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【安価&コンマ】亡国の姫と従者の逃亡記録

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747 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 07:53:36.68 ID:FVq2p2gZ0
ルル
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 10:10:58.54 ID:xfH2hKcAO
まだかな
749 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/14(木) 14:20:39.10 ID:5WSHvZRyo
>>746
個人的にはなんだかんだでフローリアとクロウスの主人公二人ですかね…何だかんだで愛着が沸きますし、これからドンドン辛い目に合っても乗り越えていってもらいたいものです。

15時からちょこちょこ再開していきます。
750 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/14(木) 15:09:06.30 ID:5WSHvZRyo

シルヴェロギアより東の方角、アグロ火山と呼ばれる火山地帯が存在している。

そこには炎龍と呼ばれる魔物がいると噂されているが険しい地形と常人では耐えきれない灼熱の暑さが襲う為、確認した者は誰もいないという。

レビュオス達はそんな危険地帯の麓まで来ていた。
フローリアを救うための火無き草はシルヴェロギア周辺だとこの辺りにしか生息していないからだ。


ルル「うー……あっつい…」

リトア「火山そのものからはまだ離れているとはいえ、もうここまで熱気が伝わってくるわね……」

レビュオス「ここは炎の魔力が自然と発生していてな、そのせいもあって暑さに適応した生物や植物も多いんだ」

リトア「それは魔物もってことですか?」

レビュオス「そうだ、火の魔力を宿したスライムやコウモリなんかもそうだし、天然のゴーレムやリザードマン…泥や枯れ草に擬態した魔物なんかもいるんだ」

リトア「あまり相対したくは無いですね…」

レビュオス「ああ、そもそも俺たちの目的は戦うことでもないしな……ルー坊、準備はできたか?」

ルル「うん、街からここまで簡易のワープを繋げる事はできたよ……ってルー坊ってなに!?うら若き乙女に付けるあだ名それ!?」

レビュオス「こりゃ失礼、そんじゃあサクッと終わらせに行きますか!」

ルル「こらー!あっさりと流すな!」
751 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/14(木) 15:31:54.31 ID:5WSHvZRyo

三人は魔物に足止めされるのを避けるため、見つからないように岩肌を渡り歩いていく。

レビュオスはともかくリトアも意外と体力があるようで足元が安定しない道でも難なく進めて行っていた。


ルル「あっついぃー……二人ともよく平然としていられるよね」

リトア「まぁ私はもっと暑いとこに居たこともあったから……それになにも暑くない訳ではないわよ」

レビュオス「意識していれば余計暑くなるだけだからな、まぁここら辺は慣れもあるだろ」

ルル「うーん…」


ふとルルは気になる事があったのを思い出し、思いきってレビュオスに聞いてみることにした。


ルル「そういえばさ……なんでレビュオスさんってここまで私たちに気をかけてくれるの?」

レビュオス「何でと言われてもな…困っている人間がいれば助けるのは兵士としての義務だろ?」

ルル「だったとしてもこれって兵士の職務の中に入ってるとは思えないよ、巫女さんの護衛ほったらかして私たちを助ける理由って他にもあるんじゃないの?」


レビュオスはルルが思っていたよりも聡い人間だと言う事に今更ながら気づく。
何となく空気が重くなっていくのを嫌ってか、観念したかのようにレビュオスは口を開く。
752 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/14(木) 15:48:11.45 ID:5WSHvZRyo

レビュオス「…………娘がいたんだ」

ルル「……えっ、レビュオスさんって既婚者だったの?」

レビュオス「昔はな、今は離婚して独り身ではあるんだけど…俺が20の時に産まれた子だから生きてりゃ今頃は13歳ぐらいか…」

リトア「生きてればって……そんな…」

レビュオス「別に生まれつき持病を持っているわけでもない元気な子だったよ、けどある日風邪かと思って寝かせていたら急に容態が悪化してな……気づいたときにはもう手遅れに近い状態だったよ」

ルル「……っ」


ルルは自分の好奇心を初めて恨む。

レビュオスの娘に降りかかった病状はフローリアの病状と酷似している事に気づいた。

今こうして背中越しに語り続けている男の顔はどのようなことになっているのだろう。ルルとリトアは黙って聞くことしか出来なかった。


レビュオス「そんときはシルヴェロギアにも嵐が来ててな、みんなに止められながらもここに来て薬の材料を採って、やっとの事で戻ってきた時にはもう間に合わなかった」

レビュオス「だからこれは俺の自己満足なんだ、あの日…出来なかった事を成し遂げるために俺は今日ここに来たんだ」

レビュオス「あっ、クロウスには言うなよ? あれこれ言って来たけど結局は俺の超個人的な理由だしな!」

ルル「……安心してよ、誰にも言わないしリアは絶対私たちで助けるんだから!」

リトア「ふふ、これは尚更急いで探さないとね」


レビュオスは振り替えると、とぼけたような顔をしてシーっと口の前に立てる。

二人に気を使ったその行動にルルとリトアは俄然やる気が湧いてきたみたいだった。
753 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/14(木) 16:02:37.22 ID:5WSHvZRyo


そして二人はレビュオスに案内され、火無き草が生えていたという崖まで到達したのだが…。


リトア「えっと…ここに火無き草があったんですか?」

レビュオス「あ、ああ……確かにここにあった…だが」

ルル「全然無いじゃん…本当にここで合ってるの!?」


レビュオスは記憶を頼りにかつて娘のために訪れた地に着いたのだが、土石流に飲み込まれてしまったのか…かつて枯れ草混じりに生えていた火回り草や火無き草は全て岩の下敷きになってしまったようだ。


レビュオス(くそ…ここが駄目となるともう少し上か…?しかしこれ以上進むのは女性二人を連れては危険過ぎる気もする…!)

ルル「んあーもう!どうしよう……このままじゃあリアは…!」

リトア「落ち着いてルル…ひとまず周りを見て他に生えてそうな場所を見つけ…」


リトアがルルを宥めようとした時、グラグラと地面が揺れ始める。
三人は噴火を警戒したのだが次の瞬間、リトアが何かに足を取られるかのように地面に引きずり込まれてしまう。


リトア「えっ…!? ひゃっ!?」

レビュオス「リトア嬢!?」







リトア「痛ったた……この下って洞窟になってたのね」


リトアは自分が落ちた場所の上を見るとぽっかりと穴が空いていて、レビュオスとルルが覗き込んでるのを確認した。
わりと深く落ちてしまったようだが声でのやり取りができるぐらいは出来るようだ。


ルル「リトアー!!だいじょーぶーー!?」

リトア「ええ…問題ないわ!」

レビュオス「待っていろ、今ロープで引き上げてやる…!」

リトア「…ん? ちょっと待って…!」


リトアは洞窟の先を目を凝らして見てみる。

僅かながらに日が差しているところに目的の火無き草らしき草が生えているのが分かった。


しかし火無き草が生えているところには、魔物が住み着いていたようで……。


火無き草が生えている洞窟を縄張りにしていた魔物
↓1から↓3の間で募集

【名前】
【生態】
【攻撃方法】
【弱点】
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:05:13.10 ID:TCCje3mzO
【名前】アカゲサライザル(繁殖期)
【生態】熱耐性のある猿。火回り草が大好物
力の強い個体のみがメスに性転換し、その個体を中心とした小〜中規模の群れを形成する。繁殖期のオスは仲間と連携して他種族(特に哺乳類)のメスを攫い、自分達の群れの雌に見立てて輪姦するという習性がある
【攻撃方法】群れによるチームワーク&素早い動きで相手を撹乱。モンスターとしては非力な部類だが抵抗手段を持たない一般人相手には十分脅威となり得る
【弱点】氷属性。また、根は臆病なので群れの被害が大きくなると蜘蛛の子を散らしたように逃げ出す
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:06:45.01 ID:gEgbPzsfO
【名前】エロゴン
【生態】尻尾から媚薬効果のあるフェロモンを発して攻撃。生息地周辺の元々の暑さも相まり襲撃に気付きにくい
【攻撃方法】
のしかかり
まとわりつく
したでなめる
なかにだす
【弱点】うっかりフェロモンを出し尽くすとその命は終わってしまう
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 16:14:27.80 ID:9MprE32T0
【名前】火鳴き花
【生態】火無き草が異常に成長した変異種で自身や他の火無き草を守るために反撃する
【攻撃方法】火炎弾で出鱈目に爆撃
【弱点】弱点かどうかは微妙だがこれ自体がクソ目立つ火無き草ということで採取が手っ取り早い
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 22:41:04.47 ID:14Rzy8oA0
戦闘って負けたら陵辱される形式だからモンスター案にはエロ要素含めてくださいって書いておいた方が良いんじゃないか?
>>227>>756みたいなのがエロ無いからって理由で絶対に採用されないならただの枠潰しでしかない
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 23:11:08.63 ID:Dq2Ej6knO
人によってはバイオレンスな描写にエロを見出すかもしれんし……
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 23:56:06.13 ID:9MprE32T0
この場面に合うかなと思って投げたけどダメだったら次以降控えるわごめん
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 00:28:31.95 ID:X8z9/NCbO
>>759は悪くないよ。ちゃんと場に合ったモンスター考えてるわけだし
出てくるモンスター全部エロ特化ってのもバランス悪いでしょ
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 10:50:58.61 ID:EqOaaMxmO
とりあえずは>>1の判断待ちでしょう
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 16:35:32.60 ID:CEuYbc3LO
どちらにせよコンティニューできないバトルであることに変わりはないから怖い
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/16(土) 22:33:04.83 ID:dxYfJFeGO
忙しそうだな
764 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 21:24:20.16 ID:qtM7INDZO
続きを始めていきますー。


今回は>>754を採用ですがモンスターのエロは正直あっても無くても大丈夫です。
何となくピンと来たものを選んでるだけですし無いなら無いで色々と考えるので…。(>>756とかも根を使った触手プレイとかと迷ってましたし)

あと今回の戦闘ですが取り返しのつかない要素(キャラクターの処女など)が含まれますので初手ゾロ目で一発敗北だと理不尽過ぎるかなと思ったのでゾロ目判定は敵味方問わず最後の最後の一発逆転の手段にしてみます。
765 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 21:33:52.33 ID:xFhhM/Uao


アカゲサライザルa「ウキャキャキャッ」

アカゲサライザルb「ケキャキャ?」

アカゲサライザルc「ウキィー!!キャッキャッ!」

リトア「さ、猿…!?」


リトアの目の前には3匹の猿……いや、猿型の魔物がいた。
3匹は獲物の来訪を待ちわびていたと言わんばかりに興奮を隠してはいなかった。


アカゲサライザルa「キャキャッ!キャキャッ!」

リトア(コイツら……本で見た事あるかも、サライザルの亜種だったはず)

リトア(繁殖期になると哺乳類のメスを拐って……ってまさかコイツら!?)

アカゲサライザルb「ウキィーキッキッ!!」

アカゲサライザルc「ウキウキ!ケキャケキャ!!」

リトア「や、やめなさい…!近づかないで!!」

アカゲサライザルa「ウキッキィーーー!!!」バッ


一匹の猿がリトアに飛びかかってくる。

しかしその瞬間、一筋の矢が猿の肩に突き刺さりじめんに転がり倒れていった。
766 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 21:39:39.18 ID:xFhhM/Uao

アカゲサライザルa「イギャッ!?」

レビュオス「よっと…無事かい、リトア嬢」ザッ

リトア「あ…ありがとうございます」

ルル「レビュオスさん、私も助太刀するよー!」

レビュオス「いや…こんな狭いとこで嬢ちゃんが魔法で暴れたら崩落する危険があるだろ、それに上に誰かいなかったら脱出の時に手間がかかる」

ルル「むー…でも」

レビュオス「ここは俺に任せてくれよ、さて…」キンッ


弓の弦が淡く発光しながら消えていく。
そしてレビュオスの武器が一張の弓から二振りの剣へと姿を変える。


アカゲサライザル雌「キキキ…」

レビュオス「そこのボス猿、お前が尻に敷いてるその草は俺たちにとって必要な薬草なんだ」



レビュオス「その汚いケツをどいてもらうぞ」
767 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 21:46:04.83 ID:xFhhM/Uao

────戦闘開始────

【Act.1】


レビュオス「リトア嬢もいるし…さて、どうするか」

レビュオスの行動選択
@双剣による華麗な捌き(チャージ系◯、テクニック系×)
Aバックステップで下がり弓矢の連射(テクニック系◯、アタック系×)
B双剣と弓のコンビネーション(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【亡き娘への誓い】(2回目の負け判定を無かったことにして判定をやり直す、この戦闘のみ有効)


アカゲサライザル達の行動パターン

00~20 雌の号令で三匹同時に襲い掛かる(チャージ系)
21~30 撹乱からの雌の奇襲攻撃(無条件で攻撃を食らう)
31~50 火回り草を食べ、炎を吹いてくる(テクニック系)
51~90 それぞれが順番に攻撃してくる(アタック系)
91~99 引け腰になっている(無条件で攻撃が通る)


↓1でレビュオスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります

768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 21:54:44.77 ID:A7eaSwZF0
3
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 21:56:29.25 ID:mRf4rqkDO
はい
770 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 22:26:34.36 ID:xFhhM/Uao

先に動いたのは猿たちの方だった。

三匹同時にレビュオスの周りをぐるぐると回りながら攻撃を仕掛けてくる。

レビュオスは双剣を巧みに操り猿たちを寄せ付けないが、闇に紛れて一匹……猿の親玉が気配を消してレビュオスに迫った。


アカゲサライザル雌「ウキキッ」グルグル

レビュオス「うおっ!?」ドンッ


雌猿のローリングアタックにレビュオスはよろめくが直ぐに反撃の体勢に入る。

しかし雌猿はまた直ぐに後ろの方へと引っ込んでしまった。


レビュオス「そーいう事してくるのね……魔物が連携とか生意気だな」



───サライザルの勝ち───
     1 2 3
レビュオス ✕
サライザル◯
771 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 22:28:14.92 ID:xFhhM/Uao


────戦闘開始────

【Act.2】


レビュオス「ちっ…面倒くさいことになるか?」

レビュオスの行動選択
@(チャージ系◯、テクニック系×)
A(テクニック系◯、アタック系×)
B(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【亡き娘への誓い】(2回目の負け判定を無かったことにして判定をやり直す、この戦闘のみ有効)


アカゲサライザル達の行動パターン

00~20 雌の号令で三匹同時に襲い掛かる(チャージ系)
21~30 撹乱からの雌の奇襲攻撃(無条件で攻撃を食らう)
31~50 火回り草を食べ、炎を吹いてくる(テクニック系)
51~90 それぞれが順番に攻撃してくる(アタック系)
91~99 引け腰になっている(無条件で攻撃が通る)


↓1でレビュオスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 22:28:41.25 ID:MHhlDFyn0
2
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 22:28:58.23 ID:+I9ehr9gO
3
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 22:30:28.92 ID:RFcKtggvo
猿つええ
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 22:36:41.52 ID:rvk3iSTrO
ルル以外一度も勝ててないという
現在進行形で負けかけてるレビュオスさんどうなる
776 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 23:16:44.09 ID:xFhhM/Uao

レビュオスは想定以上の苦戦を強いられていた。
彼自身も腕の立つ戦士ではあるが一対四の数の不利を押し付けられ、好機を見出だせずにいる状態だった。


レビュオス「はぁ…はぁ…」

アカゲサライザル雌「ウキッウキッウキッ!!!」

リトア「レビュオスさん…!」



ルル「もう…こうなったら私も下に降りるしか…!」

アカゲサライザルd「ウキキッ」ガササッ

ルル「えっ?」

アカゲサライザルe「キィーッ、ウキッキ」

アカゲサライザルf「ウキウキィー!」

アカゲサライザルg「キッキッキ!」

ルル「……ひょっとしてこっちもヤバい感じ?」
777 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/17(日) 23:23:49.56 ID:xFhhM/Uao

レビュオス(くそ……こんな所で負けてられるかよ)

レビュオス(もう同じことは繰り返させない……!!死んじまった娘にカッコ悪いところは見せないって決めたんだ…!!)

