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【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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◆VewnKbCuMWTD
[saga]:2020/03/01(日) 16:48:46.49 ID:1xt8Auw1O
奈月「売春、ですか……」
女子高の教師だというその男の話によれば、彼の勤務する学園の生徒がそこの理事長と売春行為を行っているのだという。
奈月「売春を行っているというのはどうして分かったんですか?」
女子高教師「何人もの生徒が放課後に理事長室に入っていくのを見てるんです。それも、うちの学園でも可愛いと言われる人気の子たちばかり!」
女子高教師「そのうちの何人かに聞いてみても、用事があったから呼ばれただけとはぐらかされるだけで……」
奈月「何か確証があるわけではないんですね?」
女子高教師「た、確かに、証拠とかはないですけど……でも、間違いないんです!」
奈月「なんでそう言い切れるんですか?」
女子高教師「それは……」
奈月「……その中に、あなたと付き合っていた子がいたんですね」
女子高教師「ッ!?」
奈月「その子がある日から急に高価なブランド品を身に着けるようになって、様子がおかしいと思ったあなたは彼女を尾行し、そして理事長室に入っていくのを見た、と」
女子高教師「……は、はい、その通りです。でも、なんで」
奈月「女の……いえ、探偵としての勘です」
そういって笑う奈月に対し、男は肩を縮こまらせ青くなった顔を伏せた。
そこまで怖がる必要はないのに。奈月は小さく笑いながら、男に優しく語り掛けた。
奈月「ふふ、安心してください。私は警察じゃないですし、あなたと彼女との関係をどうこう言うつもりはないです。真剣交際だったみたいですしね」
女子高教師「あ、ありがとうございます……で、でも、そうなんです! 彼女は俺を裏切るような子なんかじゃない! きっと、あの男が何か特別な力を使って彼女を騙してるに違いないんです!」
そうとは限らないんじゃないか、という言葉を口にするほど、奈月は子供ではなかった。
真偽は不明確だが、うら若き乙女の純情が悪漢に弄ばれているというのなら、女としても探偵としても見過ごせるはずがない。
目の前の男も、自身の社会的地位が危ぶまれることを承知の上で奈月に助けを求めに来たのだ。プロとしてクライアントの期待に答えなければ。
奈月「分かりました。まずは調べてみますね」
やると決まればあとは動くのみだ。理事長が何らかの異能を持っていようとそうでなかろうと、奈月の『眼』ならば全てを見抜くことができる。
奈月の行動 ↓2
1.依頼主の彼女に話を聞いてみる
2.気付かれぬように理事長に近づく
3.理事長室に忍び込みカメラを仕掛ける
4.その他
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