過去ログ - ケセランパサラン、通称モシャス中尉の二言目
1- 20
315:モシャス中尉 ◆MOSYASSrDs[saga]
2009/03/20(金) 18:55:03.67 ID:Hw8budco
「……どうして……?」
「ん? なにが?」
「どうして私のこと……知りたいの……?」
「……寂しかったんだ」
「……」
「寂しかったんだ。一人の家に一人で帰ってきて、一人で飯を食う」
「……」
「一人でテレビを見て一人で笑って、一人で寝る。寂しかったんだ」
「……知ってた」
「え?」
「貴方が寂しそうにしてた事……私、知ってた……ずっと見てたから……」
「だから電話、掛けてきてくれたんだ」
「……うん」
「だから君の事、知りたかったんだ。君も寂しそうな声してたから」
「……え?」
戸惑ったような彼女の声。でも明らかに喜んだような声だった。
「……な、何言ってるのよっ! 私、寂しくなんか無いわっ!」
「そうなんだ」
「そうよっ! この部屋に住んだ男に、無言電話したりして、結構エンジョイしてるんだからっ!」
「そっかー」
「……寂しくなんか……だ、だいたい、私、貴方のこと、殺すっていってるんだよっ!」
「うん」
「怖くないのっ!?」
「怖くないよ」
「どうして! 殺すっていってるんだよっ! 生きてる貴方をっ! 死んでる私がっ!」
「死んでるとか生きてるとか、関係ないよ」
「関係有るよっ! だって私、怨りょ……」
「君の声、もっと聞きたいから。生死なんて関係ないさ」
「なっ!?」
二人の間に沈黙が流れた。きっと彼女は、赤面しているんだろう。
今の俺と同じように。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1000Res/1431.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice