魔法少女「どうして男の人なのに魔法を！？」童貞「……」 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 13:07:51.43 ID:4fHkY7go

前スレまでのdat
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前々スレ
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前スレ
ttp://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1237510386/

一応立てておきました
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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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I'll never be complete without you. ＠ 2024/05/11(土) 21:32:24.15 ID:u/oaqw4e0
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テオノーマルさんの集い ＠ 2024/05/11(土) 17:52:36.77 ID:EjZidX+r0
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（安価＆コンマ）苗木「仮面ライダー龍騎？」山田「TVSPですぞ！」（ダンガンロンパ） ＠ 2024/05/11(土) 16:21:44.19 ID:20Z4yGJVO
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寝こさん若返る ＠ 2024/05/11(土) 00:00:20.70 ID:FqiNtMfxo
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第五十九回.知ったことのない回２６日１７時 ＠ 2024/05/10(金) 09:18:01.97 ID:r6QKpuBn0
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ポケモンSS　安価とコンマで目指せポケモンマスター　part13 ＠ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715263679/

今際の際際で踊りましょう ＠ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1715262444/

誰かの体温と同じになりたかったんです ＠ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715258363/

2 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 13:46:32.04 ID:4fHkY7go

こっちなら規制関係ないから支援できる・・・！
ふぅ

3 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 13:49:36.52 ID:1RG0t8ko

>>1乙

4 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 13:58:09.25 ID:Yo6FOAM0

まとめないの？

5 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 13:59:21.99 ID:4fHkY7go

まとめは自分の頭で

6 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/22(日) 14:00:31.35 ID:8ZqJQfw0

一乙
ttp://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/maho_dousitee_otokonanoni_mahou.html#x

7 ：砂の魔女 ◆7SHIicilOU ：2009/03/22(日) 14:05:14.59 ID:gUxduwSO

とー

8 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 14:53:07.02 ID:4fHkY7go

ｋｔｋｒ

9 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 14:53:29.23 ID:4fHkY7go

わっふるわっふる

10 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 14:55:35.44 ID:4fHkY7go

期待ｗｗｋｔｋ

11 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/22(日) 14:59:00.11 ID:8ZqJQfw0

落ち着け

ｗｗｋｔｋ

12 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:17:43.02 ID:4fHkY7go

マダー？

13 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:27:30.34 ID:4fHkY7go

砂の人居るなら書いてくれ　
わっふるわっふる

14 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:37:14.26 ID:8ZqJQfw0

わっふるわっふる

15 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:38:24.39 ID:4fHkY7go

VIPのｽﾚ落ちたな
わっふる

16 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/22(日) 15:40:29.25 ID:gUxduwSO

実はさっきから外出中なんだよ

17 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:44:24.35 ID:8ZqJQfw0

なん・・・だと？

18 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:46:09.47 ID:4fHkY7go

なん・・・だと・・・・？

19 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 15:53:30.34 ID:8ZqJQfw0

チクショオオオオオオオオオオ！！！
誰か！！この中に書き手はおりませんか！？

20 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 16:52:50.05 ID:4fHkY7go

そろそろ帰ってくるよね　　よね！

21 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 19:48:08.82 ID:4fHkY7go

砂の人ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉ

22 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 20:44:53.75 ID:8ZqJQfw0

来ないなら俺が書いてもいいのかな・・・・

23 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 20:53:41.86 ID:kU816YAO

砂の人に書いてもらいたい

24 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 20:57:38.34 ID:8ZqJQfw0

まあそうだろう

25 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 21:01:45.81 ID:1RG0t8ko

折角パー即に来たんだからマルチ進行もありじゃない

26 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 21:04:02.49 ID:4fHkY7go

マルチ進行でもいいと思うYO

27 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 21:06:21.17 ID:8ZqJQfw0

そうなんだけどもう一作品書いたんだ
７ｘにもあるんだ

28 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 21:33:31.10 ID:RRn2XOQo

じゃんじゃん書こうじゃないか

29 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 21:59:10.53 ID:xsY0vAAO

パー速で尻込みする必要はないよ

30 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 22:12:34.93 ID:8ZqJQfw0

まああれだ
ネタが無いんだよ
いっそのこと歪みに歪みまくった童貞でも書くか・・？

31 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 23:16:36.81 ID:4fHkY7go

砂の人はまだかあああああああああああ

32 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/22(日) 23:54:50.21 ID:8ZqJQfw0

どう見てもまだです本当に（ｒｙ

33 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/23(月) 00:01:33.16 ID:pdNK4MDO

ふぅ

34 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 00:09:17.04 ID:6piM4e20

キタコレ

35 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 07:07:18.95 ID:gsKF/6wo

コテ酉付けてくれれば抽出出来るから並行でも問題ない

36 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 12:19:48.16 ID:cCsDtE.o

砂の人書いてくれ書いてくれわっふる

37 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/23(月) 14:38:16.01 ID:a5P6GwSO

ﾏﾀﾞｰ？

38 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 17:33:22.32 ID:ZDc7MYAO

>>33って砂の人？

39 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/23(月) 18:24:49.18 ID:cCsDtE.o

まだー？

40 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/23(月) 21:51:24.60 ID:pdNK4MDO

>>38
そうですだよ

41 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 22:10:27.11 ID:cCsDtE.o

>>40
わっふる

42 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/23(月) 22:35:28.76 ID:pdNK4MDO

　三つ編みの少女とどうきする。
魔翌力を一定値に保ち少女達のSearch能力を高めて感じる。
魔翌力の奔流に黒い髪ゴムが切れ、漆黒の髪の毛が宙を翻弄する。
長い、少し縛り癖のついた長い髪は、
ウェーブをかけた元魔女のあの少女のようだと思った。

43 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 22:40:09.01 ID:V/kBdFYo

メール欄に　saga　でパー速の機能消えるぞ

44 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]：2009/03/23(月) 22:59:56.99 ID:cCsDtE.o

わっふるわっふる

45 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]：2009/03/23(月) 23:00:54.49 ID:cCsDtE.o

わっふる魔力

46 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 23:02:02.93 ID:cCsDtE.o

ほんとだ　うはｗｗｗｗｗｗおｋｗｗｗｗ

47 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 23:07:35.96 ID:cCsDtE.o

まだー？

48 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 23:22:07.02 ID:zv8IgaAo

あっちにスレ立ってないとこっちに物書きがこないんじゃないか

やっぱり魔法少女は縞パンで決まりだよなぁ

49 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 23:25:06.00 ID:cCsDtE.o

砂の人の物語が完成するまでこっち！

VIPでさえ最後あたりは物書き居なくなったんだから今立てても落ちるだけ・・・

とりあえずわっふるわっふる

50 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/23(月) 23:38:17.16 ID:pdNK4MDO

>>42

　共鳴指数が上がり淡く周囲が発光する。
そして閉じたまぶたに浮かぶ陰、姿、場所、景色。
黒葉の情報が次々と流れてくる。

　敵意、こちらのアクセスに反応して行動を起こしたのを感じる。

「来るぞ」

　同じ映像を見てた三つ編みが黒葉の魔翌力に呼応すれ。
光を見せ周囲に後光の如く筋を放つ。

「目印か、マークされた。もうこの場の人間は逃げられない」

51 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/23(月) 23:56:11.74 ID:pdNK4MDO

>>50

　きらきらと光の残滓が散ってく中、
この場にいた十数人の魔法少女達は一気に恐慌状態へと―――
・・・・・・
ならなかった。

　全員が杖を掲げ、衝撃緩和敵魔法減衰効果のある
加護のローブをしっかりと羽織る。
ある者は結界を重ね、ある者は仲間達に守護の魔法をかけ、
ある者は数多くの神人を召喚し、またある者は魔法の威力をあげる補助魔法を唱える。

　誰一人戦いから遠ざかる者はいない。

52 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 00:11:10.40 ID:rovzBI6o

わっふるわっふうｒ

53 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/24(火) 00:22:02.47 ID:0yQKZwDO

>>51

「なに茫然してるのよ」

　砂の魔女が微細な砂の鎧を纏い、
砂の剣を持ってこちらを睨む。
彼女の周りの空気は黄砂の酷い時のように茶色に染まっていた。

「こちらから打って出るまでも無くやってきてくれるのよ？
出無精なあなたにはよかったじゃない」

　砂の山に手を突っ込む彼女、
ゆっくり引いて行くとその手には砂の槍が握られている。
槍の矛先をこちらに向けて笑う。

「私が死んだあと、もし妹に会うことが合ったら。
あの娘のそばに居てあげて」

54 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 00:25:41.20 ID:rovzBI6o

これは・・・！わっふる

55 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/24(火) 00:40:10.15 ID:0yQKZwDO

