【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】

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376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 21:13:32.40 ID:pTov087uo
1
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 21:18:49.59 ID:V48n9xJv0
2
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 21:19:40.34 ID:Dd8CamI10
1
379 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/22(水) 22:03:47.00 ID:pc636u9Eo


 飛鳥を病院へ送り届け、呼ばれてきた母親に預けると、村正と広戸は警察署へ戻った。

「さっきの娘は、何者なの?」

「椎名飛鳥…永遠の友人だ」

「何で、あんなことに」

「つがいを永遠に奪われると思ったようだ。私から力を強奪すると、あのような凶暴極まりない姿になってしまった」

「彼氏の取り合いかぁ…最近の子は進んでるなぁ」

「女子は成長が早いのよ」

 ぼやく広戸に、村正が素っ気なく言う。それから、またレーゲに問いかけた。

「そう言えば、あのマネキンの正体が分かったって」

「ああ。…宮條未来。これも永遠の友人だ」

「またですかぁ? 今度は、誰の取り合い?」

「いや。彼女は、永遠自身に性的に執着しているようだ。もっとも、ヒレイによる洗脳のせいだろう」

「…」

 黙り込む、二人の警官。パトカーが、警察署の敷地に入っていく。



「…最近、九重学園初等部の子供がよく襲われるな」

「はぁ」

「バスジャック事件で被害にあった、宮條未来ちゃんは学校に来なくなったそうだし…」

「!」

 上司のぼやきに、どきりとする村正。

「は、犯人の行方は…?」

「捜査機密だよ、京本君」

「…失礼しました」

 未来の私情をしれっと話したくせに。そんなぼやきを、村正は飲み込んだ。

「いや、冗談だ。うちにも犯人の特徴を伝えてきてるから、パトロールのときに見かけたら職務質問してくれ」

「はい」

 二人は頷いた。



「お疲れ様」

「うん。お疲れ様」

「広戸君は、まだ残るの?」

「ちょっと書類がね」

「そう。じゃあね、私、明日は非番だから」

「うん。じゃあまた」

 中年の婦警が、課長と何か噂している。その横を素通りして、村正は署を後にした。



安価下 どうする?
@村正について行く

A広戸の方に残る
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 22:04:40.26 ID:UImpT5BH0
2
381 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/22(水) 22:25:03.63 ID:pc636u9Eo


「…」

 静かな署内に、何かを書く音が響く。

「…何をしているんだ?」

「うわっ、いつの間に」

 机の上に乗って声を掛けると、広戸は慌てて辺りを見回し、他に人がいないことを確認してから答えた。

「…報告書ですよ。自分たちが関わった事案について、まとめておくんです」

「ふむ…」

 レーゲは積み上げられた書類を一瞥すると、広戸に問うた。

「それは、村正との交尾より優先すべきものか?」

「っっっ!!?」

 噴き出す広戸。

「そっ、そそそ、そんなこと…」



安価下コンマ
01〜20 ないない
21〜60 むりむり
61〜90 そりゃあ…
91〜00 実は…
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 22:25:54.88 ID:ySri6t8wO
めっちゃ高く

頼む
383 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/22(水) 22:27:33.17 ID:pc636u9Eo
ねます
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 22:35:03.02 ID:ySri6t8wO
乙です

次回も楽しみにしてます
村正と広戸が脈ありで嬉しい
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 22:54:08.44 ID:UImpT5BH0
乙乙

村正と広戸、お互いに一歩踏み出せないが故に敬意を持ってて、いじらしくて応援したくなる

大人が小学生みたいな恋愛してるけどそれがいい
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/22(水) 23:10:19.06 ID:q/kv48JUo
おつー
387 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 14:07:11.88 ID:hSzbDi8eo
「そりゃあ…」

 言い掛けて、広戸はまた辺りを見回した。周囲に人がいないことを確認すると、それでも声を潜めて言った。

「…で、できることなら…その、き、京本さんと…その…し、したい…ですけど」

「当然の欲求だ。何故しない?」

「そんな、僕なんかが…」

 彼女への想いを口に出して吹っ切れたのか、彼はやや饒舌になった。

「…彼女は強いし、頭もいいし、優しいし…とても、僕なんかと釣り合う相手じゃないですよ。高校の頃…ほら、村正なんて女の子っぽくない名前じゃないですか。クラスの男子は皆、表では名前のことで彼女をからかって、裏では抜け駆けして告白してたんですよ」

 それから、溜め息を吐く。

「…にぶちんの僕はそんなことも知らず、一人で彼女を庇ってましたけど」

「だが、今、彼女の隣りにいるのは君だだろう」

「彼氏ぐらいいますよ、多分。あんな…身体も、凄いし…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 14:10:22.39 ID:MJgeHd1QO
具体的な身体の部位を聞く
それに加えて「決めつけて諦めるのか?」「他の男が彼女と交尾したらどう思う?」等と的確に煽っていく
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 14:22:46.60 ID:osa4Zt2K0
凄い身体の部位を聞く
その後、告白に躊躇してるなら酒や媚薬などでべろんべろんに酔わせて彼女から本音を引き出せ
駄目なら押しに弱いと思うので肉体関係をもち惚れさせろとアドバイスする

