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厨二能力やるから貰ったらそれ使って―― - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/06/20(月) 21:34:10.01 ID:kBLQnAFfo
――闘おうか

厨二病患者隔離スレへようこそ!
そしてこのスレを開いてくれて有り難う!
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1308385391/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/
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【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 6 @ 2024/05/21(火) 23:03:45.14 ID:LycZD2yqo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1716300225/

開くと貯金が増えるスレ @ 2024/05/20(月) 21:35:55.08 ID:MOxGLALr0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716208554/

イケパンみっちん39 このスレには可愛いパンダが居るにぇ! @ 2024/05/19(日) 19:47:17.65 ID:skVyN/3XO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716115637/

僕の記憶が全て消えても生まれ変わったらまた君を探す @ 2024/05/18(土) 22:27:06.84 ID:7xX40cGt0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716038825/

グレみんと快楽の座 @ 2024/05/17(金) 22:24:15.47 ID:DUS3Z54Xo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715952254/

【習作】安価コンマでワンピース @ 2024/05/16(木) 21:19:27.48 ID:QUcgFIEu0
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テンリュデネ・ゾー @ 2024/05/14(火) 20:47:34.15 ID:aewHWgbao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715687253/

薬師とか錬金術とか、田舎とか @ 2024/05/13(月) 23:03:05.43 ID:nAT+1SmNo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715608984/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/06/20(月) 23:05:45.82 ID:j1FEEVjfo
>>1乙ッ
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) :2011/06/20(月) 23:06:12.89 ID:j1FEEVjfo
/age忘れい
4 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/20(月) 23:09:34.31 ID:G6Rq50a+0
前スレ>>998
(…これはどうすべきか)
【相手の性格から今後の対応を考える、一歩間違えたらドカンてやばくね?】

「…わかりました、謝らせていただきましょう」
【不良に矢を突き刺してから立ち上がり少女の方へ顔を向ける】
【その目は、純粋・曇り無し・希望、などの混ざった、はっきり言えばキラキラさせた生きた目で相手の目を見つめる】

「無礼な行為、および返事をしなくて、大変申し訳ございませんでしたぁ!」
【大きすぎず、小さすぎずの音量で言いつつ、角度90度のお辞儀を相手に向けて放つ】

【これが青年の考えた対処法、簡潔に言えばしっかり謝る、ただそれだけだ】
5 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/20(月) 23:12:52.53 ID:XoJlE5740
>>1乙ッ
6 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sagasage]:2011/06/20(月) 23:13:26.84 ID:Ww/knWX6o
>>996
なにそれ…すげぇなおい…
そしてお前凄いな…なんか尊敬するわ…一周回って…

【二つの意味で驚いた。まず一つはドラえもんの道具なんて物が使える事。】
【なんて恵まれた能力だ。古代マケドニア軍には超強力な能力者が多数いたと言われるが…】
【青年にはそれ以上に魅力的に見える。実在しえない粒子を産み出す事が出来ても実在しない道具は取り出せない。】
【作れるとしたらタケコプターくらいだ。しかもタケコプターの形にする必要はないという。】
【ただまぁ青年は自分の能力に不満を持った事など一度も無いのだが。】
【もう一つは…言わなくても分かるまい。】

蜘蛛が苦手ねぇ〜ふ〜ん…

【腕を動かせないので組めないのだがその小馬鹿にした態度は表情だけで存分に伝わるだろう。】
【まるで弱みを握ったかの様な気分だろう。今の此の青年は。というか本当にドラえもんみたいな奴だ。】

…間抜けだねぇ〜のび太かお前は

【ニヤニヤしながら、そう一言。別にのび太を馬鹿にしている訳では無いが。】

/>>1乙ぁ!
7 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/20(月) 23:15:52.60 ID:xblmGr9IO
【前スレ】>>997

「ふん…そうね…私も長期戦は嫌よ。」

【そう言ってから、女は右腕を引き、大剣を自身の「後ろ」に持っていく。】
【態勢を立て直す必要があったため、仮にここで完全な防御姿勢をとっていたら、それで精一杯になり、】
【攻撃に転じれなくなるのだ。故に、】
【女は完全に防御することよりも、完全に「攻撃」することを選んだ。その犠牲は自分の身体。すなわち「被弾」】

「これで―――――――――――終わり!!」









【大剣を相手の左腰目掛けて下から上に思いっきり振り抜こうとした。】
【刃を当てがっては殺しかねないので、「峰」を向けた攻撃である。】
【大剣とは思えない剣速に加え、その一撃は必要以上に重く、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【また、この攻撃が当たる当たらないに関わらず、彼女は相手の張りを食らうことになる。】


/こちらも遅れました…すいません
/そして風呂落ちです…本当に重ね重ね申し分ないです…
8 :【LUIN ENGINE】@wiki :2011/06/20(月) 23:26:40.33 ID:j1FEEVjfo
>>4
「……その目」

【その光り輝く瞳を見つめ返す少女の二つの瞳は、カメラのレンズを彷彿とさせるくらいにまで真っ黒であった】
【希望も純粋さも熱さを持った太陽すら知らない様な真っ黒な瞳、不気味さを携えた文字通りの真っ黒な瞳、黒い眼球】
【少女は眉間にしわを寄せ、軽く相手の視線へと睨みを利かせた、まるでその目に対しての嫉妬か僻みを覚えているかのような視線】
【それがどんな感情込めての瞳かは本人のみぞが知るというものである、他者に理解されてたまるものか】

「……まぁ、良いですわ」

「とかく、最初に言った通り、とても目障りだからとっとと失せなさい」
「でないと、ちょっと怒りますわよ?」

【変わらぬ高圧的な態度を続けるが、少し神妙な面持ちになったのは隠し切れておらず、何か考え事を巡らせているらしかった】
【しかし、相手と少女は初対面でありお互いに最悪の第一印象、そんなのを打ち明けてどうとなるのだ、必要性など皆無】
【となれば、目障りな相手はさっさと御退散願いたいのが少女の最大の願いであるのは言うまでもない事実であるのだ】
9 :【LUIN ENGINE】@wiki :2011/06/20(月) 23:28:47.48 ID:j1FEEVjfo
/次少し遅れます!
10 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/20(月) 23:30:53.92 ID:XoJlE5740
>>7

「避けられない…だが―――」
「それならば「耐える』までだッッ!!」

【恐ろしく速い剣が襲いに来る、男は直撃する部位に全力で力を入れ、筋肉を硬化させた】
【全体重を地面に乗せ、下半身の筋肉で地面を捕える】
【そして直撃し、凄まじい激痛と衝撃が体に伝わる】

「ぐぬぅぅぅぅッッッ!!」

【両足が地面をえぐり3mほど飛ばされる】
【だが――――それでも地面から足を離さず、倒れない】
【まさしく『耐えきった』のだ】

「ハァ…ハァ…これ以上は厳しいな…」

【だが、その後膝をつき呼吸が乱れる 攻撃が当たった場所は痣というには変色しすぎている】
【ボディビルダーが大会に出た後に体力を使い切るのと同じで、筋肉に力を籠めればかなりの体力を使う】
【もう既にスタミナの限界が来ているであろう】
11 :四次元袋 @wiki [saga]:2011/06/20(月) 23:32:01.08 ID:U/U1md0Y0
>>6
とっても馬鹿馬鹿しい、のび太すらしなさそうな失敗

「し、仕方無いだろ。急に蜘蛛が出てきたら誰だって驚く」
「ていうかその目は絶対信用しないだろ。ならここで2mの大蜘蛛でも召喚してやろうか?」
「とにかく私は蜘蛛なんか怖くない。それは絶対だ」
「あとその馬鹿にした態度は止めろ、なんか腹立つ」

とりあえず相手が持つイメージの払拭と自分の地位を守りにかかる
けどどう言った所でただの言い訳にしかならないのかもしれないが
12 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/20(月) 23:34:34.32 ID:G6Rq50a+0
>>8
「はい、わかりました」
【相手の言葉を聞き、背を向ける、向けた瞬間青年の目はまた先程と同じように死んだ魚のような目になった】

(あー、久しぶりだから疲れた…)
【半目で、素早く不良の財布から金を抜き取りつつそう思う】
【伊達に長年旅をしていない、相手の性格、要求でころころと性格を変えていかないと自分が生きていけないのである】

「あっ、一応名前を言っておきます、自分の名前は弓指 卓矢、別に覚えなくてもいいです」
【顔だけを振り向かせ自己紹介、青年の目はまた生きた目となっていた】
「それでは」
【そう言って青年は路地裏の闇へと消えていくだろう】
13 :【遮光之幕】癒しを与えて硬さ自在の布を操る。@wiki [sagesaga]:2011/06/20(月) 23:42:48.08 ID:oNVp14AL0
>>1乙!

>>942

…。

こういう時には謙遜するのが普通かもしれないですけどぉ…
自分から見ても本当に頑張ってたんですぅ。

【別におどけているわけではなく…少女の目からしても、学園の問題収束のために奔走していたらしい。】
【実際、エンカウントゼロの学園襲撃の際に、少女は其のメンバーと交戦していた。】

……ん…。

ありがとう、…ですぅ。
それじゃあ……貰っておく…ですよぉ。

…こちらこそぉ…貴方にとっては何も分からないのにぃ…喚いてぇ、挙句の果て泣き出してぇ…
なんていったら良いのかぁ…。

【彼女はココに来てからずっとテーブルの天板を見ていた。】
【恥ずかしいやら何やらで、青年の顔を見れなかったからだ。】
【だが、唐突に差し出された銀色の箱…嗜好品の箱である。】
【バッと顔を上げる。】

【そして、漸く青年が差し出した旨を理解した少女は、心から謝罪する青年にそう言って謙遜する。】
【実際はこちらも悪いのだ。謝らなければ、こちらが納得できない。】

【そして、腰の布を取って風呂敷のように其の箱を包んだ。少女がこういう取締りをするときは、いつもこうしている。という裏設定。】

/寝落ちすみませんでした…。
/釣って来ます…。
14 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/20(月) 23:45:31.33 ID:Ww/knWX6o
>>11
二メートルの大蜘蛛ねぇ…楽しそうだな…

【真っ先に思った事がこれなのだから捻くれてる事この上無い。よりにもよって楽しそうとは。】
【そしてニヤニヤ笑いは止まらない。病院生活の反動だろうか。失礼にも程がある。】
【しかしこれが青年の性格なのだから仕方ない。捻くれ過ぎとも言える。】

はいはい分かった分かった…そう怒るな
人間誰しも弱みくらいはあるさ…勿論俺もな

【此の青年の弱みに比べたらまだまだマシとも言えるかもしれない。何故かって?】
【下手したら通報物なのだから。ジェイルやI.O.Jにしょっ引かれる可能性もある。】
【勿論「これ」は悪い事ではない。悪い事ではないが…まぁ色々あるのだ。】

で?なんか他に道具ねぇの?入院中は暇なんだ

【これは嘘では無く、本当に正直な心である。先程から地の文でも言ってきた気がするが。】
【まぁ暇潰しの道具を見つけたとでも思ったのだろう。】
15 :【LUIN ENGINE】@wiki :2011/06/20(月) 23:56:37.81 ID:j1FEEVjfo
>>12
「……ふんっ」

【返す返事は無し、不良の頭をハイヒールの爪先で軽く小突いてから、自分は路地裏の外へと歩き出す】
【少女は期待を裏切られたような気分になっていた、それが一体どういう理由でそうなったかはあえて描写はしない】
【だが、事実としてその感情は内に存在していて――軽い怒りや退屈も兼ねていた、どうしてどいつもこいつも、と】

【明日も何処かで自分の自尊心のために高笑うのだろう、そして少女は思うのだ―――アア、今日も平和だ―――と】


/絡み乙でしたー!起伏の薄いロールになってしまってごめんなさい!
16 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 00:01:20.23 ID:5ZADqPeIO
>>10

【女は身体が浮くような感覚を受けて、反射的に剣を地面に突き刺した。】
【辺りがやけに間延びして感じられる。メリメリ、という音を聞き、】


「ぐ―――――――――――ああ
…くっ…」


【肩で息をしながら、なんとか意識を保つ。突き上げるような激痛と、】
【口の中に広がる血の味が、その一撃の威力を物語っていた。】

「あ…相打ちか…くっ…」

【剣にしがみつく様にして、女は言葉を紡いだ。】


/お待たせしました。
17 :四次元袋 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 00:02:07.47 ID:IsQo+5wp0
>>14
「弱み弱みって、私は英語とスポーツ以外に苦手なものは無いですから」

この2つ、どうでもいいように見えて結構重要。何故なら度が過ぎるほど苦手だからだ

「それにあなたの弱みなら大体想像がつきます。大方病院から逃げて来たんでしょう?」
「まったく…そんなに動き廻ってたら治る傷も治りませんよ…」

なんとか相手のペースに乗せられないよう、こっちも自分のペースを展開していく

「だいたい入院中は暇なのが普通です。そんぐらい我慢しなさい我慢」

とここで何かを思いついたのか、いきなり方針転換。ご存知ピンク色のドアを取り出してゆっくり開けていく

「いいですか、一晩だけですからね」

そう言って、開いて言ったドアの先にはサバンナが広がり、雄大な自然があった
問題はすぐ目の前にライオンの集団が居たことだが…
18 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 00:09:50.71 ID:76luNUcX0
>>16

「耐えきった…か…」
「どうやら、この戦いは私の負けのようだ」

【フラフラと立ち上がり、弱々しい足取りで歩き始める】

「最後の一撃がもし斬撃ならば、私は身体が切り裂かれ息絶えていたかもしれない」
「だが、君は私の一撃に耐えた。この時点で私の負けだ」

【女性の前まで歩いていくと剣にしがみついている女性に手を差し伸べた】

「素晴らしい戦いをありがとう。君は本当に強い戦士だ」

【握手を求めるように手を伸ばす】
【表情はいつの間にか笑みを浮かべた顔に戻っていた】
19 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 00:20:39.36 ID:5ZADqPeIO
>>18

「別にお礼なんかいいわよ…」

「私も…ここまでの戦いは久しぶりだったわ。」

【内臓がイカれたかと思ったが、吐血しないところを見ると大丈夫なようだ。】
【しかし、と改めて相手の一撃の重さに驚く。まさかここまで、】
【強い衝撃がくるとは思わなかった。大剣が無かったら、大きく打ち上げられ、】
【地面に叩きつけられていたかもしれない。】

「その言葉そのままあんたに返すわ。」

「力負けしたのは始めてよ。」

【大剣を背に戻し、からう。「抜き身」所謂鞘無しで帯刀している辺り、】
【実に手馴れて扱えるのだった。相手の手をしっかりと握る女の右手は、】
【確かに感謝の気持ちが込められている。】
20 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 00:21:40.38 ID:5ZADqPeIO
>>1
21 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/21(火) 00:25:17.84 ID:Buf1bwaco
>>17
弱みってのは苦手な物とは直結しないんだぜ?
それに…其の苦手の程度にもよるよなぁ?

【事実、青年はそう言う苦手とは別の所で弱みがある。むしろ其処にしかない。】
【それに出来ないの度合いにもよる…とそんな事を言うが勿論どれだけ苦手かは分からない。】
【分かる訳も無いし…まぁ少しだけ知りたいとは思っているようだが。】

いいや耐えられないね 自力でトイレに行くどころか本を読むのも止められてるんだ
DVD見ようにもまず借りに行く事が出来ないしな。
ああ傷なら昨日身をもって知った 手首が千切れるってあんな感触なんだな

【幸い外を動くだけなら能力を短時間だけ使えるし何より車椅子も手に入れた。】
【外を縦横無尽に爆走する電動車椅子など前代未聞だろうが…これなら今の様に病院用のスリッパで外に出ても平気だ。】
【ただどう上手く脱走しようといずれは帰らなければならない。無論、青年はその度に優男風の院長に怒られている。】
【と此処で意外過ぎる道具が出てきた。ピンク色の、皆知ってる…】

どこでもドア…だと…?

【そう、あの旅行会社涙目のアレである。しかもその向こうにいたのは…】

ホントにホントにホントにホントに…

【立派なたてがみを持った、猫の仲間の巨大動物である。広大な自然を楽しむ前にこんなのがいたら怖い。】
【怖過ぎる。素晴らしい景色を眺める前にお腹のなかの胃袋の景色を楽しむ事になりそうだ。】
22 :【怪力無双】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 00:34:30.56 ID:76luNUcX0
>>19

「では、私はここで失礼させてもらおう」
「これは私の名詞とカジノの住所だ。時間があればいつでも来るといい、歓迎しよう」

【握手している手に自分の名刺を握らせる】

「次に会うときは美味しいワインで一杯しようじゃないか」

【握手していた手を解くと、そのまま背を向けて歩いて行った】
【久しぶりの強敵に合うことが出来た彼は非常に上機嫌だろう】
【公園の外には高級車と彼の部下らしい人間が待っていた】
【男は車に乗ると部下に操縦を任せ、夜の街に消えて行った】

/絡み有り難う&乙でした!
パワー重視対決はやっぱり燃える!
23 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 00:41:32.51 ID:5ZADqPeIO
>>22

「ん…帰るの。あ、悪いわね。」

【今までギャンブルには手を出したことがない彼女。】
【剣の稽古の息抜きにやって見るかな、なんて思いながらそれを受け取った。結構近くにある。】

「フフ…いいわね。楽しみにしとくわ。」

【ニヤッと笑い、女は名刺を几帳面にコートの内ポケットに収める。】
【去る背中にもう一度「ありがとうね」と声をかける彼女は相手同様満足げで、】
【同時にまだまだ世界は広いということも再認識できる。自分より強い人間は、】
【いくらでもいるのだ。車のエンジン音を聞き、やがてそれが遠ざかると、】
【女もまた、夜の闇に消えた。】


/乙でしたっ!!
/力比べ楽しかった!!
24 :四次元袋 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 00:51:53.97 ID:IsQo+5wp0
>>21
「手首が千切れるとは…それはお気の毒なことで…」

とかいう青年自身も実はかなりの怪我を負ってきた
最近だと大火傷に大怪我となんやかんやで病院には世話になっている。
今でも通院は欠かせない。というか入院したことがない
たとえどんなに酷い怪我でも入院することなく通院でなんとかしている。
何故そうするかはまた別の機会に…

「あーあ。そんなに怖かっんですかー?」

ライオンが襲いかかって来る前にバタンとドアを閉じた。絶対に確信犯だ

「どうします?今度はアマゾンにでも繋げてみますか?」

ニコニコした表情で聞いてみる。案外ドSなのかも

/すいません… 凍結させて貰えますか?
25 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 00:53:25.40 ID:5ZADqPeIO
【公園】

「……はっ!」

【ズンッ】
【一人の少女が八極拳の形打ちをしていた。】
【十七歳くらいの一人の少女。】
【ショートカットの髪と赤縁のメガネ。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い春用の薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

「…しっ!!15勝7敗3引き分け!」

【踏み込む音が響く。】
【なかなかその動作は手馴れており、】
【彼女がその拳法を体得しているのがわかる。】
26 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/21(火) 01:05:33.62 ID:Buf1bwaco
>>24
まぁあれだ 手や脚の中を蛆に食い潰されてた頃よりはマシだな

【なにせ身体からは腐臭。傷口からは蛆が湧き出てくると言う地獄だ。】
【それなら一時的な痛みの方が格段にマシだ。鎮痛剤も貰ってある。】
【しかし青年には相手は怪我とは無縁の生活を送っている様に見える。何せ[たぬき]の道具がある。】
【もし怪我をしても別に通院する必要は無さそうだ…そんな事を何となく思っていた。】

うるせ。そりゃあ驚きもするわ!まったく…
アマゾンはネットショッピングだけで十分だ…っと、もうこんな時間か…

【とっくに病院の消灯時刻は過ぎていた。帰るのには調度良い時間帯だ。】
【唐突に演算を開始し…背中に金色の羽を精製する。】

じゃ!今日はなかなか楽しめたぜ!じゃあな!

【そう言うと翼を羽ばたかせて浮翌遊し、左手首を千切らない様にそっと車椅子を持ち上げる。】
【そして青年に左手で手を振ると…夜の空へと消えていった。】
【また手首が千切れたのは別のお話。】

/ではキリも良いので〆ときますねー!絡みあり乙でしたー!
27 :四次元袋 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 01:13:04.25 ID:IsQo+5wp0
>>26
/絡みありがとうです!
28 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/21(火) 02:30:50.07 ID:WSSKnGGs0
>>13
「謙遜なんか普段からする必要なんかねーよ」

「事実、話を聞く限りお前は頑張ってんだろう?充分だ」

【この青年、自分にも他人にも厳しい性格をしているが、評価を誤るような真似はしない】
【取っ組み合った訳でも、大声で怒鳴りあった訳でもないのに泣き出してしまうほど、少女は心身ともにすり減らしていた事はわかった】

「―――ングング… ふぅ、気にするなよ 女が泣く時は九分九厘男のせいだ」

【少女のがどう思っていようと、堂々としていていいと思う。彼女の落ち度は何一つとしてないのだから】
【運ばれてきたアイスコーヒーをそのまま一気飲みして、彼は言う。そして、立ち上がって伝票を掴み取る】
【アイスコーヒー2つ、しめて500円なり 女の子一人が泣き止んでくれるなら、マズイコーヒーでも払う価値はある】

「じゃあな、…お互い似たような事してるから、また会うかもな」

「頑張るのはいいけど… あんまり無理するなよ」

【少女の隣に立つと、それだけ言ってレジの方へ向かって行く】
【長い銀の髪を、心なしか満足そうに揺らしてゆっくりと歩いている】
29 :【遮光之幕】癒しを与えて硬さ自在の布を操る。@wiki [sagesaga]:2011/06/21(火) 02:49:04.78 ID:/4CNLnbP0
>>28

ありがとう…ですぅ…。

【そんな、たった数十分一緒にいただけなのに、心をわかってくれる青年。】
【先ほどの青年と同じように、心から感謝を表した。】

そんな事無いですよぉ。
固定概念に囚われちゃ駄目ですぅ。

ングング…

【そんなことを言うも、ただ「ありがとう」と言いたいだけである。】
【運ばれてきたアイスコーヒーを受け取り、ストローで少しずつ飲んでいく少女。】

そ、それじゃぁで…

あ、待ってくださいですぅ!
私、駒草 遥(コマグサ ハルカ)って言うですぅ…貴方の名前は何ですかぁ?

【隣に立つ青年を見上げ、少し笑うとれじに行こうとする青年を見送ろうとする。】
【だが、名前を聞きそびれていたことを思い出し、自分の名前を言って、其の優しい青年の名前を尋ねた。】
30 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器 [saga]:2011/06/21(火) 02:58:38.08 ID:WSSKnGGs0
>>29
【呼び止められ、歩みを止めて振り返る。あぁそういえば、名乗っていなかったか】
【右目に深くかかっている前髪を手で持ち上げて、顔がよく見えるようにする。よく見れば、その顔に微笑を浮かべていた】

「黒崎 士貴だ またな、遥」

【笑ったまま短く答えて、再び髪を揺らして歩いていく】
【店を出てから、しばらく煙草を控えてみようかと思案しつつ、再び夜の街に消えていった】


/絡み乙でしたー
31 :【遮光之幕】癒しを与えて硬さ自在の布を操る。@wiki [sagesaga]:2011/06/21(火) 03:04:12.00 ID:/4CNLnbP0
>>30

【微笑を浮かべる相手、こちらも笑みで返して。】

黒崎さん、ですかぁ。
それじゃぁ、またですぅ!

【そう元気に返した少女、ファミレスから出る相手を見送る。】
【アイスコーヒーを飲み干し、其の数分後に店から出る。】

【預かったタバコはちゃんと職員室に。】
【黒崎 士貴。其の名を確りと心に刻んだ少女だった。】

/乙でした!
32 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/21(火) 13:42:50.32 ID:OAhvTIvo0
【ある、晴れた昼下がり】
市場へ・・・・・続く・・・・・・zzz
【市場ではないが、街へと続く道の側に生えた一つの木がある】
【その木の下で男がぐっすりと惰眠を貪っている・・・・こんな真昼間なのに】
33 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/21(火) 14:23:35.30 ID:qmWVfSwC0
>>32

「とぅるとぅーるー」

【コナンのテーマを歌いながら、街へと続く道を歩く、一人の前髪ぱっつんのロングヘアーな少女がいた】

「……っと。なんかはけーん!」

【木の下で惰眠を貪る男を見つけた彼女は、緑色の浴衣をはためかせて男の下へと小走りに近づいた】

「……! し、死んでる……」

【男の目の前にしゃがみ込み、深刻な表情で呟く少女】
【ぶっちゃけ言ってみたかっただけである】
34 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/21(火) 14:31:03.88 ID:OAhvTIvo0
>>33
【だらりと顔をだらしなく地面につけて、体は仰向けで両手は腹部の上にそっと添えている】
【見たところ外傷の類は一切見られない・・・・ということは死因は毒物か何かか!?】
【よく見れば男の口からは何か透明な液体が垂れ流れている、これは一体・・・】
・・・・・・・zzz
【なんて言ってみたが、実際はただ寝ているだけなのだよ!】
【しかし盛大によだれを垂らしてるな・・・・汚い】
35 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/21(火) 14:42:17.22 ID:qmWVfSwC0
>>34

「――ペロッ!」

【男の口元のよだれを指で拭い取り、少女はそれを戸惑い無く舌で舐めた】

「これは……青酸kうぉえェ」

【普通によだれでした】
【というか、よだれ意外に何がある】

「っと、とぅるとぅるごっこはここまでにして……」

【すくっと立ち上がった少女は、バタバタと街とは反対方向へと走っていく】
【数分後、浴衣を多少はだけさせ、息を切らしながら戻ってきた彼女の両の掌には】
【少し離れた場所に流れる川ですくった、水が溜められていた】

「はぁ、はぁ……そおい!」

【その水を、例の掛け声と共に男の顔面へと叩きつけるようにしてぶっかけようとする】
【両手ですくえる程度の水なので量は少ないが、かなり冷たい】
36 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/21(火) 14:53:39.33 ID:OAhvTIvo0
>>35
【ごっこでまさかそこまでやるとは思わなかった、ある昼下がり】
【いやいくらなんでも普通は人の口についてるものを舐めたりなんてしないだろうに・・・それはさておき】
zzz・・・・・・・
【何事も無かったかのようにぐっすりと眠っている男、だったのだが】
【どこかに走り去っていったはずの少女が、掌に水を溜めて戻ってきた】
【そして男の元にやってきて・・・・・もう、どうなるか考えるのは容易いな】
・・・・・・・フイッ冷たッ!!!!
【顔面に水をぶっかけられて、飛び上がるかのように目を覚ます男】
【すぐさま己の顔を触ってみると、水が滴り濡れているような感触がする】
なんだ一体・・・・・水か?
【ええ、水です、しかし何故水をかけられたのか疑問に思っている模様】
37 :【物理加速】 [sage saga]:2011/06/21(火) 15:00:48.87 ID:OAhvTIvo0
/申し訳ありませんが、急用が入ってしまいましたので凍結か中止をお願いします・・・・・
/本当に申し分けございません・・・・・
38 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/21(火) 15:02:27.68 ID:qmWVfSwC0
>>36

「いよっすー。そしておはよう。良い夢見れた?」

【男の目の前に再びしゃがみ込み、少女は楽しげな笑顔を彼に向けた】

「うん、百パーセント純水」

【にこにこ笑いながら、少女は続ける】

「何か暇だったから起こしたっていうね!
 っていうかさ、こんな昼間に寝るなんて時間が勿体なくない?」

【両膝の上に両肘を乗せ、両手を両頬に当てながら、そう言った】
【要するに、彼女の気まぐれで意味なく男は起こされた】
39 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/21(火) 15:04:21.16 ID:qmWVfSwC0
>>37
/おっとっと、それじゃ残念ですが中止にしましょうか。
/問題ないですぜー。お気になさらず!
40 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 15:19:58.77 ID:l0f00e6IO
【公園】

「……はっ!」

【ズンッ】
【一人の少女が八極拳の形打ちをしていた。】
【十七歳くらいの一人の少女。】
【ショートカットの髪と赤縁のメガネ。】
【着古したようにくたびれた藍色の道着、】
【その上から黒い春用の薄手のコートを袖を通さずに羽織っている。】
【足を動かすたんびに、履いている下駄がカラコロとくぐもった、】
【優しい音を奏でた。】

「…しっ!!15勝7敗3引き分け!」

【踏み込む音が響く。】
【なかなかその動作は手馴れており、】
【彼女がその拳法を体得しているのがわかる。】
41 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 16:28:06.80 ID:l0f00e6IO
>>40再募集
42 :【鷹蜂女帝】@wiki(蜂形態) [saga sage]:2011/06/21(火) 16:42:25.29 ID:dCKGR6V/0
>>40

「はいっ!・・・あっ、また間違えた・・・」
【少女が公園にてダンスの練習をしている】
「ここのステップが・・・・練習だるいなぁ・・・・・」
【気が緩んだのかつい本音を零してしまっている】

「なんかこの公園練習してる人間多いし・・・・」
【辺りを見回しぶつぶつ呟いている】
「世紀の大アイドルなんだから誰か気でもきかしてジュースぐらい買ってきてよ・・・・」

「ん?あの子なんか面白そうな事してんじゃん。」
【拳法の練習をしている少女に目を付ける】

「もうちょっと近くで見てみるか〜」
【少女が目をつぶると少女の体は完全に蜂になっていた】

【拳大の蜂が赤緑の眼鏡の少女に向かい飛んでいく】
43 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 16:46:58.15 ID:l0f00e6IO
>>42

「ん?」

【羽音がしたので振り返ると…】
【視界に飛び込んでくるのはスズメバチ…よりも「大きな」ハチ】

「わ、わわ!!??」

【あんな大きなのに刺されてはかなわない、と少女。】
【慌てて型打ちをやめ、遠ざかるために走り出した。】
44 :【鷹蜂女帝】@wiki(蜂形態) [saga sage]:2011/06/21(火) 16:52:16.23 ID:dCKGR6V/0
>>43

【自分の大きさを把握してないらしい】
【精々大きくてもスズメバチ程度だと思っている】

(ちょっと〜なんで逃げんのよ・・・)

(しょうがないなぁ・・・・・変身解くかぁ)

【念じると少女の体は人に戻っていた】
「ちょっと、そこの子!何も逃げる事ないでしょ!」
【この大声を出している少女が今世間を賑わしているネットアイドルだと、目の前の少女は気が付けるのだろうか】
45 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 16:56:14.68 ID:l0f00e6IO
>>44

「ん?…あれ…?」

【声がしたので振り返って見るとそこには一人の少女。】
【今時の人とは違い、この少女はネットや携帯電話など、「文明の利益」に、】
【とても疎い。目の前の人物がまさかそんな有名人とは気がつかなかった。】

「あ、あなた…さっきの…?」

【ぽかんとしながらとりあえず刺される脅威は去ったため、】
【少女は近づきながら言葉を紡いだ。】
46 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:01:28.98 ID:dCKGR6V/0
>>45

【久しぶりに走ったためか息切れを起している】

「私を走らせるなんていい度胸してるじゃない・・・」
【そう言い終えた後に深呼吸を始める少女】
「今時、蜂一匹で悲鳴上げるなんて・・・・・・・初めて見たわ」
【自分の蜂形態の時の大きさを把握してないから言えることである】

「そうよ、私がさっきの蜂よ。」
【何か文句ある?的な目で近づいてくる少女を見つめる】

「何よ!時々蜂になりたい気分になるのよ!」
【少女の練習を近くで見たかったなんて言えないため、わけのわからない言い訳をしている】
47 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:05:55.67 ID:l0f00e6IO
>>46

「あんな大きなハチ怖いに決まってるじゃないですか…」

【呆れたように呟く。もともと昆虫自体あまり得意ではない。】

「な、…なんでそんなに怒ってるんですか…」

【タジタジ】
48 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:10:57.94 ID:dCKGR6V/0
>>47

「大きいって・・・じゃあ貴方にとってスズメバチは巨大な蜂なのね?」
【スズメバチより大きくなってたなんて気付いていない】

「で、あんたは今何やってたの?」
【拳法の形打ちの事を訪ねる】
「中国のドラマで見た事あるんだけど、八極拳とかそんな感じのだったわよね?」

「って、私は怒ってないわよ。素がこんな感じなんだからしょうがないでしょ」
【元々こういう性格らしい】
49 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:13:23.28 ID:l0f00e6IO
>>48

「どう考えてもスズメバチより¢蛯ォかったじゃないですな。」

【どうも相手は自分の大きさをわかっていないらしいので、】
【少女は「より」という言葉を強調した。】

「…あ、良くご存知ですね。そうです。八極拳です。】

【乱れた髪を整えながら少女は言う】
50 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:13:50.10 ID:l0f00e6IO
ミスったww

ですな→ですか…

です。すいません
51 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:19:59.43 ID:dCKGR6V/0
>>49

「うそ!?スズメバチより大きかった?」
【やっと自分の間違いに気がついたらしい】
「ちなみにどれくらい大きかったの?」

【自分の間違いには敏感らしい】
「次からはこの子たちに紛れて飛ぼう。」
【髪の毛を掻きあげるとスズメバチくらいの大きさの蜂がわらわらと出てくる】
「あ、ちなみにこの子たちは私の指示があるまで刺さないようになってるから安心して。」
【常人なら安心できるような光景ではないが】

「ふーん・・・・私も役でなら一回やったことあるけど・・・本格的なのは初めてだわ。」
【目の前の少女を興味深そうに見つめる】
52 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:24:54.03 ID:l0f00e6IO
>>51

「…このくらいですかね」

【そう言って握りこぶしを作った。スズメバチの比ではない。】

「っとと!…は、はあ。なるほど…」

【とはいえ怖いものは怖いので少し後ろに下がる。】
【ハチ使いか…能力者だろうな…なんてことを考えた。】

「役?……役者さんかなんかですか?」

【少し訝しげな様子で尋ねる。】
53 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:30:56.58 ID:dCKGR6V/0
>>52

「それって・・・・妖怪の類じゃん!」
【自分の失敗に落胆する】

【少女の周りの蜂が心配そうにすり寄っている】

「何ビビってんのよー、大丈夫だって。」
【後ろに下がる少女を面白そうに見つめている」

「は!?私の事知らないの?・・・・」
【信じられないと言った表情で見つめる】
「役者も何も、今世間を賑わしてる新進気鋭のネットアイドルじゃないの。」

【顔には驚きの表情がまだ残っている】
54 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:35:37.02 ID:l0f00e6IO
>>53

「だから怖かったんですよ。」

【やっぱりわかっていなかったのか、と予感が確信に変わった。】

「…知りません。ん?…ネット?」

「へえー…そんなに有名なんですか。…ふうん…」

【関心しながら見つめ返す。】

「有名人がこんなところにいて大丈夫なんですか?仕事とか…」

【と質問。】
55 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:39:18.60 ID:dCKGR6V/0
>>54

「あー・・・・・そこはゴメン。」
【珍しく素直に謝る】

「ネットも知らないの!?」
【今さっきから驚きの色が絶えていない】
「凄い・・・あんた逆に凄いわ!」

「有名も通り越して街を歩けば花束の嵐よ」

【少し得意げだ】

「仕事?あぁ、あるよー・・・次はねーもうすぐかな。」
【とんでもない事を口走る】
「でも大丈夫!ここが○○街でしょ?」
【隣町の名前を言う】
56 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 17:42:52.22 ID:qmWVfSwC0

「どっかに諭吉でも落ちてねーかなーっと」

【無造作な灰色の髪の青年が、街中の公園にやってきた】
【彼は公園の茂みをガサガサと手で探るが、やがてふぅと一つ息を大きく吐いた】

「ま、そんな都合よく落ちてるわけねーわな……」

【青年の格好は、少し独特なものだった】
【黒い詰襟の学ランの上に、雪のように白い着流しを崩して着ており、足元はブーツを履いている】
【そして帯の左腰には、一本の木刀と一本の刀を差していた】

【彼は腰に手を当て、またため息を一つつく】
57 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:45:19.17 ID:l0f00e6IO
>>55

「よ、余計なお世話ですっ!」

【不機嫌そうに下駄を鳴らす。】
【驚かれるのも無理はない。ネットを知らない女の子が今時のいるのだ。】

「…すごいなあ…」

「仕事…やっぱりですか。…お忙しいんですねえ…」

【自分とは次元が違うなあ…売れっ子と言うものは…】
【ぼんやりそんなことを考えた。】

「ん?はい。ここは◯◯―――――――――――ええ!?」

【言い換えてその後の言葉が驚きに変わった。先ほどの、】
【相手と同じくらい驚いている。】

「……」

「…ここ□□街ですよ。◯◯街は…」

【「隣じゃないですか」そう付け加えた。】
58 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:49:28.01 ID:dCKGR6V/0
>>57

「大丈夫よ・・・・うん・・きっと・・」
【どう励ましていいのか分からず遠い目で呟く】

「凄いってもんじゃないわよ!もう年がら年中大忙し!」
【満足げに自慢を始める】
「そうなの、睡眠時間が取れなくて困っちゃう」

【高笑いをしている】

「え!?何?どうかしたの!?」
【急に驚く少女を見つめている】

「嘘!?マジで?ヤバイ・・・急がなきゃ遅刻じゃん!」
【大慌てで蜂を戻し行き支度を始める】

「じゃあねっ!!また今度ライブにでもおいでよ!」

【このまま何もなければ大急ぎで隣町へ行ってしまうだろう】
59 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/21(火) 17:55:28.04 ID:l0f00e6IO
>>58

「そ、その目やめてください…全く…」

【なんとなく哀れまれているようで、】
【視線が痛い。】

「演技力とかもすごいんでしょうね…」

【純粋に感動していた。人間は、】
【自分に「無い」ものに憧れるのだ。】

「あ、っと!…そこの角を曲がる道から行ったら近いですよ!!」

【去る背中に向けてそう叫んだ。】
【そして静寂が訪れ…】

「しかし…」

「…いろんな人がいるんだなあ…」

【ポツリ、とそうつぶやいた。】
【去り際に相手が言った「ライブ」の意味が分からなかったのは、秘密である。】

「さて…私も…」

【気分を変える様に首を二、三回まわしてから、】
【少女は再び型打ちを再開した。】


/乙でしたー!!
60 :【鷹蜂女帝】@wiki [saga sage]:2011/06/21(火) 17:57:05.50 ID:dCKGR6V/0
>>59
乙ありでしたー
61 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 17:58:24.51 ID:EFcO8kiSo
>>56

「――キャキャキャキャキャ!」

その声は青年の頭上から聞こえてくるだろう
まだ周囲は明るい為、街灯に光は灯っていなかった。その街頭の上に、真紅の男が座していた

片足を畳んでいる。口元には侮蔑めいた笑み
髪も服も装飾品も、全てが真紅。ストールと腰布が風に揺れている

「みっともねえなぁ、兄ちゃんよ」

狂暴に煌く黄金色の瞳が青年に向けられている
62 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 18:06:56.45 ID:qmWVfSwC0
>>61

「あん?」

【奇怪な笑い声が、上の方から投げかけられる】
【見上げれば、全身が真紅に包まれた男がこちらを見下ろしていた】

「悪かったな、みっともなくてよ。あいにく万年金欠なもんでね。
 つーかあんた、そんなとこいると危ねーぞ」

【凶暴に煌めく男の瞳に背筋が冷たくなるのを感じた】
【男とは違う、青年の濁った赤色の双眸が鋭く男を捉えている】
63 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 18:13:39.51 ID:EFcO8kiSo
>>62

「浮浪者か? 華がねーな」
「キャキャキャ! 幸いなことに、降りられない場所に登るような馬鹿じゃあないんでね」

鋭利な視線を向けてくる青年に対し、真紅の男は肩を竦める

「…ンだよ。別に今から殺るワケじゃねーっつの。観客が少なすぎる」

そして男は周囲を見回した
日暮れも近い。公園に人影はまばらだった
64 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 18:16:32.62 ID:Z78lC7gG0
/すいません、布巻坊主さんの人おられますか?
/大変申し訳ないのですが、あのロールについては無かったことにしてほしいのです
/無理を言って本当にすいません、見ておられたらそのような扱いにしてもらえませんでしょうか..........
65 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 18:22:38.77 ID:qmWVfSwC0
>>63

「浮浪者じゃあねーよ。こっちにも色々事情があんの。
 ……独特な笑い声すんな、あんた。
 高いとこ登るわ変な笑い声だわ、まるで猿みてーだな」

【青年は歯に衣着せぬ言葉を男に投げつける】
【どうにも相手の笑い声が気に食わない。彼は少し苛立っていた】

「観客? なんだよ、それ。
 ……もしかして、お前もあれか? 世界の幸せのために死ねっつーバルクみてえな奴か?
 あんまり物騒なことぼやいてんじゃねーよ、全くよ。おれは忙しーの」

【今は、相手に敵意はないのだろうか】
【そう考えた青年は、左腰の金具から木刀を右手で引き抜いた】
【そしてくるりと男に背を向け、ゆっくりと向こうの方にある公園のベンチへと歩いて行く】
66 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 18:26:09.05 ID:l0f00e6IO
【荒廃したとある街。】
【昔日の賑わいはそこには無く、昼間なのにどこか薄暗いその場所に、】
【珍しく、人影があった。薄汚れ、塗装が剥がれたビルの壁にもたれ掛かっている。】
【ここはお気に入りの場所だった。一人になりたい時や、】
【考え事をしたい時によく来るのだ。自分以外に一つも動くものが無いため、】
【時間が止まった様な錯覚に陥る。ぼんやりと思考をくゆらせるには持って来いだった。】

「……」

【一人の若い女性である。豊かな長い黒髪に、】
【ほとんど黒といっても差し支えない春用の薄手のダークグリーンのコート。】
【何より印象的な点は二つ。一つは彼女の左目を斜めに切り裂くようについた大きな傷。】
【鋭利な刃物で素早く斬りつけられたと思われるそれは、】
【女が片目でしか物を見ることができないと知る事は容易い。】
【その証拠に、彼女の左目は、『生』の光が全く宿っておらず、ありふれた言い方だが死んだ魚の様で、】
【右目と比べて微動だにしていない。】
【「見る」という機能を失った眼球は、女の左目に「ある」だけになっていた。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣。】
【尖端が大きく鋭角に削られた様になっており、】
【刀身は黒に近い鉄紺色でそのちょうど真ん中に縦に一本真っ直ぐな浅い溝の様な物が見える。】
【また、刃の部分は光を反射して鈍く白っぽく刃物特有の輝きを帯びていた。】
【柄に巻かれた滑り止めの藍色の布は、ところどころ擦り切れており、】
【また彼女がその剣を「抜き身」で帯刀していることから、実に手馴れて扱えるようだ。】
【刃の根元付近の複雑な虎の紋様以外一切飾り気が無いが、】
【しかしその剣はどこか『普通』ではなく、】
【魔術に明るい者なら、極々微量の不可視の魔翌力が漏れ出していることがわかるだろう。】
【しかも、その魔翌力には『意思』の様な物が見え隠れしており、】
【持ち主…つまり女に異常なまでに『執着』していることも加えて分かるかもしれない。】

「……神殺機関=cが…動き出したか」

「……」

【ポツリ、と言葉を紡ぐ。誰に言うでもないその語は、】
【梅雨の湿った風に乗り、そして消えた。】


/人待ちです。
67 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 18:31:30.41 ID:EFcO8kiSo
>>65

「キャキャキャ! そんな三流の台詞じゃ人の心を動かすことは出来ないぜ」
「良い意味でも、悪い意味でもな」

紅色の唇を三日月型に歪ませる。片手を上げて、やれやれといった風なポージングをした

「バルク? なんのことだかサッパリだ」
「…ああ、小銭探しで忙しいんだったか?」

バルクというのは誰かの名前なのだろうか。本当に意味が分かっていない様子だ
引き抜かれた木刀を見遣りつつ、馬鹿にするような声で言葉を投げ掛けた
68 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 18:40:06.39 ID:qmWVfSwC0
>>67

「はっ、三流ね。良い評価ありがとさん。
 三流ってこたあ、まだまだ伸びるって意味だもんな」

【青年は首だけ振り返って、口元に笑みを浮かべながらそう言い放った】

「そうそう。諭吉さんがどっかに落ちてねーかなってな。
 あんたもそんなとこで暇潰してるんだったら、一緒に手伝ってくれよ。
 なかなか楽しいぜ。お宝探しみてーでな」

【ベンチへと辿り着くと、屈みこんでその下を覗き見てみる】
【それからまたため息をつくと、男の方には目もくれずに公園の茂みを木刀で掻き分けながら、小銭探しを再開した】
69 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 18:48:03.41 ID:EFcO8kiSo
>>68

「キャキャキャキャキャ!」
「そういう前向きな思考は嫌いじゃないぜ。向上心ってのは欠かしちゃいけねえ」

そう言う男はやたらと愉快気な様子だった

「ンな見窄らしい真似、この華狂ヶ原久遠様に出来る筈ねえだろうが」
「――時に貧乏青年。聞きてえことがある」

木刀で茂みを掻き分けていく青年の背中へ声を投げ掛ける
その響きはシリアスなようで、単なる暇つぶしのような軽薄さも含んでいた

「…この世で命より大事なモンって、あると思うか?」
70 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/21(火) 18:48:31.77 ID:JAwmfYI50
>>64
/了解です
71 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 18:52:13.44 ID:XFBQYYYs0
>>66

【トン、と、地を蹴る音が響く】
【いや、『響く』という表現は正しくない。必要最小限の音だけが、固いコンクリートから発せられ。そしてすぐに、空中に溶け、霧散する】


【とある街。それほど高くないビル群を、屋上から屋上へと飛び移ってゆく青年が、一人】
【軽くコンクリートを蹴り、跳躍。ビルの屋上へと飛び移り、再び跳躍。次のビルへと飛び移る】

【ビルとビルは、それなりに隣接して建てられては居るが。人間が軽く跳躍しただけで、飛び移れるような距離ではない】
【それに加え、いくら高層ではないとはいえ、一つ一つのビルの背は高い】
【万が一落ちれば、とても生身の人間では生きてはいられない。それは誰もが――この周辺には青年しか居ないが――知っている事だ】

【だが、何でもないように青年は跳ぶ】
【地面を蹴るその脚に、躊躇は無く。前を見詰めるその瞳に、一切の迷いは無く】
【まるでこれが日常だとでも言うように、当たり前のように青年は跳び続ける。】


【――――事実、青年にとってはこれが日常なのだ】
【任務≠こなし、拠点に戻る。毎日のように繰り返している、何でもないただの日常】
【今は、任務≠ノ向かう道程の途中というだけだ。今回は隠密性が重要となる任務故、乗り物等の移動手段は使えない】



【―――タン、と軽い音が地面から発せられる】
【任地は、この地域の周辺だ。ならば、ここからは目立たぬよう、地上を移動した方がいい】
【そう判断した青年は、ビルから飛び降り、着地する。人気が無い、荒廃した街だ】


「(…………………?)」

【ふと、歩いていた足を止める】
【視界に一人の女が入った。人気が無いこんな所に一人で居る、と言うだけでも怪しい、が】
【女が帯刀している、その剣。どこか普通ではないその剣、そして女の様子に、悟られぬよう警戒する】

【青年の得物、金色の大剣。その姿はどこにも見えないが、青年が纏うコートの内側に仕舞い込んである。】
【一般人ならば気付かぬだろうが…剣士ならば、果たして。】
72 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 18:58:42.48 ID:qmWVfSwC0
>>69

「あん? なんだよ。華狂ヶ原久遠様さん」

【ため息交じりに、だるそうな声で返事をする】
【やはり、見つからない。適当に茂みを掻き分けたところで、お金は一銭も隠れちゃいない】
【この公園にはないか――そう判断し、彼は木刀を左腰の金具に収めた】

「……命より大事なモン?」

【その問いは、青年の興味を惹くには十分なものだった】
【彼は振り返ると、男のいる街灯の近くへと歩いて行き、そして立ち止まった】

「あるに決まってんだろ。馬鹿かてめー」

【呆れたような口調で、しかし真剣な表情で男を見上げて、彼は言った】
73 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 19:02:50.96 ID:EFcO8kiSo
>>72

「へえ、それを明確に答えられる自信を、言葉の響きから感じるぜ」
「改めて問おう。――お前にとって、命より大事なモンってのはなんだ?」

街灯の元へ戻ってきた青年を真っ直ぐに見下げた
金色の瞳は興味と期待に溢れ、輝いている
74 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 19:10:26.24 ID:bLl4VnxLo
>>71

「……あいつ≠フ居場所も一向に分からないし…どうすっかね…これから」

【曇天な空は今の陰鬱な心境を表しているかのようだ。】
【女はぼんやりと思考の海を泳いでいた。あたりは季節的に結構暑いのだが】
【そもそも女は汗ひとつ流していない。それもそのはず、】
【剣から霧のように噴出す冷気によって、女の周りは程よく涼しかった】
【地を蹴る音には気づけなかった。そもそも、自分以外がこんなところにいるとは思わないのだ。しかし…】

「……」

「……誰だ…」

【思考を霧散させ、女は鋭く問いかけた。】
【最近不意打ちされることが多いため、どうしても警戒してしまう。しかも、】
【こんなところに来るあたり、「普通」の人間ではないことは明白であるからだ。】
75 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 19:14:12.63 ID:qmWVfSwC0
>>73

「――信念だ」

【迷いなく、戸惑うことなく、青年は自身の答えを口にした】

「人の命を護るのも、手前の命を護るのも、誰かの命を刈り取るのも、そこには人の信念がある。
 世界の誰かの幸せのために人を殺す馬鹿もいたが、そいつにだって信念はあった。
 信念が無えと、人はどこにも行けやしねえ。
 おれにとって、信念っつーのは命よりも大事なもんなんだよ」

【青年は真っ直ぐに相手の瞳を見据え、続ける】

「で、今のおれの信念は、今日を生ききる信念だ。あいにく、おれは金欠でね」

【そこまで言った直後、彼の腹の虫が盛大に鳴り響いた】
76 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 19:24:25.27 ID:XFBQYYYs0
>>74

「…………………」

【鋭く問いを発する様子から、こちらを警戒している事がわかる】
【無理も無い、ただでさえ人気のない場所だ。警戒するのは分かるが…】

【それは此方としても同じ事。己が行う任務=cその対象となる人物か否か】
【それを見極める必要がある。――見る限り、一般人ではないだろう。】
【背負われた、鉄特有の黒に近い色を持つ、身の丈ほどもある大剣。それを抜き身で持ち歩いているのだから、それは分かるが】

【問題は、今回の任務≠フ対象となった組織に属しているか否か。】
【属していなければ何もする必要は無い、だが属していれば――――】


「…名乗るほどの者ではない。」

「……こんな人気の無い所で、何をしていた?」

「若い女が好き好んで来るような場所でもないだろう。」

【青年の口から発せられたのは、まずは素性を探る言葉】
【返答次第では、女がどういった人物かが、大まかには分かるかもしれない。】

【もちろん、対象組織に属しているならば。組織に属しているなどと、愚にもつかないことを口走る事は無いだろうが】
【それは、この問いに対する返答の後、探っていけばいい。――現時点では、青年には女に対する敵意は無い。】
77 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 19:27:31.02 ID:EFcO8kiSo
>>75

「イイ回答だ。――でもよ、信念が散るシーンってのは大衆向けじゃねえよなァ」
「テメェにも俺にも信念はある。それが打ち砕かれる刹那は喪失の美を生むだろう」

真紅の男は空を仰ぎ、謳うように言葉を紡いでいく

「…問題は、信念が目に見えねえことだ。現に、お前がいま言葉にするまで、俺はその信念を知らなかった」
「劇として魅せるなら――やはり、目で見れば分かる命の奪取がベストだな」

言い切って、男は器用に街灯の上で立ち上がる

「キャキャキャ! ソレがなければ中々決まってたのによ」
「やっぱり、テメェは三流だ」

腹の虫が鳴ったことで、それまでの空気が一変した
青年を見下して、男は片頬を歪めた
78 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 19:38:14.58 ID:qmWVfSwC0
>>77

「難しいことはよく分からねえ。
 ただ、劇として魅せるだか、命の奪取だかなんて信念は、おれはあんまり好きじゃねーな」

【唾を吐き捨てるかのように、青年は言う】

「……うっせーな。何度でも言うが、三流上等だこの野郎が」

【片頬を歪める男を、青年は鋭く睨みつける】
【何故このタイミングで腹が鳴ったのか。笑われたことに対してもだが、自分自身が少し苛立出しい】
79 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 19:42:06.38 ID:l0f00e6IO
>>76

「……あ、そう。」

【手堅い返答はしかし、相手が一般の人間ではないと裏付けることになった。】
【もっとも、女はそれをほとんど確信していたのだが…前述の通り、】
【こんな場所に好き好んで来る人間はいない。自分を除いて…】

「……考えごとよ…一人になりたい時よくここに来るの。」

「…あんたこそ…何やってるのこんなところで…」

「…思考の邪魔をされたんだから、それくらい聞いてもいいでしょう?」

【そこで始めて、女は青年の方を向く。】
【背の大剣が微かに音を立てた。】
80 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 19:53:38.01 ID:EFcO8kiSo
>>78

「テメェは芸術を理解出来ねえ人種か?」
「であれば、オブザーバーじゃなくキャスト向きだな」

男の中では、 オブザーバー=殺戮を見届ける人物たち キャスト=殺戮される人物たち
という方程式が存在している。つまり青年は殺すべき対象だと告げているのだ
言葉の節々に含まれている殺気によって、それを察することは出来るだろう

しかし――

「ならせめて二流になってから俺の前に現れな。俺が一流のキャストに演出してやるからよ」

――それは今すぐの話ではない

真紅の男は髪を掻き上げ、腰布をはためかせる
そして、高らかな声を張り上げた

「改めて名乗ろう! 俺様は華狂ヶ原 久遠!生命を刈る刹那を美へと昇華させるアーティストだ!!」
「さあ、続きな! テメェに名乗り口上を敢行する権利を与えてやるぜ!!」

堂々とした声音、振る舞い、態度
そしてただの傲慢とも取れる台詞を回して、青年が名乗るように水を向けた
81 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 19:55:31.11 ID:XFBQYYYs0
>>79

「………………」

【女の言葉を額面通りに受け取れば、対象組織に属しては居ないように思える。】
【だが、それは明らかな肯定――当然、組織に属しているといった旨の――の言葉でもない限り、どの言葉でも同じ事だ】

【数瞬、思考を巡らせる。この状況において、ある種マニュアル通りである返答。それ故に疑いは晴れない。】
【ならばどうするか。この女が、対象組織に属しているか否かを判別する方法。】

【…上手い手とは言えないが、この場では仕方が無い。】
【その結論に至った青年は、ある質問を投げかける】


「…人を探していてな。」

「子連れの男を見なかったか?」

【対象組織が行っている所業、それを連想させるワード】
【男≠ヘ大して意味を持ってはいない。重要なのは子連れ=\――子≠セ。】

【それこそ、この組織が任務≠フ対象となった理由の一端なのだ】
【それ故に、対象組織にとっても重要。対象組織に所属しているのならば、末端であろうと何かしらの反応は見せるはずだ】

【悟られないように、しかし注意して…女の様子を見る。果たして―――】
82 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 20:09:13.18 ID:qmWVfSwC0
>>80

「……はっ。おれがキャスト向き、ね。
 てめーは難しい言葉使いすぎだろ、この野郎」

【男の言うキャストの意味は分からない】
【だが、男が自分をどういう目で見ているのかは、隠すつもりもないだろう殺気で理解出来た】

「……えらっそうに、ノリノリで名乗りやがって……」

【男の口上に、青年は口角を吊り上げる】
【無造作な灰色の髪を右手で掻き、その右手を木刀の柄に伸ばした】

「――ありがとよ! いいぜ、おれもそのノリ、付き合ってやるよ!

 おれの名は伊弉諾友理! 純白の着流しを馬鹿野郎の返り血で真っ赤に染める、帝國出身の侍だ!」

【右手で木刀を、左手で刀をそれぞれ抜き放ち、堂々と名乗りを上げた】
83 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 20:15:59.41 ID:l0f00e6IO
>>81

「……子連れ…?」

【どう言うわけか、と女は訝しげに目を細めた。相手の返答は、】
【女にとって予想外であった。嘘かと思ったが、どうも相手を見る限りそんなことはない。】

「……ああ…向こうで見たわね…そう言えば…」

【女は右手で大通りの一端を指差す、細い人差し指は、】
【無限に広がると思われる様な闇を指差している。】
【別段、この場において嘘偽りを言っているわけではなく、それは「本当」であった。青年が歩めば、】
【ごく普通に目的の人間を見つけることができる。】
【もっとも、まさかそんな重要な人物であるとは思わないため、】
【女としても青年に言われてないと数秒後には忘れていたのだが。】
84 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 20:20:31.01 ID:EFcO8kiSo
>>82

「――キャキャキャキャキャ!!」
「イイぜ、非常にイイぜ伊弉諾友理ィ! 名乗り口上だけは様になってるじゃねえか!!」

金色の瞳に獰猛な殺戮意識と愉快気な賞賛が共生している
そして真紅の男は、黄金色に輝くナイフを抜いた。その切っ先を真っ直ぐに青年へ向ける

「次に“遭う”時まで――その命、磨いておけよ。…じゃあな!」

それは友好的な台詞に聞こえるかもしれないが、紛う事無き殺害予告である
三日月型のナイフから放たれる鋭利な殺気がそれを感じさせることだろう

そして数瞬の硬直の後、真紅の影は人間離れした脚力を以て跳躍する
そのまま何も妨害がなければ、街灯を足場として伝いながら姿を闇へと消していく
85 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 20:29:21.56 ID:XFBQYYYs0
>>83

「………………………」

【――妙だ。】
【この女が対象組織に属しているのならば、こうもあっさりと肯定はしないはずだが】

【だが、反応を見る限り…嘘を吐いている様には見えない。ならば…】
【…仮にこの女が対象組織の一員でないとして、ならばこんな所で何をやっていた?】
【まさか、本当に考え事をしていたとでも言うのだろうか。若い女が、一人で?】

【―――しかし、この女の言っている事が嘘か本当か、確かめる術がひとつ、ある。】
【この女が指し示した方へ行き…自分がここから離れた後、妙な動きをすれば。この女は、対象組織に属している可能性が高い】


「…そうか。礼を言う。」

【そして、女が指し示した方向…無限に広がるかのような闇の方へ、歩いていく】
【通常、女の居る場からある程度離れてしまえば、もう女の動向は知る事はできない】

【だが、青年にとって…そんなことはどうにでもなる。あの業≠使わずとも、その程度ならば容易い】
【さて―――どう出る。背後に、注意を向ける。女の同行を、窺い知るために】
86 :【剣法木刀流】 [sage saga]:2011/06/21(火) 20:32:40.54 ID:qmWVfSwC0
>>84

「……そりゃどーも」

【ナイフの切っ先を向けられ、礼を言いつつも青年は身構える】
【――が、殺害予告と同時に別れの言葉を告げられ、肩の力を抜いた】

「次に“遭う”時まで、か……。ったく、言ってくれるぜ」

【刀と木刀を左腰に差し戻す】
【跳躍して街灯を伝い、去って行く男の背を見届けてから、青年は反対方向へと歩き出した】

「しかし、あの殺気に加えてあの跳躍力……マジで次遭うときゃ覚悟してねーといけねーな……」

【独り呟き、彼も夜の街へと消えて行った】

/絡み乙ありでした!
87 :【宙集冥月】三日月をモチーフにしたナイフでアクロバティックに戦う [saga]:2011/06/21(火) 20:35:28.59 ID:EFcO8kiSo
>>86
/乙ありでしたッ!
88 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 20:56:39.39 ID:l0f00e6IO
>>85

「いえいえ。それじゃあね。」

【興味なさげにプラプラと手を振る女。青年を見送り、】
【やがて完全に背中が闇に消えるのを見届け、】
【ポケットからタバコを取り出し、咥えるその姿は、】
【それこそもう自分の世界に没頭していたのだった。再び思考の海に飛び込み、】
【そこはかとなく浮かんでは消えるたわいもない考えをくゆらせる。】

「………」

「………」

「………」


【が、】


「………」

「………」

「…どーも…さっきの奴…気になるわね…」

「…こんなところで…一人で…しかも人探し…」

「…うーん…」

【おそらく、青年が居るであろう方向を見つめながら、タバコを足でもみ消した】
【何か引っかかる。何故?何のために?】
【子連れに会ってどうする?友人か何かか?待ち合わせか?それとも…】
【浮かんでは沈む思考はしかし、どれも女を納得させるものではない。】

「……この道は…ええと…こっちね」

【大通りの脇にあるビルとビルの隙間…所謂「路地裏」】
【女は方角を考えてからそちらに歩みを進めた。いくら彼女でも、】
【障害物の無いだだっ広い通りで相手を尾行するわけには行かない。】



「……さて…この辺か…」

【やがて、】
【殆ど真っ暗な路地裏の出口。】
【足には自信があった。「燕」は速い。】
【「左腰に差した」「二本の太刀」の感触を確かめる。】

(……先回りしたけど…)

(…さてどうなるのかしら…)

【しかし、とあたりを見回す。路地裏と言っても隠れられる場所がない。】
【どうするか少し思案すると、そばのビルの裏口の扉が開いていた。】

「…ラッキー。この中なら…」

【廃ビルに足を運ぶ彼女。】
【そのビルの三階へ。ガラスが外れ、格子が歪んだ窓からこっそりと大通りを見渡した。】

「……まだ来てないわね…」

【青年の探す人間はどこに居るか分からない。居るかもしれないし、】
【居ないかもしれない。しかし、そんなことは女にとってはどうでも良かった。】
【とりあえずあの青年。深い色の瞳を宿すあの男の動向が、妙に気になったのだ。】
89 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 21:18:56.03 ID:XFBQYYYs0
>>88

「……………………」

【青年は、ただ闇の中を進む。】
【足音を消し、自身がそこに居る事を知覚させないように、細心の――いつも通りの――注意を払って】

【女の動向を知っているのか、知っていないのか。】
【それは青年以外、知る事はできないが―――その足取りに、淀みは無い】


【やがて、周りをビル群が取り囲む――そのビルの中には、女が潜むビルもある――開けた場所に、辿り着いた】
【広場とも言うべきその場所は、結構な広さがあり…300人程度ならば、ゆうに入りきるだろう】


「(……………………)」

【青年は、その入り口で足を止める】
【何かを探るように、辺りを見回し―――】


【―――無言で、剣を虚空に振る】
【振り抜かれた金色の大剣は、何時の間にか青年の左手に収まっていた】
【青年が気付いているかどうかは知らないが…恐らく女には、いつ青年が剣を取り出したのか。それすら分からないかもしれない】

【そして―――青年が振りぬいた剣は、『何か』を斬り裂いた】
【何かが割れるような音が辺りに響き―――――】



【――――漆黒のローブを纏い、首から上を黒い布ですっぽりと覆い隠した者達】
【その数―――およそ、300。その全てが、ある一方向を向いている】

【その方向にあるものは―――同じく漆黒のローブを纏い、しかし首から上は隠しておらず…喜悦に歪んだ笑みを浮かべる、中年男性】
【そしてその横に、泣きはらした様に目元を赤く染め―――檻に入れられた、10に満たないほどの少女】

【それらが、唐突に、突然に、現れる。先程まで、そこにはネズミ一匹居なかったと言うのに】
90 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 21:23:38.47 ID:ESNt1shwo
【夜、裏通りの酒場】

【そこは賑わいと活気に満ちていた、裏通りとは言え店主がそこまで悪事を良しとする正確ではなく、違法の類いは転がっていない】
【だからといって表通りにある様な健全な酒場と言う訳でもなく、未成年にもお酒を出し少しのいがみ合いがあれが直ぐに拳が飛び交う】
【だが、全員が程々のところで喧嘩の仲裁に入り、なんだかんだで痣の一つや二つ程度が最大規模―――正に酒場らしい酒場】
【今日も娼婦がお客を取ろうと露出度の高い服で色仕掛けを繰り返し、一部の者はトランプでギャンブルを楽しむのに熱心になる】
【それを咎める事もなければ、むしろ快い娯楽としてそれらを享受し、決して良いとはお世辞にも言えなくてもそれが彼らにとっての"平和"なのだ】

【からんからん】

【ドアが開く、店に誰かが入ってくる、その人影は高校生の少女の様な風貌、しかし身なりは酷さの極みとも言えるほどに汚く】
【撒き散らすは鼻を摘まみたくなるような悪臭、腐敗臭、汚臭、まるで闇鍋を一ヶ月放置してそれを頭から被ったかのような臭い】
【店主は一瞬顔を引きつらせるが、それでもここだって元々綺麗な身なりの人間など一人もおらず、追い払うのも利益に繋がらない】
【『お嬢ちゃん、何にする?』―――店主はそう尋ねた、コンっとグラスをカウンターの上に置き、少女から来る返答を待ってみる】

――ァー……ェヒッ♪

【少女は下卑た笑いを浮かべた、その歯垢が詰まったような汚い歯を見せて笑いながら―――可笑しなことに、虫歯は一つも無い】



【少女の不気味な程までに、病的なまでに真っ白な肌はかなりの部分が紅い液体で染まってしまっていた、汚れたドレスもベタベタである】
【そこら中に転がっているのは肉の塊と形容するのがベストとも言えるべき惨状の集まりたちで、少女は内蔵物と思わしき物を胃へと飲み込んだ】
【舌にそれが乗っかった時、少女は久しぶりの食事をできたことに対する喜びを表情でニヤァと笑って体現する、誰だって気分が良くなるものだ】

【そしてすっと立ち上がり、血だまりとドロドロの液体の上に立つ少女は腹八分目くらいのお腹を右手でそっと撫で、物足りなさを感じるのであった】


/雑談、殺し合い、なんでもござれーッ
91 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 21:30:06.84 ID:l0f00e6IO
>>89

「っと…来た来た。」

【カチン、とライターの火をともした瞬間、青年が見えた。女は、】
【慌ててタバコを戻してから、身を屈める。】

「さあて…一体どういう―――――――――――!?」

【すると、】
【女は危なく声を出しそうになった。慌てて両手で口を抑える。】

(…バカな…あいつ…剣士か…?)

(しかも…)

【抜刀の瞬間が、まるで「見えな」かった。】
【追えないほど早く剣を抜いたのか…はたまた「異能」か…】
【それは分から無い。女としては…同じ剣士としては、後者であることを祈るばかりである。】

「ちょ、ちょっと待ってよ…一体…」

【小声で呟く。そうでもしないと、物事を冷静に見れなくなりそうだ。】
92 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/21(火) 21:37:07.23 ID:p4RC3fpL0
>>90
(……なんじゃあこりゃ)

【先程と同じようにドアを鳴らして開ける者が来た、開けた人物は顔を眉をしかめていた】
【普通そうな服にジーンズ、目立つものはでかいリュックだけ】
【まだ酒も飲めない青年がここに来た理由は謎の異臭がしたとかなんとなくでは無い】
【青年の能力を使ったビジネスをする為だった】

【だが今はこれ、酒場は高価そうな塗料で模様替えをされてしまった】
【急いで回れ右をしようとしたがある人物に目が入る】
【この異変の元凶と思われる少女だ】

(……どうすればいいんだ?)
【ただ無言で、少し顔を青ざめながら少女を観察する】
93 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/21(火) 21:39:36.59 ID:Buf1bwaco
【公園】

【病人服に電動車椅子、そして屋内用スリッパと言う何処からどう見ても病人な青年。】
【その足元から分かる様に此の青年、病院から脱走してきた様である。】
【また、と言った方が正しいか。先日大人しくしていると言われたばかりなのにまたも脱走である。】
【これで一日一回は確実に脱走している事になる。そんな青年は…】

やべぇ、取れた

【何故か左手が取れていた。物凄い勢いで血に染まっていく薄い色の病人服。】
【痛みが無いのは念のために薬を貰っていたからなのだが…いや、もっと突っ込み所がある。】
【「取れた」とはどういう事か。そしてやべぇで済ます青年は一体何なのだと。】
【止血剤を使用する事ですぐさま血は止まったが…その手つきはやけに手慣れていた。】

これで三回目か…今度こそ怒られるか…?

【膝の上に左手首を乗せてそう言う青年。どうやら三回目だという。馬鹿過ぎる。】
【今度こそベットにこそ縛り付けられるかもな…そんな事を思った。】

/凍結挟みそうですが…
94 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 21:50:01.87 ID:XFBQYYYs0
>>91

【女の動揺などお構い無しに、青年は行動を開始する。】
【少女が入れられた男が異常に気づき、表情を変えるよりも速く。300を越える対象組織≠フ人員が、此方に気づくよりも迅く。】


【―――蹂躙が、始まる。】




【最初、彼らは300を越えていた。青年が剣を一振りすると、10以上の人間が一度に斬り捨てられ、その生涯を終えた。】
【檻の横に立つ男が怒声を張り上げた時、彼らは250ほどに減っていた。それでも青年は尚、命を奪い続けた。】
【彼らが銃を構え、剣を持った時、彼らは200に届かなかった。剣を見切り、弾雨を容易く掻い潜り、青年は大剣を振り続けた。】
【彼らの中に逃げ出すものが出始めた頃、彼らは100ほどになっていた。青年は、逃げ出すものから斬り捨てていった。】
【顔を隠さぬ男の表情から血の気が失せてきた時、彼らはもう30に満たなかった。戦意を失くした彼らに、青年は剣を振り下ろした。】


【――――彼らが誰一人動かなくなった時、檻の横の男は土気色の顔色をしていた。】
【わめき、命乞いをする男に、青年は無感情に血に塗れた剣を振った。首から上を隠さなかった男は、首から上を失くした。】




【―――彼らが姿を現してから、数分後。】
【その場には青年と、檻に入れられ気を失った少女だけを残し、誰も居なくなった。】





【――――――いや。もう一人居た。】




「…………気は済んだか。」

【檻に入れられた少女を見ながら、しかし発せられた言葉は少女には向けられてはおらず。】
【廃ビルの一角からこの場を見ていたであろう、先程の女に向けられている。】


【―――気づいていたようだ。恐らくは、最初から。】
【その声色は、先程と何ら変わりはなく。今起きた事――否、起こした事――が、何でもないことだと言う様に。どこまでも、変わらない】
95 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 22:00:46.28 ID:ESNt1shwo
>>92
【じーっ】

【気が付いた時には相手の事をじーっと執拗なくらいにまで見つめていた、そのカメラのレンズを彷彿とさせるようなくらいに真っ黒な瞳で】
【紅の塗料の間に垣間見える白い肌は酒場の照明の光をきらりと反射してみせ、少女の人外らしさを無駄にまで強調していた】
【そして、青年を見つめる少女の表情はと言えば――不思議そうな色に満ちていた、疑問の種類は様々とあるのでここでは割愛】
【とかくも、少女は青年へと何かしらの意識を向けているのであり、じーっと、じーっと……ひたすらに視線を向けている】

――……ゥ?

【コクリ、と首を右に傾けて疑問の意思を相手に狙ってか狙わずか示し、真っ赤に色を変えた両手はだらりとぶらさがるようにしていた】
【その手はこれまたガリガリに痩せ細っており、単純に小突いただけでも倒れてしまうのではないかと思えるほど弱々しい容姿であった】
【にも関わらず、異変の中心に立つのはその弱そうな少女―――能力者か、人外か、とにかく異能者の類いであるのは確定的なのだ】
【とはいえ、忘れてはならないのは少女が『腹八分目』であるということ、そして本能に忠実な獣は腹を満腹にしないと気が済まないのがセオリーなのだ】
96 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 22:01:35.23 ID:l0f00e6IO
>>94

「な……!」

【夢か。】
【女は最初そう思った。夢だ。これは夢に違いない。】
【目の前で起きていることに、脳が受け入れていなかった。それくらい、】
【目の前の出来事は常軌を逸していた。】
【これはまずい。女は、いや、女の「本能」がそう「直感」した。】
【これはまずい。女の脳内にはその言葉が何回も繰り替えされていた。】

「じ、冗談じゃないわ…こ、こんな―――――――――――」

【サッサと踵を返した時、】
【青年の、短いが…しかし的確なその言葉は、女の心臓を鷲掴みにした。】
【無視してサッサと立ち去ろうとする。はっきり言って、】
【こんな「化け物」と相対できる自身が無い。…のだが、】
【折の中の少女のことが気になった。彼女はどうなるのだろうか。】

「………」

【女は小さく舌打ちした。】
【そして「窓から」飛び降り、】



「…驚いたわ…」

【綺麗に地面に着地してから、青年の背後にそう声をかけた。】
97 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/21(火) 22:08:12.14 ID:p4RC3fpL0
>>95
(……この街であった異性のほとんどが人間やめているでござるの巻)
【相手の姿を確認してまた酒場を見渡す、自分と少女しか動いている者を見当たらない、彼女一人がやったと考える】
【彼女は誰が見てもがりがりでありながらもこの惨状を引き起こした、どう考えても能力者です】

「…えーと、何でこの酒場を襲ったんだい?」
【常人なら一瞬で昏倒しそうな場で、必死に顔色を戻しつつ、いつ襲われるかわからない相手に話しかける】
【ちなみに青年のいる場所は酒場の出入り口、いつでも動けるように身構えている】
98 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 22:19:14.89 ID:XFBQYYYs0
>>96

「………………」

「…どうやらお前は、この組織の一員ではないようだな。」

【青年が、女に声をかけた理由。】
【それは最終確認…この女が、対象組織――今しがた、青年が殲滅した――の一員か否か、だ】

【廃ビルから見ている辺りから、対象組織の一員では無いように思えていた】
【いざと言う時、退路が狭まる廃ビルで見ていたこともそうだが…気配が、違っていた。】

【女は驚愕し、困惑している気配は出していても、恐怖の気配は出していなかった。】
【終局が間近になった時、ようやく恐怖の気配が出てはいたが…組織の一員ならば、もっと早い段階で恐怖していたはずだ。】

【そして、最後になるまで逃げなかった事。逃げようと思えば、彼らのようにもっと早く逃げ出せれた。】
【それをしなかった、と言う事は…無意識に、自分は無関係だと思っていたから。その可能性が、最も高い】


【故に、青年はこの女が対象組織の一員でないと判断したのだ。】
【ならば、この女を斬り捨てる理由は無い。青年は、少女が入れられている檻に近づき】


【――剣を振る。一度、剣を振り下ろしたかのように見えた】
【だが、檻は…縦に、三つに分かれる。そして、ガランと音を立て、檻は崩れ落ちる】


「………………………」

【青年はしゃがみこみ、気を失っている少女の口に何かのカプセル薬を押し込む】
【少女の喉が、カプセル薬をコクリと嚥下する】

【それを確認すると、青年は再び立ち上がる】
【青年は、未だ女に背を向けたままだが…女からも、青年が少女にカプセル薬を飲ませたことは確認できただろう】
99 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 22:26:40.71 ID:ESNt1shwo
>>97
【相手が投げかけてきた質問に対する返答は―――ふぁぁ、と一つあくびを大きくし、眠そうに右手の甲で目を擦った】
【言葉が聞こえなかったのか言葉の意味を解していないのか、それは定かではないがどちらにせよ少女の脳味噌に言葉は届かず】
【眠気混じりに動かす思考の中で考えるは、自らの現在の食欲の具合であって、目の前の人物がどれくらい美味しそうなのかとか様々】

――……ェーアー

【一歩―――そして、二歩―――踵の折れたハイヒール、サンダルの様に履きつぶされた靴で少女は相手へと歩み寄ろうとする】
【そして、万が一にでも歩み寄れてしまったならば、その紅い液体の付いた左手で相手の右手首を掴もうとするであろう】
100 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 22:32:58.89 ID:l0f00e6IO
>>98

「……そんな組織…知らないわ…」

【足が震えるのが自分でも分かる。一目でここまで「恐れ」を抱いたのは、】
【目下始めて…いや、「二回目」であった。一度目はまだ二つの眼で物を見れた時…】

(…この感覚は…)

(あいつ≠ニ同じか……)

【やすやすと斬鉄を行う辺り、その技量を推し量ることができる。この段階で、】
【もう女は技術でも負けていた。そもそも、】
【あそこまで大勢の人間を相手にできる剣の使い手を彼女は一人しか知らないし、】
【その人物の他にいるとも思っていなかった。数分前までは。】

「!」

【青年が少女に近づいた時、女は反射的に刀の鍔口を切った。】
【何か飲ませたな…そのカプセルが何なのかもちろんわかるはずもなく。】





「待て…」

「このガキを…どうするつもりだ…」

【気がついたら体が勝手に動いていた。青年と少女の間に割って入り、】
【女は刀に手をかけたまま鋭く相手を見据える。】
101 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/21(火) 22:35:59.41 ID:p4RC3fpL0
>>99
(…赤ん坊みたいだな)
【相手の仕草にそう考えてしまう、この街にこんな人間?もいるとは】

【そう考えている間に少女は声をあげたからこちらに近づいてくる】
「えっ? お嬢さん?」
【少し冷あせをかきつつまた彼女に語りかける、意味は無いと思うが】
【近づくごとに少女の腐臭に眉をしかめていく、そして】

「お嬢さんの目的を聞きたいんだけど」
【真っ赤な手で右手首を掴まれかけた時、逆にこちらから彼女の左手首を右手で掴む】
【手首を掴みつつ相手の目を見て聞いた、相手の行動をしっかりと見る】
102 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/21(火) 22:38:55.21 ID:3wtQo83w0
「今後ともごひーきに!」

【繁華街の裏口】
【従業員といっしょにリアカーに積んである野菜の荷下ろしに従事していた少女】
【今日の配達はこれで終了】【買っておいた缶コーヒーを一気に飲んで近くのゴミ箱に放り込む】

「さてと!今日は遅いし、明日の仕込みでもすっかね」

【と、今日のこれからについてあれこれ考えつつ】
【リアカーを曳いて道を進んでいる】

/絡み待ち
/23:30までお待ち申し上げております
103 :【特異物質】【超脚古王】【剣術夢幻】【重厚二脚】【狙撃座標】 [sage]:2011/06/21(火) 22:42:47.36 ID:Buf1bwaco
>>93
/ぼせう!
104 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 22:48:19.16 ID:ESNt1shwo
>>101
【ビクッ】

【掴まれ返されるのは想定外だったらしく、両肩を少しだけ跳ね上がらせて驚きを見せるが、視線は揺れ動きすらしない】
【少女が相手を握る力はその華奢と言う言葉を優に通り越したくらいに細い腕の通りのか弱い力で、振り払おうと思えば振り払えそうなくらい】
【悪臭に満ちたその純粋さをどこか持った姿は一種の狂気染みた光景とも表現できるかもしれないが、そうでもないと言うこともできるのだ】
【これまた、相手に向ける瞳は疑問に満ち溢れていて、久しぶりに変わった人に会えた事が少女の好奇心を僅かに刺激した】

――……アー

【そして、大きく口を開け、体臭とは比べ物にならないくらいに臭い吐息を少しだけ吐きながら―――】

――んッ

【―――相手の右腕の手首に挨拶代りにと噛み付こうとするのであった、生物の本能的探究心の満たし方は噛みつく事にあるのだから当然】
【赤子も犬もまずは噛みついてみる事によってその好奇心を満たそうとするのである、味やら噛み応えやら食感やら様々で】
【ちょっと前までは他人に興味を示しはしなかったのだが、まぁ、色々と人生生きていれば考え方もいくらか変化するものである】
【とはいえ―――少女は甘噛みだとかそんな半端なモノは覚えておらず、本気で犬歯を突き刺そうというのだが】
105 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 22:48:47.73 ID:XFBQYYYs0
>>100

【自分と少女との間に割って入った女を、深い瞳で見据える】
【…成る程、この女……と。心中で、何事かを思う】

【その手の人間ならば。この行動も、納得がいく。】
【ある種当然の――青年が身を置く世界においては当然ではないが――行為に、納得していた。】

【この女には、少女に飲ませたカプセルが何なのかを一切教えていない】
【――説明する必要は無いが…いや。】


【―――この女は、既に臨戦態勢に入っている。】
【それは、刀に手をかけていることを見れば、容易に分かる。】


「(………………)」

【青年は、無言。】
【言葉を発しないまま、女を見据え―――そして】


「…今、娘に飲ませた物は、記憶を消去する薬だ。副作用は無い。」

「……娘を捕えたこの組織にまつわる記憶を、全て消した。…それだけだ。」

【口を開き、少女に飲ませた薬が何なのかを説明する】
【この組織=\―言うまでもなく、青年が殲滅した組織のことだ。それに関わる全ての記憶を消したと、青年は言う】

【もちろん、この薬は青年の力によるものではなく…青年が属している、とある組織の科学力によるものだが。】
【青年が一言もその組織の事を仄めかしてもいない以上、女に青年の言葉以上のことを推察するのは難しいだろう。】


【そして踵を返し、少女と女に背を向ける】
【少女には一切手を出す素振りは見せず――女に些かの敵意も見せず。ただその場を去ろうとするかのように、背を向ける】
106 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/21(火) 22:55:48.30 ID:p4RC3fpL0
>>104
「うっ!?」
【彼女の吐息で短い悲鳴をあげる、生肉とかそういうのが混ざった臭いだ、そして】

「いてぇ!?」
【右手首をマジ噛みされて今度は痛みに顔をしかめながら悲鳴を出す、ちなみに青年の歯ごたえは普通、流れ出る血も普通の味です】
【当然青年は抵抗はする、少女の口をむりやり開かせようとしながらこう言った】

「君お腹減ってるの!? なんか食べさせてあげるからやめて!」
【必死に叫びつつ右手を引き剥がそうとする】

107 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 23:00:38.08 ID:l0f00e6IO
>>105

「…記憶を…?」

【忘却を促進する薬剤か…と、女は火照った頭で考えた。】
【何故そんな物をこの男が持っているのだろうか。些細な疑問はしかし、少しづつ大きくなる。】
【そもそもこの状況。先ほどの惨劇は、どう説明をつければいいのだろうか。】

「待て!ちょっと待ってくれ!」

【女は去ろうとする相手を呼び止めた。ここで逃したら、】
【次いつ会えるか分からない。】

「お前…あの剣捌きは…一体…」

「…もう一度聞くぞ。お前は…」






「―――――――――――何者だ。」






【閃光のような剣戟を思い出す。】
【刀に手を置いたまま、女は鋭く問いかけた。】
108 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:07:00.68 ID:ESNt1shwo
>>106
【……至って普通の反応、最初、こちらから手首を掴んだ時に掴み返してきたので少し驚いてしまったりしたが】
【痛みを嫌うのは見飽きたリアクションだし、引き剥がそうとするのも定番通りのアクション、興味を引かれるモノを感じれない】
【それならば、今一番興味がある事はもはや消去法的に一つしか残らず―――空腹を満たすこと―――これに尽きるのだ】
【舌で感じる血液の味は苦く臭いが、それでもこの少女にとってはそれが癖にもなる味にすら感じ取れ、温かさはまるでホットミルクの様】

――ンーッ……んぐッ

【引き剥がされそうになるのを抵抗しつつ、歯を更に食い込ませようとし―――そして、その直後には突然力を抜くであろう】
【狙いは相手の引き剥がそうとする力を利用しての肉の食い千切り、生物の構造なんて知識は一つもないが肉を一齧りすると大抵抵抗しなくなる】
【まだ動けるはずなのに、例えばこの酒場の客たちは足を、腕を、頭を、首を、噛みちぎった途端に腰を抜かしてその場に崩れ落ちるのだ】
【それに、少女としては食欲を満たしたいだけなので肉さえ食べれればそれ以上を求めることもなく、結果として相手の肉を食えればそれで良いのだ】

【もちろん、人間の肉なんて臭くて固くて、できればメロンとかそういうのが欲しいのではあるがまぁ……空腹を満たすだけなら人間だけでもいいのだ】
109 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/21(火) 23:13:14.66 ID:XFBQYYYs0
>>107

「―――――…………」

【呼び止められ、動き出しかけた足が止まる】
【両者の間に、しばしの沈黙が流れる。一人は血に濡れた剣を持ち、一人は刀に手を置いたまま】

【青年は、目の前に広がる闇を見詰めたまま。】
【じっ、と黙考するかのように、広がる黒い闇を見続ける。】

【そして、永い時が――実際には数分も経ってはいないが――経ち】


「―――――『レオンハルト』。」

「【剣帝】とも呼ばれている―――――」

【首だけ振り向き、女を見て】
【名と、渾名だけを言う。――それ以上の事は教えるつもりは無い、とばかりに、再び視線を闇に向ける】


「…その娘は、お前の好きにするがいい。」

「……それと、ここで見たことは早く忘れておけ。」

【そして、青年は歩き出す】
【ここに来た時とまるで変わらぬ、淀みの無い歩調で。剣を一振りし、付着した血液を飛ばしながら】

【青年は、闇に消えていった。同時に、気配も。】


/落ちますっ、乙&感謝でしたー!
女の子は好きにしてくだせぇwwwwwww可愛がってやってねwwwww
110 :【石眼魔奏】石化の魔眼を有する能力者@Wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:15:35.28 ID:N3s4PeDRo
街の中心部――――普段ならばまだこの時間帯は賑やかさをとどめているはずだが
月に照らされるそこは恐ろしいまでの静寂に包まれていた。

「――――ふむ、まあこんなトコロか」

それもそのはず、街の中心部にある広場――――そこに在るのは人の雑踏ではなく、冷たい死体だからだ。
そのすべてが形状を変化させたコンクリートの地面に貫かれ、串刺しにされ、晒されている。
そんな場所に、賑やかな喧騒など生まれるはずもなかった。

「“救済”――――だが、“零”へと至るにはまだ全然足りんな……」

その惨劇の中心に立つのは、逆立てた金髪の、長身痩躯の男だった。
黒いコートを素肌の上に直接着こみ、ズボンは黒のレザーと其の人影は闇夜に溶け込むように黒い。
111 :【特異物質】【超脚古王】【剣術夢幻】【重厚二脚】【狙撃座標】 [sage]:2011/06/21(火) 23:16:19.03 ID:Buf1bwaco
>>93
/もいっちょー
112 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/21(火) 23:16:29.19 ID:p4RC3fpL0
>>108
「くっ!」
【なんとか少女のマジ噛みから開放される、だがそれなりの傷を負った】
【右手首を見ると少量の肉片が食いちぎれたのがわかる、骨が見えないのが幸いか】

「…ちょっと待ってろよ!」
【傷を確認した後カウンターの中へと走って入るだろう、そのまま逃げてもよかったのだが相手は腹を空かした猛獣、ここで何とかしないとまた死人がでてしまう】
【必死にカウンターの中をまさぐり摘みになりそうな物を皿の上へと盛り付けていく】

【その過程で青年は怪我の治療をした、自分の能力で】
【カウンターの中で小さなゴミの木片にいつのまにか右手で持った光の矢を彼女に見えないように刺したのだ】
【すると木片はばらばらになって塵となる、そして青年の右手首の怪我は血がついているせいでよくわからないが治っているだろう】
113 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/21(火) 23:17:56.26 ID:JAwmfYI50
>>111
いいですかい?
114 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 23:19:59.24 ID:l0f00e6IO
>>109

「……レオンハルト…」

【剣帝…】
【背筋に冷たい物が走る。剣∞帝=c】
【あの剣捌き…太刀筋…敵を切り裂く斬撃全てが、】
【自分のはるか「上」をいっている。】

「……」

【そして、男が消えてから、女は緊張を解いてからその場に腰を抜かす様に、】
【ペタン、と座り込んだ。】



/お疲れ様でしたー!
/了解っすwwww
115 :【特異物質】【超脚古王】【剣術夢幻】【重厚二脚】【狙撃座標】 [sage]:2011/06/21(火) 23:22:16.68 ID:Buf1bwaco
>>113
/いいですともー
116 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/21(火) 23:28:05.63 ID:JAwmfYI50
>>93
【同じく公園】
【そして同じく車椅子。こちらは電動式ではなく手動だが】
【頭には包帯グルグルで口からは涎が垂れている。顔はかなり美人。しかし男である】

「……なんにも思いだしぇないぞ…」

【フルートのような綺麗な声で独り呟く】
【彼は現在記憶喪失中であり、殆どのことを覚えていない。紆余曲折あって、脳に損傷が出来てしまったのだ】
【そのため、身体機能も大幅にダウン。涎が垂れているのもそのせいである】
【セリフを噛んだのもそのせいである】

「んむ?」

【そんな中、彼は自分と同じ車椅子の人物を見かけた】
【ただし近づいたりはしない。激しく動くと嘔吐の危険があるのだ】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/21(火) 23:30:36.89 ID:lAhfdl9Lo
>>102
/まだいいですか?
118 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/21(火) 23:31:19.21 ID:lAhfdl9Lo
/>>117は自分です、失礼しました! なぜ大阪……。
119 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:32:39.92 ID:ESNt1shwo
>>112
【ブチっ――少量の肉を食い千切り、口の中で下品にくちゃくちゃと音を立てながら咀嚼している少女が一人、目を細めながらじっくり味わう】
【相も変わらず人間の肉は最低級である、まだ生ゴミの方が美味しいような気もしない事も気さえ起こしてしまいそうになる】
【とはいえ、新鮮な肉であるのには変わりなく、その点では生ゴミなんかよりも遥かに勝っているため、少女はそれが狙いなのであった】
【たまにはちょっとした贅沢をしたいものなのである、『今日はみんなでお寿司に行こう!』的なノリなのかもしれない】

――ゴクンッ……ウェ……ン……エフゥ

【胃袋から重たい息を吐き出すと――下品な言い方をすればつまりはげっぷであるが――青年の方へと再び視線を戻す】
【これだけではまだ足りない、食べれるならばトコトン食べ尽くしたい、まだ沢山部位が残っているではないか、まだまだ、まだまだ】
【首も足も腕も腹も内臓も、食べようと思えばどこでも食べれるのだから食べないわけにはいかないではないか、食欲を満たす為なのだから】

【ギシッ……床を踏みしめる音が一つ、酒場に響く、少女が再び歩き出したのだ、青年の方向へと空腹を掲げながら】
120 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:33:00.37 ID:cZ09t4ezo
「此処が...やっと、着いたのか...」
夜の暗がり、道端に立ち。何とも感慨深気に呟きを零す青年の姿が在った
純白の上から達筆で二文字【盗み】と書かれたよく分からないTシャツを上に、下にはカーゴパンツを穿き
何とも動き易そうな格好―――頭には青いバンダナを巻いており、中々に目立っていた


そう、此処は能力者の集う町。今日も今日とて、其の魔翌力導かれた旅人がひとり―――


「...とか、言ってみてぇよなぁー…。毎日暇で暇でっ!...ま、いいんだけどねん」

気のせいだった様だ

何処にでも居そうで至極平凡な青年ながら、深夜に独り事をブツブツ漏らしていれば...中々、目立つぞ。
121 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/21(火) 23:34:18.15 ID:3wtQo83w0
>>117

/まだ大丈夫です!
122 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/21(火) 23:35:23.55 ID:cZ09t4ezo
>>120
/魔翌力→魔力に ...に、脳内変換お願いします。すみません
123 :【石眼魔奏】石化の魔眼を有する能力者@Wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:36:37.90 ID:N3s4PeDRo
/>>110まだ募集中です
124 :【闇夜総統】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:39:54.94 ID:mik4hu0to
>>120

「ふむ。此処にも居ないか」

夜の街道を闊歩するロングコートの男が一人
その視線は忙しなく左右に揺れ動き、まるで誰かを探しているかのよう

ふと、その視線が動きを止める

「如何した其処な青年? この素晴らしく滑稽に満ちた世界の何に退屈さを感じているのかな?」

唄うように青年へと語りかけた
右の掌を返し、まるで理解できないと言うように
125 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/21(火) 23:39:55.28 ID:p4RC3fpL0
>>119
(まじこえぇな! おい!)
【少女が近づいてくる音にびびりながらも皿に食い物を乗せる、腕を伸ばされたら掴まれるタイミングで】

「ほら! 食えるか!?」
【彼女の目の前に皿を差し出す、その上に乗っている物は…】
【一口サイズに切られたサンドイッチの山(具はハム・チーズ・レタス)、茹でても無く焼かれても無いソーセージ、同じく一口サイズに切られたフランスパン】

【青年が今この短時間でできた物だ、固唾を呑みながら相手の反応を待つ】
【もし相手が右手首を喰らいつくなら即効で逃げる、マッハの速さで逃げる】
126 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:40:17.02 ID:Buf1bwaco
>>116
しっかし暇だ…なんで夜しか動けないんだ…

【車椅子の上でグダーッとなっている青年。アームを操作し、左手首を専用のボックスへと入れる。】
【三回も左手を千切る青年に院長がほぼ無理矢理取り付けさせた物だ。早速役に立った。】
【そして車椅子のアームを操作し自分の服の下に突っ込み、身体を弄らせる。】
【別に変な意味がある訳でもなく懐から出したのは一本のナイフ。暇潰しの一環だろう。】
【しかし不運な事に此の青年に発見された者がいた。例の車椅子の美人だ。】

ナイフ投げでも…って…ほう…

【まるで玩具かなにかを見つけた子供の様な笑みを浮かべると車椅子を動かす。】
【無駄な位機動力のある学園製車椅子はかなりの速さで動き、男性へと向く。】

俺に見つかったのが運の尽き…ってな

【アームを操作し男へと照準を合わせる。勿論、ナイフはアームのなかに。】
【そして更に操作し男の足元へナイフを投擲。滑らかな動きである。】
127 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/21(火) 23:41:39.07 ID:lAhfdl9Lo
>>121
/ありがとうございます、それでは!

