過去ログ - 美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」2
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15:名無しGEPPER[saga sage]
2010/06/30(水) 18:15:22.54 ID:sISNFik0
3日後・夜――。

美琴「午後10時30分……そろそろね」

美琴は腕時計を覗き、言った。

美琴「ご飯も食べたし、用意は全て整ったわ」

黒板のようにマジックペンで塗り潰されたホワイトボードの前に立ち、美琴は親友であり戦友たちの顔を窺う。
みな、恐怖の色は無い。ただ、覚悟を決めた勇気ある表情をしていた。

美琴「いいわね? 奴らと戦闘に入ったら、今まで練習したシミュレーションを思い出して。それだけでなく、実際に現場のシチュエーションもリアルタイムに考慮して臨機応変に動くの」

黒子と佐天と初春が頷く。

美琴「一方通行を倒す秘策は簡単と言えば簡単だけど、本番1回きりのチャンスしかない上、その状況を作り出すまでが厄介よ。だけど、貴女たちなら出来ると私は心の底から信じてる」

次いで美琴は、優しい目で3人を見据えた。

美琴「それから最後に言っておくけど、絶対に簡単に死のうとはしないで。これだけはお願い。全員、生き延びるために努力して」

黒子佐天初春「はい!!」

その元気の良い返事に、今度は美琴が頷くと彼女は自身の右手を見つめた。

美琴「(私の電撃が……役に立つものだって、レベル5の超能力者としての誇りなんだってことを、自らの手で証明してみせる!!!)」

1度、目を瞑った美琴は顔を上げ、3人を見る。


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