390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:04:35.95 ID:LC92+cYvO
>>389
391 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 15:05:49.73 ID:hSzbDi8eo
「やはり、君もそう思うか」

「そりゃそうでしょう。変身したら、余計に…」

「君自身は、どこが一番凄いと思う?」

「…」



安価下コンマ
01〜60 胸
61〜90 脚
91〜00 そういうのじゃなくて、こう…
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:09:11.97 ID:yRXS6xfh0
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:11:15.51 ID:kfZkU31HO
これは煩悩爆発するか?
394 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 15:34:27.03 ID:hSzbDi8eo
「胸」

「やはり」

「って、皆言いますけど。僕は、そうじゃないっていうか…それだけじゃないっていうか」

「ほう」

 すっかり箍が外れたのか、広戸は熱っぽく語り始めた。

「もちろん、あの物凄いおっぱい…高校の頃、間違えて間違えて更衣室に入っちゃったときに見たより、もっと凄かった…けど、太腿も凄くて…でもお腹周りはシュッとしてて…でも、そういう見れば分かることだけじゃないんですよ、京本さん…『まーちゃん』の凄いところは」

「…」

「何というか…誰かと付き合う想像はできないけど、子供に囲まれてる姿が、はっきり想像できるんです。誰かにだ、抱かれてる姿は想像できなくて…でも、あのお腹が大きくなって、赤ちゃんを産んで、おっぱいをあげて…それも、一人や二人じゃなくて、最低でも五人くらい…」

「…完全に正しい」

「…っ、ご、ごめんなさい…知り合いでこんな妄想」

 レーゲは、首を横に振った。

「それは妄想ではなく、未来の姿だ。そして、村正が他人と交尾する姿など、君に想像できるはずがない。…君自身が、その相手だからだ」

「っ! だから、僕には…」

「君の思う適不適など、どうでもいい。村正がどう思っているか、考えたことはあるか」

「え…?」

「この前の…何だったか、『タクノミ』とやらで飲んだ飲料を使え。足りなければ、これを使うと良い」

 そう言うと、レーゲは一枚の羽を差し出した。広戸が受け取ると、それは手の中で小さなガラス瓶に変わった。中には、虹色の液体が入っている。

「…まさか、違法薬物じゃないですよね?」

「この世界の法律など知らない。ただ、性欲を高めて潜在意識を引き出すだけの薬だ」

「レイプドラッグですよ、こんなの…」

 広戸は溜め息を吐くと、それでも瓶をポケットにしまった。それから、すくっと立ち上がった。

「…一段落したので、僕は帰ります」

「村正のところか?」

「自分の家です! 明日も、僕は当番ですから」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠の所へ

A村正の所へ

B飛鳥の所へ

Cその他要記述
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:36:56.22 ID:h3V0f2McO
2
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:37:41.32 ID:xH9BfZ4UO
2
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:38:49.36 ID:XLN1pNPiO
A
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 15:39:17.17 ID:osa4Zt2K0
2
399 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 16:48:43.05 ID:SI/xsDzQo
「では、私も失礼する」

 そう言うとレーゲは、窓から真っ暗に沈んだ夜空へと飛び立った。



 しかし、彼が辿り着いたのは、話題の村正の家であった。



安価下コンマ
01〜20 交戦中
21〜60 深酒中
61〜90 シャワー中
91〜00
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 16:54:06.78 ID:wuqh/cQlO
ほい
401 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 17:26:52.19 ID:SI/xsDzQo
 窓から部屋を覗く。リビングに村正の姿は無い。聞こえてくる水音から、おそらく湯浴みでもしているのだろう…
 部屋に入り込んでリビングに佇んでいると、突然テーブルの上の小さな物体が音を立てて震え始めた。

「?」

 村正があれを耳に当てて、誰かと交信しているのを見たことがある。通信機器の一種だろう。しばらく観察すると、ぴたりと止まり…また震えだした。それも、数十秒で止まった。
 その数分後、村正が出てきた。凄まじい乳も露わに、全裸でリビングに入ってきた彼女は、テーブルの上に佇む黒鳥に悲鳴を上げた。

