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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」羽黒「その4です!」【安価・コンマ】
- 1 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 19:40:54.53 ID:IpXpJyco0
- 提督と艦娘達が学校生活を送る何番煎じか分からないスレです。
艦娘の設定は安価で決める為、原作設定と著しく異なる場合があります。その為、キャラ崩壊注意です。
- 2 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 19:41:53.30 ID:IpXpJyco0
- 前スレ
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【コンマ・安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1582710453/
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」U-511「その2……!」【安価・コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1584112236/
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」矢矧「その3!」【安価・コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1585922203/
- 3 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 19:42:44.29 ID:IpXpJyco0
- ★1周目:高校生編
雷:友人の妹
神通:学校のクラスメイト
五月雨:未来から来た娘
U-511:最近海外から近所に引っ越して来た子
U-511END
★2周目:大学生編
羽黒:幼少時に引っ越してその後大学で再会した元幼馴染
加賀:ゼミの教授
阿武隈:家が隣同士の幼馴染
矢矧:セフレ
矢矧・羽黒・加賀END
★3周目:教師編
衣笠:同僚
伊168:性奴隷
山城:弱みを握った調教相手で高校3年生
伊13:学生時代の恩師の娘(双子の姉の方)
衣笠END
★4周目:高校生編
時津風:飼ってた犬が変化した
舞風:ダンス部の後輩
潮:近所に越してきた新婚の幼妻
漣:性処理メイド(借金のカタで売られて強制されて嫌々やってる感じ)
舞風END
★5周目:大学生編
浜波:引きこもり中の妹
朝雲:家庭教師バイトの教え子で小学生
那珂:大学の同級生で風俗嬢(風俗で身体を売ってるのを提督に見つかっちゃう)
清霜:元気印の妹で、朝雲と同い年
- 4 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 19:43:28.27 ID:IpXpJyco0
- ※システムについて
★読むのが面倒な人は『提督orヒロインの行動を安価で指定し、コンマ判定でヒロインの好感度を上げていく』と考えていただければ大丈夫です。
・期間が入れ替わる(例:4月1週→4月2週→4月3週……)ごとに反転コンマでどのヒロインと交流するかを決めます。最大値のヒロインと交流します。
・交流相手を決めた後は、提督とヒロインが何をしているかを安価で募集します。
ただ、提督やヒロインの設定次第では、取っていただいた安価の内容を若干アレンジさせていただくか、進行形式を変更することがあるかもしれません。
また、提督の行動を安価で決める際、そのヒロインからの評価が下がりかねない内容の場合も若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただく場合があります。
・好感度上昇率・好感度上昇判定も全て反転コンマを使用します。
・好感度がMAX50まで貯まった状態で、交流相手を決める際にそのヒロインが最大値になれば無事HAPPYENDです。
・好感度が40に到達した場合は『リーチ』状態となり、ヒロインが提督に対して恋愛感情を抱いている、あるいは恋愛感情をはっきり自覚した状態となります。
進行そのものは通常時と変わりませんが、この状態で他のヒロインがENDを迎えてしまうと、そのヒロインは失恋してしまいます。
・ただし2番手以降のヒロインが好感度50に到達した場合、正妻による妨害判定が入ります。
好感度上昇判定の次に妨害判定を行い、そこで妨害された場合は好感度が49で打ち止めとなります。
・2番手以降かつ好感度49で打ち止めとなったヒロインは、交流相手を決める際に最大値になった場合、すぐに妨害判定を行います。
・ヒロインを決める際の安価でR-18系の内容にしていただくことは大丈夫ですが、本編作中における提督やヒロインの行動については基本的にR-18系の内容は安価下とさせていただきます。
理由としましてはエロ描写を毎回書くことになってしまった場合、更新スピードが非常に遅くなってしまう為です。申し訳ございません。
・ただしR-15程度の内容や、ヒロインの設定がエロと密接に関わっていた場合はその場限りではありません(例:セフレ)。しかし、その場合も描写はかなり簡略化させていただきます。
・R-18G系の内容は余程のことが無い限り全て安価下とさせていただきます。ただしこれもヒロインの設定次第では一時的に解禁する場合もあります。
※その他注意事項
・ヒロインの設定を決める際、基本的には何でもありです。ただし、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は再安価or多数決にさせていただく場合があります。
・提督とヒロインの行動を決める際の安価も、あまりにも飛躍し過ぎた内容の安価や、脈略が無さすぎる内容の安価は若干アレンジさせていただくか、安価下とさせていただきます。
・コンマ判定(反転含む)時、00もしくは0は最大値(10もしくは100)とします。
・交流相手を決める際のコンマや、好感度上昇判定時(上昇度小〜大を決める部分)は反転コンマとします。
好感度上昇コンマは一の位で判定します(例:18:00:00:93の場合、好感度の数値上昇は3が適用されます)。
