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【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】

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598 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 15:55:28.41 ID:JmdZZ/WC0


「お腹の子も、大きくなってきました」

 部屋に入ってきたシエラのお腹は、よく見ると分かるくらいには張り始めていた。

「お子様も守れるように…魔術の練習を頑張りましょうね」

「うん」

「では、前回の続きです。魔術で、腕力を強化するところから…あら」

 袖を捲くった彼の腕を見て、目を丸くする。彼の腕は火傷治しの膏薬を塗って、手首まで包帯でぐるぐる巻きにされていたのだ。

「前みたいに、腕に線は引けないけど」

「ああ、問題ありません。次は、線無しでやってみましょう」



「…こうっ」

 肘のあたりに杖を当てる。腕の中を、熱い力が流れていくのを感じて、彼は鉄球を手に取った。
 アスラの頭ほどもある鉄球は、風船か何かのように軽々と持ち上がった。

「上出来です」

 シエラが手を叩いた。

「段階を踏んで、先へ進んでいきましょうね。これが慣れたら、いよいよ杖無しでやってみましょう」

 魔術の練習は、日が暮れるまで続いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
@女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

A自主練

Bその他要記述
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:14:15.24 ID:n75bAdr90
2
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:16:05.89 ID:lqTscIfWO
2
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:17:04.73 ID:RncB3atDO
3シャーロットとソフィーに愛してるとはっきり伝える
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:17:25.63 ID:JxHZEefjO
3城内を散策して抱く女性を見繕う
603 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 16:20:45.29 ID:JmdZZ/WC0


「…せいっ」

 腕に杖を当て、魔力を流し込む。そのまま、持ち上げられるものがないか部屋の中を見回した。

「…これでいいや」

 花の生けられた大きな花瓶を、片手で持ち上げている。

「おお、コツが掴めてきた…」



安価下コンマ
01〜20 物を壊してしまった
21〜80 少し上手くなった
81〜98 杖無しでもできるようになった
ゾロ目 技を開発した
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:20:59.49 ID:RncB3atDO
はい
605 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 16:29:00.11 ID:JmdZZ/WC0
「…ん、こんなものかな」

 少しは上達した気がする。夜が更ける前に切り上げて、アスラはベッドに入った。



 ぐっすり寝て、次の朝。朝食を食べながら、アスラは今日やることを考えた。早いもので、もう4日目だ。明日で、週が終わる…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
@剣の修行

A射撃の訓練

B乗馬の練習

Cその他要記述
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:31:41.65 ID:lqTscIfWO
1
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:32:27.99 ID:Q2CVl3Q2o
1
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 16:33:51.10 ID:zsE/brdV0
1
609 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 17:40:38.78 ID:JmdZZ/WC0


「そろそろ大丈夫かな」

 外に出ると、リィナが待っていた。シエラの同じように白い帷子のお腹が、少し張ってきている。

「腕を火傷されたと聞きましたが…大丈夫ですか?」

「火傷っていうか、日焼けだよ。大丈夫」

「そうですか。…では、始める前に」

 リィナは、アスラに質問した。

「ここの外で、何か剣術を学ばれましたか?」

「オリエズマで」

「もしかして、それはオリエズマ独自の」

「ううん。色んな国の剣術を学んだからって言うから、ここと同じのを教えてもらった」

「そうでしたか」

 ほっと頷くリィナ。腰の剣を抜くと、地面に突き立てる。

「…時に、真剣は握られましたか」

「まだ」

「抜いてみますか」

「…」

 地面に刺さった剣に歩み寄り、柄を握る。

「…ふっ、んんん…っっっ…だあっ!」

 両手で握り、全力で持ち上げると、遂に剣が抜けた。

「や、やった…うわあっ!?」

 剣の重さに引っ張られて、よろめくアスラ。不安定に揺れる刀身をガントレットで掴むと、リィナは剣を取り返した。

「力は付いてきたようですね。剣は、技術だけでは触れませんので、鍛えながら技も磨いていきましょうね」



「…いったたた…」

 ひりひり痛む肩をさするアスラ。流石にまだ無茶だったようだ。イザベラに見つかったら、怒られるだろう…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
@女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

A自主練

Bその他要記述
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 17:42:47.19 ID:RncB3atDO
3 シャーロットとソフィーに会って、2人を愛してるという自分の気持ちを伝える
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 17:43:17.14 ID:4ooOAIKko
2
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 17:43:47.13 ID:zsE/brdV0
>>610
無理なら2
613 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 19:53:23.74 ID:JmdZZ/WC0


