【安価・コンマ】淫獣シミュレーター・2【R-18】

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444 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/29(水) 22:41:24.37 ID:vzV7o62h0
改めて



 午後の教室は、沈んだ雰囲気に包まれていた。無理もない。もうすぐ卒業だと言うのに、学校は次々に襲撃され、クラスメートは2人も登校しなくなってしまったのだ。
 今日も、午後から予定されていた校庭でのレクリエーションは中止となり、教室で自主学習の時間となってしまった。

「…」

 永遠は、黙々とドリルを解いている。翔は上の空で、ぼうっと白いノートを見つめている。



安価下コンマ
01〜50 ヒレイ
51〜80 未来
81〜95 未来&飛鳥
96〜00 ヒレイ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 22:42:59.18 ID:huFafZR7o
おっと
446 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/29(水) 22:45:32.52 ID:vzV7o62ho
気付くのが遅かったのでまた今度
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/29(水) 23:14:40.91 ID:hivJAXp4o
おつ
448 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 16:21:49.32 ID:wMr/j3xno


 突然、窓をすり抜けて白い鳥が教室に飛び込んできた。それは生徒たちの頭上を飛び抜けると、隅の机に座る教師の肩に止まった。

「…もう、すぐ、卒業」

「…?」

 ぶつぶつ呟きながら、教師がゆらりと立ち上がる。何事かと顔を上げた前列の生徒数名が、禍々しい閃光の直撃を受けて崩れ落ちた。

「ヒレイ…!」

 永遠が立ち上がる。その首に首輪が巻き付くと、制服が消えて青と白のセーラー服へ。しかしよく見ると、セーラー服の下のボディスーツが、黒いレザーめいた素材に代わり、あちこちに鋲の付いたベルトが巻かれている。
 鞭を振るうと、永遠は教師の肩に止まるヒレイに飛びかかった。

「きゃーっ!?」「先生、どうしたの」「小野寺さん、危ない!」

「どっか行って、早くどっか行って!」

「…お前、イメチェンしたか?」

 困惑するヒレイ。永遠は唸り声を上げながら、教師ごとヒレイを鞭で打ち据える。
 ヒレイが何か声を発すると、教師は黒板からチョークを数本拾い、永遠に向かって投げつけた。

「えいっ!」

 それを残らず叩き落とすと、間髪を入れずに特大三角定規を手に襲いかかってきた。

「!」

 斬撃を躱し、足元に鞭を振るう。教師が跳んで躱すと、鞭の先端が床で倒れている男子生徒に当たった。

「だっ!? …ぶ、ぶー…」

 よろよろと起き上がり、四つん這いになった男子生徒に、永遠が命じる。

「豚さん…ヒレイを捕まえて!」

「ぶー!」

 教師の肩めがけてジャンプする男子生徒。ヒレイは飛び上がって避けると、けらけらと嗤った。

「おいおいレーゲ、お前の作った戦士は、随分と荒々しくなったな?」

「…」

 レーゲは、気まずい雰囲気を漂わせながら教室へと入った。



安価下コンマ
01〜50 鍔迫り合い
51〜70 未来乱入
71〜80 飛鳥乱入
81〜99 未来+飛鳥乱入
   00
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 16:35:23.27 ID:UlANOw5C0
450 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 16:48:07.59 ID:wMr/j3xno
「えいっ!」「ぶー!」

 もう一人の男子生徒も手下にすると、3人がかりで教師とレーゲに襲いかかる永遠。しかし、指示棒や定規を駆使して寄せ付けない。

「抑えつけて…!」「ぶー!」「ぶー!」

 二人をけしかけ、教師の脚を捕まえると、永遠は鞭を振りかぶった。が

「…」

 教師は黒板消しを両手に持つと、思い切り打ち合わせた。たちまち教室がチョークの白い煙に包まれる。

「くぅ…!」

 視界を奪われ、辺りを窺う永遠。その腹に、ヒレイが突進してくる。

「痛いっ…!?」

 レーゲの想定では、痛みは永遠の力となるはずだ。しかし、衣装と同じく力の質が変わってしまったようだ。ヒレイに嘴で突き回されても、彼女は痛がるだけだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠にアドバイス

A村正を呼ぶ

B逃げ遅れた女子生徒に力を

Cその他要記述
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 17:57:39.62 ID:JoFvsRpa0
A
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 18:15:14.83 ID:ndipmHjDO
2
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 18:16:02.17 ID:MqnWFmJmo
1
454 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 18:58:46.81 ID:wMr/j3xno
「くそっ、手ごわい…」

”村正、聞こえるか”

”…! 何よ変態鳥?”

”また、学校にヒレイが現れた。永遠が苦戦している”



安価下コンマ
01〜70 実は今…
71〜00 すぐ行く
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 18:59:03.70 ID:XQCDNmqU0
高く
456 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 19:08:24.89 ID:wMr/j3xno
”あー…行きたいのは山々だけど、その…”

”レーゲさん、ごめんなさい!”

 広戸が念話に割り込んできた。

”今、まーちゃ…京本さんのご実家にお邪魔していて…”

”…”

”終わったらすぐに向かうから、それまで頑張って!”

 レーゲは途方に暮れて永遠を見た。

「豚、豚っ! なんでもっと…頑張らないの…!?」

 足元には、力尽きて倒れ伏す男子生徒。必死に鞭を振り回すも、教師やレーゲにはあまり通じていない…



安価下コンマ
01〜70 敗走
71〜95 ヒント
96〜00 S
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:12:20.38 ID:XQCDNmqU0
00
458 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 19:43:53.58 ID:wMr/j3xno
「…永遠、逃げるぞ」

「なんで、なんで、なんで…っ!」

「永遠!!」

 レーゲが翼を広げると、虹色の羽がロープとなって、永遠の身体に絡みついた。端を嘴に咥えると、レーゲはそのまま窓の外へと飛び出した。

「レーゲ、離して!」

「駄目だ。このままでは、君もやられてしまう!」

「嫌だ、皆が、みんなが…あああ…」





”___校内には依然、多くの生徒と教員が取り残されており”

”周辺で不審な人物を見かけたとの情報は入っておらず”

”教員の一人が犯行に及んだとする説もあり___”



「ひっ…ぐすっ…」

「…」

 自室に籠もり、泣き咽ぶ永遠。レーゲは傍らに佇み、じっと彼女を見つめる。

「…世界渡り鳥は、原生生物を殺さない」

「うぐっ…ひっ、ぐすっ…」

「殺したところで、却って繁殖を促すだけだからだ。だから、ヒレイが子供たちを殺すことは無い」

「そそそそんなこ、ここと…っ!」

「だが、このまま放置すれば、ヒレイは支配圏を徐々に広げていくだろう。いずれこの街の全ての人間が、精力を奪われることになる」

「どど、どうしよう、ねえ、どっ、どど、どうするの…!」

「協力するんだ。力を持つ者…村正と、飛鳥と、君が」

「…おおおお巡りさんはい、良いけど…しし椎名さんは、や、だ」

「つがいを取り合っている場合じゃない! そもそも、元から翔は飛鳥のつがいだった…それだけのことだろう」

「…」

 顔を伏せる永遠。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:45:34.98 ID:XQCDNmqU0
嫌いな相手と無理に合わず、村正と特訓してみる
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:50:27.23 ID:Lb6Nv8z5O
飛鳥、永遠に村正を仲介して話し合う
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 19:56:14.60 ID:no+NNA/3O
永遠個人の力を高めるため、豚にした翔を操りクンニやセックスさせて力を高める
462 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 20:17:24.85 ID:wMr/j3xno
98は超えないな



「…できることからやろう。では、今は村正と協力する」

「…うん」

「今の村正は、戦士として別格の強さを持つ。素体も強かったが、広戸と交尾することで強大な精力を手に入れた」

「っ」

 びくりと、肩を震わせる永遠。

「戻ってきたら、すぐに鍛えて…」

”…ごめん、遅くなった! 今どこ?”

