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続?ジャンル「サトラレクール」 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:12:39.31 ID:TZSjBus0
自分の中では中途半端なお話になっちゃったんで続きやらしてください。
前スレ主に感謝。
のんびり見てくれると嬉しい。

とりあえず前の自分が書いたヤツ貼ります。



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【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 @ 2024/04/27(土) 14:14:26.69 ID:Wh98iXQp0
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:13:25.62 ID:TZSjBus0
男「よぉ女!!さっきの授業寝ちゃってさ、できたらノート貸してくんない?」
女「たまには私の机にノートが揃っている時を見さして欲しいんだがな・・・。」
(ん・・・きたか・・・。・・・なんで私は安心したんだ・・・?」
男「えっ・・・あっいや悪いないつも。すぐ返すからさ!」
女「仕方ないな、ホラ。帰りにまでは頼むぞ。」
(・・・こういう会話が・・・無くなるのが嫌なのか?・・・だがそう思うのは不謹慎だな・・・男スマン。)
男「サンキュー!!んじゃな」
女「あ、ああ・・・。」
(次は・・・どうだろうか・・・来てくれるだろうか・・・。)
男「あぁ、あと女!!」
女「?」
男「その・・・多分次の授業も寝ちゃいそうだから・・・またノート頼むな!!」
女「・・・・・・。全く君は反省というものが見られないな。安心して寝たらいい。」
(次は少し・・・綺麗に・・・ノートをとるか・・・。)
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:15:35.15 ID:TZSjBus0
男「なぁー女、ここ教えてくれるか?」ズイッ
女「ここはだな・・・まずここの前の式に注目するんだ。x=5になるのはわかるな?」
(む・・・ちょっと・・・近い・・・な)
男「あ、悪い」
女「ん、どうした?そんな所でノート見えるのか?」
男「あ、そうか?んじゃ」ズイッ
女「それでだな・・・このxがここの式に入ってそれをy=の式に変換するんだが・・・」
(また・・・さっきより近い・・・まぁ私が言ったのだから仕方ないか・・・)
女「それでy=に変換する時にだな。この式にx=5を代入してここをまず解く。それから・・・」
(男・・・意外といい匂いするな・・・ちょっと汗臭いが・・・悪くない。あ、クビに小さなホクロがあるのか)
男「・・・・・・。」
女「って男聞いてるか?」
男「あっ・・・・・・悪いもう一回頼む・・・・。聞いてなかった。」
女「仕方ない・・・む・・・スマン。私もどこまで教えたかわからなくなってしまった。」
(集中しないとな・・・変に意識してしまった・・・。)
男「・・・。」
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:17:43.78 ID:TZSjBus0
男「女!おっす!」
女「あぁ男か。おはよう。君は朝から元気だな」
(毎回思うんだがいきなり肩を掴まれるのは驚くな・・・。)
男「あ、もしかして・・・驚かしちゃったとか?力強かったか?」
女「ん、ああ気にするな。君が元気な証拠だ。」
(ま、じきに慣れるだろう・・・それまで・・・してくれればの話だが・・・)
男「・・・・・・んじゃこれからは毎日お前に俺が『おはよう』って言うから、俺が元気じゃないか確かめてくれよ!」
女「え?・・・そ、そうか・・・まぁ頼まれたからには断れないしな・・・わかった。」
(明日から・・・驚かないように頑張るか・・・。)
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:21:10.27 ID:TZSjBus0
男「ん?女どうした?次教室移動だぞ」
女「あぁ・・・準備してただけだ、私もすぐ行くよ。」
(男・・・まだ残ってたのか、私のために・・・というのは考えすぎか。)
男「・・・・・・女の準備ができるまで待っててやるよ」
女「いや、気にするな先にいってていいぞ?君は教室移動の度に遅刻ギリギリじゃないか」
(なんだか・・・今日の男は・・・優しい気がする。でも迷惑はかけれないな)
男「いいから!!んな事言う暇あったら早く来いって」
女「そ、そうか。わかった今行く。」
(今日の男は・・・優しい。こんな事くらいでそう思うのは変だろうか?)
男「んじゃダッシュでいくぞ!!」
ポトッ
女「あ・・・男。・・・」
(消しゴムが・・・落ちた・・・。・・・なんで、私は自分から男に話しかけられないのだろう。)
男「ん?おーい早く早く!遅刻しちゃうぞー!?」
女「あ、あぁ・・・。」
(・・・どうして言えないんだ・・・男には優しく接してもらっているのに・・・)
男(・・・・?・・・・・あっ)
女「その・・・男・・・い、いや・・・。すぐ行くぞ」
男「・・・・・・ありがとな。んじゃ行くか!」
女「あぁ・・・どういたしまして・・・だ。」
(・・・・・・む?)
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:52:07.73 ID:TZSjBus0
男友「そういや昨日のお笑い見たか?俺笑いすぎて腹筋つりそうになったわ!」
男「あぁ〜、あれな。結構おもしろかったな」
男友「結構どころじゃないだろ!ありゃヤバイよ!」
男「はは、まぁそうかも」
女「・・・・。」
(男は・・・いつも明るいな・・・。私も・・・あんな風になれたらいいんだがな・・・。)
男「・・・・・。」
男友「ん?おい男?何ボ〜っとしてんだよ」
男「あっいや。なんでもない・・・。」
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 01:56:17.21 ID:TZSjBus0
男「おっす!!」
女「ん・・・おはよう。今日も元気なようだな。」
(まさかあれから毎日男に挨拶されるとは・・・なんだか嬉しい・・・。)
男「そっか!まぁこれくらいしか取り柄ないけどな!!」
女「そんなことはないぞ、あとは快眠、快食、健康な証拠だ。・・・場所を選べばいいのだがな」
男「うはぁ、それ褒めてないだろ?他にはないのかよ?」
女(あと・・・)
男「ん?」
女(私に・・・優しい・・・。)
 「それだけでも立派な取り柄だと私は思うぞ・・・ん?男顔赤いぞ?もしかして風邪だったか?」
男「い、いや!!違う!!こ、これも元気な証なんだよ!」
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:17:38.85 ID:TZSjBus0
ガララ
男「ん?女、掃除当番一人か?」
女「あぁ男・・・他の当番はもう帰ってしまったみたいなんだ・・・。」
(男・・・こんな時間まで残ってなにをしてたんだろう?)
男「・・・あ〜っと・・・、てか今日の当番は・・・男1に男2じゃんか?・・・ったくあいつら」
女「・・・仕方ないさ。誰だって忘れるときはある。」
(それに私一人でも・・・できるしな・・・。でも・・・帰るのは遅くなるな・・・)
男「・・・・あ〜ぁ・・・暇だし掃除手伝うか!!」
女「え・・・。」
男「俺机とか床掃いたりするからさ、女は黒板頼むな。」
女「別にいい・・・私一人でもできる・・・」
(・・・・・ダメだ。男にさせるわけには・・・)
男「じゃあ俺が勝手に手伝う。女も早く帰りたいなら急いでやろうぜ」
女「・・・・む、わかった・・・。」
(なんだか・・・物好きだな・・・男は。)
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:18:44.94 ID:TZSjBus0
教師「んじゃ次図書委員やりたい奴!これは男女一人ずつだぞ〜」
女「はい」
教師「それじゃあ女は決定。あとは男子〜誰かいないのかー?」
男1「うわー女か・・・あいつと一緒にはキツいな〜」
男2「いっつも無表情でなに考えてんのかわかんねぇしなー」
教師「誰かやりたいやついないのか〜?」
女「・・・・・・。」
(まぁそれが当然の反応だろうな・・・私みたいな奴と一緒の委員会なんて
普通の人間なら相当苦痛だろう・・・。・・・あれ?どうして今男の顔が・・・?
そういえば私には優しいな・・・男。私みたいなのに・・・変な奴だな)
教師「んじゃ図書委員は保留にしておく。次は保健委員やりたい奴」



