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【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】

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781 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 09:42:29.58 ID:6WVN3aF10


「毛筆をお使いになったことはありますか?」

「ううん。羽ペンしか」

 細い竹に毛の房が付いた筆を握ると、恐る恐る墨の入った硯に浸した。それから、紙に筆を押し付けた。

「うわ、広がっちゃった」

「羽ペンとは勝手が違います。こう、筆先を滑らせるように…」

 ランメイはアスラの手を取ると、紙の上に線を引いた。

「…えっと、これで大陸の文字を書くの?」

「翻訳の者がおります故、クリストラの言葉でも構いませんよ」

「じゃあ、やってみる。…」



安価下コンマ 出来栄え
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 09:45:40.64 ID:sAuPUaQDO
はい
783 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 09:50:54.05 ID:6WVN3aF10


「…これで、どうかな」

「初めてにしては、大変よくできています」

 白い紙には、黒い筆の線でユィーキへのメッセージが綴られている。それなりに線も整っているし、文章も悪くない、と思う。

「どうでしょう。いくつか書いて、最もよくできたものを送るのは」

「そうだなぁ…」



安価下
@もう少し頑張る(コンマ判定 出来栄え)

A完成!
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 09:52:33.00 ID:S2xh74zZo
1
785 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 10:11:37.31 ID:6WVN3aF10


「おや」

 アスラとランメイに気付いて、部屋に入ってきたのはヤーウェン。

「お勉強ですか」

「ユィーキ様へのお手紙をしたためておられるのですよ」

「なるほど」

 彼女は近寄ってくると、アスラの手元を覗き見た。

「慣れない毛筆で、お上手だと思います」

「でも、もう少し上手く書けないかなって」

「そうですね。では、ここをこうして…」



「…で、できた」

「お見事にございます」

 ランメイが拍手した。

「かの王義にも、勝るとも劣らぬ筆…流石は勇者アスラ」

「きっと、ユィーキ様も驚かれますよ」

「そ、そうかな」

 照れくさそうに頭を掻きながら、出来たばかりの書を眺める。謙遜はしてみせたが、我ながら会心の出来だ。きっと、これ以上は望むべくもないだろう…

「では、こちらを大陸へ送るよう手配いたします」

「アスラ様!」

 そこへ、フェイグゥとランファンが駆け込んできた。

「申し訳ありません、お渡りと知らず…」

 言いながら、ランメイが取り上げた書に気付き、絶句する。

「…こ、こちらは、アスラ様が?」

「ま、まあ」

「なんと! 高宗の文と見間違えましてございます。…さて、今宵はわたくしどもの心尽くしを、是非」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
@フェイグゥと寝る

Aランファンと寝る

B他の女と寝る(今まで出てきたオリエズマ大陸側の女を併記)

Cその他要記述
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 10:17:29.57 ID:VC6Y/GJV0
3 桃花(タオファ)
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 10:19:30.42 ID:b7Qe4AXUO
4 西禁の他の女性を紹介してもらう
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 10:24:31.14 ID:K2PNrlZ4O
>>787
789 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 15:20:13.14 ID:6WVN3aF10


「ふぅ、お腹いっぱい…」

 ご馳走をたらふく食べて寝室に入ると、そこにはタオファが寝台に寝そべって待っていた。

「お待ちしておりました」

「や、やあ。久しぶり」

「わたくしの伝授した術が、お役に立ったようで?」

「…うん」

 アスラは暗い顔で頷いた。サナギの仕込んだ毒薬を見抜き、シャナルやリーアの命を救ったのは、紛れもなく彼女に教わった知識のおかげだ。

「しかし…」

 タオファはおもむろにベッドを降り、部屋の片隅に置かれたリュートを手に取ると、ネックの側面を押した。一部分が飛び出し、中から短刀が現れる。

「こちらはまだ、お使いになっていないようで?」

「使わないよ。その必要が無かったから」

「そうでしょうか? あなた様の中に、一度でも『殺意』が生まれたことが、おありでない?」

「…知らないよ」

「そうですか」

 タオファはニヤニヤ嗤いながら、剣を収める。それから、再びベッドに上がった。黒いチャイナドレスの胸元をゆっくりと外し、片側の乳房を曝け出した。

「いらっしゃい」

「…」
790 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 15:51:15.06 ID:6WVN3aF10
 ベッドに上がり、彼女の前に膝を突く。それから、差し出された豊満な乳房に、そっと口を付けた。

「んっ♥」

「んっ…ちゅっ…」

 臙脂色の乳首を唇で咥え、吸う。悩ましげな声を上げながら、タオファは膝の上に彼の身体を横たえると、股間に手を遣った。

「んふ…いい子、いい子…」

 小さなペニスを手で掴み、上下に扱く。冷たい掌の中で、だんだんと勃起してくる。
 硬くなった乳首を、舌で擦り、前歯で噛んだ。乳を吸う彼の頭を抱きながら、硬くなったペニスを指で刺激する。何かのツボを突いたのか、彼の身体が熱くなってきた。

「あぁ…何て清らかで…小さい」

「…」

 彼女の声色に、愛は無い。いつでも捻り殺せる、それでも、気が向いたから遊んでやる。とでも言わんばかりの声。
 故に、彼は膨れた乳首から口を離した。

「おや? …あっ」

「…」

 タオファの身体をベッドに押し倒す。それからドレスのスリットに手を入れると、乱暴に黒いショーツを脱がせた。
 裾を捲りあげ、毛を剃り落とした秘裂に、肉棒をねじ込む。

「あ、あんっ♥」

 濡らしてもいないタオファの膣穴は、アスラが入った瞬間、火が付いたように熱を帯び、じっとりと湿りだした。獣が目を覚ますように、熱い粘膜が動き、アスラに絡みつく。

「あ、あ…は…ぁっ」

「はぁっ…くっ、はぁっ…!」

 己を溶かし喰らわんとする誘惑に耐え、腰を強く動かす。肉棒が膣を出入りするたび、うねる肉のひだが深く、きつく絡みつき、搾り取ろうとしてくる。

「んふ…情熱的…あんっ」

「はっ、はあっ! はあっ…ああっ!」

 容赦ない快感に耐えきれず、タオファの膣内に射精した。注ぎ込まれる精液を、奥へ奥へと飲み込むように、膣の肉が蠢く。

「ん、んっ、んっ…」

 ずれた眼鏡に触れながら、タオファは満足げに喉を鳴らした。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 15:54:54.80 ID:z4Jbl23po
んい
792 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 16:08:43.97 ID:6WVN3aF10