”村正、今は永遠の家にいる”

”学校、大変なことになってますよ!? まさか…”

”ああ、撤退した。学校を取り戻したいが、そのために永遠に訓練をつけてくれないか”

”えっ、私が…?”



 夜も更ける頃、永遠と村正たちは、広い駐車場にいた。村正が、初めて変身して戦った場所だ。

「___性なる力よ」「我に宿れ!」

 二人が変身し、向かい合う。

「…小野寺、永遠ちゃん。自己紹介がまだだったわね。私は、京本村正。…もうすぐ山田村正になるけど」

「僕は山田広戸です。えっと…まー、む、村正さんのサポートを」

「よ、よよよろしくおね、お願いし、します…」

「小学生を戦わせるなんて、本当はあってはならないこと。ましてや、大人の私が力を持ってるんだから、責任を持って私が解決するのが筋。…でも、相手はどうやら世界規模らしい。だから、一人の力だって無駄にはできない」

「…」

 小さく頷く、永遠。

「私が、どのくらい教えてあげられるか分からないけど…できる限り、やってみるわ!」



安価下コンマ
01〜50 体術
51〜80 体術
81〜99 Sの心得
   00 未来
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:19:04.13 ID:mziRB2qMo
464 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 20:27:52.22 ID:wMr/j3xno
「はっ、せっ、せえやっ!」

「えいっ、くっ…!」

 鞭攻撃をすいすい潜り抜け、あっという間に永遠の懐に入り込む村正。

「鞭はよく分からないけど、最後には自分の素手よ!」

「っ…えーいっ!」

 永遠は鞭を投げ捨てると、拳を突き出した。

「ん、そっちの方が教えやすいわ。じゃあ、まだまだ行くわよ!」

 打ち合う村正。ばるんばるんと激しく揺れる爆乳からは、絶えず母乳が滴り、駐車場は甘い香りに包まれていた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@永遠のところにいる

A村正について行く

B飛鳥のところに行く

Cその他要記述
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:28:58.02 ID:RdYTgq4M0
1
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:30:02.53 ID:ndipmHjDO
1
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 20:31:43.49 ID:XQCDNmqU0
1
468 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 21:00:18.82 ID:wMr/j3xno


 翌朝。永遠が、スマートフォンをじっと見ていた。

「何を見ているんだ?」

「く、く宮條ささ、さんの、いいいイメスタ…」

 見ると、そこには未来と、彼女に抱きつかれる永遠の写真が映し出されていた。写真には、手書きで『♀×♀』と書かれている。

「…いつの間に?」

「し、しし知らない…けど」

 永遠が操作すると、別の写真が現れた。この度は別の少女が、未来と絡んでいる。次も、そのまた次も、未来が同性と仲睦まじくする写真ばかりが表示されていく。

「彼女は素晴らしい扇動者だ」

「! ヒレイ」

 いつの間にか、部屋の中にはヒレイが入り込んでいて、永遠の目の前に佇んでいた。
 レーゲが問いかける。

「学校はどうした」

「既に内部の掌握は完了した。あの場所は、周囲の精力を吸い上げながら広がり続ける…ブラックホールと化した。ここが飲み込まれるのも時間の問題だ」

「な、なんてこと…!」

「言っておくが、この島国の外にも逃げ場は無い。外のコミュニティでは既に、子供と異性愛者は迫害対象だ。男女は分断され、いがみ合い、コミュニティは歪み…やがて、爆発する!」

「戦争か。だが、原生生物は何度も戦争を乗り越え、繁殖してきた」

「我々には、世界を枯らすためのノウハウがあるのだよ! 多種族を滅ぼすことに長けた人類を地上に満たし、あらゆる原生生物の力を弱め、最後に人類を自壊させる…」

「仮に人類が滅んだところで、世界は枯れない。他の生物が生き残っている限り…」

「だから、戦争なのだよ!」

 ヒレイは嗤った。

「最終戦争のテーマは、宗教でも、イデオロギーでもない。『性』だ!」

「まさか…『男女戦争』…?」

「生まれ持った性は、何者にも変えられない。許容できなければ、どちらかが全滅するまで、あらゆる原生生物を巻き込んで、殺し合うだけ…そして残った方は、繁殖の手段を失い…滅びる」
469 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 21:17:55.85 ID:wMr/j3xno
「わ、わわ、分かんない…分かんない! 分かんないけけ、けど…じゃあど、どうして、皆を…きき、傷付ける…の…?」

「お前がいるからだ。レーゲ。お前が抗うから、この場所の原生生物からは念入りに精力を奪わざるを得なかった」

 そこまで言うと、ヒレイは窓の方へ近寄った。

「待て、どこへ行く」

「もうここに用は無い。まだ手を付けていないコミュニティが、僅かだが残っているからな」

 そう言ってヒレイは、窓から外へと飛び立っていった。

「…」

「…もう、お、おお終わり…なのかな」



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470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:19:03.68 ID:XQCDNmqU0
ヒレイを止める

村正、飛鳥、永遠で決戦に赴く
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:21:22.10 ID:mziRB2qMo
未来のイメスタから居場所、対抗手段等何かしらのヒントを得られないか探す
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:29:14.10 ID:H0Eg1VTkO
>>471
473 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 21:44:31.16 ID:wMr/j3xno
「諦めなければ、終わりではない」

「でででも、ど、どうやって」

「ヒレイを追う。何としても、ヒレイを取り押さえる。…そこから先は、私が何とかする」

「れれれレーゲが…?」

「さあ、行くぞ!」

 レーゲと永遠は、家を飛び出した。



”村正、ヒレイがこの街を去ろうとしている。何としても捕まえなければならない”

”分かった。探して追いかける”

「後は…」

 レーゲは、走る永遠を一瞥すると、一人(羽?)別の方角へと飛んだ。

「飛鳥はどこだ…? 現状、交信手段が無い…」



安価下コンマ
01〜30 一人
31〜70 翔と一緒
71〜90 未来と交戦中
91〜00 ↑+↑↑
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 21:47:57.79 ID:QZelY4itO
はい
475 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 22:03:49.46 ID:wMr/j3xno
よく考えたら翔いないと変身できないんだった



「…!」



「せっ、やあっ!」”…”



 運良く、路上で戦う飛鳥を発見した。相手は未来だ。飛鳥も変身しており、少し離れたところに翔が倒れていた。
 踵の刃と、両手の鎌が火花を散らす。恐らく、未来は飛鳥を足止めしているのだろう…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 22:17:49.66 ID:kkNtNj6nO
ヒレイも見ている可能性が高い

村正を呼び、参戦させる
母乳で飛鳥を癒しつつ、出産で戦う

永遠は全てが見渡せる場所で多くの奴隷でヒレイを見つけ次第確保
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/03/31(金) 22:43:05.64 ID:VONXqwtzo
>>476
478 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/03/31(金) 22:43:20.97 ID:wMr/j3xno
今夜はここまで

安価下
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 07:36:33.36 ID:7jV4V9M20
>>476
480 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 10:06:23.46 ID:KWCwikJ+o
”村正、やっぱりこっちに来てくれ”

”えっ、ヒレイがそっちに?”