・提督とヒロインが何をしているかの安価や、ヒロインを決める際の安価での連取りは基本的にNGです。交流相手を決める際や好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。
・高校生編→大学生編→教師編→高校生編……このサイクルを繰り返していきます。
・ヒロインから提督への呼称は、基本的に『提督』で統一させていただきます。
※小ネタ安価について
・本編終了後や本編開始前に小ネタ安価を取ることがあります。採用条件等は基本的に以下の通りですが、場合によってはこちらで追加条件を指定することがあります。
・あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、小ネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。
パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。
・同一ヒロインの似たような内容の小ネタor前回と同一周での連続エロ小ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)
・似た内容の小ネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている小ネタの反転コンマのみ判定対象とし、残りは安価下とさせていただきます。
・エロ小ネタにつきましては、本編で1度でもヒロイン安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。
- 5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 19:44:52.22 ID:nq6xlZulo
- たておつ
- 6 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 20:01:45.29 ID:IpXpJyco0
- ――風俗店『愛doll』
提督「……なぁ」
那珂「何?」
提督「俺、いつも那珂にリードされてるよな……」
那珂「そうかな?気にしたことなかったけど」
提督「だから、その……たまには俺が攻めに回っても良いか?」
那珂「良いよ。お客様のニーズに答えるのが私達の役目だもん」
提督「そ、そっか……じゃあ、早速ヤって良いか?あっ、那珂からは動くなよ?今回は俺が攻めに回るから!」
那珂「うんっ」
那珂(この前、私より先に体力が無くなっちゃったのを気にしてるのかな……?)
――数十分後
ずりゅっずりゅっ……
那珂「んっ……///」
提督「ど、どうだ……?我慢出来なくなってきたか……?///」
提督(さっきから膣口に俺のを擦らせるだけで、決して挿入しない……こうして焦らせば、那珂もおねだりしてくるはず……!///)ドキドキ
ぐじゅっぐじゅっ……
那珂「………」
那珂(提督君……攻めるの下手過ぎだよ。私に気を遣ってるのか、それとも無意識なのかは知らないけど……)
那珂(正直、刺激が弱過ぎて……あまり気持ち良くないかな〜、なんて……)
提督「い、挿入れて欲しかったら……『どうかこの卑しい雌穴に貴方のちんぽをちゅっこんで』って……あっ……///」
提督(か、噛んだ……!すげえ恥ずかしいところで噛んだぁ……っ!///)プルプル
那珂「……ぷっ!」
提督「わ、笑うな!///」
那珂「ご、ごめん!つい……ふふっ」
提督「くそぅ……こ、こうなったらもっと擦るからな!///」
ずりゅっずりゅっ!にちゃにちゃっ!
那珂「んっ……///」
提督「ど、どうだ?挿入れて欲しいか?///」
那珂(それはむしろ提督君の方じゃないの?そんなにバキバキに大きくして、挿入したい衝動を抑えてるのがバレバレだよ?)
提督「はぁはぁ……///」
提督(や、ヤバ……俺の方が我慢出来なくなってきた……入れたい!早く入れて気持ち良くなりたい……っ!///)
好感度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:提督、我慢出来ず挿入れてしまう
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:提督、やっぱり普通にセックスする
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:那珂、流石に可哀想なので提督が望む台詞を言ってあげる
好感度上昇:大 ×2.0
直下
好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:02:12.39 ID:nq6xlZulo
- ね
- 8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:02:26.81 ID:waaclduko
- お
- 9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:04:27.51 ID:XPFD7rtiO
- 一応ゴール圏内入った
- 10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 20:08:30.99 ID:Zg02peIwO
- 百戦錬磨の那珂ちゃんさん…
- 11 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 20:21:13.01 ID:IpXpJyco0
- 39→93:童貞(卒業直後)はやはり格が違った 1×1.5=1.5 1.5+28.5=30/50
提督「……っ!///」ムラムラ
提督(や、やっぱりダメだ……!もう我慢出来ない……っ!///)グイッ
那珂「あっ……!」
ずぷぅっ!
那珂「んぁっ!///」ビクッ
提督「はぁっ、はぁっ……!///」
ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんっ!
那珂「ひあっ!て、提督君!?急に入れるなんて……あんっ!///」
提督「な、那珂が全然おねだりしないから……!///」
ずちゅっずちゅっ!ずぷっずぷっ!
那珂「だ、だって……ひぁっ!提督君の焦らし方じゃ、あんまり……興奮、出来なかったからぁっ!///」
提督「………」
那珂「……え?て、提督君?どうして急に腰を止め……」
提督「……チックショー!」グイッ
どちゅっどちゅっ!ぱちゅっぱちゅっ!