【ひとりの少女が歩いてきた】
【腰まで届くチェリーピンクのポニーテールが揺れる】
【髪をくくった赤いリボンが、前からみるとちょっと猫耳っぽいのは偶然か】
【大きな露草色の瞳も可憐な美貌、チャイナ服風の衣装に恥じないプロポーションが、
 歩を進めるたび通行人の視線を集める】
【背中には長方形のケースを背負っている、おそらくキーボードであろう】

この時間のライブは腹減るわ〜……ラーメンでも食いに行くかな

【余人に聞こえぬ小声でつぶやき歩を進める。やがて、リヤカーを曳く少女を前方に発見した。邪魔にならないように少しはじにより、にこやかに挨拶した】

こんばんわ! あなたもお仕事ですの?
重くありませんか?

【こんな時間に少女が大きなリヤカーを引いていればちょっと気になるのである】
128 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/21(火) 23:46:58.02 ID:JAwmfYI50
>>126
「あー…」

【一瞬目があった。嫌な予感がする】
【と、嫌な予感がした瞬間に足元にナイフが飛んできて地面に突き刺さった】
【あと少しで足に刺さるところであった。もしくは車椅子のタイヤをパンクさせられるところであった】

「ひえっ!!」
(なんだなんだ!?もしかして前に何かしたのか俺!!?殺されんの!!?)

【必死に記憶を辿って思いだそうとするが、まず辿れる記憶自体がなかった】
【こちらはちゃんと許可を取って外出しているのだが、既に門限は過ぎている】
【今の状態では機動力に半端でなく問題があるため帰りたくても帰れないのだ。何故許可を取れたのやら】

「にゃ、にゃんですかー!?」

【とりあえず相手に声をかけることにした。本当は逃げ出したい】
129 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/21(火) 23:50:10.08 ID:cZ09t4ezo
>>124
「...ん?」

帰路に着くため踏み出した足は止まり
身体を反転声のする方へと向ければ...其処にはロングコートを纏った男の姿

「暑そうだな」

「...間違えた。..だってよ..世界が滑稽に満ちてようが、俺の日常は退屈に満ちてるんだから」

「仕方ない、だろ?」

第一印象を先走り、順調な滑り出しを見せつつ、表情を変えぬまま訂正
男のロングコートよりも、客観的に見れば青年のTシャツに施された文字の方が違和感は大きそうだが..さておき
相手としては納得がいくかどうか甚だ疑問と思われる返答を、さして面白くも無さそうに返した

因み、男の見せた独白や視線は此の青年、感じ取っていないため男が何をしているのかは存ぜず
よって一体何の目的なのか少々訝しむ様な気を相手に向けているのが、分かるかもしれない
130 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/21(火) 23:52:17.20 ID:3wtQo83w0
>>127

【女性が挨拶をしてきたので、ほとんど条件反射が如く返す】

「こんばんわ!私は毎日こんなもんだから、重くも無くなったけどな」

【夜半だというのに、大きく笑いつつ女性を見る】
【人の目を引く姿であり、大きなケースを持っている】
【もっとも少女に中身が何かというのは判らない】
【少女は女性と自分を見比べて、ちょっぴり悲しくもなったり】

「しっかし、今まで野菜の配達してたんだが
 嬢ちゃんは一体何してたんだ?」

【似たようなことを聞いている】
131 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/21(火) 23:54:31.69 ID:ESNt1shwo
>>125
【目と鼻の先に突き出されるは―――料理、嗚呼、料理?ああ……料理ッ!!―――なんて美味しそうなのだ】
【レストランなどで廃棄された生ゴミなどはもはや料理などとは呼べないが、今目の前にあるのはちゃんと人が手を加えた食物】
【味のバランスをある程度考慮し、食べ合わせも考え、そして誰もが美味しく食べられるサンドイッチを主体とした無敵艦隊】
【そのサンドイッチは即席であろうとなかろうと、今まで人間の肉だとか生ゴミだとかを食べていた少女からすれば至高の一級品】
【今までの人生で食べた一番美味しかったものはとある人物がくれたメロンの欠片、それだけなのだ―――嗚呼、料理、なんて神々しい】

――……ごくん

【思わず少女も固唾を飲んでその皿の上に乗っている二つへと穴が開きそうな程までにジーっと真っ直ぐで鋭い視線を送り続け】
【無尽蔵に沸きだしてくる唾液を止めるなんて思考は一切持ち合わせておらず、唇の端から少し粘性を持った液体がぽたりと地面に垂れ落ちる】
【今や完全にターゲットは皿の上のご馳走に移り変わってしまったのだ、人間なんてクソ不味いものよりもそちらを選ぶのが当然なのである】

【恐る恐る、いきなり攻撃されたりしないかと何故か少女の方が少し怖がりながら血に濡れっ放しの右手をサンドイッチへと伸ばしていく】
【そして、その二つの柔らかい白に挟まれた三食のベストバランス食材を鼻の下へと持っていき、サンドイッチを両手で持ちながらくんくんと匂いを嗅ぐ】
【―――嗚呼、美味しそうな匂い、血とか肉と比べると一目瞭然、あの臭みや鼻を刺激する刺激が全くと言っていいほどないのだから当然なのだ】
【その四つの食材が織り成すシンプル単純ながらも完璧過ぎて異論を唱える余地すら許さないサンドイッチに既に少女は心奪われてしまった】
【この状況に置いて、目の前の青年の腕の味など思い出すことすら愚かしいことなのだ、というか青年の存在を感知することすらだ】
【目の前に究極のシンプル・イズ・ベストなサンドイッチがあり、そして自分はそれ以上の料理を知らないとなれば食欲を我慢する理由も無い】

【シャキッ―――むしゃ】

【気が付けば本能のままに口へとそれを運んでいた、ここはいつもの事なので特筆するべき部分では無いのだが、いつもよりもその衝動が強いのだ】
【口の中にはチーズの濃厚な味わいとレタスのフレッシュさ、そしてハムのしっかりとした味が奏でるコーラスが響き渡っていく】
【もう我慢できない、恐れだとかそういうのも食欲の前では皆無力―――少女は死体に群がるゾンビよろしくなまでの勢いで口一杯に頬張る】
【それを無理矢理にもごもごと動かしてなんとか咀嚼し様とするが、まぁ、些か顎が疲れてしまいそうになるが、今、少女はとても幸せである】
【先程胃へと収めた少量の肉も合わせて、今日はこれでお腹いっぱいになれそうだ―――嗚呼、今日は良い日だなぁ、少女はそう感じた】
132 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/21(火) 23:57:41.29 ID:lAhfdl9Lo
>>130
まあ、そうですの……すごいですわね!

【先ほどのつぶやきとは打って変わり、カンペキに猫をかぶっている。
昔からやってる筋金入り、まず見破られることはないだろう。
しかし、重くも感じないというのはすごい、と素直に思っているようだ。

質問には、たおやかに微笑んで答える】

わたくしですか?
つい先ほどまで、路上ライブをしておりましたわ。

わたくし、歌姫を目指しておりますの。
幼馴染にわたくしの歌を聞いて欲しくて……。

お野菜の配達といいますと、やはり旅館とかに納品されますの?

【自分はフルーツゼリーが好きである。だから野菜にも興味あり。
わざわざみずからリヤカーで納品するからには、
かなりいい品質のものだと思ったのだ】
133 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/21(火) 23:59:37.41 ID:l0f00e6IO
「…やっぱり覚えてないのか…」

はい…全く…

【公園】
【もう日も落ちたそこの隅のベンチで、二人の人物が会話していた。】

あの…ところで…

【一人は少女である。10歳くらいの女の子で、】
【透き通るように綺麗な肌をしている。スカートから出る足が、】
【ぴょこぴょこ揺れていた。】

「ん…何よ。」

【そしてもう一人は、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは傍らの身の程もある大きな片刃の大剣と、】
【深緑の鞘に入れられ、大剣の隣に立てかけられた一振りの真新しい刀。それらのせいで、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

これ…取れないんでしょうか…

「ああ…言ったでしょ。鉄は斬れないのよ。」

【少女が両手を差し出すと、そこには鋼鉄製の手錠。】
【太く、ジャララ、と音を出すそれは異様な存在感を放っていた。】

「とにかく…これからどうするかねえ…」

……

【二人はそんなことを話しながら、ぼんやりと、】
【虚空に浮かぶ月を眺めた。】


/何でも対応
134 :【闇夜総統】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:02:16.13 ID:38z97eiao
>>129

「己が発言を――“間違えた”とは、愉快な事を言う。
 然もありなん。この世界の狂おしき混沌は、自ら手を差し伸べねば姿を見せてはくれぬからな」

くくっと喉を鳴らすように笑いながら、言葉を返す
青年の反応を面白く感じた事からの発言であったが、しかしこの男は何にでも面白さを見出し過ぎていた

「私が怪しいかね、青年? そうだろうなぁ、ウン」

問いを出しながらも、一人で納得したように頷く
と、不意に手をサングラスにやって外した
透き通るような碧眼が露わになり、何処までも見通そうとするような視線が青年へと降り注ぐ

「私の事は気軽にクラウンと呼んでくれればいい」

簡潔に自分の通り名を紹介し、サングラスをポケットへと滑り込ませた

「所で、だ。この辺でベレー帽を被った少女を見なかったかね?」
135 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:03:03.34 ID:ClOzYwggo
>>128
よーうねぇちゃん…

【グォォォォォ!!!!!!という効果音が聞こえそうなスピードで接近。無駄過ぎる。】
【普通の病人は其処まで速度を求めたりしないだろう。なんという無駄遣いだ。】
【開発担当に何故こんなにしたか問いただしたい。ソレを選ぶ青年も青年なのだが。】
【投げたナイフを拾い上げ、慎重にアームを使い懐…服の下へと戻した。】
【そしてさりげなく性別を間違えている。失礼だ。】

ちーっと俺の暇潰しに付き合って貰おうか?なぁに、変な事はしない。

【座っているため分かりにくいかもしれないが青年は年の割にはまぁまぁな高身長。】
【更に茶髪という不良のトレードマークの様な物もある。顔は別に厳つくは無いが。】
【ともかく病人服とはいえそういうのは感じ取る事は出来るだろう。威圧感もある。が…】

しっかし便利だよなー車椅子

【其処でバックしたり前に進んだりと暴走していなければの話だが。】

/遅れました!
136 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/22(水) 00:03:50.52 ID:ilhSFEDV0
>>131
(なんとか…なったか?)
【相手の行動・表情を見て自分も心の中で安堵の息をつく、青年は今日も何とか生き残れた】
【そーろっと皿をカウンターに置いて自分は出口へと物音を立てずに走る】

【もう少し彼女を調べたかったが無理だと判断する】
【理由は単純明快、この部屋がすごく血なまぐさいからだ、さすがの青年のそろそろ気分が悪くなる】

「君も早く逃げろよ」
【何人も殺した殺人犯に向けてこの言葉、青年が無意識に言った言葉だ】
【ドアの開く音、閉まる音が続いて青年はこの酒場から出た】

【そして何も知らない客達の為にドアに「閉店」と書かれた看板をつけてダッシュでこの場から離れたとさ】

/ちょっとむりやりですが乙させてもらいます
137 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:06:22.77 ID:A+H2K3+co
>>624
【男は少年の答えに対して何の干渉も沸かない、悪霊か…】
【いい例えだ……恐怖で一度失ったはずなのに楽になれず暴走する】
【まさしく自身そのものではないか……男は表情の所か色の無い表情に変化を与えた】

自分は自分?それはただの逃げの一手に過ぎない。役割の無い駒が戦場で役に立てるか?
ほかの人間に従事することができるか?くだらねえな。

【男は向けた短銃のトリガーを引きはしない…正直銃は苦手だからだ】
【少年の殺気に気づいていないはずが無い…銃口を見つめる視線がそういっている】
【正確には視線を感じている短銃その物が語るのだが】

『旦那、コイツマジでやばいですって…さっさと撃っちまいましょうよ』

【馬鹿をいうなといわんばかりに男は短銃を左手の人差し指で回転させ、銃口を悟られないようにする】
【引き金を引くタイミングを外せば自身の死に直結するスタイルが男のやり方だ】
【だが、引き金は引く気が無い…男は地面に突き刺した槍に右手を手をかけた】
138 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:09:48.67 ID:pN+GholTo
>>136
【青年が去った後、少女は皿の上に残ったそれらを一つも残さずに全て平らげてしまった】
【それから行う行動は説明するまでもなく―――睡眠、それだけである】
【牛になるぞ、なんて迷信があるが、とかくも腹が膨れれば眠くなるのが生物の性なのだ】

――ヒゥー……ンゥ……

【近くにあった血まみれのソファにごろりと横になると、少女はその不気味なまでに真っ黒な瞳を瞼で隠した】
【『System shutdown』という電子音声がどこから響いた後に―――少女は夢心地で眠りについた】
【そして、少女は思うのである―――ああ、今日も平和だ―――と】


/絡み乙でしたー!
139 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 00:11:50.60 ID:GphQXnug0
>>135
「ねえちゃん?」

【案の定間違えられた。初対面で見抜けた人は数えるほどしかいない】
【少し苛立つが、車椅子では対抗のしようもないので黙っているのが得策だ】
【相手のと自分のでは機動力が雲泥の差だった】

「ひまつぶすぃ?」

【噛んだ。許してあげてください】

「不便でしゅ」

【噛んだ。作業は噛みやすいのである】
【とても逃げ出したい。けれどあんな動きをする車椅子から逃げきれる訳がない】
【へたすれば普通の状態でも追いつかれそうである】

「で……な、なにをしゅるんでしゅか…」

【訳:な、なにをするんですか】
【噛み過ぎてなんて言いたいのか伝わるかどうか怪しい】
140 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 00:16:32.46 ID:a1d9BdVR0
>>132

「いやあ、それほどでも無いんだがな」

【猫を被っているとはつゆ知らず、はにかんでしまう】

「歌い手さんか、憧れっちまうなぁ
しかも、幼馴染にねえ・・・いい話だねえ」

【うんうんと頷いて、感銘を受けているようである】

「野菜はなあ、そこの歓楽街のあちこちに、さ
旅館みたいな大口には、手が出なくてよ」

【安くて上手い野菜だが、産地ははっきりしない】
【それが少女の野菜である】
【結果として、大衆居酒屋辺りが顧客になるのである】

「それじゃ、何か食ってみるかい?」

【今度は野菜を食べてみないか?と誘いかける】

/遅れました・・・
141 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 00:17:36.55 ID:PNRV3nrJo
>>134
「...?よ、よく分からないけどそうだな...手を差し伸べるのは、ちょっと怖いかもな」

笑い声を上げる程、面白い事が合ったように青年には思えず
少し眉を潜めながらも、そんな応えを相手に向って返した
そういえば、何でこんな話に成ったんだろう..?と少し考えるも、結論は余りにも速く出た
ま、いいか、と

「...そりゃあ、な」

言葉に出してもいない事をずばり当てられると少しどきりとしてしまう
そんなごく普通の反応を青年もごく普通に見せながら、現れた碧眼へと視線をやり
何故か対抗するように日本人然とした黒い瞳で男の顔を見やる―――

(...なんか、あっちのが強そうだな)

相手の心を見透かす様な視線を無意識に嫌った結果なのか
そんな事を考えながら、さり気なく視線を外した。....あ、タンポポ

「クラウン、か...俺は遠原 鶚。好きなように読んでくれ、クラウン!」

「...それにしてもクラウンか。いいな、格好いいな...なーんか、しまらねぇんだよなぁ、俺の名前」

併し相手の自己紹介を聞けば疑心めいた感情も消滅..とまではいかないものの、幾らか自然な笑みが表情に浮かび
相手に名乗られたからだろう、負けじと名乗り返した。元々少なくない口数を、更に増しながら

「ベレー帽.....ベレー帽か...悪い、見てない......が!」

そして男からは、質問が投げ掛けられた。視線を星空へと移行させ、記憶を呼び起こす。
併し生憎ながらそのような記憶は無く。嘘など着く筈も無く正直に答えた。語尾強調しながら

「ほら、コレを見てくれ!....どうだっ」

なにやら自信ありげな表情。青年は親指で自身のTシャツに書いてある文字を指差した
併し其処に刻まれた言葉は【盗み】―――それ以上でも、それ以下でもない
142 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:25:46.48 ID:ClOzYwggo
>>139
そーそー暇潰しだ。よく噛むなお前

【相手がどう思っているかなど知った事は無いとばかりに話を進めていく。】
【そしてああ何かナンパっぽいなとか思いながら何をするか考える青年。】
【そう、青年はまったくのノープランで目の前の男性に話し掛けた。なんとなくだ。】
【ただ人数は多い方が楽しいだろうという…何とも単純な理由で話し掛けた。】

いやー便利だぞこれ 楽過ぎる

【何をするか考えながらそんな事を言う。事実歩くより楽なのだ。無理もない。】
【しかも脳波で基本操作が全て可能という超高性能っぷりだ。常識が通用しない。】
【そんなどこぞの第二位の様な車椅子に乗りながら…ロクでも無い事を考えた。】

よーし お前に電動車椅子の良さを分からせる旅だ

【そう言うと青年の車椅子は青年の車椅子の背後へと無駄な機動力を発揮する。】
【そして二本のアームで車椅子の取っ手というのだろうか?それを掴むと…爆走する。】
143 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/22(水) 00:26:01.04 ID:oYudTA3Lo
>>140
【素直にはにかむ相手に可愛いな、と思ってしまう。
自分にはこんな反応はできない、素では。
ちょっとうらやましく思いかけて――ちょっと待て、自分は本当は男なんだからと思いなおす。危ない危ない、いろんな意味で。

だから、あこがれるという言葉に対し、ちょっと演技ではにかむ。
内心は、いえーいレベルに嬉しいのだが】

まあ……ありがとうございます。
彼はいま家を出ていて、どこにいるかわからないんです。
だから歌を聴けば戻ってくれるかな……なんて思ってますの。

わたし、歌とキーボードしかとりえがないですから……こんなことしかできないけど。

【ちょっとけなげな感じに笑って、自分でその雰囲気を吹き飛ばそうとする】

ごめんなさい、すこし湿っぽくなってしまいましたわね。

このあたりのお店にですか! 今度食べに行こうかしら……
え? よろしいんですか? ぜひともお願いいたしますわ!

【ちょうどおなかが減っていることもあり、その申し出はありがたい。
代金を払うにしてもおいしいものがいいのは当然、なんてラッキー。
二つ返事で飛びついた】

/大丈夫ですよー!
144 :【闇夜総統】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:31:19.33 ID:38z97eiao
>>141

「はっはっは。恐れていては何も始まらぬぞ―――
 自ら殻に閉じこもっておきながら、世界を退屈と言えるかな?」

眉を顰めながら返事を返す青年に対し、どこか挑発めいた言葉を返す
口元ににやりと笑みを浮かべ、反応を楽しむように

「素直だな。純粋さは尊い、いいぞ――私はそれを歓迎しよう」

自身を怪しいと肯定した青年に対し、まるで意に介した風もなく寧ろ受け入れる様な返事をする
一々芝居がかった様な大仰な台詞回しを青年がどう思うか定かではないが

視線を外した青年の目を無意識に追う

(ほう、タンポポか)

「ならば鶚と呼ばせてもらおう。締まらないとは格別に思わぬが
 ―――そうだな、気の利いた通り名でも用意すればいいのではないか?」

少年の笑みに返すように微笑を浮かべながら、言葉を紡ぐ
自身も通り名を名乗っている事からの経験則だろう―――格好良さを求めての命名ではないが

「そうか、見ておらんか」

少年の言葉に然程落胆を浮かべず、小さく頷く

「ふむ―――中々奇抜だな」

自信満々にTシャツの文字を見せてくる青年に、無難な言葉を選んで返した
心なしか笑みが薄くなってもいる
145 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 00:32:26.38 ID:0m4D6/fIO
>>133もう一回!
146 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 00:37:13.05 ID:GphQXnug0
>>142
「……噛むのはじろーがあるんら!」

【訳:噛むのは事情があるんだ!】
【噛み噛み。心なしか悪化している気さえする】

「こっちは手動だよ!ちくそー!」

【本当に悔しそうにする。と、ここで相手の左手首がないことに気が付く】
【瞬間、サッと全身から血の気が引き、背筋がゾワッとした】
【なんでないのか、相手の様子…というか恰好を見る限り入院している風なので、やはりなにかあったのだろう】
【一応聞こうと思う】

「て、てて手首がにゃ!」

【そう口に出したがいきなり自分の車椅子が爆走しだした】
【きっとあちらの車椅子が押してきているのだろう。気持ちが悪い】
【激しい動きを禁物。耐えることも出来ず、あえなく嘔吐する】

「おろろろろろろ」

【自分の病院服や公園の地面にばら撒かれるアレ】
【ドンドン気分が悪くなっていく。吐いても全くスッキリしなかった】
【あまけに腹痛まで起こした】
147 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 00:38:02.69 ID:a1d9BdVR0
>>143

「世知辛いねえ
嬢ちゃんの外身から見っとよー
その幼馴染も結構若いんだろ?」

【当て推量である
その身の上にも、感銘を受けている
何と言う友達思いなのだろうか】

「いや、行動できるってんだけで十分じゃねーか
それに食ってける分の才能が有るんだからよ」

【また、芸術の方面に疎いせいか
そういうことが出来る人も、またかっこよく見えるのである】

「湿っぽくなった時は、何か食うのが一番だかんな!」

【少女の足もとに植物が現れる】【結界を展開したのである】
【どれもこれも収穫を今か今かと待っているようである】
【少女が選んだのはスイカ】【スイカを1玉収穫して、植物達は姿を消した】
【スイカを持って、少女は笑う】

「どうだい?
塩はねーけどよ」
148 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:40:15.81 ID:Lkv/WJ2Q0
>>137
「自分を駒としてしか考えられ無いの……ーーー何か、悲しいね、ソレ」
「僕はまだ若いし、役割なんて探し時だし、二度と戦場には戻りたく無い、筈、だったんだ、ケド」

「強いて言うなら君が悪い。で、やるの……? 殺らないの?」

ーーー……まだ正気、僕の場合、威嚇に、ワザと自身を狂思考に陥れさせ
眼に感じる程の殺気を放つ挑発、武を制する者として、即ち戦わぬ為の防衛本能でもあるが
僕は狂人に成りすませるが、生憎と殺人快楽者にも、戦闘狂にも成れやしない半端者だ。
単純に臆病で有るんだけども
相手の指で回転させる小銃、セーフティ無しのまま実物にやってるとしたら
危なっかしいモノだ、多少成りとも飛び道具の心得は有る故に、筋は読めた。

《……ーーー壱ノ暗刃“鉄扇・精製”》
ーーー……相手以外の声らしきモノが聞こえる、能力に起因する何かか?僕は瞳を開かせ
軽い驚愕を見せる仕草の反面、画策していた
体を斜めにした構えで左手が体により死角と成る体勢で
密かに“仕込み刃鉄扇”をイメージ作成中、見てくれそのまんま紙と見せかけた鋭い鉄刃の扇
通来は投擲に使用する。
槍に手を掛けた相手に注視しつつ続ける。
149 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:44:17.12 ID:ClOzYwggo
>>146
/ごめんなさい…眠気が…凍結いいでしょうか?
150 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 00:44:48.88 ID:GphQXnug0
>>149
/おkです!
151 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 00:45:44.12 ID:2Foz0H1to
>>144

「む.....まあ、それもそうだな...」

相手の挑発めいた言葉にも、素直に納得してしまう
殻に閉じ篭っているつもりは無かったが手を伸ばしていないという事実も、納得がいき
男が浮かべた嫌らしい(本人談)笑みに気に喰わん、という風にムッとした表情を造り
それでも反論したりしないのは素直なのか言葉が出てこないのか―――恐らく両方だろう

「純粋ぃ?...俺が、か?」

相手の大袈裟な台詞に、そして何より其の言葉の内容に、訝しむ様な視線と声を向け
自分が純粋というには矢張り違和感があった。男から見れば、そう見えるものなのだろうか...?
路傍のタンポポへと向けられていた視線も話を進めていくうち、自然に男へと戻っていく。気紛れというか、何というか

「あぁ、それでいいぜ...うーん、そう言うセンスはねぇからなあ...」

相手の微笑に答えながらも、其の提案に付いては芳しい表情を見せず
困ったように、バンダナごと頭を掻くのであった。ネーミングセンスは、自信が無い。彼も、中の人も
果たして気の聞いた通りななど考えられるものか―――”仕事”の時も、便利そうではあるのだが

「奇抜......い”!...あー…これは、違うんだ、そう...」

「此のTシャツは、種類が複数あってだな……例えば、”人捜し”、とか。」

奇抜、という彼の言葉。気のせいか否か、視線もどことなく冷たくなった様な―――
反応が余りにも予想していたものと違いTシャツへ視線を落すと、なんとその柄も予想していたものと違った
頬を掻きながら先程の言動の弁解を始めるが...その意味は、相手に伝われるだろうか?

/因に21歳です彼は...ッ
152 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/22(水) 00:48:51.78 ID:oYudTA3Lo
>>147
ええ……
同い年ですの。
わたくしが16。かれも16ですわ。
生まれ日はわたくしのほうがはやいので、すこしだけお姉さんですけれど

【その当て推量は、見事に当たっていた。
友達想いだと思ってくれていることはなんとなく、わかる。
いや、自分はそんなにいい奴じゃない。ただあいつが唯一の親友だからってだけで……
そう、心のそこでは思うけど、せっかくの優しい気持ち、ありがたくいただいておく】

そんなふうに言っていただけると……とてもうれしいですわ
あなたはとても、優しい方ですのね!
わたくしは、あなたのように地に足をつけ、生きていらっしゃる方こそが尊いと思っておりますわ。本当ですわよ

【こちらはというと、この少女のように自分の手と力で汗を流し、労働するということができなかったのであり、むしろ彼女の姿こそがまぶしかった】

そうですわね! おいしいものは幸せの源です!

【萌えいずるはスイカ。操作? 召還? それとも概念系か。
いや、そんなのどっちでもいい。ずっしりとしたスイカは色も濃くつやつやとしていかにもおいしそう。だから『どうだい?』というお誘いへの返事は即答】

いただきますわ!

【うん、きっと塩なんていらない。
久々にたべる「ほんとうにおいしいスイカ」への期待は今やマックスである】
153 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 00:50:34.70 ID:ClOzYwggo
>>150
/ありがとうございます!では乙でしたー!
154 :【闇夜総統】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 01:03:21.04 ID:38z97eiao
>>151

「了承したのなら羽ばたけよ―――この世は真に素晴らしき舞台なのだから。
 その舞台に降り立つ者が、演壇で劇を演じない事ほど詰らぬ物は無い」

ムッとした様にしながらも納得して見せた青年を、今度は後押ししてやるように言葉を掛ける
両手を小さく挙げ、まるで壇上に招き寄せるようポーズを取りながら

「ああ、そうだ。君は直情的で感傷的な―――良い瞳の色をしている」

訝しがる様な青年の視線を受けながらも気にせず、自身の言葉を押し通そうとする
変に言葉を濁す様な者を嫌っている裏返しに、男は素直さを重んじていた
視線を自分の方に戻してきた青年と目を交わしながら、柔らかく微笑を浮かべる

「そうか、ふむ―――」

青年の返答を聞き、少し考え込むような仕草を見せる男

「ほう、様々な物があると。うむ何と無くは解したぞ―――現状を現わしているのだな?
 ―――詰り、盗みを働いていたと」

慌てたように弁解を始める青年を見ながら、冷静に考えを述べる
そう、恐ろしく冷静に
155 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 01:08:04.55 ID:a1d9BdVR0
>>152

「私と1つ、2つぐらいしか変わんねーのに
よく決心がついたな
ホント頭が下がるよ」

【少女とて、こうやって夜もあくせく働くようになって久しいが】
【受動的にそうなったのだから】【己で選んだ道を進むのもまた光って見える】

「私にはこの生き方が性に合ってるってだけさ
職業に偉いも偉くないもねーよ
優しいってのは、ありがたく受け取っとくけどな」

【仕事でどーのこーのとは少女も言いたくない】

「あいよ!
そいじゃ、ちいとばかし待っててくれよ」

【エプロンの中から鞘つきの果物ナイフを取り出し】
【4等分に切り分ける】【そのうちの一つを差し出す】

「ほい、スプーンとか、拭くものがほしかったら言ってくれよ?」

【大きいので、食べきるには少し大変である】
【少女は言い終わると、新たに一つ取って食べ始めている】
156 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 01:11:49.47 ID:2Foz0H1to
>>154
「...まぁ、その内機会があれば...」

男は誘う様な仕草を見せ、こちらに。対して青年は冷静というか
相手の台詞回しに戸惑っているのか―――やる気があるとはお世辞にも言えない、答えを返した

「あぁ、褒められてるんだよな...なら、いっか」

尚も相手は、言葉を続け、こちらの疑心は意に介せず
そういわれても実感も湧かず、うーん、というしかなかったが
そうであって悪い事は無いだろう、と。そんな考えから微笑を浮かべる男に曖昧な笑みを

「...げ。ち、ちげーよ...?だ、だからさぁ...」

「俺は人捜しをやってる、と。そういいたい訳。分かる?」

違和感を覚える程冷静に、言葉を紡ぐ男。その様子に心中秘かに沸き立つのは、焦燥
まさか其処まで言い当てられるとは思いもよらず表情が数瞬硬直―――何とも分かり易い
すぐに否定を口に出し、想定していた応えを相手に投げ掛けた。
その理論だと盗みも職業のうちだとバラしてしまっている様なものだが、それには気付いていない
157 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/22(水) 01:12:41.97 ID:A+H2K3+co
>>148
【少年は悲しいという。確かに哀れで悲しい…自覚はしている】
【だが、それゆえに誇りもあるし理由もある……動かされる駒にも使い手を選ぶ権利はあるのだ】
【男は命を投げ捨てるという行為には慣れっこだ。男は槍を手にしつつ答えた】

………まぁ黙って殺されたり逃げるまねはしない。一応ここには金をもらってきているのでね。
残党兵の始末と確保……まぁそれが見当たらないなら…お前を代わりに持ち帰る、そういうわけだ。

【まぁ、実際のところ少年がただの通行人であるとは思えない】
【放つ殺気は…自身に似たところもある…男は銃を回転させつつ出方を伺った】
【ちなみに…危険であると先に発言したが…暴発自体はありえない】
【なぜなら、この銃は自身と意思疎通が文字通り可能だからである…発砲もタイミングを合わせることができるのだ】
【まぁ…銃に視覚がついているわけではないので、暴発がありえないだけであるが】
【手にした銃と槍が男に語りかけてくる…ちなみに声自体は相手には聞こえない】
【目敏い戦士ならば、僅かな挙動に気づき…聴覚に優れた暗殺者ならば僅かな音の振動を感じるだろう】

『暗器使いか、戦場では聊か対処しずらいな、乱戦ならさらにだ』
「しかも主は、暗殺に対する処理を行ったことが無い…だからいっているのに」

【まぁ要するに男には『需要』の無い力だ……最近こんなのばっかりである】
【男は槍を引き抜けば、右手だけでそれを薙ぎ…下方向より相手を斬る動きを見せる】
158 :【闇夜総統】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 01:27:36.82 ID:38z97eiao
>>156

「色よく無い返事だな。まあ構わん、君がその意識を持ってくれればいいのだ」

冷静な返答に対し、小さく唸るようにしながらも勝手に納得した

「無論だ。褒めている」

青年の言葉に大きく首肯を返しながら、肯定する
それが然も当然であるかのように言う事が、この男の神経が普通でないという証左でもあった

「ああ、人捜しをやっているのか―――紛らわしい」

帽子に片手をやり、呆れた様な口調で首を振る
表情が硬直した青年を見た際には鋭い視線を向けたが、特に言及する気は無いらしい
寧ろ青年が盗人であるという役回りを演じているのなら、それもまた面白いと考えてもみる

「―――人捜し、ですか。中々面白い事をやっているのですね、最近の盗人と言うのは。
 感心します」

男の背後にあった影からすっと出てくるように、少女が姿を見せた
恰も初めから其処に居た様に、一切動かぬ無表情を顔に張り付けたまま

「―――アルデバラン、相も変わらず間の悪い奴だ」

呆れた様な口調でそう言うしかない、男であった
159 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/22(水) 01:30:58.09 ID:SMpQD9Seo
>>155
いいえ、そんな……
だって、婚約者なのですもの。
人任せにだけなど、できませんわ

【小さく首を振った。
そう、表向きその幼馴染は、彼女の婚約者と言うことになっている】
【そういえば目の前の少女はなぜこの仕事をしているのだろう、とちらと思ったが、
あれこれ詮索することもすこし気が引けた。
生活のためにしていることを詮索されるのはいい気持ちではないかもしれないからだ。
だからこそ、「性にあっている」という言葉にはどこか安堵を覚えた】

性にあっていらっしゃるのでしたら、それが一番ですわ。
職業に貴賎はない……そうですわよね。
あえていうなら、すべての職業は、尊いですわ
よかった。受け取っていただけて

【昔の自分は尊いとはいえない「仕事」をしてきたのだが、それはここで、「この」自分が言うことでもない。
目を閉じてうなずいた、言葉をかみ締めるように】


【そして。気持ちのよい返事と共に、スイカは鮮やかに四等分される】

【そのうちのひとつを、いただきます、との言葉と共に受け取った――
とたん、ひんやりずっしりした重量が両掌を圧迫する。
赤く緻密な肉質は、乏しい明かりの下でもきらきらと光をはじく。
甘い香りが鼻腔をくすぐる】

あ、でしたら紙ナプキンのようなものと、スプーンをお願いいたしますわ

【自制心と共に道具をお願いし――受け取るとさくり、果肉にスプーンを入れる。
しゃくりと掬い取るとたまらずぱくり。
とたんに口の中に広がる甘い甘い果汁。
喉に流し込めば、火照った体が心地よく冷やされていき、汗もすっと引いていくよう。
これぞ夏の贅沢】

……………(しゃくしゃく)

………(しゃくしゃく)

……………(しゃくしゃく)

【衣装を汚さないよう最低限の注意は払っていたが、それでもなかなか元気よく食べていく。言葉もなく食べていく。息をするのももどかしく。しゃくしゃく。

しかし、種は取り出したティッシュに上品に包んだ。
本当は思いっきり「種マシンガン」をやりたいのだけれど、いまここで、この姿でやったらこれまでの――
世間知らずのちょっと天然お嬢様な歌姫志望、として築いてきたものが無駄になりかねない。泣く泣くあきらめる】

/おくれました…スミマセン
160 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/22(水) 01:37:59.81 ID:Lkv/WJ2Q0
>>157
「生かして持ち帰るって訳じゃ無さそうだねッ……ーーーと」

《……ーーー弐ノ暗刃“呼応”》
イメージ作成が済んだ暗器は、即ち、死角と成る左手から古来中国たる空間に浮かぶ
掌程度の陰陽の紋から、陰の闇を纏い、陽の光で其の暗器の姿を露わにする。
同時、自身は相手の斬撃に対し、まるで重力を思わせない動きで後方に背を逸らし、脚を浮かせ。
頭が地に向くと、片手を地に着け助走含み軽く体ごと、壱回転
回避含めた後方移動で間合いを取る。

「槍使い、か」

単なる斬撃にも刃を目で追うのがやっと、恐らくは達人か、成るべく接近戦避けた方が良いか
槍との戦闘法、其れは即ち“前進/後退”の弐択に成る、所以は“横”と言う選択は
反復運動により最適と思われるが、一時と言え、間合いの中に居る故“着地”が隙と成るのだ。
つまり前進後退の攻めと退きの駆け引きが重要

「……ーーー軽く舞おうか、なんて」

後方着地時、さり気無く、僕は太股のホルダーに仕込んだ針、我眉針を指に三本挟みつつ
着地しながら舞う様に鉄扇を仰ぐ……ーーーと見せかけた、鉄扇で投げモーションを隠した
三本の我眉針の投擲だ、脚を狙い機動力を殺ぐ算段だ
161 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 01:47:31.35 ID:LWo12CXvo
>>158
「いやあ。世の中、何が起こるか分からないからな」
「案外直ぐ...羽撃く事になるかもな。......鶚だけに。」

唸る様な声音で返事する男に対し、今度は悪戯っぽい笑みを浮かべて、そう返した
そんなつもりがなくとも案外早くその世界に踏み入れる事に成るかもしれないとそう言いたいのだろうが
最後に付け足した一言が、色々と台無しにしてしまっている気がしなくもない。鳥だから羽撃くとは安直な

「そ、そりゃあどうも...」

何処までも毅然と、堂々とした態度に変わってるなぁ..と、男の認識を改めて
お前が言うな、という奴かもしれないが青年はそんな事、しったこっちゃあ無い。
少しむず痒さを覚えながらも―――取り敢えずお礼を言っておいた

「紛らわしかったか...次から気をつけるよ...はは」

バレなかった、か...?少し様子を伺うように男を見てみれば、鋭い視線が向いていた。...参った
併しそれ以上の言及も無く、さて報酬の話でもしましょうか―――と言うところ

「...ッ!!.....だっから、盗人じゃねぇっつーに」

不意に聞こえてきた自分たちとは異なる高い声。一瞬どきりとするも、男の背後から現れたのは
ベレー帽を被った少女の姿。恐らく、此れが彼の探していた人物だろう。存外早く平静を取り戻すと、突っ込み

「ったく...そろいも揃ってやり難い奴ら...ッ...あ、貶し言葉じゃないぜ?」

表情を少し苦くしながら、そう言うと足を半分外側へと向け、そろそろ帰ろうか、とふと。男の目的も無くなった訳だし

「じゃあな、クラウン...と...アルドファラン?結構割と、楽しかったぜ」

「あ、そうそう...アルドなんとかさんよ、あんまりコイツから離れてやんなよ...?さっきからずっと、血相変えて探してたんだぜ?」

軽く手をひと振りし、完全に後ろを向いた。退屈すぎて呟きを零していた青年にとっては、有意義な時間だった様だ
その後思い出したかのように上半身を捻って言葉を付け加えた後、ニッと笑みを浮かべ。ふんふんと韻を踏みながら、ゆったり帰路についたのだった

/絡みあり乙でしたー!!
162 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/22(水) 02:02:12.50 ID:A+H2K3+co
>>160
【体勢からして少年の戦術は暗器を使用したヒットアンドアウェイ…ひたすら距離を詰める自身の戦術とは相性が悪い】
【追いかけっこは得意ではないからだ…というか能力者の世界なのに武器による戦術の戦士とよく当たるなこいつ】
【まぁそれはそれとして男の打ち上げを兼ねた斬撃を回避し、距離をとった少年…】
【発砲すればいいじゃないかと言われるかもしれないが、残りの弾が二発しかない。撃つにも不安定だ】
【だが、回避されたくらいで折れるような戦術ではない…男は左手に構えた銃を空に投げ、槍を両手に構えなおす】
【もし数に制限が無ければ、そのまま銃の発砲を絡めた戦術を披露する所である】

……扇。なるほど東方の使い手か……めんどくせぇ。

【無双するならば見栄えする鉄扇。それは一見するとひ弱な見世物であるが…体術などと絡める事で無限の可能性を発揮する】
【現に相手は………仕込みを加えてきたのだから。けれど男も型にはまらない戦術を選ぶ】
【なぜ仕込みに気づいたのかといえば…相手が遠距離の攻撃手段がないわけが無いという推測にすぎない】
【扇の長所の一つに仕込みが聞くことにある……ナイフや矢ではできないことだ】

悪いな……ちょっとばかしびびってもらうぞ…

【男は槍を扇風機が如く回転させる…それで針の投擲を弾く寸断だ】
【槍が男の背丈に近いことを考えると足を狙っていようが関係は無い…しばらくは前方に対してこの防壁を張るであろう】
163 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/22(水) 02:04:48.11 ID:SMpQD9Seo
/>>【出力菜大】さま

/遅れた上にお願いするのは大変、大変申し訳ないのですが……
/キンクリか凍結お願いしてもよろしいでしょうか?
/(明日は夕方5:00は戻ってこれます、夜間でしたら11:10にはこれます)

/ここまでの辛味にお礼申し上げます!
164 :【闇夜総統】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 02:11:02.12 ID:38z97eiao
>>161

「はっはっは。それは良いな」

悪戯っぽく笑みを浮かべながら冗談を言う青年に対し、快活な笑い声を上げる
それがどの様な物であれ、とかく冗句を好む男であった

「礼を言われる事でも無いぞ。率直な感想さ」

勝手に一方的に感想を押しつけていただけなのだ、それに礼を返されては困ると言うように

「ああ、気を付けてくれよ」

青年が苦笑しているのを見て、にやりと意地悪く笑みを浮かべながらそう言う
まるで見透かしたような視線を向けながら――からかう様に

「そうでしょうか? ―――クラウンと一緒にされるのは心外ですが」

盗人である事を否定する青年に対し、小さく首を傾げながら訂正を入れる少女
遅れた登場ながら好き勝手言いたい放題である

「ああ、ではまた縁が合えば会おうぞ―――鶚。
 ―――なッ!?」

別れの言葉を穏やかに返す男であったが、青年が最後に放った言葉に動揺を見せた

青年の言葉を聞いて、男の方をじっと見つめる少女

「全く余計な事を。ああ、わかったアルデバラン――その視線を止めんかッ」

サングラスを再び掛け直し、少女の前で小さく手を振りながら、青年の姿を見送る
心底ウンザリした様な仕草を見せている反面、その口元は楽しげに笑みを浮かべていた

青年の姿が完全に見えなくなると、男は少女に目で合図を送り、夜闇をまたも闊歩し始める

「Ich suche Ruhe fur mein einsam Herz. Ich wandle nach der Heimat, meiner Statte.
 Ich werde niemals in die Ferne schweifen. Still ist mein Herz und harret seiner Stunde!
 (私の孤独なこころは、安らぎを求めている。 ふるさとへと帰るのだ・・・私の居場所へと。
  決して遠くに行くわけではない。 心おだやかに、その時を待とう!)」

唄う様に――と言うか完全に唄いながら、男の姿は夜の街へと消えて行った
その隣に歩く少女は、どこかそれを煩げにしかし楽しげに聞きながら

/乙でしたっ!
165 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/22(水) 02:31:46.98 ID:Lkv/WJ2Q0
>>162
「此の夏には涼しいや、一家に一台欲しいね」

読まれてる、否、戦い慣れて居るか、通来なら針が少しでも通用すればペースを頂けるが
簡単にはいかない、回転する槍、舌嘗めずりしてから、僕は再び外套を羽ばたかす様に
自分に対する死角を多くする様に片足を軸に回る、其の一回転の間に、装備品の仕込み杖と
太股の針七本を抜き取り、今度は鉄扇の舞い無しで
回転する槍の“中心”を狙う、其れは即ち“指”と“手”距離も1.5馬身位しか
取って無い故、七本の針に狙いも狂いは無いだろう。

「ーーー……手が出し辛いね」

《壱ノ暗刃“精製”》
勿論、何らかの防衛策を取ると見越し、掌に力を込め“仕込み入り鎌”のイメージ作成に入る。
針は取りようによっては時間稼ぎ扱いだ、暗器使いにとって重点的に置かれる戦術は
あらゆる手段を問わぬ手数……ーーーひと時の油断、余暇、無策は命取りと成り得る。
苦笑いの演技に含めて、確かに僕はビビッてみせた。
166 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/22(水) 03:02:17.59 ID:A+H2K3+co
>>165
【回転する槍は旋風を巻き起こし、渦を作る…これが男が編み出した槍の極意】
【槍と真の意味で連携するから出来る、大技だ。これより怒涛の嵐を呼ぶことになる】
【男は槍をそのまま右側に移動させる、相手がいくら道具を隠し持っていても…生成するとしてもこれで無と帰する】
【そして男は踏む込み、一気に攻める気だ……と、同時に相手が七本の針を飛ばしてくる】
【狙いは台風の中心、嘗て自分が使って戦術と同じだ…だが男は横から縦回転に切り替える僅か隙を相手がわざわざ逃してくれたことに感謝する】
【男は飛んできた針を弾くように解き放った】

涼しいですむと思うなよ……一生にして後悔しろ…

           『嵐   渦   時   雨   連  衝』

【風の渦を残し勢いで放つ乱突……それは一時に去る嵐が如く、雷鳴をもって乱れ振る時雨のように針を打ち抜く…】
【狙いが正確ならばこちらも遣りやすい……その勢いに感けて相手に一閃勢いのこもったつきを解き放った】
167 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/22(水) 03:28:29.74 ID:Lkv/WJ2Q0
>>166
「……ーーー!?」

幾千幾万たる手数圧倒するは、即ち極めし技に有らんや……ーーー武を征する上での
有る種お約束的な決まり事だ、策を講じても破れぬ壁、免れぬ死?
何の為の暗器、何の為の隠された武器、手、数?
《弐式暗刃“呼応”》
相手が針を弾く刹那に作成のイメージが済んだ際に新たなる陰陽の紋が浮かぶ
そこからは“鎖”そして繋がれた鎌、然かし、“旋風”に寄り引き込まれる暗器、其れは一固形なら
弾かれるに済むが、鎖鎌、即ち鎌と分銅の重み払おうとすればで“絡まる様に仕込まれ”
其れは大蛇の如く狡猾な絡まり

「ーーー……元々、槍には素手がやりやすいってね……ッッつぐゥッ!!」

然かしその程度で攻撃は止まないのは関の山、神経を研ぎ澄まし
一閃の軌道を、追う、されど伊達に鍛えられた我が身では無い、辛うじてなら見える
一見何も装備が為されて無い、左の籠手、其の中には“仕込み剣”
敢えて射出せず、寧ろ仕込まれたまま腕で槍を受け……ーーー衝撃により、吹き飛び
数mで辛うじて受け身

「ッがっは、こほッ」

外套に手を掛けつつ、膝に地を付き、脊椎に差し掛かった衝撃に咳込む……ーーー
168 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 06:42:52.10 ID:a1d9BdVR0
>>159

「婚約者!?
私にゃあちいとばかし遠い話だなあ
それにしても責任感もあって、追っかけてもくれる
向こうもいい嫁を貰ったのと同じだな!」

【本気で言っているようである】
【向こうの言ったことの裏など、読み取ろうともせず】
【ただ向こうの強い意志に心打たれているようでもある】

「全く、自分の好きなことが関わって無いと
楽しく続けるなんて夢のまた夢ってやつなんだよな
まあ、仕事ってのは必要とされてどれもこれもあるんだから
偉いとかの前に、必要としている人たちを喜ばせてやりたいってのが本音なんだがな」

【思わず仕事観を語ってしまう】
【悩んだように、幾度か頭を掻いた】
【そして、スイカとその他色々を渡し終わってから、少女もスイカを食べ始める】
【その食べ方は、種も取らないで上からかぶりつく、これだけ】
【ある程度食べる速さをゆっくりにはしているが、向こうの食べ方とは正反対とはいえよう】
【勿論、美味である】【この時期のスイカと思えぬほど甘いのだから】

【食べている間、無言になる】
【少女もスイカは大好きである】
【この時ほど、スイカが野菜の仲間であるのを
感謝したことは無い】
【種も纏めて飲み込んでしまうので、タネマシンガンも出来るわけなく】

/うう、寝落ちするとは・・・申し訳ない・・・
/本日は、11:10の方でお願いします
/それと、置きレスでも続けやすいように
/次は裏に置いた方が良いかもしれません
/重ねて、寝落ちして申し訳ありませんでした
/ここまでの絡みに感謝します
169 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/22(水) 13:33:48.71 ID:5AdDaeZJo
>>168
/いえいえ、こちらがあんなタイミングで遅れたせいですので…!!orz
/再開とその条件了解です、ありがとうございます。

/それではレスは今晩、裏にお返ししておきます!
170 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 13:53:42.72 ID:0m4D6/fIO
【帝國の公園】

「…神殺がまた動き出したのか…」

【そこに設置された自販機にコインを入れる一人の人物。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。この傷のせいで少し怖い。】

「…どうなるのかしらねえ…全く…スパイとしてもう一回入ってみるか…」

【辺りは陽光が降り注ぎ、結構暑い。しかし、】
【女は不思議と汗一つかいておらず、実に涼しげであった。】
【それもそのはず。女の周りだけなぜかとても涼しく、】
【周りからクーラーの涼風を流しているかのように程よく気温が下がっていた。】
【懐に忍ばせた妖刀に属性を帯させているのだ。】

「ま…滅多なことは起こせないけどねえ………今はまだ=c」

【女は缶コーヒーのプルタブを押し上げながら、】
【辺りを見回し、空いているベンチに足を運ぼうとした。】


/何でも対応
171 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 14:21:39.40 ID:DWzZ+zfn0
>>170

「……お?」

【その公園で一人遊んでいた少女が、自販機で缶コーヒーを買う女に気が付いた】
【この暑い中、女から謎の冷気が漂っていることが気になり、彼女は相手を遠巻きに見つめている】
【中学一年生位だろうか。前髪ぱっつんでロングヘアーなその少女は】
【雪の様に白い浴衣を赤色の帯で締め、足元は草履という和服姿だった】

「スパイ……?」

【スパイという言葉には、どこか浪漫を感じざるを得ない】
【女に興味を持った少女は、滑り台から滑り降りると】

「おーい! こんにちは! おーい!」

【にこにこと笑いながら、大声で女に声をかけ、小走りに近寄っていく】
172 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 14:28:34.69 ID:0m4D6/fIO
>>171

「どっこいしょっと…」

【木製のところどころ擦り切れたベンチに腰掛け、】
【女は缶コーヒーを一口。快晴の空を見上げていると、】

「ん?…んー…」

【声をかけられ、思わず懐に手を入れた。もちろん、】
【その右手はバッチリと短剣…短くした得物を握っている。】
【その気なればすぐに抜刀し、かつ攻撃できるようにしていたが…】

「……なによ…」

【その声の主を聞いて、手を取り出した。少なくとも、】
【いきなり襲い掛かったり、攻撃してきたりするような人物には見えなかったからである。】
173 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 14:38:39.32 ID:DWzZ+zfn0
>>172

「えーっとね……」

【ベンチに腰掛けた女の元まで辿り着いた少女は、相手の全身を確かめるように眺め見た後】

「ねえねえねえねえ! あなた、もしかして零号機関の人!?」

【黒色の瞳を爛々と輝かせ、女の顔を見詰めながら、少女は期待一杯に訊ねた】
【恐らく能力だと思われる冷気や、剣を持っているその姿から、この女は軍人なのだろうと少女は思ったらしい】
174 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 14:47:19.09 ID:0m4D6/fIO
>>173

「…零号……」

「ああ…帝國の…」

【取り出した短剣を弄びながら、女は相手を観察した。】
【別の国だったら和装は珍しいのだろうが、少なくともこの国では、】
【一般的である。特に驚くべきところはなかった。】

「いいや。…私は旅人よ。最近こっちに来たの。」

【「残念だったわね」】
【相手の期待を裏切ったような気がした女はこう付け加えた。】
【零号機関≠ニは帝國の軍部に属している能力者を統括する組織である。】
【軍属の異能力者は全てここに所属し、様々な任務を遂行、或いは各軍部に出向するのだ。女は、】
【まだその構成員に出会ったことはないが、】
【その存在は知っていた。過去に戦った剣士に聞いたのだ。】

「何あんた…軍になんか用が…?」

【少女が一体何故…気になった女は、】
【短剣をコートの内ポケットに戻してから、質問した。】
175 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 14:56:25.02 ID:DWzZ+zfn0
>>174

「なーんだ……旅人さんか……」

【がっくりと肩を落とし、本当に残念そうに大きなため息を一つついた】

「ん? あ、私ね、もうちょいおっきくなったら、軍人さんになろうと思ってるの。
 昔からの夢で、軍の人に憧れてて……!」

【そう質問に答える少女の瞳は、益々キラキラと輝いている】
【そこで、あっ、と彼女は思い出したように声を漏らした】

「そだそだ。旅人さん、さっきスパイとか何とか言ってたよね?
 どっかスパイしにいくの?」

【小首を小さく傾げ、今度は少女が質問をした】
176 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 15:11:47.29 ID:0m4D6/fIO
>>175

「悪かったわね…そんなに落ち込まなくてもいいじゃないの」

【缶に口をつけ、喉を潤してから女は言った。】
【ぶっきらぼうな物言いはこの人物の悪癖である。】
【本人に悪気はないのだが、どうしても棘がある話し方になってしまうらしい。】

「あーなるほど…ふうん…」

【合点が言った、というように頷く女。】
【と、いうことはこの人も能力者か…零号に属するなら、】
【幻想持ちであるはずだ、と女は考える。】

「ん?…ありゃ…耳がいいのね」

「ああ…言ってみただけよ。まだするわけじゃないわ。それに…」

「…私はまだ弱いからね…」

【本のわずかに悔しさを滲ませる女。】
【その後備え付けのゴミ箱に缶を捨て、タバコを取り出すが、】
【目の前の少女を見てまたそれをポケットに戻した。】

「しかし…軍ねえ…あんたみたいな年で軍人になりたいとは珍しいわ。」

【少し自分のことを話しすぎたかも知れない。そう考え、】
【話題を変えようとする。それに事実気になっていたのだ。】
177 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 15:23:00.72 ID:DWzZ+zfn0
>>176

「弱いからしないの? ってことは、強くなったらするの?
 旅人さん、別にそんな弱そうに見えないけどなあ……」

【大きな目を丸くして、少女は女の携えている剣に目を落とした】
【剣の良し悪しや使い手の技量を見抜く力など少女は持っていないが、少なくとも目の前の女は弱そうに見えなかった】

「そう? だって軍人って、なんかかっこよくない? それに……」

【少女は一旦言葉を切り、女に断ることも無しに、彼女の隣のベンチに腰掛けて】

「私の能力なんかがこの国のため使えるなら、それってすっごく良いことでしょ?」

【女の顔を覗き込むようにしてそういった少女は、にぱっと笑顔を咲かせた】
【どうやらこの少女は高い愛国心を持っているらしく、それは彼女の笑顔と言葉からも感じられるだろう】
178 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 15:35:02.14 ID:0m4D6/fIO
>>177

「そうねえ…ま、先のことはまだ考えてないわね…」

「いいや…弱いわよ私は…上には上がいるもの…」

【今まで打ち合ってきた様々な人間を思い出した。】
【圧倒的に負けた事もある。そもそも、】
【最近黒星が続いており、どうにも調子が悪かった。それでも、】
【自信を喪失したり凹んだりしないのがこの人物のすごいところなのだが。】

「かっこいい…まあそうね。その気持ちは分かるわ」

【確かに、尊敬されるべき職である。一般人に、】
【仕事を聞かれ、答えたらそれなりに羨望の視線を送られるだろう。】
【少女が腰掛けるのを見ると女は空間を開けるために少し横に動いた。】

「…そうね…ま、国の為にはなるわね…」

【国を思う心はヒシヒシと伝わってくる】
【相手の笑顔を見て自然と表情を崩しながら答えた。】
179 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 15:45:03.85 ID:DWzZ+zfn0
>>178

「ふうん……。上には上かあ……」

【呟くように言うと、少女は天を仰ぎ見る】
【彼女らの上には、どこまでも青い空が広がり、続いていた】

「でしょ? 私はこの国に育てられてるんだから、ちゃんと恩返ししないとねっ!」

【ぴょんっ、と跳ねるようにしてベンチから立ち上がった少女は】
【女に背を向け、右手で力強く握り拳を作り、一人意気込んだ】

「あ、そだ。旅人さんの名前はなあに?」

【くるりと反転し、また女と向かい合う形で、名を訊ねる】

「私は宵々々山 暦っていうの。長いから暦でいいよ!」

【その後すぐに、自身の名を笑顔で伝えた】
180 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 16:00:24.15 ID:JYauFn/IO
>>179

「…あんた帝國育ちか……」

【なるほど「愛国者」か、と、女は思考する。】

「宵々々山……」

「私はロータス…ロータス=ブラックよ。好きに呼んでちょうだいな。」

【相手の名前を頭の中に叩きこむ。】
【物覚えが悪い彼女にとってなかなか難儀な作業だった。】

「へー…どんなとこが好きなの?この国の。」

【ここまで自分の国を愛している人間を彼女は見た事がない。】
【女は質問してみた。純粋に興味があったのだ。】
181 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 16:12:24.71 ID:DWzZ+zfn0
>>180

「そんじゃ、ブラックって呼ぶね! なんかブラックって戦隊物っぽくてかっこいいし!」

【少女はグッと握り拳をまた作り、瞳を輝かせている】
【とりあえずかっこよさげなものは全部好きらしい】

「どんなとこって……全部?」

【全く答えになってない答えだった】
【「いや、それはダメだよね」と、少女は首を捻って考える】

「ええっと……。なんだろ、どんなとこって言われてもなあ……。
 空気は美味しいし、ご飯も美味しいし、あ、それに海も近いし、綺麗だし……。みんな優しい人ばっかりだし……。
 ――うん、やっぱり、全部好きかな!」

【快活な笑顔で、この国の知りうる全てが好きだと、少女は答えた】
182 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 16:17:42.41 ID:JYauFn/IO
>>181

「へえ…よく分かったわ。」

【少女のいう事も去ることながら、一番は彼女の熱意である。】
【その仕草や話し方から、いかに祖国を愛しているかが伝わってきた。】

「優しい人…か…それはどうかしらね…」

【空を見上げ、ポツリ。】
183 :【静恋噤颶】 [sage saga]:2011/06/22(水) 16:30:39.51 ID:DWzZ+zfn0
>>182

「それはどうかしらも何もないよ。ブラックだっていい人でしょ?」

【「私とこうやって話してくれてるんだし」】
【そう付け加えた後、少女はうんと伸びをした】

「そんじゃ私、そろそろ帰るね。これからおうちで、色々準備することがあるからさ」

【屈伸をし、伸脚をし、足首を回し――十分な準備体操を終え、少女は相手に向き直った】

「またね、ブラック! ばいばい!」

【別れの言葉を元気よく告げた後、少女は足裏で空気を圧縮し、それをすぐさま解放する】
【空気の圧縮と解放を繰り返して空を飛んだ彼女は、瞬く間にどこかへと去って行った】

/もう落ちなきゃなのでこれにて! 絡み乙でした!
184 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/22(水) 16:37:18.74 ID:+wHdU/GIO
>>183

「フフ…それはあなたが決めることよ。」

【意味ありげに笑う女。とはいうのも、】
【以前帝國出身の「人斬り」に会ったのだ。無差別に剣を降るその姿は、】
【少女の言う「いい人」とは程遠かった。しかも皮肉なことに、】

「……国のため=c」

【維新前の帝国に戻すため、その人物は剣を降っていた。】
【愛国心から人を殺害する姿は、目の前の少女にはどう思うだろうか。】

【女は手を振った。それを聞くのは、】
【また、次の機会にしようかな…そう思考していた。】


/お疲れさまでしたっ!
185 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:10:18.64 ID:+wHdU/GIO
【公園】

「……どうも最近対人戦してないから…」

「…体がなまってますね…」

【ドン!!】
【一人の道着姿の少女が、何かの拳法の型打ちをしていた。】
【踏み込む音が響く…】
186 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 17:20:18.06 ID:cbQAkbNPo
>>185

…あれは…?

【同じく公園、それを見つめていたのは獣人少年】
【暑くなり始めた季節だというのに学ランっぽい上着を羽織っていて】

もしかして格闘家ッスか…
なら!

【見つめる視線の先の人物、それが何らかの拳法の動きをしていると判断し】
【だとしたらこれはチャンス(模擬戦的な意味で)である。走り、近づいて】

し、失礼するッス!

【とりあえず一声かけることに。】
187 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:23:58.71 ID:+wHdU/GIO
>>186

「…ん?」

【ズシーン】
【踏み込み。左足の下駄が地を掴む。】

「…何ですか…」

【相手の方を見ずに口を動かした。】
188 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 17:27:20.23 ID:cbQAkbNPo
>>187
(…近くで見るとやっぱ凄いッス…ホンモノだ)

【たかが下駄で踏んだだけで地が揺れる、その感覚に畏怖に近い感情を抱きつつ】
【しかしここで引き下がっては声をかけたのも無駄というものだ。少々勇気を出して】

あの…も、もしかしてアナタは格闘家ってやつッスか?
だったらお願いッス…俺っちと模擬戦、してくれないッスか!?

【両手を合わせ、片目を瞑りお願いのポーズ。威勢と誠意が交じる口調で尋ねた】
189 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:29:49.69 ID:+wHdU/GIO
>>188

「!!模擬戦!」

【ピーン】
【少女の型打ちが止まる。】

「喜んで!!…あ、獣人の方ですか。」

【始めて相手を見た少女。】
190 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード [sage]:2011/06/22(水) 17:32:41.31 ID:5qc6wXKvo
>>185
【とある街角。
のんびりと歩いてくる子供が一人。性別不明年齢不詳。
白と水色のシャツにズボンの軽装。
印象的なのは、水色の髪と目だ】

ふいー、蒸し暑いにゃあ……
ねこみみサロンは一体どこにあるんだにゃあ……

【なんてことを言っている。意訳すると、お客様のなかにネコミミをつけてくれる方はいませんかー? てなことである。
どうも、つけ耳では満足できないらしい】

……ていうかヒマだしのどかわいたしおなか減ったー
こんちゃー!

【いや、だったらおうちに帰れと突っ込みたくなるがそれをいっては(ry】
【とりあえず、目に付いた喫茶店に入ってみた。カウンター席にかけてアイスティーを注文した】

/なんでもぼせう
/やばくなると逃げますが……。
191 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 17:33:02.95 ID:5qc6wXKvo
>>190
/名前間違い……こちらで!!
192 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 17:35:00.49 ID:cbQAkbNPo
>>189
い、いいッスか!?有難うッス!

【承諾の意を聞けば少年、少し舞い上がるように喜んで】

獣人…てのは俺っち良く知らないッスけど、俺っちと会う人は大抵そう呼ぶッスね。
まぁよく分かんないッスけど!

【少年の全身は茶色の体毛に覆われているし、骨格は人に近くても手足は少々大きく】
【側頭部には獣耳が鎮座し、その顔立ちは犬を思わせる。誰がどう見ても獣人で】


っと言うワケで…むむっ…!

【少し腰を落とし拳を軽く握る、所謂ファイティングポーズで此方の準備は完了】
【因みに現在ノーマルモード、ダメージは通っても絶対に怪我しない肉体である】
193 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:37:25.59 ID:+wHdU/GIO
>>192

「よしっ!それじゃあ…」

【懐からハチマキを取り出し、それを頭に巻きつけた。】

「行きますよ。陰陽式八極門、天真爛!」

「いざ―――――――――――勝負っ!!」

【左足を下げ、右足をわずかに前にだし、】
【少女もまた構えた。】
194 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 17:40:13.18 ID:cbQAkbNPo
>>193
うんッ…!

【相手も同じく用意が出来たようだ。しかし先手を打つ様子はない】
【此処で少年思い出す前回の敗因。無駄に先手を譲っても良いことはあまりない】
【ならば疾風迅雷、初手を繰り出すべし―――!!】


ッてやぁ!

【左足を後方へ。地を蹴り、駆け出し、右の拳。迷うこと無く相手の顔面へ向け】
195 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:41:48.92 ID:+wHdU/GIO
>>194

「っ!!」

【左手の甲で相手の拳を下から上に跳ね上げ、攻撃を捌きながら、】
【同時に左足で踏み込もうとした。】
196 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:42:27.48 ID:+wHdU/GIO
しまった!確定に…
【跳ね上げようとしながら】

でお願いします。
197 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 17:46:04.04 ID:cbQAkbNPo
>>195>>196 /私は一向に構わんッ!

(こッ、こいつは…ッ!?)

【今までは殴りに行けばそれより早くの迎撃か、回避しか見たことのない少年にとって】
【攻撃を「受け流す」というのは初見である。一時の驚愕に溢れるが】

まだッ…まだッス!

【相手が左足で踏み込むなど意に介さず、此方はというと半ば反射的に左膝を繰り出す】
【――が、相手の行動を見てからの一撃、初動が遅すぎた。一撃が到達するには少々のタイムラグがある】
198 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:49:21.79 ID:+wHdU/GIO
>>197

【ドンッ】
【震脚。ガッチリと踏み込み、】

「遅いです!」









【相手の攻撃より早く、鳩尾を狙った肘打ちを放とうとする。】
【氣を付加したその一撃は強力で、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【しかし、相手の反応、及び行動によっては、回避や迎撃も充分に可能だ。】
199 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 17:50:57.27 ID:GphQXnug0
>>190
【その喫茶店の近くに、血肉で汚れた漆黒のローブに身を包んだいかにもな人物がいた】
【その人物は何が面白いのか「あはははは」と無機質に笑い続けている】
【その笑い声から察するに「女性」それも「少女」と呼ばれるような齢であると推測できる】

【彼女は笑いながら街道を闊歩していた。だけならばまだいい。彼女は完全に無差別にそこらの人々を燃やしていた】
【両腕から立ち上る深い闇のような炎が、意識しなくとも人を焼いてしまうのである】
【さらに酷いことにその炎は激しく、大きく燃えており、広範囲に渡って人が燃えている】
【そして時たま火球が飛んでくるのだ】

「あははははははははははは」

【今、新たな火球が性別不明の人物が入ったばかりの喫茶店へとのびていく】
【完全に無意識なのだが、運が悪かったということだ】
【つまり、喫茶店は燃え出すのである】
200 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 17:53:24.56 ID:cbQAkbNPo
>>198

――ぐふぁッ…!

【最初の感想は単純に、「違いすぎる」――自分と相手との格の差である】
【此方が僅かに攻撃を使用ものならそれを軽く流し、返すは一撃必殺のカウンター】
【膝蹴りが届くよりも早く鳩尾への集中的打撃を受け、軽い体はいとも簡単に後方5mへ文字通り吹き飛んで】


ぐっ、全ッ然…効いてないッスから

【分かりやすい嘘を吐きつつ、それでもなお立ち上がる。内部破壊とは相性が悪いらしい、ダイメージは相当だ】
201 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 17:56:48.35 ID:+wHdU/GIO
>>200

「っ!…倒れませんか…」

「…なかなか強いですね…」

【残心を取り、氣を練り直す少女。】
【さてどうなるか…再び構えつつ、警戒する。】
202 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 17:58:21.59 ID:5qc6wXKvo
>>199
【どーん】
【そんな感じで、ガラスが割れた。窓辺のポックス席が吹っ飛ぶ。
さいわいそこの席はあいていたが、吹っ飛んだ調度が燃え出す、見る見る燃え広がる。
店内はパニックに陥った】

にょおおおおおっ?!

【それはカウンター席にいた子供も例外では……あった】

うぎゃー!! 逃げるにゃあああ!!
涼みにはいって暑くなるなんてきーてないにゃー!!

――『お前ら裏口から逃げるにゃあ!!』

【意外に冷静に能力発動。喫茶店中の人間に届くように、そんなことばを風に乗せた】
【まあ、いわれなくとも表側は燃えているのだ。
裏手の通用口からわらわらと人が逃げていく。】

あーあ……おいらこういうのダメなんだけどにゃあ……。

【本人はと言うとため息をつき、大声を張り上げた】

『わ――――――――――――――――!!』

【大声を乗せて突風が吹く。軌道上の炎を少しだけ吹き消し、道を作る。
そこを歩いて、その子供は店の外に出た……】
203 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:01:50.26 ID:cbQAkbNPo
>>201

ぁ”、うあ”あ”ッ!

【鳩尾を抑え、唸る声をあげながらふらふらと立ち上がり】

今度はさっきとは違うッスよ……超獣化(ビーストドライブ)ッッ!!

【変身の宣言。すると犬を思わせる少年の容姿は少し変わり】
【茶色だった毛並みは一面の白、耳は上向きに細長いのが二つに、瞳は真っ赤。まさにウサギ】
【スピードの形態に変化させると】

捉えられるッスかね…!

【ダメージも去らぬ、まだ苦しいうちに少し勝気に尋ねる。まぁあまり重要な質問ではなく、単に意識を反らす物、ではあるが】
204 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 18:05:28.65 ID:+wHdU/GIO
>>203

「あら…姿が…」

【変身を見て驚く少女。兎か…と思考した。】

「む!…やっぱり…スピード重視ですか。」

【目を細めた。果たして見切れるか…】
205 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:08:16.14 ID:cbQAkbNPo
>>204
当たりッス…でも理解するのと体感するのは…

【スピード系と言われそれをあっさりと認める。というのも自身の速さに自信があったから】
【少し腰を屈め、「発射体制」に入ると】

全ッ然!違うッスよッ!!

【5mの距離を一気に詰めるべく、走る。その速度はおよそ常人の二倍】
【接近できたなら今度は先ほどと同じだ。右拳で、殴る。それだけだ】
206 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 18:08:57.57 ID:GphQXnug0
>>202
「あははははは!あっはははははははは!!」

【喫茶店の一つや二つ、彼女の知ったことではない。無意識だし】
【知らぬ間に平和だった街角は黒い炎が埋め尽くす、地獄のような場所に変わった】
【焼ける人々、逃げる人々、叫ぶ人々。だがそんなことには目もくれず、尚も暴走を続ける】
【この炎に焼かれた人はほぼ確実に助からない。なぜならば焼かれた部位は麻痺したように動かなくなるからだ】
【今は史上最悪のネガティブな感情が彼女を支配しているので、少し掠っただけでたちまちその部位は麻痺するだろう】

「あはははははは!!」

【さらに火球を飛ばす。別に逃げる人を狙うでもなく、動けない人に追い打ちをかけるわけでもない】
【いくつかは誰もいない方向へ、いくつかは人のいる方向へ。適当に発射していく】
【下手な鉄砲数うちゃ当たるというが、まさにその通り。狙ってもいないのに人に当たる】
【勿論、またいくつかは喫茶店から出てきた子供の方にも飛んでいく】
【狙って撃っているわけではないので躱すのは容易であろう。数は三個ほどだ】
207 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 18:11:40.16 ID:+wHdU/GIO
>>205

「っ!!」

【速い…一歩下がるが、間に合わない。】
【拳は少女が右に動いたため左肩に当たる。】

「ぐっ!」

【顔をしかめながら、伸び切った手を右手で掴もうとした。】
208 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:15:42.22 ID:cbQAkbNPo
>>207
まだまだァ!

【一撃が命中すればすぐさま次の攻撃。理由は相手に隙をつくらせないため】
【一瞬でも考える暇、行動の暇を与えれば反撃が来るのは明白。次が当たれば流石に危険だ】

【右手をしまい込むより早く相手の手が伸び、己の腕を掴む。しかし動じない。ほぼ同時に今度は反対側、左拳で】
【己に大ダメージを与えた時と同じように、鳩尾を殴る。インパクトは相手のそれよりも小さいが…果たして】
209 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 18:18:13.96 ID:5qc6wXKvo
>>206
のわっやっべ………

【外に出るとそこは地獄絵図だった、その中心には狂ってしまったとおぼしき少女。
……うん、おいらの手には負えないや。冷静に判断した。
戦闘系じゃない、という自負はある。
しかも手元の道具は水の入っていたグラス。
攻撃の手段はほとんどない、といっていい】
【こんなときいそうろうさきのネコミミさんなら何とかするよねえ……電話を探すがあいにく、半分とけてオブジェになっていた】

っていってるそばからあああああ!!

【そう、言ってるそばから火球が吹っ飛んできた。慌てて逃げ出す。
当たればやばいことなんてすぐにわかったから――必死で回避。なんとか逃げ切る。
瓦礫と化し始めた喫茶店に火球がつっこみまたしても瓦礫に近づいていく、哀れ】

こうなったら………

【燃えてるなら水をかけてみよう! そんなことを考えて走り出した。
放水銃のように使って、彼女を『鎮火』できないかと考えたのだ】
210 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 18:19:53.34 ID:+wHdU/GIO
>>208

(出が早い…!)

【こちらの攻撃より相手の攻撃の方が早く、】
【拳が飛んでくる。少女は咄嗟に左手で、】
【それを「受け」た。氣を付加していないため、痺れる。】

「まだまだ!」

【手を掴んだまま、一歩左足で踏み込もうとした。】
211 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:23:57.04 ID:cbQAkbNPo
>>210
うっ…!?

