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【安価】ローラ「リリウム魔法学校へ! 3人チームを組もう!」【百合】
- 555 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:19:25.49 ID:tj0qzy9ao
- 生徒指導室ーー
リリィ「はい、コーヒーです」コトッ
ナミネ「あ、ありがとうございます。いただきます」ズズ…
リリィ「……」
リリィ(かわいい……)
ナミネ「せ、先生? ボーッとしてどうかしましたか?」
リリィ「あ、いえ。なんでもありません。ただ平和だなと思って……」
ナミネ「平和……」
リリィ「何事もなく新年度も迎えられそうですし、のんびりした時間っていいなあと」
ナミネ「……」ポロッ
リリィ「な、ナミネさん!?」ドキッ
リリィ「急にどうしちゃったんですか? 落ち着いてください」ホワン
ナミネ「こ、怖くて……なんか、涙が……」ポロポロ
リリィ「……話してください。何かあったんですね?」
ナミネ「今月の最後……クロエさんを狙って、闇の魔物が襲ってくるんです。私はクロエさんが好きです。闇に負けてほしくありません。だから、手助けをするつもりで……」
リリィ「……」ナデナデ
ナミネ「でも、闇の魔物はとても強くて……私の方が無事じゃ済まないかもとか、建物の中にいるリリィ先生に被害がいったらとか、そういうことを今になって考えてしまって……」
ナミネ「先生に今まで話せなかったのも、辛くて、心配かけたくなくて……!」
リリィ「もういいですよ。大丈夫です」ギュッ
- 556 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:19:53.20 ID:tj0qzy9ao
- リリィ「そんな大変なことがあるなんて、全く知りませんでした」
リリィ「それはクロエさんとナミネさんだけしか知らないことなのですか?」
ナミネ「いえ……他にもたくさんの人がクロエさんを助けようとしています」
ナミネ「生徒の中でもクロエさんと仲のいい人はほとんど……あとは校長先生と、その恋人のラミーさんがクロエさんを助けるために動いています」
リリィ「そうですか……」
リリィ「それならきっと大丈夫ですね」ニコッ
ナミネ「え……」
リリィ「この一年、生徒のことはよく見てきたつもりです。中でもクロエさんの周りの子は、互いを刺激しあい、支え合い、めざましい成長を見せてくれました。だから大丈夫です! 私が保証します!」
ナミネ「先生……でも……」
リリィ「先生の言うことが信じられませんか?」
ナミネ「先生のことは信じてます。でも、やっぱり怖くて……」
リリィ「まったく……仕方のない子ですね。分かりました、おまじないをかけてあげます。前髪を上げておいてもらえますか?」
ナミネ「?」ササッ
リリィ「妹たちが怖がったりしたときは、魔力をこめたこのおまじないが一番効くんですよ」
ちゅっ……
リリィ「はい、これでもう大丈夫」
- 557 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:20:26.14 ID:tj0qzy9ao
- ナミネ「……」
ナミネ「!!?/////」ボンッ
リリィ「ふふ、顔真っ赤ですよ」
ナミネ「だ、だって、おでこ……!」
リリィ「おまじない……というより、リラックスの魔法を集中させたものです。恐怖心は脳から生まれますから、そこに近い額から魔力を流すことで最も効き目が大きくなるんです」
ナミネ「な、なるほど……???」グルグル
リリィ(妹たち相手にするときは額に手を当てるだけなんですけどね。恋人仕様の特別版です)フフッ
リリィ「また怖くなってしまったら言ってください。何回でもしてあげますから」
ナミネ「あ、う……!///」カアアアアッ
リリィ「頑張ってくださいね」ナデナデ
ナミネ「は、はい……///」
ーーーーー
ーーー
ー
- 558 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:20:53.14 ID:tj0qzy9ao
- ♡幕間
ウィンとナナの試練前夜♡
季節は春に向かい、日々暖かさを増している。それでも夜はやはり肌寒く、人肌恋しくなる。
いつものようにナナをベッドへと迎え入れ、ぬくもりを分けてもらおうと包むように抱きしめる。
いつもならこのままぎゅっと抱きしめて眠りに落ちるのだが、今日はそうはいかなかった。
「じゃあ、始めますね……」
こくり。
明日の闇の試練に備え、ナナからありったけの魔力を受け取っておく。それがボクのできる事前準備だ。
僕の頭の横に両手を付き、まぶたを閉じたナナの顔がゆっくりと迫ってくる。
「んっ……」
ふに、と唇が押し当てられる。今まで何度もしてきた行為だが、未だにドキドキしてしまう。
そして同時に、じんわりと魔力が流れてくるのを感じる。
「ん、んん……っ。ちゅ、ちゅ……」
体が熱を持ち、吐息も甘い熱を帯びてくる。
おぼつかない手付きでナナの寝巻きを脱がせると、白い肌はほんのりの桃色に色づいていた。
「あつい……ですね」
袖からするりと腕を抜き、ナナはとうとう裸になる。
ボクもナナに手伝ってもらいながら、やがて寝巻きを脱ぎ去った。
高鳴る胸同士を潰すようにくっつけ、再び口付けを交わし合う。
「ちゅむ……れろ、ぢゅ……」
どちらのものとも付かない唾液が零れ落ち、互いの口周りを濡らしていく。その量が増すにつれ、ボクの中の魔力は爆発しようと体に訴えかけてくる。
もっとナナとくっつきたくて、脚も絡ませる。ふとナナの太ももがボクの敏感な部分を擦り上げ、それがとどめになった。
「ふぁ……っ! ぅ、あ、んんんん……っ!」
びくびくびくっ。
二、三度体が震え、ゆっくりと落ち着いていく。
ほわんとした夢見心地にまどろみかけるが、はっと気を持ち直す。
- 559 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:21:21.50 ID:tj0qzy9ao
- 「ナナ……もっと……」
この程度では足りない。もっともっとーー。
「……ぐすっ」
「な、ナナ? どうして泣いてるの……?」
なぜか目の前の彼女は泣いていた。
ポロポロと溢れる涙がシーツを濡らしていく。
とにかく泣き止んでほしくて、頭を撫でてあげる。
しばし泣き続けていたナナだったが、やがて涙が止まるとボソボソと話し始めた。
「明日……万が一にもウィンさんが死ぬかもって考えると怖くて……」
要するに、この彼女は不安でいたたまれなくなってしまったらしい。
いつもは強気にボクを攻めるのに、やっぱり年相応に不安になることもあるようだ。
「ナナ、泣かなくていいよ」
それなら言ってあげることは決まっている。
「ボクは死なないからさ。約束するよ」
できる限り優しく伝える。どうか少しでも彼女が安心するように。
「ウィンさん……でも……」
ナナは一瞬ふわっと笑顔を見せたが、すぐに落ち込んだ表情へと逆戻りしてしまった。
言葉では説得は無理かもしれない。なら次は……。
「じゃあ……安心できるまで魔力を注いでほしいな」
「安心できるまで……?」
「うん。これだけ魔力あれば大丈夫って思えるまで、どんどん注いでよ」
言葉ではなく行動で示すしかない。
「……分かりました。精一杯注ぎます」
「うん、お願い」
かくして、ボクとナナの二回戦が始まった。
- 560 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:21:48.73 ID:tj0qzy9ao
- まずはキスからだ。
舌を絡ませ合い、唾液を交換する。
その間にナナは手を下ろしていて、ボクの胸を優しく包むように触ってきた。
「んく、ふぁ……! ちゅ、ん……!」
きゅううっと先端をつねられる。ビリビリとした刺激が駆け抜け、秘所が湿り気を帯びたのを感じる。
かと思えば優しくついばむようなキスだけになり、その優しい口付けにうっとりとしてしまう。
「ん、く……んぅっ!?」
ナナから与えられる刺激が気持ちよすぎて、手が降りていることに気づかなかった。突然電気魔法を撃たれたかのように体がのけぞり、ボクから漏れ出した液体がぴしゃっとシーツを濡らす。
「やっ、ナナっ、だめ、イっちゃ……からぁ……!」
くちくちと粘ついた音がボクの下腹部から聞こえてくる。それがなお興奮を呼び、さらに体液を分泌させる。
「あっ、ぅ〜〜〜〜……!!」
きゅううううと体が切なく疼き、一際大きな快感が全身に襲いかかってくる。
じっとりとした汗が額を濡らし、ふうふうと熱い息を吐くことしかできない。
「ナナ……満足……した……?」
中々に激しかったが、これも彼女を安心させるためだ。たっぷりキスもして、魔力はたくさん貰った。
さて着替えようかと勝手に終わった気になり体を起こそうとするも、がっしりと腕を掴まれ立ち上がることができない。
「……ナナ?」
まさか。
「満足……してません」
不安気な顔で見つめられ、もっと注ぎたいという意思が表情から読み取れる。
嫌な汗が背中を伝う。
ーーーーー
ーーー
ー
- 561 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:22:16.94 ID:tj0qzy9ao
- 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!! も゛っ、む゛り、しんじゃ……!! や、あ、ふああああああっっ!!」
「イッちゃだめです。イッたら魔力が発散しちゃいますよ」
「やだあ゛あ゛ああああ!! イぐ、イぎゅ、う、あ゛っ、あ゛あ゛あ゛あ゛……っ!」
びちゃびちゃびちゃっ!