「いやーっ!? 何でいるのよ変態鳥!」

「広戸の仕事が終わったから、様子を見に来ただけだ。…それが音を立てていたぞ」

「え、やだ、緊急?」

 片手で胸を隠しながら(全く隠せていないが)、テーブルの上の携帯電話を取り上げる。

「あれ、広戸君…え? …”今から来てもいい?”…」

 その時、アパートのインターホンが鳴った。

「うそ、うそ、まって、まってうそ、絶対広戸君でしょ!? どうしよ、服、サラシ…」

 村正はぐるぐると部屋を探し回ると…やがて、何か覚悟を決めたように、寝室から毛布を一枚だけ取ってくると、身体に巻きつけて玄関へ向かった。



 果たして、そこに立っていたのは、先程まで警察署で仕事をしていた山田広戸。

「ご、ごめん、こんな夜中に急に…」

 しどろもどろの弁明が、ドアが開いた瞬間にぴたりと止む。

「ごめんね、シャワー浴びてて、メール気付かなくて…」

 しっとりと、火照った身体の村正。濡れた髪が、紅く染まった頬に貼り付き、潤んだ双眸はよく見ると、茶色と赤色。
 彼女は、その巨大過ぎる乳房を隠すために、毛布を横に巻いていた。しかし、そのせいで丈が足りず、綺麗に脱毛された秘部を隠すために、彼女は懸命に腿を擦り合わせ、お尻を後ろへ突き出す必要があった。
 それでも隠しきれず、うっすら湿った裂け目がちらりと覗いた時…広戸の理性は、跡形もなく消し飛んだ。
402 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 18:32:30.22 ID:SI/xsDzQo
「…」

 広戸は何も言わず、村正の肩と腰に腕を回すと、ぐいと顔を寄せた。

「あ…///」

 村正が…目を閉じ、口を突き出す。広戸は貪るように、その唇に吸い付いた。

「んっ♡ んんぅっ♡ れろ、んむぅっ♡」

「んっ、はっ、はあっ、んむっ…ちゅぅ…」

 どさり。玄関に毛布が落ちる。一糸纏わぬ姿の村正を、広戸は靴も脱がずに抱き上げて、寝室へとなだれ込む。
 ベッドの上に二人で倒れ込むと、村正はしゃくり上げながら言った。

「ぐすっ、遅いのよ、ばかぁ…」

「ずっと、ずっと、僕なんてって思ってたけど…君の気持ちを考えろって、レーゲに言われて…居ても立ってもいられなくて、気持ちを聞いて…気持ちを伝えたくて…」

「んっ♡」

 広戸の言葉を、村正は唇で遮った。

「…たまには良い仕事するじゃない、あの変態鳥。そして、変な所で思い切りが良いんだから。昔から、ずっと…一緒にいじめられても私を庇って…警察官になるって言ったら、自分まで警察官になって…」

 目元を指で拭い、もう一度キスをする。

「…いつでも、ひろくんが、私のヒーローなんだよ…」
403 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 18:33:17.31 ID:SI/xsDzQo
「まーちゃん…!」

 毟るように服を脱ぎ、ズボンを下ろす。パンツを下ろすと、膨れ上がった肉棒が勢い良く跳ね上がり、破裂寸前の亀頭から透明な先走り液がねばりと太い糸を引いた。

「…///」

 村正が、脚を開く。無毛の割れ目が、恥ずかしげに薄く開き、中から桃色の粘膜が顔を覗かせる。
 広戸が、亀頭を膣口に押し当てた。

「い、痛かったらごめん…」

「こっちこそ、は、初めてだから…んっ♡♡」

 ___みちっ

「っ!」

「まーちゃん!?」

「だ、大丈夫、思ったほどじゃないから…」

「じゃあ…挿れるよ…っ、ふ…んっ…!」

「あ、あっ…く、あぁ……んんぅっ♡♡」

 ずるりっ。
 広戸のペニスが、一息に村正の膣内へと潜り込んだ。

「っ…♡ っっっ…♡♡♡」

「うっ、あっ…」

 気が付くと村正は、みっちりとした太腿で、広戸の腰をきつく抱き締めていた。更に、熱く濡れた処女の膣壁が、広戸の童貞ペニスを必死に絞り上げる。
 尿道の根本まで精液がせり上がり、広戸は思わずのけぞって堪えた。

「はっ、ど、どうしよ、出る…」

「出ちゃいそう…?」

「ごむ、ゴム、し、してない…」

「えっと…一応、そこに、買ってるけど…」

 そっと、ナイトテーブルの引き出しを指差す。

「ひろくんが来たときに、使うかなって…でも…っ♡」

 ぎゅっ。太腿に力を込める。根本まで村正に包まれた亀頭が、更に膨れ上がる。

「…もう、10年も一緒だったから…もう…良いよ♡」

「!! あああっ!!」

 どくん。びゅるるるるーーーっ!!
 熱く、濃く、そして大量の子種が、10年以上の想いと共に村正の子宮へ注がれる。

「まーちゃんっ、まーちゃんっ…妊娠して、僕の子ども、いっぱい産んで…!」

「うんっ♡ いっぱい産むっ♡♡ ひろくんのあかちゃんっ♡♡ いーっぱい、産むっ♡♡♡」

 射精しながら、広戸が腰を動かし始める。ぎこちなく腰を振る広戸に、村正は2つの巨乳を掴んで差し出した。

「はい、ひろくんのおっぱいだよ…♡ ぁんっ♡♡」

「んむっ、んっ、ちゅっ、ちゅうぅっ…」

 乳房同様に膨れた乳首を、左右交互に咥えて吸う。村正の膣内でまた肉棒が膨れ上がり、射精の勢いが増した。

「あぁんっ♡ 出しすぎぃ…男の子のって、こんなに出るの…?」

「んっ、はぁっ、んちゅ…」

 村正の困惑も、広戸の耳には届かない。彼は夢中で乳首を吸い、腰を振り、子宮に子種を注ぎ続けた。

404 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 18:54:47.22 ID:SI/xsDzQo


