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厨二能力やるから・・・・・・ - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします :2011/07/19(火) 16:38:43.87 ID:EM8NbTOAO
もらったらそれ使って、さあ往け!!

厨二病患者隔離スレへようこそ
そしてこのスレを開いてくれて有り難う
ルールを読んだ後は厨二妄想を爆発させよう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止
※1 酷い場合はそっと言ってみよう
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2 たまには攻撃に当たりましょう
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

――キミはもう 目覚めたかい――?

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1310958655/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/
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僕の記憶が全て消えても生まれ変わったらまた君を探す @ 2024/05/18(土) 22:27:06.84 ID:7xX40cGt0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716038825/

グレみんと快楽の座 @ 2024/05/17(金) 22:24:15.47 ID:DUS3Z54Xo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715952254/

【習作】安価コンマでワンピース @ 2024/05/16(木) 21:19:27.48 ID:QUcgFIEu0
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テンリュデネ・ゾー @ 2024/05/14(火) 20:47:34.15 ID:aewHWgbao
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薬師とか錬金術とか、田舎とか @ 2024/05/13(月) 23:03:05.43 ID:nAT+1SmNo
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【安価】刃牙の世界で美少女が活躍するようです @ 2024/05/12(日) 21:23:05.29 ID:vRdDvVa7o
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I'll never be complete without you. @ 2024/05/11(土) 21:32:24.15 ID:u/oaqw4e0
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テオノーマルさんの集い @ 2024/05/11(土) 17:52:36.77 ID:EjZidX+r0
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2 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:42:29.72 ID:UwzVHs7T0
>>1乙なの
3 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:54:54.96 ID:acq3Krbko
/>>1乙です
4 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 17:56:05.41 ID:3qUhnrKp0
>>1乙ッス〜!


前スレ>>996
じゃあ安眠妨害と希少種保護条例の侵害は認めるんだ、へー
まあお巡りさん呼ぶのは勘弁してあげるから感謝しなさい、感謝するべき、感謝した? 感謝しろよ!!

【起きた途端に先ほどまでの倦怠感溢れる声から、いきなりのマシンガントーク】
【正確に言えばそれほど激しい口調ではないのだが、付け入る隙が見つからない、そんな感じだ】

アウトドア派が否定されて引きこもりが奨励されるとは……世も末ッスねぇ
お日様の下、ぽかぽか陽気で眠るのが気持ちいいんじゃないッスかぁ〜
これを理解しない人間は人生の半分、いや7割、もういっそ9割9分9厘を損してると言っても過言じゃないッス

【うんうんとうなずく少女はまだ抱き枕替わりのぬいぐるみを抱えたまま寝そべっている】
【というか会話しながらもゴロゴロしたりしている】
【どうみても真面目な会話をする姿勢ではないが、本人にとっては「真面目な話」などする気もないのである】
5 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 17:56:22.11 ID:UwzVHs7T0
>>999

【廃墟群に軽やかな足取りで入ってくる少年】
【その姿は、つい先ほど女性が聞いたであろう物と同じ】

このへんは始めてくるなー

【だが、そんな事はつゆ知らず】
【少年は女性の方に歩んでいく】
【そして、じきにそれに気付き】

あ、こんにちは

【と、軽めの挨拶をした】
6 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 17:58:48.71 ID:gS1CU5rGo
>>1乙です



前スレ>>1000

へぇ、そうなんだ
じゃあ死ねばいいんじゃない?

【めんどくさそうに】
【怖がらない一般人を殺しても何も楽しくない】
【そういう少女だ】

それとも何か?
アタシと遊ぼうってか?
どんな運動したいんだぁ?

【ちろり、と舌をのぞかせ、蠱惑的な視線を送る】

(……桜、ちょっと、その体私のだけど)

(うっせ、ンなことしねぇっつの)

【小鳥は少女の中で深くため息を付いたが、桜は逆に少し楽しそうだ】
7 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:04:04.38 ID:TpesQnsp0
>>4
「安眠妨害は警察に通報してもいい…勝てる自信がある、しかし希少種ねぇ…人間にしか見えないけど…」
【ここで力を抜いて深呼吸、頭をクールダウンさせる】

「アウトドアと言ってもここは都会の中の公園、人も来るし排気ガスもある、街外れの森の中で寝る事を推奨するよ」
【怒りの目を変えて冷静な目にチェンジ、こういうのは流されたら駄目なのだ】
8 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 18:04:42.01 ID:eRr1gerIO
>>5

「………」

【自分へ向けられた声を聞いて、女は微かに視線を動かした。】
【微かに笑みとともに、一言】

「…人を斬った感触はどうだったかしら。…ねえ?」

【断定的な口調で、どこか楽しげにそう言葉を紡いだのだった。】
9 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 18:06:38.81 ID:eQAzaPCDo
/>>1乙です

前スレ>>998
握手が成立した後、少女はすぐさま一歩後退。それを認めて男は小さく微笑む。

「喜識さんは、たくさんの人を見てきたのか……それは、うらやましいね…」

「僕もたくさんの人を見てきたけれど…君のように、ちゃんと”握手”をしてくれた人は、数えるくらいだよ」

ニッコリと微笑んでから、追いかける事はせず、少女の質問へ淡々と答えるだけ。

「僕の優しさは何か…?そう、だね……優しいのは、みんなに”争いを”して欲しくないからだよ。
争いは人を悲しませたり、恨ませたりするからね・・・僕はそんな風景を見たくないんだ。だから、それを見ない
ために、人には優しくするんだよ。……僕の兄さんも、そんな事言ってたからね」

そう言った後、自身の天使の腕を見つめるようにして視線を一瞬だけ落とすと、男は思いついたように少女に
向き直り、言葉を紡いでみせる。

「君は……”人を救いたい”と想った事、無いかい?もしあるとするのならば……僕と喜識さんは、同じ思いの
持ち主って事になる……だから、ひとつだけ、聞きたいんだ」

それから、男は右腕を一度だけ大きく地面に向けて振って見せる。その瞬間、人間の腕の形を保っていた腕は
一瞬のうちに”鋭い槍”のように伸び、地面へ金属音を響かせながら突き立てられる。
蒼いコートを翻し、あたりを見回していた男は、恐怖におののき逃げ遅れていた一人の少年を見つける。
少年と視線が合ったと同時―――男は少年に微笑みながら、右腕の槍を向ける。
だが、語りかける声音は、少女に向けられているもので。

「……例えば……こういう風に……」


――――ザク、と軽快な音と共に、少年の細く幼い首へ、槍が貫通する―――


「人を”救済してみたいと想った事は――――無い、かな?」

男の表情に浮かぶ微笑は、少年を救った満足感で、とても安らかなもの。
10 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 18:08:47.93 ID:UwzVHs7T0
>>8

……なんでそれを知っているの??

【単に疑問】
【今まで例外を除き誰にも話した事はない筈だ】

……まぁいいや
別に何とも思わなかったよ
誰かを殺そうとしてたから助けるために殺しただけだし

【なんとも気軽にそういう】
【そんな事気にしていないと言えばうそになるのだが】

そりゃ人を切るなんて事したくは無かったけど
大切な誰かを守るためだったら、別に手を汚しても何とも思わないよ

【これは嘘だ】
【彼は、殺したからと一度人の手を取るのをやめようとしていた】
11 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 18:09:35.53 ID:5lKNTg0k0
>>6
「だから死にたくないと言っているだろう」

【さっきの雰囲気は何処やら、また軽い語調に戻っている】

「という訳で、模擬戦でもどうだい?」

【少年はそう言うが途中で死合になったとしても気にしないだろう】

/>>1乙です
12 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 18:10:03.07 ID:3qUhnrKp0
>>7
人間は一人一人が特別なオンリーワンッスよ〜?
そういう意味では希少動物に他ならない、どぅ〜ゆ〜あんだすたんっ?

【怪しい発音の英語で問いただされても、青年だって困るか怒るだけだろう】
【どこまでもマイペースに、相手を巻くような会話ばかりを続ける】

は〜ん、学園都市に住んでるとそうもいかないっしょ
緑と言えば公園、それが現代っ子の都市っ子鍵っ子に課せられた背反不可の存在命題ッス!

【時々言葉の使い方を間違いながらも、勢いとノリだけで会話を進めているのが傍からでも分かるだろう】
【逆にその渦中にいる人間にとっては理解が及ばない可能性もあるが】
【この娘の場合、考えることも正しいかどうかを反駁することも面倒なのである】
13 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:13:39.33 ID:gS1CU5rGo
>>11

ああ、そういうコトかい

いいぜ、その勝負受けてやるよ

【素早い動作で立ち上がると】

んじゃ早速

死ぬなよ?

GravityAction/Shoot

【重力を火薬とし、周りの物を砲弾のように飛ばす技】
【この場合、浮いていた土を砲弾がわりに撃った】
【少女はひらりと飛び上がると、重力を操作し飛び降りた】
14 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 18:14:09.61 ID:eRr1gerIO
>>10

「……さあ。なんでかしらね。」

【さっと青年を見つめると、なるほど聞いた通りである。】
【あの人はこの人物に殺されたらしい。そう「自分で話していた」】

「…本当に?」

【見透かす様に、まだ見える女の「氷」のように「碧」い瞳が動く。】
15 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:15:10.72 ID:TpesQnsp0
>>12
「じゃあ自分も希少動物か、なるほど」
【理解したように腕を組みながら頷く、挑発に怒らないのが会話成功のコツ】

「…だからどうした? ともかくこのまま公園でうるさい奴を爆発で驚かしていけば最悪モンスターペアレントの的になるぞ? 私の大切な貴重動物が汚されたーって叫ばれて…」
【もう呆れたような顔をしつつ、自分の意見を出す】
16 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 18:18:17.58 ID:UwzVHs7T0
>>14

……あんた恋人が居るか
そいつを殺そうとしていた奴を殺した
そんなことで考える事はあるか??めんどくせぇ

【彼なりの価値観だった】
【誰かを助けるために手を汚して、いちいち感傷に浸っていられない】
【とでもいいたいのだろう】

まさかとは思うが
その男に聞いたんじゃあるまいな??あいつは確かに俺のこの手で殺したはずだが.......

【そんな事を考える】
【転生とか言うのを少年は知らない】
17 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 18:20:35.68 ID:5lKNTg0k0
>>13
「ワオ、いきなりこれか・・・」

【少年がそう言っている間にも砲弾代わりの土は近づいてくる、否】

『近づいてくる?、いや、遠ざかっているんだよ』

【少年がそう言うと土の砲弾はさっきの軌道そのままに少年から遠ざかっていく】

「少し距離を取らせてもらうよー」

【相手の能力がまだわからない以上、近づくのは危険と判断したのだ】
18 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 18:24:18.87 ID:acq3Krbko
>>9
「そう、なのですか…?」

少女には、どうしても男の言葉を簡単に受け入れる事が出来なかった
否、受け入れては、容認しては――いけない様に感じられていたのだ
だが、少なからず同意する事は出来た――握手をし易い相手では無い、と

「争いを――――――して、欲しく無い?」

唐突に何の話かと、怪訝な表情になる
そもそも、先程の“救済者”という言葉を少女は理解していない
突然にスケールの大きな話をされて、誰が理解できるか――少なくとも、この少女には理解が及ばない話だ

―――――――――――――――――― ! ! ?

次の瞬間に起こった出来事を、少女が理解するのに把握するのにはそれなりの時間を有した
聴覚が“人を救いたい”という言葉を聞いたまでは、まだ良かった

だが、

視覚が右腕の変容を見届け、ソレが少年の首を貫いたのを見たコト
聴覚が人体への貫通音を聞き取ったというコト
嗅覚が血の臭いを瞬時に嗅ぎ取ったというコト

―――それらを、理解するには
触覚が掌の汗を感じ取るまで待たなければいけなかった

少年が死んだことに対する悲哀などは何も無く、男に対する恐怖心ともどこか違う感情
それは、およそ見当違いの感情であった

「それを救済とは思いません。貴方がしたのは…いいえ、貴方が演じたのは喜劇です」

睨むような物でも無く、ただ真っすぐに純粋に視線が向けられるのは男の瞳
紡がれた言葉は、途轍もない程に場違いな台詞――だが、その声色に悪ふざけの意図は無く
真摯な言葉であった事に間違いない

「救済がどうとかは、すいません、分かりません。ですが、嬉戯の考えに―――いえ、喜識の考えにあっては

 それは人々を楽しませる物である、と考えられています」

死を与える事でその人物に救済を与えるのが男であり、死を与える事で周囲の人物に娯楽を与えるのが少女
まるで、違う物であった
19 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:24:30.65 ID:gS1CU5rGo
>>17

はあ?!

【少大陸が逆方向へ飛んでいった】
【どういう事だ】

………

【下を向いて肩を震わせる】
【怯えているのかと思いきや】

あーっはっは!
おもしれえ!おもしれえ能力だなァ!!!!

GravityAction/Boost!!

【重力を利用した超加速接近】
【肉薄しようとし、少年を重力圏に収めるのが狙いだ】
【もし捕まれば即座に強烈な下向きの重力を使い、跪かせるだろう】
20 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 18:26:19.16 ID:3qUhnrKp0
>>15
あはははは、何を言ってるんッスかぁ〜

私も元気いっぱいに楽しむ子供を脅すような酷いことはしないッスよぉ〜

そんなことするのは、暑苦しい息を吐きながらむさくるしい掛け声で何か変なことしてる人ぐらいッス

【明らかに挑発された】
【押しても駄目なら駄目押しするタイプのようだ】
【もう挑発どころか悪意しか感じない気がする、アイマスク越しに邪悪な笑みが見て取れた】
21 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:30:28.45 ID:TpesQnsp0
>>20
「うーん…そうだな、じゃあもし血の気の多い能力者が来たらどうする? あなたの性格じゃあ殺し合いに発展しますよ」
【腕を組み深く考え込む、自分のペースで行くのが一番】

「というより何故パジャマ? 職務質問されますよそれ」
【目を細め疑問を出す、少し前から気になっていたことだった】

/すいません、8時まで落ちます
22 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 18:30:45.65 ID:5lKNTg0k0
>>19
「おおう、速・・・!?」

【少女の空間に捕まり、下向きの重力によって跪く少年】

『ぐっ・・・下向きじゃない・・・上向きだよ』

【途切れ途切れに言葉を紡ぎ、相手の重力を否定する】
【何か阻むものが無ければ少年の体は上向きに浮かび上がるだろう】
23 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 18:33:52.81 ID:eRr1gerIO
>>16

【なるほどそういうことか…恋人が襲われていて、それを返り討ちにした、ということだろうか。】
【あの人物はそのようなことは言っていなかった。「割り込まれた」というような話ししか聞いていない。女は状況を整理する。】

「…恋人=cねえ…」

【繰り返す様子は、一切外部から感情を読み取らせまいとしたかのように淡々としており、】
【少年の言葉をただ静かに聞いていた。】

「…もしその人が生きてたらどうする気?」

【一つの質問】
【それはこの女が話を聞いた時に、聞いてみようと思っていたことだった。】
【自分の殺した人物が「仮に」生きていたらどう行動するか…】
24 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 18:35:29.08 ID:x7jftksTo
>>18
「僕が演じたのは、喜劇……?」

「…そう、かもしれないね……人それぞれ、僕の行動を客観的に決め付ける権利がある…だから、僕は喜識さん
のその考えを否定しないよ。この行為が人々を楽しませるものであるのならば…僕は、それでもいいと想う」

男は槍をゆっくりと引き抜くと、既に絶命した少年の下へゆっくりと歩みより、その亡骸を抱き上げ、いつのまにかまた
真っ白な天使の腕にもどった右手で、優しく髪を解き、瞼を閉じさせ―――頭を、ゆっくりと撫でる。

「世界はとても広い…だから、僕を含める、”救済者”達を集めて、世界を平和にしなければならない、そう考えてる。
そのためには…苦痛や、苦悩もある…それから救済するのが、僕の役目…僕の想いだ」

血まみれの少年を抱き上げたまま、男はすっと立ち上がって少女に向き直り、蒼いコートが汚れるのも気にしないで
話を続ける。瞳に宿るほのかな悲しみの色は、虚偽か、真実かは男しかわからない。ただ、少しだけもの悲しそうな笑みは
本当に不気味に見える。

「…君が救済を喜劇というのならば…それは、僕にとって願っても無い事なんだよ、喜識さん?」
「世界を救済するために、世界を一度”零”にリセットしなければならない……その時に生じる苦痛や苦悩、それらを解放する
行為が喜劇であるのならば……きっと、人々は”笑顔”になってくれるはずでしょう?」

再度、男は少年に視線を落とし、その亡骸を抱きしめながら言う。

「……出来る事ならば、喜識さん…貴方の力を、僕に貸して欲しい。世界を救済するために。
君の喜劇で―――人々の平穏の中にある”笑顔”を、作り上げて欲しいんだ」

それから、男は少年から視線を上げ、少女に顔を向けると―――少年の亡骸を、地面へゆっくりと横たえた。
25 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:36:17.65 ID:gS1CU5rGo
>>22

ほぉ……
テメェの能力、言葉をキーにした能力か?

【サマーソルトキックのような蹴りで追撃しようとする】
【当たれば同時に吹き飛ぶ方向に重力を掛け、ダメージを増やす狙いだ】

【当たるか当たらないかギリギリのラインだ】
26 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 18:41:18.00 ID:acq3Krbko
>>24
/すいません、飯落ちです…
/なるべく早く戻ります
27 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 18:42:21.55 ID:x7jftksTo
>>26
/了解です!
28 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 18:46:42.56 ID:UwzVHs7T0
>>23

別にどうもしないさ
ただ、もっぺんあんなことしたら塵一つ残さず消滅させるかな??

【さらっと恐ろしい事を言う】
【ただ、実際そこまでのことはやらない、というよりできないだろう】

あいつは助かった。それだけでいい
そいつが生きてようが関係ない

【冷めた考え方かもしれない】
【だがそこまで、彼は冷酷にならざるを得なかった】

/遅れてすいません.....
29 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 18:47:13.66 ID:5lKNTg0k0
>>25
「うん、まあそういう所だね・・・危なっ」

【少女の一撃をぎりぎりのところで躱す、そして】

『武器でもあれば・・・ああ武器ならあったか』

【言葉を紡ぎ、自分で自分の言葉を否定して1丁の銃を召喚する】

「ちなみに特殊ゴム弾だから当たっても大丈夫だよ」

【だが当たればかなり痛い】

「陰陽弾を喰らえー」

【そして覇気のない声を出し、至近距離でトリガーを引く】
【その速さと距離からして普通の回避手段は難しいだろう】
30 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 18:51:45.89 ID:eRr1gerIO
>>28

「……」

【「?」】
【女は小首を傾げた。】

「あらそう……そっか。…じゃあ…言う必要はないわね。」

【相手を羨ましく思う、一種の羨望にも似た視線を送りながら、】
【女はうっかかるのをやめ、踵を返す】


/いえいえ!お気になさらずに!
31 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 18:52:48.53 ID:3qUhnrKp0
>>21
そんときゃそんときで、まあ九分殺しぐらいで勘弁してあげるだけの話ッス

別にそういう意味で「ケンカ売ってる」ワケじゃないし、めんどくさいんで毎度は勘弁ッスけど

やる気も起きないッスしねぇ〜

【その言葉は、「自分の能力に絶対の自信がある」というよりも
 「一般常識を子供に教えてあげる」ような、そんな雰囲気を孕んだ言葉だった】

んー、これはパジャマなんかじゃないッスよ

【そういう彼女の服装は、病院で入院したときに着せられる患者衣のような質感とシンプルさ
 しかし形態としてはワンピースの形をとっており、質素な作りの所々にワンポイントをあしらった衣服】
【一言で形容すれば、うん、パジャマだね】

なんとこれ、どんな場所でも快適に寝られるように作られた、ゆかりん☆特性の万能服なのだ〜〜ッス!

【『とどのつまりパジャマだね、どう聞いてもパジャマだね、というかパジャマだよねそれ?』】
【きっと青年はこんなことを頭の中で反芻しているに違いない】
【口から洩れてもおかしくないほどに】

/ういッス了解、いってらー
32 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 18:53:48.38 ID:UwzVHs7T0
>>30

ん、まぁ何でもいいけど

【適当に言葉を返した】
【ちなみに、視線には気付かない】

もう行くのか??

【そう尋ねた】
【少年はまだ休んでいくらしい】
33 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 18:55:22.51 ID:gS1CU5rGo
>>29

……ッチ、メンドクセぇ物も持ち出せるのか

GravityAction/Shield

【重力による拒絶領域】
【少女を中心に、外向きの重力を発生させ、ゴム弾の威力を減退させる】

へっ、パチンコ程の痛みもねーなぁ!

【実際はもっと痛いが、強がる】
【付きだした右手に当ったようだ】


返すぜ!

GravityAction/Shoot

【ゴム弾を重力で加速させ、相手の銃に向けて放つ】
【手放させるためだ、どれだけの意味があるかわからないが】
【あわよくば壊れてくれ、と思いつつ】

んでもってもう一丁!

【ダン!と強く右足を地面に踏みつけると、地面を5つバレーボール程の塊にし、ゴム弾に続けて放った】
【軌道は違えど狙いは同じのため、躱すのは容易だ】
34 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/19(火) 19:00:08.91 ID:eRr1gerIO
>>32

「ええ。聞きたかったことは聞かせてもらったわ。」

【背を向け、歩き去りながらそう言葉を紡ぎ、】
【しかし立ち止まり、ふと…】

「……」

「…生き返った≠ンたいよ?」

「…代償付き≠ナね…。」

【そう声をかけ、】
【そして女は闇に消えた】


/乙でしたー!
/ありがとうございました!
35 :【狂暗ノ魔刃】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:02:08.01 ID:UwzVHs7T0
>>34

代償付き???

【訳が分からないといった風に】
【一つため息をつく】

んじゃな

【短くそれだけ返事を返すと】
【こちらもそこから去って行った】

/乙でしたー
36 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 19:03:22.19 ID:5lKNTg0k0
>>33
「なかなか厄介な能力だなー」

【左手に持つ銃を叩き落とされ、続けて現れる5つの土の球は】

『近づいてくる、いや遠ざかっているね』

【相手の動きを否定する、その瞬間軌道はそのまま相手の少女の方に飛んでいくだろう】
【だがこっちはフェイク、本当の狙いは銃を拾い体勢を立て直すことである】
37 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:10:40.49 ID:TB6xvpujo

「んー…こんな感じ、なのかな」

【夜の公園、涼し気な風に吹かれた木の葉の音に紛れる様な、小さな音で】
【男は呟いていた。聞き手とは逆の左手でぽりぽりと頬を掻きながら、困った様な笑みを浮かべ】
【歳は二十代前半程度だろうか、蒼いバンダナを頭に巻いて、日本人然とした黒の双眸は】

【――宛ら、新婚の舞い上がった感情や、くすぐったい感情を混ぜ込んだ様な。そんな初初しさを浮かべ】


「――”救済”って。」

【胸から血を滴らせた少女が、男の持つサーベルにぶら下がっていた】
【血の気は既に失せ蒼白、肢体はだらりと垂れ。男がサーベルを動かすたび、少女の矮躯も一緒に揺れた】

「...この刺激は結構、悪くない、かな」

【軈て男は少女の髪を乱暴に左手で掴むと、勢い良くサーベルから引き抜き、辺りへと放る】
【...さて、折角のオリジナルTシャツが返り血に汚れてしまった。速い所洗濯しなければ】
【男は鼻歌を歌いながら、住処を目指して歩みを進める。背中には”かみころ”と黒字に白い文字で、書いてあった】
38 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 19:12:08.91 ID:5lKNTg0k0
>>33
/すいません次遅れます
39 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 19:12:37.90 ID:gS1CU5rGo
>>36

ッチ!

【土の塊を重力圏で捉え、左右に重力を発生させることでバラバラに粉砕した】

んならァ……

これでどうだ!

【周囲5メートルにある石それを】

GravityAction/Shoot!

【先ほどと同じように、射出】
【岩に相手の意識を集中させ――】

GravityAction/Boost!

【己も特攻】
【繰り出すはみぞおちに向けたボディーブロー】
【外れても、密接してしまえば銃は使いにくいだろうという考えだ】
【さらに、ヒットすれば吹き飛ばないように重力を自分の向きに変えるだろう】
40 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 19:12:59.11 ID:gS1CU5rGo
>>38
/わかりました!
41 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:13:47.03 ID:acq3Krbko
>>24
「きゃはっ!」

相手が自身の言葉を寛容に受け入れたという事実を聞き取りながら、少女は嬉しくなった―――笑みを浮かべた
男が浮かべる優しい微笑みとは違い、心の底からの何処か悪戯っ子の様な無邪気な笑み
何故、このタイミングで少女の態度が急変したのか――それを相手が理解する事は出来るだろうか
自分の家の事を肯定されただけで、ここまで喜べるのは、些か時代錯誤であるのかもしれない

男が少年の亡骸を慈しむ様にするのを見ながら、しかし少女がその意味を理解する事は無かった
男が重視するのが対象その物であるのに対し、少女が重視するのは観客でしか無いのだ
だから、亡骸は“小道具”の一つとしてしか認識できない

「救済者―――平和、ですか」

少年を抱いたまま立ちあがった男の瞳を見ながら、言葉を小さく反芻する
相手の瞳に映る感情の色を判別する事は出来ず、その悲しみを含んだ笑みを無感情に見届けながら、
もう一度相手の言葉をよく考えてみる――きちんとした回答を導き出そうと

「苦痛とか苦悩とか、そういった事は嬉戯にも分かります。それを解放するのが、嬉戯たち喜識の理念に相違無いのですからっ!

 きっと、多分―――エンヴィの言葉で、救済という言葉の意味は分かりました。どういう物かよーっく理解できました。

 だから―――嬉戯が力になれるのなら、貴方に協力しましょう! 救済の為の喜劇を演じましょう!」

満面の笑みを浮かべながら、大きく頷く
それが、少女の答えであった―――相手に対する恐怖心など何処へやら、ただ喜劇を演じれる喜びに震えて

“世界”という余りにも大きなステージで、イリュージョンを演じれる事に喜びを感じて

「殺戮喜劇の奇術屋集団“喜識家”が一人、喜識 嬉戯――世界を笑顔にする為なら、どんな手段でも講じましょう!」

そう名乗るが、決まりで有るかのように高らかに宣言する
喧しい程に、しかし自信たっぷりに

/お待たせしましたっ
42 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 19:25:34.63 ID:x7jftksTo
>>41
満面の笑みを浮かべながら、高らかに宣言し、救済者の道を選んだ少女を見やる。

「……喜識さん…そう言ってくれると、本当に…助かるよ……―――ありがとう」

脆く、脆く、脆弱に、脆弱に、崩れ去っていってしまいそうな程に儚い、優しい微笑みを浮かべる男。
血にぬれた蒼いコートは重く、風に翻る事は無い。ただ、男の撫で付けられた黒髪だけが淡く揺れ動く。
”殺戮喜劇”という言葉に、胸中で笑みを浮かべたのは、言うまでも無い。
救済の名は千差万別である。
殺戮であったり、殺人であったり、強姦であったり、暴力であったり。全ては、考え一つである。

「君の喜劇が、この世界を救う事を僕は信じてる……君がどんな事を言われようとも、僕は味方だよ。
世界中を救う救済者に、英雄なんて誰一人だって居ない……だけど、僕や、仲間が居る事を忘れないでね、喜識さん」

蒼いコートのポケットから取り出すのは―――白い、一枚の地図。
そこには複雑極まりない経路が書いてあるが、ぽつんと、”本部”と記載があるのがわかるだろう。
そこに行けば、全てがわかる。そこに辿り着けば、”男の正体”がわかる。

「…この場所は、僕と、仲間達と…君の城だ。自由に部屋を使ってくれればいい、自由に過ごしてくれればいい。
世界中の人々を、いつだって笑顔に出来る”喜劇”を…僕は楽しみに待っているよ」
「城の中に入ったら、君は”一枚の書類”を見つけると想う…その書類に、君の名前を記して欲しい」

それだけを言うと、男は少女から視線を離し、少年を抱きしめて…その胸に顔を埋め、小さく肩を振るわせ始めた。
ただ、空から降り注ぐ雨だけが、この一介のしがない天使の涙を表すようにして、そこにあるだけとなる。




/機関での名前を自由に埋めてください><
/その他、勧誘などは全然お任せしますので><
43 :【生束必糸】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:37:34.26 ID:MAgyyuTdo
>>42
「仲間…ですか?」

ここにきて初めて、男の“救済”に仲間という存在がいるという事を知り、一瞬首を傾げるが直ぐに納得する
一人では無いのだ、とその事実に寧ろ気分が高翌揚してきていた
家がそうであるが故に、これまで幾度も共同で喜劇を演じてきたことがある
――だから、ひょっとしたら“仲間”の中には同じ様に共同で演じてくれる人間もいるかも知れないと、期待を込める様に

そして、男が取り出した地図を受け取った
その場で開ける事はせずに、楽しみを後に取っておく無邪気な子供の様な仕草でポケットへと仕舞う

「分かりました! それでは、また会う日まで御機嫌よう!」

男の言葉に大きく一度首肯を返すと、深々と一礼
そして、少年の亡骸を抱きしめる男の姿から目を離し街中へと去って行った
自身がここで完遂し切れなかった喜劇を、他の場所で再演する為に

/了解ですっ
/乙でしたっ!
44 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:44:26.17 ID:iyesVNi9o
>>37

【其の公園に一人の男が入ってくる】
【彼が純日本人らしく黒髪且つ黒い眼をしていれば目立つ余地は一切含まれて居なかったであろう】

【暗闇に完全に覆われてしまっては居ない夜の公園に一人の男が入ってきた】
【其の男は金髪碧眼】
【腰にぶら下げた何やら装飾の派手な剣に手を掛けて】


「………こんばんわ」
 「…一応、聞いておきますが、『文句はありませんよね?』」

【男が現れた事による緊張感と、其れとかけ離れたのんびりとした口調】
【しかし、男の声色には明らかな怒りが含まれている】
【男の言葉からは、明らかな殺意が篭められている】


「……誰かを[ピーーー]ということは、殺されても文句を言わないという事ですよね?」

【男の瞳からは、敵意があり、殺意がある】
【殺さず、と言う素晴らしい精神に未だ辿り付けては居ないようだ】


//グヘヘ……ゴメンヌ
45 :【零想災生】 [sage]:2011/07/19(火) 19:44:31.25 ID:x7jftksTo
>>43
少女が去って――――暫く。
誰も居なくなった通りで、既に温かみを失い、冷たさだけを湛える少年の亡骸の胸で肩を震わせていた男は、顔を上げた。
その顔に灯るのは、悲しみではなく、優しさでは無く、怒りでも、愛しさでも、何でもない―――無機質な、零の表情だった。

「……また、一人…か」

少女が去っていったであろう方向を眺めながら、男は立ち上がって汚れてしまったコートの裾を左手で払う。
それからゆっくりと少年に向き直り、瞼を閉じた顔を覗き込み、独り言をぽつり、ぽつりと落としていく。

「…世界を救済する救済者が増えてきたねぇ……芸術家に、喜劇を演じる者に…混乱を願う者に……零に還す、僕…」

「皆、皆優しい人でよかった……本当に、よかった…」


「これで、君も心置きなく―――――ゴミとして腐っていける、よね?」












ぐしゃり、と頭が、踏み潰される。
男は、ニッコリと優しく微笑んだ。









「ゴミはゴミらしくしてればいいんだよ……世界を零に戻すまで、君を含んだ全員……”救済者”以外―――ただのゴミだし、ねぇ?」










「……はは…はははっ…・・あはははははっ…アッハッハッハッハッハ!!」


「あーあ……馬鹿らしい」


男は、つまらなそうに少年の亡骸の横っ腹に一度だけ蹴りを放つと、その場から雨音に紛れ、去っていった。


/絡み有難うございました!乙です!
46 :【重厚二脚】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:47:54.65 ID:S1lSf8ljo
【とある小さな街。】

【一体の機械の巨龍に、その街は蹂躙されていた。】
【倒壊する建物。踏み潰される人間。弾丸に飲み込まれる無能力者の兵士達。】
【ここはとある紛争地帯。【祖国】と小さないざこざを持っていたちょっとした街。】
【そこに木霊する機械の巨龍の咆哮、足音、銃声、爆発音、そして悲鳴。】

『まぁーったく手応えがねぇぞ!!!!!!そんな装備でコイツと殺りあえると思ってんじゃねぇ!!!』

【大音量のスピーカーから流れ出るパイロットの声。爆音にボリュームを調節され、響き渡る。】
【ぐしゃりと人間の、兵士達数人が潰れる生々しい音がする。眼前の建物が爆発し、火が散る。】
【その巨龍のパイロット…幾つものゴーグルを装着した軍服の青年はしかし、これだけの惨事を引き起こしても尚、満足はしていなかった。】
【もう既に必要以上に街は破壊した。もう二度と紛争を起こせない程破壊し尽くした。】
【しかし物足りない。能力者が必要だ。この機体と殺りあえる、人類のイレギュラーが。】
【既に各国の警察機関に通報された後だろう。ジェイル、D.O.T.Aには確実に通報済みだ。】
【観光に来ていた能力者だっているかもしれない。さぁ、来い能力者。さて、来るか来ないか。】
【ただ一つだけ言えるのは…誰が来てもおかしくはない、と言う事だ。】
47 :【重厚二脚】@wiki [sage]:2011/07/19(火) 19:53:51.85 ID:S1lSf8ljo
>>46
/誤字!幾つものゴーグル→幾つものケーブルが繋がれたゴーグル です!
48 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 20:04:07.76 ID:TB6xvpujo
>>44

「...ん」

【自分の向っていた先から現れる、金髪、碧眼の男】
【見るに腰からは、質素な自分の物とは対照的な、派手な装飾な剣があり】

「...ああ、こんばんわ」

【のんびりとした口調の裏に在る、敵意、殺意を感じ取りながら...”普通に”、挨拶を返し】
【足を止めた。相手の怒りを受け尚も飄々と、――然れど油断はせずに】

「うーん、俺はもう少し生きていたいんだがな...
 それになあ、憎しみは憎しみしか呼ばないって言葉、お前も知らない訳じゃないだろ?」

「有名だし、多分」

【殺す――殺意を明確な言葉で表されるとなると、男は少し困った様に】
【子供を宥める様な苦笑を浮かべながら、諭すのであった。所詮、表面的な言葉ではあるが】
【彼自身、自分のためならば何をする事も厭わない、そんな人間で】
【そんな男が、サーベルから血を滴らせている男が、憎しみの連鎖などと言っても可笑しい、だけ...かもしれない】
【いわば言ってみただけ...それで納得されるのならば、それに越した事は無いのだが...反応を楽しむ様に】

「――まあ、どうしても俺を殺したいって言うのなら、な...」

【言葉を打ち切ると男は、歪曲したサーベルの切っ先を相手へと向けて、言葉を連ねる】
【それこそが彼の本心であり、飽くまでにこやかに――併し妙に不気味な雰囲気を纏って】

「せめて楽しく、だ。」
49 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 20:04:30.76 ID:5lKNTg0k0
>>39
「石ころぐらい・・・ぐは!!」

【石ころをゴム弾で叩き落としたところ、接近してきた少女のボディーブローが綺麗に決まる】

「げほっ・・・参ったね・・・」

【しかも吹き飛ばされると思っていたものが相手に引き寄せられる】

「でも、女の子とこんなに密着できるなんてなかなか無い体験だよ」

【だが、こんな状況でもを冗談を言う少年】
【まあ確かに銃がまともに使えないほど接近するなんてことはそれほどないだろう】

/ただ今戻りました!
50 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage]:2011/07/19(火) 20:07:09.95 ID:iyesVNi9o
>>48
//ぐはっ、次、ちょいとおくれやす……すまにゃい
51 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/19(火) 20:15:10.12 ID:+RqRdcoD0
>>31
「自分が負ける・勝ったとしても怪我を負うを想定していないか…」
【ポツリと独り言を言うように顎に手を当て呟く】

「やっぱりパジャマか、戦うのがめんどくさいなら誰もいない森で寝たらいいはずなんだが」
【何かを考察するような目つきで喋る、これも青年の為であり彼女の為でもあると考える】

/解凍です
52 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 20:15:10.26 ID:gS1CU5rGo
>>49

ほー
中々肝座ってんじゃねぇか

【ニィ、と獰猛な笑みを浮かべながら】
【そして】

おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらぁ!

【重力で捉えた相手を、息をさせないために鳩尾をボコスカ殴ろうとする】
【とにかく殴ろうと】
【壁ハメ、無限コンボというやつに近いだろう】

/おかえりなさい!
53 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 20:23:51.64 ID:5lKNTg0k0
>>52
『この能力は俺を引き寄せているのかな? いや引き離しているのか』

【相手の拳が届く前に能力発動、少年を引き寄せている重力が反転、そのまま少年を引き離す力となる】

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」

【かっこつけているがただ逃げているだけである】

「ただ逃げるだけじゃない!」

【距離が離れていく中、相手に向けて適当に銃を撃つ】
【相手に当たればラッキーぐらいにしか考えていない】
54 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 20:24:08.06 ID:TUtNwdmho
>>50
/おっと、ごゆっくりどうぞー!
55 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 20:44:15.80 ID:iyesVNi9o
>>48

【男の飄々とした態度に若干の苛立ちを表情に浮かべながらも】
【未だ、物腰は柔らかで……】

「いえいえ、貴方が御心配なさるほどの事でもありませんよ。」

 「”────その様な些細なことは”  『勇者』の行いの前には等しく些細であり、気にする様な事は一切御座いませんよ」

【男は自分の事を勇者と言い張る】
【些細なことかもしれないが、単純明快な解答である】
【ゲームの世界では、勇者にタンスを漁られようが、宝箱を奪われようが、文句を言う人間は居ない】
【たとえ、勇者が悪人を殺したところで、それには一切のアンニュイな感情が付きまとうことも】
【誰かの恨みを買うということも無い。  何故なら、そういうものだから】


「申し訳ありませんが、私は只今、非常に苛々しておりまして」
 「貴方の御要望にお答え出来る可能性が非常に低くなっておりますので」

「大変、情けない話ではありますが………────苦しませて殺させて頂きます」

【にこりと笑う】
【苛立ちは既に表情の上に顕現しておらず、スラリと抜き放った剣は、夏の夜空に瞬く】
【そして………】

      バ イ キ ル ト
「───『死に腐れ外道が』 !!」

【男の手元に輝く剣が其の輝きを増す】
【…………まるで、相手の血を望むかのように輝いた剣を持ったまま、男は目の前の相手に向かって走り始めた】
56 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 20:49:12.27 ID:gS1CU5rGo
>>53

ッチ、メンドくせぇ!

【逃げられるのは想定外だったらしい】
【一瞬腰を落とし、貯めるような体制から】

GravityAction/Upper

【上昇重力を作り上げ、球をとりあえずそらす】

くっそ楽しいィイイイイイイイイイイイイイ!!
これだよ!この対等感!これが楽しいんだぁああああああああ!

【くひゃひゃひゃひゃ!と笑い声を高らかに】

んじゃぁ……

これならどうだァ!

【斜め上の重力と撃ち出す重力を作り、土の塊を放物線を描く軌道と、直線で狙う軌道で飛ばす】
【2種類にすれば或いは、という狙い】
【さらに突進】
【今度は――口を抑えに狙う】
57 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 20:56:18.34 ID:h716UpnAO
【所々、岩や窪地が見られる荒野を歩くのは死神では無く薄汚れたローブを身に纏った少女。】
【大気が綺麗なのか、星々が明るいのかはさておき、日が落ちていても比較的見渡せる環境の中、
ランプを片手に、万全な装備で道無き道を彼女は行く。】

〜〜♪

【独りで歩くのは寂しいもので、背中まで伸びた栗毛色の髪を揺らしながら陽気に歌を口ずさんでいるようだ。】
58 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 20:57:06.83 ID:5lKNTg0k0
>>56
「あらら、外れたか・・・」

【そう言う少年に迫り来る2つの土玉】

「これは無理だね」

【あっさりと言い切る少年、その少年に当たる土玉】

「ぐはっ! 痛いね・・・」

【その衝撃でさらに吹き飛ばされる少年】
【さあ、相手は向かってくるか、それとも下がるのか】
59 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 21:01:12.21 ID:3qUhnrKp0
>>51
/気づくの遅れましたすみません、マジすみませんorz

強さとか弱さっていうかねぇ〜
「敵にまわしちゃいけない」、もっといえば「戦わせてはいけない」存在ってのもあるんッスよぉ〜☆

【耳聡く漏らした独り言を聞きつけ、満面の笑みで(目は隠れているが)絡んでくる】

だーかーらー、これはパジャマじゃないッスよぉ
私の普段着であり戦闘服であり寝間着なのッス!!

【今寝間着っていったよね、それつまりパジャマだよね?】
【もう突っ込み待ちとしか思えない台詞でわざわざ否定を重ねる】

さっきも言ったッスけど、太陽の似合う緑の空間が手短にあるのは公園ッス
私はわざわざ街外れの森まで出かけて眠るような好き者でも傾奇者でも無いッスよぉ〜

【会話のループである、どうやっても自分の非を認めようしない】
60 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 21:06:25.50 ID:gS1CU5rGo
>>58

――っ!

【当たると思わなかったのか、そのまま通りすぎてしまった】

【すぐに重力を変え、土の壁を作り出し、体をぶつけて無理やり止める】

(どういうことだ?何故避けなかった?)

【不審に思う】
【相手に体側を向けるように転がると、土のプレートとも言える塊を一つ、相手の体に向けて飛ばす】
【能力に限界があるのか確かめるためだ】
61 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 21:07:50.77 ID:TUtNwdmho
>>55

「些細な事、か...」

【飽くまで柔らかな物腰で、自分の言い分を一蹴する男、表情を苦々しく】
【あの様子を見れば、恐らく襲ってくるのだろう――…静かに、体勢を整える】
【これ以上反論する言葉も見つからなければ、その必要も無い様に感じた】
【何をしても許される勇者だとしても、死なない、という訳ではない】
【ゲームの世界と違い、セーブポイントからやり直しという事にはならない。そう思っていた】


「―――……それはちょっと...否、大分......物凄く、看過出来ねえな」

【にこりと笑う相手――一方男がその言葉を聞いた時には、すうっと苦笑いの様な笑みが引いて】
【冷ややかに相手を見据えながら...始めて、殺意という物を露にした】

「へっ...流石、勇者様じゃねえか」

【突如輝きを増す剣、詠唱と共に】
【こちらへと走り出す相手を、逃げる事もせず男は、受け止める形を取ろうと】
【相手を見据えたまま、動かない】【――そして】
【相手の剣がこちらに届くと見るや、サーベルを顔を目がけて投げつけた込めた力は、少ない】

/遅れましたすいません...
62 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/19(火) 21:10:00.38 ID:+RqRdcoD0
>>59
「敵に回したくない……どっかの大企業の社長ですか?」
【眉をしかめ、首を傾けて聞く、可能性はゼロと思えるが】

「寝間着…やはりパジャマか、こんな所でもパジャマを着て眠るということは相当な昼寝好き、マイナスイオンたっぷりな森に行く価値はあると思いますが…」
【まだ顎に手を当てて少女が誰もいない場所へ誘導しようとするが…】
【腕時計をチラリと見て】

「そろそろ時間か…」
【用事があるのか腕時計を見てポツリと呟く】

/どんまいだな
63 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 21:12:38.20 ID:5lKNTg0k0
>>60
『近づいてくる、いや遠ざかっていくね』

【少年は能力を使い、土のプレートを相手に送り返す】

「そしてどーん」

【返したプレートに合わせていくつか発砲する】
【別に回避、防御が難しいことはない】
64 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 21:15:30.67 ID:3qUhnrKp0
>>62

ただのお金持ちや、少々のコネを持ってるだけで偉ぶってる人と一緒にしないで欲しいッスねぇ〜

【しれっと流すように、なんか途方もないこと言いやがった】

だ〜〜か〜〜ら〜〜〜、違うって何度言えばわかるッスかぁ!!

がうがうがるぐるきしゃーー!!

【反論がめんどくさくなったらしく、よく分からない奇声を上げて】
【時計を気にし始めた青年の隙を突き、一気に飛び掛かる】
【といったものの依然立ち上がってはいない、要するに低空タックルモドキである】
【当たり所が悪ければ押し倒されるぐらいはするかも知れない】
65 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/07/19(火) 21:18:56.18 ID:BURoylB30
【ピシッ……ーーーパキィィッン】
【地から咲く花様に、コンクリの地面から芽吹く、氷の華、氷柱六花の紋】
【既にあらゆる箇所で、六花が“成長”した痕と、血痕が幾つか滴り壁や地にこびり着いて居る】
【何かの野獣に引き裂かれた様な屍、無惨に倒れ伏せ】

『ーーー御免なさい、御免なさい、御免なさい』

【其の中心を、緩慢な歩みで進んで行く、蒼く長い髪の女性、光の無い凍えきった様な】
【薄く淡く暮れ泥む空の様な、瞳、一歩歩く度、呟く悲痛の言葉、また一歩、また一歩と】
【無表情に無尽蔵の如く放たれる、同じ言葉と過ちの繰り返し……ーーー既に】
【幾百もの謝罪が為され今に至っている】

『御免なさい、御免なさい、御免なさい、御免なさい、御免なさい、御免なさい』
『御免なさい、御免なs……ーーーーあら、いけぬのぅ』

『今宵までに殺めた人の数を越えて居るわ、丁度一人分、補わなんと……ーーー』

【謝罪の数は、この“妖怪”が人を殺めた数、既に数百人、勿論全盛期の頃が】
【ほとんどなのであるが、現在に於いても、其の凍てつく殺気は変わり映えする事は無い】
【彼女は小雨の路地裏にて、未だに屍の道を歩んで居た】
66 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 21:21:10.55 ID:iyesVNi9o
>>61

「本物ならもう少し『らしく』出来たんでしょうがね?」

         ピ オ リ ム
 「────『遅ぇんだよ愚図』!!」

【走っていく途中に、更に補助魔法をかけた】
【一般人程度の素早さが、一寸ばかり運動が得意な一般人程度のスピードにまで上昇する】

【     が     】


「───ッッッ!?」

【突如として投げつけられたサーベル】
【肉薄していた男にとって其れを避けることは非常に厳しいものであっただろう】
【しかし、一応勇者を気取っている人間】
【体勢を大幅に崩しながら、顔を背け、其のサーベルの下を潜ろうとする】
【其れでも、男の側頭部の金髪を大幅に持っていき】
【更に、男は目の前の相手の横を走りぬけるような形で、転げていく羽目になる】
【一応、其の時 剣を振るい相手に傷を付けようとするが、体勢が大幅に崩れた状況であり】
【狙いなど無い つまりは、常人であろうが容易に避けきれるだろう】
67 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/19(火) 21:24:17.25 ID:+RqRdcoD0
>>64
「じゃあ違う、ならやっぱりあの爆発が敵に回したくないか…」
【相変わらず考察、相手の手を暴くのが以外と好きなのだ】
【そして相手の集中力ができたのか奇声を上げて突進してくる、それに対して青年は】

「何が違うんだ! 普段着であり戦闘服であり寝間着なんだろ!」
【青年も感情を爆発させる、そして腰を低くさせ】
【左手は添えるだけ、突進してくる相手の両肩を掴み受け流すように右回転、彼女の力を使ってスルーした、悪くても勢いのせいで転ぶだけろう】
68 :【火竜炯劔】 :2011/07/19(火) 21:25:17.84 ID:+/Y1ZdoNo
>>57
まだいらっしゃいますか?
69 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 21:26:17.47 ID:h716UpnAO
>>68
/いるよ。全然いるよ!
70 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 21:30:21.07 ID:gS1CU5rGo
>>63

(ッチ、条件が読めねぇ)

【重力でプレートを捕まえ、そのまま盾に】
【漏らした一発が運悪く額にHIT】

うぼぁ!?

【思ったよりも強い衝撃に仰け反った】
【それと同時にプレートも瓦解】

/遅れました!
71 :【火竜炯劔】 :2011/07/19(火) 21:30:55.41 ID:+/Y1ZdoNo
>>57
【天を見上げてみれば墨を水に溶かす様に果ての無い闇が広がる夜空】
【鶸(ひわ)色に染まる上弦の月は周囲を輝く星々の中心で君臨していた】

【周囲を見渡してもが緑は見えず少なく体温を奪う冷たく乾いた風が啼く】
【現地の住民たちは「全ての終点」と呼ぶ廃退した荒野の中心、つまり】

【少女の歩む先、走れば直ぐ届く所に月光に照らさ、仰向けに倒れる男性がいた】

【近づいけば分かるだろうが】【男性が着ている革のジャケットは所々不自然に裂け】
【そこから滴り落ちるのは鮮やかな赤色、口元からは苦痛を漏らす男性のそばには】
【今だ乾き切らない鮮血が大量に付着する長剣が転がり、白銀の光を鈍く反射していた】

/返しにくい内容で良ければお願いします。
72 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 21:31:10.33 ID:3qUhnrKp0
>>67
あ〜〜れぇ〜〜〜

【こてん、ずさりっ、という感じで見事にスルーされる少女】

ううぅ……酷いッス……
こんな可愛い少女が抱きついてきたら、しっかりキャッチするか素直に押し倒されるのが漢の甲斐性ってモンでしょうに……

【尺取虫のようにずりずりと青々と茂る草の中を引き換えし、先ほど放り出したイルカのぬいぐるみを再び抱き上げる】
【というか抱きついてうだうだと涙を流しながらゴロンゴロンし始める】

一体なんなんッスか、こんなラッキースケベイベントをスルーするとかどういうことッスかそこの少年Aッ!!
私が『有能だけど最終的に敵組織にボロ切れのように捨てられてるヒロイン』ならこれが最初のフラグッスよ!!?
いったい自分が何をしたか理解してるんッスかッ!!!!

【全く理解できない内容ですごい怒られた】
【時間が無いならさっさとこの娘の矯正は諦めてこの場を去るべきである、というかそれを強く推す】
73 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 21:35:48.71 ID:TUtNwdmho
>>66

「本物なら――…くくっ、お前は偽物なのかい?」

【走る最中、詠唱と共に加速する速度】
【併し――投擲したサーベルの威力は覿面で、男は自身の位置から横切る様に】

「――っ...と」

【擦れ違いざま、振るわれた剣――、男は身体を引いて対処し】
【その斬撃は、服をTシャツと脇腹を切り裂く――尤も、行動に支障が出る程ではなかった】
【更に付け加えるのならば...これに依って男は、相手の剣を”記憶”する。不利になるどころか、寧ろ...】

「痛てえなあ...もうすこしざっくりいけば、楽しめるんだが」

【直ぐさま能力を行使し、得物を回収する...と、】【男の方へと振り返り、再度、サーベルを投擲した。先程よりも素早く】
【されど速度を優先したが為に雑な軌道は、相手の身体の何処に当たるか、或は擦るだけに留まるかも分からない】
74 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/19(火) 21:37:03.03 ID:+RqRdcoD0
>>72
「すまん、この街に来てから異性に恐怖する体質になってな…」
【彼女を見下ろす中、青年は少し汗を浮かべ顔を若干青くなっている】

「さっき言ったようにスケベイベントは精神的苦痛にしかならない、後少年Aじゃ無くて一般人Aだ」
【相変わらず顔を青くしながら説明をする、後者はどうでもよさそうだが】
【さて、そろそろ自主練習をしにいかなければならないので】

「じゃあ自分は用事があるので、小鳥がさえずる森の中、ハンモックの中で寝るのも通だと思うぞ」
【最後にそれだけを行って手を振って公園の出口へと駆けた、無いと思うがよほどの事が無い限り青年は足を止めることは無いだろう】
75 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 21:38:41.16 ID:5lKNTg0k0
>>70
「チャンス!」

【少年は続けざまに5発ほど打ち込み】

『弾が切れたな、いやまだまだあるね』

【能力を使い、リロードを行う、そしてさらに8発相手に向かって打ち込む】

/大丈夫ですよ
76 :【絶泰音閑】《Slice Splice and Silence》@wiki [sage]:2011/07/19(火) 21:42:01.85 ID:bzjP0eg6o
>>65
「んー……殺しの音色、匂い」

【鼻をくんくんと動かしながらブーツがコンクリートを踏み締める少女が一人、足跡からは血から漂うは血の臭い】
【腰の右側、ベルトに差し込んでいるのは一振りの東洋刀、少女の両目は黒い布で覆われていた、ふざけた様なマークを携える】
【類は友を呼ぶとでも言うのか、いや、正確には相手は妖怪でこの人影は少女―――しかし、少女も人を殺める為に生涯を捧げている】
【そして、なにやら強烈な血の臭いと音色を聞いたと思ったので、ふらりとこの場所へと足を向けたということである】

「良いね、イイね」
「まだ人を殺し足りないと思わない?」

「私と殺ろうよっ」

【口元に浮かべるは嬉しさを帯びた笑み、頬の筋肉を緩めて妖怪と対峙する、相手がこの申し出を断るとはとても思えないからだ】
【それはこの少女の異常なまでに発達した聴覚に由来する、少女は完全に聞きつけていた―――補いたい―――という言葉を】
【うずうずする、周囲の状況からしてとても普通の人間とは思えない、きっと人外の類いかもしれない、どんな殺し方をしてくるのか楽しみで仕方ない】
【死んでも良し、殺しても良し、刺し違えても良し――――嗚呼、殺し合いの舞踏会が待ち遠しい、早く音色が聞きたくて堪らない】


/まだいますかー?
77 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/07/19(火) 21:45:06.87 ID:3qUhnrKp0
>>74
へたれ、根性ナシ、甲斐性ナシの一生どーてー魔法使い〜〜〜っ!!

【既に悪口がすっごい低レベルで直接的なものになり下がっていた】
【もういろいろめんどくさくなってきたようで口撃力もガタ落ちである】

ういうい〜、あと3日間覚えてられたら実行してやんよぉ〜〜
もう良い子の眠りを妨げるんじゃないッスよぉ〜〜

【駆けていく青年に捨て台詞のようにそれだけ吐き切ると】
【そのまま起こしていた上半身をこてーん、と倒し、再び眠りについた】

/絡み乙っした!
78 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 21:45:59.90 ID:h716UpnAO
>>71
【視界に入るのは岩にしては不自然な物体。事なかれ主義で無い彼女は当然のようにそれに近づいて溜め息をつく】

落とし物なら財布の方が嬉しいですの……
【赤に染まった青年。彼女は自分の道具を消費してまで助けるほど優しく無く、かと言って無視して進むほど人でなしではなかった。】
【ゆっくりと近づいて、とりあえず息があることを確認すると、近くの剣を拾い上げて、手首まで伸びたローブの袖を肩口から切る。】
一応助ける努力はしますの。ですから襲わないでくださいね

【布の類を持ちあるいた方が良かったかな? などと考えつつ、消毒液に浸したソレを、傷口を塞いでいくように縛り上げようとした。】
【勿論抵抗することは可能だ。武術の信念を無視する事はしないので、もしも抵抗したならば、止血することを止めるだろう。】
79 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 21:49:07.35 ID:gS1CU5rGo
>>75

だっあがっ!

【重力操作でダメージを軽減しつつも、全弾食らう】

(……!)

GravityAction……

【食らった8発の弾の内、6発を浮遊させ、両手に二発持つ】

/Shoot&Boost

【6発を先に発射し、少しズラして自分も高速接近】
【右手で顔を殴るべく肉薄する】

&Shoot!

【そして、直前で手の内の2発も発射】
【殴るのはフェイントだ】
80 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/19(火) 21:49:18.65 ID:+RqRdcoD0
>>77
(へたれ? 褒め言葉だ、根性ナシ? 裏では努力してます、甲斐性ナシの一生どーてー魔法使い? ならばよし!)
【そんな事を思いつつ公園から撤退、しばらく走り続けて】

「…ふぅ、あー、腹痛い」
【腹を擦り片眉をあげる、走ったせいでは無くストレスで胃液が胃を溶かしているからだ】
【青年はリュックに腕を突っ込み胃薬と水筒を取って薬を一気に飲み込む】
【そして青年は人ごみへと紛れたとさ】

/絡み乙です
81 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 21:53:12.50 ID:iyesVNi9o
>>73

【男は、転げるも其の転げるという行為自体が体勢を立て直すことに繋がっており】
【身体を翻して、相手の方を振り返る】

「ふっ……残念ながら、仰るとおり私は贋物ですよ?」

【顔に笑みを浮かべながらも男は、自虐気味に言う】
【しかし、其処で だからなんだ? と言う表情を振り返り浮かべると】

「…………??………」

        イオラ
「────『爆ぜろよ』!!」

【何時の間にか、相手の手元に戻っていたサーベルを不思議そうな顔で一瞬だけ見詰めたかと思うと】
【すぐさま、相手の次の行動を予測】
【其の軌道上に爆発を生じさせ、軌道をずらそうとするが………】
【如何せん、対処がワンテンポ遅れている為、そう上手くは行かない】
【むしろ、変に軌道をずらしてしまったが為に】

「………くっ………流石に、ゲームの勇者様とは違って……痛いですね」

【体の中心付近で剣を受けてしまうことは無かったが、左腕からどくどくと血が流れる。どうやら、スッパリと肉を斬られてしまったようだ】
【利き腕で無かっただけ、マシかもしれないが……痛いものは痛い】

「矢張り………能力者ですか?……」
        スカラ
 「───『屁でもねぇな』!!!」

【疑問を口にしながらも、男はまたしても相手に向かって走り始めた】
【しかし、相手の能力の正体に気付いていない男は、自分の後方にサーベルが有る事を知らない】
82 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 21:54:24.76 ID:C1Lao8US0
【とある噴水のある広場】
【そこは普段ならば子供が遊び、少し五月蠅いくらいの場所であり】
【観光客などもよく訪れる場でもある。時間も人が一番集まるであろう】
【未だお天道様が一番高いところを少々過ぎたほど】
【だが、その場には人っ子一人いやしない。否、人であったものは確かに存在していた】
【それらは全て例外なく胴体を真っ二つにされており、元々一つだったそれは二つに分かれていた】
【その切れ目からは赤い液体が溢れ返って出て、内臓と思し物も幾分か窺えるほどには飛び出ていた】

「…………………」

【その血の広場で動く物が二つ】
【一つは観客を失っても尚機械的に動き続ける血に染まった噴水】
【そしてもう一つは血に汚れた黒い大剣を引き摺る、同じく血に汚れた黒い鎧】
【この騒動はこの黒い鎧によって引き起こされた】

「…………………」

【黒い鎧の中には人など存在しない。正真正銘の鎧≠ナあるのでこの広場には正しく人っ子一人いない】
【その鎧はゆっくりとした動きでその血に染まり、無数の屍で埋もれた広場を後にしようとしている】

/なんでもおk
83 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 21:59:06.88 ID:5lKNTg0k0
>>79
「能力解除!」

【少年がそう宣言すると左手に持つ銃が消える】
【それと同時に能力で造り出していたゴム弾も消える】

「ライフで受けrげふっ!」

【そして少女の拳はライフ・・・基、体で受ける】

「かはっ痛いな〜」

【そしてゆらりと腰のポケットから何かを出しつつ立ち上がった少年が放った一言は】

「うん! 降参だよ!」

【ポケットから出した白旗を振り、降参を宣言する】
84 :【火竜炯劔】 :2011/07/19(火) 21:59:16.32 ID:+/Y1ZdoNo
>>78

「……わる…………かったなァ、こんな……イケメ……ンの、俺様で」

【瞼は閉じられ自らの意思ですら、動かせず、完全な闇の中】
【次第に抜けて行く熱、風の耳を劈(つんざ)く甲高い鳴き声】

【襲いかかる睡魔の手が額を撫でる感触の中、男性は溜息を聞いた】

「ハッ……襲……わ……ねよ、餓鬼…………なんぞ」

【近づく地面に反響する小さな足音、鼓膜を揺らした声は、少女の声】
【剣が拾い上げら、布を裂いた鋭い音がすると思えば……襲いかかる痛み】

【傷を更に抉る様な痺れる痛みと圧迫感、僅かに零れた悲鳴と、揺れた体と】
【が、それだけで】【男性は特として抵抗する気配を雰囲気に滲ませる事は無かった】

「クソ、イテェ…………こん……な……時……間に…場所で…散歩たぁ……変、わった……趣味だな」
85 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:08:17.74 ID:TUtNwdmho
>>81

「いやぁ...楽しいかい? 贋物として過ごすのは、さ」

【笑みを浮かべながらの、相手の言葉】
【男の関心事といえばそれだった。果たして何かの影として生きる事が、楽しいのだろうか】
【彼はそうとは思っていなかった。――其れ故、相手を哀れむ様な、逆に馬鹿にする様な】
【そんなきらいのある...笑みを浮かべ】


「...さあ、俺をもっと楽しませてくれよ――」

【再度投擲したサーベルは命中、左腕を切り裂き...男は笑みを浮かべた。戯けた仕草で両腕を広げ】
【走り出した相手を見ては、腕を引っ込め――だが、その顔に張り付いた笑みは消えず】

「一度言ってみたかったんだ...あれ。」

【能力者か、という問いに、答えになっていない呟きを返した男は】
【不意に相手の方へと腕を向け――能力発動】【男の手に戻るため、サーベルが動く】
【その軌道には、当然相手の背中がある訳で―――……】
86 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:09:51.21 ID:LxI6gM7C0
>>82

【その血の広場に吹き抜ける、一陣の風】
【噴水の水面にいくつかの波紋が広がった後、そこに動くものがまた一つ、現れた】

「――待ちなさい! そこの鎧男!」

【現れたのは、少女。頭に被った青色のキャスケットが特徴的だった】
【歳は中学三年生程だろうか。セーラー服から帽子と同色のジャージを羽織っており】
【頭の後ろで二つに纏めて束ねた、栗色の長い髪は風に踊らされていた】

「……ッ」

【少女は鎧を制止させる言葉を投げかけた後、キッとした鋭い双眸で鎧を真正面から見据えている】
【その右手には、一本の剣がぶら下げられており――それは彼女が能力者だということを示している】
87 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:10:17.22 ID:gS1CU5rGo
>>83

……てめぇ、結構タフだな

【体で受けても平気で会話を、しかも冗談さえ言う程の体力が残っている事に唖然とする】

降参、降参ねぇ

【わっるい笑みを浮かべると】

GravityAction/Hold

【重力で捕まえ、身動きできないようにするだろう】

……なぁ、敗者は勝者に逆らえない
これは自然界の鉄則だよな?

【ニヤニヤと意地の悪い笑み】
【嫌な予感を催すには十分だ】
88 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/07/19(火) 22:13:39.59 ID:BURoylB30
>>76
『くくっ……犬が紛れて居た様じゃのぅ、残念ながら私は動物を人扱いする程』
『動物愛護するお人好しじゃ無いのでのぅ』

【ピキンッ……ーーーパキッ】
【地で固められた氷柱六花は蛇と獣の紋を浮かばす、二つ、一つずつ時を重ねて形を得て行く】
【女性の接近には、人ならぬ気配が皆無な此の場では、気付かない訳も無かった、妖しく笑み】
【其の少女に軽い挑発にも取れる文句を付け足しながら、振り返る】
【凛々しくして、誇る殺気は、冷血に塗り固められた、冷静な興奮……ーーー】

『ま、犬なりに、良く吠える様じゃが、私には興が無い』

【彼女は既に路地裏の壁に薄く凍って光る、方向を向きつつ、興味が無い様に】
【無警戒に背中を向ける……ーーー】
【然かし、続く六花の成長、明らかに解いて居ない臨戦体勢、だが敢えて無抵抗な様な素振りを見せる】
【その所以は、相手が本質的に殺しを楽しむ性格を持つなら】
【……ーーー其れを侮辱する行為に等しいから】

【氷柱六花×2 ニレス成長】

/済まないッ、反応遅れたッ
89 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 22:15:55.96 ID:h716UpnAO
>>84
意識はあるんですね。やっぱり武具を扱う方々は頑丈ですの。

【自分ならとっくに死に絶えているだろうに、本当に頑丈だ。出来る限り敵に回したく無いし、恩を売っておくのも悪くは無い。】
【ゆらりゆらりとランプに照らさた青年の傷口を確認しては、赤で染まった指で力の限り結び上げる作業を繰り返す。】

こんな場所で斬り合うより、よっぽどまともな趣味ですよ
剣キチか、恨みを買ったか、快楽殺人鬼かは知りませんが……

【比較的単純な作業が故、かすれ声の青年とは対象的に口数が多くなる少女。】
【それは意識を引き止めるという点では意味があるのかも知れないが、残念ながら其処まで考える献身的な人物では無かった】

裁縫道具なんて持ち歩いていないのでここまでです。
そして引き摺る力も無いので、街まで向かうのは無理ですの

【行くも帰るも留まるも、気分次第なのだが、可能はとりあえずぺたんとその場に座り込んだ。】
90 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:18:53.34 ID:C1Lao8US0
>>86
「?」

【突然声をかけられ立ち止まり、少女へ振り返る】
【ちなみにこの鎧は鎧であるため性別はないので、鎧男という呼称は適切でない】

「……………どうした?」

【物々しく鎧が声を出す。しかしその声の出どころは不明であり、男女の声が幾つも重なったような】
【しかしそうでないような、よくわからない声を発している】

【鎧は何故自分が呼び止められたのか理解していない】
【だって鎧は人も動物も植物も空気でさえ同じ存在―――等価値―――だと思っているのだ】
【人を斬って何が悪い?というわけである】

【否、鎧には鎧なりの理由があった】
【この熱い夏。鬱陶しい虫。子供の飼育の対象となる虫。殺される虫】
【鎧からすれば立派な殺戮行為≠セ。つまり、虫に為に斬った】

「……………何かようか?」
91 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:20:08.18 ID:iyesVNi9o
>>85

「以外にも悪くないものですよ?」
 「何しろ、肩書きだけは勇者ですからね。 ───『貴方を殺せる』」

【男はそれ程、現状に不満を覚えているわけではないようだった】
【しかし、相手の表情と物言いに若干の不満を男は覚えたのであろう】
【吐き捨てるように、しかし笑みを浮かべたまま言葉を紡ぎ】


「……では、必殺技でもお見せいたしましょうかね?」

【男がそういうと、剣が仄かに輝き始める】
【バイキルトと唱えたときの輝きとは違い、其れは指数関数的に其の輝きを増して行き】
【そして】

【不慮の事故として男の背中にサーベルが刺さろうと顎を開くより前に】
【素早さが標準より上がっている彼は走るより早く、ステップを踏む】
【剣の輝きは、非常に眩しい………】


「『    ────ギガ    スラッシュ』」

【男の背中にサーベルが刺さる済んでの所で男は其の技を発動した】
【勇者。  勇者の技である】
【しかし、此の男は其の『勇者の贋物』であり、必殺技は必殺技足りえない】
【其れでも、剣に斬られる+αのダメージは、此の剣に十分宿っている】
【此の技は、タダその力が宿った剣を振るうだけだ。 最も、少しばかりリーチは伸びているが】

【もちろん、男が近づいてくるまでに時間はあったが、余裕をかましていたとすれば】
【急な、テンポアップについて来られるだろうか?】
【最も、避けても斬っても、男が背中から迫り来るサーベルを避けるすべは男には無い】
92 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 22:20:34.72 ID:5lKNTg0k0
>>87
「うん?・・・動けないな」

【少年は体を何かで押さえつけられていることに気が付く】

「まあそうなんだろうね、それで君は俺に何を望むのかな?」

【動けない状況にもかかわらず、そんなの関係ないとばかりに少年は相手の少女に問う】
93 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:29:39.74 ID:LxI6gM7C0
>>90

【発せられた声に、相手は男性ではないのか、と自身の推測が違ったことに驚く】
【しかし、そんなことに驚いている場合ではなかった。もっと驚くべき事が、今目の前にある】
【鎧の態度は人を斬った直後とは思えないほど冷静沈着なものであり、少女の心は戸惑った】

「ど、ど……」

【どうした? じゃない――そう言葉を紡ごうとするが、上手く言葉が口から出ない】
【喉のところで詰まってしまっている】
【少女は一旦口を閉じ、首をぶんぶんと左右に振った後、大きく深呼吸をし――】

「どうしたもこうしたもないわよ! あんた、どうしてこんなことしたわけ!?」

【こんなこと、とは少女から見た殺戮行為のことである】
【鎧の持つ価値観を少女は知らない。故に少女の言葉は相手を糾弾するものであり、鎧を射抜く眼光は鋭いものだった】
94 :【絶泰音閑】《Slice Splice and Silence》@wiki [sage]:2011/07/19(火) 22:31:52.32 ID:bzjP0eg6o
>>88
「えっ―――――――」

【満面の笑みを口で体現しながら期待していた少女に返されるは予想外の言葉、そしてもっとも嫌な言葉であった】
【てっきり相手が人を殺めるのを好む気質かと思ったのだが、こちらの挑戦を完全にスルーし踵を返す始末】
【嫌味な正義野郎ならば『仕方ないな……』なんてキザな台詞を言いながら殺そうとして来てくれると言うのに、なのに】
【だが、まぁ、当然と言えば当然、むしろそもそも自分から何の理由もなく殺し合いをしたがる存在の方が珍しいのだ】

【ならば】

「……意外とノリ悪いね、おばさん」

【そう言いながら左手を右腰に差し込まれている刀の柄へとぬらりと持っていき、こちらに相手が視線を向けていなくとも見せつけるように】
【月明かりを存分に浴びせるかのようにゆっくりと引き抜いていき、そして空気を切り裂くかのように一度ぶんと左側へと刀を振るう】
【今日の調子もいつも通り良いと確認すると、左手の指を器用に動かしてサッと持ち方を逆手持ちに変えると、やや前屈みになって上体を倒す】
【しかし、倒し切る様なことはもちろんなく、右手に少し力を入れていながらも右腕は若干垂らした様子を持たせ、左腕の刀身は地面と水平の形を取る】
【姿勢を低くした独自の構え、通常ならば隙が在り過ぎの有り得ない構えであるが、これが少女なりに一番と思えた構えなのであった】

「ま、こうすれば無視できないで――――しょっ!」

【―――右足で地面を勢いよく蹴り上げると少女はその体躯からは考えられない怪力で相手へと向かって跳躍し、一気に間合いを詰めてしまおうとする】
【もし、間合いを詰める事に成功し、相手がこちらを向いていようがいまいが刀の有効距離に入ったならば当然の如く左手に持つ刀を左から右へと横に振るうだろう】
【狙いは一応相手の首ではあるが、一撃必殺なんてのは無能力者共に対してしか有り得ない話であり、期待はしていなかった】
【だだ、相手がこちらへと意識を向けざるを得ないようにする為の牽制攻撃とも言える―――これで死んでくれるならば、儲けものではあるのだが】
95 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:34:11.52 ID:gS1CU5rGo
>>92

なぁに、簡単だ

1、戦える場所かなんか知らねえか?

2、お前今からアタシの下僕な

3、能力について明しな

この三つを叶えてくれればいいだけだ、な?

【簡単だろ?と言いたげに】

(……はぁ)

【呆れて溜息をつく小鳥】
96 :【火竜炯劔】 :2011/07/19(火) 22:35:13.32 ID:+/Y1ZdoNo
>>89

「……とり……あえ……ず、てめぇに……引きづる…………力……が合ったらこぇわ」

【常時、勢いを増し脳内を焼いて行く痛みと少女の平坦な感情の声は】
【誘いの睡魔、迎え掛けた終わりの幕を軽やかに退けて、呻き声と共に開く】

「剣キ……チ……快楽……殺……人者…………褒め言葉として……受けとる……わ」

【男性の瞳孔が開き猛禽類と良く似た瞳が、首が傾けられる共に仄かな光に】
【浮かび上がるエメラルドの瞳を持つ少女の姿を写し出し……浮かばせた苦笑い】
【深く吸い込んだ冷やかな空気、膨らむ胸と入れる力、起き上がろうと……されど】

「…………なぁ…………てめ……ぇの……名は……なんっう……んだ?」

【身体は僅かに浮き上がり、虚しく地面に落ち戻り、男性は零したのは溜息】
【余計痛みが追加された身体に、眉間のシワを深くしながら……瞳は夜空を向いていた】
97 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:38:10.07 ID:C1Lao8US0
>>93
【相手はどうやら怒っているようだ】
【自分の行った正しいであろう行為に対いして怒っている】

「…………」

【ど、ど……と言われたってわからない】
【何も言葉を発さずに少女の言葉を待つ】
【黒い鎧はじっと、恐るべきほどじっと待っている】

「……………そんなことか」

【それだけ聞くと、鎧は剣をその場に置きゆっくりと歩き出す】
【目指すは一人の女性が斬られて佇んでいるベンチ】
【そこに到着すると何かを探し、拾い、戻ってきた】

「…………これを見ろ」

【そう言って右手を少女に示す鎧】
【その掌の上には多分先ほどの女性に叩き潰されたであろう蚊≠フ姿がある】
【鎧はこの蚊≠フ死の報復として当然のように女性を斬ったのだ】
98 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 22:38:20.29 ID:5lKNTg0k0
>>95
1戦える場所くらい俺の能力で作れるよ

2OK、わかった

3否定した物事を現象として具現化できる能力だよ

「さあ、これでいいのかいご主人様」

【こともなげに下僕となった少年はご主人となった人物の質問全てに答える】
99 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:41:27.65 ID:GeAUM8TVo
>>91

「それなら、いいんだがね...おい、そんな理由かよ」

【楽しいのならば、いいだろう...人ごとながら生まれた単純な好奇心はそんな形で霧消し】
【殺す――敢えてもう一度口にした相手に、鋭い眼光を向けた】
【されど背後から迫る刃、の存在を知っていたから、男の警戒は、薄く、薄く――】

【必殺技、その響きに興味を惹かれつつ、然れどそれが見られる事は無いだろう】
【高を括っていた。能力への、過信――…そんな風な事が言えるのだろうか】

「ほう...必殺わ――ざ――…ッ!?」

【ぐん、】【目の前の男の速度が、不意に上昇する】
【男の顔から笑みが消え、其れが焦りに変わる時間も残されておらず。咄嗟に左腕を、動かすのみで】

「ぐ、あああああああっ!!!」

【寸での所で庇われた胸の辺りを残し、男の身体を斜めに、加えて左腕に――深々と斬撃は突き刺さった】
【男は鮮血を吹き出させながら、後ろへと倒れる。意識が辛うじてあるかどうか、反撃する術は....】
100 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 22:44:36.10 ID:h716UpnAO
>>96
うわぁー……。逃げたくなる二つかぁー……

【相手が手負いの身で無ければ絶対に関わりたく無い人種。特に能力的にも相性が悪い。】
【この出会いだからこそ会話が成り立つ相手なんだな。と運命に感謝して、言葉を続ける。】

名前………? ん〜〜。メルヴィーナ・ノルンですの。
御礼なら諭吉さん以上の価値のものを私宛てにランカーズへ送ってください

【指を口元に当て一瞬悩むが、名前を教えた所で害は無い。】
【さり気なく御礼の催促を入れているが、それが彼女だ。硬派に見える青年とは逆に、実に雰囲気がほわほわとしている】

貴方の御名前は?
101 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:45:09.00 ID:gS1CU5rGo
>>98

ちげぇよ、戦える場所っつーのはアレだ、ギルドとかそういう類の集団だ

【自分の説明が悪いのに人のせいにするような口調】
【性格の悪さが知れる】

おー、素直なのはいいことだ

【うむうむ、と頷く】
【偉そうだ】

じゃあ早速アタシになんか作ってくれねーか?
さっきみたいな事ができるんなら武器作れんだろ?

