの片っ端からミキサーした」


ローラ「却下! 見てるだけで具合悪くなっちゃうよ!」


晶「えー? 飲んでみたら美味しかったり……」ゴクッ

晶「かふっ……」ドサアッ


楓「晶ー!?」


ーーーーー


レナ「どうかしら」コトッ

レナ「白身魚のスープに、薬膳に使われる薬草を少し。体も温まるしいいと思うのだけど」


ローラ「うんうん、すっごくいい感じ! 一口もらうね?」ズズッ

ローラ「んー! 薬草の苦味もない! すごいよレナさん!」


レナ「て、照れるわね」


ーーーーー
671 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:16:54.76 ID:m9p9gT8Wo
ナミネ「私のは一口サイズのスイーツです。お手軽につまめて、栄養も採れると思いますよ」


ローラ「見た目は小さいシュークリームっぽい……」パクッ


ナミネ「中はクリームの代わりに、薬草とクリームを混ぜたものを入れてみました。苦くはならないようにしましたが……どうですか?」


ローラ「……? もう一つ……」パクッ

ローラ「しょっぱい……?」


ヒカリ「ボクも一ついいかな」パクッ


アルシェ「アルシェも」パクパクッ


ティア(しれっと二つ食べましたね……)


ヒカリ「ん……?」


アルシェ「分かった。砂糖と塩を間違えてる」


ナミネ「えっ!? そ、そんな……」パクッ

ナミネ「うぇっ……ほんとです……美味しくない……」クスン


ーーーーー


イオ「せっかくなので秋の味覚をふんだんに……茶碗蒸しです」


クロエ「ふ、普通に美味しい……」パクパク


嵐「うめー! いくらでも食べれるな!」


モミジ「あ、秋の味覚なら負けてないよ! 栗ご飯!」


楓「うまー!」パクパク


デン(う、うま……)モグモグ


ーーーーー

ーーー

672 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:18:06.23 ID:m9p9gT8Wo
クロエ「食べた食べた……」サスサス


アルシェ「……」パクパク


晶「まだ入るのか……すごい胃袋だな」


ローラ「レナさんのスープとか、ナミネさんのプチシューとか、良いものたくさんできたね」


ナミネ「私のは失敗しましたが……」


ローラ「発想は良かったですから、作り直せばきっと美味しくできます!」


クロエ「これで風邪引いても安心かしら」


レナ「その前に安心できないことが待ってるんじゃない?」


クロエ「?」


ーーーーー


自室ーー


いやあああああああああ!


クロエ「あ、ああ……っ!」ヘタリ


ヒカリ「どうしたのクロエ! 大丈夫!?」


クロエ「……じゅうが……」


ヒカリ「何?」


クロエ「体重があ……!」


ヒカリ「!!」バッ

ヒカリ「……くっ、ボクもだ」ガクリ


クロエ「レナが言ってたのはこれのことだったのね……」


ヒカリ「秋は食べ物が美味しいから……」


クロエ「食べすぎたわね……」

クロエ「ヒカリ、ダイエットするわよ。絞るわよ!」


ヒカリ「うん!」グッ


ーーーーー
673 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:18:35.46 ID:m9p9gT8Wo
修練場ーー


クロエ「さあ、今日もやるわよ!」


イオ「す、すごいやる気……」


クロエ「ちょっとね……体を動かさないとなのよ」


イオ「もしかしてクロエさんも?」


クロエ「……ええ、イオもそうなのね」


アルシェ晶「?」


晶「なんの話だ?」


クロエ「体重がちょっと……あなたもかなり食べてたし危ないんじゃない?」


晶「アタシは毎朝走ってるし、個人的に古武術もやってるからな。あんまり気にしてないよ」


クロエ「……アルシェは他の人より食べてたわよね」


アルシェ「うん。美味しかった」


クロエ「じゃあ……」


アルシェ「でも太らない体質だから」


クロエ「ぐぬぬ……!」

クロエ「……はあ、毒気を抜かれたわ。今日はちょっと趣向を変えましょう」


ーーーーー
674 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:19:36.57 ID:m9p9gT8Wo
中庭ーー


ナナ「魔弾【シュート】!」ゴッ


三年生1「防御魔法【シールド】!」ギンッ


三年生2「スキだらけ! 音速弾【ソニックシュート】!」キュバッ!


