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24:キャラ設定担当&シナリオ補助 ◆W0zVXVUpR.
2005/12/24 12:27 ID:Pei95hFQy.
つづき

日向音は雲母と別れて、一人自宅へと戻る
途中で、もう一度倒壊現場に行こうと思い直し、そちらへ
そこで道端に座っている女の子を見つける
彼女はずっと倒壊現場を見たまま放心状態のようだ
日向音は彼女に声を掛ける
「あなた、どうしたの?」
「・・・見て分かりませんか? 住むところなくなっちゃったんです」
崩壊現場を指さす
「あなたのお名前は?」
「志乃 蛍。大学2年の貧乏学生です・・・」
「・・・そう」
「蛍(けい)なにも悪い子としてないのに、こんなのって酷すぎ。折角、地元の高校で頑張って勉強して、こっちの大学に受かったのに・・・。来て、2年目でこんな目に会うなんて」
「あの、余計なことかもしれないけれど、ご家族には電話したの? 多分ニュースで流れているからご家族の方も心配してると思うわ」
「出来ません」
「なぜ?」
「だって、出来るわけ無いじゃないですかー。うち貧乏なんですよ。こっちに来るのにもいっぱい迷惑かけて来たんです。ここだって両親が女の子の一人暮らしならこのぐらいの所じゃないと心配だって無理して高めの場所を選んでくれて・・・それなのに家財道具はおろか建物まで崩壊なんて言ったらショックで気を失いますよ」
「・・・それでも安否が分からなくて心配でやきもきするよりはマシだと思うわ。あなたをそれだけ大事にしている家族なんですもの、きっと一番の心配なのはあなたの安否よ。さ、携帯電話を貸してあげるからご両親に電話して」
携帯電話を受け取り、九州(福岡)の実家へと電話する。
電話のやりとりがある。安否を聞いて安心する蛍の両親。



「それで、蛍。あなたこれから住むところはどうするの?」
「それは今から探す」
「なんなら母さんがそっちに行こうか?」
「そこまでしなくても大丈夫。蛍一人で出来るから安心して、お母さん」
「・・・そう? 分かったわ、とりあえず住むところが決まったら教えて頂戴。あ、お金のことは気にしなくて良いからね」
「・・・うん、ありがと。じゃあね」
お辞儀をして携帯電話を日向音に返す
「あの・・・蛍ちゃん、良かったら住むところが決まるまで、うちに来ない?」
「・・・あの、蛍、さっきも言ったと思いますけどお金とか持ってないんで金品を要求されても払えませんよ」
「そんなことはしないわ。ただ、こんなところで女の子一人にするのは物騒なだけ。ココで出会ったのも何かの縁だし、良かったらどうかしら?」
「でも、迷惑じゃないですか?」
「そんな心配しないの。まだ学生さんなんだから、少しは大人に頼りなさい。私の家は一軒家だから部屋も余っているし、一人ぐらい人が増えても大丈夫だから」
日向音をまじまじと見つめその真意を探ろうと試みる
悪い人ではなさそう
「・・・ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えて住むところが決まるまでよろしくお願いします」


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