70: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/26(水) 02:01:55.27 ID:SNn8TeIE0
 ナナ編とロミオ編はギル編ほど表立って主人公が活躍しないから中々難しい…… 
 ほぼ漫画版のコピペみたいになっちゃったけど 
 それぐらいナナ編の完成度が高いのでGE2漫画版3〜4巻を買おう(ステマ) 
71: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/27(木) 23:08:57.91 ID:CkJ1WGww0
  
 ◇ 
  
 「……あのさ……一緒に任務行きたくない人って、いる?」 
  
72: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/27(木) 23:11:19.72 ID:CkJ1WGww0
  
 「さっきからどうしたの?……まさか、アンタにも心当たりがあるとか?」 
 「……とりあえず、さっきの続きなんだけどさ、その相手がものすごーく気を遣ってくる人だったりしたら?」 
  
 続きを言い淀んでいるのか、エリナはその場で少し、しおらしくなる。 
73: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/27(木) 23:14:20.95 ID:CkJ1WGww0
  
 ここまで聞けば、エリナの言わんとすることはわかる。 
 私は彼女の付添として、その任務に同行すると約束した。 
 役に立つかはわからないけど、仲間の事情に首を突っ込むのには慣れている。 
  
74: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/27(木) 23:19:40.28 ID:CkJ1WGww0
  
 ◇ 
  ソーマさんの極東支部での滞在期間は短い。 
 故に、エリナとの約束の時はすぐにやってきた。 
  
75: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/27(木) 23:22:01.36 ID:CkJ1WGww0
 ◇ 
  討伐対象を掃討し、ソーマさんも自分の目的を完了させたことで、私達は任務を終える。 
 結局、任務中においても過保護なソーマさんにエリナが逆上、神機使いとしての意思を表明したことにより、 
 エリナはソーマさんの対応を改めさせることができた。 
 "バカにしないで"だの"私のスピアは飾りじゃない"だの、エミールを相手取った時のような剣幕でエリナは捲し立てていたけど、 
76: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/08/27(木) 23:26:34.81 ID:CkJ1WGww0
 とりあえずエリナちゃん成長記終了まで 
77: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/01(火) 00:40:57.65 ID:RkvSB8Q60
  
 ◇ 
  フライアで私とシエル、極東支部に来てからはギルとナナが"血の力"に目覚め、"ブラッド"はより強大な戦力となった。 
 それに伴い、"血の力"を応用した連携戦術や任務環境の理解など、チーム単位での戦闘効率も上昇している。 
 これには今までの任務と訓練による練度の向上もあるだろうけど、隊員同士の信頼関係の構築も起因しているはずだ。 
78: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/01(火) 00:45:04.30 ID:RkvSB8Q60
  
 ◇ 
  既に覚醒していたジュリウスを含め、"血の力"を得た"ブラッド"は5人。 
 1人取り残される形となったロミオは、その事実に焦っていた。 
  
79: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/01(火) 00:45:51.82 ID:RkvSB8Q60
 そして現在、ロミオの焦りは、彼の精神を確実に蝕んでいた。 
 状況を顧みない独断専行、作戦指示の聞き流し、明らかに身についていない戦法への急転換…… 
 彼自身は何でもないかのように振る舞っているつもりで、私達には絶好調だと嘯くけど、流石にこれ以上は看過できない。 
 ジュリウスは"黒蛛病"対策の研究を進めるべく、フライアへのアラガミ素材の搬送を行っているため、 
 しばらく極東支部を離れている。 
534Res/441.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20