とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
1- 20
531: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/03/21(月) 23:53:55.11 ID:5mMXkw8t0

あの時、当麻が土御門を助けようと飛び上がった刹那。土御門は当麻を静止させようと警告を発した。
何故ならば、上条当麻の『幻想殺し』はフランドール・スカーレットの『物質崩壊』に対して相性が悪いからだ。
『幻想殺し』は『右手首より上』という、限定的な部分にしか効果がない。それ以外の部分は一般人と同じ。
故に超能力や魔術を打ち消すには、『右手を対象に当てる』という操作が絶対に必要となる。


この動作こそが、『幻想殺し』が持つ弱点の一つ。
『幻想殺し』を打ち消すモノに当てることができるかどうか。


例えば広範囲に効果を及ぼすようなものであれば、どこでもいいから一部分に触れさえすればいい。
『範囲が広い』ということは『的が大きい』ということ。範囲が広ければ広いほど、『幻想殺し(みぎて)』を当てることは容易になる。
場合によっては右手を前に突き出しているだけで、向こうから異能がぶつかってきて消滅するだろう。


その一方で、効果の範囲が狭いものほど右手を当てることは難しい。動きが早ければ尚のこと。
空飛ぶ羽虫を素手で捕まえることが困難であるのと同じように、『幻想殺し』は小さく素早い異能には不得手だ。
当麻自身の危険察知能力のおかげで、その弱点はある程度カバーできているが、何事にも限度がある。
銃弾の如き速さで雨あられと異能を降り注がれてしまっては、『幻想殺し』も対処しきれないのだ。


効果範囲の違いによって生じる相性。フランドールの超能力はそう言った意味で相性が悪い。
彼女の能力の効果範囲は彼女自身の肉体。彼女の超能力を止めるためには、『幻想殺し』で直接体に触れる必要がある。
こちらから動かなければならないため、その分余計な手間がかかるのだ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice