24:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 00:25:15.60 ID:rzAsx3KDo
  
 「麻衣?」 
  
 「・・・・・・お兄ちゃんって、あたしのことうざいと思う?」 
  
25:名無しNIPPER[sage]
2015/11/30(月) 00:25:43.84 ID:rzAsx3KDo
  
 今日は以上です 
  
 また投下します 
26:名無しNIPPER
2015/11/30(月) 12:21:51.16 ID:SN+Sl09aO
 乙 
27:名無しNIPPER[sage]
2015/12/12(土) 22:03:18.64 ID:4pKhASr0o
 また落とす気? 
 もう少し書き溜めてから書こうよ 
28:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:23:32.62 ID:OtBfvlRMo
  
  二見はスーパー内を足早に移動している。あいつ、何か買物でもあるのか。今日はやけ 
 に二見に縁があるな。そう思って麻衣から目を離し二見の方に視線を動かすと、彼女はか 
 がんでなにやらシャンプーとかそういう品物を選んでいるようだった。彼女はシャンプー 
 みたいな商品をかごに入れて立ち上がるとき、何かを床に落とした。財布のようだった。 
29:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:24:04.73 ID:OtBfvlRMo
  
 「三千二百円のお買い上げになります」」 
  
 「はい」 
  
30:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:24:33.96 ID:OtBfvlRMo
  
  二見に財布を渡せたのはいいけど、結構時間を食っちゃったようだ。麻衣は待たされて 
 怒ってないだろうか。待ち合わせ場所のはずの冷凍食品売り場には、麻衣既にいない。ま 
 さか、勝手に帰っちゃったんじゃねえだろうな。そう思った俺が雑誌売り場の方を見ると、 
 麻衣がいた。何か雑誌を立ち読みしているようだ。すげえ夢中になって立ち読みしてるみ 
31:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:25:35.07 ID:OtBfvlRMo
  
 漫画の兄「妹! もう我慢できないよ」 
  
 漫画の妹「お兄ちゃんだめ。あたしたち血が繋がった兄妹なんだよ」 
  
32:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:27:05.77 ID:OtBfvlRMo
  可愛いじゃんか。不覚にも俺はそう感じてしまった。 
  
 「・・・・・・お兄ちゃん?」 
  
  麻衣が不機嫌そうに横から口を挟んだ。 
33:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:27:40.51 ID:OtBfvlRMo
  
 「今日は先輩いないね」 
  
  翌朝、自宅の最寄り駅で麻衣が俺に言った。麻衣の言う先輩が二見のことをさしている 
 ことは明白だ。 
34:名無しNIPPER[saga]
2015/12/16(水) 00:28:09.73 ID:OtBfvlRMo
  
 「あんたら前の車両に移動しなさい」 
  
  有希の突然の命令に、俺もそうだけど夕也も面食らったようだった。 
  
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