ナナ「!」


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「防御魔法【シールド】」ボシュウゥ!


三年生3「魔弾【シュート】! 魔弾【シュート】!」ゴッ ゴウッ


時雨「ふっ!」スパッ!


ナナ「時雨さんありがとうございます! 魔弾【シュート】!」


三年生3「きゃあああっ!」


ピピーーーッ


ーーーーー


ウィン「もう二度としないからね!」プンッ


ナナ「わ、私だって頑張ろうと思ったんですよぅ……」


クロエ「ちょっと、どうしたのよ」


ウィン「ボクの攻撃なしで勝ちたいって……」


レナ「それで防御だけだったんですね」


ウィン「ってうわわ……みんな見てたの?」


イオ「今日は別の人も交えて練習したいってクロエさんが……」


クロエ「外に出てみたらウィンさん達がやってるんだもの。見ない手はないじゃない」
675 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:20:04.06 ID:m9p9gT8Wo
ティア【すごかったです】


楓「三年生相手に手加減して圧勝……」


ヒカリ「それにしてもあの瞬間移動はすごいね。どうやっても防げる気がしないよ」


晶「何かするって思ったらもう消えてるんだもんな」


デン「ま、魔力の動きが変わるよね。ぐにゃああって、あの周辺だけ変な感じに……」


レナ「……今なんて?」


デン「あああごめんなさい私なんかの言うこと真に受けないでハエの羽音の方が万倍マシな周波数だから私の声なんか聞かないほうがいいよ」


レナ「いいから聞かせなさい!」


ぎゃーぎゃー!


ウィン「へえ……」


ナナ「……ウィン、試合のときみたいになってますよ」


ウィン「今日は早く終わらせなくてよかった……かな」


ーーーーー
676 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:20:49.59 ID:m9p9gT8Wo
時雨「……それで私が稽古を、か」


晶「頼む! あんなの見せられて黙ってられないしさ」


イオ「お、お願いします……!」


アルシェ「アルシェももっと強くなりたい……」


時雨「分かった。やれるだけのことはやってみよう」


クロエ「心強いコーチね」


時雨「なに、私もいつかはウィンに勝ちたいと思っている。その仲間と思えば私にとっても心強い申し出だよ」


ーーーーー


時雨「もっと早く! 相手の一歩先を読んで!」スパッ!


晶「くっ……! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


時雨「息切れしてるぞ! 踏ん張ってもう一発撃つんだ!」ギュン!


アルシェ「はあっ、はあっ……! 凝縮魔法【ビーム】!」ビシュン!


時雨「はっ!」ズパッ!

時雨「……こんなところか」


晶「あ、ありがとうございました……押忍」ゼエゼエ


時雨「道場ではないが……押忍」ピシッ


アルシェ「昔の修行よりキツイかも……」ハアハア


時雨「とにかく魔法を撃たせたからね。魔力がカラッ欠だと頭も痛くなるし……。しっかり休むといい」


ティア「なんでそんな無茶……」


アルシェ「ティアのこと泣かせたくない……から」ハアハア…

アルシェ「アルシェが強くなって、もう泣かせないから」


ティア「っ///」ドキッ

ティア(アルシェは辛いのに、ときめいてしまうなんて不謹慎な……! でも……!)キュンキュン
677 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:21:21.68 ID:m9p9gT8Wo
部室ーー


百合江「はい、では今日はここまでですわ。最近冷え込んでますから、風邪には十分に気をつけてお休みくださいまし」


お疲れ様でした!


クロエ「レナ、少し残れる?」


レナ「最初から残るつもりよ。何かあったの?」


クロエ「今日の部活の反省がしたくて。レナなら遠慮しないで反省点教えてくれるかなって思ったんだけど」


レナ「そういうこと。いいわよ」

レナ「まず……今日は動きが大げさだったわね」


クロエ「……ダイエットのために脂肪を燃焼させてたのよ」


レナ「やっぱり太ったんだ」クスッ


クロエ「い、いいから次!」


レナ「無駄な動きを増やしたせいで、足がふらついてたわ。もう少ししっかり立ちなさい」

レナ「ただそうね……しっかり声は通ってたんじゃないかしら。普段からそれくらいお腹に力入れられるといいわね」


クロエ「力いっぱいやるのも一長一短なのね……」


レナ「半年前に比べれば断然上手くなってるわ。私も付き合うからその調子で頑張りなさい」


クロエ「ええ、ありがとう」
678 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:21:48.72 ID:m9p9gT8Wo
レナ「そんなところね。来月には文化祭での発表があるらしいし、本格的な練習が始まったらまたアドバイスするわ」