>>53

　お伽話にでてくる最悪の改悪の罪悪の害悪の、
究極の破壊魔黒葉。

　仲間を、友人を、家族を殺された彼女等は
何故、依然毅然と奮迅できるのか？ 自然超然と立ち振る舞えるのか？
不思議だった。

「なにみてんのよ」
「死ぬな」

　不思議で不可解で不完全で不安定なその彼女達を
しかし俺は尊いと、

「おまえは美しい、決して死ぬな」

　綺麗だと思った。

56 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 01:00:52.32 ID:rovzBI6o

わっふるわふる

57 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/24(火) 01:13:09.99 ID:0yQKZwDO

>>55

　一瞬で彼女の顔が紅潮する。
動揺した様子でこちらに向けたままの槍を振り回す、
目の前に迫る鋭い矛に咄嗟に刃のない部分を掴む。

「い、いきなりなによ…。もしかしてさっきの家にこいっての――」
「お前も、死ぬな。みんな死なないでくれ」

　こちらを見ていた三つ編み少女の頭に手を置き、
すべての魔法少女達に言い聞かせる。

「戦いに生き残る事は戦死者達に対して不遜なんかじゃない、だから生き残れ」

　言い終えると同時にいきなり背中を砂の槍で突かれた。

58 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 01:42:23.29 ID:adT1flko

この男はなぜ童貞を続けているんだろうか
巡り会わせが悪かったのかな

59 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 01:54:23.79 ID:rovzBI6o

わっふるわっふる

60 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 02:18:43.25 ID:U/rdtVMo

童貞なら女を前にしたら挙動不審にならないとなって思ってたけど流石に３０超えたら達観するのかもしれんね

61 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/24(火) 15:10:22.76 ID:RrqKWeoo

コテか酉を付けてくれると助かる
名無しだと抽出出来ないから他の書き手が入りづらい

62 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/25(水) 00:06:08.90 ID:1Et8T56o

今日は砂の人来てないのかな

63 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/25(水) 03:01:06.26 ID:1Et8T56o

砂の人をｗｗｋｔｋしながら待ってます

64 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/25(水) 21:08:05.67 ID:1Et8T56o

砂の人マダー？

65 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/26(木) 19:20:06.95 ID:KhHfEwAO

このまま誰もいなくなる予感が

66 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 01:29:46.90 ID:ciSQ0jE0

俺がいるぜ

67 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 03:19:37.12 ID:T.Nl6ADO

しえん

68 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 03:44:23.56 ID:nuNi1gw0

そして誰も居なくなった

69 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 11:13:53.79 ID:ciSQ0jE0

いるはいるんだが

70 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 11:15:27.77 ID:sfh2upEo

同じく

71 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 13:58:25.57 ID:AHcABBYo

ベステプ「お前のすじマンコは僕が犯したんだ！　お前のすじマンコに僕の精子が入っていくんだよ！」

グイイイイー！シルクのヴェールを力任せに引き裂いた。
まるで舞いのよう。君が悪い。デルフィニュームの蒼に破瓜の朱が踊る。
この！仲良くしようではありませんか！

リナリィ「いやっ…いやあああぁーっ！！」

悲しくも！罪が浮き彫りとなる。土壇（ジグラット）に少女の。
あいや梟首の覚悟はいかがか！ああ！世は中世か！

72 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/27(金) 21:38:38.72 ID:v9MZ0O2o

砂の人が来ないという

73 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/03/28(土) 07:26:27.97 ID:RavQ1UDO

>>57

　なにをしやがるこの女朗と背中を突いてきた
砂の魔女に文句を言うために振り向こうとして。
　　　　　　　・・・・・・・・
　既にそこにはなにも居なかった。

　人間など存在せず、閃光と、散り行く砂の欠片だけがその場に遍在していて、
次いで離れた場所で何かが跳ねる音がした。
強く叩きつけられ、アスファルトに身体をぶつけ転がる
砂の魔女の無惨な音がした。

「…は？」

　状況把握に使った時間はそんなに多くなかったと自覚してる、
砂の魔女はある"圧倒的な力を持つ敵"によって
7メートルもの距離を一息に飛ばされ、呻き声も聞こえない距離で倒れている。
衝撃で砕けた砂の鎧が魔翌力によって自動修復されてるのが、
彼女が生きてると言う唯一の報せだ。

74 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 07:32:21.38 ID:RavQ1UDO

>>73

　砂の鎧がなければ、ざらつくアスファルトにおろしにされていたであろう、
彼女の華奢な肉体があんなに遠くにある。
先程まですぐ後ろにいた彼女が一瞬で吹き飛んだ。

　俺は彼女に駆け寄る――
ような無様は見せず、吹き飛んだ方向の逆に目を向ける。
この事象が発現した大本の術者の方を、向く。

75 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 07:39:37.00 ID:RavQ1UDO

>>74


　果たして術者、つまりは黒葉は居た。
電柱と電柱を繋ぐ複数の黒い線、つまりは電線の中の一本に片手でぶら下がり
自らを睨む俺を不思議そうに見下ろしている。

「お前が黒葉か」

　酷く若い、元魔女の少女のような風体をしてる。
圧倒的破壊を振る舞う天災に近い存在としての魔女の正体がこれか。
俺は少々の戦慄を感じつつ後ろ手に治癒術師に砂の魔女の回復をやらせる、
なんだかんだと言っても戦闘力は決して低くない、貴重な戦力だ。
たかが不意討ち程度でリタイアになられては困る。

76 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 07:45:28.82 ID:RavQ1UDO

>>75

「兄ちゃんだれ？」

　無闇に舌足らずな口調で喋る黒葉。
こんな者がお目当ての使者なのか？

「人の名を聞くときは、と言う有名な返しを知らないのか？」

　じりと軽く足を後ろに引き下げる、この場は既に結界内なのだが、
意味を成してるとは到底思えない。
平然と存在してくれやがってこの野郎。

「兄ちゃんだれ？」

77 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 08:35:08.58 ID:SQHYV.AO

ｗｗｋｔｋ

78 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 11:54:25.36 ID:RavQ1UDO

>>76

　こちらの言葉には耳を貸さず、
同じ言葉を繰り返しながら、俺に向けて魔法を放ってきた。

「なめんな！」

　真っ黒な魔翌力の奔流を障壁で防ぎきる、
余波が行かぬように他の魔法少女達は俺の背後に回り
今は揃って攻撃呪文を唱えてる。

　まるで一つの巨大な石柱が突貫してきたかのような攻撃。
それを凌ぎ、障壁越しにわかった、
石柱に見えた攻撃は大量の葉の集まりで、その一つ一つが
葉脈もわからぬ程に漆黒の様体を然していた。

「あはっ、兄ちゃん凄いね。一緒にあそぼ！」

79 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 12:24:30.47 ID:RavQ1UDO

>>78

　まるでこの状況を楽しむかの様な場違いな声質、
愉快げな言葉を放って少女黒葉は電線から手を離す。
ポテッと軽い音がして着地する黒葉にすかさず先程から張り続けていた
魔法障壁を解除して背後の魔法使い達に合図を送る。
　ﾌｧｲｱ
「発射！」

　魔法少女達、それぞれの得意魔法が光となり
地にしゃがみこむ黒葉に向かって伸びる。
炎魔法によって黒き葉が焼かれる。
雷魔法によって黒き葉が焦がれる。
光魔法によって黒き葉が貫かれる。
氷魔法によって黒き葉が砕かれる。

　複数の魔法がタイミングをずらして黒葉にぶつかる。
最後の術者が終わるまでに最初の術者が二射目の詠唱を完成させ放つ、
その繰り返しを黒葉のその小さな身体に叩き込む。

80 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 16:12:00.56 ID:DJMm6yEo

つづきはまだかいな

81 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/28(土) 23:49:18.81 ID:v1sjTygo

ｷﾃﾀｰ！！！

82 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/29(日) 09:16:41.44 ID:hUZfsADO

>>79

　その光景を二秒も見れば気がつくだろう。
少女黒葉の存在する座標と攻撃魔法が直進し、ぶつかり弾け濃煙をあげてるそれが異なることに。
これだけの速射砲の如き魔法の束が掻き消されてる。
恐らくはなんの魔法でもない、ただの黒葉の魔翌力の放出によって、
ゆっくりと着弾点はこちらに近づいてくる。

