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俺の青春の話を聞いてくれ - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 22:47:07.29 ID:jvuQQt3i0
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HTML化依頼スレッド Part56 @ 2025/03/29(土) 04:59:47.67 ID:oC8IgT4HO
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チノ「メグさんのレオタードを盗みました」 @ 2025/03/29(土) 03:57:39.11 ID:EgR/u1U8O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1743188259/

【まどドラ】魔法少女まどか??マギカ Magia Exedra @ 2025/03/26(水) 18:08:09.02 ID:BVhRLrhyO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1742980089/

かすみ「侑先輩が歩夢先輩を一週間「上原さん」と呼ぶドッキリ!!!!!!!!!!」 @ 2025/03/26(水) 03:06:37.69 ID:+238iV/UO
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IS〜AE社の超最大戦争(スーパーマキシマムウォーズ) @ 2025/03/24(月) 11:17:54.54 ID:5hFtY2NT0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1742782673/

のこたん「お前ネットで鹿の事馬鹿にしてたよな?」 @ 2025/03/24(月) 07:35:21.44 ID:vQZ8JuBbO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1742769321/

【遊戯王】デモンスミスの依頼記録 @ 2025/03/23(日) 00:03:03.93 ID:lEJGyMFy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1742655783/

相変わらず焼け野原 @ 2025/03/21(金) 08:43:15.91 ID:JLPvBEJyO
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2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 22:54:39.89 ID:jvuQQt3i0
立たないか
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/10(土) 23:13:56.48 ID:hOc54yURo
書く気無いなら立てるな
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:20:45.31 ID:jvuQQt3i0
まぁ待ってくれ
これから俺の話をしよう

書きためでもないしスレたて初めてだからよろしく


とりあえず俺のスぺ
身長170くらい
体重60前後
バスケ部
高2
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:27:21.56 ID:jvuQQt3i0
小学6年生くらいになると、「お前好きな奴いるだろ?」的な会話絶対するよな?
いじられ役のキモピザだった俺は案の定、
消防「いるんだろ?」
俺「いねえよ」
消防「いるだろ?なぁ?いるんじゃないのか?」
俺「いねぇって言ってるだろうが」

というお決まりな展開に持ち込まれ
最終的にクラスの不細工ランキング一位のことを好きだということにされてしまった

それからというもの、言うまでもなくめんどくさいピザいじりが始まった
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:33:09.16 ID:jvuQQt3i0
そして俺の中にはいつしかクソみたいな感情が生まれちまってたんだ
『好きな女がいないといじられる、だからウソでも誰かの名前を言わないといけないんだ』

いじられるのに飽き飽きした俺はついにクラスの男子に隣りのクラスの斉木(偽名)を好きだって言ったんだ

そしたら何故かみんなが斉木としゃべる機会を俺に与えだした
当時、俺は自分でいじられることが好きじゃなくて図書室にこもってるようなコミュ障だった
だから俺は斉木としゃべることでなんだかちょっと恋っていうのかわからないが斉木が気になる存在になっていったんだ
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:33:44.42 ID:jvuQQt3i0
こんなクソスレ見てくれてる人いるのかな?
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:38:24.26 ID:jvuQQt3i0
まぁいいや続けるさ

それから俺はピザ脱却のためにランニングを始めた

なんだかわからないけど、とりあえず何とかしないと絶対ダメだって思ったんだ
これがみんなが言ってる恋ってやつなんだと、恋したらなんだかわからないけどがんばらないといけないんだって思って

結果俺は痩せることはできた
そして俺は斉木と別に特別なこともなく普通にしゃべるだけの日々を過ごして卒業式を迎えた
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:42:35.81 ID:jvuQQt3i0
今思えば俺はこの時斉木のことをそんなに好きじゃなかったんだと思う
多分この子可愛いなくらいだったんだと思う、んで誰かに甘えたかったんだと思う

卒業してからなんて中学入ってからモテることとか考えてたし
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:50:23.74 ID:jvuQQt3i0
卒業式も無事終わり

俺は中学生になった
俺は私立に行ったから斉木とは離れ離れになったけど、春にケータイを買ってもらい斉木のアドレスを友達から仕入れメールしていた
別になんでもない内容を数日間やり取りしていたと思う

俺はマンガで読んだことしかなかった告白というやつをしてみようと思った
メールで一言

「好きです、付き合ってください」

そう一言だけ書いてある日俺はメールした

それから俺のケータイは男友達ばかりのメールを受信するようになった


11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/10(土) 23:54:08.67 ID:jvuQQt3i0
朝まで残ってたら続き書くわ
とりあえず今日は明日速いから寝るわ
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空) :2013/08/11(日) 00:51:10.64 ID:fcLmyrnto
みてるよ
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/11(日) 01:02:21.39 ID:Q30oA2REO
パー速は簡単には落ちない
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/11(日) 01:37:28.05 ID:7KFiGmJt0
支援
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/11(日) 02:12:22.79 ID:dQYXymbTo
うん
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 03:23:05.71 ID:llspHQu7o
みてる
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 06:37:54.60 ID:uQaE0kuR0
みんなありがとう
>>13知らなかったよ!ありがとう

1時間だけ時間があるから少しずつ書いていくわ
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 06:48:21.68 ID:uQaE0kuR0
俺は、小学生のときにやったパワポケ10の影響で野球部に入った
何というか俺は女にモテたかったんだよ

予想してた以上に鬼畜な練習に俺は毎日死にかけていた

でも、小学生の時の教訓として、頭の片隅に『女の子を好きじゃないといけないんだ』っていうクソみたいな感情がまだのこっていやがったんだ

だから、俺が斉木を好きなこと、斉木に告白したが返信がないこと、などなどを野球部の面々、クラスの面々によくよく話していた

書き忘れたが俺のクラスは15人1クラスで中高一貫、後ほど書くけどわけあって6年間クラス替えなしなんだ
だから俺は最初が肝心だと思ってみんなに言ってたんだろうな
いまから思えば、なんつー馬鹿なことをしたんだろう

19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 07:06:44.81 ID:uQaE0kuR0
夏になった
俺は野球部の鬼畜練習に耐えながら、一つのクソ馬鹿野郎な計画を実行していた
俺の小学校時代の女友達、平野(偽名)に、斉木が告白の返事を送ってくれるように斉木を説得してもらってたんだ
確か「返事返ってくれば俺もあきらめるから、俺はちゃんとフラれないとあきらめられない!!」みたいなこと言って平野に頼んだような気がする

ウブだったんだよ!!知らなかったんだよ!!もう希望が全くないことをわかってなかったんだよ!!
もしかしたらOKしてくれるかもみたいなのがまだ心にあった俺はとりあえず平野の行動を待った

ある夏のクソ暑い日




練習が終って駅までみんなと歩いている時


受信音がなった


アドレスは


斉木の物だった



クソすぎる俺はその場で発狂し、メール開封式といわんばかりに野球部の面々を呼び囲まれながらメールを開けたんだ



20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 07:09:58.54 ID:uQaE0kuR0



俺君ごめん



この一文


これしか書かれてなかった
みんなはその場で大爆笑

俺は燃え尽きた…ってこともなかった

別に悲しくも悔しくもなんともなかったんだよ

最低すぎる俺にはすでに気になる相手がいたのだから
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 07:22:48.43 ID:uQaE0kuR0
ちょっと余談いれるけど

俺はこの頃どちらも野球部所属(偽名)の近藤先輩と女たらし男内田
とつるんでたからかなり女友達は多くなっていた
まぁクラスでは全然だったんだけど
でも一人だけ入学当初からいっつも話していた娘は一人だけいた
ジャンプ買い始めたのも2chによく来るようになったのもアニメ見るようになったのもその娘が原因
名前は牧瀬(こちらも偽名)
まぁ後ほど出てくるからよろしく
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 07:23:48.65 ID:uQaE0kuR0
すいません
もう時間だから続きは夜書きます!!
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/11(日) 11:51:56.46 ID:A8FKDGico
なんかおもしろそー
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 19:17:49.55 ID:uQaE0kuR0
ただいま


少しずつ続き書いていきます
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 19:34:55.40 ID:uQaE0kuR0
俺がその時気になっていたというか、可愛いと思っていた女の子 水泳部の前田さん(偽名、タメ)のアドレスを内田から入手することに成功した俺はこの間フラれたにも関わらずメールしだしたんだ

その時俺は絵文字をつけず淡泊な内容しかメールしてなかったんだけど、同じ地域に住んでて行きも帰りも一緒だった近藤先輩に前田さんとメールしてるのを見つかって『恋はメールから』というなんかよくわからない理論を叩き込まれた
俺は絵文字を使い、メールで絶対に「そうなんだ」という言葉を使わないようになった(会話が途切れるからダメなんだと教えられた)

今思えば、メールなんて内容伝わればそれでオッケーなのにな

そんなこんなでメール術に悪戦苦闘していたころクラスで目立たない男、柳(偽名)と仲良くなる機会があってよくつるむようになった
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 19:49:51.42 ID:uQaE0kuR0
柳も野球部だったからたまに一緒に帰るときがあって、その時に案の定好きな人に関しての会話になったんだよ
まぁ話を振ったのは俺からだったけど

言い忘れたが俺は斉木の件で散々みんなにネタにされた
でも俺はまだ、好きな人を公開しないといけないという考えをやめてなかったんだ


俺「俺は好きな人いないのか?」

柳「いるにはいるな」

俺「教えろよー友達だろー」

的な会話を何分かつづけた
みんな思うだろ??他人の恋バナって面白いじゃん??だから俺はごくごく自然にしつこく聞いただけなんだぜ??


厨房の安易な言動があんなことになるなんて全く考えずに
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 19:53:21.01 ID:uQaE0kuR0
柳「しゃーねーな 誰にもいうなよ」

俺「いわねーいわねーwwwwwwwwww」





柳「水泳部の前田だよ」





俺「……あっ前田な!!可愛いしいいんじゃねーか?wwwwwwwwww」



俺はその日、ジャンプを買い忘れた
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 19:57:29.94 ID:uQaE0kuR0
思ったより長くなりそう、それでも見てくれる人がいれば幸いです

質問とかありましたらできる範囲で答えますのでお気軽にどうぞ
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 20:05:36.90 ID:uQaE0kuR0
今思い返すと昔の俺を殴りたくなるよ

俺は柳が前田さんを好きでも全く動じなかった
というか別に柳が前田さんとくっついてもいいって思ってたほどなんだ
そんだけ前田さんを好きじゃなかったってことだよな

それからというもの俺は柳から相談を受けるようになった
メアドも前田さんに許可を取り教えてやったりした
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 20:26:36.08 ID:uQaE0kuR0
そんな感じで灼熱野球地獄夏休みを突破した俺は二学期を迎えた

俺はその頃女子とのメールにも慣れてきて牧瀬以外の女子ともクラスでは話すようになった

そんなある日にまた事件は起きた
練習が終わり
気まぐれに前田さんにメール
前後の内容は覚えていないが風呂で着替えながらメールの確認をしていると唐突にこんなメールが送られてきた

前田「俺君は好きな人いるの?」


俺(マジかよ??どうするよ??とりあえずごまかそう??)

なんて俺は考えていた
そんなに好きでもなかった癖しやがって

俺は必至でごまかした

「いない!!」
とも言ったのだが何故か押し切られた気がする

急地に陥った俺は素っ裸でメールの師匠近藤先輩に電話を掛けた

この時の時間が妙に長かったのを覚えている

「ただいまでんわに…」ブチ

美しきお姉さんの声など今は聞きたくない!!!

俺は何回かけたかわからないくらい電話を掛けた
美しいお姉さんの声を何度もさえぎった

5分後やっと近藤先輩が電話にでた

近藤「おう、どうした」

俺「あっあのまえださあqwwせdfrtgyふじこlp;@:「」」

近藤「落ち着いて話してみい」

俺「あの…助けてください(泣」

というわけで俺はすべての事情を話した

近藤「『お前だ』っていえ」即答

俺「はい????????????????????」
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 21:22:02.82 ID:uQaE0kuR0
近藤「いうんだよ!!」

俺「マジっすか…?」

近藤「冗談でいうかよ、ヘタレは今コクらないとだめなんだ」


俺はこの時多分結構投げやりだった
あの時先輩は結構真剣だったと思うけど
それに柳のこともあったから俺はフラれてやろうと思ってたんだ

今では二人ともに本当にわるいことをしたと反省している


結局俺は先輩に言われたとおりの文章を送った
柳を裏切ってな
15分以上開けたのにかなり早い返信だったことを覚えている


前田「んじゃ私の好きな人だれかわかる?」


俺は完全にハイテンションそしてマジで心臓バックバクだったよ

とりあえず

俺「わからんよ」



前田「教えてあげようか」


俺「頼む」


前田「俺君」




俺ここまで全裸
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 21:48:00.09 ID:uQaE0kuR0
湯船に一気にダイブした俺はガッツポーズを何回も決めていた

柳を裏切ったのにあんま好きでもなかったのに最低だな俺

結局そのあと俺たちは付き合うことになった

近藤先輩にとりあえず礼を言ってその日は寝た


次の日俺はとりあえず柳に洗いざらい全部話して土下座した
すぐに許してくれたけど内心落ち込んでたろうな…
本当にすまなかった

彼女になった前田さんとその日は一緒に帰った
いつも通り普通の会話をして帰った

かなり浮かれてた

かなり調子に乗ってた

自分に人生初の彼女ができたんだからな


そんな矢先だった


33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 22:19:45.70 ID:uQaE0kuR0
次の日俺は最低なことをした

みんなに自慢しだしたのだ

俺「俺に彼女できたっていったら信じるかお前ら?」

others「は?」

俺「できたんだよwwwwwwうぇーい」

others「お…おめでとう」
って感じ

傲慢だったよ
とんだクソ野郎だ
何人かはほめてくれたけど柳には本当に悪いことをした


俺に、不細工な俺に彼女ができたそんな喜びで前が見えてなかったんだ

34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 22:30:18.45 ID:uQaE0kuR0
神様というのはみんなに本当に平等だね

俺の最低さに天罰がくだった

付き合って三日目

前田さんに駅に呼び出された
なんだろうかと思い待っていると遠くから暗い顔をして歩いてくる前田さんがいた
この時点ではまだ『部活で嫌なことでもあったかな?俺が励まさなければ』くらいにしか思ってなかった
俺マジゴミクソ野郎

前田「あのさ…別れようか」

俺「え???」

パニックに陥った
なんでだよ
なにか悪いことしたっけ

なんて考えてた

前田「やっぱ付き合ってみて好きになれなかった」


俺はもうどうしていいかわからなかった
でも、春から見始めたマンガにあったようにかっこつけて

俺「お前が決めたならいいんじゃねぇか」

なんていったんだ

マジゴミクズ
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 22:33:25.85 ID:uQaE0kuR0
こうして俺のゴミクズな3日間のリア充生活は終わりを告げた

後日聞いた話によると

前田さんは前に付き合っていた彼氏と別れた直後俺と付き合ったらしい
つまり、だれでもよかったのな
それを聞いて一層落ち込んだ
女なんて信じられねぇって思ってた

全部自分のせいなのにな
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 22:34:50.59 ID:uQaE0kuR0
結構書いたけど、これまだプロローグ?ってくらいなんだ
これからが本編なんだけど
見てくれる人いるかな?
長くなるけどもしいるならよろしく
37 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/11(日) 23:01:43.92 ID:C1tVIXpCo
みてるよー
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 23:11:43.33 ID:uQaE0kuR0
そんなこんなでいろいろあって俺は野球に熱中した