 朝。生臭い臭いに包まれて村正は目を覚ました。村正の子宮を満たしても広戸は止まらず、溢れ出した精液でベッドは大惨事。シャワーを浴び直すと、立ちバックでまたたっぷり注がれ、結局二人は、疲れ果ててリビングの床で眠りに落ちた。

「ん、んっ…」

「んぁっ♡ もう…♡」

 後ろから村正の腰にしがみついて、へこへこと腰を擦り付けてくる広戸。胸のせいで長時間は仰向けにもうつ伏せにもなれない彼女は、いつも横向きに寝ている。

「入るかな…ん、しょっ♡」

 そっと手を伸ばし、朝勃ちちんぽを自分の膣穴に誘う。と、突然広戸が腰を突き出し、一気に奥まで突っ込んだ。

「んやああっっ♡♡♡」

「んっ、んっ、んっ…」

 文字通り夢中で腰を振る広戸。その手が上へとずれ、村正の乳房をぎゅっと掴んだ。
 ___ぴゅーーーっっっ

「ひゃあっっ♡♡」

 村正の乳首から、勢い良く母乳が噴き出した。と同時に、膣内に朝一番の精液がどくどくと注ぎ込まれた。

「やぁん…♡ 私、もうママになっちゃった…♡♡♡」



京本 村正:性天使『ハラミー・マミー・ミルキー・バニー』
属性:妊娠、出産、母乳

『逮捕術』犯人逮捕のための格闘術
『母体化』妊娠中は身体能力が上がる
『出産』妊娠中のみ使用できる。子供をエネルギー体として出産し、戦力にする。出産後は母体化による強化は解除されるが、変身を解くと、子供は子宮へ帰る
『母乳』常時母乳を分泌し、飲んだ者の体力や精力を回復する



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠の所へ

A村正の所へ

B飛鳥の所へ

Cその他要記述
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 18:55:01.98 ID:6W2ft3Jko
1
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 18:55:38.90 ID:yRXS6xfh0
1
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 18:56:51.46 ID:h6tqUawgO
2
408 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 19:06:37.45 ID:SI/xsDzQo


「…これで村正のところは安泰だな。そろそろ永遠の様子を見に行かないと…」

 永遠の学校へと向かうレーゲ。飛鳥の母親が、休校がもう解除されるという話をしていたはずだ。果たして、学校には以前のようにスクールバスが出入りし、生徒たちが校舎へと入っていた。
 その中に永遠の姿を見つけて、レーゲは音もなく忍び寄った。

”…永遠”

”…! レーゲ”

”ここにいる”

 振り返り、見下ろした永遠と目が合う。

”昨日はどうだった”

”昨日は…”

 言いかけて、ふと黙り込んだ。玄関に入ろうとする、永遠の目の前に…



安価下コンマ
01〜70 翔
71〜90 未来
91〜99 飛鳥
   00 ヒレイ 
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 19:08:32.38 ID:h6tqUawgO
410 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 19:37:23.85 ID:SI/xsDzQo
「おはよう、小野寺さん」

「あっ、あ、あみ、み、御堂くん…お、おはよ…」

「御堂くん、今日椎名さん休みだって」「飛鳥ちゃん休みらしいよー」

「! ぼくには関係ないよ」

 すれ違いざまに声をかけてくる同級生を睨むと、翔は永遠に向き直った。

「…行こう。レーゲも一緒に」

「あっ、う、うん…」



「皆さんは、もうすぐ卒業です。中等部に進む子や、他の中学校へ進学する子もいるでしょう…」

”…レーゲ”

”どうした”

”あのね…”



安価下コンマ
01〜40 御堂くんが…
41〜70 御堂くんが…
71〜00 翔くんが…
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 19:40:42.96 ID:D38NhkIwO
00
412 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/25(土) 19:44:28.88 ID:SI/xsDzQo
くぎる
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 19:46:22.69 ID:D38NhkIwO
おつおつ

もう永遠ちゃんは翔くんルートでいいような…
どんなに仲が良くても自分を傷つけてくる子は無理だろうし
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/25(土) 20:01:41.51 ID:Eh24LKnVo
おつおつ
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 00:18:08.44 ID:okvLi1iIO
村正よかったね

孕んでいるなら、変身するとボテ腹エロバニーだと凄まじくエロいのでは?
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 18:32:15.99 ID:Aft/W/Gj0
次回が楽しみ
417 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/26(日) 19:43:14.26 ID:bthATmK9o
”あのね…『翔くん』がね…”

”…”

 永遠の言葉に、小さな違和感を覚えながらも、黙って続きを促すレーゲ。

”あの、宮條さんに襲われた後から…わたしの…胸を、ずっと見てて…”

”…ふむ”

 彼はあの時、助けに来た村正の胸に釘付けになっていた。身近にいる永遠の、歳不相応な乳房に釘付けになるのも無理は無いだろう…
 そう考えていると、予想外の言葉が飛んできた。

”でも…何でか、嫌じゃなくて…もっと、見て欲しい、ってわけじゃないけど…もっと、お話したい、とか、さ、触ってみたい、とか…その…”

”待ってくれ。翔は、飛鳥のつがいではないのか?”