 日が沈む前に、どうにかソフィーを見つけ出せた。

「どうかなさいましたか、アスラ様」

 楽器の稽古を求めに来たと思ったのか、その手にはフルートが握られている。
 アスラは、そんな彼女に言った。

「ソフィーに、言いたいことが」

「何でしょう?」

「ぼくは、ソフィーを…」



 部屋の扉をノックすると、中からシャーロットが顔を出した。

「アスラ、帰ってきてたの」

「うん」

 部屋に入ると、シャーロットはゆったりした白のネグリジェを着ていた。
 ベッドに腰掛けると、シャーロットは言った。

「どうしたの、こんな夜に」

「言いたいことがあって」

「何?」

「シャーロット。ぼくは、君を愛してる」

「…」

 突然の告白に、シャーロットはぽかんと彼を見た。それから…くすりと笑った。

「…ええ。知ってたわよ」

「あ、あれ?」

「いらっしゃい」

 彼女はアスラの手を引くと、共にベッドに横たわった。

「お腹の子に悪いから子作りはできないけど。久しぶりに、一緒に寝ましょ」

「うん」

 アスラの手を取り、ネグリジェの上から自身のお腹に載せる。

「ここに、あんたの赤ちゃんがいるの」

「うん」

「あんたがパパで、わたしがママ」

「うん」

「…パパ」

 シャーロットが、アスラの頬に手を当てた。それから、唇を重ねた。

「ん…パパ。愛してるわ」

「うん…ぼくも、愛してる」

614 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 19:57:15.32 ID:JmdZZ/WC0


「…おはよ」

「ん…おはよう」

「起きて。礼拝の時間よ」

「うん…」

 シャーロットと一緒に、ベッドを降りた。



 礼拝を終え、聖堂を出る。外は曇りで、雨が降りそうな空であった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 日中)
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 20:19:46.32 ID:ICvhLurp0
父の様子を誰かに尋ねてみる
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 20:28:57.96 ID:DBNceNe9O
聖堂にいる聖職者に話かけてみる
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 20:30:47.92 ID:oy2vz1b+0
散歩
618 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 20:53:47.09 ID:JmdZZ/WC0
いったんくぎる
619 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 21:30:39.62 ID:JmdZZ/WC0
(ここだけの話、あと2週で第一部は終わりです)

(第二部はアスラが18歳の時なので、ここで一度でも出てきたキャラは第二部開始時点で8歳歳を取っています)

(つまり、ここで新キャラを出しても下手したらろくな絡みが作れない上に次の登場では8歳老けてるという事態に陥ります)
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 21:33:17.10 ID:/7yaZ3yEo
(了解です!)
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 21:35:09.40 ID:oy2vz1b+0
(逆に違法ロリ達の号砲化ねじ込むなら今しかないと)
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 21:35:34.24 ID:CsgwVAs00
一旦乙
>>613でのソフィーの反応が無いのが気になる
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 21:38:33.91 ID:JxHZEefjO
(了解!作ったキャラに出番回したいけど、多少露骨でも今のうちに指名したほうがいいかな?)
624 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 21:59:17.02 ID:JmdZZ/WC0
初潮来てない勢を孕ませようと思ったら今出すしか無いかもしれない

第三部はアスラ50歳時くらいを考えてるので、第二部で5歳とかでも第三部では37歳だ
625 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 13:08:38.25 ID:3zAijgqJ0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___愛、愛ねぇ…

 ___たかだか10歳の子供の言うことだ。本気になることはない。

 ___その一つでも、うちに向けてくれたら…
626 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 13:14:50.71 ID:3zAijgqJ0


 週末恒例のミサが終わった後も、アスラは聖堂に残っていた。
 見回すと、スノアの他にも数人のシスターがいて、片付けや清掃などを行っていた。彼女らは皆、一様に若い女であることを除けば、背丈や体格など様々であった。

「誰に話しかけようかな…」



安価下1〜3でコンマ最大 誰にする?
@スノア

A亜麻色の髪の、目立って特徴のない少女

Bやたらスカート丈の短い、グラマラスな女

C床掃除をしている、おどおどした青髪の女
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 13:15:51.96 ID:sPrbTZ3b0
4
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 13:16:32.49 ID:edOKrrADO
4
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 13:17:45.15 ID:IRJliziW0
2
630 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:00:36.85 ID:3zAijgqJ0
 アスラが近づくと、その女は弾かれたように立ち上がった。