もはや何度目か分からない潮吹きがボクから発射される。
直接粘膜を触れさせるのが効率的だと、ナナがボクの秘部を舐め始めてからずっとこのままだ。
ナナは顔を離すことなく舐め続け、時に肉種を甘噛みし、時に舌を突き刺してくる。
「ひいっ、ひいっ……! あっ、また……!? やだ、もう、やだ……!」
「……ぺろっ」
「んくぅううう!!」
ぴしゅっと弾けるように少量の潮が吹き出す。もはやナナに責めつくされたボクの体はおかしくなってしまったらしい。
ほんの少し触られただけで、気が狂うほどの快感が生まれる。
「じゅぷ、ちゅ、じゅるるる……! れろ、かりっ、れろれろれろ……」
「いやああ゛あ゛あ゛っ!! もうイキたくない、やだ、やだやだやだああああああ!!」
こんな状態で激しく責められれば、当然もっと強い刺激となる。
バチバチと視界が明滅し、かつてない絶頂が来ていることを本能が知らせる。
これ以上は本当にーー。
「しぬっ、イ゛キ死ぬっ゛! こわい、やだ、イキたくない、あ、あああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
ビクビクビクビクンッ!!
膣が、子宮が、腹筋が、腰がありえないほど脈動し、ボクの機能をとうとうぶっ壊したらしかった。
「あ゛っ、あ゛ー……」
びしゃああああ……。ぶしゅああああ……。
ぴしゃっ。しゃああああああああ!
じょぱっ、ちょろろろろ……。
「こわれたぁ……ぼくのおまんここわれちゃったあ……」
「うわわ、止まりませんよこれ……」
漏れだす液体が止まらない。
シーツが水分を吸っていき、やがてそれはボクのお尻の部分を濡らし、背中の部分まで浸食し……。
とうとうボクは、そこで意識を手放した。
- 562 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/02/25(火) 22:22:56.86 ID:tj0qzy9ao
- そして、闇の試練の日がやってくるーー
- 563 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 23:10:37.14 ID:k5srUkYwO
- おつおつ
>>1も体に気を付けてね
- 564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 23:41:16.20 ID:JdgFDxPqO
- おつおつ
ウィンナナって母性溢れてるのはナナの方なんだけど、ナナのこのベッドヤ◯ザぶりを見ると将来的にはウィンの方が娘孕みそうな気がする
- 565 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 17:56:02.09 ID:KxPwbCzmo
- 久しぶりです
投下いたします
- 566 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 17:58:33.69 ID:KxPwbCzmo
- 自室ーー
クロエ「っ!!」ガバアッ!
ヒカリ「クロエ!?」ガバッ
ダダダダダッ
ヒカリ(お手洗い……? それにしては様子が……)
クロエ「げええええっ、うぶ、うええええ……!」ビチャチャッ
ヒカリ「!! クロエ!」タタタッ
ローラ「クロエちゃん!」
ヒカリ「大丈夫……じゃないよね。一回全部出しちゃおう」サスサス
クロエ「うぐ、げええええ……」ビチャビチャ…
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「……」ゲッソリ
クロエ「あさから……いやなものみせたわね……」
ヒカリ「ううん、大丈夫だよ。それより立てる? みんなのところに行かないと……」
クロエ「……」グッ
クロエ「たてない……肩かしてくれる……?」
ヒカリ「う、うん。もちろん」
ヒカリ(これは重症そうだ……)
ーーーーー
ーーー
ー
- 567 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 17:59:00.83 ID:KxPwbCzmo
- 食堂ーー
ヒカリ「……というわけで、クロエはすごく危険な状態です」
ラミー「私の時はあんなんじゃなかった……」
樹「ラミーのときより闇が強力ってことかしら」
デン「た、多分そうだと思います。今までも体調に波があって、体調がひどいときは闇も比例して強い奴で……」
レナ「ここまで酷いのは見たことある?」
デン「ここまでやつれてるのはさすがに……」
ナミネ「それじゃあ気を引き締めていかないとですね」ムンッ
ティア【すごいやる気ですね】
アルシェ「あれは恋人に元気をもらってるから。アルシェにはよく分かる」
ナナ「……というより、今日なんだか暗くないですか?」
時雨「天気予報は晴れのはずだが……」
バンッ!!
楓「ぜぇ……ぜぇ……」ガタガタ
ヒカリ「うわっ!? びっくりした……」
ローラ「楓さん……?」
晶「わ、悪いみんな。楓がどうしてもって言うから連れてきたんだけど……」
楓「もう……来てる……」
樹「え……」
楓「学校の上を……闇が覆って……」カクンッ
嵐「楓っ」ガシッ
樹「もうご到着してたのね……」
ナナ「想定よりずっと早いですけど……」
レナ「やるしかないわね」
- 568 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 17:59:37.16 ID:KxPwbCzmo
- 時雨「ウィン、いよいよ大一番だぞ。……ウィン?」
ウィン「……っ///」ピクンッ
ウィン「はぁ……はぁ……。な、なに? なんのはなし……?///」フルフル
時雨「大丈夫か? 顔が赤いが……」
ナナ「だ、だいじょーぶです! ウィンは今かつてない最強モードですから!」
時雨「ならいいが……」
凜華「クロエさん、掴まって」
モミジ「私達が護衛するからね。イオさん、前線はお願いね」
イオ「は、はいっ!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 569 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:00:03.90 ID:KxPwbCzmo
- 中庭ーー
ズゥン…… ズゥン……
鬼「………………」ギロリ…
アルシェ「……でかい」アングリ
樹「久しぶりに見たわ。ラミーの時の分、しっかりお返しさせてもらおうかしら」
デン「今度こそ……!」ボソッ
ウィン「……」ポケーッ
イオ「い、いきますっ!! 爆発魔法【エクスプロージョン】!」
ドゴオオオォォォォン!!
鬼「!!」グラッ…
樹「畳み掛けるわ。拘束解除【リミットブレイク】!」ゴオオッ!
樹「魔弾【シュート】」カッ
ズゴォォォォォオオオオオッッ!!
鬼「ガアアアアアアアアアア!!!」
ラミー「す、すごい……」
鬼「ブフゥー……!!」ズシン…!