(受け止めた…ッスか!?)

【絶対の自信があったはずのスピード。常人の二倍速で繰り出した行動の筈】
【相手が腕を動かすより早く直撃させられると思っていたが、現実を見ればそこには攻撃を受け止める、左手】
【自分が凌がれたことに驚愕を隠せない。一瞬、行動が止んで】

くっ、くそッ!

【相手の左足の踏み込みに反応が少しだけ遅れる。先程のカウンターを警戒し】
【自分はというと相手と同じ方向、つまり後方に腕を握られたまま少しの踏み込み】
212 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 18:24:35.56 ID:5qc6wXKvo
>>209
/あ、消火用設備を、ですね……記述おちてました、すみません!
213 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 18:26:21.19 ID:vKhykLKr0
【公園】

いやぁ、夕暮れ時は涼しくなるなぁ

【夕暮れ時の静かな公園】
【少年が一人、ベンチに体を預け座っている】
【容姿はWiki参照である】
【優しげに目を細めて、空を眺めている】

平穏っていいなぁ、アパートも借りれたし

【愚痴りつつも少年、楽しそうである】
【ちなみに、ベンチは一人分くらい開いている】

/死合い以外は何でもどーぞ
214 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 18:29:48.79 ID:+wHdU/GIO
>>211

【ドンッ!】
【と震脚。踏み込みながら…】

「…はあっ!」









【引き込みながら鳩尾を狙った左腕での肘打ち。】
【氣を付加したその一撃は強力…と言いたいところだが、】
【先程の「受け」によって少女の左腕はダメージを負っている。ゆえに、】
【速度、威力とも一発目よりかなり劣るだろう。】
215 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 18:30:33.89 ID:GphQXnug0
>>209
【叫び声が聞こえる。だがそんなのは気にしない、出来ない。そんな余裕ない】
【彼女は切羽詰まっていた。目の前で好きだった人の死体を跡形もなく、最早赤い液体と言っても過言ではないほどミンチにされたのだ】
【もとから少し狂っていた少女はさらに酷くなってしまった。心の拠り所がなくなってしまったのだ】

「あっははははは!あははは!!」

【子供が水鉄砲を撃ってきたが、あまりの熱量に彼女に届くことなく蒸発してしまう】
【無論、水がかかったとしても彼女は止まらないが。隣で殺しが起こっても無視してしまうほどなのだった】

「あははははは!あっははは!!」

【そのまま、またも火球を発射する。子供の方へは一つも飛んで行かない。偶然である】

【この場は熱い。暑いではなく熱い。両腕に纏った炎の勢いは止まることを知らずに燃え続ける】
【夜では目立たない黒い炎も真昼間の空ではとても目立つ。その火柱は黒く不気味に天高く燃え盛っていた】
【こんなに目立つのに警察はなにをしているんだ!】
216 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:34:55.54 ID:cbQAkbNPo
>>214
【またしても鳩尾狙い。大方の予想はついていたため殆ど山勘で左手を鳩尾付近にもっていっていたが】
【当たりだった。これで防御ができる、そう確信したが――間違いだった】
【今は絶対に傷つかない体ではないため、防御と同時に、左腕がゴキリ、と悲鳴をあげ】

ぐッ…強いッ…

【結局鳩尾に到達はしたが、その威力は十分に減衰できていたためダメージとしては叩かれた程度】
【しかし左腕の痛みが酷い。一旦、飛んで後方に引き】
【苦しく、辛そうな顔で左腕を抑えながら相手を睨み、待機に陥る】
217 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 18:38:52.19 ID:+wHdU/GIO
>>216

「つつ…手が…」

【やはり威力が劣るな…少女はしかめ面で手を振った。痛い。】

「今度はこっちから行きますよ!」

【そう言って走り出し、】
【近づけたならば、左足で踏み込もうとする。】
218 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 18:39:53.61 ID:5qc6wXKvo
>>215
だめだ、おねーちゃんこわれちゃってる……

【自分には話術とかいうものはない。
水をかけても、だめそうだ。
それこそ、消防車数台で放水でもすれば届くかもしれないが、こんな状況だと消防車がきてくれない。ここまでの状況になると一般人の警察などお手上げだ。
できることはただひとつ】

……助けを呼ぶかにゃ

【マイクを手にして大きく息を吸い込む】

いっぱんじんのひとはにげろにゃー!!

おおーいだれかー!!

ひをけせるひときてくれにゃああああ!!

まじやばいですにゃああああ!!!!!

つうかおねーちゃんおちついてくれにゃああああ!!
おかーさんがないてるぞおおお!

【全力の大声。全方位へ向け、声をのせた突風が巻き起こる。
それは炎のいくばくかを鎮火する、かも知れない。
その声と風は、少女には届くか否か?】

【そろそろ、熱い。起動が熱で焼かれそう。
自分も逃げ出したほうがよさそうだ。
しばらく待って、誰かきてもこなくても撤退を試みるだろう】
219 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 18:42:18.65 ID:5qc6wXKvo
>>218
/起動でなく気道でしたorz
220 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:42:49.70 ID:cbQAkbNPo
>>217
【痛い、ド畜生と言いたいほどに痛い。左腕から来る鈍く、時に鋭い痛みは】
【最早続行不可能な程で、それでも勝気な表情は最早ヤケクソ】
【左腕を強く抑えたまま、動かぬ体に付いた双眸は相手を捉えたまま】

くっ、来やがれ…ッス

【少年は動かない――否、動けなかった。嗚呼、今日も負けるんだな、そんなことを思いながら】
221 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 18:45:58.44 ID:vKhykLKr0
/>>213はもーしばらく募集してます
222 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 18:49:18.96 ID:+wHdU/GIO
>>220

【ドンッ!】
【と踏み込み、攻撃しようとするが…】

「……いや…」

【ピタ、とその動きが止まる。】

「…あなた…今負ける≠ニ思いましたね…」

【構えを解いてからそう問いかけた。】
223 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/22(水) 18:49:46.08 ID:20nYNb3Ro
夕日に照らされた公園、子供たちはもう帰る時間のようで人の気配もまばらである。
そんな祭りの後の静けさのような、虚しい時間の中に一人の青年が紛れていた。
まるで白黒写真から抜けだしてきたかのような灰色の髪、灰色の楓を散らした黒い着物。
肌は白く右目の下には黒い十字架の刺青が彫られていた。

「あっちぃなぁ……」

青年は、公園に備え付けられた青色のベンチに腰掛けていた。
口元には葉巻がくわえられており、黙々と煙を出している。
青年の表情はいかにもダルそう、といった感じで目も半分ほどしか開いていなかった。

「なーんもヤル気でねぇ……」

葉巻から出る煙は次第に形を変え、髑髏の形状へと変化した。
やる気が出ない、そんな暇つぶしの結果が能力での暇つぶしである。
夕方の公園、着物姿の白黒男――――そして髑髏の煙。些か珍妙な光景であった。
224 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 18:51:59.48 ID:GphQXnug0
>>218
「あはは…」

【微かに子供の声が耳に届く】
【だが、彼女にお母さんと呼べるような人物はいない】
【そして一瞬止まり、また動き出す】

「あっははははは!」

【両手にのみ纏っていた炎を両足にも纏う。熱さ倍増】
【そして先ほどの倍の量の火球を色々な方向へ飛ばし、ここら一帯を焦土に変えようとする】
【否、別に焦土にしようと思ってなどいない。ただそうなってしまうだけだ。無意識なのだ】

【子供の普通でない大声を誰かが聞きつけて来るかは分からないが】
【子供の圧倒的な声量を持って消化された黒い炎は仲間を見つけ再び息を吹き返し、燃え出す】

【最早黒い炎に隠れて彼女の姿を確認することすら非常に難しい】
【つまり現在『黒く燃え盛る炎の塊があり、そこを発信源に奇妙な笑い声が聞こえる』という常識から大きく外れた光景があるのだ】

【さて、誰か来るのか?来たとしても手遅れ感が半端でないが】
225 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 18:55:12.68 ID:cbQAkbNPo
>>222
うっ…

【次に襲ってくるのは本気の一撃だろう。直視するのは怖い。だから目を閉じていたが】
【衝撃の到来の、あまりの遅さに流石に疑い、目を恐る恐る開けてみればそこには戦意の見られない相手がいて】
【不思議な質問を問いかけてくるのだ。言ってることは大当たり故に、口を噤むが】

か、勝てない相手に負けを考えるなんて、普通じゃないッスか
それともそういう考えが駄目…って言う気ッスか

【相変わらず左手を抑えたまま、叱られる子供のように弱く、問う】
226 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/22(水) 18:56:46.63 ID:ct+7yaQI0
>>218
>>224
/乱入、というより消火活動してもよろしいでしょうか?
227 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 19:00:48.66 ID:GphQXnug0
>>226
/俺はおkですよ
228 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 19:01:36.36 ID:YawAxk0s0
>>213

「ふぅ…最近暇だなー…」

【上下藍色のレザースーツを身に纏った青年が公園を歩いている】
【その手にはコンビニ弁当と牛乳が入ったビニール袋を下げている】

「ここしばらく適当にバイト以外してないし……イマイチ生活に覇気がないなー」
「はぁ……とりあえず飯食べるか」

【いつも座っているベンチで弁当を食べようと考える】
【しかしベンチに先客が座っているのを見つけた】

(先客か……他の場所行こうかな……)
(いや待てよ…どうせ暇なんだしちょっとつっかかってみようかな…)

「ねえ、そこはいつも僕が弁当を食べているベンチなんだ」
「悪いけどどいてくれないかな?」

【できるだけ穏やかな口調で話しかける】
【ケンカを売っている、というよりも懇願しているといった感じの口調だ】
【だが、人によっては少し挑発的に聞こえるかもしれない】
【どちらにしろ青年は相手がどのような行動を取ってきても、少しでも暇がつぶせればいいやと思っていた】
229 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/22(水) 19:02:58.33 ID:20nYNb3Ro
/>>223募集中ですっ
230 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 19:05:57.19 ID:+wHdU/GIO
>>225

「…何で勝てない≠チて分かるんですか。」

【下駄を打ち鳴らし、少女は言う。】

「…ダメージ的にはドローですよ。私は女だからあなたより打たれ弱いんです。」

【その証拠、というべきか、少女の左手は微動だにしていない。】
【少しでも動かしたら痛みが走るからだ。】

「…負ける≠ニ思ったらほんとに負けますよ。」
231 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 19:08:50.04 ID:0BHJ4scto
>>224
【一瞬だけ止まった動き――しかし、一瞬だけだった。
あ、お母さんいないのか。しかしそのことで激昂もしない。
ということは『自分と同じ』か……】
【ちょっとだけ感傷に浸りそうになる。】

【一方で反応があったということは、当たらず、しかし遠からずといったところだろう。しかし、もう駄目だ、ここにこうしているだけで、やけどしそう。

彼女はますますたけり狂い、黒炎の塊のようになってしまっていた。
もはや、自分の力だけではどうにもできそうにない。

最後にやけのように一声だけ叫ぶと、ついに逃げ出した】

おねーさんの大事な人はああ!!!
きっと泣いてるのだああ!!!!
『これじゃあおねーさんが見えないよ』ってぇぇぇ!!!!
天の国から見えないからってえええ!!!!!!

【少女の身の上をなんら察したわけではない。しかし誰か大切な人はいそう、と言うことと、ひどく錯乱していることから当たりをつけ、そう叫んだのだった
おそらく、そのひとを失ったのだろうと。だからこんなに狂っているのだと】
【だから、こんなふうに叫んだ、叫ぶしかできなかった】

【こんな時だけは無力を痛感する。【不殺同盟】に居候はしているものの、
自分は何の役にも立っていない、と。

背後を警戒しながらも走る、走る。逃げ切れるのか……?
万一追ってくるならと、海のほうへ逃げていく】
232 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 19:09:16.49 ID:0BHJ4scto
>>226
/おっと、自分はおっけーですとも!!
233 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 19:11:06.94 ID:cbQAkbNPo
>>230
それは…

【理由は多い、先ずはノーマルの時に相性が悪かったのと…これは十分理解できるが】
【一番大きいのはスピードをいとも簡単に凌がれたことだ。常人ではもはや認識すら叶うかどうかという極限のはずが】
【認知どころか正確な対処までされたのだ。スピードに特化した能力ならばまだしも、戦い方からすればそんな能力ではないことは明白で】
【だから理解が出来ず、同時に一番の理由だった】

ドローって…ぐっ…

【不意に痛みの波が襲う。相手は動かせば痛いといえど此方は動かさなくとも痛い。ドローのはずがないのだ】
234 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 19:12:01.43 ID:vKhykLKr0
>>228

あ、どぞどぞ

【少年は軽くベンチから立ち上がると、席を譲る】
【ケンカ売られたとも思ってないし、別にベンチに執着は無い】
【しかし座る場所を奪われたため、近くの木の根元、ベンチの青年に話しかけれるくらいの場所に座りこむ】

いや、夕時はいいなぁ

【半ば呟くように、少年は言う】
【返事されたら答えるし、されなくても気にしない】
【彼も暇をつぶしたいだけだ】
235 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 19:12:18.33 ID:GphQXnug0
/順番どうします?
236 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 19:15:27.07 ID:0BHJ4scto
>>235
/そうですね……ソラはすでに役に立たなくなっている&ナカノヒトのメシが近いので、そろそろ撤退させようかと思います(ごめんなさい!)

/いま暗感さん→ソラときているので、ここで水管さんに入っていただくとスムーズかもしれませんね
237 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/22(水) 19:21:23.02 ID:ct+7yaQI0
>>224
>>231
/ありがとうございまする

【火事で逃げ惑う群衆の中を、逆行するように歩く男が一人いた】
【その男はシルクハットを被り、燕尾服を着こなして、ちゃっかり白い手袋までつけていて】
【この場にそぐわない雰囲気を出しながら、火の元へとゆっくりと向かう】

・・・・・・ふむ、火事みたいですね
と言っても普通の火事ではなさそうですが

【男は黒い炎の前までやってくると、立ち止まって軽く片手を上げる】
【その手にはいつの間にやら水道管が握られており、男はそれを勢いよく地面に突き刺した】

さて、やれそうなことだけはやっておきましょうか

【男は地面に突き刺さった水道管を若干傾けて、黒い炎に水道管の口を向ける】
【そしてパチリ、と軽く指を鳴らすと・・・・水道管から、まるで消防車のホースのように凄まじい勢いで水が吹き出ていった】
【どうやら消火をしに来たらしい】
238 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 19:21:43.52 ID:+wHdU/GIO
>>233

「っとと!…大丈夫で―――――――――っ!」

【咄嗟に左腕を動かして激痛。】
【慌てて左手を庇い、そっと右手を離す。】

「ま、まあ…まだ勝負は終わってません。引き分けにしときます。」

【そうつぶやく。】


/申し訳ない…wiki見るの忘れていて普通に攻撃避けてしまった…速さの度合いを勘違いしてた…ほんとにすまぬ…
239 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 19:21:58.73 ID:YawAxk0s0
>>234

「…ありがとう」

(…穏やかな人だったか、ちょっと残念だな)

【相手があっさりとベンチを明け渡したのでちょっと肩透かしを食らった】
【そしてコンビニ弁当(チキン南蛮)を食べ始める】

「…夕方もいいけど、自分は明朝の方が割と好きかなー」

【少年の言葉に応えるように呟いた】
240 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 19:27:24.35 ID:cbQAkbNPo
>>238
つ…治ったら今度…お願いできるッスか…

【引き分けと言われるも納得行かず。故に、再戦の希望】
【とはいえ治るのは当分先になりそうだが・・・】

/あとでちょっと話したい、今は気にしなくていいけど
241 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 19:28:37.36 ID:vKhykLKr0
>>239

何を言う、朝は眠る為の時間だろ

【明朝が良いという青年に対し、朝は眠る時間説を主張する少年】
【朝の二度寝程楽しいものは無いのだ】

.........俺もなんか食いたい

【青年の弁当に対する欲望丸出し】
【なんか食いたいところである】
242 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 19:31:07.71 ID:GphQXnug0
>>231>>237
「あは…ははは……」

【『大事な人』に分かりやすく反応し、体に纏う黒い炎を消す。だが次の瞬間には狂気を宿した笑い声をあげる】
【もう彼女は正気を取り戻せない。恐らくご主人様以外は彼女を元に戻し得る材料にはならないだろう】

「あは!あははは!!あははははははは!!!」

【自分がよく分からないのか、やりたいだけやってフラフラと歩き出し、どこかへ去って行こうとする】
【とうとう彼女は『あはは』という笑い声以外を口にすることはなかった】
【子供の声に反応してか、消火活動に勤しむ男が気付けば目の前にいたが、別に炎を消されて都合の悪いこともないし】
【あったとしてもそんなこと気にしている余裕なんてない】
【男の横を当然のように通り過ぎようとする】
243 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/22(水) 19:36:24.36 ID:+wHdU/GIO
>>240

「もちろん。」

「…私はいつもこの公園にいますから。必ずお相手しますよ。」

【そう言って少女は腕時計を見つめる。】

「ああ…それじゃあそろそろ…」

【それから、】
【少女はお礼と別れの言葉を告げてから、】
【公園を後にした。】


/乙でしたー
/了解っす。雑談の方で…いいかな…?
244 :【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身 [sage]:2011/06/22(水) 19:38:25.55 ID:cbQAkbNPo
>>243
良かった…ッス
…また今度

【去っていく相手を見つめながら、果たして自分はこの状態で帰れるのだろうか、なんて心配しつつ呟き】

/乙っす
じゃーそこでお願いしますね
245 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/22(水) 19:39:12.13 ID:0BHJ4scto
>>242
…………!!

【反応はわかりやすいもの。やっぱりそうだ
それほどに大切な大切な、大好きな人を失ったのだ。
昔々の何かがよみがえりかけて、ぶるっと首を振る】

おねえさん……!!
お風呂入って、綺麗な服着て!
おいしいものを食べるといいにゃ!
そのひとがほっとするにゃ!!

【自分には狂気を解くことなんかできやしない。彼女のことを何一つ知らないのだ。
だが、無理にとかなくてもいい。
まずは形から。形からでも「きちんとした」生活を始めれば、ほんの少しでも心が癒えるかもしれないと思ったのだ。
狂っていなければ耐えられないなら、それを解くのはかえって酷な事とこの子供は知っていた】

おいらは「ソラ」だにゃ! またあったらこんどは友達になろ!


>>237
【逃げていくなか、ひとり逆行してくる紳士がいた。
どこか悠々としたものすら感じる。これはたぶん――】
【果たして、目前で彼は奇跡をおこした。
どこからともなく取り出した水道管、そこからすさまじい勢いで溢れ出す水。
雪山でセントバーナードにあった気分とはこのことだ。
少しだけ足を止めてこんなことを叫ぶ】

お……おにーさん! たのむにゃあ!!
ソラにはもうどうにもならないのだにゃー!!
でも無茶はしちゃいかんのだにゃあああ!!

『ふさふさどうめい』まできてくれたら、なんかお礼しますにゃ――!!

【ひどく残念なことに、団体名が間違っている。
はたしてこれで当該団体にたどり着くことはできるのだろうか】


>>ALL
【いつしか涙を流しながらそんなことを叫んでいた。
そして、背を向け立ち去るだろう】

/すみません、メシ落ちになってしまうのでこれで乙させてください……!!
/あんまり食いつけなくてすまなかったです、絡みありがとうございました!!
246 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 19:40:07.90 ID:YawAxk0s0
>>241

「穏やかで静寂な朝の空気ほどおいしいものはないよー」

【眠るのもいいが、早朝ほどいい空気はないと青年は言う】
【早朝に軽い運動をすると心が充実する】

「…これ食べる?」

【もう一つついでに買っておいた弁当(牛カルビ(小))と牛乳パック(1.5L)を差し出す】
【牛乳パックは何故かあと3本もある】
247 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 19:43:57.42 ID:vKhykLKr0
>>246

貰っていいの??

【もう貰う気満々の癖に聞く事だけはする】
【別に意図は無い。していいうなら形式的なお礼だ】

ま、遠慮なく.....

【弁当(牛カルビ(小))と牛乳パック(1.5L)を、ありがたくいただくと、木の根もとで丁寧に食べ始める】
【普段ならガツガツ食べるところなのだが】
【あんまりそんなことばっかりするのも考えものなので、丁寧に食べているのだ】
248 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 19:50:02.64 ID:ClOzYwggo
>>146
おおっとぉ!

【相手が吐き出した所で急ブレーキ。キッと言う甲高い音と共に停止する車椅子。】
【吐き出す相手方。それに何か特別な事情がある…とは思ってもみなかった。】
【ただ「だらしねぇなー」と一言言うと車椅子の小物入れの様な場所からタオルと消臭剤を取り出す。】
【勿論アームでだ。右腕は動かせないし左手は相手の知る通り、思いっ切り千切れている。】

車酔い早過ぎだろー…好きな人と観覧車にも乗れねえぞ?そんなんじゃ。

【そう言ってアームを器用に操作し、其の二つを美人な男性へとへと差し出した。】
【タオルはともかく何故消臭剤なんて物を持ち合わせていたかは青年がよく手首を千切るからに他ならない。】
【身体がやたら血生臭かったらおちおち外を彷徨けないだろう。勿論、許可なく持ち歩いている。】

あ、ちなみに此の手首はなんかスナップ効かせたら千切れただけだ。
深い理由はない。

【恐らく自分の手でナイフ投げでもしたのだろう。動かないのに無理矢理動かせばそりゃあ千切れたりする。】
【そしてそんな風に千切れる様になった理由を話さないのは…察しろということだろうか。】

/返しときます!
249 :【無限水管】 手の触れた場所(空中含む)から水道管を無限に出せる、地面に突き刺せば水も出る [sage saga]:2011/06/22(水) 19:52:44.39 ID:ct+7yaQI0
>>242
【消火活動に勤しむ最中、男の横をフラフラと通り過ぎていく少女の姿があった】
【壊れたように笑い声を上げながら、まるで周りのことなんて何も見えていないかのように】
【黒い炎が燃え盛る中から出てきたことから、恐らくこの少女が火事の原因なのであろう】

・・・狂った末の行動、でしょうかね
怖い怖い・・・・

【しかし、男は追うような真似も引き止めるようなこともしない】
【先ほど言ったとおり消火活動に手一杯なのである、これ以上手を回すことはできないし】
【なによりも、下手に少女を刺激して火事を大きくするようなことはしたくない、そんな考えがあったからだ】

何があったかは知りませんが、八つ当たりはよろしくないですよ?

【ただし、余計な口は利くのだが】

>>245
【先ほど男を導いた少年の声が聞こえる、その言葉を聞くと男は小さく微笑み】

『ふさふさどうめい』ですね、縁がありましたら寄らせてもらいますよ
ここは私にお任せを・・・・

【少年に向かって、小さく頭を下げながら言うのだった】

/お疲れでした〜
250 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 19:53:54.90 ID:YawAxk0s0
>>247

「どうぞどうぞ遠慮しないでー」

【弁当と牛乳を渡してしばらくした後、自分の弁当を食べ終わる】
【ボーッと薄暗い空を見上げる】

「はぁ…暇だー…雨でも降らないかなー…」
「…そろそろまたケンカし始めようかな」

【ぼそっと少年に聞こえるかどうかぐらいの声で呟く】
251 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 19:58:33.89 ID:vKhykLKr0
>>250

喧嘩?なにそれこわい

【自分だって切れたら喧嘩する癖に、怖いという少年】
【もっとも、喧嘩嫌いは事実だが】

雨がふるのも好かない。でも出会いが増えるのはうれしい

【青年が言ったことを全否定とまではいかずとも否定する少年】
【もともとの戦闘嫌いもあってのことだろう】
【からの弁当と牛乳パックを捨てると呟く】
252 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 20:03:02.52 ID:GphQXnug0
>>245>>249

「あは……あはは……」

【子供の声を出来るだけ聴こえないようにして、遠ざかるように歩き出す】
【必死に消火している男も彼女を止める気はないようだった】

「あははは…あはは」

【男の余計なひと言は彼女には届かない。普通は子供の声も聞こえないのだが、その異常な声量はいやでも耳に入ってくる】
【それに内容が内容だ。まるで自身の中身を見透かされたような…】
【しかし、そのアドバイスを受け入れない彼女。今度会った時もきっとこの漆黒のローブのままだ】
【このローブは大好きな人の着ていたモノ。それを汚す血肉も大好きな人のモノ】
【そしてこのローブに仕舞ってある手紙もまたその人が書き残したモノ】

「あっはははははははははは!!!!」

【彼女は盛大に笑い、自らが作り出した地獄を振り返ることもなく】
【どこか遠くに向かって歩き出す。そしてまた無意識に何かを燃やすのであろう】
【彼女は元に戻ることが出来るのか。その前に死すのか】
【それとも……】

/お二方とも、絡み乙でしたー!
253 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 20:06:26.85 ID:YawAxk0s0
>>251

「まあ喧嘩といってもあれだよ、力を持て余した者同士の両者同意のうえでの手合わせだよ」
「どちらかというと…力試しみたいなもんだよ」
「まあ僕も一応剣士のはしくれなんでね、時々思いっきり暴れたいんだよ」

【ベンチから立ち上がると思いっきり背伸びをする】

「雨が嫌いか…残念だな、僕は大好きだよ」
「うん…出会いが増えるのは確かにうれしいね、今みたいに」

【少年に向かって笑いかける】

/飯食べてくるんでちょっと次のレス遅れるかもしれません
254 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 20:10:51.88 ID:vKhykLKr0
>>253

剣士のはしくれ........っていったら俺もだけど

この剣を振るう日は来るのかな

【ちょっと愚痴の様にいいながら、少年は苦笑する】
【剣士でありながら、剣を抜かないとは、とでもいいたそうだ】

ああ、人とかかわるのは楽しいね

【少年も青年に笑いかける】

/行ってらっしゃーい
255 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 20:13:49.67 ID:GphQXnug0
>>248
「おげっ!」

【急ブレーキの反動で前へ体が飛び出しそうになる、がなんとかそれは耐えた】

「うごぎゅ……」

【相手の「だらしねぇなー」の言葉を聞き】
【なにか反論しようとしたようだが、口の中のアレのせいで即座になにか言おうとした口を思いっきり開き】
【地面に向かって中のアレを吐き出す】

「はあ……はあ……おえ!」

【息を整えようと頑張るが、頭がクラクラする。右手で頭を抑え、なんとか二度目の嘔吐を耐えようとする】
【相手の言葉は聞こえているが、返事をする気力がないため、無視】

【相手が―――正確には相手の車椅子のアームが―――差し伸べてきたタオルを左手で受け取り】
【体や車椅子を拭いていく。病院服の汚れは残念ながら落ちなかった。アレが浸み込んでいる。匂いも酷い】

「はあ…ふう……らにすうのや!!」

【訳:なにするのさ!!】
【原型がなさすぎて意味を理解できるかどうかは微妙なところである】
【とりあえず顔を上げ、自分が出来る最高の睨みの表情で睨む。最高のレベルが低い。相手の素の方が迫力があった】

「ロボッロなの!?」

【ロボットと言いたかったらしい】
【嘔吐の影響もあり、明らかに先より滑舌が悪くなっていた】
256 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 20:18:54.72 ID:ClOzYwggo
>>255
そんなに乗り物苦手か…

【明らかに勘違いしているのはご愛嬌。】
257 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 20:19:46.83 ID:ClOzYwggo
>>256
/途中送信ェ…
258 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/22(水) 20:21:47.90 ID:ilhSFEDV0
【街外れの森 (夜)】

「ふぅ…」(だいぶ撃てるようになったな)
【森の開けた場所に木により座り休憩をしている青年がいる】

【青年は右手に水筒、もう片方にタオルを持っているので嫌でも運動した後だとわかる】
【つい先程青年は弓の練習&魔法の矢を出す練習をしていたのだ】
【青年の向こう側の木には2m弱の弓が立てかかれていて数本の矢も木に刺さっていた】

(…もうちょい練習しようかな)
【考え事をしつつ水筒を口に運んだ、ちなみにリュックは適当な木の下、青年以外見つけづらいだろう】

/何でもおkです、でも死合いの場合は逃げる可能性は大なのでご了承を
259 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 20:28:47.12 ID:ClOzYwggo
>>255
そんなに乗り物苦手か…

【明らかに勘違いしているのはご愛嬌。そんなに深くは考えないようで。】
【青年は別に鈍感な訳でも無いが…なんというか、天然なのだろうか。】
【しかし其の割には頭の回転が速かったり鋭かったり…とにかくよく分からない。】
【まぁそんな事はどうでもいいだろう。アームに持たせた消臭剤を相手の服にシュッと振りかける。】

何言ってんのか全然分かんねぇぞ…お前
滑舌悪過ぎだろ。

【なかなかに失礼な言葉を言う青年。しかし事実何を言っているのか全く分からないのだ。】
【仕方ないのかもしれない…のだろうか?少なくとも青年に悪意は全く無いのだが。】
【しかし何故其処だけ更に滑舌が悪かったのかは…まぁ流石に青年にも理解出来た。】

う〜ん…能力開発的な意味で言えば…改造人間の方が近いな

【何やら誤解されそうな気もするが幼い頃から学園にて能力開発を経験してきた身。】
【そう考えるのも当たり前の様な気がしないでもない。少なくとも壮絶な実験を受けてきたのは確か。】
260 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 20:42:13.78 ID:GphQXnug0
>>259
「違う!というか病院相手になにしてくれてんだ!」

【ちゃんとした発音で否定する。サ行が少ないので普通に発音できた】
【彼は現在、脳震盪の影響により常に乗り物酔いに近い状態なのだ。それを更に激しく動かされたらそれはもう吐けと言っているようなものである】
【普通の状態ならば吐いたりはしないのだが】

【そこで相手が消臭剤を服にシュッと吹きかけてくれた】
【酷いにおいが幾分か軽減される。正直助かる。「ありがとう」とお礼を言っておいた】

「むううう!!そーがにゃいだろ!!」

【しょうがないだろ。と相手に訴えかける】
【滑舌が悪いのは体が満足に動かないからであって彼のせいではない】
【脳損傷の影響で体が痺れているような感覚に襲われており、通常の生活にも支障を及ぼしているのだ】
【現在は一人ではご飯も食べられない状況である。手足もなので、手動車椅子での移動は辛い物があった】
【電動式のヤツを渡してあげろよ】

「能力開発?にゃにしょれ?」

【彼はまず能力開発自体を知らなかった。彼は所謂「天然能力者」。開発して出すようなものだとは知らないのだ】
261 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 20:45:20.97 ID:GphQXnug0
>>260
/病院相手⇒病人相手 です…すみません
262 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 20:45:32.55 ID:R+WsaV83o
「イヤホンかー…俺も買おうかなー...でも高いんかなー…ああいうの」
「....ああいうの、って一言でア行を四つも使ってるんだな...すげえ」
「他にもこういうの無いかな…ぶつぶつ」

目の前に視線をやりながら、そしてその視線を天井へと移ろわせながら
何やらよく分からない事を呟く、如何にも暇そうな男がひとり
頭には蒼いバンダナを巻き、上には涼し気な白いTシャツ、下にカーゴパンツを穿いて
汗一つかかず、其処で寛いでいた...といっても

『間もなく、―――――』

『――――御出口は左側です―――――』

それもその筈、此処は電車内であり。ひんやりとした冷房の吐息が、辺りに充満していた
男は座席に腰掛け、改めて幸せそうに溜息を吐く
混雑はしておらず男の他には数人しか見当たらない

『ドアが閉まります、ご注意ください―――――』

駅に着いても男は、動く素振りを見せず
やがて誰しも聞いた事のある音楽が、辺りに響き渡った
―――因みに、男の向かい側の座席には柄の悪い男が独りで何座席分も占拠していたり
また別の席では忙しなく子供が騒いでいたり....落ち着いて吸われそうなのは、男の隣の座席くらいかもしれない。何たる偶然
263 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 20:45:40.85 ID:o3gTNLfAO
>>254

「きっと来るよ、いつか必ず剣を振るうときが」
「戦いが嫌いならそれでもいいと僕は思う」
「楽しければそれでいいんじゃないかな!!」

【満面の笑みで少年に笑いかける】

「人生楽しく過ごすのが一番だよね…楽しさ第一主義だよ!!」

/大変遅くなって申し訳ありません!
264 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/22(水) 20:48:15.11 ID:vKhykLKr0
>>263

あぁ、それでいいんだ!

【青年に合わせて笑みを浮かべると】
【よっこいしょと立ち上がり】

ンじゃ俺そろそろ帰るわ

【と、だけ言い残すとアパートへと帰って行った】

/ちょっと駆け足ですが乙でした―
265 :【雨剣之森】 [sage]:2011/06/22(水) 20:53:19.59 ID:o3gTNLfAO
>>264

「じゃあねー、達者でねー」

【少年が去っていくのを見た後、青年も牛乳も飲みながら去っていった】

/乙でした!
/飯落ちすみませんでした!
266 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 20:57:28.46 ID:ClOzYwggo
>>260
病人?ああ…そういう病気なのな そりゃすまなかったな
というか今度は噛まなかったな

【特に何か言う訳でも無く、特に何かする訳でも無く青年は消臭剤を収納する。】
【そしてアームも青年の手元に置いておく。青年は左手の断面を頬に押し当てて頬杖をついている。】
【鎮痛剤があるからこそ出来る事…というか青年だからこそ出来る事である。普通は出来ない。】
【例え痛みを感じなくても流石に恐怖を感じるだろう。青年は慣れっこといった感じだが。】

なにがしょうがないんだ?言ってみろ 噛まずに

【悪戯っぽくそう言う。本当に悪戯っぽくだ。それ以外の悪意が全く感じられない。】
【つまり本当に遊び道具として目の前の人間を見ている。流石に物扱いではないが…】

そーそー 変な薬飲んだり注射とかしたり…

【勿論、全てに意味がある事だ。それに学園の生徒なら誰でも経験する事。】
【無能力者が天然に追い付くにはそれ程の事をしなければならない。】
【ある意味必然の事ではある。一度能力に目覚めてしまえば後は関係ないのだが。】
267 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 21:08:33.97 ID:GphQXnug0
>>266
「しょうなの。わかればよろし」

【通常の三倍以上は吐きやすい】
【割れ物注意の荷物と同じくらい繊細に扱わなければ嘔吐してしまうのだ】

「うぇええ…」

【青年が斬れている手で頬杖をつくのを見て思わず声が出る】
【相手は慣れっこのようだが、こちらはそうはいかない。喧嘩するにしても雷ドーンで終わってしまうのであるから】
【こんなにグロテスクな光景を生で、しかも間近で見るのは初めてなのである】

「脳に傷があるにょ!りょりぇつがまわらにゃいんら!」

【最初は聞き取れるだろうが、後半は滅茶苦茶である】
【翻訳すると「呂律が回らないんだ!」となる。頑張れば意味が分かるだろう】
【顔をプクーッと膨らませて怒りながら言う。可愛い】
【性格には滑舌が悪いのではなく、口がうまく動かせないのだ】

「麻薬!!?」

【変な薬。注射。それから連想されたのは麻薬】
【危ない人なのかもしれないと思い、ざっと後ずさろうとするがうまくいかず、車椅子が後ろに倒れる】
【また頭を打ち付けてしまった。大丈夫だろうか?】

【というか「危ない人なのかもしれない」と思うのが遅すぎる。ナイフを投げてきた時点で危ない人確定なのに…】
268 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 21:16:39.68 ID:TIsv2eJMo
>>262
/まだまだ募集中です
269 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 21:18:01.71 ID:cfQtUI1f0
【夜の公園。今の時期、灯に虫が集まるこの公園に、1人女がいる。】
【女はベンチに座り、なにやら考え事をしている模様である。】

(…おっかしぃなぁ…)
(…これだけ歩いてりゃ、いつか弟にも会えると思ったんだけども…)

【長い癖のある銀髪。服装はTシャツとジーパン。】
【ただし、Tシャツには裾付近、ジーパンには側面に、鈍い光沢を放つ銀のリングが大量についている。】

【女、この地にはある理由で来た。】
【それは自分の弟を探すため。】
【自分のより先にこの地へと降り立ち、唯1つの通信手段、手紙が突然途切れた弟。】

【だが、女は知らない。其の弟【具現銀装】が既に死んでいることを。】
【女は、この世には居ない弟を探して居るのだ。】

【うーむ。そう無意識に呟きながら、考える女。】
【女がいる場所は灯の直ぐ下。公園に来る者がいれば、女に気が付く者も居るだろう。】

/戦闘はご勘弁願いたい。
270 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 21:29:18.07 ID:ClOzYwggo
>>267
ん?…ああ、これね
ホント頬杖をつくにも頬っぺた汚さにゃいけないとか不便だよな

【なにやら引いているのだろうか?そんな事は関係なしに喋り続ける青年。】
【本人の言う通り、頬は血塗れ。流石に血を止めているとはいえこればっかりは仕方ない。】
【しかし右腕を動かそうにも全くと言っていい程動かせない。こちらは左手首より数段厳重だ。】
【動かすには能力を使用するしかない…のだがそんな変な事で使う気にはなれない。】
【使用するにはそれ相応の複雑な演算が必要なのが青年の能力なのだ。】

なるほど…そりゃ災難だったな
そしてお前怖くないぞ

【特に重苦しい雰囲気にする訳でも無く普通ーにそう言う青年。】
【しかし青年にとっては確実に普通に見えるのだ。事実、青年は何人もの人間を惨殺してきた。】
【そして其の中でも不運にも生き残り、植物人間になった人間だっている。免疫がついている、と言う奴だ。】

違う違う 俺はそんなのしない健康思考な人ですー

【そう言って車椅子を動かし、おもっくそ後ろに倒れた男性にアームを向ける。】
【男性が立ったのなら青年は背中に黄金の翼を生やし、宙に浮き、自分の車椅子へと座らせるだろう。】

/遅れました…
271 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 21:29:23.60 ID:ybdTyhVIO
>>269

【その公園に入ってくる人影。】

「暑いな…毎日毎日…」

「…寒暖は斬れないからな…さすがに…」

【一人の青年。】
【これと言ってあげるべき特徴のない、普通な青年である。】
【仕立ての良さそうな薄手の黒い上着を羽織り、左手のセンスをパタパタ】
【右手の薬指に指輪。ここまでは普通。しかし,】
【彼には一つだけ、他の人間には余り見当たらない、少々特異な点が有った。】
【それは、腰に差し込まれた三本の刀。】
【黒塗りの鞘、白塗りの鞘に納められた二振りの太刀。それよりも微かに長い大太刀。】
【彼は三本の刀を、実に手馴れた様子で帯刀していた。もっとも、】
【刀はそこにあるだけで、とても彼が扱えそうにない。】

「ありゃ…あのバカいないな…全く…」

【辺りを見回し、キョロキョロ。どうやら待ち合わせをしていたらしいのだが、】
【目的とする人物がいないようだ。】

「あー…君…あの…」

「木刀持った女の子見なかったかい?」

【すると、一人の人物を見つけた。青年は、】
【扇子を動かしながら近づき、そして尋ねる。】
272 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/22(水) 21:31:48.62 ID:ZEwfGojAO
>>262
早くこの地域で活動する拠点とする場所を探さなくちゃ。
いい加減、鞄が重いですの……

【白を基調としたローブ姿の栗毛色の髪をした女がそう呟く。】
【ぶん回せば人一人ぐらいはノックダウン出来そうなほどパンパンに膨れ上がった鞄を引きずりながらどうやら車両を移ってきたらしい。】

この車両に座れる場所は……、ありましたの!

【偶然か能力者同士が引かれ合うのか、空いている席の関係上、この女はカーゴパンツ男の横に座ることとなった。】
【その後、極力音を立てずに自分の鞄から取り出したのは古い書物。】
【若干カビ臭いので気に障るかもしれない……】
273 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 21:45:22.30 ID:GphQXnug0
>>270
「頬杖をつかにゃいという方法もありゅぞ」

【青年から目を逸らしながらアドバイス(?)をする】

「怖くなくて悪かったにゃ!!」

【自分が出来る限りの怖い顔をしたが、全く怖くない。うん。逆に可愛い】
【なんというかそういうのに慣れてないというのもあるが、やはり顔が女性っぽいのが一番の問題だろう】
【やたらナンパされるのだ。男に】
【男にナンパされても、微塵も嬉しくないのである。当たり前だが。そういう奴には遠慮なく雷を落としてあげている】

「で、でも変な薬ってしょういうのじゃ……」

【変な薬なんて麻薬の他に思いつかないのである】
【故に危ない人かもと思い、後ろから思いきり倒れてしまう訳だが】

「あうっ!」

【頭打って、悶絶。激しい痛みが頭を襲う】
【両手で我武者羅に頭を抑え込む】

「うぇ?」

【と、痛みにのた打ち回っていたところ、前を見れば、何故か青年の車椅子に乗っかっていた】
【あの無駄に激しい動きの車椅子である。ちょっとドキドキ】
274 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 21:46:03.07 ID:bIZNwud1o
>>272
ドアが閉まり、電車が出発する―――と、車両を写ってきたのか、扉を開ける少女の姿
そのローブ姿に加え、限界まで詰め込んだとしか思えない鞄は人目を惹く
男の視線もまた、現れた女の方へと向けられた。奇しくも隣へと女は、着席し

「...何見てるんだー?」

その後鞄から取り出されたものは、何やら古めかしい書物であった
そんなものが出てくるとは少々意外、黴臭い臭いに僅かに眉を動かしながらも興味は増すばかり
車内にも拘わらずちっとも抑えられていない音量で、女に尋ねてみた

「なんだか難しそうだけど...こんなん読むのか?」

初対面にも拘わらず、馴れ馴れしく言葉を紡いでいく。
視線を向ければ人懐っこい笑みを控え目に浮かべる男の姿が目に入るだろう。
275 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 21:46:25.17 ID:cfQtUI1f0
>>271

【まだまだうーんうーんを唸っている女。】
【そんな女の視界に、人影が入ってきた。】

剣士かぁ…。

【一応自分も剣や刀は作れるのだが、能力故に10回振れば壊れるほどの脆さである。】
【その上、剣に関する技能はないので、少しだけ羨ましく思っている。】

【と、小さく呟いていると、その人物…青年はこちらに近づき、尋ねてくる。】

ん…木刀持った女の子?

んーと…

【考え起こす女。少なくとも、自分は前を向いているだけで、その視界を遮る者はいなかった。】
【そもそも、その少女はかなり目立つはずだ。木刀を持っているだから。】
【つまりは…そんな少女は見ていない。】

見てないなぁ…ごめんね。

【ここで女は考える。この青年の歳で女の子を探しているとは…妹か・・・彼女か?】

何で探しているんだい?
妹さん? それとも…彼女さんかい?

【気になったので、青年に少し尋ねてみる。最後は少し笑っていた。】
276 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 21:54:28.46 ID:ybdTyhVIO
>>275

「あ、そ。いやいや。謝ることはないさ。」

【扇子を二、三振る。謝られるとは予想外だったらしく、】
【苦笑しながら青年は言葉を紡いだ。】
【改めて相手の様子を見て見ると、まず印象的なのは銀のリングである。】
【光沢がどことなく自分の指輪と似ていないこともない。】

「どっちでもないな…それより厄介な関係だ。」

「弟子だよ。弟子。」

【そう言って手持ち無沙汰げに刀に手を置く。】
【微かな硬い音が辺りに散った。】
277 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/22(水) 21:56:28.52 ID:ZEwfGojAO
>>274
【声を掛けられるとは思ってはいなかったが話相手が出来るならその方がいい。】
【本なんぞ時間があれば後からいくらでも読める訳で、バサッとそれを閉じた。】

割と面白いですのよ。書き手も人間ですので理解でき無い事はないですの。
読書……、過去の遺産を探るのはお嫌い?

【決して文学少女と言い切れないこの女性は人当たりの良さそうな男へと言葉を返す。】
【それは極々自然に。まるで友人と会話をするかのように。】
278 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/22(水) 22:05:37.84 ID:ClOzYwggo
>>273
いや、それ無理 なんか面倒臭いし

【なんとも気怠そうである。恐らく数日間の病人生活でだらけきったのだろう。】
【元々能力にかなり依存してきた青年だ。移動も今の様に基本的に飛行している。】
【まぁ元々こんな性格だったのでは無いと言っておこう。恐らく退院すれば元に戻るのだが…。】
【まぁしたらしたで喧嘩ばっかりな気もする。時には殺人にも発展するので洒落にならない。】

うん 怖くねぇ むしろ可愛いわ

【異性に言ったら確実にナンパなのだが青年にそういう意識は無いようだ。】
【まぁ異性では無いのでそう問題は無さそうだ。まぁ青年は同性とは気付いていないのだが。】

違う違う ナノマシンみたいな奴だ

【身体を内側から能力と最適化させる…みたいな物だ。特に青年にはこの薬の投与が頻繁に行なわれた。】
【幼少時に此の能力が発現した時には一分も持たせる事が出来なかった。それが今ではここまで使いこなせている。】
【といっても今でも使い過ぎると脳内が焼き切れるのだが…まぁ流石にセーブの仕方は知っている。】

うん、それやるわ

【その車椅子は青年の脳波により動かす為に最適化された物。青年にしか動かす事が出来ない…訳では無い。】
【手動でなら簡単に、誰でも動かせる。そして予備なら研究所に大量にある。一応手首の入った箱は回収させて貰ったが。】

よし、今日も何とか暇は潰せたな…そろそろ帰るか。
てことでじゃ!そゆことで!

【背中の翼を一対から二対に増加させ、羽ばたく。青年は夜の空へ、金色を煌かせながら消えていった。】

/絡みあり乙でしたー!
279 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 22:05:40.97 ID:bIZNwud1o
>>277

「あれ、よまねーのか」

一々口に出さなくてもいいだろうに、相手が本を閉じるのを見て
意外そうな声をあげた。なにかしゃべらずにはいられないのかもしれない。
それとも只の、気紛れか

「ふーん、そういうもんか.....」

「俺だって本くらいは読むぜ...?たまにだけどな。こんな難しそうなのじゃねえし」

相手も自然と言葉を返してくれ、話し易さを感じながら答える
納得するように小さく頷くも、自分がそんな難しい本を読むイメージは矢張り湧いてこないようで。複雑な表情
併し問い返された質問には若干得意気に答えた。本を読むのは嫌いではない。別段好きでもないけれど

「それで...そんなに本持って何処いくんだ?」

幾ら何でも旅行のお供にしては多過ぎる。何か本と関連した目的地があるのではないか
意外な想像力を働かせつつ、尋ねてみる。
280 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 22:07:13.69 ID:cfQtUI1f0
>>276

いや、でもね。
まぁ一応って事だから。

【扇子を振るその青年にそう遠慮し、青年を改めて見る。】
【3本の刀。とても、この青年が扱えそうには無い。】

【しかし、それを手馴れた様子で持っている限り、使い手には間違いないのだろう。】

へぇ、弟子ね。
つまり君は師匠って事か…すごいね。
あんまり、君が刀を使って戦ってる姿を想像できないけど。

【先ほどの考えからすると、弟子が居てもおかしくない】
【だから、弟子だと聞いても驚きはしなかった。むしろ感心するぐらい。苦笑気味だが。】

【因みにこの女は、弟が能力を使っている姿を見たことは無い。】
【当たり前だ。彼は拉致され、そこで能力が発現、流れでこの街へとやってきたのだから。】
【そのせいで、青年の指にはめられた銀輪を見ても、それが弟が創った物とはわからなかった。】

【それはともかく、会う人会う人に聞いている質問を、この青年にもしてみることにした。】

あー…じゃあさ。
ちょっとこっちの質問にも答えて貰って良いかな?
人を探してるんだけど。
281 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 22:11:02.68 ID:GphQXnug0
>>278
/乙でしたー!
282 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 22:12:56.44 ID:ybdTyhVIO
>>280

「…弟子…というかね…」

【言いよどむ青年。本心をいえば、無理やっこその「弟子」なる人物が、】
【着いてきているだけなのだが、まあそれを言う必要は無いだろうと思考する。】

「いやあ…すごく無いよ。そもそも最近はほとんど剣を抜いてないからな。」

【平和といえば平和なのだが、青年はどこか物足りなかった。】
【根底では斬るか斬られるかの闘いを望んでいるのかも知れない。】

「うん?…ああ…君もか。」

「彼氏かい?」

【冗談の様に言葉を紡ぐ青年。】
【扇子の風で、前髪が揺れた。】
283 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/22(水) 22:21:15.98 ID:ZEwfGojAO
>>279
【趣味、兼武器な訳だが確かに多すぎる。そう聞かれるのもごもっともかもしれないが】
【ここで「表紙に印を刻んだら精霊を召喚出来ますの。私は精霊さんと会話出来ますのよ!」とか言えば電波確定であろう。】
【異能を知らない人間相手なら最悪精神病院送りだ。】

ただの旅の途中ですの。読み切れない物を持ち歩くとかさばるけど、捨てられないからこうなってるだけですの。

【ちなみに嘘では無い。実際、この地域で活動する際に拠点に殆ど保管するつもりではある。】

目的地は……、わかりませんの。如何せん古文書に地図が載っている訳では無いので
しかし荷物から旅人であると判断するなんてなかなか優れた洞察力ですの。ワトソン君ですの!
あなたは探偵業を営んだりしてらっしゃるのですか?

【ホームズレベルでは無い。褒め言葉ではあるのだが……。】
【この女性も首を傾げて友好的なワトソン君(仮)に一応興味は示しているらしい。】
284 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 22:26:57.35 ID:cfQtUI1f0
>>282

…まぁ、詳しくは聞かないけどれども…
何か大変な思いしてそうだね。

【言いよどむ青年に、何か疲労のようなものを感じ。】
【聞ける間柄でもないので、というより先ほど会ったばかりなので、聞かないことにした。】

それでもね。
そんな物を手馴れて持っている様子は
すごい剣士みたいな雰囲気があるね。実際そうだろうけど。

【お世辞を言っているわけではなく、本心である】

ハハ、仕返しのつもり?
私に彼氏なんか居ないよ…私の弟さ。

【先ほどの言葉をそのまま返されたようで、否定する。】
【そして、名前では分からないだろうと考え、外見を言った。】

えーっと、私みたいな銀髪で、結構高めの身長なんだけどね。
首からアクセサリーをジャラジャラつけてて…あ、銀髪の小さい女の子も連れてるって聞いたね。

【手紙から得た、その時の弟の情報はこれぐらいだった。】
【青年にとっては、青年が知る人物の印象と合致するかも知れない。】
285 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 22:35:43.50 ID:ybdTyhVIO
>>284

「毎朝五時に叩き起こされたりな…いや、君に愚痴ってもしょうがないな。」

【おかげで無駄に早起きになった。全く早朝の稽古は疲れる。】
【扇子を閉じたり開いたり。パチパチと耳に良い音が鳴る。】

「はは…まあありがとうと言っておくよ。」

【肩を竦めそう呟いた。そして相手の言葉を聞く。なるほど弟か、と。】
【自分と同じ様に待ち合わせかなんかだろうか。たわいもない思考はしかし、だんだんと、】
【相手の容姿を聞くに連れて消えていった。いや、「思い出す」という作業に、】
【上書きされた、と言った方が正しい。】

「……ええと…」

「…何でその人を探してるんだい?」

【嫌な予感がした。それもそのはず。青年は、おそらくは相手の「弟」に会っている。しかも、】
【その「弟」が現在どう言う状況か知っている。】
286 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 22:36:08.18 ID:lKcIz/ZOo
>>283
「ふーん、旅...旅か...すごいな、旅か...」

それ以降の言葉を聞いていない訳ではないだろうが、男は旅を連呼
それ程までに印象に残ったのだろう。僅かな憧憬の念も感じられるかもしれない
自分より若い(と、見ている)のによくやるものだ...と、うんうん勝手に頷いたりなどしつつ

「アテの無い旅、か...楽しそうだな、なんか」

その度にしょうがない理由があるとしたら?暗い過去があるとしたら?
男はそんな事考えもせず、そんな気楽な言葉と共に笑ってみせるのだった

「ふっ、まあな...探偵業?」

洞察力を褒められれば満更でもない様子で、その後相手の言葉を反芻

「...アンタも中々の洞察力じゃあないか。ま、人捜ししたり...あと、盗みを請け負ったり、な」

最後の問い掛けにぴくりと反応すると暫しの逡巡―――その後、相手に言葉を返す
盗みについても離すかどうかは少し迷った様だが、悪戯っぽい表情と共に話してしまう
ちょっと話が出来たからと言って、何とも浅はかな危機感であった
287 :【雷撃之神槌】@Wiki :2011/06/22(水) 22:36:54.86 ID:lEb/PefHo
ー公園

此処に一人の女が入る、明かりが光る夜の公園、雨が酷い、
だがその雨のおかげか、周りの明かりが、その水たまり、雨に反射して、何か神秘的な景色を見せる

女は雨の中、何か槌を振り回しているようである、

5098っ…5099っ!……5100ッ…

その言語の通り、女は其れだけ素振りをしているのである

5101ッ…!!

何処までやるのか解らないが、何か中断することが無い限り、やり続けるであろう
女は能力者ではない、だからその分自身の体を鍛えなければいけない、その手首につくその篭手に頼ってばかりではいられない

女はひたすら槌を振るう

こんな雨の中、公園になど人は来るのだろうか?、女はひたすら槌を振るうのだ

その声は、雨の中でも響くほど、大きな声を上げて入る、周辺に入れば気づくであろう、その大きな五月蝿いその声が
288 :【雷撃ノ神槌】@Wiki :2011/06/22(水) 22:40:00.27 ID:lEb/PefHo
287
/名前修正です……
289 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 22:46:34.71 ID:cfQtUI1f0
>>285

いや…大変そうだね。

【弟子付きというのは大変だなぁと。】
【少しだけ思った瞬間だった。】

…?

【女がその特徴を言う度、微かながらも違和感を感じた。】
【それは、青年のそんな質問にも現れた。】

【だが、とりあえず質問には答えておく女。】

えっとね、弟は私より先にココに来て生活してたみたいなんだ。
生活の様子とかを手紙で私の家に送ってきてくれてたんだけど…それが突然途切れちゃってね。
それが心配で来たんだ。
弟は携帯を持たなかったから、アテもなくて。

【と、経緯を話す。】
【目の前の青年が、その弟を知っているとは知らず。】
290 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/22(水) 22:51:02.10 ID:ZEwfGojAO
>>286
嫌いだったらとっくに故郷に帰ってますのー

【暗い過去の影など微塵も見せる事は無い。】
【決して幸せな出来事ばかりでは無いが、その道を自分で決めたから。】
【そんな道を決めた人物だからこそ些細な事で反応したりしないと言った方が正しいが。】

まあ、探偵では無くて怪盗の方だったのですか
狙いはクラリス姫のハートですの?

【想像して欲しい。うら若き乙女が一人旅をするに当たって問題を起こさずにいられるか……。】
【この女もまたいくつかの軽犯罪を犯しているのである。よってジェイルを呼んだら自分が捕まる可能性もある。】
【その上、所持品には怪しい古文書。中には盗掘したものも有り、そこまで過激に反応することは無かった。】
291 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 22:54:25.69 ID:ybdTyhVIO
>>289

「……」

(…そういえば…この銀髪と…装飾…)

【青年は無意識のうちに右手をポケットにいれていた。】
【指輪を反射的に隠したのだ。思い出すのはとある人物。】
【いつだったか…出会ったのはもうかなり前である。両足を、】
【拳銃で撃ち抜かれた時だ…思い出した。】
【指輪と包帯を作ってもらったのだ。青年は虚空に視線を彷徨わせた。】

(…そうか…彼には姉がいたのか…)

(しかも…)

「あー…座っていいかい?」

「因みにその人の名前は?」

【青年は女の隣を指差しながら、言葉を紡いだ。】
292 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 23:03:15.60 ID:cfQtUI1f0
>>291

【青年が右手をポケットに入れる。】
【何気ない動作だと感じ。追求しても何も残らないだろうと思い。】
【詮索はしなかった。】

ん、あぁ…どうぞ。

名前?
…シロガ ユウト…私に一文字足した名前さ。
まったく、父さんも母さんも、何でこうやって適当に名前を決めるかなぁ…。

【身内しかその愚痴は通じないだろうに、そう苦笑いして答える。】
【青年にとっては最悪であろうの答えだとも知らず。】
293 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 23:07:09.24 ID:vHxGWClIo
>>290
「ははっ、そりゃ、そうだよな...」

相手は変化を見せないしこちらも変化に気を配ってなどいない
当然の如く、男は警戒に笑ってみせるのだった。くい、と右手でバンダナの縁を上げ

「怪盗…くらり…あー…」

自分は盗み、と言っただけなのに、女の解釈は何処か勘違いがある様な
男にしては珍しく言い淀むようにしながら、言葉を選び

「悪いがそんなロマンティックな事はしてないんでな・・・」
「アレだ、依頼を受けて盗んだり、そういうアレだよ、アレ」

少々困ったように苦笑を見せながら、そう言った。アレが多い気がするが、気にしない
他にもたまに財布をスッていたりとか現実的な積みも犯していたりするのだが
その辺りは伏せ、かといって嘘とも言えない様な内容で、話す
無論というべきか、少女が問題を起こしてる可能性などは彼の可能性の内では考慮に入れられていなかった

/遅くてすいません....
294 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 23:13:41.56 ID:ybdTyhVIO
>>292

「そいじゃ失礼。」

【三振りを抜き、斜めに抱える様にして持ち、座る。】
【よくよく考えればまだ分からない。「他人の空似」と言う言葉を思い浮かべた。】
【しかし、それは希望的観測に過ぎないのだ。青年は、】
【そう思うことによって現状から逃げようとしていた。】
【女の答えを聞くまでの時間がやけに長く聞こえた。】



「……そう…そうか…」

「……君…彼の肉親か…」

【小さな声だが、それは確かに彼女に聞こえるはずだ。】
【同時に青年の雰囲気も変わる。淡々し、内情を探らせないような印象は、】
【色濃い動揺と哀しみに変わっていた】
295 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 23:18:48.89 ID:cfQtUI1f0
>>294

…彼?

知ってるの? ユウトを…弟をさ。

知ってるんだったら…教えて?
今どこに居るか。元気かって。

【彼。そんな言葉を使うのなら、青年は弟を知っている。】
【そう思って、女はさらに質問する。】

【青年の雰囲気…動揺と悲しみには、気楽さゆえか気付かず。】
【もはや、最悪の答えしか返ってこないのに。】
【そんな数秒…数十秒先の未来も見えない女は、質問をしてしまった。】
296 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/22(水) 23:22:36.20 ID:ZEwfGojAO
>>293
ああ、盗賊ギルドの方! 今までで一番大きな仕事はなんでしたの?

【一般人が大勢いる場所で行われる異能力者の日常と言った所か。】
【危険回避等の相手の思惑などお構い無しに話を続ける。】

【相手の立場だと分からないかも知れないが、気さくに会話を続いてくれる相手を通報するのは気が引ける上、
そもそも自分が被害を被る可能性があるので当然なのだが……。】

あ、それと依頼のルートを教えて貰えませんか?
仕事のライバルでは無く、闇市に流出する品物が気になりますの

【だがしかし、深読みさえしなければこの発言から敵意が微塵もないことが伺えるかもしれない】


/現在の自分の返レススピードが平均16分。よって私の方が遅い!
/ごめんなさい……
297 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/22(水) 23:26:46.61 ID:ClOzYwggo
【路地裏】

【一人の屈強な軍人の脳を抉り、壊し、無力化した物体が路地裏の壁にぶつかる。】
【少しばかし甲高い音が路地裏に響き渡り、更にそれに続いてもう一発、路地裏の地面にぶち当たる。】
【其処に現われたのは迷彩柄の和服に手元には長大なスナイパーライフル。】
【右眼にはテレスコピックサイトを模した奇妙な義眼という奇抜な男が何時の間にか立っていた。】
【最初から何も無かった場所に突如として現われた男は…軍人の死体にしゃがみ込む。】

やはり祖国の人間か…脳の一部をサンプルに、だったな

【銃床で頭蓋を破壊し、懐から小さな小ビンを取り出し、回収する。】
【常人なら吐き気を催すような状況だ。しかし男はさも当然とばかりにそれをやってのける。】
【男の手は脳漿と血液に塗れ、グチャグチャと不快な音を立てながらソレを小ビンに押し込み、回収した。】
【此の惨状、路地裏を通った物なら嫌でも目にする事になるだろう。それが正義を気取る物なら戦闘は免れない。】

/死愛ぼせう!
298 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 23:28:12.06 ID:GphQXnug0
【巨大ショッピングセンターの屋上】
【そこの端っこにチョコンと存在している申し訳程度の簡易ベンチ】
【そのベンチに座っている右腕がなく左腕には包帯がグルグル巻きでギプスも着用しているというとても目立つ女性】
【なんだかつまらなさそうに虚空を見つめている、ように見える】
【だが、彼女が何をしたいのかなんて予想は出来ない。誰かを待っているのかもしれないし、違うかもしれない】

「ふぁーあ……」

【眠たいのか、大きく口を開けて欠伸を一つ】
【腕の状態から口を押えることが出来ない為、口の中が丸見えである。だからどうしたって感じだが】
【薄っすらと目に涙が溜まっている】
【そしてまたどこかを見つめだす、ように見える。ただボーっとしているだけだと思うけれども、違うかもしれない】

【まとめえると、巨大ショッピングセンターの屋上に一見暇そうな大怪我をしている女性がいた】
299 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 23:29:13.48 ID:ybdTyhVIO
>>295

「ああ。知ってる。僕は彼にこの地で会ったことがある。」

【そう言って見つめる視線の先には指輪。正確にはそこに入った「傷」】
【真一文字に縦に入った亀裂を、青年は見た。全てはこれが始まりである。】
【何気ないこのヒビを見てから、予感が確信に変わったのだ。紛れもない真実は、】
【目を背けても意味が無い現実になっていた。】

「…知りたいか……それはそうだよなあ…姉弟だもんなあ…」

【「今どこにいるか」「元気か」】
【その言葉はさらに青年を動揺させる。当たり前だ。女は、】
【「生きている」前提で話を進めているのだ。】
【青年は背もたれにうっかかった。一度刀の鍔口をなぞり、】
【そして手を離す。ゆっくりと座り直した。】

「…よく聞いてくれ。」

「……」

「君の弟は……もう…」

「…もうこの世にいない。」



















「彼は―――――――――――死んだ。」
300 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/22(水) 23:41:37.06 ID:vHxGWClIo
>>296
「ああ、そうそうそんな感じそんな感じ―――え?」

どうやら分かってもらえたようでうんうんと力強く頷いてみれば
後についてきたのは予想外の問いかけだった。一瞬固まってしまう
よもや、男が相手に振り回される日が来ようとは。うーん、と頷きながら、考え

「忘れた。それに俺ぁ、一々仕事の大小なんて考えてないんでな」

結局文末にきりっ、とでも付きそうな、格好付けたような言葉を相手に返した。
相手の質問への答がパッと思い浮かばなかったのは本当だが、大きいと呼べる仕事をした事も無かった
そのままいってもよかったのだが、何だが格好が付かないし...こっちの方が面白そうだ、と

「ルート…?生憎、”そういう”とこに品物は出してないんでね…」
「俺の仕事なんて盗んでくれと依頼されたらそれを持っていって、報酬の金と交換するだけさ」
「たまー…にそういう事もしなくもなくもないが....ま、気にする程の事じゃないだろ、多分」

相手の言葉に深読みなどはせず、尤もそれだけの事を考える事が出来るのか否かも怪しいが
ありのまま素直な言葉を相手へと返した。喋り終わると漸く

「...そういえば、どうしてそんな事聞くんだ?」

そう、思い至り。若干不思議そうな表情を造りながら尋ねた

/こちらは全然気にしてないのでOKですよ!
301 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/22(水) 23:41:59.30 ID:cfQtUI1f0
>>299

そうかい。
知り合いかぁ…。

【そういえば、弟からの手紙にも青年のことだろう人物の事が書いてあった気がする。】
【だが、それはもう良い。】

それはそうさ。
家族だよ? 知りたいと思うのが当然さ。

【女は、この時点ではまだ信じていた。】
【そして、それが確信に変わろうとしたその瞬間。】
【漸く、弟に会える、そう信じていたのに、】




【―――現実はあまりにも残酷で、脆弱だった。】


――「君の弟は……もう…、…もうこの世にいない。」


――「彼は―――――――――――死んだ。」


【女は、声を出すことすら―――何か一文字でも言うことすら侭ならなかった。】
【数秒前まで弟の生存を信じていたから、その反動はあまりにも大きい。】

【彼女は俯き、何か考え事をしている様子。そしてしばらくして顔を上げる。】



――――そうかい。

――――当たり前かな。突然手紙が途切れて、死んだって思わないほうがおかしいかもね。


【その言葉は、少し前に肉親の死を告げられた人間の声とはまるで違う、いつもの声だった。】
【顔は、微笑んでいる。しかし、目からはその笑顔に似合わない涙が、大粒の涙が、早くも下に滴り落ちるほど流れていた。】
302 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/22(水) 23:54:12.34 ID:ybdTyhVIO
>>301

「……」

【女が涙を流しているのは、見なくても分かった。そもそも、】
【肉親の死に…探している人間の唐突な死に涙しない人間などいない。】

「……一度しか会ったことない。その時に、この指輪を作ってもらったんだ。ま、正確には僕の弟子が無理やり頼んだんだがね。」

【人差し指から銀のリングを外し、そしてポケットを弄ると同じ指輪が二つ。】
【その一つは…青年の指にあったものはヒビが入っている。】

「…この指輪を今二つとも持っててよかった。」

【青年の弟子なる人物が、ちょうど指輪をはめる指を怪我していた。ゆえに、】
【青年が預かっていたのだ。二つの指輪は、彼の手に持たれている。】
【そして、刹那の沈黙の後、相手に指輪を二つとも差し出す。】

「…君が持つべきだ。」
303 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/22(水) 23:59:59.22 ID:ZEwfGojAO
>>300
まあ、末は華麗な大怪盗か加齢な囚人か。
犯罪助長は心境としては複雑ですが前者の方が浪漫がありますの

【犯罪者じみている会話を続いているが善悪の判別が無い訳では無い。】
【ただ会話に華を咲かせる方が性に合う。どうせなら駅までの時間を有意義に過ごそうではないかと会話は続く】

理由? 興味からあるからですの。私の動機なんてシンプルに出来てますのよ
あなたのその職を選んだ理由はなんですの?

【犯罪に身を窶す理由など暗い話ばかり。そんな明らかな地雷原を全速力駆け抜けようとする。】
【さて、地雷を踏むか踏まないか。爆発するかしないかは会話を続ける彼らしか分からない。】

/なら気楽にいきましょうぜ
304 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 00:00:15.26 ID:P1FKSMnK0
>>298を取り消し!

>>297
/絡みよろしい?
305 :【特異物質】【超脚古王】【剣術夢幻】【重厚二脚】【狙撃座標】 [sage]:2011/06/23(木) 00:02:14.66 ID:ZUcdjWMlo
>>304
/いいですよん!短文になりそですが…!
306 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 00:08:26.02 ID:1UYOl9kW0
>>302

……そう……かぁ。
発現したって言う…ユウトの能力か。


ったく、あの…馬鹿………勝手に死んだのか…

【青年がはめていた銀のリング。そこから女は、銀製品を作る能力だと推察する。】
【何故かあの弟は、自分の能力を明かさなかった。だが、ココではっきりした。】
【それなら、それだけで良かったと、女は思う。】

【持っていたハンカチで顔を拭くと、そう小さく呟く。】
【「死ぬ時は連絡しろよ」そう言いたかったらしい。無理なことを言う。】

【青年のほうを向くと、銀輪が2つ、自分へと差し出されていた。】

――君が持つべきだ。

【女は無言で、そのリングを受け取る。】
【弟にしては繊細な装飾が施された、そのリング。】


……ありがとう。大事にするよ。
…あのさ、それなら、このリングの代わりを受け取って貰いたいんだ。


【女は、その装飾と大きさを覚える。1mmたりとも違わない様に。】
【それを、頭の中でイメージする。そして、地面に指を一瞬付けた。】
【要するに女は、リングと同じものを、自分の能力で作ろうとしているのだ。】
【この程度のものなら、次の自分のレスで地面から生えてくる。同じリングが2つ。】
307 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 00:11:50.63 ID:P1FKSMnK0
>>297
【体を蹂躙する人物。その行動を見れば正義の味方≠ネらば黙っちゃいないだろう】
【しかし、それを目撃したのは血肉で汚れた黒いローブにボサボサの赤い長髪の少女】
【彼女は目の前で人が殺されたにもかかわらず、引き攣ったように笑っていた】

「あははははは」

【それを見なかったかのようにボーっとしている】

「あはは」

【少女はどこか焦点の合わない目で遠くを見つめながら、両腕に漆黒の炎を纏わせる】
【その炎は激しく燃え盛り、火柱が天高く昇っている。近くにいるだけで暑い】
【それから、別に殺しの犯人を狙うでもなくテキトーに火球を乱射し始める】

「あっははははは」

【そのうちのいくつかは狙ったわけではないが、奇妙な出で立ちの男にも襲い掛かる】
【まあ、狙いを定めて撃っていないのでその道の人ならば容易に躱せるだろう】
308 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 00:16:38.14 ID:mQcLDwc9o
>>303

「華麗な大怪盗なんて俺には無理だな、だからって囚人になるつもりも無いけど」

「...ま、程々ってのもなかなか、悪くないと思うぜー?」

まさか隣の座席に座った女とこんな話をするとは思わなかった
併し会話を続けるというのも中々に楽しく、軽い調子で男は答える。一片の罪悪感も無しに

「そっか。まぁ、アンタがそう言うならそうなんだろうな―――あ」

「そういえばアンタ、なんて名前なんだ?俺は遠原 鶚(とおはら みさご)っつーんだけど...」

興味本位、まあそんなもんだろうと曖昧に頷きつつ、唐突な質問が振って湧いた
いつまでもアンタと呼ぶのも何だか違和感があり、名前を尋ねてみる事にする。突然ではあるが
自らも軽い調子で自己紹介して見せ、何の気無しに視線を斜め上へと向ける。―――そろそろ、降りる駅だ

「―――っと....忘れてた訳じゃないぜ?此の職を選んだ理由...ね」

「やっぱ、向いてたからじゃないか?あんまり時間に縛られなくて楽...そう、”自由”だからな」

ハッと意識を戻せば、質問を投げ掛けられていた事を思い起こし
今度は然程悩む様子も見せずに滔々と理由を語った。犯罪に手を染めると考えれば、軽薄な理由に写るかもしれないが

/ですね、そうしましょう!
309 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/23(木) 00:18:27.61 ID:CKXiXDWIO
>>307

「君が持った方が弟さんも……いや、僕に言う資格は無いな。」

【言葉を切る青年。】
【自分に彼女達の何が分かるだろうか。】

「ん…?」

「……分かった。」

【なるほどやっぱり血が繋がっている。】
【地面に触れる様子を見て思う。そして青年も待った。】


/すいません風呂オチです。すぐに戻りますね。
310 :【特異物質】【超脚古王】【剣術夢幻】【重厚二脚】【狙撃座標】 [sage]:2011/06/23(木) 00:25:52.17 ID:ZUcdjWMlo
>>307
…狂人の類か

【肩に担いでいたスナイパーライフルを手元に戻し、一言。】
【男の感想はそれのみ。相手がどんな理由でそうなったか、何故こんな事をしているかなどどうでもいい。】
【男の脳内はただの事務的な殺人に染められている。目撃者は例外なく殺害する。】
【それが例え女、子供だろうと。勿論、狂人だろうとなんだろうと。】

まぁ回収して損は無いか

【先ず男は火球を容易に避け、スナイパーライフルを構える。スコープは覗かない。】
【そもそも此の近距離で覗く必要などあるまい。それに手動で薬室に弾を送り込み、少女の足元へと狙いをつけて引き金を引く。】
【サプレッサー装備の狙撃銃を何の妨害もなく撃つ事が出来たのなら…少女の目の前に瞬間移動。】
【男は少女の顔面に銃床を叩き込もうと試みる。】
311 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 00:28:21.95 ID:1UYOl9kW0
>>309

アハハ、良いんだよ。
そんな暗い顔しないでよ。

【そんなことを言う女の目にはとめどなく涙が溜まり、落ち、下へと滴っていく。】
【そのたびに女はハンカチで拭う。依然として顔は笑っている。】


【そして、女が触った地面から、何かが生えてきた。】
【それは、青年が先ほど女に差し出したリングそのもの。】
【少しオリジナルよりかは鈍い色だが、十分な光沢を放っている】

【違うのはそれだけではなく、1つにあった縦の亀裂が無くなっている事である。】
【女が、もう1つの装飾を元にして復元したのだろう。青年が彼に貰った時の指輪が、鈍い色になってそこにある。】

私の能力…みたいなものだよ。
さ、受け取って。

【今度はこちらが、差し出す。】

/ごゆっくりどうぞー。
312 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/23(木) 00:34:40.96 ID:BYXFXMQAO
>>308

【能力者達による奇妙な会話の時間もそろそろ終わり。窓の外を見なくとも列車の速度が徐々に落ちるのは体感出来る】

あいだを取って、やや華麗な中怪盗も悪くないですの

【他愛も無い会話を終わらせるのは地雷音では無く、列車のベルの音】
【残念ながらこの女性が降りるのは次のまた次の駅。】
別れと言えども明るい方がいい。ニコリと笑みを浮かべ、次の再開を願って己の名前を答える】

メルヴィーナ=ノルン。長いと感じるならばメルヴィでいいですの

【間延びもする事無く、次の物語へと繋がる列車の扉が開く。】

【さあ、別れの時。未来信じて飛び立とう。大空に。】
【特に意味は無い。ふと歌詞を思い出し書きたくなっただけだ。】

また会いましょうね。自由怪盗ミサゴさん
313 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 00:42:03.31 ID:mQcLDwc9o
>>312

「...ああ、その辺でも目標に、頑張ってみっかね。」

ただ小さな盗みを繰り返しているだけの男に怪盗という言葉は
少しくすぐったかったが、そんな風に言葉に表し、立上がった

「んじゃ、メルヴィ...またなー」

少女につられるようにして笑みを浮かべ、呼んだのは相手の名前
何とも面白い名前を付けられたものだ、併し、悪くもないな。
鳴りだしたベルの音に僅かな焦りを覚えながら―――男は、車内を後にした

/絡み乙でした!たのしかったです
314 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 00:42:35.86 ID:P1FKSMnK0
>>310
【誰でも見れば分かる。狂っていると】
【それは相手の男も同じことで、一発で狂人だと見抜かれる。まあ、見抜けない方が少数だろうが】

「あははははは!!」

【少女は男のことなど眼中にない。わざわざ殺したいわけでもない】
【だから男がなにかしようとしまいと関係なく火球を乱射し続けている】
【しかもかなり怪しい足取り、ふらふらしていて危なっかしい】

「あっははははははははは!」

【次の瞬間、目の前に先ほどの男が瞬間的に現れた】
【現れてしまった。男はやってしまった。少女の目の前はすなわち火炎地獄とも呼べる状態なのである】
【彼女の両腕に纏う炎はこの能力の限界点すれすれの状態なので接近しすぎるとまず熱い。肌が焼けるように痛いことになるだろう】
【さらに少女は実は身体能力が高い。ふらふらしているものの銃床を難なく躱す……とはいかない】
【精神状態が普通ならば躱せただろうが狂っているので「躱す」なんて思考が及ばないのだ】
【銃床は見事、顔面にヒット。少女は僅かにバランスを崩すが笑いは崩さない】

「あははははは」

【さらに火球を男のいる場所も含めて放つ。少女に殺し合いだという意識はない】
【ただただ無意識で無差別な破壊をあいているだけだ。尤も少女には破壊をしているという意識すらないが】
315 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/23(木) 00:45:47.09 ID:CKXiXDWIO
>>311

「ああ…悪い。知り合いの死はどうにも慣れることがなくてね」

【もう数えきれないくらい斬り合い、生と死の賭けを行ってきた青年だったが、】
【概念的な「死」…唐突に訪れるそれの耐性は皆無だった。それは、】
【しかし彼が人間であることの証明にもなっている。人の死は、】
【自分も同じ種族に属している限り悲しい。少なくとも青年はそうだった。】

「それじゃあ…君ももう…泣くなよ。なあ。」

【相手の笑顔が、滴る涙と相反し、より哀しみを顕現させていた。】
【青年は堪らず言う。見ているのが辛かった。もし目の前の人物の弟が何者かに殺されたのなら、】
【その人物を憎悪せずにいられないかも知れない。】

「…いい能力だな…」

「…確かに℃け取ったよ。大切にするさ。」

【青年はその指輪を、確実に℃け取る。】


/お待たせしましたっ!
316 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/23(木) 00:51:43.66 ID:BYXFXMQAO
>>313

【軽く手を振りそれを見送る。体感時間はかなり短く青年との会話は彼女にとって幸運な出来事と分類できる】

さあ、私も今日から頑張りますの

【先程閉じた本のページを捲りながらそんなことを呟いた】

/乙あんどありがとうございました
/楽しかったですのー!
317 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 00:54:18.99 ID:ZUcdjWMlo
>>314
【銃床がまともに顔面にぶち当たればどう少なく見積もっても顔面複雑骨折は免れない。】
【ダメージはいかほどか。だが男には関係ない。目の前の人間を死ぬまで攻撃し続けるまでだ。】
【まず少女の右斜め後ろに向けて銃弾を発射。能力による弾丸がコンクリートに着弾する。】

ふん…弾丸はアレで最後だったな…

【そして更に少女の足元へと弾丸を放とうと試みる。】
【そして成功すればやはり銃床を少女の後頭部へと叩きつける。重量約6.5kgの鉄塊。】
【直撃すれば少なくとも脳の損傷は免れない。普通に考えれば即死だ。】
318 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 00:58:13.26 ID:1UYOl9kW0
>>315

…うん、…もう、大丈夫。

【ハンカチで顔を拭うと、そこには先ほどまでの女の顔があった。】
【もう、涙は落ちてこない。】

【仮に、女が誰かに殺されたと知ったところで。】
【女はその人物を見つけても、相手がアクションを起こさない限り、殺そうとしないだろう。】
【なぜ殺したのか。問い詰める。唯それだけで良い。】



【なぜなら、もう弟は帰ってこないのだから。】



大事にしてね。
この数年で1番集中力使ったかもしれないから。

【受け取ってくれた青年に女は】
【ハハと笑う。先ほどの女に戻ったのか。内側に悲しみを押さえ込んでいるのか。】
【そして、女はベンチから腰を上げる。】

それじゃ…私はもう帰るよ。
君…名前は?

私、白雅 柚(シロガ ユウ)って言うんだ。よろしく。

【そう、自己紹介も兼ねて青年の名を尋ねる女。】

/お帰りなさい!
319 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 00:58:33.44 ID:P1FKSMnK0
>>317
/すみません…目の前で物理攻撃をしかけたんですよね?
/なら両腕の炎に当たると思うんですけど…どうですか?
320 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 01:03:27.63 ID:P1FKSMnK0
>>319
/物理攻撃⇒近接攻撃です…
321 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:04:12.06 ID:ZUcdjWMlo
>>319
/「熱い」とだけしか無かったので特にそう言う事は無いと思ったのですが…アレだったら書き直します…
322 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 01:09:35.91 ID:P1FKSMnK0
>>321
/あれです。炎って直接触らなくてもかなり近いと火傷するんですよ。つまりそういうことです。
/そして現在炎はかなり肥大化、つまり広域にわたって燃えているので長剣とかならまだしも銃床となると超近接なので炎には触れることになるかと…
/自分の描写不足も祟って…本当にすみません…
323 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/23(木) 01:11:08.70 ID:CKXiXDWIO
>>318

「もちろんさ。必ず。」

【丁寧に指にはめながら、青年はしっかりと答える。】
【新たに作られた指輪は、前のものよりは微かに鈍いが、それでも、】
【存在を象徴するかのように美しく、そして力強く輝いていた。】

「うん…白雅 柚か…」

「僕はヴェズーヴァ。…放浪の剣術家だ。…よろしく。」

「…また縁があったらどこかで会おう。」

【そう言って見送ろうとするが、】
【ふと、気づいたことがあった。青年は、】
【手帳と万年筆を取り出し、そこに何かを書く。そして書いたページをちぎり、】
【二枚目にもペンを走らせる。そしてそれも切り離すと、】

「はい。これはあれだ。弟さんのお墓の場所。」

「で、こっちは…余計なお世話かも知れないけど、君の能力が最大限役に立つ場所かも知れない。そこの地図だ。」

【一枚目には、墓地の住所。】
【そして二枚目には、クリエイターズ・ギルド≠ニいう勢力の拠点を指し示した地図が、】
【青年の手によって書き記されていた。】

「行くも行かないも君の自由。気に入らなかったら捨ててくれ。それじゃあ…」

【相手に渡し、無事に受け取ったのなら、】
【今度こそ、青年は女を見送るはずだ。】
324 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:13:58.54 ID:ZUcdjWMlo
>>322
/分かりました ちょっくら書き直してきます
/それと身体能力は少し高い程度に設定したと思うんですが…記憶違いでしたかね?
325 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 01:16:19.28 ID:P1FKSMnK0
>>324
/少し高い程度で合ってます
/あ、高いのだ…というのは常人と比べてってことです
326 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:19:33.64 ID:ZUcdjWMlo
>>325
/了解しましたー!ただかわす事は出来ますが楽々…というのは無理かと
327 :【鋼鉄職人】地面から最小1レスで鋳鉄製品を生み出す @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 01:21:53.29 ID:1UYOl9kW0
>>323

ありがとう。

【先ほどまで青年の指に有った銀輪は今自分の手元に有り、銀特有の鋭い輝きを放つ。】
【そして、今青年の指に有るのは、力強く輝く鉄のリング。】

【銀鱗をギュッと握り締めた。】


ヴェズーヴァか。
うん、また会おうね。

【そう言ってその場を後にしようとするが、青年は何かを書き、こちらへと渡してくる。】
【一枚は、弟の墓、そして二枚目は、…クリエイターズ・ギルド=H】

こんなことまでしてくれて。
礼が言いつくせないよ。
…行ってみるから。

【そう言って女は青年に背を向け、歩き出す。】

じゃ、さよならヴェズーヴァ。
またどこかで。

【お気に入りの挨拶を行って、その場を後にした。】
【青年に背を向けた女の顔にはまた涙が浮かんでいたが、それを素早くふき取って、出口へと歩き、消え去った】

/乙でした!
328 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:25:57.75 ID:ZUcdjWMlo
>>314

【漆黒の火炎が男の顔面を焼く。火傷はたいして問題では無い。熱さも、耐えてしまえばそれまでだ。】
【しかし何より男を驚かせたのは顔面の筋肉が全くと言っていい程動かなくなっていた事だ。】
【喋る事が不可能となった男はしかし、それでも少女を殺しにかかる。】


【銃床がまともに顔面にぶち当たればどう少なく見積もっても顔面複雑骨折は免れない。】
【ダメージはいかほどか。だが男には関係ない。目の前の人間を死ぬまで攻撃し続けるまでだ。】
【まず少女の右斜め後ろに向けて銃弾を発射。能力による弾丸がコンクリートに着弾する。】

【そして更に少女の足元へと弾丸を放とうと試みる。】
【そして成功すればやはり銃床を少女の後頭部へと叩きつける。重量約6.5kgの鉄塊。】
【直撃すれば少なくとも脳の損傷は免れない。普通に考えれば即死だ。】

/色々ごめんなさい…朝早いので凍結して貰ってもいいでしょうか?
329 :【倭魂刀神】 [sage]:2011/06/23(木) 01:26:00.26 ID:CKXiXDWIO
>>327

「ああ。頑張れ。」

「強い意思≠持ってな…」

【片手をあげ、去る背中にそう言うと、】
【青年は脱力したようにベンチにもたれかかった。】


/お疲れさまでした!楽しかったです!
330 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 01:26:40.78 ID:P1FKSMnK0
>>326
/あれ?楽々躱せるって書きましたっけ…?
/まあ、了解です
331 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:32:49.63 ID:ZUcdjWMlo
>>330
/難無くかわせるという描写があったので…
/結構強力な能力だと思うんで…正直身体能力低めに設定しとく様な能力ですから。授与してから分かりました…
/では、取り敢えず乙でしたー!
332 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 01:34:18.68 ID:P1FKSMnK0
>>331
/おk!以後気を付けまする!
/お?凍結ってことですね!乙でした!
333 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:55:24.25 ID:yG6jt8sxo
>>167
【相手の手数を破るには男はこういった荒業を使うしかない…もっとも雑魚に対して有効すぎる戦略で】
【地上戦、それも乱戦においては無双を誇る槍術だ。しかし相手にそれが通用するとは思えない】
【故に我武者羅に突きつつも狙いは正確に……矛盾の答えに対して男らは答えるだろう…『槍』に技術を加えろと】
【だが嵐の中、少年は新たな手を構築する…それはまさしく薮蛇といえる奇襲であった】

『放せ……!!』

【鎖、そう鎖まで出してきたのだ。相手はそれを槍に絡めようとしてくる】
【勢いは自然と鎖鎌の拘束を受け入れる……無論止めることは出来ない。槍は相手の命綱の支点となる】
【ならば、それすらも利用するまで……男は絡まれても連撃の締めに入る】

――ガシュ!!