レビュオス「天国にいるあいつに…これ以上醜態は見せたくねぇな…!!」グググッ


スキル【亡き娘への誓い】によりこの判定をやり直します。



レビュオスの行動選択
@(チャージ系◯、テクニック系×)
A(テクニック系◯、アタック系×)
B(アタック系◯、チャージ系×)


アカゲサライザル達の行動パターン

00~20 雌の号令で三匹同時に襲い掛かる(チャージ系)
21~30 撹乱からの雌の奇襲攻撃(無条件で攻撃を食らう)
31~50 火回り草を食べ、炎を吹いてくる(テクニック系)
51~90 それぞれが順番に攻撃してくる(アタック系)
91~99 引け腰になっている(無条件で攻撃が通る)


↓1でレビュオスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 23:24:13.22 ID:lpiasuRW0
3
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 23:24:21.68 ID:rvk3iSTrO
3
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/17(日) 23:34:32.88 ID:w8mBO8/zO
何で皆3ばかり選ぶんだと思ったけど、少しだけ勝率が高くなってるのか
781 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/18(月) 00:00:54.21 ID:bSNtGL2eo

アカゲサライザルa「ウキキッ!」ブンッ

レビュオス「ふっ!」キンッ

アカゲサライザルb「キィーッ」グルンッ

レビュオス「くっ…せい!!」キンッ…ブンッ

アカゲサライザルb「ウギッ!!」

アカゲサライザルc「ウキャキャッ!!」グオンッ

レビュオス「よっ…はぁ!!」ドカッ、ビシュッ

アカゲサライザルc「キィーッ!?」ドスッ


一匹目の攻撃を片手で払い、二匹目の攻撃をもう片方で受け止め空いた剣で切り裂く。

三匹目は蹴っ飛ばして距離を開けた後に双剣を合体し、即座に射撃による追撃を放つ。


アカゲサライザル雌「ウキ…!」ジリッ

レビュオス「おい、動くなアホ」ビシュッ

アカゲサライザル雌「ウキキッ!?」ヒョイッ


雌猿の動きにも警戒を解かず、動き出しに常に牽制を入れている為雌も姿を消しづらくなっていた。



───レビュオスの勝ち───
     1 2 3
レビュオス ✕ ◯
サライザル◯ ✕
782 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/18(月) 00:12:13.91 ID:bSNtGL2eo

【Act.3】

火山地帯ということもあり、洞窟内の温度は決して涼しいわけではない。

鎧を着ているレビュオスにとってはスタミナを奪われる一因にもなっている。

レビュオス(長期戦は俺に不利だ、短期決戦!ここで仕留める!)


レビュオスの行動選択
@双剣による華麗な捌き(チャージ系◯、テクニック系×)
Aバックステップで下がり弓矢の連射(テクニック系◯、アタック系×)
B双剣と弓のコンビネーション(アタック系◯、チャージ系×)


アカゲサライザル達の行動パターン

00~20 雌の号令で三匹同時に襲い掛かる(チャージ系)
21~30 撹乱からの雌の奇襲攻撃(無条件で攻撃を食らう)
31~50 火回り草を食べ、炎を吹いてくる(テクニック系)
51~90 それぞれが順番に攻撃してくる(アタック系)
91~99 引け腰になっている(無条件で攻撃が通る)


↓1でレビュオスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 00:12:36.89 ID:CLU+X9uB0
3
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 00:12:45.94 ID:renCMeaOO
ふぁ
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 00:12:48.46 ID:QIQG7jNIo
たのむたのむたのむ
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 00:19:13.50 ID:C08QrgC10
何とか勝てた
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 00:36:55.55 ID:renCMeaOO
まだ猿側のゾロ目判定がある
788 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/18(月) 01:10:55.46 ID:bSNtGL2eo

レビュオス「はっ!!そらっ!!」

アカゲサライザルa「ウキッ…ギィッ!?」

アカゲサライザルb「キャウッ!?」


本来のペースを取り戻したレビュオスは双剣による連撃で巧みに相手を追い詰めていく。

焦れた雌猿は三度、奇襲を狙っていこうと天井まで登り飛び降りた。

しかしレビュオスはその行動を既に読んでいた。


レビュオス「三回も同じ攻撃を喰らうかよ…」


レビュオスは即座に弓に戻し魔力で形成された弦を引く、狙いは雌猿の脳天。

アカゲサライザル雌「アギッ!?」ドスッ

空中にいる雌猿は身動きが取れなかった。
頭を魔力の矢が貫き、雌猿は即座に息絶えた。


アカゲサライザル雌「」ドサッ

アカゲサライザルb「ウキッ!?キ、キィー…!!」ビクビク

アカゲサライザルc「キャウ……ウキウキィ!!」ダッ


ボス猿が殺られた事により先ほどまで強気だった他の猿たちは直ぐに怯えた態度を見せ、一目散に洞窟の奥へと逃げ去っていった。


レビュオス「はぁ…はぁ……あー、少し実戦から離れすぎてたのかな」ヘトッ

リトア「レビュオスさん…!?」

レビュオス「苦戦したぁ…!!」ゴロン


しかしどこかやりきった表情のレビュオスは大の字になって地面に寝転んだ。
789 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/18(月) 01:15:13.32 ID:bSNtGL2eo
今回はここまでで。

腐る可能性もあるかなーと思ってた戦闘スキルがまさかの活躍をするとは…。
次はなるべく早めに更新でけるように頑張ります。
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 01:45:26.18 ID:aL+1bngto
おつおつ
ひいいなんとかなったな……
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 01:47:40.77 ID:C08QrgC10
おつ

ルルの時はフローリアの魔法獲得というボーナスがあった(?)けど今回は何があるんだろう

リトア×レビュオスでフラグ発生する?
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 10:21:13.85 ID:zegHOWgFO
やっぱ巻き戻せないなら陵辱はNGって人が多いんだな
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 17:07:36.41 ID:fX80M1vpO
この後はまた自由行動かな?
794 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 00:50:15.11 ID:1beGODmUo
昼前ぐらいからまた再開していきます。
その前に少しレス返タイムと報告を。


>>791
今回は特に何もボーナスは予定してませんでしたがそれぐらいなら有りかな…?

>>793
この後の予定としましては通常通りクロウスとフローリアの自由行動→ストーリー進行→銀黎祭(ちょっとしたデートイベ)→ストーリー進行(シルヴェロギア編終了)
その後は妹姫編を挟んでからまた新国といった流れを予定しております。(我ながら先が長い)


それと魔導帝国編ではフラグの数で仲間入りするキャラがある程度決まりましたが今回はフラグの数で決まる形式にはなりませんので好きなキャラと交流をして大丈夫です。

ただし別の形で重要なルート分岐はありますが…それはその時になってから説明入れます。


それでは皆さまおやすみなさい…。
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 01:17:40.58 ID:PFsBsgMVo
おつおやすみ
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 08:16:54.68 ID:ZBqzVJGj0
乙です&楽しみ
797 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 11:50:46.93 ID:1beGODmUo
それではゆったーりと始めていきます。
798 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 11:53:38.89 ID:1beGODmUo

リトア「レビュオスさん大丈夫ですか!?」

レビュオス「ああ、何とかな」

リトア「ごめんなさい……私がアイツらの巣に引きずり込まれたからこんな事に…!」

レビュオス「君が気にすることではないよ、それに君が無事で本当に良かった」

リトア(こんな傷だらけになってまで……ちょっとだけカッコよかったかも…)

レビュオス「それにそのお陰で目的のブツが見つかったんだからな」

リトア「あ…そうだ、あの猿の魔物……食い荒らしてたりしてなきゃいいんだけど」

レビュオス「俺のことはいいから、君は火無き草の採取を頼む」

リトア「分かりました!………レビュオスさん、ありがとうございます」ペコリッ


リトアはレビュオスにお辞儀をすると直ぐに火無き草の採取に取りかかった。

苦戦を強いられたレビュオスは一息つきながら天井の外で待機しているルルに声をかける。


レビュオス「終わったぞルー坊、リュックにロープが有るから引っ掻けて垂らしてくれー」




レビュオス「………ルル?」

799 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 11:56:28.44 ID:1beGODmUo

返ってこぬ返事にレビュオスは一つの不安を抱いた。

それは自分達が戦っている間にルルもまた魔物に襲われたのではないかと…。


レビュオス(くそしまった…自分の事だけに集中し過ぎたか!?)

レビュオス「ルル、返事をしろ!!ルル!!」

ルル「もぉー…そんなに大声出さなくても分かるって」ヒョコッ

レビュオス「……って、へ?」

ルル「ごめんごめん、ちょっとこっちの方でも色々あってさ……今ロープ降ろすから待ってて!」

レビュオス「お、驚かせないでくれ……おっちゃんの心臓もたんから…」ヘナヘナ

ルル「へへへー」


ルルが垂らしたロープを伝い、なんとか洞窟から出てきた二人だったがそこで色んな意味で意外な光景を目の当たりすることになる。


アカゲサライザルd「う、うきぃ〜…」ビクビク

アカゲサライザルe「ウキ…」オドオド

リトア「な、なにこれ…」

800 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:03:36.90 ID:1beGODmUo

外に出るとそこには先ほどまで戦っていた猿型の魔物たちが怯えていたり正座してたり、土下座してる者までいた。


レビュオス「おい……何したんだルー坊」

ルル「あはは……まぁちょっと、弱肉強食の順位を教え込ませたというか」

アカゲサライザルf「ウキーーーッ!?」ビクビク

アカゲサライザルg「うきき、うき…!!」オドオド


如何に数で有利をとろうと遮蔽物の少ない地形で親玉による統率の無い烏合……いや、猿合の衆では広範囲をカバーできるルルの敵では無かったようだ。

クロウスの言う通り、彼女には天性の戦闘センスが有るのだろう……。

しかし、


ルル「ほら二人とも!火無き草が見つかったんならとっとと街に戻ろう!!」

アカゲサライザル達「ウキキッ!!」ザッ


ルルが通ろうとする道の脇に猿達は素早く整列した。
もはや猿達に戦意など無くむしろルルに対して畏敬の念を抱いているようにも見えた。


リトア(さ、さっきの雌猿よりよっぽど親玉してるわ)

レビュオス(まさに猿山の大将…)


わりと失礼な事を考えながらも二人は決して口には出さず、猿の魔物に見送られながら静かに下山していった。


レビュオスとリトアにフラグ@が建ちました。
801 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:13:25.31 ID:1beGODmUo

フローリア「はぁ…はぁ…」

クロウス「姫様…お気を確かに」

ジェニファー「クロウス様…タオルを取り替えに来ましたわ」

クロウス「すまない、助かる…」


あれからクロウスはずっとフローリアの側にいた。
熱と痛みに浮かされていたが彼女はずっとクロウスの手を握り続けていて離さないでいる。

クロウスもまたそんな彼女を勇気づけるように握り返していて手のひらが汗ばむのも気にせずに献身的に声をかけ続けている。


クロウス「きっとルル達が薬の材料を採ってきてくれる、だから姫様も負けないでください…」ギュッ

フローリア「はぁ…はぁ……ごめんなさい…くろうす、たくさん迷惑かけて…」

クロウス「謝らないでください、そんな事は気にしてませんしむしろ何もできない俺が…」


フローリア「ごめんなさい…いっぱいくろうすが守ってくれてるのに……汚されちゃって…ごめんなさい……!」

クロウス「……? フローリア様…?」


熱のせいで悪夢でも見ているのだろうと思いたかったが、なぜかフローリアの発したその譫言は気になってしまった。

だがその懸念は待ちわびた吉報によりすぐに頭から消えることになった。

802 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:16:13.20 ID:1beGODmUo

リトア「お待たせしました…!!」ガチャッ

ルル「ただいま!!」

クロウス「っ!! リトアさん、ルル…!それに……!」

レビュオス「よっ…友人。約束、ちゃんと果たしたぞ」

クロウス「はは…!かたじけない!」

レビュオス「喜ぶのはまだ早いぞ、すぐに医者先生に薬を調合して貰わなくちゃいけないしな」

ジェニファー「そうですわね!なら早くお医者様をお呼びしなくては!」

クロウス「ああ!そうだな!!」



部屋に活気が戻り皆がそれぞれ動き出していく中、レビュオスだけがなぜか部屋の隅の方をジッと見ていた。


リトア「……? レビュオスさん、どうかしたんですか?」

レビュオス「えっ……あぁ、何でもない」


どこか唖然としていたレビュオスだったがそそくさと部屋を出ていった、その横顔はどこか嬉しそうな表情をしていた。

その真意を知る者はきっと本人だけだろう。
803 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:18:23.68 ID:1beGODmUo

そして1週間後………。


フローリア「この度は本当に申し訳ございませんでした…!」


体調が回復したフローリアは竜遇宮にてアンリエッタとレビュオスに会いに来ていた。

理由は公務中であったレビュオスがわざわざ自分の治療のために動いてくれていた事に対しての謝罪だった。


アンリエッタ「そんなにかしこまらないでください、私たちは自分に出来ることをしようとしただけですから…」

レビュオス「そうそう、それに祭りの前に湿っぽくなるのはごめんだしな。だから姫さんもあまり気にしなさんな」

フローリア「うう…ですが」

レビュオス「それに…病み上がりのお姫様を責め立てるような事をしちゃあそこの騎士様に怒られちまう」

クロウス「姫様…大丈夫ですか?お体に障られますしもうそろそろお部屋に戻られては…!」オロオロ

フローリア「もう平気よクロウス……ごめんなさい、なんだか体調が戻ってからずっとこの調子で…」

アンリエッタ「ふふ、愛されてる証拠じゃないですか♪」

レビュオス「はは、違いない!」

フローリア「あ、あい…///…こほんっ」

フローリア「しかし……私たちの事はもう知っていると聞きました、帝国から逃げている身の私たちがこのままここに居てはやはりマズイのでは」
804 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:21:16.15 ID:1beGODmUo

アンリエッタ「ふむ…どう思いますかレビュオス」

レビュオス「そうですね……とりあえず祭りが終わるまではここに居て良いんじゃないですか?その後の事は後で考えましょう」

アンリエッタ「そうですね、私もそう思ってました」

フローリア「え……そんなあっさりと…!」

アンリエッタ「迷える恩人を放っておくなど銀竜様の名に恥じる行為はできません」

レビュオス「右に同じく、だからとりあえず明後日の銀黎祭を楽しみにしておいてくれよ!」

クロウス「姫様、ここは竜巫女様と兵士長殿の言う通りにしましょう」

フローリア「クロウスまで……分かりました、ではまた暫くご厚意に甘えさせて頂きます」ペコリッ
805 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:22:13.93 ID:1beGODmUo

───クロウス視点───


クロウス「はぁ……」

クロウス(フローリア様が元気になられたのは良いことだが…まさかあんな事を言われるとは)


フローリア『ごめんなさいクロウス……今は一人で考えたい事があるの…』


クロウス(今思えば熱に浮かされていたと思っていたが……それ以前にフローリア様の様子は少しおかしかった)

クロウス(従者として側に居て気づくのが遅すぎだ……しかしどうする?いったいどこまで踏み込めば良いんだろうか?)モヤモヤ

クロウス(……駄目だ!一人で考えてても答えが見つからん!!)