「は、はい、何でしょう…」

「ちょっと、話したいかなって思って」

「な、何か、粗相でもありましたか…?」

 目線を下に向け、おどおどと問いかける少女。長く青い髪や修道服は清潔にしているのだが、どうにもみすぼらしい雰囲気が拭えない。

「いや、そういうわけじゃないけど…」

 どうやら、こちらから話題を投げないと会話にならなさそうだ。



安価下 話題について
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:04:47.69 ID:GfYgW3020
父について
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:05:18.12 ID:xscWBq0L0
しばらく来ない間にシスターが何人か増えたみたいだからどんな人がいるのかなとか…
あとスノアがあれからどんな様子かとかいろいろ聞きたくて
633 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:10:24.76 ID:3zAijgqJ0
「…その。父親について」

「!!」

 父親。その単語を聞いた瞬間、少女が目を見開いた。そのまま、かたかたと震え始めた。

「…ど、どうしたの」

「あ…」

 震えながら、彼女は絞り出すように答える。

「あ…あまねく、人の子の父たる、主のみが…わ、わたしの、父親…です」

「いや、そうじゃなくて、自分の父親」

「わたしに、父などおりません!」

 突然、少女が声を張り上げた。それから、はっと口を塞いだ。

「…申し訳ありません…失礼します」

 それだけ言うと彼女は、逃げるようにその場を走り去ってしまった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:14:33.33 ID:2Sig/FxSO
メイブを抱く
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:15:33.58 ID:xscWBq0L0
フルートの自主練
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:16:55.42 ID:rEfcWlIOO
女と寝る、リアナ
637 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:24:58.61 ID:3zAijgqJ0


「…」

 アスラは中庭に繰り出すと、月明かりの下でフルートを取り出した。それから、頭部管を口に当て息を吹いた。

「…出ない」

 一度は音が出たものの、少し触らないとすぐ出なくなる。リュートは、演奏はともかく音を出すだけなら簡単だったが、フルートは音すら出ない。躍起になって何度も息を吹き込み続けた。



安価下コンマ
01〜30 メイブに怒られた
31〜60 少しは音が出た
61〜80 安定して音が出た
81〜98 ソフィーが覗きに来た
ゾロ目 ???
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:25:38.69 ID:GfYgW3020
639 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:33:27.77 ID:3zAijgqJ0


 ___ぴー、ぴー、ひょー…

「…っは!」

 頭部管から口を離す。それから、思い出したようにくらりと来た。

「…でも、音は出るようになったぞ…」

 ようやく、音程を出す練習に入れる。そう思いながら、アスラは楽器を鞄にしまった。



「おはようございます」

 起こしに来たメイブは、じろりとアスラを見て、嫌味っぽく言った。

「昨夜は、大変練習に精が出たご様子で」

「…! あ、ごめん」

「わたくし共から、強くは言えませんが。あの笛の音は、夜には大変響きましてよ?」

「き、気をつけます…」

「…で」

 メイブは、咳払いして言った。

「新しい週でございます。次は、どちらへ?」



安価下3票先取 どこにする?(14/15周目)
@クリストラ

Aタルスム

Bオリエズマ

Cサトン

Dバルバス
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:38:10.16 ID:GfYgW3020
オリエズマ
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:38:26.96 ID:2Sig/FxSO
3
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:38:42.86 ID:Z0ZDo9oCo
5
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:43:58.09 ID:L2uSQYla0
5
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:44:03.55 ID:rEfcWlIOO
タルスム
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:44:17.80 ID:edOKrrADO
5
646 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:54:38.91 ID:3zAijgqJ0


 シャールーで森の中を進むと、領の境界の向こうに立っていたのはアルだった。

「ラーラは?」

「まだ、クリストラ人の前に出るのは憚られるわ。…大丈夫。道案内くらいできるわ」

「では、私はこれにて。…くれぐれも、お気をつけください」

 ウェンディが、去っていく。アスラはアルの手を取ると、自分の前の鞍に載せた。

「きゃっ」

「行こう。こっちのほうが早い」

「…ええ。甘えさせてもらうわ」

 アルが、アスラに背中を預ける。シャールーが、ゆっくりと歩き始めた。



 馬に乗って進みながら、アルが尋ねた。

「このまま、教会に行くのかしら」

「そのつもりだけど」

「石の街には行ったのでしょう? 知り合いはできたのかしら」

「まあ」

「それなら、そちらに行っても良いんじゃない?」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@教会に行く