【重力を解く】
【怪我をさせないようにゆっくりと下ろしてからだが】
102 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/07/19(火) 22:47:01.37 ID:aedFW37Oo
「わたし……まだ眠いであります……」

『わんっ!』

【欠伸をしながら不機嫌そうに呟きながら金髪の少女が夜の街をペタペタとサンダルで歩く】
【この頃夜型の生活を送っているらしくこの時間であるというのに寝起きなご様子】

【白のワンピを着ていて肩からは大き目のカバンをかけていた】

【少女の右手から伸びるリードの先には柴犬の子供がいてぐいぐいと飼い主を引っ張り】
【先導しながら道を歩いていく―――不機嫌そうな飼い主と対照的に子犬は元気】

【毎日通っている静かな散歩道をゆっくりと歩いていく少女と子犬】
103 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:48:22.38 ID:LxI6gM7C0
>>97

「そんなことって……!」

【鎧の態度に、少女はさらに激語を飛ばそうとするが、言葉は途中で途切れた】
【剣をその場に置き、斬られた女性が佇んでいるベンチへと鎧が行く様を見て――】
【いや、正確には斬られた女性を直視し、少女は】

「う……」

【と、小さく唸り、顔を背けた】
【人の死体など、彼女はあまり見たことが無い。正直、この場にいるだけでも精神的には一杯一杯であった】

「……なによ、それ」

【背けた顔を戻し、示された鎧の右手に目を落とす】
【その掌の上に置かれた、叩き潰された小さな蚊の姿を見ても、彼女は一体相手が何を言っているのか理解できなかった】
【顎に手を当て、考えを巡らせる。しばらくした後、少女ははっと顔を上げて鎧を見上げた】

「もしかして……この蚊が殺されたから、あんたはあの人を殺したっていうの……!?」

【少女の目は見開かれ、そんなの信じられないといった様子だった】
104 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 22:48:44.47 ID:5lKNTg0k0
>>101
「う〜んそういう所は知らないね」

【よく散歩はするがそういった所には行ったことはない】

「武器・・・どういうのが良いんだい、ご主人」

【武器と言ってもいろいろある、まずは何を作るのかを決めてもらわないと話にならない】
105 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 22:54:53.63 ID:gS1CU5rGo
>>104

ッチ、そうか……
まぁまた見つけたら教えてくれや

【戦いたい、これが少女――桜の基本的な行動だ】

そうだな、刀とか――そのへん
俺の能力と合うようなど派手なのくれよ

【注文が凄い雑】
【かっこ良ければいい、そんな感じらしい】
【重力操作があれば大半は確かに振り回せるが】
106 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:56:01.14 ID:iyesVNi9o
>>99

【勝利の瞬間】
【確かに、此の瞬間、ほんのコンマ数秒の間】
【此の男は絶対的に勝者であり、勇者であった】
【敵を必殺技で倒し、其の後に、始末をつける】
【勇者が、勇者として十分に勇者足りうる行動を行おうと、いう気持ちが働く隙も無いほどに一瞬の後】



        ……サクリ


「──────が……フッ!?」


【今迄、まるで恋する少女のように純情に男の背後を追っていたサーベルは】
【突如として、其の姿を野獣の『其れ』と変え、男の襲い掛かったのだ】

【胸から突出するは、ぬらりと濡れたサーベル】
【正に、 ”反応する暇も無く” 其のサーベルに突き刺された男は、一瞬の間の後 自分の胸を見詰める】
【痛恨の一撃とでも言うべきだろうか】
【瞬く間に、男の全身から HP が失われて行く】
【────しかし】


             メ ガ ン テ
「───────『 糞ったれが 』ッッ」


【残りのHPは幾らほどだっただろうか? そんなことは関係ない】
【既に、一撃は彼を絶命させ、延命の余地を一切奪っている】
【ならば、彼のすることは一つ】
【本来、パーティーであるからこそ使える此の技を、使ってしまう。 即ち、ゲームオーバー】

【HPの殆ど残っていない、彼の此の魔法は中規模の爆発を起こすだろう】
【本物の勇者ならば、もっともっと大きな爆発だっただろうに…………】


【終末を希う剣】 死亡
107 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 22:57:26.22 ID:C1Lao8US0
>>103
「……………」

【鎧は黙って少女に考えるよう促す】
【余計な口は挟まないし、余計なことを考えさせない】
【ん、どうやら少女は考え終わったようだ】

「……………その通りだが……悪いか?」

【ちなみにこの鎧、律儀なことに何も殺していない人間には手を出していない】
【だがこの鎧からすれば物にも命があり、その命も含めて等しい為、器物破損も対象に入っている】
【少女が信じられなくたってずっとそうやって来た。全て等しい】
【絶対平等。人の命が特別重たいなんてことはないのだ】

「……………用がないなら私は去るのみ。用はあるのか?」

【手に持っていた蚊をそっと地面に置き、合掌した後、再び大剣を手に取り少女に問う】
【用はあるのか?と】
108 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/07/19(火) 22:59:05.30 ID:BURoylB30
>>94
『悪いが、私は私が楽しみたい事以外に興味が無いのでのぅ……ーーー』

【着物の振り袖を振り撒く様に、含み笑いに近い冷笑を浮かべて、艶やかな心地すら響かす】
【彼女は、少女が近付くのを、壁に凍った、薄い氷越しで覗いて居た、前述で向いて方向の意図は】
【そこに有った……ーーーそう、既に戦いは始まって居た】
【単純な、挑発を込めた事前に仕込んだ、トラップ】
【妖怪たる彼女は常に人を欺くのが、当たり前で有るのだから、故に畏怖の対象として存在する】

『捕縛し絞めあげい……ーーー“雪花大蛇”』

【丁度、跳躍を為した頃合に、一つの氷柱六花が、開花する……ーーー三レス使用、雪の大蛇】
【蛇の長い体に、15cmはある太さの、巨体に長さはおよそながら4m辺りか、雪の体】
【質感は、なかなか溶けない人の手に固められた雪、斬るにも力が居るであろう】
【彼女への間合い数歩手前辺りで、蛇は能力者の、命令に従う様に、長い体を渦巻かせ】
【とぐろの様に縛り上げんと出現位置から、壁を伝って、少女を巻き囲もうとする】

『さて、お望み通り、[ピーーー]気で貴様に絡んでやろう、せいぜい楽しませよ、犬公』

【氷柱六花×1 三レス】
109 :【火竜炯劔】 :2011/07/19(火) 22:59:31.21 ID:+/Y1ZdoNo
>>100

【僅かに引いた色の少女、男性は、くだらねぇと、肩を上に上げて、言った】

「ったく……さっきも……言ったがただの餓鬼は……襲わねぇっての……で名前か」

【ふと、黙り込む、右の眉を上げて、空白の時間、考えこむように、】
【少女と、正反対、纏う空気に、鋭さを混ぜ込み、……そして】

「曹……曹・策連……だ……」

【ふと、息を零し、鋭さを消し去り、纏うのは、何故か、安堵の柔らかさ】
【砂が擦れた音がした、腕を上げて、伸ばした指の先は男性は、地面に置かれた剣】

「さりげ……なく……謝礼……要求して……んじゃねぇよ」
「……まぁ…………確……かに、渡すべきだ……が……なん……ならよう」
「あの……剣持って……いくか……ハハッ……あれで……も国宝だぜ?」


「…………………下手……に扱……うと大火傷を追う…………がな」
110 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/19(火) 23:02:22.72 ID:5lKNTg0k0
>>105
「OKまかせて」

【少年はそう言うと集中する】

『ご主人は武器は持っていない、いや持っているね』

【その瞬間、光が現れ6本の剣が現れる】

「はい、派手にしておいたよー」

【その剣には赤と金色が見事な縞模様を作っている】
【重力操作を使えば6本すべてを扱うことも可能だろう、本数が増えればその分動きが単調になるだろうが】

「では俺はこの辺で、またねご主人」

【そう言うと歩き出す少年、勝手に主から離れる奴がいるか】
/申し訳ありませんがここで落ちます
/絡みありがとうございました
111 :【万生変幻】 あらゆる生物に変化可能 [sage]:2011/07/19(火) 23:02:35.61 ID:E/plQFJa0
【とある森林・・・】

「無念・・・実に無念・・・」
【切り倒された木に向かって一人の男が悲しげな目を向けていた】

「愚かな人間共・・・母なる大地を汚しその歪なる目的が為に我等を[ピーーー]」
「貴様等が誰から生まれたのかも忘れ我等が母の畏怖を忘れた者共」
「汚された大地は貴様等を呪い続けるだろう」
「最早貴様等を生かす事はない・・・」
「絶望と死を以って己等の愚かさを思い知るがいい!」

【男が森林を抜け街に向け歩き出した…】
112 :【重力皇女】殺さない殺人鬼 [sage saga]:2011/07/19(火) 23:09:51.22 ID:gS1CU5rGo
>>110

おう、ありがとうな

【ニカッ、と獰猛な笑みを浮かべると以外にも素直に礼を言った】

そんじゃ次hッ

(……いい加減に、しなさい)

……わぁったよぉ

そんじゃあなー

【小鳥に怒られ、剣を携えると】
【ひょうひょうとした足取りで去っていった】

/此方も丁度でした……!
/絡みおつありでした!
113 :【回収刀賊】引き寄せるよ。@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 23:11:00.92 ID:GeAUM8TVo
>>106
【力が急激に抜けていくのを感じながら、男を見上げていた】
【霞む意識、朧げな視界の中――勇者の胸から突き出る、サーベルの切っ先を】

「ははっ...これで.....ゲームオーバーだ.....な」

【苦し気に、残った僅かな命を削りながら男は、楽し気に言葉を紡ぐ】
【この傷では――…。自分にもまた、バッドエンドが近づいているのを感じながら】

【嗚呼、エンヴィに一言謝らなければ――…短い人生だった】
【瞳は虚ろに、視界は塗りつぶされ腕はがくりと崩れ落ちた】
【其れでも男は思考を続ける。果たして自分は正しかったのだろうか?楽しい人生だったろうか?】

【答えは出る前に、爆発は男の身体を飲み込んだ】



【そして、最後に残っていたモノは―――】


【回収刀賊】 死亡


/絡みあり乙でした!
114 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/19(火) 23:11:02.25 ID:LxI6gM7C0
>>107

「わ、わ……」

【悪いに決まってる――そう言おうとするが、再び言葉は詰まった】
【果たしてこの鎧は悪いのだろうか? という考えが少女の脳裏に浮かんでいた】
【潰された蚊の報復のために人を殺す。それは信じられない思想であれど、絶対平等という価値観が見えた】

「……用は――あるわ」

【やっとのことで絞り出した声は、鎧をこの場に引き留める言葉だった】
【左の拳を固く握りしめ、先刻よりも怒りが薄まった瞳で相手を捉える】

「何が悪いか? よ。悪いに決まってるじゃない。あんたは人を殺したんだから。
 人も生き物も平等に見ているのか何なのか知らないけど、あんたは何様のつもりよ?
 あんたが何様かは知らないけど、蚊を殺した人を殺したあんたは、今ここで――」

【饒舌に言葉を紡ぐ少女は、剣の柄を右手で握る】
【そして鞘を左手で持ち、右手に力を入れて抜刀し】

「あたしにボコボコにされても、文句はないわよね?」

【剣の切っ先を相手に向け、そう言い放つ】
115 :【終末を希う剣】贋物の勇者ニコライ @wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 23:12:08.08 ID:iyesVNi9o
>>113
//こちらこそ、辛味あり&乙津でした!!
116 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 23:15:11.66 ID:h716UpnAO
>>109
あの剣? ぶっちゃけ私には重すぎて質屋に流す以外の使い道がありませんの
それに町につくまで持ち歩けると思ったら大間違いですのよ

【体力的な面で重りにしかならない。作業のローブを切る作業も、剣を地面に起きわざわざ自分から動いた程だ。】
【多分道中で捨てる。それに護身用具がソレしか無さそうなので奪っていくのも気が引ける。それに……】

まぁ、国宝と火傷いうのは気になりますし、それについてレポートを纏めてランカーズ経由で私へと送ってください。
それプラス私が困っていたら助けてくれるだけでいいですの

【剣自体より剣の持つ物語の方の方が興味がある。いや、だが前者も後者もそこそこ厄介な類の謝礼の要求か。】
【彼女は平然と自然体のまま言ってのけている。】
117 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 23:15:39.82 ID:h716UpnAO
>>109
あの剣? ぶっちゃけ私には重すぎて質屋に流す以外の使い道がありませんの
それに町につくまで持ち歩けると思ったら大間違いですのよ

【体力的な面で重りにしかならない。作業のローブを切る作業も、剣を地面に起きわざわざ自分から動いた程だ。】
【多分道中で捨てる。それに護身用具がソレしか無さそうなので奪っていくのも気が引ける。それに……】

まぁ、国宝と火傷いうのは気になりますし、それについてレポートを纏めてランカーズ経由で私へと送ってください。
それプラス私が困っていたら助けてくれるだけでいいですの

【剣自体より剣の持つ物語の方の方が興味がある。いや、だが前者も後者もそこそこ厄介な類の謝礼の要求か。】
【彼女は平然と自然体のまま言ってのけている。】
118 :【絶泰音閑】《Slice Splice and Silence》@wiki [sage]:2011/07/19(火) 23:20:45.51 ID:bzjP0eg6o
>>108
「うっぷす……ッ!!」

【気が付いた時には眼前には巨大な蛇が行く手を阻んでいた、それでいて車は急には止まれない状態にあったのだ】
【空中で動きを返られるものなんてそうそういないだろう、ましてや自分は妖怪なんてケッタイなものではなく――人間】
【まんまと相手の術中に嵌り落ち、体をあっという間に雪の大蛇に巻き付かれ、締めあげられてしまう盲目の少女】
【目をパチパチさせて驚く……というのは無理であるが、冷や汗を一つ垂らしてこの異常事態に驚かざるを得ない】

「……イイね、スゴク」

【この締めあげられる感覚―――とてつもなく堪らない、生命を奪われていると言う感じがするのが非常に高評価だ】
【加えて、この低温からなる体温を奪っていく方法も中々に良い、ある意味での心地良さが在る、雪山で眠くなる現象と言うヤツだろうか】
【とかくも、久しぶりに会った上質な"敵"、ここで死んでしまうにはまだ惜しい、もう少し殺したり殺されたりを繰り返してみたいではないか―――】

「――――でも、『締め上げる』っていうのは少し地味で静か過ぎるね」

【ここからは音の世界―――――――祭囃子が人を殺し、爽やかな風は決して守ってくれない世界―――――――】
【少女は刀を下から上へとぶんと振り上げようとした―――ただそれだけ、強いて言うならば少女がかなりの怪力を持つことくらい】
【だが、異常が起きている点は相手の方なのであった、その締め上げると言う方法が仇となる、主へと反逆ののろしをあげる】
【殺人狂が持つその刀は喧騒を好み静寂を文字通り切り裂く刀、締め上げるなんて言う静かな殺し方―――簡単に切り捨ててしまう】
【この『世界』はあくまで少女と日本刀だけしか入り込めず、例えそれが大蛇であろうと妖怪であろうとその世界の法則を受けることはないが】

【少女と刀がその世界を作ってしまった以上、元の世界で言う『質量』だとか『密度』だとか『硬度』なんていうのは意味を成さない】
【『騒々しい』か『静か』でるかで全てを決める、騒々しい者は固くなり、実体を持ち、少女へと触れる権利を持つことが出来る】
【一方で、例えば"締め上げる"なんていう静かな物質、事象は脆く柔らかくなり、静寂を切り裂く日本刀がその凶刃を振るうこととなる】
【無音ならば、決して少女へと触れる事はなく、『音の世界』としてはその物体の存在そのものを否定してしまうのだ―――音色、音楽、騒音、音、それこそが全ての世界】
119 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 23:22:01.32 ID:C1Lao8US0
>>114
「……………なんだ」

【結局用はあるそうだ。再び少女に向き直る】

「………人だけが人を裁けると思うな」
「………………お前たちは一番偉いのか?尊いのか?」
「……………人≠殺した人=Bそれを殺した人≠ヘ罪に問われるのか?」
「…………………人≠ナあるお前も…………物≠ナある私も…同じ価値だ」

【いきなり難しいことを言い始めた鎧】
【人が一番偉いわけでも尊いわけでもない】
【殺人者を死刑にした人は殺人罪に問われない】
【だが、別に人が嫌いなわけではない。鎧はそういう旨のことを言った】

「………………文句はない…………だが」
「………………やってはやり返す……それではいつまで経っても終わりがない」
「………とだけ言わせてもらう」

【どうやらボコボコにされても文句はないようである】
【まあ、コレは正真正銘、鎧なので斬鉄できないのならばボコボコになど出来ないが】
120 :【火竜炯劔】 :2011/07/19(火) 23:33:26.67 ID:+/Y1ZdoNo
>>117

【ゴホ、と。】【湧き出た咳と口元から僅かに垂れ、流れた赤い筋を】
【男性は手で拭い】【その答えは当たり前かと、心の奥、呟きを】

「おいおい…………謝……礼が……やたら多い、お嬢……さん……だぜ」

【少女との会話が何時の間にか身体を蝕む痛みを、軽減させた様だと】
【意識を身体に向けてみれば、今だ這いずる痛みだが……動くのならば】
【再び口から息を深く吸い込み、取り込む酸素は心臓の鼓動を早め沸く力】

【両腕を後ろに引き、肘を当て持ちあげる身体、痛みが押し倒そうとするが】
【僅かに顰められた眉、耐えて、これしき、男性は緩慢に起き上がり】

「……ふぅ……レポート……めんどくせぇが……云々は……まだしも……」
「困った時は助けてほしいってぇ……のは……俺様に……護衛につけと?」

「────ま、……かまわねぇけどな……貸しは……作り……たくねぇし」

【男性の猛禽類の瞳は、少女の緑の瞳と同じ高さ、男性の瞳には……嘘の光は輝かず】
121 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/19(火) 23:35:50.97 ID:LxI6gM7C0
>>119

「…………………」

【鎧の言葉に、少女は押し黙った】
【人が一番偉いわけでも尊いわけでもない。全てを平等に見るならば、確かにそうだろう】
【そして、鎧の言葉の中から一つ気になる言葉があった】

(……物?)

【この鎧――人間ではないのか? その事実に、少女はようやく気が付いた】
【それと同時に、合点がいく。“物”から見れば、生き物なんて皆同じに見えるのかもしれない】

「うぐ……」

【少女の剣を握る手が震える。鎧の言う言葉は最もであった】
【確かに、終わりが無い。無限に続いて、どこまで行っても終わりが無くて、やがて途方に暮れるかもしれない】
【少女は難しい表情になり、低く唸り声を上げる】
【今この場で自分が何をすることが正しいのか――分からなくなってしまった】

「……だったら、終わりがないなら……ここで終わりにしましょう」

【悩み抜いた結果、少女は剣を鞘に収め、鎧を真っ直ぐに見据えた】
【そして、鎧が斬り伏せた女性を指で指し示し】

「あたしと一緒に、あの人を弔いなさい。蚊に向けて合掌が出来るあんたに、出来ないとは言わせないわよ。
 殺したなら殺したで、きちんと最後まで誠意を持って“終わらせなさい”」

【あたしも手伝うから、と少女は最後にそう付け足した】
122 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/19(火) 23:47:26.64 ID:h716UpnAO
>>120
いえ、護衛含む使いっぱしりですの。別に私について歩く必要はありませんが

【気高い意思を持つ青年にスーパーの袋を持ったりさせるのは嫌な顔をされそうだが、これは一応彼女なりの配慮。】
【護衛などにつかせて命を掛けさせるより、アンパンと牛乳を買わせに行かした方がよっぽど楽だろう。精神面除く。そして多分。】

動けます?
娼婦の真似はしませんが、朝までこの場で回復を見守るぐらいはしますよ? 

【口から流れ落ちる液体を目視したなら、一応心配にはなる。】
【幸い季節は夏。月明かりの下で野宿も悪くは無い】
123 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/19(火) 23:47:49.98 ID:C1Lao8US0
>>121
「……………どうした?」

【いきなり押し黙る少女を少し心配する鎧】
【何もしていなければ普通に優しい心だって持ち合わせている】

――――物である

【この鎧は兜を取ったところで中身はない】
【だから元々人ですらないのだ。なのに人を贔屓する必要もない】

「…………………」

【どうやら鎧の言葉の一つ一つが図らずも少女に刺激を与えていたようである】
【その刺激は少女にとって良く働いたか、悪く働いたかは分からない】
【分からないが震えているのは鎧にだって分かる。だからまた心配する】

「………………何をする気だ?」

【少女はこちらに向けていた剣を鞘に納め、真っ直ぐに鎧を見る少女】
【そして先ほどの女性を指し示す】

「…………………一人だけか?」
「………勿論弔うのは良い。それは吝かではない」
「…………全員だ」

【この場にいる命あるもの全て≠弔う】
【人。虫。それから石や木の葉に至るまで全て】
【全て、誠意をもって弔う。贔屓は許されない】
124 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/07/19(火) 23:53:09.94 ID:BURoylB30
>>118
『む……ーーー?』

【絞め上げた感覚が無いかの様な、掬えぬ水面の様に、不明瞭な感覚、雪の蛇に音は地を這う音】
【空気を冷やし、氷柱のピキリと響く微かな音、雪自体は音は通しにくい物質、故に】
【音の世界に浸る少女に、自身の巨体で絞める愚か、触れるのはままならないだろうが】
【彼女には、妙な違和感と背をそそる予感しか感じ得ず、其の事象が理解不能、判断材料が少なすぎる】
【見せるのは狼狽……ーーー】

『異能の力か、妙な術を使いおるの、じゃが、其れ位はしないとやり甲斐は無いよのぅ♪』
『雪花大蛇ーーー……戻り、我を守る、脚と成れ』

【手を掲げて、大蛇に壁を伝わらせ、自身の周囲を守り固める様に、今度は彼女自身を余白を入れ囲む】
【円を造る様に、蛇の体は斬新な椅子の様に彼女に腰掛けさせ、其の状態を維持しつつ】
【其れは蛇に乗った状態、蛇の機動力を己の脚代わりにして居るのだろう】
【彼女の場合……ーーーより強力な氷の生命を造り上げるのに時間を要する】

『さて、そろそろか、メインディッシュの完成間近、犬公はどう出るやらのぅ』

【結局、能力は理解出来ぬまま……ーーー防御態勢を取る】
【氷柱六花 4レス
125 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/19(火) 23:58:32.28 ID:LxI6gM7C0
>>123

「…………」

【蚊と鎧に気を取られ、忘れていた。今この広場には、無数の屍が転がっていることを】
【少女は目を瞑り、こめかみに手を当てた後】

「……もちろんよ。ちょっと待ってなさい」

【少女は言うと、まるで疾風のような速さでその場から去っていき】
【数秒後には、シャベルを片手に戻ってきた】

「全員って、ほんとに全てよね……」

【少女は肩をすくめ、小さく呟いてその場に屈みこんだ】
【そこに落ちていた木の葉を拾い上げ、見詰める。これからすることは、本当に骨の折れることだろう】
126 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 00:04:21.80 ID:45pSj9nR0
>>125
「…………」

【少女がどこかへと消えて行った】
【と思ったら帰ってきた】
【その手にはシャベルが握られている】

「………当たり前だ」

【早速鎧は素手(?)で広場の端にある空き地的な場所に穴を掘りだした】
【まあ、ゆっくりだった】

「……………私が穴を掘るのはダメだな」
「…………………すまないがお前が掘ってくれ」

【言うや否や鎧は噴水広場に戻り、無数の死体を運ぶことにしたらしかった】
127 :【火竜炯劔】 :2011/07/20(水) 00:08:39.30 ID:cq9TvxVso
>>122
【不意に……力が抜けた、それは少女の答えが余りにも軽かった為なのかどうなのか】
【男性の重い身体が重力に寄り添い地面に落ち、僅かに誇りを巻き上げながら、音がなる】

「……ぐほっ」「…………悪りぃ……動けそうねぇ…………ったく、なさけねぇ」
「……てか、メルヴィーナ……だっか……気が抜けてると……言うか優しいというか」

【地面に哀れに倒れんだ、男性は細めた瞳、感情が見にくい少女を眺めるそれは】
【まるで……眩しい、太陽の光を見る様に、……唇を歪め浮かべたのは僅かな笑み】

「もし……てめぇみたいな奴が彼処に……いや、どうでも……」
「…………あ〜〜〜〜くそっ、使いぱしりってなんだよっー、元皇子だぜ?俺」

【そしつ、男性は自らの右のポケットを探り、出したのは古びた携帯電話】
【ぽいっと、緩やかに投げられたそれは少女の元へ飛んで行き……】

「……ほれ、携帯…………動けねぇから、登録、しといてくれ」
128 :【絶泰音閑】《Slice Splice and Silence》@wiki [sage]:2011/07/20(水) 00:11:47.48 ID:rcwjHKuro
>>124
【少女は軽く舌打ちをする――別に機嫌が悪いわけではない、むしろすこぶる機嫌が良過ぎて自分でも持て余しているくらいなのだ】
【舌打ちをした理由は単純、周囲の状況を詳しく知る為である、音を3次元的に認識できる少女にとってその舌打ちはソナーと同意義】
【音は波、波は震動だ、震動は周囲の地形や障害物の隙間にまで入り込み、そしてその形の通りに少女の元へと返ってきてくれる】
【結果として少女は目が視える者よりも的確に且つ広域の視界を同時に得る事ができ、相手の大蛇の動きや形、相手の位置を完全に把握してしまう】
【しかしながら―――少々面倒、相手が防戦に打って出ているようなのである、静か過ぎて触れられる者が限られてしまっているのだ】
【聞こえてくるのは呼吸音やら心音、僅かな体が揺れ動く音くらい……その程度の極小規模な音では干渉率が低過ぎてダメージが入り難い】

「……しーっ……か」

【再び日本刀を例の独特な型の構えへと直すと、溜め息を一つだけ吐いて意識を刀に集中させ―――上へと向かって、また一振り】
【逆手持ちと言う持ち方の特性上、一方向にしか斬りにくいという欠点があるが逆を言えばその方向に対してだけはとても振りやすい形なのである】
【そして、少女が降った時に生じた『音』は―――指向性を持ち、超高周波となって相手へと飛んでいくのである、それは一種のスタン攻撃】
【爆弾の中にはライオットエージェント弾なるものがあり、要するに超高周波の音を響かせて相手の聴覚を攻撃し、意識を奪う手段である】
【音をマトモに聞いてしまえば下手をすれば卒倒もの、そうでなくとも急激な眩暈や耳鳴り、吐き気、平衡感覚の一時的な損失など様々な害悪が現れる】
【当然、これらは全て一時的な効力であるこそ、隙を数秒間だけでも作れるというのは殺し合いにおいて非常に重要な戦術の一つ――――】
129 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 00:13:11.49 ID:e8y12CXl0
>>126

「……のろいわね」

【特に何を考えるわけでもなく、鎧が穴を掘るさまを見て、思った通りの感想を口にした】
【鎧を身に纏っているわけではなく、そのものだとしても、やはり鎧は重いのだろうか】
【なんて考えを巡らしながら、シャベルを持って空地へと向かう】

「そうね。適材適所で行きましょ。
 掘るのはあたしに任せなさい」

【噴水広場へと戻っていく鎧の背を一瞥し、少女はその辺へと剣を乱暴に投げ置き】
【自身の能力をフルに活かした――とにかく素早い動きでせっせと穴を掘っていく】

「はあ、はあ……」

【途中で息切れを起こすも、彼女は穴を幾つも掘り続ける】
【全てを弔うと言うのだから、二十は掘ったがこれでもまだ足りないだろう】
【少女の顎先から汗が滴り落ち、地面に小さな染みを作った】
130 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 00:19:36.63 ID:45pSj9nR0
>>129
【鎧は死体を担ぐ前に絶対に合掌した】
【十字を切ったりはしない。何故なら神もまた等しい存在だからだ】

【鎧は一回に大体3つは死体を運んだ】
【木の葉や蚊などの小さい死体の場合は一度に50くらいは運んだ】
【それでもまだ半分を越したかどうか…途方もなかった】

「…………………」

【だが音を上げたりはしない。まあ、鎧なので疲労も感じづらいのもある】
【しかしそれだけではない。絶対に全て等しく弔いたいのだ。弔うのならばまた等しく】
【勿論、普段散歩(?)している時に寿命で死んだ植物などを一々弔ったりはしないが】

「…………………すまん」

【小さく、少女に言ったのか死体に言ったのかは不明だが鎧は謝った】
131 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/20(水) 00:28:03.62 ID:I068lszAO
>>127
【慌ててキャッチしようとし、2、3度滑らせ宙へとこぼした後に手の中へと落ちた。】
【金銭的な関係で携帯など持ち歩いていない彼女は、番号をメモ帳へと書き込んでいき】

あ、私は実家にさえ帰れれば一応貴族の令嬢ですの。
ですから『使いっぱしり』から『紳士的に庶民的なエスコート』に変更しておいて下さい

【内容は変わらないのだが……。亡国の皇子と放浪の令嬢。何か特別な物語が紡がれそうだがそれは誰にも分からない。】
【ガサガサと彼女は鞄を漁り、中から干し肉と水筒を取り出し、青年へと渡そうとする。】

私はもののけな姫様では無いので自力でお願いしますよ

【床に置かれたランプは、生暖かい夏の風に髪を靡かせ、軽く微笑む彼女を照らす。】
132 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 00:30:32.53 ID:e8y12CXl0
>>130

「……なんていうか、凄いわね。色々と」

【一体いつまでかかるのだろう。穴に運ばれた数々の死体に土を被せ、埋めていく】
【少女は穴を埋めた後に、シャベルを地に差し、合掌していく】

「……? へ?」

【再び穴を掘り始めた頃、鎧の謝罪の言葉を耳にする】
【それは自分に言ったのか? 少女は少し思案するが、それはないだろうと思い、作業を再開させた】

「……こんなもんか、な」

【ふう、と一息つく】
【広場を埋め尽くす程の穴を掘った彼女は、額の汗を手の甲で拭った】
【まあ、これで終わりではなく、このあと再び穴を埋める作業が残っているのだが――】
133 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 00:36:37.96 ID:45pSj9nR0
>>132
「…………………」

【黙々と作業を続ける鎧】
【こういう時に汗をかいたり暑さを感じないのは良い】
【止まることなく続けられる】

「………………」

―――――数分後

【死体と呼べる者は全て運び終えた】
【それらを少女が掘った穴に一つ一つ埋めて行き、鎧は噴水広場に戻った】
【少女に埋める≠ニいう作業が残っているように、鎧には広場を洗うという作業が残ってた】
134 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/07/20(水) 00:42:20.24 ID:XXaJHCo90
>>128
【蛇の体を渦巻かせ、蛇の巻いた体を、盾の様に従え、相手からの斬撃を未然に防ぐ手だてを為していた】
【が、中距離からの超音波攻撃、とは想定にもしている訳は無く】

『ぬゥッ………ーーー音、かッッ!!!』

【遠距離から振った斬撃】
【体から脊椎まで電撃が響き渡る様な、鮮烈な痛みと刺激、同時に彼女の耳元からぴきんッ】
【と、音が響く、刹那に腰掛けて居た大蛇から、苦悶の表情を浮かべてから力無くして滑る様に落ち、地に、倒れ伏せる】

『くッ……ーーー』

【ぴしッ】
【氷の響く心地の音、彼女の苦悶する声と同調する様に成長して行く氷柱六花、平衡感覚が狂い】
【まともに立ち上がれず、壁に肩を任せ、響く耳鳴りや頭痛が、吐き気が忌々しく体を蝕む】
【だが、それでもなお】

『くッ、くくッ、はっはっはっはァッ……!!』

【不気味に笑い、笑い通す、彼女の付近の氷柱六花から、段々と大きく成りつつ、有る氷の獣】
【五レス使用……ーーー人をとうに凌ぐ、一家並の巨体、形は獅子の様な牙を持つ、四足尾獣】
【切り札とも等しい、最大にして最強の氷の生命を吹き込んだ芸術作品】
【ぴきり、ぴし、と割れる音は、獣の唸る声の様だ】
135 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 00:44:07.18 ID:e8y12CXl0
>>133

「…………」

【死体を見るのも、いい加減慣れてきた――できれば慣れたくないものだが】
【鎧が運び終えた穴を、今度はゆっくりと埋めていく】
【掘るよりも埋める作業の方が幾分か楽だったが、能力を使って手早く済ませる余力は彼女には残っていなかった】

「おわ……った! ……はあ、ハッ……」

【さらに数分後。全ての穴を埋め、合掌し終えた少女は、夜空に向かってそう告げる】
【地面に突き刺したシャベルにもたれ掛かるように片膝をつき、息を整える】
【鎧の方は終わっただろうか、と噴水広場の方へとその疲れた顔を向けた】
136 :【火竜炯劔】 :2011/07/20(水) 00:47:54.49 ID:cq9TvxVso
>>131

【ランプが灯す暖色と月が照らす白銀と、風に撫ぜられ穏やかに揺れる栗毛の髪】
【男性を見守る少女の瞳は、男性の知らない光が宿り……自然に逸らす瞳】

「もののけ姫……あぁ、映画か……とりあえず、あり……ありが……ありがとう、だな」

【ありがとう、その言葉を言い直すのは数回……慣れていたいから、当たり前?】
【差し出された干し肉を受け取る男性は……意外にも千切り小分けにして、食】
【味わう様に、感じる様に、ゆっくりと塩の味がする干し肉を咀嚼し……数十秒】

「……久しぶりにのマトモなノを食ったな……」【そして、水筒を受け取り……少量】
ふう……ごちそうさまでした。」【零した息はただ、満足げに、安らかに】


「なぁ……メルヴィーナ……さっき貴族と言ったな……ヤケに旅慣れてねぇか?」
137 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 00:50:54.84 ID:45pSj9nR0
>>135
【どうやら少女の方は終わったようで、こちらを覗き見ている】

【それならば見えるだろうが、鎧は今『血』と『水』に汚れていた】
【鎧は噴水の水を使かって広場を洗い流していて、もう少しで終了である】
【乾くのは自然の力に任せる。ちなみに几帳面な性格なのかかなり綺麗になっている】

「…………………」

【終わった。まだ少し血の匂いがするものの見違えるように綺麗な広場に元通りだ】
【鎧は改めて少女の方を向き】

「…………助かった」

【そう言った】
【これは弔うための穴を掘ってくれたお礼だろう。多分】
138 :【絶泰音閑】《Slice Splice and Silence》@wiki [sage]:2011/07/20(水) 00:58:07.29 ID:rcwjHKuro
>>134
「――――私は、人が斬りたかったんだけどなぁ……」

【―――意味無し、目の前であの妖怪女を倒したとしても意味無しだった、少女はその巨躯の魔獣を見上げた】
【どう考えても静かそうには視えない、いや、むしろその巨躯から考えるに音の世界でも普通の世界でも潰されてしまうだろう】
【氷の割れる『音』が少女に襲い掛かり、少女はそれを刀を振って砕いていく、しかし音ばかりを砕いても尾獣を倒さねば意味は無い】
【十中八九召喚系能力者、本体さえ倒せばなんとかなるという類いであるのは理解できるのだが、そこまで行けるかが危うい】
【人間との感情ぶつけ合い生命奪い合う殺し合いならば歓迎だが、幾ら何でもこうも獣獣したのが相手ではやる気も削がれる】
【モンスターハンターをしに来たのではなく、ヒューマンハントがしたかったのであるが……状況がこうなってしまっては文句も意味なし】

「ま……いっか」

「殺せば」

【しかし、少女は至極単純な答えを導き出すと刀を再び構え直し、まだ一度舌打ちをして改めて周辺のレーダーマップを正確に更新しておく】
【巨大な獣のせいで大分索敵がし難くなってしまってはいるが、相手が獣の後ろに隠れたりしない限りは相手の位置を常に把握していることが出来る】
【少なくとも本体自体には満足に戦えるほどの体力は残っていないと思いたい、ならば、あの獣を倒すのが目的ではなく―――】

【―――ジャギィィィィィィィィィィン】

【少女は日本刀を路地裏の壁に叩き付けてから妖怪なる女性の元へと怪力の脚力を持ってして近づこうとする、当然叩き付けた『音』は脅威となる】
【指向性の向く先は巨大な獣へとだ、再びあの超高周波の音を放って獣の聴覚を通じて脳へとダメージを与えると言うのが目的である】
【上手く行けば獣の動きを牽制しつつ本体、氷の魔獣の主へと間合いを詰めるのが比較的容易となってくれるはず―――近づけたならば、刺し込もうとする】
【日本刀の柄の先を自分の首へと向け、剣先を相手の胸元へと向けて突き刺そうとするのだ、間合いを詰める為の走りの勢いを利用してである】
【怪力を持ってして相手が防御しようとしたとしてもそれを弾いてしまおうと試みるだろう――つまり、唯一の不安点は巨躯の獣、それであった】
139 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 01:00:22.23 ID:e8y12CXl0
>>137

「……どういたしまして」

【右手に剣を、左手にシャベルを携えた少女は、見違えるように綺麗になった噴水広場へと戻り】
【鎧の礼に対して、疲れ切った声で返事をした】

「そういえば、自己紹介がまだだったわね。
 あたしはソラ=シルフィード。風の精霊よ」

【今更ながら自分の名を伝え、同時に自身が人間ではないことを明かす】
【とは言っても、全てを平等に扱う鎧にしてみれば、少女が人間であろうと精霊であろうと何も変わらないのかもしれないが】

「あんたの名前は? ……っていうか、鎧にも名前ってあるのかな」

【相手の名を訊ねた後に、そんな疑問を口にする】
140 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 01:05:31.27 ID:45pSj9nR0
>>139
【少女が始めた自己紹介を鎧は黙って見守る】
【風の精霊だと言ったが本当かどうかは分からない】
【真実だと証明はできない。だが嘘だという証拠もない。故に何も言わない】

「……私か?」
「…………分からない」

【自分の名前が分からない】
【そして名前が必要だと思ったこともなかった】
【どうせ鎧なのだ。知り合いもいない。どこかの施設を使ったりもしない】
【だから名前は『不明』である】
141 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/20(水) 01:08:25.18 ID:I068lszAO
>>136
/文章総て吹っ飛んだ……
/更に私の著しくタイピングの速度が下がっているので凍結お願いしてもいいでしょうか?
142 :【火竜炯劔】 :2011/07/20(水) 01:11:51.02 ID:cq9TvxVso
>>141
/ありゃま、ドンマイ
/無論大丈夫ですよー、楽しいので!

再開は何時くらいにしましょうか?
自分は……多分お昼か夜の10時30分に来れますが……
143 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 01:12:58.84 ID:e8y12CXl0
>>140

「分からないって……。それじゃ、あたしが困るわよ」

【少女は頬を膨らまし、目を細める】
【名前がないということは、寂しいものじゃないかと少女は思う】
【相手が名前が不要だと思っていても、少女からすれば名前は必要不可欠なものであり――】

「…………」

【腕を組み、彼女はしばらくの間黙想した後】
【何かを閃いたかのように、はっと一瞬曇っていた顔を明るくさせた】

「ねえ。それじゃあ、あんたの持ってる剣は? あれには名前とかないの?」

【と、鎧の持っている剣を指で示し、訊ねた】
144 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/20(水) 01:18:25.28 ID:I068lszAO
>>142
/9割書いたのにッ……。
/多分お昼頃に少し、夜は7:00から大丈夫なので10:30でお願いします
/私は返せる時にに置きレス方式で返しておきます。目が霞んできたおやすみなさい
145 :【火竜炯劔】 :2011/07/20(水) 01:19:37.56 ID:cq9TvxVso
>>144
/もっとドンマイ
/把握!、おやすみなさーい、良い夢をですー
146 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 01:19:47.72 ID:45pSj9nR0
>>143
「…………ならば勝手に好きなように呼んでくれても構わない」

【本人的には『鎧』でいいのだが、困ると言われては仕方がない】
【それならば名前を考えてもらおうか】

「………どうした」

【少女は腕を組み何かを考え始めた】
【そして数秒の後顔を明るく変化させ、鎧の持っている剣を指さした】

「…………………黒剣・ヴァルフォーグ」

【鎧は暫くの無言を続け、ぶっきらぼうに答えた】
【何故剣の名前は知っているのかと言われたら答えようもない】
【本人にも分からない『何故か知っていた』のだ】
147 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 01:29:34.76 ID:Ifct3qqIO
いちおつです
148 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 01:30:57.83 ID:e8y12CXl0
>>146

「ヴァルフォーグ、ね……。
 それじゃ、御言葉に甘えて、勝手に好きなように呼ばせてもらうわ」

【少女は剣の名を反復して呟くと、悪戯な笑みを口元に浮かべた】
【その笑みは子供のような無邪気なもので――所謂、何か企んでいるようなものだ】

「それじゃ、黒剣・ヴァルフォーグから取って、ヴァル! ヴァルって呼ぶわ!
 ……いや、ヴァルだけだとなんか固いわね……あ、ヴァルっちってどうかしら?
 あ。あんたの意見は聞いてないわ。あんたの名前はヴァルっちに決定!」

【少女はどこかテンションが上がった様子で、鎧の顔付近を指差しながら、命名した】
【それから、ふふんと笑みを零す。好きなように呼んで構わないと言った手前、相手はこの“ヴァルっち”を拒否することが出来ない】
【固く冷たい鎧から、この愛嬌のある呼び名。ミスマッチ過ぎるのが逆にツボに入ったらしく】
【良い呼び名だと、少女はその瞳を爛々と輝かせていた】
149 :【白銀の頂に坐す襠】 @wiki [sage]:2011/07/20(水) 01:32:43.00 ID:XXaJHCo90
>>138
【氷の聴覚経路の獣には、完全な生命を再現してる為、聴覚が存在して居ながらも、非常に脆い】
【音は単純に耳を壊し、音を聴く機能を破壊するにしか成らない、再生は無いのだ】
【獣は耳を壊され、頭角の部分に当たる箇所は、振動に寄り罅割れを起こす】
【ただ、それだけだ、氷の生命を持つ獣には、動きを再現する事は出来ても、すべては氷、完全な生き物としての神秘】
【機能を再現してる訳でも無い、脆い箇所は脆く、彼女の意志に従う機械に近い】

【彼女の声を聴くまで、は】

『ぬ、くッ……雹獅子よ……ーーー奴を喰い殺せッ!!!』『……ーーー雹獅子……?ーーーお主、まさか』

  『貴様、耳をッ……ーーー』

【元来では氷の獅子は、彼女の“声”を合図に、雄々しく荒ぶり動き出す筈だった】
【が、出鼻ばかりに耳を砕かれ、合図が耳に入らない、偶然か必然か……ーーー獅子は“動物的本能”で】
【宿主たる彼女すらを、引き裂いて、血の雨を巻き散らしながら少女に大業に口を開き鋭い牙を剥け】
【向かわんとする】

『こッ……んなッ、馬鹿な結ッ……末……ーーー』

【白銀の頂に坐す襠】 死亡 【ただ、雹獅子による無差別の攻撃は続いている】
150 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 01:38:06.95 ID:45pSj9nR0
>>148
「……………ああ」

【何か企んでいるようだが、鎧の知ったことではない】
【どうせ変なあだ名でも考えているのだろう。そうに違いない】

「……………………ヴァルっち……………むぅ、まあいい」

【まさかそうくるとは…ちょっと驚いたが承諾する他なかった】
【何でもいいと言ってしまったのだし。少女も満足しているようだし】
【ヴァルっち。新手のたまごっちだろうか。いや、本人(?)を見れば違うとすぐわかるだろうが】

「……………ではこれからよろしく頼む……シルフィード」

【鎧は、少女の名前を口にした】
151 :【絶泰音閑】《Slice Splice and Silence》@wiki [sage]:2011/07/20(水) 01:45:26.95 ID:rcwjHKuro
>>149
【―――――――手応え、有り―――――――】

【急いで左手首をキュッと回して逆手持ちのままではあるが柄を強く握り直し、上の方で喚きだした獣に生命の危機感を感じながらも】
【そのまま刀を相手の左鎖骨の辺りを引き裂くように振り上げて止めを完全に刺し、返り血をどっぷりと浴びて見せる】
【これらは全て素早く―――だ、しかし、間に合わない―――体を横から思いっきり噛みつかれ、図太い牙が胴体に深く突き刺さる】
【おまけに強力な顎の力がたちまち骨を砕き始め、内蔵が潰れたり骨が突き刺さったり、少女は思わず口から血の塊を吐き出す】

「ガヘッ……コイツッ……獣の癖に……ッ!!」

【毒舌を浴びせてみるが効果は一切なし、骨が折れてしまっては自慢の剣術も振るうこと叶わない、そして音の世界においても相手は強大過ぎた】
【騒音を撒き散らしながら無差別に暴れるような存在に音の世界は惹かれるのだ、今の少女の様にただの餌と化した者には非情】
【必死に抵抗を続けてなんとか脱出を図ろうとする少女であったが――――ゴリッ、頭蓋骨が割れる音色がし、遂には歌劇は終幕を迎えた】
【少女にとって一番嫌な死に方―――感情を削り合い、恨んだり楽しんだりしながら死んでいくのが夢だった少女が望まぬ死に方であった】

【そして、音色は完全に消え去った】


【死亡】



/絡み&戦闘乙でしたー!
152 :【白銀の頂に坐す襠】 [sage]:2011/07/20(水) 01:50:18.79 ID:XXaJHCo90
>>151
/おっと、こちらこそ乙でした、絡み感謝と遅駄レス済まんかったッ
/あと安い死に方でサーセン……
153 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 01:53:15.75 ID:e8y12CXl0
>>150

「その恰好で、『私の名はヴァルっち……』とか言ってみなさい?
 愛嬌があって中々いいと思うわよ! 面白いし!」

【けらけらと楽しそうに少女は笑う。勝手に大満足である】

「ええ、よろしくね、ヴァルっち。……うん、やっぱり名前があるといいわね。
 それと、シルフィードじゃなくてソラって呼んでもいいわよ」

【そう笑顔で言った後、ふと少女は先程死体を埋めた空き地の方を見やった】
【しばらくの間そちらを黙って眺めていた彼女は、笑みを消し、真剣な表情で相手に向き直る】

「ねえ、ヴァルっち……。あなたさっき、死体に向かって謝ってたわよね?
 あたしさ、ヴァルっちって案外優しい人だと思うのよ。平等ってことは分け隔てなく接するってことだし。
 だから、その、何かの報復とかで、そんなに簡単に自分の手を汚してほしくないっていうか、なんていうか……。
 平等に、優しいままのヴァルっちがいいっていうかさ……」

【上手く伝えられないようで言葉がよく詰まっているが、少女は鎧に向けて、たどたどしく言葉を紡いだ】
154 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 02:00:26.39 ID:45pSj9nR0
>>153
「……………むぅ」

【ちょっと困った】

「………………そうか…ではよろしく頼むぞソラ」

【人の名前を呼ぶのに抵抗がない。少し羨ましい】
【まあこれもきっと鎧ならでは…なのかもしれない】

「………………確かに謝った」
「…………………………そうかもしれない」
「……………………まずは話し合いということか」

【少女の考えていることは大体理解できた。つまりそう簡単に命を奪わずに事を済まそう、ということだろう】
【違う可能性も十二分にあり得るが】
【ま、まあ、この黒い鎧が簡単に剣を振るうことはきっともうないだろう。きっと】
155 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 02:13:07.04 ID:e8y12CXl0
>>154

「ええ、よろしく。やっぱりソラって呼ばれる方が気分がいいわ」

【と、少女は鎧に微笑んで見せる】

「……! そうよ、話し合いよ! 喧嘩しそうになったあたしとヴァルっちがこうして一緒に死体を弔ったのも、
 最初に話し合った結果からなんだし! 何事もコミュニケーションよ!」

【自身の言っていることが相手に伝わったことが嬉しかったのか、両手をばたばたと忙しなく動かし】
【興奮した様子でそう言った。もうこれで、一先ずは安心である】

「……これでもう、ヴァルっちは大丈夫ね。
 今日のことはもう終わったことだし、これからはまずは話し合いってことで分かってくれたし」

【少女は満足げそう言い、心底嬉しそうに笑った】

「それじゃ、そろそろあたしは行くわね。
 また機会があれば会いましょう、ヴァルっち! 今度はもっと綺麗な公園で!」

【最後に別れの言葉を笑顔で告げ、少女は踵を返した】
【このまま何もなければ、彼女はその場から去って行くだろう】
156 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 02:21:19.49 ID:45pSj9nR0
>>155
「…………………そういうものか」

【ソラとシルフィードでそこまで気分が変わるものなのか】
【やはり鎧には理解できない範疇の概念だ】

「……………………善処する」

【案外聞き分けのいい鎧であった。イイやつである】
【別に聞き流しているわけでもないので大丈夫だろう。もう何も殺さない】

「…………………」

【少女の嬉しそうな顔を見て、自分も何故か一安心】
【こんな見た目だが、心がないわけではないのだ。物にも一人前に心はある】

「……………また」

【みじかく簡潔に別れの言葉を言い、鎧は大剣を引き摺りながらゆっくりと歩き出す】
【何処へ向かう訳でもなく、ただ、振り返りはしなかった】

/絡みあり乙でした!
157 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 02:23:27.16 ID:e8y12CXl0
>>156
/こちらこそ、絡みお疲れ様でした!
158 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 11:17:15.53 ID:Ifct3qqIO
「ふああ……」

【公園】
【夏の日差しのためか、あまり人がいないこの場所に一人の人物がいた。】

「……あら…もう昼か…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは傍らに立てかけている身の程もある大きな一振りの大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……寝すぎた。」

【惰眠を貪っていた女は、再びベンチに横になる。】
【よくよく見れば、大剣から霧のように白い冷気が絶え間なく吹き出ているのがわかる。】
159 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 12:51:29.66 ID:7FGK00Tm0
【街外れの森の中 (昼)】

「せいっ! はっ! はっ!」(あー、暑い…)
【開けた場所に一人の青年が、汗をタオルで拭きつつ水晶でできた剣を素振りしている】
【街より涼しい森の中でも運動すれば暑いものだ】

「せいっ! せいっ! せいっ!」(スポーツドリンク飲みたいなぁ…)
【今日も一部の森に響く掛け声を青年はあげる】

/殺し合いの場合、危険になったら逃げる可能性があるのでご了承を
160 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/20(水) 13:08:16.62 ID:I068lszAO
>>136
お粗末様。ですがマトモなものなら街中に転がっていますよ?
大規模小売店の惣菜の廃棄品などは狙い目ですの。
夜明けの歓楽街に漂う紙幣を拾いに行くのもいいでしょう

【捨てるプライドと残すプライド。この手のものは篩に掛けたなら引っ掛かる事無く落ちていく。】
【彼女もリズムに乗せるかのようにスラスラと陽気にそんな事を口に出す。】

私は14歳から4年間、旅を続けてますし慣れますの。
違和感を感じるのなら貴方の方が不自然ですよ?
元皇子なら再建する為に奮闘しているのでは?

【国を追われた第二子であれば、宝剣など持ち歩いていない。ほんの僅かの思考にて、彼女が思い当たったのは国の滅亡。】
【相手の心中に踏み込むのは些か失礼かも知れないが、それなら口を噤むであろうと、とりあえず聞いてみる。】
【下世話な好奇心であるが、僅かでも足枷を緩める事を願って……】

/置き!
161 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 17:19:26.84 ID:xf8rAuydo
【6本の剣がふわふわ浮いている】
【円を描くように浮いているそれらの真ん中にいるのは、少女】

……全く、桜は困る

(うっせぇバーッカ!アタシはアタシのしたいことするんだぁ!)

……駄目、迷惑

(アタシの存在が迷惑ってか?やんのかコラ)

……迷惑だから、黙ってて

(あれ?アタシ今自分の片割れに迷惑な存在扱いウケてる?)

【少女の中で二人が言い合い】
【はぁ、と小鳥は溜息をつくとそのあたりの岩に本を読むために座った】
【それと同時に、周りを柵のようにサーベルが地面に突き立った】

/模擬戦、死合い、雑談、ほのぼのなんでもどうぞ!
162 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 17:35:06.35 ID:2MtOlE41o
>>161
………
【遠くからよーく目をこらすと、何本かの剣が浮いていた】

……うわあ
【それが地面に刺さるのを見て、何本あるか数えてみた……1、2、3、……6本あった】

…………
【その真ん中で本を読んでいる少女に、正面から近づいてみる】
163 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 17:38:24.86 ID:xf8rAuydo
>>162

……

(なぁ、そんなモン読んでて楽しいのかぁ?)

……

(……っちぇ、聞いてねぇ)

【集中しているのか、返事をしない】

(あれ、誰か来たな)

……

【しかし本を読み続ける】
【声でもかければ反応するだろう】
164 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 17:44:58.57 ID:2MtOlE41o
>>163
…………
【剣の外から少し様子を見た】

…………
【だが、どうも本を読んでいるせいか、反応がない】

…………
【少し考えた後、一本の剣に触り、抜いてみようとする】
165 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 17:49:01.36 ID:xf8rAuydo
>>164
【シャキン、と軽く引けばすぐ抜けるだろう】
【一応鞘には入っている】

……?

【気づいたのか、本から顔をあげそちらをみた】

……(どうしたの、かな?)

【じ、とそちらを見続ける】
【どういう行動をとろうか、模索中】
166 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 17:52:33.90 ID:2MtOlE41o
>>165
…………
【鞘から剣を抜いた。それをじっくりと眺めた】

…………
【そして剣の腹をとんとんと叩いた】

…………
【それから、今度は鞘の中を覗き込んだ】

……
【また考えた。いったいどういう仕組みで剣が浮いていたのか、気になったらしい】
167 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 17:53:30.77 ID:e8y12CXl0

【先日、夏祭りが開催されていた河川敷】
【その河川敷に広がった、主に地域の草野球に使われているグラウンドに、一人の少女がいた】

「代打―、あたしー。ソラ=シルフィードおー」

【アナウンスを真似てそんなことを言いながら、ホームベースに立つのは、野球帽ならぬ青いキャスケットを被った少女】
【歳は中学三年生くらいだろうか。まだあどけない顔立ちをしている】
【セーラー服の上から帽子と同色のジャージに袖を通しており、そこから伸ばした両手は、しっかりとバットのグリップを握っている】

「そんでもって! ピッチャー振りかぶり…投げた! それをあたしが打った! カッキーン!」

【擬音と共に大きく振られたバットは、投げられてもいないボールを捉えることも無く、空を切る】
【ぶおんっ、と風の唸る音。少女の頭の後ろで二つに纏めて束ねられた、長い髪が風に踊った】

「なーんて、ね。……よっ、っと」

【そんな一人芝居を終え、少女はなってないフォームで素振りを始める】
【夏の日の夕方。することが無いこの中学生は、一人この場所で暇を潰していた】
168 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 17:55:50.31 ID:xf8rAuydo
>>166

……気になる、の?

【恐る恐る声をかける】
【今の行動を見る限り、剣が浮いてるのを見たのか、それとも鍛冶屋の類か】

……(桜、どうすればいいかな)

(さぁ。斬りつけてみれば?)

(……聞いた小鳥が馬鹿だった)

【もう一人の人格もまともな答えを返してくれない】
【何も口を開かれなければ、さらに途方にくれそうだ】
169 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 18:04:39.04 ID:2MtOlE41o
>>168
…………
【どう考えても分からず、結局剣を元に戻した】

…………
【背中の砂のマントで、さっきとそっくりな剣を作り上げると、それを宙に浮かせた。これなら自分でも出来るのに、とおもった】

……すごいな……
【相手にそう言った。こちらもどう話せばいいのかわからなかった】
170 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 18:05:22.77 ID:OeF7lsSm0
>>167
【散歩の途中、偶然河川敷を通りかかった、黒いTシャツにジーパンという部屋着と変わらぬ格好をした少年】
【どこか近くで声が聞こえると思えば、グラウンドで自分と歳の変わりなさそうな少女が一人でなにやら呟いている】
【格好、立ち位置、帽子、そしてバット】
【なにを言っているかはよく聞き取れないが、恐らく野球の練習でもしているのだろう】

(野球かー……そういえば最近やってないな……)

【昔は、近所の子供達と一緒に遊び程度でやっていたが、引っ越してきた今此処でそんなことをできる友人はいない】

【回想に浸りながら、なにかを呟くのはやめ、素振りを始めた少女をじーっと見つめていた】
【そんな視線に少女は気付くだろうか】
171 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:07:35.99 ID:xf8rAuydo
>>169

…… ニコッ

【褒められたのが少し嬉しかったらしく】

……こう言うことも、出来るよ

【周囲の剣を全て重力操作し浮かせる】
【一列に並ばせ、所謂ウェーブのような動きをさせる】

…… ドヤッ

【何故か少しだけドヤ顔をした】
【特にドヤ顔するほどのことでもないのだが】
172 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:12:23.26 ID:e8y12CXl0
>>170

「……ん?」

【ふと視線を感じ、少女は素振りをする手を止めた】
【感じた視線を目で辿ってみると、そこには一人の少年】
【一体どうしてじーっと見ているのだろう? 少女は不思議に思い、小さく首を傾げたが】

「磯野ー! 野球しようぜー!!」

【と、大声で少年に呼びかけ、バットをその場に投げ捨てる】
【そしてスカートのポケットに入れていた軟式の野球ボールを右手に持ち】
【左足を下着が見えるんじゃないかというほど大袈裟に上げ、右腕を大きく振りかぶり】
【思いっきり、ボールを少年に向けて投げた。ボールは弧を描いて、ゆっくりと飛んで行く】
173 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 18:13:46.68 ID:2MtOlE41o
>>171
……いいなー
【剣の動きを見てそう思った。羨ましく感じた】

……すごいすごい!
【剣に少しでも近づこうと、飛び跳ねた】
174 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:16:48.74 ID:xf8rAuydo
>>173

……!

……危ない!

【ピタっ、と動きを止める剣】

……大丈夫?

【鞘に仕舞ってあるから切れては居ないだろうが、一応尋ねる】
【それと同時に、少し可愛いな、なんていう感想も頭をよぎった】
175 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 18:19:47.60 ID:OeF7lsSm0
>>172
【少女が自分の視線に気づいたようだ】
【悪いことをしたわけでもないが咄嗟に視線を逸らしてしまう】

【横目でもう一度様子を窺うと、少女は首を傾げてからこちらに声をかけてくる】

「えっあっ」

【返事もできないままに投げ捨てられるバッド】
【ほぼ反射でそれに手を伸ばす】
【バッドを手にとり立ち上がれば、ボールがゆっくりとこちらへ飛んでくる】
【状況に混乱しつつも半ばやけくそになってバッドを振る】

【バッドはこつん、と軽い音を立ててボールに当たったが、まっすぐに飛んですぐに落ちた】
【飛距離は1メートルいったかいかないかくらいだ】
176 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 18:24:55.39 ID:2MtOlE41o
>>174
…………
【剣が止まった。同時に飛び跳ねるのも止まった】

…………だいじょうぶ
【怪我はなかった。傷一つなかった】

…………
【砂の剣を同じように浮かせてみる
る】
177 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:27:22.81 ID:xf8rAuydo
>>176

よかった……

【ふぅ、と安堵の溜息】

……砂の能力?

【疑問を口にしつつ、先程の動きを再開させる】
【付いてこれるように、ゆっくりと】
178 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:28:49.07 ID:e8y12CXl0
>>175

「なってないなわねー。磯野のくせに」

【勝手に少年のことを磯野扱いした少女は、呆れたようなため息を吐きつつ】
【相手へとゆっくりと近づいて行く】

「で、どうしたのよ、磯野。あたしのことじーっと見詰めちゃって。
 もしかして、あたしに一目惚れでもしちゃった?」

【少年の目の前まで近づいて行くと、馴れ馴れしくそんな冗談を言い】
【自分と相手の息がかかるほど顔を近づけて、楽しげな笑みを零している】
【パーソナルスペース0。このまま放っておけばハグしに行くのではないかと思える程、密着状態に近かった】
179 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 18:31:44.61 ID:2MtOlE41o
>>177
…………
【また剣が動いた。それに合わせるように、砂の剣も動かす】

……
【少しだけ嬉しそうだ】
180 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 18:33:15.23 ID:OeF7lsSm0
>>178
「い、磯野じゃないですしっ」

【少し恥ずかしそうに、バッドをぎゅっと握りしめて少女の言葉を否定する】
【だいたい俺、するなんて一言も言ってないじゃないかという不満は飲み込んだが】

【近寄ってくる少女の問いに答える】

「い、いや、ただ……なにやってるのかなって思っただけで近い近い近いい!」

【思わず叫んでしまうほどの近距離に、女性にあまり免疫のない彼は赤面しつつ体を逸らす】
181 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:34:17.93 ID:xf8rAuydo
>>179

……上手、上手

【微笑みつつ、ぱちぱちと手を叩く】

……えっと、小鳥の名前は小鳥
……あなたは?

【本を傍らに置くと、立ち上がる】
182 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 18:40:27.97 ID:2MtOlE41o
>>181
……
【誉められて嬉しくなった】

…………
【立ちあがった相手に気がつくと、抱きつこうとした】
183 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/20(水) 18:40:50.11 ID:DpgcH5a30
【公園】

【車いすに乗った紳士風の男がボーっとしている】
【何か考え事をしているらしい】

この姿では胸にも飛びかかれないし......
しょうがないからもう少し変態衝動を抑えるか....

【一体何だそれは】
【とかく、この紳士はセクハラを封印したらしく】
【呑気に公園で一休みしていた】
184 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:42:49.51 ID:xf8rAuydo
>>182

……ん、よしよし

【抱き着かれたのには少し驚いたが、それ以上に可愛かったので頭を優しく撫でる】

……

【喋るのが苦手なのかな、と思いつつ】
185 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:43:41.84 ID:e8y12CXl0
>>180

「磯野じゃなかったらあんたは何なのよ? イクラちゃんかしら?
 ほら、早くばぶーとかハーイとか言いなさいよ、イクラ」

【悪戯な笑みを浮かべて、少女は少年にそんなふざけたことを言う】

「何やってるのかなって、一人寂しく野球ごっこしてただけよ。
 ……何、どうしたの?」

【近い、との少年の叫びに、少女は何事かと目を丸くする】
【考えるまでも無く、絶叫の理由は分かった。赤面する少年の顔を前にして、少女はニヤリと笑い】

「……」

【かと思うと、真剣な表情になって少年を真っ直ぐに見詰め】
【さらに顔を相手に近づけていき――】

「ふーっ」

【と、唐突に相手の左耳に、息を吹きかけようとする】
186 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 18:48:46.09 ID:2MtOlE41o
>>184
…………やった
【頭を撫でられるとやっぱり嬉しいらしく、声をだして嬉しそうに笑った】

……セシールっていうの!
【そして名前を言った。】
187 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 18:51:07.64 ID:OeF7lsSm0
>>185
「えっ、えー……。俺にはちゃんと北城蒼希っていう名前が!」

【名乗らなければこの言い合いはいつまでも続きそうだ、と速攻で折れる】

「いや、あの……だから……」

【顔が!近いんですってば!と頭の中で思うものの、照れてしまってなかなか口にはできない】
【それにまさか本当にわかってないわけもあるまい、少年は彼女に意地悪な人だなという印象を抱く】

【突然ニヤリと笑い、そしてすぐに真面目な顔になった少女】
【真っ直ぐにこちらを見つめる瞳を、何事だろうと見つめ返していると……】

「うっひゃあ!?」

【顔が近づいてきて、耳に温かい息が吹きかかる】

「なっなっなっなにするんですか!!」

【顔が先程より赤くなり、息を吹きかけられた左耳を両手で押さえながら問う】
【その反動で、目が覚めたように二、三歩後ろに飛び退く】
188 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:52:42.59 ID:xf8rAuydo
>>186

……セシールちゃん、よろしくね

【軽く髪を手で梳く】

……元気で、いい子

【そう評価する】
【緊張してたのかな、と思い】

……そうだ、飴さん、いる?

【ポケットから取り出したのはチュッパチャ○ス】
【ラムネ味とプリン味】
【大阪のおばちゃんの特集をみて、これはいいと思ったらしい】
189 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 18:59:40.77 ID:e8y12CXl0
>>187

「あっはははははは! あー、楽し!」

【予想通りの反応を見せた少年に、腹を抱えてけらけらと笑う少女】
【人差し指で相手を指差し、馬鹿にしてさえいるようだった】

「何って、気分? なんとなくよ!」

【この上なく勝手で自己中心的な行動理由を告げた彼女は、無駄に堂々としていた】

「んで、磯野でもイクラでもなくて……蒼希? そうきんでいっか。
 あたしはソラ。ソラ=シルフィード。風の精霊よ」

【勝手に相手にあだ名を付けた少女は、飛び退く少年に向けて自己紹介をする】
【それと同時に、風の精霊だとかいう言葉も付け足した】
190 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 19:01:36.21 ID:2MtOlE41o
>>188
……おぼえてくれた!
【実はこの名前、人にあまり教えたことがない】
【人に言う機会がない、というのがその理由なのだが】

……あめちゃん
【2つの飴玉、そのうちのラムネ味をとると、さっそく口に加えた。とても甘くておいしい】
191 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 19:04:20.23 ID:OeF7lsSm0
>>189
「わ、笑わないでくださいよ!」

【少女はまるで少年を馬鹿にするかの様にけらけらと笑う】
【先程の名残か、笑われたせいか、その顔はまだ少し赤い】

「そ、そんな……」

【彼女の気分で自分はこんな恥ずかしい思いをしたのか、と悔しくなる】
【だがそんな思いはほとんど表情には出ず、顔だけ見れば少し悲しそうに見えるくらいだろう】

「そうきん!?」

【初めてつくあだ名に驚きを隠せない】

「ソラ……さん。せ、精霊?」

【名前はともかく】
【精霊という言葉に首を傾げる】
【見た感じは普通の人間だが……そういう設定なのだろうか】
192 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:04:41.95 ID:xf8rAuydo
>>190
……うん

【ナデナデ】
【年下に会った事が余り無いため、妹ってこんな感じなのかな……なんて夢想】

……良かった

【気に入ってくれたようで、自分ももう片方の飴を口にする】
【じー、と少女の様子を見つめて】
193 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/20(水) 19:05:22.27 ID:DpgcH5a30
>>183
/再募集してみたり
194 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 19:11:03.24 ID:2MtOlE41o
>>192
……うふふ
【体を預けるようにする。優しい姉ってこういうのかなと思う】

……おいしい!
【飴をなめて、やっぱりおいしかった。その味を楽しんでいる】
195 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:12:56.41 ID:e8y12CXl0
>>191

「そうきんはそうきんよ。悪い?」

【「こっちの方がいいやすいのよ」と、少女は一人満足した様子で頷いている】

「そうよ、そうきん。
 あたしは風の精霊よ! 精霊様よ! 誰がどう言おうとそうなの!」

【語気を強くし、堂々とした態度で再び少女は自身の正体を繰り返した】
【何か設定だとか失礼なことを思われているのではないかと察した彼女は、握り拳まで作ってそう主張している】

「というわけで、そうきん。
 あたしを崇めなさい。そして称えなさい」

【ふふん、と鼻で笑い、誇らしげに胸を張って、よく分からないことを言い出した】
196 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:14:34.85 ID:xf8rAuydo
>>194

……

【髪を開いた手で梳く】

……セシールは、能力者なの?

【何気なく質問】

……小鳥もね、能力者だよ

【後から言うより今言っておいたほうがいいだろう】
【そう思い、返事が来る前に己の素性も明かす】
197 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 19:16:21.83 ID:OeF7lsSm0
>>195
「いや……悪くないです……」

【諦めた】
【高飛車な相手には、どう頑張っても負けてしまうらしい】
【大体悪いといったところで彼女が言い方を変えてくれるとも思えない】

「そ、そうなんですか……」

【若干引き気味で無理矢理納得する……ふりをする】
【勿論未だに設定だと思ってる】

「え?崇め……うーん……?」

【具体的にどうすればいいのかわからず、神社などでやるようにパンパンと手を二度叩いて目を瞑る】
【確実になにか勘違いしている】
198 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 19:21:57.78 ID:2MtOlE41o
>>196
…………
【相手の指が髪を通る。気持ちいい】

…………うん、のうりょくをつかうよ!
【というと、さっきまでの砂の剣をマントに戻した】

あれも、おねえちゃんののうりょく?
【気になったので質問した。あの剣がずっと気になっていた】
199 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:27:50.18 ID:e8y12CXl0
>>197

「……ま、崇めたところで何も起こらないんだけどね」

【手を叩いて合掌する相手に背を向け、ぼそりと呟く。その後、ぼんやりと夜空を仰ぎ見始めた】
【相手が合掌して言われた通り崇めているというのに、すでに少女の興味はなくなっているようだった】

「…………」

【振り返り、目を瞑っている相手をしばらくの間眺めていると】
【ふと何かを思いついたかのように表情をぱあっと明るくさせ、そよ風に変化する】
【相手の体を優しく吹き抜けて、実体化しサッと背後に回ると】

「そうきん、そうきん」

【と、小声で呼びかけ、相手の右肩をぽんぽんと軽く叩く】
【右にそのまま振り返れば、少女の立てた右手の人差し指が、少年の頬に突き刺さるだろう】
【クラスメート達でよくやる、あの下らない悪戯である】
200 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:30:28.12 ID:xf8rAuydo
>>198

……ちょっと違う、かな

【砂が剣からマントになる様を見、驚きつつも】

……剣は貰った物だし、能力も本当はお姉ちゃんのじゃないの

……分からないかも知れないけど、お姉ちゃんの中のもう一人のお姉ちゃんの能力なんだ

……そのお姉ちゃんがね、「自分を縛る重力から逃げ出したい」って言って出来た能力なの

(別に、お前のモンでもあるだろ。同じ体だしな。)

(……ふふ、ありがとう)

(な、てめ、その笑いはなんだ!)

【少女の中のもう一人の人格】
【その照れるようなセリフを無視しながらも、髪を梳き続けた】
201 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 19:33:34.11 ID:OeF7lsSm0
>>199
「えー……」

【少女の言葉に、なんですかそれ、と少し苦笑しながら言う】
【それでもなんとなく、目を瞑っているのが心地よくて続けていると】

「うわ」

【髪と服が少し揺れる】
【そよ風が正面からぶつかってきたようだ】
【そして気付くと、後ろに少女の気配】
【名前を呼ばれて右肩を叩かれ、馬鹿正直にそのまま振り向く】

「……」

【まだ余り女の子と体格の差のない少年の柔らかい頬に少女の人差し指が突き刺さる】
【余りのくだらなさに声も出ない、と言う風に少年は少女をじっと見つめた】
202 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 19:36:22.81 ID:2MtOlE41o
>>200
……?
【相手のことは最初から】

……
【最後まで分からず、ただ聞いていた】

……
【髪が心地よく、ついつい眠ってしまいそうになった】
203 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:40:40.05 ID:e8y12CXl0
>>201

「………………………」

【沈黙】
【「こいつくだらねーことしやがって」】
【そんな感想が、自身を射抜く少年の目から聴こえてきそうだった】

「何よ! 黙るなんて反応、あんまりじゃない! そうきんのくせに!!
 もっと驚いたリアクション取ってくれると思ってたのに!」

【自身の無茶ぶりが上手くいかなかったことに激昂した少女は、少年に激語を飛ばしながら】
【その頬を人差し指でぷにぷにぷにぷにと何度も突きまくろうとする】
【一体この少女は何をしたいのだろうか。答えは単なる暇潰しである】
204 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 19:44:10.48 ID:OeF7lsSm0
>>203
「えー……」

【理不尽、とぼそっと呟いてみた声は先程から喋っている地声より少しばかり低い】

「やめてくださいよー」

【ぷにぷにと何度も頬を突かれ、少し抵抗を見せる】
【なんだか相手をするのが面倒、というわけでもないだろうが返事がちょっとずつ適当になってきている】
【時々突かれる瞬間に頬に空気を入れてみたり、少年も暇つぶしとして楽しんでいるようだが】
205 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:44:39.10 ID:xf8rAuydo
>>202

……ちょっと難しかったね、ごめん

【眠そうな少女の髪を梳くのを止め、ゆっくりと母親が子をあやすような、軽いリズムでぽん、ぽん、と頭を撫でる】

……おうち、何処か分かる?

【何なら連れていってあげよう、そう考え尋ねる】
【少女の能力なら眠ってしまっても起こさずに連れていけるだろうから】
206 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 19:50:44.61 ID:2MtOlE41o
>>205
…………
【あるにはあるが、場所が場所だけにややこしい。説明出来なかった】

こ、こでね、たい……
【最後に少々無理なことを言い、それっきり眠ってしまった】
207 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:55:06.90 ID:e8y12CXl0
>>204

「ふん、やめろと言われてやめるあたしじゃないわ!」

【ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに】
【そんな音がいくつも聞こえてきそうな程少女は頬をつっつきまくり】
【やがてそれは、予告も無く止まった】

「…………」

【どうやら疲れたらしい】
【右手を下げると、少女はバットとボールを拾い上げる】

「飽きたから帰るわ! それじゃ、機会があればまたあいましょう、磯野。
 じゃない、イクラ。じゃない、蒼希。じゃない、そうきん!」

【一つ確実に間違っていない名前があったが、そんな気まぐれな別れの挨拶を済ませると】
【少女は踵を返し、バットを引きずってその場から去っていこうとする】
【何か呼び止めるようなことがなければ、彼女はそのままその姿を消すだろう】
208 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/20(水) 19:55:07.21 ID:xf8rAuydo
>>206

……ん、いいよ

【とん、とん】

……可愛いな

【穏やかに眠る少女を能力で浮かせ、横にしてやる】
【膝枕の体制になり、起きるまで優しく髪を撫で続けるだろう】

/絡みおつでした!……でいいのかな?
209 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー :2011/07/20(水) 19:57:34.72 ID:2MtOlE41o
>>208
乙でした!
210 :【掌開異能】 [sage]:2011/07/20(水) 20:00:31.30 ID:OeF7lsSm0
>>207
「えー……」

【小さく不満そうな声を漏らしてみるが意味はないようだ】
【止まぬぷにぷに攻撃】
【別に痛くも痒くもないからいいのだが】

「えっと、はい!じゃあ、また!ソラさん!」

【この人の行動は唐突だなと少女のことが少しだけわかった】
【彼女の言葉に引っかかるところはあったのだが、一々訂正するのも面倒だし、無駄だろう】
【去っていく少女の背中に手を振る】
【少女の背中が見えなくなったところで手を降ろし】

「さて……俺も帰るか」

【独り言を呟いて。夜の空を見上げて歩き出した】

/絡みあり乙でした!!
211 :【凛風剣星】 [sage saga]:2011/07/20(水) 20:03:05.82 ID:e8y12CXl0
>>210
/こちらこそ、絡み乙でした!
212 :【蟇弧護法】 [saga]:2011/07/20(水) 20:27:56.28 ID:7FGK00Tm0
【街外れの森の中 (夜)】

「………」(腕が落ちないように)
【開けた場所に一人の青年がいる、手には弓と矢を持っている】
【青年の視線の先には何本の矢が刺さっている木がある、どうやら弓の練習のようだ】

【青年は定期的に弓を放つ動作を行い木に矢が当たる音が響く】
【彼が思った場所に当たっているかわからないが青年は一部の森に響く音をあげていた】

/殺し合いの場合、危険になったら逃げる可能性があるのでご了承を
213 :【蟇弧護法】 [sage]:2011/07/20(水) 20:35:13.38 ID:OeF7lsSm0
>>212

「我ながら……どうやったらここまで迷子で来れるんだろう……」

【暗い森を月明かりが照らす中、中学生か高校生くらいの、薄汚れたTシャツとズボンを履いた少女がうろうろとしている】
【辺りをきょろきょろと見回して不安そうな顔している】

「ん……?」

【その不安そうな表情を作る一因だった眉が、少しピクリと動く】
【どこかで、物音がする】
【森で起こる自然な音ではなさそうな】
【音のする方へ足を運ぶ少女】

「あのー……誰かいますかー……」

【音が近くに来て、姿の見えない相手に聞こえるよう大声で話しかけてみる】
214 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 20:35:42.98 ID:OeF7lsSm0
>>213
/名前ええええええ!!!ごめんなさい!名前こっちです!!ごめんなさい!
215 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 20:39:41.62 ID:3dMrobvf0
>>193
/まだ居ますか?
216 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 20:40:06.28 ID:7FGK00Tm0
>>213
「……ん?」(今何か音が…)
【ほぼ無心で作業を行う青年の耳に物音が、誰かがいるかもしれないので警戒】
【そして耳を澄ますと…誰かを呼ぶ声、これに対して青年は】

「はいー、いますよー」(一応警戒はしておくか)
【謎の女性の声に返答する、こちらから動く事は無く声がした方向を注視する】
217 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 20:44:40.22 ID:OeF7lsSm0
>>216
「いたー!」

【嬉しそうに声を上げる少女】
【その声からも、大人ではないことがわかるだろう】
【ガサガサと音を立てながら歩き、声のした方へ近寄っていく】

「えっと……すみません、この森に迷い込んでしまったんですが、街へはどういけば帰れるでしょうか……」

【青年の姿をじっと見ると、弓の練習中のようだったが、深く関わるつもりはなく自分の用件だけ伝える】
218 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 20:49:27.70 ID:7FGK00Tm0
>>217
【こちらに来る者は少女だと知る、だが警戒は一応解かない】
【彼女の話を聞くと青年は街の方額へ指を指し】

「街の方角はあっちですよ、しかし…だいぶ汚れていますね、何時間迷ったのですか?」
【素直に街の方向を言いつつ相手の身なりに疑問を持った】
219 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×4 水晶の剣 [sage saga]:2011/07/20(水) 20:52:33.33 ID:gd1w45GB0
夕暮れは過ぎ、やがて夜がやってくる
太陽の輝きは沈み、静かに虫たちが鳴き声を奏で始める

「・・・・・よし、そろそろ動くとしようか」

森の中に身を潜めていた私は、蒸し暑い昼の時間が通り過ぎていったことを確認すると
いそいそとリヤカーを引いて、木陰から抜け出し砂利道へと歩む
最近は日中の暑さが酷いものだから、私は涼しくなる頃合を見計らって旅をするようにした
夜は夜でそれなりに危険は有るものだが、暑さで干からびそうになるよりはマシなものだろう
私は危険よりも、暑さの方が嫌いなのだから

「さて、今日は・・・・どっちに行こうかな」

一旦道に出ると、辺りを見回しながら今日の行き先について考える
これからまだまだ暑い日が続くだろうから、北に向かうのも悪くないかもしれないなと、そんなことを考えながら

しかし、夜中になると森の中から現れる黒いローブで身を包んだ者とは、どういう風に見られるだろうか
恐らくどこからどう見ても不審者にしか見えないだろうな、自分でも怪しいとしか思えない
ま、ここらへんは人通りが少ないし、そんなことを心配する必要はないだろう
そもそもどう思われても気にするつもりはない・・・・
220 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 20:54:30.11 ID:OeF7lsSm0
>>218
【青年が指差す方向をしっかりと記憶して頷く】

「ありがとうございます」

【一度しっかりとお礼を言ってから青年の問いを聞く】
【普段なら無視してもいいのだが、相手は恩人である】

「いえ……迷ったのは一時間程度です。服はもともと汚れていました」

【そして律儀に答えて見せた】
【ある事情で一年くらい前から時々水洗いだけしているような服なので、汚れていて当然なのだ】
221 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 20:59:06.31 ID:7FGK00Tm0
>>220
「はぁ」(もともとねぇ…)
【まだ少し疑問が残るがこれ以上聞くのはやめることにする】
【しかし彼女一人で街に戻れるか少々不安になり】

「もしよければ森の出口まで送りましょうか? もしですが」
【乗るかどうかわからないが一応彼女に付き添いがいるか聞いてみた】
222 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 21:03:09.14 ID:OeF7lsSm0
>>221
【青年からそれ以上質問はないようなので、早く帰ろうと一歩足を出す】

【すると、思いもよらない申し出が】
【少女は一度きょとんとして表情になって、すぐに真顔に戻り】

「じゃあお願いします」

【と頭を下げた】
【一人で帰れるか、些か不安だったようだ】
223 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 21:05:37.93 ID:3dMrobvf0
>>219

/>>215は取り消しで

「不審者かい? お兄さん」

【その男の後ろに暑苦しい白い服を着た1人の少年が立っていた】

「黒いローブとはなかなか興味深い恰好をしているね」

【そして遠慮なんて言葉俺の辞書にはないぜと言わんばかりに相手に話しかける】
224 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 21:06:12.20 ID:7FGK00Tm0
>>222
「自分でよければ」(あっさり許可したな)
【青年は近くの木まですぐに駆け寄り二m弱の弓を消して矢筒を木の下にあるリュックへ押し込む】
【そしてそのままリュックを背負い彼女の前へと移動する】

「しかし今日は何故森なんかに? 近道でもしようとしたんですか?」
【青年は街の方角に歩きつつ暇つぶしにでもと彼女の迷子の原因を聞こうとする】
225 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 21:10:03.95 ID:OeF7lsSm0
>>224
「よろしくお願いします」

【今度はお辞儀無し、言葉だけかける】
【青年がリュックを背負って自分の前まで移動するのを待ち、彼の後ろをついて歩く】

「いえ……自宅に帰ろうとしてたら野良犬に追いかけられて」

【なんとか逃げ切ったものの、迷ってしまったという訳らしい】
【野良犬に追いかけられたのも、森に迷い込んでしまったのも、少女の能力に関係するものだ】
【それには少女自身も気づいてはいないが】
226 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×4 水晶の剣 [sage saga]:2011/07/20(水) 21:13:32.33 ID:gd1w45GB0
>>223
背後から、誰かが話しかけてきた
その声に反応して振り返ると、そこには・・・・なんとも暑そうな格好だな

「子供か・・・・」

こんな時間帯でも人間の子供がほっつき歩いているとは、少々驚きだ
今は夜、子供が一人で歩いていい時間ではないと思うのだが

「坊や、早く帰った方が家族の人間に心配をかけなくていいんじゃないか?」
「それと、不審者には声をかけないほうがいい。何が起こるかわからないからな」

いらぬお節介かもしれないし、正直人間のこととかどうでもいいと思うのだが
しかし子供がもし危険に巻き込まれたら、こちらとしてもあまりいい気分ではない
一応、注意だけはしておくとしよう、ちょっと気が楽になる
227 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 21:15:10.48 ID:7FGK00Tm0
>>225
「なるほど…それはご不運で」
【青年は同情しつつ前へ歩く、次の話を考えつつ】
【と、考えたのだがもう話すネタが思い浮かばないので】

「………」(何を話すべきか…)
【青年は無言に、名前を聞こうとしても怪しまれるだけだしどうしたものか】
228 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 21:18:02.42 ID:OeF7lsSm0
>>227
「いえ……」

【慣れっこになった同情の言葉】
【適当に答えて俯くが】

「……」

【話題がない】
【もしかしてなにかこちらから話さなければいけないのか】
【謎の使命感に追われて口を開く】

「あの……貴方はどうして森の中に?」

【相手が話すかどうかはともかく、少しは会話が続くだろう】
229 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:20:43.66 ID:et/CAlfIO
【公園】

「…不殺同盟…か…」

【ほとんど黒な薄手のダークグリーンのコートを着た女がベンチで考え事をしている】
【傍には大剣が立てかけてあり、そこからもくもくと冷気を発しているため彼女の周りは夏というのに涼しい】
230 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 21:21:06.84 ID:3dMrobvf0
>>226
「親なんていないし要らないよー」

【少年はおどけた様に衝撃の事実を告白する】

「それに何もない退屈な日常より面白そうな格好をした人に話しかける方が100倍楽しいよ」

【薄っぺらい、そしてどこかに狂気を感じさせる笑みを浮かべながら言葉を紡ぐ】

「で、お兄さんは何をしていたのかな?」

【自分のことなどどっかにぶん投げて相手が何をしていたのかを聞く】
231 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 21:23:59.16 ID:7FGK00Tm0
>>228
「あっ、自分は体を鍛える為に森で自主練習をしていました」
【早速相手から質問が来たので、落ち着いた声で返答する】
【最近自主連中に能力者が乱入してきて模擬戦と言うのもあり、青年は物静かそうな彼女を見て安心したのだ】

「さて、もうじき森を抜けますよ」
【移動中、木を見て自分の現在地を確認、安心させるように彼女に言う】
【もうすぐ木の大群は無くなり目の前に道路を確認できるだろう】
232 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:24:21.65 ID:45pSj9nR0
>>229
【その公園に黒い鎧が入ってきた】
【それはそれはゴツくて黒い鎧≠ナあった】
【この暑い夏に暑苦しいこと他ならない。見ているだけで暑そうである】
【さらにその鎧は漆黒の長剣を右手に持って引き摺っていた】

【まあ、勿論目立つ】
233 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:25:17.45 ID:ldYds+8A0
>>229
【同じ公園】
【一人の青年が、ケータイを操作しながら公園へと入ってきた】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、黒猫を頭の上に乗せた】
【警察やらジェイルやらD.O.T.Aやらに指名手配されている青年だ】

【青年は、ケータイの画面を見ながらうーんと悩むような声を上げてこう呟いた】

不殺……ねぇ

【ベンチの前を通り過ぎたちょうどその時だったので】
【座っている相手にははっきりと聞こえるだろう】
234 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:25:56.88 ID:ldYds+8A0
>>233
/※このレスはそげぶされました
235 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:27:42.06 ID:et/CAlfIO
>>232

「……」

【唖然とした視線を送る】
236 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 21:29:51.79 ID:OeF7lsSm0
>>231
「そうなんですか」

【落ち着いた声の解答にこくりと頷く】
【納得したようだ】

「はい。ありがとうございました」

【道路を確認し、お辞儀をする、顔を上げる】
【そして、少し微笑んで見せる】
237 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:31:30.43 ID:45pSj9nR0
>>233
/なんかすみませぬ…

>>235
「………」

【こちらはじぃーっと女性を見つめている…はずである】
【鎧なのでどこを見ているのか完璧には分からないがきっと女性を見ている】
【見られたから見返したのだろうか?それは分からない】

「……………」

【そして数秒後には女性の座っているベンチにカチャリカチャリ…と金属の音をたてながらゆっくり近づいていく】
【ゆっくりゆっくり。一歩一歩】
238 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×4 水晶の剣 [sage saga]:2011/07/20(水) 21:34:00.48 ID:gd1w45GB0
>>230
「ほお、孤児というやつかね」
「やはりどこにでもそういうのはいるものなのだな、私には関係ないことではあるが」

心配してくれる家族もいなければ、帰る家も無いといったところか
それならばただ一人夜の中を徘徊しているのも頷ける、住むところなどもなさそうだし

「残念ながら、私は退屈した日常を送る方が好きなんだ」
「誰かと関わることは苦手なのでね、下手に関係を持つと煩わしいことも起こる」

過去の経験上の話、特に人間とはあまり関わり合いにはなりたくないと思っている
何もしていないのに追い回されたこともあるし、いわれのない迫害を受けたこともある
・・・・・思い出すとなんだか腹が立ってきたな、少しだけ顔をしかめた

「特になにかしていたわけではない、今からどこに向かおうか考えていたところだ」

身なりを見てくれればわかるだろうが、リヤカーを引き、ローブを身に纏い、不審者のようにも見えるかもしれないが
私は旅をする人間なのだ、考えることはいつでも次の旅先、向かうところ
子供でもそれくらいは理解してくれるだろう、きっと
239 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:35:48.43 ID:et/CAlfIO
>>237

「……」

(…ありゃどういうわけかしら…鎧…?)