クロウス「……他のみんなは祭りの手伝いやらなんやらをしてるみたいだな、どうしたもんかな…」



クロウス自由行動1回目(残り3回)
↓2でクロウスの行動を選んでください


@誰かと交流しに行く(二人まで、場所の指定も可)
 フローリア>>4、★ルル>>79(ボーナスハッセイチュウ)、ジェニファー>>96、リトア>>524、レビュオス>>588、アンリエッタ>>613

A一人で行動する
 (どこで何をするか、自由安価)


シルヴェロギアSPOT
【竜遇宮・庭園】【修練場】【武具防具店】【飲み屋街】【竜泉境(温泉)】【キャラバン商店】etc…
※あくまで参考です、こんな場所あれば良いんじゃない?というのがあれば安価に書き込んでください。

手持ちのフラグ(クロウス)
フローリア×1
ルル×2

他キャラ同士のフラグ
レビュオスとリトア×1
レビュオスとアンリエッタ×1(二人の関係を踏まえ、初期から1本持ってる事にします)
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 12:26:39.96 ID:yicYex8vO
1ルル
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 12:26:55.45 ID:tt1RxtfqO
1 ルル
808 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 12:56:32.26 ID:1beGODmUo

クロウス「はぁ〜…」


クロウスは悩んでいた。

最近のフローリアの様子のおかしさや己の不甲斐なさに胸の内のモヤモヤが全然晴れない事に。

無論フローリアの事に関しては本人に直接聞けば済む話なのだが……真面目なクロウスは姫が自分に隠している以上は聞かない方が良いのかという考えも有りどうしたもんかと手を込まねいていた。


そこに見知った顔が一人、クロウスに近づいていた。


ルル「あれ?どうしたのクロウスさん、こんなとこで」

クロウス「ルルか……いや特に何をしてるわけでも無いんだが…」

ルル「なんか辛気くさい顔してるねー、また何か悩みでも抱えちゃってるの?なんなら私が聞いてあげよっか!!」

クロウス「俺は何も…!」

クロウス「……いや、一人で悩んでるよりはマシか」

ルル「ふふーん、そういう事!クロウスさんはもっと周りを頼った方がいいよ!」


ルルとの交流内容(聞きたい事、話したい事、一緒にやりたい事など内容)
下1から下3の間で募集
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 13:01:39.99 ID:JBwMgdKX0
ルルの目から見てフローリアに何か変わったことは無いか
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 13:02:58.33 ID:ZBqzVJGj0
改めて感謝の意を伝える
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 13:16:27.19 ID:0UULjTBNO
なんとなくルルの頭を撫でちゃう
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 14:55:44.97 ID:23LkAHRFO
クロウスにしろレビュオスにしろヒロイン達との歳の差やべえな()
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 16:00:08.56 ID:d91pZzoh0
フロルル間が仲良しなクロウスはともかくレビュオスの方はどうなってしまうのか
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 20:14:35.58 ID:V8s+CebjO
新米とかならまだしも、キャラがベテランだったり地位があると年齢が離れやすくなるのはしゃあない
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 20:30:06.08 ID:OPVGvSnsO
そこに愛があれば年齢なんて問題ないさ
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 22:11:39.47 ID:QfpMcLpkO
終了宣言されてないけど今日の更新まだあるのかな
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 22:16:12.26 ID:fmrd0vIHo
別にフラグが三つ貯まったからって恋愛関係になるとは限らないだろ!(クロウス一途派)
818 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 23:40:08.83 ID:bbn56KUTO

クロウス「なら聞きたいんだが……お前から見て最近姫様に変わったことは無かったか?」

ルル「え、リアに変わったこと?」

ルル「うーん……特には無いと思うけど、まぁ元気は無さそうだしまだ病み上がりで疲れてるだけだと思うんだけどなぁ」

クロウス「そうか……」

ルル「なんだ、深刻そうな顔してたけどリアの事で悩んでたのかぁ…いつものクロウスさんで何よりだよ」

クロウス「姫様のことになれば深刻にもなるだろ…俺は従者であり護衛の騎士だ、姫様に何かあれば心配するのは当然だろ」

ルル「うーん……でもクロウスさんって結構過保護なとこあるからなぁ、意外とリアにうざがられてたりして…」

クロウス「う、うざっ!?」ガーン

ルル「リアだって思春期の女の子なんだから、四六時中付きまとわれるのを嫌がってる可能性だってあるかもよー?」ニヤニヤ

ルル(まぁリアに関してはそんな事は無さそうだけどねー、本人もクロウスさんを一番慕ってそうだ、し……?)


クロウス「そ、そうか……俺は姫様にウザいと思われてたのか……」ズーン

ルル「ちょっ!?クロウスさん、今のはちょっとした冗談だから!リアがクロウスさんを嫌うなんてこと無いでしょたぶん!!」

クロウス「そ、そうか…?いやしかし…」

ルル「もぉ……戦ってるときはカッコいいのに、変なところで打たれ弱いんだから…」ボソッ


口に出してから自分の言ったことを自覚したのか、ルルはぶんぶんと頭を振り自分よりも二回りも大きい男を慰めにかかる。
819 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/21(木) 23:43:31.90 ID:bbn56KUTO

ルル「と、とにかく!そんなに気になるならやっぱりリアに直接聞いた方がいいよ、ひょっとしたら私たちにも話せない悩みを抱えてるかもしれないし……それを聞き出せるのはクロウスさんしかいないと思うんだ」

クロウス「ルル……」

ルル「元気だしてよ、クロウスさんがそんな調子だとこっちも調子狂っちゃうよ!」

クロウス「……まったく、我ながら女々しすぎて泣けてくるな」

クロウス「すまない…少しだけだか吹っ切れた。ありがとうな、ルル」ナデナデ


感謝の言葉を述べ、クロウスはルルの頭を撫でた。

前に遺跡の時にも撫でた事はあったがルルは頭を撫でられるのが好きなようで大人しくクロウスの豆が潰れて堅くなった手のひらを受け入れていった。


ルル「ん…!」

クロウス「それと、姫様を助けるのにも協力してくれてありがとう。本当に助かったぞ」

ルル「リアは私の友達だもん、友達を助けるのは当然だよ」

クロウス「しかし俺からすれば幾ら礼を言っても足りんぐらいだ」

ルル「そう…? なら少しだけお願いがあるんだけど…」

クロウス「なんだ?」

ルル「……もう少しだけ、なでなでしてもらいたいなぁ〜…なんて///」

クロウス「……あぁ、そんな事なら幾らでもしてやるさ」ナデナデ

ルル「にしし…♪ ありがと、クロウスさん」


ルルとのフラグB、Cを手に入れました。
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 00:03:16.08 ID:8m/7HJdh0
かわええのー
821 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 00:30:39.19 ID:zoB4Vrg4O

クロウス自由行動2回目(残り2回)
↓2でクロウスの行動を選んでください


@誰かと交流しに行く(二人まで、場所の指定も可)
 フローリア>>4、ルル>>79、ジェニファー>>96、リトア>>524、レビュオス>>588、アンリエッタ>>613

A一人で行動する
 (どこで何をするか、自由安価)

Bフラグを消費してえっちシーンを見る
 ルル【興味と本音と建前と】


シルヴェロギアSPOT
【竜遇宮・庭園】【修練場】【武具防具店】【飲み屋街】【竜泉境(温泉)】【キャラバン商店】etc…
※あくまで参考です、こんな場所あれば良いんじゃない?というのがあれば安価に書き込んでください。

手持ちのフラグ(クロウス)
フローリア×1
ルル×4

他キャラ同士のフラグ
レビュオスとリトア×1
レビュオスとアンリエッタ×1(二人の関係を踏まえ、初期から1本持ってる事にします)
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 00:32:07.45 ID:aZHdbI2po
おお!?
3
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 00:35:23.58 ID:8m/7HJdh0
3!
824 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 00:54:41.63 ID:zoB4Vrg4O
ひとまず今回はここまで。

スレ立てて3ヶ月目でようやく純愛(?)えっちシーンです。
いやほんと毎度毎度時間かかってすみません…、それでは次の更新で。
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 00:56:41.85 ID:aZHdbI2po
おつおつ
純愛初か
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 00:59:56.24 ID:7ZhL+tpTO
乙です
初の純愛描写たのしみ
827 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 16:56:35.87 ID:Bntiwe5xO

筆が乗ったので今日の夜に再開します。

先に言ってしまうと今回、本番シーンは無いです。
いきなり生ハメ本番シーンに持っていける構成力の無さを恨んでおくれ…。

それではまた夜にー。
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 17:00:06.96 ID:8m/7HJdh0
待ってるぜ
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 19:31:55.75 ID:yR9cfxtFO
またフラグ溜め直さないといけないのか……
本番に辿り着くまでルルが無事だといいが
830 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 21:19:35.17 ID:Z+R4hUMRo

21時半ぐらいから投下いたします。

今日はたぶん自由行動の選択まで進めて終わりになりそう。
831 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 21:43:42.14 ID:Z+R4hUMRo

クロウス「はぁ…」ギシッ


クロウスはホテルの自分の部屋に戻っていた。

フローリアの事、祭りの事、帝国の事、今後の事……今の考えをまとめる為だ。

彼の部屋は旅の中で唯一の男性と言うこともあって一人部屋を宛がわれている為、落ち着いて考えるには丁度良かった。


だがクロウス自身も心労が祟っているようで、ベットに腰かけて考えていると睡魔が襲ってくる。


クロウス(くぁ……眠いな…)

クロウス(ここのところ姫様の看病やら何やらで忙しかったからな……)

クロウス(…たまには昼寝というのも悪くはないか?)


腰かけたままクロウスは背中を倒してベットシーツの上に柔らかに沈んでいく。

窓から差し込む暖かな光がクロウスの眠気を余計に掻き立てる。


クロウス(少しだけ仮眠を取る、か………)





コンコン

  …ガチャッ

ルル「クロウスさんいるー?」

832 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 21:47:09.19 ID:Z+R4hUMRo

クロウスの部屋に入ってきたのはルルだった。

先の一件で話そびれていた事があってそれを伝えるためにクロウスを探していたらしい。

しかし当のクロウス本人は睡眠を取っていて丁度深めの眠りに入ってしまっているみたいだ。


ルル「ありゃ、タイミング悪かったかなー」

ルル(クロウスさんも最近は……というかナールから逃げてからずっと忙しかったし、仕方ないよね)

ルル(まぁ私は優しいし!無理に起こすような真似はしないもんね!話は後でも出来るし今はゆっくり寝かせ………えっ?)


改めてルルがクロウスを見るとある違和感に気づく。




なんとクロウスのズボン……もっと言うと男性の局部のある部分に立派なテントが張られていたのだ。



ルル(ぇ、え、うえええええぇぇぇーーーーーっ!!?)
833 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 21:53:53.03 ID:Z+R4hUMRo

ルル(ちょっ、何してるのクロウスさんっ!?こ、ここここれって…!!ぼ、ぼぼっ勃起ってやつじゃない!?///)


過保護に育てられ、ろくに性知識を教えられてこなかったフローリアと違いルルは普通(?)の女の子だ。

人体と魔力の関係性を知るために人体の構造を書した本などを読み漁っていた時期があり、その過程で男性の生理現象なども知っていたらしい。

しかし実際に見たことなどは勿論無く、ただただルルは狼狽している。


ルル(く、く、クロウスさんそれは最低だよ!///乙女の前でお、おちんちん勃たせるなんて…!!)

クロウス「う、うーん…」

ルル「っ!?」ビクッ

クロウス「…………すー…すー…」zzZ

ルル「あっ……そうだ、寝てるんだった…!」

ルル(そういえば男の人って…本当に疲れてる時とか寝てる時でもぼ、勃起しちゃう事があるって書いてあったっけ…)

ルル「………」ジッ


ルルはクロウスの下半身をジッと見ている。

クロウスはちょっとやそっとの事では起きそうには無い。




ゴクリ、と…生唾を飲む音が部屋に響く。
834 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 21:56:11.13 ID:Z+R4hUMRo

ルルはクロウスのズボンのベルトをカチャカチャと外していく。

耳まで真っ赤になりながらも手を止めるつもりは更々無いようだ。


ルル(こ、これは学術的なこーき心ってやつだよ…!男性の勃起時と魔力の因果関係を確かめるための貴重な実験って訳で…!!)

ルル(わ、私が変態って訳じゃないんだからね…!!そこんとこ誤解してもらっちゃあ困るよ!!///)


いったい誰に対して向けてるのかも分からない言い訳を心の中でぶちまけながらばれない程度にゆっくりとズボンを降ろす。

後は薄布一枚……下着を捲れば目的の物は目の前である。


ルル(あ、後はこれを脱がせば……え、えーい!!!)ガバッ


ルルは勢いに任せてクロウスの下着を脱がす。

ブルンッとクロウスの雄々しく反り立ったイチモツが外気に晒される。


ルル「あっ……」

ルル(で、でっかーーーっ!?昔お風呂で見たお父さんのとは比較にならないんだけど!?)
835 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 21:59:38.38 ID:Z+R4hUMRo

無論、ルルが見た父親のイチモツは勃起などしてなかったので大きさに関しては比較にはならないだろう。

むしろ男の本性を現したような、グロテスクな見た目をした肉棒を初めて見たことによるショックの方がルルにとっては大きかった。

しかしそんな事で止まるような性格では無いのも確かであり、ルルの中で徐々に好奇心の方が恐怖を勝っていった。


ルル「えっと…長さと横幅はこれぐらいで…か、硬さは…うわ、血行が巡ってるから熱い…!わっ!わっ…!ぴくんって動いてる!!」ツンツン

ルル(それに……うぅ、なんかすっぱい臭いがする…!)

ルル(けどなんだろ……そんなに嫌じゃない感じもする…、これってクロウスさんのおちんちんだから、かな…?)


顔を肉棒に近づけ、すんすんと匂いを確かめる。
どこか臭い気もするが何故だか頭がくらくらするような気もしてもっと確かめたくなる。

ルルの吐息が熱を帯びて漏れていく、今の彼女の脳内に『ここで止める』の文字など無かった。


ルル(あ、味も見ておかないと……ね?)

ルル(これは魔法の進歩に必要な事だよ…!だから大丈夫、大丈夫…!!)ドキドキ


ルル「い、いただきま〜す…///」


836 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 22:02:20.08 ID:Z+R4hUMRo


クロウス「……ん」


下半身が寒く感じる。

しかし一部だけ熱く感じる部分もあった。

生暖かく粘液を纏った何かが身体を這っている感覚にクロウスの意識は少しずつ覚醒していく……。




ルル「ん///ちゅぷ、れろ…んじゅ///」

クロウス「は…? なっ!?」

ルル「あ…クロウスさんおはよー……れろ、れろ///んちゅ…んはぁ…!」

クロウス「る、ルル!? 待て! お前はいったい何を……うおっ!?」ビクンッ


目を開けて最初に見た光景が、父と娘のように年の離れた仲間が自分のイチモツにしゃぶりついている姿という衝撃に一気に目が覚める。


ルル「んちゅ、ちゅ…クロウスさんがいけないんだよ?」

ルル「部屋に入ったらおちんちん、ぼっきしてるし……物凄く溜まってたんだよね…?」

ルル「こんなに性欲溜め込んでたら、いつかジェニーやリアを襲っちゃうかもしれないじゃん……だから///」アーン

クロウス「そんなことする訳ないだろ…!!というか止め…くおっ!?」

837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:21:24.35 ID:8m/7HJdh0
えっちですね
838 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 22:22:55.58 ID:Z+R4hUMRo

女性にフェラチオをされるのは初めてでは無かった。

クロウスとて男なので当然性欲などは日々の生活のなかで溜まっていく。

だが普段から仕事命なクロウスにとって性欲の発散などは常日頃からやっている訳ではなく、溜まったら自慰で抜くか、我慢できない時は王国にあった夜のお店で吐き出したりしていた。

クロウスにとって性欲の発散は健康管理のような感覚で意識して女性で抜くような事は意外と少なかったのだ。

しかし年端も行かない女の子にいちもつを舐め回され、口に含まれるなどクロウスにとっては未曾有の経験であった。


ルル「んちゅ、ちゅぱ…はむっ、ちゅっ…ぺろっ……だからわらひが処理しないとね…///じゅる、ちゅっ///」


娼婦の手馴れたフェラチオテクニックとは違い、どこかたどたどしく竿を舐めたり亀頭を含んでみたり、時には歯が当たりそうになることもあったがそれら全て含めてクロウスのいちもつに刺激を与えていく。

王国を抜け出してから性処理を怠っていた為、不馴れなルルの舌使いでも今のクロウスにとっては充分であった。


クロウス「は…!本当にやめろ……!これ以上は本当に怒るぞ…!」

ルル「ちゅぱっ、ぷはっ…だったら力ずくで止めればいいじゃん…!本当はクロウスさんも気持ちいいんでしょ…?」

クロウス「それ、は…」


気持ちよくないわけがない、しかし嘘をついて否定するほどクロウスは器用ではなく実直な性格が否定をするのを躊躇ってしまう。
839 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 22:28:05.05 ID:Z+R4hUMRo

無言は肯定と捉えたルルはその幼い顔立ちに似合わない妖しげな笑みを浮かべるとクロウスに囁いた。


ルル「だいじょーぶだよ…誰にも言ったりしないから……これは頑張ってるクロウスさんへのご褒美だから」

ルル「だからここで……一回すっきりしよ?」ニコッ

クロウス「る、ルル……!」

ルル「ん、ぺろ…ちゅるっ!じゅぷっ、んぷっ!ぷは…///はっ…んじゅ!くちゅ、ちゅる!んちゅるっ///」

ルル(あああ……どうしよう…!本当はここまでするつもりなんて全然無かったのに!!)

ルル(これじゃあ私が本当に淫乱みたいに見られるじゃん………うう、でも…!)チラッ

クロウス「くぅ…はぁ…!ルル…!」


ルル(クロウスさんの気持ち良さそうな顔を見てたら……もっと気持ちよくしてあげたくなってくる…!///)


ルルも最早ブレーキの効くような状態ではなかった。
目の前の男に奉仕することに興奮を覚え本能のままに雄の精子を吐き出す肉棒にしゃぶりつく。


ルル「じゅぽ!じゅぽっ、ちゅっじゅぴっ♥ ちゅっ、ちゅっ…ん、んぷ…はむっ…♥」

クロウス「はぁ!駄目だルル…口を離せ……もう限界だ…!!」

ルル「じゅるじゅぷっ♥ んはぁ…/// いいよ…くろうすさん…受け止めるから…いっぱいわたしのお口にちょーらい…?」

ルル「んじゅ、ちゅぱっ♥ れろ、じゅるる♥ はぁ、らひて、いっぱいすっきりして♥ じゅぱっちゅぱっ♥」

クロウス「ぐ、うう……ルル!出る!!」



びゅくっびゅぐっ!!びゅるる!!
 びゅぷっ!びゅる、びゅーっ!びゅくんっ!!


