過去ログ - イャンクック 「旧沼地で人間を拾ったんだが」 4
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16:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:19:19.19 ID:mhWuZD.0
両耳ガルルガ 「あなたの存在まで、私の好きに出来るわけがないわ……」
両耳ガルルガ 「自分自身の『存在』のあり方は、自分自身で決めなくてはいけないことなの」
両耳ガルルガ 「厳しいようだけれど、それがここにあり続けることのルールよ」
ガルルガ 「…………」
両耳ガルルガ 「あなたが、自分の存在を捨ててまで私と一緒に来るというのなら、それはそれでいいでしょう」
以下略



17:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:19:47.53 ID:mhWuZD.0
―旧火山、避難所、子供たちの部屋―

少女 「(お父さん……)」
 >…………! …………!!
少女 「(お父さんの声が、聴こえる……)」
以下略



18:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:20:15.47 ID:mhWuZD.0
少女 「(ふらり)」
少女 「(吹雪の向こう側から……)」
少女 「(私を呼ぶみたいに……)」
少女 「(私、行かなきゃ……)」
少女 「(お父さんと、お母さんの所に……)」
以下略



19:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:21:00.01 ID:mhWuZD.0
―休火山、グラビモス夫妻の家―

クック 「キングは無事に里にたどり着けただろうか。心配だ……」
ナナ・テスカトリ 「子供たちの様子を見てきました。少女ちゃんも、ちゃんとぐっすり寝ていますよ」
クック 「良かった。それにしても……」
以下略



20:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:21:56.54 ID:mhWuZD.0
テオ・テスカトル 「……ふむ……やはり、私とナナで海岸だけでも確認してくることとしよう」
ナナ・テスカトリ 「そうですね……私たちの炎の力なら、この猛吹雪を少しは耐え切れるでしょうし……」
ナナ・テスカトリ 「もしガルルガ君のこの状況が、海岸にいる『何か』のせいだったとするなら、やめさせなければなりません」
テオ・テスカトル 「そうだな。何がいるのかはまず置いておいて、とりあえず確認をすることにしよう」
クック 「私も少しばかり気になる。一緒に行ってもいいだろうか」
以下略



21:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:22:26.02 ID:mhWuZD.0
―砦ドラゴンの背の上―

少女 「(………………)」
少女 「(ハッ……!)」
少女 「(私、いつの間にこんなところに……)」
以下略



22:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:22:55.03 ID:mhWuZD.0
少女 「……!!」
少女 「(誰かが……私をまた呼んでる……)」
少女 「(後ろから……)」
少女 「(………………)」
少女 「(…………!!!)」
以下略



23:三毛猫 ◆58jPV91aG.[saga]
2010/02/28(日) 19:27:14.88 ID:mhWuZD.0
お疲れ様です
次話に続かせていただきます

ご意見、ご感想などはBBSまでお願いしますね
www3.rocketbbs.com
以下略



24:名無しGEPPER[sage]
2010/02/28(日) 20:08:52.63 ID:gwYbB4go
乙!
引越ししましたか
これからも楽しみにしてます


25:名無しGEPPER
2010/03/02(火) 07:06:56.16 ID:ASP/2Dw0
ああああ!!!三毛猫さん!待ってました
すごい大作だ・・
もう6、7回読み返してます
ファン歴浅いですが毎回三毛猫さんの文章に引き込まれてしまってます
いつも楽しみにしてるのでお体に差し支えないよう、がんばってください!
以下略



26:名無しGEPPER[sage]
2010/03/02(火) 10:18:25.02 ID:4ocolkSO
移転したのか、三毛猫氏お疲れ様



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