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【だからせめて】能力者スレ【優しく堕ちて逝け】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 03:24:05.89 ID:Iu1qJjs0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1290434601/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
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寝こさん若返る @ 2024/05/11(土) 00:00:20.70 ID:FqiNtMfxo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715353220/

第五十九回.知ったことのない回26日17時 @ 2024/05/10(金) 09:18:01.97 ID:r6QKpuBn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715300281/

ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part13 @ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715263679/

今際の際際で踊りましょう @ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1715262444/

誰かの体温と同じになりたかったんです @ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715258363/

A Day in the Life of Mika 1 @ 2024/05/09(木) 00:00:13.38 ID:/ef1g8CWO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715180413/

真神煉獄刹 @ 2024/05/08(水) 10:15:05.75 ID:3H4k6c/jo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715130904/

愛が一層メロウ @ 2024/05/08(水) 03:54:20.22 ID:g+5icL7To
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715108060/

2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 03:34:27.36 ID:PPM0wdo0
>>1乙様
3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 03:36:25.67 ID:uHTchFso
>>1乙さんです
4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 03:40:38.45 ID:f1Y7z2SO
>>1
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 03:41:51.74 ID:WPRfS.Yo
>>1
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 04:02:42.44 ID:ZAnwM2AO
>>1乙だー
7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 06:24:56.62 ID:i5p7P5Io
>>1
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 09:17:59.93 ID:s/u8w6go
>>1乙っ!
9 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 14:29:36.82 ID:V0L/j9.o
>>1000

っふふ、本当においしいんだもの
【くすくすと笑いながら、ぺろっとリンゴ1つ完食しました】
【さすがに腹に来たのか、おかわりは注文しないらしい】

ごちそうさま。貴重な体験をありがとう


//>>1乙でっす
10 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 14:37:52.33 ID:s/u8w6g0
>>9
…ぐすっ・・・ありがと姉さんっ…美味しそうで何よりだよっ!

【笑顔でそう言いながら、右手でサムズアップをすると】

うんっ!こっちこそ喜んでもらえて嬉しかったよ!ありがとう!
…あと姉さんお土産に「リンゴゼリー」か「林檎クッキー」か「林檎飴」のどれか貰って!
もちろん全部でも良いよっ!

【両手をバサバサしながら喋る】
11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 14:40:09.60 ID:V0L/j9.o
>>10

ん、それじゃあ……リンゴクッキー、買わせてちょうだい。楽しい時間のお礼に
【もう、動作くらいじゃ驚かないさ】
12 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 14:45:33.43 ID:s/u8w6g0
>>11
うんっ!これで名前で呼んでくれる…かな?

【短時間で少しながら幼児退行してしまったこの男】
【どことなく、否、性格が変わったようであるが…】
【そして後ろのリヤカーから紙袋に入ったタッパーと】
【林檎が6個ほど入ったビニール袋を持ってくると】

はいっ!姉さんにプレゼントっ!もちろん御代はいらないよっ!
【笑顔で差し出した。因みにタッパーの中にはぎっしり美味しそうな林檎クッキーが入っていたりする】
13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 14:52:14.53 ID:V0L/j9.o
>>12

はいはい。わかったわよ「キョウヘイ」

【タッパーを受け取り】
なんだか悪いわね
【申し訳なさそうにしていたが、手首の時計をちらりと見て】

っと、もうこんな時間か。
ありがとうね、キョウヘイ。楽しい時間とお土産をありがとう
【タッパーを持ち、女性は街の外へ向かって歩き出した】


//お相手ありがとうございました! そろそろ時間的にきついんで落ちます
14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 14:53:13.06 ID:Y0MerMDO
>>1
15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 14:59:29.59 ID:s/u8w6g0
>>13
やったぁっ!
これで俺も姉さんに近づけたぜっ!

【名前で呼んで貰えるだけでこんなにも嬉しがるこの男】
【一応18歳の青年だが、まるで純粋無垢な少年のようで】

いいよっいいよっ!御代なんか気にスンナっ!
じゃぁねっ!ライシュッツ姉さんっ!また食べたくなったらいつでも来てねっ!
【笑顔で、彼女の姿が完全に視界から消えるまで】
【ずっと右手を振り続けた】

/お疲れさまでしたっ!こちらこそ有難うございましたっ!長引かせてしまい申し訳なかったです…
16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 15:25:33.33 ID:LJan1zk0
【水の国=\――……『博物館』近隣の、オープンカフェ】
【ランチタイムを完全に逸し、客入りのピークを過ぎた今でも、単純な人気の高さで、喧騒は保たれている其処】
【そんな中、お洒落なパラソルの下の座席に在って、一際『目立つ』人物がひとつ】

――――……『星』から、久々に『此処』へ。そして今夜には『スラウロット』へ…。
もう、こんな強行軍やってたら、水の滴るぴちぴちボデーも俄かにくすみ始めちまうってんです。

【『彼女』は、背丈は135cm程度、肩までかかる、クリアブルーの縦ロールの髪に、鳶色の双眸を持つ幼げな少女】
【上半身には新調したと思われる本当に真っ白な白衣を着用し、下半身は其れに合わせたワークパンツと、何故かビーチサンダル】
【加えて、白衣の裾からは『腕時計』らしき物体が覗いて、額に未来風の『ゴーグル』をずりあげて装着している】

(……『カナっぺ』は、相変わらず、あのゲロ吐きそうな笑い方してるんですかね?)
(あぁでも、其れを言えば、無道さんちの娘さんも、今頃は私より大きくなっちまいましたか?)

【さっきまで悪態をついていたというのに、今度は黙って口元を緩め、淡い笑いを咲かした】
【――――……傍から見ていると、少し『変な人』と言う気が、しないでも無い】
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 15:37:45.55 ID:XTweyTco
>>16
【オープンカフェに入店し、開いている席を探している人が一人】
【和服を着たお爺ちゃんである】
【大体70代程で、口元には柔和な笑み。見るからに好々爺然としている】
【腰には刀が有るが付けているのがむしろ普通なほどに刀が其の立ち振る舞いに似合う】
【そして永く伸ばした白鬚は仙人の様に見えるだろう】

かっかっか!洒落てるのう、これがおぅぷんかふぇとやらか!

【楽しそうに店内を見回して笑っている】
【そして、注文をしようとしたのだが】

……、横文字だらけで判らんのう……。
緑茶はあるかの?
あ、無い……。
えっと、じゃあ……。

【困っているようだ】
18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 15:50:18.27 ID:WPRfS.Yo
【公園】

……相手を探すならここ、かな
妥当な相手が居れば良いけど……

………ま、見つからなければ見つからないで、それも良しか

【遊具などには目もくれず、同じポーズでピタリと動きを止めている者が一人】
【両足を肩幅より広く開いて腰を落とす、所謂「騎馬立ち」の姿勢で、両手は軽く開いて】
【顔と鳩尾を守る位置に置いたまま、鳥が止まり木に出来そうなほどに動かない】

やらなきゃ無い事は……今は、其処まで多くないし
自分と周りを固めてからでも良いかな……

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 15:53:34.05 ID:LJan1zk0
>>17

(ん、あの人、見るからに『同郷』っぽい雰囲気醸し出しちまってるじゃないですかー、わーい)
(……って、何でしょアレ、だっさー。)
(まったく、人生50年の人間さんが、2,30年オーバーランしちゃうとああなりがちだから困りますねー。)

【ふと見つけるのは、入店した老人の容姿や装束、雰囲気―――それらから、『自分と同じ』の櫻¥o身だと判断】
【人目も憚る事無く笑うというのに、若者の様に確りとした足取りを持つ彼に対し、心に多少ばかりの興味の泡が立つ】
【然して―――……その姿を目で追っていれば、最終的に瞳に映るのは、如何にも情けないシーン】
【心の声は、手厳しいと言うか、差別的というか―――兎にも角にも、道徳的とは言い難い】

……もう少し、放っておきましょか。
めんどくせぇ、です。

【ぼつり、呟いて――――……マグカップを攫んで、真っ黒なコーヒーを啜った】
【どうやら、見ず知らずの老人を、すぐさま援助しに往くほど、出来た人物では無いらしい】
【但し、視線だけは時折ちらちらと向けているあたり、興味が無いという事は無い様だ】
【どちらかと言えば……――『何をやらかすか』と言った、冷笑的な調子では在るが】

20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 15:58:48.31 ID:XTweyTco
>>19
【暫くメニューとにらめっこしている】
【何か興味を引くメニューが有ったようで、指でメニューを追っている】
【少々見辛いのか老眼鏡を取り出して、もう一度メニューの名前を見た】

むむ……なんじゃ之名前長いのう……。
じゃあ、この――。

【心を決めたのか深く息を吸い込んで】

ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノで頼む。
あと……このはむさんどを一つで頼むぞ。

【なんとか注文は終了したようだが、周りに若者ばかりの為少々落ち着かない様子】
21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 16:17:13.90 ID:LJan1zk0
>>20

(……うげぇ、そんなグチャグチャのサラダボウルの中身みてぇなメニューあったの、知らなかったです)
(発案者は、絵の具を混ぜすぎるとまっ黒けになっちまうって知らないんですか?)

と言うか折角ならハムサンドもテンコ盛りにしなさいよ、拘りの無いヤツ苦手ーです。
それとも、最後の良心ってぇ奴です? だったら同情しちまいそうでもっと嫌ーですねー。

【衝撃的―――自分の注文段階では気付かなかった、列車の様にづらづら名前の連なった名前に、新鮮な驚きと、些細な憤りを覚えた】
【眼を半開きにして、口を尖らせて、今度は老人では無く、此処には居ないだろうメニューの製作者に噛み付いて】
【心中に閉じ込められていた言葉が、声として外気の中に飛び出した】
【彼女、何やら妙な拘り―――……それも、あべこべだったり、本当に必要なのか怪しいモノが中核を成している其れを、持っているらしい】

………ひゃあ!海老カツサンドだ!我慢できねぇ、です!
いやーもう、甲殻類は止められません止まりませんですねーヒッヒッヒ。

【そんな時―――ウェイターの一人が、少女の座席の卓の上のプレートに、ひとつの紙袋を置いていった】
【其れを確認するや否や、ビリビリと紙袋を引き裂いて、餓鬼の様に喰らい付く少女の姿に、配膳者の乾いた笑いが浮かぶ】
【然し、そんな事は毛程も気にせず、少女は二枚のパンに挟まれたレタスと海老を、ぼりぼりと貪って往く】
【ご丁寧な事に―――手を汚さない£度に紙袋が残存させられているあたり、日常的にこの動作を行っている様だ】

(と……おーっと、つい本能が出ちまいました)

【だが、途中で『我に返った』様にバーガーを手放し、わざわざウェットティッシュで手を拭き、静かにコーヒーを喉に送り始めた】
【――――……いちばん恐ろしい事実は、今現在、この少女との相席の他に、空の椅子が見当たらない、と言う事である】
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 16:22:07.69 ID:XTweyTco
>>21
【暫くして店員が持ってきて、口を開く】

<ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノとハムサンドのお客様ー!

あ、はい。

【大サイズのフラペチーノと、普通のハムサンドのコンビだ】
【フラペチーノの方も、見た目は案外普通である】
【トレイを持って席に座ろうとするも、この込み具合。立ち往生しつつ開いている席を探す】
【運良く開いている席を見つけ、そちらに向かって歩いて行く】

そこなお嬢ちゃん。此処の席、座らせてもらってもいいかい?

【優しげな笑みを浮かべて話しかける】
【席が此処しかないのだから、ここに座るしか無いだろう】
23 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 16:22:13.52 ID:V4K/YESO
【暗い・寒い・寂しい。三重の独特の重さが付き纏う、路地裏】

……ひ、

【鮮やかな赤の外ハネセミロング/同色のツリ目】
【白いカッターシャツ/赤チェックのネクタイと同色のプリーツスカート/ガーターベルトで固定した黒ニーソ】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴で、こつん。軽い音を鳴らす少女】

――――――まッ!!

【たった二文字の言葉に、深い不快を織り交ぜて】
【苛立ち紛れに、落ちていた空き缶を蹴っ飛ばす】

暇! せっかくの、休日!
なのにあんのマリモも白ガキも遊んでくれないネ!
どーいうことなのネ!?
24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 16:39:22.34 ID:JJ6y3USO
>>18
//まだいらっしゃいますかいねー?
25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 16:39:39.83 ID:LJan1zk0
>>22

? …あー、別に良いですよー。
拒否する理由が有りませんですしー、ええ。

【コーヒーを殆ど呑み下し、再び海老カツに食指を伸ばそうとした瞬間―――話しかけられて、手を伸ばしたまま、咄嗟に首だけ振り向いた】
【受け答え自体は、『一言多い』印象を与えるが、意外に簡潔で、『快諾』の部類に入るモノだ】
【恐らくは、柔和な笑みでは無く、睨みを利かせた状態でも、オープンカフェに居た以上彼女はそう答えただろう】

(……何だ、意外に普通ですね、こういう意外性は好きじゃないです)
(名前のハッタリとっても大事、でも取ってつけた様なのでは………駄目です、駄目駄目)

【矮躯故の見上げる視線を、相手の頭の天辺から、腰まで少しずつ。サーチライトよろしく移動させていく】
【顔立ちなど余り興味の無い部分は駆け足気味に通り過ぎて、先ず注目を向けたのは、トレイに鎮座するフラペチーノ】
【存外に普通の姿を、彼女の鳶色が収めれば……――『疑問』の色が、俄かに『嫌悪』へと変化した】
【然し、誤解を招かないようにと言う意識については有るのか、翁に焦点を合わせ直したときには、そんな様子は消えて】

ところでお爺さん……――その刀は、どの様なモノですかね?
結構、私そういうのには感心あったりするんですねー。

【次に興味を惹かれたのは―――身体の一部の如く、老人の装いと風格にマッチした刀と鞘】
【そのデザインや長さを、鑑定士にでもなった様にじろじろと見分してから】
【坐ろうとしているか、既に尻を椅子に付けているだろう彼と視線の交差を試みつ、ひとつ問う事だろう】


 【――――……此処まで似合うのであれば、人並み以上に、刀やその術に拘泥していると思いたかった】
26 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 16:46:56.78 ID:XTweyTco
>>25
はっは、礼を言わせてもらおう。
断られたら困るところじゃったからの。

【そう云うと、トレイをテーブルの上に置き、座る】
【其の所作は、何か舞踊をやっているのか、優雅たるものである】
【そして座り込み一息。フラペチーノのカップにストローを差し、中身を吸う】

……ふむ、甘いがそこまで悪くもないの。

【こくこく頭を振りながら味を検分しているようだ】
【そして、少女の視線に気づき、目を合わせる】
【目の色は深い黒で、年齢を経た落ち着いた気配を感じさせるものである】
【そして少女の問に、快く答えようとする】

コイツかい。
コイツは鬼酔割義人(キスイカツヨシヒト)と言っての。
まあ……所謂妖刀とか呼ばれてるものさね。

【腰に挿した刀を鞘と共に抜き、見せる】
【拵は確りとしており、かなりの古さを誇るも未だ現役であることがうかがい知れる物だ】
【そして鞘に顔を近づければ分かるだろうが、うっすらと周囲には酒精の香りが漂っている】
27 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 16:54:38.09 ID:66iAKaso
【魔術協会・正門】

どれくらいだったか?ああ、確か一週間ほどか?
【一人の男が、門の前に立っている】
【顔を半分覆う紋様が描かれた布の下がった帽子を被り、青い外套を着込んだ姿は埃まみれに泥だらけ】
【手にハンドバッグを持ち、その顔は自信に満ち溢れている】

一年は覚悟していたがな、こうも早く戻れるとはなぁ。
【腕組みをして、うむうむ、とひとりでに頷く】
【と、後ろから声がかかる】

「俺は十年ぐらい久々だけどな。しっかし変わんねーなぁ、ここもよぉ」
【男よりも少し高い背と、囚人のような服を着た男だ】
【目には両目を覆う十字傷の眼帯をつけている】
【表情はよくわからないが、その声から、懐かしそうな感情が見て取れる】

【二人の奇妙な装いをした男は、揃って魔術協会を眺めていた】
【なんというか・・・、凄く、不審者です】
28 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 17:04:31.29 ID:LJan1zk0
>>26

(……ふふー、習得した動作を、日常生活でも発揮しちまう…良い傾向ですねー)
(『そうしてる』のか『そうなっちまう』のかで、少しばかり評価は変わるですけど)

【舞うが如き翁の動きを見て、また思考―――特に意味は無くても、『全貌』を探りたがるらしい】
【与えられた断片から、一つずつ。推論を重ねていくという、その行為自体を愉しむように】
【怜悧な鳶色の瞳は、外見の年齢からすれば、少しばかり達観したような印象も与えるかもしれない】

『妖刀』……誰が何処でどうやって作ったんですかねー、興味が有ったりするです。
私も、まー刀匠と呼ぼうと思えば呼べなくも無かったりしちまう仕事をしてるのですねー。

(……うへへ、お酒の薫り…。カナっぺ達と、また呑みたいなぁ…。)

【相手の現状の態度がどうあろうと、其れが『武器』である以上、少女は妄りに不用心にはならない】
【間合いを読む、と言う領域には至らないが、じぃと睨む姿に油断は無く、刀に敬意を払い、真価を見定めようとしている様にも見える】
【其の時、金属特有のツンと差す臭いに紛れて、鼻へと運ばれてくる酒の芳香、懐かしげに眼を細めた】
【口に出すことはしないが―――どうやら、飲酒経験も飲み仲間も、人並みには持っているらしい】

【人は見かけによらない、と言うのはこの世界では現実以上の常識だが、彼女は―――人ですら、無い?】
【老人が若しも『妖気』の類の感知に明るいのなら、薄ぼんやりとでも、そんな印象を抱くやも】
29 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 17:08:09.00 ID:WPRfS.Yo
>>24
/気付くのめっちゃ遅れたけど\ここにいるぞ!/
30 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 17:13:28.45 ID:XTweyTco
>>28
【老人の振る舞いは、パッと見では隙だらけに見える】
【しかし、ある一定以上のレベルのモノが見れば、其れは上辺に過ぎないと分かるものである】
【常在戦場の心構えである。気を張ること無く常に戦闘に移れる様にしているのだ】
【それはどこまでも自然だが、恐らくこの状態から即座に戦闘に移ることも可能】
【老人の武に懸けた努力と時間の一端を感じさせるものであった】

刀匠は、無名での。
まあ……50年程前に武者修行してる時にの、たまたま旅の商人から格安で買ったんじゃよ。
儂以前の持ち主が次々と怪死してたとか、何とか行ってたかのう……。

【昔を思い出し、懐かしげに目を細める】
【そして、少女の目つきや、其の態度にそこそこ出来るようだと判断を下す】

……む?嬢ちゃん……人間かの?

【武者修行時代には無茶を色々したものであった】
【相手が人でなかろうと暇があれば死合を挑んだ】
【其の経験が、無意識ながらも相手の正体を読む術を会得させていたのだ】
【感知、と言うよりは勘……あるいは香りと言うものを感じたようだ】
31 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 17:20:30.32 ID:JJ6y3USO
>>18>>29
【少女の後方、つかつかと早足に近付く影が一つ】
【気配は妙に薄いが、彼女ならば匂いでそうと知れるだろうか――】

妥当かどうかは、皆目判ったもんじゃないが―――少なくとも、立候補者が此処に一人。

【黒いシャツの上から臙脂のジャケットを羽織り、下はジーンズに焦茶色のミリタリーブーツ】
【胸元には、ブルークォーツのリングネックレスを提げて。腰には刀が一振り、短刀が二振り】

【ジャケットの後側に備えたホルダーには、左右対照にダガーが二対。髪は夜空の濃藍で】

……少なくとも、退屈しないだろうコトは請け合い、かな。
どうにも食い足りなくてさ、最近。相手して貰えるんなら、こっちとしても万々歳だ。

【中性的な格好に言葉遣い、ひらひらと振る手は生気というものを欠いた白】
【影は何事も無ければ少女の横を通り過ぎて、前方5m辺りに立つ事だろう】
//あばばば、危うく見過ごすとこでしたぜ宜しくお願いしまーす!
32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 17:31:56.97 ID:WPRfS.Yo
>>31

……ああ、貴女ね
悪くは無い、と思うけど………どうだろね
私も貴女も、殺し合いの方が得意な部類じゃない?
……あんまり血塗れで帰る訳にもいかないし、さ

【現れた相手が、どう考えても模擬戦には向かない人物】
【得物を見ても性格を考えても、そう判断せざるを得ないが】

………でも、まあ良いか
少なくとも、動かないよりはマシだしね

【あまり相手を選んでばかりも居られないと、承諾】
【姿勢は一切変えないままで】


あんまり遅くまで遊んでる訳にもいかないんでね
場合によっては、どれだけ良い所だろうと帰らせて貰う
それと、あんまり無茶苦茶はしないで欲しいかな
私だって、仲間に向けられない技は幾らでも有るんだし

以上、これでOK?

【顎の前に構えた左手を、30cmばかり前方に】
【ルールの提案を行い、構えを完了した】
33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 17:33:32.30 ID:LJan1zk0
>>30

……ふっふー、じゃあお爺さんは、ジンクスを破っちまったって事ですねー?
マユツバかもですけど、武器は持ち主を選びますとも言うです。
そう考えれば、前々の所有者は、身の丈に合わない刀の毒に殺られた、戦場の毒に殺られたって向きも有ったりしちまいます、きっと。
……多分、運だけのオハナシじゃ無いんじゃないですけねー。

【人が武器を選ぶと同時に、武器も持ち主を選び、はっきりと好悪を示す―――有りがちな考え方では有るが】
【或る種、馬鹿にした印象すら与えかねない独特の口調の裏で、この少女はその概念を、ほぼ全面的に肯定している】
【『そうやって死んだのなら、仕方が無い』と、息を吸うほど簡単に、断じてしまっているのだ】
【尤も、彼女の中に秘められたストイックな思想に気付くか、そして同意するか、其れは当然のごとく老人次第】

………っへ?
…えー、どうしてそんな事聞いちまったですかー?

【その問いに、うろたえた動作を見せるも―――緩やかに表情や所作を軌道修正。『妙な事を言われて、驚いた』様子を繕った】
【貌に何か付いてたかも、と言わんばかりに、眼の周りを猫の様に擦ったり、頬や唇の周りを払ったり】
【どうやら……――相手の返答に『負けた』と実感するまでは、自分が何物かを隠し通したいらしい】
【隠す意思が無いのであれば、別に老人の研ぎ澄まされた眼力を以てしなくても、誰にでも彼女の『正体』が、攫めてしまう筈だ】

【そして、成り行きで引っ込めていた手を、三日月の様になってしまった海老カツバーガーに触れた】
【――――……どういう訳か、今になっても=A机に置かれた当初の様な熱気を発している】
34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 17:41:09.41 ID:XTweyTco
>>33
そういう事になるか……。
たしかに、コイツが一番しっくり来るなぁ。

【買ってから、怪死云々は全く気にせず50年間振り続けてきたため、そこら辺は頭に無かった】
【たしかに、選ばれた、という感覚はたしかに感じていたのである】
【そして、少女の其の在り方を感じ。見た目と大分中身違うなぁ、と判ずる】
【自分の言葉に対する少女の反応を見て、穏やかな笑みを浮かべたまま口を開く】

いんや、何となくなんじゃがの。

【そう、感覚だけで言ったのだ】
【どちらかというと野生的な勘が強いタイプである】
【少々無遠慮に少女を"観察"し、正体を見極めようとする】

む……、判らんのう。

【ため息を付きフラペチーノを啜る】
【口の中にじんわりとした甘みが広がっていく】
【そして、ハムサンド――ホットサンドだったが冷めてしまった、を手に取り口に運ぶときに気がついた】
【自分のより後にきている筈のエビカツバーガーは何故か温かいと言う事に】
【口には出さない者の、少々の疑念を視線に込めてサンドイッチを頬張る】
35 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 18:04:33.94 ID:JJ6y3USO
>>32

そう、オレ。自分で言うのも何だけど、まあまあだろ?
さておき、ああ……手加減って、どうにも苦手で為らないけど
……確かに、そうそう大怪我してばっかりってのも、な……。

【気性がかなり物騒なのは、当人も自覚しているのか】
【溜息混じりに頷いて、小さく肩を竦め――――暫くして】

ああ……了解、控えるさ。
オレだって其処まで足りない訳じゃないし、加減くらいは利く。
良い試合にしましょうなんてガラじゃないけど、仲間に向けて良い物と悪い物の分別は付くさ。

…………異存は無いよ、始めよう。先手は譲る。

【こくりと一つ頷いて承諾し、緩く構えつつ開幕を促して】
36 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 18:05:04.00 ID:LJan1zk0
>>34

武器と言うのはチカラと言うのは、多かれ少なかれ、持ち主を振りまわす邪性を持ったモノですねー。仕方ない。
その『悪さ』を取るには、殺傷能力を根こそぎ抜いちまう必要が有りますからー、でも其れって武器と違うです。
問題は、其れを乗りこなすだけの能力、若しくは運命的な相性の良さを持っちまってるか、だと思うです。

……その点、お爺さんはどっちも十分、上々だと思いますよー、ひっひっひー。

【ハンバーガーを一度頬張って、三日月より更に欠いた、円形の面影をほぼ残さぬ形を作り上げて】
【数度咀嚼してから、顔の向く角度を上げ、重力の助けを得て落し込むようにして呑み込んだ】
【人を殺してはならない、などとは決して言わず、徹頭徹尾『武器と人』の論に集中する彼女は、矢張り見た目に不相応な思考の持ち主だ】
【其れを絶対的な尊ぶべき理屈だと解釈しているあたりは、或る意味では子供らしいのかもしれないが】
【ふざけた様な笑い――伝承によると、『河童の嗤い方』である――の中でも、老人に対して嫌悪や嘲弄とは逆方向の感情が芽生えている事が、判る】

何となく? …そう、職人の世界でも其れが重要なんです。インスピレーション。
それは勿論、思い付きだけで作ったら、そのベントラーアルマゲドンヘルバニシングダイヤモンドキャなんたらになっちまうです、けど。
咄嗟の電撃的な想いを真の意味で活かせる人間は、逆に本物の職人さん……――プロフェッショナルに成れるです。

【『其の道は遠いですがー』―――胸をそんな台詞が掠めたとしても、絶対に声の形にはしない】
【自分の信じる分野では、弱音を吐かない。吐いたなら、永遠に辿りつけない。1000年を若者の儘謳歌する身体でも、届かない、そう思うから】
【相手の質問を煙に巻きながらも、大口を開いて笑いながら語る姿は―――……『ライフワーク』への、弛まぬ情熱を感じさせる】
【……――※商品の名前を完全に間違えているのは、気にするなよ!絶対するなよ!】

【そして、言葉を閉ざしたならば、もう一度。そして最後に成るだろう、バーガーを口に運ぶ動作】
【中身が少なくなった以上、サクサクと口の中を踊る、軽快な口当たりと咀嚼音も、明らかに鳴りを潜めるが】
【狐色の生地が撒き散らす超局所的な温暖さだけは、喉に吸い込まれる瞬間まで、消えることは無い】
37 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 18:14:30.70 ID:WPRfS.Yo
>>35

目、喉、鼓膜、この辺りは無し
そうしとけば、万が一の事故もないとは思うけど、ね
それでも、互いの武器が武器。綺麗に終わらせるのは難しい

……傷付けるつもりはあまり無いけど、本気で受ける
そういうつもりで行かせてもらうよ

【まず確認するのは相手の武器と、彼我の身長差】
【『機動力を重視する剣士』と『武術系の格闘家』、重心の高さの差異を見極めて】

この間合いで私に先手?

……それ、危ない考えだよ

【重心の高さを変えないまま、右足から一足の踏み込み】
【走ると言うよりは、足を数センチ浮かせての跳躍と言う方が正しいか】
【4m程の距離を、事も無げに飛んで】

【もしそのまま対処が遅れれば、右足を軸に体を回転】
【低い姿勢のまま、左下段回し蹴りを、相手の右膝の外側へと放とうとするだろう】
38 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 18:16:49.46 ID:XTweyTco
>>36
長年喧嘩してきたがの、魅せられちまう奴って言うのはいくらでも居たもんさ。
刀つーのは、綺麗だからの。

【ハムサンドをぱくつきながら語る】

まあ――魅せられる様な輩はそもそも刀持っちゃいけねぇんだが……。

【苦笑し、ハムサンドを食べ終えた】
【瞑目しながら少女の話を聞く】
【やはり、見た目と中身に相当の差を感ずる】
【然しながら、その程度70年生きていればなんども出会ってきたタイプの一つに過ぎない】
【それに、そこを抜きにしても好感の持てる人物である。そう判断した】

そこは何となく分かるのう。
何となくから技が出来る時もあるしの。
まあ――剣の極みには、まだまだ遠いみたいだがの……。

【未だ剣の道に果ては見えない】
【成ればこそ、未だ隠居する訳には行かず、未だ武者修行を続けているのである】

あと違う違う、ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノじゃよ。

【そこに会えて突っ込む爺であった】
【そして、思い出したように口を開き、言う】

名乗りたくなったから、名を名乗っとくよ、嬢ちゃん。
花城六輝(ハナシロムツキ)という、宜しく。

【少々キザ、と言うよりは凄みの有る笑みを浮かべて名を名乗った】
39 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 18:45:48.50 ID:LJan1zk0
>>38

……かといって、頭ん中イッパイになっちまうくらいモノへの愛情が無いと、本当の高みには登れないと思うです。
好きこそモノの上手なれ、もっとちっちゃい頃、何度も頭の中で繰り返しちまった言葉の通り。
武器を道具としてしか見れない人間は、戦争屋は兎も角、技師と『戦士』になっちゃ、駄目です。

【言葉の中に、些かばかり意味深な含みを持たせて―――反論とは違うが、思想の食い違いを顕した】
【尤も、声調や本人の雰囲気に特段変化はなく、いつもいつも考えている事を、平静のまま出力している、と言う様子】
【息や眼に乱れは無く、台詞をいったん片付けてから、コーヒーの爽やかな苦みで、頭と喉を潤わせる】

それはそれで良い思考、向上心が無くなれば、人間にそれ以上齢を重ねる価値は無いです。
……――『停滞』なんて、少なくとも私は好きになれねーですねー。

【『老境』も大分深みまで分け入って、達人の域に至っても、彼は歩みを止めようとしない――成程、と少女は思う】
【「人生のオーバーラン」と称したのを心の中で恥じつつ、紡ぐ言葉はずけずけと、飽くまでも自分の考えは曲げない】
【人生の中で感化や閃きに依り変遷することは有ったとしても、相手に合わせて歪曲しようとは、しない】
【ちょっとだけ得意げな、浸み出す様な笑みが、その顔に浮かび上がった】

そんな事どうでもいいーんですねー、隣の家の晩御飯の3倍は気にならぬー。
『完成品』として出されている以上、あんな代物は駄目だと思っちまうんです。

……それ、で。名前……ですねー?
私の名前は「玄ヶ淵 千佳(くろがぶち ちか)」……宜しく、です。

【男の指摘について、多少憤慨気味に受け答えて―――但し、名前を聞かれれば、表情を軟化させて】
【意外な事に、ぺこりと頭を下げて、自らの名を返すことだろう―――これも、拘りなのかもしれない】

……っと、いけない、もうこんな…ですか。

【そして、ふと腕の時計を見やる―――焦りはしないが、少々驚いているのが見て取れる】
【この様から鑑みるに、何かしらの用が、これから待っているのだろうか】
40 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 18:45:51.71 ID:JJ6y3USO
>>37

模擬戦のつもりが、寝覚めの悪い結果に――ってのは御免だしな。
まあ、お互い無傷でなんて考えられる程の余裕は、正直無いわけだけれど。

多少の怪我は已むなし、と――。
………精々、堪能させて貰うとするさ。

【身長は此方が上、必然的に間合いも僅かばかり長い。得物が加われば、尚更に】
【一先ずは様子見に回って、可能なら踏み込んだ所を狙い打とうか―――】

――……だよ、なっ!!

(冷や冷やしたぞ、今の。平和ボケが一発で吹っ飛んだな――)

【という考えが些かに甘かった事を、瞬きの間に思い知りつつ】
【反射的にバックステップを踏んで、2mほどの距離を開ける。膝の皿に爪先が掠めて過ぎた】
【対して此方は自身が着地するより早く、右で後ろ手にダガーを一振り引き抜いて投擲する】

【相手に到達するタイミングは、蹴り足が地に付いてから一拍置いた辺りか】
【狙いは右足、対処は容易だろう――牽制。らしからぬ時間稼ぎの一手だ】
41 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 18:56:59.65 ID:XTweyTco
>>39
儂の場合は、剣自体と言うよりは、"技"に魅せられてる口だからの。
[ピーーー]ために、というよりはよりすごい技をだし、戦うために、では無くてもっと使いやすい方が美しいからだしの。
技というものは、美しくなければならんのよ。
之が、儂の愛情と言うものかね。

【刀に一瞬目線をやり、微笑む】
【フラペチーノをまた啜り、ちょっと年行ってる自分これ全部飲むと死ぬんじゃないかとか思いつつ】
【フラペチーノが多くて処理に少々困っているのは秘密】

止まるなんて、詰まらんだろう。
技の研鑽も、止まったら直ぐ錆びついちまう。
極みを見までは止まる訳には、イカンよなぁ……。

【美味しいが、甘い。冷たさと甘さで頭が痛くなって顔を顰める】
【ずけずけ何でも言う少女の其の在り方は、個人的には快いものだ】
【下手に気を使われるよりかは百倍良い】
【老人の道場の門弟はやたら自分を持ち上げたり、世話をしようとしてくるため、そういう輩は苦手である】

ああ、甘いのう。頭がいたい。

【少女のその発言に、同意。最初はいいが後になるとこの老体には辛い】

千佳嬢ちゃんか。宜しく。

【柔和な微笑みを浮かべ、軽く会釈】
【そして、少女が時間を気にしているのを見て、残りのフラペチーノを飲み干し、立ち上がる】

さて、と。
楽しい時間を過ごさせてもらった、礼を言わせてもらうよ。

【腰の刀を軽く直しつつ、言う】
42 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 18:57:01.72 ID:WPRfS.Yo
>>40
【空振りした左足を、引き戻さず其処へ降ろして】
【蹴りの不発を踏み込みと変えて、大股一歩の距離を稼ぐ】
【これにより、左半身を相手に向けて、斜めに相対する形】

(不意打ちは失敗、次からは少し難易度が上がるね)
(だけど、この手をもう一度使うのは……やり辛い筈)
(次はもっと低く、左から入って抜けようか)

………はいやっ!

【其処から、両手首を交差させ、拳で地面を殴る様な動作】
【両腕に装備された籠手で、右足狙いのダガーを打ち払う】
【空手でいう下段十字受け。重い攻撃を受ける為というより、防御する面積を広げたかったのだろう】

【打ち払いを終えると、右手は腰に引き付けて】
【左肘を肩の高さ、90度に曲げ。掌を真上へと向ける】
【腰は、やはり深く落としての騎馬立ち】

……ふーっ――――――こぉっ

【一度、肺の中の空気を吐き出し】
【小さく音を立て、一気に吸い込んだ】

/ちょっと夕飯食って来るんで次遅れるかもー
43 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 19:08:02.81 ID:LJan1zk0
>>41

……こちらこそ、楽しかったです、と言わせて貰っちまいます。
星の国の技術者連中は、如何にも………気が合うのが、少なかった訳です。

【コーヒーの残りを急激に飲み干すと、少女は言葉で返礼しながら、自分のプレートを手に持ち、立ち上がった】
【なお、珈琲の入っていたカップは、恐らくはバーガーと同様の方法で―――『少し冷めた』状態で、保存されていた】
【もっとも、湯気が立たない程度には冷やされた状態の為、気付く事は難しいかもしれない】

それじゃ、私は此処で失礼するです。
…さようなら、花城の翁さん。

【そして、急ぎ足に―――カウンターに、空になったプラスチック板と、今になって温度低下を再開したコップを、返して】
【グチャグチャの紙片を寄せ集めて、ごみ箱に捨て、既に会計を済ましていたのか、そそくさと店を後にすることだろう】
44 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 19:14:24.44 ID:XTweyTco
>>43
千佳嬢ちゃんみたいな子は、中々理解できそうな奴少なそうだからのう……。

【何でもずけずけ言うタイプは、凄く好かれるか凄く嫌われるかの両極端になり易いものである】
【老人もカップ等を処理し、店を出て行こうとする】

じゃあの、またいつか会えることを願っとく。

【そう言い残すと振り返ること無く、歩き去っていった】

//絡み乙でしたー!楽しかったです!
45 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 19:25:10.39 ID:LJan1zk0
>>44

【その後―――駅構内=z
【敢えてゲートを使わず、旅情を愉しみ期待を膨らませ、序に思索に耽るべく、彼女は交通手段に列車を選んだ】
【遠い警笛の音を感じ取って、ふと、溜息がこぼれる】

(……お酒の匂い…ですか。)
(そう言えば、『アニキ』は、今何してるんでしょ……里に、居るです?)

……ま、今は…この、最新鋭魔科学アイテムを、持ち帰るに限っちまいます。
カナっぺに、無道さんち……どんな反応してくれるか、楽しみで頭がフットーしそーですね!

【これから、数時間後の事である。彼女が、識ってしまうのは】
【――――……『無道 臨太郎』と、『無道 文重』、そして『断華 朔太郎』】
【この三名が、彼女が協会≠離れていた、空白の10年間で、悉く命を落としていた、と言う事実を】

【膨らんで、舞い上がった風船は――――……ばちり、穴が開いて、裂けて、落ちた】

/お疲れさまでした!
46 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 19:36:09.20 ID:JJ6y3USO
>>42
【着地すると左足を半歩引いて、右自然体に近い形に】
【重心は傍目に見ても解る程に前傾させて、短刀の柄を左の逆手に緩く握る】
【ダガーへの対処にて稼いだ一拍で、息を整え】

(……構えを見るからに、どうぞ攻めて来て下さい、って感じか)
(下手に反転攻勢に出れば、あっさり捌かれる。さりとて――)

(逃げてばかりは性に合わない、か。……仕掛けてみよう)

【脱力し、意図的に地面に倒れ込むような動作から、引いた左足で踏み込んだ】
【地を滑るような大股の一足。同時に、腰の短刀を抜き放ち】
【切り掛かると見せて相手の腹部を目掛け、柄尻を捩込まんとする】

【地を踏み締めた左足を捻り、踏み込みの勢いをそのまま、フック気味に放つ一撃】
【速さは言わずもがな、威力もそこそこに有しているが――いかんせん、予備動作がネックだ】
【加えて振りが大きい為、打ち終わりには僅かな隙が出来るだろう】
47 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 19:38:28.52 ID:ThYVJC6o
【喫茶佐店───一番奥の店】

……あと、もうちょっと…………。

【───一人の青年が、コーヒーを飲んで死にかけていた】

あと、ほんの一杯で……終わりなんだ……!

【なんか大人だから(笑)とか言ってコーヒを飲み始めた結果がこれだよ!】
【お子様な彼の舌では、ブラックコーヒーはちょっと苦すぎたのだろう】

【燃えるように真っ赤なアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳を持つ青年。】
【白いYシャツに黒色のズボンを着用し、左手首にはオレンジ色の包帯を巻いて】
【左足には、蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着けている。】


【あ、誰か人を待ってるらしいです】
48 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 19:39:04.79 ID:ThYVJC6o
>>47
/追記 予約です申し訳ない
49 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 19:41:51.15 ID:ppAqKESO
【魔術協会】
うにゃ〜〜。ここも襲撃されて大変そうだにゃー
【【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】

そんな訳で今日も何処かにネコがきたにゃー
【電子レンジとUFOをたして2で割ったような生き物(?)に乗って辺りを散歩している】
50 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 19:51:39.86 ID:FQhUfrMo
>>47

【からんころん】
【喫茶店の扉が、来店者を告げる小さな鐘の音を鳴らした】

──……ふう、寒かった……

【現れたのは、およそ18歳程だろうか、一人の少女である】
【緩くウェーブのかかった暁色の髪は、ショートヘアになっていた】

【白のTシャツワンピースにフランネルのシャツを羽織り】
【墨色のジーンズに、カーキ色のブーツを履いている】

【外が寒かったのだろう、羽織っていたチェック柄の黒い短丈ダッフルコートのポケットに】
【肩を竦ませながら両の手を突っ込んで──店内を見回し、待ち合わせていた人物の姿を探す】

……あ、いたいた……
久しぶり、双葉ちゃん──

……って、何やってるの?

【一番奥に目をやった所で、青年の姿を発見】
【そちらに歩み寄っていくも──何故に喫茶店で息絶え絶えなのかと、呆然】
【──まさか毒でも盛られた──!? なんて、馬鹿げた思考を自身で一笑しながら、声をかける】
51 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 19:54:44.49 ID:WPRfS.Yo
>>46

(狙い、何処を打つか)
(そうだねー………一度試してみたかったやり方も有るし)
(………1と1、角と飛車を交換させて貰うかな)

【踏み込んで来る相手の重心と、肩、手に持つ武器】
【其処から行動を察して、然し防御を固めるでも避けるでもない】
【代わりに、左足の爪先を浮かせて、踵に体重を乗せ】
【それと右爪先を支点に、身体全体を反時計回りに捻る】

(前傾での拳は、その最中に防御が難しい)
(耐久力勝負ならキツいけど、こういうやり方なら……)

【本来なら打撃と共に吐き切る筈の息と留めて、歯を食いしばり】

…………げぅ、っ

【左脇腹に、回転で威力を逃がしては居るものの、ほぼ直撃の形で一撃を受けた】


【然し、それに一寸遅れて】

【打撃の余韻、息吐きの不足により威力は平時より劣るものの】
【全身の回転を乗せた右フックが、相手の顎へと向けて放たれる】
【カウンターというには荒いが、命中させる事を目的とした一撃】
【数瞬でも、自分の間合いで意識を混濁させるのが目的か】

/ただいま戻ったぜー
52 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 19:54:50.65 ID:pvzz7bko
【魔術協会・図書館】
【そのテーブルの新参者として見慣れない小柄な人物が今日からテーブルにつき始めている】
【初めてくる場所なのにもかかわらず落ち着き払って本を読んでいるのは…まだ小柄な一人の少年】
【その少年は茶髪の上にゴーグル付きの飛行帽をかぶった、糸目でその瞳を包み隠した、青のパーカーに黒の短パンにスニーカーという姿】

【少年は自分の上司兼自分が相棒を務めさせてもらっている男の言葉を思い出していた】

『―――やあ久しぶりだドブロク、帰ってきてそうそうだがオレからお前に任務を与える!
今となってはお前はジンジャーやノビドラと言った紳士どもにはよーくツラを覚えられてる身だが、だが意外にもお前は
対ネル・ナハト…いや、justiceとか対機関連合とかのメンツには顔が割れてねえと言う事を思い出した、そいつらのみ警戒してちょっと偵察してもらいたいところがある』


(…で、オイラが魔術協会の生徒としてわざわざ身分書偽造までして入学か?勘弁してほしいんだな…一時的な任務かもしれないが
オイラ、魔術の心得なんて全然ねーよ…!なんだな
でもまあ勉強するふりだけでもしながらこの魔術協会を探る仕事だけでもすれば…満足はするか)

【と、ある程度はタカをくくっていた少年だったのだが彼はちょっとしたトラブルっぽい障害にさっそく直面していた】
【その気になればきっと切り抜ける事はできないでもない、でも一目見ただけでも切り抜けるには間違いなく『やっかい』だとわかるその障害】
【その障害は物とか現象とかでもなく…人、自分より若干年上らしい青年の形をしたトラブルだった】

「…なあなあ!お前も魔術師なのか?俺この魔術協会の図書館初めてくるんだけどさ、ムクがいろいろ面倒な手続きをしている間
とうとうできた身分書で通行許可をもらってやっとここの本読ませてもらう事が出来たんだよな!
ここってさ、どういう魔術とかが書かれた本があるんだ?もしかしてここでしばらく勉強したら…俺も魔術師になれるかな!?」

さ、さあ…オイラも新参者だから…魔術に向いてるとか向いてないとか…よくわからないなあ…

【その青年はさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーという服装をしていた】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首には季節にあった赤いマフラーを巻いている青年は…彼に屈託ない笑みを浮かべて無邪気に話しかけてくる】

(…なんてこった、やり辛い奴と会ってしまったんだな)
53 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:05:32.95 ID:ThYVJC6o
>>50

っぅ……ぁ……………。

【コーヒを持つ手が震える】
【カップを口に近づけ、中に注ぎこむ】
【それだけの動作なのに、それなのに、手が動かない。止まってしまう】

【砂糖やシュガーを入れれば────】
【いや、それは逃げの一手だ──俺は勝つんだ、コーヒーにッ!!】

【何やらぶらっくこーふぃ相手に死闘を繰り広げていたが】
【聞いたことのある、知人の声に気づくと】

双葉ちゃんじゃないッ!

【※『双』の時点で反応しました】
【一旦コーヒーの入ったカップを机の上に置き】
【微妙に赤みを帯びた顔を、少女の方へと向ける】

いや、その……自分との戦いを。

【なんだかカッコいい(笑)言い回しをしてしまうのは──その、あの】
【いわゆる、14歳頃の若者たちが良く発症する────かもしれない】
【彼はにじゅーにさいのおとななので、その可能性は低いだろうが───低い、よね?】

……久しぶり、カンナ。まぁ座れよ。

【自身の前の開いている席を差して、そう促した】
54 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:09:50.39 ID:7DQe2LIo
【街中】


【人通りの其れほど多くない、所謂『商店街』と呼ばれる通り――歩く人物が一人】


……………、……。………――。


【黒い羽根の付いた真紅のミニチュアハットを被った150cm程の少女である】
【其の身を包む漆黒のスーツ、何処か『歳不相応』な其れの胸ポケットから覗くのは白いハンカチ】
【印象的な純白≠抱くのは、煌くような彼女の髪――…所謂、「ボブカット」と呼ばれる髪型だ】


【依然として幼さ≠フ感じられる年齢だが、どうやらこんな時間に『買い物帰り』のようで】
【右手には葱やら“食料品”が覗く袋、左手には中身のよく見えない“軽そうな”袋を持っている】

【――……のだが、どうやら左右のバランスが上手い事取れないらしく、フラフラしている】
55 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:12:56.18 ID:jsTVi1Eo
【暗い・寒い・寂しい。三重の独特の重さが付き纏う、路地裏】

……ひ、

【鮮やかな赤の外ハネセミロング/同色のツリ目】
【白いカッターシャツ/赤チェックのネクタイと同色のプリーツスカート/ガーターベルトで固定した黒ニーソ】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴で、こつん。軽い音を鳴らす少女】

――――――まッ!!

【たった二文字の言葉に、深い不快を織り交ぜて】
【苛立ち紛れに、落ちていた空き缶を蹴っ飛ばす】

暇! せっかくの、休日!
なのにあんのマリモも白ガキも遊んでくれないネ!
どーいうことなのネ!?
56 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 20:13:44.67 ID:FQhUfrMo
>>53

 【「対機関連合リーダー天ヶ谷双葉さん、」】
 【「あなたの戦うべき相手は、コーヒーではありませんよ」】

【──なんて、心の中で神官の宣託のように重々しく告げながら】
【対珈琲連合リーダーと貸した青年の姿を生暖かく見守っていたのだが】

……──っ、……

【声をかけた刹那、それに被せられる形で反応した彼に】
【思わず、目を×の字にしながら、少々竦んでみせた】

──うん、相変わらずだね

……それで、何か話があるって?
私も、そろそろ一度双葉ちゃんに連絡いれようとは思ってたんだけど

【ああ、我らがリーダーは今日も元気に患ってるなあ、と思いつつも言葉には出さず】
【羽織っていたコートを脱いで、差された席に腰を降ろした】
57 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:14:50.33 ID:WPRfS.Yo
>>51
/今更気付いた、直撃喰らったのは右脇腹です
58 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:16:55.63 ID:s/u8w6g0
>>49
/スネーク、まだいらっしゃるかどうかを確認してくれ
59 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:21:08.88 ID:ppAqKESO
>>58
/こちらスネーク…無事潜入S……ザァーー!!!!!!!!!!
60 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:27:49.07 ID:9YwKIYAO
>>55

【蹴り上げた空き缶が地面に落ちた時、路地裏の奥…少女のいる地点から左に曲がった方向から、人の気配がするだろう】
61 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:28:07.67 ID:s/u8w6g0
>>59

/スネークどうしたんだい?スネーク!スネーーーク!

【そんな猫の前に現れたのは】

デンデンデデッデデン・・・♪タッタンタ・・・タンッ♪
【どこぞのあのゲームのテーマソングを口ずさみながら歩いてくるもの】
【茶色い四角形の箱。そうあの主人公が大好きな】

こちら、ツネーク目的地に潜入した!
【可愛らしいダンボール九十九神?】
62 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:29:46.92 ID:ThYVJC6o
>>56

双葉ちゃんじゃない。

……──うん、"対機関連合"について、ちょっと。
相談というか、話というか……ま、そんな感じさ。

もう一つ、用件はあるけど───こっちは私事だから、後回しでいいかな。

【その瞳に真剣味が宿り、子供っぽさが抜ける───】
【いわゆる"仕事用"というか──くーるな自分へと、スイッチを切り替えて】

一つ聞くと……今の対機関連合には、何が足りないと思う?

【答えなんて幾つでもあるような、曖昧な質問を少女へと投げかけた】

【そして先に決着をつけておこうと思ったのか】
【カップを手に取り、一気にコーヒを飲み干し────】

げほっ────っ、ああっ!

【むせた】
63 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:32:20.46 ID:jsTVi1Eo
>>60

……、……?
だーれ、かネ?

【押し寄せる好奇心、そして溢れかえった「退屈を紛らわしたい欲」】
【ふたつの感情が混ざり合って、少女の赤い靴を前へ前へ。進めていく】

【きゅ、と音を立ててターン。左に、曲がった】
64 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:32:45.38 ID:ppAqKESO
>>61
了解にゃ!スネーク…
そこにいるネコは味方にゃ!コンタクトをとるにゃ
【そうダンボールに言うネコであった】
65 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:35:20.28 ID:Gbp2z6DO
>>54
/まーだいますかー?
66 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:36:22.62 ID:7DQe2LIo
>>65
/はいはい、此処に居ますよー
67 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 20:37:59.12 ID:JJ6y3USO
>>51
【元より防ぐ気が無い――其れは、此方も同じ事。奇しくも、考える内容が被ったらしい】

(……参ったな、頭狙いか)
(拳の間合いでふらつくなんて、悪い冗談だ……)
(けどまあ、こっちが一手得、って所か?)

【手首を返し、掌を肘に引き付け。短刀で脇腹を浅く撫斬りにせんとしつつ】
【首に力を込めて、歯を食い縛り。直撃と同時、左足を軸とし体を時計回りに開店させて】
【打点をずらし、拳を芯で喰らう事だけはどうにか避けた】

―――っぐ、ぅ……!

【とは言え、やはり少なからず脳は揺さ振られる。状況は芳しくない】
【朔夜は半ば苦し紛れに、続けて回転の勢いを乗せた肘を放つ。狙いは右脇腹】

(防戦に回る前に……此処で稼げるだけ、稼がせて貰おうか)

【一旦攻めに回っておいて、易々と追撃の手を緩めるような柄では無いらしい】
【尤も、此方も回転がぶれ、打点が逸れ、威力は大幅に減じられている】

【成否問わず、振り切って右足を地に着けたなら。彼女は其処で、しばし態勢の立て直しを強いられる】
68 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:38:06.74 ID:s/u8w6g0
>>64
デレン!誰だっ!

【某ゲーム風にダンボールの頭上に赤色の!マークが現れる】
【そしてダンボールのソ●トンレーダーが使用不可能に…ってオイ】

仲間か…愛国者(あいこくもの)は!
【ヒント:らりるれろ】
69 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:44:55.73 ID:WPRfS.Yo
>>67
/右脇腹狙いの肘は、左肘って事で良いのかーい?
70 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:45:09.46 ID:Gbp2z6DO
>>66
/それじゃ、ふつつか者ながら絡みをばお願いしますー
>>54
…クーリスーマースーがーこーとーしーもー…
【何か、聞き覚えのあるような歌が聞こえる】
【何か、歌に怨念が篭っている】
【歌が聞こえる方向は前方、そちらに目を向ければ】

……クリスマスなんてこなきゃいいのに
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年が、クリスマスフェアーな町並みを見てのっぴきならない負のオーラを噴出している】
【…何か少女以上にふらふらしてる】
71 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:46:02.62 ID:9YwKIYAO
>>63

【少女が曲がった先】
【そこは、大きなゴミ箱が六つほど置かれた、映画にでてくるような行き止まり】

………随分とまぁ…風通しがよくなったじゃないか

【そんな典型的スラム街のような一角に、額から血を流した男とそれを見下ろすように立っている男がいる】
【血を流した男のほうは、壁にもたれかかったホームレス風の、ボロボロな帽子をかぶった初老の男】
【恐らく、帽子をかぶった状態で撃たれたのだろう】
【本来あるはずのない“穴”が、まるで自己主張するかのように、帽子にぽっかりと…】
【もうひとりは、薄汚い布を頭からかぶった、居合刀を持った低い声の男】
【少女には気付いていないようだ】
72 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:47:23.64 ID:ppAqKESO
>>68
ラリルレロ
愛国者にゃ
【なんか愛国者って言おうとしたららりるれろとしか言わないよ】
73 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:51:34.98 ID:jsTVi1Eo
>>71

、……なーに、やってんの?

【その場に似合わない、間抜けな。能天気な声声】
【ひゃひゃひゃ、と。小さく笑いながら、こつ・こつ・こつ。三歩だけ、角から歩いて立ち止まる】

ひゃっひゃひゃひゃ、セーギのミカタ・マジカルガンナー夕月ちゃん。とうっじょー!
なーんっつってネ、あひゃひゃひゃ!

【けらけらけら、楽しそうに笑いながら。気配を[ピーーー]気など毛頭ないと言うように、刀の男の後ろに立つ】
74 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:51:46.19 ID:JJ6y3USO
>>69
//右肘なのですぜー、表記忘れ申し訳ない。
75 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 20:52:22.82 ID:7DQe2LIo
>>70

【すたん、と停止】


………………?


【きょろきょろ、と辺りを見回す――と云った具合に、『軽い』一連の動作である】
【やがて、目の前から歩いて来る青年が、何か魔翌力%Iな物を噴出してるのを確認して】


――――……クリスマス、嫌いなの。


【『物静か』……何処か平坦な、感情の籠もっていない声色で呟く】
【イントネーションこそ無いが、微かに含まれた感情で尋ねている℃魔ェ判るかも知れない】
【辺りは静かな為に、彼女の声は青年の耳に届いたかも知れない】


【沈黙の内に、再び足を動かすと――ふらふらと、道の端に寄って、彼を見始めた】
76 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 20:56:30.03 ID:FQhUfrMo
>>62

…………────

【青年、天ヶ谷双葉の目の色が切り替えられたのを見て】
【少女は、それと真っ向から相対するように、真っ直ぐな瞳を向けた】

【──そして、投げかけられた質問】

【少女は唐突に振られたその問いに、暫し口を噤んで黙考する】
【対機関連合に足りないもの──リーダー直々に問われたそれ】
【彼女にも、思う所が無い訳ではない──思った事をとりあえず、口に出してみようと】

【した、その瞬間】

──ちょっ、きたな──っ……!

の、飲みたくないなら飲まなければいいでしょ?
あなたの戦う相手は、珈琲じゃないの!

【決着などと言う壮大なレベルにまで昇華したその泥沼が弾けて】
【少女は思わず仰け反りながら、慌しくそのように叫ぶも──】
【──黙ってハンカチを差し出しながら(これで拭けと)、ふう、と一息ついてから、ゆっくりと口を開いた】

……──私は、この『対機関連合』の発足当時のメンバーじゃないから
この組織について、知ってる事はそう多くないと思うの……でもね

そんな私でも、一つ言えるとしたら──

──脆い、と思うの

【──そこで一拍、少女は間を置いた】
【ふと、視線をテーブルの上に落としてから、再び続けられる言葉】

……連合員一人一人は、もちろん強力な能力者で
リーダーも、皆を引っ張っていくような強い力を持っていると思う

でも……組織として考えた時、
リーダーという一本の柱で、機関を相手にするこの組織全体を支えきれるか──
──って言ったら、『脆い』と思う

きっと、あなたは「やってやるさッ!」って、言うと思うけど
もし、万が一、『それ』が崩れたら──って考えたら、ね

……頑張りすぎるでしょ、『リーダー』って

だから、それを支える柱が……必要だと思う

【──と、そうとだけ語って、口を閉ざす】
【茜色の瞳は、再びじっと蒼穹の瞳を見据えていた】
77 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:56:46.25 ID:s/u8w6g0
>>72
・・・・・・・・待たせたなっ!
【そのままダンボールを宙に上げると】
【そのダンボールの中から緑と茶色の迷彩服に謎のハンドガン(エアガン)】
【そして黒色ショートカットの髪の毛に耳にはイヤホンが備え付けられた】

ネコさんか…こんにちは!
【そのダンボールが彼女の背中バックパックに乗せられ、顔にはフェイスペイント】
【某ゲームファン風の150cmぐらいの少女であった】
78 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 20:57:55.47 ID:s/u8w6g0
>>77
/【顔には無限に弾丸を撃ち込めそうな長いバンダナ】を追加お願いします!
79 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:00:32.97 ID:ppAqKESO
>>77
かかったにゃ
【なんか寄生獣(漫画)みたいに顔が割れ、それが少女を食べようとする】
【もちろん食べる気はなく寸前に止まる】

【なんかホラー】
80 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:00:49.49 ID:WPRfS.Yo
>>67>>74
/成程了解、一回転してバックブロー風の肘って事やね

【右フックの勢いそのままに、身体を捻り込み】
【脇腹狙いの短刀を、やや深くはなるが背面で受ける】
【同時に右足で踏み込み、右半身を相手に向ける形に】

(開いてる方に打ちこみたくなるのが普通、初手は左)
(そうすれば、次の一撃は右で打つ事が多くなる)
(身長差と私の構え、下から打ちあげる形には成りにくい)

(此処まで、大きくは外れてない。次の)
(……読みは、勝ち。逃げる相手じゃないもんね)
(だからこそ………『これ』が、打ちこめる)

【事前に息を溜めこんだのも、最初に左半身を相手に近く置いたのも】
【威力が減らされながらも顎にダメージを与えたのも、その次への布石】
【事、近接格闘に及べば、二手三手先を推測しつつ戦う事は不得手では無い】

【身長差と姿勢の差を利用し、角度のある右肘を、右腕の籠手でかち上げつつその下に潜り込み】
【真上へ向けて構えていた左の手の平に、頭部を右肘で覆う様にして、右の掌を重ねる】

………この間合いで、負けはしないよ

『天頂肘』!!

【そして、右肘を振り抜いて体の開いた相手の顎へ】
【ほぼ真下から打ち上げる様に、右の肘を振り抜く】
【体全体を持ち上げる勢いで、左右に揺らした脳を今度は縦に振動させる一撃】
【骨は砕かない程度に抑えているが、それでも直撃すれば行動に大きく支障を来す事になるだろう】
81 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:04:07.79 ID:Gbp2z6DO
>>75
…嫌い…?そうですね、嫌いかもしれません
あーもーまたクリスマスもバイト入れて現実逃避ですよ!カップルが楽しそうに買い物するのを笑顔で迎える仕事ですよ!
【少女の問いに、誰からの質問か本人は解ってないながらも返答】
【テンション高い…いや、無理矢理上げている…?】

…はぁーあ……後数日で彼女作るなんて無理だよ…
……鬱だ死のう
【と思ったらorz←こうなって落ち込んだ】
【何か…人格が波状してる】
82 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:07:43.49 ID:s/u8w6go
>>79
うるわぁぁぁぁぁぁぁぁ!
【素晴らしく顔が真っ青になり、右手でエアガンを持つ】

こわいよ!こわいよ!こわいよ!
【涙やら鼻汁やら何かが出てる】
【そのまま左手を左右に振りまくる】
83 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:09:50.61 ID:7DQe2LIo
>>81

【何か少女にとっては未知の領域だったらしく、ポカーン、って感じの顔】
【『現実逃避』だとか、『クリスマス』だとか、悩む事はあんまり無いのだろうか】


…………生きてたら、良い事有るよ。       ……多分。


【ずさり、と地面に買い物袋を置くと――そんな言葉】
【一応は励ましている積もりなのだろうが、何か微妙にずれてる気がしないでも無い】

【「多分」って付け加えたのはきっと気のせい、多分。】
84 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:09:58.83 ID:ppAqKESO
>>82
にゃははは!!冗談にゃ
【顔が元に戻り】

ホラホラにゃ顔が大変な事になってるにゃ
【ポケットティッシュを渡そうとし】
85 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:12:22.22 ID:9YwKIYAO
>>73

【その少女に背を向けながら、大して驚くような素振りは見せないものの】

(………やはり…まるで駄目だな…“出していない”だけでまるで分からん…いつ後ろにいたかも分からんようでは…)

【己の“いと的な不具合”に内心悪態をつき】

…なんだ?……いまは“仕事中”だ
………110に通報した覚えもない…糞以下の偽善者共にすがりつく気もない……

【男は屈むと、死体のポケットに手を入れ、物色しながら】

今日の俺は紳士的なんだ……俺にアメをもらいたかったなら……残念だったな…知らないガキに……お菓子はやらないんだ

【皮肉げに、少女に言う男】
【そして、ポケットの中に目当てのものがない、と分かり】
【ゆっくりと立ち上がり、少女のほうへ振り向こうとする】
86 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:12:45.08 ID:s/u8w6go
>>84
うわああああんっ!怖かったよぉぉぉ!
ぇぇぇぇぇん!びええええんっ!

【フェイスペイントが崩れ落ちるほど泣き叫ぶ】
【何処となく幼女っぽい】

ありがとぉぉ!ネコちゃんありがとぉぉ!
【手渡されたポケットティシュで涙とフェイスペイントを綺麗にふき取る】
87 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:13:48.08 ID:9YwKIYAO
>>85

/変換し忘れ…【意図的】ですorz
88 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 21:17:29.92 ID:66iAKaso
【魔術協会・正門】

どれくらいだったか?ああ、確か一週間ほどか?
【一人の男が、門の前に立っている】
【顔を半分覆う紋様が描かれた布の下がった帽子を被り、青い外套を着込んだ姿は埃まみれに泥だらけ】
【手にハンドバッグを持ち、その顔は自信に満ち溢れている】

一年は覚悟していたがな、こうも早く戻れるとはなぁ。
【腕組みをして、うむうむ、とひとりでに頷く】
【と、後ろから声がかかる】

「俺は十年ぐらい久々だけどな。しっかし変わんねーなぁ、ここもよぉ」
【男よりも少し高い背と、囚人のような服を着た男だ】
【目には両目を覆う十字傷の眼帯をつけている】
【表情はよくわからないが、その声から、懐かしそうな感情が見て取れる】

・・・といつまでもここにいてもしょうがない、入るか?
「気乗りしねぇなぁ・・・」
【二人の奇妙な装いをした男は、揃って魔術協会を眺めていた】
【なんというか・・・、凄く、不審者です】
89 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:17:56.47 ID:Gbp2z6DO
>>83
……生きてたらいいことがある…そう思っていた時期が俺にもありました……
【うなだれポーズのまま暗ーく答える】
【道の真ん中でそんなポーズな為、かなり邪魔】
【だから怖いお兄さんに「邪魔なんだよてめぇ!!」と暴言を吐かれ蹴られても文句は言えず、ただ仰向けに転がっただけ】

…ほらね?
【口から血流しながら笑顔で何か言ってる】
【人間の心をこうまで壊すクリスマス…恐るべし(?)】
90 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/28(日) 21:18:13.82 ID:jsTVi1Eo
>>85

うん、正義の味方ってのはノリで言った。ごめーんネ。
あたしは間違いなく正義の側には立てない、けど、悪党になるつもりもないネ。

【けら、】
【目を細めて笑うのを、突如。ぴたりと止めた】

アメなんか要らないの、ネ。。あたしが欲しいのは、このどーしようもない退屈を紛らわせる、

【赤い唇の端が、つぅっと、吊りあがって、】

――愉悦。今は、それが。焦がれるくらい欲しいのネ。
ねえ、オニーサンは……あたしと遊んでくれないかネ?

【つくられたのは、先程のそれとは全くちがう、「笑み」】
【死の匂いの充満した路地裏で、することなんか、ただ一つでしょう? 、と】
【甘い睦言のような響きで、少女は謳う】
91 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:18:59.31 ID:ppAqKESO
>>86
どういたしましてにゃー
世の中には何処で怖いモノが現れるかわからないから気をつけるにゃ
【笑顔で言いながら】
【怖がってる少女を優しく泣きやます優しいネコだ】

【…………あれ?】
92 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:23:20.38 ID:s/u8w6go
>>91
うんうん・・・ネコちゃん私怖かった!

【グスグス言いながらネコに泣き止まされる彼女】
【それそれはペットと飼い主を越えたよいネコでした】
【名ネコ ネコアルク ―完―】

【・・・・・・・・じゃなくてっ!突然彼女のCVがナガネギマンさんに代わり】

・・・というより!俺を泣かせたのはお前だろ!
【エアガンでホールドアップを試みた!】
93 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:23:44.75 ID:ThYVJC6o
>>76

あ、ああ…………さんきゅ。

くっ……俺は、リーダーとして逃げるわけにはっ

【──何のリーダーなのだろうか】

【ハンカチーフを受け取ると、口の周りを拭き】
【ついでにちょっと飛び散った、コーヒーも拭く】

【天ヶ谷 双葉 VS コーヒー───勝者 コーヒー】


…………ん、成程。
たしかに、俺は折れてやる気はないけど───

【簡単には折れないし、折れたとしても直ぐに立ち直る】
【それが彼の強さ──けどそれは、あくまで彼一人に限定した強さ】
【組織全体となると、話は別で────】

……俺一人じゃ、組織を率いる力が足りない。
いや、組織を率いることは出来ても──活かし切れて、無いんだ。
折角集まった、人材を。

別に、俺なんか支えてくれなくてもいい。
ただ、対機関連合をもっと"組織"として活かせるような……そんな、副リーダーが欲しい。

───俺が言いたいのは、そういう事。
リーダーを止める気はないけど、正直俺は単純に戦うほうが向いてるように思うし。

【そう言い終えると、少女の瞳を見据え返す】
【副リーダーになってほしい人はまだ明言していないけど、少女を呼んだということは──つまりは、そういう事】


/風呂行ってきます。
94 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:25:31.48 ID:7DQe2LIo
>>89

【何かもう、何が何だか分からなくなって来たのだろうか】
【無理も無い、少女にとってはほぼ無縁の悩みである】
【目の前の青年は何かブツブツ言ってる怪しい奴にしか見えず、そろそろ帰ろうか、とか】
【今日は昨日より寒い、とかどうでもいい平和な考えが脳内を巡り巡って――――】

【―――……目の前の青年の口から、出血を確認】


…………え。 ……血、血が、出てる。 …………血。


【何かもう、ガクブルな感じである】

【血が嫌いなのか、余り見慣れていないのか、「何で出るんだよ」みたいな感じの動揺かは定かで無いが】
【「血、出てる」と平坦な口調で無感情に連呼し続けつつ、彼に接近して】


動かないで。


【胸元のハンカチを綺麗に畳むと、彼の口元を拭ってあげようとする】
95 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:27:14.21 ID:s/u8w6go
>>92
/あれ・・・【名ネコ ネコサバト ―完―】の方向で!
/すみません・・・orz
96 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:28:37.87 ID:ppAqKESO
>>92
しまったバレたにゃぁぁぁあ!!!!
あと【】内よ!!私はネコサバトにゃ!!ネコアルクじゃ違うキャラクターになるにゃ!!!
【そう言いながら電子レンジ九十九ロボットの中に入ろうとする】

【スイッチ押すなよ!!絶対だぞ!!!】
97 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:33:01.02 ID:.jECl8.o
>>88

・・・・・おォい、そこのクソ邪魔な二人組み
“邪魔”っつー言葉の通り“障害”になってるから退きァがれ、オイ

【と、そんな失礼な内容の声が二人の人物の背後からかけられる】

【振り返れば其処に居るのは身長160cm程の青年で】
【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼をし】
【サイズの合わない灰色のパーカーを着込んでいる】

/マダイマスカー
98 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:33:15.00 ID:s/u8w6go
>>96
くそぉぉぉおぉ!!中の人がネコサバトの声を確認するために!
メルブラのデモ動画見ていたのが間違いだ!

【クソォ!と咆哮する。え? 24?なにそれ美味しいの?】

絶対に押すなといわれたら、押してあげるが世が情け!
【左手の人差し指を構え、後ろに引くと】

パイルダーーーオーーーン!
【鉄の城言いながら、スイッチを押そうと指を突く!】
99 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:35:42.95 ID:Gbp2z6DO
>>94
【倒れたまま大人しく、口元の血を拭われて】
【そこでようやく、少女の姿を確認した】

…どなた…ですか……?
【いやさっきまで会話してたのに】

【というか途端に大人しくなった、感情の起伏が訳解らん】
【しかもアホ毛が明らかに風に逆らってピクピクしてる、何なんだこいつ】
100 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:38:57.34 ID:ppAqKESO
>>98
にゃははははは!!ドンマイにゃ!!
【笑い】

ちょっ!!待つにゃ!!電子レンジにネコをいれ……
【スイッチを入れられ】

!!!!!!!!!!!!!
【声にならない声をあげ暖められ…内臓が破裂…身体から血液が吹き出し爆発……】
【グロイ】

【…………………】

【無茶しやがって】

/スイマセン!一時間ほど落ちます
101 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:41:22.36 ID:7DQe2LIo
>>99

…………通りすがり?

【微妙に疑問系なのは、ちょびっと話した分だろうか】
【この場合、『話してる人』って答えればいいのかよく判らなかった様で】


……。

…………。

………………―――取れた。


【ゴシゴシ、と微妙に強めの力で血をふき取ると、もう一度畳んで胸元へ】
【買い物袋の場所まで戻ると、その場でもう一度彼に向き直って―――】


………………何、してるの。


【とりあえず、さっきから気になってた事を聴いてみました。 そりゃもう純粋な疑問の滲んだ雰囲気で。】
102 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 21:45:15.16 ID:FQhUfrMo
>>93

【少女は、青年が語ったその言葉を、ただじっと聞き入っていた】
【視線を確りと合わせ、時折首肯したり、軽く相槌を打ちながら】
【そして──彼が一度言葉を閉ざすと、少女は「……そう」とだけ呟いた】

………………────

【かちゃり。店員が少女の前に、運んできた紅茶を置いた】
【出会った最初の方の何処かで、さりげなく注文していたのだろう】

【──そこから、暫時の沈黙】
【注がれたばかりの熱い紅茶から、ゆっくりと湯気が立ち上る】
【少女は、カップには手をつけず、ただ透き通った紅茶の表面を眺めていた】

(……──『組織』として、活かせる様な──)

(私だって、言おうとしていたのは、そういうこと)
(……きっと、リーダーは突っ走ろうと思ったら、どこまでも突っ走る──そんな気がする)

【ふう、と一息が吐き出される。湯気が揺らぎ、紅茶の表面にごく小さな波紋が一つ】
【少女は、夕日をそのまま閉じ込めたような茜色の瞳を起こし、再び青年の顔を見やった】

──……私なら、“やる”よ
“組織を活かす”なんて大層な文句を掲げられたら、少しひるむけど

……話って、そういうことなんでしょ?

【そう、きっぱりと明言すると──紅茶を一口、啜った】
【小さく、舌を火傷したけれど。それは、顔には一切ださない】

//はい、いってらっしゃいませごゆっくりー
//っていうか、いきなりレスがノロくなって申し訳ない!
103 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:46:18.33 ID:9YwKIYAO
>>90

【振り向いた男の顔は、布で隠れ見辛いが】
【一瞬だけ確認出来た男の目は】
【白目と黒目が逆になったような、明らかに異質な、ギラギラとした剥き出しの殺意が分かる“それ”だ】

………あぁ…お前の考えは…“嫌いじゃない”

【正義にはなれず、悪にはならない】
【退屈は嫌】
【紛らわせるものが、血なまぐさい行為】
【男は、布きれに包まれた顔の口元が、無意識に少しだけつり上がったのを感じ】


(まぁ………あんなものに“閉じ込められて”…刀を振るのは久々なんだ…)
(構わんだろう…)

【かぶった布きれを掴み】

……さっきも言ったが…俺は紳士的なんだ……わざわざ…同じ趣味を持った女が目の前で…甘い声で“誘ってるんだ”…

【静かに、ゆっくりと脱ぐと】

………そうなったら…“我慢できんな”

【脱いだボロボロの布を少女に柔らかく投げる】

……刺激的にやろうじゃないか

【まるで、少女の視界を一瞬封じるような、狙ったような投げ方だ】
104 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:47:17.56 ID:Gbp2z6DO
>>101
…はあ、通りすがりの方ですか…
…いや、すいません、見ず知らずなのにこんな事をしてもらって…
【あれ、案外普通に話すと礼儀がなってる】
【ていうか今までが異常な雰囲気だっただけかもしれない】

…あ、ありがとうございます
【少女が離れていくのと同時に状態を起こし、立ち上がって】
【体の砂を払いながら蹴られた箇所をさすりさすり】

えー…いや…何って言うと……夕飯の買い物…ですかね?
【夕飯の買い物なのに本人はさっきまでクリスマス呪ってました、何があった】

/すいません、風呂入ってきます
105 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:47:57.06 ID:f1Y7z2SO
【公園】

・・・すぅ・・・すぅ・・
【白のカッターシャツに青のネクタイを着けた少年が寝息を立てベンチで眠っていた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが分かる】
106 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 21:50:03.47 ID:JJ6y3USO
>>80
//いえすいえす、そんな感じなのです

(まず、っ――――!!)

【右肘はかち上げられて空転し、態勢を立て直す為に足が止まる】
【常ならば、難無く躱して見せたのだろう。だが、状況が状況だ】
【意識が揺れ態勢の崩れたこの状態からでは、足を使った回避には移りようも無い】

【咄嗟に間へ左の柄と掌を滑り込ませるも、其れで押さえ込める威力では無く――】
【押さえる掌諸共に勢いよく顎が跳ね上がり、短刀が弾き飛ばされて宙を舞う】
【そのまま大きくのけ反るとたたらを踏んで二、三歩の後退、ゆらりと態勢を立て直して】

――……下手だね、どうも。
莫迦正直に近付いたのは、失策だった、かな……。

【恐らくは、喰らいながらの強引なスウェーバックで衝撃を逃がしたか。皮一枚の所で、意識は未だ繋がっていた】
【小さく自嘲混じりに呟き、血の混じった唾を飲み下し】
【彼女は視線を上げて吟雪を見据えると、左手で太刀の鞘を掴み、鍔を押し上げ鯉口を切る】
【同時に右の順手で柄を握り、重心を低くして不動。明確に其れと分かる、居合の構えを取った】
107 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:51:53.01 ID:s/u8w6go
>>100
んっ!

【あまりのグロさに口を押さえ、とりあえず正座】
【流石のサバイバル"ツネーク"もこれには耐えなれなかったらしい】

【すると、彼女の目の前に木魚と木柾広丸リンが現れ】
【気づけば彼女はお坊さんスタイルに経典がその辺に置かれていた・・・】

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空(ry

【素晴らしい手さばきでお経を唱えながら】
【U.N.オーエンは彼女なのか?を演奏し始めた】

/了解ですっ!
108 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/28(日) 21:56:18.40 ID:jsTVi1Eo
>>103

……ふ、あはは。ヤる気、出してくれたのネ?
嬉しいなぁ――――

【すーっと、エナメル質な赤に塗られた爪の載った指先】
【それが、冷たい夜の空気を撫ぜて――掌は、空に向いた】

――――魔銃召喚。
おいでませませ――『マックス』アァーンド、『カスパール』ッッ!!

【両の掌に構築される赤い魔法陣、その先から現れる「赤いリボルバー」】
【くるん、と。掌の中で、小気味良く回転された二挺一組のそれは、銃口を男に向けて】

――――忘れらんないくらい、アッツいのを! 貴方に、あげるッ!!

【たん、たん】
【右の銃から二発。投げられた布もろとも、男へ向けて、銃弾がトんだ】
【引き金を引いた後。少女は左の腕を横に大きく振って、布を払うだろう】
109 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:57:03.98 ID:66iAKaso
>>97

うん?これは失礼。
【後ろから声をかけられ、青い外套の男が振り向く】
【眼帯の男はまだ協会を眺めたままだ】

すまないね、確かにこれでは障害物だな。おとなしく退こう。
おい、退くぞ。
【外套が眼帯の腕を引き、動かそうとする】
「んあ?なんだ?」
【疑問を口にしながらも、腕を引かれておとなしく動く眼帯】
【青年の言動に、微塵も怒る様子がない】
【逆に言えば、ケンカは避けたいというような動きだが・・・】

/見逃すとこだったぜー
110 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:57:44.24 ID:7DQe2LIo
>>104

買い物…、………同じ。
……そこのスーパー、お肉安かった。

【『同じ』――詰まりは、「自分も買い物をしていた」と言いたいのか】
【青年からも、彼女の傍らに置かれている二つの買い物袋が見えるだろう】
【金銭感覚は確りとしているらしく、プチ情報を付け加えて】


…………クリスマス、嫌いなの。


【彼女の中で、青年は「二重人格」とでも認識されたのだろうか】
【こくり、と無表情を浮かべた頭部を傾げると、「こっちはクリスマス好きかも」とか思いつつ尋ねた】
111 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 21:58:20.21 ID:7DQe2LIo
>>110
/追記:了解ですー
112 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 21:59:44.73 ID:WPRfS.Yo
>>106

ぷはっ―――――――――ひゅうっ

まずは、こっちの有利、かな?

【相手が離れると、ようやく止めていた息を吐きだして】
【それから、新鮮な空気を取り込み直し、酸素を巡らせる】
【これ以上の追撃が有れば危なかったかも知れないが、それはさせないとも決めていた】
【結果、この時点までは自分の予想推測の通り】

(背中………あー、また傷が増えそう。右を伸ばすとちょっと痛いかな)
(腹に貰った分は………動きが鈍るけど、あと二発までは動くだけは出来る)
(向こうの頭は散々に揺らしたし、回復までにもう少し掛かる)
(それまでに、こっちも息を整えて)

すぅ………はー…………

………剣士相手は、何十何百とやってるけど
良く考えると、居合いって其処まで徹底して相手した事無いね
ちょっと、面白いかも知れない

【深い呼吸を繰り返しながら、左足を前に出してやや重心を高めに】
【左手と右肘で鳩尾、右手で顎をカバーする様に、両手を前方に出して】
【居合いという事で予測される軌道、右側に意識を置く】

【まだ呼吸は整い切らない、深呼吸を何度か繰り返し】
【右足を少しばかり体の軸に近づけ、体重を乗せた】
113 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:08:29.77 ID:.jECl8.o
>>109

おォ、モノ分かりが良いとオレ様も助かるぜ
口喧嘩なんつーアホな理由でヤラかすのもイヤだしなァ
っとォ・・・・・ンじゃ、失礼するかァ

【どうにもこの青年、見た目言動共に所謂チンピラというやつである】
【ソレで有る故に挑発のような物言いは意図せずしてのモノであって―――】

(魔術協会・・・襲撃何だのと大分ウワサになってるかよォ)
(生憎オレ様は使えるモノを使うだけ・・・・・・でェ)

ンー・・・・・トショカンっつーのはどっちかねェ

【ハァ、と白い息を吐いてから静かに通る声で一人呟き】
【二人を一瞥してスタスタと協会の方へと進んで行こうとする】
114 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:10:52.07 ID:ThYVJC6o
>>102

……うん。

黒野カンナ──お前を、”対機関連合副リーダー”に任命したい。

初期からいるメンバーじゃないけど……俺は、お前が適任だと思った。

【──他のメンバーの姿を思い浮かべながら、そう言い放つ】
【対機関連合には、危うい面を持った人間が何人かいる】
【見方を変えれば長所かもしれないそれらも──副リーダーとしては、ダメなのだ】
【そもそも、”哲学者の卵”を一発でも撃ちこまれてたら危険が残るのだから】

【危うさがなく、自分の短所を埋めてくれて組織を支えてくれそうな人間───そう思って、選んだ】

【そこまで言い終えると、店員を呼んでパフェを頼む───】
【美味しいから頼んだわけではなく、紅茶やコーヒで居座り続けるのは悪い──恐らくは、そう思ったのだろう】

/ただいま戻りました
/いえいえ、寧ろ俺の方が全然遅くて
115 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:14:26.79 ID:9YwKIYAO
>>108

【脱ぎ捨てた瞬間、常人でも視認出来る程の、紫色の魔翌力が男の全身から吹き出すのを、少女は見ただろうか】

“Don't get so cocky.”
《舐めるな》

【少女は見ただろうか】
【男が、左手に携えた居合刀を、即座に構え】
【右手で抜刀】
【そして、一度だけ振ったはずの刀】
【その斬撃が】
【“二度”になり、2発の弾丸を正確に、弾丸の軌道を逸らすために放たれたことを】

安心しろ…“忘れる前に殺してやる”

【藍色のトレンチコートを着た、ウルフカットの男】
【意志を持った宝玉が】
【己に銃口を向けた“遊び相手”に】
【少しだけ笑いながら、言葉を返す】
116 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:18:42.25 ID:66iAKaso
>>113

まあ、無駄なことではあるだろうな。
【うむうむと頷く】

(「いいのかよ、あいつ中身チンピラだぜ」)
(無駄なことはしないのが一番だぞ)
【青年が通り過ぎる時、小声で声を交わす】
【しかし、外套の男が「トショカン」という単語を捕らえたとき、ピク、と反応を示す】

おい君、ここの図書館に用があるのかね?
(「?なにやってんだお前」)
(まあ黙っていろ)
【青年に向かって、一声かける】
117 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/28(日) 22:23:53.00 ID:jsTVi1Eo
>>115

へーぇ、…………

【ああ駄目、駄目だ】
【ぱちぱちとゆっくり二回少女は瞬いて、】

……あぁ、素敵だネ、オニーサン。ゾクゾクしちゃう……あひゃひゃっ!

【嬉しそうに愉しそうに、笑う】

【た・たん、たん】
【後ろに一歩、踏み出しながら。左から二発、右から一発発砲】
【打ち出された銃弾は、中空でこうと輝いて――次の瞬間融合、「一本の剣」へ形を変える】
【――この間、僅かに数瞬。剣は銃弾のそれと変わらぬ速度で、男へ飛ぶ】

【小さな弾だと弾かれるなら、「自身の能力で弾を大きくすればいい」】
【そして――「何がなんでも、間合いに入れさせない」! ――それが、少女の考えだった】
118 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:24:33.21 ID:.jECl8.o
>>116

【二人の小声での会話――青年は外見上でこそ聞こえていない“様子”だが】
【小さな獣の耳がピクピクと動いていた、それは確かなことである】

ン、あァ・・・・オレ様ァ“最強”なんだけどもよォ
この間下手打ってなァ、もう少しばかり強く・・・・どォでもいいな

・・・まァあれだ、オレ様ァ確かにトショカンに用事があるな

【なんともトンだ自己アピールだが、青年の人柄は尚更良くわかるはず】
【兎にも角にも彼は「YES」とそう答える】
119 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 22:32:32.69 ID:FQhUfrMo
>>114

──分かった

本当に私で良いと思ったなら……
確かに任せられたからには、全力でやるよ

【凛、と。真っ直ぐに彼の瞳を見据えて、少女は一度頷いた】
【彼の言葉を受けて、長く躊躇う事もなく、揺らがぬ意思の下において】
【対機関連合副リーダーと言う明確な肩書きを背負う事を決めた】

【決して軽からぬ選択──】
【──ふと、少女は付け足すように、口を開いた】

──……でも、一つだけ
これは、全員と全員の間でも、同じことが言えるけど……

【紅茶で再び口の中を潤してから、続けて】

……『組織』のことを考えた時に──
必ずしも、リーダーと意見が一致するとは限らないかもしれない、ってこと

副リーダーを立てるって事は、そういうことにもなりえると思うの
……もちろん、最初からリーダーに合わせるつもりが無いなんてことじゃない

でも、私とリーダーで……絶対に考える事は違うと思うから

それだけ、私からは言っておくね

【そこまで言い終えると、店員に向かって「あ、私も同じのください」と追加注文】
【普通の少女がパフェなんて素敵ワードをスルーするわけもないのである】

 【──少女は、彼と同じくに至って真剣であった】
 【『彼』を支えると言うよりは、『組織』を支えることに尽くす、と】
 【彼女はそのように言っているのだろう──時に、苦渋の選択を迫られるときが来るかもしれない】
 【そうなった時には、『彼一人』ではなく『組織全体』を取るつもりだ──と、暗にそう言っているのを、感じられるだろうか】

//おかえりなさいませー
120 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 22:35:17.20 ID:ppAqKESO
>>107
【電子レンジのドアが開き】

危ないにゃぁぁあ!!死んだらどうする気にゃぁぁあ!!
ネコを電子レンジで温めるなにゃぁあぁあ!!!!
【全体にモザイクがかけられたネコミミ付きの肉塊が飛び出してくる】

【……】

/ただいまー
121 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:36:20.81 ID:66iAKaso
>>118

ふぅむ、『最強』ねぇ・・・。
【あごに手を当てて、青年の姿を眺める】
【別に軽蔑するような視線ではないのだが、青年にはそう思えてしまうかもしれない】

ところで私は実はここの教員でな。
つい先ほど帰ってきたばかりなのだが、どうだね、案内してやってもよいのだが。
【唐突といえば、唐突な提案】
【しかし、別段悪意が感じ取れるわけでもない】

「・・・」
【一方、眼帯は放置されていた】
122 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:39:33.35 ID:s/u8w6go
>>120
もぅ死んでるでしょうがぁぁ!!
【何処ぞの国からの名台詞"まだ子供が(ry風に叫ぶ】

しかもその姿なんですかッ!明らかにR-18規制じゃないですかっ!!
悪霊退散っ!退散っ!たんさーーーんっ!!

【精一杯叫びながら木魚を叩く】
【その木魚から奏でられる曲は"レッツゴー!陰陽師"だったりする】
123 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:40:19.61 ID:s/u8w6go
>>120
/お帰りなさいませご主人様っ!
/ご飯にしますか?ライスにしますか?それとも、お・こ・め?
124 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:44:02.48 ID:.jECl8.o
>>121

・・・・・スゲェ胡散臭ェが、案内されてやってもいい
但しその視線を止める事とオレ様に名前を教えるのが条件だなァ

で、先に名乗っちまうがオレ様ァ「番天 零」っつー名前だ
水の国のたいか・・・ァあ、なんでもねェ
ンで条件は飲んで貰えンのかァ――――・・・?

【彼の見てくれ→ジーンズにパーカー、どちらも“頂き物”故サイズは合わず】
【頭部の耳と口元の歯は三角形、明らかにヒトのモノではない】

【胡散臭いという点ではどちらも同じだが、本人は気にしていないようだ】

125 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 22:44:36.53 ID:Gbp2z6DO
>>110
…あ、あなたもお買い物でしたか…
ああ、あのスーパー俺も行こうとしてたんです、よく行くんですよ
【少女の傍らにある買い物袋を見て、少女も同じ事をしてたと認識】
【少女に教えられたスーパーには、自分も今から行く所だったらしい】

クリスマス…ですか…?
…えぇ…あまり…好き…では……
【『クリスマス』、その言葉を聞いた瞬間ふと表情を暗くして】
【顔を逸らしながらそう答えた】
【クリスマスフェアーで精神が壊れるのだから、それはそれは嫌いなのでしょう】

/ただいまっす
126 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 22:46:37.86 ID:ppAqKESO
>>122
何を言うにゃ!!生きてるにゃ!!ネコミミが無事だにゃぁあ!!!
【ネコミミがピクピク動きながら】

うにゃぁぁぁあ!!!!
【灰のように体が崩れ風と共に消えた】

【ネコサバト……死亡!!】

【おお ネコサバト しんでしまうとは なさけない】

勝手に[ピーーー]にゃぁぁぁあ!!!!
【ネコサバト は いきかえった▼】

【注意…カオス補正です】
【実際に死んだり生き返っていません】
127 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:48:31.84 ID:66iAKaso
>>124

おや、嫌がるような視線になっていたかね?これはこれは失礼した。
【眺めるのをやめ、腕組みをする】

名前?別に構わんぞ。
先ほども言ったが私は教員であって、テロリストやお忍びの王族などではない。
【大げさといえば大げさだが、まあ間違ってはいまい】
で、番天君だったな?私の名はヴォイゼンだ。
これでいいかね?
【彼のいいかけた単語に、内心首を傾げるも、まあそれはそれとして】
【カツン、と協会の正門を一歩踏みしめる】
128 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 22:52:38.43 ID:JJ6y3USO
>>112

――――だろう、な。文句の付けようも無い。

(ああ、未だ視界がボヤけてるな……。今のは、危なかった)

【再度振り出しに戻った形か、開いた距離は先程と同じ】
【息を整え、靄の掛かった視界で吟雪の一挙一動を観察しつつ】
【朔夜は口の端だけで笑って、胡乱な頭で思案を重ねてゆき――】
【双方、被弾は二度。字面だけなら互角なんだがと、内心で皮肉ると】

(……もし、左手が間に合わなかったら……全く。血の気の多いのも考え物だよ)
(一発キツいの貰った御蔭でようやっと醒めてくれたけど、高価すぎる授業料、だ――――)
(……さて。回復を待つだけってのも芸が無いし、少しズルさせて貰おう)
(相手が相手だ……バレなかったら御の字、程度の物だろうけど)

………まあ、初太刀で仕留める自信は無いけど。
それでも、此ればっかりは外す気がしないね―――

……試してみたいなら、ご自由にどうぞ、だ。

【間合いに踏み込む相手に対して、即座の対応が適うよう。神経を研ぎ澄ましてゆき】
【更に構えを保ったまま、能力を発動。声に紛れて、小さく何かが軋むような音が鳴る】
【何処まで居合に注意を引き付け、聴覚を誤魔化せるか。正直な所、駄目元の賭けだ】
【少しずつ少しずつ、朔夜の背後、死角となる箇所に結晶の刃を生成してゆく】

【この会話を、休息を長引かせる為の時間稼ぎ、とでも思ってくれれば―――】
129 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:54:24.02 ID:ThYVJC6o
>>119

……うん、それは分かってるさ。
寧ろ常に考えが一緒だったら、副リーダーを立てる意味が薄くなっちゃうし。

リーダーだって、あくまで組織の一部に過ぎないし───

──ま、取り敢えず、情報統合ネットワークの方に連絡しとくな。

【ズボンのポケットから、なうい水色の携帯を取り出すと】
【カチャカチャと弄り、対機関副リーダーの旨を情報統合ネットワークへと伝える】

というか、俺一人で率いて停滞しちゃってるのが今だ。
合わせるなんて言わず──大きく動いてくれちゃっても、構わない。

それと、俺が長期にわたって動けなくなったら、
その時は俺の代理として対機関を動かしてくれ──これは、分かってると思うけど。

死ぬつもりはないけど、戦うのが本業な以上、入院したりすることは充分に有り得るから。

【事実、彼は戦闘で大怪我をすることが多い───】
【戦闘スタイルも原因の一つなのだが──やはり、無理をする性格なのが大きい】
【色々あってマシになったとはいえ、それでも戦闘は避けられないのだから】
130 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:54:30.64 ID:s/u8w6go
>>126
ネコミミだけ生きているのかッ!
クソォ!尻尾も生きててほしいっ!

【バンダナが意味もなく風に揺れている】

デンデンデデッデデン・・・♪タッタンタ・・・タンッ♪
【NEKOSABATO IS DEAD】
どうしたんだっ!ネコっ!ネコ!ネコーーーーーーーー!
           ■CONTNUE EXIT

ネコさんが生き返っただと!まさか・・・これは私の冒険の書!
【突然彼女たちの目の前に現れる――冒険の書、アレ?消えた?】
【ざんねんですがあなたの「ぼうけんのしょ1」はきえてしまいました 】

【大丈夫だ!カオス補正ならわかっているさっ!】
131 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:54:48.48 ID:9YwKIYAO
>>117

【後ろに簡単に立つことが出来たはずの男】
【それが、全身から夥しい量の魔翌力が溢れた瞬間】
【正確に銃弾の向かう地点を把握し、破片が体を貫く危険がある方向に斬らず】
【逸らす】

“Too easy.”
《イマイチだな》

【紫色の刀身を持ち、怪しく光る、それ自体が魔翌力を持った刀】
【男は、右手の刀と左手の鞘をXの字のように交差させ】
【多少のダメージを覚悟し、真っ向から“剣”から体を守ろうとするが】
【このまま受ければ大打撃】
【弾くにも無理がある】

【男の選択は】
【流す】
【力の向ける方向を、自分の刀をレールとして逸らす】
【少しでも軌道がブレれば、相手の力で弾き飛ばされるのを利用し、退路を作る】
【男は、防戦になることを予想はしていたが】
【この攻撃を交わしたなら、少女に見せてやるだろう】
【もう一つの能力を】
132 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 22:56:34.56 ID:7DQe2LIo
>>125

【『クリスマスが余り好きではない』――そう、青年は言う】
【彼女には、その気持ちが余り理解出来ない】
【特段大好きというわけでも無いが、嫌いな物ではなかった】


……クリスマス、楽しく、無くは無いよ。

皆、幸せそうな顔するから、私は嫌いじゃない。
暗い顔、してるなんて、勿体無い。


【彼女にとっては純粋に、周りが楽しそうな日≠ナしか無いのかも知れない】
【彼の悩みも本質的な所では判って無いのだろうが、言葉は純粋な物で】


――……大した物じゃ、無いけど。 プレゼント、あげる。


【ゴソゴソと買い物袋から取り出したのは――一枚の板チョコ】
【其れを右手に持つと、彼へと近付きつつ差し出した】

/お帰りなさいー
133 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 22:59:31.31 ID:.jECl8.o
>>127

ヴォイゼン、ねェ・・・・・まァいいか
オレ様の突きつけた条件は全部クリアなワケだしなァ
案内は居た方が良いのァ確かだ、行こォぜ“センセー”

【また一つ、ハァと吐く息は溜息以外の何物でもない】
【一先ず相手の歩幅に合わせてサクサクと、進む足取りは比喩でなく実際に軽い】

【そんな時にふと視線を向けるのは片割れ、眼帯の人物にである】
【「アレも付いてくるのか?」等と考えつつも、視線を向けた理由は何となくだ】
134 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:00:54.23 ID:ppAqKESO
>>130
尻尾は生えるから大丈夫にゃ!!
【蜥蜴か!?】

にゃはははは!!!
ネコは滅びぬ!!永遠ににゃ!!!!
【どっかの大佐みたいな事を言い】

にゃん……だと……!?……
【そして冒険の書を見て愕然とする】
135 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:02:06.01 ID:WPRfS.Yo
>>128

………休んで回復出来るのは、どっちかな?
私の出血と、貴女の脳震盪と。どちらも『完全には』回復出来ない
なら………どっちが、長く残るか

……それと
こっちから動く事も、出来ない事は無いんだよ

(これで向こうから動いてくれれば、儲けものなんだけど)

【構えが、更に変化する】
【両足の爪先を立て、身体を前方に投げ出して】
【手の十指全てを地面に食い込ませ、顎を限界まで低く降ろす】
【体の中で尤も高い位置に有るのが、曲げられた腰という極端な姿勢】
【人の姿こそしているが、獣が威嚇を行う時のそれと同形だ】

(………何を、してるのかなー)
(何かはやってる、その何かが分からない)
(見えないものは、考えても分からないね)
(じゃあ、こうして的を出来るだけ低くして……)

(……正面か、上。来るとしたらその二方向)
(真横からは、居合いの構えからは無理。低すぎる)
(一度跳ね上げて降ろすか、直接降ろして来るか……)

(どっちにしても……向こうが動いた瞬間、右を上げてガード)
(同時に左のカウンターを右足で、終わる)

【そして、相手の構えと自分の姿勢から、先の展開を推測する】
【自分の姿勢を低くする事で、攻撃を当てる為の軌道を限定させた】
【もし相手が凡百の剣士ならば、この時点でチェックメイトを宣告出来る】

【計算の外、不測の存在は、背後の刃】
【それが何か、如何様に動くかを、まだ知らないが】

【両足で地面を蹴って、両手で更に体を押して】
【人間の形のまま、四足歩行で接近を開始した】
136 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/28(日) 23:04:49.02 ID:jsTVi1Eo
>>131

【ざぐ、と】
【受け流された剣が、壁に突き刺さって。ややあって、消え失せる】

(……左が3、右が2。どーしよっかネ)

【少女の持つリボルバーの、装弾数はそれぞれ五発】
【左から二発、右から三発撃ったから、残りはこうなるか。さて、】

オニーサンからは、シてくれないのネっ?

【どちらか一方は空っぽにしたって、お釣りがくる。多分。挑発を混ぜて、引き金を引く】
【たん、たん。右の銃から二発。男の「足の甲」をピンポイントに狙った狙撃――ただし、粗い】

【念のためにもう一歩。引いて、くるんと右の銃のリロード準備――次レス時使用不可】
【左、残り三発――銃口は男に向けたまま】
137 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:07:38.30 ID:s/u8w6go
>>134
むむむっ・・・新たなるネコの神秘・・・
凄い!猫様ぁー!

【何故かひれ伏す】

ネコの生命力・・・っ!楓梨並だぜ・・・!

【そのままゴキブリみたいな笑みを浮かべ・・・っ!】
【まずいまずい・・・キャラが違うよ中身君・・・】

【そして響くのはあのトラウマの曲】
せっかく私が苦労して集めた"ツチノコ"に
"ステルス迷彩"に"∞フェイスペイント"が入った冒険の書なのに・・・うわあん!
138 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:08:02.72 ID:Gbp2z6DO
>>132
…そうですね…嫌、クリスマスというのは元々そういう物です
皆が楽しく、家族や恋人と幸せな一夜を過ごす日……
…そう感じれなくなった俺は…汚れてしまっているのでしょうか…
【がっくりとうなだれ、静かにそう呟く】
【悪いのはクリスマスじゃない、ましてや他の人達も悪くない】
【少女の純粋な言葉が、青年にクリスマスに対する勇気を与えた…のかもしれない】

――――――な
【が、そんな事は即座に吹っ飛んだ】

【少女が差し出した板チョコ、自分へのプレゼント】
【それがなんであろうと、その意味がどうだろうと関係ない】
【『異性からプレゼントされる』という事実が、彼を幸せの絶頂へと迎えた】

―――――い、いいいいいやいや、あのそのですねっ!!!
いやそのあの俺なんかにいやえとあのその!!!!
【もんの凄い遠慮し始めた】
【なんかアホ毛がブンブン揺れてる、高速で】
139 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 23:10:36.03 ID:FQhUfrMo
>>129

……──入院で済ませてよ、絶対

【本人に死ぬつもりが無いとは言え──それでも、彼女はもう一度念を押す】
【大きく動くにせよ、代理となって働くにせよ、何にせよ──それだけは、と】
【本当にごく僅か、細められた瞳に青年の姿を映し、はっきりとした声色を紡いだ】

 【──組織の長としての彼を心配する意味では勿論のこと、】
 【一人の人間として彼を案じる意味でも、少女はそんな言葉を向けた】
 【弱々しく零されるようなそれではなく、一直線で届くようにと、張った声で】

【──やがて、運ばれてくる二人分のパフェ】
【堅苦しくなっていた彼女の顔が、それを見た瞬間にぱっと明るくなって】
【早速スプーンを手にとって一口──幸せそうな表情を滲ませる】

──……あと、双葉ちゃんから話しておくことはある?
何か私事である、って言ってた気がするけど

【ぱくり。生クリームの付いた苺を口に運びながら、】
【パフェに向けていた熱い視線を起こし、そのように尋ねる】
140 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:12:35.92 ID:66iAKaso
>>133

よし、行こう。
【カツカツ、と足を鳴らして】
【背後の眼帯に目配せし、進む】
【そこまで入り組んでも長い道のりでもなく、地図さえあれば普通にたどり着くような構造だった】

さて、到着だ。
【10分ほど歩いて、[図書館]と刻まれた金属製の看板のついた建物に着く】

「懐かしいねぇ・・・」
【背後で、ずっとついてきていた眼帯が、小さく声をもらす】
141 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:13:55.65 ID:7DQe2LIo
>>138

【青年の動揺っぷりの理由がよく判らないらしく、きょとん】
【そもそも、何故青年がクリスマスを嘆いているのか判らないのだから無理も無い】
【故に、『凄い遠慮』を常識的な判断に照らし合わせて考えて――】


……チョコレート、嫌い?