男1「よっしゃー保健委員ゲットー!!てか男の奴今日に限って休みとか大変だよな」
男2「残ってのが図書委員だけだしな・・・。ご愁傷様だな」
女「・・・・・・。」
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:20:05.53 ID:TZSjBus0
男「おはよっす!!」
女「男か、おはよう。風邪の方はこの声からするともう大丈夫のようだな。」
(すまない男・・・私は昨日の朝・・・男に会えなかったときは・・・やっぱりか・・・と思ってしまった・・・。)
男「・・・本当にゴメンな。毎日おはようって約束したのにな。第一、元気が取り柄って言ったのにな」
女「あ、あぁその事なら気にはしていない。また今日から続ければいいさ。」
(気にしてくれてるだけで気持ち一杯嬉しい・・・。これがなくなると思うと・・・。)
男「と、ところでさ!!昨日委員会決めたんだろ?俺どこ入れられた?」
女「あぁ、そのことは・・・その・・・私もよく覚えていないんだ。」
(きっと言ったら・・・男落ち込む・・・私と同じ委員会だなんて・・・。)
男「そっか!!覚えてないのか!!んじゃ俺ちょっと先に学校行ってるからな!」
女「あ・・・」
男「楽しみにしてろよぉ〜!!」
女「・・・?」
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:22:08.30 ID:TZSjBus0
男「女、俺さ。もう図書委員しかないって言われたよ。」
女「む、そうか・・・。」
(きっと・・・落ち込んでるだろうな・・・しかももう一人が)
男「それでもう一人の図書委員が女だってのも聞いた。」
女「あ、あぁ・・・。」
(私・・・ダメだ。朝嘘ついて・・・・・・男の顔・・・見れない。」
男「・・・・・・めちゃくちゃ嬉しいな!!」
女「!!」
(え・・・・。)
男「いやな、知らないヤツと同じ委員会になったらって不安になっててさ、
女はいつも話してるし、いやぁ〜良かった良かった・・・。」
女「あ・・・男」
男「女もだからわざわざ俺にサプライズ的なことしてくれたんだよな?」
女「・・・・・・・あ、あぁ。君も気になってたようだしな。単純な君ならこうした方が喜ぶと思ったんだ。」
(・・・・・・男は、本当に優しい・・・なんだか胸が暖かい・・・。男で良かった・・・。)
男「・・・・・・。で、でも俺図書委員初めてだからな!!なにかと女を困らすかもだな」
女「それは安心してくれ、私がちゃんと教えてあげるよ。」
(明日から・・・男と一緒にいる時間が多くなる・・・。嬉しい・・・な。)
男(なんか・・・こいつ・・・可愛いかも。)
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:24:41.50 ID:TZSjBus0
男「女〜この本はどこだっけ?」
女「あぁ、それは社会の棚の二段目だったはずだ」
男「あいよー、てか今まで気付かなかったけど、この図書室すっごい本の量だな・・・。」
女「そうだな。おかげで返却された本を棚に戻すのも大変だ。」
(男・・・なんだか楽しそうだ・・・。面倒臭いとか・・・言われなくてよかったな)
男「まぁやりがいはあるけどな!やってみたら意外と夢中になるんだよな〜俺って図書委員に向いてるのかも」
女「それじゃあ次はこれを頼む、私はこれをやっとくよ。」
(男・・・図書委員に興味持ってくれている・・・。良かった・・・。)
男「女、それ届かないだろ?俺やっとくからいいぞ?」
女「いや、君にばかりやらせていたら先輩としての威厳が立たないからな。」
(男がせっかく楽しんでやってるのに、迷惑をかけれないしな・・・。)
グラッ
女「あっ」
男「・・・・・っと、セーフ・・・。無理して背伸びすること無いぞ?ホラ貸してみ」
女「・・・すまない・・・。君にはいつも迷惑ばかりかけて・・・。」
(・・・なんだか男に申し訳ない・・・自分からやると言っておいて・・・。)
男「・・・・・。俺は迷惑だなんて思ったことないぞ?」
女「え・・・?」
男「それにこういう時は笑って『ありがとう』って言ってくれた方が俺は嬉しいぞ?」
女「そ、そうなのか・・・。・・・・・・・ありがとう。」
(うまく笑えただろうか。あまり笑ったことがないから変に思われるかもな・・・。)
男「うん。どういたしまして。んじゃ続きやっちゃおうぜ!」
女「ああ、そうだな。」
(男・・・なんだか嬉しそう。男が嬉しそうだと私もなんだか嬉しい・・・。)
男(・・・女・・・あんな表情できんのか・・・顔赤いのバレてなくて良かった〜)
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:25:56.04 ID:TZSjBus0
教師「男ーこの問題解いてみろ。」
男「・・・・・・・・全然わからん・・・・。」
女「男問題わかるか?」
教師「女ー教えたらダメだぞ。」
女「・・・・・・・はい。」
(いつものお礼にと・・・答えを教えたかったが・・・ダメか)
男「え〜・・・っとですね・・・。」
女「・・・・・・・。」
(男・・・頑張れ。x=8、x=8、x=8・・・・・・・)
男「・・・・・・x=8です。」
教師「残念、間違えだ。答えはx=3だぞ」
男「はーい・・・。女、教えようとしてくれてありがとな。」
女「あぁ、でも実は私も間違っていたんだ・・・どっちにしろ駄目だった。」
(こういう所では男に感謝されるようにしないと・・・男に悪いな・・・。)
男「・・・・・・でもさ。二人一緒に同じ間違えって、なんか面白いよな!」
女「え・・・。」
男「ま、次も俺がピンチになったらお前に助け求めるから覚悟しとけよな。」
女「あぁ・・・だが君も私ばかりに頼らず勉強してくれよ?」
(二人一緒に同じ間違い・・・それを面白いと言ってくれる男はなんだか不思議だな。
でもそんな些細な事で嬉しいと思ってしまう私も私か・・・。)
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:28:25.75 ID:TZSjBus0
男「おはよっす!!」
女「おはよう。今日も元気だな。」
男「ん?髪にゴミついてるぞ?」
女「ん、あぁすまな・・・いや、ありがとう。」
(今度はありがとうってちゃんと言えた・・・こっちの方が男が喜んでくれる・・・。)
男「どういたしまして。てか女の髪の毛ってめっちゃサラサラな!ちょっと、触っていいか?」
女「あぁ、別に減る物じゃないしな。いいぞ」
(どうしたんだ突然・・・私に興味を持ってくれるのは・・・嬉しいんだが・・・なんだか妙に緊張してしまう・・・。)
男「うわぁ〜すっげぇな。綺麗な髪してるな」
女「あぁ、でももう長くなってきたからな。そろそろ切ろうかと思うんだが・・・。」
(綺麗・・・と、いうのは髪に対してだな。変に考えないようにしよう。)
男「えぇ!!切っちゃうのか?俺はもうちょっと長い方がいいと思うけどな」
女「む、そうか?・・・・・・じゃあやめとくか。」
(髪を長くしたら手入れが大変そうだが、男が喜ぶように綺麗にしとくように頑張ろう・・・。)
男(髪・・・いい匂いだった・・・。な。それに一生懸命な女って・・・なんかいいかも。)
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:30:42.77 ID:TZSjBus0
キーンコーンカーンコーン
男友「おーい、男購買行こうぜー」
男「おぉ!今行くわ〜。っと女、これ前の授業のノートありがとな。」
女「あぁ、男。どういたしまして、だ。・・・これ今の授業のノートだが・・・。」
男「あっ・・・今のヤツはちゃんと書いてたから大丈夫なんだ。・・・悪いな。」
女「そんなことはない。君がちゃんと授業を聞いていたのは良い事なんだ。謝らなくていいよ。」
(本当は知っていた・・・でも、男ならなんだか借りてくれそうだった・・・なんて、なにを期待してたんだ私は・・・。)
男友「おーい!!男!!売り切れになっちゃうぜー?」
男「・・・・・・・あ、あぁ。今行くよ・・・。」
女「ほら、男友が呼んでいる。・・・早く行ってやれ。」
(今日はもうノート貸す機会はない・・・か。あっ・・・いや、こういう時は喜ぶものだ・・・男はちゃんと授業を受けてくれたんだ・・・。)
男「・・・。」
女「どうした?」
(喜ぶんだ・・・喜ばなくちゃ・・・でも、なんで寂しいと思ってしまうんだ・・・。明日・・・待てばいいんだ・・・。)
男「女!!やっぱ今の授業のノート貸してくれ!!」
女「ん?今のはちゃんとノートにとったんだろ?」
男「い、いや・・・女のノートの方が綺麗だし、馬鹿な俺でもわかりやすくまとめてあるしな!!・・・いいか?」
女「・・・・・・全く、これじゃいつもと変わらないな。ホラ、帰りまでには頼むぞ?」
(褒めてもらった・・・。・・・ダメだ・・・男がノートを借りてしまうのは・・・ダメな事なのに・・・私はそれを・・・とっても嬉しいと思ってしまう。)
男「あいよ、んじゃな!!」
(なんか・・・俺。女に甘くなっちゃうな・・・。でも・・・いっかな)
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 02:32:22.11 ID:TZSjBus0
とりあえず今日はここまでで
もう少し貼って、そのあと書いていきます。
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 09:30:37.18 ID:gn8x7rMo
しえん
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 13:11:50.86 ID:TZSjBus0
キーンコーンカーンコーン
男友「よっしゃぁ!!男、購買行くぞ!!」
男「今日は月に一度の濃厚ソース焼きそばパンの日か!!・・・っとその前に。」
男友「また、女のとこか。あいつ最近よく話してんな・・・。ま、今の俺には購買のが大事。先行くぜ男!!」
男「おぉ!俺の分もできたら頼むわ!!・・・女、これノートサンキュな。相変わらず綺麗に写すよなー」
女「あぁ、まぁそんな大したものでもないさ。」
(毎回書いていても、男の事を思うと・・・綺麗に書かないとって思えてくるんだ・・・なんて言えない。馬鹿みたいだな・・・。)
女「ほら男、今日の購買は修羅場と聞いたぞ?行かなくていいのか?」
男「あ、あぁ・・・そうだな。・・・そういえば女って昼どうしてんの?」
女「昼は・・・一応弁当を作ってきているからそれを食べているぞ。」
(なんか・・・自慢しているみたいに聞こえてないだろうか・・・。嫌な奴って思われないか不安だ・・・。)
男「・・・いつも一人で食べてるよな」
女「あぁ、そうだが?」
(私には・・・これが似合っている・・・。)
男「一人って寂しくないか・・・?」
女「え・・・」
男「誰かと一緒に食べるって、いいもんだぞ?いつもより楽しいし、おいしく感じるしな」
女「そうなのか?私にはよく・・・わからないな。」
(誰かと一緒・・・男と一緒・・・にお昼ご飯。)
男「ドキッ・・・・・・・!!お、俺と・・・一緒に食おうぜ!!」
女「え・・・い、いや。そんなの・・・ダメだ・・・。」
男「え・・・なんでだ?」
女「男はいつも・・・男友達と楽しく食べているだろ?でも私とじゃ・・・きっと楽しくないし、おいしくない・・・。」
(私・・・嫌な女だ・・・せっかく男が誘ってくれたのに・・・男に嫌われる・・・。)
男「でも、俺は・・・女となら、絶対に楽しくなると思う・・・。いや、俺が楽しくする!」
女「え・・・男?」
男「そのかわり!!女は俺が美味いって思えるような弁当作ってくることな!!」
女「・・・そういうなら。作ってくるよ・・・だから、男も私を精一杯楽しくさせてくれよ?」
(男と・・・お弁当・・・私・・・精一杯美味しい物作ってこよう・・・。)
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 13:12:21.49 ID:TZSjBus0
男友「おぉー男!!遅いぞ?」
男「おぉ、悪い悪い!!」
男友「もう売り切れちゃったぞ?濃厚ソース焼きそばパンお前楽しみにしてたのにな。」
男「もういいんだよ。明日・・・もっと美味い物食べれるからな!!」
男友「明日・・・?てかなんか良い事あった?」
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 14:11:51.46 ID:gn8x7rMo
まさかこのスレ…俺しか気づいてないのか!?
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 14:40:23.11 ID:TZSjBus0
キーンコーンカーンコーン
男友「うっしゃーやっと終わったぜー・・・。男!購買行こうぜ!!」
男「あっ・・・悪い!今日は俺パスな!!」
男友「あれ?お前弁当?珍しいな」
男「まぁな、あと今日は俺抜きで昼食ってくれ!」
男友「あ、あぁ・・・。」
男「女、ハイこれ。ノートありがと。いつも悪いな。」
女「男・・・あぁ、どういたしまて、だ。それでだな・・・その・・・。」
(男は覚えているかな・・・バッグの中にちゃんと男の弁当入ってる・・・大丈夫。朝何回も確認したんだ・・・。)
男「あぁ、昨日約束した通り!!俺が女にどれだけ誰かと食べるお昼がすごいって教えてやるよ!」
(朝から弁当の事ばっかだったからな・・・これでもし『忘れてた』とか言ったら無表情で涙ポロポロ流しそうだ・・・。)
女「あぁ、望むところだ」
(良かった・・・ちゃんと覚えててくれた・・・。男の為に作ったお弁当・・・喜んでくれるだろうか・・・。)
男「んじゃ中庭行こうぜ。外で食えばもっと美味くなるしな。」
女「あぁわかった。今行くよ・・・・・・?・・・む・・・?」
(あれ・・・?お弁当・・・一つしか・・・ない・・・ぞ?」
男「・・・!!」
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 14:41:43.92 ID:TZSjBus0
女「男・・・私・・・弁当を忘れてしまったようだ・・・。」
男「あ・・・。」
女「君の分は持ってきたんだが・・・自分の分を・・・忘れてしまった・・・。」
(男・・・きっと怒ってる・・・私のために・・・一緒に食べようって誘ってくれたのに・・・。)
男「女・・・。」
女「・・・我ながら呆れるよ・・・。あれだけ偉い口叩いといてこれだ。すまない・・・男・・・。」
(男・・・私のこと嫌いになるかな・・・もう・・・話せなくなるのだろうか・・・それは・・・嫌だ・・・。)
女「この弁当は君が食べていいぞ。私は購買に行ってくる。」ガタッ
(ダメだ・・・私・・・怒られるのが嫌で逃げようとしている・・・。男の次の言葉を聞きたくない・・・。)
男「・・・・・・。」グイッ
女「あっ」
男「・・・・・・。」
女「・・・・・・。」
(男・・・?やっぱり・・・怒ってる・・・?)
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 14:43:57.49 ID:TZSjBus0
男「・・・・・。」
女「・・・・・。」
(あれ・・・中庭・・・?)
女「あの・・・・・・男・・・・・怒ってる・・・のか?」
(こんな表情の男・・・初めて見たな・・・)
男「怒ってるよ。」
女「・・・そうか。」
(男・・・。)
男「女・・・約束破った・・・。」
女「・・・あぁ・・・。」
男「・・・俺と二人で弁当食べるのに、俺から逃げようとするなよ!?」
女「・・・え?」
男「弁当一つでも、二人で分ければいいじゃんか。二人で食べないと美味くならないだろ?」
女「男・・・怒ってないのか?」
男「え?怒ってるって言ったじゃん?」
女「いや・・・私が・・・弁当一つしか持ってきてないってこと・・・。」
男「あぁ、まぁ一つしかないってのは残念だけど、俺はお前と二人で昼を食べるって事の方が大事なんだよ。」
女「あ・・・。」
男「だ・か・ら!!女が勝手に購買行こうとした時すっごい怒ったんだぞ?」
女「あぁ・・・すまない。私はてっきり・・・。」
(男が私の事を嫌いになってしまったのかと・・・。)
男「そんな顔すんな。そんなんじゃ折角の弁当も美味しくなくなるぞ?」
女「・・・・・・・・・。いや、そんな事はないぞ?君の為にわざわざ私が作ったんだ、何があっても美味しいぞ。」
(男・・・私・・・。本当にゴメン、そして・・・ありがとう・・・。私・・・もっと君のことを信じるべきだな・・・。)
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 14:47:12.54 ID:TZSjBus0
男「まぁとにかく食うか!!ほら座れ。」
(・・・・・・・・って冷静になってみたら、別に購買行ったあとでも二人で食べれるし・・・。
女があんな事思ってたから・・・つい夢中になって女の手引っ張って来ちゃったよ・・・。
でも今更購買行こうとも言えないよな・・・。)
女「あ、あぁ・・・隣、いいか?」
男「離れてたら意味ないだろ?ほら、こっち来な。」
(しかもよく考えたら箸一本だし・・・どれもこれも考えなしに突っ走っちゃう俺の悪いクセがなければ
大丈夫だったかもしれないのに・・・。でも、女は普段どおりに戻ったからいっか・・・。)
女「男、ちょっといいか?」
(今日の・・・男は、なんだかいつもより・・・私の胸をあったかくさせてくれる・・・。でも・・・。)
男「!!・・・・な、なんだ?」
女「その、罰ゲームというものを私に科してくれないか?」
(せめてこれくらいのことは・・・こんなことじゃないと男には・・・これから会わせる顔がない。)
男「うっ・・・・・・そ、そうか・・・・。」
女「約束を破ってしまったんだ。当然罰は受けるべきだ。なんでも言ってくれ。」
男「・・・・・・う〜ん・・・わかった。そこまで言うなら・・・」
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 14:49:29.02 ID:TZSjBus0
グウゥ〜〜〜〜・・・・・。
男「あ・・・。」
女「どうやら君のお腹の方はこれ以上我慢できないみたいだな。」
(男のお腹の音・・・。なんだか可愛いらしい音だな。)
男「う・・・///と、とりあえず・・・食うか!!」
女「ああ、と言いたいところなんだが男・・・お箸が一人分しかないんだが・・・。」
男「・・・あー・・・。」
女「・・・・・。」
(これは・・・私が男に食べさしてあげるべきなのだろうか・・・。男嫌がらないかな・・・。)
男「ちょ、あ・・・いや・・・先、女食べろよ。その後・・・俺食うから。」
女「む・・・それはダメだ。」
男「え・・・なんで。」
女「・・・・・。」
(私が使ったあとのお箸で・・・男がそれを使うと思うと・・・・・・恥ずかしい・・・。)
 「君の為に作ったんだ。君が先に食べるべきだろ?」
男「・・・じゃあ、ジャンケンしよ!!それでいいだろ?公平にいこう!!」
女「む・・・わ、わかった。公平だな・・・。」