(中には人が……いるわよねえ…当然…)

【思考をくゆらせていたが、】

「!!…な、何よ!?」

【なんと近づいてきたので剣を持ち、慌てて後退】
240 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 21:37:09.71 ID:7FGK00Tm0
>>236
「いえ、どういたしまして」
【森を抜けた所で少女に礼をされたのでこちらも少し微笑んでそう返した】
【青年はふと彼女もあの街で過ごしていると気づき】

「あっ、もう知っていると思いますがあの街には能力者がたくさんいます、危険な能力者もいるので注意を、では自分は」
【彼女に注意を言ってから青年は背中を見せてまた森の中へと消えていこうとした】
241 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:40:22.40 ID:et/CAlfIO
>>233>>234
/申し訳ない…またの機会にお願いします…
242 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:40:24.29 ID:45pSj9nR0
>>239
「………………なに…座ろうと思っただけだ」

【鎧なので疲労することはないはずなのだが、座りたいこともあるのだろう】
【気分だ。きっと、座りたい気分なのだ】

「……………………」

【鎧の兜に当たる部分が女性の方向をじっと見ている】
【なにか言いたいことでもあるのだろうか】
【それとも例の如く気分なのだろうか。女性のことを見たい気分】
【ダメだ。ただの変質者だ】
243 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 21:41:28.69 ID:3dMrobvf0
>>238
「まあ孤児って言う訳でもないしそう言う訳でもあるね」

【よく分からないことを口走る少年】

「ふうん・・・」

【相手の姿、持ち物のリアカーを交互に見る】

「・・・旅人だね、見た感じ」

【少年は見た感じの感想を抱く】

「しかしその姿で暑くないのかい?」

【お前が言うな】
244 :【蛮勇引力】 [sage]:2011/07/20(水) 21:42:33.79 ID:OeF7lsSm0
>>240
「それでは」

【笑い返してくる青年に最後に言葉をかける】

「え、え、ええ。ありがとうございます」

【あまりわかっていないようだ】
【多少噂に聞いたことがある程度だったのだろう】
【とりあえず、森の中に消えて行く青年を少しの間見送ってから、少女も家に向かって歩き出した】

/絡みあり乙でした!!
245 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:42:36.38 ID:et/CAlfIO
>>242

「…あ、そう。」

「……何よ。兜くらいとったら?」

【大剣を背に戻し、訝しげに質問】
246 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:45:38.95 ID:45pSj9nR0
>>245
「……………」

【鎧は女性の言葉に小さく頷き、剣を地面に置き両手で兜に手をかけ】
【スポッと兜を脱いだ】

「…………どうだ?」

【兜を取ったが、顔はない。空っぽだ】
【なんというホラー】
247 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:47:47.77 ID:et/CAlfIO
>>246

「……」

「……ゑ?」

【パチパチ、と信じられないという様に二三度瞬きし、】

「ちょっと…一体どういう…」

【相手の顔がある(と思われる)位置に手を伸ばそうとする】
248 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:50:08.65 ID:45pSj9nR0
>>247
【当たり前の反応だった】
【最初は意味が分からないだろう】
【もしかしたら身長が低くて中に潜んでいるのでは?と思ったりするかもしれない】

「………………」

【元来、顔があるべき場所に手を伸ばしても空気にしか触れられない】
【どころか中を覗き込んでも何もない】
249 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:53:31.32 ID:et/CAlfIO
>>248

「あんた…一体…」

【一通り鎧を見つめ驚きの表情をを浮かべてから聞く】
250 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×4 水晶の剣 [sage saga]:2011/07/20(水) 21:53:58.58 ID:gd1w45GB0
>>243
「なかなか、理解の早い子だな。嫌いじゃない」
「そう、私は旅人・・・・と言うよりも、旅をする者だよ」

この前は屋台とか勘違いしている人間がいたが、やはり通常の人間はこう考えるか
あれはある意味稀有な存在だったのかもしれない、目の前の子供のようなのが通常の人間だ
何故か少しだけ安心した、どうもこちらではまともな人間には会っていないような気がするから

「非常に暑い、日中だと滝のように汗が出て全身の水分が干上がってしまいそうなほどだ・・・」
「だからこうして夜になってから行動しようとしているのだよ。暑いのは大嫌いだからな」
「それからもう一つ。人間に姿を見られるのも嫌いなんだ、うるさいからな」

この黒いローブは己の姿を人目から隠すには実に都合がいいのだ
ついているフードは頭全体をすっぽりと隠してくれるし、露出も手足以外はほぼ無いに等しい
お陰で非常に暑い思いをしているのだが・・・・
251 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 21:55:27.89 ID:45pSj9nR0
>>249
「……………わからない」

【自分で自分がわからない。そういう存在だ】
【だが、名前はこの前少女に付けてもらっていた】

「………名前はとある少女に付けられた」

【……その先は言わない】
252 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 21:57:14.07 ID:et/CAlfIO
>>251

「……」

【ううむと数回唸り、】

「…これは…まさか…黒剣=c?」

【剣を指差す】
253 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:00:51.65 ID:45pSj9nR0
>>252
「…………」

【唸っている女性を尻目に兜を元の位置に戻す鎧】
【やはり外した状態は落ち着かないのだろうか】

「………………知っているのか」

【再び剣を持ち上げ、地面に突き刺す】
【そして腕を組む鎧。何かのゲームのボスにいそうな感じだ】
254 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 22:01:18.39 ID:3dMrobvf0
>>250
「その言い方からすると人間じゃないんだね」

【わざわざ旅をする者と言い直したのを目敏く見つけて指摘する】

「そんなに暑いなら俺の能力で涼しくしようか?」

【少年自身も自分の能力で暑さを否定しているので少年自身は涼しい】
【そして相手の暑苦しい恰好を見て同じように能力で涼しくしようかと思ったのだ】
255 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:03:41.33 ID:et/CAlfIO
>>253

「ええ。…刀剣には詳しいの。」

【職業柄…というべきか。】

「信じられないわ…本物…みたいね…」

【屈んでよく見ようとする】
256 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:04:33.18 ID:et/CAlfIO
/すいません!飯落ちです…申し訳ない…
257 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:08:54.99 ID:45pSj9nR0
>>255
「………………詳しい…か」

【鎧は男なのか女なのか、もっと言えば人間なのかすら分からない声で喋っている】
【なんというか、こう、ボイスチェンジャーを使った声のような感じだ】

「………そんなに珍しいか」

【女性の鑑賞の邪魔はしない。見たければ見ればいい】
【世界に一つしかない(出費が半端でない為、等の不利益な理由が重なった)ので珍しい、はず】
【そんな中、鎧は女性の背中の大剣を見ていた。見ているだけだが】
258 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:09:20.35 ID:45pSj9nR0
>>256
/了解です!
259 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×4 水晶の剣 [sage saga]:2011/07/20(水) 22:11:28.52 ID:gd1w45GB0
>>254
「・・・・ほう?本当に理解力のいい子だな」
「気にされるほどのことではないと思っていたのだがな・・・・ククク」

ずばりその通り、私は人間などではない
そのことに気づくかどうか、ちょっとした戯れを言葉の中に入れただけだったが・・・
少々この子供のことを侮っていたかな?思ったよりも理解力があって、目ざとい
正解に辿り着いてくれて、少々、含む程度の笑みをこぼしてしまった

「なに、不要だ。今は昼に比べれば十分に涼しい」
「それに出来るだけ人間の手は借りたくないのでね、気持ちだけはありがたく貰うとしよう」

親切心を無碍にするのは少々気が引けるが、初対面の人間から施しを受けるつもりは無い
悪く思わないでくれ、これも私の性質であるのだから
260 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:14:55.65 ID:et/CAlfIO
>>257

「そりゃあね。伝承でしか聞いたことないわ。」

「……戦争で折られたって噂があったんだけどね…」

【そっと刀身に触れる女の瞳は、】
【剣士のそれであった。】

/おまたせしましたー!
261 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:15:32.18 ID:et/CAlfIO
>>257

「そりゃあね。伝承でしか聞いたことないわ。」

「……戦争で折られたって噂があったんだけどね…」

【そっと刀身に触れる女の瞳は、】
【剣士のそれであった。】

/おまたせしましたー!
262 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:15:54.25 ID:et/CAlfIO
連投すいません
263 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 22:18:36.81 ID:3dMrobvf0
>>259
「そのセリフから察するに正解の様だね」

【少年は嬉しそうに笑う】

「ふうん、まあそういう考えもあるだろう」

【そう言って少年は踵を返して】

「ばいばい、お姉さん」

【別れの言葉を紡いで歩き出す、何もなければそのまま歩き去っていくだろう】
264 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:23:39.13 ID:45pSj9nR0
>>260
「…………伝承か」

【この黒剣≠ノ纏わる噂は、世界で1、2を争うほどガセが多いと言われている】
【『何があっても錆びない』『世界に一本しかない』等の希少性が話にひれをつけさせたのだろう】
【ついでに言うと、非常に珍しい剣ではあるが、特別な効果とかはない】

「…………お前の剣も相当なものだと私は予想するが?」

【変わらず腕を組んだままそう言った】

/お帰りですー!
265 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:26:17.70 ID:et/CAlfIO
>>264

「…私の剣は妖刀≠諱B」

【刀身を撫で、】

「ふうん…錆一つないわね…」

【見とれる様な感嘆のため息を吐いた】
266 :【火竜炯劔】 :2011/07/20(水) 22:27:33.88 ID:cq9TvxVso
>>160

「不自然………ねぇ?」

【少女が緑の瞳に小さな好奇心を浮かべるのを眺めた男性が言葉に残したのは余韻】
【再び満天の星々が輝く夜空をを見つめ…「まぁ…いいだろ」瞳を閉じ回想を浮かばせる】

「牢獄から……でて久しぶりに見た宮殿にはむせ返る様な熱と……真っ赤な炎が広がってなぁ」
「女中、家臣、役人共の……喰われた……様にバラバラ死体な……死体が転がってやがり」

【遥かなる時の流れに消え去った過去、
されど忘れる事の出来ない熱、鮮血】
【そして、何故助けなかったと】【言って来る様なち冷たく無機質な瞳を】

「誰かのかわからねぇ剣で邪魔する奴を叩ききりながら、あるいていたらよぉ」
「宮殿の一番奥の部屋で八つ裂きにされた糞"親父"と"側室"と"妹"とこの剣が転がっていた」

【今思えば、斬っていたのは人では無かったかもしれない……が今はもう判らず】
【男性は……一旦、ここで切る言葉、少女の水筒に口を付け、深く吐くのは息を】

「即ちだ…俺の国はもうねぇんだよ、原因は他国の侵略だったか……もう4年前」
「そう四年くらい前だな……で、てめぇが飯の事とか旅の知識を学んでいる間に」
「愛国心もねぇ…逆に枷が外れてせいせいしたんでなぁ最初てめぇが言ったとおり」

「剣キチ、快楽殺人者の俺様は自由気ままに剣を振るい、戦い、殺しあってきたのさ」

【ふわり、とその時】【二人の間を一陣の生温さを孕む風が走り抜けて消え去り】
【過去の記憶を今に引き摺り出した男性の頬に流れた一粒の雫を、拭い去っていった】
267 :【呪具生成】呪われた何かを作る 鉄の塊×4 水晶の剣 [sage saga]:2011/07/20(水) 22:29:54.93 ID:gd1w45GB0
>>263
「ああ、それではな」
「縁があれば、また会うこともあるだろう・・・・」

子供は背を向けて歩き出し、だんだんとその姿は小さくなる
彼は一体どこに向かうのだろうか、きっとまた私のような不審者に話しかけてまわるのだろうな
退屈は嫌いだと言っていたものだし、もう少し面白い反応をしておけばよかったかな?

「しかし、最初はお兄さんと言っていたのに・・・・どこで気づいたのだか」

薄く口元に笑みを浮かべる
まったく気づいているような素振りはなかったのに、本当に目ざとい子供だ
今度会うことがあれば一度聞いてみようかな、相手の仕草を観察する方法でも

そして私はガラガラと、リヤカーを引いて道を歩き始めた
今日は、風の吹く先へと行こうか・・・

/絡み、有難うございました!
268 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:30:35.52 ID:45pSj9nR0
>>265
「……………なんだ?……コレクターなのか?」

【このちょっぴり有名な剣を知っていたり、妖刀を所持していたり】
【珍しい刀を収集でもしているのだろうか】

「…………絶対に錆びない素材で作られているようだからな」

【絶対に錆びない素材ってなんだろう】
【と、聞かれたって知らない。きっと未知の素材だ。うん】
269 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/20(水) 22:31:45.62 ID:3dMrobvf0
>>267
/乙&ありがとうございましたー!
270 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/20(水) 22:34:43.56 ID:eIN8S5HKo
【噴水のある公園】

まったくもって…

【ぺた】

度 し 難 い !

【ぺたぺた】

まったくもって!

【何やらご機嫌ナナメの様子の鳥類が歩いている】
【それは人語を巧みに操り、手羽を器用に使いこなし】

あの店長!ケツに私自慢のクチバシをブチ込んでやんよチクショウがぁあぁぁぁ!!!ピッギャーーッ!!

【魚屋でイワシを売ってもらえなかったことを嘆いているのである】

【手近なゴミ箱に鳥類代表キックを入れ】

ピギャァァァァ!!!怒りが収まりませんよこれはァァァ!!

【暴れまわる】

【ペンギン】

/なんでもっ
271 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:36:36.79 ID:et/CAlfIO
>>268

「そんなんじゃないわ。剣客として興味があるのよ。」

「画家が筆に拘るようなもんよ。」

【一通り見つめてから、】

「にしても…気になるわね…この剣といあ…あんたといい…」

【再び鎧を見つめる】
272 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/20(水) 22:39:00.67 ID:XXaJHCo90
た、たたん、小刻みに地を蹴り、華麗な舞踊の如く、正しい踏み込みに、染み着いた
型式の打ち込みを為す、武道に於いての考え方だが
武とは即ち、守に秀る為の弱者が強者の為に、対抗する手段として成り立つモノ
いわゆる亀の甲羅の様な、己の立場や己の心に抱えた弱さを補う為でもある
捉え方は多種多様ながら、私なりには……ーーー

「勢ィッッ!!! 破ァッッ!!! 威ィ也亞ァァ!!!!」

ナース服と、壮麗な金髪少女と、鍛錬、場所は決まって竹林の中
夜間の竹林は涼しく、闇に照りまた寒色に変わる竹の青々しさが並ぶ風景は落ち着くのだ。
また道場で打つ拳法とは勝手が違うのだ、並ぶ竹の数々や、絨毯の様な笹の敷かれた
平淡に見えて、実は凹凸の激しい地面、僅かに湿ってるのか、柔らかず踏み込みにも
感覚の誤差が生じる、いわば環境の違える中で、如何に体を振るうか、経験を以て、染み着かせたいのだ。

「ぷはぁー……ひぃ……ふぅ……やっぱ、素のままだと、キツいわッ……ね」

ある程度の型を打ち終え、笹の地に力無く、腰を下ろす、素と言うのは聞いてそのまま
気で強化してない状態の事だ、私は生まれつき、体が弱い、幾ら鍛え抜いても一般人程度が限界だ
273 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:41:49.76 ID:45pSj9nR0
>>271
「……………使い手だったか…これは失礼」

【素直に謝った鎧。見た目と違い普通にいいやつである。かもしれない】

「………私もか」

【女性に興味を持たれた、と言ったら好意を持たれているみたいだが違う。多分】
【鎧は未だに腕を組んだままである】
274 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:42:58.24 ID:et/CAlfIO
>>273

「……そりゃあね。自立して動く鎧に興味を持たないほうがおかしいわ。」

【髪を耳にかけながら言う】
275 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/20(水) 22:48:08.96 ID:I068lszAO
>>266
【拭い去った涙を見つめ、そして目を瞑る。瞼の裏側に映る景色は赤と黒の絶望であった。】
【戸惑い震える唇は二呼吸ほどの間を開けて開かれる。】

神様は人に乗り越えられそうな試練を与えてほくそ笑むらしいですからね……
目の前に神がいたら私は全力で殴り飛ばします。

【青年のおぞましき過去に何かを掴んでいないと不安になるからか、彼女は足を折り畳むようにして抱きかかえ……】

貴方に無理矢理与えられたのは何でしょうね

【そう。それは当時の青年にはどうする事も出来ない事件。青年に否は無いのだ。】
【尋ねるのは4年間、これまでの青年の旅路で何を得たのか。未来へ進む為にと彼が今、判断した過去についてを――】
276 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:50:00.59 ID:45pSj9nR0
>>274
「…………そうか」

【少し困った顔をする(!?)】
【表情は全く変わっていないが】

「………で、なんだ……私はどうすればいい?」

【ていうか座っていいか?と女性に聞いた】
277 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:51:19.56 ID:et/CAlfIO
>>276

「…別にどうもしなくていいわよ。」

「あ、いいわよ座って。というかなんで私に聞くのよ。」

【思わず表情を崩す】
278 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 22:55:22.62 ID:45pSj9nR0
>>277
「……………お前が先に座っていたのだからな」

【それだけいうとベンチに腰を下ろす】
【ちなみに剣は地面に突き刺したままである】

「…………………」

【そして、まるで置物のようにピタッと動かない】
【というか置物そのものだ】
279 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/20(水) 22:56:46.86 ID:hM94z1vL0
>>272

「うん、これまた似つかわしくない光景だ」

壮麗なる金髪少女の目の前に現れたのは、これまた稀有な姿をした少女であった。
その少女は珍しい両違いの瞳をしており、これまた片腕という欠損を抱いていた。

その少女は竹の間を探って現れた、その反動でバサバサと音を立てる。
また新しく笹が落ちてきて、その葉は月光に照らされた。

「お邪魔だったかな?」

少女はそれだけ言った。
280 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 22:57:14.39 ID:et/CAlfIO
>>278

「…ねえ…」

「ちょっと持っていい?」

【はたから見たら置物に話しかけているみたいだ。】
【突き刺した剣を指差す】
281 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:01:42.93 ID:45pSj9nR0
>>280
「…………構わない」

【微塵も動かない黒い鎧から声だけ発せられる】
【ちなみにあの剣、もんのすごく重い(設定)なのだが、大丈夫だろうか】

「…………………」

【鎧はその様子を不気味なほど静かに見守っている】
282 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:05:13.60 ID:et/CAlfIO
>>281

「…それじゃあ。」

【若干の緊張とともに黒剣≠ノ触れ、】

「よいしょっ……おお…」

【軽々…とまではいかないが両手でそれを抜き、持ってから、】
【2、3回素振りする。】
283 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 23:08:28.24 ID:7FGK00Tm0
>>270
まだいますかー?
284 :【火竜炯劔】 [sage]:2011/07/20(水) 23:08:41.58 ID:cq9TvxVso
>>275

【男性の瞳から溢れた感情の雫は一筋だけ、後に続くのは、乾ききった笑い声】
【直ぐに反応が無い少女……男性は首を傾け、何かに震える唇、怯えに閉じられた瞳】

「──おいおい、……たぁっ……わりぃ、わりぃちょいと話が重すぎたか?餓鬼にとっちゃ─ハッハ」
「……ま、神──神ねぇ……俺様以外の神なんざ、みとめぇ──てぇのはくせぇ台詞か」

【──そう、神なんて】【瞳を細め、唇を歪ませ、少女を見つける男性の表情は嬉しげに】
【ふと、砂がずれた音、男性はゆっくりと己の両手を大きく開き……噛み締める様に、思い出すように】

「与えられたものなんざ……天涯の孤独と痛みと血と炎とこの剣……くらいしかねぇよ」
「でもな──こんなものなんざぁ…その内に俺様が勝手に手に入れる筈だったもんなだけだ」

「優しい、優しい──嬢ちゃんなぁ…わかんねぇだろうが……俺様的にはこの人生でも満足してんだぜぇ?」
「どうせ…あの事件が無かったら、俺様が国をつぶしていた…神とやらは予定を先送りしやがった、それだけ」

【そして】【男性は瞳を開き】【まるで何かに気が付いた様に、声を上げた】

「……あぁ──、
今もう一つ見つけた……嬢ちゃん、寝転んでみな──イテェのが嫌なら別に俺の腕を枕にしたっていい」


「──きれいじゃね?、この夜空…星が満天に輝いていてよぉ……あんな国じゃ──知らなかった」
285 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:08:46.60 ID:45pSj9nR0
>>282
「………………」

【鎧はずっと見ている】
【静かに見ている。見守っている】

「…………おお」

【女性にしては結構な怪力の持ち主のようだ】
【勿論、本人にはそんなこと言わないが】
【このゴツイ鎧でも持ち運ぶときは引きずっているというのに本当に女性か?】
【というか人間か?】
286 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:10:03.72 ID:et/CAlfIO
>>285

「やっぱり…名剣≠ヒ…」

【片手持ちはさすがにできないが、】
【両手で振り回している】
287 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/20(水) 23:11:26.09 ID:eIN8S5HKo
>>283
/はーい
288 :【火竜炯劔】 [sage]:2011/07/20(水) 23:11:31.75 ID:cq9TvxVso
>>284
あ。、ミスです

「どうせ…あの事件が無かったら、俺様が国をつぶしていた…神とやらは予定を先送りしやがった、それだけ」



「どうせ…あの事件が無かったら、俺様が国をつぶしていた…神とやらは予定を改変しやがった、それだけ」

に変換お願いしまう
289 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/20(水) 23:11:54.19 ID:XXaJHCo90
>>279
「あら、ま……こんな辺鄙な所で、お客さんとは珍しいわねぇ」
「別に、休憩に入る所だったから良いわよ」

ーーー……来客、と言いつつも、別に私有地な訳で無ければ、陣取ってる訳でも無く
こう、少しだけ独占的な優越感に浸ってたとか、そんな程度の感慨から口に出た言葉だ
適当な竹に腰を任せ、適当な応対を為す、ポーチからハンカチを出して額を拭いつつ
やや疲れや乳酸の溜まった筋肉を振るいつつ、気怠い様子ながら、深海の様な蒼い瞳で相手を覗く

「………」

欠損、か
少女をふと見て気になった箇所だ、欠損を抱えた人間にとったら同情心に近い感情は
余計なんだろうが、初対面所以もあってか気になってしまう訳で、だけども
口にはしたくない歯痒さで、私は少しの間だけ気不味い感覚で
私は視線を逸らし、夜空を扇いだ。
290 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:15:34.83 ID:45pSj9nR0
>>286
「…………切れ味も落ちていないようだしな…流石と言ったところか」

【相変わらずベンチに固まったまま喋る鎧】
【これを第三者が目撃したらどう思うのだろうか】
【鎧を脱いで修練に励む女性がいるように見えるのだろうか】
291 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 23:18:22.43 ID:7FGK00Tm0
>>270
「…………なんじゃこりゃぁ…」(マジで何だ…)
【ポツリと、言った本人にしか聞こえない程の大きさで呟く青年が公園前にいる】
【青年の服装・顔・髪は普通、ちょっと目立つのは背負っている大きいリュックと右手にはめている指輪ぐらいだろう】
【ともかく青年は眉をしかめた状態で人語を喋っているペンギンを見つめた】

(これは…保健所? いやそもそも携帯持ってないしなぁ…本望じゃ無いが止めよう…)
【数秒の青年の脳内会議が終わり暴れている鳥類を止める為公園へと走り寄った】

「すいませーん! 何かあったんですかぁ!?」(まずは暴れている原因でも)
【顔を少し蒼く染め、焦りを形にしたかのような汗を浮べつつ、青年はペンギンに話しかけた】
292 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:18:50.32 ID:et/CAlfIO
>>290

「いやあほんとに。斬鉄なんかもできるんでしょうね。」

「…まさか本物に会えるとはねえ…ありがと。」

【ある程度振り回し、その感触を確かめてから、】
【剣を名残惜しそうに鎧に返そうとする。】

【額にはうっすら汗が浮いていたが、それでも女は満足げであった。】
293 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/20(水) 23:22:39.95 ID:eIN8S5HKo
>>291
あぁん!?ギョェーーッ!!

【勢い良く振向くペンギン】
【羽をバタバタとさせながら威嚇にもにたポーズを取り、青年のセイフティゾーン】
【心の距離を計ろうという心積もりなのだが…】

【これ、鳥の威嚇だからね】
【人間に効果は無いかんね】

何かあったも!
クソも!ありませんよ!

あの店主が、この鳥類最強の。

鳥 類 最 強 の。

コウテイペンギン様にイワシを売らなかったのですよ!ギャーッ!!

【カチカチと堅いクチバシを鳴らし】

あー思い出したらまたムカついてきちまったぜ畜生がァァー!
294 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:23:36.55 ID:45pSj9nR0
>>292
「…………その素質はあるだろうが……」

【基本的には使い手の腕次第である】
【うーん……この鎧は斬鉄…ギリギリ出来るかな?くらいである】
【そして女性から剣を受け取る。腕にずっしりと重さが伝わってくる】

「………………礼を言うようなことではない」

【剣を地面と垂直に置き左手一本でそれを支えながら右手を左右に振り「いえいえ」みたいなことをする】
【それとほぼ同時に鎧は立ち上がった】
295 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:25:25.70 ID:et/CAlfIO
>>294

「…結構あんたいい人…いや、いい鎧ね。」

【ふう、と汗をぬぐいながら言った。本心である。】

「…もういくの?」

【立ち上がったのを見て】
296 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/20(水) 23:27:13.67 ID:I068lszAO
>>284
それプラス自由がありますよ?

【御言葉に甘え、青年の腕を枕にし顔を天へと向ける。】
【無限に広がる海に浮かぶ灯火を眺め、彼女はゆっくりと語り出す。】

人の社会で暮らすなら誰もが傀儡。
精神をすり減らし、この夜空を美しいと思える余裕すら無い日常なんて……

【目を伏せ惰性の毎日を送り、会社に若さと魂を売り飛ばし、そして死ぬ。】
【この場所を滅びた大地と例える人がいる中、彼女はこの地を『始まり』と捉えていた。】
【人間がもう既に汚す事が無く、再生へと向かうこの場所で、澄んだ大気の中でポツリと感想を呟く】

本当に綺麗ですね……。

【陳腐なレトリックに貶める事無く出たそれは本音。たった一言の感想しか出さずに黙って彼女は空を眺めていた。】
297 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 23:28:11.27 ID:7FGK00Tm0
>>293
「うおっ」(やっぱりペンギン、でも喋るのか)
【ペンギンの威嚇に少し戸惑いつつ数歩下がる、そして怒っている原因を聞くが】
【どうやら人間が魚を売らなかったらしいが…まぁ急に喋るペンギンが魚屋に来たら驚くよな普通】

「えっ、えーと、別に魚屋に行くよりも海とか川とかに行った方がいいんじゃ…というより喋れるんですか…」
【おそるおそる、苦笑いで、相手をなだめようとしつつも自分の意見を言う】
298 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:30:59.90 ID:45pSj9nR0
>>295
「…………この前も言われたな「優しい」と」

【本人にそんなつもりはないのだが、その気がない『いい人(鎧)』こそが真のいい人なんだろう】
【そうどこかで聞いたことがある。ばっちゃとかに】

「………いいや…ただ立っただけだ」

【本当に帰る気はなかった。というか帰る家がまずないが】
【鎧にマンションを斡旋してくれる人などいないのだ。夜に見られたら心霊現象だと思われる】
【否、昼間でも見られれば心霊現象なのだった】
299 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:32:27.38 ID:et/CAlfIO
>>298

「ふうん…」

【なるほどガチでいい人、じゃなくて鎧らしい】

「っとと…紛らわしいわね…」

【ズッコケそうになる】
300 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/20(水) 23:33:20.11 ID:eIN8S5HKo
>>297
海ィ!?
川ァ!?

【クワッ】
【と、目(らしきもの)を見開き、嘲笑を漏らす】

この高貴な私が、海や川で下賤な輩と肩を並べて狩り。
すなわち

ハ ン ト !

を、しろと言うのですか?

【やれやれですよ…と、結び。肩(らしき場所)をすくめて見せる】

ん…おや。
私としたことが、申し遅れました。
鳥類最強のコウテイペンギンです。
鳥類最強の比類なき私には、人語を操るなど容易いこと…。
以後、お見知りおきを。

【す、と差し出される羽】
【どうやら握手をしたいらしい】
【何か、ざらざらとしていながらもしっとりとした感触がするだろう】
301 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/20(水) 23:35:23.74 ID:sJ5i1HXdo
【ちょっと時間を捏造して、夕方近い時間の公園】

ええと……模擬戦募集ってどうやるんだろ……

【麦藁帽子にワンピース、サンダル。両手に籐のバスケットという、
お前どうみたって戦闘するかっこじゃねーだろという少女がきょろきょろと辺りを見回していた。
いろいろと基本的なことがわかっていないらしい】

どうしよ……声かけちゃっていいのかな……

【遠くに見える人影にもじもじ。人見知りするようです】

/模擬戦募集ですが、雑談でもおkです!
302 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:37:57.49 ID:45pSj9nR0
>>299
【大量殺戮を犯したのだが、その後色々あって鎧が実は優しい人だったと判明した】

「……座ってみたが………何も変わりなかった」

【まず、座ったこと自体が気紛れのようなものなのであるのだ】
【結果として、別に立っていても、座っていても鎧的には殆ど変わりないことが判明した】
303 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/20(水) 23:38:18.85 ID:hM94z1vL0
>>289

目の前の少女が気まずそうに空を見上げている。
その空気の理由は明白で、多分それは欠損たる所以なのだろう。
その視線に釣られて、同じく空を見上げる。
ソコには辺りを照らす月光がうつされていた。

「月が綺麗ですね、なんて何処かの詩人の意味合いなんてないけど…それでも月は綺麗だ」

竹林という立地条件は悪いけれども、それでも月は見えていた。
空を仰げば笹とまんまるお月様、十五夜にはまだ早い。

「人と出会わない処世術には自身があったのけれども、それでも出会ってしまうものね」

なんてひとり言を漏らす。
或いは誰かに語りかけて。
尋ねられたらついうっかり、ひとり言を漏らしてしまうかもしれない
304 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 23:40:10.60 ID:7FGK00Tm0
>>300
「ええっ」(自然界にも社会的な何かができたのか…?)
【ペンギンの気迫に苦笑いを浮かべ上半身を数センチ逸らす、ペンギン社会にも座って命令する社会でもできたのか?】

【反論を言い終えた所で急にペンギンが自己紹介、ポカーンとなりつつも自分も差し出された手に伸ばしつつ】

「あっ、自分は弓指 卓矢(ゆみさし たくや)、一応怪我を治すボランティア的な何かをしています」(ざらざらしてしっとりしている…)
【こちらも自己紹介、手に伝わる感触にこっそり鳥肌を立てつつも相手の怒りが収まったか見守る】
305 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:40:45.46 ID:et/CAlfIO
>>302

「ふうん。鎧だからやっぱり何にも感じないのかしら。」

【疲れ知らずなら、物凄く羨ましい】

「あー…じゃあ私はそろそろいくわ。…ええと、ありがとね。それ。」

【剣を指差し、踵を返す】
306 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/20(水) 23:44:55.04 ID:eIN8S5HKo
>>304
ふンむ…。
誰かに話すと落ち着くものですね。

【一息、間を置いてから少しスッキリした様子で告げ】
【ふるふると体を震わせる】
【鳥類特有の動き】

これはご丁寧に、お気持ち痛み入りますよ。

【しっかりシェイクハンド】
【正しくは、シェイクハンドwithウィング】

して、弓指氏はここで何を?
307 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/20(水) 23:45:30.25 ID:45pSj9nR0
>>305
「……………感触だってちゃんと感じるぞ?」

【でないと生活できないしね。だが、疲れたりはあまりないっぽい。完全にではないが】
【鎧って便利!というわけでもないのだ】

「…………そうか…………では…私もどこかへ行くとしよう」

【鎧も踵を返してどこかへ向かい歩き出した】
【あてなどない。テキトーに歩いて。テキトーに休んで。そんな生活だ】

/絡み乙でした!
308 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/20(水) 23:46:31.48 ID:et/CAlfIO
>>307
/お疲れ様です!
/とても楽しかったです!乙でしたー!
309 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/20(水) 23:49:26.92 ID:7FGK00Tm0
>>306
「あっ、落ち着きましたか」(よかった…公共物破損はほぼ無しだ)
【相手が平常を取り戻したようなのでこちらも安心、顔が少し緩む】

【そしてシェイク、(この人?紳士だなぁ)と彼に対する第一印象を書き加えつつ疑問の言葉がこちらへ】

「自分は自主練習帰りに街に帰って偶然あなたが暴走するのを見かけて…」
【青年は素直に自分が少し前に取った行動を話す、ちょっと敬語を使っているのも第一印象のおかげ】
310 :【火竜炯劔】 [sage]:2011/07/20(水) 23:52:33.52 ID:cq9TvxVso
>>296

「──────………」

【腕に感じた少女の温もり、男性の心に湧き出るのは人の穏かに落ち着く体温の懐かしさ】
【──まともに、人に触れたのは何年ぶりであろうか、人とまともに言葉を交わしたのは】

【少女の紡ぎだす、唄に似た言葉は二人だけの命しか存在しない、終わりと始まり世界】
【生と死の運び手である、冷たい風に流されて、どこまでも。どこまでも運ばれていく】

【果てを感じさせない澄み切った闇に染まる夜空、中心で佇む鶸(ひわ)色の彼女は】
【淡く脆く美しく硝子の様に繊細な白銀の笑みを世界にたった二人の男性と少女に向けていた】


「……さっき偉そうな事を言った割にゃ、もう全てが嫌になって、全てがメンドクサクなっちまって」
「ろくに治療もせずに、こんなとこにきちまって、終わりかと思ったら──もう終われると思ったら」
「…感情がないと思えば人の過去に震える様な優しいメルヴィーナとか言う餓鬼に助けられちまって」
「お礼に紳士的に庶民的なエスコートを約束されちまって、この俺様が雑魚みたいに過去なんか語って」
「しまいには──二人揃って夜空を見上げて感動して……なんか普通の人生みてぇに………ったく」

【ぽろぽろと、唇が勝手に震えだし、小さく、小さく言葉を紡いでいた──どうして?】
【声は何時の間にか、涙色の震える声に変わっていた、再び瞳からは…水滴、零れ】


「………………───わるかねぇな、──ちくっしょう、……わるかねぇ」
311 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/20(水) 23:57:55.83 ID:eIN8S5HKo
>>309
えぇ。
元々は温厚な鳥類最強の。

鳥 類 最 強 の。

私の一族ですから…。
あのような、

ク ソ 人 類

に、腹を立てるなど、どうかしていたのですよ…。

【ニヒルに笑いかけて見せるが】
【やはり、いかんせんペンギンである】

おやおや、自主練習とは殊勝なことですね。
私も見習わねば…。
鳥類最強の。

鳥 類 最 強 の。

自覚は大切ですからねェ…。

【うんうん、と頷き】
【しかし、と続ける】

私は見ての通り、プリチーかつスタイリッシュ。
暴走のボの字もない、鳥畜無害なイチ鳥類です。
どうか、この公共物破損未遂については、不問ということで…。

【黒々とした羽の先を先ほどまで蹴りまくっていたゴミ箱へと向ける】
【なんとな〜く、鳥の足型的なものがついているゴミ箱である】
312 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/20(水) 23:59:37.02 ID:sJ5i1HXdo
>>301
……うん、今日は一旦帰ろうかな

【少女は結局、そのまま帰って行ったそうな】

/一旦回収しますん、すみません!
313 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/21(木) 00:04:17.67 ID:lbfTV63q0
>>303
「月は、唯一肉眼で見れる、お星様みたいなものだものね、月を取り巻く星々が」
「全部、月みたいに綺麗なのかな、って考えたら、ロマンに溢れるわよねぇ」

別段、宇宙に焦がれる訳でも無いが、単純にそんな未知の世界が身近に有ると思うと
胸踊る反面、知らない世界が故に不安や恐ろしさだってある、もしかするとあの星は隕石かも
知れないー、とか、嗚呼、無駄に妄想を広がらせたがるのは私の悪い癖
現実は、目に映る星が隕石に変わる事は天文学的な可能性で有り得ず、全てが月みたいに
美しいと限らず、単なるクレーターなのだろう

「人は一人じゃ無いもの、人生の内で誰の手も借りず何十年も生きてく人間なんて、居ないように」
「偶然のような必然も、あるものよ、ね」

耳に着いた独り言、単純に人嫌いなのか、事情あって会いたくないのか、私は聞く事もしない
別に悪くは無いと思うし、気になっても他人の人生を変える程
私に大きさがある訳じゃ無い、欠損を見て、私がまごつくのは昔の妹を思い出すのだ。
全てを失った様な無気力な眼、絶望を知り絶望とすら認識出来ず
ただ何カ月も、何年も
意識はあるのに植物に近い状態で佇む姿を、思い浮かばせるのだ
314 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/21(木) 00:05:24.75 ID:halcnK9y0
>>311
「………はぁ」(…紳士じゃないな、やっぱり)
【紳士じゃなく自信過剰なペンギンと認識しつつも彼の言葉を聞く、少しいらつくがこんな事で怒っちゃ青年の胃が持たないのでスルー】

「ええ…というよりペンギンがゴミ箱を蹴ったからで通報しても鼻で笑われるだけですし」
【視線をゴミ箱に向けつつも口を動かす、こんな事で通報しちゃあ頭がおかしいと思われるだけ】
【そしてフッと頭によぎる疑問、彼はどこに住んでいるか】

「しかしコウテイさんはいったいどこにお住みで? いやちょっと気になっただけです」
【青年はおそるおそる彼に聞いてみる、後付もして】
315 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/21(木) 00:10:33.03 ID:f8xlctAeo
>>314
官僚の方々もお忙しいと見えますな。
ペンギンの犯罪をみすみす見逃すなど…。

大変な世の中ですね。

【ぱたぱたと、羽を扇ぎながら】
【ちょっと社会派ぶってはみたけど…】

まぁ…正直、私としては人類がどうなろうと知ったことではないのですが…。

【結構ゲスな鳥だった】

ぁ〜。
住まい、ですか。

確か…。あっちの方の小さなお家ですよ。

【どこか曖昧な返事で適当なほうを指(?)指す】

あ、いや、こっちの方だったかもしれません。

【かと思えば、別の方を指してみたり】
【どちらにせよ、住まいに関しては何か含むところがありそうである】
316 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/21(木) 00:11:58.59 ID:YipmrwQAO
>>310
これが普通なら世界はもっと愛に包まれてますよ
私は貴方との出逢いに感謝します……

【掠れ声の青年の、震える腕から伝わる感情を体で受け取り、彼女は手探りで手元に引き寄せたランプを消す。】
【どうせ狼の類も人間も、動物ならばこのような場所にやって来ない。】
【それに……】

記憶からは消しませんからね。貴方と交わした会話、一生忘れませんから

【優しい声の主はただの少女。ただ、無力である事を知り、ただ相手を後押しする事しか出来ない少女。】
【彼女は青年の顔を見る事無く目を閉じる。溢れ出す感情は見ていない。だが泣く事が出来る青年である事は決して忘却の彼方へと捨てられる事は無いだろう】
317 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/21(木) 00:18:55.67 ID:Iz75qwqd0
>>313

「ロマンか…いい言葉だねぇ」

成程、星々もそうしてみればロマンがある。
果たしてこの星だって何処かの誰かに同じように思われるのか、と疑問に思う。
思うだけではあるが。

「くすくす、人生の内で誰の手も借りず何十年も生きてく人間なんて、いるんだよ」

片腕の少女はくすくすと可笑しそうに笑い、顔を歪ませた。
ザァと風が吹き、落ちた笹の葉が飛んで宙に舞う。
月光に垂らされながら、不意に歪んだその光景は一重にどう移すのだろうか。
ざわざわと風が騒がしくなった気がする、気のせいかもしれない。
少女はくすくすと、可笑しそうに笑うだけだ。

「例えば自分の手で生まれた瞬間から生きて行く人間も…ココにはいるんじゃないかなぁ…くすくす」

そう笑う少女の風貌は、何処か世紀を陥れた魔女に似ているかもしれない。
そんなものはいるかはともかく、少女は妖しく笑うだけだ。
それは玩具を見つけて遊ぶ子供のように楽しく笑うだけだ。
318 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/21(木) 00:19:26.73 ID:halcnK9y0
>>315
「…ええ、まぁここは犯罪率が異常に高いですから」(警察じゃあ無く保健所…か?)
【喉から出かけている突込みを飲み込んで相手の話に合わせる、相手を怒らせるのは若干めんどくさそうだからだ】

【そして外道な発言、青年は「あはは」と空笑いをするだけ】
【青年が聞いてみた住まいの話はどうも胡散臭く】

「分からないんですか…いや、案外街外れの静かな海に住んでたり…」
【最初に相づち、その後は独り言のように顎に手を当てて考察するかのように呟く、青年の癖みたいな物だから気にしなくてもいい】
319 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 00:20:12.15 ID:aF+IzMfIO
【廃虚群】
【風化しかけた壁。鉄骨が剥き出しになった廃ビル。】
【昔日の賑わいは無く、盛者必衰を思わせるこの場所は、彼女のお気に入りの土地であった。】

「いい剣だったわねえ…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣と、左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「…そろそろ旅の目的地を決めたいわね…いつまでもぼんやりしてるわけにもいかないし…」

【暗い大通り…その隅の壁に寄りかかり、誰に言うでもなく独り言を呟いた。】
【よくよく見れば、大剣から霧のように白い冷気が絶え間なく吹き出ているのがわかる。】
320 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/21(木) 00:28:12.08 ID:f8xlctAeo
>>318
そ、そォーなんですよ。
街外れの海は良いですよぉ。
イワシも美味しいし、水温も低い。
いやーまったくもってさいこだぁー。

【ひた、と足を一歩後退させながら】
【白々しく話を合わせる】

と、いうことで私は街外れの海に帰るとしますよ。
楽しかったです。それではさよーなら。

【言うや否や】
【ペンギンはその場に寝そべり、腹ばいの状態になる】

【そして、羽を器用に使い】
【ペンギンが氷の上で見せる、腹だけで滑る移動法を】

ア  デュウウウゥゥゥウウウゥゥゥゥゥゥ…

【物凄い速さで実践してみせるのだった】
【滑り去るのは街外れとはまったく逆方向である】
321 :【火竜炯劔】 :2011/07/21(木) 00:30:52.40 ID:43Mr0Nkno
>>316

「…………………ありがとう………俺も……」

【ランプの暖色の灯火は一瞬で消えて二人を包み込んだ深き闇、星が眩しくて】
【色々な色が入り混じった感情の雫を溢れさしたままゆっくりと瞼を閉じる】

【荒野やとても静かだった。獣達の鳴き声も人々の声も無く───ただ耳の側で】
【産まれて二人目に心を許した少女の穏やかな息遣いが男性を包み込む様に聞こえる】

「……眠っても…………いいんだよな……何も気にせず……考えず……ねむ……っても」

【次第に紡がれる男性の声は意識は深く甘く優しい微睡の中に落ちて行き……】
【そして…………すぅ、と男性の口元からは何時の間にか、穏やかな寝息が零れ始めた】
322 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/21(木) 00:35:44.34 ID:halcnK9y0
>>320
「あっ、やっぱり海なんですね」(嘘だな)
【相手の動揺を見てそう判断、それが演技なら青年は驚くが…】

「はい、また会う日まで」(ここで腹ばい?)
【もう相手が帰るというので見届けるが、氷の上でもないのにすごい速さで滑るのを見て口をポカーンと開ける】

「……早い、でもあっちは確か…」(やっぱり嘘か)
【一瞬で頭を再起動させ思考開始、結局相手は能力者なのかも分からず終わり】
【一回ため息をついてから青年はこの公園を後にした】

/絡み乙でした
323 :【零鳥滑礫】滑るペンギン [sage]:2011/07/21(木) 00:39:38.56 ID:f8xlctAeo
>>322
【ペンギンは滑りながら思う】

(あの屋敷は人外の集う屋敷…)
(私も、人語を理解すると気味悪がられ、弾劾された経験が少なからずあります)
(…口にするのは気が引けますね)

【などと、思いながら、木にブチ当たって止まるまで】
【黒い影は停止という言葉を知らなかったのでした】


/ありがとうございましたぁ〜!
324 :【紙背召喚】 [sage]:2011/07/21(木) 00:43:46.13 ID:YipmrwQAO
>>321
【一夜が明け、青年が目を覚ます前に彼女は立ち去っているだろう。】
【しかし、黄泉の狭間で見た夢で無い事は手当ての跡と、忘れていった水筒が示してくれる。】

【世界は狭く、縁は奇妙なものであるが、再び再会するかは、どんな再会をするかは――――――分からない】


/つー事で乙&thanksですの。楽しかったですぜー
325 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/21(木) 00:47:26.97 ID:lbfTV63q0
>>317
ロマン、なんて理想を掲げた期待願望羨望憧景希望観測の詰まった輝かしい言葉を口に出した
私が恥ずかしいものである、私は上を覗いても、上に上がりたいとは思わない思えない
常識にしか捕らわれない人間だ。
故に……ーーー

「私は……私はやっぱ、そう言うのは信じられないわね」
「徹底した理想に胸を膨らますだけの現実主義者なのか、絶対何処かで人の手を借りてる、って疑うわ」

彼女の狂気か狂喜か、玩具を見つけた子供の様な、玩具の気持ちすら考えも依らない無垢の裏に
抱えた残虐性みたいな、彼女の言う事や思想が理解出来ない
と言うよりかは理解したくない、日常を破綻に導く真似はしたくないし
そこまで来ると、其れを人間と言うべきなのか、疑念を持つ事にすらなる。
人の手を一切借りた事が無い、なんて言うのが人じゃなかったら、私には意地にしか聞こえない

「ま、居たとしても、そんな神様仏様が私の日常に害を為しませんように、って祈るのみよ」

其れに尽きるというか
私は神とか、そう言う超越した存在は信じない、来るべき窮地に救いなど稀にしか無い
其の“稀”にしがみつき、最期に自分の手で生きる事すら放棄する
考えただけで恐ろしい
326 :【火竜炯劔】 :2011/07/21(木) 00:48:52.03 ID:43Mr0Nkno
>>324
/乙でしたー、こちらも楽しかったですb
327 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/21(木) 00:57:18.88 ID:Iz75qwqd0
>>325

「だろうね、そう思うのがいいさ」

ピタリと少女の笑みが止まった。
何処か飽きたような、無感情な、興味をなくしたとでも言うのだろうか。

「これは馬鹿馬鹿しい例え話だが、もし私達はゲームかお話の中の登場人物だったらどうする?
 ソレはまさしく『誰の手も借りない人間』の出来上がりだ、借りるのは自分の手。
 馬鹿馬鹿しい子供っぽい答えだけどね、くすくす」

その言葉はきっと魔女の囁き、悪魔の囁き。只の戯言。
証拠も何もない不確かな言葉だ。否定する材料もなく証明する材料もない。

日常を望む者に振り落とされた疑いとい名の呪い。人間なら誰でも持つスキルさ、こんなもの。

「桜島に桜の木は咲いていない、みたいな問題さ。馬鹿馬鹿しい。
 こう良い変えようか?悪魔は存在するかどうか、ありふれた証明だがね」
328 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 01:16:24.32 ID:aF+IzMfIO
>>319一回だけ募集
329 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/21(木) 01:25:49.45 ID:lbfTV63q0
>>327
「ん、まぁ、別に日常の輪の中でそんな物語を聞くってなら、楽しくて良いけどさ」

SFとか、異能バトルとか、見てる分には楽しい、楽しがってる視聴者からの視点は
画面内の世界では、途轍もなく、無慈悲で無情で残酷なものだろう、役者とかそう言う問題では
無い、運命に沿って動く人形達《キャラクター》の事でもある

「……小説で、幾つものシリーズの同一人物が物語が完結せず、作者から放りなげられた事で」
「凍り付いた時間や、操り人形の様にされる事を嘆く、ってな読者に語り掛ける話を見た事があるわ」
「結局、それも、そう意図された操り人形、幾らメタに語り掛けようと、越えられない領域」
「越えてはならない領域、っと、私はそう捉えるわ」

結局、運命に沿う形でも越えてはならない領域が有る。
作者と動かすキャラとの対立、そんなのは世界が成り立ちやしないのだから
キャラはキャラの世界に当てはまる、でないと世界は動かない、疑っても行き着いてしまえば
キリが無い

「ま、私にゃ、小難しい話は、詳しくないから、知らないけどさ」
「考える事はしても、生きる事に変化なんてしないわ、どうだっていいもの」
330 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/21(木) 01:41:02.68 ID:Iz75qwqd0
>>329

「戯言だよ。結局のところね」

少女はそれだけ述べる、
その先には、後にも先にも続かない。

「結局のところ楽しく生きればそれでいいのさ。
 無価値でも最悪でもオケラでもね、十人十色、同じ価値なんてものはない。
 金と愛情秤に掛けりゃ〜君の心もゆらゆらチ〜ン♪」

等と揚期に歌いながらその場でクルクルと回った。
特に意味はないけれど、飽きたのかピタリと止まった。

「私の戯言はこれでオシマイ、まぁ遅いからこれからの時間には気を付けるんだよ」

等と言うと君に背を向けて立ち去ろうとする。
特にようがないのならこのまま帰るだろう。
331 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/21(木) 02:13:32.56 ID:lbfTV63q0
>>330
「良いじゃない? 戯言、私は好きよ」

ひと息付いた様な、何とも言えぬ感慨のまま、私は溜息と共に薄ら笑いを浮かべて
愉快に歌う少女を少し疲れてるのか半開きした目で追い
後に欠伸、こんな訳の解らぬ戯れ言に付き合い切れたのは、少しだけ夢見心地だったのかも知れない
単純に現実的な考えじゃ、説明が付かない事だってある
そこはテキトーな学者さんにでも任したい、なんて、私は人任せ、一人じゃつまらなくて
死んでしまうのだろう、きっと

「貴女も、楽しすぎて転ばないように、くれぐれ気を付けなさいな」
「ふぁ……、帰るのかったるいわぁ」

私は眠く、おぼろけな瞳で、去り行く得体の知れぬ少女に微笑を浮かばせ、手を振り帰る
少ししてから眠さと疲れが染みた体や筋肉を伸ばして、もう一度だけ月を眺める
実は少しだけ嘘をついたかも知れない

「ちょっと位は常識外れな奇跡なら、信じたいわね」

そこん所は神頼みでもするべきだろうか、他愛無い所で上を望んでも、別に誰も責めやしないのだろう
ーーー……帰り際に、立ち上がると、流れ星が闇夜を横切った
願いは、電車賃足りますように

/乙と絡み感謝っした!
332 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage saga]:2011/07/21(木) 02:28:23.50 ID:L+WYkXPIo
「…ぐむう」

【やはり隠し事というのは、大変な物だ】
【ましてそれが一日中であったり、普段やら無い事であったりすると。...少女は、よろよろと帰路に付いていた】
【少女の背景にはコンビニが、ビニール袋を提げ――…寝静まった住処から抜け出し、買い物をしていたらしい】

「ね、眠い、熱い...」

【そんな弱音を吐く少女の顔は火照っており、目はとろん、と、...どう見ても、風邪の症状であった】
【買ってきたのは冷えピタ、飲み物。...あと、チョコレート。後者の物はさておき、用途は明らかであった】
【仮にも診療所に籍を置いている人間が風邪とは何だか――…そんな訳で一日中布団に潜っていたのだが】
【一向に熱は下がらず、流石に我慢出来なくなったらしい。妙なところで意地を張る、少女なのだった】

/人町です
333 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage]:2011/07/21(木) 02:47:41.49 ID:EVaKSs8Jo
>>332
【腹減った…、とか言いながら夜道をよろよろと歩いてる少年がいた というよりこの少年は最早常に腹が減っている状態だ】
【黒い短髪は完全に闇へと溶け込んでおり、覚束ない足取りで歩く様子を見れば不審者と誤認してもおかしくないかもしれない】
【…のだが、この少年、今度は大きな欠伸をして「…ねむ……」とか何とか言っている もう深夜だと言うのに緊張感が足り無すぎだ】

……んー…?

【やっぱり緊張感のない間延びした声と共に、顔を上げる少年 その様にしたのは、前方から人影が歩いてきたから】
【これがもし知り合いではなかったら、恐らくこの少年はコンビニでコーヒーでも買って寝るだけだろう ―――つまり、それは見知った人物であった】
【とは言えまだ容姿が明確にわかったわけではない 眠気の残る瞳をごしごしと擦り、暗闇の中良く目を凝らす】

…あ、遥香か……! …久しぶりだな

【そして人影が明確にその人物だと判断できたと同時に、すぐさまその人物へと駆け寄っていく】
【最後に会ったのはいつ頃だろうか―――少年の表情がどこと無く柔らかいものになったのは、暗闇でも視認できるだろう】
【勿論このバカ少年は少女の事情など全く考慮していない というより、相手の表情は近づかないとわからなかった】

……って、なんだ…風邪か……?

【近づいてようやく相手の異変に気付いたのか、少し首を傾げつつ問いかける どうみても風邪な気がするが】
334 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage saga]:2011/07/21(木) 03:04:31.72 ID:L+WYkXPIo
>>333

「ん...あ、道行さん。お久しぶりー、です」

ただでさえ暗い中、朧げな視界のままぼーっと歩いていたため
少女は声を掛けられるまでその――見知った人物の存在に気付いていなかった
視線を少年の方へと向けると少女もまた、表情を安堵した様に変化させる
間延びした様な言葉はどことなく怠そうな印象を与える――かもしれないが、何時もそんな感じもする

「...はい、残念ながら」

相変わらず気の抜けた...それでいて何処か弱々しい様な、そんな笑みを浮かべつつ
此の少年にまで嘘を付く意味は無いと思った為、素直に答えた。...尤も嘘を付いても、無駄な気もするが
けほんと小さく、乾いた席をしつつ――…少し困った様に、頬を掻いた
335 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage]:2011/07/21(木) 03:18:31.45 ID:EVaKSs8Jo
>>334
…い、いや残念ながらって何だよ……

【再会の喜びを噛み締めるのも束の間、相手の言葉に思わず体の力が抜けるような感覚に襲われる】
【少女の火照った顔を見ながら、コイツ、なんか抜けてるよな……、なんて考える少年 少年と良い勝負である】
【もしかすると相手にとっては然程大きな問題ではないのかもしれないが、少なくとも少年は大問題だと思っており―――】

…で、風邪引いてるのに何でこんなとこ歩いてるんだよ

【片手を腰に当てて、呆れたような、叱るような口調で話す少年 なんというか、いつもの少年からはとても想像できない光景だ】
【普段の少年はと言えば、どう考えても叱られる側の人間なのだが―――どことなく勝ち誇ったような表情は気のせいだと信じたい】
【提げているビニール袋からコンビニへ行った帰りであることは容易に想像できたのだが、やっぱりこんな時間にこんな状況で出歩くのは危ない気がした】
【まあそれは、こんな時間にぶらぶらしている少年にも言えることであるが、勿論少年はそんなこと気にしていない】
336 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage saga]:2011/07/21(木) 03:37:39.50 ID:L+WYkXPIo
>>335

「いやあ、特に意味は無いです...」

【こちらの顔を見ながら少年が考えている事など知らず、】
【何でそんな言葉を付けたんだろうかと自問などしていた。その時の気分だったとしか、言い様が無い】
【常日頃から対して物を考えない少女、風邪という症状はそれに、拍車をかけていた】

「ああ、それは、これです、これ...えっと」

【少年にしては大凡珍しく、何処か叱るような、呆れるような――そんな調子を受けても少女は、暢気に笑いつつ】
【がさごそと、ビニール袋を漁る。やはりその中に、外出の理由はあるらしい。】
【そして、目当ての物が見つかったのか少女は、ビニール袋から取り出した物を少年に差し出した】

「...あ、間違えました」

【それはチョコレート(ミルク)。流石に風邪の日に、それも深夜にチョコレートの為に出歩く筈は無い】
【風邪の時のチョコレートとは、如何な物なのだろうか...? 怒られないかひやひやしつつ、それを袋の中へ戻す】

「ああ、見つけ―――た?」

【漸くそれらしい物を見つけたのだろうか...だが、それを引き抜くより速く、少女の身体が揺れた】
【一瞬意識が途切れたかと思えば、身体が地面に吸い寄せられていく...】
【どうやら、熱は其処まで低くないらしい。体温も常人のそれより遥か高い。この前あったときは、逆の立場だったろうか...】
【そんな事を考える余裕は、当然無く。】
337 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/21(木) 04:12:36.19 ID:EVaKSs8Jo
>>336
【思わず溜息をつく少年 もう自分がさっさと手を引っ張って自分の家へと強制送還した方が良い気がしてきた】
【やっぱり思うことは、相手が何処か抜けている、ということ 何度も言うが少年とは本当に良い勝負である】
【風邪にも関わらず笑う少女は、少年から見てなんとなく無理しているように見えた あまり引き止めるのも悪いと思いつつも、ガサゴソとビニール袋を漁る少女を見つめる】

……おい、それは冗談だよな……

【差し出されたチョコレートを見て、一段と大きな溜息を吐く そういえば俺も飴(オレンジ味)とか持ってたな、なんて至極どうでもいい思考】
【少年は別段怒る事も無く、そのかわり一層呆れた表情で少女を見つめる ジト目、というのがぴったりの視線を送りながら】

…今度はまともな物出してくれよ…
―――――……っておい、どうしたんだよ!

【正直次もお菓子類が出てくるような気しかしなかったのだが、少女が何を出そうとしたのかはわからなかった】
【何故なら、少女の体が揺れたかと思えば、その体が地面へと倒れていき―――それとほぼ同時に、少年はそれを阻止しようとして少女の背中に両手を回す】
【つまり、体が密着してないとはいえ抱きつくような状態である 普段ならこの少年はこんなことしないだろうが、どうやらかなり焦っているらしい】
【そして、今度はバランスを崩さないように少女の体を自分のほうへ引き寄せようとしたのだが―――】

……っわ、わわわっ!

【思わず力を入れすぎたのか、逆に少年がバランスを崩して背中から地面へと倒れていく しかもより勢いがついた状態で】
【ドンッ、という鈍い音が脳内に響き、背中に激痛が走る あまりの痛さで声すらも出なかった 傍らから見ると少女に抱きつきかかって地面に倒れた少年である 通報されてもおかしくないほど怪しい】
【とにかく、少年のバカによって少女のほうは恐らく傷一つ無いはずだが―――両手を背中に回したまま、つまり今度こそ完全に抱きついた状態なので、乙女心に傷がつくかもしれない】
【少年の方はと言うと、自業自得の激痛に顔を歪ませながら―――そういえば前にもこんなことあったよな、なんて思っていた】
338 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/21(木) 06:28:06.58 ID:jjy1/ZFU0
 朝早くから、コンテナガレージのクレーンは動き始める。
 船に積まれ、もしくは船から降ろされるコンテナの山。
 作業の車両が次々と動いている。

 ――という場所から離れた、コンテナガレージの端。
 埠頭の上、海猫が、こつりこつりと乙女座りの人影つつく。

「――何も、もってない。ですよ……」

 海猫をみる眸は赤く、ただし右目には眼帯をかけ。
 月毛色にさらりと染めたようなポニーテールには、斑に赤が混じり。
 半袖から除く左腕は包帯にまかれ、その巻き型は下手では決してなかったが、片手で巻かれたのか綺麗には巻かれていなかった。

 ――深夜に、通り魔とひと悶着あったのである。
 病院もあいてないだろうと、ここで時間を潰していた。

 白い鳥の群れにたかられる光景は、若干。異様。
339 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/21(木) 07:16:42.73 ID:lNpFrD4X0
>>338
/まだおられますか??
340 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 09:53:09.77 ID:aF+IzMfIO
【廃虚群】
【風化しかけた壁。鉄骨が剥き出しになった廃ビル。】
【昔日の賑わいは無く、盛者必衰を思わせるこの場所は、彼女のお気に入りの土地であった。】

「いい剣だったわねえ…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣と、左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「…そろそろ旅の目的地を決めたいわね…いつまでもぼんやりしてるわけにもいかないし…」

【暗い大通り…その隅の壁に寄りかかり、誰に言うでもなく独り言を呟いた。】
【よくよく見れば、大剣から霧のように白い冷気が絶え間なく吹き出ているのがわかる。】
341 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 10:07:42.47 ID:SOlrkyic0
>>340
/まだいらっしゃいますでしょうか?
342 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 10:09:28.12 ID:aF+IzMfIO
>>341
/いまーす
343 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 10:16:49.95 ID:SOlrkyic0
>>340
/では!

【まぁこんな廃墟が群れた所で世界遺産になるはずも無く】
【そこに人通りは少ない】
【現れるのは、街から街へと移動する商人か、ただの物好きか、その辺りだろう】
【だがそんな廃墟郡に】

……げ……

【一人の青年が、今にも倒壊しそうなビルの角から姿を現した】
【先客を女を見るなり、思い切り嫌そうな顔をし】

…………ここなら人居ないと思ったのに……

【はぁ、と大きなため息をついて、来た道を引き返そうとする】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、黒猫を頭に乗せた】
【ジェイルやらD.O.T.Aやらに指名手配されている青年である】

【多分これはどうでもいいことだろうが】
【青年は右手に、大の大人を掴んで引き摺っていた】
【青年に掴まれている大人は、口の周りに血がついており、明らかに吐血した事を示していた】
344 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 10:22:12.33 ID:aF+IzMfIO
>>343

【どこか遠くのほうで鳥がさえずっている以外、そこには生き物は存在していなかった。】
【全てのものが、風化し、形を失おうとしている。そんな中では、ある意味女や、】

「……?」

【新たに現れた人間、そして彼が掴むもう一人などは、】
【招かれざる、「異質な」存在なのかもしれなかった。】

「ふん……司法機関から逃げてきたのかしら。」

【欠損と、頭のペット(?)から、その人物がお尋ね者であることは容易に知ることができる。】
【去ろうとする背中に呼び止めるように、女は言葉を紡いだ。】
345 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 10:33:48.28 ID:SOlrkyic0
>>344
【背後からの声に、ピタッと足を止める】
【そしてゆっくりと振り返った、青年の顔は】

【物凄く面倒くさそうな顔だった】

あぁ、ンー、まぁ違うんだけどさ、あのさ、俺はあんたに害とか加えてないじゃん?
だからここは、こー、穏便にさ、通させてくれないかね?

【なんと、通させてくれとお願いし始めた】
【いや、お願いというより、ただ雑談しているような雰囲気である】
【頭を下げる事もしないし、なんてったって、まだ面倒くさそうな顔してるし】
【明らかに人にお願いするような態度ではない】

/遅くなってしまて申し訳ありません!
346 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 10:43:42.07 ID:aF+IzMfIO
>>345

「…なあに?私をジェイルかなんかの人間とお思いかしら。」

【「だとしたらお笑いものね」】
【と女は付け加える。相手の面倒臭そうな表情を見ても、特にリアクションは取らないが、】
【しかし、興味はあった。引きずっている男しかり、】
【青年がどうして指名手配されているかなど、好機心の種は尽きない。】

「…こんなとこで何やってんのよ。それ、どうするの?」

【引きずられる男を指差してから、なおも女は質問した。】
347 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 10:47:48.97 ID:SOlrkyic0
>>346
【いや、思ってないけど、と首を振る】
【どっちにしろこの青年、一般人からも通報される事が結構多いのだ】

え?納品物運びのルート開拓中だけど?
いやさ、仕事中に色々邪魔が入る事が多いんだよ、街の方行くと。
だから人気の無い所を通ってスムーズに、と思ったんだけどさぁ。

【右手に持った男を、左手……は使えないので、右足でツンツンと突っつく】

こいつは、持って来いって言われたから持って来ただけだ。そういう依頼だし。

【つまり、今やっている事は、青年にとってはただの"仕事"らしい】
348 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 10:56:36.76 ID:aF+IzMfIO
>>347

「……依頼…ねえ…」

【なるほどぶっそうな仕事である。大方どんな仕事かは、】
【推測することができた。女も過去にそのような職業に手を染めたことがないこともない。】

「ま、何処にでもいくがいいわ。私はジェイルの人間でもないし、別にあんたをどうしようってわけでもないしね。」

【しかし、目の前の人物は自分のようにいかにも戦闘で使えそうな獲物を持っているわけでもないし、】
【どちらかと言えば、腕が一本ない分だけより戦えなさそうである。】
【にしても、キチンと的確にその「仕事」を遂行しているのはどう言うわけか。】
【考えて見たが、結論は出るわけがない女であった。】
349 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 11:01:35.66 ID:SOlrkyic0
>>348
おっ!いいのか!

【それなりに嬉しそうな顔をする青年】
【右手で男を引きずりながら相手に近づき、そのまま横を通り過ぎようとする】

【青年が数歩歩いた時】

お……と

【フラっ、と前に倒れ込みかけた】
【が、ギリギリで態勢を立て直し、右手で男を掴みなおすと】
【平然とした様子でそのまま相手の横を通り過ぎようとする】

【だが、さっきより少しだけ顔色が悪いような気がしない事も無い、というか顔色ちょっと悪くなってます】
350 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 11:08:22.76 ID:aF+IzMfIO
>>349

「……」

【別段、女としても干渉するつもりはなく、そのまま見送ろうとした。】
【特に止める理由もないし、ジェイルのように明確な正義理念など自分は持ち合わせていないのだ。】

「…ん…?」

「ちょっと待った。あんた顔色が悪いわよ。」

【が、すれ違う時の青年の様子が気になる。】
【具合の悪そうな彼に、思わず声をかけた】
351 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 11:12:51.21 ID:SOlrkyic0
>>350
あぁ?

【足を止めようとするが、また少しフラつく】
【倒れ込みかける、とまではいかなかったが、また体勢を立て直した】

気にすんなよ、最近、ちょっと喰ってないだけだ

【ククッと小さく笑うと、また歩き出す】
【95割、相手はご飯を食べていないのだと勘違いするだろう】
【実際、それは違うのだが】
352 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 11:19:12.62 ID:aF+IzMfIO
>>351

「っとと。大丈夫?」

【支えようと手を伸ばすが、その前に相手が持ち直した。】
【女は手を戻し、「?」といった様子で見つめる。】

「食ってない…?」

「…へえ…熱心ねえ…寝食を忘れて仕事ってことかしら。」

【その通り。女は勘違いした。】
【食べ物のことと思ったのだ。】
353 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 11:24:12.35 ID:SOlrkyic0
>>352
……いや、全然違うけど

【大きくため息をつくと、右手に持った男を地面に降ろし、頭を軽く抑え】
【『腹ぁ減った』と小さく呟くと】

…この辺で、一番近くて、なおかつ人がそれなりに居る所って分かる?

【唐突にそんな事を聞いた】
【話の話題がころころ変わっていく……ように相手には聞こえるだろう】
354 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 11:29:54.50 ID:aF+IzMfIO
>>353

「は…?」

【十中八九当たっていると思っていたことを否定されたため、】
【女は訝しげに眉を潜めた。どうも話がかみ合っていないような気がする】

「…何よいきなり。この辺…だったらそこ真っ直ぐ行けば街のほうに出るわよ。」

【と、自分の左手方向を指し示した。】
355 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 11:32:28.39 ID:SOlrkyic0
>>354
おぉ、そうか、そりゃよかった

【またため息、よほど疲れているのだろうか】
【よっこいしょ、と立ち上がると】
【相手が指差した方向に歩いていく】

【男は置きっぱなしである】
【元々、人に見つからないようにルート開拓をしていたからだろう、多分】
356 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 11:44:46.02 ID:aF+IzMfIO
>>355

「…ちょっと。これどうすんのよ。」

【地面に放り出され、うめき声を上げる男を指さし、女は相手の背中に叫ぶが、】
【その時すでに青年は去っていったあとだった。】

「ええー…依頼≠カゃなかったの…」

「…よっぽど腹が減ってたのかしら。」

【ぽかん、とした表情から一転。】
【まだ息があることを確認した彼女は、それから病院に連れていったとさ。】


/ありがとうございました!
/乙でしたー!
357 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 11:48:01.37 ID:SOlrkyic0
>>356
【背に腹は変えられないな、と頭の中で言い訳】
【腹が減っていた事もあるが、実際、ただサボりたかっただけなのかもしれない】

/絡みありがとうございました!
358 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/21(木) 12:01:24.75 ID:halcnK9y0
【街の中の公園 (昼)】

「………ムグムグ」(旨い旨い)
【昼食の時間の為か人がいない公園に、一人の青年がベンチに座っている】
【容姿は普通であり旅をする者なのか横には大きいリュックが置いてある】

「………」(やっぱり静かな所での食事は最高だ)
【そして現在青年は座ってランチを取っている】
【変わった点があるとすれば、彼が食べるハンバーガー、その量が尋常では無い事ぐらいだろう】
【ともかく青年は4個目を手にする為、袋に手を入れた】

/殺し合いの場合、危険になったら逃げる可能性があるのでご了承を
359 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 13:17:20.59 ID:nrKXFs4Jo
【公園】

「…不殺同盟…か…」

【ほとんど黒な薄手のダークグリーンのコートを着た女がベンチで考え事をしている】
【傍には大剣が立てかけてあり、そこからもくもくと冷気を発しているため彼女の周りは夏というのに涼しい】
360 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 13:20:17.42 ID:8kmlIEWoo
>>359

結局、ランカーズに登録したけど昨日は戦えなかったなァ

【はぁ、と溜息を吐く】
【6本の剣が少女を囲うように浮いている】

……誰か居ねぇもんかねぇ

(……物騒なこと、言わないの)

【退屈そうに女の前を通り過ぎる】
【ふわふわと浮きながら】
361 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 13:22:08.05 ID:nrKXFs4Jo
>>360

「……」

「…あんた…ランカーなの?」

【声をかける】
362 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 13:29:10.82 ID:8kmlIEWoo
>>361

あぁん?

……って事は、テメェもか

【ランカーという単語を知っているのであれば――そうなのだろう】

アタシは12位の「皇者」
アンタは?

【獰猛な、今にも襲いかかりそうな笑顔を浮かべながらも尋ねる】
363 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 13:31:01.98 ID:aF+IzMfIO
>>362

「おお怖い怖い。見ない顔ね…新入りかしら。」

【コートを捲るとそこには「15」と焼印されたバッジが見える】

「へえ…「12」ねえ…」
364 :【閃光体術】手足から閃光を発し、戦うことが出来る。E閃光剣 [sage]:2011/07/21(木) 13:33:08.28 ID:OZpj3iz50
「お日様がいい感じ、いい昼寝日和〜♪」
【暑い暑い日差しの中、少年が一人座り込んでいる】

「昼寝ってのは・・・いいもんだよ、ね・・・」
【誰かに同意を求めるような独り言を言うと、】
「んじゃおやすみー」

【寝転がり、寝息をたて始めた】

/からみぼしゅー なんでもいいでーす
365 :【閃光体術】手足から閃光を発し、戦うことが出来る。E閃光剣 [sage]:2011/07/21(木) 13:34:09.57 ID:OZpj3iz50
「お日様がいい感じ、いい昼寝日和〜♪」
【暑い暑い日差しの中、少年が一人座り込んでいる】

「昼寝ってのは・・・いいもんだよ、ね・・・」
【誰かに同意を求めるような独り言を言うと、】
「んじゃおやすみー」

【寝転がり、寝息をたて始めた】

/からみぼしゅー なんでもいいでーす
366 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 13:34:53.13 ID:8kmlIEWoo
>>363

つい最近雑魚を潰したらイイモンを教えてもらってねェ

15か、テメェそこそこやるようだなァ

【人数から察するに10位前後に大きな差はないだろう】
【自分と同じくらいなのか、それともあの"雑魚"と同レベルなのかは知らないが】

おい、10位以上のヤツは何処にいるか知らねぇか?

【無造作に浮いていた剣を一本掴み、喉元へ突きつける】
【脅しなのだろう】

(……桜)

(殺しゃしねぇよ、聞くだけだ)
367 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 13:40:18.66 ID:aF+IzMfIO
>>366

「……私が知るわけないでしょ。」

【切っ先を微かに見つめてから】

「ひょっとして戦おうっての?無理よ。こんなふうに剣を使うあんたじゃ一桁にはとてもなれないわ。」

「誰にでも刃を向ける「弱虫」じゃね。」

【余計な言葉をつける】
【中の人はすいませんと土下座した】
368 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 13:47:41.66 ID:8kmlIEWoo
>>367

ッチ、使えねぇ

【ヒュッ、と右に一閃】
【そのまま手を離すと、どういうわけかそのまま剣は宙に浮いた】

……ぁあ?

武器は所詮道具だ、持ち主に従ってれば良いんだよ

それとも何か?アタシとやろうってかぁ?

【明らかな挑発】
【周囲の剣先が一斉にそちらを向いた】
369 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 13:54:36.02 ID:aF+IzMfIO
>>368

「おやおや。喧嘩っ早いのね…」

「別に……というかあんた…どっかで…」

【相手の顔をよく見ようとする】
【どうも、一回会ったことあるような気がしたのだ】
370 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 13:58:33.65 ID:8kmlIEWoo
>>369

……ああ、アンタは小鳥の知り合いか?

(……桜、さっきから言おうとしてるのに)

【人格が違うためか、過去の記憶は共有していない】

アタシはアイツの体を使わせてもらってるだけだ

【聴き間違えれば精神支配されてるかのようにも聞こえるセリフ】
【勿論そうではない】
371 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 14:00:13.40 ID:aF+IzMfIO
>>370

「…はい?」

【頭の上に大量の「?」を浮かべている】
372 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:03:26.44 ID:8kmlIEWoo
>>371

アタシは桜
アンタの知ってる小鳥は今此処には居ねぇ

【もっと誤解を誘うセリフ】
【確信犯だったりする】

……んで、どうすんだ?
アタシを倒して12位の座、奪ってみっかぁ?

【にやにやと】
【戦うことしか頭にないため、ひたすら挑発】
373 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 14:06:58.30 ID:aF+IzMfIO
>>372

「……なんかよくわからないわね…」

(転生…?いや、にしても体を使わせてもらってるって…一体…)

【その後、】

「んー…ま、たまには高ランカーに挑むのもいいかもしれないわね…」

「12位=c貰おうかしら。」

【そっと立ち上がり、剣を右手で持った】
374 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:20:15.93 ID:8kmlIEWoo
>>373

いい返事だ

【一斉に剣は少女の背に、6枚羽の天使のように】

行くぜェ!

【強力な下向きの重力を発生させ、地面に叩きつけようとする】
375 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 14:23:36.66 ID:aF+IzMfIO
>>374

「ぐっ!」

(…重力!?)

【通常ならたちまち叩きつけられるだろうが、女は怪力】
【その場でなんとか踏みとどまり、】

「……」

【一歩左足で踏み込もうとする】
376 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:27:53.62 ID:8kmlIEWoo
>>375

おぉ、バカみてぇな怪力だな

【更に重力加圧】

おっらァ!