【差し出した体勢のまま、こくり、と無表情を傾げる】
【「遠慮」=「体の良い拒否」と判断したのか、彼をチョコ食ったら死ぬ人種とでも思ったようで】
142 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:18:09.25 ID:ppAqKESO
>>137
あ…それは私が彼女に名前つけたやつにゃ
【そう言い】

残念だったにゃー
つうか能力かにゃ?
【首を傾げ】
143 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:19:45.25 ID:Gbp2z6DO
>>141
い、いやその嫌いじゃないですけどその!!!
え、ええとあのその俺がもらもら貰っちゃってもいいんですですか!!?
【どんだけ遠慮してんだってくらい遠慮しまくる】
【遠慮しながらも流石に遠慮しすぎは迷惑だと思ったか、恐る恐る受け取ろうとする】

【ちなみにチョコを食って死ぬ訳ではない】
144 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:20:23.54 ID:.jECl8.o
>>140

(――――・・・・まァ、なんとも無ェトショ・・・図書館だなァ)
(“魔術”協会っつーからてっきり凄まじくトンだデザインかとも思ったが・・・・)

・・・・・一般人の立ち入りは出来る、って聞いたんだけどよォ
此処って本の貸し出しなんかもやってたりすンのかァ?
もしそーだとしたら、本一つ借りンのに住所とか書くのかねェ・・・・・?

【息一つ切らさずも、やっと着いたといった感じで見上げる図書館】
【話からすれば青年には借りたい本が有ると言う事らしいが―――】

っつーか最初から気になってたンだが眼帯のオッサンは何者だよ・・・
その服といい見た目といい言う事といい奇怪にも程があんだろォフツーよォ

【如何せん彼は部外者、教員であるヴォイゼンへと幾つかの質問を投げかける】
【それに次いで眼帯の男へ、内容としては酷く私的なことを尋ねてもみる】
145 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:24:56.03 ID:9YwKIYAO
>>136

【受け流すも、流石に正面から“あの”攻撃を受けたおかげで、低く宙に浮き】

………こうも“見える状態”が……糞以下だな…

【地面を転がり、先程ポケットを探った死体に背中から突っ込む】

……コンディションは最悪……喜ばせようにも…

【そして、鞘を口にくわえ、倒れた状態で死体の後ろ襟に手を回し】
【グルッと、自分の肩を通して死体を前に投げ】
【少女の脚部に対する攻撃に、死体を利用した肉の盾を使おうとする】

(まるでダメだ)

【防戦一方、回避するので手一杯】
【忌々しい“牢獄”にぶち込まれ、己の“魔翌力のレーダー”が負担に感じる】
【男にとって、これほど屈辱的なことはないだろう】
146 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:25:25.19 ID:7DQe2LIo
>>143


? ……何で。 貴方が、貰っちゃいけないの。


【表情から察するに――其の遠慮は、純粋な疑問にしかならないらしい】
【イケてる≠ニかイケてない≠ニか、その辺りの価値観で判断する人間では無いのだろう】
【単に『彼が落ち込んでるみたいだったから、チョコレートをあげる』――其れだけである】


【若し彼の手にチョコレートが渡ったなら――買い物袋の所へ戻り、其れを持ち上げる】
【実にそっけない態度だが、このまま帰る積もりなのだろうか】
147 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:27:18.77 ID:s/u8w6go
>>142
もしかして・・・・ネコサバトさんっ!
そうだったら私も名前付けてほしいんです!
センスは中身曰く"最強"らしいからっ!

【サラウンドで中身も同じ台詞を言い】

うん・・・私の能力"サブシスタンス"と"メモリーカード"の技・・・
サブシスタンスで入手したゲームの能力の1部をメモリーカードに保存する事によって
具現化できるの・・・っ!中身が2日で考えた・・・

【なんだか自信なさげに】
148 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:29:12.83 ID:ThYVJC6o
>>139

……───勿論。
約束も、しちゃってるし。

……というか俺、そんなに無茶するように見られてるのか?

【そう言うと、小さく微笑んだ】

【付け加えた言葉は、同じような事を何度も言われたことを表していて】

【彼もパフェを見ると、童心に戻って喜ぶも】
【「いやいや俺って大人だし」と言った感じに、感情を表に出さないようにしているが】
【それでも口元が笑んでる辺り──ポーカーフェイスは苦手なのだろう】

【スプーンを手に取り、パフェを掬い、口元に運ぶ───が】

(………味がしない……コーヒーめ…………まだ俺を縛るというのか。)

【苦手なコーヒーを飲み過ぎて一時的に味覚がクラッシュしちゃったのか、それともはたまた──】
【とにかくあんまり美味しくなかったのか、苦い表情を浮かべる】

…………あ、そうそう。
ちょっとお届け物を、頼まれて欲しいんだけど。

【懐から一枚の、真っ白なカードを取り出して机の上に置き】

……”空白のカード”
これには俺の最強魔術”JOKER”が込められていて──まぁ、一発限りだけど。

このカードを、対機関のメンバーシャ……シャムロックに届けて欲しい。ただそれだけ。
急ぐ必要もないし、もし出会ったらでいい。

【───あまりにも脈絡の無い申し出】
【恐らくは顔も知らないであろう少女に、届けものをして欲しいと】

【そんな事を頼むくらいなら、自分で届ければいいのに───】

149 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:29:53.61 ID:s/u8w6go
>>147
/【サブシスタンス】→【ハード】 【メモリーカード】→【ぼうけんのしょ〜】に変更お願いします!
150 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/28(日) 23:30:54.70 ID:jsTVi1Eo
>>145

【びすびすっ】

……あら、

【屍の壁。それに留まった銃弾は、やはり光を放って消滅する】
【少女の顔に張り付いた笑みが、ぱっと消えて。代わりに浮かんだのは、きょとんとした表情】

どったの? お腹痛くなってきたのネ?

【左の銃口を、男に向けたまま。一歩、二歩、ゆっくり、近づいてみた】
【いつでも銃口は引けるように、人差し指はきっちりキープ。こつんこつんと足音が響いて】

【――――まだ何にも、気付かない】

/次携帯に移ると思いますー
151 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:35:19.07 ID:Gbp2z6DO
>>146
【チョコを受け取って、大事そうにしっかりと両手で持って】

い、いやそのえぇと…ほら、見ず知らずの知り合ったばかりですし…
…その、クリスマス嫌いとか言うような男ですし…そんな俺にそのこんな物を…
【あたふたあたふた】
【簡単に説明するならば、照れている訳で】

…あ、あの!
【帰ろうとしたように見えた少女に気付き、慌てて呼び止めた】

せ、せめてお名前でも!
あの、お、俺は羽民蟲舶(はたみこはく)と言います!
【名前を聞いてどうしようと言うのか、それは解らない】
【が、とりあえず自己紹介を申し出る】
152 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:36:08.58 ID:ppAqKESO
>>147
ちょっ!!なんていう無茶振りにゃ!!!

天能寺遊戯(てんのうじ ゆうぎ)って言うのはどうかにゃ?
【首を傾げ】

なるほどにゃ!
153 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:37:30.75 ID:66iAKaso
>>144

うむ。魔術協会の図書館は一般開放されている施設だ。
本人だ、という証明さえ出来れば、貸し出しも受け付ける。
【流石に禁書レベルになると厳重なチェックを受けるが、と付け足す】
【そういえば、禁書を駆りっぱなしだったな、と内心思い出した】

・・・確かになぁ、あれじゃ目立つよなぁ。
【そういって、眼帯を振り返る】
「好きでこんな格好してる訳じゃねぇが」
【少しむっとしたように言う】
【それにしても、その服は異常だろうに・・・】
154 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:40:45.23 ID:s/u8w6go
>>152
凄い・・・これで私にも名前が・・・っ!

【すると彼女の口から赤色のパジャマを着た男(中身)がにゅっと現れ】

「無茶振りでこのクオリティ・・・・流石ッス!有難う御座いますっ!」
【一言言って帰っていった】

納得してくれたっ!有難うッ!
・・・そえばネコってレンジに弱いのか?
さっきチンしたら、とても放送できない品物が出てきたんだけどっ!
155 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:42:59.65 ID:7DQe2LIo
>>151

【ぴたり。 動きを止めると、相変わらずの無表情で振り返って】


「ハタミ コハク」……うん。 覚えた。

私の、名前……――『ミヅハ』。
ご飯作ってあげないと、いけないから、帰る。


【微妙に彼にとって不穏当な内容が混じった気もするが、きっと気のせい】
【彼女の性格からして、『作って貰う』のは彼氏とかそんな人物ではない筈である】


―――……じゃあね、コハク。


【寸毫も微笑まず、不思議とよく通る声で別れを告げると――ふらふらと、其の場を去るだろう】
156 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:44:38.27 ID:9z6z3Joo
【路地裏】

はあ……最近ロクな事が無いなあ……

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの上に襟元の開かれた黒のロングコートを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年が木箱の上に座って溜息を吐いている】

捜し物は見つからないし、折角買った電話は壊されるし……
いや電話はオレのせいかな、オレのせいなのか……?

【「うーん」と首を傾げて、狭い空を見上げるのだった】
157 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:46:08.53 ID:ppAqKESO
>>154
ちょっと間違えたにゃ天能寺→天王寺にゃ!読みは同じにゃ
ついでに天王と電脳…そして遊戯はゲーム……つまり貴女の能力を表した名前にゃ!!!
【解説し】

いやいや!!当たり前にゃ!!!!
【ツッコミをいれ】
158 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/28(日) 23:46:07.22 ID:FQhUfrMo
>>148

──かなり、ね

【微笑みに対し、彼女もそれ相応の笑みで返す】
【彼女にとっては、初めて会った時から概ねそのような印象だったのだろう】
【それ故にこの対機関連合が動いてこれたのだとも、心の中では思いながら──】

【──パフェを食む彼の姿を見ると、少しだけその笑みが柔らかい色を帯びた】
【喩えるなら、幼い弟を見る姉のような──何かを擽られて思わず滲むような、それ】
【微笑ましい、とでも思っているのだろうか。年上の彼に弟的要素を見出すとは腐っても姉】
【パフェを摘む一方で、青年の事を観察していたのだが──取り出されたそれに、目が移った】

……うん? 『カード』……?

【机の上に出されたカードを、小首を傾げながら不思議そうに見つめ】
【ゆっくりと手に取れば、裏表をちらりと確認してから、青年に視線を戻す】

……シャムロック──
うん、分かった……私でいいなら、引き受けるけど

……でも、同じ対機関のメンバーなら、自分で渡した方が早いんじゃ?

【極々普通に浮かんだその疑問を、少女は口にした】
【連合のリーダーが、連合員に届け物をするのに、態々他の連合員の手を介す理由──】
【まさかとことん追究してやると言ったような心算でもないが、聞かずには居られなかった】
159 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:46:26.42 ID:Gbp2z6DO
>>155
ミヅハさん…かぁ…
【去っていくミヅハを見送った後、チョコを大事そうに持って一人、呟く】

…今度会った時は…お礼できるといいなあ…
【チョコ、溶けるぞ】

/乙でしたー
160 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:47:17.94 ID:.jECl8.o
>>153

へェ・・・・オレ様だと解れば借りられるってのァ良いなァ
シチ面倒臭ェ手順が無いっつーのは好きだぜオレ様
早速にでも借りに行くってェトコだが・・・・

【関心したような表情からニヤリとした笑みへ、その変化は多彩である】
【性急なところもあるようだが、それもまたある種の知識欲からだろう】

ナツカシー懐かしい言ってンなら自分の部屋くらいあんだろォ?
ちゃっちゃと着替えねェと、アンタら二人とも部外者どころか不審者にしか見えねェぜ

【と、言い放つ言葉は軽いながらも鋭いナイフの如く】
【歯に衣着せぬ物言いもまたこの青年の特徴である】
161 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/28(日) 23:47:32.20 ID:7DQe2LIo
>>159
/お疲れさまでしたー!
162 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:51:10.15 ID:s/u8w6go
>>157
なるほどっ!ありがとう!ネコさん!ありがとう!ネコさんの人!
【再び彼女の口から(ry】

「この恩は生涯わすれませんっ!とりあえずマタタビをネコさんにっ!商品券を中の人にっ!」

【そう叫ぶと、赤色の人からマタタビと商品券5万円分が差し出された】

異議あり!!!
だったら何で弱点に乗ってるんだ!!
【証拠ファイル→ネコの弱点を突きつけた!】
163 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:53:49.93 ID:9YwKIYAO
>>150

【埃と死体の血が付着したトレンチコートを見、一瞬だけ不快そうな目になりながら、鞘を左手に持ち直し、ゆっくりと立ち上がる男】
【その瞳は先程までの、白目と黒目が逆の色ではなく】
【白目は通常の白、黒目が灰色になった、瞳】

………まるで“力”の制御ができない…これは頭が痛くなるな

【苦々しく、口元を歪める男】

ここまで“慣らし”が散々だと……“能力”が使えるかも怪しいとこだ…

【男の瞳が、灰色から白に変わり】
【右手に持った刀を鞘に納め、深く腰を落とし】

………“これが予想通りの場所へ行けば続行”…

【居合いの構えをとり】

……“予想外の場所へ行けば終了”…

【居合刀がより一層魔翌力を溢れさせるのを、少女は視認するだろう】

…………お互い、これ以上落胆するのは…嫌なものだろう…

【男の声は先程と変わらないはずなのに】
【男の心情が伝わるような、実に悲しげな言い方だ】
【自分に対する落胆】
【そして】
【せっかくの誘いを受けたのに…この状態】
【男は、闘争が好きだ】
【そして、少女にも同じものが見えた】
【それ故の、少女に対して“失礼だ”という思いが】
【この言葉から滲み出てきていた】

/把握ですー
164 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:56:15.27 ID:ThYVJC6o
>>158

……んー、そっか。
自覚はあるけど、ちょっとしょっく。

(……あ、戻ってきた。)

【コーヒーによって破壊された味覚が戻ってきたのか】
【ニコニコしながら、パフェの海を掘り進んでいく】
【イチゴだけ残して──ケーキのイチゴは最後まで取っておくタイプらしい】

……特に深い理由が、あるってわけじゃないんだけど。
強いて言えば───”虫の知らせ”、かな。
嫌な予感というか、なんというか……大規模な戦闘にでも巻き込まれるのかなぁ、と。

ま、さっきも言ったとおり死ぬ気はないけど……。
もし戦闘になったらそれまで守ってる余裕はないし、忘れないうちに。

【忘れないうちにと言っておきながら、最近所持品整理をするまで存在を忘れていたのだが】

【彼はどちらかと言えば、戦闘においては頭を使わず”勘”に頼るタイプ】
【それ故に、自分の持つ”勘”にはある程度の自信を持っているのだ───】
165 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/28(日) 23:56:18.76 ID:66iAKaso
>>160

シンプルがいい。
君は君の好きなやり方でやるといい。・・・とまあそれは置いといてだ。
【どこぞの赤ん坊の顔面みたいなことを言いながら】
私は私の寮がある。だから私は問題ない、だが・・・。
【眼帯をもう一度振り返る】

「・・・いや、大丈夫だ。適当にねぐらぐらい探すぜ。ここは俺の庭だからよ」
【ニヤ、と眼帯の下から覗く口を歪ませると】
【魔術協会の本舎に向かって歩き出す】
166 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 00:01:13.46 ID:iYVf.MSO
>>135

さあね……答える迄も無い、とだけ
やる事は変わらないしさ、どっちにしろ……
間合いに入った所を、斬る。駄目ならもう何度か繰り返す。

―――単純だろ?何処からどう来ようが同じだし、構わないよ。

(さて、ある程度の準備は調った、かな……後は、間合いだけ)

【応じて姿勢を低め、深く息を吸い込んで】
【重心を極度に前に傾け、右足に力を篭めて地面を掴み】
【即座に最高速にまで加速出来るよう、態勢を整えてゆく】

(……そう、初太刀じゃ決められないのは明白だ)
(だから、何時でも次太刀が放てるように)
(縮地≠フ加速を乗せて、決められる一閃を――)
(其れで駄目なら、……まあ、後は賭けだな)


【四足歩行には及ばぬまでも、出来得る限り姿勢を低め】
【近付く相手を、引き付けて、引き付けて――――】
【間合いの内に入るや否や、抜き打ち様に一閃する。軌道は地面すれすれ、逆袈裟気味の其れ】
【相当に速いが、片手で放つためか威力は然程でも無い。成否は問わず、続けて】

【踏み込みの勢いを乗せた袈裟の次太刀を放たんと、返す刀を振り上げた】
167 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 00:01:24.03 ID:cdVQpcSO
>>162
わーいにゃ!!だがマタタビはダメにゃ!!!
【受け取りながら】
【マタタビを使われると性格が大変な状態になるから】

電子レンジにネコをいれ爆発死したブラックジョークがあるにゃ
168 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/29(月) 00:03:34.23 ID:CU/FOASO
>>163

――――――ッ

【鋭くひゅっと息を呑む】
【濃密に感じ取れる魔力に一瞬だけ怯んだのが五割、】

…………ぁあ、やっぱり素敵だネ……ふふ、のーぷろぶれむ。
「イイモノ」、見れたし感じられたからネ。

【――未知の領域に対する期待五割の、その反応】

【右、魔力弾リロード完了――残り五発】
【左、状況変わらず――残り三発】
【少女のとった行動は、】

――――――、


【たん】

【響いた銃声は一発のみ、撃ち出したのは左の銃】
【撃つと同時――走りだす、男に向かって!】
169 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:04:27.14 ID:R5s8zOEo
>>165

(ン〜・・・・何処と無く、っつーか色々と怪しさ全開だなァ)
(まァ、オレ様は魔術協会とァ一切関係無ェからいいけどよォ)

・・・じゃァそうだな、オレ様は出来るだけ早くその本を探し出したいんで行かせてもらうぜ
時は金なりなんて言うがよォ、オレ様からすりゃ時が全てだ
っつーワケだヴォイゼンサン・・・と、オッサン、短ェ間だったが案内ありがとよォ―――!

【そう二人に言い放つと彼は風の如く図書館へと走っていく】
【余程気にかかっているものなのだろう、その速さたるや宛ら手裏剣の様でもあった】

/御免なさい眠気が限界でして少々強引ですが切らせて頂きました
/本当に申し訳ない、お疲れ様でしたー
170 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:06:44.18 ID:nIPB5.so
>>167
駄目なのか・・・でも使ってね!一応のお礼っ!
【ぺこっと一礼を行う。顔は笑っており、心底嬉しそうである】

つまりっ!さっきので再現したわけなんですかっ!
やっぱりカオスやなぁ・・・カオスや・・・!

【ふと、彼女の右手にエアガンの変わりに握られていたもの】
【それはモン○ターボール・・・捕獲?】
171 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:09:35.73 ID:0BfNLtgo
>>169

うむ、ではな。ああ、それと。
図書館では静かにするように。
【注意文の定番を、走り去る彼の背中に投げかけて】
【本人は、図書館から離れていく】

さて・・・やつのねぐらをさっさと聞き出さねばな・・・。
【本舎に向かって歩きながら、ぶつぶつと呟いた】

/はらほれ、お疲れサマー!
/なんか妙な絡みになってしまってスマソ
172 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 00:14:31.10 ID:cdVQpcSO
>>170
うにゃ!!一応持ってるにゃ
【影にしまい】

………まてまて!!にゃ!!!
その持ってる奴はなんにゃ!!!
【後ろに下がり】
173 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 00:14:51.68 ID:lQmFP12o
>>164

(……笑ってる、自称二十歳がパフェをつつきながらすっごいニコニコしてる)
(うちの弟じゃ、こうは行かないよね────)

【──観察は続いていた】
【丁寧に苺を残しておく辺り、まさに双葉ちゃんだなあ等と微笑みつつ】
【自身もパフェを摘み、久方ぶりの甘味に幸せを感じていた】

【一度、紅茶で喉を潤して】

ふぅん……? そう──
『虫の知らせ』……私のと、どっちが良く当たるんだろうね

……分かった、とりあえずこれは確かに預かったよ

【そう言って一度カードを照明に透かして見た後、】
【コートの内ポケットに、その空白のカードをしまいこんだ】
【そのついでに、外ポケットにしまっていた携帯端末を僅かに引き出して】
【現在の時刻を確認すれば、メールも一件入っていたのが目に入った】

【さっと、メールの文面を軽く流し読みしてから携帯を閉じて、】
【再びポケットにしまい込みながら、青年の顔を見やって口を開いた】

──……あとは、他に何かある?

ネットワークにも書いたから知ってるかもしれないけど、
火の国の方も、目が離せなくて──……

【と、店の時計もちらりと一瞥しながら、そのように尋ねた少女】
【既に夜も更けてきて、この喫茶店の営業時間も気になりそうな時間帯ではある】
174 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:16:56.88 ID:./Hi0gEo
>>166

(正面、ならこのまま受け切れる)
(何も、変える事は無い)
(……これで、片足取る)

【走り出す前に想定した動きを、そのままなぞる様に】
【右腕を上げて顔の前に起き、右斜め下からせり上がる刃を防いで】
【そのまま進む勢いを殺さず、左の拳を握り込みつつ上体を起こす】

【左足を大きく前方へ、其方へ体重を乗せて】
【走り込んだ勢いと体重移動による加速から、低い姿勢のまま】
【左の拳を、相手の右膝へと向けて放つ】

【此処までは、事前に想定した動き。故に、迷う事もない】
【速度に付いていけないという事もなく、冷静に対処を終える】

(切り上げから斬り降ろしに繋ぐ、これも常道)
(こっちから踏み込んじゃえば手は向こうのが長い、却って斬り辛くなる)

(………頭を下げながら右を上げて、回り込みながら下がる)
(足を取って、離脱。後は、もう片足を指して詰み、かな)

【対処が出来なくなるとしたら、これ以降の見えていない刃≠ゥ、予想外の剣閃か】
【既に意識の半分は、次に予想される『斬り降ろし』の対処へと向いている】
【実際にその通りの動作が行われれば、また恐ろしい程の精度で対処を完成するだろう】
【反射速度が幾ら速かろうと、剣士の一閃を見てから反応していては限界が有る】
【吟雪の剣士対策は、『攻撃の軌道を限定』させ、『予測』を立てる事に集束している】
175 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:18:48.52 ID:nIPB5.so
>>172
これはっ!
ボケットデンスターっていうね、なんか小さい"ボケデン"をゲットするゲームからです!
つまり、ネコサバト!お前を・・・・ゲットする!

【天王寺選手・・・ボールを構えたっ!】
【そして、大きく振りかぶって投げようとする】
【ヒント:ざんねんですがあなたの「ぼうけんのしょ2」はきえてしまいました】
176 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 00:26:31.72 ID:cdVQpcSO
>>175
あ…甘いにゃぁぁあ!!!
【そう言い逃げようとする】

/次遅れます
177 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:28:32.58 ID:NRMctUQo
>>173

【ザクザクと食べ進めていき】
【ついに、残るはイチゴのみになったところで、一度スプーンを止め】

……ブレイザーシティ、か。

あまり動向は知らないし、今の俺からはあまり大きいことは言えないけど──
動くなら──織守、いやJusticeとの接触が第一だろうな。

戦力としても、頭脳としてもあの組織の存在は大きいし、
カリナトゥスとも最近接触したらしいからな───

【軽く、自分の意見を述べると】

……───もう、こんな時間か。
んじゃ、そろそろお開きとするかな。

【ニコニコニコニコしながら、最後の苺へと手を伸ばす───!】
178 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:30:44.58 ID:nIPB5.so
>>176
にゃにお・・・姑息なってっうわあああ!

【投げようとしたものの、バランスを崩してフラフラする】
【必死に両手をばたつかせて体勢を戻そうとするも、戻せない】

ネコサバト!たたたたた助けてっ!!
【前後に激しく彼女の体が揺れ動く】

/了解ですっっ!
179 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:35:15.17 ID:SEKLFQAO
>>168

……その言葉すら…………俺には憐れみに聞こえる…

【男はそう言うと】

“I need more power”
《俺にはもっと力が必要だ》

【少女の走る先の空間が歪むのが分かるだろう】
【その歪みは、直径2m程の丸い空間】
【この男の二つめの能力】
【それは、自分の“刀”が干渉出来る空間を作り、通常の空間に上塗りすること】

………ッッ…

【男が、向かってくる弾丸を左下から右上へ掬い上げるような抜刀で切り落とそうとするも】
【今の男は冷静ではない】
【上塗りした空間が前よりも大きく、斬撃を飛ばす箇所の計算を普段よりも正確にしなければいけないからだ】
【切り落とした場合、弾丸の右半分が、男の左頬の肉を抉り取っていくだろう】


【そして、男が刀を鞘に納めた瞬間、縦の斬撃は空間に“正確に飛ぶ”だろう】
【そう】
【男の“ミス”も正確に再現し、少女が空間内に入る直前】
【異界からの爪は、仮に少女を傷付けても】
【決して致命傷にはならないだろう】
【薄皮一枚】
【間違えてカミソリで皮膚を斬った程度の傷】
【空間を上塗り】
【斬撃を跳ばし、固定】
【ここまでは正しかった】
【だが】
【鞘に納め、固定された斬撃が放たれる瞬間】
【これが、早かった】
180 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 00:43:27.73 ID:lQmFP12o
>>177

……そうかもしれない
でも、『対機関』を掲げている以上、この組織も立派な戦力

……あの街を取り戻すには、両方の組織の力が欠かせない
多分……かなり、大きな規模の戦闘になると思うの

だから、動くときが来たら……──頼りにしてるからね

【真っ直ぐな視線と共に双葉を見据え、少女は一度強く頷いた】
【そうしてから、自身の残り少ないパフェもつついていたのだが──】

うん、そうだね……そろそろ────

(──来たっ!)

【──キランっ】
【彼が最後の苺に手を伸ばした瞬間──少女の瞳が鋭い光を帯びた】
【刹那、彼女の背後に顕現したのは、背後霊のような藍色の人型──アートマンだ!】

 “SYOOOOOAAAAAA────ッ!”

【ひゅン──ッ!】
【何故かその手にフォークを握ったアートマンの右手が、鋭く双葉の苺へと伸ばされる】
【パワーに劣る代わりに、スピードと正確性に長けたそのアートマン『Anima』は】
【まさしく風を裂くような飛燕の軌道で持って苺を強襲──!】

【──ぱくっ、と】

【そのまま、少女の口に運ばんとするだろう】
【成功した暁には、両手で頬を覆って、さぞ美味しそうな顔して──】

【双葉ちゃんの命運や、如何に!】
181 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:47:05.32 ID:CU/FOASO
>>179

――――――あ、ッ――――

【縦に走る一本の赤い線――少女の左の頬に、ぴっ、と】
【浅くとも鋭い刀傷、数瞬だけ痛みが足を引っ張って】

――――――お熱いの、ハイりま――すッ!!

【それでも、前に】
【接近が成功したなら、男の額に銃口を押し付けて――静止する】
【しかし、痛みに立ち止まった数瞬に、男が何らかのアクションを起こしたなら。この馬鹿みたいに単純な行動は、失敗に終わる】


【どちらにしたって、「次」で終わるのだ】
182 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 00:51:28.08 ID:cdVQpcSO
>>178
はぁ……まったくにゃー
【ため息を吐きながら助けようとする】

【優しいネコであった】

183 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 00:56:08.77 ID:nIPB5.so
>>182
ありがとぅネコサバト・・・・やっぱりネコサバトは凄いよっ!
一家に一匹欲しいなぁ・・・

【彼女はネコサバトに助けられ、事なきを得る】
【愛する?飼い主のために尽くした名ネコ】

そーえばどっかの公園の前にネコサバトの像が立ってたっけ?

【死んでしまった大学教授の迎えを信じ続け、ずっと駅で待っていたという】
【心温まる実話名ネコ、ネコサバト公をハリウッドが映画化】
【NEKOSABATO-約束のネコ-・・・・アレ?】
184 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:01:04.99 ID:NRMctUQo
>>180

うん、それは分かってる。
だから、任せと──────

【突如少女の背後に現れたアートマン】
【その鋭い動きに】
【ウキウキ気分で油断していた彼は、反応が遅れ】

─────ッ!?

【それでも苺を取らせまいと、必死に苺へと手を伸ばすが】
【彼は苺を素手で取ろうとしていた──反応が遅れた上に、リーチまで負けている】

【故に、彼の胃にその苺が収まることはなく、無常にも苺は少女の口の中に───】

ああああああああぁぁぁぁっっっっ!! 俺の苺おおおぉぉぉっっ!!!

返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せぇーッ!!!

【^q^】
【半狂乱の対機関連合リーダーの大人(にじゅーにさい)】
185 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 01:02:04.63 ID:cdVQpcSO
>>183
にゃはははは!!!それは私が名ネコだからにゃ!!

………え?それ怖いにゃ!!
【名作完成】
186 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:06:09.83 ID:nIPB5.so
>>185
名ネコ、ネコサバト・・・
野良猫の間では最強のボスとして、飼い猫の間でも最強のボス
ありとあらゆる猫世界を牛耳る伝説の名ネコっ!ネコサバト!

【パチパチ拍手を送る】

たしか・・・厨猫ネコサバト公?
【世界中が涙した、感動の名作】
187 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:10:08.69 ID:SEKLFQAO
>>181

(存外……素直じゃないか…補助もしないとは)

【自分の“予想通り”】
【能力の制御が出来ず、有効打にならない一撃】
【“もう一つの宝玉”に内心悪態をつきながら】

(さて……もう“お開き”の時間だ)

【男にはプライドがあり】
【自分に不相応な状態の相手がいれば、それ以上の戦闘はしない】
【少女の言った、正義にはなれない・悪にはならない、この言葉に】
【男はある種、期待していた】

(お前はただの殺戮者か?)

【正義になれなければ、悪になる連中が大勢いる世界で】

(それとも…闘いを純粋に楽しめる戦士か?)

【少女は、戦闘と殺戮の違いを理解した人間か、と】

……さて…どうなるかな

【肉を抉られたほうの頬からは、血液ではなく、黒い煙のような魔翌力が滲み出てきている】

引き金を引くか

【男の瞳が徐々に黒くなり、バチバチと、青白い閃光が走る】

引かないか

【少女が“選択”するまでは大人しく、銃口を突き付けられるだろう】
188 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 01:12:25.52 ID:iYVf.MSO
>>174

(……後の事は如何でも良い、此処で終わらせる事だけ考えろ)
(先ずは片足―――問題無い、踏み込む方が速い)

【逆袈裟を放つと同時に一瞬膝を抜き、その右足で身体を前へと押し出して】
【左足を踏み出し、身体を完全に宙へと投げ出し。ごく短時間の、自由落下や滑空にも似た急加速】
【確かな手応えは有るが、自重と言う支えが無い空中では――必然的に、衝撃が後方へと逃がされる事に】

――――疾ッ!!

【尤も。次太刀も、其処からは概ね予想通りの展開となるだろう】
【勢いを乗せて袈裟の一閃を振り下ろし、吟雪の右方を擦れ違う形での交錯】
【反作用と元々の威力の事も有ってか、大半を逃がしたとは言え、右膝のダメージも軽くは無く】
【歩けはする、痛みを圧せば走れもするだろうが。先程のような踏み込みは、恐らくもう適うまい】

【だが、未だ終わらない。朔夜が動くと同時に、露となった死角から現れるのは、蒼――覚えているだろうか】
【前回の話し合いの際、ルーミアを警戒した朔夜が生成した物。形状に際はあれど、同一の其れである】
【柳の葉のような形状をした硝子様の小振りな刃、数は五つ。先日の槍衾ほどでは無いが】
【この至近距離なら、反応が適ったとて対処は容易でない筈――そう考えての、不意打ちだ】

【彼女とその左右に、逃げ道を塞ぐよう、放射状に切っ先を向けて】
【ざり、と地面を引っ掻く不快な音の響くと同時、蒼い刃は放たれた】

(チェックって所、かな――――?)

【加速から無謀な急制動を掛け、吟雪の背後に止まった朔夜】
【振り向き様、真一文字の一閃を放とうとする、その姿を映り込ませて】
189 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 01:13:06.22 ID:lQmFP12o
>>184

 ──あー、美味しーっ!

【つややん──と、謎の擬音が付くような恍惚の表情を浮かべる少女】
【両手で頬を覆い、っざーとらしく身体を横に振ったりしてその喜びを大いに表現する】

(──……ま、味は分からないんだけど)

【──そう、余談ではあるが、彼女がこのアートマン『Anima』を使役し、】
【『学校』に関するものを自在に生み出し操る能力を使う間、】
【その代償として、“味覚が遮断される”と言う制限が付く】

【戦闘中には殆ど意味を成さないそれだが、今この場においてはその効力が如何なく発揮された】
【決死のタイミングで双葉より奪った苺の、その格別であろう味を、味わうことが出来ないのだ】

【しかし──彼女の狙いはそこではない】
【何も、食い意地を張って苺を食べたかった訳ではないのだ】

(これこれ、この顔が見たかっただけー……──っ)
(対機関連合リーダー二十代男性、年下の女の子に苺を取られて泣き叫ぶ!)

【──狙いは、それだ】
【あの彼が、どんな反応を見せてくれるのか楽しみにしていたご様子で】
【案の定、半狂乱になってどったんばったんしてくれたので、相当ご満悦のよう】

【尤も──彼女も鬼ではない】
【彼の慌てふためき、泣き叫び、困惑して絶望する様が見たかっただけであり】
【その後のフォローも、彼女なりにではあるが、考えていたのだった】

【彼女のパフェの器をよく見てみれば──ちょこん、と小さな赤い何かが残っていた】
【全く手付かずの状態で残っているそれは──『さくらんぼ』、だ】

【彼女はそのヘタを摘み上げると────】

 ──ごめんね、双葉ちゃん!
 あんまり美味しそうだったから……はい、お詫び!

【半狂乱の彼の口に、それをひょいっと放り込もうとするだろう】
【同時に、財布から取り出した自分の飲食分の小銭と伝票も、彼の胸元に押し付けんとしつつ】
【「会計よろしくお願いします、リーダー!」などと、それこそ向日葵でも咲き誇ったかのような屈託のない笑みで告げる】
190 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 01:15:17.35 ID:cdVQpcSO
>>186
それは私がネコの王だから当たり前にゃ!!
【ない胸をはり】

………誰が立てたにゃ…まさか…楓梨かにゃ?…
191 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:18:00.91 ID:CU/FOASO
>>187

【引き金を引く人差し指】
【それが、ぴたりと。凍り付いたように動きを止めて】

……言ったよネー、あたし、悪党になる気はないって。
だからあたしは、

【くるっと、掌の中で。人の命を易々奪うそれは、半回転】
【銃口が男の額から放れて】

「引かない」ネ。
じゅーぶん、退屈は吹っ飛んだしネ。

【くるくる、銃を回しながら少女は笑う。軽くフランクなそれ】
192 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:23:10.68 ID:nIPB5.so
>>190
王かぁ!猫の中の猫っ!よっ世界一っ!
とりあえず、ひれ伏した方が良いのかな?ははーっ!

【ははーっと、とりあえずひれ伏す彼女】
【妙な主従関係が誕生】

楓梨&ゴキブリwithキャッツだと思う・・・聖都かどっかに(中身も無許可で)作ってた!
そーえば、卵は孵化したか?だってさ!
193 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:28:05.23 ID:NRMctUQo
>>189

……─────ッ!!

【わーわーぎゃーぎゃー】
【余程楽しみにしていたのか、暫く叫び喚いていたが】

……………?

【口の中にさくらんぼが投げ込まれると、暴走が止まり】
【もぐもぐもぐもぐと、種も気にせずすごい勢いで食べ始め】

……おいし。

【満足したのだろうか、上機嫌に】
【ニコニコニコニコ】
【すっかり機嫌も治ったようで、小銭と伝票も気にせず受け取る】

【ダメだこの大人、早く何とかしないと…………】
194 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:29:06.40 ID:./Hi0gEo
>>188

(剣士、だね。飽く迄も、剣士)
(だから………此処までは、動きが読めるし誘導出来る)
(これ以降も、或る程度は予想が付く)
(………けれど、問題は―――)

【事前に備えた通りの行動を、なぞる様に】
【振り下ろされる太刀に対し、腕を跳ね上げての受けを行い】
【左足を軸に右足を後退、横を向きつつ間合いを離す】
【結果、後方へ抜けようとした朔夜が、右手へと向かっていく形になる】

―――こう来るんだよ能力者っていうのはっ!!

(右手届かない、避ける方向前後は無理)
(蹴る?却って不利、かと言って全部受けるのも……)
(ヤバいのだけ、防ぐ)

【残るのは、右手へと抜けていった朔夜に続く、結晶の刃】
【刃に対して左半身を向けた状態、深い思考の時間は無い】
【左手を鳩尾に当て、籠手で脇腹を覆い】
【刃の内一つはそれで防いで、残りのうち3つを上腕から肩に掛けて受けた】
【痛みを感じる程度の暇は有っても、ダメージを把握出来ない程度の時間】
【残り一つの刃が、ギィンと鋭い音を立て】

【最後、移動して行った朔夜が振り向くに合わせて】
【左足で体を側面に押し出し、刃の対処に間に合わなかった右腕を持ち上げ】

……ここあえかあ、今日あ

【太刀が頬の皮膚に僅かに食い込んだ所で、籠手がそれ以上進むのを止め】
【妙に滴らずな声で、時間≠告げる】

ふかうふもりあ、はかったんらけ…………ああもう喋りにくい!
牙は使うつもりは無かったんだけど、想定外だったね

【目を凝らさずとも、直ぐに認識出来るだろう】
【鋭く変化した牙が、刃の一つをがっちりと咥えていて】
【言葉を紡ぐのに邪魔と思ったか、煙草の様に地面に吐き捨てた】
195 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 01:29:34.61 ID:cdVQpcSO
>>192
にゃははは!!共に

 グレート・キャット・ビレッジ
《偉大なる猫の王国》を造るにゃ!!

いやいやにゃ!!なんか国に怒られそうだにゃ!!

蠍かにゃ?ただいまネコサバト四天王として着々修行中にゃ!!
196 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 01:32:38.68 ID:cdVQpcSO
>>192
にゃははは!!共に

 グレート・キャット・ビレッジ
《偉大なる猫の王国》を造るにゃ!!

いやいやにゃ!!なんか国に怒られそうだにゃ!!

蠍かにゃ?ただいまネコサバト四天王として着々修行中にゃ!!
197 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:34:42.25 ID:nIPB5.so
>>195
はいっ!ネコサバト様の仰せのままに!
我らの手でグレート・キャット・ビレッジ
      《偉大なる猫の王国》を造りましょう!!

うん、どっかの公園に行けばあると思うよ!
ブロンズとかで作ったネコサバト様の像だったような・・・
にくきゅーが可愛かった!可愛かった!

にゃおう!楓梨も喜ぶよ!てんきゅーてんきゅー!
198 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:35:47.45 ID:SEKLFQAO
>>191

【その少女の選択を聞くと】
【瞳の色は灰色に、閃光も徐々に収まり】

………悪がなにか…よく忘れるが

【男は、低い声で】

……悪は正義…正義は悪…派閥で変わる
だが…悪は理由がある…正義にも当然な

【少女に言う】

理由の無い殺しは……ナンセンスだな……正義にも悪にも属さない殺しは……

【自分なりの考えを】

【男は、少女から視線を外し】

……今の俺は………闘えない…あの“弾避け”を撃ち殺した奴が来れば

【死体を顎で差し】

俺は死ぬだろう……奴らは、目的がある…

【何か意味深なことを言い】

目的……持ってみたらどうだ………人を殺せば正義じゃない…そんな道理はどこにもないんだ

【少女に】
【呟くように言う】
199 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 01:43:18.28 ID:cdVQpcSO
>>197
にゃははは!!!!ネコサバト軍団がちゃくちゃく増えてくにゃ!!!
【笑い】

なんというにゃ……

ついでに名前はサソーd…おや誰か来たにゃ…
【黒服に誘拐されましたww】
200 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:45:15.72 ID:CU/FOASO
>>198

【くるくる回る銃は光の粒に分解されて、消える】
【男の話を聞いて、ふむ、と。考え込むように首を傾げた】

……目的……ネー……
あるにはあるんだな、これが。

【はーと溜息ひとつ、頬に走った切り傷を撫でて】

あたし、自分が誰だか知らないのネ。
だから知りたい。知るまで死にたくない。
生きていたいから、あたしは引き金を引くネ。
……まー今日みたいに、ときどき危ない橋渡っちゃうクセはあるけど。

【あひゃ、と。最初に会ったときのように、場に似合わない能天気な笑みを溢す】

……うん。再確認できたネ。クセも治さなきゃ、って思えた。
じゅーぶんすぎる収穫ネ、ありがとっ、……えーと……?

【男に礼を言おうとして――男の名前を知らないことに、今更気付いた】
201 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 01:45:34.44 ID:lQmFP12o
>>193

うん、良い子──

(──……大丈夫かなぁ、対機関連合)
(私が頑張らないと、機関に苺で買収されるなんてことも──)

【何かもうすっかり手懐けてしまった感すらあるような彼の様子に、】
【リーダーとして、そして何より一人の大人として、色々大丈夫かと不安を抱かざるを得なかったようだが、】
【それが逆に彼女の気を一層引き締める事になったようで──まあ、結果オーライなのかもしれない(?)】


【──そのまま何事も無ければ、会計を終えて店の外だろう】

【少女が吐き出した息も僅かに白みを帯びて、ゆっくりと真夜中の静謐の中に溶けていく】
【ダッフルコートのポケットに両手を差し込みながら、僅かに肩を竦ませて「寒いね」と呟いた】

──……それじゃあ、私はもう行くね

……『副リーダー』の名に恥じないように、精一杯やるから
リーダーも、気をつけて……天ヶ谷双葉あってこその、対機関連合だから

────じゃ、おやすみなさい、リーダー

【微笑み混じりに告げられる言葉。白い息が、溶けて】
【彼女はそのまま踵を返すと、冬の寒さ故か少し早歩きで、去っていくだろう】

 【来るべき決戦のその時に備えて──】
 【彼女の決意は、炎を凍らせたかのように、熱く鋭く、時に鋭利で】

//この辺りでしょうか、長時間お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
202 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:46:50.57 ID:nIPB5.so
>>199
ネコサバト様・・・何かあったらこの私目に・・・

【え?洗脳?違うと思うよ・・・きっと自分から入ったんだよ】

サソーd・・・!ネコサバト様っ!ネコサバト様ッ!
【なんか探しているよっ!乙の予感!】
203 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 01:47:30.63 ID:lQmFP12o
>>201
//最後の最後でやらかしたー!
//最後の一文、訂正

//○【彼女の決意は、炎を凍らせたかのように、熱く固く、時に鋭利で】
204 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 01:51:09.30 ID:cdVQpcSO
>>202
『ピピ…タダイマ…アルジ…ハ…カエリマシタ…デスノデ…ゴアンシンヲ…』
【残った電子レンジがフワフワ浮きながら言い】
【さっていくだろう】

/乙でしたー
205 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 01:59:58.49 ID:SEKLFQAO
>>200

…それが…悪か正義か…知ることはお前にとっての正義…だが“誰か”にとっては悪に見えるかもな

【かつて会った、記憶喪失の女を思い出し、男はそう言う】
【女が今、何をしているか】
【まだ逃げ続けているのかを少しだけ考え】

悪いが…今の俺は……お前に名乗る名は無い

【情けない闘いをした今の自分が、その名を名乗るのはプライドが許さないのだろう】

………調べ物は終わった…今のレベルも理解した

【そう言い、男は路地裏から立ち去ろうとする】

…またしばらく、隠れて生きていくことにするか……

【小さく、そう呟きながら】

/申し訳ない…眠気が右肩上がりです…
//ちょっと強引ですが許してくだせぇ
///長時間付き合っていただき、誠にありがとうございますorz
206 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 02:00:49.30 ID:nIPB5.so
>>204
良かった・・・ふぅ・・・
【そう言いながら、胸を撫で下ろすと】

【不意に耳のイヤホンを押し付け】

こちらツネーク、ただいま帰還する!
【そう言いながら、最初のダンボール体形に戻ると】
【再び何処かへ散っていった】

【デンデンデデッデデン・・・♪タッタンタ・・・タンッ♪】

/お疲れ様でした!
207 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 02:04:53.00 ID:NRMctUQo
>>201

……あっ、俺は双葉ちゃんじゃない!

というか、子供扱いするなっ!!

【さくらんぼに完全に気をとられていたのか】
【今さらながらに>>189の双葉ちゃんに反応する】

【苺が大好きなんじゃない。残しておいた苺が、特別美味しく感じるだけなんだ───】
【とかなんとか、中&双葉の訴え】

そっか、もう12月だもんな。
クリスマスも、あとちょっとかぁ……月日が流れるのは、早いな。

これからも、宜しく──頑張ろ、みんな一緒に。

……お休み、またな。

【手を振って見送ると、彼も帰り路へと歩き去っていく】
【少しでも前に進めたという実感が湧いてきて、一人になっても小さく微笑み】


【けれど、クリスマスも来るべき決戦のその時も───】
【彼に訪れることは、無かった】

……───あ、あ、れ?

【なんだか、真っ直ぐに歩けない】
【頭が痛い、気持ち悪い、だから抑えた。それでも止まない】
【寒いはずなのに体が熱い。マズいと感じるための脳も、上手く動いてくれない】

──っ、ぅ…………ぁ…………

【突如訪れる、強烈な嘔吐感】
【口を抑えるけど何も出てこない。ただその感じだけが襲いかかってくる、ずっとずっと】
【何処を歩いてるか分からない、宙をぐらんぐらんとさまよってる気がする】
【地に足を付けてる実感がわかない、視界がぐるぐるぐるぐる回る】

ちく………し……………
……ま……だ……………や………………。

【それでも抗おうと、天に向けて手を伸ばすけど】

【それで、おしまい】
【彼のちっぽけだけどおおきな意識は、空白の中へと消え去っていき────】


【対機関連合リーダー、天ヶ谷 双葉】
【───未知の病に倒れ、意識不明。聖都の病院に入院。】
208 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 02:04:55.60 ID:CU/FOASO
>>205

誰かがあたしを悪と言うなら、あたしはあたしの正義を持って迎え撃つだけネ。
ん、残念。今度会えたら、教えてくれるといーな!

【立ち去る男に手を振って、少女はその場に立ち尽くす】

……、かえろ。

【数瞬何かを考えて、ふるりと頭を振ってそれを振り払い】
【少女もまた、暗い路地裏を後にする】

/ありがとうございましたー!
209 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 02:05:16.83 ID:NRMctUQo
>>207
/追記 行数が足りない!
/お疲れ様でしたー
210 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 02:22:57.80 ID:iYVf.MSO
>>194
(不意打ちとしては成功。賭けとしては……)
(――腕一本と足一本、ダメージは等量って所か?)
(負け分は取り返し損ねたな、能力無しじゃ此れ以上は厳しい。……と)

【最後に放った薙ぎ一閃が硬質の手応えに止められ、ふむ、と小さく息を吐き】
【戦意は失せたのか。刃の齎した結果を見届けると一歩退き、太刀を下ろすと】
【空いた左手の人差し指を口許に宛てて、暫く何事か思案した後に口を開いた】

……ああ、この辺でお開きにしとくのが妥当だろうな。
オレだって、能力は使いたく無かった。おあいこってトコだ――なんか、負けた気がするけど。

【緩く首肯すると刀身を鞘に納め、事もなげに言って】
【そんな声の調子と裏腹に。むう、と常の仏頂面を僅かばかり顰める】
【どうも見た目に違わず、随分な負けず嫌いらしかった】

(……さっきの不意打ち、良いかも。刃の数を減らして何度か練習すれば、即座に打てるようになるか)
(にしてもやっぱり、軽さが否めない――体重の乗せ方やら工夫しても、どうにも)
(………能力で補うのも、何だか釈然としないしなぁ……)

(しっかし、低いとこうも遣り難いか。……うーん。おまけに、かなり読まれてたし)
【鋭く尖った牙に、何となしにぼんやり視線を向けつつ。早くも、今回の反省点を浚っているようで】
211 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 02:42:45.08 ID:./Hi0gEo
>>210

作戦勝ち、と言わせて貰おうかな
もし、貴女に能力が無かった場合……このまま、重傷は無しに捌き続けられたと思う
両腕からしか攻撃が無いって、分かってるならね

【頬から流れた血を指で掬い、舌に乗せて転がして】
【左腕に刺さった刃を、引き抜いて投げ捨てていく】
【そうしながら、指導者じみた口調で、相手の戦術の評価】

例えば、あのダガーの投擲。あれと同時に斬り掛かられたら、避け切れなかった
最後のアレも、サイズによっては一発で終わらせられると思う
殴った後の短刀も、あまり見ない技だから予想が出来なかったし、避けられなかった

だけど………そうだね、剣が綺麗過ぎる≠ゥな?
構えた場所から、的へ向かって一直線。だから、的の前に壁を置くだけで済む
……何処かの酒飲みなら、しゃがんでる相手の頭踏みつけたりしかねないし
其処までしなくても、顔面に蹴りを打ってくるくらいの事は平気でやるし

【戦って、吟雪が思った事は】
【高レベルで纏まっているが故に、却って読み易かったかも知れないという事だ】
【体術は寧ろ自分の土俵だが、避け切る事は出来なかった。然し、剣は防ぎやすかった】
【人を斬る為に作られた剣、良く練られている。此方に防具が無ければ、腕は既に存在していない】
【だが、防ぐ手段が有るのならば、速さに付いて行ければどうにかなる、と】

……威力と速さどっちも、なんて無理をやろうとするよりさ
速さだけ≠ナ威力を出そうとしてみたら?

「落石は避けられても、雨粒は避け切れない」んだからさ

【自分の様な、速度主体の戦い方をするものが、嫌うのは何か】
【思い付いた事を少しだけ遠まわしにして、公園の時計に目をやった】
212 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/29(月) 03:43:22.78 ID:iYVf.MSO
>>211

……成る程。

【言われてみれば確かに、思い当たる節は多々有った】
【朔夜の太刀捌きには、遊びが無い。最速で最短距離を走る剣閃は、仕事柄≠ニいう物か】
【奇襲には向くが、正対しての勝負では読み易い。速さと鋭さで補おうとも、其れは一定以上の相手には―――】

(………太刀筋を見切られると、途端に攻めあぐむ、か)

……もう少し体術を増やして、一定の距離に長居するのは控えるべきだったかな。

確かに、蹴りとかはどうも打つのが躊躇われる節が有るかも……。
寧ろ得意な方なんだけど、構えが崩れるのはちょっと、ってな具合に。

……綺麗過ぎる、か――――。

【「そういや、全身鎧付けてる奴相手には難儀したっけな」等と呟いて】
【渋い顔で、忠告を聞き入れ。この表情――吟雪に対する悪感情というよりは、自戒が近いか】
【色々と、耳の痛い話だったのだろう。柄にもなく神妙にしている】

……ああ、確かに其れなら出来なくも無い、かな。
要は、下手な鉄砲何とやら≠チてコトだろ?なら、そう難しくも無いよ。

ありがと、吟雪。一先ず、岩を穿つ程度には精進してみる。

【そんな助言を、手数を増やして逃げ道を塞ぐ事、と取ったか。二つ返事で請け合って】
【小さく礼を言い、踵を返して短刀を拾い上げると。振り返って片手をひらひらと振って見せ】
213 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 03:48:51.22 ID:./Hi0gEo
>>212

刀と爪、基本は同じ
生身の部分に触れれば、力を入れなくても斬れる
なら、力を入れる事よりも、当てる事を考えた方が良いよね?

……当てるだけで済ませられる
格闘家が出来なくて剣士が出来る事の一つ、だよ

【大体、自分の言いたい事はそのままに伝わった、と】
【同じくくるりと踵を返し、左腕の傷に目を落として】

………止まるまで待とうか、戻って治療しようか
明日には塞がるだろうけど………ん、戻る事にしよう

じゃあね、朔夜。出来るだけ早く仕上がる事を祈るよ
それが、どういう形になるのかは……分からないけど、楽しみだね

【とーんと一飛び、手近な木の枝へ】
【其処から建物の屋根に飛び移り、ぴょんぴょんと渡って】
【自分の足で、今の住まいまでの道を駆けていった】

/お疲れさまでしたー
214 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 03:59:01.43 ID:iYVf.MSO
>>213
//お疲れ様でしたー
//遅くまで済みますん、ちょっと寝てきますおやすみなさい
215 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 20:06:13.08 ID:GrUXnR.o
【何処か】
【街から続く細い路の一つの末端、或いは広い森を抜けたとある場所】

…………

【平坦で開けた土地に、多数の工事用重機や工作機械が並んでいる】
【大規模な工事が此処で行われているのだろうか?……それにしては、酷く静かで、何より人影が無い】

【それもそのはず】
【其処は、一般に『廃棄場』───《スクラップ・ヤード》と呼ばれる、役目を終えた『機械の墓場』】

【故障、又は何らかの理由により一度に廃棄された機械群】
【規模は比較的小さいが、それでも数十は在ろうという鉄の塊】
【原型を留めたまま……しかし必ず何処かが破損しているそれらは】
【綺麗に並べられて、まるでそれら自身が各々の墓標であるかのように、ただ静かに佇んでいる】

………………そうか、成る程

【その中で、一つの機械に手を触れて呟く、掠れた白衣を纏った一人の青年】
216 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 20:20:06.42 ID:./Hi0gEo
>>215

此処は、お墓?或いは廃材置き場?
それとも、宝物の眠る夢の島なのかしら?
……どちらにせよ―――――

【其処へ、置かれている重機類を見上げながら】
【時々、そのキャタピラなどに昇ったり、運転席を覗き込んだり】
【公園の遊具の様にしながら、歩いて来る者が一人】
【次第に、青年の方へ向かっていくそれは】

―――――綺麗な所ですわね、此処は

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には、装飾の施された鞘に収められた一本の長剣が有る】

【重機の金属のボディを、ドアの様にコンコンとノックして】
【返らない返事に耳を澄ませて呟いた】
217 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 20:21:03.59 ID:cdVQpcSO
>>215
どうしたんにゃ?どうしたんにゃ?
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】

【白い蝶の形の機械をひきつれやってくる】
218 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 20:21:57.49 ID:cdVQpcSO
/あふぅ……
>>217は無しで
219 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 20:25:23.83 ID:GrUXnR.o
/>>217 >>218
/あらま……私は複数でも構いませんけれど
/そういうことなら、また次の機会に是非!
220 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 20:41:02.47 ID:GrUXnR.o
>>216

【接近して来る少女に、白衣の青年は一瞬驚いたような表情を見せる】

……このような辺鄙な場所に、このタイミングで人、ですか?いやはや
まあ、………私も、人のことが言える義理ではありませんけれどもね

【その言葉は相手に向けられた物ではなく、ただ呟くように発せられる】

そして──────“綺麗な所”、ですか、この《スクラップヤード》を
益々もって、物好きでいらっしゃるようだ

【二言目は、手を添えていた重機から一歩離れて、少女の方向へ体を向けてから】
【呆れたように、しかしどこか楽しそうな雰囲気で肩を竦めてみせる】

【その青年が身に纏っている白衣は、所々が黒く汚れていて】
【接近すれば、それがオイルによる汚れだと解るかもしれない】
【だがその黒ずみは……今し方重機を触れている間に着いたにしては、年期の入っているようで】

そう、まあ、──────人のことは言えませんが。

【そう言ってから、顎に手を添えて、くつくつと数回喉を鳴らす青年】


さて。何なのでしょうね、此処は
或る意味では墓でも在るし、廃材置き場には違いがない。宝の山でも在るでしょう
けれども……問題は、“何故それが、此処に在るか”

ええ、綺麗だから、そんなことは構わない……としまっても、悪くは無いでしょうがね
その先に、もう少し、それこそ夢のように面白いことが隠れているかもしれません

【その口ぶりは、何かを知っているように】
【だが冗談を言っているようでもあるかもしれない】
221 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 20:51:29.80 ID:z4PXE0go
【街中】


(――……流石は我等がリーダー=A全く以って『適任』だな。)
(……対機関連合=c…――構成員の僕にも“形”が見えない組織も、此れで――どうかな。)
(そもそもが、Justice≠ニは『異質』の組織……此れからどっちに舵を切るかで、「変わる」。)


【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪だ】


 ま、難しい事は抜きにして――……素直に、我等が新副リーダーへ乾杯。


【通りの脇、独り言をブツブツと呟くと――左手に持った炭酸飲料の壜に口を付ける】
【何処と無く、機嫌が良さそうなそうで無いような雰囲気を放っているのが判るだろうか】
222 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 20:52:31.65 ID:./Hi0gEo
>>220

ええ、綺麗な所。血の色もなく、臭いもない
死体が有る訳でもなく、死体が作られている訳でも無い
此処に有るのは、只………機械ばかり。それ等はもう動かないし、動こうともしない
まるで……一枚の絵の様では有りませんか?

動くもの、生きているものは、此処にはただ二人だけ
……尤も、どれかを修理した所で……生きているものの数は、増えないのでしょうけれど

…………こんばんは、物好きなお方

【不規則に放置されたのではなく、『並べられた』工作機械】
【自然物であろうと人工物であろうと、規則的な列は何処か美しさを感じさせるものだが】
【彼女が「綺麗」と評した理由は、それとも少しばかりずれている様で】

【会話をするにはやや遠い、5mほどの距離】
【近くの工作機械を背に、ドレスのすそを持ち上げて頭を下げた】


何故。そうね、あまり夢の無い考え方をするなら
『修理するより、高性能の新型を買う方が、将来的に安くつく』
『もう工事をする事は無いから、廃棄処分にするだけ無駄』
輸送コストの問題も有るし、この辺りが直ぐに思い浮かびますわね

……此処に。所謂、『此処でなくてはならない理由』。それは、思い浮かびませんけれど
此処で作業をしていたから此処に放置していった、程度しか、ね

この解答は、正解なのかしら?得点は、幾ら頂けますの?

【背後の機械を指の背で、カツンと叩いて】
【硬質的な音をメトロノームの様に、かつりかつりと刻み始める】
223 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:07:01.92 ID:FzxFkhQo
【路地裏】

しかし、どうしてこうも。

【狭く、薄暗い路地裏を音も立てず、真っ直ぐに歩いていく男が一人いた】
【ギラリとした鋭い視線が向けられる先には、一つの闇の形がそこにあった】

"曲がり角"というものは、人の心を惹きつけてならないのでしょうか。

【そう───曲がり角、彼の瞳はただそこだけに向けられていた】

善も、悪も、正義も、邪も。虫の居所が悪かろうと、良かろうと。
そして年齢に関係なく、"曲がり角"の前には男という奴は少年に戻ってしまう。

"そんな事は有り得ない"分かっていても、それでも、私は──────………。

私たち≠ヘ…期待してしまうのです、『ドッキリ☆はぷにんぐ』を。

【その男もまた、悪い意味で一つの『ドッキリ☆はぷにんぐ』の形だった】
【前に記したように目付きは鋭く不敵で、黒い。そして黒髪だ、さらに黒いシルクハット】
【漆黒のテールコートを身に纏い、白い革手袋を手に付け。肩には鋼色の翼を持つ雀】
【暗がりの路地裏で、さらには曲がり角でこんな怪しい格好の男に遭遇した日にはもう】

などと無意味に浮ついた事でも言いつつ、私は今日も今日とて、曲がり角に足を踏み入れるのだった……。

フフフ。────はあ……。

【笑みを零したと思えばため息を吐き。カツン、と曲がり角に足を踏み入れつつ】
【───────────ここまで独り言】
224 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:08:54.51 ID:nGuP1wDO
>>221
よォ、御機嫌だねぇ兄ちゃん
【不意に、青年の後方からそんな声】
【それと共に近付く足音、殺気、負のオーラ】

【何か嫌な雰囲気に、青年が振り向いたなら】
【左手に持った刀を振り上げ、今にも振り下ろさんとする何者かの姿が見えるだろう】
225 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:12:55.80 ID:GrUXnR.o
>>222

……素晴らしい、ですね
そう、オブジェクト、です。人間が創造した物は、須く芸術に成り得る
その目的が何で在れ………それらは、罪を持ち得ない
或いは、それら自身が罪だったとしても

【口を出た賛美の言葉は、その光景に対してか、対峙する少女に向けてか】


──────90点


【相手の言葉を聞いて、口元を上方に動かし】

壊れた機械は、解体するにも費用と労力を要しますから、そのまま放置される場合がある
しかし勿論……工事現場に、そのまま置いておく訳にはいけない
或る程度、土地代の掛からないような場所を確保して、其処にまとめて廃棄、という場合が多い
開発を終えた埠頭などに形成されるケースが良く見られますね
しかしながら、此処の場合、確かに土地代はかからないでしょうが……
ただ問題は、此処は『少しばかり辺鄙過ぎる』。
こうなると、この場所まで移動させるために余分なコストが必要となる
だから、そう、“此処で作業をしていたから此処に放置していった”──────仰る通り、です
満点でも構わないでしょうかね

【途切れることなく言葉を並べ始める。詰まる所は、相手の意見に同意、ということのようだが】
【少々冗長な語り口は、この青年の癖だろうか】

となると──────、“この辺りには建造物は見あたらない”という所に、矛盾が生じる
ついでに言うと、とある方面から、少々面白い情報が得られた、ということも、ありましてね

……まあ、これはちょっと反則ですかね。条件が与えられていないことですので
そう───90点満点、のようなものですかね、この問題は

【言いながら、右手を身に纏っているポケットの中へと滑らせる】
226 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:13:39.32 ID:z4PXE0go
>>224

【――――怨、と】

【明らかに感じたのは、五感が捉えた『接近される感覚』】
【第六感だけは、経験則に基づいて殺気=\―“悪意”を感じた】


……ええ、ご機嫌なんで邪魔しないで呉れますか―――っと!


【其のまま振り向く事は無く、前方へ飛び跳ねて――空中で反転】
【同時に、左手に持った壜を『何者か』へと向けて投げ付けるだろう】
227 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:13:51.03 ID:jYVYkkAO
>>223

────………

しばらくぶりの街ですね……

【透き通るような金色の腰までかかる長髪に“蛇のような”鋭い金の瞳】
【シャープな印象を与える黒いスーツの下に白いドレスシャツと緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【口元を歪め、スラックスのポケットに手を入れながら】

【前方より歩いてくる】
228 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:23:55.19 ID:FzxFkhQo
>>227

────む。

【今、まさに曲がり角に踏み入れたばかりの男。その前方ということは───】

これは、これは、大きなお兄さん。
ちょっとしたルール違反じゃあ、ありませんか?

【右手を腰に当て、左手はシルクハットの端を摘み、斜めにする事で気取った感じ】
【彼の醸す“歪な雰囲気”に、ニヤリと不敵な笑みを零しながら】

折角、私は曲がり角を曲がるところだったというのに。
前方から来るんじゃあ、素敵な出会いもあったものではありません。

どうせなら勢い良くぶつかって『いやん、ばかん』。
まあ、男相手にそんな事が有っても嬉しくもなんとも無いんですがね……。

【よく分からない因縁を付けられました】
229 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:24:18.47 ID:nIPB5.so
前スレ>>744
「・・・んでも、コックトーンも落ち込んでいるだけじゃ駄目だぞ!!
 "どうしたら直るか"じゃなくて"どうしたら活用できるか"を考えたほうがいいぜいいぜ!」
【ホバリング飛行をしながら元気良く喋る大和ゴキブリ】

流石コックトーン!優しいっ!

【飛び上がるかのように、顔を上げる彼女】
【ぇえ、十分に近所迷惑です】

「嫌・・・この人私を食べようとしてるっ!
 好きな人を愛するのは良いけど、愛するあまり食べるのは良くないよ!」

【※基本的に話が通じません】

・・・タバスコwith280倍濃縮ハバネロエキス&ゴキブリの卵とハチノコ入りのチョコだぜ!
辛い物好きかっ!そうかっ!

【※コックトーンは重大な問題を犯しました】

/宜しくお願いします!あと遅れました、すみません・・・
230 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:25:00.63 ID:cdVQpcSO
【街中】

……ふわぁ〜〜〜
寒くなってきましたね〜〜〜
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女が】

『…』
【熊みたいな大きさの赤い狛犬の式神の上に乗り移動している】
231 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:26:06.88 ID:nGuP1wDO
>>226
【ガキン!と】
【左手に持った刀がコンクリートと激突】
【すぐさまそれは体制を戻し、返す刃で壜を弾く】

キキキ…キィッヒヒヒヒヒ!!!
いやぁ…そりゃ無理なんだわ
何てったって俺、邪道だから?
【ゆらゆら、ふらふら、立ち姿はまるで蛇のよう】
【月に照らされ、闇の中で紅い眼の残光が鋭く尾を引いて、爬虫類のように縦に割れた瞳孔が青年を見据える】
【黒いパーカー、ファーの着いた紫のコート、首から下げた蛇のネックレスが月の明かりを反射して】
【一つに結った長い長い白髪が怪しく揺れる】

キッヒヒヒヒヒ、まぁいいや、とりあえず[ピーーー]や
死んで俺様に呑まれな!抵抗しない方が楽だが、俺様としちゃあしてもらった方が楽しいぜぇ!!
【その容姿、どこかで見たことがあるかもしれない】
【その声、どこかで聞いたことがあるかもしれない】
【その男は、左手に持った刀を弄び、笑う】

【刀に触れたコンクリートと壜が、腐食し煙を上げて熔け出している】
232 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:27:04.45 ID:./Hi0gEo
>>225

存在自身が罪になる物体など、存在するのかしら?
ダイナマイトは、善意によって作られたもの……そう、解釈しているのですけれど
でも、その使い道は、必ずしも善意の為とは限らない
だからと言って、ダイナマイト=∞罪≠フ等式は成り立たないでしょう
罪である「それら自身」とは、定義でしか存在し得ないのでは?

【賛美を賛美と受け取ったのか、おそらくはそれよりもその次の話題に意識が飛んでいる】
【青年の言葉の最後を拾い、言葉遊びを広げ】

【尤も、この言葉遊びは支流と考えているのか】
【青年の口から発表される正答と、自分の解答を照らし合わせる】

………九割なら、合格点。一割のマイナスは切り捨てても良し
一割を求める為に時間を掛けて、答案の提出が間に合わない方が損失が大きいもの
大方は正解、それに新たに与えられた条件を組み合わせて……

「建造物が見当たらない」「ならば何かを作った訳では無いのだろう」
「じゃあ壊したのか?」「それならば理屈が通らないでもない」
「けれど、廃材もない」「片付けるなら重機もだろう」

………その面白い情報が、どの様な内容かにもよるけれど
私は、此処が『これ程に開けている』事が―――『平坦である』事が
周囲の環境から一転して、こうなっている事が、ヒントになるのでは無いかと予想します

【森を抜けて現れた、平坦な土地】
【重機を置く程に開けた、そんな土地を見て予想するならば】

…………何か、見つかったのかしら?
それとも、何も見つからなかったのかしら?
233 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:37:09.04 ID:jYVYkkAO
>>228

【描写不足でややこしくなり非常に申し訳なくなっている中身である】
【本当に申し訳ありませんでした】

おやおやよくわかりませんが、これは失礼いたしました……

何分“久しぶり”の地上ですからそういった所に気が回りませんでした

【柔和な笑みを浮かべ紳士的に綺麗なお辞儀をする】

【未だ、“歪”は消え去ってはいないが】
【悪意、殺意、狂気、受け取りかたは自由ではあるが】

しかし貴方、珍しい物を肩に乗せてらっしゃいますね……

前に同じモノを見たような気がしますね……持っていたのは誰でしたか…

【顎に手を当てながら考えるような仕草をする】
【やがて思い出したかのように掌を叩き、口元を歪め】

確か、『霜桐』さんでしたか

もしかして“お知り合い”ですかねぇ?

【薄ら笑いを浮かべながら問いかける】
234 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:37:36.09 ID:z4PXE0go
>>231

(―――……ッ!? ……毒牙さん、か?)

【『声』と『容姿』は、彼の其れに完全……とまでは行かないが、九割一致した】
【此処まで一致するならば、毒牙℃痰オくは彼に近しい者≠ニ考えて差し障り無い】


……説得の余地は無いみたいですし、ぶん殴って正気に戻しますよ。
何時だったか殺せって言ってましたが、僕は願い下げですので。

(こっちの装備は……――心許無いけど、“エネルギー変換”と併用すれば大丈夫か。)
(『刀』には恐らく、腐食毒=c…当たったら痛そうだし、気を付けよう。)


【「何故」、と問う事は無い――思い出すのは、初会合≠フ記憶】
【あの時に毒牙は、「自分に何かが有ったら殺せ」と発言していた】

【定かではないが――恐らく、其れに類する何か≠ェ有ったのだろうと推測して】



 さて――――毒牙さんじゃない貴方は、誰ですか?



【只、『誰だ』、と尋ねると――胸元から取り出したのは、刃渡り20cm強のナイフ=z
【街頭に反射する其れで、軽く虚空を切り裂くと……刃を向けつつ、一歩後ろへ飛んで間合いを広げた】
235 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:40:04.65 ID:eUznOJso
>>229
活用…むむ、石人間になってしまったことで頭がいっぱいでその発想が出てきませんでした
三千年の叡智は伊達ではないですね

【黒さでは負けていないであろう石の肌】
【その中の脳みそはどうなってしまったのだろう、それとも元からこんなんなのか】
【どっちにせよ"可憐な声で喋るG"には順応したようで】

大丈夫です、愛=食はこのコックトーン、直結しませんよ
よしんば直結したとしても愛がありません、今あるのは恩義と友情、そして少しの生理的嫌悪感のみです

【※調子が出てきたようです】

……と思ったら食べてますかそうですか。
…………ジョウダンデスヨネ?

【石の肌でもわかるものだ。固まった表情ってのは】
236 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:45:02.29 ID:GrUXnR.o
>>232

抽象論ですね。失礼───少々、飛躍した話です
……それに反応して頂ける貴方も、相当、だとは思いますけれども

【呆れたような、驚いたような表情と】

そう、そもそも“罪”という言葉の定義が、何であるのか。
行為、目的、手段、過程。その何処に“罪”は与えられるのか。
人間の創造物には、目的が与えられます
“ダイナマイト”の場合は、その目的は多岐に渡りますけれどもね
より指向性の高いオブジェクトという物は、確かに存在します……そう、“機械”などは、正に。
高次の制作物である程、用途は限定される

【その方向を、白衣の青年も自身の論を続けて、拡張する】
【ただその目的は“支流”よりは、むしろ。】

そう、そう──────これも、反則ですかね。未だ条件が在ります
此処らにある機械の中には、ただ街の建物を建設するだけにしては過ぎる部分が在る
“或る特定の用途にしか使われないような特殊な工作機械”が紛れているのです。
調べた所、この周辺で、その条件に合致するような工事が行われた事実は無い
もっとも……この場所に《スクラップヤード》が在る、ということ自体は、記録されていましたが
しかしながら、……そう。“見つかったもの”──────

【そこまで語ってから、ふと、何かを思い出したように】


うん……?オーバーヒートしている、か

【言葉を止めて、手を口元に移し咳払いを一つ】

失礼、少し、お待ち下さい

【左の掌を相手に向けて、右手はポケットから小さな端末を取り出し、それを操作するような素振りを見せる】
237 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:46:23.40 ID:nGuP1wDO
>>234
…あぁ、その反応…なんだ、知り合いか
キヒヒヒヒヒヒ!!なんだよ!こりゃ楽しそうじゃねぇか!!!
【目の前の青年が知り合いだと気付くと、更に楽しそうに笑う】
【その様子、元の彼を知ってるのなら、全く別人のように…そう感じるだろう】

俺様は、誰か…そうだよそれ!そんな質問を待ってたんだよ!
でぇも!教えてやんねぇ〜!!
【相手の事を完全に馬鹿にするように、長い舌をべろりと出して】
【左手を下ろすと、刀の切っ先を地面に擦り付けるようにして、蛇行しながら青年へと駆け出した】

/すいません、風呂入ってきます
238 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:52:10.50 ID:nIPB5.so
>>235
「よしよし!これでコックトーンもまた一段と磨きをかけてくれよ!いろんな意味で!
 あと私の3千年の歴史は長いぞ!最近は人間も敵対してきて困るよ・・」

【青年の前を自身も時計回りに回転しながら、ぐるぐる回るは黒の者】
【回るその姿と連動するのは長き触角。バサバサ動くは長き羽】
【黒く2つ光るのは仲間同士の表れか――】

なんでだよ、コノヤロー!楓梨にも私にも愛が無いってのか!
こっちはこの短時間でお前への愛が芽生えてんだよ!どうするんだコノヤロー!

【※ツンデレたん?】

「そんな嫌なら人間になりますけど?どうしますのよ?」

【※ゴキブリたん?】

【青年の固まった表情を見て感に堪えなかったのか】
【左手で青年を指し、右手で腹を押さえると】

アハハハッハハ!!引っ掛かってんの!アハハハ!!
ヒャハハハハ!!おもしれぇぇぇ!!アハハハハハ!!

【後ろに倒れるようにして、笑い転げる】
239 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:52:20.44 ID:FzxFkhQo
>>233

【あ、いや、もしかして、あれですか、こちらこそ、確認も取らず】
【へこへこする中身であった】

【ふふん、と顎をあげて不敵に笑いながら】

いえいえ、分かってもらえたのなら、それで良いのですよ。

【何様なのだろうか、この男】

はぁ───“地上”ですか。

【囲った“久しぶり”という単語ではなく、“地上”という単語に注目した男だった】
【有り得ないモノではないが、日常では滅多に出てこない単語に興味深そうに顎に手を当て、首を傾げる】

あれですか、今まで地中やら、お空にでも居たんですかねぇ?

【はっは、と冗談っぽく半笑いで質問しつつ】
【『霜桐』さん の持っていたモノとは少しばかり色合いの違う翼だけが鋼色をした雀の腹を指の腹で撫でながら】

おや、この子をご存知ですか。お目が高い。
はい、『霜桐』さんと“お知り合い”───つまりは私とその人物が見知った仲と言うならば

YESと答える他有りませんねぇ、こちらとしてはぁ──……。
とは言え、今となってはだった≠ニ言うのは正しいのかも、しれませんが。

そう云う貴方も、“彼女”と“お知り合い”──“だった”人なんですか、ねぇ?
いいや、ここは、「“だった”人なんですね」と確定してしまった方が良いのでしょうか。

【“だった”──何だろうか、この言い回し。クッフッフ、と笑いながら】
【“歪な雰囲気”を放つ青年へ、楽しそうに問いかける】

【コードネーム「パッセル」ではなく『霜桐』の名を知る青年、少しばかりだが“歪な雰囲気”を抜きにしても、興味ふかい相手だった】
240 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 21:56:21.07 ID:./Hi0gEo
>>236

ええ、答えの出そうもない論……
これは、飽く迄自分の理解と知識の及ぶ範囲に置いてのみ、好みますから

目的を持つだけならば、それによる害は少ない。行為≠ェ伴わないのならば
ならば、目的≠ノ罪を与えようとは私は思いません
過程とは、行為によって引き出されるもの。ならば、これに罪を与えるよりは
行為≠ノ、罪を与える事を選びましょうか

残る一つ、手段=Bこれは――――――

【支流からは、そろそろ離脱した方が良いだろうか】
【周囲の機械類を、楽隊の指揮者の様な大仰な動作で見渡して】

―――此処に有る重機、または工作機械が該当する
ならば、私はこれら手段≠ノも、罪を与えようとは思いません

……新しい条件。手段≠ナあるこれらの補完
成程、今度は中々に難しい問題になって来ましたわね
建築の為には過ぎたる手段=A然しそれは確かに其処に有る
ならば、出番が来る前に終わったか……記録が無いだけなのか
………解答の発表を待ちましょうかしら

【ぴょんと小さく跳ねると、それだけで少女の体はすっと上昇】
【背後の機械に飛び乗り、椅子の様にして足をぶらつかせた】

……………何が、来るのかしら
それは、楽しみにしていても良いもの?

【取りだされた端末には、視線こそは向けないが興味は向ける】
【視線は其処等一帯飛びまわって、中々落ちつこうとはしない】
241 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 21:58:43.74 ID:z4PXE0go
>>237


(……『違う』事は確か――其れだけでも収穫、かな。)


【毒牙 巳異≠ニは別人である、と――確信を持つと、彼は『セーブ』を一段階外した】

【熱の固体化≠ェ消滅した今、彼の能力の重点は“エネルギー変換”】
【『熱量』と引き換えに、“力を増大する”……「熱源」無しでは、変換量も高が知れているが】


……じゃあ、貴方張り倒してから毒牙さんに聞く事にしますよ。


【『熱』を足元に集中させ、駆け出す彼を待ち構えると――…エネルギー変換=z
【パン、と軽やかに地を蹴ると彼の体は『数倍』飛び上がり、彼の背後に着地するだろう】

【もしも、一連の行動を許したなら、背後を取った#゙は即座に駆け出し】
【ナイフの“峰”を彼の後頭部へと振り被り――間合いに入れば、其れを振り切るだろう】
【尤も、「猶予」は無いわけでもない。 防御体勢を整える事も十分に可能だ】

/了解しましたー
242 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:00:15.50 ID:hGUVWzUo
【邪気眼喫茶-Phosphorus-】

(今日はお客さん少ないですねー……)

【墨汁のように真っ黒な髪に同じく黒い瞳、幼げな顔立ち】
【頭には赤い鉢巻を結んで、頭の後ろには真っ赤な蝶々結びが揺れ】
【ウェイター服を微妙に着こなせてない少女がガラス越しに外を見つめている】

いつもならもう少しお客さんがいるのになあー
アハハハ…………(沢山来られても私のスペックじゃ捌ききれなさそうですけどね……)

【小さな乾いた笑いを浮かべてドアの前でちょこんと立ったまま】
【来るか来ないか分からない客を待つ】
243 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:06:34.08 ID:cdVQpcSO
>>242
【するとドアが開き誰かが入って来る】

(……ここが…アイツのいる…)
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女だ】

【容姿は何処かここで働いてるリンに似ている】
244 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:07:29.17 ID:eUznOJso
>>238
な…!?この短時間の間にそんなにも!?
愛に時間は関係ないと御婆様がいつか仰っていたが真実だったのか…!
すまないカイコさん楓梨さん、俺は全く気がつかなかった!
だがそう言われてしまったからには覚悟を決め……

…なんだ冗談ですかって人間なれるんですかー!?

【愛!嘘情報!人間化!】
【ジェットストリームアタックをかけられたぞ!】
【某白い悪魔とは真逆の色彩の彼はまんまと引っかかるのです】
245 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:08:01.05 ID:jYVYkkAO
>>239

まぁそうですねぇ……

“地下”と言えば地下ですかね、それも強固な“殻”の中の

いやはや研究に没頭し過ぎるのも良くありませんね

【クックッと笑いながら地面を爪先で叩く】
【冗談に冗談で返したのか、それとも本当に“地上”とは隔離された場所にいたのか】

“友人”いえいえそんな大そうな間柄ではありませんよ

ただ少し───“お話をした”だけですよ

貴方は“コードネーム”何さんでしょうかねぇ?

【可笑しくて堪らないといった感じで肩を震わせて笑う】

【蛇のような瞳は巻き付くように青年を捉えたままである】
246 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:08:39.16 ID:GrUXnR.o
>>240

いや──────それが、正解でしょう
安易に、解答を出して終うべきではない。その思考を止めないことが……
つまり現在貴方の行っていることが、最適解だと、私は思いますね

【取り出した端末を再び白衣のポケットの中へと滑らせてから】
【眼を細めて】

うーん……、しかし、困りましたね
少々、喋りすぎた、という物です。気分が高翌揚し過ぎていたか……

やはり───貴女は、私の解答を必要としますか?

【と、空中から、鳥が羽ばたくような小さな音が接近する】

【そこに現れるのは、音の示した通り、鳥だ。シルエットは燕のよう】
【ただその躯は、羽の照りとは少々異なる、鈍い金属光沢を放っていて……】
【そして視力が十分に良ければ見えるだろう】
【その間接部に在る精巧な“ジョイント”。翼を構成する無数の無機的な“プレート”】
【全てが、自然の物ではない】

まあ、貴女の返答に依らず、これ以上は余り語れないのですけれどもね……お察し下さい
私的な感情としては、この論議は非常に面白いのですが
……他の方面での利益を損なうことに、成り得ますので

【そしてその“燕”は、青年の肩に止まる】
247 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:10:14.95 ID:hGUVWzUo
>>243

なんだか眠くなって来ましたよ私……

【「ふぁあ」と大きく欠伸をしていたら突然にドアが開き】

おわっと!と……?あれリンさんじゃないですかーこんばんはー

【慌てて口を押さえ、店員らしく対応しようとしたけれど】
【知人のようなので普通に接してにっこり笑ってみせた】
248 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:15:16.97 ID:nIPB5.so
>>244
・・・・・・・・しゃらくせぇ!!もう俺の本心をぶつけるぞ!!
付き合え私とっ!できたら結婚してくれ!!

【※しばらくカイコさん劇場にお付き合いください】

俺はコックトーンを見た瞬間から、何か心に突っかかるものがあったんだ!
そう其れはキミが好きってこと!愛してるコックトーン!!!

【※申し訳御座いませんがしばらくカイコさん劇場にお付き合いください】

「なれるんだよ!見たいか!見たいのかコック君!」

【カイコは恥ずかしそうに頬を赤めらせ、謎の告白】
【Gは相変わらず空中浮翌遊しながら謎の告白】
【こいつら一体なんなんだ】
249 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:15:59.54 ID:cdVQpcSO
>>247
あ……えっと〜〜
【店員の反応を見て少し困る女性】

(……姉さんの仕事仲間か…どうしよう…いきなり姉さんは死んでますとか言えないし………)

えっと…似てますけど違いますよ
【よく見ると眼帯もしてなければ、足もある】
【雰囲気も何処か違う】

あの……紅閻寺リンは今いますか?
【そう聞く】

【……だが店員の彼女ならわかるだろう】
【リンはここ一週間、店にバイトに来てない事を】
250 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:21:06.25 ID:./Hi0gEo
>>246

そうね………正答が有るなら、知るに越した事は無い
知る事で何も害が無いなら、と但し書きを添える必要があるけれど

此処から先、もしも貴方が口を塞ぐなら……
私が正答に辿り着く事は無い、それだけの事
偶然辿り着いたとしても、それを正答と知る事も出来ませんけれど

………個人的には、残念ですわね

【答え合わせはもう出来ない、正答は分からずじまい】
【どうにも惜しくなって、余所行き用の笑みにふくれっ面が混ざる】

【これ以上知る事は出来ない、興味の向かう矛先が一度消えて】
【視界に新たに飛び込んできたそれへと移る】

あら………

「生きているものは、此処にはただ二人だけ」
この数字は、まだ変わっては居ませんわね?

【形は鳥、だけど鳥と言い切るには躊躇する】
【あまりにも、自然な風景の中に混ざるには違和感の有る姿】
【重機の森と工作機械の林の中にいて、初めて馴染むと思わされるそれに】
【右手の指を向けて、思ったままの言葉】
251 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:21:52.33 ID:hGUVWzUo
>>249

え〜っと……?…………

【頬に人差し指を当て女性をじーっと見つめる】
【それなりに違和感を受けたようで、その数秒後】

で、ですよねー……ちょっとうろたえてしまいましたアハハー……
(ぼさっとし過ぎですね!気を付けましょうっ)

【恥ずかしそうに頭を掻いて】

えーっとですね、リンさんはシフトを見る限りではここ一週間見てないですよう?
多分ご家族の方ですよね?……えっと違ったり?

【個人情報を軽くしゃべってしまうのを見ると情報管理とかは出来なさそうな子だった】
252 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:23:48.77 ID:FzxFkhQo
>>245

長きに渡り“殻”に篭もり。
そしてついには、世に解き放たれた貴方は正しく悠然と空を羽ばたく蝶という訳ですか────……ブグッ!!

【おい、吹き出したぞ】

すいません、それっぽい事言おうとして失敗しただけです。

【緊張感の無い男である】
【ゴホン。と咳払いをして、服装とシルクハットを整え、ビシっとして】

研究……ですか、なるほどね。
研究所が地下に有って、篭っていた、そんな所ですかね?
殻って単語からは普通に考えるなら、地下シェルターみたいなものを想像出来ますが。

貴方は何となく非常識なオーラが漂っているので違うのかもしれませんねぇ。

【天空人とか、地底人だったら面白かったのにとか】
【明らかに、無茶な期待を押し付けられていた事は、彼には知る由も無いだろう】
【彼の言う、“非常識なオーラ”とは、当然、青年の放つ“歪な雰囲気”の事を指すものであり】

“コードネーム”………ねぇ。

【ソレを知っているという事は彼女の本名を知っている事も踏まえて親しい仲…?しかしそれは青年が否定している】
【とはいえ、協力者という関係“だった”彼女だが、実際会ったのは一度だけ】
【青年の言う“お話した”だけの度合いはイマイチ掴めないものがあり】

しかし、まあ、あれですよね。直接、私の事ではないとは言え、
一方的に情報を掴まれているというのは、少しばかり面白くない事だと思い。

楽しい、楽しい、お話を続けるなら、貴方が「何々をしているなにさん」か、
くらいは教えてもらわないと気持ち悪くてしょうがないってぇ、ものじゃないですか。

そうは─────思いませんか?
私は、思いますねぇ。

【ニコリ、とその鋭い瞳で僅かに睨みつけるように──────】
【しかしながら、その目付きは彼の生まれつきであり、睨んでいるのではなく不敵に笑い、青年を見据えているのだが】
253 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:25:58.80 ID:cdVQpcSO
>>251
いえいえ。気にしないでください
【軟らかな笑みで答え】

……来てない?
【真剣な表情で彼女を見て】

ええっと……
【どうしようか?言うべきか?という表情で悩んでいる】
254 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:33:32.77 ID:eUznOJso
>>248
…な

【背景に謎の稲妻(※視覚エフェクトです、実際の背景とは一切関係ありません)】
【そして謎のきらめき(※視k(ry)】
【劇的に流れ始めるBGM(※ry)】
【その諸々が響きあい(※)】

……な

【無駄に変化する線のタッチ】
【乱舞するスクリーントーン】
【それら全てが眼前のウサ耳ホテルマン幼女と可憐Gを彩る】
【そんな無駄に手の込んだ光景を何故か幻視しながら】

……なんでやねェん……っ!!

【全力で、かつ無衝撃――奇跡のような裏手ツッコミを――先程まで確かに石だったはずの右手で――】
【決めた――――!!】

ええ、是非見たいです。
あ、あとその略し方は何か卑猥な響きなのでやめてください

【そして素テンションも忘れない】
【なんなんだこいつら】
255 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:33:59.95 ID:hGUVWzUo
>>253

あう……御免なさい

【客に慰められる店員というのもどこか奇妙だった】

はい、来ていないみたい……ですよ?
(ご家庭で何か問題でもあったんですかね、リンさん大丈夫なのかなあ?)

【真剣な表情に押されるようにもう一度来ていない事を伝える】
【そして、個人的に優しくしてもらった彼女に何かあったのだろうかと少しの心配】

えっと、とりあえず何かお飲み物でも如何でしょうか?
今日は静かですから落ち着いて物を考えるには丁度良いと思いますよ?

【接客も大分なれたのかそんな事を勧めてみたり】
256 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:34:39.31 ID:qVQDnAoo
>>250

まあ………余り、期待しないで下さい
私はある意味で詐欺師のようなものです
本業は“欺師”ではなく“技師”なのですけれどもね

【どこかおどけるような口調で、肩の“燕”に視線を向けながら】

ふむ。“未だ”これは生物の範疇に入るようには見られませんか
………まあ、それが一般でしょう

【呟くように】

【“燕”は、青年の肩の上で、小さくその身を震わせる】

さて………今し方、私は当初の目的を達しました
私としても、口惜しいですが、これでも最近は過密スケジュールを抱える身でして………
257 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:35:54.47 ID:jYVYkkAO
>>252

ほぅ………貴方冗談を言っているようで的を射ていますよ……

もっとも、私はサナギが蝶へと変わるのを“観察”している方なのですが

【夜風に吹かれて金色の髪が揺れる】
【依然として青年は薄ら笑いを浮かべたままだ】

【この答えにも意味はあるのか、それとも──】

“シェルター”ですか、惜しいですね、少し異なります

『要塞』ですかねぇ…?

【相手の顔を覗きこむように笑いながら続ける】

いえいえ、私が知っているのは『霜桐』さんの“仲間”の“コードネーム”だけですよ
貴方の事は……過去にエキシビションで一回見たぐらいですかねぇ?

貴方は“私”が何者と望みますか?

私は貴方の望む“私”にもっとも近い“私”を示しましょう……

【じっとりと相手の瞳へ自らの瞳を向けながら】
【三日月のように口を歪める】
258 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:38:04.36 ID:cdVQpcSO
>>255
……ちょっと確認ですけど
ね…リンの近くになんか動いてませんでした?例えばネコのぬいぐるみとか?
【真剣な表情で聞き】

あ……はい!じゃあココアを…
【リンと同じココア好きであった】
259 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:42:17.77 ID:nGuP1wDO
>>241
キキキキキ!!やってみろよ!やれるもんならなぁ!?
【地面を刀で擦り、熔かしながら青年へと接近】
【目の前で青年が跳び上がった所で、ブレーキをかけながら振り向く】

【そして、特に何かする訳ではなく】
【左手に持った刀を、青年に向けて自分の体の前に出す】
【刀とナイフの間合いの差で、青年がそのまま行動すれば刀が突き刺さるだろう】
【おまけにこちらは体制は微かに傾いてはいれどもただ刀を向けているだけ、隙らしい大きな隙が無い形】

/ただいまっす
260 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:43:26.68 ID:./Hi0gEo
>>256

あら、それは奇遇ですわね……私、実は本職が詐欺師ですの
一文字引けば、技術を誇り。一つ足せば、赤い目で愛嬌を振りまき
跳ねて届く筈もない月に、自分の仲間がいると偽って
それでも、信じて貰えるから、寂しくて死ぬ事は有りませんのよ

【続く青年の言葉に、この愉快な時間の終わりを知らされて】
【機械を両手で押すように飛び降りると、最後に燕に目を向けて】

………命の、生物で有る事の定義
これを個人間で語ろうとすれば、次の夕日を見る事になりかねませんわ
ならば、視覚に訴えて納得させられる物を
「さ」が無い同業者様なら、出来ない事もないでしょう?

……ごきげんよう、私も去る事に致しましょう
絵の上に虫が這っているのは、あまり綺麗な光景では無いでしょうから……

【現れた時と同じように、ドレスの裾を持ち上げて頭を下げて】
【元来た方向へと、ゆっくり歩き始めた】
261 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:46:03.94 ID:hGUVWzUo
>>258

ネコさんですかぁー……多分いたような気がします
そうそう何だか不思議な動きをして……たような気がします

【なんとか脳内の記憶を捻り出す】
【しかしなんで突然にネコの話になるのだろうと気になってはいるようだ】

(家族の問題でネコの人形はあまり関係無いような……)
(うーん、複雑なんでしょうかねー)

それではコチラのお席にどうぞー

【案内するのは窓際の席、周りに人はあまりいない】
【更に通りにもあまり人が通っていない】

はい!かしこまりましたココアを1つですね!
えっと……ホットかアイスのどちらがよろしいでしょうか

【元気な返事、これも慣れの賜物です】
【伝票片手に温かい、冷たいの種類を尋ねる】
262 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:47:59.33 ID:nIPB5.so
>>254
うっ・・・うわぁぁぁぁ!

【その裏手ツッコミを受けた瞬間―彼女の真後ろが断崖絶壁に】
【そしてそのまま彼女は崖へまっさかさま(BGM:火曜サスペンス劇場)】
【落ちた彼女を受け止めるのは大きな岩。彼女の頭からは血が流れ】
【半狂乱になったコックトーンが崖から逃げ出していく】
【そして現場に急行するのは新人の刑事、護姫 楓梨と通りかかった林檎屋赤井恭平】
【火曜サスペンス劇場"林檎屋・赤井恭平"次回にご期待ください・・・じゃないっ!】

「それでは、リクエストにお答えして」
「行くよーっ!といやぁー!」

【そのままゴキブリは青色の光を全身から放つと】
【青年の遥か頭上へと飛びだった】
【するとその光は円のように彼女の周りに集まり、より一層発光しはじめた】
263 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:51:39.85 ID:FzxFkhQo
>>257

はあ………────。

【意味が分からない=z
【それが、青年に対する男の感想だった】

何ですか、ソレは…当然、比喩ですよね?
よもや、蝶々観察研究会の一員ではあるまいし。

………。

【『要塞』という単語にピクりと反応する】
【そんな所に居るのは権力者か、規模の大きな組織のメンバーということか……?】

………そう、ですねぇ。

【コツン】

【コツン、コツンと考える様に地面を靴で叩く】

ふわふわとして掴みどころの無い不思議な蝶々さんには。
是非とも、まあ、地面に這いつくばってもらいたい所です、私としては。

という訳で、私の望む、“貴方”は─────……。

【右手の甲を、表にして、“手のひら”を青年から見て死角として】
【それを素早くくるりと返すと、“何も握られていなかったはず”のその手にはダイヤのトランプカードが握られていて】

【ゆっくりと──首に宛てがおうとしてくるだろう】

敵──ですかねぇ。

【クフっ。と笑みを零し、それにはほんの僅かな殺意がブレンドされている】

持病の同族嫌悪が発症してしまったようです。
“人の事を言えない”私が、貴方のその勿体ぶった言い回しにちょいとばかし、イラっとさせられました。
264 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:52:10.53 ID:cdVQpcSO
>>261
……やはりいたか
【その時の彼女の目は殺意と憎しみをこめた冷たい瞳になっていた】

【そして再び元に戻り案内された席に座り】

ホットでお願いします
【ニコリと微笑み】
265 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 22:53:05.51 ID:z4PXE0go
>>259


――――――っ!

【『刀が前に突き出された』――認識すると、脊髄反射的に動きを停止する】
【「毒を持った刃が刺さる」事の危険性を弁えているからこその判断だ】
【恐らく、彼に対しては些細な傷が命取り≠ナあるとよく認識しているのだろう】

【とは言え、此方の獲物で『この近距離』……手放すには惜しい間合いである】
【彼は停止した勢いそのままに、右足≠振り被って―――】


その“刀”……どうも、「面倒」ですね。


【ダン―――ッ!】

【石畳と踏み込んだ左足が心地よい音を奏でた後、刀の刃へと蹴り≠繰り出した】
【軌道としては、『下から蹴り上げる』形となるだろうか――】

【この様な攻撃法を選ぶ以上、「靴」には何らかの防護処理でもしているのだろう――尤も、融けないのは“攻撃の瞬間”だけだろうが】

/お帰りなさいませー
266 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:59:26.96 ID:RPlxn2I0
あぁあぁぁああ…
思いつかない…ネタが思いつかない…
どうする? いつも通り恋愛系で行くか、それともギャグ?
バトル、ミステリーって手もあるけど…うーん…
【ベレー帽を被った青年が】
【公園で唸っている】
267 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 22:59:40.52 ID:yjMGGlYo
/>>260
/すみません、書いていた文章が消え去りましたorz
/遅れますが、〆なので待って頂かなくとも構いません。申し分ない………
268 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:00:38.38 ID:hGUVWzUo
>>264

かしこまりましたー、少々お待ち下さいねっ!

【笑顔を振りまきながらカリカリと伝票に注文を書いて】
【クルンとターン、そして厨房へと消えていき……】

(なんだかあの人恐い目をしてました……人形嫌いな方)
(では無さそうですね、何かネコさん人形にあるんでしょうか……聞いてみようかな)

【手を動かしながら頭を動かす程度の事は出来るようになったらしく】
【そんなこんなで数分後】

(落とさないように、落とさないようにっと)
おまたせしましたーホットココアで御座います、ごゆっくりどうぞっ!

【女性の席に温かな湯気の立つカップを危なげなく置いき軽く一礼して】
【本来ならその場で去るのだろうけど】

えっと、失礼ですがリンさんのご家族の方ですよね?何かリンさんにあったのですか?

【目立たないように屈んで上目がちに尋ねた】
269 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:01:07.18 ID:eUznOJso
>>262
【じゃじゃじゃじゃっ じゃじゃじゃじゃっ じゃーじゃー】

……と、ここまでに致しまして

【こほん、と咳払い一つ。】
【楓梨へ向き直ればそこはなんぞや変身シーン】

またも想定外の事象…!今日だけでいったいどれだけエクスクラメーションを使ったことか!
(何がどのように変化しているのかわかれば…俺の身体を戻したり変化させる方法もわかるやもしれない…!)

【上方の光るGを食い入るように観る】
270 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:01:10.99 ID:nGuP1wDO
>>265
【カキィン!と心地好い音を立てて、蹴り飛ばされる刀】
【手放された刀はくるくると回転しながら高く高く飛び、どこだか見えない所へと飛んでいく】

…キヒッ
【が、浮かぶのはニヤリとした笑み】

隙をつく、その瞬間が最大の隙…ってなぁ!!
【次の瞬間、踏み付けるように蹴り出す右足】
【蹴りを放った青年の軸足の脛を、思い切り蹴りつけようとした】

【どこか、見えない所】
【蹴り飛ばされ、飛んで行き、地面に突き刺さった刀】
【やがて刀は、ドロリと紫色の液体となって熔け、消滅した】
271 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:02:57.13 ID:jYVYkkAO
>>263

蝶々研究会ですか───いいですねぇ、たまりませんよ……

早く“孵化して羽ばたく姿”が見てみたい

【両手を広げて、夜空見上げて笑う】
【その瞳には底知れぬ“闇が宿る】

成る程、確かに私としまして貴方とは友人にはなれそうにありませんねぇ……

貴方の望む“私”は“敵”ですか──

いぃぃですねぇぇ!最っ高の答えだ!

【楽しくて仕方ない、と言った表情で笑う、笑う、ワラウ】
【金色の瞳は歓喜に輝きを増している】

では改めまして………

私、『カノッサ機関──NO.71』………

レギン・ハーネットで御座います……

【ゆっくりとしなやかに美しくお辞儀をする】

【首筋に当てられたトランプにも動じずに柔和な笑みを浮かべている】
272 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:03:15.72 ID:./Hi0gEo
>>267
/なんと、そりゃ災難ww
/待ちはするけど一先ず御先に、お疲れさまでしたー
273 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:05:37.97 ID:nIPB5.so
>>269
【その光の中でかろうじて見えるものは】
【光が包んでいたものがGの形から女性らしいスタイルの人を包み込む形へと替わり】
【その光の中からは全裸になったDカップぐらいの巨乳】
【髪の毛は光と同じ透き通る様な青色の長髪の女性であった】
【おそらくはアレが楓梨なのであろう】

あと少しで終わるぜ!
護姫の全裸サービスカットを見たいじゃ今がチャンス!