クロエ「助かるわ。レナって人のこと見てるからアドバイスも的確なのよね」


レナ「……ふん。できることをしてるだけよ」


クロエ「……あ、そうそう。最近のデンについて聞きたいんだけど」


レナ「デン?」


クロエ「闇の試練について知ってる素振りだったし……なんか変なのよ。レナから見て気づいたことないかしら」


レナ「なんで私が……」


クロエ「デンと一番仲いいじゃない」


レナ「……はあ」

レナ「この間ヘビが襲ってきた時、デンも隠れて見てたわ」


クロエ「……」


レナ「なんでかは知らない。どうでもいいし」


クロエ「なんで……」


レナ「だからなんでかは知らないって……」


クロエ「なんでそんなにデンのこと見てるのよ。もしかしてティアとアルシェみたいな……」
679 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:23:05.08 ID:m9p9gT8Wo
レナ「なっ! ないない! 今のデンなんかちっとも好きになれないわよ」


クロエ「ほーん?」ニヤニヤ


レナ「このっ……! ああもう、話すわよ!」


クロエ「聞こうじゃない。なんでデンのことを見てるのか」


レナ「……同じ学校の出身なのよ。向こうは私のこと覚えてないみたいだけどね」


クロエ「……なーんだ、そんなことだったの」


レナ「そうよ。知り合いだったから気にしてただけ。納得した?」


クロエ「ええ。思ったより普通な理由でがっかりしたけど納得したわ」


レナ「世の中そんなに劇的な理由なんかないわよ。それじゃあ私もう少し自主練してくから」スクッ


クロエ「ええ。ありがとね、レナ。また明日」


百合江(デンさん……確かくるくまさんにメイク係として誘われてた方ですわ。推薦したのはレナさんと聞きましたし……)フム

百合江(まさか、レナデンワンチャンありますの!?)ハアハアハア!


現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第2週
6/16回目の行動です
8回目の行動終了後、マホリオ学外対抗戦大会へと移ります
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:25:59.33 ID:ZbXI1UTOO
ティアとアルシェのデート(主にアルシェの食べ歩き)
色々歩いているとアルシェがお城(意味深)の方に興味津々、行こうとするもティアから『まだ色々と早い』と止められるも理解出来ずどんな場所なのかをティアに問い詰めてしまう。
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:27:19.77 ID:h3mWNFDLO
>>661
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:34:52.55 ID:eJlNh4NUO
固有魔法に問題を抱えている同士(クロエは魔翌力との同時行使が出来ない、ヒカリはそもそも自分の固有魔法に無自覚)&同室ということでヒカリと一緒に闇の試練に備えて鍛練。
終わったら一緒に汗と疲れを流す。
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:39:51.21 ID:9JBDlEtM0
大会に向けてマホリオの練習
今回は味方ではなく敵として見たときの味方の強みと弱みを確認するためにチームメンバーをシャッフルして練習してみる
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 21:41:07.71 ID:sJtXTlg/O
そういえば、ローラって旅行の時に謎の卵見つけてたよね?

自室で召喚獣達や水晶竜親子、ルクと一緒に卵を観察したり色々と調べてみる。
685 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:05:54.58 ID:m9p9gT8Wo
部室ーー


楓「失礼しまーす」


晶「クロエいますか?」


クロエ「あら、珍しい。部室に来たの初めてじゃない?」


嵐「ちょっとな。後でも良かったんだけど、まとめて話したかった……し……?」チラッ


百合江「衣装を! かっこいいやつ持ってきてくださいまし!」


嵐「な、なんだなんだ!?」


ーーーーー


楓「早業……」スーツ


嵐「なんで着替えさせられたんだ……」少年風


晶「あの……これは?」スポーティ


きゃああああああっ!