【相手は見事に攻撃を受けた。それは…相手の意図とも自身の意図も同じくする】
【男は油断はしない、落ちてきた銃がコートのポケットに収まれば…男は間髪いれず踏み込みを開始する】
【相手に若干の猶予を与える、鋭進。しかし猶予とは油断をさせ一見冷静にさせてしまう、危うい時間】
【……雪崩。そう雪崩の様に対抗策を与える振りをする…恐怖。男は真っ直ぐはロケットスタートの様に飛び掛っていたのだ】
334 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/23(木) 01:59:13.70 ID:yG6jt8sxo
>>333
(訂正)

【相手の手数を破るには男はこういった荒業を使うしかない…もっとも雑魚に対して有効すぎる戦略で】
【地上戦、それも乱戦においては無双を誇る槍術だ。しかし相手にそれが通用するとは思えない】
【故に我武者羅に突きつつも狙いは正確に……矛盾の答えに対して男らは答えるだろう…『槍』に技術を加えろと】
【だが嵐の中、少年は新たな手を構築する…それはまさしく薮蛇といえる奇襲であった】

『放せ……!!』

【鎖、そう鎖まで出してきたのだ。相手はそれを槍に絡めようとしてくる】
【勢いは自然と鎖鎌の拘束を受け入れる……無論止めることは出来ない。槍は相手の命綱の支点となる】
【ならば、それすらも利用するまで……男は絡まれても連撃の締めに入る】

――ガシュ!!

【相手は見事に攻撃を受けた。それは…相手の意図とも自身の意図も同じくする】
【男は油断はしない、落ちてきた銃がコートのポケットに収まれば…男は間髪いれず踏み込みを開始する】
【相手に若干の猶予を与える、鋭進。しかし猶予とは油断をさせ一見冷静にさせてしまう、危うい時間】
【……雪崩。そう雪崩の様に対抗策を与える振りをする…恐怖。男は真っ直ぐはロケットスタートの様に飛び掛っていたのだ】
【さらに男は槍についた鎖鎌を、引き少年を引き寄せようとする……槍は少年を射殺そうと、真っ直ぐ矛先を向けていた】
335 :【暗器手妻】 @wiki [sage]:2011/06/23(木) 02:31:13.26 ID:PG5zI9dK0
>>334
呼気に力無く淀み混じる様に、襲い来る激痛、骨に少し罅が至ったか、体中の空気が全て抜けた様な
意識がぼやける、恐らくはまともな判断は出来ない、が
想定内、外套に掛け抜き取るは、二つの手榴弾、ピンは既に
抜いて有り、其れを丁度、元の相手の位置と己の位置の中間地点に落ちる様に投擲
ーーー……すれば、接近する相手が丁度壁となり、己に降り懸かる爆風を軽減し
尚、効率的に相手にダメージを負わす、算段だったが

「ちょッ……!!!」

己の手に巻いて用いる鎖鎌が仇と成ったか、相手に引かれて行く、己の体、着弾地点を想定すると
非常に不味い、僕は体を、無理矢理、後ろに捻り跳躍させた、そこで鈍い音
ベキョリッ……ーーー鎖を巻いた右腕が置いてきぼりになる形に肩が無理矢理外され
挙げ句、骨の一部が破砕した音
激痛、でも一度打撃の痛みを受けたのも有り、堪えられた。

「ぅぅぁぁぁあ"あ"あ"あ"ッッ!!」

死んだら負け、死んだら負けなんだ、激痛のがマシだッ……!
最後の抵抗、左手に残された仕込み固定剣の刃を射出し体を後ろに逸らしながらも突き出す。
狙いは定めちゃ居ない

そこで、手榴弾も着弾し……ーーー発破するか
336 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/23(木) 03:06:33.08 ID:yG6jt8sxo
>>335
【男の槍は恐れることなく奔る……男は死を覚悟しているのだから当然だ】
【雪崩、即ちアバランチ…即ち暴動。灰色の大波は相手を飲み込むかのごとく…無常である】
【相手を引き込む脅威は逃れようとすれば、身を砕く。そう、鎖使いはその一点を留意しなければならない】
【だが、相手も去るもの…とんでもな代物を出してきた。この戦場にふさわしいのが皮肉である】

「爆発物か…主、今回ばかりは死んだな。普段であれば我を振り回して、爆風すら味方に変えてしまうというのに」
『まぁ、旦那がこの程度で死ぬわけねえかwwwwwwと言い切れないのが残念だぜ』
安心しろ、唯じゃ死なない。俺は……ミッションをこなすだけだ。

【放物線を描き飛来するグレネード。それは小型ながらも一軒家は軽く消し去る悪魔だ】
【男はこういった代物は嫌いである、自分で殺した気にならないから…銃ですら殺した感触がわかるというのに】
【……突き抜ける。どうせ回避は無意味。男は罠に噛み付くように相手の懐に忍び込んだ】
【突き刺さる、何かが…その正体を突き止める余裕は無い。男は槍にすべてをこめた】


―ゴォオオオオオン…
――パン!!!キューン……

【発破した爆発物は男の体に近い地点で着弾した……男の体は炎と衝撃で生命器官を破壊する
【がこちらも隠し玉を残していた……コートのポケットに忍ばせた短銃がコートをつきぬけ相手を狙撃する】
【そして銃弾と同時に槍を突き立てた…銃弾と意識を合わせるように…】



        『死  戦  結  投  陣』
     「ピ ン ポ イ ン ト・イ レ イ ザ ー」


【男の言葉は無かった……結果はともかく…そのまま傾れかかるように…地に伏せていく】

【血槍晶銃】――死亡
337 :【暗器手妻】 死亡 [sage]:2011/06/23(木) 03:43:39.80 ID:PG5zI9dK0
>>336
怒濤の爆発の隙間をかいくぐり、炎と衝撃差し込む朱と黒の暗雲を突き抜け迫る槍
己の体は爆風も有り後ろ向きに力が働いて居る、と言え、放つ槍や弾よりも速く迅く
後ろに退ける訳も無く……ーーーー嗚呼、やはり最終的な抵抗が在ったか、幸運にも
今は右腕を固定する骨も有りやしない
死なば諸ともは僕が一番嫌いとするやり方、何より美しく、何より強く、何より無責任。

「ーーー……死ぬなら一人で死んでよ、僕は生憎と鎧を纏って居てね」

臆病なんだ、鎧は防弾チョッキ、一発なら弾丸を他易く防ぐ衝撃吸収素材で取り巻かれた
銃弾と死に間際の槍の一突きで貫かれる鎧では無い。
   “一突きならば”

「ぁ………?」
「ぁああああッ……ーーー」
「何だよソレッ……!!ソッ……レ……!!!」


偶然で有るならば、其れは単に神に見離されただけかも知れない、でも必然なのだ
目前のSuck Ghost《憎たらしい悪霊》の引き起こす……ーーー奇跡に等しき弾丸と刺突の融和で
ーーー……Armor
   ーーー……Break
        《鎧は砕かれる》

十字架に磔された様に背をも貫く胸元の槍を残し、戦場で二人の屍が
儚く散った。
338 :【暗器手妻】(故) [sage]:2011/06/23(木) 03:47:28.56 ID:PG5zI9dK0
>>336
/最後の最後でPSPの文字数制限と格闘し遅れた済まないッ
/何度も凍結した挙げ句、最後まで遅駄レスしか残せず申し訳無かった。
/絡み感謝と乙でした!
339 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/23(木) 03:49:24.11 ID:yG6jt8sxo
>>337
【少年を貫いた槍はそのまま微動だにしない……当然だ】
【すでに使い手もいない……そして砕け散る…】
【短銃も消滅していた…あるのは亡き骸だけ…亡き骸もこの戦場の土に返っていくだけだろう】


(乙でした!!!)


340 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 13:20:06.76 ID:CmUAqzPIO
【帝國の公園】

「…神殺がまた動き出したのか…」

【そこに設置された自販機にコインを入れる一人の人物。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。この傷のせいで少し怖い。】

「…どうなるのかしらねえ…全く…スパイとしてもう一回入ってみるか…」

【辺りは陽光が降り注ぎ、結構暑い。しかし、】
【女は不思議と汗一つかいておらず、実に涼しげであった。】
【それもそのはず。女の周りだけなぜかとても涼しく、】
【周りからクーラーの涼風を流しているかのように程よく気温が下がっていた。】
【懐に忍ばせた妖刀に属性を帯させているのだ。】

「ま…滅多なことは起こせないけどねえ………今はまだ=c」

【女は缶コーヒーのプルタブを押し上げながら、】
【辺りを見回し、空いているベンチに足を運ぼうとした。】


/何でも対応
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/23(木) 17:02:15.83 ID:elhtwNICo
>>340
/まだいらっしゃいますか?
342 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 17:07:28.69 ID:CmUAqzPIO
>>341
おります!
343 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 17:15:36.15 ID:elhtwNICo
>>340
【とことこと歩き、自販機の前に立つ少女】
【暑いからか、ゴスロリではなく白い、小さくピンク色の花のマークがついたアオザイを着ている】

…… チャリンチャリン

【お金を入れ、ピッとコーラのボタンを押す】

…… ガコン

【ペットボトルを取り出すと、開けようとする】

…… ツルッ

…… ムッ

…… ツルッ

…… ショボン

【手が滑って上手く開かない】
【目の前にあるのに飲めない、そんな切ない状況へ追い込まれた少女】
【表情は変らないが――雰囲気は分かるだろう】
344 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 17:23:31.96 ID:CmUAqzPIO
>>343

「……」

【ゴク、と喉を潤してから相手を見つめる。】
【別段、たまたま視線を走らせただけで、気にも留めないつもりだったが、】

「……」

「…ちょっと…貸して。」

【相手の行動がじれったくて思わず口を動かす女。】
【もし受け取ったなら、「片手で」器用に開封してから返すつもりだ。】
345 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 17:30:29.51 ID:elhtwNICo
>>344
……ん スッ

【ペットボトルを渡す】
【と、親切にも開けて返してくれる女性】

……ありがとう ニコリ

【薄く微笑み、受け取るとお礼を言う】
346 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 17:31:27.33 ID:elhtwNICo
>>345
/途中送信……!
/つづきです↓

…… ジッ

【女性の瞳をじっと見つめるだろう】
347 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 17:35:35.17 ID:CmUAqzPIO
>>345>>346

「ったく。そんぐらい自分で開けなさいよね。」

【ぶっきらぼうな物言いはこの人物の悪癖である。】
【本人に悪気はないのだが、どうしてもこんな言い方になってしまうのだ。】

「……」

「な、なによ。」

【「氷」のように「蒼」い右の瞳。】
【生の光が宿っておらず、死んだ魚のそれのように濁った左の瞳が、】
【少女を見返す。】
348 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 17:42:11.68 ID:elhtwNICo
>>347
……ごめん、なさい シュン

【結構本気で落ち込む】

……綺麗な、目だったから

【そういう少女の目は、吸い込まれそうな黒】

……気を悪くさせたなら謝る、ごめんなさい

【両手でコーラを持ちながら謝る】
349 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 17:49:53.58 ID:CmUAqzPIO
>>348

「…そんなに落ち込まなくでもいいじゃないの。」

【なんとなく悪い気持ちになってしまう。女は、】
【言いすぎたか…そう考えてしまった。昔から、】
【どうも人と話すのは得意では無い、本人の性格のせいで、】
【トラブルが絶えないのだ。容姿もそれに拍車をかける。】

「綺麗?…私の目が?」

【こういうことを言われるのは初めてだったらしく、】
【缶コーヒーを飲んでから意外そうに呟く。そう言って見返す相手の瞳は、】
【そのまま見つめていると、自分が飲み込まれるように深い黒を宿していた。】

「…別に…私元々こういう話し方なのよ」

【飲み干した缶を投げた。】
【宙を舞うそれは高い音を立てて備え付けのアルミ製のゴミ箱に入る。】
350 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 18:04:57.50 ID:elhtwNICo
>>349
……落ち込んで、ない

【とは強がってみるものの、やっぱり落ち込む】

……そう

【相槌を打つと、こくこくとコーラを飲む】

…… ツーン

【涙目】
【炭酸によくあるアレ】

……所で、貴女は誰?

【誤魔化すように、小首をかしげて尋ねる】
351 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 18:08:28.40 ID:CmUAqzPIO
>>350

「綺麗…ねえ…」

【まあ悪い気はしない。女は、】
【ぽりぽりと頬をかいた。】

「は?…私?私は…」

「…旅人よ。ついこの間この国に来たの。」

【本当は剣士であるのだが、現在刀は懐に忍ばせている。】
【言う必要は無いだろう、と言葉を選んだ。】

「…あんたこそ誰よ。そういえば。」

【同じ質問をぶつける。】
352 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 18:21:45.35 ID:elhtwNICo
>>351
……小鳥は、夜知 小鳥(やち ことり)。鵺の、末裔

【ほんの少しだけ表情を柔らかくし、答える】

【槍は小さくして袖の中にかくしてあるが、ほとんど存在を忘れている】

……小鳥は、生きる意味を、探してる

【こくこくとコーラを飲み干した】
353 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 18:25:50.14 ID:CmUAqzPIO
>>352

「ふーん…」

【懐から取り出すのは剣…ではなく煙草。】
【一本取り出してから、口に咥えた。ポケットから、】
【ライターを取り出す。】

「…生きる意味…か…」

【点火しながらポツリ。】
354 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 18:45:28.19 ID:elhtwNICo
>>353
【煙草を目で追いながら、口を開く】

……貴女の、生きる意味は?

【何かを考えての質問なのか、その様子からではなかなか分からないだろう】

……小鳥は、何のために生きるか、分からない

【自販機の横のゴミ箱へコーラの空きボトルを捨てる】

……生きてていいのか、分からない

【淋しげに、そういった】
355 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 18:54:24.49 ID:CmUAqzPIO
>>354

「私…?」

「…生きる意味…ねえ…誰にも負けないことかしら。」

【病的な負けず嫌いである女は空を見上げる。】
【曇天な天候は、見るものを憂鬱にさせた。】

「…ああ…こんな時間か…」

【悲しそうな様子の少女を見て、何か言葉を紡ごうとするが、】
【その前に時間を気にする。腕時計を見つめた。】

「…私そろそろいくわね。ま、よく分からないけど頑張りなさいな。」

【そう言って、女は踵を返し、少女に背を向けて歩き出した。】
【が、ふと、足を止めて、振り返る。少女を見つめて、】

「……」





「…生きてちゃいけない人≠ネんて、この世に一人もいないわよ?」





【その言葉ののち、再び歩き出し、】
【やがて、姿を消した。】


/ちょっと落ちるので駆け足ですがこの辺で。お疲れ様でしたっ!
/楽しかったです!
356 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 18:56:49.28 ID:elhtwNICo
>>355
……負けない、事

【口の中で反芻してみる】
【なんだか、目の前の女性はひどく眩しく感じる】

……っ

【一瞬、ハッとしたような表情になり】

……あり、がとう

【歩き出す背にお礼を言った】

/はい、お疲れ様でした!
/私もです!
357 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 19:01:43.41 ID:4HG6D+kG0
【公園】

あー暑い、死ぬわ、俺今日あたり溶けるわ

【物騒な事を言いながら、ベンチに横たわってる少年が居る】
【汗でグッチょりの黒髪、汗が特に多い赤い眼の周り】
【ランニングも汗でベタベタ、ジーパンも中はぬれているはず】
【腰元の剣は、この持ち主の様子じゃ役に立たない様だ】

もーやだ、アイスが欲しいよぅ、冷たいもの欲しいよぅ

【近くにコンビニがあるんだから、自分で行けばいいのに、それすら嫌がる少年】
【暑いっつっても暑がりすぎである】

/先約があるロールです
358 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 19:10:34.39 ID:QNi+tBkNo
>>375
同じく公園。

半袖Yシャツ+ネクタイといった明らかな学生スタイルの少女、クリーム色の髪のポニーテールである。

片手にシャーベット、その腕に数本の清涼飲料の入った袋を抱えている。

(死ぬわ溶けるわなんて言って...私まで暑く感じちゃうじゃないのよ。)

少女はベンチに横たわっている少年など知らぬ存ぜぬといった感じで通り過ぎようとする。

続いて聞こえ少年の声。
『もーやだ、アイスが欲しいよぅ、冷たいもの欲しいよぅ』

「はぁぁ...」

少女は頬を軽く膨らませ、少年に歩み寄ると、片手に持っていたシャーベットを差し出す。

「これあげるから暑いとか言わない!私まで暑くなるわ。」

(ああ、楽しみにしていたシャーベットが...)
359 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 19:11:04.17 ID:QNi+tBkNo
/>>358>>357宛です...
360 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 19:20:13.36 ID:4HG6D+kG0
>>358

え、マジで!!くれるの!!

【先ほどとは打って変わって何処からか元気を出すと】
【シャーベットをありがたくもいただき、ありがとう、という】
【そして、一口食べるとちょっと考え込み】

........ちょっと待ってて

【とだけ言い残し、走って去る】
【しばらくすれば、「ガジガジくん」なるアイス(ソーダ味)を持ってやってくるだろう】

はい、これどーぞ

【シャーベットを食べながら、アイスを差し出す少年】
【食べろ、とでも言っているのだろう】
361 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 19:21:43.39 ID:LwalljRI0
【黒のトレンチコートに身を包んだ金髪の青年が歩いている】

『事件を解決したフィリップに待っていたのはまた事件だった』
『シリアスとネタ、変態と基地外をコンクリートミキサーに掛けてぶちまけた』
『ここは能力者スレのゴモラ』
『次回、「カオス」』
『フィリップの飲むアラスカのコーラは甘い』

【などといった独白を考えながら辺りをうろついている】
362 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 19:27:44.85 ID:QNi+tBkNo
>>360
「差し出してから『やっぱりあげない』なんて言う程私は暇じゃないわよ。」

どうやってその元気を隠していたのかと小一時間問い詰めたい気持ちでいっぱいだがここは我慢。

「え?」

「あ、ちょ...行っちゃった。」

少年は走り去ってしまった。

「めちゃくちゃ元気じゃないのよ。」

少年は帰って来ない、退散しようと思った時、『ガジガジくん』なるアイスを持ってやってきた。

「あ、ありがとう。」

アイスを受け取り、一口かじる。

口を支配する冷たさと甘さ、だがソーダ味のお陰がそこまでしつこくない。

冷たさで頭に痛みが走る。

「冷たァ...」

顔をしかめる少女。

「で、貴方はなんで公園でくたばってたの?」
363 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 19:35:40.18 ID:4HG6D+kG0
>>362

???礼を言われるような事をしたかい??

【彼からするとシャーベット貰う→俺回復→じゃあ等価交換で.....というノリなのだろう】
【お礼を言われる筋も、そんな理由もない】

シャーベットって美味しいね、うん

【シャーベットを食べながら、感想を漏らす少年】
【このシャーベットに対する純粋な感情だ】

冷たいよね、でもうまいよね

【冷たいと苦言を呈されても】
【特に気にする様子もない】
【アイスってそれが醍醐味だと思っているのだ】

くたばってた?いや、違う。暑くて倒れてたんだ
364 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 19:41:39.95 ID:QNi+tBkNo
>>363
「一応は何か貰ったら礼を言うのが常識でしょ?」

"一応は"は余計であるが、ごもっともである。

「そのシャーベットはお気に入りだからね。」

フン、と鼻を鳴らす。そのシャーベット、一つ300円と言う高級シャーベットである。

「そうね、この冷たさが醍醐味だからね。」

そして少年は"くたばっていた"のではなく"倒れていた"そうだ。

「どおりで近くにコンビニがある癖にここで呑気に焼かれていたのね。」

なるほど、と2〜3度頷く。
365 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 19:48:18.86 ID:4HG6D+kG0
>>364

一応ってなんだよー

【一応、の部分に腹を立てながらも】
【笑みを浮かべて楽しそうな少年】
【マゾヒ......などといった暁には極刑だ】

お気に入りなんだー、でも偉いのはこのシャーベットなんだよ

【少しばかり機嫌のよさそうな少女に対して】
【余計な事を言ってしまう少年】
【でも、美味しいのは少女ではなくシャーベットだ】

だってだって動けなかったし

【なんだか皮肉を言われた気になって、言い返す少年】
【精神年齢が実際より低い】
366 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 19:49:00.74 ID:tv+w+OhIO
【公園】

「……ジョーカーさんの敵討ちのためにもっ!」

【ズンッ!】
【メガネをかけた一人の少女が何かの拳法の型打ちをしている。】

「…まだまだっ…強くならないといけませんっ!」

【下駄を履いているため、踏み込む音が響く…】
367 :【死者は暁に踊る】≪It& ◆d7q7efePsUza [sage]:2011/06/23(木) 19:53:34.60 ID:arC1wxaqo

夜。
噴水の吹き上げる広場。
人通りが決して多いとは言いがたい通りから更に入った広場。
街の灯りを遠くに忍ばせ、無機質な蒼白い光がいくつか ぽつ  ぽつ  と


『──────────────!!!』

其処で、少女の様な容姿をしている女性が謳い上げる。
其の顔の前方には白い拡声器があり、闇夜に ぼぅ っと浮き上がる。
体型に合っていない大きな蒼いジャンパー一枚と、薄汚れた草鞋(わらじ)を一足
ピッグテイルと言うには、短い髪を、ゴムで結い上げ、闇夜に浮かぶ其の瞳は───


『キミ達も、万物への”愛”を知るべきだっ!!!』


デッドアンチョビ。
其の言葉の示すとおり、死んだ鰯の様に( 異臭を放つのではないかと思われる程 ) 濁っていた。
368 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 19:55:45.41 ID:QNi+tBkNo
>>365

「一応は一応よ。」

まったく...と心の中で呟く。

ふと、腰元の剣が目に入る。

(剣士...?)

「...そうね、シャーベット様々よ。」

その"余計な事"にいちいち触れていては埒が明かない。

掌を地面に向け、ナノマシンを放射。

するとナノマシンは木の姿に擬態、椅子の形になる。

そこに腰掛ける少女。

「動けなかった、ねえ。」

「それより貴方、その剣は?」
369 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 19:55:54.39 ID:LwalljRI0
>>366
(おや、誰かいるようだ・・・)
【無駄に独白を考えるのをやめて相手に近づく】

君、こんなところで何をやっているんだい?
【そのまま出来る限りさわやかな雰囲気をかもし出すようにして話しかける】
370 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 19:58:54.98 ID:tv+w+OhIO
>>369

「…?」

【ズドーン】
【踏み込み。下駄が地を掴む。】

「見ての通りですっ…」

「稽古っ…ですよ…っ!」

【相手の方を見ずに答えた。】
371 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 20:01:28.69 ID:4HG6D+kG0
>>368

........まぁなんでもいいや

【最早其れに対する疑問を放置すると、またシャーベットを食べ始める】
【それもじきに無くなってしまうが、もう暑いなどと泣き言は言っていない】

本当、シャーベット様々で

【そう言うと、自分は突然出来たベンチに驚きもせず】
【本来あったベンチに腰掛ける】

剣??剣は剣......って言っても追求するだろうし

ま、運命を共にする剣とでもいおうか
372 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 20:05:46.92 ID:LwalljRI0
>>370
へえ、必死なもんだねえ。

【稽古をしばらく見ている】
【しかし、ただ見ているのには飽きたようだ】

稽古をするってことは強くなりたい(迫真)ってことか。
だったら俺との実践で稽古をしたほうがいいんじゃないかなって(チラッ
【小さな声で、相手を横目に見ながら言う】
373 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 20:05:48.31 ID:QNi+tBkNo
>>371
アイスは最早棒だけになる。

「ごちそうさま、美味しかったわ。」

少年曰く運命を共にする剣。

(本当に男の子はそういうのが好きね...)

まさに信じていないといった様子。

「で、こんな所に剣なんて持ち出して何か特別な技とかあるの?」

少女の予想は"特殊なものなど無い"である。
374 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 20:07:36.21 ID:tv+w+OhIO
>>372

【無視して稽古を続けている。】
【が、】

「!!」

【ピーン】
【少女の眼がキラリ、と光った。】

「よろしいんですか!?」

【型打ちをやめる。】
375 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 20:10:14.32 ID:ZUcdjWMlo
【路地裏】

【一人の屈強な軍人の脳を抉り、壊し、無力化した物体が路地裏の壁にぶつかる。】
【少しばかし甲高い音が路地裏に響き渡り、更にそれに続いてもう一発、路地裏の地面にぶち当たる。】
【其処に現われたのは迷彩柄の和服に手元には長大なスナイパーライフル。】
【右眼にはテレスコピックサイトを模した奇妙な義眼という奇抜な男が何時の間にか立っていた。】
【最初から何も無かった場所に突如として現われた男は…軍人の死体にしゃがみ込む。】

やはり祖国の人間か…脳の一部をサンプルに、だったな

【銃床で頭蓋を破壊し、懐から小さな小ビンを取り出し、回収する。】
【常人なら吐き気を催すような状況だ。しかし男はさも当然とばかりにそれをやってのける。】
【男の手は脳漿と血液に塗れ、グチャグチャと不快な音を立てながらソレを小ビンに押し込み、回収した。】
【此の惨状、路地裏を通った物なら嫌でも目にする事になるだろう。それが正義を気取る物なら戦闘は免れない。】

/死愛ぼせう! 使い回しとか言わない
376 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 20:11:13.74 ID:LwalljRI0
>>374
【ニヤリ】
【心の中で笑みを浮かべる】

(そう来ると思っていたさ・・・)

そのとおり!!
まっ、ちょっと暇でね。

【自分から訓練を申し込んだのには、何か別の目的があるようだ】
377 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 20:11:41.79 ID:4HG6D+kG0
>>373

信じてねーな、やってやるよっ!!!

【少女の態度に相も変わらずガキくささを見せて剣を構える】
【そして、離れた場所の木に向かって】

せいやァァァ!!!

【と、衝撃波を剣からぶっ放す】
【衝撃波は、真っ直ぐ木の方に向かっていき、木を切り裂いた】

どうだこんチクショウが、見たかー

【子供っぽく喜び、木を切った事実を自慢してくる】
378 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 20:12:32.00 ID:QNi+tBkNo
/>>371

/ごめんなさい!暫く離席します。21時頃には戻ってこれますが時間の都合がつかないならロールを無かった事にしても構いません。ごめんなさい...
379 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 20:13:55.44 ID:tv+w+OhIO
>>376

「よしよし。それじゃあ…」

【懐から黒いハチマキを取り出し、それを頭に巻きつけた。】

「よろしくお願いします。陰陽式八極門、天真 爛」

「いざ―――――――――――勝負っ!」

【遠すぎず近すぎずな適当な距離まで後退すると、】
【少女は一礼して名乗り、そして構えた。】
380 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/23(木) 20:19:43.49 ID:4HG6D+kG0
>>378
/分かりましたー、こちらも時間の都合がつかないようですません
/もしできれば、今後時間が空いていれば凍結という扱いには出来ないでしょうか
/無理言ってすいません、もし無理なら無かったことにしてもらっても大丈夫です
381 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 20:22:15.53 ID:LwalljRI0
>>379
おっと、少し待ってもらおうか。

【左手で「鞘」の形を作ると、その部分が光り始める】

俺の能力は準備にちょいと時間がかかってね・・・
(相手はバリバリの近接戦闘タイプだな。だったら・・・)

【「鞘」から出る光を右手で掴み、引き抜く】
【引き抜いた光は水晶で出来た日本刀へと変わった】

待たせたな・・・それじゃあ行くぜ?

【距離を詰め、水晶の日本刀の刃のない部分で袈裟切りを放つ】
382 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 20:26:47.84 ID:tv+w+OhIO
>>381

「っ!」

【水晶の綺麗さに一瞬目を奪われそうになった。】
【が、そんなのんびりしていられない。】

「――!」

【袈裟斬りの軌道上に左腕を差し出し、相手の剣を受けようとしながら、】
【同時に左足で踏み込もうとする。】
【腕に剣が当たったら、相手はまるで樫の木を叩いたような錯覚に陥るだろう。】
【「氣」を付加した彼女の腕は硬い。】
383 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 20:27:09.51 ID:g9QqPtxao
>>375

濃厚な鉄の匂いが漂う裏路地に、和服を着た一人の青年が来た。
まるで白黒写真から抜けだしてきたかのような容姿で、存在そのものが裏路地から浮き出している。
右目の下には黒い十字架の刺青があり、口元には葉巻がくわえられていた。

「チィーっす。ククッ、零号機関のモノでございまーす」

巫山戯たように笑いながら、死体をいじる男の方へと歩いて行く。
右手は着物の中に入れられており、相手からは見えない。

「どうもっ、はじめましてー。我々零号機関特殊部隊“折り紙”は零号機関の闇を駆逐するために今日も頑張っちゃうワケなんですが」
「さて、現在あまり力を持たない零号機関が祖国と戦争したらどうなるか?簡単ですよね〜」

「そんなわけでー、今日ここでアンタには死んでもらおうと思うんだ」

相手を小馬鹿にするような口調で、ニヤニヤと笑いながら言う。
葉巻から黙々と煙が出ていた。
384 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 20:28:37.97 ID:QNi+tBkNo
>>380
今戻りましたが続けますか?

自分は凍結でも構いません。
385 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/23(木) 20:32:27.41 ID:QNi+tBkNo
>>377
「?」

いきなり剣を構える少年。

すると剣から衝撃波が飛び、木を切り裂く。

(能力者か...?)

「驚いた...凄いね。」

純粋に驚いた、まさか少年がここまでの力を持っているとは。

「貴方、能力者?」
386 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 20:36:50.63 ID:LwalljRI0
>>382
(刀を腕で防ごうとするとは・・・よほど固さに自信があるらしいな!!)

【そのまま相手の腕に袈裟切りで打ち付ける】
【集中して生み出した水晶刀の固さは鋼鉄より上であり、ダメージを与える可能性があるだろう】

どうやら近接戦闘への自信は相当みたいだな、これは。

【そして腕に刀が命中する感覚を受けたとき、刀を放して距離をとる】
【左足での踏み込みを嫌ったのと同時に、作戦を練る時間を作るのを考えての行動だ】
387 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 20:41:19.56 ID:tv+w+OhIO
>>386

「うぐっ!!」

【ピシ】
【氣にヒビが入り、少女はしかめ面。少なからずダメージはある。】

「……いい刀です…羨ましい…」

【左腕をさすりながら、少女は距離が空いた相手を見つめる。】
【その後、走り出し、距離を詰めようとした。】
388 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 20:43:23.28 ID:ZUcdjWMlo
>>383
…同じ零号機関の物か

【肩にその長大なスナイパーライフルを担ぐと声が聞こえた方向へ、立ち上がり顔を向ける。】
【もくもくと、青年の口元で煙を吐き出し続ける葉巻。それに一瞬顔をしかめた。】
【同じ零号機関のメンバー。しかしその中身は全く違った物のようだ。そして目的も。
【青年の所属する組織は確かなんでも屋の様な存在だったという記憶がある。】
【しかし、だからと言って勝手に身内の暗殺など許されないだろう。考えられる可能性は…】

裏切られた…か。

【恐らく帝國の、何処かからの依頼だろう。男は、此の時点で裏切られた事は確定した。】
【自重気味にふっと笑うと青年へと…性格には青年の目の前に銃口を向ける。】
【自らの悲願は無残にも、唐突に切り捨てられた。後は、其の辺で死ぬのみだ。】
【しかし此処でただ死ぬのも情けない。男としてそれは意地でも避けたい物だ。】
【そう、此の青年を殺害する事で特殊部隊に多少の爪痕でも残したい物だ。】
【引き金を、引く。妨害がなければ男は青年の目の前に移動、顔面へと銃床を叩き込もうと試みる。】
389 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 20:45:56.37 ID:LwalljRI0
>>387
出せるのは刀だけじゃないんだぜ?

【両手に水晶の手裏剣を生み出す】

これならどうする?
水晶手裏剣!!

【相手との距離を離しながら手裏剣を投擲する】
【手の中で生み出しながら連続で投げつけるが、動きながら投げつけているので狙いは甘い】
390 :【死者は暁に踊る】ナイスッ! 暁ッ!!@wiki [sage]:2011/06/23(木) 20:49:29.28 ID:arC1wxaqo
//>>367でもう一度だけ……
//何でも募集ですッ!
391 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 20:49:56.18 ID:tv+w+OhIO
>>389

「なっ!…飛び道具まであるんですか!?」

【目を剥く少女。】
【随分多彩な能力だと感心する。】

「くっ!!」

【大きく左に横っ飛び。大部分を避けるが、】
【一つだけ、彼女の右足を浅く斬った。】
【少女は一瞬だけ痛そうな顔をすると、再び走り出す。】


/すいません飯落ちです。すぐに戻りますので…
392 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 20:59:49.81 ID:LwalljRI0
>>391
【相手の足に手裏剣が命中したことを確認する】
【そして手裏剣を生成するのをやめ、立ち止まる】

どうやら出来たようだな・・・お前の弱点が!!

【立ち止まったまま、武器の生成を開始する】
【今度は両手で「鞘」を作り、左右に引き抜くと短い水晶ナイフが出る】

ま、受けとっとけ。な?
【相手の右足の傷を狙って残っていた手裏剣を2発投げつける】
【そして近づいてくる相手の服をナイフで切り裂こうとする】

/わかりました〜
393 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:01:05.15 ID:tk84Njfho
さっきのあれの続き

OS文の方への追加予定文章↓
別名『主無き騎士団』でもあり、特別に何処かの勢力と友好的な関係を持ったりすると言った事は行わないスタンスであり
あくまで最優先に考えるべきは能力者集団よりも巻き添えにされそうな一般人たちへとフォーカスを合わせる傾向にある
これは創立理由の無能力者関連に関わるものなのであり、この根本を変革される事はまず無い

騎士団とは言っても前述した通り志的な意味合いが強い為、騎馬兵としての実力を全員が持っているわけではない
更に武器の所持も強制ではない為、中には武器を所有しない完全能力者タイプの団員も存在する
しかしながら、やはり騎士団と言うレッテルを自負している以上、比較的剣を持つ者が多い傾向にはあるようだ

騎士隊の方への追加予定文章↓
各部隊はそれぞれ別々の運営として仕切られ、運営資金を各部隊ごとに分配される方式が採用されている
その為、その部隊の部隊室などは部隊長の趣味や意向が大きく影響されたり、部隊章のデザイン等も自由である
部隊間同士での直接戦闘は騎士団規定で禁止されているが、模擬戦に関しての規制は一切されていない
この騎士隊には必ず入る必要性はなく、あくまで彼らは実働部隊であると言う話である
その他の医療隊や、非戦闘的な事務等の仕事に従事する者なども存在している

円卓会議云々、平時はOSで緊張状態で勢力化―――みたいな体制で決まった時とかに使えるかも
ただ、そもそも会議自体はロール=中の人の都合で集まり難い可能性大=多数決は不平等じゃね!?   になるのかも……
『円卓会議』
大規模な組織的動きをする際に円卓の騎士2名の承認を持ってして開かれる円卓の騎士隊隊長を招集しての会議
会議には騎士隊隊長の出席が強く推奨されており、出席しなかったとてペナルティは無いがその後の発言権に関わる可能性がある
また、会議には副隊長を同伴させても良いこととなっており、これは万が一の有事に備えての対策兼書記や記録等の仕事をさせる為である
円卓会議の議題は会議を招集した二人が決めたものを定義するものとし、それについての是非を問う会議形式を取る
最終的には多数決投票制を行い、過半数を超えた方の結果で決議とするものとする
ただし、5分5分に票が分かれてしまった場合は円卓会議自体を無効になるものとし、招集をした二人の騎士は暫くの間招集を行う事ができない
394 :【天魔双翼擬態】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:01:27.17 ID:tk84Njfho
>>393
/誤爆です
395 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:01:51.45 ID:g9QqPtxao
>>388

「裏切り?ノンノン、そんなナンセンスな事我らが零号機関がするわけないっしょ」
「これはうちの隊の独断なんだよねー」

着物の中に隠された右手――――そこに握られるのは、黒塗りのナイフ。
彼の唯一の“まとも“な武器であり、戦闘の要である。

「今ここで祖国と問題を起こしたら帝國の戦力的に負けは必須――――」
「そうなる前に相討ちってことにして問題を排除しようって言う魂胆なわけよ」

と、そこまでいい男が銃を構え、引き金を引いた。
無論青年は相手の能力を知らない。が、一応銃を持っているということで警戒はしていたのだが
青年は銃弾をよけれるほどの身体能力は生憎と持ち合わせていない。
次の瞬間には男が自分の前に移動、顔面に銃床がたたきつけられた。

「――――ッ」

よろけ、体のバランスを崩す。
どうやら相手は瞬間移動と関連した能力らしい。そして、銃で撃たれても死ななかった辺り、そこが関連してきそうだ。
相手の能力を推察しながら、懐からナイフを取り出す。
396 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:03:12.80 ID:ZUcdjWMlo
>>395
/次遅れます!ごめんなさい!
397 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:03:48.55 ID:g9QqPtxao
>>396
うい、了解っす
398 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 21:12:10.94 ID:tv+w+OhIO
>>392

「同じ技は効きません!」

【一度攻撃を体感しているため、その後も比較的手裏剣は警戒していた。】
【氣を負荷した腕で二つとも弾き飛ばす。】

「ッ!」

【相手のナイフがくる。少女は先ほどと同じ様に、】
【今度は「右手」でナイフを受けようとし、同時に再び左足で踏み込もうとした。】

/お待たせしましたっ
399 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 21:18:02.55 ID:LwalljRI0
>>398
(やはり腕か・・・ならば!!)

【ナイフを防がれたのに気が付くと】

こちらも接近させてもらうんだな、これが。

【そのまま相手の踏み込みを受ける】
【そして武器生成のために集中する】
400 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 21:21:12.36 ID:tv+w+OhIO
>>399

「こっちの番ですよ!」

【そのまま鋭く震脚】
【ガッチリ踏み込みながら…】









【相手の鳩尾を狙った右腕での肘打ちを放とうとする。】
【「氣」を負荷したその一撃は強力で、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【しかし、相手の反応、及び行動によっては、回避や迎撃も充分に可能だ。】
401 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:27:57.69 ID:ZUcdjWMlo
>>395
一介の部隊に其処までの…いや、独断だったか。

【男の疑問は解消され、そして此処で死ぬ必要が無い事を知った。】
【ともあれやはり[ピーーー]か殺されるか、それが分からないのが戦場だ。何か状況が変わる訳でもない。】
【それが分かる戦場など最早戦場ではない。ただのおままごとだ。そして今此の殺し合いはおままごとではない。】

つまり貴様を消せばいいんだろう!?

【銃床が青年の顔面にヒットし、心地好い衝撃がスナイパーライフルに伝わる。】
【よろける青年。一気に畳み掛けた方が良さそうだ。青年の能力も分からない。】
【対して男は二回も青年に能力を見せた事になる。手の内が知られるというのはそれだけで不利な状況なのだ。】
【ほんの些細な情報が生死を分けると言っては過言では無い。能力者の戦いとはそう言う物だ。】

【懐から取り出したナイフ。それを一瞬だけ視界に捕らえる。見たところ他に武器は無さそうだ。】
【もしかしたらアレを媒介にした能力なのかもしれない。だったら発動させないのが身の為だ。】
【よろけた青年の態勢が戻る前に青年の左側頭部に狙撃銃の銃床をぶち当てようと試みる。】

/お待たせしました!
402 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/23(木) 21:28:36.79 ID:0/6gslrw0
 月明かりは薄霧に朧で柔らかく。
 こつ、こつ、とソールを鳴らして渡る“独り”の女性。

 朧な月明かりより明瞭な、月毛色のポニーテールを揺らし。
 左目だけのぞく紅の瞳は、ひたすら前を睥睨し。

 ガス灯に照らされる橋の上を、寂寞と歩いていく。
403 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 21:33:19.79 ID:LwalljRI0
>>400
ちょいなあ!!

【接近したままの状態でまず持っていたナイフを手放す】
【そして右手に再びナイフを生成、相手の体に向けて投擲する】

【さらに左手にも水晶の刃を生成しようとする】
【しかし、生成する時間が足りないために生成途中の刃が左手から生えている状態になる】
【そして相手の肘うちを左手に生えている状態の水晶刃で防御】

うわっと!!
【だが完全には防ぎ切れず、衝撃で吹き飛ばされる】
404 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:34:25.66 ID:g9QqPtxao
>>401

「そ、俺を殺しちゃえばアンタは死なない。けどまぁそりゃムリだとは思うんだけどね」

葉巻をくわえ、よろけながらも無駄口を叩く。
あまり余裕が在るようには見えなかったが、ヘラヘラとした態度に変わりは一切無い。
ただ、銃床が直撃した右目から出血しており、白目の部分が少しながら赤くなっていた。

「ありゃりゃ、単純で単調な攻撃だねぇっと」

再び銃で殴りかかってくる男――――よろけながらも、それをしっかりと視認する。
この至近距離で、さらに狭い路地裏……まだ能力を発動するには早過ぎるか。
とはいえ相手は銃に関連した能力、視界を奪うことが専売特許な彼の能力とは僅かに相性がいい。
能力を使うタイミングを見定めながら、よろける身体、態勢を立て直し

「――――ほいっと」

足元ががら空きだと言わんばかりに右足で横からのローキックを繰り出す。
よろけた状態、あまり踏み込んでない一撃ではあったが彼の身体能力は常人のそれではない。
当たればそれなりの威力だろう。けりが当たる頃にはおそらく銃床が自らにかなり接近しているだろうが、そんなことはお構いなしだった。
405 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 21:36:37.35 ID:tv+w+OhIO
>>403

グシャ

「ぐ―――――――――――あああ!!!!!!」

【激痛。】
【ナイフは彼女の左肩に深々と刺さっていた。】

「うぅ……ぐっ…」

【歯を食い縛りながら抜き、】
【少女はそれを投げ捨てる。】
406 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 21:41:16.38 ID:LwalljRI0
>>405
いたた・・・骨折れたかな、これ。

【吹き飛ばされた衝撃により、立ち上がれないでいる】
【立ち上がろうとしながら少し考えて】

まだ続ける方向性かな、これ。

【刃を作り出して杖代わりにし、何とか立ち上がりながら言う】
407 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 21:43:02.91 ID:tv+w+OhIO
>>406

「……こ、降参します…」

【ダラダラ流れる血を見てから一言。】
【どことなく顔色が悪い。】
408 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:46:37.64 ID:ZUcdjWMlo
>>404
やってみなければ分からんだろう?

【男にとっては正に言葉通りの意味を持っていた。青年の能力は分からない。】
【ならば可能性も見えてくる。もしかしたら自分の能力とは相性がいいかもしれないのだから。】
【実際はそう上手くいかない。いく訳が無いのだが…期待するのが人の性だ。】
【宗教だってそうだ。いるかどうかも分からない神に頼り、助けを求め、許しを請う。】
【それは男にも例外ではない。もしかしたら…という可能性にすがり付く人間だ。】

なっ―――!?

【脇腹に加わる大きな衝撃。今度は男が大きくよろける番だ。唐突な衝撃にガードも出来ない。】
【狙撃銃はボルトアクション式だ。もう一度撃つには弾を薬室に送り込む必要がある。】
【つまり一瞬の八方塞がりだ。今、此の状態ではどんな回避行動もとれない。】
【銃床の一撃はどうなったか…それは男には確認出来なかった。】
409 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 21:46:43.59 ID:LwalljRI0
>>407
そっちが降参してなきゃ俺が降参してたね、これは。

【来ているトレンチコートの埃を払いながら言う】
【そして埃を払うついでに、内ポケットからハンカチを取り出す】

とりあえずこれを使えばいいんじゃないかな〜って。
【そのまま相手にハンカチを渡す】
410 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 21:49:03.44 ID:tv+w+OhIO
>>409

「ありがとうございました…斬撃の対策を考えなくちゃ…」

「す、すいません…」

【ハンカチを受け取り、患部に押し当てる。】
【見る見る赤く染まって行くではないか。】

「あの…あなたの能力は一体…。」
411 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 21:51:40.57 ID:1UYOl9kW0
【夜の公園。またまたこの公園のベンチで本を読んでいる女。】

【長いクリーム色の髪と純白の裾長ワンピースはその女が座るベンチの真上にある電灯に反射して少し輝いている気が…しなくも無い。】

【女が読んでいる分厚い本は「世界の神話 7」。何と最新刊は450巻という裏設定である。】

【それを読む女はというと…。】

ふわぁ………おっと、いけないいけない。
もうちょっと気を引き締めないと…。

【大きく欠伸をして、そんなことを呟く。】
【天界から降りてきて、結構経つ。この人間界の生活にも順応してきて、簡単に言うと暇なのである。】

【さて、公園にやってくる者が居れば、この女に気が付く者もいるだろう。】

/戦闘はご勘弁ください…。
412 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 21:52:06.33 ID:LwalljRI0
>>410
まあ、悪くないんじゃないかなってね。

【腕組みをしながら言う】

ああ、俺の能力ね。
両手から水晶の刃を出すっていう単純なもんさ。
聞くほど面白いものでもないと思うんだがな〜

【そんなことを言いながら頭をかく】
413 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 21:53:56.70 ID:g9QqPtxao
>>408

「まあそっちもプロでこっちもプロだしねぇ……わからんっちゃあわからんけどさ」

相変わらずの減らず口、戦闘中とは思えない緊張感の無さだった。
青年の蹴りが相手にモロに入ったためか、銃床の狙いは逸れ、直撃には至らなかった。
とはいえそれでも掠ったのは事実――――悶々とする疼痛が左側頭部に生まれる。
しかしそれは青年の行動を制限するほどの威力ではなかった。
態勢を崩した相手に追撃をかけんと、左足を一歩前に踏み出す。

「ククッ、ほぅら、そんなもんじゃないだろう?」

踏み出した左足を軸足に、一気に体重をかける。
よろける相手に掛ける追撃はナイフの斬撃でもなく、キックでの殴打でもなく、左手の掌底だった。
体重をかけた掌底の一撃――――威力は先程の蹴りの比ではないが所詮は掌底。
拳で殴るほどの威力もないし、しいて言えば喰らえばキックやパンチより身体がよく吹っ飛ぶぐらいだろう。
掌底が狙いは相手の胸部――――しかし、相手がよろけたのをいいことにかなり大きな動作をとってしまったため、ギリギリ回避することも不可能ではない。
414 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 21:56:05.60 ID:tv+w+OhIO
>>412

「!!」

【それを聞いて、少女はハッと顔をあげる。】

「…まさか…あなた…刀≠作れる…んですか…?」

【最初の攻撃を思い出す。】
【まさか氣を割られるとは思わなかった。】
415 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 21:59:56.48 ID:LwalljRI0
>>414
正確には「刀も」なんだけどな〜

【相手の驚いた様子を見て言う】

で、それがどうかしたのか?
416 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 22:01:53.79 ID:KXwMckJBo
>>402
同じ橋の上、ゆっくりとした歩調で、女性と擦れ違う...いや

「...なぁなぁアンタ、アイスでも奢ってくんない?」

立ち止まり行く手を遮る様にする、ひとりの男が居た
頭には蒼いバンダナを巻き、腰にはサーベルが提げられている
彼はTシャツの袖口を右手でぱたぱたと動かし風を入れながら、女性に話しかけた
その姿行動とは裏腹に、男から敵意の類いは発せられておらず。口許には曖昧な笑みが浮かべられていた。
尤も、敵意が無ければどう、という話でも当然ないだろう
彼が行っているのは脅しと取られて何ら相違ない―――自覚しているのだろうか?彼の瞳は、不敵に揺れるだけ

/まだ大丈夫でしょうか
417 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 22:06:46.73 ID:ZUcdjWMlo
>>413
くっ…!

【掌底は男の胸部にヒットし、後ろへと吹っ飛ばされる。何故ナイフを使わないのか?】
【使わなくても貴様なんて軽く殺せるという余裕か?それとも別の何かか?】
【ともかく狭い路地裏に叩きつけられたため、立ったままの状態を意地する事は出来た。】
【背中からも衝撃は伝わるが…今は悶えている暇など無い。狙撃銃を構える。】

【青年の背後へと狙いを定め、弾丸を薬室へと素早く送り、引き金を引く。】
【それは何も無ければ青年の背後の壁に激突し、男を其処へと運び込む。】
【そしてまた薬室へと銃弾を送り、今度は青年の足元、狙いを定め、撃とうと試みる。】
【それが成功すれば男は青年の後ろに回り込めた事になる。勿論、やる事はただ一つ。】

甘い!

【銃床部を青年の後頭部へと叩きつけようと試みる。威力は…青年自身がよく分かっているだろう。】
418 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 22:09:21.67 ID:tv+w+OhIO
>>415

「…いや、実はですね」

「…私今刀が…もっと言えば太刀≠ェ欲しいんですよ。」

「私が使っても…近距離で激しく打ち合っても壊れない頑丈なやつが…」

【痛みに顔をしかめながら話す。】

「もしよかったら…作ってくれませんか。」

「いや、嫌だったり無理だったら全然断ってくださって構いませんので。もしよかったら…ですね…」

【体術に剣術を組み込ませたい少女。】
【相手にこう付け加えた。もちろん、】
【断るのも、了承するも、つまりどうするかは相手に委ねられる。】
【作ってくれるなら喜ぶし、断られらば素直に諦めるのだ。】
419 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 22:09:42.82 ID:qBAq3ggS0
>>411
まだいるでしょうか
420 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 22:10:50.36 ID:1UYOl9kW0
>>419
/居ますよっと。
421 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 22:11:50.79 ID:qBAq3ggS0
>>411
「せい、せい、せい」
【同じくこの公園にいる者がいた、少女が来る前にいたようだ】
【青年は彼女から見えない場所で八極拳と言う拳法の型打ちをしている、しかし青年のやる気の無さそうな声は公園にはあまり響かない】

(…もうちょっと声高めようかな)
【そんなことを考えて少し声を張り上げる、気合を入れたら早くマスターできるのではないかと言う青年の浅知恵だ】

「せいっ! せいっ! せいっ!」
【静かな夜の公園、耳を澄ますと掛け声が聞こえてくるだろう】
422 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/23(木) 22:12:31.32 ID:0/6gslrw0
>>416
大丈夫ですの

「――……」

 今日、独りは、早く帰りたかった。
 だから、知り合いにあったとしても、適当に話を切り上げて帰ろうとさえ思っていた。

 知らない人間には、声をかけられまいと思っていた。
 ――それなのに。

『なぁなぁアンタ、アイスでも奢ってくんない?』

「……」

 これである。
 横を通ろうとしたのにも関わらず、遮られてしまう。

「……」

 そして、すぐにおとこの観察を始める。
 バンダナに、黒髪、黒瞳。
 更には――腰にサーベルを下げ。

「――」

(……追剥――?)

 逃げられるだろうか――。
 ふと考えて。

――。――。

 二回、拍手をする。
423 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 22:14:26.09 ID:g9QqPtxao
>>417

「――――さぁーて、こっからが本番だぜ?」

掌底が相手を捉えるのと同時、くわえていた葉巻の煙が変化を見せ始めた。
徐々に、ゆっくりと大きくなり――――そして爆散する。
青年の能力は単純明快、煙幕を作り出す能力だった。あまり戦闘向けではないが、使いどころさえ間違えなければ相当使える能力だ。
それに、戦闘するにはナイフと体術、そして身体能力だけで事足りる。

路地裏は狭い、故に一瞬にして路地裏は葉巻の煙で覆いつくされ、視界を奪う。
青年は目と耳がいいため、曖昧ながらに相手の場所を理解することができた。
煙が爆散したのは男が銃弾を放ったのと同時であり、青年も一瞬相手の場所を見失う。

「ククッ――――」

怪しく笑いながら、青年は煙に身を紛らわせ、その場を移動する。
煙に関しては10秒程で薄まり、消えてしまうだろう――――だが、青年は行動を起こすには十分すぎる時間だった。
男が銃床を青年に向けてなぐりかかる頃には、すでに青年はその場にはいない。
青年は男から離れるように移動した。相手には見えづらいだろうが、一応対峙する形となる。
424 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 22:15:53.25 ID:LwalljRI0
>>418
まあ、作るのはかまわないんだけどね。
使うのは難しいからあまりオススメできないんだよね〜

【色々と考えながら言う】

君ぐらいの力に耐えるためには結構難しいから、
刃のないタイプのものなら何とか・・・ってところかな。
425 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 22:19:29.93 ID:tv+w+OhIO
>>424

「…やっぱりそうですかね…いつつ…」

【ようやく血も止まって来た様で、ゆっくりとハンカチを離す。】

「うーん…なるほど…やめといたがいいのかな。」

【ゆっっくりと腕を動かし、感触を確かめながら思考した。】
426 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 22:21:45.68 ID:1UYOl9kW0
>>421
/聖夜は見た目大人の女です…。説明不足すまない。

…ん?

【いつも静かな公園。だが、今は何か小さく人の声がする。】
【耳を澄ませると、青年のような声だった。】


【女は一旦本を閉じて、ベンチから立ち上がる。】
【そして、声がする方向へと向かっていった。】

【暫くし、青年のいる場所に着いた女は、その様子をじっと見守る。】


【青年が横を振り向けば、容易に女を視認することが出来るだろう。】
427 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 22:26:30.90 ID:2xFHlii3o
>>422
こちらを観察していると思しい女性、暫し沈黙が降り
さて、どうくるだろうか。叫んで助けを呼ぶか、ヤケになって襲ってくるか、大人しく財布を取り出すか
男としては当然、一番最後が理想ではあるが、考えてしまう
前のふたつだったとしても、それはそれで楽しそうだなー…と。何時しかうきうきとした高揚を、身体に感じていた

「―――へ?」

それだけに相手の取った行動は、予想外。漫画だったらずっこけるところだろうか
盗賊にしては大凡不相応な、間の抜けた声をあげ
まじまじと女性の顔を見た。能力者なのだろうか、とか、そう言った発想までは未だ漕ぎ着けておらず
当然警戒といった事もしていなかった。男は不思議そうに、女性を見るばかりである
428 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 22:28:11.22 ID:LwalljRI0
>>425
ま、元々俺の水晶刀は扱いにくいから他を頼ったほうがいいな。

【頷きながら言う】

それから剣術よりもちょっとした飛び道具を持つことをオススメしたいかな。
隙を作るだけでもいいから。

【アドバイスをした後、急に姿勢を正す】

それじゃ俺は家に帰るけど、最後に一応名乗っておくかな。
俺はフィリップ。フィリップ・橘。
親しい人は俺をフィリップもしくはダディと呼ぶぜ。

【そういってトレンチコートの中から出したのか、黒い帽子をかぶる】

(・・・決まったな。)

【心の中でにやりと笑う】
429 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 22:28:56.19 ID:ZUcdjWMlo
>>423
な…能力か!?

【青年の葉巻に変化が訪れる。いや、性格には葉巻から出る煙に、だ。】
【徐々に、徐々にと肥大化し、煙る。それは明らかに自然な煙では無かった。】
【そして銃弾を放った直後…其の煙は爆散した。此処でやっと男は青年の能力を見る事が出来た。】
【それと同時に青年を見失った事に気付いたのは二発目の弾丸が地面を穿った直後。】

…くっ…!

【銃床は…勿論空振り、男に若干の隙が出来る。それと同時に晴れていく煙。】
【態勢を立て直すには時間が必要だ。それに先程からの蓄積ダメージもある。】
【痛む背中、脇腹。それはやはり男に大きな隙を作らせるのに一役かっていた。】
430 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 22:30:49.66 ID:tv+w+OhIO
>>428

「飛び道具ですか…なるほど。」

「あ、分かりました。私は天真…ってもう言いましたね。」

【二回も名前を名乗ろうとして苦笑。】

「もう帰られるんですか…それでは…」

「あ、また戦ってくださいね!今度は負けませんよ!」

【去る背中にそう声をかけた。】
431 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 22:31:24.78 ID:qBAq3ggS0
>>426
/申し訳ない

「せいっ! せいっ!」(…うーん)
【少し体制を変えたりもしたが微妙だ、やはり師に見てもらうのが一番いいのだがいつ会えるか】

「せいっ! せいっ……!?」
【そしてしばらく型打ちを続けようかと思えば、誰かの視線が感じる、そこに振り返ると…女性がいた】

【その瞬間、青年は一瞬目に恐怖の色を浮かべフラッシュバックが…】
【突然カツあげしてくるシスター、ショタコン兎、いきなりお泊りを要求する幼女、右手首に被りつく少女】
【しかも今は夜、自然と青年は異性に対してびくつくようになってきた】

「…えっ、えーと、何か用ですか?」
【恐怖の目を一瞬で取り払い平然を装い見てくる彼女に話しかける、青年から出てくる汗に冷や汗も混じってきた】
432 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/23(木) 22:32:10.86 ID:0/6gslrw0
>>427

『――へ?』

 拍手だけで、これだけの反応を得られるとは、思ってはいなかった。
 しかし、こうやって油断させる、だけが目的では決してなかった。

「――はい」

 ぐっ、と握られた右手を差し出し。
 囁くように一言、そういう。

 勿論、ただ差し出しただけではなく。
 ――能力により、黒い雲を湧きあがらせていた。

 丁度、小銭でも渡すかのような手つきではあるが、それに男は気が付けるだろうか。
 まんまと引っ掛かったのならば、小さなニセモノの星を作り出し、精々癇癪玉程度の破裂を起こし。
 良ければ腰を抜かした瞬間を付いて、逃げようとしていた。

 上手くいけば。
 であるが。
433 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/23(木) 22:33:04.27 ID:LwalljRI0
>>430
フッ・・・また会おう。

【トレンチコートをマントのごとく翻してその場を去る】
【本人的にはかっこいいと思っているらしい】

/お疲れ様でした〜
434 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 22:36:43.63 ID:g9QqPtxao
>>429

ぼんやりと相手の姿を確認しながら、慎重に、かつ冷静に次の行動をどうするか思考する。
先手で右目さえやられなければもっとはっきり見えたのだが、左目だけだとどうしても相手の姿は霞んで見えた。
更に言ってしまえば銃の発砲音により耳もあまり調子が良くない――――今、このタイミングになって積み重ねられた相手の行動が次の一手を鈍らせている。

「どうしたモンかな――――っと」

早くしなければ煙が晴れてしまう。現に、少しずつ煙は薄くなってきていた。
早めに手を打たなければこの行動は意味をなくす――――それだけは避けたい。
右手に持つナイフを握り締め、唯一支障がない左目で相手を睨め付けた。

青年が選ぶ次の一手――――煙幕が無くなる前に、青年は全速力で駆け出す。
瞬く間に距離は狭まり、すでに相手はすぐそこと言えるほどに近づいた。
走った勢いを利用し、助走をつけて一気に跳び上がり、相手目がけてナイフで刺突しようと跳びかかる。
その瞬間に膨れ上がる殺気――――殺気とぼやけた姿に気をつければ、回避は難しくない。
青年も感覚が鈍っているらしく、ナイフがどこを突き刺すかはわからなかった――――ただ、当たるとすれば上半身のどこかだろう。
435 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/23(木) 22:36:53.55 ID:tv+w+OhIO
>>433

「またお会いしましょう!!」

【こちらはこちらで大きく下駄を打ち鳴らす。】
【そしてよろめきながら手を降り、相手を見送った。】

/乙でしたっ!
楽しかったです!
436 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 22:39:41.94 ID:1UYOl9kW0
>>431

【女に気付いたかと思えば、明らかに動揺しているような声で話しかけてくる青年。】

…いや、こんな時間に何かの練習をしている君が不思議でね。
何も、こんな夜にやらなくても良かろうに。

【時間は夜。夜、それも深夜といえば、人間は眠る時間帯のはずだ。】
【つまり、何か行動を起こすのであれば、夜以外の時間帯なのだろうと思う女。】
【だから、不思議に思っているわけである。】

それはそうと、声が震えている気がするんだが…大丈夫かい?

【青年へと歩み寄る。】
【良く見れば、青年の額には大量の汗(冷や汗入り)が浮かんでいる。】
【相当練習していたのだろうと、合っているが間違ってもいるそんなことを思った。】
437 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 22:46:46.56 ID:qBAq3ggS0
>>436
【ここで初めて相手の外見をチェック、顔つきといい髪色といい、青年は思った、ああ、この人一般人じゃない…】

「あーいや、自分あまり人気のある場所で練習は恥ずかしいので…」
【自分の素直な意見を言うがどうもぺらぺらと喋れない、一体青年の体はどうなってしまったのだ】

【そして女性が心配そうにこちらに近づいてくる、この時点でいい人だとわかるが青年は…】
「あっ、いや大丈夫です」
【逃げるようにリュックが置かれた木の下へと小走りをする、頭ではわかっているが体は…】

「あーえーと、大変失礼な質問をするのですが…あなたは敵意はありますか?」
【大きいリュックから白いタオルを取り出しつつおそるおそる、敬語で聞く】
438 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 22:48:58.78 ID:ZUcdjWMlo
>>434
くそ…!

【人間が片目を失えい、尚且つ其の状態で生活し続ければどうなるか。まず起こりえるのが視力の低下だ。】
【片目を庇う様に見る事でもう片方の目への負担が大きくなり結果的に様々な機能が低下する事になる。】
【煙の中での対応を遅れさせるには十分だった。気付いた時には青年は目の前まで狭っている。】
【最も、全ての人間に同じ様な事が起こるとは限らない。これは体験談なのだから、症状に差はあるだろう。】
【しかし不運な事に男にはこの症状が現われていた。職業柄気にする事はなかったのだろうが。】

が…!

【右手に走る激痛。目の前の青年に対応するには右手を犠牲にするしかなかった。】
【そしてそのまま反撃…とは言えないが、それどもソレを引き剥そうと蹴りを入れる。】
【といっても青年程強力な蹴りではない。威力は其処まで無いし、避ける事も簡単だ。】
439 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 22:52:20.54 ID:2xFHlii3o
>>432
軈て小さな声が男の耳に入り
女性は何事も無かったかの様に右手を差し出していた。まじまじと視線を、拳へと向ける

「......んー…」

小さく唸り声を上げ、男は逡巡
財布から、小銭を取り出していた様には見受けられなかった為だ。本当に金は、あの中に入っているのだろうか?
だがこの状況で嘘を付いているかと言われれば、そんな気は余りしない。嘘が発覚すれば、只では済まないと思っているだろうから
それにさっきの拍手は何だったのだろうか?説明もつかない気がする。若干ばかり女性に気を配りながらも、グルグル思考を繰り返し―――

しゃりん

「......その手には乗らないぜ?.....おばさん」

サーベルを引き抜くと、男は不敵に笑ってみせ。挑発する様な言葉と共に切っ先を女性の身体へ向けた
結論は出ない。分かるのは、女性がよく分からないという事だけだ。所謂、”カマをかける”という具合なのだろうか

「なーんか、嫌な予感がするからな...連行だ、連行。ソーダ味があるところな」

掌の中身、その正体には幾らか興味は在ったが、取り敢えず
アイスは食べたいし危なそうな事はしたくない。男はくいくいと切っ先を僅かに動かし、歩くよう促した
その動作と”連行”という言葉。男はどうやら、アイスを食べるまで同伴させるつもりの様だ。
流石に、店のカウンターで同じコトをする訳には行かないだろう。
アイスを奢って、というのもどうやら、比喩という訳でも無く本当に食べたかったらしい
この選択が正しかったかは定かではないが、男は楽しそうだ
440 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 22:55:43.24 ID:g9QqPtxao
>>438

「く――――ッ!!」

かなり大きく動いたため、生まれる隙もまた大きい。
その隙をつかれ、相手の蹴りが迫ってくる。鈍い音をたて、男の足は青年をふっ飛ばした。
当たったのはちょうど鳩尾辺りで、肺の空気が全て吐き出される。
そうこうしているうちに、煙はかなり薄くなってきていた。

「……んー、思ったよりやるね。さすがは軍人、ってところか」

すでに青年から巫山戯た様子は見れない。どうやら相手を敵と認め、本気で殺しにかかるつもりらしい。
もともと全力ではあったが“本気”では無かった。要は気持ちの持ちようである。
青年は僅かに口の端を釣り上げ、犬歯をのぞかせて笑った。

相手の右手は潰した。こちらもダメージをそれなりに受けているがまだ行動に支障が出るほどではない。
まだ、こちらのほうが一歩リードしている状況だ――――一気に畳み掛けるなら、今しかない。
ナイフを構えなおし、吹き飛ばされたため態勢を立て直す。
改めて、男と対峙した。
441 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 22:56:06.01 ID:1UYOl9kW0
>>437

ふぅん…
だったら、仕方ないかもね。
まぁ、別に追及はしないけど。

【ぎこちなく話す青年。一体なんなのだろうと心の隅で思いながら。】
【まぁそれでも、話は通じるのだから良いか、との考えが大部分だった。】

え、…あ、あぁ、そうかい。
余計なおせっかいだったかな。すまなかったね。

【青年が初対面の女恐怖症になっているとも知らず】
【あろう事か謝った女。別に悪くはない気がするのだが。】

…本当に失礼な質問だね。
私が君を殺そうとしているのなら、わざわざ君の前に来てぺらぺらと喋らないだろうに。
よって、答えはNOだよ。

【投げ掛けられた質問、女は少し笑ってそう答える。】
【と、同時にこうも考えてしまう。そう考えざるを得ない人間もいるのだなと。】
442 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 23:04:06.80 ID:qBAq3ggS0
>>441
【敵意は無い、その言葉が青年には大変嬉しいものだ】

「そうですか、すみません、こんな事を聞いて」
【タオルを持ったまま立ち上がり相手と向き合う】
【先程の青年はどこへ行った、表情は優しく微笑んでおり目もしっかりと彼女の目を捉えている、キラキラとした目だろう】

「少しお伺いしますがあなたは何故こんな時間帯に公園へ? 少し危ないと思いますが」
【心配した顔で聞いてみる、この街は異常な程能力者が多く毎日が戦場だと思う】
【タオルで汗をふき取りつつ相手の反応を待つ】
443 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/23(木) 23:04:09.99 ID:0/6gslrw0
>>439

「――……」

 上手くはいかなかった。
 しかし、当然100%成功する保証など初めから無かった。
 ただ、予想以上に――上手くいかなかったことは悔しく思っていた。

「……」

 更に、“おばさん”。
 おばさんという言葉を気にする年齢では決してなかったが。
 生憎寝不足であり、あまり上手くない化粧でごまかした、目の下の隈をきにする。

 上手くいかないどころか、謂れのない追い打ち。
 独りを、苛立ちがむしばんでいった。

 サーベルの切っ先。
 ただでやられるほどの弱さでは決してないものの、また、どこまでの本気かも把握しているわけでもなかった為。
 ――独りは、怖かった。

「……」

 差し出した右手は、体の後ろ、丁度肋骨の下端ほどの高さにしまい。
 それから切っ先から逃げる様に、こつ、こつ、と。
 真後ろに三歩ほど下がり。

 眼帯に隠れていない方の目が、きっ、と男を向き。

「――お断り。と言ったら、襲い。ますか?」

 独りの中では、男は“敵”だった。
444 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 23:08:10.76 ID:ZUcdjWMlo
>>440
…入った…!

【男の脚が鈍い音を立ててめりこんだ。引き剥がす程度にしか思っていなかった蹴り。】
【しかし思いの外強力に作用してくれた。棚から牡丹餅とでも言うのだろうか。】
【代償は大きい。狙撃銃の反動は能力弾を使用するため其処まで痛手ではない。】
【問題は格闘だ。実弾を持っていない男の現在の戦法。これに関しては痛みに耐えるしかない。】

ふん…当たり前だ…

【相手が、笑う。何処かのスイッチでも入れてしまったのだろうか?】
【これで本気で無ければ男に勝ち目は無い。あくまで本気でなければ…だが。】
【しかしそんな事を考えている場合ではない。肩に担いだ銃を降ろす。】

【薬室に弾丸を素早く送り、男の足元に向かい狙いを定め、引き金を引く。】
【そしてそれが成功すれば狙撃銃の銃身を青年の顔面へと叩きつけるだろう。】
【銃撃時のマズルフラッシュは銃口を高熱に温めていた。勿論、顔面に当たれば火傷は確定だ。】
445 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 23:14:18.17 ID:1UYOl9kW0
>>442

何、良いんだよ。
この街では仕方ないこと…と私は思うよ。

【キラキラと輝く、いい瞳だ。】
【他愛も無い事を考えていると、青年から尋ねられる。】

それは君にも言えることじゃないかな。
質問の答えを返すならば、「本を静かなところで集中して読むため」…かな。

【女の目からすると青年は「ちょっと拳法的な事をかじっている青年」としか見えない。】
【つまり能力者とは思っていないわけで、そして女も、この町の能力者の多さを把握していた。】
【女も能力持ちであり、女の能力を持ってすれば、「襲われる」という現象さえも無に還すことが出来る。】
【つまり危険では無いのである。】
446 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 23:18:40.73 ID:g9QqPtxao
>>444

おそらく相手の戦闘手段は瞬間移動と銃での殴打、徒手空拳しかない。
行動がそれだけに絞り込められれば、対処は十分可能となる。
青年は先ほどよりも注意深く、相手の動作一つ一つに気を配り相手の一手を探りだす。

銃に触れればこの距離ならば瞬間移動、走りだせば徒手空拳か銃での殴打。
簡単すぎる二択――――相手が選んだのは、瞬間移動。
相手が銃に手をかけ、引き金を引こうとした瞬間、青年はそれを理解しバックステップで後方へと回避行動を取った。
相手の銃身は自分の顔の目の前スレスレを通る。
熱量を感じ取り、当たっていればかなり危なかったと青年の頬を一筋の冷や汗が走った。

青年の態勢はバックステップをした後クラウチングスタートをするときのようなモノとなった。
すぐに走り出せるように考えた結果、バックステップから一番取りやすい態勢がこれだった。
ぐ、と地面を蹴る脚に力がこもり、次の瞬間青年が駆け出す――――ッ!!


「ククッ――――どこから来るでしょう?」


ただ駆け出すのではなく、再び煙を爆散させた。範囲は自分の周囲――――まるで、相手と自分を隔てるようにだ。
これで相手は自分がどこから飛び出してくるのか、かなり曖昧となっただろう。
だが路地裏は狭い。選択肢としては右、左、前ぐらいしかない。
青年が選んだのは右側からの攻撃――――煙の右から飛び出した青年は相手にナイフの斬撃を振るうだろう。
狙いは相手の左腕――――だがとっさの行動のため、あまり攻撃翌力は期待できない。
右手を潰し、其の次は左手を潰す、という魂胆らしい。青年を視認してからの回避は十分に可能である。
447 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 23:18:40.80 ID:2xFHlii3o
>>443
男の言葉に返ってきた返事は、無言
その様子から見れば、拳の中身は矢張り、碌なものではなかったのかもしれない
今、目の前の女性が感じているのは落胆か、苛つきか、恐怖か..或は、全てか
男には知る由もなく、ただ切っ先を相手に向けて返事を待つばかりである

「―――。」

軈て差し出された右手は男の視界から外れ、身体の後ろに
女性自身もまた遠ざかる様に、歩みを進めていた。紅い瞳が男を見据える

「んー…そこまでしてアイス、食べたい訳じゃないし」

見て取れるとは、敵意。当然の事であったが、男は飽くまで飄々と

「...でも、タダで帰したらほら...つまんねえし、暑いし」

少し慎重に言葉を選びながら、女性に言葉を返す。
曖昧な物言いであったが唯、只では帰さないとだけは明確に告げており
相手からしたら何とも迷惑な話であろうが、男の知ったこっちゃあない
相変わらず気の抜けた笑みを浮かべながら、反応を伺う。何処か、期待しているようでもあり
448 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 23:22:49.91 ID:qBAq3ggS0
>>445
「まぁ…そうですね」
【目を少し曇らせ目線を空に移す、この街で生きていけるか青年は毎日疑問を感じてしまう】

「なるほど…ちなみに自分は護身術の練習をしていました」
【彼女の返答に相づちをうちつつこちらも目的を言った】
「あっ、もしよければお名前を聞いてもいいですか? 自分は弓指卓矢(ゆみさし たくや)、怪我を治す仕事をしています」
【相手のお名前を聞いてみる、青年の予想が正しければ何回も会うことになるだろう】
449 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/23(木) 23:26:33.86 ID:tv+w+OhIO
【帝國】
【の南東。こぢんまりとした都市の公園。】

「……」

【とある人物が目を回していた。ベンチでぐったりと横になっている。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性だ。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは傍に立てかけたの身の程もある大きな片刃の大剣と、】
【少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

「……」

「…また飲みすぎた…」

「……ったく…」

【あたりは蒸し暑いのだが、不思議と女の周りだけ涼しく、】
【よくよく目を凝らせば、大剣から絶えず霧のように冷気が出ているのがわかる。】
450 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/23(木) 23:32:05.80 ID:0/6gslrw0
>>447

 ああ、今日はものすごく。
 ツいていない。
 帰りたい、睡い、お腹もすいた、挙句、“追剥”に付きまとわれ。

 苛立ちから、独りは左手小指を、噛み始める。
 甘噛みではなく、骨を潰すかのように、強く。

『でも、タダで帰したらほら...つまんねえし、暑いし』

 聞きいれられないことが男から分かると。
 小指を離し、僅かに朱を帯びた、銀色の糸を張らせると一言。

「……そう。ですか」

 と。

 奢って、穏便に済ませることもできたかもしれない。
 ただ、それは武器さえ持っていなければ。
 追剥とさえ思わなければ、という場合に於いてであった。

 現状、ただですまないのならば、生き延びてやる。
 静かに、闘争心を燃やしてしまっていた。

「生憎、私もただでやられるわけには、いき。ませんから、ね――」

 言うと、唐突に。
 身体を低くする、ただし右手だけは同じ高さのままで。

 ――丁度、右手をあげてしゃがんだ状態から、先程の黒い雲、ニセモノの星雲から、ニセモノの星を生み出し。
 それを、男めがけて射出するのだった。
 ――ただし、目の前で精々弾けて、脅す程度だけの物、万が一当たってしまっても、大きなダメージは見込めない。

 そして、隙ができれば。
 ――真後ろに引き返して、逃走を試みることだろう。
451 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 23:33:18.78 ID:ZUcdjWMlo
>>446
…っクソ!!!!

【見事に男の一撃は絡ぶった。仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないが。】
【男の身体能力は並み。そして元はスナイパー。そして何より能力を見せ続け過ぎた。】
【もう同じ手は通用しなさそうだ。後残る手は…カウンターのみだ。】
【駆け出す青年。これに対応しようと構えた所で爆散する煙。再び青年を見失う。】

何処だ…何処に…

【此の狭い通路。一番の恐怖である背後からの攻撃は無さそうだ。警戒すべきは左、右、前。】
【此処まで絞る事ができ、しかも殺気を消し去る事を全く出来ていない青年。】
【ソレを視認し、迎え撃つのは比較的容易だ。狙撃銃を縦に構える。】

よし…抑えた…!

【ボタボタと、赤い液体が地面に水たまりを作っていく。いや、血溜まりと言った方が正しいか。】
【青年のナイフを狙撃銃で受け、そのまま青年を突き飛ばす様に前へと突き出した。】
【素早く対応すれば容易に避ける事は可能だが…】
452 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 23:33:55.83 ID:1UYOl9kW0
>>448

へぇ、護身術か。
君も見かけによらず、強そうだね。

【見かけによらずとは少し失礼だが、この街の能力者なんて、半分以上が見かけによらない強さを持った者たちばかりだろう。】
【あながち、失礼とも言えないのではないだろうか。】

名前?
エネン=ルナ=アルト。長いから、好きに呼んでくれて構わないよ。
仕事は無いけど、「こちら」で言う「ニート」じゃ無いね。
…卓矢か。怪我を治す仕事?君は医者だったのかい?
とてもそうには見えないけど…

【女の言う「こちら」とは人間界のことである。神様ならではの言い回しである。】
【「ニートではない」とは、女が【不殺同盟】に加入しているからである。】
【不殺に関する女の信念は固い。】

【そして、「とてもそうには見えないけど」というのも結構失礼だが、この街の人は見かけによらない人物ばかりで…以下略。】
453 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 23:40:48.29 ID:qBAq3ggS0
>>452
「弓も使えるんですが近距離戦の為に覚えたんです」
【さらりと弓使いと言うのも言ってしまう、本当にサラリと】

「エネンさんですね、わかりました」(こちら? ニートじゃない?)
【復唱してしっかりと覚える、そして彼女の言ったことが少し引っかかるがあえて聞かないことにする】
【と、ここでよく聞かれる質問が来たので】

「あー、正式な医者じゃ無いんですが」
【照れくさそうに笑って右手を前に出す、すると彼の右手に光りの矢がとつぜん出てくる】
「治療系の能力者なんですよ、そう見えませんが軽い怪我ならあっという間に治せます」
【彼女は信頼できる人間(じゃないが)と踏んで自分が能力者だと語る、右手で矢をペン回ししながら相手の反応を待つ】
454 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/23(木) 23:42:28.91 ID:g9QqPtxao
>>451

「うおっ、マジかよ」

一瞬本音が漏れた。まさかここで抑えられるとは思ってもいなかったのだ。
流石、とでも言おう。賞賛を送りたかった。流石は自分より年上の軍人なだけはある。
しかし、相手の大きすぎる弱点――――それは決定打に欠けることだ。
もしも相手がナイフの一本でも持っていたら、もっと状況は危なかっただろう。
青年が有利なのは、たったそれだけのことなのだ。偶然と状況、運がよかっただけ――――。


「ま、運も実力のうち――――ってね」


にたりと笑い、相手が自分を押してきた勢いを一切殺さず、利用する。
抵抗はしなかった。青年はそのまま押し出され、そして転がるように再び煙の中へ――――。
先程のように広範囲ではなかったため、煙はまだ残っている。青年はそこでさらに煙を爆散させ、先ほどと同じ状況を創り上げた。
すでに相手は自分のやりたい事を理解している――――ならば、回避も簡単にできるだろう。
なのに何故、再び同じ行動を取ったのか?

「――――」

ただ、濃い煙の中に殺気を持つ何かが蠢いていた。眼の調子がよければ、かろうじて見えただろうが――――。
煙の中に飛び込めばどこにいるかわからない青年に襲われるであろうことは容易に想像できる。
状況は、一時的な膠着状態へと陥った――――青年は、足元にある小石を壁にぶつけたり、蹴りを入れたりと様々なところから音を出し、相手の気を散らせようとする。
煙の右、左、真ん中――――いろんな場所から音を鳴らすことで、自らの場所をよりわからないようにするためだ。
455 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/23(木) 23:49:30.49 ID:1UYOl9kW0
>>453

へぇ、弓使いか。

遠近どちらも対応できるなんて、君はすごいな。

【素直に感心する。】
【女も能力者の端くれであるが、女の能力は専ら近距離〜中距離。】
【ベルの音が届かないと意味が無いのである。】

よろしく、卓矢。

…ほぉ…君「も」能力者だったか。
なるほど、救急箱に欲しい人材だね。

【思わず、「も」と言ってしまう。】
【これで女も能力持ちであることが青年に分かるだろうか。】
【まぁ、どちらにしろ女は気にしない。本当に気にしていないのだから。】

【冗談を飛ばしながら、相手の反応を待った。】
456 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/23(木) 23:56:11.04 ID:qBAq3ggS0
>>455
「ありがとうございます」
【こちらも素直に礼を言う、心の中ではそれなりに嬉しがっている】

「…も? 人材? もしかしてあなたも能力者でどこかについているのですか?」
【今度はさすがに聞いてみたくなる言葉だった、どこに勢力についているか、それが気になる】

「あっ、ついでに言いますとこの矢は一度に一本しか作れませんし、相手の怪我を治すと言うよりダメージを受け取ると言う感じなんです、元々は自分のダメージを敵にぶつける能力だと思います」
【一応能力の補足も入れておく、以外と使いづらいのだこの能力】
457 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/23(木) 23:56:12.87 ID:L5mWU8W+o
>>450
指を噛み締め、苛立ち..だろうか、恐らく。相当力が篭っている様に見える。あそこまでするだろうか...?取り敢えず
とてもとても、言う通りにしてくれは無さそうだ...それもまた、アリでは有ったが

「いやいや、別に俺は―――...っ」

ただでやられる訳には、と女性は言う。別に、争う様な真似をするつもりではなかったが...
途端、女性は体勢を低くし、来るか―――?サーベルを握る手に力がこもり、胸が昂り

「―――ッ」

男の方へと飛来してきたのは、球形の何か...それが”攻撃”であろう事は、容易に理解できた
その球形を破壊せしめん―――と。男は咄嗟にサーベルを振り上げ、斬りつけた

「んな.....!?」

するとパァーン、と、音を立ててそれは弾け飛び。
痛みも感じなければ何処にも異常は感じない。然れど、敗北であった
女性へと視点を戻した頃にはその姿既に遠く、追いかけても追いつけるかどうか
―――やられた。先程のものは、囮だった様だ。

「...また会おうなー!」

既に追跡を諦めた男はなおも楽し気に、見る見るうちに小さくなっていく背中に声を投げ掛けた
どうやら女性、能力者だったようで。機転を利かせて彼女は、”タダ”で脱出してしまった
悔しくも在ったが、何よりそれは刺激的であった。面白い人がいるものだ―――、と
再開を心より楽しみにしながら、踵を返す。収穫は、上々だったようだ

「...暑ィ」

/少々短いロールでしたが、絡みあり乙でした!返事遅くてごめんなさい
458 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/23(木) 23:57:08.05 ID:ZUcdjWMlo
>>454
クソ…またか…

【煙の中へと消えていく青年。またも意識を研ぎ済まし、捕捉しようと試みる。】
【しかし今度は違う。あちらこちらから聞こえてくる異物が辺りにぶつかる音。】
【男の集中力を削ぎ、注意を散漫にさせるには十分過ぎる程だった。】
【煙は更に濃くなっている。影を見つける事すら不可能。しかし相手には丸見えと来た。】

くっ…!