【何を勧めるかホテルマン】
274 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:07:25.55 ID:cdVQpcSO
>>268
………
【気まずそうな顔をし】

……リン…いえ姉さんは私の双子の姉です
…実は…
【そう言おうとした突然】

!?
【外から寒気が来るような歪んだ魔翌力が感じられるだろう】

コレは……くっ!!
【突然、レンはココアを口にせず外へ急いで行こうとするだろう】
275 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:10:52.38 ID:z4PXE0go
>>270

な……痛っ―――〜〜〜〜ッ!!!

【『痛い』――生命に支障は出ない攻撃でありながらも、痛覚が先立つ】
【脛にクリーンヒットした蹴りは彼の反応≠一時停止させ、機動力を奪った】


(此れは……不味い、此処で立ち止まったら“的”だ――。)


【“思考力”は数秒の後に回復し、今の置かれている状況を再確認――鳴り響く警鐘】
【彼との距離を取ろうと、ナイフを突き出すと……其のまま、右足に体重を乗せつつバックステップ】

【若し一連の行動が成功したなら、両者の間には数メートルの距離が生じる筈だ】
276 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:13:10.10 ID:JuEKsNco
>>260

【理屈を扱う職業に就く割に、言葉遊びも嫌いではないようで】
【微笑みながら、相手の動作を見届ける】

そう、出来ないなんてことは無い………
そうでなければ、まず始めようとはしませんね

───さて。
本来ならば、このような場所で女性を一人帰らせるのは好ましく無いでしょうが………
まあ、役に立たないエスコートなどは必要無いでしょう

………それでは

【去る相手の腰にある長剣に視線を送り】
【ただ頭を下げて、青年も別方向へと歩き出す】

【二人の人間が居なくなれば、その場に動くものは無くなるだろう】


/遅くなってすみません、お疲れ様でした!
277 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:14:39.99 ID:hGUVWzUo
>>274

(あうー……ちょっと馴れ馴れしすぎましたかね)

【独り反省会を開催しつつ】

あ、やっぱりそうでしたか似ていらっしゃるなあーとは思っていたんですよっ
……………?うわっ!

【深刻な雰囲気を感じ取り途中から黙っていたが】
【突然の魔翌力、それも歪なそれにしゃがんでいた彼女はペタンと尻餅をついて】

えっ!ちょっと待ってください!お勘定!!じゃなくてっ!
んもうっ!

【尻の埃を払いながら立ち上がり】
【止める暇も無く出て行った女性を追いかける】
278 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:15:43.36 ID:FzxFkhQo
>>271

……。

…………………。

【青年の自己紹介を聞いて、ほんの一瞬、止まった】
【一瞬、ほんの一瞬だった、だが、彼の中の記憶は、思考は、凄まじい速度で駆けまわる】

【≪NO.71≫─────】
【───「アルルカン」───記憶を、奪う───】

【嗚呼、なるほど、そういう事か】

【彼の中に合った疑念n全て溶けた瞬間であり】

【ヒュウッ】

【それは、風の音だった。青年の口笛】

【輝くを増す金色の瞳。レギンほど激しいモノではないが、彼もまた】
【感極まって居た──────静かに 静かに 静かに ……】

【そして、ニヤリと、不気味に笑う、男は─────】

対 機関 連合 。

──────────リロード・ザ・マジシャン。

【そして、次の瞬間】

哲学者の卵、下さい。

10個くらい。

【と言うが同時に首に宛てがうカードに込める力を強めると同時に───】

【横に───振るッッッ!!】

【“霜桐”も知らないはずの彼の能力が付与されたカードは───】

【風の刃を纏い。今現在、下手な刃物よりは遥かに切れる……!!】

【目的は単純明快】

【レギンの首を───たたっ切る!】
279 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:20:38.10 ID:cdVQpcSO
>>277
【外へ出ると……】

『……レ…ン…?…』
【長い翡翠色の髪で右目は眼帯をしていて、右手の人差し指に紅い指輪をしている。足は膝から下がなく……変わりに不気味な炎で足をつくった、人形のような容姿の女――リンが全身から邪悪な気配の炎を纏いフラフラとしている】

姉さん……
【レンはその姿を呆然と見てる】

『……どう…して……貴女は…死んだ…のに…』
違うんです!!死んだのは私じゃないんです!!私のせいで…姉さんが…
【……死んだ?】
【誰が?】
280 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:22:05.67 ID:eUznOJso
>>273
【未だ機能を取り戻さぬ左目の代わりに灰色の右目を見開き】
【授けられた/扱える数少ない異能/魔翌力視】
【精々が目視できる場所にある魔翌力がおおよそどこに集まっているかわかる程度の、基礎ともいえない技術でもって】
【見る】

……ぶッ!?

【言うのが遅い、そんなことも考える時間はなく】
【言うなればそこにいるのは】
【女性の裸体をガン見する石像もどき】
281 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:25:42.27 ID:nGuP1wDO
>>275
キィーッヒッヒッヒッヒ!!いてぇか!?いてぇだろぉ!?
もっとだ!もっとそんな表情してみろよおらぁ!!
【青年が痛みに表情を歪ませた、その事がよっぽどうれしいのか、楽しそうに笑う】
【しかし、同時に油断も、生じる訳で】

キヒッ―――――――
【左肩にナイフが刺さり、笑いが止まり、出血】
【と、同時に距離を離される】

……ヒッ、キヒッ
キヒャァァッッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!!!
おいおい何すんのかと思えば“コレ”か?遊んでんじゃねぇんだぞ!?
たかが刃物チクリと刺したくらいでビビってんのかよおい!?キヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!
【左手で頭を抑え、大口を開け、長い舌を出して大笑い】
【笑い声を響かせながら、彼の背後から巻き上がる紫色の靄】
【その靄が、右腕に纏わり付いて】

…キヒッ、ヒヒ……
いいぜぇ…てめぇがそんなにビビってんなら…
もぉぉっと!驚かせてやろうかなあああぁぁああぁあ!!?
【バキバキ、メキメキ】
【そんな音を立てて、彼の右腕が変異する】
【皮膚を突き破り逆立つ紫色の鱗が生え、爪も硬く、紫に変色】
【大きさは元の一回り上、肩に位置する箇所には弾けたように突き出る巨大な鱗】
【人外の片鱗が、その右腕に垣間見えた】
282 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:28:20.81 ID:hGUVWzUo
>>279

待って下さいってば!!

【若干乱暴にドアを開けて外に飛び出す】
【現在店の中に店員がいない、働け七緒】

って、あー!リンさんじゃないですかお久しぶりですー
(あれ?……なんだか雰囲気が、というかこの力はリンさんから……?)

【朗らかな笑みを浮かべてリンに近づこうとするも】
【その気配に警戒して歩みを止める】

……?し、死んだって?え、なんですかそれ何のお話ですか?

【突然のそれ、突然の「死」の話】
【姉妹のあべこべな会話、なぜか彼女達と自分と兄が被って見えて】
【何をするべきかどうすれば良いか分からないでその場で立ったままリンとレンを交互に見つめる】
283 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:30:26.23 ID:jYVYkkAO
>>278

ククククカカカカ!

いいですねぇ!“対機関連合”!

いい殺意だ!いいですよ!“手品師”!!

【瞬間に凄まじい、まるで閃光のように横へステップ】
【それによりトランプの“風の刃”をからぶらせる】

【しかし超反射といえども、いくら身体能力を強化しえども所詮は“未だ人間”】

【回避しきる事はなく、首筋から血が垂れる】

痛いですねぇ───死んでしまったらどうするんです?

しかし貴方は強く、聡明で、何より頭が切れる……

それに敬意を表して、差し上げますよ、『哲学者の卵』

【ピンッとレギンの指から何かが弾かれる】
【それは弾速のようなスピードでリロードの胸へ向かう】

【それはまさしく、『哲学者の卵』】
284 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:30:55.81 ID:nIPB5.so
>>280
【そしてその女性の周りに集まった光と共に】
【女性はゆっくりと地面に降りたち、青の光がはじけ飛ぶと】
【黒地に手鞠の模様をあしらった振袖を着て、髪の毛は透き通るような青色】
【そしてその長髪を、菊の花をあしらった髪留めで止めている】
【その顔はゴキブリだったとは思えないほどであり、さらに胸はDカップほど】

「ふぁーっ、コックトーンどぅ?
 私、綺麗かしら?」

【その振袖を大和撫子見たく、少し上に上げ】
【にこっと微笑む元ゴキブリ】
285 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:37:20.62 ID:cdVQpcSO
>>282
!?
貴女!!危険です!速く隠れてください!!
【レンと呼ばれた女が慌て少女に言い】

『……死んだ?…何言ってるの?…死んだのは貴女で……私は…ぐっ!!』
【突然、リンが頭を抱え】

『キャハハハハ!!!!邪魔するんじゃないわよ!!』
『折角の私のカワイイ人形が手に入ったのに……キャハハハハハハハ!!』
【突然、リンの表情が不気味な笑みに変わり、声が甲高い女の声に変わっている】

!?……アーグ!!!!
貴様ぁぁぁあ!!!姉さんに何をしたぁぁあ!?
【レンは変貌したリンに向かい叫ぶ】

【少女は気付くか?リンの気配からあのネコの人形の気配が感じるのを】
286 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:40:53.09 ID:z4PXE0go
>>281

【距離を取り、息を整えて――青年は、考える】
【眼前の彼は、其の変貌した右手を見る限り攻撃翌力≠ヘ高いのだろう】
【対して武装すら満足に揃えられない状況の青年―――攻撃手段は、右手の欠落した体とナイフのみ】

(――こっちは『一発』入れて、僕の方の脛のダメージはほぼ無し……此れ位なら、まだ動ける。)
(問題は、“近付かなければ攻撃出来ない”って事――どうする。)
(何か、上手い具合に攻撃を当てる事さえ出来れば――……ん、そう言えば……。)

【『何か』、当てが付いたのだろうか――意識を眼前の敵に戻す】
【一回、二回、とナイフを回しながら投げると、距離を測る様に切っ先を彼へと向けて】


……生憎、あんまり強そうじゃない≠で驚きませんよ。
そんな物より、『毒牙さん』の方が相当強そうでしたしね。


【ニヤリ――浮かべる笑みは、言葉と共に挑発≠表しているのだろうか】


と云う訳で……僕としては、貴方に突っ込む事も全く怖くは――無いッ!


【疾―――ッ!、と風を切り駆け出すと同時、彼の『顔』へと向けて投げられたのはナイフ=z
【速度、精度共に見事な物だが、如何せん“距離”が有る――防御しようと思えば、可能だろう】


【同時にナイフを投げた左手を、ポケットに突っ込むと――青年は、何か≠握り締めた】
【依然として駆ける彼の動きは、至って“直線的”な物と形容できるだろう】
287 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:43:16.21 ID:RPlxn2I0
うーん… どうする…?
突然の突風でスカートがめくれる…なんてのはベタ過ぎるし…
【ベレー帽を被った青年が公園でなにやら悩んでいる】
【近くを歩く少女のスカートが風でめくれているが気づく様子はない】
そもそも前回の続き物で行くか、新しいのを描くか…ってのが一番の問題か…?
あー…やっぱ妄想だけじゃ駄目なのかな…
どこかで取材をしようか…
【ブツブツと何かを言っている】
288 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:47:14.73 ID:hGUVWzUo
>>285

――――!わ、分かりましたっ!

【「うひゃあ!」とか「ぎにゃあ!」とか叫びつつ店の近くまで退避】

り、リンさん!大丈夫ですか――――っ!?

【変貌と言うに相応しいその変化に声を失う七緒】
【どうしよう、どうしようとただただ狼狽える】

(……?人形、何だか変な感じが、します――――)

【怯えの混じった瞳で気配が混じったようなリンをじっと見つめ】
289 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:49:16.49 ID:FzxFkhQo
>>283

な───z____……ッッ!?

【この距離でかわされる───!?】
【そんな馬鹿な、なんという反射神経だ】
【ああ、馬鹿な、そんな馬鹿な─────】

フ、フフフフ…。

【“馬鹿な”──そうだ、そうだけなくてはいけない】

ハ、ハ、ハハ……。

そう、死なない。この程度では死なない、当然です。
知っていますよ、分かっていましたとも。

【同属嫌悪】
【この状況を楽しむ目の前のレギンとリロードは悪い意味で似ている所がある】
【それ故、だからこそ、当然の様に、まるで連鎖するかのように、換気の嗚咽が込み上げてくる】

だから、振れた。いいや、だからこそ、……───振った!

ク、クク…フフフ……。

【弾丸のような速度で放たれる】
【『哲学者の』───“卵”】

少々、買いかぶられてはいますが……。
お褒めに預かり、光え────。

【それが“卵”であるかは関係無しに、自分に迫る驚異に対して、反射的に右手を前に向け】

【────手のひらで受け止める】

【しかし、それはキャッチボールのように取りやすい速度で投げられた野球ボールでは無い】
【サイズは“卵” 速度は“弾速”】

────z________ッッッ!!!

【バシィイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!という裂けるような音が路地裏の中を何度も反響し】
【右手ごと体が後ろに持って行かれそうに成りつつも、ダンッ!と踏み込み転倒を避けたが】

【握り締められた右手。そこから滴る鮮血】
290 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:53:17.87 ID:cdVQpcSO
>>288
『キャハハハハ!!リン?残念だけど彼女は眠ってもらったわ!キャハハハハ』
『折角殺して手に入れた新しい身体なんだからねぇ♪キャハハハハハハハハ!!!!』

アーグ……貴様ぁぁぁあ!!!!
【そう言いレンがナイフを取り出しリン…いやアーグの胸を突き刺そうとするが】

『キャハハハハ!!甘いわぁ』
ぐはっ…
【アーグは炎を放ちレンを少女の所に吹き飛ばそうとするだろう】
291 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:57:09.98 ID:jYVYkkAO
>>289

おやおやおやぁ?

どうしました?それが貴方が欲していたモノですよ?

【首筋から血をなぞり】
【口へ運び、自らの首筋から流れ出る血液を歪んだ顔で舐める】

お礼の一つも欲しい所ですねぇ──

さぁ……“ここから”ですよッ!?

【瞬間、右手の黒いブレスレットが黒い闇を抱いて輝き】

【レギンの目の前の何もない空間から】
【4つの禍々しい黒い鎖が放たれる】

【鎖はいずれも四肢に狙いを定めて放たれている】
【四肢に蛇のように絡み付き、“磔”状態にしようと】

【リロードに迫る────ッ!!】
292 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:58:00.57 ID:hGUVWzUo
>>290

え、リンさんを殺して……って?うそ――――ですよね?
やっとまともにお仕事が出来るようになって、それで見てもらおうと思ったのに……

【茫然自失の一歩手前フラリとドアに背中を付く】
【ぽっかりと胸に穴が開いたような気持ちはさながら毒のよう】

――――――――きゃっ!!

【目の前から迫ってきたレンすら目に入らないで】
【気づいた時には飛んできたレンを受け止めることも出来ずにドアに打ち付けられて】
【どしゃり、とその場に倒れてしまった】

【もっとも七緒という名のクッションがあったのでレン自体はそれほど衝撃は受けないだろう】
293 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/29(月) 23:59:31.06 ID:eUznOJso
>>284
【あんまりにもあんまりに違うその姿】
【まさしく『変身』】
【途中で、まぁ、その、とある理由で集中が途切れたせいか魔翌力視が途切れてしまい】
【行程はわからなかったが】

……ええ、驚きました

【理由はあえて言うまい。微笑みとかDとかキモノとかの単語がリストアップされてるがあえて言うまい。】

本当に驚いた…綺麗ですよ(人型が)

【最後の台詞を飲み込んだのはひとかけらのエア・リーディング装置であった】

/うわぁごめんなさい超遅い!
294 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/29(月) 23:59:48.35 ID:nGuP1wDO
>>286
いやぁー、やっぱりいいわ、これ
俺様はこんな小さな体に収まる器じゃねぇんだ、こうでなくちゃよぉ!
【変異した右腕を握り、開き、また握り】
【まるで感触を確かめるように、動きを確かめるようにしながら】
【爪から滴る液体が地面に垂れる、コンクリートは熔けていない】

…あぁん?
【青年の言葉に、反応を示した】
【ピタリと右腕の動きを止め、青年を見据える】

言うねぇ、おい
言っとくがこの腕、元は俺様のだぜぇ?
俺様が全部、今まで!力を貸してやってたんだよ!!
俺様もなぁ!!足りねぇのよ!!こいつの心の闇じゃもう足りねぇんだよ!!
なんだぁ!?ガキの頃から“そういう”状況作ってよぉ!!こいつが変なもん飲んで!!俺様好みの心を作ったのによお!!!
次に何やってんだぁおい!!何やったと思う!!?え!?
【急に声を張り上げ、身振りを大きくし、聞かれてもいない事を話し出す】
【挑発が、効いた…?】

仲良く恋人ごっこだの友達ごっこだの!!笑い話にもならねぇことばっかりしやがってよぉ!!!!
【右腕を内側に一降り、硬い鱗に覆われた掌でナイフを弾く】

俺様の力がなきゃあ今更死んでる癖しやがって!!俺様の気に入らない事ばっかしやがる!!!
俺様と一緒で!!暗い底辺で腐るしかなかったくせによぉ!!!
【返す右腕、ただそれだけではない】
【右腕が伸びる、長くしなやかに、蛇のように伸びて、走る青年に裏拳をかまそうとする】
295 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:04:37.56 ID:W6zjX2SO
>>292
ぐっ…!?
貴女大丈夫!?
【レンは慌て少女を起こそうとし】

『キャハハハハ!!ざまあないわね♪キャハハハハ!!!』
『さ〜て…どうしようかしら?』
【両手から魔翌力をためようとするが】

『?……ちっ…まだ抗うのね…キャハハハハ!!』
『しょうがないわ!今日は引くわ!!』
【するとアーグの身体が炎に包まれるだろう】
296 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:08:52.33 ID:byoUpI6o
>>291

…………────。

【右手が有り得ない程、痛い。苦しい。黒い、歪んだ感情が自分の中を巡るのが理解出来ている】
【鮮血を吹出す右掌を彼が中々開こうとしないのは、きっと、傷が広がるのを恐れている訳ではないだろう】

─────はッ…。

【現在、自分が置かれた状態は、誰もが抜けだそうとしている“アレ”になった事はすぐに分かった】
【しかし、笑う、どういう訳だが、笑えてくる、苦しくも無いし、悲しくもない、楽しい、嗚呼、楽しい】

お───礼、…ですか。はあ、何を言っているやら…。
10個、要求した数には全然足りてませんけど……?

まあ、ノルマとしては、後、3つと言った所。
悪いですが───とは言ったものの、悪いなんて思っちゃあ居ないんですが。

搾り尽くさせて、貰いましょうか、ねぇ……?

【左手をポケットに突っ込むと】
【底から出てきたのは、“鉄”───棒状のソレが、伸びる、伸びるどう見てもポケットに収まるサイズではない】
【最終的に取り出されたのは1mと少し程度の“鉄の棒”それを両手に構え、グルグルと回転させながらレギンに向かって走りだす】

ほうら、往きますよォっとぉっ!!

【正面を守るように回転させている棒の狙いとしては】
【こちらに向かう4つの鎖をそれで絡めとってしまおうという訳だ】
297 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:09:09.89 ID:vsDAHSMo
>>293
「良かったぁ!コックトーンに喜んでもらえて嬉しい!」

【そういうと、彼女の顔から先ほどまでのGのような触覚が現れ】
【彼女の背中からはGの羽が現れた】
【差し詰め、まだゴキブリである】

・・・そえばコックトーン今日泊まるんだっけ?

【何となく思い出したらしい】

/大丈夫ですたいっ!
298 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:13:03.05 ID:C6A/A8Io
>>295

んにゅう……だ、大丈夫ですよう――――

【目をぐるぐると回しながらも助けられるようにして立ち上がり】
【頭を2,3回しながら正気を辿る】

 【その時、ロッカーの中で七緒の所持品である白鞘の刀がカタリと揺れて……】

な、なんだか危ない雰囲気ですよっ
……しかもリンさんが炎に、早く助けないとっ!!

【半ば前のめりで転ぶようにしてリンに近づいていくが】

う……わ――――!

【舞い上がる炎によってその足も途中で止まり右往左往】
299 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:17:50.31 ID:W6zjX2SO
>>298
よかった…
【安心したように微笑み】

『キャハハハハ!!!バイバイ♪』
待って!アーグ!!!
【レンが叫ぶも】
【炎は消え……リンの姿はなかった】
300 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:18:12.90 ID:ACnYyEAO
>>296

いやぁハッハッ……クククク…

“強欲”ですね、ええ最高に“欲が深い”
本当に“対機関連合”ですか?

【可笑しそうに口を歪めながら額を抑えてワラウ】
【瞳わギラギラと嫌な光を放ち続け】

【鎖は見事に棒に絡めとられ、リロードの身体を捉える事はかなわなかった】

【レギンはその鎖を一本掴み】

私の能力は“身体に流れる信号”を読み取り、乱す事でしてね

記憶を奪うのはその一端に過ぎない……

【鎖へ自らの魔翌力を流し込む】
【魔翌力は鎖を伝わっていき、やがて棒を侵食し、リロードの体内に入ろうとするだろう】

【入ってしまえば目眩、吐き気など身体へ悪影響を及ぼす】
301 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:20:56.88 ID:3Bp6Qiwo
>>294

【―――…嗚呼、と合点が行く】

【『合点』と言うには希薄かも知れないが――何となく、思う所が有ったのは確かだ】
【言葉に表したら、溶けてしまうか、其れとも固まってしまうかの両極端な感情】
【今、此処で言葉に表そうとは思わないが、軽く唇を噛んで―――】


―――――ッ!!…………うる、さい、――な……。


【裏拳=c…彼の鳩尾に、ジャストミートした其れ――口からは軽い出血】
【其れでも意識は手放す事無く、双眸は“敵”の其れを確りと見据えて】


誰が…、…『力』…なんかの、話――したんだ。
僕はな……お前に、刺されても倒れる気はしないけど――毒牙さんになら…クリーンヒットされる自信が、…有るぞ。

『羨ましい』のか……別≠ネのかは、知らないけど――……


【言葉と共に、両者の目線≠ヨ差し出されたのは――魔玉=z
【レイド=E=ヴェイスの作品であり、魔翌力を込めた際に生じる効果は――】


          【カッ――――――!!!!】


【閃光=\―有体に言ってしまえば『目潰し』と形容出来る其れ――!!】

【彼は眼を閉じて其れをやり過ごすと、左手を“握り締めて”、足を進め――――】



           …………取り敢えず、頭冷やせッ!!!



【エネルギー変換=c…数倍の威力を付加された拳が真っ直ぐに狙うのは、“顔面”―――!】

/ごめんなさい、遅れました!
302 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:21:56.57 ID:C6A/A8Io
>>299

あ……え――――

【意を決して手を伸ばすもリンは炎と共に消えてしまい】
【手は届くこともなかった】

うぅ――――……
リンさんは一体どうしたんですか?何が起きてしまったんですか

【その場に膝をついて】
【涙目を浮かべながらレンに尋ねる】
303 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:24:44.25 ID:W6zjX2SO
>>302
……クソッ!!!
【地面を殴りつけ】

……スイマセン…怪我はないですか?
とりあえず…中で話しませんか?
【少女を気遣いながらそう言う】
304 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:27:05.51 ID:C6A/A8Io
>>303

え、あ……ハイ怪我はありませんですよ
なんだか御免なさい――――

【瞳に溜めた涙を拭って立ち上がり】

あ――――お店のことを忘れていましたっ!

【すっかり失念していた仕事の事を思い出し】
【レンの横をものっそスピードで駆けて店に入った】
305 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:29:00.12 ID:WPqWcLwo
>>297
それは何よりです。
こちらこそ嬉しかったですよ(戻るヒント的な意味で)
…あ、それはその形態でも出るんですね

【ぶっちゃけさっきまで眼前でぶいんぶいんいってたので耐性がついている】
【Gまんまに比べれば可愛いものである、というか実際可愛いので問題なかった】

……おぉ!そうですそうです、本題を忘れてしまうところでした
思い出させていただきましたね、ありがとうカイコさん

【うんうんそうそう、と首肯】

意識を失って目覚めてからこんな状態になってから…一応世話になるはずだった場所に行ってみよう、と思いましてね。
行ってみたら……その……立ち入り禁止になってまして。
仕方ないので泊まる場所を探していたわけなんですが、この姿を見た人が…悲鳴をあげてしまいましてねぇ。
仕方なく隠れてどこかで一夜を明かそうと思っていたのですが…そこでカイコさんを見かけた、と。
いやぁ、本当あの時はカイコさんが女神か何かに見えました

【いやぁあの時は困ったなぁ、と頭を右手で掻きながら】
【助かりますよ、とカイコに微笑みかけ】
306 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:31:58.51 ID:ggFFKwDO
>>301
キヒ……キィヒヒヒヒヒヒヒヒ……キィッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒィ!!!!!
もういいや!![ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]全部死に絶えろ!!!
【狂気、憎悪、憤怒、悲哀】
【どんな負の感情か、解らないくらいにドロドロに、ただぶちまけたように叫ぶ】

この体じゃまだ不十分だ!!だがてめぇごときこれで十分だ!!
とにかくさっさとおっ死んで俺様に呑まれろや――――――
【瞬間、閃光】
【予測も出来ない、突然の出来事】
【反射で目を閉じ、瞳を守る】
【一連の動作は、青年の思う通りに進んで――――】


――――――ッッ!!!
【顔面を殴られた彼は後方にのけ反り、吹き飛んで】
【地面に仰向けに倒れたのと、右腕が元の長さに戻ったのは同時だった】
307 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:33:33.88 ID:W6zjX2SO
>>304
あ…待ってください!!
【彼女の後についていくだろう】

(そういえばココア飲んでなかった…)
308 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:37:32.22 ID:byoUpI6o
>>300

ははっ、面白い事を言いますよねぇ。

私が“連合”に居る理由なんてね……。
貴方≠ェ“機関”に居る理由と───

対して変わりは無いと思いますよ。

【がしゃがしゃと気持よく絡めとっていく鎖に快感を覚えつつ─────】

“対機関連合”は正義の組織、設立者もまた、きっとそうだ。そのための組織なのでしょう。

【棒を通してリロードの中に入り込んでいくレギンの魔翌力】
【系統は違うが、精神攻撃は───受けたばかりだ、それもつい最近に】

ですが、ですがねぇ……?───………ッ。

【だから、何とか耐えられる、はずだったのかもしれないが──────】

【言葉が途切れた】

【ドクン、ドクン、ドクンと鼓動を感じる、鮮血を吐き出す、右手から】

ン───ぐぅう………?!

【どす黒い魔翌力を放ちだした、“右手”から────】
【リロードの持つ“狂気”、卵が増幅させる“闇”、レギンの“魔翌力”】

【その三種の邪気が、重なりあい、リロードの内部を侵食────────────】

【目の前が、真っ暗───気が───────────k───】

っつゥあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

【歯を食いしばり、口元から血を滲ませ、瞳を充血させながら咆哮。思い切り、鉄の棒を引っ張り────】

【鎖を絡めとり、魔翌力を流し込まれる原因となった“鉄の棒”を───】
【再び、“収納”それによって魔翌力は途絶えるが、鎖の自由を許すことに成り、さらには引っ張っていたので“スッポ抜ける”形になる】

【しかし、分かっていての事───“スッポ抜けた”勢いを利用してぐるんと一回転、さらには再び“出現”させた鉄の棒で────】

【レギンの頭をぶん殴りにかかる───!!】
309 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:38:53.65 ID:3Bp6Qiwo
>>306

【左腕を振り切った瞬間、キャパシティ越え≠ェ生み出すのは激痛】
【例えるならば、スーパーコンピューターで行う処理を家庭用の物で行ったような物である】
【一瞬とは言え、『反動』は凄まじい物が有り――先程の裏拳と加えて、ダメージは蓄積される】


(……「やったか?」はこう云う時は駄目だから―――。)


……、……――意識、有りますか。


【結局は無難な発言に落ち着きつつ、傷みの走る体を動かして彼に接近する】
【接近したなら、彼の顔を覗き込み――意識の有無を確認しようとするだろう】
310 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:43:16.99 ID:C6A/A8Io
>>307

あうー……職務怠慢です……
……――――いえそれどころでは無くてですね

【ネガティブモードに入る所だったが持ち直して】
【クルンとレンに向き直って】

とりあえず席に座って落ち着いてココアを飲んでくださいな
その後でお話しましょう、私自身あまり整理出来てないもので……

【無い胸に手を置いて一息つき】
【ニコリと笑ってレンを席に座るように促すのだった】
311 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:44:24.49 ID:vsDAHSMo
>>305
「そうそう!ホテルまでの送迎は任せてダーリン!
 今日は一緒に寝よっ!おふろも一緒で良いからさっ!!」

【喋るたびに、嬉しそうに触覚が動く。この姿だけを見たら、ゴキブリだとは想像しづらいが】
【抱きつこうと腕を伸ばすよ!!因みに抱きつかれたら、柔らかい胸を押し付けられるよ!!】

よしっ!俺も役に立つだろ?な?
とりあえずは感謝しろよなっ!

【腕組をして、偉そうに首を振る】

「へぇ・・・!私とカイコにゃん達の出会いとそっくりだね!」
そうそう・・・全裸で楓梨が縋り付いてきたんだぜ?笑えるよなコックトーン!
【2人で盛り上がる。まさしく女子高校生のあのテンション】

・・・でも悲鳴あげられたのは許せねぇぜ・・・俺の大好きなコックトーンを馬鹿にしやがって・・・!
・・・そいつんとこ行かせろ・・俺が[ピーーー]・・・!!
【何かを決心したかのように、低い声で話す彼女】
【どうやら本気で[ピーーー]つもりだよ!】

んでも俺が女神様か!ひれ伏してちゃんと敬えよ!
これでも俺はお前の女神様っ!神様と同じ存在なんだからなっ!
【ぽんぽんと、照れくさそうに青年の頭を左手で叩きながら】
【えへへと笑い返した】
312 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:44:37.48 ID:ggFFKwDO
>>309
【倒れた男、鼻から血を流して目を閉じて…】
【いや、たった今うっすらと目を開けた】

……って…んだよおい………
…なんでこんな所…ってなんだよ、何見てやがんだ
【目を開いた彼は怠そうに、倒れたまま顔を覗き込む青年を見詰める】

……うわ、なんか鼻血出てやがる…
【そしてゆっくりと、上体を起こした】
313 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:46:00.09 ID:ACnYyEAO
>>308

ハッハッそうでした……“私”と“貴方”は

似た者同士ッッ!!

【より場のなくなった鎖はグニャグニャと揺れ動き】
【辺りの壁や地面に突き刺さっていく】

【地面が捲れ、壁が砕け、破壊によって辺りは破片が飛び散る】

いいですねぇいいですねぇいいですねぇ!!!

本当に貴方は素晴らしいッ!!

ほぅらお望みの2つ目だ!!

【リロードの拳を避ける素振りは見せず】
【そのまま殴打され、後ろへ吹き飛ぶ】

【が、殴られる瞬間に新たな『哲学者の卵』を】

【今度は腹部に目掛けて弾速に及ぶ速度でで放つ】
314 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:47:23.52 ID:W6zjX2SO
>>310
あ…はい
【席に座りココアを飲み】

ふわぁ〜〜やっぱりココアは最高にして志向の飲み物です
【なんか和んでる】

……まず何から話すべきですかね…
【こちらもない胸に手をやり】
315 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:51:24.06 ID:3Bp6Qiwo
>>312

おはようございます、森島なのですよ。

【彼に最後に会ったのは、機関脱退後≠フ事】
【故に、名乗っても構いはしないと考え――微笑を浮かべてから、毒牙から離れて】


取り敢えず、『副人格』みたいなのが襲って来たんで……張っ倒しておきました。
……まぁ、僕から言えるのは――そうですね、腹割って話してみろ≠チて位でしょうか。



……じゃ、僕は行きます―――病院、行った方がいいですよ。


【告げたのは、僅かな言葉――だが、伝えたい事は総て内包されていた様で】
【ふらふら、ふらふら、足を運ぶと……引き止めなければ、去ってしまうだろうか】
316 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 00:58:46.28 ID:C6A/A8Io
>>314

美味しそうに飲んでいただけて幸いです

【うふふと笑ってなんだか嬉しそうだった】
【そして話の本題になり表情を悲しげなそれに変え】

えっとまずはリンさんに何があったのか
それとあの変な気配はなんだったのか……くらいです、あとお客様のお名前を一応教えてください

【また屈んで上目がちに尋ねる、一応は仕事中なのです】
317 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 00:59:33.72 ID:ggFFKwDO
>>315
………………………
【終始、無言】
【無口なのは珍しくもないが、それにしても、静かすぎる】

……………あぁ、ちょっとまった
【去っていこうとする森島の背中に、不意に声をかけて】
【右腕を、すぅ…と向ける】



【そして、あの狂気の笑み】


――――仕返しの一つ、土産に貰ってけや
【刹那、右腕の逆立つ鱗が三枚、森島に打ち出される】
【もし鱗が当たれば、鋭い先端が刺さり、毒が体内に入り込む】
【その毒の効果は激痛、傷口周辺に塩を摩り込まれるような痛みを効果が続く限り感じさせる毒】
318 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:01:25.19 ID:W6zjX2SO
>>316
……
【まず真剣な表情になり】

私の名前は紅閻寺レンです。紅閻寺リンの双子の妹です…

…まず姉さんに何かあったか………
姉さんは6年前に私の前で殺されました…父さんと母さんと一緒に……
【悲しそうな表情で】
319 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:03:13.07 ID:byoUpI6o
>>313

ぐ…くぅうう……。

【レギンをぶん殴ったと同時に、両手は鉄の棒から離れ】
【後方に蹌踉めく。嫌な汗がだらだらと流れだす】

【目の前が真っ暗になりそうだった】

【こんなに気分が悪いことは──────】

【精神的な疲労が、リロードの意識を飛ばしかけ】
【放たれる二度目の哲学者の卵は避けられるはずも─────】

『───ちゅんちゅん!!』

【囀るのは、リロードの肩にさっきから必死にしがみついている鋼色の翼を持った“雀”────!!】
【それによって、意識を取り戻した頃には、『卵』は既に発射される寸前、避ける間も無く】

【それによって、弾きだされた高速演算によって、再び、『卵』の軌道上に右手が向かう事になり】

【ガキィイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!鉄と、鉄がぶつかり合うような音がする────】
【先ほど、それでどうなったか、もう忘れたのか。弾速……掌で受けてしえば『卵』は…………】

【ダラダラと右手から流れだす鮮血、それはどす黒い魔翌力と混ざり合い、漆黒の血液となって地面に滴っている】
【体調の悪さが原因か…?リロードは俯き、その表情は確認することは出来ない】

フ……。

【どす黒い魔翌力が、地面に流れていく────】
【ゆっくりと、頬が釣り上がって行くのが分かるだろうか】

フ、フハ、は、ははははははははははははぁあああああああああッッ!!!

【笑った、うつむきながらリロードは笑った】
【それは、二つの卵を植えつけられた事に恐怖し、気が狂ったか?或いは、卵に支配され、孵化の時がやって来たのか……?】

【ゆっくりと、顔を上げる、その瞳は、恐怖に狂った目でもなく】
【哲学者の卵に支配された“悪”の目付きでもなく、先ほどと何ら変わらない、狂気の場を楽しむ、獣肉に飢えた獣の瞳────】

クフッ……ありがたく、貰いましたよ……。
哲学者の────卵、一つ目………!

【レギンに右手を見せつけると、そこに有るのは、右手に埋め込まれていない、哲学者の卵、そのものだった────】
320 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:06:28.67 ID:C6A/A8Io
>>318

レンさんですかお名前、似ているんですねー
(流石姉妹ですねっ……)

【無理矢理取ってつけたようなな笑みでコクリと頷き】
【女性の名をしかと覚えた】

(家族が……そんな――――)
……えと、それはリンさんはリビングデッドという事でしょうか?
でも死者だなんて思えないです……

【微妙に納得がいかないのかしかし小さな声で主張をする】

321 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:06:38.16 ID:3Bp6Qiwo
>>317

【足を進める――さて、する事は山ほど有る】
【取り敢えずは、もう一度火の国に行かないと】
【辺りを回って、協力者も探さないとな……そう言えば、夕ご飯食べて―――】



      ――― ……  、………ああ、そういうオチ≠ナすか。



【全弾命中=\―背中に三枚の鱗が、趣味の悪いアクセサリーの様に並ぶ】
【『激痛』に声を上げる事は無く、素早く二個目の魔玉≠取り出すと――後方へ向けて、放り投げる】


【若し成功すれば、辺りは再び閃光に包まれるだろう―――】
322 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:10:57.46 ID:ggFFKwDO
>>321
キキッ!!ヴァーカ!!あいつならぐっすり眠りこけてんよ!!そんな簡単に起きる訳ねぇだろうが!!
とりあえず今回はそれに苦しんでな!!その間に俺様は力を取り戻してやんよ!!
次に会った時は、ぶっ殺してやる!!キィッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!
【彼の五月蝿い叫び声と、笑い声】
【閃光の中でもそれは五月蝿く鳴り響いていて】


【閃光が晴れると同時に、ぴたりと止まる】
【当然ながら、彼の姿は既にそこにはいなかった】

323 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:13:53.86 ID:ACnYyEAO
>>319

いやぁ痛い痛い………

あぁ、歯が数本折れてしまいましたよ───

【まるで関節がないかのようにヌルリと蛇のように立ち上がり】

【ブッと折れた歯を吐き出しながら腫れた頬を擦る】
【依然として──その顔には笑みがあるが】

やられましたねーー同じ方法で二回も植え付けられると思ったのが間違いでしたか───

では、これはその───

【ヒュッと何かをリロードの足元へ投げつける】

【コロンと転がる2つの『哲学者の卵』】

どうぞ───差し上げますよ

しかし───貴方は既に“闇を取り込んだ”

堕ちるのが楽しみですね、クックックク

【口元の血を拭い、笑いながらリロードに背を向けて歩き出す】

【無防備な背中───…】
324 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:14:10.24 ID:W6zjX2SO
>>320
………その家族を殺したのが、あの悪魔……アーグです
いえ…正確にはアーグに操られた男ですが……
私はその男を殺したんですが…アーグに逃げられて…
【悲しそうな表情で自分の腹部を触り】

……あの悪魔は…恐らく姉さんの魂を捕まえ、契約をかわし姉さんの身体に魂をつかせ操ってるんだと思います…記憶を操作させて…
【悔しそうに歯を強くかみしめ】
325 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:15:35.04 ID:WPqWcLwo
>>311
【左足破損機動力低下状態】
【そんなものは一切関係なく。好意からの抱擁をあしらう術を黒曜は知らない】
【必然、抱きつかれ。石と生身が半々程度の現在の彼に感触がggggggg[エラー]】

ダ、ダーリン!?
なんだか一気に飛躍してやしませんか楓梨さん!?

【頬が生身ならばきっと真っ赤であろう】
【ドイツ軍人ではないのでものすごくうろたえつつも】
【きゃいのきゃいのはしゃぐ二人を微笑ましげに見て】

(同じように出会えた、か。……)

いいんですよ、そんなことは。私がこの姿を何とかできればいいだけのことですし…
カイコさんはわかってくれたんですから。
だからそんなに怒らないで下さい、ね?

【右手をゆっくり伸ばす。】
【止められなければ、ぽむっと頭の上に手を乗せるだろう。】
326 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:15:59.91 ID:3Bp6Qiwo
>>322

【閃光が晴れた時――森島もまた、其の場には居なかった】
【血液を辿る限り、路地にでも飛び込んだのだろうか……兎も角、“危ない”状態な事は確かだ】


【天上を見遣れば――月が、不思議と紅い様な気がしてならなかった】

/お疲れ様でしたー!
327 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:17:51.55 ID:ggFFKwDO
>>326
/乙でしたー
328 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:18:27.55 ID:C6A/A8Io
>>324

悪魔……そんなもの存在するんですね……
ソイツがリンさんに乗り移って、酷いじゃないですかそんなの……
リンさん何も悪いことしてないじゃないですか

【本来「憎む」という行為すら苦手な彼女が見せるのは軽く唇を噛む動作だけ】
【それだけだけれど身体が小さく震えていて、何かを抑えているようだった】

なんとか成らないのですか!?リンさんを助ける方法は無いのですか!?
あのままじゃリンさんがかわいそうです……あんまりですよそんなのって……

【非力な自分は何も出来ないけれど】
【それでもそれを口にせざるを得なかった】
329 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:21:04.16 ID:W6zjX2SO
>>328
………元はといえば私がいけないんですけどね…
【悲しそうに笑い】

…………無理なんですよ…
姉さんは一度死んでるんです…心臓をえぐられて………
330 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:23:52.50 ID:vsDAHSMo
>>325
「あ、うんゴメンね?うん!
 ついつい可愛かったからさ!出来心でやてしまうた!」

【ぎゅーって抱きつきながら元気良く堪えるG】
【彼女のほうも心なしか頬や顔が赤く染まっている】

・・・そんなにコックトーンが言うじゃァ良いけどさ・・・
コックトーンが自身持ったほうがいいぜ・・・頑張ってコックトーン・・・

【ぐるぐす涙声になる彼女】
【そのままぽむっと頭の上に手を置かれると、小さく女の子らしく泣き出した】
331 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:26:16.40 ID:byoUpI6o
>>323

嗚呼───……。

楽しい、こんな楽しい夜は、久しぶりだ……。

【コヒューコヒュー…と苦しそうに息をしながら──哲学者の卵を握り、笑っている】
【しかし、船から降りれば船酔いが治るか──?答えはNOとなるだろう】

ゔおぉぇ…。

【血反吐の混じった吐瀉物をぶちまけながら】
【こちらに転がってくる哲学者の卵を足で受け止め】

……。

【無言で無防備なレギンの背中を見つめる】

【こちらとしては、満身創痍】
【『卵』とレギンの力の影響で精神もギリギリの状態】
【とてもじゃないが、追撃をするような場面ではない、この場は帰ってもらったほうが………────】

クフッ────……。

【ああ、それが、懸命だ、それが良い、正しい選択】
【──────そんなもんがクソ食らえだという事も、また明白!!】

【カノッサ機関のNO.71…。これほどの強かさを見せた男が不用意に背中を見せるはずがない】
【だが、リロードは知りたくてしょうがなかった、「レギン・ハーネット」──────!!!】

【左手を振ると、袖の下から鎖が伸び、先ほど落として鉄の棒を絡めとり】

【お前は】

【それを思い切り───振り回し!】

【こいつを】

【無用心なレギンの背中にぶん投げた!!ひしゃげた鉄の棒がぐるぐる回りながら飛んでくる!命中すればかなりのダメージを追うこと必死───】

【どう制す──────────────】
332 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:29:51.53 ID:C6A/A8Io
>>329

むうう……

【それだけ言われてもレンを貶すなんてことはこの少女には出来なかった】
【きっと自分の窺い知らない深い事情があるに違いないし】
【この人も悪い人じゃなさそうだと思ったのだ】

じゃあ私と会話して私にココアを作ってくれたのは一体なんなんですか?
リンさんじゃないんですか?……でもでもあれはリンさんですよ!?
もう何が何だかわからないですよう……――――

【頭の中がぐちゃぐちゃ、正にそんな言葉が当てはまる】
【小さいが生傷の絶えない両手で頭を抱える様は情けなくて】

死んでるなんて嘘ですよう………

【ただ透明な雫が垂れ落ちた】
333 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:38:53.67 ID:W6zjX2SO
>>332
【ダァン!!】

私だって嘘だって思いたいですよ!!!
【テーブルに両手をたたき付け叫ぶ】

この6年間…家族を殺されたのが嘘であればよかった!!
コレが悪夢で目が覚めたら生きてる父さんや母さん…そして姉さんがいるって信じたかったですよ!!!
【その両目には涙が溢れていて】

けど現実なんですよ!?
それにこの土地に帰って来たら姉さんがあの悪魔によって動かされてる………
……なんで……
………なんで姉さんが………
【子供のように泣き崩れて】


…………スイマセン…
【謝り】

…貴女が会ったのも姉さんですよ…だけど自分が死んでるのに気付いてなくって…アーグに記憶を操作されていて…
【………彼女はなんとなく気付くだろう】

【一番辛いのはレン自身であると】
334 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:39:22.47 ID:ACnYyEAO
>>331

分かってませんねぇ………

今夜はもう終幕なんですよ───

貴方は闇に身を落とし、望みのモノを手に入れた………
私は私の目的にそって貴方と会い見え……目的を遂げた……

これ以上────

【棒がレギンへ向かう───真っ直ぐに】

【刹那】

【ベキン、ベキンベキン!と棒が折れ二重、三重に曲がり、潰れた空き缶のように地面に堕ちる】
何を────

【念動力?見えない力?】

【否、違う】

【レギンは振り向く、そのレギンの身体を“混沌”の“闇”の“深淵”の魔翌力のオーラが包んでいる】

望むのです───?

【その魔翌力はまるで蛇のような形をとり、迫る棒を巻き付き、噛み砕き粉砕したのだ】

【“8つの混沌の蛇”】
【“8つの深淵の鎌首”】
【それはまるで───】
335 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:49:03.55 ID:C6A/A8Io
>>333

おこ、怒らないで下さいよぅ!!
そんな風に言われたって私には何も出来ないですっ!!
(なんでっ!なんでっ!古傷を抉るような事をっ……!)

【グズグズと鼻を啜り】

知らないですよ!現実なんて全部、全部っ!!
分からないですよ!なんで私に、私に……っ!

【他の客が何事かと彼女達を見るだろうけど】
【もはやもうどうでも良かった、だってもう……】

そんな事を冷静に言われたって、言われたって……
悪魔を殺しても何もならないんでしょう?リンさんだって生き返らないんでしょう?
今までが全て幻想だったんでしょう?……・――――

ズルイじゃないですか、そんなのって
負けると判ってるジャンケンじゃないですか……勝負以前の問題じゃないですか……
また私の知らない所で勝手に事が進んでいて、そして勝手に最悪の方向へなんて――――

【思い出すのは兄の事、大好きだった兄の事、既にいない兄の事】
【ひっくひっくと泣き終えて、涙を拭いて】

すいません、今の私はこれ以上頭が回りません……
今日はもう帰ります……

【否が応でも兄の事が頭の中でめぐりめぐって】
【忘れたいけど忘れられない、そんな記憶でぐちゃぐちゃで】
【地面を俯いて見ながら、レジの奥へと去っていくだろう】
336 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:50:46.74 ID:byoUpI6o
>>334

【目の前に現れる、余りにも、そう余りにも】
【“強大過ぎる”力──────!!】

────フ、フフ……。

【それを目の当たりにして、さも、満足そうに笑った】

なるほど────それが貴方の、正体か……。

………………………………。

それが、見ておきたかった。

【シルクハットを左手に持ち、右手の卵と】
【コンっ、と地面に落ちている卵を蹴り上げ、シルクハットでキャッチすると、それを再びかぶり直し】

嗚呼、……凄まじい、誰もが恐怖し……慄く力だ。

───そうだ、そうでなくてはいけない…。
あなた方が、“そうだから”───私は。
コ チ ラ ガ ワ
“対機関連合”なのですよ……!!

【そう言うと、地面に何かを投げつける】
【すると、爆発。地面を砕き、砂煙を巻き上げ────】

楽しみにしていますよ……。
─────その力と相まみえる時を。

【その捨て台詞を最後に、砂煙が消えた頃には──────】

【既に、リロードはその場に居ないだろう……】
337 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 01:52:28.68 ID:WPqWcLwo
>>330
あはは…いえ、構いませんよ
(親愛のしるし、と考えれば……うん、きっとそこが少し過剰なのだ。そうに違いない)

【ぎこちないままカイコに再び視線を戻せば】

大丈夫ですよ。
"全て見通す女神様"が認めてくれて、それにこんなにも怒ってくれたんです。
何を怖がることがありますか。何も心配ないでしょう
ですから、泣かないで下さい

【ぽむぽむと、右手で撫でる】
【気付かぬうちに"変わっていた"、血の通う右手で。】

338 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:54:21.11 ID:W6zjX2SO
>>335
……じゃあ貴女は何もせず見ないフリをしろっていいたいんですか?
【涙をふき、ココア代をおき】

……私にはそんな事はできません…
…それに…姉さんの身体を好き勝手されるの我慢できませんよ
【去っていこうとするだろう】

……きっと…貴女と姉さんが過ごした事は幻想なんかではありませんよ…
【そう言い残し】
339 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 01:58:57.84 ID:ACnYyEAO
>>336

ククククッ私としても楽しみにさせて頂きますよ

『正義の奇術師』……いや、『闇に踊る道化師』、ですかね…

【金色の髪を振り撒き、リロードが消えた後を少し眺め】

【消えていくオーラと共に再び前を向いて】

本当に楽しみですよ────

堕ちた貴方──蝶を眺めるのは………

さて次は───『魔術協会』にでも足を運んでみましょうか…

まだ“宴”は続くのですからねェ

【そして“蛇の男”は】

【闇へと還った】

/お疲れ様でした!
/長々と駄文に付き合って頂きありがとうございました!
/楽しかったです!
340 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 02:03:04.72 ID:C6A/A8Io
>>338

そんな事は言ってません、でも私には何も出来ません
……出来ないから悔しいんです――――ありがとうございましたお客様

【お代を受け取り、レジの中へ】
【声色は只管に陰鬱として湿度が高い】

……………またのご来店をお待ちしておりまs

【小さな声はいよいよ止まり】
【少女の両手は爪が皮膚を破る程に握られて、今度は赤い雫が垂れていた】

……こんな事を言うのもなんですが、リンさんを助けてあげて下さい
弱い私なんかが偉そうに言う事じゃないのだろうけど、どうか……どうか……

【去りゆく背中に引き絞った声で懇願して】
【頭を下げて、レンを見送った――――】

/このあたりでしょうか
/絡んで頂きありがとうございました!
/七緒がヘタレ過ぎて土下座する所存です御免なさい
341 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 02:07:20.54 ID:byoUpI6o
>>339

【────路地裏】

【右手から“闇”と“鮮血”を垂れ流しながら、男は歩いていた】

クフフ……。
少々、はしゃぎすぎましたか……。

【あの状況下から逃走するのもタダではない】
【爆風に巻き込まれ、体はズタボロ、足はガクガクしていて、目も正気と狂気の境目と言った所】

【シルクハットを外し、中から卵を二つ、取り出すと】
【さらさらと適当な文章を書き上げ、雀に手渡した】

ま、これで、ミッションコンプリートってところですかねぇ…。

『ちゅん……』

心配しなくても大丈夫────…ほら、早くおいきなさいな。

【しっしっ、と追い払うと鋼色の翼を持つ雀───シルバー・ウィングは、夜の空に飛び立っていく】
【リロードは背中を壁に預け、ずるずると下がっていき、どしゃりと座り込むと、虚ろな瞳で───】

お前との戦いも楽しみにしているぞ……。
こんな楽しいコト───絶対に譲ってやらないさ…フフフ…。

【リロードの狂気と連動するかのようにどす黒い闇の魔翌力を放つ、右手に、語りかける】

とぅーびぃー…こんてにゅー…。

【そう言って、ゆっくりと目を閉じていく事で、今宵の祭りの終了とした】

/お疲れさまでしたー!
/いやあ、なんて言うかやりたい事、凄い勢いで出来たっていうか。
/ものすっごい、楽しかったです!お疲れさまでした、ありがとうございましたー!
342 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 02:08:09.59 ID:W6zjX2SO
>>340
………わかってます
【そう返事しレンは去っていくだろう】


【この日から】
【リンはバイトに来なくなった】

【果たして……リンはまたこの店にバイトに来るのか?】

【それはまだ誰にもわからない】

/乙でしたー
/いえいえそんな事ないですよ
/こちらこそ上手くできなくスイマセン…
343 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 02:12:34.32 ID:vsDAHSMo
>>337
うっ・・・うわぁぁぁぁぁん!!
ひっ・・・ひぐっ・・ぅぅぅ・・ひぐっ・・!!コクヨウにいに・・っ・・
んぐっ・・・ふぐっ・・・にぃに・・・にぃに・・
うっう・・・・・やさしいねっ・・・にぃにぃって・・・ぐす・・・

【歳相当、否――彼女はこう見えても20台の女性】
【しかし、その姿相当の少女らしさ――過去のことと照らされたのか】
【家族がいなかったあの子供の時代、姉と遊んだ指人形で何時も何時も一緒だったのは】
【確か――お兄さんの人形。いなかった家族。憧れていた兄】
【そんなような人が目の前にいた。憧れていた頭を撫でられる行為】

・・・うぅ・・・ありがと・・・こくようにぃに

【暖かな、その男の右手の感触を】
【彼女はポニーテールの上から受けていた頃には、彼女の顔には】
【1粒の涙ではなく、陽だまりのような笑顔が広がっていた】
344 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 02:39:49.31 ID:vsDAHSMo
>>337
/眠気が半端無いので続きを明後日にしてもらえると嬉しいです・・・
/とりあえず俺は寝ます。申し訳御座いません
345 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 02:40:39.41 ID:WPqWcLwo
>>343
優しい人と一緒にいると、他の人も優しくなれるんです
ですからきっと、それはカイコさんのおかげですよ

(最後の家族を無くしたのが2年前)
(魔術の継承が行えなくなったのが1年前)
(家を出たのは半年前)
(辿り着いたのは1週間前)
(   )
(ずっと無くし続けて)
(【身体すら人で無くした時に)
(     くれたのは)

…こちらこそ、ありがとう、カイコさん

(ほら、また 笑顔をもらった)


【笑顔を返しながら。ゆっくりと立ち上がろうと】
346 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 02:42:43.86 ID:WPqWcLwo
>>344
/おおうごめんなさい。明後日了解です
/お待ちしておりますゆえー
347 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 18:44:32.24 ID:ggFFKwDO
/避難所に書き込んだら文字化けしてどうしようもないんだがどうしたらいいでしょう…
348 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 18:46:47.44 ID:46a7XpUo
/携帯で、半角カナが本文に入っていると、文字化けすると言う情報がありますが
/そうでないのにするならば、したらばの不具合だと思われます
349 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 18:47:51.03 ID:ggFFKwDO
>>348
/半角カナ入れず普通に書き込んだだけなのですが…
/しばらく待ってみます
350 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 18:48:52.27 ID:46a7XpUo
>>348
/二行目の文章がおかしいですね、「そうでないのでしたら〜」です
/どうしても文字化けが直らないのでしたら、したらばの方に問い合わせてみたらどうでしょうか
351 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 18:53:55.46 ID:tEr796.o
【港】

【東の空から濃紫に染まっていく埠頭】
【貨物船が一隻も来ない今の時間帯の波止場は寂しくもあり、開放的でもあった】

【ノイズのような潮騒に混じって、寂びれた旋律が流れている】
【音源はベンチの上。古びた蓄音機に乗せられたレコード板がクルクルクル】
【針が再生するのは咽喉を楽器として使うミュージック】
【当然のように歌詞はない。女性の声であることだけが聞き取れた】

…………

【空間に満ちる音楽を拾うのは、蓄音機の隣に座る少女一人だけ】
【綺麗な白糸の束を、ボンヤリと眺めながめつつ】
【音に合わせて、小さく声帯を震わせる。消え入ってしまいそうな鼻唄】

【肩まで伸ばした栗色の髪が、冷たい潮風に揺られて、しゃらり】
【港にも街路灯が燈り始めた】
352 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 19:15:46.26 ID:xJlBSEDO
>>351
/まだおはしませらむ?
353 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:17:41.54 ID:tEr796.o
>>352
/まだござるでそうろうー
354 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:20:17.91 ID:YKIZ8Zw0
>>351

【其処に、近付いていく影と、足音が一つ】
【着実に、一歩一歩。だけど、猫の様にひっそりと―――逸るブーツの声には、確かな喜びが宿っているのに】
【それは或る程度の距離で、ピタリと静止してしまって、何処か……――気が引けている@lにも思えるかもしれない】

あ……嗚呼。

【それは、淀んだ蒼色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、視線は常に、眠そうに蕩けている】
【赤黒い染みが、斑紋の様に点在する大型マントを纏っていて見えないが、腰にはパンパンで、熊さんと華の柄のウエストポーチ】

【もしも足音や溜息を気にして、栗色の髪の少女が振り向いたのならば】
【脚をぶるぶる、虫の腹か何かの様に震わせて、踏み出せないで居る少女の姿が、見えるだろう】
【沈み掛けた夕映えの中で照らされる顔は、形容するのが不可能なほど、色々な感情――色彩に、乱れていた】
355 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:21:07.79 ID:YKIZ8Zw0
/ごぎゃあああ、リロードしてなかった!
/>>354は辞退するのです、なむなむ。
356 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:24:33.17 ID:tEr796.o
>>354-355
/わー、本当にすみませんでした!
/土下座する勢いでごめんなさい、ありがとう…!
/また、とかありましたら、またお願いします…っ
357 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 19:26:49.98 ID:xJlBSEDO
>>351

【ザッ―――と】

【少女の背後から、地面を踏み締める音と共に現れるひとつの気配】

【彼女が振り返れば、そこには―――】


……………

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで―――深く暗く濃い蒼色の瞳を持ったその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が佇んでいるだろう】
【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
358 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:41:49.97 ID:tEr796.o
>>357

【水仙を模したホーンから、香気のように漂うメロディー】
【澄んだ音色、人肌の歌声、優しい旋律、福音にも勝る神聖】
【波が作り出す潮騒よりも、心に染み入るノイズ】

……――♪

 【少女は聞き入っていた】

【音楽のような声】【声で奏でる音楽】
【意味がないからこその、安心感】
【ふっくらしたソファに、行儀悪く寝そべって目を瞑っている時の、抱擁感】

……♪

 【軽く、目を細めて】
  【トランス状態に入り込む時のように、外界から隔絶されたココロ】
  【背後の物音程度で、振り返ることはない】

【無条件に、聴覚と意識の防衛を突破してしまう清らかさは】
【きっと邪悪で冒涜的なもの】
【精神の受信側を甘く甘く蝕んで、共鳴共振、内から崩して】
【もう他の何も聞かなくて良い。もう怖いものなんて見なくて良い】
【【この優しいノイズに浸かってぐずぐずに――】】


【――少女はボンヤリと、音楽を聴いていた】
359 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 19:49:31.20 ID:dq/PjkM0
360 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 19:55:26.48 ID:A4EPk9ko
【火の国】

【機関の前線基地『アウグスト城塞』と化したブレイザーシティ、その東の検問前にて】
【なにやら人の怒鳴り散らす声が響き、遠目にも分かりそうな程の騒がしさ──どうやらひと悶着が起きているようだった】

「────なぁんど言ったら分かるんじゃこの雑兵どもが!」
「わしの孫と娘がここに囚われているのは分かっているんじゃ、さっさと通さんか!」

『……だから、身分証が無い者はこの街に入れないと、何度言ったら理解するのだこの老いぼれ』

【突撃銃と思しき銃器を携えた、検問前の機関兵二人を相手取り、】
【杖を振り上げながら年甲斐もなく怒鳴り散らしているのは──ひとりの老人だった】
【既に還暦を迎えているであろう程に見た目は老いているにも関わらず、】
【機関の兵たちを前にして尚、一向に怯む気配すら無く、まさに矍鑠と言った様だ】

「……ええい分かった、きさまらがどうしてもわしの邪魔立てをするというのなら、もう容赦はせんぞ」
「こんなちんけな検問の一つや二つ、鬼のゲンゾウ≠ニ呼ばれたわしが軽く蹴散らしてくれようぞ」

「覚悟せい、悪の手先どもっ! きえええー──っ!!」

【まったく埒が明かないと見た老人は業を煮やし、】
【突如、杖を振り回しながら機関兵へ向けて突貫を開始した】

【のだが】

『ええいッ、小賢しいぞこの死にぞこないッ!』

【──ドガッ】
【かつての辣腕も今では錆び付き、屈強な機関兵の前では歯が立つ訳もなく、】
【老人はいとも容易く、振るわれた突撃銃によって殴打され、跳ね返されてしまった】

【地に這い蹲って呻き声をあげるその老人に向かって、機関兵は一度唾を吐きかけた】
【そして、「これ以上は面倒だ」と、二人の機関兵が徐に老人へと銃口を向けた】

『貴様のような萎びたじじいの話し相手になってやるほど、我々も暇ではないのでな』
『──後はゆっくり、あの世で茶でも啜っていろ』

「う……うぅ……」

【──ジャキリ】
【機関兵がゆっくりと、その引き金に人差し指をかけた──】
361 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 19:56:42.62 ID:xJlBSEDO
>>358

【鼓膜を震わせる、穏やかで甘美的で優美な心地良いメロディー】
【―――然し、その清涼な音色にも彼≠ェ『心』で興味を向けることは一瞬たりとも無い。聴く≠ニいう行為自体、彼の中には存在し得ないのだから】

【無情を浮かべる深淵な蒼はただただ眼前の"対象"を捉えるのみ――静寂が包み込むこの空間に流れるBGMは、漆黒に満ちた夜空に虚しく響いていく】


【声をかけることはしなかった。ほどなくして、その人物は少女の目の前へ回り込むだろう】
362 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 19:59:33.47 ID:3Bp6Qiwo
【街中】


【今日も今日とて、人は互いに擦れ違って行く】
【無論、『物理的』な話――見知らぬ者の為に、立ち止まる事は少ない】


【そんな中、路地の入り口に――一人の人物が座っていた】


…………ゴホッ……――、―……ハァ、ハァ……。


【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【『右手』は欠落しているのだろうか、ボロボロのコートの袖からは覗いていない】


(……参ったな――『鈍ってる』にも程が有る……。)
(―……体力が、もう無い――クソ……野垂れ死にはゴメンだ……。)


【路地の壁に背を預けるようにして、荒い息を吐く彼――発散するのは、血の匂い】
【流れ出ている物ではなく、服にこびり付いた其れだろう】
363 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 20:12:07.56 ID:tEr796.o
>>361

【視界に薄く、人影を捉えるものの、反応はない】
【意識は空中を彷徨っていて、ふわふわ】

【曲と共鳴するように、小さく謳っている】
【もう終盤なのだろう―― 一際長く、引いていく音】

【それから、すぐに何も聞こえなくなって】

…………

【頭の奥で バ チ ン と、火花の散る音がした】
【もう元に戻らない】
【焼き焦げたような幻臭が鼻先を掠めて、それきり】

【蓄音機の針が、独りでに上がった】

……んー?

【同じように、瞼を開けて寝起きのように間抜けな一声】

――ア、アリエル?

……あれ、……あれ?
いつから?

【焦げ茶色のローブを着た少女は、がたたっ、と立ち上がって】
【居心地悪そうに尋ねてくる】
【瞳の色に、気付ける余裕は無かったらしい】
364 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 20:12:14.59 ID:W6zjX2SO
>>360
あ…おじいちゃん!何処行ってたんですか!!
【そういう声と共に突然何者かが兵とおじいちゃんの間に入って来る】

【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女だ】
365 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 20:18:08.58 ID:UvvVCmIo
【湖】

【―――夜の冷たい空気がすっきりするほどに鮮明な月が空に浮かんでいる、静けさが支配する空間】

【極めて清く透き通った小規模の湖…向こう岸まで50m程度の分類上、沼との境目くらいに位置しそうな小さな湖】
【だが今日に限っては向こう岸まで橋渡しするように並列する八艘の木製ボートが浮かんでいた】

…よし、覚悟を決めた、この新しい修行…この『最終段階』に踏み込む『覚悟』が出来た

【柔軟体操を行いながらぽつり、と呟いたのは黒髪に頭に巻かれた白い包帯、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの青年】
【しかし…そんな彼の向こう岸を見るその目線は…普段の彼を知る者が見たら目を疑うほどに鋭い】

まずはぼく自身の実力が試される…必ず会得して見せるぞ
ケーニッヒフォームの力を使いこなす程度ではダメだ、ぼく自身が新しい戦闘法を得なくては

…必ず、会得して見せる

【向こう岸まで足場となりうるのは…5mずつ離れた木製のボート…これが意味するのは?】
366 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 20:18:56.30 ID:A4EPk9ko
>>364

『……む?』

【突如として現れた彼女に、機関兵は思わず引き金を引く手を止めた】
【怪訝そうな目で彼女を見やり、僅かに一歩後退して】

「……お、おお……ミチコさんや……」

【蹲っていた老人も、顔を起こして彼女を見上げる】
【ミチコさんが誰なのかはきっと誰も知らないが、恐らくは彼女の事をそう呼んだのだろう】

『……何だお前は、このじじいの連れか』

【──じゃきり】
【機関兵は、老人に向けていた銃口を、今度は女性の方へと向けた】
367 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 20:20:54.49 ID:aA7HY.AO
【路地裏】

はぁ……何というか、な……
【街中と路地裏との境目、そう滅多な事で立ち止まらない場所に彼女はいた】
【黒いローブを纏った銀髪赤眼の女性だ】
【何か考えているのか、少し悩ましげな表情だ】

【傍らでは薄いグレーの短い毛の子猫が】
【その辺の野良猫と遊んでいて彼女の方とは正反対だ】
368 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 20:25:32.91 ID:W6zjX2SO
>>366
おじいちゃん!ダメじゃない!勝手に出歩いちゃ
【ミチコさん……ではないけど女性はさも老人の家族かのようにし】

スイマセン!!機関員様方!!おじいちゃんはちょっとボケ気味なんです!!スイマセン!!本当に迷惑かけました!!
【銃口を気にせずペコペコと謝り】

【スッと擦り足で近づき】

どうか勘弁してくれないでしょうか?もうこんな事はいたしませんので
【そういいながら引き金を持つ手に素早く両手で優しく握ろうとする】

【……両手には何枚もの一万くらいのお札があり】
【握る動作と共に機関員に渡そうとするだろう】
369 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 20:31:19.43 ID:xJlBSEDO
>>363

【『アリエル』―――確かに、ハッキリとその名を呼ばれても、少年は何の反応も示さなかった】

【少年と彼女が最後に出会ったのは、恐らくは弥生の下旬頃。久方ぶりの再会であるのだが―――】
【正面から見据えれば――その瞳には確実に違和感を覚える筈であろう。深海のように濃く、一抹の光さえ見出だせない蒼。それは決して澄み渡る晴天の色では無い】

【だが、目に見える"色"だけではなく―――】

【彼女を見つめる瞳はあまりにも無感情で、冷たく乾いていて。友達≠ノ送る視線とはかけ離れていたのだった】
【瞬きひとつしないその表情には、彼女が想像し得るあの少年の彩りは全く感じられないだろう】

【―――別人≠ニ形容しても遜色が無いほどに】
370 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 20:37:54.76 ID:A4EPk9ko
>>368

「おお、すまぬ……すまぬのう……」

【老人は持っていた杖を支えにゆっくりと立ち上がると、】
【わざとらしくゴホゴホと咳き込んでみせては、彼女と同じく、合わせる素振りを始めた】

『ええい、鬱陶しいッ!』
『我らカノッサに手を上げたからには、いくら死にぞこないとはタダでは返さん』

『丁度退屈していたところだ、晒し者にするのがいいだろう』
『貴様ら諸共、ここで…………────

【どうやらそう簡単に許す気はなかったらしく、】
【物騒な事を言っては、再び引き金を引こうとしたのだが──】

 『(──む? これは……────)』

【──不意に近付かれた事に僅かに驚愕したのも束の間、】
【手元にあるその金額を見た途端──そっとそれを受け取り、口を噤んだ】

『──……フン、まあいい。気が変わった』
『こんな所で弾を無駄に使うこともあるまい、死体の処理も面倒だ』

『今日のところはその老い先短い人生を酌んで、見逃してやらん事もない』
『我々の気が変わらぬうちに何処へなりとも消え去れ』

【言いながら、受け取ったお札をさりげなく軍服のポケットに収めると】
【機関員は銃口を下げ、しっしっと追い払う手振りをしてみせた】

【老人の方はと言うと、「ご飯はまだかのう」等とぼやいていたり】
371 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 20:39:23.49 ID:28qnQ96o
【公園】

……カンナさん、かぁ。ま、私より大分適任じゃないかなー。
ちょびっと残念かもだけど、目的は達成されたし、十分十分っ。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【携帯電話片手に、独り言をぶつぶつと呟いている】
372 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 20:44:00.40 ID:tEr796.o
>>369

(蒼い瞳……)

【冷たさを感じるほど、鋭利な眼差し】
【自分が間違いでも犯したのかと、錯覚してしまいそう】

【ただ、記憶の中の彼は、こんな責め方をしないはず】
【瞳以外容姿が酷似している為、人違いではない、と思うものの――】

――何か、あったの……?

【その口調は、酷く自信を喪失しているようだった】

【もう少し近くで確認しようと、ガシャガシャ】
【小気味良い金属音を鳴らしつつ、歩み寄る】

【もし妨害がなければ、手の届く距離まで】
【友達≠フ距離まで】
373 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 20:46:19.66 ID:W6zjX2SO
>>370
いいですよ…おじいちゃん
【ニコリと微笑み】

ありがとうございます!!機関員様
【ペコペコと頭を下げ】

行きましょう!おじいちゃん
…あとご飯はさっき食べたじゃないですか…
【老人を気遣いながら、老人をつれその場から去っていこうとするだろう】

(……命拾いしたのはそっちですけどね)
【もし…彼女が金ではなく得意なナイフでやれば機関員達を殺せただろうが】
【その場合…応援が来る可能性もあり面倒になる可能性もある為】
【お金という手段を選んだのだ】
374 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 20:49:08.10 ID:UvvVCmIo
>>371

…たたんたんたたんたん♪たん♪

【マリオのテーマとともに公園の中央から緑の土管が地面を割りせり出してくると】
【中から茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた茶の革製ジャケットに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年がヤッフゥ!とジャンプして飛び出してきた】

…さあて、珍しく依頼されたデスクワークも終ったから…遊びに行くか
飲みに行ってもいいな、うん…ん?

(シルクハットとか最近珍しいよなあ…)

【などと思いながら、ふと目についた少女を見つけて目線を送っている】
375 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 20:57:14.88 ID:28qnQ96o
>>374

――――――、ん?

【何やら声が聞こえれば、其方に気が向くというもので】
【特に画面に集中していた訳でもない少女は、声のした方へと視線を向ける】
【其処に居たのは、今しがた土管から飛び出してきた青年】
【此方に視線を送るその姿に気付き、目が合えば、小さく首を傾げてみせるだろう】
376 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 21:03:14.91 ID:A4EPk9ko
>>373

【彼女ら二人が去っていくのを、鼻息一つ吐いて見送る機関員】
【その男は恐らく、弱き平民どもを虐げた自らに酔いしれているのだろうが】
【もし、本当に大事になった場合──どうなっていたのかは、明白】

 【“それ”が識っていたのは──彼女と、そしてもう一人】

【──ざり】
【ふと、機関員の後ろに小さく足音】

a『やぁやァ──交代のお時間ですよ、隊長どの』
a『長時間立ちっ放しでさぞお疲れでしょう、肩でも揉んで差し上げましょうかねえっと』

【──緑色の短髪に、碧玉の瞳を持つ、小柄な機関兵がそこに居た】
【彼は軍帽のつばをグイと引き下げながら、先の機関兵の肩に手を回すと──】

a『(……“いくら”貰ったんだ?)』
a『(……──なに、誰にも言ったりはしやせんよ……その代わりに、なぁ?)』

b『──ぐ……きさま……』

【彼は、片方の頬で笑みながら、そのような事を男に囁いていた】
【──如何なる術を用いたかは知れないが、どうやらそういうことらしい】


 (……──おンもしれェ……本当に“アイツ”、おもしれェ……)


【──ぎらり】
【刀の紫電にも似た視線を、去っていく二人に向けては】
【口の端を歪に吊り上げて──あの時と同じように──.一度、嗤った】


【──そして】

【そのまま去っていったのならば、とある寂れた街にたどり着くだろう】
【老人は、機関の追っ手が来ないと見るや、そこで一息吐き出して】

「……ふう、すまんかったのう、べっぴんさん」
「つい熱くなってしまって……いやいや、助かったぞい」

「ところで……あやつらを前にしてよう器用なことをやってみせたもんじゃ」
「お前さんは、一体……? ──ああいや、答えなくないなら、無理にとはいわんがの」

【老人は、皺だらけの顔を更にくしゃくしゃにして微笑みながら】
【あなたは一体どういった方なのか、と何とはなしに尋ね始めた】
377 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:05:58.10 ID:UvvVCmIo
>>375
【首を傾げて彼を見れば…何か邪魔してしまったと思ったのか少々ばつが悪そうだ】
【しかしフェルトハットをかぶった頭をかきながら彼は呟く】

…ああ、失礼しました…なんか邪魔してしまったかな
とりあえず公園の中央から土管で出てきた事には突っ込まないでいいよ、オレの移動手段だから
見た目マヌケだけど30年も前から伝統のように受け継がれてきた移動法だから

【厳密には移動法ではないのだが彼は気にしない、彼はこの土管を移動法として使用しているようだが】
【ともあれ、特に忙しい用事もないとでも言いたげに少女に近づいてきながら】

失礼、何かお邪魔だったかな?
378 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:08:59.74 ID:xJlBSEDO
>>372

【少女が近付いてきても、依然として彼の様子は変わらなかった】
【呼吸の音すらも封じられているような気がするかもしれない。固く閉ざされた口元――その無言はある種の"不気味"さをこの廃れた空間に与えていた】
【ともすれば、此処に立っている少年は――人形か、はたまた幻なのではないのかと錯覚させる】

【だが、そこに居るのは確かに少女の"知っている"『アリエル』という少年で】
【そこから見つめているのは少女の"知らない"少年でもあった―――】


【暫しの後―――彼の瞳がほんの僅かに細められて】


―――――………そうか。お前≠ヘあの鎖の片割れの………だから"俺"のことは知らないんだったな

【―――開口一番、『アリエル』の声で、然し重く沈み込むような声で紡がれたのは、そんな言葉だった】

【直後―――二人の間を吹き抜けた潮風が、物言わぬ寂寥感を運んできたのだった】
379 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 21:15:14.50 ID:W6zjX2SO
>>376
【……一瞬…あの時の視線を感じチラリと後ろを見て】
(…………あの時のか…)
【こちらも嗤い、すぐ表情を戻し進み】
【追っ手が来ないのを確認し】

いえいえ!なんか…勝手に動いちゃいました
【照れ臭そうに笑い】

私は雑誌記者見習いをやっています。紅閻寺レンですよ
紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺です

おじいちゃんが思ってるような凄い人じゃないですよ
【微笑みながら】
380 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:20:23.61 ID:28qnQ96o
>>377

――――、………………?

【移動手段だの、伝統のだのと言われ、不思議そうに首を反対方向へ傾ける】
【公園のど真中に出て来た土管に対し、少女は何を思ったか】
【視線を一度下へ。地面を、更にその下を見るように向ける。当然何も見えて無い】

【数秒ぼんやりと下に向けた視線を再び上へ、青年へと向けなおして】

――あ、いや、別に何もしてなかったから大丈夫だよ?
寧ろ暇してたくらい。ちょっと考え事はしてたけどね。

【にこりと微笑んで、問題無いと告げた】
【少女が片手に握っている携帯電話。目を凝らして良く見れば】
【集積情報の一番上――対機関連合の副リーダー云々の文が表示されているのが見えるかもしれない】
381 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:26:54.01 ID:pRl864Io
>>367

/いらっしゃいますか?
382 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 21:26:56.99 ID:A4EPk9ko
>>379

【ひゅう──】
【乾いた風が渦を巻き、小さな旋風となってその場を吹きぬけた】
【その際──気付けるかどうかは分からないような、ごく小さなレベルで、だが】

 【──ざしゅっ】

【と、まるで鎌鼬が通り過ぎたかのように、地面に小さな『斬り傷』が出来るだろう】
【全く殺傷性は無いが──ほんの僅かに、挑発するような、殺気を孕んだ風──】

【──それがどうあれ】
【老人の方はと言うと、街路沿いにある古びた木製のベンチへと腰を降ろして】

「そうか……紅閻寺のレンさんと言うのかい」
「雑誌記者、かい……ペンは剣よりも強し、と言うしのう」

「……ペンで、機関のやつらを成敗できたら、良いんだがの……」

【そのように語ると、ゆっくりと頭を垂れながら、長く嘆息した】
【──というような一方で。何故か、その右手が、さもさり気なーい感じに】
【ゆっくりゆっくりと、彼女の尻の方へと伸ばされ始めた】

【──こいつがどういう爺さんなのかは、これで言わずもがな】
【もちろん、普通に気付ければ誰だって回避できるようなレベルではある】
383 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:32:58.62 ID:UvvVCmIo
>>380

…おいおい、下から急に生えてはこないからね
そんなにじろじろ見ないでくれよ、無茶ぶりには応えられない

【フェルトハットを脱ぎ茶色のツンツン髪を露わにすると彼は埃をはたきもう一度被る】
【微笑んで問題ないと告げる少女のシルクハットを見る…少々興味があるようだ】

…いい帽子だな、オレも帽子にはこだわりがあるんだけど…そういう帽子もアリかも
もしよろしければその帽子とオレの帽子をちょっとだけ交換して被らせてもらっても…ん?

【などと頼み始めている所で眼帯に隠れていない右目がちら、と携帯の画面を見ると…『見慣れたブラウザ』が表示されている事に気がつく】
【自分の組織でも使用している『集積情報』…自分も今朝見た新しい情報が表示されている…?】

…対機関連合副リーダー…?その集積情報のページを見ているって事は…君対機関連合か?
オレも似たような物だけど…申し遅れました、オレは野比信太、この界隈で『野比探偵事務所』の所長をやっております

またはjustice所属の野比信太…もうノビタと呼んでくれて構わないから気楽にしてくださいませ

【と、告げて…彼は少女に頭を下げ恭しく頭を下げた】
384 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 21:33:44.56 ID:tEr796.o
>>378

【彼の発言に、小さく息を呑んだ】
【たしかに自分は、彼≠フことを知らない】
【でも彼≠ヘ、鎖の片割れである事を知っている――】

【精神的な距離が、安易に触れることを許してくれない】
【伸ばそうとした右手が、胸の前で縮こまる】

……貴方は…、

【誰? と問おうとして、思い出したことがあった】
【アリエルと最後に会った日、彼が言っていたこと】
【気付かないうちに誰かを傷付けているかもしれない=z

……アリエルの、心の中の人…?

【――別人格、それだけでは、無い気がする】
【この喩えが正しいのかどうかもわからない】
【しかし取っ掛かりが無ければ、彼のことが理解できない】

……ねぇ、彼は、どこに……

【不意に過ぎったのは、不安】
【もし、完全に変わってしまっていたなら――】
【そんなifを考えて、少女は表情を曇らせた】
385 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 21:37:26.94 ID:W6zjX2SO
>>382
……
(……いいだろう…次合間見えたら…)
【地面にできた傷】
【殺気】
【それらを見て、感じ】
【レンは嗤う】
【裏のモノとしての挑戦と受け止める】

ペンだけで機関を倒せたら苦労しないんですけどね
【溜息を吐き】

……で………………
【右手を掴もうとし】

な に し よ う と し て る ん で す か ?
【┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

【真っ黒な笑顔――笑ってない笑顔で】
【おじいちゃんを見つめながら】
386 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 21:49:52.36 ID:A4EPk9ko
>>385

 【──裏のモノ】
 【闇に潜みて、疾風の如く舞う、影に生きる修羅ノ者】
 【陽の下では決して明かされる事のないその鋭刃が、】
 【もし、真っ向から衝突したならば──その刻は、真紅の華が咲き乱れる事だろう】

 【──そう、何を隠そう、わしも裏のモノ】
 【これまでに捉えたおなごの尻の数は幾知れず】
 【こうしてうらぶれた老人を装っておれば、これに引っかからぬ娘は居らぬ魔性の術よ】

 【さあ、この娘は一体どのような触り心地かn────】


 「────……あへ?」


【百戦錬磨の尻狩りじじい、敗れたり!】

【伸ばした右手は何時の間にやら掴まれていて、】
【背筋に怖気が奔ったので、ついにお迎えが来たかとふと顔をあげれば】
【なんとなんとそこには、金剛阿修羅が微笑んでいるではありませんか】

「ああ……いや、これは、その……」
「……──いやー、わしもう歳でな、
 持病の『腕が勝手に放浪の旅に出てしまう病』が発症してしまって……ゴホゴホ」

「悪気はないんじゃ、腕が勝手にやったことで……ゴッホゴッホ」

【──と、わざとらしく咳き込んでみせながら、】
【全人類に聞いて信じる人は片手で数えられようかと言う、苦しい言い訳を述べ始めたのである】
387 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:55:53.81 ID:28qnQ96o
>>383

……んや、下に何かあるのかなと思って。

ん、そう? へへ、帽子褒められたのって初めてかも。
彼是8年位ずっと被ってるから、結構年期入ってるんだけどね。

【被っていたシルクハットに興味を示される経験は多い】
【が、いい帽子だと褒められることは殆ど無く、思い入れの在るもの故】
【褒められた嬉しさに表情を綻ばせ、左手でぽんぽんとシルクハットを示し】

―――あれ、そうだけど……あ。
ああ、これね、うん。超能力かと思った。

【何で判ったの?という些細な疑問は、自分の手に持っているものに気付き即解決】
【少し驚いた事を恥ずかしく思い、苦笑しながら頬を掻いて】

野比信太……信太さん、かな? 探偵さんで、Justice所属、と。
――私はルシア。ルシア・マリカ。貴方の予想通り、対機関連合所属だよ。

【恭しく下げられた頭に対し、ベンチに座ったまま同じ様に頭を下げて自己紹介】
【一拍置いて頭を上げ、にっこり笑顔で右手を差し出して】

よろしくねっ。

【握手を要求した】
388 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:04:45.03 ID:UvvVCmIo
>>387
【自分のフェルトハットの鍔を右の指でつまみながら口を尖らせて正直に呟いた】

オレのは1年程度のまだまだ新しい帽子だなあ…それくらい被り古してみたいよオレも

実は探偵事務所の本部は地下にあるとか男のロマンがこの公園には詰まっているんだ
あまり人を中に招く事はないんだけどね…ネル・ナハトの壊滅以降あまり必要な物でもなくなっちゃったし…

【胸を張ってそんなことを言う、ロマンに任せてそんな物を作ってしまったはいいが…維持費とか大丈夫なのだろうか】
【少し苦笑しながら納得してくれたルシアに対して気にするな、と言わんばかりに手のひらを向けて制す挙動をとる】

だてに本職の探偵はやっていない、超能力なんてものがあればよかったんだけどな
ないものをねだってもしかたないから観察力を少々磨いて今に至る、片目しかないけど目はいいんだぞオレ
ルシア・マリカ、ね…あいわかった、今後ともよろしく

【求められた握手に、手を差し出して握り返す事で快く応じてくれた】

【余談だが、ルシアの脚のラインに一瞬目が行った時…ハッ、と自動車修理工に出会った予備校生みたいな顔になっていた、好きなんだろう】
389 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 22:05:10.27 ID:W6zjX2SO
>>386
………言い訳はそれだけですか?
【菩薩のように微笑むが】
【その背後には閻魔のごとき黒いオーラが罪人に判決を降す】

【さあ……今こそ罪人に罰を……】

……で、おじいちゃんの家は?
そこまで案内しますよ
【せず】
【手を離し】

【優しく微笑みかける】
390 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:06:50.41 ID:xJlBSEDO
>>384

【アリエルの姿をしているのに、アリエルの声を発したのに―――】
【"瞳の色"だけが違う―――ただそれだけで、纏っている雰囲気を根本から変質させていた】
【少女が知るのは、子供のように明るく無邪気に笑う彼≠ナあって――今、目の前に立つ『存在』を、その正体を掴み切ることは、困惑も相まって不可能に近いかもしれない】

【それから、はぁ……と。『アリエル』は白く冷たい小さな溜め息を吐いて言葉を繋ぐ】


お前の片割れ……――あの鎖は随分なご都合主義者だな。奴が今まで何人の血を奪ってきたのか、片割れのお前も知らない所では無いだろう?
なのに奴は『一人だけ』特別扱い≠オた……所詮は"化け物"風情がたった一人の人間の為に己の悦楽以外の感情を持とうとするなど言語道断。いや、それよりも………一番気に食わないのは鎖の矛盾に目を瞑ろうとする俺自身の『器』か

【少女の質問を遮って、彼女にとっては不明瞭な言葉を続けた。そんな態度が、彼女の不安をより煽り、さらに加速させる結果となるのかもしれない】

【彼の言葉の断片から発言の内容を"憶測"することは不可能ではないかもしれないが―――】
391 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:24:05.04 ID:28qnQ96o
>>388

いやー、子供の時に買ってからずっと被ってるからねー。
当時の数少ない思い出の品だもの、手放すに手放せないのよね。

【少女が左手で示すシルクハットは、良く見れば表面が結構毛羽立っている】
【真黒なので判りにくいが、上から同色の布を貼り付けた後すら見えたり】
【余程それに愛着があるのだろう、話す少女の表情は明るく】

地下に探偵事務所……お客さんはどう訪ねてくるの?
探偵事務所って事は、お客が訪ねて来て成立するもんだと思うんだけど……。

【男のロマンは少女には伝わらないか、素直に浮かんだ疑問を投げかける】
【探偵と言うのは基本事務所に居て、持ち込まれた依頼を受けるものだと思っているらしい】
【実際の所は中身も良く知らないが、出歩いて仕事を探すこともあるのかも知れない】

ふふ、相手を完全に見抜く能力なんて、案外辛いだけの代物かも知れないけどね。
人間誰しも気付かれたくないこと、気付かないほうが良い事あるものだから。

【手を握り返され、ぎゅ、とその感触を確かめるように一度】
【握る手に力を篭め、其れも一瞬に直ぐ手を離して再び笑顔】

【が、脚に反応しハッとした青年の様子に、不思議そうにまた首を傾げる】
392 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 22:24:06.24 ID:A4EPk9ko
>>389

「(こ、この娘……──“もののふ”……ッ!」)」

【──ごくり】
【まさしく地獄の底から湧き出してくるかのようなオーラを感じ取り、】
【何故か表情が劇画タッチと化した老人は、ごくりと一度唾を飲み込んだ】

【ついに天に召されるときが来たか、と】
【覚悟をするだけの精力は未だ衰えていないようだったのだが──】
【それが一転、冗句だと理解してくれたのかどうなのか、微笑んだ彼女を見て】

「──おうおう……優しいのう……」
「天使のような微笑じゃ……まさに女神様じゃのう……」

「これで尻さえ触らせてくれれば、言うこと無しなんじゃが……」

【等と、また余計な一言を付け加えつつ】
【老い先短いこのじじいの楽しみが如何とかぼやきながら、杖を支えにゆっくりと立ち上がった】

「──この間の娘は、よく触らせてくれたもんじゃがのう……」
「名前は確か──カンナ……そう、黒野カンナちゃんと言ったかのう」
「良い塩梅にきゅっと締まった、それはもうええお尻じゃったよ」

【──未だ尻に拘る老人。どんだけ尻が好きなのかは知れぬが、】
【何とは無しにそう零すと、「家はこのすぐ近くじゃ」、と杖で行き先を示した】

 【──この老人が一体何者なのかは、ひとまずさておき】
 【彼は、かつて見えたあの黒野という少女と、出会った事があるらしい】

 【カノッサ機関の最前線のこの土地で──】

 【もしかしたら、何か関わりがあるのかもしれないが──】
 【それを問い質し、関わっていくも行かないも、彼女の自由だろう】
393 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:29:00.24 ID:BailAQMo
【公園】

……さて、二戦目と行こうかなー
そう都合よく行かないかも知れないけど……

【芝生の上で、逆立ちの状態で腕立てを行っている者が居る】
【時々体を鯱鉾の様に逸らすが、それでも姿勢は崩さないで】
【自分の体重を感じていないかの様に、回数を重ねていく】

………このままだと、中々眠れそうに無いんだよね………
いっそ森に行くのも………時間が時間、か

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
394 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 22:31:56.32 ID:W6zjX2SO
>>392
アハハ
【楽しそうに笑い】

次やったら斬りますよ?
【少し殺気を込めた冷たい瞳で老人を見る】

【そして】

え?カンナがここにいるの?
【驚いた表情で老人を見る】
【あんな少女がなんでこんな場所に……】
【そう思いながらも今は老人の安全と思い】

……とりあえず家まで送りますよ
【老人が指した方向に向かい老人を連れて行こうとするだろう】
395 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 22:39:37.98 ID:tEr796.o
>>390

【あの頑ななリーズが、アリエルのことを説明する訳がない】
【だから、その話を聞くのは今が初めて】

【正直な所、理解は困難を極めた】
【特別扱い? 別の感情? 目を瞑ろうとする?】
【瀑布のような情報量を秘める彼の言葉】

【――否、咀嚼すれば推測できないわけじゃない】
【実際に、彼女はアリエルのことを気に入っていたし】
【自分自身も、彼の事は好ましい人間だと思っていた】

…………でも、そんなことって…

【纏まらない思考。半信半疑であることが、呟きとなって外に漏れる】
【ただ、嘘を言っているようにも見えない。そういう冗句が得意な人間にも見えない】
【怪訝そうに攅蛾して、焦点が再度、彼に向けなおした】

……いま、俺自身の『器』≠チて言った

アイツが、そういうことをしてきたモノであることは認めるよ
我儘なのは私と似た存在だから、ってことで勘弁して
でも、貴方はどうなの?

貴方とアリエルは、違う存在でしょ?

【あえて、挑発するように決め付けてみる】
【彼の話が事実だとすれば、何となく恥ずかしいのだけど】
【直接アリエルから言われなかっただけ、マシだった】
【――お互いにお互いを鳥瞰する、第三者として話し合えるから】
396 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:39:58.88 ID:UvvVCmIo
>>391

…結構大事な物?だとするとオレのお気に入りなだけの新品とちょっと取り換えっこなんてするもんじゃあないな…
失礼しました、一時でも交換するのはなかったことに、お互い、相手の帽子はあまり似合わなさそうだし

【彼の言うとおり…みるからにマジシャンっぽい少女とみるからに西部劇のガンマンみたいな青年の服装には合わない】
【服を変えればいいのだろうが…正直面倒くさいと彼は思っているようだ】

…うん、だからいつもはこの公園にいるだけで直接依頼を受けてる
地下につくった意味が今ではなくなっちゃってね…ただの武器庫みたいになってんの地下では
まさに宝の持ち腐れ、ホームレス探偵だったころとあんまり変わんないや…

まあ、自分から出歩いて仕事を探す事も…あるっちゃああるんだけどね

【えへへへ、と笑いながら頭をかき簡単に自分のスタイルを説明してくれる】
【そして完全に見抜く能力などないほうがいい、と言うのも彼の中でも理解は出来ていた事であった】

まあね、そういう見抜きの技は多少穴がある方がいいに決まってる、世の中は結局バランス
知りすぎも知らなすぎもダメなんだよな、探偵としての経験を言うと…人を信用すると言う事の反対は疑いではなく無関心
疑うのは相手を知り、信じたいから行うわけで、知ろうともせずに人の事を決めるなんて事は最高にやってはいけない事だな…

…ま、少し休むか…隣失礼

【と告げ、何事もなかったかのように隣に座ろうとする】
397 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:41:24.48 ID:kP7SKko0
【夜の浜辺】

(……“組織”……一時休業してるお陰で、暇……)

【白い無機質無装飾な仮面で顔を覆った、かなり細身の小柄な影がぼんやりと突っ立っている】
【左腕の部分にだけ黒い装甲を纏っており、右腕は白い服で覆われて】
【胸部には左腕の装甲が延長された鎧、腹部は鎖帷子を纏っている】
【そして足も左の部分だけ切り取られたように黒いロング・スカートのようなもので隠されて】
【その下の白いズボンと相俟って、全体的に黒と白だけで纏められた特徴的な服装だ】

(……暇の方が、良いのかも、……しれない、けど。
 ……『理想郷』は、欲しい……でも、僕は、……)

……何時か、「これ」……人前で……外せるセカイが出来たら、いいのに……

【そんな小さな言葉を零して、自らの無機質な仮面に、左手で触れる――】

【――と、この静かな夜の風景において、なにやら複雑な感傷に浸っているようだが】
【場所が場所で雰囲気が雰囲気なため、人によっては入水自殺寸前に見えたりしないこともないかもしれない】
【なお、光源は殆ど月明りのみである。遠くから見てはぼんやりとした人影しか見えず、余計に勘違いを加速させるだろう】
398 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 22:47:37.35 ID:A4EPk9ko
>>394

【──ぞくっ】
【一瞬、老人は三途の川を垣間見た】
【この世に生を受けてもう七十余年、色々な人間と関わってきたつもりではあったが】
【怒らせてはならない人種の中でも、彼女は最たるものとしてランクインした】

「あ、ああ……も、もうせんよ……」
「大丈夫じゃ……病は少し治まったようだからの……──」

「(……くわばら、くわばら……)」
「(機関の兵なんぞより、こっちの方がよほど身が震え上がるわい)」

「(……べっぴんさんだし、ええ尻してそうなんじゃがのう──)」
「(この短い命と引き換えと言われると、流石のわしでも少し悩む所じゃ)」

【これだけ生命を脅かされておいて、未だに『少し悩む』程度】
【ある意味、機関兵やナンバーズよりタチが悪いものであるが】
【彼女が今まで見せなかったその『驚き』の情を露にした時、老人も僅かに意外そうな顔をした】

「──おや、何じゃ? 知り合いなのかい?」

「おお、おるぞおるぞ。お前さんと同じく、わしを助けてくれよった」
「まあ、お前さんほど器用なやり方じゃなかったがの……──全力で走ったのは、数十年ぶりじゃった」

【「おお、すまんのう」──と付け加えながら、老人は歩みを始め】
【黒野という少女との邂逅を思い出しているのだろう、軽く天を仰ぎながらそのように語る】

【道中──ちらり、と、何かを見定めるように、彼女の姿を一瞥】
【数拍の沈黙を置き、口の中で「いけるかもしれんのう」と呟いてから、徐に口を開いた】

「──……何なら、会いに行ってみたらどうじゃ?」
「ここからこの道を暫く歩いていった所に、寂れたバーがある」

「そこにいけば、彼女に会えるじゃろうが……──」

【会えるだろうが──と、そこで口を閉ざしてしまう老人】
【こつ、こつ、と杖が地面を叩く音が静かに響いて──】
【「──あ、あそこじゃ」と、やがて見えてくる民家を指で差した】
399 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:50:08.36 ID:qu7x7wSO
>>397
【そこへ】
眠い・・
【白のカッターシャツに青のネクタイを着けた少年がやってくる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

・・・ん?誰かいる・・
【そちらに気が付いて眠気眼でそちらを見る】
400 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:50:57.35 ID:Exs3KOwo
>>393
「そこの貴女!」

【凛としているが、まだ幼さの残るような声が公園に響く
 全身を赤いローブで覆い、同じく赤色の三角帽子を被った身長170cm程の女性だ
 空間に赤ペンキをぶちまけたようなその姿は、同じくらいの大きさの箒に腰掛けて近づいてくる】

「そう、そこの貴女!そこにお止まりなさい!」

【近づきながらも箒から降り、灰色ロングポニテの少女に言い放つ
 女性はブロンドの長髪で、髪にはリボンを二つほど結わえ付けている。見れば箒にも大きなリボンを巻いていた】
401 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:53:59.01 ID:0AlZu/ko
>>397
自殺はあんまり褒められたものじゃあ、ないわね?

【夜色ののっぺりした無装飾な仮面を付けたポニーテールの人物が浜辺に歩いてくる】
【綺麗に切り揃えられた上に括られた漆黒の長髪や、烏羽色ベースの学生服風の長袖の服装、
さらに胸の大きなスタイルから、仮面を付けていながらも女だと判断できるだろう】

――それは冗談として。こんなところで何をしているのかしら?
・・・冗談、よね?、

【月明かりで暗い視界――仮面の下の瞳を鋭く細めながら、その影に視線を固定する】
【総じて挑発的なノリだが、最後に漏らした一言だけは調子が違ってるあたり、冗談であって欲しいのかもしれない】
402 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 22:55:10.46 ID:W6zjX2SO
>>398
はぁ……なら、いいですよ
【溜息を吐き】

………おじいちゃん…何回無茶してるの?
次はやめた方がいいですよ?
【呆れたようにし】

……バーか…
行ってみますよ
【ニコリと微笑み】

じゃあ、ここでお別れですね
【民家の前まで行き立ち止まるだろう】
403 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 22:55:58.99 ID:kP7SKko0
>>399

…………、……なんて、夢物語……

【ぽつりと、独り言を、何処か自嘲気味に呟いて】
【家に帰ろうとしたのか。踵を返した時点で、丁度少年と正面からばったりと向き合う形になるだろう】
【思い切り、その小柄な身体がびくりと震えたのが、この薄明かりでも見て取れるはずだ】

(……――見られたッ!?
 ……いや、でも……別に何かしてたわけじゃ、ないし……「問題」は……)

……何か、……用か?

【が、すぐに取繕ったように、平然を装って】
【性別の境界が曖昧な――(――どちらかというと少年のような)――声で、語りかけるだろう】
【だが、相手の容姿は少なくとも一般人のそれではない。白い仮面、明らかに戦闘用の装甲――少々の『違和感』は生じるかもしれない】
404 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:56:36.92 ID:BailAQMo
>>400

………「そこに止まれ?」

……………止まってるけど、一応

【ぴたり、腕を曲げた状態で硬直し】
【その声の方向へと首を向け、何度か瞼をぱちくりぱちくり】
【何を望まれているのか分からない、と言った風情の返答をして】

……えーと、年齢相応の格好をするべきじゃないかと思うよ、うん

【いきなり、挨拶代わりの服装の指摘】
【左手だけひょいと地面から浮かせ、箒のリボンを指さした】
405 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 22:56:54.92 ID:0AlZu/ko
>>401被っただと…お気になさらずずず
406 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 22:57:29.35 ID:kP7SKko0
>>401>>399
/おっと、複数絡みでもよろしいでしょうか?
407 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 22:58:27.07 ID:qu7x7wSO
>>406
/ドンと来いですとも
408 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 22:58:32.22 ID:YKIZ8Zw0
>>397

【ふらり―――旅ガラスの様に、影が一つ、其の近くを歩行していた】
【時折、その手から『電光』を放ち、ささやかな照明を定期的に確保しつつ、何とも無しに周囲を見回している】
【星を見上げる事はせず、敢えて視線には地を這わせ、欹てた耳は、波の轟きに―――】

……ん? …この、声は。

【ふと、気付く―――何か、聴きなれたとは言わないが、知らないとは絶対に思えない音が、混じった気がしたのだ】
【その響きを頭の中で反芻してみれば、其れは……――『声音』。結論が、思ったよりも早く出る】
【絶望的な暇を持て余していた彼女は、意味も無く言葉を夜の闇に溶かし、おぼろげな人影の方へ、電光無しで′かっていく】
【或る程度まで接近したところで―――冷静沈着、そんな声で、仮面の人物へ話しかける『彼女』は】

やっぱり………ワーズワイス、か。

【見た感じでは丁度、17歳ぐらいで、身長約165cmの細身で、所謂『貧乳』の少女】
【緑色のリボンが付いた女物の黒い中折れ帽を被り、髪は肩を少し超えるぐらいのサラリとした金髪で、右は『冷たい灰色』、左は緑色のオッドアイ】
【長袖ワイシャツに、膝まであるピンクスカートを着用していて、胸元には赤に白ボーダーのネクタイ、足は白ソックスと黒のローファー】
【紛れも無く、かの『コルネリア・ブロンクホルスト』であったが―――……その双眸の片割れは、明らかに様変わりしているのが、解るだろう】
409 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:00:35.46 ID:0AlZu/ko
>>406>>407
なん、だと…お願いしますです
410 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:00:57.07 ID:kP7SKko0
>>401>>407>>498
/なんぞこれ^q^
/えっと、突発4人絡み、いけますかー?
411 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:01:49.08 ID:YKIZ8Zw0
/ぐわああああああッ、俺の文章速度はボドボドだ!
/>>408は無かった事にしてくださいまし
412 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:02:10.78 ID:28qnQ96o
>>396

ん、そう? 帽子交換も中々面白そうではあるけど―――
……ま、でも、その格好でシルクハットは合わないかもね。

【自分の事は棚に上げ、そんな発言。酷い奴だ】
【それでも、フェルトハットを被ってる自分を想像してみたり】

……んー、でも、地下にあるって事は存在を知ってる人も少ないって事だよね。
広さが在るなら、秘密基地としてある程度利用できるんじゃないかな。武器庫としても良いけど。
地下ってのも結構良い立地条件だと思うけどなー……。

【探偵としては判らないけどね、と微笑を浮かべ、息を吐く】
【地下事務所の持ち主である青年なら、考えても居るだろう利用法を挙げたりしつつ】
【改めて地面へと視線を向けてみる。当然、ただの見慣れた地面しか見えない】

信用の反対は無関心……好きの反対は嫌いじゃない、とは良く言うけど、似たような感じかも。
そう考えると、私は如何なんだろう……相手を決め付けて、傷付けたりしてないかなぁ……。

――――あ、どうぞどうぞ。

【青年の言葉に何か思うことがあるのか、ぼんやりと物思いにふけ】
【隣に座ろうとしているのを見て、ベンチの隅に身を寄せて座れる広さを作った】
413 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:02:27.16 ID:0AlZu/ko
>>410
/私はもうどうにでもどこからでもですよ。要するにおっけーね
414 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:05:07.21 ID:Exs3KOwo
>>404
「動いていたのですわ!私には到底理解出来ない動きで、はっきりと、確かに!
 というより、人が話をしている時はちゃんと人の顔を身体で見るものですわ!」

【臆する事無くというより怖い物知らずのような堂々たる態度のまま
 手に持つ箒をグルグルと回し、ビシッと相手のほうへ向け】

「それは余計なお節介というものですわ!
 と、とにかく!今はあなたが欲しいのですわ!、おっとっと」

【箒の重さで重心が崩れたのか、前につんのめったがバランスを立て直し自分の横に箒を構えて】
415 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:06:48.86 ID:qu7x7wSO
>>413
/四人だと・・
/先生・・流石にちょっときついかもです・・
416 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:09:18.35 ID:kP7SKko0
>>411>>407>>413>>415
/む、じゃあコルネリアの方はまたの機会に、よろしくお願いします。
/では>>415の方(初絡みになりますが、護の人ですよね?)、>>403>>401にレスポンスを願います。
/その後、私がパ二キュレータの人の分も纏めて返事するんで、パニーの人は少々お待ちいただければ幸いです。
417 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:10:16.42 ID:BailAQMo
>>414

えーと………うん、ごめん。逆立ち腕立てって其処までレアな光景だと思わなかった
私には到底理解出来ない理屈をいきなり並び立てられて困惑してるんだけど
とりあえず、そっちを見れば満足するの?

