八宮めぐる「一緒にここから」

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16 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 01:52:06.59 ID:mSH+Qrk60

明かりを消して、再びベッドへ。窓から差し込む月明かりだけが光源になっている。そんな中でも、めぐるの金髪は輝いて見えた

ベッドに座り込んでいる彼女の目の前に膝をつく

「あっ……」

バスタオルに手をかける。少し湿っていて、彼女の体温がじんわりと移っていた。顕わになった彼女の肌は、水着姿の時には隠していたものを見せた。

「……へ、変じゃないかな」

「暗くてよく見えないけど、うん……変じゃないと、思う」

薄明かりの中でも、彼女の肌の白さはよく分かった。大きな乳房と、すらりとした腰つき。健康的であり、しかし性的だった。本当にまだ高校生なのかと疑いたくなる

「……よかった。プロデューサー、たまに胸を観てくる時あるし、大きい方が好きなのかなって思ってて……」

……ああ言うのって、やっぱりバレるのか。今度から気をつけよう。

17 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 02:13:09.59 ID:mSH+Qrk60

自分もシャツとパンツを脱いだ。ペニスはすでに勃起していた。めぐるにたまらないほど性的興奮を得ていることが分かる

裸になると、めぐるが胸板に手を添えてきた。ひんやりとした手だったので、少し驚いた

「……男の人、って感じがする」

「そりゃ男だからな」

「……固い」

指先が鎖骨、肩まで伸びる。そのまま寄りかかられる。彼女の柔らかな乳房が、二人の間で形を変えた。抱きつかれて、さっき髭を剃っておいて良かったと思った

「……暖かい」

「……そうか」

「うん……プロデューサーって、暖かいよ」

めぐるもそうだ。手先とは違って、肩や背中は湯たんぽの様に暖かい。ずっと触っていたいと思える。背中を撫でていると、彼女の肌のなめらかさを思い知らされた。

「あのねプロデューサー、こんなタイミングで言っちゃうけど……」

肩に、めぐるの鼻がぶつかっている。背中に置いた手のひらから、彼女の拍動が伝わってきた。運動直後のように早鐘を打っていた

「私、こういうの初めてだから……優しくしてほしい」

胸辺りにめぐるの吐息が掛かる。そうか、まだ乙女なのかと頭で理解した後に、彼女の早鐘を抑えたくなって、赤子をあやすようにポンポンと優しく、一定のリズムで叩く。

「わかった」

正直に言うと、めぐるは経験があると思っていた。彼女は人に好かれやすい。当然、好意を寄せる男だって多いだろう。俺もその一人だ。だから、めぐると好き合えた同じくらいの年齢の男子と一度くらいはそういうことがあったのかも、と思っていた

でもそうではないとめぐるは告白した。破瓜の傷みを俺は知らない。男だ、知る事なんて絶対に出来ない。これから彼女が受ける痛みを肩代わり出来たなら、と願った

しかしそれはどうしようもない。だから少しでもめぐるが痛くならないようにしたいと思った。

背中に置いたのとは逆の手をめぐるの顔へ。少し離れてもらってから、顔と顔を近づけた。さっきみたいなオレンジジュースの味はもう存在していなかった

唇を離し、見つめ合う。これだけ近かったら、明かりがなくてもよく見える。めぐるの瞳は潤んでいた。いつも見せる笑顔とは違う、憂うような表情だった。

その顔にまた近づく。今度は唇を重ねた後、舌で結び目をこじ開けて、めぐるの口の中に侵入した。ふあっ、と彼女が声と吐息を同時に漏らした

18 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 02:23:14.71 ID:mSH+Qrk60

ぴちゃぴちゃと唾液が音を立てる。めぐるのキスは拙く、迷ったような舌の動きが可愛らしい。縋るように二の腕を掴まれる。息苦しいのかと思って、キスを中断して顔を離した

「あっ……」

「苦しい?」

「……うぅん、全然。だから、その、もっと……」

消え入りそうに、恥ずかしそうにめぐるは言う。行き場を失った手を太ももの上に添えられた。

「プロデューサー?……んっ、はぁ……ふふっ」

彼女に近づいて、触れるだけのキスをした。笑みを溢された。めぐるはキスが好きなのかもしれない。笑ったままの彼女にまたキスをする。口を開けて、舌のザラザラした表面を擦り合わせた

めぐるの吐息に、段々と艶というものが含まれるようになったと思う

19 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 02:30:59.65 ID:mSH+Qrk60