”いや。だが未来と飛鳥が交戦している。ヒレイも近くにいる可能性が高い”

”レーゲ、わたしも行く…”

”永遠。君は人手を増やして、ヒレイを見つけ出してくれ。君にしかできないことだ”

”…うん、分かった”



「はあっ、はあっ…てえやっ!」”…”

 振り下ろされた鎌を躱すと、未来は爪先を飛鳥のこめかみに叩き込んだ。

「いぐぅっ!?」”…終わり”

 うずくまる飛鳥に、未来が踵を振り下ろす…

「おおぉ…りゃああっ!!」

”っ!?”

 突然、雄叫びと共に黒い影が未来の身体を吹き飛ばした。
 住宅の外壁に叩きつけられ、崩れ落ちる未来。土煙の中で立ち上がったのは、黒いトップレスバニー姿の村正。後から広戸も走ってきた。

”こ、この前の…力が、強くなってる…?”

 村正は追撃には向かわず、頭を押さえて座り込む飛鳥の元へと駆け寄った。代わりに未来の方へ向かったのは、何と広戸だ。

「ひろくん、お願い!」「分かった!」

”ただの人間に、何ができる…!”

「ぼ、僕はもう、ただの男じゃないぞ!」

 鋭い飛び蹴りを、広戸は両腕で防御した。そのまま、足首を掴んで捻り上げる。

”なにっ!?”

「おりゃあっ!」

 未来の身体をうつ伏せに倒すと、覆いかぶさるように足で未来の足首を極め、同時に両腕で銀仮面をがっちりホールドする。

「大人しく、投降、しろーっ!」

”な、何だ、この力は…?”



「飛鳥ちゃん、しっかりして」

「うぅ…」

 村正は飛鳥を抱き起こすと…おもむろに、片方のニップレスを剥がした。そのまま、白いミルクの滴る乳首を、飛鳥の口元へ差し出した。

「…飲んで」

「え…?」

「早く。わ、私も、恥ずかしいんだから…///」

「…ん」
481 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 10:37:26.19 ID:KWCwikJ+o
 恐る恐る、ぽってりと膨らんだ乳首を口に加え、吸う。たちまち甘い母乳が噴き出し、飛鳥の口の中を満たした。飲み込むと、心地よいぬくもりが全身に広がっていく。

「んっ…んっ、んっ、んくっ」「ん…♡」

「精力の詰まった母乳だな」

「見るんじゃないの、変態鳥…んっ♡」

「広戸も、これで強化したのか」「うるさい」



”…邪魔!”「うわあっ!」



「ひろくん! …飛鳥ちゃん、お願い!」

「はああっ!」

 回復した飛鳥が、再び未来に向かっていく。未来に振り払われた広戸が代わりに戻ってきた。

「ひろくんも、早く」「うん、いただきます…」

 広戸も、村正の乳首にむしゃぶりつくと、喉を鳴らして母乳を飲む。

「んぐっ、んぐっ、んぐっ」「んふ…♡」

 夢中で乳を貪る広戸を、愛おしそうに撫でる村正。しかし、視線を上げると向こうでは、まだ飛鳥と未来が激しい戦いを繰り広げている。

「…はい、おしまい!」「ん…」

「また、帰ってからね。…ひろくん。ちょっと、手貸して」

「? はい」

 広戸の手を両手で握ると、村正はおもむろに、その場に仰向けになり、網タイツに包まれた両脚を大きく広げた。そのまま、大きく息を吸い込み

「…んっ、くうぅぅ…っっっ!!!」

「え、まーちゃん…まーちゃん!?」

「ぐうっぅっ…はあっ、んんん…っ!!」

 ぶちん。細いバニースーツのクロッチが弾け飛び、毛の無いおまんこが露わになる。滑らかな割れ目が、みるみる広がると…中から、透き通った何かがゆっくりと這い出てきた。

「はああぁぁ…っ!」

「あ、あれは…」

 それは村正の膣内を飛び出すと、一直線に未来の元へ向かい、彼女の身体に纏わり付いた。

”…っ、何これ、邪魔っ…”

「はぁっ…あとは、頑張って…おっぱいならあげられるから…」

 そう言うと村正は、ぐったりと目を閉じた。



「ぶー!」「ぶーぶー!」「ぶぶー!」



「どこ…ヒレイ、どこ…!」



 タワーマンションの屋上に立って、不気味なほど静かな街を見回す永遠。眼下では、無数の男たちが四つん這いになって、街中を探し回っている。



安価下コンマ
01〜30 学校
31〜60 遠く
61〜80 近く
81〜99 捕まえた
   00 群れ
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 10:39:25.93 ID:PEi0n4giO
キャッチ
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 10:39:48.83 ID:YJwfErxUO
484 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 11:18:58.10 ID:KWCwikJ+o


「…!!」

 何かを察知して、永遠はマンションを飛び降りた。



 繁華街の路地裏。一人の男が、鴉に囲まれてうずくまっている。永遠が近づくと、彼は

「ぶー」

 と一言、何かを永遠に差し出した。
 それは、真っ白な鳥であった。掴んで翼を広げると、内側は黒。

「…や、やった」「ぶー!」

”レーゲ、ヒレイを捕まえたよ!”

”よくやった。私のところへ連れてきてくれ”

”分かった”



安価下コンマ ゾロ目で…
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 11:24:44.13 ID:73ytu4xTO
ゾロ
486 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 12:14:26.10 ID:KWCwikJ+o


「レーゲ!」

「永遠、待っていたぞ」

 永遠が、ぐったりとしたヒレイを差し出す。

「…私を殺したところで」

「それくらい分かっている」

 レーゲが翼を広げると、虹色の羽が鎖となってヒレイの身体をぐるぐる巻きに捕らえた。
 更に一声鳴くと、空中に真っ黒な裂け目が出現した。

「世界の隙間に、私を追放するのか」

「お前を追い出せば、多少は時間稼ぎになる」

「すぐに次の世界渡り鳥がやってくる」

「だから、時間稼ぎだと言っただろう。だが、その間にお前たちが諦めざるを得ないほどに、原生生物を繁殖させる。…永遠、あの中にヒレイを」

「うん。…えーいっ!」

 永遠が、裂け目にヒレイを投げ入れた。真っ黒な空間にヒレイの姿が消えると、すぐに裂け目も閉じた。

「…っ!?」

「っ、ちょっ!」

 突然、未来の動きが止まった。と思うや、彼女の身体を覆う銀の装甲が、溶けて流れ落ちていった。
 訳も分からず、呆然と立ち尽くす未来。すぐ近くで殺気を放つカマキリめいた格好の少女に気付くと、悲鳴を上げた。