　無傷、着ていた服や肩にかかる髪、
砂塵やあの黒い葉、ただの緑葉ですら、
少女黒葉の掲げる右腕の向こうにあるものは完全無欠に無傷だった。

83 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/29(日) 09:24:53.67 ID:hUZfsADO

>>82

「んとね、君達邪魔かな。兄ちゃんとだけ遊びたいかな」

　魔法が発動する音に弾ける音。
さらには詠唱の声等も混ざり微かにしか聞こえなかった言葉、
微かにしか聞こえなかった為に判断に一瞬以上の時間を要してしまった。

「えいっ」

　だから、俺は背後の少女達を護ることも注意を促すこともできずに。
軽い声を発して目の前で散る魔法の出先の少女達を軒並み吹き飛ばす黒葉を見てるだけしかできなかった。

84 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/29(日) 13:09:18.52 ID:HHsBuQAO

わっふるわっふる

85 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/29(日) 14:21:48.98 ID:x6R2TsAO

黒葉つえぇ

86 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/29(日) 17:29:52.77 ID:GmFxi1so

わっふるわっふる
MOTTOMOTTO

87 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/29(日) 17:39:27.27 ID:hUZfsADO

>>83

　得になにをしていた訳じゃない。
構えていた右手を一度くんと押し出す、それだけの動作で
少女達が放っていた魔法は逆流し術者自身を薙ぎ払う。
酷く無造作に粗く無尽蔵に黒葉はあの数の魔女をたったの一動作で戦闘不能に追い込んだ。

88 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/29(日) 21:23:14.78 ID:hUZfsADO

>>87

　棒立ちだった。
魔法を唱える暇もなく、自軍の兵を一撃粉砕された。
少女黒葉、圧倒的じゃないか…。
今のまま、のんべんだらりとした生活での戦いを熟していた自分では勝てない。
自分も命を懸けてまるで漫画のように血へど吐くまで戦うつもりで挑まなくてはならないだろう。

89 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/29(日) 21:42:31.57 ID:hUZfsADO

>>88

　後方で治癒に専念していた術者と治癒を受けていた砂の魔女。
そして右方で俺の結界の補助をしていた、三つ編み少女、
残ったのはたったそれだけ。

「兄ちゃん、なにして遊ぶ？」

　にこにこしながら、その小さい身体の周囲に黒い葉を発現させる。

「ちょっと待て…」

　地に伏せる少女達を担いですぐそこの自宅の敷地に運ぶ。

90 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/29(日) 22:00:32.77 ID:GmFxi1so

わっふうｒわっふる

91 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/29(日) 22:03:28.00 ID:hUZfsADO

>>89

　狭い敷地に身体を焼かれ、焦がれ、凍り、貫かれた少女達を横たえる為に
黒葉に背を向けて少女達を背負い歩く。

「お前らも入ってろ」

　俺の言葉を初めて聞き、黙って待ってる少女黒葉を感じつつ生き残りに言う。
どうしようもない強さだ。しかしこの敷地に入れば、少なくとも魔法による干渉は受けない。

「嫌よ、なに言ってんの馬鹿」

　治癒が終わり完全に復活した砂の魔女が、
微細な砂で構成された短剣を二本両手に持ち、
治癒術師の背中を押して敷地に入れながら言う。

「提案は有り難いですけど、私も辞退します」

　三つ編みが空中からいままで使ってなかった木製の杖を取出し構える。

92 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/03/29(日) 22:16:42.47 ID:hUZfsADO

>>91

「…勝手にしろ」

　そういって傷ついた少女達を敷地に降ろすのと、
ほぼ同時に黒葉が凄惨な笑顔で叫んだ。

「ひゃく！」

　ぐしゃ、とかそんならしい音などなくて。
そこにはただ事実としての結果しか無かった、
もしくは結果としての真実しか無かった。

　結界の中の結界、敷地に巡らされた俺の魔法陣。
その中にいた魔法少女達が赤く紅く朱く染まった。

「ひゃくまで数えた鬼がきた、兄ちゃん逃げないの？」




「ウァァァァァァァ！」

93 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/30(月) 01:09:05.56 ID:GATy3h.o

なん・・・だと・・・？

94 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/03/30(月) 18:26:28.89 ID:n0o9QgAO

やってくれるじゃねぇか黒葉こらぁああああああ
ああああああああああああああああああああああああ

95 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/01(水) 13:27:17.29 ID:n2TnCIAO

書いて

96 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/01(水) 17:00:23.00 ID:6FJZdXEo

わっふる

97 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/01(水) 17:36:34.08 ID:kdYdJYQo

> 「本当に本スレ死んじゃったんだな」
> ――なぁ…昔みたいに「そうだな」って答えてくれよ
> 　　　本当に俺一人になっちゃったのかよ
>
> 「キスが一番上手な東方キャラって誰よ？」
> ――誰かそゆやかしろよ！！
> 　　　してくれよ…
>
> 「まじで俺だけ？」
> ――このスレあと600も残ってるのに一人じゃ埋められないよ…
>
> 「俺…さびしいよ」
>
>
>
>
> 「さびしいよじゃねーよｗｗｗｗｗｗｗｗ」
> ――え？
>
> 「複乳板から来ました」
> 「お帰りください」
> 「はいはい本スレ本スレ ttp://game10.2ch.net/toho/」
> ――東方板ってなんだよ？
>
> 「見切った結婚して！！」
> 「懐かしいなゲサロ」
> 「懐かしいなゲサロ」
> 「妖夢ﾀﾝ　ただいま　(´･ω･｀)つｶﾞﾗｯ」
> 「でつ」
> 「でつ」
> 「でつつつつつつ」
> ――どういうこと？
>
> 「とっくの昔に移行済みだっての」
> 「みんな向こう行ってる」
> 「お前がここに引きこもってる間に深い�dの新作ずいぶん増えたぜ」
> 「みんなでお前のことオチしてたんだぜｗｗ」
> 「ほら、手伝ってやるからとっととここ埋めて『本スレ』に行こうぜ」
>
>
> ――なんだよ…お前ら最低だよ……でも…やっぱりお前ら最高だよ！！
>
>
> 【長い間ご愛読ありがとうございます　次回の本スレにご期待ください】

これを思い出した

98 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]：2009/04/02(木) 01:22:52.15 ID:h3REgz60

わっふる

99 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/02(木) 13:24:12.45 ID:BZPyaUAO

砂の人失踪

100 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/04(土) 09:43:34.54 ID:iqj/8.AO

書いてください

101 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/04(土) 17:06:35.34 ID:vUOTJFco

ﾏﾀﾞｰ？

102 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/08(水) 22:40:56.73 ID:5B.cteoo

砂の人がこねぇお

103 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/09(木) 22:08:53.97 ID:.YGOXkAO

縛鎖の爆砂の魔法少女の人のが一段落するまで自重した方がいいかな？

104 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/10(金) 21:54:09.65 ID:x1Zb2/.o

今、来てないみたいだし
やっちゃってもいいと思う

もし、砂の人が来たら即中断っつーことで良いんじゃね

105 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/11(土) 01:22:13.12 ID:nyHx7QAO

スーパーウルトラ過疎だしな

106 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/11(土) 03:05:21.28 ID:D4XIhfIo

でもROMはいるのです

107 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/13(月) 10:43:56.01 ID:cPoEOgAO

縛鎖の爆砂の人まだ来ないみたいだから今日明日あたり少し投下予定

108 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/13(月) 15:28:48.98 ID:IVouKwAO

わく

109 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/13(月) 22:48:16.16 ID:cq8XqsUo

わく

110 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/13(月) 23:53:22.48 ID:ZvVSAIMo

さん

111 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/14(火) 00:02:49.64 ID:Io8iEcIo

　　　 |⌒||⌒|
　　　／二二二ヽ
　　 // ⌒ ⌒ `ﾍﾍ
　　｜| ∩ ∩　|｜
　　レ　∪ ∪　丶|　
　 /　,　 ＿　 ､ 丶
　｜　|　(＿)　|　|
　,丶 丶＿＿＿ノ ノ､
／　 ￣ー―――￣　丶
　　　　｢￣二]
　　　　| |＿
　　　　Ｌ＿ ヽ
　　　　 ＿ノ ﾉ
　　　　'ー―'

112 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/15(水) 17:07:14.21 ID:9yga/gAO

結局>>107も来なかった

113 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/15(水) 23:08:05.85 ID:y88djYAO

諦めたらそこで試合終了ですよ

114 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/16(木) 09:57:18.41 ID:7UWSA6Yo

マターリ

115 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/17(金) 05:01:22.64 ID:lwrgkyAo

何時からだったのだろう　耳と目を閉じ、口を噤んでこの部屋に閉じ篭ったのは

――お前なんで生きているんだ?