A石の街に行く
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:57:43.46 ID:L2uSQYla0
1
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:59:03.11 ID:2Sig/FxSO
2
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:59:19.04 ID:edOKrrADO
1
650 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 15:14:02.82 ID:3zAijgqJ0
「…いや、教会に行くよ」

「そう」

 アルが頷く。アスラはシャールーの手綱を握って、教会に向かって進んだ。



「…よう」

「ラーラ!」

 気まずそうに手を振るラーラに、アスラは駆け寄った。

「無事で良かった」

「ああ。助けられちまった」

 ラーラははにかむように微笑むと、彼とアルを教会の中へ誘った。

「色々話すのは夜でも良いだろ。…どうする、これから?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
@戦闘訓練

A楽器の稽古

B歴史の勉強

Cその他要記述
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 15:27:16.90 ID:Z0ZDo9oCo
1
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 15:28:45.12 ID:L2uSQYla0
3
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 15:29:04.32 ID:edOKrrADO
2
654 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 16:07:21.45 ID:3zAijgqJ0


「よし、打ち込んでこい!」

「あああっっ!!」

 棍棒を握るラーラの顔面めがけて、木の棒を突き出した。

「60点だ!」

 鋭い先端を軽く躱しながら、ラーラが叫ぶ。

「ヒトの形した相手に対して、目を潰しに行くのは正しい! だが!」

 よろめいたアスラの肩を掴み、地面に押し倒す。

「うぐっ」

「それで怯むのはヒヨッコだけだ」

 うつ伏せに倒されるアスラ。片方の肩を上から抑えられるだけで、身体が動かない。

「確実に、潰せる手筈を整えてから狙え。あたしには通用しないぜ」

「こ、の…っ!」

 身体をよじり、どうにか拘束を逃れる。それから、地面についた彼女の腕に棒を振り下ろした。

「0点!」

 前腕を強かに打ったのに、固まったのはアスラの方だ。まるで大岩を殴ったかのように、手がびりびりする。

「あたしはあんたの腕を折れる。けど、あんたにあたしの腕は折れない。見りゃ分かるだろ!」

「うっ」

「あんたが狙うのは…」

 悠々とアスラの手首を掴むと、もう片方の手で彼の指をつまんだ。

「イタタタっ! 痛いっ!」

「こっちだ。指なら折れるかも知れない。できれば親指を砕け。武器を握れなくしろ」

「…ったぁ」

 解放されると、痛む指をさすった。それから、ぼそっと呟いた。

「…クリストラや、オリエズマでも言われなかったよ。こんなこと」

「戦うための技術なんて、あたしたちは知らないからな」

 棍棒を拾いながら、ラーラは答えた。背を屈めた時に風が吹いて、かろうじて尻に垂れた布が捲れたが、彼女は気にしない。

「ただ戦って、殺し合って、その中で身につけるやり方ってのがあるんだよ。流石に今、殺し合うことは無いけどな。ま、もしもの時に役立ててくれよ」

「…」

 アスラの脳裏に、短剣を抜いたサナギの姿が浮かぶ。

「…うん」

 彼は、頷いた。
655 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 16:50:15.24 ID:3zAijgqJ0


「…あんたの声がかかるまで、あたしは処刑されることになってた」

「!!」

 息を呑むアスラ。夜の教会には、ラーラやシャナル、リーアが集まっていた。少し離れたところで、ミーアにアル、ガンシュテナも、緊張の面持ちで彼らを見守っていた。

「あんたの子を殺すわけにはいかないから、出産するまではシャナルとリーアは耳を切り落とし、人間としてクリストラに囚われる手筈だった。他のエルフは後宮を追放され、以後エルフは永久に後宮に入ることを許されない。そうなるはずだった」