「いやあっ!? 何あんた!?」

「み、ミライ…なの?」

「…えっ、飛鳥?」

 飛鳥も変身を解く。レーゲは二人の間に降り立った。

「ヒレイが追放されたことで、洗脳も解けたようだ。…だが、まだ問題は残っている」

「ががが学校…」

 永遠が指差す方角には、遠目に見ても分かるほど、禍々しいオーラが空高く立ち上っていた。

「ひひ、ヒレイがいなくな、なったのに…」

「あれはこの世界に空けられた穴だ。ヒレイがいなくなったところで消えないし、世界を飲み込むまで広がり続ける。…君たちが止めない限りは」

「ねえ、ヒレイって何? ていうか、この鳥喋るの? あたし、今まで何を…」

「宮條未来。君を見込んで頼みがある」

「…はあ」

「君も変身して、戦うんだ!」



安価下1〜5で次の>>1のコンマに一番近いもの コスチュームのデザイン、変身アイテム、使用武器、設定(エネルギー源など)について、できるだけ詳しく。ある程度の設定は>>51に準拠します
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 12:53:43.08 ID:CiSD6no5o
コスチューム ミニのゴズロリドレス風、ただしノーパン。かなり際どいところにガーターリング

変身アイテム スマホ

武器 ガーターリングからビーム。一定数撃つと冷却(スカートの下に隠す)が必要

設定 自身への注目や情欲をエネルギーにできる。逆もできる。どちらも変身アイテムのスマホからイメスタ経由でも可能だが直接に比べ一人辺りは微々たるもの。
貞操帯時代の残滓があり、それを覆う形で変身するため、レーゲの繁殖意識を広めるという意思に影響されやすくなっている(ノーパンとかも)
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 13:43:15.43 ID:wXZQUwfzO
コスチューム 際どいマイクロビキニビキニで紐のみ カップや局部は丸見え クリトリスには鈴のついたクリピアスが付けられている

変身アイテム 鈴のついたクリピアスを、腰を下品にふって鳴らす
その際、変態的な腰振りダンスをしなければならない

武器 クリトリスについた鈴と鎖が巨大化&延長されて鉄球のように振り回して攻撃する


設定 SNSで見られたい承認欲求が、前にお股に近い写真をあげたら反響が大きく、その欲求と性的な欲求が合わさり、また海外のアーティストがボディーピアスでクリピアスをしているのを見て変身アイテムと武器になった
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 13:53:53.43 ID:vjfqh5SqO
コスチュームのデザイン ボテ腹を抑えるように全身をベルトで縛っている姿

変身アイテム 男性の精液を膣に入れる

武器 出産した子供

設定 繁殖欲が抑えられ、さらに村正の出産を見てしまい、洗脳時の記憶がなくても無意識に繁殖欲が爆発した
男性の精液を摂取すれば即妊娠、出産して子供を戦わせる
産んだ子供が同じ年齢まで成長させて男児であれば子供とセックスして、無限の生殖が可能となる
変身すると常にボテ腹となる
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 13:55:16.75 ID:vjfqh5SqO
>>488と同コンマだったから、判定用にもう一つレスしておきますねー
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 14:12:16.67 ID:3N2c6DE8O
コスチューム 白スク水の上にミニスカートの着物風スカート

変身アイテム お腹に赤ちゃんがいますのバッジ

武器と設定は>>489
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 14:28:09.46 ID:dHAIwb9ZO
コスチューム ノーパンにおまんこ丸見えの超絶ミニスカート 両乳首をチェーンで繋いだ乳首ピアスで上半身全裸
尿道は鉛筆の太さがあるブシーで塞がれている

変身アイテム デカい馬型ディルドをオマンコに挿入する

武器 馬型ディルドから馬が生えてきて、馬で敵を踏み潰す

設定 エロスの煩悩が解放されてネットで見たエグい動画で変態となった姿
493 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 14:28:33.60 ID:KWCwikJ+o
コンマ
494 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 14:54:47.21 ID:KWCwikJ+o
 レーゲの翼から虹色の羽が放たれると、未来の腰のあたりで小さなバッチに変わった。描かれているのは、お腹の中に赤子を抱える、母親のイラスト。

「え…? ! あ…」

 困惑する未来。その手が勝手に動き出し、着ていた制服のスカートを大きくたくし上げると…叫んだ。

「___性なる力よ、我に宿れ!」

 次の瞬間、彼女の纏う制服が、下着ごと弾け飛んだ。

「や___」

 膨らみ始めた乳房、細い腰や太腿、薄っすらと毛の生えかけた秘部…子供から女へと変わり始める未来の肢体が、余す所無く露わとなり…すぐに、白いスクール水着に包まれた。更にその上に袴めいたミニスカートが現れる。

「…えっ、こ、これは…」

「ヒレイによって抑圧された精力が、形になったようだ」

「これが、変身…?」

「そうだ。能力は戦いながら見極めよう。それより、飛鳥は…」

 見ると、飛鳥は倒れている翔のところにいた。



「しょーくん、大丈夫? しょーくん!」

「…っ、う」

 揺り起こされて、薄っすらと目を開ける翔。その視界に飛鳥が入ると、びくんと肩を震わせた。彼の首筋には、真新しい切り傷が刻まれていた。

「…っ、ごめんね、ごめんね、しょーくん…あたし、しょーくんにひどいこと…」

「…椎名さん、大丈夫だよ」

「大丈夫じゃないよ! いっぱい怪我させて、痛いことして…あたしのこと、嫌いになったよね」

「…」

 すると、翔ははっと目を見開いた。さっと彼女の手を握り…それから、もごもごと言った。

「あ…あの、さ…その、ずっと前から…し、椎名さんと、ふ、夫婦とか言われて…でも、ぼ、僕はさ…その、別に…あ、い、嫌じゃ…なかったっていうか」

「…え?」

「…す…好き、です…椎名…あ、飛鳥」
495 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 15:16:08.50 ID:KWCwikJ+o
「…しょーくん」

 飛鳥は涙を流しながら、彼を抱きしめた。

「絶対に勝って、一緒に生きよう…飛鳥!」

「しょーくん…しょーくん!」

 飛鳥は彼に抱きつきながら…そっと、腰を彼の股間に擦り付けた。

「ん…しょーくん…んっ♡」

「あ…飛鳥…?」

 飛鳥が、翔の傷口にこびりついた血を舐めると、着ている服が残らず消え去った。発展途上の裸体を擦り付けながら、飛鳥は片手で翔のズボンをずらし…小さく、硬い肉棒を取り出した。

「あっ、待って、ちんちん…」

「んっ、こ、こ、に…ん…あ、あっ…♡」

「うああっ…!?」

 翔のペニスが、飛鳥の未熟な膣穴にすっぽりと収まる。飛鳥がうっとりと腰を動かすと、翔は悲鳴に近い声を上げた。

「あっ、待って、あっ! あすか、ああぁっ!?」

「しょーくん♡ しょーくん♡ これが、子作り…♡♡」

「ふああっ、あぁっ! まって、あっ…くる、なんかでるっ…」

「出して…だしてっ♡ じゅせー、してっ♡♡♡」

「ああぁぁ…っっっ!」

 びくんっ、びくんっ。翔の身体が激しく跳ねる。生まれて初めての絶頂に、恐怖さえ感じながら…彼は、精通を、残さず飛鳥の子宮へと果たした。



安価下1〜3でコンマ最大
@羽化

A変態
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 15:17:29.86 ID:0xBKLcWHO
1
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 15:18:46.07 ID:dHAIwb9ZO
2
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 15:25:39.53 ID:UC74jDMUO
結局永遠が報われなくて、終始可哀想だったな…

てか、飛鳥と翔がムカつく
こいつら人を散々振り回して悪化しかさせてなくて

酷い目にあわないかな

2
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 15:33:01.89 ID:V87k7rurO
たしかに、飛鳥と翔は何か報いを受けた方がいいと思う