【「よいしょ」と一声右手を曲げて、左手を手の甲に重ねて】
【両手で地面を押して体を空中に跳ね上げ、左足からストンと着地する】
【右足の爪先を地面にトントンと打ちつけ、靴のずれを直していたが】

……………貴女は金髪で、銀髪じゃないよね?

…………ふふ、ふふふふふふ………

【分かる人にしか分からない言葉と共に、足が硬直】
【それからうつむいて、肩を震わせて笑い始める】

【言わずとも良かろうが敢えて言おう。がっちり、おかしな意味で取った様だ】
【女性がどういう意図で発言したかなど、推測をしようともせずに、である】
418 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:10:27.76 ID:xJlBSEDO
>>395

………、……一緒に見えるか?ただの二重人格者に?俺と、あの腑抜けた臆病者が同じ奴に見えると言うのなら、それは俺に対するこの上無い侮辱、冒涜、軽蔑だ

【彼女の質問に、不機嫌そうに眉を潜ませた。何を当然のことを、と――それは今日初めて彼≠ェ見せた彼℃ゥ身の感情的な動作で】
【静かで抑揚の少ない声に含まれるのは、隠し切れていない不快感】
【それに加え、彼≠ニいう存在が内に秘める『アリエル』への蔑視だった――】


ふたつの季節の間にお前のお仲間の鎖と俺の『器』は、そう―――お前が今想像しているような関係に至っていたわけだ。お前が何も知らない内に、な

互いが互いの『闇』に目を背け合う………何と脆弱な関係かな。嗚呼、呆れた。何とも呆れた。存外に呆れた

【敢えてだろうか、今度は包み隠さずに伝えてみせた。それと同時、酷く嘲笑し、こき下ろす―――】
【『アリエル』とリーズ。今の二人の友情という一線を越えた繋がり≠】
419 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:12:12.59 ID:A4EPk9ko
>>402
「北の検問、南の検問、そして西の検問にそれぞれ一回ずつだったかの」
「今日の東の検問で、丁度四回目じゃ。いやあ、神様はまだまだわしを見捨ててはおらんのう」

「なに、これで全部“こんぷり〜と”したことになるしの、もう暫くは行かんよ」

【──どうやら、東西南北のそれぞれにある検問全てに突撃を仕掛けた事が有るのだという】
【コンプリートとか言ってる辺りから、まるでスタンプラリーでも回っている気分なのか、】
【歯や髪の毛と同じくに、危機感と言うものがごっそり抜け落ちていたが、もうこれで暫くやめるらしい】

【──と、民家の前で立ち止まると、レンの方へと向き直り】

「……そうかい、なら気をつけての」
「ここらはたまに機関兵がうろちょろしとる」

「ただ、バーには……その……──『合言葉』がの、いるんじゃ」

「少々面倒くさいのじゃがのう……」
「普段はバーとして身を隠しながらやっておるため、仕方の無いことなんじゃろう」

「──……行ってみるのなら、わしから教えておくぞい」

【老人は俯きながら、そのように語っていく】
【どうやら、面倒な事に『合言葉』が必要らしいのだが】
【それを教えようと、彼は一旦間を置いてから、再び口を開くだろう】

「……手順そのものは簡単じゃ」
「注文の手続きが、カギとなっておる──良いか、よく聞くのじゃぞ」

【じっと、レンの目を見据えて──続ける言葉】

「まず……店に入って入り口側から三番目のカウンター席に、座るんじゃ」

「注文を聞かれたら、『ブラックジャック』はありますか>氛氓ニ答えると良い」
「するとバーテンは必ずあいにく、切らしておりまして≠ニ言うからの、」
「──それに対するお前さんの返しはこうじゃ」

「なら、ここで一番アツい飲み物をください>氛氓ニ」

【「これで、話が通じるはずじゃ──」 そう付け加えて、老人は口を閉ざした】
【纏めると、以下のようになる。手順にすれば、たったの2ステップではあるのだが】

 【・入店したらまず入り口側から三番目のカウンター席に腰掛け『ブラックジャック』はありますか≠ニ尋ねる】
 【・バーテンは必ず切らしている≠ニ答えるので、それを聞いたら一番アツい飲み物をください≠ニ言う】

【──それで、話が通るというのだが】
【それを信じるも信じないも、彼女の自由だ】
420 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/30(火) 23:13:04.09 ID:U31aR6so
【路地裏】

【こどもがひとり、おりました――黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳もゆったりした服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。こどもはぜんぶぜんぶ、黒でした】
【たったふたつ。青白い顔と、「黒い石の付いた金の十字架」。それだけがこどもの持っている色でした。――以上、語りは終わり。現実に戻る】

……ううん、道に迷った。

【――大層な前語りはあったとしても。台詞が間抜けだと、シリアスな雰囲気は崩れ去るのである】
421 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:17:50.74 ID:UvvVCmIo
>>412
【知っている人間が少ない、その事を告げたルシアにまさにその通り、とでも言わんばかりに】
【指をパチン、と軽快にならすとそのまま人差し指をルシアに向けて】

だからjusticeの本拠地が修復不能なダメージを負った際の予備基地としていつでも使っていいと
リーダーに明言してるんだよね、まああくまで予備って事でとっておくための場所だけど

…それと、そういう人間関係が気になるのもわかるよ
でもま、今から気をつければいいんだよ、今教訓として会得したんだから…実際お役にたてているかどうかはわからないけど
【鼻の頭を照れくさそうに人差し指でかきながら隣に座り、大丈夫かな?と言った感じにすごすごと座る】

ルシアちゃん対機関連合って事は…結構腕は経つのかな
仲間とか…友達とかやっぱりいるのか?
422 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 23:18:37.57 ID:W6zjX2SO
>>419
…………はぁ
【呆れの溜息をまたはき】

わかりました
ありがとうございます
【ニコリと微笑み老人に言い】

じゃあ私はいきますね
おじいちゃんも気をつけてくださいね
【そのままバーに向かうだろう】
423 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:19:49.89 ID:Exs3KOwo
>>417
「その重力を弄んでいるかのような摩訶不思議、かつ地の底から這いずり出てくるような不気味な脈動!
 おかしい以外の言葉で表せよう筈が無いですわ!」

【大袈裟に首を振ったりするが視線は相手から離さず
 背丈こそあるが女性的魅力に乏しい体型である事はローブ越しからも伺え】

「話が早くて助か……な、何でそこでいきなり笑い出すのです
 アナタもしかして、ヘンタイという奴ですの?それと私は確かにお母様から受け継いだ金髪ですけど……」

【早い話がこの女性、ただ単に追い剥ぎ(及びそれに伴う戦闘行為)に及びたかっただけなのだが
 相手の不気味な挙動に先程までの自信が揺らぎ、思わずたじろいでしまった】
424 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:24:44.50 ID:qu7x7wSO
/了解です!
/ていうか今気づいたけど二人とも《R.I.P.》じゃないか・・・?こちらの立場ばらしたら即座に戦闘・・・しかも二対一だと・・なんて死亡フラグ・・

>>403 >>410

あれ・・こっちにも人が・・今晩わです・・
【もう片方の少女にも気が付いて】
【寝ぼけ気味になりながらもそう挨拶を交わす】

えっと嫌・・僕はちょっとここで寝ようと思って・・
425 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:25:13.56 ID:BailAQMo
>>423

いやー、鍛えればこれくらい出来るのは結構居ると思うよ?脈動の方は分からないけど
私の場合ウェイトが無いから、尚更ねー……

……ま、それは兎も角

【ぶらぶら揺らしていた右足も確りと地面に付けて、両手を体の横に降ろし】
【拳は握らず半開き、よくよく見ればその爪はやけに鋭く長く変化していく】
【開いている距離を、普通に歩く程度の速度で詰めようとしながら】

………そうだね、変態って言われたら………体裁上、否定しておかなきゃ無いかな
何処まで否定が繰り返せるか、其処までは分からないけど

それよりさー、貴女の提案はいきなり過ぎるけど、無碍に却下もし辛いんだよね
だけど、私はもう、別な誰かのものだから―――

【言葉を発し終えた口が、裂けた様な笑みを浮かべて固まる】
【戦闘行為に及ぶなら、きっとこの少女は文句をいう事もないだろうが】
【その場合、ちゃっかり自分の間合いに入りこもうとしているこの時点から、警戒すべきだろう】
426 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:28:19.11 ID:A4EPk9ko
>>422

「うむ、気をつけての──」

【老人はそのまま、バーに向かっていく彼女の後ろ姿を見送っていた】
【主に、尻を注視しながら。そして、彼女の姿が見えなくなると──】

「──……不甲斐ないのう」
「戦い、血を流し、命を落とすのは、いつも若い者ばかり……」

「──わしがしてやれるのは、こんな事だけじゃ」
「どうか、負けないでおくれ……能力者≠スち──」

【ひゅう──】
【冷たい夜風が、人気の無いこの街中を吹き抜けていった】
【老人は白髪を靡かせながら、ゆっくりと踵を返すと──】
【ばたん、と。待つ人の居ない家の中へと入っていき、それっきり音は無くなった】


【──そして。彼女が向かった、バー】

【古風な壁掛け用のランタンが吊られた、街の一角にある小さな其処】
【重みのありそうな黒檀の扉を開けば、からん、と小さく鐘が鳴るだろう】

「……いらっしゃいませ」

【店内は、まさしく本格的なバーであった】

【落ち着いた薄暗い闇の中に、琥珀色の柔らかい照明がぼんやりと灯り】
【カウンター奥の酒棚に並んだ酒瓶の数々も、光を受けて鈍く光を帯びていた】
【ともすれば、気取ったジャズでも聞こえてきそうな、非常に大人びた空間ではあるのだが──】

【しかし、よくよく店内を見てみたならば】
【表面が滅茶苦茶に引き裂かれた、高級だったであろう革張りのソファーや】
【まるで戦争でもやらかしたのかと言うような、床や壁にある銃弾の痕跡等が確認できるだろう】

「……何になさいますか」

【カウンターの中にいる、糊の利いた黒いタキシードに身を包んだ一人のバーテンダーが、来訪者を出迎える】
【渋みのある壮年の男と言った様相で、その眼光は物静かでありながら、何処か鉄のような鋭い重厚さも湛えていた】
【そのままどこか席についたならば──老人曰く、入り口から三番目のカウンター席だが──注文を取るだろう】
427 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:29:40.68 ID:kP7SKko0
>>401

……誰が……死ぬ、って?……

【――ちらりと、仮面の下から其方に視線を向けつつ紡ぐ】
【その声質は、矢張りというべきか少年じみたものだ】
【“組織内のデータベース”により、或いはその他の情報、拠点でのスレ違いや会話】
【表層には出てこない交流によって、その容姿程度は知っているのか若しくは一言二言、交わしたことがるのか】
【其処に『警戒心』や『敵意』は、殆どと言って良い程に無いだろう】

……冗談……僕には、まだまだやることが、……ある。
そっちにも、やることがある、から……『こっち側』に、居る……そう、だろう?

……とはいえ、……(……少し、厄介な状況……か?)

【――そこまで告げてから、表には見えぬその視線が、ちらりと少年を捉える】
【『状況』が少しばかし変わってきた――先刻までなら文字通りの『一対一』】
【なんとでも「やり過ごしよう」は有ったが――今は少し“ワケが違う”】
【『二対一』――(この時点では、少年は善良な一般市民だと思っているが、それを差し引いても――)――『厄介』な状況だ】

>>424

……寝る?…………

【じと、とした視線が(仮面を着用しているため見えないが)少年に注がれる】
【とはいえ、その眼が冷たい疑惑を少年に浴びせ掛けているのは、その声色の変化から容易に推測できることだろう】

……こんな寒い夜、に……海風が吹きぬける、……こんなところ、で?……
…………余計なお世話かもしれない、けど……宿、無し?

【疑惑は膨らむ。そして、疑念をそのまま声、問いかけとして紡ぐ】
【一見すると何ら問題無く、単純な好奇心の表れか、同情心にも見える】
【だがその実は、何とか上手いことして“やり過ごそうとする意志”の表れであるのだ】
【ポーカー・フェイスならぬポーカー・エモーション、といったところか――仮面が隠すのは表情のみではない】
428 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 23:31:16.58 ID:W6zjX2SO
>>426
【バーに入り】
【三番目のカウンター席に、座る】

…………
【目つきが雑誌記者のモノではなくなり】

『ブラックジャック』はありますか?
【裏の住人の冷たい瞳で相手に言う】
429 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:32:20.97 ID:28qnQ96o
>>421

予備基地……ふむぅ。まぁ、あのお城が其れ程のダメージを受けたら、其れは其れで問題だけどね。
でも、そういうところはやっぱりあった方がいいよね。要人の安全確保とか、お城じゃ辛いところもあると思うし。

【過去に一度、堂々と侵略戦も繰り広げられている本拠地の城とその周囲】
【場所が公になっている以上、身を守る為の策としては十分では無いだろう】
【そう考えると矢張り、場所が知られていない、目立たない場所と言うのは有用だと言える】

……ん。そうだね。今までが駄目だったなら、これから改善すればいい。
多分、きっと何とかなる。何とかするっ。
訳隔てなく、誰とでも御友達になるんだからねっ。

【ぐ、と両の手を握りこみ宣言するのは自身の抱負か】
【誰とでも、訳隔てなくというのは、敵味方関係無しにという意味も含まれているが】
【少女の所属は対機関、よもや機関員に友達が居るなどとは、その発言だけじゃ判断できないだろう】

―――仲間なら、いっぱい居るよ? 連合の皆もそうだし、それに……ほら。
貴方も、貴方の仲間――Justiceの皆も、私達の仲間だよね?

【投げかけられた疑問に、当然だと言わんばかりの様子で答え】
【視線を青年へと向けて、にっこり笑顔で問い返す】
430 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:33:35.07 ID:A4EPk9ko
>>428

【──ぎん】
【冷たい瞳と真っ向から相対したのは、鉄色の瞳】
【そのワード──『ブラックジャック』を聞いて、僅かに眼光が鋭さを帯びたが】

「……生憎、切らしておりまして」

【ことり。拭いていたグラスを置きながら、バーテンは続けてそのように尋ねた】
【全く、あの老人の言っていた通り──続く、言葉は】
431 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:36:25.73 ID:Exs3KOwo
>>425
「そ、そうですの?まあ、そんな動きが出来ずとも別に死ぬような事はないですわ
 それに、折角身体を動かすならばもっと筋肉が付いていたほうが見応えがあって良いですわ」

【反抗心なのか趣味なのか、語り終えぬ内に相手の接近に警戒して箒を両手に構えた
 元よりやる気満々だったのだが、爪の変化に目ざとく気づいて僅かに気力が削がれる】

「元よりそのつもりですわ!その(少し小さそうだけど)暖かそうなコート!
 そして指の魔石!いただかない訳にはいきませんですわよ!スタンスローター!」

【箒を振りかざし言葉を放つと、高電圧を備えた半径1m程の電撃の球体が2発放たれた
 かすりでもすれば強力な肉体麻痺の効果が現れるが、こちらのほうは自信によって無防備になっている】
432 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 23:38:22.67 ID:W6zjX2SO
>>430
なら、ここで一番アツい飲み物をください
【ニコリと微笑みそう言う】

【……果たして?】
433 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:40:01.81 ID:0AlZu/ko
>>424
ここにも自殺志願?
冬の海で寝ようとは悪趣味極まりない…

【身体はワーズの方を向いたまま、仮面を付けた顔を向ける】
【仮面で表情は伺えないが、その口調等から「呆れ」の感情が伺えるだろうか】

…自[ピーーー]るくらいなら殺されてくれないかしら…

【それから俯いて、常人が聞き取れるかどうかという程度の小声でそんな物騒なことを呟いたり】

>>427
あら、それは…それは…よかったわね

【自分の心情的や立場的に「よかった」か「残念」かで迷ったらしい】
【ともあれ、あらためて認識した姿で気付く――その人物がデータベース等で知った人物の一人に合致すること】
【それに気付いてだろう、彼女の方も、ワーズに対して敵意や殺意といったものを(恐らく意識して)向けていない】

その辺りは、まぁお互い様ね
あたしは立場上「客人」ではあるけど、ね

【胸の下で腕を組み、不遜な、或いは挑発的な体勢のまま発言に応じる】
【仮面の下の瞳を動かし、チラリと見遣るのは少年―――
彼が「此方側」で無い以上、下手に話を膨らませるのは危険だろう】
【いや、個人的には口封じの選択肢もあるが、今度はワーズがイレギュラーになりかねない―何を離したものだろうか?】

434 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:41:54.51 ID:tEr796.o
>>418

……へー
人間っぽい表情も、出来るんだ

【不機嫌そうな表情に対して、意外、とでもいうように微笑んでみせる】
【――口調はアリエルと異なるものの、嫌いになる要素は、今のところあまりない】
【強いて言えば、彼≠ェアリエルを蔑視する度に、心がざわめく程度――】

【しゃら、と右足を踏み出して】
【彼の左側方へ、ゆっくりと移動する】

――呆れるのは、別に構わないよ
私のことじゃないもん

…二人がどうだろうと、私は干渉しないよ。
『血』の件に関しても同じ。そう決めてるの。

――だから、私と貴方は、似ているようで違うね
アリエルが光なら、貴方は闇
でも、私とリーズはそう言い切れない

【親しい友達=\―その一歩手前の人間に話しかけるような口調】
【彼を、ぐるりと眺めるように視界に入れたまま】
【側方から後方へ、歩みを進める】

リーズは、自分自身に闇を抱えてる。
親しい人が光になってくれたから、見つけることの出来た闇。
私は、私自身の生存を肯定してる。それは、化け物≠フ存在の肯定。
どう足掻いてもその一点で、汚い人間。

表裏一体のようで、少しずれてる。別々の存在。
貴方≠焉A自分が「アリエルと違う」って主張するなら――

――貴方≠フ話を聞かせてよ

【背中側に立って、そう尋ねた】
【歩く少女を顔で追っていたなら正面から】
【意に介さなかったのなら背後から、問いかけられるだろう】
435 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:44:53.63 ID:BailAQMo
>>431

………見る目が、甘いよ
それに加えて、『古赤龍の籠手』
新大陸行きは伊達じゃない、って事

【残り4m、この姿勢なら二歩で踏み込める距離で】
【放たれた球体に対して、やや仰け反る様に立ち止まる】
【体の前で両腕を十字に組み、球体を腕の籠手に受けた】

(……あ、新発見。電撃って魔翌力とか関係無しに結構来る。痛い)

何だ、この程度?思ったほどじゃあ無いんだね

【高い対魔翌力性をもつ「古赤龍の鱗」より作られた籠手】
【それが、電撃の威力を軽減し、受け止める】
【然しながら、流れるのが性質の電流。籠手を伝わって腕にも流れて】
【直撃したのに比べれば軽度だが、両腕ともに、指を曲げるのに負担を感じる程度の痺れが走る】
【然しながら、馬鹿にした様な口調でハッタリを返し】

(………これ、結構危ない。正面から行かない方が良いかな?)
(暫く爪が使えないし、まずは………)

………じゃあ、貴女は何を賭けてくれるんだろうね?

【左足で一歩踏み込むと同時、右足を強く振るい】
【穿いていた靴を、相手の顔面向けて飛ばし、目晦ましにしようとした】
【一瞬でも隙を作り、危険地帯と認識した正面から移動するつもりだろう】
436 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:46:02.04 ID:UvvVCmIo
>>429

世の中には攻城砲なんて兵器がわざわざあるんだから城を破壊するような兵器の存在がある時点で
本拠地が一つってのはあまりに心細すぎる、予備を用意しておくにこした事ないんだよな

そのおかげで…まあ、オレの男のロマンの塊は撤去されずにすんでいるわけで
【まさかお国に無許可で建設したのだろうか…?背景がイマイチ分からない】
【ともあれ、今こうして問題なく健在なのは…権利関係には決着がついているのだろう…】

分け隔てなく誰とでもか…対機関の他にもいろいろと友だちがいたりするのか?
外部の協力者とも、いいよなあ、オレも探偵やってるからわかるんだがこういう仕事は横のつながりが強くなっていいや

…へへ、今初めて顔を合わせたばっかりでオレ達を気に入っていただいて光栄さ

【少し嬉しそうに…しかし彼の本当にうれしそうな笑顔が惜しげもなく見せている】
【実は、人に信用させるのが本当にうれしいのだろう…】
437 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/30(火) 23:46:53.25 ID:A4EPk9ko
>>432

【──暫時、満ちる沈黙】
【彼女の微笑みとは相反して、バーテンはレンの姿を見定めるような重々しい視線を向ける】
【『入り口から三番目の席』──『ブラックジャック』──“そして”】

 「──……かしこまりました。少々、お待ちください」

【バーテンはただ静かにそうとだけ言うと、】
【ゆっくりと踵を返して、店の奥の方へと入っていった】

【──やがて】
【バーテンの後に次いで、店内へと姿を現すもう一つの人影があった】

 ────紅閻寺、さん……?

【──それは、二十歳には齢二つ程足りないような少女】
【緩く波打った暁色の髪は、前とは違ってショートヘアで】

【ベージュのカーゴパンツに白いローカットスニーカー】
【黒い長袖Tシャツの上から白Tシャツを重ね着して】
【盾を模したピンバッジの付いたデニムのベストを羽織っていた】

【装いこそ、かつて雨の日に見えたときとは多少異なるが】
【彼女は間違いなく、黒野カンナと名乗った少女であった】

【少女がレンの姿を見て、まず初めにその顔に浮かべたのは、驚愕】
【どうして、あの日の雑誌記者が、此処に──? と、暫し呆然としかけたが】

 ……どうして、ここに?

【ゆっくりと歩み寄っていき、彼女の座るそこと席一つ空けて腰を降ろし、】
【じっと、真っ直ぐな茜色の瞳を向けながら、問うた】
438 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/30(火) 23:51:00.01 ID:W6zjX2SO
>>437
【微笑みを止め】
【再び冷たい瞳で相手を見て】

久しぶり!カンナ
【裏の顔をやめ、雑誌記者の方で微笑み】

取材に来ました〜………って通じないよね
【苦笑いし】

それはこっちの台詞…なんでこんな危ない場所にいるの?
【真剣な表情でカンナを見る】
439 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:54:21.94 ID:qu7x7wSO
>>433 >>427

宿無し・・・――は少し昔まではそうだったんですが今はちゃんと寝泊まりする所はありますよ・・・けどその昔が昔なだけに、僕は何処であろうと寝られる事には寝られるですよ、それこそこんな場所であろうがです・・
【と二人の疑問にそう返す】

(それに家にいくにも城に行くにもどちらに行こうにもここからじゃ時間かかるしなぁ・・)
440 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 23:56:54.78 ID:Exs3KOwo
>>435
「それは正直、手に合いそうに無いですわ……こ、古赤龍!?
 何だかすごそうですわね、けど一番欲しいのはあったかコートのほうですわ!」

【彼女はこの寒い中でも手袋らしいものは付けてはいない。一応、何か制約でもあるのか
 スタンスローターが直撃した相手を自信ありげに見ていたが】

「どぅえい!?二発も受けて喋れるなんて人間業じゃないですわ!?
 マズいですわ、今のでけっこう魔 力を消費して……う、うるさいですわ!覚悟なさって!」

【暫く箒を持ったまま、あーだこーだと思案を巡らせる。この間にもゆっくりと魔 力が回復していく
 相手の発言を受け取ると、かなり驚いていたようだが】

「え、えっと……そうですわね!この箒を差し上げる事にしますわ!
 コレクションの中でもかなりのお気に入りですけれど、貴女がどうしても欲しいと言うなら……わ、わわわ!」

【左足で踏み込まれた瞬間に咄嗟に身構え、辛うじて顔面直撃こそ避ける事が出来たものの
 大きく体勢を崩す事になる。魔翌力の流れを読み取る事が出来るならば、用意している魔法は分身の類である事が分かるだろう】
441 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 00:01:45.31 ID:TPvCSpw0
>>433>>439

【白い仮面と衣服に身を包んだ矮躯――ワーズワイスは、ちらりと夜色の仮面を纏う彼女に視線を遣り】

……『客人』だからって……何かを『目指して』いることに、代わりは……無い、だろう?
そして、そのベクトルは……僕らにとっても、『利益』になる方を、向いてる……
……だから『許可』されてる、はず……“あの人”は、バカに見える、けど……仕事は、ちゃんとする

【――スレスレのラインを低空飛行――か。際どい線、触れるか触れないかの絶妙な間合い】
【だが、この会話も、ワーズワイスの話し方が、あまりに平然と淡々としている為か】
【場合によっては違和感を抱かせない、いたって普通な――仕事か何かの会話に――“誤魔化せるか?”】

【……否、違和感など、スデに互いの容姿から隠しようもなく滲んでいる。それはこの仮面】
【この仮面は、少なからず互いにとって何かを隠すという意図を秘めているが、何かを隠すがために、別の一面を隠しきれないのだ】
【それが仮面というものの本質だ。或いは(即ち)隠蔽の本質だ。「隠す」ということは『隠せぬ』ことと『表裏一体』】

【そこで、ふと。少年の方に、再び振向いて】

……寝るところが、あるなら……そこで、寝れば……いい。
こんなところで、寝てたら……風邪、引くし……大風(おおかぜ)でも来れば、波にさらわれる……。
……そんなので、よく……生きてこられた、な……。

【――と、半ば呆れを孕んだ声質で返すだろう
【……この時点ではワーズワイス自身も少年の対処に関して、判断を下し兼ねていることは明々白々】
【如何なる選択を取るか?まだ見えない――迷いの中に立っている】

【それは不可視無音の一触即発――この場は一見平穏でありながらも、スデに見えない爆弾の導火線に、紛れも無く着火しているのだ】
442 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 00:02:48.55 ID:BjowqrEo
>>438

いや、だって、此処は──

【──『取材』、と言ったって、ここはブレイザーシティも近く、】
【既にあのアウグスト城塞が建てられた時に起こった暴動に巻き込まれて廃れた街】
【そんな所にある、酒も満足に出せないバーを、取材になんか──】

【──と、脳内でぐるぐると思考を回していれば、】
【切り返しの質問を受けて、少女は、はと我に帰った】

【見れば、レンは真剣な眼差しで自らを覗き込んでいて】
【彼女はお遊びでやってきた訳ではないことを悟ると、少女は一呼吸置いて、口を開く】

……──なんで、って言われたら、色々話は長くなるけど
分かりやすく、一言で言うなら──私、『対機関連合』の、一員なの

……今は、『副リーダー』って事になってるんだけど

【──そうして、まず率直に自分の所属と立場を明かす少女】
【何故、と問われれば、一言二言では語りつくせない思惑があったが、】
【一番シンプルに伝えるにはそれだろう、と──躊躇いなく、告げた】

──……でも、紅閻寺さんもそれは同じでしょう?
『アウグスト城塞』がすぐ近くにあって──いや、そもそも何で、『合言葉』も──?

【そして浮かんだ疑問を、彼女はそのまま口にしていく】
【人との再会自体は珍しくないが、場所が場所、状況が状況だけに、聞かずにはいられず】
443 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:04:15.45 ID:lyQqjd.o
>>440
(まー、人間じゃないしー………って言ってる場合でも無いね)
(腕が使えないと防御が出来ない、全部避けるしかないけど)
(かと言って逃げ回って魔術師に勝つのは時間が掛かり過ぎる)
(接近してまずは一撃、動きを止めて……ん、そんな所かな)
(良し、そうと決まれば……)

箒却下。貰っても仕方がないしね、飛ぶより走る方が好きだから
そうだねー、あんな事言って誘って来た以上……

………分かるよね?私が要求するもの

【自分のダメージを把握しつつ、これから先の展望を纏め】
【先程の口の裂けた様な笑顔で、相手がぶれれば儲け程度に脅しを一つ】

【振るった右足を勢いのままに降ろして、もう一歩の踏み込み】
【これによって、十分に距離を詰めて】

(……何かやろうとしてるのは確か、その前に……)
(軽くでも良いから一撃、与えておきたいね)

……―――ぃいりゃあっ!!

【魔術の気配こそは察知するが、専門とは言い難い。何かをするのだろうとは予測出来るがそれ以上は分からず】
【ならばその前に如何にかしなければ、と】
【左足の爪先でのねじ込む様な回し蹴りを、相手の右太もも目掛けて放つ】
444 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:07:12.24 ID:UYX.6Sgo
>>436

そうだよね、あのお城は住居としても利用されてるんだっけ?
そう考えると、やっぱり何らかの原因、使えなくなったときの事も考えないと、ね。

その……男のロマンってのはちょっと判らないけど、良かったねっ。

【良く判らないのに適当な事を言う少女である】
【矢張り男のロマンはこの少女には伝わらないようだ】

んー、結構居る、かなぁ? 寧ろ連合に友達が少ない? そんな事は無い、かな?
ともあれ、私は個人的に友達作ってるタイプだから、連合云々は関係ないかも。

―――ふふっ。そりゃ、信頼してるからね。
実際あったことのある人は少ないけど、皆実力は確かみたいだし。
何より、表立って正義を示してくれてるのは、他でも無いそっちだもの。

【青年の嬉しそうな顔に、少女も釣られるように微笑を浮かべて】
【連合よりも目立つような正義を振るうJusticeの皆の事を】
【信用し、信頼していると青年に伝える】
445 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 00:13:23.45 ID:rCGfwQSO
>>442
とりあえず落ち着きましょう
ココアお願いできますか?
【優しくそう言い】
【微笑み】

………なるほどね
【その言葉を聞き納得し】

…で、コレは反応できる?
【試すように右手から玩具のナイフをだしカンナの頬にプニッてやろうとする】
【玩具のナイフはかなり柔らかい】

……一つ目の答えは取材
二つ目の質問は機関員に殺されそうになったおじいちゃんを助けたの
まあ…私は雑誌記者見習いだから争いはさけましたけど……おかげで今月の生活費の半分が……………
【真面目な表情で答え】

……それでおじいちゃんの事から貴女の事を聞いたの…
正直にいって心配だから……ここに来たの
【嘘偽りなくそう言う】
446 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:15:50.54 ID:jhMU7Hco
>>439
その口ぶりだと家はあるんでしょう?なぜそこで寝ない?
キャンプマニア?襲われたがり?やっぱり自殺志願?

【仮面のお陰?で表情は見えないが、視線には疑惑の色が混じりつつある】
【一方で口調は妙に乗っている。何を考えているのか・・・】

(そう言えば野宿はしたこと無いわねー…いやしたくも無いが)

【「少し昔は宿無し」という発言に、そんな益体も無いことを考えてみたり】

>>441
まぁ、それはそうね。あなたたちの『目標』とあたし"たち"の目論見には共通した利害がある
だからこそ、あたしは態々そちらに取り入ったわけだし
ああ、"あの人"ね。彼が無能で無いことは、仕事振りからもわかるわよ

【ワーズが決定的な単語を出さないことからも、この場で『その事実』を隠す方向だと判断し、誤魔化し気味の言い回しに終始する】
【こちらの口調はワーズのそれと違って感情が入っているが、それ故に真実味を持って聞こえるだろう】

【・・・ともすれば、こちらも懸案事項は仮面だが―――ここで不意に、パニーの中に疑問が浮かぶ】
【目の前の仮面は、何を「隠して」、或いは「偽って」いるのだろう?――と】

【ワーズが少年に振り向いたのに釣られるように、その仮面の下の瞳を不意に少年に向け直した】
447 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:16:18.55 ID:yX.8reEo
>>443
「お止めなさいっ!ダm――」

【最後の発声が終わるか終わらないかのうち、回し蹴りには確かに仕留めたという手応えがあった
 しかしその直後、赤色の魔法使いの姿が霧に溶けるように消えていき】

「ぅぐう……」

【宙に浮かんだ箒にしがみつき、すさまじい傷みを堪えるようにじっとしている魔法使いが三人
 それぞれ全く同じポーズを取っており、声もしっかりとシンクロしている
 外傷には見た目通りよわっちいらしく、箒にしがみついている以上自力での歩行は不可能のように見える。そのままやや涙声で】

「〜〜〜〜痛すぎて声が、ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ
 やっぱり、地を這いずり震えながら動く力は伊達じゃないのですわね……」

【分身含めて三体。それぞれ正面に位置しており距離もそれ程離れてはいない】

「要求するもの……つまりは私、ですわね」

【すごく嫌そうな表情】
448 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:22:14.03 ID:2o6XhWco
>>444

そうそう、保険かけとかないと…一般住居じゃなくて
攻め込まれる事を前提として作られた建物なんだから予備用意しておかないとな
ああっと、女性に男のロマンなど分かるわけはないな、失礼しました…

【つい、熱く語ってしまった気がすると反省するノビタは…これが『彼女』だったらとバツが悪そうに苦い顔をする】
【ともあれ、これから直せばいいと思い彼はルシアの言葉を聞き】

…ああ、もう名前にjusticeって付けてるよな、オレあれはなんかこそばゆいからやめたほうがいいって言ったんだよ…
もう実際そうなっちゃったんだけどさ…オレ対ネル・ナハト連合時代から彼女たちの仲間になったから…まさか表立って
アイアムジャスティスって名乗るはめになるとは…

【ぐ、と前に自分の腕を組み、ふー、と大きく息をつくと彼は参ったように話し始める】
【若干上向き具合の目線は…一体何を見ているのだろうか…】

…オレはさあ、自分で自分が正義に分類される人間か自信がないからちょっと不安なんだよね
それと正義ってのは個性を持ち、人の数だけ複数あるというけどさ、オレ自身が掲げる正義って何かなーって今も探しているわけだし
正直な事を言ってしまえば…そんな名前を名乗る前にオレにその辺りをはっきりさせる時間が欲しかった

でも、ネル・ナハト最終決戦終了後、オレは2ヵ月ほど昏睡してたからその間に決まっちゃったんだよなあ…
改めて復帰させてもらう、と宣言した時には、すでにjusticeになってたよ、あの組織…

【まいったなあ、と少し自分に自信が持てないと言う事を隠さずに話してくれた】
449 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:24:27.74 ID:lyQqjd.o
>>447

………っし、次―――

―――――ありゃ?

【蹴りを放ち終えた左足を地面に降ろして、強く踏みしめて】
【其方に体重を移し、追撃の右回し蹴り】
【それが見事に空を切って、身体がバレリーナの様に一回転】

【見れば、先程目の前に居た相手が三人に増えていて】
【しかもそれ等全てが、まるでレイヤをコピーしたかの様に同じ動き】

………あー……成程、魔術師だもんね
これくらいは予想しておくべき、だったのかも知れないけど………

(……臭いで分かるかな、本物)
(空振りした瞬間を狙われるとかなり危ないし、下手には動けないけど……)
(魔術師相手に足の一撃だけで満足してられない、もう一発は欲しいし)

【少しばかり指が曲がる様になってきた右腕を背に回して、前傾姿勢となり】
【そうしながら、鼻をヒクヒクさせて、三体の区別が付くかどうかを試す】

……そ、最近遊び足りなくてさー
やっぱり野犬とか鹿とか、つまらないもん。喋らないから
表情も変わるし言葉も出す、人間の方が―――

―――締め上げると、最高に楽しいんだよ

【直ぐに動く事は無く、言葉を交換しながら】
【細く息を吸いこんで、肺に溜めこみ始めた】
450 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:30:36.18 ID:ynX7xMSO
>>446 >>441

・・んー、まぁ、その中なら「キャンプマニア」が一番妥当ですね・・

・・・お二人ともお仕事上の知り合いでしたか・・?
【ふと自分だけ一人置いてきぼりのように噛み合う二人の会話にそう尋ねる】

そういえば二人とも何のお仕事ですか?お二方共に仮面をお着けですけど・・・例えば・・・それは


――――素顔を見られたら駄目なようなお仕事・とか・・ですか?
【それは冗談半分かどうか】
【まるで核心を突くような―――】

/すいません、少し風呂落ちです
/なるべく早く戻って来ますが次の自分の番は飛ばして下さい。
451 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:38:59.89 ID:yX.8reEo
>>449
【分身は魔法の力で出来たまがい物なので、触れなければ臭いもしない
 そちらから見て左端に居る魔法使いが本物であると気づくのに、それほど時間はかからないだろう】

「ふっふっふ。見習いとはいえこれでも魔女の端くれで…いたたたた
 とに、かっくん、撹乱と逃走はお手の物ですわよ。それと、私は無闇に人を殺める趣味などなくてよ
 しいて言うなら、魔法を人に向けて撃つ事……かしら?」

【それでもかなりの逃げ腰で、少しずつ後ろに下がっている】

(隙な〜し、ですわ……よし、こうなったら)
「これでも食らうですわ!フォレスト!」

【地面が突如揺れ、公園から一本また一本とスギの木が生え始める
 その隙に分身ごと隠れて魔法を撃つつもりなのだろうが】
452 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 00:39:18.27 ID:BjowqrEo
>>445
 「……ええ、既に出来ております」

【なんと、バーテン曰く、既に出来ていたらしく】
【甘い香りと湯気漂うココアを、マグカップに注いで二人の前に置いた】
【──このレスで本当にココアを出そうと誰かが思っていたらしく】
【その誰かは少し驚愕していたようなのだが、そんな余談はさておき】

【未だに少し信じられないのか、少女は口を閉ざしたまま静かにレンを見つめていたが──】

【──突如として現れた銀の軌跡、近い間合い、】
【驚愕を示すように目が見開かれる、一瞬息を飲む、】
【それで何であるのかはほぼ脊髄で理解し、刹那──】

 ──……っッ!

【彼女の腕から、藍色の幽体のようなもう一本の腕が浮かび上がるが同時】
【その腕が、突き出されたナイフの刃を瞬時に挟み込もうとする、のだが──】

……──っえ? コレおも、ちゃ……

【仮に掴む事に成功したとすれば、その刃が異様に安っぽい事に気付き】
【それが玩具である事を理解すると、驚愕を示していた表情が、むすっと一転】
【いきなり試したな──と、やや疑念の篭った眼差しを向けるが】

……──お、おじいちゃんってまさか……
その人、どっかで『ゲンゾウ』とか言ってなかった?

ゲンゾウさん、また機関員と──

【──ぶつぶつぶつ。あの老人の事に話が及ぶと、】
【頬杖をつきながら視線を逸らし、少しだけ苦そうな表情を滲ませた】
【親切で助けたら尻を触られたのだ。無理もなかろうが】

【だが、重要なのはそこではなく】

【──ふう、と一度息を吐き出す少女】
【頬杖を解いて、再び真っ直ぐにレンを見据えると】

……心配してくれるのは、ありがとう
でも……私には、やらなきゃいけないことが沢山あるの

ブレイザーシティを、解放するためには……もっともっと、多くの力が必要だから
正義組織だけじゃない、その他の人間も、無能力者だって、力を集めないと──

──……紅閻寺さんは、まさか機関の取材をしてるの?

【──と、自らの意思をそのように語りながら、茜色の瞳でじっと見つめて、問う】
453 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 00:42:15.00 ID:TPvCSpw0
>>446

……なら、いい……。『終着点』が同じ、なら……少なくとも『過程』では、……『同胞』……
……それで十分だと、思う。…………「仮面」とか……「容姿」とか……関係、無いんだ……。

【――後半の呟きは、まるで独り言のようで。ともすれば、海のさざなみに掻き消されそうな程だった】
【ワーズワイスにしては、ひどく感情的な……――そう、「感情」がこもっていたように思えたかもしれない】
【その仮面は『何』を隠すのか?……この言葉から(聞こえていたなら)、ワーズが『容姿』に、『何か』を】
【隠したいものは、或いはその『顔』そのものなのか?と――もしかしたら、推理できるかもしれないが】

【……と、ふと。仮面ゆえ確りとは見て取れないのだが、視線がちらりと其方に向けられていることに――直感で――気付くかもしれない】
【同じ「仮面着用者」だからこそ、の奇妙な感覚か――『目配せ』されていることに気付くかもしれない】
【気付いたなら、もう気付けるだろう。そこに秘められた意図は、『どう対処するか?』……「問いかけ」だ】
【それは、実に奇妙で不可思議なアイ・コンタクトといえるだろう】
【――が、それは、次なる少年の問いかけによって、急激に緊張を帯び加速度を増し――……】

>>450

……キャンプマニアなら、せめて少しは装備や準備、持ったほうが、いい……
最低でも、寝袋は欲しい、ところ……最早野宿マニアというか、……ホームレス、マニア……?

【……と、中々に辛辣なことを仰る。このワーズワイス、冗談も言えぬ性質(たち)かと思えば意外とイケたりする】
【が、それは「違和感」を少しでも薄くしようとするがためだ。冗談を交え、あらゆる疑念を談笑に伏すためだ】
【――少々苦しいところがあることは言うまでもなく、そしてまた――】

……ああ、……ちょっとした、同僚……、……

【――正確には、この小柄な矮躯の方が立場的には『上』、『上司』とも言い換えられるのだが、そんな些事はどうでもよく】
【適当に茶を濁し、話題をすり替えようとするも、それは叶わぬ事態と成る――少年の問いによって】

、…………――――

【――判断は一瞬。沈黙を重ねれば重ねるだけ違和感は増す。考える暇など無い。ならば即座に口を動かし音を紡ぎ――】


……今年の冬は、……仮面ファッションが、トレンド。……。

【――――(幾らなんでも無理がある)】

/把握しましたー
454 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:45:57.48 ID:UYX.6Sgo
>>448

まぁ、本来なら攻めて下さいって言っても過言じゃない程堂々としてるからねー。
今まで攻められたことも一回、本当に攻められたら困ったりするわけだけど……

――あ、ううん。分かって上げられないこっちが悪いの。御免ね?

【バツの悪そうな顔を見せる青年に、同じく苦笑でそう返し】

対ネル・ナハト……というと、結構前のほうから、だね。私の知らない位に。
ともなればそこら辺に関して私の言える事って、結構少なかったりするけど……

【紡がれる言葉に耳を貸し、語られる話に意識を向ける】
【此方ではなく正面、誰も居ない公園と空に向けられた視線に】
【然し少女は、陰りのある青年の姿をじぃ、と見詰めて】

――貴方が何をもって正義を正義とするかは貴方次第だけど、其れとこれはまた違うんじゃないかな?
Justiceが掲げる正義は――私が勝手に決め付けちゃうのもあれだけど、御免ね。
民衆が求める正義……要するに、“ステレオ”の正義なんじゃないかなって思うの。

一人一人はまた別の考えを持っているのかもしれない。
けど、公にして示すなら、そういった正義が一番受け入れられやすい。
悪を退治し、弱きを救う。そんなありがちな正義を。

【ふ、と一息ついて瞼を伏せ、視線を正面、夜に染まる公園へ】
【右の手で頬を掻き、考えるのは発言。何を言えば、どうなるか、どうするか】

…………自分の正義は、今からでも探していけばいい。
でも、Justiceの名前はもう決まっちゃった事だから、どうしようもない。
こんな事言うのも無責任だけど……適応するしか無いよね。
455 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:47:37.69 ID:lyQqjd.o
>>451
(大体は……予想が付くけど、まだ分からない)
(向こうが大きく動いてくれれば、それで如何にか分かるかも知れないけど)
(………今は、待ち。避けるしかない、か)

私だって、[ピーーー]のは趣味じゃないよ。食事か、身を守るためか
でもさー、『殺さない程度に』楽しむのって、良いと思わない?
………だからさ、逃げないでよ。折角、久しぶりの実戦なのに

……それに、お土産持って帰りたいしさ

【下手に突っ込めば危ないが、かと言って追わなければ逃げ切られる】
【ジレンマに悩みつつ、じりじりと足を進めていたが】

(……チャンス、かな?向こうから見えてないなら、だけど)
(逃げようとして木を生やすなら、自分の逃げたい方向にはあんまり生やさない筈)
(つまり、上手くやればこっちが一方的に隠れられる)
(まずは…………見当付けたアレを狙おう)

【出現する木々も、もう魔術と知れば其処まで大きく驚きはせず】
【驚きはしないが、『即座に』打開する方法も見つけられず】

【指の動作はまだ完全では無いが、腕の動作は或る程度回復】
【左腕を胸の前に構えて、相手へ向かって再びの接近を開始する】

【進むルートは、左端の一体へ向かっての最短距離を直線で】
【現時点では、それ以外の行動は狙っていない】
456 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 00:57:34.62 ID:rCGfwQSO
>>452
わーい!!
【なんか子供っぽく喜びココアを飲もうとする】
【雰囲気だいなし】

アートマンか……なるほどね
【ニコリと微笑み】
ごめんね…ちょっと試してみただけなんです
どれほどの実力で挑もうとしてるのか気になってね

……ゲンゾウさんって言うんだ…あのおじいちゃん
そういえば機関員の前で叫んでたような…
……まあ、相手の機関員が馬鹿で助かりましたよ…無駄に《殺さなくって》すんだんですから
【はぁ…と溜息をつき】


………そう
【相手の本気を悟りココアを飲む】

正解……と言いたいけど半分は興味半分です
【ふざけてるような返事だが、態度は真剣だ】

……機関員の下っ端の中に…裏のモノが混じっててね
しかも実力は多分ナンバーズに匹敵するのかな?戦ってないからわからないですけど…威圧や殺気…そして
【去るときに見せたあの風…恐らく能力……下っ端の能力者がいるのか?】
【……恐らく機関員内にも能力を隠し息を潜めてる危ない奴……彼女はそう思った】

【カンナは少し思うだろう】
【先程のナイフ】
【そしてこの言い方】
【彼女が本当に雑誌記者か?ってのを】
457 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:58:05.17 ID:jhMU7Hco
>>453
まぁ、あまり期待しないことね。あたしの方の上司様の目的は厳密にはちょっと違うから――
と言っても、基本的にあなたたちの不利益になるものじゃないことも言っておくわ。でなきゃ協力なんてしないってね
・・・そうね。その点、"そちらの人"は寛大で何よりだわ。「彼女」を晒さずに済んだのは僥倖、ってね
(容姿は関係ない、か…ワーズの方が隠してるのは、あたしとは違って―――)

【パニーの「上司様」――カーネルと面接で話した内容をワーズが把握していたなら、その中で出たパニーの所属する別の集団の話だとわかるか】
【"そちらの人"はパニーを招き入れたカーネルのことだろうが――それからの言い回しが少々妙だ】
【ワーズには「彼女」がパニーの仮面の下の人物のことだと理解できるだろうか?】

>>450
ふぅん。趣味と言われちゃ突っ込みようも無いわねぇ

【少年の返しに、ちょっとつまらなさそうな声音を上げ―――】
【そこにワーズから来るアイコンタクト。視線で返すのは「とりあえず誤魔化そう」というどうも適当なもの】

――まぁそんな感じ。ドライにして親密な間柄、とでも言うべき?

【少年の言葉に「まぁ普通疑うわよねぇ」と心中で嘆息しながらチラリとワーズを確認して――】
【・・・どうしよう。仮面の下の顔が人知れず冷や汗を流す・・・】
【・・・が、迷ってる暇はない。とりあえずワーズの発言に乗っかることにし―――】

そうそう、服飾系のところでちょっと働いていてね――
あたしたちが付けてる仮面は、今年のトレンド調査を兼ねてのものなのよ!いわゆるテスター?

【・・・やっぱり無理だろう、これは】

458 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 00:59:35.96 ID:yX.8reEo
>>455
「なぶり殺しという奴ですわね!それこそベリー趣味が悪いのですわ!代わりのお土産なら私の庵(アパートの一室)に来ればくれてやるですわ!
 ここはそのまま隠れて……な、何でこっちが分かるですの!?」

【あからさまに慌てているが、それでも箒を用いて木々の隙間を縫うように遠ざかる
 木は障害にこそなれど、視界を覆うほどには生やされていない。もっと魔翌力が高ければ圧殺も可能なのだろうが】

「こっち見んなですわ!こっち来んなですわ!
 うぐぐぐ、ここじゃ炎も使えないし、逃げても追いかけてくる……なら、特攻あるのみですわ!
 チャネリング・P!ライトニングシールド!」

【周囲に散らせていた分身の姿が消えると、魔術とそれ以外、形質の異なる力が同時に発動された
 触れた者に継続的な感電を与える半透明の丸盾を作り出し、更にそれに反発力を加えて相手の打撃の威力を相殺させるつもりである】

「これなら……さあ!どっからでも来いですわ!」

【実際は正面からしか来てほしくないが。掴まれる枝葉はふんだんに周囲にある】
459 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:00:50.54 ID:ynX7xMSO
/護中身ただいま戻りました!
/すいません!
460 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:02:41.33 ID:jhMU7Hco
>>459
/おかえりー
/じゃあ丁度自分がレスしたところだからそこから・・・でいいのかな?
461 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:07:10.79 ID:ynX7xMSO
>>460
/わっかりました!返レス書いてきます!
462 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 01:10:25.24 ID:lyQqjd.o
>>458

あ、やっぱりそっちが本物?良かった、当たってたね
それじゃ………ちょっと、加速しようか

(……成程、向こうは飛べるんだった)
(此処で追い詰める算段だったけど………無理、かな)

【森を走るのなら慣れている、相手も走るのなら直ぐに追いつけただろうが】
【飛ぶ得物に足で追いつくには、もう少し速度を上げる必要が有る】
【更にギアを上げようかと、息を吸いこみ始めたその時に】

(………分身を消した?)
(丁度良いね、向こうもやりあってくれるなら……)

……良いよ、今すぐに行ってあげる
受け止められるかは知らないけれど

【防御態勢を整えた相手に、機嫌良さそうな笑みを浮かべ】
【左手首を額に当て、防備を固めて加速する】
【何も妨害が無ければ、少女はそのまま相手に接近していくだろう】
【走りながら極端な前傾姿勢に移行し、近づいても速度は落とさず】

  【少女は相手の防御を、『ダメージを軽減する為の盾』とだけ見ている】
  【もし攻撃が当たれば、自分自身も予期せぬ二段構えのダメージを受ける事になるだろうが】

【絡め手を使わず正面から、相手の防御に走り込んでの体当たりを叩き込もうとする】
【40kg以上の物体が、トップアスリートの全力疾走と同程度の速度で、ブレーキを掛けずに、だ】
【自分自身に返るダメージも大きいだろうが、少女は躊躇いが無い】
【相も変わらず表情は、浮かべた笑みが張り付いたままだ】
463 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 01:12:51.42 ID:BjowqrEo
>>456

 (……この人……──)

【──少女は、レンの言動の節々から、妙な違和感を感じ取っていた】
【玩具とは言え、素人離れしたナイフ捌き──“殺さなくて”済んだ──】

【そして何より──“裏のモノ”?】

……──そう

【少女は、出されたココアには一切手をつけずに】
【レンが語り終えると、一度テーブルの上に視線を落として黙考した】

 【本当にただの雑誌記者が、やれ威圧だ殺気だと、飄々と語るだろうか】
 【こんな機関の最前線まで突っ込んできて、何処か余裕すら伺えそうな、そんな彼女──】

【──.一体何者なのか】
【機関と近しい者でなさそうな事だけは、目を見て会話する中で伺えたものの】
【どうにも、彼女にはしっくり来ない──暫時の沈黙の最中、そう思っていたが】

【「……率直に言うよ」──ふと、再び顔を起こして】


 ……──あなたは、何者なの?


【──ただの一言、それを問うた】
464 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:15:30.06 ID:ynX7xMSO
>>453 >>457
【普通ならそこで疑うべきなのが普通なのだろうが―――】

んぅ・・・そう何ですか?最近のファッションは何だかよくわかりませんね・・
【あっさりと「人を信じる」のがこの少年の良い所であり何より悪い所でもあった】
465 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:18:11.56 ID:2o6XhWco
>>454

でも、ま…立場の問題上どうしても攻められなくてはならない宿命みたいなのがあるからね
だからこそ堅固な要塞にしたり武装を取り付けたりするといいんだろうけど

【この事を悩んでいたのはいつからだろう?ハッキリとこの事について考えだしたのは親友が走る列車上の戦いから帰って来た時か】
【元より、あのネル・ナハトと戦っていた時から悩んでいたのだろうか…苦しみに戦いを挑むためにあの巨大な犯罪集団は自分に問いを投げかけて来た】

…適応自体はまあ、できなくもないけどさ…問題はやっぱりステレオ的正義は、相手の正義を否定する部分が痛いんだよな
正直オタクらが特に力を入れている機関、奴らが集団として掲げている物はそれ以外の誰もが肯定できない邪悪なエゴだから、正直否定しても心も痛まないね

【こめかみの辺りを人差し指でかきながらそうだなあ…とどこから話すべきか頭の中で順序を組み立てる】
【わずかな間を開けて…彼は告げた】

悪を退治し弱気を救うって言うけどさ、視点が変われば立場も変わる、あのな、オレはあのネル・ナハトと一番最初の事件のころから戦っていたんだ
最初の刑務所の戦い以降ずっと奴らを追い続けて…オレは戦ったんだ、拳を叩きつけて銃をブッ放してな

暴力はこの世で最もわかりやすい痛みを持って行う『否定』のサイン、オレはそうして彼らを否定し続けた
でもさ、アイツらは『幸せ』のために戦っていたんだ、家族とか、仲間とかと一緒に自分も幸せになるために戦いの世界を作ろうとしていたんだ

【確認をとるように彼は人差し指を立ててルシアに再度目を合わせて自分の考え、意思を伝えておく】
【相手に整理の余裕を与えるためか…このあたりはやはり人との会話を主流とする仕事上の関係か】

オレがネル・ナハトと敵対した理由は至って簡単、やり方が気に入らなかったんだ、暴力だのずいぶん乱暴な事やらかしてくれたからね
あげく目的のためにオレたちを騙して利用して…しかもただの一度だって謝らなかったよ

【だが、とここでノビタは言葉を区切る、ここで話をひっくり返すため…そのための区切り、間を作ったのだ】
【ネル・ナハトを敵としてみなしたのはやり方が気に入らない、自分を裏切るようなマネをして来たのがどうしても許せなかったのだ】
【でも…それは逆に言うなら?考えてもみれば彼はこれまで…彼らのやり方を否定してもやろうとする事はまるで否定していなかった】

…『幸せ』のために戦うってのは本能みたいな物だ、必死に戦って、勝ち取って、平等に幸せを手に入れる世界って思想は…オレは嫌いじゃなかった
生まれ持った物でいろいろアドバンテージができてしまうなんてのは…オレだって苦しんできた道だったからさ

ちょっとでも『彼』が行った行動を…ただの一度でも謝ってくれれば、そして過激な暴力をいきなり振るうだけに飽き足らず
信頼関係を作っておいて平気で裏切り、しかもその事をまるで反省しなかった…あれがなかったら?
嘘をついて済まなかった、あの事を許してほしいがそれとは別に自分に協力してほしいと言われていたらどうなってただろう?

―――オレは、その場合はネル・ナハトに協力していた可能性も全くないって訳じゃあないと理解したね、

やり方さえ選んでくれたらああいう主張も正義として掲げるにふさわしかったと思う

【今の言葉に嘘はない、そして隠すことではないと思い告げてみた、何故告げられたのだろう】
【対機関連合所属、という距離があるからだろうな、とノビタは思った…距離の近すぎる同じjusticeメンバーに伝えるのが怖いが彼女の立場なら…と思ったのだろう】
466 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 01:18:15.22 ID:TPvCSpw0
>>457

……別に、……「期待」なんて、しない。僕は……『終着点』が同じなら、『同胞』とだけ……言ってる。
……『敵』は、少ないほうが、いい。……君が『敵じゃない』……っていう、『事実』だけが、……欲しい……。
……「期待」すると……それが「裏切られ」た時に、余計……つらい、だけ……。

【――と、ワーズは、何処か……ほんの僅かに――それは1ミリにも満たないほどに――“寂しそうに”、そう呟く】
【さぁ、と――蒼白い月明りが、ワーズワイスの白い衣類、黒い装甲を淡く彩り、輝きで縁取る――】
【それは幻想であり、何処か、矢張り現実から浮いているような、……空虚感】

…………(……「彼女」、……?……)】

【そして――矢張りというべきか、ワーズにはパニキュレータの、その言葉の妙を理解することは出来なかった】
【だが、気に留めるほどのことでもないだろうか、と思い直して、その疑念は自身の心の奥底に仕舞いこんで蓋をしめた】


【……んでもって】

>>457>>464

……新世界の、ファッション業は……なかなか、ハード、なのは……周知の、事実……。
櫻の国、みたいに……伝統の服装、あればいい、けど……皆、各々……好きな服を着るのが、主流……
だから……新しく、それでいて……機能的で……人を惹き付ける魅力が、ある。
……じゃないと、ヒット……しない。

……奇抜さと、スタイリッシュさを……兼ね備えて、ちょっとしたドキドキと、……斬新さ……
更に、顔を隠すことが……なんだか、新しくて、……機能的で、魅力的。


……今年の冬は、……仮面が、来る。


【 ご り 押 し 】


【余談だが、こんなワーズを見るのは無茶苦茶珍しい。実際、内心焦りまくっているかもしれない】
467 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:21:31.08 ID:yX.8reEo
>>462
「……来んなですわっ!」

【語気をいくら強めようが、自身は狂気を内包していないごく普通の人間である
 どう考えても反撃必至な攻撃にも臆せず来られようものなら、“力”が乱れて盾の力場が弱まる】


《バンッ――――》


【何かが焼けるような音がした。電撃は麻痺を目的としていないため、火傷によるダメージはスタンフローターを凌駕する
 それが自分にも来た。弱まったチャネリング・Pでは反発が効かず、相手と自分に電撃を放出して吹き飛ばされた】

【足の痛みもさる事ながら、箒から振り落とされてしまった。箒は自身の魔術行使には必要不可欠であり
 かつ、歩行が上手く出来ない状態ではそれを取りに行く事すらままならない
 木々が未だ衰えていないのは、彼女の魔翌力が少しは残されているという事】

「……っ」

【チラつくものは、自らの死。もしくは、余りに残虐な別の何か】


/現状では準モブキャラなので、ある程度はご自由に
468 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 01:25:02.49 ID:rCGfwQSO
>>463
言いましたよね?雑誌記者見習いって
【ニコリと微笑み】

……けど、それは表
裏では殺し屋をやってます
【真剣な瞳でカンナを見て】

………《紅蜥蜴》の力を貸りるか?
【口調・雰囲気・瞳…全てが冷たい裏の住人のモノに変わる】

【紅蜥蜴……裏に精通してるなら聞いた事あるだろう】
【最近、聖都に現れるようになった殺し屋】
【その手口はナイフを使用したモノであり】
【殺しのターゲットになってるのは、裏で悪事を働く金持ちや外道や奴隷商人など】
【……性別も年齢も不明な存在】

【……そして紅蜥蜴はこう呼ばれている】
【《復讐代理人》と…】
469 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:33:10.07 ID:V.crU2DO
>434

………―――

【横を通り抜けて行く少女を目で追うこともせずに、彼女が紡ぐ言葉が音ととして耳の中へと入っていく――】
【彼女の位置からは覗き込めない表情は、相変わらず冷淡で。頬を撫で、身体に染みる筈の冷たい夜風にも肩を震わせる様子は無い】

【彼≠フ背中からその内面を探るのは、非常に困難だろう】


………――――干渉しないと言ったな?

【――――数秒間の沈黙を打ち破ったのは、恐ろしく"愉快"そうな声色の返答】
【彼女が訊ねたことに対する答えとは違う、意表を突いた発言だった】


あの二人に俺が何をどうしようが、お前には全く関係無い………そういうことだな?
まあ……元から誰かの制約を受ける気など無いのだけれど。お前がそう言うのなら、それはそれで好都合だ

【機械人形の如くゆっくりと振り返った表情】
【口角を歪め、瞳を愉しそうに細めながら"嗤う"それは、『アリエル』のあの幼さの残る笑顔とは全く異質なモノで――】


俺とアイツがどう違うかなんて、その内"分かる"さ。俺はアイツの『闇』であり、救世主≠ナあり、常にアイツと共に在る……
何、俺は死神でも悪魔でも無い。"仲良く"やっていきたいと思っているだけさ―――

【「闇が存在しなければ光も消えていくんだよ」】

【トントン、と右手で軽く胸を叩きながら――彼≠ヘ遠回しに警告≠発した。彼女は、サージはそれを感じ取れるだろうか】

【ただひとつ、安心すべき点は】
【発言から察するに、今後のことはともかく『アリエル』の心は今は未だ完全に一方の色に支配されていないことは確実と見て良いのだろう】
470 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 01:34:23.48 ID:lyQqjd.o
>>467
(………あ、なんか……手をミスした気が)
(まあ、良い―――――――――のか、な?)

【攻撃を放った少女は、例えるならば全速力で壁に突っ込んだ様な状態】
【衝突の衝撃と自分の脚力で、斜め前方に射出される様にして跳ねあがった】
【それだけならば予想の範疇だが、体に流れ込む電流】
【防御した初撃とはまた別種のダメージが、身体を焼くのを空中で味わう】

【落下し、背を打って。溜めこんでいた息を、纏めて吐き出す】
【自分のダメージを鑑みて、それから与えた手応えと比べて】

……………ぁー………ん、まだ行けなくもない、か……
止め………刺さないと、ね………

(走れない、歩ける。飛べないけど、手足は如何にか動く?)
(どうだろ、向こうが動ける様だと………ん、まあいざとなったら逃げる手は無い事もない)
(全く、魔術師って相手は厄介だねー………)

【相手が動くならば、直ぐにでも逃げ出せるようにと】
【起き上がり、後方へ体重を置いて相手へ近づいて行く】

………ねえ、まだ起きてる?
まだたったの二発、貴女も動けそうなものだけど……

【右手の指を一本一本動かして、動作を確かめて】
【相手が動かなければ、彼女の頭の傍にしゃがみ込むだろう】
471 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:35:25.26 ID:jhMU7Hco
>>466
ギブアンドテイク、悪くは無いけどね
あたしは感情"だけ"の生き物だから、実はそういう言い回しは嫌いだったり
なんというか・・・ううむ

【(本人的に)ごく普通のノリで話していたパニーは、ワーズの"寂しさ"には気付かない――気付くつもりも無いだろうが】
【月明かりは等しくパニーも照らし出す――だが、そこに浮かび上がるものはワーズとは違っていて――】
【ひたすらに黒い影が白く縁取られる――"感情の生き物"から浮き上がるのは、静かな――殺意?誰を?いや――それはきっと、世界への――】

>>464>>466
(誤魔化せた…だと…!?)

【少年は兎も角、ワーズにははっきりと伝わるだろう――パニーの心中の動揺が】
【だが、自分から切った啖呵、引く選択肢はもはや無い】

そ、そうよ、仮面は常に一定のコアな支持層を集めてるんだけど、今年はより広く流行しそうな向きがあるのよ!
普通の服飾はあらゆるタイプが試みられ、一つの倦怠期に入りつつある――
だけど、その点で今までマイナー分野に甘んじていた仮面は新たな可能性の一つとして注目を集めているの!

【よくもまぁまくしあげたものだ・・・声が慌ててるが】

472 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:45:12.14 ID:yX.8reEo
>>470
「――……?」

【一歩一歩近づく足音から逃れるように、目をぎゅっと瞑って痛みと恐怖を堪えていた
 (恐らくは)少女よりも体躯は大きいので、少々間抜けな所もあるが
 思いがけず語られた言葉に、驚きと呆れと疲れと痛みが身体じゅうを駆け巡った】

「無理ですわ……そもそもあんな一撃、一度だって受けたくないですのよ
 貴女に蹴られた足が、雑巾になって捻り上げられるくらい痛いというですのに
 これだから筋力バカは、もう少し加減というものを知るべきですわ……」

【ばたんきゅーの状態のまま、動けないので口撃に切り替えている
 赤いローブは所々焼け、本人も泣きながらの答弁なのだが、顔だけはしっかりと相手のほうを向いている】

「あなた(の服)が欲しかったですのに……しょうがないから諦めるですよ、グスン
 庵に帰ったら湿布てんこ盛りですわ」
473 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 01:46:58.77 ID:BjowqrEo
>>468

 【「──嘘だよ」】
 【雑誌記者見習いなんて言葉は、前に会った時に既に聞いている】
 【私が知りたいのは、そんな事じゃなくて──もっと奥にある、別の何か】

【──案の定、レンの揺らがぬ瞳から続けて紡がれた言葉は】
【或いは、開けてはならぬパンドラの箱、冷厳な禁忌──】

 ……紅、蜥蜴……──

【少女は暫しの間、それ以上の言葉を紡ぐ事が出来なかった】
【裏の事情になど然程詳しくはない少女であったが、】
【まるで現実味すら凍てつかせるかのような、彼女の瞳に──息を飲んだ】

 【先程までの『紅閻寺レン』とは、別人のような気さえしてくる】
 【但し、視線は逸らさない。或いは逸らせない。自らが望んだ答えなのだから】

 【──『殺し屋』と。彼女にとっては、人生のつい最近まで、フィクションの中の存在でしかなかったそれ】
 【如何様な力を持っているのかは、分からない。容易く量れるような存在でもない。──“しかし”】

【──暫し沈黙こそすれ、少女の瞳はなおも勁くそこにあった】
【燃え盛る炎をそのまま凍てつかせたような色をした、彼女の瞳】
【そこに、一切の怯懦の情などは滲んでいなかった】

【──真っ直ぐに視線を合わせれば、漸く口を開いて】

 ……お願い
 私達に、機関と戦う力を貸して──《紅蜥蜴》
 
【偽りや虚飾の言葉は無く、最短距離で相手に届くように】
【──凛、と。僅かの震えもなく、紅閻寺レンへ、そう懇願した】

 【──共に機関と戦って欲しい。そう明言する】
474 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 01:51:32.49 ID:UYX.6Sgo
>>465

……んー、難しいなぁ……。
貴方の言ってることも判るの。ネル・ナハト? の事はちょっと、詳しく無いけど……。
私の場合、他の皆とは考え方が大きく違って特殊だから、先に謝っておくね?

ネル・ナハトは自分達の『幸せ』の為に戦った。多くの人が幸せになれる様に、下克上を起こした。
其れと対峙した貴方は、そのやり方こそ認められなかったものの、目的には同意できた。
彼等は彼等の正義を掲げ、貴方達は貴方達の正義で其れを叩き伏せた。

―――そりゃ、視点が変われば立場も変わるよ。自分の身体は一つしかない。
でも、だからどうするの? っていう話になるよね。相手の正義を否定できないなら、どうするのか。

【前方へと向けていた視線を、青年へと戻す】
【青年は今、どの様な表情をしているだろうか】
【恐れている? 憤っている? はたまた悟っている―――?】
【それが如何であれ、少女は少女。幼い顔立ちは何処か毅然として】

ぶっちゃけた話、世界は平等なんだよ。全体で10になるように出来てる。
誰かが幸せで7を持っていれば、誰かが不幸で3しか持って無い。そうなるように出来てる。
だから、幸せな人は現状維持を正義とし、不幸な人は幸せを奪うことを正義とする。対立が起こる。
人は誰しも、目的の為なら手段を選ばないもの。誰かを引き摺り下ろさないとのし上れない世の中じゃ、尚更。

貴方だって、貴方の幸せの為に戦ったんじゃないの?
自分の幸せを守る為に正義を振り回し、他の正義を叩き伏せて。
其れが他人の幸せを奪うと理解したうえで、相手を否定してきたんじゃないの?

【少女が語るのは極論。論理だって居るようでそうでもない、酷く幻想的なもの】
【物事を決め付けるような物言い、間違いを気にしないふてぶてしさ】
【この少女の持つ“正義観”は、所謂ステレオではない、少し歪んだものだった】
475 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 01:53:11.43 ID:lyQqjd.o
>>472
【(表記を忘れていたが)少女の身長は160cmにギリギリ届かない程度】
【立って並べば、それなりの角度で見上げる程度の身長差だろうが】
【今は、上から下へと視線を降ろす形に】

【そして、現状を理解する】
【相手は反撃をしてくる様子が無い。なら、今の所は逃げを考える必要が無い】
【そして相手は直ぐに逃げ出す様子が無い】
【此処まで来ると、少女の笑みは一段と深まった】

……筋力バカ、ねー……私はどっちかと言うとスピード型なんだけど
筋力は、必要なだけは有る………ってそれはまあ良いんだよどーでも

………「あなたが欲しい」なんて口説き文句、生まれてこのかた言われた事もないけど
答えて上げる訳には行かないんだよねー………逆なら兎も角

【唯一、初撃を受けて以降温存していた右手、それをすうと持ち上げて】
【相手の首へと降ろして行く】

……選択肢、プレゼント
@治療魔術が使える人の所まで運んであげる
Aあんまり効果は大きくないけど私が治療魔術を使う
B落として此処に放置

さ、どーれだ

【彼女の顔を、真上から覗き込むようにして】
【右手の指を首に絡ませ、絞め上げようとする】
【一応、言葉は返せる程度の力加減に調節しては居るが】
476 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 01:56:39.32 ID:rCGfwQSO
>>473
………いいだろう
ただし…報酬は
【そう言い、カンナを指差し】

ココアをください!!
【………………】
【゚Д゚】

【本来ならお金を請求する筈なのだが……彼女は報酬に選んだ】
【何故か?それは彼女のみぞ知る】

先に言いますけど…私は殺し屋の時は能力を一切使いませんから
だって…能力ですと足がつきますからね
【いつもの彼女の笑顔でそう言い】
477 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 02:02:49.34 ID:yX.8reEo
>>475
「どっちだって同じですわ。私がスピードの魔法をかけて貴女に突撃しても、返り討ちに遭うのが目に見えていますもの
 それに私、別に口説いてる訳じゃないですよ。やっぱりそういうふうに受け取る貴女がヘンt――」

【ボキャブラリーとコミュニケーション能力の欠如は自分のせいなのだが
 そのまま喉元を押さえつけられ、次第に呼吸が苦しくなり】

「うぐぐぐぐ!お止めなさいお止めなさいお止めなさい!どれも嫌に決まってるですわ!」

【一応抵抗してみるものの、大人と子供程に筋力の差は歴然としており
 その差を埋める魔法の力も、箒無しではどうにもならなかった】


/3で。多分タダじゃ死なないので
478 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 02:07:48.07 ID:lyQqjd.o
>>477

変態呼ばわりは酷いねー……こういう風にされて悦ぶ相手、少なくとも三人知ってるんだけど
ま………素直に従ってくれるなら、そもそも襲ってこないよねー

【右手一本、指それぞれに力を加え】
【ギリギリと締め上げながら、独り言のように】
【腕に体重を乗せて、喉を押しつぶす様にしながら】

あー、そう言えば名前を聞いて無かったけど
………まあ、別に良いか。聞かなくても、其処まで困らないだろうし

じゃあ、お休み。朝まで、誰かに襲われないよう気を付けてー

【左手を右手の指に重ねて、最後にもう一段階】
【首の横、血管を強く絞め上げて】
【脳へ向かう血流を阻害、気絶させようとする】

【その後、彼女から離れる様に立ち上がり】
【それでも動きが無ければ、何処かへと立ち去ろうとするだろう】
479 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 02:09:26.59 ID:ynX7xMSO
>>471 >>466

むぅ・・・顔隠してたらオシャレする意味ないような・・
【それでも少年は信じる】
【彼が言う事も最もなのだろうが】

/すいません、遅れました
480 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 02:14:07.36 ID:yX.8reEo
>>478
「わ、我輩は見習いですわ、名前はまだな――」

【視界が急速に遠ざかる。底なしの穴に落ちるような感覚
 暗闇の中で星がちらつく。夢を見ているように、目の前には次々と走馬灯が浮かび上がる
 やがて、そのどれもが爆発していく。赤黒い隕石が落ち、バラバラの破片となって暗闇に吸い込まれていく
 そうして、彼女の意識は無くなっていった】
481 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 02:20:05.59 ID:lyQqjd.o
>>480

………じゃ、勝手にウィッチとでも呼ぼうかな……って安直か
何か適当に名前でも……

……ま、次が有ればその時で良いでしょ
次は………もっと楽しくなるだろうし

【手の中にあるものから意識が抜け落ちると、少女はすっと其処から離れ】
【片方だけ飛ばした靴を拾って、もう一度足に通した】
【盾に使って披露した左腕、体の横にぶら下げて】

……………あー

………また、眠れなくなりそう

【右の掌にぺろりと舌を這わせ】
【人目に付かないよう、急ぎ足で何処かへと去って行った】

/お疲れさまでしたー
482 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 02:20:10.81 ID:BjowqrEo
>>476

 【──.一体、何億何千万、請求されるんだろう、と】
 【勢い良く依頼してみてはものの、やはり殺し屋と言うからには、】
 【ゴの付く狙撃手みたいに物凄い額を振り込めと言うに違いない】

 【……もし払えなかったりしたら、どっか見知らぬ国へ売り飛ばされたり】
 【解体されて臓器取られたり、海に沈められたりするのだろうか──】

【──なんて、一度ごくりと唾を飲み込んだ少女】
【しかし、もう後には引けない。今は、一人でも多くの力が必要だった】
【どんな報酬だって支払ってやろう──そう、覚悟したときに】

 ──……ココ、ア?

【※ココアとは──】
【カカオの種子(カカオ豆)を主原料とした飲料である(wikipediaより)】

【──思わず、一度ココアとは何だったかを思い出す程度には、衝撃的だったらしく】

「……どうぞ」

【ことり。何時の間に準備していたのか、二杯目のココアがレンの前に置かれた】
【暫し口を開いたまま呆然としかけたが、気付けば彼女は割と重要な事を喋っていたりして】

──あぁ、うん……
戦い方に、一切の注文はつけない……

……あの街を取り返す戦いの時に、力を貸してくれさえすれば

【そう呟きながら、少女はそっと、右手を差し出した】

 ────私は、『対機関連合』の、黒野カンナ
 あの日とはまた違った意味で……“よろしく”、ね

【かつての微笑みとはまた色の違う、口元の淡い笑みで】
【改めて、信頼する同志として、少女は握手を求めた】

【それが交わされたならば、正しく約束は結ばれた事になるだろう】
【戦いに向けての、いずれは血に染まるかも知れぬ、手と手と同士──】


【──外。夜の帳は降り切って、虫の鳴き声もなくただ冷たい静謐が満ちる】
【空には三日月。夜を裂くような鋭利な刃は、ただ蒼く光を帯びていた】

【決戦は近し。今はまだ、静けさの中】


//うおー色々と時間もやばいので、少々駆け足ですがフェードアウト気味にここらで!
//長時間お疲れ様でした、ありがとうございました! 所々レス遅くなって、すみませんでしたorz
483 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 02:24:03.57 ID:TPvCSpw0
>>471

……そう、……でも、僕は……「感情」は、あまり、好きじゃない……
…………悪くないものだとは、思うけれど……僕には、……無縁、だ。
……ごめ、ん。

【――ひょっとすると、意外かもしれない。妙に何処か素直に、謝罪してみせた】
【ワーズワイスは――≪R.I.P.≫傘下突撃隊、≪四刃≫の一員だ】
【その戦闘力は高い……実力派揃いの≪R.I.P.≫において一定の地位を獲得しているのだ】
【もしかしたら、先入観として――「カタブツ」か、或いは頑固か、無感情なドール――そんなイメージがあったかもしれないが】

【……その『殺意』は感じ取るも、深くは踏み込まない。お互い、不可侵の領域が存在することは暗黙の了解】
【何か『理由』があるから『此処に居る』……それはワーズ自身、強く思うことであった】

【――そして】

>>471>>479

【正直、ワーズも驚いていることは明白だった。だが、最早ゴリ押ししか無いのである】
【こういうとこでも突撃隊≪四刃≫のプライド。パニーを牽引し、ワーズは活路を切り拓く――!】

……顔を隠すから、こそ……それ以外のファッションが、映える……。
この新しさが、ウケる……服飾の世界は、深い……ん、だ。

【――だが、自分自身で言っていて苦しさを感じたのだろう】
【これ以上引き伸ばすのは危険と感じたのか、ワーズワイスは――】


……そういえば、……自己紹介、遅れた……。


……『MSK(エムエスケイ)クローズ』の……『水羽 琴波(みずはね ことは)』。
それと、こっちが……『新波 垂雪(あらなみ たれゆき)』。
お見知り置き、を……


【……ワーズの超頭脳が超究極的に超回転した。超即興の超偽名である。某超少女も超びっくりなくらいの超絶具合である】

【ちなみにMSKクローズのMSKは、仮面(MaSK)から適当に抜粋。クローズに至っては完全フィーリングだ】
【水羽 琴波に関しては、水羽を音読みするとスイワ。コトハを変換すると言葉になる。
 言葉を英語にするとWORD。これを逆から読むとWORD(S)/ワイスで『ワーズワイス』になる。無理矢理感マックス】
【新波 垂雪に至ってはド直球で、逆読みの波新(パニイ)+逆読みのキユレタ(キュレータ)である。ごめんなさいパニーさん】


……じゃあ、我々は……明日の早朝から、会議がある、から……これで。
…………行くぞ、……新波、……。

【そして、そそくさとその場から、(パニキュレータの手を右手で引っ掴んで)強引に去ろうとするだろう】
【正直、いっぱいいっぱいだったらしい。よく頑張ったほうではないだろうか】
484 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 02:28:52.18 ID:rCGfwQSO
>>482
やっぱり寒い時はココアですよね〜
【二杯目のココアを飲みほんわかとし】

契約成立ですね
【ニコッと微笑む】

復讐代理人…紅蜥蜴。こちらこそよろしく
【ニコリと微笑み握手をかわした】

【復讐する血塗られた紅き蜥蜴は火の国で蠢めくのであった】

/うゆゆ!わかりましたー
/乙でしたー
/楽しかったですよー
485 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 02:31:01.16 ID:2o6XhWco
>>474

【眉をひそめる、いつになく顔が険しい表情を創り上げているのかが分かる】
【ノビタはただ、思いついた事を告げた】

…なるほどな、確かにちょっと特殊だよ、特に最後辺りのセリフをオレの愛する人に突きつけられたばかりだ
人間個性がある限り、人と全く同じ理想で統一する事が出来ない限り、全員で手を組む事も出来ない

…一番いいのは、否定と肯定、両方を与えあい受け合う事を受け入れる事だよな、相手の突飛な個性を尊重すること
相手の危険な個性をストッパーとなる事、どちらも大切な事だ、互いに削り合い、擦り合う事社会の基本そのものをこの世の人間全てが
受け入れてくれればいい、人は常に変化を続けていくのだから幸せな人間は幸福の現状維持などありえないと言う事を知るべきだよな
…ならばむしろ逆にもっと幸せになる方に変化して、その時不幸な人と手をつなぎ引き上げるくらいの人情と向上心を誰もが持っていれば簡単だよな

【そううまくいかないのが現実なんだけどな、と…正真正銘の本当の意味で誰もが幸せな理想論は組みあげてあるが実現は極めて難しいと告げる】
【なぜならその理想は大前提として自分の肯定もある代わりに否定もあると言う事を受け入れられる強さを持つ人間しか叶えられない…その強さを誰もが持っていれば叶うのに】

…でも、さっき言ったみたいに適応してでも動き続けなくちゃいけないってのはわかるんだよ…その理論を早速否定してみるが
ぶっちゃけた話世界は不平等にも平等にもなる、その数値論では誰かが7を持っていれば誰かが3しか持てないって出来てるようにも見える
しかしそれは…大前提として全体で10になるように出来ているってのが真実だと証明できてる場合の理論だ

…オレは知っている、世界の幸せってのは世界全体で0になるように変わっちまう事が出来てしまう事を、そして止めないと全員平等に不幸になる事は間違いない

でもよ、どうしても自分の幸せってのを前提にしても…そう言う奴らだって自分+他人の幸せを手に入れようと本気になれる奴は必死に戦える
まずは、そうなりたい…自分も他人も幸せになるって欲を張りそれを実現できる人間になりたい
百歩譲って物理的にそれが厳しくなったら…自分の分を妥協してでも他人に分け与えられる人間になりたい

【少しだけ見えて来たか?だがまだまだだなあ…とその後ノビタは告げる】
【まだ理論の所々が甘い、まだ…行動しないと平等に全体で10になる世界すら0になって壊れてしまうって事を思い出せた】

【とりあえず、今回は『考えるのはいいが幸せのために動く事をやめてはいけない』という教訓は得た】

…最後に聞きたいが、オレ今君を否定してみたが…ぶっちゃけどういう気分なんだろうな、ちょっと思い出してみたい
理想論だ100%実現しないといきなり判断するのか?あるいは…否定されてみたが他にもそういう考え方があるのか…という納得をするか?
486 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 02:43:32.22 ID:jhMU7Hco
>>483
あたしに言わせれば――感情の無い人間、というか生き物なんて機械や人形と変わりないわ
悪い、悪くない、と言うよりも――あたしからすれば、必然
それに――その仮面を付けている理由にこそ、あなたの「感情」があると、あたしは思うけど?

【本来上司に近い立場のワーズに対して、迷わずそう言い捨てる――
パニーにとって「感情」という概念は、そう言わしめるまでに大きなものを占めている、と解釈するべきだろう】
【そして彼女が重んじる感情と、先程漂わせた殺意はきっと繋がっている――が、それはさておき】
【感情を否定したワーズに、その矛盾を指摘するような言葉を投げる】
【先程ワーズは「仮面とか容姿とか関係無い」と言っていた――
態々「関係無い」という言葉を出すのは、それに引け目があるからこそでは無いか、と。そんな推測を乗せて――】

>>479>>483
その先入観が、いままでこの分野の発展を妨げてたのよ
言っての通り、顔を晒すという従来のファッションに一石を投じる目論見も―・・・

【焦りながらも誤魔化しを並べ立てている途中、ワーズが自身の、それから自分の偽名を名乗る】
【流石の対応力ね、と心中で下を巻きながら、再びその発言に乗っかった】

紹介の通り、あたしの名前は垂雪よ。まぁ覚えても覚えてなくてもいいけれど
――わかったわ、琴波。それじゃあ少年、何所かで会うことがあったら

【手を引っ掴まれたことから、大体察して、ワーズに着いて行くようにしてその場を去ろうとする】
【掴まれた手から、ワーズの焦りを感じた――かもしれない。きっとパニーの動揺も伝わっていることだろう】
487 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 02:45:34.91 ID:dzxmitEo
>>469

貴方の事が、ひとつ分かった

……捻くれもの

【唇を、つん、と尖らせて囁くように告げてやる】
【――同時に、手強い相手ということも悟った】
【単に、性格が悪いだけじゃない】
【上辺で見せてくれる感情が、雰囲気が、少し似ているのだ――あの人と】

【彼の纏う不気味なヴェールを剥ぎ取ることは、きっと、出来ない】
【ただ、このやりとりは悪くない。――懐かしい=z

―― 干渉しないのは、リーズに対してだけ

アリエルは、私にとっても友達だよ
……いつでも手を貸すって、約束したしねっ

あんまり酷いことするようなら、許さないから

【――彼≠ヘ、恐ろしいことを言っている。自分も真剣な口調で応じている】
【なのに、どうやっても突き放す気になれない】
【アリエルと同じ姿だからか。アリエルが捕らわれているからか。それとも――】

【歩み出て、足環がシャリリン、と小さく輪唱した】

それで……
貴方が二人の話をしてくれたのは、何でなの?
もし、その為に会いに着てくれたのなら……、嬉しいかもしれない。

正直私は……、嫌いじゃないよ
救世主さんのこと

もし私とも仲良く≠オたいと、思ってるなら
いつだって手を差し伸べられる……

【ゆっくりと、ぎこちなく差し出される右手】
【視線は手元に落とされている】
【柄にもなく緊張しているのか、微かに震える腕。格好が付かない】

……どう、かな?

【読み取れもしないのに。】
【彼の顔色を伺うように、伏せた顔を少しだけ上げた――】
488 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 03:05:33.18 ID:TPvCSpw0
>>486

…………はぁ、……はぁ、……

【少年から随分と離れた地点――ようやくワーズはパニーの手を離し、思わず膝に両手をついて】

……ごめん、……パニキュレータ。……正直、誤魔化せると……思わなかっ、た、……。

【……それはそうだろう。普通なら怪しまれるのがオチだ。或いはカーネルなら、戸惑いなく少年を斬り伏せようとしていたか?】


……で、……話しの続き、だけど……

……僕が仮面を付けるのには、……もっと理由(わけ)がある。
…………「感情」や「好き嫌い」程度じゃ、片付けられないんだ……
……そこばっかりは、……踏み込まないで、ほしい……。


……でも、君の言う通りかも、しれない……
…………『感情』は……、……『ある』……
……だって、今……“面白かった”、から……。

【――と、ワーズはまるで呟くように零す】
【無茶苦茶な嘘を2人で無理矢理突き通して、挙句信じさせてしまった】
【自分ではない誰かの名前を適当に名乗ってまで……こんな、全力で馬鹿をやるようなこと】
【今までのワーズの半生では、体験したことがない出来事だったのだ】

…………だけれど、……やっぱり……“いらない”……よ。
……後々、邪魔になる、だけなんだ……僕らみたいな、……『裏の住人』に、とっては。……


……先に、戦艦……帰ってる。
じゃあ、また……“アラナミ”

【――と、最後に紡いだ名前は、冗談なのか、皮肉なのか、或いは自嘲なのか】
【そうやって彼女を呼んで、――やがて、転送陣によって、消えるだろう】


【すっごい余談だが、この日を境に】
【ワーズが「普通の女の子」を装って街に出る際、『水羽 琴波』の偽名を使うようになったとか、ならなかったとか】

/申し訳無いです、眠気がピンチなので先に落ちさせていただきます。
/お二方、有難う御座いました!お疲れ様でした!
489 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 03:12:20.45 ID:UYX.6Sgo
>>485

………先客が居たか、驚いた。
同じ様な考えの人も、案外居るものなんだねー……。

【自分が特殊である事は自覚があったから、何か言われても動じない】
【が、同じ台詞を同じ相手に言っている人が居たというのは、予想外だったらしい】
【ふーん、と鼻を鳴らすように息を深く吐いて】

人は強くない。「出る杭は打たれる」って言葉がある位、自分を脅かす相手には過敏になる。
だから、自分を否定し、間違ってると叫ぶ人を恐れ、拒絶し、文字通り叩く。
貴方の言うとおり、誰もが他人を受け入れ、平等を心掛ける事が出来れば世界も平和になるかも知れない。
けど、其れは簡単か難しいか以前に、不可能なんだよ。人が人である限り。差が生まれてしまった以上、ね。

【青年の言葉を完全に否定するような言葉。けれど、其れは青年もある程度判っていることだろう】
【それが出来れば苦労しない。其れが出来ないから、世界から争いが無くならない】

【少女はベンチから立ち上がり、公園の真ん中へと歩を進めながら言葉を紡ぐ】

で、話は戻るね。
世界は10ではなくて、世界の持つ数値は0にもなりうるって話だけど―――
……これまた否定するようで申し訳無いけど、無いよ。
もしこの世界が壊れてしまう事があったとして、其れを望む人がこの世界には必ず居る。
例えどれだけ小さな割合になろうとも、この世界は誰かに些細な幸せを寄越す様になってる。

でもまぁ、自分を犠牲にしてでも他人を幸せにしたい、って考えは好きかな。
他人の為なら……そう、例え知らない人でも、他の為に己を払うってのは良くやる事でもあるし。

【其処まで言って、一息。ゆったりとした足取りで公園の中央に辿り着き】
【其の場でくるりと回転、ベンチに座る青年の方へと身体ごと向き直り、微笑み】

否定、しちゃった。絶対無いとは言い切れないけど、99%は無いんじゃないかな。
でも、少なくとも現状じゃ、今の世界じゃ皆幸せな世界なんて築けない。

と、此処までが私の超頭脳が導き出した戯言。飽く迄も私個人の考え方。
本音言えば、貴方の其れも理想論とは言え、0%じゃない。もしかしたら、頑張れば届くかもしれない。
その為に、頑張るんだよね。誰もが平等になれるように。幸も不幸も平坦にできるように。

【完全否定はしたものの、そうなれれば良いなと思っている】
【曖昧で、不安定な思想。誰とでも仲良くという少女の理想が、自分の戯言を否定する】
【何を考えているのか判り辛い。が、複雑な事情が其処にはあるのだろう】
490 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 03:23:02.90 ID:ynX7xMSO
>>488>>486

それじゃ僕も名乗らせてもらいますね。
【即席の嘘とは知らずに】
【少年は名乗り返す】

僕は護です。
正義組織Justiceに所属しています。
【嘘に対して真実を述べる】
【――――最悪の真実にして事実であった】

/了解!乙でした!
491 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 03:31:49.01 ID:2o6XhWco
>>489

…………………

【目を伏せ、腕を組みしばらく本気で考える】
【しかし…頭が疲れてもはやうまい事を考える事が出来ない】

お互い…まだまだ『遠い』な、いや…思考してくれているだけ大助かりだけどな
本当の意味で君が不可能だと言う事に対する確かな理由があるとすれば…それはもはや考えもせずに
最初から諦めてかかっている奴が山ほどいるって点だろうな

【全員でその事を考えてくれればとは思うが、そもそも優秀で恵まれすぎたり、あまりに貧しすぎるともはやそんな考えすら及ばないというケースすらある】
【指で数えられる程度の人数ではどうにかできないだろうな、とも思う彼らは】

…まあ、今日はこんなところかな、お付き合いありがとうルシアちゃん
オレはそろそろ帰るよ、お互い…これからもがんばって答えを探そうや

【あるいは…自分の寿命のうちには叶わぬ夢かもしれないが…それでも叶ってほしいと望みながら】
【まずは身体を休めて一仕事から始めよう、そう思いながらルシアに背を向けて去って行った】

【←To Be Continued...】
/乙でしたー!
/遅くまでよくぞお付き合いいただきました、感謝します
492 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 03:35:46.91 ID:ynX7xMSO
>>490
/追記
/【そして敵とは知らず二人を見送るのだった】を最後にお願いします
493 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 03:42:08.98 ID:jhMU7Hco
>>490
・・・!そ、それじゃあ!

【動揺冷めぬうちに告げられた「敵」の名前――素直に仮面を付けていたのをありがたいと思った】
【もし素顔が覗けたなら――その顔には酷い驚愕と憎悪が浮かんでいたことだろう】

/お疲れ様でしたー!

>>488
実は、あたしも、よ…あの少年くんが素直すぎて、逆に危うかった……

【息を整えながら、まさか誤魔化し通せたことに驚いた胸を語る】
【実はパニーも一人だったら焼きはらいにかかっていた公算大だったり。要らんところが通じる…のか?】

そう、踏み込むなと言われれば流石に強くは言えないわね
踏みこまれて困ることがあるのはお互い様、だし・・・

【踏みこまれて困ること――お互い様という言い回しを鑑みるまでも無く、「仮面の下」の話だろう】

・・・確かに、今回はハラハラさせられた
まさかこんな真似をするとは――あたしも、面白かったわ
・・・――懐かしいわね、なんかメリナを―――

【仮面に隠して見えぬ表情――だが、その言葉からは確かに喜色が滲んでいて―――】
【パニーの中には――「あった」。誰かと、全力で馬鹿をやった記憶】
【彼女の漏らした「メリナ」という名前――それが―――と、ワーズの発言で意識を引き戻される】

――そう。あたしはそう思うことを否定しない。なにしろ、そう思うのもやっぱり「感情」なんだから――
・・・でも、その『裏の住人』から脱却することも、≪R.I.P.≫の目的だったんじゃなくて?まだ、全て捨てるには・・・――

【そう反論しようとしたところで、ワーズが転送陣に包まれていく】

あたしはもう少し近くをぶらついてくるわ
また、といったからには――勝手に死んでくれないでよね?"コトハ"

【彼女の紡いだ名を皮肉と解釈したのか――パニーもまた、偽名を言い返して別れを告げた】


【――――それから、誰も居なくなった海岸にて】

感情は要らない・・・ねぇ。その言葉こそが、自分が感情に縛られている証拠だと気付いているのかしら?
だからあたしは感情に正直に生きようと――そう誓って、『分けられた』んだけどねぇ
…だから今日はグラタンにするわ

【その言葉を聞くものは誰もいない、仮面の下の「感情」を知るものは、いない―――】

/お疲れ様でしたのよー!
494 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 03:45:58.70 ID:UYX.6Sgo
>>491

―――――そだね。まだまだ、こんなに簡単に思想は揺らぐ。
生まれてしまった溝は埋まらないって思うけど、もしかしたらも在り得る。
この世界もまた完全じゃない。形には当てはまらないもんね。

【生まれてしまった貧富の差。優劣。生まれた時から、人は其々差がついているもので】
【諦めて絶望し、世界の終わりを望む人もまたこの世には居るだろう】
【詰まり、その人たちに希望の道を示すことが出来れば、或いは――】

……ん、ぅー――つ、疲れたぁ……。
難しいこと考えるのは、相変わらず慣れないね、と。

いえいえ、久しぶりにこんな話して、色々考えるところもあったしね。
此方こそありがと、また機会があったら宜しく、ねっ。

【背伸びを一つ、欠伸を噛み殺しながら身体を解し】
【去り行く背に手を振って、そんな事を言いながら見送った】

/お疲れ様でしたーっ
495 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 14:51:56.03 ID:37hFbeko
【森】

カァァッッ!

【森に気勢が響き渡る。そして、響く剣閃の音】
【其の音の出所に居たのは悠然と立つ一人の老人と倒れ伏す三人の男達】
【倒れている三人は皆急所を外しながらも再起は出来ない絶妙なレベルの攻撃を喰らっているようだ】
【ある者は手首の腱を切り裂かれ刀を持つ事を許されず】
【ある者は刀が折れ、足に傷を】
【ある者は峰で首を叩かれ気絶】
【全て死には至らず、しかし決定的な敗北を与えられていた】
【其の三人を見つめる老人の口元には凄みのある笑みが浮かんでいる】
【其の出で立ちは正に剣豪であった】

ほれ、さっさと連れて帰っとけ。
流石にちょいと疲れたからの。

【近くに居た三人組のお付きの者が三人をどこかに連れ去っていった】
【それを見ること無く、刀の血を払い鞘に収める】
【そして深く息を吐くと直ぐ近くの切り株に座り込み瞑目する】
496 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:09:25.34 ID:c25XKzQo
【魔術協会・中庭】

…………。。。

【中庭にあるベンチに白衣を羽織った人が座っている】
【包帯で髪ごとぐるぐる巻きにされていて顔がよく分からない。髪は黒色で少しだけ長め】
【白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【両手を白衣のポケットに突っ込み、やや上を向き、口を少し開けてぼーっとしている】
【( ・△・)こんな感じ】
497 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:12:35.29 ID:F5nbJdIo
>>495
「ん・・・?血のニオイがしたのに誰もいないわね・・・」
「折角捕食のチャンスだったのになぁ・・・」

【カサッカサッカサッ。老人の背後からとある物が近づいてくる】
【声は女。近づいてくるのは女?否――】

うるせぇ工藤ちゃん・・・突然現れて人の体に寄生するなってんだっ!

【歩いてくるのは男?そう――歩いてくるのは青年。紛れもない青年】
【熟れた林檎のような赤色の髪ショートヘアに、漆黒の瞳】
【ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーに黒と赤のチェックの手袋】
【そして腰には黄色いサーベル。此処までは百歩譲ってよしとしよう】

「呼びだしたのは恭ちゃんじゃないですかっ!怒りましたからね!脳みそ食いますからね!」

【彼の後頭部―赤色の髪の毛で染まっているはずの部分は何故か漆黒に染まっていた】
【そしてその漆黒の中心にあるのは牙が鋭く尖った口。そして二本口を中心に生えるもの】
【俗に言う"手"が彼の後頭部から生えていた。おそらくこれは先ほどの女】

ふぁぁ・・・眠い・・

【―古の人はこういった。お歯黒べったり――】
【おそらくソレの類だろう】
498 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:17:17.65 ID:37hFbeko
>>497
【歩いて来る人間の気配を感じ、立ち上がった】
【振り返り迫る相手を視界に収める】
【そして目に映る其れを見て一言】

……面妖じゃの。

【妖怪の類だろうか、脳みそを食べるなどと言っている辺り、人に害を与える存在なのだろう】
【寄生……。ならば男は被害者か】
【男を見ながらそう検討を付けると、刀に手を伸ばし口を開いた】

おい、そこの若者。
それ……なんだい?
499 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:20:02.05 ID:F5nbJdIo
>>497
/みすったぁ!!妖怪の名前間違えた!!【2口女】に変更お願いします!!
500 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:29:10.76 ID:37hFbeko
>>499
//了解ですー!!
501 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:29:27.76 ID:F5nbJdIo
>>498
ぬぉ・・・!こんにちはっ!御爺さん!
最近落語聴きますかっ!俺は井戸の茶碗とか大好きで・・・

【何故か上機嫌に話がうまく噛み合わないことを話すと】
【老人の目の前まで歩こうとするやいなや、不意に一言】

面妖だってさ工藤ちゃん・・・
「まったく!誰が変態ですか・・・っ!」
いや言ってないよ、言ってないよ工藤ちゃん!

【青年の目の前を行き来する黒い手を、左手で颯爽とおいはらい】
【ふと、目に擦る老人の姿。あぁ剣士か。ふと思う】

工藤ちゃんですかぃ・・・?
まぁ敵じゃないですし、俺は洗脳もされていませんから安心してください!
とりあえず座って座って!ね!