「そんな…」

「ここは、あんたにとっては安全だ。だが、その周りは…」

「戦場、ね」

 リーアが、溜め息を吐いた。

「陛下は、勇者の血が偏ることを懸念し、このような場を築かれました」

 シャナルが言う。

「勇者の血を持つことで、他の地域に対して優位に立てる…それを知るからこそ、陛下はそれを、あまねく世界に広めることを選んだのです」

「大した男だ。シーヴァの奴にも負けない度量だよ」

「でも…夢を見すぎたわねぇ。地域で区切ったところで、貴方の取り合いになるのは分かりきったことだわ。…命を奪ってでも」

「…」

 アスラは、呆然と彼女らの話を聞いていた。震える声で、言う。

「…ぼくは…どうしたらいいの」

「思うようにやりなさい」

 そこへ、アルが割り込んできた。彼女はエルフたちの中へ踏み入ると、きっと彼女らを睨んだ。

「先行きを決めるのに、情報が多いのは良いことだわ。でも、あなたたちの言葉は彼を縛るだけよ」

「じゃあ、どうしろってんだ。事実を教えなきゃ、こいつの選択次第で、こいつ自身が望まない結果になっちまうことだってあるんだぞ」

「無論、舵を握っているのは彼よ。でも、大事なのはそこじゃない。一番大事なのは…」

 アルは、アスラの前に立つと、じっと彼の目を見つめた。そして、問うた。

「…アスラ。貴方が、何を望むか。シーヴァの息子である以前に、貴方は一人の人間よ。何を望むか…それが、生きる上で一番大切なこと」

「ぼくの…望み」

 アスラは、呟いた。



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 何を望む?
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/09/12(土) 16:52:53.34 ID:GfYgW3020
愛と平和
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:54:13.17 ID:L2uSQYla0
全ての人が仲良く平和に暮らせるようになってほしい
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:58:09.77 ID:26lSVKP7O
>>656+>>657
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:58:10.24 ID:edOKrrADO
自分が老人になって、自分の人生を回想する時に、良い人生だったと思えるような人生を過ごしたい
660 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 17:18:48.87 ID:3zAijgqJ0
「…最近気付いたことがあるんだ」

「! 何?」

「ひとを、愛すること…シャーロットにしてたみたいに、愛すること」

「素敵ね」

「だから…それが、ぼくの望み。愛すること…そして、父が作った平和を、守りたい」

「…」

 ラーラが目を閉じ、息を吐いた。

「…みんなに…・仲良く、平和に暮らしてほしいよ」

「…そうね」

 アルが頷いた。

「なら、そのために役立つことをしなさい。何も一人で全てを成し遂げなくたって良い。寝ても覚めても、ずっと同じことを考えなくても良い。ただ、貴方が大きな選択を迫られた時…そのときは、貴方の望みに従って行動しなさい。今までやってきたように」

「…分かった」
661 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 17:21:30.35 ID:3zAijgqJ0


「…っ」

 目が覚めて起き上がろうとして、身体が動かないのにアスラは気付いた。

「いったぁ…」

 昨日の訓練に治りきらない日焼けのせいで、全身が痛い。ずり落ちるようにベッドを降りると、壁に寄りかかってどうにか立ち上がった。

「おはようございます…ああっ、大丈夫ですか」

 起こしに来たミーアが、慌てて駆け寄ってくる。

「ううん。大丈夫…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
@魔法の練習

A狩猟に同行

B石の街に行く

Cその他要記述
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 17:25:34.19 ID:gejkzbWl0
4 精霊を探してみる
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 17:27:35.04 ID:Z0ZDo9oCo
3
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 17:30:22.43 ID:BUtHeFnpO
3
665 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 19:55:47.09 ID:3zAijgqJ0


「…あれ」

 シャールーで森を抜け、石の街に出てから、アスラは首をひねった。
 いつも出迎えてくれるはずのキママが、今日はいない。

「そういう気分の日もあるだろうよ」

 ラーラは肩を竦めると、一緒に街へ踏み入った。信頼できる護衛がいないなら、自分が同行する、ということだろう。

「…で、どうする? 色々出てきたぞ」

 見ると、多種多様な家(というか巣)から、女達が顔を覗かせていた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@街を散策する

A楽器を演奏してみる

Bその他要記述
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:00:30.69 ID:GfYgW3020
1
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:05:12.99 ID:L2uSQYla0
2
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:05:42.00 ID:edOKrrADO
2
669 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 20:58:36.37 ID:3zAijgqJ0
「…そうだ」

 アスラはふと思いつくと、背中に背負ったリュートを外し、その場に座り込んだ。

「いつの間にそんなの持ってきて…」

 困惑するラーラをよそに、彼はリュートを爪弾き始めた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜50 獣人や亜人が集まってきた
51〜80 妖精たちが集まってきた
81〜98 精霊たちが集まってきた
ゾロ目 ???
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 21:00:22.49 ID:edOKrrADO
はい
671 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 21:36:12.32 ID:3zAijgqJ0