男「よし、俺の勝ちだ・・・女先食べろ!!」
(こうでもしないと女食べないだろうしな・・・。ふぅ)
女「むぅ・・・ま、負けは負けだからな。」
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 20:18:36.69 ID:TZSjBus0
パカッ
男「うっわぁ、美味そうだな・・・。」
女「まぁ、毎日作ってるしな、それに今日は腕によりをかけたんだ。当然の事だ。」
(まじまじと見られると・・・恥ずかしいな・・・。)
男「んじゃ先食っちゃえよ。くれぐれも俺の分まで食うなよ?」
女「別には私は君ほど食い意地は張ってないからな。安心しろ。」
(ついに・・・この箸・・・使ってしまうんだ・・・。う・・・。)
男「どうした?早く食べろよ。俺のお腹がさっきから鳴いて止まないんだけどな?」
女「わ、わかった・・・。」
パクパクパク
女「・・・男の番だ・・・。」
男「ん?早くないか?まだ全然食べてないだろ?」
女「いいから、食べてくれ。元々君の為に作ったんだ。とにかく私は先に食べたぞ。」
(これ以上・・・箸に口をつけるのは・・・ちょっと無理だ・・・。)
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 20:21:27.04 ID:TZSjBus0
男「んじゃ、いただきまーす!!」
女「おあがりなさい、だ。」
(男・・・嫌じゃないのかな・・・私・・・なんかと・・・)
パクッ
女(間接キス・・・)
男「ブフゥ!!??ゴホッ・・・ゴホ・・・」
女「男どうした?もしかして美味しくなかったのか?」
(おかしいな、私が食べたときはなんともなかったのに・・・。)
男「・・・いや、ちょっと、むせただけ・・・それだけ・・・」
パクッ
女(あ・・・)
パクッ
女(・・・また・・・男・・・もしかして間接キスとか意識しないのか・・・。
いや、私がそういうものの対象じゃないだけかもしれないのな・・・。)
男「・・・・・美味いな!!とくにこの厚焼き玉子!!俺この味結構好きかも。」
女「そうか、それはなによりだ。どんどん食べてくれ・・・。」
男「んじゃ遠慮なく。」
女「・・・・・・・・・・・・・。」
(今見ると・・・中庭がこんなに心地いい場所だなんて思わなかった・・・。
いや・・・恐らく心地いいと思うのは・・・二人で・・・男と一緒にいるからなんだ・・・。)
男「・・・モグモグ」
女「・・・・。」スッ
(男がさっき掴んだ腕・・・とってもあたたかくなってる・・・。)
男「・・・・。」
女(最近私の中の男がなんだか・・・胸の中でどんどん大きくなっていくんだ・・・。
さっきみたいなちょっと強引な男も、お腹の音聞かれて恥ずかしがっている男も・・・
私の中を・・・たくさん・・・たくさん・・・暖かくしていくんだ・・・。)
男「・・・モグ・・・モグ。」
女(なんだろう・・・なんかそれがとても嬉しいと思うし、苦しいと思うんだ・・・。)
男「ビクッ!!・・・」
(食事に集中できねぇ・・・。)
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 20:54:06.34 ID:TZSjBus0
男「女・・・食べるか?」
女「いや・・・実を言うと・・・もうお腹一杯なんだ。全部食べていいぞ?」
(・・・胸が苦しくて・・・とても何か食べようとは・・・思えない・・・。)
男「そ、そうか・・・モグモグ・・・・・」
女「・・・・・・ハァ・・・。」
(男が美味しそうに食べてくれてる・・・。人の為に料理は良いものだな・・・。)
男「・・・・・ごちそうさま!!」
女「おそまつさま、だ。どうだ・・・味の方は?」
(男の為に・・・一生懸命・・・頑張ったんだ・・・きっと男なら美味しいって言ってくれる・・・。)
男「あぁ、すっごい美味かった!!」
女「そうか・・・。良かった・・・」ニコッ
男「!!あ!!・・・あぁ・・・」ドキドキ
女「?どうしたやっぱり美味しくなかったのか?」
(どうしよう・・・もしかして無理して美味しいって言ってくれたんじゃ・・・。)
男「い、いや。弁当は美味かったよ、これは本当・・・。」
女「でも顔が赤いぞ・・・?本当はどうなんだ?」
(どうしたんだ・・・?私・・・ちゃんと作ったつもりなのだが・・・。)
男「本当に本当!!だから・・・ちょっと、落ち着かせてくれ・・・。」
(う・・・・・・いかんいかん・・・前に女の笑顔見てから・・・なんか・・・すっげードキドキする・・・?)
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 20:58:10.47 ID:TZSjBus0
男「女、誰かと一緒に食べるってのも、結構いいだろ?」
女「あぁ、そうだな。君のおかげで少し考え方が変わったよ。」
(本当に・・・幸せな時間だった・・・でも、もう終わりなんだな・・・、いや・・・別に毎日会えるんだ・・・。
だけど・・・そう思ってもやっぱり寂しい・・・。)
男「・・・・・・さっきさ、女に罰を科せれるってあったよな。」
女「あ、あぁ・・・。なんでも言ってくれ・・・。」
(そ、そうだった・・・すっかり忘れたいた・・・)
男「じゃあさ、・・・明日から毎日俺にお前の作った厚焼き玉子を食べさすってのは?!」
女「え・・・」
男「いや、別に厚焼き玉子だけってワケじゃないぞ?女が入れたいならご飯なり、唐翌揚げなり入れてもいいぞ?
ただし、俺が味を認めたのは玉子だけだからな。それ以外のヤツはお前と一緒に食べて、俺がその場で採点さしてもらうけどな!!」
女「・・・・・・・・・あぁ。わかった・・・。罰なら仕方ない・・・な。」
(・・・・・・ダメだ・・・ちゃんと・・・会話しないと・・・胸が高鳴って・・・喋り・・・にくい・・・。)
男「そう!だから明日からも頼むぞ?」
女「望むところだ・・・私には厚焼き玉子以外にも君を唸らせる料理はまだまだたくさんあるぞ?」
(・・・・・・男・・・・・・私は・・・君と一緒にいれると・・・嬉しい・・・。男の為に・・・頑張りたい。
男が喜ぶと・・・私はとっても嬉しくて・・・もっと嬉しくなるにはどうしたらいいのかと考えてしまう・・・。
男・・・私は・・・私は・・・)
男「どわぁあああ!!??も、もう昼休み終わるぞ?早く教室戻るぞ!!」タッタッタッタ
女「あ・・・男・・・。」
(どうしたんだろう・・・いきなり・・・)
男(うっわぁああああ・・・・なんで俺が逃げるんだよ・・・。落ち着け俺!!あいつは友達・・・女は友達・・・・・・友達・・・。)
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 20:59:21.36 ID:TZSjBus0
一応ここまでで前に書いたヤツは終わり。
次から続き書いてきます。
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 21:42:07.20 ID:gn8x7rMo
wktkして待ってるぜ!
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 22:58:47.14 ID:x1pGWgSO
しえん
たのしみにしてます
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 23:13:44.86 ID:TZSjBus0
女「・・・・・・。」
(男・・・昨日はどうしたんだろか。様子が変だったが・・・あれからすぐ帰ってしまって理由も聞けなかったな・・・。)
男「おっはよーっす!」
女「あぁ・・・おは」
男友「おぉ男!はよー。今日元気いいな?」
男「まぁな!」
女「あ・・・男。」
(わ・・・私じゃなかったのか・・・男の声ですぐ反応してしまった・・・いけないいけない・・・)
男「あ・・・よ、よう女。おはよ・・・。」
女「おはよう・・。・・・・?どうした?」
(今日の男・・・いつもより様子が変だな?男友の時はいつも通りに聞こえたんだが・・・。)
男「い、いや!なんでもないぞ?いつも通りだ・・・。・・・・・んじゃ、先行くからっ」
女「あ、あぁ・・・。」
友女「よぅ男!おはよーっす!なに急いでんの?うんこ?」
男「うっせー違ぇよ!!朝からんなこと言うなっつの!!」
女(・・・いつも通り・・・だな・・・。)
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 23:49:36.04 ID:TZSjBus0
キーンコーンカーンコーン
男「ふぁあ〜世界史の授業はいつ聞いてもダルいなぁ〜」
友女「とか言ってあんたいっつも寝てるでしょ?」
男「睡眠学習だっつの。」
友女「そういってあんたノートどうすんの?いつもとってなくない?」
男「あ・・・いや、まぁな・・・。」
友女「ほらっ」バサッ
男「ん?」
友女「今の奴ノートとってないんでしょ?私の貸したげる」
男「あっいや・・・俺は・・・。」
友女「い、いいからいいから!放課後までには返してよね!」ガタッ
男「あ、あぁ・・・。」
(・・・今日だけなら・・・大丈夫・・・だよな。)
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/12(日) 23:55:37.99 ID:TZSjBus0
キーンコーンカーンコーン
男友「よっしゃー!待ちに待った昼休みだ!」
男「あー腹減ったー・・・。」
女「男?」
男「あっ・・・な、なんだ?どうした?」
女「いや、今日君はまだ私にノート借りにきてこないからな・・・どうしているかと思ったんだが」
(・・・やっと、言えた。休み時間のたびに言おう言おうと思って結局言えなかったが・・・今度は言えたぞ。)
男「あ、あぁノートなその事なんだけど・・・」
友女「おーい男!」
男「ん?なんだ?」
友女「なんだって・・・ほらっ。さっきのノート!」
女「えっ・・・」
(ノート・・・?男・・・友女から・・・?)
男「あ、あぁ悪いな・・・」
友女「んな事思ってんなら授業中に寝んなよっ。んじゃ」
女「・・・・・友女からノートを借りているのか?」
(どうして・・・だろう?私のノート・・・男には読みにくかったのか・・・?)
男「あ、あぁ・・・いや、いつも女ばっかりにノート借りるのも悪いと思ってさ・・・。」
女「そう、か・・・君らしいといえば君らしいな・・・まぁたまには今日みたいな日も悪くないな。」
(・・・でも・・・私は君に・・・ノートを貸すなんてちっとも苦に思わないんだがな・・・。)
男「・・・・・・悪い。」
女「ど、どうした?なにもそこまで深刻な顔になるな。たかがノートだぞ?」
(私はもっと・・・男に頼られていたい・・・ほんの小さな男との繋がりを・・・失くしたくない・・・。
もしかしたら・・・このまま・・・?うぅ・・・なんだ・・・。胸が・・・締まって・・・苦しい・・・・)
男「あぁ、そうだな。」
(お前こそ・・・たかがのノートでなんでそこまで不安に・・・深刻な顔になるんだよ・・・。)
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/13(月) 00:16:06.00 ID:hfGXAUo0
男「それにしたって今日だけだからな。ノートを友女に借りるのは。」
女「そうか・・・そうだな。」
(今日・・・だけ・・・なんだ。大丈夫だ明日からはまたいつも通り・・・。でも・・・)
女「・・・私は図書委員の事で呼び出されているから今日はお昼一緒に食べれないな。」
(う・・・なんで・・・こんなに・・・不安になるんだ・・・。)
男「あぁ、・・・・・・・頑張ってこいよ。」
女「あぁ。これ、君の分の弁当だ。後で感想聞かしてもらうぞ?」
(今日のお弁当は自信作だったんだが・・・できれば食べながら感想を聞きたかったな・・・。)
男「あぁ、それじゃあな・・・。」
女「また午後の授業で会おう。」
(男・・・なんだか様子が変だった・・・。私も・・・なんか変だっ・・・)
男「・・・・・。」
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/13(月) 00:41:11.80 ID:hfGXAUo0
男「・・・・・ハァ」
(くっそ〜・・・・女の顔見ちゃうとあの笑顔が頭の中に出てきて上手く喋れなくなるな〜
女も俺の様子に気付いてたみたいだし・・・変に不安にさせちゃったなぁ。)
男友「おぉ?溜め息だなんて珍しいな?悩み事でもあんのか?」
男「あぁ・・・ちょっとな・・・。」
男友「・・・なんだなんだ?ちょっと俺に話してみなさいよ?」
男「えぇ?いいよ。お前に話してもしょうがないし」
男友「んなこというなよぉ〜俺とお前の仲だろ?なっ?」
男「う〜ん・・・・・。じゃ・・・・あのさ。」
男友「ん?」
男「もしもだぞ?もしも・・・誰かの心の声が聞こえたらどうする?」
男友「・・・男子?女子?」
男「・・・いちおう・・・女子の・・・」
男友「・・・え・・・・?・・・・・・・攻略本手に入れたようなもん?」
男「いやいやいやいやいや!!」
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/13(月) 01:27:37.37 ID:hfGXAUo0
男「もっと真面目に答えてくれよ!」
男友「真面目って言ってもな〜心の声聞こえるなんてどっかのドラマじゃあるまいし・・・。」
男「そうなんだけどさ!でももっと真剣に頼む!」
男友「もしもの話で真剣につってもな・・・。」
男「う・・・。」
男友「そうだなぁ・・・でも・・・それってやっぱり悪いことではないだろ?」
男「あぁ・・・まぁな。」
男友「人間どんなに相手のこと思っても間違いが起きるもんだからな。そういう間違いがなくなったり
相手の気持ちをしっかり尊重することができていいんじゃないか?」
男「でもさ・・・相手の気持ちが・・・ダイレクトにくるんだぜ?それってどうよ?」
男友「ん〜まぁ重いっちゃ重いな。たてまえで好きとか言われても本音でボロクソに言われたら
そうとうキツイな。俺なら一週間は部屋から出れない!」
男「いや・・・そうじゃなくて・・・相手が俺を思っていてくれる・・・って気持ちだよ」
男友「あ〜べた惚れってやつ?」
男「い、いや惚れてるとかじゃなくて・・・慕ってくれてるとか信頼されてるとか・・・だよ」
男友「ふ〜ん・・・まぁ嫌われてないんだったら相手の気持ち考えてやることがいいと思うけどね。」
男「あぁ・・・やっぱそうだよな・・・。」
男友「ま、俺はお前と違うから相手に合わすなんてやり方あんま好きじゃないけどな。」
男「はは・・・お前らしいよ。」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/13(月) 01:55:00.18 ID:hfGXAUo0
男友「ところでお前昼まだだろ?早く食おうぜ!!」
男「そうだな。そういえば腹減ったわ。」ゴソゴソ パカッ
男友「む?なんだその弁当」
男「あぁ、女に作ってもらったんだよ」
男友「マジかよ?へぇ〜・・・女にね〜・・・お前あーいうのが好みなのか」
男「ち!!??ちっげぇよ!あ、あいつは・・・あくまで・・・仲のいい友達ってだけで・・・。」
男友「ふーん、まぁいいけどな。てかお前ら中学からよく話してるのか?高校じゃ仲いい感じだけど」
男「別に、普通だよ。でも中学の女子のなかじゃ一番話してたかな・・・。」
男友「ずばり!どこに惚れた?」
男「ブフッ!だ、だから惚れてないっつの!」
男友「へぇ〜?ま、そうはいっても女の方は確実にお前に惚れてるだろ。」
男「な、なんでだよ・・・。」
男友「いや、普通に考えたらわかるだろそれくらい・・・。好きでもない奴にこんな美味そうな弁当作ってくるか?」
男「いや、弁当作ってこいっていうか・・・頼んだのは厚焼き玉子だけなんだけど・・・。」
男友「んなもん関係ねぇ!お前な、それって毎朝俺に味噌汁作ってくれって言ってるようなもんだぞ?」
男「は・・・・?」
男友「だから!早い話お前のことが好きだ結婚しよう一生一緒にいてくれや!!ってことだよ!!」
男「なんでそうなんだよ!女だってそんなこと思ってないぞ!」
男友「はっは〜ん・・・?お前には女の思ってることわかるんだぁ〜?」
男「あっいや・・・そうじゃないかと・・・俺の予想だよ・・・。」
男友「ま、女が意識してるって事は確かなんだ。お前もちゃんと、女の気持ちこたえてやれよ?」
男「あぁ・・・やっぱ・・・そうなんだよな・・・。」
(俺・・・女の事・・・・どう思ってんだろ・・・。)
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/13(月) 01:56:02.96 ID:hfGXAUo0
んじゃ今日はここまででー
おやすみなさい。
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 08:42:00.86 ID:/ERxioc0
今北
続き松
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 10:25:15.35 ID:AexNLESO
続きが楽しみだ
紫煙
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/13(月) 11:01:13.77 ID:qWDgIjMo
しえん
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/14(火) 19:30:18.51 ID:eFBO5V20
キーンコーンカーンコーン
男友「うげっもう昼休み終わりかよ!あ〜五時間目が一番眠くなるんだよな〜」
男「次は数学か・・・。絶対寝るわ俺」
男友「そんなのいつもの事だろ。んじゃ俺席に戻るから。・・・女と仲良くな!」
男「ってめぇ〜・・・・。」
女「あのっ男・・・。」
男「おっ女。図書委員のお勤めご苦労さん。」
女「あ、あぁ。それでだな・・・今日の弁当はどうだった?君の意見を聞かして欲しいなと・・・思ってな」
(今日のは自信作・・・ちゃんと男のために頑張ったんだ・・・大丈夫のはず・・・でも、もし美味しくないなんて言われたら・・・。
もう作って欲しくないと思われてしまうかな・・・それは・・・嫌だ・・・)
男「・・・・。めちゃくちゃ美味かったぞ!!ひょっとして今日のはかなりの自信作じゃなかったか?」
女「そ、そうか。それは良かった。別に自信作ではないよ。私はいつも通りに作ってきただけさ。」
(う・・・もしかして今日の弁当はいつもより豪華すぎたか?自信作というのが・・・バレてしまったのか・・・?)
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/14(火) 22:45:21.12 ID:eFBO5V20
男「そうか?まぁ俺にとってはそれくらい美味かったぞ!明日も頼むな」
女「まぁ美味しいと感じてくれるのは結構なことだ・・・。ほら弁当箱を渡せ。」
(明日も・・・今日・・・男の様子なんだか変だったが・・・いつも通りみたいだ・・・。良かった・・・。)
友女「やっば〜い!!先生きちゃう!!」ガララ
男「あっ・・・それとさ」ズイッ
女「むっ?」
(なっ・・・男?)
男「このあとの数学のノートさ、もしよかったら貸してくれないか?友女のやつ字下手でさ・・・。
女の方が見やすいし、いつも見慣れてるからさ・・・いいか?」ボソボソ
女「・・・あ、あぁ・・・いいぞ」
(男・・・こんなに近くに・・・息が・・・・あたる・・・。)
男「!!!!!っ悪い!・・・・あ、じゃ・・・放課後な!!」
女「あぁ・・・・・・・。・・・・・また・・・・な」
(耳・・・すごく熱かった・・・。男の息・・・・。うぅ・・・胸が・・・。さっきまで感じたものとは・・・違う・・・・感じだ・・・。
苦しいけど・・・心地いい・・・・?)サワサワ
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/14(火) 22:46:00.19 ID:eFBO5V20
教師「えー・・・でここが・・・こうなってだな・・・。」
男「ぐぅ・・・・。」
女「・・・・・。」サワサワ
(耳・・・まだちょっと暖かいな・・・。男の顔があそこまで近くなるとは・・・。
・・・そういえば男・・・私のノートは見やすいって言ってくれたな・・・。
今日の男・・・昼休みの前まではなんか私を・・・さけていたというか・・・畏縮してるというか・・・。
ノートの事だって・・・あの時は・・・すごく・・・・・・嫌だった・・・・。
男は私の事を思ってやってくれたのだろうけど・・・だが・・・
それがすごく・・・不安だった・・・もしこのまま友女にずっとノートを借りてしまったらと思ったら・・・。
急に・・・胸が締まって・・・変な気持ちだった・・・男が私以外の・・・誰かに親しくなって欲しくない・・・。
なんでこんなこと思ってしまうんだろう・・・男友とはいつも話してるじゃないか・・・。いや・・・友女・・・
だからなのか・・・?もしかして私・・・嫉妬・・・しているのか・・・?・・・・・・男・・・・・・。
で、でも・・・私のノートを選んでくれたって事は・・・嬉しいな・・・。
よ、よし・・・この授業は頑張ってノートをとろう・・・。)
男「・・・・・・ぐぅ・・・・。」
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/14(火) 22:59:42.60 ID:MPtJkYDO
支援じゃ支援じゃ!