自分に問う　何の意味も無い　死んでいるのとさほど変らない
そんな無意味な行為を何年も続けたある日だったあの存在と巡り合ったのは

自分の隙間を強制的に埋めていくあの存在　何時しか自分はあの存在の虜になっていた
何時しかあの存在は代償を求めるようになった　心　命　魂　　
そして自分は彼女に全てを渡した　自分の隙間を埋めてくれる存在に全てを許したのだ

だが、俺は童貞だった　相変わらず汚らしい存在だった　

116 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/17(金) 05:12:38.11 ID:lwrgkyAo

彼女は人ではない　女ですらない　何故なら自分はその存在をじかに見たことがないからだ
寂しかったのだろう　あの得体の知れぬ存在に全てを許した理由はそれしかない

??「もういらないよね?さあ、もうお休みなさい　終わったら起してあげる」

その後の記憶は何も残っていなかった　

目覚めた時、周りは紅かった。
燃えていた。叫び声が聞こえた。崩れていた。赤かった。

そして、紅く染まった自分がそこに居た。　

魔法少女「貴様　もはや人間ではあるまい・・・・」

117 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/17(金) 05:34:50.24 ID:lwrgkyAo

少女は銃をこちらに向けると引き金を引いた　銃弾が立ちつくす僕目掛けて飛んでくる

そして僕の脳天を貫くと　

少女「安らかに眠れ」

118 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/18(土) 00:54:00.27 ID:SQ6.TIAO

wktk

119 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/18(土) 01:39:28.72 ID:/adzWN6o

砂の人ﾏﾀﾞｰ？

120 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/18(土) 18:32:01.43 ID:1tmW/nAo

砂がくると信じて

121 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/04/19(日) 02:26:28.95 ID:leBEG.DO

>>92

　行為が認識を超えた。
返り血を浴びた俺はほとんど無意識に、
跳ね上がり塀に立つ黒葉を破壊するためだけに力を奮った。

　平然と立っていた黒葉の側頭部に回し蹴りの要領で膝を叩き込む、
身体強化の魔法を付与された蹴りはアスファルトを容易にぶち破る
破壊力でもって幼い天災少女の頭を吹き飛ばす。

　吹き飛ばし、即刻飛んでいった黒葉を追いかけるように自分も跳躍する。
地面に跳ね返り打ち上がるその身体に指を組み合わせた両手を振り下ろす。
地面が陥没し黒葉の身体を飲み込む。
さらに追撃、炎の魔法の射手、千一柱をクレーターに叩き込む。

土煙、舞い散る火の粉、砕けるアスファルトの音。

122 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/04/19(日) 02:34:28.39 ID:leBEG.DO

>>121

「え？」

　俺が正常な思考を取り戻したのは、
ほとんど堪えた様子の無い黒葉が飛ばした鋭い氷弾が
眼前に迫ってやっとだった。

「馬鹿！」

　次いで視界に入る一面の砂塵。
あの魔女の多量の砂が俺と氷弾の間に分厚い壁となって現れる。
防げやしない、それでも時間稼ぎにはなった。
本来ならどたまを粉微塵にされるところを辛うじて避けることが出来た。

123 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/19(日) 03:19:12.26 ID:BXWkQKko

ｋｔｋｒ

124 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/19(日) 03:20:04.93 ID:leBEG.DO

ktkr

125 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/19(日) 04:03:40.42 ID:BXWkQKko

ｗｗｋｔｋ

126 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/21(火) 00:19:57.37 ID:r..pSmYo

ﾏﾀﾞｰ？

127 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/21(火) 12:51:14.82 ID:r..pSmYo

砂の人はまだかぁぁっぁっぁぁぁっぁぁあぁぁああああああああああああ

128 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/23(木) 02:17:45.75 ID:W8zHAYAO

もはや焦らせプレイどころか放置プレイだな

129 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/23(木) 10:20:24.58 ID:vN5c8s6o

////////
////////

130 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/04/30(木) 02:00:14.18 ID:PBA3TwAO

まだかな

131 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/04/30(木) 02:12:48.99 ID:sBXvB1.o

マターリ待つ

132 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/03(日) 11:17:14.22 ID:yjWe.gDO

この一ヶ月にも渡る焦らしプレイ…
砂の人はただ者ではないな

133 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/03(日) 19:59:23.75 ID:4llgRn.o

らめぇ////

134 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/10(日) 18:59:59.97 ID:3WTuI6DO

長門「エヴァには私が乗るわ」見ろ

135 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/10(日) 19:00:28.04 ID:3WTuI6DO

長門「……エヴァには私が乗るわ」見ろ

136 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/11(月) 05:58:16.70 ID:A6TIhwMo

それにしても放置プレイである

137 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/05/14(木) 07:21:25.09 ID:ZZu0bcco

どうも
縛鎖の爆砂

138 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/14(木) 07:51:11.70 ID:78ptFAAO

待ってたよ

139 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]：2009/05/14(木) 08:02:17.74 ID:ZZu0bcco

まさかこんなに早く反応がくるとは思わなかった
もう見放されたかと
もう見捨てられたかと
もう見限られたかと

140 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/14(木) 12:44:49.74 ID:pj.3XB.o

おい　早く書こうぜ　ｗｗｋｔｋしてるんだぜ？

141 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/16(土) 01:18:19.97 ID:ohWsD.AO

パー速で保守する必要がないから人がいないように見えるだけでＲＯＭは結構いるだろうから安心して書いてくれよ

142 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/16(土) 16:26:40.35 ID:vrN7psAO

さっさと書けよバカ。好きだよ

143 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/05/16(土) 21:51:21.06 ID:0qv6Xvwo

お前らワラワラ出て来過ぎだろ

俺もだけど

144 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/05/20(水) 08:56:08.29 ID:X/gJij6o

>>122

　着地、移動、着弾。
それが一瞬で交差する。
黒葉はその刃のベクトルを俺の後方の魔女二名に向ければ
それで終わるというのにそれをしない。
きっと黒葉自身の計算。
自分に人質など意味が無いから、されたことがないから、
刃を魔女に向けて放ち命を絶つまでに俺が黒葉を殺せるから、
だから魔女二人を狙わない。
俺がそういった状況になった場合黒葉を殺すのではなく
二人を守るという行動にでるとバレたら、それは変わる。
俺は流れ弾でもなんでも、二人に攻撃が飛ばないように注視しながら。
飛んでくる氷弾を飛んで交わし、隙をうかがう。

145 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/05/20(水) 09:43:04.43 ID:X/gJij6o

　時折危うい物もないではないが、
そこは微細な砂の粒子が強固かつ堅牢な壁となり防ぎ
三つ編みの少女が攻撃魔法減退の補助を欠けて時間を作る。
その間に俺は火球を、光球を、闇球を、雷弾を、氷弾を、砂弾を、
幾つもの属性の魔法をアトランダムに組み合わせた即興魔法を打ち込む。

　本来、魔法を打ち消すには同威力以上の魔法、
ないしは上位種の魔法をぶつけるか。
もしくは同種属性の防御結界で防ぐか、上位のフィールド魔法で打ち消すか。
多岐にわたっての色々なプロセスがそこには偏在する。
つまり魔法を打ち消すにはその魔法と同じ属性の攻撃、防御で相殺するか。
その魔法より威力の高い高等魔法（この場合高いが被っているが、下位種よりも威力の低い
高等魔法がこの世には存在するのであえてこの様に表記させてもらう）で
打ち砕くか耐え切るかしなくてはならない。

　つまり同程度の能力の魔法使い同士の場合、
相手の魔法の属性を見極めて、
同種もしくは水なら炎といった相対属性の防御壁を適時展開しなくてはならない。
万能魔法壁もあるが、しかしそれは高位の魔法でしかも一段ランクのさがる魔法としか拮抗できない。

146 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/05/20(水) 09:55:06.12 ID:X/gJij6o

　長々と魔法について語ってみたが、
つまり俺がなにを言いたいのかといえば唯一つ。
アトランダムに予想ができない魔法を亜音速で複数ぶつけているにも関わらず
俺の魔法は全てが全て黒葉に当たることなくかき消されている。
これは黒葉がその外見からは想像できない程に人間離れした高い演算能力を持って
俺の魔法を各個撃墜してるのではない限り。万能魔法壁で消滅させてることになる。