【ベンチを重力操作】
【後ろから女性にぶつけるつもりのようだ】


/位置関係って  ベンチ  真双さん  皇女
/であってますよね……?
377 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 14:31:08.21 ID:aF+IzMfIO
>>376
/あってます。分かりづらくて申し訳ない…


「…遅い。」

【ダアン】
【一歩接近。踏み込みながら…】





【大剣を峰側を向けて右から左に薙ぎ払おうとする】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、鋭い剣速も合間って非常に重く、】
【「直撃」すれば、大きな打撃系のダメージを受けて吹き飛ぶだろう。】

【しかし、見切れない早さではない。相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能である。】
【また、剣を振り抜いた瞬間、当たる当たらないに関わらず彼女は後ろからベンチにぶち当たられる】
378 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:36:26.35 ID:8kmlIEWoo
>>377

LinkSord/Guard

【左の3剣を操作し、剣を受け止める】
【重力操作もあり、ギリギリ折れなかった】

【ポン、と止まったその剣に触れる】

LinkSord/BoostGravity

【触れた無機物の重力も操作できる能力】
【それを利用し、地面に貼りつくほどの下向き重力を「剣に」発動】
【さらに、周囲の重力も加圧】

さぁ、動けるかァ?

【怪力であっても、かなり動きづらくはあるだろう】
【絶対無理というほどではない】
379 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 14:41:27.42 ID:aF+IzMfIO
>>378

【ガンッ】

「うぐっ!!…後ろか…」

【目の前に火花が散る女。しかも剣が物凄く重くなった。】

「…剣だけが武器と…思うなよ!」

【重力で大剣が地面に叩きつけられる】
【女は柄から手を離し、右手で相手の剣に伸ばされている手を掴もうとした】
【が、周りの重力により、その手の動きは遅い】
380 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:44:16.58 ID:8kmlIEWoo
>>379

おやぁ、どうするつもりだ?

【無抵抗に掴まれる】
【浮かぶはニヤニヤとした余裕の笑み】

LinkSord/Thrust

【右の3剣を動かし、相手の首筋に刃を突き立てようとする】
381 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 14:53:21.35 ID:aF+IzMfIO
>>380

【ダアン!!】
【手を掴んだまま踏み込み。下向きの重力も合間って、】
【通常よりもより速く相手の懐に潜り込みもうとし、剣を避けようとしながら】

「…こうするのよ…」





【潜り込めたなら、放つのは突き上げる様な下から上へのタックル】
【次の攻撃の補助のため、相手を一瞬「浮かせ」ようとした。】
【が、やはり重力により速度が緩い】


/すみません…二時間ばかし落ちなければ…
/あれでしたら引き分け、もしくはこちらの負けと言う事でキンクリでも構いません。申し訳ない…
382 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:58:53.48 ID:8kmlIEWoo
>>381

【3剣は回避され、地面に突き刺す】

ぐっ……!

【タックルを喰らい――】
【ニヤリ、と笑う】

GravityAction/Upper

【一瞬で重力を反転】
【上向きに力を込めている女性の足元から、重力は真逆に】
【空を飛ぶ――それも自分の意志でなく】
【結構気持ち悪いものだろう】
383 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 14:59:14.29 ID:8kmlIEWoo
>>381
/(;´д`)ノ マッテマスカラユックリドウゾ!
384 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 15:27:03.02 ID:aF+IzMfIO
>>382

「な…!!」

【体が浮く瞬間に、剣を取ろうとする】
【取れる取れないに関わらず、物の見事に彼女は空を飛ぶだろう】


/すいません思ったより速く終わりました…重ね重ね申し訳ないです
385 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 15:31:50.03 ID:8kmlIEWoo
>>384
【剣自体の重力は下に、しかし空間的には上向きの重力が発生しているため、相殺されて簡単に掴めるだろう】
【そのまま20メートル程飛翔し】

さぁ問題

アタシがここでアンタを落としたらどうなる?

【嫌らしい笑みを浮かべながら】
【剣を再度羽のように展開し、鋒はやはり相手に向く】
【右手を相手に向け、それを照準替わりに】
【下手に動けば剣を射出するつもりだ】
386 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 15:32:17.15 ID:8kmlIEWoo
>>384
/いえいえ!
/すこし返レス速度が遅れるかもです……
387 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 15:38:09.73 ID:aF+IzMfIO
>>385

「ふん。」

【瞬間】
【大剣の刀身の溝から一筋の淡い光が漏れる】

「…やれるもんなら…」

【そして、光を放つ大剣を左腰に差し込むようにし、】


「…やってみなさい。」


【そこに納められた二本の「太刀」に触れながら、女は言う】
388 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 15:41:02.75 ID:aF+IzMfIO
>>386
/了解です。こちらも遅れ気味かも…
389 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 15:48:33.41 ID:8kmlIEWoo
>>387

良い度胸だ

GravityAction/BlowDown

【先程以上の下向きの重力を発生】
【地面に叩きつけるのが狙いだ】

LinkSord/PiaceWing

【少し遅らせ、剣を射出】
【体に刺さらないよう、しかし動けないような軌道目がけて】
【動きを封じる気のようだ】

/了解です!
390 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 15:57:11.66 ID:aF+IzMfIO
>>389

【ドンッ!!!】

「う…!」

【女はなんと両足で「着地した」】
【人を外れた身体能力おかげで叩きつけられる事は防げたが、】
【それでも両足にダメージがある。大量の痺れにも似た感覚が襲ってきた】

「…小賢しい…」

【射出された剣を引きつけ、居合いの構えから、女は太刀を一本右手で高速で抜き去り、】
【三本とも弾き飛ばそうとする】
391 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 15:59:43.72 ID:8kmlIEWoo
>>390

はッ!
いいねぇいいねぇいいねぇええええ!

【他の2本を両手に、斜め十字に交差するように下向きの重力を発生させた特攻】
【もし体に当たるようなら、重力を使い急制動をかけるだろう】

【空中に1本だけ剣が残っている】
392 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 16:04:20.99 ID:aF+IzMfIO
>>391

「っ!!」

【ガイイン!!】
【十字の中央に刃をあてがい、真正面からそれを受ける】
【左手は二本目の太刀に伸びようとしていた】
393 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 16:11:31.06 ID:8kmlIEWoo
>>392

させるかァ!

【散らされた剣を一本左手目がけて飛ばす】
【相手の技量は高い、弾かれても隙を作ることは出来るかも知れない】

GravityAction/Cage

【檻のごとく発生する重力】
【重力の檻は相手の動きを封じようとする】
394 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 16:18:10.25 ID:aF+IzMfIO
>>393

「!」

【ガキンッ!!】
【右手の剣を斜めにずらし、その「鍔」の部分で剣をさらに弾く。】

【が】

「!?」

(……重力場か…。)

(ちっ…能力の相性が悪すぎるわね…)

【そう踏んだ女は、身体を固定されながら、】

「降参よ…」

【と言葉を紡いだ】
395 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 16:25:03.03 ID:8kmlIEWoo
>>394

よーし、アンタ今からアタシの下僕な
手下でもいいが

【重力場を解除し、剣を拾うためその場を少し離れる】

アタシは桜
テメェは?

【剣に近づくと、剣は浮かび上がり最初のように少女を中心に漂う】
396 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 16:27:12.30 ID:aF+IzMfIO
>>395

「…ロータス・ブラック…」

「ただの剣術家よ…」

【名乗ってから太刀をしまい、】
【そのまま踵を返した】
397 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/21(木) 16:31:24.86 ID:8kmlIEWoo
>>396

ッは、最初の威勢は何処行ったんだか

【踵を返す相手を横目に】

【此方も剣を拾い終えると、何処かへ飛翔した】

/絡みおつありでした……でいいのでしょうか?
398 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 16:35:00.24 ID:aF+IzMfIO
>>397

(…まだ「弱い」わね…)

(…私は…)

【去る女の背中は、】
【ひどく小さく見えた】


/ですね。おつかれさまでしたー!とても楽しかったです!
/途中遅れてすいませんでした…
399 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 17:24:12.53 ID:prA+PinEo
【風も涼しくなってきた、夕方近い時間の公園】

ええと……模擬戦募集ってどうやるんだろ……

【麦藁帽子に白いボレロつきの水色ワンピース、オレンジ色のサンダル。
おまけに両手に籐のバスケットという、お前どうみたって戦闘するかっこじゃねーだろおい、というカッコの少女がきょろきょろと辺りを見回していた。
どうも、いろいろと基本的なことがわかっていないらしい】

どうしよ……声かけちゃっていいのかな……

【遠くに見える人影にもじもじ。人見知りするようです】

/模擬戦募集ですが、雑談でもおkです!
400 :【手蔓藻蔓】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 17:28:42.26 ID:SOlrkyic0
>>399
まだ夕方……怪しい人間が現れる時間帯ではない
だがその時間帯に、公園に一人の女が現れた

「……」

無言、そしてスローペースな動き
顔はこんな顔→ (゜-゜)
完璧な無表情である

だが一つ、明らかにおかしい、いや、怪しい点がある

なんと女の背中からは、太い四本の触手が生えていたのだ
まるでその触手は生きているかのようにウネウネと動き
公園の地面を、女からそれほど離れないように這いずっていた

見ようによっては、その触手は物凄くきもい
401 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 17:35:58.74 ID:prA+PinEo
>>400
………?

【カンペキな無表情。背中からのうねうね。そしてスローモーな動き。
人によっては、ホラー映画の一シーンを想像するだろう。が】

あ、こんにちわー!

【この少女はホラー映画なんか見たことなかった】
【おまけにものすごい世間知らずだった】
【だから未知の生物? 人物? に目を輝かせて駆け寄ってきた】

たこさんおんぶしてるんですか?

【そしてこんなことをのたまった。
以前この女性が遭遇した水色の子供、ソラをうわまわるド天然がそこにはいた】
402 :【手蔓藻蔓】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 17:41:20.95 ID:SOlrkyic0
>>401
一般人が見たなら、怪物というだろう
だが、この女はそんな事を気にしない。こんな力を持っていれば、人の目なんて気にしていられないからだ
もちろん、なぜ自分が怪物と言われるのか分からないとか、そもそも怪物が何なのか分からないとか、そういう訳ではない、もちろん

「……?」

ふと声を掛けられ一瞬不思議そうな顔をする
が、すぐに相手が何を言っているのか分かったようで、相手に背中を向ける

相手には、女の服から……否、女の体から直接触手が生えているのが見えるだろう
服は破れないの?とかは聞いちゃいけないよ、強いて言うなら厨二補正
403 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 17:51:28.89 ID:prA+PinEo
>>402
【無表情は変わらないながら、くるりと背中を見せてくれる女性にちょっとうれしくなる。よかった、お話できる。
そして背中を見てひとこと】

あ、生えてるんですね!
なるほど、ありがとうございます!

【ニッコリ笑って納得しやがった】
【すこし怖がるとか疑問に思うとかすればいいようなものだが、純粋培養過ぎてそんな回路がないのである。
まあ、生まれたばかりのようなものなので致し方ないのだが】

【しばしなんだか嬉しそうにしていたが、そうだ、今日しようとしていたことを思い出す。
まずは自己紹介、ぺこり】

あの、えっと………
はじめまして!
わたし、速水(はやみず)=シュ・クレ=ルー・ジュっていいます。
みんなはシュシュってよびます。

実はその……わたし、模擬戦ってものをしてみたいんですけど、やり方がわかんないんです。
もしよろしければ、教えていただけますでしょうか?

【無口キャラに一体なんて無茶振りをするのか!
しかし本人はハシバミ色の大きな瞳を輝かせ、手までおねがいポーズで組み合わせてて一生懸命だ】
404 :【手蔓藻蔓】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 17:57:49.99 ID:SOlrkyic0
>>403
クルッと半回転して、相手に向き直る
そして笑う相手にコクッと小さく頷いた。
驚かないから何が起こる訳でもないので、気にしていないようだ。

相手が頭を下げたので、こちらもぺこっと頭を下げた

「……シュシュ」

ぼそっと小声で呟いた。
普通ならここでこちらも自己紹介するような物だが、その一言で口を閉じる。
自己紹介するつもりは無いのだろう。自己紹介するのが普通だと知らない訳じゃない。

「……」

やはり無言で、コクッと小さく頷いた
なんと、教えてくれるらしい。

と次の瞬間、何となくといった感じで女の足元を這っていた四本の触手の内の二本が
いきなり相手目掛けて、勢いよく伸びた。
唐突の攻撃。回避出来なければ、相手の足首に、一本ずつ巻きつくだろう。

どうやら、勘違いしてしまったようである。
405 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/21(木) 18:00:32.79 ID:lNpFrD4X0
【噴水がある公園】

【涼みに来ているのか人が多いこの公園】
【車いすに乗った紳士風の男がため息をついていた】

やっぱりもう少し治るまいな.....

【銃弾で撃たれた足を一撫でして】
【もう一度大きなため息をつき】

【いつものように邪な事も考えず】
【ただボーっとしていた】
406 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 18:08:01.31 ID:prA+PinEo
>>404
はい! よろしくおねがいします!!

【自分の名前を復唱してもらえてにっこり笑った。
しかも、模擬戦の仕方も教えてくれるよう。】
【このお姉さんは無口だけど、やさしいひとみたい。そう思ったのだ】

【そのため、自己紹介してもらえないことに気づいてない。
そして触手が足首に迫っていたことも】

……あ、れ?

あ、あの……?

【気づいたのは、触手が右と左の足首に巻きついてからだった。
ちょっとびっくりして自分の足首を見下ろし、それでも笑みを残した表情のまま、相手の顔を見て問いかける。

警戒どころか、よく事態を把握していない。もちろん抵抗などはないので、人の体重を支えるチカラが触手にあれば、引き倒すのも持ち上げるのも容易だろう。
ちなみにスカートの下にはきっちりスパッツをはいて(ry】
407 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage saga]:2011/07/21(木) 18:08:37.93 ID:JPaZVXJCo
>>337

【ふわふわと身体が浮き立つのを感じながら、それでもぼんやりと】
【ああ、これって―――…そんな事を思っていると、背中に暖かい感触があり】
【ほっと胸を撫で下ろしつつ、お礼の言葉を口に出そうとした――瞬間】

「……っ!?」

【再びぶれる視界、ぐらつく身体――…今度は、一緒に。今度はかなりのスピードで】
【地面に吸い寄せられるようにして、落ちていく...今度は、少年を下敷きにしながら】

「うっ...」

【やがて来る衝撃、少女は思わず声をあげる。...逆に言えば、声をあげる余裕があった訳で】
【インパクトはあったものの、少年のお陰で痛みは殆ど感じられなかった。目を白黒させつつ、ぼんやりと辺りを見回す】
【どうやら、背中に少年の手が回っており、抱きつかれているような状況...の、用だ。しかしながら】
【前にもそんなような事があった気がするし、そのお陰で無事だったので文句は言わず。少しのどきりとした動揺は、表に出さない様に】

「だ、だいじょう......ごめんなさい」

【取り敢えず、下敷きになった少年の具合を尋ねたものの、視線を走らせてみれば聞かずとも瞭然だった】
【ゆっくりとした口調に緊張と後悔を滲ませながら謝罪を口にし。――少年の背中へと、手を回した】
【勿論この期に及んで、熱い抱擁を交わそうなどと思っている訳ではなく、――少年ならば、理由は分かるだろうか】

「はあ、また...」

【前にもこんな事があったなあ、と、何だか申し訳なく思いつつ呟きを零す、少女の両手が淡い光を放ち】
【――と、言っても少年の背中に手は回されている為、見る事は出来ないだろうが――徐々に痛みを、取り払っていく】
【現在は身体をぴったりとくっ付けるような、何とも奇妙な格好になっているが...治療が終れば、直ぐに動ける様になる筈だ】
408 :【手蔓藻蔓】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/21(木) 18:11:57.39 ID:SOlrkyic0
>>406
「……?」

怪訝そうな顔をする。
何故、反撃してこないのだろうか、と。

だが口に出さないから性質が悪い。

しばらく沈黙していたが、とりあえずもう二本余っている触手を使って
相手の膝辺りを掴もうと伸ばした。

足首を掴んでいる触手はそんなに強い力を入れていないので
逃げ出すのは容易だろう。
409 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 18:18:48.81 ID:prA+PinEo
>>408
【初めて女性の表情が動いた気がした、怪訝そうな顔】
【そのままじーと黙っている。もちろんその間動きはない】
【となるともちろん、このちょっとぼうっとした少女も、相手を見つめ小首をかしげて停止する】

【相手のほうを見ていたため、次なる動きはさすがに気づいた。
ようやく状況を把握し始めたようでこう問いかける】

あ、もぎせん…ですか?

【もしうなずくなら、遅ればせながら動きをとり始めるだろう。すなわち、ポシェットに手を入れて何か小さな袋を引っ張り出す。】
【しかし、相手から害意を感じないので、足首に巻きついた触手はそのまんまだ。
初心者というかもうそれ以前。とことんのんびりとした甘ちゃんである】

/今気づいた…節子、メ欄!!
410 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/21(木) 18:22:14.98 ID:SOlrkyic0
>>409
「……」

触手を一旦止め、また小さく頷いた。
そして、また触手を相手の膝辺りに伸ばそうとするが

相手が反撃する気配を見せないので、やってもいいのかどうか不安になり
かなりノロノロとしたペースである。

駄目だこいつら、早く何とかしないと。

/死にてぇ……
411 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 18:35:25.16 ID:prA+PinEo
>>410
あ、はい、わかりました!!
ありがとうございます、よろしくおねがいしますっ!!

【そうか、なるほど。
ぺこん、とお辞儀をして――いや、はやく反撃してあげなさい――いそいそと(ようやく!)ポシェットから巾着のような小袋を取り出した。
紐を左の手首に絡め、口を緩めると同時に手を中に入れて何かを引っ張り出す。
掌くらいの、レンズのようなまるいガラスの板である】

【少女はそれを、自分の目の前に浮かべ、ガラスごしに右の触手に狙いをつける】

えっと、……いきますね!

『ムーンゲイズ・インパクト』!

【そうしてのんびり唱えると、ガラス片を掌底の要領で『打ち出す』。
ガラス片は、平たい面を正面にむけ、かなりの速度で迫りくる触手(右)の先端に向かう】

【『ムーンゲイズ・インパクト』(近〜中距離)
『月のカケラ』を一枚目の前に浮かべ、掌底の要領で『打ち出す』。
平たい部分が当たるので、威力も軽いが、当たり判定が大きいのが利点。
(威力などは片手で突き飛ばされたような感じです)】

【もちろん、のんびり狙いをつけているので、打ち出すより前に対処されてしまう可能性も大である。
また狙いはそこそこ正確だが、速度がそうたいしたことないのでかわしてしまうこともできるだろう。】

【なお、足首に巻きついた触手はいまだそのままである】

/大丈夫です、自分はしょっちゅu……死にたくなってきたwww
412 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/21(木) 18:41:31.51 ID:SOlrkyic0
>>411
相手が何かを取り出すのをぼーっと眺めている
どうやら、何をするのか気になっているようだ、ワクワクテカテカ

「……」

次の瞬間、相手が能力でガラス片を打ち出すのをみて、無言かつ無表情で感心するが
相手から見て右、自分から見て左にある触手にそれが当たり
一瞬、顔をしかめる
どうやら、痛覚はあるようだ。

が、それで戦闘の意思アリと確認出来たようで
不安は取り除かれ、三本目・四本目の触手が相手の両足の膝を掴もうと勢いよく伸びた。
まだ逃げるのは容易のはずだ。
413 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 18:49:28.87 ID:prA+PinEo
>>412
【ガラス片を取り出すのに一生懸命で相手の様子を見ていなかった、が、
打ち出したあとはさすがに見ていた。
痛そうに顔をしかめる様子に、思わず謝る】

あっ、ごめんなさい!
って、わあああ!!

【触手が勢いよく伸びてくるのを視認。さすがに驚いて逃げようとした。
そのまま後ろにすたた、と後退するだけという単純な動きだが、ゆるかった拘束を逃れるのには充分だったよう】

ええとええと!

【フリーになった少女、再び小袋に手をいれ、もう一枚を取り出す。
そこへ、さきほど打ち出した一枚が戻ってきて、わたわたしつつうけとめる。】
【都合二枚のガラス片を手に、迫る触手に対して取った行動は】

えいっ!

【単純に、それら二枚を触手に向けて「なげる」と言うものだった。
本来なら少女の腕では、へろへろとしか飛ばないだろう
しかし、能力で加速されたガラス片は、かなりの速度で飛び出す、触手に向けて。
狙いはアバウトだ。一枚でも当たるかどうか…?】
414 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/21(木) 18:53:58.85 ID:SOlrkyic0
>>413
しゅるしゅると触手は伸びる。
そのまま相手の足に巻きつ……

かない。

二枚のガラス片の一枚の端が、触手に当たったのである。

ピシュッ、と触手に切り傷がついた。
血は出ないが、やはり女は顔を少ししかめる。

すると次の瞬間、少女を先ほどまで拘束していた触手二本と、少女を追っていた触手二本から
いきなり、大量の細い触手がぶわっ!と生え始めた。
いや、生えるというより、周囲一体を覆うほどの勢いで伸びた。
それは空を隠し、地面を覆うほどの勢いで、少女の体を簡単に包み込むだろう……

だが、すぐに気づくだろうが、この触手は一本一本が細すぎて、軽く指を動かしただけで千切れる。
ガラス片なんて飛ばされれば、壁にすらならないだろう。

しかし、少女の視界は一時的に遮られるはずだ。
415 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 19:03:24.40 ID:prA+PinEo
>>414
あ、うわわ、ごめってえぇぇえ?!

【自分の攻撃で小さくだが相手に傷を負わせてしまいあわてる。痛そうだ。
しかし慌てているともっと慌てるような事態が。
なんというか、目の前がふさふさになった】

わあああああ!!

【戻ってきたガラス片を手にしたまま、ぶんぶん両手を振り回して後退していく。
しかしやっぱり、速度に差がありすぎる。あっさりと包み込まれてしまった】

/すみません、メシなどで落ちなければ……
/できれば凍結いただけるとありがたいですが、戻りが11:15(明日なら5:00)くらいなので
/そんな待ちきれないぜ! という場合でしたらこちらの負けの形でシメていただいても大丈夫です!!
416 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 19:05:02.85 ID:tUbh4K9V0

【夕方になり、人気も少なくなってきた街中にある公園】
【金属パイプが組み合わさり、立方体の形を作っている遊具――つまり、ジャングルジム】
【その上で、人が“燃えていた”】

「あー、あちいな……」

【否、全身に焔を纏っていた】
【ジャングルジムの上に座り、ぼんやりと空を仰ぐその少女は、少し奇妙な風貌をしていた】
【セーラー服の上から黒い長ランを着用し、頭には古臭い学生帽を被っている】
【一昔前の不良と、女子高校生がミックスしたような、そんな姿だ】

「もう夜なのに、なんでこんなに暑いんだよ。おかしいだろ」

【それは纏っている焔と、その暑苦しい格好のせいなのだろうが】
【少女は今はすでに沈みかけている太陽を、恨むように睨みつけていた】
417 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/21(木) 19:08:38.61 ID:SOlrkyic0
>>415
確かに少女を包む事は出来た。
だが、持ち上げられるほど太い触手は混ざっていない、細い触手だけだ。
少女が両手に持ったガラス片にブチブチと千切れていく。
だが、千切れた所からまた別の触手が現れ、また千切れ……と、少女の視界は覆われたままだ。

数十秒後、触手はするすると引いていく。
触手が完全に引いた時、それなりに離れた位置に居る女が見えるはずだ。
どうやら距離を取ったらしい。

/私まーつーわ、いくらでもまーつーわ。
/いってらっしゃいませー!
418 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 19:12:19.33 ID:A0zPqxaio
>>417
/ありがとうです;;それではまた!
419 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 19:47:00.73 ID:lnGNq8Iho

月光が降り注ぐ草原
緑色の絨毯を撫ぜる風に、少女の栗色ツインテールが揺れる


  ┣¨
      ┣¨
          ┣¨
              ┣¨

「…………………………………………………」

                   ┣¨
                        ┣¨
                             ┣¨
                                  ┣¨

名前欄参照スペックの少女は、ただ腕を組み、少し俯き加減のまま立ち尽くしていた

――覇王の風格、とでも呼び表せば良いだろうか

筋骨隆々とした体躯から、並々ならぬ強者のオーラが溢れ出ていた
…それはまるで、因縁の好敵手との決闘を待つ戦士の如く


/戦闘募集!どなたでも!
420 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 19:53:15.01 ID:jm+SJxZ/0
>>419

そこに一人の山賊が現れた。
洗髪という概念を放り捨てたかのような悪臭漂う頭部。
人と言う誇りを捨てたかのような野獣そのものの本性。

「がハハハハハハッ!」

奪えば、奪われ。その逆もしかりである。
戦闘とは即ちそういうモノで。
しかし山賊な大男はそんなことを豪快な笑いで吹き飛ばす

「お前、俺と戦おうじゃないかッ!つーか戦えッ!」
「もし俺が勝ったなら死ねッ。お前が俺に勝っても死ねッ!」

その両手に握られているのは斧。
421 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 20:02:45.11 ID:lnGNq8Iho
>>420

「……………」

その悪臭が鼻を突き、耳障りな声音が鼓膜を揺さぶった
少女は組んでいた両腕をゆっくりと解き、右手を後方に引く

「五月蝿いですね…」

そして地の底に響くような声で返答し、


「今の私は少しばかり――機嫌が悪いんですよ、ッ」


ある程度の距離が離れた状態のまま、引いた右腕を、宙空へと突き出した
当然、衝撃波などは発生せず、山賊にダメージを与えるには至らない
だが、空気を唸らしたその拳圧は、少女の不機嫌と腕力を相手へ知らしめるだろう
422 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:08:54.59 ID:jm+SJxZ/0
>>421

不機嫌なのかその拳圧は少々刺々しい。
だが、どうした。ほのぼのとした命の奪い合いなど存在しない。

命の奪い合いに美しいも醜いもあるものか。
命の奪い合いにフルーティーな臭いも鼻がひん曲がる悪臭も関係ない。
そして煩かろうが静かだろうがどうでもいい。

単純に敵のすべてを奪い、殺し。敵のすべてを自身の全てへと変換し、喰らい、生き延びる。
それこそが山賊である自身の生き方である。それに口出しなどさせない。

「ガハハッ!機嫌の悪さなど殺し合いにはマイナスだ」
「俺はマイナスな要素もプラスの要素も十把一絡げに奪ってやるから」
「安心して奪われ死ぬといいぞッ!では―――いただきます!」

男は斧を両手に持ち相手へとサイドステップも織り交ぜながら接近していく
423 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 20:17:33.24 ID:lnGNq8Iho
>>422

「この胸糞悪い気分を晴らすのに、プラスを差し出すのは不釣合い…」

腰を落とし、足を前後に開いて半身になる。対武器の基本迎撃姿勢だ

「 貴 様 を 殴 り 飛 ば せ ば 、 そ れ で 済 む ッ !! 」

接近してくる男に怖気づく様子は一切無く、竜のように猛々しい眼光を向け
唾を飛ばして肺から多量の空気を吐き出すと同時、両腕の筋肉量を増大させた

最早この生物に“少女”などという温い三人称は不似合い過ぎた
修羅は、男の接近に合わせて飛び出し、剛重なパンチを愚直に繰り出す
424 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:27:16.36 ID:jm+SJxZ/0
>>423

カウンター気味に振るわれた一撃を一瞥し
下品な身なりから離れた機敏さを以て相手の攻撃への対処法を導き出した。


「おおっ!なんと単純明快ッ!生き物たるなればそれぐらいでなければなっ」
「ガハハハハッ!!だから俺もこう言おう――」

「 お 前 を 殺 せ ば 、 そ れ で 済 む ッ ! !」

突如武器が変形し、その形状はさながらハルバード。
だが一般的なそれと異なるの槍の部分が銃口に成っていると言う事。
そんな様変わりなハルバードの柄の部分を下へと動かし、受け流すように拳をいなす。
その後銃口を相手の足へと向け一発砲撃。
425 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:32:13.15 ID:jm+SJxZ/0
>>424
/訂正を
機敏さを→迅速な思考判断
426 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 20:34:53.02 ID:lnGNq8Iho
>>424

拳をいなされ、直ぐ様の砲撃。戦闘の素人である少女に、それを躱す技術はなかった

「この…下衆がッッ!!」

右足を撃ち抜かれ、鮮血が吹き出す。そしてその部分が――すぐに再生していく
己の筋肉を犠牲とした治癒術だ。溢れ出るアドレナリンが伴う痛みの半分を打ち消していた

「――――覇!!」

右手を弾かれたのなら、次は左手。少々無理な体勢のまま、男の頭部へとアッパー気味に拳を放った
しかし、撃たれた際に隙は生じている。冷静に対応すれば回避できるだろう
427 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/21(木) 20:40:42.42 ID:I68EvH8J0
>>416
/まだ居ますか?
428 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:43:20.21 ID:jm+SJxZ/0
>>426

「グワハハハッ!!いいぞ、いいぞッ!もっと罵るといい!称賛される山賊なぞ山賊じゃない」
「山賊は強奪して罵倒されてナンボのモノ。」
「だから今から死に、奪われていくぞッ!その感覚、その憎悪」
「何もかも死に統括して奪ってやるッ!!」

戯言を言いながら相手の拳を視認する。冷静さにかけた一撃だ、と。
醜悪な顔で嗤いながら左斜め前へのサイドステップで回避し
ついでハルバードの斧の部分を相手の胴体を切り裂かんとして勢いよく思いっきり振るう。
全力で振るったその一撃。明らかに興奮している一撃。
429 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:44:54.29 ID:jm+SJxZ/0
>>428
/また訂正
「だから今から死に、奪われていくぞッ!その感覚、その憎悪」
→「だから今から死に、奪われていくぞッ!お前」

430 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:46:10.42 ID:tUbh4K9V0
>>427
/いますよー
431 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 20:49:44.42 ID:V+RFKt0+0
【この街のどこかに一人の少女がいた】
【その少女の小さな体からは少女らしからぬどす黒く強力で大量の魔力が溢れ出ていた】
【しかしそれは魔法、魔術に精通していたり霊感がある人でないと拝むことは叶わない】
【それほど純粋な魔力であった】

「マッタク、ミカケダオシモイイトコデス」

【カタカナで表記されてるが、発音はいたって普通なので注意。流暢な日本語です】
【少女は彼女の言うとおりに見かけ倒し≠セった】
【何故ならば、その膨大な、神をも凌ぐ魔力は彼自身≠フ髪の毛がなければ意味はない】
【そしてその彼≠ヘ少女の体を借りて遠い過去の時代から見事復活を果たしたのである】
【つまり彼は彼女の中にいて、彼女の髪の毛は彼のものではないため、魔術の使用は不可能なのであった】

「ハア…」

【そんな自分のことを考え、深いため息をつく彼なのであった】
432 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 20:52:53.57 ID:lnGNq8Iho
>>428

「その傲慢、強欲―――反吐が出るな!!」
「自身を略奪者と語り・疑わぬその精魂が――私は大層気に入らないぞォッ!!!」

拳を回避された後、山賊の動きを目で追ってすぐに向き直る
それも束の間、その強大で凶悪な一撃の予備動作を認識する。咄嗟に取った行動は、単純な前蹴りだった
やや右方に逸らして放ったキックは、ハルバードの刃部分を避け、柄へと向かう
巨体故のリーチを生かした、反射的な対処。成功すれば、強い衝撃が男の手を襲うだろう。こちらもよろめくので、その隙を衝いた反撃は難しそうだが
433 :【六元短刃】【虚言実行】 :2011/07/21(木) 20:53:13.04 ID:I68EvH8J0
>>416
/ではお願いします

「・・・」

【青いパーカーを被った少年が燃えている少女の姿を見ている】

「なんだあれ・・・」

【思わずポツリと呟く、ジャングルジムで人が燃えている光景を見てこう思わない人は少ないだろ
う】

「こ、こんばんはー」

【とりあえず挨拶をしてみる、少女は気が付くだろうか、この少年が身に纏う冷気に】
434 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 20:57:25.60 ID:SOlrkyic0
>>431
「……あれ?勘違いかな?」

【一人の青年が、ひょっこりと現れた】
【ローブに身を包んだ青年である】

【とある魔物を体内に宿している青年は、強い魔力に引き寄せられ】
【何となく覗きに来たのだ……これほどの強い魔力を持っているのは、一体何者なのだろうか、と。】

【だが覗いてみればそこには一人の少女が居るだけ】

「…………いや、まさかなぁ」

【一瞬怪訝そうな顔をしてそう呟いたが、すぐに微笑みを浮かべ】

「君、お母さんやお父さんは?迷子?」

【そこに居る少女を、この青年は当然の事ながら"少女"と認識し】
【その周りから溢れる魔力の気配は、きっと気のせいだと考えていた】
435 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:59:23.48 ID:tUbh4K9V0
>>433

「あ?」

【不意に投げかけられた挨拶を受け、少女は少年をだるそうに一瞥した】
【長ランのポケットに両手を突っ込み、少年の目の前に彼女は降り立つ】

「んだよ。おれになんか用?」

【女性とは思えない荒々しい口調で、何の用かと尋ねる】
【少年の身に纏う冷気には、少女は気付かなかった。というのも、自身が纏う焔の方が高温だったからである】
436 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:01:31.70 ID:jm+SJxZ/0
>>432

「傲慢?強欲?ハッ!なんぞそれは?」
「俺はただ俺の欲求に従うのみぞ――それが俺の生き方ってもんよッ」

巨体ゆえの利点を生かした攻撃によって男に強い衝撃が襲い掛かる。
だから手がしびれ、斧を手放し、思わずのけぞってしまう。
そしてハルバードは唯の斧へと戻っていた。地面には二つの斧がある。

「〜〜〜ッ!効いたぞ…ッ!」

自分の身体を二つの斧を此方へと持っていくことしかできなかった
437 :【六元短刃】【虚言実行】 :2011/07/21(木) 21:06:44.14 ID:I68EvH8J0
>>435
「いや、ただ人を見たら挨拶をするのが癖になっていまして・・・」

【少年は相手の炎の熱に怯むことなく、だが相手の態度に怯みながら受け答えをし】

「・・・燃えていて熱くないですか?」

【なんとかそれだけを言う】
438 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 21:07:20.02 ID:I68EvH8J0
/名前ェ・・・
439 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:07:57.07 ID:V+RFKt0+0
>>434
「ン?ア、コンニチハ」

【誰かの声が聞こえたかと思えば後ろを見てその声の主を確認する】
【するとそこには誰もいなかった、とかいうホラー的展開ではなく普通に青年がいた】
【なのでとりあえずは挨拶する】

「エエト………」

【青年の質問に暫し考えるように黙り込む】
【この間に彼は彼女の記憶に干渉し、家族のことを調べる】
【その数秒後、彼は欲しい情報を見つけたようなので口を開く】

「リョウシントモニ、ココトハハナレタマチニスンデイマス。ゲンザイ、ワタシハヒトリグラシチュウデス」

【凄く読みづらいが、そこは愛嬌と言うことで一つ納得してほしい】
【で、彼は彼女の両親のことと現在の自分の状況を青年に話す】
【マンションに暮らしている。家賃もちゃんと払っている。抜かりはない。はず】
440 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/07/21(木) 21:11:36.56 ID:lbfTV63q0
「ん、んぁ………zzZZZ」

非常に愛らしい小さな幼駆たる、少女らしい寝顔は清廉たる乳白いふっくらと火照った肌や
艶やかに靡く肩までの金髪は、潤いを保つかの様な、光沢すら儚く紡ぐ透け切った宝石の様に
幼き容姿、人形の様に端正な、服装は其れに見合う様に着こなされた、特注ナース服
私服仕様なのかデザインは、やや涼しげに、可愛らしい
光景としては和やかで非常にほほえましい、ほほえましい……ーーー筈、なのだが

「んん…………此処何処よ? そして私の周りで寝てる人達はダレ?」

広く人気の薄い路地、看板に寄り添って眠ってた少女を中心に
明らかに悪そうな人相の腫れ上がった顔なり、ズタズタの服なり、気絶した姿が
数人位、周囲で並んでいたりすれば、其れはもう恐ろしい。
彼女の掌には割れた酒瓶、そういえばあの倒れたハゲ頭が酒臭い、絶対鈍器として使った後だ
んでもって、想像が着くのは、酷い酒乱の後だ、と……ーーー

「ふぁー……ぅ、変な所で寝てたもんねぇ、早く帰ろ」

目を覚まし、そして何事も無かったかの様にマイペースに去り往かんと、ヨタヨタと歩を進めるのだ
たまにゲシッとハゲ頭を踏むが、気付いちゃ居ない、寝ぼけている
441 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:12:29.78 ID:SOlrkyic0
>>439
【相手が黙り込む間、不思議そうな顔で相手を見ていた】
【そして相手の言葉を全て聞き】

「へぇ、一人暮らし……頑張るねぇ」

【ハハハ、と笑う】
【とそこでふと頭に浮かんだのは、この少女なら、何かこの魔力について知っているかもしれない、という考え】

「ところで君」

【やはり微笑みを浮かべながら】

「この辺で、能力者とか魔術師とか、見なかった?」
「こう、あからさまに魔力をガンガン出してる感じの。」

【とはいえ、少女に聞いて分かるとは思っていない為】
【ただ何となく聞いてみただけだったりする】
442 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 21:13:17.09 ID:lnGNq8Iho
>>436

「その言い訳がましい主張を恥じろッ!!!」
「理性と知性を欠いておる貴様はただの獣! 獣が生き様を語るなど、笑止千万ッ!!」

蹴りの反動で、巨体がぐらつく
両足を地に付けるまでに大きな隙が生じたが、幸いそのタイミングを衝かれることはなかった

「はん、人は有事となれば意外と動けるものだなァ!!!」

殆ど戦闘を経験していない彼女がここまでの動きを発揮できたのは、運の要素も大きい
だがもっと根源的に――動物としての生存本能が、その巨躯を戦闘へ駆り立てているのもまた事実

そして筋骨の塊は、攻撃に転じる。両足の筋肉量を増大させた上で、跳躍。背中を反り、両手を組み合わせ

「―――ぬぅんッ!!!!」

まるでハンマーの如き両手の振り下ろしを、男の頭部へと躊躇なく放った
443 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:15:07.07 ID:tUbh4K9V0
>>637

「人を見たら挨拶って……忙しねえ奴だな、お前」

【人の多いところでは挨拶連呼しまくりなのだろうか】
【とか微妙にずれた想像を少女はしていた】

「ん? ……あ。燃えてたのか」

【少年に指摘され、自身が焔を纏っていたことに今更気付く】
【内から燃える焔を抑え込むと、少女の身に纏っていた炎を音も無く空気に溶けて消えた】

「別に、暑くねえよ。炎には耐性があるからな」

【無愛想な仏頂面で、少女は質問に答える】

「で、それだけ?」

【目を細め、鋭い眼光で少年を射抜く】
【かと思うと、今度はだるそうに欠伸を掻いた】
444 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:20:15.64 ID:V+RFKt0+0
>>441
「ガンバリヤサンナノデス」

【自画自賛に聞こえるだろうが、実質的に一人暮らしを決断したのは彼が憑く前の彼女であるため】
【自画自賛ではない】

「ハイ、ナンデショウ?」

【青年は何か自分に聞きたいことがあるようだ】

「……………」

【これが自分のことだということは確定的に明らかだ。肌で感じられるほどの魔力を持つ者なんてそういない】
【だが、どう説明したものか】

「エートデスネ……ソレハキットワタシデス。ワタシガソノマリョクノミナモトデス」

【なんと普通に真実を言ってしまった。いいのか?】
445 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 21:23:08.46 ID:I68EvH8J0
>>443
「あはは、師匠に厳しく躾けられたんですよ・・・」ガタガタガタガタ

【震える少年の蒼い目には深い恐怖が刻み込まれている】

「いや、特訓をしようとしたらあなたが居たので」

【そして腰から鞘に納めたままの冷気を帯びたナイフを抜いて相手に見せる】
446 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:23:22.70 ID:jm+SJxZ/0
>>442

「…はぁ。なんだか話し合うのもバカらしいぞ」
「いちいちそんな面倒なことを考えなきゃならんのか?」
「俺はよぉ…やりたいようにやるだけだぜ?小難しく考えるなよ」

迫る攻撃を肌で察知し、2本の斧を拾い上げ
柄を交差させ相手の力を下へと受け流すように自身も膝を曲げ体を下へと持っていきながらガード。
やはり、相手の攻撃は一つ一つが強い。だから受け流してもしびれが伝わるし重い。

そして先と同じように――いや相手の能力の多面性を垣間見たために変形を一つ増やせる。
相手の能力は筋肉増大による威力増加だと思っていたが、それだけでなく回復もあったらしい。
だから変形したのはハルバードでは無く。
投擲時に決めた位置を正確に打ちぬけラグなしで拐取できる片手斧。

その形へと変形させ、狙うは相手の両目。だから斧自体を横に向け投擲する。
447 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:26:04.39 ID:SOlrkyic0
>>444
【相手が自画自賛(に聞こえる台詞)を言っても、特に気にしない】
【やはりニコニコと笑っている】

「分かる?」

【分かる訳ないよなー、と思いながらも一応聞いてみる】
【相手の返答を聞くと】

「……え?」

【青年の顔に浮かんでいた微笑みは、だんだんと困ったような顔になってきた】

「えーっと、うん……」

【反応からして絶対に信じていない】
【しかも、少女から目を離し、きょろきょろと辺りを見回し始めた】
【本当の、この魔力の持ち主を探しているのだ……目の前に居るのに】
448 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:28:01.99 ID:tUbh4K9V0
>>445

「特訓ね……」

【口の中で呟くようにして、その言葉を繰り返すと】

「そんじゃ、その特訓。おれが付き合ってやろうか?」

【唐突に、そんな提案を上げた】
【少女の口はニヤリと曲げられ、長ランのポケットから出した両手には籠手が着けられている】
449 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 21:30:16.61 ID:lnGNq8Iho
>>446

「――その思考放棄を恥じろと言っているのが判らんかッ!!」
「人は、理性的に考えるから、人なのだ!!!!」

振り下ろした両手に衝撃が伝わった。それがクリーンヒットでないことは直感的に理解した
そして威力の反面、攻撃後に発生する隙は甚大で―――

「ぐ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!?」

的確に放たれた片手斧が、両目を無慈悲に潰す
目と目の間に出来た傷は、筋肉で補修が効くが…眼球は補えない
あまりの激痛に、巨体は無様によろけ、決定的な隙を晒してしまう
450 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:31:55.69 ID:V+RFKt0+0
>>447
「ヤレヤレ、シンジテイマセンネ?」

【相手の反応で分かる。こんな少女が神並の魔力を持っているわけがない、と】
【まあ、普通の反応である。普通普通。ド普通である】
【魔力がくっきり目に見えれば疑いようもないくらい少女の体から湧き出ているのが確認できるのだが】

「ショウコニマジュツノヒトツデモミセラレレバイインデスケドネ」
「コノカラダデハナニモデキナイコトガハンメイシマシテ。ザンネンナガラショウコハアリマセン」

【こんなこと言うとただの邪気眼にしか聞こえない】
【ああ…この少女の評判や長年にわたって積み上げてきた大事なものが音を立てて崩れていくようだ…】
451 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 21:34:47.20 ID:I68EvH8J0
>>448
「・・・」

【少年は考える、確かに相手がいた方が特訓にはなるだろう】

「ならお願いします」

【そしてすぐに答えは出た、そして両手に鞘に納めたままのナイフを握る】
452 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:36:33.61 ID:jm+SJxZ/0
>>449

「もうさぁ…喚くのやめろや。ごちゃごちゃ考えんのも疲れるだろ?」
「取り敢えず死んで黙れ。そしてその上で全部奪ってやるから安心しろ」

心底呆れたように嘆息を洩らしながら相手へと全速力で接近し
相手の眼球に刺さっている斧をつかみ思いっきり振りぬこうとする。
その狙いは両断。眼球から上の部分を眼球より下の部分とお別れさせようという算段である。
453 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:36:55.12 ID:SOlrkyic0
>>450
「うん?いや、そういう事じゃないけどさ」

【口ではそういっているが、明らかに信じていない】

【青年に宿っている物が、強大な魔力を感知するだけであり】
【そもそも青年自身はただの人間、魔力を感知する才能の欠片すらない】
【よって、視認は出来ない……ただ、肌に感じるだけだ】

「え…………あ、う、うん……」

【明らかに困惑している】
【ただの邪気眼かな、とか思っている、当然である】
454 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 21:40:06.58 ID:3lHyugUIO
【公園】

「…一体どんな組織なのかしら…」

【ほとんど黒な薄手のダークグリーンのコートを着た女がベンチで考え事をしている】
【傍には大剣が立てかけてあり、そこからもくもくと冷気を発しているため彼女の周りは夏というのに涼しい】
455 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:40:58.60 ID:tUbh4K9V0
>>451

「決定だな。よろしくお願いするぜ」

【両の拳を合わせ、少女は笑みを零した】
【ただ普通に語り合うのが苦手な少女は、拳で語り合った方が何かと都合がよかった】

「……よっ……と」

【再び、少女の体に焔が纏われる】
【夜風が少女を吹き抜け、それは熱風と化して公園を巡り回る】

「かかってこいよ、ナイフ使い。
 先手は譲ってやるよ」

【火の粉を舞わせる少女は一歩二歩と後退していき、少年と五メートル程の距離を取り】
【不敵な笑みを口元に浮かべながら、少年の行動を待った】
456 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:43:05.96 ID:V+RFKt0+0
>>453
「ソウイウコトデショウ?マワリヲミワタシタリシテネ。シツレイデスヨ」

【本当の事なのだからしょうがないではないですか】
【嘘いう訳にもいかんですし】

「………マッタク」

【少女は目を瞑り両手で「やれやれ」的なポーズをする、と同時に肩を竦める】
【勿論邪気眼ではない。正真正銘の魔術師であり、その中でもかなり高位に位置する大魔術師といって差し支えない】
【髪の毛さえあればの話だが…】
【髪の毛がなければただのオーラが凄いだけの少女である】
457 :【筋肉爆誕】H195cmW95kgの筋肉モリモリなロリ顔ツインテール美少女 [saga]:2011/07/21(木) 21:44:49.39 ID:lnGNq8Iho
>>452

接近は察知できても、視界がなければ反応出来ない
そのまま――


       こ、の…!               チクシ



                  『無慈悲に、振り抜かれ――』



                                                ョウ      g…  」


――――激昂に色塗られた少女の頭部は、無残に二分され
断末魔を上げることすら叶わぬまま、強者を体現したような巨体は仰向けに倒れ
そして死神に、この世へのあらゆる干渉を禁じられた

【筋肉爆誕】――死亡


/死合いあり乙でしたッ
458 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:45:09.47 ID:SOlrkyic0
>>456
「はは、ごめんごめん」

【と笑うが、相手の事を信じた訳ではなさそうだ】
【小さくため息をつくと】

「…………もう居ないか」

【ぼそっと呟いた】

「じゃあ、僕はもう行くね。一人暮らし頑張りなよ」

【笑いながらそう告げると、手を振ってその場を立ち去ろうとする】
【呼び止めるのは容易だろう】
459 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 21:47:59.39 ID:I68EvH8J0
>>455
「それはどうも・・・」

【しかし相手が燃えているのにどうかかれと?】

「・・・『氷』『水』」

【しかし少年は焦らず、まず火に有利な属性をナイフに付与する】

「はあっ!」

【そして突っ込む、熱さは冷気で相殺しているので問題はない】
【そのまま距離を3mほど詰めたら水の斬撃を飛ばすだろう】
460 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:50:11.72 ID:jm+SJxZ/0
>>457

取った盗った――殺った殺ったぞ!!
グフフフッ、フフフフフ、グハハッハハハッハハッハハッハハッ!!

緑一色の草原に紅が流出し異質を演出する中、歌劇の主役が如く馬鹿笑いする山賊。
今日も今日で山賊として人の何かを奪ってやった。奪ってやった。うれしいぞ。
ああ、今日はなんだか実りがあったが疲れた。そのまま寝てしまおう。

そうして大男は寝てしまった。勝利の余韻に浸りながら―――

/乙でした!
461 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:51:42.26 ID:V+RFKt0+0
>>458
「………イヤイヤイヤイヤ。テキトーニモホドッテモノガ」

【相手は微笑みと謝罪で誤魔化そうとしているがそうはいかない】

「…マダイマスカラ!ホラメノマエニッ!」

【そういいながら自己の存在を際立たせるためにピョンピョン跳ねる】
【そして跳ねながら両手を振る。どう見ても魔術師には見えない。寧ろ一般人っぽい】
【ただの小さくて可愛い少女、14歳である。14歳なのに高校生。飛び級だろうか】

「チョットマチナサイ」

【去ろうとしている青年の肩をガシと掴んで止めようとする】
462 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:53:35.99 ID:SOlrkyic0
>>461
「あははは、面白い子だ」

【えぇ、笑いながら誤魔化そうとしてますとも】
【そのまま、笑いながら立ち去ろうと……】

「ん……なんだい?」

【引き止められても嫌そうな顔はしない】
【振り向いて不思議そうな顔をした】
463 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 21:55:08.55 ID:tUbh4K9V0
>>459

「はっ……」

【飛来する水の斬撃を前に、少女は余裕そうに鼻で笑った】
【左の籠手で斬撃を受け止める。そして拳に纏う炎を増大させ、かかった水を一気に蒸発させた】

「――オラァ!!」

【一歩踏み込み、焔を纏った右の拳を前方に突き出す】
【狙いは少年の左頬。模擬戦だから威力は手加減しているが、その一撃は速く、重い】
464 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 21:56:43.46 ID:9ZwdnSbAo
>>454
「きょっおは、いい天気でしたねー!」

独り言を呟きながら公園に侵入する少女
楽しげな表情を浮かべ、陽気な声を上げる少女の足はベンチの方へと向けられ
自然と、視界には一人の女の姿が映っていた

「おやおや、こんな時間にこんばんはで御座いますっ」

少女は元気いっぱいの声を女の方へと送る
465 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 21:58:50.53 ID:I68EvH8J0
>>463
「危なぁ!!」

【少年は紙一重で必死に避ける、パーカーだけは死守する】

「そして・・・はぁ!」

【そして勢いを殺さずに一回転し、水と氷を混ぜた一撃を放つ】
466 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 21:59:28.10 ID:V+RFKt0+0
>>462
「イエ、ホントウニマジュツシナンデスヨ。スゴイマジュツシナンデスヨ」

【止めた理由は自分が本当に魔術師であることを信じてもらうためであった】
【その後、彼女…ではなく彼の言い訳に聞こえるが本当の事である『自分魔術師ですよ』という旨の説明は続いた】

【数分後】

「ドウデス?シンジマスヨネ!ゼッタイニワタシ『イダイナデンセツノダイマジュツシ』デスカラ」
「ホントウナンデス。ミタメニダマサレテハイケマセンヨ!」

【必死の形相で青年に訴えかける少女】
【さて、青年は心から信じてくれるのだろうか】
467 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 22:00:11.54 ID:3lHyugUIO
>>464

「…なに。」

【しかめ面&ぶっきらぼうという究極的に嫌な対応をする】
468 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:01:46.81 ID:SOlrkyic0
>>466
「おっ、かっこいいねえ、魔術師なんて」

【ニコニコと笑いながら聞いている】
【だが、台詞からして、絶対に信じていない】

【数分後】

「……あ、う、うん……わ、分かった、君が伝説の魔術師なのは分かったよ……」

【もうおなかいっぱい、といった様子で手を振る】
【ここまで続くとは思っていなかったようだ、だが、青年が疲れただけで信じた訳ではなさそうだ】

【当たり前である、相手の見た目が見た目だけに】
469 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 22:05:03.19 ID:9ZwdnSbAo
>>467
相手の機嫌の悪そうな対応に一瞬びくりとなる少女だが、直ぐに取り直す

「なに、とはご挨拶ですね!何か、ご機嫌悪いようで?それともお悩みの所をお邪魔してしまいましたか?」

ベンチのすぐ傍まで来ると足を止め、にこやか――鬱陶しいまでの笑みを女の方へと向ける
相手の気持ちをまるで考えない様な態度、否、これは確認なのかもしれなかったが
どれだけ機嫌が悪いのか、という
470 :【白黒立体】@wiki [saga sage]:2011/07/21(木) 22:05:13.12 ID:cylaI/te0
【一人河川敷で何かの練習をしているシスター】

「・・・・もうちょっと標準を上にしてください。」
【女の足元はなぜかチェス盤の様な模様になっている】
【そして、女の前には足軽の様な鎧を着て銃を構えている何かが見て取れるだろう】

「ん・・・・そうですね・・じゃあ次はこれを撃ってみてください。」
【そう言うと空き缶を取り出し宙に投げる】

【パン!という心地いい音と共に空き缶に穴が開く】
「10発中4発しか当たらないなんて・・・・失望しました。」

【ため息をつき、近くに置いてあるベンチに座り込む女】
471 :【白黒立体】@wiki [saga sage]:2011/07/21(木) 22:05:33.43 ID:cylaI/te0
【一人河川敷で何かの練習をしているシスター】

「・・・・もうちょっと標準を上にしてください。」
【女の足元はなぜかチェス盤の様な模様になっている】
【そして、女の前には足軽の様な鎧を着て銃を構えている何かが見て取れるだろう】

「ん・・・・そうですね・・じゃあ次はこれを撃ってみてください。」
【そう言うと空き缶を取り出し宙に投げる】

【パン!という心地いい音と共に空き缶に穴が開く】
「10発中4発しか当たらないなんて・・・・失望しました。」

【ため息をつき、近くに置いてあるベンチに座り込む女】
472 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:07:33.78 ID:V+RFKt0+0
>>468
「………………」

【(´・ω・`)】
【うん、信じてないね】
【こんなに力説したのに信じてないね】

「モ、モウイイデスヨッ!!」

【畜生…髪の毛があったならば何でもできるのに!】
【隕石降らせたり出来たのに!】
【少女は機嫌を悪くしたようでプイと青年から目線を逸らせて、頬に空気を含ませ膨らませている】
473 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 22:09:23.94 ID:tUbh4K9V0
>>465

「やるじゃねえか! ……でもパーカーを死守する理由がわからねえぜ」

【何故パーカーを死守するのか、少女は疑問を抱く】
【が、直後に迫る一撃を前に、考えている暇はない】

「っと……!」

【強化した脚力で地を思い切り蹴り、少年の攻撃をバックステップで回避した】
【そしてそのまま一旦距離を取り、少年を見据える】

「……はあ!」

【気合を発すると同時に、少女の軸足が地を叩く】
【すると、体に纏っていた炎が足から少年へと一気に伸びていく】
【地面を波のように這う炎が、相手へと一直線に襲い掛かろうとする】
474 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 22:09:46.02 ID:3lHyugUIO
>>469

「別にー…」

【一方こちらはこちらで虚空に視線を彷徨わせていた。】
【相手が近づいてきたので自分だけ座っているのも悪いと思い、大剣をズラしてベンチの脇に移動する。】

「あんた…神殺機関≠チて知ってる?」

【そして刹那の沈黙を破り、】
【女は一つの質問をぶつけた】
475 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:10:30.98 ID:SOlrkyic0
>>472
「あぁ…ご、ごめんって……」

【謝罪、が、もう疲れの方が上回っており】

「あの、か、帰っても、いいかな?」

【これ以上怒られるとアレなので】
【とりあえず聞いてみる】
476 :【白黒立体】@wiki [saga sage]:2011/07/21(木) 22:11:00.14 ID:cylaI/te0
/連投すいません!
477 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 22:14:27.81 ID:9ZwdnSbAo
>>474
「おや、よろしいのですか?」

相手が大剣をずらしてベンチにスペースを作ってくれたのを見ると、確認する様な声を上げながらゆっくりと腰を下ろす
大きく幅を取るのは憚られたのか、ちょこんと座る少女であった

「神殺機関――ですか? 嬉戯は其処に所属しているですよ?」

相手の問いに対し、何ともない様な調子で答える
視線は空の方へ向き、星の輝きを楽しむ様に

「それが、どうかしたのですか?」

目を再び女の方に向けると小首を傾げながら、問い掛ける
478 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:14:40.84 ID:V+RFKt0+0
>>475
「クソウ……」

【もう相手の方も疲れているようなので憑かれている少女は帰ろうとする青年を引き止めない】
【え?上手くないって?仕方ないではないか】

「サ、サッサトカエレバイイデショウ!」

【そして右手でしっしと青年を邪険に扱いだす少女】
【ああ…少女が元に戻った時が恐ろしいです…】
479 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 22:17:14.23 ID:I68EvH8J0
>>473
「絶対パーカーは守らないといけないんです!」

【パーカーが無くなると顔を隠せなくなるからだ】

「・・・メラ○ラの実でも食べたんですか」

【相手の攻撃を水で掻き消しながら問う】

「・・・初お披露目かな、『雷』」

【そして水のナイフをしまい、袖から撃槍ナイフを取り出しながら雷の属性を付与する】
480 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 22:18:46.15 ID:3lHyugUIO
>>477

「いいわよ。そのためにどいたんだから。」

【薄く苦笑しながら、女はタバコを取り出した。】
【一本口に咥え、紫煙を燻らせると、それだけで意識が一段階覚醒する様だった。】

「……は?」

【聞き間違いか、と思い、女は再び聞き返した。】
【少女の様子から、それが嘘ではないとわかっていたが、それでも彼女は聞かずにはいられなかったのだ。】


/いきなりすいません…飯落ちです…すぐに戻りますので…
481 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/21(木) 22:19:00.82 ID:H1QcBU1eo

…………安穏な空気に身を任せ
人混みと人混みの間で身を揺すり
正面から来る人には一瞥と共に、身を避けあい
同じ道を行く同士で、何を示しあうわけでもなく

──────────人は行く



  けど、ボクは違うってかぁ?   ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかぁ〜

   お帰りあなた! 今日はご飯?おかず?それとも………デザート?
    あれぇ? 返事が無いぞ? どうかした? 


【何事も無いように進む日常】
【拠り所も無ければ、行く末を案じることも無い日常】
【恒久的に続き、半永久的に滅びはしない日常】
【此れは、完全に究極に──例え、神様が衝動を抑えきれずに非日常である事を追及しようとも──日常の延長線上にある】


 まったく可哀想に…………………お前なんかと結婚したせいで、奥さん未亡人だぞ?

   はっはっはっはっは! ハーッハッハッハッハッハ!!
    ハーッハッハッハハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!

【とある男が居る。其の目の前にはサラリーマンがよく着る様なスーツ】

 【          何かが中に押し込まれているスーツが落ちていた        】



//えぇ。 絡みにくいけど辛味待ちなんです。
//殺し合い募集です!
482 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:19:03.74 ID:SOlrkyic0
>>478
「ああ、じゃ、また」

【内心ほっとしながら、相手に背中を向けた】
【そのまま、その場を早足で立ち去り、相手の姿が見えなくなった頃】

「ふぅ……」

【大きくため息をつき】

「あの魔力、一体誰が……」

【とかなんとか呟いていた】

/絡みありがとうございました!
483 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:20:48.66 ID:V+RFKt0+0
>>482
/絡み乙でした!
484 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 22:26:03.56 ID:9ZwdnSbAo
>>480
「そうですか、ありがとうです!」

煙草を吸う女の方にちらりと顔を向け、笑みを零しながら礼を言う
腰を掛ける位置は幾分か深くなり、少女の脚は少し宙に浮いていた

「神殺機関所属で、機関での名前は『狂暴』――でしたっけ」

相手が聞き取れなかったのかと思い、再度繰り返す
それが相手にとってどういう意味なのか知らず――知る由も無く

「関係者の方でしょうか?」

/了解です
485 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 22:26:11.23 ID:tUbh4K9V0
>>479

「食ってねえよ! なんだそりゃ!」

【謎の問いかけに、とりあえず律儀に答えるものの】
【簡単に水で炎を消されたことに、小さく舌打ちをする】

「……雷?」

【相手の呟いた言葉から、相手の能力は多数の属性を扱うものなのかと推測する】
【だとすると、相性が悪い――少女はさらに攻撃を続けようと、両手を前に出す】

「その初お披露目とやらで、こいつがかき消せるか……なッ!」

【言い終えると同時に、少女の十本の指先から小さな火の玉が飛び出した】
【一つ一つの火力は低く、直撃しても軽い火傷を負う位である】
【しかし、数が多い。二十を超える程の小さな火球は、周囲にばらけて少年へと殺到する】
【果たして少年はこれをどう処理するか――】
486 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:33:14.23 ID:SOlrkyic0
【夜の公園】

「おぉーい、ちょっと君達ィ〜」

『ひ、ひぃぃ!!』

【数人の不良が、凄い勢いで公園から逃げていった】
【公園の中に居るのは……一人の青年】

【濃い緑のローブに身を包んだ、青年だ】
【青年は右手をローブから出しており……その右手には、一本の小太刀が握られていた】

「ちょっとー」

【ふん、と不機嫌そうな声を出すと】

「何なんだよまったく……人の安眠を妨害して……」
「仕方ないや、散歩にでも行こう……でもどこに散歩に行こうか……」

【とか何とか呟いている青年は】
【右手に握った小太刀を隠すのを忘れている】
487 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 22:34:11.52 ID:I68EvH8J0
>>485
「これ酷く使い勝手が悪いから普段は使わないんですよ」

【少年はそう言うと雷のナイフで自分の腕を切りつける】

「つっ!、でもこれで・・・」

【少年の青い目に薄く金色が混ざる、雷で自分の神経を強化したのだ】

「さあ、時間まで逃げ切れますか?」

【その間にも火球は迫ってくる、がそこに少年の姿はない、いつの間にか少女の目の前に現れる】
【神経強化の時間は3レス、その間少女が逃げ切れば少女に勝ちだ】
488 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/21(木) 22:34:40.07 ID:H1QcBU1eo
//すごく今更気付きました……
//>>481は、一応、場所は裏路地と言うことに……なんてこったい…
489 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 22:34:50.89 ID:3lHyugUIO
>>484

「き、…狂暴=I?」

【女は素っ頓狂な声をあげた。神殺機関に所属していたことでも驚いたが、】
【さらに目の前の女の子が自分と全く同じ「軍団」そして「二つ名」を有しており、】
【これは驚かない訳にはいかない。】

「い、いや…関係者……まあ、そうね。うん。」

「私…「元」狂暴≠諱B」

【自分の過去の「闇」に関することを聞くと、もしくはそれに関わることを思い出すと、】
【持病の様に彼女は右腕…剣を持つその手が震えた。】
【相手に悟られない様に、そっと死角に腕を動かしてから、彼女は真実を告げる】


/おまたせしましたー!
490 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る :2011/07/21(木) 22:42:37.46 ID:I68EvH8J0
>>485
/すいません、もう落ちなければいけません
/明日まで凍結かキンクリで時間切れで俺の負けということでお願いします
491 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 22:43:04.02 ID:9ZwdnSbAo
>>489
「…?」

相手が素っ頓狂な声を上げた理由が分からず、首を大きく傾げてしまう
自身の発言の何処にそんな驚く要素があったのだろうか、と率直な疑問

「…ふぇ!?」

今度は少女が驚かされてしまい、間の抜けた声を上げてしまう
相手が放った言葉の真意を脳内で確認しようと、暫し逡巡――そして結びついた

「あ、貴方も神殺だった事があったのですか!? しかも、嬉戯と同じ『狂暴』!??」

結びついた、と言う事も無くまだ状況を把握できていない様であったが
相手が腕を死角に動かしたことには気づかず、一つ生じた疑問を口にする事にした

「どうして――抜けられたのですか」

/おかえりなさいませ
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/21(木) 22:44:32.78 ID:o77Fr1sQo
真・スルー 何もレスせず本当にスルーする。簡単なようで一番難しい。
偽・スルー みんなにスルーを呼びかける。実はスルーできてない。
予告スルー レスしないと予告してからスルーする。
完全スルー スレに参加すること自体を放棄する。
無理スルー 元の話題がないのに必死でスルーを推奨する。滑稽。
失敗スルー 我慢できずにレスしてしまう。後から「暇だから遊んでやった」などと負け惜しみ。
願いスルー 失敗したレスに対してスルーをお願いする。ある意味3匹目。
激突スルー 話題自体がスルーの話に移行してまう。泥沼状態。
疎開スルー 本スレではスルーできたが、他スレでその話題を出してしまう。見つかると滑稽。
乞食スルー 情報だけもらって雑談はスルーする。
質問スルー 質問をスルーして雑談を続ける。
思い出スルー 攻撃中はスルーして、後日その思い出を語る。
真・自演スルー 議論に負けそうな時、ファビョった後に自演でスルーを呼びかける。
偽・自演スルー 誰も釣られないので、願いスルーのふりをする。狙うは4匹目。
3匹目のスルー 直接的にはスルーしてるが、反応した人に反応してしまう。
4匹目のスルー 3匹目に反応する。以降5匹6匹と続き、激突スルーへ。
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/07/21(木) 22:45:37.38 ID:o77Fr1sQo
誤爆
494 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 22:46:14.65 ID:tUbh4K9V0
>>487

「……! 逃げる?」

【突然瞬間移動のように現れた少年に驚きを示すが、次の瞬間には、少女は余裕そうな笑みを浮かべていた】
【空気が唸り、少女の纏う焔がさらに熱く燃え上がった】

「焔に逃げの二文字はねえよ!」

【少女が吠える。右の拳の焔が、籠手を介して増大する】
【少女は内心、ほくそ笑んでいた――よく自分から突っ込んできてくれたな、と】
【雷で神経を強化しようとも、それは単なる即席の力】
【元々焔を纏い、身体能力を強化する力を持つ少女にとっては――その程度の強化、脅威に値しなかった】

「オラオラァ!!」

【退くことをせず、目の前に迫ってきた少年に焔を纏った拳で二度、素早く殴りつけようとする】
【狙いは顔面、そしてその下にある胸の中心である】
495 :【焔拳武帝】 [sage saga]:2011/07/21(木) 22:47:43.06 ID:tUbh4K9V0
>>490
/おっと、分かりました。
/明日は来れるか分からないので、キンクリさせて下さい
/絡みお疲れ様でした
496 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/21(木) 22:48:55.45 ID:SOlrkyic0
>>486
/ageェ……
497 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 22:49:24.71 ID:jm+SJxZ/0
>>481

路地裏に一人の山賊がいた。
その大男は山賊で、つまり何かを奪うようなロクデナシで。
今宵も何かを奪いに山から下りてきたのだ、今宵は命、人生。

「ガッハッハッハッ!何かいいことをしてるじゃないか」

顎に手を持っていき、ひげをいじりながら下品なほどの大声で

「面白そうだなお前ッ その命とか人生とか奪ってやるッ!」

両手には二つの斧。それを以てサイドステップを織り交ぜながら接近し始める
498 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 22:52:32.34 ID:3lHyugUIO
>>491

「そうそう。穢れなき悪魔…の狂暴=v

【カタカタと震える右手をそっと左手で抑えながら、女は繰り返した。】
【少女は驚いている。それはそうだろう。と女は思考した。入れ替わりの激しく、】
【しかもそのほとんどが前あくとうの「死亡」である組織において、】
【同じポジションに位置している新旧の機関員が顔を合わせることはそうそうない。】

「ん…そうね…」

「人[ピーーー]のが……怖くなったの。」

【そのときの女の表情は、後悔しているような、】
【何かに謝罪するときのような、静かな悲しみが浮かんでいた。】

「あんたこそ…なんで機関なんかに入ったのよ。」

【しかし、それは一瞬で、次の瞬間にはもう感情は内面に押し戻している】
【タバコの灰をトントン、と落としながら、彼女は少女を見た】
499 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/21(木) 22:59:12.48 ID:H1QcBU1eo
>>497

   は             い     

 
          こんな所にもぶわぁかが一人ィー

【金髪の男は罵倒する】
【そして、腰元より抜刀する】
【次いで】


    ハハハハハハハッ!!!

   欲情してんじゃねぇよ。 おっさん。
     ワタクシ くっっっっせぇ、おっさんとヤりあう趣味はねぇでござんすよ? よよよ?


【其のマシェットにて、左腕を落とす】
【男自身の左腕は、殆ど、即座と言っても過言ではないだろう】   【其の姿を取り戻す】
【即ち、再生した】

【未だ、地面に落ちきっていない左腕を男は相手に向かって投げつけた】
【その間          何時の間にか、胸の辺りまで、落とされた左腕から身体が再生している】

【結構な、重さになること請負だが、 まぁ狙いは、ほどほどである】
500 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 23:03:31.48 ID:9ZwdnSbAo
>>498
「ううむ、そうだったのですか」

思わず唸る様な声を上げてしまう少女
相手がかつて同じ機関に所属していた、それだけでも驚きに値したというのに
更に、名前まで一致していたとは
―――それが意味する所をこの少女が明白に理解できているかは怪しいが、しかし少女がかつて無い衝撃に襲われているのも事実であった

「そう、なのですか…。それでは機関を出たと言うのも頷けます」

相手の悲しげな顔を見て、無表情で静かに頷き、勝手に納得した風な事を言う
同情という訳でも無く、単純な納得

「嬉戯が入った理由ですか? それはですね、世界中の観客を笑顔にする為ですよ!

 ――と、これだけじゃ言葉が足りませんでしたね」

つと何かを思い出したように顔を上げ、ぴょんとベンチから腰を降ろすと女の方を振り返り、

「申し遅れました。殺戮喜劇の奇術屋集団“喜識家”が一人、喜識 嬉戯と申します!」

そう高らかに謳い上げると、丁寧に一礼
直ぐにベンチへと座りなおした
501 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 23:04:27.72 ID:9ZwdnSbAo
>>500
/降ろすと→上げると
502 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 23:08:02.22 ID:jm+SJxZ/0
>>499

「そりゃ奇遇。俺も野郎とヤりあう趣味は無いぞ」
「―――ただ野郎と殺りあう趣味は山賊の仕事の延長上にあるがな」

悪臭をプンプン漂わせながら自身の腕を切り落とすという奇行を行った男に対して疑問を抱くg不
だがそれもすぐに解決する。欠損部分が再生しているではないか。
これはそういう事か。再生能力者か。いやはや実に厄介で、奪いがいのある事だ。

「さって、と こりゃあ俺も本気だそうかね」

そうして斧を一本のハルバードへと変形させる。
普通のそれと異なるのは槍の部分が銃口に成っていること。
迫る胸まで再生された左腕を左下段から振り上げ両断する。
その後しゃがみ、さらに相手への接近を試みる。
503 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 23:11:08.48 ID:3lHyugUIO
>>500

「ま、人を斬りすぎたのよねえ…私は…」

【一日に、両手で数えきれないほどの人間を殺してした彼女は、】
【消えない闇を抱えていた。一定の行いは罪として残り、そこから消えたりすることはない。】
【償う…という行為を否定する訳ではないが、少なくとも女には後悔と懺悔から来る「闇」が残り続けていた。】
【ブルブルと震える右手が、それを物語っている。】

「笑顔…?」

【あの男も、同じようなことを言っていた。自分の剣を消した、機関の「総帥」も…】
【なるほど体制を一新したというのは本当らしい。旧神殺機関しか知らない女であったが、確かにその内容を推し量ることができた。】

「ふうん……」

「この組織で人を笑顔になんかできるのかしら。」

「救済≠ノかまけた殺戮を繰り返すんでしょう?ねえ…今まで何人の能力者を殺したのかしら。」

【世間話の様に言葉を紡ぐが、その右目はカミソリのように鋭い】
504 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 23:13:31.16 ID:raXCcRtOo
>>417
【無我夢中で両手を振り回す。海草の海におぼれかけたヒトのように。
どれくらい経っただろうか。ふいに触手が引いていく。
視界がはれたあとに見えたのは、少し離れた位置に立っている対戦者と。
足元にころがるほそい触手の断片】

う…わ……
ご、ごめんなさい……!!

【先ほど、触手に傷がついたとき、痛そうに顔をしかめた様子がよみがえる。
殺傷力のないはずのまるいガラス片でも、それなりの勢いで振り回せばやわらかい触手を傷つけることができるのだと痛感した。

優しいお姉さんの触手をちぎってしまうなんて――どれだけ痛かっただろう――
小さな胸は申し訳なさで一杯になった】

おわったら、一緒にお医者さんいきましょうね…?

【しかし、どこかの猫男のように水いりを申し出ることはしなかった。
『痛そうだから』それだけの理由で戦いを差し止めることは失礼に当たる。
まして、自分から挑んだのであれば。

大きな両目に涙をためながら、それでも手にしたふたつのガラス片を自分の目の前に浮かべる。
そして左手に引っ掛けた袋の中から、ふたつのガラス片をつかみ出す。
正面からじゃきっときりがない。だったら、これをやってみるしかない。】

いきます!

【右手を左肩の横に引き、投擲の構え。
それまでに妨害がなければ腕が大きく横に薙がれ、手にしたガラス片ふたつは宙にとびだすだろう。
ただし、その狙いはちょっとそれていて、動かなくても当たらない程度。
よく見ていれば強く手首のスナップを利かせていることが見て取れるかもしれない。これは……】

/ただいま戻りました! お返しいたします!!
505 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/21(木) 23:16:17.59 ID:EVaKSs8Jo
>>407
だ、大丈夫…で……す………

【少し涙目である どうみても大丈夫じゃない少年 激痛の中バランス感覚の重要さに気付いたが、時すでに遅しである】
【こんな事になる前にそもそも必要以上の力を込めなければよかったのだが、やっぱり咄嗟の出来事に冷静では居られなかったのだろう】
【左手は未だに少女の背中に置いたまま しかし右手は虚空を掴むような動作を繰り返しており―――つまり、もがいていた まるで格好つかない】
【ついでに言うと両足も動かしており、これも痛みを意識から遠ざける以外は意味を持たない動作なのだが―――】

…って、な、なんだよおい……?!
………あ、ああ、なるほどな…・・・

【少女の両手が少年の背中へと回された瞬間、その動作はすぐに止まった 傍からみるとお互いが抱き合っている状態だ】
【一瞬(痛みの所為でなく)呼吸まで止まりそうなほどに驚いたのだが―――その理由はすぐわかった そういえば前にこんなこともあった気がする】
【というより、風邪を引いている状態でまで、わざわざ理由も無く少年に抱きつく女性などどこに居るのだろうか 下らない事で熱が上がった少年だった】
【それでもやっぱり少女と身体を密着させている事には変わりないわけで、頬が少し火照ったのも気のせいではないのだろうが】
【傍らから見れば頬を赤くしながらお互いが抱き合ってるというどう考えても危ない状況だったのだが、どちらにも理由があるのである】

…よし、もう大丈夫だ ありがとな …立てるか?

【とにかく、背中の激痛はみるみるうちに引いていき―――恐らく、"あの時"使っていた能力と同じものだろう、ゆっくりと立ち上がろうとする少年】
【と言っても上に少女が居ると立ち上がれるはずもない とりあえず少女のわきの下へと両手を回し、抱きかかえるようにしつつ少女を立ち上がらせ、少年自身も立ち上がるだろう ―――少女が特に何もしなければ、だが】
【いくら激痛とは言え、少なくとも少女の方がよっぽど辛いはずだ 次に何をすべきか、少女の容態に若干焦りながらに思考を働かせる】

…あ、あれか? とりあえず戻ったほうがいいだろ…診療所だっけ?
場所わからないけど…俺が送って行った方がいいよな… ま、お前が嫌でもそうするけどな

【少年が出した結論は、少なくともここに居るべきではないだろうと言う事 多分、落ち着ける場所に居たほうが良いだろう、そう考えた】
【重度の風邪だと立っているだけでさえ充分辛いのである そういう意味でも、早く少女が住んでいる場所に戻ったほうが良いはずだ】
【その場所なのだが―――診療所、という言葉が頭の片隅にあった 確か少女もそこに住んでいるみたいな事を言っていた気がする】
【行き方は―――わからない、ビラのようなものをこの少女に見せられた気がするが良く覚えていない 何のためについていくのだろうか 自分が邪魔でしかない気がして一人勝手に落ち込む少年だったが、まあ夜道は危ないしな、なんてすぐに思い返す】
【それに、少女が歩けなくなったりしたらおんぶでもすればいいだろう ―――かなり頼りなさげな体格をしている少年が出来るかはともかく】
【どうでもいいが、本人が嫌と言っていながらついていったらストーカーである そんな事も気付かずに、少女の返答を待つ少年 まあこんな事言っているが、拒否すれば普通に引き下がるだろう】
506 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/21(木) 23:19:49.60 ID:H1QcBU1eo
>>502

ああん?
      おっさんおっさん、ハロワにでも行ってこいよ
       山賊は、職業では御座いません!残念ながらっ!

  まぁ、どっちにしろ、趣味が殺し合いなんて趣味の悪いおっさんだ
   アーメンさんにでも、懺悔してきたら如何だ?


【よく口の回る男である】
【ヘラヘラ嗤いながら悪態をつく男は、再生した左腕を更に切り落とした】
【……もちろん、切った本体はすぐさま再生する】

【近くにあるビルの側面についている蛍光灯が瞬いている】
 【同時に、近くの捨てられたベンチが一拍ごとに照らし出されている】


   ひゅーひゅー! カッコウィー!  ………そうこなくっちゃ


【裏路地を少しずつ奥に向かって後退しながら、男はマシェットを構えた】
【両断された左腕は     相手の後ろで、二つのニンゲンへと再生を始めた】

【更に、先ほど切り落とした左腕が、矢張り胸辺りまで再生している】
507 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/21(木) 23:21:33.04 ID:SOlrkyic0
>>504
ふぅ、と一息つき、体勢を立て直す
触手は女の体の中に完全に収納(?)され、もう一本も出ていない

「……?」

女は、相手が、何故か涙を貯めているのをみて怪訝そうな顔をし
次の瞬間、小さく、クスッと笑った。
嘲笑でも、冷笑でもない、本当に可笑しげに、笑った。

飛んでくるガラス片
だが狙いは逸れている……いや

女は両腕の肩から、太めの触手を生やし
自分の右側と左側に、蛇がとぐろを巻くような形で、壁を作った。

/お帰りなさーい!
508 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 23:21:34.03 ID:9ZwdnSbAo
>>503
「そうなのですか、嬉戯にはあまり分からない感覚ですが」

女がどんな風に感じているのか、傍目からでは察し切れないが、それでも少しは汲み取れる
だが、それはこの少女にはまだ考えた事の無い――まだ分からない感覚であった
或いは、これから分かる時が来るかもしれないし、来ない可能性だって十二分にある

「笑顔ですよ、観客の笑顔の為なら手段は選びません――いえ、観客の笑顔の為に手段を講じるのですから!」

自身を持った笑顔でそう言い切った
もっと極論を言ってしまえば、この少女は笑ってくれる観客を求めて喜劇と言う名の殺戮を為している

笑 っ て く れ な け れ ば 、 観 客 で は 無 く 小 道 具 で し か 無 い

それが、少女の全てであり生き様であった

「さあ、どうでしょうね。一度の公演で多くの小道具を要しますから、数えたことなんてありません。
 一対一で対峙した事はまだ有りませんし」

女の鋭い目線も気にせず、そんな風に言葉を返す
未熟ですから、と笑う様に付け足しながら
509 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/21(木) 23:29:55.63 ID:jm+SJxZ/0
>>506

「ぎゃーぎゃーうぜぇ口だなぁ…こんなもんまで奪わなきゃらならんのは山賊の悲しき性かね」
「それによぉ…小難しい事ごちゃごちゃ言うな、気が滅入る。適度に抵抗して大人しく奪われろ」

心底呆れたようなのか顔は曇っている。
背後の存在にはまだ感づいていないので眼前の存在のみに意識が行っている。
相手の足を両断しても無駄。だから相手のマチェットの届かぬ範囲で
しゃがみこんだまま接近し相手を下段からハルバードを振るう。目的は相手の両断。
脳まで切られてしまえば生きていることは不可能と踏んだからだ。
510 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 23:34:59.83 ID:raXCcRtOo
>>507
【くすっと、おかしげな笑みが漏れるのを見た。
なんだろう? 変な顔してたのかな? ぺたぺた自分の顔を触ってみるけれどいまいちわからない】

【一旦収納された触手が、左右に展開された。
そのため、自分から見て左、女性から見て右サイドを通り過ぎるはずだったふたつのガラス片は、当然そこに展開していた触手にヒット。
ただし威力は強くない。
おそらく見抜かれたとおり、それには強いバックスピンがかけられていたのだから。
失速してカケラは地に落ちていく。ただし地に落ちてもそれは割れない。安全設計なのである】

【さて一方の少女。
触手が展開されるのを見て取ると第二段の攻撃を仕掛けた。すなわち】

『ムーンゲイズ・インパクト』!

