【安価】発育良好な姪達との生活

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15 :プロローグ [sage]:2022/04/29(金) 18:39:51.81 ID:4+7XKtTy0
春菜「美味しい…!」
香月「え、何これ!チョーうめーし!男さん何者?」
美夜「(パクパクパクパク)」

3人に空き部屋の使用許可と留守番を命じ、夕食の買い出しへ。
多少奮発して良い食材を揃え、振る舞ってみたら想像以上に好評だったようだ。

男「普通の麦とろご飯と豚汁、それにチキンソテーなんだけどな。」
春菜「これが普通なんですか!?だとしたら毎日でもこれが食べられるんですか!?」
男「いや、今日はちょっと手間かけたから、いつもこれというわけには。」
香月「これ、アタシら疲れてるからってこういう献立にしてくれたっしょ、男さん。」

香月が風貌に似合わない真面目な様子で問いかけてきた。

美夜「そう…なの?」
香月「山芋とか鶏肉とか、あっさりしてて食べやすいけど普通アタシらみたいなガキにポンっと出すようなメニューじゃないもん。ね?」
男「…まあね。」

姉にタクシーに放り込まれて、長時間ここまで揺られてここまで来た筈だ。幾ら道中寝たりリラックスしたりしようが、未成年の少女達にとっては緊張や不安から来る疲労の方が大きかっただろう。

男「というか、いつも3人共もっと良いもの食べてるんじゃないのか?」
春菜「カメラの前で、だけですよ。」

素朴な疑問に春菜が答える。

春菜「家であの女がまともな料理を作るのを、見たことありませんから。」
香月「そーそー!あいつ外食で済ますか、値段だけはたっけー惣菜しか買ってこねーもん!」
美夜「(コクリ)」

動画でしょっちゅう高そうなものを食べている美夜まで頷いているということは、それが真実らしい。

春菜「あの、男さん。」
男「どうした?」
春菜「おかわりは…ありますか?」
香月「あ、春ねえズルい!アタシもー!」
美夜「(…スッ)」

顔を赤らめて訪ねる春菜に2人も同調する。
多めに作っておいて良かったと思いながら、お椀を受け取った。
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