【R18】荒くれ者「宿屋の娘をさらって来ちまった」【安価】

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20 :変態CEO♯Hentai/01Ceo [!桜_res_saga]:2021/04/17(土) 13:31:15.60 ID:9m5iH5bn0
(トリップどうしようか考え中でね、ごめんよ)




【安価原則】

1『あなたは自死を選んではいけない』

2『あなたは生物をいたずらに殺めてはいけない、またその亡骸を性的欲求と食欲以外に利用してはならない』

3『あなたは自由だ、だがその自由を世界は赦すとは限らない』

4『あなたの物語はあなたの行動の結果によって次なる運命力を残せる』

5『運命力を残せなかった場合、あなたは望まれぬ人生を歩んだ者として転生する』


【現在状況】

『あなたは旅団を無断で去るつもりはない』

『傭兵として、そして戦乱から逃れるつもりであなたは終わりの時を待つ彼等に付き従っています』

『馬車の荷台であなたは仲間と水分を摂っていました』


【現在ステータス】

『運命力=+1』

『種族=ニンゲン』

『性=男性』

『このステータスを知る事は出来ない』
『このステータスを知る事は出来ない』
『このステータスを知る事は出来ない』






傭兵男「おい……どうしたんだお前」

寡黙な男「……?」


【寡黙な男は、あなたです】

【男の名前はありません。彼は母に愛されませんでした】

【男は剣の腕に自信を持っている――生まれた時に母親を亡くした彼は田舎村の自警団に育てられ、戦乱の時を逃げる生活を送っている流浪の民です】

【あなたは傭兵ギルドに所属して日銭を稼ぎながら生きてきました】

【現在は故郷の国が戦火に包まれ、亡国の民が集まる流浪の集団『終焉旅団』に身を置きながら旅をしています】


寡黙な男「いや、なんだか眩暈が……」

傭兵男「マナ酔いか」

寡黙な男「……いや」


【運命力が1点あります】

【300文字以内で彼にメッセージを一度だけ伝える事が可能です】


 >>22



21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 13:33:04.24 ID:NYKIePitO
やらないか
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/04/17(土) 13:42:05.76 ID:uNwC7XvJo
殺すな、生き残れ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 17:57:18.39 ID:W/UoCsGD0
なんかめっちゃワクワクする
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/18(日) 21:45:24.13 ID:9rQIxLbBO
エロシーン抜けた
25 :変態CEO♯Hentai/01Ceo ◆9tf9KbnEi5SC [!桜_res_saga]:2021/04/20(火) 02:40:27.61 ID:hD7ombMp0


寡黙な男「……何でもない」

傭兵男「そうかよ」

寡黙な男(……久しぶりに聞こえた。これは、二十年前の時と同じ声か?)


【あなたは、隣り合う『あなた』の声を聞き首を傾げた】

【殺すな、生き残れ。そう語りかけてきた声に寡黙な男は、仲間の視線が外れたその時に小さく頷いて応じたのだった】


傭兵男「それより考えてあるか、この後のことだ」

寡黙な男「……近々、街道に出るという話か」

傭兵男「それだ。この『旅団の進路を変えられない』ことが今になって致命的になってきた」

寡黙な男「……」

傭兵男「ギルドにも連絡を入れるつもりだが、正直やべえ。このまま進めば大西帝国と大東共和国の戦域……しかも時期的に、帝国の星騎大隊と共和国の鉄鬼師団がぶつかる頃合いだぞ」

傭兵男「俺達はあくまで中立なんだ。国家間の戦争に関わればギルドから除名処分を受ける事もあるんだぜ、賊から難民を守るとかじゃねえんだ」

寡黙な男「分かっている」


26 :変態CEO♯Hentai/01Ceo ◆9tf9KbnEi5SC [!桜_res_saga]:2021/04/20(火) 02:41:31.80 ID:hD7ombMp0


【暫しの後、仲間の男は馬車の荷台を降りて行った】

【あなたは荷台の中で揺られながら、天幕の上から外を見る】

寡黙な男(分かっている……これ以上、逃げられない事は。だが……)

【一台の荷馬車から見える景色に、あなたは何度でも感嘆の想いを抱くだろう】

【そこには数百、数千の馬車や馬に跨った人間達がいた】

【その歩みは速くない。彼等は一様に互いの足並みを揃え、声を掛け合い、時に人目を忍びながら、目的の有無に関わらず共に大地を進んでいる】


【――終焉旅団】

【その多くは故郷を失い、あるいは棄てた者達が流浪の民となってから『終焉の騎士』と共に在る事を選択した者達だ】

【その存在が確認されたのは数十年前】

【先頭を往くたった一人、瀕死の騎士に追随する難民たちが起源だとされている】

【この旅団を多くの野盗やギャングが襲った過去があるが、いずれも先頭の騎士に玉砕されており】

【今も尚……『終焉旅団』と呼ばれるようになってからも、あてもなく彷徨い続ける騎士の後ろには未だ人々の姿が増え続けているのだった】


27 :変態CEO♯Hentai/01Ceo ◆9tf9KbnEi5SC [!桜_res_saga]:2021/04/20(火) 02:43:01.40 ID:hD7ombMp0


寡黙な男(……俺達の仕事は、この旅団の後方部に位置する行商隊を護衛することだ)

寡黙な男(だがあいつの言う通り……このままでは)


【あなたは、これから旅団が直面する事に対し何とかしたいと思っている】

【しかし、具体的な内容は思い浮かばない】

【あなたの中に木霊する、声も聞こえてこない】

【……しかし、外から慌ただしい喧騒が舞い込んで来た】


寡黙な男「……?」

 バサッ!

