664: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/06/13(月) 01:37:48.95 ID:yRnDkTL00
レミリア「何故っ、今になって――――」
レミリアがその事実を認識した時、先ず心の内に沸き上がったのは泥濘に囚われたかのようなやるせなさ。
次いで沸き上がったのは、心の臓に絡みつき、嘗め回すかのような怒りの炎。
何故7年前に、自分の前に現れてくれなかったのか。
もしそうであったなら、フランドールが人を傷付けることも無かったはずなのに。
自身に宿った力を恐れ、自身の内に篭もることもなかったはずなのに。
予兆を感じていながらも、それに気づいた時には既に手遅れだった。
事の顛末を知ったのは、妹が運び込まれた病院で『警備員』から説明を受けた時。
『予兆』と『現実』が一つの線で繋がった時、レミリアはその場で崩れ落ちそうになり。
しかし、自身がもつスカーレット家としての矜持故にそれはできなかった。
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