冬が来た

クリスマスにはあの時別れてなかったら…って思いで結構後悔してたけどクリスマスにも部活があったからそんなに気にならなかったんだ

手がかじかむこの季節、この頃になるとだいたいクラスのまとまりが出てくるんじゃないかと俺は思う
俺は結構牧瀬と仲良くしていたし、ほかの奴らもかなり自然にお互いにかなり打ち解けあっていた
でもそんなときにいじめは起こるんだよな

ある朝
クラス一の美女といわれていた女が俺に話しかけてきた

美女「ねぇ、あんたよくあんな汚いのとしゃべれるね」

俺「はい???????」

美女「あんたよく牧瀬としゃべってるでしょ?」

俺はなんか顔と腹黒さのギャップにまず驚いた

牧瀬は、お風呂に入るのをめんどくさいとか俺にぼやいていたことがあったり、爪を噛んでたり、子供のときの癖なのかたまに鼻くそほじってたりしたんだ

俺はそんなことまったく気にしてなかった
だって、俺も風呂はめんどくさいし、爪を噛むのはストレスの表れらしいから逆に心配してたし、鼻くそほじってたとかみんなやってたことあっただろ?
というか俺も当時は家でたまにしてたから別に馬鹿になんてできなかった

だから『別に俺が誰としゃべろうが勝手だろう』って言ってやった


多分この時いじめというかハミられてた原因は俺にあったんじゃないかと今思っている
俺自身も男子の中に溶け込みにくかった時期が一時期あった
牧瀬とばかりしゃべっていて男子との会話をしていなかったってのが一番の原因だったんじゃないかと思う
でも、俺は野球部に入って結構いろんな奴らとつるむようになったからよかったけど
あんまり人間関係が密じゃない陸上部に入ってた牧瀬はそうじゃなかったんじゃないかって今となっては思ってる

あんなことを言っておいたのに俺は野球が忙しかったのと席が遠くなったことによって牧瀬と話す時間が減っていった

結果牧瀬は最低な俺のおかげで見事軽くボッチになっちゃったわけ

39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 23:13:48.97 ID:uQaE0kuR0
>>37
レスありがとう
初スレたてだからレス無いとすんごく不安になっちまうんだ
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 23:26:27.82 ID:uQaE0kuR0
そのあと牧瀬がどうなったのかは俺はあんまりわからない
とりあえずあったらアニメやマンガの話をして部活とか授業の時間になれば別れる
そんな普通の関係を牧瀬とは築いていた
というか牧瀬は俺にとって別に女という部類に入ってなかったんだ
だって俺、当時面食いだったんだ

多分牧瀬は牧瀬で俺のような友達を作っていたんだと思う
だって、牧瀬には嫌われる要素がほとんど無いから

別に不細工じゃないし、少しナイーブだけど、いっつもニコニコしてるし、人の悪口は絶対に言わないそれに…
って言い出したらきりがねぇ


だから、何があったか知らないけど牧瀬はだんだんと女子に溶け込んでいった
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 23:37:19.41 ID:uQaE0kuR0
俺たちの学校は中一の冬、スキー研修をするんだ

俺は親父に連れられて何度も行ってたから上級コースを選んだんだ

そこにいたのは難癖の強い奴らだった

ヤンキーかぶれにインキャ、自信家などなど数多くのバリエーションを取り揃えておられた上級コース

顔見知りがいなかったってのもあるだろうが何故か知らんが俺がハミられた

スキー用品を配布され、つけられたものからコースの集合場所に移動というシステムだったためみんなばらついた
その上配布場所からゲレンデがものすごく遠い
スキー板担いでスキー靴であるくなら10分はかかるところだった

42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/11(日) 23:52:27.68 ID:uQaE0kuR0
とりあえず俺はいつも通り装着して板を担いで歩き始めた

      ガッ

後頭部に冷たい何かがぶつかる
いつものヤカラか、上級のヤカラかと思って振り向いた先にいたのは

「ヘッドショットだぜ!ざまぁwwwwwwww」

牧瀬だった


俺「やりやがったな!!野球部なめんなよ!!」バシュ

スカッ

牧瀬「はははははっノーコンwwwwwwwwww」

俺は通路わきに1.3mくらい積んであった雪をかけて応戦する、下手な鉄砲数うちゃあたる戦法
牧瀬もそれを真似しだして、ゲレンデまで雪で戦争しながらいったた


その時の牧瀬はいつもくくっている髪をおろして、ボンボンつきのニット帽をかぶってスキーウエアが妙に似合う美少女だった

『こいつ、こんなに可愛かったっけ?』


これが俺の本当の初恋の始まりだった
 




とりあえず今日はここまでで
学生なもので朝早いんです
すいません

ちなみにパー速でスレたてしたのは俺がわけあっていま規制中だからです
決して悪いことしたんではありませんwwwwwwwwwwww
理由もこのお話と関係してくるのでまた後ほど

ではまた明日の夜に書き込みます
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/12(月) 00:15:55.13 ID:M4jkL2+R0
おう、待ってるぞー
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 17:40:03.41 ID:Ut3pHfW90
1です
ほんの少し時間があるので少しだけ書いていきます
登場人物のスペック整理します

俺(現16)
元ピザ
身長170
体重60前後
顔 不細工
芸能人ならだれが似てるといわれると答えずらいが多分よゐこの浜口と有野の顔足して二で割って縦長にした感じかも…
所属 中)野球部 高)バスケ部

斉木(現16)
よくは覚えてない
とりあえず中学ではテニス部だったと思う
顔は進撃の巨人のミカサの目を細くした感じ

前田(現16か17)
身長150くらいかな?
顔はこちらは前田敦子の目を細くした感じ?
元水泳部
現帰宅部

牧瀬(現16)
身長155前
アニメマンガ大好き特にロボ系
髪形はだいたいハーフアップかポニーテルか一つくくり?ってやつ
顔はだいたいシュタゲの牧瀬紅莉栖をふっくらさせた感じかな?
http://uploda.cc/img/img52089cf9b296f.jpg
まぁこれでイメージしてくれ
陸上部

近藤先輩(現18)
身長165
ちっさいことがコンプレックス
平気で女友達の胸とかさわりに行く変な人
でも、頼りになる
顔はプーさんっていうのが一番いいかも


内田(現17)
身長170ちょい

ちょっとヘタレで女と仲良くするのが上手いやつ
結構SNSとか好きでよくやってる
こいつから紹介してもらった女で女慣れはだいぶできたと思う
その子達が彼女になることはなかったけど
まぁいい奴結構女関連では役に立つ結構すごい奴
グラサンなくしてちょっと情けなくなったヒカキンさんみたいな感じ


柳(現16)
身長170

とりあえず暗い
以上



こんなもんでしょうか?
このほか知りたいことあればなんなりとお願いします
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 17:44:30.86 ID:Ut3pHfW90
すいません
今から私用で出ないといけないんでちょっと落ちます9時くらいにはかえってきます
いきなりですいません
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 20:31:44.21 ID:KeURJ5Fw0
おもしろい
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 21:13:53.30 ID:Ut3pHfW90
>>46
ありがとう

ただいま
遅くなりましたが続けます
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 21:32:30.80 ID:Ut3pHfW90
牧瀬は中級だったのでゲレンデで俺たちは別れた
別れざまに背中に雪玉当ててやったけど、なんかほかの女子がいたせいもあってか何故かさっきまでとは様子が違った

やっぱ俺と人前でしゃべることにいじめへの恐怖心を抱いていたのかもしれない

上級のインストラクターは俺たちにスキーをほとんど教えなかった
全員パラレル(板を平行にしてすべるやつ)ができたからほとんど俺たちをコースに連れて行く以外はしなかったんだ
だから中級と上級じゃ滑る時間も場所も全く違ったし、スキー授業てきな感じのことも全くしなかったんだ
だから俺はさっき書いたように一層ボッチになり一人ボッチでリフトに乗っていた

それで俺は無意識に牧瀬を探してたんだ

前の方から笑い声がしていたような気がするけど覚えていない

だって俺は牧瀬のことしか考えてなかったから

前田さんとのことで俺は少しの間女性不審気味になってた俺は、あの時俺自身の暴走で(まぁしてなくても別れてただろうが)前田さんを失ったことよりも女なんて信用できねぇ
全員腹の内側は真っ黒なんだって思ってた
マジでキチガイ

(この時俺はもう前田さんへの未練を断ち切ってた、別に始めから好きってほど好きじゃなかったしな)

でも、牧瀬は他の女子とは全く違ったってことにこの日気づいたんだ
牧瀬は全てが純粋で牧瀬の話すことはすべて本音だってわかる
嫌いなものは嫌いっていうし好きなものはとことん好きだ
でも、女友達には少し気を使ってるようだったが、俺には普通の兄弟みたいに話してくれてたんだ

そんなことを思いながら俺は初めて話をしたときのことを思い出していた

49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 21:55:07.11 ID:Ut3pHfW90
俺たちの学校は仏教の修行って名目で寺に一晩泊まりに行くってイベントがバーーーローー年生の春に行われてた


『ねぇ君
 時雨蒼燕流ってしってる?リボーンって見たことある?』


『おう…しってるけど…』

寺の廊下で交わしたこの何の気ない言葉
確かそれが俺と牧瀬の初めての会話だった

今思えば意味わからねぇ

なんで初対面でそんなことを…
まぁ俺と牧瀬は名簿が隣りだったし牧瀬は一番後ろだったから暇してたんだろうな

俺ん家の親は結構ネットが好きで俺が小学校三年生の時にパソコンとCSルーターを購入、光回線?だっけ?あれを家に引いた
そこで、[たぬき]が大好きで見ていた俺は番組表がアニメだけの某チャンネルに超興奮した
[たぬき]以外のアニメってどんなんだろう
そう思って小3からアニメをちょくちょく見だした
その時ハマってたのは
金魚注意報!!
地獄先生ぬーべー
みどりのマキバオー
んで家庭教師ヒットマンリボーン
だった

リボーンは放送開始するのが遅かったから小5か小6の頃か忘れたが全話見ていた

その中でも俺は時雨蒼燕流という流派の剣術を使う山本武というキャラと熱血男笹川了平のことが特に好きだった

牧瀬「あたしね、時雨蒼燕流の型全部言えるんだ!!ねぇ一の型から全部言っていこうよ!!」

俺「お前覚えてるのかよwwwwまぁいいややるか!!」

俺も暇だったんで1からいくつあったかわからない型を二人で言い合っていた
それだけで楽しかったのを覚えている

参考文献http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E6%AD%A6_(%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3REBORN!)#.E6.8A.80.E3.83.BB.E4.BD.BF.E7.94.A8.E6.AD.A6.E5.99.A8.E3.81.AA.E3.81.A9
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 21:57:29.54 ID:Ut3pHfW90
うわ
どら〇もんが青だぬき化してる

他のスレで見たことあったけど
あれは意図して打ってたんじゃなかったんだ…
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 22:12:29.55 ID:KeURJ5Fw0
前田さん腹黒いっつーけどお前も半端な気持ちで告ってんだから一緒だろーが
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 22:12:32.90 ID:Ut3pHfW90
とりあえず続けます

>>43
レスに気付かなかった
レスありがとう!
今回も長いけど読んでてくれるとうれしいです!




そんなこんなで俺と牧瀬は話すようになった

大体がアニメかマンガの話、カードキャプターにはまってるって聞いて、CSでやってた映画を録画して持ってってあげたりしてた


その頃俺はナンパ野郎って呼ばれてた
多分女とばっか話してた俺を消防から上がりたての男はそう思ってたんだろうな
女の方でもそんなこと言われてたんじゃないかって今になって申し訳なくなる

そんで俺は牧瀬と好きな男のことについて聞けるくらい仲良くなった

昔の俺、他人の恋バナ好きすぎる最低だ
たしか親しくなると二言目にはそんな話しだすような男だった気がする
それにもし自分だったらいいなーって好きでもないのに思ってたりしてたと思う
ぶん殴りたいぜ

俺「牧瀬は好きな男子とかいねーの?」

牧瀬「気になるっていうか顔がかっこいいって思うのはいるよ、しゃべったことないけど」

俺「だれだれ?」

牧瀬「吉野だよ」

俺「あぁアイツかっこいいよな!コクるのか?wwwwww」

牧瀬「そんなに好きじゃないよ、ただちょっとかっこいいって思うだけ」

俺「ふーん」

53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/12(月) 22:13:43.22 ID:gE0HBoSSO
嫌だったらメ欄にsaga入れて
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/12(月) 22:14:06.49 ID:Ut3pHfW90
>>51
ごもっともです、返す言葉もございません
俺はあの時本当に最低だったんです
まぁ今もそうなんですが…
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 22:18:54.70 ID:Ut3pHfW90
>>53
ありがとうございます次からやりますね
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 22:38:54.53 ID:Ut3pHfW90
吉野とはクラスでかっこいい男と言われれば吉野って答えるほどかっこよかった
俺が入学してから初めて話かけた男でもあった
身長は低かったが面倒見がよくてみんなから慕われる存在だった

そんなことを思い出しながら俺はその後の日を過ごした

俺はもうすでに牧瀬にべた惚れだったんだ
会うだけで緊張して前みたいにしゃべれなくなったし、なんというかもう近くにいるだけでテンションが上がった

でも
スキー研修中、クラスが違うというのもあって俺は牧瀬と何も進展せずにスキー研修は終わった

そこから俺は何をしたのか覚えていない

別に何もしていなかったのかもしれない
いつも通り授業が終わったら野球部に行って、疲れて、家に帰って寝る
その永久ループだったと思う


57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 22:59:26.80 ID:Ut3pHfW90
でも、これだけは断言できる

俺は毎日牧瀬としゃべる機会をうかがっていた
でも、牧瀬の方も部活が忙しくなったり、女友達が増えたりしてしゃべりづらくなってかなり寂しい日々が続いていた
そんな中10日に一回のペースで行われた3回の席替えで連続で席が隣りになったりして、結構しゃべっていたような記憶はある

牧瀬「またお前か!!」

俺「そう!!また俺だ!!」

的な会話をしてたような気がする
そんな会話の中でも一つ一つの言葉が俺に『俺を嫌っているんじゃないか?』とか『なんか今日いい雰囲気だな』って思わせて一喜一憂してた



そんな中一三学期の2月6日
俺は牧瀬としゃべる機会があって普通にしゃべっていた
そこが教室だったのか、図書館だったか忘れた
この日の記憶が本当に俺の中では消し飛んでいる

これから起こったことが衝撃的過ぎてこの頃の記憶があいまいなんだ
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 23:03:06.02 ID:Ut3pHfW90
でもこれだけは覚えてる

俺は多分その日、牧瀬に告白した

どんな方法だったのか忘れた
多分口頭でサラっと言ったか

「俺の好きな人わかるか??」

「お前だよ」

って言ったんだと思う

後者ならドン引きだよホントに


その時どんな回答が返ってきたのかわからない

でも、たぶん流されたんだろう

俺はこの後のことはしっかり覚えているし、この後あんな最低最悪なことをできたんだからきっと流されたんだろう
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 23:18:05.18 ID:Ut3pHfW90
後日

俺は小学生の時の癖が治ってなかったみたいで
また、牧瀬を好きだってことをみんなに言いふらしちまった

これが俺のこの後の青春を狂わせた


ある日の午後の音楽の授業中
クラスでみんなが俺をおちょくり出した

男子A「いつコクるんだよwww」

女子A「なになに?俺君牧瀬ちゃんのこと好きなの??wwww」

俺は本当に焦った
なんでっておんなじクラス、おんなじ教室内に牧瀬がいるのにそんな会話はマズイマズすぎるだろ!!