時雨「! あの二人の攻撃を耐えるのか……」
わらわらわらわら……
クモ「ウゥゥゥウウウヴヴウウウ」カサカサカサカサ
ヘビ「ギシャアアアアアアアアア!!」ズルズル
ドクロ「谿コ縺呎ョコ縺呎ョコ縺」ガサガサ
デン「わ、わわっ!? こんなの今まで出てこなかったよ……!?」
レナ「どうやらクロエの周りの魔法使いも排除したいようね」
ナナ「それじゃあ作戦変更ですね。打ち合わせどおり、主力の皆さんは鬼と対峙。他の皆さんはできる限りバラけて主力が戦いに集中できるようにサポートします」
ナナ「さあ、作戦開始です!」
- 570 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:00:30.94 ID:KxPwbCzmo
- 対鬼メンバー
樹
ウィン
デン
イオ
アルシェ
分隊1(対ヘビ)
時雨
ナミネ
分隊2(遊撃隊)
ラミー
ナナ
レナ
ティア
分隊3(星見の塔でクロエの護衛)
ローラ
ヒカリ
凜華
モミジ
寮の防衛
楓(自室で休息中)
嵐
晶
- 571 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:00:58.31 ID:KxPwbCzmo
- ヘビ「ギシャアアアアアア!!!」
時雨「鬼も可哀想だな。あのメンバーが相手だとさすがに何もできないだろう」
ナミネ「もしかしたら私達の方があぶないかもですね。二人でヘビを倒さないと……」
時雨「確か悩みの解決した人は闇の魔獣に魔法がよく効くんだろう? きっと大丈夫さ」
ヘビ「ジュアアアアアアア!!」ズルルルッ!
時雨「ふっ!」シュパッ!
ヘビ「ギシャアアアアアアアアア!!」
時雨「全く……まだ喋ってる途中なんだがな」チャキッ
時雨「確かヘビは攻撃し続ければ小さくなって消滅する……だったかな」
ナミネ「はい!」
時雨「ならさっさと倒してクモやドクロの討伐を手伝いにいかないとな」グッ…
時雨「……今から見る技はウィンには内緒だぞ?」
ナミネ「え……」
時雨「居合……閃【せん】!」キンッ!
ヘビ「ギ……ア……?」ズル…
ナミネ「……今……何が……?」パチクリ
ヘビ「ギ……ギアア……!」ズ…ズズ…
ナミネ「あ、水弾【アイスボール】!」バシュッ!
ヘビ「ギイイイィィ……!」シュウウ…
時雨「あ、頭だけでなお動くとは……。油断していた」
ナミネ「い、今何したんですか?」
時雨「なんのことはない。剣を抜き、魔法で斬撃を飛ばし、再び剣を収めただけさ。光が拡散してしまうから、剣を抜く時間をできる限り短くした結果があの技というわけだ」
ナミネ「早すぎて見えませんでした……」
時雨「おっと、おしゃべりしてる場合じゃないな。他の加勢に……」
ヘビ「ルアアアアアアアアアア!!」ズルルル!
時雨ナミネ「!!」
「炎弾【ファイアボール】!」ゴウッ!
「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!
- 572 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:01:25.29 ID:KxPwbCzmo
- 時雨「もう一匹いたのか……! それより助かったぞ……晶、嵐」
晶「間に合ってよかった……。あのヘビずっと時雨さんの戦いを観察してたみたいです。一筋縄じゃいかないかも……」
ヘビ「フシュルルルル……」
ナミネ「水弾【アクアボール】!」バシュッ
ヘビ「……」ビシャッ
ヘビ「?」キョロキョロ
ナミネ「な、き、効いてない? 硬さもさっきのヘビより上ってことですか……」
時雨「閃【セン】!」キンッ!
ヘビ「ルオオオオオオオオ!!」ギュン!
時雨「あれを避けた!?」
ナミネ「避けたってことは時雨さんの攻撃が当たればあるいは……」
晶「倒せるかもな」
ヘビ「ルアアアアアアアアアッ!!」ガバアッ!
嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!
嵐「っと……。さて、どうやって倒す? 時雨さんの攻撃が当たれば倒せると言っても、さっきは避けられたし」
ナミネ「かく乱しましょう! 水と炎と雷! これだけあれば隙を作るくらい簡単です!」
晶「だな」
嵐「時雨さんはいつでも攻撃できるよう準備しててください」
時雨「ああ。頼むぞ」
ナミネ「ではまず……嵐さん! 水障壁【アクアカーテン】!」ブワアッ!
嵐「おう! 雷弾【サンダーボール】!」バチチッ!
晶「雷をまとった巨大な水のカーテン! これならあいつも……」
蛇「ルオ……!!」
バチチチチチチチチッ!!
- 573 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:01:58.40 ID:KxPwbCzmo
- 蛇「ルガ……ア……!」ビリビリ
時雨「閃【セン】!」キンッ!
蛇「ルオオオオオオオオ!!」ズバアッ!
晶「斬れた!」
蛇「ルオオオオオ……オオオオ……!!」
嵐「小さくなったな……でもまだやる気みたいだ」
ナミネ「もう一度……! 水障壁【アクアカーテン】!」ブワッ!
嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!
蛇「ルアアアアアアアア!!」ズルル!
ナミネ「避けられた! 晶さん!」
晶「任せろ! はああああぁぁ……!」コオオオ…
晶「炎神魔法【カグツチ】!!」ゴウッ!!
蛇「ルオッ!?」ビクッ!
時雨「よくやった、晶……」チャキ…ッ
時雨「閃【セン】!!」ギンッ!!
蛇「ル……オ……」ズル…
ずうううううん……
ナミネ「倒した……」
嵐「やったな、晶! あんな炎出せるなんて聞いてなかったぞ!」
晶「はは、時雨さんとの修行の成果だよ。二人のナルカミやイダテンに負けてられないしな」
時雨「盛り上がるのはほどほどにな。すぐに遊撃に回るぞ。蛇が発生し次第また集合だ」
はいっ!!
ーーーーー
ーーー
ー
- 574 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:02:24.79 ID:KxPwbCzmo
- 楓「はー……はー……」
楓(今日は……意識がある……)
楓(死を感じる時間が長過ぎて慣れてきちゃったのかな……)
楓「嵐……晶……」
楓「あたしも……頑張るんだ……!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 575 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:02:51.76 ID:KxPwbCzmo
- 星見の塔前ーー
凜華「氷剣【アイスソード】」キンッ
凜華「はい、ヒカリさんも」ポイッ
ヒカリ「ありがとう、凜華さん」
凜華「剣を使った殺陣は習ったことあったかな」
ヒカリ「一応練習としては何度か」
凜華「じゃああまり難しく考えなくていい。習ったとおりに剣を動かせばきっと大丈夫だから」
ヒカリ「うん。確かこう握って……」ギュッ
クモ「キシャアアァァアア!!」
ヒカリ「ふっ!」ズパッ!
凜華「そうそう、いい感じ。……はっ!」スパッ!
ドクロ「谿コ縺呎ョコ縺呎ョコ縺」ガサガサ
凜華「さ、クロエさんを守るためのワルツ……始めようか」ニコッ
ーーーーー
モミジ「や、やっぱりあの二人かっこいいなあ……」
ローラ「うん……」
ルク「……」ソワソワ
クロエ「ルクさん……リズの部屋にいていいわよ……」
ルク「あ、い、いえ。今はそういう訳にはいきません。もし校舎が崩れるようなことでもあれば見に行きますが……今はクロエさんです」
ローラ「! エアロ! 融合【シンクロ】!」キンッ
ローラ「風弾【エアロボール】!」ブワッ!
クロエ「まさか……」ノソ…
ローラ「コウモリ……かな。空からも攻めてきたみたい」
ルク「ほほう。いよいよ総力戦みたいですね」
ーーーーー
ーーー
ー
- 576 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:03:19.01 ID:KxPwbCzmo
- 対鬼チームーー
鬼「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ブンッ!
メゴオオオッ!
アルシェ「パンチ一発で地面がえぐれた……」
樹「当たったらタダじゃすまなそうね」
ウィン「……」ポー
イオ「私の爆発で足元を崩してみます! 爆発魔法【エクスプロージョン】!」ドオオオン!