【結局其処で突っ立っている以外に方法は無かった。決定打の無い状況で。】
【実弾は無い。殺傷力の無い武器しかない。戦力に決定的差がある。】
【唯一の望み、カウンターに賭けて男は神経を研ぎ済まそうとしていた。】

/遅れました…
459 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/24(金) 00:06:26.31 ID:t2g+qVGOo
>>458

数瞬――――しかしこの戦闘という場においてはあまりに長い刻が刻まれた。
相手の集中力を十分に削り、なおかつ自分の場所を悟られていない。
追い詰めるまでにここまでかかった――――しかし、もう決める。
相手の体力的にも、自分のダメージ的にも、そろそろ限界だろう。


「――――」


瞬、風を斬る音が聞こえた。膨れ上がる殺意――――青年が攻撃するときに見せる“それ”である。
右か?左か?前か?――――否、青年は煙から飛び出していなかった。
男に向かって直進してくる殺意――――その正体は、青年が持っていた黒塗りのナイフ。
自分が飛び出してくるであろうと錯覚させる状況を作り出し、そしてそれを“裏切った”。

それよりほんの少し遅れ、青年が煙の左側から姿を表した。
ナイフは囮にするために投げてしまったため丸腰でのご登場だが、さほど問題ではない。
ナイフに気を取られていれば其の隙に足をかけ、転ばせようとするだろう。
ナイフを無事対処し、青年の姿を捉えた場合青年は為す術がない。再び対峙する形となるはずだ。
すでに青年が隠れていた煙は霧散し、どこかへと消えてしまっていた――――葉巻もほとんど形を残していない。
つまり、青年はもう能力を発動できない。長期戦が祟ったせいだろう。
460 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/24(金) 00:06:27.32 ID:EcR8DJfu0
>>457

『また会おうなー!』

 背中越しに聞こえる声は小さく。
 けれど、油断は決してせず。

「……御免。です」

 と静かに一言。
 そして、橋の端につく頃、くるりと背後に一顧をくれる。
 ――姿は、無い。

「……」

 諦めたのだろうか。
 ひとまずは安心してスピードを緩めるが――。

「――!?」

 ――。

 物陰に置いてある自転車に気が付くことなく、激突、転倒するのであった。
 つくづく、ツいていない日の様だ。


おつでした
模擬戦にもならないでごめんなさい、かな……?
461 :【真双戒剣】 :2011/06/24(金) 00:08:01.50 ID:/rNbIWgIO
>>449
まだ募集
462 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/24(金) 00:08:28.29 ID:jXBNYtQU0
>>455

ん?
あぁ…能力者とか言われる物でもないんだが…ほら。

【突如、女が伸ばした左手にハンドベルが現れ、女はそれを握る。】
【そして、それを鳴らした。 キィーンという澄み切った高い音が、園内に響く。】

…とまぁ、ハンドベルを出していろいろ出来るんだ。
あまり強くはないんだけどね。

【というのも、女が不殺をモットーにしているからである。】
【上手く操れたら強いはずだが。】

あぁ、一応【不殺同盟】に加入させてもらっているよ。
あの理念には感動したよ。こんな危ない所でも、そんな志を持った人間がいるんだなと思ってね。
因みに言っておくと、さっきの人材は冗談だよ、忘れて欲しいな。

【本心を言う。あまり加入勢力を言うのは好ましくないことであろうが、この青年は信用できると踏んだ上での発言だ。】

なるほど、ダメージの交換か。
上手く操れたらすごい能力だと思うよ。
463 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 00:09:47.34 ID:/Q80BQ1Qo
【ブレザーを着た猫耳少年、夜もふけてから外に出た】
【昼間は暑いし、ひとめにつくのでアジトにこもっていたが……】

やっぱりこう、勧誘…しなくちゃね。

誰かに会えるといいんだけど……でも怖い人じゃないといいな……

【ちょっと、気弱になっている様子である】
【月影に木陰にまぎれるように、ふわふわした帽子をかぶって木立近くにいる】

【近くには
『模擬戦受け付けます 勢力斡旋いたします ほかなんでもご相談承ります
お困りの方はお声をおかけください!』
なんて看板も立っている(地面に置いたライトで照らされている)……】
464 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 00:15:42.92 ID:M/ITSz61o
>>463
……あつい
【ジメジメしている上に暑くなってくるこの季節。そろそろアームウォーマーを外してもいいんじゃないか?という声があがりそうな服装をまとった女の子が道を歩いていた】

…………
【遠くから、何かの光が見えてきた。なんだろうと思い、それに近づいていく】
465 :【魔綴鏡典】@wiki [saga ]:2011/06/24(金) 00:15:43.33 ID:kBUF3hG40
>>463

【薄いブロンドの長髪に、緑の掛かった蒼の双眸】
【そして質素な白のシャツに、青のジーパン。そこに不格好な外套】
【その姿は異質。明らかにサイズの合わない外套を引っさげているのだから】

………相談ねぇ。
見ず知らずの存在にそんな事するのは嫌だし。
たまには体を動かそうかな。偶には鏡典の能力も使わなきゃね

【何処か冷めた雰囲気を醸し出しながら一人の少女が少年の方へと歩み寄る】

ねぇ、アンタ。模擬戦しようよ。
その看板が偽りじゃないならいいよね?

【もしかしたらこの少女の雰囲気に【反転強制】を重ねることがあるかもしれない】
466 :【魔綴鏡典】@wiki [saga ]:2011/06/24(金) 00:16:12.38 ID:kBUF3hG40
>>465
/これなしで
467 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 00:16:32.12 ID:M/ITSz61o
>>464なしで
468 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 00:17:57.35 ID:/Q80BQ1Qo
>>466>>467
自分は三人でもおkですぜー!!;;
469 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/24(金) 00:18:52.17 ID:yq7fEA/n0
>>462
「おお、音ですか」
【綺麗な音に少し感動する、もし音を使うのなら対策をしていない者には効果大なのだろう】
【複数戦でも強そうだ】

「不殺同盟ですか」
【その言葉を聞き、安心したように息をつく、青年は旅をしている者、あまりこの街に深く腰を降ろすことはしたくない】

「ふむ…そういう物ですか」
【腕を組み考え事のポーズ、確かにこの能力を使えれば相手の武器も体力も壊すことができる(しかも自分の怪我を治療しつつ)】
【だが先程言ったように一本ずつしか撃てないし自分のスタミナ・重症は対応できない(深い切り傷は何回もダメージを送らなければいけない)、どんな能力も使いようと深く考えさせられた】

「さて、そろそろ自分は帰らせていただきます」
【そう言ってリュックの元へ歩きタオルを中に入れ、リュックを背負い始める】
【型打ちもちょうど二時間ぐらいしたからもうやることは無い、お話もできてとても楽しめた】
470 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 00:18:52.70 ID:M/ITSz61o
>>468
ならやっぱりロールしたいです……
471 :【魔綴鏡典】@wiki [saga ]:2011/06/24(金) 00:19:33.36 ID:kBUF3hG40
>>468
/此方は引かせてもらいます。
472 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/24(金) 00:20:01.01 ID:jJlJucAGo
>>459
…っ…あ…!

【こちらへと飛来する黒塗りのナイフに男は…対応する事は出来なかった。】
【認識は出来ていた。事実男はライフルを利用してソレを弾き飛ばそうとしていた。】
【人は片目を失うと物を見る力が極端に減衰する。特に…奥行きのある動きに弱くなる。】
【片目が無いと人は物事をほぼ二次元的にしか見る事が出来ないのだ。】
【ナイフは…ライフルを掠り、男の左眼へと突き刺さる。】

ぐっ…くそ…が…っ!

【失明し、男の視界は完全に閉ざされる。しかも深々とナイフは突き刺さっていた。】
【そして地を離れる男の両脚。前方へと、前のめりに倒れていく。】
【辛うじて男は生きていた。が、それも時間の問題だろう。恐らくナイフは脳にまで達している。】
【傍らに落ちるL113スナイパーライフル。路地裏に、金属音が響き渡った。】
【青年がどうするか…それはわからない。】
473 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 00:20:22.55 ID:/Q80BQ1Qo
>>470
/ではよろしくお願いします!! 少々お待ちを!

>>471
/了解しました、ぜひまたの機会にっ!!

474 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 00:22:53.51 ID:/Q80BQ1Qo
>>464
あ……れ?

【闇の中から近づいてくる人影がひとつ】
【小柄なその姿には見覚えがあった、久しぶりに会う少女】
【あつい、とつぶやく声もして、間違いない、彼女は】

さばくさん! さばくさんじゃないですかー!!

【嬉しそうな声を上げて駆け寄っていく、
さっきまでのちょっとおどおどした様子はどこへやら。】
475 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/24(金) 00:27:19.57 ID:t2g+qVGOo
>>472

「――――……ふぅ、流石は隊長殿」
「祖国の人間さえ殺さなければ、アンタとも任務をこなしてみたかったね」

ナイフが突き刺さった相手を見て、安堵のため息をついた。
葉巻はかなり短くなっていたため、もう使いものにならない。青年はそれを地面に放り投げる。
得物を捨て、能力すら使用不可のこの状況――――ナイフが刺さってないければ、負けていたのは自分だっただろう。
そして、この戦闘でもうひとつ捨てた物――――右目である。
早めに病院に行っていれば何とかなったかもしれないが、もはや右目から視力は失われていた。
青年の能力を考えると、片目になってしまうのはかなり大きな代償である。

「そして――――戦闘ありがとう。とても楽しかった。んじゃ、さよなら」

全力の蹴りを、男の頭部に向かって放つ。
蹴りが当たればナイフはさらに深く突き刺さり、男を絶命させる筈だ。
その状態で長生きしていても苦しいだけだろうという青年なりの優しさである。
476 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/24(金) 00:28:11.85 ID:jXBNYtQU0
>>469

うん、これも結構良い物だとは思うんだけどね。
でも専ら、音を聞かせて戦闘心を無くしたりしてるだけだよ。

【不殺の理念からなのか、この能力の真骨頂である「絶対零度の波動」はあまり使いたがらない女。】
【しかし、不可視の壁を作ったり、先ほど言ったように戦闘心を無くしたりと、用途は様々なので、不自由という訳ではないのだ】

そう。あそこのリーダーは良い人でね。
いつかお礼でもしてあげなきゃ気が済まないよ。


この世に不必要な物はないんだ。君の能力もまた然りって訳だよ。

【メリットはあるが、デメリットもあるのが能力である。】
【それを上手く使いこなすことこそが能力者の責任だと、女は思う。】

ふむ、そうかい。
さよなら、卓矢。またどこかで会おう。

【青年が何もアクションを起こさないなら、そのまま見送る。】
【そしてまたベンチへと戻り、本を読み始めるだろう。】
477 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 00:28:30.45 ID:M/ITSz61o
>>474
えっ……
【近寄ると、突然大声で自分のことを呼ぶ声が聞こえてきた】

…………あっ!
【よーく目を凝らして見ると、見たことのあるその顔は、あの人だった。帽子のせいで猫耳が見えなかったので、誰かよくわからなかった】

……おーい!
【こちらも大声で返事をして、いつものように、抱きつこうとする】
478 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 00:34:49.37 ID:/Q80BQ1Qo
>>477
【大声で返事をして近づいてくる少女、いつもどおり抱きついてくる。
もちろん、しっかり抱きとめた。
これだけ大きな声が出せるなら、体調はいいの…かな?
笑顔で問いかける】

ちょびっとぶりですね! もうお風邪はいいんですか?

【そのとき、ふわふわもこもこのアームウォーマーに気づく】

あ、かわいいアームウォーマーですね! でも、暑くないですか?

【自分はすでに夏向けの半そでである。さすがに半ズボンははいてないけれど】
479 :【狙撃座標】@wiki [sage]:2011/06/24(金) 00:34:52.30 ID:jJlJucAGo
>>475
くっ…っ…

【もはやまともに声を出す事も叶わない。強烈な痛みが男の全身を包み込む。】
【それは男外傷による物では無かった。男の内側から湧き出る強烈な痛み。】
【鎮痛剤の効果が薄れてきていたのだ。自らの悲願…全身に転移した癌の治療。】
【しかし其の悲願も今では完全に無駄な物となっていた。もうすぐ来る命の終わりに男は瞳を閉じた。】

……っ………

【傍に落ちたライフルに手を伸ばし、其の指先が触れた時、男の頭に蹴りが。】
【深々と突き刺さったそれは男へと静かで、安らかな眠りを与えた。】

【【狙撃座標】 死亡】

/長時間の絡み、あり乙でしたー!
480 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/24(金) 00:36:02.93 ID:/rNbIWgIO
>>449
最後っ!
短くなるかも…
481 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/24(金) 00:36:53.13 ID:yq7fEA/n0
>>476
(戦闘心を無くす? すげぇ!)
【その言葉を聞き青年の心は躍る、その音をスピーカーで戦争してる国に流せば世界平和楽じゃね?】

「…不覚ながら惚れそうですよ」
【でかいリュックを向けて喋る、少し顔を赤くしている】
【不必要な物は無い、この街に来て初めての優しさに触れたのでは無いだろうか?】

「じゃあさようならエネンさん、未来の自分が生きていたならまた会わせてもらいます、では」
【そう言って駆け足で公園へと向かった、今日は本当にいい思い出になった】
482 :【隠密爆楓】煙幕を作り出す能力@Wiki [sage]:2011/06/24(金) 00:40:02.05 ID:t2g+qVGOo
>>479

「……はぁ。任務完了っと。報告書書かなくちゃなぁ……」

ため息とつき、男の顔面に突き刺さったナイフを回収する。
取り出した布で血を拭い、再びしまい込むと携帯電話を取り出し、どこかへと連絡し始めた。

「あ?隊長?オレっす。死体を送りたいんで手配をお願いしたいんだけど……」

すぐに会話は終わり、路地裏に静寂が取り戻された。
葉巻がなく、どことなく寂しい口元を指で撫で、空を仰ぐ。

――――後日、零号機関に提出された報告書は要約すると以下のような内容である。
祖国の能力者のサンプルを得ようとした零号機関の能力者が戦闘の末に相討ちとなった。
青年は“偶然”その場に通りかかると、零号機関の人間の死体を帝國へと搬送。
男を墓に葬ると、十字架の代わりにライフルを墓標としたという。


/こちらこそからみおつでした!
483 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 00:42:19.90 ID:M/ITSz61o
>>478
うん! もうだいじょうぶ!
【すっかり風邪は治っていた。相手の元気に負けないように、はきはきした声で返事した】

うーんとね、おきにいりなの!
【アームウォーマーのことを聞かれ、そう答えた。長袖シャツの上に着けているので、暑そうなのはわかるだろう。だがこれはお気に入りのために、外そうとすることはずっとない。むしろ一年中離すつもりはない…らしい】

ぼうし!
【不意に相手の帽子を取ろうと、腕を相手の頭に伸ばした。気紛れなのか、あの猫耳に触ってみたいと思ったようだ】
484 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/24(金) 00:44:54.52 ID:jXBNYtQU0
>>481

【因みにこの能力は鐘の音が鳴っている間だけ有効なので、そんなに長持ちはしない。】
【ずっと流せといわれても、流すはずも無い。】
【これが、この能力のデメリットなのである。】

思いだけは受け取っておくよ。
でもそれは叶わぬ惚れだね。宣言しておくよ。

【人間と神様が付き合えるか。答えは否。】
【大体、観察に来ているだけである。自分も惚れている訳でもないのだ。】

うん、じゃあね。

【短く返し、見送った女はそのままベンチへと戻り、朝まで本を読んでいたのだった。】

/乙でした!
485 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 00:49:34.18 ID:/Q80BQ1Qo
>>483
よかった……!!

【はきはきしたその声からは、もうあの日の弱弱しい様子は想像できないほど。
心からよかったとおもい、思わずぎゅっと抱きしめようとしていた】

そうですか〜。ふわふわもこもこでいいですね!
この「耳」もかわいいし……。

【みると服装は長袖だ。
それでもつけているというのは相当なお気に入りなのだろう。それを無理にはずさせるつもりはない。しかし】

もし暑かったら、半そでの服とかアジトの倉庫にありますから、お好きなのもってって下さっていいですからね?

【こうすすめることは忘れない。そろそろ袖まくりしても長袖はきつい季節である。
そのせいか、あっさりと帽子を取られる。下からはふわふわとした白銀の猫耳が姿を現した。】

この帽子、お気に入りましたか? もしよかったら、……

【しかし本人は、ネコミミでなく帽子が原因だと思いニコニコしている。
当然さわろうとしても抵抗は……ない】
486 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 00:58:44.43 ID:M/ITSz61o
>>485
ふむっ……
【強く抱きしめられ、一瞬、妙な声を出してしまった。しかし、それはそれで嬉しかったらしく、すぐに笑顔に戻る】

そうでしょ!
【お気に入りのものを褒められる。自慢できるものが増えて、また嬉しかった。作ってくれた人に、心の中で感謝した】

……ありがとう!
【服も半袖のがあるらしく、何かお気に入りが見つかればいいな、とワクワクしはじめた。帰ったら倉庫を探してみよう、と決めた】

……よいしょ!
【そして、帽子ではなく猫耳をそっと撫でてみる。もふもふしてとても気持ちいい】

487 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 01:06:26.30 ID:/Q80BQ1Qo
>>486
あ、ごめんなさい
【思わず漏れた声、苦しかったかな? と慌てて腕の力を緩めた。
でも見えたのは笑顔。ほっとしてこちらもすぐ笑顔に】

ええ。すごくセンスがいいと思います!

【素直に自慢げな様子や、新しい服を楽しみにする様子に、笑みがこぼれる。
腹の探りあいなんかとはかけはなれた時間。心から癒される想いがした】

え……あれ?
みみ、ですか?

【猫耳を撫でられて目をぱちくり、猫耳はぴくぴく。
もしこの帽子を気に入ったならあげちゃってもいいかな、なんて思っていただけにちょっと意外だった。】
【正直、ちょっとくすぐったいけどがまん。ちょっとぐらいならいいや。
でも、ふわふわのしっぽがぱたぱたしている。しっぽは正直である】
488 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 01:12:54.89 ID:M/ITSz61o
やった! ほめられた!
【正直、ファッションについてはまだよくわからず、何をどうかするわけでもなく、せめて半袖ならいいかなと思っていたがーー思わぬところで褒められ、これまた嬉しかった】

……そーれ!
【こういうイタズラを素直にさせてくれた。今まで、さすがにどうして?などと聞かれることはあったが、耳をさわれて満足した】
【そしてもうちょっとだけ、もうちょっとだけ……と思いながら、いつまでも触るのを止めようとはしない】
489 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 01:13:19.06 ID:M/ITSz61o
>>488>>487あて
490 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 01:18:26.71 ID:/Q80BQ1Qo
>>488
……ふふっ
【無邪気な様子に思わず、笑いが漏れた。なんて可愛いんだろう。
そっと、頭を撫でようとしてしまう。】

ちょ……にゃっ
く、くすぐっ………にゃにゃ、くすぐったi……

【もふもふもふもふ。
ちょっとだけかなとおもったら、もふもふは続くよいつまでも。
さすがにくすぐったくてたまらなくなってきた。
でも振りほどくのも忍びないしどうしよう。
ちょっと涙目になりながらくすぐったいそろそろギブーと伝えようとするが……。】
491 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCN)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 01:18:47.41 ID:/Q80BQ1Qo
>>489
/了解ですともさっb
492 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 01:27:06.62 ID:M/ITSz61o
>>490
……うん!
【他の人に頭を撫でられるこれが一番嬉しいことだった。それだけで安心してしまう。アイスクリームよりもある意味で甘く、とろけそうな気分になった】

…………えいっ!
【相手もなんだか楽しそうなしぐさをしていた。そこで思い切って猫耳に触るのをやめて、相手に体重を全て預けるように、腹に頭を押しつけてみる】
493 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 01:38:02.27 ID:/Q80BQ1Qo
>>492
【少女がうん! とうなずきつつ見せたのは、これまでで一番の笑顔。
ああ、そうか。頭を撫でられるのがすきなんだなあ……さらによしよし、と頭を撫でる。
こんなことで喜んでもらえるなら、いくらでも頭を撫でてあげたい。ただ純粋にそう思った】

あうぅ……ありが、にゃっ?!

【やっと猫耳を触るのをやめてもらえた。ありがとうを伝えようとすると、むぎゅっとおなかに頭。思わずちょっとだけよろけるが、なんとか踏ん張った。
もしもここでしりもちをついたら、彼女にまでどすんと衝撃がいってしまう。
けがでもしたら大変だ】

さばくさん……。

【こんなに素直に慕ってくれるとは。可愛くて可愛くて仕方ない。
恋愛感情とかそういうのではないが、とてもとてもいとおしいと思われた。
この子の笑顔を守ってあげたい。そんな想いが新たになる。
だからそのまんま、苦しくない程度にぎゅーっと抱きしめようとした】
494 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 01:52:21.77 ID:M/ITSz61o
>>493
……にゃ
【髪の毛がくしゃ、くしゃとなるのを感じて、ちょっとだけくすぐったくなった。相手の語尾がにゃー、になりかけていたのを聞いて、なんとなく可愛いと思った。それを口にしてみて、少しクスッときた】

…………
【またちょっと抱きしめられた。文字通り、守ってくれるような感じがたまらなく好きだった。他にも一緒に遊びたくなったが、だんだん眠くなってきた】
495 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/24(金) 01:58:53.47 ID:/Q80BQ1Qo
>>494
………///
【にゃ、というのは自分の真似とすぐわかった。ちょっとはずかしい。
だからただ微笑んで、くしゃっとなってしまった髪の毛を撫で付けてあげた】

【幸せそうな彼女だが、腕の中でその『重み』が少し増した。
少し高くなった体温――眠いのだろう。
そういえば、もう月もすっかり傾いていた。そろそろかえろう、夜更かしのしすぎは身体によくない。そっと優しく声をかけた】

もうそろそろ遅いですし、今日は帰りましょうか?
また明日でも、いつでも遊びましょう!

【承諾されれば、小さな声で呪文を唱え(もちろんしっかり看板とライトは回収していく)、アジトに瞬間移動するだろう。
もうすこしここにいたい、といわれれば、そのまま腰を下ろし、寝付くまで膝枕をしてあげるつもりだ】

/くそう、そろそろ落ちねばならぬ……!!
/キリもいいのでこの辺にしましょう! 絡み乙&ありがとうございました!
496 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/06/24(金) 02:03:06.13 ID:M/ITSz61o
…………かえりたあ
【すでにぐっすりと眠れそうなまで重くまぶたがたれさがり、なんとか返事をするのがやっとだった】

…………
【そして無事アジトにたどり着きましたとさ……?】

おつでした!
497 :【鏡中人形】 [sage saga]:2011/06/24(金) 04:48:11.65 ID:7mZ57NmK0
【フラリ、フラリと揺れる人影】

【人の気配の少ない、朝の街を漂う一つの影】

【どこか楽しげに、気分が弾んでいるかのように、嬉しそうに】

「フフ・・・・・フフフフ・・・・・・」

【その女性は、小さな微笑みを浮かべながら歩いていました】

【黒く長い髪に、青みがかった眼に、そして白いワンピース】

【どうということはありません、どこにでもいるような、普通の女性です】
498 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 15:36:37.27 ID:5FDFKae40
【公園】

「・・・」

【ベンチに青いパーカーを被った1人の少年が座っていた】
【パーカーを深く被っているため顔は見えない】

「誰もいないなぁ」

【日差しが照りつける中、少年は1人呟いていた】
499 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 17:09:34.01 ID:Fn+bMjy+0

【駅前の大通りを、一際目を引く少女が歩いていた】
【ショートヘアの黒髪にサークレットを付け、青が基調の旅人の服を着て】
【銅の剣を背負い、そしてマントに身を包むその姿は、まるでRPGに出てくる勇者を連想させるものだった】

ラオウ「なあwwwなあなあwwwww」

「んー? 何? ラオウー」

【勇者な少女の頭の上には、手乗りサイズのスライムがいた】
【名前が世紀末覇王なのはあまり気にしてはいけない。突っ込んだら負けである】
【スライムは騒々しく笑いながら、少女に話しかける】

ラオウ「勇者(笑)さんさwwww」

「うん?」

ラオウ「神切った?wwwwww」

「あ、うん。分かる? へへっ。この前切ったきっ……ってないよ!? 髪は切ったけど、神さまは斬ってないよ!?」

ラオウ「またまたwwwww」

「いや、ほんとに斬ってないから! 神斬る勇者とかいないよ! っていうか、今の冗談なんか罰当たりすぎるよ!」

【ゲラゲラと喧しく笑うスライムと「神さま怒って雷とか落としてこないかな……」と不安そうな顔で天を仰ぐ少女は】
【街の大通りにおいて、その風貌は物凄く浮いていた】
500 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 17:18:54.61 ID:lDO9nIj2o
>>498
/まだよろしいでしょうか?
501 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 17:21:56.28 ID:5FDFKae40
>>500
/こちらからお願いしたいくらいです
502 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 17:26:32.68 ID:lDO9nIj2o
>>501
/ではではありがたく!
/やばくなるとわりとすぐ逃げ出すアホの子ですが、よろしくお願いいたします!

>>498
ねっこみっみさっろーんはどっこにーあるー♪

【やや日が翳り涼しくなってきたころ。
公園の一角で、意味不明の鼻歌を歌いつつ歩いている子供が一人。】
【水色の髪と目。年齢不詳性別不明。服装は白と水色のシャツにズボンと言う軽装だ】

【先日、ちょっと怖い目にあったのだが、そんなのではめげない。
今日も猫耳をつけてくれるという伝説の「ねこみみさろん」を探してうろつくのであった。】

【そこで……一人の少年を見つける】

おお、第一村人はっけーん!!

【いや、なんで人がいないかって言うとね、暑いからです。主に。
 しかしそんなりガン無視していた子供は、失礼なことをのたまって少年に呼びかけ、手を振った】

おーい!! こんにちわー!!
やっとひとにあえたにゃー!!

【拒否されたり、なにか不穏なものを感じとらなければそのまま駆け寄ってくるだろう】
503 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 17:32:49.13 ID:5FDFKae40
>>502
「・・・?」
【少女?が駆け寄ってくるのが見える】

「こんにちは、どうしたの?」

【特に敵意も感じないので普通に対応する】
【鼻歌のくだりは聞こえていない】
504 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 17:42:33.01 ID:lDO9nIj2o
>>503
うい、こんにちわですっ!!

【かえってきたのは穏やかな普通の対応だ……ちょっとだけほっとする。
少年の目の前まで走ってくるとぴたっと立ち止まる。
首元でひとつにくくった微妙な長さ? 短さ? の髪がぴょんと跳ねた。
本体はというと、茶目っ気のある様子でなんかの敬礼っぽいものをした、ビシッ】

ええと、おいらはソラといいます。通りすがりのむらびとAです。
じつは『ねこみみ』を生やしてくれる人を探しているのですが、心当たりはありませんかっ?!

【そうして普通の人が聞いたら当惑するようなことを、笑顔で聞く。】
【鼻歌は、聞こえてても気にしないだろう。小柄でも神経はぶっといのだ】
505 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/24(金) 17:45:06.25 ID:VrZUPUqm0
>>385

いやぁ、それほどでも〜

【実にお約束なセリフを吐きながら】
【信じてもらった事と、褒められた事に舞い上がる少年】
【年相応、と言えなくもあるまい】

ま、一応は能力者だよ、一応は

【先ほどの一応に対して言い返した気になっているのか】
【得意そうにそういう】

/返しときます
506 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 17:46:52.97 ID:5FDFKae40
>>504
「ねこみみ・・・?」

【しかし自分はここにきてそれほど時間は経っていないので】

「ごめんね、知らないや」

【正直に答えることにした】
507 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/24(金) 17:50:50.69 ID:KvrSrZWNo
>>505

「なかなかの破壊力ですね...器物損壊罪ですよ。木が器物に含まれるかはわかりませんケド。」

切り裂かれた木の前に立ち、掌を木に向ける。スプレーを噴射するような音とともに木の裂けた部分が塞がって行く。

ナノマシンで補強したのだ。

「能力者か、そうか能力者ですか。」

「貴方、家族とか居るの?」
508 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 17:51:08.12 ID:lDO9nIj2o
>>506
おお、そうでしたかにゃ。
すみませんでした。

【ぺこり、頭を下げた。】

むう……やはりねこみみさろんは
509 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 17:51:30.89 ID:lDO9nIj2o
>>508
/あばばば、途中送信しましたお待ちください!
510 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 17:57:27.10 ID:lDO9nIj2o
>>506
おお、そうでしたかにゃ。
すみませんでした。

【ぺこり、頭を下げた。しかしすぐに頭を上げてうなる】

むう……
やはり『ねこみみさろん』はひとのココロにのみ存在する理想郷なのかもしれないにゃ……

【たしかに、そんなものはないですからね。ソラの妄想が勝手に作ったものですから!
だが、それもつかの間。馬鹿にもせずに教えてくれた少年に再び頭を下げてきちんとお礼を言う。
『わからない』というのも立派な情報なのだ】

どうも、ありがとうでした!

そうだ。おにーさんはなんか、わかんないこととかある?
おいらでわかることならお答えします!

【ない、というか薄い胸を張った。
そもそもこの胸が『ある』べきなのか『なくても構わない』ものかはわからないが。】
511 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/24(金) 17:57:42.19 ID:VrZUPUqm0
>>507

いーや、違う。お前が挑発したのが悪い

【暴論を展開しつつも】
【少女が直してくれたためにだいぶほっとした】
【内心ヒヤヒヤもんである】

家族、ねぇ..........
いるけど、あんまり仲良くは無いな

【と、この質問に対しては若干煙に巻く様な回答をした】
【いつもはっきりした彼にしては珍しい事だ】
512 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/24(金) 18:01:39.66 ID:KvrSrZWNo
>>511
「ふん、破壊した人が悪いんです。」

鼻をならし、珍しく子供っぽい返し方をする少女。

「そんな事言ってたら人を殺した人は罰せられず殺された理由を作った人が悪くなるじゃないですか。」

もっともっと言い返したい気持ちだが、やはり抑える。

「仲がよろしくないのですか」

理由は聞かない、色々あるのだろう。

又は単純にお年頃と言う線もあるが。

「ごめんなさい。」
513 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 18:05:58.89 ID:5FDFKae40
>>510
「うーんそうだな・・・」

【しかし特に聞くほどのものは思い浮かばなかった】

「・・・いいや大丈夫だよ、ありがとう」

【目の前の少女?にお礼を言う】

「そうだ!君も能力者なら模擬戦に付き合ってくれないかい?」

【ちょうど自分の能力を試したかった所だ】
514 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/24(金) 18:10:01.33 ID:VrZUPUqm0
>>512

うぅ......(グスン

【ちょっと目を潤ませながらも】
【「俺泣いてないですし、おすしー」的な雰囲気を出そうと頑張る少年】
【やっぱりまだまだ子供である】

まぁ、そういうわけでもないけど、電話はあんまりしないっていうか

い、いや、謝らなくても別にいいよ、君が悪いんじゃないし

【謝られることにあまり慣れてないのか、ちょっと困った様子だ】
【ちょっと困って考え込んでしまう】
515 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 18:11:33.97 ID:lDO9nIj2o
>>513
そうですか〜。それならよかったにゃ!

【わからないことがないのはいいことだろう。
そう思ってのんびりと返事をした。】
【すると続くは模擬戦の申し込み。
先日の件もあり、快諾した】

んにゃ? ソラとですかにゃ?
りょうかいです! こちらこそおねがいしますっ!!

【ビシ、またようわからん敬礼のようなものをした。
 そして、たたっ、と駆け出す。こちらは補助系に近い能力であるため、とにかくすこし距離をとるつもりだ。
 それができたなら、ポーチから一本のマイクを取り出すだろう】
516 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/24(金) 18:19:04.87 ID:KvrSrZWNo
>>514
「何泣いてるんですか、男の子が無くなんてみっともないですよ。」

泣いてないし的雰囲気を作り上げている少年を尻目に問答無用で突っ込む。

「まあ、両親が居るだけ幸せじゃないですか。」

「いや、踏み込んではいけない所に踏み込んだ気がしたので。」

頭の奥底...記憶を司る部分がある記憶を引っ張り出す。

「両親、ですか。」

少女の目から光が消え、何処か遠くを見ているような目になる。


-------

南極観測船の中、両親と二人で南極に向かっていた。

一階で爆発音、銃声が聞こえ、荒々しい足音が急接近する。

閃光--------続いて機銃の乱射音。

乱れ飛ぶ弾丸、貫かれる両親。



悲鳴。

1階から4階まで爆炎の塔が突き刺さり、海に投げ出され------


--------

ハッと、意識を現実に戻す少女。

「すいません、なんかボーっとしちゃいました。」
517 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 18:19:11.98 ID:5FDFKae40
>>515
「お手柔らかに」


【腰からナイフを1本模擬戦なので鞘に固定したまま抜く】

【そして少女?が距離をとったのを確認して戦闘態勢をとる】
/すいませんすこし出かけるので凍結しておいてくださいすぐ戻ります
518 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 18:22:30.48 ID:lDO9nIj2o
>>517
/了解です! いってら!!
/自分も一時間位したら一旦落ちて、11:10位に戻ってくる予定です
/かえっていらしたら雑談などでお声かけてください!
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/24(金) 18:24:49.65 ID:VrZUPUqm0
>>516

泣いてないしー、馬鹿ですかぁ??

【本当は泣いてた癖に、強がって軽口をたたく少年】
【男の子が泣いてたまるかとでも思っているのだろう】

あぁ、そうなんだろうな.......

【そう答えた後、少女の眼は遠くのものを見るような眼になった】
【彼には、なんとなくこの眼が分かるような気がした】

ん、構わないけど........

ねぇ、昔何かあったのかい??

【馬鹿正直な少年のとった行動】
【それは、それを聞いてやるということだった】
520 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 18:32:34.30 ID:Fn+bMjy+0
>>499
(まだ募集してます)
521 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/24(金) 18:34:31.53 ID:KvrSrZWNo
>>519
「貴方にバカなんて言われたくないですよ!」

大人ぶってはいるが、やはりこの少女も子供なのだろう。

「ええ、そうですよ。」

「昔、ですか?」

この少年に話しても良いのだろうか、話して暗くなるような事は無く、過去は既に克服したような事である。

「昔両親と南極に行ったのですよ、正確には行こうとしていた。」

ひと呼吸置き、続ける。

「そこには船で向かったのですが航行途中に海賊の襲撃にあって船は沈没させられたんです。」

「その時に両親は海賊の機銃に撃たれて...って事です。」

「海賊が船を爆破する時私は船から流されて南極付近の冷たい海に流されたのですが。」

「気がついたら島で保護されてまして、内臓の殆どは使い物にならなくなりましたが私の体にナノマシンが埋め込まれてそれが臓器の役割を果たしています。」

少女の座っているベンチと修復した木を指差す。

「この二つはそのナノマシンで製造した奴です、はい。」

「過去と言えばこんな所ですか。」

少女は、必要最低限以外の事しかは話していない。

島で遭遇した集団、無国籍諜報部隊etcect...

これを聞いた所で少女は答えないだろう。
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/24(金) 18:39:46.41 ID:VrZUPUqm0
>>521

俺が馬鹿だってンですかぁ!?

【半分切れモードになりつつも】
【これくらいはとなんとか割り切る】
【キレちゃいけない時の分別くらいついている】

へー、偉く大変なご事情で

【少女が過去を話してくれたものの】
【へー、くらいしか反応しない少年】
【しいていうとナノマシンという単語が耳に入ったくらいだろう】

んま、それがキミとのこの会話には影響零だし
523 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/06/24(金) 18:40:21.23 ID:VrZUPUqm0
/名前入れ損ねてました
524 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/24(金) 18:44:56.22 ID:KvrSrZWNo
>>522
「貴方がバカなんて"まだ"言ってませんよ!」

子供 の 口喧嘩 で ある。

スペースは気にしないで欲しい。

「誰にでもある個人的な事情よ。」

ナノマシンでロープを作り出す。

それを懐から取り出した一本の苦無の輪に通す。

それを木の真上に投げつける。

「もうこんな時間だわ、そろそろ行かないと。」

525 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 18:49:23.66 ID:+oJlJo9U0
>>499

「〜〜♪〜〜〜♪」

【時を同じく。ついでに場所も大体同じくして、大通り。】
【旅人らしい軽装、大きなカバンを持った少年が鼻歌を歌いながら、歩いている】

【この少年、『学園』の生徒であり。いつもならば『学園』の制服を着ているのだが、今日は違うようだ】
【授業も終わり、放課後。更に花の金曜日ということもあり、近頃していなかった旅をしているのだ】


【少年は、内面的な事に関しては極めて一般的。そこらを歩いている人々と何ら変わりない。…のだが。】
【内面に反し、その容貌は一般的ではない。真っ白な髪と肌に加え、真っ赤な瞳。】

【明らかにアルビノと思わしき外見なのだが…不思議と、太陽光に当っても何ら問題ないのだ。】
【しかし、そんな事とは関係なしに、外見は一般的ではないのだ。それ故、少年は目立つ。】

【…が。何故だか今日は…いや、この辺りは、自分に向けられる好奇の視線が少ない。】
【もちろん全く無いと言うわけではないが…どうやら、大通りのある一点に注目が向けられているようだ。】


「……!?」

【すわ何事かとそちらを見てみる。】
【するとどうしたことだ。明らかに某国民的RPG竜の頼み事な格好をした女性と…なんだアレは。】

【………手乗りスライム?いや、頭乗りスライム?】
【極めて一般的な思考を持つ少年は、たっぷり30秒ほど時間をかけて答えを弾き出したようだ。弾き出せていないのかもしれないが。】

【しかしアレは…なるほど、目立つ。】
【少年は目立ちたがりやではない。だから自分に好奇の視線が向けられない事もありがたかったが…】
【なるほど、あの………一人と一匹。がいたからか。と、内心頷いている。】
526 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/06/24(金) 18:49:47.69 ID:VrZUPUqm0
>>524

まだ、じゃねーかよコンニャロー

【口喧嘩っていうか、なんていうか程度の低い........】
【少年は、心の中じゃそこまで悪く無いと思っているのだが】

さいでっかぁ、行ってらっしゃーい

【適当にあいさつすると、ベンチに座ったまま手を振る】

そういや、君の名前は??
俺は朝月って言うんだけど

【聞き忘れた名前を、少女に問う】
527 :【白行遁術】 [sage]:2011/06/24(金) 18:54:27.38 ID:KvrSrZWNo
>>526
「ええ、言ったら貴方が可哀想でしょ?」

サディストモード発動、暗にバカにしているのだろう。

我ながら落ちたものだ、と、心で思う少女。

「ええ、会計の仕事が溜まっているので失礼いたしますわ。」

会計とは学園での生徒会の仕事である。

「私の名前?」

「リト、穏条 リト。」

「それじゃあ、さよなら。朝月。」

まるで忍者のような挙動で木に登る少女。

そのまま近くの建物の屋根に飛び移り、去っていった。

/絡み乙&ありがとうございましたー!!

528 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 18:57:41.06 ID:KfUf2uHK0
>>520
/まだ募集してたりしますかね?
529 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/06/24(金) 18:58:11.04 ID:VrZUPUqm0
>>527

.........お前次覚えとけよ

【不穏な台詞、またの名を死亡フラグ、を立てつつも】
【少女に向かって手を振ると】

じゃーね、リト

【と軽く挨拶して、ベンチから立ち上がる】
【そして、ゆっくりとした足つきで我が家に帰って行った】

/長い間の絡み乙でした―
530 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 18:59:34.54 ID:wjjaBUCdo
>>【六元短刃】さん

/ごめんなさい、メシ落ちです……。
/もし11:10戻りなんておせえよっ!! と言う場合、自分次にこれるのが月曜日17:00になってしまうので、
/ここで再会&模擬戦を約束して一旦別れたという形にしておいていただいても結構です。
/もちろんソラはあけときますのでっ!! ここまでの絡みにお礼申し上げます!
531 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 18:59:49.91 ID:Fn+bMjy+0
>>525

「――鼻歌?」

【どこからか誰かの鼻歌が聴こえ、少女は思わず立ち止まった】
【丁度少女の後ろを歩いていたサラリーマンらしき男性は、少女が突然立ち止まったことに舌打ちをし、彼女を避けて歩いて行く】

ラオウ「あれじゃねwwwあれwwwww」

「お?」

【今の鼻歌を誰が歌っていたのかと少女がきょろきょろと辺りを見回して探していると】
【頭の上のスライムが先に見つけ、ぷるぷると小刻みに震えて白い少年を指し示した(?)】

「……?」

【こちらを少年が見ていることに気づき、少女もジッと不思議そうな目で見つめた後】

「こんばんは!」

【快活な笑顔と共に元気よく挨拶をし、ぴょんぴょんと跳ねるようにして少年のもとへと近づいていく】
532 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 19:00:07.52 ID:wjjaBUCdo
>>530>>517あてです
533 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 19:01:42.01 ID:5FDFKae40
>>532
分かりました、絡みありがとうございます!
534 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 19:02:07.24 ID:Fn+bMjy+0
>>528
/ごめんなさい! また今度お願いします
535 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 19:02:34.27 ID:KfUf2uHK0
>>528
/なにやってんだ俺は…
536 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 19:06:05.24 ID:wjjaBUCdo
>>533
すみません…ありがとうございました!
537 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 19:13:51.23 ID:+oJlJo9U0
>>531

「……!?」

【正直驚いていた。少年は。少なくとも少年は。】
【某竜の(ryな少女が話しかけてきたこともそうだが…少女の頭に乗っている、あれ。スライム。】

【スライムが喋った事に驚いたのだ。少年自身スライムに出くわしたのはこれが初めてなので、これが一般的なスライムですよ、と。】
【そう言われれば、まぁ…納得はするのだろうけども。それでも、ある程度のイメージは持っていたのだろう。】

【具体的に言えば、「ぷるぷる、ぼくわるいスライムじゃないよ」と言うような。そんなイメージ。】
【しかし実際に言ったのは「あれじゃねwwwあれwwww」。ぷるぷると震えはしたが。人を「あれ」呼ばわりだ。】


【いや、そんな事はいい。重要なのは某(ryの人柄だ。】
【多分、いい人だと思う。快活に挨拶もしてくるし、元気もいい。】

【まあ、元来少年はこうして人を探るような人物ではないのだが。】
【元気がいいとか、可愛らしいとか、そんな外面がいい人にはトラウマががががっがががが】

【回想は検閲により削除されました。】
【しかしともかく、挨拶は返そう。常識である。】


「あ、こんばんわ。」

「アイテムの補充ですか?」

【……!?】

【何を言っているのだろう。言った後で気付いた。】
【いくらなんでもそれは無いだろう。少女が(ryな格好をしているとはいえ、ここはゲームではないのだから。】

【少年自身、それは分かっているようで。何で自分はこんな事を言ったんだ、と言った表情をしている。】
538 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 19:24:26.06 ID:Fn+bMjy+0
>>537

ラオウ「何wwww何これwwwwwなんという熱視線wwwwww」

【自身を見て驚愕する少年に向かって、スライムはぷるぷる震えながらも喧しく笑った】

「へ? アイテム?」

【挨拶の後に続いた少年の言葉に、少女はきょとんとした顔をする】
【一体何のことだろう? 数秒間黙想し、少女は少年の職業が何なのか理解した】

「ああ! あなた商人さん?」
ラオウ「テラトルネコwwwww」

【両手を合わせ、ぱあっと明るい笑みを見せる少女。と、何がツボなのか笑うスライム】

「補充かあ……。じゃあ、薬草とかあるかな? へへっ」

【何故そのような台詞を言ったのか分からない少年に構いなく】
【少女は人差し指を立てて、何の疑いも無く、笑顔で薬草を一つ要求した】
539 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 19:24:47.60 ID:KvrSrZWNo
最早彼女の練習所と化してしまった広場。

その少女は剣と楯を持ち、頭には三角帽子(魔女のアレ)を目深に被っている。その為遠くから見れば少年に見えるかもしれない。
服装は黒い半袖ジャケットに白いインナーと言う普通の格好であるが上記2つのせいで普通に見えない。

「う、うわああぁ...」

近くにいるのは野良犬、そう、犬に襲われているのだ。

楯を構え、剣を抜く。

犬が突進してくる!!

「うおああ!」

犬に吹き飛ばされる少女、弱過ぎるにも程がある。

「え、ええと。我を見つめる始原の焔、暗き道に光を与え、そしてその火はより強く燃え上がれ! マッチ!」

【最弱火焔魔法:マッチ】

情けない火が犬の足元の草を燃やす。

犬はその火を見て逃げ出した。


暫くもしない内に草に引火した火は風で消された。

「あ、危ない...死ぬかと思ったよ...」

心臓がいつもより強く鼓動していた、情けなさ過ぎる、この戦士。

/死会い以外なら模擬戦でも雑談でも。

540 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 19:25:26.92 ID:jdZPQP6IO
【公園】

「……しっ!」

ズンッ

【一人の少女がとある拳法の型打ちをしている。】
【下駄を履いているため、踏み込む音が響く…】
541 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 19:36:02.14 ID:1+vwpDmg0
>>539
『ハードボイルドたる魂は
 ハードボイルドたる精神と
 ハードボイルドたる肉体に宿る』

【黒いトレンチコートに身を包んだ金髪の青年が近づいてくる】
【愛用の本を読みながら】

君にハードボイルドたる資格はあるかな?

【にやついたような笑みを浮かべながら話しかける】
542 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 19:37:45.57 ID:+oJlJo9U0
>>538

「……え?」

「い、いや……」

【無論、少年は商人ではない。】
【少年が担いでいるカバンを見れば、商人には見えなくもないかも知れないが…】

【生憎と少年は、学生兼旅人。物を売る人間ではない。】
【まだ『学園』の生徒になる前、旅人だけだった頃に、路銀を稼ぐために路上で物を売った経験はあるが。】
【もちろん売り方が画期的だったわけでも、品揃えが素晴らしかった訳でもない。商才も人並み程度である。】


「すみません、僕はしょ「薬草ですね!?お買い上げありがとうございます!」

【……!!??】

【少年は素直に自分が商人ではないと告白し、謝罪しようとした。】
【だが何故か途中から言葉が変わった。何故か?】

【知らないよ、とは後の少年の言である。世界の意志だとでもいうのだろうか。】


【少年が我を取り戻し、気付いた時には少女に薬草を一束渡していた。そう言えばカバンに入れておいたような気がする。】
【これではすっかり商人である。商人にはなる気はない。商人エイトなんて想像もしたことがない】

【…少年の狼狽は伝わるのだろうか。少なくとも、ハッとした表情はしているが。】
543 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 19:39:11.55 ID:KvrSrZWNo
>>541
黒いトレンチコートに身を包んだ青年が近づいて来る。

(な、なんかまたヤバそうな方が来ましたね...)

ハードボイルドの意味さえわからない少女。

「は、はーどぼいるどってなんですか?」

まずはそこからである。

相手のにやついたような笑み少女の警戒心を強める。
544 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 19:40:08.47 ID:KfUf2uHK0
>>540
「かわいい」

《またかコイツは…》

【男は公園にて型打ちしている少女を見て、一言そう言った】
【もう彼の視線は彼女に釘付けである。よくあるよくある】

「かわいい…かわいいぞっ!」

『………ぶん殴られて来ればよいのでは?』

「そうする」

【そうしちゃうんだ……】

【彼はその後素早く彼女の後ろの方へと移動する】
【まあ、所詮は素人。彼女にかかれば速攻で見つかるであろう】
545 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 19:42:02.90 ID:jdZPQP6IO
>>544

【ピーン】

「…なん…ですかっ…!」

ズドーン

【型打ちしながら相手の方を見ずに言う。】
【普通に分かった。気配である。】
546 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 19:45:55.77 ID:1+vwpDmg0
>>543
そうだな・・・
まず、ハードボイルドとは言葉ではなく心で理解するものだ(キリッ

【どや顔を決めつつ、常人には理解しがたい言動を放つ】

しかし実際に心で理解することは難しい・・・
ということなので、騎士道と武士道を足しで二で割らないものだと考えればいいんだぜ。
つまりはフィーリングなんだぜ。

【彼の言動は基本的に理解不能である】

ところで犬、好きかい?

【急に話題を変えて質問する】
547 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 19:49:27.49 ID:Fn+bMjy+0
>>542

「わはー! ありがとう!」

【丁寧に両手で受け取り、一束の薬草を懐にしまい込む】
【そして差し出された少年の手を取り、百円硬貨を三つ、つまり三百円を代金として支払うべく手渡した】

「あなたって、旅の商人さん? ――っと?」

【少年の服装から推測したのか、少女は小首を傾げながら訊ねようとした】
【その時、少年の表情が少しおかしいように少女は感じた。どこか狼狽えているようにも見える?】

「……あ!」

【少女は閃いた】

「ごめんごめん。名前教えなきゃ失礼だよね。ごめんね? 商人さん。
 わたし、勇者のアルスっていうの。こっちはラオウのスライム……
 じゃなかった。スライムのラオウだよ」

ラオウ「ういーっすwwwwww」

【少年の表情を「名乗りもしないで買い物とは失礼な小娘だな」と解釈したのか、自身の名を慌てて少女は伝えた】
【ついでにスライムも紹介する。スライムは例の如く、ぷるぷる震えていた】
548 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 19:50:03.99 ID:KfUf2uHK0
>>545
「ふっ…流石は武人といったところか……かわいいだけある」

【何故かカッコつけようとする男であった】
【そして今回はかわいい彼女にぶん殴られることが狙いであるため、こんなことを言う】

「空を殴るよりも対人戦の方がいいんじゃないかい?」

【「よければ相手するよ」と。バカめ、死ぬぞ】
【少女には見えていないはずだが、何故か満面の笑みを浮かべながらそう言い放った】

『……チッ』

【そして彼の首にマフラーよろしくグルグル巻きついている八つの首を持つ蛇は深いため息を吐いた】
【彼がかわいいもの≠ニ闘うときは基本的に血を使っては闘わないのだった】
549 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 19:52:04.28 ID:KvrSrZWNo
>>546
「言葉ではなく心で...?」

ともかくドヤ顔を決められても反応に困る。
だから「は、はぁ。」と答えるのだった。

「騎士道と武士道を足して2で、割らんのかい!」

てっきり割る物だと思った、そして不覚にもツッコミを入れてしまう。

「ふぃ、ふぃ、フィーリング?」

恐ろしい程理解が出来ない少女、相手に申し訳ない気持ちでいっぱいである。

(解らない...)

そして犬は好きかと聞かれる少女。

「い、いや。僕は犬が苦手で...」
550 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 19:53:30.93 ID:jdZPQP6IO
>>548

「!」

【その言葉を聞いて素早く振り返る。】
【眼がキラキラ輝いていた。】

「ほ、本当ですか!!??」

「ん?…蛇?」

【相手の首を見てポツリ】
551 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 19:57:25.67 ID:1+vwpDmg0
>>549
そうか、俺も嫌いだ。怖いからじゃあない。
人間にへーこらする態度に虫唾が走るんだぜ。
だから犬を見たときは蹴り飛ばすんだぜ。

【ボギャァ!!】
【といった効果音が聞こえてきそうな蹴りを空中に放つ】

ところで、何でそんなに弱いの?
ハードボイル度が低いんじゃない?

【どうやらさっきの所を見ていたようだ】
552 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 20:02:36.46 ID:KfUf2uHK0
>>550
「勿論だとも!さあさあ。思う存分俺を殴るがいい」

【殴られる気が満々だった。きっと逃げも隠れもしないだろう】
【男である】

「ああ、コイツはキサラス………様だよ」

『なんだその取ってつけたような『様』は?まあいい。私を巻き込むなよ?』

【蛇が喋った!普通ではない。首が八つある時点で既に普通ではないが】
【喋って、首が八つあり、契約すれば刀になる。生物学者に見つかれば事である】

「まあなんだ。俺の相棒ってヤツだな」

『違うわ!勘違いするな。私がお前を利用しているだけだ。仲良くなっただなんて思うなよバカが』

「ひっでえ」

『私は定期的に契約してくれるのならばお前でなくともいいんだ。何度も言っているだろ』

【随分と辛辣な蛇だった】

【それから、蛇は男から降りて公園のベンチに横たわり、男はファイティングポーズをとる】
【ファイティングポーズなんて言ったらプロの方に申し訳なくなるような我流まるだしなポーズだが】
553 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 20:04:45.72 ID:KvrSrZWNo
>>551
「むしろ僕は怖いから嫌い...」

青年に圧倒され続けている気のした少女だがそれは気のせいだ、問題ない。

「蹴り飛ばすのはやり過ぎでは...」

[ボギャァ!]

「?」

何か聞こえた気がした、幻聴だろうか...
と、ここで胸にグサリと突き刺さり、抉り取る言葉、"何でそんなに弱いの?"

「くッ...」

まるで蜂にでも刺されたかのように顔を顰める。

「喧嘩に一度も勝った事がない、この自慢を貫く為ですよ!」

頑張って言い訳を試みる。
554 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 20:06:19.95 ID:jdZPQP6IO
>>552

「ふうん…相棒ですか。」

【懐から黒いハチマキを取り出し、頭に巻きつけた。】

「…それじゃあ行きますよ!陰陽式八極門、天真 爛!」

「いざ―――――――――――勝負っ!!!」

【重心を落とし、こちらも構える。】
【八首の蛇は驚いているが、その気持ちは心の中にしまった。】
555 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 20:06:23.92 ID:+oJlJo9U0
>>547

「あ、いや、しょ「僕は『エイト』と言います!失礼なんてとんでもない。
 宜しくお願いします、アルスさん、ラオウさん!」

【………!!!???】

【いい加減三度目なので、慣れてきた―――わけがない。】
【なんなのだろうかこれは。何で否定の言葉が潰されたのだろうか。】

【ま、まさか――神の意思だとでも言うのか。やはり世界の――神の意思なのか。】
【二度ある事は三度ある―――は、用法が違うが。三度続いた以上、これはもうそうとしか考えられない。】
【いや、冷静に考えると一度あった時点でおかしすぎるのだが…そこはまあ、ご愛嬌。微妙に冷静さを保てていないのである。】


【ならばどうすればいいのだろうか。】
【神がこちらの発言の一部を潰してくる以上、こちらには打つ手がない。神め、どうしても俺を放っておかないのか。くっ、右腕が疼くぜ。】

【邪気眼ごっこなんてやってる場合じゃない。考えろ。考えろ。神の発言規制に対抗する策を。】
【侮るなよ、神。『学園』の中間テスト学年36位の頭脳、見せてやる―――――!!】



【@無理】
【A不可能】
【B諦めろ】



【A.諦める】




「……と、ところで何を?」

【何事もなかった。神ってなに?おいしいの?】

【それはともかく、少年はある種マニュアルどおりの質問を投げかける。】
【まあ…聞きたい事はある。主に格好とかスライムとか。】

【しかし、いきなり聞くのもなんだろう、と思ったようだ。チキン、と言うのかもしれないが】
556 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 20:11:36.21 ID:KfUf2uHK0
>>554
『違うと言ったろうが!』

【少女にも相棒よばわりされてご乱心】

「陰陽式八極門……?かっこいいな…」

【俺も我流の構えに名前でも付けようかなとか考えている】
【つまりかなり隙が出来ている。元々隙だらけなのに何をやってるんだ】

「………っとおお!どこからでもかかってこいや!」

【意識を前に戻したが、きっともう少女は動き出していることだろう】
557 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 20:12:41.68 ID:1+vwpDmg0
>>553
フッ・・・
【腕組みをしてニヤリと笑う】

その台詞はハードボイルド用語で
『金欠の私立探偵』と呼ぶ。

【やせ我慢という意味に近いらしい】

しかし君の言葉はなかなかハードボイル度が高かったな。
320OSRだ。

【一応褒めているつもり・・・らしい】

今回は君のハードボイルドを求める気持ちに準じて、
君のレベルアップに協力させてもらおう。

【どうやら稽古をつけるつもりらしい】
558 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 20:15:49.64 ID:jdZPQP6IO
>>556

【その隙の間に、案の定少女は動き出している。】
【ダン!!と左足で震脚。踏み込みながら…】

「…はあっ!」









【鳩尾を狙った右腕での肘打ちを放とうとする。】
【「氣」を負荷したその一撃は強力で、】
【「直撃すれば」大きな打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【しかし、相手の反応、及び行動によっては、回避や迎撃も充分に可能だ。】
559 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 20:16:24.19 ID:Fn+bMjy+0
>>555

「うん! よろしく、エイト!」

ラオウ「よろしくやろうずwwwwうぇwwwwww」

【また少女は笑顔を咲かせ、スライムも少々苛立たしい喋り方だが、気さくな態度を取った】
【そして今、少年の身に物凄い葛藤ととんでもない理不尽が同時に襲い掛かっていたようなのだが――】
【少女とスライムがそれを知ることは無く、少年を労わってやることは不可能だった】

「うん? 何をって、わたしはちょっと、魔王捜ししてたよ」

【ちょっとそこのコンビニまでジャンプ買ってくるわ】
【そんな気楽な言葉と同じ軽さで、少女は魔王を捜していると少年に伝えた】

「あ、そうだ! エイト。あなた、最近魔王とか見なかった?」

【少女はマントの裾を持ってひらひらと弄りながら、そんな奇妙な質問を少年に投げかけた】
560 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 20:19:06.67 ID:KvrSrZWNo
>>557
「『金欠の私立探偵』?」

解らない、圧倒的に解らない。ここまで解らない事は今までない。自分が弱過ぎる理由は除いて。

「ハードボイルド度ってなんですか、320OSRのOSRってなんd」

途中で口を閉ざす、疑問をいちいち投げかけていては3世紀あっても時間が足りない、そう思ったからである。

「いや、求めてませんよ、その...筋肉っぽい名称のものは。」

「あの、一応聞きますがそのレベルアップ法と言うのは...?」

嫌な予感がする、そう、ライオンに追われている兎のような気持ちだ。
561 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 20:24:37.50 ID:r1zyeLU4o
「あーあ、絡み待ちが思いつかないってどういう......いけね」

此処は公園
ぶつぶつと何やら奇妙な呟きを零しながら、ベンチに腰掛ける独りの男の姿が在った
苦笑を浮かべながら、蒼いバンダナを巻いた頭をぽりぽりと掻く。
涼し気な黒のTシャツには白い達筆な字で『白黒付けよう』。そんな下らない事が書いてあり
男の膝にちょこんと載っているのはオセロ。所謂暇つぶしの道具
公園へと訪れた相手がオセロ盤を広げ準備を始めても、オセロを蹴り飛ばして殴り掛かってきても
男にとってはどちらでもいいのである。退屈さえ凌げれば
562 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 20:24:42.60 ID:1+vwpDmg0
>>560
決闘に決まっているじゃないか(笑)

【今度は満面の笑みを浮かべながら言う】

ちなみにハードボイル度とは文字通りハードボイルドの度合いを示す値だ。
そしてその単位がOSR・・・オサレの略だ。
ちなみに320OSRとは微糖のコーヒーを飲む位の値だ。
これが無糖になると1200OSRに上昇するぞ。

【一応質問には丁寧に答えてくれるらしい】
563 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 20:28:15.38 ID:KvrSrZWNo
>>562
「はは...ははは...またまたご冗談を(棒)」

"決闘"の"け"の字が聞こえた途端、足がガクガクと震え出す。

「ハードボイルドを表す度合いでなんで"オサレ"なんですか、ハードボイルド=オサレなんですか?ってかオサレってなんだよ。」

地面に膝をつく少女、気力負けである。

「負けました...」
564 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 20:29:30.98 ID:+oJlJo9U0
>>559

「はー、魔王ですか…」

【魔王か。自然だな。何も不思議な所はない。】
【しかし魔王…魔王か。ううむ……】


【は?魔王?】

「は?魔王?」


【思わず、思考と全く同じ言葉を言ってしまった。】
【しかし仕方ない。無理もない。というか当たり前だ。】

【魔王?魔王ってあれか?ゲームでよくある?】
【アルスと名乗る少女の言葉に流されたが、どう考えても不自然だ。不思議な所しかない。】


「い、いや…すみません。最近どころか、今までに見たこともないっていうか…」

【いささか困惑の表情を浮かべながら、否定する。どうやら発言は修正されないようだ。】
【少年の内心では、二つの考えがせめぎあっていた。】


【―――この人は何を言っているんだ?魔王なんて居るわけないじゃないか。】
【―――魔王…。もしかしたら、居るかもしれない。】


【この二つである。】

【前者はまぁ、説明は不要だろう。一般人の思考回路からすれば当然とも言える考えである。】
【後者は――ここ最近、少年が出会った不思議な能力を持つ者…いわゆる『能力者』が原因である。】

【1年ほど前の少年ならば、後者の考えなどなかっただろう。だが――】
【少年は、ここ一年ほどで何度も不思議な能力を持つ人物に出会っている。それが、少年に後者の考えをさせるに至らせたのだ】
565 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 20:30:56.81 ID:KfUf2uHK0
>>558
「ふっ…」

【既に動き出していた少女】
【だがこれは予想内の出来事。つまりこう来ることは分かっていたのだ】

「はぁぁぁぁあああ!!」

【我流を侮るなかれ!その型に縛られない自由な動きにより敵の意表を突き、動揺させることだって可能!】
【彼はなにか『氣』を溜めるかのように軽く重心を下へ、更に謎の呻き声も追加する。意味はない】
【そしてここからが我流の特異点は『自由』な動きで相手の度肝を抜くことにあり】
【予測不可能な奇妙な行動で相手に追撃を許さない】
【その柔軟さで彼は今日まで生き延びてきた。勿論その安心と信頼の我流の構えはその凄さを見せつけてくれるであろう】
【なによりパフォーマンス力が段違いである。『魅せる』闘い】
【そこで今回だ。只今、少女の肘が彼の鳩尾目掛けて放たれている】
【しかし彼はいたって冷静。なに、焦ることはない。自由な格闘こそ勝者。よってこの勝負勝ったも同然】

「俺の我流の構えの神髄は圧倒的な『受け』にありっ!!!!」

【そう叫ぶ。もうお分かりかも知れないが、散々カッコいいことを述べておいて、結果としては何の防御もなく鳩尾に少女の肘を喰らっただけである】
【もちろん、そんなダメージに耐えられるはずもなく結構な距離を吹き飛び、地面に落下する。非常に無様である】

【しかし、彼はこれこそが狙い。この勝負、既に決着はついた】
【なぜならば彼の目的は殴られること。勝った!やったよママ】

「うぐへ……なかなか効いたぜ……ぶひぇえ!」

【だのに彼は腹を抑えながら立ち上がる。前回別の少女と闘った時に、下心から戦闘を中断して、凄く悪いことをしてしまったのだ】
【その反省を生かし、今回は出来るだけやる。同じ轍は何度踏まない】

「さあ……まだ始まったばかりだぜ…!」

【まあ、今にも倒れそうだが】
566 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 20:32:34.35 ID:1+vwpDmg0
>>563
どうした!!
君のハードボイルドはそんなものか!!
ここであきらめたら君はただのゴミ虫だぞ!!
それでいいのか!!いいわけないだろう!!

【相手を叱咤して立ち上がらせようとする】

来ないのならばこちらから行かせて貰うぞ!!

【両手を地面につけ、武器の生成を開始する】
【一応その姿は隙だらけだ】
567 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 20:34:17.45 ID:jdZPQP6IO
>>565

「………」

「…叫んだ割には普通に入りましたね…」

【残心をとってから訝しげに呟く少女。】
【感覚的には直撃したように思える。しかし、】
【ギャップにかすかに戸惑っていた。まさか、】
【相手が殴られたいと思ってるなんて思わない。】
568 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 20:37:56.16 ID:KvrSrZWNo
>>566
「だからハードボイルドも何も...」

相手の不振な動きを目にする、両手を地面につけている。

剣と楯を抜き、思考を巡らせる。

------
『さあ、今はとてもピンチだよ!行動を選ぼう!』

1:戦う。
2:守りに徹して相手の熱が冷めるのを待つ
3:逃げる。

「いやいやいや。」

1:逃げる
2:逃走
3:撤退

「よし、これで行こう!」

-----

以上、彼女の頭の中であった。

因みに立ち上がってから思考を開始したので隙も何も無抵抗状態である。
569 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 20:40:41.80 ID:Fn+bMjy+0
>>564

「うん、魔王」

【はて、と不思議そうに少年に、少女は真剣な表情で頷いた】
【それから少年に魔王を見たことないと告げられ】

「そっか……」

【と、しょんぼりとした顔で、残念そうに肩を落とした】

「やっぱり、ジェイルに倒された魔王軍の魔王しか、魔王っていないのかな……?
 でも、あの人はこの街に魔王はいるって言ってたし……ううん」

【顎に手を添えて、少女は一人ぶつぶつと呟き始めた】
【少年の思う前者の考えならば、少女は勇者のコスプレをして街を出歩く電波さんだろう】
【しかし後者の目で見れば、彼の目の前にいる少女は本気で魔王を捜しており、どうすれば魔王に会えるか、真剣に考えている勇者である】
570 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 20:41:33.58 ID:5FDFKae40
「さて・・・11時まで時間が空いたな」

【少年はベンチに座りなおす】

「誰か模擬戦してくれる人いないかな・・・」

【少年はナイフの手入れをしながら呟く】
571 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 20:42:01.56 ID:KfUf2uHK0
>>567
「へへ…驚いたろ?」

【ビックリ仰天。驚き桃の木山椒の木】
【まあ、重心移動もして唸って「受けこそ神髄」とか言って。ただぶん殴られただけである】
【そりゃあ驚く。バカさ加減に】

「じゃあ…今度はこっちから……とはいかない。俺は優しいから君に手を挙げたりはしない」

【「さあこいや!」と言うものの。ハッキリ言うとただ腹が痛くて碌に動けないだけである】
572 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 20:42:26.92 ID:1+vwpDmg0
>>568
(出来るだけ生成に時間を使う!!)
(そうすれば向こうから攻撃を仕掛けてくるだろう!!)
(そしてわざと攻撃を喰らい自信をつけさせてだな・・・)

【そんなことを考えながら水晶の大剣をゆっくりと生成する】

(はやくこないかな〜)

【チラッと相手を見ながら生成を続ける】
573 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 20:47:18.25 ID:KvrSrZWNo
>>572
(ん、まだ相手は動かない。)

(今の内に...ハッ!)

後ろ:壁
右:行き止まり
左:行き止まり

(詰んだ...)

周りこむスペースは十二分にあるが、自分の足では確実に追いつかれる、そんな気がしていた。

「ど、どうしても戦うと言うなら...わ、わ、私は本気で戦います。だから、ね?」

「やめた方が良いんじゃないかな〜なんて。」

この戦士は究極のヘタレ戦士であった。
574 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 20:48:38.37 ID:jdZPQP6IO
>>571

「ふうむ……相当な手練と見ました。」

【男の余裕そうな態度は、今までの能力者とは一味違う】
【少女はそう感じていた。大抵の場合、】
【自分の一撃を食らったら今度は相手から仕掛けてくるからである。】
【それをしないところを見ると…まだ有り余るほどの余裕が…という解釈だ。】

「これは…久しぶりに絶招≠使える相手かもしれません…」

【ジリジリ間合いを詰めながら呟く少女】
【分かるだろうか。いつもより数倍#Z密な「氣」が練られていることに。】
575 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 20:53:39.77 ID:1+vwpDmg0
>>573
いいぜ!!本気でこいよ!!
胸にかけて!!胸に(迫真)

【相手がやっとやる気を出してくれたと思ったらしい】

(長いこと隙を見せていたというのに襲ってこなかったということは、
 どうやら正々堂々とこちらから攻めてもらいたいのかなって)

やっぱり来いって言うの撤回!!
こちらから行くぜ?

【生成した水晶の大剣を構え、相手に向かっていく】
【そしてまずは小手調べ、横なぎに切り払う】
【威力は高いが、速度は遅い攻撃だ】
576 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 20:54:15.37 ID:+oJlJo9U0
>>569

「は、はぁ…」

【…判断に困る。】
【少女が、ただ単純に勇者らしき格好をしているならば…前者の考えがストレート勝利を収めていただろう。KO勝である。】

【ただ――スライム。この存在が後者の考えに説得力を持たせる。】
【少年は、今まで一度としてスライム――いわゆる魔物――など見たことがない。】
【旅人であるのだから、世情には人並み以上には詳しいつもりだ。その自分が知らなかったのだ。】

【仮にスライムが魔物でないにしろ、普通の生物ではない。それをこの勇者らしき少女が連れている、と言う事は…】
【…まさか本当にこの少女は勇者であり、『魔王』が存在するのかもしれない。】


【――――と。少年の頭脳がもうすこしよければ、この考えにも辿り着いたかもしれない。】
【しかし悲しいかな、少年はそこまで頭が良くはない。学年順位も努力の賜物である。】

【そんな微妙な頭脳を持った少年の実際の考えは―――】


「(これは…どうなんだ?考えろ。考えろ。)」

「(魔王?本当に?勇者?本当に?考えろ。考えろ…)」

「(一旦整理してみよう。魔王ってなんだ?え、そこから?)」

【――このザマである。】
【しかも微妙に思考がループしている。】

【手を顎に持っていき、いかにも頭が良さそうなポーズを取っているが…このザマである。再三言おう、このザマである。】
577 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 20:58:09.99 ID:KfUf2uHK0
>>574
【見事な勘違い】
【確かに相当な手練れではあるのだが、一人で路地裏の不良共を一掃出来るくらいには強いのだが】
【それでもその道のプロの方には遠く及ばない。当たり前だが】
【しかもこれがドロドロのルールも秩序もない殺し合いならばまだ彼にも勝機があったが】
【これはルールも秩序もある。しかも彼はバカみたいにかわいいものに対して紳士なので攻撃する気はない】

「おお…必殺技かい?」

【当たらずも遠からず。ちなみに彼は「氣」なんて存在は知らない】
【ベンチにいる蛇はその凄まじい「氣」を肌でヒシヒシと感じているが】

「流石に今度はガードさせてもらうぜ……」

【死ぬ可能性も十分あるのだが、何故か余裕の表情。汗すらかいていない】
【全く不可解である】

【そして、彼は我流の「受け」の構えに入る】
【その構え方は右手を地面に、左手は肘を前方に手で心臓の辺りを抑えるというかなり謎な構えである】
【本当に大丈夫か?】
578 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 21:01:19.84 ID:Fn+bMjy+0
>>576

「……あっ」

【と、少女は声を漏らした】
【よく考えれば、街の大通りで商人とずっと立ち話というのもどうだろうか。相手に迷惑ではないか?】
【そう考えた少女は、少年の顔を見上げる。すると、彼は随分と難しい顔をして何かを考えているかのようだった】

「おーい? エイトー? おーい? どしたのー?」

【少年の顔の前に右手を挙げ、目の前でその手を振りながら呼びかける】
【頭がよさそうなポーズで、実際、少年は頭の良さそうな雰囲気である】
【今ここで呼びかけるのはまずいか? 少女は少年の名前を呼んだ後に、そんなことを考えていた】
579 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 21:02:02.77 ID:jdZPQP6IO
>>577

「……」

【少女は答えない。否、答えられなかった。】
【いつにもまして精密な「氣」の操作が要求されている。】
【足運び、呼吸、その他筋繊維の動き一つ一つまで、】
【過敏になるほどに集中しなければいけなかった。】
【彼女からあふれる「氣」がより強くなる。】
580 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 21:02:06.40 ID:KvrSrZWNo
>>575
「...え?」

ヤバい、絶対にヤバい。
こうなったら全力で向かい撃つのみッ!

(神様仏様私に命を与えてくれてありがとうございます、私は最後まで貧弱でしたが最後位は戦士らしく戦って死にたいと思います、アーメン。)

相手の水晶の大剣を見て顔が青ざめる。

そして繰り出される切り払い。

(『貧弱でも良いじゃないか。』)

ふと誰かの声が聞こえた気がした。

地面に尻餅をつき、楯で頭を隠す。

そして剣を...受け流す。

「くあああ!」

が、腕が足らずに吹き飛ぶ。
切られなかっただけマシか。

「母なる大地よ、幾万年過ぎし欠片を我が道の為に顕現せよ! ストーンシューター!」

掌を相手に向ける、すると小石がそれなりの速さで飛んで行く。

いってしまえば投石を魔法の力を使って小石を飛ばしているだけである。
581 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 21:09:20.16 ID:KfUf2uHK0
>>579
『うおう…久々の強者か……』

【彼女は経験豊富なのでこれほどの強い「氣」でも「強者」でおさまるのである】
【今までどんな猛者にであって来たのか知りたい】

「………いや、これじゃ足りねえか」

【相手の並々ならぬ集中状態を見て彼も感じた。こんな防御では死ぬんじゃね?と】
【というわけで構えを変える】

「うっし」

【両手で顔を二、三度叩き、気合を入れる】
【そして片足立ちに空いている左足は膝でカクンと曲げ所謂ももあげの状態】
【両手は胸の辺りで合わせて構える。片足で立つのは小さな衝撃でも吹っ飛ぶようにし、身体への負担を極力取り除くためである】
【ふざけているわけではない】
582 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 21:13:21.69 ID:1+vwpDmg0
>>580
素晴らしいぞ!!兄弟!!

【攻撃を防いだことに感心しているようだ】

おまけに魔法を使えるとは・・・見事!!
しかしこいつの相手は荷が重いか?

【大剣を地面に突き刺し、その腹で投石を防御する】

ならばこちらでどうかな?
水晶刀二刀流!!

【左手と右手にそれぞれ水晶で出来た刀を生成する】
【左手の水晶刀は緑、右手の水晶刀は紅く光っている】

さあ、その力を見せてみろ!!

【左右の水晶刀を打ち付け、火花を発している】
583 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 21:14:26.80 ID:jdZPQP6IO
>>581

「……まだまだ…発勁…」

【さらに氣を練る】
【相手のカンによっては、練り込まれた氣が左掌、左肘、背中に集まっているのが分かるだろう。】

「……」

(…後少し…)

(落ち着け…少しでも衝撃を食らったら◆が散る)

【ジリジリとさらに距離が縮む。】
584 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 21:15:05.38 ID:+oJlJo9U0
>>578

「……………ん?」

【微妙にループしている思考ではあるが、本人は至って真剣に考えていた。】
【それ故集中しており、自分の顔の前で手を振っていた少女に気付くのに、少しばかりかかったのだ】

【まあ、うん。確かに集中はしていた。していたのだが。していただけである。】
【何か収穫はあったかといえば、何もない。強いて言えば魔王と勇者は永遠のライバル、といったことだけである。】


「あ、ああ、すみません。ちょっと考え事をしていて…」

「…魔王の件、僕も探してみますね。色々とあたってみます。」

【だというのにこんな事をほざく。】
【少年は、集中していた。それだけは確かである。】

【だからなのかどうかは知らないが、もう少し考えれば何かがわかるような気がしていた。いや、分かろうはずもないのだが。】
【で、なぜかキリッとしている。色々とあたってみます。キリッ。】


「――じゃあ、僕はそろそろ行きますね。」

「お気をつけて。あんまり、期待しないでくださいね。」

【さっと身を翻し、片手を挙げて去ってゆく。】
【その後姿は、またしてもキリッとしている。キリッ。】

【そして、これまたなぜか…そこはかとない大物感が漂っている。】
【『ただの人物ではないのではないか?』と。もしかしたら思うかもしれない。もしかしたら。】
585 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 21:20:53.92 ID:KfUf2uHK0
>>583
「ん…俺は技の邪魔はしない。安心して準備すればいい」

【相手に微かに笑いかける】
【相手にはそんな暇ないかもしれないが】

【そして彼も来たるべき時の為に神経を集中させる。相手の初動を見逃すことは許されない】
【下手すれば死ぬのだ。全神経を目の前のかわいい少女に向ける】
586 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 21:22:43.12 ID:KvrSrZWNo
>>582
「くうう...」

対人戦になるとロクに楯も構えられない。そんな少女は再び立ち上がる。

石は防がれた、仕方ないだろう。

目に入るは2本の水晶の刀。

「ち----、--く----」

自分自身でも聞こえない声を漏らす。

「弱くても、どれだけ弱くても。」

「抵抗出来ない訳じゃない。」

いきなり走り出す少女。剣と楯を強く握りしめる。

「弱くても良いじゃないか、貧弱でも良いじゃない。どれだけ弱くても私は...僕はッ...戦士なんだッ!」

剣を相手の肩を目掛けて振り下ろす。

だが、残念な腕だ。
降り上げから降り降ろすまでの間に反撃が出来る程の鈍さ、剣の最もダメージの通る中心部ではなく先端で斬ろうとしている所。そして剣を振っているのではなく剣に振り回されている。


実際、通常の人間ならこの攻撃の前後に2回は反撃出来るだろう。しかも無傷で、だ。
587 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 21:23:22.96 ID:jdZPQP6IO
>>585

「……」

【ギリリ】
【と歯を食いしばる。濃密な氣を蓄え、】
【少女は左足で「鋭く」踏み込もうとした。】
588 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 21:25:51.16 ID:KfUf2uHK0
>>587
「…………」

【こちらは目を細めて相手を見守る】
【片足立ちにも関わらず微塵も動かない。バランス感覚は抜群だった】
【その光景は無関係の第三者から見ればかなり異様なものだろう】

(…………来る)

【―――――来る!】
589 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:1 [sage saga]:2011/06/24(金) 21:26:41.70 ID:Fn+bMjy+0
>>587

「ほんとに!? ありがと! じゃ、頼むよ!」

【意外にも協力を申しだされ、少女は満面の笑みで喜んだ】
【一人よりも一人と一匹、一人と一匹よりも二人と一匹】
【捜してくれる人物は多い方が、捜し物は早く見つかるものである】

「うん! そんじゃね! じゃあ、そこそこ期待してるから!」

【透き通った瞳を爛々と輝かせている少女の様子は、期待しまくりだった】
【少年のキリッとした後ろ姿が見えなくなるまで、少女は子供のように大きく手を振って見送った】

ラオウ「なーんか、最後らへんすげえキリッってしてたな……」

「え? そう?」

【気迫や大物感に鈍い少女は、少年の醸し出す何かに全く気付くことは出来ず、どちらかというと気付いたのはスライムの方だった】

ラオウ「あれはなんかやるかもなwwwwwあれはwwwwwww」

「さっき言いそびれたけど、人をあれとか言っちゃダメだよ、ラオウー」

【そんな会話をしながら、少女とスライムもどこかへと去って行った】

/絡み乙でした!
590 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga]:2011/06/24(金) 21:28:15.85 ID:+oJlJo9U0
>>589
/乙&感謝でしたー!
591 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 21:29:12.70 ID:1+vwpDmg0
>>586
まだだ!!まだこんなものではないよ!!

【左手の水晶刀で剣を防ぐ】
【そして不敵な笑みを絵かべる】

だがいい感じだ!!
ハードボイルドへの道の階段を着実に上っているぞ!!

【右手の水晶刀で楯を弾き飛ばそうとする】
592 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 21:34:45.10 ID:jdZPQP6IO
>>588

ダアンッ!!!!

「…陰陽式八極門……」

【下駄が地を打ち付ける。】
【踏み込みながら…】

「―――――――――――――絶招=v





修羅

覇王

靠華山





【相手の鳩尾を狙った左掌打】
【同部位を狙った左肘打ち】
【背中でのタックルを、】
【素早く順に放とうとする。】
【「氣」を最大まで負荷したその一撃は強力無比で、】
【「直撃すれば」絶大な打撃系のダメージを受けて、吹き飛ぶことになるだろう。】
【連続で攻撃が入ればそのダメージは相乗的に上がる。】
【しかし、踏み込む予備動作、重心移動その他の身体捌きによる若干のタイムラグがあるため、】
【相手の反応、及び行動によっては、回避や迎撃も充分に可能だ。】
593 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 21:35:15.42 ID:KvrSrZWNo
>>591
「ハァ...ハァ...」

現在の彼女の出せる最高の一撃がいとも容易く防がれた。

更に水晶刀と少女の剣が衝突した時、剣は吹き飛び楯も弾かれた。

後方3mに剣と楯が落ちている。

2つとも戦士の誇りだ、これを棄てて逃げるなど出来ない。

「まだだ...!」

右手を構える。

「空に迷えし裁きの欠片よ、今集いて一筋の審判を下せ! せいでんき!」

右手から細い電気が放射される。

それはまさに呪文名と同じく静電気を強化したようなレベルの低い魔法だ。
594 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 21:46:58.09 ID:KfUf2uHK0
>>592
「―――――見切った!!」

【とは言うものの、実際見切れたかどうかは微妙である】
【まず第一撃。左掌による打撃は合わせていた両手で受ける。と、メキメキイという嫌な音が響き、骨が折れたのを知らせてくれた】
【そして第二撃。その流れのまま来た左肘による打撃もそのボキボキに折れた両手に受ける】
【今度は骨が折れるとかそんな生易しい物ではなく、右手首から先が吹っ飛んだ≠ツまり無くなった。左手首は無くなりはしなかったものの、グチュリというなにかをかき混ぜるような音がした】
【もう使い物にはならないかもしれない】
【最後の背中からのタックル。これは左足を突っ張って、少女の背を押すことで直撃は免れた】
【ただし、左足は普通と逆の方向に曲がっており、その浮きあげった左足に体を持っていかれてバック転しながら公園の端っこまで何度も転がる】
【彼が転がった道筋はハッキリしている。何故ならば彼の右手首から飛び散る血液が道しるべとなっているのである】

【ある程度の距離で彼は地面との摩擦で止まる】
【全身が痛いが、最後の力で顔をもたげ、一言】

「練習相手に…なれた?」

【それだけ言って、顔を地面に埋める。なんとか死んではいないが、どこからどう見ても死んでいた】
595 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 21:50:02.97 ID:1+vwpDmg0
>>593
なるほど・・・うぐっ!!
フッ。どうやら理解したようだな。

【電流を避けきれず、体に痺れが走る】

俺に痛手を与えた礼と言ってはなんだが・・・
特別に奥義を見せてやるさ!!

