とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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549: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/03/27(日) 23:56:39.82 ID:Ruy/61mI0

だけど、お姉さまはそれを許さなかった。
当然私は反抗した。私の決意を、泥靴で踏みにじられたかのように思えたから。
もう一度羽ばたこうとした翼を、思いっきり折られたかのように思えたから。
お姉さまに対してありったけの罵詈雑言を浴びせて、これでもかと言うほど喚いて。
ごねにごねて、結局お姉さまが折れて何とか外に出ることができた。


どうして、お姉さまは私を外に出そうとしなかったのか。
あの時はわからなかったけど、今なら理解できる。
むしろ、どうして今までわからなかったんだろう。
もっとよく考えていれば、こんなことにはならなかったのに。


――――お姉さまはみんなを私から守るために、私を閉じ込めようとしていた。
私は触っただけで何でも壊しちゃうバケモノ。そのバケモノから、みんなを守ろうとするのは当然のこと。
お姉さまは当たり前のことを、当たり前のようにしようとしていただけなのに。
それなのにバケモノの私は、人と一緒にいられると思い上がって檻の外に出ようとした。




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