那珂「ひゃあんっ!?な、何!?///」
提督「どうせ俺は童貞卒業したばかりのヘタレだよ!女の子を攻めることさえ出来ないヘタレだよぉっ!」
ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!
那珂「んっ、あっ……ひうっ!///」
那珂(た、たった今攻めてるでしょ〜!?///)
提督「くそっ!もう出る……くああああっ!///」ゾクゾクッ
ビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!
那珂「んうぅぅ……っ!///」ビクビク
那珂(お腹の奥に、提督君の精子の熱がゴム越しに広がって……///)
提督「……はぁ」
那珂「え、えっと……ごめんね?その、傷付けるつもりは無かったんだけど……」
提督「良いんだよ……慣れないことをしようとした、俺が馬鹿だっただけだ……」シュン
那珂「………」
那珂(やっちゃった……お客様を萎えさせるのって、1番やっちゃいけないことなのに……)
那珂「………」クスッ
那珂(でも、やっぱりこっちの方が提督君らしいかも。普段の面倒見の良さを捨てきれてない感じがするし……ふふっ♪)
- 12 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 20:22:11.45 ID:IpXpJyco0
- 少し休憩します。21:30〜22:30頃再開予定です。次は那珂の好感度30到達パートからです。
- 13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 21:34:25.66 ID:en4gP2oC0
- スレタイは衣笠さんだと予想したが違った
- 14 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 22:31:20.17 ID:IpXpJyco0
- 再開します。
- 15 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 22:32:53.01 ID:IpXpJyco0
- 那珂「………」
那珂(大学に入ってから、私は提督君と知り合った。最初の講義で、偶然席が隣同士になって……)
――約1年前・キャンパス内
那珂(19)『んん……ハッ!?』
那珂(しまった!昨日バイトで疲れちゃったせいで、講義を全部居眠りしちゃった!?)
那珂(どうしよ〜!?まだ友達出来てないし、もし試験に出るような重要事項を説明してたら……)
提督(19)『……良かったら、僕のレジュメを見ますか?』
那珂『……え?』
提督『いえ、ぐっすり眠っていたので……あっ、すみません。いきなり馴れ馴れしかったですよね』
那珂『……いえ、是非見せて下さい!本当にどうしようかと思ってまして……!』
提督『あはは、分かりました。どうぞ』スッ…
那珂『ありがとうございます!』
那珂(良かったぁ……!親切な人がいてくれて……!)
――
那珂「………」
那珂(それから私と提督君は意気投合して、学部が同じことを知って……一緒の講義を取るくらいには仲の良い友達になった)
那珂(私の夢のことを話しても、提督君は馬鹿にするどころか……『夢を持って努力するのは良いことだと思う』と言ってくれたっけ)
那珂(だけど、現実は厳しかった。家を出て1人暮らしだから、生活費はバイトで稼がないといけない。仕送りも期待出来なかったから、最初は大変で……)
那珂(同時に、アイドルのオーディションも受け続けた。大学生になると、どうしても高校生の子より見劣りしちゃうみたいで……中々合格出来なかった)
那珂(この頃になると、犯罪でさえ無ければ……多少嫌なことをしてでも、アイドルになりたいと考えるようになっていた。そんな時、私は"あの人"と出会って……)
- 16 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 22:47:02.99 ID:IpXpJyco0
- ――約5ヶ月前・とあるオーディション会場
那珂『……はぁ』トボトボ
那珂(また不合格、か……このままアイドルになれず、年齢だけ重ねていっちゃうのかな……)
那珂(生活費も厳しくて、オーディションばかりにお金をかけられない……奨学金の返済もあるし……)
那珂『……っ!』フルフル
那珂(いや、諦めちゃダメ、私っ!昔から憧れてたんでしょ!お父さん達を楽させてあげる為に目指すって決めたでしょ!)
那珂(こんな所で諦めてたら、一生アイドルなんてなれないよ!次は……次こそは、合格出来るかもしれないのに……!)グッ…
おっさん『………』ジー
おっさん(このオーディションの審査員達は、全くと言って良いほど見る目が無いな……何故、あの子を落としたんだか……)
おっさん『……君、ちょっと良いかな?』
那珂『……はい?』
おっさん『さっきのオーディション、見ていたよ。頑張ってたね』
那珂『……はぁ』
那珂(いつもの冷やかしかな……)
おっさん『私はね、こういう者なんだが……』スッ
那珂『……!?』
那珂(えっ、この人、アイドル事務所を持って……いや、待って。よく読まないと……ん?これって……)
那珂『……風俗?』
おっさん『そうだ。今の時代、正攻法だけが夢を勝ち取る方法じゃない。こういう形でチャンスを掴み、大舞台で華やかに踊る子達もいる』
那珂『……あの、からかっているんですか?』
おっさん『とんでもない……いや、こんな名刺を見せられれば疑うのも無理は無いか。なら証拠として、私の名前と会社でネット検索してみると良い』
那珂『………』つスマホ スッスッ
那珂(……う、嘘!?凄く大きい会社……!?しかも、私も知るアイドル達が沢山……!?)
