304: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/10/13(火) 00:08:22.99 ID:St3u5X900
その後職員室に騒動を起こしたフランドールは、その日の授業に参加することはなかった。
何故なら能力開発に関わる色々な手続きのため、一仕事しなればならなくなったからである。
教師の手助けがあるとはいえ、分厚い書類の中身に余さず眼を通す作業は苦行そのものであったが、
これも仕方のないことだと自身に無理矢理納得させ、少々汚い字でサインを記していった。
さらにその翌日。
筋肉痛になった指を揉みながら登校した彼女を待ち受けていたのは、同級生からの熱烈な歓迎であった。
良く見知った友達――――特に女子からもみくちゃにされながら理由を聞いてみると、
どうやらフランドールが能力者なったという情報が何処かから漏れていたらしく、
さらには昨日の昼頃には既にクラス全員に知れ渡っていたようである。
大勢の目の前に立って挨拶でもしなければならないのかと気に病んでいた当人にとっては、何とも拍子抜けな話であった。
そしてホームルームの時に改めて超能力を得たことを皆に伝えると、
またもや前日のように授業に参加することなく、担任により別室に連れられ、
今度は自身が受ける個人授業についての計画の説明を受けた。
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