状況引っ掻き回して悪化させて、はい、結ばれました!はあまりにも胸糞

吐き気を催す邪悪
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 15:47:39.39 ID:R2j1TjbPo
1
501 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 15:47:40.44 ID:KWCwikJ+o
「ああぁぁ…♡♡♡♡♡」

 恍惚の表情を浮かべるその目が、緑の複眼に覆われ…砕けた。全身を緑のレオタードが包み込み、その背中から色鮮やかな揚羽蝶の羽が生えた。両手両足には白いふわふわしたウォーマーが巻き付き、バイザーの下からは触覚の付いた大きな丸眼鏡が現れた。
 盲目な人喰いカマキリは、美しい蝶へと羽化した。



椎名 飛鳥:性天使『チューチュー・蝶々・フェアレディ』
属性:独占

『精力吸引』相手の体液を吸い取ることで精力を奪ったり、逆に与えたりすることができる
『鎌攻撃』カマキリ時代の名残。物理的ダメージを与える
502 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 16:01:18.55 ID:KWCwikJ+o


 学校に近づくにつれて、空気が重くなり、路上で倒れる人を見かけるようになっていく。

「ヒレイの空けた『穴』は、物理的なものではなく、エネルギーの空洞のようなものだ。そこに向かって、全ての原生生物の精力が吸い込まれていく」

「私たちが近寄っても大丈夫なの?」

「君たちは世界渡り鳥である私の力の一部を宿している。それで耐えられている」

「その…穴とやらを閉じるには?」

 白スク水に袴スカートという、お世辞にもおしゃれとは言い難い服装に顔をしかめながら、未来が尋ねる。

「穴の中心には、一匹の原生生物がいるはずだ。徹底的に精力を奪われ、死亡寸前の状態で。滝を水が落ちるように、それに向かって精力が流れていくのが穴の正体だ。だから、その原生生物に精力を満たしてやれば穴が閉じる」

「じゃあ、もう戦う必要は無いんだ?」

「そうでもない」

 突然、足元から黒い触手が伸びて飛鳥の足首を捕らえた。

「きゃっ! 何これ?」

「穴の縁…水飛沫に近いものだ。だが、まるで意思を持つかのように振る舞う」

「このっ!」

 鎌で触手を切り裂くと、飛鳥は羽を羽ばたかせて空中へ飛び上がった。

「…」

 永遠は、ずっと暗い顔で後ろを走っている。

「…永遠。最後の戦いだ」「…」

「これを乗り越えれば、友人や家族…君の母親も、安全になる」

「…そ、そそ、そうだ、だよね…」



安価下1〜3でコンマ最大 学校に辿り着くまでにどうする?
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 16:05:26.32 ID:NA4fElE5O
セックスで高まるとのことで、それぞれがセックス
村正と広戸で盛り上げて、レーゲに人のペニスを生やして永遠とやる
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 16:13:19.27 ID:xhic0r1bO
最終決戦の前に休憩で無人のラブホテルに入る

それぞれが盛り上がるなか、永遠は失恋して落ち込んでいた
レーゲが永遠が読んでいた本の理想の王子様姿(巨根でイケメン)になり、前の男は忘れさせてやると理論的に言ってセックス

永遠と抱き合い、永遠の陥没乳首を勃起させて変身させ、母乳を飲んでしゃぶりながら正常位でセックス

永遠はレーゲと叫びながら、ラブラブエッチ
505 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 16:14:30.03 ID:KWCwikJ+o
(未来も相手おらんで)
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 16:16:22.54 ID:xouLsFlNO
>>504



未来も飛鳥と混じって、飛鳥、翔、未来で3P
507 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 16:23:28.23 ID:KWCwikJ+o
いったんくぎる

これ終わったら非安価で何か書きたい
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 16:28:38.02 ID:RKzk+sp70
乙です。
安価に間に合わなかったけど続きが楽しみ。
おっぱいでかいので村正が永遠に広戸や翔を実験にパイズリレクチャーが見たかった〜
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 16:42:45.24 ID:cneKXM5To
おつおつ
510 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 21:13:40.19 ID:KWCwikJ+o
「はあっ、やっ!」「えいっ、えいっ!」

 襲いかかる無数の触手を振り払うと、少しだけ辺りの空気が軽くなったような気がした。

「一度休憩しよう。いくら耐性があるとは言え、確実に君たちの精力は削られている」

 レーゲの提案で、近くにある建物に入った一行。入り口の看板に書かれている『ご休憩 宿泊』の文字に気付いたのは、広戸だけであった…



「…ここ、もしかしなくてもラブホじゃない?」

「…」

「ちょっとひろくん、知ってたなら言ってよ! 子供たちまで連れてきちゃったじゃない」

「いや…もう誰も居ないし、良いかなって」

「はぁ…」

 村正は溜め息を吐くと、大きなベッドの上に仰向けになり、変身を解いた。それから、無意識にお腹に手を当てた。

「…やっぱり、できたんだ」

「多分…さっきのは、お腹の中の子…」

「…」

 広戸はベッドに上がると、村正の身体を強く抱き締めた。

「ひろくん…♡」

「お義父さんにも許してもらえて、本当に良かった」

「あんなこと言ってたけど、素直になれないだけだから。お母さんに電話した時なんて、まず一言目が『やっと?』だったもん」

「あはは…待たせすぎちゃったかも」

「全然セーフよ。まだ25でしょ。…これから、たくさん…♡」

「うん。でも、しばらくは我慢だね」

「…」

「…でも…い、挿れるだけ…ちょっとだけなら」

「…」

 村正は何も言わず、ベッドの上で四つん這いになり、お尻を突き出した。

「…えっち♡」

 広戸は村正の服を脱がせると、勃起したペニスを押し当てた。

「まーちゃんも。ここ、もうとろとろしてる」

「うっさい…んぁ…っ♡」

 ずるり。ペニスが村正の膣内へと滑り込む。奥まで挿入すると、広戸は村正の腰を抱いて横向きに寝転がった。

「んっ♡ なぁに、これ…」

「左を下にして寝るのが、妊婦には良いんだって…」

「ふぅん…んっ♡ あ…おっき…あったか…♡」

「まーちゃんの、あったかくて、きもちいい…」

「ひろくんの手、すき…♡」

「…ごめん、もう出そう」

「いいよ、いつでも出して…あ、あっ♡」

「うっ、ふぅ…ん…」

511 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 21:50:49.37 ID:KWCwikJ+o


「やっぱラブホじゃん、ここ」

「宮條さん、知ってるの?」

「まーね」

 ベッドにダイブすると、未来はいきなりパンツを脱ぎ捨て、スカートに手を入れて自慰を始めた。

「ん…んっ♡」

「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ!?」「ミライ!? 駄目だって!」

「うるさいなぁ。ついさっき、路上でエッチしてたくせに…はぁ、んっ♡」

 慣れた手付きで股間を弄りながら、未来は言う。

「…気がついてから…何か、ずっとムラムラしててさ…ぁっ♡」

「…しょーくん。あたしたちも」「ええっ!?」

「多分あたしたち、えっちしたら強くなるんだよ。これから戦うんだから」

「…うん」

 飛鳥は下を脱ぐと、未来の隣に横たわり、脚を広げた。

「ちょっと、恥ずかしいね///」「う…」

 ためらいがちに取り出したペニスは、小さくも既に硬い。慣れない手付きで無毛の割れ目にあてがうと、ずいと腰を突き出した。

「あっ、そこっ♡♡」「ふああぁっ…」

「御堂、ほら御堂」

 隣でオナニーしながら、未来はおもむろにシャツのボタンを外し、膨らみかけの乳房を露わにした。

「…おっぱい♡」「!」

「あっ♡ …ちょっとしょーくんっ! ミライのおっぱいで、ちんちんおっきくしないで、ぁんっ♡♡」

 飛鳥も負けじと上を脱ぎ、おっぱいを見せる。

「ほら、おっぱい♡ さわってもいいよ」

「あたしの方がおっきいもんね♡ ほらっ♡」

 翔の手を掴み、自らの乳房を握らせる未来。飛鳥も、もう片方の手を自分の胸に押し当てる。

「しょーくんっ♡ しょーくん♡」「御堂、あたしにもチンコ挿れて!」「駄目! だめっ! しょーくんはあたしの!」「永遠に浮気したくせに」「…二度目は無いからね。しょーくん…」