【両手でまぁまぁとなだめる青年】
【この男の言う事は間違ってはいなさそうである】
502 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:32:43.87 ID:37hFbeko
>>501
敵じゃないのは、まあ分かるさ。
敵意は感じられないしの。

【落ち着いた表情と声色で言い、切り株に座り込む】

んで、また何でそんなのに憑かれてんだい?

【頭の黒い部分に目線をやりながら問いかける】
【しかし怯える様子はなく、ただ純粋に気になっているだけのようだ】
503 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:39:48.77 ID:F5nbJdIo
>>502
そうかいそうかイっ!
解ってもらえてなによりなによりっ!!

【やたらハイテンションなこの男。おじいさんの隣に座り込む】
【「どうもー」とか頭上で口があいさつをしたりする】

なんかねぇ・・・力がほしくて櫻の国の古文書呼んだのさ
そこに"2口女"との契約方法が乗ってたのさ・・・っ!
んでも工藤ちゃんはあらゆるところに移動できるから、性格にはその分類じゃないけど・・・

【妖怪について熱く語ろうとしたそのとき、ふと何かに気づく】

「そーえばお爺ちゃんは櫻の国、もとより2口女知ってますかぁ?」

【ふと尋ねるは黒き口】
504 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:42:39.95 ID:37hFbeko
>>503
はは、元気じゃのお前さん。

【そのハイテンションさを見て楽しそうに笑う】
【そして男の話を聞き】

二口女かい……。
移動できる二口とか聞いたことないなぁ。

【話を聞きながら思案する】
【そして、頭の口が問いかけてきた故答える】

ああ、そもそも櫻の国の出身じゃからの。
飴喰かい?

【懐からべっこう飴を取り出し二つ差し出している】
505 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:49:23.35 ID:F5nbJdIo
>>504
元気だけがとりえなんさっ!
あありがとよっ!御爺さんっ!!

【おじいさんのほうを振り向き、笑顔で答える】

そうそう・・・なんでも"寄生するタイプの妖怪"っらしいのさ
俺もよくわからないが、工藤ちゃんは二口女の中でも異質の存在らしいぜ

【頭―正確には前頭部を書きながら答える】
【一応、二口女には配慮しているらしい】

「なんとなく櫻の国かと思ったのですわ!
 もちのろんで頂きます!ありがとうお爺ちゃん!」

【器用に黒い手がべっこう飴へと伸び、1つ頂くと】
【後ろの口に元気良く放り込んだ】
506 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 15:52:54.69 ID:37hFbeko
>>505
はっは、若いうちは其れぐらいがいいもんさ。

【懐から煙管を取り出し、聞く】

吸っていいかい?

【話を聞きながら二口の伝承を思い出していくが、それ程問題は無い妖怪だった気がする】
【放っておいても問題はないだろう】

ふむ、工藤ちゃんと言うのかい。
お前さんは?

【男の名前を聞いた】
507 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:03:09.02 ID:F5nbJdIo
>>506
いいなぁ煙管・・・俺なんか安モンの煙草しか買えないんですよ・・・
何時かはマイ煙管が欲しいんですけどねっ!

【そういうとズボンのポケットから煙草とライターを取り出し】
【煙草を咥え、気持ちよく火をつけた】

「えぇ、工藤菖蒲ですわ!おじいちゃんの名前は何ですか?」
「あお、べっこう飴おいひいれふ!」

【黒い手をバタバタ動かしながら嬉しそうに喋る】
【べっこう飴は好物らしい】

俺の名前は赤井恭平っ!街で林檎屋やってるんさ!
他にも赤井御流の一応教祖・・・だっけな?
まぁチンピラやカノッサ退治ならまかせろ!

【※赤井御流は現在弟子が独りもいません】
508 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 16:06:26.76 ID:P3PoUbw0
【路地裏】
【黒いコート、黒いジーパン、灰色の髪、見た目なら路地裏にあいそうな程の男は】
【欠伸をし、気だるそうに歩いている】
【ふと、何を思い立ったのか、壁にもたれかかり、息を一回吐く】
【疲れただけなのだが、態々口に出す必要もない】
【周りから見たら、何をしているんだろう、と一瞬でも考えるだろう】

……
(どーしてこうなった……)

【そして、頭の中では何かを嘆いている】
【顔が俯き、ため息のような息を漏らすと片手を頭の上にもっていき、灰色の髪を撫でるように掻く】
【何かを考えているときの彼の癖だ】

(ここどこだよ……本当に)
509 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:07:19.01 ID:37hFbeko
>>507
かっか!40年来の相棒だよ。

【慣れた動作でマッチの火を落とし煙管を咥える】
【真鍮製の年季の入ったものだ】
【周囲には柔らかな紫煙がうっすらと漂っていく】
【そして二人の自己紹介を聞き、名乗る】

おっと、名乗りが未だだったかスマンねふたりとも。
儂は、花城六輝。花鳥風月一派の開祖だか、創始者だか言う奴だよ。
喧嘩と死合いと殺し合いなら、そこそこ自信はあるかのう……。

【穏やかな居振る舞いだが、観るものが見ればそこに隙はなく即座に戦闘に移ることが出来ると分かるだろう】
510 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:16:13.21 ID:F5nbJdIo
>>509
いやぁ〜其れで吸うと旨そうだねぃ!
40年来と来たらもう体の一部か・・・九十九神になっかもな!

【はぁーと、安っぽい煙が宙を舞い】
【2人はしばしばの快楽に浸る】

六輝爺ちゃんか・・・それで花鳥風月の開祖か!俺の赤井御流と勝負っ!
・・・て言いたいが・・・あいにく今日は戦いの気分じゃないのね・・・

あとさっき自己紹介ミスった!俺の名前は赤井恭一郎晴信ってんだ!

さっきのは俺の弟分みたいなのさっ!瓜二つの顔だぜぃ!
そしてそしてこの俺こそが赤井御流開祖にゃんだぜぃ!

【穏やかに返す剣士2人であった】
511 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:20:29.97 ID:37hFbeko
>>510
刀と同じぐらい付き合い長いからなぁ、墓まで持ってくつもりさ。

【煙を掃き出し笑う】

ほっほ、儂も今日は打ち止めじゃ。
流石に年での、そう何度も戦えんのよ。

【苦笑し、再度の名乗りを受ける】

あいよ、了解だ。
赤井のと工藤の嬢ちゃんな、覚えた。
512 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:28:02.93 ID:F5nbJdIo
>>511
いいねいいねェ!
六輝爺ちゃんの煙管は何処で買ったのさ?
俺も櫻の国出身じゃけん!煙管にゃ血が騒ぐって奴だからよ!

【前のめりになりながら笑う彼】

その代わりに熟練の技ってやつかィ・・・?
流石に人は歳に勝てんけどさ・・!

【寂しいように小さく微笑むと】

「おじいちゃんもよろしくですわ!また会うときもべっこう飴くださいよ!」

513 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 16:29:57.38 ID:pUVGpzgo
>>508
まだいますでしょうか!?
514 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:32:33.27 ID:37hFbeko
>>512
あァ、之かい?
之は、近所のタバコ屋のババアに置いてもらってるんだよ。
旅行に出る前に、纏めて買ってったから、まだ三ヶ月分は葉があるの。

【口をすぼめ煙を吐くと三つの輪になって浮かんでいく】

力なんざ無くても、絶対な技があればなんとかなるもんだ。
それに未だ墓に入るつもりは無いしのう!
カッカッカッカ!

【御年70歳である】

はは、宜しくだ。
今度はもうちょい旨い飴でも買っとくかの。
515 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 16:33:34.48 ID:P3PoUbw0
>>513
はい、まだいますよ
516 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 16:38:47.56 ID:pUVGpzgo
>>515

【こつ、という靴音が路地裏に融けた】
【靴音の主は、男に向かって歩み寄っている最中である】

【距離にして、10メートルほど】
【武器を手にしている様子はない】
【黒い紳士服を纏った、判別のしにくい女性である】

何か、お困りですの?
【むせ返るほどの血と硝煙の匂いが立ち上る】
【匂いの発信源である女性は、一仕事終えたように息を吐いた】
517 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:41:45.11 ID:F5nbJdIo
>>514
そうかい!それじゃぁ俺も六輝爺ちゃン所の
タバコ屋のババアの煙管でも買うか!ついに煙管デビューと来たか・・・っ!

【ふぅと吐くその煙は、キセルのような輪にはならず】
【安い煙草特有の煙となって浮かんでいった】

流石爺さんっ!適度な運動は寿命も延びるって言うしな!
墓に入ったら煙草入れてやるから安心しなってな!

【妙に意気投合したこの男たち】
【剣と煙草に年齢の壁などないようだ】

「あれでも美味しかったですわ!べっこう飴好物なので!」
【ハキハキ喜ぶ二口女】

【ふと赤井、手元の懐中時計を見る】

そろそろお別れの時間やな・・・
俺は煙管買いに行きたいし、そろそろ帰るぜ!
518 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:45:55.75 ID:37hFbeko
>>517
煙管は一生もんだから、買うときぁ気を付けろよ?

【ちょっとしたアドヴァイスと忠告、買うなら買うでいい物を買う方が後々いいと思う】

はっは、期待してるぞ。

【その言葉に笑いで返す】
【赤井がそろそろ行くと言うので花城も立ち上がり、歩き出そうとする】

んじゃ、儂もそろそろ行くぞ。
じゃあな、赤井のと工藤の嬢ちゃん。

【二人に軽く会釈をすると、花城は歩き去っていった】
519 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 16:48:09.52 ID:P3PoUbw0
>>516
【足音、だろうか】
【それに反応して足音の方に振り向く】
【武器は……ないな、といっても、路地裏で武器をもってない、くらいじゃあ警戒をとく理由にはならないが】
【壁から背を離し、相手の方を向き相手を確認する】
【黒い紳士服、さて男性か女性か、あまり気になる事ではないかな?】

(……ですの?)
【相手の言葉を聞き少しの違和感を覚える、ああ女性か、やっぱ納得した】

(…血の匂い)
【硝煙の匂いよりもまず、血の匂いが鼻につく、前言撤回、やっぱり怪しい、いや喋ってないけど】

あー……ここどこ?
いや、どういう地域、じゃなくて、ここってどんな場所?

【さて、いいたい事が伝わっただろうか】
【ここってどんな世界?なんて初対面の人に聞けるだろうか、少なくとも俺にはない】
【ましてや気づいたらここにいた、なんてもっといえない、病院につれてかれるかもしれない】
520 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 16:51:52.61 ID:F5nbJdIo
>>518
俺ァ目利きはいい方でな・・・っ!
息子に譲れるぐらい良いもん選ぶから安心してくれ、まぁありがとさん!

【因みに中身は改造して武器にしようと考えていたり】
【赤井はそんな事に関係なく良い物を選ぶと思う、多分】

【よっこらせ、とその場から立ち上がり】

おぅよ!また会おうぜ六輝爺ちゃン!
「今度も飴もってきて下さいよ!」

【会釈をすると、老人に背を向け】
【再び歩き出していった】

/お疲れ様でしたっ!
521 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 16:53:18.74 ID:pUVGpzgo
>>519

【奇妙な質問に、女性は少し眉をひそめる】
【そして、慎重に言葉を選び、それを口にした】

そうですわねぇ……「ここ」は、路地裏。厄介事の母親ですわ。
後ろから刺されても、斬られても、何をされても自己責任。
少なくとも、私はそう思っておりましてよ?

【極めていい加減な説明】
【あまり詳しく話すと、どうしても血なまぐさいことが出てしまう】
【彼女なりの配慮だろうか】
522 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 17:00:54.18 ID:P3PoUbw0
>>521
いや、そういう意味じゃなくてだな……
あー、なんていえばいいんだか……

【ああ、やっぱり伝わってなかった】
【しかしそれは自分の説明が不十分だからなので自業自得】

(正直血の匂いがする人にそんな事いわれると背筋凍りそうになるんですけど)

【普通、人から血の匂いはしないし、それこそ大事故にでもあって体中血まみれ、という状態まで血が出ないと血の匂いなどする訳がない】
【面倒くさい思考を全部省くと「目の前の女性ちょっと怖い」である】
【半歩ほど後ろに距離をとる、バレないようにこっそりと、さして距離は変わらないが少しでも距離をとれた、というのは何故か落ち着く、何故か】

……ああ、じゃあこうだこう、ここら辺ってどんな人がいる場所?
ここいらの事がよくわからないんだけど……

【頭の中では閃いた!と思っているが、実際は全く分からない】
【だからといって、やっぱり気づいたらここにいた、ここどんな場所?とか聞けるだろうか、いいや聞けない】
【さらに自分の中で怪しくて怖い人、というイメージがつきそうな人ならなお更だ】
523 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 17:08:28.57 ID:pUVGpzgo
>>522

不良と犯罪者、それに、「狩人」ですわね
【にっ、と口元を釣り上げ、面白そうに言う】
【これもまた、わかりづらい言葉だ】

(何か奇妙ですわね。なぜ怯えているのでしょう?)
【さまざまな物腰から、女性は正確に情報をつかみ取る】
【もしかしたら癖かもしれないが、明らかに、少しだけ下がった】

(まあ、良いですけれど)
524 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 17:17:38.62 ID:P3PoUbw0
>>523
え、あ、はい……
(あれ、伝わってない?)

【てか何で笑ったの?やっぱり危ない人じゃない?とさらに半歩下がる、今度は反射的に、おそらく本人も気づいていない】
【何で伝わってないんだろう、思いながらも相手の言葉を頭の中でリピートし】
【そしてふと】

(―――――ってこれじゃあ俺が路地裏もしらない常識がない人みてえじゃねえか!)

【今更ながらこんな事を考える】
【が、表情には出さない、だっていきなり驚いたような顔したら驚くでしょう?相手が】
【いや本当は変人扱いされるのがいやなだけだけど】

……え、何、狩人って

【相手の女性は頭が少々お花畑なのだろうかと考え、失礼だなと思いすぐに頭の中で謝る、だって脳内の声は聞こえないとはいえ怖いし】
525 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 17:23:01.04 ID:pUVGpzgo
>>524

(また、下がった)
【女性は、考える】
【自分は何かやらかしたのか?】
【そして、ふと】
(あ、火薬臭かったかな?)
【それも問題なんだがそれは今は問題じゃねえんだよ嬢ちゃん】

不良やら罪人やらを一切合切まとめて処分するような人間たちですわ。
【はて、と女性は考える】
【ここがどういう場所かわからずに足を踏み入れたのだとしたら、それは運が悪すぎた】
【そして、もしも自分の説明で納得できていないのであれば、ここは情報を探りつつ情報を与えた方が良い】
526 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 17:30:01.02 ID:P3PoUbw0
>>525
【相手が自分が半歩下がった事に対して何か考えている、というのは思うわけもない】
【何せ彼の中では「バレないようにできた」のだから、しかも二回目は無意識】

【なので、目の前の女性が何かを考えているようにみえた彼は】

(―――何かとてもまずい事を考えているのではないだろうか)

【場所が路地裏だけに、まずい方向に考えてしまう】

あ、そういう事……
いやさ、気づいたらここにいてさ……

【といって、そこで言葉を遮り】

(しまったあああああああああああああ!!)

【彼はアホなのだろう、きっと】
【しかし表情には出さない、まだ何も目的もなくこんな時間から散歩していた悲しい人、とこちらを見るかもしれないからだ】
【そんな見られ方されたくないが、変人よりは幾分かマシなはずだ】
【それを言葉に出して補足しておけよ、と思うが相当てんぱっている彼には少々難しいかもしれない】
527 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 17:33:04.62 ID:pUVGpzgo
>>526

【気が付いたらここにいた】
【そのような言葉は、女性にはとても信じられるものではない】
【だが、それは女性にとってはどうでも良いこと】

まあ、まずは落ち着きなさいな。
【目の前の男が何であるか、それは女性の中でまず最初に二つに分けられる】
【「敵」と、「それ以外」だ】
【女性は、「それ以外」に対しては、武器は振るわない】
【むしろ、興味がわいたのだ】
528 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 17:44:02.82 ID:P3PoUbw0
>>527
いや、落ち着いてるよ俺?落ち着いてるんで
気のせいだよ気のせい、オチツイテルヨ

【言葉は早口気味、どうみても焦っている】
【しかも最後の言葉はカタゴト気味と来た、落ち着いていないのは一目瞭然】

(よーし、落ち着こう、素数を数えよう、1,3,5、7,11,13……)

【そして落ち着こうと何故か素数を数え始める】
【そして29辺りまで数えると息を吐き、ふぅと安堵したかのような声を漏らす】

いやさ、目が覚めたらここにいてさ、ここら辺全く覚えないの、うん
いやそれでさ、適当に歩いてたらここにきてさ、本当に

(もういいや、正直にいってしまおう)

【話が合わない、こじれていくような気がしてか、正直に言ってしまう、本当は面倒になっただけなのだが】
【冷静になったはいいものの、今度は投げやり気味になってしまったようだ】
【目の前の女性が俺を変人扱いするならトンズラ、はいさようなら、二度とあわないようにしよう、それだけだ、それだけ】
529 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 17:49:26.43 ID:pUVGpzgo
>>528

あー、確かそんなこと、前にもあったような……
【長いとは言えない人生の中、過去の出来事を思い起こす】
【ぼんやりとだが、確かに「いた」】

そうやけっぱちみたいにならないでよ。別に疑うようなことでもないわ
【いつの間にか口調は変わる】
【冷静に、女性は考える】
【科学で説明できないような「能力」を持っている身、であれば、別世界からの訪問者であってもあり得ないことではない】 
530 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 17:55:40.52 ID:P3PoUbw0
【され、何処ぞのRPGのような事を実際に「ある」といいきれるか】
【自分はちょっとあこがれるが、「ある」とはいえないし、いいたくない】
【まあ、今言われたら信じるだろう、実際にそういう目にあったし】
【―――――同じく、目の前の女性がそれを信じるわけないだろう】

……え、あったの?

【そんな事前にもあったのかよ、どういうことだよ】

……いや、てっきり変人扱いされるとおもってたんで……

【返答がなんだこいつ、とかなんだとかいわれると思い、さっさと帰ろうとしていたのだが、予想外】
【唖然とした顔で答え、それと同時に「ここってどんな場所なんだよ」と考える】
【相手の口調が変わったことには、きづいていないのか、どうなのか】
531 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 18:09:48.72 ID:pUVGpzgo
>>530

ええ、残念ながら死んだけれど
【その女性の表情は、笑みすら浮かべて】

まあ、貴方の居た場所がどんなところかはわからないけど、ここもそんなに悪い場所じゃないわ
【ひどいところはひどいけど、と付け足して】
532 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 18:16:43.01 ID:P3PoUbw0
>>531
げ……

【しんじゃったんですか、ご冥福をお祈りします、わらえねぇ】
【でなんて貴方は笑っているのでしょうか、全然笑えない、さっきより笑えない、やっぱりこの人怖い】

【おそらく青年は、顔が少し引きっているだろう、表情に出やすい人のようだ】

……いや、そんなんじゃなくてここがどういう場所かを教えてほしいんですけど……

【喋る言葉が長くなるほど声が小さくなる、やっぱり怖いのだろうか】
【それに、悪いところか悪くないところかは俺が決める事だ、といつかはいってみたいようなセリフを心の中で呟いてどうしようか、とまた考え始める】
【動作としては顎に手をあてているので、何かを考えているのはすぐに分かるだろう】

【……やっぱりとんずらしたいです】
【だからといってどうとんずらすればいいものか、出来るだけ向こうの人に不快感を与えずにいきたいのだが、理由が見つからない】

(……どうしよう)

【冷や汗がタラリと垂れたような気がする】
533 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 18:23:48.70 ID:pUVGpzgo
>>532

【なぜ青年が怯えているのか、その問いに答えは導けない】
【何もかもが壊れた女性は、もはや普通でない】
【死という物事、いや、「殺した」ことを、笑って話せるのだから】

んー、私がわかる限りは全部なんだけどな
【女性は路地裏で、欲を満たすために居る】
【それ以上でもそれ以下でもない場所だ】

貴方、もしかして私が奇人変人の類だとでも思ってる?
【左目のモノクル越しに、黒い瞳が男をとらえた】
534 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 18:32:12.79 ID:P3PoUbw0
>>533
(どうしよう、もう能力でも使ってにげてしまおうか……)
(いや、どうやってにげるんだろ……)

【能力を使って逃げようと思っても、どうやったら逃げられるんだろう、逃げる為の能力、ではないよね、自分の能力】

あ、はい、ありがとうございます
あ、それじゃあ後は自分で情報集めとかするんで……

【相手が分かる事を全部話したと分かり、チャンスだと思い】
【声を少し上げて、話を切手逃げようとする】

……いやいやいやいや、滅相もございません!
あー美しい女性だな!とか思ってましたよ!うん
そんなまさか奇人変人など、思っているわけないじゃないですか!

【振り向いて走って逃げよう、と思っていた所で相手の言葉が耳に入り】
【手を前に出して、横にぶんぶんと振りながら否定するが】
【手の動きが大げさで、口調もおかしい】
【まあ、すぐにばれるだろう】
535 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 18:35:09.88 ID:pUVGpzgo
>>534

【ふむ、と女性は小さく首を振った】
【彼女は、狂人であると自負している】
まあ、とがめるつもりはないわ。
【軽くウインクしながら、女性はそんなことを言った】

ああ、そうだ。
名前、聞かせて。
私は、ライシュッツ
536 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 18:41:37.66 ID:c25XKzQo
【魔術協会・中庭】

…………。。。

【中庭にあるベンチに白衣を羽織った人が座っている】
【包帯で髪ごとぐるぐる巻きにされていて顔がよく分からない。髪は黒色で少しだけ長め】
【白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【両手を白衣のポケットに突っ込み、やや上を向き、口を少し開けてぼーっとしている】
【( ・△・)こんな感じ】
537 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 18:44:42.83 ID:P3PoUbw0
>>535
……

(やっべぇどうしよう、絶対ばれてるってあれ)
【今にも頭から冷や汗がだらだらとでそう、というくらいに緊張している】
【ばれたらどうなる?考えたくない、俺は逃げる、そうそれだけ、それだけ……】

……え、あ、ありがとうございます……はい

【相手が案外優しい人でよかったと思いながら、ほっとする】
【この状況でなければウインクにも別の勘定が出たかもしれないが、今の彼にはとく別々の感情が出る和歌でもない】

名前……?
あー……シロガネ

【頭を掻きながら一瞬ためらったような気もするが、ちゃんと名前を教える】
【まあ、教えても困るものじゃないし】
538 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 18:49:46.83 ID:pUVGpzgo
>>537

よろしくね、シロガネ
【くつ、と、軽く喉が鳴った】

安心して。向かってこない限りは撃たないから
【とんとんと左の腰をたたく】
【腰には、銀色に輝く、銃身の長い銃】
539 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 18:56:24.80 ID:P3PoUbw0
>>538
あ、はい……よろしくおねがいします

【未だに慣れないのか、言葉が少々かたいきもする】
【それとも、ただ単に怯えているだけなのか】
【心でも除けない限り、分かりはしないだろう】

【本当は、よく分からないし、怯えている、両方なのだが……】

……いかないって、自分からそんな事をするなんて……

【しかも銃ですか、しないけど尚更しない】
【相性が悪いし、にしてもよりによって何で銃なんかと相性が悪いのか】
【ああ、自分も銃を使えるくらいの才能がほしいよ】
540 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 19:01:22.64 ID:pUVGpzgo
>>539

ところが、自分から向かうような輩もいるのよねぇ
【はあ、とため息を吐き】

ところで、貴方は身を守ることができて?
【路地裏とはそういう場所なのだ】
541 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 19:10:49.42 ID:P3PoUbw0
>>540
ああ、そうですか……

【ああ、予想通り危ない人いるのね、だって目の前の人が危ないもの、なんとなく】
【ていうかこちらがため息つきたいね、まったく】

……さあ?
そんなんよくわからないね、ここがどういう場所かっていうのも、よくわかってないんだし

【どんな人がどんな事してどうなるのか、大体は分かったが細かいところはわかっていない】
【というか今さっき気づいたらここにいた、という人が身を守れるかなんてきいたら答えは悩むと思う】
【だから、なんともいえない】
542 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 19:12:41.65 ID:IHlEagDO
【路地裏】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い瞳を持った少女が歩いている】
【そのウェーブがかった長髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールにされており】
【彼女の纏う、喪服を思わせるような黒のワンピースコートが、少女の歩みに合わせてふわりと揺れる】

もう――ずいぶんと寒くなって参りましたわね

【ちり、と】
【少女の胸元に大切そうに下げられているチェーン付きのコインが】
【寒々とした音を僅かにたてた】
543 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 19:29:10.92 ID:c25XKzQo
>>542

(何か妙な電磁波を感じるな……)

【路地裏の奥から、白衣を羽織った人物が歩いてきた】
【黒くやや長い髪を持ち、顔全体を包帯でぐるぐる巻きにしている】
【白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】
【身長は150前後】

【何か探しているのか、きょろきょろしている】
544 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 19:38:18.99 ID:IHlEagDO
>>543

ぴっ……?

【人が現れたのを察して、なのだろうか】
【少女はふと視線を相手の方へとゆっくり移し――】
【思わず、小さな声を上げてその場に立ち止まってしまった】
【その反応も、当然と言えば当然だろうか】
【穏やかではない出来事バーゲンを年がら年中実施中の路地裏において】
【明らかに怪しいミイラ男もどきの人間を見れば、驚かない方が酷というもの】
【荒事に慣れている者であれば、或いは普通に見過ごすのかもは知れなかったが――】
【少女はまだ、そこまで日常離れした思考を持ってはおらず】

ふぇ……、え……?

【恐々とした表情で、じぃと現れた相手を見るのであった】
545 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 19:44:17.80 ID:c25XKzQo
>>544

(んー……どこだ?)

【目線を動かしたり顔を動かしたり、忙しなくきょろきょろ】
【歩きながらしばらくそうして、だいぶ経ってからようやっと視点が一点に定まった】

何見てんだ?

【よりによって少女に】
【じぃっと見つめる瞳に対し、ぎろっと睨みつけるような目線で見つめ返している】
【白衣のポケットに両手を突っ込んだまま睨むその姿勢は喧嘩を売っているように見える、かもしれない】
546 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 19:54:28.37 ID:IHlEagDO
>>545

ふ、ふぇ……あっ、、
ご……ごめんな、さ……

【その、或いは敵意があるとも解釈出来る視線を受け】
【少女はぴくんと肩を震わせ、怯えるように目線をぱっと逸らしてしまう】
【このような場面において、「やってはいけない行動」のテンプレートを見事にやってしまった少女】
【これが意識的ではなく、無意識での行動だというのだから驚きだ】
【きっと、内気な性格なのであろう】
【彼女の雰囲気や言動からも、それは簡単に窺える】
【だが、何故そんな彼女がこのような危険地帯にいるのかは――些か謎である】
547 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 20:04:59.60 ID:c25XKzQo
>>546

……お前、どこかで見た事あるな

【睨みつけるのをやめ、観察するようにじろじろと見回し始めた】
【頭から足まで順番に視線を下げていき、足に到達したら今度は上げていく。それを何度も繰り返す】
【数回視線を往復させてから、顔で視線を動かすのをやめる】

そーいや大会か何かで見た覚えがあるな
当たってるか?

【見た場所を思い出したらしく、その情報を言いながら顔をじっと見つめる】
【睨んでいるわけではないが、決して目つきがいいわけではなく、且つ包帯でぐるぐる巻きなせいでまだ怖いかもしれない】
548 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 20:06:17.26 ID:UYX.6Sgo
【街中】

気分一新新衣装!とは言っても―――

……ま、そろそろ世間様が追いつくでしょう、うん。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまでを隠す、袖や裾にファーの付いた良くあるサンタ服に、薄桃色のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【少しずつクリスマスムードを見せ始める街中を、ややフライング気味な格好で歩いている】
549 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 20:14:11.27 ID:IHlEagDO
>>547

みっ……

【名も知らぬ、それどころか見たこともない不審者に、一方的に知られている】
【そのこともまた、彼女の恐怖心を煽ったのだろう】
【小さな身体を、少女はますます縮こまらせ】
【おどおどと、困ったかのように視線のやり場を探す】

【そして告げられた言葉に対し、またも身体をぴくっと震わせて一度頷き】

え、えと……あっております、わ。。
先日行われた大会のこと、ですわよ、ね……?

【どこか、怯えるような声色で彼女はそう尋ね返す】
【それにしても――】
【大会のフィールドで戦ったいた彼女と、今の少女】
【その姿にはあまりにギャップがありすぎ――】
【同一人物なのかという疑問が沸いても、不思議ではない】
550 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 20:24:59.00 ID:P3PoUbw0
/ライシュッツさんはいない、という事でよろしいでしょうか……?一応、からみありがとうございました
551 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 20:37:29.97 ID:lyQqjd.o
【聖都、市街地】

……遊び呆けてるのも良いけど、片付けなきゃない事も有るし
どれを優先すべきか、悩むねー………

【周囲の人間の歩く速度より一段階ゆっくりと、道の端を歩く者が一人】

………勝利王神殿、あっちだったかな

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
552 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 20:40:04.06 ID:c25XKzQo
>>549

ああ、そうだ。どうやら合ってるみたいだな

【思っていた人物と一致したことに満足したのか、じっと顔を見つめるのはやめてくれた】
【だが今度はまた少女の全身を見回している】

何をそんなに怯えているんだ? 強いんだろう?

【かくん、と横に首を傾げながら怯えている理由を尋ねた】
【大会で知られる人間なら強くて当たり前。少なくともこの人物はそう思っている】
【加えて路地裏に普通に居るのだ。路地裏で戦える程度の強さはあるはずだ】
【となれば、怯えている理由が分からない。そんなところだろう】
553 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 20:50:28.20 ID:IHlEagDO
>>552

え、えと……。……、え、と

【「強いのだろう?」】
【そんな相手の言葉に、少女はまたも視線をふらつかせた】
【まさか、怯えている原因が目の前の相手だとは、彼女は言えなかった】

【確かに、彼女には実績がある】
【大会3位入賞者――それなりの力を持っていることの、証明】
【だが、それとこれとは話が別だ】
【いくらプロレス世界王者であろうとも、タンスの角に足の小指をぶつければ悶絶するし】
【例え七つの海を制覇した猛者であろうともゴキブリを見れば悲鳴をあげる】
【個人差はあれども――だいたい、そんなもので】

……、、だ、だって、
あの……、、お……お化けみたい、で。。

【――結局】
【迷いに迷った末。彼女はぽつりとそう呟いた】
554 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 20:53:16.51 ID:c25XKzQo
>>553

……お化け?

【首を傾げたままやや声を高くして鸚鵡返しをした】
【その直後に辺りをきょろきょろと何度か見回し、周りに何も無いことを確認すると、少女に視線を戻す】
【もう一度首を傾げて怪訝な表情(分かり辛いが)をした】

お化けなんてどこに?

【どうやら自分のことを言われているとは気がついていないらしい】
555 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 20:59:25.72 ID:IHlEagDO
>>554

……、…………。。

【相手の視線が帰還し、自分に向けて言葉が発せられると】
【少女は申し訳なさそうな表情を浮かべて、ふぃ、と明後日の方角を見やり】
【そのまま、そろそろと相手を指差した】
【なんというか】
【内気なのだろうけれど、妙なところで大胆な少女である】
556 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 20:59:57.45 ID:tDUEWsDO
【路地裏】

…雪…か………
キヒッ、まぁだからなんだっつー話だがなあおい
【季節も季節、路地裏にもちらほらと雪が降る】
【雪が舞い散る中、影に紛れた一人の姿】

【黒いパーカー、ファーの着いた紫色のコート】
【一つに結った真っ白な髪が暗闇に目立ち、真っ赤な眼が光っている】
【そして、その右腕は影でも解る異形の形】
【そんな男が首にかけた、蛇のネックレスが月明かりを反射した】

こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい…あぁいえ何でもありません」
【その傍らにも、小さな人影が浮かんでいる】
557 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:01:15.01 ID:XrsHl4I0
ううううぅぅうぅうう…
ネタが思い浮かばない…
どうする? どうすれば…
【ベレー帽を被った青年が公園で唸っている】
558 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:04:13.65 ID:c25XKzQo
>>555

あー

【何か納得したような呆れたような気の抜けた声が出た】
【「そんなに怖いか?」とか言いながら顔の包帯をぺたぺたと触っている】
【特に機嫌を損ねることもなく穏便には済みそうだ。どう見ても怒ってはいない】

大会の出場者様がお化けを怖がるなんてな
全くしょーがねーなー

【肩がかくっと下がり、今度こそ呆れた口調で呟いた】
【戦えるがお化けが怖い。よくある話でもあり、ギャップのある話でもあり……】
【はぁ、とため息までつく始末】
559 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:13:44.80 ID:2o6XhWco
【湖】

【―――夜の冷たい空気がすっきりするほどに鮮明な月が空に浮かんでいる、静けさが支配する空間】

【極めて清く透き通った小規模の湖…向こう岸まで50m程度の分類上、沼との境目くらいに位置しそうな小さな湖】
【だが今日に限っては向こう岸まで橋渡しするように並列する、見慣れない八艘の木製ボートが浮かんでいた】

今…少し身体が軽やかに跳ねた感覚があった、少し掴めた気がする
よし…あともう一回やってみよう…今度はもっと幅を広げてみてもいいかも

【スポーツドリンクを飲みながら黒髪に頭に巻かれた白い包帯、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの青年】
【彼の身体は…まるでたった今その湖に落ちたかのように彼の服はびしょびしょに濡れていた】
【後ろを振り向きボートをもう一度見る…その目線は普段の彼を知る者が見たら目を疑うほどに鋭い】

もう少しだ、もう少し…
560 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 21:15:11.19 ID:IHlEagDO
>>558

ぇ、えと……も、申し訳、ございません。。

【きゅ、とまた身体を縮こまらせ。片手で口元を僅かに隠す少女】
【未だに怯えの色はあるものの、先ほどよりかはだいぶ薄まり】
【変わりにあるのは――申し訳なさ、だろうか】
【更に少女はお化けに加え、虫も怖い】
【そのせいで、大会予選中に街中を文字通り火の海にしかけたことは――全くの余談である】

【ふわふわと揺れるポニーテールに、澄んだ蒼い瞳】
【それらだけを見れば、少女が戦うタイプの人間でないようにも見えるかもしれないが――】
【彼には、分かるだろうか?】
【この、静かな路地裏。僅かに、機械の駆動音が聞こえることに】
【そしてその音は、目の前の少女から発せられていることに】
561 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:22:33.28 ID:c25XKzQo
>>560

……ん?

【何かに気づいたように声をあげると、急に目を閉じた】
【そのまま軽く顔を俯かせたまましばらくじっとし始める】

…………駆動音がするな、お前から

【数秒か数十秒そうした後に、呟くような声で少女に話しかけた】
【耳を済ませて音の発生源を探っていたようだ】
【顔を上げて目を開き、また観察するように見つめる】
562 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:23:35.20 ID:9LPUS0Uo
>>557
いってててててぇ……おっと、そこの若さに悩む君。何やらお困りの用ですわね
今ならお安くしておきますわ。少し占われてみませんこと?
【公園の片隅にある、紫のクロスが引かれた机。透き通った水晶球がちょこんと鎮座している
 その向こう側に座っているのは、少しよれた真っ赤なローブと三角帽子、顔に幾つかテープを張った女性
 背は170cm程だが声色は幾分幼さが残っており。こちらに手招きをしている】
563 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 21:30:32.24 ID:IHlEagDO
>>561

……ぇう。。

【「気付かれてしまいましたか」――】
【少女が浮かべたのは、そんな。残念そうな、申し訳なさそうな表情であった】
【言い訳などはせず。しらを切ることもせず】
【ただ、そんな表情で彼女は俯き――小さく、呟いた】

えと……わ、私。。
に――人形、なんで、す。。
機械で出来た……人形、です。

【一部の事実――彼女が比喩でもなんでもなく「爆弾」という事実は告げなかったけれども】
【確かに彼女は、自身が機械であると。人形であると語った】
【見た目だけでは人間にしか見えない彼女――】
【それは、あまりに精巧すぎるヒトガタであった】
564 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:33:41.26 ID:c25XKzQo
>>563

…………

【じっと少女を見つめたまま、瞬き以外に一切動かない】
【返事も無ければ反応も無い。ただぱちくりと目だけが動いている状態だ】
【声が聞こえているのかどうかも疑わしいぐらい動かない】
【そんな状態が数十秒ほど続いたところで──】

……は?

【この一言だけ、ぽかんと口を開けて発した】
565 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 21:42:07.43 ID:IHlEagDO
>>564

【沈黙。沈黙。沈黙――】
【静けさ。それは、それを生み出した張本人にとってはかなりの重圧となる】
【返ってくるのは、拒絶か、罵倒か】
【彼女のことを人形だとしる人間は多く。否定的な反応を示されたことは少ない】
【ただ、その僅かしか示されたことのない否定的反応は、確かに彼女の中では傷となっており――】

……、ぇ、えと。。

【――だが、聞こえたのは】
【聞こえたのは、どこか間の抜けたただの一言であり】
【この状況を作り出した少女自身もまた、戸惑うような視線を相手へと向けた】
【彼女の反応からして、決して嘘を言っているわけではなさそうだ】
566 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 21:51:27.86 ID:c25XKzQo
>>565

【口をぽかーんと開けたままの顔は何とも間抜けに見えるだろう】
【しかもその状態のまま、また黙り込んでいる】
【だが今度はただフリーズしているわけではなく、その裏では思考を巡らせていた】

(おいおいおいおいマジか、マジかよ。ここまで精巧な機械人形っつーとあれか、レナード? あれ、ロマート? まぁどっちでもいいか)

(連中がやたらリアルな機械人形作ったってのは聞いたがまさか本当だったとは……俺の”反対側”を行きやがった!)

【ぽかんと開いていた口が閉じ、弧を描き始める】
【不気味な笑みを浮かべ始めているのだ】

(こいつが嘘をついているようには見えねー……カモがネギと鍋背負ってくるより僥倖!)

……しょーがねーよなぁー。いきなり言われたって信じられねーよ

【にやぁ、と】
【とても信じていない、ようには見えない表情をして、ようやっと言葉を発した】
【それは路地裏に居るであろう住人に”相応しい”笑み。嫌悪や恐怖を覚えさせる野卑な表情】
【こいつは間違いなくこの場所の人間だと思わせるような不気味なものだ】
567 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/01(水) 21:54:55.63 ID:lyQqjd.o
【聖都】
【勝利王神殿の前にて】
【建物を仰け反る様に見上げて、そのまま動かないでいるもの一人】


………はるばる来たは良いけれど
居るか居ないか確認してくるの忘れてたねー……

………ま、良いか。居なけりゃ居ないでどうにでもなるだろうし

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
568 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:02:27.96 ID:IHlEagDO
>>566
/文章消えた(^q^)
/エルと絡んでいる方、もう少々お待ちをorz
569 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 22:09:36.93 ID:IHlEagDO
>>566

【その、笑みを見て】
【彼女の表情に再び、怯えが舞い戻る】
【一歩、また一歩と後退しながら】
【「この感触を――」】
【少女は、思う】
【「私は――知って、いる」】
【彼女は、思う】
【腹の底から沸き起こる寒気。宙を歩いているかのような、不安】
【私は/この感触を/何度/覚えた/こと/だろう/......】

――何をなさる、おつもりですか

【確かに、恐怖はあった】
【だが、彼女は知っている】
【怖いだけでは。恐ろしいだけでは】
【――そんな気持ちだけでは、現状は解決しないことを】
【彼女は、知っている】

【するり。コートの中に手を滑り込ませ】
【怯えは混じっているものの、彼女は相手を睨み付けた】
570 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:20:41.90 ID:c25XKzQo
>>569

そんなに警戒するなよ

【近づきはしなかった】
【野卑な笑みを浮かべたままに、まるで友人に語りかけるような、それでいて嫌悪感を与えるような声色で言った】
【警戒してほしくなくて言っているわけではない。少女が警戒するかどうかなど”どうでもいい”のだ。そんな内心が口調から、言葉から、表情から分かるだろう】
【しかし唐突に笑みは消える】

(しかし流石にこのまま戦ってモルモットにするってーのは、”糸”に”針”を通す事より難解。思うにこいつの『能力』は『俺の』と相性が悪い)

【この場所での、「大会出場者」との真正面戦闘。それを何の考えも無しに行うほど、この人間は愚かではなかった】
【冷静に状況を分析した上で、自身の行動が可能か不可能かを判断する。それが必要だと分かっている】
【変化した表情と沈黙から間合いを計っているようにも見えるだろう。先手を取るなら今かもしれない】
571 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:29:35.83 ID:V.crU2DO
>>487

………――――

【不意に差し出された右手――"友好な関係を結ぼう"と、それは彼女からのオファー=z
【こちらがあれだけ穏やかで無い言葉を並べてみせたのに、この返しが来るのは彼≠ノとっては意外だった。警戒心が無いのか、とも思う】
【自分がどのような存在であるのか、全く理解出来ないわけではあるまいに―――】

【瞳を閉じると再び短く息を吐いて、一歩、彼女に近付いた。溜め息の吐き方だけは『アリエル』に似ているかもしれない】
【彼≠フ右手が動きを見せる。申し出を"受諾"するのだろうか?】

【次の瞬間―――】


――――何やら勘違いしているらしい

【―――右手が後ろ腰に回されて、引き抜かれたアーミーナイフ。逆手に握られたそれの刃先は彼女の喉元へ】
【"一瞬"の動作――が、その行為には"殺意"が伴っていなかった。故に反応出来ない動きではなく】
【後退するにしろ引かないにしろ、鈍く光る刄が突き立てられることは無いだろう】


仲良く≠セって?下らないことを言ってくれる……小馬鹿にされた気分だな
今日こうしてお前に会ったのも、俺が久し振りに"外"の空気を味わっている時に偶然お前が居ただけのこと……俺はそんなにお節介焼きじゃないんでね

【笑止―――】
【残念ながら、彼女の期待とは裏腹に自身の行動は全て気紛れであった、と。威圧的な蒼を向けながらそう告げる】
【そちらが思っているほど馴れ馴れしく出来る奴じゃない―――バッサリとそう切り捨てた】

【言い終わると、彼女の喉元に向けたナイフをゆっくりと下げるだろう】
572 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:36:26.57 ID:XrsHl4I0
>>562
うぅ…
ん? 占い師の方ですか…?
なるほど、占い師というのも良いかも知れない…
あ、はい。ではお願いします…
【占ってもらうため、歩いてきた】
/遅れてすみません
573 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 22:39:25.45 ID:IHlEagDO
>>570

【「近付かれない」】
【それだけで、彼女にとっては幸運だった】
【彼女が能力を発動する際には、時間が。距離がどうしても必要となってくる】
【故に――皮肉にも、相手の行動が彼女へ味方することとなり】

【ぱちん――】
【小さく聞こえたのは、火の粉が破ぜる音】
【生まれたのは、服飾の変化】
【赤みを帯びる服。蝶を模したブローチが胸元に現れ】
【足元には、赤い赤い、炎の羽根が彩りを添える】
【更に左腕には、炎をデフォルメしたような小型の盾が顕現し――】
【ぶわり、と】
【彼女の足元に、炎円が一瞬だけ浮かびあがる】

【これが彼女の能力】
【これが彼女の――戦う、術】
【≪ラヴァーズ・コンチェルト≫】
【彼女は、己の異能をそう呼んだ】

無理なお話、ですわ、ね――

【た、たんっと大きく後ろへ跳躍し。先程ポケットに滑り込ませた手を引き抜くと――】
【――彼女の手には、黒い無骨なハンドガンが握られていた】
【かしゃん。安全装置を解除するその手つきは不思議と手慣れている】
【そして、そのまま】
【何事も妨害がなければ、彼女はその引き金を引くことだろう】
【狙いは、足――その、間接部】
574 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 22:51:10.81 ID:rCGfwQSO
【街中】
……私は…この中で…あえて…叫ぼう……
…人が…いない…この場…誰も…来ないと…思うけど…私は…叫ぶ……
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠みたいな耳が生えた、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に5つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをした少女が】

………ぬるぽ!!!…
【なんか叫んだ】

『キィ……』
【近くには蝙蝠が呆れている】
575 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:52:11.49 ID:9LPUS0Uo
>>572
とりあえず、まずこれはこっちに…よっ、と
【水晶球を横へずらし、テーブルに手を置くと何も無い所からカードが現れる】

お兄さん、ネタが無いとおっしゃってましたけど……板前さんですの?
【滑るような手つきでカードを切っていく。これだけ見ると手品に近い】
576 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 22:54:15.34 ID:c25XKzQo
>>573

(へぇ、これがあの炎を生み出す能力か。実物は初めて見るな)

【少女の特異な変化。具現化した異能】
【それに対し臆する事無く、興味を引かれた様子で細部を眺め始める】
【異能を目にしたところで微動だにしない。やはり少なくとも戦い慣れてはいるのだろう】
【しかしその興味に満ちた表情は次の少女の行動で破られた】

(──銃、だとぉ!?)

【大きく目を見開き、焦りが明確に表へと出た】
【それもそのはず。炎の能力であることは知っていたが、銃を持っていることは全く知らない】
【更に言えばこの状況。戦闘に入るか否かを考えていたところに、本来であれば能力による遅い攻撃が来るはず、そう踏んでいた。そこに殺傷力と攻撃速度が極めて高い、予想外の武器】
【焦るには十分だった。銃に対し確実な対応策を持つ人間は少ない】
【何より】

(間に合うか──ッ!?)

【慌てた形相そのままに、射線軸から逃れるべく横へ走りつつ、頭の中で”ある図”を思い浮かべる】

【そう何より──この人物も少女と同じく、戦闘を開始する際の初動が遅い能力者なのだ】
577 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:01:41.52 ID:XrsHl4I0
>>575
いえ。漫画家です
…と言っても今は漫研部と同人誌で修行中で、まだ連載はしてませんけど…
【答える】
…いわゆるタロット占いって奴ですね、それ…
【カードを切る姿を見ながら言う】
578 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 23:07:05.18 ID:IHlEagDO
>>576

(早い――!)

【たぁん――……】
【静かな、深夜の路地裏に。今日も今日とて響く銃声】
【放たれた弾丸はしかし。相手の行動によって地面に飲み込まれることとなる】

【だが、彼女は容赦などしなかった】
【横へ横へ走る相手へ再び照準を合わせ、今後は引き金を2回引く】
【放たれた弾丸は2発。狙いは足よりは当たりやすい胴体】
【この少女――恐らくは、自身の安全を脅かす者に対して厳しい態度を取る】
【まるで躊躇のない銃の使い方が、その何よりの証拠だ】

【その行動の間。彼女が能力を全く意識していなかったわけではない】
【ぱちん、ぱちん――】
【相手が彼女の戦いを見ていたのならば、知っているだろう】
【あの、「10の火球」を生み出す前兆となる火の粉】
【それが、彼女の周りを舞い始めていた】
579 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:09:09.33 ID:9LPUS0Uo
>>577
「漫画家ですの?それならネタが思い浮かばないという話もなるほど道理ですわ
 こういう時は公園で蹲っているよりも、ビルの屋上とか面白そうな所で蹲るのが良いですわ
 ところで、どのような漫画を描いておられるですの?」
【近くにはリボンが結び付けられた箒が立てかけられている。この女性のブロンドの髪にも二つほど付けられている
 切られたカードの中から二枚テーブルの上に置き】

「el][\|=-I7</_|$']['](=-……これはまた面白いですわ。相反するようで奇妙に合致する。人と人との出会いのようですわ
 ただ、少々危なっかしい所もあるですけど……何事も誠実に、がキーポイントですわ
 おべんちゃらやほら吹き等せず、善き事を心がけていれば、きっと救われると思いますことよ
 こっちのほう(水晶球)でも占ってみます?」
580 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:12:50.24 ID:c25XKzQo
>>578

【胴体に銃口を向けられても一切立ち止まらずに走り続ける】
【横に走り続けてさえいれば、基本的に銃の照準は定まらずに当たらないはずだ】
【現状では能力など見ている余裕は無かった。銃弾の回避と自身の『能力』の発動に集中するので手一杯だ】

(何でもいい! 速くてかく乱出来るやつ!)

【だが能力の発動にはどうしても一瞬の隙が必要だった。銃を使ってくる相手に対してそれを得る方法はこの人物には無く、無様に少女の周囲をぐるりと回りながら近くのゴミ箱の裏へ逃げようとする】
581 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:25:28.59 ID:XrsHl4I0
>>579
なるほど…
えぇと、同人誌は基本百合物を描いてます。偶にノマカプのも描いてますし…あ、でもBLは描いてません
でも、編集部に持ち込むの…がなかなか思いつかないんです。連載漫画を同人誌と同じノリで描く訳にはいきませんからね…
【頭を描きながら言う】
なるほど…何事にも誠実に、ですか…。ありがとうございます
…うーん…占い師…(能力バトル物っていうのも王道で良いかも知れないな…)
(例えば占い師なら…タロット…水晶玉…星占術…未来予知…)
あ! すみません、お願いします
【ネタを考えながら、水晶玉の方もやってほしいと答える】  
582 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 23:26:40.71 ID:IHlEagDO
>>580

【今のままでは当たらない、と判断したのか】
【相手が走っている間は、銃口を向けているとはいえそれ以上発砲することはなかった】
【だが、最後の最後。相手がゴミ箱の陰に逃げ込む寸前】
【狙いこそ定かではないが――確かにもう一発、ゴミ箱の傍目掛け、彼女は弾丸を放った】
【当たるか。はたまた外れるか】
【それは相手と彼女の運次第であり――】

(試合を見られていた――)
(となると、手札を知られていると見ていいですわ、ね)
(初手こそ此方が取れましたが――不利なことには、変わりないでしょう、か……)

【そして、静かに。相手の潜むゴミ箱を見つめながら】
【ぱちり、ぱちりと炎を成長させていく少女】
【ふわり浮かんだ、変幻自在の回る火球】
【数は10/大きさは未だビー玉ほどだが、確実に脅威となる存在だ】
【残弾数が3となった銃は、まだゴミ箱へ向けたまま】
【彼女は冷静に、今後の展開へ思考を巡らせる】
583 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 23:26:40.90 ID:S6/ZS6SO
【森の中】
【鬱蒼と枝葉を繁らせ、天蓋を覆う背の高い木々の群れ。零れ落ちる月明かりに照らされて】
【ぽつりと拓けた空間。乾いた落ち葉を敷き詰めて、一寸した広場のようになった其処に、独り】

まあ―――鍛練も終わったし、試す程度なら悪くもないか。
にしても我ながら、下らないコト思いつくよな、ほんとに。

如何にも少年漫画じみた発想の産物だし、戯れが過ぎているとしか言い様も無い。

【黒地に流水、燕模様の紬を纏い。銀鼠色の帯を締め、腰には太刀と短刀】
【上から臙脂のジャケットを肩に掛けた、白皙の痩身。立ち居振る舞いに涼しげな声音は、総じて性別の境も曖昧】
【月光を透かして時折蒼に煌めく、夜空にも似た濃藍色の髪を肩ほどに伸ばし】
【彼とも彼女ともつかない人影は、木枯らしの吹く寒い夜に、真実たった独りで、其処に在った】

――――とは言えど……暇潰し程度には、なるか。

【其れは言葉に違わず気怠そうに目を細めつつも、空間の中央に陣取って構え】
【目を瞑り息を整え、静かに精神を研ぎ澄ます―――】
584 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:35:40.61 ID:c25XKzQo
>>582

ッ──!

【ゴミ箱の裏に飛び込む瞬間に放たれた銃弾が脚を軽く掠めた】
【影に隠れて座り込みながら、当たった箇所を一瞥する。今、怪我を配慮している余裕など無い】
【すぐに地面に手をつき、頭の中でもう一度”ある図”を思い浮かべる】
【すると手を中心に円形の中に複雑な模様の入った図形──魔方陣が現れた】

(しょーがねーなー! まずは汎用性の高いやつで様子でも見るか!)

【そこから手を離した直後に、魔方陣が光り出し、湧くように一体の上半身だけの機械で出来た人形が現れる】
【それは茶色のローブを纏っていて、両腕が隠れている。顔は少女と全く違い、人の顔を模した形状の鉄で出来ていた】
【ゴミ箱の陰から光が溢れた数秒後、その機械人形だけが少女の前に姿を現した】
【上半身だけ、つまり脚が無いため、その機械人形は浮いている】
585 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/01(水) 23:40:37.74 ID:dzxmitEo
>>571

【白刃が閃いた瞬間、少女は一歩も動かなかった】
【別に、「彼は刺さない」なんて確信があったわけじゃない】

【ローブと鎖に包まれた総身は堅牢鈍足】
【――単純に、回避できない装備だったのだ】

【ナイフを喉元に向けられて】
【彼の話を終わりまで聞くまで、動けなかった】
【――初めて武器を向けられた少女の表情は、硬く、昏い】

……――くだらなくなんか、ないよ

現に、救世主である貴方は、私を憎みきれてない

【確信≠ヘなかったけれど、事実≠ネらある】
【彼は私を刺そうとしなかった――】

【空を掴んでいた右手が、ゆっくりと持ち上げられる】

……そのナイフ、見せるだけなの?
私が一歩引く事を願ってるなら、踏み込みが浅いよ

……アリエルは、私の両面を見てくれたんだ
貴方が彼にとって必要≠ネ存在なら――無理にでも受け止める
そうじゃなきゃ、格好がつかない

【ナイフを持った彼の右手を、自分の右手で覆うように掴もうとする】
【彼が、アリエルと似た仕草をするなら】
【その根幹も、似ているのではないかと思って――】
586 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:41:52.19 ID:9LPUS0Uo
>>581
(百合物……ああ、ヒヤシンス栽培ですわね。専門用語は良く分からないですわ)
【そっと机の上を撫でると、カードはたちまち姿を消した】

思い詰めるのは良くないですわよ。それと誠実にというのは人だけに限らず、森羅万象全てに通ずるものですわ
自分自身を素直に見つめ直すという事、も案外と発見があったりすることよ
【水晶球をそっと手前に引き寄せ、何やら念のようなものを込めている】

……むむ、これは……余り良くない結果ですわ
遺失物アリと出ていますわ。それと光り物に気をつける、と……
他にも何か、思い悩む事があったら相談に乗るですわよ
他人と気さくに話をするだけで、色々と解決があったりするものですわ
587 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/01(水) 23:46:52.71 ID:IHlEagDO
>>584

【銃弾が、足を掠めた】
【「だから、どうした」】
【まだ、歩ける。まだ、動ける。まだ――思考が、出来る】
【それでも。そうだけれども】
【ここで退却する様子を見せるなら、或いは】
【少女は一瞬、そう考える】
【そうすれば、自分が戦う理由は消える。追う必要はないし、人を殺さずにすむ】
【そんな、思考――彼女の持つ、まるで人間のような甘さと優しさ】

【――そんな考えが、浮かんだのだけれども】


――……、……

【「残念、です。。」】
【もしもう少し余裕があれば、そうとでも紡いだだろう】
【だが現実では、彼女はなにも言わなかった】
【そして再び――今度は現れた人形の頭部へ向け】
【たぁん、と。銃を、撃つ】

【彼女の周囲を舞い踊る火球。大きさはまだピンポン球程度だろうか】
【くるり、くるり――】
【静かに、静かに】
【協奏曲は、奏でられる】
588 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:53:13.79 ID:c25XKzQo
>>587

【ガン!! と甲高い音が響く】
【銃弾は人形の頭部に命中し大きく凹ませたが、貫通させるには至らなかったようだ】
【何の支障も無い様子で人形は左腕を少女へと向ける。ローブの袖の中には、巨大な銃口のようなものが狙いをつけていた】
【ドン! という破裂音と共に、左腕が真上まで跳ね上げられ、砲弾が発射される】
【それは銃弾とは違い、鉄をぶつけることによってダメージを与えるものではなく、命中した瞬間に爆発を起こす特殊なもの。手榴弾とも違い、爆発と共に鉄の破片が四方に飛ぶようなことはなく、本当に爆発のみだ】
【ただし、その威力はかなり大きく、人一人なら吹っ飛ばせるほどだ】
589 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/01(水) 23:55:07.89 ID:XrsHl4I0
>>586
遺失物と光り物…ですか…気を付けることにします…
他に相談したいこと、ですか…そうですね…
あ、そうだ。もし良ければなんですけど、占い師の仕事とかを取材させていただけませんか?
漫画のネタに使える気がするので…
590 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 00:03:13.17 ID:Av2EHi.o
>>589
仕事……取材ですの!?
【突然立ち上がり、びっくりしたように相手を見る
 ややあって咳払いを一つして】
お、おっほん!えー、えっと、どうしましょうまだお部屋のお掃除が、じゃなくて占いはいわば副業なのですわ
答えない事もないですけど……まあ、そこまで言うなら付いて来るですわ。そおれ、ハイドゥ!
【近くにあった箒を振り回すと、占い用のセット一式(相手の座ってる椅子含む)が忽然と姿を消した】

さてさてどっこいしょ。じゃあ後ろに乗るのですわ
【箒を宙に浮かせると、そこにちょこんと座ってみせた
 それなりに長いので、後ろのほうに?まるスペースがある】
591 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 00:07:03.17 ID:foiLt.DO
>>588

――ッ!?

【ちらりと見えた、銃口と呼ぶにはあまりに大きな、それ】
【「避け、きれない――」】
【そう思い、慌てて身体の正面で盾を構えた直後だった】

【ずん――】

【彼女の身体に、重い重い衝撃が奔る】
【気付いた時には、既に吹き飛ばされていた】
【爆風のせいだろうか。未だ小さな火球たちのいくつかは掻き消えてしまい】
【幾分か、彼女の周囲の華やかさは失われてしまった】

く、ぅ……

【ずしゃ、と。無様な音を立てて彼女は少し離れた地面に堕ちる】
【残す火球は7――大きさは未だ、ピンポン球程度だ】
592 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 00:12:25.23 ID:/lhD76.o
>>591

(当たったか……砲弾は一発撃ったらしばらく冷却しなくちゃならねーから面倒だ)

【物陰で座りながら白衣の敵は目を閉じていた】
【何かしらの手段で機械人形の視界を手に入れ、それを通じて少女を見ているのだ】
【カタン、という音と共に機械人形の左腕の一部が裾ごと開かれる。そこからは熱が発せられている。放熱板というやつか】
【軽く身体全体を前へ傾けると、真っ直ぐ少女の元へ飛んでいく。距離を詰めきるのにそう時間はかからないだろう】
【もし詰めきれば、右側の裾から剣を出し、少女へ向けて振り下ろすだろう】
593 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 00:26:41.50 ID:foiLt.DO
>>592

(耐久力があり――火力も、高い)
(あまり……相手にしたくはないタイプ、ですわ、ね)
(面倒――ですわ)

【ぱちん、ぱちん】
【少女はふらりとその場に立ち上がり、火の粉を更に周囲に舞わせ始める】
【そのせいだろうか――今までピンポン球程度の大きさだった火球がテニスボールほどへ成長していき】
【更には、人形が彼女の周囲に舞う火の粉に触れたなら、火の粉が大きさ相応の小規模な爆発を引き起こすだろう】
【どの道、人形が剣を取出し、振り上げてから振り下ろすまでの僅かな時間】
【再度彼女は後方へ大きく飛ぶことにより、剣の攻撃を回避することになる】
594 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 00:31:05.84 ID:/lhD76.o
>>593

【剣は回避され、更に火の粉にいくつか当たったせいで爆発が起こった】
【それら一つ一つは小規模で、集まったところで大きなダメージにはならないだろう】
【だが爆発であれば爆煙があるはずだ】

(火の粉が爆発? 悪くねーセンスだが拙いな……前が見えねー!)

【たまたま、爆煙が機械人形の頭部を覆い、視界を塞いだ。それが原因で視界が見えなくなり、動きが止まった】
【一瞬の隙。確実なチャンスだ】
595 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 00:41:45.46 ID:QaVmRQDO
>>585

【右手を掴まれても、そんな言葉をかけられても。蒼色は主だった変化を見せない】
【氷のようにどこまでも冷めた視線は、恐らくは深い思考など除外されて眼前の少女を映していた】


………俺は殺人鬼じゃないんでね。お前が俺をどう思おうが勝手だが、俺はお前に然程興味が湧いていない。だから殺そうとも思わない
裏を返せば、手元が狂ってこの刄がお前の喉を貫いていたとしても何とも感じなかっただろうよ

【彼≠ノとってサージという少女は、感情を向けるべき相手では無い。当然、憎しみなど抱くわけもなく】
【ナイフが彼女を捉えないよう彼≠ェ「願った」というのは、的外れと言えた】
【先程の行動の意味―――自分と『アリエル』を同じ物差しで測らない方が良いという、簡潔な警告に過ぎなかった】
【今、こうして会話をしているのも"気紛れ"――ふと気が変われば、途端に好戦的になる可能性だっとあり得る】
【彼≠フ態度は猫のように奔放としていて、掴み切れない部分があった】


心配しなくてもいい、『アリエル』は自分から俺の方に歩み寄ってくる。ふたつの心の均衡を保つことに疲れた時、必ず……ね
そうなればあとは俺がアイツを"助けてやる"だけさ
………その時リーズ≠ヘどう思うのかな?

【クスッ―――本来の少年のものとは違う、平淡で黒く、嫌悪感を誘う笑みが零された】
【何かを楽しみに待ちわびるような――彼≠ノ似合わず少しだけ"子供っぽい"、そんな不釣り合いが一層気味の悪さを煽って】


/遅れてごめんなさい!
596 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 00:42:03.32 ID:foiLt.DO
>>594

【ぶわり――更に成長を続け。ようやく林檎ほどの大きさとなった火球】
【「≪蝶≫を混ぜこむ時間は、ない――」】
【そう判断したのか】
【彼女はそのまま、4つの火球を放つ】
【2つはローブを纏う人形へ】
【2つは相手の隠れるゴミ箱へ向け】

【ぱぁんっ!】
【弾かれたかのように、火球は2つの対象へと飛んでいく】
【彼女の能力により、生み出された炎――】
【それらには、どれもこれもなんらかの特性が付与されているものであった】
【そして、この火球の特性は――】
【可燃性のものに接触すると、炎が燃え広がること、だ】
597 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 00:52:28.99 ID:/lhD76.o
>>596

【動きが止まっている機械人形が回避運動を取れるはずもなく、またゴミ箱が動くわけもなかった】
【その計四つの火球は狙い通りに命中。機械人形のローブと、ゴミ箱そのものに炎が燃え移った】

(やべ──っ!)

【白衣の敵はゴミ箱から慌てて遠ざかって火から逃れる】
【それと同時に燃え盛る機械人形を少女へ真っ直ぐ向かわせた。燃やしたままの体当たりだ】
【ただし燃えるゴミ箱で視界が遮られており、人形の視界を使っていないため、真っ直ぐにしか飛ばしていない。横に飛ぶなりすればあっさりと回避は出来るだろう】
598 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 01:01:06.22 ID:foiLt.DO
>>597

くっ――!

【残りの火球だけでは、人形の突撃は防ぎきれない】
【そんな判断からか、少女はたんっと大きく横へ飛び、人形の捨て身の攻撃を避けた】

――っ、……、?

【だが、先程の爆発によるダメージがまだ僅かに残っていたのか】
【着地の際、かくんと軽くバランスを崩してしまう】
【銃口は向けられておらず、意識も相手から逸らされた】
【逃げるのであれば、今が好機か】
599 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 01:05:30.91 ID:/lhD76.o
>>598

【人形は避けられた後も突進を続け、壁に激突して地面に落ちた】

(銃が完全に予想外……考えが甘かったか! しょーがねーなー、逃げるか)

その前に……喝!

【白衣の敵が一言叫ぶと、地面に落下していた人形が一瞬光った直後に爆発を起こした。距離は遠いため、危険は無いだろう】
【恐らくは鹵獲されるのを防ぐためだ】
【人形が爆発したのを遠目で確認してから、走り去っていった】

//お疲れさん
600 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 01:14:17.82 ID:foiLt.DO
>>599

――、……

【爆発した人形。逃げ去った相手】
【それを見て、少女は先程までとは違う、どこか気の抜けた表情を浮かべた】

一体……なんだったので、しょう。。

【相手が逃げるのであれば、深追いする理由はなし】
【あくまでも彼女は――自分ととある人間に降り掛かる火の粉さえ払えれば、それでよかったのだ】

【ふわり――】
【未だ彼女の周囲に舞う火の粉や火球。それらが風に乗り、名残惜しそうに宙に溶け】
【再び路地裏は――夜の静けさを、取り戻す】

/お疲れさまでしたー
601 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 01:16:49.28 ID:3oqljQ.o
【街中】

煙管も良いもんだ・・・
こりゃぁ一生モンの煙管だぜ・・・

【疎らになった人並みを歩いてくるのは】
【羅宇が漆黒の黒檀なっていて、吸い口が金色】
【そして龍が頭から尻までに金色で描かれている煙管で煙草を吸っている青年――?】

「そんなことより食料調達ですわ!」
「肉まんでも何でもいいんで食料が欲しいんですわ!」

【熟れた林檎のような長い赤色の髪を後ろで束ね、漆黒の瞳】
【赤と黒の羽織つき着流し、羽織の左右には赤井家を現す家門がついていて】
【そして腰には1mほどの黒い日本刀。此処まではよしとしよう】

「飴ちゃん!飴ちゃん!肉!人肉!猪肉!」
わかったわーった工藤ちゃん・・・・頼むから騒がないでくれ・・・

【彼の後頭部―赤色の髪の毛で染まっているはずの部分は何故か漆黒に染まっていた】
【そしてその漆黒の中心にあるのは牙が鋭く尖った口。そして二本口を中心に生えるもの】
【俗に言う"手"が彼の後頭部から生えていた。おそらくこれは女の声の主】

ふぁぁ・・・眠い・・

【―古の人はこういった。二口女――】
【おそらくソレの類だろう】
602 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 01:21:49.20 ID:VgMLljwo
>>601

………………………うわーお

もの凄く斬新なスタイルの二口女が居る
いや………二口男?

………二口オカマ?

【丁度通りかかって、ピタリ立ち止まり】
【何やら呆れた顔で見ているのが一人】

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【尚、右手には何処かの買い物袋】
603 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 01:25:44.25 ID:BXX8p1Io
>>595

【そんな感じでいい】
【そういう扱いでいい】

【握った右手から、人並みの感情を読み取れなくとも、サージはそれで良かった】
【――興味を抱かれない?】
【――生死に無関心?】

【なにを、いまさら】

【自身の価値を否定されても、心は湖面のように穏やかで】
【怒りも悲しみも虚しさも、浮かんではこなかった】
【感想を言えと強要されるなら、残念。或は】

―― つまんない。

【初めて、相手の質問を斬り捨てて。笑顔】
【握った手を、ゆっくりと解いた】

貴方には、何も出来ない。
善意に寄掛かる闇なんて、少し離れれば倒れちゃう。

貴方自身の行動理念の軸に、『アリエル』を据えるなら
貴方は『アリエル』に対して、優位になりえない。
助ける≠ネんて無理。
「貴方がアリエルに呑まれる」のが精々。

――もう少し、自分が出来上がってから、またおいでよ。影法師さん。


【「感情を抱かれないのなら、盛大に吐露したって構わないでしょ?」と】
【――彼≠ヘ、『アリエル』とは完全に違うと言っていたけれど】
【結局彼が何なのか、分からない。呼び名も不明】
【少女にとってみれば、色の付いてないのっぺらぼう】
【確かに、アリエルと同じ物差しは使えないだろう。目盛りが大きすぎるもの】

【だから今は、全てを先送りにして、彼に背を向ける】
【引き止めなければ、ひらひらと手を振って、歩き去って行くだろう】


【ちなみに彼の後方には、真っ二つに折れたベンチがあるだけである】
【古びた蓄音機は、煙のように消え失せていた】
604 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 01:28:44.66 ID:3oqljQ.o
>>602
いやいや、其処のお嬢さん!
俺は男だけど頭の後ろの工藤ちゃんは女なのよね・・

だからオカマじゃないぞ!

【煙管を口で上下に動かしながら、少女の元へと歩く】
【何処となく爽やか好二口男】

「ん・・・・・その袋は食べ物か?」
「そうだったら少し分けていただきたいわ」

【視覚は共有しているらしく不意に後ろの口の"女"がそう尋ねた】
【何処となく妖しいこの2人である】
605 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 01:32:24.27 ID:VgMLljwo
>>604

普通の二口女って、どっちも女だと思うんだけど……
というか何?両方に人格が有るの?何その厄介さ?
ああそれとあんまり近づかないでなんかキモい色々と

【左手を前方に付きだして、いきなり散々に】

んー………倍の値段でなら売るよ?
入ってるのは、チーカマとかスルメとかそんなのばっかりだけど
……ああ、あと角瓶と炭酸水

【袋の中身はどうも酒とつまみばかりの様子】
【儲けられそうなチャンスは逃がさないとふっかける】
606 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 01:40:15.35 ID:3oqljQ.o
>>605
いやね、工藤ちゃんは二口の中の異質でね・・・
そうそう、俺と契約したのさ・・・まぁ色々会って・・・!

【右手を振りかざして、なんかの決めポーズを取ると】

「こういうことも出来るわけなのよねぇ!」

【刹那、青年の右顔面が飛び散り、血みドロの右半分に】
【其処から出てきたのは、目のあった位置に巨大なシャフトが伸び】
【そのシャフトの先端からはギンギラに光り輝く鉈であった】

まぁキモイは肯定するが近づくなは無ェだろうよお嬢ちゃんよ!

【そう叫ぶと、シャフトが顔に折りたたまれ青年の顔が元に戻る】
【単純にキモかったです。すみません】

「ぬぉ!!いくらでも払うからくれ!!めったに無い食料供給のチャンス!!」

【※空腹状態は思考力を鈍らせます】
607 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 01:50:57.62 ID:VgMLljwo
>>606

……うわあ、キモさが増した
その顔で強盗でもやってたら食事には困らないんじゃないかと思う
頭蓋骨のなかにどうやって収まってたのかが物凄く気になるけど

と言うかね?そのポーズとか煙管の動かし方がキモいっていうのは別にして
あんまり極端に近づかれるのは好まないものだと思うよ?うん
パーソナルスペースがどうこういうのが有るから、とりあえず2mか3mは確保する様に

…………で

【買い物袋の中と、ポケットに入れたレシートを見比べて】
【それから、相手の叫びを聞いて】

……角瓶(ウィスキー)700ml、定価で2500
おまけして4000で良いよ

【※定価は1500↓〜である】

チーカマ300、スルメ250、それから唐揚げが400
トウガラシ風味のラーメンスナック300、チョコ菓子200
こっちは合わせて………2500で良いや

【※どれも定価はこれより何割か安い】

【良い機会とめっちゃ吹っ掛けている】
608 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 02:00:20.19 ID:3oqljQ.o
>>607
以前やったが店員が越し抜かしちゃったしね・・・!
之でも正義が好きだからあんまりは出来んのよ・・・
後はこんなのも出来るぜ!

【そういうと彼の胸から血みどろの黒き腕が出てくる】

「之は私の能力よ!寄生してるだけあって強いでしょっ!」
【良くみると後ろにいた2口が居なくなっている。おそらくはこの手がそうなのであろう】
【そしてその手は再び何事も無かったかのように体に入っていった】
【この手が出てきたはずの服は破けもせず、ましてや血などついていなかった】

そっそうかっ!やっぱり女の子は初めから近寄りすぎは厳禁か・・・っ!
すまんっ!俺の思考不足だ!許してくれ!

【ぺこぺこ平謝り】

ぉぉ!!なんというバーゲンっ!!買う買う!!
之で足りるかな・・・?
なんかもう、頭の中が真っ白で良く考えられん・・・!!

【懐から財布を取り出し、彼女に金を渡す】
【その金50000。思考力が限界に来ているらしい】
609 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 02:05:07.34 ID:VgMLljwo
>>608

正義、ねー……じゃあ正義って何?と良く有る質問をして見たりしつつ
実際の所そういうのに余り興味もない訳で軽く流しとくね

……ああ、成程………何となく意味が分かった
二口女っぽいけど、厳密に言うと微妙に違うんだねこれ
なんだろ………うん、適切な語句は見つからないけどさ
人間一人、丸ごと吸収したみたいに見える

で、距離感は大事だよー
まあ、一定以上はどうやっても近づけない場合も有るけど

【先程までキモい一点張りだったのが、少々興味を持つ様な目】
【でも近づかない。距離を保ったまま観察し】

【ようやく近づいて行ったのは、金を出されてから】
【「いち、にい、さん……」数えて財布に入れて、自分も紙幣を取り出すが】

はい、お釣り

【1000が7枚に500。40000程誤魔化した】
【調子に乗ると、とことんまで行くタイプらしい】
610 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 02:12:17.52 ID:3oqljQ.o
>>609
正義は正義だ・・・うんっ!
Justiceも其れまた正義、カノッサ機関も其れまた正義だ・・・
不特定多数の人が正義というものは必ずしや正義ではないなんて解っていると思うけどさ・・・

「そうそう・・・今まで私と契約してきて死んだ人間は私の手となり足となりって・・・
 まぁ恭ちゃんは耐え抜くと思うけど、私と契約破棄した時点で体の回復力やら
 制御力やらが一気に失われて、最終的には肉の塊になってしまうんだ、之が」

そうかそうか・・・因みに俺は何処をボディタッチしても大丈夫だからな!
24時間体勢で監視されても大丈夫!

【少し変態チックな瞳で彼女を見つめると】

おぅ、有難う!
とりあえずくれ!あと、一緒に飲もうぜ!

【何の疑いもせず500頂いた】
611 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 02:18:16.73 ID:VgMLljwo
>>610

おー。出た、カノッサ正義論
実際、それって結構屁理屈に聞こえるんだよねー
じゃあ正義ならテロやっても人の物取っても良いのか、って話だよ
大体世の中、常識的な範囲でなら多数決が正しい結果になると思うよ?
飽く迄、常識で判断出来る範囲。知識が必要だと無理だけど

………で、随分と色々食い潰してそうな能力だねー
というかそれって契約っていうより呪いじゃない?
どう考えても、取りつかれた方の利益が少ない気がする
明らかに釣り合って無いよ、うん
それと最後、貴方みたいなのはタイプじゃないから積極的にお断り
喉に爪先でボディタッチしようか?

【明らかに片手落ちに聞こえる契約内容にツッコミを入れる】
【尚、靴を履いての爪先蹴りは、威力が尋常でない事に】

んー?良いけど、ストレートで飲むつもり?
それと、私はウィスキーは其処まで好まないんだよね
食べる方は食べるけど

【逃げる時に酔っていると不味いので、飲む方は否定】
【正義論を解きながら、正義から外れた行動を取っている事はスルー対象だ】
612 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 02:28:46.13 ID:3oqljQ.o
>>611
いやいやいや・・・俺はカノッサは悪だと思うが・・・
成る程ねぇ・・・やはり多数決で決定したものが正しい結果なのか・・・
まぁ、俺もその多数決と同意権なのだが・・・
つーこんは何かい?やっぱり俺は正義?

いや、力が恐ろしいほど強くなるから重宝しているのさ・・・
それに工藤ちゃんとの契約はちゃんとその事を理解したうえでの契約だしな
俺は別にどうなっても構わないのよね、一度死に掛けたこの体
カノッサにでもやられるぐらいなら、自分から進んで肉の塊のほうがいいだろ?
大丈夫だと思うが、うん・・・そういえばMの体質があるって言われた気が・・・

【ふと思い出すは大変な記憶であるが】

そうかい、俺はもっぱらラッパ飲みだけど・・・
まぁ皆で食ったほうが旨いじゃないか!
613 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 02:34:08.98 ID:VgMLljwo
>>612

あー、この意見に捕捉して
正義でも悪でもどっちでもない、というかどうでも良いってものも有ると思う
そして大体の人は此処に入るんじゃないかな?
「正義なんて簡単には〜」っていうのは、多分此処が多いよ
結論出さないのって楽でしょ?善悪決めないのも同じで、楽だろうからさ

【「結論を出さないならどうでも良い」と、割とストレートな表現】
【これに該当する者が多いのも、この世界ではあるが】

………40度のお酒をラッパ飲みして、私は正常に居られる自信が無いね
というかまず喉が焼ける。それに悪酔いする
間違っても一本丸ごと飲まない様にねー、櫻のお酒を1.5L飲む様なものだから

【と言うが早いか、売りつけた筈の商品に自分から手を付けて】
【チーカマに早速かぶりつき、「割といける」と呑気に感想】

【此処まで、明らかに色々とおかしな行動を取っているのだが】
【残念ながら、ツッコミ役の第三者の登場する気配が無い】
614 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 02:42:39.50 ID:3oqljQ.o
>>613
成る程ねぇ・・・そう考えるとそうだな・・・
そーえばお嬢ちゃんはどっちなのか?正義か悪か、どちらでもないか――
まぁ人間何時かは結論出す日があるだろうさ、俺はもう人間じゃないけど・・・

【うんうん、と頷きながら答える彼】
【この世界に刃向かっていくのか、従っていくのか】
【其れとも何かに復習するのか・・・この男は謎が多い】

・・・困ったときの工藤ちゃんだ、この口ならあらゆる酒でも忽ち消化する
まぁ俺でも有る程度は飲めるんだけどな・・・・!

っていうか旨そうだなチーカマっ!
・・・・そういえば俺って金払ったっけ?
【ど忘れってレベルの問題じゃねぇ!】
615 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 02:50:17.58 ID:VgMLljwo
>>614

私?一般的な認識なら悪=A立場は善
考え方はどちらでもない#シ端な所で、悪寄り≠カゃない?
ま、個人の思想なんて立場と矛盾出来るんだよ
それと、人間じゃな事を特別な風に言わない方が良いよ?この世界じゃあ、ね

【最後の言葉が、どうにも同情を引く様にも聞こえたのか】
【相手に向けた人差し指の爪が、刃物の様に変化した】
【興味を持てば、何処までも踏み込もうとする。逆もまた然り】
【今興味を持っているのは善悪の思想で、彼個人では無いのだろう】

………いや、液体に消化も何も。肝臓が問題でしょ?
大体、バーでストレートの頼むと100mlも入らないで渡されるって聞くけど……

…………………

……あー、そうそう。合計で6500ってアホか

【あんまりと言えばあんまりなボケに思わずノリツッコミ】
【これで先に金を出されていた日には、おそらく指摘せずに受け取っていたと思われる】
616 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 03:06:06.50 ID:3oqljQ.o
>>615
そうか・・・まぁ良いさ、俺は一般認識には拘らないからねぇ
見たところ、あんたも悪い人間じゃなさそうだしさ・・・
まぁ悪と善の話は此処までっ!

・・・・ところでお嬢ちゃんも人じゃないの?死人に口無しって言うけど
俺みたいに"喋る死人"?其れとも動く人形?

【キャキャキャと笑いながら空を見上げる】
【何処と無く狂気、二口女を司ったその男の正体は一体なのか】
【彼女が自身の正体をさらせば自分の正体も晒すだろう】

「いやいや!私が飲んだものはすぐさまさっきの手とか鉈とかの成分に使われるのよ!
 だから私は年がら年中おなかを空かしているの!
 でも栄養分は恭ちゃんから寄生してもらってるから大丈夫!」

あっ!払ったか!良かった良かった!

【今更思い出したのは金を払ったこと】
【あぁ、突っ込みが欲しい】

/すみません・・・眠気が半端無いので明後日に引き続いてくれたら嬉しいですっ!
617 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 03:11:28.75 ID:VgMLljwo
>>616

さあ、どうだろうね?人間の顔をしてる化け物も居れば、バケモノ顔した人間も居る
見た感じじゃあ分からないだろうし、自分の正体を喧伝する事もない

知りたかったら、知れるまで踏み込む事
いきなり踏み込んで来る様だと、其処でマイナス評価だよ?
少なくとも生きてるってとこだけ、ヒントを上げるけどね

【買い物袋の中から、スルメを引きずり出して】
【開いた口の中に並ぶ鋭い牙、それでザクリと噛みちぎると】

じゃ、そろそろ私は戻るね
また酒と肴を買い直しに行かないと無いし
……まあ、飲む相手は多分寝てるだろうから、急がなくても良いのかも知れないけど

【それだけ持ってやや早足で、その場を去ろうとする】
【早足の理由:ぼったくった事を指摘されない為】


/すまぬ、こっちが現時点で明後日の予定が分からない!
/だからちょっと唐突だけど、此処で立ち去らせて貰うぜ
618 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 03:19:02.55 ID:3oqljQ.o
>>617
ありゃりゃ・・・コリャまた難しい課題だねぇ・・・
まぁ良いさ、初対面で此処まで話すのもなんだしな!
また何処かで会うときまでに、アンタンとこに踏み込めるように準備でもしますかね・・・!

とりあえずは生きているのか・・・ふぉい!
そーえば名前なんていうんだ?俺は赤井恭一郎晴信、この2口が工藤菖蒲っていうのさ!

【ふぁーと眠そうに欠伸を擦る】
【キセルはちゃんと落ちないように左手で固定していた】

うぉい・・・んじゃぁお休みなさいってこんたんだ!
とりあえず俺も寝るぜ!あばよん!

【くるりと背を向けると、再び歩き出そうとする】
【※因みにビニール袋を受け取っていません】
619 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 03:26:37.01 ID:VgMLljwo
>>618

んー………どうしようかな

……まあ、良いか
私は吟雪、覚えておいてもおかなくても、どっちでも良いよ

【名乗ろうか、此処でも勿体ぶろうかと一瞬なやんだが】
【思いっきり詐欺に引っ掛けた罪悪感でも有ったのか、割と素直に名乗り】

……………馬鹿だ、本物の馬鹿だ

【手に残ったビニール袋は、次に遭遇した時の言い訳用にその場に置いて】
【然し、菓子類は幾らか抜き取って自分の口に放り込み】

……んー、儲かった儲かった
そうだねー、ちょっと高いお酒でも買おうか
偶には、そういうのも悪くないでしょ

【24時間営業の店を探し、走り出した】

/お疲れさまでしたー
620 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 03:30:06.73 ID:3oqljQ.o
>>619
吟雪のお嬢か・・・それではそれでは!

【ふぁーと二口同時に欠伸を仕掛け】
【再び闇へと走り去る】
【残ったのはビニール袋とキセルの煙】

眠いな・・・はくしょん!
【そう言いながら、赤井は自分の家へと戻っていった】

/お疲れ様でしたっ!無理言って申し訳なかったです!
621 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 04:24:50.97 ID:BXX8p1Io
>>595
>>603
/書き忘れっ
/明日は、夕方以降に来れると思います
/終わるのも続けるのもお任せしますので、一旦お疲れ様でしたー
622 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 07:10:36.70 ID:foiLt.DO
【噴水のある広場】
【そこに置かれているベンチに、一人の少女が座っていた】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い瞳を持つ、18歳ほどの少女だ】
【そのウェーブがかった長髪は、ラメ入りのヘアゴムでポニーテールにされており】
【喪服を思わせる、黒の強い灰色のワンピースコートをその身に纏っていた】

――あまり、眠れませんでした、わ。。

【ちゃり、と】
【胸元に下げられたチェーン付のコインを片手で弄りながら、彼女はそっと呟く】
【既に時刻は朝】
【どこかで小鳥が、ちぃちぃと賑やかな囀りをあげていた】
623 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 08:15:40.79 ID:vXcmw6go
>>622
/まだいますか?
624 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 11:57:22.46 ID:/lhD76.o
【魔術協会中庭】

(いやー、昨日はひでー目に遭ったぜ……どうやって捕獲すっかな)

【中庭のベンチに白衣を羽織った研究者が座っている】
【黒く少し長い髪を持ち、それごと顔全体を包帯で巻いてある】
【白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネックを着ている】

【考え事をしているのかいないのか、やや上を向いてぼーっとしている】
【( ・△・)こんな感じ?】
625 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 13:54:02.50 ID:DEEq8cM0
【街中】

ぁー……、……眠たいわね……、帰ってもっかい寝ようかしら。

【紺色のブレザー、胸元に隅に薔薇の刺繍の入った緋色のリボンを結んで】
【黒地にチェックのミニスカート、黒のニーソックス、黒のローファー】
【黒の長いストレートへアーの上に、ちょこんと金のティアラを乗せた、少女が】

……、眠……。

【路地裏へ向かうたくさんの道の、そのうちの1本】
【その、入ってすぐの壁に寄りかかって、眠たげにそんな独り言】
【ふぁ、と。小さくあくびもしてたりするあたり、きっと本当に眠いんだろう。どうでもいいな】
626 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 14:13:43.20 ID:foiLt.DO
>>623
/ぎゃー、なんだかんだで席外していました!
/まだいたりしますか?
627 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 14:35:53.17 ID:/lhD76.o
>>625

(もし次見つけたら、先手取らねーとなー……丸腰で剣士に挑むより厄介)

【路地裏の方から白衣を羽織った研究者が歩いてきた】
【身長は150前後で、黒く少し長い髪を持ち、それごと顔全体に包帯を巻きつけてある。白衣の下には青いズボンと、血のような赤黒いタートルネック】
【どこかぼけっとした様子で歩いている】
628 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 14:47:16.92 ID:DEEq8cM0
>>627

……、白衣って流行ってんのかしら。

【足音とか、気配とか、そんなもので相手の接近を察知、視線を向けてから、小さな声で呟いて】
【白衣二人目、流行ってるわけではないと教えてあげたらよろこ……ぶ?】

【街側では無く、路地裏側から現れた人影に、なんとなく。警戒心を漂わせ】
【若干俯き、垂れる前髪で何となく目元を隠してから、相手をじぃっと見つめ】
【超絶見つめ。視線を感じるかもしれないし、目つきもなんだか悪いので、ガンつけてるように見えなくも無いような】
629 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 14:51:05.33 ID:/lhD76.o
>>628

【流行ってるさ、俺の中で】
【それはさておき、最初は視線に気づかず、普通に表通りの方へと歩いていく】

(……なーんか感じるな)

【だが近づくにつれて見られている感じがするようになり、その発生源を見つけるべく首を動かして辺りを見回す】
【当然、付近には一人しか居ないため、見つけるのに時間はかからなかった】
【歩きながらじっと見つめ返し──】

何見てんだ?

【不良的テンプレを返しつつ、きっ、と睨みつけた】
【ご機嫌を損ねてしまったようだ】
630 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 14:58:24.22 ID:DEEq8cM0
>>629

【男の白衣よりか女の白衣がいいです先生!】
【歩くその間も、視線は外されることはなく。ただただ、追いかけて】
【見つめ返したなら、きっと、目が合って】
【目が合って困ったのか、それともふざけてるのか。一度、ウィンクをしてから】

あら? 別に、あんたを特に見てたわけじゃないのよ。
こんな場所なんだから、警戒したって損はないでしょ?

【俯いて目元を隠すのは終了。普通に相手をじぃと見つめながら、軽く首をかしげて返すのは】
【なんだか偉そうに聞こえなくも無い、そんな言葉たち。浮かべるのは、唇の端を釣り上げる笑みで、相手のにらみつける攻撃は、さらりと流している】
631 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:04:14.72 ID:/lhD76.o
>>630

【俺だって女の方がいいわ! でも全然いねーんだよ!】

至極真っ当な意見だな。中には路地裏に居ながら警戒しない間抜けなヤローも居るが

【睨むのをやめて体を少女の方に向け、同意する言葉を返す】
【それからじろじろと観察するように少女(の身体)を見回し始めた】
【かなり失礼というか不気味な行動だが、当人に遠慮は一切無い】
632 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 15:10:55.29 ID:foiLt.DO
【郊外――廃墟前】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い瞳を持つ、18歳ほどの少女がいた】
【そのウェーブがかった長髪は、ラメ入りのヘアゴムでポニーテールにされており】
【喪服を思わせる、黒の強い灰色のワンピースコートをその身に纏っていた】

……≪ 絞め ――――

く、ぅ……
矢張り――持続時間が短い、ですわ、ね。。

【少女をよく見れば】
【その左腕には炎をデフォルメしたような小型の盾が取り付けられていることが分かるだろうか】
【そして、彼女の付近に目を移せば――】
【彼女から少し離れた石柱に、炎で出来たような赤い赤い縄がきつく絡み付いており】
【その縄を睨み付け。少女は苦しげにため息をついた】
633 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 15:11:46.14 ID:DEEq8cM0
>>631

【無いなら作ればいいじゃない!】

そうね、ここで死んでるやつの7割くらいがそんなヤツじゃないかしら?
……ま、私にはそんなに関係無いけど。こんな場所、これ以上入ろうなんてちぃとも思わないわ。

【首を傾げてから、視線を一瞬、路地裏の奥のほうへと向け】
【それから、相手へ視線を戻し。小さく肩を竦めてから】

通りすがりの女の子を視姦するのが趣味かしら?

【なんて。くすくすと笑いながら、そんなことを尋ね】
【体つきは普通に細くもないし太くも無い程度、身長はちょっぴり平均より高いくらい、だろうか】
【きっと相手の見ている部分と今書かれた情報は別なのだろうが、まあ、武器を持ってたりはなさそうである】
634 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:17:50.21 ID:/lhD76.o
>>633

【女とか無理すぐる】

(んー……あんま良くねーな。しょーがねーなー、諦めるか)

【つま先から頭の天辺まで隈なく視線を動かしてから、ふー、とため息をついた】
【何かが駄目だったらしい、何かが】
【傍から見るとやっぱり失礼である】

視姦は趣味じゃねーな。直接何かをする方が好みだ
路地裏に入らねーなら、てめーはここで何してんだ?

【じろじろ見るのもやめ、顔の横あたりで視線を固定して質問を投げかけた】
635 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 15:27:19.63 ID:DEEq8cM0
>>634

……あら、私じゃご不満だったかしら?

【ため息を吐く相手を見て、笑んだまま、首をかしげて】
【それから、自分を抱いて、軽く胸を強調させるような姿勢。彼女は何をしているのか】
【胸は平均程度にはあるのだが、如何せんブレザーの上では分かりにくく】
【それでもまあ、まな板でないことは分かるか】

そっちのほうが重症ね、通報されたりしても知らないわよ?
それとも、こっちの方では結構日常茶飯事だったりするのかしら。怖いわ、尚更入りたくないわね。
そうね、街中はちょっと人が多すぎるのよ、私、眠いの。

【相手の言葉に、笑みをいくらか強くして】
【それから、また。路地裏のほうに視線を移してから、相手の目に視線をやり、小さく首をかしげ】
【どうやら、人ごみから避難して来たらしく】
636 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:27:45.44 ID:jcufsn6o
>>632
ん……。

【そこをたまたま少女が通りかかった】
【黒いぼさぼさの髪に、泥のように濁った瞳が特徴的な少女だ】
【年の頃は10代前半、全身を隠す様なぶかぶかのコートに身を包んでいる】
【そして、見て分かるだろうが彼女は浮浪児であった】

なに、してるの。

【数メートルの距離を取って問いかけた】
【余り人と距離を詰めようとはしないようだ】
637 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:33:39.03 ID:/lhD76.o
>>635

不満だな

【少女の言葉をあっさりと肯定した。具体的にどこが不満かは言わないが】

ここをうろついてる時点で、通報なんざ怖くねーだろ。治安組織がまともに動いてるなら路地裏はもうちょっと通り易いはずだぜ
眠いなら家帰れよ

【通報は別に怖くないらしく、平然としている。ぱっと見ても包帯巻いてる怪しげな人間。それだけで通報されそうだ】
【眠いことには正論を返す】
638 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 15:34:57.21 ID:foiLt.DO
>>636

【――本来であれば、きっと少女は相手が近付く前に、その存在に気付いたことであろう】
【しかし、今は何らかの理由で精神的余裕がなく。相手の接近に気付くのが遅れてしまったらしい】
【声をかけられると、少女はぴくりと肩を震わせ】
【どこか疲れた表情で、其方を振り替える】

ぁ――ぇ、えと、、特訓、ですわ。。
もっともっと……強くなれるよう、に。。

【す、と背筋を伸ばし、彼女は表情に笑みを浮かべる】
【疲労の混じったその笑みは、彼女の雰囲気も相まってか、とても壊れやすそうなもので――】
639 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:38:30.69 ID:jcufsn6o
>>638
【表情は虚ろで、壊れた人形の様な雰囲気を感じさせる少女、少々怖いかも知れない】
【そして描写を忘れていたが彼女の右手には燕尾服の悪魔のぬいぐるみがぶら下がっている】
【相手のその言葉に首を傾げ、問う】

特訓……。
弱いの?おねえさん。

【弱いから特訓するんだろうな、という思考の結果である】
【どうやら相手の感情の機微を考えるのは苦手なようだ】
640 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 15:43:53.77 ID:DEEq8cM0
>>637

あら、そう。

【あっさりと肯定された後、わざとらしく残念な表情を作り、肩を竦めてから】
【自分を抱くのをやめて。右手をブレザーのポケットに突っ込み、左手で右手を掴んで】

そうなのかしら? こっち側には居た事が無いから、そんなこと分からないわ。
まあ、そうね。もうちょっとどうにかしてくれないものかしら、ま、通れなくても私は困らないんだけど。

【結論としては、彼女的には路地裏世界は特に興味も無いらしく】
【特に近づくつもりもないようで。それなのに、眠いからと避難した場所が路地裏入り口】
【言葉と行動が一致していないが、まあ、いいのだろう。多分】

あら、あんたは知らないでしょうけど、私、さっきまで寝てたのよ。
もう午後だし、眠いのを我慢して起き出してきたところなの。今寝たら次起きるのは暗くなってからよ、一日を無駄にするじゃない。ねぇ?

【それから、相手の正論に返すのはそんなこと】
【至極どうでもいい睡眠事情。こんな時間まで寝てる辺りからほのかに漂う駄目人間のかおり】
【最後に、さり気なく相手に同意を求めているのは、何なのか】
641 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:48:09.53 ID:/lhD76.o
>>640

(……無能首相の存在より驚愕。驚くほどの駄目人間だな)

【今回殆ど表情変化が無いが、今回初めてやや引くような微妙な表情になった】
【口を三角っぽく開けてじっと見ている様子はぽかーんとしているようにも見える】

しょーがねーなー……って言えねーほどの駄目人間だな、お前

【しばらく黙っていたかと思うと、全く同意してない内容を口走った】
【口調には当然、呆れが混じっている】
642 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 15:51:38.74 ID:foiLt.DO
>>639

(お人形――)

【相手の手にある人形。そして、相手の雰囲気】
【それらを感じ、彼女は僅か切なげな表情を浮かべた】
【きぃ――】
【廃墟に小さく響くのは、機械の駆動音】
【或いは距離を置く相手には聞こえないかもしれないが、その音の発生源は少女】
【――この少女は。目の前の相手とはまた違った意味での「人形」であった】
【今しがた浮かべた表情も、それが理由なのだろう】
えぇ――まだまだ、弱いです、わ
だから……たくさん、頑張らなければならないのです

【そう言って、切なげな色は自嘲気味なものとなり、彼女の表情に混ざる】
【――実は彼女。先日行われた第9回目の大会において3位の成績を納めており】
【それをしる人間からみれば、彼女の発言は謙遜にも聞こえるかも知れなかった】
【だが、彼女からしてみればそれは謙遜でも遠慮でもない、本気の言葉で――】

貴女は、ここで何を……?

【ふわり――】
【身体ごと相手へと向き直りつつ、彼女はそう尋ねる】
【腕にあった盾は能力の産物だったのか】
【まるで火の粉が風に溶けるかのように、儚く消え】
【それと同時。石柱に絡み付いていた縄も、宙に溶けた】
643 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 15:55:03.94 ID:7JHUCdY0
>>641

【相手の表情変化に、こちらは笑みを強くすることで返して】

口呼吸は細菌類がモロに体内に入り込むのよ?
身体に悪いわ、やめたほうがいいわよ。やめられるならね。

【ぽかんとしたような、相手の表情にはそう返して】
【口を開けているからといって、口呼吸とは限らないのだけれども】

……あら、そう?
だって、寝ようと思う時間には空が薄明るかったりするのよ。
私が悪いじゃないの、眠気がその時間まで来ない世界が悪いの。分かる?

【相手の言葉に、さらに重ねる駄目人間発言】
【ついには世界にまで責任を被せ、自分への責任を逃れようとし(逃れられてない)】
【最後に、首をかしげそんなこと】
644 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:56:11.70 ID:jcufsn6o
>>642
【ぼんやりと廃墟を眺めていた】
【そして、相手の言葉に】

そうなんだ、よく分からないけど、頑張って。

【無表情ながらも、多少の応援の気配は感ぜられるだろう】
【相手の問いかけに、少し首を傾げて言う】

寝床、探してたの。
私、家無いから。

【コートの裾は擦り切れ、血色も悪いのが分かるだろう】
【薄汚れた外見も会って、ある程度の長期間そこら辺をうろつきまわっていた気配を感じさせる】
645 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 15:58:55.43 ID:/lhD76.o
>>643

分かんねー、全く分かんねー。いや、分かりたくねー

【超否定】
【表情はそのままに否定の言葉を滑らかに出していく】
【残念、これが普通の反応である】

そろそろ行くわ。じゃーなー

【話にも飽きたのか、別れの言葉を言って表通りの方へ歩いていこうとする】
【別に呼び止めることも可能だ】
646 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 16:06:52.69 ID:foiLt.DO
>>644

ふふ、ありがとうございますわ

【その、励ましの言葉を受け。少女は一瞬、ぽかんとした表情を受けるも】
【それはすぐに、ふぅわりとした、嬉しそうな笑みへと変わる】
【純粋に、相手の言葉が嬉しかったのだろう】
【笑みの中には、もう先程まで混じっていた疲れはなくなっており】
【素直に、彼女は相手へ感謝を告げるのであった】

【しかし、続く相手の言葉を聞くとその笑みもすぐに消え】
【どこか、心配そうなものへと変わる】

この時期は、お昼間でも冷えますわ……
その様子ですと、あまり食事も摂られていないのでは――?

【ローブだけでは、寒いだろう】
【彼女はそう思ったのか、ぱちんぱちんとコートのボタンを外しつつ、とてとてと相手へ近づいていく】
647 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 16:09:55.97 ID:foiLt.DO
>>644>>646
/訂正
× ローブ
○ 身体に風の入りやすそうな、ぶかぶかのコート
648 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 16:10:02.61 ID:7JHUCdY0
>>645

あらそう……。
ま、午後でも明るいうちに起きられるのはずいぶんマシなのよね。
酷い時はもっと酷いわ、起きたら7時とかだもの。当然、夜の。

【超否定する相手の言葉に、わざとらしいしょんぼり】
【それから、さらに駄目だったときのことまで話してくれる親切さ(?)】
【ともかく、駄目人間らしい。ここで追記すると、駄目人間は私でなくこの子である。この子なのである】

あら、そうなの?
せっかく退屈と眠気を潰せると思ったのに。

【そして、相手の言葉には。そんなこと】
【目を閉じて、すっと眉を下げて】
【やっぱりわざとらしい仕草、それでも、呼び止めたりはせずに】
【行ってしまうならば行ってしまうでいいようで】
649 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 16:10:43.44 ID:jcufsn6o
>>646
ん、どういたしまして。

【僅かに――極僅かだが口元が緩んでいた】
【今の少女に出来る笑顔は、”ここまで”であり、少女の感情表現のなかでは精一杯の物だった】
【そして、相手の心配の言葉に、何故心配するのか疑問の声を上げる】

うん、寒いし、ごはんも食べてないけど。
でも、私バケモノだから大丈夫だよ?