【カケラのうち一枚を、再び掌底の要領で『打ち出す』】
【狙いは真正面。身長差的に、みぞおちの辺りに向けて飛んでいる】

【最後にのこったカケラ一枚は、まだ超微速で少女の目の前を漂っている。
いざと言うときの盾にするつもりだろう】
511 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/21(木) 23:35:58.14 ID:Oo60yCx00
【夜の屋台通り】

【久々に屋台を出している野菜専門店】
【カウンターに向かい合うようにして仕込みをしている少女が1人】
【よく冷えた西瓜をジュースにしたものをちびちびと飲みつつである】

「まあ、今日は十分稼がしてもらったしな」

【今日はもう切り上げようとしている】

/24時まで待ちます
512 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/21(木) 23:36:28.38 ID:3lHyugUIO
>>508

【そう。この世に「絶対」など存在しない。】
【左足を出せば右足が下がることも、サイコロを振れば何かの目が出るということも、】
【全て結果でしか無いのだ。この先少女がどのようになるのかは、女にもわからない。サイコロの目を予想できる人間がどこにいるだろうか。】

「物好きな人しかいなさそうね。いや…そもそもそんなことで笑顏になれる人なんて恐ろしいわ。」

【自分も昔は少女のいう「観客」側の人間だったのかもしれないが、】
【震える腕を抑えながら、彼女はその思考を打ち消した。「昔は昔だ」。】

「フフ…小道具は使い捨て?…いや、そうでしょうね。」

【おおよそ機関らしい回答に、女は口角をあげる。一瞬だけ過去の彼女の狂ったような雰囲気が露呈したが、】
【それは少女の雰囲気に飲まれかけているのかもしれない。独特の…「あくとう」かつ「主演」の雰囲気とでも言えば的確か。】

「ま、いいわ。別に私はジェイルの人間でもなければ、ここで安い理論に乗ってあんたを捕まえたりもしない。そんな意味の無いことは興味がないしね。」

【そう言って立ち上がり、タバコを捨てる。】
【剣を背に担ぐと、慣れた重みが伝わった。】

「ただ……」

「いつか…悔いるときが来るかもしれないわ。これは別に聞き流してくれてもいいんだけど…」

「そのときに後悔してももう遅いわよ。……それじゃあね。」

【夜風になびく髪を抑えながら、隻眼の女は踵を返す】
【このまま特になにもなかったら、やがてその姿を消すはずだ。】
513 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/21(木) 23:40:21.30 ID:SOlrkyic0
>>510
狙い通り、触手の壁に相手のガラス片は当たる。
地に落ちたガラス片を確認する間も無く、次の攻撃が飛んできた。

だがあの攻撃は一回見ている。

「ふ……っ!」

肩の触手を体内に戻し、すぐに右に転がるように飛んで回避。それなりに離れていたにも関わらず、ぎりぎりの所の回避だった。

そして急いで立ち上が……らず、膝立ちで両手を地面につけた状態で
その両手の掌から、二本の太い触手を生やす。
二本の触手は、地面の中を勢いよく掘り進む……相手の足元の地面を目指してだ。

触手がモグラのように地面を進むので、触手の通り道が地上から見て盛り上がっている。
それは相手にも見えるだろう。
514 :【生束必糸】@wiki 持ち物:ワイヤーx10 毛糸 [sage]:2011/07/21(木) 23:46:15.32 ID:9ZwdnSbAo
>>512
「いなかったら…嬉戯は必要無いですねぇ」

僅かに苦笑して見せながら、女の様子を見つめる
腕を抑えている理由は何だろうか――そんな事を考えてみるが分からず、かと言って聞いてしまえる事ではないと察した

「ええ、そうですっ」

一瞬、女の雰囲気が変わったのを感じながら大きく頷く
やはり機関にいたのは事実なのだろうな、とその時初めて正確に理解した

「後悔…ですか」

女の言葉に考え込むような様子を一瞬だけ見せる
もしも後悔する時が来れば、少女はどういう反応をするのか、否、そんな時がもし来るのであれば
―――この少女は、自身をこの様に育て上げた“家”をどう思うのか
それは、誰にも分からない――だから、少女は結論を出す事が出来ず、ただ考えは確かに頭の片隅へと置かれた

「ええ、それではっ」

女が去って行くのを、片手を振りながら満面の笑みで見送る少女
その笑みは心の底から浮かべられたものか、或いは―――

/乙でしたっ!
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/07/21(木) 23:48:04.06 ID:3lHyugUIO
>>514
/乙でしたー!
516 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/21(木) 23:52:59.48 ID:raXCcRtOo
>>513
【うん、やっぱり見抜かれちゃったや】
【『背後から後頭部とかをごつんとやる作戦』は的確な対処により頓挫した】

【第二激も横っ飛びにより、ぎりぎりだが回避される。やはり、世の中そうそう甘くない】
【彼女は立ち上がることなく地面に手をつく。狙いはすぐにわかった。地中からの触手攻撃。】

【対処は? 袋に手を入れる。
取り出したのは二つ。5つめと6つめ。
その上に自分もひざを突き、触手がくるのを待ち受ける。

目の前には、いまだ浮き続けるガラス片一枚。
そちらにも片手をかざし、待ちの構え。

なお先ほど放った計三枚のガラス片は、宙を漂い少女に向けて戻り始めている】
517 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/21(木) 23:57:15.28 ID:H1QcBU1eo
>>509

 頭が悪いからって、自虐すんなよおっさん

  会話しよぉぜぇ? コミュニケーション取ろうぜぇ〜?
   相互理解だよ、相互理解。 ハハハッ

【ヘラヘラとした表情をまったく崩さずに】
【出来る限り、自然に剣を持つ手を変えた】
【そして、目の前の相手が、下段から近づいてくるや否や】


   おっさん、狙うのは頭だぜ?頭。


【身体を左側に傾けると同時に、首も同時に傾げる】
【つまり   】 【相手のハルバードの斬った軌道は、体の傾きだけズレ】
【男の身体を両断することには成功したが、頭を傷つけることは叶わなかった、序でに心臓も】
【つまり、言動から相手の狙いは正しいと言う事を裏付けた】 【いや、むしろ、其処を狙わせているようでもあった】
【          更に】

【もう片方。 両断された頭が残っていないもう片方はすぐさま再生を始める】
【欠損箇所が少ないだけ、再生が早い   すぐさまといった所だろう】
【     つまり】 【一瞬で、頭が出来、足が再生する】
【     二人の】 【一方、もう片方は、『既に』再生している】
【     男が存在する】


     『『ふんっ!!』』

【二人の男は、力を合わせて、連激を喰らう前に後方に跳んだ】 【結構な距離である】
【剣は、左の男が持っている】 【そして、男達は、構えている】 【どちらも完全に普通の男だ】

【尚、相手の後ろの奴等は、再生が7割終了。 しかし、動き出す気配は無い】
518 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage saga]:2011/07/21(木) 23:58:05.96 ID:a1gteBJho
>>505

【大丈夫、と、少年。明らかに無理のあるその言葉を受けつつ涙目の顔を一瞥すれば、少女は伸ばした手により力を込めた】
【尤も、そんな事をして効率が良くなったりする訳ではないのだが、気持ちは無意識のうちだんだんと逸っていく】
【怪我を治している間、最早言わずもがな二人の格好は傍から見れば異常そのものであり――…、出来れば人には見られたくない】
【然し乍ら最終的には、このような状態で相手に風邪をうつしたりしないか心配になりつつも、結局は、何とか治療を終える事が出来た】
【今度こそ、大丈夫だ、という声を聞けば、安堵にそっと胸を撫で下ろした。――立てるか、との問いに、こくりと頷いてみせる】

「ああ、びっくりした......ごめんなさい」

【されるがまま、少年に抱える様にして立たされると、よろめきつつも確り地に足付けて、右手を胸へと置いた】
【びっくりしたとの言葉には、複数の意味が籠っている様にも見えたが、さておき。一先ず謝罪を口にして】
【併し少女の風邪という症状は、能力で治せる範疇を超えており、少女の表情は何処か虚ろになってきている様に思えた】
【其れでも本人は余り深刻に捉えてはいなかったが、果たしてそれは頭が働かない所為なのか何時もの事なのか】

「えー…と、...す、すみません...」

【と、少年が口に出した提案――尤も既に結論は出ている様だったが――は、自身を診療所まで連れて行くというもの】
【嫌がるような素振りをみせ躊躇うものの、結局は身体の辛さから、嫌でもそうする、という言葉に甘える事にしてしまった】
【もう一度、重ねて少女は謝りの言葉を少年へと告げると、くしゃくしゃの地図をポケットから取り出した】
【以前もそんな事があったのに都合良くそう何枚も...というのも、普段から宣伝用に何枚も持ち歩いていた賜物と言えるだろう、くしゃくしゃだが】
【それを少年に差し出しつつ、朧げな自分の記憶を頼りに少女は帰路へと付こうとした―――地図とは、逆の方向に】
519 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:02:10.27 ID:t5CrXAHl0
>>516
三枚のガラス片、またも不思議パゥワーによって相手の元に帰ろうとしている。
止める事が出来ない訳ではないが、両手から出している触手に集中しているので、今は難しい。
よって、それは無視して、地中を進む触手に意識を戻した。

相手はガラス片で、地面を覆った。
恐らく、地面の触手を地上に出さない為だろう……
ならば

触手は、地面を盛り上げながら相手が居る地面の下に移動した。
数秒間の沈黙……

次の瞬間、二つだったはずの触手は、十本へと分裂し
ガラス片で覆われている地面を避け、ちょうどガラスが覆っている地面と覆っていない地面の境目の部分から、ガラス片ごと相手を囲うように、触手は地上へと現れた。

地中で、相手のすぐ真下で分裂したのだ。

十本の触手は、相手の首・足首・手首・胴の四箇所に、二本ずつ伸びていく。
520 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:04:45.80 ID:evPUmUQ80
>>517

正直きりがない。先ほど男が言った。狙うなら頭だと。
ではそうさせてもらおうか。だが、徒に切り続けていると数の暴力で殺されるだろう。
すでに数で押され始めている。今3〜4体だろう。と言う事は本体の頭を叩かぬ限り増え続ける。
そして本体は左の男。そいつのみ狙うとする。しかもご丁寧に目印を引っさげている。

「相互理解ねぇ…どうせ殺されるんだからしなくたっていいだろうが」
「めんどくせぇ…俺の頭が沸騰してきたぞ。なんかムカついたぞ…」

苛立ち交じりで相手への距離を詰めていきながら、ハルバードの届く範囲まで接近し
相手の頭めがけて横に振るった。その際横なぎの軌道上に火薬も散布した。
521 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 00:13:24.86 ID:hUCAsej5o
>>519
う わ

【増 え た。それも十本だ。
一瞬身がすくむが、とっさにぎゅっと右手のそばのガラス片をつかむ】

【同時にそのガラス片を上に突き上げつつ加速をかけた。
少女の身体はガラス片の導きで天へと引き上げられていく――
緊急避難技『FLY ME To The MOON』である】

【なけなしの抵抗として、足をバタバタさせながらそこそこの高速で上空へと移動していく少女。はたして難を逃れることはできるのか?】

【ちなみに地面におかれたガラス片ふたつはさびしく取り残されている。まだ少女を追いかけ始めはしない。
追尾を開始している三枚のガラス片は、ふわりふわりと少女の下にたどり着こうとしている。次レスには手元に戻る――かもしれない】
522 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:22:08.09 ID:t5CrXAHl0
>>521
飛行……ガラス片を操る能力だろうが、まさかあんな事まで出来るとは……
だが驚いている暇は無い、はやく次の攻撃を仕掛けなければ。

とはいえ、触手はあまり伸ばしまくる事も出来ないので
素直に、自分の体の中に戻した。

だが、相手もこのまま逃げる訳ではないだろう。
空中に待機するか近づいてくるか、だ。

ならば

「よっ……」

女は背中から三本の触手を生やす。
そしてどこから取り出したのか、五つの褐色の手裏剣を、触手一本に一つずつ渡し
自分は両手に手裏剣を構えた。

そしてふぅーと深呼吸をすると

ブンッと大きく振る訳ではなかった、フッと小さく、力を込めて小さい挙動で腕を振り
タイミングの良い所で手裏剣を手から離す。
背中の触手もまったく同じ動きで手裏剣を投げた。

風を切って、五つの手裏剣は進む。
狙いはもちろん、空中を飛ぶ相手である。

だがこれは捕縛用なので
当たる直前に巨大化し、まるでヒトデのような姿となり、相手に巻きつくだけだ。
523 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/22(金) 00:22:52.20 ID:Z1SAponbo
>>520

【男は目の前の相手が近づいてくる間中】
【ゆっくりと、体勢を低くするために、身構え始めた】
【裏路地はもう直ぐ行き止まり、即ち此処で迎撃しなければいけない】


 頭に血が上ってると冷静な判断が出来ないぜ? おっさん
  まっ、其処のところがわかんねぇから、おっさんは、おっさんなんだよ


【頭、と言う弱点】
【否、本当は首を飛ばされることも弱点なのである】

        ……………………………

【しかし、自身の不死性をまざまざと見せつけ、頭が弱点である事を言いふらす】
【一種のミスリードとも言えるかも知れない】
【つまり      】


      なっ!!!!!


【フェイシングの選手のように……までは、華麗ではないが】
【前方に滑るように踏み出しつつ、上体を大きく仰け反らせた状態】
【其の上方をハルバードが通る位には、上体は仰け反らされている】
【此れが、首狙いなら難しかったかもしれないが。   頭狙いである】

【そして、ハルバードを掴んでいる両手  其の先にある、両腕をマシェントで切り落としてしまおうとする】
524 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 00:28:05.72 ID:XM44Qr4IO
【公園】

「…不殺…か…」

【ほとんど黒な薄手のダークグリーンのコートを着た女がベンチで考え事をしている】
【傍には大剣が立てかけてあり、そこからもくもくと冷気を発しているため彼女の周りは夏というのに涼しい】


/※超短文ですが…なんでも対応です
525 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 00:31:37.45 ID:hUCAsej5o
>>522
【実は触れたものの速度を変えることができるという能力の少女、
だがゆえあって、そのチカラは自らのもつ『ふしぎなガラス片』にしか発揮されないと思っている。
だから、すがるように天へ。でも、手が痛くなってきた。
模擬戦だからここで逃げ去るわけには行かない。
触手はしまってもらえたし、もう降りないと……】

【と思っていると茶色い手裏剣が飛んできた。
対処としては手の中のガラス片に能力を使い、後方への速度を加速させればいいのだが、いかんせんもう手が痛い。
仕方ないので、一旦上への加速を切る。
落ちながら戻ってきたガラス片をひとつずつ両方のサンダルに入れていく。
これなら、もうちょっと痛くない】

【が!】

え――?! ちょ、ちょっとなんでなのー?! むにゃっ

【手裏剣は大きく広がり、次々に小さな身体に巻きついた。
とっさにサンダルの中のガラス片に上への加速をかけ、落下をとめるが、もう目の前も見えないし身動きも取れない。
茶色い蓑虫のような姿は、徐々に高度を下げつつふわふわと漂い始めた】
526 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 00:32:31.78 ID:hUCAsej5o
>>525
/『ガラス片に』すがるように天へ、ですね、描写抜けスミマセン
527 :【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル [sage saga]:2011/07/22(金) 00:32:40.44 ID:5EgnIlJGo
>>518
ま、びっくりしたのは俺もだけどな…

【やっぱり少年の言葉にも色々な意味が含まれているのだが 少年は別段気にして無いらしい、というよりバランス崩したのは少年の所為である】
【少女はよろめいたり、表情もどことなく虚ろで―――悪化しているのか元々重症なのかはわからないが、とにかく放っておけるものではなかった】

別に謝らなくてもいいっての… んじゃ、とりあえず行くか

【歩けないほどでもないかと自己解釈し、少女の返答も拒否するものではなかったので、二人で診療所へと向かうことにした】
【それから少女から差し出された地図を受け取り、目的地に到達するべく踏み出そうとしたのだが―――地図がくしゃくしゃである】
【はたして無理やりポケットに入れただけか偶然こうなってしまったのか、非常に気になる少年だった もっとも、今こんな事を気にしているべきではない】
【まあとにかく診療所へと向かうべく少女に声をかけようとしたのだが―――少女は少年が予想している方とは違う向きに歩き始めていた】
【改めて地図を確認し、そしてもう一度少女を見て、さらにもう一度地図を見て…ようやく少女の歩く向きが間違っていることに気付く少年】
【こんな事をやっていては診療所にいつ辿り着けるか大変不安である 少年もこういう時位しっかりしてほしいのだが】

…おーい、そっちじゃなくてこっちだぞ……

【心配と呆れを含んだ表情で、少女へと声をかける そして少女の手を幾らか強めに握ろうとし、成功失敗に関わらず、時折少女の様子を確認しながら、そのまま診療所へと早足で歩いていくだろう】
【普段こんな事はしない少年なのだが、表情に出なくとも結構焦っていたりするのである 手を握るときに力が入ったのもその所為なのだが、気遣いというものは無いらしい】
【それでも、無理やり引っ張っていくように歩くわけではないが なんとも頼りない少年だが、流石に地図もあるし診療所には到着できるはずだ、多分】

/移動・・・ですかね!
528 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:32:40.46 ID:evPUmUQ80
>>523

フェンシングの選手のように華麗ではないもののうまく回避されてしまう。
それどころか男の腕を切り落とさんとしてマチェットが襲い掛かる。
急いで腕を引っ込めようとしたが、左腕が切り落とされてしまう。
右腕はまだ健在。そして健在な右腕でハルバードを振るう事は叶わないが、砲撃をすることは出来る。
先ほど火薬を散布した。砲撃を合図に爆発するその火薬。一時の時間稼ぎにはなるだろう。

「―――ぐっああぁああっぁあぁぁぁっ!!」
「俺の腕を、山賊の腕を…山賊から奪うとは、いい度胸だなッ!」
「ぶち殺してやるッ!死ねぇえええええッ!!」

爆発は斧を振るう男にも襲い掛かる。その為、ダメージが大きい。
529 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:37:11.14 ID:t5CrXAHl0
>>525
「……」

うんうん、と満足気に何回か頷く。
これですぐに落ちて……

こない。

どうやら、まだあの辺なガラスを操って、浮こうとしているようだ。

ずっと待っていてはすぐに捕縛の時間が切れてしまうため
背中から、太い四本の触手を生やし
空中に居る相手に伸ばす。

地面を通ってとか、変な遠回りをせず、直線で伸ばせばなんとか届くはずだ……
次の相手のレスで手裏剣の捕縛は緩むだろうが、その瞬間、相手の足首に四本の触手が巻きつくだろう。
530 :【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:45:57.63 ID:zLnVZXU6o
>>527

あ、あれ...

【住処に向けての第一歩を踏み出せば、少年から呆れたような心配したような突っ込みの声が掛り】
【おかしいな、と思いつつも振り返ると、少年の手が向ってきても抵抗はせずに、若干弱まった力で少年の手を握り返した】
【少年に同行してもらえる事となり、少女は内心、随分と安堵感を覚えていた――道を間違えたのも、その所為と思いたい所だが】

そ、それじゃあ、...レッツゴー…

【少し強まっているように感じた少年の手に、思わずその顔を見上げながら】
【何故か無理に盛り上げようと明るい声で少年へと声を掛けた――…果たして本当に到着出来ると、いいのだが】

/それじゃあよろしくお願いしますっ
531 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 00:48:55.78 ID:hUCAsej5o
>>529
むにゅー!! むにゃー!!

【もがもがしつつ宙を漂う『みのむし』。
しかしふいに、みのが解ける。この暑い中にこれはたまらん。思わずぷはーと声を出して深呼吸してしまう。】

……わわ!!

【だが、深呼吸はすぐに驚きの声に変わる。足首にしっかりと触手が巻きついていた。
足裏のガラス片にさらに加速をかけ、無理やり引き上げる…?
いや、そんなのむり。そんなことしたら絶対足が痛くなる。】

【最後のあがき。
戻ってきたガラス片三枚をすべて、片腕でなぎ払うようにして、女性の頭あたりにむけ、けしかける。
向き的には、平たい面がぶつかるので、最悪たんこぶくらいだろう。
触手にとらわれていることを逆に利用して、確実に攻撃を当てようとするのが狙いだ。

ここまで連続でガラス片を操ったため、熱くうずくような頭痛がし始めた。
これでうまくいかなかったらもう投了だ】
532 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/22(金) 00:50:29.04 ID:Z1SAponbo
>>528

【相手の砲撃による爆発】
【其れは、男にとってすれば、誤算】
【顔面及び、大きく仰け反らせた上体に余す所無く爆発が襲い掛かった】


  ───ゴッ  ガッッッッフッッ……

【爆発の衝撃で思いっきり全身をアスファルトの地面に叩きつけられ、メキメキメキ……と嫌な音がする】
【更に、上半身下半身、問わず、酷い怪我である】


   な………治りがッッッッッ!!

【本来ならば、一瞬の内に治ってしまう筈の怪我】
【しかし、全身の ”大やけど”  だけは】
【此れは、如何せん治りが遅くなってしまう。  なぜならば、男の再生能力はそういった、細胞自体を傷つけた傷に弱いのである】
【しかし、治らないわけではない】
【其れでも、時間稼ぎには、十分どころか、お釣りが帰ってくる】
【男は、必死に転がって、距離を稼ごうとしている】
【痛みはないのであるが、傷があるという状況に慣れていないのだろう 立ち上がれないのだ】

【相手の背後から、二人の更なる男が迫ってきている】
 【更に、近くの背後から、もう一人の男が迫ってきている】
  【いずれも、手に何も持ってはいないが、男である。 十分に危険だろう】
533 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:56:15.29 ID:t5CrXAHl0
>>531
勝った。そう確信した時

「……!?」

相手が、まだ残っていた……いや、相手の元に帰った三枚を
こちらに向かって投げつけてきた。

結構上空からの攻撃である
回避は簡単に……だがここで動くと背中の触手も動き、力が一瞬緩んでしまう。

女が取った行動は

『ガンッ☆』

目を瞑ってなんとか耐える事だった。
痛みに瞑っている目が潤む、が、触手は緩まない。
全ての意識を触手に向ける。

三枚全て頭に直撃した後
どうやら、痛みが女を、ヤケというか、あの『うわああああああああああ!!!!』状態にさせたようで
さっきより数倍も強い力で、触手が、宙に浮く相手を地面に叩きつけようとする。
534 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/22(金) 00:57:13.53 ID:evPUmUQ80
>>532

爆風の影響をモロに受けてしまい、倒れてしまい相手へと踏み込むのが遅れる。
その為背後の男たちが山賊を先に捉えるか、それとも山賊が本体を殺すかの競争に成っていた。

「グッ、ああああああああああああああああああああああッ!!」

ハルバードを解除し、片手に握るのは片手斧。
それを右にもち、相手へと全身全霊で襲い掛かる。
しかし速度は遅い。激痛と打撲と骨折と出血が最低のコストパフォーマンスを演出しているから。
だから斧をふるい相手を殺そうが、自分が捉えられうが死亡は避けられないのだ。

だがそれがどうかしたのか?目の前に奪えるものがあれば奪うのが山賊。
それ故に、満身創痍な体で相手へと接近しながら斧を振るうのだ。
535 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 00:58:56.11 ID:XM44Qr4IO
>>524再募集
536 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 01:07:28.68 ID:hUCAsej5o
>>533
あ、ごめんなさ……

【まさか全部当たるとは。そのうえ目元に光るものが見えたような。
甘ちゃんの少女はちょっとなきそうになる】

【触手の力は緩まない、自力ではずすのは無理そうだ。
だからといってガラス片でブチッとやるなんて絶対ダメ無理っていうか嫌。

困っていると、突如下方向への引き。
いきなりのことなので一気に地表へ向けて引きずられてしまう。
高さは結構ある。力いっぱい叩きつけられたら、能力者とはいえ骨の一本も折れるかもしれない】

うううわーああああああ!!

【恐怖に駆られ必死で踏みとどまる。足裏のガラス片で、手元の袋から引っ張り出した「最後の」二枚を両手に持って、そのすべてを抵抗方向に加速、しながら】

こ、う、さ、ん、ですー!!
こ う さ ん ー!!

【半泣きで叫んだ。触手の力が結構強いので、ガラス片を握った手や、巻き取られた足なんかがぷるぷるしている。きっと明日は筋肉痛である。
頭も痛い。きっと明日は頭も筋肉痛? かもしれない……】
537 :【落尾変態】トカゲのしっぽぎり的な能力です [sage saga]:2011/07/22(金) 01:09:39.61 ID:Z1SAponbo
>>534

【狂騒とした競争は】
【───────如何やら男の勝ちとはならないようであった】


  糞野郎がぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!


【もしも、今、手持ちにマシェットがあったなら、相手の足を斬ることも出来ただろうに】
【男は、完全に其の剣を手放してしまっていた】

【故に、丸腰の男が出来る最後の手段は…………】
【転がるのを止めて、両腕で上から来る斧を受け止めてしまうということであった】



   うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!


【男は、叫びながら両腕を構える】
 【まず、肉が断たれる 知ったことか】
 【右腕の骨が断たれる 知ったことか】
 【左腕に到達する  知ったことか】
 【左腕の骨が断たれる そろそろヤバイ】

【あれ? ヤバイ?】

 【ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ】
【ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ】
【ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ】


   なん………で………………
              ………………………………………………………………………………………………



【落尾変態】 死亡

【男が死ぬと、そのほかの男達も動きを止め…………そのまま、死に絶えたのであった】


//絡みありでした!!!
538 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 01:10:32.18 ID:t5CrXAHl0
>>536
「……」

ふーふーと痛みと怒りを、吐息で発散させる。
数秒間、ぐぐぐうっ、と引っ張りまくるが

流石にこのままだと、相手がヤバいと気がつき
無表情ながらも反省しながら、少し引く力を弱める。

触手は、相手がガラス片の能力を使っても、ゆっくり降りてくる程度の力で相手を引っ張っている。
539 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 01:17:24.14 ID:hUCAsej5o
>>538
うう………

【半泣きが全泣きになるのはどうやら免れた。
引く力は大分やわらかくなっており、おかげでゆっくりと地表へ降り、軟着陸できた。】

【無表情ながらも、ちょっと反省しているっぽい相手の目の前に歩いてゆき、ぺこりと頭を下げる】

ありがとうございました!!
そして、ごめんなさい!!
触手とか、いっぱい傷つけちゃって……

あの、一緒にお医者さんにいきましょう?
いっしょなら、こわくないですから!

【そして、微笑み手を差し出す。
このお姉さんは優しいし、強いけど、やっぱりさっきまで色々痛い思いをさせてしまったみたいだから。
ちなみに足首は軽くあざになりかけているが、少女にとってはそんなのはどうでもいいらしかった】
540 :【千機斧王】 [sage saga]:2011/07/22(金) 01:19:44.80 ID:evPUmUQ80
>>537

我が斧は相手を屠った。ああなんと今日は収穫多き素晴らしい日々なのだろう。
だけれどもどうしてだ?感覚が鈍っている。痛みを感じない。寒気がする。目の前が暗くなっている。
(どうしてだどうしてだ?奪い続けた俺がここで死ぬ?何かに奪われる?)
(嘘つけ…俺は俺は俺はいつだってすべてを奪い続け、獣のように生きる誇りもくそも無い山賊様だぞ。)

最後に山賊が願ったのは、無駄なものばかり奪っていた山賊が一番欲したのは

(たすけてくれ助けて助けてくれたすけてくれ助けて助けてくれたすけてくれ助けて助けてくれ)
(死にたくない死にたくないもっともっと奪い続けるんだぞ俺様は)
(たすけてくれ助けて助けてくれたすけてくれ助けて助けてくれたすけてくれ助けて助けてくれ)
(死にたくない死にたくないもっともっと奪い続けるんだぞ俺様は)
(たすけてくれ助けて助けてくれたすけてくれ助けて助けてくれたすけてくれ助けて助けてくれ)
(死にたくない死にたくないもっともっと奪い続けるんだぞ俺様は)

そして山賊はこと切れた。いと憐れ、いとおかし。
奪い続けた山賊はついに自身の命を奪われた。

【千機斧王】死亡

/絡み乙でした!
541 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 01:20:28.74 ID:t5CrXAHl0
>>539
「……大丈夫」

首を横に振りながら呟いた。
触手は大丈夫、という事だろう。

「い……しゃ……」

数秒間、思考。
女の頭に浮かんでいるのは、医者の間違ったイメージ
つまり、注射やら何やら、めっちゃ痛いイメージだけである。

「……」

フルフル、と首を横に振る。
嫌だという事か、大丈夫という事かは口に出していない。
だが多分、嫌だという意味だろう。
542 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 01:27:52.79 ID:hUCAsej5o
>>541
そうですか…?
でしたらいいけど……

【遠慮してるのかな? 心配そうに見上げるが、どうもそうでもない様子】
【医者と言う言葉を聞いたとたん、ふるふるっと首を左右。どうやら医者嫌いのようである。
ちょっと考え込んだが、大丈夫なのにむりに拉致ることもない。
もう一度お礼を言って、ささやかなお礼の品を手渡すことにした】

わかりました。でもお大事にしてくださいね。

――今日はありがとうございました。すっごく勉強になりました!
これ、お礼です。クッキーです!

【ポシェットを探り、リボンでとめられたかわいらしい包みを取り出し、差出した。
両手に乗るほどの包みの中には、
素朴な味わいの丸い小さなクッキーが一杯入っている。
包みをあければ甘い香りが漂うだろう】
543 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 01:30:54.35 ID:t5CrXAHl0
>>542
医者に行く事にならなくて、内心ほっとしているが、顔には出さない。無表情だから。

「……?」

相手が、ポシェットを探るのを不思議そうな表情で見つめ
差し出された包みを、やはり不思議そうな表情で見つめた。

恐る恐る受け取り、包みを開け(方が分からずビリビリに破って)、中身を確認すると

女は珍しくぱぁっと笑顔を浮かべ

「……ありがとう」

嬉しそうにそう呟いた。
544 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 01:38:35.56 ID:hUCAsej5o
>>543
【医者行きを取り下げたら、ちょっとだけほっとしたようなオーラがただよった…気がする。顔が無表情だから間違っているかもしれないけど】

【差し出した包みは受け取ってもらえた。あけ方がわからない様子でびりびり破いてあけていたものの、ナカミはお気に召したようだ。
はじめて見た笑顔に、こちらも全開の笑顔になる】

どういたしまして!!

あの……よければまた、持ってきますね。
そのとき、よければ、……

【ともだちになってください、と言おうとして、照れてしまってやめた。
気づくと日はとっぷり暮れている。そろそろかえらねば「お父さん」が心配する】

……え、と。
わたし、そろそろ帰らなくちゃ!

またね、お姉さん!

【とくに引き止めなければ、そのまま公園を駆け出していくだろう。
いっぱいの笑顔で、ぶんぶんと手を振りつつ】
545 :【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣×1 [sage saga]:2011/07/22(金) 01:44:38.17 ID:t5CrXAHl0
>>544
「?」

相手が言いかけた事が何なのか分からず首をかしげる。
が、追求する程度の話力は持ち合わせていなかったようで

「……そう」

相手の言葉に反応して首を縦に振るのが精一杯だった。

「じゃあね……シュシュ」

一瞬忘れかけていた名前を思い出し、立ち去る相手を
右手を小さく振りながら、見送った。

数秒後、相手が公園から見えなくなった時。
このクッキーをどこで食べようかと思案しながら、女も公園から姿を消した。

/絡みありがとうございました!
546 :【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋 [sage]:2011/07/22(金) 01:50:54.72 ID:hUCAsej5o
>>545
【駆け出す少女のあとを、未回収のガラス片が慌てたようについていく。
手早く回収して、また駆け出す】

はーい!!

【元気いっぱいの返事を残して。
名前を呼んでもらえた、覚えてもらえたのがとても嬉しかった。
この次あったときには、きっとお友達になれる。そう思うと筋肉痛なんかふっとんだ】


【かくして二人が立ち去った公園には、ぽかりと月だけがひとつ残った】


/初模擬戦お相手頂きありがとうございました、めっちゃ楽しかったです!!
/また、遅くまでお付き合い頂き、乙でした。ありがとうございました!!
547 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 09:55:05.01 ID:oDMX7WjIO
【公園】

「…不殺…か…」

【ほとんど黒な薄手のダークグリーンのコートを着た女がベンチで考え事をしている】
【傍には大剣が立てかけてあり、そこからもくもくと冷気を発しているため彼女の周りは夏というのに涼しい】


/※超短文ですが…なんでも対応です
548 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 12:25:28.79 ID:t5CrXAHl0
/>>486で再募集!時間帯を昼に脳内修正お願いします。
549 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 15:55:41.37 ID:t5CrXAHl0
/まだまだ募集中
550 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/22(金) 16:28:30.20 ID:T4K8gl3Oo
>>549
【ざっ】

【その公園へと足を踏み入れる人影が三つ、男二人と女一人、男たちは警察官らしき服装をしていた】
【女性の方はと言えば警官らしい格好と言うよりかは、事務員と言った感じのワイシャツスーツ姿であった】
【女性は警察官に案内されながら眼鏡越しに公園で呟きを垂れている青年を見つけ、警官に尋ねかける】

「あれ、ですか?」

「あー、そうでみたいです。」
「能力者の可能性もあるので、お願いしますね佐藤さん」

「……一応、もう署員じゃないんですけど」

【やや愚痴るように女性も呟きを垂れ流しつつ歩き出し、武器を所持し明らかにアブノーマルな雰囲気を漂わせる青年へと向かっていく】
【唯一そのお堅い印象を和らげようとするかのように存在する頭の上のスマイリーマークのバッジが太陽にきらっと輝きを返す】
【スーツの中、正確には後ろ越しの辺り、ベルトの間に差し込んだ拳銃の感触を確かめながらやや警戒の色を見せておきつつ】
【青年の方へと仏頂面、無表情とも言えるようなつーんっとした表情で距離を縮めていこうとし】

「そこの君」

「不良っぽい集団と武器を所持した人物がいる……という通報を受けてきたんですけど」

「君ですよね?」

【サッと手帳とボールペンを取り出すと手帳を開き、ボールペンのノックを親指で4回コチコチと押してメモを取れる準備をする】
【眼鏡の奥の黒い瞳は相手の動向や額等といった場所へと視線を向けたり向けなかったりしており、明らかに尋問的な雰囲気があった】
【正確には警察官などが行う職務質問に近い行動なのだが、今はまだ確認の段階――女性の着ているスーツの襟には『ジェイル』のバッジが輝いていた】
551 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/22(金) 16:28:58.44 ID:T4K8gl3Oo
>>549
/少々遅れてしまったので、スルーしてもかまわないですっ!
552 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 16:36:19.65 ID:t5CrXAHl0
>>550
「?」

【一体誰だろうか、と、声がした方向に顔を向ける】
【相手がジェイル、この辺りでいう、警察だと気づくが】
【別に逃げる気配も見せない】

「はい?なんでしょう?」

【にこにこと微笑みながら答えた】

「……あぁー、はい、確かに僕ですねぇ」

【ハハハと軽快に笑いながら、右手と、右手に握っていた小太刀をローブの中に隠す】
【モゾモゾとローブの中で何かしているが、恐らく小太刀を鞘にしまっているのだろう】
【一応、小太刀の姿は見えなくなったが、そこにまだあるのは確かだ】

「それで、僕に、何か用でも?」

【やはりニコニコと人当たりの良い笑いを浮かべながら、そんな事を聞いた】
553 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/22(金) 16:54:05.08 ID:T4K8gl3Oo
>>552
【反省の色無し……まぁ、予想の範囲内ではあった、むしろこの辺で武器を所持しているのに罪悪感を感じる人間の方が少ない】
【それに現実としてジェイルの方では武器の所有についての取り締まりは殆ど行っていないのも、能力者が多いココ特有の状況だろう】
【しかしながら、事実として一般市民は武器を所有している者が当然少なく、その状態に不信感や不安を覚えるのも当然なのだ】
【だが、これはまだ良い、説明すれば何とかなるのだ、これで一番面倒なのは―――笑う奴だ、モラルが善の人間だろうと悪だろうと中立だろうと】

【眉間に若干しわを寄せつつふっと一つ息を吐き出して気分を落ち付かせ、相手の状態や状況などをササッとメモをしていく】
【速記術の心得でもあるらしくその手の動きは速く、メモに書かれている文字を見ても素人には何が書いてあるのかさっぱりだろう】
【さっと吹く風が女性に話題の展開を促してきたので、適当な所でケリを付けると再び視線を相手の方へと戻し】

「はい、少々お話しが」

「まず、その不良の集団というのが見当たらないのですが、彼らは何処に行きましたか?」
「また、その不良たちとの関係性について話してもらいたいです」
「ついでに、差し支えなければお名前も教えてもらえると非常に助かります」

「あ、それと答えたくない事は答えなくても良い権利があるので、そういう時は答えなくても結構ですので」

【事務的、処理的に話を淡々と進ませていく姿は正に仕事と言った感じが大きく、好きでこの仕事をしているのかやや疑問にさえ思えてしまう】
【しかし、そんなことは今はどうでも良い話ではあって、女性はそんな事を気にせずにスラスラと筆を走らせていくのであった】
554 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 17:00:20.13 ID:t5CrXAHl0
>>553
【不思議そうな顔で、相手の手の動きを見る】

「速いですねぇ」

【笑いながらのんきにそんな事を言っている】
【盗み見るような真似をする気配は無い】

「はいはい、なんでしょう」

【快く、相手の質問には応じるようだ】

「フリョウノシュウダン?さっき、僕の昼寝を邪魔してきた人たちですか?」
「ちょっと危ないと思ったんで剣を出したら、どっか行っちゃいました。どこに行ったかはちょっと……」

「関係も何も、初対面ですよ。友達になろうとも思いませんけど。」

「僕はリグエシュタ・ナイアスって名前ですけど、何か意味あるんですか?」

【やはり笑っている】
【上に、嘘はついていない。スラスラと真実を答える。】
【どうやら、ただ昼寝を邪魔されただけらしい、不良を剣で攻撃した訳ではないようだ。】

「いやだなあ、後ろめたい事なんか何もやってませんよー」

【少なくとも、この青年にとっては後ろめたい事は何もやっていないらしい】
555 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/22(金) 17:18:43.36 ID:T4K8gl3Oo
>>554
【相手の言葉を一語一句間違えずにずらずらとメモに記していく姿はある意味圧巻であり、それなりの凄みを帯びている】
【と言うか、昼寝を邪魔されただけで剣を抜くと言うのは中々に危ない思考だな、なんて考えを脳の片隅の置いておき】
【そろそろ相手の笑みが鼻に付いてきた頃合いで相手の供述が終わり、それから3秒ほど遅れて筆もピタッと走りを止まる】
【疲れを吐き出すかのようにふぅっと一つまた溜め息を吐き、視線を再び相手の方へと移して置いてから】

「何もしていないかどうかは我々が判断します」

【ビシッと手首だけをスナップを利かせて回し、ボールペンの先を相手の方へと向けて一言を放つ】
【それがこの女性なりのプライドの類いとかなのかは定かではないが、とかくも言っておかなくてはならないと思ったらしいのであった】

「とりあえず、事件性も無さそうなので今回はこれくらいにしておきますが」
「幾らここら辺では武器の携行が黙認されているとはいえ、私は厳しく取り締まりをして回っていますので」
「次、何かあったらもっと本格的な職務質問や任意同行にまで発展するかもしれないので気を付けてください」
「不良の集団に襲われそうな場合などは110番をするなり、近くの交番を尋ねたり、ジェイル員が近くにいないか探してくださいね」

【―――非常にお堅い、普通のジェイル員ならばこれくらいは簡単に一言で片づけてくれそうな事をこの女性は長々と注意を続ける】
【第一に相手が笑っている手前反省しているのかどうか不明というのがこの説教の長さが増える事の要因となり得ているとも言える】
【ボールペンとメモ帳をスーツの胸の内ポケットにしまいながら警察官二人組へと視線を送り、二人は頷いてから公園を後にしようと歩き出した】
556 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 17:23:21.17 ID:t5CrXAHl0
>>555
「ハハハ、確かにそうですねぇ」

【反省をしている様子は無い】
【いや、ずっと笑っているので表情がまったく読めない】
【面倒な奴である、だから逆に怪しまれる】

「はい、お勤めご苦労様でしたー」

【ぺこっと頭を下げて、相手を見送る】
【ずっと笑っているので、もう相手をイラつかせる域に突入しているが】
【青年はそんな事気にしていないようだ】

【相手がそのまま立ち去れば、すぐにベンチに寝転がって昼寝を始めるだろう】
557 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/22(金) 17:27:02.92 ID:T4K8gl3Oo
>>556
/では、絡み乙でしたー
558 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 17:28:35.14 ID:ChSnP6/ko
【一人河川敷で何かの練習をしているシスター】

「・・・・もうちょっと標準を上にしてください。」
【女の足元はなぜかチェス盤の様な模様になっている】
【そして、女の前には足軽の様な鎧を着て銃を構えている何かが見て取れるだろう】

「ん・・・・そうですね・・じゃあ次はこれを撃ってみてください。」
【そう言うと空き缶を取り出し宙に投げる】

【パン!という心地いい音と共に空き缶に穴が開く】
「10発中4発しか当たらないなんて・・・・失望しました。」

【ため息をつき、近くに置いてあるベンチに座り込む女】

/使いまわしですが絡み待ちです!
559 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 17:28:52.64 ID:t5CrXAHl0
>>557
/絡みありがとうございました!
560 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 17:47:16.46 ID:OIjCYl5Eo
>>558
どうされましたか?

【そのとき。背後から、つまりベンチの背もたれ側から声がかけられる。
清楚な、少女の声だ。】

【振り返るとそこには、背に白い一対の翼を生やした少女が立っている。
黒髪黒い目、白い服。これで頭上にわっかがあれば天使のようにも見えるだろう】

【手には買い物袋。どうやら買い物帰りらしい】

/7時くらいで一旦落ちですがよろしければ!
561 :【白澤半人】歴史を操り、妖怪を従えるワーハクタク [sage saga]:2011/07/22(金) 17:51:12.32 ID:AgQw+6A8o

【山の頂】
【そこだけは拓けた草原のようになっている】

……夏の夜は風情があって良いな

【どの季節でも言っているが、やはり良い物は良い】
【熱い緑茶と団子を手に、夕日を見る】
【時間がもう少し立てば、月見に変わる】

【自然を楽しむ絶好の場所だ】

/なんでもどうぞ!
562 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 17:56:28.77 ID:ChSnP6/ko
>>560

「あら・・・・・こんにちわ。」
【声の聞こえたほうに向きなおる】

「えっと・・・・・・どちらさまでしょうか?」
【背に生える一対の羽を見て呟く】

【天使のようにも見えるのだが、羽だけではただの人外と言う場合もあり得る】

「・・・・取りあえず座ってください。買い物帰りでお疲れでしょう?」
「それとも、お持ちしましょうか?」
【少女が手にしている買い物袋を見て気を使う】

「少し待ってください、荷物持ちを用意しますので。」
【女が手を挙げると、向こうの方から銃を構えた兵隊が二人やってくる】

/大丈夫です!

563 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 18:02:35.16 ID:OIjCYl5Eo
>>562
こんにちわ、はじめまして
【少女は丁寧に一礼してきた。黒髪がサラサラと流れる】

わたしは、日下部かぐやといいます。
通りすがりの医師ですが、なんだかお悩みのようでしたので気になって――

【翼に目をやる様子に、はたはたと小さく動かしてみせる】

あ、これは生まれつきです。残念ながら、天使ではないのですが……
それではお言葉に甘えて、少し座らせていただきますね

【シスターの言葉に甘え、ベンチを回りこんで「失礼します」
失礼のない程度に距離を保った位置に、腰をかける。
荷物は自分の脇に置く。
そうしつつも、荷物もちを用意してくれるという言葉に驚く】

え、いいのですか? そこまでお気をつかわせるわけには……

【一応遠慮したものの、すでに兵士が二人こちらに向かっている。
持ってもらえるというなら、帰り道すこし持ってもらうことだろう】
564 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 18:02:56.66 ID:OIjCYl5Eo
>>562
/っと、ありがとうございます、よろしくお願いします!
565 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:03:33.99 ID:aMci8T5S0
>>561

【そこへ降ってくる青年】
【実は今さっき天界から飛び降りたところである】
【見事に地面にぶつかりそうだった】

……ここが地上か(バサッ

【が、落ちるかと思いきや翼をはやして悠長に着地】
【辺りを眺めまわした後、女性を発見】

ねぇ、君。
それ、は何??

【団子を指差して言う】
【この青年、本気でそんな事は知らない】

/最近絡んだ事があるので、蹴ってもらっても大丈夫です
566 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:12:52.65 ID:ChSnP6/ko
>>563

「あら・・・丁寧にどうも。」
【女が一礼した後に自分も一礼する】

「日下部さんですか・・・・・初めてお会いしますよね?」
【何処かであったかもしれないので一応確認だけ取っている】
「私は、テレサ=コンスタンツェと申す者です。職業は一応シスターをやっています。」

「動くんですね・・・・・・」
【羽が生えた人なんて初めて見たので結構動揺している】

「天使ではないんですね・・・・すいません、職業柄こういう思想が身に付いてしまったもので・・・・」
【相手に失礼を与えたかもしれないので謝罪している】

【少女に気を使い、少し横にずれる
とりあえず人外と言った雰囲気は感じられないので警戒していない】
「まぁ。結構買いこんでいるんですね・・・・」

「あ、大丈夫ですよ。一応あの者たちは生きてはいないので。」

【ニコッとほほ笑んで少女を見つめる】
【間もなく兵隊たちが少女のもとへと到着するだろう】
567 :【白澤半人】歴史を操り、妖怪を従えるワーハクタク [sage saga]:2011/07/22(金) 18:12:56.13 ID:AgQw+6A8o
>>565

……?

中々に奇妙だな、君は誰だい?

【驚きはしたが、さほど顔色を変えずに尋ねる】

これかい?
これは団子、そしてお茶
季節を楽しむための食べ物だよ

【ひょい、と虚空に手を振ると新たに現れるお茶と団子の皿】

君もどうだい、夕焼けと月を見るのだが

【微笑み、差し出しながらそういった】
568 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:17:32.97 ID:aMci8T5S0
>>567

ふふ、まぁ奇妙だろうね

【何かを匂わすような曖昧な返事】
【どことなく妙な雰囲気を感じさせる】

へぇ、僕もご一緒させてもらおうか

【特に驚きもせず団子と茶を受け取り】
【隣に座りこんだ】

……地上から見る夕焼けは、天界とは違うのかな

【そして、ふとそんな事を漏らす】
【厨二病と思われるか、驚かれるかのどちらかだろう】
【現に落ちてきているため嘘では無かろうが】
569 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 18:22:48.10 ID:OIjCYl5Eo
>>566
いいえ…
とつぜん後ろから失礼しました。

ええ、初めてお会いするはずです
テレサさんとおっしゃるのですね。シスターさんなのですか……。

……あ、驚かせて失礼しました。
ふふ、天使は能力名だけの、ただの治癒能力もちですよ

【翼を動かして見せたところ、結構驚いている様子なので詫びる。
そして気を使わせすぎないように、柔らかな笑みで当たり障りのないことを語った】

【ちなみにこの少女、人造で人外である。
ただし組成はほぼ人間と同じ、そのためか、あまり警戒されなかったようである。
教団関係者ではなさそうなので、とくにごまかすつもりもないが、逆にわざわざ話して刺激するのもと思い、そのあたりは黙っておいた】

そうなのですか。
すごい力ですね……。

【生きてない兵隊を操る。やはり目の前の女性も能力者なのだな。
そう思いつつ、それでも生きているように見える兵隊たちに軽く一礼した。
そして】

ひょっとして、先ほどため息をついていらしたのは、この兵隊さんたちのことですか?
【ちょっと当たりをつけて問いかける。
ちなみに兵隊に対しては特に警戒はしていない。女性から特に害意などをかんじていないためだ】
570 :【白澤半人】歴史を操り、妖怪を従えるワーハクタク [sage saga]:2011/07/22(金) 18:23:25.83 ID:AgQw+6A8o
>>568

君は天界から来たのか、天使というやつかな?

【妖怪の力を統べるこの女性は、そういった力も扱う】
【故に察しがついたのだろう】

違うと思うよ
私はこの世界の夕焼けは何一つとして同じ物を見たことはない

【ずず、とお茶をすする】

故にこの世界は面白いぞ
同じ時間、同じ場所でも全く違ったものが見られたりもする

【ふぅ、と空を見上げた】
571 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 18:24:02.59 ID:OIjCYl5Eo
>>566途中送信!

/【兵隊たちがたどり着けば、まだいいですよとつげて、彼らが座れるように席をつめようとするだろう。ベンチにはそれくらいの広さはあった】
572 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 18:24:51.76 ID:OIjCYl5Eo
/二重投稿すみません……
573 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:29:36.80 ID:aMci8T5S0
>>570

よく分かったね。君もそういった類なのかな??
一応天界ではタブリスと名乗っていた天使だよ

【それを当てられるとおもしろげに微笑み】
【簡潔な自己紹介をする】

へぇ、同じものを見た事がない、か......
不思議だね、同じもののはずなのに違って見える。こっちに来たかいがあったよ

【団子を一つ食べて】
【顔をほころばせて答える】

まぁ、僕が興味を持つほどの世界だったから、無理してこっちに来たんだけどね

【夕焼けを眺めながら】
【何処か楽しげに、そう呟いた】
【こっちに来るまでは、かなりの時間を必要としたのだ】
574 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:36:13.82 ID:ChSnP6/ko
>>569

「いえいえ、ちょうど退屈していたので良かったですよ。
しかもこの街で結構まともな人にも出会えましたし」

「ですよね・・・・すいません最近物忘れがひどくて。」
「はい、一応町はずれの小さな教会でシスターやってます」

「治癒能力者なんですか・・・・・凄いですね。」
【自分も一応治癒はできるそれは本当に小さなものだ】
「私は使役型の能力者です。この兵隊のほかにも少し使役できるんです」

【当たり障りのない笑みを上品な笑みで返すシスター】

【シスターにとって人外の定義を満たしていないので目の前の少女は人と言う事で認識している
羽が生えているだけで、耳などは生えていないのだから。】
(・・・・・羽くらいなら、まだ大丈夫です。)

「いえいえ、そこまで凄くはないんですよ。」
【謙遜してるわけでもなくただそう言う】

「そんな丁寧にしなくても良いですよ。元はそこら辺で暴れ回ってた悪霊ですから。」
【幽霊に医師があるなんて考えていない】
【なので、 兵隊たちの扱いは結構雑なのだ】

「ええ、どうしても銃の命中速度が上がらなくて・・・・」
【思い返しもう一度ため息を付く】
「まあ、歩兵なのでそこまで期待はしていないのですが・・・・・」

【兵隊たちは何も言わずズカズカとベンチに座って行く】
575 :【白澤半人】歴史を操り、妖怪を従えるワーハクタク [sage saga]:2011/07/22(金) 18:39:59.58 ID:AgQw+6A8o
>>573

私は半神獣、栢澤 界音だ

【よろしく、と付け加え】

君は物を見る目があるのかもしれないな
この世界が詰まらないという奴は腐るほどみるが、興味をもつ者は沢山いるわけではないからな

【感心したような声音】
【そろそろ、夕焼けが終わる】
【夜が始まる】

これから君はどうするつもりなんだ?
行く当てがないのなら"不殺同盟"という場所を探してみるといいよ

【団子を2つ、一気に頬張る】
【美味しいらしく、少し表情が崩れた】
576 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:44:00.42 ID:aMci8T5S0
>>575

ふふ、買いかぶり過ぎさ。僕はただの奔放な天使だよ

【ふざけたよう笑いながら返す】
【でも内心嬉しかったりするのだ】

行く当て....はないね
不殺同盟??なんだか面白そうな場所だね。探してみるよ
案内までさせる訳にはいかないしね

【内心は連れてってもらえるとうれしいが】
【それは相手に迷惑がかかりそうと自重】
【お茶を啜って、はぁ、と爺さんくさい声を出す】
577 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 18:50:56.55 ID:OIjCYl5Eo
>>574
そうですか……
まあ、いろいろな方がおりますよね、ここには

【この少女も実はド級のねこふぇちなのだが、意外と知る人はいない】

町外れの……あ、あそこですか!
【一度通りかかったことがあることはある】
わたしは診療所に勤めておりますよ

それでも使役型は手数が違いますからね…
いざというときの救護などには役立ちますし、わたしなどにしてみればとてもうらやましいのですよ

【そう、少し前に救護し損ねて、一人の少年を死なせてしまっている。そのことは今も心にかかっていた。
しかし、悲しそうな表情は一瞬で、すぐに微笑を取り戻す】

って、かれらは悪霊なんですか?
よく言うことをききますね……
【ズカズカすわっていく兵隊たち。うん、やっぱ悪霊かも】

命中精度ですか……
風の噂ですが、ランカーズ社にはトレーニング施設があると聞いていますし、そこを訪ねてみてはいかがですか?
そこなら、おなじく銃を扱う方がいらしてアドバイスを受けられるかもしれませんし……。

【ちょっと考え込んで考え付くことを述べてみた。
そのあと、こんな平凡なアドバイスでごめんなさい、と小さく詫びた。
こちらも射撃スキルなんてものはない、どころか武器の扱いにはもともと向いていないのだ】

/ごめんなさい、次レスかえす前に落ちてしまうかもしれません……
/戻れるのが11:15くらいですので、もしキンクリなさりたい場合には、その辺まで適当に送ったということで〆ていただいても大丈夫です!
578 :【白澤半人】歴史を操り、妖怪を従えるワーハクタク [sage saga]:2011/07/22(金) 18:53:07.07 ID:AgQw+6A8o
>>576

ではそういう事にしておこう

【ククッ、と楽しそうに笑う】

そうか、それなら"門"を開いてやろう

【おもむろに立ち上がり、能力発動】

「空、聞こえるか?」

『あ!界音さん、お久しぶりです!』

「今いる場所からお前のところまで門を開きたい、力を貸してくれ」

『わかりました、今開きますね!』

「ああ、たのんだ」

【妖怪の力を使い、向こうにいる狐の子と会話をし】

「『"主が帰還を以てその門を開け"』」

【鳥居のような門が現れた】
【中には光が渦巻き、中に入れば向こうに出る様になっている】

ここを通れば不殺同盟のアジトに着くよ

【角と尻尾が生え、髪の色が変わった姿でそう言った】
579 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:58:53.25 ID:aMci8T5S0
>>578

……君の力は天使だった頃の僕を超えているんじゃないかい??

【かなり驚いた様子でそう呟く】
【いや彼が天使だった頃はチートだったけど】

まぁ迷惑をかけてしまったね
助かったよ。あと、「ダンゴとオチャ」は美味しかったよ

【外人が発音する様にそこだけ言って】
【門をくぐろうとしたが】

……君は来ないんだよね

【と名残惜しげに振り返ってつぶやいた】
【慾を言うと月が見たかったと思う青年】
580 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 18:59:33.34 ID:ChSnP6/ko
>>577

「まぁ・・・能力者の街ですから。」
【最近まともな一般人にあった事がないシスターだった。】

【目の前の少女に結構好印象を抱いている】

「あ、知っていただいてるんですね。そうですあそこです。」
【少しテンションが上がっている】
「えっと・・・・・ああ、あそこですか・・・・・ウチのシスターが度々お世話になった事が。」

「いえいえ、私が操れるのはせいぜい6体ですよ」
【6体と言っても結構な強者ぞろいである】

【少女が哀しそうな雰囲気になるがあえて何も聞かない
初対面の自分が何を聞いても掘り返すだけだからだ】

「そうなんですよ、もうそれはそれは手のつけられない悪霊で・・・・・
一人一人薙ぎ倒して行くのは相当な根気が行ったんですよ?」
【サラッととんでもない事を呟く】

「ランカーズですか・・・・部下が行っている所ですね・・・・
今度、尋ねてみましょう。」
【貴重な情報を得たので少女に礼を述べる】

「まぁ、ウチの教会は結構化け物ぞろいですし・・・・
一般人は少ないんですよ。」
【自分の勤め先の愚痴を零し始める】

/大丈夫ですー
/お待ちしておりますねー
581 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 19:00:09.57 ID:OIjCYl5Eo
>>580
/ありがとうございます! それではまた!
582 :【白澤半人】歴史を操り、妖怪を従えるワーハクタク [sage saga]:2011/07/22(金) 19:04:42.36 ID:AgQw+6A8o
>>579

半分は神獣、言わば神の物だからね

【にや、と笑って見せる】
【同等とはいかないが、匹敵するものもある】

ああ、また何処かで私に会うだろう
その時は別の物を用意するよ

【微笑むように言うと】

私は未だやることが有るのでね
この門は君がくぐるまで開いているから好きなときに入ればいい

それではな

【そう言うと、それまで此処にいたのが嘘かのように消えた】
【片付けるべき皿や湯呑みも消えている】
【最後に、小さな酒の瓶と肴のつもりか寿司が置いてあった】

/すいません、御飯オチなので此処で切りますね!
/おつありでしたー!
583 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/22(金) 19:08:29.94 ID:aMci8T5S0
>>582

……

【神と言われるとあの人を思い出す】
【めちゃくちゃ話の長いあの人を】

そうか、残念だけど気をつけてね

【酒と寿司を持って】
【青年は楽しげに門をくぐって】
【「不殺同盟」のアジトへと歩み去って行った】

/絡み乙&ありでした
584 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 19:22:55.14 ID:mQQ21Y1q0
【ここは町から少し離れた田舎っぽいところ】

「…………」

【そこの土手でおにぎりを黙々と頬張る少女がいた】
【その少女の小さな体からは途轍もないほどの漆黒の魔力が溢れ出ていた】
【それは神にも引けを取らない膨大な量で、見える人には肌がピリピリするほどの圧力を感じさせるだろう】
【見えない人にはただ『可愛い少女が土手で独りでおにぎりを食べている』ようにしか見えないだろうが】

「……………」

【ちなみに塩おにぎりである。具はない】

/なんでも対応です
585 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 19:34:57.13 ID:t5CrXAHl0
「九十八…」

【濃い緑のローブに身を包んだ青年が、公園で訓練をしていた】
【何の訓練か、というのは、青年の右手に握られた小太刀を見れば分かるだろう】

「九十九…」

【慣れた動きで、青年は小太刀を動かす】
【強く手首のスナップを利かせ、剣先で、目の前の大木を斬った】
【その瞬間、バチッと、小さな火の粉が散る】
【よく見れば、その木には無数の切り跡が残っていた】

「百…………ふぅ」

【百個目の傷跡を木につけると、青年はため息をつき】
【その小太刀を、ローブの中にしまう】
【真っ赤な鞘が、風にはためいたローブの端から一瞬見えるだろう】

「……まぁ、訛ってはいないかな」

【そう呟くと、手近なベンチに、よっこいしょと座り込んだ】
586 :【右脚神鉄】 右足を任意にオリハルコン化 高キック力 [sage]:2011/07/22(金) 19:41:48.24 ID:qvErkyVOo
「ようやく傷も治ったか」

 腹をさすりながら、黒髪短髪の男が一人、歩いている
 最近肌寒いせいか、長袖のシャツと黒いボトムを身につけている

「久々だが、体は訛っている……か?
 誰か、試せるような奴はいないか」

// 戦闘なら模擬だろうと死合いだろうと、募集します
587 :【右脚神鉄】 右足を任意にオリハルコン化 高キック力 [sage]:2011/07/22(金) 19:50:35.93 ID:qvErkyVOo
>>586
用事ができたので廃棄
588 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/22(金) 19:59:36.77 ID:mQQ21Y1q0
>>584
/諸事情により取消!
589 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/07/22(金) 20:11:01.21 ID:E5crQEMI0
【街外れの森の中 (夜)】

「せいっ! せいっ! はっ!」(最近ここに来る人が多くなってきたな…)
【開けた場所に一人の青年がいる、手には水晶でできた剣を持っておりそれで素振りをしている】
【彼は普通な服装・顔をしており目立つ部分が無い】

「はっ! せいっ! せいっ!」(しかし…今日は来るか? こないか?)
【青年は胸に不安を抱きつつも一部の森に響く声をあげつづける】

/殺し合いの場合、危険になると逃げる可能性があるのでご了承を
590 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 20:53:10.75 ID:t5CrXAHl0
>>585
/まだ終わらんよ!
591 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 21:35:18.74 ID:sfkedTFIO
>>585

【一瞬だけ月光に浮かぶ真紅の鞘をそのとき、確実に捉えた人物がいた。】
【偶然公園に入ってきた人物は、その刀を確かに確認する。】
【普段は他人のことなど気にもとめないが、今回は別である。】

(あれは…)

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰のニ振りの太刀。。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……妖刀か…」

【背後…適当な距離からそう言葉を紡いだ彼女の声は、】
【確かに相手に聞こえるだろう。】
592 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 21:41:01.10 ID:t5CrXAHl0
>>591
【ふと声が聞こえたような気がした】
【青年はきょろきょろと辺りを見回し、ベンチから少し離れた所に居る相手を見つけた】
【青年は微笑みながら】

「こんばんはー」

【どこか気の抜けた声で挨拶をした】
【確実に、相手の一言は青年に聞こえていたはずだが】
【青年は、妖刀に関しては何もいわない】
【どころか、その挨拶だけを口にすると、すぐにベンチに横になって】

【目を閉じ、眠ろうとしている】
【ちなみに外は夜の冷たい風が吹いている。馬鹿なのだろうか?】
593 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 21:46:20.23 ID:sfkedTFIO
>>592

「珍しいものを持ってるじゃないの。」

【紫煙を燻らせながら、女は言葉を紡いだ。最近はどうも良い刀にめぐり合うことができる。】
【一瞬みただけだが、彼女は相手の得物が名刀と見抜いていた。「職業柄」というべきか、刀剣の類には詳しい。】
【また、それがただの剣でないことも容易に分かる。彼女もまた妖刀使いなのだ。】

「…無防備ね……この辺は治安も悪いわ。指名手配されてる奴にだってこの前出会ったし。」

「…取られるかもよ?」

【青年の正面に回り込むと、彼女は冗談のように軽い調子でそう言ってから、】
【右手をそっと相手のローブに伸ばそうとした。】
594 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 21:51:47.19 ID:t5CrXAHl0
>>593
「……まぁ、色々あってね」

【一瞬、青年の声色が、悲しげに低くなった気がしたが】
【多分気のせいだろう、青年はまだ目を閉じたままだ】

「指名手配かぁ、そーだなぁ」
「こんな刀、本当なら誰かに貰って欲しいぐらいなんだけど」

「ま、そうなると僕自身、自衛方法がなくなっちゃうからねえ」
「取られるのは確かに困るなあ」

【相手の気配を感じながらも】
【ハハハ、と軽快に笑っているだけ】
【両手は、寝転がった頭の下に、枕として置かれ】
【相手の手を叩き落とす様子も逃げる様子も無い】

【ただ、薄い微笑みを浮かべながら、目を閉じているだけだ】
【青年から妖刀を奪い取るのは簡単だろう】
595 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 21:58:13.86 ID:sfkedTFIO
>>594

「変なやつよ。腕がなくて頭に猫を乗せてるの。」

「こっちの街に行くって言ってたからね…その辺にいるんじゃないかしら。」

【タバコの灰を片手で器用に落としながら、彼女は薄く笑った。】
【一見すれば、なかなか信じられないような内容…に見えるが、全部真実なのだ。実際に彼女はその指名手配に会っている。】

「ま、ちょっとぐらい警戒しなさいよね。」

【だが、彼女も剣客であるゆえ、得物に「敬意」のようなものを払っている。】
【無碍に他人のものを取ったりしないのだ。それを行うときは、正統な手順がある。】
【伸ばしていた手を引っ込め、女は髪を耳にかけた。】
596 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 22:02:02.28 ID:sfkedTFIO
/すいません飯落ちです
597 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 22:02:37.75 ID:t5CrXAHl0
>>595
「ハハハ、そりゃ、面白い人だなぁ」

【信じたのか、信じていないのか】
【いや、ただ笑って誤魔化しているだけかもしれない】

「あぁ、僕はいつだって、これを取られないよう警戒してるよ」

【絶対嘘である】
598 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 22:27:40.38 ID:sfkedTFIO
>>597

「ふうん……にしても見えないわね…」

【しかし、いわゆる自分の警戒心や、感情の類を、】
【表に出すものと出さないものを選抜してそれを完璧に遂行する人間も知っているため、】
【相手を一概に「無警戒」と判断することはできなかった。】

「…もう寝るの?邪魔したわね。」

【手持ち無沙汰に刀を置き、女は踵を返した。】
【このまま何もなかったら、やがてその姿を消すだろう。】


/お待たせしましたー!
599 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/22(金) 22:32:01.88 ID:qw1LqFZ1o

「あ゙ー…痛い…」

気怠げに、苦しげに、そして悔しそうに、女は歩を進めていた
右手を脇腹にあてがっている様子から、何かの怪我か不調を抱えているのは一目瞭然である

真紅のブーツで踏みしめているのは、舗装されていない砂利道
道の片側には樹々が生え、道を覆い隠すような生え方をしている。その反対側は、整備されず美観に欠けた草原


/人待ち。死合いでもなんでも
600 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 22:34:49.35 ID:t5CrXAHl0
>>598
「ん?何がだい?」

【のんきにそんな事を聞く】
【本気で分かっていないらしい】

「久しぶりに、こいつを使って稽古したからね、疲れたんだよ」

【ふぅ、と小さなため息をつくと】

「あぁ、じゃあね、どこぞの剣士さん」

【ベンチに横になったまま、手を振る】
【相手を見る事もしないが、引き止める様子は無い】

/お帰りなさい!
601 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 22:37:16.31 ID:ULqSPmJyo
>>599
草原の脇に伸びた砂利道を歩く男が一人
紺色の着物を歩くたびに小さく揺らし、その着物に合っている様な合っていない様な山吹色のベストを羽織っている
視線を草原の方に向けながら歩いていた男だが、ふと前方に人影があるのに気付いた

「おや? 毒天使さんじゃないですか」

知り合いの顔を見つけ、小さく笑みを浮かべながら気付く―――が、
相手が何やら怪我でも負っている様な仕草を見せるのに気づくや否や、心配そうな表情を浮かべた

「どう、なさいました?」
602 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 22:38:12.40 ID:ULqSPmJyo
>>601
/気付く→声を掛ける
603 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 22:40:01.76 ID:sfkedTFIO
>>600

「…いや、何でもないわ。」

「…まあ、この次会ったら…ちょっとその刀の精度を試させてもらおうかしら。」

【振り返り、そう言葉を紡いでから、】
【女は公園を後にした。】

/お疲れ様でしたー!
/ありがとうございました!
604 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/22(金) 22:42:52.46 ID:qw1LqFZ1o
>>601

「ん…? ああ、霊流じゃないか。それなりに久しいね」

その声に気付くと、若い女は嬉しそうに微笑んでみせた
再会を純粋に喜んでいる気持ちが表面に出ている

「まさかこんな所で会うなんて、意外だったよ」
「さておき…どうした? って質問なら、悪人を取っ捕まえようとした。どうされた? って質問なら、刺された」
「――そう答える」

手で押さえている箇所が患部だというのは、容易に推測できるだろう
困ったように、笑っていた
605 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/22(金) 22:51:25.53 ID:t5CrXAHl0
>>603
【相手が立ち去った後】
【青年は、相手が最後に言った言葉を何回か頭で反芻し】

「……やれやれ」

【小さくため息をつくと、真夜中の冷たい風の中、眠りについたのであった】

/絡みありがとうございました!
606 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 22:51:56.42 ID:ULqSPmJyo
>>604
「ええ、久し振りですね」

相手が嬉しそうに微笑んでいるのを見て、男の方も笑みを大きくした

「ええ、自分としてもかなり驚いています。

 悪人を捕まえようとして…刺された、ですか。穏やかじゃありませんね」

女の言葉を聞いて、思わず唸る様な声を上げてしまう
脇腹に怪我を負ったのかと判断しながら、では自分には何が出来るかと思案

「もしも、それが大きな怪我でしたら診療所の方まで案内しましょうか? 自分には何もできませんが、お連れする事は出来ます。
 或いは、そこまで大袈裟にする必要が無いのなら、病院までお付き合いしましょう」

そこまで言った所で、つと思い出したように首を傾げる

「悪人の方は、どうなさったのですか?」
607 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/22(金) 22:55:54.54 ID:E5crQEMI0
>>589
再募集
608 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/22(金) 22:59:52.97 ID:qw1LqFZ1o
>>606

「ああ。まったくもって穏やかじゃない。アタシの人生の中でベスト100には入るぐらい穏やかじゃないね」

冗談めいた台詞を、真面目な顔で紡ぎ出す
そして肩を竦め――鋭く走った痛みに僅かながら表情を歪めた

「んー、診療所? いいよ、もう病院行った後だし」
「一ヶ月は絶対安静って言われたんだけど、投獄された時に懲りたからさ。抜け出した」

当たり前のように語るが、青年に取っては引っ掛かる場所の多い言葉だろう

「悪人には、逃げられた。まー、思い返してみれば、トドメ刺されなかっただけマシかな」
「」
609 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 23:05:14.47 ID:sfkedTFIO
>>589

「おーおー…頑張ってるわねえ…」

【そんな森の中に現れるのは、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背負った身の程ともある大きな片刃の剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「結構慣れてきたんじゃない?」
610 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 23:08:12.62 ID:ULqSPmJyo
>>608
「…それ以上の物が90以上あると」

相手が真面目な顔で言い放った冗談に、思わず眉を顰めてしまった―――どんな人生だ、と
だが次の瞬間に女が浮かべた小さな表情の変化を見る限りでは、そんな冗談も強がりにしか聞こえなかったが

「ああ、病院に行った後―――いや、少し待って下さい。

 まず、病院を抜け出した――と?

 そしてその前に、投獄された――と仰いましたか?」

左腕を前に突き出し、右の掌で額を抑えながら事実確認をしようとする
いや、確認するまでも無く事実なのだろうが――しかし、容易に信じ切れる物でも無い
自分が顔を合わせていない間にこの女はどんな経歴を辿ったのか――等と内心では呆れかえっていた

「ああ、では追っては来ないと」

取り敢えずその事実に安堵の声を漏らす

「一体、何があったんですか…」
611 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/22(金) 23:10:13.05 ID:E5crQEMI0
>>609
「せいっ! はっ…あっ、ロータスさん」(おっ、何か以外だな)
【珍しい来客に軽く驚きつつも剣を振るのを止めて相手の方向を向く】

「ええ、まぁ何回も振ってれば自然と慣れてきました、それとよくこんな森に足を運びましたね」
【ふぅ、と息をついてから剣を地面に刺して腕で汗を拭う】
【そしてついでに相手が森に来た理由も探ろうとした】
612 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 23:13:46.08 ID:sfkedTFIO
>>611

「一人になりたいときよく来るのよ。」

【髪を耳にかけながら、彼女は言葉を紡いでいた。】
【一抹の寂しさと、どこか疲れたような弱々しい様子がみて取れなくもない。】

「…いっつもこんな辺鄙なところで剣を?」

【手近な木に寄りかかり、彼女もまた質問する】
613 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 23:17:31.23 ID:rpSp8oAto
>>580
ええ、そうですね
【くすりと笑い、笑顔でかえす。自分の住んでいる理想郷もすごいものだからだ】
【こちらも、マトモそうで礼儀正しいシスターには好印象を抱いている】

ああ、それはそれは! お役に立てましてよかったです
【関係者が来院していたと聞いて、表情が明るくなる。
やはり役に立てたと知れば嬉しいもの】

六体…? いえそれは自信を持っていいと思いますよ?
というか、なぎ倒したんですか……お強いですね

【隣に座っている兵隊たちをちらりと見た。なかなかに強そうだ。これが六体いれば、たいていの危機は切り抜けられそうに思われた。
が、一番のつわものは一体ずつとはいえこういうものたちをなぎ倒したシスター本人にほかならない、とココロの中で思った。
ただしそれは悪い意味ではない。少女の目には、賞賛の色が見て取れるだろう】

お役に立ててよかったです。
もしトレーニングでお怪我をなさったら――って、医務室もあるのでしたっけ
【あまり差し出がましい真似をするのもよろしくない。どうしても大きな桶が担った時にはお尋ねください、と奨めるにとどめた】

みなさんお強い方なんですか?
なにか問題でも……
【さりげなく勤め先の愚痴が始まってしまった。だが、留める気はなく、素直に聞くつもりである】

/お待たせしました、ただいま戻りました!
614 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/22(金) 23:18:17.88 ID:qw1LqFZ1o
>>610

「あー、100は言いすぎたかも。ごめん」
「たぶん、上から数えて10個ぐらいかな」

随分とランクが上がったものである
謝罪の表情に飄々とした様子はなく、道端で肩をぶつけた通行人に謝るようなテンションだった

「え? ああ、うん。獄中で退屈すぎて死にかけたから、入院も同じだろうと思ってね」

からからと笑う。声と表情は明るく、一切の後ろめたさを感じさせない

「そしてその前に投獄されたとも申し上げた。男を一人殺してね。そのことで自首した」

ここで女は目線を外し、自らの髪を手櫛で梳いた
特に深い意図はなかったが、無意識下で、ある種のみっともなさを感じていたのかもしれない

「追っては来ないね。まったく、あの女ならすぐそこから登場しても驚かないけど」
「…いや、前言撤回。驚くわ。あんな殺人鬼に再会するのはベストコンディションの時にして欲しいよ」

べらべらとよく回る舌だった。怪我をしていることを感じさせない
615 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/22(金) 23:18:38.70 ID:E5crQEMI0
>>612
「…まぁ何かあったと」
【それだけを言って剣を突き刺したまま、ロータスがもたれ掛かった木とは違う木へと歩く】

「ええ、ここで毎日2〜3時間×3セットの自主練習をしています、剣術の他に拳法・弓の練習もしています」
【青年は木の下へと近寄って青年の所有物、リュックを引っ張り出しそのまま水筒を取った】
【ちなみに彼女が視認できる場所に草が生えていない何回も踏まれたような跡が見えるだろう】
616 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 23:24:10.21 ID:sfkedTFIO
>>615

「へ、へえ…熱心ね…」

【思わずあっけに取られた女であった。全て合わせると、全盛期の自分と同じくらい、】
【稽古をしていることになる。青年の真面目さに、思わず尊敬の念を呈さずにいられなかった。】

「なるほど…拳法ねえ…」

【そこだけ草が生えていない場所に、数度踏み込まれたような跡がある。】
【それを見つめながら、彼女は口を開いた。】
617 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 23:31:12.15 ID:ULqSPmJyo
>>614
「…そう、ですか。大分曖昧ですね、そのランキング」

それでも、9個有るだけで十分でしょう――と呟く様に付け加えながら、呆れた表情を浮かべる
相手のそういう態度を、どこか“らしい”と考えた為にそれ以上追及する気も無かったが

「入院は…そりゃ退屈かもしれませんが、しかし抜け出した事で怪我の治りが遅くなるのは如何な物かと」

どこか諭す様な口調で、そんな事を言う
好奇心旺盛なこの女にとっての退屈とは地獄なのだろうと想像に容易かったものの、しかし無謀な行動は看過できなかった

「男の方を一人…ですか。こう言っては何ですが、よく自首なさいましたね」

相手の様子を眺めながら、不躾な言い方をする
とてもでは無いが、人を殺めた事で自首する様な相手には見えなかった――飽くまでも前回会った時のイメージだが
今は、違うのか

「…そんなに凄い殺人鬼と対峙してたのですか」

男にとってはこの女の発言全てが、予想を上回っている気がしてならない
よほど自分よりは充実した人生なのだろう――そう考えてしまう

「毒天使さんは今、正義なのですか?」
618 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/22(金) 23:31:44.28 ID:E5crQEMI0
>>616
「熱心…と言うよりやることがまっっったく、ないんですよ」
【水を一回喉に流し込んでから彼女の言葉を否定するように暗い顔で呟く】

「自主連する以外は寝る・喰う・散歩、しかありませんから…あっ、後拳法はこの街にいる拳法家から伝授させてもらいました」
【淡々と事情を説明しつつもリュックから白いタオルを取り出して汗を拭う】
【拳法家の話をしたが彼女と会う事はほぼ無いだろう、理由はメタになるのであえて言わない】
619 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 23:37:05.21 ID:sfkedTFIO
>>618

「暇人ってわけ。…放浪の特権ね。」

【そういってニヤッと意味ありげな笑い。】
【自分も時間だけはあった。自由気ままに、行きたいところに、行きたいときに行く。】
【時間を持て余す旅人の特徴である。何よりも「自由」だった。】

「ま、何にせよ練習するのはいいわよね。時間も潰れるし、自分の腕も上がる。」

【そういって彼女もゆっくりと剣を抜くと、大きなそれを右手で適当に振り始めた。】
【低い、重たい音が響く。】
620 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 23:38:18.43 ID:ChSnP6/ko
>>613
「でも、最近は落ち着いているので・・・・」
【ちなみに自分は結構高級なマンションに住んでいるのでそこまで被害にあった事はない】
「あ、でもやっぱり路地裏の治安は何とかなりませんかね・・・・いつもいつもあそこだけ別世界です。」

「その節はどうも、ウチのドジなシスターが・・・・」
【軽く母親の様になっている女であった】
「これからもどうぞよろしくお願いしますね。」

「ええ、まぁ一応・・・・あの時はまだシスターをやって無かったので・・・・」
【過去の事を思い出し恥じているようだ】

【少女が兵たちを見ている事に気が付き、自分の手をぱちんと叩く】
【すると地面がチェス盤の様な模様に変わって行くだろう】
「神官、城壁、騎士、出てきなさい。」
【暫くすると少女の前には、白黒の神父とレンガ造りの壁と甲冑の騎士が現れるだろう】

「この者たちのほかにあと一人居るんですけどね、なんせ凶暴でプライドが高くて手がつけられないんです」
【少し恥ずかしそうにつぶやく】

「まぁ・・・3人勤めてる中では私が真ん中なんですけど・・・・」
【大きなため息を付く】
「部下はドジで・・・昨日なんか熊を餌付けしようとして怪我するし・・・上司は上司で昼間っからお酒飲んでるし・・・」

【女も色々苦労しているらしい】

/おかえりなさい!
/こちらも遅れてしまいすいません!
621 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/22(金) 23:39:52.62 ID:qw1LqFZ1o
>>617

「感想に順位なんて付けられないからね」

どこか冷めたような口調に聞こえるかもしれない
何か暗い背景があるわけでもなく、ただ単に当たり前のことを口にしただけだから、そんな温度に成った

「そうなんだよねー。ぶっちゃけ不自由だけど…でもま、これもまた1つの経験でしょ」

反省はしていない。その事実は、浮かべた笑みを伝って理解出来るだろう。しかも、少しだけ得意気な顔だった

「まぁね。心境の変化っていうか…目標が変わってさ」
「悪人になれないと悟ったアタシは、正義の心に目覚めたよ。世間的にはただの前科持ちだけどね」
「それを拭うために、あんなに凄い殺人鬼と対峙しちゃったワケ」
「ああ、アンタも日傘を持った洋風の女に会ったら気をつけな。距離を無視して攻撃してくるよ」

くるくると話題が変わるが、止まることなく語り続ける
こと喋りに関しては、特別タフなのがこの女だ
622 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/22(金) 23:42:03.88 ID:E5crQEMI0
>>619
「ええ、旅人やってて一番良いことですよ」
【こちらも少し微笑み水筒を戻してタオルを首にかける】

【そして彼女の振るう低音にビビリつつも木から離れる】

「まぁあんな街ですから腕が上がるのは大歓迎ですよ、…そういえばロータスさんが旅を始めたきっかけみたいな物はありますか?」
【水晶の剣を引き抜きつつもふと気になった疑問を彼女にかけてみる】
623 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/22(金) 23:52:02.44 ID:ULqSPmJyo
>>621
「そうですね、それには同意できます」

女のさも当たり前の事を言った様な口調に、頷き返す
順位を付ける意味など――無いのだ

「経験、ですか。そう言われては返す言葉もございません」

相手の得意げな顔を見ながら、降参といった様に肩を竦め苦笑を浮かべる
言い返せないと言うより、言い返す気になれない
そこまで好奇心を持てぬ男にとっては、口を挟めない領域であった

「随分と前向きですね。悪人に成れないから――正義、とは。
 でもそうですね、毒天使さんがそうお決めになったのなら―――自分は応援致します。
 貴方には向かない言葉かも知れませんが“初志貫徹”して頂きたい」

いや、初志は悪人になる事だったとすれば――既に果たせぬ話なのかもしれないが
そんな些細な間違いは気にせず、ただ応援する事にした
未練を残さぬように努力してくれ、と

「日傘を持った洋風の女性…って、どれだけいると思いますか?」

漠然とした情報に、呆れた声を上げてしまった
一々気にしていては街も歩けなくなってしまうだろう

「…殺人鬼との手合わせを望むなら、知り合いに狂っているのがいますけど――紹介しましょうか?」
624 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/22(金) 23:54:53.00 ID:sfkedTFIO
>>622

【ただ何となく、適当に剣を振っていた女は、】
【相手の様子を見て素振りをやめる。理由は言わずもがな。】
【一度大きく振りかぶり、再び背に戻した。】

「弱肉強食だからね…ここは…」

【路地裏では大量に人が死に、一般の警察ではもはやそれに対抗できていない。】
【青年や女や…はたまた多数の能力者のように、自分の身は自分で守らなければ生きてはいけないのだ。】

「私…?」

「私は…単純よ。自分よりも強いやつを倒すため…」

「私ね。負けるのが死ぬほど嫌いなの。強い人間をみるとウズウズするのよねえ…」

【簡単な理由だが、これ以上の意味を女は旅に見出してはいない。】
【強者探し…といえば妥当か。病的な負けず嫌いである女だ。】

「あんたはどうなのよ。…ん?」
625 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/22(金) 23:55:51.14 ID:rpSp8oAto
>>620
ええ、ありがたいことです。
路地裏については困りましたね……ジェイルのみならずD.O.T.Aまでできたと言うのに相変わらず。
互いに戦いたいものだけがいるならわたしは一向構わないのですが、まきぞえが出るのが……。

【戦いたいものたち同士が「勝手に」戦っているぶんにはあんまり構わないらしい。
意外とクールでもある】

いえいえ、熱心にお仕事をなさっている証拠ですよ
ええ、どうか今後ともごひいきに
【まるで母親のよう、とほほえましく思いながら軽く頭を下げる。】

え? エクソシストでもなさっていたのですか?