「…ん」

 寝台から身体を起こす。どうにも身体が重い。見回すとタオファはもうおらず、一人の寝室には秋も始めの朝日が差し込んでいた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
@武術の修行

A王朝グルメを味わう

Bその他要記述

C南岸(島国側)に渡る
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:12:10.68 ID:VMJkIO9gO
1
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:12:49.97 ID:tdVV6jG3o
2
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:13:40.40 ID:sAuPUaQDO
2
796 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 16:40:09.34 ID:6WVN3aF10


「お待たせいたしました」

 目の前に、小さな金属の鍋が置かれる。中では、何かの肉が野菜と共に濁ったスープで煮込まれていた。

「これは?」

「我が国の庶民にも親しまれている…」

 肉を箸でつまんで、引き上げてみる。すると、折りたたまれた長い足が現れた。

「…蛙の鍋です」

「うわぁっ!?」

 慌てて肉を離し、後ずさった。マオジャンは表情を変えず、言った。

「恐れず、是非ご賞味を。癖がなく、鶏肉のような歯ごたえです」

「ええ…?」

 恐る恐る、手でつまんで目の前に掲げてみる。そう言われてみると、確かに蛙の下半身だ。しかし、雨上がりに中庭で見かけるものよりも、ずいぶん大きい。
 目を瞑り、そっと齧ってみる。

「ん…ぐ。…た、確かに、鶏っぽい…?」

「スープもどうぞ。栄養が詰まっております」

「うん。…ん、美味しい」

「何よりです」

 だんだん、慣れてきた。匙や箸で鍋をつつくアスラに、マオジャンは言った。

「各国を旅していますと、我が国は『四足のものは机以外何でも食べる』と言われるそうです。事実、どれほど珍しい食物も、手に入りさえすれば我が国では既に食されているものであることが殆どです」

「何でもって、例えば虫でも?」

「味の優劣はありますが、大抵は」

「じゃあ…人間も食べちゃったり」

 冗談めかして言ったのに、マオジャンは当然のように頷いた。

「もっとも、最近ではあまり見ませんが」

「…まさか、今までの料理に」

「いえ。この領に、貴方様の妻以外の人間は立ち入れませんので」

 アスラは、ほっと胸を撫で下ろした。

「人間なんて、絶対食べないからね」

「分かりました」

 マオジャンは、大真面目に頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(2/5日目 夜)
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:41:12.35 ID:b7Qe4AXUO
>>787
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:48:44.47 ID:1GqaR15hO
大陸側にいる島国側と関わりがある人がいるか聞く
(両サイドが友好的な関係を築けるきっかけにならないか、探してみる)
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:57:17.23 ID:VC6Y/GJV0
>>798で見つけた人物とタオファとマオジャンで4P
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 17:10:58.54 ID:tdVV6jG3o
>>798
801 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 17:15:56.79 ID:6WVN3aF10
いったんくぎる

あと3日で第一部終わるんですが、それでも新キャラ出したい?
次出る時は+8歳だけど
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 17:18:02.38 ID:VC6Y/GJV0

出てないキャラと言う意味の新キャラなら出したい
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 17:23:57.85 ID:tdVV6jG3o
おつー
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 17:29:36.69 ID:7tTE1vJQ0
シャオハオ深雪辺りは今出さないと勇者様がロリコンになってしまう
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 17:53:55.19 ID:p1E7rH08O
ロリキャラを作った身としては新キャラの出番は二部に回したい
三部になっても初潮まだ勢を作りたい
806 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 20:13:21.52 ID:6WVN3aF10
再開





「南岸と関わりのある者、ですか?」

「南岸というか、島国となんだけど」

 アスラの質問に、ランメイは眉をひそめた。

「何故?」

「なんだか、お互い仲悪いみたいだから…仲良くなれるきっかけにならないかなって」

「不仲というわけではありませんよ」

 ランメイはきっぱりと言った。

「無論、アスラ様を巡って競い合うことはありますが。…もとより、我らは主と臣下の関係」

「そうなの?」

「ええ。オリエズマの国々は全て、我が王朝の庇護下にあり、大いなる守護と引き換えに朝貢にて奉仕する関係。島国は確かに大きく、力もある国ですが、あくまで王朝の属国の一つに過ぎません」

「…でもせめて、ここでくらいは」

「なら」

 アスラの言葉を遮ると、ランメイは彼に背中を向けた。

「一人、心当たりがあります。語らってみると良いでしょう」



 西禁の隅にある、小さな扉を叩くと、ランメイは声を張り上げた。

「レイ! 勇者のお渡りです!」

「…うーん?」

 中から、ドタドタと音がして、扉が細く開いた。中から顔を出したのは、一人の少女。黒髪を両脇で括り、幼い顔立ちをしている。
 彼女はアスラに気付くと、ぱっと顔を明るくした。

「勇者アスラ! 待ってました!」

「島国との関係について知りたいとのこと。望む話をお聞かせしなさい」

「りょうかーい! さ、おいで」

「うん…うわっ!」

 レイと呼ばれた少女はアスラの腕を掴むと、ぐいと自分の部屋に引っ張り込んだ。



「…うわ」

 思わず、率直な心情が漏れる。
 アスラの寝室より若干狭い部屋は、足の踏み場もないほどの物、書、服、その他色々で溢れていた。僅かな隙間を器用に踏み渡りながら、レイは自己紹介した。

「ファン・レイだよ。島国がどうのこうのっていうのは、多分お姉ちゃんが向こうにいるからだと思うんだけど。…えっと、何が聞きたいんだっけ?」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、もしくは行動
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 20:28:04.07 ID:7QRghtkzO
島国と大陸でピリピリしているのはどうしてか?レイ個人は島国やそちらにいる姉をどう思っているか?
808 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 20:54:17.07 ID:6WVN3aF10
9時まで待つ
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 20:55:46.10 ID:b7Qe4AXUO
>>807
そのあと、抱く
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 21:00:29.41 ID:5YTzCUjl0
>>809
811 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 21:34:53.88 ID:6WVN3aF10
「えっと…何で、こっちとあっちって、あんなにピリピリしてるのかなって」