ルル「んぶぷぅっ!?ん"っ!んぐっ…!!ん、んふぅうう…!」


クロウスは溜め込んでいた精液をルルの口腔内に射精してしまった。
ルルも射精の勢いに驚いてしまうがいちもつからは口を離さず、一滴も残さずクロウスの精液を受け止めた。


ルル「ん、んく…ん……ぷはっ…///」

クロウス「はぁ…!!くそ…言わんこっちゃない…!!ルル…汚いからとっとと吐き出せ…!!」

ルル「ん…、…ごくんっ♥」
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:30:14.63 ID:m0jPpiG/O
エッッッッッッッ
841 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 22:30:49.42 ID:Z+R4hUMRo

クロウス「お、おい馬鹿!なに飲んでんだ!?」

ルル「…………に、にっがぁ……」オエッ

クロウス「だから言っただろ!?ああほら、顔を向けろ…!口元から垂れてるぞ!!」


情欲の熱が灯った空間はあっさりと日常の空気に戻ろうとしていた。

そして……。




クロウス「………それで?何か申し開きはあるか」ゴゴゴゴ

ルル「え、えっと……好奇心に負けて、ついおちんちん見たくなってヤっちゃいました………スンマセン」


ルルは清々しいまでの土下座を自発的に披露していた。

クロウス自身は自分が力ずくでもルルを退かせれば良かったものを性欲に負けてされるがままだったのでそこまで怒る気は無かったのだが。


クロウス「はぁ……顔をあげろ、俺も悪いし怒ってはいない」

クロウス「だがな、お前みたいな大人になってない女の子が興味本意だけでこういう事に手を出すなよ……俺以外の男だったらこれだけじゃ済まなくなるかもしれないんだぞ?」

ルル「……ていうかクロウスさん以外とこんな事なんてしないもん」ボソッ
842 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 22:32:59.32 ID:Z+R4hUMRo

クロウス「なんか言ったか?」

ルル「いやいや!何も!!」

クロウス「というかお前、俺になにか用事があって来たんじゃないのか?」

ルル「え?……ああ!そうだった!!」

ルル「えっと…あの後ジェニーにもリアの事で気になったことはないか聞いてみたんだけどさ、なんか顔を合わせた瞬間に一瞬だけ目を剃らされたって言ってた」

クロウス「ジェニファーを見て……?」

ルル「うん、その後はごめんって謝られてその後は普通みたいだったけど…」

クロウス「そうか……」

ルル「と、とりあえず私はもう行くね!!変なことしちゃってほんとごめんなさい!」

クロウス「もう気にするな、俺も……忘れるようにはする」

ルル「あはは!そうして!それじゃあね!!」ガチャッ


バタンッ

クロウス「………本当に何がしたかったんだ、アイツは…」




ルル「………はぁ」

ルル「………別に私は忘れてほしくは無いんだけどなー………なんて、言えないよね…そんなの」


ルル・純愛えっちしーん@ おわり

843 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/22(金) 22:44:43.84 ID:Z+R4hUMRo

クロウス自由行動3回目(残り1回)
↓2でクロウスの行動を選んでください


@誰かと交流しに行く(二人まで、場所の指定も可)
 フローリア>>4、ジェニファー>>96、リトア>>524、レビュオス>>588、アンリエッタ>>613

A一人で行動する
 (どこで何をするか、自由安価)


シルヴェロギアSPOT
【竜遇宮・庭園】【修練場】【武具防具店】【飲み屋街】【竜泉境(温泉)】【キャラバン商店】etc…
※あくまで参考です、こんな場所あれば良いんじゃない?というのがあれば安価に書き込んでください。


手持ちのフラグ(クロウス)
フローリア×1
ルル×1

他男性キャラのフラグ
レビュオスとリトア×1
レビュオスとアンリエッタ×1
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:49:28.25 ID:ta0Abg+XO
1フローリア
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:49:31.11 ID:YPxIy2CgO
1 レビュオスと↓2のキャラとで竜泉境
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 22:54:13.58 ID:aZHdbI2po
リトア
一応
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 23:19:26.51 ID:WAe4JOG1O
直下のコンマが01〜50ならリトア、51〜00ならアンリエッタ
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 23:30:39.54 ID:8m/7HJdh0
踏み
849 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/23(土) 00:03:12.90 ID:2yIMcd47o
次回、友人と巫女と一緒に温泉に行こうな回です。
初の凌辱以外のえっちシーンだったのですが大丈夫だったかな…本番シーンはたぶん次回になるかも。

それではまた次の更新で。
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/23(土) 06:12:59.74 ID:Z/AXrVn40
最高の和姦でしたありがとうございます
これでまた凌辱が引き立つ
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/23(土) 10:54:50.71 ID:tjBDcSctO
ディアナにクロウス寝とらせてえ〜
852 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/25(月) 19:27:36.32 ID:1ovclE52o
ロリ娘のふぇらえっちを書いた後に男同士のむさ苦しい入浴シーンを書くこの落差。
やる事色々済ませてから今宵更新します。
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/25(月) 19:36:14.54 ID:/S1BCSJbO
野郎同士の掛け合いが好き
854 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/25(月) 22:49:57.18 ID:nb+b3lzBO

クロウス「……ああ、なんか余計に疲れた気がする」ゲッソリ


体の疲れを取るための仮眠だったのにルルの来訪のお陰で更に疲れが溜まってしまう。

そこにまたしても別の客人が来ることになる。


レビュオス「いよっ、なんかゲッソリしてないか親友!」

クロウス「レビュオス…仕事しなくて大丈夫なのか」

レビュオス「今日は嬉しいことに午前上がりなのさ、それよりも…あんたを良いところに連れていきたくてな。どうだ、この後時間は?」

クロウス「とくに問題はないが……いったいどこに連れてく気だ?」

レビュオス「それは着いてからのお楽しみだ、さぁ行こうか!」


レビュオスに連れられるがままに暫く山を登っていくとどこか風情のある木造の建屋に着いた。

周りにはちらほらと住民の姿も見られるので立ち入りが厳しい所といったわけではなさそうだ。

看板には竜泉境と書かれている。


クロウス「ここは……何の施設なんだ?」

レビュオス「んー、疲れが取れる所ってとこかな……それよりも」キョロキョロ



アンリエッタ「あっ!ようやく来たぁ…!」

855 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/25(月) 22:53:32.56 ID:nb+b3lzBO



クロウス「え…?り、竜巫女殿…?」


こちらに駆け寄ってくる影を見ればそれは数時間前に竜遇宮にて謁見していた竜巫女アンリエッタであった。

最も、今の彼女は竜巫女としての正装はしておらず白がメインの質素な服を着ていた。


レビュオス「お待たせ巫女様、待たせてしまってすみませんね」

アンリエッタ「あ…誘いたかった人ってクロウスさんだったんですね…!」

クロウス「ちょ、ちょ…!ちょっと待ってくれレビュオス!!なんで竜巫女殿がいるんだ…?そもそもこれから何をしようって言うんだ…!!」

アンリエッタ「レビュオス…クロウスさんに道中説明していなかったんですか?」

レビュオス「サプライズにしておこうかなっと思ってね……まぁなにも言わずに連れてきたのは謝るよ」

クロウス「なら教えてくれ…ここでいったい何をするつもりなんだ」

レビュオス「風呂」

クロウス「……は?」

レビュオス「だから風呂だよ風呂、温泉って言った方が良いか?」

クロウス「いやそれは分かるが…なぜいきなり」

レビュオス「いいから行くぞ!ほれ!」グイッ

クロウス「ぬおっ!?」
856 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/25(月) 23:05:59.23 ID:nb+b3lzBO


かぽォーー〜ん…


クロウス「………はぁーー…」クテーン


湯気の立った温泉に肩までゆっくり浸かっていると体の芯から疲れが溶けて無くなっていくような感覚になっていく。

王国にも風呂屋は存在していたが、源泉かけ流しの露天風呂はさすがに無いので外で入る風呂というのも新鮮な気分になる。


レビュオス「はは、どうだ?中々悪くは無いだろう?」ザブーン

クロウス「ああ…!これは良いものだな……姫様にも教えたいものだ」

レビュオス「是非そうしてくれ、シルヴェロギアに来て露天風呂に入らないのは損ってもんだからな」

レビュオス「巫女さまー!湯加減どうですかー!!」


アンリエッタ『とても心地よいですよー、はぁー……わたしも疲れが取れちゃいます…♪』

レビュオス「はっは、そいつは重畳だな」
857 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/25(月) 23:06:50.35 ID:nb+b3lzBO

竹で出来た策の奥からアンリエッタの声が聞こえてくる。
とてもリラックスしているようか声色で、クロウス達と謁見していた竜巫女の時とは振る舞いも変えているらしい。


クロウス「竜巫女様は普段はああいう感じなのか…?」

レビュオス「ああ、オフの時はあんなもんだよ。年相応に子供っぽくて笑えるだろ?」

アンリエッタ『聞こえてますよレビュオス?それに私はもう19歳です、もう子ども扱いは止めて欲しいかな』

レビュオス「おっとそいつは失礼!」

クロウス(……公私で振る舞いを切り替えるのはお前を見習ったからじゃないのか?)


レビュオスとアンリエッタのやり取りを聞いている内に内心そう思ってしまったクロウスであったが言わないでおくことにした。



レビュオスとの交流内容(クロウスやレビュオスに言わせたい事や聞きたい事、一緒にやりたい事の内容など)
↓1と↓2で募集して組み込める内容を拾ってきます(流れ的に無理がある場合は拾わない可能性あり)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/25(月) 23:17:17.75 ID:+vZa8yTZ0
どうしてげっそりしてたのか
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/25(月) 23:26:36.78 ID:/S1BCSJbO
リトア嬢やルー坊も今度誘いたいなと
860 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 11:12:57.43 ID:Db4kdkpNO

レビュオス「そういえばホテルで話してたときやけにゲッソリしてたけど何かあったのか?」

クロウス「……ベツニナニモナイガ?」

レビュオス「なんでそんなに固くなってんだ…?」

レビュオス「しかし姫様は勿論ルー坊やジェニファーちゃん、リトア嬢も連れてくれば良かったかな」

レビュオス「その方が巫女様も同年代の友人との会話を楽しめただろうし…」

クロウス「」ザッパンッ!!

レビュオス「うわっ、どうした!?」


ルルの名前が出た途端、あの時の光景が思い出されてクロウスは顔を思い切り温泉の水面に叩きつけた。


クロウス(あれは忘れろあれは忘れろあれは忘れろ…)ブクブクブク

レビュオス「おいおい大丈夫か…?」

クロウス「……大丈夫だ」ザバッ

レビュオス「お、おう…なら良いんだが」


その後、キンキンに冷たい水風呂で頭と股間を冷やしたクロウスであった。
861 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 11:43:57.04 ID:Db4kdkpNO


レビュオス「いやぁ、良いお湯だったな…うん!」

アンリエッタ「うん、私も久しぶりにすっきりしたかも!」

レビュオス「巫女様は普段から頑張ってますからねぇ、ご褒美にふるぅつ牛乳を買ってあげますよ」

アンリエッタ「もう…すぐにそうやって子ども扱いして」

レビュオス「なら要らない?」

アンリエッタ「う………ほ、ほしいです…」モジモジ

レビュオス「なら今買ってくるんでクロウスと待っててくださいよ」

アンリエッタ「うん!」



クロウス「……」ボケーッ

アンリエッタ「クロウスさん、クロウスさん」ユサユサ

クロウス「……はっ!?な、何でしょうか竜巫女殿…!」

アンリエッタ「あそこの東屋でレビュオスを待ちましょう!」

クロウス「わ、分かりました…」


クロウスはアンリエッタと外にある休憩所で椅子に腰かけてレビュオスを待つことにした。

今のアンリエッタはお風呂上がりという事もあり、普段のお団子ヘアを解いていて頭には竜の角らしきものが生えているようだ。


クロウス(髪飾り……という訳ではないよな)

アンリエッタ「あっ……これ、気になりますか?」

クロウス「すみません、ジロジロと見るような真似をして…」

アンリエッタ「いえいえ、外の人から見れば珍しいと思うのは間違いでは無いので…」

アンリエッタ「私たち竜巫女の一族は遥か昔に龍神と契りを交わし、偉大なる竜の力を受け継いだと伝えられています」

アンリエッタ「私はどうやら古き一族の血が強く出た見たいで先祖返りが起きたんです」

クロウス「そうだったのですか…」

クロウス(……これを機に竜巫女殿と色々お話してみるか?)



アンリエッタとの交流内容(クロウスやアンリエッタに言わせたい事や聞きたい事、一緒にやりたい事の内容など)
↓1から↓2で募集して組み込める内容を拾ってきます(流れ的に無理がある場合は拾わない可能性あり)
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 11:46:50.49 ID:ql7VCDZG0
いいところですね、シルヴェロギアは
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 11:56:44.59 ID:3g5MxkAOO
レビュオスとの付き合いはどれくらいになるの?
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 12:03:37.93 ID:v90hAkJnO
竜神様の強さ
865 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 14:22:18.34 ID:HyQb5j6MO

クロウス「レビュオスとの付き合いはどれぐらいになるんですか?」

アンリエッタ「レビュオスですか…?んー……私が7歳の時からレビュオスが兵士になったので大体12年前ぐらいですね…」

クロウス(12年前……俺はもうとっくに騎士になっていて姫様をお守りしていたぐらいか)

アンリエッタ「当時の私はこの角や翼が理由で周りの同年代の人たちから苛められていたんです、だけどレビュオスは…」






クソガキa「おまえ、父ちゃんも母ちゃんも人間なのになんで角とか翼生えてるんだよー」

クソガキb「きもちわるっ!うつったりしたら嫌だから来るなよ!」

アンリエッタ(7歳)「うぅ……ひぐっ、ぐすんっ」

子供の母親「こらアンタ達!!巫女様になんて口の聞き方をしてるんだい!!!」

クソガキa「だって母ちゃん!こいつヒトなのに角生えてるんだよ!」

クソガキc「それにコイツばっかりいつも贔屓されててムカつくし!」

子供の母親「アンタらねぇ…!!」イライラ

アンリエッタ(7歳)「あっ……ぐしぐし…い、良いんです!わたし、気にしてたりはしてませんから…!!」ニコーッ

子供の母親「ですけど巫女様…」

クソガキb「トカゲ女がまた大人にごますりしてるー」

アンリエッタ(7歳)(そんなつもりじゃないもん……わたしは…わたしは……!)プルプル




レビュオス(21歳)「くぉら!!クソガキども!!巫女様になに不敬を働いてんだ!!!」

866 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 14:33:59.45 ID:HyQb5j6MO

ゴンッ!! バキッ!! ドガッ!!