祭の再開じゃぁ!

八月以来の祭じゃ!
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/15(水) 00:40:02.12 ID:3GLUYrUo
しえん
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/16(木) 01:18:48.49 ID:YAlcooSO
支援
待ってるぜ!
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/16(木) 02:03:55.72 ID:4xqoybc0
おお、続きか。
表クール裏デレもないかn・・・なんでもないです・・・。
超支援
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/18(土) 02:26:37.84 ID:1b5ACnco
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 16:47:04.39 ID:PUZyCJ20

キーンコーンカーンコーン
教師「んじゃ連絡は以上だー気をつけて帰れよー」
男友「や〜っと帰れる!おっしゃ男帰ろうぜ!!」
男「あ〜悪い・・・今日はちょっと・・・」
男友「!!!はっは〜ん・・・ほぉほぉ・・・」
男「な、なんだよ・・・。」
男友「いやいやいや・・・ま、頑張ってこいよ!!んじゃな〜!」
男「っち・・・調子に乗りやがって・・・。・・・おんな・・・」
女「ん・・・?」
友女「お〜い男!!・・・と、女さん・・・?あ、男!私のノートは全部写した!?」
男「あ、あぁこれサンキュな、ハイ。」
友女「あいよ〜・・・で、どうだった・・・?」
男「へ?」
友女「へ?じゃなくて私のノートどうだったって聞いてんのよ!」
男「あぁ・・・まぁ普通だったよ?」
友女「そ、そっか・・・・・。・・・・も、もしよかったら明日も見してあげよっか・・・?」
女「え・・・・。」
(あ、明日も・・・?男・・・もしかして・・・)
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 16:50:26.93 ID:PUZyCJ20
男「いや、いいよ。俺は女にノート見せてもらうからさ。」
女「!!」
友女「女さん・・・のか・・・。なんで・・・?私の見にくい?」
男「いや、だから普通だぞ?女のはいつも見してもらってるから俺に馴染んじゃったんだよ。それだけだ」
友女「そっかー・・・そういう事なら仕方ないね。それじゃね男。女さんも」
男「あぁじゃあまた明日な」
女「あぁ・・・また明日」
男「・・・女、これサンキュな。あと・・・また明日からもよろしくな?」
女「あぁ。君にはどうやら私のノートしか合わないみたいなだからな・・・。これは責任重大だな。」
(男に・・・ノートを貸すのは私の役目なんだ。これからも・・ずっと・・・。)
男「てわりには嬉しそうだけどな?」
女「そ、そんなことない。私は先に帰るぞ。」
(もしかして顔に出てたか?・・・恥ずかしいな。)
男「おぉ、じゃあな!」
(別に今のは俺じゃなくても気付くと思うぞ・・・)
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 16:58:08.13 ID:PUZyCJ20
前スレの事知ってる人いると嬉しいなぁ

あの時は続きを書く気まんまんだったのに
規制かけられて書き込みができなくなった
その場は結局諦めたんだけど・・・
なのに後からどんどんお話考えちゃってて・・・
で、今に至るわけです・・・。

まぁどうでもいいエピソードでした
続き頑張ります。
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 17:01:51.92 ID:PUZyCJ20
友男「うあ〜腹減ったー」
男「たしかになぁ〜でもまた二時間目終わったばっかだぞ?」
友男「あと二時間耐えれば・・・弁当が・・・。」
男「お?弁当なんて珍しいな」
友男「今日はお袋が久しぶりに作ってくれたんだよ。今日のは俺の好きなもん入れてくれたんだぜ」
男「ほぉ〜いいじゃん」
友男「エビフライ、ハンバーグ、それと粉ふきいもな!!これは入ってたらあともうなんでもいいや」
男「おぉー。俺は竜田揚げ、アスパラベーコン巻き、あとはきんぴらごぼうだな!ちくわの磯辺揚げなんかもいいな」
友男「なるほど・・・まさに王道だな・・・。」
女「・・・・・・。」
(竜田揚げアスパラベーコン巻ききんぴらごぼうちくわの磯辺揚げ竜田揚げアスパラ・・・・)
男(うぉお・・・覚えようとめっちゃ復唱してるよ・・・本読みながら聞き耳立てるのは無理だろ・・・。)
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 17:14:01.24 ID:PUZyCJ20
男「さって・・・今のうちにさっきの授業の女のノート写しておくか」
(相変わらず字綺麗だな〜重要なとこには赤でマークしてるし・・・わかりやす・・・。)
カリカリカリ・・・
男「・・・っとこれで終わりか・・・ん?なんか端っこに書いてある・・・。」

『好きな食べ物はなんですか?』

男「・・・竜田揚げ、アスパラベーコン巻き、きんぴらごぼう・・・と。」
(やっぱ覚えれなかったか・・・直接聞いてくれてもいいんだけどね・・・。)
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 17:37:23.82 ID:0pTb3K2o
前スレみてたからここにいるんだぞ?ww
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 18:00:47.14 ID:PUZyCJ20
ザーッ
男「うぉー雨だぁー!!最近雨激しいなぁー。・・・ん?おい!女!」
女「あぁ男、君も帰りか?」
(雨宿りのつもりだったが・・・男に会えたのは好運だな。)
男「あれ?傘ないのか?今日たしか朝持ってきてたじゃん」
女「どうやら誰かが間違って持ってかえってしまったようだな。」
(まぁこれのお陰で男に会えたわけなんだが・・・不運だな。)
男「あー俺もよくあったわそれ。めっちゃムカつくよなー」
女「まぁ本人もきっと今頃気付いて反省しているだろう。しかし・・・この雨・・・止みそうにない・・・な」チラ
(・・・男・・・傘持っているな・・・もしかしたら・・・いや、期待しすぎるのは・・・でも)
男「そうだなー最近特に多いからなー雨の日」
(相合傘・・・てことか?)
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 18:08:33.89 ID:PUZyCJ20
>>57
そっか
パー速でやったから前スレの存在知っている人ほとんどいないと思ってたww
前スレから期間空いてたし
いきなり続ジャンルってやったから初めて見た人は変に思うか心配だったんだ
だから気休めに続に?つけたり前スレで自分が書いたやつ貼ったんだけどね

でも嬉しいわ
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 19:56:03.33 ID:0pTb3K2o
>>59
俺はいきなり立ってビビったぞww
17は俺だしなwwww

大丈夫、絵師の絵も三枚ならまだ持ってるぜ

人いないけど、待ってる人はいるからな!
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 20:08:58.84 ID:pqqVaMDO
みんなで女の誕生日祝ったやつだろ

楽しかったなぁ

あれぐらい楽しかったのは新隠語ぐらいだな

ちなみに俺誕生日にお化けしてた奴
その悲しみを女が飛ばしてくれた
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 21:53:27.63 ID:PUZyCJ20
>>60
マジでかww
あの時は人いないの覚悟してたけど本当にいなかったらどうしようかと思ってたんだ
しえんサンクス

>>61
あの時ほどの勢いはないけど
できるかぎり頑張ります。

63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/19(日) 22:08:14.78 ID:0pTb3K2o
>>62
ゆっくり待ってるからなww
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/20(月) 00:08:51.35 ID:PFzLU7w0