「何で…って…いうか」

 寝台の角に片手を突き、ぐるりと側転。チャイナドレスの短い裾が捲れ、ピンク色のショーツが見えるのも構わず、ベッドにごろんと仰向けになる。

「ま、ぶっちゃけ君の取り合いだよ。ここと向こうだけじゃなく、全部の領が争い合ってる。タルスム、サトン、バルバス、クリストラ…」

「でも、ここはオリエズマ同士で争ってる。他の領だって、色んな国から来てるんでしょう?」

「へえ、勉強してるんだね。…ここは…まあ…存亡が懸かってるっていうか」

 言いながらレイは、たどってきた道を指差した。どっさり積まれた物の中に、かろうじて歩ける隙間が空いている。その細い道を歩いて、寝台に近寄った。

「そんな大事なの?」

「お互い、自分のとこだけに勇者の血族がいる、って状況が理想なんだよね。こっちからは、勇者の血による庇護を名目に支配を強化。向こうからは、正当な勇者の後継ってことで、主従関係の逆転。腕っぷしは今の所互角」

 自らの故郷の大局を、まるで明日の天気かなにかのように話すレイ。アスラの手を取ると、寝台の上に引っ張り上げる。それからおもむろに、彼のズボンに手をかけた。

「…自分のお姉さんが、向こうにいるんでしょう? レイはどう思ってるの? …っていうか、待って脱がせ」

「お姉ちゃんなら、別にどうにでもなるよ。あたしもね。こっちが勝ったら攫ってくるし、向こうが勝ったらあたしが逃げ込めばいい。…やん、可愛いおちんちん♥」

 小さなアスラのペニスを指先でつつく。あまりに鮮やかな手付きに、アスラは制止することもできない。

「し、島国のことは、どう思ってるの…?」

「…」

 ペニスを握ったまま、レイがすっと目を細めた。

「…お姉ちゃんを泣かせていいのは、あたしだけ」

「えっ? …あぁっ!」

 レイが、剥き出しの亀頭に口を付けた。

「んふっ♥ ちっちゃい先っぽ、飴ちゃんみたい。ぁむっ♥」

 唇の間で亀頭を転がしながら、ドレスのスリットに手を入れる。ショーツの紐をすぅっと解くと、先程見えたピンクの下着をするりと脱ぎ去った。

「んぁ…はい、あたしのおパンツ。あげる」

「えっ? あ、ありがと…ぅあっ」

 ショーツを握らせると、再びペニスを咥える。舌を動かしながら、今度は胸の留め具を外し、豊満な谷間を大きく露出させた。

「っぷぁ。…はーい、おいで」

 そう言うと、彼を抱き寄せて顔を谷間に押し付けた。細い腕に似合わぬ力で、柔らかいおっぱいに顔を埋められる。

「んむむむっ…」

「かわいーっ♥ こんなちっちゃい子、初めて…♥」
812 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 21:47:59.83 ID:6WVN3aF10
 アスラを胸に抱きながら、器用に腰を動かす。すると臨戦態勢にあった彼のペニスが、にわかにぬるんと、温かいものに包まれた。

「はあぁっ…」

「んふぅっ…♥ ちっちゃい、ぴくぴくしてる…っ♥」

 レイの膣内は、タオファの時のように自由自在に蠢き、アスラに絡みついて締め上げる。腰を動かすこと無く、膣穴の蠕動だけでペニスに刺激を与えてくる。

「あっ、ああっ…」

「はぁっ♥ あ、ん、んっ♥」

 頬を紅潮させながら、膣を動かす。快感に悶えるアスラの顔を見つめ、楽しそうに笑う。

「あはぁんっ♥ 気持ちいい顔、とっても可愛いっ♥ …んっ♥」

「あぁっ!」

 とうとう、アスラは絶頂した。びゅうびゅうと噴き上げる子種に、レイは嬌声を上げた。

「あぁんっ♥ ザーメンお漏らし、いっぱい出たぁ…♥ 男の子に、孕まされちゃう…♥」

「あ、あっ…はあぁっ…」

 一滴残らず搾り取られ、ほっと一息。と、ここでアスラの身体を別の感覚が襲った。

「…あ」

「んー?」

 レイの腕の中で、もじもじと腰を揺するアスラ。レイは、にやりとした。

「…おしっこ?」

「…うん」

 昼に飲んだ蛙のスープが、今になって膀胱に溜まってきた。腕の中から抜け出そうとするアスラを、レイは強く抱き締めた。

「や、離して」

「やーだ♥ …このまま、お漏らししちゃうとこ、見たいなぁ…♥」

「う、嘘でしょ…?」

 レイは意地悪く嗤うと、言った。

「じゃあ、選ばせてあげる。このまま、お布団の中でお漏らしするか…」

 開け放たれた窓を指差す。

「そこからお外に向かってするか」

 最後に、自分の口元を指差す。

「…あたしのお口に出しちゃうか。ほら、早く早く! お漏らししちゃうまえに…♥」



安価下 どうする?
@このまま漏らす

A窓の外にする

Bレイに飲ませる
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 21:49:09.42 ID:F9eDxeC40
2
814 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 21:59:04.79 ID:6WVN3aF10
「…せ、せめて、外に」

「はーい」

 レイが、腕を解く。立ち上がり、窓の方へ向かおうとしたその時

「…よいしょ!」

「うわっ!?」

 いきなりレイが、後ろからアスラの股に両腕を突っ込み、そのまま持ち上げた。すっかり小さくなったアスラのおちんちんを曝け出すように、大きく脚を広げると、そのまま窓の方へ歩いた。