512 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 22:29:33.99 ID:KWCwikJ+o


「…ぐすっ、えぐっ…ひっ…」「…」

 部屋の隅に縮こまって、啜り泣く永遠を眺めながら、レーゲは途方に暮れていた。
 古びたラブホテルの粗末な壁からは、隣の部屋でじゃれあう飛鳥と未来…そして翔の声が聞こえていた。

「…永遠も、身体を休めるんだ」

「…わ、わわわわたた、私ししし、むっ、むむか、昔から…だ、だだだ、だめっ…だめな…こ、だっだっだった…」

 いつも以上に激しく吃りながら、絞り出すように呟く。

「原生生物のつがいには、いろいろな形がある。一人の雄に、雌が一人だけとは限らない」

「むりっ! …むっ、むむむり…無理、だだだ、だもん…」

「…」

 レーゲは、じっと考えて…不意に、翼を広げた。虹色の羽が無数に抜け落ち、レーゲの身体を包み込み…
 …やがてそこには、綺羅びやかなマントに身を包んだ、見目麗しき一人の青年が立っていた。

「…永遠」「な、な、何…っ!?」

 顔を上げ、そこに立つ美しい王子様に、言葉を失う。

「…レーゲ?」

「隠していて済まなかった。これが、私のもう一つの姿」

「え、絵本で見たのと…一緒…」

「失恋なんて、忘れさせてやる」

 そう言うとレーゲは永遠の身体を抱き上げ、ベッドの上に横たえた。流れるようにスカートに手を入れ、下着を脱がせると、自分もマントを広げてペニスを露わにした。

「…え、そ、それ…わわわわたしのな、なかに…?」

「大丈夫だ。永遠なら、気持ちよくなれる…」

「まま、まって…んむっ♡」

 慌てる永遠の口を唇で塞ぐと、上の服も脱がして、歳に似合わない巨乳をそっと掴んだ。

「あっ、あああ、お、おっぱい…///」

「さあ、挿れるよ…っ!」

 レーゲが、腰を突き出した。太く膨れ上がった男根が、まだ未熟で滑らかな膣に、押し込まれていく。

「あ、あ、くっ、あ、ぅあ、あ…」

 肉をこじ開け、骨を押し広げ、膜を引き裂き、無理やり男がねじ込まれる。それなのに、痛みどころか快感がこみ上げてくる。

「う、そ、うそ、やだ、やっ、あっ…あっ♡♡♡」

「ほら、奥まで入った…」

 レーゲが、ゆっくりと腰を振る。永遠はシーツを掴み、悲鳴に近い声を上げる。

「ああぁっ♡ んあああっ♡ まっ、ああぁっ♡♡」

「永遠、原生生物は…こうやって、繁殖してきたんだ…!」

「やだ、こわいっ! こわくて…きもちぃっ♡♡ こわいのっ♡♡ きもちいのっ♡♡」
513 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 23:14:59.62 ID:KWCwikJ+o
「これが、母親になる感覚だ…さあ、永遠の膣内に射精するぞ」

「あああっ♡♡ あっ、んあああっっ♡♡♡」

 限界まで膨らんだレーゲのペニスから、大量の精液が噴き出す。びくびくと震える永遠の身体から、服が跡形もなく消え…黒いタイツに包まれた。しかし、いつもと違って全身に大きな穴が開いていて、繋がっている性器も、揺れる乳房も丸出しだ。その、乳輪に隠れた乳首がもぞりと動き…ぷっくりと、顔を出した。

「…ぁむっ」「んあっ♡」

 レーゲが、その乳首を口に含んで吸うと、勢い良く母乳が噴き出した。

「えっ…えっ!? あんっ♡♡」

「んっ、んくっ…」

 母乳を吸いながら、腰を打ち付けるレーゲ。永遠は無意識の内に、両脚で彼の腰を強く締め付けていた。

「レーゲ…レーゲ…っ♡♡♡」

「…永遠、出すぞっ!」

「レーゲっっ♡♡♡♡♡」

 二度目の射精を子宮に受けながら、永遠の身体が白いセーラー服に包まれていく。その生地は透き通るほどに薄く、その丈は短く、勇気を出して乳輪から顔を出した乳首も、初めて男を受け入れた膣穴も、まるで隠せてはいなかった。



小野寺 永遠:性天使『ロンリー・レンリー・比翼姫』
属性:依存

『鞭攻撃』長い鞭で相手に物理的なダメージを与える
『鞭拘束』鞭で物理的だけでなく、精神的にも相手を捕らえる
『精神依存』特定の相手が近くにいると能力が上がり、離れると下がる
514 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/01(土) 23:18:13.35 ID:KWCwikJ+o
次回、最終回(予定)


非安価でいあいあ魔法少女を書くか、安価でエロモンスタークエストをやるか迷ってる
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/01(土) 23:23:40.16 ID:85zz5GjM0
乙乙
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2023/04/01(土) 23:32:38.85 ID:QNPUzFlFo
おつおつ
レーゲも大分原生生物に引っ張られてんねぇ!良き

クトゥルフ魔法少女だと…?
517 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/03(月) 15:26:57.53 ID:RVrbKC8U0
初出勤日に熱発で欠勤する男

いあいあ魔法少女とエロモンスタークエスト(ダンジョン)どっちが見たい?
前者は非安価でひたすら暗く、後者はあたまわるくいきたい。ダンジョン飯みたいにサクッと死んでサクッと生き返る感じで
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 16:25:28.48 ID:f4FPN1ybO
クエストに一票
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 17:12:22.62 ID:At+qqp+kO
クエスト
難しいこと考えずにとにかくエロを楽しみたい
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 18:50:38.48 ID:uK70cuyUo
いあいあ
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 18:56:43.49 ID:v2W2xxldO
明るい方がいいんだけど獣とか異形に全く興味ねえんだよなあ
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 18:59:10.36 ID:JkIxHF9GO
1がぶれずに書くとどうなるかが気になるのでいあいあかなあ、暗い作風も好きだし
安価参加したくもあるんだけど
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 19:34:40.17 ID:BsYThw+NO
ダンジョンに一票
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 19:39:24.02 ID:5oYwam6ZO
飛鳥ってキャラ案だと普通にまともな善人なはずなのに、ネタに走った安価取り続けられて変な方向性に持ってかれた、むしろ被害者な印象なんだけど……キャラ案とかけ離れた安価は弾くとかしてもいい気がする
飛鳥のキャラ案投げた人既に離脱しててもおかしくないから、ここまで読んでるか分からんけど
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 20:30:11.44 ID:d9ZMTd/J0
いあいあ
526 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/03(月) 21:20:54.70 ID:RVrbKC8U0
いあいあは現代日本を舞台に、邪神の器となった少女たちがSAN値を削りながら世の不条理と戦う 敵は人間のバットマンやスパイダーマン形式