 いつの間にか彼の周りには、獣人や亜人たちが集まって、手を叩いたり踊ったりしていた。

「…」

 演奏が終わる。群衆が一斉に拍手した。

「ありがとう。…」

 集まった人々を見回す。小人や人狼など、様々だ。しかし、その中にキママの姿は無い…
 きょろきょろと辺りを探る彼のもとへ、一人の少女が手を叩きながら近寄ってきた。オリエズマの島国のような着物を着ているが、その裾は短く、切りそろえた金の髪のてっぺんからは尖った耳が伸び、お尻にはふわふわした尻尾が9本も生えていた。

「やあ、シーヴァの倅は琵琶を嗜むのかや」

「! てめえ」

 隣りにいたラーラが、不意に色めき立った。棍棒に手をかけ、威嚇するように睨む。

「樹海の長が、何でここにいる」

「好きであんなことやっとったわけではないわ」

 少女が鼻を鳴らした。

「寧ろ、シーヴァが潰してくれて、せいせいしとる。…ときに」

 ずいと、アスラのもとへ近寄る。にかっと歯を剥き出し、楽しげに言う。

「ルナ、じゃ。普段は山近くに住んでおるが、何やら楽しそうな音色が聞こえてくるので、気になって降りてきたぞ」

「ぼ、ぼくの父と、何かあったの」

「昔、ちょいとな。大した話じゃありんせん。それより、どうじゃ」

 鼻がくっつきそうなほどに顔を寄せ、言う。

「妾の家に、遊びに来んか」

「えっと…」

 ざっと辺りを見回す。興味深げにやりとりを見守る者や、興ざめして去っていく者と、色々だ。その中には、見知った顔もあるが…



安価下 どうする?
@ルナについていく

A他の人を呼ぶ(今まで出てきた石の街の女を併記)
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 21:43:37.08 ID:l3pFfLGj0
1
673 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 22:57:48.71 ID:3zAijgqJ0
「…分かった」

「よろしい」

「あたしも付いていくからな」

 アスラの隣に立ったラーラに、ルナは顔をしかめた。

「何じゃ、取って喰うわけでもあるまいし」

「何かあってからじゃ遅いんだよ」

「ふん」

 ルナは鼻を鳴らすと、2人の前に立って歩き始めた。



「…何か、寒いね」

 まばらに生えていた下草がだんだんと減っていき、石の転がる荒れ地へと変わっていく。遥か遠くに見えていた岩山が、見る見るうちに近付いてきた。
 その手前で、不自然に茂る竹林が現れた。迷わず中へ分け入るルナについていくと、そこには小さな庵が立っていた。

「帰ったぞー」

「おう、おかえり…ってえ!?」

 中から出てきた少女は、アスラの姿を見るなり地面に両手を突き、威嚇するように唸った。

「き、来やがったなシーヴァのガキ! 今日こそは…」

「ロウル、ここに住んでたんだ」

「何じゃ、知り合いかや」

「知り合いじゃねえ! 敵だ! こいつは俺の親父を」

「相撲でひっくり返したんじゃろ。聞いた聞いた。耳が萎びるほど聞いた」

 軽くあしらいながら、彼女は庵に入っていった。
 畳敷きの小さな部屋に座ると、彼女は言った。

「もう一度、琵琶を弾いて見せ」

「琵琶じゃなくてリュートなんだけど…」

 ぶつぶつ言いながらも、リュートを爪弾く。ルナは耳をぴくぴくさせながら、じっと聴き入る。
 やがて彼女は、手を叩いた。

「ん、ご苦労」

「どこに行くの」

 立ち上がるルナに、アスラが声をかける。

「布団を敷くだけじゃ。今夜は、ぬしと契るのじゃからな」

「…あ、そういう」

「…」

 気まずそうな顔で、ラーラが立ち上がる。彼女は「先に帰ってるぜ」と言い残すと、そそくさと庵を出ていった。
 ルナが微笑む。

「…ここで逢うたのも何かの縁じゃ。ゆっくりしていくが良い」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
@ルナと寝る

Aその他要記述
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:00:19.85 ID:gejkzbWl0
2 ロウルも混ぜて3P
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:02:51.70 ID:Z0ZDo9oCo
1
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:10:49.48 ID:l3pFfLGj0
1
677 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 23:14:48.86 ID:3zAijgqJ0
今日はこのへんで
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/09/12(土) 23:18:54.05 ID:GfYgW3020
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:26:23.39 ID:Z0ZDo9oCo
おつー
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:28:25.64 ID:edOKrrADO
681 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 10:06:50.87 ID:jIAN811r0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___愛と平和だと。ご立派なことだ。

 ___思うだけならタダだわ。好きにさせておきなさい。

 ___とは言え、表立って動くことは憚られるな。少なくとも、彼の目に触れないように…
682 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 10:27:45.32 ID:jIAN811r0