【両手の水晶刀を構える】

狼虎滅却・・・!!

【水晶刀を構えたまま相手に向かって走り出す】
【後数歩で刀が届く距離に近づくと、構えた刀を十字に交差させる】

縦横無尽!!

【交差させた刀を打ちつけ、弱い電流を走らせる】
【そのまま相手に向かって交差するように両手の刀で切りつける】
【もちろん手加減して、相手の服が切れる程度に押さえ込んでいる】
596 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 21:50:57.63 ID:jdZPQP6IO
>>594

「……」

【タックルを放った後、】
【少女は力尽きた様に残心を取るのも忘れて、】
【ゆっくりと倒れる。】

「……」

「…なりまし…たよ………すごく…」

【仰向けに倒れ、顔を相手の方に向けてから言った。】
597 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 21:56:04.78 ID:KvrSrZWNo
>>595
まるでダメージは無いだろうが、電気は命中したようだ。

直ぐに後ろを向き、駆け出す。

剣と楯さえ取れればそれで良い。

背後からこちらに走って来る足音が聞こえる...あと少し...

相手の刀の空を切る音、まだ早いが...地面に飛び付く。

三角帽子が刀に当たるのを感じた。

[ドサッ]

「くッ...」

三角帽子が落ちる。
剣と楯には届いたが掴めていない。そして何より後方に敵、しかも上である。

完全に...敗北した。
598 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 21:56:33.94 ID:KfUf2uHK0
>>596
『死んではいないか…タフなやつだ』

【彼は死んではいない。死ぬより辛い痛みに襲われているが】
【まあ、左足で直撃を防いでいなければポックリ死んでいたのだが】

「ぐひ……ふう…はあ……死ぬ……」

『私にお前を運べるだけの力はない。残念だったな』

【奇跡的に彼は内臓は無傷だった。なので死んではいないのだ】
【まあ右手首がなく、左腕は使い物にならなく、左足はあらぬ方向に曲がっているのでは立ち上がることすらできないのだが】

「…………だれかー……ここにかわいい女の子が倒れてますよー……」

【最後にそう呟き、気絶した。このまま放っておけば勿論死ぬ】
599 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 22:00:28.62 ID:jdZPQP6IO
>>598

「うぅ…ああ…」

【相手を見て、必死に立ち上がろうとするが、身体がうまく動かない。】

「へ、蛇さん!」

「こ…こっちに来てください…は、早く!」

【倒れたまま少女は蛇に向かって叫ぶ。】
【相手を死なせてはならない。その一心であった。】
600 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 22:04:14.65 ID:KfUf2uHK0
>>599
『ああ!?人間の指図など受けんわ!!…………だが血がもらえなくなるのは困るからな…行く』

【ツンデレだった】
【ずるずると地面を這いながら倒れた少女の方へと進む】

『で?なんだ?先ほども言ったが私に人間を引っ張れるような力はないぞ』

【八つの首が全て少女をガン見していた】
601 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 22:04:58.79 ID:1+vwpDmg0
>>597
一応は勝利・・・と言っておこうかな。
本当はそれ取らせるつもりだったけど、
それだと弾いた意味なくなるな〜って。

【水晶刀を地面に突き刺し、トレンチコートについた埃を払う】

いや、でもあっても多分意味なかったんじゃないかなって。
ほら、この刀鋼鉄より強度上だし。
でも少々ハードボイルド精神に反するかなって・・・
正直スマンカッタ。

【申し訳なさそうに言う】

まあ、勝敗なんてどうでもいいさ。重要なことじゃない。
もっとも重要なことは君がハードボイルドを『心』で理解できたか、だ。
で、どうかな?ハードボイルドって理解できたんだぜ?

【相手が立ち上がるのを待ちながら言う】
602 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 22:11:55.78 ID:KvrSrZWNo
>>601
黒いショートヘアが風に靡く。

次の瞬間には命は無いだろうと少女は思っていた。

青年の声が背後から聞こえる。

「ふぇ...?」

随分と間抜けな声だが許して欲しい、今は自分の命がある事を確認するだけで精一杯なのだ。

「意味がなくてもこの剣と楯は戦士の誇りです。無くなれば草木を分けてでも探して剣が折れればその折れた剣でも戦います。それが誇りです。」

争いは嫌いだが自身の戦士像はしっかり持っている。

少女は立ち上がり、また斬られた三角帽子を目深に被る。斬られたせいか三角帽子の半分がダラリと垂れている。

「ええ、言葉には出来ませんが理解出来ました。戦っている時に感じた"ソレ"がハードボイルドと言うならば。」
603 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 22:16:10.10 ID:jdZPQP6IO
>>600
すいません飯落ちです。
すぐ戻ります…申し訳ない…
604 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/06/24(金) 22:17:15.91 ID:EcR8DJfu0
 漣、まるで鼓膜を洗う様に、静かに。
 潮風、まるで肌を撫でる様に、柔らかく。
 月明かり、まるで道を照らすように、皓々と。

 運河沿い、倉庫街の奥に、廃倉庫がひとつ、悄然としている。
 錆つき、骨組がうかがえるそれ。

 ――。

 その入口の傍で、断続的に、何かの落ちる音がする。

「――っ、届かない……」

 腿を抑える、“独り”の女性。
 見上げた先は、倉庫の天辺。
 その縁に、リボンが絡みつき、靡く。

 独りは立ち上がり――跳ねる。

 すると、あたかも空中を蹴り、跳ね、上へと登っていく。
 しかし。

 ――。

「――っ、っ……」

 地面を一回、空中を二回、蹴る瞬間で、落ちてしまう。
 淡白な表情ではあるが――悔しそうに、きゅっと唇をかむのだった。

 ――尤も、リボン自体大切なものでもなく、そもそも、“独り”の物ですら、無いのだった。
605 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 22:17:27.86 ID:KfUf2uHK0
>>603
/大丈夫だ、問題ない。
606 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 22:19:18.94 ID:1+vwpDmg0
>>602
どうやら『心』で理解したみたいだな・・・

【感心、といった表情で言う】

そう、ハードボイルドとは人それぞれによって微妙に異なる。
君が見つけた『ソレ』は間違いなく君にとってのハードボイルドだ。

【今一番いいこと言ってますよ、という顔をしている】

ところで、君って付いてるの?付いてないの?

【どうやらシリアスな雰囲気に疲れたらしい】
607 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 22:25:00.18 ID:KvrSrZWNo
>>606
「コレがハードボイルドですか、成る程。」

相手の顔は見ないでおこう、どうせドヤ顔が待っている気がしたからだ。

「.......セクハラですよ。付いてませんけど。」

この風貌のお陰で嫌って程聞かれた事だ。

「もう性別の話しはやめましょう。」

唇を噛み締める。

「私そろそろ帰ります、ありがとうございました。」

少女はゆっくりと歩き去ろうとする、三角帽子を買わなくては...
608 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 22:35:31.30 ID:1+vwpDmg0
>>607
おや、失礼。
−65536OSRの失言だな・・・

【落ち込んでる】

もう帰るのかい?
まあちょっと待ちなよ。

【相手が帰ろうとするのに気が付いて止めようと近づく】
【そしておもむろに内ポケットから1冊の小説を取り出す】

これは俺の愛読書でな。
レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』だ。
ハードボイルドの基礎が全てつまっていると言っていい。
無論、家には同じのが大量にあるから気にしなくてもいい。

【それをそのまま相手に手渡そうとする】

そんでもって俺の名前なんだが、
この小説の主人公、フィリップ・マーロウから取られているのさ。
俺はフィリップ・橘だ。コンゴトモヨロシク・・・

【頭を下げ、恭しく自己紹介をする】
609 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/24(金) 22:43:16.80 ID:KvrSrZWNo
>>608
「まあ、落ち込まないで、僕が男に見せてるだけだから。」

近くでみれば普通に女の子です。

相手の取り出す一冊の小説。
それを手渡してくる。

「は、はぁ。」

受け取る少女、大量にあるとは一体どういう事なのかが気になるが。

「フィリップさんですか。」

「私の名前は......レオンハルトです。」

こちらも頭を下げ、自己紹介。

「よ、よろしくです。」

広間の時計を見る少女。

「うわッ、こんな時間!」

「ごめんなさい!失礼します!」

全力で駆け出す少女。余程急いでいるのだろう。

exp+1!

exp(2/5)、レベルアップまで残り3。

/絡み乙&ありがとうございました!
/間もなく風呂落ちなので切らせていただきます。ありがとうございました。
610 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 22:44:16.21 ID:jdZPQP6IO
>>600

「時間がありませんから…失礼します!」

【少女は蛇の頭に左手を乗せようとした。】
【もし乗せることができたなら、蛇は「疲労」を感じるだろう。】

「よっと!」

「死なないでくださいよ!」

【蛇から氣を「抜き取った」少女は、】
【倒れた男に駆け寄る。】


/お待たせしましたー
611 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/24(金) 22:48:51.51 ID:1+vwpDmg0
>>609
レオンハルトか・・・
名前は勇ましいな。

【確実に失礼なことをつぶやく】

もう君には届いていないかもしれないが、
一応言っておこう。
ハードボイルドの真髄は『やせ我慢』、さ。

【去っていった相手の背中を見つめながら言う】

それにしてももうちょっと話したかったな〜
オッドアイの右目が赤で左目が緑の方が好きなのか、
それとも逆が好きなのかとか。

【そんなことを言いながらも、上機嫌でその場を立ち去る】

/お疲れ様でした〜
612 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 22:49:08.71 ID:KfUf2uHK0
>>610
『なにをする!』

【八つの内三つの首が疲労を感じてグデーンと力なく地面にもたれこむ】
【この蛇さんは生命エネルギーが尋常でないのでそこまでは疲れなかったようだ】

「………………」

【致命的な怪我を幾つも負った彼】
【揺すったり、声をかける程度では決して起きないだろう】
【特に右手首がないのは痛い。刀を扱うはずなのに腕が使えないのは本当に痛い】

『……………血をくれよ』

【疲れの回復の為に血が欲しい蛇だった。この一言は聞こえてはいないだろうが】

/おかえりなさいー
613 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 22:51:34.85 ID:jdZPQP6IO
>>612

「ああ!!…どうしよどうしよ!」

【オロオロ】
【稽古で相手を[ピーーー]わけにはいかない。】

「と、とりあえず…」

「病院に…」

【そう言って担ぎ上げた。ふらつく】
614 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/24(金) 22:54:53.51 ID:0T3C7S0Ho
>>604
(いいですか?)
615 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/24(金) 22:56:00.71 ID:szz5B7do0
【路地裏から一人の少女が出てくる】
「フリーゲルト、早く帰るよ・・・・」
【路地のほうに向きなおり誰かを呼んでいる】

【路地裏から出てきたのは地面を砕きながら進んでくる超巨大ハエトリ草だ】

「ちょっと・・・・地面くらい溶かして進んでよ・・・・・・後で掃除するの大変なんだからね。」
【大きなため息を付いている】

「はぁ・・・・・ちょっと、フリーゲルト聞いてるの?」
【ハエトリ草のほうに向きなおり小言を言い始める】
「しかも、夏場は餌が腐りやすいんだから・・・虫がわいて大変なのよ・・・」

【怪植物はその場に留まっている】
【主人に怒られて拗ねているのだろう】
616 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 22:56:38.37 ID:KfUf2uHK0
>>613
【病院。なんと五人目。パない】

「……………」

『おい。置いていくな』

【男と少女の方へと少し疲れた体を引きずり這っていく】
【なんとか少女を伝い、男の体に乗っかろうとするのであった】

617 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 23:01:49.13 ID:jdZPQP6IO
>>616

【というわけで病院】
【の待合室。】
【緊急事態であるため、医者や看護婦も慌てていた。】

「と、とにかくお願いします!!お金は私が払いますから!」

【男をタンカに乗せ、運んでいく医者に叫んだ。】
618 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 23:09:04.81 ID:KfUf2uHK0
>>617
『かかっ。バカだからこうなるのだ』

【厭らしい笑い声をあげる蛇】
【というか何故病院に入れたし】

【男は現在集中治療室で手術中。右手首はもう絶対に戻らないだろうが。破裂したし】

【あとは結果待ちである。さて、成功か、失敗か】
619 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/24(金) 23:09:49.20 ID:6Xeg8UCN0
【夜の街】

【空気は、夏の夜の空気で満たされており】
【昼の灼熱と比べれば、楽園の如く】
【湿り気のある冷気が肌を撫でる】

「全く、決算期といわんばかりですねえ
私だって、危ない橋は渡りたくないのですがねえ」

【不良の溜まり場から出てきた男】
【次いで土で出来た棺が兵隊により運びだされる】
【中身は推して知るべし、である】
【最近は研究も一段落したので、このようなことがよく回ってくる】
【人工能力者の研究も進めなければならないのだから
共同体の為に行動するのは至極当然である】

【ともかく、男は棺を運ばせているのである】

/絡み待ちにございます
620 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 23:11:33.27 ID:jdZPQP6IO
>>618

「ああ…お願いします…神様…」

【赤いランプを見ながら、待合室のベンチで手を合わせる少女】
621 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 23:19:10.48 ID:KfUf2uHK0
>>620
【数時間後】

【手術が終了したのか、扉が開き医者らしき人物が姿を現す】
【その表情はお世辞にも優れているとは言えない。どちらかと言えば暗い】
【そして重々しく口を開く】

《ああ…手術は成功です…内部への損傷は奇跡的にゼロに近かったですから……》

【とりあえず一命は取り留めたということだろう】
【しかしそれに続けてこうも言った】

《しかしですね…凄く言いづらいのですが…左足および両腕は損傷が酷くて、特に右手は欠損していて…》

《ハッキリいいますと…もう二度と動かないかと………》

【なんと右足以外使えないと。とんでもないことになってしまった】
【これに少女はどういった反応を示すのか。蛇はというと笑っている】
622 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 23:24:23.52 ID:syuUH4qgo
>>517
【相手が得物を取り出すのを見る――水色の目が少しだけするどくなる。
思考がめずらしく高速回転し始める】

【鞘に収めたままなのは模擬戦であるからだろう。心優しい少年なのだと思った。
しかし――純粋にナイフ使いなのか、それともなんらかの追加オプションがあるのか。
ナイフを媒体、もしくは焦点としてチカラを行使するタイプであるかもしれない。】

【相手が殺気をほとばしらせていればここですかさず視界を奪い逃げに入るところだが、今回は違う。
まずは相手の出方をみることにした。
唯一の武器である声をすぐ使えるよう、息を吸い込む】
623 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 23:25:53.07 ID:jdZPQP6IO
>>621

【ガタ、と立ち上がる。】

「…よかった…」

【半泣き。】
【その場に崩れそうになるが、】

「……ぇ…?」

【ガーン】
【見る見る顔が青くなる。】

「…も、もう…治らないんですか…」

「…動かないの……?」

【声を震わせながら、】
【医者に尋ねた。】
624 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 23:28:56.30 ID:5FDFKae40
>>622
まずは・・・『風』
【少年がそう呟くとナイフの周りに風が集まる】
はっ!!
【ナイフを振ると斬撃が飛んでいく】
【鞘に入っているため殺傷力はないが当たると結構痛いだろう】
625 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 23:33:19.66 ID:KfUf2uHK0
>>623
《ええ、恐らく…彼は虚弱、というわけではないのですが…至って普通といいますか…》
《そうですね。戦闘馴れしている体ではないといいますか…痛みや衝撃に耐性が全くといっていいほどないのです》

【簡単に言えばモヤシなのである】
【路地裏の不良達を撃退する時は高い背に物怖じしたところをボコる。最近に至っては八つの首を持つ蛇と一緒にいるので】
【それだけで敬遠されがちである。つまるところまともに殴り合いの喧嘩などしたことがないのである】
【貧弱・虚弱・脆弱。弱三重奏】

『ホレ見たことかwwwははははww』

【重苦しい雰囲気の中、蛇の場違いな笑い声だけが響き渡っていた】
626 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 23:36:22.74 ID:jdZPQP6IO
>>625

「………」

「えと…今は…会えませんよね…」

【手術直後なので、】
【いわゆる「面会謝絶」だろうと考えた。】

「……分かり…ました…」

「……あの…また…お見舞いに……来ます…ので…」

【フラフラ】
【そう言って頼りない足取りで、少女は踵を返した。】
【出口に向かい、姿を消そうとする。】
627 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 23:40:42.62 ID:syuUH4qgo
>>624
にゅ……風邪?

【少年がナイフを手に、何かつぶやく。
少年の髪がさやさやとそよぐ。何かの力が発生しているのか集まっているか……かな?
やはりナイフを焦点にチカラを行使するのだ

と考えていると気合の入った一声と共にこちらに向け、ナイフが振るわれる。
斬撃なので、当然見えない、がなんかが飛んでくるだろうことは当然わかった】

『おにゃあああああ!!』

【マイクを口元に、大きな声を上げる。すると声を乗せるかのように突風が発生した】
【しかし、斬撃と突風では密度が違う。斬撃は威力をあまり落とすことなくソラのもとへ。
マイクを持っていた腕に痛みが走る。】

――いったたぁ!!

【傷はついてないようだが、思いっきりはたかれたかのような痛み。
思わず涙目になり悲鳴を上げる。当然、この声によっても突風が発生する。
しかし、何か狙ったわけでもない。突風はただ、そのへんの土ぼこりを巻き上げるだけに終わる。
ただし、土ぼこりは多少なりとも視界を悪くするかもしれない】

にゃるほど……なんか飛ばしてくるこうげきですかにゃ

【いいつつ、次の策を練る】
628 :【八岐之剣】@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 23:45:04.15 ID:KfUf2uHK0
>>626
『まあ、あのバカはかわいいものが死ぬほど好きだからな。今死んでも悔いはないのではないかなwwwww』

【なにかがツボに嵌ったらしく、ひっきりなしに笑っている】
【医者はギョッとしているがそんなの知らん】

『そうか、お見舞いな。ではまた。wwwww』

【少女が去ったのを確認してから再び笑い出す】
【医者は少女が去ってしまいどうしていいのやら。お金はどうするのか、蛇は何者なのか?色々困っていましたとさ】

/絡み乙ありでした!
629 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/24(金) 23:46:09.17 ID:5Pu7CBFAO
【路地裏】
【其処には「血臭」が漂っていた】



【自身の身長よりも長い朱拵えの大太刀を腰に帯び血で真っ赤に染まった陣羽織を着込み左手にのみ緋色の手甲を着けた男が歩いている】
【血臭は男から発されていた】
【男は今…】

…ちっ
…何処だここァ…?

【迷子だった】

…あああ、メンドクセー!
壁ぶった斬ってやろうか!?

【やめなさい】
630 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 23:47:10.54 ID:5FDFKae40
>>627

(・・・風を起こす能力?)

【土埃の所為で視界が悪い】

「はっ!!」

【ナイフを振り土埃を風で飛ばす】

「そこ!」

【風を後方に噴かせその勢いで一気に距離を詰める】
【そして可能ならナイフの手痛い一撃が飛ぶだろう】
631 :【陰陽八極】 [sage]:2011/06/24(金) 23:47:56.88 ID:jdZPQP6IO
>>628
/乙でしたっ!
ありがとうございました!
632 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/06/24(金) 23:48:56.34 ID:6xw1ik6Ao
店先に並んだ色んな花を見ていた
夜。今日も男はひとり、退屈な時間を外で過ごしていた

「……むう」

今彼の視線の先に有るのは、店先の端にちょこんと置かれたサボテン
しゃがみ込むとツンツンとその棘を恐る恐る、指で触れては引っ込める
余程気に入ったのか、サボテンへと熱い視線を注ぎ、外す事は無い

「...ッ」

そんな行動を繰り返すうち、遂に遂げは人差し指の腹に突き刺さり
ツー、と血が漏れだしてきた。今現在、そんな男の様子を見ている者はいない。もし、誰か現れたのなら
バンダナを巻いた20代前半の男が花屋にしゃがみ込む様子はさぞ、人目を惹く事だろう
男は滴る血を舐ると再び視線をその、威厳のある緑の身体へと走らせた

/何でも
633 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/24(金) 23:51:08.87 ID:yq7fEA/n0
>>619
まだいるでしょうか?
634 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/24(金) 23:52:14.45 ID:0T3C7S0Ho
>>615
(…いいですか?)
635 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/24(金) 23:52:53.89 ID:szz5B7do0
/>>615取り消しで!
636 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/24(金) 23:54:43.56 ID:6Xeg8UCN0
>>633

/まだ居りますよ
637 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/24(金) 23:55:34.86 ID:5FDFKae40
/すいません限界です寝落ちします
638 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/24(金) 23:57:15.92 ID:syuUH4qgo
>>630
【これが作戦だったなら、ソラにはひとつ誤算があったといえるだろう。
それは相手が自分で風を起こすことができるということ、土ぼこりをなんなく片付けることができるということ。】

【再び気合のはいった一声と共に、ぶわっ、風が発生。
こちらにむけて土ぼこりがとんでくる。ちょっと口に入った】

おうあ! ぺっぺ……って『わあああああ゛』!!

【ぺっぺっ、なんて能天気にやっているうちに、風を効果的に使い距離をつめてきた少年。
ナイフを引き、一撃を放ってきた。

思わず驚きの声を上げるが、それがまた、突風を生み出すことになる。
もしもそれが、ナイフそのものや、ナイフを振る腕を
うまくおし戻す、軌道をそらす…などができたら、一撃は当たらないだろう。

しかし、そうでなければ一撃はソラの肩を直撃する】
639 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/24(金) 23:57:42.98 ID:szz5B7do0
>>634
/oh・・・気付かなかった・・・すいません><
/もしかすると寝落ちするかもですが、どうぞ絡んでやってください!
640 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 00:03:17.32 ID:KYFfiUe90
>>619
(今日も今日とて不良の治療)
【遠くから、普通の顔、普通の服、普通の仕草をする青年が街を歩いている】
【目的は裏路地に行って不良と商売をする為、さすがに人殺しをしている不良は治療していないが心が痛くなる】

(…んっ? あれは…)
【途中、見たことのある物体が目に入る、土でできた人間、すぐさまそれを使う人間を思い出す】

「…オーエンさんですか?」
【不意に声をかける、理由は土の兵隊がやっていることが気になるから】
【さて、声をかけられた者は振り返ると普通に記憶できなそうな一般人Aの姿が見えるだろう、彼の背負っているでかいリュックで気づくと思うが…】
【後本当に良く見ないとわからないが最初に会った頃と違い右手に指輪がはめられている】

/名前は偽名でいいんでしょうか? もし違うなら本名に置き換えてください…
641 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 00:11:23.19 ID:kVCNFl3AO
【路地裏】
【ドゴン、ドゴンと何かを粉砕する音が響いている】

邪魔じゃあッ!

【ドゴン、と壁が粉砕されそこから男が出てくる】
【自身の身長よりも長い朱拵えの大太刀を腰に帯び血で真っ赤に染まった陣羽織を着込み左手にのみ緋色の手甲を着けた男だ】

斬って悪いなら蹴り破るまでよ!

【ドゴン、と壁にケンカキック】
【できた大穴に入って再びドゴン】
642 :【血槍晶銃】血を吸う槍の名手。吸った血を媒介に相手の能力を開放する。E:サンライトハートもどき・デザートイーグル@詳細wiki [sage]:2011/06/25(土) 00:13:49.94 ID:hbkKrDFxo
>>615
【そんな奇妙な光景を見ている一人のシスターがいた…】
【彼女は偶然通りかかっただけなのだが……その場に居合わせていたのだ】
【買い物袋を手にしており、少女がハエトリ草を呼び出すときからいたのだ】
【彼女はゆっくりと少女に近づいていく】

あら?お困りですか?

【彼女はにっこりと悪意がなさそうな笑顔で少女に語りかけた】
643 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/25(土) 00:14:42.17 ID:hbkKrDFxo
>>642
(なまえこっち!)
644 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/25(土) 00:19:14.16 ID:0+un8bTE0
>>642

「ちょっと!もう!そっちが悪いんだから!」
【まるで子供を叱りつけるように言う】
【心配らしくハエトリ草のほうへ近づいていく】

「もうっ!勝手にすれば良いよ!」
【こんな怪植物が勝手にしたら大惨事が起こるのが目に見えている】

【どうしようか考えているときに、どこからか声が聞こえてきた】
「この子が・・・ちょっと・・」
【肩を竦めシスターに現状説明を始める】
645 :【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん [sage]:2011/06/25(土) 00:21:40.11 ID:U58zfIRco
>>637
/わわわ、今気づきました
/お休み乙です!

/一応ここで凍結にしときますね
/よろしければ、また月曜にでも雑談でお声かけてくださいなー
646 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 00:22:37.45 ID:lUnaNL1r0
>>640

/あの名刺には本名が書いてあります
/表現不足で申し訳ない

【聞き覚えのある声に振り向けば】
【レストランの騒ぎの日、肩を直してくれた方がいるではないか】

「おやおや、君は
私の肩を癒してくれた方ではありませんか
あの節はお世話になりました」

【一応声と顔で人間の区別を付けられるのである】
【ましてや、能力者となれば覚えない訳がない】
【指輪には気付かない】

「しかし、どうしてこのような所に?
こんな時間に来て楽しいところとは思えませんがねえ」

【不審な思いを隠しつつ、問う】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/06/25(土) 00:29:02.62 ID:tu8jzukCo
>>632
/一度だけ上げます。凍結になるかもしれません、が
648 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 00:30:24.23 ID:KYFfiUe90
>>646
「はい、こんばんわ」
【最初にあいさつをする、一応頭も下げる】
【もし声と顔で区別してると口にしたなら「こいつ…できる!」と言っちゃうだろう、でかいリュックが目立ちすぎて顔を覚えてくれないと言うのが多すぎるのだから…】

「あーいえ、このまま裏路地に入って不良と商売をする所なんですが」
【頭の回転が速い人間ならば商売=治療と言うのが一瞬でわかるだろう、そして】

「オーエンさんがいたと言うのもあるんですが、これは…引越し…じゃあありませんよね?」
【ここで青年の気になったことを言う、兵隊が運んでいる物、どう見ても物を入れる箱には見えない】
【不安そうな顔で兵隊を横目で見つつ質問をした】
649 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/25(土) 00:31:33.97 ID:YxTonTuO0
「ぅぃ……ヒック、べらんめぇッ……何がヘーテンじゃぃ……私はにぁ?オトナだぞごるぅぁ……?///」
「何ならぁ……ウップ……もっと酒呑んじゃらぁーぃッ!!///」

……ーーー

……ーーーーとか、言ってた記憶が私には在る、寧ろ、其れ以降も以前も覚えて居ない
舌に呂律が回らなくなり、挙げ句に記憶、意識が無くなるまで呑んで居た。
揺るぎ無い事実だろう、仮と言え医療に従事する者がこんな調子で良いのか……?
顔色悪く頭痛で頭を抱える矮躯の女性、私、故か乱れた着こなしのややだぶだぶのナース服(M)

「ぁ"ぁ"ぁ"あッ〜……も、駄目、吐くッ……」

公園にて水道の前で、水を流し続け、ビニール片手に言葉通りの意味で胸糞悪さに
口から神秘的に光る七色の淡いレインボーな輝きを放つ液体(※イメージです)を吐いたり。
とても、少女的な容貌の取る行動に思えない。
然かし、二十代である、ちゃんと

「命、躯、醒……ーーー治門開封二門“酔醒”《ヨイサマシ》」

己の額と首筋を、二指で突く、悪酔い対策のツボで在る。
まぁ、体調が悪いと突くべきツボに力を集中出来ないので数度失敗した、吐いてから要約成功し
余裕が出て来た、嗚呼、情けない
650 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/25(土) 00:32:37.83 ID:hbkKrDFxo
>>644
【シスターは今までの会話の様子から…少女がどう困っており、尚且つ、ハエトリ草がなぜ怒っているのもわかる……いやそれより】
【まぁ、彼女はそんなこと知ったことではない。少女もハエトリ草も子供だと思うだけ】
【それより気になるのは、ハエトリ草が動けるという摩訶不思議のみ……】
【嘗ての教団であったら裁判にかけられるくらいだ…まぁ彼女は最初から人工能力者なんてどうでもいいのだが】
【女性は、少女を通り越し…ハエトリ草にその腕を差し出す……シスターの割にはがっしりしている印象があるだろう。太くないけど】

そのハエトリ草動けるんですね……触ってもいいですか?駄目なら『教育』していいでしょうか?
私これでも、昔は教師だったのですよ……?悪い子をしつけるのは得意なのですよ?

【微笑を崩さない彼女……その裏に何かあると思わせるくらいにまぶしい…】
651 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 00:33:46.50 ID:kVCNFl3AO
>>641再募集
652 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/25(土) 00:36:59.39 ID:U58zfIRco
ふう、涼しくなってきた……
もうここんとこ蒸し暑くてたまらないよ〜……

【月明かりの差し込む木立の近く。
 やや小柄な高校生…? が歩いてきた】
【ブラウンがかった黒髪、黒い瞳。日本人ぽい顔立ち。
服装は夏服ブレザー風、頭にはふさふさとした白銀のネコミミが生えている。
胸に十字架と喪章。肩にリュック。
越し周りには脇差、金属製の小手、白銀のねこしっぽなんかが見える。
一体何者だろうかという感じであるが、雰囲気は柔らかい】

【昼間は色々あってアジトにこもっていたが、
日が落ちるのをまって外に出てきたのだ】

/お待たせしました!
653 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/25(土) 00:38:47.91 ID:0+un8bTE0
>>650

「はぁ・・・噛まないと思うし・・・多分触っても大丈夫。」
【シスターを怪訝そうに見つめる】
「フリーゲルト!絶対に噛んじゃ駄目だからね!この前みたいに警察が来るよ!」
【多分、昔にも事故があったのだろう】

「ハエトリ草なのかな・・・」
【少女がどう答えようか迷っているうちに地面から無数の触手が出てくる】
「本人は違うって言いたいみたいだけどね。」

【眩しい笑みを眩しそうに見つめている】
654 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 00:40:26.86 ID:lsJfXN1IO
>>641

「…一体何が…」

【そこに通りかかる一人の人物。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中に帯刀した身の程もある大きな片刃の大剣。】
【近道しようとこの裏路地に差し掛かったのだが、】
【そこでなかなかに不可解な音を聞いてしまった。】

「ん?…んー…?」

【不自然な大穴。】
【好奇心半分に覗き込む。】
655 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 00:41:29.50 ID:lUnaNL1r0
>>648

「不良と・・・
ああ、藪医者紛いの事をされるのですか」

【治療を受けていたので、察しは付いた】
【生傷の絶えない不良たちから巻き上げていたのだろうと思いつつ】
【棺の中身の顧客に感づかれては困る】

「不良たちの略奪品を少々警察に寄進しましょうと思いまして
夜回りのついでに参ったのですが、蜘蛛の子を散らすように逃げられまして」

【口から滑るように出る嘘】
【それを横目に棺は次々と運ばれ、それを持った兵も整然と列を成す】
【不安そうな顔を見て、少し困ったようになる】

「恐らく今日は、患者は居りませんよ」
656 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 00:43:48.12 ID:kVCNFl3AO
>>654
おらぁッ!

【中を見ると向かいの壁にケンカキックを食らわせて壁に大穴を開けている男の姿】

…あ?

【視線を感じたのか、振り返り女性を視界に収める】

んだよてめえ、見せ物じゃねぇぞ

【無駄にギラギラと光る、まるで狂犬のような目で女性を睨む】
【迷子なのに】
657 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 00:47:51.22 ID:Foee902I0
>>652

…む、そこにいるのは月代君かい?

久し振りに会ったね。

【と、その近くから歩いてきたのは1人の女である】
【クリーム色の長い髪と純白の裾長ワンピースは、女と相手が出会ったときと全く同じ。】
【手には、分厚い本を持っている。【世界の神話 8】である。】

【女は、暑い、寒いなど全く感じる素振りも見せず、青年に話しかけた。】

だらしが無いね、暑いだの何だの…もう少し元気に過ごせないのかい?

/こちらもお待たせしましたぁ!
658 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 00:49:47.26 ID:lsJfXN1IO
>>656

「ははあ…あれが音源か…」

【にしてもすごい力だな、と内心舌を巻きつつ、】
【男の腰の腰の大太刀に目をやった。同じ剣客として、】
【他人の刀剣類にはやっぱり興味がある。】

「…そんな目立つことして見るなっていう方が無理でしょ…」

「…何やってんのよ。」

【身を屈めて穴をくぐり、】
【相手と同じ路地に立った。】
659 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 00:52:51.82 ID:KYFfiUe90
>>655
「ええ、そうです」
【特に感情を変化させずに答える、藪医者と言われようが青年は怒りもせず悲しむこともしない】

「あっ、そうなんですか、驚かさないでくださいよ、棺型の箱なんて不気味じゃ無いですか、いかにも中に誰かが入ってそうだし」
【腕を組んで棺を見る、人一人入る箱をこんなに、まぁ青年は何となく確信はした、口にはしないが】
【そして怪しむ素振りを見せずとも言葉は少し引っかかるかもしれない】

「しかし先生なのに社会の平和に貢献するなんて…最近の学校の先生って戦闘力が高いのですか?」
【今度は相手の目をしっかり見て聞いてみる、青年の目には疑問符がたくさん渦巻いていた】
660 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/25(土) 00:53:10.52 ID:U58zfIRco
>>657
あ、あるとさん……
おひさしぶりです……

【暑さに弱い猫男、へろへろしながら一礼。
猫耳しっぽが生えてから、一段と暑さに弱くなった気がする。ふさふさなせいか。】

どうしてもあついのにがてなんです……
日が落ちたので楽になってきましたけど。

【はい、きっちりだらしないです。
なんだか彼女の前では結構なさけないとこ見せちゃってる気がする……】

アルトさんは図書館か、本屋の帰りですか?

【みると、手には本が抱えられている。
まさかこのくらい中で読めるとは思いもつかず、そうたずねた。
もし帰りだといわれれば、送っていこうかな、なんて思ったりもしている】
661 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 00:55:53.19 ID:kVCNFl3AO
>>658
あ゙?何だぁ女ぁ?
見せ物じゃねぇってんだよてめえ

【ガンッと壁だった瓦礫を蹴り飛ばす】
【凶悪な力で蹴られた瓦礫はバラバラになって転がった】

あ゙?穴ぁ開けてんだよ穴ぁ
迷ったからよぉ
穴ぁ開けていきゃ何時かは広い道ぃ出るだろがてめえ

【めちゃくちゃな論法で自身の迷子を明かす】
662 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 01:01:41.42 ID:lsJfXN1IO
>>661

「あーあ…また…」

【壊れた瓦礫を見てため息。】
【何のためにこんなことをしているのだろうか。まさか、】
【壁を壊すのが趣味じゃああるまい。女は思考する。】

「……迷った…?」

「…あんたもしかして迷子…?」

【そしてその理由を聞こうとしたが、】
【先に男が言った。それを耳にいれて、】
【女は驚く。おおよそ予想だにしない答えだった。】
663 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:04:32.70 ID:Foee902I0
>>660

スタミナをつけなきゃ駄目だよ?
夏は暑くなりそうだから、熱中症にも気をつけないとね。
特に、暑さに弱いとどうなるか。君を見てると分かったもんじゃないよ。

【明らかにふらっとしている青年を前に、微笑を浮かべながらそう言って、こちらも一礼。】
【これでも青年を心配して言っている言葉なのだから、かなり毒舌っぽい。】

うん、図書館の帰り。
いつも読んでるんだよ。このシリーズは。

【女が持つ本は、最新刊が450巻という裏設定】
【それはともかくとして、青年の質問にサラリと返して、その場で本を読み始める。】
【辺りはやはり暗いのだが中身はちゃんと見えているらしく、時々頷きながらページをめくる。】
664 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:04:34.83 ID:lUnaNL1r0
>>559

【青年の目をしかと見据えて】

「夜回りを夜な夜な行うほど
他の先生方は暇ではない様ですから

それに力があってそれを有効に使わないのは
能力そのものに対してもいい気がしませんから
能力で積極的に社会参加しませんと」

【男は、持論を垂れ流す】
【力は皆が持っているわけではないのだから】
【力有る者が社会の為行使すべきと思っているらしい】

「棺ですと誰も不気味がって近づきにくくなるんですよ」

【更に隠し事を乗せる】【中身が人でないと完全に否定した】
【人が不気味がるのは本当だが】
665 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 01:07:18.55 ID:kVCNFl3AO
>>662
あ゙?誰が迷子だゴラァ!
首狩るぞてめえッ!

【ギロリと女性を睨み付け腰の大太刀の柄を握る】
【※この人は迷子です】

ちっと道ぃわからなくなっただけだ、勘違いしてんじゃねぇぞてめえ
だいたいだ、無駄に広いんだよぉここはぁッ!
首狩るぞくそがッ!

【地面に転がっている石を蹴りつける】
【間違いなくイライラしている】
【まるで子供だ】
666 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 01:11:55.73 ID:KYFfiUe90
>>664
「へー…」
【別に反論はしない、理由は単純、議論するのがめんどくさいだけだ、あまり哲学的な話は苦手のようだ】

「土でできた兵隊が町中を歩くのも…あっ、やっぱりいいです、忘れてください」
【思わず突っ込みたくなったがやめておく、これもやっぱり反論がめんどくさいだけ】
【さて、もう話すことも無くなったので青年は移動することにする】

「じゃあそろそろ自分は行きます、貴重な時間を省いてもらいありがとうございます」
【また頭を下げ礼を言う、上には敬語を使う、それが青年の常識】
【そして裏路地のルートへと歩く、止められなければそのまま消えるだろう】
667 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/25(土) 01:12:06.26 ID:7lcrlNXeo
>>663
そうですね……もっと水飲んで、ご飯食べなきゃ……
明日はスタミナ弁当でも食べてみようっと。

すいません、ごしんぱいおかけして

【毒舌かどうかは微妙なライン、しかし顔には微笑み。
ああ、心配してもらっているのだな。その気遣いが胸にしみる】

へえ…神話ですか。
読書がおすきなんですね。
ぼくは最近教団の教義についてとか読み始めましたよ。
けっこう難しいんで、なかなかすすまないんですけど……

【自分も読書は好き。なんだか親近感を感じる。
しかし…… ん? 読み始めた?】
あ、あの? もしかしてこの暗さで、本が読めるんですか?

【自分も夜目は利くほうと思うが、月明かりで読書とかさすがに無理。
読書の邪魔になっては悪いとは思うが、驚いて問いかける】
668 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 01:12:32.15 ID:lsJfXN1IO
>>665

「っ!」

【慌てて剣の柄を握る女。】
【一気に警戒した。いかにも業物の様なあの大太刀で、】
【バッサリやられてはかなわない。】

「それを迷子って言うんでしょうが…」

「…というか一本道なんだから普通に道なりに進めばいいでしょう。」

【とりあえず相手の様子を見ながら、】
【いつでも剣を抜けるようにした。】
669 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:17:59.48 ID:lUnaNL1r0
>>666

「不思議なことに、言われたことはありませんよ
言いかけた人ならば、刃を向けて黙らせましたが」

【それで言われていないというのだから
理不尽極まりない】

「ええ、お仕事が円滑に運びますよう祈って折りますよ」

【定型分な言い方、がふと思い出したように】

「そういえば、まだ学園に来る気は無いので?」

【聞いてみることにした】
670 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 01:19:12.86 ID:kVCNFl3AO
>>668
…あ゙?
………

【柄から手を離し腕を組んで考えこむ】
【ポクポクポクポク…】

…おお!そうじゃねぇか!
何だぁ女ぁ、頭良いなぁてめえ

【チーン】
【女性の言ったことが理解できたのか、スッキリした顔で腕組みを解く】

んで、名前なんだよてめえの名前
オツムだけじゃねぇ、剣も「やる」女だろてめえ
馬鹿でけぇ剣だってのに重心がぶれてねぇからなぁ
覚えとくからよぉ教えろやてめえ

【まじまじと女の身には大き過ぎる剣を眺めながらぶしつけな質問】
671 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:23:55.42 ID:Foee902I0
>>667

フフ、良いんだよ。
どちらにしろ、熱中症で倒れる前に対策はしないと。

【どうやらこちらの心配が伝わったようで、笑みを零しながら言う。】

そうだね、本は全般好きだが、神話系の本は特に好きかな。
これは読み応えがあるからね。
…へぇ、教団の。
ふむ、ちょっと興味が湧いてきた。私も読みたいものだね。

【女が持つ本の読み応えは、分厚さからして読まずとも分かるだろう。】
【それを一日で読破するのだから、恐ろしい。】

【と、パラパラページを捲って読んでいると、青年から問いかけられた。】
【…あぁ、そうか。人間は暗い中で本を読めないから…と思い、答える。】

あぁ、私の目は少々特殊でね。といっても能力関係じゃないんだけど。
暗い中で本を読むことぐらいならできるのさ。

【戦闘では役に立つことは無い(というか役に立たせない)が、こういう中では便利だ。】
【何処でも好きな読書が出来るのだから。 女はそう思って、またページを捲り始めた。】
672 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 01:24:41.76 ID:lsJfXN1IO
>>670

【相手の手が動くのを見てこちらもゆっくりと、】
【確かめるように離した。その手をコートの内ポケットに持っていく。】

「はは……ありがと…」

【えっ、と。】
【思わず突っ込みそうになったがぐっと堪えた。】
【取り出したのはタバコ。一本咥え、ライターで点火する。】

「…自分から名乗りなさいよ…」

「…ロータスよ。ロータス=ブラック…」

【紫煙を燻らせながら自己紹介。】
【女は「氷」のような「蒼」い瞳を向けた。】
【大剣から放たれる冷気が心地よい。】
673 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/25(土) 01:24:45.20 ID:hbkKrDFxo
>>653
【二人はとっても仲がいいらしい。だが付き合いは長くなさそうだ…というのがシスターの見識である】
【まぁたかがシスターの眼力など大した物ではないのであえて名言はしないが…】
【シスターは二人の掛け合いを見つつ、ハエトリ草のすぐ側まで寄っていた】
【なんとも大胆である、その数秒前に地面から触手が映えてきたというのに】

フリーゲルトというのね?不思議な名前ですね…?
ああ、私は『アンジュ』と申します。よろしくおねがいしますわね?

【彼女は無数の触手にも頭を下げてどこかズレた感じを演出する】
【まぁ、触手に挨拶でもしておけば機嫌が取れると思ったのだろう…】
【笑顔は癖のようなもの……実際怒る時も似たような表情である】

【さて、触手を潜り抜け…シスターはハエトリ草の下顎を撫でようとする】
【実際は下顎などではないのだが…まぁ気にしないでおこう】

………ふふ、かわいいですわね?
674 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 01:27:19.92 ID:KYFfiUe90
>>669
(助かった…)
【心の中で冷や汗をかいて安心、やっぱりこの人何かある】

【と、ここで学園のお誘いが来たので】

「あっ、自分は旅をしている身なのであまりこの街に深く腰を降ろすことはできません」
【首だけを振り返らせリュックをぽんぽんと片手で叩く、そもそも後一年で大人になる人間が学校に行けるのかすら判らない】

「昔は死ぬ程学校に行きたかったのですが…もう興味は無くなってしまいました」
【ここで青年は遠い目をしつつ遠まわしにNOと答えた、まぁ青年にも色々あったのだ】
675 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 01:31:31.66 ID:kVCNFl3AO
>>672
俺ぁ神楽 雷蔵
ただの「侍」だぁ
…!
げほっごほっ…
…なんだぁそりゃあ、煙てぇなてめえ

【煙草の煙にむせる男】
【目にしみたのか、くしくしと目をこする】

…なんだぁてめえ
なんか冷てぇぞてめえ
その剣かぁ?
不思議な剣だなてめえ

【じーっと冷気を放つ大剣を眺める】
676 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/25(土) 01:32:23.63 ID:7lcrlNXeo
>>671
そうですね……
とりあえず真昼には外に出ないように心がけてます。
出るとしたら帽子装備ですね

【話しているうちに少しだけ元気が出てきたらしい、笑みに笑みを返す。
そして本の厚さに改めて感嘆】

読み応え満点でしょうね……分厚いですもの。

ええ。ちょっと旧教義について、ちゃんと勉強したいって思いまして。
亡くなった方もいらっしゃるし、その遺志を継ぐのに役立つかなと……。

【そのうちひとりが、同志で不殺の外部協力者だったことまでは言わなかった。
言うと泣きそうになりそうだから】
【一方で、まさかこのボリュームを一日で読破するとは思っていない。
一週間かけて読むにはちょうどいいよね、なんて思っている。いや、思うことで泣きそうな気持ちをごまかした】

【暗い中で読書ができるときき、素直に感心。その能力は全本好きの憧れである】

へえ……いいなあ……目が悪くならなくて済みますね!

【ここまでしゃべって、はっと気がついた。このまましゃべってはお邪魔かもということ。
しかし、伝えておきたいことがあったこと】

あっと、お邪魔になるようでしたら後でいいんですけど……
同盟のことですこし、お話したいことがあったんです。

もしなんでしたら、後でお部屋にお手紙いれといたほうがいいでしょうか?
677 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/25(土) 01:35:12.58 ID:0+un8bTE0
>>673

「そうなの、フリーゲルトって言うの。」
【もう一度怪植物の名を口に出す】

「私の名前をモチーフにしているのよ。ちなみに私は『ロゼ・ブリーゲル』」
【自己紹介してきた相手に丁寧に自己紹介し返す】
「よろしくお願いしますね。」

【触手はシスターを拒むわけでもなくただ蠢いている】
「いい加減触手直したらどう?初対面なのに失礼よ。」
【怪植物は触手を収める】

【下顎をなでるシスターを唖然と見つめている】
「あの人凄いかも・・・・・」
【恐れもなさずに触れると言った事に尊敬している】
678 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:36:07.68 ID:lUnaNL1r0
>>674

【穏やかな様子で見ているが】
【学園の誘いを断られたので】

「学園の門は、学びを求めるものには常に開かれておりますよ
もっとも、根無し草を続けたいのでしたら口は出せませんが」

【流石に無理強いまでする気は無かった】
【十分な生活基盤があるのだから、これからも厳しいだろう】

「そうでしたか、昔はねえ」

【男も言葉を続けても無駄と悟る】

「引き止めて申し訳ない
 また今度、ゆっくりとお話する機会があれば」

【男はあっさりと引き下がり】
【兵隊を引き連れて去っていく】
【何か引止めでもしない限り】


679 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 01:36:47.55 ID:lsJfXN1IO
>>675

「侍…やっぱりか…」

【長い刀。】
【相手の腰の手馴れた様子で帯刀しているそれに、】
【視線を走らせる。】

「ああ…暑いからね…」

【軽く剣を揺らしながら呟く女。】
【もくもくと冷気が噴き出すそれは、】
【程よく辺りの気温を下げていた。】

「…随分と長い刀ね。」

【と一言】
680 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 01:42:41.92 ID:KYFfiUe90
>>678
「わかりました、頭の隅に置いておきます」
【感謝をする、だが学園には行かないだろう】
【知識が欲しければ図書館に行く、勉強と言っても使えそうなのは算数レベル】
【青年が身に着いた能力でこのような生活になったのだろう、いや、この能力のせいでと言った方が良いか】

「ええ、また会える日まで」
【そう言って裏路地の闇へと紛れた、あの人が言ったように今日は怪我人がいなさそうだからぱっと回るだけにしようと決めた青年であった】

/乙です!
681 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:45:12.36 ID:lUnaNL1r0
>>680

/此方こそ
絡み乙ありでした!
682 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 01:45:27.97 ID:kVCNFl3AO
>>679
暑いと冷たくなんのか?
便利だなぁてめえ
こっちに来たかいがあるってもんだぁ

【自分の掌に拳をバシッと合わせてニヤリと笑う】

あ゙?てめえが言うかよそれを
…こいつは俺が生まれた時に親父に渡された大太刀よぉ
俺の『宝』だぁ

【ふ、と嬉しそうに大太刀の柄を撫でる】
683 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 01:45:55.77 ID:Foee902I0
>>676

お茶とか、スポーツドリンクも持って行くと良いよ。
理由は言うまでもないね。

【訳:水分も取れよ。】
【やはり心配している女だった。】

このボリュームで400巻越えなんだから驚きだね。
確実に8世代ぐらいは回ってると思うんだ。

ふぅん、旧教義かい。良く知らないけど、新旧どちらも読みたいよ。
そうか、亡くなった者も居るとはね…知らなかった。

【8世代は適当に出た言葉だが、いや、それ以上絶対にいってるでしょ。】
【女はもう教団が新教義に移った後にこの人間界へと降りてきたから、旧教義は知らなかった。】
【なので、どちらも読みたいと言っているのだろう。】
【青年が、自分より深く「その事」を思っていることには気付かなかった様子。】

うん、「目が悪い」とかは私には良く分からないよ。

【本好き生唾物である。勿論人間ではないのでそのような目が備わっているわけなのだが。】
【と、青年の言葉を耳にして、栞を挟み、1回本を閉じた。】

あ、別に良いよ。ココで話してもらっても。どうせ何処でも本は読めるからね。

【と同時に、「君の都合で決めてくれ」とも言う。遠慮しまくり。】
684 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 01:49:32.15 ID:lsJfXN1IO
>>682

「こっちに来た…?ああ…あんたも旅人か…」

【放浪を続ける彼女は、自分と同じような境遇の人間を見つけて、】
【小さく感心した。】

「…種類が違うでしょ。私のは大剣≠ナあんたのは大太刀=v

「ふうん…いい刀ね。」

【足元にタバコを捨て、それをもみ消しながら呟く。】
685 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 01:57:46.18 ID:kVCNFl3AO
>>684
旅人、つーか…こっちにゃ「何か」があると思ったからよぉ
そんだけだ、旅ぃしてるわけじゃねぇ

【ガシガシと自分の頭を掻く】

種類が違えど長物なのは変わらねぇだろがてめえ

わかるか!?
そーか、いい「目」ぇしてるじゃねぇかてめえ!

【急にニコニコ顔】
【刀を褒められたのがよほど嬉しかったらしい】
686 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/06/25(土) 01:58:37.81 ID:7lcrlNXeo
>>683
そうですね! それはいつも持ってますよ、だいじょうぶです!
【笑顔でリュックを軽くゆすった。ちゃぽんという音が聞こえたかもしれない。】

よ、四百巻……八世代……ですか……?
ちょっとした百科事典なみじゃないですかソレ……!!
【さすがに驚いた。さすがにここまでの読書家ではない。おみそれしやした】

あ、新教義についてなら、ちょっとお話できると思いますよ!
【ちょっと茶目っ気のある表情でそう言った。提唱者のひとりと知ったら驚くだろう。
そのことについて聞かれれば、それはまた改めてということで】

【「目が悪い」とかはよくわからないといわれて、ちょっと不思議に思いつつ解説した】
え……そういう、ものなんですか。
あんまり目をこき使うと、視力が落ちちゃうんですよ、遠くとかが見えづらくなるんです。不便みたいですよ

【読書中にもかかわらず話していいといってくれた。ありがたい。
しかしどうも遠慮している様子。
そんなに遠慮しなくてもいいのに…とおもいつつ(人のことは言えないが)】
【とりあえずは辺りを見回し、盗み聞きされぬよう小声ではなしだした】

あ、ありがとうございます。

じつは、このあいだ同盟のなかのこと、ちょっと変えまして……
ぶっちゃけていうと、対策チーム作ったんです。
ぼくばかりがすべて抱え込んでるのじゃ、やっぱりいろいろと、ダメですから。

今は【企業】のことでチームができてるんです。
チームリーダーさんは幹部の【四次元袋】さんという方ですので、よろしければお話してみてください
アルトさんならきっと、いろいろできると思うんです!
【【四次元袋】の容姿について説明した。イメージ画像とかはwiki参照ください】

【気づくと、風が冷たくなってきている。声の大きさを元に戻し、戻ろうかと提案した】

ちょっと冷えてきましたね……アジトに戻りましょうか?
ここにいつづけるのもちょっと物騒かもしれませんし…。

/ちょっと強引ですが時間がそろそろですので……
/凍結でもシメでも構いませんです!

/ここまでの辛味にお礼申し上げますっ
687 :【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki [sage]:2011/06/25(土) 02:02:38.94 ID:hbkKrDFxo
>>677
【……どうやら仲直りさせようとしたのに、こっちが仲良くなってしまった】
【教団に人間を引き込むための愛想振りまくスタイルが仇となっている、ぶっちゃけ天然ものだけど】
【自己紹介を返されてしまったためにあっさりと逃げることが出来なくなってしまった】

ロゼさんですね?お願いしますね?
バラ…といったところでしょうか?バラはアブラムシがつき易いので

【少女は礼儀正しいようだ、まぁペットを買う以上は出来て当然なのだという謎の思考を展開しつつ】
【シスターはハエトリ草の茎を撫でる……これが人間であればかなりいやらしい光景であるが気にしない】
【触手を引っ込めて締まったのは気にしないが……】

…………ふふ。そういえばフリーゲルトさんは女の子かしら男の子かしら?

【植物にあるわけ無いだろう、という突っ込みはなしである】
688 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 02:04:08.92 ID:lsJfXN1IO
>>685

「あ、そうだったの。」

【その「何か」に自分も惹かれていたのかもしれない。】
【どのみち剣の道を歩んでいるため、目的は相手と似たようなものと言えた。】

「あら…笑ったら可愛い顔じゃないの。」

【女も表情を崩す。本心から出た言葉で、】
【また男の気持ちも分かる。自分の持ち物を褒められて、】
【嬉しくない人間は殆どいないだろう。それが、】
【大切を持っているもの。例えば剣士の刀などなら、なおさらである。】

「…で、あんたどこに行きたいのよ。」

「壁を壊すのはオススメできないわね。何なら送ってあげましょうか?」
689 :【喰獣蝕物】@wiki [saga sage]:2011/06/25(土) 02:08:22.65 ID:0+un8bTE0
>>687

「フリーゲルト、もう反省した?」
【触手を一本出しペコンと折り曲げる怪植物】
【反省の意を込めているのだろう】

「ええ、きっとそういう事だと思います。」
【親を知らないので名の由来もわかっていない】
「まぁ、庭園に虫は付き物ですし。」

「多分、おしべ的な何かだと思います。」
【天然名答えを返す】

「ごめんなさい、フリーゲルトの餌の時間がもうすぐなので・・・・」
【申し訳なさそうに俯く】
「もう少しお話していたかったのですが、また今度家にでも遊びに来てください。」
【住所の書いた紙を渡す】

【少女は足早に去っていくだろう】

/すいません!時間が着てしまったので強引に〆させてもらいます
/絡み乙ありでしたっ!
690 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 02:11:16.43 ID:kVCNFl3AO
>>688
―――【能力】って言ったか?
ありゃ面白いなぁ
首の狩りがいがあるってもんだぁ

【ニヤリと笑い大太刀の柄を撫でる】
【が】

んなっ…!?
誰がかわいいだてめえ!
てめえ、やっぱ首よこせてめえッ!

【顔を真っ赤にしながら柄を握る】
【完全に照れていた】

…別に決めてねぇよ
俺ぁ行った場所で首狩るつもりだったからよぉ

【柄から手を離しぷいっとよそを見る】
【拗ねているが言っていることは物騒極まりない】
691 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 02:17:35.53 ID:lsJfXN1IO
>>690

「能力か…いろいろあるわよ。敵にまわすとすごく厄介」

【しかめ面で言葉を紡いだ。今までの戦いを思い出すと、】
【やはり、固有能力を有していない女は「奇襲性」という部分で、】
【他者と見劣りしていた。能力者の異能は、】
【どれをとっても驚かされ、対処に悩まされる。】

「フフ…照れない照れない。」

【頬を染める男を見てニヤニヤ。】
【人をからかうのは以外と楽しい。特に反応があればなおさらだ。】
【相手を見ながらそんなことを考える。】

「な…!」

「ちょっと、首を狩るって…」

【しかし、次の言葉を聞いた瞬間、女はその余裕を全て相手に奪われた。】
【言っていることが物騒極まりない。】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/06/25(土) 02:19:12.60 ID:hbkKrDFxo
>>689
(乙でした!!)
693 :【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 02:23:33.16 ID:Foee902I0
>>686
持ってるなら安心だね。

【青年が揺らすリュックの中からの水音に一安心。】
【「因みに室内熱中症というのも…」とも言おうとして断念した。理由はしつこいだろうからである。いいかげん。】

あまりの長さに図書館では450巻全て揃ってるよ。つまり、誰も借りないみたいでね。
今借りてるのは私ぐらいらしいよ。

【此処まで来ると、マッドサイエンティストならぬマッドリーディストとか呼ばれそうであるが、女は普通に借りているつもりである。】

ふむ、是非話を聞きたいところだね。アジトでゆっくりと話そうじゃないか。

【表情がやはり可愛らしいと思いながら、言葉を返した。】
【だが、人間の夜は眠る時間。此処で立ち話もなんだから。という理由で今は断ったのだった。】

そんなもんなんだよ。私の場合は。 …へぇ、不便だね。全く。

【青年が話す「目が悪くなる現象」に、今度はこちらが驚く。】
【天界では、全くそんなことを考えた事はなかった。女の最後の一言に、そうした気持ちが現れる。】

【そしてそして、青年は話す。同盟の事。女が【企業】関係のチームになった事。】

…ふむ、なるほど。
確かに君ばかりに頼っているのは駄目だね。
優秀な幹部もいるみたいだから、積極的に行動を取らせるのが最良の判断だと思うよ。

【四次元袋】、か。
うん、わかった。一度会って話してみるよ。

【女、【企業】は何か知らないがとても重要な事案らしい。】
【そのチームリーダーにも会う約束をし…  青年は、提案する。】

ふむ、確かに冷えてきたね。戻ろうか。
そうだね、よし…じゃあ行こうか。

【そう言って、女は青年と一緒にアジトへの道のりを歩き、アジトへと戻る。】
【その後は青年に新教義について教えてもらった。】
【やはり興味深い物だったらしく。一層教団に興味が湧いてきた女だった。】

【しかし、チームの事も有るし、熱中は出来ない。】
【逸り、適度に頑張るのが1番だと悟った女だった。】

/こちらも強引に〆させていただきます。スイマセン…。

/乙でした!
694 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 02:29:43.24 ID:kVCNFl3AO
>>691
「だから」良いんじゃねぇかよ
「厄介」「てめえより強い」
それが何だってんだぁ?
全部まとめて叩っ斬ってやらあ

【ニヤリと笑う男からは「自信」と「確信」がにじみ出ていた】

照れてねぇ!
マジでてめえ、首よこせてめえッ!

【うがー!】

あ゙?
んだよてめえ、俺の「道」に文句があんのかてめえ?
俺ぁ俺が気に食わねぇと思ったくそったれを許しはしねぇから首ぃ狩るんだよ
邪魔するんじゃねぇぞぉ?
俺の邪魔ぁする奴等も全員首ぃ狩るからよぉ
695 :【真双戒剣】 [sage saga]:2011/06/25(土) 02:34:05.21 ID:lsJfXN1IO
>>694

「…大した自信ね…ま、私も似たようなもんだけど。」

【ぞわ、と鳥肌が立つような気がした。相手の自信と確信を生身で感じ、】
【手合わせしてみたいと思う。深夜の時間帯を悔やんだ。】

「…いや…別に文句はないけど…」

「…何も殺すことないじゃないの。」

【と反論。】
696 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 02:42:58.15 ID:kVCNFl3AO
>>695
「当たり前」だてめえ
俺らぁ剣持ってんだろうが?
毎日剣振ってんだろうがよ?
なら【能力】に敗ける道理なんざ微塵もねぇだろがてめえ

【ふんっと鼻息荒く】
【「剣士の自信」を話す】

あ゙?
馬鹿かてめえ
何で気に食わねぇくそったれ生かしておかなきゃなんねぇんだよ
「気に食わねぇ」から「気に食わねぇ」んだろが
なら何も「生かす」こたぁねぇんだよてめえ
んなもん剣抜いて振って終いだ、それ以上があるかよ?

【単純で、故に純粋な持論を話す男】
697 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 02:50:09.93 ID:lsJfXN1IO
>>696

「もちろん。」

「負ける気はそうそうないわ。そんな甘い心境で刀は振ってないし。」

【女も即答。】
【自身の「負けず嫌い」という性格は、】
【ときに大きな武器になるのだ。】

「だって…あんたはそれでいいかもしれないけど…」

「殺された人はどうなるのよ。いや、正確には、」

「その人が殺されたら悲しむ人がいるでしょう?その人のことは考えないの?」

【と質問】
【その人たちのことを考えるあまり、】
【女は自分の価値観のみに起因する殺戮をやめていた。】
698 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 03:00:29.04 ID:kVCNFl3AO
>>697
おうよ

【ニヤリと笑う】

あ゙?
てめえ、どれだけ馬鹿だてめえ
知るかよそんなん
殺されたら悲しむ人?ならそいつが殺されなきゃいいだけだろが
殺されるのはてめえが「弱い」からだろうがよ
殺されるかどうかは俺の邪魔ぁする奴等が背負わなきゃならねぇ問題だ、俺の問題じゃねぇだろが
だってのに何で俺が首ぃ狩った後のことを考えてやらなきゃならねぇんだ
いいか、てめえの言ってることはお人好しとかそういうことじゃねぇ
そりゃ「ナメてる」ってんだよてめえ
699 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 03:06:13.76 ID:lsJfXN1IO
>>698

「…そう…」

【珍しく言葉数が少ない女。】
【相手の話を聞きながらボンヤリと思考をくゆらせた。】

「…でも……ああ、いや、いいわ。」

「……」

【何か言おうと思ったが、しかし中途半端に言葉を切る。】
【すっと視線を反らすと、女は、】

「ああ…それじゃあ私そろそろいくわ。そっちを真っ直ぐ進んだら大通りに出られるわよ。」

【と相手の背中を指差す。もう辺りは暗いが、】
【よくよく見れば、遠くに雑踏の光がチラついている。】
【そして、女は別れの挨拶ののち、踵を返した。】
【このまま何もなかったら、やがてその姿を闇に消すだろう。】
700 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 03:24:31.88 ID:kVCNFl3AO
>>699
ん?おお、わかった
ありがとよ

【女の指が差す先を振り返って見て礼を言う】

あぁ…まぁ、あれだ
世話んなったからなぁ
てめえの首に俺の大太刀が食い込まないように祈っておいてやるよ
じゃあな

【女の背中に声をかけて歩いていった】

/乙でしたー!
701 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 03:25:44.73 ID:lsJfXN1IO
>>700
乙でしたっ
702 :【絶触人形】 [sage]:2011/06/25(土) 09:43:47.67 ID:pTpAtr/po

『──永い、長い夢を見ていました。今は無きあの笑顔が心地よい夏の風の中に浮かび上がり』
『一週間という短いタイムリミットが設けられた蝉達が命を燃やしながら歌う歌に耳を澄ませて…』
『私はその光景に微笑を浮かべながら笑顔の持ち主の手を握り、知らぬ道を二人で歩いて──』

「………──あぁ」『戻る事の無い黄金時代、惜しむように声を零す私の姿を眺めるのは無機物』
『明けた視線の先に虚無に広がるのは暖色の間接照明に当てられ妖しく浮ぶ我が人形達の姿』
『種類は様々、マリオネット、カラクリ人形、ビクトドール、フィギュア、球体間接人形、日本人形』
『人形だけではありません、動物の人形もあります……が店の隅に置かれたそれは目立つ事無く』

『ここは超大型店舗複合店、あらゆる物が揃う【G.T.S】の片隅にあるただ一つの人形屋《dolls》』
『私の暇潰しがとうとうお仕事になってしまった結果、私の目的を隠してくれる隠し蓑、中々の繁盛』
『最近は何故か戦いに身を落とす人も来るように成りました…これはあの二人のお陰でしょうか?』

『──まぁいいです……────さて』『もうそろそろお客様が来る時間』

「……ふぅ」『私は古びたレジスターが置かれたカウンターのから身を起こし軽く体を伸ばしました』
『今日はどの様なお客様が来るのでしょうか、あの重たい雰囲気の扉を開いて現れるお客様は…』

【とある超大型店舗複合店の片隅、白い看板が掲げる僅かに頬を撫でる妖しさを孕む店が一つあり】
【具墨(くすむ)取っ手を握り締め開いた先には──薄暗い店内に様々な人形達が丁寧に飾られた棚】
【そして─カウンターに手を組み、黒髪を背中に流し、奇妙に歪んだ美貌を眠たげに染める男性が一人】
703 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 09:53:02.68 ID:pO05pjbS0
【公園】

「〜♪」

【青いパーカーを被った少年がベンチに座っていた】

「よし、終わり!」

【どうやらナイフの手入れをしていたようだ】

「・・・誰か来ないかなぁ」

【ナイフを腰に収めて1人呟く】
704 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 10:26:33.71 ID:kVCNFl3AO
>>703
/まだいる?
705 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 10:28:40.22 ID:pO05pjbS0
>>704
/いますよー
706 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 10:32:20.80 ID:kVCNFl3AO
>>703
【ベンチの後ろの茂みががさがさと揺れ「血臭」と共に男が出てきた】

あ゙ー…よく寝た

【自身の身長よりも長い朱拵えの大太刀を腰に帯び血で真っ赤に染まった陣羽織を着込み左手にのみ緋色の手甲を着けた男だ】
【血臭は彼が着込んでいる陣羽織から発されている】

…あ゙?

【少年…正確には少年の腰元に収まっているナイフを見る】
707 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 10:38:18.34 ID:pO05pjbS0
>>706
「だれですか?・・・!」


【血まみれの陣羽織を見て咄嗟にナイフを抜く】
【そして1歩後ろに跳びナイフを構える】

「・・・もう1度聞きますがあなたは誰ですか?」

【相手から視線を外さずに聞く】
708 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 10:45:25.14 ID:kVCNFl3AO
>>707
あ゙?
昨日ロータスが名前聞く前にてめえの名前を言えって言ってたぞてめえ

【ギラギラと狂犬のような光を持つ目でナイフを抜く少年を見て】

あ゙?
てめえ、喧嘩ぁ売ってんのかてめえ
俺ぁ神楽 雷蔵
ただの「侍」よ
ガキといえども剣抜いたら後には引けねぇぞてめえ
首ぃ狩る…とまではいかねぇがげんこつ食らわすぞゴラァ

【握った拳がゴキリと鳴る】
709 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 10:56:09.01 ID:pO05pjbS0
>>708
「すいませんが俺に名前はありません」
「血まみれの服を着ている人を警戒しないわけがないでしょう!」

【相手が戦闘態勢に入るのを確認する】

「なぜあなたの服は血に染まっているんですか?」

【パーカーの中から蒼い目がのぞく】
710 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 11:11:43.75 ID:kVCNFl3AO
>>709
…はぁ…てめえ、馬鹿かてめえ
つーか若いな、ガキだから当たり前だが

【顔をしかめてため息】

警戒はいい、弱いなら尚更だぁ
だが―――剣抜いたのは失敗だったな
帯刀してるたぁいえ、剣を抜いてねぇ相手に剣を抜くのはてめえの弱さを相手に教えてるようなもんだぞてめえ
早死にする種類の人間だなぁてめえ

あ゙?
てめえ、首狩るぞてめえ
こいつぁ俺の家に代々伝わる朱染めの陣羽織よ
人の服にケチつけてんじゃねぇぞてめえ

【ギロリと少年の蒼い目を睨み付ける】
711 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/25(土) 11:15:56.66 ID:Y/PB0Z0Co
【とある廃校場】

【まさに不良が溜まっていそうな其処に、木を隠すなら森とばかりに一人の不良青年がいた。】
【ガチガチに固定された左手首。着崩した学園の制服。左耳に装着されたイヤホンの様な物体
。】
【車椅子…はもういらないようだ。足や右腕が自由に動かす事が出来ているのが何よりの証拠だ。】
【そんな青年は…背中に六枚三対の黄金の翼を実体化させて、佇んでいた。】

…うし。あいつの言う通り身体に多少の遅延感は出るが…良い感じだ

【此処にいる理由は能力の実験のため。演算補助を受けた脳を慣らすため。】
【其の証拠とばかりに辺りには緑色に融解した物体が幾つもある。】
【中には人間の指や足首の様な物まである。それらもやはり緑色に融解した部分が。】

【此処に立ち入る物がいれば嫌でも見る事になるだろう。黄金の六枚翼を持った不良青年を。】
【そして…融解した物体や人体の様な物体もおまけだ。】
712 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/25(土) 11:16:29.34 ID:Y/PB0Z0Co
>>711
/校場→工場でした…
713 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 11:20:40.24 ID:A/r+s+wp0
【公園】

【蒸し暑い夏の日の公園】
【子供やらは元気に遊んでいるが、大人たちは近くの喫茶店に避難している】
【そんな中、数少ない少年が居た】

いやー暑い

【高校生くらいだろう、汗に濡れた黒髪と、疲れた赤い眼】
【ランニングとジーパンという涼しげな格好ですら暑いらしい】
【手元にはソフトクリームがある】

いやほんと暑いね、元気な子供っていいね
714 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 11:20:55.19 ID:pO05pjbS0
>>710
「弱いというか臆病なものでしてね」

【睨まれても怯まずに少年は答える】

「家宝の類でしたか、それは失礼しました」

【少年は正直に謝った】
715 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 11:27:05.55 ID:kVCNFl3AO
>>714
臆病つーか狂犬だな
剣は抜くべからず、だ
相手が抜いてもいねぇのに先に抜いちまったら後には引けねぇ、相手も抜かざるを得なくなんだよ
臆病だってんならてめえの剣を安売りすんじゃねぇよてめえ

【ひょい、とベンチを飛び越え腰元に収めた大太刀を鞘ごと抜いてベンチに座る】

いーや許さねぇ

【ズビシッと少年を指差す】
【なかなか大人げない】

許して欲しけりゃ飯奢れてめえ
俺ぁ寝起きで腹ぁ減ってんだ
716 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 11:31:45.35 ID:fjyBvsb9o
>>711

「偶の工場散歩に来てみたら、中々愉快な事になってるじゃないか」

廃工場の入り口に背を預けるようにした一人の女が、言葉とは裏腹に冷淡な口調で言葉を紡ぐ
外の日差しのせいで、女の表情は明らかにならないが、それでも確かな視線が青年へと向けられている

と、女は不意に上体を起こし、ゆっくりと歩み始めた
片手を帽子の鍔にやりながら、その足の向かう先は青年のいる場所
革靴が床を踏みならす音が、廃工場の内側に響き渡る

「君は何をしているのかな?」

融解した物体を、青年の翼を、その双眸に映し出しながら静かに問いかけた
717 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 11:32:49.31 ID:pO05pjbS0
>>715
(・・・血まみれの男を入れてくるところなんてあるかな)

【少なくとも普通の飲食店は入れてくれないだろう】

「行きつけの店ってありますか?」

【とりあえず目の前の男に聞いてみることにした】
718 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 11:40:09.05 ID:kVCNFl3AO
>>717
…あ゙?
何だてめえ、脈絡無さすぎんぞてめえ

【呆れた風に少年を見て】

あるわけねぇだろが、こちとら昨日こっちに来たばかりだてめえ

【それでも律儀に答える男】

…で?どうすんだよ?
剣収めるのかぁ?それともかかってくるかよ?
来るなら勝手に来いや、暇潰しに相手してやるよぉてめえ
…あぁ、安心しとけ
俺ぁガキの首にゃ興味ねぇからよ
719 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/06/25(土) 11:44:47.88 ID:Y/PB0Z0Co
>>716
…お?お客様か?

【何時の間にか入り口に立っていた女性。しかしそれに驚く事も無い。】
【此処は不良の「元」溜まり場。自警団や警察の見回りもちょくちょくある。】
【そう珍しい物でもない。女性単身と言うのはちょっと珍しい気もするが。】

なにって練習に決まってんだろ れ・ん・しゅ・う

【表情を崩さず、翼への演算に集中しながらまるでおちょくる様にそう答える青年。】
【そして唐突に翼を地面に触れさせる。地面は融解し、やはり緑色の物体に変換される。】
【青年にとっては不良達は「返り討ちがてら能力の練習台にした程度」にしか思っていない。】
【それが此の青年の態度に表れている。常識的な思考を持ち合わせていない。】
【最も、高位能力者は大抵何処かが破綻しているとも言う。青年が高位能力者かは分からないが。】

てめえこそ何しにきたんだ
月に代わってお仕置きとか言うんじゃねえだろうな?

【珍しい物ではないがやはり青年にとっては少しばかし大切な事だ。】
【此の質問は真っ当と言えるだろう。真っ当な思考は持っていないが。】

/次遅れます!
720 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 11:46:50.54 ID:pO05pjbS0
>>718
「・・・」

【ナイフを腰に収める】

「争いはあまり好きではないので・・・」

【模擬戦と喧嘩は別物だ、ここで戦ってもたたの馬鹿だ】
721 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 11:52:18.54 ID:kVCNFl3AO
>>720
ならはなっから抜いてんじゃねぇよクソガキ
てめえ、さっきから一人でどたばたしてるだけじゃねぇかてめえ

【くぁ…と大きくあくびして】

…あ゙ー、腹ぁ減った
どっかのくそったれの首ぃ狩りに征くか

【よっと勢いよく立ち上がり大太刀を腰元に収めた】

じゃあなクソガキ
せいぜい早死にしねぇようにすんだな

【ぷらぷらと右手を振って歩き出す】
【男の背中に声をかけなければそのまま歩いていくだろう】
722 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 11:57:35.71 ID:fjyBvsb9o
>>719

ある程度距離を詰めた所で、その足を止め、両腕を組む女
顔は無表情で、赤い双眸は冷たい視線を発していた

「練習――か。悪くない」

おちょくる様な青年の口調も気にせず、そう呟く
日々鍛錬・訓練に勤しむこの女にとって、その言葉は金言と言えた
次の瞬間その視界に飛び込んできた情景を、冷たい視線のまま見つめる
翼が地面を融解し緑色の物体に変換させる――それが青年の能力であるのなら、其処らに転がっている人体もまた青年の仕業なのだろう
状況を冷静に整理し、そう結論付けた

「そんな古い冗談を言いに来たわけではない」

やや苦笑する様な表情を作りながら、青年の言葉を否定する

「なに、ただの見学さ」

まるで青年の事を見世物と考えているかの如く、そう言葉を放った

/了解です
723 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 11:58:18.06 ID:pO05pjbS0
>>721
「ええ、早死にはしたくありませんから」

【男が歩いていくのを確認してベンチに座る】

「・・・あの恰好で街に入って大丈夫かな?」

【しかしもう男はいないのでどうしようもない】

【少年はまだベンチにいるので誰かが来れば気が付くだろう】
/乙でした
724 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 11:58:52.03 ID:kVCNFl3AO
>>723
/乙でしたー!
725 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 12:08:58.88 ID:lg91EDe5o
【広場】

そこには剣と楯を持ち、頭には三角帽子(魔女のアレ)を目深に被っている少女が居る。
服装は黒い半袖ジャケットに白のインナーと言う普通の服装だが、上記二つのせいで普通に見えない。

「母なる大地よ、貴方の懐に存在せしかよわき生命の為汝の欠片を顕現せよ! ストーンシューター!」

少女の掌から小石が射出、ベンチの上に載せた空き缶目掛けて飛んでいく。

だが、精度が悪く命中しない。

「むぅ...」

「空に迷えし裁きの欠片よ、今集いて一筋の審判を下せ! せいでんき!」

次は掌から弱々しい電気が射出、それは空き缶に命中する。

「やっぱり弱いなぁ、運命とはいえこれは一体...」

/戦闘は勘弁してください。
726 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 12:17:52.79 ID:l5o6Ue/d0
>>725
一人の青年が、唐突に広場に現れた。

左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭の上に一匹の黒猫を乗せ
街中に顔写真を貼り付けられ、指名手配されている青年だ。

気配を消していたのか何だか知らないが、木陰から少女をニヤニヤと見ている……恐らく、先ほどから少女の練習風景を見ていたのだろう。

少女がボソボソと何か呟くのを聞き、青年は口を開ける。

「ただ単に、才能の問題じゃねぇの?」

明らかに嘲りの色を含ませた声色で言った。
727 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 12:25:10.92 ID:lg91EDe5o
>>726
さて、数日前に「なんと言う貧弱」、昨日は「なんでそんなに弱いの?」、そして今日は「才能の問題じゃね?」と来たものだ。

今日はどんなにヤバい人が来たのかと不安で堪らないが、声の主を発見すると案の定ヤバい人だった。

広場の壁を見ると指名手配に目の前の人物の顔写真が貼られていた。

「?...!?」

(またまたまたァ、今日も素晴らしくヤバい人がいらっしゃいました。次こそ私の命日ですね。アーメン。)

「あ、あの〜。才能の問題は否定しませんが、あ〜、うーん...」

「指名手配犯がこんな所で何してるんですか...?」
728 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 12:30:58.30 ID:l5o6Ue/d0
>>727
"指名手配犯"と言われ、少し不思議そうな表情を浮かべる。

「あぁ?あー、飯だ、昼飯」

コンビニの袋か何かを持っていない辺り、外食でもしてきたのだろう。
指名手配犯のはずなのに、だ。

「ま、そんなに気にすんなって……俺だって飯食わないと生きてけないし、不自然じゃないだろ?」

カラカラと乾いた笑い声を上げる青年。
本音か嘘か、まったく分からない言い方だ。
729 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 12:35:11.89 ID:lg91EDe5o
>>728
「昼飯?カニパリz...。」

指名手配犯の食事=人間又は殺人
この方程式が頭の中で完成している少女は明らかな誤解をしているようだ。

「飯を食わないと生きていけない。」

顔が蒼ざめ、鳥肌が立つ。そこそこ暑い日であるのに寒気が走る。

「ハハ...ハハハ...」
730 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 12:39:35.88 ID:A/r+s+wp0
/>>713はまだ募集中です
731 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 12:41:31.68 ID:l5o6Ue/d0
>>729
「……え?」

相手が何を言いかけたのか分かったようで、口をポカーンと開ける青年。

「あ、いや、違うからな、うん、変な勘違いするなよ?な?」

とりあえず冷静に勘違いを否定。
今日の昼飯はただのパン屋でしたよ、ええ。

手を振るというジェスチャーも交えながら否定してみる。
でもまあ、指名手配犯なので信憑性があるかどうかは謎。
732 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 12:46:41.39 ID:lg91EDe5o
>>731
「...え?」

いや、「……え?」と言われても「...え?」としか返せない。
それがこの少女である。

「勘違いって、じゃあ貴方の今日の昼食は?」

「あとなんで指名手配されているんですか?」

ともかく質問を連発してみる少女、相手のジェスチャーと前の口の開け具合を見ると(多分)食人はしてないだろうと思う。
733 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 12:50:31.68 ID:l5o6Ue/d0
>>732
「今日の昼飯はパンだった」

とりあえず信じたか、とほっと胸を撫で下ろす。
と同時に、特に隠す必要も無いので今日の昼飯を伝えた。

「何で?何でって言われてもな……」

うーん、と少し考え込む。

「色んな奴にちょっかい出してたからだろうな……後、詐欺もやってるからかな……多分」

自身なさげに付け足した。
何で指名手配されているのか分かっていないのだろう。
734 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 12:56:57.84 ID:lg91EDe5o
>>733
「あ、以外と普通ですね。」

こう、もっと凄いものかと思っていたが案外庶民的。
因みにこの少女の昼食は"薬草"と"ポーション"である。
温かい食べ物が食べたい...


「何でって、自覚無しですか。それは凄いですね。」

世の中にはこんな人間もいるものかと考えこむ。

「詐欺師、詐欺をしながら何で指名手配されているかもよくわからないなんて天性の悪人なんですね!」

何故か笑顔で言い放つ↑の言葉。

何も考えず放つ言葉は恐ろしい。
735 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 13:03:42.34 ID:l5o6Ue/d0
>>734
「意外とってどういう事だおい」

適当にツッコむ青年。
むしろ少女の方が異常な昼食かもしれないが、青年はそれを知らない。

「フゥ、まあ」

呆れたようにため息をつくと

「生きていく為には、仕方の無い事だろう……うん」

相手の笑顔と対照的に、こちらはド迫真で言い切った。
悪人と言われても気分を害する様子は無いが、それでは逆に駄目かもしれない。
736 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 13:10:57.93 ID:lg91EDe5o
>>735
「いやあ、指名手配犯と言えば裏マーケットの一角にある薄暗い店で洋食とか食べてるイメージが。」

凄いイメージである、少女自体裏マーケットなんて聞いた事しか無い。

何か呆れられた気がするが気のせい気のせい。

「いや、普通の人は生きて行く上で詐欺はしませんよ。私のように朝起きて訓練して、昼食に薬草とポーションを食べ、夜には宿に泊まる。」

「これが普通の生活ってもんでしょ(ドヤ」

"生きて行く上で必要な事"→普通の生活に話しが何時の間にかすり替わっているのは気のせいだから気にしないで欲しい。

悪人と言われても気にする様子の無い相手に何かと違和感を覚える。
737 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 13:14:36.14 ID:z3wHMLbHo
>>722
…まぁ慣れさせるためだ
今まで俺の能力は使い過ぎると死ぬような危険を孕んでたからな

【少しばかし不機嫌そうに、そう言った。無表情とはからかいがいのない。】
【そういう人間はやはり苦手だ。というか何故自分は変な女性とやたら縁があるのだろう。】
【もはや真剣に頭を抱えなければならないレベルな問題なような気がする。】
【そんなことを考えながら…女性に背を向ける。】

脳をフルに使用するための…訓練っと

【六枚翼を一斉に羽ばたかせると大量の特異物質の針が壁に突き刺さる。】
【それは易々と壁を貫通し、更に無効の壁を破壊し、消えていった。】

ま、そりゃそうか 今は…まあいいか

【その結果に満足そうに頷くと六枚翼が一気に消失する。】
【それは光の粒子へと分解され、空気中に溶け、やがて消えて言った。】

で?今日は俺はもう終わるつもりだが…流石にまだ見続けるってことはねえだろ?