エロモンスターダンジョンは、スクウェア的なエロ女モンスターがはびこるダンジョンに挑む話 色々あって人間側もエロ装備
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/03(月) 21:47:01.10 ID:OSzah+fFO
スクウェアのエロ女モンスターというとFF5のメリュジーヌとかカロフィステリとかメリュジーヌみたいな感じかな?
それはそれとしてプレイヤー側のエロ装備というとドラクエのイメージがある。
戦士のビキニアーマーとか僧侶のムッチリ感とかあぶない水着とか。
528 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 19:36:58.19 ID:gnTPKttno


「体調はどうだ」「何か、身体が重い感じ」「僕は、何とか気合で…」

 校門を潜ると、戦士たちや彼女らと繋がった男たちですらも疲労を感じるほどに、重い空気に包まれていた。

「…! そりゃっ!」

 飛鳥が、忍び寄る触手を切り裂く。玄関の中を覗いて、未来が叫んだ。

「ちょっと! 何かゾンビみたいのがいっぱいいるんだけど!」

「精力を徹底的に奪われた生物は、死の危機に瀕して他者の精力を奪いにかかる。一刻も早く穴を閉じるか、一時的にでも彼らに精力を注いでやる必要がある」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@全員で『穴』へ急ぐ

A手分けして精力を与える

Bその他要記述
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 19:39:10.30 ID:RoLiTcrtO
2
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 19:48:26.07 ID:1J8K3fbS0
1
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 19:48:45.27 ID:6z8TEGdiO
2
532 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 21:15:12.87 ID:gnTPKttno
「…つまり、『こういう』こと?」

 未来はそう言うと…突然、迫りくる男子生徒の一人を押し倒し、馬乗りになった。白スク水のクロッチを、生徒の股間に擦り付けると、ズボンの中から小さなペニスを取り出す。

「ん…しょっ♡」

「ミライ!?」「なっ、何やってんの子供が」

「でも、こうすれば良いんでしょ? 喋る鳥…」

「レーゲだ。そして、その通り。君の能力ならば、交尾によって相手に精力を与えることができるようだ」

「ほらぁ…んっ♡ あっ♡」

 とうとうスク水のクロッチをずらし、膣内に子供ペニスをすっぽり収めてしまった。そのまま、前後に腰を揺する。

「んっ♡ んっ♡ 良かったねぇ、小学で童貞卒業…♡」

「…あたしはやだよ。しょーくん以外に」「ぼくも嫌だよ!」

「まーちゃん…もしかして、おっぱいを飲ませてあげれば」

「…じ、直じゃなくてもいい?」「コップ探してくる!」

「…っ、出たぁ♡♡」

 未来に組み敷かれていた男子生徒の腰がびくんと跳ねた。彼は未来の膣内に精通を果たすと、そのままぐったりと動かなくなった。やがて、穏やかな寝息が聞こえてくる。

「落ち着いたみたいだね…っ!?」

 未来の口が止まる。と思うや、みるみるうちに彼女の下腹部が膨らんでいき、あっという間に臨月の妊婦なみに膨れ上がった。



宮條 未来:性天使『ハラミエル・ウミエル』
属性:妊娠、出産

『擬似妊娠』変身中に膣内射精されると、即座に妊娠する
『出産』妊娠中のみ使用できる。子供を出産し、戦力にする。男児であれば子供とも性交できる。女児は未来と同じ能力を持つ。
533 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 21:59:16.83 ID:gnTPKttno
「…しょーくん、脱いで」「えっ!?」

 飛鳥はいきなり翔のズボンを掴んでずり下ろすと、先程性交したばかりの肉棒を掴み…口に入れた。

「んむっ」「っ!」

 そのまま、慣れた手付きで翔のペニスを舐め、吸う。

「き、汚いよ、そんなとこ」「んっ、ちゅっ♡ れろ、ちゅぅ…♡」

「あったよ、コップ! …って、まーちゃん!?」

 どこかで見つけた紙コップを手に、広戸が戻ってきた頃には、村正はニップレスを外して生徒たちに母乳を与えていた。

「ん…し、仕方ないわよ。子育ての予行演習だと思って…んっ」



「…」

 倒れる人々に精力を振りまいていく仲間たちを、ぼうっと眺める永遠。

「…永遠、君は奥へ」「わわ、わたしは、いいの…?」

「君に彼女らのように、他者に精力を分け与える能力は無い。だから、穴を閉じるのが君の役目だ」

「じゃ、じゃ、じゃあ、わわわたしにもあ、穴をと、閉じるのは、ででできないんじゃ」

「方法はある。早く行かないと、このままでは全員力尽きる」

「…うん」

 永遠とレーゲは、学校の奥に向かって走り出した。



 一歩進む度に、足が重くなっていく。吸い込まれていく精力の流れが、目に見えるほどに濃くなっていく。
 やがて、辿り着いたのは、永遠の教室。机や椅子は倒れ、生徒たちがぐったりと倒れる、その真ん中にいたのは…



安価下コンマ
01〜70 永遠の担任
71〜90 クラスメート
91〜00
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 21:59:38.45 ID:1J8K3fbS0
00
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 22:00:58.56 ID:qHBM+Rpi0
536 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 22:13:58.20 ID:gnTPKttno
「せ、先生!」

 そこにいたのは、永遠の担任の女性教師。最初にヒレイに取り憑かれて、そのまま『穴』の核にされたようだ。

「れ、レーゲ、どうしたら」

「身体接触によって、精力は伝達される。だから、彼女に触れるんだ」

「こう…?」

 そっと、教師の肩に手を触れる。それだけで、ぐっと身体が重くなる。

「もっと広い面積で…抱きつく方が良い」

「っ、先生…」

 彼女の背中に腕を回し、ぎゅっと抱き寄せる。

「はぁっ…はぁっ…」

 強い脱力感が永遠を襲う。それだけでなく、彼女の纏うコスチュームが崩壊を始めていく。

「せん、せい…もどって…」

「頑張れ、永遠…」

 やがて…

「…ん」

 教師が、目を開けた。彼女は床に横たわったまま辺りを見回し、それから自分に抱きついて動かない生徒に気付いた。

「! 小野寺さん…」

「ん、ん…」

「大丈夫ですか?」

 永遠が、薄く目を開ける。卑猥なコスチュームは跡形もなく消え、元通りの制服姿だ。
 二人の周りで、倒れていた生徒たちが目を覚まし、ゆっくりと起き上がってくる。

「な、何が」「あれ? 一体何を」「白い鳥は…」

「よく頑張った、永遠。穴は、君の変身能力と引き換えに閉じられた」

「レーゲ…」

「わーっ、喋る鳥!」「この前のやつ」「やっぱり小野寺のペット?」

 レーゲが、翼を広げる。内側の羽はほとんど黒く、虹色の羽は数えるほどしか残っていない。その数本が飛び出すと、レーゲと永遠を人気のない場所へと連れ去った。

537 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 22:36:20.83 ID:gnTPKttno