【シスターでなくて、悪霊をなぎ倒すならエクソシストか、単純な発想である。
ちょっと恥ずかしそうだし、あまり突っ込むべきでもないかなとも思いつつ】

【そして能力発動。チェスをほうふつとさせる能力だ。ほう、と小さく息をついて目を見張る】

チェスにゆかりのある能力とお見受けしました……

わたしは怪我を治したり、戦闘用の補助魔法を使ったりしますよ。
ほんのすこしなら、翼を使って戦うこともできますが

【すこしだけ翼に魔翌力を流し、淡く発光させてみせる。
せっかく能力を見せてもらったのに、
こちらの能力は、いかんせん見せづらいラインナップなのが残念だ】

いろいろとご苦労なさっているのですね。
そのプライドの高い方といい……その……ええ
個性的な方々で……。

【あまり同僚さんたちを悪く言っても悪いので咳払い。して言う】

わたしでよければいつでもお話をお聞きしますよ?
つたない聞き手ではありますけれど……。

/大丈夫ですよー!
626 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 00:02:13.88 ID:MeOKNVSy0
>>624
「自分より強い相手…最強をお目指しですか」
【素振りしようとしていた手を止めてまた相手と向き合う】

「負けるのが嫌、…死ぬ程嫌というのは克服しなければいけませんね、じゃなければ本当に死にますから」
【青年は顎に手を当てて何かを考察すような目に変わる】
【彼はこういう考え事を好きな方だ、だけど哲学だけは嫌いだ】

「自分ですか………自分は…住んでいる家が嫌になったからですね」
【青年は自分に質問を出された時、深く考えてから、慎重に言葉を選ぶようにしてから口にした】
627 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/23(土) 00:02:38.94 ID:R0cNGkMxo
>>623

「でしょ」と、短く相槌を打ち、

「いや、そんな苦笑いしなくてもいいじゃないか。アタシを超弩級のマゾヒストだと思ってるならそれは勘違い」
「アタシはサドでもありマゾでもあるんだから」

いきなりなんの話をしているんだろうか
この女、好奇心は旺盛なれど脈絡という言葉は知らないらしい

「前向きも何も、アタシは総ての可能性を試したい。今回はそれがたまたま前向きになっただけだよ」
「あは、応援ありがと。初志貫徹ね…アタシの初志は “この世の全てを知りたい” …それは絶対揺るがない」

冷静に分析し、淡々と結論を伝え、素直に感謝し、確固たる意思を見せる
瞳には強く純真な光が宿っていた

「…結構いるね。顔は…こんな感じ」

両手の人差し指で、自らの釣り目を無理矢理垂れ下げた。特徴はよく捉えているのだが、いかんせんヒントが曖昧過ぎる

「……アタシがその知り合いをジェイルにぶち込んでも、霊流が文句言わないなら紹介して欲しい」

目の端を二本の人差し指で抑えたまま、少しの間を置いて考えを告げた
ふざけた絵面だが、笑いを狙っているつもりは一切ない
628 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 00:12:17.51 ID:ma3oR+1IO
>>626

「そうよ。最強≠ヒ。うん。せっかくここに来たんだからそのくらいの剣豪には成りたいわね。」

【超えなければならない壁は幾つもあった。】
【その全てが分厚く、大きく、そして釈然として彼女の前にそびえ立っている。】
【しかし、女としてもそんなことで臆するはずがない。その壁を超えるために、】
【今まで剣を振ってきたのだから。「負ける」のは「死ぬほど」「嫌い」だ。】

【剣を傍に寝かせ、女は大木の根元に腰を下ろす。浮き出た大きな根っこに座り、新たにタバコを咥えた。】
【相手の考える仕草をぼんやりと見つめる。どこか言葉を選ぶような、胸中で取捨選択するような様子は、】

「ふうん…なんか家出ってわけ。」

【その発言からも推測できる。どこか一歩下がったような、】
【内面を他者に読み取られまいとする、慎重な様子が見て取れた。】

「なんか…いろいろあったみたいね。」

【ゆえに、彼女は曖昧に言葉を紡ぐ。】
【青年がその先を語るか…はたまた閉ざすかは、彼自身に任せようと思った。】
629 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 00:12:37.69 ID:EoqD5WFDo
>>625
「そうですよね、最近は治安も良くなっているので助かります。
まあ、路地裏だけは何ともなりませんよね・・・・・」
【少し考えるが妙案も浮かぶわけないのでため息を付く】

「戦闘は構わないのですが一般の人に害を及ぼすのはどうかと・・・」
【色々悩んでいる様子がうかがい知れるだろう】

「そんな、熱心に仕事だなんて・・・・」
【少し照れているらしいが、表情には出さないようにしている】
「まぁ、後の二人がもっときっちりやってくれれば助かるんですが・・・」

「違いますよ、元・国家金庫監視員です」
【取りあえず難しいお仕事に付いていたのだろう】

【エクソシストとは程遠い仕事である】

「まぁ、きっと趣味がチェスだったからでしょうね。」
【先天的な能力者ではなく後天的な能力者らしい】

「ほう、羽を使って戦うんですか・・・・・」
【どんな戦い方をするのか少し不思議に思っている】

【光る羽を見て少し驚いている】
「まぁ、私の兵たちも地味な物ばかりですけどね。」

「そうなんですよ・・・・・もう本当に・・・
私が居なかったらきっとあの教会潰れちゃいますよ。」
【しっかり者の苦悩と言ったところだろうか】

【相手が気を使ってくれている事を察したらしく、「気を使わないで良いですよ」と呟く】

「そうですか、ありがとうございます。」
【愚痴を聞いてくれると聞いて少し嬉しそうになると、また険しい表情になって愚痴を零し始める】
630 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 00:16:11.04 ID:5k0RlOyyo
>>627
「そこを勘違いしてはいませんよ。貴方がそういう人間だという事は承知しております」

今度は苦笑と言うよりは呆れた様な感じで笑いながら、言葉を返す
脈絡が無い会話と言うのにも、いい加減に慣れてきた感がある
色んな人間がいるものだ

「――その初志は素晴らしいものですね」

目を細め、本気で眩しく感じている様な態度を取る
何がこの女をそこまで突き動かしているのか、恐らくそういう物が人の信念なのだろう
――そんな事を考えながらも、男は一言付け加えた

「貴方は、かなり大きな未練を残しそうだ」

別に、志半ばで倒れる――とか、そう言う意味で言ったのではない
ただ単純に、求める物が大き過ぎると感じた上での発言であった

「…いえ、わかりません」

自身の顔を使ってまで特徴を伝えようとしてくる女に対し、短く首を横に振ってしまう
取り敢えず、そんな漠然とした条件に合う人が注意しようとは考えてみるが

「ええ、大いに結構です」

そう言って大きく首を縦に振ると、【生束必糸】の容姿を正確に伝えた
幼馴染をジェイル相手に突き出した様なものだが、男自身に罪悪感は無い

「結構、煩い奴ですから気を付けて下さい。あ、あと――」

と、今度は【百式武装】の特徴を伝える

「“森羅万象全てを愛する”奴でして、きっと仲良くなれるのではないかと」
631 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 00:16:34.15 ID:ma3oR+1IO
/弓指さんすいません。ちょっと風呂に入ってきます
632 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 00:21:28.71 ID:MeOKNVSy0
>>628
「弱い自分が言うのもなんですが」
【また水晶剣を地面へと突き刺し腕を組む青年、目にはしっかりとした遺志がある】

「自分の力をしっかりと確認して相手と戦ってください、勝ったけど腕を一本失うか、負けたけど無傷、俗に試合に勝って勝負に負けるです、時には負けを受け止めるのが一番いい方法でもあるんです」
【目をキリッとさせて青年は語る、伊達に引き腰で裏路地商売をやっていない】
「後強くなりたいなら煙草はやめた方がいいです、カッコつけなのかリラックスしたいのか判りませんけど」
【そしてダメ押し、言うときは言うタイプだ】

「ええ、いろいろありましたよ、いろいろ」
【彼女の発言を聞くがいなや夜空を見上げる、彼女の考える通り青年は過去を語るのは止めるようだ】
633 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/23(土) 00:25:11.26 ID:R0cNGkMxo
>>627

「それは光栄だね。…でも大して話もしてないのにアタシの趣味を理解するなんて、ちょっと気色悪いぞ」

この女、自身の分かりやすさを棚に上げ、精神的に男から一歩引いている
刃に衣着せぬ物言いも、そんな心情の表れだった。尤も、女が無自覚に他者を侮辱をするのはそれなりによくあることなのだが

「…? どうも」

未練という言葉が引っ掛かったが、いま追及したところで答えてくれないだろう。そんな予測が直感的に働いた

「なんだい、せっかく美女がその美貌を台無しにしてまで教えてあげてるのに」

文句を言っているが、目元は笑っている。これは冗談だと判断しやすい

「―――…ふぅん。ありがと、よく覚えとくよ」
「ちなみにそのコたちは霊流の友達? それとも敵対者?」

これは純粋で単純な、素朴な疑問だ
634 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/23(土) 00:27:18.23 ID:fHi4Rlu4o
>>629
平和を目指す団体がいるとはいいますが、手が回っていないようですしね。……
かといって強引に掃討作戦などもできないでしょうし。
本当に一般人をもっと大切にしてもらいたいものです。能力者全体が恨まれることになる。迷惑な話ですよ……
【おかげさまで『能力者を撲滅する会』なんてのもできてしまっているらしい。
こちらもため息だ……】

【照れている様子に、にこにこと微笑みのみをかえす。
続く言葉も照れ隠しかなと】

国家金庫監視員………?
それはそれは………大変なお仕事ですね
【国家金庫監視員をばりばりの戦闘職と誤解したようだ……本人、真顔】

趣味が能力にですか。楽しそうですね。
わたしも使命=能力ですので、充実した人生を送れています。

あ、羽根で速く飛んだり斬ったりできますよ。
すこし疲れるので、けが人を強引に救護するぐらいが限界ですが、それくらいがちょうどいいのでしょうね

【不思議そうな様子に少し説明を付け足した。たしかに羽根で戦うだけではよくわからない。
自分の兵たちは地味なもの、ときいても謙遜だろうと思う。】

けれどさっきは銃撃していたし、神父さんはきっと魔法なんか使えそうじゃないですか。

【一瞬、微笑み礼をいい、しかしやはり愚痴をこぼし始める相手。
けっこうストレスたまっているのだなと思う。
声をかけたのは正解だったなと思った】

まあ、それは大変ですね……
しっかりしている人に仕事は集中してしまうものですからね……
ふふ、たまにちょっとサボってみてはいかがです? そうすればみなさんもう少ししっかりしてくれるかもしれませんよ?

【いたずらっぽく持ちかけてみる】
635 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 00:39:15.86 ID:5k0RlOyyo
>>633
「…いえ、その位の判断は自分にも出来ますよ。知り合いに似た様なのがいますし」

何故、この人に一歩引かれなければならないのかと不可解な思いを抱きながら、一応の弁解はする
特に不愉快になるとでも無く、やはり“らしい”なと感じるぐらい

そう言えば相手に自分の能力を明かしていないな、等と思い出す
だが伝える必要も無いし、追及されない所を見るとそもそも能力者だと判別されていないか

「いえいえ、大丈夫です。今の顔を記憶に留めておきます」

自然な笑みを浮かべながら、冗談を返す
かなり、失礼な話ではあったが―――顔芸をしている女性の顔を記憶するなど

「ん? ああ、幼馴染ですよ。家同士の付き合いがありまして―――まあ、良くも悪くもよく知っています」

何ともない様な調子で返す
一人を殺人鬼呼ばわりしておいて、である

「所で、毒天使さん。一つ率直に伺いたいのですが――、
 この自分が他人の心を癒す事は可能だと思いますか?」
636 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 00:41:02.99 ID:EoqD5WFDo
>>634
「まぁ、さすがに路地裏は対処しきれないでしょうし。
色々な所からの圧力もありますでしょうしね・・・・・・
今では能力者=怖い人ですし。」
【悪しき能力者がどうやったら減るのかなんて考えても無駄かもしれない
最近そう思ってきた】

「・・・・・なんか・・・ね・・」
【照れ隠しの言葉も出なくなってきている】

「ええ、大金を管理するだけの簡単なお仕事ですよ
まぁ、その時に能力者になったんですが。」
【真顔になっているので真剣に聞いてもらってると思っているらしい】

「ええ、でも実際のチェスとは違い駒が少ないので・・・・
まぁ、それを工夫するのも楽しいのですが。」

「ほう・・・・切ったりできるんですか・・・・
それだけあれば上等ですよ。」
【便利だなと思いつつ羽を見つめる】

「神父さんは魔法使えますけど、地味です。」
【少し神父の顔が落ち込んだように見える】

「私・・・・一回それ試したんです。」
【過去の事を思い出しドヨンと沈み始める】
「そしたらあの人たち・・・・教会をディスコに改造しようとしてそれを止めるのにまた二日・・・・・」

【まともな信仰者は多分彼女だけだろう】
637 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/23(土) 00:48:50.80 ID:R0cNGkMxo
>>635

「そんなものかい? っていうかアタシに似たヤツなんて会ってみたいね」

だがそれは催促ではなく、まるで “いつか月に行ってみたい” と語る子どものような雰囲気だった

「腐っても鯛。崩れても美女。――…どうだい、新しい格言を作ってやった」

どうして得意気にしているのか、そして自分で格言と言ってしまったのか…
その答えは、十年来の彼女の友人でも理解出来ないだろう

「ふぅん、幼なじみか。アンタも意外と――――」

「冷たいんだね」 …そう言おうとして、やめた。続く言葉と相談を耳にしてしまったからである

「…さあ、現時点では分からないね。なにせアタシは霊流のことを大して知らない」
「というわけで3分間のアピールタイムをプレゼントしよう。そこで自己PRをしてご覧よ」
638 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/23(土) 00:56:44.76 ID:T8Z/6tZ7o
>>636
見つけたら対処するしかないですね。
そした私たちの仕事はきっと護り癒すことです。
地味に続けるだけですよ

【えらそうなことを言ってしまってごめんなさい、と小さく謝る】

【ニコニコ。照れ隠しする様子がかわいらしく思える。
いかにもきっちりした第一印象からのギャップが大きい分愛らしいと思ってしまった。
きっと年上なのに。】

大金を管理ですか……ハードそうなお仕事ですね
なるほど、そのときに……。
【いまだになんか戦う職業と誤解している。脳内では戦う司書っぽいイメージ展開中】

なるほど。そのぶん応用性が問われるというわけですね

【ひとつうなずく。実際のチェスとは自由に動ける部分が違うのだろうが、相手もたいてい自由に動くはず、そのくらいはちょうどいいのだろうと思う】

そういっていただけると自信が持てます。ありがとうございます
【羽根を褒めてもらえると嬉しい。ちょっと照れて、はたはたと動く】

【「地味」の言葉にちょっと落ち込む神父さん。思わずフォローしてしまう】
あ、それはきっと、チームワークが大事と言うことを神様が言っているからですよ

【ふと、昔に比べ自分もかわったものだ、と感じた。
感情すら、ろくになかったというのにいまではこんなふうに初対面の召還物のフォローをしていたり。】

え ゛ …… ディスコ………

………………………………………

【一瞬絶句。うんうんとうなり始める。そして出た結論は】

いっそ教会の隣に作らせて見てはどうです?
そこですき放題すればすこしマトモに仕事をするかもしれませんよ。
そこでさりげなく布教もしたり、収益を教会運営に当てれば一石二鳥かと……

【こっちもまた、ぶっ飛んだものだった。ぽんっと手を打ち本人笑顔】
639 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 01:03:48.86 ID:5k0RlOyyo
>>637
「そんなものです。会えますよ、まあ…会って仲良くできるか分かりませんが」

冷静に考えてみて、好奇心旺盛な者同士があったらどうなるのだろうか――まるで想像が付かない
或いは意気投合して力を合わせようものなら、相当危険なのではないか
―――幾らか考えた所で、ゾッとする男であった

「そうですね、ではその格言を流行らせるのをお手伝いしましょうか?」

相手がそこで自身の失言に気付くと期待しての切り返し―――本当に手伝わされるのは勘弁であったが
少しばかり冒険し過ぎた切り返しで会ったともいえる

「…自己PRですか。経験が有りませんね」

思わず顔を顰めながら、呻くような声を出した
直前に何か言い掛けられた言葉の事も、すっかり押し出されてしまっている

「まあ、そうですね。一応はやってみましょうか。

 取り敢えず自分は、人のやる気や熱意という物を感じ取るのが得意です。
 そしてそのやる気を助長させ、熱意を盛り上げる事に常日頃から尽力していると自負しています。
 人が諦める様を見るのが何よりも嫌いで、人が何かを成し遂げるのを見るのが好きです。
 だから、目標を持った人ならどんな相手でも応援しますね。

 ―――いや、こんな感じですか? わかりません…」

自信無さげに言い終えた――改めて口に出してみて、よく分からくなったのだろう
640 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 01:04:32.44 ID:ma3oR+1IO
>>632

「な、何よ。…戦ったことないんだからあんたが弱いとは限らないでしょ。」

【今まで数回この青年とは話したが、現在の彼の瞳にはかつて彼女が見たことがない、光が宿っていた。】
【明確な意志のような物を感じて、女は少し戸惑う。】

「はあ?…んなこと言われなくてもわかってるわよ。無謀な戦闘なんてするもんですか。」

【それはすなわち死に繋がる。青年が真剣に言うように、女もまた「当たり前」といったようの言葉を紡いでいた。】
【しかし、それから何を思ったのか。煙草の灰を落として少し沈黙し、】

「でも…フフ…無傷で負けるのと満身創痍で勝つのなら私は後者を選ぶわ。」

「腕や足の一本くらい勝てるなら安いもんよ。」

【それから紫煙を燻らせながら、一言。「余計なお世話」と、】
【煙草のことについていう青年の言葉を打ち消した。】

「大変ね…あんたも。意見が合わなかったとか?それとも虐待されてたとかかしら。まさかねえ…」

【そんなことを呟き、咥え煙草のまま女は立ち上がった。】


/お待たせしましたー!
641 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 01:11:34.76 ID:EoqD5WFDo
>>638

「そうですね・・・・・・
一応、注意はしているのですがその度に襲いかかられて・・・・」
【そんな事を言っているがシスターがここに居るのでシスターは結構強いのだろう】

【いえいえ気にしないでください、と促す】

「もう、私結構人と話すのに馴れてなくて・・・・
だからですよ?」
【照れている事の言い訳を始める】

「そうなんです、2億とかザラッと飛んできますからね
結構ハードでしたよ」
【少女の妄想にはまったく気が付いていない】

「まぁ、適当に動いてくれるんで観戦するだけでも十分良いですよ。」
【褒めた事により兵たちの雰囲気が和やかになっている】

「いえいえ、どういたしまして。」
【パタパタと動く羽を見ながら手羽先を思い浮かべたのはまた別のお話。】

「神父さん、そんな落ち込まないでくださいよ、お供え物奮発しますから。」
【こっちも一応謝罪している】

「そうなんですよ、上司が・・もうこれは酷い世界で一番に入るくらいの自堕落者で。」
【単なる悪口になってきている】

「そうですね、ディスコ・・・検討してみます。」
【このシスターも結構ぶっ飛んでいる。】

「あ・・・・もうこんな時間ですね・・・・・」
【腕時計を見て時間を確認する】
「すみません、ちょっともう帰らなければ・・・・」

「兵士たち、送って行ってあげなさい。」
【兵士たちを少女の傍に付ける】
「また今度、教会に遊びに来てくださいね、後、兵士たちは自動的に消えますので。」

【何もなければ兵士たちを残して帰って行くだろう】
642 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 01:16:20.63 ID:MeOKNVSy0
>>640
「いーえ、めっちゃ弱いですから、路地裏の不良にも土下座と賄賂で生き残ってきたんですから」
【目の色を普通に戻して、彼女の言葉に否定を入れる、青年は遠距離支援系、奇襲ならともかく接近戦は弱い方だ】

「それと、矛盾してますよ、無謀な戦闘と言う言葉」
【またもや目に力が入って、説教に近い何かを呟き始める】
「腕を一本でも失えば戦闘力は激減する、正に無謀です、満身創痍で戦闘狂いの能力者にでも出会ったら考えるのも嫌ですね」
【遠い目をしつつ口を動かす、戦う前に戦わない方法を取る、そういうスタイルなのだ、この青年】

「あと家を出た理由は食い物絡みです」
【彼女の最後の言葉にすかさず突っ込む青年、そして気づくだろうか、青年が一瞬片眉を吊り上げそうになったのを】
643 :【天翼天使】背中の翼で飛行 白魔法を使用 E:指輪 天使の髪留め 百合の髪飾り [sage]:2011/07/23(土) 01:30:08.58 ID:T8Z/6tZ7o
>>641
無茶はしないで下さいよ?
何かがあっては取り返しがつかないのですから……

【なんていいつつ、自分ももっと頑張らなくてはと思う
ただ、頑張りすぎると大変なことになるのではあるが。
相手の気遣いをありがとうございます、と素直に受けた】

ええ、わかっておりますとも
【ニコニコ。もうニコニコするばかりだ。どちらが年上なのだか】

二億が飛ぶのですか……
ちょっとした凶器ですね
【二億円の札束が、物理的に飛んでいるところを妄想している。
そろそろ勘違いがばれたかも知れない】

それはすごいですね……
うん、ひょっとしたら、銃撃だけでなくコンビネーションでの攻撃の方が効果的かもしれませんね
【口に出さないながら、和やかな雰囲気になる兵たちをみて、
なんか、やっぱりそんなに悪い人たちじゃないのかもと思う。意外と単純なのである】

………あ。はい

【一瞬なにかゾクッとするものを感じた。なんとなく、食われるというような食われるというような。
気のせいですよね? ね? だってほら神父さんフォローしてるし優しい人ですよね?】

そ、そんなにひどいのですか…?
【その上司氏、ディスコを作るのみならず、何をやらかすのだろうか。むしろちょっと興味わいてきた】

ではディスコ、完成しましたら近所のひとたちつれて遊びに行きますね!

【不殺や診療所はまだしも、理想郷メンバーを連れてきたらすごいパーティーになっちまいそうな気がするのだが…。
この少女、やや感覚が麻痺しているらしい】

【と、腕時計を見るシスター、帰らねばならないようだ。素直に立ち上がる】

あ、失礼しました、貴重なお時間をすっかりと。
ええ、もちろん。今度お菓子でも持ってお邪魔致します。

【ご厚意に甘え兵士たちに荷物を半分持ってもらう】

とても楽しかったです。またお会いしましょうね!

【そして笑顔で一礼すると、歩き出した。
兵士たちにはけっきょく、理想郷近くまで送ってもらったという】

/絡み、ありがとう&乙でした!!
644 :【白黒立体】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 01:31:25.62 ID:EoqD5WFDo
>>643
/乙ありでした〜
645 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 01:34:04.21 ID:ma3oR+1IO
>>642

「そうねえ…ま、冷静なあんたからしたらそうかもね。」

【三本目の煙草である。話すときに吸うのは彼女の癖であり、】
【また最近は量も増えていた。どうにもストレスに感じることが多い。】

「でもね…私はそんなに器用じゃないの。敵の懐に突っ込んで剣を振るしかできないのよ。今までだってそうやって生きて来たし、これからも生きていくわ。」

「満身創痍で戦闘狂いの…?もしそうなってもやることは同じよ。簡単なこと。」

【全てを切り裂く剣を持つ右手で、女はそっと得物の柄を撫でた。】
【硬質な音が、月光照らす森林に微かに響く。】
【そして、彼女は続けた。青年とどうように、彼女も真剣だ。乱れぬ決意がそこにはある。】




「勝てば≠「いのよ。」


「是が非でも。どんなことがあってもね」


「死んだらそれまでのこと。スッパリ諦めるわ。でも…」


「そんな中で勝ったら得る物もでかいわよ。より「強く」なれるわ。」




【それで充分。】
【一見むちゃくちゃなこの言葉こそ、彼女の本心である。】

「………」

「…本当?…本当にそうかしら…」

【ずっと青年に視線を送っていたため、その変化を知るのは容易く、】
【「氷」のように「碧」い瞳で女は青年を見つめた。まるで相手のその突っ込みを阻害するように…】
646 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 01:45:27.28 ID:MeOKNVSy0
>>645
「…はぁ、じゃあ最後にこれだけは言わせてください」
【青年は呆れたような顔つきとため息として言葉を続ける】

「あなたは剣で戦ってるからこそ遠距離の攻撃を使う敵とは相性が悪い、その相性を見極めて認めるのも立派な戦略です、銃を使うなり逃げるなりした方がいいです」
「後もう知っていると思いますが感情に頭を支配されない事、体を熱く、頭は冷たくですね、片隅にでも置いてください」
【青年は青年らしいアドバイスを語りだす、相手にとっては迷惑かもしれないが】

【そして青年の過去について、氷のような目で見られている青年は…】

「……すいませんがもうその課題はやめてくれませんか、自我を失ってあなたに突っ込みそのまま上半身と下半身がお別れしたくないんで」
【青年の顔は苦虫を噛み潰したかのように眉をしかめて彼には珍しく、目の奥に怒りに近い感情が燃えていた】
647 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 01:52:01.46 ID:ma3oR+1IO
>>646

「……いったでしょ。余・計・な・お・世・話」

【しかし、相手のアドバイスは実に的確であり、的を得ている。的のど真ん中を得ている。】
【彼女も口では強がっているが、キチンと頭の中においていた。特に、感情云々のことについては、】
【別な人間に全く同じように指摘されたことがある。】

「あらそう。…私も見知った人間を斬るのはごめんだわ。そしたらここでやめときましょうかね。」

【月を仰ぎ、そして言う】
648 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 01:56:54.62 ID:MeOKNVSy0
>>647
「すいません、ですがこれで言いたいことは終わりました」
【息を大きく吸ってから吐く、やはり説教じみた会話は緊張する】

「ええ、自分の為でも…ちょっと失礼」(やば、緊張したせいか?)
【青年は何かを言おうとした瞬間それを止め、片手で腹を押さえる】
【彼はすぐに木の下のリュックへと駆け寄り中から錠剤の入った薬ビンと水筒を取り出した】
【そして幾つか粒を取り出して飲み込んだ】
649 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 02:01:56.02 ID:ma3oR+1IO
>>648

「ふん…私に指図するなんて10年早いのよ。」

【しかし頭の中では次からはできるだけ冷静でいよう。】
【そう感じている女であった。ひとえに青年のアドバイスが的確だから、無意識的に納得したのだ。】
【お礼の一つも言えないのは、彼女の悪癖だ。無駄に捻くれている】

「ありゃ……大丈夫…?薬…?」

【強気な表情は一転。心配そうに近づき、】
【錠剤のビンのラベルを見つめようとする】
650 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 02:07:03.86 ID:MeOKNVSy0
>>649
「そうですか、10年後生きていればまた言わせてもらいます」
【先ほどの青年はどこへ行ったかまた普通な目に戻り水筒を傾ける青年】

「いや、気にしないでください、どうやら自分はこの街に混じりにくいようなんで」
【そう言いつつすぐに薬ビンと水筒とリュックに戻す青年、ラベルには「胃薬」と書いてありどこにでもある市販品だ】
【その後右手から光の矢を生産、近くの小石に突き刺して胃へのダメージを送信した】
651 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 02:13:34.36 ID:ma3oR+1IO
>>650

「んー…胃の薬か…」

【「ごめんね。」】
【腹痛の自分が相手の過去を探ろうとしすぎたからかもしれない。】
【そう考えた女であったが、性格が邪魔して一言謝れないのであった。】

「ま、まあ!」

「何かあったら私に相談しなさい!!その……話くらいは聞いてやるわ。うん。「暇人」だからね。」

【せめてもの、気遣いの気持ちだ。】
【やはり不器用だった。】
652 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 02:20:04.93 ID:MeOKNVSy0
>>651
「ええ、まぁこの能力のおかげで胃に穴が空くことはありませんよ」
【立ち上がりまた腹を擦って微笑む青年、感情の切り替えが異常に早い】

「いいえ、お気遣いどうも、こんな一般人Aと話すよりライバルとか装備を提供してくれる能力者と接した方がよっぽど為になりますよ」
【ケラケラと笑いつつもさりげなく自虐も入れる、こういうのに慣れているのだろうか】

「さて、自分はもう少し素振りをしますがロータスさんはどうしますか?」
【地面に突き刺した剣をまた引き抜いて土を落とした】
653 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 02:26:38.68 ID:ma3oR+1IO
>>652

「あ、そう。…でも私もたまには一般人A≠ニ話したくなるのよ。」

「為にならないことをするのもまた一興でしょう?」

【そんなこと言いながら、剣の位置を整える。】
【青年の笑みに合わせて女も表情を崩した。】

「…ほんと熱心ね。…私はもう帰るわ。」

「…それじゃあね。無理は禁物よ。」

【そして踵を返す。】
【このまま何もなかったら、やがて女はそこから姿を消すだろう】
654 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/23(土) 02:33:03.43 ID:MeOKNVSy0
>>653
「まぁたまには余興も必要ですからね、でかいリュックを見かけたら適当に声でもかけてください、何かおごりますから」
【水晶剣を上に掲げ、水晶を見つつ返答、顔が普通すぎるので青年の所有物で判断してください】

「ええ…それじゃあまた会える日まで」
【彼は腕を振り彼女を見送る、そして彼女が見えなくなって数分経つと】

「……はぁ、過去を探る奴が増えてきてる、いや、今日のは自業自得だけどな…」
【これが青年の本音か、悲しい顔をして夜空を見上げていた】

/これで絡み乙でーす!
655 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 02:33:50.22 ID:ma3oR+1IO
>>654
/乙でした!
/楽しかったです!!
656 :【共轟弾撞】《Howling Hustler》@wiki [sage]:2011/07/23(土) 02:52:02.07 ID:RpDjVFbjo
【夜、住宅街、やや狭めの道】

【月明かりしんしんと輝きアスファルトを白く際立たせる夜、空気を震わせている足音の組み合わせが一組】
【その足音の主でる女性は右手に茶色い鞄を吊り下げ、眼鏡越しに道の先を見据えながら真っ直ぐにかつかつと歩みを進ませている】
【頭に付けられたスマイリーマークの黄色い髪飾りも月明かりを受けて光を帯び、それが一つの夜月にも見えた】
【歩くその表情は仏頂面、とはいえ表情をイチイチ変化させながら歩いている人物がいたらそれはそれでホラーではあるが】

【独り言を呟く事も無く歩いっているのではあるが―――次の秒、囲まれる、二人組の不良らしき青年たちに】

「ヒヒッ……久しぶりだな……今日は逃がさないぜぇ」
「あんなこと、そうそうあるわけないしな!」

【―――かませ犬臭をぷんぷんと放ちながら言葉を吐き出す青年たちは、とあるロールで一目散に逃げ出した二人組であった】
【一人の男はバタフライナイフをポケットから取り出し、ちゃっちゃっちゃとナイフアクションをかまして見せて女性を脅かしてみる】
【もう一人は両手を短パンのポケットに入れてガムをくちゃくちゃ、何かと擬音がうるさい二人組はかませ犬臭がぷんぷんであった】
【大事なことなので二回描写する】

【と、そんな訳で今日の夜道もいつも通り危険があってとても日常的なのであった】


/誰でもうぇんるかむー!雑談でも殺し合いでもっ
/あ、ですが、こちらは武器を持ってないのであしからずっ!
/とはいえ、武器を持ってないからと言って殺し合いは一切お断りしません!もうバッサリやっちゃってもよかーです!
657 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 05:01:07.50 ID:+XzL7ejI0
 雨上がりの曙天。
 この時間、斜張橋はいつも“独り”だ。
 橋の下を、艀を曳くする船が見下ろせる。

 見下ろす瞳は紅く――しかし、除くのは左目、右目には眼帯をかけ。
 雨に降られたのか、月明かりで染めた様な月毛色のポニーテールはきらきらと潤い。
 スカートの下からのぞく足には包帯が巻かれている。

「――、早く帰って……変えたいわ」

 じめじめとした包帯は、あまり心地よくはない。
 濡れた髪も乾かしたい。
 何よりも――睡りにつきたかった。

 “独り”の後ろには、“独り”のポケットの中身――普通のコロッケを狙う烏が五羽ほど付いてくるのだった。
 その光景は、まるで、鼠を連れた笛吹きの様である。
 尤も橋の下は川ではなく、海であるが。
658 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/23(土) 07:08:42.53 ID:dxIsdJ5V0
>>657
/さすがにもうおられませんよね......
659 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 07:16:28.48 ID:+XzL7ejI0
>>658
まだおりますけぇ ノ,,
660 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 07:25:27.51 ID:dxIsdJ5V0
>>657
/名前を間違えてた......

……久し振りだね

【からからと車いすを動かしながらやってくる男】
【笑顔でそう女性に話しかける】
【いつぞやか、白鳥にド突かれていたあの紳士である】

この前はろくに話も...イタタタタタタヤメテ白鳥くん

【さっそくド突かれてるが】
【それでも我慢しながら話しかけている】
【こちらも若干足の骨がおられたようなもので立ち上がらない】
661 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 07:28:41.97 ID:+XzL7ejI0
ほんにんは怪我してるということであってますか?
あと白鳥→烏でしょうか……
662 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 07:30:39.81 ID:dxIsdJ5V0
>>661
/はい怪我してます
/あとしたのは完全に間違えです。烏です
663 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 07:33:35.99 ID:+XzL7ejI0
>>660

 前髪を、手櫛で梳き。
 滴る雨粒を弾き。

「……」

 後ろの烏に気を配りながら、こつ、こつ、と、ソールを鳴らして歩く。
 すると、気が付く。
 いつか畔で出会った紳士に。

「……」

 姿を確認すると、すぐに。
 足音が止み、ソールはぴたりと地に貼りつく。

『この前はろくに話も――』

「……する、話も。ありませんから」

 そして、くるりと方向転換。
 いい印象を持っていない独りは、去りたかった。
 方向転換した先で、烏が一啼き、一飛び、黒い羽根がひらりと落ちる。
664 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 07:37:31.05 ID:dxIsdJ5V0
>>663

まぁ我ながらあれはやり過ぎたと思うよ

【はははと笑う】
【世の女性は絶対に許してはくれまい】

まぁちょっとくらい話をさせてくれよ

【去ろうとする女性に声をかける】
【車いすなので、走って逃げられでもしたら追いつけない】
【もっとも、怪我をしているようなので走って逃げはしないと踏んだのだが】
665 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 07:45:06.89 ID:+XzL7ejI0
>>664

「そう。ですね――」

 やりすぎたと思う。
 紳士の感想に、足を止めて淡々と言葉を紡ぎ。

 それから、身体を半分だけ向け、眼帯をかけていない方の目を紳士に向け。
 睥睨する。

「話――何。でしょうか」

 ちょっとくらい。
 紳士の請いに、訝しく訊ね返す。

 距離は、遠くはなく。
 しかし、近くでは決してなかった。

 こつ、こつ、こつ、とブールのソールを鳴らして、様子をうかがう。
666 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 07:49:40.47 ID:dxIsdJ5V0
>>655

話なんていくらでもあるだろう
そう、その脚はどうしたんだい??

【以前とは違ってそこまで当たり障りのない話題】
【多少は色々な事に懲りたらしい】

私はちょっと調子に乗って足を銃で撃たれてしまってね

【またはははと笑う】
【調子に乗った、というのは、被害者の一人でもあるこの女性に分かるだろうか】
【紳士からすれば話ができれば何でもいいのだが】
667 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 08:01:41.38 ID:+XzL7ejI0
>>666

「……脚。ですか……」

 とん、とん、としている方の脚をぴたりと止め。
 包帯に目をくれる。

「……怪我。しました」

 答える気がないのだろうか。
 それとも真面目なのだろうか。
 紳士に返したのは、見ればわかる回答だった。

 それから、紳士の方にも目を向ける。
 一戦でも交えたのだろうか。

「銃。ですか――不幸中の幸い。でしたね?」

 銃に狙われて、命を落とさなかったのは。
 運が相当良かったのか。
 或いは能力を遣って逃げおおせたのか。

 いずれにしても、生きていただけ、よかったじゃないか、という意味を交えて言葉を返す。
 勿論、完全な社交辞令で。

 それから、きっ、と睨みを利かせ。

「……」

 ただし、何も言わない。
 それでいて、目で訴えるのは“もう用件はないのか”という睨み方。
668 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 08:05:19.96 ID:dxIsdJ5V0
>>667

その言い方じゃ死んでほしかったらしいね??

【冗談でそういう】
【でも冗談になってないであろう。この紳士がやったことを考えて】

そう睨まないでくれよ。たまにはただボーっとしているのもいい物だよ??

【何処か曖昧に返答する】
【ちなみに、睨まれても何とも思っていない】
【なんという無駄なメンタルだろう】
669 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 08:15:29.25 ID:+XzL7ejI0
>>668

「そうは言ってもいない、ですし――思っても。ないです」

 不機嫌に顔をそむけると、濡れたポニーテールが揺れる。
 仮に冗談だったとしても、そのように言われる謂れは決してなかった。
 どうすればそのようにとられるのであろうか。

 烏だけが呑気に、ご飯を狙い。
 独りはただ、苛々としていた。

「……ぼーっとできないのは」

 ――誰の所為か。と。
 ここまでの酷い仕打ちは、あまりにも辛い。

 独りは一方的な被害者であったはずなのに。
 紳士の言葉にいちいち、苛立った。

 わざわざ厭味を言いに、橋の上で待っていたというのであろうか。
 とさえ感じていた。
670 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 08:20:25.81 ID:dxIsdJ5V0
>>669

疑問形だったじゃないか、違うならいいのだけどね

【何度も殺されかけてばかりいるために】
【自然とそのように考えたのかもしれない】
【いずれにせよ、もう一度謝罪したいと思った紳士は】

この前は結局目くらましだったのだろう??
全力をぶち当ててくれたまえ。謝罪にすらならないだろうけど

【両手を大きく広げる】
【結局、謝罪にはならない自己満足だろう】
【それでも、形だけでもきちんと謝っておきたかった】
671 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 08:33:56.69 ID:+XzL7ejI0
>>670

「……」

 話が通用しないのだろうか、それとも齟齬でも生じているのか。
 そんな誤解をされていたのでは、報われない。

 ――頭が痛くなってきた。
 寝不足か、ストレスかは定かではないが。

「……全力でぶち当てたとして、ただの憂さ晴らしにしかならない、じゃないですか」

「それとも……変わった趣味を持って。るんですか?」

 能力は、何もしていない人間にとっては時として凶器になる。
 紳士にとっては謝罪のつもりでも、刃を向ける気は独りには微塵もなかった。
 それよりも。

「――それよりも、私が怒っていると」

 怒っていると思うのか。
 思うのなら、どうして怒っていると思うのか。
 独りは紳士に問うのだった。
672 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 08:39:23.10 ID:dxIsdJ5V0
>>671

憂さ晴らしでもいいと思うのだけど
あとそんな趣味はない

【なんとなく残念そうに両手を閉じる】
【そりゃあ内心死にたいというわけではないのだが】

私は何でも分かる.....って説明じゃ納得しないだろうね
私はね、沢山の女性を見てきた。
よーく見ていたら、些細な変化でも感情ってものは分かるものさ

【彼はたくさんの人に合った】
【そして、ほぼ毎回殺されかけた。主に自分の所為で】
【彼女とも前その様な事があったのだ】
【怒っていると思うのは当然ともいえる】
673 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 08:46:20.83 ID:+XzL7ejI0
>>672

「……」

 呆れて、言葉が止まる。
 ――というのを通り越し、何かを企んでいるのではないか。と、疑心暗鬼になり。
 なお一層、“うさばらし”はしないようにせねば、と考え込む。

 仮に全力で能力を使ったとして。
 無防備でいたら命を落とすことくらい、想像が付くと思うのであるが。
 尤も、本当に能力を行使しても、出力自体は抑えただろう。

「そう。ですか――」

「ならば、聞き、ますが。私はどうして怒っているのかあなたには分かりますよね?」

 睥睨をくれながら、独りは紳士に問うのだった。
 こつ、こつ、と、ソールを地面で鳴らしながら。
674 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 08:53:11.61 ID:dxIsdJ5V0
>>673

せっかくの朝の時間を私に邪魔されたせいじゃないのかい??
前回の件もあるんだろうけど

【暗に去れと言いたいのだろう】
【でも、今はまだ去らない】

まぁ、今度会った時はもうちょっと評価を改めてもらう様な事が出来たらいいね

それでは。

【そんな風に短く言葉を放ち】
【踵を返す】
【呼びとめられねば去るだろう】
675 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 09:02:53.12 ID:+XzL7ejI0
>>674

「――」

 溜息を一つこぼす。
 それ以上は、言葉を必要としなかった。

 ただ、それだけに、困惑する。
 この人は何を考えているのだろうか、分からない。と。

「評価を改められるかは。あなた次第。だと私は思い、ますね」

 濡れた前髪を掻きながら、ぽつりと。
 そして去る紳士を呼びとめることもなく。

 それから、独りも道を変えて岐路に付くことにする。
 道中、烏に追いかけられながら。


おつでした
ちょっといいですか
自分の今のロール、やりづらかったでしょうか
676 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 09:03:53.90 ID:dxIsdJ5V0
>>675
/乙でしたー
/いえそんな事無いですよ、こちらの方が変では無かったでしょうか
677 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 09:08:43.37 ID:+XzL7ejI0
>>676
そうですね
こちらでやりづらくなかったのなら、ちょっと話が噛みあってないところがあってやりづらかったです
というのが正直なところでした
678 :【窺知欺く幽幻の陽炎】 [sage]:2011/07/23(土) 09:28:33.12 ID:dxIsdJ5V0
>>677
/分かりました。ご指摘ありがとうございました
679 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 10:00:59.83 ID:PqMQvHaU0
【ここは町から少し離れた田舎っぽいところ】

「…………」

【そこの土手でおにぎりを黙々と頬張る少女がいた】
【その少女の小さな体からは途轍もないほどの漆黒の魔力が溢れ出ていた】
【それは神にも引けを取らない膨大な量で、見える人には肌がピリピリするほどの圧力を感じさせるだろう】
【見えない人にはただ『可愛い少女が土手で独りでおにぎりを食べている』ようにしか見えないだろうが】

「……………」

【ちなみに塩おにぎりである。具はない】

/なんでも対応です
/使い回しとか気にしたら負けです
680 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 12:03:02.44 ID:ryet04xIO
【公園】
【暑さからかあまり人がいないそこに一人の人物がいた。】

「…神殺に不殺に…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背負った身の程もある大きな片刃の大剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「…企業……」

「…いくつあるのよ……一体…」

【手近な木に寄りかかり、女は煙草を咥えた。】
【よくよくみれば、大剣から霧のように白い水蒸気が、】
【もくもくと絶え間なく吹き出しており、これが周辺気温を下げているのがわかる。】
681 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 12:06:24.37 ID:PqMQvHaU0
>>680
/いいですか?
682 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 12:11:40.55 ID:ryet04xIO
>>681
/もちろんです!
/絡み街被って申し訳ない…
683 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 12:21:28.99 ID:PqMQvHaU0
>>679は取り消しです

>>682
/いえいえ!では

>>680
「ああ〜……あぢぃ……」

【その公園に植えられている樹木の陰で涼もうとしているがあんまり涼しくなくて、しかし再び移動するのも億劫なのでだれている】
【そんな少女がいた。その少女は赤くて腰辺りまである髪と、同じくらい赤い瞳の赤い少女だった】
【そして左腕と右足があるはずの場所には何もない、所謂『身体欠損少女』だった。萌え。そのため車椅子生活である】
【さらに悪いことにこの暑さで車椅子の金属部分は熱されて熱くなっており、さらに少女を苦しめているのであった】

「うえぇ………」

【車椅子にもたれかかり、少女とは思えない恰好で佇んでいた】

684 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 12:32:25.80 ID:ryet04xIO
>>683

「………」

「…はい?」

【「えっ」と女は思わず訝しげな視線を送っていた。】
【普通なら、女はあまり他人のことに興味はない。特に何をするわけでもなく、】
【そもそも関心がないため、こちらからは話しかけないのだが、】

「……」

【今回は、少々話が違った。そんな女でさえ、】
【思わず見つめてしまうほどの人間がそこにいる。】

「ったく…音無≠ニいい…どうも私は車椅子に縁があるみたいね…」

【低い音を響かせ、彼女はゆっくりと剣を抜いた。】
【呟きながら、緩慢な動作で一振り。鈍い音が響いた後、】
【直後、剣から少女目掛けて放たれるのは波状の冷気の塊。】

「ちょっと。熱中症の対策もしないで出歩くのは感心しないわよ。」

【普通なら、それは鋭い三日月型の剣圧。所謂「斬撃」になるのだが、】
【剣をゆっくりと振り、かつ太刀筋をワザとズラすことにより、】
【女はその切れ味を皆無にしていた。少女が動かなかったら、やがて一時的にガクッと気温が下がるはずだ。】

【そして彼女は剣から冷気を発せながら近づいていく。】
685 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 12:45:14.20 ID:PqMQvHaU0
>>684
「………は?」

【よく見れば遠くに見える女性はこちらを見ていた】
【あれ?ナンデ見られてんの?みたいな表情をする赤い人。なんでだろうか】

「………………ま、いいか」

【そんなことより暑さの方が今は問題なのでまた車椅子の上、手で自分を扇ぐことにした】
【…扇いでも生暖かい空気が自分の顔を撫でるだけで何も涼しくはならなかったのだが】
【それでも気分的には少し涼しくなった…なんてことも勿論なく、手を動かしている分尚更暑い】

【そんな時に彼女にぶつかる冷気の塊と先の女性のセリフ】

―――ちょっと。熱中症の対策もしないで出歩くのは感心しないわよ

【少女は反応する】

「さぶっ!」

【と。今度は車椅子の中で丸まった】
【熱い状態から急に冷気が当たれば誰だってこうなる】
【そして顔だけ出し、近づいてくる女性を見て、言う】

「対策って…日焼けクリームは塗りましたよ…」

【最初は日傘でも持とうかと思ったのだが、片手しかなく、車椅子なので持つことが出来ない】
【次にご主人様の黒いローブで紫外線を防ごうかと思ったのだが、あれを着たら暑すぎて死ねたので却下】
【改めて、夏でもあのローブを着ていたであろうご主人様を尊敬した】
【で、結局は日焼けクリームを塗って、水の入ったペットボトルを持って出てきたのであるが】
【水は既に飲んで、なくなってしまっていた】

「なんか用ですかぁ〜……」

【暑かったり寒かったりで今は汗が冷えて風邪をひきそうである】
686 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 12:50:39.80 ID:ryet04xIO
>>685

【波状の冷気は少女と車椅子を突き抜け、後方に霧散して消滅した。】
【女は2、3大剣を回してから背中へ。抜き身…つまり鞘無しで帯刀している。】

「それは対策って言わないでしょ…」

【呆れたように言葉を紡ぐ。ちなみに女はあまり一般的な「女性らしさ」がないため、】
【そもそもクリームすら塗っていなかった。】

「別に……暑そうだったから冷やしてあげただけよ。」

【もくもくと水蒸気を発する剣の柄を撫でながら、女は言う】
687 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 12:57:33.16 ID:P29BTVYho

【賑やかな神社】
【山奥にも関わらず、結構な人が参拝していた】
【巫女服に狐耳尻尾な少女はそこら中を駆け回り、色々世話を焼いている】

【しばらくし、人が去ると】

……今日までかのう

【遠くを見、そう呟く】

【明日になれば、この世界から一柱の神が消える】
【それは、きっと、自分だ】
【青年が言っていた。世界を最後まで楽しめば良いと】
【……さあ、最後の日】

楽しもうかの!

【少し暗かった表情を一転、元気の良い表情へと変えた】
688 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 13:01:04.43 ID:PqMQvHaU0
>>686
「ふふん…日焼けクリームは紫外線を遮断してくれるのだよ」
「つまり皮膚癌になる確率がさがる…あ、熱中症の対策か」

【途中で気付いたようでよかった。皮膚癌への対策をしているかどうかなんて誰も聞いていない】

「熱中症の対策としては水を持ってきましたよ!………もうなくなりましたけど……」

【言いながらポケットからペットボトルを取り出し天高く掲げて、その中に何も入ってないことを確認し】
【恥ずかしそうに顔を背けながら再びポケットに仕舞い込んだ】

「今急激に冷えたのはあなたの能力か!冷気を操る能力…」

【能力なのは正解だが、そんな能力ではないし、正確にはこの冷気は女性が持っている『剣』の能力である】
【まあ、そんなことをコイツに見破れというのもおかしな話だが】

「実はダイヤは炎を操る程度の能力者なんですよ」

【少女の右腕から黒い炎がボワッと出現する】
【この糞暑いなか、なにしてんだこら。もしかしたらこの炎の熱気が女性にも届いてしまうかもしれない】

「どうです?」

【少女は術者なので暑くもなんともないようだった】
689 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 13:06:25.39 ID:ryet04xIO
>>688

「まあこの暑さならね……」

【空のペットボトルを見てため息。本当にうだるような暑さであり、】
【500mlくらいの容量なら直ぐになくなるだろう。彼女もまたそうだった。】

「能力……ま、まあそうなもんね。」

【正確には女は無能力者であり、そもそも剣の能力であるのだが、】
【あまり細かいことは言っても面倒くさいだけなので突っ込まないことにする。】

「ふうん…炎属性か…」

「って暑い暑い!!やめてちょうだい!」

【自分の氷属性の出力をあげ、思わず女は声を荒げる。】
【サウナの様な強い熱気が襲ってきた。】
690 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 13:16:36.41 ID:PqMQvHaU0
>>689
「ええ…ドーナツ食べたら喉渇いちゃって…って…って?」

【バカだった】
【いやちゃんと暑さによる渇きでも飲んだんですよ?】
【水分補給大事】

「そんなもんなんですか」

【まあ、剣が能力を持っていると気付くわけもないので普通に続ける】

「フヒヒwwwwサーセンwwwwwwww」

【相手の暑がる様子を見てこのような態度を取った。最悪なやつである】
【だが、ちゃんと炎を消しているあたり、本気でからかっているわけではない】

「あ、唐突ですけど『学園』って知ってますかい?」

【本当に唐突だが、そんなことを聞いた】
691 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 13:16:47.86 ID:JMTvtzjw0
>>687

「とお〜りゃんせ、とおりゃんせ。こ〜こは何処の細道じゃ〜」

【人気もないだろうその山奥に響く少女らしき人物の歌声。
 その歌声は小さな神様に近付いてきて、それは参道を歩いていることを意味する】

「天神さーまの細道じゃ、ちっと通してくだしゃんせ」

【とある童話を謳いながら、まもなく到着する
 その身なりは声の通りの少女の者であるが、この地には珍しい恰好をしている。
 他国なのか珍しい瞳をしており、若干神社より浮いている。
 何より片腕という欠損が少女を目立たせた】



692 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 13:21:21.25 ID:ryet04xIO
>>690

「ったく…斬り[ピーーー]わよ…」

【威嚇する様に大剣を鳴らしてやれやれ、と肩をすくめる。】
【うっすらと汗をかいていた。近距離で炎を焚かれた結果だ。】

「学園…?」

「…知ってるけど…それがどうかした…?」

【話が変わり、彼女は小首をかしげる。】
【立っているのが疲れたので、少女の近くのベンチに腰を下ろした。大剣は傍に立てかける】
693 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 13:25:33.85 ID:PqMQvHaU0
>>692
「ちょ!冗談じゃないですよ!斬り殺すとかやめてください!」

【そんなこと言われたら思いだしてしまうんだもの】
【あの剣士を。死を。狂人だった自分を】

「知ってますか。いや、今その『学園』について嗅ぎまわってましてね」
「……あんまり大きい声では言えないんですけど…絶対『裏』があると思うんですよ…『学園』って…」

【途中からは声を潜めて言った】
【いつどこで聞かれているか分かったものではない】
694 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 13:28:58.98 ID:P29BTVYho
>>691

お主、此処は天神様ではなく稲荷神の神社じゃぞ?

【苦笑しながら少女に話しかける】

いらっしゃいじゃ、お参りかの?

【そう言いながら、貰った稲荷寿司を取り出し】

それともわらわの話し相手になってくれるかの?
なってくれるなら分けてやってもよいぞ

【お茶をふたり分入れる当たり、強引なようだ】
【微笑みながら、社の前のビニールシートに腰をおろす】
695 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-狂いはナイフに還元する :2011/07/23(土) 13:29:22.04 ID:XJzmjCT6o

「………ふむ、関節はこぉして…ふむ」

【窓から差し込む黄金色の陽光が少女の柔らかい栗毛を照らしていた】
【無数の本が壁に棚に並び、埃っぽい空気に不自然な冷たさが漂う図書館】

【藍色の燕尾服を着た小柄な彼女は古びた木製の机に座り積まれた本と共にいた】
696 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 13:34:17.89 ID:ryet04xIO
>>693

「………裏=c?」

【そういえば】

「……」

【同じ様なことを言っている人間を過去に見た。】
【直接的にその存在を仄めかしてはいないが、それに準ずる様なことを言っていたのだ。】

「………」

「…どうしてそう思うの。」

【あたりを見回すと、幸いなことに自分達だけだ。】
【女も雰囲気を一転。思考を燻らせながら、さらに質問した。】
697 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 13:39:33.32 ID:PqMQvHaU0
>>696
「そうです……」

【無駄に重々しく言う】

「どうして?………ふふ…少し説明しづらいですけど…」

【少女はご主人様がとある老剣士に殺されて、自分はその死体を持ち歩いていたこと】
【その死体を学園の教師に見る影もないほどぐちゃぐちゃにされたこと】
【そしてその教師が自分に自殺を促してきたことを重要な点を掻い摘んで説明した】

「…ええと………確かユリック・オーエンとかいう偽名の男です……」

【最後にその教師失格な人物の名前を告げた】
【ちなみにこの女性は老剣士にもその教師にも出会っているのだが…】
698 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 13:42:37.27 ID:JMTvtzjw0
>>694

「有名な歌なんだけどね、知らない?」

【等と狐耳の少女に目を落とす。
 獣耳は見慣れている様子で特に同様した様子はない】

「お参りというか神頼みだね、大事な勝負に連敗していると頼りたくもなるさ。
 まぁ…せっかく入れてくれたんだから話し相手になるよ。
 いや、ここは俗世にまみれた人間としては…
 うさんくさく君の話し相手になりたい とでも言うのかね」

【はたから見ると何を言っているかは分からない言動である
 突っ込んではいけない、ロクな答えじゃないのだから】
699 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 13:48:38.23 ID:P29BTVYho
>>698

「御用のないもの 通しゃせぬ」と返したほうが良かったかの?

【中の人はその続きを知らなかったのでググりました】

お主、中々ひねくれておるのう

【苦笑】
【まぁ食え、と稲荷寿司を勧めた】

大事な勝負、のう
不調なのか?

【もぐ、と自分も一口に稲荷寿司を頬張りつつ尋ねる】
700 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 13:49:39.85 ID:ryet04xIO
>>697

「な、なんですって!?」

「…不動……ユリック・オーエン!?」

【その話を聞いてから、女は素っ頓狂な声を上げる。】
【少女の話で出てきた二人は、女も出会ったことがある。とちらとも戦ったことがあった。】

「あいつ……学園の教師だったの…」

【老剣士は一先ず置いておき、彼女の注意は今教師の方に向いていた。】
【さらに気になっているのは、過去に会ったときに彼が言っていた「研究」という言葉。】
【内容やどんなことかは女も知らないが、しかしその概要が穏やかではないことは既知である。】
【学園≠ノ務めていて、そのような余り人に言えない研究≠しているということは…】

「…なるほど……何かにおうわね…」

【女は静かに呟いた】
701 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 13:58:26.98 ID:PqMQvHaU0
>>700
「どっちも知ってるんですか…ダイヤにとっては二人とも仇ですけど…」

【老剣士の方は共に了承があったうえでの殺し合いであり、赤い少女という荷物を覗けば対等な勝負だったのだ】
【だが、教師の方は無抵抗な死体への不必要な暴力】
【今は彼女敵に老剣士よりも教師の方が憎いくらいだ】
【それくらい非道な男であった】

「実はソイツに勧誘されて学園の生徒になっていたんですよ…あの時はあんな人とは思わなくて…」
「ご主人様は入りたくないって言ってたのに…ダイヤが強引に……」

【ガクッと頭を下に向ける少女】
【結局、思い返してみると何もかも自分のせいではないか】
【そんな自責の何から体から力が抜けていく】

「臭いしかしませんよ…昨日会った生徒会の人も何か知ってる感じでしたし」

【知っていて隠している感じがしたのだ】
702 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 14:03:40.87 ID:JMTvtzjw0
>>697

「では頂きます」

【いなりずしを食べ始め、お茶を続けて飲む。
 そして一息ついた所で喋り始める】

「ユナ・ナンシィ・オーエンか誰かのか、ユリック・ノーマン・オーエンが誰なのか。とても検討がつかない。
 誰なのか分からずじまいに、そして誰もいなくなったさ。タイムアップの敗北者には死だね、首つりはしたくないが。
 アガサクリスティはお好き?」
 
703 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 14:05:54.62 ID:ryet04xIO
>>701

「なるほど…「裏」か…」

【それまで朧げだった何かが、形を持って彼女の目の前に現れた気がした。】
【バラバラであったジグソーパズルが、それぞれ組み合わさり、一つの絵になった瞬間である。】

「学園≠フ場所は分かる?」

「それから…あんた生徒なんでしょ?嗅ぎ回ってて大丈夫なの?」

【しかし、その「絵」は余りいい物ではない。】
【少なくとも、女にとっては感動も覚えないし、綺麗とも思えないし、】
【「大きな何かの力」が関わっているとしか感じられなかった。】
704 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:08:14.35 ID:P29BTVYho
>>702

ゆ、ゆな……?

【頭に?マークがいっぱい】
【横文字だらけで頭がこんがらがっている】

……わからぬ

【ズーン】
【orzな、若干打ちのめされたよーな妙なダメージが少女を襲った】
705 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 14:14:23.61 ID:PqMQvHaU0
>>703
「絶対何かあります…!」

【これだけ嗅ぎまわっているのに特に有用な情報に出会わないのもおかしな話だ】
【必死に裏の人間≠ェ隠しているのだ。きっと】

「そりゃわかりますよ。一応生徒ですし」
「ふへへ…大丈夫ですよ…殺したり口封じしたいならとっくの前に出来る筈ですからね」
「それに襲われても、最悪校舎燃やしてでも逃げますから!」

【グッとサムズアップ】
【ついでにウインクもしておいた】
706 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 14:17:00.72 ID:ryet04xIO
>>705

「…元気そうね…あんた…」

【親指とウィンクを見て苦笑を漏らした。】
【自分と違い、相手は能力者である。その気になればいくらでも逃げられるかもしれない。】

「場所教えてくれない?」

【メモ帳を取り出し、さらに質問】
707 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 14:19:14.62 ID:JMTvtzjw0
>>704

「そうだね。妖怪で言うとぬらりひょんかな。
 ソイツを見つけ出せって問題、見つからない場合は妖怪に食い殺されておしまい。
 ごめんね、少し言葉が間違ってたよ」

【と落ち込む神様に優しげに話しかける】

「最低最悪を演じていてもなかなか釣れなくてね。
 困り果ててたところなんだよ」
708 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 14:21:11.60 ID:PqMQvHaU0
>>706
「意外とこれでも落ち込んでるんですけどね!」

【それを表面に出さないのは彼女がバカだからだろうか】

「ええ、いいですけど。何かしに行くんで?」

【そのあと大まかな道筋を教えた】
【これでちゃんと学園にたどり着けるだろう。多分】

「なにかしでかすつもりならダイヤにも教えてくださいよ?」

【囮とかに使えるかもしれない】
709 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 14:22:55.79 ID:BHMeTR1V0
【昼間の公園】
【人は、大通りや繁華街に流れ】
【人気の無いその公園の、ベンチの脇に】
【一つの看板が立てかけてあった】

『だいたい何でも売ります』

【看板が立ててあるベンチには、一人の青年が寝転がって】
【大きないびきをかきながら、爆睡していた】

/何でも募集!
710 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:26:09.67 ID:P29BTVYho
>>707


? ? ?

ま、まあよくわからぬが……要するにその妖怪を見つければよいのじゃな?

【あまり理解できていないが、話から察するに見つければ問題ないのだろう】

何を釣りたいのじゃ?
わざわざ悪人に化けるとはの、尋常じゃないのじゃろう?

【なかなか不思議な物言いをするのう、と考えつつ】
711 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 14:30:44.96 ID:ryet04xIO
>>708

「ふんふん…結構近いわね…」

【サラサラと万年筆を動かし、メモを取る女。】
【世俗に疎いため、大きな教育機関である学園の場所も知らなかった。】

「別に…ちょっと気になったから調べてみるだけよ。」

「その裏≠チていうのが何なのかね。」

【そして彼女は踵を返した。大剣に一瞬だけ触れたのは、】
【そこに違うことのない自身の得物があることを確認したからだ。これがないと女はまともに戦えない。】

「あ、そうだ。」

「これ、私とくわ。私の携帯電話の番号。」

「自分の身が危なくなったらかけなさい。」

【なぜここまでするのか自分でも不思議だった。】
【目の前の少女など、どうなっても知ったことじゃないではないか。】
【少なくとも昔の彼女ならこう思っていたはずだ。それなのに、】
【メモ帳に番号を書いて渡す女には、その雰囲気はない。】
712 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 14:31:26.62 ID:JMTvtzjw0
>>710

「まぁ大体そんな物だね。
 釣りたいのはその人物、切っても切れない縁だからね。
 自分から縁を切っていればいずれ見つかると思うのさ。
 まぁ、この場合の最低最悪は悪人という意味じゃないけれど」

等と茶をすする。

「例えば今のようにだ。こうすると、寄ってくる人間は限られる。
 ようするに、絡みたくないと思わせるのだ。何処にでもそんな奴はいるだろう」
713 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 14:32:30.02 ID:jUs5sAIu0
>>709
おや、めずらしいな
これがYOROZUYAか・・・

【黒いトレンチコートに身を包んだ青年が通りかかる】
【どうやら看板に目をつけたらしい】

へい、大将!!って結構すぐ寝てるんだね
仕方ないね(許容の心)

【ゆっくりと起こさないように相手に近寄っていく】

おにいちゃん♪朝だよー(裏声)

【そのまま妹の振りをして相手の耳元でささやく】
714 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 14:32:31.38 ID:PqMQvHaU0
/すみません…落ちねばならなくなりました。凍結お願いしす
715 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:34:47.77 ID:P29BTVYho
>>712

会いたいから会わない、ということかのう?

【うーん、と更に考える】
【やっぱり難しい】

いるとは思うが……
やはりよくわからぬ

【苦笑】
【頭がこんがらがってしまう】
716 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 14:35:00.78 ID:ryet04xIO
>>714
/了解しましたー!
/自分もあとで落ちて16時付近に戻ってきますが…
717 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 14:36:42.83 ID:BHMeTR1V0
>>713
「……んぁ?」

【妹声だから、という訳ではなく】
【耳元で声がしたから起きたようだ】

【上半身だけをゆっくりと起こすと】
【大きく伸びをし、きょろきょろと辺りを見回す】

「………あぁ、あぁ、はい、いらっしゃーせ……」

【眠そうに目をこすりながら、物凄く面倒くさそうでなおかつテンションの低い声で】
【近くに居た相手にそう言った】
718 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 14:39:17.65 ID:JMTvtzjw0
>>715

「私のことなんてどうでもいいさ、私の問題だし」

【等と再び稲荷寿司に手をつけて、お茶で飲み込む】

「やや無作法なのは気にしないでくれると嬉しい。
 でも、私としては君の話も聞きたいな」
719 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 14:45:33.91 ID:jUs5sAIu0
>>717
チッ!!

【露骨に詰まらなさそうな顔をしながら舌打ちする】
【自分の思い通りに事が運ばないと気分が悪くなる性質らしい】

・・・それが客に対する態度なんですか?
といいたくもなるがまあいいさ

【既に口に出してしまっているが】

ええ、客として来たんですよ〜
どんな商品があるのか教えてくれませんかね?(バキッ!)

【割とフラストレーションがたまっているがまずは我慢】
【相手の座っているベンチを蹴り付けながら質問する】
720 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 14:52:19.71 ID:BHMeTR1V0
>>719
「ん?」

【相手が舌打ちしたのを見て、不思議そうな表情を浮かべる】
【何故だか分かっていないからだ、まあ当然といえば当然である】

「うるっせえな……人の売り方に文句つけんなよ……」

【寝起きだからか、ちょっとイラついたような感じでそういった】
【いつもならもう少しちゃんとした対応をするはずだが】

「あぁ、そう、じゃあさっさと注文を……!?」

【バキッ……鈍い音をたて、相手がベンチを蹴った】
【ただの蹴りである、なのに、何故かそこは少し抉れている】
【木製とはいえ、こんなに軟いのだろうか】

「か、書いてあるだろ、だいたい何でもあるよ」

【ぽんぽんと脇の看板を叩きながら、冷や汗を抑えて言った】
721 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:58:30.86 ID:P29BTVYho
>>718

そうか、自分の問題を自分で解くのは良いことじゃ

【うむうむ、と頷きながらまた一口】

……では聞いてくれるかの

【神妙な顔つきで頷く】

単刀直入に言うとのう、わらわは神じゃ
稲荷神の一柱でのう
信仰が戻り、神格が強くなった神はこの世から去らねばならぬのじゃ

【一息にそこまでいうと、お茶を啜る】
【はぁ、と溜息をはくと】

この世におれるのが多分今日まで
わらわはどうすべきなのかのう……

【空を見上げ、遠い目をした】
722 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 15:04:47.25 ID:jUs5sAIu0
>>720
そうですか、どうもありがとう

【若干張り付いたような笑みを浮かべながら礼を言う】

それで本題なんだが、
最近俺は料理に目覚め始めているんだ
いや、1人暮らしだからそれぐらい出来ないとおかしいか
そもそも男は料理が・・・(キングクリムゾン)

【どうでもいい自分語りに少々時間を費やす】

そんなこんなで結局のところ、
いい包丁とまな板、それに鍋を探しているんだよサム
何かいいものを紹介してくれないかい?

【深夜の通販番組でよくいる外人のようなしゃべり方をする】
【一応青年は金髪なので雰囲気は少々出ている】
723 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 15:08:59.82 ID:BHMeTR1V0
>>722
「……あぁ、まぁ、料理はやれば結構楽しい物かもしれないな」

【とかなんとか相づちを打ちながら】
【相手の話を聞き続ける事、数分】

【話が終わった時、青年はまた眠りかけていた】

「…………ぁ?」

【ハッ!と顔を上げると、口元から垂れていたよだれを拭く】

「あぁ、包丁とまな板と鍋だな……」

【と呟くと、パンパンと二回手を叩く】

「ほら」

【次の瞬間、どこから出てきたのか、青年が座っているベンチに】
【包丁が二本、包丁と鍋が一つずつ、何食わぬ顔で現れた】
724 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 15:09:36.93 ID:BHMeTR1V0
>>723
/包丁三本目出してどうするねん……まな板に修正お願いします。
725 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 15:12:54.06 ID:JMTvtzjw0
>>721

「うん、先程の通り私は意地が悪い性格でね、マトモには答えられない。
 私と君では価値観がまるで違うからだ。私の価値はそこらへんの石ころと同類で、君の価値も石ころと同類だと思っている」

【目の前の小さな神様をまえに、つらつらと言葉を並べて行く。
 その言葉は何かを含んだまやかしの言葉なのかもしれない、本心なんて見抜けないのだ】

「それでも、その答えは簡単だ。
 君はココで何をしたかったんだい?」

【少女は神様にむけて、初めての問いを投げかけた
 それが解けることが無い何題だとしても】

726 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 15:16:21.01 ID:jUs5sAIu0
>>723
ワオ!!
本当に出てきやがった!!
ファッキンジャップ!!

【いきなり現れた料理道具に驚く】
【そして何故か途中からテンションがハイになっている】
【本当にうさんくさい外人のようなしゃべり方をする】

ヘイサム!!
それでこのお料理セットはいくらなんだい?

【その高いテンションのまま質問する】
727 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 15:16:36.05 ID:3J0LOitdo
【昼下がり、公園、広場、ベンチにて】

【パキュッ ペットボトルのキャップを捻る爽快な音が響き、そのペットボトルの口を自分の口に付けて中身の天然水を飲む女性が一人】
【太陽がサンサンと照りつける真夏の昼間に置いて長袖のTシャツやパーカーを羽織るその姿は暑さを見ている側にも助長させる】
【ベンチに座り左足を右足に乗っけて足を組みながらゴクゴクと喉を鳴らし、半分ほどまで飲み込んでしまってから口を離す】
【視線の行く先は近くで倒れている7人ほどの男性たちの姿であった。どうやら随分と疲弊しきってしまっているらしいのである】
【女性はふぅと溜め息を一つ吐いて残念そうな、失望した感じの感情をうっかり零しつつペットボトルを持った左手をやや上に持ち上げ】
【太陽の光が空気に吸い込まれてしまって青と化してしまった空をペットボトルの水越しに見つめ、一瞬だけ思考に囚われてしまう】

「……"ココ"には強者が多いと聞いてたんだが、案外そうでもなかったな」
「せめて、祝福されし者にでも遭えれば良いのだがなぁ」

【目の焦点をただ一点だけに合わせてぼーっと脳味噌の機能を半分くらい停止させながら呟いた言葉はそんな愚痴が混ざった様な群れであった】
【つまり、ここに倒れている男性7人はこの女性が力試しだなんだと勝負を持ちかけてあっさりと倒れてしまった7人なのであるらしいのだ】
【確かにこの女性は女性にしては華奢な体格と言う訳でもなく、かといってムキムキと形容できる容姿でもないが非弱そうには見えない体躯だった】
【それに女性にしては妙に高い長身も功を成しているのだろう。女性は退屈そうにペットボトルに飛び込んで踊り狂う太陽の光を眺めていた】


/なんでもうぇるかむー!殺し合いから雑談までなんでもござれいっ
728 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 15:21:52.93 ID:BHMeTR1V0
>>727
(うるせぇな……)

【相手のテンションに対し、こちらは寝起き】
【ついていけるはずも無く、頭の中で悪態をついた】

「んぁ?あぁ、そうだな」

【しばらく考え込む】
【そして顔を上げると】

「ざっと、四十万って所だな」

【TAKEEEEEEEEE!!!!】
【ぼったくり、かと思われるが、実はこの料理セットには様々な便利機能がついている】
【戦闘にはまったく使えないんだけど、現代技術よりはかなり進んだテクノロジーやら何やらを使った便利機能である】
【何でそんなの持ってるかって?それはあなた、厨二補正って奴ですよ】
729 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 15:27:44.84 ID:BHMeTR1V0
>>728
/今気づいた安価ミス!>>726宛ですすいません!
730 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 15:30:01.79 ID:ryet04xIO
すいません!
17時付近にやります。
731 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 15:30:21.68 ID:P29BTVYho
>>725

面白い考え方じゃのう

【やはり、感心の色を見せながら】

……何がしたいか、か

わらわは分からぬ、神とは人のために居る存在じゃ
"向こう"……神界に行かねばならぬのも事実、此処に居たいのも事実じゃ

じゃからこそ、わらわは分からぬのじゃ

【ぽつぽつ、と語る】
【本当に、どうしたいのか分からないのだろう】
732 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 15:31:14.09 ID:jUs5sAIu0
>>728
OH!お値打ち価格!!

【そういって少し考える】

でも今持ち合わせが多くないんだよな・・・
ちょっと待つんだサム!!

【そういって両手からナイフほどの水晶の刃をはやす】

ファックファックファックファーック!!
(ガンガン!!ガンガンガン!!!)

【そしてその場にあったコンクリートに凄まじい勢いで打ち付ける】
【当然物凄い騒音が発生している。猫も驚いて逃げ出すだろう】
【どうやら水晶の刃を物理的に折るつもりらしい】
733 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 15:35:35.36 ID:BHMeTR1V0
>>732
(まあ四十万常備してる奴なんてざらに居ないしな)

【まあ相手も諦めて帰るだろう、と考える】
【別にわざと値段を高めにした訳ではないが、一刻も早く眠りたいのである】

【とそんな事を考えていると】

「……!?」

【相手が急に、コンクリートを打ち付け始めた】
【いきなり水晶の刃を生やしたのも驚きだが、急に怒り出した事の方が怖い】

「ま、待て、どうした、一体何があった!?」

【慌てて相手の肩を掴んで止めに入る】
734 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 15:38:03.73 ID:JMTvtzjw0
>>731

「ダウト、わらわには分からない。そんなことはないさ、分かってるじゃないか」

彼女は地面に手に触れると、一つの天秤の形をした鉄を作り上げる。
能力の使用であり、見た目何の変哲もない天秤だ。

「悩める君をジャッチしよう。
 君は一人の神様、君は神様の世界に行かなければならない。
 君がいたいのは、神界と此処どっち?」
735 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 15:45:59.80 ID:jUs5sAIu0
>>733
止めるんじゃないサム!!不甲斐ないのだ俺は!!
40万如きを常備していない自分の不用意さが!!