”え? 違うと思う…けど”



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:00:52.14 ID:HT3QeDy7o
翔と面談
(永遠と飛鳥どちらを選ぶのか、両方でもいいんだぞ)
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:15:18.94 ID:Aft/W/Gj0
永遠にアドバイス

翔に飛鳥をどう思っているか尋ねるようにさせる
もしも翔が飛鳥を好いておらず、永遠を好いているなら、飛鳥から守るように話す
飛鳥が翔に固執していることも説明する
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:15:52.49 ID:8NmSUt9RO
>>418
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:16:16.58 ID:uZjubiS/o
特訓して力に順応すると(=エロくなると)、どんどん君を見たり触れたりしたくなるかもしれないな、と
422 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/26(日) 20:31:10.63 ID:bthATmK9o
”…こればかりは、翔自身に聞くしかないだろう”

”だよね…”

”翔は、飛鳥をどう思っているのか…彼にとって、飛鳥がつがいでないのならば、永遠。君が翔を守るんだ”

”…うん”

”飛鳥は、明らかに翔に固執している。このままでは危ない”



 昼休み。校庭の隅に翔を呼び出すと、永遠はおずおずと切り出した。

「あ、あああ、あの…しょ、翔くんは…」

「! な、何?」

「…ししし、椎名さんが、好き…なの?」



安価下コンマ
01〜80 永遠が好き
81〜90 飛鳥が好き
91〜00 選べない
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:32:04.84 ID:Z+llVRGAO
修羅場
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:34:10.30 ID:Aft/W/Gj0
ドグズ!!

子供だからしょーがないが
425 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/26(日) 20:38:19.31 ID:bthATmK9o
「…正直…」

 翔は、口をもぐもぐさせると…やがて、ぽつりと言った。

「椎名さんとは、話してて楽しいし…夫婦とかからかわれても、嫌じゃなくて…」

「!?」

「…好き、かも」

「…」

”…であれば、こちらから言うことは無いな…”

「…し、しし椎名さんがすす、す、好きなのに…わわ、わたわたしのむむ、胸…み、見てた、の…?」

「! あっ、いや、あの、それは、その…」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大
@怒れ

A泣け
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:38:59.31 ID:uZjubiS/o
1
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:42:30.53 ID:Aft/W/Gj0
1
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:42:43.55 ID:8NmSUt9RO
1
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:48:58.93 ID:q+wsol81O
いくらなんでも永遠が可哀想過ぎるし、翔が最低最悪の野郎だな…
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 20:53:59.20 ID:Aft/W/Gj0
なんで翔に関しては高コンマ出すといつも状況が悪化するんだろう…
飛鳥の変身といい、この状況といい

永遠にマイナスばかり
マジで永遠が高コンマ連打で不幸になるのは、ひどいな
431 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/26(日) 21:10:36.35 ID:bthATmK9o
「…最低」

「え…」

「最低…ウワキ…変態…」

「あ、あの、小野寺さ」

「…この、豚野郎!!」

 突然、永遠の手に、変身後に現れるはずの鞭が握られた。永遠はそれを振るうと、翔の身体を打ち据えた

「!? …あ」

 鞭で叩かれた翔は、その場に四つん這いになると…

「…ごめんなさい、ごめんなさい、女王様」

「人語で話しかけないで…! 今からあんたは、豚さんだから…!」

「ぶ、ぶー、ぶー…」



小野寺 永遠:性天使『真名不明』
属性:サディズム

『鞭攻撃』長い鞭で相手に物理的なダメージを与える
『洗脳』鞭で叩いた相手を洗脳し、下僕にする



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠の所へ

A村正の所へ

B飛鳥の所へ

Cその他要記述
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:11:47.90 ID:Aft/W/Gj0
1
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:12:11.83 ID:q+wsol81O
@
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:13:11.19 ID:2LFfsunm0
1
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:13:27.09 ID:/eaHHFTHO
3
436 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/26(日) 21:14:26.39 ID:bthATmK9o
くぎる

高コンマは良い展開じゃなくて大きい展開
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:18:35.66 ID:/eaHHFTHO
おつ
属性がサディズムに変わったのは大きいか
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 21:35:09.67 ID:HT3QeDy7o
おつー
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/26(日) 22:12:25.34 ID:Aft/W/Gj0


なるほど
大きく動いて悪化する可能性が高いのか

ピンポイントでの運命力が試されるわけか
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/27(月) 18:18:21.35 ID:LdugEIQ0O
コンマ荒れまくって永遠が某さやかちゃんみたいなルートに入ってしまうのではとドキドキしてきた
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/28(火) 14:47:40.80 ID:/W7TPoaVO
まどマギじゃなくてタコピーの原罪になってるよ、小学生組…

ドロドロ過ぎるよ
442 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/29(水) 21:26:46.16 ID:vzV7o62ho