「やだっ! 離して、離して!」

「はーい、どうぞ♥」

 冷たい夜の外気に向けて、アスラの股間を突き出す。まるで幼い女の子に、道端で放尿させるように、レイは囁いた。

「おしっこしましょうねー♥ …しぃーっ♥ しぃーっ♥ しぃーっ♥」

「あ、あ…っ、ぁ…」



 ___しょろろろろ…



 縮み上がったおちんちんの先端から、細いおしっこが吹き出した。頼りない水の線は夜闇の中、外の草にぱしゃぱしゃと音を立てて落ちていく。

「しぃーっ♥ しぃーっ♥ …いっぱい出たねぇ、偉い偉い♥」

「ぐすっ…ひぐっ…」

 情けなく啜り泣きながら、レイの抱っこでおしっこを出した。



「…もうっ!」

 すっかり拗ねたアスラに、レイは申し訳なさそうに言った。

「ごめんね、あんまり可愛かったから…代わりに今度、何でも恥ずかしいこと、してあげるから」



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:00:37.91 ID:S2xh74zZo
てー
816 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 22:04:07.21 ID:6WVN3aF10


「アスラ様に、何たる無礼!」

「ご、ごめんなさーい…」

 ランメイの前で、恐縮するレイ。服を着たアスラは、ぼうっと2人のやり取りを眺めている。
 ふと、ランメイがアスラの方を見た。

「申し訳ありませんでした。この償いは、必ずや。…取り敢えず、本日はいかがなさいましょう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価
817 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 22:05:35.03 ID:6WVN3aF10
安価だけ投げて今夜はここまで

安価下
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:06:44.51 ID:VC6Y/GJV0
質問いいですか?

夜に島国側へ移ることって可能でしたっけ?
819 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/21(月) 22:07:49.39 ID:6WVN3aF10
自由安価の範囲で可能

というか書き忘れてたけど3日目の朝です
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:12:59.99 ID:VC6Y/GJV0
ありがとうございます

安価はオリエズマの術(魔術系)を学ぶ
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:42:23.16 ID:80aAOXQqO
おつ

ユィーキに会いに行く
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:50:00.31 ID:aklLm059O
島国側へ
823 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 10:38:30.68 ID:g2BMd/sr0


「魔術? 道術ではなく?」



「前回と違う、術…存じませんね」



「あー、多分ね、オリエズマにそれは無いと思うな」



「それで、儂を頼ってきたというわけか」

 石灯籠の上に胡座をかいて、フォンリンが鼻を鳴らした。

「フォンリンなら、何か知ってるかなって」

「おう、知っておるぞ。ここに、貴様の望むものなど無いということがな」

「でも、フォンリンは長生きなんでしょう? 魔術を使ってるんじゃないの?」

「オリエズマとクリストラでは、思想からして違う」

 瓢箪から酒を一口飲むと、フォンリンはすっと目を細めた。視線の先にあるのは、庭園に植えられた松の木。

「例えば、あれなる松の植木を切り倒すのに、ぬしは何を使う?」

「えっ? …斧とか、ノコギリとか」

「うむ。それ自体はここでも変わらぬ。それを、そこらを漂う魔力で以て叶えんとするのが、クリストラの魔術じゃ。しかし、儂らの術は違う」

 片手を差し上げると、松を指差す。軽く指先を動かすと、ざわざわと枝が揺れた。

「!」

「あれなるは、我が身の一部。手足を動かすように、枝を揺すり、地より抜く」

 次の瞬間、大人の背丈ほどある松が、根本から抜けて宙に浮かび上がった。

「!!」

「魔力を手元に引き寄せ、己が外にて用いるのが西洋の術。東洋は違う。漂う魔力に己が魂を溶かし、以て世界と同一となる…さすれば、あらゆる物質、現象は、全て思いのまま。我が身の一部なれば」

 指を動かすと、抜けた松の木が再び地面に戻り、元通りに植わっていく。

「す…凄い! ぼくもやりたい!」

「たわけ。儂が何千年かけて会得したと思っとる。地を這う豚が、その脚で空を飛ぶようなものじゃ。諦めろ」

「…」

「そんなことより」

 フォンリンはすっくと立ち上がると、やおら着ている道着の裾をたくし上げた。つるつるの割れ目を見せつけながら、彼女が誘う。

「珍しく興が乗っておるのじゃ。遊べ」



安価下 どうする?
@諦めてフォンリンと遊ぶ

A諦めない
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 10:39:07.15 ID:YeWMuNU6o
2
825 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 10:44:37.30 ID:g2BMd/sr0
「…やってみなきゃ分からないじゃないか」

「…」

 道着の裾を戻しながらフォンリンは再び胡座をかいた。拗ねたように頬を膨らませる。

「…たわけ。己が何を抜かしておるか、分かっておるのか」

「だから、やる前から諦めることはないじゃないか」

「やらずとも、叶わぬと分かることがあろうて。例えば」

 空を指差す。

「あの太陽を、今ここで掴んで、一口に喰らうことができるか?」

「…それは無理」

「同じことじゃ。同じくらい、無理なことじゃ」

「でも、フォンリンは出来たじゃないか」

「ううむ、きかん坊め…」

 腕組して唸る。が、諦めたように溜め息を吐いた。

「…では、試してみるが良い。そして、己がいかに愚かなことを抜かしておったか知れ」



安価下1〜5コンマ 全て00で会得
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 10:47:59.71 ID:rD8mRAj3o
あい
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 10:49:18.15 ID:hXDOLkI2O
さっさとおせっせするぞ
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 10:49:44.40 ID:O5RQ3+hp0
無理
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 10:49:57.71 ID:tRuyhCZUO
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 10:49:58.56 ID:YeWMuNU6o
どうあっても無理だろうけどキャラ付けは大事かなと思って2を選んだ。特に反省はしないけど進めますごめん
831 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 10:56:27.17 ID:g2BMd/sr0


「…で、どうじゃった」

「無理でした…」

 真っ暗な庭に、ぐったりと倒れるアスラ。仰向けになった彼の顔を跨いで、フォンリンが鼻を鳴らす。

「豚が空を飛べぬのは、豚が四足の畜生だからではない。生まれてから死ぬまで、大地を離れること無く生き、空を飛ぶなど夢にも思わぬからじゃ。ヒトはヒトの殻に、ヒトの魂を持つという、その前提をまず捨て去らねば、儂らの境地に至ることはできぬ。早い話が」

