とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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437: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/01/18(月) 00:16:16.32 ID:BaO6L2rk0
しかし力は拮抗し続け、一向に状況は変わらない。2人の腕力はほぼ同等だったのだ。
幾多の修羅場を迎え、その度に乗り越えることで鍛え上げられた肉体。
境遇は違えど、彼らは紛うこと無き歴戦の戦士である。
その力に容易く優劣をつけることなどできはしない。
単純な力勝負では、決着はつきそうにない。
では、『力』以外で勝敗を分けるものといえば何があるだろうか?
次点に来るものとして考えられるのは、力を扱う『技術』だろう。
上条「おわっ!?」
突然、当麻は勢い良く前へとつんのめった。
原因は無論、土御門にある。彼は力比べを早々に切り上げ、『その腕を引いた』のだ。
相手を押し返すようにして力をかけていたところに、急にその支えを奪われてしまえば、
バランスを崩してしまうのは当たり前の話である。
当麻は不意を突かれ、完全に自身の足元を見る体勢となる。
そして見下ろした視線の先には、土御門の膝が自身の顔面へと向かってくるのが見えた。
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