おちょくりはさらにエスカレートした

次は電子辞書を手書きノートモードにして女子と男子が筆談を開始した

結果
俺が牧瀬を好きで
明日コクる
ということがクラス中に広まった

そこでまた美女ちゃん登場

電子辞書で「明日コクれ、コクらないと…」
的な文章が送ってきやがった

この状況はどうやら美女ちゃんが牧瀬と同じ、陸上部のおっさん(女{見た目がおっさん})と計画したものだったようだ

その上ご丁寧に牧瀬にまで俺がコクるってことを教えちまいやがった

普通の人ならそこでコクらないだろうが
俺は多分いじめられること、ハミられることを恐れてしまった
自分を守っちまったんだ
最低すぎる
もう顔面グーパンいれに行きたい
タイムマシンくれ

60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/12(月) 23:22:37.97 ID:KeURJ5Fw0
自分を守るためにコクるなんて愚の骨頂だぞ
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 23:33:54.89 ID:Ut3pHfW90
コクらなかったらどうなるこうなるって絶対ジョークだったのにナイーブだった俺は全部鵜呑みにしてしまったんだ


次の日
クラスは俺がコクるって話題で持ちきりだった



昼休み

実際俺は今回本気で牧瀬が好きだったし、この気持ちに迷いもウソもなかった
だからヘタレな俺にはこのタイミングしかないんじゃないかと思った
それに俺のせいで牧瀬がおちょくられるってのも気分が悪かったし、こいつは偽善心だったんだろう
『コクっちまって付き合えればそれでこいつらも収まるし、もし無理でも…』
無理だって事なんて全く考えてなかったのにそんなことを思っていた俺がいた
俺は腹をくくり牧瀬の机へ

俺「ちょっと話あるんだけど来てくれないか?」

牧瀬「いや」

なんだ??いつもと様子が違う??

ここでやめときゃよかったんだ本当に
みんなが見てるんだぞ
こんな状態でコクることがどんなに失礼か俺はわかってなかったんだ

俺「じゃここでいいよ」

俺「俺お前のこと好きだから付き合ってくれないk」

牧瀬「無理」

即答だった
最後の付き合ってくれないか?ってのを言い終わる前に言われたよ

ショックすぎてどうしたらいいかわからなくなってとりあえずいつもつるんでた野球部の連中の方へ逃げ帰った


俺「うぇーーーーいフラれますぃたーーーーー」

テンションも壊れてた
俺、ホントにおかしかった

実をいうとその時、なんで無理が理由を言おうとしていたらしいんだけど俺がどっか行っちまったから言えなかったっておっさんから聞いた

こうして、俺の2度目の告白は最低最悪なものに自分自らがしてしまった
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 23:36:24.12 ID:Ut3pHfW90
>>60

ホントによ
マジでこれは一生償い切れない過ちだったと俺は今でも一人の時考えてる
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/12(月) 23:53:19.90 ID:Ut3pHfW90
こんな最悪なことをしたのに俺はまだ牧瀬のことが好きだった

なぜかって?

優しすぎる牧瀬は3日後くらいからふつうに接しようとしてきてくれたのだ


ゴミクズカス野郎はそんなことわからずに
告白方法の反省をしていた

『やっぱりみんなの前ってのがマズかったかな…?』

なんてな
最低すぎ


まぁその後も俺は猛アプローチをやめなかった

とにかく牧瀬が近くにいれば大声を出したり、いろいろしてた、自分を見てほしい一心だったんだろうが
とにかく気持ち悪いことばかりしていた

それでも、牧瀬とは1週間に2,3回はしゃべっていた、いや、しゃべってもらっていた


なんなんだ俺、ホントぶん殴りたい

そんな中、俺は中二になった


これまででさえ痛々しかった俺の言動に拍車がかかり始めた
中二病の到来である



64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/13(火) 00:12:51.58 ID:55zjreDx0
中二病発症した俺は、恋をすること=かっこいい
的な衝動に襲われた
この頃には
俺=牧瀬が好きなキチガイ
で通ってた

でも俺はそれを多分かっこいいと思ってたんじゃないかな?
多分少なからずそんな感情はあった

でも、もちろん本気で牧瀬を好きではいたんだ

恋して、牧瀬をおっかけてる俺かっこいい
的な感じ


俺はこれまで、牧瀬に進められるか、牧瀬がハマっているアニメや漫画をちょくちょく読んでいたくらいだったがそれに熱が入った
牧瀬がハマったものすべてを読んで検索していく
その中の大半は俺も真剣にハマった

事実俺と牧瀬の趣味は結構合う

でも、流石に女向けイケメン大量アニメにはハマらなかったけど、それでもgoogle先生にすべての情報を教えてもらった

あの時は、『俺は牧瀬のことを一番知ってる』って鷹をくくってたんだろうな
実際1割もしらねぇのに

今考えるともう吐きそうだよ
最低だ



とりあえず今日はここで
続きはまた明日書きます


見てくれた人、レスくれた人本当にありがとう

それじゃおやすみ
65 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/13(火) 00:49:14.27 ID:NDIsz7jdo
なんか自分みてるよーで泣けてきた

楽しみながらみてるよ
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/13(火) 19:54:33.21 ID:55zjreDx0
ただいま

今日は区切りつけたいので頑張って書きます


>>65
そう言ってもらえると本当にうれしい
ありがとう!


コテハンに憧れてて、ちょっとつけてみたいのですがどんなのがいいでしょうか?
こんなのでいいんじゃね?
ってのがあれば教えていただければ幸いです


では書いていきます
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2013/08/13(火) 20:05:30.95 ID:55zjreDx0
この頃俺はまだ、フラれたってことの重大性を理解してなかったんじゃないだろうか?それとも、フラれたけど時間がたって友達くらいには戻ってたって事を考えてたんだろうか?

中二になって、牧瀬と話す機会と時間はもっと減っていった
多分あっちから避けてたんじゃないかな?
あの時俺は牧瀬がいると話しかけに行ったり、ちらっとでも見えると大騒ぎしてたから

でも、相変わらず俺に、面白いアニメの情報はちょくちょくくれてた、単にそのアニメに関する話し相手がほしかったんだろうか、それとも本当に親切にしてくれてたのかはわからない

そして、男女問わず、どこへ行っても牧瀬とのことを聞かれるようになった
俺は男子とばかりつるんではどうやって牧瀬と付き合おうか話を聞いてもらってた
といっても、牧瀬の進めてくれたアニメが面白いとかそんな話ばっかりだった

妄想が膨らむ毎日、フラれたことも忘れて馬鹿みたいだぜ
ちがうな
クソ馬鹿野郎だった

そして俺はこれまで知らなかった牧瀬のメアドを入手することを決意した

68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/13(火) 20:21:06.29 ID:KHTDWMiSO
相手が牧瀬なら凶真で良いんじゃね?
69 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 20:27:11.41 ID:55zjreDx0
>>68
ありがとう!
確かにそれが一番しっくりくるな
使わせてもらいます!!



ある日
俺はクラスで牧瀬と久しぶりに会話していた

牧瀬「でさ、伊達さんがな!!    以下略」

俺「うん、でも幸村も!!      以下略」

牧瀬「マクロスFみろよー 君だったら絶対面白いっていうから!!」

俺「わかった、かえって見とくよ!」

俺「あのさ、牧瀬」

牧瀬「ん?」

俺「メアド教えてくれ」

牧瀬「いや」


!?!?
いやいやいや
俺がメアドなんて聞いて断るやついるんだ!?生涯で1人だけ断られたんだぜ!?

ってテンパってた


俺「なんで???」


俺はもうあの時、意味がわからなかった

いまならわかる

まず
振った相手のメアドなんていらないよなふつう
他にもいろいろわけがあっただろうが俺には予測できない

牧瀬「いやだから」

そう答えて話題をもとに戻された

なんかもやもやしながら俺は会話を続けた
70 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 20:29:26.96 ID:55zjreDx0
ごめん
ミスって
俺がメアドなんて聞いて断るやついるんだ!?
ってのを
誰がメアド聞かれて断るんだよ!?

と打ち間違えた

なんかいろいろ表現試してたらごちゃごちゃになっちまった
すまん
71 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 20:33:32.75 ID:55zjreDx0
その夜俺は近藤先輩(以下めんどくさいのでプーさん)に一部始終はなして相談に乗ってもらうことにした

プー「どうした凶真?」

俺「あの…カクカクシカジカ」

プー「マジかよwwwwwwwwとりあえず何とかしてメアドゲットしないと明日はないぜ少年」

そういってたような気がする


それで俺の当面の目標は『メアドをもらうこと』に切り替わったんだ

72 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 20:53:02.19 ID:55zjreDx0
しかし、時は中二の夏
クラスの大半が黒歴史を紡ぎだす時期

さらに悪いことがおこっちまったんだ


というか俺が気付いてなかっただけだよな


女子の方でも、牧瀬をおちょくりだした
というか牧瀬がおちょくられているってのを知ったのが夏休み前だからもしかしなくてもその前からおちょくられてたんだと思う

陸上部内が一番ひどかったっぽい
俺が通るだけで

おっさん「凶真いるよ凶真〜www呼んでやろうか??ん??」

牧瀬「いい加減にして」ドスッ

って感じでおっさんに牧瀬が本気で蹴りを入れてた

後から知ったというか牧瀬本人が言ってたんだが、牧瀬は恋愛のことでおちょくられるのが一番嫌いなんだ

だから
俺がフォロー入れずに対策も練らずに
その上俺がみんなに言いふらしたせいで、一番嫌な事をみんなにされてたなんてもう俺はなんて最低なんだ
フラれて当然だろうが俺

ということでここでも自分のやったことが自分に返ってきます

牧瀬が俺のことを嫌いっていいだした
73 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 21:06:15.30 ID:55zjreDx0
そのことは俺の耳にもすぐに入ってきた
俺にだって少なからず協力者はいたんだ

でも、間接的ならまだ大丈夫なんだろうが

女子B「凶真どう思ってんのさww」

牧瀬「私凶真事嫌いだから」

って会話を階段あがってる時に聞いたときは本当にキツかった
74 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 21:15:08.90 ID:55zjreDx0
その後も半年くらい牧瀬は『凶真を嫌い』ってみんなに言い続けた

もちろんその間牧瀬と話した記憶はない

俺は、牧瀬が見えればさわいで、気持ち悪い行動してたと思う


そんな中でもメアドを聞きに何回か言って撃沈してた

なにしてたんだ俺
75 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 21:31:42.11 ID:55zjreDx0
というわけで俺は半年間をそんな事して過ごした
と思いきや

俺は少しだけ、牧瀬を諦めようとがんばった時期があった

その時いろいろ試したんだよ

まず最初は会わないようにする

まぁおんなじクラスなんだから不可能だった

次にしゃべらない

どんなに嫌いって言ってても流石に必要なこととかはしゃべってたと思う
でも、そんなことで諦められるならここまで引きずってないさ

最後にとったのはまたまた最低最悪な方法だよゴミクズだったよ

他の女に恋をしてみる


2〜3人に同時ではないけど、半年の間に仲良くなった
その中には告白したのもあった
もちろんその時はちゃんとした気持ちでコクってたと思う、そう信じたい
けど、案の定不細工はフラれますよね
でも、その娘のことをその時は忘れられたんだ

なんでなんだろう

ホント最低だ
前田さんのことなんて言ってられねぇ
もう嫌だ
書いてて嫌だわ本当に気色悪い


答えは一つ
初めて人を半年以上好きになって、初めて人と本音でしゃべって、初めて俺がこいつのためなら死んだっていいって思えた女
牧瀬のことをまだ根にもってたからなんだろうな

結局俺はまた牧瀬を好きになった
76 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 21:47:54.17 ID:55zjreDx0
そんな中俺はプーさんの先輩で当時春から高3、生徒会長をすることになる渡辺さんに電車で出くわした
渡辺さんは黒髪のちょっと痩せた渡辺直美みたいな人だった
プーさんのお兄さんの幼稚園時代からの同級生でプーさんも可愛がってもらってたとのこと

俺達は二本電車を乗り継いで学校へ行くのだが一本目を降り、改札を通ったところでプーさんが俺のカバンをつかんだ
もちろん俺は止まりましたよ
プーさんだって熊の一員、力が本当に強いんだ、ちっさいのに


プー「渡辺さん僕らちょっと朝飯買ってきますんでこれで」

渡辺「わかったー凶真も一緒?」

俺「おrw」

学校に遅刻したくなかった俺はふつうに答えてプーを置いていこうかとしていたんだがプーさんがいきなり横から入ってきた

プー「そうなんすよwwwこいつが朝はたくさんは食えないとか情けないこといいだすもんで今からちょっとビニメシを見に行って、朝飯の大切さを教え込んできますww」

渡辺「大変だね後輩も、そうか私ももう卒業だね、んじゃまたね」

プー「はい!!さようなら!!」

なんかすごい言い訳だったがとりあえずプーが逃げたいって思ってるってことはわかった

77 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 21:51:19.76 ID:55zjreDx0
渡辺さんは所見は本当にいい人だった
でも、なぜかはその時教えてくれなかったがなぜかプーは『あの人にかかわるとめんどくさいからほどほどの付き合いをするんや』
といってた

そのあと
プーさんは俺に一つおにぎりをおごってくれた
78 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:02:46.24 ID:55zjreDx0
渡辺さんと違う電車で遅刻ギリギリで登校
俺もプーも遅刻すると本当に命が危ないから二人してヒヤヒヤしてた
なぜかって?
俺たち野球部の顧問は学校最強の生活指導員だからである

怒鳴られて練習量を増やされては本当にいのちが危ない


その後俺は渡辺さんを電車でみると、普通に声をかけるだけはかけてたんだ

だって先輩の先輩ってのは偉大なわけではないですか?ww

そのうち普通にあっちからしゃべってくるようになった
内容はいたって普通だった
勉強のこと以外は

俺は少しだけ理科が得意で、興味あることは調べてた
渡辺さんのテスト範囲がイオンでちょうど俺が興味もってたとこだったからちょこっと教えてやったんだ

俺「元素記号の表から照らし合わせて…」

渡辺「すごい!!凶真って勉強できるんだー!!」

俺「別にそんなにですよ」

てな感じ

んでたまに生徒会と野球部の帰宅時間が重なって遅く帰るときは家が意外と近かったから送って行ったりしてたんだよ
なんか女一人で夜帰すのは本当に危険な田舎道だったから

79 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:07:55.56 ID:55zjreDx0
まぁそんなある日俺に渡辺さんから一通のメールが来た
一応渡辺さんとはアドレス交換はしてた

「明日英語のテストなんだけどわからないとこがあるから見てほしい、家に来てくれない?」

って内容

確かに俺のクラスは英語専攻で俺もとりあえず英語は出来た

まぁ先輩だししゃーねーか
と思って俺は教科書もって自転車を走らせた









あの時俺はプーの忠告を忘れていた
80 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:15:23.02 ID:55zjreDx0
女の家に行くってことを俺は忘れていた

この頃になると俺はフラグってものの存在を知ってた
でも、この時は別になんも考えてなかったんだよ


家についてインターフォン押して渡辺さんがドタバタしながら出てきた

今思えばこれもフラグだよな…



んでいきなり渡辺さんの部屋に通された
そこはポケモングッズで埋め尽くされた女の子らしい部屋だった

渡辺「その辺座って、あのミジュマルのぬいぐるみかわいいでしょ!!」

俺「そうっすね、渡辺さんはポケモン好きなんですね(汗 んで勉強は…?」

渡辺「なんかやる気なくなっちゃったw」



勉強するのかと思えば、自分が大好きなポケモンの話を始めた


逃げろ俺、フラグだ
81 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:23:25.33 ID:55zjreDx0
まぁその日は俺がものすごく勉強する気満々で行ったので普通に勉強して、なりゆきで渡辺さんの両親に挨拶することになったので軽く自己紹介してから帰った

そこからのアタックは凄まじかった

まぁそれは置いといて
そんなことしてたら中三になった

中三のある日曜日

練習試合が終って俺は家に帰って風呂入ってパジャマに着替えた
メープルストーリーやってると母さんがなんかニヤけながら
「お父さんの会社の人がもうすぐ来るから来たらお菓子持ってってね」
と言われ、暇だったので軽くOK
親父の会社の人はだいたいいい人が多くて長男の俺は可愛がってもらってたから顔だそうと思ってたんだ


インターフォンがなって数分後
二階にいた俺は母さんに呼び出され、和室へお菓子を運んで行った

ガラッと和室の扉をあけるとそこには、中年のおっさんではなく、渡辺さんが座ってた
82 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:38:13.46 ID:55zjreDx0
俺「なんでいるんすか!?」

いきなりすぎる来訪
俺は目を丸くした

渡辺「いやちょっと来たかったし〜妹ちゃんと一緒に帰ってきちゃた」テヘ

テヘじゃねーよこの野郎、朝早くから出ずっぱりで疲れてるんだこっちは!!