 アスラの顔にしゃがみ、股間を彼の鼻に押し付ける。

「ぶぇ」

「ふぅっ♥ …時間の無駄じゃ。諦めて、儂と遊べ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
@フォンリンと遊ぶ

Aその他要記述(成否判定あり)
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 11:01:22.10 ID:rD8mRAj3o
1
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 11:04:54.20 ID:6Qs46ZhFO
1
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 11:07:34.65 ID:PUZgIPVKO
1
835 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 14:38:01.83 ID:g2BMd/sr0


「…で、何して遊ぶの?」

「んー…」

 思案しながら、フォンリンはやおら道着を脱ぎ、素っ裸になった。

「…ほれ、貴様も脱がんか」

「ええ? …」

 渋々、アスラも服を脱いで裸になる。寒々しい秋の空気に、彼は思わず身震いした。

「…よし、では相撲でも取るか」

「相撲? …うおっ!」

 フォンリンは有無を言わさず突進すると、アスラを地面に投げ倒した。

「のこった! …儂の勝ちじゃな」

「ずるいよ、もう一回!」

 今度は向かい合い、にらみ合う。

「はっけよい…のこった!」

「ふんっ!」

 お互いに組み合い、押し合う。小さな背中に腕を回し、細い身体を抱き、右へ左へ揺する。

「ほれほれどうした、こんなものか」

「んんーっ、ぐぅーっ…」

 柔らかい肌が触れ合う。冷たい空気の中で、彼女の身体が温かい。
836 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 14:50:47.50 ID:g2BMd/sr0
 だんだん、おかしな気分になってきた。

「はぁーっ…んっ…はあっ」

「ふぅ、押せ、押せっ…あぁっ」

 とうとう、アスラはフォンリンの身体を地面にひっくり返した。その上にのしかかり、ぐいぐいお腹を押し付ける。

「んっ、ふっ♥ …何をしておる、もう勝負はついたろ…」

「はぁ、はぁっ」

 柔らかいお腹に、硬くなったペニスを擦り付ける。フォンリンは窘めながらも押しのけようとはせず、悪戯っぽく笑う。
 腰をずらすと、裏筋にぷにっとしたものが触れた。

「ぁんっ♥」

「はぁっ、はぁっ…」

 ぷるんと弾力のある、フォンリンの割れ目に、夢中で腰を擦り付ける。びくびくと跳ね、絶頂が近くなると、おもむろにフォンリンが肉棒を掴んだ。

「たわけ、無駄撃ちするでない。…んぁっ♥」

「はあぁっ…」

 熱く濡れて、きゅうきゅう締まる幼女まんこに、ペニスが埋まる。奥まで入る前に、アスラは達した。

「あ、は、あっ…」

「んんぅ…っ♥」

 恍惚の声を上げながら、2人は抱き合い、肌を擦り付けあった。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 14:53:03.85 ID:gGhWzTkK0
アヘアヘ
838 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 15:05:08.43 ID:g2BMd/sr0


「…ふぁ」

 おんぼろのあばら家の中で、アスラは目を覚ました。薄っぺらい布団の隣では、まだ裸のフォンリンが瓢箪を抱いて、いびきを掻いて寝ている。

「ぐごご…んごっ…ふぐぅ…」

「…」

 布団から起き上がる。オリエズマでの週も、後半だ。今日は何をしよう。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:06:41.75 ID:O5RQ3+hp0
島国側へ渡る
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:08:46.07 ID:xQtqJEN6O
最近の噂(>>597>>733>>780)について調べる。
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:10:23.14 ID:xHdo2dmOO
>>839
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:11:19.69 ID:gGhWzTkK0
新しい女の子達と乱交DA
843 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 15:14:43.13 ID:g2BMd/sr0


「やあ、いらっしゃい」

 シェンウェンの漕ぐ舟が南岸に着くと、釣りをしていたワタリが顔を上げ、片手を振った。

「皆、待ってるよ」

「うん」

 目の前には、神社と屋敷。どちらへ行こう?



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
@武術の修行

A音楽の稽古

B島国グルメを味わう

Cその他要記述
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:18:19.52 ID:9jU8Y77w0
2
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:20:16.50 ID:0wAAET0DO
2
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:20:29.25 ID:0Q6GqLKg0
3
847 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 15:35:15.06 ID:g2BMd/sr0


「おや、西洋琵琶は辞めたんでありんすか」

「辞めてないよ。ただ、こっちも練習するようにしただけ」

 フルートを取り上げると、アスラはアズサを見た。

「ちょいと、失礼」

 アスラからフルートを受け取り、様々な角度から眺める。

「…ん、龍笛と大体一緒でありんすな。ただ、指穴が多い…吹いてみても良ござんすか?」

「うん」

「では、失礼」

 唇に当て、息を吹き込む。数回試すと、ソフィーと遜色ない音が出た。キーを様々に押し、音階を把握する。

「…ん、大体分かりんした。音は出せるのでありんすか」

「どうにか。…」

 楽器を返してもらい、息を吹き込む。やや掠れているが、どうにか音が出る。

「よく考えたら、音階自体がクリストラとは違いんす。ここは、笛の舌使いを学んだほうが良いでありんしょ。では、あちきは龍笛を失礼…」

 竹でできた横笛を手に取ると、吹き鳴らした。まずはロングトーン。それを2分割し、更に4分割。

「…と、このように、音を区切るのでありんす。ではやってみまひょ…」



「お疲れ様でありんした」

 笛を置き、頭を下げる。

「今夜は、ゆっくりと休んでおくんなまし。誰でも、望みの女を付けんすよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@遊女と寝る(https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E5%B3%B6%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%8A%B1%E9%AD%81%E3%81%9F%E3%81%A1 から一人併記)

Aその他要記述
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:37:46.44 ID:xHdo2dmOO
レイの姉に会う
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:41:25.74 ID:gGhWzTkK0
>>842
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 15:42:00.39 ID:PUZgIPVKO
レイの姉に会って同じ事を聞いてみる
851 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 15:57:56.03 ID:g2BMd/sr0
「まだ抱いたことのない女を、できるだけ多く、でありんすか」