女「この季節にしては珍しくないほうだな。・・・しかし・・・この雨・・・止みそうにない・・・な。」チラ
(男なら・・・誘ってくれるだろうか・・・でも・・・やっぱり・・・)
男「・・・・・。そうだな・・・でももしかしたら通り雨って事もあるし・・・。」
(チラチラ見てる・・・ちょっと焦らしてみようかな・・・)
女「いや、それはないだろう。ここ数日にあった雨はどれも長時間降っている・・・しばらくは止まないぞ?」チラ
(せっかくの機会だ・・・今日は・・・少し頑張ってみよう・・・。)
男「うーん、でも今日ずっとってわけじゃないだろ?たぶん長くてもあと2時間かそこらで止むだろ・・・。」
女「そんなのわからないぞ?今日だけはずっと降る可能性だってあるかもしれない・・・。」ジーッ
(お、男と・・・一緒に・・・帰れる・・・しかも相合傘だ・・・・。)
男(うぉっついに目線が傘から離れなくなった!?・・・こりゃ相当焦ってんな・・・。)
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/20(月) 00:19:33.82 ID:PSYz9bgo
【ゆっくりしていってね!!】
       ∧,,∧  ∧,,∧     ∧,,∧
   ∧,,∧(´・ω・`)(´・ω・`)∧,,_∧・ω・` )
  ( ´・ω・`)(つ⌒と つ⌒と)´・ω・`)  ∧,,∧
  (つ∧( ´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・` ∧,,∧・ω・` )
∧,,( ´・ω(_.__つと_(_.__つと_)  ∧,,∧ ∧,,∧
(´・( つ ∧,,∧     __ _(´・ω・` )・ω・` )
 ( ∧,,∧・ω・`)_____|i\__\ と )∧,,∧と)
  ( ´・ω・`)と_※ ※ |i i|.====B|ヽノ(・ω・` )
  (つとノ`--∧,,∧|\\|_____◎_|_i∧,,∧  ∧,,∧
       ̄( ´・ω・| | ̄ ̄ ̄ ̄ |(・ω・` )(・ω・` )
        (つとノ.\|_____|(つとノ (つとノ
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/20(月) 00:53:40.98 ID:PFzLU7w0
男「・・・なんなら女、傘入ってくか?」
女「!!・・・そう・・・だな。君の言葉に甘えさせてもらおう。」
(き、きた・・・ついに相合傘か・・・初めてで緊張するな・・・。)
男「・・・ほら、早く入れよ」
女「あっあぁ・・・お邪魔する・・・。」
(うぁ・・・男が・・・こんな近くに・・・)
男「なにかしこまってんだよ?んじゃ行くか」
女「あぁ・・・。」
(そういえば・・・男と一緒に帰るのは・・・これが・・・2回目だな・・・。)
男「・・・・?」
(2回目・・・・・・だっけか・・・?)
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/20(月) 01:01:01.25 ID:PFzLU7w0
んじゃ今日はここらへんで〜
こんなペースだけどよろしくお願いします!
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/20(月) 01:03:13.13 ID:NTbZdJ2o
>>67
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしていってね!!!   <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/20(月) 01:38:54.89 ID:PmP1D6co
乙ー
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/21(火) 21:03:54.38 ID:2uMlzJM0
ザーーッ
男「・・・・。」
女「ぁ・・・・。」
(なにか・・・話題は・・・ないのか・・・こう静かだと・・・緊張する・・・。)
男「・・・・。」
女「・・・・・・。」
(相合傘は・・・この雨の中で・・・・・・二人だけの空間を作っている・・・感じだ・・・。)
男「・・・・。」
女「・・・・。」
(私と・・・お・・・男・・・・だけの)
男「・・・。」
女「・・・。」
(雨・・・このまま降り続けますように・・・。)
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/21(火) 21:11:00.12 ID:2uMlzJM0
ザーッ
男「・・・二人でこの傘じゃちょっと狭かったな。もっとでかいの持ってくれば良かったー」
女「そうか?別に私はそうは思わないぞ?十分雨は防げる」
(それに私は・・・男の近くにいれるのは嬉しい・・・しな。)
男「そっか。そんならいいんだけどさ。」
女「・・・・。」
(そういえば全く濡れてないな・・・狭そうだったから多少濡れると思ったんだが・・・。)
男「・・・。いやーそれにしても雨止まないなー」
女「そうだな。あのまま待っていたらいつまであそこにいたことか・・・。」
(思いのほか傘が広かったのか・・・?まぁそれならそれでいいんだがな・・・。)
男「そうだぞー俺に感謝しろよ?俺いなかったらずっと雨宿りするハメになってたんだからな?」
女「そうだな、さすがにそうなったら大変だった・・・。男ありがとう。助かった。」
(あと雨と・・・傘をとってった誰かにも感謝しないとな・・・。)
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/21(火) 21:45:05.62 ID:2uMlzJM0
ザーッ
男「それでさ、そこに男友が・・・は・・・・はっくしょん!」
女「ずいぶん大きなクシャミだな。・・・・・また風邪か・・・?」
(男が・・・風邪・・・それは・・・嫌・・・だ。)
男「んなわけないじゃん!きっと誰かが俺の噂でもしてんだろ?」
女「そうか・・・それなら・・・いいんだ・・・。?・・・ぁ」
(!!・・・・男・・・肩がすごい濡れている・・・。まさか・・・私のために・・・?)
男「ぁっ・・・・・。」
女「・・・男、こっちを向け。」
(また・・・男は・・・・。)
男「ん?ど、どうした?」
女「いいから向け。」
(なんで・・・そんなに・・・なってまで。)
男「・・・はぁ・・・・これでいいか?」
女「・・・君は・・・・。・・・・こんなに濡れていたら風邪をひいてしまうぞ?」
(・・・私・・・なんでそんな事も気が付かないで・・・。)
男「大丈夫だよこんくらい。心配しなくていいって」
女「・・・男!!」
男「は!はい?」ビクッ
(え、女!?)
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/21(火) 23:16:00.83 ID:2uMlzJM0
女「・・・・ありがとう。」
(男は・・・私のために・・・やってくれたんだな・・・。)
女「男・・・もっと寄れ。」
(だがこれ以上男を濡れさせるわけにはいかない・・・。)
男「え・・・な、なんだよ?」
女「もういい。私が寄る・・・。」ギュッ
(こうすれば・・・男は濡れない・・・。)
男「えっ!!お、女・・・!!」
女「こうすれば君も濡れないだろ?・・・君に迷惑はかけられん。」
(・・・こんなに近くまできたのは初めてだ・・・。男の体温と匂いが・・・いつもよりたくさん感じる・・・。)
男「そ、そうか!・・・・」ドキドキ
(なんか・・・いつもと攻守逆転してねぇ?)
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/24(金) 20:43:08.36 ID:lwluQpso
まだー?
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/28(火) 20:23:59.99 ID:LGZP53c0
ザーッ
男「なんかさ・・・・。」
女「ん、どうした・・・。」
(男の腕・・・がっしりしてる・・・。多少鍛えてはいるようだな・・・。)
男「・・・蒸すな・・・。」
(そんな俺の腕を観察されてもな・・・。)
女「この雨ではな・・・濡れないためだ、我慢しろ。」
(そのせいか・・・さっきから空気が・・・吸う度に喉にまとわりつく感じだ)
男「そ、そうだな・・・。」
女「そうだ。」
(男の匂いも・・・汗と混じってきて・・・さっきまでと違う・・・)
男「・・・・・。」
(・・・・・・てか女、だんだん体近づいてんの気付いてないのか?)
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/28(火) 20:25:56.98 ID:LGZP53c0
ザーッ
女「男・・・雨・・・大丈夫か?」
(男の腕・・・ほくろがこんなところにあるんだな・・・。)
男「あ、あぁ大丈夫大丈夫・・・ははは・・・・。」
(うわぁ・・・腕むっちゃ観察してるよぉ・・・てか胸が・・・い・・・意外と・・・あん・・・のか?)
女「そうか・・・それは良かった。」ブルッ
(ん?・・・なんだか・・・寒い・・・な。)
男「!!・・・女、平気か?寒そうだぞ」
女「あぁ私は大丈夫だぞ?」
(な、なんでわかったんだ・・・?)
男「あっ・・・そ、そうか?なんか今震えたように見えたからさ」
(あぶねー・・・)
女「そうか・・・私は君のおかげで濡れていないから平気だ」
(震えていたのか・・・。そう言われると・・・少し・・・。いや、男に心配されるといけない・・。)
男「・・・ならいいんだけどさ・・・。本当になんかあったら言ってくれよ?」
女「あぁ、そうさしてもらうよ。ありがとう」
(男は・・・優しいな・・・。)
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/28(火) 21:07:33.79 ID:ZDeMkF6o
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |
        /    ! +    。     +    +     *
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/28(火) 21:19:19.51 ID:LGZP53c0
ザーッ
女「・・・・。」
(う・・・頭が痛い・・・それに・・・さっきより・・・寒い・・・かも。)
男「・・・女。本当に大丈夫か?」
女「・・・あぁ・・・。大丈夫だ。君は心配しすぎだぞ?」
(・・・男に・・・バレないようにしないと・・・く・・・痛・・・。)
男「いや、全然大丈夫に見えないって、歩くの辛そうだ」
女「そ、そんなことは・・・無い。っ・・・・」
(う・・・ダメだ・・・もっと平気なフリをしないと・・・。)
男「・・・・・ほら」
スッ
女「!!・・・い、いいんだ・・・。そんな・・・気を遣わなくていい・・・。」
(おんぶだなんて・・・男に苦労をかけて・・・しまう。嬉しいが・・・ダメだ・・・。)
男「いいから、お前今にも倒れそう。早く乗れ。」
女「・・・よくない。そんなにしてもらわなくていい・・・一人で歩ける・・・。」
男「・・・お前・・・マジで無理すんな。おとなしく俺におぶられとけって。」
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 20:20:45.19 ID:f1EWzNw0
女「あ・・・。わ、私は一人で大丈夫だ・・・。第一なんで・・・そんなに・・・私に気を遣うんだ?」
(うわ・・・今の・・・嫌な言い方・・・したかな。せっかく・・・男が・・・心配してくれるのに・・・。)
男「なんでって・・・具合悪いやつを心配するのって普通の事だろ?」
女「・・・普通じゃない・・・私は・・・暗くて無口で無愛想で・・・きっと男に心配されるような・・・人間じゃ・・・」
(な・・・なにを言ってるんだ・・・私・・・。そんなこと今は関係ないのに・・・。)
女「それに・・・みんなも・・・私のこと・・・そう思っているし・・・だから・・・。」
(違う・・・こんなこと言いたいんじゃなくて・・・なんて・・・言ったら・・・いいんだ)
男「女・・・いいから乗れよ・・・少なくとも俺は・・・お前のこと暗いだなんて思ってないし・・・。」
女「え・・・?」
男「俺から見ると・・・お前は・・・十分・・・かわい・・・っ。・・・ちゃんとした女の子だぞ?」
女「お、おとこ・・・・。」
男「・・・・だから!!んなくだらない事言ってないでおとなしくおぶられろ!!」
女「あぁ・・・。わかった・・・。」ギュ
(男・・・私のこと・・・ちゃんと・・・ひとりの女として・・・見ててくれてたんだな・・・嬉しい・・・)
男(うひー恥ずかしー!!)
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 20:23:59.70 ID:f1EWzNw0
ザーッ
男「・・・・。」
(女やっぱ軽いなぁー)
女「男・・・すまない・・・。」
(男の背中・・・暖かい・・・。)
男「気にすんな。あと謝んなって、今ので5回目だぞ?それよりお前の家って・・・ここらへんなのか?」
(そういや俺女の家知らなかったな・・・。)
女「あぁ・・・・この先の突き当たりを・・・左・・・だ。」
(私・・・重くないかな・・・男・・・辛くないだろうか・・・。)
男「いっとくけど、お前の家着くまで寝るなよ?傘持ってんの女なんだからな?」
女「あぁ・・・わかってる・・・大丈夫だ・・・。」
(そうだ・・・それまで・・・しっかり持ってないと・・・。)
男(こりゃマジでやばそうだな・・・。)
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 20:26:27.89 ID:eAaTl0Qo
               +   + +     +   +
                ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧  +
                  (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・) ワクワクテカテカ  +
               oノ∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)    +            +
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       ( ;´Д`)  oノ∧つ⊂)∧つ⊂) ∧つ⊂)  +            ∧_∧     +
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 -=≡ /. \ヽ/\\_( (0゚・∀・) (0゚・∀・) (0゚・∀・)   +         ( (0゚・∀・) テカテカ
    /    ヽ⌒)==ヽ_)=∧つ⊂) ∧つ⊂) ∧つ⊂)        ∧_∧ oノ∧つ⊂)  +
-=   / /⌒\.\ ||  ||(0゚・∀・)(0゚・∀・)(0゚・∀・)ワクワクテカテカ( ´・ω・)  (0゚・∀・) ワクワクテカテカ
  / /    > )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     /ヽ○==○ (0゚∪ ∪    +
 / /     / / .|______________| -=≡ /  ||_ ||_ と__)__)
 し'     (_つ  ̄(_)) ̄ (.)) ̄ ̄ ̄ ̄ (_)) ̄(.)) ̄    し' ̄(_)) ̄ ̄ ̄ ̄(_)) ̄(_))
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 22:47:23.77 ID:f1EWzNw0
ザーッ
男「ここか?」
女「あぁ・・・これ・・・鍵だ・・・。」
(やっぱり・・・風邪みたいだ・・・頭痛い・・・。)
男「おっし・・・」
ガチャ
男「・・・おじゃましまーす・・・。」
タッタッタッタッタッタ
男「ん?・・・誰かいんのか?」
女母「おかえり〜って・・・あれ?どちらさま?」
男「え・・・あ、女さんの友達で・・・。」
女母「ありゃ女。どうしちゃったの?」
男「えっと・・・風邪引いちゃったみたいで・・・。」
女母「やだ、風邪?わざわざゴメンね〜。2階の女の部屋に運んでくれる?」
男「わかりました・・・。」
女母「あっ荷物玄関に置いちゃっていいからね〜!」
男「あ、はい・・・」
(ずいぶん若い母親だな・・・。)
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 22:50:46.82 ID:f1EWzNw0
ガチャ
男「・・・・おぉ・・・・。」
(これが・・・女の部屋か・・・初めて入った・・・。てか思わずおぉとか言っちゃたし)
男「ベッドは・・・・っと・・・・しょっと。・・・女・・・大丈夫か?」
女「あぁ・・・」
(うぅ・・・頭がぼーっとする・・・。)
男「よし、とりあえず今は寝とけ。」
(さっきまで寒がってた感じなのに・・・今は熱いのか・・・?そういやちょっと汗かいてるな・・・)
女「あぁ・・・。・・・男・・・・」
男「あん?」
女「ありが・・・とう」
(ちゃんと・・・これだけは言わないと・・・)
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 22:54:59.26 ID:f1EWzNw0
男「あぁ、どういたましまして。んじゃ俺ちょっと下行って来る・・・」
グイッ
男「ん・・・?どうした?」
女「あ・・・いや・・・その・・・だな・・・・できれば・・・・。」
(男と一緒にいたい・・・けど・・・風邪うつしてしまう・・・でも・・・。)
男「・・・一緒にいてやろうか?」
女「・・・あぁ。頼む・・・それと・・・手・・・握ってくれないか?」
(・・・こんな時に・・・卑怯って思われないかな・・・)
男「はは・・・病人の特権使いまくりだなっ・・・いいぞ?ほら」
ギュッ
女「・・・。」
(男の手・・・あったかい・・・な。なんだか・・・とっても・・・安心する・・・。)
男「握っててやるから、女は寝な?」
女「・・・あぁ・・・わかった・・・。」
(・・・なんだろう・・・安心したからかな・・・急に・・・眠気が・・・)
スースー・・・
男「・・・やっぱマジで辛かったんだな・・・。」
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 22:58:09.89 ID:f1EWzNw0
男「女の手・・・冷たい・・・。こんなに汗かいてんのに・・・。」
女「・・・・ん・・・・。」
男「・・・・・。そういや、女の部屋入ったの初めてだな〜・・・。思ってたより普通だよな」
(自分は普通じゃないとか言っときながら、立派に女の子じゃんか)
女「・・・。」スースー
男「それにしても・・・。」
ナデナデ
男「・・・・・・。」
(こいつの髪本当に綺麗だな・・・・。)
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:02:33.42 ID:f1EWzNw0
男「・・・・・。手ぇ細いなー。その割には柔らかい・・・。」
(そういやこうやって女子の手見るの初めてかも・・・。)
男「・・・・・あんま見るのも変態か・・・。・・・でも落ち着かないな」
(よくよく考えると女子の部屋なんて小学校以来だからな、この年に異性の部屋入るのってめっちゃ緊張するわ)
男「・・・・・。」
女「・・・・。」スースー
男「・・・・・。」
サワ
女「・・・・ん・・・。」
サワサワ
女「ん・・・ぅ・・・・っ・・・ん・・・。」
男「・・・・起きないかこれ・・・。」
(女は耳弱い・・・)
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:03:58.65 ID:f1EWzNw0
ガチャ
女母「・・・ありゃ!仲いいわねお二人さん」
男「えっ!あ、いやこれは・・・」
女母「隠さない隠さない!!女が珍しく男子と帰ってくるもんだから・・・そういうことね」
男「あっ!!いやそういうことって」
女母「あら違うの?」
男「いや・・・違うとかそういうんじゃなくて・・・!!」
女母「ふふふ、いい反応してくれるね。そういうの好きだよ」
男「・・・・はぁ。」
女母「しっかし滅多に風邪ひかない娘なのにねーどうしたんだろ」
男「・・・・。」
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:06:14.35 ID:f1EWzNw0
女母「それはそうと・・・いけないよ〜?女子が寝てるからって勝手に手握ってちゃ」
男「え・・・こ、これは女さんが言ってきたことで・・・」
女母「あらそうなの?へぇ〜・・・どうしたんだろこの娘・・・。」
男「・・・・・。」
女母「ちょっと部屋から出てもらえる・・・え〜っと・・・」
男「あ、男です。いや、でも女に頼まれたんです。俺手握ってないと・・・。」
女母「男君・・・手握るのいいんだけど・・・。汗拭いて着替えさせたいんだけどねぇ〜?」
男「あっ!!・・・わ、わかりました!!///」
ガチャ!バタン
女母「ふふっ本当にいい反応してくれる子だわ」
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:09:21.82 ID:f1EWzNw0
男「はー・・・。てか女の母親・・・女と全然似てないな・・・特に性格・・・」
(なんか明るいし・・・よく喋るし・・・調子狂う・・・。)
男「似ているとこといえば・・・綺麗な黒髪・・・くらいか・・・。」
(あと・・・匂いも・・・女と同じ・・・いい匂いだった・・・。)
男「・・・って!!なに考えてんだ俺!!友達の母親だぞ?」
(いかんいかん!!素数を数えろ!!俺!)
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:13:21.41 ID:f1EWzNw0
女母「ほら、汗ふくから起きな。」
女「・・・・うん?」
女母「ほれほれ、目覚ます。」
女「ん・・・・。」
女母「服は自分で脱いでね」
女「わかった・・・・。」
女母「ほら背中向けて。おぉー汗かいたね」
女「・・・・。」
女母「・・・あの子が例の男くん?」
女「・・・・うん。」
女母「あんたが言ってた通りの子だね。優しそうだった。」
女「・・・うん。男は・・・優しい」
女母「・・・ふふ・・・。あんたが惚れるのも無理ないわ」
女「・・・惚れる・・・///」
女母「恋よ!恋!なんだ、そうじゃないの?」
女「わかんない・・・私・・・恋・・・したことないし・・・。」
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:16:52.81 ID:f1EWzNw0
女母「次前向いて」
女「前は自分で・・・できる。」
女母「そう。んじゃパジャマだしとくわね」
女「うん・・・ありがとう」
女母「・・・そういえば女・・・謝らなくなったね・・・。ありがとうって聞くの久しぶりだわ」
女「男が・・・こういう時はこう言った方が・・・言われた方は嬉しいと言ってくれたから・・・。」
女母「ふふ、昔はなんにしても『ごめん』しか言わなかったもんね」
女「・・・そうだったっけ・・・覚えてない・・・」
女母「これも男君のおかげかね〜私も感謝しなくっちゃ!」
女「恥かしいから・・・やめて・・・。」
女母「はいはい・・・これ、着替えね。一人で着れる?」
女「・・・・うん。」
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:21:22.79 ID:eAaTl0Qo
いいよ、いいよ〜
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:25:43.07 ID:f1EWzNw0
女「お母さん・・・」
女母「ん?どうしたの?」
女「なにこれ・・・」
女母「パジャマ」
女「いつものじゃないよ・・・」
女母「せっかく男君来てんだからいつものじゃダメ」
女「・・・そうなの」
女母「そう!その真っ白なパジャマなら男君も気に入るよ!!」
女「・・・わかった・・・着る。」
女母「・・・意外と簡単に聞いちゃうんだね・・・。」
女「・・・そうかな」
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/31(金) 23:28:34.81 ID:lMmrvNs0
母の気遣い…?
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:33:37.71 ID:f1EWzNw0
女母「よっし、んじゃ私は下でお粥でも作ってくるよ」
女「うん。ありがとう・・・。」
女母「それまで男君に手ぇ握っててもらいなっ」
女「あ・・・ぅ・・・・うん・・・。」
女母「じゃあね。」
女「・・・母さん」
女母「ん?」
女「・・・人を好きになるって・・・なんなのかな」
女母「・・・また答えにくい質問するね私の娘は・・・」
女「どう・・・なの?」
女母「さぁね?もうずいぶん人を好きになったことないからわかんないや!」
女「そう・・・なの。」
女母「ふふ、悩め悩め!私からは何も言わないよ〜」
女「・・・ケチ」
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:37:19.68 ID:f1EWzNw0
男「1301・・・1307・・・1319・・・1321・・・」
ガチャ
女母「終わったよ〜・・・ってなにしてんのさ?」
男「え・・・あ・・・いや。な、なんでもないっす・・・。」
女母「ふ〜ん、まぁいいけど!・・・女起きて待ってるからさ。もうちょっと一緒にいてやってよ。」
男「はい・・・」
女母「頑張りな。少年!」
バンッ
男「いって!!・・・??え・・・あの〜」
女母「ふふふっいいねえ〜青春!!」
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:40:09.89 ID:f1EWzNw0
ガチャ
男(いてて・・・なんかあの人苦手だな〜)
女「あ、男大丈夫だったか・・・?」
(きっと母さんのことだ・・・なんか男にしたんだ・・・。)
男「あぁ大丈夫だぞ?なんつーか・・・明るいな。女の母親は」
女「・・・母さんはいつもあんな感じなんだ・・・私は・・・全然似てない・・・な」
(私も母さんみたいになれたら・・・もっと男と仲良くなれるのに・・・。)
男「・・・んー・・・でもさ、女は女じゃん。俺は・・・今の女の方が好きだけどなっ」
女「え・・・好・・・・」
(・・・今のはもしかして・・・コク・・・ハク?)
男「え、あ、いや!!違う!!いや違わないけど!!つまりだな!!」
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:41:55.85 ID:f1EWzNw0
女「・・・・。」
(男に・・・好きって・・・。う・・・なんだか・・・熱いな・・・風邪が悪化してしまったのか・・・?)
男「と、とりあえずだな。今は寝とけって!ほら、顔赤いぞ?風邪ひいてんだからおとなしくしとけって」
女「あ、あぁ・・・そうだな・・・。ちょっと今は・・・くるしいしな。」
(か・・・風邪のせいだけじゃない気もするが・・・とりあえず今は眠った方がいいみたいだ)
男「そ、そうそう。安静にな。」
女「あっ男・・・。」
(手・・・)
男「わかってるよ。ほら、ちゃんと握っててやるから」
女「・・・ありがとう。」ギュ
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:49:43.43 ID:f1EWzNw0
女「・・・あ、男」
(そういえば母さんが白いパジャマの方が男が喜ぶって言ってくれてたっけ・・・)
男「えええええ!!!」
女「ど・・・どうした?まだ私はなにも言ってないぞ・・・」
(男・・・なにかあったのかな・・・・)
男「あっいや・・・なんでもないデス・・・」
(そ〜いう魂胆か・・・なんて母親だ・・・)
女「そ、そうか・・・」
(?なにもないならいいの・・・かな)
男(第一女になんて言えばいいんだよ・・パジャマ似合うね、とか言えないだろ・・・)
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/31(金) 23:58:55.74 ID:f1EWzNw0
女「・・・・。」スー
男「もう寝ちゃったか・・・。」
女「・・・・。」
男「そういや今日の女・・・様子変だったな」
(いつもより積極的だし・・・テンション上がりすぎて出ちゃう風邪とかってあんのかな?)
女 ゴロン「・・・・・ん」ギュ
男「!!・・・りょ、両手で・・・。」
(うわ〜手汗大丈夫かなー俺!!)
 「と、とりあえず毛布はちゃんとかけないとな」
(って!!女・・・パジャマ!!うわーうわー・・・)
女「・・・・・。」
男「う・・・・。」
(毛布かけなおすだけ・・・それだけ・・・。)
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/01(土) 00:03:06.52 ID:6zwkCN20
ガチャ
男「げっ」
女母「・・・・・。」
男「・・・・ははは・・・。」
女母「・・・男く〜ん。女のパジャマ姿見て理性飛んじゃった?」
男「!!!ち、ちがいますよ!!毛布をかけなおそうとしただけですよ!!」
女母「ん〜??・・・でも、パジャマ姿もいいでしょ?」
男「そ、そりゃまぁ。綺麗な黒髪とは対照的に純白のパジャマがまたそそられる・・・って
なに言わすんすか!」
女母「こらまた正直な感想でっ」
男「あ・・・。・・・な、なんか用すか?」
女母「お粥作ってきたんだけど〜・・・今は起こさない方がいいかもね〜
男「・・・そうですね。さっき寝たばっかですからまた起こすのは・・・。」
女母「それもあるけど・・・この娘・・・いい顔で寝てるからさ」
男「そ・・・そうなんすか?」
女母「そうなんスよ。幸せそうな顔して寝てるよまったく」
男(ぜんぜんわかんなかったな・・・。)
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/01(土) 00:41:48.77 ID:6zwkCN20
今日はここまでにします!
おやすみなさい
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/01(土) 09:42:05.63 ID:UCMAuMY0
乙です
続き楽しみにしてるよ
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/04(火) 04:34:46.88 ID:dcTR1MAO
続き待ってるよ〜
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/05(水) 02:25:21.18 ID:AfTbAMDO
(*´д`*)マダカナマダカナ