クソガキa「いってぇーーー!!!」

子供の母親「ちょっ、ちょっとアンタ!幾らなんでも子どもを殴るのはやりすぎでしょうが!!」

レビュオス(21歳)「やかましい!!親なら親で子供の躾ぐらいちゃんとしろ!!」

アンリエッタ(7歳)「へ、へいしさん……ケンカはダメですよぉ!」

クソガキa「またコイツばっかり贔屓されんのかよ!!」

クソガキb「くっそー、しんぺー(新兵)の癖に生意気だぞぉ!!」

クソガキc「そ、そうだそうだー!市民への暴力は兵士がすることじゃないだろ!」

レビュオス(21歳)「ほぉ…まだほざくかクソガキ…」パキッポキッ

クソガキa「うっ…!」

レビュオス(21歳)「ちなみにだが……仮に巫女様がオマエらに全く同じことをしようもんなら、俺は容赦なく同じ様に巫女様にゲンコツをかますからな」

アンリエッタ(7歳)(えっ…!)ゾワッ

レビュオス(21歳)「それでも贔屓だのなんだの言うならもう一度説教してやるからそこに正座するんだな…!」

クソガキa「ち、ちくしょー!覚えてやがれ!!」タッタッタ

子供の母親「あんたねぇ…もう父親になってるんだからもうちょっと大人になりなさいよ!」

レビュオス(21歳)「大人だから叱ってやったんだろ、アンタの代わりにな」

子供の母親「まったく、どっちが子どもなんだい…」ブツブツ
867 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 14:48:07.12 ID:HyQb5j6MO


レビュオス(21歳)「……ようやくいったか…さて」クルッ

アンリエッタ(7歳)「あっ……あ…!」ガタガタ

レビュオス(21歳)「ここ、腫れてるじゃないですか…俺のハンカチで良ければ巻いてください」スッ

アンリエッタ(7歳)「え…?」

レビュオス(21歳)「あのクソガキどもめ…好きな子苛めも大概にしろってんだ」

アンリエッタ(7歳)「あ、あの…兵士さん……わたしのつのって、変じゃありませんか…?」ビクビクッ

レビュオス(21歳)「角?俺はむしろカッケェって思ってるぐらいですけど」

アンリエッタ(7歳)「かっ…カッコいい…って///」

レビュオス(21歳)「こんなの新兵の俺が言うことでも無いと思うんですけど…巫女様はもっと自信を持って行動した方が良いと思います!」

レビュオス(21歳)「そうしたらきっとアイツらの方から仲良くしてくださいって言ってくるに違いないですよ!」ニィッ




アンリエッタ「それから私はレビュオスの様に堂々とする様に心がけるようになったんです」

アンリエッタ「この角も今ではそんなに嫌じゃなくて……でも小さい時にレビュオスが『そんなに気になるなら自信が出るまで隠しておけばいい』って言って今のお団子ヘアーしてくれたんですけどそっちも気に入ってて…♪」ニコニコ

アンリエッタ「知ってますか、昔のレビュオスって今よりもずっとヤンチャで…」
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 14:57:51.83 ID:v90hAkJnO
レビュオス35歳だから、12年前となると22〜24のどこかじゃないかな
869 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 15:09:55.44 ID:HyQb5j6MO
あっ、なぜか33歳と勘違いしていた…失礼しました。
すみませんが各自で脳内補完しておいてください…。
870 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 15:26:16.56 ID:Db4kdkpNO


クロウス「はは、レビュオスもそんな一面があったんですね」

クロウス(なるほど…竜巫女殿が慕うわけだな)

レビュオス「お待ちどー、ん…どうかしたのか二人とも?」

アンリエッタ「ふふふ、別になんでもないですよー?」

クロウス「そうだな……竜巫女殿、レビュオスも」

アンリエッタ「何ですか?」

クロウス「……シルヴェロギアっていいとこだな」

レビュオス「…何をいまさら」ニッ

アンリエッタ「ええ、自慢の故郷です!」



レビュオスとアンリエッタの間にフラグAが立ちました。


レビュオス、アンリエッタとの交流で手に入れるボーナスを↓2でひとつ選んでください。

@混浴イベントの解禁(交流場所が竜泉境にて任意で発生させる事が可能になる)

Aアンリエッタのフラグ@を入手する。

B次回の戦闘安価にて特殊スキルが発動する。(【竜の加護】次の戦闘時、勝利判定までのコンマの誤差+-10以内なら勝利扱いにする)
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 15:29:01.39 ID:v90hAkJnO
時間的に人少なそうだしkskしておこう
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 16:15:39.31 ID:AQQFKMkQ0
1
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 16:22:09.41 ID:v90hAkJnO
可能ならフローリアのターン中に戦闘ボーナス貰っておきたいかな
874 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 18:20:51.39 ID:Kl2UEdk+O

───フローリア視点───



フローリア『い"だいっ!!あぐっ!いぎ、できなっ!!あ"っ!!やめで!!もうやめ"てぇえ!!!』



フローリア『はへっ♥ あっ♥ あ"ーっ♥ りゃめぇ♥ はひ、ひぃい♥ たしゅけてぇ♥ たしゅけてぇ、くりょうすぅううう♥』






フローリア「いやあぁっ!!!」ガバッ


目を覚ますと寝汗にまみれて寝巻が肌に張りつく感覚が気持ち悪かった。

やがて呼吸が整っていくと同時に悪夢にうなされていた事に気づく。


フローリア「あっ……はぁ…はぁ……また、同じ夢…」

フローリア(違う……夢なんかじゃない、あれは本当にあった出来事…)

フローリア(だけどみんなは知らない…私しか、私しか覚えていない……!!)クシャッ


竜鱗炎による症状は既にだいぶ治まっていたが、心に刻まれた傷痕は時間が経つ毎により深まっていく。

人知れず深まっていく闇にフローリアはやりどころの無い恐怖に身が竦み上がっていた。



フローリア自由行動1回目(残り3回)
↓2でフローリアの行動を選んでください
 ※現在、フローリアの一部の行動に制限がかかっています。


@誰かと交流しに行く(二人まで、場所の指定も可)
 クロウス>>7、ジェニファー>>96、リトア>>524、レビュオス>>588、アンリエッタ>>613

A一人で行動する
 (どこで何をするか、自由安価)


シルヴェロギアSPOT
【竜遇宮・庭園】【修練場】【武具防具店】【飲み屋街】【竜泉境(温泉)】【キャラバン商店】etc…
※あくまで参考です、こんな場所あれば良いんじゃない?というのがあれば安価に書き込んでください。


手持ちのフラグ(フローリア)
クロウス×1
ルル×2

他男性キャラのフラグ
レビュオスとリトア×1
レビュオスとアンリエッタ×2
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 18:22:10.59 ID:uJZWfdX00
1 レビュオスアンリエッタ
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 18:23:24.75 ID:z5qwALbwO
1クロウス
877 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 19:20:37.16 ID:MtpDG+dXo


フローリア(………はぁ)


街は祭りも目前で賑やかになっていた…。
しかしフローリアの表情は暗く沈んでいる。

少女一人で背負うには余りにも辛い現実、しかし到底人に話せるような無いようでは無く抱え込むしかない。

せめて人前では普段通りの自分らしくいようと気持ちを無理やり切り替えていく。最近はそういった行動を取るのが半ば日課になりつつあった。


フローリア「…………よしっ」

クロウス「姫様?」

フローリア「あっ…クロウス」


意気込んで部屋を出ると、そこにはいつも自分の傍らに居てくれる護衛の騎士の姿があった。

何故だか目を合わせづらく、フローリアは目線を反らしながらクロウスに話しかける。


フローリア「ど、どうしたの…クロウス?こんなところで…」

クロウス「自分は姫様の護衛ですよ、何もなければ姫様の側にいるのは当然です」

フローリア「うん、そうよね……でもごめんなさいクロウス、今日も自由にしてくれていいのよ?」

クロウス「……それは命令ですか?」

フローリア「……ええ、そうよ」

クロウス「そうですか……なら」


クロウスは何かを考え込んでいたが、フローリアの前に跪くと手を取り優しく語りかけてくる。


クロウス「少しだけフローリア様のお時間を頂いてもよろしいですか?」スッ

フローリア「え…?」

クロウス「今はただ、久しぶりにフローリア様の側に居たいのです、それが俺の望む自由です……駄目ですか?」

フローリア「そ、そんなことはないわ…!!」


久しぶりに名前で呼ばれた事もありなぜか心がドキドキして落ち着かなかった。

本当は人気の無いところで一人で居ようとしていたのだが反射的にクロウスの誘いに答えてしまった。



クロウスとの交流内容(フローリアやクロウスに言わせたい事や聞きたい事、一緒にやりたい事の内容など)
19時30分から↓1から↓3で募集して組み込める内容を拾ってきます(流れ的に無理がある場合は拾わない可能性あり)

※内容次第ではフローリアの心の闇が取り除かれます。

878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 19:32:48.23 ID:uJZWfdX00
一人になろうとしてたっぽいし逆に皆で集まってお食事とか。姫様は一人じゃないから心配するな的な
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 19:34:03.16 ID:i8pC720JO
ルルにしたみたいに頭を撫でる
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 19:34:21.78 ID:5nQEOlrto
温泉に誘う
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 19:36:17.14 ID:nkI8xnH/O
えっちもしたしクロウスはルルに一途になって欲しいと思ってるけどやっぱエロSSって事で他のキャラとも普通に関係持つのか?
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 19:37:02.41 ID:nkI8xnH/O
まだ本番まではいってないけども
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 19:59:42.70 ID:uJZWfdX00
野郎はともかくスレの仕様上女性陣は皆一途になってくれるはず(複数の男性キャラと関係を持てないので)
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 20:58:21.72 ID:lsac8wePO
関係を持てば持つほどNTR描写に耐性がつきそうなのは気になる
885 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/26(火) 22:19:56.62 ID:MtpDG+dXo

今日はちょっと更新できそうにないので終わりにします。

たぶん>>878>>880どっちかの展開に絞ると思います。どっちにするかはまだ悩み中。
それでは次の更新で。
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 22:20:23.05 ID:5nQEOlrto
おつでした
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/26(火) 22:22:26.65 ID:uJZWfdX00
乙でっすん
最悪コンマに委ねるとか
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/27(水) 00:04:12.88 ID:Xaq5htoY0
フローリアもルルも普通に歳が近い相手を見つけてクロウスさんは保護者ポジ維持してほしみあるけど自分だけなんかなあ
889 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/28(木) 16:40:18.62 ID:/TskPx96O
今夜、もしくは明日には再開します。
話の展開は>>880のルートの方で行こうと思います。
念のためですが……混浴イベント、入りますか?(入らない事でメリットデメリットとか違いはないです)

それでは19時頃にまた更新できるか報告しに来ますね。
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 17:13:50.57 ID:ptrg6SKAO
同じ壁に背中をくっつけてお話みたいなの雰囲気出て好きだけど混浴望む人の方が多そう
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 17:17:50.01 ID:MQqtytaV0
>>1が書きたいようにしてくださいな
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 17:38:57.52 ID:MfVp4QmGo
いらんかなー
893 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/28(木) 19:16:10.99 ID:kG23+r3ao
今夜の21時ぐらいから再開していきます。

混浴イベはわりとどちらでも良いみたいな反応なのでこのレスのコンマが偶数なら混浴、奇数なら>>890みたいなシチュで話を書き進めていきます。
それではまた。
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 21:12:06.71 ID:xB5H8Zp8O
これもう流れ的に竜泉境イベント見れない気がするけどレビュアン交流のボーナス選び直したりできんかね
895 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/28(木) 21:19:00.98 ID:kG23+r3ao


かぽォーー〜ん……


フローリア「はわぁ…」ザプン


クロウスに連れられるがままに来たのは前日にクロウスがレビュオスとアンリエッタの三人で来た温泉だった。

クロウス同様、外での入浴などした事の無かったフローリアは温泉の気持ちよさに少しだけ気分が良くなっていく。


フローリア(凄いです……身も心も溶けてしまいそうな………これが露天風呂、というものなんですね)

クロウス『フローリア様、ご気分はどうでしょうか?』

フローリア「へぇっ!?く、く、くろうす!?ど、どこにいるんですか!?」ザバッ

クロウス『ここは竹の策を隔てて男の湯もあるんです、俺はこちらの湯に入らせてもらってます』

フローリア「え、あ……そ、そうでしたか…///」チャプンッ

クロウス『実は昨日レビュオスから教えてもらいまして……気に入ってしまったのでフローリア様にも体験して貰いたかったのです』

フローリア「そうだったのですね、でも確かに……クロウスが気に入るのも分かります。外で入る温泉って……とても心地の良いものなんですね」

クロウス『はは、フローリア様にも気に入って貰えて何よりです』

フローリア「はい、私もとても気に入りました…!」


柵に隔たれど、心に隔たりは無いように……二人はかつての城で過ごしていたように飾らない言葉と心を交わしていく。

しかしやがて言葉も少なくなり、口火はクロウスの方から切られることになる。


クロウス『……フローリア様、何か俺に隠していることはありませんか』

フローリア「……っ!」
896 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/10/28(木) 21:34:00.58 ID:kG23+r3ao
クロウス『最近のフローリア様は抱えきれないような何かを背負い込んでる様にしか見えません、だからこのような機会を設けさせてもらいました』

フローリア「わ、私はなにも隠してなんか…」

クロウス『……俺にとってはフローリア様は護るべき大切な御方です』

クロウス『ですが護るべきはその御身だけでなく、出来うることなら貴女の心も御守りしたいのです…』

クロウス『俺が頼りないのなら言わなくても構いません、ですがせめて俺じゃなくルルやジェニファー、竜巫女殿やレビュオス、リトアでもいい……貴女一人で抱え込まないでください』


フローリア(……クロウス)ウルッ


クロウスの自分を大切に想ってくれている言葉にフローリアの目頭が熱くなる。

しかし、どこまでも誠実な彼にいったいどこまで説明すれば良いのだろう。

ひょっとしたら責任感の強い彼に更なる重荷を背負わせてしまうのでは無いのか。

しかし……フローリア自身もまた、心に限界を迎えつつあるのも事実であった。

出来ることならこの苦しみを今すぐにでも吐き出したい、それは嘘偽りの無いフローリアの本心でもある。


フローリア(わたしは……わたしは…!)


時戻しの事実をクロウスに伝えますか?
↓1から↓5でクロウスに教えるかどうか

@全てを打ち明ける
 (フローリアの心の闇が取り除かれる。代わりにコンマ判定でクロウスが…)
A大切だからこそ……答えられない
 (フローリアの心の闇はそのまま。純愛えっちが封印され、放置してると恐ろしいことに…)
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 21:39:14.07 ID:tvjFUyEaO
1
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 21:39:18.51 ID:mYBTI8Z80
どちらもデメリットがあるな……1を選ばさせてもらおう
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 21:40:15.23 ID:6OcOZdErO
1
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/28(木) 22:09:35.13 ID:xB5H8Zp8O
コンマ時代でクロウスがペンダント破壊するのかな
901 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/10/29(金) 02:31:26.95 ID:OZa+M+GE0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/29(金) 17:51:24.36 ID:x0eP8T0DO
参加者20人超とかで毎度踏む人が変わるならともかくほぼ4〜5人固定の中で多数決出しても少数派が一生勝てないだけじゃないか?今のところ無難な選択肢しか選ばれてないけど
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/29(金) 18:32:27.28 ID:0HU+LgmbO
>>902
ちょっと何言ってるかわからない
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/29(金) 19:53:29.18 ID:4JqnPgJAo
なっちゃうもなにも多数決ってそういう物だしそうしたいからやってんでしょ
ここの板民は安価スレなのに展開が変わるのを極度に嫌うから妥当な方法だよ
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/10/29(金) 22:24:26.00 ID:x0eP8T0DO
ここの>>1バッドな展開で本領発揮するタイプだからリスキーな展開選ばれないの勿体無いなって思っただけなんだけどすまん
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/01(月) 15:32:05.47 ID:v2+Q402KO
まだかな
907 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 00:52:31.53 ID:r1fyrycIo
夜中の報告で失礼します、明日は一日完全に用事無いので昼前ぐらいから更新していきます。
待たせてしまって申し訳ないです…。
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 01:05:39.93 ID:944CxW+Lo
リアル大事に
報告乙
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 02:16:32.23 ID:fXE8Qv390
おつおつ
910 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 12:06:41.05 ID:r1fyrycIo
少し遅くなりましたが再開していきますー。
911 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 12:07:33.69 ID:r1fyrycIo

フローリア「………あの、ね……信じてくれなくてもいいの……私自身も信じられないような事だから…」


フローリアはゆっくりと……クロウスに自分が体験した出来事を話す。

蒼湖の岩洞で言いつけを守らず、自分が飛び出したせいでクロウスを死なせてしまい自身はカエルの魔物に凌辱されオタマジャクシを産まされてしまったこと。

ジェニファーと共に霧雨の湿原ではぐれた際にマッドスキュラの巣に連れ去られ、同じく捕らえられていた男とスキュラに膣穴とお尻の両方を犯されたこと。


そしてその窮地をペンダントに秘められた不思議な力………時を戻すという魔法とは別種の力によって自身の体験した記憶以外の全てが直前のところまで戻るという普通では到底信じられない出来事だった。

全てを話し終えるまでフローリアの声はずっと震えたままだった。

時折漏れる嗚咽を必死に隠そうとしたが、途中からは止められなくなった。


フローリア「ごめんなさい…私はもう、二度も辱しめを受けてしまったの……」

フローリア「クロウスが必死に守ってくれてたのに……!私は…私が勝手な真似をしちゃったから…!!」グスッ
 
フローリア「ごめんなさい………ひっく、ほんとうにごめんなさぃ……!!」ポロッ…ポロッ…


クロウス(………そうか)

クロウス(それはそんな事、誰かに話す事なんて出来るわけが無い…!)


泣きじゃくる主の懺悔を聞き、クロウスは…。

↓2でクロウスがフローリアにかける言葉
↓3のコンマでクロウスの精神状態


一の桁が奇数
 己の弱さを悔いつつも今よりも強くなりたいと願うようになる(次回の戦闘安価にてバフ系のスキルが発動するようになる)

一の桁が偶数 
 フローリアを護れていなかった事実に己の不甲斐なさを呪うようになる(次回の戦闘安価にてデバフ系のスキルが発動してしまう)
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 12:14:31.65 ID:TuoTjxWTO
精神状態先に判定してから言葉決めた方が良くないか?