そう真剣に思ったと共にこの人は確実に俺を狙ってるってのをその時感づいた

(書いてないだけでもっとフラグはあったんだ、それにすごい執念だった、だいたい俺のいるところにはダッシュでくるし生徒会ってことで俺のスケジュールとかまで調べてきた、それに何と言ってもかなりのロマンチストだったんだ。だから本当にしゃべってるのがつらかった)

妹には俺の先輩の先輩ってことでメアドを前から交換していたらしくその日うちの妹は多分家に行かせてってのを立場的に断れなかったんだと思う


そこで妹に接待を任せ、俺は適当に振る舞いお帰りになるのを待っていた


うちの妹(中一)はこういう時の対応については本当に天才だ

俺の嫌そうな顔を見抜いたのか、うちの妹も渡辺さんにうんざりしていたのかわからんがアイコンタクトでわかってくれたみたいで
俺にちょっとずつ話は振るが、話の主導権は妹
という状況に持ち込み見事に俺に疲れがないようにしてくれた

そして6時、渡辺さんはお帰りになられた

3時間の滞在でした
83 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:50:29.95 ID:55zjreDx0
悪い人じゃないってのはわかってたんだ
わかってたんだがここから俺は本当に苦しんだ

2日に1回はうちの教室に来たり
無駄にうちのクラスの担任のところへ生徒会の用事って来てたりした
なんの手紙か忘れたが、渡されて
手紙の裏に暗号で恋愛対象です
って書いてあった
(ケータイのボタン何回押すとわかるってやつ)


んで、そんな中、もう一回夜に電車で渡辺さんに出くわしてしまったのだ
84 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 22:51:37.91 ID:55zjreDx0
手紙の内容思い出した

凶真は私の弟だから

みたいなことがかかれてました
85 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:07:45.33 ID:55zjreDx0
確かに送っていかないっていう選択肢もあったよ
でもさ、本当に危険なんだあの辺は

ということで大馬鹿クソカス野郎は送って行ったんだ
その道中



渡辺「私ももうすぐ大学生、大学入るくらいには結婚相手きめたいんだよね」



この言葉に本当にビビった

その場は「そうですねあははは」

って流したんだが渡辺さんの歩くスピードが遅くなって行くのに気付いた



『マジかよ』



急に手を握られた

「凶真はどうするの大学とか…モゴモゴ」

『マジかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!』



ここで俺の本音を言わせてもらう渡辺直美似ということは顔を想像できるだろう
そういうことだ
俺が言えた太刀じゃねーけど
正直無理だった
本当に…

結婚とかマジでホントにごめんなさい許してください
俺は今絶賛恋愛中なんです…

断る理由もなしに断るとこれは大変なことになる
多分ヘタレの俺のことだ、押し切られる危険性があった





『そうだ!!!!』



俺は牧瀬に人生を救われた




86 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:12:28.11 ID:55zjreDx0
俺が牧瀬を好きってことは渡辺さんも知ってた
もちろんフラれたことも
結構プーが話してたから


プーさん、いやプー様あなたホントに頼りになる!!


俺「前言ってましたよね?俺、好きな人いるんすよ。将来はくっつければいいって思ってますし…それに俺たち兄弟でしょ??」


渡辺「…そうだね!!」


ってことで俺は渡辺さんを家まで送ってった


んで俺はこれで終わったと思ってたんだ…
これだけで…
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/13(火) 23:14:26.44 ID:l9i0lz9J0
妹いいやつ

それにしても渡辺うぜーな
88 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:18:26.16 ID:55zjreDx0
牧瀬に心のなかで土下座しつつその後の日々を過ごした

俺と牧瀬は多少しゃべるようになったがいまだに連絡先を互いにしらない
まぁもう連絡先はいいかってあきらめてた
だってしゃべれるようになっただけでいいじゃないか!!

しゃべってくれてた牧瀬に感謝



ところがこの渡辺さん
俺なんかの比じゃないくらいしつこかった
教室に来る頻度が増え、友達まで呼んでくる始末

実害はなかったが監視されてる感じが嫌だった


そんな風に過ごしてたら
またもや事件が起きた
89 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:21:20.07 ID:55zjreDx0
>>87
普段はキーキーうるさいんだけどこういう時はホントに頼りになる
妹にはホント感謝してる

家に来たときはホントに焦ったよ
まぁ逆に牧瀬にはこんなこと絶対しないぞって思えたから結果的にはよかったけど
90 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:26:21.12 ID:55zjreDx0
ある日の練習帰り、同じ野球部のたこ焼き(目ん玉がたこ焼きみたいな男)と内田と帰ってたんだ
前に部活帰りの牧瀬がいて、俺は普通に興奮してた
そしたらたこ焼きが驚くべきことをいいだした

たこ「お前よくあんな汚いの好きだよなwwwいろいろ噂になってるぜwww」

確実に前に聞こえる声でそんなこといいやがったんだ

牧瀬が泣き出した
91 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:38:18.52 ID:55zjreDx0
その瞬間頭に血が上ったのが分かった
プッツンって人間ホントにキレるんだ、それをはじめて感じたよ

俺はたこ焼きに殴りかかった
たこ焼きもびっくりして殴り返して立派に喧嘩したが結局内田に止められた
駅員に見つかって顧問に連絡されればそれこそ一貫の終わりだと

俺はそれでもとびかかって頭突きを入れてやった

流石にそこでたこ焼きも謝ったよ
そこまでやってから、俺は牧瀬のことを追いかけた


遅すぎるんだよクソカス馬鹿野郎


ベンチに座ってもう一人いたと思われる友達の肩を借りて泣いている牧瀬を見つけた

俺「さっきは本当にすまんかった」

牧瀬「あんたもなんであんなことでキレるんさああああああああ」

俺「すまん」

友達A「凶真、何も知らないんだから帰って!!いいから!!」


俺は何も言えずにタイミングよく来た電車で帰った
92 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:44:37.70 ID:55zjreDx0
その後俺は中二病を全開にしてしまった

状況をさらに悪くしちまったんだ


なんとか弁解しようと俺は牧瀬の友達に牧瀬のアドレスをもらった

謝りたいからそのメール送るだけだって言って


口頭でちゃんと顔見ていいやがれこのクソ馬鹿野郎
ってそん時の俺にいいたいよ


メール内容は完全に臭かった

確か、キレたのはお前のことが本気で好きだからだ
とか
あんなクズのいうことは気にするなとか

んで返信はいらないって送った

何という馬鹿さ加減


実は泣いてた理由はまた別のことだったんだよwww

もちろん送ってすぐアドレスは消しました

93 :凶真 [saga]:2013/08/13(火) 23:49:17.47 ID:55zjreDx0
すいません
明日も早いのでこの辺で今日は失礼します

見てくれた人、レスくれた人本当にありがとう


ではまた明日の夜

おやすみなさい
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/13(火) 23:53:14.05 ID:l9i0lz9J0
おやすみー
95 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 20:24:02.32 ID:ZUHScuHJ0
ただいま

今日はあんまり長くはかけませんがよろしくお願いします
96 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 20:35:01.91 ID:ZUHScuHJ0
次の日俺は牧瀬が泣いていた理由を陸上部の後輩から聞いた

中高一貫でグランドを共用してるうちの学校は中高と一緒に部活をしている部も少なくはない

その日、中学生は何故かは聞いてないけど先生にこっぴどく怒られたらしい
んで、高校生も少なからずとばっちりを食ったみたい

高校二年の男の先輩がどうやら中学生に
「お前らみたいにチンタラやってるやつらなんか陸上辞めちまえ!!!」
って言ったんだって

先生に怒られてズタボロのはずなのに先輩にこんなこと言われたら女の子はたまったもんじゃないだろうな…

牧瀬含め大半の中学の女子部員は泣いて帰ったらしい
ちなみに男の部員のことなんて俺ははしらん


そこで俺とたこ焼き君がやらかしたんだからまぁ牧瀬にとってはもう迷惑中の迷惑だったろうな


俺はそんなことを当時考えずにその高2の先輩に喧嘩売りに行った

冷静になれ
他の部のことに手を出すもんじゃない!!
いまならそう思えるが

昔の俺はマジで前が見えてなかったよ
牧瀬を泣かした野郎=死罪
って考えてたんだ
部活の中ならよくあることなのにな


というわけで俺は高2の教室に凸った
97 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 20:50:08.44 ID:ZUHScuHJ0
廊下にその先輩はちょうど一人で歩いてた

俺「牧瀬達泣かせたそうっすね!?謝ってくださいよ!!!」

俺はその先輩見つけるなりこんなこと言ったんだ
恥ずかしい
もうホントマジでやめて昔の俺
ちょっとは牧瀬のこと考えてやってくれ


先輩「お前には関係ないだろうが」

まぁこう返されてジエンドですよ


それでも食い下がろうとしたら今の俺にとっての救世主が飛び込んできた

ガツン
背中に受けたことのある拳が飛び込んできた



プー「すいません、こいつなんかちょっとおかしい奴なんでwwwんじゃちょっと俺がシメときますから!これで」ガシッ


先輩「うん」

プー様は俺の肩を持ち前のクマさんパワーで引っ張って自分のクラスまで連行した


プー「お前の気持ちもわからん事もない、でも、流石にお前には関係なさすぎる、そう思わんか?」

俺「でも…」

プー「まぁお前もいろいろ考えてるだろうが流石にやりすぎだ」

俺「すいませんでした…でも、俺たちの部みたいに顧問に怒られてもみんなでそれをフォローする習慣がないってちょっと悲しいですよ!女にはやっぱ…」

プー「俺らが首突っ込める問題じゃないし、部の問題だろうがお前はその事件の何をしってそう思ってんだ?俺たちと陸上部はちがうんだよ」

もう返す言葉もなかったよ

プー様がいなかったら俺はどうなってたか…
98 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 21:06:28.09 ID:ZUHScuHJ0
そうこうしているうちに留学が近づいてきた

うちの中学の俺の言ってるコースは夏休みを利用して一か月だけオーストラリアに留学して
んでその後高校でまたおんなじ所に9か月留学するってプログラムをやってる

だから少人数でクラス替えなしなんだ


まぁそういうことで荷造りをしているとインターフォンがなった
99 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 21:09:00.20 ID:ZUHScuHJ0
もしかしたら特定できるかもですが特定はやめてください
流石にこれを牧瀬に見られるのとかは絶対避けたいので
100 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 21:20:25.54 ID:ZUHScuHJ0
なんかちょっと嫌な予感がしたんだが俺が出た

俺「はい?」




「「渡辺です」」




やられた
マジで
これはないわ

『俺が出てしまって声も聞かれている!!!
 居留守が使えない!!!!!!!!!!!』


俺は焦ったがとりあえず家には侵入させないように玄関先で迅速にお帰りねがうことを決意した

ガチャ

俺「なんすか?」

渡辺「明日のテスト、これで平均点とらないと大学推薦もらえないんだ。だから凶真のパワーちょうだい!」


正直に言います

ゾッとしました
お化け屋敷よりもです
彼氏でもない男によくこんなことが言えますね渡辺さん

って思いました


でも、ちゃんと対応はしましたよ、俺も人のこと言えた立場じゃ全くないので

俺「パワーってwww」

渡辺「だからぁ…手…握って!凶真にはパワーあるから!!!」


もう駄目だ
書いてて思い出して寒気がした


とりあえず握れば帰るだろうと思って握っといた
そしたら次はなんかを取り出して俺に渡してきた

あの、1ピースずつ織って最後に全部合体させるとボールになる折り紙があるんだけどわかるかな?
あれを渡された

渡辺「あのね、これ、留学がんばってね」

それを渡すとかえっていった


『っしゃ帰りやがった!!!!!!!』

俺はその後これがぬか喜びだってことに気付いた
101 :凶真 [saga]:2013/08/14(水) 21:21:59.13 ID:ZUHScuHJ0
すいません
今日はここまでです

ちょっと今日はテストがあって疲れてまして

明日はがんばって書きます

見てくれた人今日も本当にありがとう


それではおやすみなさい!!
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/15(木) 18:33:06.56 ID:702zilQs0
続き待ってるよー
103 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 21:09:17.57 ID:vpxEc+6P0
>>102 ありがとう!!




今から書いてきます


104 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 21:24:39.21 ID:vpxEc+6P0
俺はそのボールの中身が妙に気になった
というか俺の偽善心が開けろって言ってた
多分、いや確実に手紙が入ってるって事くらいあの時の俺でもわかったさ
でもな、曲りなりにも女の子がそれも先輩が書いた手紙なんだぜ?
読まないわけにはいかないよ

ハヤテのごとくに確か、安易な優しさは身を滅ぼすって書いてあったような気がするけどまさにそれ


手紙にはこんなことが書いてあった


「凶真は私にとって大切な弟〜以下略
  一緒にいて安心する〜以下略
  いっつも〜(忘れた)な凶真のことなんか大嫌いの反対の反対の反対の × 紙の端っこに届くまで」

って書いてあった

とりあえず俺はその手紙をそっと机の封印用引出(実際はテストとか駄作の絵用)へ入れた

その日俺はリアルに焦った

このままじゃ俺は渡辺さんと結婚させられちまうんじゃないかと!!

冗談じゃなく本気で思ってたんだ!!