 午後の教室は、沈んだ雰囲気に包まれていた。無理もない。もうすぐ卒業だと言うのに、学校は次々に襲撃され、クラスメートは2人も登校しなくなってしまったのだ。
 今日も、午後から予定されていた校庭でのレクリエーションは中止となり、教室で自主学習の時間となってしまった。

「…」

 永遠は、黙々とドリルを解いている。翔は上の空で、ぼうっと白いノートを見つめている。



安価下コンマ
01〜50 ヒレイ
51〜80 未来
81〜95 未来&飛鳥
96〜00 ヒレイ
443 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/29(水) 22:40:58.67 ID:vzV7o62h0
専ブラとスレが同期してないんだよなあ
これでどうだ
444 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/29(水) 22:41:24.37 ID:vzV7o62h0
改めて



 午後の教室は、沈んだ雰囲気に包まれていた。無理もない。もうすぐ卒業だと言うのに、学校は次々に襲撃され、クラスメートは2人も登校しなくなってしまったのだ。
 今日も、午後から予定されていた校庭でのレクリエーションは中止となり、教室で自主学習の時間となってしまった。

「…」

 永遠は、黙々とドリルを解いている。翔は上の空で、ぼうっと白いノートを見つめている。



安価下コンマ
01〜50 ヒレイ
51〜80 未来
81〜95 未来&飛鳥
96〜00 ヒレイ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 22:42:59.18 ID:huFafZR7o
おっと
446 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/29(水) 22:45:32.52 ID:vzV7o62ho
気付くのが遅かったのでまた今度
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 23:14:40.91 ID:hivJAXp4o
おつ
448 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 16:21:49.32 ID:wMr/j3xno


 突然、窓をすり抜けて白い鳥が教室に飛び込んできた。それは生徒たちの頭上を飛び抜けると、隅の机に座る教師の肩に止まった。

「…もう、すぐ、卒業」

「…?」

 ぶつぶつ呟きながら、教師がゆらりと立ち上がる。何事かと顔を上げた前列の生徒数名が、禍々しい閃光の直撃を受けて崩れ落ちた。

「ヒレイ…!」

 永遠が立ち上がる。その首に首輪が巻き付くと、制服が消えて青と白のセーラー服へ。しかしよく見ると、セーラー服の下のボディスーツが、黒いレザーめいた素材に代わり、あちこちに鋲の付いたベルトが巻かれている。
 鞭を振るうと、永遠は教師の肩に止まるヒレイに飛びかかった。

「きゃーっ!?」「先生、どうしたの」「小野寺さん、危ない!」

「どっか行って、早くどっか行って!」

「…お前、イメチェンしたか?」

 困惑するヒレイ。永遠は唸り声を上げながら、教師ごとヒレイを鞭で打ち据える。
 ヒレイが何か声を発すると、教師は黒板からチョークを数本拾い、永遠に向かって投げつけた。

「えいっ!」

 それを残らず叩き落とすと、間髪を入れずに特大三角定規を手に襲いかかってきた。

「!」

 斬撃を躱し、足元に鞭を振るう。教師が跳んで躱すと、鞭の先端が床で倒れている男子生徒に当たった。

「だっ!? …ぶ、ぶー…」

 よろよろと起き上がり、四つん這いになった男子生徒に、永遠が命じる。

「豚さん…ヒレイを捕まえて!」

「ぶー!」

 教師の肩めがけてジャンプする男子生徒。ヒレイは飛び上がって避けると、けらけらと嗤った。

「おいおいレーゲ、お前の作った戦士は、随分と荒々しくなったな?」

「…」

 レーゲは、気まずい雰囲気を漂わせながら教室へと入った。



安価下コンマ
01〜50 鍔迫り合い
51〜70 未来乱入
71〜80 飛鳥乱入
81〜99 未来+飛鳥乱入
   00
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 16:35:23.27 ID:UlANOw5C0
450 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 16:48:07.59 ID:wMr/j3xno
「えいっ!」「ぶー!」

 もう一人の男子生徒も手下にすると、3人がかりで教師とレーゲに襲いかかる永遠。しかし、指示棒や定規を駆使して寄せ付けない。

「抑えつけて…!」「ぶー!」「ぶー!」

 二人をけしかけ、教師の脚を捕まえると、永遠は鞭を振りかぶった。が

「…」

 教師は黒板消しを両手に持つと、思い切り打ち合わせた。たちまち教室がチョークの白い煙に包まれる。

「くぅ…!」

 視界を奪われ、辺りを窺う永遠。その腹に、ヒレイが突進してくる。

「痛いっ…!?」

 レーゲの想定では、痛みは永遠の力となるはずだ。しかし、衣装と同じく力の質が変わってしまったようだ。ヒレイに嘴で突き回されても、彼女は痛がるだけだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠にアドバイス

A村正を呼ぶ

B逃げ遅れた女子生徒に力を

Cその他要記述
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 17:57:39.62 ID:JoFvsRpa0
A
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 18:15:14.83 ID:ndipmHjDO
2
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 18:16:02.17 ID:MqnWFmJmo
1
454 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 18:58:46.81 ID:wMr/j3xno
「くそっ、手ごわい…」

”村正、聞こえるか”

”…! 何よ変態鳥?”