一応安価下
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 12:16:16.47 ID:Cddpc8BKO
話してくれたことへの感謝と、今後時を巻き戻させるような事態に姫様を陥れないよう守り抜くという決意の言葉
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 12:23:59.93 ID:iqj9YGSnO
精神コンマ
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 12:25:51.68 ID:Cddpc8BKO
なんとなく前向きな言葉にしちゃったけど結果オーライっぽい
916 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 16:07:41.27 ID:r1fyrycIo

クロウス(情けない……情けないぞクロウス)

クロウス(俺が弱いせいでフローリア様が傷ついておられる……それを受け止めずしてなにが騎士だ…!!)


クロウス「フローリア様、辛いのにお話して頂きありがとうございます…!!」

クロウス「そして俺が不甲斐ないばかりに姫様をお護りできなくてすみませんでした…!」

フローリア「ち、違うの…クロウスのせいじゃない……わたしが…」

クロウス「今後は姫様に時を巻き戻させる様な事態には陥れません……俺が必ず姫様を護り抜きます!」

クロウス「だから泣かないでください……俺も国王様たちも皆、フローリア様の笑顔が好きなのですから」

フローリア「……っ、くろ、うす…!」


正直なところ、嫌忌されたり気味悪がられたりするのでは無いかと思っていた。

しかしこの男は否定したりもせず、信じて受け止めてくれた。フローリアはどこかずっと傍で支えてくれていた騎士さえも信じられなくなりかけていた自分を恥じていく。


フローリア(ああ……そうだ、クロウスはこういう人だったよね)

フローリア(いつでも私の事を考えてくれて……わたしは、なんでこの人の事まで信じられなくなっていたんだろう)

クロウス「ふ、フローリア様……大丈夫ですか?のぼせてたりしないですか…?」

フローリア「大丈夫よクロウス……ごめんなさい、少しだけ時間をちょうだい…」チャプ…

フローリア(この人は私に勇気を……暖かさをくれる、だから信じよう)

フローリア(過去は変えられなくても未来は変えられる、だからたとえ何が起きても大丈夫だと信じるの…!)
917 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 16:16:59.32 ID:r1fyrycIo

お風呂から上がり、二人は休憩所にて顔を会わせる。

泣きじゃくった痕こそあれど、フローリアはどこかスッキリとした面持ちでクロウスを迎えた。


フローリア「温泉、暖かかったですね…クロウス!」

クロウス「ええ、そうですね…」

フローリア「こんなに気持ちがよかったなんて思わなかったわ……また来てみてみたくなっちゃった」

クロウス「はは、そこまで気に入っていただけるとレビュオスも竜巫女殿も喜ばれますよ」

フローリア「……クロウス、私もっと強くなるね」

フローリア「どんな目に遭っても貴方なら助けてくれる……だけどそれだけじゃなく、貴方を助けられるぐらいに私も強くなるから」

クロウス「姫様……」


フローリアはそっとクロウスの肩に頭を預ける、幼い頃から辛くなったときはいつもこうやってクロウスに寄っ掛かって慰めてもらっていたからだ。

クロウスはフローリアの頭をそっと撫で、心の内で更なる決心を固める。


クロウス(もうこの人に悲しい思いや、怖い思いをさせたくない…)

クロウス(もっと強く………今の自分の強さに満足するな!誰よりも俺が姫様を護れるように強くあらねば…!!)


クロウスとのフラグAを手に入れた。
スキル【不撓不屈の剣】(1度だけ判定に負けてもこちらの行動選択時コンマが相手より高ければ勝利扱いにする)
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 16:17:49.37 ID:Cddpc8BKO
シルヴェロギアは守り抜けるといいなあ

レビュアン交流時ののボーナススキル名から推測するに今回の対帝国戦闘はナールのような強制敗北戦闘じゃなさそうだし頑張ってほしい
919 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 16:43:40.32 ID:r1fyrycIo

フローリア自由行動2回目(残り2回)
↓2でフローリアの行動を選んでください


@誰かと交流しに行く(二人まで、場所の指定も可(竜仙境は選択不可))
 ジェニファー>>96、リトア>>524、レビュオス>>588、アンリエッタ>>613

A一人で行動する
 (どこで何をするか、自由安価)


シルヴェロギアSPOT
【竜遇宮・庭園】【修練場】【武具防具店】【飲み屋街】【竜泉境(温泉)】【キャラバン商店】etc…
※あくまで参考です、こんな場所あれば良いんじゃない?というのがあれば安価に書き込んでください。


手持ちのフラグ(フローリア)
クロウス×2
ルル×2

他男性キャラのフラグ
レビュオスとリトア×1
レビュオスとアンリエッタ×2
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 17:04:53.29 ID:gXE+RcW5O
1 レビュオス&アンリエッタ
アンリエッタお気に入りのお団子屋さん(お団子ヘアーだけに)
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 17:08:35.33 ID:uW2aDS9Y0
うえ
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 17:47:18.69 ID:DrF9ssB3O
不撓不屈の剣って各戦闘毎に使用できるのかな?
923 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 18:17:15.36 ID:r1fyrycIo
>>922
ひとまずシルヴェロギア編終了までは継続可能です。
ですが他のバトルスキルを手にいれる場合、そのスキルとの入れ替えになる予定です。
924 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 18:18:01.98 ID:r1fyrycIo

クロウスと別れたフローリアは街の中を出歩いてみることにした。

気持ちの切り替えは出来たのか、改めて見歩いていくとミクトラムともナールとも違う異国情緒に溢れたシルヴェロギアの景観はフローリアの好奇心を刺激していった。


フローリア(東方の国々の街並みは本で見たことがありますけど…それに近い文化なのですね)

フローリア(今までこんな事にさえ気づけなかったなんて……私は凄く勿体ない事をしてましたね…)


幾ばくか心の余裕ができたフローリアはシルヴェロギアの街並みを楽しむことにした、するとそこに…。


アンリエッタ「あ……フローリアさん!」

レビュオス「やっ、お姫様お元気ですかい」

フローリア「あ……竜巫女様、それと兵士長様」

レビュオス「俺の事はレビュオスで良いですよ、肩書きで呼ばれるのはどうにも苦手なんでね」

アンリエッタ「私もアンリエッタで良いですよ、同じ国の上に立つもの同士仲良くしましょう」

フローリア「えっと……ありがとうございます、アンリエッタ様、レビュオスさん」

アンリエッタ「んー……様付けも無くても良いんですが」

レビュオス「はは、そこは公務中ですし我慢しときましょ。幾ら俺たちが庶民派だからといって他国の人間に呼び捨てで呼ばれるのを嫌う人も中には居ますでしょうからね?」

フローリア「お二人は今日はお仕事なんですね、なら私があまりお邪魔する訳には…」

レビュオス「まぁそう言わずに、街の様子を視察するだけなんでそんな大したことでは無いですし」

アンリエッタ「そうですよ、それに私は…」


ぐぅーーー〜……


アンリエッタ「あ、あう……///」

レビュオス「ぷっ、はっはっは!うちのお姫様の腹太鼓は盛大な音がするな!」

アンリエッタ「も、もぉ!レビュオス!調子に乗りすぎです!!」プンスコ

925 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/02(火) 18:19:14.92 ID:r1fyrycIo


フローリア「あはは…」


アンリエッタとレビュオスの主従の差など関係ないようなやり取りに自分とクロウスを重ね、思わず笑みが出る。


レビュオス「折角ですしそこの団子屋で菓子でもつまんで行きますか、巫女様好きでしょお団子?」

アンリエッタ「確かに好きですけど今は公務中………いや、お腹が減っては戦ができぬと言いますし…ううん」

フローリア「あの、お二人が良ければ私も同席してもよろしいでしょうか?」

アンリエッタ「フローリアさんまで……な、なら仕方ないですよね?間食ですが必要なエネルギーですし、うん!」



アンリエッタ、レビュオスとの交流内容(フローリアやレアンリエッタ、レビュオスに言わせたい事や聞きたい事、一緒にやりたい事の内容など)
↓1と↓3で募集して組み込める内容を拾ってきます(流れ的に無理がある場合は拾わない可能性あり)

926 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 18:32:58.13 ID:y2160SvOo
巫女様のおすすめを頼んで文化の違いをまたも体験する姫
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 18:34:09.10 ID:ruEf1Y8yO
レビュオス、娘のことを思い出しフローリアの頭を無意識に撫でてしまう
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 18:51:59.25 ID:lBq8D0lRO
魔法が使えるかの話になってフローリアが試しに団子に魔法をかけたらもちふわ絶品団子が奇跡的に完成しおばちゃんに内で働かないかと勧誘を受ける
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 20:45:37.29 ID:d/nD02WxO
ワンチャン今日でフローリアの自由行動終わるかな
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/05(金) 14:04:46.75 ID:59oLl5kHO
来るかな
931 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 08:37:24.22 ID:dveSbw0ZO
ワンチャン無くてすみません…。

本日もちょびちょび再開していきます、フローリアの自由行動終わらせられるかなぁ?
932 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 08:38:12.73 ID:dveSbw0ZO

レビュオス「おばちゃん、みたらしとゴマ餡と三色!それぞれ一本ずつ三皿よろしく!」

団子店主「はいはい、まったくせっかちなのは昔から変わらないねぇ…」

アンリエッタ「すみません、急にお邪魔しちゃいまして」

フローリア「お、お邪魔します!」

団子店主「あら……あんた巫女さまだけじゃなくこんなべっぴんさんまで引っかけたのかい!?」

レビュオス「いや言い方よ!?別にこの娘はそんなんじゃないからな!?」

アンリエッタ「むむむ…」

フローリア「ど、どうしましたかアンリエッタ様…!?」

アンリエッタ「いえ、何でもないです…」


フローリアはお盆の上に乗っけられたお団子をまじまじと見る、ミクトラム王国には無い変わったお菓子だ。


フローリア「はむっ……んぐっ、もふっ」モグモグ

レビュオス「ほらお茶ですよ、よく噛んで飲まないと喉詰まらせちゃいますからね」

フローリア「ごくん…あ、ありがとうございます…!凄く美味しいです、このお団子!」

アンリエッタ「お気に召して頂いて何よりです♪」


フローリアは初めて食べるお団子の味……何よりもっちりとした食感にとても感銘を受けた。

城に居た頃では味わえなかった食感だろうと思い夢中で頬張っていく。
933 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 08:41:55.00 ID:dveSbw0ZO

レビュオス「ここいらの子どもはだいたいここの団子を食べて育つからなぁ」ナデナデ

フローリア「んふぇ!?」ビクッ

アンリエッタ「れれれレビュオス!?何してるんですか!?」

レビュオス「ん、ああすまない…!つい昔を思い出してな」パッ

アンリエッタ「仮にも一国のお姫様に何をしてるんですか……!!もう…!」

フローリア「あ、いや、私は平気ですよ?撫でられるのは慣れてるというか、ついさっきも撫でられたと言うか…」

レビュオス「ほほう?やるなクロウスくんは…」

フローリア「だ、誰もクロウスとは言ってませんよ!?」

アンリエッタ「うう…羨ましい…」シュン




レビュオス「そういえばフローリア嬢は魔法を使えるようじゃないですかい、どんな魔法を使えるんですか?」

フローリア「えっと…私のは軟化魔法と言って対象を柔らかくする魔法です、主に防御にしか使えませんが…」

アンリエッタ「羨ましいです、私は先祖の血が邪魔して魔法を扱えない体質なので…」

レビュオス「俺は小難しい事は嫌いだから覚えようとも思わなかったな…」

アンリエッタ「それにしても軟化魔法ですか…硬化は聞きますが柔らかくする魔法はあまり聞いたことが無いです」

レビュオス「この団子に魔法をかけたらもっとモッチモチになるかもな」


何気なくレビュオスが言った言葉にフローリアはハッと電流が走ったかのような反応を見せる。


フローリア「料理に魔法…!それは考えたことも無かったです…!」

レビュオス「いやぁ流石に冗談ですよ、お姫様にそんな事で魔法を使わせるわけには」

アンリエッタ「もちもち団子……美味しそう…!!」ジュルリ

レビュオス「って巫女様は案外乗り気ですかい!?」

934 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 08:43:08.23 ID:dveSbw0ZO

フローリアは自分の三色団子に軟化魔法をかけてみた。

見た目の変化などは見受けられなかったが、もちもちした団子にふわっとした食感が加わり新しい味わいが生まれていた。


アンリエッタ「ん、んん〜〜!おいひぃー♪」

レビュオス「お、コイツは中々…」モグモグ

団子店主「あれま……この道何十年とやってたけどこれは新食感だねぇ!」

フローリア「ほっ、加減を間違えちゃうと逆にふにゃふにゃになっちゃうんですけど成功して良かったです…」

団子店主「アンタうちで働かない?綺麗だしうちの看板娘になれると思うんだけどねぇ」

フローリア「え、ええ!?」


団子屋さんにまさかのスカウトをされるものの旅の途中ということで丁重にお断りしたフローリアであったが、お店の制服は和の優雅さもあってちょっと良いな思った。

こうして久しぶりの和やかな時間は過ぎていく…。


レビュオスとアンリエッタのフラグ判定(ゾロ目は61~98の判定になります)
↓1のコンマのフラグを入手

01~30 レビュオスのフラグ@
31~60 アンリエッタのフラグ@
61~98 両方同時ゲット
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 08:56:01.27 ID:Io17PikF0
936 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 09:24:43.28 ID:dveSbw0ZO

レビュオスとのフラグ@を手に入れた。
レビュオスとアンリエッタの間にフラグBが立ちました。(えっちイベントの解放はまだ先になります)



フローリア自由行動3回目(残り1回)
↓2でフローリアの行動を選んでください


@誰かと交流しに行く(二人まで、場所の指定も可(竜仙境は選択不可))
 ルル>>79、ジェニファー>>96、リトア>>524

A一人で行動する
 (どこで何をするか、自由安価)


シルヴェロギアSPOT
【竜遇宮・庭園】【修練場】【武具防具店】【飲み屋街】【竜泉境(温泉)】【キャラバン商店】etc…
※あくまで参考です、こんな場所あれば良いんじゃない?というのがあれば安価に書き込んでください。


手持ちのフラグ(フローリア)
クロウス×2
ルル×2

他男性キャラのフラグ
レビュオスとリトア×1
レビュオスとアンリエッタ×3
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 09:44:08.35 ID:rmzp7nCf0
加速
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 10:25:38.72 ID:fznLSI520
1ルル
939 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 13:02:30.77 ID:6L1tZXOnO

フローリアはアンリエッタ達と別れそろそろ泊まり先のホテルへ戻ろうとしていた。

すると視界の端にルルの姿を捉え、そちらの方を振り替える。


フローリア「あ……ルル!」

ルル「……」スタスタ

フローリア(あれ、気づいてないのかな…?それにちょっと様子が変…?)