俺は留学中に牧瀬にもう一度告白することを決意した
105 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 21:48:19.32 ID:vpxEc+6P0
まずは俺は牧瀬の誕生日が知りたかった
そこである日の昼休み後の美術の時間、美術室へちょっと早くいくと牧瀬がいた

牧瀬は絵を描くことが好きで昼休み後の美術の時間は絶対早く来ている
見事に読みを当てた俺は美術室で二人っきりという状況を作ることに成功した

俺「よっ相変わらず早いな」

牧瀬「…」

牧瀬は絵をひたすら自由帳に書いていた

牧瀬「…凶真こそなんで今日は早いのさ?」

『良かった今日はご機嫌がよさそうだ』

なんでかはいまだにわからないが牧瀬は俺がしゃべりかけても無視をする日がたまにある
それは高2の今でも変わらない
でも、話してくれる時はすんげーしゃべってくれるんだ
まぁ俺は運よくその日を引き当てたわけだ

俺「今日は顧問がご機嫌よくてな、昨日昼休みミーティングとか言ってたくせになくなったんだ。メシももう食っちまったし暇だしな」

実際俺たちのミーティングは大体帰る間際に行われていた
でも、たまに昼休みにもあったからそれでなんとか誤魔化せた

牧瀬「ふーん、なぁなぁ昨日のあれ見た??」

俺「見たよ!!」

そういう感じでいつものアニメトークがスタートいつしか牧瀬も絵を描く手を止めて一緒に窓際で立ちながらしゃべってた

そして会話がひと段落して俺は覚悟を決めた


106 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 21:56:49.22 ID:vpxEc+6P0
誕生日聞くだけでもあの時の俺には勇気が必要だったんだよ!!
だって『割れ物注意』以上に危ない関係なんだぜ!?

俺「お前誕生日いつだっけ?」


キーンコーンカーンコーン

チャイムと共に一瞬辺りが静まり返る

風が流れる音でさえもうるさいほどだった

太陽の光が牧瀬にあたって牧瀬のきれいな黒髪が輝く

突然牧瀬が自分の席の方へ歩き出した

俺は『ダメだったか…』と半分諦めてた

すると急に振り返って

「君ががあたしに初めて好きって言った日」

そういって足早に席に戻って行った

マジでかわいかった
マジ女神
結婚しようって言いたかった

それと同時にクラスメイト教室になだれ込んできてその場の空気は消し飛んだが
あの時間を俺は忘れない
107 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 22:03:24.21 ID:vpxEc+6P0
言い忘れたがこの頃には俺は結構関係を回復させていた
まぁ中一の時ほど仲良くはないが…



そして時はすぐ流れ


俺は野球部を夏の大会一回戦負けという惨劇の後引退し留学へと向かった


燃料の関係でマレーシアを経由し、乗換にかなり時間があった

そしてその待ち時間

何故か知らんが牧瀬が一人になってた
俺はすぐさま牧瀬の座ってるベンチへ
隣りに座った



俺「お前のホストファミリーってどんなんだっけ?」

牧瀬「前にいったでしょ」

初っ端から俺は話題をミスった
前にと言っても結構前だけどホスト情報が配布されたときにそんな話をしてたんだ
確か、普通の両親と女の子の子供がいる家庭だったと思う

俺「そっかそっかww」

かなりの沈黙が続いた
というかなんて言っていいかわからなかった

適当に話した気がするけど全部興味なさげな対応で
「あっそ」とか「ふーん」とか「ざまぁw」しか言われなかったと思う

そんなことしてるとおっさんが最低なことをしてくれた
108 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 22:07:37.52 ID:vpxEc+6P0
隠し撮りだ

もうマジでやめてほしかったよ

その頃おっさんも中二病がひどくて今も結構引きずってるけど
『人の不幸=マジ楽しーメシウマ私の幸福ワッフー。どんどんどん底突き落としたれ』

ってのが最高潮に達してた

俺と牧瀬が二人で座ってんの隠し撮りしてクラス中に見せてやがった

この頃男子は俺の気持ちがマジだってことをいろいろやってたことから知ってくれてたし何にも言わなかったんだけど女子は知らない
もしかしたら牧瀬に写真がばれてたかもしれない

109 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 22:41:11.81 ID:vpxEc+6P0
まぁそんな感じで滑り出し悪く留学がスタートした

色々なものに触れながらたくさんの体験をして始めの一週間くらいは平和だったんだ
でも俺にとって予期せぬ出来事が起こった、いや起こっていた

少しそれるが大切なことだ、聞いてくれ

俺のクラスに1人クソ野郎が紛れ込んでいた

その名も五味君(偽名) 身長175 不細工眼鏡 ピザではない
中二の半ばまで普通だったサッカー部の五味君
中二の1月、彼に彼女ができた
その彼女、言い方は悪いが可愛い方ではなかった
まぁその彼女とは1か月程度で別れて、別に俺たちはそのころ気にも留めてなかったんだ
そいつが次に付き合ったのは同じクラスの清水、(メジャーの清水に似てますhttp://uploda.cc/img/img520cd821e3c94.jpg)

清水は天然なんだがたまに怖くなる時がある、でも基本いい娘そして結構スタイルよくて、顔もかわいい

五味とメールしてたらなんかしらんが告白されたらしい
一度は断ったのだがその後
「付き合ってほしかったなー」
「えー、んじゃ俺と付き合えよ」
的な文があとを絶たず
一回付き合えばいいかと思っておっけーしたらしい

そして迎えた清水と五味の初デート

清水「時間ちょうどだけど…どこかな…」ピロリン

清水「メールだ」

五味『どこにいるでしょう?』

それを見た後、清水の視界が暗くなった

五味「だーれだ?」

清水「五味君?」

五味「あたり!wwずっとあそこで見てたよwwwなんかちょっと脅かしてみたかったんだww」


これは清水本人からきいた話だったんだが聞いた瞬間寒気がしたね
こんな気持ち悪いことが言えるやつがいるなんて信じられなかった

案の定清水もこの一見でドン引きして振ったんだと


でも、五味はフラれてからも俺たちにその時とったプリを見せびらかしてた
ホントどの顔からその自身はわいてくるんだっていいたかったけどな
110 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 23:00:30.60 ID:vpxEc+6P0
そして、五味はゴミらしく新しい彼女に乗り換えた、その彼女ってのも正直可愛くなかった
まぁその娘とはうまくいってたみたいで俺たちもなんら変わらぬ日々を送ってたんだ

でも、ある日五味が変な画像を持ってきた

五味「お前これ特別に見せたるわww」
俺ともう一人の友人Nに女の下半身(裸)の写った写真をケータイに入れて持ってきやがった
俺たちはもう『???』だよ

友人N「なにこれ?」

五味「当ててみww」

俺「彼女wwwwヽ( ̄∇ ̄)ノ」

五味「当たりwwwww」

俺N「( ゚Д゚)」

どうやら五味が自撮りさせたらしい
それだけならいいが(よくないけど)さらに俺らに見せてくるなんて
マジゴミクズ


でも俺はプー様に教えてもらってたように何にも言わなかった
カップルの問題はカップルの問題ましてや牧瀬がかかわってるわけでもない、というわけでその場はスルーして帰った
111 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 23:09:17.08 ID:vpxEc+6P0
何回かそんなことがあったのだがとうとうカラオケでクンニしたとかそんな感じのことまで言うようになった
まぁ青春の一つの形ですね
と流せればよかったんだけど
ある日、五味が俺に話しかけてきた

五味「俺二股かけてるんだよ〜www」

俺「( ゚д゚)

  (つд⊂)ゴシゴシ

  (;゚д゚)

  (つд⊂)ゴシゴシ
    _, ._
  (;゚ Д゚)誰と!?!?!?!?!?!?!?!?」

五味「いや、地元の学校のやつなんだw」

俺「お前二股とかまずいんじゃ…」

五味「いいじゃんバレなきゃwwwははははは」



( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)

これほどこの顔文字が当てはまる状況はないよ

何笑ってんのこいつ!?!?
二人とも真剣にお前のこと好きなんじゃないのかよ!?!?
二人のこと考えたことあんのか!?!?

そう真剣に思った

だって俺は二股とかは相手のこと考えない最低なことだと、もしやっちまっても、絶対どっちかすぐに選ぶべきだって思ってる
だから絶対許せなかった

でも、俺はまた、自分の言うべき問題ではないだろうと口をつぐんだ
112 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 23:16:31.73 ID:vpxEc+6P0
結構長くそれてしまってすいません今から戻ります

一週間後
ついに五味がハブられた
二股の話とか、俺以外にも聞いてたやつもいたし、友人Nも同じクラスだったから男子もついにそんなクズ野郎を我慢できなくなったんだと思う

そしたら五味と仲が良かったわけではないが、クラスで偽善者で有名だったおにぎり頭の柔道部員(以下おにぎり身長155)が一緒についていってしまった

ハブられた二人が向かった先、そこは女子のグループだった

五味はゴミのくせになぜか女受けはよかった

牧瀬にはクラスの事情とかをすぐに俺が連絡していたので、色々なことを知ってる牧瀬は絶対あんなのとはつるまないと思っていた

113 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 23:36:03.42 ID:vpxEc+6P0
だが、俺に現実ってのが牙を剥いちゃった

牧瀬は誰にでも優しい、そして自分の知ってるアニメの話には簡単に食いつく、んで俺以外にはきついことを言えない

そういうわけで五味は上手いこと見たこともない鋼錬のネタを鋼練厨のおにぎりに担当させて自分はその情報を知っているかのように見せかけてあとからwikiとかおにぎりにきくとか、あとから見てみろって言われたアニメを見て仕入れて上手くだましだまし話をしていきやがった

いつしか俺は牧瀬といる時間を失っていた

そして留学して二週間がたったある夜
五味が牧瀬をかっさらっていく夢を見た

俺はその夜泣いていた、そしてわかった

もしかしたら、五味は三股をかけようとしているのではないだろうか
そして牧瀬もまんざらではない様子だということを

その証拠にクラスの女友達のKが牧瀬と五味と一緒にアイスを食べる機会があって

牧瀬「あっちもいいしこっちも捨てがたいう〜ん」

そこで五味はすかさず牧瀬が捨てた方を選択、そして代金を全部自分で持つという行動に出やがった

牧瀬「五味が食べてるのおいしそうだね〜」

五味「じゃ一口食べるか?」

牧瀬「うん!」

友人K「!?!?!?!?!?!?!?」

二人はアイスを交換した

向かいのカフェ

俺「あれなんだ山田?」 山田とは俺の親友の一人、(身長160 BLEACHの山田花太郎が大好きないい奴)

山田「牧瀬とKと…奴じゃん」

俺「なんだあれ………ウソだろ!?」

飲んでたブラックコーヒー心にしみた
114 :凶真 [saga]:2013/08/15(木) 23:48:56.82 ID:vpxEc+6P0
五味「今これを凶真が見てたらなんていうかな」

牧瀬「あははははw」

K『えっ…!?!?!?』

次の日こんな会話があったことと一部始終をKから聞いた
Kも二股の件をしってるから許せないって言ってた
そんな事と夢の件が重なって(まぁほかにもいろいろあったんだけど省略)


俺は五味が許せなくなった

本気で

殺してやろう

そう思った

牧瀬がいろいろ知ってるのに五味とあんなに仲良くしてるのか不思議だった、もしかしたら俺のことを信じてなかったのかもしれない

なんにしてもこのままじゃ俺と付き合うよりも牧瀬が悲しい思いをする
それに俺が守らなくてどうする!!
って気持ちもあったし、単純に五味を殺してやりたいって気持ちもあった
だって許せないだろ!?
俺が死ぬほど好きな相手をなんかしらねぇがその辺からきた女たらしが泣かせようってんだぞ
もちろん俺の気持ちも知っててな!

我慢の限界だった
すでに二人の女を泣かせちまいそうな男にかっさらわれてたまるか!!って思った


そして俺は真剣に五味をこの学校から消し去ることを決意した
115 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 00:02:24.18 ID:qtbCpm6s0
その考えにはみんな賛成して協力してくれた

Nも吉野も山田も清水も、あのおっさんでさえも協力してくれた
なんか俺の牧瀬への気持ちをみんなは前々から真剣に理解してくれてたらしい
確かにみんながおちょくってくる回数はあのころには激減してたと思う
それに実をいうとみんな誰かがこう言うのを待ってたみたい。相当うんざりしてたんだろう
かなり腹立つ奴だったしな実際wwwww

みんながすんごく頼もしかった

次の日、俺は五味に少し喧嘩を売ってみた
売り方も頭を使った
俺が上手く悪者になって俺とあいつとタイマンしてボコるってのが当初の計画だった

とりあえず俺はみんなに
「凶真が、五味君が牧瀬ちゃん落とそうとしてるって言ってたよ!!」
って言ってもらって様子を見た
もとからキレ症だった五味ならこの程度でキレて俺にタイマンを挑んでくると想定してのことだった

空手やってて俺は喧嘩には自信があった。
俺は師範に
「その拳はお前の守りたいものを守るために鍛えるのだ!!」
って言われたこと思い出してた


今にして思えば呼び出してボコボコにすればよかったけど、俺は牧瀬が納得してくれることも視野にいれてたんだ、これでキレて俺に向かっていってボコられてknock down の方が男の信用は落ちるって思ってた
あの時は牧瀬を守れればそれで俺はどうなってもいいって思ってた

116 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 00:11:16.85 ID:qtbCpm6s0
案の定五味はキレた

しかし、予想以上に五味はヘタレだった

五味「アイツ殺したろか!?まじ、俺行けるで!!いや、ホンマにケンカ売ったろかなww」

とか女子にほざいてたらしい
結局俺に喧嘩うってくることはなかった

その上、俺達をさらに怒らせることを女子(牧瀬抜き)の前で言いやがった

五味「俺が牧瀬落とそうとか頭おかしいんじゃないか!?つーか牧瀬ぐらい簡単に落とせるわ!!wwマジで落としたろかww」


女子ズ「(;゚д゚)」


もう女子も牧瀬以外がキレた

基本うちのクラスはみんな穏やかなんだが今回は違った






117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 00:14:16.88 ID:NmybXjN10
wwktk
118 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 00:37:16.60 ID:qtbCpm6s0
全員五味にキレているなか、小旅行というイベントがやってきた

少し郊外にあるバンガローを1つ貸し切ってみんなで泊まりに行こうってものだった

そして俺は次の行動に移った

『俺が告白する』

俺の気持ちをもう一回伝えればもしかしたら…
って俺がひとりで思ってただけなんだがな

今思えば勝算はゼロだったのにな

道中、牧瀬と五味のいちゃいちゃはもう俺の中のイライラ度合のピークを越していた
隣りの席に座りひたすらchatting なんか楽しそうにしてる声が俺を死ぬほど嫉妬させた

何なんだよあれ…今思い出しても悔しいわ…
もしかして3股かけられるなんて夢にも思ってなかったんじゃないかな?
彼女いるんだから大丈夫って変に安心してたのかも


バンガローにつき、夜みんなでキャンプファイヤーをした
星がきれいだったのを今でも覚えている

牧瀬は五味とKで卓球してたの覚えてる
ほとんどKはやってなかったけど

おっさんが牧瀬を呼び出してくれた

でも呼び出し方に無理があった

牧瀬を行く必要のない人気のない所に連れて行き
「トイレ行ってくる」
といって俺を呼びに来たようだ

俺は当時そんなこと知る由もなく牧瀬のもとへ走った

薄暗い中
いつもの黒髪の少女がそこには立っていた



119 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 00:37:36.77 ID:qtbCpm6s0
牧瀬「やっぱお前か!!んでなんなの!?」