 アスラの要望に、アズサは頬に指を当てて考えた。

「ふむ…廓の芸者は、皆一度はお相手をしておりんすから…ああ」

 ここで、ぽんと手を叩く。

「…こちらでご用意しても、良ござんすか?」

「うん。誰がいるか分からないから」

「では、任せておくんなまし」



 数分後。座敷の襖が開くと、一人の少女が入ってきた。いつもの質素な着物でなく、綺羅びやかな衣装に身を包み、白い化粧を施された彼女は、三指を突いて頭を下げると、少し緊張した声で自己紹介した。

「…アカツキ、でありんす。9つまで取っておいた操を、殿様に捧げ奉れて、た、大変嬉しゅうありんす」

「アカツキは、数え5つの頃から廓でしっかと『教育』されてありんす。何でも、申し付けておくんなまし。…アカツキ、粗相の無いように」

「はい、姐さま」

 アズサが座敷を離れる。取り残されたアスラは、目の前の、着飾った幼い少女を見た。



安価下 プレイ内容 コンマ分体力消費
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 16:05:32.99 ID:O5RQ3+hp0
背面座位で優しく抱く
853 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 16:57:40.05 ID:g2BMd/sr0
「…初めて、なの?」

「初めてでも、心配しないであり、お、おくんなまし」

 慣れない手付きで帯を解くアカツキ。その手を取ると、アスラは彼女の背中から、自分の胸に抱き寄せた。

「あ…」

「触るね」

 着物の前を掻き広げ、膨らみ初めてすらいない乳房に掌を置く。

「あっ♥」

 身動ぎするアカツキ。小さな乳首が、ぷくりと膨らんだ。この年頃にして乳首が勃つのは、廓での指導によるものか。膝を広げ、脚の間に手を遣ると、つるつるの割れ目が指に触れた。そっとなぞると、膨らんだ陰核に当たる。

「あぁっ♥」

「…」

 ぷにぷにの割れ目を、指でくぱくぱと開く。時折クリトリスをつつきながら、もう片方の手では乳首をくすぐる。

「あ…ぁ…ん、ぁ…♥」

 小さな身体はアスラの胸にすっぽりと抱かれ、両手で幼い性感を存分にくすぐられる。熱い蜜は白いお尻まで垂れて、下に敷く彼のペニスを刺激する。
 やがて、彼はアカツキの腰を掴んで持ち上げると、幼い入り口に亀頭をあてがった。

「じゃあ、挿れるよ」

「は、はひ……っ、いっ!」

 つぷ。つぷ。…つるん。小さな9歳の膣に、アスラの10歳のペニスが突き刺さった。アカツキは唇を噛み、目に涙を浮かべて痛みに耐える。

「くぅっ…ふぐっ…うぅ…」

「大丈夫…?」

「だ、大丈夫で、ありっ、あっ、痛いっ!」

 とうとう、アカツキは声を上げて泣き出した。身をよじる彼女を強く抱き、アスラは頬に何度もキスをした。キスしながら、乳首を指で擦った。

「ううぅ…ひっ…んぁっ♥」

「痛いね、ごめんね、痛いね…」

 囁きながら、乳首とクリトリスを優しくくすぐる。
 だんだん、泣き声に甘い吐息が混じってきた。

「あ、あっ…っ♥ ふ、んぅ…っ♥」

「アカツキ、そろそろ、出すよ…」

「! …だ、だして、たんと、出しておっ、おくんなっ、あっ♥」

「あぁっ」

 肉棒が跳ね、子種が溢れた瞬間、アカツキの小さな膣が、縋り付くようにきゅっと竦んだ。



安価下コンマ 00 or 99で妊娠
残り体力 200ー99=101
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 16:58:50.22 ID:jVPojfHBo
855 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 17:24:43.23 ID:g2BMd/sr0
 襖が、細く開いた。

「…えーっと、アズサ様に言われて来たんですけど…」

「! ちょっと待って」

「あっ♥」

 アカツキの身体を持ち上げ、脇に寝かせる。それからアスラは、襖に向かって手招きした。
 入ってきたのは、一人のエルフだった。

「…え? バルバスの」

「あ、いえ、確かにエルフとのハーフですが。れっきとした島国の者です」

 銀髪を切り揃え、尖った耳にかなり大きな乳房を晒すような、胸元の開いた着物の女は、恭しく頭を下げた。

「ユリコ、と申します。本当はただの下働きなんですけど、『廓の女に変わりはないから、抱かれ申し上げなさい』とのことで…」

 言いながらユリコは、ぐったりと横たわるアカツキをちらちらと見ている。幼い肢体をあられもなく曝け出す、齢9つの幼女に…そっと、舌なめずりした。



安価下 プレイ内容 コンマ分体力消費
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:28:56.76 ID:+paTgsPMO
上に乗って腰を振ってもらう
857 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 17:46:28.63 ID:g2BMd/sr0
「じゃあ、よろしく」

 そう言うとアスラは、その場にごろんと仰向けになった。ユリコは立ち上がると、彼のもとへ歩み寄った。彼女の着物は、裾に大きな切れ込みが入っていて、むっちりとした太腿が露わだ。
 アスラの腰を跨ぎ、しゃがみ込む。萎えかけのペニスに、ふさふさしたユリコの茂みが触れる。

「ん…んっ♥」

 前後に、ゆっくりと腰を揺らす。茂みが少しずつ湿り、温かい粘膜が裏筋や亀頭に貼り付く。

「ん…ん…んっ、あ…あっ♥」

 ずりずりと裏筋を這っていた感触が、にわかにペニスを包み込んだ。
 濡れた膣穴にペニスを咥えながら、ユリコは上下に腰を振り始めた。

「あ♥ あ♥ あ♥ …」

 身体が上下に揺れ、着物の胸元がずり落ちる。豊満な乳房が放り出され、ダイナミックに上下する。
 揺れる乳房に、アスラは手を伸ばした。

「あっ♥」

 頭ほどもある爆乳は、アスラの手が見えなくなるほど沈み込む。ぼってりと膨れ上がった乳首を指でつまむと、ユリコは肩を揺すった。

「んふふっ…あんっ♥」

 腰の動きが早くなる。

「あっ♥ あ♥ あ♥ あっ♥」

「あ、はっ、はあっ」

「…んぁあんっ♥」

 とんと、亀頭が膣の奥に当たる。きゅっと締まった女の穴に、アスラは2度目の射精を果たした。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
残り体力 101−76=25
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:47:07.05 ID:sTNrygLL0
859 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 17:53:03.45 ID:g2BMd/sr0
「…失礼します」