鬼「ガ……!!」グラ…
アルシェ「もうひと押し……破壊魔砲【キャノン】!!」ズゴオオォッ!!
鬼「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ズウウウウウン!
ウィン「……」ボケー
樹「畳み掛ける! 魔弾【シュート】!」ズドオオオオン!!
デン「え、えと、えと、魔弾【シュート】!」ズゴオオッ!
鬼「ガ……ア……ッ!」ガクンッ
アルシェ「……これで終わり……?」
デン「今までと同じなら……まだ……」
鬼「ゴアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」ガバアッ!!
イオ「ひいいぃぃ!!」
樹「くっ……!」
鬼「フシュー……フシュー……!」ゴキッ…ベキッ…
デン「強くなって復活して……」
デン(最近はこの状態の鬼によく殺されるんだっけ……)ガタガタ
ウィン「……」スウ…
- 577 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:03:49.27 ID:KxPwbCzmo
- 鬼「ゴオオオアアアアアアアアアアア!!!!」ブオン!
ウィン「魔弾【シュート】」
ズゴオオオオオオオオオッッ!!!!
- 578 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:04:17.92 ID:KxPwbCzmo
- 鬼「ガフッ……! グ……オオ……!」グラ…
デン「は?」
樹「ちょっ……」
イオ「え……」
ずうううううん……!
アルシェ「いっ……ぱつ……?」
ウィン「はっ、やっと強いのが来てくれて反応できた。昨日の晩からちょっとボーッとしてて……」
ウィン「……あれ? 鬼は?」キョロキョロ
樹「今あなたが倒したわ」
ウィン「そんなあ……」
デン「ま、まだ……です」
デン「ここから、本当の闇が襲ってきます……!」
ズズ……
ウィン「鬼が溶けてく……」
ーーーーー
ローラ「コウモリが帰ってく!?」
ーーーーー
時雨「数が減ったか……?」
ーーーーー
ーーー
ー
- 579 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:04:47.51 ID:KxPwbCzmo
- クロエ「来る……」グッ…
ローラ「クロエちゃん立っちゃだめ! 横になって……」
クロエ「私が立ち向かわないと……終わらない気がするのよ」
ルク「体調はどうですか?」
クロエ「かなりまともになったわ……。普段通りとはいかなくても7、8割の力なら出せそう」
モミジ「それじゃあ……行く?」
クロエ「ええ!」
ーーーーー
寮ーー
バンッ!
楓「……嵐、晶」
晶「無事か、楓」
嵐「大丈夫だったか!?」
楓「二人とも……お願いがあるの」
晶嵐「?」
ーーーーー
ーーー
ー
- 580 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:05:15.10 ID:KxPwbCzmo
- 中庭ーー
ズズズズ……
ウィン「みんな空に吸い込まれてくね」
クロエ「あれを消滅させれば終わる……はず……」
樹「クロエさん。大丈夫?」
クロエ「なんとかね……」
デン「……」ブルッ
レナ(デン……)
???『クロエ・アートルム……』
クロエ「な、だ、誰?」
???『我は闇。貴様を喰らうもの』
クロエ「闇が……声を……?」
樹「ラミー、こんなことあったかしら?」
ラミー「ううん……。闇が喋るなんてありえないよ……」
闇『ラミー・アルファウスか……。貴様が長く意識を保っていたせいで……いや、「おかげ」で言葉を学習することができたよ』
クロエ「あっそ。それで、喋れるから何? 帰ってくれるのかしら?」
闇『宣戦布告だ。我が体を痛めつけ消滅させた罰は、貴様ら全員の命を以って償ってもらう』
ローラ「い、命……」
クロエ「ふーん……分かりやすくていいわね」
クロエ「正直、ここにいる魔法使いは強い。私から生まれた闇なんかじゃ到底敵わないわよ?」
闇『何を馬鹿なことを……。我はお前から生まれた訳ではない。常に数多の生物の陰の部分に潜み、蝕み、時に喰らい尽くす。それが我だ』
闇『喰らい尽くす対象は勿論、貴様のような闇魔法と称して我の力を使役せんとする馬鹿者よ』
クロエ「あーもーごちゃごちゃと! とにかく、あんたは私達を殺したい。で、私を喰らってさらに強くなりたい。私たちはあんたを消滅させて平和な日常に戻りたい。それだけでしょ?」
クロエ「さっさと決着付けようじゃない」キッ
- 581 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:06:11.80 ID:KxPwbCzmo
- 闇『そうだな……』
ズオッ!!
ナナ「り、寮の方に攻撃を!?」
樹「平気よ。寮にかけた防御魔法にダメージは入ってない」
闇『まずはコイツから殺すか……』スッ
楓「あ……ぐっ……!!」
クロエ「楓!! 魔弾【シュート】!」ゴッ!
闇『ふん!』バシイッ!
闇『間抜けが一匹倒れ込んでいたが……どうやらコイツも貴様の大切な人物らしい』
ギチチ……!
楓「ば……」
闇『む?』
楓「ばー……か……!」ヒュンッ!
メゴオォッ!
闇『が……っ!』パッ
クロエ「あ、あれ……超速箒!? なんで勝手に飛んで……」
楓「は……はは……! グリップグローブ使えんじゃん……!」パシッ!
闇『お……のれェ!』ズルルル!
楓「クロエー! あたしはもう大丈夫ー! 晶と嵐がいれば、死なんて大したことないって分かったからー!」ビュン!
モミジ「の、乗りこなしてる!? あれすっごく速いのに……」
嵐「悪い、クロエ。楓も戦うって言って聞かなくて……」タタタッ
晶「クロエの手伝いができないことずっと気にしてたからな」
ヒカリ「どうやら負けの目はなくなったんじゃない?」
ローラ「みんなで戦えば、きっと負けないよ!」
クロエ「二人とも……。そうね、ここで畳み掛けるわ!」
クロエ「全員、闇に向かって攻撃!!」
おおおおおおっ!!
- 582 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:06:45.38 ID:KxPwbCzmo
- 闇『ちょこまかと……!!』
楓「あたしに構ってていいのー!?」ビュ-ン!
闇『なに……!?』
ウィン「神弾【ネオ】」
樹「魔弾【シュート】」
イオ「超新星爆発【スーパーノヴァ】」
アルシェ「神槍魔法・貫【ブリューナク】」
時雨「剣戟・飛燕」
晶「極炎魔法【カグツチ】」
嵐「極雷魔法【ナルカミ】」
凜華「巨大氷弾【フロスト】」
ナミネ「巨水球弾【アクアマリン】」
楓「あ、これやば……あたし逃げるねー。風加速魔法【マッハ】!」ビュン!
クロエ(闇が負けを悟ってる。私の中の闇が薄らいでいく……これなら……!)
クロエ「……闇弾【ダークボール】!」ズオッ!
闇『やめろ……! ふざけるな……! くそ、くそおおおおおおおおおおおお!!!!!』
- 583 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:07:13.26 ID:KxPwbCzmo
-
ゴ ッ
- 584 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:07:50.00 ID:KxPwbCzmo
- 闇『……』シュウウウ…
クロエ「あれだけの攻撃をくらってまだ完全には消えないのね……」
闇『驕ったな……クロエ・アートルムよ』
クロエ「ーーーーは?」
バクンッ
ローラ「く……!」
ヒカリ「クロエ!!」
ズズズ……
闇『クロエ・アートルムだけは……こいつだけは喰らっていく。こいつの中の闇を糧に……次こそはこの世を闇で染めてやる……』
ズズズ……!!
ナナ「! 闇の魔獣多数出現! 迎撃を……」
ティア「アルシェ! 私の後ろに隠れてください!」
ラミー「樹、休んで。今度は私が……!」
時雨「まずったな……。先程の全力攻撃で、主力はほぼ全ての魔力を放出した。このままじゃ防衛はできてもクロエさんが……」
レナ「……デン、あなたの番よ」
デン「……」
レナ「背後のことは私に任せなさい」
デン「……うん」
ヘビ「ギシャアアアアアアアアア!!」ズルル!