( ´∀`)ノンビリマツトスルカナ
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 15:06:38.54 ID:XrR2Mcw0

女母「男くんは今日どすんの?」
男「え?あっ・・・とりあえず雨止んだら帰ろうかなって」
女母「なんだぁ〜泊まらないんだ?」
男「いやそれはさすがにマズイでしょ色々と・・・。」
女母「ふふふ・・・冗談だよ!」
男「はぁ・・・・。」
女母「・・・この娘のこと・・・ホント・・・ありがとね」
男「まぁ・・・風邪で苦しんでる奴ほっとけないですから」
女母「それもだけど・・・いつも女と仲良くしてくれて・・・てのもね。」
男「あーいや・・・そんな大袈裟な・・・。」
女母「ううん。ほらこの娘・・・この性格でさ・・・今までも友達らしい友達がいなくってね・・・。
私も不安だったんだよ・・・。でも、ついこの間、男君の話をしてくれてさ。」
男「へぇ・・・。」
女母「すごい楽しそうだった。あの娘があんなに楽しそうに人の話することなんか初めてだったんだよ」
男「いや・・・ははは・・・。」
女母「それと・・・君と関わってこの娘は変わってきてる。それが・・・私はとっても嬉しいんだ。」
男「女が・・・?変わったんすか?」
女母「うん!そうだよ。」

107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 15:13:23.41 ID:XrR2Mcw0

女母「今じゃ毎日学校行くのが楽しみになってるらしいよ?さては誰かに会えるからかなぁ?」
男「えっ・・・さ、さぁ・・・どうなんでしょ。」
女母「お弁当も最近じゃ二人分作っていくしねぇ〜?誰の分だろ〜?」
男「う・・・・。な、仲のいい友達とかじゃ・・・」
女母「・・・あとは・・・前まであの娘・・・なんだか私にまであんまり関わろうと
しなかったんだ。妙に他人行儀っていうのかさ・・・。」
男「・・・・。」
女母「たぶん。あの娘・・・自分が迷惑になるとか邪魔になるとか・・・。卑屈になってたんだよ・・・。
同じ家族なのにさ・・・そんな風に思うわけないのに・・・。」
男「・・・・。」
女母「でもさ・・・あの娘最近じゃ自分から私に話しかけてくれるんだ。
ご飯の支度手伝ってくれたり・・・勿論君の事も話してくれるしね?」
男「そうだったんすか・・・他にはなんかありましたか・・・?」
女母「そうだねぇ〜・・・そういえば髪に前より気を遣うようになったかな?なんでだろ」
男「あ〜・・・そうなんすか・・・・なんででしょうね〜・・・。」

108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 19:09:29.82 ID:6SSrgBEo
…ふぅ かまわんつづけろ
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 20:30:38.62 ID:XrR2Mcw0
女母「こんな色々と扱い辛い娘だけど・・・貰ってくれてありがとね」
男「ははは・・・・・。って!!貰うってなんですか!!」
女母「あらそうじゃないの?君になら私は全然OKだよ!!」
男「本人無視でそういう事言わないでくださいよ!!」
女母「この娘だって同じ気持ちよ?・・・わかってるくせに〜」
男「いや、知らないですよ!!それに女の父親だってなんて言うか・・・!!」
女母「・・・父親はね・・・今はいないんだ・・・。」
男「え・・・仕事で遠くに行ってるとかですか・・・?」
女母「・・・まぁそんなとこかな。だから、私が許可するよ!」
男「ダメに決まってるでしょ!」
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 20:34:15.92 ID:XrR2Mcw0
女母「まっ冗談はさておき。」
男「さいですか・・・。」
(この人と話すと疲れるなー)
女母「今のこの娘があるのは君のおかげだよ。本当にありがとね」
男「あっいや改めて言われると・・・恥ずかしいんで」
女母「ふふっこれからもよろしくってことで!」
男「まぁ・・・それはそのつもりですけど・・・。」
女母「・・・ところで男君」
男「なんですか?」
女母「君さ、この娘の心の声聞こえてるよね。」
男「・・・・え」
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 20:40:29.99 ID:XrR2Mcw0
女母「・・・雨止んだみたいだね。降ってないうち帰ったほうがいいんじゃない?」
男「え・・・・あの・・・・。」
女母「大丈夫だよ。私が帰らせたんだからこの娘は怒らないよ。」
男「いや・・・そうじゃなくて・・・。」
女母「・・・とりあえず・・・下に降りよっか」
男「・・・はい」
グイッ
男「うぉっ?」
女「・・・。」ギュゥ
男「・・・。」
(と・・・とれねぇ)
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:00:53.26 ID:XrR2Mcw0
女母「ん?どうしたの」
男「いや、女が手を握ったまま・・・。」
女母「こりゃまたずいぶん愛されてるね〜男くん!」
男「そういうのいいですから!!・・・っ・・・全然とれない・・・。」
女母「ふふっいい機会だから教えてあげるよ男君」
男「な、なにをすか?」
女母「・・・・・・フーッ」
男「な!!!」
女「ふぁっ!?」ビクッ
女母「ほらっ離した!この娘の弱点は耳だよ?覚えといてね〜」
男「・・・は、はい。」
(よく起きないな・・・女・・・。)
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:02:38.65 ID:XrR2Mcw0
女母「んじゃいこっか」
男「・・・じゃあな・・・女」
ポン
ナデナデ
女「ん・・・・。」
女母「・・・ふふ」
男「!!い、いきましょうか!!」
女母「そうですねぇ〜!!ふふふ」
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:05:18.19 ID:XrR2Mcw0
女母「とりあえず明日の朝様子見てみるけど、あの調子だと休みそうだわ」
男「あ、はい・・・。」
女母「んじゃ、そーいうことで・・・。」
男「いやいや!!そういうことでじゃなくて!!」
女母「あはは冗談冗談〜」
男「・・・はぁ」
女母「・・・・・私もさ、そうだったんだよ」
男「・・・!」
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:08:37.10 ID:XrR2Mcw0
女母「っていっても夫から聞いたからね。さっきまで半信半疑だったけど・・・君の反応みてなんとなく確信したよ」
男「女のお父さんも・・・?俺と同じ・・・?」
女母「ん〜君達が『聞こえる』んじゃなくて、私達が『出ちゃう』んじゃないかな?無意識にさ」
男「・・・そうですよね・・・。俺と女のお父さんはなんの繋がりもないわけだし・・・。そっちのが自然か・・・」
(ってことは親子で心の声が出てしまう・・・そういう家系なのか・・・?)
女母「ちなみに私の母親はこんなことなかったみたいよ」
男「えっ」
女母「なんなんだろうね〜・・・私にもさっぱりだよ!プライバシーもあったもんじゃないね!まったく!」
男「ははは・・・・。」
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:18:37.86 ID:XrR2Mcw0
女母「男君・・・君はこれをどう思う?」
男「どうって・・・?」
女母「・・・恐らく世界中であの娘の心の声が聞こえるなんて奇想天外な人は君一人」
男「ま、まぁ・・・たぶんそうですけど」
女母「この意味わかる?・・・今、あの娘の事がわかってやれるの君だけなんだよ?」
男「・・・。」
女母「あの娘が頼れるのは君しかいない・・・君にはその責任がある。」
男「責任たって・・・そんな・・・。」
女母「私はあの娘に幸せになって欲しい・・・子の親だったら誰だって思うこと。君にはあの娘を幸せにする義務があるんだよ・・・。」
男「・・・・・。」
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:22:28.37 ID:XrR2Mcw0
女母「あの娘を幸せにできるのは君だけなんだよ・・・。お願い・・・。」
男「・・・女は幸せにします・・・。」
女母「そう・・・。」
男「でも・・・責任だとか、義務だとか・・・そういうんじゃなくて・・・。」
女母「・・・・。」
男「・・・これは女との『運命』なんだなって思います・・・。だから・・・」
女母「・・・・・!!」
男「だから・・・俺、絶対に女を悲しませたりしません!!」
女母「・・・・・。」
男「・・・・・///」
(恥ずかしー!)
女母「・・・こぉ〜のぉ〜!!そんな臭いセリフよくはけるなぁ!!本当に良い子だキミは!!!」
バッッッシィィィイイイン!
男「いってぇええええええ!!!!」
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:27:04.50 ID:XrR2Mcw0
女母「うんっ君になら女のこと任せられるよ・・・。」
男「そ、そりゃどうも・・・。」ヒリヒリ
女母「男君・・・これだけは覚えておいて」
男「はい?」
女母「いつまでも心の声ばっかに頼ってちゃダメ」
男「・・・ダメなんですか?相手の望むことをできるかぎりでも叶えてやる方が・・・。その方が」
女母「君は優しい、それはいい事なの・・・。そう思っちゃうのも当然だね・・・。」
あの娘の声を聞いて、叶えてやることは確かに良いこと・・・。でも相手の本当の幸せはあなた自身が考えなきゃダメ」
男「・・・・・そう・・・なんすか・・・。」
女母「ふふ・・・君にはまだ難しかったかな?でもいいの・・・今はまだあの娘と仲良くやってあげて?私もできる限り協力するよ」
ナデナデ
男「・・・やめてください///」
女母「ふふ・・・じゃあね。」
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:28:39.85 ID:XrR2Mcw0
ガチャ
女「・・・・。」
女母「・・・あんたも・・・ついに会っちゃったんだね・・・。」
サラッ
女「・・・ん・・・。」
女母「ふふ・・・よっぽど嬉しかったんだ・・・男君といるのが・・・。」
女母「本当は責任なんてこれっぽっちもないのに・・・あんな事言えるなんてね・・・あんたが聞いたらきっと倒れちゃうよ」
ムニッ
女「むぐ・・・・。」
女母「あら・・・ほっぺやらかい・・・。」
ムニムニムニムニムニ・・・・・
女「んぁ・・・むぅ・・・・zzz」
女母「っは・・・なにやってだ私」
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:29:43.50 ID:XrR2Mcw0
んじゃ今日はこのへんでー
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/09(日) 23:33:13.29 ID:.pSTDn6o
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/11/11(火) 15:57:19.97 ID:qqCQXIU0
乙です
楽しめる展開になってきたw
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/14(金) 09:19:31.26 ID:ofnFNKg0
きっとまた週末に書くつもりなんだろうな
…でも今週末は忙しい俺には週明けにしか見れないorz
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 18:17:19.30 ID:ZJDU3xI0
男「ふわぁ〜・・・。女来てないな〜今日はやっぱ休みか・・・。」
友女「男おはよう!!ん?今日女さん休み?」
男「おはよぉっす!あぁ、風邪ひいたんだ」
友女「ん?なんで風邪ってしってんの?」
男「あぁ・・・ま、昨日帰り一緒になってな」
友女「そっかー・・・相合傘で仲良く帰ったんでしょ!?」
男「うるせー女の傘がなくなってたから仕方なかったんだよ」
友女「怒らない怒らない!顔が赤くなってるぞ?」
男「えっマジか」
友女「うそだよ!バーカ!!わーいひっかかった〜」
男「・・・ガキかお前は・・・。」
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 20:16:10.61 ID:ZJDU3xI0
男「よく考えたら今日は女いないし、ノートも弁当もないんだよな」
友男「お前は普段から女に甘えすぎなんだよ」
男「たしかに・・・。」
友男「まぁすぐ帰ってくんだから、大丈夫じゃね?」
男「だな。今日はノートも弁当も俺だけでなんとかするわ!」
友男「なぁ・・・それ俺毎日やってんだけど。」
男「・・・。」
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 20:26:30.45 ID:ZJDU3xI0
キーンコーンカーンコーン
男「ふぅ・・・。」
友男「お、ちゃんと起きてら」
男「前まではやってたんだからできないわけないんだけどな」
友男「そりゃそうだろ・・・。」
男「・・・。」
友男「ん?どうしたよ」
男「いやさ、こういうノートって他人に見せる前提で書いてるわけじゃないじゃん?
それなのにさ、女はいつも俺の事考えて書いてくれるんだな・・・って思うとさ・・・。」
友男「へぇ、お前でも他人に申し訳ないとか思うんだな」
男「うるせーな。ま・・・改めて女のノートのありがたみがわかったって事だ」
友男「女は苦労してんな〜こんな奴のために」
男「そうでもないぞ?意外と楽しい・・・らしいぞ?」
友男「ふーん・・・?」
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 20:29:23.23 ID:ZJDU3xI0
教師「んじゃこの課題でグループ研究してもらうぞー」
クラス「えぇええええええ〜〜〜」
教師「三、四人班で再来週から発表してもらうからな〜、今日はここまでー」ガラッ
男友「うへぇ〜またメンドイこと言うよな〜」
男「三、四人班か・・・。」
友女「よっ!!うちらとグループ組もうよ!!こっちも二人だし、ちょうど四人じゃん」
男友「え〜お前戦力的に微妙〜」
友女「あんたが言えたことかっ!男、いいでしょ?」
男「あ・・・、悪い俺達もう3人いるんだよな・・・」
友女「え?・・・・・もしかして女さん?」
男「あぁ、ほら、あいつこーいうの得意そうだしさ、俺達だけだと無理だけど女いれば心強いし」
男友「えっ?俺なんも聞いてムゴッ!?」
男「男友と決めたからさ、だから俺達三人でやるわ」
友女「ふ〜ん・・・。んじゃ私一人入るよ」
男「えっ、マジか?別にいいぞ?お前の友達どうすんだよ?」
友女「いいのいいの!あのコ仲いい友達ほかにもいるし、どっか入れてもらえるもん!」
男「まぁ・・・友女がそういうならいいけど・・・多いに越したことはないしな」
友女「んじゃお邪魔しま〜っす!」
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 20:33:59.63 ID:ZJDU3xI0
ピピッ
女「・・・・・37.2℃か・・・まだちょっとあるが大分楽になった。」
女「・・・そういえば・・・昨日・・・私の家に・・・部屋に・・・男・・・きたんだな」
(それに・・・たしか昨日・・・男と腕組んで・・・手握ってもらって・・・)
女「男に可愛いって・・・言われた・・・な///」
(男は・・・私のこと・・・どう思ってるのかな・・・)
ピピッ
女「む・・・37.5℃・・・?」
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 22:23:25.27 ID:u3Zzh/Yo
  ┏┓  ┏━━┓       ....‐ '´ ̄ ̄`ヽ、       ┏┓┏┓
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┗┓┏┛┗┛┃┃┗━レ!小l●    ● 从 |、i|━━┛┗┛┗┛
  ┃┃      ┃┃     ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│     ┏┓┏┓
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            \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.              /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
             `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/22(土) 18:55:24.58 ID:lqLu5ew0
友女「あれあれ?そういえば今日男はちゃんとノートとってんだ?」
男「ん?あぁ、まぁな。あと休んでる女に見せようかなって、いつも見してもらってるからな」
友女「ふ〜ん・・・汚い字・・・。」
男「気持ちがこもってればいいんだよ!!・・・そんなに汚い?」
友女「うん・・・すっごい読みづらい・・・」
男「う〜ん・・・それなりに綺麗にしようとしたんだけどな〜」
友女「・・・私の持ってけば?男のじゃ読みにくくて女さん可愛そうだよ!」
男「お、いいの?」
友女「いいのいいの!!」
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/22(土) 18:56:21.01 ID:lqLu5ew0
女「・・・ふぅ・・・。今・・・お昼だな・・・。」
(今日・・・男と会えなかったな・・・ノートはちゃんととっているのだろうか・・・。)
女「・・・まさか・・・また友女から・・・見してもらってるのかな・・・」
ズキッ
女「・・・・??・・・なんだ・・・今の・・・胸の痛み。風邪・・・まだ治ってないのかもな・・・今日はゆっくり休もう」
(でも・・・なんだか・・・前にも・・・こんな感じあったな・・・)
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/22(土) 19:03:39.62 ID:lqLu5ew0
男「モグモグ・・・うーん」
男友「ん?どうしたんだよ」
男「この厚焼き・・・あんまり美味くないって思ってな」
男友「そうか?俺は美味いと思うぜ?」
男「いや女のはもっと柔らかくてさ、ほんのり甘いんだよ」
男友「ふーん、女の味がお前に合うんじゃねぇの?」
男「いや、女が俺に合わしてくれてんだ」
男友「へーへー」
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/22(土) 20:12:00.34 ID:lqLu5ew0
男友「お〜い男!帰ろうぜ!」
男「悪い!今日帰りに寄るところあるんだわ」
友女「もしかして女さんのとこ?」
男「おわっ!驚かすなよな・・・。ん、まぁそんなとこだけど」
男友「へぇ〜・・・なんで?」
男「お見舞いついでに今日のノート見せにさ」
男友「ふ〜ん・・・ま、ミイラ取りがミイラにならないように気をつけろよー」
男「余計なことは言わなくていいんだよ!ま、じゃあな〜」
友女「・・・・。」
男「ん?・・・あ、ノートなるべく早めに持ってくるようにするからな」
友女「・・・あ、うん!女さんにいやらしいことするなよ!」
男「しないっての。ったくどいつもこいつも・・・」
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 10:26:07.96 ID:0XR56pE0
つづききになるきになる
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 16:17:49.78 ID:xmUmdVg0
ピンポーン
男「・・・・・。」
ピンポーン
男「・・・・・留守・・・はないよな。親出掛けてて、女は寝てんのかな・・・」
女『・・・・ハイ。』
男「お、女?男だけど・・・。」
女『男?・・・どうしたんだ?』
男「お見舞いにきたんだけど・・・今親いないみたいだし・・・。学校からの連絡の紙はポストに・・・」
女『あぁ・・・ありがとう』
男「んじゃ・・・お大事にな。早く学校こいよ」
女『男・・・』
男「ん?」
女『その・・・あがっていかないのか?』
男「いや・・・さすがに親居ない時にあがるのはな・・・。」
女『私は・・・別に構わないぞ?・・・・それとも・・・嫌・・・か?』
男「ま、まぁ嫌じゃないけど・・・。ん〜・・・それなら・・・あがらしてもらおうかな?」
女『そうか・・・それじゃ入ってくれ』
男「おう、わかった」
(・・・インターホン越しで喋るのがこんなに緊張するとは・・・)