【自分は見世物ではないと暗に言っているような、そんな言い方だった。】
【見世物にされていい気分になる者はいないだろう。青年も例外ではない。】

/遅れました…
738 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 13:15:47.96 ID:kVCNFl3AO
>>713>>730
【いきなり周囲に「血臭」が漂い出す】

あ゙ー腹ぁいっぱいだぁ

【自身の身長よりも長い朱拵えの大太刀を腰に帯び血で真っ赤に染まった陣羽織を着込み左手にのみ緋色の手甲を着けた男が歩いてくる】
【血臭は彼から発されていた】

…んじゃ食後の運動と征くかぁ?

【ニヤリと笑う男はモロに犯罪者だった】
739 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 13:16:15.67 ID:l5o6Ue/d0
>>736
「んな薄暗い店、入るだけで怪しまれるっつの」

呆れたような表情を浮かべる。
裏マーケット辺りにつっこまないという事は、それなりに知っているからだろうか?

「……」

ポカーンと口を開け、相手の言葉を聞き流す。
そして、ドヤ顔を見るや否やゆっくりと人差し指を相手の顔に向け……


「……病院、行けッ!!」


ビシッ、と言い切った。
まあ、薬草とポーション辺りが、病院で診察を受ける余地有りと判断された理由だろう。
740 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 13:22:44.08 ID:A/r+s+wp0
>>738

……(何この人やばい匂いがする)

【血の匂いを漂わせる男性に対して】
【腰元の剣に気付かれないように手をやる】
【いつでも剣を抜ける体制だ】

こんにちは〜♪

【しかし、この少年は危険に対してもろに突っ込んでいく】
【ソフトクリームはもう食べきった】
741 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 13:24:26.25 ID:lg91EDe5o
>>739
「へえ、へええ。だから怪しまれないようにあえて庶民的な食事を取る訳ですね。」

成る程成る程、と2〜3度頷く。

「・・・」

「何口を開けてるんですか?」

そして相手の人差し指が自分の顔に向けられる。

「...病院?」

おかしい、違和感を感じる。
生まれてこの方この生活を乱した事は一度たりともない。だからこそこの生活が少女にとっての"普通"であり、それ以外は"イレギュラー"、又は"アブノーマル"もう一つ付け足すと"パラノーマル"なのだ。

「私は健康ですよ?むしろ貴方が生活を改善してみては?ホラホラ、この薬草美味しいですよー?その横は毒草ですが。」

地面のまず薬草を食す習慣がなければ見分けのつかないだろう2つの植物を指差す。
742 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 13:25:26.47 ID:fjyBvsb9o
>>737

「随分と物騒な能力なのだな」

能力には様々な種類のものが有るが、自分自身に致死の可能性を持たせる能力と言うのは余りない
そんな危険な能力なら、使い勝手が悪いと感じずにはいられないだろう
だから練習か―――小さく頷くようにし、納得する

「ほう」

青年が壁を破壊したのを見て感心した様な声を上げた
その様子が興味深く感じられたのだろう

「終わるか――そうだな、君個人に興味が有るわけでもないのだ。見続ける事は無い」

そこで一旦言葉を区切り、

「だがしかし、君の能力には興味が有るのだ。少し手合わせでもしてみないか?」

未だ理解しきれない青年の能力に対する興味から、そう問いかけた
743 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 13:27:04.44 ID:kVCNFl3AO
>>740
…あ゙?
何だてめえ

【ギラギラと狂犬のような光を持つ目を少年に向ける】

邪魔だ、俺ぁこれから食後の運動をするんだよ
邪魔ぁするなら首が胴体から離れるぞ

【腰元にある大太刀の柄を持つ】
744 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 13:29:45.49 ID:l5o6Ue/d0
>>741
「……いや……まあ、そうかな」

そもそも、薄暗い店の洋食とか美味しくないし、とか言おうとするが
どっちにしろ変な解釈をされそうなので、言わないでおいた。

「そう、病院だ、お前は一旦病院に行って脳の……」

と言いかけた所で、相手が地面の植物を指差すのを見て硬直。
ジーッ、と二つの植物を睨むが……

「……分からん、まったく分からん」

ですよねー。

青年はふと広場の時計に視線を流す。

「……ウワ、もうこんな時間か……」

青年は大きくため息をつくと、相手に背を向けた。

「じゃ、俺は帰るぞ……ちょっと面倒な"仕事"があるからな」

と告げると、そのまま広場の出口へと歩いていく。
この距離であれば、青年に声を掛ける事は容易だろう……青年が反応するかどうかは別として。
745 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/06/25(土) 13:33:09.63 ID:YxTonTuO0
ぅぅぅぁぁ"ぁ"っ"ぃいしぃぃいいぃぃ〜……

【公園前噴水付近にて、一人に溶けた暑さに弱々しく背凭れにうなだれる少女】
【薄く雪の様な白銀の髪は、今にも照り付ける太陽光線に溶けて消えてしまいそうだ】
【まぁ、既に暑い暑いと負の連鎖を為し溶けたアイスの様な姿だが】

ぬぅぅぁ"ぁ"ああー!!最大の敵、暑さ、に負けないしッ
白雪は雪女だしッ!暑い時は時間掛けて氷の城でも作るんだしッ!

『生キトシ氷柱ニ儚く咲キシ六つノ花……ーーー“城白銀”《シロシラガネ》』

【掌から淡く生み出される、小さな氷柱六花の紋、時を経る度に花弁に辺る氷は】
【みるみる大きく成り、果ては……ーーー(5レス省略)】
【噴水を覆い隠してしまう程の氷城が、完成される、何故か外観が天守閣、ややオリジナル要素が】
【含まれるが、細部まで作り込まれたやや小サイズ彦根城、氷故に中も涼しそうだ】

ぁ……

……入り口作るの忘れたし

【が……とんだ欠陥の城だった】
746 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 13:33:42.44 ID:A/r+s+wp0
>>743

そーなんですかぁ、でもお生憎様
そう簡単に死にませんよ、僕。貴方の邪魔する気もありませんし

【獣のごとき眼を見ても】
【物怖じもせず答える少年。曇った様子の無い心】

お邪魔にならないなら、「運動」とやらを見していただけますかね

【と、彼に問う少年】
【恐れる様子は、無い】
747 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 13:39:03.46 ID:lg91EDe5o
>>744
「やっぱりそうなんですかぁー。」

・犯罪者は庶民的な食事を取る
・裏マーケットの薄暗い店で洋食を食べる人はただの物好き。

この二つが頭にインストールされた。

「まるで頭のおかしい人みたいに言わないで下さいよ、失礼な。」

フン、と鼻を鳴らし、一つ植物を摘み取る。

「ホラ、不健康な生活をしてるから植物の見分け方も解らなくなったんですよ。」

違います、絶対違います。

「まずは水で洗浄して...アレ?」

少女の人差し指からちょろちょろと水が流れている。

相手が何か言っていたような気がしたが植物に夢中で聞こえなかった。

広場の出口まで歩いて行く青年に

「たまには健康的に暮らしてくださいね!」

と、声をかける。


壁にふと目を向ける。

「忘れてた、あの人指名手配犯じゃん。」


exp+1!

exp(3/5)

/絡み乙&ありがとうございました!
748 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 13:39:32.98 ID:kVCNFl3AO
>>746
そーかよ
…勝手にしろや

【ぷいっと他所を向いて】

…あれにすっか

【一本の木に向かって歩いていく】
【大太刀を抜き放ち…】

おらぁッ!

【ズガン、と木の根元を横一文字に一刀両断】
【大太刀を納刀し伐った木を片手で「掴み」上げる】

…うし、悪くねぇ

【木を大上段に構えて…振り下ろす】
【ゴウッと高速で振られた木によって風が哭いた】
749 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 13:40:09.26 ID:z3wHMLbHo
>>742
まあな 強力な能力…かは知らんがな 脳に負担がかかるんだ。

【左耳の演算補助受信機に手をかけ、スイッチを切る。】
【付けっぱなしだと熱を発するとの事だ。こまめに電源を切ったほうが良いだろう。】
【小さく頷く女性…納得したのだろうか?まあ悪いことではなさそうだ。】

…俺の能力ねぇ…まぁ特殊といえば特殊だからな…

【此の青年の能力は実在しない負の質量を持つ物質を操る能力。】
【女性が理解出来ないのも仕方が無いだろう。学園裏でも解明できないのだ。】
【此の世のどの法則にも当てはまらない、人智を超えた物質なのだ。】
【分かる方がおかしいだろう。】

まあいいぜ 病院生活で鈍っていたところだ

【女性の提案。それを快く受け、もう一度左耳の装置のスイッチを入れる。】
【「何時でも来い」青年はそう言うとニヤリと、口元を歪めた。】
750 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 13:41:18.32 ID:l5o6Ue/d0
>>747
(もう何も言うまい……)

心の底から呆れたため息をつき、青年は広場から姿を消した

/絡みありがとうございましたー
751 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 13:53:58.09 ID:fjyBvsb9o
>>749

「脳に負担か…」

青年が何か受信機の様な物のスイッチを切るのを見ながら、一言呟く
だとすればあの装置と脳とで何かを連携させているのだろうか――そう考えてみるも、正確で無いかもしれない

「私の様なシンプルな能力者からすれば、興味は尽きないのだよ」

青年の台詞を聞き、僅かに笑みを浮かべるようにしながらそう言い放つ
その笑みは、好奇心の現れであったのだろう

「良いか。では―――」

短く言葉を呟くと、腰のホルスターから二丁の拳銃を取り出す
体勢をやや斜めにしながら、黒光りする拳銃を構える
その体勢のまま銃口を二つ同時にすぅっと滑らせて、青年の両足に向けた
流れるような動作で、引鉄に掛けた両手の人差し指に力を込める

そして―――発砲

初弾に必中の意志を込める気は無く、全くの同時タイミングで放たれた銃弾が青年の脚部を襲う
当たれば氷にその肉体が貫かれる事になるだろう
752 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 13:58:44.78 ID:A/r+s+wp0
>>748

(なんだか昨日の俺に似てる)

【昨日やってしまった事を思い出しながら】
【何処か自分に似た彼に親近感を覚える】

【もっとも、少年は斬っただけ、彼は持ちあげている】

わぁ、凄い........

【その様子を見た少年は、素直に感情を表す】

/遅れましたー
753 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 13:58:53.73 ID:hEoEq4ze0
>>745
まだいるでしょうか?
754 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 14:06:05.32 ID:z3wHMLbHo
>>751
複雑すぎるのも考えものだぜ?

【そういった刹那、全身に特異物質の膜を纏う。】
【負の質量を持った此の世に存在し得ない物質は不可視だが、青年を守るように展開される。】
【しかし其の粒子は青年を守ることはない。守ることはないが…反射する。】

へぇ、氷の銃ね シンプルだな

【背中に黄金の六枚翼を再展開。神々しく輝くそれはまるで天使の様に青年を包み込む。】
【脚部に放たれた氷の弾丸は青年の脚部に当たり前に緑色に融解していく。】
【そしてこの羽は得意物質の塊。つまりは反射する。其の運動を。】

ほらよ 返すわ

【冷気は持たない、銃撃の勢いと衝撃を持った不可視の弾丸が女性を襲う。】
【それは女性が青年の足を狙ったのと同様、女性の足へと一直線に飛んでいく。】
【しかし青年の言葉は衝撃を返す前の一言。補正付きの弾丸なら避けられる可能性もある。】
755 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 14:06:24.23 ID:kVCNFl3AO
>>752
おっ…らぁッ!

【ゴウッと木の葉を切り離しながら木が空を割る】
【丸々一本の木がまるでマスコットバットのようだ】

う…らぁッ!

【真上に木を放り投げ】
【瞬間、大太刀を抜き放ち木に突き刺す】

ど…らぁッ!

【そしてその状態でさらに大太刀with木を振る】
756 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 14:14:14.29 ID:A/r+s+wp0
>>755

(やばい逃げようかな)

【あまりの恐ろしさに、少しずつ後ずさる少年】
【膝が笑っている】

あのぉ、僕、そろそろ帰りますぅ

【そう言いながら、公園の方に走って逃げようとする】
【声をかけられたらおしまいだ】
757 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 14:18:47.05 ID:kVCNFl3AO
>>756
…あ゙?

【ギロリと少年を睨み付ける】

あ、おいッ!?
…なんなんだあのガキゃぁ…

【走っていった少年の背中を睨み付け】

…まぁいいや
うらぁッ!

【再び大太刀を振るった】

/乙でしたー!
758 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 14:23:16.13 ID:fjyBvsb9o
>>754

放たれた銃弾は翼に包まれ融解されてしまう
攻撃が通じない――その事実を確認しながら、次の青年の言葉を聞き、瞬時に身体を横に跳びのかせた

「成程、返されてしまったな」

自分の居た場所を通過していく弾丸を見ながら、冷静に感想を述べる
その表情は苦笑するように

「守られる上に反射されるとは、参ってしまうよ」

さっぱりとした、どこか諦めるような声を上げながらも、女の眼は戦闘意欲を失ってはいない
飛ぶようにして、後ろへ下がり青年との距離を確りと取る
加速などを付与されて弾丸を返されては困る―――そう考えての行動であった

片方の拳銃の上部をスライドさせ、上着のポケットから素早く取り出した特殊弾丸を込める
もう片方の拳銃は、発砲と同時に既にリロード済みであった

そのまま、特殊弾丸の入った拳銃を青年と自分との空間に向けて発砲
ダイヤモンドダストの様な外見をした、半径5mの特殊空間がその場に形成される

「さて、君はどうする?」

銃口をその特殊空間越しに青年へと向けながら、誘う様に問いかける
759 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 14:24:31.77 ID:A/r+s+wp0
>>757

(結論、怖い人じゃねぇやべぇ人)

【自分の中で結論を出した少年は】
【公園からいそいそと逃げ出したのであった】

/駆け足気味でしたが乙でしたー
760 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 14:27:39.26 ID:wVsNitXwo
店先に並んだ色んな花を見ていた
夜。今日も男はひとり、退屈な時間を外で過ごしていた
頭には蒼いバンダナを巻き、紺色のTシャツを着ている

「……むう」

今彼の視線の先に有るのは、店先の端にちょこんと置かれたサボテン
しゃがみ込むとツンツンとその棘を恐る恐る、指で触れては引っ込める
余程気に入ったのか、サボテンへと熱い視線を注ぎ、他の事は気にかけず

「...ッ」

そんな行動を繰り返すうち、遂に棘が人差し指の腹に突き刺さり
ツー、と血が漏れだしてきた。今現在、そんな男の様子を見ている者はいない。もし、誰か現れたのなら
男はすっくと立上がるとぺろりと血を舐める。辺りを見回して、人を探している様だが...?

/何でもどうぞ。
761 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 14:29:37.50 ID:wVsNitXwo
>>760
/おっと、時間帯は脳内補完で昼、という事に...
762 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 14:38:29.68 ID:z3wHMLbHo
>>758
これが特異物質だ 此の世の物理法則に逆らい続ける、負の物質

【ニヤリと笑った。不可視の弾丸を回避することが出来るとは、中々の手練のようだ。】
【久しぶりに楽しめそうだ…そんな事を思いながら、六枚翼を羽ばたかせる。】
【攻防一体の此の翼はしかし翼以外の形態も容易に…とは行かないが取ることは出来る。】
【先程の特異物質の針。それと同じことをしようと翼に針を生成し…】

…なるほど 特殊空間か

【銃から発せられた弾丸が着弾した直後、細氷…ダイヤモンドダストが目の前に広がる。】
【氷の空間にしかし、戸惑うことはなく悠然と翼を羽ばたかせる。】
【前に一度、此の様な特殊空間を使用する能力者と対峙した覚えがある。】
【もっとも、本当は特殊空間ではなく幻覚だったのであるが…】

こうするぜ

【生成した針を特殊空間越しに話す女性に発射する。】
【しかし急所を狙うことはない。せいぜい足や腕に当たるくらいだろう】
763 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 14:51:41.48 ID:fjyBvsb9o
>>762

「特異物質――か」

物理法則に逆らい続ける、負の物質――その言葉を確認しながら、思考を巡らせる
判然と理解する事は出来ないが、常識が通じないという事は分かる
先程の弾丸も、青年の言葉が無ければ回避できなかったであろうし、その存在に気づく事も出来なかった
不可視の弾丸でも音はするのだ、聞いて感じる事は出来る―――無論、注意が向けばの話であるが
それらの情報を元に、勝機を探す

「―――ッ」

青年の言葉を聞きながら、拳銃の引き金を引いた
放たれた弾丸は一直線に特殊空間を通り抜け、その過程で氷の槍に姿を変えながら青年へと襲いゆく
――その光景を目にする前に、女は膝をつく様に倒れる
腕と足を針に貫かれた痛みからだが、表情は変えず――それでも汗が数滴、顔の横を落ちていった
764 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 15:05:56.02 ID:z3wHMLbHo
>>763
―――っ!!!氷の槍!?

【銃声の瞬間、特異物質の翼で「弾丸」を防ごうとした。そう、弾丸を。】
【氷の槍に変化した瞬間、青年の演算が乱れ、多少のタイムラグが発生する。】
【翼での対応は数瞬遅れ、そして演算装置のデメリット、遅延感もあった。】
【避けることは出来ず、左手でソレを受け止める。ソレは貫通せず、左手に留まり続けた。】

…なかなかやるじゃねえか。これは引き分けってとこか?

【苦痛に顔が歪み、維持の難しくなった翼への演算を停止させる。】
【ソレは先程と同じ様に空気中に溶け、消える。完全に消滅する。】
【青年の演算が無くなった特異物質の辿る道は消滅のみだ。維持することは出来ない。】
765 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 15:16:26.15 ID:fjyBvsb9o
>>764

「引き分け――か。ああ、そんな所だな」

針が突き刺さった痛みを感じながらゆっくりと立ち上がり、首肯を返す
単純攻撃は通用せず、しかし多段攻撃は有効か――その事実を確認しながらも、しかし女に次の一手は無かった
多段攻撃と言えど、一度見られてしまっては“予想”が付く
次回からは通用しないだろう

「君の能力――特異物質と言う物について概要は理解させてもらった。手合わせ、感謝するよ」

一度首を鳴らす様に回してから、膝の埃を払って、青年の方へと歩いていく
そして、小さく微笑する様な表情を浮かべた

「私はリーザ=ベルクヴァインだ」

簡潔に自己紹介をしながら、右手を差し伸べる
766 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 15:31:59.85 ID:z3wHMLbHo
>>765
やっぱす集中力が足りねぇな…

【と言ってもいくら集中力をあげようが苦痛や意外な攻撃には気を紛らわされる。】
【演算に多大な集中力を要するからこその宿命のようなものだ。仕方がない。】
【此ればっかりは直しようがないのだ。まあ治ったら色々と問題が起こりそうだが。】
【ともかく勝敗は引き分け。苦痛に顔を歪めながらもう満足そうに呟いた。】

流石とでも言うべきか?リーザ。

【今知ったばかりの名前を馴れ馴れしく口にすると其の右手を握る。】
【左手と違い、千切れたりはせず二回も風穴が空いたりしていない。普通の右手だ。】

俺は木方帝義 見ての通り日本人だ 外人さん

【誂うようにそう言うとそこで右手を離し、特異物質の演算を再開する。】
【黄金の翼を展開…今度は一対のみだ。流石にそこまで無理はできない。】
【ソレを羽ばたかせ、浮翌遊する。地から両足が離れ宙を蹴る。】

んじゃ、俺は行くぜ。病院にも行かなきゃな お前は?なんなら送って行くが

【一応、彼なりの優しさという奴だ。相手は足を怪我しているのだ。】
【いくら能力者とはいえ、女性を放っておくというのはあまり出来るものではない。】
【と言っても相手がいいといえば一人で飛び立つつもりだが。】
767 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 15:32:36.69 ID:z3wHMLbHo
>>766
/やっぱす→やっぱりですね…orz
768 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 15:32:50.04 ID:wVsNitXwo
>>760
/未だ募集中ー。時間帯は補完お願いします...!
769 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 15:44:09.06 ID:vPnUh94AO
ららららら〜♪

【強い日差し照りつける中、場所は自然に出来たお花畑】
【ほんの少し荷物が入った鞄の傍らで、ご機嫌そうに歌いながらくるくーると回転する女がいる 】
【日差しで頭がやられたかとか、夏の被害者がとうとう出たかとかそういった訳では無い】


【そして絡み待ちを重ねるのは心が痛むが、絡みにいけば2連続になるので許して欲しい】
770 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 15:45:34.46 ID:fjyBvsb9o
>>766

「集中力など端から強い奴など少ない――その為の練習なのだろう?」

耳に入った青年の呟きに、言葉を掛ける
練習に励む者は尊い――女のその持論から、応援してやろうと考えたのだろう

「そう言われるほどではないさ、帝義」

深い意味も無く、ファーストネームで言い返した
特に国籍の違いなど気にせず

と、宙に身体を浮かせた青年の姿を見上げる格好になる

「そうか――私は平気だ。両足を負傷した際の訓練は済ませてある」

ありとあらゆる状況を想定した軍属時代の訓練を思い出しながら、なんとも無さそうに言葉を返した

「ではまた会う事が有れば、よろしく」

飛び去っていくであろう青年に対し、帽子に右手を当てながら敬礼の姿勢を取る
決まり切った軍人らしいポーズであったが、それがこの女にとっての基本的な礼の取り方なのだ
771 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 15:52:43.34 ID:mUi4SUFc0
>>769
ね〜今日とても暑いね〜

【黒いトレンチコートを着た青年が歩いている】
【熱いのは8割がた着ているコートのせいだろう】

こんなに暑い日は家でカルピスでも飲んでおくべきだよな〜って。

おや、あそこに人がいますね〜。
暑いのに何故まわっているのだろうか。興味は尽きない。

【花畑の女を見つけると、なぜかリポーターの口調で話す】

彼女も・・・この暑さの犠牲になったのだ・・・
猛暑日の暑さ、その犠牲にな・・・

【可哀想な人を見る目で女を見つめている】
772 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 15:56:29.81 ID:pO05pjbS0
「誰も来ないなぁ・・・」

【少年はベンチに座りながらジュースを飲む】

「1回ぐらい模擬戦がしたい・・・」

【ナイフを振り回しながら呟く、正直危ない】
773 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 15:59:23.85 ID:vPnUh94AO
>>771
【黒のコートの男性に対してこの女性が身に纏うのは少し薄汚れた白色のローブ】
【明らかに常人とは思えないこの女は回転の途中に運良く男性を見つけ】

サンバ〜ジルバ〜タンゴ世界の空の下で ー踊りますのーー♪
さあ一緒に♪

【男性へと近寄り、手を伸ばして踊りの催促をした】
【大事なことなので二回目だが、頭がやられている訳では無い。】
774 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 15:59:29.56 ID:dhYRrF0qo
…… ンー

【昼下がりの草原、木の下に座る少女】

…… フワア

【大きく欠伸】
【無表情故にすこし可笑しく見えるかも知れない】

…… フゥ

【座り込んで本を読み始めた】
【あろうことか、読んでいたのは「犯罪のススメ」ととても物騒な本だった】

/模擬戦でも雑談でもなんでもどうぞ!
775 :【特異物質】 [sage]:2011/06/25(土) 16:01:33.51 ID:z3wHMLbHo
>>770
まぁそうだな 練習あるのみ…てか?

【らしくないことを言うな…なんて事を思いながら段々と高度を上げていく。】
【ゆっくりと青年は高く、高く登っていく。やはり六枚翼の時よりは遅いか。】
【そんな事を思いながら上へ、上へと更に上がっていく。】

そうか?結構な事だと思うぜ

【初見で相手の能力を把握することが出来るというのは充分に凄い事だろう。】
【宙に浮いた青年は女性を見下ろす形になるが…まあ仕方ないだろう。】

へぇ…軍人さんか何かか

【一般人が両足負傷時の訓練等するわけもないだろう。する必要もない。】
【そしてその疑問は次の女性の行動で一気に晴れることになる。】

よし、それじゃ!

【敬礼に敬礼で返す…と言っても素人のソレだが、ともかく自分も額あたりに右手を当てる。】
【そして羽ばたきの速度を大幅に増幅し、廃工場の天井を破壊しながら空に消えていった。】

/絡みあり乙でしたー!ところどころ遅くなってごめんなさい…
776 :【流氷の堕天使】@wiki 所持:特殊拳銃 x 2 [sage]:2011/06/25(土) 16:07:40.30 ID:fjyBvsb9o
>>775

破壊された天井越しに青年を見送ると、敬礼を解く
中々堂々たる去り方だ―――肩を竦めながら、呆れたように胸の内で呟く

「―――ふむ、最寄りのホテルまではどの位かな」

身を翻してゆっくり廃工場の入り口に向かいながら、考え込むように呟く
軽く跛を引いているが表情は硬く、まるで痛みを感じていないかのよう
そして、そのまま工場の外へ去って行った

/乙でしたっ!
777 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 16:07:52.29 ID:mUi4SUFc0
>>773
ふっ・・・レディの誘いを断るのはハードボイルドらしくないな。
よろこんでお受けいたしましょう(キリッ

【キリッとした表情で女性の手を取る】

ダンスは・・・苦手だな(謙遜)

【その割には上手なダンスをしている】

フフフ・・・アハハハ

【しかし、どうやら頭がやられ始めているようだ】
778 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 16:12:13.96 ID:vPnUh94AO
>>777
まあ、なかなかお上手ですの
きっと訓練すれば地域で1位ぐらいにはなれますのー♪

【踊り始めたばかりだが、この女が口ずさむ曲も既に終盤】
【花畑で頭が花畑な人達の踊りなどそう何レスも描写する必要は無い! 多分。】

ららららら〜♪
779 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 16:12:56.38 ID:A/r+s+wp0
>>774

【ちょうど木陰となっている、少女の居る木の根元に】
【一人の少年がやってくる】

【高校生くらいだろう、ランニングとジーパンという軽い服装をしている】
【黒髪は、吹き始めた風になびき、赤い眼は少女をじきにとらえた】

ここ涼しそうだ、なっ..........
こんにちは

【彼は、この若干無表情な少女に声をかけてみた】
780 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 16:17:33.13 ID:dhYRrF0qo
>>779

……こんにち、は コクリ

【無表情ながらも頭を軽く下げ、挨拶を返す】

……ここ、涼しい

【そう言うとそのまま少しそこをズレる】
【日陰の部分を開けた】
【もう一人くらい入れるだろう】

…… パタン
…… ジッ

【本を閉じると、少年の赤い瞳を見つめる】
【特に理由はない】
781 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 16:18:16.43 ID:mUi4SUFc0
>>778
おぎゃwwwwwwww
ぱしへろんだすwwwwwwww

【ついに頭が完全にやられてしまったようだ】

・・・ハッ!危ない危ない。
もう少しで不運(ハードラック)と踊る(ダンス)っちまうところだったZE☆

【しかし、すんでのところで意識を取り戻す】

ところでこんなところで何故回転してたのかなって。

【お花畑でのお花畑なダンスが終了したあと聞いてみる】
782 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 16:20:47.72 ID:A/r+s+wp0
>>780

おっと、ありがとう

【素直にお礼を述べた後、少女の隣に座り込む】
【木に体を預けて、空を見上げる】
【こちらも欠伸をしたあと、なんだか少女に見られているのに気付き】

ジーーーッ

【と、思いっきりこちらも見つめることにした】
【特に意味は無い。ただその場のノリってやつだ】
783 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 16:24:57.25 ID:vPnUh94AO
>>781
【曲の終わりと共にピタッとポーズをとったまま指を空にさす】

美しい風景が出会ったからつい魂が震え、体が踊ってしまいましたの
理由はいつだってシンプルですのよ、黒のお兄さん

【地の文で補足しておくと理由は不明。ただなんとなく】
【踊るのに理由はいるのか? 否ァアアアアアアア!!!】

貴方も踊りにいらしたの?

784 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 16:26:10.37 ID:dhYRrF0qo
>>782

……?

【なんだかこちらも見られている気がする】

…… ジーッ

【なんだかんだで負けず嫌いなところがある少女は目をそらさないように頑張る】
【異様な光景】

【放っておけば何時までもジーっと見つめているだろう】
785 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 16:28:54.88 ID:mnfkAOON0
>>772

【ベンチに座り、ジュースを飲む少年の近くを一人の少女が通りかかった】

「へへっ、アイスおいしいなあ……」

【アイスを片手に食べ歩くその少女は、少しおかしな風貌だった】
【ショートヘアの黒髪にサークレットを付け、青が基調の旅人の服を着用し】
【銅の剣を背負ってマントに身を包むその姿は、まるでゲームの中に出てくる勇者のようだ】

「……ん?」

【少女はナイフを振り回している少年に気付くと】

「ねえねえ、危ないよ? そんなの振り回してちゃ」

【少年の目の前まで歩いて行き、やんわりと注意をした】
786 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 16:29:27.04 ID:A/r+s+wp0
>>784

……(プニ

【このあまりに不毛な戦いの状況を動かすべく、少年がとった行動】
【それは、少女の頬をプニること】

……(プニプニッ

【何故無言かというと、なんとなく】
【しゃべった方が負けなきがした。それだけだ】

……

【いつになったら終わるのだろう】
787 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 16:31:35.58 ID:mUi4SUFc0
>>783
いやいや、当てもなくただ彷徨っていただけです。
それが私の生き様ですので。

【フフフ・・・という声が聞こえてきそうな表情で言う】

そうして当てもなく彷徨っていたとき、
ふと甘い匂いに誘われた私はカ○ト虫です。

【ナンパ・・・なのだろうか】
【あと確実にジャス○ックに目をつけられそうである】
788 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 16:34:15.86 ID:dhYRrF0qo
>>786

…… ムッ

【あれ、何時かと全く同じ状況】

…… プニプニ

【少年をプニり返す】
【と、いい案が】

…… モムッ

【少年の腰辺りを揉むようにくすぐる】
【少女に自覚はないが、楽しそうだ】
789 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 16:34:36.92 ID:pO05pjbS0
>>785
「おっとすいません周りに人がいなかったもので」

【少年は素直にナイフをしまう】

「・・・?」

【そして目の前の女性の格好に気が付き】

「・・・ドラ○エ?」

【ついぽつりと呟いてしまった】
790 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 16:39:17.19 ID:vPnUh94AO
>>787
人は誰しも旅人。そして私も同じですのー
【意味も無く徘徊する事もあれば、目的を持って移動することもあるこの女性の職業は探検家。】
【腹が減って花を食うことも経験していた為……】

花の蜜ならほらどうぞ。心行くまでご堪能下さいませです

【裏も表も考えず、言葉通りに受け取とり、
ポキッと折った一輪の花をそっと相手に手渡そうとする】
791 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 16:39:54.42 ID:A/r+s+wp0
>>788

(何これちょっとヤバい)(プニプニッ

【同年代の異性に腹をくすぐられるという状況に】
【かなり困惑し、笑いそうになる少年。耐えているが】

……(プニモミッ

【ここで少年は、少女の真似をし、片手で頬を、片手でお腹をくすぐる】
【お腹であって、その上や下ではない。断じてない】

……(プニモミプニモミ

【本当にいつまで続くのだろうか』
792 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 16:40:52.89 ID:A/r+s+wp0
>>791
/誤字がありました
/誤 ......だろうか』
/正 ......だろうか】
793 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 16:42:05.17 ID:mnfkAOON0
>>789

「ド○クエ? 何それ? わたしはアルスだよ?」

【小首を傾げ、きょとんとした目で不思議そうに少年を見詰めている】
【この少女、ゲームの中の勇者みたいな格好をしているくせに、そちらの知識は零らしい】
【そして同時に、自分の名前を相手に伝えた】

「そういえばあなた、さっき模擬戦がどうとか言ってたけど……。
 もしかして、あなたって見かけによらず戦いたがりやさん?」

【小さな笑みを浮かべ、アイスで少年を指差しながら、少女は訊ねた】
794 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 16:46:48.64 ID:mUi4SUFc0
>>790
これはこれは・・・ありがたく受け取らせていただきます
(この花の花言葉って何だったけ?まあいい意味なんだろうな。うん。)

【渡された花を恭しく受け取る】
【まずは心行くまで香りを堪能する】

ではいただきます。

【そして言われたとおりに花を口に含む】
【文字通り心行くまで堪能しているようだ】

この味は何でしょうか。
ちょっと朝顔の味に似ていますね。

【多分小学生のころに口に含んだことがあるのだろう】
795 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 16:48:02.15 ID:pO05pjbS0
>>793
「自分の能力はまだ使い慣れていないので模擬戦で慣らしておきたいんです」

【少年は腰から鞘に納めて固定したナイフを出して】

すいませんが模擬戦に付き合ってくれませんか?

【目の前の女性に聞く】
796 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 16:53:02.49 ID:dhYRrF0qo
>>791

……ひゃ ビクッ

【仕返しされるのは予想外だったらしく、声を出してしまう】

……むぅ ムスー

【負けた気がしたのか、気持ちむすっとする】
【無表情ではあるが、雰囲気の変化はなんとか分かるだろう】

…… スッ

【急に立ち上がると】

……決着、模擬戦

【やっぱり負けず嫌いなので別の方法で戦おうとする様だ】
797 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 16:53:49.45 ID:vPnUh94AO
>>794
お花には疎くてよくわかりませんのー……。
塩とかをつけると案外食べやすくなるかもしれませんよ?

【異食の知識など有るはずも無い。されど菜の花のお浸しなどから考えるに……】
【いや、今更だが食べない方が懸命だろう】

とりあえず私も食べてみますの

【食べてない方が懸命だろう……。だろう……】
【女はポキリ茎を折り、花を口に入れる】
私には夏の味がしますのよ
798 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 16:54:19.38 ID:mnfkAOON0
>>795

「ふんふん、なるほどなるほど。
 自分の持ってる力って、ちゃんと把握しとかないと、いざという時困るもんね」

【少女はうんうんと納得したように頷くと、残ったアイスをかじって食べ終える】
【それから周囲を見渡し、自分たち以外に人がいないことを確認した後】

「いいよ! わたしも暇してたとこだし! そんじゃ、まずはあなたの名前を教えてよ!」

【少女は笑顔で、模擬戦の申し出を承諾した】
【そしてはずれのアイスの棒を近くのゴミ箱に投げ捨てて、少年の名を訊ねた】
799 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 16:55:36.69 ID:A/r+s+wp0
>>796
(何この声怖い)

【少女の声になんとなく、恐怖を覚えた少年】
【その声は、駄目な気がすると本能が告げていた】

模擬戦かぁ、別にいーけど

【少年も立ち上がると、腰元の剣に手をやり】
【少女の方を見据える】

剣を取るのも久しぶりだな、来いよ

/次遅れます
800 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 17:00:21.80 ID:pO05pjbS0
>>798
「名前・・・そうですね涼とでも呼んでください、アルスさん」

【少年は自虐的に笑いながら答える】

【少年には名前がないのだ】

「さて・・・では行きますよ!」

【鞘に固定したナイフを構える】
801 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 17:00:25.61 ID:mUi4SUFc0
>>797
夏の味ですか。奇遇ですな。
私もそう思っていたところです。

【本当にそう思っていたのかどうかは怪しい】

ところで旅をしていらっしゃるようですが、
いつもは何をしていらっしゃるのでしょうか?
ちなみに私はたまねぎ剣士をしています(キリッ
たまに頼まれごとをしてお金を貰ったりもします。

【要するにほぼ無職である】
802 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 17:00:45.95 ID:DGUDq6HL0
【帝國、とある廃ビルの屋上】

【今にも雨が降り出しそうな曇天、低い気温】
【何時もならば晴天、気温も高いのだろう。何しろ夏だ。】

【もう何十年も人が寄り付かなかったであろう廃ビル、勿論いつもならば人は居ない】
【内部にも、屋上にも。そこには鼠一匹寄り付きはしない】


【しかし、今日は何時もとは違うようだ。天候も。――人の有無も。】
【今にも崩れ落ちそうなほど寂れた廃ビルの屋上には、一人の人間の影が見える。】


「…………………」

【象牙色のロングコートを纏い、風に銀髪を靡かせる、一人の青年。】
【何をするでもなく、何を言うでもなく。ただ見るともなしに、辺りを眺めている】


【――――それだけではない。廃ビルの、内部。】
【本来ならばもちろん人など居ないであろうそこに―――今は、相当数の骸が、折り重なるようにして横たわっている。】

【ある者は胴体を両断され、ある者は体躯を縦に裂かれ。】
【しかしそれらは一様に、黒いローブと黒い布で体と頭部を隠している。】

/人待ちですー
803 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 17:04:29.01 ID:dhYRrF0qo
>>799

……その言葉、後悔するといい

【呪詛のように呟く】

……はっ
【背負った盾を振り回すように、横殴りの一撃を腰の辺りに狙う】
【避ければそのままぐるんと一回転するだろう】
804 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 17:08:31.98 ID:vPnUh94AO
>>801
過去から未来へと繋げられなかった書物を探して読む。
そしてその人の想いを受け取り、最終的には専門家に売り払うお仕事ですの。
最近はなかなか情報が入らずちょっと金欠ぎみ……

【表情と声のトーンをコロコロと変えて語るのは、楽しさと苦しみが入り混じっているからか】

後はたまに頼まれごとをしてお金を貰ったりもしますの。

【そして要するにほぼ無職である。いやランカーズからなかなか仕事がこないだけなのだ。世間が悪い!】

お仕事の入手ルートとかはどうなさってますの?

【首を傾げてそう質問をした】
805 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 17:09:11.48 ID:mnfkAOON0
>>800

「涼だね、分かった! ふふっ、涼しい名前だね!」

【少年に名前が無い、そのことを少女が知る術も無く】
【伝えられた名をそのまま覚え、良い名前だと笑顔で告げた】

「うん! お互い、はりきって行こーか!」

【ナイフを構える少年から、バックステップでまずは距離を取る】
【約十五メートル程の場所で止まり、背負った銅の剣を鞘から引き抜き、少年と対峙し】
【手ぶらの左手の、その掌を少年へと向けた】

「メラ!」

【少女が呪文を唱えた直後、彼女の左手から小さな火球が放たれた】
【火球はそこそこのスピードで、少年の胸を狙って真っ直ぐに飛んで行く】
【当たれば、軽い火傷を負うだろう。しかし、予備動作もあり距離もある。避けることは不可能ではない】
806 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 17:16:22.13 ID:mUi4SUFc0
>>804
なるほど〜つまり私と同じですね。
いやあ、奇遇だな〜

【別に間違ってもいないような】

仕事の入手方法ですか・・・
基本的には足で探していますね。

【つまりは行き当たりばったりである】

そういえば貴女の仕事に関係ありそうな場所があるんですけど、
知りたいですか?

【好感度を上げるためにプレゼント作戦に出たようだ】
807 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 17:18:18.28 ID:pO05pjbS0
>>805
「火の玉か・・・『水』」

【少年が呟くとナイフの周りに水が集まる】

「はぁ!!」

【ナイフを振ると水の斬撃が飛び、火の玉を打ち消す】
【そしてできた水蒸気に紛れて一気に距離を詰める】

「そこっ!」

【何もなければ水をまとった斬撃が飛ぶ】
【鞘に納められているので殺傷力がないが当たれば痛いだろう】
808 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 17:23:36.52 ID:vPnUh94AO
>>806
やっぱり似た者同士は引かれますのです

【Welcome to 変人の世界へ。能力者なんてみんな狂っているのだ】

そして、貴方の言う「仕事に関係のある場所」とは?
常を逸して興味がありますの!

【好感度→+1。ちなみに最大が1000だ。本人には分からないが頑張れ。マジ頑張れ!】
809 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 17:27:13.10 ID:mnfkAOON0
>>807

「うわちゃ、水か……っと!」

【自身の魔法と相性が悪い――そう考えていると、水蒸気に紛れて少年が距離を詰めてきた】
【しかし、水蒸気があるとはいえ、直線の移動である】
【少女はすぐに剣を構え、水を纏った斬激を剣で受け止めた】

「やっ!」

【気合と共に、少女は力任せに剣を上に薙いで、受け止めた少年のナイフを弾き上げようとする】
【もしそれが出来たならば、素早く剣を返し、剣の腹で少年の右の脇腹を叩こうとする】
810 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 17:28:30.23 ID:A/r+s+wp0
>>803

のわぁっ!!

【情けない声をあげながら、しっかり拳を喰らう少年】
【だが彼もだてに戦うなんて言ったんじゃない。喰らってダメージはあってもよろけたりしていない】

やっぱ、剣は抜くまいか..........

【そういいながら、少年は少女の肩に片手を伸ばす】
【もしつかめたならばもう片方の手で再び少女をくすぐるだろう】

/ただいまです
811 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 17:35:41.31 ID:dhYRrF0qo
>>810

【思ったより良い手応え、そのまま振り抜くように盾を背負い直すと掌打を繰りだそうと右手を構える】

【が】

……!?

【がっしりと肩に手を添えられ、驚いた次の瞬間には】

ぅひゅっ!

【くすぐりが来るとは思わなかったらしく、可愛らしい声を上げる】

……卑怯

【若干涙目に、恨みがましく睨みつける】
812 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 17:36:03.32 ID:dhYRrF0qo
>>810
/おかえりなさい!
813 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 17:36:34.00 ID:pO05pjbS0
>>809
「くっ!!」

【ナイフを弾かれるがすぐさま袖からもう1本ナイフを出して剣を受け止める】

「『地』!」
【少年がそう言うとナイフが振動して凄まじい金属音が鳴る】
【常人なら怯むくらいの轟音である】

「秘技[鈴虫]ってね!!」

【どうやらこれは少年の技らしい】
814 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 17:40:00.67 ID:mUi4SUFc0
>>808
(よし、食いついてきた!!)

【好感度の上昇を確信している】

私もうわさで聞いただけなんですけど、
遥か昔に完熟王国という国があったそうです。

完熟王国とはその昔、そのハードボイル度から
『完熟王』と呼ばれた初代国王ジョンが起こした国で、
その国民はみなコーヒーをブラックで飲むハードボイルド野郎だったそうです。

そのハードボイルドな精神はハードボイルドな肉体を生み、
他国との戦争にも連戦連勝、
国土はそれほど広くありませんでしたが、とても栄えた国だったそうです。

しかしあるとき、隣国である半熟王国の王子マルティスの策略、
通称『諸国半熟の計』によって内外から責められ、
ついにその長き歴史に幕を閉じた・・・と言われています。
物語の中では。

【どうやら昔本で読んだ物語の国が本当にあると思っているようである】

この国は長らくの間空想上の産物だと思われていましたが、
最近になって実は本当にあったのでは?といわれています。
その候補地があの辺です。

【遠く離れた荒野を指差す】
815 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 17:40:01.27 ID:0Gt6qi6Mo
>>802

【帝國の廃墟郡。】
【過去には栄華を誇ったであろうそこは、今は見る影もない。】
【分厚い雲を張り巡らした空のせいで、いつにもまして陰気であった。】

「……いるな……」

【廃墟を構成する古いビル…その一階に、女は足を踏み入れていた】
【ほとんど黒といえる薄手のダークグリーンのコートを羽織り、左目に大きな斜めの傷跡】
【そして背中の身の程もある大きな片刃の剣。鉄紺色のそれに、】
【彼女は警戒して手をかけていた。血の匂いと、独特の死臭が鼻腔を貫く】

「……」

【どこにいるんだ…女はあちこちにせわしなく視線を走らせた】
【今にも、この瞬間にも、「前のように」どこかで見られている気がする。】

【すべてのフロアをくまなく見渡し、女は階段を上がっていった】
【踊り場にも死体が転がっており、血で足が滑りそうになった。】
【二階…三階と進んでいくが、動くものの姿はない。】

【手遅れか…女はそう思考しながら――――――屋上へつながる扉を開けた。】
【軋んだ音があたりに響き…】

「……」

「……やっぱりお前か…」

【目を細め、青年を視界に入れた瞬間、女は思わず呟いた。】


/お待たせしました!
816 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 17:40:28.13 ID:A/r+s+wp0
>>811

なんとでもいえ、俺は非暴力主義者だ(コチョコチョコチョ

【少女が拒んでも、笑いながらくすぐり続ける少年】
【悪い笑み、悪戯する子供みたいな笑みだ】

どうだ、どうだ〜(コチョコチョ

【くすぐりまくって、少女を笑わせようとする】
【ぅひゅっ、程度では足りないらしい】

こうか、こうなんか!?

【言動がおっさんである】
817 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 17:44:28.81 ID:dhYRrF0qo
>>816

うひゃ、にゅ、くっ………

【顔を真赤にして耐える】
【声をあげたらやっぱり負けなようだ】

……ゅ、くぅぅ……

【くすぐったくて反撃できない】
【ある意味ピンチ!】
818 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 17:47:41.31 ID:vPnUh94AO
>>814
まあ、なかなか面白いお話ですの。今の季節は夏。
簡単な装備で行けそうなので、善は急げの精神で今から向うべきかどうか……

【うーん、と軽く唸った後にはっと目の前の男を見つめ】

でもただで情報を貰って良かったのですか?
もしや、売れば金になるかもしれない物もあるかもしれないのに……

【特に相手の益となりそうな物は今現在持ち合わせていない。そもそも金欠だ】
【よって相手の様子を心配そうに伺った】
819 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 17:47:42.24 ID:mnfkAOON0
>>813

「流石、ナイフ使いなだけあるね……!」

【ナイフは剣よりも刀身が短く軽いが、手数が多く素早い攻撃が出来る】
【少女は剣を受け止められ、余裕そうな笑みを浮かべながら少年を称える言葉を送っていると】

「い゛……っ!?」

【突然ナイフが金属音を発し、思わず怯み、体を硬直させる】
【ナイフを伝って振動が剣まで届いたため、轟音以上に効果はあった】

「うぐ……」

【剣を右手にだらりと下げ、左手を頭に添えて、ふらついた足取りで後退していく】
【一旦距離を取ろうとしているのだろうが、その姿には大きな隙が生まれていた】
820 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 17:51:12.74 ID:A/r+s+wp0
>>817

こうだァァァァァ!!

【少年は、少女が特にくすぐったがるポイントを見つけた様だ】
【そこを集中的にくすぐる】

卑怯??否っ!!セコいなりィィィ!!!

【もうなんというか、馬鹿としか言いようがない】
【しかも模擬戦じゃなくなっている】
821 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 17:54:13.44 ID:DGUDq6HL0
>>815

【ヒュウ、と、風が吹く】
【突風にも似たそれは、女に背を向けたままの青年のコートをはためかせる】

【やがて青年は、ゆっくりと…振り返る】
【女を映すその瞳は、どこまでも深く…感情の昂ぶりは、見受けられない】

【そう、見受けられない。女が階下で眼にしたであろう惨劇を作り出したにも関わらず】
【高揚感や、罪悪感。それら一切の感情が、全く見受けられない】

【感情を読み取らせない、と言っても正しいだろう。】
【青年にも、感情が無いというわけではない。だが、見えない。今の状態では、相対するものにも、第三者にも、だ。】


「……何の用だ。」

【口を開き、発せられた言葉も、依然となんら変わりのない声色。】
【平坦に、――今の時点では――敵意もなく。】
【幾重にも思考を重ねているが、対するものにはそれを感じさせない、そんな声色。】

【以前、女が目にし、そして階下の惨劇を作り上げた金色の大剣は、見当たらない。】
【いつも通りに、――仕組みは分からないが――コートの内側に仕舞い込んである。】
822 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 17:54:19.28 ID:dhYRrF0qo
>>820

!?
くひゃ、そこ、やっ――― ビクビクビク

【悶絶】
【可哀想なほどに足をガクガクさせ、くすぐったすぎて声も出ない】

……う、うぅぅ グスッ

【ぽろぽろと泣き始めてしまった】
823 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 17:54:37.79 ID:pO05pjbS0
>>819
「これで!!」

【落ちてきたナイフを掴み駆け出す】

「終わりです!『雷』!」

【そう叫ぶと鞘に電流が走り、距離を詰めナイフを当てようとする】
【電流はスタンガンレベルの物で当たればしばらく気絶するだろう】
824 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 17:56:14.35 ID:mUi4SUFc0
>>818
私はそれほど金に困っているというわけではありませんので(キリッ
それにあくまでうわさの段階で、本当にあると決まったわけじゃありませんしね。

【ハンサム顔で言い放つ】
【これは一応事実で、基本自分の能力で生んだ水晶を売り飛ばして生計を立てている】

それから貴女に教えたのにも理由がありましてね。
私、『完熟王』の伝説が本当かどうか知りたいのです。
自分で発掘するという選択肢もありますが、
私にはそういった知識はありませんので。

【本当かどうか確かめて欲しい、というのは本心のようである】

ですから貰いたい報酬といえば、
伝説の真偽・・・でしょうか。

【いつになく真剣な表情で言う】
825 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:00:04.94 ID:A/r+s+wp0
>>822

ふはははは......!?!?

【少年は、相手を中してしまったことに気付いた】
【本当にどうしようもない奴だ】

ごめんなさいっ、なんでもするからっ、なんでもおごるからっ!!

【少年は土下座を始める】
【そんなことで許されるのかお前の罪は】
826 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 18:02:00.59 ID:mnfkAOON0
>>823

「……あ」

【気付けば、少年はもうすぐそこまで接近している】
【慌てて剣の柄を両手で握り、防御を取ろうとするが】

「いあっ……!?」

【剣を動かすよりもナイフの方が速く、電流が少女に襲い掛かった】
【短い悲鳴の後、気絶した少女はそのままうつ伏せに倒れた】
【カラン、と乾いた音を立てて、少女の手から銅の剣が落ちた】
827 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 18:02:44.13 ID:dhYRrF0qo
>>825

……許さない、から 

【涙目な怒った表情を見せる】
【無表情っぷりが嘘のよう】

……小鳥、こんな辱めをうけたのは初めて

【ぺたん、と力が抜けたのかその場に座る】

…… ジィィー

【涙目のまま、睨みつける】
【でも迫力なんてものは皆無だった】
828 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 18:04:27.19 ID:vPnUh94AO
>>824
わかりましたの。そのぐらいなら安いものです。

【踊りの最中、男に近寄る際に引きずってきた鞄を少し重そうに肩にかける】
【流石に武器である古文書の全てを持ち歩いている訳では無い。】
【だが現在鞄の中に入っているのは5冊。十分な重さがある】

メルヴィ……。メルヴィーナ・ノルン。私の名前ですの
よろしければ貴方の名前も聞かせてもらえませんか?

【真剣な表情には真剣に対応。真偽を伝えるには多少の繋がりを持ち続けなければならないのだ】
829 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:06:15.52 ID:A/r+s+wp0
>>827

うぅ、悪かった、悪かったよぅ

【情けなくポロポロと泣き始めるアホ】
【お前が悪いんだろ、お前がっ!!】

本当に悪かったよぅ..........

【睨まれてさらに泣きだす】
【脳内構造が哀れな奴である】
830 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 18:08:41.72 ID:dhYRrF0qo
>>829

……う、あ、う

【相手まで鳴き始めるとは思っていなかった】

……分かった、分かったから
……小鳥はもう怒ってないから

【子供をあやすように、背中をさすってやりながらそう言う】
【何故か罪悪感を感じたらしい】

……ほら、食べる?

【何処からか真っ赤に熟れた美味しそうな林檎を取り出す】
【それを差し出し、反応を伺う】
831 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 18:11:50.24 ID:pO05pjbS0
>>826
「勝った・・・?」

【しかし倒れる女性を見て慌てて体を支える】

「だっ大丈夫ですか!?」

【能力を解いて女性に呼びかける】
【しかし気絶しているだけで怪我などはしていない】

「よっよかったぁ」

【とりあえずベンチに寝かせることにした】
【しばらくしたら目が覚めるだろう】
832 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 18:11:57.15 ID:PcHw/5nIO
>>821

【一陣の風が吹き、長い髪がゆれた。】
【女は左手で微かに乱れたそれを整える。】
【コートを揺らし、振り返った青年の瞳は吸い込まれそうなほど深く、】
【そしてなにより静かだった。そのまま見つめていたら、】
【飲まれそうなになる様な錯覚に陥る。】

【通常、人の命を殺めたら、その「名残」というべきか、】
【死ぬ瞬間の負の感情を真正面から受けるため、少なからず、】
【何らかの変化が生じるはずだが、青年にはそれが見受けられなかった。】

「……探したぞ…」

【小さな声だが、しかし確かに青年に向けられたその言葉は、】
【緊張しているのか、極微かに震えていた。】

「…聞きたいことがある。」

【小さく背中の剣を揺らして、女は話を続けた。】
【辺りの時間がいやに遅く感じる。】

「…どうしてお前は剣帝≠ニ呼ばれている。」

「…誰がその通り名を決めたんだ…?」
833 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:12:42.29 ID:A/r+s+wp0
>>830

うぅ、(グスン

【背中をなでられて、やっと泣きやむ少年】
【きょうだい(何故かひらがな)の様だ。どちらが上か......】

うぅ、ごめんなさい

【怒ってないといわれても謝る少年】
【よほど罪悪感があるのだろう】
【ならするなよとは言わないでくれ】

うん、食べるよ、けど......

【少女に貰った林檎を、剣で綺麗に半分こ】
【半分を少女にあげる】

もっと切った方が、いい??
834 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 18:14:30.33 ID:mUi4SUFc0
>>828
フィリップ。
フィリップ・橘です。
コンゴトモヨロシク。

【相手の質問に礼儀正しく答える】

メルヴィーナさんですか・・・
メルルさんとお呼びしてもよろしいですか?

【相手に握手を求める】
835 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 18:18:26.89 ID:dhYRrF0qo
>>833

……綺麗に、切れてる

【微笑む】
【どこか楽しそうに】

……ウサギさん、切れる?

【もじもじと少し恥ずかしそうに尋ねる】
【どうやらその辺は歳相応らしい】

【じっと少年の手元を見るだろう】
836 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 18:20:06.00 ID:vPnUh94AO
>>834
【握手に応じて腕を伸ばし相手の手を握る】

構いませんですの。
貴方の愛称はフィリィ? いつも何と呼ばれてますか?

【握手をしたままそう尋ねた】
837 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 18:20:51.53 ID:mnfkAOON0
>>831

「う、ん……」

【数分後、ベンチに寝かされた少女が意識を取り戻した】
【両目をぱちくりと瞬きし、ゆっくりと上体を起こす】

「あちゃ……。負けちゃったか……っとと?」

【ベンチから足を下ろそうとするが、まだ多少電流が体の中に留まっているのか、びりびりとナイフを当てられた箇所が痺れていることに気付く】

「58引く4――」

【少女は瞳を閉じてそう小さく呟いた後】

「ホイミ」

【痺れている箇所に左手を当てて、回復呪文を唱えた】
【すると痺れは完全に消え、寝起きの体調もすぐに良くなる】

「わたし、復活!!」

【両手を天に突き上げ、子供のような笑顔で少女は元気よく叫んだ】
838 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:21:28.79 ID:A/r+s+wp0
>>835

……(パァァァ

【褒められてうれしいのか、最大級の笑みを浮かべると】
【ウサギを切ってほしいという願いに】

やってみる!!

【と、挑戦する意を見せる】
【しばらくすると、少女の分のリンゴは、四つに切られ、うさぎになっていた】

【成功である。綺麗に出来ていた】
839 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:24:16.32 ID:DGUDq6HL0
>>832

【青年の瞳は、相変わらず深く、何の感情の色も浮かべられてはいない】
【女の緊張に、気付いているのかいないのか――ただ静かに、女を映す】

【しばし、無言。質問の意図を推し量るように、沈黙する】
【ただ――この問いに、隠された意味などあるのだろうか?自分が考える限り、無いように思える。】


「……剣を振るい、命を刈り取るうちに、何時の間にかそう呼ばれていた。」

「…それがどうした。」

【口を開き、問いに答える】

【答えたのは、やはり裏の意味など無いと判断したからだ。】
【通り名を誰が決めたかなど、青年が知るはずも無い。本当に何時の間にか呼ばれていたからだ】

【それを目の前の女が知り、どうすると言うのだろうか?】
【戦闘に役立つとは思えない。…名を戦闘に利用する能力者も、存在するのかもしれないが。】

【少なくとも、目の前の――剣を携えた女は違うだろう、と。判断した】
【名を戦闘に利用するような能力を持っているならば。剣を使う必要はない。重荷になるだけだ。】
【それすらカモフラージュなのかも知れないが――そこまで疑っていてはキリがない。】
840 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 18:25:15.81 ID:dhYRrF0qo
>>838

……可愛い ニコー!

【嬉しそうに、花の咲いたような笑顔】

……凄いね、君!

【興奮したように褒める】
【最初の印象とは随分違うだろう】

……そういえば、まだ名前言ってなかった
……小鳥は夜知 小鳥(やち ことり)だよ

【微笑みながら名乗る】
841 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 18:27:07.21 ID:pO05pjbS0
>>837
「あっ気が付きました?」

【少年がホッと胸をなでおろす】

「大丈夫・・・そうですね・・・」

【女性が何か唱えると急に元気になる】
842 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 18:27:55.18 ID:mUi4SUFc0
>>836
親しい友人にはダディと言われています。

【このあだ名は別に父親のような存在だから、と付けられたのではない】
【ただ単に友人のかつぜつが悪く、タティヤナザンと呼ばれていた】
【それが変化してダディと呼ばれるようになっただけである】

でもまあ好きに呼んでくださってくださってかまいませんよ。

【握った手を離しながら言う】
843 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:28:59.79 ID:A/r+s+wp0
>>840

……えへへ

【二度も褒められて喜ぶ少年】
【先ほどのわだかまりはどうにかなった......かな??】

それほどでもー(テレテレ

【ニヤニヤ笑っている子。現在高校生くらい】

俺、俺は朝月昇っていうんだ!

【少年も、少女にならって自己紹介をする】
【下の名前を名乗ったのは、初めてだ】
844 :【冒険勇者】Lv10の勇者 経験値:2 [sage saga]:2011/06/25(土) 18:33:08.30 ID:mnfkAOON0
>>841

「うん! 大丈夫大丈夫!」

【少年に快活な笑顔を向け、ピースサインまで作って自分がもう平気なことを伝えた】
【飛び跳ねるようにしてベンチから下り、落とした銅の剣を拾って、それを鞘に収める】

「戦闘……ってか模擬戦とか結構久しぶりだったからかな……。
 なまってたというか、相棒もいなくて油断しまくってたっていうか……えへへ」

【負けたことに対する言い訳のようなことを、恥ずかしそうな笑みを見せながら言っている】
845 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 18:34:23.94 ID:vPnUh94AO
>>842
ではフィリィで。今この場で決めましたの

【軽く背伸びを一回。そして靴をトントンと鳴らし、屈伸を一回する。】

よし、今日から頑張りますの。朗報を期待して待っていて下さい
情報ありがとうございました!

【遠く離れた荒野を目指し一歩踏み出す。呼び止められなければ伝説へと向け、そのみ進むだろう】
846 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 18:36:22.51 ID:dhYRrF0qo
>>843

……すごいね、昇!

【改めて言い直す】

……じゃあ、頂きます

【シャリ、と林檎を一つ齧る】

……美味しい!

【本当に美味しそうに、もぐもぐと小動物のように食べ始める】
847 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/06/25(土) 18:37:34.89 ID:mUi4SUFc0
>>845
がんばれ〜〜!!
アディオ〜ス!!
正直フィリィはハードボイルドじゃないからいやだけど〜!!

【去っていこうとする相手に向かって手を振りながら見送る】
【そして自分もその場を立ち去る】

/お疲れ様でした〜
848 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:40:02.36 ID:A/r+s+wp0
>>846

昇って言われたのは初めてだなぁ

【下の名前で呼ばれてうれしいやら、恥ずかしいやら】
【なんというか、呼んでるのは良くても、言われるとこっぱずかしいのだ】

あぁ、食べて食べて!!

【自身は半分林檎をそのままかじりつつ、少女に進める】
【林檎を食べる彼女を見て】

……可愛い(ボソッ

【と、思わず呟いてしまった】
849 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 18:40:31.58 ID:pO05pjbS0
>>844
「こっちも2本目以降がなければ危なかったですよ・・・」

【ナイフを仕舞いながら答える】

「しかしいい経験になりました、ありがとうございました!」

【少年は女性に礼を言う】
850 :【紙背召喚】 [sage]:2011/06/25(土) 18:40:55.44 ID:vPnUh94AO
>>847
/乙あんどありがとうございましたですの!
851 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 18:41:54.20 ID:lg91EDe5o
【街中】

そこには剣と楯を持ち、頭には三角帽子(魔女のアレ)を目深に被っている少女が居る。
服装は黒い半袖ジャケットに白のインナーと言う普通の服装だが、上記二つのせいで普通に見えない。

当然、街では浮きまくり。


そんな彼女が右手に持つのはハンバーガー。

「うわあ、うわああああ!」

一口運んでは感嘆の声をあげる田舎者。

「こ、こんなに美味しい食べ物があるなんて...ぼ、僕はもう昇天しそう!」

一人称は僕であるが少女である。

「ああ、あああ!」

通りすがる人々が"なんだコイツ"的な目で少女を見ている。

「美味い、旨すぎる!」

852 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 18:43:40.52 ID:PcHw/5nIO
>>839

「…意味は特にないわ。」

【相手の目を見つめる女の瞳は「氷」のように「蒼」く、】
【その言葉をつぶやいた後、しばし沈黙した。】

「この前のあの剣捌きで…だいたい予想はついてた。」

「でも…万一の言葉かあるから…最後の確認ってところね。」

【「何時の間にかそう呼ばれていた」】
【女はこの返答を期待していた。「他人が認める」凄腕の剣客ということが、】
【自然と証明されるからである。…コツコツと歩みを進め、女は屋上の隅に立ち、】

「…帝國…」

【青年に背を向け、眼下に広がる廃墟軍を見下ろす。】
【はるか向こうには都心部の人工的な光が、チラチラと見え隠れしていた。】

「…この刀の国に…剣士が集う国に来てよかった…」

「強くなるにはもってこいの場所だわ…」

【自分に言い聞かせる様に女は呟くと、】
【ゆっくりと振り返り…】











「私と戦え―――――――――――レオンハルト」










「そしてお前のその称号を―――――――――――剣帝≠私に寄越せ。」










【大剣を抜き、切っ先を相手に向けた。】
853 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 18:45:58.94 ID:PcHw/5nIO
>>852
ミスった…すいません…

五行目「万一の言葉かあるから」→「万一のことがあるから」

です。すいません…
854 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 18:48:09.12 ID:mnfkAOON0
>>849

「あ、えと、うん! こちらこそありがとう!」

【面と向かって敬語で感謝されることなどあまり無いため若干狼狽えたが】
【少し照れくさそうに、少女も礼を返した】

「それじゃ、そろそろわたし行くね」

【服やマントに付着した砂埃を手で払い落とし、少女は少年に微笑みかけて】

「またね! 涼!」

【最後に別れの言葉を告げて、彼女は踵を返してその場から去って行った】

/絡み乙でした!
855 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 18:49:08.33 ID:KYFfiUe90
>>851
(なんだこいつ…)
【食べ物を絶賛している者の近くに一人の青年、普通のジーンズに普通のTシャツ、変わっているのはでかいリュックと右手の指輪ぐらい】
【青年はそろそろ何かを食べようと考え街を歩いていたが妙な人に出会ってしまった】

「…あーちょっと君、目立つから叫ばない方がいいよ」(この服装…一般人じゃ無いな)
【見て恥ずかしくなったので止めに入ってみる、何で関わるようなことをしたかは青年も判らない】
856 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 18:49:51.91 ID:dhYRrF0qo
>>848

……うん、食べる シャクシャクシャクシャク

【美味しそうにシャリシャリと食べ進む】
【見た目もいいし、食欲2倍(当社比)だろう】

……!?
…… ゲフ、ガフ、ゴフッ

【不意打ちに驚いたのか、気管支につまらせむせる】
【んく、と息を飲み直すと】

……そんなこと、ない

【あたふたと手を振って否定した】
857 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 18:53:01.21 ID:pO05pjbS0
>>854
「さようなら、アルスさん」
【手を軽く振って別れの言葉を言う】
「・・・しばらくはこの名前を名乗るかな」
【少年はベンチに座り1人呟く】
/乙です、ありがとうございましたー
858 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 18:53:45.43 ID:A/r+s+wp0
>>856

よく食べるねぇ

【林檎を食べる少女を見て微笑みかける少年】
【純粋な、真っ直ぐな笑顔だ】

あぁあぁ、どうしたのさ

【少女がむせた原因に気付かない少年】
【なんでこんなんなのだろうか】

え.........だって可愛いじゃん

【否定する少女に、なおもそういう少年】

/まさかとは思うけどシャングになるんでしょうか??
859 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 18:54:32.63 ID:lg91EDe5o
>>855
「美味ああああい!(迫真)」

人目もはばからず感嘆の咆哮を上げ続ける少女、薬草とポーションくらいしか食べない彼女にとってハンバーガーなる食物はまさに革命であった。

「...はい?」

・・・


「はい。そうですね。」

やっと回りの痛い子を見る視線を感じた。

「ええと、わざわざありがとうございます。」

痛い子と気がつかせてくれた恩人に礼を言う。

今止めてくれなければもっと酷く痛い行動に出る所であった。
860 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 19:00:34.04 ID:DGUDq6HL0
>>852

「…………………」

「……フフ………」

【切っ先を突きつけられ――しかし青年は無言】
【そして不意に、笑う。少しばかり―――楽しそうに】


「…いいだろう。」

「女、お前がどれほどの者かは知らんが……」

【左手を、コートの前に持ってくる。】
【すると、何時の間にか左手に剣が握られている。――以前、女に惨劇を見せた、金色の大剣が。】

【それを苦も無く軽く一振り。剣の切っ先が、地面を睨む。】
【構えは無い。――だが隙は無い。】



「そう易々と、負けてやるつもりは無い。それでも欲するならば―――――」





「―――――――剣帝≠フ名、力を以って奪い取ってみるがいい――――!!!」



【殺気が、噴出する】
【それだけではない。剣気、闘気。膨大な気≠ェ、現出する】
861 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 19:00:40.29 ID:KYFfiUe90
>>859
「ふぅ、まあ気持ちはわからなくも無いが…」
【同情するように励ましてみる】
【青年だって腹ペコで旨い物を食えば口から光線が出てしまいそうなぐらい旨いと感じる】
【しかしこの子はハンバーガーを始めて食べたようなリアクションをしていたが…】

「君はどこから来たの? 何か田舎から来た様に見えたけど」
【とりあえず質問をしてみる、三角帽子のせいで魔法使いのように見える】
862 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 19:07:22.30 ID:lg91EDe5o
>>861
「ああ...黒歴史がついに私にも...」

本気で凹む少女、草と液体+αくらいの物しか食べてない少女にはやはりそれ位の刺激物だったのだ。

「何処から来たかと言われても...」

A.名も無き草原(近くに城有)

ではあるがとても説明に困る。
そのため暫く考え込み...

「私根無し草ですから、つまりその辺りをじゆーほんぽー(自由奔放)に旅してる訳です。そしたらやたら豪華な街を発見しましてね。」

「まあ、田舎者ですよ。」

そう、出身地は"草原"なんて言ったらそれこそ痛い子か野生児だと思われてしまう。

やはりこれが一番の答えか。
863 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:09:46.80 ID:dhYRrF0qo
>>858
/少しご飯落ち……
/どうでしょうか、微妙なところです……
864 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 19:10:14.18 ID:PcHw/5nIO
>>860

「取られた後で―――――――――――」

【来た…と女は背筋に寒い物が走った。あの剣だ。】
【あの獲物で、…あの金色が、幾重もの命を刈り取って来た。】
【前の光景を思い出す。正確無比な斬撃、そして、】
【肌で感じるこの威圧。並のの剣士なら、相対しただけでぶっ倒れるであろう強力な気を受け、】
【しかし、女の目は輝いていた。大剣を動かし、刃を上にして肩に担ぐ。そのまま大きく左足で踏み込み…】

「―――――――――――後悔するなよ!!!」





【剣を相手の腰くらいの高さで右から左に薙ぎ払おうとする。】
【大剣から放たれるその一撃は必要以上に「重」く、】
【鋭い剣速も合間っているため、「直撃すれば」大きな切断系のダメージを受け、吹き飛ぶことになるだろう。】
【しかし、相手の対応によっては、回避や迎撃も十分可能である。】
865 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 19:10:59.75 ID:A/r+s+wp0
>>863

/行ってらっしゃーい
/なーんか中途半端ですから、一応どうするか考えてみます
/期待はしないでくださいね、中の人アホなんで
866 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 19:14:16.07 ID:KYFfiUe90
>>862
「んっ? 根無し草と言うことは旅人? 奇遇だね、自分もだよ」
【思わぬ所で自分と同じことをする者がいて驚く】

「こんな歳で旅なんて大変だね」
【あははと笑い腕を組む、旅の厳しさは青年もよーく分かる】
【こんな年で、しかも女の身で旅なんて少し関心する】
867 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 19:20:33.49 ID:lg91EDe5o
>>866
「貴方の旅人ですか?」

「奇遇ですねぇ...」

まさかこんな街中に自分と同じ旅人が居るとは思わなかった。

「こんな年と言われても気がついた時にはもう旅に出てましたからね。」

本当は適当な村に居座ってのんびり田舎暮らしを謳歌するつもりであったのだが。

「ある村の騎士団長に戦士になりたいのなら自分で旅の一つも出来なくてはまともな戦士にはなれん!」

「と、言われまして。それで目的の無い旅から一人前の戦士になる為の旅に変わって...語り過ぎましたね、ごめんなさい。」

思わず過去を思い出して熱くなってしまった。

「貴方は旅の目的とかありますか?」
868 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:20:39.55 ID:+2OgTw2bo
>>760
/此れで再募集してみます
869 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 19:21:28.94 ID:lg91EDe5o
>>867
1行事は "貴方の"ではなく"貴方も"です。
870 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 19:23:50.92 ID:DGUDq6HL0
>>864

【迫る凶刃】
【一目見るだけで、その一撃が重いものだと分かる】

【右から左。腰ほどの高さ。鋭い剣速。】
【最善の手は――思考するまでもない。練磨された思考。数々の戦闘を重ね、半ば反射的に組み立てられる対策。】


「――――その程度か。」

【―――受け止める。】

【確かに、重い。普通に受けたのでは、恐らく衝撃が来ていただろう。】
【何らかの技巧を使ったのだとしても。並みの剣客ならば、受け切れなかった事だろう。それほどに、重かった】

【―――だが、青年は受けきる。受けきれる。】
【普通に受けたのではない。迫る剣を、瞬時に二度打った。】

【一撃目で半ばの衝撃を相殺、二撃目で完全に衝撃を潰す。】
【膂力のみでも、技巧のみでも。迅さのみでも成し得ないであろう、相殺の業。】

【剣と剣が噛み合い、火花を散らす。】
【されど金色の剣には、刃こぼれは無い】
871 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:26:02.93 ID:dhYRrF0qo
>>865
/ただいまです!
/こっちの中の人も相当アレな頭なのでお任せいたします……!

>>858

……昇は、たらし?

【ジト目で見る】

……普通は、初対面の子にそんな事は言わないと思う

【そう言うと、りんごを食べるのを再開する】

……悪い気は、しないけど

【ぼそり、と聞こえるか聞こえないかの中間の声でつぶやいた】
872 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 19:26:54.12 ID:KYFfiUe90
>>867
(気がついた時にはって…)
【少し気になったが特に言わない、そして旅の目的について問われて】

「目的ですか…自分は様々な町・村に行ってそこの名物料理を食べることですよ」
【とりあえずこの街に来る前の目的を言ってみる】
【ここに来てから青年の目的は街の食い物店を制覇・強くなることも増えてしまった】

「と言うより君は戦士になろうとしてたの…てっきり魔法使いと思ったけど」
【改めて彼女の三角帽子を見て問う】
873 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 19:28:46.15 ID:kVCNFl3AO
【路地裏】
【ずばっ、と嫌な音が響く】
【三人と一人がそこに居た】
【三人は生きていて一人は首と胴体が離れている】

「な…なんなんだよアンタ…!?」
『俺らが何したって』

うるせぇなぁ

【一人は「血臭」を纏っていた】
【自身の身長よりも長い朱拵えの大太刀を右手に持ち血で真っ赤に染まった陣羽織を着込み左手にのみ緋色の手甲を着けた男】

俺の邪魔ぁしただろがてめえら
―――てめえ、首よこせてめえ
―――首よこせってんだよてめえッ!

【抜いて振って首が転がる】
【残るは一人、血濡れた一人】

…うし、終わり
さぁてと…

【大太刀の刃を伝う血脂を払って納刀】
【三つの死体の懐を漁り出す】
874 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [saga]:2011/06/25(土) 19:31:06.72 ID:A/r+s+wp0
>>871

たらしじゃねェ

【何故か一瞬キレかけるも】
【その辺は我慢する。多少腹が立ったが】

俺がたらしなら、世の中みんな彼女出来てる

【絶対自分のやったことを理解してないこの少年】
【少女の指摘はあっているのだろうか】

そうかなぁ.......え??

【後半少女がボソッと言ったことに】
【なんだか心が振り回されっぱなしの少年】

/あきらかに「口説き口説かれ」の駆け引きロール、もしくはそれに発展することを想定して始める会話
/この条件にあたってるようなので、行った方が良いのかな??
/後おかえりなさい
875 :【鵺者矛盾】真っ黒な本好き少女@Wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:31:53.99 ID:dhYRrF0qo
>>874
/それでは向こうに返しますね!
876 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 19:34:41.86 ID:PcHw/5nIO
>>870

ギィン!!

「―――――なっ!!」

【女は目を剥いた。自分の攻撃を、】
【正面から「受け」られたのは始めてである。この世界に来てから、】
【いや、女が剣客となり、もののふの道を歩み始めてから、】
【ただの一度も受けられなかった…「受けても」「ダメージを与えられる攻撃」を「止め」られた。】

(…衝撃を分割させた……!?)

(偶然か…それとも…)

【利き腕に伝わる振動は「二回」来た。すなわち、】
【相手は自分の剣を瞬間的に複数回打ったことになる。】

「ぐっ……その程度でいい気になるなよ…!!」

【鍔迫り合い。】
【剣を両手で持ってから、薙ぎ払いを止められた状態を崩すため、】
【大剣を起こし、相手の得物ごと正面に持って行こうとした。】
877 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 19:35:17.44 ID:lg91EDe5o
>>872
「名物料理ですか、祖国のボルシチとか帝國のお米とかアレンジ料理とかも美味しいらしいですね。」

彼女自身、各地を飛び回って美味しい物を食べたいのだが...常に金欠なのだ。

だから街にいって探し物の仕事とかをして贅沢をするお金を稼ぐ。

悪人退治や戦闘?無理ですとも。

「魔法使い?いやあ、ほら。戦士って男の人が多いじゃないですか、だからこの帽子をつけたら顔が見えにくいでしょ?」

「だから通りすがりの人には戦士には見えないと。」

つまりは戦士は男がなるものだと言う世間の風潮が彼女をこうしたのだ。
878 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:37:52.22 ID:xvzSh7pPo
>>868
/取り消します、何度も何度も本当に済みません
879 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:38:28.04 ID:Y/PB0Z0Co
>>873
【路地裏】

【嫌な音が、青年の耳に届いた。此処から遠くない、本当にすぐ近くだ。】
【白髪の長髪に白の和服、赤い目をしたウサギの様な青年はソレを確かに聞いた。】
【落っこちていた鉄パイプを手に取ると傍らの…こちらもアルビノの少年に待つ旨を伝える。】
【少年が頷くと青年は笑い、杖を鳴らしながら歩き出した。目指すは惨劇の場。】

【其処に転がるは三つの死体。首の離れた三つの死体だ。】
【そして目の前には二メートルはある野太刀だろうか?ソレを帯刀する剣士が一人。】

……同じ剣士とは思えないな…

【肩に鉄パイプを担ぎ、左手で杖をつく青年の言葉は確かに聞こえるだろう。】
【青年は男のすぐ後ろ。其処でそんな事を呟いたのだから。】
880 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 19:41:39.67 ID:KYFfiUe90
>>877
「ああ、いつか潜り込んででも食いに行くんだ」
【自身満々に言い放つ、そこまでして旨い物を食いたいのだ、青年は】

「ふーん、別に女性の戦士っておかしくないと思うけど」
【考えるように首を傾げる】
【青年が今まで会ったことのある異性で戦士だった者はそれなりに見た、拳法使っていたり大剣を持った人だって】

「さて、そろそろ自分は行くよ、それじゃあ」
【人の目が気になってきたので別れをすることに】
「あっ、そうそう、この街は能力者がたくさんいて危険だから下手に裏路地、夜に歩き回らないようにね」
【ここでの注意を言った後に腕を振りながら別れを言う】
881 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 19:44:29.56 ID:kVCNFl3AO
>>879
…これか?
こっちの財布ぁよくわかんねぇなぁ…

【ぶつぶつと三人の死体から三つ財布を抜き取る】

…どれだ?わかんねぇ…
…あああいいや、三つ持って…あ゙?

【声が聞こえてきた方向…後ろに振り返り】

…んだてめえ?
何か用かてめえ

【ギラギラと狂犬のような光を持つ目を青年に向けながら三つの財布を懐に仕舞う】
882 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 19:44:54.95 ID:DGUDq6HL0
>>876

「……俺に鍔迫り合いを挑むか。」

【両手と片手。】
【言うまでもなく、両手が片手を圧倒するだろう。――普通ならば。】

【相手と己、二振りの剣が眼前で噛み合う。】
【―――拮抗している。両手で押し込まれる大剣に対して、片手で。】


「…やるな。」

「だが…これが続くと思うな。」

【いつまでも拮抗させ続ける気は、青年にはない。】
【片手で持っていた剣の柄に、もう一方の手を添える。】

【――単純に計算して、二倍。そうでなくとも、相当の力がこめられる。】
【女からすれば、相当の力が襲い掛かっているだろう。しかし青年の表情は変わりなく、むしろ涼しい顔をしている。】

【…加減している、とでも言うのだろうか。】
【それは青年以外、分かろうはずもないだろうが―――ただ一つ、青年の膂力は凄まじいだろう、と。それだけは分かるだろう】
883 :【見習い戦士】 [sage]:2011/06/25(土) 19:48:20.54 ID:lg91EDe5o
>>880
「潜り込むって...帝國とか祖国はイロイロヤバいらしいですよ。」

少女は銃とか大砲とかよくわからない超兵器があると耳にした事がある。

「そうですかぁ、でも世間ではまだまだ冷たいですよ。」

少女自身気にしてはいないようである。

正確には慣れただけであるが。

「能力者...?」

聞き慣れない単語だ、彼女自身がその能力者の一人に入っている事など知りもしない。

「はーい、ありがとうございました!」

相手が別れを言った後、少女の体が一瞬だけ蒼く光る。

「何...コレ。」

光った一瞬だけ物凄い力を感じた。

exp+1!

exp(4/5)

/絡み乙&ありがとうございました!
884 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 19:50:30.05 ID:T3it0E8L0
こらー、だから動いちゃダメだってば!!

『ちょ、待てウタウ!! 話せば分かる、話せば………』

ぐりさん男の子でしょ!!
ほーら、覚悟を決めなさい………ッ!!

『ひっ…………あ………』

【直後に公園の茂みの向こうから響く叫び声】
【その茂みを越えて覗いてみれば、尻のあたりに工具を差し込まれてびくんびくんしているテディベアと】
【満足そうな顔で更なる工具を掴み出し、目を輝かせて次の作業にかからんとする少女が見えるだろう】
【ただの定期的なメンテナンスである。 野外でやっている辺りは色々理由があるので突っ込まないで欲しい】

/戦闘可能なかた募集
885 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/06/25(土) 19:52:12.62 ID:KYFfiUe90
>>883
乙です!
886 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 19:52:35.95 ID:Y/PB0Z0Co
>>881

…いやね。お前の中じゃ剣ってのは…そんなに軽い物なのか…?

【狂犬の様な光を放つ男の眼光に、しかし動じる事は無く真っ直ぐと見つめながら話す。】
【青年にとっては剣は自分の認めた時にのみ振るう物。決して弱者に振るう物ではない。】
【特に青年にはこれが色濃く現われている。認めた人間にしか剣を向けないという精神。】

弱者殺して…金奪って…まったく…刀が泣くぜ…

【路地裏の壁にもたれ掛かる。特に深い意味はない。足腰の負担を軽減する為だけだ。】
【手に持った鉄パイプを腕ごと下にダラリと垂らす。鉄パイプの先が地面にぶつかり、音ヲ立てる。】

…剣士の風上にもおけないな…

【ふう。と溜め息をついた。青年の前髪が風に揺れる。】
887 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 19:55:20.72 ID:PcHw/5nIO
>>882

「女だと思って舐めるなよ!」

【彼女は性別由来の非力さを克服していた。刀から得られる効果の一つである「怪力」】
【まるで「虎」のような剛力を持ってして、剣を押し付けていた。】

「!?…なに…片手…?」

【片目でしか物を見れない女は、周囲の状況を把握することに、】
【少しの弊害があった。単純に考えて常人の半分の視野である。】
【ゆえに相手の鍔元が見えなかったのだ。言葉を聞いて始めて、】
【青年が自分の圧力を「腕一本」で耐えているのが分かった。】

「ぐぐっ…馬鹿力が…まだまだっ…!」

【相手は実に涼しげだが、こちらは歯を食い縛り、】
【全霊の力を持ってして鍔迫り合いに応じていた。金属の擦れる音が響き、】
【二つの剣の交点から火花が漏れる。】

【ここで、青年は気づけるだろうか。女の瞳が、】
【まるで「雷」のような「黄」色に変わろうとしていることを…】
888 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 20:00:02.37 ID:kVCNFl3AO
>>886
あ゙?
弱者だぁ?弱者って言ったか今ぁ?
軽いだぁ?俺の大太刀を軽いって言ったなぁ?
「俺の前に立った奴等」を『弱者』と呼んだなてめえッ!
「俺の魂」を『軽い』と言ったなてめえッ!

【ドゴン、と地面が揺れる】
【彼が踏みしめた地面に小さなクレーターが出来ていた】

―――上等だてめえ
てめえの首はいらねぇ
―――てめえ、命だけよこせてめえッ!