レナ「魔障壁【ガーディアン】!」ギイン!
ヘビ「ガ………ガフ……!」ギリ…
レナ「早く行って!」
デン「うん!」
デン(レナさん……ありがとう……!)
- 585 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:08:44.11 ID:KxPwbCzmo
- がしゃどくろ「ガ ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! !」
ナナ「ウィンさん、顔こっちに向けてください。魔力の補給を……」
ウィン「しなくてもいいかも」
ナナ「え?」
ズウウン!
ラピス「遅れてすみません! 闇の魔獣がこの近辺にも溢れてて……!」
レイア「……あの闇の魔法使いはどこだ?」
ローラ「そ、空です! あの闇の中に閉じ込められてます!」
ラピス「空に溶けて消えようとしてますね……。消える前に私がこじ開けます!」バサッ!
レイア「ラピス!」ゴッ!
がしゃどくろ「ギ ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! !」ガラガラガラ…
ローラ「あ、あの骨をワンパンで……」
レイア「全く……。飛ぶ前に周りに注意してくれ」
ラピス「す、すみません。では改めて!」バサッ!
ナナ「ドラゴンの増援ですか……確かにこれならクロエさんに辿り着けるかもしれませんね」
ウィン「でしょ? だから補給は……んっ」チュッ
ナナ「それとこれとは別問題れふ……ちゅ、くちゅ……」
ウィン「んんっ、く……! ぁ、ふ……!」ビクビクッ
ウィン(昨日のこと思い出しちゃうから駄目なんだって〜〜〜!)ビクンッ!
- 586 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:09:59.23 ID:KxPwbCzmo
- デン「クロエさん……!」ビュン!
ラピス「おや、あなたもクロエさんの救出を?」バサアッ!
デン(ド、ドラゴン……!)
デン「そ、そうだよ……クロエさんを助けに……」
ラピス「では私と同じですね。手助けしますよ。周りのコウモリは私が相手します」
デン「……」コクン!
ラピス「ゴアアアアアアアアア!!」カッ!
コウモリ「キー!」ジュオッ
デン(す、すごい……これなら近づける!)
闇『なぜ……なぜたかが魔法使い一人にここまでの手下が……!』
デン「手下なんかじゃないよ……」
闇『追い付かれたか! ならば貴様も捕らえてやろう!』ズオッ!
デン「魔弾【シュート】」ズゴオオッ!
闇『ムグオオオオオ!!』
デン「私達は……クロエさんの友達。みんなクロエさんに感謝して、助けになりたくて……それだけでここまで来れちゃうんだ」
闇『貴様はなぜ! それだけの力がありながらクロエに与する!』
デン「……レナさんと仲良くなれたのは、きっとクロエさんのおかげだから」
闇『なに!?』
デン「おしゃべりはもういいや。開けるね」
デン「魔弾【シュート】」ゴッ!
- 587 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:10:27.86 ID:KxPwbCzmo
- クロエ「……」
クロエ「……はっ!」パチッ
デン「大丈夫?」
クロエ「ありがとう、デン。助かったわ」
デン「それじゃあこのまま降りるから……」
闇『クソがああああああああああ!!!』ズルルル!
レナ「魔障壁【ガーディアン】!」バキイッ!
レナ「最後まで油断しない!」
デン「ご、ごめん……!」
闇『もういい……我が半身達よ……』シュウウウ…
闇『我の血肉となれ……!』
クロエ「まだ何かする気……!?」
ヘビ「オ……オ……」シュウウウ…
がしゃどくろ「ガ ア … …」シュウウウ…
ズオオオオオ……
闇『貴様を取り込むのはもう止めだ。貴様はここで……殺す』
クロエ「人形にもなれるのね。中々器用じゃない」
ヒカリ「クロエ! 大丈夫!?」フワー
ローラ「どこか痛いところとかない?」フワワ…
クロエ「大丈夫よ。それより危ないから離れて……」
ヒカリローラ「だめ!」
ヒカリ「一緒に戦うよ」
ローラ「クロエちゃんだけ危ない目には合わせられないもん!」
クロエ「……だったら協力してほしいことがあるわ」
ーーーーー
ーーー
ー
- 588 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:11:01.35 ID:KxPwbCzmo
- 闇『はあ……はあ……!』
クロエ「辛そうね。その形態は禁じ手だったりするのかしら?」
闇『黙れ……!』
クロエ「こっちの作戦会議の間動かなかったし。実は動くのも辛かったりして」
闇『黙れえええええええ!!』ブンッ!
クロエ「ヒカリ! ローラ!」
ヒカリ「うん!」キンッ
ローラ「え、えい!」キンッ
闇『今更何を……!?』
クロエ「へー……案外できるものね」ガシッ
楓「な、何あれ何あれ!」ワクワク
クロエ「ヒカリがローラの魔力を吸って、それを私に送った……。簡単に言えば私を含めて三人分の魔力が体に溜まってる状態……ハイパークロエ状態よ」
クロエ「魔弾【シュート】!」ズゴオオオッ!!
闇『ガアアアアアアアア!!』
ハイパークロエ「おお、強い」
ナナ「そんな……二人分ならまだしも、三人分の魔力を体に溜めるなんて……」
晶「あ、そうだ」
晶「クロエ、これ使ってくれ!」ポイッ
クロエ「?」バキッ
クロエ「あ、わ、割っちゃったわ!」
晶「割っていいんだ! その箱の中にはアタシの魔力が入ってるから!」
クロエ「お、おお……!」ムクムク
クロエ「炎弾【ファイアボール】!」ボウッ!
ローラ「きゅーちゃん!」ポンッ!
クロエ「融合【シンクロ】!」キンッ
クロエ「火炎弾【フレイムボール】!」ゴオオ!
闇『ぐ……おおおおお……!!!』
- 589 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:13:03.47 ID:KxPwbCzmo
- ウィン「ナナ。ナナの魔法でみんなの魔力送れないかな?」
ナナ「……そんなの必要ないみたいです。クロエさんに通じる魔力の道がとてつもなく広い。きっとここにいる誰でも魔力を送れるはずです」
凜華「へえ……送ってみようかな」キンッ
ナミネ「私も……」
クロエ「水障壁【アクアカーテン】! 氷輪華【アイスフラワー】!」ビシャ!ビキイッ!
楓「あたしもやってみよー」キンッ
晶「さっきの渡さなくてもよかったかな……」キンッ
嵐「こうでいいのかな」キンッ
レナ「ったく……」キンッ
アルシェ「アルシェも……」キンッ
ティア「やっちゃってください」キンッ
闇『く……そ……! なぜ貴様に手を貸す……!』
クロエ「そんなの……友達だからに決まってるでしょ」
闇『!!!』
クロエ「さ、終わりにしましょう」
クロエ「我が体内に巡りし魔力よ! その力で闇を晴らせ!」
クロエ「始原にして終焉なる魔法【フィナーレ】!」
ぽしゅうううう……
ポンッ!
- 590 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:15:07.09 ID:KxPwbCzmo
- ローラ「……お」
ヒカリ「終わった……?」
モミジ「終わった……!」
凜華「そのようだね……」
楓「やっ……たーーーーーー!!」
わあああああああああ!!
レナ「お疲れ様、デン」
デン「レナさん……! いきてる……生きてるよぉ……!!」グジュッ
ウィン「さっきの状態のクロエさんと戦いたいなあ〜」
時雨「お前は早速それか。せっかく終わったんだ、休ませてやれ」
ナナ「あはは……」
ナミネ(先生。無事終えることができましたよ……)
晶「やったな、嵐」
嵐「楓もトラウマ克服できたみたいだし、ほんとよかったよ」
ティア「くたくたです……」
アルシェ「甘いもの食べたい……」
ラミー「食堂貸し切ってパーティーかな? ね、樹」
樹「そうね。中に戻ってお祝いしましょうか」
クロエ「みんな、騒ぐわよー!」
おーーーー!!
