659: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/06/13(月) 01:30:43.52 ID:yRnDkTL00
それはある種の諦観とも言えるかもしれない。
過去に於いては、認めたくない運命に対して何度も反逆したものだが、今となってはその気概など無くなってしまった。
超能力の発動によって一方的に突きつけられる運命を、ただそのまま受け入れる。
そんな風になってしまってから、一体どれだけの時間が経ったのか。
今となっては知ることはできないし、知ったとしても詮のないことだった。
だからレミリアは、『超電磁砲』が死んでしまう運命を見たとしても特に何かをしようとは思わない。
一人の少女の行く末を、ただ憐憫の情を抱きながら傍観する。ただそれだけだ。
1つだけ心残りがあるとするならば、『超電磁砲』に対して最期のインタビューができなかったことだが、
それも仕方のないことだと諦め、彼女は目的を果たさぬまま帰途に着いた。
しかし彼女の中の常識は、数ヶ月後あっけなく覆されることになる。
『超電磁砲の生存』という形で。
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20