ちょっと怒ってた
ここでやめときゃよかったんだ
なのに俺は守りたいって一心で違う道に空回りしちまった
そんでもう、俺がこいつと付き合うのは不可能だって悟った
この大馬鹿クズ野郎


俺「これまでやってきたことをまず謝りたい、すまなかった」

そう、ここまではよかった、ここまでは


俺「俺、いろいろ考えたんでお前のことはもう諦めることにするよ、でも、これから俺はほかの誰かと付き合うかもしれねぇ
  でも、俺がこんなに、ここまで好きになれるのはお前だけだ!!」

牧瀬「いいたいことはそれだけ?じゃ」

俺「あっ…待て…」

その声が届くよりも先に牧瀬は走り去った
俺は説得しようとしてた
五味がどんなやつかわかってんのか問いただしたかったなのに…
中二病の発動って怖いよ
大切なときに気持ち悪いこといっちまうんだ
後から思い出して自分の言ったことに自己嫌悪に陥ったよ

俺は、その後キャンプファイヤーに戻った
そこで
おっさんが牧瀬に泣きながらキレられたって話を聞いた

結局俺が泣かしてんじゃねーかクソ野郎お前ルールだとマジで死罪だぞあの時の俺よ

そこでまた偽善心の発動な
牧瀬を見つけるなりこんなこと言った

俺「さっきのはさ…色々手伝ってもらってさ、最後がたまたまおっさんだっただけで…すまねぇ…」  

俺は全力で頭をさげた

牧瀬「今度からこんなことないようにして!!!!!」

牧瀬はそそくさと別の場所へ行ってしまった

そこで俺はため込んでた二年間の思いが目からあふれ出した
その夜は寝れなかったよ
自業自得とはいえあんなキツイこと言われたんだから…
みんな慰めてくれて、結構みんな一晩中起きててくれた
みんなには感謝してもしたりないよ

120 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 01:02:33.60 ID:qtbCpm6s0
次の日俺は死んでた
とりあえず記憶がない
ショックすぎたんだ
もうこれで終わったんだって
もう五味に三股かけられて牧瀬を泣かしてしまうって


でも、その次の日牧瀬が俺にしゃべりかけてきた
いつもと変わらず普通にだよ

もう意味がわからん
あんなこと言われて二日でしゃべれるようになるわけないだろ

でも、そこで俺は牧瀬を絶対に泣かしちゃだめだってもう一回思えたんだ
だって、俺にこうやってしゃべってくれるってことは友達としてはいいってことなんだって思えたから
だから全力で友達として守るって決めたんだ

そう思うとともに五味はいいのかよっておもってたら案の定後ろから出てきて話に混ざりやがった死んでしまえ

もちろん、まだまだ俺は牧瀬が好きです

そして帰国当日
飛行機内で俺は生き地獄を味わった

俺の席の斜め横が二人席になってた

そこに二人で座ってたのはなんと牧瀬と五味

イチャイチャして、1つのイヤフォン二人で使ったりしてた
どうせ五味が出し忘れたとか言ってホントは持ってるのに使ったんだろう
それは乗換後も続いた

んでそれを俺は計17時間見せつけられた
夜は二人で修学旅行のカップルが寝るときやる寝方
わかるかな?
お互いもたれ合って寝るやつ

あれを見せられて俺は寝れなくなった
一晩中テトリスしてた記憶がある

そして、日本の学校に戻り、本格的に五味を退学させる計画を練っていた

でもそこに思わぬ朗報が入った

Nの地元の友達松坂(偽名)が電話で五味をビビらせたらそこに親も一緒にいて
五味「ママンこんなこと言われたよぉぉぉぉ」
んで父親がPTA会長してるってこともあり松坂もNとあと二人、俺のクラスメイトが呼び出された

松坂が何でそんなことしたかというと、Nから話を聞いて俺と牧瀬のこと含めて腹立ててくれたらしい
松坂はものすごいヤンキーなのだが実際はすごいいい奴
松坂が母さんの誕生日にいいケーキ屋に小遣いためてケーキ買いにいってた話は俺たちの中では有名だ
だけど頭に血が上ると歯止めがきかない

見た目はチャラくなったジャイアン

んで「そんな女をなめ腐ったクソ野郎は俺が呼び出して話しつける!!」って言ってきかなくなって
「今からこいや!!さもないとお前の住んでるとこに殴り込みいったるぞゴルァ!!」
って電話したらしい

俺はもう本当にここしかないって思った、ここで行かないと牧瀬も守れないし、三人のクラスメイトと一人のイケメンを見殺しにしちまう
だから俺はあいつらが呼び出し食らった時に俺もついていった
121 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 01:15:22.58 ID:qtbCpm6s0
俺たちは教室に入れられて
体育教師、担任、生活指導って感じで先生が並んでた
いきなり体育教師が怒鳴りだした

体育教師「お前ら自分たちがなにしたかわかってんのかアァ!?!?!?」


俺「まず俺の話を聞いてください。これにはわけがあります」

俺は事の一部始終をすべて話した
俺は一応真面目な生徒ってことで通ってたから信憑性があったんじゃないかと思う

そしたら俺だけ別室に移されて事情聴取された
他の奴らはどうなってたかしらん

俺の身柄は担任に渡された

俺は担任にすべてを話した

俺が牧瀬を好きなこと

五味が二股してたこと

五味が自撮りさせてそれをみんなに見せびらかしてたこ

彼女の恥ずかしい話を俺たちにしてたこと

時には泣いてまで言った

俺はもうここですべてを信用してもらうしかないって思った
そのためなら涙の一つや二つ安いさ
牧瀬を守れないよりましだった


結果
五味はケータイに残してた画像と二股してたって事実、そしてその後の悪行三昧を先生全員に知られることになり、俺がほかのクラスにも言いふらしたおかげでもう学校にいることは事実上不可能になったわけだ
その一件で五味は停学となり、学校を自主退学していった

クラスはもう祭りかってくらいお祝いムードだったよ
もうね、ゴミが回収されてすっきりってやつな
松坂には本当に感謝したよ
五味は隣り町の学校に行ったみたい
私学なんだけど、たぶん親が金持ちだから金積んで入ったんだろうな

流石の牧瀬も事の重大さと俺の言ってたことの信憑性に気付いてもうあのことに関しては言わなくなった

そんなこんなで俺たちは14人になり高校一年生の春を迎えた


今日はここまでにします
もう終盤ですので明日で終わらせられるようがんばります

それでは今日も見れくれて人、レスくれた人本当にありがとう!!

おやすみ!!
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 01:16:14.65 ID:NmybXjN10
お疲れーノシ
123 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 01:23:53.71 ID:JLAiCjlOo
おつかれー
124 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 16:51:51.68 ID:qtbCpm6s0
ただいま

さっき読み返したら結構必要なところが抜けてたな

ちょっと書いてくよ


・Nと二人の友人、その一人は吉野だった。四人で遊んでたんだって

・一緒に呼び出された理由は松坂が電話するのを促したって感じで疑われた

・女子と男子が五味とかかわらなくなったので、だいたい、五味、おにぎり、牧瀬、KというグループでつるんでたらしいK は牧瀬と仲が良かったからいやでも五味と一緒にいなくちゃいけなかったんだって

・中学を昨日で卒業させちゃって風になっちゃったけど、一つエピソードが残ってました、本当にすいません

って事くらいかな?
やっぱ文章書くのは難しいです
こんなんでよければラストまでお付き合いください

それでは昨日書き忘れた中三の牧瀬の誕生日のことから書いていこうと思います
125 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 17:20:54.71 ID:qtbCpm6s0
留学から帰った俺は何とか渡辺さんと接触しないようにして過ごし、渡辺さんもやっとわかったようで前ほどガンガン来なくなった中三の冬、俺達はゲームセンターにドハマりしていた
毎日学校帰りにゲームセンターで湾岸ミッドナイトもしくはZENKAIバトルに明け暮れる毎日

そんな中、2月6日が近づいてきた

留学後半、俺と牧瀬の交わした会話はあの夜の2日後の会話のみ、しかし留学後、松坂と3人の勇者の活躍によって五味が退学した後、牧瀬は俺にまた話してくれるようになった

書いてなかったけど俺、留学中ずっと牧瀬と五味がしゃべってるのみるたび男子の中でワーワーわめいて「殺してやる」って小声で連呼してた
まぁみんなにしたら気持ち悪かっただろうな
当然そんなのは外から見ててもわかるものだったんじゃないかな?
俺がただ単に新しく表れた男を見て嫉妬してわめいてるって考えられてもおかしくないよな
確かに嫉妬はしてたけどもさ…

俺のクソ大馬鹿野郎

多分
なんでそうなってたかとか、牧瀬なりの感謝ってのがあったのかもしれない
そんな感じでいつも通りの生活を送っていた。
このいつも通りが一番おちつく

彼女というよりむしろ兄弟そんな関係に戻すことを先決にこの頃はがんばってた
夏の件で俺はもう『付き合いたい』という気持ちよりも、友達として一緒にいていいなら納得してそうしてあげるのが一番彼女が喜ぶだと思った
これまでこんなことが思えなかったのはフラれたすぐ後に話しかけてくれたことを変にまだ俺に気があると勘違いした俺の未熟さが原因だったんじゃないかな?
それに自分が喜ぶことばかり考えてた。だから結果的に俺は牧瀬の中学時代全部俺がどっかに絡まってきて、おちょくられたりするっていう散々なものにしちまった、あとから聞いたが本当に泣きながら帰った日もあったそうだ。
俺ってものすごく最低なselfishなのな。そう考えたとき一つの考えを思いついた

だからこれから俺は牧瀬に一つずつ罪滅ぼしって事にはならないかもしれないがこれまで泣かせてしまった分楽しませて喜ばせてあげようって決心したんだ


そんな中俺は一つ決心していたことがあった

『誕生日プレゼントをあげる』

それも、1000円とかじゃないやつを
って考えてた
夏にしたことのお詫びにでもなればいいんじゃないかって


俺の小遣いはその時1か月で4千円配給日は毎月1日
そして、たまに追加収入が親父から入ったりすることがある
んでその時の貯金が2千円
その日の日付1月10日


『ふ〜結構いい物かってやれるんじゃないか?』

かなり余裕はあった
だって、弁当は毎日支給されるし電車の定期代は含まれない、求められるのは我慢のみ

俺は大好きだったゲーセンに行くのを辞めた
126 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 17:33:50.37 ID:qtbCpm6s0
ゲーセンに行くのをやめるのは簡単だったが帰り道のコンビニにどうしてもよりたくなってしまう
この衝動を抑えるのが本当にキツかった

ゲーセン仲間にはゲームかって金欠ってことでごまかせたが

コンビニはそうはいかない

だって育ちざかりだぜ!?
腹減るじゃん!?

帰り道

地下鉄から出てJRへ

コンビニの青い看板が見えて立ち止まる

心で葛藤する
100円くらいなら…

そんな気持ちで一歩踏み出しかけて辞める

『俺は決心したんだ!!牧瀬のためじゃないか!!』

そう自分に言い聞かせ
自分の胃袋を抑えてた
127 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 19:16:27.02 ID:qtbCpm6s0
すいません通信障害で投稿遅くなりました



俺「いまなんか欲しいもんあるかい?」

牧瀬「そうだなーガンダムのエクバが確かプレスリで出るらしいからそれ欲しいと思ってる、ほかはガンダム無双とかやって   みたい!!あれ、面白そうだから!!」

俺「ふーん買う予定とかってないのか?金貯めて買うとかしたら?」

牧瀬「うーん、なんか遊びにも行きたいからあんまり大きな出費は避けたいんだよねぇ」

牧瀬の場合ぬいぐるみとかよりそういうののほうが喜ぶんじゃないかってその時考えてたから即エクバに決定

とりあえずTSUTAYAへ自転車を走らせた

ゲームってしょせん3、4000円だって俺は思ってたんだけどPS3になってから結構価格が上がってたのな
店頭価格6500円

節約してはいたが流石に休日に用事で友達の家まで1回行ってたので俺の貯金残高は1500円に下がっていた

俺は2月の小遣いと合わせて5500円あれば楽勝だと鷹をくくっていたがこれでは足りない

どうしよう…

『そうだ親父だ!!』

俺は親父からの気まぐれな収入を当てにするほかなかった
だから親父の帰りを俺は正座しながら待った
128 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 20:12:26.99 ID:qtbCpm6s0
親父が8時に帰宅した

俺が物欲しそうな目で見ると何かに気付いたようで玄関で

父「お前金ないだろ?」

なんでこんなに親父ってのは偉大なんだろうかとその時思ったよ
俺は即答した
「うん」

父「しょうがねぇな…ほら」

そういって父が小銭入れに入ってた小銭を全部くれた


もうマジで親父は神様
本当に最強
俺も子供できたら、子供のピンチにこうやって助けてやれる親父になろう
そう心に決めて
親父から荷物を預かり
親父のコートとかをハンガーに掛けながらテーブルの上に置いたコインを数えた

626円…

見た感じ100円玉が多かったから期待したが小銭入れは小銭入れ、さすがに1000円まではほど遠かった


次の休みに俺は中古屋を自転車でハシゴしながら安い店を探した

しかし、俺の地域の中古ゲーム屋5、6件汗だくになりながら待ちの端から端まで回ったけどエクバって出たばっかりでどこいっても6500円はした

んで俺はとりあえずもう一度TSUTAYAへ戻ったんだ

そしたら、5900円で新品のガンダム無双3が売ってたんだ

まぁ最終候補ということにしといてその日を終えて次の休みと次の次の休みに町に探索に行ったんだがこれも成果なし

もう悲しいけど妥協するしかなかった

だってもう気づけば2月5日だったのだから
その日は自転車で冬なのに汗をかきながら地域の中古屋をもう一度徘徊して最後にTSUTAYAでガンダム無双3を買った
これでまぁ準備はばっちり

と思いきやその夜俺は38度越えの熱を出した

これまでそんな高い熱をだしたことがなかった俺は親から明日学校を休むように言われた
母「あんた、無理してこじらせたらめんどうなんだから家にいなさい」

俺「明日は大丈夫!!気合いで治すから!!」

そんなこといってマジでしんどかった
多分汗が冷えて風邪ひいたんだろう

俺は次の日登校するためにあらゆる手段を尽くした
レモン汁飲んだり
厚着しまくって汗をだしたり
冷ピタはりまくったり
水大量にのんでしょんべんだしにいったり
あらゆることをした

そして運命の日がやってきた
129 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 20:22:43.54 ID:qtbCpm6s0
朝、体調は最悪だった
ふらふらするし、なんかだるかった

でも行くしかなかった
朝飯を食ってすぐに俺は「いってきまーす」と家を出た、半ば強行突破だ

学校に着くまで異様に長かったのを覚えてる
なんかしんどかったんだ多分

教室へ到着し、牧瀬が教室で話しているのが目に入る
でも、頭がぼーっとしてなんていってプレゼントを渡したらいいかわからなかった

しかしながらここまで来たらやるしかない
カバンから値段のシールを入念にはがしたTSUTAYAの袋に入ったガンダム無双3を取り出す

そして歩いて行って一言「おい、お前今日誕生日だろ??ほれ」
といって渡したと思う、でもあん時は照れ隠しとしんどさで俺にはこれが限界だったんだ

牧瀬「あぁ、どうも…」

そういって牧瀬は不思議そうにカバンにしまった

なんか喜んでたのかどうなのかわからない返事だったが、せめてありがとうといわれたかった

まぁ後日嬉しそうに無双の話をしてくるようになったから多分めっちゃ喜んでくれたのだろう

湾岸を1か月我慢しただけのことはあったかもな

心からそう思った
130 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 20:31:29.86 ID:qtbCpm6s0

というわけで月日は流れ高校1年生になった

ここからラストスパートがんばります

131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 21:25:26.90 ID:khAp1hy90
イイハナシダナー
132 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 21:41:30.10 ID:qtbCpm6s0
今日はちょっとドタバタしてて…遅くなってすいません


うちのコースは新しく高校に入るときにまた何人か生徒の継ぎ足しをすることがある
その時入ってきたのは女子4名、男子1名の計5人
うちのクラスは19人になった

女子4人はまぁそこそこ勉強もできる子もいれば凄まじく勉強できる子もいてとにかく勉強できた

でも、男子その名を神谷(偽名)はそうでもなかった
しかし、こいつは凄まじくバスケが上手かった
体育の時間隅っこでゴールを使ってバスケしてた神谷は
170センチ近い身長でものすごいパワフルなプレー、そしてアクロバティックな動き、そしてスリーポイント打てるシュート力
一言シンプルにいうとめっちゃかっこよかった

俺は野球部を引退して何部にはいろうか迷ってたんだ
でも、これしかないって思った!!