普段から活発な姿を見せるルルであったが、少なくとも今は雰囲気が少し違ってるように見える。

気になったフローリアはルルの後をこっそりと追いかけることにした。

940 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/06(土) 13:03:23.31 ID:6L1tZXOnO

フローリア「あ、あれ…?こっちに行ったと思ったのに…」


ルルを追いかけると彼女は人気の少ない森の方へとどんどん進んでいき、フローリアはルルを見失っていた。

しかし諦めずに周りを見渡していると、そこには立ちながら瞑想をしているルルを見つける。

フローリアは声をかけようとするが集中してるルルの邪魔をするのも悪いと思い木陰から様子を見守った。


フローリア(凄い集中力……魔力を練る練習だよね)

ルル「………」


両手で輪を作り、その中で魔力を循環させるこの修練は魔力の流れを掴むための練習法としてナールでは広く知られている方法だ。

ルルの魔力の流れに淀みは無く彼女の魔力コントロールの質の高さが伺える、しかし……。


ルル「………っ」バチンッ

フローリア「ひゃっ!?」

ルル「えっ…り、リア!?いつからそこにいたの!?」


綺麗に流れていた魔力が突然乱れ、弾けるような音にびっくりしてフローリアは思わず声を上げてしまった。


フローリア「ここに着いたのはついさっきで……街で声をかけても気づかなかったので着いて来ちゃったの」

ルル「そっかぁ……いやぁ、お恥ずかしい所を見られちゃったかも!あはは!」


いつもの調子に戻るルルであったがフローリアは何となく違和感を感じたままこの後どうしようかと考える。


ルルとの交流内容(フローリアやルルに言わせたい事や聞きたい事、一緒にやりたい事の内容など)
↓1から↓3で募集して組み込める内容を拾ってきます(流れ的に無理がある場合は拾わない可能性あり)
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 13:21:14.62 ID:LxmGv8v3o
なにしてたの
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 13:42:37.46 ID:XAcr86iPO
何か困ってたら話聞きますよ?
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 13:52:48.90 ID:mzKOAsEvO
ルルの頭をなでなでする
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 01:57:22.88 ID:GT9p/iC2O
もしかしてルルとの百合えっちって魔法適性の触診だったりする?
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 16:37:44.42 ID:CvbboUmHO
銀竜ってキャラメイクするのかな
もしするなら準備しておきたい
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/10(水) 01:47:44.69 ID:na4B0mPGO
この後ストーリー進むみたいだから書き溜めタイムかな
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/11(木) 10:53:12.16 ID:0W0mH1Ro0
妹姫の従者は女性でもいいんだっけ
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/11(木) 21:42:44.04 ID:FbOhB8rp0
やるなら女性固定って言ってる
949 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:11:39.07 ID:UxCkQwlZo
こんばんはー、更新前に少しレス返タイムです。(なお今回はほぼ会話更新のみです、寝オチしたらごめんなさい)


>>944
その予定です、えっちイベついでにフローリアのスロットコンマも取る予定です。

>>945
銀竜はアンリエッタのキャラ安価から構想を得てしまったので作成はしないです。

>>946
モロバレ、遅筆で申し訳ないです。

>>947
妹姫の従者は女性固定ですね、クロウスやフローリアとの関係性なども募る予定ですー。

950 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:16:38.30 ID:UxCkQwlZo

フローリア「ルル、ひょっとして何か困っていたりするの?」

ルル「え……やだなぁ、私に限ってそんな…!」

フローリア「でもルル……なんだか集中しきれて無かったような気がして、いつものルルならたぶんあんな風に魔力が弾けるようなミスはしないと思ったので…」

ルル「あー…………やっぱりそう見える?」

フローリア「はい…」

ルル「はぁ、だから人気の無いとこで修行したかったんだけどなぁ…」

フローリア「ご、ごめんなさい…」シュン

ルル「気にしなくたって大丈夫!これは私自身の問題だし………あんまり楽しい話じゃあないけど聞く?」

フローリア「うん、私で良かったらルルの悩みを聞かせて?」

ルル「………」


ルルは暗い顔をしたまま、倒木して転がっている木の上にちょこんと座る。

フローリアもルルの隣に座り彼女が喋るまでジっと待つことにした。


ルル「……魔導帝国に裏切り者が居たってことはもう聞いてるよね? あれって実は学院の生徒だったんだよね」

ルル「私その人のこと結構尊敬しててさ、私と比べて人には好かれてるし貴族だからといって差別をするような人でも無かったんだ」

951 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:25:30.72 ID:UxCkQwlZo

フローリア「……だからその人がナールを裏切ってラジルについた事がショックだった?」

ルル「うん………だけどね、それ以上に私がショックだったのは、なんでナールを裏切ったのか聞いたとき」



ディアナ『それを貴女に聞かれるなんてね』



ルル(あんなゾッとするような冷たい視線をディアナに向けられるのは初めてだった…)

ルル(あれ以来、時々あの光景が脳裏に過ると魔力が乱れることがある……今のとこ戦ってる時は大丈夫だけど、もし戦闘中に魔法が暴発するような事があれば…)


ルル「……だからこれは私が乗り越えなくちゃいけない壁なんだ、いつかナールに戻れた時…私はきっとディアナと向き合って本当の事を……ディアナが何を思っていたのか聞かなくちゃいけないんだ」グッ

フローリア「ルル…」

ルル「だからリアは気にしないで!ただでさえ熱も引いて間もないんだから余り無茶しちゃ駄目だぞ!……って、無茶ばかりしてる私が言えたことじゃないか…あはは」


ルルの決意を聞いたフローリアは少し前の自分を思い出し、自分だけが重たいものを背負い込んでると勘違いしていた事を恥じる。
952 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:27:19.41 ID:UxCkQwlZo

フローリア(……私だけじゃない)

フローリア(ルルも……きっとジェニファーも、重たい悩みや覚悟を背負ってるのね)

フローリア(それなのに私は自分だけが不幸だと思い込んで鬱ぎ込んでて……本当に私は無知な人間だ…!!)

フローリア「ルル……今の私は、貴女の悩みを一緒に分かち合えるほど強くは無いです……けれど」

フローリア「いつか必ずルルを助けられる自分になります…!」

ルル「リア…」

フローリア「だから、その……せめて我慢できなくなったら私に吐き出しちゃってください。ジェニファーやクロウスに言い出しにくい事とか…」

ルル「……はは、参ったなぁ。リアにはそんなに弱ってるようにみえてたかぁ…」

フローリア「あっ、ごめんなさい…私なんかが…出すぎた事を言い過ぎて…」

ルル「ううん、むしろ嬉しいな……あのさリア」

フローリア「なんですか?」

ルル「ちょーっとだけ……身体預けてもいいかな?」

フローリア「……うん、いいよ」

ルル「えへへ、それでは失礼して…」ポテッ


ルルはフローリアの膝の上に頭を乗せた。
フローリアがルルの頭を優しく頭を撫でていくと次第に安らかな寝息が聴こえてくる。

自分よりも一回り小さいこの身体のどこにこんな強さがあるのだろうと思いながら、ひとときの休息に身を預ける魔法使いをもう少しだけ寝かしておこうと決めた。


ルルのフラグB(フローリア)を手に入れた。
953 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:37:21.47 ID:UxCkQwlZo

ルル「はぁー、食べた食べた」

ジェニファー「まったくお行儀が悪いのだから……ソースがまだ口に付いてますわよ」フキフキ

ルル「うむ!くるしゅうない!!」

ジェニファー「何を偉そうに」ビシッ



行商人B「よ、よーし……今度こそフローリアさんに…」

リトア「あら…貴方なにやってるのよ、そんな所で」

行商人B「うわぁ!!…り、リトアちゃん!?」

リトア「お父さんが明日の商売の事で探してたからさっささと行くわよー」

行商人B「う、うわぁ〜そんなぁー!!」ズリズリー


クロウス「姫様、そろそろお休みになられますか?」

フローリア「ううん、もう少しだけ起きていたいの……この本をもう少しだけ読み進めていたくて」

クロウス「ならお供致しますよ、いまお茶を貰ってきますね」

フローリア「ふふ、ありがとう」


明日の祭りに向け、皆がそれぞれ思い思いの時間を過ごしていく。

少し浮き足立つような、それでも賑やかなひとときを今は感じたくてフローリアはもう少しだけ起きていることにした。

そこにとある来客がくる。


アンリエッタ「あのぉ…すみません」

フローリア「えっ?竜巫女様…どうしてこちらに?」

レビュオス「俺もいるぞ」ヒョコッ

クロウス「レビュオス、こんな時間にどうしたんだ」

アンリエッタ「実は貴方たちに折り入っての頼みがあってここに来たんです」
954 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:48:28.51 ID:UxCkQwlZo

クロウス「頼み……とはいったい?」

アンリエッタ「……明日の朝、私と共に竜遇宮の裏手にある霊峰に登って頂きたいのです」

フローリア「霊峰って……あの大きな山ですか?」

アンリエッタ「ええ、説明すると長くなってしまうのですが……私たち竜巫女は代々銀竜様にお仕えするシルヴェロギアにとって重要な役職なんです」

アンリエッタ「その最たる役目は銀竜様とコンタクトを取り、銀竜様の意思や意向を国民に伝えるのも役目の一つとなります」


アンリエッタは手に持っている、銀竜を模した装飾が施されている杖をフローリア達に見せる。


アンリエッタ「この【竜杖】と呼ばれる杖を通して、私たち竜巫女は銀竜様と会話をしているんです」

レビュオス「ちなみに竜杖の力は誰でも出来るわけでは無く、竜の血が流れる者にしか使用できないようだ」

クロウス「ふむ…それが何で俺たちがその霊峰に登る事に繋がるんだ」


アンリエッタ「その……先ほど銀竜様からメッセージを受けとりまして」

アンリエッタ「シルヴェロギアに滞在する異国の姫と直接会ってお話したい……との事です」

フローリア「わ、私が銀竜様と…お話を!?」

アンリエッタ「はい、それとクロウスさんにも付いて来て欲しくて…」

クロウス「ちょっと待ってくれ、さすがに姫様にそんな険しい山道を登らせるわけには…!」

レビュオス「まぁまぁ落ち着いて話を聞けって、別に山を登ると言ってもちゃんと参道を通ってくから魔物の危険も少ないし安全だよ」

アンリエッタ「元々銀黎祭の開催前に銀竜様と直接打ち合わせをするのは毎回の決まりなんです、そして竜巫女と共に兵士長も護衛として付いていくのが恒例なんですが…」

レビュオス「俺は午前中に急な任務が入ってしまってな…だから俺の代わりに巫女様の護衛をしてくれるヤツを探してたんだ」

クロウス「それで俺もお呼びがかかったのか…」

レビュオス「頼むよ、あんたはうちの兵士と比べてもずっと強いし俺も信頼してるからさ!この通り!!」パンッ

955 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:54:14.57 ID:UxCkQwlZo

クロウス(……正直レビュオスには恩があるし助けにはなってやりたい)

クロウス(しかし姫様を危険から遠ざけたい今、少しでもリスクがあるような行為はあまりしたくは無い…)


フローリア「わかりました、そのお話を引き受けます」

アンリエッタ「本当ですか!?」

クロウス「姫様……大丈夫なんですか?」

フローリア「……正直、私一人だけなら断ってたかもしれません。でも…。」

フローリア「貴方が側に居てくれるならきっと大丈夫だから…」

クロウス「姫様…」

レビュオス「ひゅーひゅー♪お熱いねぇお二方」

クロウス「茶化すなレビュオス……わかった、俺もその話引き受けた」

アンリエッタ「お二人とも…本当に感謝致します!」

レビュオス「祭りは夕方から始まるし朝から上っていれば祭りには十分間に合うさ」

フローリア「はい!そちらも楽しみにさせて頂きます!」



クロウス(ルルとジェニファーには街に居てもらうか…リトア達のキャラバンの手伝いでもさせよう)

クロウス(気がかりはその銀竜とやらの話の内容だな、わざわざ他国の人間である姫様と直接話したいなんて余程のことがない限りはしない事だろ)

クロウス(鬼が出るか蛇が出るか……せめて俺だけでも警戒して行くにこしたことはないな)

956 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 00:58:11.10 ID:UxCkQwlZo

翌日の早朝、霊峰に登る者、それを見送る達は竜遇宮裏手の鳥居の前に集まっていた。


ルル「ちぇー、私もドラゴンに会ってみたかったのになぁ」

ジェニファー「クロウス様たちが決めた事なんですからあまり文句は言わないの、それに私たちは私たちでやることはたくさんありましてよ?」

クロウス「商長さん、リトア…すみませんが二人の事をお願いします致します」

行商人A「うむ、こちらとしてもお手伝いが増えるのは嬉しいことだから構わんよ」

行商人妻「気をつけて行くのよ?」

リトア「二人とも帰ってきたらうちのお店に寄って行ってよ、ちょっとだけサービスしてあげてもいいからさ」

フローリア「はい、リトアさん達の商店も楽しみにしてますね」


レビュオス「すまないな、本来は俺が務めるべき役目なのに…」

クロウス「大丈夫だ、姫様を救ってくれた恩もある。これぐらいの事はさせてくれ」

アンリエッタ「レビュオス……」

レビュオス「巫女様、良い子にしてるんですよ?万が一の事があればクロウスの言うことを聞くように!良いですね?」

アンリエッタ「はい、レビュオスも任務頑張ってくださいね!」
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 01:05:35.18 ID:02C+oCE10
話が動きそう
958 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 01:09:02.87 ID:UxCkQwlZo

霊峰と呼ばれる竜蔵の山はとても高い山脈から連なり、中でも一際高い山の一角が銀竜の住まうとされる神聖なる地である。

本来ならば切り立った険しい崖を素手で登り上がっていかなければいけないが、シルヴェロギアの竜巫女一族に伝わる秘密の参道が存在し三人はそこから地道に山を上っていった。


アンリエッタ「古きよりシルヴェロギアの巫女一族は竜から力を授かるためにこの山を登る事を巫女になるための試練としてされていました」

アンリエッタ「今はこのように整備されていますが昔は獣道も同然で……この山に隠されている山頂に通ずる転移魔方陣を探さなければいけなかったようです」

クロウス「なるほど……それでショートカットする事が出来るんですね」

クロウス(こんな山々をどうやって一日もかからずに登りきるんだと思っていたがそういう事か……)

フローリア「そういえば……銀竜様はどうして私と話がしたいなどと言ったのでしょうか…」

アンリエッタ「私もそれとなく聞いてみたのですが……どうにもはぐらかされてしまいまして…」

クロウス(わざわざ人には言えないような話しか……?いや、そもそも本当に話し合いだけで済むような事なのかも怪しいぞ…)

アンリエッタ「あ……でも安心してくださいね!竜と行っても決して悪い魔物とかでは無いですし!私からすれば気さくでからかい癖のあるお婆ちゃんみたいなものですから!!」アセアセ

フローリア「お、お婆ちゃんですか…?」

アンリエッタ「はい、私には意地悪しますけど基本的には良い人ですから!」

クロウス「はは……竜巫女殿がそこまで仰られるのであれば大丈夫そうですね」

アンリエッタ「勿論です!!……あっ、あれが転移の魔方陣ですよ!」


アンリエッタの指差す方にはナールから逃げるときに使ったのと同じぐらいに古びた魔方陣が洞窟の中に安置されていた。

一同が魔方陣の中央に足を踏み入れると転移の光が三人を包む。
959 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 01:12:16.23 ID:UxCkQwlZo

やがて眼を開けると祭壇のような場所に到着しており、崖下から辺り一帯の山脈やシルヴェロギアを一望できる程の高さまで転移していた。


クロウス「ここが銀竜様のいる場所か……?」

アンリエッタ「いえ、銀竜様はもう少し進んだ先の社に居ます」

フローリア「く、く、クロウス…!?あれ…!!」

クロウス「どうしましたか姫さ……うおっ!?」


ワイバーン「ギャオオオォォォォーー…!!!」


フローリアの指差した方を見ると翼の生えた竜が数匹、空を飛んでいた。

ワイバーンと呼ばれる魔物はとても獰猛であり、自身のテリトリーに侵入した生き物は全て補食対象として認識するほど狂暴な魔物として認識されている。


クロウス「姫様…!私の後ろに…!!」


そのワイバーンが今、クロウス達目掛けて滑空して近づき…………そのまま通り過ぎていった。


フローリア「お……襲ってこない?」

アンリエッタ「驚かせてしまってごめんなさい、あの子達は魔物だけど……同時に銀竜様の眷属でもあるの」

アンリエッタ「なので竜の血を受け継ぐ私の側にいれば襲われることはありません、むしろとても良い子たちばかりなの」

クロウス「無許可で入れば侵入者を排除する番人だが、俺たちは客人として認められている……と思ってて良いのですか?」

フローリア「はわぁ…!流石にびっくりしました…!!」

アンリエッタ「ふふ…ちょっと意地悪が過ぎちゃいましたね、もう少し先に進めば休憩できる広い所もありますから先に進みましょう!」


途中休憩を挟みながらアンリエッタの案内で竜蔵の山を更に上へ登っていく、すると岩肌に囲まれているが少し広い場所に出た。

先を見ると鳥居が連なる石階段があり、その先が目的地のようだった。

960 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 01:16:24.42 ID:UxCkQwlZo


フローリア「ふぅ…ふぅ…」

クロウス「…大丈夫ですか姫様?やはり病み上がりのお身体ではキツかったのでは」

フローリア「平気よクロウス、今はへこたれているより前を見ていたいから…」

クロウス「……分かりました、ですが無理はせずに本当にダメそうならすぐに私に言ってください」

フローリア「ありがとう……その時は昔みたいにおんぶでもしてもらおうかな?」

クロウス「お、おんぶですか…?」

フローリア「駄目ですか…?昔は私が転んだ時はよくしてくれてたのに」

クロウス「いや、それはまだ姫様がまだ幼い頃の話ですし…!あ、いや、しかし姫様のご命令であれば…」



アンリエッタ(……二人とも、主従の関係と聞いてたけど仲が良いなぁ)

アンリエッタ(……わたしもレビュオスとあんな感じになれてるかな………………えっ?)ピクッ


ほのぼのとした二人のやりとりを眺めていたアンリエッタであったが、自身に流れる竜の血が無意識にこの場にいる自分達以外の存在に気づかせた。



???「ムシャ……ムシャ…」

ワイバーン「」ピクッピクンッ


視線をそちらに向けると……そこには先ほどまで雄々しく空を駆け巡っていたワイバーンが他の魔物に補食されており、凄惨な光景が広がっていた。


フローリア「……ひっ!?」ビクッ

クロウス「こいつ……さっきのワイバーンを喰っている…のか!?」

アンリエッタ「そんな……酷い…!」


その魔物の姿はおよそ竜と呼ぶには程遠く………いや、そもそもこの魔物の姿はクロウスの経験上でも見たことが無く、まるで他の魔物と魔物をツギハギに融合でもされてるかのような異形の姿をしていた。


???「ムシャ…ぐちゃ、ぐちゃっ」

クロウス(なん……だ…!?コイツは…!?魔物………なんだよな…!?)