 襖が開き、するりと入ってきた人物を見て、アスラはあっと声を上げた。

「もしかして…レイのお姉さん」

 すると、女ははっと目を見開いた。幾分険しく、大人びた顔つきをしているが、顔立ちはレイとそっくりであった。

「妹をご存知ですか。…いかにも、レイの双子の姉、ファン・セイにございます」

 遊女と違い、セイは黒い質素な着物を纏い、白い頭巾を被っている。頭巾を脱ぐと、妹と同じ黒い髪が零れ落ちた。

「尼僧の身で、何故このような場に呼ばれたのか、疑問でしたが…このような所以がありましたか」

 納得した様子のセイ。アスラは、申し訳無さそうに言った。

「…あの、でも、ここはそれとは別っていうか、その」

「アスラ様とまぐわい、子を成せと。承っております」

 そう言うとセイは、するすると着物を脱いだ。

「…分かってるなら良いや」

 呟きながら、ユリコを腰から下ろした。



安価下 プレイ内容 コンマ分体力消費
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:54:21.36 ID:YeWMuNU6o
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:56:01.76 ID:O5RQ3+hp0
対面座位でキスしあいながら
862 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 20:28:03.06 ID:g2BMd/sr0
 帯を解き、襟に手を掛け…

「…っ」

 ぎゅっと目を閉じると、一気に前をはだけた。全体的に細身で、胸もレイと違って控えめだ。
 深呼吸しながら、セイは言った。

「い、妹と違い、貧相な身体で申し訳ありません」

「こっち来て」

 アスラは布団の上に胡座をかくと、自分の前を指した。一糸纏わぬ姿のセイは、遠慮がちに彼の前に正座すると、そっと胸から手を離した。
 彼は、意外に筋肉のある彼女の肩を掴んで引き寄せると、唇を重ねた。

「っ!!? …ん、ぁ…」

 セイが、目を見開く。が、すぐに彼に委ねるように、身体を預けた。

「んっ♥ ん…ちゅ…んっ!?」

 唇を吸いながら、アスラは濃い茂みの中に手を伸ばした。陰毛を掻き分け、膣穴に指を這わせる。思わず引けた彼女の腰を、もう片方の手で押さえる。

「ん、はっ…そ、そこは、汚うござい、あっ♥ んん…っ♥」

 構わず、指でセイの秘部を刺激するアスラ。手に温かい液体が垂れてくると彼は彼女の身体を引き寄せ、自分の膝の上に座らせた。

「挿れるよ」

「は、はい、お願いしま…あ、くっ」

 ペニスが膣に入る瞬間、セイが歯を食いしばった。

「…もしかして、初めて?」

「…この身を、求めた殿方は…貴方様が、初めてで、くぅっ」

 どうにか腰を上げ、そして下ろす。アスラは、そんな彼女の肩に腕を回すと、頭を引き寄せた。

「ああ、アスラさ、んっ♥」

 唇を重ねると、震える膣穴が僅かに和らいだ。
 ゆっくりと、引き締まった腰を上下させる。

「んっ♥ んっ♥ っ♥ ふっ♥ …」

 何度も唇を合わせ、腰を上下に揺する。セイは背中を曲げ、必死に彼の唇を求める。アスラは片手を、控えめな彼女の胸に伸ばす。

「んっ♥ …あ、はっ♥ あ、あっ…♥」

「ん…はぁっ」

 抱き合って一つになって、お互いに果てた。



安価下コンマゾロ目で妊娠
残り体力 25−36=−11
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 20:29:36.95 ID:QDEt2Cm+O
はい
864 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 20:39:58.25 ID:g2BMd/sr0


「昨夜はお楽しみいただけたでありんすか?」

「うん。…」

 朝食の膳にぼんやりと向かいながら、頷く。

「それは良うありんした。オリエズマでの週も本日で最後。最後まで、どうぞごゆるりと」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 日中)
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 20:40:49.04 ID:O5RQ3+hp0
セイに会ってレイと同じ事を尋ねる
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 20:41:33.52 ID:KgbNYhnNO
>>850
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 20:42:31.99 ID:rHetwymEO
>>840
868 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 21:17:32.33 ID:g2BMd/sr0
「…」

 焼き魚に箸を付け…ふと、口を開いた。

「…シーヴァ…ぼくの父は…死にそうなの?」

「!」

 アズサが、さっとアスラに目を向ける。

「皆が、噂してるんだ。勇者シーヴァの容態が危ない…それに、『魔王が出た』って」

「今の所、ここに話は来ておりんせん。然るべきときが来たら…クリストラから迎えが来るでありんしょ」

「…」



安価下
@ここで止める(代わりに日中の行動を併記)

A調べ続ける(どこへ行く、誰に聞くか併記)
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 21:18:27.51 ID:O5RQ3+hp0
1 >>865
870 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 21:38:21.20 ID:g2BMd/sr0


 それ以上は尋ねず、アスラは島国領の隅にある小さな庵にやってきた。

「…どうぞ、粗茶ですが」

 そう言って湯呑を差し出したのは、ファン・セイ。彼女の前に座ると、彼は切り出した。

「大陸のこと、どう思ってる?」

「…レイが幸せに暮らしているのなら、そこは良いところなのでしょう」

「レイのことは、どう思ってるの?」

「…」

 セイは、すっと目を細めた。

「…レイは素晴らしい子です。文も武もよく修め、あらゆる才知に秀でています。私が一月かけて覚えた技を、あの娘は一晩で身につけ、かつ私を上回る」

「…羨ましい?」

「…」

 膝の上で、セイは拳を握った。

「…オリエズマの誰もがファン姉妹を指して、『蜥蜴のセイ、龍のレイ』と呼びます。レイとて蒙昧な姉を、嘲笑ってもおかしくないのでしょうが…あの娘の魂は澄んでいますから。寧ろ、魂の清らかさでさえ、私はレイには及ばない。…ええ、あの娘が羨ましい。あの娘が、父の両親から沢山の愛を受けて育った間に、私は母と二人、ひたすら祖父母や周囲からの侮蔑と冷笑に耐え続けた。母が病で没した後は、厄介払いとばかりに寺に棄てられた…!」