136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 16:25:24.65 ID:xmUmdVg0
ガチャ
男「お邪魔しま〜っす」
女「先に部屋に行っててくれ、飲み物を用意する」
(ま、まさか今日男に会えるとは思わなかったな・・・)
男「あ、無理しなくていいぞ?女病人なんだから・・・」
女「大丈夫だ、さっきまで休んでいたからな」
(こういうときは・・・ジュースかな・・・お茶・・・か?)
男「そうか・・・なら飲み物は・・・お茶がいいかな」
女「お茶だな、わかった。」
(お茶はたしか冷蔵庫にあったはずだ・・・。)
男「・・・・・。」
(昨日の白いパジャマに加え、ピンクのカーディガンか・・・似合うな・・・)
女「ど、どうした?あんまり・・・この格好は見られたくないのだが・・・」
(普段見せることのない格好だからな・・・変に思われそうだ・・・。)
男「あ、わ、悪い・・・先行ってるわ・・・。」
(今正直に感想言ったら熱悪化するかもな・・・
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 16:27:29.03 ID:xmUmdVg0
男「ふぅ〜・・・。まさか二日続けて女の部屋来るとはな〜・・・」
(なんか・・・良い匂いするな)
男「昨日は女が大変だったから部屋の中みる余裕なかったしな」
カタ
男「ん・・・写真・・・かな?」
(家族写真かな・・・うわっ女ちいせっ!!母親若!!・・・てことはこの人が)
男「女の・・・父親・・・・か。」
(みんなすっげぇ幸せそう・・・てか、これ以来家族で旅行とかいかなかったのか)
男「女・・・普通の子供みたいな笑顔・・・してんじゃん」
(今みたいになったのって、なんか理由でもあんのか?思春期にはよくあることとかか?)

138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 16:30:13.41 ID:toctS0wo
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139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 16:32:28.16 ID:xmUmdVg0
ガチャ
女「待たせたな、男」
男「おぉ、サンキュ!これ昔の写真?」
女「あっ、あぁ。ずいぶん昔のものだ」
(この時の私は・・・あんまり見られたくないな)
男「はは、昔の写真って見られると結構恥ずかしいよな。」
女「・・・そうだな。」
(恥ずかしい・・たしかに恥ずかしいな・・・こんな笑顔は・・・)
男「・・・?」
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 16:58:10.52 ID:xmUmdVg0
男「体の調子はどうだ?」
女「昨日と比べれば、ずいぶん良くなった」
(男がずっと・・・手、握っててくれたから・・・かな)
男「そ、そうか!そりゃ良かった・・・。あ、これ今日配られたプリントな」
女「あ、あぁありがとう・・・。あ、お茶飲むか?」
(わざわざもってきてくれたのか・・・。)
男「おう、貰うわ」
カサ
女「・・・・ん?なんだグループ研究?」
(こんなの聞かされてないな・・・)
男「・・・ぷはっ。あぁそれな、今日言われた。んで今日班決めもやったんだ」
女「班・・・決めか」
(なんでそういう日に限って休んでるんだ・・・わたしは・・・)
男「あぁ、グループ研究とかまたキツい課題出すよな〜まったく」
(うわ〜落ちてる落ちてる・・・)
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 17:11:27.51 ID:xmUmdVg0
女「男?・・・その・・・だな。」
(男の班は・・・どうなったんだろう・・・)
男「ん?」
女「男のところの班員は・・・どうなったんだ?」
(私は・・・いないかもしれないけど・・・気になるな・・・)
男「・・・俺と友男だろ?・・・女ももちろん入ってるし・・・」
女「・・・え?」
(わた・・・し?)
男「ん?何驚いてんだよ。」
女「あ、いや・・・でもどうして・・・」
(あれ?・・・この感じ)
男「どうしてって・・・こういうのって仲いいヤツとやるもんだろ?当たり前じゃん」
女「そ、そうか・・・当たり前・・・だな。確かに・・・そうだ。」
(でも・・・こんなにも・・・不思議と、嬉しくなる・・私には当たり前だなんて、思えないんだ・・・)
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 17:23:23.90 ID:xmUmdVg0
男「・・・あと友女の四人だな」
女「・・・友女か、そうか」
(・・・友女も一緒・・・なのか・・・)
男「・・・嫌だったか?」
女「ん、いやそうじゃない・・・ただ・・・」
(なんだか・・・少し不安になるな・・・)
男「・・・・。」
女「・・・いや、なんでもない。」
(でも・・・男と一緒の班でよかった・・・今はそれだけで充分だ)

143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/30(日) 18:43:45.69 ID:xmUmdVg0
男「・・・あと、さ。これっ」
女「ん、なんだ?」
(ノート・・・?)
男「いやさ、いつも女にノート見せて貰ったお礼に。今日の分のノート持ってきたんだよ」
女「キミがか?大丈夫なんだろうな?」
(・・・わ、私の為に・・・男が・・・。男のノートか・・・初めて見るな・・・)
男「あぁ、それ友女のなんだ」
女「・・・なんで友女のなんだ?」
(ずいぶん丸い字だと思った・・・友女のか)
男「友女にさ、俺のノート汚いから女には読みにくいから私の持ってけって言われたからな」
女「そうか・・・君のはないのか?」
(できれば・・・男の見てみたいな・・・)
男「あるよ。ほれ」
女「・・・・・・。」ペラ
(字・・・たしかに汚いな・・・)
男「・・・・ぇ」
女「ん?」
男「あっいやなんでもない!」
女「・・・・。」
(でも・・・こっちのほうが・・・男のノートの方がいいな・・・)
男「・・・・俺のも貸そうか?」
女「え・・・あ、あぁ・・・そう、だな。頼む」
(読みにくいけど・・・でも、男のがいい・・・な)
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/02(火) 13:25:54.06 ID:4lsylp20
まだ〜?
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/06(土) 11:04:47.25 ID:NRZNASI0
あまずっぺえwwww
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/14(日) 17:28:50.63 ID:77Ns6fA0
男「そういや今日は何してた?ずっと寝てたのか?」
女「あぁ、まだ体が重かったからな・・・。今はだいぶ楽になったが」
(男の顔を見れたからかな・・・男から元気を分けてもらっているみたいだ・・・)
男「そ、そうか!・・・学校行けないっての・・・辛いか?」
女「・・・・あぁ。辛いな」
(前とは違って・・・今の私にとっての学校は・・・とっても・・・大切な場所だ・・・)
男「・・・そっか。」
女「・・・あぁ。」
(・・・・男)
じっ
男「・・・・ん?な、なんだよ///」
女「あっ・・・いや。なんでも・・・ないんだ」
(男の事を考えるとすぐ見てしまう・・・このクセは治さないと・・・)
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/14(日) 17:34:49.01 ID:77Ns6fA0
男「・・・そんじゃ、俺そろそろおいとまさせてもらおうかな」
女「え・・・もうか?まだあまりたってない気がするぞ?」
(そんな・・・もうちょっと男といたいな・・・)
男「充分経ってるっての。せっかく治りかけてる女をまた悪くするのは嫌だしな」
女「わ、私は別に悪くなっても男の事は恨んだりしないぞ?」
(・・・時間が経つのが早い・・・楽しい時間が早く過ぎるというのは本当だったんだな・・・)
男「俺が嫌なんだよ。・・・そんじゃな。玄関まで送らなくていいぞ、女は寝てな。」
女「・・・男っ」
(待って・・・行かないで・・・!)
男「・・・っ」
ポン
女「あ・・・」
男「また明日・・・学校で会おうな。待ってるからさ・・・俺・・・女の事」
女「・・・・・うん」
(・・・男の手・・・あったかい・・・)
男(・・・うん・・・って・・・)
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/14(日) 18:27:35.80 ID:OtXAAfYo

            ┌────────────┐
            | これは>>147乙じゃなくって |
            |ピカチュウの尻尾なんだから |
            |変な勘違いしないでよね!!  |
            └─────┰──────┘
            <l ̄`丶、   ┃
          ___`>' ´ ̄`t、 ┃
        <ヽ   '     fj  ・ Y(,)
  | ̄ ̄ ̄ ̄> ` ̄7  ,.-、  マ ノ/
  L -‐フ /    ,ム  `ー′ イ/
   / /    /    、 \   /
  /  {___,ム    `ー'゙  /
  〈       ミ ∧      _, イ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ Y´ ̄ヽ,,ノ
            `''′
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/14(日) 18:32:20.80 ID:77Ns6fA0
男「・・・じゃ、明日学校でな」
女「あぁ・・・また明日。」
(男に待ってるって言われてから・・・なんだかどんどん気分がよくなっていくみたいだ・・・)
男「・・・。」
女「・・・お、とこ・・・。」
(今日・・・早く寝よう・・・でも、ちゃんと眠れるかな・・・?)
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/14(日) 18:42:10.80 ID:77Ns6fA0
男「女喜んでたなー」
男「・・・そりゃ仲いいヤツと一緒なのは俺も嬉しいしな」
男「・・・。」
男「女の母親に約束したしな。これから頑張んなきゃな〜」
男「・・・友達として・・・だよな」
男「・・・友達・・・なんだよな」
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/15(月) 10:31:19.92 ID:PW3qUic0
あいかーらずまったり進行だねー
続き楽しみにしてるよー
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 10:19:07.73 ID:sdr2wWc0
週明けなのに更新されて…ない…だと!?