クロウス「………一応聞きますがコイツはこの山に生息している魔物なんですか?」

アンリエッタ「し、知りません…!!この山には幼いときから何度も登ってますが……そもそも竜型以外の魔物は一匹も見たことが無いです!!」

フローリア「じゃあ………この魔物は、いったい…!?」

961 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/12(金) 01:23:52.28 ID:UxCkQwlZo
クロウス達の前に現れた人造合成魔獣(キメラ)
2時から↓1〜↓3の間で募集

【名前】
【生態】
【攻撃方法】
【弱点】

今回の魔物安価を募集して今夜はオチます、そういえばもう少しでこのスレも終わりが近いので近々次スレの準備もしなくては…。
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 02:34:21.83 ID:P2QB5N2MO
【名前】グリーフキメラ
【生態】果てしない食欲と惨虐さを持つ合成魔獣の一つ。様々な動物や魔物に加えて人間さえも材料とされている
その恩恵として通常のキメラよりも知能や戦況判断能力は高いが、望まぬ姿に変えられた嘆きの感情も強く
五体満足な人間を妬み、じわりと獲物を嬲り絶望させてから捕食する異端さも持つ
【攻撃方法】牙と爪が主だが、複数の効果を持つ毒性の強い尾の一撃も強力
【弱点】他キメラよりも脳が発達しているが、代わりに頭部の防御力が低い。また自身の理解ができない状況に陥ると深い混乱状態となる
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 08:24:11.03 ID:F9v2crud0
【名前】ドラゴンイーター
【生態】竜種を好んで食す風変わりなキメラであらゆる動物を組み込まれた結果「自分は全ての生命の上位捕食者」という思い込みがある
竜相手では当然返り討ちにされることもあるが食欲が優先され捕食に成功した暁には格段に強さを増していく
【攻撃方法】最大の武器は唾液とそれを纏う舌で竜の鱗を溶かす程の酸と一度付着すると粘ついて翼の自由を奪う粘性を持つ
【弱点】粘液を洗い流し以後の付着を妨げる水
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 09:27:28.62 ID:vF9cSV1FO
【名前】オーガバット
【生態】鬼の身体に巨大な蝙蝠の羽を持つ
飛行能力とパワーを併せ持った戦闘生物というコンセプトで作られたが食欲と性欲が暴走してしまい手が付けられなくなってしまった
なお飛行能力を考慮して素体にはやや細身のオーガが使用されている
メスと見るやたちまち襲いかかって激しく犯し尽くし飽きたら骨まで噛み砕き食欲まで満たしてしまう
【攻撃方法】宙を舞い牙と爪で襲いかかる 超音波で対象の整体機能を狂わせる
【弱点】意外と滞空時間は短い
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 09:52:26.06 ID:02C+oCE10
セヴェル本人は来てるのか気になる
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 19:20:33.90 ID:OaQH/RdPO
どれ選ばれてもリョナ寄りになりそうで楽しみになってきました
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/12(金) 22:41:43.76 ID:12r4a3LzO
全体的に普通のモンスターとして強そうだけど負けたらこれまでとは比較にならない目に遭いそうで怖い
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/13(土) 00:20:30.23 ID:9YCgXM/E0
おそらくセヴェル製のキマイラなんだろうけどアマティアス直属の配下の場合時戻しの対策とか知ってそうで怖いよな、念じる隙も与えずに命を刈り取れとか
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/15(月) 11:06:58.85 ID:QjKMGXuaO
そろそろ来るかな
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 06:23:28.75 ID:hdCJKt0V0
忙しそう
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 11:40:35.99 ID:7Nxq4t/OO
巻き戻せる戦闘は敗北時に容赦なくキャラが死ぬからヒロインの絶望度合いが強烈になるの好き
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 20:27:12.02 ID:wvNujceCO
1週間空くと少し心配になるな
973 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/18(木) 23:42:40.70 ID:9mKsUwWPo
最近お仕事が忙しくなってきたのもあるけど今後の展開どうしようと悩んでたら一週間経とうとしてました、毎度毎度遅筆ですみません…。

ギリギリ戦闘終わらせられそうなので今から更新始めていきます。

それとモンスター採用は>>963なのですが>>962>>964の案は後の展開で使わせてもらうかもしれません、ご了承くださいませ。
974 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/18(木) 23:43:51.06 ID:9mKsUwWPo

ドラゴンイーター「ぐりゅりゅ…っ!!!」


ワイバーンの死骸を喰らっていた生き物はこちらの存在に気がつくと、威嚇とも取れる鳴き声を唸らし近づいてくる。


クロウス「っ……姫様、どうかお下がりを」

フローリア「ええ……クロウス、どうかご無事で…!」

クロウス「竜巫女様もお下がりください……コイツはかなりヤバそうです!」

アンリエッタ「………っ」ブルッ


レビュオス『万が一の事があればクロウスの言うことを聞くように!良いですね?』

手を震わせながらレビュオスの言葉を思い出すアンリエッタ。

しかし彼女の震えは次第に収まっていき、竜杖を握る手に力が戻る。


アンリエッタ「……いえ、私も戦います…!」

クロウス「なっ…しかし…!!」

アンリエッタ「私とて竜の血を引く者!少しながらも同じ血を分け合う同胞を目の前で殺されて黙って下がるわけにはいきません!」

アンリエッタ「戦い方は心得ております、私はクロウスさんのサポートに回りますので今は目の前の敵に集中してください!」

ドラゴンイーター「ぐりゅりゅ!ぐらららっ!!!」

クロウス「ぐっ…!後でレビュオスにチクらないでくださいよ!!」
975 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/18(木) 23:44:18.41 ID:9mKsUwWPo

────戦闘開始────

【Act.1】

アンリエッタ「…っ!」

クロウス(全く……レビュオスにバレたらしこたま怒られそうだな!気合い入れていくぞ!!)


クロウス達の行動選択
@竜の豪腕を召喚する(チャージ系◯、テクニック系×)
A細かくヒット&ウェイを仕掛ける(テクニック系◯、アタック系×)
B竜の魂を召喚しブレス攻撃(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【不撓不屈の剣】(1度だけ判定に負けてもこちらの行動選択時コンマが相手より高ければ勝利扱いにする、シルヴェロギア編終了まで有効)


ドラゴンイーターの行動パターン

00~20 巨体を地面に叩きつけ衝撃波を放つ(チャージ系)
21~60 粘液を撒き散らし行動を制限する(テクニック系)
61~80 鋭い爪を振りかざす(アタック系)
81~99 こちらを無視して竜の死骸をむさぼる(無条件で攻撃を食らう、攻撃パターンが変化する)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 23:46:04.59 ID:hdCJKt0V0
これは2か
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/18(木) 23:46:46.28 ID:eIlSQDkxO
2なら4割
978 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 00:07:15.14 ID:pjUnN7EVo


ドラゴンイーター「ぐらららっ!!!」ドシンッドシンッ

クロウス「せいやっ!!」ザシュッ


合成魔獣がその巨体を揺らしながらクロウス達に近づく、クロウスは細かくステップを刻みながら斬りつけていく。

手数で押しながらも危なげなく攻撃を仕掛けていくが、ドラゴンイーターは身体を震わせたのちに口から長い舌を振り回す。


クロウス「よっ……と!」


クロウスは舌の攻撃も避けていくが、滴る唾液が辺り一帯に撒き散らされる。

クロウスは盾で唾液を防ぐがその瞬間、盾の表面がジュウジュウと音を立てながら溶けていた。


クロウス「ちっ…何か嫌な予感はしていたがそういう攻撃か」

ドラゴンイーター「ぐるるらぁあららっ!」ドシンッドシンッ


その動きは怒りを表現しているのか、または餌を見つけた喜びなのか。
雄叫びを上げながら合成魔獣は更にクロウス達に攻撃を仕掛けにいく。


───クロウスの勝ち───
    1 2 3
クロウス◯
合成魔獣 ×
979 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 00:10:37.83 ID:pjUnN7EVo

【Act.2】

フローリア(クロウス…)

クロウス(こんなヤツに姫様を傷つけさせる訳にはいかない…!!本気で潰してやる…!!)


クロウス達の行動選択

@竜の豪腕を召喚する(チャージ系◯、テクニック系×)
A細かくヒット&ウェイを仕掛ける(テクニック系◯、アタック系×)
B竜の魂を召喚しブレス攻撃(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【不撓不屈の剣】(1度だけ判定に負けてもこちらの行動選択時コンマが相手より高ければ勝利扱いにする、シルヴェロギア編終了まで有効)


ドラゴンイーターの行動パターン

00~20 巨体を地面に叩きつけ衝撃波を放つ(チャージ系)
21~60 粘液を撒き散らし行動を制限する(テクニック系)
61~80 鋭い爪を振りかざす(アタック系)
81~99 こちらを無視して竜の死骸をむさぼる(無条件で攻撃を食らう、攻撃パターンが変化する)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 00:11:18.68 ID:qPr1bZ710
3
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 00:12:19.53 ID:1G97W4QX0
たまには1で
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 00:14:39.52 ID:wGy9MFV2O
反撃判定はあるだろうけどスキル込みであっさり勝ってしまった
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 00:15:32.00 ID:wGy9MFV2O
あっ、判定に負けてはないからこれは引き分けか
984 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 00:51:00.49 ID:pjUnN7EVo

ドラゴンイーター「ぐらっばぁっっ!!!」


びちゃびちゃと粘液状のよだれを撒き散らし続け、クロウスは攻撃を避ける事に手一杯になっていた。

まるで酸の雨が降り注いでいるような状況であったが必死に避けるしか為す術は無かった。


クロウス「うおっ!?……くっ、拉致が明かないな…!」

アンリエッタ「クロウスさん!そのまま突っ切ってください!」

クロウス「そうしたいのは山々なんですが…!さすがにこの汚ならしい唾液を当たらずにはちょいと危険ですね……って危なっ!」ヒョイッ

アンリエッタ「ご安心を……貴方の活路は私が切り開きましょう」スチャッ


アンリエッタは杖を横に構えると眼を閉じ集中する。
蒼い焔のようなオーラが彼女を包んだかと思えばオーラは竜の形を成していき、やがて竜の頭の部分から蒼白い焔を吐き出す。


アンリエッタ「竜の息吹(ドラゴンブレス)……!!お願い、焼き尽くして!!」


竜の焔はクロウスに降り注ぐ酸のよだれを燃やし尽くしていく。

その一瞬の好機にクロウスはご了承魔獣目掛けて一直線に駆けていった。


クロウス(ここが勝機……!!キメに行く!)

───引き分け───
    1 2 3
クロウス◯ ー
合成魔獣 ×  ー

985 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 00:54:07.74 ID:pjUnN7EVo

【Act.3】


クロウス達の行動選択

@竜の豪腕を召喚する(チャージ系◯、テクニック系×)
A細かくヒット&ウェイを仕掛ける(テクニック系◯、アタック系×)
B竜の魂を召喚しブレス攻撃(アタック系◯、チャージ系×)
スキル【不撓不屈の剣】(1度だけ判定に負けてもこちらの行動選択時コンマが相手より高ければ勝利扱いにする、シルヴェロギア編終了まで有効)


ドラゴンイーターの行動パターン

01~20 巨体を地面に叩きつけ衝撃波を放つ(チャージ系)
21~60 粘液を撒き散らし行動を制限する(テクニック系)
61~80 鋭い爪を振りかざす(アタック系)
81~98 こちらを無視して竜の死骸をむさぼる(無条件で攻撃を食らう、攻撃パターンが変化する)
ゾロ目 判定に関係なくドラゴンイーターの勝利(スキルの効果も無効にする)

↓1でクロウスの行動選択
↓2のコンマで敵の行動が決まります
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 00:56:48.95 ID:ukR6P37FO
2
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:00:42.55 ID:1G97W4QX0
せい
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:02:09.62 ID:wGy9MFV2O
草生える
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:07:02.80 ID:e8qOk0x30
やったか!?
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:07:26.84 ID:1G97W4QX0
Oh……
991 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:08:54.55 ID:pjUnN7EVo
ゾロ目ってこんなにあっさり出てくるもんなんですね…いやホントビビりました(白目)

という事でフローリア&アンリエッタの敗北陵辱なのですが今日のところは次スレを建て、今後の方針についてご報告して終わらせたいと思うので少々お待ちくださいませ。
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:10:29.47 ID:ukR6P37FO
アンリエッタがイートされちゃうのか……
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:15:54.43 ID:PmF5EgqmO
一旦おつ
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 01:19:32.10 ID:1G97W4QX0
ゾロ目が悪さしかしてない……
995 : ◆0SmoYhO4IU [saga]:2021/11/19(金) 01:52:29.41 ID:pjUnN7EVo

こちら次スレの案内になります、書き貯めしてたテンプレが一部消し飛んでしまったので後日追加していきます。

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1637252279/


今後の展開は前に話した通りシルヴェロギアの祭りシーンを挟んでシルヴェロギア編の山場を書いていき、お待たせし過ぎていた妹姫編へと視点を移していきます。
あとどこかのタイミングで各キャラの過去編なんかも書けていけたらなとも思っています。(現状キャラ立ちが薄いなと思ってるキャラが何人かいて情報の保管をしたり愛着が湧いてくれたらなという理由です)

それでは次回の更新からは次スレを使っていきます〜。
最後に初期3人娘からのメッセージイラストを置いておいて終わります。(るるじぇには支援絵書いてくれた方のイメージに寄せちゃいました、気分を害したらごめんなさい)

https://i.imgur.com/6rsWzIO.jpg
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 02:18:02.91 ID:PmF5EgqmO
おつちゃー
取り返しのつかない敗北回がまだ来てないので楽しみにしてる
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 06:48:14.82 ID:DkiVt2ytO
お疲れ様です
無理はしないでね
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 07:46:24.72 ID:PYDfrnfoo
おつうめ
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 14:15:43.00 ID:ZufL0PH9O
>>1000なら次スレもルルが可愛い
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/19(金) 16:18:07.15 ID:wmE32P6B0
埋め
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                     ___, - 、
                    /_____)
.                    | | /   ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
                    |_|  ┃ ┃  ||  
                   (/   ⊂⊃  ヽ)        /  ̄ ̄ ̄ \
  \僕はSS!/           \_/  !        ( ( (ヽ     ヽ
                   ,\ _____ /、       | −、ヽ\     !  <私は二次創作
   ゝ/  ̄ ̄ ̄ \     /. \/ ̄\/   .\     | ・ |─ |__   /
   / _____ヽ    |  |  _┌l⊂⊃l  |  |    ┌ - ′  )   /
   | | /  ─ 、−、!    |  |  / ∋ |__|  |  |    ヽ  /   ヽ <
   |__|─ |   ・| ・ |    |  /`, ──── 、 |  |     ` ─┐  ?h ̄
   (   ` ─ o−i    ヽ /         \ .ノ_      .j ̄ ̄ |
    ヽ、  ┬─┬ノ / ̄ ./            ヽ- 、\    /   ̄ ヽ\
  // /ヽ─| | ♯|  /   i  ぼくオリジナル   | ..) ) \  i  ./   |\\
  | |  /  `i'lノ))┘/ , ─│             !-l⊂⊃l┐__ヽ__/\ / |   | |
  | |  | ̄| / /| / ( (... .ヽ              / |____|∈  __./ .|   | |
  |_|/ヽ、_/  ./   ` ─ /\           /ヽ      ̄ \-──| \|_|
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忍野忍「それでもいい……それでもいいのじゃ」 @ 2021/11/18(木) 23:21:04.53 ID:gFdjDzhvO
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【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 @ 2021/11/18(木) 20:34:56.46 ID:uUkbKYqQ0
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【スーパーダンガンロンパ2】「地獄でも天国でもない場所」【安価】 @ 2021/11/18(木) 04:00:14.91 ID:H0AAtjJO0
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父「スマホの履歴見せてみろ」息子「う、うん……」 @ 2021/11/17(水) 22:59:53.03 ID:UgyVGt9W0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1637157592/

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  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1637138908/

ナイツの歌ネタ漫才 しあわせ未満/太田裕美 @ 2021/11/17(水) 17:17:49.72 ID:uaUxq8YV0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1637137069/

【コードギアス】俺「安価でもう一度ブリタニアと戦う」part2 @ 2021/11/16(火) 23:45:39.64 ID:ddkZhQ7oO
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未来「静香ちゃんが私のパンツ嗅いでる……」 @ 2021/11/15(月) 21:10:02.41 ID:T9ADe3C40
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