ーーーーー
ーーー
ー
- 591 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:15:51.37 ID:KxPwbCzmo
- こうして、クロエ・アートルムの一年生としての波乱の一年は終わった。
どんな新入生に出会えるかを心待ちに、その日はあっけなく眠りについたのだった。
悪夢に悩まされることのない快適な睡眠。だが、その両隣にはしっかりとヒカリとローラがいたそうな……。
- 592 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/21(土) 18:16:38.20 ID:KxPwbCzmo
- 4月1日ーー
クロエ「……」ムクッ
ヒカリ「ん……おはよう、クロエ」
ローラ「おはよー、クロエちゃん……」
クロエ「おはよう、二人とも」ニコッ
クロエ「新学期が始まるまでちょうど一週間あるわね……。どう過ごそうかしら」
安価↓〜↓5自由行動安価
残りの春休みをどう過ごすか
- 593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 18:40:35.06 ID:Wjm+q2jsO
- 待ってたぜ!そして一年目はどうにかこうにかハッピーエンドで一段落付いたなぁ
とりあえずヒカリ&ローラと一緒に闇を乗り越えたことのお祝い兼新学期に向けて羽を伸ばすために遊びに行く
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 19:04:01.26 ID:hfHEddEo0
- 乙。みんな無事二年生に上がれそうで良かった
安価は、ローラがクロエ・ヒカリの部屋で寝泊まりしているのを良いことにローラ・ティアの部屋に入り浸るアルシェ
- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 19:42:18.80 ID:hkN7WcD8O
- おつです。クロエ達もだけど何よりデンがようやく2年に上がれるんやな……。
安価はカーラ先生に無事を報告で。
- 596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 20:02:24.31 ID:batALU/ao
- おつおつ!
一つの区切りだ…しかしクロエ達の物語はまだまだ続く
ソフィアさんの所にも無事試練を乗り越えたことを報告しにいこう
- 597 :長い三月だったぜ乙 [sage]:2020/03/21(土) 22:13:34.84 ID:S0KAy2bL0
- ハイパークロエの応用でデンの肉体変換を使えるようにならないか(具体的には長期的な豊胸が可能か)実験
- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 16:23:20.94 ID:10qAVHBjO
- 一年目では
カップル成立(既に成立していたもの含む)
ティア&アルシェ ウィン&ナナ アルト&くるくま ラピス&レイア 樹&ラミー ナミネ&リリィ
成立していないけど良い感じ
クロエ&ヒカリ・ローラ 楓&晶・嵐 レナ&デン エミール&橘花・元黒魔術部員 凜華&舞
といったところかな?
ここから新入生追加でどう動いていくのか楽しみ
- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 17:24:08.05 ID:Se+R34P00
- ラピスレイアを挿れるならルクリズも怪しいに入れようぜ
- 600 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/22(日) 21:49:30.08 ID:NkOdm/KMo
- 街中ーー
クロエ「んー……気を張らなくていいって楽ねー……」ノビー
ヒカリ「長いこと大変だったもんね。お疲れ様」
ローラ「今日はめいっぱい羽伸ばそうね」
クロエ「そうね。でもその前に……」
ーーーーー
ーーー
ー
ソフィアの住む城ーー
ソフィア「……!」
クロエ「来たわよ」
ソフィア「…………」テクテク
ぎゅっ
ヒカリローラ「!?」
ソフィア「……おめでとうございます、クロエ。お疲れ様です」
クロエ「大変だったけどなんとかなったわ。いろいろアドバイスしてくれてありがとう」
ソフィア「いえ、私はなにも。クロエが頑張ったおかげです」
ローラ「は、離れて! 離れてください!」グイー
ヒカリ「と、とにかくっ。これでクロエは無事に闇の魔法が使えるようになったわけで……」
クロエ「そうね。戦いの中で撃てたわ」
ソフィア「どんな性質を持つのか楽しみですね」
クロエ「あ、これさっきここに来る前に買ってきたの。うちのグルメ担当に聞いたお菓子だから美味しいと思うわ」スッ
ーーーーー
ラピス「へくしっ!」
クリア「ママ風邪? 大丈夫?」ヨシヨシ
レイア「暖かくなってきたからと言って油断しちゃだめ。竜とはいえ風邪引くんだから気をつけてね?」
ラピス「はい……」ズビッ
ーーーーー
ソフィア「ありがとうございます。いただきます」
- 601 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/22(日) 21:50:27.55 ID:NkOdm/KMo
- ソフィア「……クロエ、せっかく闇に怯えることもなくなったのですから、こんなところにいないで遊びに行ってはどうですか?」
クロエ「そうね。お礼のお菓子も渡せたし……また今度時間があるときに来るわ」
ソフィア「お待ちしております」
ソフィア「ローラ・リーケ、ヒカリ・ロゥレス」コソッ
ローラ「はい?」
ヒカリ「なんですか?」
ソフィア「これからは日常生活に余裕ができます。そうなるとクロエさんほどの人がほっとかれるとは思えません。新入生や他の人に取られる前に行動しないとまずいですよ」ヒソヒソ
ヒカリ「う……わ、分かってます」
クロエ「ヒカリー、ローラー、行くわよー」
ローラ「あ、う、うん!」
ソフィア「健闘を」グッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 602 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/22(日) 21:50:54.93 ID:NkOdm/KMo
- 魔法具屋ーー
クロエ「せっかく新年度だし、ここらで道具の新調をしてもいいかもね」キョロキョロ
ヒカリ「闇の魔法に馴染む杖とかあるかな?」
クロエ「うーん……」
ローラ「魔獣の毛を固めた杖っていうのもあるよ。闇に強い魔獣の毛とかあれば作れるかも」
???「あ、リリウムの生徒だ……!」
クロエ「?」
???「!」ササッ
ヒカリ「どうかした?」
クロエ「誰かに見られてた気が……気のせいかしら」
クロエ「あ、この杖かっこいいわね」ヒョイ
ローラ「うねうねして握りくそうだけど……」
ヒカリ「そ、それはやめたほうがいいんじゃないかな」
ーーーーー
ーーー
ー
- 603 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/22(日) 21:51:22.10 ID:NkOdm/KMo
- 寮ーー
ローラ「……」
アルシェ「……お邪魔してます」ペコリ
ティア「あ、あのあのローラさんのベッドは使ってないので汚れてないと思います」アワワ
ローラ「あ、ううん。びっくりしたけど大丈夫。最近クロエちゃんと寝てたもんね」
ローラ「これおみやげ。クロエちゃんがありがとうって」ハイ
アルシェ「いただきます」
ローラ「それじゃあ他の人にも渡してくるから。あ、アルシェちゃん、私多分今晩もクロエちゃんのところに行くからベッド使ってもいいよ」
アルシェ「ティアと寝るから大丈夫」
ローラ「」
アルシェ「一緒のベッドで寝てるから大丈夫」
ローラ「きゃー!///」
ローラ「すごいね、ティアちゃんそんなに進んでるんだね///」キャーキャー
ティア「/////」プシュー
ローラ「じゃ、お邪魔虫は退散するね」スクッ
ローラ「ごゆっくりー……」ソソクサ
ティア「……」
アルシェ「照れてる」
ティア「……///」プイッ
アルシェ「かわいい」
ティア「/////」カアアア…
ーーーーー
ーーー
ー
- 604 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/22(日) 21:51:50.02 ID:NkOdm/KMo
- クロエ「あ、レナ、デン。これあげるわ」
レナ「お菓子?」
クロエ「助けてもらったお礼……にしては安いけど、気持ちよ」
デン「あ、ありがと……いただくね」
クロエ「……そういえばデンの魔力もあの時私の中に入ったのよね」
クロエ「トランス!」
シーーーン……
デン「も、もう魔力霧散したんじゃないかな。あの時はみんなの気持ちが一つだったからああいう状態になったけど、今は特に何もないし」
レナ「……フッ」ププッ
クロエ「は……ハイパークロエー! カムバーーック!」
レナ「諦めなさい。これも運命よ」
クロエ「う……うう……!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 605 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/22(日) 21:52:17.30 ID:NkOdm/KMo
- マクベス・エクスルードハウスーー
カーラ「クロエ……!」ダキッ
クロエ「ただいま、先生」
ローラ「お邪魔します」
ヒカリ「お、お邪魔します」
「わー、美人さーん」
「ローラお姉ちゃん久しぶりー!」
カーラ「どうぞ中でお話を聞かせてください」
クロエ「ええ」
ーーーーー
カーラ「ではもう闇に怯えることはなくなったと……」
クロエ「そうなるわ。これから新年度も始まるし、楽しみなことが多くて闇に怯えてる暇もないわね」
カーラ「ふふっ……ではこちらも一つニュースです」
クロエ「なあに?」
カーラ「わがマクベス・エクスルードハウスから、リリウムに入学する子がいます!」
クロエ「え!?」
新入生のプロフィールを作っていきます
テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:16:28.03 ID:xxIRl1C3O
- 【名前】エティナ・アルグレシア
【容姿】ゾッとするほど白い肌、赤い瞳、暗めの金髪ロング。ドールを思わせるようなゴスロリ服。身長は小学生中学年くらい。
【性格】無邪気で人懐っこい。しかしどこか達観しているような様子も見られる。