　そしてそうだとした場合。
俺と黒葉の実力差はその魔法の意味合いから推測できるように
ワンランク、一回り以上の差異が存在してると言う話になる。
べつに俺だって持てる魔力を、知りうる魔術を、
最大限に使った最高位の最強魔法を最速で打ち込んでいるわけじゃないが、
しかし手を抜いているわけでもない。
俺の攻撃の全てが個別防御でもないただの防御円陣で消されてるとなれば
これはかなりの問題だった。

147 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [saga]：2009/05/20(水) 20:46:31.87 ID:X/gJij6o

　バク転、バク転、バク宙とつないで距離をとり、
支援に徹していた魔女二名と並び息を整える。
動かずにその場で攻撃を散らしてこちらに魔法を放つ黒葉と違って、
俺は耐えずに走り回り、しかも運動で多量に消費する酸素を
さらに削ってまで魔法の詠唱をこなしている。
全身の筋肉に溜まった乳酸が疲労となって多大な倦怠感を醸し出す。

「化け物だな、誇張なしに」
「私から見ればあんたも十分化け物よ。一人で全ての属性を唱える魔法使いなんて始めてみたわ」
「私も長らく情報監査部に居ましたがはやり初見ですね」
「そうかい…」

　肉体強化により体術の基本的動作が極限まで威力が上がり、
ただの突きは鉄塊を貫き、その筋肉は弾丸を防ぐ。
万能防御壁によりこちらの魔法は全てが全て打ち消され、
結界内だと言うのに黒葉の攻撃は減衰した様子は無いとは言え、
しかし相手の魔法を掻い潜って直接的な暴行を行おうとダメージは見込めない。
恐らく長きに渡り使われた年季の入ったきこりの斧でも黒葉の細い首を撥ねることは叶うまい。　

148 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]：2009/05/22(金) 00:55:33.92 ID:29JRwwAO

ｗｗｋｔｋ
名前欄が変になってるがパー速の仕様でも変わったのか？

149 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]：2009/05/22(金) 08:47:43.29 ID:eRsWh.Ao

wktk

150 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [saga]：2009/05/22(金) 11:10:05.00 ID:zIIvcWAo

「で、どうすんの？」
「なにがだ」
「私達三人だけでどうにかなるの？」
「無理ではないが無茶だな」

　『どうにかする』が黒葉が今後斯様な破壊活動を行えないようにする
そういう意味ならなんとなる、気がするが。
『黒葉を殺し、なおかつ自分たちが生き残る』という所謂一般的な勝利を意味するものであれば
それは不可能に近い。

151 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [age]：2009/05/22(金) 12:36:47.16 ID:yUkakgDO

ふぅはははー

152 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]：2009/05/22(金) 22:16:38.53 ID:eRsWh.Ao

わっふる

153 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv ：2009/05/23(土) 23:38:53.47 ID:dtwBtgAO

縛砂爆砂来てたのか
いいぞもっとやっちゃえ

154 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]：2009/05/23(土) 23:45:27.79 ID:ZsZP762o

砂の人もっとやれ

wktkしてしょうがない

155 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv ：2009/05/25(月) 08:39:24.42 ID:xC5G3sAO

もしかして砂の人は俺達がレスすると書かなくなるのかな

156 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv ：2009/05/31(日) 12:43:22.36 ID:GvSUSYAO

俺が悪かった

157 ：旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]：2009/05/31(日) 12:57:40.08 ID:OaLIW.2o

砂の人ﾏﾀﾞｰ？

158 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/06/10(水) 20:09:09.59 ID:R/wt/D6o

まだ続いてただと･･･

159 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/06/17(水) 10:31:32.63 ID:liPuAws0

突然だがおまいら的に魔翌力は童貞と一緒に失う認識？
それとも一回身につけたら何してもＯＫ？

ふと気になったので。

160 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/06/17(水) 21:29:45.68 ID:zgm5xIUo

>>159
なくなる
この場合魔法、魔力がなにに起因して発動してるかが問題で
童貞という肩書きがその根幹で抜本で基本で根本なわけだ
俺の場合これを泉と表現し、
蓄積できる水量＝童貞年数＝魔力の最大量としている
さらにその泉の水＝無残になった精液＝魔力としている
嘘だけど。

161 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/06/18(木) 21:58:53.22 ID:Ve9ulEAO

待ってたよ

162 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/06/27(土) 11:26:31.10 ID:AsLM7Nco

もう・・・俺はダメだ・・・
お前たち後は頼んだ・・・ぞ・・・

163 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/06/28(日) 20:16:19.90 ID:kr9v0YAO

任されよ、俺はいつまでも待つ

164 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/07/10(金) 04:01:40.20 ID:f31YJ.DO

まとめサイトから来たんだけど続きはまだかい？

165 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 03:36:50.81 ID:i2GsaDgo

>>150

　だけれど、ここでそれを素直に言う必要は無い。
今の俺は、柄じゃないけど、司令塔。
リーダーは、なによりも先に、味方を気遣わなければいけない、
士気を高め、それを維持するのはなによりも先決。

「無茶だから、できないこともない」
「それはできると取っていいの？」
「好きにしろ」

　ニコニコと、こちらを伺う黒葉。
あまり積極的に攻めるつもりはないらしい。
余裕か無考か、まぁいい。

「……ふぅ」

　肺の空気を全て吐き出す。
喉が痛くなり、酸素が足りなくなり、自分の身体が限界だと苦しさを訴えるまで、
空気を全身から体外に吐き出す。

166 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 03:43:16.75 ID:i2GsaDgo

「え？ ……な、なにこれ？」

　砂の魔女が、慌てふためく。

「これは、魔方陣……？ しかしこんな巨大な陣は初めて見ました……」

　三つ編みが、辺りを見渡してぽつりと呟く。

「んに？」

　黒葉が、戸惑ったように首を傾げる。

　結界の魔方陣に重ねるようにして隠蔽していた、
ステルスを加えた独自開発した極大魔方陣。
まさかこんな形で使用することが、
いや、そもそもこの魔方陣を発動させることそのもの自体が、起こるなんて思わなかったが、
しかし備えあればなんとやら、だ。
この地域全てを飲み込むほどの巨大魔方陣。
そして呼応するようにゆっくりと俺の両腕、手の甲、額に浮かぶ紋章。
準備は、整った。

167 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 03:52:12.87 ID:i2GsaDgo

　紋章が、光が、じわじわと身体を侵食し、
それがつま先まで到達した瞬間、俺は跳ねた。
音速を超えた速度で、黒葉をそのスピードのまま轢く。

　ギィンと、肉体同士がぶつかったとは思えぬ音。
金属音、鈍い、破壊音。
黒葉はいくら肉体を強化しようと、
いくら巨大で強大な魔力をもっていようと、
体躯は幼い少女のもの。
軽い肉体は多大なエネルギーの衝突を受け
慣性に従いものすごい勢いで飛んでいき、
ブロック塀を粉々にぶち抜いた。

　そして俺の左腕は衝撃で砕けた。
粉砕骨折、というのもおこがましい、
皮が破れ、肉が裂け、骨が砕け、見るも無残になっている。
しかし、それも一瞬のこと、残った肉体の紋章が光、肉塊はまた腕に形作られる。

168 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:00:43.03 ID:i2GsaDgo

「な……、なっ……、なによこれ……」
「……まさか、これは」

　砂の魔女は、絶句し、
三つ編みは、なにかを理解したように焦燥する。
でも、こうしなくては、奴は倒せない。
あのままでも、引き分けることくらいはできただろう。
だが、それじゃダメだ。
沈静化させるには、圧倒的に倒す必要がある。
絶対に。

「いっつ…ぅぅ」

　初めて、黒葉が痛みを訴えた。
このチャンスを逃すわけにはいかない。
瓦礫をガラガラと崩しながら立ち上がろうとする黒葉に、
俺は再度跳躍、勢いそのままに膝を顔面に叩き込み、
黒葉は仰け反るようにまたもブロック塀を軒並みに崩しながら吹き飛ぶ。
さらに追撃。いままでの礼を返すように、俺はまだ滞空してる黒葉に追いつき、
組んだ腕をその無防備な腹に打ち下ろす。

「ぐっ…！？ がっ！」

　アスファルトに大きなクレーターができ、
その中心に黒葉が横たわる。
俺の身体も、この二撃で右足の膝から下と両腕の手首から先を一時的に消失した。
痛みは、激しくある。