キスをしながら手を伸ばし、めぐるの乳房に触れる。親指の腹がめぐるの乳首とぶつかった。固かった。

「んっ……」
彼女の体がぴくっと跳ねた。鷲掴むようにすると痛みが生まれると聞く。添えるようにして、優しく指を沈ませた

「プロデューサー、ちょっ、待って……」

めぐるがキスを中断した。慌ててしまった。

「悪い、痛かったか?」

「そうじゃなくて、いきなりで、変な感じがして、びっくりしたから……うん、もう大丈夫、だと思う」

「……」

明かりを消していても、段々と目は暗順応してきて、めぐるの姿がはっきり見えるようになってくる。表情に嘘はなかった。彼女を信じた。胸に再び手を伸ばす。痛くならないように、めぐるに触れる。アンダーバストの部分を指先で撫でる

乳首もデリケートだ。痛みが出ないように、親指の腹でなぞるように触れた。

「ぅんっ……プロデューサー、なんか、変な感じがする……」

「……嫌?」

「嫌じゃない……嫌じゃなくて、なんかこう、くすぐったい感じがするけど、変で……」

「やめてほしかったら言って。嫌だったり、痛かったりしたら、すぐに手を離すよ」

「うん、わかっ、んぅ、はぁ……」

その後、めぐるからやめてほしいと言われることはなかった。乳房に触れながら、キスをする。時間をかけて、めぐるを愛撫していく。

めぐるが下半身をよじらせる。吐息に激しさが混ざる。一度キスと愛撫をやめて彼女と向き合うと、目の焦点が合ってないような瞳をしているのが分かった

20 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 03:02:01.95 ID:mSH+Qrk60

「……めぐる、いいか?」

こくんとめぐるは頷く。そのまま寝てもらって、彼女の太ももと太ももの間に身体を動かした。月明かりの中で、彼女の割れ目に指を添えた。じっとりとした愛液が人差し指に纏わり付く

「やっぱり、恥ずかしいな……」

「……」

無言でめぐるの額にキスをした。ずるいと目で訴えられた。

濡れていると言っても、めぐるは処女だ。痛みはやわらげたいし、なにより嫌な思いをして欲しくない。割れ目に添えていた指を、彼女の反応を注視しながら穴へ指先を進ませる

「……っ」

めぐるが唾を飲む。アイコンタクトを交わした後、頷かれた。それを合図に、ゆっくりと指を入れていく。めぐるの膣内はぬめっていて、熱を帯びていた

「痛くないか?」

「……今のところは痛くないよ。なんか、自分でしてる時と違って変な感じがする……」

「……」

わかった、とそのまま指を進ませる。第二、第三関節まで入った。入れたまま指を動かさず、めぐると見つめ合った。

するとめぐるは、蓬けたように俺を見つめ

「プロデューサー……多分、私は大丈夫だと思うし……」

手を伸ばして、俺の両頬に添えて

「……最後まで、お願い」

真っ直ぐな言葉で、伝えた。言葉も、動きも、表情も、全てが愛おしかった

21 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 03:08:35.24 ID:mSH+Qrk60

ゆっくりと指を引き抜いた後、勃起したペニスをめぐるの膣口に持って行く。亀頭と陰唇が触れ、愛液がついた。

めぐるは口元を抑え、俺のペニスを凝視していた。彼女の太ももに手を添え、進入を開始した

「いっ……あっ……!」

膣の中を押し込んで進める。太ももに入る力の強さを手のひらで感じる。さっきまでペニスを凝視していた瞳は、ぎゅっと閉じられている。初めての感覚、違和感に耐えているようだ。

ペニスから何かが裂けるような感覚が伝わる。視線を落とすと、結合部から出血していた。破瓜だ。そこで一度腰を止めた。痛みがあるなら中断して、めぐるに

「大丈夫っ……!」

手首を掴まれた。力強さが伝わる手のひらだった。手のひらの持ち主は、俺の顔を見ていた。

「……思ったより痛くないし、このままで、大丈夫だから……」

玉のような汗をかいていた。瞳にたまった涙は今にも零れそうだった。これが嘘かどうか分からなかった。でも、彼女が望んでいることだと分かった

掴んでいる手を離してもらって、代わりに俺の手の平を持って行く。指が絡んで、ぎゅっと握られた

「……わかった」

望みのままに。めぐると手のひらを重ね、体温をやりとりする。さっきまで冷たいと思ってた手のひらも、いつからか熱を持っていた。腰を進める度に、指に込められる力は強くなっていった