【得意魔法】魔翌力吸収(相手との直接接触、または相手による魔法の干渉を受けた時、それらが続いている間相手の魔翌力を吸収し続ける。その後は吸収した魔翌力を放出するまでの間、相手はその分の魔翌力を使うことができなくなる(相手の最大MPが吸収された分だけ減少するイメージ)。『吸収した魔翌力は自身の物として扱うことができる(ただし吸収分を放出し切った場合それ以上使えない))』
【備考】
・謎の呪いによって溜まった魔翌力を外に出すことができず、自身の中に溜まり続ける(得意魔法の欄の『』内の効果は実質無効)。許容値を超えて魔翌力を溜め込んだ場合死に至る。
・魔法には滅法強いが身体は弱いので物理攻撃には脆い。
・いつも謎のぬいぐるみ「レナード」を抱いている。
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:22:08.67 ID:LjIb2Cjv0
- 【名前】ナユタ
【容姿】黒髪ツインテの貧乳少女
【性格】常にぼーっとしていて危なっかしい性格
【得意魔法】周囲の地形をランダムに書き換える魔法(溶岩だまりとか、氷河とか)
【備考】何もないところでよく転ぶ割にはパンツを履かない、履きたがらない
- 608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 22:30:11.85 ID:4RWLNnx4O
- 【名前】ステラ・ステラ
【容姿】紺色の髪は星空のような煌めきを放っている。スレンダーな美人さん
【性格】大人しいようで案外強気なところがある
【得意魔法】空から無数の隕石を落とす
【備考】年下に頼られるのが好き。年上には甘えたい
- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/03/22(日) 22:46:48.75 ID:jGlUZ+MRO
- 【名前】エルフィニア・ヴァナディース
【容姿】黒髪ロングヘアーに黄と紅のオッドアイ。背は低めで胸も体型レベルだが絶壁コンビ(クロエ&楓)よりはある。
普段は紅目の方を眼帯で隠している。
【性格】クロエが可愛く見えるレベルの中二病。基本的に尊大な口調だが根はお人好しでヘタレ。
【得意魔法】触れたものを透明にすることが出来る。
【備考】名前が長いため『ニア』という愛称で呼ばれている。クロエに憧れており、クロエに近づくために中二病を拗らせた結果こうなった。
魔法の用途は主に『虚空から異物を召喚』みたいなシチュエーションに使っている。
余談だが多分CVが付いたら高確率でCV内田真礼。
- 610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 23:36:43.51 ID:LjIb2Cjv0
- >>606
完全一致ではないけどシャドバのルナぽい
- 611 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:03:34.72 ID:glfdYVmHo
- 1.エティナ
2.ナユタ
3.ステラ
4.エルフィニア
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラが新入生となります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新入生となります
- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:07:03.21 ID:JGfk1xKz0
- 自分のダメなら1かなあ。本作のコンセプトを真っ向から否定するキャラをどう動かすか見てみたい
1
- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:12:03.32 ID:Tdnm1+V20
- 3
- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:15:46.73 ID:39wCMan30
- 4
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:16:50.32 ID:GCUjHks6O
- 1
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:17:06.07 ID:ZsHKkstHo
- 4で
- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:17:31.18 ID:5Z7lt2tHO
- 3
- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:19:16.96 ID:BbAPRzRm0
- 3
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:19:44.06 ID:FuD7DOUqO
- 3
- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:21:51.20 ID:JGfk1xKz0
- 3か。案出した人おめでとう
- 621 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:22:09.90 ID:glfdYVmHo
- 新入生はステラ・ステラとなりました
設定は>>608を参照
- 622 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:32:20.74 ID:glfdYVmHo
- カーラ「ステラです♪」
ステラ「は、はいっ」
クロエ「ステラ! おめでとう」
カーラ「しっかり勉強してましたからね。これからは先輩後輩です」
ステラ「く……クロエ先輩……!」
クロエ「……いいわね、後輩って」ナデリ
ステラ「荷物は用意できてます。学校まで一緒に行ってもいいですか?」
クロエ「もちろんよ!」
カーラ「入寮日まではまだ日数がありますから、数日ここで過ごしていってください」
ヒカリ「お、お世話になります」ペコリ
ーーーーー
ーーー
ー
- 623 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:36:13.61 ID:glfdYVmHo
- 寮ーー
ティア「……」
アルシェ「……」ギュー
ティア「……」ギュ…
ティア(また流されるままにアルシェと一緒に寝ることに……)ドキドキ
ティア(ローラさん早く帰ってきてください……! 心臓が持ちません……!///)ドキドキ
アルシェ(ティアが暖かくなった……)ギュッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:36:32.71 ID:bkSCrHArO
- 得意魔法がメテオってやべぇな、アルシェやイオと同等かそれ以上のバ火力枠か
- 625 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:43:03.57 ID:glfdYVmHo
- リリウム魔法学校ーー
ステラ「ここが……」
クロエ「そう。私達の過ごす学校よ」
ステラ「楽しみです!」
クロエ「寮は二人一組だから、ステラにも多分同室の子ができるはず。紹介してね?」
ステラ「はい!」
クロエ「それじゃあ改めて……ようこそ」
クロエ「リリウム魔法学校へ!」ニコッ
- 626 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:43:37.43 ID:glfdYVmHo
- ーーーーー
入学式が終わり、レクリエーションーー
クロエ「今日は上級生は休み扱いなのね……どこで時間を潰そうかしら」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
食堂
図書室
部室(演劇部室)
寮
- 627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:44:27.46 ID:JGfk1xKz0
- 図書室
- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:44:31.66 ID:bkSCrHArO
- まずは寮かな
- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:45:02.61 ID:JGfk1xKz0
- ゾロ目出てたのに済まぬ
- 630 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 00:52:43.63 ID:glfdYVmHo
- 図書室ーー
ざわざわ
クロエ「ふふ……一年生達頑張ってるわね。微笑ましいわ」
クロエ「せっかく図書室来たし、何か借りていこうかしら」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「闇の魔法に関係ない本を読むのも久々ね。これは後で読むとして……」
クロエ「さ、次はどこに行こうかしら」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
食堂
部室(演劇部室)
寮
- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:54:43.14 ID:FuD7DOUqO
- 寮
- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 00:56:01.02 ID:Tdnm1+V20
- 部室
- 633 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 16:50:56.61 ID:glfdYVmHo
- 寮ーー
クロエ「私達の部屋が変わらないってことは、卒業した生徒のいた部屋に新一年生が入ったってことなのかしら」
クロエ「……ステラと同室の子、気になるわね」
クロエ「あーでもだめよ。身内だからって構ってばかりいたらステラのためにもならないし……」
クロエ「……す、ステラが偶然見つかったらそれとなく聞く程度にしましょう。うん」
クロエ「さ、さあ他の場所でも見てみるかしら」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
食堂
部室(演劇部室)
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 16:52:15.63 ID:l5wwUBXLO
- 1
- 635 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 16:53:40.26 ID:glfdYVmHo
- 食堂でしょうか?