【大太刀の柄を右手で握り、引き抜いた】
889 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 20:03:34.86 ID:PcHw/5nIO
/すいません次遅れます。
890 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 20:06:03.48 ID:DGUDq6HL0
>>887

「(………………)」

【青年には、まだ幾分か余裕があった。】
【相対する女の剛力、片手で長時間耐え続けるのは幾分か辛いが…両手ならば、充分に対処できる。】

【余裕があるといっても、侮っているわけではない。現時点では見≠ノ回っているだけのことだ。】
【それ故だろうか―――舞い散る火花の向こう、女の瞳の色が変わりかけていることに、気付いた】

【―――何か、ある。】
【とっさに判断した青年は、同時にこのまま鍔迫り合いを繰り広げるのも危険が伴うであろうことを察知した。】


「――――ハァッ!」

【ゆえに、剣を斜めに傾かせ、押し出すように振る】
【女を弾き飛ばし、距離を置くことを目的とした攻撃だ】
891 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 20:06:58.91 ID:DGUDq6HL0
>>889
/了解
892 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 20:11:44.43 ID:Y/PB0Z0Co
>>888
あぁそうだ…全部否定はしない…
軽いと言った…事実じゃねえか…

【持たれていた壁からまたすぐに背を離し、男の前に対峙する様に立つ。】
【手に持った一本の鉄パイプ。それが青年の唯一の、一発限りのデリンジャーの様な武器。】
【しかし十分。戦闘を行なうには十分な代物だ。何て言ったってそこら中に落ちているのだから。】

あのダークナイトの方が理性的だったぜ…
いいぜ やるよ 取れるならな

【小さなクレーター。怪物クラスの怪力だ。本当に人なのか。それすら疑える。】
【青年が変わる。先程の様なダラリとした姿とは全く違う。濁った目に光が灯る。】
【杖を投げ捨てる青年の姿は信じられない程凛としていた。】

さぁこいよ 脳筋

【指をチョイチョイと動かし、簡単に挑発した。】
893 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 20:18:01.98 ID:kVCNFl3AO
>>892
うらぁッ!

【ダンッ、と地面が揺れる】
【再び男が地面を蹴り地面が破ぜる】
【凶悪な怪力による踏み込みは容易に】

どっこいしょッ!!

【男の身体を青年の近くに運んでいた】
【大太刀を上から下におもいっきり振るう】
894 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 20:22:54.57 ID:Y/PB0Z0Co
>>893
/ごめんなさい!飯落ちです…
895 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 20:25:01.21 ID:kVCNFl3AO
>>894
/いてらー
896 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 20:37:24.27 ID:pO05pjbS0
>>884
/まだ居ますか?
897 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 20:39:57.90 ID:PcHw/5nIO
>>890

【鍔迫り合いは拮抗していた。少なくとも、】
【女は全力で刀を押しているため、すぐに押し合いを解除したりしない。】

「うっ!!」

「ちっ―――――――――!」

ガァン

【とより一層大きな金属音。互いの剣が虚空を動き、接触をやめる。女の身体が、後方に飛んだ。】
【そして、その後に遅れるようにして、】





バリッ!!





【辺りに一瞬だけ見える白い閃光。】
【乾いた音とともに放たれたそれは、弾ける様に広がり、消えた。】

「……よく分かったわね」

「そのままだったら感電してたわよ。」

【しかし、バリバリという音は続く。】
【大量の電撃を纏った大剣を再び肩に担ぎ、】
【女は黄の瞳を相手に向けた。】



/お待たせしました!
898 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 20:44:11.61 ID:T3it0E8L0
>>896
/はいはーい!
899 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 20:50:55.29 ID:pO05pjbS0
>>884
【公園】

「・・・!」

【茂みの向こうから悲鳴が聞こえた】

「大丈夫ですk・・・」

【少年の言葉が途中で途切れる】
【そこにはゴスロリを着た少女と尻に工具が刺さったテディベアがいた】
900 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 20:54:44.61 ID:mnfkAOON0

【街外れの夜の草原を、月明かりに照らさる中、一人の少女が歩いていた】
【草の丈が低いところを選んで歩くその少女は、少し奇妙な風貌だった】
【黒色のショートヘアにサークレットを付け、青が基調の旅人の服を着用し】
【銅の剣を背負い、マントに身を包むその姿は、まるでどこぞのゲームに出てくる勇者のようである】

「つ、疲れた……。街の外れだと魔王とかいるかなーって思ったけど、案外いないんだね……」

ラオウ「うはwwwwwきばって歩こうずwwwwww」

【勇者な少女の頭の上には、手乗りサイズのスライムが一匹乗っていた】
【世紀末覇王と同名だが、そこはあまり気にしてはいけない。突っ込んでもいけない】

「あ、そうだ! 確かこうやって……」

【少女は何かを閃いたのか、ポンと両手の平を合わせると】
【進行方向にくるりと背を向け、後ろ歩きで進み始めた】

「後ろ歩きで行くと、疲れないんだよね!」

ラオウ「それどこ情報wwwどこ情報よwwwww」

「へへっ。勇者情報ですうー」

【一人と一匹はけらけらと楽しそうに笑い合いながら、あても無く草原を(後ろ歩きで)歩き続けている】
901 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 20:55:51.78 ID:T3it0E8L0
>>899


『あ』

【いきなり発見されて、一瞬二人とも固まる】
【少女の方は、すぐに恥ずかしそうな顔をしながら工具をぐりぐりとテディベアの尻から引き抜いた】

『ぬほうっ!!?』

…………見てた?

『あの、もうちょっと優しくしてくれるとありがたいんだけど……』

【テディベアの懇願を無視して、少女の視線と言葉は目の前の青年へと向けられる】
902 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 20:59:26.20 ID:Y/PB0Z0Co
>>893
下から上への切り上げ

【あの長さの太刀を、此の距離を、一瞬でここまで詰め、振るう。】
【本当にあの男は人間なのだろうか。当たれば間違いなく一撃必殺だ。】
【しかしそんな事をさせる訳がない。相手の太刀の軌道を一瞬で見切る。】
【これこそ青年の培った剣術の一つ。まるで予知の様な観察眼。】

人殺しは止められてるが…腕の一本は貰っておこうか?

【良いながら後方に僅かに下がる。ギリギリで大太刀の一撃を避ける。。】
【そして足元の石を蹴る。それは相手の顔面目がけて飛んでいく。】
【狙いはついていない。威力も低いが目に当たれば潰れるだろう。】
【さて、どうするか?】

/遅れました…
903 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 21:01:03.75 ID:DGUDq6HL0
>>897

【女を弾き飛ばし、距離を取った、その直後】
【乾音と共に見える、白い閃光。おそらく―――】

【―――いや、女が持った大剣を見る限り、まず間違いなく電撃。】
【ただの剣客ではないことを目の当たりにし、しかし冷静に観察、思考を重ねていた】


「……電撃、か。」

「…………………」

【あの電撃のカラクリ――考えられる可能性としては、女が能力者か、剣自体に何らかの力が宿っている可能性が高い。】
【女の、あの変化した瞳の色を見れば、その可能性が高いことは分かる。】

【問題は――電撃以外にも、何らかの現象を起こせるか否か。】
【これは…現時点ではどうとも言えない。いかんせん、情報が少なすぎる。】


「…いいだろう。」

「ならば、少し本気を出すとしよう。」

【構えが、変わる】
【左手一本で掴んでいた柄を両手で持ち、顔の高さまで上げ、横に水平に構える】

【―――直後。先程と比べ、明らかに増大した気≠ェ現出する】
【そして、人間とは思えぬほどの気≠フ奔流が止み――――――】


【―――――姿が、掻き消える。】
【数秒も建たぬうち、青年が現れたのは――女の、背後。】

【現れた勢いのまま放つは、女の胴体に向けられた回転斬】
【凄まじい剣速、尋常でない威力―――仮に剣で防いだとししても、弾き飛ばされるのは必至だろう。】

/お帰りー
で、すみません、今度はこちらが遅れるかもしれません…
904 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 21:02:01.08 ID:pO05pjbS0
>>901
「ええまあ・・・」

【少女の問いに答える】

「ええと・・・いったい何をしていたんですか?」

【少年は気まずそうに聞く】
905 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 21:07:37.20 ID:kVCNFl3AO
>>902
どっ…

【自分の顔面に向かって飛んでくる石を男は見ていない】
【見ているのは青年だけだ】
【顎を引き左手を大太刀から離して握りしめながら相手に向かって突進】
【顎を引いたために額に当たった石が突進の加速によって粉砕】
【男の額に鮮血の花が咲く】

こい…

【だが男は止まらない】
【握りしめた左拳を地面に突き刺し】

しょッ!!!

【おもいっきり拳を振り上げた】
【剛力によって粉砕されたいくつもの地面の瓦礫が散弾のように相手に向かって殺到する】

/お帰りー
906 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 21:09:08.61 ID:T3it0E8L0
>>904

……………

【少女は工具を手早く服の中に収納すると、テディベアを抱きかかえ押し黙ってしまった】

『ほらよ、見てみろウタウ
 お前の凶暴なメンテナンスのせいで変な誤解されちまってるじゃあねェかぶるぎゅ!!?』

【そのまま顔を埋めるように、テディベアがへこむほどしっかりと抱き締めた】
【というかそれ以上しゃべらないように絞めた】

……………気にしないで

『………………』ガクガクガクガクガク

【暫く時間が経過してやっと、頬を赤らめながら小さな声でそれだけ呟いた】
【テディベアの方は顔を真っ青にしながら痙攣している】
907 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 21:15:38.15 ID:pO05pjbS0
>>906
「・・・ワカリマシタ」

【なんとかそれだけ答える】
【喋るテディベア・・・ということは彼女も能力者なのだろう】

「のっ能力者なら模擬戦でもどうですか?」

【この空気を換えるため咄嗟にそう言う】
908 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:16:40.78 ID:Y/PB0Z0Co
>>905
ちっ…脳筋馬鹿の…

【確かに石は男の額に当たった。恐らく激痛が走った弾だ。】
【それなのにこちらへと向かう男。よほどの手練なのだろう。】
【そして見せるは手を地面に突き刺し、破片を飛ばすという離れ技。】
【しかし青年も敗ける訳にはいかない。少なくとも相手に一矢報いなければ。】

殺人鬼が!

【鉄パイプを振るうと其の瞬間、鉄製のソレが弾け飛ぶ。】
【そして発生する爆風。ソレにのり男がやった事と同じ様に鉄の破片が襲い掛かる。】
【更に其処から遅れてやってくる剣圧の波状攻撃。勿論、身体への負担は大きい。】
【軋む身体。全身に走る痛みに耐える。路地裏の壁にもたれて。】
909 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 21:23:38.20 ID:kVCNFl3AO
>>908
この…ッ!

【男の目に映るは瓦礫と相討つ鉄片と剣圧】
【それに向かって振るうのは…】

くそったれがぁッ!!!

【己の魂】
【右手一本で大太刀を握りしめ右から左に振るう】
【剛力によって振られた大太刀と剣圧が鉄片と剣圧にぶつかり】

ガァッ!?

【男の身体が真後ろに吹き飛んだ】
910 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:28:35.16 ID:YxTonTuO0
精神統一、無の境地、又や武を携えし者、常に己が心を平静に向き合い
かつ、一寸狂い無く放つ技に、其の激流が如く羅刹の精神を込め、敵を圧倒せんと、放つ。
勝負の世界に、信条、心情は唯の己の奮う拳に僅かな足しにしか成らない。
決定的なのは積み重ねた技、力、才
そして無の境地に逸する心は、其れを如何に迷い無く巧みに振るい切れるか
機械の精神の様で、まったく非なる精神

「龍、瞑、解、快、迅、沙、鋼……ーーー龍門開封壱拾六門“尖眼”《トガメ》」

体内を巡る“氣”
其れは即ち、氣門と呼ばれる身体に秘められた眼に見えぬ潜在要素の塊を閉じ込める箇所
身体能力を巡る門は気門、神経を研ぎ澄ます門は龍門
彼女は両頭部に両首筋にツボを突き、彼女は即ち視神経の龍門を“こじ開ける”

「棲ゥー……覇ァッー………」

月覗く、涼しげな風送る薄い緑の濃淡の竹林
彼女は、今日も己が身の心身の鍛錬に、気迫漂わし笹の敷かれた地に胡座して座する。
ーーー……竹林の夜風は我が身に何を近付けようか?
唯ひたすらに、波紋立たぬ水面の如く心情で瞳を綴じ身に思う。
911 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 21:31:28.31 ID:PcHw/5nIO
>>903

「…なに…?」

【相手の言葉を聞き、訝しげに眉を潜めた。】
【流れる様に構えを変える相手―――――そして、】
【威圧を直接感じ取り、女もまた、大きく踏み込む。】

「!!」

「――――――――」


――――――――――――――――――…

―――――――――――――――…

―――――――――――…

―――――――― …



【その後、ゆっくりと、コマ送りの様に視界が暗転する。】
【螺旋を描く様に回転する…ような錯覚。】
【腰回りが熱い。右手に力が入らない。女は、】
【何が起こったのか分からずに、必死に剣を握り続けた。が、】
【ガクリ、とその場で両膝をついて、やがて自身の得物を「離す」】
【突き上げるような痛みと、足元を埋めて行く血液を見てようやく知った―――――――――――斬られたのか、と。】



【剣が落ち、敗北の音が―――――――――――響く。】



/把握しました
912 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 21:33:44.75 ID:T3it0E8L0
>>907
模擬………戦……?

『……………』ブクブクブクブク

【少女の目の色が変わる】
【テディベアの目の色(?)も変わる、意識を保つ限界的な意味で】


貴方も……自分が強くなりたいとか、強い人と戦いたいとか
そういうことを考える人なの?

『………ふっぱぁっ!!!』ゼイゼイゼイゼイ

【テディベアから手を放し、問いかけるように言葉を並べる】
【地面に落ちたテディベアは何とか復活を果たした】


他人を傷つけて、自分も傷つけて………バカみたい
そんなに傷つきたいのなら………もう死んじゃえばいいんだ

ぐりさん、術式展開

『はぁ……はぁ……ったく、実は人使い荒いよなお前!!?』

『はいはい、それじゃ……』

【少女からは冷え切った雰囲気が発せられ、コミカルな言動を続けるテディベアの存在を無視して空気の温度を下げる】
【その答えは、模擬戦などというレベルではない、命を賭けた実戦への突入を予感させるには十分だろう】

『座標固定完了、魔方陣起動開始、転送質量設定終了』

【テディベアがかちゃかちゃと硬質的な音を立てながら、腹部を展開してゆく】
【重力系術式の魔術式がその中で紫色の燐光を放ちながら、空間湾曲による転送術式を起動する】

おいで………りむ

【その声とともに、テディベアの頭上に描かれた多層円を基調とした光の魔方陣が一層輝きを増し】
【中から、鋼鉄の体を持つ巨人が落下する】
【横幅が広い、無骨な、歯車さえ剥き出しの機械の巨人】

『やっこさんのお出ましってか
 まあ事故かなんかと思って諦めな、兄ちゃんよォ】

【噴き出した蒸気が一瞬周囲を白く染め、熱気が公園の地面を這う】
【少女が無言で指さすと共に、唸るような駆動機関の起動音を乗せて巨大な拳が躊躇なく放たれた】
913 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:34:55.95 ID:8IsoYubWo
>>900
/絡んでもよろしいでしょうか?
914 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:35:29.76 ID:Y/PB0Z0Co
>>909
/描写忘れ申し訳ない…

…っ…くそ…

【爆風をかい潜った瓦礫が青年の顔を掠める。そして其処から流れる血。】
【そして片目を開け、見たのは…何という怪力なのだろうか。あの状態で刀を振り、剣圧にぶつけていた。】

…どうだ…クソ野郎…

【剣圧に耐えきれなかったのか、後方へ飛ぶ男に向けて一言。】
【右手には鉄の破片が幾つも突き刺さり、血が滴り落ちている。】
【そして口元に伝わる血。それを左手で拭いとる。】

…まだやるか…?

【口調は先程の静かな話し方へと戻ったが瞳の輝きはまだ失ってはいない。】
【相手が一筋縄ではいかない相手と悟った。不意打ちが来る事もあるかもしれない。
【まだ警戒は解けない。気を抜く事は出来ない。。】
915 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 21:37:24.99 ID:mnfkAOON0
>>913
/はい! どうぞー
916 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 21:42:26.70 ID:pO05pjbS0
>>912
(あれー地雷踏んだ?)

【ナイフを抜き風を横に撃ちだしなんとか躱す】
【相手を見るが説得は聞きそうにない】

「しょうがない・・・」

【もう1本ナイフを出して】

『火』と『水』!

【少年がそう言うとそれぞれのナイフに火と水が宿る】
917 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:44:13.26 ID:8IsoYubWo
>>900
「...此処は涼しいな、うんうん」

目にかかる程の、黒い髪を柔らかな風に靡かせて
草原。ひとりの男が夜空を仰いでいた。腰にはサーベルが提げてある

「...?」

何処からか、小さな笑い声が
それは段々大きくなっていく。男は視線を声のする方向へと向き直し、暫し

「...」

現れたのは、鎧を被り青っぽい服を着た少女(少年?)だった
それだけで中々に人目を惹きそうなものだが加えて、こちらへ近づいてきているのは、背中
目立つ、相当に目立つ、が、一体全体はっきりしないという奇妙な状況であった
男は少しの間きょとんとした表情で歩みを進める背中を見つめ、逡巡
結局彼は動かなかった。瞳に好奇心の一片を覗かせながら、その場に立ち続け
このままだと少女は彼の身体にぶつかるかもしれない。其れとも流石に、気付くだろうか?
918 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 21:48:15.12 ID:kVCNFl3AO
>>914
…いてぇなくそったれがぁッ!

【血濡れた狂犬が吼えた】
【むくりと起き上がり相手を睨み付けながら立ち上がる】

【能力者】かてめえッ!
やりやがったなぁてめえッ!

【ぶちりぶちりと顔面に突き刺さっている細かい鉄片を抜いていく】
【その時、ぽろりと男の懐から財布が落ち】

…あ゙!?
くそったれが、財布が汚れちまうッ!
あ゙ーもー!めんどくせぇなぁッ!

【自分の血で汚れた左手で掴もうとするが、手を引っ込め】
【大太刀を地面に突き刺し汚れていない右手で財布を拾う】

てめえ、邪魔するんじゃねぇよてめえッ!
俺ぁこいつをクソガキとクソババアに渡さなきゃなんねぇんだよッ!

【財布を再び懐に仕舞い大太刀を引き抜く】
919 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:48:51.08 ID:JhjBVayC0
>>910

「相変わらず凄いなぁ…どうやってらあの動きに近づけるんだろう」

【竹林の奥で声が聞こえ、近づいてみれば変わった格闘術を教えてくれた女性が居た】
【技を放つ姿に見とれ、自分には何が足りないのだろうと頭の片隅で考えていた】

「お久しぶりです、こんなところで特訓ですか?」

【声をかけながら近づく 女性にしては高身長で長い赤毛のポニーテールが特徴的だ】
920 :【戯言博打】 [saga]:2011/06/25(土) 21:49:20.15 ID:TD/cZwLB0
【月明かりの夜】
【どこかの海の見える公園】


【漣の音が静かなBGMとなっていて】
【潮の香りが仄かに流れる場所】
【翡翠色の長髪を靡かせベンチに腰掛けながら】
【ぼんやりと月を見上げていた】


…今日も平和よね。
適度に勝ったり負けたり。
適度に逃げたり撃退したり。
なんだかんだ言っても、刺激が足りないなんてことは無いわ。ホント。


【何かを待っている訳では無い】
【何かを期待している訳でも無い】


【ただ、静かな時間を過ごしているだけ】
【喧騒から離れ、人が起こす音から自然が起こす音を聞いているだけ】
【だがそれは何かしらの汚れを洗い流してくれるような感じがする】

/なんでも募集
921 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 21:49:59.02 ID:DGUDq6HL0
>>911

「…………………………」

【ヒュン、と剣を振る。付着した血液が、払い落とされる。】

【恐らく今、もう女が立ち上がり、向かってくる事はないだろう。】
【女の気≠フ弱りを見れば分かるが、それ以上に―――得物を『離し』た。】

【―――剣客にとって、これ以上は無いほどの戦闘不能の合図だ。】
【ならば、続ける必要はない。これが任務であり、この女が任務対象であったならば話は別だが】
【…いや。それもあるが、それ以前に―――――――】


「……急所は外した。」

「治療をすれば、何ら問題なく回復するだろう。」

【青年の言葉通り、女の傷は、急所を外されている】
【それに、傷もそれほど深くはない。内臓は傷つけられていないようだ】

【膝をついた女を見下ろす瞳は、相変わらずどこまでも深い。】
【それ故、最初の時と同じく…感情を読み取らせない】
922 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 21:50:45.94 ID:T3it0E8L0
>>916
【初撃を躱された機械式ゴーレムは、巨体とは思えぬ速度で一端身を引く】
【緩慢な動作に見えて、その実は人体の比率による錯覚でしかない】
【実際の末端の速度自体は、スケールアップに伴う移動距離の増加によって上昇している】

『兄ちゃん、同情するぜ……地雷かどうかで聞かれれば、こりゃ特大の対戦車地雷みたいなもんさ』

自分から戦いたいなんて……そんなヒトなら、死んじゃっても文句は言えないよね?

【もとに戻ったテディベアの腕を掴みあげ、腰を下げた巨人の左腕へと捕まる】
【巨人は再び直立すると、少女を携えたまま、ナイフを構えた青年へと再び拳を構え、迫る】
【何事も無ければ、射程に入り次第再び拳を振り下ろすだろう】
【単純ながら、機械的な動力より放たれる鉄の拳の威力は十分な殺傷能力を秘める】
923 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 21:55:57.83 ID:mnfkAOON0
>>917

ラオウ「でもさwwwwそれやっていいのは小学生までじゃねwwwww」

「えー? そうなの? じゃあ、勇者は例外ってことでいい?」

ラオウ「知らねwwwww」

【進行方向に男がいることにも気付かずに、少女は後ろ歩きを続けている】
【唯一気付きそうな、意外と勘の鋭い手乗りスライムも、今は少女との会話に集中していた】
【その結果】

「わっ!?」

【少女はそのまま、男の体にぶつかることになった】
【が、少女の歩くスピードがゆっくりだったということだからだろうか】
【彼女は躓いて転倒することもなく、男の体にもたれ掛る、といった体制でストップした】
【少女の身長はジャスト150cmと小柄で、もたれ掛るというよりも、すっぽりと男に収まっていた】

「……? え? だれ? ――壁?」

【男にもたれたまま、男の顔を不思議そうに見上げ、そんなことを言っていた】
924 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 21:57:27.78 ID:pO05pjbS0
>>922
三十六計・・・

【少年は2つのナイフを重ね合わせる】

逃げるにしかず・・・てね
【その瞬間水と火が合わさり水蒸気を生み出す】
【そしてその水蒸気に紛れていったん身を隠す】

(蒸技[白霧]・・・)

【心の中で技名を呟く】
925 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 21:58:41.99 ID:Y/PB0Z0Co
>>918
ちげぇよばーか…正真正銘無能力者だ…ボケナス…

【吠える其の姿は正に狂犬。常人なら怖じ気ずき、気の弱い物なら気絶するレベルの迫力。】
【其の覇気は青年にもビリビリと伝わってくる。そこらの剣士には決して出せないような迫力だ。】
【青年は更に狂犬の咆哮に続く言葉を聞く。訳有り…なのだろうか。】

…ほう……

【ここで自分の両目に左手を持っていき、覆い被さる様に添える。】
【勿論、青年には目の前の人間は見えていない。隙だらけの様にも見える。】
【しかし実際はそうでも無いのだが…まぁソレは相手が其の隙を狙った時に発揮されるだろう。】

なんか目が見えねぇな…瓦礫が入ったか…?
こりゃあ逃げられても仕方ないな…むやみな殺生は見逃せないが…

【完全に棒読み。完全に演技だ。本当にバレバレの。】
926 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 22:01:10.80 ID:PcHw/5nIO
>>921

「……」

【女は思考した。剣を感じれなかった。】
【まごうごとなき剣速。歩法。身体捌き、その全てが合間った、】
【青年の一撃を受けて、斬られたことにすら気付かなかった。】
【しかし、斬撃の度合いは、自身の身体によって証明されている。痛みと、】
【血液の量から、女はさらに考えた。】

「どうして…」

「…どうして殺さない…」

【虚ろな目で、相手を見つめる。】
【淀んだ黒と、生の光を宿さない濁った左目が、】
【相手の澄んだ目を捉えていた。】
927 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 22:05:59.11 ID:T3it0E8L0
>>924
煙幕っ!!

【構わず、先ほどまで青年が居た地点に向けて拳を振り下ろさせる】

逃がさない……ッ!!
殺さなきゃ……殺さないとダメなの………!

【振り下ろした拳をそのまま薙ぎ払うように、肩を中心に120度ほどの範囲を攻撃する】
【巨人の機械から噴出された蒸気が一層周囲の視界を染めあげる白色を濃くするが】
【近接系の戦闘能力者が、地上より高い位置に居る少女に直接不意打ちを喰らわせるのは難しいだろう】
928 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 22:08:51.65 ID:kVCNFl3AO
>>925
ざっけんなてめえッ!
鉄管が何にも無しに爆裂するかてめえッ!

【大太刀を青年に突き付けてツッコミ】

あ゙?

【いきなり目を手でふさぎ棒読みの演技をし出す青年に】

誰が逃げるかてめえッ!
てめえは『俺の魂』と『俺の前に立った奴等』を嘗めたんだからなぁッ!
その隙取ったぁぁッ!

【ダンッ、と再び地面を蹴り青年に向かって突進】

おらぁッ!!!

【再び大太刀を上から下におもいっきり振るう】
929 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:11:30.53 ID:Fa3E4tr7o
>>923
近づくにつれて聞こえてくる声も大きくなり、この背中は少女のものだろうと確信
そして頭の上に居た話し相手を発見...ゲル状の生物視線を向けて、俄に目を見張った
そんな事をしている間にも少女は進んでいき、そして

『わっ!?』

どん、と、小さく衝撃があり、少女の身体と遂にぶつかることとなった
併し予想外にもバランスを崩す様な事は無く、そのまま凭れ掛かる様にして動きがストップ
戸惑いの声をあげる少女―――彼もまた、迷っていた。どのようにすれば面白くなるだろうか..と

「あー…あー…。コンバンワ」

声の調子を確かめる様にしたあと、見上げる少女と目を合わせ、挨拶
現時点では特に、動揺などはしていなかった。口の端に笑みを浮かべ

「こんな所でどーしたんだい?迷子かな?」

取り敢えず、少女の事について尋ねてみる事にした。興味本位というやつだ
ひょっとすれば楽しい出会いになるかもしれない。そう、僅かに期待を膨らませながら
930 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:13:41.32 ID:YxTonTuO0
>>919
笹の葉、踏み締める音に空気が揺れる心地、彼女は反応し、呼応するかの様に
肩を僅かに揺らす、不思議と其の間にだけ、放たれた気迫が皆無で在った……ーーー
座禅を組む様に胡座掻く彼女は頭を上げ、近付く人物に眼を向ける

「んぁ……ん、ん?」
「あら、御久しぶりね、また偶然かしらね?コレは」

……若干、寝てたとかは内緒だ。
私の眼前には身長が高い会った事の在る少女、彼女に秘めた武の潜在性は未だに鮮烈に頭に
染み着いている、まるで昨日の出来事かの様に、と、武者奮いにも似た高翌揚に浸ってる場合無く。
すぐ様座禅を解いて、首を傾けさせ笑む。

「こんな所、なんて言うけど私は好きよ? ココ」
「竹林って、ホラ、何故か涼しく感じるじゃない、其れに落ち着くし」

まぁ、お気に入りの場所でも在り、此処以外の良い鍛錬場所はなかなか無いモノだ。
私の場合は、今更体力増強なんて真似は体が付いてかないし
寧ろ、此の良き眺めの竹林は、心を水の器の如く静め、技を研ぎ澄ませる場でも在るのだから。
なんてのは雑談だが、久しぶりの再会に
私は一つふっ掛けたい話が有るが、暫し機を見る。

/済まない!反応遅れましたッ
931 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 22:14:29.71 ID:pO05pjbS0
>>927
(・・・簡単に逃がしてくれそうにないな)

【こちらからも相手は見えないが激しい音は聞こえてくる】
【水蒸気のおかげで巨人の体が湿っている】

(なら・・・)

【属性を氷に変えて斬撃を飛ばす】
【当たれば巨人の関節はしばらく凍りつくだろう】
932 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 22:18:05.21 ID:l5o6Ue/d0
>>920
【静寂に包まれ、大通りからの騒音が遠く聞こえるほどに静かな公園】
【海は月明かりを反射し、幻想的に光っている】

【しかし、この幻想的な雰囲気を簡単にぶち壊せる青年が一人】

…………おぉ、久しぶり

【公園へと入ってきた】
【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭の上に一匹の黒猫を乗せ】
【警察やら何やらに指名手配された、ごく普通の青年である】

【青年はゆっくりめのペースで、相手が座るベンチとは別のベンチに座る】
【特に相手にちょっかいを出すつもりは無いようだ】

【まぁ、相手がこの青年の顔を覚えていれば、嫌悪感しか抱かないはずなのだが】
933 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 22:19:46.87 ID:mnfkAOON0
>>929

「おー……! こんばんは!」

【男の顔を見上げたまま、笑顔で挨拶を返した】
【その笑顔は無邪気で子供らしいもので、少女を実年齢よりも下に見させるような、そんな快活な笑顔だった】

「ううん。違うよっ……とと」

【迷子か、という問い掛けを首を振って否定する】
【それから男から離れ、若干転びそうになりながらも前に進み、その後くるりと反転して】

「魔王捜し!」

【と、また楽しげな笑顔で、両腕を大きく広げて元気よく答えた】
【躍動する少女の頭の上では、手乗りスライムがぷるぷると震えている】
934 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 22:20:18.78 ID:DGUDq6HL0
>>926

「…………………」

【瞳を、見据える。】
【生気の宿らぬ瞳。淀み、濁った黒。】

【―――憶えが、あった。】
【この瞳を、青年は…過去に、見たことがある。】


「……お前の太刀筋は、まだ荒い。」

「…そして、歪だ。太刀筋も…お前自身の在り方も。」

【深い瞳で、起伏のない声色で】
【淀み、濁った女の瞳を、じっと見詰めながら。】


「一度闇に染まり、今、光の道へ戻ろうとしている。」

「だが闇を捨て切れていない。だから、完全な光になど成れない。」

「闇とも光ともつかぬ、そんな半端な剣で俺に勝てるなどと思うな。…斬り捨てる価値もない。」

【青年は、女の過去など知らない】
【女が無意味な殺戮を繰り返していた事も、闇に位置する組織に所属していた事も、青年は知るべくもない。】

【だが―――合わせた剣と、この濁った瞳を見れば…闇に染まっていた事は、容易に分かる】
【獣と人。光と闇。そのどちらにもなれず、曖昧な、中途半端なあり方の者など、斬る価値すらないと。】


【―――そして、背を向ける。最早この場に留まり続ける意味は無いと、屋上の入り口へと歩きだそうとする】
935 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:21:22.38 ID:Y/PB0Z0Co
>>928
俺の剣技に耐え切れなくなったんですー…っと…

【正真正銘、青年は無能力者だ。鉄パイプが破裂したのは青年の力量に耐え切れなかっただけの事。】
【膨張する狂犬の殺気。それに視界を開け…迫り来る刀を片手の指先で掴む。】
【青年の中で何かが変わる。それは成敗と倒すの境界線を踏み越える音。】

おいてめぇよぉ…何が俺の前に立った奴等だ…
殺された奴の気持ちや遺された遺族の気持ちを考えた事あんのか…

【目に宿るは目の前の敵を正真正銘敵と認識した物の光。】
【そして目の前の人間に蹴りを繰り出す。狙いは腹。力任せと言えど先で斬る程愚かではないだろう。】

てめぇが一番舐めてんだよ…クソガキ…

【成功したのなら傍らに転がる木の枝を拾う。先程の様な鉄片の追加効果は無いが…十分だ。】
【青年にかかればどんな物でも伝説級の刃となるのだから。】
936 :【戯言博打】 [saga]:2011/06/25(土) 22:24:19.10 ID:TD/cZwLB0
>>932

……?アンタ、誰だっけ?
そんなあやしい奴と知り合った覚えはないわよ

【どうも声の主を思い出せない】
【そう思い、怪訝な顔で相手の方へと振り返る】

………やっぱり思い出せないわね。

【どうも印象に残っていないようだ】
【ベンチに座るのを只見ていた。やはり思い出せない】
937 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:24:30.11 ID:KhnEeS7Do


…………コツ コツ コツ コツ コツ コツ コツ コツ


目隠しの男が歩く。 其の後を乞食の様な犬が追随して歩く。
乞食の様な犬が歩く。 其の前を目隠しの男が先導して歩く。
─────彼の目隠しは大仰しく堅実に其の役目を果たしており。
─────犬の贅肉は殆ど無く、肋骨が浮き出る程に役目を果たしきれて居なかった。


…… コツ ────────

 「ああ──── 眼がイテェ………」
  「金もねぇし……… こりゃ、駄目よな……」

       ………ゎぉーん


無愛想な無機質の地面に杖を押し付けて立ち止まったかと思うと眼を押さえる
ぽつりと呟かれた言葉に反応するかの如く犬が鳴く
後ろ足を引きずっている、不具(かたわ)の犬だ。遠くに蒼褪(あおざ)めた月が昇っており
不倶戴天の怒りとは程遠い寂しげな鳴き声を其の畜生道に落ちた何某(なにがし)は上げるのだった。

//何でも募集です!!
938 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 22:27:58.13 ID:kVCNFl3AO
>>935
また「それ」かくそがぁッ!
下らねぇ下らねぇ下らねぇッ!
殺されたくなけりゃ…

【左手を離して握りしめ凶悪な怪力を以て右手に握った大太刀を押し込んでいく】

殺されねぇ真似しとけクソガキぃッ!

【青年の蹴りを左拳を脛に叩きつけて打ち落とそうとする】
【人外染みた男の力はただの拳を凶器に変える】
939 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 22:28:20.30 ID:l5o6Ue/d0
>>936
【ポケットからタバコを取り出し、箱から一本取り出そうとするが……】

……ん?

【相手が怪訝そうな顔をこちらに向けているのを確認】
【どうやら、自分を覚えていないらしい】
【だからどうした、と無視してもいいが、どうせ暇なので】

……これで思い出すか?

【ボソッと呟きながら、タバコをしまって、小封筒を取り出す】
【その中から一枚の諭吉さんを抜き出し、風に乗せて相手の方に飛ばす】
940 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 22:29:24.41 ID:T3it0E8L0
>>931
きゃあっ!!!

『のわっ!?』

【飛ばされた斬撃によって関節部分が凍結】
【急停止した慣性で体が強く揺さぶられ、必死に巨人の肩にしがみ付きながら短い悲鳴を発する】


まだ……逃げてない?

………そんなに殺されたいのッ!!?

【煙幕を張った以上、なりふり構わず逃げ出してもリスクは低いだろう】
【それでもわずかな危険を、相手を攻撃することで潰そうとするその思想】
【そうやって自分自身に言い聞かせて、殺意を明確にしてゆく】

はっ!!

『ぎゅぷっ!?』

【直後、少女は巨人の肩から飛び降りる】
【怪我をする恐れがあったのでちょうど近くにあった柔らかい物をクッションにした】
【着地は成功した模様】

りむ………ごめんね、すぐに動けるようにするからね

『謝罪は俺の方にはしてくれないのかっ!!?』

【憤りに声を上げるテディベアを無視して、巨人の心臓部に位置する魔方陣へと魔力を送る】
【少し疲労感を感じ、吐息を漏らすと共に巨人の体が再び動き出す】
【炎の魔術式の出力を上げ、全身の配管を通して機体全体の温度を上昇させたのだ】
【動ける程度まで氷を溶かした後は、オーバーヒートしないようにすぐさま高温の蒸気を排出】
【一向に晴れない人工の霧の中、次なる攻撃に備える】
【できるのもなら攻撃のくる方向を把握して、そのまま反撃へと移りたいと考えていた】
941 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:32:55.03 ID:JhjBVayC0
>>930

「確かにこの時期は良いですよね。集中もできますし」
「まぁ、私は体力向上のために暑い中をトレーニングしてますが」

【確かにこの空間なら集中もできるし、あの格闘術の鍛錬をするには向いている】
【何せ、自分がそう思いここに来たのだから】

「図々しい様で申し訳ないんですがここで会えたのも何かの縁ですから、私と一戦してもらえませんか?」
「あの技を見たらやっぱり一度戦ってみたくなっちゃって…」

【笑みを浮かべて問いかける 前回の時からずっと戦いたいと思っていたのだ】
【自分の力があの格闘技にどれぐらい通じるのか、ずっと考えていた】
【それに戦ったほうが絶対にあの格闘術を覚えるのに前進するはずだ】
942 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:33:28.13 ID:JhjBVayC0
/すんません、風呂落ちです
次のレスはちょっと遅れるかもです
943 :【戯言博打】 [saga]:2011/06/25(土) 22:35:05.18 ID:TD/cZwLB0
>>938

【何を思ったのか男は諭吉を風に乗せ、こちらに飛ばした】
【諭吉…黒猫…隻腕…何か嫌な記憶があった気がする】
【確かあの時、リンゴを分けてくれた少女と共に警戒していた記憶があった気がする】

……諭吉なんて飛ばして何が楽しいの?
金持ちアピールのつもりかしら?そういうの嫌いよ。

【完全には思い出せないが、少なからず嫌な奴だと言う事は思い出した】
【すると見る見るうちに嫌な感情が心の中を満たし始める】

……確か、アンタ。
指名手配で同行されてるやつだったわね。
だからと言って警察まで連れてくつもりないけどさ。

【少しずつ距離を取り始めた】
944 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 22:36:42.69 ID:pO05pjbS0
>>940
(溶かした?)

【溶かしたということは熱を放出する機関があるのだろう】

(自分で撒いた霧とはいえ出口が分からなくなるとは・・・)

【出口が分からない以上目の前の巨人を相手するしかない】

(なら今度はオーバーヒートさせる・・・!)
【属性を火と水に戻して攻撃に移る】
【火の斬撃を飛ばしながらランダムに動きながら】
【その間水を地面に撒く】
945 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:39:13.83 ID:Fa3E4tr7o
>>933
声をかければ、返ってくるのは少女の無垢な笑顔
こちらを訝しむどころかその真逆の反応が返ってきて、少し驚いた
夜、こんな所に居たにも拘わらずそれは、何処にでもいそうな純粋の少女の様に思え

「...そーかー…魔王探しかー…。」

た...のだが
やはり明るい笑顔と共に発せられたのは、些か普通とは言い難く
笑顔を浮かべて相槌を打つがその言葉の真意が、よく分からないでいた
”「...魔王って居るのか?」”そんな有り体な疑問を口に出そうとして、数瞬。やめた

「......くっくっく...よくぞ此処まで辿り着いたなー…!」

「俺こそが、魔王その人さっ...!」

”如何にも悪そうな”表情を造り、少女に向けて不敵に笑ってみせる。うん、こっちの方が面白そうだ
流石に騙されないだろうか、それにしたとしてもどんな反応が返ってくるのか
男は楽しみで仕方が無かった。やっぱり、外はいい、出会いはいいな、と。腰に差した剥き出しのサーベルが、月光を受けて光る

/遅れましたごめんなさい
946 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 22:39:36.40 ID:l5o6Ue/d0
>>943
……思い出さないか……更年期障害め……

【小声で失礼な事を呟きながら、どうやって思い出させてやろうかと考える】
【とりあえず小封筒をポケットにしまった】

……ん?

【きょとん、とした表情を浮かべる青年】

ドーコー?んだそりゃ、憶えてねぇな……あれ?

【首をかしげ、なんとか思い出そうとする】
【が、まったく頭に残っていないようだ】
【馬鹿なのだろうか】

【ふと相手が距離を取り始めている事に気付き、苦笑する】

まあまあ、そんなピリピリすんなよおばさん……別に取って食おうとしてる訳じゃねーだろ

【肩をすくめると、頭の上に乗っていた子猫をベンチに降ろした】
947 :【剣術夢幻】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:40:53.61 ID:Y/PB0Z0Co
>>938
言い返せないならンな事してんじゃねぇ…

【刀を掴む手が片手になった瞬間、その大太刀を引っ張る。】
【男程の怪力を青年は持ち合わせていない。しかし二つ同時に集中する事などいないだろう。】
【青年も片手で野太刀を操る程度の力は持ち合わせている。常人より何倍もあるのだ。】

人生経験が足りてない

【そしてこちら側へと引っ張られて来たのなら強力な頭突きを御見舞するだろう。】
【威力は青年の力とこちら側引っ張られる力。そして額の傷も加わり…?】

/次遅れます!ごめんなさい!
948 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 22:43:53.82 ID:PcHw/5nIO
>>934

「……そうか…」

「まだ……」

【ポタポタと腰から血が流れる。焼ける様な激痛が、】
【ジワジワと身体を蝕んでいたが、そんな物彼女は感じていなかった。】
【自分は…と昔を思い出した。世界の「悪」である神殺機関=z
【能力者を殺戮する軍団にいた頃を思い出していた。】

「フフ……」

【あの時の自分を―――――――まだ引きずっていたのか】
【自分では気付かない、その事実を見せつけられ、】
【女は笑った。いや、彼女がまとう雰囲気からすると、笑いとは言えない】

「無理だ…」











「もう…私は―――――――――――――――――」











【そのまま、青年の背中を見つめ、】
【女は倒れた。】
949 :【戯言博打】 [saga]:2011/06/25(土) 22:47:03.08 ID:TD/cZwLB0
>>946

【距離を話し始めた御蔭で相手の罵倒は聞こえなかった】
【聞いていても聞いていなくても不機嫌なのには変わりなく】
【そして、歳不相応な名称でからかわれ、不快感は色濃くなっていく】
【もう、完全に彼女の中では目の前の存在は不快感しか与えぬ存在と認識された】

アンタねぇ!この私がおばさんですって!?
どう見てもおばさんなんて風には見えないでしょ!
あー、もう!こんな静かな良い夜だってのに、台無しよ!この不審者!

【距離を取りながら、毒を吐いていく】
【偶には、と思っての静かな夜を台無しにされただけでなく】
【おばさん呼ばわりされたのがよっぽど彼女の琴線に触れたようで】
【怒気というより激情と成ったその顔は相手には面白く見えるかもしれない】
950 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 22:49:52.47 ID:kVCNFl3AO
>>947
/脛への拳はどうなったの?
/あとさらっと超怪力の一刀両断を指で止めてるけど【剣術夢幻】のwikiには怪力云々の記述がなかったんだが…
951 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 22:50:19.94 ID:T3it0E8L0
>>944
【相手は小刻みに動いているようで、曖昧な方向しか分からない】
【炎を弾く腕が少しずつ高温を帯び始め、機関部への心配が生じ始める】

ここから相手を捉えるにはリーチが足りない………

ぐりさんっ!!

『肝心なときに頼るんなら、もうちょっと日頃の行いをだなァ……』

【文句を言いながら、転送術式を再起動】
【開かれたテディベアの腹部から直接現れたのは、シリンダー型の機関を多数備えた機構】
【その横の長いシンプルな金属棒を巨人の腕が掴み、続くモノを引き摺り出す】
【それは、一言で表現するなら『槍』】
【正確には、多数のテーパのかかった歯車を縦に列ねた形状の武器であった】

螺旋槍………『ザキエル』ッ!!

【少女の短い叫びと共に、巨人の手によって槍が突き出され振り払われる】
【攻撃のきていた方向をカバーするように、横薙ぎの攻撃角は180°にも達するだろうか】
【腕の機関部の出力が多少低下していようとも、槍の重量を乗せた攻撃の威力は生身の人間が耐えられるものではない】
952 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 22:52:44.62 ID:l5o6Ue/d0
>>949
あぁ、確かに……
正直に言うと、おばさんよりババアの方がしっくり来るよな……うん

【ククッと、相手をからかうような笑い声を上げ】
【大きくため息をつく】

台無しにされたくなかったら、静かな良い夜はお家でさっさと寝てな腰痛持ちが

【躊躇無く、勝手に腰痛持ちと決めつけた】
【相手が距離を取るのも、もうどうでもいいようで止めはしない】
【相手の反応を見て腹の中で大爆笑しながらも、顔は無表情】
953 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 22:53:01.52 ID:mnfkAOON0
>>945
/お気になさらず!

「……え?」

【男の正体を告げられ、少女は唖然とし、間抜けな声を漏らした】

「え、え、え……? え……!?」

【如何にも悪そうな表情。不敵な笑み。月光に煌めくサーベル】
【男の言動や仕草は、この騙されやすい少女を騙すには十分過ぎるものだった】
【少女は男から二三歩程後退していき、目を剥き眉を上げ、驚愕の表情で】

「あなたが……魔王……!?」

【と、震える声で言った】
【その震える声には、恐怖と、そして歓喜が混じっていた】
【一体どれほど会いたかったか。一体どれほど巡り会いたかったか】

「お前が……魔王……! やっと会えたね……!」

【少女は口元に小さな笑みを浮かべ、腰を低く構え、背負った銅の剣の柄に右手を伸ばす】
【つまり、戦闘態勢】

「わたしはアルス! お前を倒すためにやってきた、勇者だ!」

【銅の剣を鞘から抜き放ち、剣の切っ先を相手へ向けて、勇ましい姿と声で名乗りを上げた】
954 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/25(土) 22:56:00.45 ID:YxTonTuO0
>>941
「畳に包まれて、組手を織りなすのも鍛錬に最適なのだけどもね」
「己より相手を見なくては勝利は無い、でも、己を見ないで勝利も無い」
「体力向上、基礎も強みになるモノよね」

如何に最適な修練で有ろうと、道を極める事に、近道は無い。
如何なる環境を以てしても、向上心を持ち合わす事が、何よりも確実な道筋となる
最も、個人差が有るなんてのは才と志の差異に過ぎない、他人は他人、己は己
如何に他人を羨ましがろうと、真似ようと、其の己は己にしか成れ無いのだから。

相手の少女からは、私が告げたかった待望の言葉に、私は眼を丸くする。
己の拳は、闘い続ける彼女の道筋と成れるのか……ーーー?

「えぇ、私もそのつもりよ、前回に似た様な事を私が言った覚えもあるし」

「何より……ーーー」
「私の中では、貴女は既に同じくして異なる一人の格闘家、故、そのお誘い……ーーー」

己は何処か愉悦に満ちて居て
充実心を渇望する胸に湧き上がらんとする高翌揚は
既に我が脳髄にまで至り、蒼く光る海の如く、私の瞳は
既に器に満ちた“水”を浮かべ、辺りを包む気迫、闘気、闘志を露わにし

「断る訳が無いわ?」

心より喜んで……ーーー受諾した
955 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 22:57:02.80 ID:pO05pjbS0
>>951
「所で知っているかい?」

【属性を氷に変えながら相手に問う】
【その間にも熱された腕が持つ槍がちかずく】

「急速に熱されたものが急激に冷やされるとどうなるか!」

【そう言いながら氷の斬撃を飛ばす】
【氷の斬撃が当たれば巨人の腕はいとも容易く砕けるだろう】
【急激に熱されたものが冷やされると温度変化に耐えられずに砕け散る】
956 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 23:00:15.32 ID:lUnaNL1r0
【夜の街】

【黒のスーツ姿の男が1人雑踏をすり抜け歩く】
【特に何の変哲も無い、夜回り中の教師である】
【ましてや、嬉々として人体実験をするようには見える筈も無く】
【学生と思われる人々に注意をして回っている】

「いつもいつも人狩りでは、夜回りしているようには見えませんから
たまには普通の夜回りの1つや2つはしておきませんとねえ」

【本性を隠した教師は、仮面を彩色するために歩いている】

/絡み待ちですの
/24:00までお待ちいたして
957 :【月錠経穴】 [sage]:2011/06/25(土) 23:00:32.03 ID:YxTonTuO0
>>242
/おっと、把握
958 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 23:00:48.36 ID:DGUDq6HL0
>>948

【歩きだそうとして、――――女の倒れる音を聞いた。】


【ポツポツと、雨が当たり始めた】
【そしてそれは、瞬く間に量を増し――数秒で、土砂降りになった】


「……………………」

【女に背を向けたまま、数秒黙し】
【そして、首だけ振り向く。倒れ伏す女。――雨に流れる血。】


【――――パシャリ、と。青年の靴が、水溜りを踏みしめる。】
【水音が響いたのは、倒れる女の…頭の前方付近。】

【雨に打たれ、しかし相変わらず深い瞳で、青年は倒れ伏す女を見つめている】
【もう、剣は左手に握られてはいない。コートの内側にしまってある】


「……………………」

「………生きたいか?」

【声量は、決して大きくはない。】
【だが、なぜかよく通る声色。それは青年の瞳と同じく、深い色を宿している】

【青年が何を思ったかは知らない。だが、青年は女に問うた。生きたいか?≠ニ。】
【―――このまま放置すれば、間違いなく女は息絶える。急所は外したが、出血でその内、だ。】

【何を思い、この問いを発したのか。】
【憐憫ではない。罪悪感でもない。もっと別の、何かで―――――――】
959 :【戯言博打】 [saga]:2011/06/25(土) 23:01:28.94 ID:TD/cZwLB0
>>952

【火に油を注ぐ】
【ソレは火力を半端なく向上させる手段】
【賭けごとを生業とする者とは思えないほど簡単に乗せられる彼女】
【ババアとまで呼ばれてしまってはもう怒りが頂点どころの話ではない】

………

【怒りのあまり頬が小刻みに動いている】
【目は口ほどにモノを言うので、目も怒りを表している】
【そして腰痛持ちだとか訳の分らぬ事まで言われて―――】

―――バクチ

【痛い目にあわせてやると決心した。だから立ち上がった】
【はたして武器は、属性は如何に?】
【もしかしたら痛い目にあわせる前に自身が即死してるかも】
960 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 23:05:57.78 ID:l5o6Ue/d0
>>959
―――……っく…!

【相手がかなり怒っているのがかなり面白かったようで】
【今まで抑えていた笑い声を漏らす】

【そしてそれが引き金になったかのように大爆笑】
【あまりにも大きな笑い声だったので、カット】

【笑いが収まってきた所で、相手が立ち上がる】

……バクチィ?んだ、賭博師か?

【怪訝そうな顔で相手をマジマジと見ている】
【これから何が起こるか、の期待も混じっているが】
961 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:08:24.98 ID:Fa3E4tr7o
>>953
少女の顔に浮かぶ唖然とした表情漏れる間の抜けた様な声
おお?、と、男は思う。あながち自分の演技力も、捨てたものではないかもしれない
そんな訳でニヤニヤと悪っぽい笑みを浮かべながら、相手の動向を見ていた。見ていた...

「...お、おお...」

が、併し。又も予想外。少女の震える声は、武者震いといった所だろうか
右手は剣の柄へと伸ばされ。魔王を捜しているといっても、せいぜいごっこ遊び程度のものか
それに近いくらいのものだと勝手に高を括っていた節があった。此処まで本気でこられるとは、思っていなかったのである
堂々と名乗り声が上げられ、うーん。嘘とは中々言い辛くなってしまった。マイペースに近い男も此れには、焦りを禁じえない
それはそれで面白そうだ、とは思うものの、流石にこのまま戦闘に突入する訳には....

「じょ、冗談だったりしてー……」

気まずさをぎゅうぎゅうと感じながら、笑みを浮かべ。先程までとは違う、少々困った様な笑みだった
962 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:10:38.57 ID:JhjBVayC0
>>954

「有り難うございます!」

【満面の笑みで感謝の礼を言う】
【前回会った時からずっと待っていた日がようやく来た】
【やっと彼女と戦える もうそれだけで気持ちがいっぱいだ】

「では…晃咲紅葉です!よろしくお願いします!」

【挨拶の礼をするとその場で素早く戦闘態勢を構える】
【腰を落とし、両腕は拳を作り顔の横付近まで上げる】
【一見ボクシングのような構えだが……】

/戻りました 遅れてすみません
963 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [saga]:2011/06/25(土) 23:14:09.63 ID:TD/cZwLB0
>>960

【その手に握られていたのは薙刀。属性は雷】
【今では女の武器だがかつては一国の将軍が振るっていた武器】
【極めれば全距離に対応できる武器である。突く。斬る。薙ぐ】
【一例をあげるとこんな感じである】

さーて、御仕置きの時間よ!
その不愉快な面を恐怖で歪めてあげるわよッ!!

【中距離に陣取り、雷を刀身に纏わせながら相手の足目掛けて長刀を振るう】
【振るうその際、雷弾として雷を射出した。当たっても大した威力は無い】
【だが薙刀の方は大した威力がある】
964 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 23:17:09.23 ID:PcHw/5nIO
>>958

【ザアザアと雨が流れ、遥か遠くで雷が鳴った。】
【今頃他の人間は、それぞれ家の中でこの雨を避ける様に、】
【ある者は恋人と談笑し、ある者は家族と幸せなひと時を過ごしているのだろう。】

「……けん…帝…」

【女はぼんやりと、そんなことを考えていた。ドクドクと流れる血は、】
【雨と混ざりやがて青年の足元にも届くはずだ。】

「…私は……どうすればいい…」

「…過去は…変わらない…闇≠ェ消えない限り光≠ノはなれない…そうでしょ……」

【横向きに倒れ、青年の足元を見ながら女は途切れ途切れに言葉を紡いだ。】
【半分だけ開いた「左」目から水滴が零れる。雨かも知れないしあるいは…】

「なに……?」

【青年に問いかけられ、女は黙った。】
【どことなく身体が熱い。下半身の感覚がなかった。】
965 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 23:18:43.84 ID:mnfkAOON0
>>961

「冗談……?」

【男の少し困ったような笑みを目の前にして、少女は剣を一旦右手に下げる】

「……冗談……」

【小さく、呟く。そして黙想する】
【魔王と言っても、色んな魔王がいる。正々堂々とした魔王。小癪で卑怯な魔王。様々な魔王――】

「……騙されないよ」

【ふっ、と不敵な笑みと共に、少女は言い放った】
【勝手に騙されてるのはてめーだ、と頭の上のスライムは思った。思うだけだった】

「60引く2!」

【少女は左手の平を、素早く男に向けて】

「――メラ!!」

【強く叫ぶように、呪文を唱えた】
【同時に、少女の左手から、小さな火の玉が放たれる】
【火の玉は男の体幹目がけて、真っ直ぐな軌道で襲い掛かろうとする】
966 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 23:19:13.05 ID:T3it0E8L0
>>955
そこっ………!!

【声のした方向に軌道を修正しながら、更に一歩】
【巨人の振るう槍が、確かに水蒸気の向こうの青年を捉えようと唸る】
【同時にその腕へと氷の斬撃が直撃する】
【瞬時に冷却された装甲が砕け、機械的な強度が低下、機関部が悲鳴をあげる】
【しかし慣性に任せた槍の勢いは未だに止まらず、重量のベクトルは前方に向いたままだ】

そう………これが狙いだったのね

【狙いが判明してすぐに頭部の魔方陣より循環する冷却水を増量】
【疲労感を感じながら、残る腕の装甲を少しずつ冷却してゆく】
【それと共に槍の機関を起動】
【蒸気を吐き出しつつピストンが駆動し、槍を構成する歯車が高速で回転を始める】
【半ば使い物にならなくなった片腕で、押し出すようにその槍を標的へと放つ】
【手から離れた槍は、姿の見えぬ青年の血肉を食もうと迫りくる】
967 :【全瞑心感】@wiki [sagesaga]:2011/06/25(土) 23:24:06.38 ID:l5o6Ue/d0
>>963
…は?

【相手がいつの間にか薙刀を手に握っているのを見て、口をぽかんと開ける】
【が、すぐに能力だと理解したようで】

いきなりそれはネーよ……

【呆れたようにため息をつく】
【何はともあれ、左腕に続き片足まで駄目にする訳にはいかない】

【という事で、とりあえず薙刀を回避するために、後ろにバックステップ】
【一応、薙刀は回避した物の、雷弾は予測していなかったようで】

がッ……ってぇな

【着地直後で回避する事も出来ず、右手で払うように雷弾を打ち消す】
【一瞬それなりの電撃が走った物の、それはすぐに消えた】
【どうやら対した魔力を持っている訳では無いようだ】

【とはいえ、中距離の薙刀に遠距離魔術では迂闊に近づけない】
【その場で様子見の構えだ】
968 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/06/25(土) 23:24:09.52 ID:pO05pjbS0
>>966
「残念そっちは氷像です」

【さっき撒いた自ら霜を作りそれを育てたものだ】
【そして槍が当たり砕け散る】

「そして今度こそ逃げる!」

【また水蒸気を作り逃げる】
/すいません落ちます、お疲れ様でしたー
969 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 23:28:16.93 ID:sMlsvoIx0
>>956
「っとと…バランス……」

【街中でバランスを崩し転びそうになる女性が一人】
【未成年だが、暗黒臭のするオーラを纏っている。簡単に言えば普通ではなさそうである】
【しかも、彼女の右腕があるはずの場所には何もない。つまり片腕が欠損していた】
【そんな彼女が目立たない訳がなく、周囲の視線を集めている】

「なに見てんだぁ…?」

【そう言いながら辺りを見回す。完全な無表情である】

【……まあ、目立つ女がいたということだ】
970 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/25(土) 23:29:02.76 ID:DGUDq6HL0
>>964

【遠くで、雷鳴が鳴る】
【廃ビルの屋上まで届いた雷光は、青年を半分だけ照らす】

【だが、それも一瞬。】
【雷光が照らしたのは一秒にも満たぬ僅かな時間…再び、闇が満ちる。…この闇は、単に天候のせいだけではない。】


「…お前には、三つの道がある。」

「ここで死ぬか。」

「己の闇を克服し、『人』に戻るか。」






「俺のように―――――――どこまでも闇を進み、『修羅』へと堕ちるか。」


【再び、雷光が辺りを照らす】
【雷鳴は断続的に続く。一つは、この廃ビルの付近に落ちたようだ。】

【青年は動かず、揺れず。倒れ伏し血を流す女を見ても、その心も。】
【自分は『修羅』へと落ちた。お前はどうする、と。その瞳が、問いかけている。】
971 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:30:22.94 ID:YxTonTuO0
>>962
組手の会釈を為してから、私は肩を撫で下ろす様に力を抜く。
力を抜く、と言うのは単なる脱力で無く、心身共にリラックスした状態の事だ。
スポーツでも“力を抜く”意味合いは言葉通りとは違ってくる。

「訃ゥー…………」

呼気を整え、瞳を細め、己の表情を殺し、仏頂面を浮かばせる、表情を読ませ無い。
即ち、心の動揺は決して表っ面に出さない姿勢が必要になるのだ
相手は姿勢を低くしたボクシングに近い形態……ーーー見た事の無い型だ。
ボクシング形態から利点を追求すれば、フットワークによる鋭敏な体感移動
脇締めと、一瞬にて間合いに退去する、攻防の使い回しは厄介だ。

「疹、豪、桔、龍、覇、功……ーーー気門開封三十二門“神羅”《カルラ》」

然かし完全なボクシングで無い以上、判断しようが無い。
なれば備え有れば不足は無い、私は己の両肩、肘、太股、腰を親指で突き。
気門を開く……ーーーすれば肉の走る音、浮かぶ肉筋、身体能力の上昇、此で完全な備えは揃った。
右腕の肘を曲げ、左腕を前に構える、其れは左右を両方剣盾に例えたモノ
972 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/25(土) 23:33:00.53 ID:Qf0FfR3Mo
ふぁーあ……

【大きな欠伸をしながら公園のベンチに座るのは一人の少年 すっかり辺りは暗くなっているが、それを気にする様子もない】
【ただ、やはり深夜に一人で公園にいるのは色々と危ない事であるのも確かだろう 勿論少年はそれをわかっていて此処に座っているのだが】
【目的はその眠そうな顔からもわかるであろう、寝ることである 因みに、もうすぐ夏とはいえ夜は十分寒い時期である】
【そんななか外で眠るという行為は最早自爆行為でしかないのだが、この少年は基本バカなのでそんなこと気にしなかった】

……くー…

【体を横に倒すと、すぐに寝息を立て始める やたらと眠りにつくのが早いのは、やはりベンチで眠ることに慣れているからだろう】
【冷たい風が少年の頬を撫でても、少年は一向に起きる気配がない 眠るのが早い上に熟睡状態だ】
【このまま自然に目が覚めるまで寝ていれば、風邪を引くのは確実だろう バカは風邪を引かないと言うが、あれは嘘である】
973 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 23:35:06.92 ID:lUnaNL1r0
>>969

【街に紛れているのに等しいこの男】
【当然の事ながら空気の違う片腕の無い女性に目が行くが】
【全く気付かないフリをしている】
【そしてあちこちをキョロキョロしながら歩るいていると】

ドン!

【思いっきり肩がぶつかる】
【思わずよろめいた】

「失礼、大丈夫ですか?」

【姿勢を立て直して、女性に訊いた】
974 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:36:58.24 ID:hbA2HQV3o
>>965
何でこんなときばっかり信用してくれないんだ....と、目の前の少女を見て思う
少女が思考に入ったときはこれにて一件落着かと思われた、のだが

そののち浮かんだのは不敵な笑みだった。男は困った様に頭を掻く。
そしていきおい良く宣言された言葉、それを合図にして飛来する火球―――

「あー…...ッ...」

流石に無抵抗でそれを受ける訳にもいかない
男は勢い良くサーベルを引き抜き、火球へと勢いそのままに宛てがった
火球は引き裂かれ、散り散りに...ただし、それ自体が消える訳でも無く
着ていたTシャツは焦げ、剥き出しの腕にも幾らか火傷を負う
未だ行動に支障がある程ではないが、痛いものは痛かった。表情を歪めながらも、少女に笑ってみせ

「いいだろう...照明してみせようじゃないかっ!(魔王でない事を)」

少々、相手をする事にした。先に手を出してきたのは相手だし
自業自得では有るが男は一先ず。この状況を楽しんでみるか、と、相手に向って駆け出す
全速力でもなく其処まで速くはない、様々な対応が出来るだろう
975 :【蒸鋳機圧】《バルブススチーム・フォートレス》 メカ燃えロリっ娘☆殺人鬼@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 23:37:17.30 ID:T3it0E8L0
>>968
うっ…………

【槍が当たり、砕け散る人影を蒸気越しに見た】
【見えぬはずの肉片の生々しい感触を感じ、少女の胃から熱いものが迫上がる】
【そのまま口を押え、膝を折って地面へとへたり込む】


え………偽……モノ……?

【続く声から、自分がばらばらにしたものは人体ではなく、死んだはずの青年は生きており】
【しかもまんまと逃走に成功したことが窺えた】
【熱さが下がったものの、いったん生じた吐き気の気持ち悪さは拭えない】

『………もしかして、殺さずにすんで安心した?』

まさか……失敗しちゃって、へこんでるだけだよ

【テディベアの声に反論するも、それは図星だった】

『よく言うぜ、また吐きそうになっただろう?』

…………それでも、殺さなきゃダメだったの、ダメだったのに

【だから許せない、既に戻れない道を歩んでいるのに、いまだに殺すことを覚悟しきれていない自分に】
【使命を果たすためには、人間を殺すしかないというのに】
【複雑な気分のまま、少女はテディベアと一緒に、蒸気が晴れるまで鋼鉄の巨人の隣で蹲り続けた】

/乙っした!
976 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [saga]:2011/06/25(土) 23:38:39.59 ID:TD/cZwLB0
>>967

【威力の無い雷弾は命中したものの斬撃は回避される】
【相手の攻撃手段が明らかにならない以上接近するのは危険であり】
【だから中距離を保ちながら攻撃を続ける】

あれぇ?アンタもそんな顔するんだねぇ〜?
おねーさん、新たな発見しちゃったかなぁ?

【相手を挑発するかのように通常時よりも高く、ふざけた声で相手の身体をなぞるように】
【言葉を発した。恐らく何かしらの感情を抱くかもしれない】

んじゃ、今度は恐怖に歪んでもらいましょうかッ!

【近距離寄りの中距離に移動し】
【今度は左から袈裟がけの要領で相手の胴体を狙うべく薙刀を振るう】
【並行して雷を地面から伝わせ、相手へと襲いかかる】
【先ほどよりも威力が上がっている。接近したからだ】

【今までのうっぷんを晴らすかのように顔は笑顔交じりで生き生きしていた】
【多分、いや確実に楽しんでいる。間違いない】


977 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:40:54.57 ID:fjyBvsb9o
>>972

「疲れた、眠い、腹が減った―――恐るべき三重苦だ」

夜の公園に足を踏み入れる一人の男
見るからに気だるげで、遠目から見ても倦怠感に包まれているのが分かる
一日市内を歩き回ってばかりいるのだから、疲労もたまると言う物だ

「――先客か」

ベンチに腰掛けようと近づいた所で、人影を見つけて呟く
幾分か涼しい風が吹いて心地よいのは確かだが、それでもこんな状況で寝れるとは――内心でそう呆れながら、近づいて行った

「よう、風邪を引きたいのか?」

少年の顔を覗き込むようにして、声を掛けてみる
978 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/25(土) 23:42:18.15 ID:sMlsvoIx0
>>973
「ああ?…ああ」

【肩がぶつかり、またも転びそうになる。腕一本でここまで変わるとは思いもよらなかった】
【まず走りづらい。そして視線が気になる。気にしないが】

「てか前見ろよ。死ぬぞ?」

【前方不注意が悪いのはもっともらしいが、流石に死ぬことはないだろう】
【地面に剣でも生えているなら別だがそんなのはありえない。そういう能力ならばあるかも分からないが】

「はあ…仕方がない。お触り料30万円で」

【ほれほれ、と左手をぶつかってきた男性に示す】
【払え、ということであろう。横暴である】
979 :【一見付与】@wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:47:01.59 ID:JhjBVayC0
>>971

(自分の身体を突いた…?指圧か何かか…?)

【相手の行動は自分の何かを突いた、それは理解できた】
【格闘技を続けてきた者だから身体の構造はよく理解できている】
【だが、気門の存在は中国拳法の習得の過程で少しばかりしか知識がなく、それには気づかない】

(あの構えなら正面からの攻撃は厳しそう…ならッ)

【左右と大きくステップを踏みながら素早く相手に近づいていく】
【相手との距離が近くなれば近くなるほどステップの速度は増していく】
【相手の目の前に入った瞬間―――――】

せぇいッッ!!

【大きく右に跳び、相手の真横に移る】
【そしてその勢いを殺さずに再び真横にいる相手のほうに跳び、肘を曲げて相手の横顔に向けて放とうとする】
【ステップで最大限に加速させたスピードと、ボクシングの様な構えから繰り出されるまさかの『肘打ち』】
980 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/25(土) 23:48:12.68 ID:mnfkAOON0
>>974

「……? わけわかんないけど、だったら証明してみなよ!」

【男と少女のすれ違い。この状況を、一人は楽しみ少々気楽な程度に、一人は本気の真剣に】
【少女は男に叫ぶように言った後、接近してくる男を睨みつける】
【そこで、若干の違和感を感じた。男の駆ける速さはそこまでのものではない】
【魔王ならば、身体能力が化け物でもおかしくはないのだが――】

「58引く、4……」

【手加減されているのだろうか? それでも別にいい。魔王がまだ油断している隙に、一気に優勢に回ればいいだけの話だ】
【先手必勝である】

「ギラ!」

【出し惜しみせず、また呪文を唱えた】
【横に薙ぐようにして振り払われた少女の左手から、今度は炎が放たれた】
【乱れるようにして飛んで行く炎は、男の接近を妨げるかのように襲い掛かろうとする】
【小威力の呪文なので、直撃しても軽い火傷程度のダメージである】
981 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対2 sagesaga]:2011/06/25(土) 23:52:05.08 ID:l5o6Ue/d0
>>976
おねーさんが聞いて呆れる……そろそろ介護士雇った方がいいんじゃねえか?

【相手の挑発に乗る気配も無く、無表情で返す】
【まぁ、こちらには何の武器も無いのだから真剣になるのも当然だろう】
【相手の使ってる薙刀だって真剣なのだから尚更だ】

つーか、完璧に小悪党の台詞だぜ……

【相手がまた距離を詰めて来た】
【相手が左上……自分から見て右上に振りかぶるのを見て、多分、横か斜めだろうと推測】
【ここから後ろに下がっても先端が当たりそうだったので、むしろ相手の左側、自分からみた右側に、前転するように潜り込む】
【至近距離に入ったのだ】
【だが、雷撃には気付いていなかったようで】

……っが……ハっ…

【痛みで動きが止まる】
【ここなら追撃出来るが、逆に追撃されもする、行動しないのは危険だ】

チマチマチマチマ、うぜぇ攻撃してくんじゃねえよババア!

【ギリギリの所で右手を相手の左足に向け、"幸福感"を打ち出す】
【当たれば、痛いのに何故か幸福という意味の分からない感覚が生まれるだろう……】
982 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [saga]:2011/06/25(土) 23:54:15.73 ID:TD/cZwLB0
次スレ立てておきました
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1309013568/
983 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/25(土) 23:55:09.42 ID:PcHw/5nIO
>>970

「………」

「わた…しは……もう汚れすぎた…」

「……戻れない様な深い闇に落ちた…」

【雨はさらに強くなったようだ。しかも、】
【断続的に雷が落ちている。どこよりも高く、】
【避雷針がないここは危険である。】

「…修羅=cか…」

「…そう…か……それが…お前の強さの理由か…」

【戦闘の神である「阿修羅」】
【その名を聞いて、女は納得したように微かに首を動かした。】
【目の前の人物は、「人」という存在を超えているのかもしれない。】
【立ちはだかる人物は、それが誰であれ組伏せる。そんな、】
【強大な「決意」に裏打ちされた強さを見た。】

「こんな…汚れた手じゃ「人」には…戻れない…」

「……」

「私も…」

【瞬間、】
【一際大きな雷鳴が轟いた。辺りが白く輝き、】
【女の顔が照らされる。】










「―――――――――――堕ちよう」



「修羅≠ノ―――――――――――」










【蚊の鳴くような声。しかし、その言葉は、】
【一言一言、雷鳴を押しのけ、辺りに「響いた」】
984 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/25(土) 23:56:08.07 ID:lUnaNL1r0
>>978

「特に大事ありませんようで何よりです
 死ぬとは、中々穏当ではありませんが
 忠告として受け取っておきます」

【視線に引きずりだされてしまった】
【しかし、動きにくそうである】
【そんな同情の心は、金銭を要求されて霧消した】

「ですがおさわり料とは
水商売の方ですか?
こんな天下の往来でも接客とは、少々遠慮したら如何しょうかねえ」

【鼻で笑った様に返す】
【横暴(笑)と言わんばかりである】
【両手で差し出された手を丸めてやり、女性に戻してやる】
985 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/25(土) 23:56:27.65 ID:kVCNFl3AO
/>>982
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/25(土) 23:56:59.53 ID:Y/PB0Z0Co
>>950
/すいません遅れました…一応考えはあったんですが…
/変な屁理屈を押し付けたくないので…あれだったら取消しで…
987 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/25(土) 23:57:48.00 ID:Qf0FfR3Mo
>>977
…すー……

【完全なスルーである、少年に悪気は全くないのだが まだ夜は暖かいといえる季節でもないが、どうやら熟睡しているようだ】
【何故か色々な食べ物の名前を連発している上にやたらと嬉しそうな表情だが、少年はあくまで熟睡している】
【それから少し沈黙した後、寝返りをうつべくその嬉しそうな表情を男の居る方へ向けようとしたところで―――】

………くっ……

【やっぱりベンチから落下した 先ほどまでの表情から一転、打ち付けた脇腹に手をやり、痛みに顔を少し歪める】
【流石にこうなると痛みや驚きで目を覚ますのが普通…なのだろうが、この少年は普通じゃない(主に頭の構造が)ので起きる事はなかった】
【結局落ちた後も寝息を立てつつ眠るだけである 変わったところといえば、眠る場所がベンチから地面になったことと、少年の表情くらいだろうか】
【多分声をかける位でこの少年が目を覚ますことは無いだろう 頬を叩いたり蹴りをいれたりすれば流石に目覚めるかもしれないが】
988 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/06/25(土) 23:59:49.05 ID:hbA2HQV3o
>>980
サーベルの射程内まで接近すべく、少女に向い
その行く手を遮る様に放たれたのは”炎”だった、先程とは少々、性質が違う様だ

「ただでさえ暑いってのに...ッ」

苦々し気に、そんな呟きを零す。魔王にしては何とも、スケールの小さい呟きであった
併し、それで歩みを緩める事はしない。どうせ死にゃあしないだろうと先程の火、目の前の炎の規模から判断し
サーベルの刀身を駆使し何とか炎をいなしながら―――其れでも数カ所にわたる火傷は、防ぎ用が無かったが

「...てやっ!」

そしてある程度距離が縮められたのならば、サーベルを少女へと投げつけるだろう
と言っても、柄や刃が付いていない部分が相手に向くように配慮された者だ。投擲については男にも、少々の心得が在った
尤もその配慮が相手へと知れる事は恐らく無いだろうが。サーベルが命中してもしなくても、其の隙に更なる接近を安全に行う寸法だ
989 :【逸刀良断】 [saga]:2011/06/26(日) 00:01:21.61 ID:MnhuNqaAO
>>986
/ん、じゃあ破棄で
/考えがあったのかもしれないけどそれはこっちの行動を無視してまでやらなきゃならなかったことか考えてみようぜ
/乙でしたー!
990 :【真双戒剣】 [sage]:2011/06/26(日) 00:02:03.08 ID:xVhfc0gIO
>>982
/お疲れ様です
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/26(日) 00:02:20.41 ID:q8cnYnPIo
>>989
/乙でしたー!色々すいません…
992 :【超霊流銃】霊魂求めて放浪中@wiki [sage]:2011/06/26(日) 00:05:54.32 ID:84Q6FL0lo
>>987

「―――ふむ」

どうやら完全に無反応――と言うより、声が完全に聞こえぬほどに熟睡しているらしい
時折聞こえてくる食べ物の名前に、自分の方まで腹が空いて来てしまう
元々腹が減っていたのだから、更に重ねがけするように食欲が湧いてきたわけだ

―――と、唐突に寝がえりを打つようにした少年がそのままベンチから落ちるのを、目を見開いて目撃する
大丈夫か?―――その疑問が当然のように思い浮かぶが、どうやら少年はまだ夢の中らしい
呆れたように肩を竦め、腰を屈めて視線を落とす

「おーい、腹減ってるんだろ?」

軽く頬を叩いてやりながら、面白がる様に声を掛けた
想像通りのキャラならここで起きるだろうが、果たし実際はどうなのか
993 :【指ーム】@wiki [sage saga]:2011/06/26(日) 00:06:08.43 ID:UobAtFB20
>>984
「全身打撲で死ぬ運命にあるっぽいから」

【テキトー極まりないことをほざいた。完全に嘘である。未来を見通す力とかは持ち合わせていない】
【そして少しも、微塵も動くことのない鉄仮面で相手の目を見る。相手も同じことをしているならば目が合うだろう】
【そしてその目が無表情なのだが、どこか意地悪く歪んでいるように見えるだろう】

「水商売て、なにそれヒクワー」
「ただ単にあんたに侵された私の身体の自由時間への対価を求めてるんだけど?」
「一秒で10万。三秒身動き取れなかったから30万だ」

【丸めて戻された手。それを今度はビシッと人差し指で男性を指さすのであった】
【そしてこういう】

「払わなかったら死ぬから。そのつもりで」

【相手のナメた態度に冗談9割で脅迫で返す】
994 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [saga]:2011/06/26(日) 00:11:20.62 ID:7g9U0XnW0
>>981

【雷撃は命中したようで、相変わらず本命は命中しない】
【だが、相手は怒っている。これはこれはいいモノを見れた】
【ここで急激にクールダウンしたのだろうか?否、更に追い詰めたくなった】

私がババアならあんたはクソジジイね、ハハハッ!
…ッ!

【何かが飛んでくる。それを回避するにはどうすればいいか】
【一瞬そう考えた後の答えは一つ。右足を軸に左回転の要領で】
【後方へと身体をそらし、回避しようとしたが回避は叶わず命中】

―――…ッッたぁ!
…あれ、なんで幸福感が?もしかして痛めつけたからかな?
なんか、これで満足しちゃったら良いかな?

【などと言い、攻撃を止め、その場を去ろうとしている】

995 :【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki [saga]:2011/06/26(日) 00:11:34.18 ID:Wx+5KPMU0
>>983

「……そうか。」

「…………………………」

【―――――修羅≠ェ、生れ落ちた】
【誕生の産声は、蚊の鳴く様な声。されど、それは有象無象を押しのけ、辺りに『響いた』】

【土砂降りの雨が、更に勢いを増した。雷鳴の頻度が、狭まっている。】
【また一つ、大きな雷鳴が轟き、青年の横顔を照らす。】

【その表情は、やはり凪いでいた。】
【だが、その瞳はどこか―――――――】


「………………」

「……立てるか。」

【しばらくの沈黙の後、声をかける。】
【前述したとおり青年の一撃は、急所は外しているし、内臓は傷付けていない。】

【だが、だからと言って浅すぎる訳でもない。膝をつくほどの一撃だ。】
【立てるかどうかは、体力にもよるだろうが…果たして。】
996 :【冒険勇者】Lv11の勇者 経験値:0 [sage saga]:2011/06/26(日) 00:14:21.66 ID:BAvoaUYO0
>>988

「……っと!」

【両手で銅の剣の柄を握り、目の前にそれを構えた】
【飛来したサーベルを剣で弾く。金属音が草原に響いた】
【サーベルは少女の少し前方の草地へと、音も無く落ちた】

「この、程度……?」

【一見、冷ややかな挑発にも聞こえる言葉】
【しかしそれは、少女が自分自身に問いかけるような、小さな呟きだった】
【男が配慮をしてサーベルを投擲したことには、少女は全く気が付いていない】
【違和感である。魔王ならば、ギラ程度の呪文、火傷一つ負わずに避けれそうなものなのだが――】

「……」

【両手で剣を持ったまま、少女は勝負の間に考え事をしているかのように、硬直していた】
【少女自身は気付いていないが、その姿には大きな隙が生まれている】
997 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/06/26(日) 00:16:19.17 ID:PmzgyBzk0
>>993

「そのような危篤なら、もう少し危篤になってみては如何です?」

【無表情の顔に、見下したような顔をして】
【このように顔があっても、仮面のようならば意味は薄いとも思いつつ】

「接触に対価を求めるならばそれは水商売でしょうに
それに、君の自由時間にそこまでの価値があるならば
私と会話するのではなく、さっさと立ち去って
その一秒十万を味わえばよろしいのでは?」

【余計鼻で笑ったような言い方をする】
【刺された人差し指を自分の体から外すように動かして】

「そのような理不尽な要求をなされるならば
 もう少し道理を弁えて頂きたい」

【感情を消した声でそう言った】
998 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/06/26(日) 00:17:35.98 ID:5JTSc0qCo
>>992
…えっ、なんか言ったか?

【ガバッ、という効果音がつきそうなほどの勢いで素早く上体を起こし、目を開けてすぐさま男の方を見つめる】
【なんかも何も、男は先ほど少年に声をかけていたのだが、夢の中で色々食べていた少年は当然知る由もなかった】
【しかも勢い良く起きた割には少し寝惚けているらしく、「あれ…?ナタデココは…?」とか何とか良くわからないことをぼやいている 何故ナタデココなんだというツッコミは我慢してもらいたい】
【それから辺りを確認するように何度か見回してようやく自分のおかれた状況を理解すると、男の方へと視線を戻す】

…腹は…減ってるな……

【どうやら男の言った事だけはちゃんと覚えているらしく、眠そうな表情で目を擦りながらの返答】
【少年は熟睡していたはずなのだが、それ以上に空腹状態だったらしい 良くその状態で眠れたものだ】
【目を何度か擦った後、何故か少々期待を込めた目で男を見つめているが、この期待に応える必要は、勿論無い】
999 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/06/26(日) 00:18:07.19 ID:wYRPA2Gc0
>>979
「ッッ……ーーーー」

来た、予想以上の迅さ、間合いに詰める度に超越的な加速が爆発的に展開される……ーー
常人なら、眼にも止まらぬ速さだろうか
最も“常人”ならでの話だ、私は修練の際に既に視神経を研ぎ澄ます“龍門”を開いて居る
そう、“視える”のだ

(ん、正面に左右移動で翻弄、間合い直前で右に体感移動し、フットワークを活かした打突と観る)
(……ーーーフェイントの応酬ね、つくづく、視えて無かったら恐ろしいわ)

「……ーーーなんて」

考えて居る余裕は無い、相手が左右に移動を為している際“左足”を上げる
後は相手の跳ぶ“着地点”に、相手の脚裏に交錯する様に、引っかけんとする
そう、踏み込みが整わなければ、速度を殺がれ肘打ちに意味は無くなる事を見越しての行動
一度、跳んでしまったら体勢を変えるのも、退くのも難しい
動体視力がまともならこんな危険な賭けは、思い付きもしないが

「流ルル水車ノ如シ……ーーー即チ“回天”」

同時に、其の絡めた脚の踏み込みに成功すれば
即座に其の脚を引きつつ、相手の胸元に押し込む様に突きを為す其れは
押しと引きの力が合わさり、相手を空中一回転の“投げ”となるだろう
1000 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対2 sagesaga]:2011/06/26(日) 00:18:32.05 ID:E2Ncn+UH0
>>994
あ、ババアっていうの否定はしないんだ

【やはり相手を嘲るような台詞を吐く】
【命中したかしないかの確認より、まずは隙を見て体勢を整え】
【すぐに相手と距離を取る】

【が、どうやら命中したらしい】

……痛めつけたからっていうより、痛めつけられたからだろうな

【うん、と自分で勝手に納得している】
【まあ一応合ってる。合ってるし自分も合ってると思ってる……でもチガう解釈の仕方である】

【青年はふぅとため息をつき、手近なベンチに座り込み、そのまま相手を見送ろうとする】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
【もしも明日が】ここだけMS戦 MS以外もおk 第333回戦【晴れならば】 @ 2011/06/26(日) 00:09:47.07 ID:s7+8sp6q0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1309014586/

厨二能力やるからそれ使って戦え! @ 2011/06/25(土) 23:52:48.72 ID:TD/cZwLB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1309013568/

新スレが立ったら何がめでたいの? @ 2011/06/25(土) 23:49:07.99 ID:Eu1fgI1Uo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1309013347/

自来也「とある魔術の禁書目録?」 @ 2011/06/25(土) 23:34:51.55 ID:cp5ehQU40
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309012491/

スレタイ考えるのが面倒な蒼いののスレ @ 2011/06/25(土) 23:34:20.96 ID:YVKIUjgGo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1309012460/

獅子(44)戦吼って剣技なのか拳技なのかよく分からないよねっていうか最近のテイルズ全然わからないもこたん @ 2011/06/25(土) 23:29:18.05 ID:KLjJJMClo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1309012157/

VIP-World TRPG 灰色のくま2ch版 Part726 @ 2011/06/25(土) 23:10:37.71 ID:F4y7Psyio
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1309011037/

ここだけきのこたけのこ紛争 @ 2011/06/25(土) 23:04:03.73 ID:nzEkMSGJo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1309010643/


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