恥骨と恥骨がぶつかる。陰毛同士が絡むくらいまで密着し、奥までペニスは到達した

22 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 03:33:43.82 ID:mSH+Qrk60

挿入しきったが、あまり動かさない方が良いだろう……そう思っていたら、めぐるは繋いでない方にも手のひらを重ねてきた。絡ませた。街を歩く恋人が繋ぐように、指を指が形を成す。

「……プロデューサー」

譫言のように呼ばれた。なんだ、と視線を返すと、彼女の瞳から大粒の涙が零れていた。驚いた、けどその涙を止めたいとは思えなかった

「わたしね、わたし……今、プロデューサーがね……ひぐっ」

哀しさでも、悔しさでも、苦痛でもない。幸福の気持ちが溢れて、水になって流れているような涙だった。セリフの文脈も滅茶苦茶で、涙声で何を言っているかは耳を澄ませてもよく分からない。その支離滅裂な言葉は、俺の心を心地よく締め付けた

申し訳ない、と思いながらも右手をほどいた。そのまま涙を拭い、頭を撫でる。洟をすする彼女の全てが愛おしいと思って、撫でたくなった

彼女が下の方から身体を起こす。まだ涙は止まっていない。けれど、目を閉じたのはそのためじゃないだろう。そう理解してから、すぐにキスをした。

「……もっと」

涙声ながらに、彼女にねだられる。ねだられなくても俺はキスはしたと思うが。

23 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 03:38:49.65 ID:mSH+Qrk60

挿入したままのペニスに快感が伝わる。膣は収縮をして、ペニスを締め付けていた

「……もう、慣れたみたいだし」

めぐるがポツポツと言う。まだ涙声だった。涙声で、フワフワしていた

「……うごいて、だいじょうぶだから」

「……わかった」

髪を撫で、もう一度キスをしてから、ピストンを開始する。ぬちゅ、と愛液の粘ついた音がした。引いてから、ゆっくりと再び挿し込んでいく

奥まで到達すると、めぐるが「んっ」と息を搾ったような声を出した。膣は抜けていくペニスを離そうとせず、締め付け、絡んでくる。締まる穴の快感は大きく、気を抜くと射精してしまいそうだ。

めぐるが痛みを感じていないか、つぶさに観ながらペースを上げていく。

「うっ、あぅ、ぷっ、ぷろでゅーさぁっ、ん」

彼女に痛がっている様子はなく、むしろ白い肌を朱に染め、軽い痙攣を何度もしている。感じているのだろうか。みると、ピストンの勢いで揺れる胸、中心にある乳首はさっき触っていた時よりも固くなっているように見える

めぐるの柔らかな肢体が赤くなっていくのをみると、興奮が止まらなくなっていく。うねる膣内を抉るように、しかし激しくして痛みを与えないよう、ピストンをする

めぐるは口を閉じることも出来なくなっていた。プロデューサー、ではなく俺の名を呼んでいる。とろんとした瞳は俺の方を観ていた

汗が滲む肌。揺れる大きな胸。月明かりに映える金髪。そんなめぐるの全てを、俺だけのものにしたくなってくる。

ペニスを往復させる度、めぐるは蕩け、甘い声を上げる。いつもは結ってある髪も乱れ、汗ばんだ肌に張り付いている。口元に手をそえると、赤子が指を握り返すように、口元の指を唇ではさみ、舐めてくる。

ピストンは激しくなっているわけではない。ただ彼女がどんどん感じやすくなって、少しの動きでもナカは締め付け射精を促し、膣からの快感をめぐるの脳に直接届けているだけだ。彼女の乱れる姿が性的で、俺も我慢が出来なくなり、すぐにでも射精してしまいそうだ

「んぅ、ひぅ、うぁっ、あ❤❤」

嬌声と俺の名と、指を舐めた水音しか出さなくなった口に唇を重ねた。また膣はペニスを締める。早く射精しろ、奥で精液を出せと急かすように搾り取ってくる

促されるままに、一番奥で射精をした。身体が痙攣する。めぐるの一番深いところを、自分のもので汚していった

「あっ❤❤……いま、なかで……❤」

浮ついた声よどこか遠くで機器ながら、精液を吐き出した竿をゆっくりと引き抜いた。入りきらない白濁液が垂れる。近くにあったティッシュでそれを拭った

すると、めぐるに名前で呼ばれた。顔を向ける。彼女は熱を出したような顔で笑っていた

「……ありがと」

はぁはぁと息を乱したまま、そう言われた。俺はどうしてか『こっちのセリフだ』と言いたくなった

24 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 03:55:48.72 ID:mSH+Qrk60