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 16:55:56.75 ID:l5wwUBXLO
- ごめん食堂で
- 637 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 17:14:29.54 ID:glfdYVmHo
- 食堂ーー
クロエ「……」
ラピス「美味しいですねえ」パクパク
クロエ「ラピスさん、新入生にはバレないようにしなさいよね」
ラピス「正直バレて大事になったことがないので、だいぶ危機感薄れてます」モグモグ
クロエ「クリアとかルクさんは日中部屋でおとなしくしてるのに……」
ラピス「うぐ……ここのご飯が美味しいのがいけないんですよ」
クロエ「欲に正直過ぎるわ……。私もう行くわね」
安価↓以下から選んでください
コンマゾロ目で新キャラ
部室(演劇部室)
- 638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 17:26:20.23 ID:PYPNAcBl0
- 部室(演劇部室)
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 17:33:39.41 ID:Tdnm1+V20
- オノレ妖怪
- 640 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 18:45:42.44 ID:glfdYVmHo
- 部室ーー
百合江「『ここで会ったが百年目……その首貰い受ける!』」
凜華「『受けて立とう』」ニッ
キンッ! キンッガッ!
百合江「『ぐは……! む……無念だ……』」
凜華「『良い太刀筋であった……さらば』」チャキッ
きゃーーーーーー!!!
クロエ「大人気ねえ……」
百合江「ええ、大成功ですわ」
凜華「くるくまさんに殺陣は鍛えられたからね。役に立って良かったよ」
百合江「次はレナさんとモミジさん、お願いしますわ。お題目は任せます」
レナモミジ「はい!」
百合江「最後はクロエさんとヒカリさんに頼んでも?」
クロエ「ええ。一通り見て回ったし、腰を落ち着けるにはちょうどいいわ」
ヒカリ「それじゃあどんなエチュードにしよっか」
クロエ「そうね……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 641 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 18:46:11.20 ID:glfdYVmHo
- 翌日、部活紹介ーー
百合江「ここで新入生の心を掴みますわよ……!」
「続いて演劇部の紹介です。演劇部の皆さんお願いします!」
凜華「『私達は海賊!』」
ヒカリ「『私達は医者』」
モミジ「『私達はサーカス団!』」
レナ「私達はただの学生。でも」
クロエ「何にだってなれる!」
「ぜひ、演劇部にお越しください!」
パチパチパチパチ!
クロエ「短すぎる……!」
ヒカリ「去年は部活が多くて疲れたけど、紹介する側になるとこんなに短いんだね……」
演劇部新入部員数↓コンマ一桁+10人
10人につき1人後輩キャラ作成(0の場合のみ2人作成になります)
- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 18:49:51.56 ID:l5wwUBXLO
- はい
- 643 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 20:00:25.56 ID:glfdYVmHo
- 部室ーー
「よろしくお願いします!」
百合江「こんなにたくさん……! 嬉しいですわ……」ホロリ
クロエ「いち、に、さん……16人かしら」
百合江「まずは皆様の実力を知るために、二人一組で組んで簡単な演技をしてもらいますわ。台本はこちらを」
百合江「練習はこちらの部室でも、どこか好きな場所でも構いませんわ。発表は明日。楽しみにしてますわね」
クロエ(あれはブラックとシャイニーの……懐かしいわね)
ーーーーー
ーーー
ー
翌日ーー
百合江「さあ、皆様の演技を見せていただきますわね」
クロエ(さて……誰か一年生に声かけてみようかしら)
新演劇部員のプロフィールを作っていきます
テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
- 644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/03/23(月) 20:13:35.78 ID:Tdnm1+V20
- 【名前】相葉 夜魅
【容姿】黒髪の長髪である以外は身長体重体型の全てが平均値で特徴が無いのが特徴
【性格】好意と悪意、害意と善意を両立させられる狂人、愛しているから殺したいと愛しているから尽くしたいを両立でき、自分の中では如何なる理屈も矛盾しない。そのため何をしてもおかしくない
【得意魔法】感情操作
自分の感情や発想を強制的に一方向に向かせる自己制御手段、本来的には洗脳魔法と言うべきモノ
今のところ前科は無いが自分以外に向けることもでき、その場合洗脳以外の何物でもない
【備考】性格と思考回路が破綻しているだけで常識が無い訳ではない(良心は無いし納得もする訳が無い)ので自分自身を洗脳して常識人に矯正している
洗脳魔法は意思の力で抵抗できるのできっかけさえあれば自分にかけた洗脳を振り払う可能性もある
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 20:15:37.58 ID:wgCIT747O
- 【名前】ノワール・ヴァーミリオン
【容姿】薄い青の髪で瞳は金色。背は低め
https://i.imgur.com/FS2L9iM.jpg
↑(雑なイメージ)
【性格】冷静な性格であまり感情を表に出したがらない。しかし内心は皆と仲良くしたいと思っている
【得意魔法】
『パンデモニウム』
ランダムに悪魔を召喚。戦闘力はピンキリで強ければ強い程制御が効かない。負の感情が高まっている時程強大な存在が呼び出され、特に怒りの感情に関しては本人の意思と無関係に魔法を発動させることもある
【備考】
幼少の頃に暴走した悪魔から自身を庇った事で両親が死亡しており、それ故に魔法を使うことに躊躇いがある
魔法をあまり使いたがらない代わりに生身での戦闘力はかなり高い
実は極度の怖がりで夜は1人でトイレに行けない
- 646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 20:24:05.20 ID:JGfk1xKz0
- 【名前】アンナ・クラウソラス
【容姿】高身長でボーイッシュな見た目
【性格】フレンドリーな性格
【得意魔法】シンプルな光属性魔法。攻撃手段として使うだけでなく周囲の人間の気持ちをリフレッシュさせる効果もある。難点は光量の調節が難しいこと
【備考】笑顔以外の表情を知らないのではと疑いたくなるレベルのポジティブ少女。明るい性格故に殆どの人と打ち解ける事ができる
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 20:31:37.78 ID:MJkb8ArKO
- 【名前】ノルン・サイネーラ
【容姿】金髪のおかっぱに碧の瞳。服の上からでも分かるほど胸が目立つ。
【性格】常にゆっくりと間延びした喋り方をするのんびりやの天然さん。昼寝が大好きで授業中も寝ていることが多い。一人称は『ノルン』
【得意魔法】睡眠魔法。実はねぼすけなのは自身の魔法が自身にも作用しているから(本人の性格もあるが)
【備考】実は演劇部には道に迷って辿り着いていた。部活紹介の時もずっと寝ており見ていなかったのだが、部室に来てなんとなく興味が湧いたので入部してみることにした。
- 648 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/03/23(月) 20:58:27.01 ID:glfdYVmHo
- 1.夜魅
2.ノワール
3.アンナ
4.ノルン
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラが新演劇部員となります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新演劇部員となります
自分の作成したキャラには投票できません
- 649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 20:59:54.75 ID:JGfk1xKz0
- 2
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:00:49.86 ID:wgCIT747O
- 4
- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:01:17.73 ID:75krujD0O
- 2
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:02:13.69 ID:vdH6s4VXO
- 4
- 653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:02:53.56 ID:JGfk1xKz0
- 4だな。おめでとう
- 654 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:07:22.71 ID:75krujD0O
- 良いね
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