その上ちょうどそのころ黒子のバスケが流行りだしたころで、牧瀬は黒バスにゾッコンだったし、神谷のプレー見て『おぉ』とかいって結構興奮してた

もうこんなのバスケやるしかないでしょ!!
ということでバスケ部に入部
神谷とはものすごくいい友達になれた

牧瀬がバトスピにハマった、俺は弟がハマっていたので弟からルールについてレクチャーを受けつつアニメも見ながら牧瀬と話をしてた

そんなある日牧瀬がデッキを構築済みデッキを買いたいといいだした
陸上部は練習が忙しくてなかなか自由時間がないから、俺が自分から、買ってくるって言ったんだ
そしたらものすごく嬉しそうに
「お願いね!!ありがとう!!」
っていうもんだから俺も必死になった


とりあえず練習の後町へ繰り出して、デュエマ時代からお世話になってるいきつけのカードショップに行ってみた

30過ぎの子供好きで愛想のいい店員(おっちゃん)がいつも通りキラカードの大量に飾ってあるカウンターにすわってた

店員「よお、いらっしゃい今日は何が欲しいんだ?デュエマなら新しいのがでたぜ?なんかルール追加されたんだと」

俺「やあ、おっちゃん、超次元ゾーンだっけ?あれ俺にはよくわからんよ。まぁ今日はこれ探しに来たんだ」

店員「バトスピな!今急上昇中だよな!んでなんで凶真はこんな半年以上前のデッキが欲しいんだい?」

俺「友達が欲しいっていってんだけど、あるかな?」

店員「すまんがうちにはさすがにおいてないよ。この業界は入れ替わりが激しいからね…」

俺「そうですか…わかりました、ほかをあたって見ます」

俺はそういって店をでた、ケータイを見ると8時を軽く回っていたので急いで家に帰った

133 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 22:19:38.11 ID:qtbCpm6s0
>>131 ありがとう!!


とりあえず、俺は次の日曜の試合の日、少し大きめの隣り町まで行くことになってたから、試合の帰りにデッキを探しに行った
6〜7件回ったけどどこも置いてないんだ
確かにデュエマの構築済みデッキも半年以上まえの物を買った覚えはこれまでのデュエリスト生活ではなかったから薄々ないってことは気付いてた
でも、行ってみるしかないじゃんか!
『ありがとう!!』って言われたんだぞ!!
俺はさらに隣町の品ぞろえでは負けなしといわれるヨドバシカメラに行くことにした
ヨドバシのある駅の近くにはビッグカメラもあってここなら間違いなくあるだろうと思った

俺の門限が9時
その時すでに7時
帰る電車が出るのは7時45分くらいだったとおもう

俺は駅に着くなり走った

ヨドバシって品ぞろえ豊富すぎて店舗がデカすぎるのが欠点だよな
なかなかカード売り場が見つからない
駅の目の前がヨドバシなんだが15分くらい走り回ってやっとカード売り場を発見
地図見ろよ俺
店員に聞くとあの店のおっちゃんとおんなじ回答が返ってきた
確かに半年以上前の物は古いデッキだもんなセールして年末やら夏休みやらで売っちまうよな
俺はそれでも諦めずビッグカメラに走った

ちょっと離れたビッグカメラには5、6分で到着
こちらはシンプル
おもちゃ売り場とカード売り場が一緒になってた
すぐさま店員に確認

しかしながらまた同じ回答
流石の俺も電車の時間が危なかったのでまた俺は駅まで走った


結局amazonで検索したらあったんだけど、やっぱ1日2日はかかるじゃんいくら天下のamazonでもさ、そん時なんにも言わずにオーダーして何とか誤魔化して渡せばよかったのかもしれないけど
俺は正直に言った
半年以上前のだったから色んなところ行ったけどなかったって
「でも、amazonならあったからオーダーしようか?」
って聞いたんだ
そしたらまぁ当然のごとく遠慮されちまったよ

結局買わなかったみたいだけどね



それからも別にそんな感じ
牧瀬の願いを俺は全力で叶えたかったしやろうとした
牧瀬を俺はがんばって喜ばせようとした

たまにちょっかいかけて笑わせようとして失敗して怒られたりしたけど、まぁ関係は回復に向かってたし、別に普通の友達に戻ってた
(ちょっと片方がもう片方の言うこと聞きすぎる友達関係だったけど)
そして月日は流れ文化祭も協力して大成功をおさめ、合唱コンクールは俺が昔からピアノやってたから伴奏させられたけど楽しかった

仲でも印象に残ってんのは
俺が伴奏する前に緊張してて、手も足も震えてた、だってうちの学校の合唱コンクールは1個ホール貸し切ってやりやがるんだもん、収容人数が多すぎるんだよ(泣
俺「だれか俺に『できる』っていってくれ ガクブル」

ってガクブルしてたら、一人の女の子(名前は小森{偽名}優しくて背が低い、ちょっとぽっちゃりしてるけど目がおっきくて結構可愛い方)が
「できる、大丈夫さww」
って明るく言ってくれたんだけど、俺は正直まだビビってた
そんな時、小森に後ろから抱きついてきたやつがいた
そいつはあまりにも無責任にでも力強く言いやがった
134 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 22:23:05.04 ID:qtbCpm6s0

「できるんじゃね?お前なら」


牧瀬だった

俺は牧瀬にそんなこと言われたのが初めてだった
普段はこんなこと聞いても「しらん」しか返さない牧瀬が俺にそんなこと言ってくれた

気付くと足と手の震えが止まってた


伴奏中ミスりそうになったり苦手な小節に入った時でも頭の中を牧瀬の言葉がよぎって、俺を冷静に戻してくれた

結果俺はノーミスで伴奏することに成功した

また俺は牧瀬に助けられちまったな

これからもずっとこいつを喜ばせてやりたい、幸せにしてやりたい だって牧瀬は最高なんだから
そう思ってその後の日々を過ごした
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 22:43:35.21 ID:NmybXjN10
俺には牧瀬の良さはわからんけど、お前は一途だなー
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/08/16(金) 22:52:08.49 ID:sHCTF7SHo
牧瀬何考えてるかよくわからんが
>>1がフラグクラッシャーということはよくわかった
137 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 22:53:13.24 ID:qtbCpm6s0
そして、今年の1月俺たちは約9か月の留学に出発した


今回の留学は前に行った場所にある現地の学校に通うことになる
そして現地の授業と俺たちだけの特別授業を平行して行うっていうカリキュラムを取ってた

俺はこの留学中がこれまでの人生で一番大切で、幸せな時間だったと思う

毎日牧瀬と一緒に行動した

牧瀬もあまり嫌がってはいなかったし、話題も続いた

昔facebookで友達になってたことを思い出した俺は牧瀬にチャットを送ってみた
初めに送ったのは俺のバスケでの悩みの相談だったんだけど
驚くほどに親身になってくれた
その時の返信が遅かったし、たぶんwikiとかいろいろみて調べてくれてたんだと思う

それにそれが的を驚くほどに獲てたんだ
だからそん時の悩みも一発にして吹っ飛んだ

それから毎日チャットするようになって
学校でも毎日移動時間とかは一緒にいた
選択授業もKと俺と同じのを偶然とって、3人で楽しく話しながらゆっくり絵をかいたりしてた

これまで失ってた牧瀬との時間を取り戻せた気がした
俺は人生で一番幸せだった

つい1か月前、進撃の巨人でMADを作ろうって話になった
その時、口頭の方が伝えやすいからって、スカイプIDを教え合った

俺たちは毎日スカイプするようになった
そこでこれまでの俺は全く牧瀬のことを知らなかったんだって痛感したよ

牧瀬とはアニメの話しかしたことなかったけど、ダッフィーが大好きだったんだ
それにほかにもいろいろと女の子らしくて可愛い面も見れて、それなのに自分には女子力がないっていいだすんだぜ?まじ可愛すぎ
俺は牧瀬に惚れ直した

でも、牧瀬って全員に優しいのな、クラスで一人女のクズ野郎がまたいたんだけど、そいつの下僕みたいに使われかけてたのに、牧瀬はまだそいつとしぇべってあげてたほどに(クラスの女子があるべき対処をとって退学させました)
だから、もちろん男子にも話す
神谷の話聞いて、「おー」って驚いてたり、山田の冗談に笑ったりBLEACHの話で盛り上がったり
結構いろんな奴としゃべる
遠目で見ててもなんか和んでくるんだ
マジでこいつの為なら死ねるわ

でも、俺は毎日話してた会話、一緒にいた時間、全てが、友達としてのものだと思えないほどに気持ちが通じ合ってたと思う
はたから見たらマジでカップルじゃねぇかってくらいだよ

でも、あいつは俺のことを本当に友達としてしか思ってないのだろうか…
そんな疑問が俺の中に芽生え始めた
138 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 23:02:48.71 ID:qtbCpm6s0

そして、先週の木曜日俺は牧瀬に告白することを決意した

俺の心臓はバクバクしてた

張り裂けそうってこのことなのな

でも、俺にはこれまでの告白と明らかに違う点が一つあった

『この状況を壊したくない』
そういう強い気持ちだ

でも、俺はもう知らないうちに高2になってた、将来のこと、進路のこと、成績のこと
考えなくては、決断しなくてはならないことが増えすぎてきた
だからこそ、俺は牧瀬の気持ちを聞いておきたかった

あいつがもし、俺と一緒にいたいといったならば俺は某有名大学へ進むつもりだったし
もし、俺なんか気にも留めてなかったなら親が前々から進めてきてた県外か海外の大学へ行くつもりだった

牧瀬と俺の帰る方向は一緒だったので、同じバスで帰ることが多かった

爆発寸前の心を抱えて俺は牧瀬と一緒に木曜の放課後帰路についた


139 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 23:08:49.70 ID:qtbCpm6s0
いつも通り、他愛のない絵に関する話や、アニメに関する話をする牧瀬


しかし俺は


昔話をし始めた


バスがひとつ、またひとつと、バス停を通り過ぎる、

俺はそのたびに一つ一つこれまでしてきたこと牧瀬に話した

1年の時の2回目目の告白そして、俺の事実上の初恋そして、そのつぎの恋の話

2年の時のメアドの話

3年の時のたこ焼きとの喧嘩の話からのオーストラリアでのこと

他にもいろいろ話して、謝ったりした


結局何故か、『女は怖いね』って結論に至った

なんでだよwwwwwwwwww

そんな会話をしているとバスが俺の降りるバス停に止まった

俺は覚悟を決めた
140 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 23:15:25.62 ID:qtbCpm6s0
プシュー

ドアが開く

俺「まぁ女は怖いよ、でも、俺はそれを含めてもお前のことが好きだけどな」

牧瀬「…」

俺「まっそういうことで」

牧瀬「明日こないだ借りてた5ドルかえすよ」

俺「おう、じゃーな」


そういって俺はバスを降りた


なんで
言い逃げって選択肢を俺は選んじまったんだろうな

なんかわからんが関係を壊さずに告白するってので最後にあの時思いついたのがこれだったんだろう

俺の大馬鹿クソ野郎は高2になっても治ってなかったようなんです


その日俺はこれまでのように牧瀬とスカイプチャットして寝た

次の日、俺は牧瀬となんかしゃべりにくくなった

牧瀬がしゃべりたくなさそうだったし、しゃべりかけても興味がなさそうだった
まぁアニメの話をもってったわけでもないししょうがないかと思って気にしなかったんだが
その夜俺のスカイプは鳴らなかった

141 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 23:15:36.80 ID:qtbCpm6s0
プシュー

ドアが開く

俺「まぁ女は怖いよ、でも、俺はそれを含めてもお前のことが好きだけどな」

牧瀬「…」

俺「まっそういうことで」

牧瀬「明日こないだ借りてた5ドルかえすよ」

俺「おう、じゃーな」


そういって俺はバスを降りた


なんで
言い逃げって選択肢を俺は選んじまったんだろうな

なんかわからんが関係を壊さずに告白するってので最後にあの時思いついたのがこれだったんだろう

俺の大馬鹿クソ野郎は高2になっても治ってなかったようなんです


その日俺はこれまでのように牧瀬とスカイプチャットして寝た

次の日、俺は牧瀬となんかしゃべりにくくなった

牧瀬がしゃべりたくなさそうだったし、しゃべりかけても興味がなさそうだった
まぁアニメの話をもってったわけでもないししょうがないかと思って気にしなかったんだが
その夜俺のスカイプは鳴らなかった

142 :凶真 [saga]:2013/08/16(金) 23:29:46.44 ID:qtbCpm6s0
二連投下になってしまってすいません通信状況がよろしくないので…


でも、クラスでも学校でも、普通にしゃべることができる、前みたいに。だから、スカイプが来なくなったのは多分俺が牧瀬が草だけで返した文に返信おくらなかったから怒ったのかもしれないって思った
んでそのまま、一週間たって今日
別にあの時の告白は何も影響してないみたいだ

俺達は明後日飛行機で、シンガポールを経由して帰る

ここまで読んでくれた人ならわかるだろうが
俺は極度のヘタレだ
好きになった女に一度も告白するとき自分の本当に思ってること言ってない
大体自分や状況に押しつぶされて自業自得の状況を作ってただけ

でも、今回このスレを書いたのには理由がある
俺が今思ってること、昔の俺が思ってたことを明確にして
なにを伝えるべきかを確認したかったからなんだ

あるスレでヘタレの主にレスしてた人がこんなこと言ってた

「お前が、お前の好きな人がほかの男にヤられちまってもいいならそこでうずくまってろ」

俺はその言葉に勇気をもらってこのスレを立てた

そして俺はここで宣言する
俺はどんだけ牧瀬のことが好きか、牧瀬に伝える
一度も俺はそれをしていない

今の俺に必要なのは牧瀬への謝罪じゃねぇ
気持ちを全部牧瀬にぶつける事なんだ

俺は帰国する道中で牧瀬にこれが本当に最後の告白をする



ここまでつまんない駄文を見てくれて本当にありがとう
もしアドヴァイスしてくれる人とかいたら嬉しいです
とりあえずスレは告白まで残しておく方針なので
もし、見てる方おられるならご自由にコメントください
質問もなんでも受け付けます
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 23:40:53.21 ID:NmybXjN10
悔いが残らないようしっかりな!応援してるぞ!!
144 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 23:43:44.03 ID:JLAiCjlOo
後悔先に立たずってな
好きなのに余計なことばっかして嫌われるとかおまえおれかよwwww
頑張れ!へたれんじゃねぇぞ!
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/16(金) 23:53:44.79 ID:+ek83eE7O
おまえがクズなのはよく分かったけど、応援するぞ

二十歳越えてもまだ牧瀬のこと好きだったら、奇跡が起きる呪いをかけておく
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/17(土) 00:03:42.01 ID:+B6n8RIQ0
おまえ見てたら告白する勇気でてきたわ。
てかあれな、中学と高校2年の5年間、まぁ実質4年ですっげー内容濃い人生送れてんのな。
それもこれも牧瀬というヒロインに加えて脇役がいるからってこと忘れんなよ。
おまえは十分愛されてるよ。応援してるぞ。
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/08/17(土) 00:10:39.21 ID:WQn5cvdWo
厨二を乗り越えなおかつ高二病にかかりさえしなけりゃお前きっといい男になるよ
がんばれ
148 :凶真 [saga]:2013/08/17(土) 05:01:09.85 ID:IxaSUNXB0
遅くなってすいません
寝落ちしちゃいました


>>143
ありがとう
今回は絶対に悔いを残さない!