”また、学校にヒレイが現れた。永遠が苦戦している”



安価下コンマ
01〜70 実は今…
71〜00 すぐ行く
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 18:59:03.70 ID:XQCDNmqU0
高く
456 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 19:08:24.89 ID:wMr/j3xno
”あー…行きたいのは山々だけど、その…”

”レーゲさん、ごめんなさい!”

 広戸が念話に割り込んできた。

”今、まーちゃ…京本さんのご実家にお邪魔していて…”

”…”

”終わったらすぐに向かうから、それまで頑張って!”

 レーゲは途方に暮れて永遠を見た。

「豚、豚っ! なんでもっと…頑張らないの…!?」

 足元には、力尽きて倒れ伏す男子生徒。必死に鞭を振り回すも、教師やレーゲにはあまり通じていない…



安価下コンマ
01〜70 敗走
71〜95 ヒント
96〜00 S
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:12:20.38 ID:XQCDNmqU0
00
458 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 19:43:53.58 ID:wMr/j3xno
「…永遠、逃げるぞ」

「なんで、なんで、なんで…っ!」

「永遠!!」

 レーゲが翼を広げると、虹色の羽がロープとなって、永遠の身体に絡みついた。端を嘴に咥えると、レーゲはそのまま窓の外へと飛び出した。

「レーゲ、離して!」

「駄目だ。このままでは、君もやられてしまう!」

「嫌だ、皆が、みんなが…あああ…」





”___校内には依然、多くの生徒と教員が取り残されており”

”周辺で不審な人物を見かけたとの情報は入っておらず”

”教員の一人が犯行に及んだとする説もあり___”



「ひっ…ぐすっ…」

「…」

 自室に籠もり、泣き咽ぶ永遠。レーゲは傍らに佇み、じっと彼女を見つめる。

「…世界渡り鳥は、原生生物を殺さない」

「うぐっ…ひっ、ぐすっ…」

「殺したところで、却って繁殖を促すだけだからだ。だから、ヒレイが子供たちを殺すことは無い」

「そそそそんなこ、ここと…っ!」

「だが、このまま放置すれば、ヒレイは支配圏を徐々に広げていくだろう。いずれこの街の全ての人間が、精力を奪われることになる」

「どど、どうしよう、ねえ、どっ、どど、どうするの…!」

「協力するんだ。力を持つ者…村正と、飛鳥と、君が」

「…おおおお巡りさんはい、良いけど…しし椎名さんは、や、だ」

「つがいを取り合っている場合じゃない! そもそも、元から翔は飛鳥のつがいだった…それだけのことだろう」

「…」

 顔を伏せる永遠。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:45:34.98 ID:XQCDNmqU0
嫌いな相手と無理に合わず、村正と特訓してみる
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:50:27.23 ID:Lb6Nv8z5O
飛鳥、永遠に村正を仲介して話し合う
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:56:14.60 ID:no+NNA/3O
永遠個人の力を高めるため、豚にした翔を操りクンニやセックスさせて力を高める
462 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 20:17:24.85 ID:wMr/j3xno
98は超えないな



「…できることからやろう。では、今は村正と協力する」

「…うん」

「今の村正は、戦士として別格の強さを持つ。素体も強かったが、広戸と交尾することで強大な精力を手に入れた」

「っ」

 びくりと、肩を震わせる永遠。

「戻ってきたら、すぐに鍛えて…」

”…ごめん、遅くなった! 今どこ?”

”村正、今は永遠の家にいる”

”学校、大変なことになってますよ!? まさか…”

”ああ、撤退した。学校を取り戻したいが、そのために永遠に訓練をつけてくれないか”

”えっ、私が…?”



 夜も更ける頃、永遠と村正たちは、広い駐車場にいた。村正が、初めて変身して戦った場所だ。

「___性なる力よ」「我に宿れ!」

 二人が変身し、向かい合う。

「…小野寺、永遠ちゃん。自己紹介がまだだったわね。私は、京本村正。…もうすぐ山田村正になるけど」

「僕は山田広戸です。えっと…まー、む、村正さんのサポートを」

「よ、よよよろしくおね、お願いし、します…」

「小学生を戦わせるなんて、本当はあってはならないこと。ましてや、大人の私が力を持ってるんだから、責任を持って私が解決するのが筋。…でも、相手はどうやら世界規模らしい。だから、一人の力だって無駄にはできない」

「…」

 小さく頷く、永遠。

「私が、どのくらい教えてあげられるか分からないけど…できる限り、やってみるわ!」



安価下コンマ
01〜50 体術
51〜80 体術
81〜99 Sの心得
   00 未来
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:19:04.13 ID:mziRB2qMo
464 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 20:27:52.22 ID:wMr/j3xno
「はっ、せっ、せえやっ!」

