177:名無しNIPPER[sage]
2015/10/11(日) 13:20:41.39 ID:F13Bx6bAo
 ほし 
178:名無しNIPPER[sage]
2015/10/26(月) 23:29:02.81 ID:lZwz0zwPO
 大規模更新が来ると信じてる 
179: ◆yyODYISLaQDh[sage]
2015/10/27(火) 09:00:50.54 ID:k112IgJKO
 明日投下します 
180:名無しNIPPER[sage]
2015/10/27(火) 09:51:01.81 ID:xs2DJh3rO
 ほんとかなー? 
181:名無しNIPPER[sage]
2015/10/27(火) 11:53:18.34 ID:yomBoeiBo
 期待 
182: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/10/28(水) 20:45:13.26 ID:DQnmIat7O
 ===== 
  
 日曜日の駅前。 
 ジュウが腕時計を確認すると、正午までちょうどあと5分のところだった。 
 こんな時間にもなれば、制服でうろつく高校生などほとんど見かけることはない。 
183: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/10/28(水) 20:46:57.19 ID:DQnmIat7O
 今のこの格好もどうせ何かマンガかアニメのコスプレだろう。 
 いつも通りのポニーテールと白いリボンを揺らしながら、雪姫は答える。 
  
 「柔沢くんあるところに私あり、だよ!」 
  
184: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/10/28(水) 20:47:59.93 ID:DQnmIat7O
 今日この時間にこの駅前にいるのは、説明しようと思えば簡単だ。 
 単に、光との約束を果たすためである。 
 強引、というより一方的に取り付けられてしまった約束だが、連絡手段がないので断ることもできないし、できれば助けてやりたいという気持ちは本物だった。 
 だからわざわざ髪もスプレーで黒く染めてきたのだ。 
 しかしそれを言えば、雪姫の追求は免れないだろう。 
185: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/10/28(水) 20:48:43.52 ID:DQnmIat7O
 特に、女という生き物はそういうことに長けている。 
 案の定、雪姫は厭らしい笑顔をジュウに向けていた。 
  
 「いけないんだー、女の子と一緒にいるときに他の女のコト考えたりして」 
  
186: ◆yyODYISLaQDh[saga]
2015/10/28(水) 20:55:34.45 ID:DQnmIat7O
  
 何がそんなに可笑しいのか、とジュウはイラつくが、口を開く前に自分の短絡さを呪った。 
  
 「雨、では、ないのね?」 
  
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