【ひなビタ♪】すみれ「纒先輩と久々に……」心菜「私達もいるよ」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2022/11/16(水) 21:20:27.58 ID:zQ1OpLwZO
◆ひなビタ♪SSです 3年ぶり
◆今年の11/14でひなビタ♪は10周年!おめでとうございます
◆更に11/14からYoutubeでシャノワール・オンラインが開店!作業用BGMとかにどうぞ
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:22:13.46 ID:zQ1OpLwZO
(これまでのあらすじ)
過去に久領堤纒に手籠めにされて今も思いを募らせている菫平すみれ。
彼女はどうにかして倉野川に辿り着き、纒と再会するがそこにいたのはここなつを侍らせている纒の姿だった。
当然すみれは激怒するがそんな彼女に纒は熱烈なキスを食らわし彼女をホテルに連れ込み……。

夏陽「一応言っておくけど、今回の話は90%くらい妄想だからね!だってまだ全然情報が無いんだもの」

心菜「いきなりメタだね、なっちゃん……」

夏陽「細かい事はいいのよ、それよりお姉さん達を追わないと!」

心菜「うん……あのホテルでいいのかな?」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:26:07.33 ID:zQ1OpLwZO
〜ホテル「ホワイトストリーム」〜

纒「さ、着きましたよ菫平さん」

すみれ「ここが今日の纒先輩の愛の巣なんですね……?」

纒「う、うん……貴方、大分拗らせてません?」

すみれ「そんな事ないです!私はずっと纒先輩一筋なんですから!」

纒「それを拗らせてるって言うんじゃ……でも、そう言われると、滾っちゃうわね?すみれちゃん」クイ

すみれ「あ、纒先輩……」

纒「こうやってキスするのは、何年ぶりだったかしら?」

すみれ「何年でもいいです」

纒「そ」フフッ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:30:04.54 ID:zQ1OpLwZO
夏陽「お姉さーん」ガチャ

心菜(あ、キス寸前……邪魔しちゃった?)

纒「あらここなつのお二人!別にこの部屋に来なくても良かったのに」

夏陽「そうなんですけど、他の部屋空いてなくて」

心菜「そもそもお姉さんとお部屋一緒にしようと思ってたから」

纒「あらあらそうですか!お二人が私と一緒にいたがってくれて嬉しいです」

夏陽「そうそう、明日はシャノワールに行こうねって話もしようと思ってたのよ?さっちゃんの娘がもう大きくなってシャノワールでお手伝いしてるらしいから」

纒「えっなんですかそれ!春日さんに娘さん!?やっぱりお相手は和泉さんなんですか!?」

すみれ「あ、あの、纒先輩……」

纒「あら、すいません」

心菜(不憫……)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:34:23.03 ID:zQ1OpLwZO
すみれ「纒先輩、確かに他の人に見せつけるようにえっちはしたことありますけど……」

夏陽(あるんだ)

心菜(お姉さんが彼方此方で女ハーレム作ってたって話は本当なんだね……)

すみれ「で、でも!今回は久々だから、纒先輩と二人きりでしたいです……」

纒「ふむむ」

心菜「お姉さんお姉さん、私はいいよ?」

夏陽「そうよ、お外で心菜とこの辺を見て回ってもいいし、終わったら呼んでくれれば」

纒「むむむむ……折角お二人が来てくれたのにもどかしいですが……でもまあ30分あれば終わると思いますから、それで」

夏陽「はーい」

すみれ(このおかしな状況を簡単に飲み込んでしまうなんて……この二人、なかなかやる……!)

心菜(……なんかすみれお姉さんに睨まれてる?)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:38:03.07 ID:zQ1OpLwZO
……

「すみれちゃん」
「纒先輩」

ちゅう、と慣れた口付け。
いや、慣れてなんかない。
私の心はいつもこの纒先輩からのキスで火照っちゃうんだ。
それに久々だから余計に熱い。
既に火照った身体は更に体温が上がって燃え上がりそうなくらい。
勿論そんなことはないんだけどね。

「んん、っふ、う」
「んんっ!」

早速私の口内に侵入してくる纒先輩の舌。
好き勝手に動き回って口の中を蹂躙してくる。
その際に塗られる唾液はなんだか甘いような気がして。
こういうのをプラシーボ効果って言うんだっけ。
毎回そう感じちゃってるのかな。

「んうう、ちゅうっ、ふ、れるっ」

纒先輩の舌は一方的に私に絡んでくる。
私は無抵抗にそれを受け入れるばかりだった。
なんでかって、今日は纒先輩からして欲しいから。
私と纒先輩の関係は、大体纒先輩が攻めで私が受けだった。
どちらかと言えば纒先輩は攻めのほうが性に合ってるみたいだし、私も受けの方が好き。
そこらへんはとってもお似合い、っていうのは言い過ぎかな?
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:42:07.11 ID:zQ1OpLwZO
「れる、ん、ふ、ふう……」