【相手が一歩近づく毎に一歩無意識に下がっていく】
【人との肉体的な接触をどういうわけか怖がっているようにも見えるだろう】
650 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 16:12:33.51 ID:/lhD76.o
>>648

【ぜってーあんたや^q^】

【呼び止められもしなかったので、そのまま歩いていってしまった】

//お疲れさーん
651 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 16:22:47.79 ID:7JHUCdY0
>>650

【私じゃないと言ったじゃないですかァ!】

【ともかく、歩いて行く相手の背中を、軽く見やってから】

……ま、いいわ。
そうね、……、寝に帰るかしら。

【ぼそりと呟く独り言、呟いてから】
【路地裏から出て、どこかへ歩いていったとか】

/おつでしたのー
652 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 16:22:53.03 ID:foiLt.DO
>>649

――、…………っ

【「私、バケモノだから」】
【その言葉を聞き、悲痛な表情を少女は浮かべた】
【先程記述した通り、彼女は人形だ】
【そして運のいいことに――彼女の周囲には、彼女を人間扱いしてくれる人々が大勢いた】
【「もしかしたら、私も――」】
【――こう、なっていたかもしれないのだろうか】
【少女は、静かにそんなことを思い】
【相手が後退していくのに気付くと、それ以上、自分から近付こうとはしなくなる】

――そんなこと、仰らないでくださいませ
貴女のように可愛らしい方に、そのような言葉は似合いませんわ

【自身を、バケモノだと呼ぶなと】
【己を、人間ではないからと卑下するなと】
【そんな気持ちを込め――彼女は言葉を紡ぐ】
653 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 16:27:48.83 ID:jcufsn6o
>>652
【その、変わった表情を見て、何処か寂しい気持ちが湧いた】
【嬉しいとか悲しいとかそう言うのも、よくわからなくなっているけど】
【どうやら人の笑っている顔を見ている方が、嬉しいようだ】
【下がる足は、少しゆっくりとなり、暫くして止まる】

でも、皆ね、皆皆、私をバケモノだ、って言ってたの。
それでね、皆、私の身体弄繰り回すの。
でね、身体がボロボロになるのに、直ぐ治るの。
だから、やっぱり、私はバケモノなんだよ。

【其れは刷り込みの様に心のなかに刻み込まれてしまっている楔】
【少女にとっては自分がバケモノであることも、そういう扱いを受けることも、当然となってしまっていた】
【辛くなどはない、何故なら其れが普通なのだから】
【しかし、其の在り方は何処か間違っていると言ってもいいだろう】
654 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 16:41:31.51 ID:foiLt.DO
>>653

――でも。
私は、貴女のことをそのようには思いませんわ

【自身が、バケモノであり。それが当然になっている】
【そんな相手の様子を見て、ちくりと心が痛んだ】
【「心」なんてものが、自分にあるのかどうかは、分からないのだけれども】

――私の身体の中には、血液など流れておりません
心臓もなければ、脳みそもない
そんな私ですが――私を人間のように扱ってくれる方々もたくさんおりますわ

だから……だから、ご自分をバケモノなどと仰らないでくださいませ

【ふる、ふると首を小さく振り】
【少女は、自分に言い聞かせるかのようにそう言った】
【もう少しだけ、上手く言葉が紡げたら】
【もう少しだけ、上手く思考が出来たら】
【そう、思いもしたのだけれども――】
655 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 16:46:39.64 ID:jcufsn6o
>>654
そう、へんなの。

【研究所から出て初めて自分をバケモノと扱わない人と出会った】
【少女は、へんなの、と称したが、何処かその言葉に心――のような物があたたまるような感覚を感じた】
【そして、相手の言葉を聞き】

でも、私には、おねえさんはニンゲンに見えるよ。

【笑うし、悲しそうな顔もするし、どう見ても、彼女からは相手が人間にみえていた】
【そして、相手の言葉に】

分かったよ、言わないでれば、いいんでしょ?
だから、悲しそうにしないで欲しいよ。
なんか、ソレ、嫌。

【切なげな表情をしていたのを感じていたのだった】
656 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 16:59:27.66 ID:foiLt.DO
>>655

【「へんなの」】
【その言葉に対しては、どこか困ったような微笑みを浮かべ】

……私は、そう在るように創られました、から
人の中に紛れて生活し――他者から疑いをかけられることなく作動するように、と

【続く少女の言葉には、矢張り困った笑みを浮かべてそんなことを紡いだ】
【普段の少女であれば、自身が人形だと告げこそはすれど、今のようなことはあまり言わない】
【それにも関わらず、自身の在り方を述べたのは――】
【きっと、この相手であれば拒絶されることはないだろうと言う、奇妙な信頼にも似た感情からだった】

【そして、さらなる相手の台詞を聞き】
【またもぽかんとした表情を一瞬だけ浮かべ――】
【くすり、と】
【今度は、くすぐったそうな笑みとなり】

ふふ、分かりましたわ
でしたら――貴女の前では、出来るだけ笑っていることに致しましょう
貴女が自分をバケモノと言わない代わりに、私は貴女の前では笑っている
――――約束、しましょう?

【他者から見れば、それはきっと不可思議な契約なのだろう】
【しかし、この少女にとっては、それは重要なものなのかも知れず】

……ところで、貴女のお名前は?
私は、エルネスティーネ、と申しますわ
よろしければ、エル、と。そうお呼びくださいませ

【微笑みながら、じ、と相手を見遣り】
【エルと名乗った少女は、静かに相手の名を尋ねた】
657 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 17:05:00.75 ID:jcufsn6o
>>656
でも、嫌いじゃない。

【表情は変わらないが、自分を認めてくれた相手に好意を抱いているのは間違いない様だ】
【手が疲れたのか、ぬいぐるみを地面に置いた】
【人形は自立して、暫くして座り込み、あぐらをかく】
【相手の提案を聞き、僅かに口元を笑みの形にすると、小さく頭を縦に動かした】

ん、分かった。
約束。

【約束などをしたのは、記憶のうちでは之が初めてだろう】
【そして笑みを浮かべていたその表情は、困惑になる】

えと、ね。エル。
私、名前忘れちゃってるから……。
あ、白衣の人はSchrodinger's Catか、Unknownって呼んでたけど。

【一部の記憶の欠落が、彼女から名を奪っていた】
658 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 17:15:09.96 ID:foiLt.DO
>>657

ふふ、それは何よりですわ

【嫌いじゃない、と言われ。エルは嬉しそうに目を細めた】
【その反応も、当然といえば当然か】
【他者に好かれ、気を悪くする者は少ないというものだろう】
【視界の端で動いた、何か。それに視線を軽く向ければ、人形がちょこん】
【相手の持つ人形が動くことに対しては、素直に驚いた表情を浮かべたが】
【「約束」を相手も認めたのを見て、人形から意識を外して満足げに頷いた】

――そう、でしたか
では……私でよければ、新しいお名前をつけてあげましょうか?
いつまでもそのままでは、不便では――?

【そして、紡がれた相手の言葉には僅かに首を傾げ】
【何かを悩むかのように、そっと人差し指を口元に軽くあてがう】
659 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 17:19:38.69 ID:jcufsn6o
>>658
【相手が頷いたのを見て】

ん、どういたしまして。

【喋る前に、ん、と付けるのが癖の様だ】

名前――か。
うん、なんか付けて。
覚え易いのがいい。

【その時、冷たい風が一瞬吹き、少女と人形が揃って震え上がる】
【人形は彼女の体によじ登り、コートの中に入り込んだ】
【胸元から頭だけが出ているのが滑稽だ】
660 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 17:32:37.81 ID:foiLt.DO
>>659

【告げられた、お礼】
【それがなんだかくすぐったくて】
【きゅ、と身体を縮こまらせながら、エルは笑う】

では――アンジュ、というのはどうでしょうか

【アンジュ――異国の言葉で、天使という意味を持つそれ】
【目の前の少女は、清く美しくあれ――そんな、願いが込められているのかもしれず】

【相手が寒そうに身を震わせるのを見て】
【はっと思い出したかのように、左腕に盾を顕現させる】
【この際に、胸元に蝶を模したブローチが現われたり、靴に小さな炎の羽根が現われたりと】
【そんな、些細な変化も見られたのだが、今はさておき】
【なぜこのタイミングで、彼女は能力を発動させたのだろうか――?】
661 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 17:32:42.38 ID:aRHpRISO
【魔術協会・図書館】

………む〜
(仕事休みだし暇だから図書館に来たのはいいですが…)

私も魔術を覚えないとな…
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【魔術書を読みながら勉強している】

…………………プシュー
【あ…頭から煙が出た】
662 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 17:34:57.80 ID:jcufsn6o
>>660
アンジュ――。

【告げられた名を口の中で転がす】
【いい響きだ、少女はどうやら気にいったようだ】

ん、ありがとう。使わせてもらうよ。

【軽く頭を下げて、礼を言う】
【そして唐突に相手が能力を発動したのを見て、疑問の表情を浮かべる】

どうしたの?
663 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 17:45:27.42 ID:foiLt.DO
>>662

お気に召されたようで、何よりですわ

【与えた名前が気に入られたことが嬉しかったのか】
【ぱぁっと表情を華やかせ、心底喜ばしそうに両手を軽く胸の前で合わせた】
【「もし、名前が気に入られなかったら――」】
【そんな、一抹の不安もあったのだろうが】
【どうやら、それは杞憂に終わったらしい】

いえ――そのままでは、きっとお寒いでしょう?

【そしてエルは、胸元で合わせた手を、アンジュに差し出すかのようにそっと開く】
【――彼女の手の中には、きっと能力で作り出したものなのだろう】
【炎で出来た、赤い赤い薔薇がひとつ。咲いていた】
【もし相手が何もしなければ、彼女はそのままその薔薇をふわりとアンジュの方へ向かわせることだろう】
【薔薇を受け取るか受け取らないかは、完全にアンジュの自由であり――】
【もし薔薇を手に取れば、そこからじんわりとした暖かさを感じることが出来るはずだ】
664 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 17:51:18.09 ID:jcufsn6o
>>663
ん、嬉しい……のかな、コレ?

【心のなかのよくわからない感情を、アンジュは嬉しさと解釈したようだ】
【そして自分の質問に対する、相手の答えと、相手の差し出す薔薇を見て】

わ、綺麗……。

【こちらに向かってきた薔薇を受け取め、其の暖かさを感じた】
【刺す様な寒さを感じるこの季節、少女にとってコレほど有難いものは無いだろう】
【ぬいぐるみも薔薇に向けて手を伸ばし、暖をとっている】

おうおう、気がきくじゃねぇか嬢ちゃん。

【唐突にぬいぐるみがエルの方を向いて話しかけた】
【場末の酒屋のおっさんの様な声と口調である】
【しかし、デフォルメされた見た目の為、何処かコミカル】
665 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 18:04:18.23 ID:foiLt.DO
>>664

きっと……そうなのでしょうね
アンジュ様が嬉しいと、不思議と私も嬉しいですわ

【くすくす、と小さく笑いつつ、そう言うエル】
【物理的な距離こそあれ、その光景はまるで】
【どこか平和な世界に生きる、少女たちの平穏な一時のようであり――】

ずっと薔薇の形状を保ち続けるのは、残念ながら出来ませんけれど、ね。。
ある程度時間が経てば、自然と消えてしまいます。
最も――しばらくは、大丈夫で……、……。。

……、…………ふぇっ?

【アンジュの手にある、赤い赤い花】
【彼女の反応を微笑ましそうに見ながら、それの簡単な解説をし始めるエルであったが――】
【途中で聞こえた、場違いとも言える声にぴくんと身体を震わせ】
【しばしぱちくりと、驚いたように目を瞬かせる】
【そして、声が人形から聞こえてきたのだと察すると、ぽかんと口を開き】
【声も出ない、といった様子で口をぱくつかせた】
【――どうやら、余程驚かせてしまったようだ】
666 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 18:09:27.78 ID:mFdu/EYo

 【「──電波ガ届カナイ所ニイルカ、電源ガ入ッテイナイタメ……」】

【これで何度目の事だったろうか。少女は溜息混じりに終話ボタンを押した】

……おかしいな……何で通じないんだろう……。つい数日前に、会ったばかりなのに────

【少女は橙色の携帯端末を折り畳み、机の上に置く】
【頬杖を付いて、ふと窓の外へと目をやれば、陽は既に暮れていた】

……副リーダー、か……

【そこに夜景なんて洒落たものは臨めなかった。既にこの周辺の街には、人の気配などもう殆ど無いのだから】
【その代わりとして目を引くのは、遠くに聳える無骨なアウグスト城塞の防壁、ただそれだけ】

【かち、こち、かち、こち──壁にかけられた時計の音が、何故だか妙にうるさかった】

(……──何だろう、この感じ……)

【やがて、明かりの無い街並みを眺める事に倦んだのか、】
【少女は徐に、懐から一枚のカードを取り出して、じっと見つめた】
【何の絵柄も無い、空白のカード。裏返してみても、それは同じ──】

【その時だった。ぶぶぶ、と携帯が振動して着信を知らせたのは】
【もしやと思い、すぐに携帯を開いて画面を確認してみたが】
【そこにあったのは、彼女の期待していたものではなく──『ダンドク』、そう表示されていた】

はい、もしもし……どうしたの

──うん……病院? 大丈夫なの?
……そう、いくら時間が無いって言ったって、少しは要領良く休まないとダメだよ

【少女はそれに応答すると、電話越しの相手に気遣わしげな声をかける】
【そこから続く会話。彼女も初めのうちは、語られる話に相槌を打ちながら耳を傾けていた──のだが】


  ……え? 天ヶ谷>氛氈H


【──唐突に、その目が驚愕で見開かれた】
【穏やかだった彼女の口調が一転して、張り詰めた鋼線のような色を帯びる】

──ちょっとそこで待ってて。今から私もすぐに行く

【少女はハンガーに掛けてあった上着を攫うように引っ掴んで】
【ばんっ、と勢い良くドアを飛び出すと、そのまま寒空の下をがむしゃらに駆け出していった】

(……──嘘、嘘だよ……そんなの……──っ)

【──狂おしい程の胸のざわつきは、呼吸と共に膨れ上がるばかりで】  //ッ絡み不要です、お邪魔しました
667 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 18:11:02.51 ID:jcufsn6o
>>665
そうなのか……。
嬉しいのは、いいこと?

【濁っていながらも無垢な瞳でエルを見つめる】
【少々感ぜられた影のようなものが少し薄れたような感じを与えるかも知れない】
【そして、エルが驚いてるのを見て、ぬいぐるみの頭を軽く叩く】

だめだよ、ラプラス。
突然しゃべると、食べられちゃうよ。

【昔犬に持って行かれた経験があった】

おいおい、たまにはオレにもしゃべらせろ。
エル……とやらだったか。

【コートの胸元から這いでて地面に着地】
【少々きざったらしいポージングで、ニヒルな笑み(口が?の形のぬいぐるみです)を浮かべる】

コイツに、良くしてくれて有難うよ。
オレからも礼を言わせてもらう。

【どうやら礼を言うために喋ったようだ】
【そして、もしかしたら分かるかも知れない】
【あまりに異質過ぎるがコイツがアートマンだということが】
668 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 18:22:07.07 ID:foiLt.DO
>>667

えぇ――嬉しいのは、いいこと、ですわ
楽しいことも、幸せなことも
とてもとても――素晴らしいこと、です

【こくり、と小さく頷き。再び口元にふわりと笑みを浮かべるエル】
【人形が突如話しだしたことに、現在進行形で驚いているためか、ややぎこちない笑みではあったが】
【彼女の言葉は、確かに本心からのもので――】

ラプ、ラス……様――?
あ……ぇと、そ、そんな。。
お礼を言われるようなことでは、ございませんわ。。

【ふるふると首を振って、そんなこと】
【どうやら彼女の中では、特別なことをしたと言う認識はないらしく】
【驚愕に加え、困惑の色が表情に混じった】
【そして、精神的に乱れが生じているせいなのだろう――】
【残念ながら、今は人形――ラプラスがアートマンであるとは気付いていないようである】
669 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 18:27:30.53 ID:jcufsn6o
>>668
そうなんだ……、だったら、良いこといっぱいしてみる。

【話を聞き、頭を数度縦に振り言う】

はは、それでもだ。
おっと、じゃあ怒られちまうからそろそろ黙るぜ。

【途端、沈黙し、普通のぬいぐるみの様になる】
【ラプラスの首根っこを掴み、コートのポケットに突っ込んだ】
【そして空の日の落ち具合を見て】

あ、そろそろコンビニの人が弁当くれる時間だ。

【なんだかんだで援助してくれる人は居るようだった】
【廃棄の弁当とはいえ、一文無しの浮浪児である少女にとっては有難い】
670 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 18:39:21.60 ID:foiLt.DO
>>669

はい……是非、そのように
【にこりと微笑みを浮かべ、エルもまた、こくりと頷いた】
【知り合いが幸せだったり楽しいという感情を覚えるのは、彼女としても嬉しいものなのだろう】

あ、あぅ……わ、分かりまし、た。。

【嵐のように急に喋り、急に黙る方、ですわね――】
【それが、ラプラスへの第一印象だった】
【首根っこを捕まれ、コートに引き摺り戻される人形を、苦笑いを浮かべながら見送るエルであり】

あら……それでは、急がなければなりませんわね
私はまだ、しばらくここで特訓を続けることにいたしますわ

【どうやら、そういうことらしい】
【援助してくれる人へ、心の中で感謝を述べながら】
【ふわり、と優しげな眼差しでアンジュを見つめるのであった】
671 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 18:41:20.42 ID:jcufsn6o
>>670
ん、じゃあそろそろ行く。
又、いつかね――エル。

【軽く手を振るとアンジュは歩き去っていった】
672 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 18:42:46.89 ID:jcufsn6o
>>670
//絡み乙でしたー!
673 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 18:48:10.14 ID:foiLt.DO
>>671

はい――
それでは、ごきげんよう、アンジュ様

ご縁が合えば……またお会い致しましょう、ね

【ふわ、と】
【ワンピースコートの裾を軽く摘んで僅かに持ち上げ。ちょこんと膝を曲げるお辞儀をし】
【そのまま――立ち去るアンジュを見送るのであった】


……それにしても
名前に――縁がありますわね。。

【チェルシー。紗月。白妙。そして、アンジュ】
【最近は妙に、名付けの縁に恵まれる】
【そんなことを考えながら――廃墟を包む闇に、一つの炎を浮かべた】


//お疲れ様でしたー!
674 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 18:52:32.21 ID:aRHpRISO
【魔術協会・図書館】

【とある机が設置されてるスペースに大量の魔術書が山のように置かれてる】

【その机に】

……………プシュー
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【魔術書を開きながら】
【頭から煙をだし】
【机に頭をうずめてる】

【…………恐らく魔術書の内容に頭が追い付かなかったのだろう】
675 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 18:52:36.66 ID:P8Lis.SO
【路地裏】

―――どうしたものかなぁ・・・名前考えんのにこんなに悩むとは・・
【元々何色だったか分からくなってしまう程に汚れたローブを身に纏い】
【顔中に包帯を巻いた少女がそんな一人言を呟き】
【考え事をしながら、ただ路地裏を進む】

私自身、今まで『名前』なんて概念を気にしてなかったからぁ・・・いざ自分が名前を考えるとなると・・・
うぅうん・・・
676 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 20:31:08.95 ID:mFdu/EYo
【聖都】

【市街内にある、とある病院──そのロビーにて】
【待合用の長椅子に腰掛ける、一人の人物がいた】

「…………────」

【二十代前半程だろうか、暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年である】
【所々に装飾的な鋲が縁取るようにして打ち込まれた象牙色のロングコートを羽織っており、】
【その下には白のドレスシャツと黒のスラックス、同色の革靴を履いて銀金具のベルトを着用している】

【彼はなにやら神妙な面持ちで地面の一点を見つめたまま、黙していた】
【しかし、その手元には、暇潰し用なのだろうか、3×3のルービックキューブの姿があり】
【それを器用にも片手で、かしゃかしゃと軽快に組み替えていた】

「(命に別状がなければいいんだが……──)」

【かしゃかしゃかしゃかしゃ】
【かしゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃ──】

【──何か喋ったりしているわけではないものの、】
【キューブを弄る速度が段々とあがって、それに伴う音もかなり煩くなっているのだが】
【本人はキューブをほとんど無意識のうちに弄っているらしく、それに気付く様子もない】
677 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 20:37:19.96 ID:aRHpRISO
【魔術協会・図書館】

………うん。魔術は私には向いてない…うん
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】
【魔術書をパタンと閉じ】
【机につんである魔術書の山につむ】

【そして、うんうん頷いてる】
678 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 20:42:18.60 ID:y0FKe6go
>>676

【かしゃかしゃかしゃ――軽快な其の音を阻害するのは、一つの雑音】
【擬音で例えるなら、「がしゃがしゃ」或いは「ドサドサ」混じって、「コラコラ」って感じの人の声】


「………、…    =c……!!」

      =c――――    =c……ッ!!


【二名か、或いはそれ以上の人声は接近し――丁度、彼の居る通路の十字路辺りにさしかかろうか】
679 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 20:43:47.43 ID:nSScO7Uo
>>676

――――――おい、騒がしいぞ。

【キューブを只管弄る青年に、声を掛ける存在一つ】
【声のする方へと視線を向ければ】

【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女が、じっとりとした視線を青年に向けている】

【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】
680 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 20:45:38.89 ID:y0FKe6go
/よし、複数しましょう複数!
681 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 20:47:15.26 ID:mFdu/EYo
>>679-680
//ヴェーネ!>>679の方がよろしければ、是非
682 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 20:48:14.02 ID:nSScO7Uo
>>680>>681
/被った、だと……? お二方が宜しければ
/と書いた所で許可が出てたので、お願いしますです!
683 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 20:52:36.42 ID:mFdu/EYo
>>678 >>679

【──ぴたり】
【唐突にキューブの音が止んだ】
【青年の意識がそちらへ向いたと同時に手慰みを止めたからである】
【いや、正確には“勝手に”止まったと表現するべきなのだろうが──さておき】

「……──ん」
「……あ、ああ、これか。いや、すみません」

【少女に声をかけられたのは、手を止めたのと殆ど同時だった】
【深く思案に沈んでいたのを、彼女によって、はっと我に返され】
【ついいつもの癖で弄っていたキューブに意識が向いた事で、彼女はこれに対して注意をしたのだろうと悟る】

「(……ん?)」

【しかし、自分が手を止めたにも関わらず、騒音は未だに止まず】
【その近付いてくる騒擾がふと気になってそちらに顔を向け、正体を確認しようと試みる】
684 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 20:56:49.35 ID:uflN5YAO
【路地裏】
【冬の寒さというにはどこか空気自体が違う、無機質なコンクリートの壁と薄暗闇が路地裏の独特な雰囲気と冷たさを増させる】
【其処に響き渡るのはいつも通りの悲鳴と絶叫――それは絶望を孕みながらどうしよもない死を連想させ、いくつかのその叫びが折り重なって消え入る様に壁に反響し響き渡った後】
【何事もなかったかのように、静寂は惨劇を包み込んだ】


――ハックション!!

うぅ…風邪っちゃいますよ…
真冬にこの格好は寒すぎないかな?
お兄ちゃんの趣味はわからないですよ…

ともかく姫華ちゃんは冬服を所望しますよっ!!
【悲鳴かはたまた場違いなほど気が抜けた幼い声か、そのどれかにでも誘われ近づいていけば】
【短く散切りにした黒髪には返り血であろう血液を浴び、黒を主にした長袖の服には赤いラインの走った大きな襟が特徴的で目をひき、それに合わせる様に赤色のスカーフが首元にあしらわれて、上と同色のプリーツスカートと青みがかかった紺色のレギンスを履く少女が目の前に佇んでいるのが見えるだろう】
【その学生服がぴったりと似合うまだ幼さを残した、小柄でくりくりとした大きく真っ赤な瞳を持つ人形の様に整った顔立ちの少女は】

でもでも、血って結構暖かいですよね…

けど、気持ち悪い!お風呂入りたい!血の臭いが染み付いたら一大事ですよ!
【その全身にべったりと血液を浴びながら、あまりにも不釣り合いな凶器のクレイモアを二つ傍らに突き刺して】
【無垢で無邪気な明るさを纏ったまま――肩から胴体にかけて裂かれた男の死体や、首や両足を切断された男の死体をいくつも足下に転がしてハシャいでいた】
685 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 20:59:32.67 ID:y0FKe6go
>>679>>683


【喧騒はやがて接近し――其の主達が、姿を現した】


「だから、先生はまだ絶対安静だって言ってたじゃないか!」
「点滴引き抜いて起き上がるなんて、キミは何処の原人だ森島!」


【片方は髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女だ】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】


森島≠カゃあ有りません橋立≠ナす!
『こんな時』に入院なんてして居られませんよ! 僕は火の国≠ノ行きます!!


【其の少女が説教をしながら追いかけるのは、左手≠フ欠落した人物である】
【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪だ】


【どうやら、構図としては――脱院≠オようとしている青年を、止めようとしているらしい】
【青年の方は、何処か『鬼気迫る』と云った様子の表情をしており……少女は、戸惑った♀エがある】


「だから、傷はまだ……―――ああ、すまない其処の二人! ソイツを止めてくれないか!」


【先行する青年を追いかけつつ、眼前に二人の人物を認めると――少女は、そう呼びかけた】
686 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 21:11:46.97 ID:KBZudHso
【街中、イルミネーションがちかちかと。目を刺激する季節になった】

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳もゆったりした服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】

……うん? 何かお祭りでも、あったりするのだろうか?

【きょときょと、物珍しげにイルミネーションを眺めながら。ふらふら、歩く】
【口振りからして、「クリスマス」という概念を知らないのだろうか】
687 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:12:17.64 ID:nSScO7Uo
>>683>>685

判ればいいんだ、判れば。
此処は病院、周りに患者も居る以上、騒がしくするのは――――

【青年がキューブを弄る手を止めたので、満足気に一度頷いて】
【両手を腰に当てて、半分説教モードに突入しかけたところで】
【ぴくりと犬耳と尻尾が同時に反応。未だ騒音は止まる様子が無く】
【然し発生源も違うらしい、今度は何だと振り向いてみれば】

【視界に見えたのは二人の人物。両方見覚えの無い姿だが】
【少女の服装――正確には襟元に目聡く視線を止め、一考】

【病院では割と響く足音をカツカツと鳴らしながら、向かうのは青年の進路上】
【少女の呼びかけに応え、青年の足止めをする積りなのだろう】
【進路上に足を止めれば、腕を組んだまま体ごと青年の方を向いて】

……何処へ行こうと言うのかね?

【酷く芝居掛かった口調で、そんな問いを投げかけるだろう】
【――火の国って言ってるだろ、って突っ込みは受け付けません】
688 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/02(木) 21:13:16.18 ID:VgMLljwo
【聖都、勝利王神殿前】


………なーんか嫌な予感がするんだよね
良い予感は外れるのに、こっちの命中率は高いから厄介だよ本当に

【歩道の縁石に腰掛けて、人の流れを観察している者が一人】
【たまに鼻をヒクヒクと動かしては、小さく首を振る】

……急がなきゃ無いかも知れないねー、色々と

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
689 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:14:15.95 ID:HUFOkmso
>>684

【濃密な殺気が、少女の背後に吹き上がる――】

【物音がするわけでもなければ、大音声の呼ばわりがあるわけでもない】
【それでも、その気配を感じたものの注意を引かずには居れないような、濃密でドス黒い殺気だ】

【そのドス黒い殺気を纏い、血の中で戯れる少女の背へと目掛けて飛来するのは――】
【大気を裂きながら、迫る――漆黒の短槍!】

【吹き上がった殺気にも、飛来するその槍にも、気付けないのであれば――】
【それなりの速度で放たれた槍は、少女の華奢な肉体に、甚大な損害を与えるだろう】
690 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:14:23.74 ID:U1JkNQDO
>>684
【路地裏が血に染まるなんてよくある事であり特にこの世界では気にする事もない】
【この世界の路地裏にいる、つまりそれは理不尽に殺されても仕方がない事なのでどうしようもない、だが―――】

―――そこまでだ!!
【それでも、そんな理不尽な殺戮は許さない、正義感を持つ物はいるようでして】
【キリッとしたような声が、少女の後方から響いた】
【それはまるでヒーローの登場、いくらヒーローは遅れるとは言え死人が出てからは遅いと思うが】
【まあそれはそれ、ヒーローも忙しいと言う事で納得するべきだ】

そこの君!!何をしてるんだい!?
【見ればわかんだろ、と言うような質問、でも確認は大切だ】
【そんな声のした方向を振り向けば】
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、長身猫背な青年らしき体躯が何故か後方からライトアップされて立っている】
【その頭は光を反射する…ハゲではなく、フルフェイスヘルメットを被っている】
691 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:17:44.64 ID:U1JkNQDO
>>690
/ろっとぉ、すまない、リロードを忘れていたようだ
/悪いがこのレスはなかった事にしてくれないかな?
692 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 21:22:39.70 ID:mFdu/EYo
>>685 >>687

【「……どうする?」と、】

【何処か眠たげな表情をしたその青年は、】
【後頭部の髪をくしゃくしゃと掻きながら、そんな事を犬耳の少女に言い掛けるも】
【彼女に顔を向ければ、既に『橋立』なる彼を止める気で満々でいて】

【元気だなあ、などと能天気に呟いていると】
【「……ん?」 そこで、彼女が持つ『魔術協会』のマークが彼の目に入る】

【その時であった】

…………────

「あ……姉さん──」

【また一人の人物が、別の通路からこのロビーに姿を現した】
【青年はその姿を確認すると、ポケットにキューブを仕舞いながら腰をあげる】

【今、彼に『姉さん』と呼ばれたその人物は──】
【緩く波打った暁色のショートヘアを持つ、外見にしておよそ18歳程度の少女であった】

………………

【ベージュのカーゴパンツに白いローカットスニーカー】
【黒い長袖Tシャツの上から白Tシャツを重ね着して】
【盾を模したピンバッジの付いたデニムのベストを羽織っていた】

【──何ともまあ、続々と人が出てくるものであるが】
【「……あ」 そのショートヘアの少女が、何やら騒がしいな、と俯いていた顔をあげたとき】
【その場に存す四人の姿を順々に目に捉え──再びその視線を向けたのは、『橋立』と呼ばれた青年だった】

……──森島、さん?

【また奇遇なタイミングで出くわしたものだ──と、】
【少し憔悴したような顔に、弱々しく驚愕の色が滲んだ】
693 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:24:43.45 ID:aRHpRISO
【街中】

(……もうすぐクリスマスですね)
(まあ、私にはかなり無縁な……いやケーキが安く買えますね)
【茶髪のフワフワヘアーに、紅と蒼のオッドアイで
怪しげな模様のある剣を腰にさし、ローブを着て、リュックサックを背負った少女が】

【鎧のような装甲を身にまとったカブトムシみたいのに乗って移動している】
694 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:30:06.04 ID:3oqljQ.o
>>345
そうなの・・・?私も優しいのかな・・・・?
私が優しく慣れたのもこくようにぃにのお陰だよ!!

【はむっ。とまるで純粋な少女のように】
【小さく笑う彼女】

うんっ!これからも宜しくね!こくようにぃに!

【そう笑うと、ふと彼女の後ろのゴキブリが】

「ったく・・・また子供時代の性格が出たみたいですねぇー!とりあえず戻るよ!」
【少女に向かってタバスコの瓶を何処からか投げつけると】
【少女はそのタバスコを受け取り、ラッパ飲みする】

ん・・・ん・・・・!
びゃはぁ!うめぇ!やっぱ姉ちゃんのタバスコは世界一だぜ!
・・・・あぁ、コックトーン俺の性格が変わってるけど色々言うなよ!

【そう言いながらも彼女は左手を立ち上がろうとしている彼に差し出した】

/宜しくお願いします!
695 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:30:27.13 ID:y0FKe6go
>>687

【目の前に立ち塞がった少女に、青年は立ち止まると――“たじろいだ”表情】
【一瞬、『卑怯だぞ』と言いたげな感情を顔に滲ませつつ、居って来る少女を振り返り】
【もう一度、真剣な顔に戻して立ち塞がった彼女に振り向き、双眸を合わせると】


……だから、火の国≠ナすよ。 さぁ、質問には答えたんだか――……え?
―――……はぁ、その、お久し振り……です。


【既に追って来た少女に、左腕を掴まれつつ――呆けた様な声】
【此処で彼女に出会うのは、相当に『予想外』の出来事だったのだろうか】


「………――キミ、有難う。 “魔術教会”の人間だね。」
「……それにしても、人数が多いな。」


【青年の体の横から、少女は彼女に目配せ。 囁く様に話しかけると――四人を見回す】
【青年に囁きかけると、彼は浅い首肯=c…「知り合いか」、とでも尋ねたのだろう】
696 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:32:19.61 ID:y0FKe6go
>>695
/>>692も追加&描写文の「左手→右手」ですね、申し訳有りません。
697 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:35:26.08 ID:uflN5YAO
>>689
【振り向きもしなければ楽しげな表情を変えることもなく】

一緒にお風呂に入りたいからって…

――そんなに見つめちゃイヤですよ。
【露骨なまでに向けられた殺意を感じとったのか十分な余裕をもって、そのまま片足を前に出して半身になりながらそれを避け】
【くるりとスカートを靡かせながら振り返ると、突き立てられた二本のクレイモアを片手でそれぞれ引き抜いた】

姫華ちゃんは恥ずかしがり屋の照れ屋さんですから!
にゃはは。
【緊張感など全くもって見せず、殺気すら露わにすることなく】
【先程よりも幾分か楽しげな様子で其方を見つめる】
698 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:38:22.57 ID:nSScO7Uo
>>692

(――――――森島……?)

【先程聞こえた少女と青年の声。それ自体は余り意識していなかったが】
【新たに顔を出した18歳ほどの少女――女性?――の呟きを捕らえ、内心首を捻る】
【何処かで聞いたような、然し何処で聞いたものか。直ぐ思い出せ無いのは科学者として問題だろうか】

【が、今のこの状況。そんな事を悠長に考えている暇も無さそうで】

……質問に答えれば通すとは誰も言っていないぞ。

――――とはいえ、それ所でも無さそうだがな。

【答えたのだから通せ、と言おうとした青年に対し抜け抜けと言い放ち】
【右手を腰に、左手を下ろして自然体。ニュートラルで偉そうな立ちポーズで】
【身体の向きを変えて、この場に居る全員を視界に収められるように立つ】

【少女の言葉には、気にするな、と手を軽く振った上で】
【「引き篭もりだがな」と自嘲的に笑みを浮かべて見せた】
699 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:38:59.43 ID:nSScO7Uo
>>698
/>>695も追加です、すみませんっ!
700 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:40:15.54 ID:P8Lis.SO
>>693
【その前から】

クリスマスかぁ・・はぁあ、クリスマスが僕にとって利益になるのってケーキとかおもちゃがちょっと安くなるぐらいじゃないか・・はあ
【少女と同じ様な悲しい事を呟きながら歩いてくる】
【白のカッターシャツに青のネクタイを着けた少年】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
701 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:43:13.71 ID:iLQa28so
【湖】

【―――夜の冷たい空気がすっきりするほどに鮮明な月が空に浮かんでいる、静けさが支配する空間】

【極めて清く透き通った小規模の湖…向こう岸まで50m程度の分類上、沼との境目くらいに位置しそうな小さな湖】
【だが今日に限っては向こう岸まで橋渡しするように並列する、見慣れない八艘の木製ボートが浮かんでいた】

今…少し身体が軽やかに跳ねた感覚があった、少し掴めた気がする
よし…あともう一回やってみよう…今度はもっと幅を広げてみてもいいかも

【スポーツドリンクを飲みながら黒髪に頭に巻かれた白い包帯、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの青年】
【彼の身体は…まるでたった今その湖に落ちたかのように彼の服はびしょびしょに濡れていた】
【後ろを振り向きボートをもう一度見る…その目線は普段の彼を知る者が見たら目を疑うほどに鋭い】

もう少しだ、もう少し…
702 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:45:04.44 ID:aRHpRISO
>>700
(おや?彼は確か……一度あったような?)
【少年に向かい少女を乗せた巨大なカブトムシが向かってくるだろう】
703 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:45:35.63 ID:.O.6NjEo
>>694
ええ、こちらこそよろしく。

【ほっ、と一安心。撫でる手を離し】
【離したところでいつの間にやら離れていた着物の女性が…瓶?……タバスコ!?】
(……何、だとぉ!?)

【戦慄。思い出すのはつい先程の『冗談』……】
【ぬぬう、と唸るも】

(『子供時代』。ふむ、やはり年上の女性のようです)
ええ、わかりました。ですが、覚えておきます

【石の左手を差し出して握り。右足に力をこめて立ち上がる】
704 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 21:49:51.79 ID:mFdu/EYo
>>695

…………──っ

【ショートヘアの少女は突如として小走りで『森島』と呼んだ青年に駆け寄っていく】
【折り畳んだ片手に掛けているのは、上着のダッフルコート】
【彼女がこの病院の患者ではなく、外からの訪問者である事を示している】

森島さん……リーダーが……──!

【そのまま近くで彼の双眸をじっと見つめながら、】
【少女は何処か切羽詰った様子で、このように続けるだろう】

 【「『リーダー』が……意識不明でここに入院した、って──」】

【──ここでの『リーダー』と言えば】
【それは無論、『対機関連合』のリーダー──『天ヶ谷 双葉』の事を指すに他ならない】

>>698

【──そんなやり取りを、一歩引いて眺めているのはパーマの青年】
【『姉』と呼んだ彼女の様子が只ならぬ事は、しかし何処か覚悟していたようで】
【一度、ふう、と息を吐き出すと──犬耳の少女の方へと歩み寄りながら】

「……やあ、どうにも立て込んでるみたいだ」
「君も、魔術協会の? 僕もそうなんだ、『新呪文開発班』の黒野ダンドク」

【同じ協会の者と分かった故か、彼はそのように自己の所属と名前を告げた】
>>695の少女の方にも顔を向けると、「君もそうなんだろう?」と、口元で淡く微笑みながら】

>>ALL

「……こんな所で話しこむのも何だ、一度外へ出ないかい」

【結構な人数が集まってごたごたしているのを見て、青年はそのように切り出した】
【尤も、病院にまだ用があるのなら別だが、話をするならここではない方が良いだろう、と】
【長外套のポケットに両手を突っ込みながら、ゆっくりと正面玄関の方へと歩みを進め始めた】
705 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:51:18.48 ID:3oqljQ.o
>>703
よぉしやっ!これで私の情報の3割はコックトーンに
上げた気が擦るぞ!喜ばしい事だぞ!

【そう言いながら、元気一杯石の手を引くと】
【ふらっと立ち上がった青年に比べると、とてもとても釣り合うところじゃない】

そういえばコックトーンは女の子と寝るのは初めて?
「いや、カイコは男の子だと思うよ!」
うるせぇ!楓梨ッ!!とりあえず添い寝は初めてか?今日は俺と一緒に寝るぞ!

【なんだか一大決心をしたようです】
706 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 21:55:47.86 ID:HUFOkmso
>>697

【短槍が飛来した方に、少女が目を向ければ、暗がりの中から、一人の少年が歩み出てくる】

【年齢は、16か、17か。身長は180pほどで、どちらかと言うと、細身の少年だ】
【その細くしなやかな身体を、黒いシャツと黒いレザーベスト、暗赤色のレザーパンツで包んでいる】
【灰白色の髪は、短く切り揃えられ。赤い虹彩は、暗い闇の中で、獣のような印象を与える】

……言い訳を聞くつもりはねぇ。
手加減してやるつもりもねぇ。

【楽しげな様子の少女を前にして】
【犬歯を剥き出しに、唸るようにそう言い放った】

【少年のベルトには、先ほど投げつけられた短槍と同じ拵えの、全長40pほどの短い槍が、二本ぶら下げられており】
【そして右手には、全長で1m50pほどの、凄まじく長大な、黒い槍を持っていた】

……クソガキが。
……楽に[ピーーー]ると思うなよ。

【その槍を振り回して、改めて両腕で構えなおし】
【腰を落とした姿勢で、少女を睨み吸える】
707 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 21:56:27.94 ID:P8Lis.SO
>>702
(あとは・・・不利益ばっかりだ・・)
(一人身にはきつい日だなあ・・)
【そんな考えに気を取られカブトムシと少女には気づかず】

はあ・・・――――あぅ?!
【そのまま歩き続けてカブトムシに激突する】

/すいません、飯落ちです
708 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:02:58.65 ID:y0FKe6go
>>698>>704

【青年の目線は、何処か焦った@l子の彼女に釘付けにされ――疑問】
【「むしろ、落ち着いて然るべき」……『副リーダー』の彼女に対しての認識は、その様な物だ】
【元々の性格に加えて、重責≠煢チ算された彼女だからこそ生じる、そんな感情】


 ――……、……は?


【――――其れは、驚愕しつつも一瞬で雲散した】

【青年は血相を変え、即座に反転しようとする物の……がしっ、と少女に腕をつかまれる】
【「何をする」と言いたげな彼に、少女は軽く左右に首を振ると】


「……取り敢えず、落ち着いて話を聞こう。森島。」

「キミの提案に従うのが良さそうだ、黒野君。」
「私は華蔵院 フィスカ=c…此れといって『班』には所属していない。」
「早い話が、個人研究≠フ為に――おっと、そんな話をしている場合じゃない。」
「そっちの、『引き篭もり』のキミは……、と、歩きながら話を聞こうか。」


【青年の腕を掴んだまま、フィスカはダンドクに続く――落ち着いた様子だ】
【微妙に失礼なニュアンスを使用しているが、悪気は無いのだろう】

【何か考えるような表情で続く青年――此方の名前は、森島≠ニ判断して良いだろう】
【『苦虫を噛み潰した』と形容しても良い表情の彼は、カンナに一つ頷くと……意外に確りと、歩く】
709 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:06:49.35 ID:aRHpRISO
>>707
(あ……ぶつかった)
【カブトムシはピタリと止まり】

【少女は降り】

【リュックサックからスケッチブックとペンを取り出し】

[大丈夫ですか?護]
【そう書いたスケッチブックを見せる】

/いえいえ
710 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:09:08.95 ID:aRHpRISO
>>709訂正
/いえいえ→/いえっさー

どうしたら間違えるOTL
711 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:09:25.01 ID:1ZrUrUDO
【海岸】

【ざ、と。波の引く音と共に、肌を刺す様な冷風が吹いた】
【どす黒い冬の海の中、両足を膝まで突っ込んで、天を仰いでいる人影】

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に一文字の傷痕が在り】
【時々不気味な七色に変化する、蝋燭の炎の様な色合いを持つ橙の両眼】
【薄手の入院着の上に赤のトレンチコートを羽織った】
【少しばかり幼い顔立ちの、二十歳ほどの女】

……此処から、如何するか

【藍の様な、灰の様な。不思議な色合いの雲を見詰めながら】

(…彼の言葉通り、彼女≠ヘ。只、僕を利用しているのか…)

…そうだったら。今の内に、別の手段を考えて置いた方が良いのかもしれない

【思考。そして、聞いた者全員が首を傾げるであろう、妙な呟き】
【音を立てて、片足で海水を軽く掻き混ぜ】

(…兎に角、組織の人達に迷惑は掛けられない。…活動は、控えた方が良い)

【眉を顰めて。何やら、悩んでいる様子の女】
【逸れから、何処か寂しそうな表情を浮かべると】

……、少しだけ。カリナトゥスに、申し訳無い

【約束、破ったから。と続け―――右手を動かし、自分の頬の傷を撫で】
【口にした悪人の名は、波の音が絶えず聞こえる其の空間に、良く響いた】
712 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:09:58.19 ID:.O.6NjEo
>>705
それは嬉しいですね、もうそんなに知ってしまったんですか俺。

【見下ろす形になる少女達】
【まぁ実年齢で言えば見た目とは恐らく逆である。そんなことはさておいて】

ふむ、色々言わないと言ってしまった矢先に聞きたいことが出来てしまった…まぁ後回しでいいか。
ええ、一度もありませんね。…………ふむ?一緒にですか?
…………Why?

【何故英語】
【ともかく彼はナニユエなのか意図を図りかねた】
713 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:17:16.38 ID:3oqljQ.o
>>712
そうだろうよ・・・あとホンモンの煙草吸って良いかい?
吸わんとやっていけないタチなんさ・・・

【左ポケットから煙草とライターを取り出して尋ねる】
【一本箱から取り出して「コックトーンもどう?」とか尋ねてたり】

いいじゃねぇか、居候一日目ぐらいなんでもさせろってんだ!
大浴場、カラオケルームに様々な筋トレが楽しめるジム完備のHOTELダイヤモンド☆ダスキン経営者
フレンドリー姉妹の妹、カイコ・フレンドリーの言う事は逆らえねぇぜ!

あと、聞きたい事ってなん?
【ふと尋ねる彼女】
714 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:17:35.08 ID:nSScO7Uo
>>704>>708

(……ああ、そうか、思い出した)

【最近個人的に、再び連絡を取り始めたとある少女】
【その少女との情報交換の中で、幾度かその名前を聞いた記憶があった】
【それでも、名前を聞いたことがある程度。大した個人情報も持ち合わせていないため】
【敢えてその事には触れず、二人の会話に耳を貸すだけに留めることにした】
【現状でも自身を入れて五人。これ以上輪を繋げるのも面倒だと判断して】

【視線を、此方に来たパーマの青年へと向けて腕を組む】
【どうやらこの少女、両手を下ろして真っ直ぐ立つ事が出来ない様子】

―――みたいだな。何やら急事のようだ。
ボクももう此処に用は無いし、何処か行くならそうするとしよう。

……ボクは月読 陽。『魔導具開発班』に所属している。

【「事になっている」、と。最後に小さく呟きを持って付け足して】
【妙に気になるニュアンスに、犬耳少女は“フィスカ”と名乗る少女にじろりと視線を向けるが】
【自分で言ったことだし、事実だから仕方が無い。ふん、と鼻息を一つ鳴らして】
【外へと歩き始めた皆の後に続いて、同じ様に歩を進める】
715 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:20:52.26 ID:uflN5YAO
>>706
わわっ!いきなりやる気満々だねっ!
待ったも容赦もなしですか?

もうちょっとほら!あるじゃないですか!
名前とか名乗ったりとか…
こう、正義のヒーロー見参!みたいな感じで!
姫華ちゃんならまず頭上から可憐に現れてですね……
【クレイモアを引き摺る様にして歩みを其方にゆっくりと向けて】
【掴みどころがない、殺意も敵意もなくあぁでもないこうでもないと独り言を零しつつ】

まぁ良っか。
むぅちゃんの言葉を借りるなら――“そんな事はどちらでも同じ事”です。
名前を名乗っても意味なんかないですからね。
でも一応、姫華ちゃんは姫華ちゃんだよ。
よろしくねー。
【小首を傾げながらニコッと微笑みを送り】
【饒舌に喋っていた口から息を深く吐き出して、底知れぬ闇に浮かぶ不気味な赤い瞳を向け】


――ではでは、かるーく殺戮っちゃいますか!!
【何の予兆もなく、やはりそれが当然であるかのように殺意を発さず】
【“殺意”そのままの少女は前傾姿勢でクレイモアをもった両腕を後方に流しながら其方へ疾走し距離を詰めていこうとする】
716 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:29:00.90 ID:P8Lis.SO
>>709

痛たた・・大丈夫です・・――ってあれ?
【と、カブトムシから下りてきた少女に目を向けて】

光さんじゃないですか!お久しぶりです。
【先程の悩ましい顔からパァと一気に明るい顔に変わる】

/ただいま戻りました
717 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:32:01.47 ID:aRHpRISO
>>716
[どうも、お久しぶりです]
【ペコリとお辞儀し】

[どうしたんですか?クリスマスが来たから落ち込むような独り身男性みたいな感じで心ここに有らず状態で?]
【ズバッときたよ】

/おかえりんこー
718 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:33:10.48 ID:.O.6NjEo
>>713
ええ、構いませんよ

【首肯。勧められる煙草は「いえ、お気遣いなく」と断り】

ふむ、オーナー命令ならばこのコックトーン、従わないわけにはいきますまい。
(大方設備の案内でもしてくれるのだろう)
どうぞよろしくおねがいしますね

…あぁ、いえ(楓梨さんの発言をここで問い質すのは…どうにも)
いえ、そういえば件のホテルはどちらに、と

【誤魔化すことにした】
719 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:33:12.91 ID:L2piBkAO
【路地裏】

【クリスマスが近付いて、街が綺麗に彩られていく中】
【そんなイルミネーションとは無縁なこの場所】
【縁があれば恐ろしい事だとは思うが】

……大丈夫……大丈夫だ……

【深い呼吸と、自分に言い聞かせる様な声が僅かに聞こえてくる】
【黒いローブを纏った銀髪赤眼の女性】

【傍らでは、短めの薄いグレーの毛をした子猫が】
【心配そうに彼女を見上げていた】
720 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:36:45.79 ID:HUFOkmso
>>715

……ヒーローごっこがしたいなら、他所を当たれ。
テメェの事情なんざ知ったことか。

【少女の語る独り言には、冷たくそう突っ返すのみ】

……ヴェンデッタ。
『閻魔翌様に』よろしく言っておいてくれ。

【律儀に、少女の名乗りに名前らしきものを名乗り返した後】
【走りこんでくる少女へと、こちらも真紅の瞳を光らせ、少女の動きを見極める】

ハッ!

【大剣を引き摺り、駆けて来る少女に対し、その機先を制するように】
【黒い槍を閃かせ、放たれる攻撃は刹那の内に二発――】

【少女の進行方向を遮るように、右手一本で槍を、左から右へと薙いで一撃目】
【そして、その回転運動を、流れるようにベクトル変換、真上から叩きつける様に、二撃目!】
721 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 22:38:11.51 ID:mFdu/EYo
>>708
【少女は何処か思いつめたように俯いていたが】
【ダンドクが病院を出ようと先導し始めたのを見て、彼女も歩みを始めた】

【そして、フィスカと名乗った少女と森島の顔を、一度交互に見やったのだが】
【この森島青年の知り合いであるなら、フィスカもきっと悪い者ではないだろうと判断し】
【再び俯き加減になりながらも、道中で森島に向けての言葉を紡いでいく】

今日、弟──そこの、ダンドクから電話があったの
少し病院に寄ったときに、『天ヶ谷』の苗字を偶々見つけた、って

……リーダーには、私から少し連絡入れようとしてたんだけど
どういう訳か、繋がらなくて……ついこの間、会ったばかりだったのに……

……だから、嫌な予感がして……
そうそうある苗字じゃないでしょ? だから、気になって確かめに来たら──

【──それは『昴』でも『命』でも『真』でも『蛍』でもなく、まさしく『双葉』だったと】
【その後彼女は、未知の病で彼が目を覚ます目処も今は無く、面会謝絶だと言われた事も同時に告げる】
【上記に挙げたような『家族』であったなら、すぐに医者から連絡が言っていたのだろうが、】
【そうでない少女はこうして偶々知る以外に、機会などありはせず──つい先程知ったこの事実に、動揺を隠し切れなかった】

>>714
「そう、『魔導具開発班』か……──」

【「よろしく、月読さん」と付け加えて、青年は淡く微笑んだ】
【“事になっている”──との、まるで幽霊会員のようなその呟きは】
【耳に入っていたのかどうなのか、特に反応がなかったため分かりづらいが】

【どうやらその『魔導具開発班』には何か思う所があるようで】
【フィスカを一瞥してから、口の中で「そうか……」と呟いた】

>>ALL
【一先ず、一番前を行くのは『ダンドク』と名乗った青年となる構図だろうか】
【ショートヘアの少女は、森島の隣を歩んでいくような形】
【傍から見たならば、森島青年を中心としたハーレムパレードを一人寂しく先導するダンドク、】
【と見えなくもないのかもしれないが、決してそんな事はなく、ダンドク青年はひどく落ち着いたものだ】

【妄言はさておき】

【そのまま病院の建物を出たならば、】
【街の通りに面した正門付近で、ダンドクは一度歩みを止めて振り向く】

「さてどうしようか……こんな寒い所で立ち話するわけにもいかない」
「しかし、これだけ『協会』の人間が揃ったんだ……ここから協会も近いし、何なら研究室でお茶でも出そう」

【「どうだい?」と彼らにそのような提案を持ちかける青年】
【『対機関』の二人はさておき、ここに三人も『魔術協会』の人間が集ったのなら、これを逃さない手はない、と】
【心のうちで何かを秘めながら、全員の姿を一度見回すだろう】
722 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:39:52.76 ID:3oqljQ.o
>>718
それじゃぁ遠慮なく♪

【凄く嬉しそうに煙草を咥え、幸福という名のライターで火をつけ】
【快感という名の煙を吐き出す彼女。凄い嬉しそう】

よしっ!とりあえず今日だけ良いからなっ!
いつもの私はオーナー室でお姉ちゃんと添い寝してるからヨロシく!
「んで302号室で私が暮らしてるのさ!ご飯で会ったらよろしく!」

「そのホテルへはゴキブリ運送サービスか」
「カイコ運送サービスで運送しますがどちらが?」

因みにゴキブリに頼むとお姫様抱っこで空中浮翌遊させられて
こっちは空飛ぶ看板で飛びまくるぜ!

723 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:43:55.28 ID:P8Lis.SO
>>717

うぅう・・・・?!
【ズブリっ】
【少年の心に図太い槍が刺さる】
【あまりに図星】
【お年頃の少年の心を狙い撃ちである】
724 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:48:05.21 ID:.O.6NjEo
>>722
【至福の表情のカイコに頬を緩ませつつ】

姉妹。ふむ、後でお姉さんにも挨拶せねばなりませんね
…オーナー室と302号室。ええ、覚えました、よろしく。

【運送サービス】
【送迎ではないのか、と内心ツッコむも口には出さず】
【しかし今の自分の姿では運送でも間違ってはいないな、と勝手に納得し】

あー…どちらでも構わないのですが……
重量制限などは大丈夫ですか

【至極真面目に心配であった】
【何せ見た目どおりに重いのだ】
【重くなっているのだ】
725 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:50:26.53 ID:aRHpRISO
>>723
(…………………図星でしたか…)
【内心、あちゃーっとし】

[大丈夫です!私も独り身ですから]
[叔母様は言ってました。『他人の事は気にせず、自分らしく過ごす事が大切だと』]
[クリスマスなんか普通の日だと思いいつも通りに生活すればいいのです]
【そう励ましながら】
726 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 22:57:06.79 ID:y0FKe6go
>>714>>721

意識不明=c…未知の病=c…――。

【カンナが紡ぐワードを、散発的に重ねる様にして呟く森島】
【フィスカは既に左手から離れており、難しい顔で頭を一掻き】

(副リーダー≠決めてから、だったのが不幸中の幸い……いや。)
(『リーダー』が行動不能なのは、『双葉さん個人』よりも重い――。)
(……、…こうなってみると、「構成員間」の関係の薄さが悔やまれるな。)

【『リーダー』と云う名前の重さ――其れが抜けるとなれば、少なからず動揺は有る】
【現に目の前の少女は、構成員の中では芯≠持った存在であるにも関わらずの動揺だ】
【彼自身も、彼是と考えるのは思ってる以上に動揺≠ェ大きいのかも知れない――と、自己分析して】

(――――………?)

【感じるのは、僅かな疑問……『自分が双葉の事を、余り心配していない』事に、だ】
【だが、其の引っ掛かりを頭を振って消し去ると――カンナに、微笑みかけて】


……双葉さんの事ですから、まさか死にはしませんよ。 其のうち元気になります。
連合≠フ事は――……後で、ゆっくり話しましょう。
僕の方も、『火の国』について尋ねたい事が有ります。


【「大丈夫」、と付け足すと――前を向いて、歩き続けて】
【ダンドクが立ち止まると同時に、少し前方を歩いていたフィスカが立ち止まった】

【彼女は一つ、彼の提案に頷くと――病院を振り向いて】


「そうしてくれると、助かる――ここじゃ、何時医者が飛んで来るか判らないから。」
「森島の主治医は怖くてな、チンピラ程度なら一撃でノックアウトする様な人なんだ。」


【付け加えた言葉は、冗談か定かで無いが――『協会』の二人に顔を向けると、頷いた】
727 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 22:59:37.73 ID:3oqljQ.o
>>724
うぬ・・・っ!因みに客が殆ど居ないから
毎日俺たちは顔を見合わせるかもしれないぜ!
【覚悟をしなければなりませんぞコックトーン殿】
【意味も無くサムズアップ】

あとお姉ちゃんは大酒のみにヘビースモーカーに
ビー球、めんこや、お裁縫等古き良き遊びも大好きな人だぜ!そして身長は俺と同じくらい!
好きなものはチョコバナナとひよこだぜ!

「それで最高の天然なんですよねーっ!」

【二人で仲良くなる。喋るのと連想して、彼女の加えた煙草が】
【まるで生き物かのように上下に動いている】

俺は看板使うだけだし、楓梨は風の力で動くからそんなに力は使わない!
だからコックトーンの運送してもらいたいほうを選べ!
5トンでもたえられるゾ!
728 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:00:51.83 ID:P8Lis.SO
>>725

周りを気にせず・・・・
でも人通りを行けば周りはそういう人達ばかりで、嫌でも気になります
だからといって、家の中で一人を過ごしていればその淋しさが余計身に染みます。
【どちらにせよ】
【どう過ごそうがクリスマスの悪夢は襲ってくるのである】

どうすれば、こんなので自分らしく過ごすんですか・・っ?!
729 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 23:03:59.88 ID:uflN5YAO
>>720

姫華ちゃんは天国に行きたいですよ。
だからお断りしますっ!!
【刹那の内に放たれる攻撃、その初撃を前傾に身体を更に倒し失速しながらも頭上ギリギリに避けて】

腕、とれちゃいますよ?
【更に迫り来る二撃目に対しては、間合いに踏み込みつつ引き摺る様にしていたクレイモアを後方から大きくクロスさせる様に振り上げて防ぐか、あわよくば腕ごと弾き飛ばそうとする】
【見た目通りの“普通”の少女の力ならば両手剣であるクレイモアを片手で振り上げるなど不可能に近い】
【しかし――この状況下を楽しむような狂気と“異常”孕んだ少女の力は、やはりまた異常なまでに強力で唸る様にして走り込んできた速度も合わさった斬り上げは相当な威力になり襲い掛かるだろう】
730 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:10:32.91 ID:nSScO7Uo
>>721>>726

…………ふむ。

【隣で聞こえた声に、ふと視線を一度カンナへと向ける】
【そして、徐にポケットから携帯端末を取り出し、何やら弄り始めた】
【携帯端末はそのまま携帯電話の様な形をしており、恐らく何処かと連絡を取っているのだろう】
【片手でカチカチと文字を打つその姿は、そこいらのJKと大差ないようにも見える】
【頭の犬耳とスカートから覗く犬尻尾が、その分浮いて見える訳だが】

【ダンドクに対し「此方こそ」と短く返し、その後をついて歩く】
【実際よろしくするかどうかは、この先の会話次第だろう。今はまだ先が不明瞭】
【病院を出た辺りで皆が立ち止まるにあわせて立ち止まり、腕を組んで】

ボクも構わないぞ。元より帰る方向が其方だからな。
帰る手間も省けて助かる。それに――

【そこで言葉を一度区切り、フィスカの方へ視線を向け】

……余り医者は好きじゃない。ここらに長居はしたくないからな。

【何か医者に嫌な思い出でもあるのか、病院を軽く一瞥してそう呟くと】
【再びダンドクへ顔を向け、移動先の許諾の意味を含めて一度頷いた】

731 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 23:13:04.48 ID:aRHpRISO
>>728
[私も独り身ですが、何か?]
【ない胸をはり】

[恋人がいるから何ですか?周りの目がなんですか?]
[私の中の人なんか現在一人でファミレス行って、高校の時の友達が彼女つれているのに遭遇しましたが、普通に寂しい一人ライフをエンジョイしてます]
【ひかりん…それは俺への攻撃ですか……】

[自分に自信を持ちなさい。周りの目なんか気にしないで]
[きちんと自分らしさを出すんです]
【まっすぐと護を見て】

【そして、ひかりんの言葉を打って心の中で涙する中の人であった】
732 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:14:42.47 ID:.O.6NjEo
>>727
それは…なんというか…
いえ、それは楽しみですね

【客がいないとはどんなレベルでなのか】
【彼は知らない】
【覚悟っ!?】

ふむふむ…仲が良いのですね

【きゃいのきゃいのはしゃぐ彼女らを交互に見つつ】
【唸る】
【ルート分岐、だのセーブ&ロード、だの謎の単語が浮かんでくるがもちろん意味がわからない】
【暫しの思考の後で】

…では、楓梨さんにお願いしてもよろしいですか?
カイコさんには着いてからお世話になりますし

あと流石に5000`もないですよ…多分
733 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:16:09.67 ID:HUFOkmso
>>729

……テメェみたいなのはな。
地獄に逝けりゃァまだマシ、だっ!

【台詞の末尾を気合の一喝に代えて】
【振り上げられた大剣に、弾かれた槍をそのまま後ろへ振る】

……ざけやがって!

【現実離れした、その光景に毒づきながら、振られた槍を地面に突き立て】
【そのまま、槍を丁度棒高跳びの棒のように、後ろへと飛び上がる――】
【――まるで曲芸のような、その絶技のさなかに】

……賽の河原で石でも積んでろ。

【ベルトにぶら下げた黒い短槍の一本を、左手で引き抜いて】
【着地と同時に、少女の右腕に向けて、左腕の腕力のみを頼りに、力任せに投げ放つ!】
734 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:18:49.01 ID:P8Lis.SO
>>731

あぅ・・・確かにそうですね・・自分らしさ・・ですか・・
【彼女の言葉にそう納得する】

【全俺が泣いた】
735 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/02(木) 23:21:11.11 ID:mFdu/EYo
>>726>>730

うん……そう、だね
私も話さないといけない事、やらないといけない事が沢山ある

【「ありがとう、森島さん」と言って面を上げた彼女の瞳は、確りと落ち着きを取り戻していた】
【森島の言葉と、『副リーダー』としての重責が、彼女の芯を一層強く支えて】
【彼女はダッフルコートを羽織ながら、「私もそれでいいよ」と、ダンドクに向かって首肯した】

「そうか、ありがとう」
「異議が無いならこのまま向おう、すぐに着く」

【ダンドクは全員が承諾した事を確認すると、長外套の裾を翻して魔術協会へと歩み始めた】

 【暗転──アイキャッチ】
 【そのまま何事も無ければ、場面は『魔術協会』へと移るだろう】

 【以下、コピペで恐縮だが──】

【ダンドクが彼らを招いたのは、理系色の強い、白を基調とした部屋──『第504研究室』】
【リノリウム張りの床に、アルミ製のデスクと椅子。何故か、家電製品が大量に散らばっており】
【化学式の連ねられたレポートや顕微鏡があるかと思えば、黒魔術の魔導書もつんであったり──】

【ふと壁に面した棚に目をやったならば、得体の知れない生物が瓶の中で緑の液体に漬けられていたり、】
【『父さん飼育中。解剖禁止』と札の貼られた大きな水槽等の姿が確認できるだろう】

「さてと……散らかった所ですまない」
「これでも大分整理はついてる方なんだけど」

「華蔵院さんと月読さんは、そっちのソファで掛けててくれるかい。今、紅茶の用意をしよう」

【──そんな見た目に煩い部屋の隅の方、部屋の角に合わせる形でL字に配されたソファと、テーブルがある】
【そこが、この科学と幻想を殴殺してミキサーにかけたような空間の中で唯一まともな場所、休憩スペースである】
【ダンドクはフィスカと陽に向けてそのように告げながら、外套を椅子の背に引っ掛けて、コンロで湯を沸かし始めた】

……ごめん、森島さんと私だけ、ひとまずこっちでいいかな

【一方の少女は、デスクの方から椅子を二つばかし引っ張ってきて、そのように切り出した】
【ソファの側に『魔術協会』の人間、デスクの方に『対機関』の話をしようという心算なのだろう】

「ああ……そうだね、その方が良い」

【ダンドクも背中越しにそう同意するのだが、それに乗るかどうかはもちろん森島青年の自由である】
【ともあれ、少女──カンナは、森島用の椅子と、自分用の椅子を用意して、じっと見据える】
736 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 23:22:05.56 ID:aRHpRISO
>>734
[そう!自分らしさです]
[だからクリスマスなんか気にしないでください]
【ニコリと微笑み】

【……友達なんか彼女持ちばっかだし…ハハハハハハハハハハハハヒャヒャヒャヒャヒャヒャ】
737 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:27:29.26 ID:3oqljQ.o
>>732
楽しみか!良かった!
あと、風呂は覗き可能だからいつでも見てくれ!
・・・・っというか混浴があるからな、うん!
しかも効能に"石が綺麗になる"とか書いてあったぞ!

【気合でお勧めする彼】

まぁ良いや!レディに休ませたってだけ感謝するよ!
【そう叫びながら、看板にまたぐこの男。度ッからどう見ても不審者】

ありあえずは目の前の人をワルツ手見させろ!
738 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:29:01.32 ID:QaVmRQDO
>>603

………―――何だと?

【声の調子はやはり変わらない。いつもの『アリエル』のそれと比べると、やや低くて感情が乗せられていない声色】
【然し、彼女が言い放った言葉―――彼≠ヘピクリと眉を潜めた】

【"お前は何も出来やしない"】
【"お前が逆に呑まれるだけだ"】

【その時――彼≠ニいう『アリエル』の中に渦巻く邪心が僅かに揺らいだ】
【より具体的に言えば、それらは彼≠十分"苛立たせる"に足る言葉だった――】


可笑しなことを……俺がアイツに取り込まれる、と?俺はアイツの『闇』であり、アイツの心の裏側に常に在り続ける拠り所≠ノ他ならない
『アリエル』は放っておいても俺という『闇』を求めるさ……『闇』に苦しむくらいなら、いっそのこと『闇』と同化してしまえばいい、とね―――

【「俺には"聴こえる"ぞ。アイツの"救い"を求める声が―――」】

【端々から滲み出るのは、自身に対しての強調。彼≠フ疇りを漲らせたのは、挑発にも似た少女の言葉】
【彼≠ヘそのことに気付いていない―――その事実が、彼≠フ存在が未だ不完全であることを明示していたのだった】


ふふ……は……――お前には少しだけ"興味"が湧いたかな。せいぜい光栄に思うがいい
次に会った時には俺≠ナはなく、あの臆病で弱小者の『アリエル』であることを願うんだな


……ああ。ひとつ忘れていた

【「―――片割れの鎖にもよろしく」】

【以前『アリエル』がサージに告げたものと同じの、然し全く異なる意味を孕んだ伝言を彼女に授けると】

【ゆっくりと、踵を返して―――そのまま夜の闇の中へと姿を溶け込ませて往くだろう】


【―――少年の心にも"夜"が訪れるその時は、もう遠くない】


/乙でしたーっ!!なんかもう、いろいろ中途半端ですみません……次はこうならないように心掛けます
/お付き合い頂きありがとうございました!久々の絡み楽しかったです!
739 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 23:35:51.61 ID:y0FKe6go
>>730>>735

【研究室の中に入ると、一際目を惹くのは『水槽』】
【……が、フィスカに限っては違ったようで、家電製品に目を遣ると若干眉を顰めた】

……、…ええ、大丈夫ですよ。

【水槽から目を離した森島は、器用に左手だけでコートを脱ぐと、用意された椅子へ】
【背もたれに、所々穴が開いたり煤けたりしている其れを掛けると、眼鏡を外す】

――……さて、話すことが多すぎて判らないのですが……。
……そうですね、『副リーダー』就任、おめでとう御座います。
出来る限りの事は僕も手伝いますので、遠慮無くどうぞ。

【先ずは、当たり障りの無い話題を出し――椅子に掛けると、彼女に向き直った】


【一方、フィスカ――其の様を確認すると、ソファーの方へ】
【「有難う」と声を掛けて其処に座ると、ダンドクの背を見遣り】


「……『私と月読さん』が此処に居るのは、只の“なりゆき”と云う解釈で構わないのか?」


【ぽつり、気になった事を口に出す――単に、「森島と一緒に居た流れ」で呼ばれたのか、と】
【ダンドクの雰囲気が『魔術協会』と云うワードに関わっていると、何処かで感じたのかも知れない】
740 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:40:06.48 ID:.O.6NjEo
>>737
あはは、それはそれは…
…うん、ええ、混浴、ですか

【何がここまで駆り立てるのだろう、と】
【ものすごいアピールを必死で受け流す努力】
【最後の効能は若干危険なんじゃないか、とも思いつつ】

すみません、カイコさん。(……魔女の箒がわり?)
…ええと、楓梨さん。俺は如何すれば?

【魔術的なものならば何か準備が必要だろうか】
【そう思って】
741 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:45:00.67 ID:nSScO7Uo
>>735

【アイキャッチを挟んで場面転換、舞台は魔術協会へ】
【協会内に存在する研究室の一つ――ダンドクの所有する部屋、『第504研究室』】
【其処に脚を踏み入れた少女は、当然の様に室内の様子をぐるりと見渡した】

(……やけに家電が多い……誰かが越してくる、と言う訳でも無いだろうが)
(それにしても色々と物が多いな。ボクも人の事を言えた義理じゃないが――)

【視線を巡らしている内に、当然目に入る物。何やら札の貼られた大きな水槽】
【――頭脳でも培養しているのだろうか、と不吉な思考が頭を過ぎるが】
【目を伏せ、首を振る事でそんな思考を外部へと振り払うことにした】

何、個人の研究室であれば、これ位綺麗と言っても問題ないだろう。
……では、御言葉に甘えさせてもらおうかな。

【一度森島とカンナの両者へと視線を向け、直ぐにソファへと歩いていき】
【フィスカの隣――少し距離を開けた位置にぼふりと座り込んで、湯を沸かすダンドクを見】

――――――、…………。

【不意にフィスカが漏らした疑問に、小さくふ、と鼻息を鳴らし】
【問に対する答えを、何も言わず静かに待つ】
742 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/02(木) 23:45:15.45 ID:uflN5YAO
>>733
うぅ、悪口ゾッコン!悪口は本人がいない所で言うのが常識ですよ!
【なんだか意味不明な言葉を不服そうに告げて、まるで余裕さえ持っているのではというほどのマイペースぶりで】

わぁすごい!

でも――。
【素直に感心した様子ではあるが、そのアクロバティックな行動に見とれる前に】
【本能的な速さでその着地点へと身体を向けて迷うことなく前進し】


それじゃあ死んじゃいますね。
【着地と同時に再度、剣術や剣道の型などお構いなしにただクレイモアを頭上に振り上げて踏み込みながら縦一直線に振り下ろす】
【小細工なしに単純、故に頭上からの攻撃は風を斬る様な速さと少女の腕力をあわせてまともに喰らえば一撃必殺であることに間違いない】

【勿論、放たれた短槍は右肩に刺さるだろうが――自分の傷など気にすら止めずにその行動を完遂しようと決定的な破滅を齎す一撃は猶予なく放たれるだろう】
【少女の中に自己防衛などはなくただ“殺戮”を楽しんでいる様でもあった】
743 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/02(木) 23:45:34.64 ID:nSScO7Uo
>>741
/>>739も追加です!何度も申し訳ないっ
744 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 00:04:16.67 ID:pYaqNgQo
>>739(森島)

【「うん、ありがとう──」カンナは森島の言葉にただそうとだけ返した】
【就任に関しておめでとうと言われた事に対してではなく、】
【連合員として尽力してくれると言った事に対してなのだが──それは彼女の心中の話】

【さておき、カンナは森島の目をじっと見据えると、口を開く】

例の、『ブレイザーシティ』の件……

実は、あの人──『銀之助』先生は今、そこの中にいる……はず、なの
森島さんにも私から色々と連絡しようと思ってたんだけど……何故か、先生と急に連絡が取れなくなって……

……だから、今までずっと森島さんの連絡先は知らなかったんだけど、今日会えて良かった

【ふう、と一度息を吐き出して】
【「……率直に、一つ二つだけ」 彼女は言葉を続ける】

 ──近いうちに、あの街に襲撃を仕掛けます
 森島さんは……戦えますか?

【凛、と。何の回り道をする事無く、一本道の言葉を向けた】
【目的はあの街の奪還。その為の戦力を集めること、それがまず要】
【リーダー不在の懸念など今は微塵も漂わせず、それをまず問うた】

>>739(フィスカ)>>741(陽)

【フィスカの言った言葉──自分らはただ成り行きで此処に来たのか、と】
【その問いを背中越しで聞いて──数拍の沈黙を挟んだ後、振り返って歩み寄り】

「いいや……僕も二人に話がある」

【ことり。ダンドクは二人の前に紅茶を注いだティーカップを置いた】
【彼女ら二人が座るソファとは別のソファの方に、彼も腰を降ろして】

「向こうの二人とも、決して無関係な話じゃないんだ」
「それに、研究室に篭り切りだと外の人と会う機会も無いから、丁度良いと思って──」

【ふう、と一度息を吐き出すと──「いきなりだけど」】

 「二人は────『カノッサ機関』を、どう思ってる?」

【「まず、そこからなんだ」と──唐突に、二人に向けてそんな事を尋ねた】
【いつの間にか、二人を見据える彼の双眸は、眠たげな様子など吹き飛んでいて】
【鋼のような意思の色を秘めた、切れ長の鋭いそれへと変わっていた】
745 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 00:05:47.73 ID:/qOFxIUo
【聖都、勝利王神殿前】

……結局見つからなかったねー……ってそろそろ日付変わったかな
いい加減、情報の一つも見つかる頃だと思うんだけど………

【建物の壁に寄りかかって座り、飲み物の缶に口を付けているのが一人】
【良く見なくとも、コンビニで売っている安酒と言う事は分かる筈】

ふー………やっぱり、文字だけじゃだめだね
誰が誰なのか分からない、偶然すれ違ってたとしても……

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
746 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 00:06:35.78 ID:Njd5Hkwo
>>742

【着地にバランスを取り、さらに体勢を崩さぬように、槍を投げる】
【そこへ放り込まれる、大剣の一撃をかわす猶予など、もはやどこにもありはしない】

【鍛えられた身体だけが、迫り来る確実な『死』から、逃れようと足掻いた】
【少しでも、剣から遠くへ】
【少しでも、被害の少ない部位を――】

……! ッ……ァ……!

【どすん、と。身体の芯を揺さぶるような大剣の一撃の前に、少年は声もなくその身を刻まれた】

【かろうじて頭から縦に割られる愚だけは避けたものの――】

【刃は、喉元に程近い、左の鎖骨を最初に粉砕】
【続けて、肋骨に胸骨を無慈悲に粉砕して】
【最後は大腿骨を粉砕した後、右の腿の半ばの辺りを抜けて行った】

【身体が二つに分かれた訳でもなければ――】
【脳幹や心臓などの、致命的な内臓を貫かれたわけでもなかったが】

【大量の動脈や骨、筋肉を破壊された少年に、もはや戦闘能力などありようがなかった】

……バケモン、が……。

【血泡と共に、そんな恨み言を喉の奥から、吐き出して】
【少年は、自らが溢れ出させた血の海の中に、くずおれる】
747 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 00:08:20.38 ID:HxIBLnko
>>738

【背を向けていても、彼の言葉は取りこぼさない】
【――アリエルが、彼≠求めるようになるという話】
【不安じゃないといえば、嘘になる】

【しかしそれ以上に、少女は嬉しかった】
 【彼が、少しでも自分の言葉に乗ってくれて】
 【『"興味"が湧いた』と言ってくれて】

(――嗚呼、口元が弛んでる)
(いまの、わたしは……、悪いやつだ)

【薄い微笑みは、すぐに自嘲へと変化して】
【少女の歩みは止まらない】
【金属の潮騒が、彼女の言葉を咽喉の奥へと押し込めている】

(……私は、リーズじゃないから……)
(次に会うのが貴方でも、構わないんだよ?)

【そう考えた瞬間】
【鎖が抗議するように――ギチリ】【軽く締まった気がした】

【よろしくされなくとも、間違いなく伝えるよ。――と】
【心の中で返事しつつ、少女も夜の港を後にした】


/お疲れ様でしたー! いえいえ、帰ろうとしたのは、この子なので…!すみません
/そして結局書いてしまいました…!長時間ありがとうございました!こちらも楽しかったです!
748 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 00:20:25.44 ID:TX6.Dqco
>>744

【『銀之助が音信不通』――其れについて、少し表情を動かした他は沈黙】
【彼女の話を最後まで、首肯を交えつつ聞くと額に手を当て……離し】


……僕自身は戦えます。
『右手』が不安材料ですが……何とかして、義手≠ナも探しましょう。

――ただ、僕がカンナさんに尋ねたかったのは“作戦”と“戦力”。

先ず、“作戦”についてはブレイザーシティの外壁=Aアレへの対処。
早い話が、内部に如何攻め込むか=\―其れと、侵入した後。
恐らく、内部で戦闘が起きれば「一般人」に被害が及ぶ……其の辺りは、如何なっているんでしょうか。


【『殺人』を嫌う――カンナは彼の其の性格を知らないだろうが、彼にとっては大きなファクター】
【無論、ある程度の覚悟は持っているが……「聞かずに居られなかった」と云うものが大きかった】


>>741>>744

【ダンドクの其の言葉に、フィスカは唾を飲み込む】
【「カノッサ機関」――一般人にとっては、余り耳障りのよく無い其れ】

【「有難う」、と紅茶の礼と共に、軽く其れを啜って口内を潤し――】


「カノッサ機関」……――どう、と言われると難しいな。
少なくとも、良い♀エ情は抱いていない――むしろ、嫌い≠ネのかな。


【『一般人』からすれば、其の程度の感想――其れでも、真剣に】
【ダンドクの双眸を確りと見詰め返すと、カップを置いた】
749 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 00:30:53.48 ID:2YyzUBMo
>>745
/まだいらっしゃる?
750 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 00:32:26.95 ID:/qOFxIUo
>>749
/\ここにいるぞ!/
751 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 00:33:59.15 ID:R6Hb06AO
>>746

あれ、まだ死んでないですね…おかしいな…普通なら死んじゃいますよ?
【無慈悲に振り下ろされたクレイモアが石畳を豪快に砕き割ったところで】
【確かな手応えと、それでも生き残っている標的に心底不可解だと言わんばかりのわかりやすい表情で首を傾げて】

あはは、久しぶりに刺されちったです!
なかなかやりますね、お兄さん。
でも甘いですね、肩を狙うなんて激甘シュークリームみたいです。
【右肩に深々と刺さった短槍を平気な顔で一瞥して】
【振り下ろしたクレイモアをゆっくりと持ち上げると】

じゃあ、お兄さんはここで終わって下さい。
【何の躊躇いも、ましてや会話をする間もなく、もう一度左腕を頭上に振り上げて血塗れたクレイモア滴らせながら掲げ】

さようなら。
【未練も後悔も慈悲も情けも躊躇も感情も何もなく――それは頭から振り下ろされ次こそは肉塊へと変えてしまうだろう】

…………
【それが普段通りならば、簡単に終わっていただろう】
【少女は先程までの溌剌とした表情とは違って、何だか困ったような顔つきでクレイモアを振り上げたまま少年の背後を見つめて静止していた】
【今の状況下であっても尚、血の匂いや微かな何とも言い辛い鋭い雰囲気に気づけるのなら――確かにその背後から人が足音もなくこちらに向かい歩いてくるのがわかるかもしれない】
752 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 00:34:32.83 ID:Cs5Pf42o
>>744>>748

【置かれたティーカップに、「済まない」と短く感謝の言葉】
【然し直ぐに手を出したりはせず、上がる湯気に視線を向けて】

【ぴくぴくと犬耳が揺れて、室内の音――デスクに座る声も耳に入る】
【会話内容は「対機関連合」の話。自分について行ける内容では無い】
【ふむ、と一息、ティーカップに手を伸ばし、紅茶を一口啜り】

―――好きではない、程度だな。
嫌いでは無いし、嫌悪している訳でもない。

【どちらかと言えば、関心が無い、と言ったニュアンスの返答】
【自身との直接的な関わりが無ければ興味を示さない、そんなタイプなのだろう】
【視線は下、紅茶の方を向いたまま、テーブルにカップを戻して】
753 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 00:35:06.81 ID:2YyzUBMo
>>750
/いたー

>>745

ノビタ君、『チンカラホイ』を覚えたという情報が耳に響いているのだがそれは本当か?
非常に興味深い、ぜひ今度見せてくれ
いや、今度と言わず今見せてもらうのもまた興味深い

「…嫌だ、絶対に見せたくない、絶対ヤダ」

【と、必死に拒否しているのは茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた茶の革製ジャケットに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年…ぶっちゃけ同僚のはずだ】

【もう一人はずいぶん久しぶりに見せる顔…黒い無造作な短髪に卸したてと見まがうほどにまっさらな白衣とカッターシャツ
銀のルーン文字入りブレスレットにブランド物の髑髏のネクタイ『KILL・A’s tie』 に膝の所のみが色あせて他は新品同様に黒いジーンズの
妙に長身で隣のフェルトハットとかろうじて年上に見えそうな雰囲気の青年の姿が】

とりあえず私はメンテナンスがあるから後から来るジャンクちゃんにサーバーの所にいると伝えておいてくれるかね?
それが終わったら今日の仕事は終了、なに…15分ほどしか、かからないから心配しないでくれたまえ、終ったら飲みに行こうか

「お、いっすね…久々にあった事だしお互い仕事帰りの一杯って奴を…ん?」

【きょろり、と目線を向けると、見慣れた灰色の髪に気がついた】
【あ、あれもしかして、と少女の方を指さし、近づいてくる】
754 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 00:40:50.12 ID:Njd5Hkwo
>>751

【痛みで意識が朦朧とする中、告げられる無邪気な死刑宣告を】
【今の少年は、ただ黙って受け止める今年かできない】

【口が利けたのならば、イロイロと文句も言えただろうが、この重傷の中、意識を保つことすら難しい――】

(やるなら……さっさと、やりやがれ、畜生が……!)

【壊れたラジオのように、ノイズだらけに聞こえる少女の声が、さようなら、と告げたのは――聞き違いだったのか】
【ソレを確認するために、身じろぎをすることすらできなくて】

【歩いてくる人影にも、少女が剣を振り下ろすのを躊躇っていることにも】
【気付けずにいる】
755 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 00:42:59.86 ID:/qOFxIUo
>>753

……あー、なんか騒がしそうなのがセットで来た
片方返品しても良い疲れるからさそれと指差すな

【向けられた指に対して、残り僅かな中身ごと缶を投げつける】
【夜間の静けさで飲んでいる所に、自分の介在出来ない話はお気に召さない様子で】
【立ち上がりはせず、座ったまま片手を上げる】

【とりあえず、誰が来たのかは、臭いと視覚情報で把握して】
【その内片方は今の所余り意識に置かず、同僚の方にだけ目を向け】

こんばんは、くらいは言っておくかな
何か用?いきなり指差してきたりしてさ
756 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 00:55:08.62 ID:pYaqNgQo
>>748 >>752

それについては、また会合を開こうと思うの
……『リーダー』のこともあるから

ただ、作戦も戦力も、ない訳じゃない──

【森島と話をしていたカンナはそこで一度口を紡ぐと──ちらり。ダンドクの方を一瞥した】

「…………────」

【ダンドクは、カンナから向けられた視線に自身のそれを確かに合わせた】
【話を進めるのはそちら次第だ──と、言葉無く込められた意思はそれ】

【青年は二人の返答を受けると、小さく頷きながら数拍の間を挟み】
【そして、再び二人に向けて言葉を紡ぎ出した。やや、声量を上げて】

「──……もしかしたら、二人も聞いた事があると思う」
「今から約五ヶ月前のこと……カノッサ機関No.42が、全世界に向けたあの宣戦布告を──」

【──ブレイザーシティが機関の前線基地『アウグスト城塞』と化したあの日】
【≪No.42≫は確かに言ってのけたのだ。『我らの目的は聖都の陥落だ』──と】
【その為の新たな拠点としたのが、あの城塞都市で──】

【そう──聖都も、ひいては今自分たちがいるこの『魔術協会』でさえも】
【例外なく、あのカノッサ機関の脅威に晒されているのだと青年は語っていく】

「──……向こうの二人は、『対機関連合』の人達だ」
「もちろん他の『対機関』の人達も含め、きっと奴らと戦う意思は強く持っている」

「ただ……今回ばかりは少し、規模が違うものになる」

【そして青年は最後に「……頼みと言うのは、他でもない」】
【そう零すと共に、身体の正面を二人へと向けて──】


 「どうか僕たちに……機関と戦う為の力を、貸して欲しい」


【何の偽り無く、そう懇願した】

【「……これが、戦力のひとつ」カンナは森島に向けて、ただ一言そのように告げて】
【ダンドクはフィスカと陽を鋼の瞳でじっと見据えると──そのまま口を閉ざし、返答を待った】
757 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 00:58:46.45 ID:2YyzUBMo
>>755

「ハッ!」

【指を差したフェルトハット側の方は投げつけてくると悟った瞬間彼は動いた】

【最初に動いたのは手、すぐさまホルスターに手が伸びた…かと思いきや思いとどまったかのように手を離した】
【同時に彼が行った行動は背後への重心移動、足をその場から全く動かさず上半身を大きく後ろによじりクロールのような水中を掻くかの如き手の動きを持ってバランスをとる】
【俗に言う『マトリックス避け』である】


【―――しかし缶が彼の上を通り過ぎる時に残り少ない中身がこぼれ顔面に命中した…ドバッ、と効果音をつけてもいいかもしれない】


「なぜ投げたし」


【何事もなかったかのように黄緑のタオルハンカチを取り出し無表情のまま顔を拭き始めると】
【ぶすっとした顔で…オレいっつもこういう役回りばっかりだなとぼやきながら告げた】

「おいおい、用がなけりゃ同僚に話しかけてもいけないのか?
別に…他愛もない話をジンジャー博士がここの神殿の用事を終えるまで話して待ってようかなって思ったの…基本コンビじゃないとさびしいから
こういうコミュニケーションを取るのも正義のために精一杯働く人間の嗜みなんだって…吟雪はしないか?ガールズトークとかjusticeや魔術協会とかで…」

どうしたのだね吟雪君、私はサーバーメンテナンスついでに知人の顔を見に来たのだが…君がいるとは驚いた
何かこの神殿に用事があるのかね?あるいは…神殿に用事がある同僚に用事でも?

【と、ジンジャー・ユースロットはガンマン探偵を顎でしゃくりながらそう質問する】
758 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 01:00:19.31 ID:R6Hb06AO
>>754
【音も気配もなく其処に現れたのは――路地裏に差し込む僅かな光をも反射させる深淵の如き黒髪を、腰を過ぎた辺りまで届かせ。姫華と名乗る少女と同じ制服から覗かせる透き通る様な白い肌を晒し、精悍な顔立ちでやや強い目つきをした少女は】
【その衣服には血痕を残し、手にした真っ赤に濡れる日本刀と腰の鞘を当然の様に備えて――未だに十代であろうその年齢をわからなくするほどの底知れぬ何かを纏いつつ歩みを少年の背後を通り過ぎ二人の間にて立ち止まり】


「単独行動をするにあたって、守らなければならない私との約束。忘れたとは言いませんね?」

うぅ…むぅちゃん……
【唸るようにして明らかに嫌そうな表情のまま答える】
【親しげとは言わずとも見知った顔である事には変わりなく、現れた少女は振り返りながら少年を見下ろし】

「言葉は喋れますか?意識を失えばあなたは死にますよ」
【確かなる事実であるように抑揚のない、姫華という少女とは別の意味で掴みどころがない口調で尋ねた】
759 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 01:06:33.17 ID:/qOFxIUo
>>757

じゃあ逆に聞くけどなぜ指差した。それとそういう口調は馬鹿っぽく聞こえるよー
文字にする分には良いけど、実際に声に出したらね………
言葉は、可能な範疇で正しく使いましょう

……で、貴方と四方山話をする程の仲だと私は思ってなかったんだけどね
何か話題が有るのなら、そりゃ話くらいはするだろうけど
知ってる?世の中の真理。「但しイケメンに限る」って

【愛嬌さえ有れば交友関係を築くのにプラス補正、そんな世界法則を提示しつつ】
【今度は、最後に会ったのが何時だったか思いだすのに時間が掛かるもう一人に目を向けて】

……………

……いや、丁度良く壁が有ったから寄りかかってただけ
公園のベンチより、こういう所の方が良いし

(………片方なら良いけど、二人じゃねー……)
(まあ、片方だったとして………コンプレックス爆発されても困るけど)

【直ぐ、建物の出入り口に、そしてノビタに。視線が一通り移動した後】
【数秒程の間を開けて、「なんでもない」と答える】
760 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 01:10:52.42 ID:TX6.Dqco
>>752>>756

【ダンドクによって語られた、『機関の脅威』】
【森島は勿論、フィスカにとっても聞き覚えの有った其れ――確かに、恐怖を感じた】

――……うん。

【森島は、カンナの言葉に只一言――…そう、返すと立ち上がり】
【ソファーに座る二人へと向き直ると、真っ直ぐに彼女達を見詰めて】


……僕は、『火の国』で酷い物を見ました。
村のあらゆる家々は破壊され、住民は殺されていた。
死体は誰にも、埋葬されては居ませんでした――皆、逃げたか殺されたんですね。

僕はもう……、…いや、“僕達”は、あんな物を造り出させたくない。
この僕からも、お願いします――力を、貸してください。


【「お願いします」――と、一種の切望すら感じられる調子で締めくくると、彼は頭を下げる】
【恐らく、返答が得られるまでは頭を下げ続ける積もりなのだろう――】

【ダンドクと森島、二人の頼みを耳にし――数瞬、フィスカは目を閉じる】
【この少女、元々が他人の頼みを断る℃魔フ出来る人物では無い】
【だが其れだけではなく、確かに『カノッサの脅威』と『頼み』は伝わって】


「……、……何をすれば良いのか判らないけど、私に出来る事なら。」


【ふわり――と、柔らかな微笑みを以って、返答≠返した】
761 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 01:11:01.05 ID:Njd5Hkwo
>>758

(……、?)

【新たな人物の闖入があったらしいことは、その場に響いた、女性の声から知れた】
【誰かは分からない――身体を動かすことはおろか、声を出すことすら出来ない身では】
【現われた人物の正体を確かめることも出来ない】

(シャベレルカ……? 死、ぬ……?)

【少女の声は遠く、上手く意味が読み取れない】
【ただ、不愉快な事を告げられている、ということだけは、なんとなく、理解できた】

……ぐ……。

【その口を噤ませることが出来るのならば、槍で貫いてやりたい――】
【――槍は、どこにあるのだろう――】

【少年は、身体から血を吹き出しながら、小さく、ほんの僅かだけ身じろぎした】
【自分の足元に転がっている、槍を『探す』ために――】
762 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 01:20:19.14 ID:Cs5Pf42o
>>756>>760

【青年の言葉に、ほう、と少女は小さく声を漏らした】
【機関はそんな事を言っていたのか、初耳だ、と】

【病院でもチラリと触れたがこの少女、大抵の場合を自室で過ごしてきた】
【勉強が出来ないわけでも、嫌いなわけでもないが授業には出ず】
【その癖、必要な分だけはキッチリこなして追い出しを免れている厄介者】
【部屋を出歩くようになったのも最近で、数ヶ月前の世界情勢には非常に疎かった】

【が、それはそれ、である。今魔術協会を巻き込んで事が動こうとしている以上】
【それを知って尚無視するという選択肢等、持ち合わせては居ない】

【ダンドク、そして森島、両者の頼み】
【少女は二人へと交互に視線を送り、一拍、値踏みをするように】
【フィスカとは違い、子供なりに捻れた精神を持つ少女】
【只の『頼み』で有れば平気で断りもしようものだが――】

――――――他でも無い『我が家』の危機だと言うんだ。
手を貸そう、ボクがやれる範囲で、な。

【ニヤリ、と。隣に座る少女とは明らかに質の違う笑みを浮かべた】
763 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 01:22:14.52 ID:2YyzUBMo
>>759
【目が据わる】
【否、表情が消えた、むしろそれは過去に対して恐怖するような表情にも見えた】
【ただ、彼の場合は声が微弱な怒りで震えていたが】

「…言ったな…学生時代親からしかチョコレートを貰えなかったほどにモテないオレに大して一番気にしている事を…!
学校でも1,2を争う高水準のルックスだったドラっちはそれでも家訓の都合で身内にすらチョコを貰えなかったが」

【お洒落に気を使ってハットや髪型などにこだわりを持つが顔のパーツも並みでどことなく冴えないノビタと
服は色合いなども特に気にせずボロボロになってもほったらかしなのに華があるドラとの違いがここにあった】
【そんな彼らがなぜ意気投合していられるのか?単純に趣味が合う以外で理由があるとするならば…その一つは『それでもモテない』からだったかもしれない】

…まあいいさ、さて…私もたまには正義のために…縁の下の力持ちな仕事でも行ってくるか

「頼みましたよ、情報統合ネットワークはオレたちの最大の力の源となる品なんですから
これがあるかないかでどれだけ各勢力と渡り合ううえで有利に働きかけていける事か」

【そう告げながらジンジャーは「15分ほどで戻る」と告げながら神殿の入り口へと入っていく】

「…知人ってウェインさんかな、だったら今不在って聞いてたけど
そうじゃなかったら…アイツかなあ…まあそれはいいか、さて喉渇いたな」

【すぐ斜め前に自販機を発見、小銭入れを懐からだし小銭を投入する】
764 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 01:31:02.44 ID:R6Hb06AO
>>761
【こちらの反応に期待した解答がなく、深くため息を吐いて】
【視線だけを背後にいる姫華ちゃんに向けて】

「どこの誰かもわからない人間を殺してしまえば、いらぬ恨みを買うことになりかねない事は明白。姫華ちゃん一人の問題ではすまなくなります。私は不必要な面倒は嫌いなんです」

嫌いっていわないでよぅ…
そもそも姫華ちゃんはセイント防衛をしただけなのです!
殺戮し終わったらお兄さんがやる気満々で現れたから……

【戦意を失った姫華ちゃんはクレイモアを下げてシュンと落ち込んでしまい】

「正当防衛…ですね?あなたに正当防衛などないことは百も承知しています。ともかく、[ピーーー]なら[ピーーー]で原型がなくなるまで切り刻むしかないですね……それが無難ですか」
【淡々と何でもない様に告げて、うなだれる姫華ちゃんを後目に少年に目をやると】
【言葉とは裏腹に何を思ったのか日本刀で斬りつけることもなく、唐突に少年の前にしゃがみこんで】

「質問。し、つ、も、ん、です」

「あなた――私が好きですか?」
【脈絡も冗談でもなさそうに、真顔で顔を近づけて真っ直ぐに見つめたまま質問をした】
765 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 01:32:49.16 ID:/qOFxIUo
>>763

あのドラ猫も、私からすると貴方と大差なく見えるんだけどねー
どっちもどっち、或る意味釣り合いは取れてるんじゃないかと思うよ?
うん、本当に。心の底から

【注意:ノビタを褒めている訳ではない。決して】
【言動や雰囲気がイケメンでないと自分が思えば、それはイケメンではないのだ】
【唯我独尊の思想が生み出す、完全自分基準の判断だが】
【「顔だけ良いのなら、燃やして灯りにしていいほどいるし」などと付け足して】

………ネットワーク、ねー……最初は、有効だったかもしれないけど
少しずつ、有効性は減って来てる………そう、見えるね
これは、システム面じゃなく、主に使用する人間の側の問題だけど

(あー、こっちが残ったか………)
(……あれに会わせても仕方ないし、此処で適当に取り合おうか)

【向こうからの働きかけが無いなら、適当に自分から話題を振る】
【内心で、「逆ならまだ言う事も有ったのに」と思うも、特に声に出す事もなく】
766 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 01:37:03.87 ID:Njd5Hkwo
>>764

【上で二つの声が、言い合っている――やかましい。槍はどこだ?】

……。

【ぼんやりと歪む視界の隅に、突然、見覚えのない少女の顔が映る】
【その少女は、無表情のまま、抑揚のない声で、ワケノワカラナイことを訊いてくる――】

【――返答に迷うことはなかった】

……地獄に落ちろ、クソ売女。

【もはや総身に活力はなく】
【もはや脳を回す意識も薄かったが】
【――死ぬその間際まで、戦意だけは、喪わない】
767 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 01:49:29.64 ID:pYaqNgQo
>>760 >>762
森島さん…… 「──…………」

【彼らと同じくに切実であった森島の様子を見て、】
【黒野の姓を持つ二人は彼のことをひどく頼もしく感じた】

【そして、頼みを受け入れる意を示した二人に──】

 【「「……ありがとう」」】

【──と、カンナとダンドクの声が重なった】
【そうして、数拍の間を挟んでから──「よし」とダンドクが指を鳴らした】

「……そうだね、機関と戦う方法は多くあるけれど」

「まず、具体的に手伝って欲しい事のひとつはコレ──」
「『武器』を……『魔導具』の作成を、手伝って欲しいんだ」

【──キラン】
【ふと、ダンドクの口の端が僅かに吊りあがった】

「──つまりは、だ。君たちの魔術を、コレに“吹き込んで”欲しい」

「君たちオリジナルの防禦用の魔術と攻性魔術、両方あると尚良い」
「嗚呼一体どんな術式構成になっているんだろうそそられるよ昂ぶってきた」
「簡単なやり方は僕から教えよう、後で『エキスパート』を呼ぶからね」
「陽、君は確か『魔導具開発班』と言ったね実はこの家電が『魔導具』でね」
「フィスカきみも良く見ていってくれ術式の内容は君たちならきっとすぐに理解できる」
「さあ早速準備に取り掛かろういいかい良く聞いてくれよアイス食べたいまずこの内部がだね────」

【──ごちゃごちゃごちゃっ】
【彼は席を立つや否や、デスクの上にあった家電製品とレポート用紙を持ってきては】
【目をきらきらと輝かせながら、一方で獣のような俊敏さと嵐の如き怒涛の喋り口で、唐突に説明を始めるだろう】

──……ここで作った魔導具は、ブレイザーシティの周辺やその内部へと内密に送られるの
そしてその住民たちの手に渡って──『自衛手段』と同時に、『武装』の役割を果たす

武器と違って、見た目にはただの家電、街に運んでもバレにくいから

【「……これが作戦の一つ」カンナははしゃぎ回るダンドクを横目に、森島へとそう告げる】
【彼が先程言っていた懸念の一つ──内部で戦闘が起きた場合、一般人たちはどうなるのか、と】
【それに対しての答えの一つが、それであるというのだ】

……ちょっと、もっとゆっくり言ってあげないと────

【尤も、今の青年はどうやら二人の魔術に関しての興味が深々のようだが──】
【無論、フィスカと陽にも、ダンドクの口から詳しく伝えられはするだろうが、今はどうにも熱中しすぎているようで】
768 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 01:50:35.30 ID:2YyzUBMo
>>765

「それは多分褒めてないな?…どうせオレなんか」

【…なんとなく飛蝗が草から隣の草へと飛び移るような音がした】
【それはさておき、と彼はネガティブに入りつつある自分を切り替えようとして】

「ネットワークになにかこう…決定的な情報が入らないのも有効性の減少に繋がっているかもな
使用している人間全体が…誰もとんでもない情報に出くわすって事がない事もある
それでも、誰かが危険に陥った時に助けに行けるあのシステムの存在はやはり大きいけど」

【懐からメモを取り出して、彼は吟雪に途中経過を教えてくれた】

「例の依頼も本当に噂程度の物しか手に入らない…末端の生徒たちどころか教師たちの半数くらいもアタリの反応を見せない
やっぱこう…実際にその手の伝説そのものを噂かどうか昔に確かめようとして本腰入れた人間がいないか、から探し始めた
…そしたらちょっとキナ臭い情報は出て来た、全くの別件とうすーい繋がりがある人物がその辺りを探ってたって話だけは見つかったけど」

「…あ、そちらは何か話はある?」

【と、一応自分の話をしながら次は吟雪の話を聞く姿勢に移っている】
769 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 02:00:11.17 ID:/qOFxIUo
>>768

……まあ、大体はそんな所だけど
もうちょっと、根本的な問題として

あれ、メモ帳じゃないんだよ。共有する情報
なのに、あんまりにどうでも良いような情報が入ってる事が有る
そんなの見た事も聞いた事もない様な、地味ーな集団の情報とかね
それと、不要になった情報が消去されない
だから、物凄く見辛い。過去のログなんか、目を通すとうんざりしてくる

割と初期から使ってる私とかは兎も角、途中から加入したら……
あんなの見て、何が起こってるか把握するのは難しいよ
現に、私はJusticeも対機関連合も、メンバーを暗記してない
加入する度にバラバラに書き込まれてるからね、抜きだしてメモしないと分からないもん

【システムの発想自体は良いが、それに係わる人間の情報の取捨選択】
【それに加えて、自分の発言を削除する機能が無い事】
【サーバのエラーをゼロにした所で消えない不具合、それを指摘して】

………こっちからは、後は何も無いよ
そっちの話を、進めて貰えるかな?
770 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:08:25.47 ID:TX6.Dqco
>>762>>767

【「ありがとう」――そう、遅れて森島も返す】
【ふぅー、と大きく息を吐くと、椅子に座り直して大きく脱力し】

「詰まりは魔法暗器≠ナありながら、『原始的』な隠蔽方法を採用している訳か。」
「私の“風魔術”なら、掃除機やドライヤーへの転用が一番無難そうだ……冷蔵庫は無いな。」
「『扉を開けたら風圧弾』なんて仕掛け、精々飢えている敵にしか効かない……成る程、コンセプトは理解した。」
「術式の理解には、少し時間をくれ。 組み合わせる分には構わないが、上手く相乗させられるかも知れない。」
「術式の記載方法は、此方の好きにさせてもらっていいんだな、黒野君?」
「研究室に大量の素材が余っていてね、ベーシックな掘り込み式じゃあ寂しいから他のものを使ってみたいんだ。」
「そう言えば、用法のイメージも聞かないといけない。 アクティブ≠ネ用法で解釈させて貰ってるけど、間違いは無いかい?」

【フィスカは立ち上がると、家電製品とレポートの間を目線で行ったり来たり】
【最初の一行辺りは、製作者が其れを意図して作ったかは不明……と云うか、恐らく違うのだが】
【兎にも角にも、『華蔵院フィスカ』は入り込む<^イプの人間らしく――負けず劣らずの、マシンガントークである】

【其の様子を軽く振り向いて、森島は首を振ると――カンナに向き直り】

……ああいう世界は、僕にはよく判らないのですよ。

で、作戦については了解しました――会合には僕は行けないでしょうが、誰かに代理を頼む事にします。
……そうですね、此れから僕は、火の国を拠点にしながら『協力者』を探す事にしますよ。

【苦笑を浮かべつつ、弛緩した雰囲気で話す――とは言っても、内容は真面目だ】
【伝えるべき事は大体を伝え終わったのだろうか、大きく伸びをした―――】
771 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:11:55.94 ID:R6Hb06AO
>>766
「“地獄に墜ちろ”ですか…概ねその意見には同感です。貴重なご意見有難うございました――姫華ちゃん、行きますよ」
【まるでその解答を予測していたかの様に、激昂する訳でも受け止める訳でもなく】
【小さく――偽物じみた微笑みを向けて】


行く?何処に?この人間はむぅちゃんにいけない事を言ったんだよ?
大好きなむぅちゃんを馬鹿にして殺さないなんて許さない。
例え理由なんかなくても[ピーーー]。
ぐちゃぐちゃにめちゃくちゃに潰して壊して斬って千切って微塵も残さず終わらせてあげないといけないですよ。

「私の前で無意味な行動ができると思わないことです。私が計るにこの程度の人間、見逃しても害になりませんしこのままいけば失血死は確実です――返事はいりません。これは命令ではなくお願いですよ」
【今までに見せなかった確かなる殺意を込めて、先程までおとなしかった姫華ちゃんはクレイモアを少年に向けていたが】
【それを制するようにもう一人の少女が言葉だけでそれを止め】
【苦々しい顔つきでいかにも不肖不肖といった様子でクレイモアを下げて】

「もう二度と、出会わないことを心から願っていますよ」

むぅちゃんのお願いはずるいです!詐欺です!選択を強制するのは敵だけにしてくださいよ!!

