305: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/10/13(火) 00:09:25.35 ID:St3u5X900
説明によると、個人授業を行う時間帯は大きく2種類に分けられるらしい。
1つは能力開発の授業時。他の皆とは別々に、彼女専用に用意されるもの。
そしてもう1つは放課後。皆が帰った後に追加で授業を受けるというもの。
これは一時限あたり50分程度で済ませ、それを毎日行う予定らしい。
フランドールはこの二つの授業を毎日受けることになったのである。
何故そのような時間の割り振りになったのか。
それは能力開発の授業時間を利用するだけでは、圧倒的に時間が足りないからだそうだ。
超能力者になったからと言って、フランドールは未だ学生の身である。
能力開発ばかりにかまけて、本業を疎かにするようなことはあってはならない。
しかし時は既に7月半ば。言うまでもなく、学校側の授業スケジュールは既に確定している状況である。
このスケジュールには、フランドールのような高レベルの能力者を育てる授業を挟み込む余地など無かった。
とはいえ、何も手を打たずに彼女の能力をこのまま腐らせるのは論外である。
そこで教師達は苦肉の策として、放課後に授業を設けたのだった。
特に部活に入っていないフランドールとしては、時間の都合という意味での問題は無いが、
休息の時間を削られ、尚かつ更に宿題を課せられるとなると、やはりいい気はしないものだ。
しかしこれも、能力を上手く扱うためには必要なこと。
彼女は心にそう言い聞かせ、一人孤独な授業に望むのだった。
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