もう離れちゃう纒先輩の唇。
もっといっぱいキスして欲しかったのに。
でも私の心情はさっきのキスで蕩けちゃってた。
ぼんやりと眼の前の纒先輩を見つめる。
纒先輩は舌なめずりなんかして、すごくえっちな顔をしてた。
勿論私はそんな纒先輩の表情は何度も見たことがある。
その度に私のそんなに大きくない胸はどくどくと高鳴ってた。

「うふふ、すみれちゃんって、する時っていつもそんな目で見てくるわよね」
「だ、だめですか……?」
「ううん、私はその目で見られるの好きよ、すみれちゃん」

纒先輩に「すみれちゃん」って呼ばれる度に凄くドキッとする。
心情がぽかぽかする、っていうか、纒先輩が酷く愛おしいみたいな。
彼女が好き、っていう気持ちなのかな。
以前私が「名前を呼ばれながらされるのが好き」って言ったせいか、纒先輩はよく名前を呼んでくれる。
私の名前を愛おしそうに、それでいて艷やかに。
背筋がゾクゾクして、ますます頭の中が愛欲色に染められていく。

「暑いわね……最初に脱いでおけばよかったかしら?」

するすると纒先輩は私の服を脱がしてくれる。
言ってくれれば自分から脱ぐんだけど、纒先輩に脱がされるのも好き。
なんというか、これから纒先輩とするんだ、って感じがするから。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:46:28.36 ID:zQ1OpLwZO
「うふふ、綺麗な身体ね、すみれちゃん」
「そ、そうですか……?結構年も嵩んじゃったんですよ……?」
「そんな事ないわ、貴方はいつも綺麗よ」

纒先輩はまっすぐ裸に剥いた私を見つめながらそんな事を言ってくれる。
お世辞なのかそうでもないのかは私には判断が付かない。
だっていつもそう言ってくれるもの。
だけどそう言われるとまた纒先輩が好き、っていう気持ちは強くなる。
というか、こういう事をしているとずっとそう思っちゃう。
服を脱がされて肌寒いはずだけど、そんな事もちっとも感じなくなってた。

「ちょっと待ってねすみれちゃん、私も脱ぐから」

私はちょっと珍しい、と思った。
纒先輩は私にする時は服を着たままな事も多いし。
もしかしてこの後の事を想定してなのかな。
今は私としている場面なのに!
私以外の事は考えないで欲しい、というのはきっと我儘。
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:50:11.32 ID:zQ1OpLwZO
「うふふ、脱いだわよ」
「わぁ」

纒先輩の身体を見るのは久しぶりだったけど、やっぱり綺麗。
細い腰、華奢な手足、それでいて胸は大きくて目を引く。
というか、前より大きくなってる気がする。
やっぱりここなつの二人にもむにむにされてたのかな?

「もう、そんなじっと見つめられると照れちゃうわ」

ちょっと気恥ずかしそうに纒先輩は身体をくねらせる。
可愛らしい仕草だけど、私に向けられた視線は逸らされていない。
きっとこれからどうやってするのかを考えているんだ。
私としては、纒先輩にだったら何されてもいいんだけど。
ハードな事もした関係性だけど、最初だし、やっぱり……。

「ふふふ、じゃあスタンダードにいこうかな、すみれちゃん」
「は、はい、纒せんぱ、んんっ」

また重ねられる私と纒先輩の唇。
当たり前のように舌が絡んで、生暖かい唾液をじゅるじゅると泡立たせてた。
一緒に私の意識もどろどろ。
纒先輩にこうされるのが私は好きなんだ。
久々の感覚なせいか、すぐに頭は回らなくなっちゃった。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2022/11/16(水) 21:54:04.93 ID:zQ1OpLwZO
「れろ、ちゅ、すみれちゃん、ちゅ」
「はぁ、はぁ、まとい、せんぱ」

キスを重ねながら纒先輩は私を愛撫してくれる。
肌質には気を遣っていたつもりだけど、今は汗ばんでベタベタしちゃってるんじゃないかな。
でもその湿った感触がいいって前に纒先輩は言ってたっけ。
纒先輩の撫で方は優しくて、心地良くて、私の信条をまた蕩けさせてくれる。
こうされると心地良いって事ぐらいしか分かんなくなっちゃう。
私はじっとぼんやりした瞳で纒先輩を見つめた。
もっとして、みたいな気持ちはきっと露骨。

「ちゅ……んふふ、すみれちゃんったら、物欲しそうな顔しちゃって、可愛いわよ?ちゅう」
「んんっ!」

隙だらけの私の首筋に吸い付いてくる纒先輩。
こうされるのもやっぱり久しぶりで。そりゃそう。
私に痕を付けるのは纒先輩しかいないんだから。
向こうからの独占欲?そんな感情を感じて、また私はゾクゾクしちゃった。

「ああ、纒先輩、キス痕、付けてくれたんですね」
「そりゃそうよ、すみれちゃんは私だけのものだもんね?」
「は、はい」

そ、そんな事言ってくれるなんて!
勿論、そのつもりではあったけれど、纒先輩に実際に言われるとなんだかすごい。
気持ちが更に昂ぶるような。
きっとそれも纒先輩は想定済みなんだ。
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