いやマイペースでいいんすけどねww
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 18:31:10.97 ID:pXDM43Uo
>>1カモォン
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/30(火) 04:55:41.41 ID:qMd/DYDO
これはやばい。とんでもない破壊力を持ったスレに出くわしてしまった。
wwktkで続き待ちます。
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/30(火) 05:24:45.74 ID:mLEKvcAO
つ…つ…続きが見たい…
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/30(火) 14:04:38.98 ID:Azr4Xc6o
え、何このクオリティ。何で俺はもっと早くからこのスレ見てなかったんだ。
つまりは続きを首を長くして待ってるってこったぜ!作者さん頑張れ〜。
157 :以下、2009年まであと9199秒。。。 :2008/12/31(水) 21:26:42.10 ID:z5SNb2AO
もしかして…規制…
158 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 18:48:38.08 ID:Z.KrneAo
まだかなー更新まだかなー
今一番楽しみなスレ
159 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! :2009/01/02(金) 20:58:10.07 ID:DbxBC6AO
早く続きがみたい…
160 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 23:11:20.25 ID:.rs6YaEo
まだかなー
161 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! :2009/01/07(水) 02:21:04.81 ID:aOtAdOY0
このスレは外野が書いてしまってもいいのか?
今日の午後にでもちょいちょい書いていきたいんだが
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/07(水) 13:14:29.99 ID:rN2s4VMo
続ジャンルだからなあ…
何ともいえんが…
続きでなければいいんじゃないか?
日常とかさ
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/07(水) 20:24:44.96 ID:aOtAdOY0
男「女ー。今日って暇か?」

女「ん?今のところ予定はないが」

男「そりゃよかった。カラオケ行かないか?」

女「カラオケか・・・。まぁいい、他には誰が来るんだ?」
女(カ、カラオケ・・・。私音痴なんだけど、男君幻滅したりしないかな・・・?)

男「今んとこ俺とお前だけの予定なんだけど・・・まずかった?」

女「い、いや、そんなことはない。・・・まぁ2人でも問題ないだろう」
女(お、お、男君と2人っきりでカラオケ!?密室空間であんなことやこんなこと・・・キャー!!)

男「そ、そうか。じゃあ放課後にな」

女「あぁ、楽しみにしているよ」
女(だめ・・・今から楽しみすぎて、もう授業なんてまともに受けられない・・・)

男「あー、なんていうかその・・・ごめんな?」

女「? 何故謝るんだ?」
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/07(水) 21:06:54.96 ID:aOtAdOY0
女「ふぅ・・・」

男「やぁ女、2日目は大変そう・・・っ!?」

女「ん?どうした?続きは言わないのか?」

男「い、いいいいや?お、俺なんか言いかけましたっけ?」
男(なにこの女の体からほとばしる熱いパトス!?)

女「はは、おかしな奴だな君は」

男「はは・・・は」
男(眼が・・・眼が笑ってねぇ・・・)

女「で、なにか用かな?」

男「あ、あの・・・なんか悩んでるみたいだったんで・・・」

女「・・・気にしないでくれ。他愛のないことだ」
女(男君の誕生日そろそろだよね・・・プレゼントなにがいいかなぁ?)

男「!! そ、そうか。ならいいんだ」

女「あぁ。すまないな、いらぬ心配をかけてしまったようだ」
女(そうだ!プレゼントの他に、お誕生日のケーキも頑張って作っちゃおーっと♪)

男(俺は・・・俺は三国一の果報者だー!!)
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/07(水) 22:35:09.43 ID:YJcsaWQo
キター
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/07(水) 22:51:26.73 ID:U9/qp7Uo
_,,-―=''' ̄      ___,,-―――='' ̄ __,-―='' ̄   /
   _,,-―=''' ̄        _,,-―='' ̄ ヽ       /  +
 ̄ ̄        _,,-―=''' ̄          \    /  . . .  .
      ,,-='' ̄    _ノ         ,_ノ ヽ  /    .  。. ★  ☆
    ,,,-''        / iニ)ヽ,         /rj:ヽヽ ヽ/     。.    .
-―'' ̄         ;〈 !:::::::c!  |___,/' {.::::::;、! 〉 |  -┼-   -┼- 丿~~~| |~~~~~| __ ■ ■
.  |.            (つ`''"   |     /  `'ー''(つ.  |. -┼-   -┼- /~~~~/    丿  | 丿 ▼ ▼
   | .        /////       |     /      /// |    | 丶  |     丿   /  丿  ● ●
  ヽ    γ´~⌒ヽ.        |   /          /
――ヽ   /      ヽ      |  /         /⌒ヽ、
    \/       |        |_/         /    ヽ
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/08(木) 05:06:15.41 ID:H7Dfm5Y0
男「ふぁぁ〜・・・今日もいい天気だなぁ。女、今日来るかな」
女(あ、あれは・・・男・・・だろうか・・・)
男「ん?この声・・・お、女!」
女「!・・・や、やぁ男、おはよう」
(やっぱり男だった・・・私から声をかけようと思ったのだが・・・)
男「おはよっす!もう大丈夫そうだな」
女「あぁ。もう大丈夫だよ」
(・・・やっぱり、毎朝男と会えるのは・・・いいな)
男「・・・。」
女「・・・?」
(男・・・なんだか笑っている・・・?)
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/08(木) 05:07:07.41 ID:H7Dfm5Y0
男「おはよぉーっす!!」
男友「おぉ男!おはよ〜」
男「・・・ん?ほら女も言えよ」
女「・・・お、おはよう」
(・・・男以外に挨拶なんて初めて・・・緊張・・・するな)
男友「おぉおはよっす!・・・て・・・女?」
男「なに驚いてんだよ、クラスメイトに挨拶すんのは普通だろ?」
男友「ま・・・そりゃそっか。てか、お前ら朝から仲良いよな〜」
男&女「!!!」
男友「ぷ、二人一緒に赤くなんなよなー」
男「う、うるせぇな!」
女「・・・・///」
(・・・こ、これはからかわれているだけだ・・・だから赤くなんてなってない・・・なってない・・・)
男「・・・・///」
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/08(木) 05:08:43.50 ID:H7Dfm5Y0
教師「んじゃ前の授業で言ったとおり今日からグループ研究だからグループごとに分かれろー」
ワイワイガヤガヤ
女「・・・。」キョロキョロ
(私は・・・男達の班だ。・・・男の席に行けばいいのだろうか・・・)
ガタ
男友「あーめんどくせーなー」
ガタ
友女「そんなこと言わないー!あ、女さんよろしくね」
ガタ
男「ま、やるからには仕方ないか・・・ん?女どうした?」
女「あ・・・いや・・・なんでもない」
(まさか・・・皆の方から来てくれるとは・・・考えてなかった・・・な。)
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/09(金) 17:41:17.58 ID:c3MydzA0
友女「女さんよろしくね」
女「あぁよろしく頼む」
(・・・友女は・・・男の事どう思っているんだろう)
男「?」
男友「あーめんどくせぇーな」
友女「今更なにいってんの!男でしょ?」
男友「それセクハラだぞ」
男「うん、セクハラ」
友女「いいから早くやるよ!?」
女(・・・にぎやか・・・)
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/09(金) 17:50:15.49 ID:c3MydzA0
男「・・・さて、んじゃどうすっか?」
友女「まずは資料集めないと!」
男「となると図書室だな。あそこなら見つかるだろ」
友女「頼もしいねぇ図書委員さん!」
男「俺も頼りにしてるぞ?女」
女「あ、あぁ・・・」
友女「て、男も図書委員でしょ!」
女(男が・・・私を頼ってくれる・・・頑張らないとな)
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/09(金) 17:52:51.98 ID:c3MydzA0
友女「着いたー!うわ、本いっぱいあるねー」
男友「お前らの委員会大変そうだな・・・」
男「んーまぁ、慣れればそうでもないぞ?」
男友「本当かよ?」
男「まぁ女に色々苦労かけたけどな」
女「ん、まぁそうだな・・・」
(本当は全然苦労だなんて思っていないんだがな・・・むしろ・・・楽しいかな)
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/09(金) 18:02:08.75 ID:c3MydzA0
男「んじゃ必要な資料探すか。友女と男友はわかんなかったら俺か女に聞いてくれ」
友女「了解!」
男友「てかさ男と女、二人で探した方が早くねぇか?」
女「!」
(ふ、ふたり・・・で)
友女「そんなこといってサボろうとしないの」
男「そ、そうだ!こういうのはみんなでやんないとな」
女(・・・みんなで・・・か。男以外で協力することなんて初めてかもな)
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/13(火) 18:42:05.43 ID:QyVTzcDO
うおっ!更新されとる

まったりがんがってくれww続き楽しみにしてるよ
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/15(木) 17:26:26.11 ID:TFqveCs0
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしていってね!!!   <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/16(金) 00:46:50.63 ID:I3VffxMo
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>  ゆっくりした結果がそれだよ!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/16(金) 07:05:31.32 ID:mwM5jmEo
 レ´|`)    ,ノ  レ|  |     十    <./ -+-   __
  `ノ´ つ  ヽ、  __ノ  ヽ_ノ  / こ   ム.-┴-  |_十_|   ┼ ┐ヾ
   ____   ,. -‐''"7__,,..-─ァ        / |ヽ| ̄|   ,木、   ノ ノ
   |::::::`/  /-‐─-='、> ,、          ̄
   `ヽ/   `>ノ  )   ヽ.>|_ヽ/|  _,,..-‐'"´ヽ.
    |/   <     ´)   Y--‐`''"´:::::::::::::::::/i__,,.. - 、
   /|     `>   、_)   | ̄V::::::::::::::::::::::::::::\| ヽ、,ノ
  /::::|    < l  )     ./___∧:::::::::::::::::::::::::::/|-‐'"
  l__,∧    \      ,イ:;:-‐‐-、__,,..--、:::::::::\|´"'' ー、'"`ヽ
   /:::::ヽ、  __,>ー-‐<__フ   r'´    i:::::::/|    |  ノ
    ̄ ̄ヽ、    ー‐-‐< !、   ゝ__,,..-<::::::\/___,,..-‐''"
        `ヽr-、..,,_____,,.>フ` ̄|´ヽ.    ヽ:/
               く/   /|  |
                \/ \/
    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
| ,─|--、      /  |   | ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
レ  |  )     <    し  .|  │ ̄| ̄ 月 ヒ | |
 `-/-'    つ   \    ノ / | ノ \ ノ L_い o o
    >                  <
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/26(月) 13:46:47.31 ID:2DDRb2DO
しえーん
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/04(水) 20:10:01.10 ID:643JAwso
しえん
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/10(火) 11:42:08.96 ID:S4TQTpY0
支援
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/21(土) 18:31:32.02 ID:iIGgaPU0

   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> くさってやがる!ゆっくりしすぎたんだ!<
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7         r' ̄i __   _____   ______
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7    , - 、 ゙‐- ',´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ   {   }   'r ´          ヽ、ン、  r'⌒',
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ   `‐-‐'   ,'==─-      -─==', i  !、_丿
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ    ◯     i イ iゝ、イ人レソ     i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'          ,レリイi (ヒ_]     / _ルヽイ、i .|| ○
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!           ,,/!Y!"" ,___,  ヒ_ン ) 「 !ノ i  |-‐、,,
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    ,,r-─(_)      ヽ _ン   "".ノ !.; ヽ ヽ `,
                    (                        ,r‐″
                      ̄つ                 ,r─‐‐''
                      (´              ,r──'
                       ̄ ゙̄'───--------‐'
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/05(木) 01:32:14.74 ID:h0YcgIgo
もう来ないんかな・・・・・・?
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/08(日) 02:37:26.87 ID:STTxvAwo
>>1は受験かもと思いつつ・・・
支援

184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/08(日) 10:42:46.27 ID:j6nllbso
なるほど。
受験という可能性は見落としてた
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/11(水) 14:55:05.90 ID:YttqVUAo
いまさら何だけど前スレの主じゃないんだっけ?
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/09(木) 13:03:30.78 ID:GxvVhMAo
保守
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/20(月) 20:20:55.43 ID:OWOR/Xs0
保守
188 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
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  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/24(金) 09:06:30.65 ID:ywE9FIso
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    | ( ./     /

 ___        ♪  ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄||         _ ヽ( ^ω^ )7  どうしてこうなった!
|.....||__||         /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった! 
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ    
|    | ( ./     /      `) ) ♪
190 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 03:13:18.73 ID:6tVyyygo
age
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/10(水) 02:57:53.04 ID:RX0wheAo
ぬるぽ!
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 08:45:41.95 ID:w.qVyrIo
      ∧_∧   | |
    ∩(,, ・∀・)   人  ガッ
   ヽ    ヽ   <  >_∧∩
    て ⌒)U    V`Д´)/
  彡 し二⊃几彡      /
      //|ヽ彡
    /ノ / |ヽ\彡
    V ヽ/V V V V


  = ニ∧_∧○
 =≡( ・∀・)ノ    ガッ
=≡○⌒  ノ⌒l_、 人
 =≡⌒) j人_ノ<  >_∧∩
  =≡ し'      V`Д´)/


           クルクル
          _ /lミ
  ∧_∧ .l /| ̄ l
 ( `・ ω・´) | |. |  |∧__∧
    ⊂彡☆|_| .|__|)) `ω´)つ 
  バキッ   .::|/彡 ガッガッガッ
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/10(木) 02:40:21.52 ID:dDMa/YMo
      \                     /
       \                  /
         \               /
          \            /
            \         /
             \∧∧∧∧/
             <    俺 >
             < 予 す  >
             <.    ら >
─────────< 感 い >──────────
             <   な >
             <  !!! い >
             /∨∨∨∨\
            /         \
          /            \
         /               \
       /         / ̄ ̄ ̄ ̄/  \
      /    ____/  FMV  /_   \
               \/____/
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/10(木) 23:36:00.76 ID:Q1L7BLEo
まだ?
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 14:54:54.14 ID:WcAa6RIo
まだー?
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/22(日) 14:58:10.46 ID:mh.Mt.ko
懐かしいスレだ
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/26(木) 22:49:34.81 ID:/vK9GUAO
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/17(木) 20:28:29.26 ID:zeYoLEAO
199 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/03(日) 20:27:11.01 ID:7lg6Rq.o
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