169 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:05:38.01 ID:i2GsaDgo

「リーダー！ 彼をとめてください！」
「え？ で、でも」
「このままじゃあの人は！


　確実に死にます！」

170 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:11:04.15 ID:i2GsaDgo

　轟と黒き葉の奔流が俺を襲う。
最初の攻撃と同じ、威力は段違いの、黒き石柱のような葉の塊
それが俺に向かって飛んでくる。

「邪魔だっ！」

　手刀一閃。
それを切り裂く。
流石にこれだけの魔力の塊を対処しようとすればバックもただでは済まず、
肩を根こそぎ、首元近くまで吹き飛んだが大丈夫。
一定を超えた痛みは脳が遮断する。
脳内麻薬がなければ、下手すればショック死してしまう。

「ぐぅ、な、なんなの、お兄ちゃん……。急に変わって怖いよ……」

　クレーターから、垂れる鼻血にも構わず立ち上がる黒葉。
目で見て取れるほどに、疲労していたその姿。
勝てる、このまま力押しすれば、こいつを、倒せる。
そして俺も、同時に…。

171 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:18:54.18 ID:i2GsaDgo

「あ゛あ゛あ゛あ゛！」

　最後に喰らった腹をかばうような立ち方。
それは自然蹲る様な、くの字型になってるわけで、
非常に狙いやすいその腹に俺は再度、
掌底をアッパー気味に繰りだす。
軽くとも、硬い黒葉の肉体。
今度は肘まで、持って行かれた。
感覚が、麻痺しきっている。

「早くリーダー！」
「どうやって……？ いまのあいつは、黒葉と同じ、私達にはどうすることもできない、化け物よ。
　それだけ強い力があって、なおかつあのまま死ぬなら、黒葉もあいつも居なくなるなら
　それが最善の、平和に最も近い姿じゃない……」

　鮮明に聞こえる声。
聴覚も、いまは半端でない。
でも、どうとも思わない。
それは感覚がどうこうではなく、理性的に考えた上での話。
正しい、この上なく、正しい。
勇者は、英雄は、魔王を倒した後の世界で、
残った普通の人々にとって、新たな恐怖の対象でしかない。
それは定番で定例で定型だ。
俺は英雄ではない、英雄ではないから、より一層、第二の魔王になるだろうから。

172 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:33:04.88 ID:i2GsaDgo

　暗い、昏い、思考に支配されかけた俺は、
それをそのまま宙に浮く黒葉にぶつけようと、
膝を曲げ、飛ぼうとした。

　が。

「それは違います！」

　三つ編みでも、
　砂の魔女でも、
　黒葉でもない、
　しかし最近聞きなれたばかりの声が、
　それを否定した。

「お前……」

　元魔女、現少女。
俺の家に居候していた砂の魔女の妹。
そして黒葉に唯一遭遇し生き延びた人間、だったか。

173 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:37:05.60 ID:i2GsaDgo

「すきありだよ！」
「しまっ！？」

　ひょう、と空気を裂く音。
黒い、しかしずいぶんと威力の下がった攻撃。
だが今の俺を倒すには余りある威力の攻撃が
少女の登場によって呆然としていた俺に向かってくる。
同様に、動揺していた砂の魔女と三つ編みも、間に合わない。

　それでも、攻撃は俺に届かなかった。
俺が魔力を封鎖していたはずの、
元魔女の筈だった少女の魔法によって、
俺はまたも生き残っていた。

「……えへへ。最後に術式更新したの、いつだったでしょう？」

　……そういえば、最近はしていなかったように思う。
ならば、少女は、魔力が戻ってなお、
それを隠してあえて俺の元にいたというのか。
多少なりとも、それに歓喜を覚えてる俺がむかつく。
死ねばいいのに。

174 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:43:32.32 ID:i2GsaDgo

「うぅっ……、またダメかぁ……」

　紋章が、じりじりと俺にフィードバックとして
熱を伝え痛みを喚起し始めると同時に、
先ほどの攻撃を防がれた黒葉は困ったように呟く。

「負けを、認める、か？」

　情けをかけるようなポーズ。
しかし俺自身も息絶え絶えな体調。
多分、後一撃、この紋章の力で黒葉を殴りつけたら、
もうその際に砕けた身体は戻ることは無いだろう。
正直、今現在も全身に焼け付くような痛みが走っている。
このまま術式兵装を解除しても、一週間は安静にしてないと厳しいし
二週間は魔法が使えないだろう。

「うぅぅ…、どうしよー。もう魔法使えないよぅ」

　鼻血を手の甲で拭いながら、
涙目で、涙声で、ぐすぐすと、年相応の少女のように言葉をつむぐ黒葉。

175 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:49:46.70 ID:i2GsaDgo

　それをみて、俺は嘆息を付き。
兵装を解除した。
とたんに全身に疲労感と倦怠感とが溢れ、
さっきまでとは比べ物にならない
痛みと熱さと辛さと苦しさが襲ってくるが、
それでも、倒れないように、歯を食いしばり、
結局ダメで、倒れこんだ。

「あっは、はは……。情けねぇ」
「格好よかったですよ」
「そら、重畳……」

　倒れた俺に、いの一番に駆け寄ってきた、居候の少女。
そして困惑から抜け切れない砂の魔女と三つ編み。

「だ、大丈、夫？」
「ぎりぎりでな」
「というか、あんたの家に居たんだ……」
「うん」
「だから、死んでねぇっつったろ」
「ところで、お姉ちゃんはいつから私のお姉ちゃんになったの？」
「そ、それは…。話の都合がいいから…」
「ふぅん――うぅん？」
「いま、治癒しますから…」
「あぁ、そうしてくれると助かるかな」
　
　

176 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 04:55:09.56 ID:i2GsaDgo

「で、あなたはどうしますか黒葉」

　三つ編みは、俺に治癒を施してから、
少し離れた位置でこちらを眺めている黒葉に声をかける。

「まだ、戦いますか？」
「う〜ん。……ううん、やめとく。
　なんか最後は楽しくなかったし、痛かったし、お兄ちゃん怖かったし、もう嫌」
「……そうですか」

　軽く、三つ編みが微笑んだ気がした。
俺は、膝をついて、少女と砂の魔女の二人の肩を借りてなんとか立ち上がる。
黒葉は、そんな俺をじぃと見つめている。
もう、凶暴さや、粗暴さや、険悪感や、恐怖感はない、
そこにいるのはただの少女で、俺が全力で殴りつけた少女だ。

「じゃあ、どうする？ 戦うの、つまんなく、なったんだろ？」
「……うん、多分、そうかな」
「なら、どうする？」
「どうしよう……？ 困ったね」

　俯いて、頭を抱えていまにも泣きそうな黒葉に
俺は自然にこの言葉を口にしていた。

「……うちに、来るか？」

177 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:01:55.24 ID:i2GsaDgo

「なっ！？ ちょ、あんたなに考えてんの！？」

　肩を借りている砂の魔女が、速行で反応した。
俺に向き直るように怒鳴ったため、かけていた腕がはずれ、
砂の魔女が居た場所に、膝かっくんを喰らったようにぱったりと俺は倒れた。

「いてー……」
「あ、ご、ごめん……。じゃなくて！ あんたこんだけ死闘しといて
　その相手の面倒みるつもり！？ そんなボロボロになって！？」
「いや、敵が仲間になるのは、漫画の定石だろ？」
「馬鹿！」

　怒鳴られる。
ひたすらにどなられる。
けど、三つ編みと少女は、どこか呆れたようにため息をつくだけで、
砂の魔女に加勢する様子は見られなかった。

「まぁまぁ、リーダー。その人はそういう人柄みたいなんですから、任せましょうよ」
「で、でも！」
「あなたは、どうしたいんですか？」
「ん、私は……、それも、いいかなって、思うな。楽しそうだね！」

　疲労困憊から立ち直るのが異様に早い黒葉。
もう元気に俺の申し出に乗って軽くはしゃいでる、
傷は治ってないようだが、多分もう魔法は少し位ならつかえるのだろう。
改めて、異常なアビリティだ。

178 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:10:43.72 ID:i2GsaDgo

「あっそ……、もう勝手にしてよ」
「なに言ってんだ、お前も、一緒だぞ？ 三つ編みも、こいつも、合わせて住めば良い
　それくらいのスペースはあるし、その方が、楽だろう」
「はっ！？ なんで私まで！」
「先刻、言ったと思ったが？ こないか、って」
「イエスと言った覚えは無いわよ！」
「勝手にして構わんのだろう？ なら素直に従えよ」
「あんたねぇ……」
「まぁ私は構いませんけど？」
「私も、いままで通りだし」