おっさん『ここに書かれている子達は……全員、風俗からトップアイドルに転身した。これで私が嘘を言っていないことが分かってもらえたかい?』
那珂『……はい。その、疑ってすみません……』
おっさん『気にしなくて良い。むしろ、警戒する方が普通だろう。それはともかくだ。私は君を、是非トップアイドルになってもらいたいと考えている』
おっさん『君には素質がある。あの審査員達は服装や年齢しか見ていないだろうが、私は違う。君の目を見て、すぐに分かったんだよ』
おっさん『君はアイドルを本気で目指している。ただ目立ちたいだけじゃない。何か、大切な理由の為に……しかも、相応に苦労して……』
那珂『……!』
- 17 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/02(土) 23:04:01.15 ID:IpXpJyco0
- 那珂『……分かるんですか?』
おっさん『伊達にこの業界で生き抜いていないさ。君の才能と努力は、決して腐らせてはいけない。絶対に結果として残すべきだ』
おっさん『それに、君は……漠然とした、アイドルへの理想だけを抱いているようにも見えない。アイドルの現実と闇を知っていると見た』
那珂『………』
おっさん『それを知ってもなお、諦めずにアイドルを目指す……君のような子だからこそ、私は声をかけたんだ』
おっさん『現実を知らない……良く言えば希望に満ち溢れている、悪く言えば甘さが抜けていない子には、そもそもこんな話は持ち掛けない』
那珂『………』
おっさん『服装から見るに、お金にも困っているのだろう?私の店で働けば、月数回の出勤で……そうだな。少なくとも月収20万は見込める』
那珂『そ、そんなに貰えるんですか……!?』
おっさん『当然だろう。若くして体を売って貰っている以上、相応の対価を支払わねばならない』
おっさん『それに、本題は金銭面の話じゃない。私の店には、有名プロダクションのお偉いさん方もよく通われるんだ』
那珂『……!』
おっさん『……理解したようだね』
那珂『………』
那珂(アイドルは、決して綺麗なだけの世界じゃない……それはもう、身に染みて分かってる)
那珂(だからこそ、例え嫌なことだとしても……チャンスを掴む為の努力は、絶対に惜しまない……!)
那珂(それに、月20万も貰えれば……生活にかなり余裕が出来る。今まで以上に自主トレにも励める……!)
那珂『……本当に、アイドルになれるチャンスが巡って来る可能性があるんですね?』
おっさん『もちろんだ。100%とは言えないが、高い確率であることは保証しよう』
おっさん(ここで"アイドルになれる"と言わない辺り……流石だな。この子は、本当に……アイドルに必要な強かさと、現実を見据えた冷静さを兼ね備えている)
那珂『……分かりました。よろしくお願いします』ペコッ
おっさん『……こちらこそ。私を信じてくれてありがとう。こうして君をスカウトしたからには、全身全霊でサポートさせてもらう』
那珂『………』グッ…
那珂(これで、今までよりアイドルになれる可能性が……僅かでも増えたはず。少しでも夢に近付けるなら……私は、絶対に諦めない……!)
――
那珂「………」
那珂(それから私はあの人のお店に行って、すぐに手続きをした。一刻も早く、アイドルへの道へ進みたかったから……)
那珂(だけど、最初のお客様が提督君だった時は……流石に驚いたなぁ。提督君、あまりそういうことには興味無さそうだったから)
那珂(……でも、結果的に提督君が来てくれたのは良かったのかも。仲の良い人が相手だと、私も安心するし……)
那珂(何より、大学だけじゃなく……お店でエッチしたからかな。提督君とは、前より親密になれた気がするから……)
那珂「………」ギュッ
那珂(私のことを応援してくれて、お店を通じてお金まで……いや、お金は応援というより、単に性欲の発散が目的だとは思うけど……)
那珂(それでも、私にお金を提供してくれている事実は変わらない。提督君の為にも、絶対にアイドルにならなきゃ……!)
那珂(そして、いずれは……提督君に、最高の特等席を用意して……私のステージを見てもらうの。だって、私を1番応援してくれてるのは……提督君だから!)
- 18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 23:06:37.64 ID:nq6xlZulo
- やはり那珂ちゃんは光ルート…!
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