>>144
ありがとう
今回は全部言いたいこと言ってやる!!
がんばるよ!!

>>145
ありがとう
俺は自分が死ぬまで牧瀬を好きでいる自信あるから期待しとく!!

>>146
こんなんで勇気持ってくれてありがとう
お前もがんばってくれ!
ここまで失敗し続けたやつがいるんだから失敗おそれずに言いたいこと言ってくるんだぞ!!

みんなにはすんごい感謝してる
みんながいなかったら絶対俺、五味に牧瀬とられてジ・エンドだったし、ほかの道に絶対それてたよ
愛されてるっての見て泣きそうになったよ
ありがとう

>>147
高2病ってのはどんなのかまだイメージがないけど、とりあえず真っ当に生きれるようにがんばるよ!!
ありがとう!!



なんかみんなのレス見てたら泣けてきた
こんなに俺の駄文見てくれてた人いるなんて感謝としかいいようがない

みんなありがとう!!

今日は俺は明日の準備で短時間しか来れないけど、レスくれれば時間かかってもできるだけ全部返していきます

報告会は多分月曜の夜か、火曜の夜になると思います
それでは俺はオーストラリア最後の日を楽しんできます

それではまた時間があるとき戻ってきます
149 :凶真 [saga]:2013/08/17(土) 08:45:13.83 ID:IxaSUNXB0
お二人ともすいません
書くのに夢中でレスに気付いてませんでした

>>135
何回もあきらめようって他の娘に恋したのに一途っていうのかなww

>>136

フラグあったっけ?
小森フラグってこと??

牧瀬はたまに不思議ちゃん要素もあるんだ

だから、ごく最近わかったことなんだけど

仲良くするってのと付き合ってる男女のするとこまでの境目が普通の娘とはちょっとちがう

毎日連絡とか一緒に登下校までは友達

二人で遊びに行く、キスその他を恋人って考えてるんだと思う

なんか話それたな
まぁ当事者の俺にははっきりとどれがフラグかって事なんてわからなかったよ
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/08/17(土) 19:34:33.35 ID:OEnWz3ZSo
>>149
いやなんつーか、自分で一生懸命立てようとして立ちかけたフラグを自分で折ってるように感じた

何はともあれがんばれ!
151 :凶真 [saga]:2013/08/17(土) 22:50:55.97 ID:IxaSUNXB0
>>150
俺って昔からツメが甘いからさ…

今回は絶対がんばるよ!!
ありがとう!!
152 :凶真 [saga]:2013/08/18(日) 00:11:27.26 ID:t7IYIQui0
んじゃパソコンも今から荷造りするからもうオーストラリアからの書き込み最後です

次書き込むときは日本かな?

幸せにこのスレ閉じれるように願います
それじゃ
また月曜か、火曜に!!
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/18(日) 00:13:55.92 ID:pP+3FUH5o
がんばれ!
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/18(日) 19:30:16.59 ID:fT+TwcbB0
ファイト─p(゚д゚)q─ッ!! イッパ─o(゚Д゚)ノ─ツ!!


てか月曜に報告だったら俺来れないわ…ショック(´;ω;`)
155 :凶真 [saga]:2013/08/19(月) 22:26:46.67 ID:MXeAcyp20
今日はちょっと報告できません
すいませんが明日に持ち越します
156 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 21:50:20.41 ID:aH2p4e4p0
ただいま

それじゃ報告していきます
157 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 21:51:31.05 ID:aH2p4e4p0
自分の心にだけとどめておきたいものもありますので、おおざっぱに書かせていただきます
応援してくれたのに精密に報告できなくて申し訳ないです


158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/20(火) 21:54:36.74 ID:8osvk+hn0
おかえり!
159 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 21:56:53.61 ID:aH2p4e4p0
まずは結果から言います




ダメでした




シンガポールの乗り継ぎ待ちで告白することを決めた俺はこのスレを知ってる神谷と山田に相談した

神谷はすごい親身になって相談に乗ってくれて
どうやって告白まで持っていくかを空港で1時間以上俺の不安な気持ちを聞きながら考えてくれたりした
結局空港内で見つけた面白い場所に牧瀬ともう一人くらいを神谷と俺でさそって連れて行くって計画だった

ちなみにもう1人ってのは俺と神谷と牧瀬全員が仲のいい森本って女の子

そうして俺達は一時間の思考の末、腹をくくった
160 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 22:03:46.09 ID:aH2p4e4p0
>>158
ただいま


何回もいつも通りヘタレかけたんだけど神谷が
「お前、みんながヘタレるなって応援してくれただろ!!」
って感じで俺を何度も励ましてくれた


神谷「この時の最悪な状況ってのは、森本が牧瀬と一緒にいないことだよなww」

俺「まぁ女子ってのは一緒にいるもんだし、うちのクラスの男子に限って女子と行動なんて…」


女子がたむろしてた場所に近づいてきた

神谷「腹くくったか?」

俺「ここまでしてもらってヘタレだったらお前にも山田にもパー速民にも申し訳が立たん」

神谷「wwそうか…!?!?!?」

俺「どうした!?」

神谷「あそこにいるの吉野達と…森本達じゃね???」

俺「牧瀬はいないがそのようだ………計画初っ端から出鼻くじかれた(泣」
161 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 22:16:38.00 ID:aH2p4e4p0
目の前にはチョコレート屋で買い物してる森本+もう一人のクラスメイトの計2人と吉野とゆかいな男たち5人

とりあえず、俺達は何も言わず女子がさっきまでたむろしてた場所に向かう

そこには牧瀬とそのほか3人

それも全員話した経験がほとんどない奴ら


「「詰んだ」」

俺たちはいったん体勢を立て直すべく、少し離れたところで待機

作戦を練り直そうとした次の瞬間女神が降臨した

「あれ、テレポートしたwwwさっきチョコレート屋で逆方向に歩いていくの見たのにwww」

森本+木村(さっきのもう一人)の帰還であった!!!

神谷「そうなんだよwwテレポートしてきたwww」

あはははは
って感じで森本と木村はたむろ場所へ帰って行った

神谷「さっき、森本に相談した方がよかったんじゃないか?」

俺「そうだよな…でももう遅いぜ…」

その会話をしたときにはすでに二人はたむろ場所へ戻っていた


ちなみに俺たちはたむろ場所から見えない通路にいます

諦めかけた次の瞬間
もう一度女神は舞い降りた

森本と木村がまたこっちに向かってきたのだ

ここしかないと神谷とアイコンして

俺「ちょっと森本!こっちこっち」

森本「??」

もちろん木村もついてきたが木村も頼りになる優しい娘なので一緒に聞いてもらった

すると、もう女子の大半
牧瀬と福井(偽名)以外はショッピングに行くとのこと

福井は寝てて絶対起きないって保証があるって木村がいってた

女子はここしかない!!って言ってた、神谷もそう判断した

俺はその判断に身をゆだねようか迷ったが

結局俺は数分の話し合いの末牧瀬のもとへ向かった
162 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 22:28:46.79 ID:aH2p4e4p0
俺「一人か?」

牧瀬「?福井いるよ」

俺「そっか、寝てんのか?」

牧瀬「起きてるよ。な?福井」

福井「うんさっき起きた」

福井はソファーに顔をうずめながら答えた

詰んだ

みんなの思いを俺は…

そう考えた時だった

福井「木村ちゃんとかは?」

牧瀬「さっき服見に行くって行っちゃった」

福井「んじゃ私もいく」フラフラ

俺「んじゃ顔でも洗ってこいや」

福井「そうする」フラフラ

奇跡が起きた
163 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 22:52:53.77 ID:aH2p4e4p0



この後俺は告白した

俺も付き合うってのは正直どういうことかわからん
お前にキスとかそういう特別なことを望んでるんじゃない
一緒にいたいんだ
付き合ってくれ

そういう感じのこと、もう言いたいことはすべて言った

少し考えて牧瀬の首はよこに動いた

友達としていたいとのこと

「わかった、俺はお前がそうしたいならそうするさ、聞いてくれてありがとう」

そういって俺は牧瀬のもとを離れた

これまでで一番考えて、本音で答えてくれたと思う

本当に残念だったがすっきりした
その時は悲しすぎて涙すら出なかった

牧瀬と俺はその後の待ち時間はいつも通り話をした、普通の話だ
笑ったよ
楽しかったよ
大好きな友達と話すのは

帰りの飛行機が名簿順の席割で、隣りに牧瀬がいる状態になり、深夜牧瀬が寝静まり、俺は泣いた鼻水垂らして息を殺して
何分泣いてたかわからない
人生で一番泣いた
みんなに気付かれてたかもしれない

でも、隣ですやすや寝るこのものすごい可愛い女の子が、手の届く距離にいるけどとてつもなく遠くてとてつもなく愛おしいこの娘と、一生一緒にはいられないこと、いずれだれかを好きになって、いずれ誰かと結婚しちまう
正直に言おう、俺は牧瀬と結婚したかった
牧瀬のすべてを背負う覚悟をしていた

それなのに

こんなに大好きなのに


死ぬほど大好き好きなのに

世界で、宇宙で一番、どんな女優よりも輝いてて、全てを照らしてくれるそんな牧瀬は

そう考えて泣いてた

俺は、一生牧瀬の親友になって、あいつにとって二番目でも三番目でもいい
それでいいから牧瀬を助けられる存在になろう

そう決心した

もうこの決心は揺らぐことはない


俺はこれからも牧瀬のことを一番に考えて、牧瀬と親友として仲良く、そして前を向いて歩いていく


これで俺の青春の話は終わり

みんな応援、そして見てくれて、レスくれて、本当にありがとう
164 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 23:01:24.79 ID:aH2p4e4p0
そして、相談に真剣に乗ってくれた神谷、木村、森本
みんなには本当に感謝してる

本当にありがとう
165 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 23:04:48.63 ID:aH2p4e4p0
最後に
応援してくれたのにいい結果もって帰ってこれなくてすまなかった
パー速民の暖かさを今回改めて知りました

みなさんありがとうございました
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2013/08/20(火) 23:12:02.43 ID:EYVrOazJo
楽しませてもらった

よくがんばったね!
牧瀬も>>1も幸せになれるよう祈る
167 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 23:13:53.27 ID:aH2p4e4p0
>>166
ありがとうございます
駄文でしたが最後まで読んでくださってありがとうございました!!
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/20(火) 23:14:02.94 ID:8osvk+hn0
頑張ったなー!

俺は好きな人に一回も話しかけることも出来ず卒業しちゃったから、
はっきり自分の気持ちを相手に伝えられた凶真はすごいと思うよ^^
ホントお疲れ様でした!!
169 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 23:20:02.49 ID:aH2p4e4p0
>>168
ありがとうございます!!

俺は自分の気持ちの伝え方を間違えまくってしまいましたけど、これまで道は間違えましたが気持ちを伝えられたのも、今回俺が伝えられたのもパー速民の皆様含めて友達のおかげです
俺は友達がいないと何もできないヘタレでした。
牧瀬はもちろん神谷や山田やその他の大切な友達がいなければ俺はこんなに素晴らしい青春を送れませんでした
だから、他の人のこと、友達のことを大切に思って相手がどう思っているのか考えられる人間になろうと思ってます

読んでくださって本当にありがとうございました!!
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2013/08/20(火) 23:34:12.14 ID:kxpX2uwj0
よく頑張ったな!

おつかれさま
171 :凶真 [sage]:2013/08/20(火) 23:38:05.04 ID:aH2p4e4p0
>>170
ありがとうございます

勇気をくれて本当にありがとうございました!
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2013/08/20(火) 23:42:10.88 ID:a4Gj/5FXo
これから友達として一緒にいてつらくなってもいきなり距離おいたりしないであげてほしい、相手からしたらすごく傷付くから
173 :凶真 [saga]:2013/08/20(火) 23:51:50.63 ID:aH2p4e4p0
>>172

わかった

この四年間、色々あって俺から距離を置いたりしたことも少なからずあったんだ
その時も、もし傷つけてたなら俺は最低だな
全く相手の気持ちをわかってなかった

牧瀬が傷つくなら
もう、俺は絶対にそんなことしない



教えてくれてそして読んでくれて本当にありがとうございました


174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2013/08/21(水) 01:16:43.70 ID:GGQlHv4d0
そこらへんのDQNや中学生よりいい恋愛してるじゃないか
恋愛を通して成長できてよかったな。牧瀬がいなかったらおまえ死んでたぞ
175 :以下、VIPに変わりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/21(水) 04:37:49.29 ID:3FgFrdWoo
やべぇ
すげー今のおれと同じ雰囲気
仲良いのに次に進めないことほど辛いことないよな
頑張れ
176 :凶真 [saga]:2013/08/21(水) 14:09:36.77 ID:nzqNjEST0
>>174
ありがとう
みんなのおかげだ
俺はただ突っ走ってただけだ

たしかに
牧瀬がいなかったら俺、たぶん生きる意味を見つけられずにいたと思う

読んでくれて本当にありがとう
177 :凶真 [saga]:2013/08/21(水) 14:11:25.83 ID:nzqNjEST0
>>175
次に進むには何かを犠牲にしなくちゃいけないってことはないんだ
自分の気持ちの伝え方を間違えなければ相手は本気で答えてくれるさ

お前も勇気だせよ!!


読んでくれて本当にありがとう
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/22(木) 23:45:27.44 ID:zGU1kz+K0
そういや渡辺とはどうなった?
179 :凶真 [saga]:2013/08/23(金) 08:13:06.27 ID:DX3BIiCD0
回避に回避を重ね、渡辺さんが卒業するまで何の危機も無く過ごしました

まぁ高校の体育祭を元生徒会長ってことで見にきて俺に話しかけてきたのはマジでビビった
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2013/08/24(土) 17:42:35.87 ID:/A3cjo2N0
>>179
そっちでも頑張ったんだな、おつかれーヽ(´o`;
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