とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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588: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:14:09.61 ID:iYeb0eqs0

フラン「……どうして、どうしてなの? どうして近づいてくるのよッ!?」



少女は白い修道女の行為を見て、目を見開いて絶叫する。
その叫びは既に悲鳴のようであり、彼女の心を剥き出しにしたかのよう。
過呼吸を起こしたかのように息を大きく乱し、体を縮ませているその様は、
何処をどう見ても年相応の子供でしかない。


――――あぁ、なんて馬鹿馬鹿しい。
こんな子を、誰かのために自分を犠牲にするような優しい子を怪物扱いしていたなんて。
そこらの人間よりも優しい心を持つ彼女が、どうして卑下されなければならないのか。


わかっている。忘れてなんかいない。
この子はスカーレット一族。イギリス清教に牙を剥いた異端者の一人。
そして彼女の中には、何かおぞましいものが居ることも。
十字教の一員として、イギリス清教の『禁書目録』として。
反逆者を、神に仇為す吸血鬼を断罪しなければならない事は。


だが、それがどうしたというのか。
今のフランドールは狂気に犯されていない。彼女はこんなにも純粋で温かな少女だ。
彼女を見捨ててしまったら、今度こそ本当に身も心も化け物に墜ちてしまうだろう。
そんなことはさせてはならない。自身の目の前で誰かが闇に墜ちるなんて、許せるものか。




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