百合江「いい! いいですわ! お似合いですわ!」


楓「お嬢様、ご機嫌いかがですか?(低音)」


きゃあああああああ!


モミジ「似合ってるね……」


クロエ「三人とも男っぽいところあるものね」
686 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:06:54.95 ID:m9p9gT8Wo
嵐「楓、遊びに来たんじゃないんだぞ」クイクイ


楓「あ、ああごめんごめん」

楓(くいってやるの可愛いな……)ドキドキ


晶「そうそう、クロエチームとレナさんチームに伝えたいことがあるんだ」


クロエ「チームにってことはマホリオね?」


晶「おう! 明日辺りマホリオの練習しないかってお誘いだ!」グイッ


楓(あ、袖まくったら手首の筋が……)ドキッ


クロエ「いいわね。準備しとくわ」


晶「それだけ伝えに来たんだよ。じゃあこれ脱ぐな?」イソイソ


ーーーーー


楓「それじゃあ帰りましょうか、お嬢様方(低音)」


嵐「っ」ドキッ


晶「お、おう」ドキッ


楓「なんて言ってみたり。じゃー明日よろしくねクロエー」バイバーイ


クロエ「ええ、また明日。部活を止めてごめんなさい、みんな」


百合江「いえ、皆様やる気を出してくれましたから結果オーライですわ」キリッ


ーーーーー

ーーー

687 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:07:23.32 ID:m9p9gT8Wo
翌日ーー


楓「早速やろうか!」


クロエ「その前に提案があるわ。ちょうど三チームいることだし、チームから一人ずつだして組み直してみない?」


レナ「面白そうね」


晶「いいんじゃないか? 自分達の弱点把握にも繋がるかもしれないし」


ローラ「じゃあ組み直してみよっか」


凜華「どうなるから楽しみだね」


この場には
クロエ、凜華、モミジ
レナ、ヒカリ、ローラ
楓、晶、嵐
の三人三チームがいます
クロエ、レナ、楓をリーダーとして、残り六人を振り分けます
まず凜華の所属チームを決めます
コンマ↓
01〜50 レナチーム
51〜00 楓チーム
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:09:24.04 ID:LcbK3H5DO
はい
689 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:13:01.05 ID:m9p9gT8Wo
続いてヒカリの所属チームを決めます
コンマ↓
01〜50 クロエチーム
51〜00 楓チーム

なおこの段階でモミジは楓チームに所属しています
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:14:10.62 ID:8FkFNQz4O
691 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:21:17.18 ID:m9p9gT8Wo
クロエ、ローラ
レナ、凜華
楓、モミジ、ヒカリ

最後に晶の所属チームを決めます
コンマ↓
01〜50 クロエチーム
51〜00 レナチーム
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:21:48.75 ID:AdeeZhnZ0
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/29(火) 22:22:16.75 ID:ZrpMzUG7O
地味に楓絶対殺すチームになってて草(胸囲的な意味で)
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:24:21.95 ID:4qe/vUXSO
授業で「二人組を作って」と言われペアを組む事に

マホリオチームの中で組む者もいればチーム外で組む者もいる中で一人を取り合う組が発生
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 22:26:27.35 ID:4qe/vUXSO
遅すぎたスマヌ
696 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 22:29:12.12 ID:m9p9gT8Wo
クロエ、ローラ、嵐
レナ、凜華、晶
楓、モミジ、ヒカリ

となりました
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 15:09:06.75 ID:YqFsGMX7O
今気付いたけど>>679にて

>>レナ「なっ! ないない! 今のデンなんかちっとも好きになれないわよ」

"今のデン"ってさりげなくめっちゃ重要そうなこと言っとる……
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 19:54:33.17 ID:/BGTqc2s0
自分が投げたキャラだからデンちゃん活躍多くて嬉しい

>デン「……死にたくないなあ」

こわいい
699 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:00:08.78 ID:VBrClEdwo
クロエ「ローラ、ミトラをお願い」

クロエ「嵐は私が合図したらできる限り長く雷で周囲を照らして」


ローラ「あ、無理やり影を作ってそこに潜るんだね!」


クロエ「そうよ。やれるわね?」


嵐「面白そうじゃん! よし、いくぞー!」


おー!