「はーなーせ! 離せこのっ!」

「ほうれ、勇者どののご指名じゃぞ。はよう脱げ、脱げ」

 じたばたするロウルを、不思議な力で宙に浮かせ、ひょいひょい服を脱がせるルナ。素っ裸になった彼女を自分の前に下ろすと、その力でぐいと脚を広げ、両腕をバンザイさせた。

「やめっ、みっ、見るなぁっ!」

 ふさふさした銀色の毛をかき分け、女性器を広げてみせる。

「ほれ、近う寄れ」

 言われるまま、ズボンを下ろしながらロウルの側へ近寄る。

「やっ、やめろ来るなっ! そんなの見せるなっ! あ、う…」

 勃起したアスラの股間が迫ると、ロウルは顔を真っ赤にしてぶんぶん首を振った。

「寄るな、お、お前なんか…すんっ…っ!?」

 彼女の鼻が鳴る。と、不意に彼女の目がかっと開いた。

「あ…あっ…あっっ♥♥」

「シーヴァの匂いがするか。それとも、こやつ自身の匂いが好きか。…アスラよ、ちょいとその摩羅を嗅がせてやれ」

「あ、や、やら…あ…」

 透明な汁の垂れる亀頭を、鼻先に寄せる。耐えきれず、一嗅ぎした瞬間

「ああああっっ♥♥♥」

 彼女の腰が、がくんと跳ねた。股を差し出すように、高く突き上げ、がくがく震えると、へなりと畳に落ち…

「…あっ♥」

 ___しょろろろろ…

「たわけ、畳を汚しおって」

 力なくお漏らしするロウルをうつ伏せにひっくり返すと、尻を持ち上げてアスラに向けた。

「ほれ、種を付けてやれ」

 おしっこと愛液をだらだら流す秘部に、ペニスをねじ込んだ。

「くうぅっ…っ♥♥」

「うぁっ…」

 ロウルの膣穴が、噛み付くようにアスラを締め付ける。銀色の尻尾が垂直にぴんと立ち、アスラの鼻をくすぐる。それをどかそうと手で掴むと、更に膣が締まった。

「くうぅぅ…♥」

 情けなく鳴くロウル。アスラは、小ぶりな尻を掴んで腰を振った。

「はぁっ、はぁっ、はっ」

「くぅ〜ん♥ くぅ〜ん♥ うぅぅ…♥」

「おう、おう。また畳が汚れたわ」

 見ると、抽迭に合わせてふるふる揺れるロウルの足元には、また黄色い水溜まりが広がっていた。
 色々な汁の漏れるロウルの膣に、数日ぶりの精液を流し込んだ。
683 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 10:48:04.33 ID:jIAN811r0
 ペニスを抜くと、小さな膣穴が閉じて、少しも精液がこぼれてこない。

「なんと濃い子種汁じゃ。これは間違いなく孕んだわ。…」

 ルナは満足げに言うと、布団に仰向けになり、帯を解いて着物をはだけた。起伏の乏しい、白い肢体を晒すと、彼女は言った。

「ほれ、次は妾の番じゃ」

「うん」

 彼は、無毛の秘部に顔を寄せると、ぺろりと舌で舐めた。

「ぁんっ♥」

 意外にむっちりした太ももを掴み、股間に顔を埋めて舌を伸ばす。彼の頭に手を置いて、ルナは呟いた。

「んっ♥ …何じゃぁ、ぬしも犬かや…ぁっ♥」

 桜色の粘膜がしっとりと濡れてくると、彼は再び勃起した肉棒をあてがい、ゆっくりと腰を進めた。

「あ、ぁ…んっ♥」

「はぁっ…」

 小さなルナの膣に、根本までペニスが収まると、彼女は両腕を彼の背中に回した。

「ん…♥ 思う様、動くがよいぞ…♥」

 身体を擦り合わせるように、腰を動かす。膣壁をペニスで擦られ、小さな乳首を胸で擦られ、ルナは控えめに喘ぐ。

「あっ♥ ぁ♥ ん…ぁっ♥」

 アスラの頭を撫で、囁く。

「ほれ…求めよ…♥ 妾が、ぬしの仔を産んでやろうぞ…♥」

「はっ、ルナっ、はっ」

「んっ♥」

 腰を振りながら、アスラは背中を曲げ、薄桃色の彼女の乳首に吸い付いた。膨らみ始めてすらいない乳房を、夢中でしゃぶる。

「んあっ♥ ん…」

 ふわふわしたものが、アスラの背中を包み込む。慈しむように頭を撫でながら、ルナは小さな膣穴を更に締め上げた。

「っ、あっ」

「んぅ…っ♥♥」

 四肢と9本の尻尾で彼を抱きながら、ルナは自らの子宮に子種を受け入れた。



安価下コンマ(ロウル) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ルナ) ゾロ目で妊娠
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 10:55:05.94 ID:+NdtnxblO
ビュルル
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:00:15.97 ID:itj9JxON0
ドピュドピュ
686 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 11:23:57.84 ID:jIAN811r0