うー…姫華ちゃんはお兄さんとまた会いたいな…
今度は絶対に殺しますからねっ!
【天真爛漫な少女と不気味なほどの不敵さを備えた少女はそんな言葉を残し】
【二人ならんでその場から暗闇に溶け行くように立ち去っていこうとする】
772 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:17:06.11 ID:2YyzUBMo
>>769

「…ああ、あれな…オレみたいにマジでメモ帳に一字一句残さず書いて懐に保管しておく人間ならともかく
そう言う事に慣れない途中加入者にやさしくないな、一見さまお断りみたいな雰囲気になってるって感じ?」
【確かに…と思いながら彼は頷き、同時に神殿の入り口を見て】

「…考えてもみればそうだよなあ…てか、考えてもみればあのシステム作ったのジンジャー博士で
今まさにそのシステムのメンテナンスに来てるんだから言えば良かったな…」

【あっちゃあ、と頭を押さえ、続いて左手首の時計を見て…あと数分かかる事を確認すると】

「その伝説を数年前から追っていた後、2年くらい前から魔術協会の寮にこもり切ってまで『大山 無玖』って魔術師が
つい半年前に行方知れずになっていて、オレの事務所の方に捜索願が出ていたんだ
彼の事は名前から調べればだいたいどういう人物かはすぐわかる、『魔道具開発班』の班長だった男だ…そして彼の名前を追っているうちに分かった事がある
これはあくまで魔術協会の人たちがそれまた噂程度に話していたウラもとれていない話だったんだが」

【少しだけ間を作り、せき込む…呼吸を整えて発音がおかしくならないようにしておきたかったのだろうか】
【ともかく言った、彼が七不思議について調べている途中で得た情報、『行方不明』となった男の話を】

「…曰く、『大山 無玖』は七不思議と共に魔術協会の中に隠された『秘密』のうちの一つに行き当たった…という噂だ」

【そんな男が…行方不明になったと言ったのだ、何もない…とは思えない】
773 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:17:15.51 ID:d9CVs8Mo
【雨降りの街中】

(う゛ー……雨とかやたら寒うなるし本当かんにんやわぁ)

【通りに面した雑貨店の小さな屋根の下で少女と言うには大きすぎる身長をした少女が雨宿りをしている】
【服装はいたってチープで所々に赤いラインの入った青色のジャージというもの】
【それだけではやはり寒いのか両腕で大きな胸を抱くようにして微かに震えていた】

(傘買うのもあんましょうもない事で出費しとうないし……)
(濡れるのもアレやし、服の替えがないし……八方塞がりやわ)

【傘を買うのは飽くまで最終手段、何のアテも無い世界で金銭の無駄使いは危険である】
【まだ止みそうもない雨に少女は片方の腕を屋根の外に出して】

冷たいなあ――――

【掌に落ちた雫に小さく独りごちる】
774 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:18:20.29 ID:2YyzUBMo
/その伝説を数年前から追っていた後、2年くらい前から魔術協会の寮にこもり切ってまで調べていた『大山 無玖』って魔術師が
/に訂正
775 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:18:50.19 ID:Cs5Pf42o
>>767>>770

――――お、おぉ……?

【矢継ぎ早に並べられる家電、レポート、そして青年の説明】
【余りにも唐突で流れるように早い一連の動きに気圧される様に】
【目をぱちくりとさせて、犬耳がぴんっ、と立って自己主張】

【近くに置いてあった家電製品を一つ手に取り、其れを眺める】
【あちこちを撫でては弄り、内部構造を確認しながら、ダンドクの言葉に耳を貸し】

……既存の魔術を、既存の機器に刷り込むのか?
そもそも家電という時点でボクの専攻は―――ん、いや……。

【途中まで何かを言いかけて、言葉を止める】
【家電の一つをじっくりと見詰め、脳内に描く改造のヴィジョン】
【脳内で簡単な劇的ビフォーアフターを繰り広げつつ】

【この少女はフィスカとは違った方向で、自分の世界に入り込むタイプらしく】
【自分の世界に入り込んでからは、小さな声でぶつぶつと呟くのみ】
【脳内に世界を組み上げてしまう、要するにちょっと危ない奴】

―――何処まで個々人の自由が認められているんだ?
刷り込む術式はオリジナルでも構わないらしいが、用いる家電も自由なのか?
それと、刷り込む為の方法は此方がやりやすい方法をとってもいいものか?

【かと思えば、此方も矢継ぎ早に疑問を投げかけ始めた】
【何とも似ているというか、なんというか、である】

【身を乗り出してレポートを覗き込む姿の後ろ、尻尾がやや楽しげに揺れているのが見えるかもしれない】
776 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:24:46.40 ID:Njd5Hkwo
>>771

……畜生、くそったれ……。

【蚊の泣くような声で、それでもありったけの憎悪と苛立ちを込めて、身を話した少女へと悪罵をぶつける】
【だが、暖簾に腕押し、二人の少女は冷静に自分の状況を診断して、この場を離れていくらしい】

……く、そ……。

【血が止まらない。明るい声と、抑揚のない声が、別れを告げて去っていく】
【止めも刺さずに去っていくその背に、ありったけの敵意を注ぐ――それしかできない自分が、心底みじめだった】

【――こんな所で、死ぬわけにはいかない】
【少なくとも、あの二人には――たっぷりと、礼≠してもらう必要がある――】

……次に、会うときは……。
絶対に……して、やるからよ……。

【今際の際にあっても、少年は――尽きぬ戦意で、そう唸った】

/おつかれさまでした!
777 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 02:27:27.31 ID:/qOFxIUo
>>772

……これ以上を、貴方と話してても仕方が無いんだけどね
システム面の不備は、かなり少ない。問題は利用者
情報を選んで書き込めなんて宣言したら、本当に必要なものも手に入らなくなる

(………これも会わせて、向こうだけに話したかったんだけど)
(無理かなー……まあ、良いや。他の誰かが流石に気付くでしょ)

【今ここで必要な人間が居ない以上、何を言っても仕方が無い】
【この話題を寸断して、次へ】

………噂なんだよね。それ、七不思議と何が違うの?
『七不思議を調べてたら何か見つけて行方不明になりました』?
それだけじゃあ、有りそうな話だね、としか言えないよ

その秘密が、私達が調べてる事と関係が有るのか
もしくは、最近の襲撃に何らかの係わりが有るのか
そのどっちでも無いのなら………私に聞かされても、どうしようもないよ

【此方に関しては、所詮噂でしかない以上、それ以外の何も言えなかった】
【引っ張られて高まった期待が、ぷつりと切れて反動であからさまに落胆する】
778 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:31:11.85 ID:o/zoO6SO
>>773
【その近くを】

雨降ってきましたねぇ〜〜
『……でワシを捕まえて傘がわりにするとは…人間恐ろしい…』
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女が】
【和傘に一つの目と口をもった妖を傘がわりにしながら歩いてくる】
779 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:37:40.32 ID:d9CVs8Mo
>>778

…………………

【その光景に少女は暫く言葉を失う】
【色々と変だ、なんだろうこの状況は】

(はっ!あかんあかんよ……完全に視線誘導されてたわ)
(ああいうのは目え合わせたらいかん、なんかウチの本能がそう言ってる)

【驚いた顔、しかしその変化は機微なものに過ぎない】
【なぜならば目の前の奇妙な存在達の注意を引きつけないようにする為である】

(しかしなんやろうねアレ、いやアレらは……)
(なんか傘も喋ってるように見えるしちっさい子の服装はえらい時代錯誤しとるし)

【そんな事をしたけれどやっぱり気になるのかその視線は時折そちらの方に向いていた】
780 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:42:02.11 ID:o/zoO6SO
>>779
なんか視線感じませね〜〜
『いやぁ〜、そらワシら目立つやろ?』
アナタはともかく〜〜、私は目立たないと思うけど〜〜
【のんびりした口調でキョロキョロする天狗面の少女】
【そして目立ってる自覚はある傘の妖…カラカサ】

【なんかそっちに向かってくるよ!!】
781 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:44:25.66 ID:R6Hb06AO
>>776
/お疲れ様でしたー!
782 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 02:46:30.93 ID:pYaqNgQo
>>770

【まさに三者三様の魔術オタクっぷりが披露される中、】
【青年ダンドクは益々ヒートアップして、説明に熱が入っていく】

「うむそう実に素晴らしい魔術とは神秘であり犬耳尻尾可愛い宇宙の真理に繋がるどすこいどすこい」
「つまりペペロンティーノとは非ユークリッド幾何学における構造上の特異点としてセニョリータ──」

【そのまま宇宙言語にまで飛躍しそうな彼の言葉を翻訳すると──】

 【・用いる家電は、基本的に『手で持てる』サイズのもの(ドライヤーやアイロンetc)】
 【 部屋の隅のダンボールに大量に家電製品が積まれているので、それを選んで使えば良いとのこと】

 【・ある基本術式に則った魔術を、中にに刻み込んでいく作業】
 【・無能力者が使う事を前提にしている為、動力源は魔力ではなく、】
 【 『生物が先天的に持つ微弱な力』とも言うべきエネルギーに頼ったものである】

 【・この魔導具に込められた術式は、『単体』では発動せず、】
 【 二つ、ないしは三つの、アクティブな『複数同時起動』によって初めて発動する】
 【・ただし、『防禦用』の魔術に関しては『単体』、しかも自動でも発動する仕組みらしい】

【──彼女らが知れる情報としては、概ねそのようなものになる】

【彼女らが込める魔術に関して、極力制限は掛からないだろう】
【特に重要なのは『家電一つだけでは発動しない』と言うことだけで、】
【自由な魔術を込めてくれて構わないようだ。余裕があれば、防禦用と攻撃用の一つずつ、とのこと】


【──そんな彼らを見て、蚊帳の外な『対機関』の二人】

……うん、私もちょっとああいうのはよくわからないけど
でも……──この人達なら、きっと大きな力になってくれる

【カンナは彼らの様子を遠巻きに眺めながらそう零すと】
【一度肩の力を抜くように息を吐き出した後──】

そう……それは少し残念だけど……

……──そうだ、森島さん、これ
私の個人的な連絡先……何かあったら、此処に

【そう言って、彼女の携帯連絡先が記された一枚のメモ用紙を彼に差し出すだろう】
【「……これからも、よろしくお願いします」と、勁く座った目で、少女は同じ連合員の士、森島京を見据えていた】

「×○△※♂♀??────」

【──ついに青年の紡ぐ言葉は、宇宙言語にまで至っていた】
【第504研究室の明かりは、夜が更けてもまだまだ消える気配もなく】
【そして、彼らの意思の光もまた────】
//っであ、詰め込みすぎた! ではここらで、お疲れ様でした、ありがとうございました!
783 :782 [saga]:2010/12/03(金) 02:47:08.45 ID:pYaqNgQo
//うわあ違う、>>775宛てでもあります!最後の最後にごめんなさい!
784 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 02:48:55.15 ID:d9CVs8Mo
>>780

(いやいやお嬢ちゃんも十分目立っとーよ……)
(傘の方が常識があるってどういうこっちゃ)

【心の中で小さくツッコミ】

(ってうわ〜こっち来おったよう……どないしよ、どないしよ)

【瞳が右に左に泳いだ、見たことも無い物が近づいてくるのだからそれも無理はないのだろう】
【狼狽えつつも雨に濡れたくないという事でその場からは逃げる事も出来ない】

【その結果として】

…………………

【向かってくる彼女らを視認しないようにするためそっぽを向いた】
785 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:49:38.07 ID:TX6.Dqco
>>775>>782
/返そうとしたけど無理だった!お疲れさまでしたー!
786 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 02:52:30.51 ID:o/zoO6SO
>>784
そんな事いいますと〜〜
退治しますよ〜〜
『うわぁ!それ酷いやないか!妖差別や!!』
【そんな会話をしながら近づき】

『あんさんもそう思うやろ?いきなりワシを捕まえて傘がわりにしたあげくこんな事言うんやで!?』
【は な し か け や が っ た】
787 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:01:16.92 ID:2YyzUBMo
>>777

【まあそれはそうだけど、と彼もその話を打ち切った】
【彼はそのまま…大山の話を続ける】

ああ噂だよ、オレ達が調べてる事と関係があるらしいって憶測を抜けない話…のはずだった
ただ一つ違うのは彼らはその噂にはかなり強い信憑性があると信じていて、とある物を証拠にあげていた
それは…『大山は実際にそこに隠されていた物を持っている』…そしてそれを使って今年の初めに…新しい発明をしたんだそうだ

製品名『ライドコフィン』、死人を保管するためではなく生きた者の力となるためにそのフォルムを生かし万能な用途に使える…『棺桶』だ

【懐から写真を取り出すと…そこには2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱が映っていた】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついている】

…そしてこれはつい10月ごろの話だが…彼が可愛がっていた愛犬プーラがそのライドコフィンと共に姿を消した…後を追うように
しかし実際は後を追っていたわけでもないみたいなんだ、つい最近に入った情報だが…遠隔憑依の術でちょっと何かに取りつかれたっぽい犬が
自分より遥かに大きなサイズの棺桶の鎖を引いていた目撃情報を聖都、水の国方面で多数仕入れた…ずいぶん目立つ絵だと思わないかその状況

【その秘密が内蔵されているらしい『棺桶』とそれを引く犬の『目撃情報』、なるほど目を引きそうだ】
【そしてそれだけ目につきやすい形として…それに繋がる物が現存するとのことだ】

/失礼、そろそろ眠気の方がやばそうです…
/続きは明日にする事は出来ませんか…?
788 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:01:21.95 ID:Cs5Pf42o
>>782>>785
/では此方も――お疲れ様でしたー!
789 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:01:57.02 ID:d9CVs8Mo
>>786

(なんやろう……なんで近づいてくるんやろう……)

【何が自分は悪いことでもしただろうかと今までの事を省みる】
【うん……結構してた】

えっ……いや、知らない……デス

【そっぽを向いたまま若干引きつった表情でそう返す】
【ちなみに普通の言葉遣いです】
790 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:06:48.89 ID:o/zoO6SO
>>789
『そんな酷いやないかい!!さっきまで見てたんやからどっちが悪いかわかるやろ?』
【気付いてました】

こんばんは〜〜
雨宿りですか〜〜?
よかったら一緒に傘使います〜?
【天狗面はのんびりとした口調でノホホンと挨拶する】

【見た目はアレだけど良い人っぽいよ!!】
【……見た目はアレだけど!!!】
791 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 03:11:18.84 ID:/qOFxIUo
>>787

………うん、私達が調べてる事とあんまり関係なさそうってのは思うね
調べるのは別に構わないけど、私はそれに関与するつもりは無いかなー……
『実際に其処に隠されていた』。誰が確認した?見つからないから探してる地下室の中身なのに?
それが本当に、其処の中身だと言えるの?隠してるものに何処の誰がロゴ入れる?
しかも製品?隠しておくべき場所の技術を、どうして製品にして公に出すの?

………正直に言って、私はその件に惹かれる所を感じない
≪ネル・ナハト≫にも≪R.I.P.≫にも、協会への襲撃にも有った臭いが無いからね
商品価値を高める為、魔術協会の噂を利用したか。それとも周りが勝手に想像したか
そんな所じゃないか、と私は思うよ

……以上、かな
後は、私は特に聞きたい事は無いし……話す事もない
向こうには、話す事も幾つか有るけど―――

【聞けば聞くほど、自分達が探しているものとは無縁にしか聞こえない話】
【地下室は地下室でも、きっと別物なのだろうと結論付けるまで、時間はかからない】
【一先ず、この話題は此処で切る。そして、ノビタとの会話も終わりの方向へ運び】

――――――それを聞く耳は、多くない方が良いんだよね

【立ちあがり、神殿の内部へ足を進め始めた】

/明日の何時からか、にもよるかと
/あんまり遅いと辛いかも知れないので、大方の部分が分かれば
792 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:16:26.55 ID:d9CVs8Mo
>>790

いや、そのなんというかどっちでも良いっていうかぶっちゃけどうでも良いっていうか……
(あかんあかんって何で食いついてきよるんこの生き物は……)

【ずぅーっと視線ずらし】
【結構怖がっているようで、しかしそれは表に出てない】

あ、うんそんな所だよ降りそうな気配はしてたんだけどね
直ぐに用事を済ませて帰る予定だったし大丈夫かなあと思ったんだけど見ての通り
(この子はどうなんやろ、まともっぽい……?)

【ここでよく相手を見てみる】
【相手は、奇妙な格好の少女に……あまり強そうでない傘のオバケ?……】
【自分は身長190cm程に多少の武術の心得有り、これは優位さは自分に有ると見て良いだろう】

【少し汚い思考の内にズラしていた視線を完全に少女に向けて】

さすがに初対面の子に傘を借りるのは悪いよ、私の事は気にしないでいいから
雨が止むまで待つのもなかなか良いかもしれないしさ

【優位さを感じれど警戒はしているらしくやんわりお断りした】
793 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:25:03.71 ID:2YyzUBMo
>>791
/明日の8時ごろで大丈夫ですか?
794 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:25:21.29 ID:o/zoO6SO
>>792
『酷いわ!!この子酷いわ!!』
【なんか叫ぶ傘】

そうですか〜〜?
けど危ない人がたまにうろつきますし〜〜
気をつけてくださいよ〜〜?
【首を傾げながら言う】

【そして、右袖からゴトンと太鼓のバチのような大きさと長さの棒が落ちる】

【……普通のバチの落ちる音じゃない……そりゃあ鉄でできてますから】

あ〜〜落としてしまった〜
【そう言い拾い袖の中にしまおうとする】
【余談だが、細いけど結構鍛えられているらしく筋力はかなりあるようです】
795 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 03:27:20.77 ID:/qOFxIUo
>>793
/了解、その時間なら大丈夫な筈
/一先ずお疲れさまでしたー
796 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:30:36.07 ID:d9CVs8Mo
>>794

ひっ!ご、御免なさい……

【多分「恐れ」と「嫌悪」の混じった「ひっ!」という叫び声】
【未知に対するそれらの感情は人として持っているのは当たり前にしても少女は少しビビリ過ぎか……】

うん心配してくれてありがとうね、でも大丈夫だから……ら?

【困ったような笑みで首を傾けて礼を言うと、聞こえるのは硬質な物が落ちる音】
【表情を変えずそのまま下を見れば、人を撲[ピーーー]るには丁度良さそうなバチのような物が】

(あわわわわ、あかんこの子も大概やわあ――――)

【2,3歩後ずさろうとするけれど背中の方向には店の壁があるだけで】
【正に八方塞がりというに相応しい状態でしたとさ】
797 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:34:46.16 ID:o/zoO6SO
>>793
怖がれさせちゃ〜〜ダメですよ〜?
『いや…ワシはそんなつもりじゃ…すんまへん』
【なんか怖がった少女を見て謝る傘】

どうかしましたか〜〜?
【不思議そうに首を傾げる天狗面】

【バチのせいで怖がられてるなんて気付いてない】
798 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:38:32.70 ID:o/zoO6SO
/間違えたー
>>797>>796宛てです
799 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:42:19.70 ID:d9CVs8Mo
>>797

いや……その……
(どちらかといえば今は両方恐いというか……)

【と言いたかったけれど口をつぐんで】

べ、別に気にしなくて良いですよ?アハハハ……

【自分の頭に手を回し作り笑いを浮かべるのでした】

えっ!いやなんでもないですよ
……ただ太鼓でも叩くのかなあって気になっただけです

【相手の動向を見つつ恐る恐るの質問】
【「太鼓」が「人間」或いは「自分」だった時はどうしよう】
【とりあえず死ぬか濡れるかどちらかを選べと言われれば濡れる方がいくらかましというのは分かっている】

/ちょっと眠気がやばいのであしたに持込してもらっても良いでしょうか?
800 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:50:26.78 ID:o/zoO6SO
>>799
『そうかい?けど笑顔ひきつっとるよ?』

違いますよ〜〜『符』を叩くのに使うんですよ〜〜
たまに襲ってくる人や妖も殴りますけど〜〜
【どうやら何かに使う道具であり、武器でもあるようだ】
【けどむやみに人を殴ったりはしないようだ】

/いいですよ〜
/けど、もしかしたら他の絡みも今凍結してるので同時絡みになる可能性もありますが大丈夫ですか?
/ついでに明日仕事休みなので一日休みですが
/夜9時45分から一時間くらい用事がありますので落ちてますが
801 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:52:30.80 ID:d9CVs8Mo
>>800
/同時絡みはその相手の方に失礼になりそうなので
/その方の絡みが終わった後に再開というのが個人的には嬉しいです
/多分明日は9時頃には帰っていると思います
/その時にでも舞台裏でもう一度話し合う事にしませんか?
802 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:55:05.67 ID:o/zoO6SO
>>801
/わかりましたー
/なんかスイマセンOTL
803 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 03:56:16.37 ID:d9CVs8Mo
>>802
/ありがとうございます
/謝る必要なんて無いんですよ、むしろ謝るべきはこちらですの
/とりあえずお疲れ様でした!
804 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 03:58:43.82 ID:o/zoO6SO
>>803
/うゆ…
/はい!乙でしたー
805 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 06:45:26.98 ID:yCd1uOM0
>>590
/すみません、寝落ちしてしまいました
箒…もしかして貴方、魔法使いですか!?
【宙に浮く箒に驚きつつ、後ろに乗った】
806 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 16:23:34.63 ID:o/zoO6SO
/さてさて…護きゅんの方はいますかー?
807 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 17:37:20.47 ID:4aSaHsSO
>>806
/おおふぅ・・・すいません、ここに。
/昨日はすいませんでした。ちょっとリアルの方で色色ありまして落ちてました。本当にもうし訳ない
808 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 17:41:21.62 ID:o/zoO6SO
>>807
/うにゅ…リアルなら仕方ないですけど落ちる時はなるべく早めに言っておいたほうがいいですよ?
/心配しますから
809 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 17:45:01.48 ID:4aSaHsSO
>>808
/すいませんでした。以後気をつけます。
810 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 17:46:29.03 ID:o/zoO6SO
>>809
/では続きお願いしマース
811 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 18:02:14.24 ID:4aSaHsSO
>>736
そうですね。うん、そんな事毎年気にして欝になってても仕方ないですしねっ!
【光中身の犠牲のおかげでどうやら】
【なんか吹っ切れた様子だ】

/了解です―――が、しかし!電池がやばいので途中で落ちるかもです。その時はすいません
812 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 18:09:33.90 ID:o/zoO6SO
>>811
[それなら良かったです]
【ニコリと微笑む】

/わかりましたー
/その時は何時頃から再開できますか?
813 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 18:23:22.55 ID:4aSaHsSO
>>812
【グウゥ】
【その時、ふとそんな腹の音が聞こえる】

むむぅ・・なんか悩みスッキリしたらお腹が空きました・・

/その場合は、今晩は10時半くらいには帰宅していますので再開よろしいでしょうか?
814 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 18:28:22.97 ID:o/zoO6SO
>>813
[おや?お腹が空いたんですか?]
[さっき私が食べてたアンパン食べます?]
【こしアンパン(食べかけ)を出しながら】

/わかりました
815 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 18:33:40.60 ID:4aSaHsSO
>>814

良いんですか?!有り難うございます!
【差し出されたあんパンに目を 輝かせて】
【パンを受け取ろうとする】
816 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 18:35:11.49 ID:o/zoO6SO
>>815
[食べかけですけど]
【微笑み】

【ひかりんの食べかけ=間接キス?】
817 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 18:48:33.44 ID:4aSaHsSO
>>816

はい!食べれるなら全然問d―――――?!!!
【そうこしあんパンをほうばり初めたが言葉が止まる】
【光の言葉で何かに気が付いたように】
【顔が赤くなっていって】

――い・・・いえ?!な・・何でもないです!!!////
【そう赤面をごまかす言葉をだす】
818 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 18:50:40.99 ID:o/zoO6SO
>>817

[どうしたんですか?]
【首を傾げながら不思議そうにし】


『……』
【後ろのカブトムシみたいのはフッとなんか笑ってる】
819 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 18:59:24.60 ID:4aSaHsSO
>>818
・・・あぅ・・!いえ・・その間s・・・間接k・・・・その・・っ!!//
【何かを言おうとするが】
【照れ臭さとかでうまく言葉が出せず】

・・・いや・・やっぱり何でもないです・・。
【結局その一言に収まった】
820 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 19:08:00.99 ID:o/zoO6SO
>>819
(間接………ああ。なるほど)
【わかったらしく悪戯っぽく笑い】

[間接キスなんかで恥ずかしがるなんて護はウブですね]
【ニヤニヤ】
821 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 19:22:56.31 ID:4aSaHsSO
>>820

あぅあぅ!!!///
【顔がさらに真っ赤になっていく】

違います!!///
「関節攻撃された時ってかなり痛いですよね」って言おうとしただけだもん!!///
【必死に言い訳で抵抗するが】
【その必死さがもはや逆効果で】

【と言うか何よりその言い訳には無理が有りすぎでは・・】

/すいません、予告通り電池が・・
/一旦落ちます、10時半からまたよろしくです。
822 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 19:24:26.81 ID:o/zoO6SO
>>821
[無理がありますよ?]
[顔も真っ赤ですし]
【ニタニヤ】

/わかりましたー
823 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 20:11:06.69 ID:2YyzUBMo
>>791

「…なにか誰かが狙いをつけようってきな臭いにおいがしないって話か
行方不明になった時の彼の動向とかの記録も確かに見つかってはない…今、破損データを
復元してもらってるみたいだが…うん、まあ…だいたいわかった…あ」

【そして足を進めて行った吟雪を藤子・F・不二夫タッチ風の顔になって口を尖らせて見送っているノビタを背に神殿の内部に足を進めたのなら】
【内部には六王教団の守衛などの関係者など特にここにいて違和感のない人物くらいしか見当たらない】

【彼らは後ろの方向をみて『あの博士の作ったおもちゃがどうも息子やその友だち連中に人気らしくって』的な話題がなんとなく耳に響く】
【その注意を向ける方向には下の階へと続く階段があり…なるほど、確かにあの男の気配はその方向から感じ取れる】

【関係者たちは吟雪の事を知っているのか警戒はしていない、足を踏み入れても問題はなさそうだ】

/今返しました―
824 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 20:17:28.99 ID:/qOFxIUo
>>823

……探偵、だと思ってたんだけどね
幾らなんでも…………

で、この辺りまで来れば聞こえてる?

「…………………勿論」

【神殿内部。既に何度も通った道】
【適当な扉の前で独り言を言うと、中から答える声】
【直ぐに扉が開き、部屋の主が出て来る】

【薄紫の髪に紫の瞳、顔の左半分に蛇の入れ墨、軍服】
【そしてその上に何故か、綿入れ半纏。そんな格好の女性】

で、どっち?

「向こう。電子管理部」

【その女性の案内で、二人は階段を下りていく】
825 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 20:30:06.59 ID:HxIBLnko
【考古学博物館前】

…………

【閉館時間は過ぎているのだろう】
【照明は落とされ、入口に警備員も見当たらない博物館】
【窓がやたらと多く、外からも展示品の一部が見えるものの】
【夜闇に沈んだそれらは、ガラクタと歴史的財産の垣根を越えて、みな一様に不気味である。】

【――その正面に位置する、こぢんまりとした広場】
【街灯からの、白すぎる人工光が肌寒い】

……意識不明…?

【噴水の縁に腰掛けて、携帯端末をいじる、焦げ茶ローブの少女】
【呟かれた独り言から察するに】
【浮かない表情なのは、単に寒いからだけではなさそうである】
826 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 20:34:30.11 ID:2YyzUBMo
>>824

【階段を下り二つ目の角を右に曲がり左へと続く道を歩いて一番奥の部屋に『電子管理部』と言う表札のついた扉】
【鍵には重厚そうな鍵穴が取り付けられていたが今は開いているようだ】
【まず扉の向こうから声が聞こえる】

ジャンクちゃん!メモリ!メモリ持ってきて!…いや後から来るんだった、少し待つか

【ひょい、と拾うような影がまた大きな機械の影に近づくのが擦りガラスの向こうに見える】
【それを開いたなら…ジンジャーはまだ工具を両手に持ちメンテナンス中だ】


【だが驚いた事に…いるのは彼一人ではない、いつも隣にいるメイドロボジャンクちゃんは後から来ると言っていたのだからまず違うのだろうが】
【そこにいたのは妙に顔が前に長く突き出た一頭身の草に覆われた生物、その頭の上からちょろんと伸びている蔓にリボンをつけている】
【そんな感じの生き物が傍にいる…どういう関係だ?】

【そして情報統合ネットワークのサーバーだが…見た目はスパコンみたいだ】
827 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 20:35:19.13 ID:/qOFxIUo
>>826
828 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 20:42:05.64 ID:/qOFxIUo
>>827
/思いっきりミスったスルー頼む!

……あれも、ツッコミ所?
グレネードランチャーに火炎弾入れて撃ちたくなるんだけど

「……………流して。話が進まない
必要な話を進めるだけ。そして、今日の内に終わらせなければならない
携帯のチェックの頻度は?」

一日三回くらい

「老人か」

【何やら急ぎの用件でも有るのか、わき目も振らずさっさとガラスの向こうへ】
【自分から言及しなくとも、語りたければ語るだろうと考えて】

「………ジンジャー・ユースロット。話が有る
あまり時間を掛けたくは無い………OK?」

【職員の椅子を壁際に運び、それに腰掛ける】
【吟雪の方はその隣で、床に直接座り】

「その如何にもな生き物の話は、重要な話題が終わってから」
829 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 20:49:24.70 ID:vGQhNsSO
>>825
【かつ、こつ――足音が響く。敷かれた石畳を踏んで、近付いて来る】
【場所柄か、人通りは多くないだろう。ごく小さなものだが、確かにそれは届く筈だ】

【尤も――少女の意識が外界に向いていたならば、との但し書きが付くが】
【まあその点も、問題はないだろう。もしも少女が、足音の方へと目を向けたなら】

――……ふぅ、ん。
確かに忙しいもんな、何処も順風満帆とは往かないか……。

【そんな事を一人語散つつ、携帯電話に視線を下ろして。其方へと歩いてくる、人影が見える筈だ】
830 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 20:50:52.15 ID:8dQd26Ao
>>804
そうですわ。私としては魔女と呼ばれたほうが分かりやすいですけれども
さて、しっかり?まってるですよー!
【そのまま猛スピードで街中を飛翔する。途中で何度か車に轢かれそうになったり
 路地裏の壁やゴミ箱に危うくぶつかりそうになったりする】


/一応こっちでも。今日付けまで待ちます
831 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 20:51:27.50 ID:8dQd26Ao
/間違えました。>>830>>805へお願いします
832 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 20:55:21.59 ID:2YyzUBMo
>>828
【『如何にもな生き物』たちは突然の来訪者の登場にも動じず、ちらりと二人を見て『おきゃくさまでごじます』『あめにもまけずかぜにもまけず、
きょうはきかいあぶらにもまけず』と告げるとまた作業に移った】
【人を警戒する事がめったにない?相手を理解する程度の知能はあるのか】

おっとジャンクちゃん早速だがメモリ持ってきてくれ!増設したい…ってなんだ君たちどうした
サリア君も、まさかそちらから来てくれる…作業が終わるまで待っていられないか?元々こちらから顔を見せに行こうと思っていたのだが

【ヴェルチェリの事をまだサリアと呼んでいるのはクリサンセマム・リチェルカに彼女がいたころの名残か】
【それはともあれ彼女があまり時間をかけたくないと告げて、何かただならぬ様子に気がつく】
【目つきもおだやかな気遣う笑顔から…きりっとした鋭い真顔に切り替わり聞く姿勢になる】

…いいとも、どうしたんだ?何か不都合な事でもあったかな?女性のお困り事があったら無論力を貸すのが私だ

【さ、話してくれ、と彼はヴェルチェリ達に平手を向けながら発言を促してくる】
833 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 21:02:47.79 ID:HxIBLnko
>>829

【音に気がついたのは、だいぶ距離を縮められてからだった】
【不意に顔を上げて】

……とぉ、人のケータイ見るの禁止っ

【――視線は敏感に察知するらしい】
【反射的に携帯端末を胸に寄せながら、人影を見上げるだろう】

【明るい画面から目を離したばかり。誰だか分かっていないらしい】
【少女の目付きは、いつもより険しかった】
834 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 21:09:31.06 ID:/qOFxIUo
>>832

「………メモリの増設より必要なのは、送信量の最適化
所詮扱うのは文字データ、この規模のサーバなら幾らでも保存できるし読みこめる
けれど、閲覧側は携帯端末が多い。情報の送信量が多ければ、端末側で時間が掛かる
利用者の視線から、改善案を提案………」

「………勿論、これは本題では無い
本題は、幾つかに分かれる。まずは、少々優先度が低い話題になるけれど」

【椅子の上で足を組んで、それに右肘を乗せて頬杖を突き】
【ポケットから携帯を取り出し、左手でボタンを押して行く】

「…………ジンジャー・ユースロット。貴方は、対機関連合でも<Justice>所属でもない
個人でネットワークに参加している訳でも無い……けれど、こうしてシステム面に係わっている
敢えて言うなら、これは少々おかしな事態。身内だからと、外部の人間に機密を見せびらかしているようなもの
かと言って、今から貴方を外す訳にもいかない。元々、これは貴方の技術。だから、今此処で正式に」

「貴方に、『六王教団電子管理部』への正式な所属を要請する
尤も、勤務はこれまで通り、定期的メンテナンスだけで良い。飽く迄、形だけ
何処かからか矛盾を突かれる前に、内部で矛盾を解決しておきたい」

「…………以上、此処までは?」

【携帯の画面から目を離さず、途中で指の動きも完全に止まって】
【口だけ動かし、自分の提案を一時終了】

【所属している者と親しいから、という理由だけで情報を閲覧出来る状態は、好ましいものではない】
【切り離すより、抱え込む方が楽。独断専行だが、この程度なら問題ないと判断した様だ】
835 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 21:21:19.23 ID:wzfv7Eco
>>740
「とりあえずはリラックスして私にお姫様抱っこしてもらって!」

【そういいながら楓梨は両手を前に伸ばし、お姫様抱っこの体勢に入る】
【エンジンを温めるためか、彼女の背中の羽が小さく動き出した】

それじゃぁ俺も準備だ!

【そういうと看板の取っ手の部分から吹奏楽器の様なボタンが出現し】
【彼女の看板の記述が≪STANDING BY!!≫とデジタル看板のような表示に変わる】
【そして看板から発せられるのは機械が動き出すような音】
836 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 21:25:37.60 ID:vGQhNsSO
>>833
【薄闇に眼が慣れれば、始めに目に映るのは臙脂色をしたジャケット】
【下には黒無地のシャツに、青い細身のジーンズと焦茶のミリタリー・ブーツ】

【夜空に似た濃藍の髪を肩ほどに伸ばした、白皙の痩身。生気というものを欠いて、纏う気配は妙に薄く】

――……え?ああ、悪い。聞いてなかった、出来ればもう一度……。

【ぱたん、胸ほどの高さに上げられた左手の先で軽い音が鳴り】
【人影の持つ、非装飾なピアノブラックの携帯電話が閉じられる】

【少し遅れての生返事は、半ば反射的な謝罪。大方、歩き携帯を咎められたとでも思ったのか】
【考え事でもしていたのだろう。続く言葉からするに、ろくすっぽ話を聞いていないようだった】

…………、ん?

【此方も少女に視線を下ろし――人影もまた、ディスプレイに目が慣れてしまっていたか】
【何処かで見覚えがあるような、などと内心思いつつ。ぱちぱちと、二、三、瞬きを繰り返して】
//あばばばすみません、初っ端から描写ミスりました……orz
837 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 21:29:01.30 ID:jeS8Q12o
>>835
おひ……!?
ほ、他の牽引方法はありませんか…?

【突き出されている手にたじろぎ】
【看板ホテルマン兎少女に視線を】

Φ'sっ!?

【謎の驚き音声】
【もう驚くまいと内心思っていたがそんなことはできなかったぜ】

と…とりあえず!どうか持ち方は再度ご一考を!

【必死】
838 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 21:36:49.11 ID:wzfv7Eco
>>837
「ないのよね・・・まぁ私はここでお別れ!
 今日飲み会だった!Gの仲間と!バイバイ!」

【突然そんなことを言い出し、青年に背を向けて】
【再び歩き出そうとしている彼女】

中身が大好きなライダーだぜ・・・っ!!
ちなみにこれはダイヤモンドブレイン社製っ!オル○ェノクでも使える!

【と、中身のことをお知らせすると】

これしかないんだ!バイク型もあるけど、どうする!

【・・・・・・・・オー○バジン?】
839 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 21:39:00.91 ID:R6Hb06AO
【とある街】
【都市部から離れ、飢えと貧困により公然と麻薬や殺人や強盗が行われる――全てを無くし、奪われ、捨てた者達が集う見捨てられ場所】
【其処には“表”と言われる平穏な世界とは全く違う暗黙のルールが領地ごとにあり、その独特のルールを取り仕切るいくつかの組織が拮抗し睨み合う様にして冷戦を保っていた】
【そのためか異様なまでにピリピリとした緊張感をその一帯を包み込み、静寂と殺気が蔓延している――そんな“裏”と呼ばれる世界の日常の中】

今日は割と大きな仕事です。
とは言っても、やることなどはいつもと変わりはありませんが…

あまり独断専行で走られては困りますよ、姫華ちゃん。
これも歴とした仕事ですから、今回は私の言うとおりに動いて抜かりなく万全を期して慎重に…
【深淵の様な闇色の黒髪を腰を過ぎたあたりまで届かせ、黒を主にした長袖の服には赤いラインの走った大きな襟が特徴的で目をひき、それに合わせる様に赤色のスカーフが首元にあしらわれて】
【その下には上着と同色のプリーツスカートと紺色のレギンスを履く、長身で優美さと凛々しさをあわせもった刃物の様な鋭さを感じさせる落ち着いた雰囲気の少女が路地の様な陰湿な道を歩いていた】
【その腰には日本刀が当たり前の様に携えられ、何故か右腕には四メートルほどの鎖がついた鉄の腕輪をしている】

「わかってるよー…とにかく今日はいつもよりたくさん殺戮しちゃえば良い話しですよね?まだまだ殺したりないよ!!あぁ、我慢できないですよ生殺しです!生でもなんでも良いから殺したいです!!」
【その鎖の先を辿ると――先行する少女が姫華ちゃんと呼んだ短く散切りにした黒髪に同じ学生の様な服を着た小柄で小動物の様な印象を与える元気溌剌な少女の右手に鉄の腕輪となって繋がって】
【更にその両手には両手持ちで振るうはずの血塗れた大剣――クレイモアを握り引きずりながらニコニコと笑みを浮かべ歩いていた】

あれだけ一人で殺しておいて、まだ足りないのですか…
呆れて物も言えません。
【ふと振り返ったその先に、その少女達が歩んできた道筋を示す様に無惨に悲惨に解体された死体が多数残されている】
840 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 21:42:10.53 ID:yCd1uOM0
>>830
へぇ、やっぱり魔女なんですか!
ってうわっ!? 危なっ!?
もう少し安全運転できないんですか!?
【ぶつかりそうになるたび冷や冷やする】
841 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 21:43:33.80 ID:2YyzUBMo
>>834
【懐から彼もメモ帳を取り出し彼女の意見に相槌を打つ】

…ふむ、ページ分けとかができればいいのかな、わかった
特にいらなくなった情報などを削除する機能をこれから作ってみようか、問題はうっかり重要な情報まで
消してしまうほどの自由度を削除機能に付けてはいけないという点だ、私に削除依頼が来たら消すような感じでいいのかな…

【などと呟いていたが…次に聞かされた言葉を告げてしばらく固まっていた】
【そういえば何気に今の状況は考えてもみれば普通におかしいのではないだろうかとたった今気がついた】
【制作者としてまず一番最初に作ったのが自分のアカウントだったがそもそもjusticeメンバーにも所属しないまま協力していた】

…あ

【というか、今の今まで疑問にも思っていなかった、結構図々しい性格をしている】

…ああ、なるほど確かに、で…この私に『六王教団』に所属してもらいたいのか
というか君、考えてもみればすでに君とイルゾル君もここに所属してるんだろう?最近うちの研究所もさびしくなった
私が所属するのは無論OKだがそれだったらいっそクリサンセマム・リチェルカ自体合併してもらった方がいいのではないか?

私は君やウェイン君を仲間として見るのになんのためらいもないな、最初の質問はOKだ、次行ってみるか

【とりあえず所属はかまわない、元々彼は所属にはこだわらないのだ】
【そこさえ分かれば話は続けられそうだ】
842 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 21:44:45.63 ID:HxIBLnko
>>836

【ジっと目を細めたのは、辺りが薄暗かったため】
【決して睨んでいる訳じゃない。多分】
【どちらにしろ、意に介されない些細な事】

……あー、夜行性のヒトだから、今の時間帯は活発じゃないんだねー。

【捉えきった輪郭。だれか思い出して、息を吐くように言葉を紡ぐ】
【リクエストには答えない】
【左手に持った携帯端末は、胸に寄せたまま】

……その顔。
私のこと、忘れてたりする?

だとしたら私の現状は、とても危険かも

【あはは、と軽く笑って】
【足をパタパタ、カチャカチャ、噴水の縁に当てている】


/しまった、そちらのでしたね!
/しらばく吊ってきます……orz
843 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 21:55:46.67 ID:/qOFxIUo
>>841

「………私は、削除機能は一切持たせない方が良いと考える
特に、単一個人に削除権限を持たせる様な事は、有ってはならない
現時点で、機能を増やす必要は無い。もし、増やすとしたら……
情報のカテゴリ分けを、本当に必要になってから。今は、手を付けない様に」

「……………それと。クリサンセマム・リチェルカは貴方の所有物では無い」

【直接のNOでは無いが、NO。組織間の合併を、副官とただの平の間で出来る筈が無い】
【システム面に関しては、吟雪と対照的に、何もする必要が無いという考えの様子】

【これまで携帯の画面に落ちていた目が、ようやく持ち上げられて】

「では、二つ目」

「………これで、正式に。盗み見では無く、正当な手段で閲覧が出来るようになった
それを踏まえて、二人とも、今すぐ集積情報を閲覧して
見なければならないのは、最新の投稿」

……? 何か、有った―――――

――――――………あ、らら、ら

【声に従って携帯を取り出し、首を捻りながらボタン操作】
【どうしたのかと尋ねる途中、画面を見て直ぐにその内容を把握】
【『対機関連合』黒野カンナによって発信された情報、それを見て】
【間の抜けた声と対照的に、表情が数段階厳しくなった】
844 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 21:59:15.78 ID:jeS8Q12o
>>838
っと、御用事がありましたか。それは残念…
(ぬぅ、からかわれたのだろうか)
ともあれ色々とありがとうございました。…では、またお会いしましょう

【きっとまた会う機会はあるだろうと思い引きとめはせず】
【軽く一礼する】

な、中身…!?というか市販品なんですか!?

【中身は空我が好きですたい、とはさておいて】

バイク…ぬぅ、免許を取っておけばよかったですね…

【楓梨がそのまま帰ってしまうなら】
【看板で運んでもらえないか頼もうとするが】

/ベルト音声は一二を争うかっこよさだと思うのですよ
845 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:00:11.68 ID:O7akpPAo
【水の国、噴水広場にて】

【とどまることなく注ぎ続ける噴水の飛沫を肌に感じながら
一段と冷え込んだ夜の寒さに、ため息を一つ――――白く染めて
少女が一人、噴水の近くのベンチに座っていた】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【暖かそうなねずみ色のマフラーに、その小さな口を沈めながら
手の半分を隠すほどのおっきなダッフルコートの裾口を、ぎゅぅっと握り締めた】

【どうやら、何か音楽を聴いているようで、そっと、白いインナーを飾り立てる桃色の淡いイヤホンジャックのコードが見える
白い、くっきりとした耳へと沈み込んだ、イヤホンのヘッドから奏でられる音は――――……いかなる音か
静かに目を閉じて、微笑を、表情に浮かべながら、静かに沈み行く夜を聞きそびれていく】

【――――……っと、その静寂を切り裂くように、彼女の胸の内側が、強く振動した
彼女にとっても、それは予想外≠フ出来事だったらしく
胸へと奔る、静かな振動に、まるで耳をつかまれた子猫が如く、びくっと目を覚ます】


んっ……ぁ……もう、一体なんですか――――……人が静かに過ごしているというのに
良い夢見てたのに――――……台無しですよ


【さながら、餌を一杯にほおばったハムスターのように、ぷくぅとほっぺたを膨らませながら
彼女の夢を妨げた主へと、彼女は興味を移した】

【胸から取り出したのは、小型の情報端末、手のひらに視線を落としながら、そこに今、流れ込んできた情報へと思考を添える】


対機関連合≠フ会合――――……ですか
確かに、気になりますね……情報は多いに越したことはありませんし……ですが……
――――やっぱり、見知った人がいなかったら……全く、自分のコミュニティ能力の少なさにため息がでます


【一人、しょんぼり、と言った様子で声のトーンを落としている
別段、声が漏れることを気にしてはいない、ため、会話の切れ端を掴むだけでも
彼女が、何かしらの正義組織に加入している、ということは、容易に想像がつくであろうか】
846 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:08:02.77 ID:aLBLEZk0
【雷の国 荒野】

――――ククク…………分かったか、ラベンダァイス…………!
「そ……そん、な…………」
[ウゥゴォォ…………][アァオオォ…………]

【生命の存在を許さないと言わん如く、荒れ果て、乾ききった大地に、人の姿があった】
【くたびれたコートを着込み、ツンツンとした短い髪で、身体に黒い茨の様なものを巻きつけている、左目に眼帯を付けている深い青色の目をした男と】
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女】
【そして、額に明らかに致命傷と見てとれる、何かに穿たれたような傷のある、虚ろな眼をした多くの人間たち】
【人工的な光を感じさせない美しい星空の元、眼帯の男が凶相を浮かべて、少女に迫っていた】

さぁ、私と共に来いラベンダァイス!!
お前に人としての選択肢などない……兵器として、私と共に来るのだ……!
「――――――――――――――――私は……………………!!
私の従うべきものは……『お父さんとしてのラギデュース』でも、ましてや『兵器の所有者としてのラギデュース』でもない…………!
――――――――織守さんやエルメアさんと、一緒に戦うって言ってた…………『お父さんの意志』にこそ!! 私は従うべきなんだッ!!
『お父さんの体を乗っ取ったお前』なんかに、協力する理由は無いッッッッ!!!」
――――――――フン、愚かな……………………それがお前の答えか……!

【少女に突きつけられた要求。それを少女は、毅然とした態度ではねつける】
【その瞬間、男の目が、暗く光った】

――――『黒穿針』!!
「くっ、ゥァァアアアアッッ!!」

【男の体に巻き付いた茨の刺が、鋭く伸びて少女に迫る。それを少女は、サイドステップで回避しようとするが、左の肩を捉えられた】

[ゴォアアッ!!]
「邪魔を、しないで!! ――――『イーグル・フォース』!!」

【更に、周囲を取り巻いていた人型たちが、少女へと殺到する】
【次の瞬間、少女は異形へと姿を変え、空高く飛び上がった】

逃がしたか――――――――――――だが!! お前のマスターたる証のキーは、私の手の中にあるッ!
人としてのレゾンデートルと、兵器としてのレゾンデートルなど、両立できるものではない…………ッ!
その矛盾の前に、お前は崩れ、壊れる事になる……そう遠くない未来にな――――――――――――!!
…………………………………………フフハハハハハハハハハハハハハ!!!
私の元へ来る事を拒んだ報いを…………その身体で!! その命で!! その魂でッッ!! その全てを侵し尽くされるまで、受けるのだなッッッッ!!!
[オォォォォォォ……………………]

【飛び去る少女の姿を見送りながら、手の中にオレンジ色の鍵を弄び、狂気のままに男は哂い叫ぶ】
【荒野に、男の嘲笑と人型たちの呪いに満ちたうめき声が、いつまでも響き渡っていた】

「――――――う、うっ……うぅ……………………お父さん………………
私…………どうしたら、いいの………………?」

【飛び去る鷲は、人知れず少女の声で嗚咽を漏らし、静かに不安と絶望を噛みしめていた】

/絡み不要です
847 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 22:09:12.53 ID:vGQhNsSO
>>842

【瑣末事に目くじらを立てるほど、物騒な性質でもないのだろう。人影は穏やかな調子で】
【くぁ、と欠伸を噛み殺せば、2〜3mほどの距離を置いて立ち止まる】
【しゃらん、慣性に従って、胸元に下がった青水晶のリングネックレスが揺れた】

まあ――其れもあるけど、ちょっと考え事をしてて…な。

【こくりと一つ、首肯。ひらひらと閉じた携帯を振ってみせる】
【それから首を緩く傾げつつ、しばしの思索を挟み――ややあって】
【ああ、と呟いて、得心の行ったような表情を浮かべた】

―――あー……いや。
生憎と物覚えは良い方でね、直ぐ思い出した。

それに、そうそう無差別なコトはしないよ。昔はやんちゃだったけど、な。

【ふ、と。釣られて、口許をごく淡い笑みの形に曲げ】
/つ、吊っちゃ駄目なんです!
/百歩譲って吊るとしても、その時は私も一緒に……orz
848 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:10:45.22 ID:wzfv7Eco
>>844
「それじゃぁね!ばいばい!」
「また、ホテルで会おう!ゴッキゴッキゴッ〜♪」

【軽く会釈をすると、そのまま闇に混じっていった】

いやいや、私とお姉ちゃんが使用する名前ってだけ!
実際には私の看板を操る能力と、お姉さんの鉄を利用する能力で作ったもの!

いや、私が運転するから、隣の何だっけな?
あの小さいバイクみたいなやつに乗ってくれ!

【胸をたたきながら、快く了解する彼女】
849 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:15:04.96 ID:aLBLEZk0
>>845
/まだおります?
850 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:15:39.99 ID:/enK7HAo
>>845
【ざわ、と不意に風が吹く】
【木の枝がさざめきと共にしなり、噴水の水があらぬ方向に跳ねる―――】

―――あなたの方は、捗っているかしら?

【馴れ馴れしい調子の声が響く、誰――いや、シオンなら知っているはずだ、この声を】

【腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が、彼女の座るベンチに向けて歩いてくる】
【胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左人差指には翡翠色の指輪を嵌めており、左腰には1本の刀と細長い袋を携えている】

・・・発言が前後するわね。お久しぶり、シオン

【会話が出来る程度の距離に立ち止まると、翠はシオンの方を向いてそう挨拶する】
【落ち付いた調子の言葉を紡ぐ口は、顔は、何所か憂いを帯びたような、不安定な落ち着きを持っていて―――】
851 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:16:19.42 ID:2YyzUBMo
>>843

おいおい、提案しただけさ…そうしたほうがうまく行くかも、と
現実になってもいいかなあ、と考えたので持ちかけてみたのだ

【と、そこまで告げられて彼女が情報を閲覧しろと言うので手の平を上に向けて待つ】
【するとなにか上からエイのような機械がジンジャーの手のひらにふわりと落ちてクルクル、と平面体の機械が変形していく】
【彼がUSBメモリを引き抜くと…それはノートパソコンに変形する、ジンジャーはその画面を見て】

…なんと、まあ…双葉君が?そいつは一大事じゃあないか…
それに緊急の会合のお知らせ…リーダーを欠いた今、このカンナ君がリーダー代行を務めると言う事でいいらしい

…なんとも、まいったな

【パソコンにもう一度USBメモリをさして空に飛ばすと腕を組み考え込む】
【正義組織のリーダーが倒れる…この状況は非常にまずいだろう】
852 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 22:16:39.37 ID:1dIVi0g0
>>845

【其処に、人影が一つ、近付いて来る】
【恐らくは、最初の目的は『噴水』だったのだろうが―――少女の姿を見るや否や、歩行速度に急激なアクセルが掛かって】

(……断華さんが『機関』嫌いみたいで、本当に良かったぜ…。)
(何であんなコネあんだか知らねぇけど、渡りに船、計算以上に多く買えて助かった…あとは………っ!)

【或る程度の接近が成れば、街灯と言うスポットライトに照らされ、映し出される】
【身の丈は同じくらいなのに、紫苑色の少女とは対照的に、スレンダーなばかりでメリハリの無いシルエット】
【拒絶さえなければ、少女の直ぐ眼の前に現れるであろう―――『彼女』、その正体は】

――――……おっす、シオン。
こんなところで、奇遇だねぇ? 

【墨色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【黒を基調とした制服ブレザーを身に纏い、その校章部に配された、『魔術協会』の紋章が、彼女の所属を黙示している】
【指先から手首までを紅蓮の手袋型ガントレットで覆い、首元には茶色い偽毛のマフラーを巻いていて】
【背負うのは、1メートルほどの戦鎚を想わせる角製鈍器……に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っているらしい】

……――あーっ、月並み過ぎてヤんなる台詞だ。

【『無道 武美』―――紫苑色の瞳に、艶の有る玄の双眸の視線を交錯させ、苦笑を浮かべつ、挨拶の後に語散る】
【だが、視線を下して往くと、その表情は俄かに曇ってしまう筈だ】
【今回は決して、たわわに実る二ツの『大罪』に憤っている訳では無く―――その瞳は、淡い光で宵闇を満たす、端末へ】
【彼女とて、Justiceの一員だ……――何が有ったのか、何が有る予定なのか、識っているのだろう】
853 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:20:12.52 ID:O7akpPAo
>>849-850.852
/え、えっとだな、4人絡みでもしようか……!?
854 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:20:43.28 ID:jeS8Q12o
>>848
な、鳴き声……?

【姿が見えなくなるのを見送れば】

成程、それでホテル名と同じ金剛石の名が。
姉妹合作ですか、いいものなんですね
…能力、ふむ。能力……(む、何か、ひっかかる)

サイドカーですか。
わかりました、では失礼しまして

【ごりごりと左足を引きずって歩き】
【乗り込もうと】
855 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:21:39.78 ID:/enK7HAo
>>853
/4Pとは(ry
/私はいいよ、どの道今日は寝ないし、多分
856 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 22:21:49.98 ID:1dIVi0g0
>>853
/クロスドッグ
/四人絡み承認……腹を決めたです!
857 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 22:22:53.06 ID:uWEDZHso
【路地裏】

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳もゆったりした服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】

ああ、今なら世界に溶けて消えてしまえそうな気がする――
……ううん駄目だ在り来たり。僕はきっと、詩人にはなれないね……

【何故か少しだけしょんぼりしながら、てちてち。歩いていた】
858 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 22:25:04.22 ID:aLBLEZk0
>>853
>>855
>>856
/よし……それじゃあこっちも覚悟を決めて

――――ってて……まいったよ、全く…………
しかし、レイド達、無事なんだろうか…………?

【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年が】
【全身いたるところに包帯を巻き付け、フラフラとした足取りで歩いている】
【そうして、噴水のそばのベンチに腰を落ち着ける――――三者からも、簡単に姿が見える様な位置だ
859 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 22:25:51.72 ID:/qOFxIUo
>>851

……あーら、ら……大変だね本当に
あっちもこっちも何処も彼処も……やれやれ

「……………私は、見て来るつもりでいる
報告書のネタにするのにも丁度良い」

「……三つ目。最後の話題に移る」

【この話題に関しては、見たものが全て】
【自分が得た情報でない、これ以上知っている事もない】
【自分の考えは有るのかも知れないが、語る程のものでもないと判断したか】
【携帯電話を畳んでポケットにしまい、顔を上げた】

「………<Justice>の現状を、聞いた
それについて、私には一つの不安要素が有る」

「ジンジャー・ユースロットに提案する
暫く、野比信太から、拳銃以外の武装を預かる様に、と」

「……………飽く迄、暫くで良いけど」

【最後に持ってきた話題は、急に個人の話題となった】
【だが、話題を出した当人の声は、これが一番真剣味が強い】
860 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:26:42.60 ID:wzfv7Eco
>>854
そうそう・・・!
私とお姉ちゃんの愛と健闘の証だぜ!

【びしっとサムズアップしながら、タバコをポイ捨て】
【なんだが決まっていたりする】

それでは作るか・・・
【看板のボタンを1つ軽く押すと】

≪STANDING BY!! CHANGE!BAICK!≫
【ノリの良い機械音とともに、看板がカイコを乗せたまま変形し始める】

≪CHANG!BAICK! COMPLIT!≫
【するとそこには、バイクにまたがるカイコと】
【銀色のてかてかしたサイドカーに変形した!】

乗れ・・・コックトーン!
861 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:27:13.58 ID:8dQd26Ao
>>840
重量オーバーだから慣性で飛ばないと力が足りないのですわ
おっとと猫ちゃんごめんなさい。よし、付きましたわ
【ゆらゆらと危なっかしく飛行する箒
 そして、着いたは単なる古びたアパートの一室】
ぶっちゃけ、街中って家賃が高すぎですわ。苦情が来ますからあまりこういう話はしたくないですけど……
さて、暫くゆっくりしていくと良いですわよ
【ゼラニウムの香りが漂う、小さいながらも不思議な空気が流れる部屋
 壁には魔法の触媒や怪しげな仮面、呪いの品々。書架には訳の分からない文字で書かれた書物が鎮座しており
 部屋の中央には何やら小さな釜がグツグツと音を立てており……】
……っていけない!シチューの火をかけっぱなしにしていましたわ!何か凄いドロドロの物体が出来てるですわ!
862 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 22:31:00.88 ID:HxIBLnko
>>847

考え事…

【首を傾げながら、復唱した】
【振られた携帯に視線を誘導される】

……それは、前向きなこと? 後ろ向きなこと?

【自分がそうであったために】
【集積情報のことかな、と予感するものの、直接言及はせず】
【不思議な問いを発した】

そっか。
忘れたフリして襲い掛かられても、ちょっと楽しかったかもしれないけど……

まぁいいや。そういうことはリロードにしよう。

【現在進行形で、やんちゃな少女】
【生意気なことを言ってみるものの、覚えていてくれたのは、やはり嬉しいらしい】
【ふふふ、と笑みを深めて】
863 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:33:22.22 ID:4aSaHsSO
/光の中身へー
/護中身ただいま帰宅いたしました
/早速返レス書いて来ます
864 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:40:25.33 ID:4aSaHsSO
>>822
あか・・赤くなんて・・なってないで・・す・・ッ!
【もちろんそんなのはまさに文字通り『真っ赤な嘘』で】
【護は顔を隠す様に伏せる】
865 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:41:18.14 ID:iUPDDMDO
【路地裏】

あーあ…ツマンネ
…キキッ、体乗っ取ったっつってもなぁ、この体な間にもっと面白い事できそうなんだがなぁ
【真っ暗な路地裏、珍しくもない真っ赤な壁】
【そしてこれまた珍しくもないような、物騒な独り言を言う人影】

【黒いパーカー、ファーの着いた紫色のコート】
【一つに結った真っ白な髪が暗闇に目立ち、真っ赤な眼が光っている】
【そして、その右腕は影でも解る異形の形】
【そんな男が首にかけた、蛇のネックレスが月明かりを反射した】

「さあどうでしょう、このまま話が進まずエターなるのもまた一興です」
【その傍らにも、小さな人影が浮かんでいる】
866 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:41:45.38 ID:o/zoO6SO
>>863
/了解しましたー
867 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:43:03.40 ID:o/zoO6SO
>>864
[ダウト]
【トントンと肩を叩きスケッチブックを見せ】

【ニコリと微笑みをする】
868 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:44:03.71 ID:O7akpPAo
>>850

【その声の主は――――……きっと、漂っていた彼女の思考を、傾けるに、十分で
すぐさま表情に浮かんだのは、檸檬色のチューブから零れ落ちた、明るいPablo Honeyの色
けれども、それは、貴女のどこか憂いた言葉に、静かに溶け込んでいく】


――――……お久しぶりです、翠
そして、質問に言葉を返すなら――――……それほど、といったところです


【きっと、普通ならば、この邂逅が――――単なる親しい友人同士の、偶然にも似た出会いなら、もっと彼女もくだけたであろう
しかし、貴女と共に吹く、不協和音にも似た、不意に吹いた風が、彼女の心に、漣を作り
自然と、言葉の調子を、調律していく】

【とくん、と一つはねた水しぶきのような心の音は、喜びの音というには
少し、ノイズを通したように、くぐもって聞こえた】


あ、あの――――……実h――――……


【と、口を開いた彼女の言葉を遮るが如く、再び、聞き覚えの在る旋律が流れ込んできた】

>>852
【その声に引っ張られるように、貴女に――――惹かれるように、彼女の顔が、くいっと、貴女へと振り向いた
思わず漏れた――――ふぁ、っと言った情けないため息のような、ソプラノのスタッカートは
彼女の表情に、ほんのりと赤みを交えて、そして、彼女の思考を真っ白に染めていく】

え、えっと――――……別に、気にしてはいませんが……

【チラリ、と彼女の紫苑色の瞳が、翠へと注がれた
――――……どうしようか、と心に尋ねる――――丁度良い機会である、からして、言うべきなのか
彼女が、今近づいてきた撫子と、付き合っている、ということを】

【今の状況が、きっと、晴れ渡る――――木漏れ日が零れるような陽だまりだったなら、彼女もきっと、躊躇もしなかったろう
しかしながら、今の天気は、快晴といいがたく、不安に空を見上げたくなる、曇天のようで――――……
彼女の思考は、静かに――――パニックへと移行していきそうだ!】


……あっと、ところで武美もこの知らせを聞きましたか?


【取りあえず、心の波を落ち着けようと、自分に言い聞かせるが如く
彼女の手にあった、小型情報端末の対機関連合≠フ会合の知らせを貴女へと提示するだろう
小さな白色の手袋に包まれた、小さな手から少し零れるぐらいの大きさのディスプレイに情報が映っている】

【が、心の乱れは、直ぐに身体に現れるようで、ポロリ、とそれが零れた
あ、といった言葉もつかの間に、ころころ、と端末は転がって――――】

/続くぜ!
869 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:44:26.66 ID:O7akpPAo
/続きー


>>858

【――――……貴方の足元へと、たどり着くだろう】


あ、申し訳御座いません――――……っ!!


【思わず、がたっ、とベンチから立ち上がり、彼女はすぐさま、二人の友人に悪いと思いながらも
貴方の元へと――――正確には、情報端末の元へと、歩みを向けるであろう】

【情報端末は、ディスプレイを表にし、転がっている――――……情報を覗くのは、そこまで難しく無いだろう
だからこそ、か――――もし、貴方が悪い人だったら、と考えると、それを魅せるわけにはいかない
――――見ず知らずの他人を疑う、その心に、僅かにわだかまりを感じながらも、数秒して、貴方の元へとたどり着くであろう】

【そして、チラリと――――……後方に居るであろう、二人に向けて
謝罪の意味も込めた、瞳を向けようとする】

870 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:47:27.63 ID:jeS8Q12o
>>860
【ポイ捨てられた吸殻を左手で拾って】

看…板…って何とっ!
音声の発音が若干アレなのはさておいて凄い力だ…!
不足分の質量はどこから…いや、もともと格納されていt…
はっ

【ココロくすぐる変形ギミック】
【興味は尽きないが今はそうする時ではない、と咳払いひとつし】

では…失礼!

【ずっしり乗り込む】
871 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 22:50:09.35 ID:uWEDZHso
>>865

……、どくが、さん?

【良く言うなら、鈴のような/悪く言うなら、蚊の鳴くような】
【ちいさいちいさい声――疑念を小匙一杯ほどに孕んだ声が、そちらへ向けられる】

何……え、なに、してるんです?

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

【ついこの間、「居候」という関係に落ち着いた――その少女が。首を傾げながら、そちらを見ていたのだ】
872 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:50:42.57 ID:2YyzUBMo
>>859

【ふー、とため息をつくと】

…もしよければ…だが、私も見て行きたいな
六王教団に正式に加入するなら同盟者として改めて結びつきの強い仲間となるわけだからな
だから…正直心配だ、私は

【何かその場に行って助けになれれば、女性の危機でもないのにそこまで肩入れする辺り…やはり彼は基本根はいい奴なのかもしれない】
【そして告げられる最後の話題、彼に告げたのは…ノビタの銃以外の武装解除…!?】

…なんと、何を聞かされるかと思ったら…最後の最後でなんかとんでもない事言ってくれるな
ノビタ君から銃以外を武装解除するのか?何のために?
…どこまで解除するんだ?特殊弾とかはそのまま使用させるのか?

拳銃以外って事は、『スカルメッキ』『クライシスナックル』『ホッパーブーツ』とかをか
理由が分からない、ちゃんとした理由を聞かなくては…多分ノビタ君も納得しない

【真剣味の強い声に、多分思い付きではないと思ったジンジャーは詳しい事情を聞こうとする】
873 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:52:28.07 ID:4aSaHsSO
>>867

うぅ・・今日の光さんは何だか意地悪ですぅ・・・
【スケッチを見てそう呟く】
874 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:52:59.10 ID:2YyzUBMo
/『スカルメット』に訂正…
875 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:55:44.14 ID:o/zoO6SO
>>873
[いえ、いつも通りです]
【キリッ】

[そういえば…海里さんから護に渡してと頼まれた物が]
【そう見せながらガサガサとリュックサックを地面に降ろしあさり】

【光中=サバト中=海里中=銀子中】
876 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 22:57:28.74 ID:wzfv7Eco
>>870
これはあれだぞ!我らがフレンドリー姉妹に伝わる
"ダイヤモンドダスキン鉱石"を素材にしてるんだぜ!
フレンドリー姉妹のどちらかが触れることによって、ある程度変更が利くんだぜ!

【なんとなく自慢げに話す彼女】
【そういいながら、2、3回空ぶかしを行い】

じゃぁ行くぜ!飛ばすから
コックトーンが飛ばされないように、しっかり掴まってろよ!
【≪READY・・・・GO!≫という機械音とともに】
【すばらしい速さで看板製バイクが走り出した】

【キンクリ?】
877 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 22:57:43.30 ID:iUPDDMDO
>>871
【少女の声が、まるで耳元を飛ぶ虫の羽音のように微かに、耳に入る】
【その声を聞けば、彼はニヤリとそりゃもう悪役そのまんまな笑みを浮かべて、少女に顔を向けた】

いよう、てめぇこそなぁにやってんだぁ、こんな所で?
キヒヒ、キヒャヒャヒャヒャヒャ!!
【笑いながら蛇のように舌をベロリと出す、普段の彼は余りそうしないので解らないが、意外と舌は長い様に見える】
【それよりもまず、明らかに雰囲気が違う】
【以前はただ怠そうに、そんな無気力な負が滲み出ていただけ】
【だが今は、無気力と言うよりは真逆、狂気が見え隠れするような、負のオーラを惜し気もなく吐き出している】
【…彼は、本当に少女の知っている男なのか?】
878 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 23:01:21.67 ID:vGQhNsSO
>>862

そう、考え事。

――……どうだろう。両方だろうな、恐らくは……。

【携帯を左の掌ごとポケットに仕舞い込むと、肯定し】
【思案の内容は概ね少女の予感通り、集積情報についての事】
【どちらが前向きで、どちらが後ろ向きかは――言うまでも、無いだろうが】

ああ……一年早かったら、そういう目も有ったかもな。
若しくは、お前が機関≠竄迚スやらに所属してたり、オレがそういう°C分だったりしたら。

……だな。さておき、変わり無いか?

【対して涼しい口調で答え、些かに物騒な冗句を添えて】
【物騒な性格は相変わらず。然れど、「縁」を重んじる櫻の生まれ故か】
【思わぬ再会に、此方もどことなく楽しげでは有る】
879 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 23:02:30.28 ID:/qOFxIUo
>>872

「………出席するならば、貴方ではなく彼が良い
自分と同じ立場になる人間が、どの程度のものか
それを、自分の目で確かめさせたい
勿論、貴方も来る事に異論は刺し挟まないけれど……」

「………此処からは、相当に毒舌を混ぜる
出来る限り、心を落ちつけて聞いて欲しい」

【組んでいた足を解いて、両手を膝の上で重ねて】
【一度、肺の中の息を全て吐き出し、新鮮な酸素と交換した】

……これは、私も幾らか賛同してるんだけど
流石に、此処まで極端な事を考えるのは、これだけだよ……

「極端極論上等。まず、考えて欲しい。私も彼女も、貴方も。今この瞬間、誰かが襲ってきたとして
おそらくは、平常の八割以上の力で戦う事が出来ると思う。だけど、彼にはそれが無い。その時々に応じて、重武装
そうしなければ、戦闘力を発揮する事が出来ない、と私は、大会などを見て考えている」

「<Justice>の現状を聞いた。リーダーに負担が一方的に掛かる現状を改善する為、複数人でサポートする
そういう組織形態に移行しようとしている最中、そして彼もそのサポートの一人だ、と
実績に関して、全く異論は無い」

【此処で、『実績』という言葉だけ、妙に強調し】
【重ねていた手の指を、一本一本絡ませ始めた】

「………だけど、彼には……性格的な面で、非常に不安が残る
具体的に言うなら。彼は、仲間にすら劣等感を抱き、その為本当の意味で信用をしていない様に感じる
これは、私が接触した時の雰囲気、並びに彼女から聞いた彼の言動を解釈しての感想
そして、不信感は思った以上に相手に伝わり、さらなる不信感を生む」

「……………此処まで、或る程度近くに居る貴方なら、気付いていたかも知れないけど」

【そして、一度言葉を切る。此処までを認識させて、其処から次の答えを導き出す為】
【自分が気付けたなら、もっと近くに居る人間もきっと気付いている筈と期待して】
880 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 23:02:35.25 ID:uWEDZHso
>>877

わ、たし、は。近道、しようとして、路地裏を――

【通り抜けようと、したんです。と】
【そこまで言う、その前に。唇が強張ってしまう】

……え、と、毒牙さん、どう、されたんです。
ハッピーになるおクスリでも、キめられたんです? ……それは、ないか。

【ぎち、】
【自分の身体の一部なのに、どうも口が上手く動かない。然しそれを捩じ伏せて】

…………あなたは、誰?

【くっと空気の塊を呑みこんで、問うた】
881 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 23:05:28.69 ID:QUcnBUs0
【路地裏】

……、どこに居るの?

【路地裏のどこか、僅か開け、月光によってある程度の明るさのある場所】
【そこに、座り込む人影が、ひとつ】

【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、少女】

どこに、居るの……。

【目元に涙をいっぱい溜めて、俯いた地面にあるのは】
【鞘に収められた、一振りの刀。ぎゅうっと握り締めて】

【もしも近くを通ったならば、すすり泣く声やりんりんと鳴る鈴の音が聞こえるかもしれず】
【ちょっぴりホラー風味なのが難点と言えば難点、のような】
882 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:05:46.80 ID:/enK7HAo
>>852>>858>>868
【横合いにシオンに対してかかる声―――反射的に首を向け、そちらの人物を確認する】
【確認して――微妙な表情になる】

…こんばんわ、今日は冷えるわね

【ミニスカートドレスというそれこそ寒そうな衣服に似合わぬ挨拶をして――内心で舌打ちをする】
【ティナから聞いたことがある「ブブゼラの少女」――恐らくは彼女のことだろう】
【彼女の話では、ブブゼラ少女――えーと、たけみん?は、≪R.I.P.≫の襲撃に交戦したという、それにシオンと知り合いであること――
恐らく確実に、正義連中の関係者なのだろうな、と気付き――自身が機関所属であることに気取られない様に、うっすら警戒する】
【…ところで、武美を見たとき、一瞬だが、確実に視線がその胸周りで固定された――翠のまわりでは(お察し下さい)】

ええ、こんばんわ
進んでない?そちらもやっぱり楽じゃないわよね

【武美を確認した後、シオンの方を向き直り、腕組みなどしながら言葉を紡ぐ】
【「彼女は、私を、知っている」――この状況は言ってみれば、シオンに自分の命を握られたに等しい】
【丁度此方にも「後ろ備え」はあるものの――正義組織の人間二人に一度に襲撃されれば無事な保証などありはしない】
【武美と話しているシオンを見て、どうしたものか、と考え――ふと、シオンの手からこぼれた携帯端末に視線が移る】

(・・・なに、あれ)

【そこにいるのは、包帯まみれの青年――超、怪しい】
【突っ込みを入れたい気持ちが翠を覆うが――駄目だ、落ち付け。下手に騒いで変な印象を持たれるのは不都合だ】
【そんな感じで、青年の足元に転がった端末を追うシオンに視線を向ける
――と、シオンが返してきた視線に、こちらも視線だけで気にしていない胸を伝える】

【――多分、この場の面々はその時のシオンに気を取られて気付かないだろうが】
【翠は少しの間、組んだ左腕を解き、それを背中に回し――何かを制するように、後ろ手を開いた】






883 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:07:31.80 ID:jeS8Q12o
>>876
血脈による力…魔術でなくともあるのですね
しかし凄い…最早ある程度とは謙遜に過ぎますよ

ええ…ですが出来ればなるべく安全運転でお願いしますね

【取っ手など掴めば】
【ばさり、と布を巻き付けなおして】


/結果だけが残るッ
884 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:07:45.85 ID:4aSaHsSO
>>875
もぅ・・・

愛野さんから・・?何でしょうか?
【リュックを探る光を見ながらそう呟く】
885 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:10:12.60 ID:iUPDDMDO
>>880
キキッ、クスリキメてるんならまぁだよかったかもなぁ
だが、それじゃあ間違いだ
【形の違う、一回り大きな右腕を見せ付けるようにしながら言った】
【月明かりに照らされた右腕は紫色をしていて…紫色の鱗に覆われて、鋭い爪が生えている】
【肩にあたる部分には、逆鱗とも言うべき巨大な鱗が生えている】

俺様が誰か?そうだなぁ、教えてやってもいいぜぇ
【ニヤニヤと、不気味な笑みを浮かべながら、動き出す】
【ゆっくりと獲物に這い寄る蛇のように、カゲツに歩み寄っていく】

―――でも教えてやんねえぇ!!だって俺様邪道だからああぁぁ!!?
【次の瞬間、右腕を振りかぶりながらカゲツへと駆け出した】

「………………」
【メイドは静かに、一部始終を傍観している】
【まるで助ける気はないかのように、ただ眺めている】
886 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 23:11:25.77 ID:1dIVi0g0
>>850 >>882 (翠)

…こんばんは。
(胸の脂肪分よこせ、半分でいい、つーかその眼はなんだ頭がい骨ブッ潰すぞ、脳味噌スプリンクラー決めっぞオら……あ、いけね)

【吹き荒んだ『旋風』―――顔を舐められる様な感覚、耳に絡み付く軋み、身の横を掠めていく水、不意の寒気】
【(首の絞め痕を隠す意味合いが強い)ガラでも無いマフラーを装着していて、心底良かったと、思ったりもして】
【そして、次には声が―――些かばかり状況理解に惑いつつも、恋人の前なのも有って、取り乱さぬ『武美』を作る】
【現れた少女に対して、微細な雑念を思考の海に垂らしながら、条件反射的に挨拶を返してから】

(…なぁ、あの人……誰だい?)

【シオンに対して『だけ』聞こえるように、特技改め能力で指向性を持たせた声音を、()内の台詞として、呟いた】
【唇の動きは、もぞもぞと蠢く程度の『最小限』―――其れでも、確かに、シオンの頭の中に届いてくれるであろう、不思議な声だ】

>>858 >>868->>869 (シオン&東)

(……ん、誰、だ―――……って)
(………こんな夜中に、あんボロボロでほっつき歩くか…?)

【そして、ふとした拍子に飛び込んでくるのは―――余りにも『斬新』な衣装をまとった、青年の姿】
【だが、今の武美にとって…(戦士である武美にとって)…最も眼を惹いたモノは、青年の身体の負傷度合いであった】
【この世界の夜は、天魔外道が嗤う危険地帯、『協会』ですら例外には成らない時代―――なのに、彼は、今『此処』で、あの状態だ】
【武美は、何度か向こうに眼を向け、踏み出したげにそわそわと足を前後させるが―――周囲の状況が分からない以上、まだ動く事が出来ない】
【赤茶色の髪の毛の女性も、或いは満身創痍の青年も、歓迎すべき来訪者か否か、まだ知らないのだから…。】


勿論、頭から尻尾まで、話は確認してら、大丈夫さ、ね……っ!

【嗚呼愛しいシオン、三角形は一店を欠けば、図形では無く只の直線に成り果てる】
【鳥は片翼を失えば、蒼穹を駆ける力を失って―――……兎に角、シオンと吟雪は、武美にとって半身と呼べる程大事な存在だ】
【そんな彼女の心を落ち着けよう、と言う想いも有って、自分自身潮騒めいた混乱を孕みつつも、確りと答える】
【――――……そのハズ、だったのに】
【小石の様に転がって、玩具の様に跳ね回る端末を眼にすれば、吊られて言葉が途切れる】【こんな自分は、余り好きになれない】

……ぁー、何て複雑怪奇なッ。

【『端末』―――そう、其れは、世界を覆う光と闇の激突、その青写真が刻まれる存在】
【薄らな自己嫌悪に冷えた思考のおかげで、皮肉にもふっ、と吾に帰った彼女は、シオンを追って疾駆を始めた】
【若しも何事も無ければ、可及的速やかに利き手である左で端末を拾い上げ、折り畳み式であれば、一度閉じてしまってから】
【中に小鳥でも入っているかのように、そっとシオンに手渡そうと試みるだろう】
【その間に情報を網膜にとらえる事が出来るかは、正しく青年次第、と言ったところか―――】

…ところで、あんたも大丈夫かい?
この広場だって、テロられた前例はあらぁ……治癒魔術とか、病院とか、手配できるぜ?

【そして、端末を拾う事に成功してもしなくても、彼女は、今度は青年へと凛とした黒い瞳を向けて】
【手短に、そして何時もの粗野な口調で、では有るが―――確かな心配を滲ませて、ひとつ問うだろう】
887 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:14:23.71 ID:o/zoO6SO
>>884
[海里さんが銀子さんに護の話をしたらしく]
[銀子さんが護に『鍛練用にコレを渡せさぁ』と]
【そう言いながら取り出すは日本刀】

【……だが見た目と違いかなり重い。更に刃はなく斬れないようなっているがかなり硬い】

      クロガネ
【《重刀・『黒 鉄』》】【かなり重いため鍛練用の刀だが、鈍器として使えるだろう】

【刀を降る時のブレや刀を降る速さなどなどを鍛えるのに便利かも】
888 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:15:31.00 ID:wzfv7Eco
>>883
ひゃはっ!それじゃぁ安全にしないとなっ!!
【そういいながらジャンプをしたり】
【途中の坂でカックバックドロップリターンを決めたり・・・】

【なんやかんやで到着したのは繁華街】
【バイクの左にある建物は、5階建ての小さなホテル】
【ホテルとつながれた看板は「HOTEL ダイヤモンド☆ダスキン」と上下さかさまに掛けられて】
【全体的に青色のイメージがあるホテルだった】

・・・・ついたぜ!

【コックトーンを振り向きながら答える】
889 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:16:47.40 ID:Yw7Q8sAO
【路地裏】

【クリスマスが近付いてきた】
【ある者は幸せに、またある者は不幸に】
【そんな気分になるクリスマスが近付いて来たが】

んと……えりゅのごはん、みつかんないね……

【現在路地裏で、えりゅ、なる物のご飯を探す子供】
【彼にとってクリスマスはどうなんだろうか】

【しばらく髪を切っていないのか、少し長めの黒髪】
【少しこの時期にはしては薄い、胸にデフォルメされた羽のイラストがある空色のシャツ】
【下にはパジャマのズボンを履いていて、なかなか変わった格好だ】

【最も、見る限り六歳程の可愛らしい顔付きの男の子が路地裏を歩いてるのも】
【かなり変わっている事なのだが】
890 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 23:18:17.55 ID:uWEDZHso
>>885

ひ、

【今度こそ、全身が強張った】
【無意識に後ろに二・三歩、下がって――下がったところでどうにもならないのに】

(――――ど、うしようどうしようどうしよう……かたな、刀を――!)

【右の掌をめいっぱい広げて。自らの獲物を生み落とそうと――】

 【――ず、ずるる】
 【少女の獲物の、致命的な欠点――「顕現するまでに、時間がかかる」!】

……あ、あ――――!

【彼が、走ってきた/刃は未だ、頭しか姿を見せず】
【ひどく狼狽した視線が一瞬だけ、ヨミに縋るように向けられて/漸く刃の中腹が姿を見せて】

――――、ッ!!

【た・た・た、と。後ろへ後ろへ逃げる逃げる逃げる】
【灰青の瞳は、見開かれたまま引き攣った】
891 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 23:19:43.23 ID:aLBLEZk0
>>869

あ……おおっとっと……

【紫苑色の髪をした少女が落とした携帯端末を目で追いかけ、思わず手を伸ばす】
【人が落としたものを拾って渡す。それは不自然でもなんでもない行為だ――――しかし】

おぅ……ほれ――――――――対機関、連合=c…?

【右手で拾い上げ、少女に差し出す青年】
【だがその瞬間、その目線はディスプレイに表示されていた文字列の一部を、読みとっていた】
【しかし、あくまで一部だ。その単語を、もちろん青年は知っていたが、それがそういう脈絡から導き出されたのか】
【それは、青年の理解の及ぶところではなかった】

――――っ、いっててて…………

【――――ところでこの青年、少女が端末を受け取るまで差し出していると言うのもどうやら負担らしく、顔をわずかに歪める】
【全身に巻き付けられた包帯を見れば、その満身創痍の状況は見てとれるだろうか】

>>882

…………最初に釈明させてくれよ?
俺は怪我人であって、決して変人じゃないってな……?

【翡翠色の指輪をはめた少女を見た時、何かを察知したのか、何の脈絡もなくそんな一言を投げかける青年】
【確かに、包帯の印象が人相の記憶を阻害しかねない程に全身が包帯まみれなのは、怪しくも見えるだろうが】
【青年とて、好きでこの様な格好をしている訳ではない。自分に向けられた奇異の視線を感じ取ったのか、青年はそれを強調した】

【――――まぁ、変人とは言わないまでも、相当の『変わり者』である事は、弁明の余地は無いのだが…………】

>>886

…………お、おい、なんだよ……?

【――――残念ながら、青年は既に端末を拾い上げていた】
【その為、駆け寄ってくる紅蓮のガントレットをした少女に、多少驚いたと言う様な視線を向ける青年】

あ……あぁ、ありがたいんだけどよ…………正に俺、病院から逃げてきたところなんだ
感じ悪い病院でな。なんか見張られてるような視線を感じて、うっとうしてくよ?
しょうがないから、入院の勧めを断って、治療だけ受けてさっさと出てきたんだ

【なんと、図太くも青年は、全身に傷を負いながら病院に居る事をよしとしなかったという】
【なるほど、それならばこの姿で外をうろついているのも分からない事は無いのだが、それは決してほめられた事ではないだろう】

そうだ…………あんた、『レイド=E=ヴェイス』って、知ってるか?

【唐突に、青年はガントレットの少女に、人名を上げて質問をする】
【――――あるいは、記憶にあるかもしれない。その名前は何度か、集積情報に乗せられた事のある名前だ】
892 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/03(金) 23:22:22.74 ID:HxIBLnko
>>878

【「両方かー」と心の中で復唱する】
【それなら、自分と同じ部分は半分だ】

……どう動いたら、役に立てるだろう
誰の役に立つべきだろう


……私は、そればっかり考えてた
結局は、明日なんだけど……

――大勢ヒトが集まる所って、私苦手

【対機関連合に加入したことは集積情報に載っている為、隠し立てする事もない】
【俄かに深刻な表情をしていたかと思えば】
【最後には快活に微笑んで、苦手なものの話に摩り替えた】


変わりがない、といえば嘘になるかな
それでも、別段あなたの興味を引けるような変化はないし――

――そういう朔夜は
オシャレにでも目覚めたの?
前はソレ、付けてなかったように見えるけど?

【意外そうな、不思議そうな顔をして】
【青水晶のリングネックレスを手で指した】
893 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:24:40.89 ID:iUPDDMDO
>>890
【目の前で少女が逃げ出す、だからと言って特に行動は変えない】
【走りながら、振りかぶった右腕を振り、突き出す】

キヒヒヒヒヒ!!おいおいどうしたよ!?
恩人の意外な一面でも見てビビったかぁ!!?
【突き出した腕が、伸びる】
【しなやかに長く、蛇の胴体のようにうねりながら少女へと爪が向かっていく】
【毒液が滴る爪が刺されば、軽い傷でも激痛が体を襲うだろう】

【その紅い眼は、以前と同じ物だがまったく違う】
【半開きだった眼はこれでもかと見開かれ、縦に割れた瞳孔が獲物を狂気の視界に収めている】
894 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:26:49.15 ID:4aSaHsSO
>>887
あ・・っ!わざわざ有り難うございます。
【と刀を受け取るが】

――――重っ・・?!
【一瞬よろける】
895 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:28:23.55 ID:jeS8Q12o
>>888
【それは激走であった】
【銀のバイクはその見た目に違わぬ超性能を発揮したのか】
【はたまたカイコの腕か】
【さておいて素晴らしいドラテクだったのだろう】
【その全てが初めてであった】
【その結果はここに帰結する】

…きゅう

【即ち、漫画的ぐるぐる目で意識がトんでいた】
896 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:30:22.38 ID:Kajp/wYo
>>889

んぁ………くッそ、だりぃ………なぁああ…!

【夜の路地裏、ポツンと申し訳程度に設置された裸電球の灯りの下】
【クリスマスの雰囲気も台無しな気怠い声を上げたのは、】

そろそろ寒くなってきたしなァ……本格的に寝る場所探すのも大変になってきたな、ヒヒッ……!

【整えていない茶髪を肩まで伸ばした、長身の女性】
【路地裏のダストボックスに腰掛け、だらしなく壁に背中を預けている】

【寒いという割には薄手の白いカッターシャツ、下はジーンズという軽装】
【かけられた似合わないメガネが街灯の光を反射して白く光っている】


…………んぅ?

【薄暗い路地の先、かすかな足音を捉え耳を澄ます】
【小さな少年の姿を視認するのに、そう苦労はいらないだろう】
【同時に少年の目にも女性が映るはずだ】 


/まだいらっしゃいますか?
897 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:31:51.48 ID:2YyzUBMo
>>879

…おっと、そうか…ではノビタ君を呼ぶのもいいな
それで?ノビタ君君に鼓膜を破られた時の事がトラウマになっているらしくって
それだけでもう取りつく島もない判断をされそうだ

【今すぐ誰かが襲ってきたとして無論立ち向かう事はたやすい、そのための自分の戦闘技能なのだから】
【だがノビタは未熟なのは確か、彼が唯一非凡なのは拳銃の早撃ちのみ、そして能力の素質が本当に彼の中に眠っていなかったのだから】
【この世界に多数来る者たちは大抵なんらかの能力の素質を持っている者が多いらしいが…彼にそんな物はない、その事に確かに劣等感を覚えていた】
【まず、ジンジャーはノビタの事をフォローするためにサポートうんぬんについての彼の想いを伝えておく事にする】

…用はアレだ、ノビタ君には調和性が足りないからサポートを担当させるにはあまりに不安すぎると?
彼、織守君に相当恩を感じていて心の底から彼女に協力したいと思っている、そこは本心だと信じてやってくれよ?
だがそうだな…ああ、彼の言動にはいくつか劣等感から来る物も多くみられる、別に仲間だけじゃあない
…なんらかの異能の力を持つ者にはよくそういう反応を見せていた

【ふと、上を向いてかつての事を思い出すかのように思考をめぐらす】
【思い出すのは…常にとてつもない風が吹き出してくる洞窟から二人の少年が飛び出して自分にぶつかってきたあの日】

――気がつくどころか4年半前日本からドラ君と一緒に飛ばされてきたまさにその瞬間私と出会った頃
旅の最初のころなんかその劣等感やネガティブ発言を隠そうともしなかったよ…自分を何らかの術で調べてもらった時
自分は他の飛ばされてきた日本の能力者と違って異能の力は眠っていないと分かってしまった時などもっとひどかったくらいさ

【うーん、と苦しいほどに思考を巡らせ続け、そこでなにかふと思いついたように思う事を呟いていた】

…逆にここまでくるとどうやってドラ君は彼と無二の親友になったのかが知りたくなってくる、生まれついての能力者でルックスもいい
劣等感に苛まれた人間はまさに突き放すだろうな、そんななかあれほど強く友情を結びつけたのは…何があったのか

まあ、つい最近にも揉めてはいたみたいだったがな…何か女性がらみで
【とにかく、彼も気がついてはいた、ノビタの中に眠る不信感に】
【続きを聞かせてくれ、と彼は間を取って次の言葉を促した】
898 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:33:32.23 ID:o/zoO6SO
>>894
[何kgあるかわかりませんが]
[鍛練用の刀…重刀・『黒鉄』です]
[刃はなく斬れはしませんが、硬く重いです]
【そう説明しリュックサックを背負う】

【それを背負ってたひかりんは……】
899 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 23:34:19.94 ID:uWEDZHso
>>893

っ、っ、

【半ば喘ぐように/見開いた目に涙が滲んで/刃を産み落とす腕を、狂ったように振る】
【「ビビったか」と言われれば、素直に「はい」と答えられる。怖いのだ、豹変した彼が振りかざす暴力が】

――――あ、ぁうッ!?

【漸く柄を握ることが出来た刀を前に持ってきて、爪を受け止めようとし――この判断は確実に不正解。何故なら少女は、あまりにも非力】
【吹き飛ばされて、脇腹に一本。赤い線が引かれる――痛い、痛い痛い!】

……けほ、っう……

【ごろごろと地面を転がって、それでもなんとか膝をつき直して。腹を押さえながら体勢を整える】
【暴力が怖かった、でもそれよりも、】

か、……えして、くださいよ……毒牙さんを、かえして!

【恩人である彼が消えてしまうことの方が、もっと怖かった】
【刀を握り直して、叫ぶ】
900 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:34:46.13 ID:wzfv7Eco
>>895
【その隣で目を回している男】
【意識があさってに行きかけているその男】
【カイコは何を思ったか、はたまた何も考えていないのか】

ふぅ〜!

【とりあえず、走っている途中に吸い出した二本目のタバコの煙を顔にかけ】
【間髪いれずにお次の手】

起きろーっ!コックトーン!朝だぞ!

【体をゆすろうと、両手を伸ばす】
901 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:37:29.50 ID:O7akpPAo
>>882

【言うまでも無く、この場で一番厚着をしているのは彼女である
当然ながら、貴女の言葉には――――批判の余地など無く、寸刻の間も置かず、ええと答える】


確かに今年の冬の冷え込みは厳しいですね
……ついつい、家事をサボって、ごろごろしてしまいます

――――……翠には魅せたくない姿ですねー……


【小さくほっぺたを掻いて、恥ずかしげに、きゅぅと紅く染めて――――……
瞼を軽く閉じ、瞳を隠して――――……貴女へと、苦笑を向けた】

【言葉の後に、彼女は――――……包帯に包まれた彼へと歩き
――――……そして、交錯する視線に、幾重にも溶け込まれた思いを注いで】

【こくん、と貴女の気持ちを、言葉を、寸分狂い無く飲み込んで
彼女の表情が――――……そっと、微笑へと、変化する】

【有難う御座います、と言葉には出さないものの、きっと――――それを汲み取るには十分なほど
私と貴女は、付き合ってきた筈である】

>>886

【脳裏に響く、貴女の声に一瞬、驚いたように――――……心が揺れるものの
静かに揺れ動く、整った顔たちは、まるで凪が支配する湖が如く、震えることなく、静かに思考をめぐらす】

っ――――……それを聞いて安心しました
きっと参加しないといけないんでしょうが……何より、その……見知った人物がいないと、やはり、心細かったので
――――……随分と、勝手かもしれませんが、一緒に参加していただけませんか?

貴女と過ごせるなら、針のむしろであろうと、いくらでも受け入れられます


【ふわり、と揺らめいた紫苑は――――……可憐な芳香を零して
微笑みはくっきりと、月光と街光に照らされて、貴女だけに注がれた】

【そして、端末を取りに来た貴女に――――直ぐ側にいるであろう貴女に】


蛍川 翠 ℃рフ大切な友人ですよ、ですから、あまり肩の力を入れずに
私の友人なんですから、素晴らしい人物だって、分かってくれるでしょう?


【悪戯っ子のように微笑む彼女は、パレットに零されたばかりの純色のように、陰りの無い心を
そっと、クリスタルの表情にすかして見せているようで――――……】
902 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:38:25.52 ID:O7akpPAo

>>891

【――――……寸刻に、その言葉と同時に奔った思考は
二人の友人に出会えた喜びに傾く心と同じくらい、逆方向へと傾いた】


ええ、対機関連合≠ナす――――……ご存知でしたか?


【彼女から見てみれば彼はUnknown=\―――黒か白か、依然として灰色のままであり
僅かながらの注意は――――申し訳ないと思いつつも、張り巡らせている】

【すっと、手を伸ばし、感謝の言葉と共に、端末を受け取り、ダッフルコートの内側へとしまいこむと
彼の、苦しげな声が漏れる様子に、思わず――――言葉が零れた】


それでも、その姿で歩き回るのは感心しませんね
――――ただでさえ、最近治安が悪いですし……


【心配なのか、そっと、表情を――――……心配そうに、陰りが加えられ
唇へと、手袋に包まれた右手を沈み込めると――――……聞き覚え≠フある言葉が、聞こえた
思わず、反応してしまう――――でも、彼女が口を出せるわけでもなく
静かにその場に立ち尽くし、翠へと、視線を向けるだろう】

【――――……もう少し、喜ぶべきなのだ、この偶然の邂逅を、話したいこともやまほどある
近くに来てくれたら嬉しい、といった、思いを込めて】
903 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:39:13.54 ID:Yw7Q8sAO
/まだいるで御座る

>>896

【離れていても、少しだけ聞こえた声に】
【普通の人なら、何かヤバそうなのがいるーとか何とか思うかも知れない】
【そもそも、普通ならこんな場所に立ち寄らないが】

あ、おねーさん?

【彼女の姿を見つけるなり、とてとて、と小走りにそちらに近付いてきた】
【腕を少し後ろにやって走る姿は、なかなか可愛らしいかも知れない】
904 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:41:33.41 ID:4aSaHsSO
>>898
     クロガネ
《重刀・『黒 鉄』》・・・・

ていうか・・光さん、いつ会うか分からない僕の為に今までそんな重いものリュックサックにいれてたんですか・・・?
【ふと冷静に突っ込む】
905 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:43:49.96 ID:iUPDDMDO
>>899
【伸びた腕がシュルシュルと戻り、腕の長さは元の長さに】
【カゲツが膝を着いたのを見れば走りは余裕のある歩みへと変化、ゆっくりとカゲツへと歩いていく】
【寧ろ、走ってくるよりも不気味かもしれない】

返して?返してだぁ?
【ベロリ、爪の先に着いたカゲツの血を舐め取って、紅い眼が嬉しそうに形を変える】

キヒヒヒヒヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
返せって言われてハイそうですかと返す訳ねぇだろ!!ばっかじゃねえの!!?
…それになぁ、可愛そうだから教えてやるよ
【大きな右手で頭を覆うように宛てて、嘲笑うように、楽しそうに】
【笑みを浮かべて、カゲツを見据えて、話を続ける】

あいつならなぁ!!もう俺様の中に沈んでんよ!!
腹ん中でぐっすり眠って!!もう起きねぇだろうなぁ!!キヒヒヒヒヒヒ!!
【どうでもいい話だが、背後に見える月は、真ん丸い満月だった】
906 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:44:15.65 ID:o/zoO6SO
>>904
[何言ってるんですか]
【笑いながら】

[私とサバトに持たされました]
【……………】
【海里…お前は持たないのかい!!つうか二本あるんかい!!】
907 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:46:55.12 ID:Kajp/wYo
>>903

ん? ……………何だい、坊や。
ヒヒッ、こんな時間にお外歩いてちゃ危ないぜ?

【首をかくんと傾げ、少年の方を見ると】
【へらりと笑いながら模範通りに声をかける】

(………………………)

(……見つからない、とか何とか。言ってたかなァ?)