「…」

 拳を震わせるセイ。アスラは、小さく口を開いて…やがて、ぽつりと言った。

「…島国が、嫌い?」

「好きか、嫌いかではありません。例え、冷や飯を食わされ罵詈を子守唄に育てられようと…故郷は、故郷。命を尽くして奉公せねばなりません」

「どうして」

「それがオリエズマの…島国の生き方です」

「…」

 諦め切った顔で、きっぱりと言うセイ。そんな彼女を見て、彼は、一つの結論に至った。



「…そんな国は、無くなればいい」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 21:41:05.49 ID:PUZgIPVKO
島国側の高貴な出の人に会う
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 21:42:18.04 ID:gGhWzTkK0
何も考えず遊ぼう
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 21:45:06.05 ID:rHetwymEO
遊女と乱交しつつ女性の責め方を習う。
874 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 22:03:49.89 ID:g2BMd/sr0
 一つの決心を固めたアスラは、島国の高貴な出の者に会うことにした。
 セイが引き合わせたのは、ツクヨミという名の女であった。

「…へえ、ファン姉妹と仲良くなったの」

「有難き幸せにございます」

 島国らしくない、クリストラ風の安楽椅子に座る女に、セイは平伏して言った。
 ツクヨミは、美しい黒髪を腰まで伸ばし、満月を染め抜いた着物を無造作に羽織っていた。切れ長の目でアスラを見ると、ぱちぱちと瞬きしながら言った。

「…はじめまして。ツクヨミです」

「アスラだよ。…王族の生まれって聞いたけど」

「王族ではなく、皇族です」

「どっちでも良いわよ。どうせ、うちには関係ないことだし。…それで、勇者様がうちに、何のご用ですか。子作りでしたら、少々お時間を頂きますけど」

「ツクヨミにも、お姉さんがいるって聞いた」

「! …セイ」

 じろりと、セイを睨む。

「…申し訳ありません。私の出自について、少々」

「あーあ…」

 ツクヨミは溜息をつくと、背もたれに深く背中を預けた。

「…そう。うちも双子。うちは妹の方だけど。でも、皇族に双子は縁起が悪いからって姉だけ残されて、うちは生まれてすぐに国を追い出された」

「! そんな」

「これ、綺麗でしょ」

 おもむろに、着物の胸元に手を入れると、金色のペンダントを取り出した。三日月を象った、美しいペンダントだった。

「友達のエルフに作ってもらったの。趣味はサトンで使えるような石集めに、ハマムでマッサージ。クリストラの剣術も修めたわ。それから、好きな食べ物は麻婆豆腐。うんと辛いの!」

 そこまで言って、ふっと顔を曇らせる。

「…島国のものは、嫌い」

「だったら…」

 アスラは、ぐいと身を乗り出した。

「…滅ぼしちゃおう」

「!?」

「なっ!?」

 その言葉に、セイも、ツクヨミさえも仰天した。

「だって…島国のせいで、酷い目に会ったんでしょう? 仕返ししてやろうよ」

「だ、駄目よ、そんな軽々しく。一応、姉様のことはそんなに嫌いじゃないし…」

「まずは、オリエズマ領を全部大陸のものにしよう。そうしたら、セイはレイと一緒に暮らせるし、ツクヨミも好きな食べ物がいつでも食べられる!」

「国とは!」

 突然、セイが声を張り上げた。

「…そのような、身勝手な理由で滅ぼされて良いものではありません」

「身勝手じゃない。2人の人生を台無しにした。…ぼくは、やるから」

 そう言うとアスラは、2人に背を向け、部屋を出て行った。
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 22:09:21.88 ID:gV4Zi04Ao
流れ変わったな
876 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 22:13:16.77 ID:g2BMd/sr0
 噂話が聞こえる…



 ___聞いたか。シーヴァ様が、危篤と

 ___後宮の門が開くぞ! 遣いの者が入っていくのが見えた。

 ___アスラ様を迎えに来たのだわ。父親のお見舞いに…





「…アスラ様!!」

 寝室に、マリアが駆け込んできた。すっかり大きくなったお腹を庇いながら深呼吸すると、彼女は言った。

「勇者シーヴァが…お父上が、いよいよ危篤とのことです」

「!!」

 心臓が早鐘を打つ。背中を、冷たい汗が伝う。

「今すぐご準備を。お父上に、会いに行きます」

「…うん、分かった」

 頷いた瞬間、数人の女達が一斉に寝室に入ってきた。彼女らは櫛やブラシ、着替えや装飾品を持ち、一斉に彼の身なりを整えに掛かった。
 詰め襟の白い軍服に、金の刺繍の付いた白いマントを羽織り、腰に細い長剣を帯び…

「ねえ、急いでるんだけど…」

「間もなく出来上がります」

 髪を整え、薄く化粧を施す。大きな羽根付き帽子を被せられ、ようやくアスラは城を出た。
 外には、豪奢な馬車が待っていた。

「中にお入りを」

 一人の騎士が促す。白塗りの馬車に乗り込むと、4頭の白馬が一斉に進み始めた。
 クリストラ領を、西へ。タルスムの平原を抜け、宮殿の横を通り…

「!!」

 開け放たれた、巨大な門。サーラや多くの女達が見守る中…アスラは、生まれて初めて、後宮を出た。
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 22:14:08.13 ID:gGhWzTkK0
たかが国民一人幸せにできずして何が国か
878 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/22(火) 22:14:34.17 ID:g2BMd/sr0
今日はこのへんで。

次回は第一部のエピローグ、並びに清算
それが終わったら、そのまま第二部か、ロリコンの続きでもするかな…? いずれにせよ新スレ建てます
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 22:29:40.44 ID:gV4Zi04Ao
おつおつ
さらに楽しみになってきた
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/23(水) 16:11:44.81 ID:TNamfKY10
各領の料理人交流会とかやってみたいな
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