「えいっ、くっ…!」

 鞭攻撃をすいすい潜り抜け、あっという間に永遠の懐に入り込む村正。

「鞭はよく分からないけど、最後には自分の素手よ!」

「っ…えーいっ!」

 永遠は鞭を投げ捨てると、拳を突き出した。

「ん、そっちの方が教えやすいわ。じゃあ、まだまだ行くわよ!」

 打ち合う村正。ばるんばるんと激しく揺れる爆乳からは、絶えず母乳が滴り、駐車場は甘い香りに包まれていた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠のところにいる

A村正について行く

B飛鳥のところに行く

Cその他要記述
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:28:58.02 ID:RdYTgq4M0
1
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:30:02.53 ID:ndipmHjDO
1
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:31:43.49 ID:XQCDNmqU0
1
468 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 21:00:18.82 ID:wMr/j3xno


 翌朝。永遠が、スマートフォンをじっと見ていた。

「何を見ているんだ?」

「く、く宮條ささ、さんの、いいいイメスタ…」

 見ると、そこには未来と、彼女に抱きつかれる永遠の写真が映し出されていた。写真には、手書きで『♀×♀』と書かれている。

「…いつの間に?」

「し、しし知らない…けど」

 永遠が操作すると、別の写真が現れた。この度は別の少女が、未来と絡んでいる。次も、そのまた次も、未来が同性と仲睦まじくする写真ばかりが表示されていく。

「彼女は素晴らしい扇動者だ」

「! ヒレイ」

 いつの間にか、部屋の中にはヒレイが入り込んでいて、永遠の目の前に佇んでいた。
 レーゲが問いかける。

「学校はどうした」

「既に内部の掌握は完了した。あの場所は、周囲の精力を吸い上げながら広がり続ける…ブラックホールと化した。ここが飲み込まれるのも時間の問題だ」

「な、なんてこと…!」

「言っておくが、この島国の外にも逃げ場は無い。外のコミュニティでは既に、子供と異性愛者は迫害対象だ。男女は分断され、いがみ合い、コミュニティは歪み…やがて、爆発する!」

「戦争か。だが、原生生物は何度も戦争を乗り越え、繁殖してきた」

「我々には、世界を枯らすためのノウハウがあるのだよ! 多種族を滅ぼすことに長けた人類を地上に満たし、あらゆる原生生物の力を弱め、最後に人類を自壊させる…」

「仮に人類が滅んだところで、世界は枯れない。他の生物が生き残っている限り…」

「だから、戦争なのだよ!」

 ヒレイは嗤った。

「最終戦争のテーマは、宗教でも、イデオロギーでもない。『性』だ!」

「まさか…『男女戦争』…?」

「生まれ持った性は、何者にも変えられない。許容できなければ、どちらかが全滅するまで、あらゆる原生生物を巻き込んで、殺し合うだけ…そして残った方は、繁殖の手段を失い…滅びる」
469 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 21:17:55.85 ID:wMr/j3xno
「わ、わわ、分かんない…分かんない! 分かんないけけ、けど…じゃあど、どうして、皆を…きき、傷付ける…の…?」

「お前がいるからだ。レーゲ。お前が抗うから、この場所の原生生物からは念入りに精力を奪わざるを得なかった」

 そこまで言うと、ヒレイは窓の方へ近寄った。

「待て、どこへ行く」

「もうここに用は無い。まだ手を付けていないコミュニティが、僅かだが残っているからな」

 そう言ってヒレイは、窓から外へと飛び立っていった。

「…」

「…もう、お、おお終わり…なのかな」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:19:03.68 ID:XQCDNmqU0
ヒレイを止める

村正、飛鳥、永遠で決戦に赴く
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:21:22.10 ID:mziRB2qMo
未来のイメスタから居場所、対抗手段等何かしらのヒントを得られないか探す
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:29:14.10 ID:H0Eg1VTkO
>>471
473 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 21:44:31.16 ID:wMr/j3xno
「諦めなければ、終わりではない」

「でででも、ど、どうやって」

「ヒレイを追う。何としても、ヒレイを取り押さえる。…そこから先は、私が何とかする」

「れれれレーゲが…?」

「さあ、行くぞ!」

 レーゲと永遠は、家を飛び出した。



”村正、ヒレイがこの街を去ろうとしている。何としても捕まえなければならない”

”分かった。探して追いかける”

「後は…」

 レーゲは、走る永遠を一瞥すると、一人(羽?)別の方角へと飛んだ。

「飛鳥はどこだ…? 現状、交信手段が無い…」



安価下コンマ
01〜30 一人
31〜70 翔と一緒
71〜90 未来と交戦中
91〜00 ↑+↑↑
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:47:57.79 ID:QZelY4itO
はい
475 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 22:03:49.46 ID:wMr/j3xno
よく考えたら翔いないと変身できないんだった



「…!」



「せっ、やあっ!」”…”



 運良く、路上で戦う飛鳥を発見した。相手は未来だ。飛鳥も変身しており、少し離れたところに翔が倒れていた。
 踵の刃と、両手の鎌が火花を散らす。恐らく、未来は飛鳥を足止めしているのだろう…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
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