書いたSSにレスがつかない作者の合同SS
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95:名無しGEPPER[saga]
2013/06/24(月) 01:55:19.00 ID:mVQ7GPvRo
「それで、どうする?」

のどかが話しかける相手、今回の試験におけるパートナーが、綾瀬夕映。
腰まで伸ばした髪と広いおでこが特徴的。冷めた目をした少女だ。

「他の受験生たちはどんな方法を考えていたのですか?」

「お金を盗んだり、車を盗んだり、あとは全力で走ったり。どれも私はちょっと……」

「のどかは箒に乗る練習はしてないのでしたね。二人乗りとなるとスピードが落ちますし、
名古屋まで飛び続けるとなると私の魔力量では厳しいのです」

「うーん、じゃあヒッチハイクでもする?」

「流石に第一試験からそんな不安定なことをしていては先が思いやられます。
ここはやはり交通機関の利用が確実でしょう。薩摩守ただのり、というやつなのです」

「た、ただのりは良くないよ。もっと他の方法を考えようよ!」

「では代案の提出をお願いするです」

のどかの顔がみるみる曇っていく。
生まれつき悪いことができない性格な彼女は必死に夕映を納得させられる代案を考え始めるが
時間経過で焦りが増し、夕映の足を引っ張る罪悪感に悩み、自分の発想の貧困さに絶望し、
数分後にはもはや考え事などできなくなってしまう。

「ではのどかが妙案を思いつくまで、私は国会図書館にいますです。
ここから御所沿いに歩いていけばすぐに見えてくるですよ」

夕映がいってしまったあと、のどかは道路端に立って手を上げるが
ヒッチハイクなどそう簡単に成功するものでも無いわけであり。
代わりにつかまったタクシーに「ごめんなさいお金もってないんです」とペコペコ頭を下げた後、
軽く涙目になりながら夕映のもとにやってくるのであった。


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