「…レーゲ、行っちゃうの…?」

「世界渡り鳥は、あらゆる世界を標的にしている。ここが解決したら、また次の世界へ向かわねば…と、言いたいところだが」

「えっ?」

 永遠の顔に、期待の色が浮かぶ。
 しかし、レーゲの口から告げられたのは、全く別の言葉であった。

「…私は、力を使い過ぎた」

 片方の翼を広げる。一面の虹色はほとんど抜け落ち、表と変わらない黒に染まっている。

「レーゲ…し、しし、死んじゃう…?」

「…」

 レーゲは、うなだれるように首を下ろした。

「私はこの世界にとって、異物だ。世界を渡り歩く世界渡り鳥の力を失えば、異物を排除しようとする世界の圧力に耐えられないだろう」

「そっ、そそそんな、や、いや、いやいやいやだっ!」

「私は同胞の身勝手に抗い、世界を枯らすことを妨害してきた…だから、最期は同胞たちに殺されるのだと思っていた。だが、最後に救うことのできた世界で過ごせて…願ってもないことだ」

「レーゲ…」

 はらり。閉じた翼から、虹色の羽が抜け落ち、あっという間に色褪せて消えた。

「…ありがとう、永遠。そして、この世界を…どうか…繋いで…」

「レーゲ!!」

 泣きながら黒い鳥を抱き締める永遠。彼女の腕の中で、レーゲは…

「…」

 突然、ばたばたと翼を振り回し、永遠の腕から抜け出した。

「レーゲ…レーゲ?」

 彼は、きょとんとした目で永遠を見て、辺りを見回すと…突然、真っ黒な翼を広げて空へと飛び立った。
 彼の向かった空には、数羽の鴉が居て、突然加わった同胞を、絶することなく迎え入れると、どこへともなく飛び去っていった。
538 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 22:39:47.48 ID:gnTPKttno
『Bawdy Beast Simulator』

『Story mode : Ordinary end』


 あなたは訪れた世界を救い、原生生物を絶滅から救いました。しかし、その過程であなたは力を使い果たしました。
 英雄であるあなたを、世界は異物として排除するのではなく、原生生物の一員として迎え入れることを選びました。
 あなたは全ての記憶と、世界渡り鳥の能力を失い、これからはただの鴉として、この世界で生きていきます。力を失った永遠やその仲間たちが、日常に戻っていくように…
539 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/04(火) 22:40:59.22 ID:gnTPKttno
エディットモードはやらずにダンジョンかいあいあをやる
ダンジョンが優勢かな
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 22:49:51.16 ID:qdmpsGjto
おつつ
綺麗に纏まって良き
欲出してちょっと後日談欲しい
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/04(火) 23:13:09.11 ID:L5C5tsGaO
おつ
エディットモードがないのは残念だけど次回作も楽しみ
542 : ◆WEXKq961xY [saga]:2023/04/05(水) 20:53:04.55 ID:VqaRpdNH0
始める前に、ある程度敵キャラの募集はしておきたいな。だいぶ余ってるしここでそのまま
スライムやゴブリンみたいな下級モンスターは一定のイメージのまま出すつもりだから、ある程度上級のモンスターを頼む
ちょっとつよい、中ボス、大ボスとかのクラス分けは見てから>>1が決める。それぞれどの程度の存在か参考までに



(ちょっとつよい敵キャラ案)
【名前】ハーピー
【種族】同上
【容姿】両腕が大きな翼、下半身が羽毛と鱗に覆われた猛禽類の脚になった、全裸の女。股間は羽毛に覆われているが、掻き分けると総排泄孔になっている。
【能力】高速で飛行する。両脚の力は強く、一撃で岩を蹴り壊す他、鎧で固めた屈強な戦士一人を軽々抱えて飛ぶこともできる。年齢を重ねた個体には人語を話す者もいる。卵生で、繁殖可能な年齢の個体は交尾をしなくても毎日卵を産み、人間を含む近縁種の雄と交尾することで有精卵を産む。
【備考】高さのあるフロアに出現する、中級モンスター。いたずら好きで冒険者の食料を掠め取ったりする厄介者だが、こちらから手出ししない限りは積極的に襲ってくることはあまりない。ハーピーの産む卵は珍味として高価で取引され、特に有精卵は絶品だが、ハーピーはこれを狙う者には容赦せず、群れで襲いかかり生きたままばらばらに引き裂く。


(中ボス案)
【名前】ドミニオンズ
【種族】天使
【容姿】波打つ金髪を長く伸ばした幼女。手には世界樹の枝を携え、頭上には何重にも折り重なった複雑なヘイローが浮かび、背中には身長より大きい純白の翼が生えている。茶色い編上げサンダルの他に衣類の類は身に付けておらず、首から身体の全面に聖なる紋様の描かれた肩幅の布を垂らしているのみ。その股間部分は丸く切り抜かれ、無毛の女性器が丸出しになっている。
【能力】無数の天使軍団を使役し襲いかかってくる。自身も世界樹の枝から雷や隕石を放ってくる上、接近すると枝を剣に替えて応戦してくる。
【備考】異端の神が支配するダンジョンに、神の威光を知らしめるため派遣された上級天使。人間は勿論、他のモンスターのことも見下し、難しい言葉で馬鹿にしてくる。股間をさらけ出すのは、知恵の実を食べたイヴが羞恥心を知り、性器を隠したことで罪が決定的になったことに由来し、知恵の実を食べても罪を犯さないという天使共通の誓いの現れである。


(大ボス案)
【名前】とむらうエレメント
【種族】ウィル・オ・ウィスプ
【容姿】燃え盛る炎と雷雲を纏った赤毛の女。大きなとんがり帽子の他には何も衣服を身に着けず、局部を炎か稲光が隠したり隠さなかったりする。胸と尻が非常に大きい。
【能力】炎と雷を手足のように自在に操る。特に雷の追尾性能は凄まじく、一度放たれると他のフロアまで追いかけてくる。また、大きな乳房からは母乳が出て、飲むと魔力を回復することができる。
【備考】魔王の力さえ手に入れたという偉大な魔女が、愛する男との死別に絶望し成り果てたとされる、恐るべき元素の化身。人の形を保ってはいるが、既に元の肉体や精神は朽ち果てており、常に耳障りな声で誰かの名前を繰り返しながらダンジョンの奥底で慟哭するのみである。
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2023/04/05(水) 21:23:49.78 ID:ywsj7KNAO
【名前】アルラウネ
【種族】同上
【容姿】巨大な花と一体化している人型モンスター。足が花と繋がっており離れることは出来ない。黄緑色の肌と赤い目、緑色のウェーブがかったロングヘアー。服は着ておらず全裸を何の戸惑いも無く晒している。
【能力】花からおびただしい蔓を伸ばす・発情や麻痺といった様々な効果の花粉を撒き散らすといった多彩な攻撃方法を持つ。また彼女にキスされたものは一瞬で魅了され彼女の虜に堕ちてしまう。
【備考】木々の多いエリアに生息する。元々は森と共に生きる穏やかな種族だったが、彼女の場合は突然変異により非常に危険な存在へと成り果てている。知能が高く、少女のような泣き声で獲物を誘き寄せて補食する(性的な意味で)。なお彼女の魅了には深い依存性があり、一度逃亡に成功しても自ら再び彼女の元へと戻ってしまう女性冒険者が後を絶たない。

イメージ的には世界樹の迷宮シリーズの『アルルーナ』

あと投下しやすいようにテンプレ貼っとく
【名前】
【種族】
【容姿】
【能力】
【備考】
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