ーーーーー


クロエチームvsレナチーム


楓「大将はそれぞれクロエとレナさん。確認オッケー?」


クロエ「オッケーよ」


レナ「ええ」


楓「じゃあ試合スタート!」


凜華「氷弾【アイスボール】!」ギンッ


晶「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


クロエ(大将狙い……! なら!)

クロエ「闇よ! 私を包み込め!」ズオッ!

クロエ(闇に紛れて……逃げる!)


ゴッ ボンッ!!


ローラ「クロエちゃん!」


クロエ「けほっ……わざとぶつけて爆発させたのね……危なかったわ」

クロエ「嵐!」


嵐「おう!」バチチッ

嵐「避雷針【ライトニングロッド】!」バチチン!バチチチッ!


レナ「二人とも、私の近くに!」


ローラ「ミトラ! 融合【シンクロ】!」ドプン


レナ「魔障壁【ガーディアン】!」
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:00:24.34 ID:CqaknbJB0
デンちゃんのデフォルトの髪色とヘアスタイルが気になります
701 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:00:37.06 ID:VBrClEdwo
ローラ「無駄だ。影は盾でも防げん」ズオッ!


晶「魔弾【シュート】!」ギンッ


ローラ「ちっ!」ドプン


嵐「晶はやっぱスポーツマンだな……反応が早すぎる」


晶「とりあえずアタシの炎で……」ボウッ

晶「これで影の範囲は限定できるだろ」


凜華「じゃあその間に私が! 氷弾【アイスボール】!」ギンッ


嵐「雷壁盾【サンダーシールド】!」ギイイッ

嵐「雷弾【サンダーボール】!」バリイッ


クロエ「魔弾【シュート】!」ゴッ


レナ「ふん」ボシュッ ボシュウッ


クロエ「かったいわねえ、それ」


ローラ「ぷはっ!」ドプンッ


クロエ「そういえばミトラスタイルは息が続く間しか潜れないんだったわね……ちょっと危ないわ」


ローラ「ぜえ……っ、きゅーちゃん! 融合【シンクロ】!」キンッ


凜華「私あれ苦手……」


レナ「あの状態は火を使うものね」


晶「ならアタシが! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


ローラ「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


ボウンッ!


嵐(炎の壁! 今なら!)

嵐「雷弾【サンダーボール】!」バリイッ


凜華(氷じゃだめだ……!)

凜華「魔弾【シュート】!」ゴッ


レナ「っ!」ギイイッ


クロエ「あっ……!」


どしゅっ!


楓「試合しゅーりょー!」
702 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:01:23.20 ID:VBrClEdwo
クロエ「げほっ、えほっ……」


凜華「ご、ごめんクロエさん……大丈夫?」


クロエ「大丈夫よ、シールドが間に合わなかっただけ……」サスサス


レナ「不意打ちされても防げるようずっとシールド張ってたら?」


クロエ「あなたのガーディアンとは違うのよ……ずっと張ってたらスタミナが持たないわ」


楓「ねね、次は勝ったチームがあたし達とやるの? 早くやろ?」


レナ「そうね。クロエは休憩したいでしょうし、受けて立つわ」


ヒカリ(楓さん何か焦ってる?)タユン


モミジ(何かあったのかなあ……)ボイン


ーーーーー


レナチームvs楓チーム


ローラ「それじゃあ審判は私がするね。大将はそれぞれレナさんとモミジさん」


レナ「了解よ」


モミジ「緊張するよぅ……」


ローラ「試合開始!」
703 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/30(水) 22:01:49.80 ID:VBrClEdwo
楓「うっしゃー、いくぞ晶ー! 風弾【エアロボール】!」ブワッ


晶「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


楓「あちちっ! こらー! 火の粉飛ばすなー!」


晶「無茶言うなー!」


凜華「なら冷やしてあげようか。氷輪花【アイスフラワー】!」キキキンッ


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グイン!


楓「あ、モミジありがとー! 助かった!」


ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


晶「っと!」ギュン!

晶「あぶないあぶない……」


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」


レナ「きゃっ!?」グイン


ヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


楓「風弾【エアロボール】!」ブワッ


レナ「くう……! 魔障壁【ガーディアン】!」ボシュッ ボシュッ

レナ「凜華さん、盾!」


凜華「ああ! 氷晶盾【アイスシールド】!」ギンッ
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