【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ 

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294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2022/11/08(火) 11:00:26.80 ID:3JLGrcFD0
コーラル「3年前・・・私がアルトさんのヒール(改良)によって廃人になっていた頃、イレギュラーズとなって間もない頃のブルーナはこのソールズベリーに手をかけました。」

コーラル「代わりの氏族の長なきソールズベリーでオーロラ様を救い出そうと暴動を起こし、ブルーナは自身の持つ蒼毒の力で鎮圧させ、ソールズベリーは彼女の手に墜ちました。」

コーラル「ブルーナはソールズベリーの民にありもしないオーロラ様の罪の数々を言い広め、自身の持つ蒼毒と解毒薬を駆使して住民たちを脅していき、」

コーラル「オーロラ様の処刑執行の日、それまでオーロラ様を慕っていたはずの住民たちはオーロラ様の事を“大罪を犯した妖精”を呼び、誰もオーロラ様を助けようともせず、」

コーラル「オーロラ様はソールズベリーの住民たちの手によって翅をもぎ取られ、体と心を穢され、雪辱の苦痛を大いに受けたまま、オーロラ様は亡くなられました。」

コーラル「そしてオーロラ様にとって代わり、ソールズベリーの領主と風の氏族の長となられたブルーナは、この自由都市であったソールズベリーから『風と自由』を奪い去り、」

コーラル「今やソールズベリーの住民たちは、3年前にオーロラ様から受けていた風と自由の祝福を忘れ、ブルーナの支配にされるがままとなってしまいました。」


アルトリア「!?」ビクッ!(その話に驚愕している)

立花響「オーロラさんと仲良くしていたソールズベリーの妖精たちが・・ブルーナの嘘だけでオーロラさんを裏切るなんて・・・」

【こんなの酷すぎるよ・・・・】
【(こんな事、どこかで見たような・・・)】←

トリスタン「ブルーナの蒼毒とその毒を解毒する薬をつり下げ、ブルーナの嘘方便の言葉の数々でオーロラを慕っていた住民たちを一気にブルーナの支持派に回るというこの矛盾・・」

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カルデアのマスターが経験したと思える妖精たちの裏切りの様子


コーンウォールでのオンファムの発言
https://blog-imgs-131.fc2.com/r/i/m/rimadiary165/IMG_1937.png

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アルトリア「名無しの森の妖精たちがそうだと思いますね・・・・。人間を得た事で欲望に歯止めがきかなくなって、最後には仲間同士で殺し合ってしまったように・・。」

アルトリア「ソールズベリーの妖精たちもまた、ブルーナの蒼毒の力で死ぬ事を恐れ、ソレらを解毒する薬を手にするためにも、彼らが慕っていたオーロラさんを切り捨てたのでしょう。」

アルトリア「そしてコーラルさんは前の風の氏族長であるオーロラの死の事実をブルーナを経由して通して聞き、妖精たちの心の移ろいやすさにも失望し、3年間もマイクさんの店で自堕落な生活をなさっていたのですね?」

コーラル「ええ。そしてそれ以来、アドニスさんたちのような人間と妖精の間に生まれた者やロンディニウムの妖精たちと出会うまでは、」

コーラル「人間も自身を含めた妖精も含めて、蔑ますべき『下等生物』として見るようになり、その気持ちは今でも皆さま方やロンディニウムの皆さまを除いてそう思っています。」

アドニス「コーラルお姉ちゃん・・・。」心配そうにしている


コーラル「ですが・・・ブルーナだけはそれら『下等生物』らとは違います。ブルーナは『下等生物』とはそれ以下・・・この妖精國ブリテンの中で最も醜い心を持った妖精だと私は思うのです。」

コーラル「私がここ3年の間、マイクさんの店で酒に酔いつぶれる日々を送ってたと同じように・・・あの方も自身が手にした『蒼毒の異端の亜鈴』と『氏族長としての権威と権力』に酔いしれているのです。」

メリュジーヌ「ええ。オーロラは自身が考える事には責任も自覚も薄々のところはあったけど、オーロラにはオーロラなりの平和の統治が3年前からあったんだ。」

メリュジーヌ「風の氏族やソールズベリーの妖精たちは、オーロラが統治する『風と自由』の元で、誰もが自由に生きられ、誰もが自由に暮らせる生活を送っていたんだ。」

メリュジーヌ「そんなソールズベリーの『風と自由』をブルーナの毒と権威・権力の乱用で一瞬で壊し、住民たちはブルーナの毒と統制で苦しみ、今は私たちを誘い出すために住民たちを人質に取っている。」


メリュジーヌ「ブルーナは3年前に妖精騎士アグラヴェインに異端の亜鈴を手にし、イレギュラーズのメンバーになって以来、彼女は風の氏族もソールズベリーに住む妖精である事を辞めていたんだ・・・・」

メリュジーヌ「ブルーナにとっての『風と自由』は・・“『風』の氏族長である自分自身が『自由』に生きられる事”がブルーナの『目的』だったんだ!」

メリュジーヌ「えぇ〜〜、そうだよね!?風の氏族長 ブルーナ様よぉぉ〜〜!!」バァァァ〜ン!!(怒鳴るように叫ぶ)


コーラルは自身が3年前に聞いたという妖精たちの移ろいに対する皮肉をみんなに言い、自身がなぜアルトたちやロンディニウムの妖精たち以外の人間や妖精たちを『下等生物』と言うようになった事を話しつつ、

『風と自由』の街であったソールズベリーから、ブルーナの蒼毒と権威・権力で『風と自由』を奪い去った事に対して、メリュジーヌはもの凄い怒りの怒声をソールズベリーに向けて放っているであった。
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