【そういって渾身の勢いで水晶刃を打ち付ける】
【さらっと40万如きと言ったのは気のせいではない】
【彼は結構金持ちなのである。見かけによらず】

今日のところはこれで許してや・・・
堪忍やで・・・

【そして努力の結果、見事に根元から折れた水晶刃×2を差し出す】
【何故か関西弁になり、テンションも急降下する】
【躁鬱を患っているのだろうか】
736 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 15:47:23.14 ID:P29BTVYho
>>734

……わらわは

父上や母上が神界におるのじゃ、会いたい

【ぽつり】

しかしの、わらわはこの世界に居たい

【ぽつり】

……

【じわり、と目尻に涙が浮かぶ】
【いっぱいいっぱいのようだ】
737 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 15:52:17.06 ID:BHMeTR1V0
>>735
【しばらく相手が暴走するのを眺める】
【そして、ようやく騒音が止まり、相手が静かになった時】
【ベンチに座った青年は、こう思った】

(……馬鹿なのか、こいつは)

【と次の瞬間、なんと相手は、先ほど折った水晶の刃をこちらに差し出してきたではないか】
【折れているとはいえ、宝石の類をたかが料理セットに差し出すだろうか、やっぱり馬鹿なのか】
【と馬鹿馬鹿連呼しつつも】

「あ、あぁ、別にいいが……ほら」

【手を傷つけないように、水晶刃を二本受け取ると】
【料理セットを乱雑に積み重ね、相手に差し出した】
738 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 15:59:15.05 ID:JMTvtzjw0
>>736

「私はどこぞの審判小僧ではないから『真実』は言えない。
 でも君はこの世界にいたいけれど、両親に会いたい。これが『本音』はい、オシマイ」

カックンと天秤が傾く

「だから、パッと思いつくのは一つだね」

けれど忘れてはならない、彼女は最低最悪。害悪を振りまく存在なのだ。
その言葉がどんなに魅力的でも、どんなに終わっていても、彼女にしてみれば全て無価値なのだ。
会いたいと願う心に価値は無く、居たいとも願う心にも価値は無い
彼女は最低最悪の最善手を指し示すだけだ。

「なら、その父上も母上もこの世界に持ってくればいいじゃないか」

にこりと目の前の小さな神様を支えるように微笑んだ。
739 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 16:06:14.06 ID:jUs5sAIu0
>>737
それじゃあ、どうもありがとう

【相手に礼を言って料理セットを受け取る】
【ちなみに水晶刃はいくらでも出せる】
【なので彼にとっては特に価値があるわけではない】
【猫に小判などと似たようなものである】

ちなみにさっきまでの俺の会話と、
今行った行為を総合してこいつ馬鹿じゃねーの?
と思った人は・・・

【料理セットをトレンチコートの中に仕舞い込みつつ】
【しばらく言葉をためる】

つっこみの才能がないです

【そういって相手に背を向け、公園を去ろうとする】
740 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 16:06:51.16 ID:3J0LOitdo
>>727
/これでまだ募集中ですーっ
741 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 16:12:52.15 ID:BHMeTR1V0
>>739
「あぁ」

【かなり得したので、少し機嫌良さそうな表情を浮かべる】

「ん?何だ?」

【相手に不思議そうな表情を向け……】



「何……だと……」



【突っ込みの才能が無い、といわれ、無駄に大きな敗北感に襲われる】
【そのままベンチの上で、しばらく呆然としていた】

【相手が公園から立ち去った後】

「…何だったんだ、あいつは……」

【ぼそっとそう呟くと、青年はベンチに横になり】
【さっきと同じように、看板を立てかけたまま、眠り始めた】

/絡みありがとうございました!
742 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 16:15:53.42 ID:P29BTVYho
>>738

……ほんに面白いことを言うのう

【苦笑しながら】

それは、無理なんじゃ
そもそもの、神が神格を大きくし、神界にいくのは他の神と競合しないため
それをしてしまえば……世界は滅びるとまではいかんが、混乱が起きるかも知れぬ

【寂しそうな、でも気遣いに対して嬉しそうな笑みは浮かべつつ】
【少女の親もまた、稲荷だから、来ることはできない】
743 :【手晶凶刃】手から水晶の刃が出せる [sage]:2011/07/23(土) 16:20:15.25 ID:jUs5sAIu0
>>741
/こちらこそ乙です〜
744 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 16:23:08.55 ID:JMTvtzjw0
>>742

「あら、私は世界を滅ぼすつもりで言ったんだけど。
 覚悟の違いかしらね、本当に離れたくないのなら神様だって止められる。
 本当に会いたいのなら、世界だって滅ぼす。ひねくれ者には極端な答えしか教えてあげられないわ」
745 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 16:32:11.77 ID:P29BTVYho
>>744

……わらわは……

【下を向き、うつむく】

わらわは……そのような事……できぬ……
この世界が……好きなのじゃ……壊したくはない……

【涙が流れた】
【相手もそのツモリはないのだろうが、追い詰められたような気になったのだろう】
746 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 16:39:43.71 ID:M3zj7Rxc0
>>727

「わたしね、魔王倒したら結婚するんだ!」

ラオウ「死亡フラグ乙」

【その公園にやってきたのは、何故か死亡フラグを立てている一人の小柄な少女】
【少女は少し奇妙な風貌をしていた。一言で表すと、ゲームに出てくるような勇者の格好だ。その姿はコスプレのように見える】
【そして彼女の頭の上には、手乗りサイズのスライムが一匹乗っていた。少女の歩調に合わせて、ぷるぷると震えている】

「って、うわっ!? 人が倒れてる!?」

ラオウ「乱暴な能力者の臭いが……ぷんぷんしますなあ!」

【公園に入った途端、目に飛び込んできた七人の男性が倒れている光景に、少女は驚愕の声を上げる】
【頭の上で茶化すスライムを無視し、少女は慌てて一人の男性近くへと走り寄り】

「ほ、ホイミ!」

【と、回復呪文を男性にかけ、意識を取り戻させようとする】
【少女は随分と焦っており、ベンチに佇む女性の姿にはまだ気が付いていなかった】
747 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 16:41:40.64 ID:UUY5ZNgm0

【太陽の照りつける、真昼間の公園】
【そこにある水色のベンチの前に立つ、身長170程度の青年の姿】
【黒い長袖のTシャツにジーパン、黒のキャスケットを深く被って顔を隠している】

【その青年の前には、数人の子供達が仲良く体育座りしている】
【なぜ青年の前に小さな子供達が集まっているかと言うと】

「お前が選んだのはこのカードだ!」

【青年が子供達に向かって、手品の練習をしているからである】
【その手品は、子供騙し程度のものばかりで、タネを知っている人や動体視力のいい人がみたらすぐにばれてしまうだろう】
【この青年が顔を隠しているのは恐らく、知り合いにばれて馬鹿にされるのを恐れているようだ】

/なんでも募集
748 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 16:43:54.18 ID:JMTvtzjw0
>>745

「さて追いつめるのはココまでにしておいて…
 もう一つ答えを用意してあげる、それはね我慢することさ」

彼女の能力は魔法使いである。
彼女は主にその能力を形状変化に遣い、できぬことをできるように見せる手品師のような人である。
タネの中身を書くことは無粋であり、タネさえ分かれば簡単に把握できる。それが能力。

そして、今彼女が遣っているのはある種の能力ではないか。
一人を精神的にいためつけ、逃げ道を塞いでいく。
そして、自分の用意した結末という逃げ道を設置する。
だから、多くの人はその逃げ道を選んでしまう、選んでいるつもりなのだ。

「どちらかを我慢すればいい、どちらか片方に飽きるまでね。
 この世界はいつかは滅ぶんだ、それまでこの地にいればいい。
 両親に会いたいんだろう?この地に残ることを我慢すればいい」
749 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 16:52:44.87 ID:3J0LOitdo
>>746
/oh……気づくのが遅れてしまいました
/今直ぐ返信しますので、暫しお待ちをっ
750 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 16:56:09.62 ID:P29BTVYho
>>748

……そうか

【術中にまんまと嵌った神は、もはや自分で選択しているのかすらわからない】

……そう、する
……父上と母上に、会いに行く

【ぐす、と涙を拭きつつ】
【思い出したら、里心というか――そういった物が生まれたらしい】
751 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 17:00:58.50 ID:JMTvtzjw0
>>750

「うん、決まったようだね。
 悩みは晴れたかい?」

などと立ちあがる。

「せめて、最後くらいは街に出歩いて思いで作りしたらどうだい?
 そしていつか子供の出来た時に聞かせてあげるんだね」

752 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:06:06.13 ID:P29BTVYho
>>751

……そう、じゃな

【ぐしぐし、と涙を拭く】

もう少しして、落ち着いたら行くかの

【くてん、とそのまま横に倒れた】

………

【もう涙は出ていないが、遠い目をして、何かを考えている】
753 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 17:09:27.94 ID:JMTvtzjw0
>>752

「それじゃぁね、神様。結局のところ自分で考えるのが一番だよ」

といって参道を歩いていく

/おつかれさまでした
754 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 17:14:54.53 ID:3J0LOitdo
>>746
【キンッ――ペットボトルの中に漂うクリアな色合いを魅せる天然水に入りこんできたのは奇妙でカラフルな色合いをした光】
【その直後に耳に飛び込んでくるは二人組の話声、というよりかは漫才でもしているのかという奇天烈な会話であった】
【すっと視線を少し動かしてそちらへと焦点を向けてみれば、そこにいたのは奇妙奇天烈な服装の少女と奇怪な液体生物】
【せっせと何かをしようとしているようなの様子を感じ取ったのもあり、直ぐには話しかけたりなどせず静観を決めかますことにし】
【――続いて起きる現象は倒れていた男性一人の傷が癒え、意識が取り戻され、頭を抱えながら上体を起こしてくるという事象】

『うっ……あれ……』

【今まで目を瞑っていたせいか夏の太陽の輝きに眩しそうに瞼を開けられずじまいではあったが、確かに男性は"回復"している】
【摩訶不思議、正に超常現象、つまりこれが指し示す事実はただ一つ―――能力者―――他に有り得ない、能力に年齢など関係ないのが常識なのだ】
【過去の事例でも未成年者の能力使用による事件だって数え切れないほどにある、となればこの現実だって一切可笑しさを含まない】

【ペットボトルの蓋を閉めずに首の部分を人差し指と親指、中指で縦に摘まんでぶら下げるように持つと立ち上がり少女へと向けて歩き出す女性】
【羽織っているパーカーがずり落ちないように右手でくっと整えつつ、第一一声はどうしたものかと簡単にざっと思考を巡らせておき】
【少女から距離2m程のところ、倒れている男へと向いてる少女から向かって左側に女性は立ち止まり、武人さながらの威圧感を併せ持った表情を構えつつ】
【油断等無いかのような振る舞いをかもし出し、半分くらいにまで液体が減っているペットボトルの水はゆらゆらと僅かな波を立てている】

【そして、上の唇と下の唇を離した女性は】

「君、能力者だね?」

「手合いを申し込みたい」

【―――と、大の大人である女性が明らかに未成年且つコスプレイヤーな雰囲気を持った相手に対して大人気ない一言を吐き出すのであった】
【明らかにこれは傍から見たら警察に通報されても可笑しくない状況である。それでも女性は凛とした視線を保ちながら言葉を吐いた】
【太陽の輝きは地面の砂に僅かな白さを与え、金色の髪を持つ女性の髪を輝かせ、少女と女性との間に木漏れから光の壁を作っていた】
755 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:17:26.79 ID:P29BTVYho
>>753
/絡みおつありでした!
756 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 17:18:20.49 ID:+XzL7ejI0
>>747

 すると丁度そこへ。

「――!!」

 藪を越えて、“独り”の女性が飛び込んでくる。

 月明かりに染めた様な月毛色のポニーテールが靡き。
 右目に眼帯がかかる赤い瞳。
 それから――口に加えるのは、シナモンロール。

 藪を越えてきたのは、女性だけではなかった。
 二羽の、烏も飛び込んできたのだった。

「――な!?」

 藪の向こうに、まさか青年や子どもたちがいるとまで予想をしていなかったらしく。
 衝突するのをまぬかれようと――。

――。

 大転倒。
 前回り二回分のちに受け身を取り、地面にぐったり。
 烏はシナモンロールを奪って公園の外へ逃げて行った。
757 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 17:24:16.82 ID:UUY5ZNgm0
>>756
【藪がガサリと音を立てた】
【それに気付いて振り返る青年と驚いて目を見張る子供達】

「うお!?」

【突然飛び込んできた独りの女性】
【青年は驚き声を上げ、子供達は一斉に騒ぎ始めた】

「大丈夫か!?」

【こちらとの衝突を避けたのか、突然軌道を変え、転倒した女性に声をかける】
【子供達もぎゃーぎゃーと騒ぎながら女性を囲んでいた】
758 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:26:51.86 ID:M3zj7Rxc0
>>754

「あ! よかったあ……」

【回復呪文をかけた男性が意識を取り戻したのを見て、ほっと胸を撫で下ろす】
【幸い、皆気絶しているだけで特にこれといった怪我はないようである】
【この調子で他の六人にも回復呪文を唱えようとしたその時、左側から声をかけられた】

「……へ?」

【突然のことに少女は戸惑い、口からは間抜けな言葉の粒が零れ落ちる】
【頭の上で「天使キタコレ」とスライムが呟いていたが、それは少女の耳には届かなかった】
【数秒の沈黙。七人の男性が倒れているこの状況と、手合いを申し込んできた女性――考えを巡らせれば、一つの答えに辿り着いた】

「わたしは能力者じゃない、勇者だよ!」

ラオウ「それ一緒じゃね」

「全然違うよ!」

【女性の方に向き直り、堂々とどうでもいいことを訂正する】
【勇者は職業であり、彼女は能力者なのだからどこも間違いはないのだが――】

「でも、その手合い、受けて立つ!」

【握り拳を作り、気合十分に少女は手合いを承諾する】
【少女は少し、興奮していた。女性が七人もの男性を打ち倒すなんて、きっとこの人は相当強いのだろう、と】
759 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:31:11.30 ID:ZIFChHda0

「………暑い。どっかに涼みに行こう、そうしよう」

夏の熱気が人に暑さを強制している。博徒な彼女も例外ではない。
夏は暑さだけでなく、不快感も押し付け、行動意欲を失わせるものである。
と言うわけで公園に足を踏み入れ、木陰の下で時間を潰している。

「暑いって言わずに涼しいって言ったら涼しくなるかなぁ…」
「あー涼しい…ってなるわけないじゃないッ!余計暑く感じるわ!」

と一人で突っ込みを入れていた。その姿、実に無防備。

/雑談から殺し合いまで幅広く募集
760 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 17:32:58.90 ID:+XzL7ejI0
>>757

「……」

 のそり。
 起き上がるとすぐに、まずは若干ズレた眼帯を治す。
 それからスカートの裾を、ぽん、ぽん、と払い。

「わっ。私は、平気。ですが……」

 軽い脳震盪でくらくらする視界の中。
 青年と子どもたちを見る。
 言葉にこそしないが、“そちらは?”とうかがっているようでもあった。

 大きなけがはないようであるが。
 脚には包帯を巻いている――元々から、怪我をしていたものであるが。
761 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 17:37:16.10 ID:UUY5ZNgm0
>>760
「良かった」

【起き上った女性を見て、安堵の溜息を洩らす】
【そしてすぐに女性が気にしていることに気付き】

「こっちは誰も怪我してねえよ」

【安心させるように微笑んで見せた】
【ちなみに子供達はその間もしきりに「おねーさん大丈夫?」「どうしたの?」などと彼女を質問攻めにしている】
【青年の方は、いろいろ訊きたいことはあるが彼女に答える気が無いなら無理強いする気もなく、煩い子供達を落ち着かせようと話しかけている】
762 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 17:37:20.31 ID:BHMeTR1V0
>>759
【相手が暑いと連呼する様子を、木の上から眺めている人間(?)が居た】

……馬鹿ですか?

【いきなりの暴言】
【見上げれば、一人の青年が、木の上から見下ろしている姿が目に入るだろう】

【左肩から先が……まあこの下りは省こう】
【とにかく、恐らく相手にとっては、太陽の次ぐらいに嫌いな青年が】
【木の上から呆れたような表情をしているのだ】
763 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 17:37:54.23 ID:BHMeTR1V0
>>762
/うちの名前欄が迷惑かけちゃって、すいませんほんともう……
764 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 17:41:27.60 ID:K6mdizQP0
【森】

「・・・ちっ、どこだよここ」

【街から少し外れた森の中で少し大きめのTシャツを着た小学5年生くらいの少女が地図を見て唸っていた】

「煙草も切れていやがる・・・」

【ちなみにこの人この見た目で28歳である、生命の神秘ってすごいね】

「これじゃああの糞弟子を探すどころじゃねえな」

【舌打ちをしてまた歩き出す、その姿は普通の人が見たら怪しく思えるだろう】
765 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 17:42:17.52 ID:3J0LOitdo
>>758
「ん、じゃあ、ちょっと待て」

【少しだけ頷いてから左手で持っていたボトルを口元へと持っていき、ペットボトルの口へと唇を付けて斜めに傾け】
【中身の水を一気にグイッと飲んでいき、やがては真上を向いた状態になってしまったがあっという間に飲み干してしまった】
【バッ――と真上を向いていた体を前に倒してやや前かがみになるのと同時にその勢いを利用して右手を振り切り】
【ぽーんっと投げ放たれたペットボトルは女性の後方にあるゴミ箱目掛けて優雅に飛行を行い、やがてはその中へと収まったのであった】

「っふぅ……よし、やろうか」

【前屈み気味になっていた上体を後ろへとくっと戻して体勢を整え直し、右足を後ろにスッと擦り引いて足場をしっかりと安定させ】
【左手をギュッと拳を作ると左腕を前に、右腕は若干力を入れて指の関節をやや曲げる程度にしつつ後ろの方に置いて構えを取った】
【無武装、それでいて一見能力を使用するような道具の類いは見られないスタイル、この女性がどういう強さで男性7人を倒したのかは謎であった】
【しかしながら、その風体だけを見るならば明らかな格闘タイプでるのは確定的であるのも確かであり、凛とした視線がそれを際立たせた】
766 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:43:29.99 ID:ZIFChHda0
>>762

「………知らぬ知らぬ見えぬ存ぜぬ」

と聞こえるように吐き捨てて、木の上の存在を無かったことにしている。
正直こんな暑いときに、嫌な声を聴くのは実に不快感を加速させる。
だからその存在を抹消し、不貞寝。実に嫌なものを見てしまった。聞いてしまった。

「………うざっ(ボソッ」

だからつい漏れてしまった一言。聞き取れるかな?
767 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 17:47:01.24 ID:+XzL7ejI0
>>761

「なら、良かった。です……」

 避けもしないで突っ込んでいたらどうなっていただろうか。
 子どもと青年が無事ということが何よりというところだ。

 その犠牲として、痛い目を見ることにはなってしまったが。

「……平気。です……」

 それから、子どもたちの質問攻めに、おずおずと答えている。
 子どもと話すのに、それほど慣れてはいないのか。
 それとも単純に、数が多くてさばききれないだけか。

「――わ、私は、これで――」

 藪を超える前、独りは青年たちが何をしていたのかは知らない。
 ただ、なにか楽しんでいたんだろうと思えば、長居は無用、去ろうとするも。

「――……」

 千鳥足、それからぽてり、とその場に屈みこむ。
 立ちくらんだ模様、もうすこしゆっくりして行けということなのだろうか。
768 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 17:48:42.01 ID:BHMeTR1V0
>>766
アレ?忘れちゃった?もう歳ですか?

【いつも通りの、人を馬鹿にするような口調、台詞もまたウザい】
【ククッと笑い声を漏らすと】

おいおい、こんな所で寝たら風邪引くんじゃないか?
馬鹿は風邪を引かないなんて迷信は信じない方がいいぞ

【そんな事を言いながら、青年は手近な小枝を一本ぽきっと折る】
【そして、木の下に居る相手に、その小枝をぽーんと投げつけた】

【とてつも無くウザい】
【相手の呟きは聞こえなかったようだ】
769 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:52:16.33 ID:ZIFChHda0
>>768

夏の暑さは気力までも奪うようで、反論する気も起きない。
言わせておけばいいと達観したかのようで、反撃はしない。
だが、ウザい事には変わりなく、眉間にしわを寄せながら不愉快ですよっと
主張するかのような表情を浮かべているもののまだ寝たふり。

―――バクチ

この3文字からわかるように我慢は出来なかったようだ。
770 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 17:52:39.70 ID:UUY5ZNgm0
>>767

「ああ」

【自分が怪我をしてまで相手を気づかっている女性に感心する】
【そして、子供達に対する彼女の反応を微笑ましく眺めていた】


「おっと、大丈夫か?」

【帰ろうとして、立ち眩みかなにかでその場に屈みこんだ彼女に声をかけてみる】

「もし急ぎの用がないんだったらさ、俺の手品見てってくれよ」

【キャスケットを上げ、照れたような、人懐こい笑顔を見せてみる】
771 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 17:56:04.61 ID:s1YIdonvo
>>764
【ブラブラとそこら辺を歩き回り行きついた場所は森】
【GパンGジャンと30歳の男が着るのはどこかおかしいような気がする姿である】
【今日は何をしようかと考えている時に小さい人を見つけた】
【まるで小学生の様な姿】

「迷子か…?」
【大人に対して迷子というのかどうかは分からないがこの男から見たら子供にしか見えてないので使い方はあっている】
【こんな人通りの少ない所で何をしているのか気になった】
【自分の事は棚に上げている】

「そこの嬢さん迷子かーい?」
【ちょっと遠くから声をかけるが失礼にあたるかもしれない台詞である】
772 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 17:56:39.18 ID:M3zj7Rxc0
>>765

「……うん」

【女性が身構えるのとほぼ同時に、少女は鞘から銅の剣を引き抜く】
【右手に下げた剣は、少々錆がかかっており、傍目には切れ味は少し悪そうに見える】

「…………」

【唇を真一文字に結び、女性の構えを観察する】
【武道家だろうか? そう思うが、答えを出すにはまだ早い。格闘に優れてなくとも、素手の能力者なんていくらでもいる】

「それじゃ、行くよ!」

【放った言葉を合図に、少女は前へと力強く踏み込んだ】
【剣の柄を握る両手に力を込め、女性の胸を浅く切り裂かんと、相手から見て左側から剣を真横に薙ごうとする】
773 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 17:57:32.76 ID:BHMeTR1V0
>>769
【笑いながらぽいぽいと小枝を相手に投げつけまくる】
【それほど離れた場所からでもないので、結構相手に当たるだろう】

バクチ?

【不思議そうな顔をする】
【どうやら、この前に会った時の事を忘れているようだ】
774 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 17:59:59.51 ID:+XzL7ejI0
>>770

「平気。ですから……」

 なんとか帰ろうとするも。
 これはしばらく安静にした方がよさそうだ。
 ただし、一度平気と言ってしまったからには、曲げたくない独り。

「……今日は、風も涼しいので――ちょっとゆっくりしようというだけ。ですから」

 無理はあるが、そんな強がりを言ってしまう。
 風が吹いているわけでもなかったが。

「手品、って、あなたは手品師。ですか……?」

 青年の格好を、一度上から下まで見てみる。

 シルクハットにタキシード。
 そんな格好ではないことに、訝しむ。
 手品師が全員同じ格好だと思うなよ。
775 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 18:02:59.55 ID:K6mdizQP0
>>771
「ああん?」

【少女は相手の男を見る、そして一拍遅れて】

「だっっれだ少女だごらあああぁぁぁぁ!!!!!」

【相手のある言葉を聞き、激怒する】

「私はこう見えて28歳だぼけええぇぇぇ!!!!」

【そして凄まじい形相で相手に歩み寄っていく、怖い】
776 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 18:05:01.38 ID:ZIFChHda0
>>773

今回の宣言は何かが違っていた。身体能力が少し良くなった。
それだけでは無く魔法を自分の好きなように選べるのだ。そんな事を今初めて知った。
自分の能力をあまり把握していない彼女だった。だが今知ったのでそれを使わぬ手は無い。

無言で仏頂面で立ち上がり手に握られた鎖鎌の分銅をを相手がいる場所に向けて放つ。
そして相手のいる場所に当たったなら爆発させるだろう。何故なら今回選んだ魔法は「爆発」。
ものに当たった瞬間任意で爆発させることができるという内容。

「―――ポイポイ投げんじゃないわよ!うっとおしいッ!」

怒り 爆発
777 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 18:07:34.60 ID:UUY5ZNgm0
>>774
【相手が少し意固地になっているのに気付いてか関係なくか】

「まあいいから見てってくれよ」

【子供の相手ばっかりすんのにも飽きてたんだ、とどうしても帰ろうとする彼女を止めにかかった】

「いや……プロじゃなくて趣味でやってる程度だけど」

【苦笑しながら言う】
【そして少女が自分の格好を見ていることに気付き】

「仮にプロの手品師だったとしても皆が皆タキシードとか来てる訳じゃないぞ……?」

【と言ってみる】
778 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 18:12:08.51 ID:BHMeTR1V0
>>776
……あぁー

【目を細めて呟く】
【どうやら相手が能力者であると思い出したようだ】

【相手が分胴を投げてきた】
【が、やはり動きは直線】

能力まで博打って、人生お先真っ暗ですな!

【そんな事を言いながら、分胴が飛んでくる場所だけ体を捻って避ける】
【直線なら、木の上でも回避は簡単である】

【だが爆発は予想外だったようで】
【ドンッ!という衝撃音と共に、青年は乗っていた枝ごと木から叩き落され】

【鈍い、ゴスッという音を立てて、頭から地面に衝突した】
779 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 18:12:24.23 ID:s1YIdonvo
>>775
【声をかけたら怒られた】
【そして小学生に見える彼女は28歳だと言う】
【どこぞの弟のように見た目が子供なのだろう】

「え!?マジデ28歳!!?」
【まるで信じていない感じである】

「うわ!こっちくるし!」
【28歳の女性が迫ってくる姿が怖い】
【一応謝っておく方がいい】

「お、御美しいですね!!」
【謝るのではなく何故か褒めてしまった】
【果たしてどうなるのか】
780 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 18:12:50.79 ID:3J0LOitdo
>>772
「おお」

【これから攻撃を食らうかもしれないと言うのに漏れ出た言葉は感嘆の色を帯びていた。相手の剣筋に関心してしまったのである】
【剣術の達人と言う様な型にハマった隙の無い動きと言う訳ではないが、実戦等から積んだ経験とでも言うべきものを感じる筋】
【それでいて少女自身の能力も決して低くはなく、やはり能力者と言うのはそういう面でも無能力者より秀でているのが伺えた】
【と、それは置いておき―――声を漏らした後には左足の方向へと体重を一気に移し、左膝を曲げる事によって体のラインを剣筋と平行にさせ】
【後ろにある右足までは流石に回避に移せないは体勢的に自明の理であるので、その刃がこちらへと届く前に攻撃に移れるようにと算段を付け】

【やや後ろ側へと置いておいた右手を勢いよく前へと持っていき、少女の左手首を下から掴み上げようとその手の平を開いたのだった】
【武器を持たぬ者が武器を持つ者を無力化するには当然その武器をどうにかしなければならない、当たり前の狙いと言えばそうであった】
781 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 18:15:30.98 ID:BHMeTR1V0
>>776
/すいません飯落ちです!
/時間掛かるかもなので、もし何でしたらキンクリでも構いません。申し訳ありません……
782 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 18:20:53.91 ID:ZIFChHda0
>>778

猿も木から落ちる よく言ったものだ。
勿論これで溜飲が下がる訳でも無く。益々痛い目に遭ってもらわねばならない。

「――ッはは!どうよ、人を愚弄し続けた報いを受ける気分はさ」
「これに懲りたら大人しくジェイルかDOTAの牢屋にでも引越ししなさいよッ」

怒気交じりに相手の胴体目がけて短く握った部分を支点に鎖分銅を曲線を描くように
上から叩き付けようとする。外れても当たっても爆発させるつもりである。
783 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 18:21:35.77 ID:ZIFChHda0
>>781
/では博打は途中で飽きて帰ったという事にしましょう。
乙でした
784 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 18:22:02.27 ID:+XzL7ejI0
>>777

「……初耳。ですね……」

 それはさすがに。
 知らな過ぎというものだろう。

「では、少しだけ。おじゃまします」

 頭を押さえながら。
 青年の手品を観賞することにした。

 キャスケットから、兎でも出てくるのだろうか。
 生憎、変装の為にかぶっているのだとは、微塵にも思っていないのであった。
785 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 18:23:39.26 ID:K6mdizQP0
>>779
ピキッ

【相手の「マジで!!?」というセリフを聞き、額に青筋を浮かべる】

Go out,Gattling gun

【能力発動、ガトリングガンを召喚する】

「吹 き 飛 べ や」

【そしてそれを相手に向ける、が】

「・・・え、マジで?」

【相手の美しいという言葉を聞き、殺気が消える】

【いつもは言われても「可愛い」としか言われない少女に対してこの言葉は効果抜群である】

「いや〜やっぱりわかる奴は分かるんだよね、私の美しさにさ〜」

【そして頬を染めて照れる、こいつ意外とチョロいぞ】
786 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 18:25:55.61 ID:M3zj7Rxc0
>>780

「いっ!?」

【剣を薙いだ、その直後、自身の左手首は相手の右手によって掴みあげられていた】
【咄嗟に右手を引き、剣を下げようとするが――これが悪い方向に進んだ】
【両手で剣の柄を握っていたため、左手首を掴まれ剣をきちんと握っていられなくなり、銅の剣は呆気なく地に落ちる】
【乾いた音を立てて足元に剣が転がる。少女は手首を掴み上げられたまま、口の中で小さく舌打ちをし】
【素早く、掴まれていない右手のその掌を、相手へと向けた】

「――ギラ!」

【少女の口から呪文が唱えられ、右手にどこからともなく火の粉が収束する】
【そしてそこから放たれたのは乱れる炎。炎は至近距離から、相手の上半身を目掛けて襲い掛かろうとする】
787 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 18:33:55.64 ID:s1YIdonvo
>>785
【マジで!?の一言によりこの男に危機が訪れるが〜】
【とっさの一言によりなんとか命拾いした】
(この人アイツよりヤバいかもしれん…)

「マジですよ…」
【ほっと胸をなでおろす】
【危うくそこら辺から武器を製作する所だった】

「キリッとした顔つきや無駄のない体格どれをとっても綺麗ですよ。」
【思いつく限りのホメ言葉を言うが体格に関しては小5にしか見えない】

【少し呼吸を整え本来の聞くことを思い出す】
「そうそう、ところでここで何をしていたんです?」
【相手は年下なのに敬語を使う】
【なぜならこれ以上怒らせたら何が起きるか分からないからです】
788 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 18:35:05.58 ID:UUY5ZNgm0
>>784

「……」

【少女の言葉に苦笑してやり過ごす】
【内心驚きが半端ではなかった】

「おう」

【子供達も、手品が再開するのだと分かったようで青年の周りに大人しく座り始めた】

「じゃあまずは簡単なのから」

【青年が少し大きめな鞄の中からステッキを取り出す】
【そしてそれを使い、投げたり空中で回したり、つい釘付けになってしまうようなパフォーマンス】
【最終的には客席に向かってステッキから花束を出すという手品だった】
789 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 18:39:19.15 ID:+XzL7ejI0
>>788

「……」

 杖から、花束が出てくる。
 先程まで普通の――否、おそらく、種も仕掛けもあるようなものかもしれないし。
 もしかしたら、能力に寄る物だったりする、のかもしれないが。

「――」

 独りはそれを見て、言葉を出さない。
 ――しかし。

――。

 拍手をしていた。
 ただ、残念ながらその顔に笑顔はない、淡白な表情のまま拍手をしているのだった。

 一見すれば、ただ拍手をしているだけかもしれないが。
 実際は。

(花束が出てきた……)

 心躍っていた。
790 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 18:41:36.60 ID:K6mdizQP0
>>787
「はっはっはそんな褒めるなよ〜照れるぜ〜」 ブンブン

【そう言いつつ手元のガトリングガンを振り回す、危ない】

「おう、そうだったすっかり忘れていたぜ」

【少女は目的を思い出し、ガトリングガンを消す】

「お前ここの出口を知らないか、それと【六元短刃】て青いパーカー被ったやつを見たことない
か?」

【この男性は【六元短刃】のことは知っているがあの時は素顔だったので後者の質問に答えられるかは分からない】
791 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 18:43:39.70 ID:3J0LOitdo
>>786
【キタ――通常の戦闘ならばこれで恐らくはゲームセットのはずだろう。相手が素手で続行すると言うなら話は別だが】
【しかしながら、基本的に剣で戦闘を行っている者が急に素手の戦いに引き摺り落とされてそのまま格闘戦というのは分が悪いもの】
【なんだ、意外と呆気ないと若干の残念さと失望の混ざった感情がふつっと沸き上がって来たが―――熱、熱さ、根源たるは少女の右掌】
【視界の端で赤い光が少女の右掌に収束していくのが見える、しかも咄嗟に避けて回避し切るといった行動が出来なそうな早さだ】
【思わず歯軋りをギリッと一度した後に相手が能力者であるとういうのを再認識し、自分の軽率さと油断を恨めしく思わざるを得なかった】

「チィ……ッ」

【右手を急いで離して左足で地面を蹴ろうと試みるがとてもそれでは間に合いそうではないと早々に踏み、握っていた左手を開くことを決意し】
【それは一時的に攻撃を放棄するのと同意義であったが背に腹は変えられず、開かれた左手を羽織っているパーカーの袖へと向かわせ】
【バッ――パーカーを力任せに引いて自分の身体からずり降ろし、それを持ってして極一瞬の脆弱な『盾』として火炎から身を守り】
【炎の付いたパーカーをそのまま引いた勢いに乗せて地面へと投げ捨てつつ左足で地面を蹴り、後ろへと跳び相手から距離を取った】
【今のは能力の類いか――もしくは魔法なるものか、それともトンデモ科学的な業なのかは見当が付かないものの、そういう力があるのは理解した】

「ふむ……今のは危なかった、見かけによらずよくやる」

【頬に付いた煤を軽く左手で払い落しながら呟きを放ち、また右足を後ろに擦り引いて構えを取る――しかし、先程と少し威圧感が違う】
【相手がただの少女ではなく、戦闘慣れしており、咄嗟の判断も利くとなればこちらも本気を出さなければ手合いといえども負けてしまいかねない】
【負けると言うのは武人として、そして自分の職業の名に泥を塗ることになるので手合いだとしても決して負けられない――それに、子供に大人が負けたのでは格好が付かない】
【となれば、能力者に対しては能力を持ってして対抗するのが礼節でもある―――軽く息を一つふっと吐いて、呼吸を整えた】
792 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 18:46:14.80 ID:UUY5ZNgm0
>>789
「うーん……」

【相手の反応が、見た感じ思ったよりも良くなく】
【青年は少し神妙な顔になって唸る】

【じゃあ次は、と鞄の中から二つの銀色の輪っかを取り出した】

「この、タネも仕掛けもないただの輪を繋げる」

【そう宣言して、青年はその輪を子供達に渡してタネも仕掛けもないことを調べさせる】
【それは子供から子供へ渡っていき、その内少女にも辿りつくだろう】
【そしてその輪にはなんの仕掛けもないことがわかるはずだ】
793 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 18:49:09.76 ID:s1YIdonvo
>>790
【褒めても危ないようだ】
【当たらないように少し距離を取る】

【しばらくした後しまってくれたので心の中で「ほっ」と言った】
「出口は左にまっすぐ行けば出れるはずだが…
 【六元短刃】て名前の青いパーカー被った奴?」
【右手を顎に当てしばらく考えるが思い当たらない】
【あの時は素顔だったので仕方ないと言えば仕方ないが】

「思い当たらないな…他に何か特徴はある?」
【情報が多ければ分かるかもしれない】
794 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 18:49:59.83 ID:+XzL7ejI0
>>792

「……?」

 神妙な面持ちの青年に、訝しげな独り。
 何か、悪い事をしてしまったのだろうか、と。
 まさか自分の所為だとは感じではいないのだった。

 次に出されたわっか。
 それが自分の手元にやってくる。
 目を凝らして、隙間や小さなふた、穴、折れ曲がるか否か、を見ているが、残念ながら見つけることは出来なかったようである。

「――」

 そして、その輪っかを青年に返す。
795 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 18:54:10.48 ID:K6mdizQP0
>>793
「そうか、左だったのか」

【この少女、実はひどく方向音痴である、しかも地図を逆さまにもっていた、たどり着く訳が無い】

「う〜ん、顔は女みたいでナイフを持っていていつも丁寧語な奴」

【アバウトである、しかし相手の男性が鋭ければこのヒントで気が付くだろう】
796 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 18:57:54.66 ID:M3zj7Rxc0
>>791

【左手首から相手の右手が離される。少女は火炎による攻撃がどうなったのかを確認せず】
【一目散に膝を畳んで屈み、地に落ちた銅の剣を右手で拾い上げる】
【それから、前を見据える。そこには着火し燃えているパーカーがあった】
【これを盾にしたのか、とあの至近距離から攻撃を防がれたことに少し悔しく思い、苦い表情を取る】

「見かけによらずってなんだ! 見かけによらずって!」

【軽く上から目線で見下された気がし、怒声を飛ばす】
【立ち上がり、剣を右手に下げて、そして左手を前に突き出して】

「メラ!」

【再び呪文を唱え、先程と同じ様に左手を中心に火の粉が舞う】
【が、放たれた炎は先程とは少し違うものであった。野球ボール程の小さな火球が】
【呼吸を整える女性の腹部付近を狙って真っ直ぐに飛んで行く】
797 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 18:58:43.81 ID:UUY5ZNgm0

>>794
【誰もその輪にタネがあるとは言わず、そのことに満足して彼女から輪を受け取る】

「よし、じゃあいくぞ」

【輪を両手に持ち、少しずつゆっくりと近付けて行き】
【そして……】

【カキン、と音がして二つの輪が繋がる】
【驚きの光景に、子供達がわっと騒ぎだす】

「これも調べて良いぞ」

【騒ぐ子供にその繋がった輪も渡して、調べさせる】

/夕飯で次遅れます!すみません!
798 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 19:01:29.92 ID:s1YIdonvo
>>795
【方向音痴は魅力の一つなんだろうなと訳の分からない事を考えながら左を差す】

「女にみたいでナイフを持っている…そして敬語…」
【またもや考える】
【殆ど暇人なので印象に残ったことは覚えている】

「そういえば前に、女っぽくて顔を赤めていてナイフ持っていて丁寧な言葉使いの奴にあった
 それであっているかどうかは分からんが…」
【特に覚えていたのは顔を赤らめていたことだった なんでだ】

「武器を強化したからな…客の事は覚えている。」
【実は客として覚えていたらしい】
「それがどうかしたのか?」
799 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 19:04:32.68 ID:+XzL7ejI0
>>797
了解しました、ごゆっくり


「……」

 次の手品を観終わった後も。

――。

 拍手。
 やはり淡白な表情のまま。

 そして、同じくして。

(どうやったのかしら……)

 心躍っていた。
 誤解されるか、真意を汲んでくれるか。

 ふと、思い、青年に訊ねる。

「――能力者。ですか?」

 と。
 手品ではなく、能力に疑問を覚えたのである。
800 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 19:06:52.70 ID:K6mdizQP0
>>798
「おお、知っているのか」

【相手の話を聞き少し驚く、まさかこんなに早く情報が手に入るとは】

「実はあいつは私の馬鹿弟子でね」

【そういう少女の背中にまた殺気が立ち上る】

「見つけたらぶち[ピーーー]」

【そして、静かに、しかし殺意と恐怖を感じさせる声で呟く】

/すいません夕飯食べてくるので次遅れます
801 :【万象武器】 [sage saga]:2011/07/23(土) 19:12:43.86 ID:s1YIdonvo
>>800
【知っているがいる場所は知らない】
【不殺にいますなんて聞いてないので】

「なるほど弟子か――
【自分も弟子を取りたいなーと無職の男が考えていたそのあとの言葉】
【ぶち殺す(?)である】
【雰囲気に殺意が感じられる】
(やっぱこの人あぶねー)

「うん…会ったとこはあるけれどどこにいるかは知らないですねー…」
【なるべく機嫌が悪くならないようにと願いながら敬語で言う】

/いてらです
802 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 19:13:24.65 ID:UUY5ZNgm0

>>799
【その手品が終わった後も、彼女の表情は淡白なままだ】
【ここまで喜んで貰えないと、引きとめたことが迷惑だったように思えてしまう】

【内心、がっかりしながら溜息を吐くと、突然な彼女からの質問】


「……は?」


【少し間を開けてから青年が口を開く】
【そして】

「は、あ、あ、アンタちょっと来い!」

【そういって少女の肩を掴もうと腕を伸ばす】
【「ノーリョクシャって?」「ぼく知ってるよ!」等と会話を交わしている子供たちに向かっては】

「手品はもう終わり!時間も遅いしお前らは家に帰れ!」

【と声をかけて追い払った】

/帰りました!
803 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 19:17:57.57 ID:3J0LOitdo
>>796
「しかし、見かけは正直よわそ―――――」

【――などと反論しかけた時に放たれるは火球、やはりは摩訶不思議の能力の類いである事に間違いは無いらしい】
【しかし、幸いにも相手が火球を放つ前には恐らくは技名に値するモノを叫ばなくてはならないらしく、おまけに火の粉が舞う】
【それを捉えた後に掌の向きを見据えれば火球を避けるのは比較的容易となる――こちらは防御力よりも回避力にステータスを振った様な者でもあるので尚更】
【となれば、ダメージを受けるよりも受けない方が遥かに良いものであるのは当然であり、女性は左手を大きく開いて見せて――】

「――くっ……」

【――まずは食らう、回避をせずに歯を食いしばり腹に力を入れて火球の直撃をあえて許す――この体勢を崩すのはとても惜しいのだ】
【敵に攻撃を食らわしたいならばある程度のダメージを覚悟しなければならない場合もある、相手が強い者となればそれも当然】
【しかし、それでは戦いで勝利を収める事は甚だ難しい、つまりは肉を切らせて骨を断つなのだ――流石にそこまでする気はないが】
【腹部を中心に広がっていく痛みと熱、右手で火球が命中した部分を早急に叩いて着火するのを防ぎ、やや肌が見えてしまったが小さな焦げ跡に止めれた】

【と同時に視線は相手の方へと向けられており、後ろに引かれていた右足が前へと大きく踏み出され―――背中からは片翼の翼が広がった】
【右しか無い白い翼は『飛ぶ』ことに何の意味も成さないが、その翼は大きく踏み出した右足の下に確かに足場を用意してた】
【通常はあり得ぬ足場、目に見えぬ足場、それは"空気"や"空間"と呼ばれる足場になれない足場――女性は空を駆ける】
【左足と右足が交互に繰り出され、少女の真上へと馬の様な速度で駆け上あがろうとし、駆けあがれたならばとんっと飛んでみせた後に壁の様に横に置かれた『足場』を蹴り】
【それによって勢いの向きを直ちに少女の方へと向かわせ、両手を勢いよく突き出して少女の両手首を掴んでそのまま地面に抑え込もうとするだろう】

【と、連続した行動を行おうとはしているが、何分"駆けあがる"のだ―――最高速度になるのに加速の時間が必要になってくる】
【確かに加速の速度はとてつもなく早いとはいえるがそれでもそのタイムラグは生じており、そこを突かれるかもしれないという不安もあった】
804 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 19:18:27.60 ID:+XzL7ejI0
>>802
お帰りなさいです


「――え?」

 かっちり、肩を掴まれてしまう。
 何か、まずいことを言ってしま――

『ノーリョクシャって?』
『ぼく知ってるよ!』

 ――ったのはすぐに分かった。
 やってしまった。

 まさか、本当に能力者なのだろうか。
805 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 19:21:05.46 ID:PqMQvHaU0
>>711
「気になった…ですかい」
「まあ、表向きは世界の発展に努める研究機関ですし、そんなに危ないこともないでしょうけど」

【一応気を付けてくださいよ〜と相手のことを気遣う】
【悪い人でもないだろう。多分だが】

「ん?…ありがとうございます!では有難く使わせてもらいますよ!」

【ここで気付いた。ケータイを持ってない】
【まあ、金はバカみたいにあるので今度買っておこうと思う】

【彼女は相手のケータイの番号が記されている髪を受け取りおもむろに服の中に仕舞い込む】
【少しニヤニヤしているが、それは……何かあるのだろう】

/すっごい遅れました!!すみません!
806 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 19:28:12.99 ID:UUY5ZNgm0
>>804

【子供達が文句を言いながらも散ったのを確認して、彼女の顔をじっと見つめ】
【深い溜息を吐く】

「なんだよ、普通の人だと思ったのに」

【確かに変なとこはあったけどさ、とまた溜息混じりに言う】
【普通の人じゃなければなにかあるというわけでもないのだが】

「アンタも能力者なのか?」

【じっと目を見て、彼女に問う】
807 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 19:35:19.83 ID:M3zj7Rxc0
>>803

「やっりい!」

【火球が相手に命中し、左手で拳を作りながら少女の顔に笑みが広がる】
【それと共に、脳裏の隅で小さな疑問がよぎった――何故避けなかったのか、と】
【距離は十分にあった。火球のスピードもそこそこだ。今の女性を見ると、彼女は最初から回避という選択肢を取っていないような気がした】

「え」

【一瞬、少女は目を疑った】
【相手の背から片翼の翼が広がったことに驚きを隠せず、少女は目を丸くしてその光景を瞠った】

ラオウ「上!!」

【突如、頭上からの声に少女は気付く。視界から女性が消えていることに】
【少女よりも早く相手の移動に気付いたスライムが叫び、少女はその方向へとすぐさま顔を向ける】
【相手は見えない壁を蹴るかのようにして、こちらへと迫ってきている】
【呪文を唱える余裕はなかった。突き出された両手を回避する暇も無い】
【だが、咄嗟に剣を振るうことは可能だった】
【ほぼ反射的に、歯を食いしばり、少女は迫りくる両手を目がけて右手に下げていた剣を逆袈裟に斬りつけようとする】
808 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 19:37:20.58 ID:+XzL7ejI0
>>806

「普通……」

 普通とは、何だろう。
 能力を持っていたら、普通ではないのだろうか。
 そんなささやかな疑問。

「わ、私は……――能力なんて、要らない。ですから」

 質問を、胡麻化すように。
 あわよくば、この言い方で、能力を持っていないとふるまえればいいのだが。
809 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 19:41:37.43 ID:UUY5ZNgm0
>>808
【相手の、イマイチ答えになっていない言葉にまた溜息を吐きそうになる】
【が、よく考えれば自分もイエス・ノーというわかりやすい答え方はしていないのでおあいこか】

【答え方からして、この女性は多分能力者だろう】

「要らなくったって有るもんは有るんだよな」

【彼女に問う形ではなく、自分に言い聞かせるように】
【静かな口調で呟いてみる】
810 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 19:51:31.76 ID:3J0LOitdo
>>807
【これにも付いてくる――大抵予想外の行動をされた人間は思考が停止してもおかしくないというのに、反射的にこちらに対処してきたのだ】
【それならば思考が停止していようが直感を信じて脳への神経伝達のステップを飛ばして咄嗟に剣を振るってきた、敵ながら天晴れと言わざるを得ない】
【対してこちらは空中、今まではやや強引な策を取ったりなどして回避へと移れたが今回ばかりはそうはいかない。ダメージは覚悟しなければいけない】
【しかし、黙ってこのまま玉砕覚悟で相手の命を狙う―――なんていう勝負でも無し、加えて武人にとって最大の武器である手を狙う相手の戦闘感覚にも加点し】
【翼を一度羽ばたかせて風を発生させ、その風の勢いを使って体を時計回りに回転させて両手を強引にしまい込み、代わりに頬を軽く剣先が掠める】
【そして、飛べぬ翼ではそれが精一杯の働きでしかなく軌道と重心のずれた体勢ではこれ以上の攻撃、はたまた回避は見込めないものと判断し】

「いッッ……!!!」

【―――ビターン】

【地面にうつ伏せに顔面から衝突をかまし、その直後に痛みを堪えながら両手を上にバッと上げてなんとも間抜けな姿を晒しながら『降参』をしたのであった】
【勝負に固執するのは武人の務めであるが、潔く敗北を認めるのもまた武人の義務―――あの状況下で勝利を得るのは難しいと思ったのだから、負けを認めるのは当然】
【相手がこのまま手合いを続けようとしなければこれで試合終了である、女性はまだまだ自分が未熟であると痛感していたのであった】
【一番悔しい点と言えば、パーカーが燃えてしまったのと長袖Tシャツが翼の展開と火球によってボロボロになってしまったことだったらしいのであった】
811 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 19:56:22.49 ID:+XzL7ejI0
>>809

「能力者は、自分の持った能力を嫌うことも。あるようですね――」

 あたかも、他人事の様に。
 ただ、青年の呟きが、嘆きにも聞こえて、それに答える。

「能力は、目覚めてしまわなければよっぽど幸せだったのかもしれない」

「――刃を持って生まれ。刃を危険だからと閉じ込め。時にはその刃は人を傷つけ」

「そういう人もいる中では、私は“まだ”幸せなのかもしれない。ですけれど――」

 そして、目の前の、能力者の青年に囁く様にして。
 そんな、すこし大きな独り言をこぼすのだった。

「ただ、刃は時に治療の時に身を裂き、美味しい料理を作り、綺麗な彫刻を掘り――」

「使い方では人を幸せにできると思えば、それはきっと悪いことじゃない――のかもしれませんね」

 掴まれていた肩を、離させるようにしながら最後に付け加える。
 異性だから。そんなことは気にはしていない。
 ただ、人に触られるのは慣れていないだけであった。
812 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 19:59:57.79 ID:K6mdizQP0
>>801
「弟子を取るときは相手に気を付けろよ」

【そして少女は殺気を抑えて】

「この街にいるって分かっただけでも収穫だ、ありがとよ兄ちゃん」

【そう言って歩き出す、しかしそっちは出口とは逆方向だ】

/ただ今戻りました
813 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 20:00:56.06 ID:UUY5ZNgm0
>>808
【相手の、イマイチ答えになっていない言葉にまた溜息を吐きそうになる】
【が、よく考えれば自分もイエス・ノーというわかりやすい答え方はしていないのでおあいこか】

【答え方からして、この女性は多分能力者だろう】

「要らなくったって有るもんは有るんだよな」

【彼女に問う形ではなく、自分に言い聞かせるように】
【静かな口調で呟いてみる】
814 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 20:01:22.73 ID:UUY5ZNgm0
>>813
/ミスです。すみません

>>811
【青年の呟きに対してか、彼女が口を開き、言葉を紡ぐ】

【その言葉に、青年は静かに耳を傾けていた】
【そしてそれが終わると、彼女が望んでいるようなので肩を掴んでいた腕をそっと放し】

「……そうだな」

【小さく答えた】

「……アンタ、いろいろ怪我してるみたいだけど大丈夫か?」

【話を変えようとしたのではなく、純粋に気になったといった感じで訊いてみる】
【もしなにか困っていることがあるなら、素敵な言葉のお礼でもしようかと考えているようだ】
815 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 20:02:12.18 ID:3J0LOitdo
/次少し遅れます!
816 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 20:03:40.20 ID:M3zj7Rxc0
>>810

「うわっ……」

【地面に顔面から衝突する様を見て、少女は顔を歪める。なんて痛そうなんだ、と】
【両手を上に上げる――すなわち降参を示していることに、少女の口元に小さな笑みが浮かぶ】

「か、勝った……!」

ラオウ「マジおれのおかげな件について」

「うん」

【スライムの無駄に誇らしげな言葉は適当に聞き流し、剣を鞘に収める】
【そして小走りに女性へと近づいて行き、相手の顔の前で膝を折り畳んで屈み】

「――ホイミ」

【痛みを堪える女性に、回復呪文を唱える】
【白く暖かい光が相手を包み込み、頬の切り傷や顔へのダメージ、腹部の火傷などを癒そうとする】
817 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 20:04:16.39 ID:M3zj7Rxc0
>>815
/了解です!
818 :【万象武器】 [sage saga]:2011/07/23(土) 20:07:57.81 ID:s1YIdonvo
>>812
【弟子に師匠と言われる気分はどんな感じなのだろうか】
「まあ鍛冶屋の弟子なんてやりたい奴がいるかどうかだが…」

【この街にはいるだろう能力者がよく集まるので】

「ああ、またな―――」
【見送ろうとしたその時、まさかの逆方向に行くという漫画チックな展開である】

「そっちは別の街だ、逆方向だよ…」
【方向音痴はやっぱりすごいなと感じた。何がすごいのか分からないが】
【改めて出口の左を差す】
819 :【万象武器】 [sage saga]:2011/07/23(土) 20:08:25.62 ID:s1YIdonvo
>>812
【弟子に師匠と言われる気分はどんな感じなのだろうか】
「まあ鍛冶屋の弟子なんてやりたい奴がいるかどうかだが…」

【この街にはいるだろう能力者がよく集まるので】

「ああ、またな―――」
【見送ろうとしたその時、まさかの逆方向に行くという漫画チックな展開である】

「そっちは別の街だ、逆方向だよ…」
【方向音痴はやっぱりすごいなと感じた。何がすごいのか分からないが】
【改めて出口の左を差す】
820 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 20:09:03.21 ID:s1YIdonvo
>>812
【弟子に師匠と言われる気分はどんな感じなのだろうか】
「まあ鍛冶屋の弟子なんてやりたい奴がいるかどうかだが…」

【この街にはいるだろう能力者がよく集まるので】

「ああ、またな―――」
【見送ろうとしたその時、まさかの逆方向に行くという漫画チックな展開である】

「そっちは別の街だ、逆方向だよ…」
【方向音痴はやっぱりすごいなと感じた。何がすごいのか分からないが】
【改めて出口の左を差す】
/おかえりです
821 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 20:10:49.10 ID:s1YIdonvo
連投すみません
822 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 20:15:04.72 ID:K6mdizQP0
>>820
「鍛冶屋なのか・・・夏場は大変そうだな」

【この暑さの中鍛冶を行うのはをするのは苦行だろう】

「あれ? おかしいな」

【相手の言葉を聞き改めて左に進む少女、おかしいのはあんたの方向感覚だよ】

「じゃあな、また機会が有ったら会おうぜ」

【そして今度こそ正しい出口に向かって歩き出す】

/ドンマイです
823 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 20:23:15.07 ID:s1YIdonvo
>>822
「それのおかげで夏太りを気にしなくて良いんだけどな」
【夏場は正に地獄である 水分がどんどん抜けていくから脱水症状が起こる】

「間違いは誰にでもあるからね。」
【間違いを何でも起こさなければいい話なのだ】

「ああ、弟子には優しくな。まあやり過ぎはトラウマになるからな…」
【どこか心当たりがあるようだった】
【苦笑いを浮かべながら見送る】
824 :【砲神焔偽】魔法の重火器で戦うドS :2011/07/23(土) 20:33:08.14 ID:K6mdizQP0
>>823
「はっ、あいつに限ってやり過ぎはねえよ」

【少女はそう笑っているが実際は思い出しただけで震えるほどのトラウマになっている】

「さて、まずはアイツの住所を探してそこに1発かましてくるかな」

【そして何か物騒なことを呟きながら歩き去っていく】

/絡みありがとうございました!
825 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 20:33:23.62 ID:+XzL7ejI0
>>813-814
すいません、ロードされてなかったみたいです……おくれました、今から返します
826 :【万象武器】 [sage]:2011/07/23(土) 20:34:22.75 ID:s1YIdonvo
>>824
/こちらこそ
/絡みありがとうです
827 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 20:36:06.90 ID:+XzL7ejI0
>>814

「――」

 そして、肩から手が離されると。
 独りはそれ以上、特には何も言わないのだった。

 怪我を心配され。

「ああ、これは……」

「……ちょっと、通り魔に……」

 衝撃的。
 それで烏から逃げるべく走っていたのだから、愚かしいといえばそうかもしれない。
828 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 20:38:43.92 ID:UUY5ZNgm0
>>827

「通り魔……!?」

【表情と声、どちらだけどとっても、凄く驚いていることがわかる】
【確かにこの街の治安はそれ程良い方ではないが、青年自身やその周りの人物が傷ついていたことはなかった】
【だからだろうか、どこかでこの街は平和だと思い込んでいたのかもしれない】

「だ、大丈夫なのか?」

【怪我の理由を聞けば余計心配になってしまった】
829 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 20:46:08.45 ID:+XzL7ejI0
>>828

「運が悪いと、そういうことが時々。あるんです」

 しばしばどこかに包帯か絆創膏をしているから、言葉としては時々は誤りであるが。
 大丈夫かと聞かれれば、傷も一応はふさがり、心配を駆けるわけにもいかず。

「ええ。あまり激しい運動をしなければ開くことはない。と思います」

 といって答えた。
 ――走って大転倒したことをお忘れか。

「――さて、手品を台無しにしてしまったようだから、私もそろそろ失礼、しますね?」

 スカートの裾を直しながら、青年をうかがう。
830 :【赤黒奇色】 [sage]:2011/07/23(土) 20:48:51.13 ID:UUY5ZNgm0
>>829

「そう……なのか」

【じゃあなぜ先程走ってこちらにきたのか、と問いたくなったがそこまで踏み込んでいいものか迷ってしまい】
【そんな間に彼女は自分の前から去ろうとしている】

「あ、ああ。時間も遅いからな。気をつけて帰れよ」

【結局気になったことも聞けず彼女に別れを告げた】
831 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:--]:2011/07/23(土) 20:51:58.42 ID:+XzL7ejI0
>>830

「ええ――今度はお詫びに、何か持ってゆっくりできたら。と思いますよ」

 こつ、こつ、とブーツのソールを鳴らして、青年の元から去っていくのであった。


おつでした、途中申しわけあしませんでした……
832 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 20:58:44.93 ID:avg6fJkKo
>>816
【暫しうつ伏せのまま両の瞼を閉じ、敗因やその要因の解決法をザッと思案し始めていた女性にかけられるのは治癒魔法】
【何故起き上がらずにうつ伏せのままなのか些か疑問でもあるが、それが彼女流と言うヤツなのだとしか説明はできない領域なのだろう】
【とかくも、気が付いた時にはヒリヒリとしていた頬の痛みは消え去り、打撲による痛みや火傷のじんじんとする痛みが収まっていくのがわかる】
【思わず『珍妙だな』とぼそり呟きを漏らし、後頭部より垂れる金色の髪の毛の尾は土にやや汚れて月光を浴びながら敗北の色に変わったのであった】

【――の直後、両掌を地面に付けたかと思えば思いっきり地面を押して上体を起こし、その勢いを持ちつつ左足で地面を軽く蹴って跳び、立ち上がったのだ】
【回復のお陰も大いにあることはあるが、無理をしない程度に頑張ったのがあるのか体力がそれなりに余っている様子でもあった】

「ふむ、治療感謝する」

「それに、その若さでそれだけのものを持っているとは感心するばかりだ」

【鼻の下に付いているは血――どうやら鼻も打っていたらしく、回復呪文で治癒されたとはいえ血が消えるわけではないので残っていたらしい】
【しかし、死角にあるそれを本人が気づけるはずもなく偉そうなことをベラベラと並べはするが口調や態度とは裏腹に間抜けさが否めない状態にあった】
【本人はとても有意義な手合いが出来た事に満足し、笑みは浮かべていないものの感動しているとも思える表情をその血が正に汚していたのであった】
833 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 21:10:32.47 ID:M3zj7Rxc0
>>832

「おおっ」

【地面を蹴って飛び起き、立ち上がるその流れるような動作に、思わず感嘆の声を漏らす】
【これだけ体力が残っているということは、あの戦闘は全力を出していた、というわけではないのだろうか】
【こちらは全力でぶつかってやっと勝利出来たことを考えると、自身とこの武人は実はかなりの実力差があるのではないかと思う】

「ううん。どういたしましてっ!」

【膝の埃を手で払い落とし、少女も立ち上がる】
【それからにっこりと相手にほほ笑んで見せようとした瞬間】

「ぷふっ!?」

【と、盛大に吹き出してしまった】
【堂々とした態度で偉そうなことを言っているくせに、一筋の鼻血が全てを台無しにしている様は、見ていて滑稽である】

「い、いえっ……、わたし、なん、か……まだまだ、くくっ……だよ……」

【必死に笑いを堪えながら、それでも隠しきれない笑みを隠そうと、顔を俯かせてさえいる】
【肩を震わす少女の頭の上で、スライムはにやにやと笑いながら同じくぷるぷると震えていた】
834 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 21:14:00.29 ID:P29BTVYho
【街中】

……結局、昇に"けーき"とやらをごちそうしてもらうのを忘れてたの

【大通りなのに、時間が時間なのであまり人が居ない】

楽しかったの、この世は
……ほんに、楽しかった

【頬から涙を零しながら、ゆっくりと歩く】
【公園に着くと、ベンチに座り、空を仰いだ】
【今日で、最後】
835 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 21:26:36.84 ID:FdvV8+1IO
>>805

「私のことより、自分のことを心配しなさいな。」

【手負いの状態で襲われたらたまったものではないだろう。】
【そう考え、女もまた言葉を紡ぐ。】

「どうぞ……何ニコニコしてるの。」

【紙を渡してから首をかしげた。】
836 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 21:27:26.11 ID:avg6fJkKo
>>833
【自分を打ち負かせる程の実力を持ち、加えて見知らぬ他人ですら傷付いていれば治療を施そうとする真っ直ぐな志溢れる心】
【正義心に実力が伴わないことは多々ある事柄ではあるが、この少女からそういったものを感じ取り難い印象があった】
【活力と元気さに満ち、全く訳がわからず生物なのかどうかすら不明ではあるが珍妙な粘体も連れにしていることから先程の様に助けあうこともあるのだろう】

【正に"勇者"か―――】

【が、何故かこちらを向いて吹き出すのを堪えている様に見える。いや、これは笑いを堪えているのであろうか】
【一番に思いつく事と言えば悲しくも自分が敗者であることを見下されているのかと思考もしたが、少女の性格からして有り得ないと予想】
【となれば……なんだ、全く予想が付かない為女性は両腕を組んで『む』と唸り声を一つ出すだけ】

「…………なんだ、何か言いたいことがあるなら言え」

【―――遂には質問するのを我慢しきれずに直接少女に尋ねてみるのであった。このまま放っておくのも気持ちが悪いものである】
【しかし、もう一つ気になる点と言えば背中が妙に涼しいことだ。当然と言えば当然である、翼を広げたのだからTシャツを破るしかないのだ】
【もちろん、今時を生きる女性として下着を付けていないなんてことはなく―――サラシ、なのではあるが、更に言えば大して破れ方も酷くはない】

【とにもかくにも、少女の笑いの理由が気になるばかりなのであった】
837 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 21:28:11.28 ID:K6mdizQP0
>>834
/絡んで大丈夫でしょうか?
838 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 21:29:34.01 ID:P29BTVYho
>>837
/大丈夫です!
839 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 21:33:35.35 ID:PqMQvHaU0
>>835
「ま、お互い気を付けるってことで」

【自分の能力は両手、両足から黒い炎を噴出させ、それで殴ったり火球を出したりして闘うモノ】
【つまり片手、片足がかけている現在では能力の半分の力しか出せないということである】
【自分だって十分気をつけねばならないだろう】

「え?へへ…ダイヤ、ケータイ持ってませんでした…ま、明日にでも買いに行きますよ!」

【お金は沢山有るんで!と懐から財布をとりだしてみせる】
【財布自体は質素なデザインだが、中には諭吉さんが沢山待機している】

「ああ…あぢぃ………」

【そう言ってまた車椅子にもたれ掛り天を仰いだ】
840 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 21:34:13.03 ID:K6mdizQP0
>>834
/ではお願いします

「何を泣いているんだい、お嬢さん」

【その少女の目の前にいつの間にか少年が現れる】

「この世は楽しかったと聞こえたけど死ぬつもりかい?」

【少年はまるでこれから出かけるのか聞くかのような軽い雰囲気で相手に問う】
841 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 21:37:26.12 ID:M3zj7Rxc0
>>836

「えっ、あ、ふふっ、その……」

【少女は笑いを堪えつつも、相手と目を合わせようとしない】
【果たしてどう言ったものか、と考える。素直に「鼻血出てるよ」と言った方がいいのだろうか】
【言おう。相手も促していることだし言おう。少女は相手と向き直り】

「は……はなっ、はっ……」

【相手の顔を直視すると、また笑いが込み上げて来る】
【喉まで出かかっているのに、伝えることが出来ない――腹を抱えて身を捩って大笑いしたくなる衝動に駆られるが】
【そこは何とか、全力で抑え込んでいると】

ラオウ「片翼天使たんが鼻血ぶーたれてる件について」

【手乗りスライムが少女の代わりに、しかし馬鹿にするような口調でそう言った】
842 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 21:41:19.68 ID:FdvV8+1IO
>>839

「なんだそんな事なの。焦らなくていいわよ。」

【合点が言った、というように頷く女。】
【相手の笑顔を見て、彼女もまた表情を崩していた。】

「……」

【そしてうだる暑さに苦しむ少女を見て、女はまたもや抜刀。】
【月光にギラギラと刃が輝くが、そんな事当人は気にしておらず、】

「…動くんじゃないわよ。」

【少女にその言葉を紡ぐと共に、属性の出力を最大に。】
【ピシピシピシ…という音を聞いたのちに、少女は暑さから開放されるはずだ。】

「…こんなもんかしら。…それじゃあ。私はそろそろいくわね。」

「フフ…今度は学園ででも会いましょう?」

【相手の車椅子の背もたれ…その外側を凍らせた女は、】
【冷気を発する剣をしまい、涼しげな車椅子を一瞥して踵を返した。】
【このまま何もなかったら、やがてその姿を闇に消すだろう。】
843 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 21:49:11.62 ID:P29BTVYho
>>840

いや、違う
わらわは遠い場所に行かねばならないだけじゃ

【はにかむような笑みを見せ、答える】
【しかし、やはり目には淋しげな色】

じゃから、今日は最後の此の街を楽しんでおるというわけじゃ

【強がっている】
【が、悟られぬようにもしているのが分かるだろう】
【本当に、自分で決めたことなのだから】
844 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 21:51:35.24 ID:avg6fJkKo
>>841
「はな?」

【花?華?鼻?】
【さっぱり相手が何を伝えたいのか受け取ることができず、以心伝心なんて便利な能力は持っていない状況に困ってしまう】
【というか少女のツボの入り方に尋常ではないものを感じてもいた。何がそんなに面白可笑しいのか意味がわからない】
【こちらを向いている以上、自分に何かあるのだとは思うのだが……もしや、土汚れが酷過ぎるのだろうか、わからない】

【と、そんな風に思っていたところでスライムから至極単純且つバカにしてくる調子を帯びた言葉が発せられ】

「む……片翼天使たんというのは私……のことか?」

【片翼の点については身に覚えがあるのでしっくりくるが、天使の部分については翼だけではなんともあれなのでややしっくりこない様子】
【なので、相手へと念の為の確認を取りつつ右手の親指を立ててピッと鼻の下を拭い払い、ちらっと親指を見てみれば、ああ、確かに】
【しかし、スライムの小馬鹿にするような態度に特段憤慨が沸き出た様子もなく、鼻血を笑われて恥じる様子もみせないつまらない反応を取り】

「ふむ、これは恥ずかしい所を見られたな」
「負けた事も合って、大人としてやや不甲斐ない……が、そんなに笑う事か?」

【頭の上にハテナマークが浮かびそうな表情とでも言うのだろうか。首を左に傾けてみせて相手に疑問の色を示すのであった】
【一応このローリアクションでもある程度恥ずかしいと思っているらしいが、ほら、そこは大人、態度にあからさまに出すことは無いのだ】
845 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 21:51:43.12 ID:PqMQvHaU0
>>842
「うん。焦りませんよ!ぜんっぜん焦りませんよー!」

【押すなよ…絶対押すなよ…という感じのフリではなく、本当に焦っているわけではないので注意】
【何に注意するのかは自分で考えてください】

「うお…な、ナニする気ですか!?」

【いきなり抜刀されてビビる少女】
【そりゃ無言で抜刀されればビビる。誰でもビビる。俺もビビる】

「遺言くらい残させてー!」

【右手で顔を覆うようにガードし、目を瞑る】
【心なしか顔が青い。動くんじゃないわよ。って脅しにしか聞こえなかった】

「…………?」

【あれ?斬らないの?と少し疑問の表情を浮かべる】
【あれ?勘違い?はずかしっ!】

「え?ああ、はい!また今度!」

【未だ何が起こったのか理解できていない少女】
【だが少し先より涼しくなった気がした】
【勿論、引き止めるなんてことせずに右手を振ってその背中が見えなくなるまで見届けていた】

/からみ乙でした!!
846 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 21:53:15.99 ID:FdvV8+1IO
>>845
/お疲れさまでした!
/ありがとうございました!!
847 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 21:54:56.68 ID:K6mdizQP0
>>843
「ふうん・・・」

【相手の顔をじっと見つめながら相手の言葉を聞く】

「なるほど、しかし嘘を言っている訳では無いようだけど強がっているように見えるなぁ」

【少年は相手に問う】

「君は何を隠しているんだい?」

【少年はすべてを飲み込みそうな黒い瞳でしっかりと相手を見据えながら問う】
848 :【妖炎刀】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 21:55:00.75 ID:BHMeTR1V0
「ハハハ、ちょっとここは、どうだい、見逃しちゃくれないかね」

【街のどこかにある路地裏】
【そこには、平穏な"日常"があった】

『あァ!?』
『何笑ってんだテメェ?』

【濃い緑のローブを身に纏った青年と】
【それを囲むように、数人の不良達】
【明らかに、青年はボコられる側である】

【だが、青年はハハハと爽やかに笑っている】

「いやぁ、ハハハ、どーも」

【近くを通りかかれば、不良達が出す騒音が耳に入るだろう】

/何でも募集!!
849 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:00:48.98 ID:P29BTVYho
>>847

……っ

【びくっ】
【見透かされてるような、あまり気分は良くないが――言ってしまおう、と思った】

わらわは……此処を離れたくない
しかしの、わらわは行かねばならぬ
向こうに父上と母上がおる、会いたい
しかしこの世でもっと生きていたい

……相反する二つの片方は諦めなければならぬ
そういう事なのじゃ

【一息に語る姿は、どこか淋しげな】
【しかし少女の心の強さをはっきりと表していた】
850 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/23(土) 22:01:47.19 ID:R0cNGkMxo
>>639

「へえ、会えちゃうのかい。だが、アタシも仲良くなれるかどうかは確信が持てない」
「…チープな言葉だけど、運命的な出会いをするその時まで結果発表は先延ばしにしようかな」

つまりは偶然の邂逅を果たしたいので、紹介されるのはお断りらしい
意気投合するか否かは、出会った状況にも左右されるかもしれないと思い、その選択を運命に委ねたのだった

「おお、イイね。アタシの言葉が後世に伝えられるなんて光栄じゃないか。少し恥ずかしいけどね」
「現時点ではこの格言を知ってるのはアタシとアンタだけ。どんどん広めていこうじゃないか」

本気にしてしまった
ニカッと歯を見せて笑う。子どものような笑顔だった

そして黙って自己PRを聴き終え―――


「――――うん、アンタは他人の心を癒せると思った」


結論を、先に述べた

「PRの中身はどうでもいいんだ。慣れてないことでも、努力して敢行しようとしたその気持ちが大事」
「頑張れる人間は、他人の為でも頑張れる」
「そしてアタシは頑張ってる人が好きだよ。…嫌いなのは、人の努力を笑う人」

優しい口調と瞳で語る


/お待たせしました!!
851 :【冒険勇者】Lv13の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:03:20.57 ID:M3zj7Rxc0
>>844

ラオウ「お前以外に誰がいるってのjk」

【スライムは相変わらずにやにやとした笑みを浮かべながら、ぷるぷると震えている】
【体は小さいくせに態度はでかい。ついでに名前も無駄にでかい】

「うん! 面白い! あっはははははは!」

【少女は溜めていた笑いを一気に爆発させ、腹を抱えて大笑いしていた】
【その笑顔はまだあどけなさの残る顔立ちからか、無邪気な子供のようにも見える】
【一体何がそんなに面白いのかと問われれば、ギャップ、というもののせいだろう】
【少女はそのまま笑い続け、一分後に目に涙を溜めつつもそれは収まった】

「ふふっ……。あ、自己紹介がまだだったね。
 わたし、アルス。勇者のアルスだよ。で、こっちはラオウ」

ラオウ「おっすオララオウ! オラ悪いスライムじゃないよぷるぷる!」

【瞼を手の甲で擦りながら、今更ながら自己紹介する】
【手乗りスライムは何故かテンションが高く、元気そうに上下に伸び縮みしていた】
852 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 22:10:49.37 ID:K6mdizQP0
>>849
「ふんふん、あっちに行ってまた帰ってくるということは出来ないのかい?」

【少年は率直に疑問をぶつけてみる、だがこれほど悩むということはそれは出来ないのだろう】

「それが駄目なら――――」

【だが少年は口を開き、いつも通り言葉を紡ぐ】

「――― その相反する二つの願いとやらを二つとも俺が叶えようか?」

【少年は反則級の裏技を持っていた、少女の願いを両方叶えるぐらいの】
853 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:16:22.16 ID:P29BTVYho
>>852

……出来ないわけでは、ない
ただどれくらい時間がかかるか分からぬ

【それは、高位の神になり詰めること】
【現世の神を管理する――言わば中間管理職のような物になれば、不可能ではない】

どうするつもりじゃ?
この世に父上と母上を呼ぶことはできん

いや……厳密にはしてはならぬ事なのじゃ

【それは世界のしくみの一部の崩壊を招く事があるからだ】
【司るものが競合してしまうと、どうなるかわからない】
854 :【天空駆翼】:天空ヲ駆ケル翼@wiki [sage]:2011/07/23(土) 22:19:38.02 ID:avg6fJkKo
>>851
【結局、態度が偉そうな割りにはどこか抜けている女性は少女の笑いが収まるまでの一分間それを待っていたのではあるが】
【―――長い、一分は長い―――何がそんなに面白いのか理解出来ないこちらとしてはその一分は長い、おまけに何だかむず痒い】
【多少笑われても動じることなどないが、ここまで大袈裟に笑われると流石に落ち付かない。鼻血一つでこんなに人を笑わせられるのか】
【そして、ようやくのこと少女の笑いが収まり、思い出したかのように、忘れていたかのように言い出すは自己紹介であった】
【そういえば、コッチに来てから自己紹介をするのは初めてである―――それに応じるまでに3秒ほどの沈黙を漂わせ、それから】

「……ふむ、では私も名乗らせてもらおう」
「私はクラリスと呼んでくれ。こう見えても聖職者をやってる」

【―――やたら滅多と手合わせしたがる聖職者というのも問題な気がするが、まぁ、現実としてそうなっているのだから仕方ない】
【その聖職者と言うレッテルにやや誇りを持っているかのように答えると、組んでいた両腕を解いてふと公園の時計へと目をやり】
【……随分と時間が過ぎてしまっていることを確認すると、再び少女の方へと視線を向け】

「さて、そろそろ私は失礼させてもらう」

「君の今後の健闘を祈ってるよ。また会ったらまた手合わせの一つでもしてくれ」

【クルっと軽快に踵を返して相手に背中を向けると、近くに落ちている焼け焦げたパーカーを拾い上げてから公園の出口へと向かって歩き出す】
【その後ろ姿は少女に敗北こそしてしまったものの、武人らしいしっかりとした足取りに支えられた背中であった】
【しかし、一つの場面としての欠点は当然背中の部分が破れてしまっていることである―――垣間見える肌からは無数の傷跡があった】
【それが女性の武人らしさを表しているのはいうまでもないが、Tシャツが破れているのに気が付けないあたり、勘は鈍い方なのであるらしいのだった】


/キリも良いのでこの辺でっ
/絡み&模擬戦乙でしたー!
855 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 22:20:29.80 ID:5k0RlOyyo
>>850
「貴方が好奇心を持っている様に、相手方だって持っているでしょう。それでいて会えなかったから…悲しいじゃないですか。

 悪く有りませんね、そういう言い回しも。もし出会えたなら、その時の話を聞かせて貰いたいものです」

大きく頷くようにしながら、言葉を紡ぎ返す
恐らくこの人は“運命的な出会い”と言う物に興味を抱いているのだろうな――そんな事を感じ取りもした

「…少し恥ずかしい、というその気持ちを大事にするようお勧めします」

相手の無邪気な笑顔に対し、男は呆れた様な顔を向ける
とんでもない厄介事の一端を担がされてしまったという心境を、隠す事も無く

「―――そう、言って下さいますか。こんな自分でも出来る、と」

優しい口調で語られた言葉を聞き、優しく向けられた瞳を見ながら――男は小さく呟いた
その言葉の意味を確りと受け止め、自分自身の決意を固める様に大きく頷く

「有難うございました。自信…はまだ有りませんが、それでもやる気は出てきたと思います。
 自分も頑張ってる人が好きです。嫌いなのは――諦めてしまう人ですが」

そう言うと、最後にもう一度礼を言いながら頭を下げた
一つ相談に乗って貰えた事で、その表情は幾分か明るい物になっていた事だろう

「また会える事があれば、よろしくお願いします。お身体には気を付けて、無理をなさらず」

笑顔でそう言うと、右手を差し出した

/遅れました…
856 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 22:26:11.35 ID:K6mdizQP0
>>853
「俺の能力の前では、神様だろうが仏様だろうが、全部関係ないんだよ」

【少年の能力ならおそらく可能だろう、しかし、神にどこまで能力が効くのかは分からない】

「能力名【虚言実行】、君の前の現実を嘘にしよう、君の望みを真実にしよう」
「だけど、それにはそれなりの代償も必要だ」

【少年はそこまで言うと少女の方に手を伸ばして】






「―――嘘つきを信じる勇気、君にはあるかい?」


【見ず知らずの少女の為に、この少年は神様を敵に回そうというのだ】
857 :【冒険勇者】Lv14の勇者 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:27:34.44 ID:M3zj7Rxc0
>>854

「おっけー。クラリスだね」

ラオウ「マジで聖職者には見えねえ……」

【快活な笑顔で親指を立てる少女と、真剣な表情で呟くスライム】
【確かに彼女は聖職者というよりも、武人のように見えた。というかそうとしか見えない】

「うん、わかった! またね、クラリス!」

【公園を去っていく相手の背を、見えなくなるまで大きく手を振って見送る少女の表情は】
【やはり楽しげで元気に満ちた、無邪気な笑顔だった】

/こちらこそ、絡み乙でした!
858 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/23(土) 22:28:36.94 ID:fQB8nuY+o
「……どうなってんだ?」

『―――さあ?』

大都市郊外に位置する廃墟群。
そこに、薄い茶髪の青年と黒髪の女の姿が見える。
青年の方は背に細長い鞄を背負っており、女の方は黒のノートパソコンを手に持っている。
辺り一面には血溜まりがいくつも出来ており、しかし死体や怪我人らしき影は見当たらない。
青年と女は戸惑いながらも、辺りを捜索しているようだ。

/死合い所望です
859 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:28:56.09 ID:P29BTVYho
>>856

……面白いのう!