◆◇◆

ベッドの縁に、シャツとジャージが置いてあった。彼が置いてくれたのだろう。裸のままだと(最中はそうじゃなかったのに)恥ずかしいからそれを着た。彼の匂いがした

そんな彼は、今となりにいない。先に起きたんだと思う。キッチンの方から、良い匂いがする。朝ご飯を作ってくれてるんだ。昨日のアレで疲れただろうに

……昨日。夜。思い出すだけで顔が火照っちゃう。おっぱいもあそこも全部観られちゃった。しちゃった。初めてなのにすっごいことになってなかった? 彼にえっちな女だって思われたらどうしよう

恥ずかしさと一緒に、満足感がやってきた。ずっと好きな人と、ずっと望んでいたことを最後まで出来た。それが本当に嬉しい。

胸に重なった陽だまりは、私に幸せを持ってきてくれた。恥ずかしさで熱くなってるほっぺも、この幸せの前には叶わない。

ジャージはちょっと大きい。裾の辺りを引きずるようにしながら廊下を歩いて、昨日ファーストキスをした場所まで行った

「あっ、おはよう、めぐる」

「……おはよっ」

彼はベーコンエッグを焼いていた。お肉のいい香りがする。ソファに座って、彼が料理をしている姿を眺める

「……すこし、恥ずかしいんだけど」

「もうちょっと観させてよ」

「わかった」

やれやれ、と彼は諦めたように返事をした。彼は冷蔵庫から野菜とトマトジュース、牛乳を取りだした

「何を作るの?」

「簡単にビシソワーズを」

「トマトジュースと牛乳で出来るの!?」

「ああ、結構楽だし美味いんだ」

感心した。今度自分もやってみよう

25 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 04:09:48.17 ID:mSH+Qrk60

料理している姿を眺める。日常の一コマみたいで、昨日えっちなことをしたのが嘘みたいに思える。なんだか変な感覚。でも、下半身に少し残る痛みが、嘘じゃないって教えてくれた

「盛り付け、手伝ってくれないか?」

「うん。お皿とかどこにあるの?」

トーストとベーコンエッグ、ビシソワーズ。前にテレビで観たレシピを丸パクリしただけだって照れていった。いただきますをしてから食べていく。美味しかった。

昨日と同じソファに座って、恋人みたいにいちゃついた。今日はオフの日。私も彼も、今日だけはアイドルでもプロデューサーでもない。だから、積極的にイチャイチャしに行った

……まだ今日は長い。時間はたっぷりある。私が言いたい好きと、彼から訊きたい理由を伝え合うには余裕がある。ソファに二人並んで座って、手を握りながら、なんでと聞いた

一目惚れって言われて、また嬉しくなった

【終わり】
26 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 04:14:29.23 ID:mSH+Qrk60
ここまでです、ありがとうございました

八宮めぐる、一度えっちを覚えてからは滅茶苦茶に乗り気でPがもう無理だって言ってもお口で無理矢理にチンチン勃たせて騎乗位してきそうじゃないですか?性欲は強そう
そうじゃ無いですか?おい、俺は同意を求めてんだよ、何とか言えよこの不完全変態(蛹を経ず、幼虫が直接成虫に変態することを不完全変態という。昆虫の基本的な変態様式で、この場合の幼虫は、完全変態をするものと区別するため、通常は「若虫(じゃくちゅう、わかむし)」と呼ばれる。中でもセミ、カマキリ、トンボ、バッタ、ゴキブリなどが代表的な例である。
不完全変態をする種では、若虫と成虫の形態がよく似ており、若虫期に数回の脱皮を繰り返して成虫に変態することが多い。バッタ、ゴキブリでは、若虫と成虫の外見上の違いは、体の大きさ以外では、翅(羽)が生えているかどうかの程度である。翅は若齢の若虫では見られず、脱皮と共に多少大きくなり、成虫になると一気に完全なものになる)出典:Wikipedia
27 : ◆U.8lOt6xMsuG [sage saga]:2020/03/25(水) 04:16:53.71 ID:mSH+Qrk60

シンステ8で発行した同人誌の委託をしております
(旧姓)荒木比奈さんが元担当Pとエッチする話です、よろしくお願いします
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=643975
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 09:12:25.85 ID:OAM26GKJo
おつ
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