　一人反抗していた砂の魔女も、
三つ編みと少女の二人が反対していない事に
むしろ賛同しそうな勢いなのを感じたのか、
二、三呻いて、なにかを言おうとして口を閉じ手を繰り返して、
そして不承不承、渋々といった感じに承諾した。

「あとは、後片付け、だな」

　結界でいまは一般人を完全に人払いしてあるが、
吹き飛んだ塀に民家、砕けたアスファルトの道路や折れた電柱、
燃えた常緑樹に凍った地面にばら撒かれた砂に焦げた痕跡、
全てを元に戻さなくてはならない。
祭りのあと、じゃないが、後片付けがなによりも大変というお話。

179 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:17:28.61 ID:i2GsaDgo

―――

　あれから、三時間かけて全てを修正（やはりというか
圧倒的に回復速度の速い黒葉がその魔力で持ってして大半を直した。
俺も砂の魔女も修繕系の魔法は得意でなかったし、そもそも魔力がどいつもこいつも
ほとんど残ってなかったのが問題だ）して、

　最初に黒葉に半殺しにされて
野ざらしに放置されていた他の少女達を治癒して、
彼女達に事の次第を伝えて（この説明の場には黒葉は外させた。
彼女達は、あの三人よりも深く黒葉に対する恐怖やなにやらが根付いてる
だろうから。簡潔な事象と結果を伝えるに終えた）。

「流石に、お前たちまでは俺の家に匿えないが、
　住居を用意するくらいはしてやる。
　あとは、普通に生きていけば良い、好きにしろ」

　そういって、十人以上の残りの少女達に別れを告げ。
結界と魔方陣を解除して、
朝方になって鳥の鳴き声が聞こえる時間になって
ようやっと全ての事態は収束し、終息した。

180 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:22:08.35 ID:i2GsaDgo

　いくら治癒をしても、外傷でも内傷でもなく反動、
全てが終わる頃には俺の身体はうんともすんとも動けなくなっていた。
それでも、生きているだけ、まだマシか。

　これにて、一件落着。
そういうことで、片が付いた。
色々なしがらみに、様々ないさかいに、浦々なとまどいに。

　倒れ、この一連の流れで知り合った魔女達に支えられながら、
俺はぎりぎりで自分の意思で動く顔の筋肉を総動員して、
引きつった笑顔を形作りながら、言った。




「じゃあ、家に帰ろうか」

181 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:33:41.55 ID:i2GsaDgo

―――

　後日談というか、今回のオチ。
俺はいつものように少女に起こされて目を覚ました。
肩を掴んで軽く揺すり、耳元で「起きてください」と囁く
その起こし方は毎度くすぐったくていけないのだが、
それをやめさせようとしない俺もいる。
本当死ねばいいのに。

　起きてからすぐに全身の骨を一本ずつ鳴らして
身体をほぐしてから、顔を洗い、歯を磨き、
そして寝癖を整えてリビングに向かう。
と同時に香る食指をそそる匂い。
扉を開く音に反応して料理をする三つ編みがこちらを向いて
「おはようございます」と微笑んでみせる。
俺は軽くそれに答えて先に机についている砂の魔女の向かいに座り
ニュースが流れているテレビを見ながら軽く彼女と会話をこなす。

　「お待たせしました」とすでに並んでる食器に
三つ編みが盛り付けをし終えると同時に、
パジャマ姿の黒葉がリビングに現れ、
眠たそうな瞼を擦りながら「おはよー」と言いながら空いた椅子に座り、
俺の次に黒葉を起こしてきた少女が次いで入ってくる。
砂の魔女は黒葉に対して「せめて着替えなさいよ」とか言って、
三つ編みは「まぁまぁいいじゃないですか」と宥める。
いつも情景、毎度の風景。

182 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:44:13.24 ID:i2GsaDgo

　みんなで席に座って「いただきます」と声を揃えて食べ始め、
これは美味しいとか、味が薄いとか、
調味料とってとか言いながら、雑談に花を咲かせる。
そして今日の料理担当の三つ編みが
明日の担当の砂の魔女にリクエストをして、
「おねがいしますね」「はいはい、わかったわよ」なんて会話を混ぜたり。

　たまに黒葉が好き嫌いを起こして「これ食べて」とか俺の皿に
なにかを移動させて「なにやっての！」って砂のに怒られる。
微笑ましい、初々しい。

　他人から見れば、家族ごっこ。
くだらない、馴れ合いの行為にもみえるだろう。
そしてそれは間違いじゃない。的を射た発言だ。
これは馴れ合い、そして舐め合い。
圧倒的少数となった特殊な人間のコミュニティ。
儚く、虚しく、切なく、哀しく、そんな家族ごっこ。

「どうしたのよ、箸止まってるわよ？」
「どうしました？ 嫌いなものとかは入ってないですよね？」
「お兄ちゃん？」
「なにか考え事？」

　ちょっとした、考為にも敏感に反応してくれる。
それは、嬉しいようななんというか、
だけど、少なくとも一つは言える事がある。
俺はこの生活が好きだ。
そしてその理由も、一つだけ確実に言える。
好きなことの理由は嫌いな物の理由を答えるより難しいというが、
それでも一つだけなら、なんの躊躇も逡巡もなく言える。
好きな理由は、間違いなくこの少女達がいるからだということ。

「いや、幸せだな……って」

183 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:45:41.79 ID:i2GsaDgo

　┼ヽ　 -|r‐、.　レ　|
　ｄ⌒)　./|　_ノ　 __ノ

184 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:53:42.99 ID:i2GsaDgo

　これにて一連の無駄に放置してきたお話は終わりです
最後まで付き合ってくれた人が居るかどうかはわかりませんが
もし居たのならありがとうございました

　書いてる途中で主人公が童貞らしくないとか色々言われたけれど
俺としてはむしろこれが現実だと思う
童貞だからってどもる訳じゃないし対人コミュ力がない訳でもない
俺だって童貞で、部屋に二次のポスターがあって
同じ漫画を複数冊買ったりしたり、
ノベルでコミケにサークル参加するくらいのオタクだけれど

彼女だっていたし、友達多いし、
バイトだってしてるし、バイト先の人とも仲良くやってるし、
お客さんには気のいいお兄さんと評判だし
同窓会にも呼ばれる
だけどリア充ではないと言える
何事も最上級も最下級も滅多にいない

ほどほどのなあなあのぬくぬくばかりなんだと言う感じでこんなキャラにしました
結局、本当の底辺なんかそんなに居ないんですよという、そんな主張
目立つから印象に残るだけで、ね

なんか自己主張が最後になるというぶっちゃけ
うざい終わり方でごめんなさい
おやすみなさい
最後に本当にありがとうございました

185 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/12(日) 05:55:39.47 ID:i2GsaDgo

　あぁ、あと最後に一言
マリは俺の嫁

186 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/07/12(日) 06:02:14.73 ID:eJF1zsDO

乙
面白かった

187 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/07/13(月) 04:50:10.01 ID:czdn3kIo

うおお！！　完結しとる！！
お疲れ様でした


ほのぼのパートもっとないの？

188 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/07/13(月) 11:18:23.88 ID:8lxY8wQo

おつうううううううううううううううううううううううううううううううう
やっと完結か・・・長かった本当にながかった・・・

189 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/13(月) 23:22:32.49 ID:XUICLoDO

>>187
ぬけぬけと後日談やるのは気が引けるなあ
終わったものにずるずると縋ってぬるぬると続けるとぐだくだになるから
べつの話を書くことはあっても続きは書かないと思います


大体一段落した後のほのぼのほどオチの書きにくいものはない

190 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/07/16(木) 03:56:06.10 ID:rHGN..DO

>>189

長い間完結するの待ってたよ！乙でした

191 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/07/17(金) 22:37:59.95 ID:hhjINQAO

砂の人乙
ところで童貞は後日童貞卒業できたのか気になる

192 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/07/18(土) 09:35:33.29 ID:FoOrrwDO

>>191

できたのかも知れないし
できなかったのかも知れないし
しなかったのかも知れないし
したかも知れない
俺はあくまでも記述者でしかないので
それ以外の物語は掌握してないんですよね
なので、お好きにどうぞとだけ


ただ、したなら
誰と？ という問題があるのでしたと想像したなら
誰としたのを想像したか言って言ってけ
俺は意外と三つ編みじゃないかと思ってる

193 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/07/18(土) 12:01:27.82 ID:pgWA.UAO

俺はやっぱ魔法少女としたんだと思う

194 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/07/18(土) 23:10:56.73 ID:BS5jnkAO