傭兵男「こっちの仕事じゃねえ、旅団後部の俺らから離れた旅団の右翼側に魔物が襲撃して来てるらしい」

寡黙な男「数は」

傭兵男「小型の肉食竜の群れだ、ありゃ二十ってとこか」

寡黙な男「……」

寡黙な男「他のギルドの護衛は着いているのか?」

傭兵男「いるが、冒険者の七人パーティーが三組だけだ」

寡黙な男「少ないな」

傭兵男「だがほっといてもやってくれるぜ、どうする相棒?」


【あなたは仲間の男にそう言われて首を傾げた。どうするのか、そう問われ何故か思考が深いものになってしまったのだ】

【まるで、何か別の場所に意識が落ちてしまったかのように】


28 :変態CEO♯Hentai/01Ceo ◆9tf9KbnEi5SC [!桜_res_saga]:2021/04/20(火) 02:44:04.78 ID:hD7ombMp0


【現在状況】

『あなたは仲間と共に護衛対象の馬車に乗り、終焉旅団の進路に不穏な気配を感じている』

『道中、旅団の一部が魔物に襲撃されている話をあなたは聞いた』

『既に三組の冒険者ギルドに所属する者達が対処に当たっているものの、このままでは血が流れる事は必至らしい』


【あなたはどうする?】


 >>29



29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/20(火) 06:19:23.41 ID:E966eX7ZO
とりあえず加勢する
旗色が危うくなったらどさくさに紛れて(護衛含む)旅団で一番かわいくてちんまい子を攫いつつ撤退
30 :変態CEO♯Hentai/01Ceo ◆9tf9KbnEi5SC [!桜_res_saga]:2021/04/20(火) 08:36:21.99 ID:hD7ombMp0


【馬車の荷台から一っ跳びで数列の台車を飛び越えたあなたと仲間の男は、怒号と猛烈な粉塵飛び交う場へと向かう】

【仲間の男が外套の下でエストックダガーを握る】


傭兵男「手は貸すが、やばいと思ったら下がるぞ」

寡黙な男「ああ」

傭兵男「いまさら相棒の腕を信じてねぇ訳じゃ無いがな、先頭まで引っ張れば頼もしい騎士様が片着けてくれるんだ。無理する理由もねえ」

寡黙な男「ああ」

傭兵男「何か希望はあるかよ?」

寡黙な男「……ない」


【互いに邪魔にならぬ程度の距離を置き、旅団の馬車群を飛び越え、人々の合間を縫って駆け抜けて行く】

【その最中にあなたは不意に、旅団の中央へと逃げる様に動いている一団を見つけた】

寡黙な男(……旅の修道士どもか)

【小さく幼い子供達。その衣服は修道院で定められた神に仕える者の礼装で揃えられており、彼等を導いている修道女は金の錫杖を握っていた】

【偶然目を引いたのは、その中でも一際色素の薄い、癖のある金髪を揺らした少女だった】

【何故かと問われれば理由は無い】

【ただ、彼が一呼吸の間に遥か後方へ置き去りにしたその姿は……不思議と意識の中に残ったのだ】


31 :変態CEO♯Hentai/01Ceo ◆9tf9KbnEi5SC [!桜_res_saga]:2021/04/20(火) 08:36:51.14 ID:hD7ombMp0


冒険者A「うおおおおおおッ!!」

 ドゥッ!!

肉食竜【キュロロロロ……ッ】


 大楯を構えて踏み込んだ冒険者の男の前に、地中を突き破って現れた肉食竜が尾を振り薙いだ。
 金属と金属が打ち合う音。
 次いで火花が瞬き、体躯における比はさほどの差はないというのに、重厚なプレートを着込んだ男の方が吹き飛ばされてしまった。

【肉食竜――古い時代、今は亡き大帝国の魔導士が生み出した小型の魔物だ】

【その膂力は常人の数十倍であり、躰を構成する肉質は金属のそれに近い】

【毒や魔法の類を使わぬ猛獣の質だが、しかしその体の形状は鏃を繋ぎ合わせたかのように鋭く、恐ろしい】


寡黙な男「俺が前に出る」

傭兵男「正面以外のことは気にすんな、俺が『眼』だ。いつも通りでやるぜ」


 吹き飛んで来た冒険者の男を避けた寡黙な男は、外套を脱ぎ捨てたのと共に背丈ほどの両手剣を抜き放った。

寡黙な男(初撃は……)


【戦闘状況・ステータス】

【馬車が横転し、数人の男女の死体が転がる中で18名の冒険者が肉食竜と対峙しています】

【控えめに言って乱戦。混戦しています】

【仲間の傭兵男が連携してくれるため、目の前にだけ集中して戦えば誤爆やフレンドリーファイアは防げるでしょう】


『運命力=+1』
『技能=剣技(粗雑)・連携(同ギルド所属限定)』
『このステータスを知る事は出来ない』
『このステータスを知る事は出来ない』
『このステータスを知る事は出来ない』

【戦闘です、あなたはどう動きますか】

 >>32


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/20(火) 09:05:06.52 ID:Qn1poKo9o
無理せず堅実に撃破が難しそうであれば騎士の場所まで引っ張っていく
引っ張っていく場合は可能であれば逃げた修道士達の位置と導いている修道女をチェック
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