とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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677: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/07/04(月) 01:08:50.43 ID:mJXyVP0+0

上条「パチュリー、起きて大丈夫なのか!?」

パチュリー「こんな状況で寝ていることなんて、できるわけがないでしょう?」

パチュリー「無理にでも起きてないと、無防備のまま巻き込まれることになるわ」

パチュリー「それに任務として派遣させられた手前、一般人の貴方に全部投げ出すのはプライドが許さない」

上条「でも、そんな体で戦えるわけが……」

パチュリー「その点は心配無用よ。 貴方たちが睨み合っている間に、ある程度応急処置はしておいたわ」

パチュリー「本当の応急処置だから、大きくは動けないけど……なにもしないよりはマシでしょう」



そう口にしつつ、パチュリーは服についた埃をはたき落とし、目の前のレミリアを睨めた。
紫水晶のような瞳孔が、吸血鬼に墜ちかけている少女を捉える。
レミリアの体から放出されている魔力。濁流のようなソレを全身に受け止めながら。




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