「っ…ここは…」

「目覚めたか」

 気が付くと彼は、ルナに膝枕されていた。既に着物を身に着けたルナは、彼の頭を撫でながら言った。

「もう朝じゃ。行くが良い」

「ロウルは…?」

「外で不貞腐れて寝ておるわ」

 アスラが起き上がると、彼女は微笑んだ。

「…ここは、はみ出し者の結界。山の連中ほどぬしを憎んでおらず、さりとて近寄るのも憚られる連中が、ひっそり暮らすところ。…ここより先へは、まだ行くな」

「危ないから?」

「その歳で、会うたこともない父親の悪口は言われたくなかろ。…さ、行け。妙な奴らに目をつけられる前に」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
@街を散策する

Aもう少し庵にいる

B教会に戻る

Cその他要記述
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:31:34.75 ID:itj9JxON0
1
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:43:54.83 ID:VfOj0S1m0
1
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:45:29.57 ID:9v87hJpDO
1
690 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 12:57:08.65 ID:jIAN811r0


 竹林を出て、街へ戻ってきた。お供も無しで歩き回るのは、実は初めてだ。少しどきどきしながら、多種多様な家の中を歩いた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜30 ミドナが絡んできた
31〜50 クトゥアがついてくる
51〜70 リーリレウに捕まった
71〜80 オーガだ!
81〜90 この穴は…?
91〜98 地べたに裸の女が寝ている
ゾロ目 ???
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 12:58:41.24 ID:rfN+JBm20
えーい
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:12:46.14 ID:itj9JxON0
81〜90が気になる
91〜98は地霊かな?
693 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 13:17:10.30 ID:jIAN811r0



「あらぁ〜♥」



「!」

 目の前に降り立ったのは、スタイルの良い青肌の女。オリエズマ大陸のような白いチャイナドレスドレスを着ているのだが、襟元から下、みぞおちの上まで切り抜かれたように布がなく、裾に至っては臍のすぐ下で終わっている。当然、下着などは身につけておらず、程よい大きさで形の良い乳房も、毛穴一つ無い滑らかな秘裂も丸見えだ。そして、そんな己の痴態を恥じらうように、もじもじと太腿を擦り合わせて、腕を落ち着かな気に後ろで組んでいた。

「アスラ様ぁ…はぁっ、また逢えて、嬉しいわ…っ♥」

「や、やあ。久しぶり、ミドナ」

 困惑しながらも会釈するアスラ。ミドナは嬉しそうに、彼の腕を取って自分の胸に抱いた。

「あぁんっ♥ 覚えてくれてありがとっ…♥」

「で、何の用かな…?」

「んっ♥ 連れないのね…はぁっ♥」

 ミドナは、腰をくねらせながらアスラに付いてくる。

「この身体は、アスラ様のモノよ…この美しさも! だからぁ…好きに、して♥」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 どうする?
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:21:24.44 ID:itj9JxON0
街の中を連れ回し他の女の子を物色しよう
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2020/09/13(日) 13:31:55.26 ID:RHSJs46N0
自分魔法かけて女になろう、そして女の子ナンパして百合を楽しむ
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:59:10.98 ID:KXpihRyq0
>>694
697 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 14:33:38.03 ID:jIAN811r0
「…じゃあ」

 この時、アスラの中に『悪戯心』とでも呼ぶべきものが芽生えた。
 彼は擦り寄るミドナの背中に腕を回し、ぐいと押した。

「一緒に歩こうよ」

「えっ? …え、ええっ、もちろんよ」

 ミドナのあられもない姿を、街の人々に見せつけるように、彼は石の街を練り歩いた。それは、他に抱きたい女を探すためでもあった。



安価下コンマ
01〜30 皆に逃げられた
31〜50 リーリレウが飛んできた
51〜70 触手の塊
71〜90 黒ドレスの少女
91〜98 天狗
ゾロ目 ???
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