11:名無しGEPPER[saga]
2010/10/07(木) 18:42:22.30 ID:Ks4S6.2o
既に事が起こってから一週間が経過しようとしていた。
初春の求める情報は日々膨れ上がってゆく膨大な数の映像記録の海に埋没しようとしていた。
「あなたの気持ちは分からなくはないわ。でもこの件は、警備員の担当になったわよね」
彼女の言葉に初春は歯噛みする。
「でも……心配じゃないんですか」
「心配に決まってるじゃない……でもこの件に関しては風紀委員として動くことはできない。それはあなたも分かってるわよね、初春さん」
「……、……」
口ごもる初春に固法は溜め息を吐き、
「本当に……無事だといいんだけど、白井さん」
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