なんだ、何か探してんのかい?

【どうやら断片的にしか聞き取れていなかったようだ】
908 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:48:06.19 ID:yCd1uOM0
>>861
おー…なんだかいかにも魔女の館って雰囲気ですね…
(なるほど、魔法使い物って言うのも良いかもしれないな…)
ってえ? 鍋火にかけっぱなしだったんですか!?
(火にかけっぱなしのシチュー…魔法使いの家のシチュー…
なんか怪しい雰囲気ですね… 魔物が出てきたりして…)
【妄想を“シチューから魔物が出る”とまとめてしまったため】
【シチューの中からなんかドロドロした魔物が出てくる】
うわっ!? 出たぁ!
ちょ、貴方なんてもん作ってんですか!?
【こいつの能力のせいであるが、そのことは分かってない】
うわぁぁあ! 悪霊退散!
【パニックになりかけてる】
909 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:50:16.62 ID:jeS8Q12o
>>900

…ごほぁっ!?何をする爺さm…はっ!?
お、俺は何を…?あ、朝!?おはようございmげほっごはっ!?煙が!?

【手が触れる前に煙がきいたか】
【急激な反応で起きた。被りなおしていた布が脱げ】
【そのまま目をぱちくりと開けば】

ん…む?おぉ
【ぐるりと周りを見て】
到着ですか。……むむ、寝てしまっていましたか?すみません

910 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:50:20.47 ID:/enK7HAo
>>886
・・・貧乳はステータスだ、希少価値だって誰かが言ってたわね

【※人の思考を推察、盗撮するのはやめましょう】
【…いや、ティナから胸がコンプレックスっぽい話までは聞いていて、それと武美自身の調子からそれを読みとった――言葉の裏というやつだ】
【殺し合いに生きてきた翠は平静を装う彼女の視線に隠れた僅かな殺意じみた想念を敏感に捉え、増幅し―――ここで翠は失策に気付く】
【・・・どう見ても読み過ぎだ。ここまで唐突な斬り返しだと流石に疑われるか――
単なる自意識過剰な高慢ちきで誤魔化せるか?ティナの名前を出せば凌げるか?…どうだろう】
【ちなみに翠の発言に置いて、「貧乳は〜」といったのはティナだったというオチだったりする】

【それから、端末を取りに走る様を見て、「ああ、こいつは善人の側だな――」と心中で確信したとかなんとか】

>>891
自己紹介で「変じゃない」と釈明することほど変なこともなかなか無い気がするけど?

【自己弁護を始めた青年に対して、そう言い放つ翠――その顔には何か悪戯っぽい(悪い)微笑がうかんでいる】
【しかし腕を組んでそちらを見たこの女、腰に日本刀など携えている辺りは、彼女も決して「普通」ではないとわかるだろう――】

>>901
・・・私も、最近家事は任せっきりねぇ・・・
いやはや、本当に急に冷えたわねー

【他愛も無い言葉を返す――それから、僅かな時間、思いを巡らせる―――】
【――やはり、シオンは優しい。翠は、彼女の言葉の端端から、それを感じていた】
【正義を名乗り、悪と刃を交える立場にいながら―――――・・・そこで、思考が暗転する】

【・・・ならば、私はどうだ――?】
【かつて彼女は優しさに甘え、その内の狂気に堕とされ――――自らを維持するために、他人に刃を向けることを選んだ】
【翠とシオンは、恐らく致命的な何所かですれ違っているのだろう――それでもなお、翠はシオンを手放せずにいて】

【シオンは武美に、翠のことを"親友"と紹介する―――本当にそれでいいのだろうか】
【別にそれ以上を望んでいるという話ではない――だが、それはお互いに「そう思っていたい」というだけの共同幻想なのではないのか――】
【武美に視線を注いだシオンは気付かないだろう――その瞬間、翠の表情に確かに影が差していたことに】
911 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/03(金) 23:51:38.08 ID:/qOFxIUo
>>897

「……率直に行ってその通り。彼では、周囲からの信頼を勝ち取れない
『高々数年練習した程度で拳銃をあれだけ扱える』才能が有るくせに、周りを羨んでばかりいる
隣の芝は青いと言うが………余りにも」

「周囲が何か出来れば、『自分には無いものが有るから』。出来なければ、『あれは駄目だ』
自分が出来ないならば才能が無いからと言い……これで、誰が彼の為に命を賭ける?
貴宝院 織守、エルメア=ミルフォード。この両名に有り、そして彼に無いものは……
盲目的では無い理由の有る信頼を、他人に与える事が出来るという一面」

………サポートあと一人、武美にm「うっさい。情報が足りない」

【最初に「毒舌を混ぜる」とは言ったが、ヤマカガシどころかハブの毒】
【一切の手心を加えず、自分がそうと見ている事を並び立てていく】
【横から入った茶々も、取り合う気が無いのか一刀両断して】

「遅いかも知れないけど、今からでも如何にか出来るかも知れない
可能性の大小は分からないけど、彼が本気で取り組むつもりが有るなら如何にかなるかも知れない」

「だからこそ。彼自身の力では無い、虚飾の力≠剥ぎ取る事を提案する
その身一つと愛用の銃……それに、ナイフや拳のサポーター程度は有っても良い
最低限の装備で、『彼本人』を磨く必要が有る」

「……今の彼が勝ち続けた所で、彼は自信を持てるとは思えない
あれだけの重装備、それは同時に複数の能力を持つ様なもの
彼自身の磨きあげた技量は、装備の強さに霞んでしまう
………彼と同じ装備をして居れば、同程度の強さを持てる者はきっと多い筈」

【装備を預かれと提案する理由。それは、ノビタ本人が介在する余地が減ったと見ているから】
【今のヴェルチェリの目から見ればその戦いは、装備に頼り過ぎていると映るらしい】

「自分に力が有ると認識出来れば、劣等感は消えていくと思う
けれど、虚飾の力≠ホかりを伸ばし、自分自身を弱くし続けるなら……
……劣等感は肥大し、周囲との乖離も拡大する
不信感には不信感しか返らず、信頼には信頼が返る。私も貴方も、実体験で学んだ筈」

………だって、さ
正直、私も此処までぶっ飛んだ考えは……賛成、とは言いにくいんだけど
一つ。やるとしたら、正直に全部伝える方が良いよ

【ヴェルチェリが語り終えた瞬間、吟雪は疲れた様な溜息】
【過激な思想は自分の得意分野とは言え、此処まで無茶な案には賛同し辛いらしい】
912 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/03(金) 23:53:26.59 ID:4aSaHsSO
>>906

もう一本があのサバトさんに・・
【護のイメージ サバト=カオス】

次会った時嫌な予感しかしませんね・・正直・・
913 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:56:16.29 ID:o/zoO6SO
>>912
……………
[多分…大丈夫。サバトを信じて]
【目をそらしながら】

【多分大丈夫だよ!!サバトはカオスだけど、良い子だから!!】

【カオスだけど!!!!】
【カオスだけど!!!!!】
914 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/03(金) 23:56:35.12 ID:Yw7Q8sAO
>>907

んー……おねーさんはあぶなくない?
【色々と抜けた言葉を首をこてん、と傾けながら言う】
【少し質問の意味は解りづらいだろうが、心配してるんだろう、多分】

うんっ、えりゅのごはんさがしてるんだぁー
【えりゅ、が何かは分からないが、それの餌探しらしい】
【何か、少し嬉しそうに言ってる】
915 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:01:25.46 ID:BOYIK9co
>>909
誰が爺さんだコノヤロー!
それにまだ飛んでから30分もたってねェ!!夜だ!夜だコックトーン!!

【左手でタバコを器用に持ち、はぁーと息を吐きながら】
【どことなく凶暴性が増しています】

ったく・・・!!
それじゃぁ寝たからもう泊まらんでいいよなぁ!
【両手をぽきぽき鳴らしながら】
それともあれカイ?極限まで詫びるから泊めさせてくださいって言うか?
【すごくすごく・・・・怖いです】
916 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:01:55.63 ID:Yhm6wcSO
>>905

……、ぁ?

【「もう起きない」】
【一瞬だけ。目の前の彼に対する怒りと、腹を蝕む痛みが何処かへ吹き飛んだ】
【「もう起きない」】
【一拍おいて、戻ってきたのは痛みだけ】

(なに、それ。私、まだ、お礼しか言ってない、なにも恩返しできてない)
(……痛いな、お腹。これも毒、かなぁ)

(でもなんか、それもこれも。どうでもいい、気がする)

 【白】
 【心を蝕む、狂気に落とす】
 【白、白、白】

(だってこんなに、)

【ぐ、と。地面を踏みしめる足に、力を入れ直して】

――――、

【立ち上がる】
【勢いをつけたその行動に、下から上への刃の振り上げを乗せて】
【目の前の彼の、胸元を狙って。斬り掛かる――】
917 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 00:03:22.60 ID:OLJlRQQ0

>>891 (東)

あっ……うーん、確かにあたしも、病院ってあんまり好きじゃあ無いんだよねぇ。
まーぁ、あんたがそれでイイなら信用して放っとくけど…疵の治り、早くするぐらいは出来んだぜ?

【眼の前で端末を取られて―――余り、読み上げて欲しく無い組織の名前が、この公園の砕けた静寂を更に乱す】
【とはいえ、誰かが取り落したモノを拾い手渡そうとするのは、悪い事とは到底言い難い。眉間に小さな皺を寄せつつも、咎めはせず】
【『連合』の事はいちど流して、相手の思考を其処から少しでも遠ざける意図も交えつつ、左手をふら、と揺らして治癒の提案にまた踏み出す】
【彼女、今となっては想像もつかないが―――両親、特に父親同様、『癒す』術式に傾倒していた時期が有ったのだ】
【昔取った杵柄の使い方は、烙印の様な痛みを伴う記憶としてこびり付いて、片時も忘れた事は無い】

ん………『レイド=E=ヴェイス』?
名前と、曖昧なパーソナルだけは聞いた気がするねぇ…確か、魔術師だってさ。

【『組織』に所属している事を気取られる事は、初対面では憚られる―――何より、相手は『ワケアリ』の匂いを、これでもかと放出している】
【普通に事故に遭った人間が、この様な態度を取るとは思えない】【敵ではないと心の底で信じるが、味方に直結する訳でも無い】
【故に……――名前を復唱することで思考の時間を稼ぎながら、当たり障りのない返答に出る事にした】
【話を広げるに必要な最低限の素材を揃えつつも、急激に踏み込もうとはせず、此処は聞きに徹すことだろう】
【偶然に近いが、シオンに喋る事の出来なかった部分を、フォローする形となって―――彼女自身、おぼろげにも『責任』の重みを感じる】

>>901-902 (シオン)

(……勿論往くさ、拒否は有り得ない。とは言え貴方達はあたしの翼だ、傷付かれちゃ居たたまれ無ぇから……ぅ。)
(で、友人だな?よし。信じるぜシオン…。)

【そして、傍らのシオンの耳元へ、またの秘め声―――若しかすれば、これが武美の『能力』の片鱗で有ると、理解できるかもしれない】
【ふと紡いでしまう拙いポエムを、ぐっと押し殺して、その次には手短な了承を連ねる】
【シオンと言うクッションを介し、翠に対しての心象は改善されたが―――ちいさな警戒の篝火は、まだ消えはしなかった】
【また、この様子を見れば、東にも紫苑色と漆黒の少女たちが、或る程度以上には親密な関係だと、判るだろうか】

>>910 (翠)

……ああ?卸し金にかけたろかその生意気な亜球体。

…あーったく、それは冗談としても、シオンの友達じゃあ無きゃあもう少し荒っぽいぜ、あたし。
四六時中乙女でも、淑女なのは午後6時まで……――おっけい?

【――――……だが、少しばかり浮上していた筈の気持ちは、直ぐに沈没した】
【耳に飛び込む、聞き捨てならない言葉】【自問自答、あたしの胸は、どこにいますか?】
【ふと、破壊的な一面が鎌首を擡げるのを、熱にうかされる様な感覚として認識しつつ―――首だけで振り向いて、睨んでから】
【上体もいちど翠の方へと逸らして、少しぎこち無い微笑みを作りながら、無理に冗句めかせてみる】
【……――眼が、上手く笑ってくれてないけど、赦して。なんて思いながら】

(……? ………親友じゃ、駄目?)

【そして、翠の顔の陰りも、瞳のファインダーは捉える―――どうして、親友では駄目なのだろう】
【自分が一番答えに近い筈の問いに、何故(なにゆえ)か悩んでしまった彼女は、それが顔に出る前に、再び東へと振り向く】
【そう、此れから『何か』話されるはず―――忘れては、往けない】
918 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:05:24.13 ID:BKMP/Vko
>>914

あぁ、オネーサンは大丈夫さ。とってもとっても強いからねェ、ヒヒッ!

【軽く受け流すように声だけで笑って見せる】
【過信を見せる態度ではないが、ある程度までは自信もあるのか】

えりゅ? の、ごはん? ペットか何かかい?
……何、どんなもの食うんだい?

【ちょっと勘違い気味】
919 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 00:07:46.18 ID:nTYarcSO
>>892

【対機関連合のリーダーが倒れた事は、あらゆる面で大きく響くのだろう。が――】
【極論を述べてしまえば、一先ずはどうでもいい。朔夜は、そう思っている】
【常の自分の物の言い方では確実に語弊を招くだろうから、口にはしないが】
【――他人が容易く立ち入って良い話でも、無い。そう感じたのだ】

……動き方なんて、人それぞれだろうさ。誰の役に立つかも、また同じコトだよ。
けど、敢えて言うなら――そう。自分の所属する組織の為に。多少拙くとも、決して止まらずに。

差し当たっては、そこら辺が無難な解答例だとは思うけどね。
……何にせよ、直接会って足並みを揃えられる機会はそう無い。
集積情報もイマイチ信用し切れないし、出来るなら参加はしときたい所……かな?オレとしては。


――――ああ、気が合うな。人が多いのは、こっちもどうにも好かなくて……さ。

【どう見ても平和とは言い難い現状、動ける者はその動きを止めるべきでは無い】
【自分に出来る最善手を各々で考えて、適宜実行するべきだ。たとえ迷い悩もうとも、と】
【そんな様な事を端的に、少しばかり真面目な口調で言って――くすりと苦笑を零すと、肩を軽く竦め】

そうか。その様子じゃ、悪い方向の変化は少ないみたいで――何よりだ。

…………ん?ああ、コレか。
いつぞや、大会のエキシビションマッチに出てさ。参加賞だよ。
嵌めると剣を遣う時に邪魔だから、鎖を通して――そう可愛らしいのは似合わないけど、この位なら。

(ペアリングを頼んだけど渡せず仕舞いで、ってのは……内緒にしとくべきだな)

【変わらず健勝そうな様子に、緩く目を細めたまま】
【ネックレスの事に話題が及ぶと、何故か微妙に恥ずかしげな表情で頬を掻いた】
//あばばば、済みません遅くなりましたっ!
920 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:09:25.24 ID:/SonRADO
>>916
―――お?
【雰囲気が変わった、流石にそれくらいはこいつにも解る】
【次の瞬間、目の前で刀が振り上がる】
【その刀を右腕の硬い鱗で防ぎ、押し留めて】

…キヒ、キヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!
いいじゃねえかおい!そうだよ、そうやって容赦なくかかってこいよ!!
【右腕で刀を下に押し返そうとしながら、舌をベロリと出して笑う】
【そうしながら振りかぶるのは左腕、何も無い生身の腕だが、それでも拳は武器となる】

てめぇに、この体を斬れる度胸があんならなぁ!!!
【そのまま、左拳を振り下ろす】
【狙いはカゲツの頭部、容赦の無い攻撃】
921 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 00:11:13.73 ID:nx..DC.0
>>902

まぁ、な……名前くらい、聞いた事はあるさ……
俺の知り合いも、参加したいって興味を示してたけどな……

【端末を手渡しながら、青年は素直に口にする】
【青年は、対機関連合≠ノ対して詳しい訳でも、そして『justice』と共に歩調をそろえて活動をしている事も知らなかった】
【だが、青年自体、実のところ『justice』とは小さな繋がりをもっている】

あぁ――――大丈夫さ。世の乱れに便乗したようなチンピラぐらいになら負けはしねぇよ。例えば、機関の戦闘員みたいな、手慣れの能力者が相手なら分からねぇけどな…………

【その言葉からして、青年はある程度自分の武力に自信があるのだろう】
【腰に提げている武器も、さりげなく防具としての機能に優れているコートも、端的に彼が『戦士』である事を匂わせる】

ま、適当に落ち着く場所を、これから探そうってところなんだけどよ?
頼りにしてた知り合いには、頼れない事情が出来てしまったから、さてどうしようか、って所だな

【彼自身、定住の地と言うものは持っていないようだ。宿探しの身でもあるらしい】

>>910

そ……そりゃ、そうなんだけどよ……。でも、仕方ねぇじゃねぇか?
俺だって、自分の格好が奇特だって事は、重々承知さ。でも流石に、生傷を晒して歩いてたりしたら、それこそ変だろうよ?

【見てて分かりやすいぐらいに、青年は言い淀む】
【もはや、悪い事などしていないのに言い訳している様な格好だ。正常な受け答えができると言う事で、信用してもらうしかない様な状況だが…………】

(でも…………この女も、戦士みたいだな…………)

【翡翠色の指輪をはめた少女が腰に提げている日本刀に、チラリと眼をやる青年】
【やはり、戦いの場に赴くものとしては、相手の力量は気になるのか。その表情に、わずかに真剣味が差した】

>>917

確かにな……あんな淀んだところ、好きって言うのも中々いない気もするが……
だったら、あそこの病院……『ナポリス総合病院』は特にやめといた方がいいぞ? 変に感じ悪いからな……

【そもそもが、病院と言う施設自体、健康を乱した人間のためにある施設である】
【その空気を、好きと言う人間は、あまりいないだろう】

ん――――良いのか? だったらお願いしたいところだけど…………

【青年としても、この様な傷を何時までも引きずっているのは嫌なのか、少し表情を明るくしてガントレットの少女を見やる】

そ、そうか……。なぁ…………今レイドがどこにいるか分からねぇか……!?
今、奴の命を狙ってる連中がいるんだ…………この傷も、奴等にやられた傷なんだよ…………早くレイドを探さないと…………!!

【レイドの事を知っている。それを聞いた瞬間、青年の目が見開かれ、必死になって少女に言葉をぶつける】
【彼女の身に迫る危険。それを少しでも取り除こうと、青年は必死になっていた】
922 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:12:09.33 ID:xESu1N2o
>>915
す、すみません…寝ぼけていたようです
それと違います、カイコさんのことではなく何故か川の向こうに爺様の姿が見える幻が…

【しどろもどろに弁明開始】
【気絶でなく寝落ちだと思っている】
【なんとか機嫌を直して貰わねばと思い】

そ、それは…!!
泊まれないのは困りますがカイコさんを怒らせてしまったことは更に困ります
故に俺の取りうる行動はただ一つ!
【ばちん、と両の掌を打ち合わせ(右手が猛烈に痛いが気にしない)】
お願いしますカイコ・フレンドリーさん!なんでも致しますのでどうか泊めて頂きたい!
【即陥落であった】
【半分石人間の目が真摯に光る】
923 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:13:33.26 ID:eV5CUQAO
>>918

んー……じゃあ、ぼくもつよいからだいじょうぶ?
【多分、言葉の意味を分かってないまま使ってるんだろう】
【おかげでよくわからない言葉になった】

んとね……
【説明する言葉を探す様に数秒、顎に指を当てて考えた】
【この歳の子には少し難しいかも知れない】

んとね、たおれてるひと
【少し、不気味だ】
924 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:19:34.71 ID:Yhm6wcSO
>>920

――――――あぁ、

【だん、という濁音混じりの足音は、身軽な少女には不釣り合いな音】
【しかしそれは現実に響く音であり、少女のいた地点のアスファルトには小さな罅が入っていた】


今宵も。月が、きれいですね――――


 【何処かのモノ書きが愛を捧げる際に告げた、その言葉】
 【さあ、「愛し合おう」/「相死合おう」】
 【それは、殺害の契約。甘い響きの睦言にも似た、猛毒】

【突っ立ったままだったら、左の拳がきれいに直撃したであろう地点から。後ろにステップ――長い前髪が何本か、拳に打ち切られる】
【後ろに倒した重心を、瞬時に前へ。その動きに乗せて、刃を振るう】
【狙いは、「伸ばされた左腕」】
925 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:21:05.97 ID:BOYIK9co
>>922
それはコックトーンあれだぞ・・・うんっ!
日々の疲労が貴様の廊下を早まらせ、三途の川の渡ってしまった
あと二年ほどのコックトーンの姿を現しているのだ!未来のコックトーンからの忠告だ!

【※なんかよくわかりません】

【まさかまさかの"なんでもします"発言】
【カイコのドSが開花して行き・・・・】

・・・・・なんでも、するんだな?
【低い声でそう答えると、不意にコックトーンの目の前に】
【靴を脱いで、黒いニーソックスの右足が現れ】

・・・舐めろ・・・・
926 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:21:32.97 ID:BKMP/Vko
>>923
へぇ、坊やも強いのかい? 凄いじゃないか、ヒヒッ!

【少年の話に合わせてわざとらしく驚いてみせた】
【無論、口元はニヤニヤしたままだが】


んー、何だい?
オネーサンの心当たりがあったら分けてやらねぇでも………

【そう言って少年の言葉を何ともなしに聞いていたが、】
【顔に張り付いた愉快そうな表情は、】

……………人?

【直ぐに怪訝の色に塗り替えられる】
927 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:22:23.52 ID:ZwWqxN2o
>>911

…その辺りでちょっと『気になる』事もあるにはあるんだが…確かにそうだ
妙だよな?彼が実戦経験を積んだのは4、5年…ドラ君が嬉々として教えてくれたがマリア・ブラッドレイと言う女性からはそれだけ戦いを詰んでるなら
そして生きてるならそれ相応の実力はあると評価され、彼もその点においては自信を持っているはずなんだ…シルバーソードとの戦いで生き残った事は
彼にとってはまぎれもない『成長』の大きな要素となったはずだ

【ただ、と彼は腕を組んで考え込む】

…金の国で不死鳥座が事件を起こした時にノビタ君から奪い取った『ギルファギア』を使って私からメモリーカードを取り返したミカローは
ノビタ君から奪い取ったメモリーカードをチラつかせながら教えてくれた…『あいつはオレよりひどい、だからこそあと2、30年経った時がすごいだろうなだそうだ』
奴曰くサリア君の言う『高々数年練習した程度で拳銃をあれだけ扱える』才能さえ間違いなく『ない』んだそうだ、矛盾しているよな?
事実はノビタ君がまぎれもない『戦力』になっているという結果があり…そしてまあ完ぺきではない、今君に指摘されているからな…

【そんな誰かの矛盾など今はどうでもいいが…ともあれ彼女の言いたい事は分った】
【彼はしばらく考え込む、この一回で…いろいろと聞かされて少し脳がオーバーヒートを起こしそうにもなったが】
【すぐにクールダウン、呼吸を整えると二人を再び見て】

…やれやれ、だが確かにそうだ…彼自身だってあの最終決戦前にそれを見直していたんだから
面白い話じゃないか…!ハハ、私自身は構わないぜ、だがノビタ君もただでそれを飲むとは思えないぞ?多分…何かふっかけてくるかもしれないぞ?
それでも彼から装備を奪う交渉をしてみるか?彼は今ここの外で我々を待っているはずだが

【伝えるなら早いうちがいい、そして吟雪の言うとおり全部伝える方がいい】
【彼はそうヴェルチェリに告げる…そして彼は今の今まで隠れていた草の生命体に目線を送る】
【彼らが送って来るのはサムズアップのサイン…彼らの中ではそれは『完了』というサインのようだ】

…メンテ終了だ、行こうか
928 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:26:36.68 ID:eV5CUQAO
>>926

えへへ……
【少し恥ずかしいのか、顔を下に向け、小さく笑った】
【素直に嬉しいらしい】

うん、おなかすいてるみたいだから、いっぱいさがしてるんだぁ
【ある種の狂気、とも考えられるが彼にとってはこれが当たり前】
【えりゅ、が何かはまだ分からないが、まともな物では無さそうだ】
929 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:29:05.26 ID:/SonRADO
>>924
【スッパリと、切れた左腕から血飛沫が飛び散る】
【反射的に左腕を引いたが、完全にかわせず斬られた】

キヒッ、キヒヒヒヒヒィ!!
【一歩二歩、下がって笑う】
【斬られた左腕に目をやって、またカゲツに視線を戻し】

(知り合いとなりゃ体斬んのに抵抗あると思ったが、キレてりゃ意味ねぇか)
…キキッ、真っ正面からぶつかってやるか
【右腕を握ったり開いたり、ゴキゴキと音を鳴らして】
930 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:32:05.63 ID:KjRqvu6o
>>908
一応、これでも魔女の端くれですわ。雰囲気作りは重要なのですわよ
とりあえず火を消して……うわわ!何ですのこの変な魔物は!?ホムンクルスを作った覚えはなくてよ!
ととととりあえず、ファイヤー!
【平静を装っているが、不測の出来事にかなり焦っている
 炎の球をシチューの魔物目掛けて放つと、更にシチューの火力が強まる
 ゴボゴボと沸き立ち、室内は変な煙で満たされ始める】
わわわわわ!燃える燃える燃えるですわ!水!水!みずー!


/明日の九時頃から、ちゃんと時間を決めてやったほうが良いですかね
931 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:34:01.80 ID:xESu1N2o
>>925
【なん…だと…】

そんな…あと2年で爺…17歳でジジイ…!?
くっ…"見通し"の見立てこの身は既にそんなところまで来ているというのか…!?
手段を選ばず早急になんとかせねば…

【え ちょ】
【そんな思考も四槓流れ】
【目の前に差し出された足に疑問は積みあがりゆく】

…なッ…舐め…!?

【世間を知らぬ青年は混乱の極致であった】
932 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:34:07.91 ID:l2LQBcIo
>>910

【――――……久々ですね、と一つ、彼女は心で感じ取った
貴女との付き合いは長い、だから、彼女の――――……昔も、今も、貴女に見られている
故に、貴女とは親しく接することが出来る、本当なら、もっと話したい、のに】

【だから、こんな他愛の無い言葉でなく、もっと、自分を伝えたい――――貴女に知って欲しい事が沢山在る
けれども、思いつくのは、二人、蜜月になった時に、紡ぐべき言葉だから】


あっと――――……翠にも紹介しておきますね
無道 武美≠ナす、一応私の――――……


【チラリ、と紫苑色の瞳が、武美へと注がれた――――……陰り無く、薄く液体のような透明性を孕んだそれは
貴女の表情を瞳の中に閉じ込めて、その心の中身を覗き込もうとする】

【数刻の間は、彼女がどうするべきか――――考えたから
きっと、わざわざ言うことではないかもしれない、でも――――……やっぱり、伝えたい事実=z


……フィアンセ、ということに……なるんでしょうか?
もっと良い言葉があるかは、イマイチ分かりませんが……それでも、恋人、ということは変わりません


【自分で言ってて、改めて、その事実を感じる
――――……心がぎゅぅと、熱くなる、とくん、と刎ねる鼓動は、心の奥底で深く反響する】

【寒空の下なのに、耳まで真っ赤になるほどあったかなそれは、ただ単純に、恥ずかしいから、で片付けるには
少々、形容できていないと感じるほどに――――……】


>>917

【最初こそ、驚いたものの、貴女の能力だ――――危害があるはずがない、と心に言い聞かせて
貴女の言葉に、耳を傾け、心をゆだねる、そして静かに、思いを紡ぐ】


……約束ですよ、破ったら承知しませんからね?
――――……こう見えても、しっかりしてるんですよ、ずーっと、覚えてますから


【じぃーっと、恐らくは少し――――それも、ほんの少し、彼女が小さい分
視線を上へと上げて、夜空を、瞳の中に閉じ込めながら、貴女へと向けた】

【貴女との関係の深さと同じくらい、彼女は――――貴女を信用している、と、同時に、心配でもある
もし――――きっと、それは、過剰なぐらいの、不安――――貴女が、彼女の事を、嫌ったなら――――……
そう考えると、今にも――――解けてしまいそうなほど、砕けてしまいそうなほど、脆い】

【彼女もまた、誰かに頼らないと生きていけない、そんな弱い人間だから
軽い口調に含まれた言葉の真意は、意外に重いかもしれない――――……尤も、破った時の承知≠焉A気になるかもしれない(かも)】
933 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:34:30.08 ID:l2LQBcIo


>>921

【――――しかしながら、彼女はその事実を知らず
彼が、少なくとも、悪意に属する、敵対組織の人物ではない、と知れただけ十分であった】

【ならば、後は――――気兼ねせず、彼と付き合うだけである】


それを聞いて安心しました、偶然ですが――――こんな風に出会ったんですし、知り合い、と言っても良いでしょう
そんな知人にもしものことがあれば、いたたまれない気持ちになります


【そして、自らの言葉を更に追従するように、彼女の言葉は続ける
心地の良いソプラノボイスは、謳うように、紡がれて――――……黒鍵と白鍵を優しく叩いていく】


――――そういえば、まだお名前、聞いていませんでしたね
シオン・エルミオール・オルテンシア、シオンって呼んでください


【そして、彼女は――――彼の言葉を聴いた後、武美へと、焦る彼へと、少々の思考をめぐらす
少なくとも彼女には、今の彼は、レイド≠探すより先に、彼自身を休養させる必要があると、感じられた、から】
934 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:35:21.39 ID:BKMP/Vko
>>928
【嬉しそうな様子の少年に、ほぼ無表情でぽふぽふと頭を撫でてやるが】

……人、ねぇ? ヒヒッ!
えりゅ、ってのはアレかい? オオカミか何かかい?

【近付いたようでまだ的外れ、といった言葉を投げかける】
【口元だけで笑っているが、その双眸からは警戒心が見て取れる】


それで?
どうやって見つけるつもりなんだい?
行き倒れにしたってそうそう見つかるもんじゃないんだぜ、坊や。キヒヒッ!

【少年の頭から手を離すと、ダストボックスから腰を上げ】
【ここが「路地裏」であることをとぼけつつも、そう尋ねてみる】
935 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 00:38:20.31 ID:ML2JOEQo
>>927

「………ジンジャー・ユースロット
身内に対して目が甘くなるのは仕方が無いが、楽観視はしないように
私は、彼の為に言葉を尽くし説得してやる程親切では無い
そして、彼はこの先、『戦力』にはなっても『組織の力』となり得ない可能性が有る」

「私は、提案するだけ。それをどうするかは貴方の自由
野比信太がこのまま武装頼りで戦う事を選ぼうと……私には、害はあまり無い」

……私達には物凄い損害になりかねないんだけど

【行こうかという言葉に対して、軽く手を振って返すだけ】
【椅子から立ち上がろうともせず、「行くのなら行け」と言外に返す】
【自分の言葉だと知って受け入れないなら、それも良いだろう、と】
【見放している様に取れなくもない、そっけない態度で】

「………尤も。武装を減らす事なく、自分自身の力を磨き。それによって自分の力を確信出来る
もしくは、力が無い事を理解しながら、それに劣等感を持たない精神力を身につける
それが出来るならば、その方がよほど良い解決策になる」

「……………一応、最後の親切。たきつけるなら、こう言うのも面白いかも知れない
『素手の喧嘩なら、女の私でも野比信太に勝てる』とでも」

おー、こりゃまた大きく出たねー………専門外の癖に

【最後の最後まで、自分からの行動を見せる様子が無い】
【飽く迄指摘だけで、実際にどうするか。いや、伝えるかどうかさえジンジャーに丸投げだ】

【ようやっと二人とも立ちあがるが、然し玄関まではいかない】
【廊下の途中、ヴェルチェリの部屋の前で立ち止まる事になるだろう】
936 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:39:01.05 ID:Yhm6wcSO
>>929

(……未だに痛いな、お腹。やっぱり毒、か)
(毒持ちにこちらの毒が効くかどうか、怪しいところ、油断したら多分、)

【毒牙に「毒に対する抗体」があるのなら、起きることのない不快感】
【少女が与えた傷口から、それは廻る――「毒」だ】
【……彼に抗体がなくて、こちらの毒を与えられたとしても。こちらも既に毒を受けている、お互い様だ】

……いったん。眠っていただきます、こんな夜更けですし。
「あなた」が再び目醒める前に、「毒牙さん」を起こす術を、用意しますから。
さっさと横になって下さいな、楽にしてあげますから、ね――

【じくじく、引き続いて痛みを訴える腹の傷を押さえて。刀の切っ先を向けた】
937 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:40:06.39 ID:ffeE6ago
>>800

気のせいだと思いますよ、きっと気のせいですとも

【大事なことかどうかは分からないけど2回言いました】

『フ』?……少なくとも味噌汁とかに入れる麩じゃあないよね
え?ああ、そうなんだー良かった見ず知らずの人を問答無用で叩くなんて事は無いんだね

【信用して良い人物かは未だ分からないがひとまずはほっと胸をなで下ろす】
【しかし……だ、やはり天狗の面というのが気になるらしくまじまじとお面を見つめている】

えーっとそれってコスプレかなんか……じゃないか、ないねうんなんでもない

【尋ねた矢先に自己完結】
【先程から親の敵のように降っていた雨も大分弱まってきた】

/それではよろしくどーぞ!
938 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:41:14.36 ID:BOYIK9co
>>931
あと二年で17歳って事は・・・
【あごに手を当て、しばし考え】
【考えが纏まったのか、両手を満面の笑みでたたき】

コックトーン15歳っ!!俺と9歳差っ!!
【なんかに気づいたようです】

・・・まぁいいわ!
とりあえず今日は私とおねえちゃんと、帰ってくる楓梨と一緒にお風呂に入ること!
そのとき如何なる布も着てはいけない!隠すなよ!

そして今日私と添い寝してくれたら許そう!
939 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:42:30.97 ID:eV5CUQAO
>>934

【頭を撫でられて、少しくすぐったそうに笑う】
【頭を撫でて貰って、結構嬉しいらしい】

……おおかみ?……ううん、ちがうとおもう
【この歳で、そんな物まで読み取れる程】
【過酷な世界には生きていない、と思いたい】

うー……でも、このまえここにたくさんあったよ?
【たくさん、と言う表現が何とも】
940 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:44:16.04 ID:0JjIqVoo
>>917
卸し金は勘弁したいわね、捨てることは吝かじゃないけど

【吝かじゃないらしい。淡々と返す彼女からは、自分の体に愛着やコンプレックスといったものを持ってはいないらしい
―――…身体には、という話ではあるが】

そう、私は夜行性だから淑女にはなれなさそうね

ところで―――
あなたは―――シオンの何なのかしら?

【笑っていない目を向けてきた武美の方を向き直り、からかうような言葉を放ち――雰囲気を一変させ、ふとそんなことを聞いてみる】
【目は鋭く射抜くように、両腕を組み直して自らの胸をことさらにアピールするように――以上壮大なフリである】
【あんな言い回しをすることは、武美にとってシオンが特別な存在だからに他ならない――それが知りたかった】
【とっさに繕ってみた感じの真剣さ、冷静に判断すれば、カマをかけていると気付くのは難しいというほどではないだろう】

>>921
【青年の口から「機関」という単語が出たことに僅かに眉が動くが――気取られない様に演じ続けることを心掛ける】

包帯を取って歩けという話でも無いんだけどね・・・
まぁ、生きて戦うのなら怪我の一つもあるでしょうし、死なない様に頑張りなさいな

【慰めるように、(不自然に)優しげな口調で話しかける――彼の視線が自分の得物に向けられたことも気付いた上で】

【彼は「正義組織の」二人に対して何やら口走っているが――とりあえずそのことには触れないことにする】
【出てくる名前も知らない人物だ、下手に首を突っ込んでリスクを増すこともあるまい、と】

>>932
【―――武美から聞きだそうと思った言葉が、よもやの方向から飛んできた】

――――・・・将来を誓った仲?

【何故言い換えたし?】
【そんなことを告白された翠、心中穏やかにいられ――た。何故だか、翠には不快感とかそんなものを感じなかった】
【シオンが魅力的な人物であることを知っていたからか、武美がティナに抱きつかれて紅くなったことを(聞きたくも無いのに)べらべら話されたからか――】
【とにかく、あったのは妬みや怒りといったもので無く、もっと空疎な――】

おめでとう、というところなのかしら?
なんだか意外だけど、いや・・・?

【自身の感情の整理が追いつかず、そのまま考え込んでしまう――
が、とりあえずとして相手たる武美の方を向いて―――】

(やってくれるじゃあないの)

【シオンから死角になるように手を握り、サムズアップの形にした・・・祝福しているの、か?】
941 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 00:48:19.64 ID:WLgbtz.o
>>919

多少拙くとも、決して止まらずに――か。
朔夜らしいね……。
……や、そんなに深く、あなたのこと、知ってる訳でもないんだけどさ。

【大切だと思った言葉を復唱する癖】
【――これは、誰のものだっただろうか】

【噴水の縁に腰掛けたまま、顔を伏せて】
【――胸に生じている背信感を彼女から隠匿するようにして、話し出した】

考えてたのは、単純なこと。

……最初は、京の代わりに頑張ろうかな、って思ってたんだけど、
ちょっと時期を外しちゃったし…。
…双葉の為に頑張れたら良いかな、とも考えたけど、現状そうも言ってられない。
いまの私は所属する組織に対して――、帰属意識が低くなってるかもしれない。

……頑張れないかもしれない。
もう「誰の為」か、明確じゃないから……

【小さく小さく、鬱屈した気持ちを吐き出すように嘆息して】
【それから顔を上げて「あはは」と。乾いた笑みを向けた】

朔夜に話すことじゃなかったよね!ごめんっ
私は、さ。 明日、きっと行かないと思う。
こんな気持ちじゃ、他のみんなには会えないよ。……悪いもん。

朔夜は、どうするの? 好きじゃなくても、行く?

【出来るだけ、軽く尋ねて】
【――しかし、その答えには、内心大きな期待を寄せていた】
【彼女が行くにしても、行かないにしても――自分にとっては救いになるような気がして】

【朔夜の仕草を見上げながら】

……かわいらしいアクセサリーにも、興味あるの?

【ふと、思ったことを口に出した】
【――なんとなく『可愛らしいのが付けられないから、これで』 みたいに聞こえたらしいです】


/こ、こっちも遅くなりました!
/もし大変でしたら、いくつかスルーなさっても構いませんので…!
942 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:49:45.73 ID:/SonRADO
>>936
【グラリ、視界がふらついた】

…っと、なぁーるほど、毒か、てめぇも
【毒を持つ彼でも耐性がある訳ではない、左腕から巡る毒の不快感が体に走る】
【同類…ではないが、同じような力を自ら受けて、初めて解るこの感覚】
【成る程確かに、いい感覚ではないと思う】

【だからこそ】

だけど、甘いなあ、ガキ
【その感覚を、他人にもっと味わわせたい】
【そんな天邪鬼な考えが、彼を更にヒートアップさせる】

【次の瞬間、グサリ】
【首筋に、自らの右腕、人差し指の爪を突き刺す】
【自分に、興奮作用のある自分の毒を、打ち込んで】

キヒ、ヒヒヒ、キヒィッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!
【無理矢理に、気付けを起こした】
943 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:50:30.80 ID:uFyIb6SO
>>937
『そうかいな?』
【傘お化けは首(?)を傾げ】

符はですね〜〜
コレですよ〜〜
【お札みたいのを取り出し】

違いますよ〜〜〜
私の顔〜見せるの恥ずかしいんです〜〜

/こちらこそー
944 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:51:41.71 ID:BKMP/Vko
>>939

ふーん………ま、いいや。
でも人喰うんだろ? だったらそんな感じかなァ……

【静かに何かを考えている様子】
【まだそれほどまでに警戒を強めている様子は無いが……】

………そうかい。

ヒヒッ…よくここに来るのかい?
というか、いい加減その"えりゅ"っていうのがドチラサンなのか知りたいとこだねェ?

【遠慮はいらない、とばかりにちょっと捲し立て気味】
945 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:55:25.87 ID:ffeE6ago
>>943

そうですよー全然気にしちゃ駄目ですねー

【慣れてきたのか何だか適当に相手をしているような】
【むしろ邪険に扱っているような……】

『フ』……あ、なるほど御札なのかー
それでそれでなんで御札をさっきの鈍器で叩く必要が?ちょっと気になるから教えて欲しいなあ

【出された札を右から左からじっくり観察するように見つめてみるけど】
【やっぱりよく分からないようで頭上には「?」マーク】

シャイなんだねそれなら仕方ないね
(あかん逆に見てみたくなってしもうた……いや駄目駄目)

【理性VS本能の仁義なき闘いが繰り広げられる……訳もなく】
【さすがに馴れ馴れしいよね、と自分の中で適当に理由付けて諦めるのだった】
946 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 00:57:01.12 ID:OLJlRQQ0
>>921 (東) >>932-933 (シオン)
『ナポリス総合病院』…ねぇ。聖都在住じゃあ縁はあんま無さそーだけど、覚えとく。
で、レイドの事は、一度後にまわして、だな…。

…勿論。ここまで提案しといて、引き下がる方が間抜けっぽいってのさ。
ちょいとばかし、待ってな……よし――≪テンダー・ケア≫っ!

【にか、と白い歯を見せて、余り屈託の無い笑みを浮かべる―――『陰陽』で言えば後者、『善悪』で言えば、前者に偏った印象、か】
【相手の言葉を脳内で照応して往くうちに、敵対者同士である≠ニいう可能性は、かなり希釈されてしまった様子】

【何はともあれ、少女は快く青年の言葉を請けると、懐からひとつのピンクのホイッスル≠取りだす事だろう】
【真紅に覆われた左手に、魔力を迸らせながら、軽快にそれを吹き鳴らすと―――青年の周囲に、オーロラの様な色相を示す波動が拡がり】
【それに包まれたのならば、身体の痛みは其れなり以上には引いて、身を動かす苦痛も差し当たっては和らぐ筈だ】
【実は、この魔道具を『また作る』様になったのは、つい最近なのだが―――直ぐに、胸ポケットの中へ、押し込んで】

……どーだ、多少は効いてくれた、かい?
【此処まで、話を片付けると―――表情に、僅かな陰影を帯びて、また口を開く】

…う、悪いけど、其処まで知らないんさ……直接会ったわけじゃない。
多少の縁が有って、魔術師の同業として、名前を覚えてるだけなんよ……御免。

【「落ち着け」などとは、まだ言わない―――自分の率直な言葉と、青年の事を信じているから】
【それに、何より、……――大事な友人(なのだろう)を傷付けられ、自分も痛みを与えられ、引き下がれない気持ちは良く判るから】
【男勝りの口調と、彼女なりの気づかいは崩さずに、いま告げられるだけの事は告げた】
【……結局は、芳しくなど無い話なのだが】

……あ"やや゛や゛や……。

【そして、次の瞬間―――思考を焼け落ちさせる、言葉の真っ赤な炎が燃えてしまう】
【『恋人』に『フィアンセ』。シオン自身の口で紡がれた、チーズケーキなど酸味だけの塊に思えるほど、甘美な響き】
【東を前にしている事も、翠の心に感じた『翳』も思考から振り落されて、少女の頬は朱に染まった】
【こんな平然と、百合領域が展開しているのってどうなんだろ、なんて、中身のぼやきも無論聞こえず】
【紫苑の花ことばの通り、『忘れぬ』と言う誓いも―――『重みが有る』ことだけが救いの、身体ごと向き直っての深い首肯に留まってしまったが】

………ああ、いけね。見苦しかったねぇ…。
この人がシオンなら、あたしは『無道 武美』……見ての通り、櫻出身の乙女だ。

【左手で、バチン!と頬を叩いて、顔の赤さを腫れで誤魔化し、思考の靄を取り払おうと試みた】
【結果としては、予想以上に『成功』した様で―――何時もよりも余程早いリカバリー、確りした口調で、青年に詫びつつ】
【自分自身、自己紹介に入ろうとする―――……嗚呼、乙女なのは生娘なのは、今宵ばかりは視るだけで解ろうに】

>>940 (翠)
(……こい、び、と………だけど、よ…!)

【そんな状態で問いを投げかけられるのだから、ただ冷静で居られる筈は無い――】
【答えるだけ思う壺だと言う冷徹な自分、溢れる情念を主張したい熱情滾る自分、羞恥に震える自分】
【だが、前述のように―――シオンの朝日の様に明快な言葉のおかげで、直ぐにその鬩ぎ合いは打ち破られた】

【青年に対して名前を語るシーンと、嬉し恥ずかし状態の合間に、翠の姿には、何度か恐る恐る眼を向けていて】
【何となく、意図をくみ取って、「ありが、と」とでも呟いてみるけど】
【それは、翠には把握できなかったかもしれない】
947 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:57:23.62 ID:lI2fxlE0
>>930
うわ!? 何やってるんですか!?
そこは普通火を消してから…
って本格的にやばくないですかコレ!?
(落ち着け…考えろ…考えるんだ…同人作家駒形寧夢…)
(お前が漫画の主人公なら…如何にしてこの状況を切り抜ける?)
(バトル漫画、ギャグ漫画…あらゆる側面から考えるんだ…!)
【現実逃避モードに入った】
/そうですね…
/それではまた明日お願いします
/お疲れさまでした
948 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 00:58:34.55 ID:eV5CUQAO
>>944

うーん……?
【そういえば、なんなんだろう、とふと思う】
【自分も、はっきりえりゅの事は知らない】

んー……かおはこわいけど、やさしいよ?
【あまり、答えになっていない】
949 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:59:07.45 ID:xESu1N2o
>>938
ふむ、やはり年長でしたか。

【え、確かにその年齢で間違いありません、と言いつつ】
【怖い雰囲気が霧散したのを見て安心する】

お風呂アピールが強烈ですね…むむ
(ふむ、ライフカード、こんな時どうする、というやつでしょうか)
わかりました、出来れば隠したいし隠してほしいですがなるべく期待に沿うようにしましょう
添い寝も致しましょう…如何です?

【要求に折れた。安心して自分の身体を調べられる環境はそれだけ魅力的である】
【笑顔でそれらを呑んだ】
950 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 00:59:50.44 ID:Yhm6wcSO
>>942

……っ

【顔を歪める――苦虫を数十匹いっぺんに噛み潰し、それを苦い薬で流し込んだような。そんな表情】

(……無茶苦茶、だ、)
(きっと、毒を抜くためにやったことじゃあない……毒を、「忘れる」ために、やってる!)
(そんなことしたら、体が――)

【考えると同時、踏み出して】
【「一刻も早く止めなければ」――それだけを考えて、刀を左から右へ。横に薙いだ】
【焦りの混じる、それでも十二分に速い太刀筋は、毒牙の胴を狙う】
951 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:01:56.95 ID:ZwWqxN2o
>>935

劣等感を持たない精神力、か…彼はそれをあの戦いで身につける事が出来なかったという事かな
まあそう簡単に成長できるんだったら彼も苦労はしないわな、と
しかし君凄い事言うな、スデゴロでも勝てるなんて彼が聞いたら相当怒るんじゃあないか

【たきつけるには最高の材料だな、と言いながらドアを開いてカギをしめ、二人を手招きしながら階段を登って入口付近まで歩こうとしていた】
【だが廊下まで歩いた途中で…彼はヴェルチェリの部屋で立ち止ってしまう事に少し驚いた】
【早速でも伝えようとしていた彼にしてみれば少し意表をつかれた顔をしている】

なんだ、どうしたんだい…?まだ何か用事があったのかな?
まだ何か…未解決の何かがあったかな…?

/うわあ、ちょっと遅れた…済まないっす
952 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:04:51.17 ID:uFyIb6SO
>>945
『……なんかワシの扱いが酷いわ…』
【悲しそうに】

こんな感じですよ〜〜
『ちょっ!?』
【お札を投げ】
【傘妖怪を空中に投げ】
【両袖から太鼓のバチのような棒を一本ずつだし】

火術《業火絢爛》
【ドドドン!!ドン!!!】
【太鼓を叩くように素早く《符》を殴ると】
【《符》から蛇のような炎の束が4つ放たれるだろう】

『熱い!!熱いわぁぁ!!!』
【……あ…傘に一つ当たった】

は〜〜い
あと〜〜、下手したら〜〜
危ないです〜〜
【のんびりと】
953 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:06:26.51 ID:BOYIK9co
>>949
年長ってコックトーン!
俺が年長さんな分けないだろ?だったら何かい?
去年の俺が年中さん?そんな保育園があるかっ!

【どうやら意味を履き違えたらしい】
【すさまじい勢いで両手を回し、怒りちらす】

よしっ!隠すなよっ!そして私たちの裸体をまじまじと見つめるのだっ!
そして俺たちはコックトーンの裸体をまじまじと見つめるぞ!!

【返答が思いのほか良かったのか、笑みを浮かべて】
【うんうんと数回うなづくと、看板に突然バイクが戻り始めた】
954 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 01:07:02.09 ID:nx..DC.0
>>933

【――――善意の協力者ではあるのだが、彼自身は悪意を否定もしないという、やや特殊な思考の持ち主だった】
【以前、こう言った事がある――――ひょっとしたら極悪人になるかも知れないが、その時はゴメンな?――――】
【彼にとって、善悪の価値観など、その程度のモノでしかないと言う事だ】

……俺がやり合った相手が、特別に強かっただけだ。普段なら、引き際ぐらい弁えてる……今回は、ちょっとトチったかな……?

【自分の怪我を、いたたまれない気持ちになると言われ、多少の照れを感じているのか、少しばかり自分の怪我を茶化してみせる青年】
【そこまでおどけた風でもなかった。『強がっている』と言えば、ちょうど良い態度だろうか】

シオン、か……俺は銀鶏。東 銀鶏(あずま ぎんけい)だ

【名を名乗った紫苑色の髪の少女――――シオンに対し、自身も問われるままに名前を名乗る青年――――銀鶏】
【普段なら、名乗りの後に『東の血筋は世界一!』に始まる、ややこしい口上が追加されるところだが、今回は大人しい名乗りに控えた】

>>940

当然……東の名を世界に轟かせるまで、死んでも死に切れるかってんだ……何度泥を啜っても……俺は、最強を目指すんだ……!

【励ましの言葉に答える様に、銀鶏の言葉に熱がこもる】
【名を世界に轟かせる。最強を目指す――――良い年をした青年の言うような言葉ではないだろう】
【しかし、燃えたぎる様な彼の眼を見れば、それは冗談などではないと言う事は、すぐに分かるだろう】
【――――善も悪も無く、自身の目的意識に正直な青年である銀鶏は、ある面では非常に『純粋』であった】

ま、あんたも気をつけろよ。さっきちょろっと出てきたけど、今は物騒だからな?
…………どんな『しがらみ』に巻き込まれるかも、分からないし……

【翡翠色の指輪をした少女もまた、戦いに身を置く事を見てとった銀鶏が、気遣いの言葉を投げかける】
【まさか、自分の様な失態は犯さないとは思うが、自身の状況が状況だけに、警句を口にせずには居られなかったのだろう】

>>946

お、おぅ……頼む………………――――――――お、おぉぉぉ…………!!

【術の行使を、黙って受け入れる銀鶏。次の瞬間には、波動に包まれて身体の痛みがかなり薄まって、体が軽くなるのを感じた】

す、すげぇ……ありがとよ!!

【少年の様な――――それこそ、どこか幼さをも感じさせる明るい笑顔を見せて、礼を言う銀鶏】

………………そっか。悪ぃ、ありがとうよ

【どうやら、自分の望む情報は持っていないと悟り、先ほどの笑顔をわずかに曇らせながら、それでも頭を下げる】
【どこか掴みどころのない青年だが、真面目な時にはちゃんと礼節も尽くすのだろう】

お………………アッハッハッハッハッハッハッハ!!
なんか分からねぇけど、幸せそうだな!! よろしくな、武美!!

【顔を紅潮させる少女――――武美の様子を見ながら、快活に笑い飛ばす銀鶏】
【彼の眼には、武美が幸せそうに映ったのだろう】
955 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:07:53.70 ID:BKMP/Vko
>>948

ふぅん………まァ、いいや。
何、そいつは人しか喰わねえの?

【少しだけ興味を失った様子】
【腕を組んで、尋ねる】

あァ……とりあえず来な。
つっ立っててもしょうがねェや。ヒヒッ!

【そう言うと少年の爪先をこつんと小突き、】
【ゆっくりと前方へ歩き出そうとする】 
956 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:09:31.24 ID:/SonRADO
>>950
【毒を打ち込んだらすぐに指を首から抜く】
【場所が場所だけに出血が酷いが彼は気にしていない】

おいおい、あんまり焦んなよ!
【またも同じように、右腕の鱗で刀を防ぐ】
【狂気の笑顔が、これでもかとカゲツに向いた】

楽しいのはここから、だろぉ!!?
【次の瞬間、ぶわりと背後に紫色の靄が噴き上がる】
【その靄からは、嫌になるくらいの負のオーラ】
957 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 01:10:34.75 ID:ML2JOEQo
>>951
「……成長出来るなら苦労はしない。けれど成長しなければ役に立たない
私も、この吟雪も、今の彼の為に命を賭ける事は出来ないとの共通見解が有る
これも、伝えるならば伝えてしまって良い」

「…………私以外に、誰も言わないだろうから」

【部屋の鍵を開けて、其処に体半分ほど入り】
【部屋の灯りを後ろ手に点けながら、顔だけまた外に出す】

「……私達は、明日に備えてこれまでの情報の再確認を行う」

なーんか知らないけど、今帰っても仕方が無いというか……
もう暫く、時間を潰してから帰った方が良さそうな気がしてね

ま、シミュレートは大事だよ。何を質問するかを事前に決めとけば、進行を妨げない
場合が場合、明日は結構な人数が集まるんじゃないかと思うしねー

【その下を潜るようにして、やはりするりと部屋に入っていく吟雪】
【此方は、別れの挨拶も無しだ】

「……………これで、毒のストックは無くなった
だけど、次に何らかの形で話を聞いた時、僅かな進展も見られなければ……
きっと、二度と毒を吐き出そうとは思わなくなる」

「ジンジャー・ユースロット。まずは、貴方に期待する」

【そうして、扉がゆっくりと閉まっていく】
【何らかの働きかけが無ければ扉は完全に閉まり、中から鍵を掛ける音が聞こえてくるだろう】
958 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:11:22.97 ID:KjRqvu6o
>>947
う、うろたえないっ!輝きの赤はうろたえない!ゲホゲホ!
これでもくらうですわ!コールドストーム!
【冷気の風がシチュー釜に激しくぶつかり、急速に熱が引いていくと同時に床と壁に氷の刃が多数刺さる
 魔法を唱える時は一々箒を振り回しており、その力で部屋の窓も開ける】

酷い目に遭ったですわ……と、とりあえず!取材の方を招いたからにはお茶の一杯でもお出ししなければなりませんわ!
少しそこのソファでお待ちになりなさい!……きゃー!
【暖かそうな毛布に霜が張り付いた安楽椅子に腰掛けるよう命じると、狭いキッチンのほうへと向かっていく
 途中ですべって転ぶような音が、否が応にも聞こえてくる
 シチュー鍋は黒焦げで凍えており、煙を追い出す為に外の風が入ってくる事もあって寒い】


/そちらこそお疲れさまでした
/何かグダグダですみません
959 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:12:23.86 ID:eV5CUQAO
>>955

うーん……ほかのたべてるところ、みたことないかなぁ
【ご飯として、人を探すぐらいだ】
【それしか、知らないんだろう】

んー……ねむいから、またこんどでもいい?
【眼を数回、ゴシゴシ、と擦って欠伸を一つ】
【何とも自分勝手な物である】
960 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:12:23.42 ID:ffeE6ago
>>952

(そんな事言われてもあんまよう分からんモンと話して取り憑かれたりしたらたまったもんやないし……)
(ちゅうわけで後生やよー……)

【もちろん悪びれもなくすまなそうな表情すらない】
【少女に対してはいくらか警戒は解いたけれど傘お化けはオバケだから別のようです】

って!おわっちょっと誰が実演してなんて――――!
ひゃ、ひゃあ危なっ!!

【頭を抱えながらしゃがみ込み迫る炎を避ける、が】
【もちろん少女の背後には店の壁、それが黒く焼け焦げたりするかもしれないです】
961 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:16:17.36 ID:Yhm6wcSO
>>956

【焦った。そう、焦ったのだ】
【つまりそれは、心がブレていた証であって】

……っ、あ、ひ!?

【定まらない心情は、負に満ち溢れた紫を捕らえて「怯む」】
【弾かれて構え直す刀が、踏み込み直そうとした脚が、真っ白に輝く月に照らされる瞳が】
【なにもかもが凍り付いて、生まれるのは――「絶対的な隙」、ただ一つ!】
962 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:17:31.71 ID:l2LQBcIo
>>940

【そう言われると、どこか気恥ずかしいところもある――――……それはきっと
彼女がまだ、心のどこかで――――不安に思ってるから、か】

【それでもやっぱり、恥ずかしいより、嬉しいの方が大きいのか
紅く染まる頬の中に――――……静かながらも、くっきりとした言葉があった】


ええ、そうですね……その通りです――――……
確かに、色々と事情がありまして……


【チラリ、と少し困ったように、武美へと視線を移した――――……でも、直ぐに、貴女へと戻して
うーん、と小さく声を漏らして、空白へと、移行する】

【きゅぅと、既に紅く染まった表情からは、更なる言葉を求める方が、酷というものであろうか】

>>946

【眼前で行われる、あなたの術式に――――思わず、感嘆の言葉が漏れそうになりそうなほど
彼女の心を揺さぶるのに、十分なほど、で――――……
少し、偏った言い方をするなら、流石、といった、手のひらから零れ落ちそうなほど、傾いた感情が生まれてきて】

【――――――――ぎゅぅ、と彼女は貴女のその腕を握り締めようとする】


……これも武美の能力の一つ――――……なんでしょうか?


【ぐい、っと身体を寄せつつ、尋ねる言葉は意外と落ち着いている
――――……心臓の鼓動が聞こえそうなほど、近い距離ではあるが】


>>954

【――――……その点で言えば、彼女とは対極に、貴方は居るのだが
それが吉とでるのか、凶と出るのかは、今のうちは、不明のままか】


……その言葉、信用させていただきますね?
――――……普段なら、これほどの大怪我をすることはない、と解釈させてもらって


【……言葉に棘が在るのはきっと――――それだけ、心配しているからか
会って間もない人間に、ここまで心配するのは、心配性な性格が出ているからだろうか――――……】


銀鶏ですね、よろしくお願いします
963 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:18:15.46 ID:BKMP/Vko
>>959

へぇ……あんまりそう曖昧だと気になるってもんだよ。
"えりゅ"、ねェ?

【そう言って振り向き、軽く首を傾げてみせるが】

………何だ、おねむの時間かい?

【次の少年の台詞に足を止め、ぽかんと口を開ける】

ヒヒッ、まぁ……何とも気の抜ける坊やだねェ?
いいさ、今日の所はゆっくりおやすみよ。
寝る子は育つ、って言うしね、キヒヒッ!

【横目で笑いかけながら、自身は再び歩き出そうとする】
964 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:19:45.75 ID:uFyIb6SO
>>960
『酷いわ!!ワシこれでも妖なんやで!!』
【少し、燃えてるが雨にあたり消えている】

あ〜〜〜、すいませ〜〜ん
【のんびり謝り】

修復しませんと〜〜
【そう言いながら三枚の人型の札を取り出し】

頼みます〜
【そう言い投げると】
【札は三人の黒子になり】

修復して〜〜
【そう言うと黒子達を頷き】
【お店を修復をし始めるだろう】
965 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:20:23.25 ID:xESu1N2o
>>953
む、流石にそこまでには見えませんがまぁ置いておきまして
私よりも年上、先輩、お姉さんであるとそう言いたかったわけですよ俺は。
ですからどうか落ちついtいたたたた

【右腕でぽかぽかと回る腕を受け止めつつ】

まじまじと…ですか…

【はやまっただろうか、と若干の後悔をしつつ】
【煩悩退散、とぶいんぶいん頭を振る】

っと、ぬわっ!?

【唐突な変形にあわててサイドカーから降りようと】
966 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:22:32.59 ID:eV5CUQAO
>>963

ぅん……おやすみなさい……
【眼をもう一度、ゴシゴシと擦りながら手を振った】

またこんど、さがさなきゃ……
【もしも、もう一度こちらの方を見たのなら】
【黒いボロ布を被った人型に手を引っ張られている少年が見えたかも知れない】


/ 眠気のせいで断念……!お疲れ様したー
967 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:23:52.09 ID:Yhm6wcSO
/次スレたてましたー
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1291393339/
968 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:23:59.90 ID:/SonRADO
>>961
【ゾワリ、紫の靄の一部が顔の右半分を覆う】
【右腕から、肩を通って顔面右までもが、紫の異形となった】

キキ、ヒヒヒ…!
絶望に呑まれておっ死になぁ!!
【次の瞬間、背後の靄から飛び出す一匹の蛇】
【長い牙を持った紫色の蛇はカゲツに噛み付こうとした】
【その牙に持つ毒は精神を毒す、もし噛まれれば彼に対する恐怖心が心に芽生えるだろう】
【尤も、その恐怖心がどれだけ成長するかは、毒を受けた者の精神力次第だが】
969 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:24:47.35 ID:ZwWqxN2o
>>957

おいおい…伝えるあたりとか私にすべて丸投げかい?ずいぶんと人使いが荒いなあ…
いいだろう、洗いざらい全てをぶちまけて…伝えておこう
結果は彼の口から伝えさせる…ではさらばだ

【と、告げて彼も去っていくだろう】

【一方、ノビタはまだ入り口でジンジャーを待ってくれていた、ただそこにもう一人いて何か世間話をしている…そこにいるのは】
【三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女】

「そう、ドラっちの奴身内の…あのダメな方の戦うおっぱいさんにフラれてからオレに相談してきて…そこでちょっと助言を与えたんだ
そしたら1年くらい続けて来た『八艘跳び』の訓練をリスク承知で一気に最終段階まで進めてね…来週の水曜くらいには会得しちゃうんじゃないか?
案外、前向きで気持ちのいい男だよなドラっちって奴は」

『はわー…そんなに真面目に鍛練をするなんてドラさんらしくもないデスヨー…相当、好きだったのでしょうねその方の事を
そしてきっと、今もその方の幸せを願っているのでしょう…デスヨー』

「だろうねー…アイツのあんな純真な所みるのオレも初めてだ…だからこれから吟雪あたりが戻って来た時にでも話をしようと思う
それにしてもジンジャー博士は遅いな、話しこんでるうちにもう一時間半は経ってるじゃないか…オレ行かなくちゃ、予定の時間を大きくオーバーしちまったよ」
『あれ?ノビタさん何かご用事があるのデスヨー?』

【ああ、と彼は頷いて駆け足でその場を去ろうとしながら…彼はジャンクちゃんの方に振り向いて告げた】

「…今強さを求められてんのはドラっちだけじゃあないからさ!オレもオレでやるべきことはやっておきたいの!」

【…どうやら言葉が伝わるまでもなく…不安は彼に伝わっていたかのようだ】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー!
/すまんとです二日も跨がせ今日も遅くなっちまったぞい…マジお疲れ様っした!
970 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:25:23.00 ID:0JjIqVoo
>>946
―――、ええ!よろしくね、武美
もう紹介されたけど、私は蛍川翠よ、あらためてよろしく

【若干慌てたように言い連ね、笑顔を浮かべる翠――内心は、冷や汗ダラダラであった】
【おかしい、私は『訊こう』と思ってシオンに接触を図ったはずなのに、こんなカミングアウトを食らうとは・・・!】
【とりあえず祝福する方向で行動することにしたが、やはり思考に張り付いた疑念は当分剥がれそうもない―――】
【そんなわけで、繕ったような、貼り付けたような笑顔を浮かべた翠でしばらくお待ちください】

>>954
最強を目指す、ね――それは、面白い目標だわ

【不意に、面白い、と言葉が出た――面白い?いや、本当のところは――羨ましかった】
【彼の言葉には、瞳には確かな力――意思があった。それが、翠には眩し過ぎた】
【自分の心を守るという「逃避」で人を切り刻み、泥沼の底に落ちて生きてきた自分――】
【彼女の心はシオンによって引き上げられ、再び人間らしく生きる機会を――「本当に?」】
【いや、自分はきっと、宙に浮いているのだ――今の自分に、目指す道はない。見つけられない】

しがらみは何処にでもあるものよ、多分。まぁ気を付けるけど・・・

【そして翠は、己がしがらみの根源たるシオンに無意識に視線を向け――その無意識を自覚すると、すぐに目を逸らした】

>>962
――人を好きになるのに、事情って変じゃないかしら

【どうしたものか迷いながら、なんとはなしに揚げ足取りじみた言葉を放ってしまう】
【混乱する翠の思考、紅潮するシオンの表情――言い表せないもどかしさが、空白が二人の間に入り込んで行く―――】

――ねぇ、シオン、折角会ったついでに、訊いておきたいことがあるんだけど――良いかしら?

【間に耐えられなくなった翠が、それを切り出す――自分の思考を引き戻すために、自分のこれからを考えるため】
【言葉ではついでと言っているが、その口ぶりはついでというには余りに真剣味を帯びていて―――】
971 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:27:41.21 ID:ffeE6ago
>>964

(うわあ、黒焦げやわ店も傘お化けも……よし逃げようかな)

【右を見て左をみてもう一度右を見て周囲に人がいないか確認、よし誰も見ていない】
【さあ逃げ出そうとした所で、ふわりと現れた黒子によって足をとめる】

お?おお?…………おー……!

【直っていく店の壁、感嘆の声を上げてその作業を見て】

凄く便利だねソレ、えっと『フ』だっけ?
なんだろうなあ……そう式神?みたい、実際の式神なんて見たこともないけどね

【式神繰りにも似た少女、一体何者なのだろうか】
【疑問は尽きないが彼女は少しだけ危ない子というのだけは分かった】
972 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:27:41.26 ID:BKMP/Vko
>>966

あいよ。ちゃんと寝るんだぜ、坊や?

【そのまま軽く手を振って見送ろうとしたものの、】

……、……………っ。

【薄ぼんやりと見えた黒い人影に、表情が固まる】

【先程言っていた"えりゅ"とはアレの事だろうか?】
【てっきりこの場にはいないものだと思っていたが、気付いていないだけで側にいたのだろうか?】
【もし仮にアレが「人を食う」モノだったとして、襲われた場合勝率はどのくらいあっただろうか?】

【様々な思考が一瞬入り乱れ、】

………まァ、終わったんならそれでよし。かな。ヒヒッ!

【目を凝らさなければ見えないほど薄く一筋汗を走らせ、】
【その表情をごまかすように笑うと、今度こそ路地裏の暗闇に消えて行った】

/おつかれさまでしたー
973 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:29:41.97 ID:BOYIK9co
>>965
そうかそうかっ!!だったら"カイコさん"じゃなくて"姉さん"とかで呼んでくれ!
【わりぃわりぃ、と手を戻しながら】

よしっ!これで突入準備完了っ!!
【そういいながら、完全に看板へと変形した看板を背中に背負うと】
【ゆっくりゆっくり扉に近づきだした】

974 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:31:06.68 ID:Yhm6wcSO
>>968

あ、

【蛇の牙は、易々と少女の体を貫いて】

 【右の眼に忌まわしい毒花が咲いた時/周りにそれを疎まれ蔑まれた時】
 【家から追い出され寒い空気に体を呑まれた時/見上げた月が白かった時】
 【初めて衝動に任せて人を斬った時/「人殺し」と呼ばれた時】

……あ、ぁ…………

 【――――った――を、見てしまった時】

【からん、と音がして】
【少女が刀を取り落としたのが、見えただろうか】
975 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/04(土) 01:35:26.44 ID:ML2JOEQo
>>969
【私室にて】

……凄い顔になってるよ、初見だと分からないけど

「……………そう、見える?」

うん、流石に。やっぱり、無理だとか考えてる?

「……そう、思いたくは無い。けれど、公算は高くない、と考える
飽く迄現状。良い方向へ向く可能性は無い訳ではない、が………」

【炬燵で向かい合い、メモ類に目を落としながら】
【淡々と、会話を続ける二人】

「………次を、見つけておいた方が良い。万が一の為に
そう………初期のメンバーがもう一人居た。彼女なら―――」

ストップ。貴女、同じ事を言いに行くつもりでしょ

「―――やっぱり、分かる?」

【その中の一枚、『対機関連合』と書かれたメモを、手に取って】
【集積情報から知れるメンバーの名前を、指で辿って行く】

神の代わりは居ないけど、王の代わりはそれより強い王で良い
将軍の代わりは、同程度の力が有れば十分
………貴女、他人の不幸をラッキーと思ってない?

「失望した?」

ううん、全然

【指が止まった位置は、二人が何処かで会った事の有る人物の名前の上で】
【最上段に書かれているリーダーの名前には、横に線が引かれている】
【ハサミをメモに入れて、副リーダーの名前の書かれた部分を最上段へ運び】

「……………糊づけの必要が無い事を、祈る」

【上に辞書を置いて、重しにして】
【次のメモを手に取って、音読を始めた】

/お疲れさまでしたー
976 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:36:20.94 ID:/SonRADO
>>974
【噛み付いた蛇は、やがて靄となり消え去る】
【後には、ニヤニヤと笑みを浮かべるそいつだけ】

キヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!一丁上がりぃ!!
【カゲツの様子から毒が効いたと見たのだろう、嬉しそうに笑いながらカゲツへと歩き出す】
【右手の指を動かしながら、流れる血も気にせずに歩いて】

おいおいおいどうしたんだよ?あんだけ意気がってたのにもう終わりかぁ!?
何なら助けでも呼んでみるかぁ!?誰かが助けてくれるかもなぁ!キヒヒヒヒヒヒヒ!!
【カゲツの首を右手で掴もうとする】
【掴んだのなら、そのまま持ち上げようとするだろう】
977 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:37:33.75 ID:xESu1N2o
>>973
ふむ、ではこれからはカイコ姉さんと。
となれば俺は弟のようなものなのでしょうか?

【赤面必至の想像をなんとか振り払い】
【後でそれが現実になるという可能性からは目を背けつつ】

っ…と。ええ、では参りましょう

【ごりごりと足を引き摺って】
【その1歩後ろくらいをついていく】
978 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:38:47.63 ID:uFyIb6SO
>>971
『もう嫌や!!こんな危険な場所にいられないわ!!ワシは帰るで!!』
【なんか死亡フラグっぽいことを言いながらカラカサは去っていった】

あ〜〜、傘帰ってしまった〜
【のんびり言い】


式神ですよ〜〜
私は陰陽師ですから〜〜
【のんびり言い】
【黒子達は札に戻り、天狗面の手に戻っていく】
979 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 01:39:06.02 ID:OLJlRQQ0
>>946 (東)

【『世界に轟かせる』『最強を目指す』―――少年漫画めいた目標は、失くした家族を今でも愛し、強さを求道する武美には、輝いて思えた】
【そして、些かオーバーとも取れるリアクションも、喜びのストレイトな表現だとすれば、魔術師冥利に尽きる】

へへ、礼にゃあ及ばないっての。魔力なんざ、ちっと寝転がりゃあ湧き出すモンなんだから。
で………――ぶっ、恥ずかし……っ。

【然し、こう言うところで正直な感想を持ちこまれると、如何にも気恥かしくて、身体の力も抜けてしまう気がする】
【手で口を覆って、揺れ動く気持ちがふと零した笑いを潰し、紅蓮の色で、未だに冷めやらぬ桜色を隠して、また外して】

…おう。宜しくな、東銀鶏っ。

【東の、どこか通じ合う快活さに絆されてか―――本日、最も爽やかな笑顔を咲かせ、東の瞳を凛と見詰めた】
【――――……翠やシオンは少し『異質』とすれば、この場で武美が使うただ一つの『友人』への笑み、そう解釈できるだろう】

>>962 (シオン)

………ぁ、んっ。

【だが、束の間、息を吐く猶予すら与えられず―――もっともっと、甘い蜜の泥沼の奥底へ、吸い込まれていく】
【吟雪との生活の中で、女体過剰反応症候群(仮)は克服したつもりだったのに、淫縻にも思える声がひとひら、はらりと散って】
【それでも、優しくシオンの身体を受け入れて……――よく鍛錬され、均整の取れた、一本刀の様な身体でその重さを支える事だろう】
【心臓が音速を刻み、心が溶け合うような感覚】【抱かれて無い腕も背中にさり気無く廻して、場違いなまでに確りと、細い肢体をエスコートする】

…魔術さね、術式を刻んだ道具で、魔力を流すだけのインスタントで行使するタイプの。

そうそう。それにあたしはまだ、『能力者』名乗れる程じゃ無ぇし…。
……――やーっぱ『魔術師』の方が性に合うねぇ……母さんと父さんがそうだったんさ、あたしも其れで間違いない。

【自分が能力者であると認識したのは、つい最近の様で―――武美は、何処か自信なさげに、紫苑色の言葉に返した】
【『父と母』。恋人が相手でなければ、億尾にも出さない様な極めて重い『コトバ』まで使って、話を進める】
【能力への、一種酷薄なまでの信頼の無さと裏腹に―――魔術には、誇りを抱き、愛を以て接している、とさえ思える筈だ】

>>970 (翠)

……お、おう。こっちも、宜しく…。

【笑みの『違和感』に気付かないと言う事も無いが―――今は、触れるべきでないと判断】
【彼女からシオンへの問いに対しても、茶々やら邪魔やらを率先して加えることは無いが】
【シオンのぬくもりを全身で抱きとめた彼女の顔は、些かばかり、コケティッシュに、恍惚として―――何より、『眠そう』である】
【ぎちり、ほぼ無意識に、シオンの手を握り返す力が強まった】
980 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:44:23.74 ID:Yhm6wcSO
>>976

【力の抜けた体は、特に抵抗もなく掴まれて】
【ぼんやり開かれた唇からは、何故か謝罪の言葉が繰り返し紡がれていた】

……ぁ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…………

 【――――ぎちり】
 【何かが軋む音、それは、前髪で隠された右目から響く雑音】

…………ごめん、なさい、おかあさん……

【謝罪意外の言葉を零すと同時、両の眼から涙が溢れた】
【見えている左の眼から流れるそれは、当たり前のように透明なのに】

 【――――ぎちり】

【右の眼窩から流れるのは、「真っ黒い」それ】
981 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 01:46:41.51 ID:nx..DC.0
>>962

あぁ……前に、風の国で能力者のテロとやりあったが、あの時も頭をかち割られて、包帯で巻く程度の傷でしかなかった……
こんな風に、全身ズタボロになるなんて、今まで無かった事だよ……1対2だったってのも、大きいのかもしれねぇけど

【シオンの想いを知ってか知らずか、正直に述べる銀鶏。その言葉を信じるのなら、手ごわい相手の上に、数の劣勢を強いられていたようだ】

――――あの野郎が横やり入れてこなきゃ、本当に死んでたかも分からねぇけどな…………

【その時、何故か銀鶏は顔を顰める。誰かに助けてもらったらしいが、その助けてもらった相手に良い感情を持っていないようだ】

あぁ……よろしくな

【武美の施術のために、身体も楽になったのか。先ほどよりも血色の良い顔で、シオンに頷きかける銀鶏】

ま……あんたなら奴等とやり合う様な機会は無いだろうけど……気をつけろよ。蜂のシンボルを、胸元に留めてる連中を見たら、そいつらが俺とやり合った連中だ……

【自分の出会った脅威を端的に伝える銀鶏。武美とのやり取りの中に思考の比重を置いていたため、シオンが『justice』に連なる人間だと気付かなかった】

>>970

面白い、ねぇ…………まぁ、確かに傍から見たらそうかも分からねぇなぁ……
けど、俺は目指すんだ…………親父の無念を、晴らすためによ…………!!

【面白い、と言う言葉を、好意的か悪意かはともかく『珍奇』の眼で見られたのだろうと、銀鶏は解釈した】
【己の熱意をもう一度、言葉と表情に込める銀鶏――――そこには、それこそ少年の様な『父』に対しての憧憬がそれとなく顔を覗かせていた】

ん…………あぁ、その方がいい

【シオンへと視線が向いたのを訝しげな表情で見やるが、すぐにその表情を引っ込め、頷いて見せた】
【――――友人関係から発展するトラブルと言うものもあるのだ。望むと望まざるとに関わらず】

>>979

いやぁ……それでも借りが出来ちまったからよ。何かあったら、相談に乗らせてくれよ?
微力ながら、恩返しがしたい……からよ

【大した事は無いと言う武美に対し、それでも銀鶏はありがたさを感じているようだ】
【――――『恩返し』を口にした時、その表情にわずかな陰が差す。同じように、世話になりながら恩を返せずに終わってしまった人を……レイドの妹、リイロを思い出したのだ】

あぁ! こっちこそ、だぜ。武美!!

【いつにも増して快活な笑みを見せる銀鶏】
【彼もまた、武美に相通じるものを感じていた。まして、武美に恩をも感じている】
【その笑みは、屈託なく武美に信頼を寄せた事の現われだった】
982 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:47:45.43 ID:ffeE6ago
>>978

あ、逃げてった……どんまい

【謎のサムズアップをして傘お化けの背中?を見送り】

そりゃあれだけ酷い事すりゃあ帰るよ、うん
火の玉って……私だって帰るレベルだもん

【こんな所で黒焦げだなんて笑い話にもならないとにかく避けられて運が良かった】
【服もこのジャージと学生服しかない、本当に紙一重である】

オンミョウジ……なるほどそれなら納得ー
それならやっぱりキミは五行とか詳しいのかな?

【自分よりも小さな子が陰陽師というのもなんだか負けたような】
【そんな小さな自尊心は少なくともあるようで、でもやっぱりプライドがあるのか顔には出さず】

……お?雨止んだね、傘お化けは丁度良いタイミングで逃げて行った訳か

【気づけば雨粒は既に落ちて無く】
【綺麗な群青の夜空が浮かんでいた】
983 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 01:52:45.36 ID:/SonRADO
>>980
キヒヒヒヒヒ、キィィッヒッヒッヒッヒッヒィ!!
俺様に呑まれて喰われて!血肉となりなぁ!!
【持ち上げたカゲツを見ながら、大声で笑い、勝ち誇った叫びをあげる】
【カゲツの右目から流れる黒い涙には気付かない、最早眼前の勝利しか見えていない】

【しかし】
【異変が、起きた】

キヒヒヒヒヒヒ、キヒッ――――!?
【突如、カゲツを掴む右腕がビクリと跳ねて、カゲツから手が離される】
【悪ふざけか、余裕か?違う、それにしては様子がおかしい】

おい…おいおいマジかよ!?
なんで…なんで起きられやがる…ッ!?
【表情には一転して焦りの表情で、固まったままの右腕を左手で抑えている】
【そのまま、慌てるように後ろに下がって】

糞があああああああぁぁぁ!!!てめーはもうでしゃばんじゃねぇよおおおおおおぉ!!!
この体は…俺様の物なんだよおおおおおおぉ!!!!
【顔を空に向け、誰に対してか叫ぶ】
【憎しみの篭った憎悪の叫びを、響かせる】
984 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 01:54:34.05 ID:8MX9cs20
【路地裏】

…………。

【路地裏のどこか、僅か開け、月光によってある程度の明るさのある場所】
【そこの真ん中、体育座りで座り込む人影がひとつ】】

【綺麗に切り揃えられた黒髪を、ポニーテールにして、髪先にいくつかの鈴を結わえ付けて】
【側頭に、真っ黒の薔薇のコサージュをつけて】
【黒地にフリルをあしらって、腰のところを赤いリボンできゅっと絞った、ドールワンピース】
【その上には、黒のシンプルなコート。黒のハイサイブーツを履いた、少女】

【泣いているのか、時折肩が跳ね上がり】
【そのたびに、深夜にしてはうるさすぎるほどの鈴の音が、辺りに響いて】
【比較的近くに居たらば、すすり泣くようなホラー的声も聞こえる、かも】
985 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:57:48.96 ID:l2LQBcIo
>>970

【――――……確かに、貴女の言葉は正しい、全ては為るべくして為ったのだから
そこに誰か個人の私情を挟む所など無い――――はずである】

【しかしながら、それは常に正しいとは言えない、現に彼女は――――……色々と隠している
それはきっと、貴女に、言いたく無いから、言ってしまえば、嫌われるかもしれない、から
そんな心を、ぐっと、飲み込んで、彼女は貴女の言葉へと耳を傾ける】

【空白を染め上げていく、翠の言葉は――――……鮮やかに、心の奥底へと流れ込んでいく
明確なカラーを持った、言葉は、仄かに彼女の脳内へと溶け込んでいって】


ええ、どうぞ――――……もう、あまり時間はありませんが
それでよければ、何でもお尋ね下さい


【――――……それは彼女を揺り動かす、揺り籠で眠る彼女を震わす呟きにも似た、風
一陣の風が、二人の間に吹いて、数刻の間が、更にできた】

>>979

【それはきっと、搾取にも似た、一方的な加虐――――……ふにっと、腕に絡みつくその感触は
押しつぶされそうに、感じるほど、一杯に詰まった、彼女の愛の証であろうか
更には(以下、数十行削除)】

【と、まあ彼女は、久々の、貴女を感じた後、両手を離し、貴女の言葉に答えるであろう】


――――……なるほど、中々奥が深いものですね
私も魔術協会に一応籍を置いてるんですが……中々成果も上がりません


【ため息混じりに零れる言葉は、姉に弱音を零す、妹が如く
――――……どこか、支えていないと砕けてしまいそうな、柔な背中に見えた】


>>981

【それを聞いて、半分安心し、半分危惧した――――……すなわち、彼はかなりの実力があると
その言葉から推し量れる、と同時に……それだけの、可能性がある、と――――つまりは、彼でさえてこずる相手が
彼の目の前に、現れた、という事実は――――拭うことができない、から】

【静かに、心に彼の言葉を書きとめて】


――――……分かりました、蜂のシンボルですね
銀鶏もお気をつけて、再びそれら≠ニ出会ったら――――……逃げろ、とは言いません、最善の手を尽くしてください
そして、絶対に、怪我をしないでくださいね?

【――――無茶な台詞ではあるが、まあ仕方ない】
986 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 01:58:43.69 ID:P3o.skYo
>>984
ど、したの。

【ソコヘ通りかかる一人の少女】
【黒いぼさぼさのロングヘアーに、泥のように濁ったそこの知れない紫色の瞳】
【体には、地面を擦るほどの丈があり、指先すら袖から出ないブカブカの灰色のコートには、ところどころに血痕が見える】
【頭の上には燕尾服の悪魔のぬいぐるみ】
【そして、それらは全て薄汚れている】
【見るからに浮浪児であった】
【そして、其の少女は、泣いている少女の顔を覗き込もうとしていた】
987 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 02:00:45.33 ID:uFyIb6SO
>>982
ちょっと、やりすぎました〜〜
【テヘッて感じで】

は〜い
木・火・土・金・水からなっていまして〜
私は火の方しか上手く使えませんが〜〜
後は結界・封印術や式神召喚など使えます〜
【のんびりとし】


そうですね〜〜
そろそろ帰りますね〜
私は亀無天空(かめなし てんくう)
貴女は〜〜?
【のんびり帰る準備をしながら】
988 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/04(土) 02:01:19.52 ID:nTYarcSO
>>941

――まあ、な。組織の為≠ネんて柄でも、無いけれど。
それでも、……ああ、悠長に立ち止まってる訳には往かない。理由が、有るんだ。

【距離はそのままに――所謂、パーソナル・スペースの外側に立ったまま】
【必要以上に踏み込もうとはせず、鋭く双眸を細めて事もなげに】

【それでも、確かな芯の通った語調で呟いて】
【目許の険を少し和らげて、伏せた眼をただ見つめながら。話に、耳を傾ける】

(………顔の見えない不特定多数よりも、よく見知った誰か一人を――って、性分なのか?)
(似たような物、だろうな。確かに、オレだってJustice≠フ為だけには動けない――あの二人が居るからこそ、だ)

(従って――――)

京はややこしい状況らしいし、割愛するとして……双葉、だったっけ。
そいつの意識の有無と、お前が……サージが、そいつの為に動けるか否かは、関係無いと思うよ。

起きてる時と寝てる時とで、そいつの願いが180゚変わるなんて無茶苦茶な道理は無いんだ。そうだろ?

【少女と自分を照らし合わせて、取り留めもない推論を巡らしつつ相槌を打って】
【話を聞き終えると、短く告げる。―――筋が通っているかは、この際考慮しない】
【彼がどのような状態にあっても、出来る事は有る。依り処はまだ失くなっていないと、気休めにも似た言葉を掛けて】

――いいよ、謝らなくて。別に……嫌じゃ、ないから、さ。
そっか。まあ、お前の好きにすれば良いと思うよ、オレは……。

ん……オレ?行くよ。其れが少しでも、ウチのリーダーの為になるのなら。
―――嫌いだけど死ぬワケじゃないしさ、取り敢えず、知らない奴は案山子か何かだとでも思っとく。

【頼られる事を、そう悪く思わない性質なのだろう。大した事でも無い、と言わんばかりの態度で】
【飽くまでも、判断は少女自身に委ねたまま。自分の本音を、飾らずにさらりと述べると】
【くすり。喉を鳴らして、不敵な笑みを浮かべてみせた】


…………まあ、その。無いと言ったら、嘘になる、かな。

【どうやら、大凡図星だったらしく。朔夜は露骨に眼を逸らし】
【やっぱり少し恥ずかしそうに、先程とは打って変わって歯切れの悪い口調】
//あばばばばばばば、知らず知らずの内に速度が……
//ほんと済みません、其方様は眠気とか大丈夫でしょうか…何か有ったら無理せず切ってくれて構いませんので
989 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:03:49.92 ID:0JjIqVoo
>>979
・・・

【シオンに手を握られ、それから引き合い――…言葉は出さない、というか適当な言葉が見つからない】
【苦笑気味の表情だけを浮かべながら――】

……おめでとう?

【とりあえず祝福。本当に言葉に窮しているのか、凄く小声で、呟くように言った】

>>981
――――っ

【この男は好きになれなさそうだ――翠は心中で、深く毒吐く】
【自らの手で両親を肉塊に変えた翠にとっては、肉親の無念というのは―――】
【きっとそれは表情に表れていることだろう。彼が「親父」という言葉を出したあたりから、表情が固くなっている】

・・・ええ、お互い頑張りましょう

【自分でもわかる動揺――それを隠すためだろうか、やや大仰にそう応えた】

>>985
【ふぅ、と息を吐く―――訊くこと自体は多くない、むしろ少なすぎるくらいだ】
【目を閉じて、少しだけ、時間を取る――自分と、シオンのための空白を得るために】

じゃあ、シオン―――
あなたは、私に『どう在って欲しい』?

【言葉面だけなら非常に短い――わざわざ断りを入れるほどでもないことかもしれない】
【だけど、翠には重要な命題だった――親を殺し、人を斬り――それから引き上げられた翠には、自分の望みが希薄だった】
【だから問うた、自分を救い上げた彼女に――自分の未来のヴィジョンを】
990 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:04:59.98 ID:Yhm6wcSO
>>983

【とん、】
【地面に脚が着いた】
【先程取り落とした刀を探して、ゆっくり拾う】

……あぁ、ああ、
そこに居るんですか、毒牙、さん、

【俯いたまま、ぼそりと呟く】
【叫ぶ彼に、ゆっくりと、視線を合わせるために。上がった顔】

いま、今。そいつ、黙らせますから。
だから早く、起きてください――

 【ぎち、ぎちぎちぎちぎち】
 【右の眼窩を押し拡げて。新しい枝が、助けを求める細い腕の如く、伸びていた】

【再び手にした刀、刃がみるみる内に黒く染まって】
【放つのは、哽せ返りそうなほどの甘い香り――猛毒の芳香】
【明らかに毒牙に刃が届かないだろうその場所から、少女は刀を振るう――】

【――ぐにゃり、刃が変形して。毒牙に届くように「伸びた」】
【腹を狙って。黒い刃が、夜を進む】
991 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:05:58.07 ID:8MX9cs20
>>986

【声をかけられ、その肩はいっそう跳ね上がり】
【それと共に、鈴がりんと鳴いて。甲高い音はきっと夜に響いて、うるさいはず】

【その驚きようから、相手の接近に一切気がつけていなかったことが分かるかもしれず】
【そんな驚きの最中、顔を覗き込まれ。対応も出来ずに相手を見つめるのは、いかにも泣きはらしたような真っ黒の瞳】
【黒い雲のかかった夜空のような、そんな色の瞳は、まん丸に見開かれ、かなりの同様具合を示していて】
【時間にしておよそ3秒くらい、きっとそれくらいの後に、ほんの少し身体を引いて、覗き込む相手の視線から僅かに逃れようとしつつ】

……なんでも、……ない。

【なんて、見た人のほとんどが強がりだと思うような口ぶりで、そんな言葉を吐いて】
【俯き、前髪で表情を隠そうとしてしまうだろう】
992 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:08:51.91 ID:P3o.skYo
>>991
そう、なの?

【コートの懐から毛布を取り出すと、路地裏の平らなところに引き始めた】
【今日の寝床は此処のようだ】
【感情の色のない、虚空のような瞳で、相手を見つめて】

泣いてる人は、なんでもない、とは、思えないけど。

【毛布の上に座り込んで言う】
【只管にその目は無感情に相手を見つめている】
993 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:11:46.50 ID:c.AFuUSO
>>987

(どう見てもちょっとってレベルちゃうて……)
【ちょっと手が滑って山を焼く、なんて事を一瞬考えて】
【さすがにそんな事は無いなと自分の空想を否定する】
【何だかフラグっぽいのは気のせいです】

それなら焚き火とか楽にできるじゃん良いなーソレー
シキガミとかってのも砕いて言えばお手伝いさんみたいなもんでしょ?
凄い便利だよねー羨ましい

【詳細を聞くんじゃなかったと後悔】
【自分の方が劣っていることが露見してしまった】
【そしてそれを自覚している自分に嫌悪感、肩を落とす】

亀無ちゃん?どもよろしくー
ウチ、じゃなかった私は京って名前
よろしくね亀無ちゃん!

【うっかり本来の言葉遣いで喋りそうになるが止めて】
【少し無理のある作り笑いで朗らかに返して名前だけ教え】

それじゃね亀無ちゃん、元気でー

【逃げるようにその場から去っていく】
【その時高い身長の筈の彼女は何故か小さく見えた……】

/最後は携帯で失礼!
/お疲れ様でしたー
994 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:13:28.69 ID:8MX9cs20
>>992

…………。

【俯きながらも、横目でそれを見つめ】
【何かを言おうとしたのか、薄く口を開いてから。そっと噤んで。ぎゅっと下唇を噛んでから】

……なんでもないの。
なんでもない、……そう、なんでもないの。

【膝を抱く力を少し強くしながら、返すのはそんな言葉で】
【まるで自分を納得させるような、そんな声色】
【それから、ほんの少し。顔を上げて。相手に視線を向けてから】
【ほんの少しの間の後、笑おうとした結果なんだかこうなっちゃいました、みたいな】
【何となく眉の下がった、そんな笑みを浮かべながら】

……ここで、寝るの?

【なんて、相手に尋ねて。そっと首を傾げれば、また鈴が鳴いて】
995 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 02:16:40.88 ID:uFyIb6SO
>>993
【フラグですね】

けど〜〜、私は金の方がいいですよ〜
そんな感じですね〜〜
【のんびりと】

京さんですね〜〜
また会いましょ〜う
【手をふり見送った】

/乙でしたー
/夜遅くまでありがとうございます
996 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:16:41.38 ID:P3o.skYo
>>994
【相手のその言葉に首を傾げ】

泣いてると、ダメ。
笑うほうが、良いんだって。
良いことをした方がいいから、笑うのは、えらいんだ。

【要するに、そんな笑みでも笑っていたほうが泣いているよりは良いと言いたいようだ】
【そして相手の質問に当然のような表情で答える】

うん。
私、家無いから。
今日は、私、此処で寝る。

【余り人と喋らないのか、言葉が細切れである】
997 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:16:52.72 ID:OLJlRQQ0
>>981(東)

【『親父の無念』―――其れを果たすために自分が選んだのは、矢張り力を研鑽する道だ】
【尤も、彼女の場合それとは別に、『悪を滅ぼす』『協会=仲間たちの居場所を護る』と言う方向性も、持ってはいるのだが】
【其れでも、銀鶏の言葉には、思考よりも『共感と、想起』が先行して―――ふと、追憶の彼方を見つめる瞳が、虚ろに】

…うん、そーだ、な…。
其処まで言ってくれるなら、頼れる時は遠慮無く頼らせて貰うぜ。

【ほんの、一瞬……――その後は、銀鶏の強い意思と、一抹の悲壮の宿る言葉が、また現実に引き戻してくれた】
【自分でそれを認識する前に、昏い永遠の別離と、無力感の刻印を振り切った少女は、笑みを浮かべながら、彼の言葉を肯定する】
【『野暮』になってまで、相手の好意を跳ね退ける事は、もうしない―――闘いの表舞台に立ってからの、成長の一環】

(………蜂のシンボル、か…。どんな連中やら、どう潰せば良いのやら?)

【――――……巡る思考は、少女のものとしては、物騒に過ぎるのかもしれない、が】

>>985(シオン)

……ん! ……っ、にゃ、……ゃ、ぁぁ、…!!

【嗚呼、また考えている事が、台風の前のボロ屋よろしくブッ飛んで往く―――どう描写すれば良いのだろうか】
【ピンボール球の様に、心は弾んで、弄ばれて、でもそうしてくれるのは、自分が相手だからと判って】
【口調とは裏腹に綺麗な、歌でも謡わせれば映えそうな声は、子猫の其れの様に、儚く震える】
【体温が同化する、脈拍に加速度がかかって、頭がホワイトアウトしそう……――魂を直に擽られる様な感覚に、襲われて】

【兎にも角にも、永劫に等しく、刹那にも似た『数秒間』は、満足感と、少しばかりの寂しさを残して過ぎ去って往った】
【シオンの言葉が紡がれる間も、限界ギリギリまで跳ね上がった息を整えて】

…貴女には、あたしに無いモノが沢山ある。
吟雪も然り、あたし達が持てなかったモノを、確りと宿してる。
一人じゃ駄目なら手を繋いで、それでも足りなきゃ、輪を作ってみて……其れで、良いじゃないか。

……あー、この台詞くさーっ!

【真面目な返答を返して、快活な向日葵の笑みを咲かせて、漆黒の双眸でじん、と傍に立つシオンを見つめる】
【――――……その直後、耐えられなくなってしまったのか、梅干しでも食べたかのようにぷい、と顔を逸らしてしまった】
【彼女が羞恥心を克服(暴走じゃ無い意味で)するのは―――何時の日、なのだろう】
【だが、何はともあれ……――その言葉は、ひとつのStand by me≠ノ、相違無かった】

>>989(翠)

【そして……――片や自らの親を葬った二人、片や自らの親を奪われたであろう二人】
【其処に、根源的な違いは、産まれてしまっているのだろうか――――武美は識らない、識っていたとしても、判らない】
【ただ今は、押し黙って、シオンと翠の問答の顛末を、眺めるだけだ】
998 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/04(土) 02:17:07.12 ID:/SonRADO
>>990
くっそおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!
【雄叫びを上げて右腕を左手で殴り、無理矢理自由を取り戻す】
【だが、既に回避は間に合わない】

【だとすれば、やるべき事は防御のみ】
【右腕を刀にぶつけ、刀を防ごうとする】
【が、防ぎきれない、押し負ける】
【おまけに、受けた毒の効果も戻ってきた、血を流しすぎて貧血も起きてきた】

【最悪の条件が揃いつつあり、どうしようもなくなって】

クソがああああああああぁぁぁ!!!
【半分程斬られた右腕を犠牲にしつつ、後方に下がり】
【攻撃の範囲から逃げようとした】
999 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/04(土) 02:24:48.12 ID:nx..DC.0
>>985

あぁ。バッジだったりエンブレムだったりするが、見ればすぐに分かるって位、目立つ代物だ……
――――確かに、そうだな……死んでしまったら、元も子もない……けど、奴等はレイドを狙ってる…………!
『哲学者の卵』を破壊する、現状での唯一の希望だからな……可能な限り、守ってやらないと……せっかく『justice』に出向いたのが、全部無駄になっちまう……!

【『蜂のシンボル』に関して、補足を入れる銀鶏。大怪我を負わされてもそれを忘れなかった辺り、相当に印象に残ったのだろう】
【次いで、シオンの言葉に対しては――――肯定とも否定とも取れる、何とも微妙な返答を返した】
【理解はしているが、感情的に後ろ髪を引かれると言ったところか】
【――――銀鶏がそこまでレイドに入れ込む理由。それはリイロに受けた恩。そして、そこから生まれたレイドとの絆。ライク=ヴェルトゥスとの確執】
【複雑な事情が絡み合い、今の銀鶏はその立ち位置をどこに定めるか、難しい選択を迫られつつあった】

【――――そして、もし集積情報を細かくチェックし、そこに書かれている情報を一通り目を通していたのなら】
【彼の言葉と相まって、風霊統主の城のPCに記録された『卵』の破壊映像に、彼が映っていたのが思い出されるかもしれない】

>>989

――――あぁ、悪い……勝手に一人で熱くなっちまったな

【彼女の表情の変化に気づいてか、フルフルと頭を振って落ち着こうとする銀鶏】
【自分の言葉をくどいと思われたのかもしれない。そう思うと同時に】

(『親父』って言葉……言っちゃまずかったのかも、知れないな……)

【もし、特定のワードに引っ掛かるものがあったのなら、それは『父』以外に無いだろうと踏んで】
【自分のこだわりを、これ以上前面に押し出す事を避けたのだった】

>>997

あぁ、そうしてくれよ!
普段はあっちこっちをうろうろしてるけど、多分、簡単につかまるはずだから、何かあったら呼んでくれ!

【――――彼の晴らそうとする『父の無念』と言うものは、半分は銀鶏の強すぎる父への憧れが先行した、独断的なものではあるのだが】
【今、この瞬間には、それは関係ないと言ってしまって問題ない事象だろう】
【それよりも銀鶏にとって、武美に借りを返したいという思いの方が、ずっと大事だった】
【――――やはり、過去の体験も相まって、他人の好意に対して真っ当に報いる事が出来ない事が、嫌なのだろう】
【その想いが、ライク=ヴェルトゥスを中心に、いわゆる『正義』の輪の中に、微妙な不協和音を響かせていると言うのは、皮肉と言うほかない】
1000 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/04(土) 02:26:23.95 ID:Yhm6wcSO
>>998

逃げた、逃げた。まだ。生きてる。生きてる、
斬らなきゃ、斬らなきゃ。斬らなきゃ。斬らなきゃ。斬らなきゃ――

【壊れた機械を思わせる、感情の感じられない声を零して】
【一歩、また一歩。歩いて、毒牙に近付く――――】

……、……ぁ

【しかし、何歩か歩いたところで、ぐらりと身体が傾いて】
【黒い刃が、ばしゃり。地面を叩く滝のように、液体に形を変えて】

 【――――ぎち】

【少女は、倒れこむ】
【二重の毒を受けた身体と精神が、限界に達したのだ】
【どろどろと、地面を流れる黒い液体は、未だ甘い芳香を放っていた】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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中学生日記! @ 2010/12/04(土) 01:23:05.73
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【皆平等に】能力者スレ【殺して差し上げる】 @ 2010/12/04(土) 01:22:21.00 ID:Yhm6wcSO
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すごく助けて欲しい @ 2010/12/04(土) 00:28:27.10 ID:6/iZlYAO
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ニーソ・ニーハイ・オーバーニー 25足目 @ 2010/12/04(土) 00:24:36.81 ID:4iKwNXoo
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one and only reethi rah 2(AA雑談スレ)with 水先案内人 @ 2010/12/03(金) 23:46:49.40 ID:lyi65O.o
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