もうこないかなと思ってたらいつの間にか終わってた
砂の人乙
ちゃんと終わってくれて良かった

195 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/07/21(火) 01:50:29.71 ID:bH0qf2AO

でも、色々設定ぶち抜いてたよな。

なんか童貞がいつの間にか上の中くらいの強さで終わってるし。

もはや童貞関係ないし。

196 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/07/21(火) 02:53:22.01 ID:cJbfNmY0

別にいいんじゃね？
男子禁制の魔法社会への鍵としては働いてるわけだし。

設定といえば一人惨殺されたまま忘れられてる使い魔ってか淫獣に涙だがｗｗ

197 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/07/21(火) 05:40:38.77 ID:LIZRi.DO

>>196

そんなのもいたよねって言う
まぁ、あれですよ
こまけぇことはいいんだよ！

198 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/07/21(火) 18:32:44.72 ID:mQwGNUAO

それより砂の人は童貞だったのか〜

199 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/08/05(水) 19:30:51.07 ID:Ssjtf6DO

(＞ω<)

200 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/08/31(月) 17:16:24.95 ID:SuB/RtEo

>>198
童貞というか、
まぁ、従姉妹との経験はノーカウントじゃね？みたいな
どうせ誰も見てない頃合だから言うけどな
性的な始めては全部従姉妹だったりする俺
ファーストキスはディープでした

201 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/08/31(月) 18:44:52.71 ID:0c6yg9wo

なん･･･だと…

202 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/08/31(月) 18:58:45.66 ID:DE2TYmYo

ｋｗｗｓｋ

203 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/08/31(月) 21:26:11.04 ID:ABQNidAo

kwwsk

204 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/11(金) 22:37:20.97 ID:5MkdAaEo

遅くなったけど　お疲れ
面白かった

205 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/20(日) 00:08:07.74 ID:o6P1cIAO

ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima079946.jpg

206 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/27(日) 05:38:24.61 ID:WG7phQAO

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207 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/27(日) 05:43:53.84 ID:WG7phQAO

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　　　　 ゝ__彡　|.::::::::（__人__）:::::::|＼ミ ソ　今すぐアクセスして
　　　　　 ＼《　| ＼::::::｀ー´:::::／ |__> 丿
　　　　　　 ミ　 ＼.ゝ.T---T　 《ミ| ./　　　最新情報を手に入れて
　　　　　　　＞___＼　 ｀´　　｀--´

208 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/09/27(日) 21:19:54.83 ID:p9DcoUDO

マゾ共め

209 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/28(月) 16:57:21.65 ID:rlbuddko

>>208
>>208
>>208

210 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/30(水) 01:11:39.01 ID:Nb.sQ2AO

　　 .: :! . : : : : :/／: . /. .／. . : : : : : /ヽ.: : : :　〉.: :　!
.　　|: :|:.: : : : :/: : __.:/／ /: : : : :／:/ 　 ｉ: .　 /: .　　|
.　　|: :|.: : : : : ィ´::::个ｘ /: : :. イ ／　　 :|: : : ': : : :,　|
.　　ｌ: :|.: : : : :| |ｉ::::::r|　 ｰ　´　 ,．=ﾐ､　 , : : : ｌ／Ｖ.: :|
.　　ヽ:|. : : : :.| 辷 '.ｿ　　　　　 |i:::::_/》./: : : :/::.:. | : :,　
. 　 　 |　: : : :|　.:.:.:. 　 　 　 　 辷V　/: : : :/::.:. .｜:/
　　　　. 　 .: :|､　　　　　r- ､ ' .:.:.:.. ∧: : :/::.:. .　, /　まじっすか
　　　　ヽ: .　 V >､ 　 　 ｰ '　 ⊂ヽ′|: :/::.:. .　/:′
　　　　　 >-. ､＼　｀　ｧt―　rf⌒ l　,: /::.:. .　/: |
　　　 　 ｛/＼ 丶丶 /　ヾ⌒ﾏ|´　j,/:/ii〉:..　/: :｜
　　　　　 V´￣￣}｀ヾ ｰ ' ＼:|,>rく⌒ヾ.　`i′.: :|

211 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/09/30(水) 02:20:47.27 ID:aIELvBso

YES！YES！YES！


というか完結させたのになんでお前ら見てんだｗ

212 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/30(水) 03:28:31.05 ID:u4AYy6DO

ﾌﾋﾋ(^q^)

213 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/09/30(水) 23:19:34.30 ID:91SaA56o

俺たちはスレがある限り誰かが書いてくれるのを待っているんだ

214 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/01(木) 17:12:01.94 ID:ioRDFUEo

ふむ、なら少し>>200について自分語りでもするか

215 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/10/02(金) 01:18:01.56 ID:HdlZjYMo

>>214
さあ！さあ！ｗｗｋｔｋ！ｗｗｋｔｋ！

216 ： ◆7SHIicilOU [sage]：2009/10/02(金) 01:35:38.58 ID:l4qhVADO

いまは眠いから起きたらね

217 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/10/03(土) 02:45:22.33 ID:2iawU/.o

まだ起きないのかな…

218 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/03(土) 14:25:27.87 ID:WJ.KtDco

おはよう

219 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]：2009/10/03(土) 14:38:25.37 ID:2iawU/.o

やっと起きたかｗｗ

さあ！さあ！ｋｗｓｋ！ｋｗｓｋ！

220 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/03(土) 16:11:41.88 ID:WJ.KtDco

いや、ｋｗｓｋといわれてもなぁ
当時俺はまだ小学生だった
従姉は俺の二歳上と一歳上の二人居た

まぁ他にも六つ七つ上の従姉が二人と
さらには五つ六つ下の従妹が二人
十近く離れた従妹と従弟もいたんだけど
とりあえず中でも俺のことをめちゃくちゃ好いてくれてたのが二歳上と一歳上だった

221 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]：2009/10/03(土) 16:40:07.64 ID:2iawU/.o

ROMは居るからな、安心してｋｗｓｋ買いててくれ

いいか？ｋｗｓｋだぞ！

222 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/10/03(土) 16:41:15.75 ID:arw1CIgo

ｋｗｗｓｋ

223 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/04(日) 23:22:43.70 ID:tlndhVYo

えぇと、だな
従姉ということは親同士が兄弟姉妹って訳になるが
血縁だからって近くに住んでるわけじゃないし
夏休みや冬休みの時に祖母の家に泊まる間しか会えなかったんだ
大体三日から一週間くらいなんだけど
会うたびにその二人の従姉は俺にベッタリで片時も離れないんだよ

その例として覚えてる事柄としては
どっちが一緒に風呂に入るかで喧嘩したり
どっちがベッドで一緒に寝るかとかで喧嘩したり
泊まりの度にそんなやりとりをしていたのを覚えている

224 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/04(日) 23:28:04.18 ID:tlndhVYo

ついでにそのやりとりの解決したのは唯一話を聞いてくれる俺で
風呂は交互に入ろうとか、途中で交代するとかして
ベッドは仕方ないから床で二人の間で寝るとかしてた

その二人の従姉はそのまま姉妹なんだけど
とにかく正反対の性格で、
一歳上の従姉は元気溌剌のボーイッシュな女の子で
二歳上の従姉は静かで大人しい女の子女の子した娘だった

いまの俺の女の子の好きなタイプは二人に影響されて
上記の二パターンなんだが
言うたびに全然違うタイプじゃんかと言われる

225 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/10/05(月) 15:33:42.67 ID:y/vn0QDO

いとこってけっこんできるじゃないか

226 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/05(月) 16:03:28.89 ID:8F8Dq/Io

>>225
できるよ
だから当時からそういうアプローチも多かった気がする

227 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/10/08(木) 01:56:14.66 ID:dlON3QAO

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228 ： ◆7SHIicilOU [saga]：2009/10/08(木) 02:46:13.85 ID:fciM7K2o

>>227
え！？

229 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/10/09(金) 00:23:58.08 ID:XzKPSgAO

期待

230 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/11/09(月) 03:05:49.50 ID:4QH4AYQP

魔法使いDOUTEI
ttp://kurikuria.web.fc2.com/

ここの漫画化？？

231 ： ◆7SHIicilOU ：2009/11/09(月) 04:37:13.13 ID:nPdVvoDO

>>230

もしそうだとしたら
俺は怒りをあらわにするが？

232 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/30(月) 01:39:35.17 ID:KwZpWoAO

俺も怒る

233 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2009/12/26(土) 01:13:30.28 ID:PnKEaD60

>>230
俺は喜ぶ

234 ：A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]：2010/01/06(水) 00:31:42.20 ID:ibNJoXY0

俺は踊る