【嬉しそうに、笑う】
【今度は、不敵な笑み】

――なら、願おう
わらわは此処に戻ってくる
一度は神界に行かねばならぬが――


"必ず"戻る

【果たして、これは嘘なのかのう?】
【そう心のなかで呟くと、少年を見据えた】
860 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 22:33:45.24 ID:FdvV8+1IO
【公園】

「…ま、学園は明日にでもいくか。」

【ほとんど黒のダークグリーンの薄手のコートを来た女がベンチに座っている。】
【傍の大剣からは冷気がもくもくと発せられており涼しい。】
861 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 22:35:17.64 ID:K6mdizQP0
>>859
『必ず? 冗談言わないでよ』

【少年は言葉を紡ぐ、少年の能力は否定した物事を実行するというものである】
【では相手の言葉を否定して、さらにそれを否定した場合はどうなるだろう】

『絶対に、すぐに帰ってくるよ君は』

【さあ、能力は発動した、あとはこの少女次第だ】
862 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/23(土) 22:35:31.41 ID:R0cNGkMxo
>>855

「そう、会えなかったら悲しい。でもさ、本当に互いに惹かれるモノがあれば…」
「それこそ、運命に引き寄せられて出会うはずさ。そういう浪漫も、アタシは好きだ」

その言葉にも、表情にも、心にも、女のどこにも――迷いはない

「そうする。恥じらいのない女は魅力減だからね。分かってるさ」

右手をひらひらと振って、さも理解している風に言うが…残念、青年の意図は通じていなかった

「やる気は大事だね。アタシは…諦めも肝心って思うことがあるかな」
「まぁ、ケースバイケースの話だし――アンタが少しでも前に進めたみたいで、それが何より」

こちらも笑顔を返し、握手に応じる

「お互いにね。心配してくれてありがとう」
「――それじゃ、また」

ゆっくりと握手を解くと、少し首を傾け、満足気に微笑んで
そのまま青年と擦れ違おうとする。何もなければ、ゆっくりと砂利道を歩んでいくだろう
863 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 22:35:46.92 ID:5493Z4h7o
>>858
コツ、コツ、コツ。

靴音の間隔は一定で、無機質。―――青年らからすればその音は、徐々に近づいている様に感じるだろうか
音のした方向に目を向ければ、建物から出てくる、一人の女が居る筈だ。酷く窶れたボロボロのカーディガンを、身に纏っている
視線は確かに、青年を串刺している。併しその目は、何も見ていないかの様に虚ろであった
何も喋らず、何も語らず。不気味な静寂を引っさげて女は、青年へと、近づいていく
864 :【妖炎刀】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 22:38:28.07 ID:BHMeTR1V0
>>848
/(`・ω・´)
865 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/23(土) 22:40:44.00 ID:fQB8nuY+o
>>863
「――――――っ!?」

近づいてくるような靴音を聞き、青年は背の鞄を自身の前に出す。
そして鞄から取り出したのは180cmはあるかと言う長さの火砲。
手馴れた手つきでそれを構え、虚ろな瞳の女へ砲口を向けた。

『―――誰、ですか?―――』

黒髪の女は二人から遠ざかりつつ、青年へ近づいていく相手へそう尋ねた。
女はノートパソコンを既に開いており、いつでも入力可能といった様子だ。
866 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:41:33.46 ID:P29BTVYho
>>861

こんな事って、あるのじゃな

【ぽろぽろと溢れる涙は嬉しく】

ありがとう、本当に
お主には感謝してもしきれぬ……

何か礼をさせてくれぬか

【今日の深夜0:00に行くことに成る】
【きっと、その数時間後にはもどってこれるのだろう】

【それが、ほんとうに嬉しい】

【日常に、帰って来れることが】
867 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/23(土) 22:44:12.46 ID:FMFfcsao0
>>848
/よろしいか?
868 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/07/23(土) 22:45:24.40 ID:5k0RlOyyo
>>862
「そうでしょうね」

迷いの無い女の言葉を聞きながら、ただ一言返して頷くだけにする
男が何か言える事では無いし、その言葉を素晴らしいと感じていた――だから余計な口は出すまいと

「分かっていただけたなら、良いですが…」

これ以上言ってもしょうがないだろうと感じ、まあ恐らくこの女自身が忘れてくれるだろう――と期待して、それ以上言うのは止める事にした
本当に恥じらいがあるのだろうか――と、疑念を抱きもしたが

「そう、ですか。まあ諦めを全て否定するわけじゃありません。
 未練を残さずに居られるなら、それに越した事は無いのですから―――諦めと言うか引き際、でしょうね」

後半は自身の中でまだ悩んでいるかのように声が小さくなっていったが、ともかく言葉を返す

「ええ、ではまた何処かで」

男の方も笑顔を浮かべながら、握手を交わし――そして、擦れ違って行く女を見送った
そして自分自身も、進んでいた方向へと再び足を動かし始める
その顔は、決意の色に染まっていた

/乙でしたっ!
869 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/23(土) 22:46:41.49 ID:aiScwYkmo
【廃墟】

一人の外国人風の顔立ちの少女が倒れた骸の前に呆然と立ち尽くしている。
手には血濡れた苦難。

滴る血液の音が罪悪感を掻き立てる。

「これは任務、だから仕方ないの...」

『殺人者!殺人者!』

「!?」

『お前の両親を殺した奴と一緒だな!』

「やめて...やめて...」

幻聴が聞こえる、殺人は初めてではない。
だが、殺した後はいつも幻聴にうなされる。

『お前なんて死んでしまえ、[ピーーー]。[ピーーー]!』

耳を塞ぎ、うずくまってなお止まらぬ幻聴。

「これは任務なのッ!仕方ないのッ!」

/死合い募集です。
870 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 22:46:47.94 ID:5493Z4h7o
>>865

青年の取り出した、巨大な火砲
それを見て女の表情は、僅かに和らいだ様に見えた。
僅かに上がった口角、視線は青年を捉えて離さんとしていた

「……素敵な、能力ですね」

濁った黒の双眸が、ノートパソコンを開いた女を一瞥する。
併しその視線は直ぐに、青年へと戻る。―――質問への答えは、無かった
ひたすらに女は、歩みを進める。恐らく、物理的な力に依って止められるまで
一体、何処まで近づけるのだろうか...?
871 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 22:49:31.85 ID:K6mdizQP0
>>866
「お礼・・・ね、じゃあ今度どこか料理が美味しいお店でも紹介してよ」

【少年はそれだけを頼む、たったそれだけを】

「泣いている少女が居たら助けるのが紳士の嗜みだよ」

【そして少年はぼそりと何かを呟き、能力を発動したのだろう、その手に勾玉が握られている】

「お守りだよ、これを首にでも掛けて行きなさい」

【そして紅葉色のそれを相手の少女に手渡す、神様にお守りとは実に滑稽な話でもあるが】
872 :【妖炎刀】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 22:49:45.58 ID:BHMeTR1V0
>>867
/大丈夫です!遅れてしまって申し訳ない!
873 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/23(土) 22:52:27.53 ID:fQB8nuY+o
>>870
「な、に……?」

……どういう事だ?
何故、目の前の女はまるでこちらの能力を見透かしたかのような言い方をしたのだろう?
……いや、惑わされるな
これは罠だ、この女の罠だ。
そう自身に言い聞かせながら、青年は相手を睨みつける。
砲口は相手に向けたままだ、近づいてこようとすればいずれ火砲と接触するだろう。

『―――先輩―――』

黒髪の女は戸惑いながらも、青年の方を見つめている。
相手に一瞬こちらを見られた事といい、その台詞といい
……能力が、バレてる?
まさか、と女は思う。
そんな訳がない、この女とは初対面な筈だ。
それともまさか
……先輩の知り合い、とか?
それは無いだろう、と即座に頭を振り払う。
青年も初対面の様な反応をしていた。故に知り合いと言う訳ではないだろう。
女は思考を続けつつ、二人を遠巻きに見つめている。
874 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 22:53:05.17 ID:P29BTVYho
>>871

うむ!
お店と言わず、わらわが自ら振舞おうぞ!

【普段が自炊なので出来ないことはないだろう】

……?

【つぶやきは聞こえなかった】

ありがとうの!

【首にかかった紐を外し、もとの勾玉の隣にそれを通す】
【ぎゅ、とそれを握ると】

わらわは帰って来れる……

【夢みたいで、もう一度噛み締めるようにつぶやいた】
875 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 22:57:49.19 ID:5493Z4h7o
>>873
実際女に、相手の能力が分かっていた訳では、勿論無かった
ただ、相手の持つ火砲は明らかにイレギュラーなもの
その事がただ一心に――女を喜ばせていたのだった。靴音は続く

「少し、失礼しますよ......?」

表情は変えず、しんとした笑みを浮かべながら、女は
軈て接近する事が成せば、火砲へと触れようとした。それすら上手く行けば
火砲を無視して、青年の身体の方へと。止めなければ女は、青年に抱きつこうとする筈だ。
併し恐らくはそううまくいかないだろうとも、思っていた。――分かる筈だ
近づけばやがて判然としてくる、女の殺意
876 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/23(土) 22:57:49.66 ID:FMFfcsao0
>>848
「おやおや、中々に穏当ではありませんねえ」

【のんびりとして、喧嘩の雰囲気にそぐわない様子の黒スーツが1人】

「皆様、身罷るまでお時間をお貸し頂けません?」

【言い終わると共に、男の背後の地面から土の兵隊が現れる】
【特に大きな動きが無ければ、このまま襲い掛からせるようである】

「喧嘩は、あまり見て面白いものでもありませんしねえ」

【誰にいうでもなく、独語した】

/それでは
877 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる [saga]:2011/07/23(土) 23:00:15.73 ID:R0cNGkMxo
>>868

青年の言葉には当たり障りの無い相槌を打ち、女はゆっくりと歩き出した
そしてそれなりに距離が離れてから、星空を見上げ


「――…うん、なんか癒された」


決して当人には聞こえない声量で、ぽつりとつぶやいたのだった


/あり乙でした!!
878 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 23:00:39.88 ID:K6mdizQP0
>>874
「ああ、帰って来れるよ」

【少女の言葉を肯定する、勾玉は熱を操る事が出来る、そして、絶対に壊れない、これだけの能力】

「じゃあね、お嬢さん、その勾玉は夏は冷気を出して冬は熱を出す作りになっているから」

【少年は軽く勾玉の説明をして、その場を立ち去ろうとする】
【この勾玉はまだ力は弱い、だが少女が帰って来れて、誰かと出会う度にその力は強くなっていくだろう】
879 :【朱ノ鳥居ヲ守ル者】ちび神様 [sage saga]:2011/07/23(土) 23:02:12.91 ID:P29BTVYho
>>878

うむ、ほんとうに有難い

【深々と礼をすると】

……また、会おう!

【最初よりも元気な返事で、少年に別れを告げた】

/絡みおつありでした!
/SSを手直しする作業せねばっ
880 :【妖炎刀】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 23:03:40.25 ID:BHMeTR1V0
>>876
『あぁ?』

【不良は、入ってきた"異常"に顔を向け】
【瞬間、笑い声が響いた】

【不良の一人が、余裕の表情で男に近寄る】

『おォい、おっさ……ッ!?』

【瞬間、男の背後に現れた、兵隊】
【クソッと悪態をつくと去っていく不良達】
【ただ一人、男に近寄った一人を除いて】

【青年はにこにこと笑いながら】

「あれ?どういう事ですか?」

【のんきにそんな事を言っている】
881 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/23(土) 23:03:48.40 ID:fQB8nuY+o
>>875
「――――――!?」

青年が何か女に抱きつかれていた。
「あ、ありのままに」とかネタAAで茶化している場合ではなく
何が何だか全く理解できない様子で、青年は慌てて女を振りほどこうとする。

『―――先輩―――』

「ち、違っ――――――!?」

遠くから見ている後輩に言い訳をしようとした先輩は、女から出ているその殺気に気づく。
一般人が出すようなものな、そんなチャチなもんじゃない。これは。
だから青年は、即座に次の行動を取る。
その前に女を振りほどくのが先決か。
882 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 23:04:20.66 ID:ZIFChHda0
>>869

有り金をすべて失ったために廃墟に寝泊りしようとした矢先
網膜は死体を捉えてしまう。まったく人が寝ようとする場所で人を殺すなと。
そうため息をつきながら、ふと考えた事を実行に移すいい機会だなと思いつつ。

「あー…頭大丈夫?」

と、声を掛けるが明らかに警戒している。
883 :【虚言実行】ドラえもんのウソ8OOの様な能力 :2011/07/23(土) 23:04:36.66 ID:K6mdizQP0
>>879
/乙でした!
/勾玉は最大で拳大の火(冷気)の球が出せるようになります
884 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/23(土) 23:10:22.84 ID:FMFfcsao0
>>880
「逃げられましたか…」

【別に捕まえる気は無いのでそのまま見逃す】

「何と言われましても、ただの人狩りの真似事ですよ?」

【あっさり、近寄る青年に教えた】
【信じるかは別として】

「ああいうのを捕まえて、世の中の道理を教えているのですよ」

【人体実験に使っているとまでは言わないのである】
885 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 23:11:48.73 ID:5493Z4h7o
>>881

男と、女
やはり力の差は大きく、程なくして振りほどかれてしまうだろう
――ただ、女は既に、次の行動へと移そうとしていた

「...御馳走様」

抱きついたまま、女は、不意に右手を青年の頭上へと上げる。
そしてその行動が阻止されなければ――――能力発動
女の手が、青年が持っている火砲と全く同じものへと変貌した。
堅さと見た目。それが女のコピーしたものであった。...つまり重量は、手の時と同じ。
女は、青年の頭へと振り下ろす。鈍器と化した、180cm程もある自身の手を。
886 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/23(土) 23:11:55.97 ID:0V/OOb5Lo
【夜の公園。】

【昼間の喧騒とは全く懸け離れた、夜の静かな静寂に包まれた公園。そこに何か固い物がぶつかる音がする。】
【そしてそれを追う様に中味のギッシリ詰まった布袋の様な物が地面にぶつかる様な音。】
【これだけ言うとなんだか物騒に聞こえるが何の事は無い、ただの杖が地面にぶつかる音と人が転ぶ音だ。】
【深夜の公園でそんな人間がいるのも正直アレなのだがまぁこの際置いておこう。】
【ともかく公園にはそんな音が響いていた。それも何度も何度も繰り返し、だ。】
【そして音が響いてるのならば当然発生源もある訳で…それは鉄棒を左手で掴み、やはり右手で杖を掴んでいた。】
【長い茶髪に着崩した学園の制服。時間帯も重ね合わせてどこからどう見ても不良である。】

なん…で…俺…が…こんな事を…ッ!

【そしてまた足が動かないのかなんなのか、鉄棒から手を放し、そしてそのまま地面にダイブ。
【既に服はボロボロ、砂だらけだ。なんでこんな所でやっているのか、甚だ疑問である。】
【杖を地面に突き立て、また鉄棒を掴む。傍らにある車椅子から見て分かる通り、リハビリテーションと言う奴である。】
【しかし何故ここでやるのだろうか。診療所でやればいいだろうに。一応考えはあるようだが…】
【とくに広くも無く狭くも無くなこの公園。この青年、非常に目につくが…果たして。】
887 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/23(土) 23:12:00.25 ID:aiScwYkmo
>>882
「違う、チガウノ...」

声、人間の声が聞こえた。

「アタマ?頭?のうみそ。」

「オカシイワ、僕?私?狂ってる?」

明らかに頭のネジが飛んだ話しかた、口調。口のはしから涎が垂れている。

「ミラレタラコロサナキャ、るーるなんだから。またコロスんダ。やダナ。」

スプレーを噴出するような音と共に少女は夜の暗闇に擬態する。

姿は見えないだろう。ナノマシンの力で擬態しているのだから。
888 :【妖炎刀】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 23:16:35.27 ID:BHMeTR1V0
>>884
「あぁ、ハハハ、生徒指導の方ですか、いやぁ、ありがとうございました」

【のんきな物である、確実に不良達を襲おうとしていたのに】
【いや、もしかしたら気付いていて、気付いていないフリをしているのかもしれない】
【ずっとニコニコしているので、逆に無表情である】

「僕だけだったら、ほんと、危ない所でした、いやぁ……ハハハ」

【青年がそう言った瞬間】
【路地裏の入り口から、強い風が吹いた】
【青年の、緑のローブがはためく……いや、まあそれだけなら別にいいだろう】

【ローブがはためいた時、青年の左腰の辺りにある、小太刀の赤い鞘が相手に見えるはずだ】
889 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 23:17:17.22 ID:ZIFChHda0
>>887

「あのねぇ…頭がトチ狂ってるやつはみんな口をそろえてそういうのよ…」
「あっ、でもそれ自覚してる上でくるってるやつもいるわね」

と、余裕ぶってみるが正直怖い。話が通じないほど怖いものは無い。
相手の様子も狂人のそれ。支離滅裂な言葉も狂人のそれ。殺意も狂人のそれ。
ああ、何でこんな場に首突っ込んじゃったんだろうか。と内心毒づきつつ決心を固める。


―――殺すってんなら、アンタと私の命を賭けようよ

―――死ぬか生きるか。そんな綱渡りみたいな博打も悪くないわッ!

そして不可視となった相手を警戒しながら宣言する。

―――バクチッ! と
890 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/23(土) 23:22:35.25 ID:aiScwYkmo
>>889
「あナタが此処にイなけれバ私はアなたヲ襲ウ事は無かっタの」

「貴方が悪いの。」

ガラスが割るような音、ナノマシンの幕を突き破って天井の鉄骨に張り付く。
忍者のように。

「賭ケ、死ぬのは...貴方。ワるい、貴方のセい。消えて、消えて。」

少女は天井から相手を目掛けて落下、苦難を相手の肩に突き刺そうと振り下ろす。
891 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/23(土) 23:23:07.76 ID:fQB8nuY+o
>>885
「――――――【殲滅神砲】(仮)がっ!?」

火砲の名前を思わず叫びつつ、青年はその眼を見開いた。
何せ目の前の女の右手が、青年の持つ火砲へと変貌したのだから。
そして、それが頭上に振り下ろされる。
しかし

「澄!コード【スキャター・シュート】 発注だ!」

『―――了解―――』

青年は慌てず後輩に指示を出すと
火砲を持たない左腕で、女の火砲へと変貌した右手を防ごうとする。
普通なら無謀極まりない行動。だが
――――青年は知っている。火砲の重量は、精々5kgもない事を。
もし青年の左腕が女の攻撃を防いだならば
青年はもう一方の右腕に持つ火砲を構え、女に向けて光線を照射しようとするだろう。
火砲の砲口には既に魔方陣が展開してあり、粒子が収束しつつある。
青年が発注したコード【スキャター・シュート】は、光線を広い範囲に拡散して照射出来るもの。
一発一発の威力は軽い火傷程度のものだが、同時に10本の光線を食らえばどうだろうか?
青年と女の距離はそれ程離れていない。ほぼ零距離射撃に近いだろう。
892 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/23(土) 23:24:20.39 ID:FMFfcsao0
>>888
「ええ、怪我が無くて良かったです」

【笑顔に笑顔で返す】【路地裏で、何とも不気味なことである】

「学園で教師をしているのですが…」

【その次の言葉を言わんとした時、一陣の風が吹いた】
【言葉を中断して風を耐えると、青年が刀剣の類を提げているのが見えた】
【ローブと剣など、よくあるパターンだ】【男はある質問をする】

「ところで、君は根無し草ですか?」

【男には、酷く重要な質問である】
893 :【妖炎刀】@wiki [正義・闘争・安心 sage saga]:2011/07/23(土) 23:27:54.20 ID:BHMeTR1V0
>>892
「教師さんですか、立派ですねえ」

【にっこにっこ】

「根無し草?」

【一瞬、不思議そうな表情を浮かべ】
【またすぐに笑顔】

「えぇ、まあ、留まる所は無いですねえ」
「何せ、一人旅の途中なんで」

【隠す事もせず、そう告げた】
894 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 23:28:59.60 ID:ZIFChHda0
>>890

「あーはいはい、責任の押し付けなんて面倒。それにさ、今は
賭け事の最中なんだからさ、そんなにペラ回すんじゃ―――」


無いわよ! と叫びながら音のした天井を見上げ
何かの存在感を察知しバックステップで回避した。
にしても、不可視な敵ほど厄介なものは無いなと思いながらも今回割り振られたカードを確認する。
「水属性」「薙刀」ああ、実にこの場にとって申し分ないカード。自分の運もバカには出来ない。
月が出ているだけにツキがあるってか?実にくだらない洒落である。

そんな馬鹿な他事を想いながら相手のいるであろう場所に向けて左から右へと薙刀を振るう。
それに並行して自分を起点に水を垂れ流し始める。いくら不可視で在ろうとも足跡や音まで消せないと判断したからだ。

/1レス目
895 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/23(土) 23:33:33.42 ID:FMFfcsao0
>>893
「それほどの職ではありませんよ」

【笑って返す】
【そして、件の質問の答えに対し】

「それでは、学園を住処になさっては如何でしょう?
暫く旅を中断して、学んでみては?」

【男は提案するのだった】【断ると、どうなるかはお楽しみである】
896 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/23(土) 23:36:42.06 ID:aiScwYkmo
>>894
コンクリートの地面に苦難が突き刺さる、外れたようだ。

「ah...」

「キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ...モウいやだ...」

「[ピーーー]...殺しタくない...」

彼女の口から放たれる言葉はめちゃくちゃである。

薙刀だろうか、初めてみる武器を前に少女は...


斬り裂かれた。

大量の血が地面を濡らす。

ナノマシンで傷口を補修、無理矢理流血を止める。

そのまま地面に倒れ込む。


「痛...イ。」

少女は声にならない叫びを上げて苦難を投げる、相手の首が狙いだ。

"動かなければ"命中してしまうかもしれない。
897 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 23:37:07.09 ID:5493Z4h7o
>>891
振り下ろした火砲――併しそれは、青年の左腕に依って、防御されてしまう
なんだ、こんなものだったのか...苛立を顔に浮かべる女が、次に想うのは 驚愕
目の前の青年から女へと、素早く指示が出される
そして間もなく、自身へと発射される、淡い閃光――――

「―――ッ!!」

咄嗟に左腕を差し出すも、その威力は衰える事は無かった。
如何に一本一本にさしたる威力がなくとも、ゼロ距離で十本全て命中したとなれば――…
女は、何mか吹き飛ばされる羽目になった。その光線の威力を身を以て知る事となった
女の身体は見るも無惨に焼けただれ、左腕はだらりと垂れる。

「成程、物理攻撃では殴殺するに能わず。...」

ぼそりぼそりと、女は濁った視線を青年に向けたまま、二三言葉を紡ぐ
そしてそれは唐突に――ぎょろりと、女へと移された。

「動かないで。...彼女を私みたいに、する事は出来ないでしょう?」

火砲を女へと向けて、無表情で言葉を紡ぐ。それは脅しであり、ハッタリであった
発射したビームまで、女にコピーする事は出来ない。併しそれを、火砲をコピーしてみせたばかりの青年に察知されるだろうか?
一種の賭けではあったが、今は此方が不利。...静かに、反応を伺う
898 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 23:37:57.12 ID:ZIFChHda0
>>896
/苦無は視認できますでしょうか?
899 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 23:38:43.48 ID:BHMeTR1V0
>>895
「……学園、ですかぁ」

【噂には聞いている】
【かなり大きな学校のような物で、世界の所々から生徒がやってきているような凄い所らしい】
【しばし考え込む】

【だが】

「やだなぁ、僕は、学校の規則やらに縛られて生きる人生、ごめんですよ、ハハハ」

【爽やかに笑いながら、断った】
【この青年は"自由"を極端に好み】
【学校という、まさに南京錠が付いた牢獄のような場所は】
【青年にとっては、天国のお花畑にはなりそうもなかった】
900 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/23(土) 23:40:05.57 ID:aiScwYkmo
>>898
/はい、視認出来ます。
901 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/23(土) 23:44:33.35 ID:FMFfcsao0
>>899
「ははは、ご冗談を」

【言いながら、背後の兵隊の数が計五体になった】
【そのどれもが、長剣を持っている】
【それでも男の笑いは絶えない】

「嫌なら、力ずくとは言いません?
それに、このような時期に学もないのは感心しませんねえ」

【兵隊が、青年を捕まえんと襲い掛かる】【直線的に迫る】

【男はこの時期の人には、教育が必要と考え、実行している】
【そのために、彼を納得させるのである、力ずくで】

902 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/23(土) 23:47:58.01 ID:fQB8nuY+o
>>897
『―――せ、先輩―――』

「…………」

砲撃は直撃した。しかしまだ無力化には至っていなかった。
重傷を負いながらも、その火砲腕を後輩へ向けられ、青年は閉口する。
そしてしばし俯いていたが、しばらくした後に相手を見つめたその顔は

「――――――やれるもんならやってみろよ」

笑みだった。
青年はこう考えていた―――光線を照射する為に必要なコードを知っているのは、澄だけだと。
例え青年や火砲から何らかをコピーした所で、澄の知るコードが無ければ光線は照射出来ない。
青年はコードなんか知らない。故に澄が居なければ光線を照射すら出来ない。
しかし、それが今回は役に立った。
相手の行動が、ハッタリだと確信できた。
そして青年は動く。
相手が何らかの行動を見せる前に、近づいて回し蹴りを腹部へ繰り出そうとするだろう。
903 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/23(土) 23:50:54.43 ID:FdvV8+1IO
【廃墟群】
【そこに存在する巨大な橋。干上がった運河の上にかかるそこに、女はいた。】
【物憂げに空を見上げながら、何か考え事をしている。】

「……学園…」

【手すりに寄りかかり、天を仰ぐのは、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背負った身の程もある大きな片刃の剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「いろんなのが…いるわよねえ…」

【よくよく目を凝らせば、大剣から霧のように白い冷たい水蒸気が吹き出ているのがわかる。】
【耐えず放たれるそれが、彼女の周りの空気を冷やしていた。】
904 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 23:51:03.02 ID:BHMeTR1V0
>>901
「ジョーダン?何がですか?」

【きょとん、とした表情を浮かべる】
【と次に視界に入ったのは、相手の背後の兵隊】
【五体、そして全員が長剣を持っている】

「………おや?ジャグリングでも披露してくれるんですか?」

【青年の笑顔が、少し薄れた】
【予想はついていたものの、兵隊がこちらに襲い掛かってきた】

【動きは直線】
【とはいえ、あの男が操っているとすれば】
【横に逃げれば、逆に追い詰められる】

【青年は一歩足を引いた】
【兵隊が一歩近づいてくれば一歩足を引き】
【また近づいてくれば、また一歩引く】

【これを繰り返し、間合いを保ったまま】
【ローブの中の小太刀をすぐ抜けるように、右手をかけた】
905 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/23(土) 23:51:31.02 ID:ZIFChHda0
>>896

手ごたえを感じた。確かに相手の身体を引き裂く感触をこの手で感じ取った。
これで死んだとは思っておらず、矢張り苦無が飛んでくる。
先の攻撃は割と本気で振るったために隙が大きい。その為回避と言う術を取るには遅すぎるのである。
だから取った手は、ダメージを受けるものの相手の戦闘武器を奪う方法。
身体に近い左手、身体から遠い右手。振るわれた状況から柄を横から縦に構え。
首を護るように左腕を持っていった。

「―――ぐうッ!!痛ッ!!」

左腕から血がにじみ出る。痛みがそこから流れだす。痛覚によって顔をしかめる。
だがこれは生死をタネにしている賭け事である。
自身が傷つくことを恐れてどうして賭け事ができようか。

だから取った手は―――攻撃。
上段からは初等魔法程度の威力の水魔法の攻撃。
下段からは右から左への薙ぎ払いが遅いかかる。
906 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/23(土) 23:57:07.49 ID:FMFfcsao0
>>904
「まあ、学園に住まいを用意するので
住んでは頂けませんか?ということですよ」

【それを断るとは、何と言う冗談なのかということである】

「そんな高等技術は習得してませんよ」

【襲わせている合間にも、男の前面にボウガン兵が5体追加される】
【しかし、下がる様子からして、中々に熟達しているようである】
【得物に手を出すのまでは気が廻らなかったのである】
907 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/23(土) 23:58:43.31 ID:0V/OOb5Lo
>>886
/あげ!
908 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/23(土) 23:58:55.78 ID:5493Z4h7o
>>902
閉口し、俯いた青年
その様子を見て内心、女は薄ら嗤っていた――他愛無い、と

「...ッ」

併し、甘かった様だ。俄に見開かれる瞳
女がなにかしようとする前から、男は動き出していた――…

「ぐっ...」

火傷のある腹部へと蹴りを叩き込まれ、女は激痛に顔を顰める
――息が、出来ない。容赦ない攻撃に、又しても女は、吹き飛ばされる

「ず、随分と、...容赦、が、ないで、すね」

其れでも未だ、言葉が紡げるのは――不自由ではあるが――生来のその、身体の頑丈さからであった
満身創痍の身体ながら、女の殺意は衰えず、右手には火砲が見えて。
女は足を引き摺りながら、青年を目指して歩き出す。諦めて、溜まるものか
909 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/24(日) 00:01:34.29 ID:hft4wP2do
>>905
「ググググ...ギギ...」

ナノマシンで傷口を補修したのは良いのだが、隙間から血が滲み出る。

 「10人の兵隊さん食事に出かけた、1人が喉を詰まらせて残りは9人の兵隊さん。」
  9人の兵隊さん夜更かしをした、1人がすっかり朝寝坊、残りは8人の兵隊さん。
   8人の兵隊さんディーヴォンに遠足、1人がそこに置いてけぼり、残りは7人の兵隊さん。
   7人の兵隊さん薪割りをしていた、1人が斧で真っ二つ、残りは6人の兵隊さん。
   6人の兵隊さん蜂の巣をいたずら、1人が蜂に刺されて、残りは5人の兵隊さん。
   5人の兵隊さん法律の勉強、1人が判事に出世して、残りは4人の兵隊さん。
   4人の兵隊さん海にお出かけ、1人が燻製にニシンに飲み込まれ、残りは3人の兵隊さん。
   3人の兵隊さん動物園を見学、1人が熊に抱きつかれて、残りは2人の兵隊さん。
   2人の兵隊さん日向でおすわり、一人がお日様に焼かれて残りは1人の兵隊さん。
   1人の兵隊さん最後に残った、自分でロープに首くくり・・・そして誰もいなくなった♪」

少女が凄まじい早口で歌った童謡、10人の兵隊。

「二人の人間、一人は八つ裂きにされて残りは一人、残った一人は槍に貫かれ誰もいなくなっt..」

上から水で撃たれ、直後薙刀が少女を抉り、吹き飛ばす。

鮮血が空を舞う。

鈍い音と共に落下防止の柵に衝突する。

柵は衝撃で廃墟から落ちる。


少女は掌を相手の腹に向け、ナノマシンの鑓を伸ばす。そこそこの速さであるが回避は容易。

だが当たれば串刺しとなるだろう。
910 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 00:05:41.42 ID:aRy3+QX60
>>906
「僕はここに来るまで住まいなんて持った事もあるませんよ」
「それに、これからも必要ありませんって、ハハ」

【ジリジリと後退しながら、笑い声を漏らす】
【だが、もう顔に笑顔はほとんど浮かんでいない】

【また兵隊の追加】
【今度はボウガン、どうやら、地面からだいたいの物を出せるらしい】
【だが、それなら最初から、十体二十体出せばよいのではないか】
【五体ずつという事は、同時に操るのも、ある程度上限があるという事か】

【それなら】

「ッは!」

【後退する足を止め、近づいてくる長剣持ちの兵の一体に向けて】
【構えていた小太刀を抜き、所謂居合い斬りを、左から右にかけて繰り出した】

【ボウガン兵の作成に意識を集中させた後、長剣持ちにすぐに意識は戻せないと踏んでの一手だが】
【実際、ほぼ賭けのような攻撃だ】
911 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 00:06:27.68 ID:Y8cAwhM1o
>>908
「そりゃあこんな時に容赦してられる程、俺は強くねぇからな」

今までの戦闘は全て敗北していたのだ、容赦なんてしていたらこちらがやられてしまう。
しかし相手は女性だ、これ以上一方的に痛めつけるのは少しばかり良心が痛む。
だから青年は、殺意むき出しの相手に対して

「……ま、その傷じゃもう戦えないだろ」

はぁ、と溜息をつくと
手に持った火砲の砲口を、満身創痍な相手の額に突きつけた。
相手から完全に戦意を喪失させる為の、脅しのようなものだ。
後輩に指示も出していないし、光線を照射する気など更々無い。
912 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/24(日) 00:13:23.97 ID:P5RAZhzD0
>>910
「必要不要は住んでみてから考えては如何です?
定住も良い経験になりましょう?

【男は、薄い笑顔をいまだ浮かべている】
【ボウガン兵はただの後詰だから、後で召喚しただけであって】
【数の制限の問題ではないのである】

【そして、剣兵の一体が斬られる】【傷は深く、土に還った】

「なんと、ただものではありませんねえ」

【その腕に嘆息するものの】
【4体の剣兵は、息つく間も与えずに攻撃を掛ける】
【しかし、その剣に刃は無く、殺す気の無いことが伺える】
913 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/24(日) 00:14:10.49 ID:IuLm6fI70
>>909

手ごたえ二度。相手は鮮血を吹き出しながら吹き飛ばされ鉄柵に衝突したようだ。
時間も無いために、急いで相手を殺すべく割と全力で疾走し始めある程度まで詰まる前に
鑓が自身の腹部目がけて襲い掛かっているではないか。

だから右サイドステップで回避しようとしたが、先ほど受けた左腕の痛みがそれを許さなかった。
即ち、彼女の左わき腹の端っこの肉を見事に屠った。出血と激痛はさらに加速する。

「アァあぁあああああアッ!!痛い痛いッ!!」

半分涙目になりながら、足取りが重くなりながらも薙刀の有効範囲まで接近し。
水属性の魔法を下段に、薙刀での左から右への薙ぎ払いを胴体付近目がけて振るう。
薙刀での斬撃はヤマ勘であるため実際何処を斬れるのかは不明。
相手を廃墟から突き落とすのが狙いであり、また相手を殺すことも狙いである。
914 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 00:16:49.31 ID:tb2a1i/io
>>911
「………それは、どうでしょうか」

突き付けられた火砲、砲口を見て
女は未だに――何も変わっていなかった。殺気を帯びた目は、青年を見ている

「命の尊さなんて、とっくに『忘れて』しまいました...そんな脅しは、無駄です」

言葉が終るか終らないかの所で、女の姿が”崩れた”
体全体が歪み――変貌を遂げる。あっという間に女は青年のパートナーである女性、その姿に、形を変えていた
そして直ぐさま、右腕を振るう。...手が再び、火砲の形となって
狙う先は、青年の金的。如何に5kgないといえど、その強度は人の腕とは比べ物にならず
そんなものが振るわれれば少なくとも、無傷ではいられない筈――そんな思惑は、如何に
915 :【百花繚乱】 @wiki [sage]:2011/07/24(日) 00:18:16.57 ID:Dvx+/7D40
人並の多い街角、夜の繁華街、田舎の眺めとは違って、闇を飾る光が凄く沢山で
夜なのに祭りの様な明るさで、思わず見とれて、通行人に軽く当たってしまった。
そんな程度の事で、何度も平謝りしてしまう自分は本当に情けないものだ。

「わっ、わわッ……!ご、ごめッ……ごめんなさいッ」

ーーー……拝啓、父上様、母上様、綾芽は、此の能力者達の集う場に、ついに来てしまいました。
と言うのも、つい最近来た訳で別段初めてな訳でも無いのですが
まぁ、住み処捜し、バイト捜しだったり、多忙を極めて居て、落ち着いて歩ける日が今日な訳だ
勿論、ただ暢気に観光目的にやってきた訳でも無く

「あ、あのっ……ぼ、ボク、ど……どぅじょう破r……あ、いや、何でも無いです失礼しましたッ」

“拳法家”として名を馳せる為にやってきた、と、意気込むのは良いものの、解って居るのに
名の有る格闘家さんや、道場破りなんかは何時も試合が始まる前に
視線に圧倒され、終わる
そう、弱気、肝心な心が……弱いのだ

「うぅ、ま、またかぁ…………」

そして今、小さな道場破りすら、始まる前から失敗に終わり、泣きべそを掻いて帰る自分が居る
泣いてる場合じゃ無いのにね
916 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/07/24(日) 00:19:38.76 ID:0CdpquU2o
>>886
/もいっちょあげ
917 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/24(日) 00:22:34.90 ID:aRy3+QX60
>>912
「いいや……僕には必要無いね」

【きっぱりと言い切った】
【長剣持ちの一体が、ただの土へと変わり、崩れていく】

《斬撃回数 一回》

【すると、青年が持っていた小太刀が一瞬、ぼうっと火の粉を散らしたかと思うと】
【次の瞬間、小太刀の柄から、ライターのような火が現れた】

「…『赤』」

【青年はそう呟くと、小太刀を構え直す】

(硬度は無い、ただの土……なら剣はハリボテ?いや……)

【やはり相手の能力がよく分からないようで、うかつには飛び込めない様子】
【またもや敵の攻撃】

【だが、兵隊が持っている剣には、刃がついておらず、柄しか握っていない】
【間違い、という訳でもなさそうだ】

【とはいえ、四体同時というのは、流石に無理があるので】
【小太刀の刃の短さを活かし、ヒュンヒュンと素早く自分の目の前で、空気を斬りながら】
【牽制しつつ、少しずつ後ろに下がっていく】
918 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 00:24:04.95 ID:Y8cAwhM1o
>>914
「――――――っ!?」

相手が変貌し、その姿を見て驚愕の色を見せる青年の顔。
そしてそれに気を取られている間に、相手の右腕が動きを見せ
その攻撃は見事に命中し、青年は身悶えしながら地面に倒れこんでしまった。
しかしその手には未だ火砲が強く握られており、意識もはっきりしているようだ。

「ひ、きょうな……っ!」

『―――先輩っ―――』

倒れこんだ先輩を見て、思わず声を上げる女。
そして自分と同じ姿となっている相手を睨みつけた。
その顔は少し青ざめていて、頬に一筋の冷や汗が垂れていく。
919 :【白行遁術】 [sage]:2011/07/24(日) 00:24:55.18 ID:hft4wP2do
>>913
「かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?」

とても美しい美声で童謡を口ずさむ。

槍が突き刺さる感覚、それを感じて少女は
薄ら笑いを浮かべる。

「おうたをうたうとね、みんなにほめられるのよ。」

突如幼い口調。目に光りはなく絶望をたたえている。

再び水撃ではね上げられ、胸の辺りを抉られる。


廃墟から転落し、夜の闇に落ちていった...

「後ろの正面だあれ♪」

少女は転落する前に、再び槍を放っていた、果たして当たるかどうかは解らない。

狙っていないのだから。

【白行遁術】死亡

/絡み乙&ありがとうございました!
/相手にならなくてごめんなさい...
920 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 00:34:18.07 ID:tb2a1i/io
>>918
やはり、あの女へと姿をかえたのが良かったのだろうか
攻撃は命中し、青年は倒れ込んだ。――無表情で其れを、見下ろして

「――・・・何でそんな事を、言うんです。卑怯だなんて」

女は今や唯一の武器である、右手の火砲を振りかぶった。宛ら、ゴルフプレイヤーの様に
小さく呟く言葉は、無味乾燥としていて。...睨みつける女を、一瞥する

「そんな感情も、とっくに忘れてしまいました...貴方も、じきに」

素早く火砲を、振り下ろす。その重さに身体を任せ、更に力を込めて...
921 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/24(日) 00:34:54.44 ID:P5RAZhzD0
>>917
「住めば都といいますし、食わず嫌いは良くありませんよ?」

【青年の得物が火を帯び、男の興味は更に増大する】
【能力者を学園に送れば、研究の進展が見込めるからである】

【人形は動く為、運動性と装甲は両立しないのである】
【剣は、いまや木刀のようである】【敵を切るのでなく、打つものなのだから】
【しかし、男も不安なようで、ボウガン兵の前に更に兵隊の背丈ほどの槍を持った兵隊を5体追加する】
【4体は牽制を受けつつも、前進する】【最悪、逃げられかねない】
【結局、2体はそのままの位置で相手をさせ、もう2体で回り込み、男の方に誘導しようという算段らしい】
922 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/24(日) 00:36:36.48 ID:IuLm6fI70
>>919

三度。攻撃は命中する。相手が転落する様を確信した瞬間。
その前後に聞いた歌は酷く綺麗で、とても残酷で。
狂気と言う意味では似合っているかもしれないその行動。

その場違いな行動に動揺したのも相まって激痛と出血による集中力の欠如が
彼女の腹部に大きな槍を生やすことを許してしまった。

激痛で叫ぶ。激痛で顔を歪める。
出血で衣服が汚れる。失血で意識が遠のき始める。
「割に、合わないじゃないの」そう思いながらその場にうずくまっていた。

もし人が来て、病院へと連れて行けばまだ助かるかもしれない。
だがそこまでのツキがあるのだろうか…

/絡み乙でした!此方こそすいませんでした…
そして絡み待ち。
923 :【妖炎刀】@wiki E:妖刀『血』 [sage saga]:2011/07/24(日) 00:43:38.93 ID:aRy3+QX60
>>921
「いいじゃないか、僕は自由に生きてみたいだけだよ」

【後退しながらそんな事を言う】
【青年にとっては、一人旅も"自由"の延長線上である】

【相手は自分の周りを硬めた】
【と思ったら、今度は兵隊が二手に分かれた】
【回り込むつもりだろうか】

【どっちにしろ、数であちらが勝っていれば、逃げに回れば不利になるのは当然】
【しかし、自分が持っているのは、ライターの火力を持った小太刀が一本】
【だがやるしかない】

【ゴリ押しである】

「……ッ!!」

【声を押し殺し、兵隊が二手に分かれた所を狙い】
【こちらに近づいてくる二体の内の一人に、小太刀で素早く突きを繰り出した】
924 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 00:45:53.93 ID:Y8cAwhM1o
>>920
「が、は――――――っ」

金属の塊が勢い良く当たり、青年の身体が後方へ吹き飛ばされていく。
その際に火砲も手放してしまい、青年は事実上無防備になってしまう。
しかも吹き飛ばされた青年の意識は既に半分飛びかけている状態だ。
しかしこちらがやられてばかりという訳ではない。
火砲は元々頑丈に作られておらず、人を殴ったりしたら壊れてしまうような繊細なものだ。
それをコピーした相手のモノも、おそらく強度は同じ筈。
ならば二度も人を殴ったのだ、そろそろ使い物にはならなくなっているだろう。
しかし

「く、そ……ったれが」

しかし、ここから先は動けない。
青年は飛びかけている意識を保つだけで精一杯で、立ち上がる事など出来そうにもない。
おまけに立ち上がった所で相手の姿は後輩のものだ、攻撃できる訳が無い。
むしろ偽者と分かっていても、痛々しい姿の後輩を見ているだけで心が痛んでくる。
本物の後輩は相手を睨んでいるようだが、まるで効果は無いようだ。
すると後輩はこちらを見、とても心配そうな眼差しを向けた。
……こんなに心配するなら、普段からして欲しいよなぁ
そんな事を思うがそんな場合ではない。
必死に意識を保ちながら、相手の行動を待つ。
925 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/24(日) 00:52:31.10 ID:P5RAZhzD0
>>923
「その自由で己の首を絞めるのも、また自由といいますか」

【剣客商売で身を立てられる時代では無いのに、自由に拘るのも不思議と思っている】

【そして二手に分かれたのを見て、一体を倒そうとして突きを繰り出し】【それが刺さった瞬間】
「望外のことで」
【男は小さく言って、刺さった兵隊の土の硬度を最上まで上げる】【抜けない様にするためである】
【抜くなら、全力で抜かなければならないが、その前に囲まれるであろう】
【そして、槍兵もこの機を逃すまいと送り込む】【最悪、総勢9体に囲まれるわけである】
926 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 00:53:50.55 ID:tb2a1i/io
>>924
振り下ろした火砲、命中
女は漸く、小さな笑みを浮かべた。視線は油断無く、男を追尾する
...と

「……。」

既に右腕の火砲は、使い物にならなくなっていた。併し、大元は残っている
それさえあれば、何度でも再現出来る――女は近づいていく、コツ、コツ、コツ。
既に動く事の出来ない青年に向って
近づく事が出来れば女は、彼の頭を踏みつけようとするだろう。
きりきりと痛みを増大させ、意識を飛ばせと迫るのだ...併し、その動きはゆっくりとしたもので
反撃のチャンスが無い訳では、決して無い様だ――
927 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 00:59:58.22 ID:Y8cAwhM1o
>>926
近づいてきた相手に頭を踏みつけられる。
飛びそうな意識。必死に堪える自我。
そして青年は、そんな鬩ぎ合いの中
半ば本能的に、この状況に対する対処法を考えた。
それは

「が、あっ!!」

頭を踏みつけている脚を両手で掴み、そのまま地面に引き倒そうと言うのだ。
青年は意識が薄れかけとはいえ男だ。満身創痍の女性を引き倒す力は残っているだろう。
もしそれが成功したならば、青年は倒れた相手に馬乗りになるだろう。
928 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:00:25.01 ID:aRy3+QX60
>>925
「そーゆー事」

【突きが刺さる】
【すぐに引き抜こうとする】

【が】

「な…ッ!?」

【抜けない】
【土の兵隊に触ってみると、異様に硬くなっている】
【まさかこんな事まで出来る能力だったとは】

【青年は剣を必死に抜く………】

【気配も見せず】

「よ……ッと」

【剣を刺したまま、急いで後退】
【回り込んできている兵隊よりは少し離れた位置で止まった】
929 :【戯言博打】『バクチ』と宣言することによって武器を出せる。宣言時の末尾00や99は自身が即死する。 [sage saga]:2011/07/24(日) 01:01:31.57 ID:IuLm6fI70
>>922
やはりツキを使い果たしたらしく、彼女はこと切れてしまった。
賭けには勝っても、その報酬は「死」であった。だが彼女はそこまで不満を漏らさない。
賭け事に生き、賭け事に死んだのだから。
博徒として人生を駆け巡り、博徒として死んだのだから。

戯言博打 死亡
930 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/24(日) 01:10:01.16 ID:P5RAZhzD0
>>928
【剣が抜けなかった驚きもそこそこで、男は興をそがれた思いだった】
【下がる青年を一時無視し、男は戦列を整える】
【小太刀の刺さった兵を境に、前衛は剣兵と槍兵、後衛はボウガン兵】【その背後に男が立っている】

「さて、取引しましょう?
君の得物と君の時間の一部を、ね
別に、暫くここに滞在しても差支えがあるわけでもないでしょうし」

【戦列の後ろから、取引を提案する】
931 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:10:02.45 ID:tb2a1i/io
>>927
ぐいぐい、と、何の感傷も無く、ただその生を断つため
女は青年の頭へと、足を振り下ろしていた。そう時間は掛らず、トドメがさせると思っていた

「――・・・きゃ...ッ!?」

併し予想外であった。まだこの青年に、残されていた力があったとは
その根源は、女には到底理解出来ず――…咄嗟の事に、されるがままであった

「……殴りますか、私を」

馬乗りにされ、見上げるは青年の顔
女の声音には微かな動揺が混ざっているものの、取り立てて大きな感情の起伏はなかった
併しこの状態では、抵抗しようにも身体に力が入らない――何より、腹の傷が悲鳴を上げていた
とても反撃に出るどころではなく、恒久的に自身を襲う痛みに耐えるのが精一杯
額からは汗を流しながらそれでも、女の瞳は虎視眈々青年を見据える
932 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:15:15.61 ID:aRy3+QX60
>>930
【無視してくれてよかった、と内心ほっとしている】
【ぶっちゃけ丸腰なので、ここで攻撃されると手も足も出ない】
【間合いが取れたのが幸運である】

「……1つ言っておこうかな」

【薄く笑いながら言った】

「その小太刀は、僕が使わなければ、ただの小太刀だよ」
「もちろん、小太刀を扱うなんて誰にでも出来るけど、妖刀としての力は引き出せない」
「それに、僕はそんな妖刀にこだわっちゃいないし、どこかからもっとマシな刀を貰ったら、すぐにでも捨てようと思ってた物だよ」

「分かるかい?僕の言っている意味が」

【小太刀はこの青年の中に存在する魔物に反応して妖刀としての力を発揮するだけであり】
【青年以外が使えば、本当にただの小太刀である】

【つまり青年はこういいたいのだ】
【その小太刀には何の価値も無い、と】
933 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 01:15:56.83 ID:Y8cAwhM1o
>>931
「…………っつあ」

馬乗りになったものの、青年も既に厳しい状態だ。
意識は未だにはっきりとしていないし、先程の行動で残っていた力を全て使ってしまったのだ。
だから青年は相手にとどめを刺す事も出来ず

「……黙ってろ」

もうこれ以上抵抗させない為、右手で相手の口を塞ごうとする。
鼻は塞がないので息を止める訳では無いようだ。
しかし口を塞いだ所でどうする事も出来ない。
後輩はただ見守る事しか出来ないし、こんな所では人が通りそうにも無い。
……これから、どうする?
薄れゆく意識の中、青年は必死に思考を続ける。
934 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:28:05.35 ID:tb2a1i/io
>>933
「......っ」

左腕は火傷、右腕は鈍器のまま、そもそも動かす気力も無い
なす術無く女は、口を塞がれてしまった。瞳に恨みがましい色が、宿る

「――………」

青年が思考を続ける中、不意に、ばたりと両腕が床に垂れた
足はびくりと一回脈打ち、動かなくなる。
青年を見据える濁った黒は、徐々に小さく、狭くなっていく。...瞳は段々と、閉じられようとしていた
衰弱は、明らかだった――時間が静かに経過するからと言って、他が何も変わらない訳ではない
深手を負った女は、確実に弱っていた。このまま放っておけば、その末路は知れていく
その結末を脳裏に過らせつつも女は...未だ動けずに、いた
935 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/24(日) 01:31:04.66 ID:P5RAZhzD0
>>932
【男は前列の兵隊を土に還し、小太刀を回収して、名刺をつけて渡す】
【名刺は男の本名と学園の教職を示めすものであった】

「もう結構、諦めましょう
君のように強情な方を見たことがありませんよ
しかし、もしもの時はここに連絡を下さい」

【渡すと、反転して立ち去ろうとする】【研究材料を捕まえ損ねた悔しさを胸に】
【ボウガン兵は、男の通り過ぎるときに土に還る】

/文吹き飛んで遅れました
936 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 01:34:39.98 ID:Y8cAwhM1o
>>934
「――――――くそったれが」

……やっぱり人は殺したくない
そう思った青年は、口を塞いでいた手を離す。
そして相手の胸に手を当て、心拍数を図ろうとするだろう。
どうやら青年は――――――この女を助けようとしているようだ。
理由は簡単だ、「殺したくないから」。
自己中心的な考え方だが、今はこれで良い。
持ち合わせている数少ない医療の知識を、頭の中で必死に掻き集めている。
937 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:40:43.94 ID:aRy3+QX60
>>935
【素直に小太刀を受け取る】

「ふむふむ………社会科の教師さんね」

【小太刀をローブの中の鞘にしまいながら】
【名刺を読み上げる】

「ハハハ、すいませんねぇほんともう」

【先ほどの笑顔を取り戻したのか】
【爽やかに笑いながら、手を振って相手を見送る】
【呼び止める気配は無い】
938 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:41:31.28 ID:tb2a1i/io
>>936

「………!」

口が自由になり、青年の手が胸に宛てがわれる。その意味は、判然としていた。大きく目を、見開く
それは、間違いなく、今までで一番大きい感情の変化だった

「―――…わた、し、を、生かして、も...何にも、なりませ、んよ?」

それでも女は、目の前の青年を嗤いながら、必死に言葉を紡いだ
半ば、それは、女の意地のようなものでもあった。尤も本人は、そんな事に気付いていないが
その場で抵抗せず――と言っても出来ないのだが――彼のやる事を、見守っている
939 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/07/24(日) 01:44:48.58 ID:P5RAZhzD0
>>937
/絡み、乙ありでした!
940 :【妖炎刀】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 01:46:01.07 ID:aRy3+QX60
>>939
/絡みありがとうございました!
941 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 01:49:05.09 ID:Y8cAwhM1o
>>938
「……これは、俺の自己満足だ、だから、気にすんな」

そう言いながら、青年は震える手で懐からハンカチを取り出した。
そしてそれで女の顔を拭い、綺麗にしようとする。
青年は医療の知識などほとんど持ち合わせていない。
だが、やれる事はやっておきたい。

「…………火傷が、思ったより、酷いな」

患部の症状を見て、そう呟いた青年。
至近距離からの砲撃はやはり高威力だったのか。
火傷は患部を冷やさないといけないが、どうやら辺りに水は無さそうだ。
なら

「……病院まで、運んで、いくか、?」

それしか無いだろう。
942 :【複写知識】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 02:08:46.76 ID:Ty3Q76Aro
>>941

「……」

女は、何も言わない
それでいて相手の言葉を確りと噛み締めていた。

(――自己満足、ですか)

青年の取り出したハンカチで、女の顔は拭われ汚れは取り払われていく
それだけでみすぼらしい格好が幾分かマシと感じられるような、そんな顔立ちをしていた
青年の言葉ひとつひとつ、”記憶に無い”、された事の無い気遣いのひとつひとつが女の心に波紋を落とす


「その必要は、あり、ません」

提案に対し女は、一つの答えを投げ掛ける。今までとは打って変わった穏やかな声音であった
殺しにかかった自分を、目の前の青年は救ってくれようとしていた
傷ついた身体で、病院に運んでいくとまで持ちかけられて―――

女の身体が右手の火砲を残して、全て元通りとなった。あのサポーターの女の、面影は無い
既に其処には戦意の片鱗も感じられず、青年を見つめる女の表情は――…。
併し、そんな大切で掛け替えのない記憶も、淡い。いつか崩れてしまう
それがいつかは分からない。されど、確実にやってくる。...そして
再び青年に会った時きっと自分は、先程と同じ様にして、襲い殺しにかかるのだ――…

目を、瞑った


「...ありがとう」

暫くの後
目を見開いた女が浮かべていたのは、子供のような幼さの残った、笑み
何の含みも持っていない、純粋な、心からの笑顔であった
右手に唯残った火砲が、振り下ろされる。
今度ばかりは、痛みを感じる事は無かった

【複写知識】死亡

/結局死んで申し訳ないですが...乙でした! たのしかったです
943 :【砲撃書庫】アバウト司書と真面目な後輩 [sage]:2011/07/24(日) 07:20:30.18 ID:Y8cAwhM1o
>>942
「…………くそ」

死んで、しまった。
目の前の女が死んでしまった。
良いではないか、相手はこちらにいきなり襲い掛かってきたりした奴だぞ。
……違う
そういう問題じゃない。そういう問題じゃないんだ。
殺して、しまった。
俺が。殺した。
しかし

「――――――」

そのあどけない女の笑みを見て、青年は思わず笑顔になってしまった。
そして、その女の頬を右手でそっと撫でる。
死人の様には思えない、とても綺麗な肌だ。
そう感じた直後、保たれていた青年の意識が緊張と共に切れた。
意識を失い、死んだ女の上に圧し掛かるように倒れ込んだ青年。
それを見た後輩が近づいてくるような気がしたが、もはや青年にそれを確認する事も出来ず。。
目の前が、真っ暗になった。
青年が病院のベッドの上で目覚めたのは、この数日後の話だ。

/最後遅れてすみません……
/絡みありです、乙でしたっっ!
944 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 10:04:28.84 ID:v4KUjfGA0
【ここはとある公園。時刻は早朝】
【夏休みに入ったとはいえ、まだラジオ体操は始まっていない為朝の公園には老人位しかいないのだが】
【ここには老人の他に明らかにおかしいモノ≠ェあった】

「…………………」

【公園端に存在しているベンチによしかかり、ピクリとも動かないソレは黒い重厚な鎧だった】
【寝ているのか、はたまた置物のバイトでもしているのか、それは察せられないが動かない鎧がいる】
【その横には漆黒の大剣が立てかけられている。マニアの方ならば分かるくらいには有名な剣だ】

「……………」

【やはり鎧はピクリとも動かない。きっとこのまま時間が経ってもこのままだろう】

/ナンデも対応です。時間を変えてもらっても構いません
945 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 10:07:13.07 ID:OT5bmXaqo
>>944

……?

【たまたま通りかかった少女】
【鎧と大剣があるが――鎧の方は全く動いていない】
【無論、誰も振れていない大剣が動くこと自体ないことだが】

…… ツンツン

【鎧の腹部当たりを、右手の人差指でつついてみた】
【人が着ているのか、それとも違うのか】
946 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 10:11:21.16 ID:v4KUjfGA0
>>945
「……………」

【腹部辺りをつつかれたのだが、動く様子はない】
【そして中にも人はいない。兜の目に当たる部分から中を覗けばそれを確認できるだろう】
【寝ているのかバイトなのかはまだ分からないが、今はまだ動く気はないようだった】
【大剣を盗ることも出来るだろうし、鎧を持ち帰るもの容易だろう。必要かどうかは別として】
947 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 10:16:10.62 ID:OT5bmXaqo
>>946

……?

【兜の中身をみるが――やはり人が居ない】

…… フム

【盗る気はないが、重力を操作し、大剣をつかもうとしてみる】
948 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 10:19:41.09 ID:v4KUjfGA0
>>947
【大剣を掴もうとする少女】
【だがそれでも起きない鎧。不用心なのか寝ているのか、いやどちらにしろ不用心か】

「………………」

【ちなみにこの大剣、物凄く重たいのだが、重力を操作できるのならば問題ないか】
949 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 10:21:05.15 ID:OT5bmXaqo
>>948

〜〜〜!

【意外と重い】
【重力を再度調整し、持ち上げる】

…… プルプル

【やっぱり重い】

……(これの持ち主、どこかな)

【そんな事を考えた】
950 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 10:24:37.04 ID:v4KUjfGA0
>>949
「……………」

【鎧は見ていた。そして少し驚いた】
【こんな少女が持てるのか、と】
【このゴッツイ鎧でも持ち歩くときは引きずって歩くというのに】
【勿論、戦闘の時などは持ち上げるが】

「……………持てるのか」

【中々に怪力である】
【というか中に人が居ない鎧が喋ったのだが、少女の反応は…】
951 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 10:33:18.25 ID:OT5bmXaqo
>>950

!?!?!?!??!?!

【ザックン】
【能力の集中が途切れ、地面に再度大剣はささった】


……え?ど、どこ?

【きょろきょろとあたりを見回す】
【何処から声がしたのだろう】
952 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 10:36:34.05 ID:v4KUjfGA0
>>951
「……………そんなに驚く事か?」

【いや驚くだろ普通】
【しかしこの鎧は続ける】

「………ここだ」

【鎧は右手に当たる部分を動かし、カチカチと胸当てをつつく。金属音が少し空気を振動させる】
【というか今度は喋っただけでなく動いたのだが、少女がどう反応するのかとても楽しみです】
953 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 10:48:59.32 ID:OT5bmXaqo
>>952

わわわ、わわわわ、わわ、わわあああああ!!?!

【超テンパってる】
【そして】

何だテメェエエエエエエエエエエエエエ!???????!?!??

【桜に入れ替わった】
【重力を操作し、自分の剣を一本そちらに投げつけようとする】
【軌道がめちゃくちゃなため、避けるのはさほど難しくはない】
954 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 10:55:39.78 ID:v4KUjfGA0
>>953
「………………落ち着け」

【と、言ったが聞こえていない気がする】
【しかもいきなり喧嘩を売られた】

「……………だから落ち着け」

【この鎧、動きが鈍いため剣を避けることは出来ないが、鎧故に鋼鉄なので】
【少女の投げた剣は鎧に弾かれてカランと地面に落ちる】

「………………一体なんだ?………話をする気はないのか?」

【話せばわかる。はず】
【まあ、この鎧にダメージを与えるには斬鉄出来なければならない】
【勿論それ以外の方法でもダメージは与えられるが】
955 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:02:21.30 ID:OT5bmXaqo
>>954

…… ゼェハァ

……いや、いきなり鎧が喋ったら取り乱すだろ……

【しかしだからと言って剣を投げるのもどうかと思う】

アンタ、何なんだ?

【警戒の色を浮かばせながら尋ねる】
【しかし特に攻撃する気はもう無い様だ】
956 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 11:05:39.16 ID:v4KUjfGA0
>>955
「………そういうものか」

【そういうものだ】
【鎧がいきなり話しかけてきて平常心でいられる方がおかしいというものだ】

「……………私にも分からない」

【自分で自分が分からないのである】
【だからと言って生きる意味が分からないから苦悩する、とかはない】

「………お前こそ何者だ?」

【聞き返した】
【無論、こちらにも攻撃の意志は微塵もない】
957 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:08:43.79 ID:OT5bmXaqo
>>956

……アタシは能力者
重力支配能力だ

【じりじり、と少し下がりながら】

バケモンって居るもんなんだな……
こぇえ……

【足が生まれたての子鹿】
【ガクガクガク】
958 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 11:13:51.08 ID:v4KUjfGA0
>>957
「……………万能ではないか?」

【重力を扱えるなんて殆どなんでもやりたい放題ではないか】
【スカートの重力をマイナスにまで小さくすればパンツ見放題である】
【勿論、この鎧はそんなこと考えてなどいないが】

「………………バケモンとはご挨拶だな」

【そこで何故か立ち上がる鎧】
【正確な身長は不明だが、大体190cm位だろうか?当たり前だが少女よりは高い】
959 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:19:50.28 ID:OT5bmXaqo
>>958

バーカ、形ねーもんにはあんまり役にたたねぇんだよ

【見えない驚異にもだ】
【毒ガスしかり、強烈な紫外線しかり】
【もちろんレーザーなんかにも聞かない】
【しかし便利なことにはかわりないが】

……やめろやめてごめんなさいアタシが悪かったぁああああああああ

【重力操作し、一歩大きく下がる】
【戦闘となればどんな相手だろうが楽しそうに突っ込んでいくが、そうでないときは普通にビビりな一面もある】
【もう一歩押せば土下座する勢い】
960 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 11:21:08.18 ID:Bs3Kk9cAO
【午前の終わりな頃合いに、森の中の湖のほとりで】

ちゃーぷちゃーぷ♪

【ブロンドの髪を持つ少女が、縁に腰を掛けて足を水中に入れ、バシャバシャと音を立てている。】
【避暑なら涼しい場所に。だが室内でじっとしている事には若い彼女には耐えられず、こんな場所で時間を浪費していた。】

涼しいのはいいけどねー

【暇だ。空から人を探して突撃しようかな? 模擬戦を申し込むのも雑談に興ずるのも悪く無い。】
【ただ、太陽の日差しが少女を未だに引き留めていた。】
961 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 11:26:53.16 ID:J95/07Em0
>>960

あ、ここ涼しそうだね.....

【そんな事を言いながら、空から翼をはやしたアルビノの青年が降ってきた】
【そして、少女の近くに降り立った】
【すると、アルビノの肌が黒目黒髪に戻る】

ねぇ、ここの水は冷たいかい??

【楽しそうな少女に】
【笑顔で声をかける】
962 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagasage]:2011/07/24(日) 11:27:09.21 ID:P5RAZhzD0
【とある街角】

「すいかー、スイカだよー
美味しいよー安いよー」

【リアカーを曳いてスイカを売り歩く少女が1人】
【ちょくちょく客が来て、スイカを買っていく】
【少なくなると、補充をしている】

「全く、売れるのは助かるけど暑いなあ」

【日差しが厳しいので、それに辟易しつつも感謝している】

/絡み待ち中です
/正午まで待ちます
963 :【騎装纏鎧】@wiki [sage saga]:2011/07/24(日) 11:27:46.88 ID:v4KUjfGA0
>>959
「……………万能ではないか……だが便利な能力だな」

【見えないものや、不確定なものには効かないらしいが】
【日常生活でかなり役立ちそうな能力である】

「…………何もする気はないのだが……」

【私物の大剣を地面から引き抜き、カチャリカチャリと金属の音をたてながらゆっくりと少女に近づいていく】
【大剣は引き摺っているため、地面にはその跡が見て取れる】

「…………怖がることはない」

【少女の目の前で一瞬止まり、そう言った】
【普通の意味で言ったのだが、この鎧を恐れている少女からすれば別の意味に聞こえるかもしれない】

/すみません!用事が出来てしまったため落ちなければならなくなりました!
/凍結でもキンクリでも破棄でもいいです!凍結なら今日の9時くらいには戻ってきてると思います。
/ひとまず絡みありがとうございました!!すみません!
964 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:30:12.45 ID:OT5bmXaqo
>>963

ん、まぁな

【褒められ、少し嬉しいのか照れ笑い:

…………………ホントに?

【じりじりと近づく毎に後退しながら】

………………絶対?

【やっと止まった】
【一応能力を発動し、自分から外に向けての重力――所謂結界のような形に発動した】
965 :【重力皇女】二重人格な大人しい/戦闘狂少女 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:30:49.01 ID:OT5bmXaqo
>>963
/了解です、待機してますね!
966 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 11:33:52.67 ID:Bs3Kk9cAO
>>961
おいーっす。冷たいよー、丁度良い涼しさだよー
お兄さんみたいな殿方が来ない場所なら泳ぎたくなるほどにねー

【湖の水を右手ですくい上げ、青年へと見せる。】
【ポタポタと手のひらからこぼれ落ちるそれは非常に澄んでおり、浸かるなら格好の場所なのであろう。】

羽持ちかー。羨ましいね

【敵対心など微塵も見せず少女は青年へと向けて手招きをした。】
967 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 11:39:05.01 ID:J95/07Em0
>>966

なるほどね、それは良さそうだ

【心の中で入りたいなと考える】
【服はもちろん着たままで】

入ってみようかな(ボソッ

【そんな思いを呟く】
【自然に言っているので本人は気付いていない】

羽、ねぇ
元からだし考えた事もないな

【実はこの青年、天使と言う類の奴で】
【翼は元から生えていた者なのである】
968 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:39:57.88 ID:g1n6MWkn0
>>962
「スイカ、くださいな」(暑い…)
【この日差しの中、ゆったりと野菜少女に近づく青年がいる】
【服装・顔は普通、ちょっと気になるのは背中にしょったでかいリュックと右手にはめた指輪、どうでもいいのは首にかけた白タオルと左手に持っている財布】

【本当はどこぞの初号機みたいに逆光をバックに近寄りたかったが暑くてそれ所じゃ無い】
【甘い果汁で水分補給をする為にも青年は足を動かした】
969 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/24(日) 11:44:35.60 ID:vn2/OyVIO
【廃墟群】
【そこに存在する巨大な橋。干上がった運河の上にかかるそこに、女はいた。】
【物憂げに空を見上げながら、何か考え事をしている。】

「……学園…」

【手すりに寄りかかり、天を仰ぐのは、】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背負った身の程もある大きな片刃の剣。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「いろんなのが…いるわよねえ…」

【よくよく目を凝らせば、大剣から霧のように白い冷たい水蒸気が吹き出ているのがわかる。】
【耐えず放たれるそれが、彼女の周りの空気を冷やしていた。】
970 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 11:44:47.88 ID:Bs3Kk9cAO
>>967
この場で全裸になって露出狂の真似をしたら湖の底に沈めるよ

【念の為に忠告。カマトトぶっている訳でも無く、本当に全身全霊を以て沈めるだろう。】
【尤も、青年にその気が無く安心ではあるが。】

ただの無い物ねだり。私の暮らしていた部族は持っていたからね
971 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/24(日) 11:48:03.75 ID:P5RAZhzD0
>>968

「あーはいはい、じゃあどのくらいに切ればいいんだ?
半分から、デザインカットまで、好きに切れるぜ?」

【リアカーから適当なスイカを取り出す】
【最近は、家族の規模も小さいので、半分とか4分の1とかが主流なので、こう聞くのも普通になってしまった】
【しかし、大きなリュックなんてこんな暑い時期に何故だろうと思いつつも、いわないでおく】

「ああ代金はそこの紙に書いてあるから、置いといてくれ」

【確かに、リアカーの見えるところに張り紙がしてあり】【お値段は、相場を下回るお買い得であった】
【ちなみに、日除けはあるが、スイカは温くなっている】
972 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 11:50:15.16 ID:J95/07Em0
>>970

僕はそんな馬鹿じゃないよ
せめて服は着て入るよ

【あんまり安心できない】
【泳ぐ気だろうか】

羽を持っている部族??そんなの地上に居るのかな......

【たった今余計に興味がわいた様だ】
【この地上に対して】

うーん、そうは行ってもやっぱり入りたいな.....

【うずうずしてます】
【念のために言うと服は脱ぎません】
973 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/24(日) 11:54:22.99 ID:tSy468fAO
【街中】
【うだるような暑さの中を歩く青年がいた】

…暑い
なんだ?どっかの馬鹿が太陽にでも喧嘩を売ったのか?
もしそうなら即刻太陽に土下座して欲しいね…やれやれ

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にTシャツとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【そんな青年の頭には】

「あついーあついのー」

『…そーか?』

【手乗りサイズの黒猫とドラゴンが寝転がっていた】

「お主はいいのぅ、どらごんで」

『ドラゴンってことを羨ましがられたのは初めてだ』

「あー…あついのー…主、儂は刺身が食いたいぞ」

『オレぁ生肉食いてー』

…昼飯はカレーだ、今決めた
暑い時こそ辛いもんだ

「『ぶーぶー』」

だいたい暑いなら俺の頭から降りろ
お前らが居る分、頭が暑いんだよ

「『だが断る』」
974 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/24(日) 11:54:34.99 ID:g1n6MWkn0
>>971
「4分の1? 半分? 違う、丸々一個いただく!」
【青年の頭が熱くなって少々オーバーヒート気味、なので何故か叫ぶ】
【値段を見る為に張り紙を見て、目を丸くさせて驚く】

「おっ、安いな…低価格の秘訣は一体…」
【財布から札を抜きつつも「うーん」と唸る青年、食い物がらみの考察は好物です】
975 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 11:56:59.46 ID:Bs3Kk9cAO
>>972
肌にくっ付くよ……

【慣れればどうという事は無いが気持ちの良いものでは無い。特に溜まった泡が肌を撫でるのは人によっては気分が悪くなる。】

そんな入りたいの?

【バチャ、と音を立て縁へと足を掛け土の上へと立ち上がる。】
【そして笑顔で青年に握手を求めた。握手に応じたら、引っ張り湖の中へと投げ入れるつもりだ。】

ああ、因みに私は一応この世界の人間では無いみたい。でも探したらいるんじゃないかな?
976 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/24(日) 12:01:34.70 ID:P5RAZhzD0
>>974
「そうかい、まあどっか別のところで食べるならいいけどさ」

【叫ばれると、余計暑い気もするが、そこは客商売である】
【目を丸くされると、こちらも嬉しくなってしまう】

「なんてったって、原材料費0なんだから幾らに値を付けても儲かるんだよ」

【能力を発動して、地面から生えたトマトを幾つか収穫して、差し出す】【サービスである】
【包み終わるまで待っていてくれということらしい】
977 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:04:41.07 ID:J95/07Em0
>>975

僕もこの世界の人間じゃないけどね

【のばされた手を取ろうとする】
【すると、何故だか投げ飛ばされた】

(バシャン!)あー、冷たいなー

【気持ち良さそうに浮かんでいる】
【そして、少女に向かって】

君は入らないのかい

【とたずねた】
【入るわけないと思う】
978 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/24(日) 12:07:46.79 ID:g1n6MWkn0
>>976
「ええ、河で冷やしたいただきますよ」
【お金を出してしばらく待つ青年、背中にある水晶剣でカットしようと決める】

【そして原材料費がただと言う言葉を聞き「畑を持っているのですか」と言いかけた時、能力を見る】

「おっ、おお…!」(野菜が…一瞬で育っただと!)
【さっきより目を丸くさせてトマトを受け取る、しかしこんな能力があるとは】

「なんて…なんて…なんて素敵な能力だ…!」
【口の両端をニヤァと吊り上げ不気味に近い笑顔を出す、本当に羨ましい能力なのだ】
979 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 12:12:04.63 ID:Bs3Kk9cAO
>>977
丁度踏ん切りがついた!

【ところがどっこい、少女は背面飛びで湖の中へと音を立てて飛び込んだ。】

あー、涼しい。街中の水を溜めただけで金を取るぼったくり施設に行く気にはならないわねー

【水中から出した顔の水しぶきを手で拭い、ばらけた髪を後ろへと流す。】
【そして青年へと向き、】

ねぇねぇ、ならどっから来たの? 天界とかー?

【初対面の割に馴れ馴れしく、人と人との壁など全く気にしない様子で少女は質問する。】
980 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:15:57.18 ID:J95/07Em0
>>979

よく分かったね、天界だよー

【気の抜けたような返事をしながら】
【子供みたいに泳いではしゃいでいる】

そうだ、水の中に居る時はこれをやるんだ!(バッサァァァァ

【何故だか翼を展開してアルビノモードに】
【そして、水面辺りで翼を振るい】

それっ!!(バッシャーン!

【少女に水をかけようとした】
【ちなみにこれは神様に教わりました】
981 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/24(日) 12:17:22.17 ID:P5RAZhzD0
>>978
「アウトドアだねえ、そうか夏場だもんな」
【代金を受け取ると、ネットとビニール袋で二重にして包んだスイカを渡す】

「ほいよ、まいどあり」

【しかし、能力をそこまで羨ましそうに見られるのは中々気分がいい】
【その礼とは言っていいのかわからないが、もう1つビニール袋を用意し、その中に夏野菜を詰めて差し出す】

「素敵っていうなら、その素敵能力のおすそ分けだ、受け取りな」
【君の悪いほどの喜びに応えてみる、それくらいのことは出来るのである】
【声を上げるほどなのだから、相当なのだろうとも思いつつ】
982 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/24(日) 12:23:17.56 ID:g1n6MWkn0
>>981
「夏ですからアウトドアを楽しまないと」
【青年は元からアウトドアな旅人なんだがどうでもいい事なので言わない】

「おっ、いいんですか」(こんな能力者がたくさんいれば食料問題は解決なのに)
【もう一つの袋を受け取りつつ中を覗く、こんなに夏野菜がある、思わず青年は子供のような無邪気な目をしてしまう、食べ物は正義だ】
983 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 12:25:50.32 ID:Bs3Kk9cAO
>>980
え? マジで!? 天界ってどんなとこr
きゃあ!

【想像以上の水しぶき。思わず甲高いをあげてしまった少女は少々照れながら、かかった水を拭う。】

こんにゃろめー……。なんという力の無駄使い

【私も好きだけどね。と言葉に付け加え、水面へと光を展開する。】
【そして……】

仕返しだッ!

【推進力を与えられた水は水球になって青年の顔へと向けて飛ぶ。】
【勿論、戦闘に使用するレベルよりも威力は抑えてあり、ぶつかっても怪我なんて無い。】
984 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/24(日) 12:28:54.29 ID:vn2/OyVIO
>>969
まだ募集!
985 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:28:56.58 ID:J95/07Em0
>>983

これが天使の力の使い方だよー

【本当はもちろん違います】
【水が飛んできたが、水にもぐって回避】
【やる事がガキである】
【そして、潜ったまま少女の後方へ行き】

あははっ!!

【浮かび上がって水をかけた】
【もちろん、翼を使って】
986 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/24(日) 12:31:25.17 ID:P5RAZhzD0
>>982
「私も、肉でも買ってバーベキューでもやるかねえ」

【出来そうでは無いが、是非ともしてみたくはある】

「いいさいいさ、それくらいはどうってことねーよ」

【これくらいならいつもしていることだ、それに情けは巡り巡るものだから】

「次もよろしくなー」

【そういって、リアカーをまた曳いて青年のいるところから離れようとする】
987 :【蟇弧護法】 [sage saga]:2011/07/24(日) 12:38:04.93 ID:g1n6MWkn0
>>986
「いいですね、友達とか誘ってBBQは」(知り合いはそれなりにいても友達はなぁ…)
【微笑みつつもBBQの課題に触れる、いつかは友人を作ってパーティとかしたいものだ】

「ありがとうございます、また見かけた時は寄らせてもらいます」
【後に青年はこの野菜を食べて常連化するだろう、その日も近い】

「それでは!」(しかし生トマトは…ソースにしてパスタにかけよっと)
【食べ物が入った袋を持って青年は河へと向かう、今日は中々豪華なおやつができた】

/乙でーす
988 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 12:38:18.13 ID:Bs3Kk9cAO
>>985
絶対違うでしょ! そして食らうものか

【手を前に出し作り出したのは小さな光の壁。】
【水飛沫が飛んでくると同時に爆破させ、飛散させる。】

これはどうかな?

【また再び、水面へと光を張り、】

アクアラァァァァァァァァァァァァアアアアアアンス!!!

【水柱を作り出し青年が沈んでいる場所へと叩きつけるように加速させた。】
【少女も若い。ノリノリである。】

989 :【出力菜大】野菜をだしほーだい@wiki [sagesaga]:2011/07/24(日) 12:41:24.15 ID:P5RAZhzD0
>>987

/乙ありでした!
990 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:44:25.58 ID:J95/07Em0
>>988

やっぱりこっちは楽しいねぇ!!

【アクアランスと言う物を食らって一瞬撃沈】
【そして、笑いながら浮上し】

全力で行くよっ!!(バサァッ!

【思いっきり接近して】
【伸ばした手が当たる距離くらいまで行ったら】

えいっ!!

【手に会わせるように翼を振るうだろう】
【本当に力の無駄遣いだ】
991 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:44:37.39 ID:yBYVRjGgo
>>973
まだ大丈夫ですか?
992 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/24(日) 12:46:32.58 ID:tSy468fAO
>>991
/おk
993 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 12:50:44.74 ID:Bs3Kk9cAO
>>990
単調、単調ゥーッ。私にはそんな攻撃当たらんよ!

【相手の翼を左の腕に当てるように防ぎ、】

沈め!

【右手に光を生成。自分に推進力を与え接近。】
【少女は青年の左肩を押し、水の中へと倒そうとした。】
994 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:50:59.35 ID:yBYVRjGgo
>>973
「……何か頭の上にいっぱい乗ってます」

『わん』

【青年の目の前からちょっと寝癖でぼさぼさ金髪の少女が歩いてくる】
【白い薄手のワンピースを着ていて右手から伸びるリードの先には】
【白い柴犬の子供らしい少女の飼い犬が繋がっていた】

【視線に青年が入ると目線は直に頭の上へと動き目を見開いていた】
【子犬も見たことのない生物がいたためか凝視】

「こんにちは」
「それ、何でありますか」

【黒猫も喋ってる気もするし―――と好奇心を抑えられなかった飼い主と子犬は】
【青年へと近付いていくと頭の上を指差しながら声をかける】
995 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 12:53:50.44 ID:J95/07Em0
>>993

……(ゴファッ

【その攻撃をかわせるわけもなく】
【あえなく水に沈むが】

……♪(グィィィィ

【少女の右手をつかもうとし】
【なおかつ水の中に引き込もうとする】
996 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/07/24(日) 12:57:16.66 ID:Bs3Kk9cAO
>>995
私のかダバドバガ

【勝利宣言の前に意図も容易く水中へと引っ張られた。】
【このまま続けたら間違いなくどっちかが溺れる。】
【そう思った少女は、空へと向けて指を出すジェスチャーをし、とりあえず水面に上がることを提案した。】
997 :【幻想機兵】《アブノーマルソーサラー》 [sage]:2011/07/24(日) 12:58:56.12 ID:Y8cAwhM1o
>>969
/戦闘大丈夫ですか?
998 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/07/24(日) 13:00:16.16 ID:J95/07Em0
>>996

……(グッ

【親指を立てて見せて】
【泳いで水面に上がる】

プハー......(バッシャァァァァ

【でも水面に上がったら水をかける】
【今度は手で】
999 :【真双戒剣】 [sage]:2011/07/24(日) 13:01:07.08 ID:vn2/OyVIO
>>997
/大丈夫です!
1000 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/07/24(日) 13:01:59.51 ID:tSy468fAO
>>994
…ん?

「んにゅ?」

『あ?』

【声をかけてきた少女を見て】

…あぁ、お前か
久しぶりだな

「何ぃ?儂を知らぬじゃと?」
「ならば言わせていただこう!」

【ばっと青年の頭からジャンプしくるくると回転する黒猫】
【バムッといきなり煙が現れ…】

「儂はしーかーず寮のみんなのあいどる、楓じゃあ!!」

【…そこには猫耳の生えた黒い長髪が美しい黒いワンピースを着た少女がいた】
【…青年の両肩に乗ってポーズを決めている】

『指さすんじゃねーよメスニンゲン、火ぃ吐くぞゴラァ』

こっちの口の悪いドラゴンはドラだ
あと…

「にゃ?」

【少女の足を掴む青年】

人の上で変身するな

「に゙ゃ!?」

【そして少女を地面にパワーボム】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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近未来回胴伝説ガチグレ season22 @ 2011/07/24(日) 12:31:21.20 ID:80AfMmsdo
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おさかな目録? @ 2011/07/24(日) 08:27:36.92 ID:Xyb7XGHi0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311463656/

天使 @ 2011/07/24(日) 08:17:18.86
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1311463038/

悪魔 @ 2011/07/24(日) 07:44:23.68
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1311461063/

セーラー服と葱畑 @ 2011/07/24(日) 07:36:53.52 ID:mh081IYoo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1311460613/

ブルブルブルブルアイアイブルベリアイ!ブルブルブルブルアイアイブルベリアイ!1粒に160個分のブルーベリーパワー!ブルブルブルブルアイアイブルロリアイ!ブルブルブルブルアイアイブルベリアイ! @ 2011/07/24(日) 06:30:06.37 ID:JCnOfQNIO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1311456603/

石原都痴事、なでしこ冷遇で菅首相を批判「首相がポケットマネーで出してやれ」 @ 2011/07/24(日) 06:10:04.60
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1311455404/

すいとんされたったwwwwww @ 2011/07/24(日) 05:14:26.39 ID:gCPYpwbIo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1311452066/


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